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シャングリラ学園つれづれ語り

☆深めたい御縁


ドクツルタケことイングリッドさんに御礼状を書きたいソルジャー。
メデタイ様に訳を頼むと言っていますが、メデタイ様を探すのが先で。

キース 「あんた、マツカにどういう恨みがあるというんだ!」
Aブルー「えっ? 恨みなんか無いよ、感謝の気持ちで一杯だよ!」

マツカのお蔭で有難い御縁が続きまくり、と満面の笑顔。

Aブルー「マツカがいなけりゃ、福の神様との御縁は一回きりで!」
ブルー 「そうだろうねえ、去年のバスの中だけだったろうね」
Aブルー「そう! マツカが身バレしてくれたお蔭で、今の御縁が!」

どうかこの御縁を末永く…、とソルジャー、ウットリと。

Aブルー「メデタイ様とも会えたわけだし、もっと御縁を!」
キース 「俺たちには迷惑なだけなんだが!」
Aブルー「そんなことはないよ、現に暮れにはお歳暮だって!」

スモークサーモンとイクラがドカンと届いた、と痛い所をグッサリと。

Aブルー「君たちだって食べてたじゃないか、あのサーモンとか!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ クリスマスパーティーに御馳走したよ!」
キース 「そ、それは確かにそうなんだが…」

食ったんだが、とキース君が詰まって、他の面々も御同様。

サム  「美味かったんだよな、本場モノだしよ…」
スウェナ「ぶるぅが素敵にお料理してくれて、食べちゃったのよね…」
シロエ 「サーモンのムースは絶品でしたよ」
Aブルー「ほらね、君たちも、ちゃんと恩恵を蒙ってるし!」

御縁が続けばもっと色々、と欲張り全開。

Aブルー「ぼくが頑張って御礼状を書けば、いつかは夢の文通も!」
一同  「「「文通!?」」」
Aブルー「公爵とは是非、御縁を深めておきたいんだよ!」

だからよろしく、とマツカ君に視線。

Aブルー「メデタイ様に頼んでくれないかな? 御礼状の訳!」
マツカ 「…本気ですか?」
Aブルー「ぼくは本気で、思い切り正気!」

メデタイ様を探してくれたまえ、と強気ですけど。
マツカ君の今後の運命や如何に…?

2015/03/16 (Mon) 

 

☆身バレは平気


ドクツルタケことイングリッドさんに御礼状を、と夢見るソルジャー。
いつかは公爵と文通なのだ、とマツカ君にメデタイ様を探せと依頼。

Aブルー「メデタイ様くらい、探せば簡単に見付かるだろう?」
マツカ 「ぼくは父の会社にはノータッチで…」
Aブルー「でも、社内報に写真が載ったんだよね?」
マツカ 「あれは父の家族としてです、お正月の記念撮影で…」
Aブルー「ふうん? でもさ、一方的に身バレというのは…」

嫌じゃないかい、とソルジャー、マツカ君をジロジロと。

Aブルー「メデタイ様は君の正体も家族構成も知ってるわけでさ」
マツカ 「そういうことになりますが…」
Aブルー「君の方でも気にならないかい、メデタイ様が誰なのか!」
マツカ 「いえ、ぼくは別に…」

気にしていたらやっていられません、とマツカ君。

マツカ 「父の会社の社員の人は全員、ぼくを知ってますから」
サム  「だよなあ、社内報は誰でも貰うしよ」
キース 「古参になったら、赤ん坊時代から知ってるだろうな」
マツカ 「そうなりますね。節目には家族写真をよく載せてますし」

一方的に身バレするのは慣れています、という話ですが。

Aブルー「でもさ…。こういうプレゼント攻撃なんかは無いだろう?」
マツカ 「まるで無いこともないですね」
一同  「「「え?」」」

誰がプレゼントを寄越すのだ、と一同、仰天。

シロエ 「マツカ先輩、プレゼントっていうのは誰からなんです?」
マツカ 「さあ…。ぼくの所にはチョコレートだけで」
一同  「「「チョコレート!?」」」
マツカ 「バレンタインデーですよ、けっこう来ますよ」
サム  「あー、将来の玉の輿な!」

それを見越してプレゼントな、とサム君、納得。

サム  「でもよ、マツカが誰から貰ったか知らないんじゃあ…」
ジョミー「意味が無いよね、そのチョコレート」
Aブルー「まったくだよ!」

もっと誠意を持ちたまえ、とソルジャーまでが。
メデタイ様、探せますかねえ?

2015/03/17 (Tue)

 

☆誠意をこめて


イングリッドさんに御礼状を書いて、いつかは公爵と文通だとか。
夢はやたらと大きいソルジャー、メデタイ様を探したいわけですが…。

Aブルー「マツカの態度はどうかと思うよ、バレンタインデーの」
キース 「俺もあんたと同意見だ。確かに誠意の問題だな」
Aブルー「だよねえ? ぼくでも御礼状を書こうと思っているのに!」

誰から貰ったチョコレートなのかも知らないなんて、と呆れ顔。

Aブルー「贈った人の気持ちはどうなるんだい、その有様じゃあ」
マツカ 「ちゃんと御礼はしてますよ?」
Aブルー「誰に貰ったか分からないのに、どうやってるのさ!」
マツカ 「顔も名前も知りませんけど、何を貰ったかは分かりますし」

それ相応のお返しを贈っています、とマツカ君。

マツカ 「貰ったチョコレートに見合った品物をですね…」
シロエ 「ホワイトデーに返すんですか?」
マツカ 「そうです、この人にはこれを、と頼んでおくんですよ」

そしたら男性社員がぼくの代理でお届けに…、という話。

キース 「なるほどな…。それなら無視したことにはならんか」
ジョミー「貰いっ放しってわけでもないよね」
マツカ 「皆さん、喜んで下さるのはいいんですけれど…」

また翌年にチョコレートが…、と無限ループの世界らしくて。

ブルー 「お返しが来るから余計に期待をするんだろうねえ…」
ジョミー「贈ったチョコに合わせて来るんじゃ、余計だよね」
スウェナ「どんなお返しをしているの?」
マツカ 「アクセサリーとか、色々ですね」
サム  「うへえ…。無限ループになるわけだぜ、それ」

誰でも期待だ、と一同、納得。

キース 「定番の菓子とかではない所がな…」
シロエ 「気合が入りすぎですよ」
マツカ 「でも、きちんとお返ししたいですし…」
Aブルー「そうか、その手もあったんだよね!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「感謝の気持ちでお返しだよ!」

いいアイデアだ、と笑顔のソルジャー。
お返しって何の話ですか?

2015/03/18 (Wed) 

 

☆お返しをしよう


イングリッドさんへの御礼状から論点がズレて、今の話題はマツカ君。
ホワイトデーの話ですけど、何故かソルジャー、感じ入ったようで。

Aブルー「貰ったものにはきちんとお返し! それがいいかも!」
キース 「何の話だ?」
Aブルー「もちろん、福の神様にだよ!」

お返しに何か送ればいいのだ、とニコニコと。

Aブルー「それならメデタイ様を探さなくても大丈夫だし!」
ブルー 「どういう理論でそうなるわけ?」
Aブルー「気持ちのこもったお返しをすれば、手紙は定型文でもね!」

きっと心が伝わる筈だ、とウットリと。

Aブルー「御礼状はマツカでいいんだよ。ぼくが品物を選ぶから!」
ブルー 「ちょ、ちょっと待ってよ、どんなのを送ると?」
Aブルー「それはもちろん、感謝をこめて! 素晴らしいものを!」

イングリッドさんにはお菓子でいいかな、とマトモな選択。

Aブルー「きっと今度も名物のお菓子か、食べ物だろうし…」
ブルー 「食べ物ねえ…。この国のお菓子とかも人気らしいしね」
キース 「金平糖がウケると聞いたな、あれなら女性も好きそうだ」
シロエ 「日持ちの方もバッチリですよね」
Aブルー「金平糖かあ…。うん、それもいいね」

羊羹なんかも日持ちがするし、と意外に詳しいお菓子事情。

Aブルー「今までに沢山貰っているから、今度はぼくから!」
ブルー 「そういうものを送るんだったら、別にいいかな…」
マツカ 「御礼状には、粗菓ですが、と書いておきますよ」
Aブルー「ありがとう! それでね、メデタイ様にも御礼をしたいし」

酒のつまみでいいだろうか、という質問。

サム  「いいんでねえの? この国の人だし、選びやすいぜ」
ブルー 「イングリッドさんから送り直して貰うわけだし…」
スウェナ「日持ちするものがいいわよねえ?」
Aブルー「スルメとかかな?」
ブルー 「カラスミなんかも喜ばれるよ、きっと」

高級品だし、と生徒会長も乗り気。
御礼状の危機はなんとか過ぎ去りましたか?

2015/03/19 (Thu) 

 

☆落雁がいいかも


イングリッドさんへの御礼状は自分が、と主張していたソルジャー。
御礼状の代わりに贈り物だと進路を変更、何を送ろうかと思案中で…。

Aブルー「メデタイ様にはカラスミかあ…。うん、いいかも!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 買いに行くなら手伝うよ!」
Aブルー「ありがとう! 値段だけでは分からないしね、品質が」

ぼったくり価格で不味いカラスミもあるだろうし、と手伝いを依頼。

Aブルー「お菓子選びもぶるぅに相談するのがいいかな?」
ブルー 「そうだね、ぶるぅは詳しいよ。同じ羊羹でも何処のだとか」
ぶるぅ 「えとえと…。デパ地下もいいけど、出てないお店も!」

出店しない主義のお店もあるから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「イングリッドさんなら、落雁なんかも喜ばれそう!」
ブルー 「季節に合わせて色々あるしね、ぼくも落雁はお勧めだよ」
Aブルー「落雁は日持ちも長いしね! うん、色々と選べそう!」

イングリッドさん宛のお菓子は見てから決めよう、と嬉しそう。

Aブルー「下調べをして、候補を絞って…。後は見に行く!」
ブルー 「注文した分だけを作る老舗なんかもあったりするよ」
Aブルー「いいねえ! もちろん、君なら顔が利くだろうね?」
ブルー 「ダテに長生きしてないよ。ぼくもぶるぅも」

紹介だったら任せてくれ、と生徒会長、流石の人脈。

ブルー 「心をこめて贈り物なら、そういう老舗がいいと思うよ」
Aブルー「どんな感じで注文したらいいのかな、それ」
ブルー 「落雁の店ならお菓子の型があるから、相談からだね」

季節のものを選ぶのも良し、縁起がいいのを選ぶのも良し、と。

ブルー 「鶴と亀なんかはお祝いの定番品なんだよ」
Aブルー「なるほど…。だったら、型を見せて貰って決めるのは?」
ブルー 「それは当然、出来るけど?」
Aブルー「じゃあ、その型とやらを注文するとか、持ち込みとかは?」

出来るのだろうか、との質問ですけど。
ソルジャー、落雁にこだわりでも…?

2015/03/20 (Fri) 

 

☆落雁にするなら


イングリッドさんへは御礼状の代わりに贈り物、と決めたソルジャー。
老舗の落雁にしたいらしくて、型の注文や持ち込みは可能か、と。

ブルー 「型の注文だの持ち込みって言うと…?」
Aブルー「こういう形で作って下さいっていう注文だよ!」

どうせだったら相手に喜ばれる落雁を…、と言われてみれば。

キース 「それも一理あるか…」
シロエ 「定番品より値打ちは出ますね、特注となると」
Aブルー「そう思うだろう? で、持ち込みは出来そうなのかな?」
ブルー 「出来るだろうけど、店にも型は色々揃っているよ?」

君のような人が過去にあれこれ、と生徒会長、説明を。

ブルー 「こだわりの落雁、考える人は多いんだよ。だから型もね」
ぶるぅ 「えっとね、お店に行ったら記録があるから…」
Aブルー「記録って…。今までに作った落雁のかい?」
ぶるぅ 「そうなの! こんなのです、って絵が残してあるの!」
ブルー 「それを見せて貰って選ぶのもいいよ、レアものをね」

百年以上も誰も注文していないのとか…、と老舗ならではの桁外れ。

ブルー 「特に指定がされてなければ、誰が作ってもいいわけだから」
Aブルー「なるほどねえ! それじゃ過去にも色々な形が…」
ブルー 「特別なお茶会のテーマに合わせて作るだとかね」

一回こっきりで終わった型も多い筈だ、という話。

ブルー 「君の好みに合う型があれば、それで作って貰えるよ」
Aブルー「ふうん…。同好の士がいるといいんだけれど…」
ブルー 「イメージがあるなら、紹介する時に伝えておくけど?」

そうすれば見本の絵も絞り込みやすい、と生徒会長。

ブルー 「店の記録は膨大だしねえ、端から見るよりその方がね」
Aブルー「ありがとう! それじゃ、お願い出来るかな?」
ブルー 「どんな感じで?」
Aブルー「んーと…。公爵が喜びそうな感じで」
ブルー 「公爵?」

何故に公爵、と生徒会長の顔に「?」マークが。
そもそも、公爵の好みが分かるんですか?

2015/03/21 (Sat)

 

☆落雁は公爵向け


イングリッドさんへの贈り物には落雁だ、と決めたソルジャーですが。
どうせなら形にこだわりたいらしくて、ターゲットは何故か公爵で。

ブルー 「公爵って言うと…。イングリッドさんのご主人だよね?」
Aブルー「そうだよ、他にどういう公爵がいると?」
ブルー 「なんで公爵?」
Aブルー「色々とお世話になってるからね!」

スペシャルDVDやら、先日の素敵な写真やら…、と。

Aブルー「ああいうのは究極の非売品だし、心をこめて御礼をね!」
ブルー 「そういうことか…」

それを手紙に綴られるよりは贈り物の方がまだマシか、と深い溜息。

ブルー 「公爵が喜びそうな感じの落雁は色々あると思うよ」
Aブルー「本当かい!?」
ブルー 「一時期、あっちで流行ったからねえ、この国の文化」

漆塗りだの陶磁器だの…、と生徒会長。

ブルー 「独特の模様がウケたらしくて、貴族は集めていた筈だよ」
Aブルー「それじゃ、そういう模様の落雁も?」
ブルー 「落雁はどうだか分からないけど、ウケる模様は山ほどね」

この国の美的感覚を生かしたものほど喜ばれる筈、と絶大な自信。

ブルー 「古い型から作った落雁なら、もう間違いなく!」
Aブルー「レアものだったら、なおのことだね?」
ブルー 「一回こっきりの型とかだったら、凝りまくりだしね」

注文主がこだわり抜いた模様だから、と生徒会長、自信満々。

ブルー 「その辺の落雁とは違うんです、と独自の美意識!」
Aブルー「素晴らしいよ! きっと公爵も喜んでくれるね」
ブルー 「貴族だけに目が肥えてるだろうし、分かると思うよ」

模様のレアさと素晴らしさが…、と言われたソルジャー、大喜びで。

Aブルー「だったら、そういう方向で! 紹介を是非!」
ブルー 「了解。外国人好みのレアものを、と頼んでおくよ」
Aブルー「ありがとう! 持つべきものは友達だね!」

お蔭で素敵な贈り物が出来そうだ、とソルジャー、大感激。
御礼状とかの件はこれにて一件落着?

2015/03/22 (Sun)

 

☆落雁いろいろ


ソルジャーからイングリッドさんへの贈り物には老舗の落雁。
公爵が喜びそうなものをと決定、外国人好みのレアな模様を選ぶとか。

Aブルー「公爵にお返しが出来るだなんてね、もう嬉しくて…」
ブルー 「イングリッドさんも喜ぶと思うよ、落雁はね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 落雁、綺麗だもんね!」

季節の落雁も入れてあげてよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「女の人だし、お花のとかも!」
Aブルー「なるほどねえ…。詰め合わせセットにするわけだね」
ブルー 「詰め合わせ用の凝った箱もあるしね、混ざらないように」
ぶるぅ 「えとえと、箪笥みたいになってて引き出しが別とか!」
Aブルー「それはいいねえ、福の神様用と公爵用というのも!」

それならお互いの好みが違っていても問題無いし、と頷くソルジャー。

Aブルー「自分用の引き出しの分だけを食べればいい、と」
ブルー 「うん。お互いに見せ合う楽しみもあるし…」

どうせ凝るならそこまでやれば、という意見。

ブルー 「引き出しを開けたらサプライズってことでね、二通りのを」
Aブルー「サプライズかあ…。公爵には是非、喜んで欲しいね!」
ブルー 「貴族なんだし、きっと値打ちが分かると思うよ」
Aブルー「素敵な型が見付かるといいなあ、レアものの型で」
ブルー 「お店の人もアドバイスしてくれるよ、ぼくの紹介だし」
Aブルー「そこに大いに期待ってね!」

ついでにぼくのも作ろうかな…、と意外な発言。

ブルー 「君も落雁、好きだったっけ?」
Aブルー「甘いお菓子はもれなく好きだよ!」

それに形も良さそうだから、とニコニコと。

Aブルー「ぼくのハーレイと二人で食べれば夫婦円満!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「形だよ、形! 公爵にウケると保証付きだし!」
ブルー 「…ちょっと訊くけど、どんな形だと思っているわけ?」
Aブルー「公爵好みのレアなヤツ!」

見本を見るのが楽しみだよ、と言ってますけど。
公爵好みのレアな形って…?

2015/03/23 (Mon)

 

☆こだわりの落雁


イングリッドさんへの御礼は落雁で、と決めたソルジャーですが。
自分用にも作りたいらしくて、キャプテンと食べれば夫婦円満とかで。

ブルー 「公爵好みって…。君のハーレイにもその手の趣味が?」
Aブルー「あるねえ、同好の士だからね!」

公爵と共通の趣味なのだ、と言ってますけど、相手は落雁。

ブルー 「この国の文化ってヤツに、造詣が深いタイプだっけ?」
Aブルー「うーん…。文化はともかく、好きなのは好きだね!」
ブルー 「君のハーレイ、甘いものは苦手じゃなかったかい?」
Aブルー「そこは形によるんだよ! 形が良ければ甘くったってね!」

メデタイ様が探してくれたお饅頭とかキャンディーだとか、と。

Aブルー「あれで大いに盛り上がったから、落雁だって!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…。君が言うレアな形というのは…」
Aブルー「四十八手とかのがあればいいな、と思うんだけど!」

こだわった人はいるに違いない、と強烈な発言。

Aブルー「公爵がくれた写真みたいな、ああいう形の落雁とかね!」
ブルー 「そういうのは普通、作らないから!」
Aブルー「そうなのかい? 好きな人がいそうな形なのに…」
ブルー 「仮にあっても、見本帳には載せないから!」

無かったことにされているから、と生徒会長。

ブルー 「お得意様との内緒の取引、門外不出の特注品だよ!」
Aブルー「だったら、ぼくも作るから!」

型から作って注文なのだ、とグッと拳を握るソルジャー。

Aブルー「君の紹介なら出来るだろう!?」
ブルー 「赤っ恥をかくのは御免だよ!」

そんな良からぬ目的だったら紹介しない、と怒りの形相。

ブルー 「その辺で適当に買った落雁でも送りたまえ!」
Aブルー「それは困るよ、心をこめた贈り物!」
ブルー 「真っ当な落雁だったら、いくらでも紹介するけどねえ!」
Aブルー「せめてスッポンの形とか!」

何か無いのか、とまだ言うソルジャー。
落雁に求めるものが斜め上、無理すぎですって…。

2015/03/24 (Tue) 

 

☆落雁のチョイス


イングリッドさんへの贈り物には落雁と決めたソルジャーですが。
欲しい形は四十八手だとかアヤシイ代物、生徒会長に却下されまして。

Aブルー「ディープな形は駄目だと言うなら、もうちょっと、こう…」
ブルー 「普通のレアものでいいんだよ! 季節の物とか!」

そういう落雁なら紹介してやる、と生徒会長、真っ向勝負。

ブルー 「アドバイスするなら季節を先取り、それがお約束!」
Aブルー「なんだい、それは?」
ブルー 「今の季節にドンピシャの落雁も売られているけどねえ…」

気の利いた人は少し早めのチョイスなのだ、と真面目な顔で。

ブルー 「気分だけでも一足早くお楽しみ下さい、と選ぶんだよ」
Aブルー「…どんな風に?」
ブルー 「そろそろ桜のシーズンだけれど、桃にするとかね」
Aブルー「ふうん…? 早めに贈るのが喜ばれるんだ?」
ブルー 「外国の人に通じるかどうかは分からないけどさ…」

この国の人ならそういう風に、と生徒会長。

ブルー 「そこを踏まえて真っ当なものを注文したまえ!」
Aブルー「…スッポンの季節はいつなのかな?」
ブルー 「スッポンの型なんか、多分、無いから!」

落雁の定番は鶴亀だろう、という指摘。

ブルー 「長寿の鶴と亀で決まりで、スッポンの出番は無いんだよ!」
Aブルー「だったら、亀のはあるんだね?」
ブルー 「亀の形の型が無いようなら、老舗どころかモグリだね!」

落雁の店なら亀の型は必ず持っている筈、との話ですけど。

Aブルー「うーん…。それじゃこの際、亀でもいいか…」
ブルー 「おめでたいチョイスでいくのかい?」
Aブルー「そうじゃなくって、なんて言うのかな…。察して下さい?」
一同  「「「は?」」」

何を察するのだ、と首を捻った御一同様。

ブルー 「それはどういう意味なわけ?」
Aブルー「ほら、亀の頭は激似だからねえ、大事な部分に!」

公爵は分かってくれるだろうか、とニッコリと。
亀の頭が激似というのは、いったい何に…?

2015/03/25 (Wed)

 

☆おめでたい落雁


イングリッドさんに落雁を贈りたいソルジャー、亀の形に白羽の矢。
亀の頭が何かに激似らしくて、公爵に察して欲しいというメッセージ。

Aブルー「亀がズラリと並んでいたらね、きっと公爵も!」
ブルー 「…何を分かってくれるって…?」

そんな代物、と生徒会長の声が氷点下。

Aブルー「それはもちろん、これで励んで下さいと! 亀の頭で!」
ブルー 「退場!!」

さっさと出て行け、とレッドカードが炸裂ですけど。

ジョミー「…亀の頭って何なわけ?」
キース 「確か前にも聞かなかったか? スッポンタケで」
サム  「そういや亀の頭がどうこうと言ってやがったぜ」
シロエ 「…ということはヤバイんですね?」

亀の頭は、とシロエ君が声をひそめた途端に。

Aブルー「ヤバイと言うより、そのものだね! あの形がね!」
ブルー 「もういいから! 亀で紹介しておくから!」

落雁の店には紹介するから黙ってくれ、と必死の形相。

ブルー 「亀の形の落雁でレアもの、それでいいだろ!」
Aブルー「頭が大きいヤツがいいな、と言っておいてよ」
ブルー 「…あるかどうかは知らないけどね…」
Aブルー「ありがとう! それとさ、亀とセットで鶴もあるのかい?」
ブルー 「普通はそういう仕様だけれど?」
Aブルー「だったら鶴もお願いしたいな、ゴージャスなのを!」

亀と鶴とのセットにしよう、と笑顔のソルジャー。

Aブルー「鶴も是非ともレアもので! そしてゴージャス!」
ブルー 「…なんで鶴なわけ?」

ぼくにはサッパリ…、と生徒会長、怪訝そうですが。

Aブルー「鶴の方にはヤバイ意味は無いよ、でも鶴なんだよ!」
ブルー 「おめでたい詰め合わせっていうチョイスかい?」
Aブルー「違うよ、鶴と言ったら福の神様!」
一同  「「「ドクツルタケ!?」」」
Aブルー「そう、ドクツルタケ! 実は鶴とは深い御縁が!」

公爵には亀で、イングリッドさんには鶴だとか。
鶴と亀なら、見た目は無難な落雁ですねえ…?

2015/03/26 (Thu)

 

☆見ていない荷物


ソルジャーが決めた、イングリッドさんへの贈り物。
老舗の落雁の詰め合わせセット、公爵には亀でイングリッドさんに鶴。

Aブルー「福の神様はドクツルタケが鶴の意味だと知ってるしね!」
ブルー 「…鶴だけじゃなくて毒つきだけどね…」
Aブルー「そこは気持ちだよ、鶴のような美人と誰かも言ったし!」

イングリッドさんへの必死の言い訳、鶴のような美人。
ドクツルタケとは何かと訊かれて捻り出した言葉ですけれど。

Aブルー「まるで間違ってもいないからねえ、鶴の名前は!」
ブルー 「本人も一瞬、喜んでたしね…」
Aブルー「だから絶対分かってくれるよ、鶴の落雁を選んだ意味も!」

凝りまくった鶴にしておこう、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「それと頭が大きめの亀で、公爵にはこれで通じる筈!」
ブルー 「はいはい、分かった」

サッサと帰れ、と手を振る生徒会長ですが。

Aブルー「待ってよ、肝心の荷物をまだ見てないから!」
ブルー 「ぼくたちは見たくないんだけどね?」
Aブルー「それじゃ貰って帰っていいかい?」

箱ごと全部、と言われましても。

マツカ 「困ります! 何を頂いたか分かりませんから!」
サム  「だよなあ、御礼状を書く都合があるしよ」
Aブルー「だったら開けてよ、グダグダ言わずに」
ぶるぅ 「オッケー!」

きっとクッキー! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」がウキウキ開封。

ぶるぅ 「わぁーい、ジンジャークッキー、沢山!」
Aブルー「本当だ…。その下の荷物がぼく宛かな?」
ブルー 「…確かめたくはないんだけどね…」

此処に手紙が、と生徒会長が封筒を。

キース 「また謎言語か?」
ブルー 「うん。先日は楽しかったです、と」
Aブルー「玉手箱は素晴らしかったからねえ!」
シロエ 「ぼくたちは大恥だったんですが!」
ブルー 「先日の御礼に色々選びました、と書いてあるから…」
Aブルー「貰っていい?」

ぼくのものだ、とソルジャー、狂喜。
今回は何が来ましたか?

2015/03/27 (Fri)

 

☆貴族のこだわり


イングリッドさんへの御礼も決まって、後は送るだけかと思ったら。
肝心の荷物をまだ見ていないとソルジャーが指摘、クッキーの他に…。

Aブルー「色々選びましたと書いてあるなら、ぼく用だよね!」
キース 「そうと決まったわけでもないが…」
シロエ 「ほぼ間違いなくそうですよね…」

このまま持って帰って貰った方が、とシロエ君以下、一同、逃げ腰。

マツカ 「御礼状はぼくが書いておきますから、落雁とかを…」
サム  「うんうん、それとメデタイ様用のカラスミな」
Aブルー「もちろん早速用意するよ! もう明日にでも!」

落雁が出来次第、マツカに届けて送って貰う、と笑顔のソルジャー。

Aブルー「マツカ、荷物の御礼をよろしく頼むよ」
マツカ 「はい!」
キース 「というわけだし、あんたは荷物を貰って帰れ」
Aブルー「それはもう!」

喜んで、と包装された箱を持ち帰ろうとしたソルジャーですが。

ブルー 「ちょっと待った!」
Aブルー「何さ、開けずに持って帰った方が平和に済むんだろう?」
ブルー 「そうしたいけど、なんだかこだわりらしいんだよ!」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「メデタイ様のはいいんだけれど…。多分」

またお守りの類らしいから、と生徒会長。

ブルー 「それは適当で良さそうだけれど、イングリッドさんのが…」
Aブルー「何か特別なものなのかい?」
ブルー 「公爵がケースを特注したって…」
一同  「「「へ?」」」

今度はなんだ、と脳裏を掠める玉手箱。
二重底からエロイ写真が山ほどヒラヒラ、もう最悪な思い出で。

キース 「また箱なのか!?」
ブルー 「貴族は専用箱が好きなものだしね…」

カトラリー入れとかを特注するのが、とウンザリした顔。

ブルー 「アイデアが公爵で、イングリッドさんが模様を担当だって」
シロエ 「今度は共犯なんですか!?」
Aブルー「素晴らしいよ!」

ケースの中身は何なんだろう、と期待のソルジャー。
専用ケースで何が来たと?

2015/03/28 (Sat)

 

☆特注品のケース


イングリッドさんからソルジャー宛の贈り物は特注のケース。
アイデアは公爵でイングリッドさんが模様を担当、そういう何かで…。

Aブルー「何が入っているんだろう? 開けてもいいかな?」
ブルー 「是非とも開けてご覧下さい、と書いてあるけど…」
キース 「何のケースか謎なのか?」
ブルー 「コンプリートボックスらしいんだけどね」
一同  「「「コンプリート?」」」

何を、と尋ねる御一同様、しかし手紙に答えは無いとか。

ブルー 「開ければ分かる、ということだけしか…」
Aブルー「じゃあ開けないとね、御礼状の都合もあるからね!」

包装紙をベリベリ剥がしたソルジャー、箱をパカリと開けてみて。

Aブルー「いい模様だねえ、もう最高だよ!」
シロエ 「…何処がですか?」
キース 「何かの偽ブランドにしか見えんのだが…」
Aブルー「何を言うかな、BLと言えばボーイズラブで!」

ゲイの漫画や小説じゃないか、とソルジャー、ウットリ。

Aブルー「玉手箱と同じ漆塗りだね、そこにBL、山ほどBL!」
サム  「…ドクツルタケのやること、半端ねえなあ…」
ジョミー「メデタイ様が一枚噛んでるよ、きっと」
キース 「だろうな、BLと吹き込んだヤツはメデタイ様だな」

そしてこういう悪趣味な箱が…、とキース君。

キース 「こうなってくるとコンプリートもアヤシイぞ」
Aブルー「失礼だねえ! えーっと、この蓋をこう開けて…」

専用ケースの形ですけど、いわゆる宝箱のようなもの。
BLの文字が飛び交いまくった箱の中身は…。

Aブルー「うわあ、DVDがギッシリ!」
ブルー 「も、もういいから!」

持って帰れ、と生徒会長、顔面蒼白。

ブルー 「どうせロクでもないヤツだから!」
Aブルー「きっと公爵のお勧めなんだよ、無修正モノで!」
ブルー 「お勧め?」
Aブルー「そう、お勧めのシリーズと見たね!」

そのシリーズをコンプリート、とソルジャー、感激。
BLなDVDコレクションですか…?

2015/03/29 (Sun)  

 

☆ディープな贈り物


イングリッドさんからソルジャーへの贈り物、BL模様の専用ケース。
公爵のアイデアなコンプリートボックス、中身はDVDがギッシリ。

Aブルー「えーっと、コンプリートということは…」
ブルー 「箱から引っ張り出さなくていいから!」
Aブルー「御礼状を書く都合があるだろ、ちゃんと確認しないとね!」

どういうDVDなのか、とソルジャーが一枚出したらモザイクの世界。

キース 「…こう見えるということはヤバイんだな?」
シロエ 「でしょうね、玉手箱の写真と同じで」
Aブルー「もう最高にヤバイよ、これは!」

褒め言葉の方のヤバイの意味で、とソルジャー、狂喜。

Aブルー「無修正モノで愛の教科書、その道の人が喜ぶシリーズ!」
一同  「「「教科書?」」」
Aブルー「これを参考にヤッてもいいし、観賞しても嬉しい中身!」

公爵ならではのチョイスだよね、と大感激で。

Aブルー「裏のルートでしか買えないようだよ、玄人さん向けの」
ブルー 「そんなことまで分かるわけ?」
Aブルー「ジャケットにそういう説明がね! ほら、此処に!」
ブルー 「見せなくていいから!」
Aブルー「嬉しいねえ…。これもメデタイ様なんだろうね」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「訳だよ、ジャケットに書いてある訳!」

ちゃんとこの国の言葉なのだ、と威張るソルジャー。

Aブルー「写真はどう見ても外国のヤツだし、ジャケットもきっと…」
一同  「「「…きっと…?」」」
Aブルー「公爵が特注してくれたんだよ、ケースと同じで!」

その時に訳を担当したのがメデタイ様に違いない、という読み。

Aブルー「公爵とは仲がいいみたいだから、これだって!」
ブルー 「いいから、それはもう片付けてよ!」
Aブルー「片付けるけど、この箱の御礼は心をこめて!」
マツカ 「御礼状はちゃんと書きますから…」
Aブルー「末永くよろしく、とね!」

その一文を入れてくれたまえ、と注文が。
末永くってことは、御縁が続くと…?

2015/03/30 (Mon) 

 

☆末永くよろしく


BL模様の専用ケースにDVDがギッシリ、ソルジャー宛の贈り物。
公爵が選んだ愛の教科書、裏ルートでしか買えない玄人さん向けで…。

Aブルー「公爵との御縁は末永く! この一文は必須なんだよ!」
ブルー 「末永くよろしくしなくていいから!」
Aブルー「マツカに書かせないと言うなら、ぼくが書くけど?」

そしてメデタイ様を探して訳して貰う、と怖すぎる発言。

Aブルー「メデタイ様に頼むんだったら、DVDの感想も書けるし!」
ブルー 「そ、それは…」
Aブルー「素敵にエロく訳して貰って、公爵と夢の文通なんだよ!」

やってもいいかな、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「ちゃんとクッキーの御礼も書くから、このぼくが!」
ブルー 「困るから!」
Aブルー「じゃあ、マツカだよね。末永くよろしく、と忘れずに!」
マツカ 「…分かりました…」

書いておきます、とマツカ君。他の面子も反論は無理で。

キース 「直接文通されるよりかは、まだマシか…」
シロエ 「末永い御縁になるんでしょうか…」
ジョミー「もう絶対にロックオンだしね、向こうはね…」
サム  「ドクツルタケにもまた会っちまったし、逃げられねえぜ…」

出来れば暫く出ないで欲しい、と祈るしかない御一同様。

キース 「御礼状の御礼状は来ないだろうな?」
シロエ 「それだと無限ループですよ!」
ブルー 「大丈夫だと思うけれども、御縁の方はね…」
Aブルー「落雁とかも送るんだからさ、きっと続くよ、これからも!」

もう本当に末永く、とBLな箱を抱えて歓喜のソルジャー。

Aブルー「そしてこっちの箱がメデタイ様からの贈り物で…」
ブルー 「お守りとかだと書いてあるから、開けなくていいよ!」
Aブルー「でもね、確認…。うん、今回もなんだか凄そう!」
ブルー 「分かったから!」
Aブルー「マツカ、くれぐれもよろしくとね!」

そして末永くよろしくなのだ、と満面の笑顔。
ヤバイ荷物で大騒ぎの中、今月これにて中継終了~。

2015/03/31 (Tue) 

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☆寒かった節分


とんでもない節分を食らった二月も終わって、三月到来でございます。
シャン学メンバー、生徒会長の家に揃っておりますが。

キース 「…今月は無事に済むんだろうな?」
ブルー 「後ろ向きな発言はやめた方がいいよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今日から三月だもん! もう春だも~ん!」

冬はおしまい! と元気一杯、「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「節分の次の日から春って言っても、ピンと来ないし…」
ブルー 「立春は言葉だけだよねえ…」
シロエ 「節分寒波なんて言葉があるほどですしね」
ジョミー「今年は真面目に寒波だったよ、節分は!」
サム  「うんうん、死ぬかと思ったぜ」

誰かのせいで、とサム君が言えば、ドッと溜息の御一同様。

キース 「玉手箱とはよくも言いやがったな、ドクツルタケめ!」
シロエ 「玉手箱どころか爆弾でしたよ、あの箱は」
スウェナ「だけど、元からそれっぽいものよ、玉手箱って」

一種の危険物じゃない、とスウェナちゃん。

スウェナ「開けるなっていうのを開けたら終わりよ」
キース 「だが、ドクツルタケは開けろとそそのかしたぞ!」
シロエ 「おまけに逃走しましたしねえ…」

誰かのバイクで、と泣けど喚けど、戻せない時間。
ドクツルタケとは、節分祭へのバスで出会ったイングリッドさんで。

ジョミー「玉手箱ってさあ…。開けた人間がババを引くんじゃあ…」
キース 「普通はそうだが、ババを引いたのが俺たちではな…」
シロエ 「バス中の晒し者でしたしね…」
サム  「ひでえ写真が山ほどっていうのが最悪だぜ」

俺たちの目にはモザイクだらけの…、と呻くサム君。

サム  「何だったんだよ、あの写真はよ」
ブルー 「君たちにはとても見せられないから、咄嗟にモザイク」
キース 「だが、片手落ちだったらしいな、あんた」
ブルー 「ヤバイと思って、君たちには細工したんだけれど…」

他の乗客を忘れていた、という話。
玉手箱の中身、バス中に飛び散っていませんでしたか…?

2015/03/01 (Sun)

 

☆車内が凍った


先月の節分は寒かった、と回想モードのシャン学メンバー。
ドクツルタケことイングリッドさんが残した玉手箱から、酷い写真が。

キース 「あの写真がバス中に飛び散るまではマシだったのに…」
シロエ 「皆さん、耳が遠かったですしね…」

バスの乗客はご老人ばかり、アヤシイ話は聞こえていなかった模様。
密着座りのバカップルだけが問題だったわけですが。

ジョミー「あんな写真が床に落ちたら、誰でも見るしね…」
サム  「床だけじゃ済まなかったじゃねえかよ!」
マツカ 「ご老人の膝の上にも落ちましたから…」
シロエ 「あれで入れ歯が飛び出した人もありましたしね」
スウェナ「顎が外れるというヤツよね…」

玉手箱から飛び散った写真、あろうことか全部が無修正。
イングリッドさんのご主人が選んだ体位各種で、裏にはコツが。

キース 「せめて謎言語で書いてくれていれば…。写真の裏を」
ブルー 「そうは思うけど、公爵からすればサービスなんだよ」
シロエ 「そんなサービス、要りませんから!」
サム  「小さな親切、大きなお世話っていうヤツだぜ、あれ」

公爵直伝のコツは謎言語ならぬ、この国の言葉。
写真を拾えばもれなく読めるという迷惑仕様の代物でして。

キース 「モザイク無しの酷い写真で、裏がそいつのコツではな…」
シロエ 「バス中の晒し者でしたよ、アレは!」
サム  「しかも拾えと怒鳴るヤツまでついてたしよ…」
ジョミー「自分で拾えばいいのにさ…」
ブルー 「御利益が逃げると一歩も動かなかったしねえ…」

動かざること山の如し、と超特大の溜息が。

ブルー 「バスの中ではあの座り方、と思い込んだら不動だよ」
キース 「お蔭で俺たちが地獄を見たんだ、アレの回収で!」
シロエ 「拾いに行ったら好奇心でジロジロ見られましたよ」
ジョミー「お盛んですね、って言われたよ、ぼくは!」

バスに乗っていたご老人たちの視線がグサグサ刺さりまくり。
シャン学メンバー、気分は節分寒波ですよね…。

2015/03/02 (Mon)

 

☆飛び散った写真


節分の七福神巡りに出掛けたシャン学メンバー、今年も地獄へ。
バス中に飛び散ったエロい写真を拾う羽目になり、さながら酷寒地獄。

キース 「いくら節分寒波でもだ、バスの中まで凍らなくても…」
シロエ 「でも、寒かったのはぼくたちだけなんですよ!」

何処かの馬鹿は熱々でした、と苦々しげなシロエ君。

シロエ 「お宝写真だのスペシャルDVDだのと貰いまくりで!」
ジョミー「玉手箱の中身も、写真の他にもギッシリ入ってたしね…」
サム  「覗いたのかよ!?」
ジョミー「拾った写真を届けに行ったら自慢してたよ」
シロエ 「やっぱりキノコの山でしたか?」
ジョミー「そこまで見ないよ、なんか一杯詰まってるなあ、って!」

アレの中身が一目で分かるレベルになったらおしまいだ、という話。

ジョミー「解説されちゃう前にダッシュで逃げたよ、写真を渡して!」
シロエ 「ぼくは見ないで渡しましたしね」
キース 「俺も顔を背けていたからな…」
ジョミー「みんながそういう態度で行くから、ぼくがカモなんだよ!」

ウッカリ正面から行ってしまった、とブツブツと。

ジョミー「でもさあ…。あの写真の裏についてた解説…」
キース 「まさかと思うが、読んでみたのか?」
ジョミー「読んでないけど、あれって誰が訳したんだろう?」
一同  「「「は?」」」
ジョミー「公爵って、この国の言葉が分かるわけ?」

公爵からの贈り物だよ、と言われてみればその通りで。

ジョミー「解説を書けるレベルだとしたら、凄すぎるけど…」
キース 「ドクツルタケが訳したんじゃないのか?」
ジョミー「それだと、いつもの贈り物の手紙が変じゃない?」

毎回、毎回、謎言語だよ、と冷静な指摘。

キース 「喋れても書けないというわけか…」
ジョミー「うん、多分」
シロエ 「それじゃ、公爵も無理でしょうね」
ジョミー「そう思うんだよ、誰だと思う?」

訳した人は、という疑問ですが。
それは確かに気になるポイント、いったい誰が…?

2015/03/03 (Tue) 

 

☆訳したのは誰だ


七福神巡りに行くバスの車内に飛び散ってしまったエロい写真。
裏面に解説つきでしたけれど、公爵には書けないとジョミー君の指摘。

ジョミー「誰かが訳して公爵の代わりに書いたんだよ。誰だろう?」
キース 「会社の部下の誰かじゃないのか?」
マツカ 「ぼくが御礼状を出す時もそうですからね」

あの国の言葉は分かりませんから、とマツカ君。

マツカ 「父の会社の人に頼んでいますよ、訳して下さいと」
ジョミー「その人、誰だか分かってる?」
マツカ 「えっ?」
ジョミー「訳してる人だよ、その人の顔とか名前とか」
マツカ 「そういえば…。何も考えていませんでした」

父に頼んでいるだけで…、とマツカ君、首を捻りまして。

マツカ 「ずっと取引があるわけですから、堪能な人もいる筈です」
シロエ 「公爵の会社の方でも、きっと事情は同じでしょう」
キース 「誰かいるんだろう、その道のプロが」
ジョミー「…そうなのかなあ?」

モザイクだらけの写真だよ、とジョミー君、考え込みながら。

ジョミー「もしかしたらさ、ぼくたちも知ってる人じゃないかと」
一同  「「「は?」」」
ジョミー「あれだよ、メデタイ様っていう人」
一同  「「「ええっ!?」」」

どうして其処でメデタイ様が、と驚く御一同様ですが。

ジョミー「出張に行ったりしてるんだ、ってドクツルタケがさ…」
キース 「松茸も送って貰っているとかいう話だしな…」
シロエ 「堪能そうではありますね。例の謎言語に」
ジョミー「おまけにドクツルタケの手先だよ、メデタイ様は」

今回もバイクで追い掛けて来た上に偵察も…、と言われてみれば。

キース 「そうか、ドクツルタケの依頼で訳すことも…」
シロエ 「充分、有り得ることですね」
ジョミー「あんな写真の解説だよ? 会社の人には頼みにくいよ」
サム  「だよなあ、普通の神経じゃ無理だぜ」

あんなブツの翻訳を頼むだなんて…、とサム君も。
トンデモな写真、メデタイ様も一枚噛んでましたか?

2015/03/04 (Wed) 

 

☆あの人が怪しい


ソルジャー夫妻が貰った玉手箱から飛び散った写真。
モザイク必須のエロい写真の裏に解説、誰が書いたのかが問題でして。

キース 「ジョミーの言う通り、メデタイ様が怪しいかもな」
シロエ 「怪しすぎという気もしますね…」
サム  「そういや、ドクツルタケが言ってたじゃねえかよ」
シロエ 「何をです?」
サム  「公爵はメデタイ様がお気に入りだとか、そういうのをよ」

確か夕食に招待だとか…、と言われてみればそういう話も。

ジョミー「あったね、なんか親しいっぽい…?」
キース 「それだけじゃないぞ。俺は嫌なことを思い出した」
一同  「「「え?」」」
キース 「メデタイ様は妙な人種にウケがいい、とドクツルタケが」
スウェナ「ゲイとかバイとか言っていたわね…」
シロエ 「公爵のDVDにメデタイ様編は無いそうですけど…」

やっぱりその道の人でしょうか、とシロエ君。

シロエ 「あんな写真の解説を訳していたとしたら、メデタイ様も…」
キース 「頼まれただけ、という線もあるがな」
ジョミー「おめでたい人だって聞いたしね…」
サム  「でもよ、普通の神経してたら出来ねえんじゃねえか?」
ブルー 「どうだかねえ…」

メデタイ様の性格にもよるよ、と生徒会長、メデタイ様説を支持。

ブルー 「その場のノリと勢いだけ、って人もいるから」
キース 「メデタイ様はそのクチだと?」
ブルー 「今までに貰ったプレゼントとかを考えるとねえ…」

ノリの良さだけはピカイチだろう、とフウと溜息。

ブルー 「イングリッドさんに頼まれたとなれば張り切りそうだよ」
キース 「強烈な写真の解説を訳せ、と言われてもか?」
ブルー 「内容が何でもいいんだよ、きっと」
シロエ 「ドクツルタケに惚れているんでしょうか、メデタイ様は?」
ブルー 「モーションをかけているらしいしねえ…」
キース 「惚れた女に頼まれてアレを訳すのか!?」

何処までめでたい男なんだ、と呆れてますが。
やはり犯人はメデタイ様…?

2015/03/05 (Thu) 

 

☆尽くしたいタイプ


七福神巡りに向かうバスの中、シャン学メンバーが回収したエロ写真。
裏に書かれた解説の訳者は、メデタイ様では、という説が。

シロエ 「メデタイ様が訳したんなら、惚れた弱みですね」
キース 「逆に強みという気もするがな」
サム  「どの辺がだよ?」
キース 「どんな依頼でも全力投球、そんな男はそうそういないぞ」
スウェナ「確かに理想的ではあるわね、色々と使えるわけなんだし」

今回も便利に使ってたわねえ…、とスウェナちゃん。

スウェナ「バイクでバスを追わせてた上に、偵察まででしょ?」
ブルー 「下僕体質かもしれないねえ…」

ぼくにはその手の趣味はないけど、と生徒会長、頭を振り振り。

ブルー 「中にはそういうタイプもいるから…。尽くしてなんぼの」
キース 「見返り無しでか?」
シロエ 「ドクツルタケは人妻ですからね…」
ジョミー「浮気って線はないのかな?」
ブルー 「ぼくが思うに、浮気と言うより公認だろうね」

ご主人の公爵も公認の仲、とシャングリラ・ジゴロ・ブルーの解釈。

ブルー 「深い関係かどうかはともかく、いい友達でコンビなんだよ」
サム  「そういや、公爵、ゲイだったよなあ…」
キース 「バイだとは聞いていないしな…。単に結婚しているだけか」
ブルー 「その可能性は大きいね。奥さんがいると便利だからね」

パーティーを開くにしたって夫婦の方が、と言われてみればその通り。

キース 「ドクツルタケも企業家らしいし、旦那がいれば…」
シロエ 「色々と有利かもしれませんね」
サム  「うへえ…。愛の無い結婚っていうヤツかよ」
ジョミー「利害関係が一致してればいいんじゃないかな」

ぼくたちには迷惑すぎるけど…、とブツブツブツ。

ジョミー「あんな写真の解説を訳する人とコンビじゃ、もう最悪だよ」
キース 「二度と出ないと思いたいが…」
シロエ 「そう願いたいんですけどね…」

これっきり御縁が切れるでしょうか、と後ろ向きな発言。
はてさて、今後の展開は…?

2015/03/06 (Fri) 

 

☆三月も半ば


節分は散々な目に遭ってしまったシャン学メンバー、三月もガクブル。
七福神巡りで御利益を頂きまくったソルジャー夫妻が恐怖の的で。

キース 「…とりあえず月半ばまでは無事に来られたが…」
シロエ 「どの辺がどう無事なんです!?」
キース 「まだ実害は出ていないからな」
一同  「「「あー…」」」

そういうことか、と一同、納得。

ジョミー「御利益、御利益って自慢しに来るだけだしね」
サム  「何を言ってるのか分かんねえけど、効いたらしいしなあ…」
シロエ 「福笹だけでも御利益ありそうでしたからねえ…」

一番偉いお坊さんが絵馬に書いてましたし、とシロエ君。

シロエ 「お寺のトップの推薦だったら、七福神も最優先でしょう」
キース 「そうだな、紹介状を持っているのと同じだからな」
スウェナ「今年は最強だったってわけね」
ブルー 「あの手の祈願で紹介状な人はいなかっただろうね」

普通の神経ではまず頼めない、と生徒会長、大きな溜息。

ブルー 「色紙にコッソリお願いします、というのはアリでも…」
キース 「絵馬に書いてくれというのは強烈だからな」
サム  「ドクツルタケ、パワー半端ねえなあ…」
ジョミー「この国の人じゃないっていうのが強いよねえ…」
シロエ 「いろんな意味で最強ですよ、ドクツルタケは!」

もう会いたくはありません、とブツクサ言ってるシロエ君ですが。

マツカ 「…あのう…。言いそびれていたんですけれど…」
キース 「何をだ?」
マツカ 「…怒りませんか?」
キース 「内容によるが…。皆もそうだな?」
ジョミー「うん、聞く前から怒るも何も…」

この平和さえ破れなければ、という発言。
本日土曜日、生徒会長宅にたむろしている御一同様。

ブルー 「ぼくもそうだね、何でもかんでも怒りはしないよ」
マツカ 「でも…」
キース 「俺たちはそんなに心が狭くはないぞ」

見損なうな、と胸を張るキース君に続いて頷く面々。
マツカ君が言いそびれていたこととは…?

2015/03/07 (Sat) 

 

☆忘れていた荷物


生徒会長宅でのんびり土曜日、平和を楽しむシャン学メンバー。
ところがマツカ君が何やら言いそびれたとかで、怒らないかと怖々と。

マツカ 「えっとですね…。実は、今日は荷物が」
一同  「「「は?」」」
マツカ 「これです、これ」

持って来ました、と大きな紙袋が。

サム  「そういや朝から持ってたっけな、それ」
ジョミー「お土産かな、と思ったんだけど、違ったみたいだし…」
シロエ 「ぼくも忘れていましたよ。存在自体を」
キース 「壁際に置いたら、後は帰るまで用が無いからな…」

俺たちの荷物なんぞはそういうもんだ、とキース君。
生徒会長宅に着くなり壁際に放置、後は帰るまでスルーが基本で。

キース 「突っ込まれるとツライ荷物もありがちだしな」
シロエ 「キース先輩の場合は多いですよね、そういうのが」
スウェナ「お坊さん用の着物なんかは、しょっちゅうよねえ…」
サム  「うんうん、木魚ってこともあったぜ」

人の荷物まで気にしてねえよ、とサム君もサラッと。

サム  「んで、その荷物がどうかしたのかよ?」
マツカ 「…とても言いにくいんですが…」
キース 「待て。そいつは、もしかして危険物なのか?」
マツカ 「クール便ではなかったですが…」
一同  「「「クール便!?」」」

ギクリと顔が引き攣る面々、忘れもしない暮れのお歳暮。
危険物取扱い主任に任命されていた勇者ジョミーが持ち込んで…。

キース 「その荷物、ドクツルタケからか!?」
マツカ 「…そうらしいです…」

父の会社に届きました、と紙袋の中から国際宅配便の箱。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ イングリッドさんからだあ!」
シロエ 「クール便じゃないなら、クッキーでしょうか?」
マツカ 「そういう感じではありますけれど…」
キース 「菓子だけでは済まないのがドクツルタケだな?」
サム  「嫌な前例ばかりじゃねえかよ、今までの荷物!」

なんてこったい、と上を下への大騒ぎですが。
今度の荷物もお騒がせ…?

2015/03/08 (Sun)

 

☆荷物だと聞いて


マツカ君が持って来た荷物、お父さんの会社に届いた国際宅配便。
差し出し人はドクツルタケことイングリッドさん、誰もが顔面蒼白で。

ジョミー「なんで今頃、荷物が来るのさ!」
キース 「どう考えても先月の事件が絡んでいるぞ」
シロエ 「そうですよね?」

ドクツルタケが出現しましたもんね、とガクガクブルブル。

シロエ 「おまけに迷惑な玉手箱まで持って来ましたし!」
??? 「ちっとも迷惑じゃなかったけどねえ?」
一同  「「「!!?」」」

何事だ、と振り返った背後にソルジャー(会話表記はAブルー)出現。

Aブルー「迷惑どころか宝箱だったよ、あの玉手箱!」
キース 「あんたにとってはそうかもしれんが、俺たちはだな!」
Aブルー「写真を拾ってくれた御礼はちゃんと言ったよ」
キース 「あれを拾うのも、他の人の視線も究極の迷惑だったんだ!」
Aブルー「ふうん…? でもねえ、ぼくはアレのお蔭で…」

充実の毎日、と満面の笑顔。

Aブルー「メデタイ様が集めてくれたお守りは効果抜群だし…」
ブルー 「いいからサッサと帰りたまえ!」
Aブルー「ダメダメ、福の神様から荷物なんだろ?」

そうと聞いたら来るしかなくて、と居座りモード。

Aブルー「絶対、クッキーだけじゃないって! 他にも素敵に!」
キース 「だから困っているんだろうが!」
Aブルー「そんなに嫌なら、ぼくが引き取って帰るけど?」
マツカ 「そうなると、ぼくが困るんですよ!」

御礼状を出さなきゃいけませんし、とマツカ君。

マツカ 「失礼があってはいけませんから、きちんと父の会社から…」
Aブルー「どうせ定型文だろう? そんなものより!」

ぼくが心をこめて書くから、とソルジャーの提案。

Aブルー「それを会社の人に訳して貰えば完璧だよ!」
ブルー 「心をこめてって…。どういう文面?」
Aブルー「もちろん感謝の気持ちだってば!」

お蔭で夫婦円満だとか…、と言われましても。
そんな文章、訳する人が困りませんか?

2015/03/09 (Mon) 

 

☆訳す人が困る


ドクツルタケことイングリッドさんから、またも届いた国際宅配便。
おまけに気付いたソルジャー登場、御礼状は自分がと言い出しまして。

Aブルー「定型文より、心がこもった御礼状! それが一番!」
ブルー 「マツカの会社の人が困るから! そういうのは!」

訳す人の立場で考えてみろ、と生徒会長。

ブルー 「いくら会社の仕事でもねえ、アヤシイ手紙を訳すなんて!」
シロエ 「場合によってはパワハラですよ、それ」
キース 「まったくだ。社員なだけに断れないしな」
サム  「出来ません、なんて言ったら給料に響きそうだぜ、それ」
スウェナ「そうねえ、評価は下がるわよねえ…」
ジョミー「訳せ、って怒鳴られることもあるかも…」

そうなるとホントにパワハラなんじゃあ、とジョミー君も。

ジョミー「だからさ、マツカが書いた方がいいと思うけど…」
マツカ 「ぼくも迷惑をかけたくはありませんからね…」

当たり障りのない御礼状を書いておきます、と言いつつも。

マツカ 「中身の確認は必要なんです、見ないで出すのは失礼ですし」
キース 「入ってもいなかった菓子の御礼なんかは最低だしな」
ブルー 「マナー違反というヤツだよね」

とにかく御礼状はマツカに書かせて、と生徒会長の指示ですけれど。

Aブルー「いいんじゃないかな、ぼくが書いても」
ブルー 「それは訳す人に迷惑だから!」
Aブルー「そうとも限らないんじゃないかな、ぼくが思うに」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「趣味と実益を兼ねて訳したら無問題だよ!」
一同  「「「へ?」」」

なんだそれは、とワケワカランな顔の御一同様。

ブルー 「なんだい、趣味と実益って?」
Aブルー「訳す仕事を楽しんで貰えばいいと思うけど!」
ブルー 「君が書くような御礼状をね、喜んで訳す人はいないから!」
Aブルー「どうだろう? 趣味も好みも人の数だけあるんだし…」

いろんな人がいるからねえ、と言ってますけど。
そんなのレアな人材ですよ…。

2015/03/10 (Tue) 

 

☆訳せそうな人


ドクツルタケことイングリッドさんから届いた荷物。
御礼状は自分が書けばいいのだ、とソルジャーが言ってますけれど…。

Aブルー「訳してくれそうな人の心当たりはあるんだよ、うん」
一同  「「「へ?」」」

そんな奇特な人が何処に、と見回す御一同様。

キース 「まさかブルーじゃないだろうな?」
シロエ 「そういえば読めるんですよね、あの謎言語…」
ブルー 「ぼくは絶対、お断りだから!」
Aブルー「心配しなくても君じゃないって!」

ちゃんとマツカのお父さん会社の人で…、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「メデタイ様も勤めてるんだよね、お父さんの会社に」
マツカ 「…そうですけど…」
Aブルー「それに出張にも行くと聞いたよ、福の神様の国に!」
マツカ 「そうみたいですが?」
Aブルー「ほらね、ちゃんと素敵な人材が!」

御礼状の訳はメデタイ様に頼めばいいのだ、と笑顔。

Aブルー「メデタイ様なら、パワハラってことにもならないよ!」
ブルー 「分からないじゃないか!」

仕事の中身がアレなだけに…、と生徒会長、即座に一喝。

ブルー 「君が心をこめた御礼状なんて、絶対酷い中身だから!」
Aブルー「何を言うかな、役立ってます、と例を挙げてね!」

スペシャルDVDも写真も素晴らしいんだし、と大絶賛。

Aブルー「特に写真の解説とコツが嬉しいです、と書かなくちゃ!」
ブルー 「そんな内容、最悪すぎだし!」

もう間違いなくパワハラだ、と顔を顰める生徒会長。

ブルー 「メデタイ様でも訳に困るに決まっているから!」
Aブルー「そうなのかなあ? 得意そうだけど…」
一同  「「「は?」」」

どうしてそういう理論になるのだ、と首を捻った面々ですが。

Aブルー「君たちがバスで拾ってくれた写真の裏なんだけどね」
キース 「…あれがどうした?」
Aブルー「この国の言葉でビッシリ解説、しかも名文!」

実に見事な訳だったのだ、とソルジャー、ウットリ。
もしやメデタイ様の訳…?

2015/03/11 (Wed)

 

☆その道のプロ


ドクツルタケことイングリッドさんからの国際宅配便。
ソルジャーが御礼状を書くと言い出し、メデタイ様の名を挙げまして。

Aブルー「公爵の文章を訳した人はね、きっとメデタイ様なんだよ!」
キース 「なんでそうだと言い切れる!」
ブルー 「まさかサイオンで調べたとか…?」
Aブルー「そんな無粋なことはしないよ、お宝なんだし!」

名文を堪能してこそなのだ、と裏を取ってはいないようですが。

Aブルー「ぼくもハーレイも喜ぶ名文、素人にはまず無理だから!」
ブルー 「…どういった意味で名文なわけ?」
Aブルー「ただの解説文じゃなくって、こう、なんと言うか…」

ヤリたい気持ちが湧き上がるような、と熱い瞳で。

Aブルー「エロいんだよ! もう最高に!」
シロエ 「…その道のプロの仕事じゃないですか?」
ブルー 「海外モノを専門に訳する仕事もあるかもねえ…」

無修正は何かと人気だから、と生徒会長、ヤケクソ発言。

ブルー 「ぼくはメデタイ様よりもそっちを推すね。プロ説をね」
Aブルー「プロって言うなら、メデタイ様もプロだと思うけど?」
一同  「「「は?」」」

メデタイ様と言えばマツカ君のお父さんの会社の社員。
無修正モノを扱うような仕事をしているわけがなく。

マツカ 「あのう…。父の会社にそういう部門は無いですよ?」
サム  「だよなあ、ヤバイ仕事なんかをしなくってもよ…」
キース 「充分に利益が上がる筈だな、間違いない」

会社によってはヤバイ稼業が本業だったりするんだが…、とキース君。

キース 「真っ当な看板を掲げておいて裏稼業というのも多いしな」
ブルー 「あるねえ、そういう会社もね」

でもマツカのお父さんの会社は違うから、と生徒会長、厳しい視線。

ブルー 「メデタイ様がプロなんてことは有り得ないよ、うん」
Aブルー「プロと言ったけど、仕事だとは言っていないよ、ぼくは」

むしろアマチュアで趣味の範疇、と妙な発言。
それはいったいどういう意味…?

2015/03/12 (Thu)

 

☆お仕事は接待


ドクツルタケことイングリッドさんに、御礼状を書きたいソルジャー。
訳す人が困るだろうという話の中、メデタイ様の名前が浮上で。

Aブルー「メデタイ様はね、表は普通の会社勤めで…」
キース 「裏の顔でもあると言うのか?」

ヤバイ裏稼業をしているのか、とキース君。

キース 「趣味の範囲で何をしようが、個人の自由かもしれないが…」
シロエ 「ヤバイ仕事はマズすぎるんじゃないですか?」
ブルー 「場合によってはクビだよ、それは」
マツカ 「父は寛容な方ですけれども、裏稼業はちょっと…」

普通のアルバイトならばともかく、とマツカ君も。

マツカ 「もし本当なら、父の会社の業績にも傷がつきますから」
Aブルー「それは大丈夫じゃないのかな? 接待ってことで」
一同  「「「接待?」」」

なんだそれは、と目を剥く御一同様ですが。

Aブルー「こっちじゃよくあるらしいよね。お得意様を御招待とか」
キース 「いわゆるゴルフとか宴会とかか?」
Aブルー「そう、そんな感じ! それと似たような意味で接待!」
シロエ 「誰を接待するんです?」
Aブルー「決まってるじゃないか、福の神様だよ!」

得意先だと言うじゃないか、と満面の笑み。

Aブルー「ヤバイ代物に関わっていても、接待ならね!」
ブルー 「うーん…。世の中にはヤバイ接待もあるそうだけどね…」
Aブルー「ほらね、だからメデタイ様のも接待! 会社はオッケー!」

クビにはならない、と胸を張りまして。

Aブルー「自分の趣味を活かして接待、それが裏の顔!」
キース 「ドクツルタケの接待がか?」
Aブルー「そうだよ、それとご主人の公爵!」

例の写真の解説文もメデタイ様の訳に違いない、と確信らしく。

Aブルー「福の神様も言ってたじゃないか、好かれてるんだ、って!」
ブルー 「ああ、公爵ね…」
Aブルー「それだけじゃないよ、ゲイとかバイとか!」

メデタイ様の周りにはその手の人が一杯、という指摘。
名訳とやらは交友関係のせい…?

2015/03/13 (Fri)

 

☆メデタイ様の訳


ドクツルタケことイングリッドさんから、またも国際宅配便。
御礼状を書きたいと言い出したソルジャー、メデタイ様をベタ褒めで。

Aブルー「あの名訳はね、ゲイとかバイとかを知っていればこそ!」
キース 「メデタイ様はノーマルだと聞いたが…」
シロエ 「ドクツルタケにモーションですしね、そうなんでしょう」
Aブルー「それとこれとは話が別だよ!」

その趣味が無くても知識があれば、とニコニコニッコリ。

Aブルー「日頃から色々と見聞きしていれば、知識も増えるし!」
ブルー 「…それで素晴らしい訳になったというのかい?」
Aブルー「そう! だからこそエロい名文が生まれるんだよ!」

本当に凄い訳だったのだ、とソルジャー、絶賛。

Aブルー「仕事で訳しただけだったらねえ、あそこまではとても…」
ブルー 「つまり本当にメデタイ様がアレを訳したと?」
Aブルー「ぼくはそう見たね!」

まず間違いない、と絶大な自信。

Aブルー「そのメデタイ様がいらっしゃるから、御礼状も安心!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ぼくが書いたら、メデタイ様を指名するんだよ!」

そして素敵に訳して貰う、と瞳がキラキラ。

Aブルー「定型文より、心がこもった御礼状! ぼくの真心!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」
Aブルー「絶対そっちがいいんだってば、今後のためにも!」

また何か貰えるかもしれないし…、とソルジャー、夢見る表情。

Aブルー「だから御礼状を書くのはぼく! 訳はメデタイ様!」
ブルー 「どうやって頼むつもりなわけ?」

メデタイ様に、と生徒会長、もっともな疑問。

ブルー 「知り合いでもないのに、どうするつもりさ!」
Aブルー「大丈夫! あちらは一方的に知り合いだからね!」
キース 「そういえばバスでガン見していたか…」
シロエ 「偵察に乗って来ましたっけね…」
Aブルー「ほらね、向こうはよく知ってるし!」

任せて安心、というソルジャーですが。
メデタイ様と連絡、取れますか?

2015/03/14 (Sat) 

 

☆メデタイ様にお願い


きっと中身はトンデモであろう、イングリッドさんからの国際宅配便。
御礼状は自分が書くのだ、とソルジャー、メデタイ様を御指名。

Aブルー「ぼくからの御礼状だと頼めば、きっと名訳!」
ブルー 「確かに向こうは一方的に知っているだろうけど…」

どうやって連絡を取るつもりだい、と生徒会長。

ブルー 「サイオンなんかは使って貰っちゃ困るんだけど!」
Aブルー「使わないってば、正攻法で行くからね!」
一同  「「「正攻法?」」」
Aブルー「そう! メデタイ様の居場所は分かっているから!」

御礼状を書いて任せるだけだ、と自信たっぷり。

Aブルー「というわけでね、頼むよ、マツカ」
マツカ 「ぼくですか!?」
Aブルー「決まってるじゃないか、君だけが頼りなんだから!」

メデタイ様に御礼状を届けて欲しい、とお願い目線。

Aブルー「ぼくからのだ、と説明するのも忘れないでよ」
マツカ 「…どうしてぼくになるんです?」
Aブルー「メデタイ様は君のお父さんの会社の社員だからね!」

調べれば居場所も分かるであろう、とズバリ正論。

Aブルー「名前とかが全く謎でも、ちゃんと姿は見たんだし!」
マツカ 「それはそうですが…」
Aブルー「すごくデカイ人で、イングリッドさんと知り合いで…」

公爵とも知り合いとなったら簡単に見付かる、と言うソルジャー。

Aブルー「だから御礼状を書いたら頼みに行ってよ!」
マツカ 「…ぼくがですか?」
Aブルー「他のみんなじゃ出来ないよ、これは!」

君のお父さんの会社の人なんだから、と畳み掛けモード。

Aブルー「ぼくは書くだけ、君は訳を頼みに出掛けるだけで!」
マツカ 「…中身が普通じゃない手紙を持ってですか?」
Aブルー「真心の手紙と言って欲しいなあ…」
ブルー 「君の御礼状は真心どころの騒ぎじゃないから!」
サム  「だよなあ、マツカも赤っ恥だぜ」

一生の恥だ、とサム君も。
マツカ君、メデタイ様を探しに行かされるんですかねえ…?

2015/03/15 (Sun) 






 

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☆ネタの内です


節分と言えば七福神巡り、節分祭を催すお寺へ行こうと乗ったバス。
去年も出会ったイングリッドさんに乗り込まれてしまい、また珍道中。

女性  「キノコのお守り、正体が分かって助かったわよ」
ブルー 「どういう場面で?」
女性  「あなたたちの言ってるメデタイ様と会った時によ!」

余計な恥をかかずに済んだ、とニコニコニッコリ。

女性  「集めたお守り、披露しようと思っていたから」
ブルー 「…そ、それは確かに、披露してたら大恥かもね…」
キース 「モノがモノだけに、あちらも困った可能性が高いな」
シロエ 「ちょっと強烈すぎでしたしね…。あれ?」

でも…、と首を捻ったシロエ君。

シロエ 「その割に、あの手のお守り、沢山送って来ましたよね?」
サム  「アヤシイ形の饅頭もあったぜ」
ジョミー「大恥だって言うんだったら、変じゃない?」

ああいう品物はメデタイ様が集めたんじゃあ…、とジョミー君も。

ジョミー「何のお守りか知っていないと買えないよ?」
女性  「キノコのお守りで通じたわよ」
ブルー 「…喋った方が恥じゃないのかい?」
女性  「知ってればただの下ネタよ!」

そういう話もネタの内だ、と強烈な台詞。

女性  「あれをプレゼントしたゲイのカップルの話もしたし」
Aブルー「ぼくたちの話もしてくれたんだね!」
女性  「そうよ、あっちも喜んでたわよ、実物に会えて」
Aブルー「メデタイ様が?」
女性  「ええ。聞いた通りのバカップルだった、って大感激よ」

百聞は一見に如かずと言うものね、と例の密着座りを指摘。

女性  「こういう座り方かもしれないわ、と言っといたのよ」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? この座り方で良かったねえ!」
A船長 「そうですね。まさか覚えていて下さるとは…」
女性  「忘れないわよ、一度見たらね」
ブルー 「忘れてくれた方がいいんだけど!」

出来れば忘れて欲しかったけど、と嘆くだけ無駄。
バカップルのせいで今年も地獄に…?

2015/02/15 (Sun) 

 

☆ゲイ向けな人


七福神巡りに行こうと乗った路線バス、どうやら今年も受難のフラグ。
ドクツルタケことイングリッドさんが来てしまいまして…。

Aブルー「福の神様に覚えて貰えるなんて、もう本当に嬉しいよ!」
女性  「そういう名前になっていたとは思わなかったわ」

福の神ねえ…、とイングリッドさん、クスクスと。

女性  「メデタイ様っていうのも素敵よ、いいセンスだわね」
Aブルー「あっ、やっぱり?」
女性  「だってそうでしょ、今日だって偵察に走ってたのよ?」

おめでたい性格でなければ何なのだ、という話。

女性  「この国に来た時は便利に使っているんだけれど…」
ブルー 「どういう知り合いか気になるんだけどね?」
女性  「ウチの主人が気に入ってるのよ、どうしたわけだか」

メデタイ様が出張で出掛けた折に出会ったらしい、ご主人の公爵。
ゲイと噂の人だけに…。

シロエ 「そ、それじゃ、あの人もそっちの人ですか?」
女性  「さあねえ…。本人はノーマルだと主張してるけど…」
キース 「…けど、というからには違うんだな?」
女性  「私にモーションをかけてくるから、ノーマルっぽいけど…」
ブルー 「ノーマルではないと?」
女性  「主人の他にも色々とねえ…。こう、ゲイとかバイとか」

その手の人種にウケがいいのだ、と溜息が。

女性  「でもって、おめでたい性格でしょう? こう、ついつい…」
Aブルー「関係を持ってしまうんだね!」
女性  「そうなのよ。…って、深い関係って意味じゃないわよ?」

本人は友情のつもりらしいんだけど、と一応、補足。

女性  「飲みに誘われたらホイホイ行くしね、ウチにも来たし」
ブルー 「それは出張のついでだよね?」
女性  「ええ。主人が夕食に招待したい、と連れて来ちゃって」
Aブルー「いいねえ! 夕食で始まるディープな関係!」
女性  「そこまではいっていないわよ?」

公爵のDVDにメデタイ様編は無いそうですが。
話は今年もヤバイ方へと?

2015/02/16 (Mon)

 

☆ゴミが好きな人


シャン学メンバーが乗ったバスに今年も来ました、イングリッドさん。
お使い認定のメデタイ様はゲイとかバイに好かれるとかで。

Aブルー「ご主人秘蔵のDVDにメデタイ様はいないのかあ…」
女性  「いたら私もビックリだわよ」
Aブルー「じゃあ、メデタイ様はあくまで君のお使いなわけ?」

単独で動いてはくれないのだろうか、と尋ねるソルジャー。

女性  「どういう意味よ?」
Aブルー「ゲイとかバイとかにウケがいいなら、こう、色々と…」
A船長 「お知り合いになって損はありませんから」
女性  「本人にその趣味は無さそうよ? 女性専門らしいのよ」
Aブルー「それじゃ期待は出来ないのかなあ、いろんなアイテム」

去年は沢山貰ったしね、とニコニコと。

Aブルー「個人的に御縁が出来たら、もっと山ほど!」
女性  「あら、私から送った分では足りなかったわけ?」
Aブルー「そうじゃないけど、同好の士は欲しいからね!」
女性  「単にそれだけ?」
Aブルー「とりあえず、メデタイ様とヤろうって気は無いね!」

ぼくはハーレイ一筋で…、とソルジャー、胸を張りまして。

Aブルー「今年もお正月から頑張ったんだよ、姫はじめ!」
一同  (((うわー…)))

ヤバイ、と青ざめる御一同様。
しかしソルジャー、気にも留めずに。

Aブルー「貰ったDVDで気分を盛り上げて、ガンガンと!」
女性  「あんなゴミなんかで?」
Aブルー「ゴミだと言うなら燃えるゴミだね、それは最高に!」
A船長 「素晴らしい中身でしたよ、あれは」

見ている間にもうたまらなくなりまして…、とキャプテンまでが。

A船長 「我慢強いと自負してましたが、あれを見たらもう…」
Aブルー「文字通り貪り食われたよ、ぼくは!」
女性  「主人のゴミも役に立つのねえ…」
Aブルー「もっと欲しいと思ってしまうよ、あのコレクション!」

まだまだ他にもありそうだから、と欲張ってますが。
この話題、続けていったら猥談地獄じゃあ…?

2015/02/17 (Tue)

 

☆今年もヤバそう


七福神巡りに向かうバスの中、イングリッドさんと話が弾んでますが。
盛り上がっているのはソルジャー夫妻で、他の面子は顔面蒼白。

シロエ 「この流れ、ヤバくないですか?」
キース 「幸か不幸か、皆さん、耳が遠いようだが…」

現時点では聞かれていないようだが、とキース君。

キース 「しかし俺たちの耳には聞こえるわけで…」
サム  「嫌というほど聞こえてくるよな」
女性  「あら、あっちの二人もお友達でしょうが」

ちゃんと送った荷物も届いているようだし、とイングリッドさん。

女性  「お友達でなければ届かないわよ、普通はね」
シロエ 「他人なんですが!」
Aブルー「ダメダメ、そこはお友達だと言わなくちゃ!」

まだまだ沢山貰うんだから、とソルジャー、割り込み。

Aブルー「秘蔵のDVDコレクションだって、もっと欲しいし!」
A船長 「あれは素晴らしいお宝画像でしたしねえ…」
女性  「私にとってはゴミなんだけど…」
Aブルー「ぼくにとっては国宝級だよ、世界遺産にしたいくらいで!」
女性  「理解不能だわね、その感覚は」
Aブルー「メデタイ様なら分かってくれるかもしれないよ!」

ゲイとかバイとかに好かれる人なら…、とウキウキと。

Aブルー「一度、観賞して貰ったら? メデタイ様に」
女性  「おめでたい性格の人ではあるけど、見るかしらねえ…」

あんなモノを、と考え込むイングリッドさんですけれど。

女性  「そうそう、メデタイ様って名前なんだけど」
Aブルー「メデタイ様がどうかした?」
女性  「確か、あなたがつけたのよね?」
Aブルー「そうだよ、福の神様のお使いだからね!」
女性  「それじゃ私は福の神なの?」

そういう名前で呼ばれてるの、との御下問で。

Aブルー「違うよ、ちゃんと立派な名前があって!」
女性  「あら、何かしら?」

それは是非とも知りたいわねえ、とニッコリと。
ドクツルタケと名付けたシャン学メンバー、バレて地獄に落ちるとか?

2015/02/18 (Wed) 

 

☆その人の名は


路線バスの中でイングリッドさんと盛り上がるソルジャー。
メデタイ様の名前とセットで福の神なのか、と訊かれて違うと否定で。

Aブルー「ぼくは福の神と呼んでいるけど、他のみんなは別物で!」
女性  「そうなの? それじゃ、あなたのセンスじゃないのね」
Aブルー「うん。福の神だと言っても絶対、認めて貰えないし!」
女性  「それで私はなんて呼ばれてるの?」
Aブルー「ドクツルタケだよ!」
女性  「…ドクツルタケ?」

ポカンとしているイングリッドさん。

女性  「えっと…。それはどういうものかしら?」
一同  (((や、ヤバイ…)))

ドクツルタケの由来がバレる、とシャン学メンバー、ガクブル状態。

Aブルー「ドクツルタケってキノコだったよねえ!?」
キース 「俺たちに訊くな!」
女性  「キノコなの? それは美味しいのかしら?」
Aブルー「なんだったかなあ、食べると美味しいらしいんだけど…」
女性  「松茸と同じで臭いとか?」

イングリッドさんの国では理解されない松茸の香り。
臭いキノコだと認識されて嫌われ者。

Aブルー「匂いについては聞いてないねえ…。ぼくは」
女性  「ドクツルタケねえ…」

気になるわね、と「ちょっと」とシャン学メンバーに視線を。

女性  「食べて美味しいキノコらしいけど、何故、私なの?」
キース 「そ、それはだな…」
シロエ 「ツルです、鳥の鶴みたいに白くて綺麗なキノコで!」
女性  「鶴ねえ…。褒めて貰ったと思っていいのかしら?」
シロエ 「そうです、最高の褒め言葉です!」

この際、これで誤魔化してしまえ、という方向へ。

シロエ 「キノコな御縁で、鶴のような美人という意味なんです!」
女性  「まあ、ありがとう。これでも色々名前があるのよ」
一同  「「「は?」」」
女性  「自分で言うのも何だけど…。雪の女王とか月の女神とか」

また一つ名前が増えたわねえ、と言ってますけど。
ドクツルタケの由来、バレずに済みますか?

2015/02/19 (Thu)

 

☆名前はコレです


シャン学メンバーがイングリッドさんに付けた、ドクツルタケの名前。
由来を訊かれて「鶴のような美人」の意味だと誤魔化し中で。

女性  「素敵な名前をありがとう。ドクツルタケなのね」
シロエ 「そうです、福の神より断然上です!」
女性  「じゃあ、喜んで頂いておくわ」
キース 「是非そうしてくれ!」

これで一件落着だ、とホッとした所へ。

Aブルー「確か、天使って意味もあるんじゃなかったかい?」
女性  「天使ですって?」
Aブルー「うん。ドクツルタケの名前で天使がどうとか」
一同  (((ま、マズイ…)))

ドクツルタケなるもの、実は最強の毒キノコ。
これに当たると確実に死ぬ、というので英語の名前が「死の天使」。

女性  「そういう別名があるのかしら?」
Aブルー「この国じゃなくて、他の国の言葉だったと思うけど…」
女性  「ちょっと訊くけど、白いキノコなのね、ドクツルタケは?」
シロエ 「そ、そうです、真っ白で鶴みたいだという意味ですが」
女性  「白いキノコで名前が天使ねえ…」

もしかしてアレじゃないかしら、と首を捻ったイングリッドさん。

女性  「私の国でもキノコ狩りはポピュラーなんだけど…」
キース 「あんたも行くのか?」
女性  「主人にそういう趣味が無いから行かないわよ」
シロエ 「それなのにドクツルタケに心当たりがあるんですか?」
女性  「シーズンになると話題になるのよ、キノコのことも」

そして…、と瞳に疑惑の色が。

女性  「採っては駄目だ、と有名なキノコがあるんだけれど?」
シロエ 「…ど、どんなキノコですか?」
女性  「死の天使っていう名前のキノコよ、真っ白なのよ」
一同  「「「うわー…」」」
女性  「その反応からして、ドクツルタケってアレらしいわね」
キース 「ち、違うんだが!」
Aブルー「それで合ってるよ!」

間違いないよ、と答えてくれたソルジャーですが。
ドクツルタケの由来、バレたらやっぱり死にますか…?

2015/02/20 (Fri) 

 

☆福が欲しい人


イングリッドさんに名付けたドクツルタケの由来、バレそうな気配。
死の天使というキノコの方を知られていた上、間違いないと声までが。

Aブルー「死の天使だからドクツルタケだよ、酷いよねえ?」
A船長 「私たちにとっては福の神なのですが…」
女性  「どうしてドクツルタケになるのよ?」
キース 「い、いや、それは…」
Aブルー「当たると確実に死ぬって意味だと思ってるけど!」

そういう話からついた名前で…、とソルジャーが暴露。

Aブルー「だからさ、そこの連中は放っておいて!」
A船長 「私たちに福を頂けませんでしょうか、お願いします」

どうか今年も素敵な福を…、とキャプテンからもお願いが。

女性  「そうねえ…。せっかく来たんだものね」
キース 「ま、まさか、また何か持って来たのか!?」
女性  「とりあえず主人からのプレゼントがね」
一同  「「「公爵!?」」」
女性  「あら、そんなトコまで知ってるの?」

有名人ではない筈だけど、とイングリッドさん、キョトンとした顔。

女性  「何処からバレちゃったのかしら…」
マツカ 「父の会社がお世話になっていますから…」
女性  「ああ、あなたがマツカ君だったわね!」

いつも取り次ぎありがとう、と天使の微笑み。

女性  「あの人が顔を知ってて良かったわ」
Aブルー「そういえば、メデタイ様がマツカを見付けたんだっけね!」
女性  「そんな所ね、社内報の写真は私も見たし」

お蔭で去年の御礼を送れて素敵な御縁が、とニッコリと。

女性  「あの人も色々楽しんでるしね、贈り物探し」
ブルー 「探さなくていいから!」
Aブルー「ぼくは探して欲しいんだけど!」

もっと色々、と欲張るソルジャー。

Aブルー「それで、公爵からのプレゼントって?」
女性  「スペシャルDVDって言ってたわよ」
Aブルー「DVDだって!?」

また無修正の素晴らしいのが、と感激ですけど。
今年もドクツルタケが本領を発揮するんでしょうか…?

2015/02/21 (Sat)

 

☆ハードなのが好き


ドクツルタケと名付けた件は流せたものの、今度はDVDがどうとか。
イングリッドさんのご主人、公爵からのプレゼントだそうで。

Aブルー「公爵のスペシャルDVDなら、無修正だよね?」
女性  「まず間違いなく、そうだと思うわ」
Aブルー「君は中身を見ていないわけ?」
女性  「見ないわよ、あんな悪趣味なモノ!」

コレクションされるだけでも迷惑だから、と嫌そうな顔。

女性  「どれを贈ろうか、って相談されても困るのよ!」
Aブルー「そうなんだ…。今度訊かれたら、ハードなヤツって!」
女性  「あなたの好みはソレなのね?」
Aブルー「盛り上がるためにはヤリまくってるのが一番だしね!」

ぼくのハーレイも燃え上がるし、とグッと拳を握るソルジャー。

Aブルー「ビンビンのガンガンが持続するよう、うんとハードに!」
一同  (((や、ヤバイ…)))

今年も話がヤバイ方へ、とシャン学メンバー、青ざめてますが。

Aブルー「スペシャルDVDはハードな方かな、ソフトなのかな?」
女性  「どうかしらねえ、主人は自信があるそうだけど」
Aブルー「自信って、ぼくたちにウケそうな自信?」
女性  「そうよ、同好の士なら分かってくれると言っていたわね」

お宝DVDらしいから、と聞いてソルジャー、大喜び。

Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? お宝だってさ!」
A船長 「素晴らしいですね、もう聞いただけで漲りそうです」
女性  「そういうものなの?」
A船長 「もちろんです! こうしてブルーを抱えていますし」

密着した部分が熱くなります、とキャプテンが言えばソルジャーも。

Aブルー「うん、ハーレイがグンと元気になってるよ!」
A船長 「分かりますか、ブルー?」
Aブルー「それはもう! ぼくのお尻に君の熱がね!」
A船長 「バスの中なのが惜しいですねえ…」
Aブルー「ちょっと一発とはいかないからねえ…」

残念だけど、と熱い溜息。
猥談以上にヤバくないですか、バカップル…?

2015/02/22 (Sun)

 

☆バスの中は駄目


公爵からのスペシャルDVDをプレゼント、と聞いて漲るバカップル。
バスの中なのが惜しいとやらで、ちょっと一発がどうのこうのと。

Aブルー「バスの中でさえなければねえ…」
A船長 「まったくです。こういう場所では流石にちょっと…」
女性  「あら、常識はあるようね」
Aブルー「常識じゃなくて、ハーレイの心の問題だね!」
女性  「心の問題? それを良識と言うんじゃないの?」
Aブルー「違うよ、ぼくのハーレイは見られていると意気消沈で!」

これだけ人目がある場所では…、と車内をグルリと。

Aブルー「ヘタレちゃうんだよ、ヤろうとしてもね!」
女性  「その割に元気そうだけど?」
A船長 「スペシャルDVDを頂けると伺いましたので…」
Aブルー「ヤリたい気持ちは漲ってるんだよ、ググッとね!」
女性  「分からないわー…」

ウチの主人の趣味と同じでサッパリだわ、とイングリッドさん。

女性  「どうせならヤッてみればいいのに」
ブルー 「駄目だってば! あそこの二人を煽ったら!」
女性  「ヘタレなんでしょ、大丈夫よ」
ブルー 「何がどう間違うかは謎だから! バカップルだけに!」
女性  「そう聞くとつつきたくなるのよねえ…」

バスの中でヤッたら面白いじゃない、と無責任な台詞。

ブルー 「理解不能な趣味だと言ってなかったかい!?」
女性  「だからこそ他人事なのよ」
キース 「あんた、煽って逃げるつもりじゃないだろうな!?」
女性  「もちろん逃げるに決まっているでしょ」

火だけ点けたらサヨナラよ、と涼しい顔で。

女性  「サッサと降りるし、後はバイクで逃げるだけよ」
Aブルー「メデタイ様が追って来てくれてるのかい?」
女性  「このバスの後をピタリとね」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? メデタイ様もいるってさ!」
A船長 「そうらしいですね、そう聞くとますます漲りますね!」

頂いた御恩の数々を思うと…、と言ってますけど。
まさかのバスで一発ですか?

2015/02/23 (Mon)

 

☆お礼参りは如何


公共の交通機関な路線バスの中、漲っているらしいバカップルですが。
イングリッドさん、無責任に煽って逃走用の足も確保済み。

A船長 「メデタイ様もおいでだとなると、こう、ますます…」
Aブルー「ヤリたい気持ちになってくるよね、バスの中でも!」
女性  「どうぞお好きに。私は無関係だもの」

降りますとボタンを押せばオッケー、とクスクスと。

女性  「困るのはお友達だわねえ…。お友達だしね?」
キース 「あんた、俺たちに何か恨みがあるのか!」
女性  「まるで無いってこともないわね、ドクツルタケでしょ?」
一同  「「「うっ…」」」
女性  「素敵な名前を貰ったからには御礼もしなくちゃ」

お礼参りと言うんですってね、とニッコリ。

女性  「あなたたちが赤っ恥をかいたら、さぞかしスッキリ…」
シロエ 「そこまでしますか、渾名くらいで!?」
女性  「言ったでしょ、雪の女王だって」
シロエ 「それは聞きましたが…」
女性  「冷酷非情な企業家としての顔の方なの、その名前」

だから仕返しには慣れているわよ、と冷たい笑みが。

女性  「ドクツルタケらしく派手にやるのも悪くないわね」
キース 「こういう形で復讐なのか!?」
女性  「同じ復讐なら楽しい方がいいじゃない」

逃走劇もやってみたいし…、とバカップルの方に視線をチラリ。

女性  「バスで一発、どうぞご遠慮なく」
Aブルー「福の神様の許可も出たよ、ハーレイ!」
A船長 「そうですねえ…。ですが、まだ福を頂いておりませんが」

スペシャルDVDはどうなるのです、とキャプテンの疑問。

A船長 「頂戴する前に福の神様が逃げてしまわれては…」
Aブルー「それもそうだね、まずお宝だね!」
女性  「あら、つまらない…」
一同  「「「は?」」」
女性  「もっと盛り上がるかと思ったのにねえ…」

正気に戻っちゃったじゃないの、と大きな溜息。
イングリッドさん、どこまで本気で、何処から遊んでいるのやら…。

2015/02/24 (Tue)

 

☆まずは贈呈


バスの中でウッカリ漲ってしまい、あわや一発っぽかったバカップル。
まだお宝を貰っていない、とキャプテンが正気に戻りまして。

女性  「つまんないわねえ…。逃走劇、やりたかったのにねえ…」
キース 「あんたはそれでいいんだろうがな!」
シロエ 「ぼくたちは真面目に困るんですよ!」
女性  「ドクツルタケでしょ、そのくらいするわよ」
一同  「「「うわー…」」」

まだやらかすか、と引き攣った顔の面々ですけど。

女性  「心配しなくても、もう煽るだけ無駄だわよ」
一同  「「「は?」」」
女性  「見て分からない? おねだりモードよ、あそこの二人」

御覧の通り、と指差す先にバカップル。
密着座りは変わらないものの、瞳がすっかりおねだり目線で。

Aブルー「スペシャルDVDを貰えるんだね、このバスで!」
A船長 「とりあえず、と伺いましたし、他にも何か?」
女性  「まずはDVDからだわねえ…。これはゴミだし」

私にとっては立派なゴミよ、と荷物の中から四角い包み。

女性  「主人が頑張って編集したのよ、ハイライトを」
Aブルー「それは嬉しいねえ! 見ごたえありそう!」
A船長 「伺っただけで漲りそうです、バスの中ですが…」
女性  「お友達が困るらしいし、そのくらいにね」

それじゃ贈呈、と席から立って後部座席へ。

女性  「はいどうぞ。主人もよろしくと言ってたわ」
Aブルー「ありがとう! ぼくたちの夜に大いに役立つよ!」
A船長 「今夜から見させて頂きます!」

そして大いに頑張ります、とキャプテンも感激。
DVDはソルジャーが受け取り、イングリッドさんは元の座席へ。

女性  「これで主人の用事は終わり、と…」
ブルー 「ほ、他にも用があるのかい?」
女性  「私からの贈り物が済んでないわよ」
キース 「ヤバイ代物じゃないだろうな?」
女性  「どちらかと言えば有難いものだと思うんだけど?」

お寺絡みよ、と微笑んでますが。
それは確かに有難いかも…?

2015/02/25 (Wed) 

 

☆お寺から一筆


ソルジャー夫妻へのプレゼントな公爵のスペシャルDVD。
無事に贈呈されましたけれど、イングリッドさんからの贈り物がまだ。

ブルー 「お寺絡みって、何処のお寺なんだい?」
女性  「あなたたちが目指している場所よ」
キース 「無料で拝観できる券でもくれるのか?」
女性  「七福神巡りに行くんでしょ? それに相応しいアイテムよ」

ただし、あそこのバカップルに限り…、と意味深な台詞。

シロエ 「バカップルって…。変なお守りじゃないでしょうね?」
女性  「有難いものだと言っているでしょ、頼んだんだから!」
一同  「「「頼んだ?」」」
女性  「そうよ、あれも一筆と言うのかしら? とにかく筆で」
ブルー 「まさか揮毫を頼んだのかい!?」

簡単には書いてくれない筈だが、と生徒会長。

ブルー 「御礼もともかく、コネが要る筈で…」
女性  「私を誰だと思ってるのよ、コネくらいつけてみせるわよ!」
キース 「ほ、本当に書いて貰ったのか?」
女性  「ええ。七福神巡りで御利益を沢山貰えるようにね」

まあ見て頂戴、と荷物の中から二枚の絵馬。
七福神巡りで頂く福笹についている干支の絵馬そっくりですけれど。

女性  「笹にこういうのをつけるらしいから、最高のをね」
Aブルー「絵馬に呪文とか、そういうのかい?」

ぼくたちは毎年書くんだけれど、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「あれを書かないと、お参りした気になれないからねえ!」
女性  「そうだったの? それなら、そっちは追加で書けば?」
Aブルー「どんな呪文を書いてくれたのかによるけれど…」
女性  「呪文じゃないわよ、バカップルにはコレだ、って」

一番偉いお坊さんに書いて貰った、と指差された絵馬。
ババーン! と躍った墨の四文字、夫婦和合とありまして。

Aブルー「それだよ、ぼくたちのお願い事!」
女性  「やっぱりそう?」

この絵馬は効くわよ、と自信満々。
バカップルの福笹、今年は一気にパワーアップ?

2015/02/26 (Thu)

 

☆心をこめて贈り物


イングリッドさんからソルジャー夫妻への贈り物。
七福神巡りの福笹につける絵馬、夫婦和合の四文字が躍った特注品で。

Aブルー「一番偉いお坊さんが書いてくれたんなら完璧だよね!」
女性  「御祈祷もお願いしておいたわよ、それ」
A船長 「そこまでして下さったのですか?」
女性  「贈り物には心をこめて、が信条なのよ」

飴と鞭ね、というイングリッドさん、雪の女王と呼ばれる企業家。
仕事に関しては鬼らしいですが、後のフォローも抜かりなく。

女性  「あなたたちには楽しませて貰っているから、プレゼント」
Aブルー「有難いねえ! 貰ってるだけで何もしてないのに」
A船長 「本当に。頂いてばかりで、御礼などは何も…」
女性  「いいのよ、ウチの主人とも共通の話題が出来たしね」

メデタイ様も面白がっているし、とニコニコと。

女性  「それでね、メデタイ様からの分もあるのよ」
Aブルー「本当かい!?」
女性  「またあちこちで集めたらしいわ、喜ばれそうなのを」

ちょっと待ってね、と荷物をゴソゴソ。
今度は立派な漆塗りの箱、紐がかかっておりまして。

女性  「この箱も特注品なのよ」
Aブルー「何か仕掛けがあるのかい?」
女性  「二重底になってて、その下に主人のコレクションがね」
Aブルー「もっとスペシャルなDVDとか?」
女性  「それは開けてのお楽しみだわよ」
Aブルー「何だろう?」

早く欲しいな、とソルジャーの瞳がキラキラと。
イングリッドさん、席から立って箱を渡しに行きましたけれど。

女性  「はい、どうぞ。でもね、この箱は…」
A船長 「何か問題でもあるのですか?」
女性  「玉手箱なのよ、この国の有名なお伽話よ」

私が降りてから開けて頂戴、と降車ボタンをピンポーン♪ と。

女性  「次のバス停で失礼するから、その後でね」
Aブルー「ありがとう!」

楽しみだよ、と箱を抱えているソルジャー。
玉手箱という辺りがヤバそう、箱を開けても大丈夫ですか?

2015/02/27 (Fri)

 

☆貰った玉手箱


イングリッドさんからソルジャー夫妻に贈呈された玉手箱。
自分が降りた後で開けてと指示して、降車ボタンを押してしまって…。

女性  「じゃあね、今年も楽しかったわ。ドクツルタケとか」
一同  「「「す、すみません…」」」
女性  「いいのよ、みんな元気でね! 夫婦和合も頑張って!」
Aブルー「もちろんだよ! 公爵とメデタイ様にもよろしく!」
A船長 「どうぞよろしくお伝え下さい!」
女性  「福が来るよう祈っているわ。ドクツルタケから愛をこめて」

それじゃ、と停車したバスから降りて行ったイングリッドさん。
大きく手を振り、笑顔で見送ってくれましたが。

シロエ 「あっ、あのバイク…!」
キース 「早速回収に来やがったのか!」
Aブルー「ご覧よ、ハーレイ、メデタイ様だよ!」
A船長 「このバスを追っておられたのですね、本当に」

風のように去ってゆかれましたね、と感動の面持ち。
二人乗りのバイク、えらいスピードで走り去りまして。

Aブルー「もう開けたってかまわないんだよね、玉手箱」
キース 「待て、危険だからやめてくれ!」
ジョミー「そうだよ、相手は玉手箱だよ!」
Aブルー「福の神様だよ、危ないわけがないってね!」

いそいそと紐を解き、蓋をパカリと。

Aブルー「凄いよ、ハーレイ! お守りとかがギッシリだよ!」
A船長 「メデタイ様が集めて下さったんですね!」
Aブルー「でもって、二重底なんだよね?」

ゴソゴソ探っているソルジャー。
突然ボワンと煙が上がって、車内に無数の写真がヒラヒラ。

Aブルー「ああっ、お宝が飛び散っちゃった!」
ブルー 「なんだい、これは!」
Aブルー「いいから急いで回収してよ! ぼくのお宝!」
キース 「猥褻物にしか見えんのだが!」
Aブルー「裏に詳しい解説付きだよ、公爵の愛の手引き書なんだよ!」

体位のポイントとコツがギッシリ、と大感激のソルジャーですけど。
無修正のが車内にヒラヒラ、乗客の視線が集中する中、中継終了~。

2015/02/28 (Sat)




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☆二月にはコレ


アッと言う間に一月も終わり、二月到来でございます。
二月三日は節分ですけど、はてさて今年はどうしたものかと悩む面々。

ブルー 「七福神巡りは行きたいんだけどねえ…」
シロエ 「福を逃す手はありませんしね、せっかく開催されるのに…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年もみんなでお参りしようよ!」
キース 「恒例の行事ではあるんだが…」

あったんだが、とキース君が言えば、一同、ドッと溜息。

ジョミー「ぼくが甘酒で酔っ払って坊主宣言した年とかさあ…」
キース 「何処ぞのバカがとんでもない祈願をした年とかな」
シロエ 「去年も壮絶でしたけどねえ?」

出掛ける路線バスの中から既に、とシロエ君。

サム  「あのバスの中で福が貰えると思ってやがるし…」
ブルー 「馬鹿が密着して座っていればね!」

あのスタイルが災いを呼ぶのだ、と生徒会長の嘆き節。

ブルー 「なんだって膝に座って行くのさ、ブルーはさ!」
キース 「バカップルならではの座り方でアピールなんだろう」
シロエ 「そして本当に福が来てしまいましたしね…」

それも超特大の凄いのが、と言われて一同、ますます溜息。

サム  「あいつらにとっては福だけれどよ…」
シロエ 「ぼくたちにしてみれば災いです!」
マツカ 「そうなんですけど…。七福神巡りはどうするんです?」
キース 「あいつら抜きで行けるものなら行きたいんだが…」
ブルー 「それだけは絶対、無理だろうね」

嗅ぎつけるどころかスタンバッているに違いない、と生徒会長。

ブルー 「もう間違いなく組み込まれてるよ、年中行事に」
サム  「そこまでなのかよ!?」
??? 「もちろんだよ!」

明後日だよね、と出ました、ソルジャー(会話表記はAブルー)。

Aブルー「今年もバッチリ福を呼ぼうと!」
ブルー 「また来るんだね?」
Aブルー「ぼくのハーレイと一緒にね!」

休暇の申請もちゃんと出した、と威張り返っておりますが。
節分はまたまた荒れ模様ですか…?

2015/02/01 (Sun)

 

☆路線バスで行こう


節分と言えばお寺に出掛けて七福神巡り、それが恒例なのですけれど。
どうしたわけだが不幸の連続、バカップルのせいで昨年も受難。

ブルー 「来てくれなくてもいいんだけどね?」
Aブルー「何を言うかな、大事な年中行事なんだから!」

今年も路線バスで行くのだ、と言い張るソルジャー。

Aブルー「あのバスの中で福が来るしね、絶対、乗らなきゃ!」
ブルー 「じゃあ、ぼくたちはタクシーで行くから」
Aブルー「それは厳禁! みんなでお参り!」

みんな揃って出掛けなければ福を逃す、と独自の主張。

Aブルー「逃げた所で強制連行、瞬間移動で引き戻すから!」
ブルー 「路線バスに?」
Aブルー「当たり前じゃないか! 今年もしっかり福を呼びたいし!」

しっかり呼び込んでガッチリ掴む、とグッと拳を。

Aブルー「お正月の煩悩ゲットは上手くいったし、節分だって!」
ブルー 「欲張らなくてもいいじゃないか!」
Aブルー「ダメダメ、チャンスは掴んでこそだよ!」

きっと今年も素敵な福が…、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「また素晴らしい人に会えるといいんだけれど…!」
ブルー 「柳の下に二匹目のドジョウはそうそういないよ!」
Aブルー「でもねえ、去年はちゃんといたから!」

ドジョウどころか福の神がね、と笑顔のソルジャー。

Aブルー「メデタイ様やら公爵やらと、もう最高の福の神で!」
ブルー 「あんなのはもう要らないから!」
キース 「あんたにとっては福の神でも、俺たちにとっては最悪だ!」
ジョミー「公爵夫人でもドクツルタケだしね…」

名前通りに死の天使だ、とジョミー君。
昨年のバスで出会った外国人女性、イングリッドさんのことでして。

サム  「ああいうのは二度と御免だぜ、うん」
シロエ 「もう会わないとは思いますけどね…」
Aブルー「ぼくはもう一度会いたいけどね!」

福の神になら何度でも…、と言って帰って行きましたが。
来たる節分、シャン学メンバーの運命や如何に…?

2015/02/02 (Mon) 

 

☆福を貰いに


いよいよ来ました、節分の二月三日でございます。
ソルジャー夫妻も一緒に路線バスに乗り、七福神巡りに出発でして…。

Aブルー「おはよう! 今日はよろしくねーっ!」
ブルー 「…よろしくしたくないんだけれど…」
Aブルー「何を言うかな、ちゃんとハーレイも連れて来たしね!」

ほら、とソルジャーの隣にキャプテン(会話表記はA船長)が。

A船長 「よろしくお願いいたします。今年も福を頂きませんと…」
Aブルー「行きのバスから掴まないとね!」
ブルー 「あの座り方はやめて欲しいんだけど!」
Aブルー「あれこそが福を呼ぶんだよ! 間違いないから!」

それで、乗るバスはどれだったっけ…、とバス停の表示の方へ視線を。

Aブルー「これだったっけ?」
キース 「…俺の家に行くならその路線だが?」
ブルー 「乗って行けば?」

キースの家まで、と生徒会長、ツンケンと。

ブルー 「そっちもお寺には違いないしね、元老寺もね!」
キース 「一応、本堂で豆まきもやるが…」
Aブルー「でも、内輪だよね?」
キース 「それはそうだが…」
Aブルー「七福神巡りも無いんだよね?」
キース 「俺の家にはいらっしゃらないからな」
Aブルー「じゃあ、要らない!」

七福神巡りの無い節分なんて…、とソルジャー、フンと鼻を鳴らすと。

Aブルー「福笹を貰って絵馬にしっかり祈願の言葉!」
ブルー 「また書くわけ?」
Aブルー「あれは最高に効くからね! ねえ、ハーレイ?」
A船長 「効きますね! 夫婦ならではの御利益を頂けますからね!」
一同  「「「うわー…」」」

ソルジャー夫妻が絵馬に書くもの、「夫婦和合」の四文字で。

ブルー 「…でもって叫んで回るんだね?」
Aブルー「耳の遠い神様がいらっしゃると教わったからね!」
キース 「それは恵比寿様限定だ!」
ブルー 「全部の神様に叫ばなくってもいいんだよ!」

恥ずかしいからやめてくれ、と一同、祈りの表情ですが。
相手はバカップル、まあ無理でしょうね?

2015/02/03 (Tue)

 

☆恒例の座り方


シャン学メンバーの節分と言えば、お寺に出掛けての七福神巡り。
行きのバスから災難を呼び込みがちな昨今、今年も危ない予感は充分。

Aブルー「夫婦和合はしっかりお願いしないとね!」
ブルー 「だからと言って、大声で叫ぶ必要ないから!」
キース 「やるなら恵比寿様だけでいいんだ、恵比寿様だけで!」
Aブルー「でも、聞き届けてほしいからね!」

念には念を入れて叫んでおくのだ、と決意は固く。

Aブルー「ハーレイと息を合わせて叫ばなくっちゃ!」
A船長 「大切なお願い事ですからね」
ブルー 「…もういいよ…」

諦めてるよ、と生徒会長が肩を落とした所へバスが到着。

シロエ 「あっ、来ましたよ!」
Aブルー「コレなのかい?」
キース 「…違うと言っても、俺たちが乗ったら乗るんだろうが!」
Aブルー「決まっているじゃないか! 今年もお参りするんだから!」

さて、と勇んで乗り込むソルジャー、それにキャプテン。
バスの車内をグルリと見渡し、「よし」とばかりに。

Aブルー「良かったねえ! 今年もあの席、空いてるよ!」
A船長 「福を運んでくれる席ですね!」

座りましょう、と一番後ろの座席にドッカリ、その膝の上に…。

Aブルー「落っこちないように抱えていてよ?」
A船長 「お任せ下さい!」

キャプテンの膝の上にソルジャー、密着座りのバカップル。

Aブルー「ぼくたちの隣も空いてるけどーっ!」
A船長 「どなたかお座りになりませんかーっ?」
一同  (((た、他人のふり、他人のふり…)))

あの二人とは無関係だ、と離れて座る御一同様。
「発車しまーす!」と運転手の声が。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
キース 「地獄行きのバスでないことを祈るぞ、切実にな」
ブルー 「ぼくも心から祈っているよ」
Aブルー「大丈夫だってば、今年も素敵に!」
A船長 「福が来ますよ!」

保証します、と諸悪の根源に言われましても御利益はゼロ。
七福神巡りはどうなるんでしょう?

2015/02/04 (Wed) 

 

☆目が合ったら負け


ソルジャー夫妻と路線バスに乗り込み、七福神巡りに出発ですけれど。
今年も最後尾の座席に陣取り、密着座りのバカップル。

Aブルー「今年もいいもの、貰えるといいねえ!」
A船長 「どういう福を頂けるでしょうね、楽しみですよ」
Aブルー「ねえ、君たちも福が来るように祈っていてよ!」

どうぞよろしく、と叫ぶソルジャー。

Aブルー「誰か乗って来たら狙い目なんだよ、きっと福の神!」
キース 「そうそう上手くいくわけがあるか!」
シロエ 「シーッ! キース先輩、あそこの二人は他人ですよ」
キース 「…そ、そうだったな…」

俺としたことが、と失言に気付いて周囲をキョロキョロ。
幸い、乗客は至って少なく、耳の遠そうなご老人ばかりで。

キース 「どうやら聞こえなかったようだな、俺の台詞は」
サム  「そうなんでねえの? 無反応だしよ」
シロエ 「このまま最後まで乗り切りましょう!」

バカップルの方は見ちゃいけません、とシロエ君。

シロエ 「視線を合わせたら負けなんですよ」
キース 「それは確かに間違いないな」
ジョミー「前を向いてるのが一番だよね!」

そうすれば後ろは見なくて済むし、と至って名案。

ブルー 「それに限るね、振り返ったら負けだってね」
サム  「振り向いたヤツは自己責任だよな、どうなってもよ」
シロエ 「そんなトコです、無視しておくのが一番です!」
マツカ 「君子危うきに近寄らず、とも言いますからね」

あくまで他人のふりをしましょう、と知らん顔を決め込む御一同様。
一方、バカップルの方はと言えば…。

Aブルー「誰かいいもの、くれないかなあ…」
A船長 「現時点では無理そうです。新しい乗客に期待しましょう」
Aブルー「そうだよねえ…。あれっ?」
A船長 「どうかしましたか?」
Aブルー「ううん、バイクが追い越していったよね、って」
A船長 「そのようですね」

バイクで行く人もいるのでしょうか、と眺めてますが。
そんなの何処でも走ってますよ…。

2015/02/05 (Thu)

 

☆バイクとお坊さん


節分はお寺の七福神巡りなシャン学メンバー、それにソルジャー夫妻。
バスの最後尾で密着しているバカップルは放置の面々ですが。

キース 「あいつら、今年も調子に乗りやがって!」
シロエ 「ですから、気にしたら負けですってば」
サム  「無視しておくのが一番だぜ、うん」
ブルー 「ぼくからもそれをお勧めするね。…あれっ?」
シロエ 「会長、どうかしましたか?」
ブルー 「ううん…。いや、ちょっと」

バイクだな、と思ってね、と生徒会長。

ジョミー「バイクって普通だと思うけど…」
シロエ 「節分寒波の真っ只中に走るのは尊敬しますけどね」
キース 「寒風をモロに食らうからなあ…」

あの手の乗り物、とキース君も走り去ったバイクを見送りまして。

キース 「月参りも冷えると親父が愚痴っているしな」
シロエ 「お父さん、バイクでしたっけ?」
キース 「スクーターしか乗れんだろうが! 坊主だけに!」
サム  「あー…。法衣、メチャクチャになっちまうよなあ…」
キース 「親父も若い頃には憧れだったらしいがな」

大型バイク、と言われてビックリ、御一同様。

ジョミー「それってキャラが違ってない?」
シロエ 「ですよね、激しく似合わない気が…」
キース 「おふくろが惚れたくらいなんだぞ、若い頃ならマシだろう」
ブルー 「言われてみればイライザさんは美人だねえ…」

選び放題だったろうに、と生徒会長、妙に納得。

ブルー 「なるほど、アドス和尚も若い頃にはイケメンだった、と」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースもイケメンだもんね!」
シロエ 「お母さんの血かと思ってましたが…」
ジョミー「実は美形のサラブレッド?」
サム  「分かんねえなあ、人ってえのはよ…」
キース 「まあ、今ではスクーターが似合う坊主なわけだが」
シロエ 「先輩もいつかはスクーター、って言ってますもんね」
キース 「そういうことだ」

まだスクーターの許可が下りないキース君。
月参りもけっこう大変ですよね?

2015/02/06 (Fri) 

 

☆お寺は効きます


七福神巡りに向かうバスの中、話題はバイクからスクーターへと。
寒い中での月参りはとても大変だ、とお坊さんの話に移り変わって…。

キース 「俺たちの宗派はまだマシなんだがな、托鉢も無いし」
シロエ 「無かったですか? 先輩、やってましたよね?」
キース 「あれは有志の集まりでだな…。修行とは違う」

やらねば駄目だというものではない、とキース君。

キース 「しかしだ、これから行く寺だと托鉢は必須だからな」
ジョミー「そうだったわけ?」
キース 「その程度のことは基礎知識だ! 坊主になるなら!」
ジョミー「ブルーが勝手に決めただけだし! 無関係だし!」
シロエ 「でもですね、あのお寺で坊主宣言しましたよね?」

お接待の甘酒で酔っ払って、と厳しい指摘。

シロエ 「宣言したからには坊主で決まりだと思いますが」
ジョミー「平気だってば、お願いしたって効かないと思うよ、あそこ」
Aブルー「効かないだって!?」

なんてことを、と後部座席から飛んで来た声。

Aブルー「あのお寺はよく効くんだよ! 七福神巡り!」
A船長 「それは間違いありません! あれ以来、夫婦円満で!」
Aブルー「もうビンビンのガンガンだしさ、絶対、効くって!」
一同  (((…他人のふり、他人のふり…)))

またも地獄に一直線ではたまらない、と無言の御一同様。

Aブルー「どうかしたわけーっ!? 返事が無いけどーっ!」
A船長 「あっちは放っておきましょう。御利益が逃げてしまいます」

せっかく有難いバスに乗っているのですし、と言うキャプテン。

A船長 「このバスでこうして座っていれば福が来る筈ですし」
Aブルー「ああ、そういえばそうだったねえ!」

そういう福も要らないから、と一同、ガクブル。

キース 「…今年は無事に着けるんだろうな?」
シロエ 「着けるといい…んですけどね?」

どうなんだろう、と遠い目になるシャン学メンバー。
今年のバスは無事に着くのか、はたまた猥談地獄再び…?

2015/02/07 (Sat)

 

☆バスの中が危険


節分と言えば七福神巡り、今年もお出掛けなシャン学メンバー。
けれども路線バスの中が問題、御利益希望のバカップルが密着座りで。

Aブルー「今年も福が来るといいねえ!」
A船長 「二年連続でいいものを頂けましたからねえ…」
一同  (((要らない、要らない…)))

誰も来るな、と祈り続ける御一同様。
幸か不幸か現時点では耳の遠そうなお年寄りばかり。

シロエ 「この様子だと大丈夫ですか?」
キース 「分からんぞ? 先は長いからな」
サム  「油断してたら食らうもんなあ、変な攻撃」

去年の変な外国人とか、一昨年のお年寄りの団体とか…、と。

サム  「どっちも斜め上ってヤツだぜ、想定外でよ」
シロエ 「それは確かに言えますねえ…」
ジョミー「誰か乗って来たら要注意ってコトになるのかな?」
ブルー 「多分ね…」

何処に災難が転がってるやら、と生徒会長もブツブツと。

ブルー 「あの座り方が問題なんだよ、それだけで人目を引くからね」
シロエ 「もう見るからにバカップルですしね…」
キース 「バカップルどころか最悪なんだ、アレは!」

もう要らん、と言った所でバス停で停車。
後ろの扉がプシューッと開いて、一同、緊張。

??? 「すみませーん!」
一同  (((???)))

乗り込んで来た大柄な男性、キャプテン並みの長身でして。
それがドカドカと車内を通過で、前まで行って。

男性  「このバス、此処へ行きますか?」
運転手 「あー…。それは別ので…」
男性  「そうですか…。じゃあ、どうすれば?」
運転手 「降りて頂いて、このバスでですね…」

それに乗って此処で乗り換えて、と案内している運転手。

男性  「ああ、分かりました。お世話になりました」
運転手 「そのバスだったら直ぐに来ますよ」
男性  「ありがとうございます!」

プシューッと前の扉が開いて、男性は降りて行きましたけど。
降りる直前にバカップルをガン見、やっぱり誰でも気になりますよね?

2015/02/08 (Sun) 

 

☆バスでビクビク


気を抜いたら今年も地獄行きかも、と怯えるシャン学メンバーですが。
バス停で乗って来た男性はそのまま車内を通過で、下車して行って。

キース 「とりあえず、今のは無事に済んだか…」
シロエ 「そうみたいですね」
運転手 「ドアが閉まりまーす!」

バス停の男性に次のバスだ、と手で合図している運転手。
男性も頭を下げて御礼で、バスは再び走り出して。

サム  「心臓に悪いぜ、誰か乗ってくる度にビクビクなのかよ」
ジョミー「去年と一昨年が最悪すぎたんだよ」
スウェナ「あんなのは二度と御免だわ」
シロエ 「今年も来たら三度目ですけど…」
スウェナ「そこは突っ込む所じゃないわよ!」

誰も乗って来ないことを祈りましょ、とスウェナちゃん。

キース 「そうだな、それが一番だな」
マツカ 「誰も来なければ、何も起こりませんからね」
シロエ 「キース先輩と会長の法力で何とかならないんですか?」
キース 「俺にそこまでの力は無いしな…」
ブルー 「バスが公共の交通機関でなければ、少しはね…」

人が来るのを避ける呪文もあるんだけれど、と生徒会長、遠い目で。

ブルー 「地域の皆さんの足になってる路線バスでは使えないよ」
キース 「ご迷惑になってしまうからな…」
マツカ 「走って来たのに乗りそびれた、というのは悪いですしね」
シロエ 「それじゃ、このまま運任せですか?」
サム  「マジで心臓に悪いってのによ…」

俺の小鳥の心臓が…、という台詞に一同、思わず爆笑。

ジョミー「サムの心臓が小鳥だったら、ぼくは何だろ?」
キース 「俺はガラスのハートだな」
サム  「違いねえな!」

小鳥だ、ガラスだと笑い合いながら視線をチラリと後ろに。

キース 「あいつらの心臓はスチール製か?」
シロエ 「毛が生えてることは確かですね」
ジョミー「きっとウニみたいな感じなんだよ、毛よりもトゲだよ」

あの座り方がウニの証明、との言葉に大爆笑。
ウニのカップル、災いを呼ばなきゃいいですけどね?

2015/02/09 (Mon)

 

☆気になるバイク


心臓に毛が生えているどころか、ウニ並みと評されたソルジャー夫妻。
立派なトゲを生やした心臓でもって、相変わらず密着座り中で。

Aブルー「さっきの男の人は残念だったねえ…」
A船長 「期待出来るかと思ったのですが、駄目でしたね」

何かくれるどころか降りてしまいましたしね、とキャプテン、溜息。

A船長 「大柄な上にライダージャケット、珍しい人種でしたから」
Aブルー「そうなんだよねえ、あまり見かけないタイプだよね」

ああいう人が福をくれたら最高なのに、と愚痴るソルジャー。

Aブルー「お年寄りもいいけど、若い人の方がね!」
A船長 「現役の人だと、色々と詳しいでしょうしねえ…」
Aブルー「グッズもそうだし、お守りとかもね!」
A船長 「女性専門の方でも、充分に役に立ちますからね!」

精力剤とかは共通ですし、とアヤシイ話題がチラホラと。

ジョミー「…また始まったよ…」
シロエ 「他人ですよ、他人」
キース 「そうだ、俺たちは他人だからな。あくまで他人だ」

同じバス停で降りるというだけのことだ、とキース君。

キース 「それまでは振り向かないことだ」
サム  「だよなあ、視線が合ったら終わりだぜ」
シロエ 「確実に巻き込まれますからね」

知らんぷりに限るんですよ、と一同、前方を向いておりますが。

Aブルー「あれっ、今のバイク…」
A船長 「どうかしましたか?」
Aブルー「猛スピードで追い越してったけど、さっきの人が…」
A船長 「は?」
Aブルー「あのバス停で降りてった人じゃないのかなあ…」

同じライダージャケットだった、とソルジャー、首を捻って。

Aブルー「それにさ、少し前に追い越してったバイクも…」
A船長 「同じバイクだと仰るのですか?」
Aブルー「そんな感じがするんだよねえ…。でも…」
A船長 「何か?」
Aブルー「バイクは二人乗りなんだよ」

だからやっぱり別人かな、と言ってますけど。
さっきの男性はバイクじゃなくってバス待ちですよ?

2015/02/10 (Tue)

 

☆バス停が怖い


このバスは此処へ行きますか、と乗り込んだものの降りて行った男性。
大柄だったその男性では、とソルジャーが首を捻ったバイク。

Aブルー「さっきの人なら一人でバイクに乗ってるだろうし…」
A船長 「ヘルメットを被ってますからねえ…」
Aブルー「そこなんだよ。顔が見えないから、誰なんだか」
A船長 「二人乗りだったなら別人ですよ、きっと」
Aブルー「うーん…。ただならぬ御縁を感じたけどねえ…」

でもサイオンで追い損なった、と残念そうに。

Aブルー「あれっ、と思った時には行っちゃってたしね」
A船長 「ですが、あなたならば追えるのでは?」
Aブルー「過ぎ去ったものより、目先の福だよ!」

次は誰が乗って来るだろう、と瞳が爛々。

シロエ 「何処かの馬鹿がまた期待してますよ」
キース 「俺たちは他人だ、関係無い」
ジョミー「そうだよ、赤の他人だってば」
サム  「おっ、次のバス停は安全みたいだぜ!」
マツカ 「誰もいませんからね」
運転手 「通過しまーす」

降りる人も無く、通過したバス停。
一同、ホッと安堵の吐息で。

キース 「一つクリアしたな」
ブルー 「先は長いけどね」
Aブルー「福はまだまだこれからだってば!」
一同  (((他人のふり、他人のふり…)))

バスはひた走り、次のバス停が近付いて参りましたが。

シロエ 「誰かいますね、バス待ちの人が」
サム  「乗って来ねえと思いたいぜ」
キース 「そうだな、それが一番だ」

ついでに見ないようにしよう、と顔までそむけるシャン学メンバー。
バス停で停車、後ろのドアが開きまして…。

??? 「ハロー!」
一同  「「「は?」」」

外国人だったか、と振り返った一同、見事に目が点。

キース 「あ、あんたは…!」
シロエ 「な、なんで…!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ イングリッドさんだあーっ!」

また会えたあ! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
去年のバスの外国人女性が、何故このバスに乗って来たんでしょう?

2015/02/11 (Wed)

 

☆乗って来た人


バス停に着く度ガクガクブルブル、怯えまくりのシャン学メンバー。
其処へ乗り込んで来た外国人女性、なんと去年のイングリッドさんで。

Aブルー「ハーレイ、福の神様が来て下さったよ!」
A船長 「有難いですねえ! どうぞ、隣が空いておりますが」

こちらの席へ、とキャプテンが示した最後尾の座席。
密着座りのバカップルしかいない席だけに、充分空いているものの。

女性  「いえ、けっこうよ」
一同  「「「ええっ!?」」」

確か喋れない筈だったのでは、と一同、ガン見。
去年出会ったイングリッドさん、英語も封印、母国語のみだった筈。

女性  「えーっと…。此処がいいかしらね」
キース 「うわ、来るな!」
シロエ 「ぼ、ぼくたちの方へ来ないで下さい!」
女性  「通路を挟んでいるからいいでしょ」

此処が一番良さそうだから、とイングリッドさんが腰掛けた席。
二人用の席に並んだ面々とは通路を挟んで向かいの一人用で。

女性  「やっぱり間違いなかったわねえ、このバスで」
一同  「「「は?」」」
女性  「闇雲に乗っても無駄になりそうだから、先に偵察をね」
一同  「「「偵察?」」」
女性  「一人乗ったでしょ、別のバスにしますと降りた人が」

あれが偵察部隊なのだ、とイングリッドさん。

女性  「それからバイクに乗せて貰って追い越したのよ、バスを」
Aブルー「もしかして、あれがメデタイ様かい!?」
女性  「メデタイ様?」
Aブルー「あ、ごめん。ぼくが勝手に付けた名前で、メデタイ様」

マツカのお父さんの会社にいるって人、と笑顔のソルジャー。

Aブルー「いつも福をくれる人のお使いだからね、鯛にちなんで!」
A船長 「恵比寿様が鯛を持っておられるそうでして…」
Aブルー「それと、おめでたいって言葉を掛け合わせたんだよ!」
女性  「メデタイねえ…。それもいいんじゃないかしら」

おめでたい人には違いないから、とスラスラ普通に。
去年の謎言語は遊ばれてたとか…?

2015/02/12 (Thu)

 

☆実は喋れた人


バスに乗って来たイングリッドさん、この国の言葉をスラスラと。
去年は英語も封印しての旅で、謎言語だったことから出会った筈で…。

キース 「あんた、この国の言葉が喋れたのか!?」
女性  「日常会話くらいならね」
ブルー 「それじゃ去年のぼくの努力は…。無駄だったわけ?」

通訳は要らなかったのか、と愕然とする生徒会長。

ブルー 「…親切に声をかけたつもりでいたのに…」
女性  「あら、色々と楽しかったわよ?」

向こうのお仲間のお二人さんも、と指差す後部座席のバカップル。

シロエ 「あそこの二人は他人ですから!」
女性  「そうじゃないって分かっているわよ、去年からね」
Aブルー「ありがとう! いつも色々送ってくれて!」
女性  「どういたしまして。主人のチョイスも気に入ってくれた?」
Aブルー「それはもう! 貴重な無修正DVDだしね!」
女性  「良かったわ。ウチだとゴミな扱いなのよ、あれ」

私はゴミに出したいんだけど、主人がねえ…、とイングリッドさん。

女性  「貴重な愛の思い出だから、って溜め込んでるのよ」
Aブルー「それじゃ、やっぱり、あの主演男優って公爵なのかな?」
女性  「大当たりよ。あの人、根っから出たがりだから」
Aブルー「ドラマ仕立てでゴージャスだったよ、ロマンスグレー!」

とても気に入って何度も見てる、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「あんなお宝なら、いつでも歓迎!」
女性  「主人のチョイスは正しかったわけね、ダビングしたヤツ」
Aブルー「コレクションを全部見たいほどだよ!」
女性  「主人も撮った甲斐があったわねえ…」

あんなゴミを、とゴミ扱いには揺るぎなく。

女性  「捨てる神あれば拾う神あり、ってこのことかしらね」
Aブルー「ぼくにとっては、君が福の神だよ!」
女性  「そうらしいわね?」
Aブルー「メデタイ様までついてるんだし、もう最高!」

今後もよろしく、と言ってますけど。
バスは今年も地獄行きですか…?

2015/02/13 (Fri)

 

☆悪意は無かった人


節分祭行きのバスに、何故か乗り込んで来たイングリッドさん。
日常会話は実はペラペラ、後部座席のソルジャーとも盛り上がり中で。

女性  「メデタイ様ねえ…。とてもナイスなネーミングだけど」
Aブルー「ホントにそういうキャラなのかい?」
女性  「でなきゃ偵察に乗って来ないでしょ、このバスに」

今日は有休を取ってお休み、とニッコリと。

女性  「私の代わりに走ってたわけよ、バスを探しに」
キース 「なんで俺たちを追ってくるんだ!」
女性  「楽しいからに決まっているでしょう?」

同じ休暇ならグッと楽しく、と美人なだけに天使の微笑み。

女性  「去年の面白さが忘れられなくてね、今年も来たのよ」
シロエ 「…そ、それは去年の猥談地獄のことですか?」
女性  「そうなるわねえ…。でも!」

去年のアレはわざとじゃないのよ、と大真面目な顔。

女性  「お守りを集めていたのは本当だったし」
キース 「狙ったように妙なのを集めていなかったか!?」
女性  「キノコが可愛いと思っていたのよ、嘘じゃないわよ」
ブルー 「君はキノコが好きだったのかい?」
女性  「私と言うより、メデタイ様の方かしらねえ…」

松茸を毎年送っていると言ったでしょうが、という指摘。

女性  「松茸は欲しがるし、好物はキノコの炊き込み御飯だし…」
シロエ 「それでキノコにこだわったんですか?」
女性  「この国の人はホントにキノコが好きなのね、と」
キース 「そこは間違いないんだが!」

確かに松茸は高級品で人気なんだが…、と呻くキース君。

キース 「だからと言って集めなくても!」
女性  「別にいいでしょうが、私の主人もゴミを集めてるし」
Aブルー「あのDVDはゴミじゃなくて立派なお宝だよ!」
女性  「主人が泣いて喜びそうねえ…」
Aブルー「あんなゴミなら、もういくらでも!」

喜んで貰って観賞するよ、とソルジャー、力説しておりますが。
イングリッドさんは今年も災いを呼びますか…?

2015/02/14 (Sat) 





 

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☆駅伝を褒める人


駅伝中継にこだわるソルジャー、キャプテンと駅伝についても語り中。
記録係は「ぶるぅ」だそうですが、キャプテン、それが苦手らしくて。

Aブルー「せっかく記録を取ってくれてるのに、あれではねえ…」
ブルー 「記録係で気が散るようだと、応援の方も苦手なのかい?」
Aブルー「苦手どころか天敵だよ!」

応援されたら駅弁どころの騒ぎではない、と苦々しい顔。

Aブルー「なにしろアレだよ、見られていると意気消沈だし…」
キース 「えらくヘタレなランナーだな…」
Aブルー「ハーレイはヘタレがデフォなんだよ!」

その点、こっちの世界の駅弁は凄い、と感じ入った様子。

Aブルー「真昼間な上に応援多数で、中継だってするんだろう?」
シロエ 「そうですよ。もちろん現地から生中継です」
Aブルー「凄すぎるよ! しかもその状態で記録を破る神までが!」
サム  「そりゃまあ…なあ? 一種のプロだしよ」
Aブルー「プロなわけ?」
ジョミー「厳密に言えばプロじゃないけど、あれに賭けてる人だよね」

スカウトとかもあるらしいから、ジョミー君。

ジョミー「今年の神なんか、かなり早くからスカウトしてたって…」
Aブルー「それじゃエリート集団なんだ?」
キース 「エリートと言うのかどうかは分からんが…。強いヤツらだ」
Aブルー「最高じゃないか、強いだなんて!」

そんな人たちを集めてお正月から駅弁なのか、と感動しきり。

Aブルー「そういう応援番組があるのに見逃したなんて…!」
シロエ 「また来年がありますよ」
Aブルー「忘れないように見ることにするよ! それを見なくちゃ!」

あんなDVDなんかより…、と妙な台詞が。

シロエ 「DVDって…。お正月番組じゃなかったんですか?」
Aブルー「駅弁中継を知らなかったから、そっちを見ちゃって…」
キース 「そのためにテレビだったのか?」
Aブルー「そう!」

ノルディに頼んで大型テレビ、と言ってますけど。
キャプテンと映画でも見てましたかねえ?

2015/01/16 (Fri)

 

☆駅伝の方が好み


エロドクターの別荘のテレビ、ソルジャー夫妻はDVDを見たらしく。
そんなものより駅伝中継が良かったと嘆いておりますが。

Aブルー「でもねえ…。DVDでも、それなりに盛り上がったしね!」
ブルー 「その先は喋らなくてもいいから!」

大体のことは想像がつく、と生徒会長、イエローカードを。

ブルー 「どうせロクでもないヤツだろう!」
Aブルー「何を言うかな、福の神が下さった秘蔵のDVDで!」
一同  「「「福の神?」」」
Aブルー「そうだよ、お歳暮で貰ったヤツだよ!」

旦那さんが選んでくれたヤツ、と満面の笑顔。

Aブルー「ゲイな公爵だったっけ? その人のチョイス!」
一同  「「「こ、公爵…」」」

その人はもしかしなくても、と顔面蒼白の御一同様。

シロエ 「ど、ドクツルタケのご主人ですよね?」
キース 「それ以外に公爵の心当たりなど無いからな…」
サム  「お歳暮も心当たりがねえよ!」

また出たのか、と上を下への大騒ぎ。
ドクツルタケこと公爵夫人なイングリッドさん、昨年からの腐れ縁で。

ジョミー「除夜の鐘で御縁を流した筈だったよね?」
マツカ 「ぼくはそのつもりで撞きましたけど…」
スウェナ「私もそうよ!」
Aブルー「流しただって!? 何をするかな、君たちは!」

だけどしっかり回収した筈、とソルジャー、自信溢れる表情で。

Aブルー「煩悩ゲットのついでに回収出来てるよ、きっと!」
キース 「そんなものまで拾ってくるな!」
Aブルー「本当に大事な御縁なんだよ、DVDも凄かったしね!」

もう本物の無修正なのだ、と大感激。

Aブルー「その道の人のチョイスだけあって、中身もゴージャス!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「ハーレイと二人で盛り上がるにはピッタリで!」
ブルー 「はいはい、分かった!」
Aブルー「でも、駅弁には負けるよねえ…。あっちは生中継だしね!」

来年こそはそっちを見よう、と言ってますけど。
無修正なDVDより駅伝中継って…?

2015/01/17 (Sat) 

 

☆凄すぎる駅伝


煩悩ゲットに来ていたソルジャー夫妻が観賞したのはDVD。
無修正だったそうですけれども、駅伝中継の方が見たかったとのこと。

Aブルー「せっかくの応援番組だしねえ、そっちを見ないと!」
ブルー 「君のハーレイが駅伝をやっているからかい?」
Aブルー「そうだよ、そして頑張れと尻を叩くんだよ!」

あんなに凄い人たちがいる、と喝を入れるのだ、とグッと拳を。

Aブルー「なんと言っても真っ昼間! おまけに現場を生中継!」
ブルー 「こっちの世界じゃ、駅伝はそういうものだから…」
Aブルー「その辺がディープな所だよ! こっちの世界の!」

まだまだ知らないことが沢山、と赤い瞳がキラキラと。

Aブルー「煩悩ゲットの日だけじゃなくって、応援用の番組までが!」
ブルー 「たまたまセットになっただけだよ、その日程は」
キース 「俺も関係無いと思うが…」
Aブルー「無関係ってことはないだろう! 駅弁だよ?」

おまけに記録も取ってるらしいし、とソルジャー、大いに関心が高く。

Aブルー「今年は記録破りもあったほどだし、明らかにセット!」
ブルー 「…そうなのかなあ?」
Aブルー「絶対そうだよ、君たちが興味が無いってだけで!」

好きな人はテレビに齧り付くんだろう、と鋭い指摘。

キース 「それはまあ…。否定は出来んな」
サム  「アレを見てこそ正月だ、って人も多いぜ、確かに」
Aブルー「ほらね、大人は駅弁なんだよ!」
シロエ 「大人専用とも言い切れませんが…」
マツカ 「子供はあんまり見ませんよね?」
Aブルー「見てる子供もいるのかい!?」

ちょっとビックリ、とソルジャーの目が真ん丸に。

Aブルー「駅弁中継を見てる子供がいるなんて…」
シロエ 「そりゃあいますよ、家族団欒な家もありますからね」
ジョミー「お正月だしね!」
キース 「それこそ炬燵にミカンでな」
Aブルー「ぼくは本気で尊敬するよ!」

こっちの世界は凄すぎる、と驚いてますが。
駅伝中継の何処が凄いと…?

2015/01/18 (Sun) 

 

☆お正月も凄い


お正月番組の花の駅伝中継。家族揃って見る家も少なくない筈ですが。
子供も見ていると聞いたソルジャー、酷く驚いておりまして。

Aブルー「子供も一緒に駅弁だなんて、それは英才教育かい?」
キース 「そういうわけでもないと思うが…」
ジョミー「でもさあ、いつかは自分も、って考えることはあるかもね」
シロエ 「ええ、その線ならありそうですね」

次の世代のヒーロー誕生ですよ、とシロエ君。

シロエ 「将来はそっちの道へ進んで、また新しい神が出るとか」
サム  「うんうん、小さい頃からやってりゃ芽も出るしよ」
マツカ 「早めに始めるのはいいことですよね、運動系は」

ぼくは今でもキースとシロエに追い付けません、と小さな溜息。

マツカ 「もっと早くからやっていれば、と思いますよ」
キース 「分からんぞ? 努力で伸びることもあるしな」
シロエ 「そうですよ! マツカ先輩も頑張りましょう!」
マツカ 「そのつもりですが…。スタートの違いは大きいですから」

この差を埋めるのは大変そうです、という話。

マツカ 「ですから駅伝の選手にしたって、いつ始めるかで違うかと」
キース 「確かに、駅伝向きの身体を作れば変わってくるな」
Aブルー「駅伝向きの身体づくりって…。そんなのまで!?」
シロエ 「どう鍛えるかが大切ですしね」
Aブルー「そうだろうけど…」

そこまでするんだ、と感心しきり。

Aブルー「こっちの世界はホントに凄いね、お正月への意気込みが」
キース 「年に一度のイベントだからな」
スウェナ「クリスマスが済んだら一気にお正月よね」
ジョミー「商店街の飾りなんかも一晩で変わってしまうしね!」

クリスマスツリーから松飾りへ、とナイスな指摘。

シロエ 「あれは一種の見ものですよね」
Aブルー「その勢いで除夜の鐘まで行くんだね?」
キース 「そうなるな」
Aブルー「でもって、煩悩ゲットの日!」

お正月万歳、と讃えてますけど。
そんなに凄いイベントですかね、お正月…?

2015/01/19 (Mon)

 

☆駅伝中継の意味


こちらの世界のお正月への意気込み、ソルジャー感動しきりですけど。
煩悩ゲットなイベント以外は特にソルジャー向けでもなくて。

キース 「あんたがそこまで感激するほどのものか、正月は?」
ブルー 「ぼくにも理解出来ないねえ…」
Aブルー「煩悩ゲットを目指す人のためのイベントだろ?」

除夜の鐘からカウントダウンで、と言うソルジャー。

Aブルー「煩悩を多めに持っている人は流してお裾分け!」
キース 「いや、そこはだな…。流した煩悩は流しっぱなしで」
シロエ 「清らかな心で新年を迎えるための行事なんですが」
Aブルー「でもさ、欲しい人は拾っていいわけだろう? その煩悩!」

拾いたい人は姫はじめ、とソルジャー独自の解釈が。

Aブルー「二日の夜に励んだ人にはもれなく煩悩! 煩悩ゲット!」
ブルー 「そう思ってるのは君だけだから!」
Aブルー「嘘をつかないでくれるかな? ぼくは騙されないからね!」
ブルー 「騙すも何も…。本当に君しか言ってないから!」
Aブルー「大嘘つき! ちゃんと国民的行事じゃないか!」

証拠は掴んだ、と勝ち誇った顔。

Aブルー「その日を挟んで応援番組、これが立派な証拠だよ!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「だから駅弁中継だってば、二日と三日にやるんだろう!」
シロエ 「駅伝は確かにその日ですけど…」
ブルー 「国民的人気番組でもあるけど、それが…?」

姫はじめとどう繋がるのだ、と理解不能な御一同様。

ブルー 「君が駅伝好きだってことは分かったけれど…」
シロエ 「キャプテンもなさるらしいですけど…」
キース 「煩悩ゲットとは繋がらんぞ?」

意味不明なことを言いやがって、とキース君。

キース 「あんた、正月ボケなのか?」
Aブルー「失礼な! 君たちの方こそ分かっていないし!」
シロエ 「何処がです?」
Aブルー「駅弁中継が目指す所だよ!」

全く分かっていないじゃないか、と言われましても。
駅伝中継が目指すものって何ですか…?

2015/01/20 (Tue)  

 

☆応援用に駅伝です


ソルジャー言うところの煩悩ゲットこと、姫はじめ。
国民的行事だなどと言い出しましたが、加えて駅伝中継もどうとかと。

Aブルー「いいかい、子供にも見せて英才教育! それが駅伝!」
ブルー 「どっちかと言えば娯楽なんだと思うけどね?」
Aブルー「そりゃあ根本的には娯楽さ、だって駅弁なんだから!」

中継を見て楽しむものだ、と理解はしているらしいものの。

Aブルー「でもねえ、二日と三日にやるってことはさ、応援番組!」
シロエ 「テレビを見ながら応援するのは定番ですけど…」
サム  「ただの名物だぜ、正月の」
Aブルー「これだから君たちは困るんだよ! 分かってないから!」

万年十八歳未満お断りの団体様はダメダメだ、と首を振るソルジャー。

Aブルー「その調子だと君たちは駅伝、見てないね?」
ジョミー「うん…。毎年、何処かで遊んでるから」
キース 「初詣だとか、年始回りだとかな」
Aブルー「まあ、見ても無駄だとは思うけどさ…。猫に小判で」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「どうせ理解していないんだからさ、駅弁の凄さ!」

アレは体験してこそだ、と鼻でフフンと。

Aブルー「あれでなかなか難しいんだからね、駅弁は」
キース 「それは重々、承知しているが…」
シロエ 「ぼくじゃとっても無理ですし…」
Aブルー「なるほどねえ…。その程度には分かっているらしい、と」

だけど、と深い溜息が。

Aブルー「何故お正月に駅弁なのか! そこが大切!」
ジョミー「盛り上がるからじゃないの?」
Aブルー「それだよ、それが肝心なトコで!」

煩悩ゲットの前後に駅弁、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「こんな調子で頑張りましょう、と応援のために駅弁だよ!」
キース 「…いったい何を応援するんだ?」
Aブルー「もちろん煩悩ゲットだよ!」
一同  「「「ええっ!?」」」

どうしてそういうことになるのだ、と一同、愕然。
お正月の花の駅伝中継、どう転んだら煩悩ゲットの応援になると…?

2015/01/21 (Wed) 

 

☆駅伝で頑張れ


お正月の駅伝は煩悩ゲットの応援用番組だ、と言い出したソルジャー。
何ゆえそういうことになるのか、誰もが理解不能でして。

キース 「駅伝は選手を応援しながら楽しむものだが!」
Aブルー「だから楽しめるじゃないか、今年の記録破りとか!」
シロエ 「それはそうかもしれませんけど…」

いったい何処で煩悩ゲットに結び付くんです、とシロエ君。

シロエ 「まるで別物だと思いますが!」
Aブルー「違うね、真っ昼間からやっている辺りがね!」

しかも煩悩ゲットの夜を間に挟んで二日間も、とニコニコニッコリ。

Aブルー「始める前に見て盛り上がって、終わった後も感慨深く!」
一同  「「「はあ?」」」
Aブルー「負けてたまるかとエンジンに点火、煩悩ゲットで!」
ブルー 「…何に負けると?」
Aブルー「駅弁をやってる人たちだよ!」

特に今年は記録破りの神もいたんだろ、とソルジャー、力説。

Aブルー「これが応援でなければ何だと! そして次の日も!」
シロエ 「そりゃあ、三日がある意味、クライマックスですけど…」
Aブルー「ほらね、今年も頑張りましょう、ってコンセプトだよ!」

励みまくって夫婦円満、と妙な台詞が。

一同  「「「夫婦円満?」」」
Aブルー「駅弁だからね! お正月からパワー全開!」
サム  「パワー全開でなきゃ、駅伝は面白くねえけどよ…」
Aブルー「だろ? しかも昼間から生中継だし、燃えるってば!」
キース 「好きなヤツはとことん好きだと聞くが…」
Aブルー「ぼくも好きな方で、もちろんぼくのハーレイだって!」

あのガタイだけに駅弁はお手の物で、と得意げに。

Aブルー「グッと抱えて、一発と言わず、二発、三発!」
一同  「「「えっ?」」」
Aブルー「記録破りの神なんかを見たら、ヌカロクだって!」
ブルー 「…何か間違っていないかい?」
Aブルー「間違えてないよ、駅弁だろう?」

駅弁と言えば駅弁なのだ、と言ってますけど。
何故に駅伝でヌカロクなんぞが…?

2015/01/22 (Thu) 

 

☆記録が気になる


グッと抱えて一発と言わず二発、三発、それがソルジャーの言う駅弁。
おまけにヌカロクがどうのこうのと、どの辺が駅伝かがサッパリ謎で。

ブルー 「君がいったい何を言いたいのか、全く理解不能だけど!」
Aブルー「駅弁について語ってるんだよ、お正月の定番なんだろう?」
ブルー 「そりゃそうだけど…。どう転んだらそっちに行くわけ?」
Aブルー「記録破りの神が出たって聞いちゃうとね!」

ところで神は何発なのだ、という質問が。

Aブルー「今までの記録も気になるけれども、やっぱり神がね!」
サム  「確か、コースが変わったんじゃねえか?」
シロエ 「そうです、そうです。だから去年までのは参考記録で」
Aブルー「参考記録というのは何だい?」
キース 「正式には比較できない記録といったトコだな」
Aブルー「ああ、なるほど!」

条件が変わればそうだろうね、とソルジャー、納得。

Aブルー「それじゃ記録を破ったと言っても、それまでの神も…」
ジョミー「凄いってことにはなるんだろうけど、今年のコースは…」
スウェナ「長くなったんじゃなかったかしらね、去年までより」
マツカ 「ニュースではそう言ってましたね」
Aブルー「コースが長くなったって!?」

それで記録を破ったのかい、と驚くソルジャー。

Aブルー「凄いじゃないか、そんなに持ち堪えるなんて!」
シロエ 「そうですよ? おまけに記録破りのタイムですしね」
Aブルー「だろうね、それだけの時間をヤリ続けるというパワー!」

どうして見逃してしまったのか、と後悔しきりで。

Aブルー「ぼくのハーレイと二人で見てれば、煩悩ゲットも!」
ブルー 「駅伝が好きなのは分かったから!」
キース 「来年は忘れずに見るんだな」
Aブルー「もちろんだよ! DVDも凄かったけれど、断然、駅弁!」
ブルー 「そこまでなのかい?」
Aブルー「無修正でも録画だしねえ、やっぱりナマだよ!」

生が一番! と言ってますけど、何か間違ってはいませんか…?

2015/01/23 (Fri) 

 

☆録画よりもナマ


お正月には煩悩ゲットな姫はじめ、と励んだらしいソルジャーですが。
盛り上げるために見ていたDVDより、生中継な駅伝だそうで。

Aブルー「生中継だと何が起こるか分からないしね、それに限るよ!」
ブルー 「…君が見ていたヤツよりも?」
Aブルー「当たり前だよ、どんなに凄くても録画は録画!」

あれはあれで良かったんだけど、とウットリと。

Aブルー「流石はゲイな人のチョイスで、それはハードで!」
一同  「「「はあ…」」」
Aブルー「ぼくでも凄いと思うプレイをガンガン連発、もう一級品!」

一級どころか国宝級かも、と大絶賛。

Aブルー「それでね、同じ男優がやたら何度も出て来たんだけど…」
ブルー 「その手のヤツにはありがちだよ、それ」
Aブルー「ところがこれが違うんだな! ぼくはそう見たね!」
ブルー 「どうでもいいから、サッサと帰れば?」
Aブルー「君たちも聞いてて損はしないよ、あの男優はきっと!」
一同  「「「きっと…?」」」

ウッカリ反応、御一同様。
ソルジャー、すっかり気を良くしまして。

Aブルー「ぼくが思うに公爵なんだよ、男優じゃなくて!」
一同  「「「公爵!?」」」
Aブルー「気品溢れるロマンスグレー! そして漂う退廃感!」

貴族とはそういうものなのだろう、とニッコリと。

Aブルー「身のこなしだって何処か違うんだよ、一般人とは!」
ブルー 「…無修正とか言わなかったかい?」
Aブルー「それなりに序盤があるからね! ドラマなんだよ!」

公爵の愛の遍歴を撮ったDVDに違いない、と自信たっぷり。

Aブルー「また貰えると嬉しいんだけどね、ああいったものを!」
ブルー 「そのお宝より駅伝というのが真面目に理解不能だけど?」
Aブルー「ナマの良さだよ、今年みたいに神が出るとか!」
ブルー 「神はひたすら走っただけだよ?」
Aブルー「記録を破れば、もうそれだけで最高だよ!」

盛り上がらずにいられようか、と言ってますけど。
相手は駅伝中継ですよ?

2015/01/24 (Sat)

 

☆駅伝にモザイク


ソルジャー夫妻が観賞していたDVDなるもの、公爵主演という噂も。
無修正でハードな代物らしいのに、それより駅伝と言われましても。

ブルー 「記録破りの走りが最高ねえ…。無修正のDVDよりも?」
Aブルー「そう、過ぎ去った過去のものよりも!」

断然ナマだ、とソルジャー、力説。

Aブルー「リアルタイムでやってるんだよ、駅弁を! しかも中継!」
ブルー 「生中継だからこそ人気なんだよ、あの番組は」
シロエ 「臨場感が命ですしね」
キース 「後からニュースで見たんではなあ…」

つまらないだろう、と生中継の良さは分かるものの。

ブルー 「でもねえ、どうしてDVDより駅伝なんだか…」
Aブルー「見たいじゃないか! たとえモザイクがかかっていても!」
一同  「「「は?」」」

何故に駅伝にモザイクなのか。
誰もがキョトンで、ワケワカランで。

ブルー 「…モザイクって?」
Aブルー「まさか、モザイク無しなのかい?」
ブルー 「そんな話は聞いたことすらないけどねえ…」
Aブルー「ますますもって凄いじゃないか! 流石は応援番組だよ!」

無修正のをガンガン流して煩悩ゲットを応援なのか、と大感激。

Aブルー「それを見ちゃったら、もう励むしかないってね!」
ブルー 「…何を?」
Aブルー「決まってるだろう、姫はじめだよ!」

一晩励んで、次の日もまた駅弁を見て…、とグッと拳を。

Aブルー「ゲットした煩悩を生かしましょう、と次の日も駅弁!」
ブルー 「君の発想、ぼくには真面目に謎だから!」
Aブルー「君が駅弁、知らないってことはないだろう?」

国民的人気番組らしいし…、とソルジャーの指摘。

キース 「そこの所は否定しないが、俺にも分からん」
Aブルー「君には期待していないけどさ、ブルーはさ…」
ブルー 「駅伝はたまに見てたけど…」
Aブルー「見ていたくせに分からないわけ、あの素晴らしさが?」

どうなんだか、と呆れてますけど。
 分かってないのは、いったい、どっち?

2015/01/25 (Sun) 

 

☆キャラじゃないです


駅伝の素晴らしさが分からないのか、と呆れるソルジャーですけれど。
無修正だったらしいDVDより凄いと言われても、それもまた謎。

ブルー 「駅伝の魅力は分かってるつもりなんだけど…」
Aブルー「じゃあ、やったことは?」
ブルー 「そんなの、やるわけないだろう!」

ぼくのキャラじゃないし、と生徒会長。

ブルー 「ぼくに似合うと思うのかい? 駅伝が!」
Aブルー「ああ、そうか…。君だと完全にやる方だよねえ…」

ぼくと違って、とソルジャー、溜息。

Aブルー「確かにそれだと分からないかもね、駅弁の魅力」
ブルー 「やってみたいとも思わないしね」
Aブルー「そうだろうねえ、力も要るし」
ブルー 「そもそも、ぼくには持久力ってヤツが無いってば!」

誰があんなに走れるもんか、と当然と言えば当然な話。

ブルー 「持ちやしないよ、ぼくなんかじゃね」
Aブルー「うーん…。そこは自慢するトコじゃないと思うけど…」
ブルー 「一般人はそれでいいんだよ!」
Aブルー「でもねえ…。持ちの良さってヤツは大事じゃないかと」
ブルー 「理想と現実は違うものだよ、理想は高く持ちたいけどね」
Aブルー「そういうもの? まあいいけど…」

ちょっと意外、と首を捻っているソルジャー。

Aブルー「君はけっこう自信アリかと思ってたのに…」
ブルー 「ぼくは儚げな美形が売りなんだよ!」
Aブルー「駅弁に関してはそうかもだけど…。持ちの方はさ…」

女性だって長持ちの方が嬉しいんじゃあ、と妙な台詞が。

ブルー 「…女性?」
Aブルー「君はそっちが専門なんだろ、ぼくと違って」

フィシスって恋人もいるじゃないか、とニッコリと。

Aブルー「同じやるなら長持ちだろうと思うんだけどね?」
ブルー 「…何が?」
Aブルー「もちろん、男の持久力だよ!」
ブルー 「は?」
Aブルー「それともアレかな、女性は違うと?」

長持ちよりも早めが好みなのかな、とか言ってますけど。
女性の好みって、どういう話?

2015/01/26 (Mon)

 

☆駅伝と恥じらい


女性だって長持ちの方がいいのでは、とソルジャーの口から出た台詞。
男の持久力がどうとかこうとか、およそ駅伝とは無関係そうで。

Aブルー「女性は早い方が好みなのかい、長持ちよりも?」
ブルー 「それは走りの話なわけ?」
Aブルー「そんなトコだけど…。フィシスも早い方が好きだとか?」
ブルー 「どうなんだろう? 特に好きとも聞いてないねえ…」
Aブルー「だったら、やっぱりフィシスだって! 長持ち希望!」

きっと恥ずかしくて言いにくいのだ、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「ぼくと違って恥じらいってものがありそうだしね!」
ブルー 「…駅伝の話をしてたんじゃあ?」
Aブルー「そうだよ、駅弁の話だよ? あれにしたって!」

長持ちに越したことはない、と得々と。

Aブルー「グッと抱え上げられて一発だしねえ! その一発が!」
ブルー 「…一発?」
Aブルー「一発と言わず二発、三発と続けばいいけど…」

そこまでの駅弁は難しくって、とブツブツブツ。

Aブルー「あれでヌカロクが出来れば神だね!」
一同  「「「は?」」」

未だに分かっていないヌカロク、それがシャン学メンバーのレベル。
さりとてヤバイ言葉だとは知っているわけでして。

キース 「何故、駅伝からそっちに行くんだ!」
Aブルー「ぼくの理想だから!」

どんな時でも多めが好きで、と笑顔全開。

Aブルー「駅弁でヌカロク、いいだろうねえ…。ぼくも疲れるけど」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「いくらハーレイが抱えてくれても、どうしてもねえ…」

ヌカロクともなれば腕の筋肉がきっとプルプル、と言うソルジャー。

Aブルー「駅弁は刺激的だけれどさ、ぶら下がる方もそれなりに…」
ブルー 「ちょっと待った! 君が言うのは駅弁なわけ?」
Aブルー「そうだよ、お正月に生中継をやってるという駅弁だよ!」

それで今年の神は何発やらかしたのだ、と訊いてますけど。
駅伝中継で何故かヌカロク、一発二発とはこれ如何に?

2015/01/27 (Tue) 

 

☆神ならではの走り


グッと抱え上げられて一発と言わず二発三発、それが駅伝ならぬ駅弁。
お正月には生中継だとソルジャー、信じておりまして。

Aブルー「記録破りの神の記録が気になるんだよ! 何発なわけ?」
ブルー 「神はそういうものじゃないから!」
Aブルー「それじゃ数より持久力かい?」

物凄く持ちが良かったとか、という質問。

キース 「持久力の凄さはあった筈だが…」
ジョミー「確か登りに強いんだっけか、他の選手よりも」
シロエ 「そういう話だったと思いますよ、ニュースでは」

小柄なのに大きな走りをするんだとか、とシロエ君。

シロエ 「スカウトされた理由がそれだと聞きましたね」
Aブルー「小柄で大きな走りって…。つまり腰が強いと?」
キース 「足腰が強いことだけは間違いないな」
サム  「ウサギみてえな走りだったらしいぜ、高校時代」

ピョンピョン走る姿が気に入った、とスカウトされたらしい今年の神。

Aブルー「ピョンピョンかあ…。それは間違いなく神業だね!」
キース 「元々の資質というヤツだろう。駅伝向きの身体ってことだ」
Aブルー「いいなあ…。ぼくのハーレイにもその技があれば!」

駅弁がきっと盛り上がるのに、と悔しそうな顔。

Aブルー「グッと抱えて一発二発もいいけど、ピョンピョン!」
キース 「キャプテンとは体格が違うと思うが」
Aブルー「だけどさ、やって欲しいよ、ピョンピョンと!」

未だかつて無い最高の刺激に違いない、と夢見る表情。

Aブルー「ピョンピョンだったら奥の奥まで、そしてイイ所を!」
キース 「…なんの話だ?」
Aブルー「駅弁だよ!」

さっきからずっとその話だし、と返った返事。

キース 「念のために訊くが、駅伝だな?」
Aブルー「それはもう! 駅弁については間違えないよ!」
シロエ 「…何か違う気がするんですが?」
Aブルー「君たちだって詳しいじゃないか、なんだかんだで!」

耳年増ってヤツだろうか、とニヤニヤニヤ。
やっぱり話が変なのでは?

2015/01/28 (Wed) 

 

☆駅伝で跳ねろ


お正月の駅伝中継、新たな神となった人の走りはピョンピョンだとか。
それを聞いたソルジャー、是非キャプテンにもやって欲しいらしく。

Aブルー「君たちにも話が通じるみたいで嬉しいよ! 駅弁の!」
キース 「それはまあ…。正月の名物番組だからな」
Aブルー「そこなんだよねえ、煩悩ゲットの応援番組って所がね!」

だから君たちでも詳しくなってくるのだろうか、とニコニコニッコリ。

Aブルー「やっぱりさ…。同じヤるならピョンピョンとね」
シロエ 「そんなに気に入ったんですか?」
Aブルー「思いもよらない駅弁だからね! 跳ねるだなんて!」

きっと素晴らしく刺激的、と夢見る表情。

Aブルー「ピョンと飛ばれてグッと奥まで、イイ所もグッと!」
キース 「…何か間違えていないか、あんた?」

駅伝で何が奥までなのだ、とキース君。

キース 「それにだ、神は駅伝では跳ねていないと思うがな?」
Aブルー「そうなのかい? でもさ、君たちは見てないわけだし…」
ジョミー「うん、初売りに行ってたから…」
Aブルー「じゃあ、跳ねてたかもしれないじゃないか!」

記録破りの秘訣はソレかも、とソルジャーの瞳がキラキラと。

Aブルー「ピョンピョン跳ねるプレイとなればね、記録の方も!」
キース 「そうかもしれんが…。見てないからな」
Aブルー「まあ、君たちが見たってねえ…」

猫に小判というヤツだ、と鼻でフフンと。

Aブルー「でも、ぼくは今後に生かすから! ピョンピョンを!」
シロエ 「キャプテンの資質は変わらないかと思いますが?」
Aブルー「ヘタレと足腰は別物だよ!」

早速鍛えて貰わなくては、とやる気満々。

Aブルー「次の駅弁では抱えてピョンピョン、それを目指して!」
キース 「…何を抱えるんだ?」
Aブルー「ぼくに決まっているじゃないか!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「駅弁と言えば抱えてヤるもの!」

君たちだって知ってるくせに、と言ってますけど。
それ、本当に駅伝ですか?

2015/01/29 (Thu) 

 

☆謎すぎる駅伝


ソルジャー曰く、駅弁と言えば抱えてヤるものだそうですが。
しかもソルジャーを抱えてピョンピョン、駅伝とはどうも違うようで。

キース 「あんたを抱えてどうやるんだ、それは?」
Aブルー「もちろんピョンピョン、奥の奥まで突っ込むんだよ!」

そうに決まっているじゃないか、と満面の笑顔。

Aブルー「早速ハーレイに頼まないとね、神のプレイを!」
ジョミー「キャプテン、何処に突っ込んでくわけ?」
Aブルー「それはもう! ぼくのイイ所に向かってね!」

そして二人で天国目指してまっしぐら! と言ってますけど。

キース 「あんたも一緒に走るのか…。いや、抱えるんだったか?」
Aブルー「駅弁だからね!」
シロエ 「駅伝は一人で走るんですけど…」
Aブルー「そうじゃないだろ、何を今更!」

駅弁中継にも詳しいくせに、とニヤニヤと。

Aブルー「そりゃね、頑張るのは一人だけどね!」
サム  「ホントに駅伝の話かよ?」
Aブルー「もちろんだよ! 煩悩ゲットの前後は駅弁中継だからね!」

応援して貰って一晩励んで、次の日もパワーを貰うのだ、という話。

Aブルー「子供までが見て英才教育、駅弁は実に素晴らしいよ!」
キース 「あんたの世界の駅伝とは違う気がするんだが…」
シロエ 「そうです、ぼくたちの世界じゃ誰も抱えて走りませんよ」
Aブルー「また変なことを言ってるし…。駅弁は抱えて走るもの!」

グッと抱えて奥の奥まで、力の限りに! とソルジャー、力説。

Aブルー「まさにハーレイの体格に見合ったプレイ!」
キース 「あんたを抱えて走れるんなら、相当な速さなんだろうな…」
Aブルー「失礼な! ぼくのハーレイは早くないから!」

丈夫で長持ち、と反論が。

Aブルー「もうビンビンのガンガンで!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「疲れ知らずでヤッてくれるんだよ、最近は!」
キース 「ちょっと待て!」

何か話が違わないか、と気付いたシャン学メンバーですが。
さて、どうなる…?

2015/01/30 (Fri)

 

☆似て非なるもの


早いどころか丈夫で長持ち、ビンビンのガンガンがキャプテンの駅弁。
どう考えても駅伝とはまるで別物、大人の時間っぽい話で。

キース 「念のために訊くが、その駅伝は何処でやるんだ?」
Aブルー「もちろん、ぼくのシャングリラだよ!」
キース 「…あんたの部屋じゃないだろうな?」
Aブルー「ハーレイの部屋でもたまにはやるねえ!」

ぶるぅが覗きをするものだから、と出ました、悪戯小僧の名前。

シロエ 「覗きって…。駅伝の話じゃないんですか?」
Aブルー「駅弁だって言ってるじゃないか、お正月には駅弁中継!」
ブルー 「もういいから! みんな間違いだと気付いたから!」
Aブルー「間違いって?」

何のことだい、とソルジャー、怪訝そうな顔。

Aブルー「煩悩ゲットの応援番組が駅弁生中継なんだろう?」
ブルー 「駅伝と駅弁は違うから!」
シロエ 「会長、やっぱり違うんですか?」
ブルー 「一文字違っているんだよ! 駅伝と駅弁!」

そして君たちは知らなくていい、と生徒会長。

ブルー 「いかがわしいのが駅弁なんだよ、ブルーが言う方!」
Aブルー「何を言うかな、駅弁中継はお正月の花だと聞いたし!」
ブルー 「ただ走るだけの番組だから!」

こうだから、と思念で伝達した模様。

Aブルー「…なんか全然違うんだけど?」
ブルー 「だから何度も言っただろう!」
Aブルー「でもねえ…。ぼくは天啓を受けたからね!」

グッと抱えてピョンピョンなのだ、とソルジャー、ウキウキ。

Aブルー「次の駅弁はそれで決まりで、奥の奥まで!」
ブルー 「いい加減、帰ってくれないかな!?」
Aブルー「言われなくても、帰ってピョンピョン!」

ぼくのハーレイと励んでくるよ、とパッと姿が消えましたが。

キース 「…おい、駅弁とは何のことだったんだ?」
ブルー 「煩悩ゲットの応援でいいよ…」

知ると不幸になるだろうから、と超特大の溜息が。
駅弁なるもの、体位の一つとは言わぬが花。今月これにて中継終了~。

2015/01/31 (Sat)



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