☆侮れない外来種
アッと言う間に今年も終わりな師走到来、いわゆる暮れという頃合い。
街にクリスマスソングが響いて、賑やかな季節でございますが。
シロエ 「いくらなんでも、もう大丈夫な気温ですよね?」
キース 「12月に松茸を貰った経験は流石に無いな」
スウェナ「これで当分大丈夫よねえ、変なキノコは」
サム 「そうだと思うぜ、来年がまたヤバイかもしれねえけどな」
ジョミー「でも、焦ったよねえ、仁王スッポンタケ…」
本物だったら終わりだったよ、と肩を竦めるジョミー君。
ジョミー「全部オニフスベだったから助かったけどさ…」
ブルー 「そうとも言い切れないけどね…」
一同 「「「え?」」」
ブルー 「一個くらいは混じってたかもだよ、仁王スッポンタケが」
シロエ 「あれって実在するんですか!?」
ブルー 「現時点では、出たというニュースは無いけどさ…」
外来種というのは何処から来るかが謎なのだ、と肩をブルッと。
ブルー 「行った先でさ、思わぬ変化を遂げるってことも…」
サム 「何か実例でもあるのかよ?」
ブルー 「このくらいの大きさの魚が、とある国にいるわけだけど…」
生徒会長が両手で示した、五十センチほどの魚のサイズ。
ブルー 「元のサイズはお馴染みなんだよ、この国だとね」
シロエ 「海の魚ですか?」
ブルー 「違うね、普通は金魚鉢かと」
一同 「「「金魚鉢?」」」
そんなデカイ魚が金魚鉢に入るだろうか、と顔を見合わせる御一同様。
キース 「アレか、寺とかに多い陶器のデカい鉢のことか?」
ブルー 「一般家庭用だけど?」
シロエ 「入り切らないと思いますが!」
ブルー 「元のサイズと言った筈だよ、本当だったら入るんだよ!」
この大きさになる前ならば、と生徒会長、至って真剣。
ブルー 「金魚すくいで貰えるサイズで可愛いんだけどさ…」
ジョミー「待ってよ、それって金魚なわけ!?」
冗談だよね、と確認が。
いくらなんでも五十センチの金魚は存在しませんよね?
2015/12/01 (Tue)
☆巨大化する金魚
ソルジャー夫妻の仁王スッポンタケの夢を砕いた、オニフスベの群れ。
一つくらいは本物かもと言う生徒会長、五十センチの魚がどうとか。
ジョミー「それって金魚のことじゃないよね、鯉だよね?」
シロエ 「鯉なら大きくなりますからね」
サム 「でもよ、金魚すくいに鯉が混じるって有り得るのかよ?」
キース 「アバウトな業者なら、それもアリじゃないのか?」
鯉も小さい頃には金魚と変わらん、というキース君の読みですけど。
ブルー 「違うね、ぼくが言うのは本物の金魚すくいの金魚!」
ジョミー「この大きさだって言わなかった!?」
こんな金魚がいるわけがない、とジョミー君の手が示す五十センチ。
ジョミー「これじゃ鯉だよ、どう考えても!」
ブルー 「この国だったら、いいトコ、三十センチだけどさ…」
どんなに育ってもそれが限界、と生徒会長、大真面目な顔。
ブルー 「でもねえ、外来種になると…。同じ金魚がドカンと大きく」
シロエ 「この国の金魚が何処かの国で巨大化ですか?」
ブルー 「そうらしいんだよ、メイプルシロップで有名な国で」
一同 「「「ええっ!?」」」
メイプルシロップで有名な国は、サトウカエデの葉が国旗な国で。
サム 「マジかよ、あそこで巨大化かよ?」
ブルー 「捨てないで下さい、って通達が出てるらしいんだよね」
シロエ 「何処に捨てるんです?」
ブルー 「その辺の川とか湖だよ。其処に捨てると育つんだよ!」
天敵がいない上に水が合ったようだ、と生徒会長。
ブルー 「繁殖した挙句に巨大化なんだよ、この大きさに!」
シロエ 「この国だと真面目に有り得ないんですが!」
キース 「本当にそんな巨大サイズに育つのか?」
ブルー 「育ったからこそニュースになってさ、ぼくが見たわけで!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ すっごく大きい金魚だったよ!」
ブルー 「だからね、仁王スッポンタケも…」
外来種なら起こり得るのだ、と恐ろしい話。
本物、混ざってましたかねえ…?
2015/12/02 (Wed)
☆ヤバすぎる外来種
ソルジャー夫妻が仁王スッポンタケだと思った、オニフスベですけど。
本物が混ざっていたかもだそうで、根拠は巨大化した金魚。
ブルー 「普通の金魚が五十センチに育つんだからさ、外国ではね」
シロエ 「…仁王スッポンタケも有り得るということですか…」
キース 「金魚がそれだと、あるかもしれんな…」
全部オニフスベだったと思いたいが、と複雑な顔のキース君。
キース 「俺の五体投地が功を奏して、オニフスベだといいが…」
サム 「仁王スッポンタケが混ざってたんなら、キースの勝ちだぜ」
見事に腐ったオチなんだからよ、とサム君の解釈。
サム 「オニフスベと一緒に腐ってカビでよ」
シロエ 「それは言えますね、キース先輩の法力ですよ!」
キース 「仏様が評価して下さったと?」
ブルー 「どうなんだかねえ、仏様の御心は本当に分からないから」
罰当たりな発言のせいで腐ったかもだし、とツッコミが。
ブルー 「そっちの罰なら、キースの法力は関係無いよ」
キース 「そ、そうか…。俺もまだまだということなんだな…」
ブルー 「当たり前だよ、ぼくの境地には三百年は早いよ!」
法力だなんて厚かましい、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「これからも精進あるのみなんだよ、仏の道は!」
キース 「そうだな、毎日が修行だったな」
サム 「頑張ってくれよ、仁王スッポンタケはマジで御免だぜ」
ジョミー「でもさあ…。ホントにヤバそうだよね」
もしかして時間の問題なのかな、と怯えた表情。
ジョミー「今年は無事に切り抜けたけどさ、来年は…」
シロエ 「そうならないよう、除夜の鐘で流してしまいましょう!」
アレで煩悩が流れますから、と冴えたアイデア。
シロエ 「みんなで揃って鐘を撞いたら流れ去りますよ!」
スウェナ「いいわね、大晦日は今年も元老寺よね!」
キース 「煩悩を流すなら確かにアレだな、間違いなく」
仁王スッポンタケを流すとするか、と副住職。
水洗トイレじゃあるまいし…。
2015/12/03 (Thu)
☆詰まったら困る
ソルジャー夫妻が仁王スッポンタケだと信じたブツは、オニフスベ。
そういうオチで終わったものの、侮れないのが外来種だと恐れる面々。
キース 「今年の除夜の鐘は気合を入れて撞けよ、お前たちも」
シロエ 「もちろんです! 仁王スッポンタケを流すんですから!」
サム 「綺麗に流れて欲しいぜ、マジで。…詰まらずによ」
ジョミー「詰まるって…。それって、最悪だし!」
下手に詰まったら来年も来る、とジョミー君でなくても怖い結末。
スウェナ「詰まっちゃったら流れないわよね?」
マツカ 「そういうことになるんでしょうね…」
シロエ 「ヤバすぎですよ、詰まった時は高圧洗浄でいきましょう!」
一同 「「「高圧洗浄?」」」
シロエ 「水回りとかが詰まった時には最強です!」
大抵の物は流れますから、とシロエ君のお勧め、高圧洗浄。
シロエ 「いっそ最初からやっておきますか、詰まらないように?」
サム 「どうやるんだよ、除夜の鐘で高圧洗浄ってのはよ」
シロエ 「多分、気合が大切ですから…。こう、力をこめて」
キース 「それはかまわないが、鐘を割るなよ?」
ヒビが入ったら修理費用が馬鹿にならん、と副住職の苦い顔。
キース 「ほどほどの力でやってくれ。壊さんようにな」
シロエ 「ええ、頑張ります! 力一杯!」
ブルー 「力もいいけど、お念仏の方も大切だよ」
お願いします、と祈りの気持ちもこめたまえ、と生徒会長。
ブルー 「仁王スッポンタケを流して下さい、と拝む気持ちで」
シロエ 「分かりました、力とお念仏ですね!」
ジョミー「詰まっちゃったら終わりだもんね…」
ぼくもお念仏を頑張ろう、と普段よりかは前向きな姿勢。
ジョミー「綺麗に流しておかないと…。あんな物はさ」
サム 「金魚みてえなことになったら悲惨すぎだぜ、スッポンタケ」
ブルー 「外来種は本当に怖いからねえ、いろんな意味で」
上陸されたら駆除をするのも大変で…、という話。
増えた後では手遅れですしね?
2015/12/04 (Fri)
☆迷惑な外来種
仁王スッポンタケは来なかったものの、金魚も巨大化するのが外来種。
来てしまったらエライことだ、と除夜の鐘で流すつもりの御一同様。
ジョミー「そうだよね、外来種の駆除は大変だって聞くもんね…」
キース 「天敵がいないと最強だからな、あの手のヤツは」
ブルー 「しかも巨大化する例があるしね、金魚みたいに」
本当に苦労しているようだ、と生徒会長が言うメイプルシロップの国。
ブルー 「捨てないで下さいという看板が切実だったよ」
サム 「五十センチになっちまうんじゃあ、シャレにならないよな」
シロエ 「おまけに美味しくないでしょうしね…」
マツカ 「外来種の魚は、この国でも嫌われ者ですからね」
色々と料理を作ってみても駄目みたいで…、とマツカ君が言う通り。
キース 「肥料にするのが一番らしいな、処分方法としては」
ブルー 「そうらしいねえ…。でも、巨大スッポンタケだと肥料は…」
無理じゃないかな、と生徒会長。
ブルー 「大して養分も無いんだろうし、干したらロクに残らないし」
スウェナ「外来種の藻とかも困るみたいね、増殖した後は」
サム 「腐って匂いが酷いらしいよな、増えまくった末によ」
シロエ 「ですから、水際対策ですよ!」
仁王スッポンタケの上陸を阻止しなければ、と除夜の鐘をプッシュ。
シロエ 「何が何でも流すんです! 大晦日に高圧洗浄です!」
ジョミー「ぼくも頑張るよ、キースに法衣を借りようかな…」
キース 「やる気になったか、ついにお前も」
ジョミー「アレを引き摺らないためだったら、法衣くらい着るよ!」
サム 「その意気だぜ、ジョミー! 俺も今年は法衣でいくぜ」
貸してくれよな、とサム君も。
サム 「マジで今年で終わらせたいしよ、スッポンタケ」
シロエ 「心をこめて流しましょう! 詰まらないように!」
ジョミー「みんなで高圧洗浄だよ!」
キース 「壊すなよ?」
くどいようだが鐘を壊してくれるなよ、と念押しが。
修理費用が高いですしね?
2015/12/05 (Sat)
☆ゴーンと鳴らして
可愛い金魚も巨大化するらしい、外来種という生き物の怖さと迷惑さ。
仁王スッポンタケが来たら大変だ、と除夜の鐘に賭ける御一同様。
キース 「いいな、鐘を壊したら修理費用は出して貰うぞ」
サム 「そこまでの力は誰もねえんじゃねえの?」
シロエ 「会長だったら分かりませんけどね、サイオンを使えば」
釣鐘くらい割れるんじゃあ…、とシロエ君の意見。
シロエ 「ですから、気を付けるべきなのは会長ですよ」
ブルー 「あのねえ…。ぼくはこれでも高僧なんだし、祈る方だよ」
シロエ 「南無阿弥陀仏で高圧洗浄ですか…」
ブルー 「他に何があると? 鐘を撞くのは一瞬じゃないか」
ゴーンと一発撞くだけの間に唱えられるのはお念仏くらい、と銀青様。
ブルー 「下手に真言を唱えるよりかは、お念仏だよ」
キース 「間違いないな。お前たちも力任せで行くより、お念仏だ」
ジョミー「分かってるってば、だから法衣を借りるんだよ!」
サム 「ジョミーがその気になってるほどだし、これはいけるぜ」
もう確実にスッポンタケを流せそうだ、とサム君もやる気満々で。
サム 「俺もバッチリ法衣でキメてよ、ゴーンと一発…!」
??? 「同じ一発なら、奥の奥まで来て欲しいけどね?」
一同 「「「!!?」」」
何事なのだ、と誰もが驚くソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
キース 「あんた、いったい何しに来たんだ!」
Aブルー「ちゃんと言ったよ、同じ一発なら奥の奥までズンズンと!」
夫婦の時間はそれでこそだ、と斜めな発言。
キース 「俺たちは今、除夜の鐘の話をしているんだが…!」
Aブルー「知ってるってば、アレで流れた煩悩がとても大切だしね!」
それを回収するために夫婦で励むのが姫はじめだから、と笑顔全開。
Aブルー「来年も大いに励まなくっちゃ、と思っていたら…」
一同 「「「思っていたら…?」」」
まさか墓穴を掘ったのでは、と顔面蒼白になった面々。
除夜の鐘の話は禁句でしたか…?
2015/12/06 (Sun)
☆流すだけ無駄
仁王スッポンタケには除夜の鐘で流れて貰おう、と決めた面々ですが。
話の最中に出て来たソルジャー、除夜の鐘の煩悩ゲットに燃える人。
Aブルー「君たちが除夜の鐘の話をするから、是非聞かなくちゃと!」
シロエ 「聞いていたんですか!?」
Aブルー「いつも通りに、ぼくの世界のシャングリラからね!」
壁に耳あり障子に目あり、とソルジャー得意の覗き見の出番。
Aブルー「スッポンタケを流そうだなんて、とんでもないよ!」
シロエ 「ぼくたちは縁を切りたいんです!」
ジョミー「高圧洗浄で流すんだからね、ぼくも法衣を着るんだよ!」
キース 「言っておくが、除夜の鐘に手出しはさせんからな!」
撞きたいのなら正面から堂々と来い、と副住職。
キース 「列に並んで撞いてくれ。おぜんざいのお接待もある」
Aブルー「流す方ならお断りだね、ぼくは煩悩を拾うんだから!」
そして姫はじめに励むんだから、と嫌すぎる台詞。
Aブルー「だから仁王スッポンタケを流しても無駄! 拾うから!」
一同 「「「うわー…」」」
そういうオチか、とガクガクブルブル。
シロエ 「流した端から回収ですか!?」
Aブルー「当たり前だよ、高圧洗浄か何か知らないけどね!」
ついでに素敵な閃きゲット、とニコニコと。
Aブルー「外来種は大きくなるんだって? 巨大金魚とか」
ブルー 「君は最初から聞いていたわけ!?」
Aブルー「仁王スッポンタケの名前が聞こえたからね!」
大いに望みが出て来たし、と嬉しそうな顔。
Aブルー「今年のは腐らせちゃったけれども、来年こそは!」
ブルー 「迷惑だから!」
Aブルー「ぼくとしては是非、会いたいわけだよ、超特大のに!」
奥の奥までズンズン来そうな巨大なのがいい、という話。
Aブルー「それで閃いたのが外来種で!」
ブルー 「元からそれだと言ってたけど?」
Aブルー「いそうな所に気付いたんだよ!」
仁王スッポンタケの元に出会えそうな場所、と言ってますけど。
本当に…?
2015/12/07 (Mon)
☆なんでもアリな国
除夜の鐘で仁王スッポンタケを流そうと計画していた、御一同様。
ところがソルジャーに聞かれていたオチ、外来種に心当たりが云々と。
Aブルー「外来種っていうヤツはアレだよね、他所から来るヤツ!」
ブルー 「そうだけど? もう思い切り迷惑なヤツで!」
聞いていたんなら分かるだろう、と生徒会長、厳しい口調。
ブルー 「爆発的に増殖するとか、とても困った存在なんだよ!」
Aブルー「らしいね、金魚も五十センチになるみたいだから…」
この国のヤツが他所に行ってもいいわけだ、と妙な台詞が。
ブルー 「この国のヤツって…どういう意味だい?」
Aブルー「ごくごく普通のスッポンタケがお引越しだよ!」
他所の国にね、と言われましても。
ブルー 「それは迷惑すぎるから! 行った先の国に!」
キース 「あんた、生態系を破壊する気か、何処かの国で!」
あんたの世界の地球は滅びていなかったか、とキース君のツッコミ。
キース 「そういう世界から来ているくせに、破壊活動に走る気か!」
Aブルー「外来種のせいで滅びたわけではないと思うけど?」
地下に分解不可能の毒素が溜まって、海もどうのと怖そうな話。
Aブルー「何も棲めなくなっちゃったんだよ、外来種どころか!」
ブルー 「それで外来種でも歓迎なのかい、君の頭は?」
Aブルー「強く逞しく生きられるならね!」
スッポンタケにも強く生きて欲しい、と斜めな解釈。
Aブルー「何処かの国でドカンと大きく! やって良ければ!」
ブルー 「最悪だから! 下手をしたら外交問題だから!」
Aブルー「うるさいらしいね、他所の国はねえ…」
この国はなんでもアリだというのに、と頭を振っているソルジャー。
Aブルー「クリスマスを祝って、除夜の鐘を撞いて、初詣でさ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「三つとも違う宗教じゃないか、年末年始の定番だけど!」
他所の国だと普通は混ぜない、と鋭い指摘な宗教問題。
なんでもアリには違いないかも…?
2015/12/08 (Tue)
☆裏切り者は誰だ
仁王スッポンタケが外来種なら、この国のを他所にと言うソルジャー。
外交問題になると叱れば、この国だったら大らかなのにと反撃が。
Aブルー「違う宗教を三つも並べて年末年始! 素晴らしいよ!」
キース 「俺の家にはサンタクロースが来ないんだが?」
シロエ 「そうでしたよねえ、先輩の家は厳格だとかで」
サム 「アドス和尚は厳しさが半端ねえもんなあ…」
Aブルー「そうなんだ? だけど、普通はお寺もクリスマスだよね?」
ブルー 「大きな声では言えないけどね…」
大抵の寺はやってるだろう、と銀青様の証言が。
ブルー 「檀家さんには見えない所にクリスマスツリーで」
Aブルー「ほらね、やっぱりこの国は基本が何でもアリで!」
キース 「否定はせんが…」
Aブルー「だったら、仁王スッポンタケだって大丈夫だよ!」
きっと元気に生きてゆける筈、とグッと拳を。
Aブルー「持ち出すのが駄目なら、持ち込む方で!」
ブルー 「なんだって!?」
Aブルー「他所の国から連れて来るんだよ、スッポンタケを!」
ブルー 「ちょっと待った! 君は別の世界の人間だから!」
変に干渉しないで欲しい、と生徒会長、ソルジャーの貌。
ブルー 「ぼくもソルジャーとして、其処の所は譲れないよ!」
Aブルー「分かってるってば、実行犯はぼくじゃないから!」
一同 「「「へ?」」」
実行犯とは何のことか、と一同、キョロキョロ。
シロエ 「…誰か共犯者がいるんですか?」
キース 「俺たちの中に裏切り者がな」
それ以外は考えられないだろう、とキッパリと。
キース 「こいつの存在は俺たちしか知らん。だからだな…」
ジョミー「ぼくは裏切らないからね! 法衣も着るって言ってたし!」
スウェナ「私も違うわ、買収だってされてないわよ!」
サム 「俺も絶対、裏切らねえよ!」
マツカ 「ぼくにも、とてもそんな勇気は…」
シロエ 「じゃあ、誰です?」
裏切り者は、と言われましても。
普通、自白はしませんね?
2015/12/09 (Wed)
☆前科者が一人
この国のスッポンタケを国外に持ち出し、仁王スッポンタケにする案。
それは駄目だと叱られたソルジャー、ならば持ち込むと言い出して。
Aブルー「そんなに目くじら立てなくても…。誰が実行犯なのか」
ブルー 「其処の所は大切なんだよ! 外来種だけに!」
誰が裏切って持ち込むつもりだ、と生徒会長も糾弾モード。
ブルー 「共犯者になる人間は自白したまえ、今の間に!」
キース 「普通は吐かんと思うがな? この状況で」
ジョミー「いくら貰ったわけ!? 御布施ってヤツを!」
シロエ 「キース先輩だったんですか、裏切り者は!?」
キース 「誰がやるか! モノはスッポンタケなんだぞ!」
二度と関わりになりたくない、と憤然と。
キース 「アレに関してはババを引きまくりだ、協力はせん!」
サム 「他の話だったら乗るのかよ? 御布施次第で」
スウェナ「乗っていたわよ、ほら、後付けでお葬式ってヤツ」
マツカ 「そういえば…。お金に困って引き受けてましたね」
ぼくに相談してくれていれば…、と御曹司。
マツカ 「お小遣いから用立てましたよ、必要なだけ」
キース 「なんだって!?」
シロエ 「マツカ先輩なら楽勝ですよね、言われてみれば」
キース 「どうして言ってくれなかったんだ! ああなる前に!」
マツカ 「出過ぎた真似は良くないかと…」
キースの立場もありますから、と控えめ発言。
マツカ 「現に、自分で解決してましたしね」
キース 「俺はスッポンタケの葬式を引き受けさせられたんだが!」
Aブルー「あの時は本当にありがとう! またよろしく!」
ブルー 「…やっぱりキースが怪しいかな…」
御布施を貰えば何でもやるかも、と疑いの眼差し。
ブルー 「お寺ってヤツは色々な悪事の隠れ蓑に使われやすいしね」
キース 「違う、俺じゃない!」
シロエ 「早く吐いた方が身のためですよ?」
キース 「俺は誓って潔白だ!」
あいつの片棒を担ぎはしない、と言ってますけど。
前科一犯ですからねえ?
2015/12/10 (Thu)
☆売っていない魂
金魚も巨大化する外来種なるもの、スッポンタケでもいけそうな感じ。
却下されたソルジャー、外国から持ち込む気で、協力者がいる筈。
スウェナ「どう考えてもキースよねえ…」
シロエ 「前科があるだけに、他の誰よりも怪しいですよ」
キース 「断じて違う! 俺はスッポンタケに魂を売る気は…!」
ジョミー「売った後だと思うけど? 後付けお葬式をやったんだから」
サム 「うんうん、見事に売り飛ばしてたぜ」
金に困って、とキッツイ突っ込み。
サム 「暮れだからよ…。また同じことになったんじゃねえの?」
シロエ 「何かと物入りな時期ですからね…」
マツカ 「副住職ですから、お歳暮も贈るでしょうからね」
Aブルー「そう、それなんだよ! まさにお歳暮!」
シロエ 「やっぱりキース先輩でしたか…」
お歳暮を贈るお金が足りなかったんですね、と冷たい視線。
シロエ 「スッポンタケに魂を売るのは勝手ですけど…」
サム 「外来種は感心しねえよな?」
スウェナ「場合によっては犯罪になるかもしれないわよ?」
ジョミー「現場を押さえらえたらヤバイかもね?」
シロエ 「どうして罪を重ねるんですか、先輩は!」
キース 「だから違うと!」
本当に俺は無関係だ、と慌てる副住職ですけれど。
サム 「見苦しいぜ、キース。証拠は上がっているんだからよ」
シロエ 「お歳暮だと確かに聞きましたしね」
キース 「違うんだ! あんた、なんとか言ってくれ…!」
俺の無実を証明してくれ、とソルジャーに縋る見苦しさ。
ブルー 「見損なったよ、君がそこまで情けない男だったとは…」
キース 「違うと言っているだろう! お歳暮の件は!」
Aブルー「違うだろうねえ、キースは関係ないからね」
一同 「「「は?」」」
だったら誰が犯人なのだ、とポカンとしている御一同様。
シロエ 「サム先輩ですか?」
スウェナ「ジョミーかしら?」
キースでないなら誰が、と首を傾げてますけれど。
全員、怪しいオチですか?
2015/12/11 (Fri)
☆買収はお手の物
ソルジャーが外国から持ち込もうと目論んでいる、スッポンタケ。
何処かに協力者がいる筈ですけど、怪しそうだったキース君はシロで。
ジョミー「マツカなのかな?」
シロエ 「有り得ませんよ、マツカ先輩に限ってそういうことは!」
Aブルー「無関係でもないけれど?」
一同 「「「ええっ!?」」」
まさか、とマツカ君に集中する視線。
シロエ 「もしかしてアレですか、検疫の人を買収だとか?」
マツカ 「いえ、ぼくは何も…!」
サム 「でもよ、無関係じゃねえって聞こえたぜ?」
小遣いで買収出来る筈だよな、とサム君の指摘。
サム 「使える金の桁が違うしよ、俺たちよりゼロが幾つ多いか…」
マツカ 「違います、ぼくじゃありません!」
キース 「しかし、あいつが言った以上は、お前だろうが!」
嘘をつくとためにならないぞ、とキース君との立場が逆転。
キース 「役人の世界は賄賂が横行するらしいからな、裏側で」
シロエ 「王道ですよね、政治家とかがパクられる時の」
スウェナ「言いなさいよ、いくら払うのよ!」
其処の迷惑な人の代わりに、とソルジャーを指差すスウェナちゃん。
スウェナ「こんな人と組んでも、ロクなことにはならないわよ!」
サム 「だよなあ、ロクな死に方もしねえぜ」
キース 「まだ間に合うなら、白紙に戻せ! 検疫破りは御法度だ!」
マツカ 「ぼくはホントに知りませんってば…!」
相談もされていないです、とマツカ君はアタフタしてますけれど。
ブルー 「でもねえ、ブルーも君だと言ってるしね?」
マツカ 「違いますってば、濡れ衣です!」
Aブルー「うん、濡れ布巾は必要かもしれないね!」
一同 「「「濡れ布巾?」」」
Aブルー「スッポンタケを持ち込むにはね!」
乾いちゃったら駄目だから、と大真面目な顔。
Aブルー「適度な水分、それから温度!」
キース 「おい、マツカ」
これでも違うと言い張るのか、と氷の瞳。
自分が疑惑をかけられただけに、怒りMAX…?
2015/12/12 (Sat)
☆クロらしいです
ソルジャーが外国から持ち込みたいらしい、外来種なスッポンタケ。
協力者かと疑われたキース君はシロで、無関係ではないのがマツカ君。
キース 「ハッキリ言え! なんだってこいつと組んだんだ!」
マツカ 「し、知りません…! ぼくは本当に何も知らないんです!」
サム 「やってねえとか潔白だとか、キースも言っていたけどよ…」
お前の場合は逃げ切れねえぜ、とサム君も畳み掛けるように。
サム 「無関係じゃねえって言ってやがるし、クロじゃねえかよ」
シロエ 「ええ、明らかにクロですね。しかも濡れ布巾ですよ」
スウェナ「持ち込む用意は出来ている、って感じよねえ…」
ジョミー「だよね、後は飛行機に乗せるだけとか」
適当なケースか何かに詰めて、とジョミー君までが。
ジョミー「検疫の人を買収してあれば、検査しないで通るよね?」
キース 「考えたくはないが、そうなるだろうな。そしてだ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 金魚さんみたいに巨大化だね!」
とても大きなスッポンタケになるんだよね、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「何センチくらいになるのかなあ? うんと大きい?」
Aブルー「1メートルは欲しいトコだね、どうせだったら!」
キース 「この国の生態系を破壊する気か!」
Aブルー「どうだろう? そんなに狂いは出ないんじゃないかな…」
ドカンと大きくなるだけで、とソルジャー、顎に手を当てまして。
Aブルー「DNAが殆ど同じだったら、その辺は問題なさそうだしね」
一同 「「「DNA?」」」
Aブルー「多分、同じだと思うんだよ! 99・9パーセントほど!」
一同 「「「へ?」」」
どういう根拠でその数字が、と誰もが唖然としておりますが。
Aブルー「なにしろ、松茸がそうらしいから! そこの国のは!」
一同 「「「松茸?」」」
Aブルー「そうだよ、ぼくはバッチリ覚えているよ!」
松茸を貰う人の話、と言うソルジャー。
そんなの誰か貰ってましたか、マツカ君の家に届くとか…?
2015/12/13 (Sun)
☆ドツボでストーカー
外来種なスッポンタケの持ち込みを目論むソルジャー、DNAの話を。
国産のと99・9パーセント同じだという松茸がどうの、と。
Aブルー「この国のヤツと殆ど同じな松茸、毎年届くって!」
シロエ 「マツカ先輩、そんなモノまで貰うんですか?」
サム 「国産に不自由しそうにねえけど、付き合い広いし…」
そういう御縁で届くんだったら納得だよな、と視線をチラリ。
サム 「でもって、そいつを買われたのかよ、其処の誰かに」
キース 「そのようだな。松茸は検疫を通過しているんだろうが…」
ジョミー「スッポンタケはマズイよねえ?」
ブルー 「しかも繁殖させる気だしねえ…」
なんだってマツカは片棒を担いでいるんだか、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「何か弱みでも握られたのかい、ブルーは手段を選ばないし」
マツカ 「違いますってば、ぼくは本当に無関係です!」
スウェナ「関係があると言われていたでしょ、逃げるだけ無駄よ」
キース 「まったくだ。見苦しいにも程があるぞ、マツカ」
それに弱みを握られたんなら、早く手を切らないとドツボだから、と。
キース 「俺のようになるぞ、スッポンタケに付き纏われて」
シロエ 「ストーカー並みに絡まれてますしね、キース先輩…」
サム 「うんうん、下手に戒名をつけちまったのが悪かったよな」
一生アレに追われるんだぜ、と気の毒そうに。
サム 「そんなヤツが二人も出来ちまったら、俺たちも困るぜ」
ジョミー「キースだけで充分、迷惑だしね」
スウェナ「マツカはキッパリ断るべきよ! どんな目に遭っても!」
マツカ 「断りようが無いんですけど…」
何も引き受けていませんから、と困惑の極み。
マツカ 「どういう関係でぼくに来たのか、謎なんですよ」
Aブルー「君も分かっていないのかい?」
マツカ 「本当にぼくが関係者ですか?」
Aブルー「知り合いだったよ、間違いなく!」
その松茸を貰ってる人、という証言。
やはりマツカ君のお父さんとか?
2015/12/14 (Mon)
☆忘れ果てていた名前
外来種のスッポンタケを持ち込みたいソルジャー、外国の松茸に着目。
DNAが国産品に酷似で、それを貰っている誰かがマツカ君の近くに。
サム 「やっぱりマツカのお父さんかよ?」
Aブルー「血縁者ではないと思うけど?」
マツカ 「そんな知り合い、いませんよ!」
Aブルー「忘れたのかい、メデタイ様を? みんな揃って!」
あの素晴らしい人を忘れるなんて、とソルジャー、呆れた顔。
Aブルー「福の神様のお使いの人だよ、イングリッドさんの!」
一同 「「「ドクツルタケ!?」」」
忘れ果てていたドクツルタケことイングリッドさん、公爵夫人。
ひょんなことから繋がった御縁、北欧にお住まいの人でして。
Aブルー「メデタイ様は、マツカのお父さんの会社の人だしね!」
一同 「「「うわー…」」」
忘れていた、と愕然とする御一同様。
マツカ 「そ、そういえば…。ぼくの写真が切っ掛けでした…」
シロエ 「社内報に載った家族写真で身バレでしたね…」
Aブルー「メデタイ様のお蔭で、福の神様と御縁が続いてるんだよ!」
そしてメデタイ様の家には福の神様から松茸が…、と言うソルジャー。
Aブルー「いつも送ると言っていたしね、福の神様は!」
ブルー 「まさか、君はそのルートからスッポンタケを貰おうと?」
Aブルー「いけないかい? DNAは似てると思うんだけど!」
99・9パーセントといかなくっても、と溢れる自信。
Aブルー「松茸がそれだけ似ているんなら、スッポンタケだって!」
ブルー 「絶対に検疫を通らないから!」
Aブルー「福の神様なら大丈夫だよ、きっと考えてくれる筈!」
お歳暮の品に紛れ込ませるとか…、とニコニコと。
Aブルー「だからね、マツカに期待なんだよ!」
マツカ 「…何をです?」
Aブルー「ちょっと頼まれてくれないかな、と!」
マツカ 「はい…?」
Aブルー「お歳暮はきっと届くだろうから…」
お礼状に一筆書き添えて欲しい、と注文が。
なんと書けと…?
2015/12/15 (Tue)
☆五体投地と巡礼
11月22日は「いい夫婦の日」。ソルジャーも知っていたようで。
その日に仁王スッポンタケを探しに行こう、と勝手に決めてお帰りに。
サム 「どうするんだよ、あいつ、本気だぜ?」
マツカ 「五体投地を分割すると言ってましたよね…」
シロエ 「キース先輩、分割して効果はあるんですか?」
キース 「し、知らん…。どうなんだ、ブルー?」
ブルー 「…まるで効果がゼロってことも無いだろうねえ…」
素人さんだと休憩しながら修行というのもよくあること、という話。
ブルー 「ソレイド八十八ヶ所だって、一度に回るとは限らないし」
サム 「あー…。12回コースとか、よく見掛けるぜ」
キース 「区切り打ちだな、俺は一気に回ったが…」
キリのいい所で一度帰って、続きを巡拝。それが区切り打ちだとか。
キース 「帰っている間は、修行も何も無いからな…」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「素人さんが家に帰って、修行の続きが出来るのか?」
お経も唱えないであろう、と一刀両断。
キース 「信心深い人はともかく、そうでなければ忘れているな」
スウェナ「でも、修行を休んでいいのよね? 一休みなんだし」
ブルー 「そうなるねえ…。巡拝ツアーの間もそうだよ」
宿に入れば普通に飲食、とキッツイ指摘が。
ブルー 「名物を食べてお酒も飲んでさ、次の日はまた巡拝で…」
キース 「名物だからとカツオのタタキも食うそうだしな」
ブルー 「もちろんニンニクたっぷりでね…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ タタキにはニンニクたっぷりだもん!」
あれが美味しいの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「ニンニク抜きだと美味しくないもん!」
キース 「坊主は一応、禁止なんだが…」
ブルー 「巡礼の旅のお遍路さんも、精進料理の筈なんだけどね…」
シロエ 「宿に入れば自由ですか…」
ブルー 「今日は此処まで、と唱えるからね」
その後は自由時間なのだ、という説明。
だったら、五体投地も分割可能?
2015/11/16 (Mon)
☆分割もオッケー
いい夫婦の日に仁王スッポンタケ探しだ、と決めたソルジャー。
それまでにキャプテンが五体投地をするそうですけど、分割だそうで。
シロエ 「お遍路さんでも分割だったら、五体投地も分割ですよね…」
ブルー 「駄目とは言えないだろうね、多分」
キース 「坊主だったら、分割は有り得ないんだが…」
ブルー 「其処が本職と素人さんとの違いだよ」
本職だからこそ縛りが多い、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「プロの坊主を名乗るからには、やっぱり修行も必要だし…」
キース 「素人さんだと、少しの修行でも褒められるしな…」
ブルー 「普通の人は何もしないからねえ…」
シロエ 「それじゃ、五体投地を三千回を分割したっていいですよね」
ついでに評価も高いんじゃあ…、という意見。
シロエ 「全くの素人さんが三千回ですよ、分割コースでも」
キース 「俺よりも高く評価されることになるのか?」
ブルー 「仏様の御心は本当に分からないからねえ…」
オニフスベを下さったくらいだから、とブツブツと。
ブルー 「今度こそ本物の仁王スッポンタケが来るってことも…」
一同 「「「うわー…」」」
それは避けたい、と一同、ガクブル。
シロエ 「キース先輩、キャプテンに対抗して下さい!」
キース 「なんだと?」
サム 「うん、本職がやれば強いぜ、きっと!」
三千回ほどやってくれ、とサム君からもお願いが。
サム 「仁王スッポンタケが来ないようにと、五体投地で!」
ブルー 「いいねえ、元々はキースの五体投地の結果だし!」
キース 「違うと思うが…!」
シロエ 「助けると思って、やって下さいよ!」
キース先輩ならきっと出来ます、とヨイショな姿勢。
シロエ 「なんと言っても、本職な上に副住職です!」
キース 「それを言うなら、ブルーの方がプロだろうが!」
サム 「プロすぎるってのも、どうかと思うぜ」
キースくらいで丁度いいんじゃあ…、という話。
伝説の高僧だと、有難すぎるかも?
2015/11/17 (Tue)
☆リスクが高すぎ
いい夫婦の日に仁王スッポンタケを探そうという、ソルジャーの計画。
それまでにキャプテンが五体投地を三千回で、仏様の評価が高そうで。
ブルー 「ぼくが対抗して五体投地だと、確かに有難すぎるよね」
キース 「俺は問題無いと思うが…!」
シロエ 「駄目ですってば、キース先輩でもオニフスベが出ました」
会長がやったら仁王スッポンタケが来る恐れが大です、とブルブルと。
シロエ 「仏様が何をなさるかは謎だそうですから…」
サム 「そこなんだよなあ、マジで斜めに来そうでよ…」
スウェナ「仁王スッポンタケに走っちゃうかもしれないわよねえ…」
斜めな方向に解釈されて、とスウェナちゃんも。
スウェナ「キースがやるのが一番いいと思うわよ?」
ジョミー「だよねえ、キースだったらオニフスベで済むし」
キース 「俺の場合でも、仁王スッポンタケのリスクはあるんだが!」
マツカ 「でも、ブルーよりは低いですよ?」
伝説の高僧じゃないですからね、と突っ込みが。
マツカ 「ブルーだと、本当に仏様の評価が読めませんから」
シロエ 「斜め上どころか、とんでもない解釈もありそうですしね…」
サム 「うんうん、仁王スッポンタケの上を行くとかよ」
仁王様の上だと何になるのか知らねえけど、と怖い見解。
サム 「有り得ねえデカさのスッポンタケが出るとかよ…」
キース 「そこまでなのか、ブルーがやった場合のリスクは!?」
ブルー 「君とは年季が違うからねえ、何が起こるか本気で謎だよ」
それで良ければ五体投地をやってもいい、と言ってますけど。
シロエ 「やめて下さい、ぼくは命が惜しいです!」
ジョミー「ぼくだって、まだ死にたくないよ!」
スウェナ「私だって嫌よ、キースがやればいいじゃない!」
キース 「…また俺が三千回なのか?」
シロエ 「それが一番、安全なんです!」
ブルー 「ぼくも同感」
分割しないで頑張りたまえ、と銀青様の仰せ。
自分が楽をしたいだけかもですけど、安全第一?
2015/11/18 (Wed)
☆プラスアルファで
いい夫婦の日に仁王スッポンタケを探しに、また来るソルジャー。
キャプテンに五体投地を三千回させて、リベンジに燃えているだけに。
ブルー 「後で後悔しないためにも、こっちも対抗しないとね!」
シロエ 「プラスアルファとか言ってましたよ、三千回に」
サム 「うんうん、キースもプラスしねえと」
キース 「俺も三千回以上なのか!?」
ブルー 「…後悔したくはないだろう?」
あの時にやっておけば良かった、と思った時にはもう遅い、と。
ブルー 「とにかく、三千回を一気に! 後はコツコツ積み重ね!」
キース 「…ど、どのくらいだ?」
ブルー 「本職の本気を見せるためには、百回かな…」
キース 「プラスアルファで百回か…」
ブルー 「もちろん、一日に百回だよ?」
三千回をやり切った後は毎日よろしく、と恐ろしい台詞。
ブルー 「お詫びの罰礼は百回が基本の回数だしね!」
キース 「それはそうだが、俺にはお詫びするようなことは…!」
ブルー 「保険は掛けておくのが吉だよ!」
百回やれ! と命令が。
ブルー 「いいね、今日は帰って百回やる!」
キース 「…三千回はいつなんだ?」
ブルー 「明日は学校を休んで、此処で!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ちゃんと数えてあげるからね!」
キース 「…け、欠席して三千回なのか…」
その上、毎日プラスアルファで百回か、と愕然ですけど。
シロエ 「頑張って下さい、キース先輩!」
ブルー 「今日から、全身全霊で! いい夫婦の日まで!」
サム 「頼むぜ、みんな死にたくないんだからよ」
キース 「わ、分かった…」
俺も死にたくないからな、と覚悟を決めた副住職。そして数日後…。
ブルー 「いいかい、今日も気を抜かずに!」
キース 「百回だな?」
ブルー 「あっちも頑張っているだろうしね、今日は百五十で!」
サム 「明日は二百な!」
スッポンタケ狩りの前日は千回キメて欲しい、と騒ぐ面々。
筋肉痛が凄そうですけど、やるっきゃない?
2015/11/19 (Thu)
☆一人で千回です
ソルジャーが仁王スッポンタケ探しの吉日と決めた、いい夫婦の日。
すなわち11月22日で、前日は土曜とあって生徒会長宅に集う面々。
ブルー 「いよいよ明日だよ、今日はキースに頑張って貰わないとね」
キース 「分かっている…。五体投地を千回だったな」
サム 「しっかり頼むぜ、俺たちの未来がかかっているんだからよ」
シロエ 「仁王スッポンタケだけは避けたいですしね…」
オニフスベで済むようお願いします、とシロエ君が頭を深々と。
シロエ 「間違っても本物を出させちゃ駄目です!」
ジョミー「向こうも必死で五体投地の筈だもんね…」
マツカ 「今度こそは、と燃えてましたしね…」
本人じゃなくて代理ですけど、とマツカ君の溜息。
マツカ 「自分でやろうとしない辺りが流石と言うか…」
シロエ 「如何にもあの人らしいですよ」
キース 「それを言うなら、お前たちだって同じだろうが!」
俺も一種の代理なんだが、とブツブツブツ。
キース 「全員で分割すればいいのに、俺ばかりなんだ!」
ブルー 「切っ掛けが君の三千回だから、仕方がないと思うけどね?」
スウェナ「そうよ、仏様がオニフスベを下さっただけでもラッキーよ」
運が悪かったら仁王スッポンタケになっていたわ、と恐ろしそうに。
スウェナ「だから今度も精魂込めてやってちょうだい!」
シロエ 「キース先輩、ファイトです!」
サム 「頑張れよな! 気合を入れて千回、いこうぜ!」
キース 「…分割する気は無いんだな、サムも?」
サム 「当たり前だぜ、プロと素人は違うんだからよ」
俺は見習いで素人同然、と素早い逃げが。
サム 「本職の根性を見せてくれよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しっかり千回!」
キース 「仕方ない…。南無阿弥陀仏…」
ブルー 「もっとしっかり! 声も大きく!」
キース 「南無阿弥陀仏~…」
頑張るしかない、と千回やり遂げた五体投地ですが。
御利益の方はどうなるんでしょうか、明日が怖いですね…?
2015/11/20 (Fri)
☆分割で三千回
やって来ました、いい夫婦の日な11月22日。
仁王スッポンタケ狩りのリベンジだけに、シャン学メンバーも集合で。
シロエ 「キース先輩、おはようございます! 五体投地の方は?」
キース 「誰があれ以上やると言うんだ、昨日は千回で終了だ!」
サム 「もうちょっと頑張れば良かったのによ…。家に帰ってから」
ジョミー「そうだよ、せめて百回とかさあ…」
キース 「貴様ら、他人事だと思いやがって!」
一度でも俺の代わりにやろうとしたのか、とギロリと視線が。
キース 「他はともかく、僧籍の二人は許し難いぞ!」
サム 「ほら、ほどほどが大切だからよ…」
ジョミー「有難すぎても、素人すぎても駄目だしね?」
キースが一番適役だってば、と逃げを打つ二人。
ジョミー「ブルーも逃げたし、ぼくたちみたいな半端なのはさ…」
サム 「何もやらねえのが吉だよな、うん」
キース 「よくも、師僧に似やがって! 変な所だけ!」
流石はブルーの直弟子だ、と文句を垂れつつ、生徒会長の家へ。
キース 「…不本意ながら来てやったぞ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ブルー 「おはよう、今日は君の五体投地が評価される日だよ」
??? 「らしいね、もちろん、ぼくたちのもね!」
頑張らせたから、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「もうガンガンと五体投地だよ、分割で!」
??? 「ブルーの頼みでしたから…」
努力しませんと、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「分割で三千回を頑張りました、プラスアルファも」
Aブルー「キースが追い上げて来ていたからねえ!」
キース 「ま、まさか昨日は千回では…」
Aブルー「そこまでは無理だよ、素人だから! でもさ…」
A船長 「素人の方が評価が高いそうですね?」
Aブルー「そう聞いたからさ、期待してるんだよ!」
一同 「「「じ、地獄耳…」」」
聞こえていたのか、と一同、顔面蒼白。
素人なりの努力の成果は…?
2015/11/21 (Sat)
☆いい夫婦の日
いい夫婦の日に仁王スッポンタケ狩り、ついにソルジャー夫妻の登場。
分割で五体投地を三千回もやったキャプテン、プラスアルファも。
A船長 「ブルーのためにと、せっせと追加で頑張りましたし…」
Aブルー「もう絶対に、絶大な効果がある筈なんだよ!」
仏様はハーレイを評価して下さる筈、とソルジャーの自信。
Aブルー「キースが阻止しに出て来た以上は、こっちも努力で!」
キース 「俺だって必死で頑張ったんだ!」
Aブルー「仁王スッポンタケが出ないようにと、頑張られてもね…」
ぼくはちっとも嬉しくないから、とツンケンと。
Aブルー「今度こそ大きいのをゲットなんだよ、そして育てる!」
A船長 「農場にスペースも用意しましたし、後は探すだけです」
ブルー 「はいはい、分かった! …キースに対抗したんだね」
努力が評価されるといいねえ、と生徒会長。
ブルー 「でもね、見付けてもまた腐ったら同じだから!」
Aブルー「同じ失敗は繰り返さないよ、ちゃんと拝むよ!」
ブルー 「…君がかい?」
Aブルー「お念仏の趣味は無いからねえ…。だけど夫婦は一心同体!」
ぼくの分までハーレイが頑張る、とキャプテン任せ。
Aブルー「仁王スッポンタケを頂けたら、また五体投地だよ!」
A船長 「腐らせずに立派に育て上げます、お念仏で!」
Aブルー「空き時間は残らず五体投地ってコトになってるから!」
そうやって大きく育て上げるのだ、と決めている模様。
Aブルー「それじゃ行こうか、仁王スッポンタケを探しに!」
シロエ 「あのぅ…。今回は教頭先生は?」
Aブルー「呼んでいないよ、いい夫婦の日だし!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「夫婦水入らずでイチャつく日だよ!」
そんな日に呼んでたまるものか、という理論。
Aブルー「今日はハーレイとイチャイチャと!」
A船長 「ええ、ブルー…」
一同 (((迷惑すぎる…)))
イチャつく気なのか、と泣きそうな面々。
最悪な日になりそうですねえ?
2015/11/22 (Sun)
☆夫婦でやるもの
いい夫婦の日に仁王スッポンタケを採りに行こう、と集められた面々。
教頭先生は不参加だそうで、理由はソルジャー夫妻がイチャつくため。
Aブルー「仁王スッポンタケを発見した時は、キスだよねえ!」
A船長 「もちろんです! その場で一発とは参りませんが…」
そちらの方は流石にちょっと、とヘタレな発言。
A船長 「その分、大いに楽しみましょう! 帰ってから!」
Aブルー「いいねえ、合間に五体投地も忘れないでよ?」
A船長 「分かっております、お念仏ですね!」
キース 「ちょっと待て!」
そんな場面で五体投地をやるつもりか、と副住職の眉間に皺が。
キース 「あれは心身を清めてやるのが基本だが!」
Aブルー「そうなのかい? でも、ぼくのハーレイは素人だしねえ…」
A船長 「三千回を分割する時にも、合間に致しておりましたが…」
なにしろ夫婦の時間ですので、とキャプテン、頬を赤らめまして。
A船長 「夜は夫婦でヤるものですから、分割すれば当然、間に…」
Aブルー「挟まってくるよね、そういう時間が!」
夫婦なんだから夜は楽しく、とソルジャーも。
Aブルー「だから問題無いと思うよ、五体投地の合間に一発!」
A船長 「何発くらいやりましたかねえ、三千回やっていた間に…?」
Aブルー「そんなの、いちいち数えていないよ!」
イッた回数を数えられるようでは話にならない、と強烈な台詞。
Aブルー「ぼくの理想は抜かず六発、もうガンガンと!」
A船長 「スッポンタケのお蔭で、いつも漲っておりますから…」
Aブルー「仁王スッポンタケが腐った時には萎えたけどねえ…」
ぼくもショックだったからその件は許す、と腐った事件は後悔中。
Aブルー「だから今度は、腐らないように、お念仏だよ!」
A船長 「そして励むのも忘れずに、ですね!」
Aブルー「それでこそだよ、今日も二人で!」
A船長 「イチャつきましょう!」
仁王スッポンタケを見付けてイチャイチャだそうで。
迷惑ですね?
2015/11/23 (Mon)
☆山まで来ました
いい夫婦の日は仁王スッポンタケを探しに、そういう計画で全員集合。
ソルジャー夫妻がイチャつく気だけに、迷惑な話ですけれど。
Aブルー「いいかい、今度も気合を入れて探してよ?」
A船長 「皆さん、よろしくお願いします」
前回の功労者には特に期待で…、とキャプテンの視線がキース君に。
A船長 「私に対抗して五体投地をなさっただけに、効果大かと」
キース 「俺は、仁王スッポンタケが来ないようにと祈ったんだが!」
Aブルー「知っているけど、仏様の心は謎なんだろう?」
何をするのか分からないらしいね、とニコニコと。
Aブルー「とにかく、仁王スッポンタケ! でっかいヤツを!」
A船長 「幼菌でなくてもかまいませんから」
Aブルー「そう、それ! 成長したヤツでもオッケーだしね!」
ドカンとデカイのを拝むのも良し、と本当に期待している模様。
Aブルー「ぼくのハーレイは頑張ってくれたし、キースもね!」
キース 「だから、違うと!」
Aブルー「どうなるかは、仏様次第なんだろう?」
楽しみだねえ、とウキウキと。
Aブルー「それじゃ、そろそろ出発しようか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!!!」
パアアッと光った青いサイオン、アッと言う間に山へと移動で。
Aブルー「いいねえ、この前とそれほど変わっていないよ、気温」
A船長 「暖かいですね、キノコ狩りには向いていそうです」
シロエ 「暖冬だという予報ですから…」
キース 「檀家さんが11月の末に松茸を下さった年も暖冬で…」
サム 「縁起でもねえよ!」
出るじゃねえかよ、とサム君、ガクブル。
サム 「今度こそ仁王スッポンタケがよ…!」
Aブルー「望む所だよ、うんと素敵に育ったヤツも!」
A船長 「育ったヤツなら、拝みながらイチャイチャしませんと…」
Aブルー「手を入れてくれてもいいよ、下着の中に!」
ブルー 「やめたまえ!」
下品な話はお断りだ、と叫んでますけど。
言うだけ無駄じゃないですか?
2015/11/24 (Tue)
☆夫婦にはつきもの
仁王スッポンタケ探し再び、いい夫婦の日に山までやって来た面々。
ソルジャー夫妻はイチャつくつもりで、下着の中に手を入れるだとか。
Aブルー「下品な話って…。夫婦にスキンシップはつきものだよ!」
A船長 「そうです、ましてイチャつくことになりますと…」
下着の中身も大切ですから、と日頃のヘタレは何処へやら。
A船長 「ブルーが触って欲しいのでしたら、触りませんと」
Aブルー「大歓迎だよ、山の中には痴漢なんかも出るらしいしね!」
ブルー 「向こうへ行ってくれたまえ!」
こんな所で痴漢行為に及ぶんじゃない、と生徒会長、ブチ切れ寸前。
ブルー 「見えない所なら、何でも勝手にやっていいから!」
Aブルー「お許しが出たよ、何処かで一発やるのもいいねえ!」
A船長 「仁王スッポンタケのパワーが漲る山ですからね!」
それにいい夫婦の日ですから、とキャプテンもやる気。
A船長 「スッポンタケが多い所で楽しみませんか?」
Aブルー「いいねえ、この前のフェアリーリングみたいなのが最高!」
スッポンタケが輪になった中で一発と言わず二発、三発、と。
Aブルー「理想は抜かず六発なんだよ、素敵な場所を探さなきゃ!」
A船長 「スッポンタケに囲まれていれば、漲りますしね!」
一同 (((ほ、本気だ…)))
ソルジャー夫妻から離れなければ、と一同、震えておりますが。
ブルー 「フェアリーリングで満足なのかい、君たちは?」
Aブルー「いい夫婦の日を楽しめればね!」
A船長 「スッポンタケのパワーを感じながらの時間ですから!」
最高の日になりそうです、と笑顔のキャプテン。
A船長 「ブルーが喜んでくれるのでしたら、もうそれだけで…」
ブルー 「仁王スッポンタケ探しは?」
Aブルー「君たちが探してくれるんだろう?」
A船長 「前回の功労者もおいでですし…」
ブルー 「君たちがサボッているのにかい?」
馬鹿々々しくてやってられるか、という発言。
さて、どうなる?
2015/11/25 (Wed)
☆放置プレイは困る
いい夫婦の日に仁王スッポンタケ探し、そこまではいいんですけれど。
山の中で一発だとか言うのがソルジャー夫妻で、実に迷惑すぎる話で。
ブルー 「五体投地までして頑張ったくせに、サボリじゃねえ…」
キース 「俺たちに探す義理などは無いな、あんな代物を!」
そうでなくても出ないようにと祈ったのが俺だ、と副住職。
キース 「当然、俺たちもサボらせて貰う。探さずにな!」
シロエ 「動かないのが一番ですよ。此処から一歩も」
ブルー 「それが吉だね、ブルーたちと鉢合わせをする心配も無いし」
妙な現場に出くわしたのではたまらない、と吐き捨てるように。
ブルー 「だから君たちは好きにしたまえ、痴漢行為でも変態でも!」
Aブルー「ちょっと待ってよ、仁王スッポンタケはどうなるんだい?」
ブルー 「その辺で勝手に腐るオチだよ、発見されずに」
誰も探しに行かないんだから、とキッパリと。
ブルー 「幼菌だろうが、育っていようが、放置でよろしく!」
Aブルー「放置プレイというのは困るよ、何にしたって!」
仁王スッポンタケにしてもセックスにしても、と慌てるソルジャー。
Aブルー「何もして貰えないのは最悪なんだよ、セックスでは!」
ブルー 「そう思うんなら、イチャついていないで探すんだね!」
Aブルー「セックスだったら、マグロが好きって人もあるけど…」
一同 「「「マグロ?」」」
ブルー 「気にしなくていいから、専門用語は!」
食べるマグロじゃないんだから、と生徒会長、不快そうな顔。
ブルー 「下品な話はそのくらいにして、とにかく探す!」
Aブルー「分かったよ…。仁王スッポンタケはマグロらしいし」
シロエ 「キノコがマグロになるんですか?」
Aブルー「早い話が、セックスの時に何もしない人をマグロとね!」
ブルー 「もういいから!」
キース 「なるほど、自分から出ては来ないからな…」
それで仁王スッポンタケがマグロなのか、と理解した面々。
前途多難な感じですねえ?
2015/11/26 (Thu)
☆サボッたらアウト
ソルジャー曰く、仁王スッポンタケはマグロなのだそうで。
自分からは出て来ないのでマグロ、探さなかったら見付からないオチ。
Aブルー「マグロだったら仕方ないよね、探すことにするよ」
A船長 「そうですね。一発やるのは見付かってからということで…」
Aブルー「イチャつきながらでも、探せないことはないからね!」
お触りくらいは是非やって欲しい、と痴漢行為にこだわるソルジャー。
Aブルー「下着の中に手は入れられなくても、触るくらいは!」
A船長 「分かっております、お尻も揉ませて頂きますので」
Aブルー「ありがとう! それでこそ、ぼくのパートナーだよ!」
それじゃ行こうか、と抱き合ってまずはディープなキス。
Aブルー「じゃあ、ぼくたちは向こうの方から探すから!」
A船長 「皆さんは他の方面をよろしくお願いします」
ブルー 「いいから、さっさと消えてくれたまえ!」
Aブルー「言われなくても、夫婦は一心同体だから!」
ぼくをしっかり触って揉んで、とキャプテン連れで去った迷惑な人。
キース 「…やっと行きやがったか、バカップルめ!」
シロエ 「最悪の事態は回避出来ましたね」
サム 「でもよ、サボるわけにもいかなくなったぜ」
探すしかねえよ、とサム君の溜息。
サム 「なんだって今年は暖冬なんだよ、キノコ日和だぜ」
マツカ 「まだ霜も降りてませんからね…」
シロエ 「リスクは思い切り高いですよね、この天気…」
ジョミー「下手に探すと出くわしそうだよ、仁王スッポンタケ」
スウェナ「オニフスベってこともあるわよ?」
あっちもシーズン中だと思うわ、と落ち着かない視線。
スウェナ「キースも頑張って五体投地をしてたもの」
キース 「オニフスベで済ませて欲しいものだが…」
ブルー 「仏様の御心は本当に分からないからねえ…」
シロエ 「探すのを放棄したいですけど…」
サム 「殺されるぜ?」
サボッていたとバレたら死ねるぜ、と正しい意見。
それは確かですね?
2015/11/27 (Fri)
☆見付かりました
シャン学メンバーも探すしかないらしい、仁王スッポンタケなるもの。
サボッていたら死を招くだけに、仕方なく山に分け入ることに。
シロエ 「…出くわさないことを祈るばかりですよ」
サム 「あいつらにかよ?」
シロエ 「そっちもですけど、仁王スッポンタケの方です」
本物は御免蒙りたいです、と下草の中をガサガサと。
シロエ 「超特大のスッポンタケですよ、そんなの見たくないですよ」
キース 「見付けたら最後、あいつらが来て悲劇だからな…」
いったい何を見せられるやら、とブツブツ文句。
キース 「探す間も痴漢もどきだ、もし見付かったら…」
ブルー 「最悪なことになるだろうねえ、モザイク必須の世界だよ」
本当に出ないといいんだけれど、と生徒会長も恐れている様子。
ブルー 「仏様がどちらを評価なさるか…。キースか、あっちか」
キース 「俺の努力を買って欲しいが、こればっかりは…」
もう本当に予想がつかん、と読めない五体投地の評価。
キース 「出来れば俺が勝ちたいものだが…」
Aブルー『あった、あったよ!!!』
一同 「「「ひいぃっ!!」」」
仁王スッポンタケが出たのか、と顔面蒼白の御一同様。
Aブルー『凄いんだってば、超特大の幼菌が山ほど!』
A船長 『この前のヤツにも負けていません、是非来て下さい!』
素晴らしい出会いを祝福して下さい、とキャプテンの思念。
A船長 『しかも、もうすぐ育ちそうです、ニョキニョキと!』
Aブルー『どの幼菌にも、ヒビが入っているからね!』
感動の瞬間に皆で立ち会ってくれたまえ、と招集が。
キース 「…仏様は俺をお見捨てになったか…」
シロエ 「そうらしいですね…」
えらいことになった、とトボトボと皆で歩くしかなくて。
Aブルー「こっち、こっち! こんなに沢山!」
A船長 「どれもこんなに大きいです!」
Aブルー「頼むよ、ハーレイ!」
五体投地で大きく育ててくれたまえ、と促すソルジャー。
リーチですか?
2015/11/28 (Sat)
☆五体投地で育て
ソルジャー夫妻が山の中で見付けた、仁王スッポンタケの幼菌の群れ。
育つ寸前とあって、キャプテンが五体投地で大きくするそうで。
Aブルー「この状態で移植するより、こっちで育てるのがベストだよ」
A船長 「ええ、デリケートなものらしいですしね、この幼菌は」
また腐らせては元も子も…、とキャプテンも。
A船長 「ですから、今から五体投地で育ててみます」
Aブルー「お念仏さえ忘れなければ、仏様は評価して下さるしね!」
A船長 「この通り、二度目のチャンスを大量に下さいましたから…」
Aブルー「大きく育てて、此処で記念の一発だよ!」
いい夫婦の日に相応しく、と夫婦の時間をやる気満々。
ブルー 「そんな所まで付き合う気は無いよ、帰っていいかい?」
Aブルー「ダメダメ、しっかり見届ける! ハーレイの努力を!」
なにしろキースに勝ったんだから、と威張るソルジャー。
Aブルー「この幼菌もムクムク育つよ、間違いなく!」
A船長 「では、始めさせて頂きます。南無阿弥陀仏…」
バスケットボール並みの巨大な白い球体に向かって始めた五体投地。
A船長 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「頑張って! どんどんヒビが入るようにね!」
一同 (((ど、どうしろと…!!)))
逃げ場を失くしたシャン学メンバー、ガクガクブルブル。
シロエ 「キノコは育つのが早いんですよね?」
キース 「らしいな、外来種となると早さも半端ないかもしれん」
ジョミー「出て来ちゃうわけ? 仁王スッポンタケが」
サム 「ヒビも入ってやがるしよ…。そうだ、キース!」
お前、今から五体投地で対抗しろよ、とサム君の案。
サム 「駄目で元々って言うじゃねえかよ、頼むぜ、マジで!」
シロエ 「お願いします、キース先輩!」
キース 「そ、そうだな…。背に腹は代えられないと言うしな」
Aブルー「あっ、動いた!」
お出ましになるよ、とソルジャーの歓喜の声が。
間に合わなかったようですねえ…?
2015/11/29 (Sun)
☆励んだらアウト
山の中でソルジャー夫妻が見付けた、仁王スッポンタケの幼菌の群れ。
キャプテンの五体投地に応えて、ヒビが入って動きつつあって。
Aブルー「ハーレイ、いよいよ御対面だよ! 頑張って!」
A船長 「分かっております、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
キース 「くっそお、今から間に合うか!? どうか、阿弥陀様…!」
お助け下さい、とガバッと五体投地の副住職。
キース 「お聞き届け下さい、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
A船長 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「頑張って! 今度こそ仁王スッポンタケ!」
そして夫婦で記念の一発、とソルジャーがグッと握った拳。
Aブルー「仁王スッポンタケの群れに囲まれて夫婦の時間!」
A船長 「ええ、励ませて頂きます! 南無阿弥陀仏…」
ブルー 「貰ったぁぁぁ!!」
一同 「「「え?」」」
ブルー 「今の雑念! 途切れたからねえ、穢れた言葉で!」
仏様の罰が下るであろう、と言い終わらない内に幼菌がボンッ! と。
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
A船長 「く、腐ったのですか!?」
ブワッと噴き上げた幼菌の中身、もうもうと上がる埃が次々に。
Aブルー「た、大変だよ! 一つくらいは助けないと!」
A船長 「はいっ! な、南無阿弥陀仏…」
キース 「ありがとうございます、阿弥陀様! 南無阿弥陀仏…」
ポンポンと弾ける仁王スッポンタケの幼菌、最後の一つも…。
Aブルー「く、腐っちゃった…!」
A船長 「あんなに頑張りましたのに…」
キース 「阿弥陀様、感謝いたします…!」
よくぞ助けて下さいました、と副住職、感謝の五体投地。
キース 「心から御礼を申し上げます、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「せっかく信心してたのに…! 頑張ったのに…!」
A船長 「申し訳ございません、私がヘマをしたばかりに…」
Aブルー「此処で一発だったのに…!」
後悔先に立たずなだけに、またも腐ってしまったオチ。
気の毒ですけど、中継終了~。
2015/11/30 (Mon)
☆美味しくなります
今日から霜月、十一月。いきなり日曜、すなわち休日。
生徒会長の家でゆっくり遊ぼう、と押し掛けたシャン学メンバーたち。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ブルー 「今日ものんびりコースだね? 昨日の続きで」
ジョミー「うん! ぶるぅの料理とお菓子があるから!」
それが最高、と頷く面々。
シロエ 「ぶるぅの料理は美味しいですしね、何を作っても」
マツカ 「ええ、素敵に美味しくなりますからね」
ブルー 「そうだよ、オニフスベだって、ぶるぅにかかれば!」
一同 「「「オニフスベ!?」」」
ギョッとした顔のシャン学メンバー、その名に何やら聞き覚えが。
シロエ 「か、会長…。オニフスベって言いましたか?」
ブルー 「言ったよ、君たちも実物を見たよね」
超特大のを、と生徒会長が両手で示す大きさ。
ブルー 「直径五十センチだしねえ、あれが最大って所だよね」
シロエ 「…な、何のですか?」
ブルー 「オニフスベだよ、平均サイズはバレーボールらしいから」
でもアレはもっと大きかった、と言われて脳裏に蘇るブツ。
キース 「例の仁王スッポンタケもどきのことか!?」
スウェナ「オニフスベだって言ってたわよね?」
ブルー 「そう! あれは食べられるキノコなんだよ」
サム 「だったら、あいつら、食ったのかよ?」
移植とか言って持ち帰りで…、とサム君が言うのはソルジャー夫妻。
サム 「でっかく育てて、食っちまったとか…?」
ブルー 「どうだかねえ…。派手に勘違いをしていたからね!」
仁王スッポンタケだと思い込んで…、とニンマリと。
ブルー 「成長記録をつけてる間に、手遅れかもねえ…」
一同 「「「手遅れ?」」」
ブルー 「育ち過ぎると食べられないんだよ、オニフスベは!」
キース 「あんた、知ってて成長記録と言ったのか!?」
ブルー 「決まってるじゃないか!」
だから楽しみだと言ったんだよね、という話。
仁王スッポンタケの幼菌、どうなったと?
2015/11/01 (Sun)
☆愉快なオニフスベ
ソルジャー夫妻が仁王スッポンタケだと信じてお持ち帰りの幼菌。
成長記録をつけている筈ですけど、育ち過ぎるとアウトだというオチ。
ブルー 「仏様もつくづく、罪なことをなさるよねえ…」
キース 「アレが見付かった時もそう言っていたが、そのことか?」
育ち過ぎると食えないからか、と副住職の問い。
キース 「俺はてっきり、オニフスベで別物だという意味かと…」
シロエ 「ぼくもです。育っても別物ですからね」
サム 「スッポンタケにはならねえもんなあ、別物だしよ」
仁王スッポンタケどころか、全く別のキノコだよな、とサム君も。
サム 「おまけに食えねえオチとなったら、悲惨だぜ」
マツカ 「きっと楽しみにしてたでしょうにね…」
シロエ 「会長が成長記録だなんて言うから、余計ですよ」
ブルー 「そこが余計に罪なんだよねえ、仏様も!」
オニフスベときたよ、と楽しそうな顔。
ブルー 「スッポンタケの幼菌と瓜二つっていう所がね!」
シロエ 「育ち過ぎたら食べられないなんて思いませんよね…」
キース 「まったくだ。…そうか、そういうオチだったのか…」
仏様は俺のお詫びを聞き入れて下さったのか、と感謝のお念仏。
キース 「有難いことだ。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
ブルー 「いやもう、ホントにナイスで粋な計らいだよ!」
あの二人には気の毒だけど、とクスクスと。
ブルー 「待てば待つほど愉快なんだよ、オニフスベだから!」
シロエ 「…愉快って…。単に食べられないだけですよね?」
ブルー 「甘いね、罪なことをなさると言ったよ、仏様は!」
罪作り過ぎて笑うしかない、と言われましても。
キース 「どの辺がどう罪作りなんだ?」
ブルー 「オニフスベなトコだよ!」
サム 「楽しみに待ったら食えねえオチだろ、オニフスベはよ」
シロエ 「それだけですよね?」
ブルー 「違うね、成長過程がね!」
実に傑作、と言ってますけど。
そんなに笑える育ち方って、どんなのですか?
2015/11/02 (Mon)
☆まだまだ子供です
ソルジャー夫妻が仁王スッポンタケの幼菌だと信じた、オニフスベ。
生徒会長が言うには成長過程が笑えるそうで、記録をつけている筈で。
シロエ 「どう育つんですか、オニフスベって?」
キース 「俺も気になる所だが…。仏様が罪なことをなさると聞くと」
ブルー 「あの二人にとっては罪作りだっていうだけのことで…」
オニフスベにとっては普通のことで、と生徒会長、合掌を。
ブルー 「笑う前にね、まずは粋な計らいにお念仏でさ」
サム 「俺たちには粋なオチなのかよ?」
ブルー 「仁王スッポンタケ探しの結末としてはね!」
はい、お念仏! と促す声が。
ブルー 「全部で十回、みんな揃って南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
一同 「「「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」」」
ブルー 「南無阿弥陀仏~、と…。じゃあ、話そうか」
仏様の広い御心について、と伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「オニフスベってヤツはさ、あの段階が幼菌なわけで…」
ジョミー「それって、スッポンタケと同じなんじゃあ…」
ブルー 「そこまではね!」
見た目は立派に仁王スッポンタケの幼菌っぽい、という断言。
ブルー 「でもねえ…。仁王スッポンタケを知らなかったら…」
シロエ 「どうなるんですか?」
ブルー 「ただの特大の丸いキノコだってね!」
その段階でネットに写真をUPが一般人、とキッパリと。
ブルー 「こんなの出ました、って感じでね!」
サム 「そりゃそうだよなあ、デカかったしよ…」
ブルー 「超特大だよ、普通はバレーボールのサイズだからね」
それでも充分デカイから、と言われて納得。
ジョミー「キノコのサイズじゃないもんね…」
マツカ 「常識外れな大きさですよね」
シロエ 「普通のキノコを想像してたら、大きすぎますね」
スウェナ「キノコなんだと思わないわよ、あんなのは」
ブルー 「アレだけで充分、人はド肝を抜かれるよ」
でも幼菌で、まだまだ子供なのだとか。
あの姿からどう育つんでしょう?
2015/11/03 (Tue)
☆途中まで瓜二つ
仁王スッポンタケの幼菌と信じて、ソルジャー夫妻が持ち帰ったブツ。
その正体はオニフスベの幼菌、成長過程が笑えるのだとかで。
ブルー 「あのデカさのせいで、ブルーは仁王スッポンタケだとね」
キース 「そう考えるのも無理はないが…。俺も慌てたし」
てっきり特大のスッポンタケの幼菌かと…、と副住職も怯えた代物。
キース 「俺のお詫びを、仏様は聞き入れて下さらなかったのだと」
ブルー 「まあねえ、仁王スッポンタケが出そうな勢いだったし」
五体投地での君のお詫びは…、とクスクス笑い。
ブルー 「その甲斐あって、仏様が下されたのがオニフスベだよ!」
シロエ 「あれはどういう育ち方をすると言うんです?」
ブルー 「途中まではスッポンタケの幼菌と瓜二つだね!」
そこが仏様の罪作りな所なのだ、と指を一本立てまして。
ブルー 「スッポンタケの幼菌は君たちも見ただろ、山の中で?」
ジョミー「うん…。オニフスベのとそっくりだったけど?」
サム 「皮が破れたら、中からニョキッと出るんだぜ、アレが」
迷惑な形のスッポンタケが…、とサム君、ブツブツ。
サム 「だからよ、俺もオニフスベを見た時は真っ青でよ…」
キース 「あんなデカイのからスッポンタケが生えたら、特大だしな」
もう間違いなく仁王スッポンタケだ、とガクブルと。
キース 「俺も終わりだと思ったが…。実際のアレはどうなんだ?」
ブルー 「順調だったら、だんだん育っていって…」
シロエ 「もっと大きくなるんですか!?」
ブルー 「大きさはアレで終わりだね。…後は中身の問題で」
中が成熟してゆくのだ、と生徒会長。
ブルー 「それに合わせて、表面にヒビが入るわけ!」
サム 「スッポンタケと同じじゃねえかよ」
ブルー 「瓜二つだと言った筈だよ、途中まではね!」
キース 「なら、その先が違うのか?」
ブルー 「とても素敵に!」
それは最高に素敵なんだけど…、というオニフスベ。
どんな違いが出て来るんですか?
2015/11/04 (Wed)
☆破れたら終わり
ソルジャー夫妻が仁王スッポンタケの幼菌と信じて、移植したキノコ。
農場で育った筈ですけれども、その正体はオニフスベの幼菌で…。
ブルー 「表面にヒビは入るんだけどね、中身がまるで違うから…」
シロエ 「どんなキノコが出て来るんですか、オニフスベは?」
ブルー 「…次の世代のオニフスベかな?」
一同 「「「は?」」」
スッポンタケの幼菌そっくりな上に、オニフスベだって幼菌なわけで。
キース 「おい、オニフスベは幼菌から幼菌が出て来るのか?」
ジョミー「次の世代ってことは、そうなるよね?」
シロエ 「蜘蛛の子みたいにワラワラと生えてくるんでしょうか?」
あの中から丸いのがヒョコヒョコと…、という推測ですけど。
ブルー 「そっちだったら、まだマシかもね!」
サム 「次の世代って言ったじゃねえかよ、オニフスベだろ?」
丸いのが次の世代なんだろ、とサム君でなくとも思うわけでして。
スウェナ「小さすぎてガックリくるっていうオチかしら?」
ブルー 「ガックリどころか、号泣モノだね!」
一同 「「「号泣モノ?」」」
ブルー 「ホコリタケの一種だと説明しなかったっけ?」
オニフスベのこと、と生徒会長、ニヤニヤと。
ブルー 「ホコリタケってヤツは、文字通りに埃を撒き散らすんだよ」
一同 「「「埃?」」」
ブルー 「胞子だってば、次の世代のオニフスベ!」
それがギッシリ詰まっているのが成熟したヤツ、という説明。
ブルー 「そうなる前なら食べられるけれど、胞子じゃねえ…」
シロエ 「か、会長…。それじゃ、あのオニフスベが破れたら…」
ブルー 「ブワッと埃で、萎んでおしまいなんだけど?」
一同 「「「うわー…」」」
なんてオチだ、と一同、愕然。
キース 「すると、あの馬鹿野郎が成長記録をつけてたら…」
シロエ 「巨大スッポンタケどころか…」
ブルー 「萎んで終わり!」
プシューッと破れて萎むだけ! というのがオニフスベの末路。
号泣モノかも…?
2015/11/05 (Thu)
☆別物なんですが
仁王スッポンタケの幼菌だから、とソルジャー夫妻が持ち帰ったブツ。
あちらのシャングリラの農場に移植、成長記録もつけている筈なのに。
キース 「あれは萎んでおしまいなのか?」
ブルー 「オニフスベな以上は、そうなるしかないね!」
諸行無常というヤツで…、と合掌している生徒会長。
ブルー 「表面にヒビが入ってワクワクしてたら、プシューッとね!」
サム 「埃が出て来て終わりなのかよ…」
シロエ 「胞子ですけど、見た目は埃になるんでしょうねえ…」
ホコリタケですしね、とシロエ君も溜息なオニフスベの最期。
シロエ 「あの人たち、あれからどうしたでしょう?」
スウェナ「きっと成長記録をつけていた筈よ、勘違いだもの」
ジョミー「仁王スッポンタケだと信じてたしね…」
ブルー 「だから言ったんだよ、仏様も罪作りなことをなさるって!」
大喜びで持って帰ってガックリなオチ、と種明かし。
ブルー 「今頃は泣いていると思うよ、苦労が水の泡だから!」
キース 「…しかし、俺たちが恨まれないか?」
別物を掴ませたわけなんだが…、と副住職が肩をブルッと。
キース 「あんたもそうだし、俺もリーチな気がするが!」
ブルー 「そこは仏様にお任せだよ!」
一同 「「「へ?」」」
どう任せたって、別物は別物だと思う、と怯える御一同様ですけど。
ブルー 「鰯の頭も信心から! もちろん仁王スッポンタケも!」
キース 「どういう意味だ?」
ブルー 「信じさえすれば、オニフスベだって化けるんだよ!」
仏様の御加護で仁王スッポンタケになる、と天晴れな説が。
ブルー 「それがプシューッと萎んだわけだし、信心不足!」
サム 「マジかよ、それで逃げ切るのかよ?」
ブルー 「逃げ切ると言うより、仏の道を説くってヤツだね!」
キース 「あいつの信心が足りなかったと言う気か、あんた!」
ブルー 「そうだけど?」
信じる者は救われるよね、と大真面目な顔。
銀青様の仰せなだけに、それで正解?
2015/11/06 (Fri)
☆思い込みは駄目
オニフスベの幼菌を仁王スッポンタケと勘違いした、ソルジャー夫妻。
生徒会長が言うには、仏様を信じたならば仁王スッポンタケもアリ。
ブルー 「これが有難い仁王スッポンタケだと信じればね!」
シロエ 「…オニフスベが仁王スッポンタケに変わるんですか?」
ブルー 「そう言えばいいと思うけど?」
何処かの誰かが文句を言ったら…、と生徒会長こと銀青様のお言葉。
ブルー 「仏様は御加護を下さるものだし、信じさえすればね!」
キース 「あいつらは信じていやがったんだが!」
最初から仁王スッポンタケのつもりだった、と副住職。
キース 「だから持ち帰りで、成長記録をつけるんだろうが!」
シロエ 「…言われてみればそうですねえ…」
スウェナ「少しも疑っていないわよ?」
ブルー 「それは、あの二人の思い込みでさ!」
思い込むだけでは御加護は無いのだ、と高僧モードの顔。
ブルー 「仏様の御加護で手に入れたならば、信じて拝む!」
シロエ 「スッポンタケ…じゃなかった、オニフスベをですか?」
キース 「喜んで拝みやがったと思うが!」
あの中からデカイのが生えてくるのだとワクワクと…、と当然な話。
キース 「観察しながら拝みまくりで、信じまくりだ!」
ブルー 「でもねえ…。それは仁王スッポンタケを信じてるわけで…」
仏様はサラッと無視じゃないか、と鋭い指摘が。
ブルー 「せっかくキースの御祈祷でアレを手に入れたのに!」
キース 「…感謝の心が足りんというのか?」
ブルー 「そういうことだね、仏様に感謝のお念仏だよ!」
お念仏の一つも唱えないから、仏様の罰が下ったのだ、と言った所へ。
??? 「大変だってばーっ!」
一同 「「「!!?」」」
なんだ、と見回せばソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「大変なんだよ、ぼくの大事な仁王スッポンタケが!」
ブルー 「大きく育ち過ぎたのかい?」
農場の屋根が破れたとか…、という質問。
はてさて、何が大変だと?
2015/11/07 (Sat)
☆腐っちゃいました
仁王スッポンタケの幼菌だと信じて、ソルジャー夫妻が移植したブツ。
あちらのシャングリラで育てたわけですが、大変なのだそうで。
Aブルー「育ち過ぎて農場の屋根が破れたんなら、大歓迎だよ!」
ブルー 「大変すぎると思うけど?」
場合によっては隔壁閉鎖だ、と生徒会長も知るシャングリラの構造。
ブルー 「ブチ破られた場所が悪けりゃ、外へ突き抜けかねないし…」
Aブルー「頼もしいじゃないか、そこまで元気に育ったら!」
奥の奥まで貫かれてこそのセックスだから、とアヤシイ発言。
Aブルー「ブチ破るだとか、突き抜けるだとか、もう最高で!」
ブルー 「帰りたまえ!」
此処で猥談はお断りだ、と生徒会長が吊り上げる眉。
ブルー 「君の大変さはもう分かったから! 船の修理は面倒だし!」
Aブルー「そっち方面の迷惑だったら、もう喜んで!」
もちろん、ぼくのハーレイだって…、とキャプテンの名が。
Aブルー「修理班と一緒に工具を握ってくれるよ、きっと!」
ブルー 「…大喜びで修理するのかい?」
Aブルー「御利益が半端なさそうだからね!」
なのに、大きく育つどころか…、ソルジャー、とても残念そうで。
Aブルー「途中までは良かったんだけど…」
ブルー 「どうなったわけ?」
Aブルー「育つ前に腐ってしまったんだよ! 中身がすっかり!」
せっかく皮が破れたのに…、とガックリと。
Aブルー「中からニョキッと生える代わりに、カビがブワッと!」
一同 「「「カビ?」」」
Aブルー「もう、文字通りにカビだったんだよ! 腐っちゃって!」
腐った物にはカビが生えるだろ、とカビだと信じている胞子。
Aブルー「成長記録もつけていたのに、あれでパアだよ!」
ブルー 「…なるほど、腐ってしまったと…」
Aブルー「そうなんだよ! 大切な仁王スッポンタケが!」
ブルー 「だろうね、君が仏様に御礼を言わないから…」
仏様の御加護を失ったから腐ったのだ、と銀青様。
例の作戦、使う気ですね?
2015/11/08 (Sun)
☆腐った理由は
ソルジャー夫妻が仁王スッポンタケだと信じた、オニフスベの幼菌。
なにしろモノがホコリタケの一種なだけに、中から胞子が出たオチで。
Aブルー「…腐っちゃったのは、ぼくのせいだと言うのかい?」
ブルー 「どう考えても、そうなるけれど?」
環境は整えてあったんだろう、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「こっちのハーレイが言った通りの場所に植えたら…」
Aブルー「きちんと育つ筈だったって?」
ブルー 「当たり前だよ、ハーレイだってプロなんだから!」
ダテにキャプテンをやってないから、と教頭先生の肩書きが。
ブルー 「最適な環境を教えたんだし、普通は育つ!」
Aブルー「…だったら、腐ってしまったのは…」
ブルー 「君の信心が足りないからだよ、仏様への!」
一度でもお念仏を唱えたのか、という質問。
ブルー 「君のことだし、唱えもしないと思うんだけどね?」
Aブルー「えっ、だって…。お念仏なんて、ぼくの世界とは無関係!」
どうして唱える必要があるのだ、と返った答え。
Aブルー「仏様なんて、こっちの世界に限定だしね!」
ブルー 「…そうだろうけど、仁王スッポンタケに関しては別!」
仏様の御加護で見付かった幼菌なんだから…、とキース君に視線を。
ブルー 「其処のキースが五体投地で御祈祷した結果なんだから!」
キース 「いや、それは…。俺はお詫びをしていただけで!」
ブルー 「どういう理由でやっていようが、五体投地を三千回だよ?」
強力な御祈祷になり得るパワー、と説明が。
ブルー 「その甲斐があって、仏様が下さったのがアレで…」
Aブルー「分かってるけど、なんでお念仏が必要なのさ!」
ブルー 「仏様のパワーは信心からだよ!」
まずは信じる心が大切、と説法もどき。
ブルー 「信じて縋れば助けて下さる、そういうのが仏様だから!」
Aブルー「それじゃ、仏様のパワー不足で…」
大切なアレが腐ってしまったのか、とソルジャー、愕然。
お念仏、唱えてませんしね?
2015/11/09 (Mon)
☆三千回で行け
仁王スッポンタケの幼菌だと信じて、ソルジャーが育てたオニフスベ。
ホコリタケの一種な本領発揮で、胞子を撒き散らして終わったわけで。
Aブルー「…ぼくが仏様を拝んでいたなら、腐らなかったと?」
ブルー 「そうとしか思えないけれど?」
残念だったねえ…、と生徒会長。
ブルー 「超特大のスッポンタケの幼菌がパアだなんてね!」
Aブルー「もう一度頼んで貰えないかな、仏様に!」
ブルー 「何を頼むんだい?」
Aブルー「仁王スッポンタケの幼菌だよ!」
今度こそ真面目に育てるから、とソルジャー、土下座。
Aブルー「お念仏パワーが必要だったら、唱えるから!」
キース 「断固、断る!」
誰のせいで俺が五体投地を三千回も…、と副住職の怒り。
キース 「やりたいんだったら、自分でやればいいだろう!」
サム 「それは言えるぜ、御祈祷パワーの方はともかく…」
五体投地は素人さんがやっても意味がある筈、とサム君も。
サム 「身体を投げ出して拝むわけだし、縋るならアレだぜ」
キース 「他所の国だと、五体投地で巡礼する人もいるからな…」
シロエ 「知ってます! 専用のプロテクターがあるんですよね!」
手や膝を傷めないように…、とシロエ君。
シロエ 「服が汚れない、専用エプロンもありましたっけ…」
キース 「正確に言えば、服が擦り切れないように着けるんだがな」
五体投地で進んだ分だけ前進するのだ、と副住職が解説を。
キース 「そうやって礼拝しながら、2100キロ行くわけだ」
一同 「「「2100キロ!?」」」
キース 「最短でも185日かかると聞くが…」
一同 「「「うわー…」」」
なんて距離だ、と一同、ガクブル。
シロエ 「それだけの距離と日数を五体投地でですか!?」
キース 「らしいぞ、それも素人さんがな」
Aブルー「ぼくにそれをやれと?」
ブルー 「三千回でいいと思うけど?」
キースが三千回だったから、と促してますが。
五体投地をするキャラですか…?
2015/11/10 (Tue)
☆五体投地が必須
ソルジャーが仁王スッポンタケだと信じた幼菌、実はオニフスベ。
胞子を撒き散らしておしまいでしたが、腐ったと勘違いしたオチで…。
ブルー 「仁王スッポンタケをもう一度、と思うんだったら…」
Aブルー「五体投地を三千回もしないと駄目なのかい?」
ブルー 「最低でも三千回ってトコだね、欲しいのならね!」
仏様に真心をお見せしないと…、と生徒会長のお説教。
ブルー 「君の信心が足りなかったから、腐ったんだし…」
Aブルー「知っていたなら、ちゃんと信心したってば!」
ブルー 「後から言うのは簡単なんだよ!」
最初からきちんと信じてこそだ、と説法モード。
ブルー 「仏様を心から敬っていれば、自然とそういう心になるし!」
Aブルー「ぼくの世界には、仏様なんて無いんだよ!」
ブルー 「ほらね、やっぱり信じてないし!」
その言いぐさが何よりの証拠、と指をビシィ! と。
ブルー 「君はそういうつもりでいてもさ、仏様の方では違うかもね」
キース 「有り得るな。…仏様の世界は広いというのが常識だ」
ありとあらゆる所にいらっしゃるのが仏様で…、とキース君も。
キース 「あんたの世界も、見ていらっしゃる可能性は高いぞ」
Aブルー「ぼくの世界は、そういう世界じゃないんだけど!」
ブルー 「甘いね、仏様からすれば直ぐ其処なんだよ!」
君が住んでる世界だって、と銀青様。
ブルー 「だからしっかり見ていらっしゃって、あの幼菌も…」
Aブルー「ぼくが真面目に拝まないから、腐らせたって!?」
ブルー 「間違いなく仏罰だと思うけどねえ?」
お詫びの意味でも五体投地が三千回は必要だろう、という仰せ。
ブルー 「それもしないで、仁王スッポンタケをくれというのは…」
キース 「厚かましすぎるな、どう考えても」
Aブルー「ぼくは、お念仏とかの趣味は無いから!」
ブルー 「なら、諦めるしかないってね!」
二度目の御縁は無いであろう、とバッサリと。
ソルジャーの夢も終わりですかねえ…?
2015/11/11 (Wed)
☆代理を立てたい
仁王スッポンタケの幼菌だとソルジャーが思い込んだ、オニフスベ。
ホコリタケらしく胞子を撒いたのを、腐ったのだと勘違いした結末で。
Aブルー「五体投地を三千回しないと、二度目は無いって?」
ブルー 「絶対に無いね、君の腐った性根のままだと!」
お詫びの方法を教えてやっただけマシだと思え、と銀青様。
ブルー 「ぼくが言わなきゃ、君はお詫びもしないんだろうし!」
Aブルー「だけど、酷いよ! せっかくの仁王スッポンタケなのに!」
腐らせるなんて、と不満たらたら。
Aブルー「くれたんだったら、ちゃんと成長させて欲しいんだけど!」
ブルー 「仏様も試しておられたんだよ、君の心を!」
仁王スッポンタケに相応しいかどうか、と嘘八百。
ブルー 「アレを受け取るのに相応しかったら、育っただろうね!」
キース 「だろうな、腐る代わりにな」
Aブルー「そ、そんな…。それじゃ、もう一度、貰うためには…」
ブルー 「五体投地を三千回だね! 南無阿弥陀仏で!」
それでも貰えないかもしれない、と厳しい口調。
ブルー 「ダメ元でやるなら、少しは望みがあるってだけで!」
Aブルー「やるだけ無駄かもしれないと?」
ブルー 「仏様の御心は、凡人には分からないからね!」
Aブルー「…代理を立てたら?」
一同 「「「代理?」」」
まさか、とシャン学メンバーが見詰める先に副住職。
キース 「…俺なのか?」
Aブルー「頼むよ、御布施は奮発するから!」
ブルー 「試されてるのは、君なんだけど!」
Aブルー「地獄の沙汰も金次第、って言うんだろう!」
出すものを出せば解決する筈、と切り返し。
Aブルー「ぼくの代わりに三千回ほど! 御布施はこれだけ!」
キース 「…安すぎるような気がするが?」
Aブルー「それじゃ、どのくらい出せばいいんだい?」
キース 「いくら出されても、お断りだ! 自分でやれ!」
元々はあんたが蒔いた種だ、と一蹴された代理の依頼。
ソルジャー、これで諦めますかね?
2015/11/12 (Thu)
☆代理がいません
ソルジャーが仁王スッポンタケだと信じた幼菌、超特大のオニフスベ。
腐ってしまったと勘違いして、新しいのを欲しいと希望で…。
Aブルー「キースは駄目でも、代理を立てるのはオッケーなのかい?」
ブルー 「君のハーレイがやるんだったら、それもアリかな…」
夫婦は一心同体だから、と生徒会長、いや、伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「でもねえ、こっちのハーレイを代理に立てても駄目だね!」
Aブルー「同じハーレイだと思うんだけど!」
ブルー 「ダメダメ、赤の他人だからね! 他人の空似!」
他に有望なのは「ぶるぅ」くらい、と大真面目な顔。
ブルー 「ぶるぅは君たちの子供同然、代理も充分いけると思うよ」
Aブルー「ぶるぅって…。そりゃあ、やるかもしれないけれど…」
ブルー 「食べ物で釣れば、やってくれそうだろう?」
Aブルー「だけど、タダでは済まなさそうだよ! ぶるぅだから!」
悪戯小僧で大食漢なのが「ぶるぅ」なんだし、とブツブツブツ。
Aブルー「五体投地で仁王スッポンタケをゲット出来ても…」
ブルー 「悪戯されて、また腐るって?」
Aブルー「絶対、そういうコースだってば! 間違いなく!」
ブルー 「…だったら、諦めるしかないねえ…」
お詫びも出来ないようだから、と冷たい視線。
ブルー 「それとも、君のハーレイを使ってやってみるかい?」
Aブルー「こっちのハーレイは本当に駄目だと?」
ブルー 「誠意の欠片も見られないからね、そんな代理は!」
しかるべき坊主に頼めないなら身内でやれ! と突き放し。
ブルー 「どうしても無理なら、分割とかね!」
一同 「「「分割?」」」
ブルー 「一度に三千回じゃなくって、百回コースで三十日とか!」
ただし、キノコにはシーズンが…、と眺める壁のカレンダー。
ブルー 「月末じゃ流石に無理だろうねえ、冬になるから!」
Aブルー「間に合わないじゃないか!」
もう一度だけチャンスが欲しい、と言ってますけど。
無理なんじゃあ…?
2015/11/13 (Fri)
☆再度チャレンジ
仁王スッポンタケをゲットなチャンスをもう一度、と願うソルジャー。
五体投地を三千回のお詫びはどうする気なのか、謎ですけれど。
Aブルー「月末だと冬で、もう出会えないって? 仁王スッポンタケ」
ブルー 「暖冬だっていう予報だけどねえ、無理だと思うよ」
シロエ 「たまに、12月でも台風が来たりしますけど…」
今年はそこまで暖かいかどうか、と読めない月末。
キース 「こればっかりはな…。11月の末に松茸という年もあるが」
一同 「「「松茸!?」」」
キース 「檀家さんが山で採って来たんだ、本物だったぞ」
あれは確かに11月の終わりだった、と副住職。
キース 「御本尊様に、と下さったんで、有難く食ったが…」
Aブルー「本当かい!?」
キース 「ああ、美味かったぞ。香りの方も良かったし…」
Aブルー「じゃあ、仁王スッポンタケも可能性はあるってことだね!」
キース 「ま、待ってくれ! そっちに行くのか、松茸から!?」
Aブルー「松茸だって、充分、有難い形だからね!」
傘が開く前は、立派なアレに見える形なんだし、とニコニコと。
Aブルー「これも何かの御縁だよ! 再チャレンジしろと!」
ブルー 「その前に、お詫び!」
Aブルー「考えるってば、分割するって方向で!」
要は三千回やればいいんだろう、と前向きに。
Aブルー「ぼくのハーレイに相談してから、再チャレンジの方向で!」
ブルー 「しなくていいから!」
Aブルー「でも、欲しいんだよ! もう一度!」
そして今度こそ立派に育てる、とグッと拳を。
Aブルー「月末だと冬になっちゃうかもだし、22日で!」
一同 「「「22日?」」」
Aブルー「22日は吉日だしね!」
サム 「あー、友引かよ…」
Aブルー「そんなことより、いい夫婦の日だよ!」
一同 「「「いい夫婦の日!?」」」
Aブルー「11月の22日はそうなんだろう?」
語呂合わせとかで…、と出て来た吉日。
いい夫婦の日に仁王スッポンタケ狩りですか?
2015/11/14 (Sat)
☆またやる気です
仁王スッポンタケをもう一度、と次なるチャンスに賭けるソルジャー。
11月22日が「いい夫婦の日」だからと、その日に行く気満々で。
Aブルー「いい夫婦の日に仁王スッポンタケだよ、きっと会えるよ!」
ブルー 「本気なわけ!?」
Aブルー「至って本気で、至って正気! もう一度ゲット!」
仁王スッポンタケの幼菌を、と握り締める拳。
Aブルー「そうと決まれば、三千回を今日から分割コースだよ!」
ブルー 「こっちのハーレイは使えないからね!」
Aブルー「分かってるってば、ぼくのハーレイにやらせるから!」
夫婦は一心同体なんだし、と自分でやる気は無い模様。
Aブルー「余裕があったら、お詫びに加えてプラスアルファで!」
ブルー 「三千回を超えて五体投地って?」
Aブルー「御利益を頂きたいからね!」
ハーレイにしっかり頑張らせよう、と丸投げな姿勢。
Aブルー「それじゃ、11月22日はよろしく!」
一同 「「「よろしく?」」」
Aブルー「当たり前だよ、今度もみんなでスッポンタケ狩り!」
楽しくお出掛けしなくちゃね、と笑顔全開。
Aブルー「素晴らしいのに出会えるように、祈っていてよ!」
キース 「断固、断る!」
ブルー 「ぼくもだよ!」
Aブルー「つれないねえ…。でも、ぼくのハーレイが頑張るから!」
五体投地を三千回で…、と固めた決意。
Aブルー「出来ればプラスアルファなコース! うんと沢山!」
ブルー 「…君のお詫びは?」
Aブルー「ハーレイが代理でやってくれるから!」
仁王スッポンタケをゲットするためなら頑張る筈! と決め付けで。
Aブルー「じゃあ、また、11月22日にね~!」
シロエ 「嫌なんですけど!」
Aブルー「ダメダメ、決定事項だから!」
それじゃ、と姿が消えまして…。
キース 「おい、エライことになっていないか?」
シロエ 「スッポンタケ狩りらしいですけど…」
どうなるんだろう、と一同、顔面蒼白。
悪夢再びということですか…?
2015/11/15 (Sun)
☆仁王様を探しに
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせたキース君、お詫び中ですが。
其処へ出て来たソルジャー曰く、仁王様なスッポンタケとやら。
Aブルー「どうかな、仁王スッポンタケ! 凄く有望!」
ブルー 「…まさか実在するとでも?」
Aブルー「可能性はゼロじゃないからね!」
ドーンと大きなスッポンタケ! と言われましても。
シロエ 「ちゃんと調べてみたんですか、それ?」
Aブルー「ノルディに頼んだんだけど…。まだ無いみたいで」
ブルー 「最初から無いと言うんだよ、それは!」
Aブルー「何を言うかな、仁王シメジだって元は無かったんだし!」
何処からか上陸して来たんだし、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「ぼくたちが第一発見者になればいいわけで!」
シロエ 「無い袖は振れぬ、と言いますけど?」
Aブルー「絶対に無いとも言えないじゃないか!」
現にスッポンタケは世界中にあるようだから、という話。
Aブルー「この国の土と相性が良ければ、超特大になるかもだし!」
ブルー 「…それで?」
Aブルー「ぼくが知ったのも何かの縁! 仁王シメジを!」
仁王スッポンタケを探してみよう、と指差す壁のカレンダー。
Aブルー「24日の土曜日が友引、ここが吉日!」
キース 「俺たちにもそれを探せと言うのか!?」
Aブルー「決まってるじゃないか! スッポンタケ狩りも兼ねて!」
みんなで行こう、と強引すぎる仕切りっぷり。
Aブルー「運が良ければ、仁王スッポンタケに会えるから!」
シロエ 「ぼくは会いたくないんですけど!」
Aブルー「君は嫌でも、ぼくは会いたい!」
はい、決定! と決まってしまったスッポンタケ狩り。
Aブルー「駄目で元々、巨大なのに会えれば最高だから!」
シロエ 「決定ですか?」
Aブルー「そうだよ、キースは御祈祷よろしく!」
キース 「御祈祷?」
Aブルー「そう、仁王様にあやかりたいから!」
ドドーンと仁王スッポンタケ! と突き上げる拳。
五体投地はどうなると?
2015/10/16 (Fri)
☆仁王様と御祈祷
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせてしまい、五体投地の副住職。
お詫びも終わっていないというのに、御祈祷をという注文が。
Aブルー「仁王様と御縁を繋ぎたいから、是非、御祈祷をね!」
キース 「俺はお詫びの最中なんだが!」
あんたのせいで、とキース君、怒り心頭。
キース 「仏様のお背中に塗った肥をだ、俺の身体で拭くわけで!」
Aブルー「本当かい?」
たった今、肥と聞こえたんだけど、とソルジャー、感激。
Aブルー「なんて素敵な御縁だろう! キースが肥を拭くなんて!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「仁王シメジは肥の捨て場から生えて来たんだよ!」
そういうニュースに出会ったのだ、と嬉しそうな顔。
Aブルー「だから畑の持ち主の人は、普通のシメジだと思ってて!」
ブルー 「…肥で巨大化したと信じていたのかい?」
Aブルー「そうなんだよ! それで新聞記者を呼んだというわけ!」
そして見事に新聞ネタに、とニコニコニッコリ。
Aブルー「取材に出掛けた記者が調べて、仁王シメジって!」
シロエ 「外来種だと分かったんですね?」
Aブルー「そうだけど…。見出しは巨大シメジだったよ!」
最後まで読まないと外来種だとは分からない記事、という話。
Aブルー「ぼくも肥のせいかと思っちゃったよ、最初はね!」
シロエ 「でも、元から巨大なシメジでしょう?」
Aブルー「そういうオチでも、肥繋がり! 仏様とは!」
キースが肥を拭いているなら、とワクワクと。
Aブルー「御祈祷は既に始まっているし、もう完璧!」
キース 「待て! 俺のはお詫びで!」
Aブルー「効けばいいんだよ、最終的に!」
24日が楽しみだよね、とソルジャー、ウキウキ。
Aブルー「仁王様との御縁はバッチリ、キースのお蔭で!」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「仏様と肥とのコラボなんだよ、最高だってば!」
頼まない内から御祈祷開始、と大喜びのソルジャーですけど。
キース君のお詫び、もはや別物?
2015/10/17 (Sat)
☆肥繋がりでよろしく
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせ、肥を塗ったと噂のキース君。
全身で肥を拭くべく、五体投地を三千回なお詫びの真っ最中なのに。
Aブルー「もう御祈祷が始まってたなんて、素晴らしすぎるよ!」
キース 「違うと言っているだろう! これはお詫びだと!」
Aブルー「肥を拭くからには御祈祷だってば、間違いなく!」
仁王スッポンタケとの御縁を繋いでくれるに違いない、と決め付け。
Aブルー「第一発見者になれる可能性がグンと高まったよ!」
キース 「だから違うと!」
Aブルー「期待してるから、頑張って! 他のみんなもよろしくね!」
24日はスッポンタケに会いに行こう! と仕切るソルジャー。
Aブルー「みんなでお出掛け、仁王スッポンタケを探しに!」
シロエ 「仁王様じゃなくって、臭う方なら分かるんですけどね…」
ジョミー「臭かったもんね、何の糞かと思うくらいに」
Aブルー「そうだっけねえ! ますますもって肥との御縁が!」
肥も臭いし、とキース君の方へと熱い視線が。
Aブルー「じゃあ、御祈祷の続きをよろしく! また24日に!」
キース 「ま、待て、貴様!」
ブルー 「もういないけど?」
自分の世界に帰ったらしい、と生徒会長、大きな溜息。
ブルー 「…スッポンタケ狩りねえ…。しかも巨大な…」
シロエ 「有り得るんでしょうか、超特大…」
ブルー 「外来種ってヤツは謎だから…」
絶対に無いとは言い切れない、と沈痛な顔。
ブルー 「とにかくキースはお詫びの続きを。あと二千九百回ほど」
キース 「詫びればドツボにはまる気がするが!」
ブルー 「そうは思うけど、途中でやめるのも失礼なんだよ!」
君も坊主なら分かる筈、と銀青様の仰せ。
ブルー 「ドツボだろうが肥溜めだろうが、三千回だよ」
キース 「仕方ない…。南無阿弥陀仏…」
一同 「「「南無阿弥陀仏…」」」
気分はお通夜な御一同様、お念仏の唱和で応援モードに。
五体投地を三千回の御利益、ありそうですよね?
2015/10/18 (Sun)
☆お詫びで三千回
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせたお詫び、五体投地の副住職。
ノルマは三千回ですけれども、お詫びどころか御祈祷なオチに。
キース 「南無阿弥陀仏…。南無阿弥陀仏…」
シロエ 「キース先輩、あと二十回です! ファイトです!」
サム 「頑張れよなーっ! 気ィ抜くんじゃねえぜーっ!」
ここが我慢のしどころだしよ、と飛ぶ応援。
キース 「南無阿弥陀仏…。南無阿弥陀仏…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ あと十回!」
ブルー 「はい、心を込めて! ピシッと、シャキッと!」
締めが肝心、と銀青様の御指導も。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏~…」
一同 「「「南無阿弥陀仏~…」」」
シロエ 「終わりましたぁーっ、お疲れ様です!」
ジョミー「あっ、死んだ…」
五体投地を終えたポーズで副住職がバッタリと。
ぶるぅ 「大変、大変! お水、お水ーっ!」
ブルー 「水よりスポーツドリンクだね、そこは」
ぶるぅ 「分かったーっ!」
はい、飲んで! と2リットル入りのスポーツドリンク。
キース 「う、うう…」
一同 (((い、一気飲み…)))
スゲエ、と誰もが目を剥く勢い。
キース 「た、助かった…。危うく彼岸が見えそうだった」
シロエ 「三途の川はどうでしたか?」
キース 「見えた気もするが、もう大丈夫だ」
しかし…、とキョロキョロ見回しまして。
キース 「あの馬鹿野郎は何処へ消えた?」
シロエ 「迷惑な人のことですか?」
サム 「帰りやがったぜ、24日はよろしくって」
マツカ 「あれっきり来ていませんよ」
御祈祷を引き受けて貰って御機嫌でしたし、という証言。
マツカ 「今ので御祈祷、終わりですよね?」
シロエ 「そ、そうなりますね…」
キース 「俺はひたすら無我の境地でお詫びだったが!」
ブルー 「無我の境地だと、どうとでもなる…かな?」
キース 「仏様の解釈次第なのか!?」
そんな、と見事に顔面蒼白。
御祈祷、成立しましたかねえ…?
2015/10/19 (Mon)
☆三千回の結果は
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせたお詫び、五体投地を三千回。
キース君、無我の境地でやり遂げたものの、解釈は仏様次第。
キース 「俺は御祈祷してしまったのか、五体投地で!?」
ブルー 「どうだかねえ…。仏様がどう受け取られたかが問題で」
シロエ 「御祈祷成立になるんでしょうか?」
ブルー 「凡人には分かりかねるのが仏様の御心だから…」
ぼくにも謎、と銀青様もお手上げのポーズ。
ブルー 「御祈祷が成立していた場合は、もしかしたら…」
サム 「超特大のスッポンタケが出るのかよ!?」
ジョミー「ぼくたちが第一発見者になってしまうわけ!?」
仁王スッポンタケの、とジョミー君もガクガクブルブル。
ブルー 「見付けちゃったら、そういう名前になるかもねえ…」
マツカ 「仁王スッポンタケですか…」
シロエ 「命名権は誰にあるんでしょう?」
スウェナ「見付けた人がつけられるのかしら?」
ブルー 「そっちの方も、ぼくには何とも…」
分かりかねる、と生徒会長。
ブルー 「でもまあ、なんと名前がついてもねえ…。ブルーだから…」
ジョミー「勝手に仁王スッポンタケだよね、呼ぶ時は…」
シロエ 「何処までも自分ルールな人ですからね…」
脳内では仁王スッポンタケでしょう、とシロエ君も同意。
シロエ 「出会わなければいいんですけどね、巨大スッポンタケ…」
サム 「マジで仏様の心次第だぜ、それ」
キース 「俺は真面目にお詫びしたのに、そういうオチか?」
ブルー 「三千回はダテじゃないしね、普通はしないよ」
よほど特別な時くらいしか…、と坊主の世界のプロフェッショナル。
ブルー 「だから三千回を捧げて祈ったとなると…」
キース 「超特大が来てしまうのか!?」
ブルー 「もう本当に、仏様次第としか言えないねえ…」
シロエ 「それじゃ、覚悟はした方が…」
ブルー 「一応ね…」
24日の無事を祈ろう、と南無阿弥陀仏な御一同様。
仁王スッポンタケは来るんでしょうか…?
2015/10/20 (Tue)
☆怖すぎる御祈祷
キース君がやってしまった、三千回もの五体投地な南無阿弥陀仏。
妙な御祈祷になっていなければいいが、と祈る気持ちで迎えた24日。
キース 「いよいよか…。俺のお詫びを仏様がどう受け取られたか…」
サム 「滅多にねえとは思うけどよ…。仁王スッポンタケなんて」
シロエ 「でも、絶対に無いとも言い切れないですからね…」
突然変異だとか、この国の土が良すぎるとか…、と暗い表情。
シロエ 「覚悟は決めて来たんです。死ぬ気で来ました」
マツカ 「凄いですね…。ぼくは其処まで悟れていません」
サム 「シロエ、坊主の才能、あるんでねえの?」
シロエ 「そっちの道はお断りです! ぼくは一般人なんです!」
あくまで普通に生きたいんです、と坊主は却下。
シロエ 「キース先輩を見てると、色々不幸ですから」
サム 「あいつの場合はリアルラックの問題じゃねえか?」
ジョミー「それっぽいよね…」
お寺に生まれた辺りで既に運が悪いし、と鋭すぎる指摘。
ジョミー「おまけに、お父さんがアドス和尚だしさ…」
スウェナ「確かに、もっと楽なお寺もありそうよねえ…」
キース 「言わないでくれ、俺は毎日滅入っているんだ」
五体投地が吉と出るのか凶と出るのか…、と副住職。
キース 「巨大スッポンタケが来やがったら、俺も終わりだ」
サム 「それも一種の仏罰だぜ、きっと」
シロエ 「仏様の背中にアレですからね…」
言葉にしたくもありませんが、と言っている内にマンションに到着。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ブルー 「おはよう。とうとう来ちゃったよ、今日が…」
??? 「何を言うかな、この吉日に!」
いい日にしたい、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「超特大のスッポンタケにお会いしなきゃね!」
??? 「なんでも御祈祷して下さったそうで…」
ありがとうございます、とキャプテン(会話表記はA船長)までが。
キース君、ついに御祈祷、リーチですかね?
2015/10/21 (Wed)
☆人海戦術でいこう
いよいよ、巨大スッポンタケを探しに出掛けると決まった24日。
生徒会長の家に出掛けてみれば、ソルジャー夫妻がガッツリ待ち受け。
A船長 「三千回もの五体投地で御加護を祈って下さったとか…」
Aブルー「凄かったんだよ、最後は倒れていたくらいだしね!」
スポーツドリンクの2リットル入りを一気飲み、と覗いていた様子。
Aブルー「あれだけ力が入っていればね、もう間違いなく!」
A船長 「仁王スッポンタケとやらと御縁が出来るのですね!」
肥繋がりだとも聞いております、と笑顔のキャプテン。
A船長 「本日はよろしくお願いします。他の皆さんも」
一同 「「「………」」」
Aブルー「返事はっ!?」
一同 「「「は、はいっ!!」」」
頑張ります、と言わざるを得ない御一同様、泣きたいキモチ。
シロエ 「あのぅ…。ぼくたちも探すんですか?」
Aブルー「当たり前だよ、仁王スッポンタケに会うなら人海戦術!」
A船長 「皆様にブルーの期待がかかっておりますので…」
何卒よろしく、とお願いが。
A船長 「私も一人アテがありましたので、助っ人をお願いしました」
一同 「「「助っ人!?」」」
Aブルー「はい、どいて、どいて! 危ないから!」
一同 「「「わわっ!??」」」
パアッと光った青いサイオン、パッと現れたデカイ人影。
ハーレイ「おはよう。今日はスッポンタケを探しに行くそうだな」
一同 「「「教頭先生!?」」」
ハーレイ「是非にと頼まれたので、来てみたのだが…」
A船長 「ありがとうございます! 来て頂ければ百人力です!」
相手は仁王スッポンタケですので…、とキャプテン、お辞儀。
A船長 「お話ししました通りに巨大なスッポンタケらしく…」
Aブルー「あるかどうかは謎なんだけどね、駄目で元々!」
ハーレイ「分かりました、努力しましょう」
Aブルー「よろしくね! それじゃ出発!」
瞬間移動で山まで一気に! と掛け声が。
教頭先生も乱入、カオスですね…。
2015/10/22 (Thu)
☆何処までも勘違い
ソルジャー言う所の仁王スッポンタケこと、巨大スッポンタケ。
教頭先生も加わったカオスな面々、それを探しに瞬間移動で山の中へ。
Aブルー「はい、到着~! 仁王スッポンタケに会えますように!」
ハーレイ「あのぅ…。とにかく巨大なスッポンタケなのですね?」
A船長 「そうらしいです、まだ見た人はいないそうですが」
我々が第一発見者になれればラッキーでして、と答えるキャプテン。
A船長 「スッポンタケは前にも御覧になっておられますから…」
ハーレイ「ええ、なんとも言えない姿ですねえ…」
Aブルー「おまけに、ぐんぐんパワーアップしているんだよ!」
後付けでお葬式なんかもやったからね、とソルジャー、自慢。
Aブルー「今や立派な仏様でさ、仁王様とは肥繋がりで!」
ハーレイ「肥繋がり…ですか?」
Aブルー「キースが御祈祷してくれたんだよ、肥がどうとかで!」
キース 「それは違うが!」
俺は仏様のお背中をお拭きしていただけで…、と副住職がアタフタと。
キース 「お背中に肥を塗ってしまったし、五体投地で!」
ハーレイ「背中に肥というのはなんだ?」
キース 「そ、それが…。話せば長くなるんですが…」
Aブルー「早い話が、仏様は二刀流なんだって!」
ハーレイ「二刀流ですか?」
Aブルー「そう! 前に一本、背中に回してもう一本だよ!」
励むための棒を持っておられるらしくって…、と勘違いMAX。
Aブルー「スッポンタケも今や立派な仏様だから! 背中にも!」
ハーレイ「仏様の背中に棒ですか?」
Aブルー「君やぼくだと一本だけどさ、仏様は二本らしいんだよ!」
キースはその棒を拭いていたようだ、と更に重なる勘違い。
Aブルー「噴き出す子種を、全身で拭こうって勢いで!」
ハーレイ「では、仏様の背中の棒というのは…」
Aブルー「ビンビンでガンガンの肉棒だよ!」
キース 「違うんだが!」
勘違いだ、と怒鳴るだけ無駄。
教頭先生も間違った知識をゲットな方向、大丈夫ですか?
2015/10/23 (Fri)
☆超特大のを探そう
仁王スッポンタケとソルジャーが呼びたい、超特大のスッポンタケ。
それを探しに来た山の中で、教頭先生までが仏様の背中を勘違いして。
ハーレイ「そうか、仏様の背中というのは凄かったのだな…」
Aブルー「ぼくも驚いたよ、二刀流だって言うんだから!」
背中の飾りはダテじゃなかった、と仏像は知っている模様。
Aブルー「考えてみればキンキラキンだし、金と言えばね!」
ハーレイ「アレのことも金と言いますねえ…」
Aブルー「そうなんだよ! 金棒を隠していたってわけ! 仏様は!」
背中に背負った凄い金棒、そして肉棒! と突き上げる拳。
Aブルー「キースの御祈祷パワーもあるから、もう無敵だよ!」
キース 「勘違いだと言っただろうが!」
Aブルー「効けばなんでもいいんだよ! 結果オーライ!」
さあ、仁王スッポンタケを探しに行こう! と張り切るソルジャー。
Aブルー「いいお天気だし、今日は吉日!」
A船長 「皆さん、よろしくお願いします」
これはと思うスッポンタケがあったらお呼び下さい、と頭を深々。
A船長 「どのくらいのサイズで仁王になるかは分かりませんが…」
Aブルー「大きめだな、って思った時には思念でよろしく!」
一同 「「「はーい…」」」
断ったら最後、命が無いのがソルジャー夫妻の頼み事。
Aブルー「さあ、元気よく、散って、散って!」
ハーレイ「みんな、頑張って探すんだぞ?」
キース 「ですから、先生も何か勘違いを…!」
ハーレイ「御祈祷を頑張ったそうじゃないか。立派だぞ、キース」
仁王スッポンタケ探しも頑張るように、と肩をポンと。
ハーレイ「他のみんなも努力するのが大切だ」
ブルー 「はいはい、君も頑張ることだね」
ハーレイ「もちろんだ!」
お役に立つよう参加したのだし、と颯爽と。
ハーレイ「では、行こう」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
みんなで仁王スッポンタケ! という掛け声で山の中へと散った面々。
運命や如何に…?
2015/10/24 (Sat)
☆超特大のを求めて
教頭先生まで参加している、仁王スッポンタケとかいうキノコの捜索。
要は超特大のスッポンタケで、あるのかどうかも謎な代物で。
シロエ 「…そうそうあるわけないですよね。特大なんて」
キース 「まったくだ。あの馬鹿は派手に勘違いだが…」
俺は仏様にお詫びしただけで、御祈祷をした覚えはない、と。
ジョミー「でもさあ、どう受け取るかは仏様次第って…」
スウェナ「そう言ってたわね、どうなるのかしら?」
サム 「まさか出ねえとは思うけどよ…」
心配と言えば心配だよな、とサム君がボソリ。
サム 「仏様のなさることは、俺たち凡人には分からねえしよ…」
マツカ 「サムはともかく、ぼくやシロエにはもっと謎ですよ」
御仏縁自体が薄いですから、と山の中を歩く御一同様。
マツカ 「僧籍ってわけじゃないですからね」
シロエ 「法名も貰っていませんし…」
仏様のことなんてサッパリです、と言った所へ。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ なんか凄いのーっ!!」
一同 「「「へ!?」」」
ぶるぅ 「こっち、こっち! みんな、早くぅーっ!」
凄いの見付けちゃったぁ! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の歓声が。
シロエ 「で、出たんでしょうか?」
サム 「超特大かよ!?」
仁王スッポンタケの登場なのか、と山の中をガサガサ集まってみれば。
ぶるぅ 「見て、見て、フェアリーリングなの!」
Aブルー「なんだ、普通のスッポンタケかあ…」
ちょっとガッカリ、と駆け付けたソルジャー。
Aブルー「でもまあ、輪になって生えてるし…。幸先はいいよね」
A船長 「色々な姿のスッポンタケに会えましたしね」
小さいのから大きいのまで…、とキャプテン、しみじみ。
A船長 「この幼菌は取らずに残しておきますか?」
Aブルー「そうだね、頼もしく育って欲しいからね!」
ハーレイ「まだまだ子供ですからね…」
立派に育つよう祈りましょう、と教頭先生も。
輪になった中に丸いのが幾つか、これが幼菌なんですね?
2015/10/25 (Sun)
☆探していますが
超特大のスッポンタケを求める面々、山で出会ったフェアリーリング。
トンデモな形から丸い幼菌まで、輪を描いて生えるスッポンタケで。
Aブルー「この幼菌だって、素晴らしい形に育つんだから!」
A船長 「是非とも、仁王スッポンタケに会いたいものですねえ…」
ハーレイ「その内にきっと見付かりますよ。御祈祷のお蔭で」
キースは自慢の教え子でして…、と教頭先生、大絶賛。
ハーレイ「副住職として励む傍ら、柔道と勉学にも勤しんでおります」
Aブルー「ぼくとしても期待してるんだけどね、御祈祷に!」
全身で肥を拭いていたから、とウキウキと。
Aブルー「後は出会いを待つばかり! 仁王スッポンタケ!」
A船長 「皆さんも捜索、よろしくお願いいたします!」
一同 「「「はーい…」」」
Aブルー「ダメダメ、もっと元気一杯に!」
一同 「「「はいっ!!」」」
半ばヤケクソ、再び散った面々ですけど。
シロエ 「…あるわけないですよ、仁王スッポンタケなんて」
サム 「俺だってそう思いたいけどよ…」
ジョミー「仏様の心は分からないって?」
どうでもいいじゃん、と投げやりな言葉。
ジョミー「出る時は嫌だと言っても出るしさ…」
キース 「そ、そのようだ…」
嫌だと言っても無駄のようだ、と震えた声が。
シロエ 「キース先輩、どうかしたんですか?」
サム 「まさか出たんじゃねえだろうな?」
キース 「………」
ジョミー「出ちゃったわけ!?」
仁王スッポンタケが、と一同、ガサゴソ。
マツカ 「キース、何処ですか!?」
シロエ 「キース先輩!」
キース 「こっちだが…!」
俺は此処だが、という声で集まった御一同様。
スウェナ「どうしたのよ、キース?」
キース 「た、確かめてはいないんだが…」
シロエ 「嫌なものでも見えましたか?」
キース 「そこの茂みの向こうにだな…」
サム 「何かあるのかよ?」
茂ってるぜ、とサム君が指差す山の下草。
それの向こうに何があると?
2015/10/26 (Mon)
☆白くて丸いです
仁王スッポンタケこと超特大のスッポンタケを求めて、山でガサゴソ。
そんな中で震えたキース君の声、下草の向こうがどうこうと。
シロエ 「あそこに何があると言うんです?」
キース 「し、白いものが…。ついでに丸くて…」
一同 「「「丸い!?」」」
さっき見て来たスッポンタケの幼菌、白くて丸かった筈で。
サム 「…そういや、あそこにデッカイのがねえか?」
ジョミー「バレーボールより大きそうだよね?」
マツカ 「あれは相当大きいですよ」
シロエ 「バスケットボールくらいに見えますけど…」
あれがスッポンタケなら大変なことに、とシロエ君まで顔面蒼白。
シロエ 「に、逃げましょう! 何も見なかったことにして!」
キース 「そう思うか?」
シロエ 「当たり前ですよ!」
ぼくも命が惜しいですから、とダッシュしようとした途端。
ハーレイ「なんだ、お前たち、どうしたんだ?」
一同 「「「教頭先生!?」」」
ハーレイ「声が聞こえたから来てみたんだが…」
キース 「い、いえ! 別になんでもありません!」
ご心配無く、と副住職が身体で茂みを隠したものの。
ハーレイ「ほう…? あそこに何かあるようだな」
一同 (((ま、まずい…)))
教頭先生の身長、キース君の比では無かったわけで。
ハーレイ「ふうむ…。丸いようだが、スッポンタケか?」
キース 「し、知りません!」
Aブルー「何かあったーっ!?」
声がしたよ、と呼び声が。
ハーレイ「大きな丸いものがあります!」
Aブルー「本当かい!?」
直ぐに行くから、と瞬間移動でスッ飛んで来たソルジャー夫妻。
Aブルー「うわぁ…。あれは、もしかしなくても!」
A船長 「スッポンタケの幼菌のように見えますが!」
ハーレイ「キースが見付けたようですよ」
Aブルー「ありがとう! 君の御祈祷のお蔭だよ!」
キース 「俺は違うと思いたいが!」
間違いであって欲しいんだが、と副住職の絶叫が。
でも、丸い上に白いですよ?
2015/10/27 (Tue)
☆御祈祷に応えて
仁王スッポンタケこと超特大のスッポンタケ、それを探していた面々。
下草の向こうにキース君が見付けた、白くて丸くてデカイ物体。
Aブルー「早速、確認しなくっちゃ! 仁王スッポンタケ!」
A船長 「まだ幼菌のようですけどね」
ハーレイ「それにしたって大きいですよ」
見に行きましょう、と先頭に立った教頭先生、下草の中をガサガサと。
ハーレイ「ほほう…! これは素晴らしい大きさだ」
Aブルー「直径五十センチはあるねえ、幼菌なのに!」
A船長 「将来が期待出来そうです。此処から生えてくるのですから」
あの恥じらいのないお姿が…、と拝むキャプテン。
A船長 「これこそ、仁王スッポンタケです! 間違いなく!」
Aブルー「有難いねえ、キースの御祈祷の甲斐があったよ!」
キース 「そ、そうか…。それは良かったな…!」
俺は泣きたい気持ちなんだが、と副住職はガクブルと。
キース 「仏罰なのか? 俺に仏罰が下ったのか…?」
サム 「ほら、ブルーも言ったぜ、仏様の心は分からねえ、って」
シロエ 「キース先輩の御祈祷に応えて下さったかもです」
Aブルー「立派に応えて下さったんだよ!」
なんて有難いことだろう、とソルジャーも拝む巨大な幼菌。
Aブルー「これは貰って帰るべきかな、此処に置くより?」
A船長 「どうなのでしょうね、環境の違いが心配ですが…」
ハーレイ「そうですねえ…。お伺いしますが、そちらの船には…」
こういう農場はあるでしょうか、と教頭先生から環境の質問。
ハーレイ「似たような場所があるようでしたら、大丈夫ですよ」
Aブルー「本当かい?」
ハーレイ「こちらの船ではキノコも栽培しておりますから…」
適した環境がコレでして、と挙げられた例。
ハーレイ「このタイプの農場に土ごと移植できれば…」
Aブルー「育てられるんだね! ハーレイ、どうだい?」
A船長 「場所はあります」
後は検疫の問題で…、と言ってますけど。
サイオンで何とか出来るんですよね?
2015/10/28 (Wed)
☆持ち帰りが一番
見付かってしまったらしい仁王スッポンタケこと、巨大スッポンタケ。
直径五十センチはありそうな幼菌、これから育ってスッポンタケに。
Aブルー「コレにピッタリの場所があるなら、持ち帰りだね!」
A船長 「検疫はやはり突破でしょうね、間に合いませんしね…」
Aブルー「当たり前だよ、やってる間に育っちゃうから!」
一番有難いお姿の時に検疫スペースでは話にならない、とキッパリと。
Aブルー「きちんとシールドしておけば、絶対大丈夫だから!」
A船長 「そしてお姿を拝むのですね!」
Aブルー「もちろん、君と二人きりでね!」
こっちのハーレイを呼んだ甲斐があった、とソルジャー、感激。
Aブルー「シャングリラのことは、キャプテンが一番詳しいからね!」
ハーレイ「お役に立てて良かったです。…おや?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 何かいいもの、あった?」
ブルー 「なんだい、それは?」
そのデカイのは、と指差す生徒会長。
Aブルー「仁王スッポンタケの子供だよ! この大きさ!」
ブルー 「なるほど、幼菌を発見した、と…」
キースの御祈祷が効いちゃったのか、と大きな溜息。
ブルー 「仏様も罪なことをなさるよねえ…」
Aブルー「何を言うかな、もう最高の出会いだから!」
第一発見者になれた上に持ち帰りコース、と満面の笑顔。
Aブルー「こっちの世界で名前がつくのもいいけれど…」
A船長 「それでは、ゆっくり拝めませんから…」
適した環境も教えて頂きましたので、とキャプテンも嬉しそうな顔。
A船長 「早速、農場に移植いたしましょう」
Aブルー「土ごと剥がして運ぶんだね!」
よっこらしょ、とサイオンで掘り起こされた巨大な幼菌。
Aブルー「ちょっとハーレイと運んでくる!」
ブルー 「そのまま帰れば?」
Aブルー「ダメダメ、せっかくだからスッポンタケ狩りも!」
A船長 「では、失礼して…」
移植して来ます、と消えたソルジャー夫妻。
仁王スッポンタケ、お引越しですか…。
2015/10/29 (Thu)
☆御祈祷が効いた
ついに見付かった仁王スッポンタケこと、巨大スッポンタケの幼菌。
ソルジャーの世界のシャングリラで育てるから、とお持ち帰りコース。
キース 「いったいどうしたらいいんだ、俺は…!」
ハーレイ「大いに誇っていいと思うが…。御祈祷が効いたのだろう?」
キース 「違うんです! 俺がやっていたのはお詫びで…!」
仏様にお詫びをしたのに、トンデモなことに…、と泣きの涙で。
キース 「俺のお詫びは仏様に届かなかったんです…!」
サム 「でもよ、仏様の心は凡人には分からねえモンだしよ…」
ブルー 「ホントにねえ…。罪なことをなさるったら」
仁王スッポンタケと来たよ、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「でもまあ、ナイスなことになったし、いいんじゃないかな」
シロエ 「何処がナイスだと言うんですか!」
ブルー 「えっ? 持ち帰ったから」
うんとデカイのを、とニコニコと。
ブルー 「ハーレイもたまには役に立つねえ、船長だけに」
ハーレイ「喜んで貰えたようだし、何よりだ」
あちらの世界で無事に育ってくれればいいな、と穏やかな笑み。
ハーレイ「あれほど見事な幼菌となれば、さぞ立派なのが…」
ブルー 「そうだね、本当に楽しみだよね」
キース 「他人事だと思って喜ぶな!」
ブルー 「ぼくは大いに嬉しいけれど? 最高だから!」
仁王スッポンタケなんだしね、とウキウキと。
ブルー 「後は成長記録が欲しいね、是非ともね!」
シロエ 「本気ですか!?」
ブルー 「至って本気で正気だけれど?」
なにしろ罪なキノコだけに…、と眺める跡地。
ブルー 「幼菌だしねえ、もう本当に罪作りで…」
キース 「言わないでくれ!」
ハーレイ「御祈祷の才能があると思うが…」
Aブルー「うん、本当に!」
植えて来たよ、とソルジャー夫妻がお戻りに。
Aブルー「成長記録が欲しいって?」
A船長 「農場ですしね…」
モニターしたって大丈夫でしょう、と太鼓判。
あんな代物の成長記録を…?
2015/10/30 (Fri)
☆成長記録が楽しみ
直径五十センチはあろうかという、仁王スッポンタケの幼菌なるもの。
ソルジャー夫妻がお持ち帰りで、農場に植えて来たとかで。
Aブルー「成長記録が欲しいだなんてね、君もずいぶん変わったね」
ブルー 「仏様の思し召しだろうしね、見届けたいと思ってさ」
A船長 「お任せ下さい、きちんとモニターしておきますから」
Aブルー「うん、ぼくと一緒に見守りながらね!」
育つお姿を見ながら一発やるのもいいねえ、とウットリと。
Aブルー「農場っていうのも気分が変わっていいと思うよ」
A船長 「普段だったら、お断りしますが…。今回は是非!」
あなたのシールドがあれば見えないわけで、とヤる気のキャプテン。
A船長 「そうと決まれば、スッポンタケを沢山採って帰りませんと」
Aブルー「君のパワーの源だからね! みんなも探す!」
一同 「「「はーい…」」」
諦めの境地の御一同様、スッポンタケ狩りに精を出しまして。
Aブルー「ありがとう! お蔭で沢山集まったよ!」
A船長 「帰って早速料理しましょう」
Aブルー「パワーをつけて、励みながらの観察だよね!」
仁王スッポンタケの成長を、と揃ってウキウキお帰りに。
キース 「…なんてこった…。五体投地でお詫びした筈が…」
ハーレイ「いやいや、其処は誇っていいと思うぞ」
ブルー 「うん、誇るべきだよ、埃が大切!」
あれはホコリタケの一種だからね、とニンマリと。
一同 「「「は?」」」
ブルー 「ブルーが持って帰ったヤツだよ、仁王スッポンタケ!」
シロエ 「そういう種類の外来種ですか?」
ブルー 「…土着のだけど?」
押しも押されぬこの国の生まれ、とキッパリと。
ブルー 「オニフスベなんだよ、スッポンタケの幼菌じゃなくて!」
ハーレイ「別物なのか!?」
ブルー 「成長記録が楽しみだよねえ…」
一同 「「「べ、別物…」」」
仁王スッポンタケではなかったのか、と驚きなオチの巨大幼菌。
成長記録が楽しみですけど、中継終了~。
2015/10/31 (Sat)
☆原因はお十夜
さて、十月。めっきり涼しくなってきまして、金木犀の香りなども。
例によって生徒会長宅でダラダラ、そういうシャン学メンバーですが。
シロエ 「キース先輩、もうすぐお十夜じゃないですか?」
サム 「へえ…。シロエも詳しくなったじゃねえかよ」
ブルー 「いいことだねえ…。仏の道に入るんだったら紹介するけど」
ぼくの知り合いのお寺で良ければ、と生徒会長、いえ銀青様。
ブルー 「ぼくはジョミーとサムで手一杯だから、他所のお寺を」
シロエ 「いえ、遠慮します!」
サム 「おいおい、ブルーの紹介だぜ? いいトコ行けるぜ」
普通だと行けねえようなお寺に、とサム君、流石の事情通。
サム 「一般人は入れねえトコでも行けそうだけどよ」
ブルー 「それはもちろん。どういうお寺を希望なのかな?」
厳しい所から、勉強に力を入れている所まで…、と嬉しそうな顔。
ブルー 「シロエだったら勉強がいいかな、学問中心」
スウェナ「いいお坊さんになれそうね、それ」
サム 「法話向きかもしれねえなあ…。頭がいいしよ」
シロエ 「ぼくはやるとは言っていません!」
なんだって坊主なんですか、と仏頂面。
シロエ 「お十夜の頃だと思っただけです、それだけです!」
マツカ 「でも…。どうしてお十夜が出て来るんです?」
シロエ 「キース先輩の転落の原因、ソレだったな、と」
一同 「「「は?」」」
なんのことだ、と顔を見合わせる御一同様。
サム 「転落って…。キースはお十夜にデビューしたんだぜ」
スウェナ「そうよ、お十夜の時に副住職になったのよ?」
シロエ 「それです、お十夜デビューですよ」
同期の人のお十夜デビューでお供えが…、という話。
シロエ 「そのためのお金が足りなかったのがマズかったかと」
サム 「あー…。アレで法要、引き受けちまって…」
ブルー 「地獄の沙汰も金次第とは言うんだけどねえ…」
まさに地獄になったんだっけ、と回想モード。
例のお彼岸の法要ですね?
2015/10/01 (Thu)
☆散華で選択ミス
生徒会長宅でダラダラしているシャン学メンバー、話題はお十夜。
キース君の転落の原因はソレだとの指摘、先月のお彼岸の法要が問題。
シロエ 「本当に地獄でしたしね、アレは」
ブルー 「酷かったからねえ、誰のせいとも言いたくないけど」
もう罰当たりの極め付けで、と生徒会長、いやいや銀青様。
ブルー 「どう転がったら、散華がアヤシイ形になるのさ!」
サム 「キースの選択ミスって、言えねえこともねえけどよ…」
シロエ 「そうなんですか、サム先輩?」
サム 「散華の形で有名なヤツは二つあるしよ…」
キースが撒いたのが仏様の背中の光背で…、という説明。
サム 「もう片方だと、花びらの形がモロってトコで」
一同 「「「花びら?」」」
ブルー 「こんな形になるんだよ。ほらね」
生徒会長が宙に取り出した散華、蓮の花びらのような形で。
ブルー 「こっちの方だと、何処から見たって花びらだよね」
サム 「それにしとけば良かったのに、って思うわけだぜ」
シロエ 「本当ですね…。キース先輩のミスですね」
なんであっちにしたんですか、という質問。
シロエ 「いい法要にするっていうんで、喜ばれる方を選んだとか?」
キース 「別の意味でな!」
俺は有難い方を選んだんだ、と拳を握る副住職。
キース 「同じ散華なら、御仏縁の深い形を、と!」
ジョミー「先に心配しなかったわけ?」
キース 「俺には、アレは光背以外に見えんのだ!」
物心つくよりも前から寺の育ちで…、と奥歯をギリギリ。
キース 「何処かの馬鹿とは違うんだ、出来が!」
シロエ 「…お坊さんとしてはエリートなんでしょうけど…」
サム 「エリートどころかサラブレッドってヤツだぜ、キースは」
スウェナ「それが裏目に出ちゃったのねえ…」
ジョミー「仏様の背中、大変なことになったみたいだし?」
マツカ 「何かを背負っているそうですしね…」
二刀流だとか言ってましたよ、と深い溜息。
罰当たりな話でしたっけね?
2015/10/02 (Fri)
☆逆さ吊りの危機
スッポンタケのお彼岸の法要でキース君が選んだ散華。
有難い形をチョイスしたのに、トンデモな形に見えてしまったオチで。
サム 「ひでえ話だよな、仏様の背中をドえらいことにしやがって」
シロエ 「酷すぎましたよ、あの解釈は…」
スウェナ「そういう伝説があったみたいよ、仏様とは違うけど」
一同 「「「は?」」」
伝説ってなんだ、と怪訝な顔のシャン学メンバー。
ジョミー「誰かが二刀流なわけ? アレを背負って?」
スウェナ「バイかどうかは知らないけれど…。大きすぎた人の伝説で」
シロエ 「背中に背負っているんですか!?」
スウェナ「そうらしいわよ、前だと邪魔だから背中に回して」
ブルー 「あったっけねえ…。先っぽに頭巾を被せてるんだよ」
そして子供を背負っているふり、と生徒会長も知っている様子。
ブルー 「ドテラを着込めば、そういう感じに見えるしね?」
サム 「なんか特大すぎねえか、ソレ?」
ブルー 「伝説というのは大抵そうだよ、話が大きくなるもので…」
シロエ 「それは言えてますね、話に尾ひれがついちゃって」
だから今回も警戒しないと…、と声をひそめてヒソヒソと。
シロエ 「仏様の背中にアレというのが定着したら大変ですよ」
サム 「璃慕恩院に顔向け出来ねえことになるよな、キース」
ブルー 「内輪ネタで完結している間はセーフだけどね…」
キース 「璃慕恩院に聞こえるよりも前に、俺の命が消える筈だぞ」
親父に本気で殺される、と副住職が肩をブルッと。
キース 「阿弥陀様の背中がアレだとなったら、逆さ吊りだな」
シロエ 「そこまでですか!?」
キース 「あの親父なら、やりかねないんだ!」
有難い処刑方法だから、と言われましても。
シロエ 「逆さ吊りの何処が有難いんです?」
スウェナ「キリスト教なら十字架よねえ?」
キース 「仏教だと、お盆繋がりになるんだ!」
逆さ吊りは、という絶叫。
何処がお盆と繋がるんでしょうね、有難い処刑方法とやら…?
2015/10/03 (Sat)
☆お盆と逆さ吊り
スッポンタケのお彼岸の法要で使われた散華、仏様の光背に似た形。
それがトンデモな形に見えた誰かさん、大感激だったわけなのですが。
シロエ 「キース先輩が逆さ吊りで処刑って…。何処がお盆ですか?」
スウェナ「お盆は卒塔婆書きと棚経で地獄の筈よね、キースは」
マツカ 「ぼくもそれしか知りませんけど、逆さ吊りですか…」
何処がお盆と繋がるんでしょう、とマツカ君にも謎なお盆繋がり。
マツカ 「長年、キースを見て来ましたけど、逆さ吊りなんて…」
シロエ 「逆立ちだってしてませんよね、お盆の頃に?」
スウェナ「知らないわねえ…」
そういう芸を披露したなら忘れない筈よ、という意見。
スウェナ「だって、キースが逆立ちするのよ? お坊さんの格好で」
シロエ 「それは一生忘れませんねえ…」
マツカ 「忘れるどころか、バラ撒く人も出て来そうですよ」
今の時代はアッと言う間に何でも流出しますから、と周りをチラ見。
マツカ 「写真を撮って、ネットにUPで拡散ですね」
シロエ 「…ぼくは怖くて出来ませんけど、ジョミー先輩なら…」
サム 「やるだろうなあ、命知らずだしよ」
ジョミー「うん、ぼくだったらバラ撒くと思う」
お坊さん姿のキースが逆立ち、とニヤニヤと。
ジョミー「バラ撒かなくても、色々と使えそうだしね?」
シロエ 「脅すんですか、ジョミー先輩?」
ジョミー「そうだけど? ネットにUPが嫌ならコレ、って」
一同 「「「うわー…」」」
一生エライ目に遭いそうだ、と誰もが恐れる脅迫ネタ。
ジョミー「でもさあ…。キース、逆立ちしていないしね?」
スウェナ「それが謎よね、逆さ吊りとお盆が繋がらないわよ」
逆立ちを見た覚えなんかは…、と首を傾げるスウェナちゃん。
スウェナ「キース、いったい何をしたのよ?」
シロエ 「早めに吐いたら、楽になれると思いますけど?」
キース 「お盆と言ったら逆さ吊りだ!」
まんまなんだ、と言われましても。
お盆の何処が逆さ吊りだと…?
2015/10/04 (Sun)
☆お盆は逆さ吊り
スッポンタケのお彼岸の法要で使われた散華、勘違いをした誰かさん。
仏様が背中に背負ったヤバイ代物、アドス和尚の耳に入れば大惨事。
キース 「お盆の元はウラバンナで…。その意味が逆さ吊りなんだ!」
シロエ 「それじゃ、お盆という言葉自体が逆さ吊りですか?」
ブルー 「そうなんだよねえ、素人さんは馴染みが無いだろうけど」
坊主の世界じゃ基礎知識で…、と銀青様も。
ブルー 「ジョミーはともかく、サムは気付いていたかもね」
サム 「お、おう…。自信が無かったし、言わなかったけどよ」
スウェナ「すると、ホントに有難い処刑方法なのね?」
逆さ吊りは、とスウェナちゃん。
スウェナ「アドス和尚ならやりかねないわね、逆さ吊り」
マツカ 「虐待とかは全く気にしてなさそうですし…」
シロエ 「キース先輩も頭が上がりませんからね」
文字通りに上がらないわけですが…、と肩をブルッと。
シロエ 「逆さ吊りだと、どう頑張っても頭は下のままですから」
ジョミー「思い切り、頭に血が上るよね…」
マツカ 「下がるんですけど、上がりますよね」
キースの血管が危ないですよ、と冷静な意見。
マツカ 「普段の血圧は知りませんけど、気を付けた方が…」
キース 「俺だって充分、承知している!」
まだお浄土には行きたくないんだ、と副住職もガクブルと。
キース 「逆さ吊りにされてお浄土行きは絶対に嫌だ!」
サム 「俺たちはアドス和尚に喋るつもりはねえけどよ…」
シロエ 「ぼくたちも命が惜しいですしね」
下手にチクッたら一蓮托生っぽいですよ、とブルブルブル。
シロエ 「どうしてそういうことになった、と突っ込まれます」
ジョミー「ありそうだよね、それ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お彼岸の法要をやっただけでしょ?」
マツカ 「そのお彼岸が問題なんです、中身の方で」
キース 「いい法要にしてやったのに…!」
恩を仇で返しやがって、と拳を握っていますけど。
自業自得と言いませんかねえ…?
2015/10/05 (Mon)
☆その名を出すな
スッポンタケのお彼岸の法要のせいで、仏様の背中が大変なことに。
光背どころかトンデモなモノを背負っているとか、二刀流だという話。
キース 「あの馬鹿野郎がロクでもないことを言ったばかりに…!」
シロエ 「でもですね…。キース先輩が別の散華を使っていれば…」
サム 「防げたんだぜ、あの勘違い…」
ブルーが見せてた方のヤツなら、と坊主見習い。
サム 「あっちだったら、どう間違えても花びらだしよ…」
シロエ 「ヤバイ形には見えませんよね…」
キース先輩も過失がゼロじゃないですね、とキッツイ一言。
シロエ 「誰かさんの日頃の言動からして、避けるべきでした」
スウェナ「そうよね、火のない所に煙は立たぬ、なんだし」
キース 「俺は被害者だと思うんだが!」
ジョミー「だけど、ガッツリ儲けてたよね?」
御布施が山ほど、と痛い所をグッサリと。
ジョミー「いくら金欠でも、御布施を貰って文句を言うのはさあ…」
シロエ 「お坊さんとしてどうかという気はしますね、確かに」
キース 「だからだな! 俺の金欠もあいつのせいで、だ!」
ブルー 「シーッ!」
その名を出すな、と生徒会長。
ブルー 「噂をすれば影なんだからね、それから言霊!」
キース 「す、すまん…。だが、仏様の立場がだな…!」
シロエ 「もう忘れるしかないですよ!」
水に流しておしまいですよ、と忘却のススメ。
シロエ 「あの人だって忘れたかもです、喉元過ぎれば!」
ブルー 「言っちゃ駄目だと言っただろう!」
シロエ 「すみません…」
ついウッカリと、と周りをキョロキョロ。
シロエ 「今の、聞かれていませんよね?」
ブルー 「そうだと思いたいけどねえ…」
サム 「何かって言うと覗いてやがるし、危ねえけどよ…」
一同 「「「シーッ!!!」」」
サム 「め、面目ねえ…」
ブルー 「みんな、危機感、無さすぎなんだよ…」
壁に耳あり障子に目あり、と生徒会長、警戒モード。
相手は地獄耳ですからねえ…?
2015/10/06 (Tue)
☆チョイスが問題
仏様が背中に背負った光背、トンデモなモノだと信じたソルジャー。
その名を出したらやって来るから、と生徒会長も恐れているのが実情。
ブルー 「口は災いの元なんだよ。気を付けないと」
キース 「俺も分かっているんだが…。何もしなくても地獄だったぞ」
シロエ 「散華のことなら、キース先輩にも過失がありますよ」
ブルー 「まるで無過失とは言い切れないねえ…」
散華のチョイスを間違えたのは本当だから、とキッパリと。
ブルー 「特注したって良かったんだよ、君のセンスで」
シロエ 「あんなの、特注出来るんですか?」
ブルー 「お金さえ出せば、いくらでもね!」
法要の中身に合わせて形を変えてもオッケーだから、と生徒会長。
ブルー 「同じお寺でも、お月見の日だったら丸い形とか」
サム 「あるらしいよな、そういうのもよ」
シロエ 「キース先輩も特注しとけば良かったですねえ、丸い形のを」
キース 「…そうかもしれん。だが、丸はヤバイかもしれないな」
スウェナ「あら、どの辺が駄目なのよ?」
キース 「丸い所だ!」
丸と言ったらスッポンなんだ、とイヤンな名前が。
シロエ 「そ、そういえば…。月とスッポンって言いますよね?」
ブルー 「それもあるけど、スッポン自体が丸なんだよ」
甲羅が丸いものだから…、と声をひそめてヒソヒソと。
ブルー 「丸鍋というのはスッポン鍋のことだしね」
シロエ 「だったら、丸い散華も駄目ですね…」
キース 「あそこでウッカリ撒いていたなら、喜ばれるだけだ」
一同 「「「あー…」」」
モノがスッポンタケの法要、スッポンな散華は死を招くだけ。
サム 「やっぱり、普通に花びらのヤツにするべきだったぜ」
マツカ 「勘違いのしようが無いですしね…」
シロエ 「キース先輩、痛恨のミスってヤツですね」
キース 「有難いのを選んだつもりだったんだが…」
俺の命が散りそうだ、という嘆き節。
元老寺の露と散るんですかね、アドス和尚にバレちゃって…。
2015/10/07 (Wed)
☆泥を塗った背中
仏様の背中の光背をトンデモなモノだと信じたソルジャー。
キース君が選んだ散華が光背の形、それをアヤシイ形に誤認なわけで。
キース 「親父にバレたら、俺は確実に殺される!」
サム 「璃慕恩院だと、お前の僧籍ヤバイんじゃねえの?」
シロエ 「やっぱり剥奪されるんでしょうか?」
ブルー 「場合によっては、そうなるかもねえ…」
ぼくでも助けられないかも、と銀青様までがお手上げな様子。
ブルー 「坊主たるもの、仏様を敬ってこそだから…」
シロエ 「不敬罪ですか?」
ブルー 「そんなトコだね、坊主の世界は厳しいんだよ」
スウェナ「お座敷遊びはオッケーなのに、不敬罪だとアウトなのね…」
サム 「仏様のお蔭で食べていけるのが坊主だしよ…」
その仏様の顔に泥を塗ったらおしまいだぜ、とサム君、ブルブル。
シロエ 「キース先輩は背中に泥を塗ったんですけどね…」
ブルー 「泥くらいで済めばいいけどねえ…」
肥を塗ったようなものだから、と厳しい御意見。
サム 「うんうん、鶏糞とか馬糞並みだぜ、あれは」
キース 「恐ろしいことを言わないでくれ!」
ブルー 「だけど、そのくらいの勢いだよ?」
もはや普通の肥ですらない、と生徒会長。
ブルー 「仏様の御慈悲を請うしかないねえ、前非を悔いて」
キース 「それは分かっているんだが…」
五体投地でお詫びの日々で、と懺悔モードはいいんですけど。
キース 「下手にやったら親父にバレるし、そう沢山は…」
ブルー 「だったら、此処でやって行ったら?」
キース 「そうするか…」
ブルー 「三千回はしないと駄目だよ、本気のお詫びは」
キース 「そこまでなのか!?」
ブルー 「言った筈だよ、仏様の背中に肥を塗ったと!」
全身全霊でお詫びしたまえ、と指差された床。
ブルー 「塗りたくった肥を君の身体で拭うつもりで!」
キース 「そうか、拭くのか…」
人間トイレットペーパーな五体投地か、という覚悟。
肥を拭くならそうなりますね?
2015/10/08 (Thu)
☆回って肥を拭け
仏様の背中に輝く光背、それをトンデモなモノにしてしまった副住職。
お詫びに五体投地を三千回だそうで、背中の肥を拭う気持ちが大切。
ブルー 「君の全身で肥を拭くんだよ、心をこめて!」
キース 「分かった、トイレットペーパーに徹してお詫びしよう」
シロエ 「ウォシュレットはつけなくてもいいんですか?」
スウェナ「そういう物もあったわねえ…」
つけておけば、と無責任な声が。
スウェナ「肥を拭くんでしょ、頑張りなさいよ」
キース 「俺は便座ではないんだが!」
ブルー 「心をこめてと言った筈だよ、便座だろうが便器だろうが!」
トイレ掃除も修行の一つだ、と銀青様の厳しいお声。
ブルー 「トイレの肥も拭うつもりで、お背中の肥を拭いたまえ!」
サム 「そのくらいはしねえと、仏様に申し訳ねえぜ?」
キース 「…そ、そうか…。そうかもしれないな…」
シロエ 「キース先輩の過失が原因ですからね?」
頑張って拭いて下さいよ、とギャラリーはあくまで無責任。
シロエ 「ちゃんとカウントしますから。三千回ですね?」
ブルー 「心からのお詫びをするのならね!」
キース 「…お背中をお拭きするのだな…」
俺の身体で、とハハーッと土下座。
キース 「南無阿弥陀仏…」
サム 「頑張れよな!」
シロエ 「三千回だと、時間も相当かかりそうですね?」
ブルー 「まあねえ…。でも、ノンストップがお約束だから」
飲まず食わずで三千回、とキース君に下された恐ろしいノルマ。
ブルー 「でも、ぼくたちには関係無いしね、ただの紙だし」
一同 「「「はあ?」」」
ブルー 「トイレットペーパーが勝手に回転してるだけ!」
カランカランと三千回ほど回るだけ、とバッサリと。
ブルー 「放っておいてもいいと思うよ、数えさえすれば」
シロエ 「トイレットペーパーの回転ですか…」
サム 「まだ十回も回ってねえけどな」
先は長いぜ、と同情の目が。
回り回って三千回とは、キツそうですねえ…?
2015/10/09 (Fri)
☆ズレないで回れ
仏様の背中に燦然と輝く光背、トンデモなモノだと思ったソルジャー。
原因を作ってしまったキース君、五体投地を三千回でお詫び中。
キース 「南無阿弥陀仏…」
シロエ 「今ので二十回ですね。…まだまだですよ」
スウェナ「バレエの大回転にも足りてないわよ!」
アレは三十二回転だから、と格調高い芸術の名が。
スウェナ「キースも頑張って回らなくちゃね、三千回を」
マツカ 「バレエとは全く違いますから、まだ楽でしょうか?」
シロエ 「あっちの方は、軸足がズレたら台無しですしね」
ブルー 「トイレットペーパーだって同じだよ!」
軸がズレたら外れて転がる、と生徒会長、すかさずツッコミ。
ブルー 「床に転がったトイレットペーパーは使えないしね!」
サム 「元から床だぜ、キースの場合は」
ブルー 「床じゃないから! 仏様の有難いお背中だから!」
全身で肥を拭っているのだ、と銀青様。
ブルー 「綺麗な紙でなくちゃ駄目だよ、失礼だから!」
シロエ 「それは確かにそうですね…」
ジョミー「汚れた紙で拭いたら余計に汚れるもんね…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ズレないで三千回転なんだね!」
頑張ってね~! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」がピョンピョンと。
ぶるぅ 「んとんと、今で何回目かなあ?」
シロエ 「今ので丁度、三十二回目ってトコですね」
キース 「…南無阿弥陀仏…」
サム 「三十二回目、キメろよ、キース!」
ピシッとシャキッと、と声援が。
キース 「南無阿弥陀仏…」
ブルー 「うんうん、上手に拭けました!」
顔と身体で、と銀青様の評価。
ブルー 「先は長いから、気を抜かないで!」
??? 「えーっと…。キースは何をしてるんだい?」
一同 「「「!!?」」」
誰だ、と振り返ってみればソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「今日も何かの法要なのかな?」
キース 「見て分からんのか!」
俺の努力が、と怒鳴ってますけど。
五体投地はどうなりましたか?
2015/10/10 (Sat)
☆お盛んなんです
仏様の背中に輝く光背、それをトンデモにして肥を塗ったのが副住職。
五体投地でお詫び中ですが、其処へ来たのが元凶のソルジャー。
Aブルー「南無阿弥陀仏は分かるけど…。這いつくばってるし…」
キース 「やかましい! これはお詫びだ、三千回だ!」
今の俺はトイレットペーパーの境地なんだ、と副住職の叫び。
キース 「仏様の背中をお拭きするんだ、俺の全身全霊で!」
Aブルー「どうして背中を拭くことになるわけ?」
キース 「あんたが言い出したんだろうが!」
光背を侮辱しやがって、と怒りでブルブル。
キース 「その分のお詫びが必要なんだ! あんたもやれ!」
Aブルー「えーっと…。仏様の背中には超特大のアレがあるんだし…」
トイレなのは理解出来るけど、とソルジャー、首を傾げまして。
Aブルー「そうやって必死に拭いてるってことは、お盛んなんだね!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「溜まっているのをせっせと抜くから、紙が必要!」
迸るアレを拭きまくるんだね、と更に激しい勘違い。
Aブルー「噴き出す子種をキースが全身全霊で拭く、と!」
キース 「き、貴様…!」
なんというものを拭かせるのだ、と額に青筋。
キース 「いや、その前に、仏様は世俗とは無縁でいらっしゃる!」
Aブルー「ふうん…? だけどスッポンタケも今や立派な仏様だし!」
きっと背中に大きいアレを背負っているのだ、とニッコリと。
Aブルー「それでね、ぼくはそういうスッポンタケに会いたくて!」
一同 「「「えっ?」」」
背中にアレなスッポンタケなら仏様。お葬式も済んでいるわけで…。
シロエ 「お浄土まで行ってくるんですか?」
Aブルー「なんで、お浄土が出てくるんだい?」
シロエ 「仏様がいらっしゃる場所は、お浄土じゃないかと…」
キース 「さっさと死んで詫びて来やがれ!」
Aブルー「嫌だね、人生これからなんだから!」
ぼくが見詰めるものは現実、と言われましても。
仏様ならお浄土ですよ?
2015/10/11 (Sun)
☆現実で会いたい
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせてしまい、お詫び中の副住職。
三千回の五体投地をするべく頑張っていれば、出て来たソルジャー。
Aブルー「ぼくが会いたいのは、ちゃんと現実のスッポンタケだよ!」
キース 「山に行ってくればいいだろうが!」
もうシーズンだ、とキース君の怒り。
キース 「本物が山に生えているから、好きに拝んでこい!」
Aブルー「それが出来たら苦労はしないよ」
一同 「「「は?」」」
ソルジャーの得意は瞬間移動。山に行くなど朝飯前で。
シロエ 「あのぅ…。山なら、あそこに見えてますけど?」
サム 「うんうん、去年行かされた山はアレだったぜ」
ジョミー「山ほどあったし、今年もあると思うけど?」
Aブルー「そんなのは普通のスッポンタケだよ!」
ぼくが会いたいヤツとは違う、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「もっと有難いのに出会いたいんだよ!」
キース 「…あんた、夏の間に行き損ねたな?」
北の大地に、とキース君からツッコミが。
キース 「絶滅危惧種が出たとか言ってたアレだろうが!」
一同 「「「あー…」」」
アレか、と脳裏に蘇るアカダマスッポンタケとか言うモノ。
シロエ 「シーズンを逃したんですね?」
マツカ 「あっちの方だと、もうストーブの季節ですしね…」
Aブルー「違うよ、アカダマスッポンタケとは別件で!」
ブルー 「…もっとアヤシイのが出たって言うならお断りだよ!」
さっさと黙って帰ってくれ、と扉を指差す生徒会長。
ブルー 「キースのお詫びも済んでいないし、忙しいんだから!」
Aブルー「お詫びしなくても、スッポンタケは気にしないから!」
背中に特大のアレを背負って二刀流だし、とニコニコニッコリ。
Aブルー「そういう背中に相応しいヤツに会いたいわけ!」
キース 「早くお浄土に行きやがれ!」
Aブルー「ダメダメ、ぼくは現実が大好きだから!」
この世で会うんだ、と言ってますけど。
仏様はお浄土ですってば…。
2015/10/12 (Mon)
☆アテはあります
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせた罪で、五体投地なキース君。
お背中に塗った肥を拭うべく努力中なのに、ソルジャー御登場で。
Aブルー「背中に背負った特大のアレに会いたいんだよ!」
キース 「お浄土に行けと言ってるだろうが!」
サム 「参考までに、お浄土はあっちな」
夕陽が沈む方向だから、とサム君が指差す西の方向。
サム 「お彼岸のお中日には、ズバリそっちに沈んでいたしよ」
シロエ 「遠慮しないで行って下さい、止めませんから」
Aブルー「ぼくは現実を希望なんだよ!」
現世利益と言うんだっけか、と半端に仏道を齧った模様。
Aブルー「是非ともこの世でお会いしたいと! 超特大の仏様に!」
キース 「くどいようだが、仏様に会うならお浄土だ!」
Aブルー「でもねえ…。まるっきりアテが無いこともないし…」
一同 「「「はあ?」」」
どういうアテだ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「生き神でしょうか、確かそういうのがいますよね?」
マツカ 「いますね、小さな女の子のが」
スウェナ「スッポンタケとは繋がらないわよ、女の子よ?」
サム 「だよなあ、俺も違うと思うぜ」
Aブルー「女の子じゃないと思うけどねえ…?」
ぼくが言ってるアテってヤツは、とソルジャー、首を捻りまして。
Aブルー「それにさ、二人セットらしいし」
シロエ 「…二刀流ですか?」
Aブルー「スッポンタケは二刀流だけど、そっちはどうかな…」
二刀流だと背中に背負っていないと駄目で…、とブツブツと。
Aブルー「筋骨たくましいのは確かなんだけど、背中の方は…」
シロエ 「いったいどんな仏様ですか?」
Aブルー「阿吽の呼吸で頑張るのかなあ、よく知らないけど」
一同 「「「阿吽の呼吸?」」」
漫才だろうか、と深まる謎。
シロエ 「二人セットで阿吽の呼吸なんですね?」
Aブルー「そうらしいけど?」
その仏様がぼくの期待の星なんだけど、と言われましても。
誰なのかサッパリ謎ですよねえ?
2015/10/13 (Tue)
☆二人セットです
仏様の背中にトンデモなモノを背負わせてしまい、お詫び中の副住職。
其処へ来たソルジャー、背中にアレなスッポンタケに会いたいとかで。
Aブルー「二人セットで阿吽の呼吸な仏様がいれば!」
シロエ 「…奇跡でも起こると言うんですか?」
Aブルー「アテだと言ったよ、奇跡よりかは可能性が高いんだよ!」
スッポンタケに会える可能性が…、とソルジャー、強調。
Aブルー「その仏様がついているだけで、素敵に変身出来るから!」
一同 「「「変身?」」」
Aブルー「そうらしいんだよ、ぼくの希望も叶いそうで!」
超特大のスッポンタケにきっと会えるに違いない、と瞳がキラキラ。
Aブルー「だって、シメジが特大になったらしいしね!」
一同 「「「は?」」」
シメジというのはキノコだろうか、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「それって、キノコのシメジですか?」
Aブルー「もちろんだよ! 他にどういうシメジがあると?」
ブルー 「…シメジが巨大化するのかい?」
仏様のパワーとやらで…、と生徒会長も怪訝そうな顔。
ブルー 「そういう御利益の仏様かい、二人セットで?」
Aブルー「御利益の方は知らないんだけど…。でも、セットだし!」
これでも調べて来たんだから、と威張るソルジャー。
Aブルー「お寺の入口には飾ってあるのが普通らしいけど?」
一同 「「「入口?」」」
Aブルー「飾りなのかな、こう、両側に!」
キース 「ちょっと待て!」
もしかしなくても仁王様か、と待ったを掛けた副住職。
キース 「二人セットで阿吽と言ったな、仁王様なのか!?」
Aブルー「そう、その人だよ! 仁王様だよ!」
実に素晴らしい仏様で…、とソルジャー、合掌。
Aブルー「仁王シメジという凄いシメジがあるらしくって!」
一同 「「「仁王シメジ?」」」
Aブルー「そのシメジが超特大だっていう話でさ!」
シメジとも思えないサイズのシメジらしい、という話。
そんな代物があるんですかね、本当に?
2015/10/14 (Wed)
☆仁王様なんです
五体投地で仏様にお詫びを、とキース君が頑張る所へ来たソルジャー。
超特大のスッポンタケに会うのが目標、アテにするのは仁王様だとか。
Aブルー「ぼくも独自に調べてたんだよ、キノコなニュースを!」
ブルー 「そんなの、調べなくてもいいから!」
Aブルー「ダメダメ、ホットなニュースはチェックしなくちゃ!」
アカダマスッポンタケの例もあるし、とソルジャー、指をチッチッと。
Aブルー「ああいう有難いモノもあるから、要チェック!」
ブルー 「キノコのニュースを?」
Aブルー「スッポンタケに出会ってからはね!」
御利益のためには努力も必須、とキノコに燃えている様子。
Aブルー「お蔭で巨大シメジのニュースを発見!」
ブルー 「…それで?」
Aブルー「見付けた人の話だとねえ、こんなサイズで!」
これで一株、と両手で抱えるほどのサイズを作ったソルジャー。
Aブルー「普通のシメジより遥かに巨大で!」
シロエ 「でしょうね、それはシメジのサイズじゃないですよ」
Aブルー「畑に勝手に生えたらしくて、見付けた人もビックリで!」
ブルー 「…そうなるだろうね、そのサイズじゃね…」
ニュースになるのも当然だろう、と生徒会長、フウと溜息。
ブルー 「そのシメジが仁王シメジだと?」
Aブルー「そう書いてあったよ、現在、分布を拡大中で!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「何処に上陸したんだっけか、順調に北上してるんだよ!」
元々は別の国から来たらしい、という話。
Aブルー「この国の気候がマッチしたのか、頑張ってるって!」
キース 「それは外来種と言わないか!?」
Aブルー「何処の原産でもかまわないんだよ、大きければ!」
仁王様の名前でシメジも巨大化、とソルジャーの理論が超展開。
Aブルー「きっとスッポンタケだって!」
ブルー 「も、もしかして、君がアテにしてるのは…」
Aブルー「仁王様だよ!」
そういう名前のスッポンタケ! と言われましても。
あるんですか、それ?
2015/10/15 (Thu)
