☆魔法の白い粉
シャン学メンバー、スッポンタケの話題からズレて乾物談義。
スルメも上手く戻せばイカになるらしい、という話が出て参りまして。
キース 「いくらなんでもスルメがイカには戻らんだろう」
スウェナ「カラッカラに乾いてペッタンコよ?」
シロエ 「でも、干した結果がそれですからね」
戻るそうですよ、とシロエ君。
シロエ 「聞いた話じゃ、プリプリのイカになるんだそうです」
一同 「「「プリプリ!?」」」
シロエ 「そうです、いわゆる生イカみたいに」
一同 「「「ええっ!?」」」
スルメ転じて生イカ並みに。
そんな話が有り得るのか、と誰もが疑いの眼差しですが。
シロエ 「本当に生イカらしいですよ? ほんのひと手間で」
サム 「それってマジかよ?」
シロエ 「即席ラーメンが生麺に戻るとも聞きましたね…」
ジョミー「魔法なわけ?」
シロエ 「白い粉を使うそうですが?」
サム 「ヤベえじゃねえかよ!」
白い粉なら幻覚だろ、とサム君の指摘。
サム 「そいつを使って見るんじゃねえのか、幻覚をよ」
マツカ 「トリップしてればスルメも生イカに見えそうですね」
キース 「即席ラーメンも生麺だろうな」
しかし…、と腕組みをするキース君。
キース 「クスリをやってまでスルメを戻すヤツがいるとは…」
シロエ 「白い粉としか言ってませんよ?」
キース 「それは充分にクスリだろうが!」
シロエ 「でもですね…。重曹って薬でしたっけ?」
一同 「「「重曹!?」」」
重曹、すなわち炭酸水素ナトリウム。
ウガイ薬や歯磨き剤にと活用する道もありますけれど。
スウェナ「重曹って、ベーキングパウダーになるんだったかしら?」
キース 「そうだったような気もするな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 重曹はベーキングパウダーになるよ!」
シロエ 「ほら、やっぱり薬よりかは料理用の粉じゃないですか」
でもって魔法の粉なんですよ、と得意げな顔。
スルメの話が本当だったら、立派に魔法の粉ですねえ?
2014/11/16 (Sun)
☆重曹とスルメ
シロエ君曰く、重曹で戻せばスルメがプリプリの生イカに。
即席ラーメンも生ラーメンになるという重曹、魔法の白い粉ですが…。
ジョミー「本当に重曹でスルメが生イカに戻るわけ?」
キース 「信じられない話だが…。試したわけではないんだな?」
シロエ 「料理は管轄外ですからね」
スウェナ「それじゃ単なる噂ってこともあるわけね?」
サム 「うんうん、都市伝説ってヤツだよな!」
マツカ 「スルメが都市伝説に入るかどうかは謎ですけどね」
それでも恐らく噂であろう、と結論づけたシャン学メンバー。
キース 「そこまで見事に戻るんだったら、料理の常識だろうしな」
ジョミー「だよね、スルメの袋にも書いてありそうだよ」
シロエ 「でもですね! ぼくは本当に聞いたんですよ!」
サム 「都市伝説だろ、有り得ねえよ」
マツカ 「話が凄すぎますからね…」
キース 「まったくだ。疑ってかかれというのがお約束だろうが」
語る前に自分で裏を取れ、と厳しい一言。
キース 「そういう話は証明してから言うんだな」
シロエ 「たかがスルメじゃないですか! なんでそこまで!」
キース 「嘘くさいからだ」
シロエ 「ぼくはスルメも管轄外です!」
料理もスルメも無関係です、と主張しているシロエ君。
シロエ 「どうして一々、実験しなくちゃいけないんですか!」
キース 「このご時世だ、ネタということもあるからな」
ジョミー「あるよね、信じたらバカを見るヤツ」
シロエ 「ですから、ネタでは無さそうだと!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ さっきから、何のお話?」
シロエ 「スルメですよ!」
重曹でスルメが生イカに戻るらしいんです、と半ばヤケクソ。
シロエ 「魔法の粉だと言ったんですけど、ネタ扱いで!」
ぶるぅ 「んとんと…。イカもお寿司のネタだよ?」
シロエ 「そのネタじゃなくて、嘘という意味のネタなんです!」
ぶるぅ 「嘘?」
そうだったっけ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
もしや重曹とはホントのお話…?
2014/11/17 (Mon)
☆スルメの料理
重曹で戻すとスルメが生イカな話、もはやネタ扱いされておりますが。
四面楚歌なシロエ君の代わりに「そるじゃぁ・ぶるぅ」が反応を。
ぶるぅ 「重曹で生イカ、ホントじゃないかと思うけど…」
シロエ 「それ、確かめてみたんですか!?」
ぶるぅ 「実験じゃなくて、お料理だよ?」
一同 「「「料理?」」」
料理上手な「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
あれこれ作るのが大好きなだけに、何処かでスルメに出会ったのかも。
シロエ 「スルメと重曹の料理があるんですか!?」
ぶるぅ 「他にも色々入れるけど…。昆布は絶対欠かせないよ?」
シロエ 「昆布?」
ぶるぅ 「うんっ! 松前漬けには昆布が無くっちゃ!」
一同 「「「松前漬け!?」」」
言われてみれば、松前漬けはスルメの料理でございます。
昆布とスルメは出会いものとばかり、必ず入っているもので。
キース 「そういえばアレのスルメは柔らかかったか…」
サム 「漬けてる間に戻るってわけじゃねえのかよ?」
ぶるぅ 「んとんと…。戻し方には色々あるけど、重曹、早いよ?」
シロエ 「それで生イカに戻りますか!?」
ぶるぅ 「松前漬けに入ってるイカみたいにはきちんと戻るよ!」
スルメのままだと美味しくないよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「お水に重曹を入れてスルメを浸けると早く戻るの!」
サム 「マジかよ、マジで戻るのかよ!」
シロエ 「ほら見て下さい、正しかったじゃないですか!」
よくもネタだの嘘だのと…、と怒りの形相のシロエ君。
シロエ 「重曹は魔法の粉なんですよ! ちゃんと証明されました!」
キース 「悪かった。…俺は料理には疎いもんでな」
ジョミー「ごめん、ぼくも料理はしないから…」
サム 「すまねえ、俺もそっち方面はサッパリでよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 重曹、魔法の粉だよ!」
シロエ 「そうですよねえ?」
スルメも生イカになるんですよ、とシロエ君の顔に勝利の笑みが。
重曹とスルメの話は本当でしたか…。
2014/11/18 (Tue)
☆万能なんです
本当だったらしい、重曹で戻せばスルメが生イカになる話。
松前漬けに入れるスルメはこの方法が早い、という証言もバッチリで。
シロエ 「スルメの話が本当だったら、即席ラーメンも生麺ですね?」
ぶるぅ 「そっちは試していないけど…。ホントだと思うよ」
だって魔法の粉だもん、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「切り干し大根とか干しシイタケだって戻るんだよ♪」
シロエ 「本当ですか!?」
ぶるぅ 「スルメとおんなじ! 乾物だったら大抵いけるし!」
半生くらいには戻るから、という返事。
ぶるぅ 「一リットルのお水に重曹を大匙一杯だよ!」
キース 「それだけでスルメが生イカになるのか…」
ぶるぅ 「一晩くらい浸けておいたらね!」
サム 「マジかよ、重曹、半端ねえな…」
スウェナ「乾物には万能みたいな感じがするわね」
マツカ 「まさに魔法の粉ですね…」
知りませんでした、とマツカ君も感心している様子。
マツカ 「たったそれだけで戻るんだったら魔法ですよ」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ? とっても便利なんだも~ん!」
シロエ 「証言者がいて助かりましたよ、ネタ扱いされるトコでした」
ぶるぅ 「お料理しないと分からないしね、こういうの!」
重曹パワーで素敵にお料理! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「スルメも生イカに戻せてしまうし、干しシイタケも!」
Aブルー「干しシイタケがどうしたって?」
なんの話、と横から出ました、無視しておいたソルジャーが。
ぶるぅ 「えっとね、魔法の粉のお話!」
キース 「待て、言うな!」
喋るな、と叫んだキース君ですが、時すでに遅し。
Aブルー「魔法の粉って、何なんだい?」
ぶるぅ 「んーとね…」
シロエ 「白い粉です、それだけです!」
Aブルー「白い粉?」
キース 「そうだ、そういう粉の話だ!」
Aブルー「でも、干しシイタケがどうとかって…。それにスルメと」
干物に役立つ話なのでは、と瞳がキラリ。
スッポンタケ、乾物でしたよね…?
2014/11/19 (Wed)
☆白い粉と言えば
1リットルの水に重曹を大匙一杯。スルメが生イカに戻る魔法だとか。
干しシイタケもこれで戻る、と盛り上がっていればソルジャーが。
Aブルー「干しシイタケとかスルメが魔法の粉でどうなるんだい?」
シロエ 「特にどうという話じゃないですから!」
Aブルー「でもねえ、白い粉だと誤魔化す辺りが怪しいけどね?」
本当の名前は何なんだい、という御質問。
キース 「こっちの世界で白い粉と言ったらヤバイ粉だ!」
シロエ 「そうです、ある意味、魔法の粉ではありますが!」
Aブルー「なるほど、ヤバイと…。どんな風に?」
キース 「ハイになるとかトリップするとか、そんな感じだ」
Aブルー「ああ、ドラッグね!」
ぼくには全く効かないだろうね、と笑顔のソルジャー。
Aブルー「なにしろ人体実験で色々な薬を試されすぎて…」
キース 「効かないなら用は無いだろう。魔法の粉にも」
シロエ 「同感です。御禁制の品に手を出す必要は無いですよ」
Aブルー「でもねえ…。干しシイタケやスルメがドラッグをやると?」
どうもおかしい、と鋭い突っ込み。
Aブルー「トリップしたがるとは思えないねえ、スルメとかが」
キース 「そ、それはだな…」
Aブルー「何か隠してると思うけどね? 魔法の粉について」
シロエ 「いいえ、なんにも隠していません!」
Aブルー「じゃあ、名前」
正式名称の方をよろしく、と更なる突っ込み。
Aブルー「ドラッグと言っても色々あるしね、どのドラッグだい?」
キース 「ドラッグだけで察してくれ!」
ぶるぅ 「えとえと…。薬局ってドラッグストアだよね?」
Aブルー「ぶるぅが教えてくれるのかい?」
ぶるぅ 「んーとね、ちゃんと薬局で買えるお薬!」
キース 「馬鹿、言うな!」
ぶるぅ 「でもでも、お名前、知りたいって言うし…」
Aブルー「知りたいねえ!」
薬局で買えるとくれば是非に、とソルジャー、嬉しそうですが。
魔法の粉の正体とか使い方とか、思い切りバレそうな雰囲気ですねえ?
2014/11/20 (Thu)
☆お得に買うなら
スルメが生イカに戻ると噂の魔法の粉。
その正体は重曹ですけど、ソルジャーに訊かれて誤魔化していれば…。
ぶるぅ 「えっとね、薬局でも買えるしスーパーにもあるよ!」
Aブルー「スーパーだって?」
ぶるぅ 「うんっ! だけど沢山買うんだったら薬局だよね」
そっちの方が断然お得、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「サフランだって薬局だったらお薬扱いでお得だし!」
Aブルー「サフランってサフランライスのアレかい?」
ぶるぅ 「そうだよ、御飯とかを黄色に染められるんだけど…」
Aブルー「それが高いと?」
ぶるぅ 「普通に買ったら、このくらいの量で…」
これくらいかな、とお値段の方を挙げまして。
ぶるぅ 「でもでも、薬局に行けば、これだけ入ってこの値段なの!」
Aブルー「なるほど、食料品として買えば暴利をむさぼられる、と」
そういうのは御免蒙りたい、とソルジャー、深く頷くと。
Aブルー「やっぱり賢く買い物しないと! で、例の粉は?」
ぶるぅ 「ドッサリ買うの?」
Aブルー「何に使えるのか、それを確認してからだけど…」
ぶるぅ 「えっとね、スルメとか干しシイタケとかを戻すんだよ!」
一同 「「「うわーっ!!!」」」
終わった、と顔面蒼白の御一同様。
ソルジャーの方は「ふうん…」と周りを見回してから。
Aブルー「スルメが戻るってどういうことだい? 干しシイタケも」
ぶるぅ 「んとんと、干す前みたいになるって意味で…」
Aブルー「本当かい!?」
乾かす前の姿に戻るのかい、と俄然、興味を。
Aブルー「それじゃ、もしかしてスッポンタケの天日干しも?」
ぶるぅ 「戻ると思うよ、あれを使えば」
Aブルー「凄いじゃないか!」
まさに魔法、と歓喜のソルジャー。
Aブルー「その白い粉が薬局にあると?」
ぶるぅ 「スーパーにもね」
Aブルー「買うなら薬局で決まりだよ!」
沢山買わねば、とグッと拳を。
魔法の白い粉の正体、バレるのは時間の問題ですねえ…?
2014/11/21 (Fri)
☆じっくり戻して
干しシイタケもこれで戻ると噂の重曹、白い粉。
ソルジャーにガッツリ使い道を知られてしまって、買える場所までが。
Aブルー「これはもう買うしかないってね! 白い粉を!」
キース 「…な、何に使おうというんだ、あんた…」
分かってはいても確認したくなるのが人情。
ガクブル震えるシャン学メンバー、キース君の背中を見守り状態。
Aブルー「何にって、そりゃあ決まっているじゃないか!」
キース 「ま、まさかと思うが…」
Aブルー「もちろん、君の可愛い一番弟子のために使うんだよ!」
スッポンタケを蘇らせよう! と突き上げる拳。
Aブルー「天日干しのヤツ、薬代わりに削ろうかな、と思ったけど!」
ぶるぅ 「えとえと、戻して食べれば美味しいんだよ?」
Aブルー「ぶるぅに聞いても、イマイチ、ピンと来なかったけど!」
魔法の白い粉さえあれば、とソルジャーの背中に燃え上がる闘志。
Aブルー「スルメが生イカに変わる勢い、スッポンタケだって!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 半生くらいには戻る筈だよ!」
Aブルー「あの素晴らしい形が蘇るんなら、半生で充分!」
まずは拝んで、それから料理、と笑顔全開。
Aブルー「戻る過程も素敵だろうねえ、こう、ムクムクと!」
ブルー 「変な言い方はやめたまえ!」
Aブルー「でも本当だろ、萎えていたのがみるみる元気に!」
スッポンタケの雄姿再び、と狂喜のソルジャー。
Aブルー「ハーレイとじっくり観察するよ! 戻る所を!」
ぶるぅ 「んとんと、そんなに早くは戻らないかも…」
Aブルー「でも、戻ったら元の形になるんだろう?」
ぶるぅ 「そうだけど…」
Aブルー「こう、じわじわと時間をかけて、というのもいいしね!」
焦らしプレイ、と妙な台詞が。
Aブルー「じっくり、ゆっくりもいいものだよ!」
ブルー 「もういいから!」
干物を抱えてサッサと帰れ、と生徒会長、ブチ切れですけど。
白い粉の名前もまだ謎なだけに、お帰りになるわけないですよねえ…?
2014/11/22 (Sat)
☆重曹を買いに
スルメも生イカに戻る勢いの魔法の重曹、スッポンタケにも使用可能。
じっくり戻すと喜ぶソルジャー、まだ重曹という名を知らなくて。
Aブルー「楽しみだねえ、この乾燥したスッポンタケが元通りに!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 形が分かる程度には戻る筈だよ!」
Aブルー「半生くらいって言ったっけ? 形さえ戻れば充分だしね!」
あの有難いお姿さえあれば、とソルジャー、大感激で。
Aブルー「あれが戻って来るなんて…。素敵すぎだよ!」
ブルー 「だったらサッサとそれを抱えて帰りたまえ!」
Aブルー「まだだよ、肝心の名前を聞いていないんだから!」
ブルー 「名前?」
Aブルー「魔法の白い粉の名前だってば! まだ知らないし!」
これじゃ薬局に行っても買えない、と思考はマトモ。
Aブルー「いわゆるドラッグじゃないらしいけど、なんて名前?」
シロエ 「炭酸水素ナトリウムです!」
Aブルー「は?」
ぶるぅ 「んとんと、重曹って言ったら買えるよ!」
Aブルー「なるほど、重曹…。そして炭酸ナントカなんだね」
詳しい説明ありがとう、と感謝のソルジャー。
Aブルー「それじゃ早速買いに行くから、メモに書いてよ」
ぶるぅ 「うんっ! …はい、重曹ってちゃんと書いたよ!」
Aブルー「シロエも書いてくれるかな? 炭酸ナントカ」
シロエ 「ぼくもですか!?」
Aブルー「間違いがあってはいけないからねえ、きちんと詳しく!」
メモを見せるだけで通じるように、と御注文。
シロエ 「…重曹でいいと思うんですが…」
Aブルー「万一ってこともあるからね! だからよろしく!」
シロエ 「分かりましたよ…。……これでいいですか?」
Aブルー「よし! 後は薬局に行って買い物!」
ぶるぅ 「重曹、お水1リットルに大匙1杯だからね!」
Aブルー「そうだっけ…。それも書いてよ、こっちのメモに」
ぶるぅ 「オッケー!」
頑張ってねー! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
スッポンタケの干物だか乾物、戻るんでしょうか?
2014/11/23 (Sun)
☆重曹をゲット
スッポンタケも半生くらいには戻るであろう、という魔法の重曹。
それを薬局で買って帰ろう、とソルジャーの姿は消え失せましたが…。
キース 「シロエ、お前は戦犯だからな」
シロエ 「…重曹ですか?」
キース 「その名をお前が出さなかったら、今も平和な筈だった!」
シロエ 「でもですね! 最初はスッポンタケの話じゃなくて!」
単なる乾物の話でした、とシロエ君。
シロエ 「中華料理は何でも干すとか、そういう話で…!」
ジョミー「でもさあ、シロエがスルメが戻るって言ったわけだし」
サム 「間違いねえよな、そいつはな」
シロエ 「あれは単なる話のついでで…!」
キース 「お前は空気が読めんのか!」
あの状況で重曹を持ち出したらリーチだろうが、と厳しい指摘。
キース 「遅かれ早かれ、あいつの耳に入って地獄になるんだ!」
ぶるぅ 「えっと、重曹、お役立ちだよ?」
キース 「普通に使えば役立つだろうが、あいつの場合は…!」
シロエ 「ですから正式名称の方を言いました!」
炭酸水素ナトリウムだと言ってやりました、と言われましても。
キース 「その程度で怯む相手か、あいつが!」
サム 「うんうん、下手すりゃシャングリラで作りかねないぜ」
スウェナ「そうねえ、重曹だったら無理かもだけど…」
マツカ 「在庫があるかもしれませんよ? あちらの世界に」
ブルー 「その可能性は大いにあるね」
キース 「今頃はもう買って帰ってやがるだろうがな」
そしてスッポンタケの干物を戻すわけだ、と深い溜息。
キース 「半生だろうが何だろうが、だ。戻ればああいう形だからな」
ジョミー「また拝むよね…」
ブルー 「拝むと思うよ、後はどうするか知らないけれど」
料理なんかが出来ただろうか、と生徒会長。
ブルー 「不器用なんだし、スッポンタケの料理なんてね…」
キース 「また来やがるのか?」
料理の件で、と頭を抱えるキース君ですが。
重曹をゲットして帰ったソルジャー、その後は如何に?
2014/11/24 (Mon)
☆音沙汰なしの人
乾物を戻すならコレにお任せ、魔法の白い粉な重曹。
スッポンタケを戻すべく買い込んで帰ったソルジャー、音沙汰なしで。
キース 「あいつ、全く来やがらないな」
ジョミー「自慢しに来ると思ったけどなあ、スッポンタケ…」
シロエ 「上手く戻らなかったんでしょうか?」
サム 「それだけは無いと俺は見たぜ。もしも戻らなかったらよ…」
シロエの命がねえんじゃねえか、と冷静な意見。
サム 「騙されたってことで殴り込みだぜ、きっと」
ジョミー「あー、それはあるかも…」
でも来ない、と生徒会長宅で顔を見合わせる御一同様。
キース 「今月もじきに終わるんだが…」
スウェナ「どうなったのかしらね、こんなに長い間、来ないだなんて」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくは何度も会ったよ!」
一同 「「「ええっ!?」」」
いつの間に、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」に視線が集中。
キース 「何度もって…。あいつ、いつの間に湧いたんだ!」
ぶるぅ 「んとんと…。みんなが授業に出てる時だよ?」
一同 「「「授業中!?」」」
もしや学校に現れたのか、と上を下への大騒ぎ。
ジョミー「そんなの全然、知らなかったよ!」
シロエ 「ぼくもですよ!」
ぶるぅ 「ちゃんとおやつも食べてったよ? でも…」
用事はおやつじゃなかったから、とニコニコ笑顔。
ぶるぅ 「いつもお願い事だったしね!」
シロエ 「どういうお願いなんですか!」
ぶるぅ 「えーっと、あっちの世界じゃ出来ないから、って…」
サム 「何がだよ?」
ぶるぅ 「天日干しだよ、シャングリラは浮上出来ないもんね」
一同 「「「天日干し!?」」」
まさか、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「ちょ、ちょっと質問なんですが…。何を干したんです?」
ぶるぅ 「前とおんなじ! スッポンタケだよ!」
一同 「「「す、スッポンタケ…?」」」
愕然としているシャン学メンバーですが。
天日干しの依頼に来たということは、スッポンタケ狩り、継続中とか?
2014/11/25 (Tue)
☆料理している人
スルメも生イカに戻ると噂の白い粉。
いわゆる重曹をゲットした後、現れないと思ったソルジャーですけど。
キース 「す、スッポンタケを干したと言ったな!?」
ぶるぅ 「うんっ! お天気のいい日に何度も来てたよ」
シロエ 「生のスッポンタケを持ってですか!?」
ぶるぅ 「そうだよ、天日干しにして欲しいから、って!」
だから屋上で沢山干したの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「スッポンタケ狩り、とっても頑張ってるみたい!」
キース 「そんな話は知らなかったぞ!」
シロエ 「料理で苦労しているんだと思ったんですが…」
ぶるぅ 「お料理、上手くいってるみたいだよ?」
定番の料理も出来たみたい、とニッコリと。
ぶるぅ 「それでなのかな、採れる間に集めておくって!」
サム 「保存食かよ!?」
ぶるぅ 「乾物って、元々、そうだしね?」
キース 「あいつ、料理が出来たのか?」
ぶるぅ 「んーと…。よく知らないけど、なんか詰め物?」
一同 「「「は?」」」
何故に詰め物、と派手に飛び交う『?』マーク。
シロエ 「詰め物というのは何なんでしょう?」
キース 「俺が知るか!」
ジョミー「七面鳥とかに詰まってないかな、なんか色々」
サム 「スッポンタケに詰めるのかよ?」
スウェナ「キノコに詰め物って…。そんな料理があるかしら?」
ぶるぅ 「んとんと、マッシュルームの傘に詰めたりするよ!」
お肉に生ハム、チーズだとか、と言われてみれば存在するものの。
シロエ 「スッポンタケに傘は無かったですよ?」
マツカ 「無かったですね…」
スッポンタケの先っぽ、傘の類はございません。
亀の頭に似ている部分に悪臭を放つグレバがあるだけ。
サム 「じゃあ、詰め物ってどうするんだよ?」
シロエ 「さ、さあ…?」
キース 「真面目に謎だな、本当に詰め物と言っていたか?」
ぶるぅ 「そう聞いたけど…」
凝ってるみたい、という話ですが。
あのソルジャーが料理に凝りますか…?
2014/11/26 (Wed)
☆料理でビンビン
度々スッポンタケ狩りに来た上、天日干しを依頼しているソルジャー。
料理もしているようなのですけど、詰め物がどうとかいう話で。
キース 「あいつが料理をしているだけでも信じ難いんだが…」
ジョミー「詰め物だったら余計な手間がかかるよね?」
シロエ 「スッポンタケ尽くしの時に詰め物の料理、ありましたか?」
マツカ 「どうだったでしょう?」
ぶるぅ 「やっていないよ、ぼくは詰め物してないもん!」
サム 「だったらどうして詰め物なんだよ?」
料理が得意とは聞いていないぜ、と悩むサム君。
サム 「おまけに凝ってるってことなんだよな?」
ぶるぅ 「らしいよ、スッポンタケに詰め物」
シロエ 「何処に詰めるんです!?」
ぶるぅ 「んーとね、多分…」
??? 「こんにちはーっ!!!」
お久しぶり、と降って湧きました、噂の人が。
Aブルー「実にいいねえ、魔法の粉! シロエには感謝しているよ!」
シロエ 「…そ、そうですか…」
キース 「ほら見ろ、お前が戦犯なんだ!」
Aブルー「戦犯って…。シロエは大恩人だけど?」
キース 「俺たちからすれば立派な戦犯だ!」
よくもスッポンタケ狩りに燃えやがって、とキース君の怒りが爆発。
キース 「天日干しにすればいけるというんで集めてやがるな!?」
Aブルー「もちろんだよ! 本当に重曹で戻るんだねえ!」
いい感じに戻って料理も出来て、とニコニコニコ。
Aブルー「料理をするとビンビンのガンガンになるんだよ!」
一同 「「「………」」」
Aブルー「あっ、ぼくのハーレイだけじゃなくって!」
スッポンタケもビンビンのガンガンに、と妙な台詞が。
一同 「「「は?」」」
Aブルー「だからスッポンタケが! もうムクムクと!」
シロエ 「…戻るんですよね、重曹で?」
Aブルー「戻した後だよ、料理がとっても大切なんだよ!」
それは素晴らしい姿になるのだ、とウットリですけど。
料理でビンビンのガンガンだなんて、いったいどんな料理を…?
2014/11/27 (Thu)
☆詰めてビンビン
天日干しにしたスッポンタケを重曹で戻し、それから料理。
ソルジャー曰く、もうムクムクとビンビンのガンガンになるそうで…。
Aブルー「実にいいねえ、スッポンタケは! もう最高だよ!」
ブルー 「もういいから! 君の話は分かったから!」
Aブルー「料理の話がまだなんだけど?」
是非聞いてくれ、と乗り出すソルジャー。
Aブルー「スッポンタケの料理はコレに限るんだよ!」
ぶるぅ 「えとえと、詰め物だったよね?」
Aブルー「そう! 挽肉を詰めて良し、パンやナッツも絶品で!」
一同 「「「は?」」」
真面目に料理をしてるじゃないか、と一同、驚愕。
ソルジャーが料理と聞いても信じ難いのに、この凝りよう。
Aブルー「詰め物をしたら煮込むんだよ! オーブンは駄目だね」
キース 「あんた、そこまで料理を極めていたのか?」
Aブルー「必要とあれば極めるよ! 実に素晴らしい食材だから!」
詰めてビンビン、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「ムックリと起き上がった形に仕上げてソースをね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ソースも作ってるんだね!」
Aブルー「美味しく食べなきゃいけないからねえ!」
ハーレイと二人で食べて夫婦円満、と満面の笑顔。
Aブルー「お互い、相手のアソコを食べてるつもりでドキドキと!」
ブルー 「退場!!」
Aブルー「ダメダメ、詰め物の話しかしてないからね!」
ブルー 「スッポンタケに詰めてるだけだろ!」
Aブルー「何処に詰めるか喋っていないし!」
これが肝心、と指を一本立てまして。
Aブルー「ぶるぅは知っているだろうけど、空洞なんだよ!」
一同 「「「え?」」」
Aブルー「スッポンタケの茎っていうのかな? あの中が!」
ぶるぅ 「そうだよ、傘よりも下は中が空っぽ!」
Aブルー「気付いた時にはビックリしたけど、これは使わないと!」
ぶるぅ 「そこに詰めるんだね!」
美味しそう! と無邪気なお子様。
けれども、なんだかヤバイ料理じゃないですか…?
2014/11/28 (Fri)
☆天日干しの効果
イヤンな形のスッポンタケ。実は傘よりも下が空洞だったという話で。
そこにソルジャー、せっせと詰め物、料理に燃えている模様。
Aブルー「あの空洞は素晴らしいよ! お蔭で今日もビンビンに!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 天日干しにして良かったね!」
Aブルー「それはもう! 次のシーズンまで食べられそうだし!」
ぶるぅ 「えっとね、保存のこともあるけど…。詰め物の方!」
Aブルー「天日干しと詰め物、何か関係あるのかい?」
ぶるぅ 「うんっ! スッポンタケが丈夫になるの!」
一同 「「「は?」」」
詰め物の話も大概ですけど、天日干しで丈夫とはこれ如何に。
キース 「お、おい…。それはどういう意味なんだ?」
ぶるぅ 「んとね、生のスッポンタケだと詰め物、無理そうだよ?」
Aブルー「えっ? あの空洞は干したお蔭で出来るのかい?」
ぶるぅ 「元々あるけど、スッポンタケが丈夫じゃないの!」
生のスッポンタケだと柔らかすぎるの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「だからね、詰め物をしたら破れちゃうかも…」
Aブルー「大変じゃないか、破れたりしたら!」
大事な形が台無しに、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「縁起でもないよ、破れるだなんて!」
ぶるぅ 「干してあるから大丈夫! うんと頑丈!」
Aブルー「天日干しにはそういう効果があるってことかい?」
ぶるぅ 「生のよりもずっと丈夫になるよ!」
それで詰め物もオッケーなの、とニコニコニッコリ。
ぶるぅ 「お料理、色々頑張ってね!」
Aブルー「もちろんだよ! そうか、天日干しにはそんな効果が…」
プラス重曹の魔法で無敵、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「頑丈になった上、重曹で戻せば素敵な姿に!」
ぶるぅ 「元通りのスッポンタケなんだね!」
Aブルー「詰め物をすれば、ビンビンのガンガンに出来るしね!」
仕上げにトロリとソースをかければ、雰囲気アップだそうですが。
スッポンタケの料理、アヤシイ感じじゃないですか?
2014/11/29 (Sat)
☆セットで詰め物
ソルジャーが凝っているスッポンタケの料理。
茎の部分の空洞に詰め物、ビンビンのガンガンにしてソースをトロリ。
Aブルー「もうね、ムクリと勃ち上がった姿が最高で!」
ブルー 「猥褻な料理はやめたまえ!」
Aブルー「そう言わずに! 素敵な料理を食べてビンビン!」
夫婦円満の秘訣なのだ、と極上の笑顔。
Aブルー「料理なんかに縁は無かったけど、燃えるものだねえ!」
ぶるぅ 「えとえと、詰め物、お米なんかも試してみた?」
Aブルー「お米って…。御飯を詰めるのかい?」
ぶるぅ 「ハーブライスとか、挽肉入りのお米もいいよ!」
Aブルー「そうなんだ? レシピを書いてくれるかな、それ」
ぶるぅ 「オッケー! えっとね、ハーブライスの方がね…」
でもって挽肉入りがこうで、と紙にサラサラ。
ぶるぅ 「こんな感じでいけるから! やってみてね!」
Aブルー「ありがとう! ぼくの方をハーブライスにするべきかな?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「スッポンタケ料理は一対なんだよ、2本でセット!」
大きめのを1本、それと小さめを1本で、とセットの説明。
Aブルー「大きい方はもちろんハーレイ! 小さいのがぼくで!」
ブルー 「退場!」
Aブルー「だから料理の説明中だよ、夫婦円満には2本要るんだよ!」
詰め物で立派になったスッポンタケが、と得意満面。
Aブルー「ハーレイと二人で、相手のアソコに見立てたヤツを!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「こんな料理が作れるのも、天日干しにしたお蔭なんだね!」
それと魔法の粉の重曹、とソルジャー、シロエ君の手をガッシリと。
Aブルー「君はホントに大恩人だよ、重曹の件!」
シロエ 「い、いえ、ぼくは…!」
Aブルー「ハーレイもよろしくと言っていたから!」
シロエ 「お、おかまいなく…!」
キース 「戦犯ということで決定だな、シロエ」
シロエ 「えーーーっ!」
エライ料理が生まれたスッポンタケですが。
今月、これにて中継終了~。
2014/11/30 (Sun)
☆忘れたいスッポンタケ
さて、11月がやって参りまして。
世間では紅葉シーズンですけど、シャン学メンバーは関係ないらしく。
シロエ 「キース先輩、遅いですねえ…」
サム 「あれから初の土曜日なんだし、無理ねえんじゃねえか?」
ジョミー「法事だとか?」
マツカ 「その予定は聞いていませんよ? それにキースは…」
基本、法事は手伝わないんじゃなかったですか、とマツカ君。
サム 「そういや、そうか…。学生だから、って言ってたっけな」
シロエ 「だったらどうして遅いんでしょう?」
ジョミー「アドス和尚に捕まったとか?」
家を出る前に、という指摘。
ジョミー「それで本堂の掃除とかさ」
スウェナ「絶対に無いとは言い切れないわね、土曜日だものね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで朝から遊べる日だよ!」
サム 「先週はエライ目に遭っちまったけどな」
シロエ 「悪夢のスッポンタケ狩りですね…」
忘れたいです、とシロエ君が頭を抱えております。
シロエ 「どうしてああいう展開になってしまったんだか…」
ジョミー「スッポンタケが悪いんだよ!」
ブルー 「ぼくも大いにそう思うけれど…」
見付かったものは仕方ない、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「まさかフェアリーリングで来るとは思わないしね…」
シロエ 「ですけど、余計な知恵をつけたのは会長ですよ?」
ブルー 「天狗と妖精って言っただけだよ!」
それ以上のことは何も、と言われましても。
シロエ 「例の踊りに五穀豊穣って免罪符を出しませんでしたか?」
ブルー 「あれは失言で…!」
ジョミー「でもさあ、結果的に踊られちゃったわけだし…」
ぶるぅ 「えとえと、念仏踊りだよね!」
お念仏と木魚に合わせて踊ってたね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「とっても楽しそうだったよ?」
シロエ 「それはあの二人だけですよ!」
二度と見たくはありません、と露骨に嫌悪の表情ですが。
それを踊っていたソルジャー夫妻はどうなったんでしょうねえ?
2014/11/01 (Sat)
☆遅刻して来た人
スッポンタケ狩り以来、初の土曜日となっておりますが。
生徒会長宅にキース君が到着しておらず、話題はソルジャー夫妻へと。
ぶるぅ 「えとえと…。念仏踊りって効いたのかなあ?」
シロエ 「考えたくもありませんよ!」
ぶるぅ 「だけど、あれから来ないんだもん…」
ちょっと心配、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「スッポンタケで食中毒は無いと思うんだけど…」
スウェナ「中華料理の食材なのよね?」
ブルー 「キヌガサタケには負けるんだけどね」
あっちは高級食材だから、という説明。
ブルー 「だけど味では負けていないっていう話だねえ…」
サム 「でもよ、匂いが凄くねえか?」
ジョミー「凄いって言うより、最悪だよ!」
シロエ 「あれを食べたいという神経が分かりませんよ!」
マツカ 「ぼくにも理解出来ません…」
松茸だったら分かるんですが、とマツカ君が呻いた途端にチャイムの
音がピンポーン♪ と。
マツカ 「う、噂をすれば影でしょうか?」
ジョミー「わざわざチャイムを鳴らして来るかなあ?」
ぶるぅ 「お客様だよね!」
行ってくるね~! と玄関へ飛び跳ねてゆきまして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お客様、キースだったよ!」
キース 「遅れてすまん。御本尊様へのお詫びが長くなって…」
一同 「「「お詫び?」」」
キース 「先週のお詫びだ、念仏踊りだ!」
あのお詫びが出来ていなかったのだ、と溜息を。
キース 「スッポンタケ狩りで一日、次の日が食べる会だったからな」
シロエ 「ぼくたちは食べていないんですが!」
ジョミー「教頭先生が見付けてくれた松茸専門だったしね…」
ブルー 「そのハーレイは呼ばなかったけどね」
松茸だけ与えておけば呼ばなくていい、と冷たい表情。
ブルー 「一人で侘しく松茸尽くしをやってたようだよ」
シロエ 「その方がマシだと思うんですが…」
スッポンタケを食べる会より、との話ですけど。
食べる会までが開催されてたようですねえ…。
2014/11/02 (Sun)
☆美味しく食べたら
御本尊様にお詫びをしていて遅くなった、とキース君がようやく到着。
スッポンタケ狩り、翌日は食べる会が開催されていたようで。
ジョミー「結局、スッポンタケは誰も食べてはいないんだよね?」
シロエ 「その筈ですね」
サム 「食おうって気になれる匂いじゃなかったぜ、あれは」
ぶるぅ 「でもでも、美味しかったでしょ?」
一同 「「「えっ?」」」
何のことだ、と皆の視線が「そるじゃぁ・ぶるぅ」に。
シロエ 「美味しい、美味しいと言っていたのは馬鹿だけですよ?」
サム 「うんうん、何処かのバカップルだけだぜ」
ぶるぅ 「言ってたのは二人だけだけど…。美味しかったでしょ?」
シロエ 「あの二人しか食べてませんよ!」
ぶるぅ 「んーと…。やっぱり説明しとけば良かった?」
一同 「「「は?」」」
まさか、と青ざめるシャン学メンバー。
キース 「ま、まさかと思うが…」
シロエ 「ぼくたちもアレを食べてはいないでしょうね!?」
ぶるぅ 「中華炒めに入れておいたよ、美味しいから」
一同 「「「ええっ!?」」」
そんな、と派手に飛び交う悲鳴。
シロエ 「ちゅ、中華炒めと言うのはですね…!」
マツカ 「青梗菜とかがたっぷり入っていたアレですか?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ それで大当たり~!」
キース 「い、入れたのか、アレにスッポンタケを!?」
ぶるぅ 「炒め物にも合うキノコだもん!」
スッポンタケは美味しいキノコだよ、と言われましても。
キース 「美味いとか不味いとか言う以前にだな…!」
ジョミー「匂いが普通じゃないんだよ、アレ!」
ぶるぅ 「先っぽを洗うのは常識だもん!」
一同 「「「先っぽ?」」」
ぶるぅ 「臭いの、先っぽだけなんだよ! だから洗うの!」
一同 「「「そ、それで…?」」」
ぶるぅ 「綺麗に洗って匂いが取れたら、お料理、お料理~!」
臭い部分はグレバって言うの、と得意げですが。
スッポンタケのイヤンな所は本当に匂いだけですか…?
2014/11/03 (Mon)
☆食べちゃいました
食べる会が開催されていたらしい、スッポンタケ。
ソルジャー夫妻だけが食べていたのだと思っていれば、さにあらずで。
キース 「…く、臭くないから入れたというのか、中華炒めに!?」
ぶるぅ 「だって、せっかく美味しいのに…」
食べなきゃ損でしょ、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「美味しいからって探しに行く人もいるキノコだよ!」
シロエ 「そ、そうなんですか!?」
ぶるぅ 「うんっ! 味を知ってる人は見付けたら一人占めだって!」
サム 「ひ、一人占めって何なんだよ?」
ぶるぅ 「知らない人は匂いだけで逃げて行っちゃうしね?」
その間に一人でドッサリ採るの、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「みんなで沢山見付けたんだし、食べなくちゃ!」
キース 「それは有難迷惑なんだが!」
ぶるぅ 「でもでも、美味しかったでしょ?」
一同 「「「うっ…」」」
スッポンタケ入りと噂の中華炒め。
美味しかったことは事実で、そこの所は否定は出来ず。
キース 「し、しかしだな…! あんなキノコを食ったいうのは!」
シロエ 「いろんな意味でキツイですよね…」
ぶるぅ 「えとえと、念仏踊りをしてた所のじゃないよ?」
あそこのスッポンタケは別扱い、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「すっごく大事にしてたみたいだし、それは別なの!」
キース 「なら、俺たちは食っていないんだな?」
ぶるぅ 「そうだけど…」
一同 「「「た、助かった…」」」
あのスッポンタケだけは絶対嫌だ、と意見が一致。
ジョミー「あの踊りがね…」
キース 「お蔭で俺は御本尊様にお詫びしまくる羽目になったが!」
俺の念仏で踊りやがって、と文句をブツブツ。
キース 「スッポンタケに念仏ならばともかく、あんな踊りに!」
ジョミー「なんかノリノリだったしね…」
ブルー 「上になったり下になったり、熱心だったねえ…」
天狗と妖精のパワーを貰おう、と夫婦和合の念仏踊り。
ヤッてるふりだと言いつつノリノリ、最悪としか…。
2014/11/04 (Tue)
☆あれから来ない人
実は知らずにスッポンタケを食べていたらしい、シャン学メンバー。
フェアリーリングのではなかったそうで、不幸中の幸いと言うべきか。
キース 「それで、あいつらはどうなったんだ?」
ブルー 「ブルーたちのことかい?」
キース 「他に誰がいると!」
あの迷惑なヤツらはどうしているのだ、という質問。
キース 「俺は朝から念仏三昧で御本尊様にお詫びして来たが!」
シロエ 「さ、さあ…? あれから姿を見てませんから…」
サム 「食中毒だけはねえだろうな、って話してたけどよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スッポンタケなら安全だよ!」
絶対安全、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「きっとね、えとえと…。効いたんじゃないかな?」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「踊りと、食べたスッポンタケと!」
それで来ないんだよ、と無邪気な笑顔。
ぶるぅ 「フウフワゴーってどういうものなの?」
キース 「知らなくていいっ!」
シロエ 「そういうのはですね、あっちのぶるぅに任せて下さい!」
ぶるぅ 「分かった、大人の時間なんだね!」
充実の毎日っていうヤツだよね、と分かっているのかいないのか。
ぶるぅ 「でもでも、そろそろ来ると思うよ?」
一同 「「「えっ?」」」
なんでまた、と目が丸くなる御一同様。
キース 「どうしてあいつらがやって来るんだ!」
ジョミー「まさか、スッポンタケ狩りだとか!?」
サム 「それはねえだろ、山ほど採っていやがったしよ」
シロエ 「ぼくたちも手伝わされましたしね…」
スッポンタケ狩り、盛況だったようでございます。
食べる会なぞをやっていただけに、容易に想像可能ですが。
キース 「スッポンタケ狩りはもう御免だぞ!」
ぶるぅ 「保存用のを取りに来るって言ってたよ?」
キース 「保存用だと!?」
シロエ 「まだ採るんですか、スッポンタケを!?」
一応、キノコはまだシーズン中。
スッポンタケ狩りの悪夢再び、念仏踊りの危機も再びですか…?
2014/11/05 (Wed)
☆保存用が欲しい人
ソルジャー、保存用のスッポンタケを取りに来ると言っていたらしく。
スッポンタケ狩りの悪夢再びか、とシャン学メンバー、顔面蒼白。
キース 「保存用となると相当ヤバイな」
ジョミー「今日もスッポンタケ狩りなわけ!?」
サム 「この間、行ったばかりじゃねえかよ!」
しかも沢山採ったのに、とサム君、ガクブル。
サム 「まだ足りねえって言うのかよ!?」
シロエ 「こんな結末になるんだったら、中華炒めは食べませんよ!」
マツカ 「食べていなければ、その分が残りましたしね…」
ぶるぅ 「でもでも、試食は大切だよ?」
せっかくみんなで採ったんだし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「食べてみなくちゃ、美味しさ、絶対、分からないしね!」
キース 「誰も知りたいとも思ってなかった筈なんだが!」
ぶるぅ 「食わず嫌いは良くないよう!」
食べておかなくちゃ、と言わば正論。
ぶるぅ 「食べもしないで文句を言ったら駄目だと思うの!」
キース 「しかしだ、スッポンタケの場合は味よりも形が問題で!」
シロエ 「最悪なんです、ぼくたちの目には!」
ぶるぅ 「だから刻んで入れておいたよ、中華炒めは!」
ジョミー「それは有難迷惑だってば!」
食べてしまった、とジョミー君の嘆き。
ジョミー「一生、食べたくなかったのに…!」
キース 「俺も同じだ。だが、保存用も採りに来るんだとなると…」
シロエ 「ぼくは絶対、食べませんからね!」
二の舞は二度と御免です、とシロエ君の宣言。
シロエ 「次から食材は吟味します! 調理の前に!」
ぶるぅ 「吟味してるよ、お肉も魚もお野菜も!」
シロエ 「そういうレベルじゃなくってですね!」
敵はスッポンタケなんです、とシロエ君はついに敵と認定。
シロエ 「あれだけは共存出来ませんよ!」
キース 「同感だ。なのに付き合いが続くのか…」
今度は保存用なのか、と呻くキース君。
採りまくった上に保存用もとは、ソルジャー、実に貪欲ですねえ…。
2014/11/06 (Thu)
☆最悪な踊り
保存用のスッポンタケを取りに来ると噂の、例のソルジャー。
またしてもスッポンタケ狩りなのか、と怯えまくりの御一同様ですが。
ジョミー「こ、今度も松茸山なのかな…?」
サム 「そうじゃねえのか? フェアリーリングで浮かれてたしよ」
キース 「あれが諸悪の根源なんだ! お蔭で俺は!」
御本尊様にお詫びをしまくる羽目に、と泣きの涙のキース君。
キース 「お念仏をあんな踊りのBGMにされたとは…」
シロエ 「最悪な踊りでしたしね…」
キース 「最低最悪と言うんだ、あれは!」
ジョミー「踊った二人はノリノリだったけどね…」
キース 「教頭先生が鼻血を出されたほどの猥褻物だぞ!」
どう猥褻なのかイマイチ分からなかったが、という感想。
万年十八歳未満お断りの面々、その点については同感でして。
スウェナ「私にも分からなかったのよねえ…。何が何だか」
サム 「くんずほぐれつの踊りだったってのは間違いねえけど…」
シロエ 「上になったり下になったりしてましたねえ…」
ブルー 「分からない方がいいんだよ! ああいう踊りは!」
理解出来ないのが正しい在り方、と生徒会長は申しております。
ブルー 「あれは当人とハーレイくらいしか分からないから!」
ぶるぅ 「えとえと…。そのハーレイって、どっちのハーレイ?」
ブルー 「両方に決まっているだろう!」
踊っていた方と見ていた方、と吐き捨てるように。
ブルー 「あっちのハーレイも、どうヘタレなのか謎なんだよ!」
ジョミー「ヘタレは教頭先生じゃなかった?」
ブルー 「あっちのハーレイも見られていると意気消沈の筈!」
なのにノリノリで夫婦和合の踊りとは…、とブツブツブツ。
ブルー 「本来、あそこで踊れる筈もないんだけどねえ…?」
シロエ 「スッポンタケのパワーじゃないですか?」
サム 「変なユニフォームも着てやがったしよ…」
ハイテンションで踊れたのだろう、という結論ですが。
スッポンタケ狩り再びとなれば、あの踊りも…?
2014/11/07 (Fri)
☆念仏踊りの結末
ソルジャー夫妻の念仏踊りに文句たらたらのシャン学メンバー。
ヘタレの筈のキャプテンまでが踊っていたため、悪夢再びの恐れあり。
キース 「あの踊りはもう御免なんだが!」
サム 「唱えなければいいんじゃねえのか、お念仏をよ」
キース 「それが通用する相手ならな!」
一同 「「「あー…」」」
ソルジャー、自分ルールを振りかざすのが大得意。
キース君が何と言おうが、こうと決めたら譲るわけもなく。
シロエ 「覚悟はしておいた方がいいかもしれませんね…」
マツカ 「保存用のスッポンタケを取りに来るって話ですしね…」
キース 「正直、来なくていいんだが!」
??? 「そういうわけにもいかないんだよ!」
スッポンタケ様は大切だから、という声が。
言わずと知れたソルジャー(会話表記はAブルー)ご登場で。
Aブルー「こんにちは! この間はどうもありがとう!」
キース 「何がありがとうだ、俺は朝から、あんたのせいで!」
Aブルー「朝からって…。何かあったのかい?」
キース 「御本尊様にお詫びの礼拝だ!」
南無阿弥陀仏に合わせて五体投地を三百回だ、と怒りの表情。
キース 「これでも足りないくらいなんだが、俺の膝が持たん!」
Aブルー「膝ねえ…。腰なら良く効く薬もあるんだけどねえ…」
夫婦円満に腰は欠かせないから、と意味深な台詞。
Aブルー「スッポンタケもね、アソコには効くみたいだけどねえ…」
キース 「もうその名前は出さないでくれ!」
Aブルー「君の大事な一番弟子だろ? そんな態度は良くないよ」
それでどうして御本尊様にお詫びなんかを…、というお尋ね。
Aブルー「君の弟子が何か不始末でも?」
キース 「あんな弟子を持った覚えは無い! ついでに言えば!」
Aブルー「何か?」
キース 「あんたがやらかした念仏踊りのお詫びなんだ!」
Aブルー「お詫びなんかが必要なのかい、御利益は充分だったけど?」
念仏踊りは実に効いた、と満面の笑顔。
あれも御利益認定ですか…。
2014/11/08 (Sat)
☆念仏踊りの効果
なんだかんだでソルジャー登場、先日の念仏踊りが良く効いたとかで。
キース君が顔を顰めるのにもかまわず、ベラベラと。
Aブルー「お念仏の効果なんだか、スッポンタケが効いたんだか…」
キース 「お念仏が効くか!」
Aブルー「効くんじゃないかな、お浄土へ行くための呪文だろう?」
お浄土と言えば天国なんだし、という解釈。
Aブルー「天国、すなわち昇天ってね! もう何回も!」
キース 「だったら帰って来なくていいっ!」
行きっ放しで戻って来るな、とキース君は手でシッシッと。
Aブルー「イったままねえ、それはいいねえ!」
キース 「なら、来るな!」
Aブルー「イったままの状態をキープするならスッポンタケだよ!」
でないとハーレイがエネルギー切れ、と言い出すソルジャー。
Aブルー「天国から戻れないほどの勢いとなれば、連発だしね!」
キース 「なんの話だ!」
Aブルー「もちろん夫婦の時間だよ! 夫婦和合で夫婦円満!」
連発するならエネルギーも充填しておかないと、とグッと拳を。
Aブルー「そのためにも有難いスッポンタケをね!」
キース 「俺はもう縁を切りたいんだが!」
Aブルー「ダメダメ、君の可愛い一番弟子だろ?」
キース 「あんな弟子は要らん!」
Aブルー「でもねえ…。実に立派な戒名をねえ…」
今日もこうして持っているのだ、と取り出した紙に例の戒名。
倫王院殿法界善根大居士と書いてありまして。
Aブルー「ぼくにとってはお守りなんだよ、この戒名も!」
キース 「俺にとっては人生最大の汚点なんだが!」
Aブルー「君は誇っていいと思うよ、スッポンタケを」
あんないい弟子はそうそういない、とソルジャーは笑顔。
Aブルー「なにしろハーレイは絶倫なんだし、もう毎日が最高で!」
キース 「それならこっちに出て来るなと!」
Aブルー「パワーの維持にはスッポンタケだって必要なんだよ!」
そのための保存用なのだ、と怖い台詞が。
やっぱりスッポンタケ狩りですか…?
2014/11/09 (Sun)
☆保存用のキノコ
毎日が最高らしいソルジャー、至極御機嫌ですが。
キャプテンのパワーを維持するためには、スッポンタケが必要らしく。
Aブルー「毎日のパワーにスッポンタケ! 保存用もね!」
キース 「そこまでなのか!?」
Aブルー「もう手放せない神様なんだよ、スッポンタケは!」
とりあえず今日は御神体を取りに来たのだ、と威張るソルジャー。
Aブルー「保存用はね、これからの季節に大切だからね!」
シロエ 「まさか、一年分のスッポンタケを探す気ですか!?」
Aブルー「んーと…。また付き合ってくれるのかい?」
スッポンタケ狩りに、と意外な台詞が。
Aブルー「ぼくとしては、この間ので充分、満足したんだけどね?」
一同 「「「えっ?」」」
Aブルー「でも、君たちが行ってくれるというなら、二度、三度!」
あのユニフォームもまた着られるし、と嬉しそうな笑顔。
Aブルー「それでいつかな、スッポンタケ狩りは?」
キース 「い、いや…」
シロエ 「行きたいわけではないんですが…!」
Aブルー「なのに探してくれるわけ? 有難いねえ!」
持つべきものは友達だね、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「だけど今日はさ、あのユニフォームが洗濯中でさ…」
キース 「それは残念だな、またの機会にしておこう!」
シロエ 「出来れば来年でお願いします!」
Aブルー「ぼくは来年でもかまわないけど? 御利益はもう充分に!」
キース 「それなら、どうして保存用という話になるんだ!」
採りに行くのだと思ったのだが、とキース君が訊けば。
Aブルー「保存用だよ、保存用! ねえ、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ とてもいい感じに出来てるよ!」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「保存用に作ったスッポンタケだよ!」
Aブルー「天日干しだっけ?」
ぶるぅ 「うん、ちゃんとお日様の光で乾かしたの!」
毎日、屋上で干してたの! という話ですけど。
あんなイヤンな形のキノコを天日干しで保存用に仕上げたんですか?
2014/11/10 (Mon)
☆天日干しです
スッポンタケ狩りは充分にやった、と言うソルジャー。
なのに保存用とはこれ如何に、と思えば本物の保存用だったそうで…。
Aブルー「ぼくのシャングリラじゃ天日干しとはいかないからね!」
ぶるぅ 「んとんと…。いつでも雲の中だっけ?」
Aブルー「そうなんだよねえ、天日干しのために浮上はちょっと」
流石にマズイ、と話すソルジャー。
Aブルー「なにしろ地上には人類が暮らしているわけで…」
キース 「あんたの都合で危険に晒すわけにはいかんな、うん」
Aブルー「理由が天日干しではねえ…」
いくらハーレイでも許してくれない、と深い溜息。
Aブルー「だけど保存には天日干しが一番だと言うからさ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 乾物作りの基本だよ!」
Aブルー「それでお願いしたんだよ! スッポンタケの天日干し!」
ぶるぅ 「きちんと干したし、いい感じだよ!」
ブルー 「ぶるぅが毎日、せっせと管理をしていたからね」
糸に結んで竿から吊るして…、と生徒会長。
ブルー 「保存用はちゃんと出来ているから安心したまえ」
Aブルー「ありがとう! これでいつでも拝めるよ!」
とても有難いスッポンタケを、と感謝の合掌。
Aブルー「パワーは充分に取り込んだしねえ、後は御神体!」
ブルー 「拝むのかい? 食べるんじゃなくて?」
Aブルー「うーん…。たまには削って食べるかもだけど…」
基本は保存で礼拝対象、という話。
Aブルー「あの有難いお姿を思い浮かべながら拝むんだよ!」
ブルー 「好きにすれば?」
ぶるぅ 「沢山あるから、食べる分もあると思うんだけど…」
ちょっと待ってね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が出てゆきまして。
戻って来た時には両手で箱を抱えた格好。
ぶるぅ 「はい、これだけー! 全部、保存用のスッポンタケだよ!」
Aブルー「うわあ、けっこう沢山あるね!」
ぶるぅ 「みんな頑張って採ってたからね!」
箱の中に干物がドッカンと。
キノコの場合は干物と言うより乾物ですかねえ?
2014/11/11 (Tue)
☆干したら贅沢
箱一杯にドカンと出て来た、スッポンタケの干物だか、乾物だか。
屋上でしっかり天日干しとかで、ソルジャーからの依頼で作られた品。
Aブルー「有難いねえ、これだけあれば御神体には困らないよ!」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ~! 毎日ちゃんと干していたしね!」
ブルー 「カラッカラに乾いて別物だけどね?」
もはやあの形は残っていない、と生徒会長、ニヤニヤニヤ。
ブルー 「形さえパアになってしまえばどうでもいいしね」
キース 「そうだな、ただの干物だな」
シロエ 「キノコって干物でしたっけ? 乾物だと思うんですけれど」
スウェナ「そういえば、シイタケは乾物って言うわね」
Aブルー「細かいことはどうでもいいんだよ!」
要は保存用だというのが大切、と箱の中身を眺めるソルジャー。
Aブルー「いざとなったらコレを削って、パワーを頂く!」
ブルー 「はいはい、好きにすればいいから」
ぶるぅ 「えとえと…。お料理には使わないの?」
Aブルー「乾かしたヤツは薬だろ?」
漢方薬は乾燥してるよ、という返事ですが。
ぶるぅ 「んーと…。スッポンタケのお料理、干したのもあるよ?」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「新鮮なのはそのままお料理するけど、基本は違うよ」
一同 「「「えっ?」」」
ぶるぅ 「だって、中華料理でお馴染みのスッポンタケだもん!」
サム 「中華料理がどうかしたのかよ?」
ぶるぅ 「干した食材、中華料理だと生よりも価値があるんだよ!」
アワビもナマコも干すんだもん、と料理の達人ならではの知識。
ぶるぅ 「一度干したのを戻して使うのが贅沢なんだよ!」
キース 「贅沢だと!?」
ぶるぅ 「うん、手間がかかった分、値段も高いよ!」
Aブルー「それじゃ、スッポンタケの場合も干したら贅沢?」
ぶるぅ 「そうだよ、うんと美味しくなるの!」
お料理に使えばグンと旨味が増すし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
中華料理の技法はともかく、イヤンなフラグが立ってませんか…?
2014/11/12 (Wed)
☆戻して美味しく
ソルジャーご依頼のスッポンタケの乾物。
天日干しでカラッカラに乾いておりますが、それが贅沢だという話で。
Aブルー「そうか、干したのを戻すと美味しいんだ?」
ぶるぅ 「美味しくするために干すみたいだよ?」
中華料理の国の人は、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「生で食べるより、断然、干すの! アワビもナマコも!」
シロエ 「待って下さい、キノコもですか?」
サム 「キノコはそのまま食うのが美味いんじゃねえのかよ?」
ぶるぅ 「キノコだって干すよ、キヌガサタケだって干すんだもん!」
スッポンタケの仲間のキヌガサタケだよ、と笑顔。
ぶるぅ 「キクラゲも干すし、もちろんスッポンタケだって!」
Aブルー「それじゃ、この干物は食べられるんだね?」
ぶるぅ 「うんっ! 美味しく変身してる筈だよ!」
Aブルー「ぼくのシャングリラでも料理出来るかな?」
ぶるぅ 「戻すだけだしね!」
お水に浸けておいたら戻るよ、ということですが。
Aブルー「楽しみだねえ…! これだけあったらたまには料理も!」
ぶるぅ 「えとえと、糸がくっついてるのが目印だから!」
Aブルー「糸つきのヤツがフェアリーリングのスッポンタケかい?」
ぶるぅ 「そう! 区別しといて、って頼んでたでしょ?」
Aブルー「ありがとう! あれは御利益抜群だからね!」
天狗と妖精のパワーを凝縮、お念仏つき、と御満悦。
Aブルー「輪の中で踊って夫婦円満、ハーレイは疲れ知らずだし!」
ブルー 「はいはい、分かった」
Aブルー「もちろんTシャツにも熱いパワーがね!」
ブルー 「もういいから!」
黙れ、と言われて黙る相手ではなく、シャン学メンバー、頭痛でして。
キース 「あの馬鹿はもう放っておこう」
ジョミー「その内に帰るよ、干物を抱えて」
サム 「うんうん、干物も美味いらしいしよ」
シロエ 「戻せばオッケーみたいですしね?」
早く帰って料理してくれ、と祈ってますが。
ソルジャー、料理は出来ましたっけか?
2014/11/13 (Thu)
☆料理は失敗から
スッポンタケの干物だか乾物だか、戻して料理すれば美味なのだとか。
大喜びのソルジャーですけど、シャン学メンバー、無視の方向。
シロエ 「中華料理は何でも干す傾向ですか…」
キース 「生で食べる習慣が無いそうだからな」
サム 「そういや野菜も炒め物とかになってるよな」
スウェナ「生野菜のサラダって聞かないものねえ…」
マツカ 「お刺身だってありませんよ」
ジョミー「そう言えばそうだね! それで干すんだ、アワビとかも!」
干してみたらきっと美味しかったんだ、とジョミー君。
ジョミー「最初は絶対たまたまなんだよ、放っておいたら乾いたとか」
キース 「そうかもしれんな、不幸な事故だということもあるな」
シロエ 「ダメ元で戻したら美味しかったというオチですね!」
マツカ 「料理ではよく聞く話ですよね、失敗が元になったという…」
スウェナ「タルトタタンね、あれも失敗作でしょう?」
引っくり返ったアップルパイ、と言われてみればそうだったような。
サム 「あー、そうか…。今じゃ立派な菓子だけどよ」
キース 「パンもそうだという話だな」
一同 「「「パン?」」」
どの辺が、と首を捻った御一同様。
ジョミー「どういうパンが失敗作?」
キース 「いわゆるパンだが」
サム 「菓子パンなのかよ、調理パンかよ?」
キース 「パン全般といった所か…」
シロエ 「全般って…。パンそのものが失敗作だと聞こえますが!」
キース 「それが正解という話だぞ」
一同 「「「ええっ!?」」」
パンそのものが失敗作とは、これ如何に。
嘘だろう、という声が飛び交う中、キース君は真面目な顔で。
キース 「パンは発酵して膨らむわけだが、その過程がだな…」
スウェナ「失敗しちゃうと膨らまないわよ?」
キース 「それが最初は逆だったらしい」
一同 「「「逆?」」」
キース 「置き忘れた生地が膨らんだんだ。捨てるのもアレだし…」
焼いたら美味しいパンが誕生。
料理って奥が深いですね?
2014/11/14 (Fri)
☆何でも干します
ソルジャー御希望のスッポンタケの乾物、ガン無視している御一同様。
話はズレて中華料理の乾物のルーツは失敗作では、と歓談中で。
ジョミー「パンって失敗作から出来たんだ…」
キース 「恐らくは、という話だがな。確かな記録は無いわけだし」
スウェナ「それが本当なら凄いわねえ…。失敗作の方がいい出来よ」
シロエ 「膨らんだパンは美味しいですしね」
サム 「パンがそれだと、中華料理が干したがるのもそれなんだぜ」
マツカ 「干したら美味しいなんて、最初は誰にも分かりませんしね」
置き忘れたナマコかアワビが乾いたのだろう、と一同、納得。
サム 「つまりよ、乾いちまってもったいないから戻した、と」
シロエ 「せっかくの獲物を無駄にしたくはないでしょうしね」
キース 「パンと同じでダメ元ってヤツはありそうだな」
駄目で元々、あわよくば。
カラッカラに乾いたアワビかナマコを水に突っ込み、戻して調理。
ジョミー「干す前よりも美味しかったってトコがポイントだよね」
スウェナ「貝柱だって干してるわよねえ…」
最初は何を干したのだろう、と話に花が咲きまして。
シロエ 「中華ってイカも干しましたっけ?」
キース 「俺は知らんが、イカがどうかしたか?」
シロエ 「スルメだなあ、と思ったんですよ」
サム 「そういやスルメはイカだったっけな!」
スルメもけっこう美味いけどよ、とサム君、相槌。
サム 「でもよ、スルメは戻すために干してる食い物じゃねえぜ?」
シロエ 「そうなんですけど、それが戻るとか」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「上手く戻せばスルメがイカになるらしいんです」
一同 「「「ええっ!?」」」
まさか、と驚くシャン学メンバー。
サム 「それはねえだろ、スルメがイカって…」
ジョミー「有り得ないよね、イカとスルメじゃ違いすぎだよ」
スルメはスルメだ、と意見の一致を見ておりますが。
上手く戻せばスルメがイカとは、どの程度までイカに戻るんでしょう?
2014/11/15 (Sat)
☆遅れて来た面子
スッポンタケ狩りにお出掛けするべく、生徒会長宅に集合ですが。
実は面子がもう一人とかで、よりにもよって教頭先生を召喚したとか。
ブルー 「なんでハーレイなんかを呼ぶかな!」
Aブルー「え、だって。やっぱりあやかりたいだろうしね!」
ブルー 「何に?」
Aブルー「スッポンタケの御利益パワーだよ!」
ヘタレを直して君とめでたくゴールイン、とお馴染みの台詞。
Aブルー「ヘタレさえ直れば、あとはガンガン攻めるだけってね!」
ブルー 「迷惑だから!」
Aブルー「そう言わずにさ! それに面子は多いほどいいし!」
スッポンタケ狩りは人海戦術、と言っておりますけれど。
ブルー 「匂いだけで嫌でも分かるから!」
一同 「「「…に、匂い…」」」
動物の排泄物かと勘違いしそうな悪臭を放つスッポンタケ。
放っておいても分かりそうだ、と思いはしたって言えるわけもなく。
Aブルー「山は広いんだよ、そしてスッポンタケの世界は限りなく!」
A船長 「前回もあちこちで見付けましたし…」
ブルー 「端から拝んで回る気かい!?」
Aブルー「数があるなら、今度こそ食べてみたいと思うんだけど!」
A船長 「美味なキノコだそうですからねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 美味しいっていう評判だよ!」
とっても楽しみ! と料理する気の「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「だから沢山見付けなくっちゃね!」
一同 「「「た、沢山…」」」
もう嫌だ、と嘆いていればチャイムの音がピンポーン♪ と。
「そるじゃぁ・ぶるぅ」が駆けて行きまして。
ぶるぅ 「ハーレイ、来たよーっ!」
ハーレイ「遅くなってすまん。私が最後か」
Aブルー「そうだよ、後は出発するだけ! ユニフォームも着たし!」
ハーレイ「ユニフォーム…?」
Aブルー「見れば一発だろ、この素晴らしいTシャツだよ!」
ぼくのハーレイとペアなんだ、と見せびらかしている例のTシャツ。
教頭先生、目が点になってらっしゃいますけど、大丈夫ですか?
2014/10/16 (Thu)
☆ユニフォームの由来
スッポンタケ狩りの面子、最後に教頭先生のご登場ですが。
ソルジャー自慢の例のユニフォームにビックリ仰天、声も出ない様子。
Aブルー「とても素敵なユニフォームだろう?」
ハーレイ「………」
Aブルー「感激のあまり言葉も無いって? 最高だねえ!」
ハーレイ「…い、いえ…。ですが…」
そのようなものを何処でお求めで、と些か斜め上な質問。
Aブルー「貰ったんだよ、メデタイ様から!」
ハーレイ「メデタイサマ…?」
Aブルー「節分祭でお世話になった福の神様のお使いの人!」
福の神様は知ってるだろう、と笑顔のソルジャー。
ハーレイ「は、はあ…。確か外国の方でしたよね?」
Aブルー「そう! 食べて応援なお饅頭だってメデタイ様が!」
ハーレイ「ああ、なるほど…。それで今回はそのシャツですか…」
Aブルー「他にも色々貰ったけれども、これが最高だね」
スッポンタケ狩りに着ようと楽しみにしていたのだ、とニコニコと。
Aブルー「此処で着なけりゃ何処で着る、ってね!」
ハーレイ「は、はあ…」
Aブルー「もちろん、夫婦の時間にだって着るんだけどね!」
一同 「「「えぇっ!?」」」
Aブルー「決まってるだろう、この絵と夫婦和合の文字だよ?」
そういう時間に着なくてどうするのだ、と恐ろしい台詞。
Aブルー「だけど管理はしっかり、きっちり! 新品同様!」
A船長 「私たちの世界はクリーニングの技術も進んでますから」
Aブルー「昨夜も今日に備えて一発! それから洗って!」
A船長 「朝一番に青の間に届けさせました」
そして二人で着て来ました、と言われましても。
ブルー 「君たちには恥じらいってモノが無いのかい!?」
Aブルー「恥じらいねえ…。ハーレイは欲しいらしいけどねえ…」
A船長 「ブルーに恥じらいというものがあれば、と思いますが…」
ブルー 「尋ねたぼくが馬鹿だったよ!」
勝手にしてくれ、と頭を抱える生徒会長。
スッポンタケ狩り、ユニフォームからして荒れ模様…?
2014/10/17 (Fri)
☆キノコ狩りの約束事
とんでもない模様と文字が刷られた、ソルジャー自慢のユニフォーム。
昨夜も着たとか言っているだけに、誰もが頭痛で。
ブルー 「君はもう何も言わなくていいから!」
Aブルー「えっ、なんで?」
ブルー 「あらゆる意味で迷惑なんだよ、出掛ける前から!」
そのユニフォームだけでも問題、と生徒会長、ブツブツと。
ブルー 「これじゃハイキングコース向けの山は無理だし!」
Aブルー「それって、この前の山のことかい?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「あそこ、スッポンタケが沢山あったのに!」
どうして無理ということになるのだ、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「それとも他にスッポンタケが多い山があるとか?」
ブルー 「駄目だね、この時期、山には色々と約束事が」
一同 「「「約束事?」」」
ブルー 「ほら、松茸の時期だろう! ウッカリ入るとマズイんだよ」
松茸泥棒と間違えられてお縄に、と言われてみれば。
シロエ 「そういえばそんな時期でしたね…」
サム 「キノコの季節じゃヤバイぜ、確かに」
ブルー 「それだけにハイキングコースには人気集中だし…」
あわよくば松茸、という人が大勢繰り出すそうで。
ブルー 「そんな所でそのTシャツはね、最悪だってば!」
Aブルー「だけどスッポンタケ狩りにはコレが一番なんだよ!」
A船長 「日頃から何かとお世話になっておりますし…」
このTシャツに、とキャプテンまでが。
A船長 「仕方ありません、ブルー。上着を着ましょう」
Aブルー「それじゃ御利益半減だよ!」
半分どころか九割減かも、と上着を着る気はまるで無さそう。
Aブルー「この際、松茸泥棒と間違えられてもいいじゃないか!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「瞬間移動でトンズラしちゃえば無問題だよ!」
A船長 「名案ですね!」
Aブルー「三十六計逃げるに如かずと言うからね!」
人影が見えたら逃げればいい、と言われましても。
全員、無事に逃げ切れますか…?
2014/10/18 (Sat)
☆松茸泥棒の危機
ソルジャー夫妻の恥ずかしすぎるユニフォーム。
隠す気なんぞは全く無い上、逃げればいいからと松茸山への突入希望。
Aブルー「考えてみれば松茸だって有難い形のキノコだしね!」
A船長 「スッポンタケに出会う前まではあちらが神様でしたしね」
Aブルー「拝んだことはなかったけどね!」
でも松茸も素晴らしいのだ、とソルジャーの主張。
Aブルー「あの形はまさに御神体! スッポンタケには負けるけど!」
A船長 「性技上達のお守りも松茸の形でしたし…」
Aブルー「このユニフォームで松茸山に行きたいね、是非!」
松茸山ならスッポンタケもあるに違いない、と満面の笑顔。
Aブルー「松茸もいいし、スッポンタケも! 最高の山!」
ブルー 「松茸泥棒は犯罪だから!」
Aブルー「逃げればいいと言った筈だよ!」
キース 「逃げ遅れたらどうしてくれるんだ!」
シロエ 「そうですよ! ぼくたち、確実に停学ですよ!」
サム 「停学どころか、退学になるかもしれねえぜ?」
一同 「「「うわー…」」」
それは困る、とシャン学メンバー、視線を教頭先生へ。
シロエ 「教頭先生、松茸泥棒はヤバイですよね?」
ハーレイ「私の方がよほどマズイと思うのだが…」
ブルー 「うんうん、停職か免職ってね!」
ハーレイ「そういうことだ。松茸山には近付かないのが一番だろう」
Aブルー「どうしてなのさ!」
ブルー 「万一の時が危険すぎるから!」
だから普通に上着を着てくれ、と生徒会長。
ブルー 「そうすれば、この前と同じ山には行けるしね」
A船長 「仕方ありません。ブルー、上着を着ることにしましょう」
スッポンタケ狩りに行けなくなったら元も子も…、と正論ですが。
Aブルー「このユニフォームは絶対なんだよ!」
A船長 「ですから、上着を…」
Aブルー「隠したんじゃ意味が無いんだってば!」
Tシャツの模様を隠してしまうと御利益パワーを貰えない、との説。
上着は絶対に着ないそうですが、では、どうすれば…?
2014/10/19 (Sun)
☆松茸泥棒を希望
何が何でもユニフォームの模様を見せたいソルジャー。
上着なんぞを着る気はなくって、それで普通の山へ行くのは危険すぎ。
ブルー 「君はよくても、他のみんなは困るんだよ! その服は!」
Aブルー「何を言うかな、もう最高のユニフォームじゃないか!」
このTシャツにスッポンタケのパワーを取り込まねば、と決意の表情。
Aブルー「ハーレイと二人で着てれば、御利益だってたっぷりと!」
ブルー 「でも、ぼくたちは大恥だから!」
Aブルー「だから人の少ない松茸山にしようと言ってるし!」
松茸山なら人は少なめなんだろう、という指摘。
ブルー 「そ、そりゃあ…。観光松茸山でなければ…」
Aブルー「観光松茸山って何だい?」
ブルー 「お金を払えば松茸狩りが出来る山だよ」
ハーレイ「採った松茸を食べさせて貰えたり、持ち帰りも出来ますよ」
Aブルー「うーん…。それは今回の目的とズレるね」
ぼくの目標はあくまでスッポンタケ、とソルジャー、頑固で。
Aブルー「ましてお金を払うだなんてね、ぼくの主義には反するし!」
ブルー 「君は泥棒だったわけ!?」
Aブルー「ぼくのシャングリラは海賊のお世話になったくらいで!」
A船長 「そもそも、人類側の物資は奪うものですし」
Aブルー「お金なんか払っていないよねえ?」
A船長 「ええ、シャングリラに請求書は来ていませんね」
一同 「「「うわー…」」」
お金は払わず、サックリ持ち逃げ。
それが基本の姿勢だったら、松茸山にしたって同じで。
ブルー 「つ、つまり君は松茸泥棒に行こうと言うのかい!?」
Aブルー「お金を払う気だけは無いね!」
お小遣いは持っているんだけれど、と得意げな笑み。
Aブルー「ノルディに沢山貰っているから、お金はあるけど!」
ブルー 「払う気は無いと!?」
Aブルー「そう! 御利益はお金で買うものじゃないし!」
あくまで神様から頂くものだ、と言ってますけど。
考え方は立派ですけど、松茸山では通用しないんじゃあ…?
2014/10/20 (Mon)
☆松茸泥棒のリスク
ソルジャー曰く、御利益は神様から頂くもの。
お金を払って買うものではなく、ゆえに松茸山でもそうすべしだとか。
Aブルー「観光松茸山は論外! もちろん普通の松茸山も!」
ブルー 「…タダで入ると?」
Aブルー「当然じゃないか! 見付かった時は逃げるだけ!」
それでオッケー、と言われましても。
シロエ 「逃げ遅れたらどうしてくれるんです!」
Aブルー「いざとなったら情報操作って手もあるしね!」
サム 「つ、捕まってからのフォローなのかよ?」
Aブルー「えっ? 逃げ遅れたら当然、捕まるじゃないか」
でも大丈夫、と指を一本立てるソルジャー。
Aブルー「ちゃんと救出してあげるってば、責任を持って!」
シロエ 「そ、それじゃ情報操作っていうのはやっぱり…」
Aブルー「捕まえた方の記憶とか情報をサクッと消去で万全だよ!」
A船長 「ご安心下さい、ブルーはその道の達人ですから」
シロエ 「そういう問題じゃなくってですね!」
キース 「俺としてはだ、泥棒そのものがマズイんだが…」
非常にマズイ、とキース君の顔に苦悶の表情。
キース 「たとえ捕まらなくても、だ。…坊主が泥棒はマズイんだ!」
Aブルー「何か理由があるのかい?」
キース 「盗みは坊主の戒律に反する。すなわち坊主失格だ!」
Aブルー「うーん…。スッポンタケの師匠が坊主失格になると…」
あの戒名はどうなるんだい、とソルジャーからの御質問。
Aブルー「スッポンタケが貰った戒名、無効になってしまうとか?」
キース 「そうかもしれんな、受け継ぐヤツが無いからな」
戒名はお寺が管理するもの、お坊さんが代々受け継ぐもの。
キース君が坊主失格となれば、例の戒名、宙に浮く可能性が大だとか。
キース 「俺が坊主でなくなった場合、誰も管理をしてくれんしな」
Aブルー「それは困るよ! あの戒名も大事なんだし!」
焦りまくりのソルジャーですけど。
スッポンタケの戒名を守るためなら、もしかして折れてくれますか…?
2014/10/21 (Tue)
☆松茸山に行こう
お坊さんが守るべき大切な戒律、その一つとして盗みは厳禁。
松茸泥棒をすればキース君は坊主失格、スッポンタケの戒名がパアに。
Aブルー「松茸山には行きたいけれども、スッポンタケの戒名も…」
A船長 「素晴らしいのを頂きましたし、無効というのは辛いですね」
キース 「理解できるんなら、泥棒だけはやめてくれ!」
やるなら俺を巻き込むな、と副住職の絶叫が。
キース 「あんたたちだけで行けばいいだろう!」
Aブルー「それも困るんだよ、スッポンタケの師匠が不在というのも」
キース 「誰が師匠だ!」
Aブルー「そう言ってる、君」
可愛い一番弟子のためにも同行してくれ、というお願いですが。
キース 「何度も言ったが、盗みをしたらあの戒名は無効なんだ!」
シロエ 「それもいいんじゃないですか? 縁が切れますし」
キース 「その手があったか!」
ならば行こう、と手のひらを返すキース君。
キース 「坊主失格の件はバレなきゃ何とでもなるからな」
サム 「スッポンタケとの縁だけがバッサリ切れるわけかよ!」
そりゃめでてえな、とサム君も笑顔。
サム 「だったら行こうぜ、俺も一緒に捕まるからよ」
ジョミー「現行犯で逮捕もちょっとワクワクするよね!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…! スッポンタケの戒名はどうなると!」
キース 「無効だ、無効。さあ、行くとするか」
何処でも連れて行ってくれ、と見事な開き直りっぷり。
キース 「胸がすくような気分だぜ。スッポンタケと縁が切れるとは」
Aブルー「それは勘弁してほしいんだけど!」
ブルー 「じゃあ、ハイキングコースだね。上着を着て」
Aブルー「それも嫌なんだよ!」
マツカ 「あ、あのう…。ウチの松茸山でよければ…」
Aブルー「あるのかい!?」
マツカ 「出荷用ですから、朝一番に採った後だとは思いますが…」
Aブルー「其処にしよう!」
スッポンタケさえあれば良し、と飛び付くソルジャー。
其処って、例のTシャツでも大丈夫ですか?
2014/10/22 (Wed)
☆御曹司と松茸山
スッポンタケ狩りは松茸泥棒を兼ねて、がソルジャーの主張。
しかしキース君が坊主失格になるのも困る、と悩む所へ救いの神が…。
マツカ 「ウチの松茸山でいいんですね?」
Aブルー「其処なら松茸泥棒にならないんだよね?」
マツカ 「その松茸は採り尽くしていると思うんですが…」
プロ中のプロが、という出荷用の松茸山ですけれど。
Aブルー「目的はスッポンタケだしね! 松茸は二の次!」
A船長 「そうです、まずはスッポンタケとの再会ですよ」
Aブルー「そしてTシャツにもスッポンタケのパワーを充填!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…! その山だって人はいるんじゃあ…!」
プロが松茸採りの最中なのでは、と生徒会長、大慌て。
ブルー 「マツカの家の山なら泥棒コースは免れるだろうけど…」
シロエ 「誰が来たのか、思い切り身バレしますよね…」
マツカ 「ええ。ですから、ぼくもそれは避けたいと…」
携帯端末を取り出すマツカ君。
執事さんに電話し、テキパキと話をしておりましたが。
マツカ 「大丈夫です。全員、下山の指示を出しましたから」
サム 「プロを山から追い払ったのかよ?」
マツカ 「松茸狩りの接待をする、ということにしておきました」
お世話になっている人たちを松茸狩りに御招待。
好きに採るからおかまいなく、という適切すぎる内容でして。
キース 「よくやった、マツカ! 感謝するぞ!」
マツカ 「ぼくも巻き添えは御免ですしね、あのTシャツの」
Aブルー「失礼な! このTシャツは有難いんだよ、限定品で!」
ブルー 「その有難さは君たちにしか分からないから!」
一般人には恥ずかしいだけだ、と一刀両断。
ブルー 「それで、マツカ。松茸山にはいつ入れるんだい?」
マツカ 「プロは下山も早いですから、もうすぐですよ」
Aブルー「それじゃ、マツカに連絡が来たら出発だね!」
スッポンタケ様が松茸山でお待ちだから、とソルジャー、ワクワク。
絶好のお日和、松茸山へ出発ですか…。
2014/10/23 (Thu)
☆人海戦術で挑め
松茸狩りを兼ねたスッポンタケ狩り、マツカ君の家の松茸山に決定で。
人払いすれば恥ずかしいTシャツも問題無し、と待機していれば。
マツカ 「オッケーです。全員、下山したそうです」
Aブルー「出発だね? 行き先の山は何処になるわけ?」
マツカ 「アルテメシアの北ですよ」
サム 「それって最高級品が採れる場所じゃねえかよ!」
Aブルー「そうなのかい? だけど…」
ぼくの目的はあくまでスッポンタケ、と猫に小判な発言が。
Aブルー「場所さえ分かればいいんだよ! それじゃ早速!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
マツカ君からの情報を元にパッと揃って瞬間移動。
山の麓の駐車スペースに出現しまして。
Aブルー「なるほど、これが松茸山…って、普通の山に見えるけど?」
ブルー 「山は山だしね? だけど看板が出てるだろ?」
Aブルー「あ、ホントだ。入山禁止って」
A船長 「許可なく入ると罰金とも書いてありますね」
ブルー 「だから黙って入ると泥棒になってしまうんだよ!」
キース 「マツカのお蔭で助かった。で、入るんだな?」
Aブルー「もちろんだよ!」
スッポンタケ様に対面せねば、とズンズン登って行くソルジャー。
しかしハイキングコースな山とは事情が異なるわけでして。
Aブルー「なんだか獣道みたいな感じだよ?」
マツカ 「ハイキング用の山ではありませんから…」
Aブルー「スッポンタケは何処にあるんだい?」
マツカ 「さ、さあ…? 此処は松茸山ですから…」
プロは松茸しか採りませんし、と首を傾げるマツカ君。
マツカ 「きっと訊くだけ無駄じゃないかと」
Aブルー「それじゃ人海戦術なわけ?」
ブルー 「そうなるねえ…」
Aブルー「だったらサッサと分かれて探す!」
一同 「「「え?」」」
Aブルー「特にキースは師匠と弟子だし、大いに期待できるってね!」
さあ頑張れ、とシャン学メンバーたち、山の中へと散らされましたが。
松茸山にスッポンタケはありますか…?
2014/10/24 (Fri)
☆半端ない松茸
スッポンタケを探してこい、と散らされたシャン学メンバーたち。
頼れそうなものは悪臭だけで、もう闇雲に歩くしかないという状況で。
サム 「あんなの何処にあるんだよ!?」
シロエ 「何処でしょう…?」
Aブルー「文句を言わずにせっせと探す!」
この会話、思念波でございます。
山の中では非常に便利で、離れていてもクリアに伝わりますが。
ハーレイ「おっ、あったぞ!」
一同 「「「ひいっ!」」」
ハーレイ「うむ、実に立派な松茸だ」
Aブルー「松茸に用は無いんだってば!」
ハーレイ「で、ですが、なかなか美味しそうですし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 松茸、採っといてーっ!」
見付けたんなら採ってちょうだい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ハーレイ「よし、分かった! おおっ、こっちにも!」
ブルー 「なんだか大漁みたいだねえ?」
ハーレイ「来てみろ、これは素晴らしいぞ!」
とにかく来い、と招集が。
たかが松茸、されど松茸、やはり気になるものでして。
ジョミー「何なんだろうね?」
マツカ 「行ってみましょうか」
ガサガサと山の中を突っ切り、件の場所まで辿り着いてみれば。
ハーレイ「どうだ、全部でこれだけあったぞ!」
キース 「こ、これは…」
シロエ 「凄いじゃないですか、教頭先生!」
ハーレイ「とりあえず現場を見て貰おう、と残しておいたが」
サム 「すげえや…」
立派なサイズの松茸がズラリ、いやいやグルリ。
円を描くように生えておりまして、その数たるや半端ではなく。
ブルー 「うーん…。存在するとは聞いていたけど…」
キース 「何なんだ、これは?」
ブルー 「天狗の土俵」
一同 「「「天狗の土俵!?」」」
なんだそれは、と一同、驚愕。
ブルー 「天狗が相撲を取るんだっていう噂だけどねえ…」
Aブルー「なになに、何があったわけ?」
A船長 「何事ですか?」
松茸に用事は無いのですが、と言いつつ現れた野次馬が二人。
天狗の土俵の運命や如何に…?
2014/10/25 (Sat)
☆群生するキノコ
教頭先生が見付けたスッポンタケならぬ松茸の群生。
ぐるりと円を描くように生えており、生徒会長が言うには天狗の土俵。
Aブルー「なんだい、この松茸の生え方は?」
A船長 「最初からこうなっていたのですか?」
ハーレイ「え、ええ…。私が見付けた時にはこうでしたね」
最初は一本だと思ったのですが、と教頭先生。
ハーレイ「隣にもあるな、と探している内に最終的にこのように」
ブルー 「天狗の土俵だ、って説明していたトコなんだけどね」
Aブルー「天狗の土俵って、どういうものさ?」
ブルー 「こんな風にね、キノコが円形に生えてる状態だけど」
Aブルー「キノコ限定?」
ブルー 「今の所は」
菌糸がそういう風に広がるらしい、と生徒会長は申しております。
ブルー 「でもって原因不明だった時代は天狗の仕業だと」
シロエ 「ミステリーサークルみたいなものですね!」
キース 「あっちは人間の悪戯説も有力だがな」
ブルー 「そういえば…。ミステリーサークルの国だと別の呼び名が」
サム 「えっ? そっちにもあるのかよ、天狗の土俵」
ブルー 「あるよ、フェアリーリングって名前で」
一同 「「「フェアリーリング?」」」
そりゃまた可憐な、と一同、ビックリ。
天狗と妖精では月とスッポン、まるで違うというもので。
ブルー 「妖精が輪になって踊った後に生えると言うねえ…」
Aブルー「そっちもやっぱりキノコなんだね?」
ブルー 「キノコだけど?」
Aブルー「だったら、スッポンタケだって!」
こんな風に生えるに違いない、とグッと拳を。
Aブルー「どうせだったら、天狗の土俵だかフェアリーリングだよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「値打ちがググンと変わってくるしね、スッポンタケの!」
ブルー 「ね、値打ちって…?」
Aブルー「神秘の群生! スッポンタケにも強いパワーが!」
天狗と妖精のパワーも入るに違いない、とカッ飛んだ主張。
円形に生えたスッポンタケを探せというわけですか?
2014/10/26 (Sun)
☆神秘のパワーで
円を描くように生えた松茸、フェアリーリングだか天狗の土俵だか。
そんな生え方をすると聞いたソルジャー、スッポンタケにもお求めで。
Aブルー「こういう風に生えているなら、きっとパワーが!」
ブルー 「妖精も天狗も、伝説だから!」
Aブルー「神様だって似たようなものだよ、仏様だって!」
信じる者は救われるのだ、とおよそソルジャーらしからぬ台詞。
Aブルー「とにかく天狗と妖精のパワー! それも欲しいと!」
キース 「妖精に性別なんぞはあったか?」
ブルー 「どうなんだかねえ…。取り替え子って言うからねえ…」
スウェナ「子供がいるなら、性別もあるってことになるわね…」
Aブルー「この際、なんでもいいんだよ! 神秘のパワーで!」
神様も仏様も意外な効能を持っているし、と斜め上な発想。
Aブルー「商売繁盛と夫婦和合がセットだったりするんだからさ!」
キース 「それは確かにそうなんだが…」
Aブルー「だから天狗と妖精だって、効く時は効く! そして!」
同じスッポンタケならより強いものが勝つ、という理論。
Aブルー「天狗と妖精のパワーをプラス! そういうヤツを!」
ブルー 「見付かるとは限らないんだけど…!」
Aブルー「駄目で元々、あれば御の字! とにかく探す!」
A船長 「ええ、私たちも頑張りましょう!」
さあ行くぞ、と燃えるソルジャーですが。
ハーレイ「あ、あのう…。この松茸の大群は?」
Aブルー「そうか、そっちも御神体には違いないんだね」
ハーレイ「は?」
Aブルー「ぼくたちのTシャツに描いてあるコレ!」
この形をしているヤツがあれば…、と屈み込みまして。
Aブルー「うん、この辺はいい感じだし…。貰っておこう」
A船長 「これも素晴らしい形ですねえ…」
Aブルー「去年までなら拝んだんだけど、今は大事な神様がね!」
A船長 「神様で仏様のスッポンタケですね!」
そちらの方が優先です、と大部分の松茸、華麗にスルー。
沢山あっても意味無しですか…。
2014/10/27 (Mon)
☆松茸は食べるだけ
フェアリーリングだか天狗の土俵だかを描いて生えた松茸。
しかしソルジャー、いわゆる御神体の形のヤツしか要らないらしくて。
Aブルー「さあ、スッポンタケ狩りを続けようか!」
シロエ 「他の松茸がもったいないんですけど!」
Aブルー「だったらサッサと採ればいいだろ、そして次へと!」
こういう風に生えたスッポンタケを探して来い、という指令が。
キース 「なんでそこまでせんといかんのだ!」
Aブルー「拝むために決まっているじゃないか!」
A船長 「同じ拝むなら、より強い神様を拝みたいですし…」
サム 「でもよ、せっかくの松茸がよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ これだけあったら松茸尽くし!」
ブルー 「そうだね、松茸御飯に焼き松茸に土瓶蒸しに…」
色々と出来そうなのに要らないのか、と御質問。
Aブルー「そ、そうか…。美味しいんだっけ…」
ブルー 「スッポンタケと違って万人が認めるキノコだからね」
Aブルー「じゃあ、採っといて!」
ハーレイ「分かりました!」
Aブルー「あっ、君はいいから! ぶるぅにお願いしたいから!」
ヘタレが触ると松茸様にヘタレがうつる、と酷い言いよう。
ハーレイ「へ、ヘタレ…」
Aブルー「何か間違いでも?」
ハーレイ「い、いえ…。では、ぶるぅ、すまんが私の代わりに…」
ぶるぅ 「オッケー! きちんと採っとくねー!」
Aブルー「さあ、他のみんなはスッポンタケを探しに行く!」
フェアリーリングで天狗の土俵だ、と無理難題。
キース 「そうそう見付かると思うのか、あんた!」
Aブルー「君が一番の有望株だよ!」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「スッポンタケの師匠で先生だから!」
ハーレイ「キースが先生…?」
シロエ 「あ、あのう…。深い事情があってですね…」
Aブルー「立派な戒名を付けてくれてね、スッポンタケに!」
こんな感じで、と取り出したメモに倫王院殿法界善根大居士の文字。
肌身離さず持ち歩くほどに信仰が篤いようですねえ…。
2014/10/28 (Tue)
☆師匠と弟子の絆
ソルジャー曰く、スッポンタケのフェアリーリングはキース君に期待。
立派な戒名を付けた師匠で先生だから、という理論。
Aブルー「戒名を付けると師匠の立場になるらしいんだよ!」
ハーレイ「は、はあ…。まあ、そうかもしれませんね」
Aブルー「弟子は師匠に従うものだし、キースが探せば弟子だって!」
きっと姿を現すのだ、と自信たっぷり。
Aブルー「発見の思念波に期待してるよ、キースも他のみんなもね!」
一同 「「「うっ…」」」
Aブルー「さあ、散って、散って!」
ぼくはハーレイと探すんだから、とソルジャー、再び捜索の旅へ。
他の面子も仕方なく散り、スッポンタケを求めてガサガサと。
シロエ 「なかなか見付からないものですねえ…」
ハーレイ「やはり匂いで探すべきだと思うが」
ブルー 「それで松茸を探し当ててりゃ世話無いよ!」
お蔭で更に面倒なことに、と飛び交う思念波。
キース 「まったくだ。特に俺は…。ぎゃあっ!」
サム 「どうかしたのかよ?」
キース 「い、いや、なんでも…」
Aブルー「隠し事っていうのは良くないねえ…。匂うんだろう?」
スッポンタケの素敵な匂いが、と割り込む思念。
キース 「ち、ちが…!」
Aブルー「ダメダメ、見付けたら知らせなくっちゃね?」
キース 「う、う、ううう…」
A船長 「焦ってらっしゃるようですが…」
Aブルー「ぼくの希望が叶ったと見たね!」
フェアリーリングで天狗の土俵、と既に決め付け。
Aブルー「どう? ちゃんと円形に生えているかな?」
キース 「…な、なんでこうなる…!」
Aブルー「当たりらしいよ!」
全員集合! とソルジャーからの招集が。
総員、キース君が居る地点へと集まりましたが。
サム 「お前、ホントにスッポンタケの師匠だったのかよ…」
キース 「言わないでくれ!」
Aブルー「実に見事なフェアリーリングが出来てるねえ…」
天狗の土俵もバッチリで、とソルジャー、ウキウキ。
やはり礼拝からですか…?
2014/10/29 (Wed)
☆パワーを貰おう
キース君が見付けてしまった、スッポンタケのフェアリーリング。
有無を言わさず現場に全員集合、ソルジャー夫妻も駆け付けまして…。
Aブルー「このパワーを最大限に取り込む方法って、なんだろう?」
A船長 「妖精と天狗とやらでしたか、パワーを頂きたいですね!」
せっかくですから、とキャプテンも言っておりますが。
ブルー 「拝めばいいだろ!」
Aブルー「プラスアルファが欲しいんだよ! Tシャツにも欲しい!」
A船長 「Tシャツにもパワーを分けて頂ければ無敵ですしね」
シロエ 「踊ればいいんじゃないですか?」
その輪の中で、と無責任な発言。
シロエ 「妖精は踊るそうですし? でなきゃ相撲はどうでしょう?」
Aブルー「相撲は駄目だよ、潰しちゃったら大変だから!」
サム 「あー…。土俵の中だけで勝負がつくとは限らねえよな」
ブルー 「だったら踊れば? それが一番!」
感謝の気持ちをこめて踊れ、と生徒会長。
ブルー 「念仏踊りというのもあるから、きっとパワーも貰えるよ」
Aブルー「念仏踊りって、どういうものだい?」
ブルー 「南無阿弥陀仏で踊るんだよ! ぼくは経験ないけれど!」
Aブルー「なるほど…。キースは南無阿弥陀仏だったねえ!」
それがいいかも、とソルジャー、瞳を煌めかせて。
Aブルー「じゃあ、ぶっつけ本番で踊るからよろしく!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくとハーレイが輪の中で一緒に踊るから!」
スッポンタケを踏まないように、とニコニコニッコリ。
A船長 「わ、私も一緒に踊るのですか?」
Aブルー「Tシャツにパワーをこめるんだったら、二人一組!」
是非とも夫婦和合の踊りを、と言われましても。
ブルー 「何なのさ、それは!」
Aブルー「ヤッてるフリだよ、この輪の中で!」
A船長 「そ、それは些か…」
Aブルー「フリさえ出来ないヘタレかい、君は!?」
本番をやろうってわけじゃないんだから、と強烈な台詞。
そんな踊りを南無阿弥陀仏で?
2014/10/30 (Thu)
☆愛の念仏踊り
スッポンタケが輪になって生えた、天狗の土俵だかフェアリーリング。
中で踊ってパワーを貰おう、とソルジャーは念仏踊りを希望で。
Aブルー「いいかい、適当に踊るだけだから! ヤってるふりで!」
A船長 「ふ、ふりだなどと言われても…!」
Aブルー「上になったり下になったり、とにかく夫婦の絡み合い!」
そういう踊りをお念仏で、と凄すぎる企画。
Aブルー「そうやってパワーを貰った後でね、スッポンタケ狩り!」
ブルー 「採るのかい?」
Aブルー「もちろん採って食べなくちゃ! パワーたっぷりだし!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今日はスッポンタケ、沢山採ろうね!」
お料理は任せて、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
Aブルー「頼もしいねえ! それじゃ早速…。キース、頼むよ」
キース 「俺なのか!?」
Aブルー「他に誰がいると? ああ、そうだ!」
これも、と何処からか出ました、木魚や鐘の類が。
Aブルー「君の家からちょっと借りたよ。木魚はリズムに必須だし!」
一同 「「「リズム?」」」
Aブルー「踊るんだからね! これはこっちのハーレイの係!」
ハーレイ「私ですか!?」
Aブルー「日頃、何かと妄想してるし…。素人よりはマシだと思うな」
そこの連中よりはマシなリズムを刻めるであろう、という御指名。
Aブルー「さあさあ、みんな座って、座って! そしてお念仏!」
キース 「な、南無阿弥陀仏が穢れそうだが!」
Aブルー「夫婦の神聖な行為を表す踊りだよ? 大丈夫だって!」
ブルー 「そ、そりゃあ、世の中にはその手の祭りもあるけど!」
あれは五穀豊穣を祈る神社の祭りで、と生徒会長、大失言。
Aブルー「そういうお祭りがあるんだったらバッチリだよ!」
キース 「俺は坊主で神職じゃないっ!」
Aブルー「いいから、お念仏! さあ、愛の踊りを始めようか!」
スッポンタケの輪の中で、とキャプテンの手を取り、踏み込みまして。
とんでもない踊りとお念仏が始まりましたが、中継終了~。
2014/10/31 (Fri)
☆行楽の季節
暑さ寒さも彼岸まで。カレンダーは十月を迎えているわけですが。
行楽の秋とあって、本来ならばお出掛けしたいシャン学メンバーは…。
ジョミー「今年の秋は出掛けたら負けってことだよね?」
ブルー 「負けるだろうねえ…」
サム 「畜生、これからがいい季節なのによ!」
シロエ 「いい季節ですけど、思いっ切り気が抜けないんですよ!」
なにしろ行楽と食欲の秋ですから、とシロエ君。
シロエ 「お出掛けとグルメの季節です。危険すぎます」
マツカ 「いろんな意味で危ないですよね…」
スウェナ「昨日も新聞に出てたわよ? 食中毒が」
ジョミー「何の食中毒?」
スウェナ「キノコに決まっているじゃない!」
サム 「素人さんが手を出すからだぜ、あの手のヤツはよ」
プロに任せておくべきじゃねえか、という意見は正論。
しかし…。
スウェナ「それがね、プロが採って来たキノコなのよ!」
一同 「「「えぇっ!?」」」
スウェナ「道の駅で販売されてたキノコのパックが全部間違い!」
サム 「ヤバイじゃねえかよ!」
スウェナ「だから新聞ネタになるのよ、軽症でもね」
症状の方は軽い腹痛、半日ほどで回復だとか。
とはいえ、プロが販売したキノコであたったとなれば新聞ネタで。
シロエ 「それは怖いですね…」
マツカ 「例のキノコは大丈夫なんでしょうね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スッポンタケなら大丈夫!」
何もしなくても安全だよ、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「みんなで山にお出掛けしたいね、キノコ狩り!」
ジョミー「お断りだよ!」
キース 「俺もそいつはお断りだ!」
ブルー 「可愛い弟子を食べるわけにはいかないって?」
キース 「何が弟子だ!」
そういうことにされただけだ、と仏頂面。
キース 「俺がどれだけ大変だったか!」
ブルー 「お焚き上げかい?」
キース 「そうだ、スッポンタケに書いた卒塔婆のお焚き上げだ!」
ようやく終わった所なんだ、と深い溜息。
例の卒塔婆がまだありましたか…?
2014/10/01 (Wed)
☆お焚き上げが大変
キース君がお彼岸の法要用にと書いた、スッポンタケの卒塔婆。
ようやくお焚き上げが出来たそうですが、相当に苦労したようでして。
キース 「俺としてはだ、一日も早く始末したいと思ってたんだが!」
ジョミー「なのに今頃までかかったわけ?」
キース 「お前も一応、坊主だろうが!」
寺の行事とその裏くらいは覚えておけ、と厳しい言葉が。
キース 「いいか、お彼岸には卒塔婆が必須というのは分かるな?」
ジョミー「春は受付を手伝ってるから知ってるよ」
キース 「だったら大勢の人が卒塔婆を申し込むのも分かる、と」
ジョミー「ぼくとサムは当日受付だけどね」
それでも飛び込みが多いから分かる、とジョミー君。
ジョミー「それで、お焚き上げと卒塔婆はどういう関係?」
キース 「お前な…。卒塔婆を墓に持って行った時はどうするんだ?」
ジョミー「立てるんじゃないの?」
キース 「何処でも立てればいいってものではないんだ、アレは!」
お約束というのがあるのだ、と副住職ならではの発言が。
キース 「専用のスペースが埋まってしまえば後が無い!」
シロエ 「それでお焚き上げとか言ってましたね、古い分から」
キース 「シロエの方が余程、事情が分かっているようだな」
ジョミーは駄目だ、と呆れ果てた顔。
キース 「お彼岸用にスペースを空けておかないといけないんだ」
スウェナ「じゃあ、お彼岸の前にお焚き上げなのね?」
キース 「そういうことだ。つまり、お彼岸が済んでしまえば…」
シロエ 「お焚き上げは無いということですか!」
キース 「結論を言えばそうなるな」
サム 「じゃ、じゃあ、お前、どうやったんだよ?」
例のスッポンタケの卒塔婆を、とサム君は些か顔色が悪く。
サム 「まさか普通の焼却炉で焼いたってわけじゃないよな?」
キース 「最悪、それも考えたんだが…」
焼いている最中に親父が来たら…、とブルッと震える副住職。
それは大変怖いですけど、それじゃ卒塔婆の後始末は…?
2014/10/02 (Thu)
☆お焚き上げの王道
古くなった卒塔婆のお焚き上げ、お彼岸前が定番ということですけど。
お中日に作られたスッポンタケの卒塔婆の後始末が気になる所で…。
サム 「まさかゴミに出したってオチじゃねえだろうな?」
シロエ 「ゴミですか!?」
ブルー 「やってやれないこともない…とは思うけどねえ…」
お盆のお供え物のように塩で清めて紙に包めば、と生徒会長。
ブルー 「だけど坊主がソレをやるのは如何なものかと」
サム 「うんうん、最低な感じだぜ、それは」
ジョミー「でもさあ、お焚き上げが出来ないなら後はゴミしか…」
シロエ 「そうなりますねえ…」
マツカ 「それでキースはどうしたんです?」
お焚き上げとか言ってましたが、というマツカ君の疑問。
マツカ 「出来ない筈のお焚き上げなんかを、どうやって?」
キース 「待てば海路の日和あり…でな」
ジョミー「どういうことさ?」
キース 「お焚き上げの機会が巡って来たんだ!」
シロエ 「でも、お彼岸は終わっていますよ?」
キース 「チャンスは何処にでも転がっている!」
要はお焚き上げの仕事が入ればいいわけだ、と言われましても。
シロエ 「それって、どんなチャンスですか?」
キース 「平たく言えば、お焚き上げの注文が入るわけだ」
一同 「「「注文?」」」
キース 「自分の家で焼くのはちょっと…、という品物だな」
シロエ 「まさか故人の愛用品とか!?」
キース 「王道はそういう代物ではある」
一同 「「「…こ、故人…」」」
故人とくれば亡くなった人。
お浄土に旅立った人の愛用品をお焚き上げするのはともかくとして。
サム 「其処に混ぜたのかよ、スッポンタケの卒塔婆を!?」
ブルー 「それは亡くなった人に御迷惑と言うんじゃないのかい?」
キース 「王道がそれだと言った筈だぞ、今回は違う!」
ブルー 「どうなんだかねえ…」
そう言いつつも実の所は…、と眉をひそめる生徒会長ですが。
キース君がお焚き上げをしていた品物とは…?
2014/10/03 (Fri)
☆お焚き上げに杖
お彼岸の法要用にキース君が作った、スッポンタケの卒塔婆。
なんとかお焚き上げをしたそうですけど、どういう機会があったのか。
サム 「四十九日とかのついでじゃねえだろうな、それ」
キース 「お亡くなりになった人のではない、と言っただろうが!」
シロエ 「それじゃどういう理由なんです?」
お焚き上げって、とシロエ君。
シロエ 「そうそう頼む人があるとも思えませんが…」
キース 「だが、今回はあったんだ!」
ブルー 「いったい何を焼いたんだい?」
キース 「杖なんだが…」
一同 「「「杖!?」」」
やっぱり故人の持ち物じゃないか、と上を下への大騒ぎに。
サム 「杖って言ったら王道中の王道じゃねえかよ!」
ジョミー「定番っていう感じだよねえ…」
シロエ 「お年寄りの必需品ですからね」
キース 「そうじゃないっ!」
お年寄りには違いないだのが、とキース君からの切り返し。
キース 「しかし皆さん、お達者印だ!」
一同 「「「皆さん?」」」
キース 「老人会の団体様だ!」
ジョミー「だったら、杖はますます必要なんじゃあ…」
キース 「記念に持って帰ったらしいが、持て余したんだ!」
一同 「「「は?」」」
杖を記念にお持ち帰りで、持て余すとはこれ如何に。
誰の顔にも『?』マークがデカデカと。
シロエ 「…どうすれば杖がそうなるんです?」
キース 「お遍路の旅だ、ソレイド八十八ヶ所だ!」
ジョミー「そういえば、キースが卒業旅行に…」
サム 「なんか歩いて回ってたっけな、延々と…」
キース 「そいつと同じだ、バスツアーだがな」
老人会の旅行を兼ねてバスをチャーター、1週間の旅。
それのオマケが杖とやらで。
キース 「その場のノリで杖を買ってな、記念に持って帰って来て」
シロエ 「キース先輩は杖をどうしてましたっけ?」
キース 「俺は満願した札所に奉納したぞ」
普通はそうだ、という話。
では、持って帰って持て余したという老人会の団体様は…?
2014/10/04 (Sat)
☆お遍路さんの杖
スッポンタケの卒塔婆のお焚き上げ、杖と一緒に焼いたという話。
老人会の団体様が持て余した杖だと聞いても、素人さんには謎としか。
シロエ 「どうして杖を持て余すんです?」
ジョミー「記念品なら家に置いておけばいいんじゃないの?」
マツカ 「しかも旅行の記念ですしね」
残しておけば良さそうなのに、という声ですが。
キース 「だったら、どうして俺が奉納してたんだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「バスで楽々回った人でも記念に持って帰るんだぞ!」
俺の場合は歩いたんだ、と言われて思い出すキース君のお遍路の旅。
シロエ 「あれは大変そうでしたねえ…」
キース 「誰かさんのお接待のお蔭で余計にな!」
ジョミー「あー…。ブルーが重たい差し入れを沢山…」
キース 「ミカンを袋に一杯だとか、羊羹をドカンと何本もとかな!」
それを背負って歩いた身にもなってみろ、とブツブツブツ。
キース 「杖とはまさに一心同体、持って帰りたかったんだが!」
ジョミー「なんで奉納しちゃったわけ?」
キース 「俺たちの宗派とは別物だからだ!」
一同 「「「えっ?」」」
キース 「南無阿弥陀仏じゃなかったろうが!」
シロエ 「そういえば…。般若心経を唱えてましたか?」
長ったらしくやってましたね、とシロエ君。
シロエ 「それと関係あるんですか?」
キース 「大いにな。杖には同行二人と書かれているが、だ」
ソレイド八十八ヶ所を開いたお大師様と二人連れの旅。
そういう意味の言葉が同行二人で。
キース 「俺の家ではお大師様をお祭りしないし…」
サム 「持って帰ると困るわけかよ?」
キース 「そういうことだ。檀家さんならかまわないんだが…」
シロエ 「なのに持て余すんですか?」
キース 「なにしろ同行二人だからな。杖はお大師様なんだ」
一同 「「「あー…」」」
お大師様の化身だとされる、お遍路さんが使う杖。
持って帰って粗相でもあれば、それは非常にヤバそうですねえ…?
2014/10/05 (Sun)
☆偉すぎる杖
お遍路さんの杖、ソレイド八十八ヶ所を開いたお大師様の化身だとか。
老人会の団体様がお持ち帰りして持て余したのも無理はないかも。
キース 「あの杖、宿に泊まる時はだ。丁寧に先を洗わんとな」
シロエ 「そうだったんですか?」
キース 「お大師様の足をお洗いするんだ、そういう作法だ」
自分の靴を脱ぐよりも先に、杖を洗うそうでございます。
宿の入口には専用のバケツなども置かれるらしく。
キース 「ついでに宿の入口ではなく、部屋まで持って行ってだな」
サム 「杖を自分の部屋にかよ?」
キース 「それだけじゃないぞ。杖の置き場所は床の間だ」
一同 「「「えーっ!」」」
なんと偉そうな杖なのだ、と一同、驚愕。
キース 「お大師様の化身の杖なら当然だろうが」
シロエ 「それはそうかもしれませんけど…」
キース 「遍路旅の間は、敬虔な気持ちで杖を敬い、大事にするが…」
家に帰ってもそれが続くんだぞ、とキース君。
キース 「自分の家に入る前にも杖を洗って、それを床の間に」
ジョミー「そこまでなわけ!?」
キース 「お大師様でいらっしゃるからな」
サム 「その扱いがずっとなのかよ!?」
キース 「もちろんだ。自分があの世に旅立つまでだぞ」
シロエ 「それって一生じゃないですか!」
キース 「そうなるな」
つまりは一生、杖の奴隷だ、と強烈な台詞。
一同 「「「ど、奴隷…」」」
キース 「真面目な人なら毎日拝むが、そうでなければ…」
シロエ 「どうなるんです?」
キース 「粗略に扱うと罰が当たると言われているな」
ジョミー「怖すぎだってば!」
キース 「だから普通は奉納するんだ!」
丁寧に扱う自信が無いなら、お遍路の旅を終えたら奉納。
旅の記念に持ち帰るようなグッズの類とは別物で。
サム 「持て余したってのは、そこだったのかよ…」
キース 「とても面倒を見られない、とな」
ゆえに臨時のお焚き上げが、という話。
スッポンタケの卒塔婆、それに便乗しましたか…。
2014/10/06 (Mon)
☆お焚き上げの効果
ソレイド八十八ヶ所の旅に出掛けた、老人会の団体様。
お大師様の化身だという杖を持ち帰り、持て余したとかでお焚き上げ。
キース 「注文が入って助かった。でないと卒塔婆がいつまでも…」
シロエ 「杖と一緒に焼いちゃったんですね、スッポンタケの卒塔婆」
キース 「またとないチャンスというヤツだからな」
しかも親父にお焚き上げを押し付けられたし、ということで。
キース 「杖が何本もあったからなあ、力仕事はお前だろう、と」
一同 「「「力仕事?」」」
キース 「裏山の焼却炉まで担ぎ上げた上に、こう、ノコギリで」
焼却炉に入るサイズに切っていたそうでございます。
キース 「お蔭で大量の燃料が出来て、スッポンタケの卒塔婆も、だ」
ブルー 「無事にお焚き上げ完了だって?」
キース 「ああ。これで綺麗サッパリ手が切れたってな」
スッポンタケは二度と御免だ、と苦い顔のキース君ですが。
??? 「お焚き上げ、してくれたんだって!?」
一同 「「「!!?」」」
誰だ、と振り返った先に紫のマント。
いわゆるソルジャー(会話表記はAブルー)のご登場。
Aブルー「これでスッポンタケも満足だよね!」
キース 「満足なのかどうかは知らんが、後始末は無事に完了だ」
Aブルー「おまけに、お大師様の化身の杖とセットだって?」
キース 「お焚き上げに便乗しただけだが」
Aブルー「だったら、お大師様の御利益パワーも貰えたわけだね!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「同行二人だったっけ? そういう杖が大量に!」
大勢のお大師様と一緒の旅立ち、とニコニコニッコリ。
Aブルー「お浄土への旅も心強いし、パワーも分けて貰えるし!」
キース 「お大師様はそういうものではないのだが!」
Aブルー「だけど、一種の神様だろう?」
キース 「あえて言うなら仏様だ!」
Aブルー「一緒に旅をしたんだったら、きっとパワーも!」
スッポンタケにはお大師様の御利益も、と言ってますけど。
それって本当?
2014/10/07 (Tue)
☆お大師様の御利益
スッポンタケの卒塔婆、お大師様の化身の杖と一緒にお焚き上げ。
これでお大師様のパワーも宿った筈だ、とソルジャーは至極ご機嫌で。
Aブルー「そのお大師様とやら、具体的には何に効くんだい?」
キース 「オールマイティーだが、主な御利益は万病で…」
Aブルー「いいねえ!」
オールマイティーでおまけに万病に効くだなんて、と大喜び。
Aブルー「オールマイティーなら、絶倫もカバーするんだろうし!」
キース 「お大師様は清らかな存在でいらっしゃる!」
Aブルー「でもオールマイティーだったら万能だよ?」
そしてお願いをする人間の方は煩悩まみれ、ともっともな理論。
Aブルー「だからね、ぼくのお願いもきっと!」
キース 「屁理屈を言うな!」
Aブルー「だけど基本はスッポンタケだし! ぼくが拝むのは!」
そのスッポンタケがお大師様と旅をして強いパワーを、と。
Aブルー「きっと分けて貰えたと思うんだよ! 同行二人!」
キース 「いいか、お大師様は助けて下さるだけでだな!」
Aブルー「助けて下さるなら、スッポンタケにも当然、パワーが!」
ソルジャー曰く、同じ神様、仏様。
同行二人で旅をする内、意気投合でパワーも仲良く分かち合うとか。
Aブルー「それにさ、杖は沢山あったんだろう? お大師様の化身」
キース 「嫌と言うほどな!」
Aブルー「お大師様が大勢だよ? 絶対、仲良くなったってば!」
スッポンタケとお大師様の熱い友情、という主張。
Aブルー「その上、万病に効くとなったら!」
シロエ 「あのう…。万病というのは病気ですよ?」
Aブルー「知ってるよ。そしてヘタレも病気の内!」
ぼくのハーレイはどうにもヘタレで…、と嘆くソルジャー。
Aブルー「見られていると意気消沈なのが治るといいな、と」
キース 「お大師様を変なことに使うな!」
Aブルー「分かってないねえ、あくまでスッポンタケだって!」
ぼくが拝むもの、と言ってますけど。
お焚き上げで更にパワーアップ?
2014/10/08 (Wed)
☆一番弟子の出世
お大師様の御利益はオールマイティー、おまけに万病に効くという話。
ソルジャーが言うには、スッポンタケにも御利益パワーが。
Aブルー「有難いねえ、スッポンタケのパワーがまたアップ!」
キース 「勝手に話を進めるな!」
Aブルー「でもさ、同行二人のお大師様の化身が山ほど…」
スッポンタケの卒塔婆と一緒にお焚き上げ、と御満悦。
Aブルー「沢山あったなら、御利益もきっと!」
キース 「スッポンタケにそこまでのパワーは宿らん!」
Aブルー「それが師匠の言うことかい?」
キース 「はあ?」
Aブルー「スッポンタケは君の可愛い一番弟子だろ!」
立派な戒名を付けたんだから、と古傷をグサリ。
Aブルー「師匠だったら、弟子の出世を喜ばないとね?」
キース 「あんな弟子を持った覚えは無いと!」
Aブルー「ダメダメ、ブルーも認めた師匠じゃないか」
ブルー 「理屈の上ではそうなるからねえ…」
サム 「迂闊なことはするもんじゃねえな、坊主ってのはよ…」
ジョミー「ぼくもそう思う…」
明日は我が身だ、と肩を震わせる僧籍が二人。
キース 「お前たちまでが、俺がスッポンタケの師匠だと!?」
シロエ 「キース先輩には悪いですけど、ぼくも否定は出来ません」
マツカ 「ぼくもですね…」
スウェナ「私も否定する根拠が無いわね」
Aブルー「ほらね、みんなが認めてるってね!」
キース 「そ、そんな…」
そんな、と見回した先に一名、小さいのが。
キース 「おい、ぶるぅ! 俺はスッポンタケの師匠じゃないよな?」
ぶるぅ 「えとえと…。ブルーがそうだって言ってるんだし…」
スッポンタケの先生じゃないの、とキッツイ言葉が。
キース 「…せ、先生…?」
Aブルー「いいねえ、スッポンタケの先生なんだ!?」
サム 「先生なのかよ?」
ブルー 「先生っていうのも悪くはないかもねえ…」
いっそ引率して遠足だとか、と生徒会長。
スッポンタケに足は無いのですけど、引率するなら遠足ですかねえ…?
2014/10/09 (Thu)
☆遠足に行きたい
スッポンタケの師匠どころか先生呼ばわりなキース君。
いっそ引率して遠足はどうだ、と生徒会長に笑われておりますけれど。
キース 「なんで引率しなければならん!」
ブルー 「先生っていうのはそういうものだろ?」
キース 「それを言うなら、生徒指導だってアリなんだ!」
停学処分だとか退学だとか、と縁を切りたいらしくって。
スッポンタケの先生に相応しく、放校処分を考えるキース君ですが。
Aブルー「穏やかじゃないねえ、せっかく遠足気分なのにさ」
キース 「誰がだ!」
Aブルー「スッポンタケじゃなくって、ぼく」
一同 「「「は?」」」
何故にソルジャーが遠足なのか。
幼稚園児か小学生か、と顔を見合わせるシャン学メンバー。
シロエ 「…遠足ですか?」
Aブルー「そう、行楽の秋だからね!」
ブルー 「紅葉狩りにはちょっと早いと思うけどねえ…」
Aブルー「だから遠足だよ! 引率もいるし!」
一同 「「「引率?」」」
Aブルー「キースだってば、スッポンタケの先生だろう?」
その先生に連れて貰えばパーフェクト、と満面の笑顔。
Aブルー「生徒は先生に従うものだし、きっと山ほど!」
キース 「ちょっと待て! その遠足とは、もしかしてだな…!」
Aブルー「もちろんスッポンタケ狩りだよ!」
今月こそベストシーズンに違いない、とソルジャーの主張。
Aブルー「いよいよ秋だし、スッポンタケが出て来るんだよ!」
シロエ 「ほ、本気で採りに行くんですか!?」
Aブルー「今度こそね!」
拝むのもいいけど食べるのも良し、と期待に満ちた表情で。
Aブルー「スッポンタケ狩りのユニフォームも着たいし!」
一同 「「「ゆ、ユニフォーム…」」」
Aブルー「メデタイ様に貰ったヤツだよ、ハーレイとお揃い!」
ブルー 「あの恥ずかしいのを着るのかい!?」
Aブルー「何か?」
問題でも、と着る気満々のユニフォーム。
確か男根のイラストがババーンと入った、夫婦和合のTシャツでは…。
2014/10/10 (Fri)
☆有難いユニフォーム
今月こそスッポンタケ狩りなのだ、と言い出したソルジャー。
ユニフォームを着たいそうですけれども、そのユニフォームが問題で。
ブルー 「あの恥ずかしいヤツを本気で着ると!?」
Aブルー「恥ずかしいんじゃなくて、有難いんだよ!」
そこを間違えないように、とソルジャー、指をチッチッと。
Aブルー「福の神のお使いのメデタイ様が下さったんだから!」
キース 「どっちも俺たちにとっては疫病神だ!」
Aブルー「何を言うかな、節分祭からの御縁じゃないか」
シロエ 「ドクツルタケはもう御免ですよ!」
サム 「ドクツルタケの手先も、もう要らねえよ!」
節分祭への道中で出会った外国人女性、イングリッドさん。
ドクツルタケと呼んで恐れる間に、日本人の知人のメデタイ様まで。
ジョミー「メデタイ様の方は未だに正体、謎だしね…」
スウェナ「マツカのお父さんの会社の人としか聞いてないわね…」
サム 「マツカも正体、知らねえのかよ?」
マツカ 「…そういうわけではないんですけど…」
個人情報というヤツですから、という見解。
しかし…。
キース 「お前は身バレしてるんだろうが!」
ジョミー「だから変な御礼とか、お中元とかが届くんだよね?」
マツカ 「そうなんですけど、仕返しすると大変ですから…」
今の御時世、パワハラになってしまいます、と言われればそうかも。
キース 「くっそぉ、手も足も出ないってか…」
Aブルー「手も足も無くても、スッポンタケは神様だよ?」
ついでに仏様でもある、とニコニコニコ。
Aブルー「そのスッポンタケを採りに行くには、ユニフォーム!」
ブルー 「恥ずかしいから!」
Aブルー「御神体をプリントしてあるだけだよ、それに夫婦和合!」
ブルー 「分からないかな、その御神体が問題なんだと!」
Aブルー「臨戦態勢のアレは夫婦和合に欠かせないだろ!」
絶対に着る、と譲らないソルジャーですけど。
例のTシャツは確か、キャプテンの分とペアでしたっけね…?
2014/10/11 (Sat)
☆賑やかに行こう
スッポンタケ狩りに行きたいソルジャー、必需品なのがユニフォーム。
夫婦和合の文字とトンデモな絵が刷られたTシャツなのですが。
Aブルー「あのTシャツはハーレイとペアだし、絶対、着る!」
ブルー 「ペアって…。まさかスッポンタケ狩りは…」
Aブルー「ハーレイも来るに決まっているだろ!」
そして二人であのTシャツを、とグッと拳を握るソルジャー。
Aブルー「メデタイ様に貰ったんだから、披露しないと!」
ブルー 「しなくていいから!」
Aブルー「ダメダメ、御利益もたっぷりだしね!」
立派な御神体が描かれてるんだし、と誇らしげに。
Aブルー「スッポンタケを絵に描いたような御神体だよ?」
ブルー 「あっちの方がスッポンタケより酷いから!」
そのものズバリの絵なんだから、と生徒会長、苦悶の表情。
猥褻な形のお神輿が練り歩く祭りの土産が例のTシャツ。
ブルー 「誰が見たって一目でヤバイと分かるんだよ!」
Aブルー「それでこそだろ、スッポンタケ狩りのユニフォーム!」
類は友を呼ぶとも言うし、とTシャツ効果も狙っているらしく。
Aブルー「大量のスッポンタケを見付けて、ドカンと御利益!」
ブルー 「二人で行ってくれるんだったら、何も言わないけど!」
Aブルー「それは駄目だよ、みんな揃って賑やかに!」
スッポンタケの師匠は外せない、と熱い視線がキース君に。
Aブルー「素晴らしい戒名を付けてくれたし、来てくれないとね」
キース 「俺が行っても、採れるとは限らないんだが!」
Aブルー「同行二人だったっけ? お焚き上げも君が」
そしてお大師様の御利益も追加で、とソルジャー、嬉しげ。
Aブルー「スッポンタケはお蔭でググンとパワーアップだよ!」
キース 「だが、俺にそういうつもりは全く…!」
Aブルー「君の気持ちがどうであろうと、師匠は師匠!」
一番弟子と感動の対面を果たしてくれ、と言われましても。
キース君はともかく、他の面子もスッポンタケ狩りに参加ですか?
2014/10/12 (Sun)
☆会いに行くべき
みんなでスッポンタケ狩りに行こう、と燃えているソルジャーですが。
師匠認定なキース君はともかく、他の面子は避けたい所で。
シロエ 「キース先輩だけが参加でいいんじゃないですか?」
サム 「だよなあ、俺たち、スッポンタケとは縁がねえしな」
Aブルー「何を言うかな、君たちも長い付き合いじゃないか!」
第一回のスッポンタケ狩りからの御縁がしっかり、と。
Aブルー「あの時はスッポンタケは採ってないけど…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで山に行ったよね!」
Aブルー「そう! スッポンタケを見付けたら、せっせと拝んで」
ブルー 「拝んでいたのは君だけだろう!」
Aブルー「ハーレイもだよ!」
そして御利益を頂いたのだ、と満面の笑顔。
Aブルー「次は採ろうと思っていたのに、夏になっちゃって…」
シロエ 「ですから、御縁も其処で切れたんですよ!」
Aブルー「切れてないねえ、むしろ深まったと思うけど?」
今や君たちもスッポンタケとは知り合いだから、と言われましても。
サム 「知り合いってのは何なんだよ!」
Aブルー「んーと…。親戚と言うか、友達と言うか…」
ジョミー「そんな親戚、いないから!」
シロエ 「そういう友達もいませんよ!」
キース先輩は師匠ですが…、とさりげなく逃げを打つズルさ。
シロエ 「キース先輩なら、深い御縁もあるでしょうけど…」
Aブルー「そのキースが色々とやってくれたじゃないか!」
スッポンタケのために初盆とお彼岸、という指摘。
Aブルー「どっちも協力してくれた筈だよ、君たちが!」
一同 「「「うっ…」」」
Aブルー「というわけでね、君たちもスッポンタケに会うべき!」
会いに行こう、とお誘いが。
Aブルー「25日の土曜日はどう?」
一同 「「「ど、土曜日…」」」
Aブルー「秋晴れの週末、絶好のスッポンタケ日和!」
そこにするべし、と有無を言わさぬ勢いですけど。
スッポンタケ日和って、スッポンタケ狩り向きのお天気…?
2014/10/13 (Mon)
☆お日柄も良く
25日の土曜日はスッポンタケ狩りにお出掛けだ、と言うソルジャー。
絶好のスッポンタケ日和だそうですが…。
ブルー 「ちょ、ちょっと確認したいんだけど…」
Aブルー「なんだい?」
ブルー 「スッポンタケ日和っていうのは、秋晴れだよね?」
Aブルー「それはもちろん、入っているねえ!」
ブルー 「入っているって…。他にも何か意味があるわけ?」
Aブルー「絶好のお日和ってことだけど?」
本日はお日柄も良くというアレだ、と言われましても。
ブルー 「仏滅だよ!?」
Aブルー「それが何か?」
ブルー 「26日だったら大安だけどさ、仏滅っていうのは…」
吉日とは言わない筈なのだが、と生徒会長。
ブルー 「そんな日の何処がお日柄がいいと?」
Aブルー「決まってるじゃないか、ハーレイの特別休暇だよ!」
一同 「「「特別休暇!?」」」
Aブルー「ペアルックでスッポンタケ狩りをするには、休暇!」
そしてキャプテンの休暇は基本が土日、という説明。
Aブルー「いくら日曜日が大安でもねえ、次の日に休みが取れないし」
ブルー 「それで?」
Aブルー「スッポンタケ狩りで貰ったパワーを生かせないだろ!」
貰ったパワーは有難く使用しなければ、とグッと拳を。
Aブルー「土曜日だったら、その日はそのまま! 朝までガンガン!」
一同 「「「…あ、朝まで…」」」
Aブルー「それだけじゃないよ? 日曜日だって朝から晩まで!」
もうガンガンとヤリまくるのだ、と瞳がキラキラ。
Aブルー「そんなわけだから、絶対、土曜日! 25日!」
ブルー 「あ、雨の場合は…?」
Aブルー「当然、雨天決行だよ!」
たとえ台風でもスッポンタケ狩り、と固い決意で。
Aブルー「雨風に耐えてるスッポンタケなら、もう間違いなく!」
ブルー 「…美味しいって?」
Aブルー「いろんな意味でね!」
ビンビンのガンガンに違いないから、と強烈な理論。
25日のスッポンタケ狩り、雨天決行で決まりましたよ…。
2014/10/14 (Tue)
☆スッポンタケ日和
雨風に耐えるスッポンタケならビンビンのガンガン、と台風でも決行。
そうと決まったスッポンタケ狩り、25日がやって来まして…。
シロエ 「…思いっ切りの快晴ですね…」
ジョミー「スッポンタケ日和ってヤツなんだろうね…」
マツカ 「お日柄は良くないんですけどね…」
キース 「仏滅だからな」
覚悟しとけよ、とキース君。
シャン学メンバー、ガクブルしながら生徒会長宅へお出掛けで。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃーい!」
Aブルー「おはようーっ!」
ちゃんと夫婦でユニフォームだよ、と笑顔のソルジャー。
隣にはキャプテン(会話表記はA船長)の姿がしっかりと。
A船長 「おはようございます。本日はよろしくお願いします」
一同 「「「よ、よろしく…」」」
スッポンタケ狩りのユニフォームなるもの、Tシャツですが。
ババーン! と刷られた男根の形と夫婦和合の文字がデカデカ。
Aブルー「いいだろ、これ? やっと出番が!」
ブルー 「恥ずかしいから上着を着たまえ!」
Aブルー「えっ、なんで? お出掛けは瞬間移動だろ?」
山に入ったらどうせ上着は脱ぐんだし、という発言。
Aブルー「だから今から脱いでいたって無問題!」
ブルー 「普通、山では上着を着るけど!」
Aブルー「どうしてだい?」
ブルー 「虫刺されだとか、色々と!」
Aブルー「そんなの、ぼくたちには関係無いから!」
シールドがあれば全然平気、と涼しい顔で。
Aブルー「さてと…。あと一人来れば出発だね」
一同 「「「一人?」」」
面子は揃っている筈なのに、あと一人とはこれ如何に。
ブルー 「…ぶるぅかい?」
Aブルー「悪戯小僧は今回、お呼びじゃないんだよ!」
スッポンタケ様に粗相があっては大変だし、という答え。
ブルー 「じゃあ、誰が?」
Aブルー「こっちのハーレイ!」
一同 「「「ええっ!?」」」
まさかの教頭先生を召喚。
スッポンタケ狩り、果たして無事に済むのでしょうか…?
2014/10/15 (Wed)
☆御縁の深い鯨
戒名に一文字、学名に二文字が入った男根。
鯨のソレについて調べたソルジャー、どうやら成果があったらしくて。
Aブルー「いやもう、実に凄かったんだよ!」
ブルー 「もういいから! それより退場して欲しいんだけど!」
Aブルー「ぼくは感謝の気持ちで一杯なんだよ、あの戒名への!」
スッポンタケに鯨のパワーが、と退場の気配も無いソルジャー。
Aブルー「鯨の中でも最大のヤツがシロナガスクジラで」
シロエ 「そうらしいですね?」
Aブルー「シャングリラはこれに激似なんだよ、形がね」
ブルー 「ぼくたちの世界でも、そういう風に言われているねえ…」
サム 「未確認飛行物体扱いだもんなあ、宇宙クジラで」
スウェナ「クジラだと思っていたのよ、私。宇宙船だったなんて…」
マツカ 「普通は誰も気付きませんよ」
本物の宇宙船が飛んでいるなんて、とマツカ君。
ジョミー「だよねえ、そういう技術はまだ無いことになってるしね?」
Aブルー「こっちの世界じゃそうらしいねえ!」
だけどシャングリラがあるってね、とソルジャーは笑顔。
Aブルー「君たちも見たなら鯨に似てると分かるだろう?」
キース 「それはまあ…否定は出来んが」
Aブルー「シャングリラそっくりな鯨っていうのも御縁なんだよ」
スッポンタケとぼくとの御縁、と御縁を強調。
Aブルー「だからあの戒名を貰えたのも不思議な御縁ってヤツで!」
キース 「あんたが付けろと言ったんだろうが!」
Aブルー「でもさ、実際に付けてくれたのは君だしね?」
本職に付けて貰わないと無効なんだろう、と早速、受け売り。
Aブルー「それで貰った戒名と御縁が深い鯨のアソコが!」
ブルー 「だから帰れと!」
Aブルー「説明させてよ、シロナガスクジラのアソコといったら!」
ブルー 「言わなくていいから!」
Aブルー「聞いてビックリ、もう本当に御神体並みの代物なんだよ!」
実に有難いアソコなのだ、という話ですが。
シロナガスクジラの男根とやらが…?
2014/09/16 (Tue)
☆シロナガスクジラの謎
ソルジャー曰く、シャングリラと鯨には形が激似という深い御縁が。
そして似ていると噂のシロナガスクジラのアソコが、御神体並みとか。
Aブルー「もうね、これを知った時は嬉しくってさ!」
ブルー 「誰も聞きたくないだろうから、君の世界へ帰りたまえ!」
Aブルー「ぼくはキースに御礼を言いに来たんだよ?」
鯨並みの素晴らしい戒名について、と凄むソルジャー。
Aブルー「どう素晴らしいかを語らせもせずに帰れだなんて…」
ブルー 「君の話は大体、想像ついたから!」
Aブルー「それじゃ、君が語ってくれるのかい?」
ブルー 「は?」
Aブルー「ぼくの代わりにシロナガスクジラを語ってくれると?」
御神体並みのアソコの凄さを、と切り返し。
ブルー 「…そ、それは…。ちょっと…」
Aブルー「ほらね、やっぱりぼくが自分で語るのが一番なんだよ!」
まずはキースに改めて御礼、と深く一礼。
Aブルー「いい戒名をくれてありがとう! 感謝してるよ!」
キース 「…そ、そうか…」
Aブルー「初仕事だってね、きっと立派なお坊さんになれるって!」
ぼくが保証する、まではいいのですけど。
Aブルー「スッポンタケもきっと応援してくれるよ! 心から!」
キース 「それは要らんが!」
Aブルー「遠慮しないで受けておきたまえ、もはや神様、仏様!」
今や鯨のパワーまで持った凄い神様で仏様だ、と満面の笑み。
Aブルー「それでね、シロナガスクジラのアソコなんだけど」
キース 「…その話は俺にしているのか?」
Aブルー「ううん、みんなに!」
初盆に協力して貰った感謝をこめて、と有難迷惑そのものな理論。
Aブルー「是非とも聞いてよ、シロナガスクジラの男根はさ…」
ブルー 「どうせ恥じらいが無いんだろう!」
Aブルー「そりゃもう、恥知らずなのは基本のキだけど!」
他の鯨にガン見されてもヤれる凄さは恥知らずの証拠、だそうですが。
恥じらいが無いということに加えて、まだまだ凄さがあるんですか?
2014/09/17 (Wed)
☆ビッグなサイズ
メス争いに勝ち残った鯨は、負けた鯨がガン見する中でエッチだとか。
中でも最大のシロナガスクジラはアソコの方も凄いのだそうで。
Aブルー「他の鯨が見ている中でヤリまくる根性も凄いけど!」
ブルー 「恥知らずな件はもういいから!」
スッポンタケだけで沢山だから、と生徒会長、呻いております。
なにしろスッポンタケの学名と来たら「恥知らずな男根」。
ブルー 「さっさと帰って欲しいんだけどね、君の世界に!」
Aブルー「SD体制で苦労しているぼくに帰れと?」
一同 「「「うっ…」」」
決して勝てない必殺技がSD体制攻撃なるもの。
これを出されると黙るしか無く。
Aブルー「まあ喋らせてよ、シロナガスクジラは最大だよね?」
ブルー 「今現在の生き物の中では最大だね…」
Aブルー「それに見合った凄いのがついているんだよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「こっちじゃ馬並みだとか言うそうだけれど、馬どころか!」
一同 「「「馬並み?」」」
Aブルー「アソコがビッグサイズだってこと!」
アソコすなわち男根なのだ、と訊いてもいないのに説明が。
Aブルー「巨大な身体に見合った男根、これぞスペシャル!」
ブルー 「分かったから!」
Aブルー「それじゃ、サイズを知っているわけ?」
ブルー 「…そ、そこまでは知らないけど…」
Aブルー「聞いて驚き、なんと長さは三メートルも!」
突っ込まれたら最後、ぼくの身体も突き抜けるサイズ、と極上の笑顔。
Aブルー「ぼくのハーレイが漲ってるとさ、突き抜けそうな錯覚がね」
ブルー 「錯覚だから!」
Aブルー「そういうパワーがググッと増すのが鯨の御利益!」
スッポンタケは鯨並みのパワーを手に入れたから、と上機嫌。
Aブルー「この先、文字通り貫かれる感覚を得られるんだよ!」
ブルー 「いっそ串刺しにされてしまえば?」
Aブルー「ぼくはそれでもかまわないけど!」
ロマンだと言っておりますが。
男根で串刺し、それってロマン…?
2014/09/18 (Thu)
☆串刺しも素敵
なんと三メートルもあるという、シロナガスクジラのアソコのサイズ。
串刺しにされそうな大きさでそれもロマン、と言い出すソルジャー。
Aブルー「ハーレイのアソコに串刺しだなんて最高じゃないか!」
ブルー 「それのどの辺がロマンなのさ!」
Aブルー「こればっかりは体験しないと分からないってね!」
それで串刺しになった場合…、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「串刺しだからね、もう一つくらいは刺さるだろ?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくのハーレイのアソコに余裕が!」
ぼくを貫いても余る部分が、とカッ飛んだことを。
Aブルー「きっと半端なく余るだろうから、そこにもう一人!」
一同 「「「えっ?」」」
Aブルー「こっちのブルーもお試しで、ひとつ! ぼくと一緒に!」
セットで貫かれてみようじゃないか、と凄い提案。
Aブルー「是非、ぼくのハーレイの良さを体験してよ!」
ブルー 「お断りだから!」
Aブルー「そう言わずにさ! 二人一緒にヤられてみようよ!」
キース 「…横からアレだが、楽しむ前に死ぬと思うがな」
シロエ 「ですよね、串刺しになってるんですし」
Aブルー「何を言うかな、エッチの世界は昇天してなんぼ!」
抱き殺されるならそれも良きかな、と言われましても。
ブルー 「その前に絶対、スプラッタだから!」
Aブルー「そうなのかなあ? いい感じだと思ったんだけど…」
ブルー 「君の発想にはついてけないよ!」
Aブルー「うーん…。でもまあ、鯨並みというのは素敵なんだよ」
見られていても平気でデカイ男根、とウットリと。
Aブルー「これだけの凄さがスッポンタケに加わったしね!」
キース 「そういうつもりで付けた戒名ではないんだが!」
Aブルー「だけど実際、ぼくのハーレイは漲ってるから!」
ブルー 「…はいはい、鯨並みなんだね」
Aブルー「スッポンタケだよ!」
だから是非とも会って御礼を、と言ってますけど。
会うって、例のスッポンタケに…?
2014/09/19 (Fri)
☆秋にはお彼岸
キース君が鯨の戒名をまるっとパクって付けた、スッポンタケの戒名。
お蔭で鯨のパワーも備わったのだ、とソルジャー、信じておりまして。
Aブルー「ぼくとしてはね、感謝の気持ちを伝えたくって!」
キース 「スッポンタケにか!?」
Aブルー「そうだよ、そろそろ姿を見せるんだろう?」
夏は駄目でも秋ならオッケー、と言い出すソルジャー。
Aブルー「夏にキノコは生えないと聞いて、諦めてたけど…」
キース 「もうお浄土にお帰りになったぞ!」
シロエ 「そうですよ。初盆も終わって、お浄土ですよ」
Aブルー「お彼岸があるし!」
あれもキースが忙しい筈、と極上の笑み。
Aブルー「確かお墓参りが増えるシーズン、墓回向がどうとか」
キース 「その通りだが…」
Aブルー「だったら、スッポンタケにお礼に行くのにピッタリだよ!」
キース 「はあ?」
Aブルー「墓回向とやらで、更にパワーアップ!」
御利益パワーがググンとアップ、とグッと拳を。
Aブルー「是非ともお経を唱えて貰って、より強力に!」
キース 「お彼岸ってヤツは、そういうものではないんだが!」
Aブルー「じゃあ、何さ?」
キース 「太陽が真西に沈む季節に、こう、お浄土に思いを馳せて」
Aブルー「えっ?」
キース 「お中日というのがあってな、春分の日と秋分なんだ!」
その日がお彼岸のメインなのだ、と副住職なキース君。
キース 「お浄土は西にあると言うから、太陽が真西に沈む日だ!」
Aブルー「その日に拝めばいいのかい?」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「え、だって。最高の吉日ってコトだろう?」
お浄土に直結していそうな日、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「エッチは昇天してなんぼ! すなわち、お浄土!」
キース 「どういう理論だ!」
Aブルー「お浄土って言うのは天国みたいなモノだよねえ?」
その吉日にあやかりたい、とか言い出しましたが。
スッポンタケに御礼に行くのに、まさかお彼岸のお中日をチョイス…?
2014/09/20 (Sat)
☆お彼岸も希望
スッポンタケに鯨のパワーが加わったのだ、と信じるソルジャー。
御礼に行きたいと言い出しましたが、お彼岸のお中日を希望だとかで。
Aブルー「お浄土に近い日だったら、絶対、其処だよ!」
キース 「お彼岸というのはそういうものではないんだが!」
サム 「そうだぜ、お中日には法要もあるしよ」
ジョミー「春のお彼岸だと、ぼくとサムも駆り出されるんだから!」
Aブルー「ああ、そういえば、そうだったねえ!」
春のお彼岸は君たちにも出番が、と頷くソルジャー。
Aブルー「だったら一層、有難いってね!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「この面子で行けば立派な法要が出来るじゃないか!」
スッポンタケのために、と実に嬉しそう。
Aブルー「初盆はブルーの家でやったけど、今度は現場で!」
一同 「「「現場?」」」
Aブルー「スッポンタケも帰って来ただろうから、山でだよ!」
もう秋だから出ている筈だ、という主張。
Aブルー「お帰りになったスッポンタケのために、法要を是非!」
ブルー 「そのスッポンタケ、別物だから!」
新しいスッポンタケが生えるのであって、別物なのだと生徒会長。
ブルー 「新しいのに御礼を言うのはかまわないけど、法要は…」
Aブルー「何かマズイのかい?」
ブルー 「お彼岸の場合、法要の対象は仏様だよ!」
Aブルー「それじゃ、お浄土に帰った方ならかまわないわけ?」
一同 「「「帰った方?」」」
Aブルー「初盆をしたスッポンタケだよ!」
あっちだったら今もお浄土、と鋭い指摘。
Aブルー「鯨のパワーを備えた戒名も持っているしね」
ブルー 「…ま、まさか…」
Aブルー「お彼岸の法要を是非、スッポンタケのために!」
キース 「俺はお中日は忙しいんだが!」
シロエ 「キース先輩、元老寺の方で法要ですよね」
Aブルー「じゃあ、合同でもかまわないけど?」
一同 「「「合同?」」」
この流れで合同と言われましても。
もしや元老寺でスッポンタケの法要を…?
2014/09/21 (Sun)
☆師匠と仏弟子
お彼岸のお中日にはスッポンタケのために法要を、と言うソルジャー。
その日はキース君が元老寺だと聞くと、合同でもいいという話。
キース 「ま、まさかと思うが、合同というのは…」
Aブルー「もちろん、元老寺でスッポンタケの法要をするんだよ!」
本物のお寺は捨て難いものが、と瞳がキラキラ。
Aブルー「法要はぼくの柄じゃないけど、スッポンタケのためなら!」
キース 「迷惑なんだが!」
Aブルー「でも、戒名を付けてくれたのは君だよね?」
キース 「あ、あれは成り行きというヤツでだな…!」
Aブルー「だけど有効だとブルーが言ったよ、えーっと…」
こういう場合は何と言うのかな、と生徒会長の方へと視線が。
Aブルー「キースはどういう立場になるわけ、スッポンタケの?」
ブルー 「ズバリ言うなら、師匠だね」
一同 「「「師匠!?」」」
なんだそれは、と一同、仰天。
何故にキース君がスッポンタケの師匠になるのか。
Aブルー「名付け親じゃなくて、師匠なのかい?」
ブルー 「戒名とは何か、追求するなら師匠だねえ…」
Aブルー「なんで師匠って立場になるわけ?」
ブルー 「戒名は仏弟子になるための名前なんだよ、本来は」
坊主の場合は名前がイコール戒名なのだ、と生徒会長。
ブルー 「ぼくなら銀青、キースなら休須。ジョミーが徐未だね」
サム 「俺は作夢だし、そのまんまだけどな」
Aブルー「でもさ、それだと文字数が少なすぎないかい?」
ブルー 「これを基本に色々つくのさ、院殿号とか大居士だとか」
Aブルー「ふうん…。それで、その戒名を師匠がつけるのかい?」
ブルー 「そういう約束になっているねえ…」
ゆえにキースはスッポンタケの師匠な立場、という結論が。
ブルー 「付けてしまって有効な以上は師匠だよ、うん」
Aブルー「だったら是非とも、師匠のお寺でスッポンタケの法要を!」
キース 「なんでそうなる!」
お断りだ、と怒鳴ってますけど。
師匠だったら法要をすべき立場では?
2014/09/22 (Mon)
☆法要と卒塔婆
生徒会長曰く、戒名は師匠が付けるもの。
ゆえにキース君はスッポンタケの師匠な立場、という恐ろしい結論で。
Aブルー「キースが師匠なんだろう? 法要をしてくれないと!」
キース 「俺は弟子なんぞ持った覚えは無い!」
Aブルー「だけどブルーが師匠と言ったよ、スッポンタケの!」
立派な戒名をくれたからには君が師匠だ、とビシィと指摘。
Aブルー「だから、合同でいいからさ! お彼岸をよろしく!」
キース 「俺の立場はどうなるんだ!」
Aブルー「スッポンタケの師匠なんだろ?」
キース 「そうじゃなくてだ、俺は元老寺の副住職で!」
お彼岸の法要での立場は脇役、とキース君。
キース 「メインは親父だ、親父が卒塔婆を読み上げるんだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「檀家さんが供えた卒塔婆をだな、俺の親父が順番に!」
読み終えた分から檀家さんがお墓に持って行くそうでございます。
キース 「つまりだ、スッポンタケの卒塔婆なんぞを混ぜられたら!」
サム 「親父さんがそれを読むってわけかよ?」
キース 「そういうことだ!」
付けた覚えも見た覚えも無い戒名を…、とキース君はガクブルと。
キース 「院殿号で大居士なんだぞ、親父にバレない筈が無い!」
ジョミー「何がさ?」
キース 「妙な卒塔婆が混ざったことが、だ!」
その場は普通に読むだろうが…、という話。
アドス和尚もプロのお坊さん、サラッと読みそうらしいのですが。
キース 「卒塔婆を誰が取りに来たかはチェックしやがるな」
Aブルー「ぼくのことなら大丈夫! 情報操作はお手の物ってね!」
キース 「だったら、親父の記憶も消せるのか?」
でないと俺が殺される、と切羽詰った表情でして。
キース 「勝手に戒名を付けていた上に、院殿号で大居士はマズイ!」
Aブルー「記憶を消しても、法要の効果はあるのかい?」
キース 「…そ、それは…」
ギクリと引き攣った所からして。
アドス和尚の記憶を消したら無効みたいですね?
2014/09/23 (Tue)
☆出張をよろしく
スッポンタケのお彼岸の法要を、元老寺で決行する場合。
戒名を書いた卒塔婆をアドス和尚が読み上げるそうで、エライ事態に。
Aブルー「キースのお父さんの記憶を消したら、法要は無効か…」
キース 「…そういうことだ。だからだな!」
Aブルー「じゃあ、特別に法要を!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「お盆みたいに出張サービスでお願いするよ!」
また祭壇を作っておくから、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「ブルーの家を借りていいだろ、そしてお彼岸のお中日に!」
キース 「お彼岸は出張どころじゃないんだ!」
俺は元老寺で朝から晩までお役目が…、と副住職なキース君。
キース 「抜けようものなら、親父に何と言われるか!」
Aブルー「特別休暇にしてあげるからさ!」
キース 「特別休暇?」
Aブルー「ぼくの得意技! 適当に理由をつけて休暇を!」
そしてキースには情報操作で特別休暇を、とニコニコニコ。
Aブルー「要は休みが取れればいいんだ、キースのために!」
キース 「俺にお中日を抜け出して来いと!?」
Aブルー「堂々と欠席するんだよ! 外せない用事があるとかで!」
適当な理由を考えたまえ、と赤い瞳がキラリーン! と。
Aブルー「君がお父さんたちに申し出る時、協力するから!」
キース 「…それが情報操作なのか?」
Aブルー「仕方ないな、って思わせるんだよ、それが一番早いから!」
学校行事でも何でもいいから、とソルジャー、ズズイと。
Aブルー「そして元老寺の方を欠席、此処で君の一番弟子のために!」
キース 「一番弟子だと!?」
Aブルー「他に弟子なんかいないだろ?」
スッポンタケが一番弟子だ、と言われたキース君、ズズンとめり込み。
キース 「…い、一番弟子…」
Aブルー「だからね、可愛い一番弟子のために是非お彼岸の法要を!」
キース 「そ、そのために本物の法要を欠席して来いと…」
どうしろと、と呻いておりますが。
キース君、いよいよリーチですかねえ?
2014/09/24 (Wed)
☆消える副住職
ソルジャー曰く、キース君の一番弟子はスッポンタケ。
大切な弟子の法要を執り行うべし、と元老寺を抜けて来いとの命令で。
Aブルー「いいね、自発的に抜けて来ないなら拉致するよ?」
一同 「「「拉致?」」」
Aブルー「ぼくが元老寺に乗り込んで行って、キースを攫う!」
そしてこの家で法要を、と凄むソルジャー。
Aブルー「副住職が消えたくらいで、法要はパアにはならないし!」
キース 「なるんだが!」
Aブルー「じゃあ、君が副住職になるよりも前は?」
お父さんが一人でやっていたんじゃないのかい、と鋭い突っ込み。
キース 「そ、それは…。しかし俺だって手伝っていたし!」
Aブルー「手伝ってない年も多い筈だよ、遊びに出掛けて」
キース 「そうだが、今はそういうわけには!」
Aブルー「情報操作は得意なんだよ、一人消えても無問題!」
それこそ理由は何とでも、と鼻でフフンと。
Aブルー「お腹を壊してトイレから一歩も出られないとか!」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「それが一番、簡単だから!」
法要が終わればトイレに帰してあげるから、と怖いアイデア。
Aブルー「トイレの戸を開けて戻ってくればね、もう完璧だよ!」
サム 「…確かにトイレじゃ仕方ねえなあ、坊主でもよ…」
シロエ 「法要の席で粗相をするより、立てこもる方がマシですよね」
ジョミー「トイレじゃねえ…」
ブルー 「下痢なら仕方ないかもねえ…」
キース 「誰が下痢だと!」
Aブルー「お中日の日の、君」
出張で法要をしてくれないなら下痢コースだ、と確定らしく。
Aブルー「特別休暇を取得するなら、ちゃんと手助けするけれど!」
キース 「…俺が休暇を取らなかったら…?」
Aブルー「法要の席から君の姿が消え失せるってね!」
キース 「本気なのか!?」
Aブルー「そう、トイレに向かってマッハの速さで!」
そして鍵がガッチリかかった個室が一つ、と冷たい微笑み。
トイレに走るか、法要をするかの二者択一?
2014/09/25 (Thu)
☆トイレか休暇か
お彼岸のお中日にスッポンタケの法要をしない場合は、拉致。
キース君、元老寺での法要の真っ最中にトイレへ連れて行かれる模様。
Aブルー「トイレに走ってトイレから戻る。完璧だよね」
サム 「誰も拉致されたとは思わねえだろうな…」
シロエ 「下痢が酷いのか、と同情されてしまうんでしょうね」
ジョミー「アドス和尚も怒れないよね…」
下痢だもんね、とジョミー君。
ジョミー「キース、そのコースにして貰えば?」
ブルー 「いいねえ、正々堂々と抜けられるしね?」
キース 「俺の名誉はどうなるんだ!」
シロエ 「生理現象ですから仕方ないですよ」
マツカ 「お父さんも許して下さいますよ」
キース 「そういう問題じゃなくてだな!」
トイレに長時間コースが最悪なのだ、と言われましても。
Aブルー「だったら、休暇を取ってくれるわけ?」
キース 「うっ…」
Aブルー「ちゃんと休暇届を出すなら協力するけど、嫌ならトイレ」
個室から此処まで瞬間移動、と有無を言わさぬ迫力で。
Aブルー「選びたまえ。法要をするか、トイレに籠るか」
キース 「どっちにしたって法要だろうが、スッポンタケの!」
Aブルー「だから選べる、お得なプランになってるんだよ!」
休暇でも良し、トイレに籠るのも良し、と二つのプランが。
Aブルー「ぼくはどっちでもかまわないしね? 法要さえ出来れば」
キース 「…しない選択肢は無いんだな?」
Aブルー「無いねえ、ぼくの大事なスッポンタケだし!」
君にとっても一番弟子で…、と痛い所をグッサリと。
Aブルー「決めないならぼくが勝手に決めるよ? 下痢コースで」
キース 「下痢なのか!」
Aブルー「その方がぼくも何かと楽だし」
トイレに送迎するだけだから、とニヤリ。
Aブルー「それで、返事は?」
キース 「分かった、俺は休暇を取る!」
Aブルー「ありがとう! スッポンタケも喜ぶよ!」
後はお中日を待つだけだ、とソルジャー、御機嫌。
スッポンタケの法要ですか…。
2014/09/26 (Fri)
☆スッポンタケがいない
お彼岸のお中日は、生徒会長の家でスッポンタケの法要を。
やむなく休暇を取ったキース君を迎えて、厳粛な法要となる筈ですが。
Aブルー「この日を待っていたんだよ! もう毎日が楽しみで!」
ブルー 「そりゃ良かったねえ…」
Aブルー「彼岸の入りからワクワクしてたし、ついにこの日が!」
やって来ました、お中日。
有無を言わさず巻き込まれたシャン学メンバーも来ております。
Aブルー「お供え物は用意して来たんだ、色々とね!」
シロエ 「生臭ものは無いでしょうね?」
Aブルー「大丈夫! ぼくも初盆で学習したから!」
果物とお菓子を中心に揃えてみたよ、と心掛けは殊勝。
Aブルー「それで今から祭壇を…、って、あれっ?」
シロエ 「どうかしましたか?」
Aブルー「スッポンタケは何処にお祭りすればいいわけ?」
ブルー 「其処にテーブルが置いてあるだろ、初盆と同じで」
Aブルー「そうじゃなくって!」
スッポンタケは何処に、と同じ質問。
Aブルー「祭壇はあるけど、肝心要のスッポンタケが…」
一同 「「「???」」」
Aブルー「法要をして貰うスッポンタケがいないんだよ!」
一同 「「「いない?」」」
Aブルー「これがスッポンタケなんだ、っていうものが!」
お供え物しか無いんだけれど、とソルジャー、顔面蒼白。
Aブルー「も、もしかして位牌を頼まなくっちゃ駄目だった?」
ブルー 「お彼岸は本来、そういうものではないからねえ…」
Aブルー「そういえばキースは墓回向がどうとか…」
お墓を建てねばならなかったのだろうか、と訊かれましても。
ジョミー「お断りだって言ってなかった? スッポンタケのお墓」
サム 「思い切り却下してたよな?」
Aブルー「じゃ、じゃあ、今日のスッポンタケの法要は…」
ブルー 「キースの腕前に期待するしかないね」
Aブルー「そ、そんな…」
困る、と言っても存在しない位牌など。
泣く泣くお供え物を並べるソルジャーですけど、どうなるのでしょう?
2014/09/27 (Sat)
☆主役がいない
やって来ました、お中日。生徒会長宅でスッポンタケの法要開催。
ところがスッポンタケの位牌などが無く、あるのはお供え物だけで…。
Aブルー「お供え物は並べ終わったけど、スッポンタケが…」
シロエ 「ド真ん中が空いたままですね…」
サム 「位牌がねえんじゃ仕方ねえよなあ」
ブルー 「お彼岸の法要はお寺でやるのが本当だしね?」
位牌があっても意味はイマイチ、と生徒会長。
Aブルー「それじゃ、お彼岸は何をするのさ?」
ブルー 「お浄土に思いを馳せて御先祖様の供養だけど?」
Aブルー「キースが言ってた卒塔婆が其処で出て来るのかい?」
ブルー 「そういうことだね、坊主が読み上げるコトに意味がね」
Aブルー「その卒塔婆…」
ブルー 「ん?」
Aブルー「ぼくは頼んでいないんだけど!」
出張法要を頼んだだけで、とソルジャー、青い顔をしております。
Aブルー「しかも脅して頼んじゃったし、卒塔婆の費用も…」
ブルー 「払ってないって?」
Aブルー「タダじゃないよね、卒塔婆って」
ブルー 「思い切り有料アイテムだけど?」
Aブルー「や、やっぱり…」
では法要には意味が無いのだろうか、と見詰める先に空っぽの祭壇。
お供え物を並べただけのテーブル、スッポンタケは不在。
Aブルー「もうダメかも…」
ぶるぅ 「あっ、お客様だあ!」
ピンポーン♪ と玄関チャイムの音が。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースが来たよ!」
キース 「邪魔するぞ」
ついでに着替えさせてくれ、と大荷物持参のキース君。
キース 「親父には山かと訊かれたが…」
ブルー 「そのリュックだと、そうなるだろうね」
キース 「皆で出掛けるからと休暇を貰っておいて法衣はマズイ」
部屋を借りるぞ、と暫しゴソゴソ、副住職のご登場。
ぶるぅ 「お坊さんだあ!」
キース 「其処のテーブルが祭壇なんだな。始めるとするか」
法要に参加するヤツは座ってくれ、と言われましても。
主役を務めるスッポンタケがいないんですが…?
2014/09/28 (Sun)
☆卒塔婆も無いけど
いざお中日の法要を、という段になってスッポンタケが不在の祭壇が。
法衣のキース君が来ましたけれども、さて、法要はどうなるか。
Aブルー「あ、あの…。そのぅ…」
キース 「なんだ?」
Aブルー「さ、祭壇のことなんだけど…」
キース 「何か問題でもあるのか、これに」
Aブルー「法要の主役がいないんだよ! スッポンタケが!」
位牌が無い上に卒塔婆も無くて…、とソルジャー、オロオロ。
Aブルー「これじゃ法要の意味が無いよね、どうなるわけ!?」
キース 「前も言ったが、お彼岸はお浄土に思いを馳せて先祖供養だ」
Aブルー「だったらスッポンタケの出番は!?」
キース 「子孫が供養をすれば良かろう」
スッポンタケはあんたの先祖と言うわけじゃなし、と副住職。
キース 「では、始めるぞ」
Aブルー「ま、待ってよ、それは師匠としてどうなんだい!?」
キース 「師匠?」
Aブルー「君はスッポンタケの師匠じゃないか!」
立派な戒名を付けてくれたよ、と鋭い突っ込み。
Aブルー「基本は先祖供養かもしれないけれども、弟子だって!」
キース 「師匠の俺に供養をしろと!?」
Aブルー「だって、スッポンタケが先祖供養をするなんてこと…」
有り得ないだろうし代わりにお願い、と真剣な顔。
Aブルー「せめて卒塔婆は作ってやってよ!」
キース 「そう来たか…」
Aブルー「本当に卒塔婆だけでもいいから!」
キース 「その卒塔婆。墓が無いなら置き場所が無いが?」
Aブルー「うっ…」
言葉に詰まったソルジャーですけど。
Aブルー「ちょっと待って。君、お盆の度に卒塔婆を書いてるよね?」
キース 「そのとおりだが?」
Aブルー「お彼岸も卒塔婆なら、お墓は卒塔婆に埋もれないかい?」
キース 「そうなる前に古い卒塔婆はお焚き上げだ!」
Aブルー「じゃあ、お焚き上げコースでお願いするよ!」
法要で使った後にはお焚き上げを、と言い出しましたが。
スッポンタケの卒塔婆、土壇場で堂々の登場ですか?
2014/09/29 (Mon)
☆法要は卒塔婆で
スッポンタケの位牌どころか卒塔婆すら無い、お中日の法要用の祭壇。
せめて卒塔婆を、と希望のソルジャー、お焚き上げだと言い出して。
Aブルー「此処の法要で使った後はさ、お焚き上げで!」
キース 「お焚き上げは親父の管轄なんだが!」
Aブルー「本当に?」
本当に一度もやってないかい、とソルジャー、ギロリと。
Aブルー「たまに元老寺の裏山で焼却炉と戦う君の姿が…」
キース 「なんで知ってる!」
Aブルー「ああ、やっぱりアレがお焚き上げなんだ?」
それじゃよろしく、とニコニコニッコリ。
キース 「…し、しかしだな! 俺は卒塔婆を持っていないが!」
Aブルー「えーっと、薄い木で出来たペラッとしたヤツ?」
キース 「お彼岸と言えば基本はそれだが…」
Aブルー「じゃあ、よろしく」
はい、と瞬間移動で出ました、卒塔婆。
キース 「こ、これを何処から!」
Aブルー「君の家の当日受付から!」
お中日の法要、当日の申し込みも有り。
ゆえに元老寺には無記入の卒塔婆が用意されているわけでして。
Aブルー「ちゃんと情報操作はしたから大丈夫だよ!」
キース 「俺にこれを書けと!?」
ブルー 「仕方ないだろうね、成り行きとはいえ君が戒名を…」
Aブルー「そうだよ、君の可愛い一番弟子だよ!」
キース 「…あ、あんなモノが…」
あんまりだ、と呻けど後悔先に立たず。
硯箱が用意され、泣く泣く書いた倫王院殿法界善根大居士の卒塔婆。
Aブルー「うん、何度見ても惚れぼれするねえ、絶倫と男根!」
キース 「…こんなのが俺の弟子なのか…」
Aブルー「何を言うかな、もう神様で仏様だから!」
こんなに立派な弟子はそうそういない、とビシィと指摘。
Aブルー「だから、心をこめて法要! お焚き上げもよろしく!」
キース 「…く、くっそお…」
Aブルー「みんなも法要に参加してよね~!」
座って、座って、と法要の席次を仕切るソルジャー。
スッポンタケが更にパワーをアップしそうな中、中継終了~。
2014/09/30 (Tue)
