☆師走になったら
早くも師走。今年も終わりな月が始まり、寒さの方もヒシヒシと。
そんな中でも生徒会長宅でダラダラ、それがシャン学メンバーで。
シロエ 「もうすぐお正月ですねえ…。その前に冬休みですけど」
サム 「クリスマスもあるしよ、いい時期だよなあ」
キース 「…俺の家には、クリスマスは未だに無いんだが…?」
寺だからな、と副住職。
キース 「今どきは、庫裏にツリーな寺も少なくないんだが…」
ブルー 「アドス和尚は頑固だしねえ、仕方ないよ」
スウェナ「変える切っ掛けだって無いものねえ…」
一同 「「「へ?」」」
切っ掛けって何だ、と誰もがキョトン。
シロエ 「スウェナ先輩。切っ掛けって、どういうヤツですか?」
スウェナ「鍵は子供だと思うのよ! 孫が生まれたら変わりそう」
マツカ 「ああ…。お孫さんが出来たら、ありそうですね」
可愛い孫なら、アドス和尚もメロメロですよ、と御曹司。
マツカ 「ツリーもサンタも、一気に登場しそうです」
シロエ 「自分でサンタをやりそうですよね、服まで買って」
ジョミー「ぼくたちには鬼でしかないけどさ…。孫は別だよね」
だけど、その孫がいないよね、とジョミー君も頷く現状。
ジョミー「この先だって生まれないしさ、諦めるしか…」
キース 「俺も分かってはいるんだが…。そもそも璃母恩院が…」
修行道場をクリスマスの時期にぶつけるしな、とブツブツブツ。
キース 「アレで別れてしまうカップルもいるという話だ」
一同 「「「え?」」」
キース 「なにしろ、大学3年目のクリスマスシーズンだしな…」
何かと盛り上がる時期だろうが、と語られる修行道場の時期。
キース 「12月に入ったら道場入りで、クリスマスまでだぞ」
シロエ 「そうでした…! 終わるの、25日でしたね…」
ブルー 「クリスマスシーズンが、丸ごと潰れてしまうんだよ」
一同 「「「あー…」」」
別れられても仕方ないな、と誰もが納得。
クリスマスと相性、悪そうですしね…。
2017/12/01 (Fri)
☆後から来た行事
キース君の家には今も無いのが、クリスマスという行事ですけど。
総本山の璃母恩院からして、無視しているのがクリスマスだとか。
キース 「修行道場の時期は、昔から変わっていないんだがな…」
ブルー 「厳しい寒さに向かう季節が、修行向けなんだけどね…」
後から来たのがクリスマスだよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「この国にクリスマスが来るよりもさ…」
キース 「遥かに前から、璃母恩院は存在するからな…」
シロエ 「つまり、どうしようもないんですね? 道場の季節」
ブルー 「璃母恩院そのものが変わらない限りは、不変だよ」
道場入りする人の立場は考えないね、とキッパリと。
ブルー 「道場入りでクリスマスシーズンがパアになる程度で…」
キース 「別れるような女性なんかに、寺の嫁はだ…」
務まらないしな、と副住職の溜息。
キース 「なにしろ、寺というのはハードで…」
スウェナ「あら? でも今どきは庫裏にツリーがあるんでしょ?」
キース 「それはそうだが…。檀家さんからチキンなんかの…」
差し入れがあるのも普通なんだが…、と苦い顔付き。
キース 「だが、クリスマスを祝おうという段になってだな…」
ジョミー「何かあるわけ?」
キース 「電話が入って、枕経を頼まれる世界だぞ」
一同 「「「あー…」」」
それがあったか、と誰もが頷く枕経。
シロエ 「枕経は、待ったなしでしたっけ?」
キース 「基本はそうだな、深夜だったら次の日になるが…」
ブルー 「仏様が出たら、すぐに行くのがお約束だしね…」
クリスマスパーティーどころじゃないよ、と銀青様も。
ブルー 「そんな世界に嫁ぐからには、それなりの覚悟が…」
キース 「必要なわけで、道場とクリスマスが重なるくらいで…」
シロエ 「別れ話を持ち出すようでは、駄目なんですね?」
キース 「将来が見えているからな…。いずれ離婚になるだろう」
そうでなくても年中無休だ、というお寺の世界。
厳しいですよね?
2017/12/02 (Sat)
☆待ったなしです
キース君の家には存在しない、クリスマスという暮れのイベント。
その上、総本山の璃母恩院では、修行道場を重ねてくるシーズン。
シロエ 「家でクリスマスを祝おうとしても、難しいんですか…」
キース 「仏様の都合次第だが…。いつ、お浄土に旅立たれるか」
クリスマスイブは現世にいて下さったら、ギリギリセーフ、と。
キース 「クリスマスの朝に、お浄土に行って下さる分には…」
スウェナ「大丈夫だわね、もうパーティーは済んでいるから」
マツカ 「サンタクロースも来た後ですしね、安心ですよね…」
この国のクリスマスはイブまでですから、と御曹司。
マツカ 「キリスト教の家はともかく、一般的にはイブまでで…」
シロエ 「クリスマスケーキも、25日には値下げですしね…」
売れ行きがグンと落ちますから、とシロエ君も。
シロエ 「でも、お浄土に行く人を引き留めるのは…」
サム 「どう考えても無理だと思うぜ、待って貰うなんてよ…」
寺の都合は関係ねえよ、とサム君が言う仏様の事情。
サム 「治療している病院にしても、クリスマスはよ…」
ジョミー「持ちこたえさせないと駄目じゃないよね、法律とかさ」
キース 「この日は駄目だという法律自体が、無いと思うが」
たとえ正月三が日だろうが、来る時は来る、と副住職。
キース 「枕経だけ済ませておいて、後は三が日明けとかな」
シロエ 「やっぱり、そういう方向ですか?」
キース 「そこは常識で考えてくれ。元日に喪服はどうなんだ」
着たいと思う人がいるのか、と質問が。
キース 「仏様をお浄土に送るとなったら、こう、色々と…」
一同 「「「あー…」」」
周りの人も巻き込まれるな、と頷く御一同様。
キース 「正月でさえも、仏様は待って下さらないんだ」
ブルー 「後から来たようなクリスマスはさ…」
キース 「もう完全にスルーだな。クリスマスイブでも」
そして坊主の出番になる、と深い溜息。
ケーキもツリーも、お預けですか…。
2017/12/03 (Sun)
☆電話が来たらパア
キース君の家には今も無いのが、クリスマスツリーやケーキなど。
お正月だろうと待ってくれない仏様が相手、お寺ライフは大変で。
キース 「クリスマスツリーは飾っていてもだ、電話1つで…」
ブルー 「パアになるのが、お寺のクリスマスというヤツだよ」
パパが呼び出されて行ってしまって…、と銀青様。
ブルー 「枕経なら、まだマシだけどね…。その後の方だと…」
キース 「もう夕方から行きっ放しで、パーティーは無いな」
シロエ 「お通夜が終わった後なら、なんとかなりませんか?」
キース 「早い時間にやってくれれば、まあ、ギリギリで…」
間に合う時間に帰れなくもないが…、と副住職の答え。
キース 「しかしだ、早い時間にやったら、お膳がだな…」
一同 「「「お膳?」」」
キース 「後の食事だ。坊主の分も用意して下さるものだし…」
家に帰って食事は無理だ、とブツブツブツ。
キース 「お膳料で現金を下さるパターンは、いいんだが…」
ブルー 「本当にお膳を出されちゃったら、食べないとね…」
そして食べながら法話の一つもするもので…、と銀青様も。
ブルー 「どっちになるかは分からないしさ、家の方には…」
キース 「晩飯は茶漬けくらいでいい、と言っておくしか…」
ついでに帰る時間も謎だ、と現場で働き続ける人。
キース 「クリスマスだから、と途中で帰れはしないぞ」
一同 「「「うーん…」」」
とことんクリスマスと相性が悪い、お寺の暮らし。
キース 「そんな調子だから、庫裏にツリーは飾れても、だ…」
ブルー 「クリスマスが来るまで、ハラハラなんだよ」
当日になってもビクビクだよね、と生徒会長が語るお寺ライフ。
ブルー 「檀家さんからチキンの差し入れが来ても、その後が…」
キース 「無事にパーティー出来るかどうかが危なくてな…」
ブルー 「電話が来たら終わりだからねえ、パーティー中でも」
パパは着替えて枕経だ、と嫌すぎる話。
宗教が違いますからねえ…。
2017/12/04 (Mon)
☆お寺は持たない人
キース君の家には存在しない、クリスマスという暮れのイベント。
やっているお寺もあるそうですけど、難しいのがタイミングで…。
シロエ 「家がお寺をやってる限りは、危ないんですね…」
マツカ 「お坊さんの仕事が優先ですしね、家族団欒よりも…」
キース 「そういうことだ。唯一の例外が三が日だが…」
枕経だけは、どうにもならん、と深い溜息。
キース 「そんな調子だから、クリスマスが危ういのは当然だな」
ブルー 「キースの家には、永遠に来ないだろうけどね」
なにしろ孫が生まれないから…、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キースは年を取らないわけだし、お嫁さんはねえ…」
ジョミー「来るわけないよね、見た目は高校1年生だし」
スウェナ「三百歳になったとしたって、そのままだものね…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくも、いつまでも子供だも~ん!」
6歳になる前にリセットだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「年を取らないの、楽しいよ! ぼくは卵に戻るけど!」
シロエ 「そうでしたっけね、お誕生日がクリスマスで…」
ぶるぅ 「ちゃんと合わせているもんね!」
クリスマスの朝に孵化するように、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「サンタさんからプレゼントが来て、お誕生日で…」
ブルー 「最高の日になるわけだけどさ、これがお寺だと…」
キース 「朝っぱらからパアになる年も出てくるだろうな」
朝一番に電話が鳴って…、とブツブツブツ。
キース 「良かったな、ぶるぅ。此処が寺じゃなくて」
ぶるぅ 「うんっ! ブルーは偉いお坊さんだけど…」
ブルー 「ぼくは家族が大切だからね!」
お寺なんかは持たない主義、とキッパリと。
ブルー 「住職になると、世の中、色々面倒で…」
キース 「高僧のあんたがソレを言うのか?」
ブルー 「高僧だからこそ言えることだよ、道を極めたしね」
キース 「……くっそぉ……」
なんであんたが高僧なんだ、と唸ってますけど。
ホントですしね…?
2017/12/05 (Tue)
☆真面目さが違う
キース君の家には存在しないのが、楽しいクリスマスですけれど。
伝説の高僧、銀青様な生徒会長の家では、暮れの定番イベントで。
キース 「銀青様が、家でクリスマスを盛大にやるというのは…」
ブルー 「感心しないと言うのかい?」
キース 「当たり前だろうが、あんたは既に伝説なんだぞ!」
それなのに寺も持たないで…、と苦い顔をする副住職。
キース 「本当だったら何処かの寺のトップで、法話なんかも…」
ブルー 「ぼくは、そういうキャラじゃないから!」
ぶるぅ 「んとんと…。ブルーが、お坊さんになったのって…」
アルタミラの供養のためだもんね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「お浄土に行けなくなっちゃった人を、助けたくて…」
シロエ 「そうでした! アルタミラは火山の噴火で海に…」
ジョミー「一晩で沈んでしまったんだっけね、ずっと昔に」
今でも夏には灯篭流しをやっているよね、とジョミー君。
ジョミー「ブルーの家族も、海に沈んでしまったから…」
ブルー 「うん。供養に行く船に乗せて貰ったけど、ぼくには…」
ぶるぅ 「パパもママも、誰も見えなかったもんね…」
お寺のお坊さんに見えていただけ…、と三百年以上も昔の話。
ぶるぅ 「それで、ブルーも修行するんだ、って…」
スウェナ「凄く真面目な理由なのよね、キースと違って」
キース 「なんだって!?」
俺の何処が真面目じゃないと言うんだ、と反論ですけど。
シロエ 「先輩、お寺は継がないと反抗してたじゃないですか」
サム 「うんうん、俺たちが夏休みに遊びに行くまではよ…」
墓回向の手伝いも嫌々やっていたじゃねえか、という指摘。
サム 「そこへブルーが緋の衣でよ…」
シロエ 「颯爽と登場しちゃったお蔭で、考えがですね…」
マツカ 「負けてたまるか、という方向へ行ったんですよね」
ジョミー「あまり真面目じゃないよね、それって…」
単なる負けず嫌いじゃないか、とツッコミが。
間違ってませんね…?
2017/12/06 (Wed)
☆下積みはキツイ
クリスマスというイベントが全く存在しないのが、キース君の家。
そこから話がズレてしまって、お坊さんになった動機が問題に。
シロエ 「キース先輩と会長では、志が月とスッポンですよ」
サム 「違いねえよな、おまけにキースは寺の跡継ぎでよ…」
スウェナ「黙っていたって、住職になれる立場だものね…」
今では無理になっちゃったけど、とスウェナちゃん。
スウェナ「アドス和尚も年を取らないし、ずっと住職だし…」
マツカ 「キースは永遠に下積みですよね、副住職のままで」
キース 「俺には、其処がキツすぎるんだが!」
未だにスクーターの許可も出ないし、と副住職の嘆き節。
キース 「月参りにしても、棚経にしても、あれに乗れれば…」
シロエ 「楽でしょうけど、アドス和尚の方針でしょう?」
サム 「もっと僧階を上げていかねえと駄目だ、ってヤツな」
ブルー 「流石に紫の衣になったら、自転車ではねえ…」
スクーターの許可も下りるだろう、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「それまでの間は、自転車で走っておきたまえ」
キース 「自転車もキツイが、何かと言えば罰礼で…」
サム 「南無阿弥陀仏で五体投地も、修行の内だぜ?」
親父さんに鍛えて貰ってるんだし…、との声も上がってますけど。
キース 「親父の場合は、単なる苛めだ! どう考えても!」
サム 「いいんでねえの? それで食わせて貰ってるんだし」
??? 「ぼくも賛成!」
元老寺万歳、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
キース 「おい、なんであんたが賛成なんだ!?」
Aブルー「キースの家がお寺だからだよ!」
クリスマスも、とても大切だけど…、とニコニコニコ。
Aブルー「お寺ならではの行事があるよね、クリスマスの後に!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「年越しだってば、除夜の鐘はお寺のイベントだろう?」
一同 「「「あー…」」」
大晦日といえばセットで来るのが除夜の鐘。
お寺の行事ですね…?
2017/12/07 (Thu)
☆除夜の鐘も大切
クリスマスというイベントが全く無いのが、お寺なキース君の家。
副住職の辛さを嘆いてますけど、其処へ来たのがソルジャーで…。
Aブルー「クリスマスもいいけど、除夜の鐘だって大切だよね!」
シロエ 「それはまあ…。アレが無いと年が明けませんしね」
ブルー 「正確に言うと、古い年を送る行事だけどね」
大晦日の間に撞いてしまうのが本来の形、と銀青様。
ブルー 「璃母恩院の鐘がそうだよ、11時には撞き始めるから」
シロエ 「…そうなんですか?」
ブルー 「うん。なにしろ撞くのが大変だからね、あの鐘は」
大きすぎて…、というのが璃母恩院の大梵鐘。
ブルー 「お坊さんが何人も集まらないと、撞けないし…」
サム 「うんうん、撞木の綱にぶら下がるヤツが1人だっけな」
キース 「アレが花形で、他に何人もが綱を引くという形だが…」
試し撞きまで必要なくらいに難しいのだ、と副住職も。
キース 「普通の鐘のようにはいかんし、新年までに撞くには…」
ブルー 「早い時間から撞くしかないよね、百八回分」
だから開始が11時で…、との解説が。
ブルー 「本来、お寺はそうなんだけど…。でも最近は…」
キース 「一般人も撞きに来るしな、どうしても年が明けるんだ」
百八回で切らない限りは…、と語られる事情。
キース 「整理券を配って切ってしまえば、それでいいんだが…」
ブルー 「寒い中を来たのに、撞けないんじゃねえ…」
キース 「ガッカリする人も多いだろうし、ウチは無制限だ」
午前1時までなら、撞き放題だ、と言ってますけど。
Aブルー「それでこそだよ! やっぱり誰でも撞けないと…」
シロエ 「不公平ではありますね…」
無駄足になっては気の毒です、と頷くシロエ君。
シロエ 「ぼくたちも毎年、楽しみですし」
マツカ 「元老寺だと、おぜんざいのお接待もありますからね」
Aブルー「うん、頑張って欲しいよね!」
今年も参拝客を大勢集めて欲しい、と輝く笑顔。
応援ですか…?
2017/12/08 (Fri)
☆アバウトな国民
師走と言ったらクリスマスですけど、大晦日に来るのが除夜の鐘。
いつものように現れたソルジャー、それを絶賛してまして…。
Aブルー「キースの家みたいに、撞き放題のお寺がいいよね!」
シロエ 「撞きに出掛ける一般人としては、嬉しいですね」
マツカ 「ここで108人目です、と断られるよりは…」
並んで待てば撞けるお寺がいいですよね、と御曹司も。
マツカ 「家から近いお寺だったら、まだ諦めもつきますけど…」
サム 「バスとかで行って、撞けねえのはちょっと…」
ジョミー「残念どころの騒ぎじゃないよね、無駄足だなんて」
ぼくも元老寺方式がいい、とジョミー君も無制限に賛成。
ジョミー「1時まで撞かせてくれるんだったら、余裕だしさ…」
スウェナ「遠い所から来た人だって、間に合うわよねえ…」
きちんと時間を考えて来れば…、とスウェナちゃん。
スウェナ「1時ギリギリに来ない限りは、大丈夫でしょ?」
キース 「過去に苦情が出たことは無いな、撞けなかったと」
Aブルー「素晴らしいよね、今年も頑張ってくれたまえ!」
大勢の人に撞いて欲しい、と瞳がキラキラ。
Aブルー「なんと言っても、あれが最高のイベントだから!」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「除夜の鐘だよ、クリスマスよりも有意義だよね!」
末永く続いて欲しいものだ、と言ってますけど。
シロエ 「あのぅ…。いつから仏教徒になったんです?」
Aブルー「えっ、そんなのには、なってないけど?」
そもそも関係ないじゃないか、と涼しい顔。
Aブルー「この国の人は、殆どがそうじゃないのかい?」
一同 「「「はあ?」」」
Aブルー「除夜の鐘に対する姿勢だよ!」
敬虔な信者は少ないのでは、とソルジャー。
Aブルー「暮れはクリスマスをお祝いしてさ…」
キース 「それが済んだら、除夜の鐘だと言いたいのか?」
Aブルー「ピンポーン! でもって、お正月が…」
神社だよね、とツッコミが。
確かに大多数は、そうですよね…?
2017/12/09 (Sat)
☆宗旨替えは不要
除夜の鐘には末永く続いて欲しいものだ、というのがソルジャー。
仏教徒のような言い種ですけど、宗旨替えしたわけではなくて…。
Aブルー「クリスマスと除夜の鐘と、初詣は全部、宗教がさ…」
キース 「違っていると言いたいんだな、要するに?」
Aブルー「そうなんだよ! この国の人は凄いよねえ…!」
三つの宗教を1週間ほどでこなすんだから、とニコニコニコ。
Aブルー「自分の宗教は乗り換えないで、イベントだけクリア!」
シロエ 「身も蓋も無い言い方ですけど、そんな感じですね…」
サム 「俺も僧籍だし、キリスト教とは関係ねえよな…」
神社だったら、まだ言い訳も出来るけどよ、と僧籍な人。
サム 「神仏習合ってヤツもあるから、寺と神社はよ…」
キース 「まるで関係ないことも無いが、キリスト教はな…」
せいぜい宗教サミットだろうか、と副住職も呻くしかない実情。
キース 「お偉方が一緒に祈りはしても、こう、御本尊様と…」
ブルー 「十字架を並べて置きはしないね、何処のお寺でも」
Aブルー「ほらね、だから全く問題なし!」
ぼくが除夜の鐘を褒め称えても、と得意満面。
Aブルー「この国の人になったと思えば、なんでもオッケー!」
シロエ 「それはそうなんですけれど…。除夜の鐘って…」
ジョミー「一度も参加してない筈だよ、元老寺のヤツ」
おぜんざいのお接待には、ぼくたちだけだ、とジョミー君。
ジョミー「一般の人も沢山来るけど、おぜんざい用のテント…」
スウェナ「私たちしかいないわよねえ、毎年、毎年」
Aブルー「当たり前だよ!」
ぼくが参加して、どうするんだい、という返事。
Aブルー「除夜の鐘を撞くのは、煩悩を流すためなんだろう?」
キース 「その通りだが? 穢れの無い心で新しい年をだ…」
ブルー 「迎えるためにさ、煩悩の数だけ鐘を撞くわけで…」
Aブルー「綺麗サッパリ忘れたわけだね、君たちは!」
まだ大晦日は来ていないのに、と謎の台詞が。
何を忘れたと…?
2017/12/10 (Sun)
☆イベントが沢山
除夜の鐘というイベントについて、熱心なのがソルジャーなる人。
けれど元老寺には来ていないわけで、撞いていないのが除夜の鐘。
Aブルー「もう、君たちには呆れるよ…。忘れるだなんて」
キース 「何も忘れていないと思うが…。暮れの行事は」
シロエ 「期末テストは、別にどうでもいいですけどね…」
特別生は成績とは無関係ですから、とシロエ君。
シロエ 「他の行事は忘れませんよ! クリスマス以外のも!」
スウェナ「ぶるぅのお誕生日もそうだし、除夜の鐘は定番だし…」
ジョミー「忘れようがないと思うけど? お正月の準備も」
やってるのはパパとママだけどさ、とジョミー君も。
ジョミー「ぼくは大掃除の手伝いだけで、おせちとか鏡餅は…」
サム 「俺の家でも、おふくろと親父の管轄だぜ、ソレ」
キース 「俺の場合は、かなり負担が大きいがな…」
寺の年越しは大変だから…、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「新年の修正会の準備も要るし、除夜の鐘もだ…」
シロエ 「副住職だと、ノータッチとはいかないですよね…」
マツカ 「ぼくの家だと、大掃除は自分でしませんけれど…」
やっぱり節目の行事ですから、と御曹司。
マツカ 「年始にいらっしゃるお客様用に、手配が色々…」
サム 「ほらな、マツカでも、この調子だしよ…」
忘れるヤツが何処にいるかよ、とサム君が振っている頭。
サム 「除夜の鐘まで、けっこう行事が目白押しだぜ」
Aブルー「だけど、忘れてしまってるから! 本当に!」
あんなに大切な行事なのに、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「煩悩を流す行事なんだよ、除夜の鐘は!」
シロエ 「でも、来ていないじゃないですか」
まだ一回も、との指摘ですけど。
Aブルー「ぼくは煩悩が大事だから! 流さないから!」
ブルー 「そういうキャラではあるけどね…」
Aブルー「分かってるんなら、忘れないでよ!」
除夜の鐘が如何に大切なのか、と握り締める拳。
どう大切だと…?
2017/12/11 (Mon)
☆参加しなくても
除夜の鐘はとても大切なのだ、と熱意溢れるソルジャーですけど。
一度たりとも撞きに来ておらず、撞く気の方もナッシングで…。
ブルー 「君に参加する気が無い以上は、大切も何も…」
キース 「あったものではないと思うが、何が言いたいんだ」
その上、仏教徒でもないそうだしな、と副住職。
キース 「こっちの世界の人間でもないし、どう大事なんだ?」
シロエ 「大晦日には、そっちの世界でイベントでしょう?」
ニューイヤーに向けてカウントダウンで…、とツッコミが。
シロエ 「新年になったらお祭り騒ぎで、青の間がですね…」
マツカ 「派手に散らかると聞いてますよね、毎年、毎年」
スウェナ「そうそう、お掃除部隊が突入するのが恒例なのよね」
あまりにも青の間が散らかりすぎて…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「カウントダウンの真っ最中なら、除夜の鐘なんか…」
ジョミー「関係ないよね、第一、聞こえもしないしさ…」
こっちの世界でも、お寺が遠いと聞こえないよ、という指摘。
ジョミー「アルテメシアはお寺が多いし、大抵の家はさ…」
サム 「除夜の鐘の音が届くモンだけどよ、寺がねえとさ…」
シロエ 「聞こえない家も多いでしょうね、いくら夜中でも」
別の世界まで届くとは、とても思えません、と真っ当な意見。
シロエ 「そんな行事の、何処が大切だと言うんです?」
Aブルー「本当に忘れちゃってるし…。恒例なのにさ」
酷いモンだよ、とソルジャー、溜息。
Aブルー「いいかい、除夜の鐘を撞いたら、煩悩がさ…」
キース 「綺麗に流れて、清らかな心で新年をだな…」
迎えるものだ、と言ってますけど。
Aブルー「そこが問題! 山ほどの煩悩が流されるんだし…」
シロエ 「いいことだと思いますけどね?」
Aブルー「そうなんだよ! エロい煩悩も、てんこ盛りでさ…!」
一同 「「「うわー…」」」
もう思いっ切り忘れていた、と愕然とする御一同様。
ソルジャーのお目当て、ソレでしたね…。
2017/12/12 (Tue)
☆拾いたいんです
仏教徒でもないというのに、除夜の鐘が大切だと言うソルジャー。
撞いて煩悩を流す気など無く、流される煩悩の方がお目当てで…。
Aブルー「大勢の人が撞いてくれるほど、エロい煩悩も…」
ブルー 「言わなくていいから!」
Aブルー「みんな忘れてしまっていたしね、ちゃんと言わないと」
除夜の鐘の大切さについて…、と握り締める拳。
Aブルー「あれは本当に、ぼくのためにあるようなイベントで…」
キース 「あんたなんぞは、何処の寺でも想定していない!」
Aブルー「だからこそ価値があるんだよ! ぼくの一人勝ちで!」
誰も目を付けていないからね、とニコニコニコ。
Aブルー「煩悩を流す発想ばかりで、拾いたい人はいないから!」
ブルー 「除夜の鐘を撞くのは煩悩を流すためだし、当然だよ!」
Aブルー「その思い込みが、ぼくに幸せをもたらすってね!」
競争相手が誰もいないのはいいことだ、と胸を張りまして…。
Aブルー「除夜の鐘そのものは、黙ってスルー! ぼくの世界で」
シロエ 「一度くらい、来たらどうですか?」
サム 「そうだぜ、あんたも煩悩ってヤツを流しちまえば…」
もうちょっとマシな心構えに…、とサム君も言っていますけど。
Aブルー「ダメダメ、エロは心のオアシスだから!」
一同 「「「オアシス?」」」
Aブルー「エロが無ければ、ぼくのサイオンも漲らないしね!」
ぼくのハーレイが漲ってこそ、と譲らない人。
Aブルー「ぼくのシャングリラを守るためには、エロが大切!」
ブルー 「屁理屈だから!」
Aブルー「何を言うかな、サイオンは心のパワーじゃないか!」
その関係はハッキリしてる、とキッパリと。
Aブルー「心が激しく乱れていたんじゃ、サイオンの方も…」
ブルー 「確かにパワーが落ちるけれどね、それにしたって…」
キース 「心頭滅却すれば火もまた涼しと言ってだな…」
ブルー 「気の持ちようだよ!」
変な所にこだわらなくても…、と生徒会長。
どうなんでしょうね?
2017/12/13 (Wed)
☆穢れたパワーより
除夜の鐘など撞く気もないのに、毎年燃えているのがソルジャー。
鐘を撞いて流れる煩悩がお目当て、一人勝ちだと言っていまして。
Aブルー「年が明けたら、煩悩を拾い集めてなんぼなんだよ!」
ブルー 「そういう姿勢を改めたまえ!」
キース 「まったくだ。清い心でサイオンを使う方が尊い!」
それでこそソルジャーに相応しかろう、と副住職。
キース 「妙な所で集めたパワーでは、こう、シャングリラが…」
ブルー 「穢れそうだとは思わないのかい、君という人は!」
君のシャングリラは箱舟だろう、と生徒会長も。
ブルー 「ぼくのシャングリラは、ただの巨大な宇宙船だけど…」
シロエ 「未確認飛行物体なだけで、誰の命も懸かってません!」
スウェナ「私たちは追われていないものねえ、誰からも」
キース 「しかし、あんたの世界は事情が違う筈だぞ」
シャングリラの外の世界では生きていけないだろう、との指摘。
キース 「そんな船をだ、穢れたパワーで守るというのは…」
ブルー 「最低だろうと思うけどねえ、同じソルジャーとしては」
もっと精進して欲しい、とソルジャーの肩書を持つ人の苦言。
ブルー 「煩悩なんかを集めていないで、清く正しく!」
キース 「坊主になれとまでは言わんが、人となりをだ…」
ブルー 「磨いてこそだよ、みんなに尊敬されるためには!」
いい加減な性格は直らなくても…、とブツブツブツ。
ブルー 「掃除をしろとは言わないからさ、煩悩だけでも…」
キース 「封じようと思わないのか、あんたは!」
Aブルー「さっきも言ったよ、エロは心のオアシスだ、って!」
それを封じてどうするのだ、とソルジャー、反論。
Aブルー「お正月には、煩悩をガッツリ、ゲットなんだよ!」
ブルー 「その先は、喋らなくていいから!」
Aブルー「ダメダメ、キッチリ復習の時間! 思い出してよ!」
一同 「「「うわー…」」」
復習の時間なんか要らない、と誰もがガクブル。
黙って欲しいですよね?
2017/12/14 (Thu)
とにかく喋りたい
一年間の煩悩を払うために撞くのが、大晦日の除夜の鐘ですけど。
その除夜の鐘で流された煩悩、それが目当てな人がソルジャー。
Aブルー「いいかい、大晦日に大勢の人が除夜の鐘を撞いてさ…」
ブルー 「もういいから! 黙って座っていて欲しいんだけど!」
Aブルー「復習の時間だと言った筈だよ、忘れないように!」
みんなして忘れていたんだからね、とソルジャー、反撃。
Aブルー「一人でも覚えていたならいいけど、みんな揃ってさ…」
ブルー 「ぼくは忘れていなかったから! ここだけの話!」
Aブルー「嘘をつかないでくれたまえ!」
君も黙っていたじゃないか、と吊り上げる眉。
Aブルー「今頃になって何を言っても、後出しなんだよ!」
ブルー 「そうじゃなくって、場の雰囲気とかが大切だってば!」
Aブルー「場の雰囲気?」
ブルー 「十八歳未満お断りの連中が揃ってるんだよ、此処は!」
そんな所でヤバい話を口に出来るか、と生徒会長の言い分。
ブルー 「ぼくには常識と、デリカシーとがあるからね!」
Aブルー「どうなんだか…。それに今更、十八歳未満も何も…」
ないと思うけど、と太々しい人。
Aブルー「エロい話は、嫌というほどしてるから! 普段から!」
ブルー 「君が勝手に喋ってるだけで、誰も喜んでいないから!」
Aブルー「それはどうでもいいんだよ! 聞いてくれれば!」
とにかく復習の時間なのだ、とソルジャー、譲らず。
Aブルー「今度こそ、忘れないようにしてくれたまえ!」
シロエ 「除夜の鐘を撞いたら、忘れますから!」
綺麗サッパリ白紙ですから、とシロエ君。
シロエ 「撞いてなくても忘れましたし、撞けば必ず忘れます!」
Aブルー「じゃあ、それまでの間だけでもいいから、覚える!」
ブルー 「無茶を言ってないで黙りたまえ! でなきゃ帰るか!」
Aブルー「嫌だね、ぼくは目的のためには手段を選ばないから!」
此処で帰ってたまるものか、と居座る気満々。
迷惑すぎですね?
2017/12/15 (Fri)
☆キャプテンの権限
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキー希望な人がソルジャー。
ヒラのミュウでもいいそうですけど、そうなると消える今の肩書。
ブルー 「君がヒラだと、特別休暇を取らせるのは無理!」
キース 「そうなるだろうな、ヒラには発言権などは無いし…」
シロエ 「キース先輩はヒラじゃないですけど、駄目ですよね…」
アドス和尚に勝てませんよね、とシロエ君。
シロエ 「副住職だと、住職には絶対服従でしょう?」
キース 「情けない話だが、一生、親父には頭が上がらんな…」
俺が住職になっても無理だ、と深い溜息。
キース 「親父は引退するだけなんだし、俺の師僧には違いない」
サム 「キースの僧階、上がっていても無理だよなぁ…」
ブルー 「仮にキースが緋色の衣をゲットしてもさ…」
アドス和尚がワンランク下の紫の衣でも駄目だ、と。
ブルー 「キースの師僧になるわけだからね、立場は不動!」
キース 「親父は常に上から目線で、俺に命令するわけだ」
それが出来るのも師僧だからだ、とブツブツブツ。
キース 「そんな具合に肩書は大事で、あんたがヒラだと…」
ブルー 「どう考えても、キャプテンに休暇を取らせるなんて…」
シロエ 「有り得ませんよね、絶対に!」
Aブルー「うーん…。確かにそうかもしれないけどさ…」
何か忘れていないかい、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「ぼくがヒラでも、ハーレイはキャプテン!」
ブルー 「そりゃそうだろうね、他に人材がいるならともかく」
Aブルー「ハーレイにも代わりはいないしさ…。そこが大切!」
キャプテンは一人しかいないのだ、と胸を張りまして。
Aブルー「キャプテン権限で、特別休暇が取れるんだよ!」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「ハーレイが取ると言いさえすれば、休暇をゲット!」
ブルー 「そ、それじゃあ…?」
Aブルー「ぼくがヒラでも、もういくらでも!」
こっちの世界で遊び放題の日々、と得意満面。
嫌すぎる展開なんですけどね…?
2017/11/16 (Thu)
☆ヒラのミュウだと
理想は働いたら負けな生き方、ヒッキーもしたい人がソルジャー。
ヒラのミュウなら可能なわけで、その場合でも遊び放題だとか。
Aブルー「ぼくがヒラだと、基本は毎日フリーだし…」
ブルー 「働かざる者、食うべからずな船じゃないのかい?」
Aブルー「そういうわけでもないんだよねえ、ミュウは虚弱で…」
働けないことも多いから、とサラリ、返事が。
Aブルー「働いていない仲間もいるよね、ぼくの船には」
一同 「「「うーん…」」」
脅していたわけではなかったのか、と一同、ポカーン。
シロエ 「あのですね…。今のソルジャーの肩書ですけど…」
サム 「船の仲間を脅してるわけじゃねえのかよ?」
Aブルー「脅すって?」
キース 「あんたに逆らったら、船から放り出すとかだな…」
そんな感じで脅しているのかと思っていた、と副住職。
キース 「脅しまくって、好き放題の生き方なのかと…」
シロエ 「思ったんですけど、働いていない人もいるのなら…」
マツカ 「船から放り出すなんてことは、無さそうですね」
スウェナ「ニートでもいいっていう船だものね…」
ソルジャー権限で脅しは無さそう、とスウェナちゃんも。
スウェナ「だけどニートな生き方なのよね、どう考えても」
ブルー 「ヒッキーニートがピッタリだよねえ、ブルーの場合」
Aブルー「言っておくけど、ソルジャーの肩書なんかはさ…」
無くても好きに出来るんだからね、と話はループ。
Aブルー「ぼくのハーレイに頼みさえすれば、特別休暇!」
シロエ 「そして、こっちに来るわけですね…」
Aブルー「ピンポーン!」
憧れの地球でグルメ三昧、と瞳がキラキラ。
Aブルー「ホテルも旅館も泊まり放題、ラブホにだって…!」
ブルー 「その件だけどさ…。無理があるよね」
Aブルー「えっ、なんで?」
ブルー 「ヒラのミュウだと、もう絶対に来られないけど?」
どうやって空間を超えて来るのだ、とツッコミが。
タイプ・ブルーじゃないですもんね…?
2017/11/17 (Fri)
☆ヒラは無理です
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキー希望の人がソルジャー。
ヒラのミュウでもいいのだそうで、好き放題するつもりですけど。
ブルー 「君がこっちに出て来られるのは、空間移動だよね?」
Aブルー「そうだけど? 瞬間移動のバージョンアップで!」
別の世界へ跳躍するのだ、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「ぼくとぶるぅの得意技でさ、もう、何処へでも!」
ブルー 「…タイプ・ブルーだからだろう?」
その能力は…、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「ただのミュウだと、そんな力は持っていない筈!」
Aブルー「それはまあ…。それが何か?」
ブルー 「ヒラのミュウにも無いってことだよ、その力は!」
その能力を持っているだけで、ヒラではない、とキッパリと。
ブルー 「即、ソルジャーとはいかなくてもさ…」
キース 「何かの役職はついて来そうだな、力に応じて」
シロエ 「攻撃セクションになるんでしょうか?」
サム 「守りも要るしよ、防御セクションかもしれねえぜ」
何にしたって、ヒラはねえよな、とサム君も。
サム 「役がついたら、じきに其処から昇進でよ…」
ブルー 「ソルジャーになる日も近そうだけどね、見てる間に」
Aブルー「…そうなるのかい?」
ブルー 「ヒッキー希望でニートでもね!」
現に今でもソルジャーなんだし、とジロジロジロ。
ブルー 「こんな人間がソルジャーだなんて、災難だよねえ…」
キース 「まったくだ。俺ならリコールしたい所だ」
シロエ 「ぼくもです。でも、逆らったら…」
ジョミー「船から放り出されそうだよね、リコールなんて」
ニートな生き方は許されてても、とジョミー君。
ジョミー「やっぱり最高権力者だしさ、きっと絶対服従だよ」
Aブルー「その点は否定しないけど?」
シロエ 「もしかして、脅してるんですか?」
Aブルー「TPOは考えてるけどね!」
一同 「「「うわー…」」」
思いっ切り恐怖政治な船か、と誰もがガクブル。
怖すぎるかも…?
2017/11/18 (Sat)
☆脅さないと困る
理想は働いたら負けな生き方、ヒッキーもしたいのがソルジャー。
けれど肩書はソルジャーなわけで、船の最高権力者だという現実。
シロエ 「TPOは考えて脅すって…。船の人をですよね?」
Aブルー「そうだけど? 他には脅す相手もいないし」
人類軍なら、威嚇する前にブチ殺すだけ、と恐ろしい発言。
Aブルー「見逃すつもりは全く無いしね、災いにしかならないし」
ブルー 「それは分かるけど、船の仲間を脅すというのは…」
キース 「まるで感心できないが…。いくらソルジャーでもな」
脅して言うことを聞かせるというのは最低だ、と副住職。
キース 「筋道立てて説明してこそで、船の仲間の心もだな…」
ブルー 「君の方に向くと思うけどねえ、脅すよりかは」
Aブルー「うーん…。でも、脅さないと困るのは、ぼくで」
一同 「「「は?」」」
いったい何が困るのだ、と一同、目が点。
シロエ 「あのですね…。今でも好き放題なんですよね?」
サム 「殆どニートで、半分以上はヒッキーじゃねえかよ」
Aブルー「そうだけどさ…。切実に困る問題があって…」
ブルー 「特別休暇も、君が勝手に取ってるだろう!」
それ以上、何を望むのだ、と生徒会長、厳しい視線。
ブルー 「もう充分に充実の日々で、困る点なんか無いだろう?」
キース 「まったくだ。天上天下唯我独尊とは、あんたのことだ」
Aブルー「えっと…?」
それって何さ、と首を傾げるソルジャー。
Aブルー「どういう意味の言葉なんだい、天井がどうとか…」
キース 「そっちの方の天井じゃない!」
ついでに正しい意味でもないな、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「お釈迦様の言葉の一つなんだが、その意味がだな…」
ブルー 「一人歩きをしているんだよ、完全に間違った解釈で」
Aブルー「ぼくには、ますます謎なんだけど?」
キース 「自分勝手で、我儘放題な人間だという意味合いだ!」
間違いだがな、と念押しが。
それじゃ、正しい意味は何だと…?
2017/11/19 (Sun)
☆お釈迦様と後付け
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキー人生希望のソルジャー。
好き放題に生きている筈ですけど、脅さないと困る事があるとか。
Aブルー「その、天上がナントカ言うのの、本当の意味って?」
ブルー 「直訳するなら、世界の中で自分だけが尊い、だね」
シロエ 「だったら、さっきので合ってませんか?」
自分勝手で我儘放題、とシロエ君のツッコミ。
シロエ 「自分だけが尊いわけでしょう? そのものですよ」
マツカ 「思い上がっているわけですから、自分勝手ですよね…」
スウェナ「ついでに我儘放題の方も、セットでついてくる筈よ」
何処も間違っていないじゃないの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「そこの迷惑な人を、そのまま指しているわよ」
シロエ 「もう間違いなく、ズバリですね」
Aブルー「…ぼくのことかい?」
ブルー 「他に誰がいると?」
もっとも、言葉は間違いだけどね、と生徒会長、いえ、銀青様。
シロエ 「何処も間違っていませんけど?」
ブルー 「言葉自体は合っているけど、後付けなんだよ」
一同 「「「は?」」」
キース 「お釈迦様の言葉だと言われているのが、後付けなんだ」
元々は弟子が言ったことだ、と副住職の解説。
キース 「ところが、それがお釈迦様の言葉になってだな…」
ブルー 「生まれた途端にそう言った、という話になってね…」
お蔭で間違った解釈がまかり通ることに…、と生徒会長、合掌を。
ブルー 「偉そうに振る舞う人なんかのことを、そんな感じで」
キース 「表現するようになってしまって、今に至るんだが…」
あんたの場合はまさにソレだ、と睨む先にソルジャー。
キース 「もう文字通りに唯我独尊のくせに、まだ脅すのか?」
ブルー 「感心しないね、船の仲間を脅すというのは」
Aブルー「でも、切実な問題なんだよ! 反対されるから!」
ブルー 「何を?」
Aブルー「おやつだってば!」
おやつさえあれば何も要らない、と言ってますけど。
そのために脅すと…?
2017/11/20 (Mon)
☆食事が嫌いな人
理想は働いたら負けな生き方、ヒッキーもしたい人がソルジャー。
唯我独尊の筈なんですけど、おやつのことで困っているとか。
Aブルー「いつも言ってるけど、ぼくはおやつが大好きでさ…」
ブルー 「そうらしいねえ、食事をするのは嫌いなくせに」
キース 「栄養剤で済ませたいとか言ってるな、あんた」
その割に山ほど食っていないか、と副住職。
キース 「こっちに来る度、あれもこれもと食っている気が…」
シロエ 「エロドクターとも食事に行ってますよね」
Aブルー「まあね。一緒に行ったら、お小遣いだって貰えるし…」
それに美味しいものが沢山、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「この間だって、フルコースを御馳走になっちゃって…」
キース 「フルコースは立派な食事だろうが!」
ジョミー「普通以上の量があるよね、肉も魚も出るんだし…」
マツカ 「オードブルだけでも色々出ますよ、お菓子以外のが」
食事嫌いとは思えませんが…、と御曹司も。
マツカ 「食事をするのが嫌いな人は、フレンチなんかは…」
シロエ 「食べませんよね、それこそ適当に済ませるだけで」
カロリーメイトを食べておくとか…、とシロエ君。
シロエ 「ぼくは食べるの好きなんですけど、忙しい時は…」
サム 「カロリーメイトで済ませるのかよ?」
シロエ 「夜食の代わりですけどね。機械弄りの最中なんかに」
でも、それ以外の時は食べます、とソルジャーをジロリ。
シロエ 「どの辺が食事が嫌いなんです、そうは見えませんが?」
Aブルー「こっちの世界は別なんだよ! 地球の食事は!」
どれも美味しいものばかりだし…、と反論が。
Aブルー「でもねえ、ぼくの船の食事は、そうじゃなくって…」
ブルー 「美味しくないから、食べたくないと?」
Aブルー「ついでにバリエーションが少なくて、味気なくって…」
ブルー 「だから食べずに、おやつの方に走りたいって?」
それは文句も出てくるだろう、と深い溜息。
偏食の極みですもんね?
2017/11/21 (Tue)
☆食事よりお菓子
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキーの夢もあるソルジャー。
自分の船では唯我独尊、けれど仲間を脅さないと貰えないお菓子。
ブルー 「君の偏食が酷すぎるんだよ、文句も出ると思うけど?」
Aブルー「だけど食事は嫌いなんだし、お菓子があれば充分で…」
ブルー 「栄養剤で済ませようとするから、反対されるんだよ!」
Aブルー「ぼくはお菓子が欲しいんだってば! 食事よりも!」
厨房の仲間を脅して何処が悪い、と開き直った人。
Aブルー「食事はいいから、おやつを出せ、って言うくらいは!」
ブルー 「それをソルジャーの立場で言うのかい、君は!?」
Aブルー「でないと、聞いては貰えないからね!」
ソルジャーとして命令したって、反対される、とブツブツブツ。
Aブルー「ぼくのハーレイが駄目だと言ったとか、色々と…」
ブルー 「そりゃそうだろうね、ドクターだって反対だろう」
Aブルー「そうなんだよ! ノルディは頭が固くって…」
こっちのノルディとは大違いだよ、とソルジャーの嘆き。
Aブルー「お菓子だけでいいと言ってるのにさ…。猛反対でさ…」
キース 「あんたの健康のことを思えば、当然だろうが!」
シロエ 「ソルジャーの代わりはいませんからねえ…」
スウェナ「ぶるぅじゃ、どうにもならないものね…」
こっちの「ぶるぅ」だったらいいけれど、とスウェナちゃん。
スウェナ「そっちのぶるぅは、悪戯小僧で大食いなだけで…」
ジョミー「おまけにサイオン全開にしたら、3分だもんね…」
サム 「カップ麺みたいなヤツだもんなぁ、時間切れでよ…」
とてもソルジャーの代わりは務まらねえな、とサム君も。
サム 「あんたの健康管理ってヤツは、大事なんだと思うぜ」
ブルー 「ホントにね…。おやつばかりじゃ駄目だってば」
キース 「不健康な食生活がしたくて、船の仲間を脅すとはな…」
Aブルー「ぼくには、切実な問題なんだよ!」
食事はストレスが溜まるだけだ、と言ってますけど。
健康管理は…?
2017/11/22 (Wed)
☆お菓子のためなら
理想は働いたら負けな生き方、ヒッキーもしてみたいソルジャー。
おまけに船の食事が嫌いで、お菓子のために仲間を脅すのだとか。
ブルー 「食事はストレスが溜まるだけって、それも仕事だろう」
Aブルー「仕事って…。どういう意味だい?」
ブルー 「ソルジャーの仕事だと思うけどねえ、健康管理は」
君が倒れたら、君のシャングリラはどうなるのだ、と厳しい指摘。
ブルー 「君の代わりがいない以上は、倒れないよう健康管理!」
キース 「まったくだ。食事をするのも仕事の内だと思うがな」
シロエ 「そうなりますよね、健康な身体を維持しないと…」
ソルジャーの役目が務まりません、とシロエ君も。
シロエ 「船の皆さんは正しいです! 食事して下さい!」
Aブルー「栄養剤で充分なんだよ、後は心の癒しにお菓子で!」
ブルー 「それが駄目だから、みんなに反対されるんだよ!」
正しい意見を述べている人を、脅すだなんて…、と呆れ顔。
ブルー 「船から出て行けと、言っているんじゃないだろうね?」
Aブルー「いくらぼくでも、それは言わない! 絶対に!」
死ねと言ってるのと同じだからね、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「ぼくを見損なわないで欲しいんだけど!」
キース 「あんたの日頃の行いを見てると、見損ねたくなるぞ」
シロエ 「ぼくもです。でもですね…」
どんな脅しをしてるんですか、とシロエ君の疑問。
シロエ 「ソルジャーの立場で脅しているなら、深刻ですよ」
スウェナ「逆らったら後が無さそうだものね、酷すぎるわよ」
サム 「なんて言うか、こう…。弱い者イジメってえの?」
フェアじゃねえよな、とサム君も言ってますけれど。
Aブルー「その点については、大丈夫! モノがぶるぅだから!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「だから、ぶるぅだよ! 厨房で暴れさせるぞ、とね!」
一同 「「「うわー…」」」
それは酷い、と誰もがドン引き。
悪戯小僧の大食漢が、厨房で大暴れですか…?
2017/11/23 (Thu)
☆食材が尽きたら
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキーも希望するソルジャー。
船の食事は苦手だとかで、お菓子のために仲間を脅すのだそうで。
シロエ 「ぶ、ぶるぅですか…。アレを厨房で暴れさせると…?」
サム 「何も残らなくなるじゃねえかよ、飯の欠片も…」
スウェナ「ペンペン草も生えないどころの騒ぎじゃないわね…」
貯蔵庫の奥までスッカラカンじゃないかしら、とスウェナちゃん。
スウェナ「食材は全部食べられちゃって、何も残らなくて…」
マツカ 「最悪に近い脅しですよね、飢餓状態に陥りますよ」
ジョミー「食べるものが何も無いんじゃね…」
ブルー 「ぼくが厨房の責任者だったら、もう真っ青だよ!」
どうやって生きて行けばいいのだ、と生徒会長、ガクブル。
ブルー 「君のシャングリラは、自給自足の船じゃないよね?」
Aブルー「そこの所は大きく違うね、君たちの船とは」
シロエ 「基本は略奪でしたっけ? 食材とかも」
Aブルー「昔はそうだね、今はもう少し平和かなあ…」
人類の世界で手に入れるんだし…、とソルジャーの答え。
Aブルー「倉庫から盗むこともあるけど、略奪じゃないね」
ブルー 「コッソリ失敬するだけなんだね、襲うんじゃなくて」
Aブルー「そうなんだよ! 管理者が責任を問われるだけかな」
倉庫の中身が消えてしまって…、とケロリとした顔。
Aブルー「そんな感じで上手くやっているよ、食材の調達!」
ブルー 「指揮してるのが誰かは知らないけどさ…」
キース 「厨房の係は注文を出すだけだろう?」
自分で調達には行かない筈だ、と副住職。
キース 「足りない食材はコレとコレだ、といった具合に…」
ブルー 「頼むんだろうね、調達に出掛ける係に」
そうやって手に入れた食材が消えるなんて…、と深い溜息。
ブルー 「どうしようもなくなってしまうよ、食材ゼロで…」
キース 「まったくだ。あんたは仲間を飢えさせる気か!」
なんという酷い脅しなのだ、と誰もが愕然。
食材ゼロって…。
2017/11/24 (Fri)
☆生き地獄な船
理想は働いたら負けな生き方、ニートの素質を持ったソルジャー。
お菓子を食べながらヒッキーを希望、そのために仲間を脅す有様。
ブルー 「いくらなんでも酷すぎるよ…。君の脅しは」
Aブルー「スッカラカンにはならないから! 大丈夫だから!」
ブルー 「どうなんだか…。相手は君のぶるぅだからね」
船中の食材を食べ尽くしたって、お腹も壊しそうにない、と。
ブルー 「それどころか派手に暴れるだろうね、腹ごなしに!」
一同 「「「うわー…」」」
食材ゼロに陥った上に、悪戯までか、と誰もが顔面蒼白。
シロエ 「もうシャングリラは終わりですね…」
マツカ 「沈まなくても、内部崩壊しそうですよね…」
サム 「食い物はねえし、ぶるぅは暴れやがるし…」
ジョミー「この世の地獄っていうヤツだよねえ、どう考えても…」
あんまりすぎる、とジョミー君も呆れるソルジャーの脅し。
ジョミー「船の外に出ろって言われちゃうのと、同じっぽいよ…」
キース 「それ以上だな。犠牲者の数が違いすぎるぞ」
一人だけ船から放り出されるのと、全滅とでは…、と副住職。
キース 「全員が飢え死にコースというのは、ホロコーストだ」
シロエ 「そうですよね…。脅しにしても酷すぎです」
もうちょっとマシなのにして下さい、とシロエ君の苦言。
シロエ 「命の危機に直結する上、悪戯がセットは生き地獄です」
ブルー 「ぼくもそう思うよ、君は自覚が足りなさすぎ!」
船の仲間を絶望の淵に叩き落としてどうする、と生徒会長。
ブルー 「おまけに、脅す原因が君のおやつじゃね…」
Aブルー「その点だったら、問題なし!」
食材はゼロにならないから、とソルジャー、胸を張りまして。
Aブルー「ぼくのぶるぅは、料理のスキルが無いからねえ…」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「調理済みしか奪わないから、食材は無事!」
一同 「「「うーん…」」」
そういう問題なのだろうか、と首を傾げる御一同様。
いいんでしょうか…?
2017/11/25 (Sat)
☆噛み付くんです
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキーっぽい人がソルジャー。
食事をするのも面倒だからと、栄養剤で済ませたいのが問題で…。
ブルー 「あのね…。食材は無事って言っても、他のは全部…」
シロエ 「ぶるぅが食べ尽くすわけですよね? 綺麗サッパリ…」
Aブルー「そりゃそうだろうね、ぶるぅは食べるのが生き甲斐で…」
ぼくの船の料理でも気にしないから、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「ぼくよりもタフに出来てるんだよ、胃袋が!」
キース 「そして神経は、あんた並みに図太くなっているんだな」
サム 「心臓に毛が生えてるどころか、針なんじゃねえの?」
ハリネズミのような心臓なんじゃあ…、とサム君、溜息。
サム 「あんたの心臓も大概だけどよ、ぶるぅのはよ…」
Aブルー「もちろん、ぼくよりタフだよね! ぶるぅだから!」
でなきゃ、ああいう生き方は無理、とキッパリと。
Aブルー「好き放題して、注意されたら、すぐにガブリと!」
シロエ 「……噛むんでしたっけね……」
こっちに被害者はいませんけれど、とシロエ君、ブルブル。
シロエ 「あんな丈夫な歯で噛まれたら、痛そうです」
Aブルー「多分ね。…ぼくのハーレイなら、慣れてるけどさ」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「手に噛み付かれて、そのまま、ぶら下がられても…」
眉間に皺で耐えているしね、という発言。
キース 「ちょっと待て! ぶら下がるというのはだな…」
シロエ 「あの歯に全体重を預けて、ブランコですか!?」
Aブルー「そんなトコかな、ブランコと違って揺れないけどさ」
歯はガッチリと食い込んでるね、と言われましても。
ブルー 「そこまで凄い悪戯小僧を、厨房で暴れさせるのかい?」
Aブルー「脅してるだけで、実行はしてないけどね」
キース 「当然だろうが! やってどうする!」
シロエ 「ソルジャーの威厳が地に落ちる上に、恐れられますよ」
もう手遅れかもしれませんけど…、とシロエ君。
危なそうですよね?
2017/11/26 (Sun)
☆ヒッキーの逆ギレ
理想は働いたら負けな生き方、ヒッキーもしたい人がソルジャー。
面倒な食事はスルー希望で、お菓子だけあれば満足だそうで…。
ブルー 「あのねえ…。君の生き方は、船の仲間に迷惑すぎるよ」
キース 「同感だ。殆どニートで、ヒッキーに近くて…」
シロエ 「自分の希望だけを通すの、もう本当にヒッキーですよ」
引きこもっていてもネットで買い物、とシロエ君。
シロエ 「支払いも食事も家族任せで、注意されると逆ギレで…」
サム 「まんま、あんたのことっぽいよな、脅すなんてよ…」
逆ギレでしかねえだろう、とサム君も。
サム 「ちゃんと食事をして下さい、ってのは間違ってねえし」
スウェナ「正しいことを言ってる仲間を脅して、おやつでしょ…」
マツカ 「ぶるぅというのが反則ですよね、強烈すぎます」
あんなのに厨房で暴れられたら、大変ですよ、と御曹司の溜息。
マツカ 「いくら食材だけ残っていたって、料理したらですね…」
シロエ 「また襲って来て食べるんですよね、端から全部」
Aブルー「その点は否定しないけど…」
そんなに酷い脅しだろうか、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「お菓子を貰えない、ぼくの方が辛いと思うんだけど…」
ブルー 「君の勝手な言い分だから! 正しいのは船の仲間だよ」
ジョミー「健康管理も大切だもんね、代わりの人がいないから…」
うるさく注意するのも分かる、とジョミー君も船の仲間の味方。
ジョミー「なのに、ぶるぅを持ち出すなんてさ…。最低だよ!」
Aブルー「別にいいだろ、ぼくの最終兵器なんだから」
一同 「「「最終兵器?」」」
Aブルー「そう! 脅すなら、ぶるぅ!」
誰もぶるぅを止められないし、とニコニコニコ。
Aブルー「ぼくの言うことしか聞かないからね!」
ブルー 「そうだろうけど、脅しの手段に使うのは…」
Aブルー「ぼくが貰ったプレゼントだから、いいんだよ!」
サンタクロースからの贈り物、と言ってますけど。
迷惑すぎでは…?
2017/11/27 (Mon)
☆ストレスにお菓子
働いたら負けな生き方が理想で、ヒッキーっぽい人がソルジャー。
食事は不要でおやつを希望、そのために船の仲間を脅す有様。
Aブルー「ぼくのぶるぅは、クリスマスに貰ったヤツだしさ…」
ブルー 「そうらしいねえ、青の間に落ちてた石だっけね」
Aブルー「指先くらいの白い石でさ、サイオンを使ったら…」
キース 「卵サイズになったそうだな、その後も育つ一方で…」
抱えるほどになったと聞くな、と副住職。
キース 「あんたとキャプテンが温めてみたら、孵化して…」
Aブルー「そう! だから胎教はバッチリだよね!」
大人の時間も、卵はベッドの上だったから、と笑顔。
Aブルー「お蔭で今でも覗きが好きでさ…。ハーレイの頭痛の種」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「ホントのことだし、別にいいだろ? 覗かれてると…」
ぼくのハーレイは意気消沈で…、と止まらない喋り。
Aブルー「ぶるぅには言ってあるんだけどねえ、顔を出すなと!」
ブルー 「話をそっちに逸らさない! 今は脅しが問題だから!」
そんな「ぶるぅ」を使って脅すな、と生徒会長が吊り上げる眉。
ブルー 「君の船の仲間は正しいよ! 君に対する扱いは!」
Aブルー「健康管理か何か知らないけど、お菓子が大切!」
でないとストレスが溜まるじゃないか、と譲らない人。
Aブルー「そうなってくると、サイオンにも影響しそうだし…」
キース 「あんたの場合は、問題ないと思うがな?」
心臓に毛が生えているから…、と副住職のツッコミ。
キース 「たとえストレスが溜まっていようが、サイオンは…」
ブルー 「普通に使える気がするけどねえ…。それ以上かも?」
不機嫌になった怒りのパワーで、MAXでは、と大真面目。
ブルー 「キレた勢いで、人類軍の戦艦くらいは…」
シロエ 「沈めそうですよね、アッと言う間に」
Aブルー「そうなんだけどさ、そんな不毛な戦いよりは…」
お菓子を食べて心に癒し、とニコニコニコ。
そんな玉ですか…?
2017/11/28 (Tue)
☆こっちでもニート
理想は働いたら負けな生き方、ヒッキーの要素もあるソルジャー。
食事するよりお菓子がいい、と船の仲間を脅すのだそうで…。
Aブルー「ぼくにも癒しは必要だからね、そのために、おやつ!」
ブルー 「好き放題して生きているくせに、まだ言うのかい?」
毎日が癒しの日々じゃないか、と生徒会長。
ブルー 「こうして、こっちに遊びに来ては、グルメ三昧で…」
Aブルー「うん、今日のランチも美味しかったよ!」
ノルディの奢りで大満足、と満面の笑み。
Aブルー「働かなくても奢ってくれるし、お小遣いもたっぷり!」
シロエ 「誰が聞いても、ニートですね…」
サム 「間違いねえよな、俺たちの世界でもニートなのかよ…」
最低だよな、とサム君も言ってますけれど。
Aブルー「こっちじゃ、ヒッキーしていないから!」
キース 「ニートだけだと言いたいのか?」
Aブルー「ピンポーン! ぼくは本来、ヒッキーじゃないし!」
船で自由にしていいのならば、ヒッキーしない、と威張る人。
Aブルー「だけど、何かとうるさくて…。長老たちがさ」
ブルー 「どんな具合に?」
Aブルー「通路なんかに転がって寝るなとか、礼儀作法とか…」
ソルジャーらしく威厳を保て、と叱られるのだ、と苦い顔。
Aブルー「それさえ無ければ、青の間でヒッキーしなくても…」
ブルー 「長老たちの気持ちが分かるよ、痛いくらいに!」
ソルジャーを何だと思っているのだ、と生徒会長、ブツブツブツ。
ブルー 「みんなの手本になるべき立場で、立ち居振る舞いも…」
キース 「優雅にやれとまでは言わんが、やはりだな…」
それなりのクオリティは要求される、と副住職。
キース 「なのに端からブチ壊すんだな、菓子目当てとかで」
ジョミー「ホントだよねえ、ぶるぅを使って脅すなんてさ…」
Aブルー「そのくらい、いいと思うけど…」
ブルー 「我慢したまえ、お菓子くらい!」
もっと自覚をもって欲しい、と睨んでますけど。
どうなるのやら…。
2017/11/29 (Wed)
☆生き方を変えます
働いたら負けな生き方が理想、ヒッキーの傾向もあるソルジャー。
こちらの世界でもニートな上に、自分の船でも我儘放題で…。
ブルー 「ソルジャーは君しかいないんだからね、我慢する!」
Aブルー「そう言われてもさ、ホントにストレス溜まるんだよ!」
シロエ 「でもですね…。船の皆さんを脅すというのは最低です」
キース 「まったくだ。あんたは自由に出歩けるがな…」
こっちに遊びに来られるくらいに自由だが…、と副住職の渋面。
キース 「仲間は、そうじゃないだろう! 船が世界の全てで」
サム 「船を降りろと言われちまったら、死刑宣告だしよ…」
Aブルー「でもねえ…。おやつが貰えない生活なんて!」
ぼくには耐えられないんだけれど、とソルジャーの悩み。
Aブルー「ホントに三食お菓子でも良くて、それで充分!」
ブルー 「船の仲間が心配するから、やめたまえ!」
Aブルー「ぼくのストレスと健康的な生活は?」
シロエ 「ソルジャーだったら、諦めるべきだと思いますけど」
肩書に相応しく生きて下さい、とシロエ君。
シロエ 「そうあるべきです、指導者ならば!」
Aブルー「長老たちみたいなことを言わなくても…」
君たちもゼルたちの肩を持つのかい、と零した所で…。
Aブルー「よし、決めた! ソルジャーらしく生きてみるよ!」
ブルー 「決心がついたんならば良かった。頑張りたまえ」
Aブルー「もちろんだよ! その分、こっちの世界でよろしく!」
一同 「「「へ?」」」
なんのこっちゃ、と顔を見合わせる御一同様。
ジョミー「よろしくって、何?」
Aブルー「そのまんまだよ、美味しい食事とお菓子!」
これまで以上に、お世話になるよ、とニコニコニッコリ。
Aブルー「理想のソルジャーらしく生きるには、お菓子が必須!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…」
Aブルー「決めたから!」
一同 「「「うわー…」」」
思いっ切りババを引きまくるのか、と誰もが愕然。
今月、これにて中継終了~。
2017/11/30 (Thu)
霜月が来ました
さて、十一月。早くも今年の残りが二ヶ月弱、そういうシーズン。
相変わらず呑気なシャン学メンバー、生徒会長宅でゆっくり休日。
シロエ 「今年も紅葉のシーズンですねえ、アッという間に」
ジョミー「早かったよねえ、じきに師走で大晦日だよ」
スウェナ「でも、安心な季節だわ。冬の間はアレが来ないし」
サム 「あー、アレなあ…。アレは確かに来ねえよな」
シーズンオフだ、と頷くサム君。
サム 「流石に霜が降りる季節に、キノコはねえしよ」
キース 「俺も安心な季節ではある。これから冬の間が花だな」
マツカ 「真冬ともなれば、もう絶対に出ませんからねえ…」
あの迷惑なスッポンタケは…、と御曹司も。
マツカ 「今年も散々な目に遭いましたけど、もう終わりですよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ だけど、松茸狩りには行けたよ!」
シロエ 「…スッポンタケ狩りの間違いでしょう?」
サム 「うんうん、俺たちが松茸に走っただけでよ…」
お蔭で、すき焼きが食えたけどな、とサム君、ご機嫌。
サム 「デカい松茸なんかも採れたし、山ほど収穫あったしよ」
ジョミー「誰かさんは見向きもしなかったもんね、松茸には」
ブルー 「まるで目的が違ったからねえ、キノコ狩りのさ」
スッポンタケしか求めていないような輩は…、と生徒会長、溜息。
ブルー 「あっちのハーレイと採って採りまくって、上機嫌で…」
キース 「ドッサリ抱えて帰りやがったぞ、スッポンタケを」
シロエ 「先輩、御祈祷やらされてましたね…」
誰かさんが帰って行く時に…、とシロエ君の指摘。
シロエ 「あの時の御経、効くんですか?」
キース 「まるでご利益が無いこともないが…」
普通に家内安全程度、と副住職。
キース 「極楽の蓮のランクは低くていいそうだし、充分だろう」
シロエ 「アレも変わった趣味ですよねえ…」
キース 「まったくだ。俺には謎の発想だぞ」
何故、いい蓮を求めないのだ、と言ってますけど。
そういう人ですよね…?
2017/11/01 (Wed)
☆迷惑すぎる人材
スッポンタケが生えない季節が到来、誰もが安心できるシーズン。
生徒会長宅で過ごす休日ですけど、話題は迷惑な誰かさんのこと。
キース 「極楽の蓮は、阿弥陀様に近いほど上等なんだがな…」
ジョミー「遠いほどいいって言っているよね、あの人ってさ」
ブルー 「そうなんだよねえ、ぼくの祈祷はお断りらしいし…」
なんて罰当たりな男だろうか、と伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「このぼくが導師をするとなったら、もう確実に!」
シロエ 「極楽の蓮が、阿弥陀様にグンと近付くんですよね?」
ブルー 「キースとは比較にならないくらいに、グングンとね!」
普通はそっちを求めるものだ、とブツブツブツ。
ブルー 「あんなのがソルジャーをやってるだなんて…」
キース 「あいつの世界のシャングリラの連中も、大迷惑だな」
迷惑どころか災難だろうか、と副住職もフウと溜息。
キース 「なまじ、あいつが強いばかりに、ソルジャーでだな…」
シロエ 「そうなりますよね、他に人材がいないというだけで」
ブルー 「タイプ・ブルーは一人しかいないらしいしねえ…」
もう一人、いないこともないけれど…、と生徒会長、遠い目。
ブルー 「あっちのぶるぅは、こっちのぶるぅと正反対でさ…」
スウェナ「悪戯小僧で、大食いだものね…。アレは困るわよ」
シロエ 「おまけにパワー全開にしたら、3分ですしね」
そこで力が切れるんでしょう、というのが悪戯小僧の「ぶるぅ」。
シロエ 「カップ麺みたいなサイオンじゃ、役に立ちませんから」
キース 「そんな野郎と、あの馬鹿しかいない船ではな…」
気の毒すぎて言葉も出ない、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「なのに世界は此処よりハードと来たもんだ。最悪だな」
シロエ 「まったくです。あんなのに頼るしか無いなんて…」
サム 「災難以外の何物でもねえな」
ジョミー「ぼくたち、ラッキーだったよね…」
アレは他所から来るだけだから、と噛み締める幸運。
確かに一種の外来種…。
2017/11/02 (Thu)
☆違いすぎる人物
生徒会長宅で休日を過ごすシャン学メンバー、誰かさんが話題に。
タイプ・ブルーというだけのことで、大勢の上に立っている人。
ジョミー「アレがぼくたちのソルジャーだったら、もう最悪だよ」
サム 「俺たちの場合、ソルジャーの出番はねえけどよ…」
シロエ 「生徒会長がアレになるわけですよね、早い話が」
ブルーの代わりに…、とシロエ君の言葉。
シロエ 「やたら権力を振りかざしまくって、好き放題で…」
スウェナ「その上、整理整頓も出来ないタイプなのよね?」
マツカ 「そうらしいですね、掃除が苦手だそうですから…」
キース 「坊主だったら、もうそれだけで破門だな」
掃除も修行の内だからな、と副住職。
キース 「何故、あんなのが同じブルーになるというんだ」
ブルー 「ぼくにも謎だよ、見た目はそっくりなんだけどねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅも、ぼくとそっくりだよ!」
それに仲良し、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は御機嫌ですけど。
サム 「ブルーとあいつは、仲良くねえよな?」
シロエ 「少なくとも、一緒に遊ぼうとはしていませんね…」
ブルー 「冗談じゃないよ、誰があんなのと!」
仲良くしたいと思うのだ、と生徒会長、ガクガクブルブル。
ブルー 「歩く迷惑そのものじゃないか、お断りだよ!」
ジョミー「ホントに、こっちで良かったよ…。ぼくたちのブルー」
キース 「まったくだ。腐っても伝説の高僧だからな」
無茶はやっても、アレとは違う、とキッパリと。
キース 「限度というものを心得ている分、遥かにマシだ」
ブルー 「銀青の看板を背負う以上は、人目の方も気にしないと」
ソルジャー稼業は適当にしても…、と生徒会長、大真面目な顔。
ブルー 「璃母恩院やら、宗祖様の顔に泥は塗れないよ」
キース 「あいつの場合は、ソレが無いしな…」
シロエ 「おまけに、旅の恥はかき捨てなんですよ!」
別の世界だけに舐められてます、と握り締める拳。
確かにそういう感じかも…?
2017/11/03 (Fri)
☆脅しているかも
生徒会長宅に来ているシャン学メンバーが嘆く、ソルジャーの件。
見た目は生徒会長そっくり、けれど中身は迷惑すぎる人物で…。
シロエ 「あっちの世界の人って、よほど辛抱強いんでしょうか」
キース 「アレがソルジャーでも、耐えていられる辺りがな…」
サム 「他にいねえから、仕方ねえんじゃねえの?」
我慢しねえと命がねえし、とサム君の見解。
サム 「SD体制の世界だったら、俺たちみたいな人間はよ…」
マツカ 「抹殺されてしまうんでしたね、異分子だとかで」
スウェナ「シャングリラに乗れないと、生きられないのよね…」
シロエ 「其処なんですよね、相手はあの人ですからね…」
下手をしたら脅しかねませんよ、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「こう、山に埋められたいのか、とでもいった具合に」
サム 「あー…。今の季節だと、海は冷たいぞ、って感じな」
シロエ 「そうです、そうです! そういったノリで…」
脅されたら何も言えませんよね、とお手上げのポーズ。
シロエ 「ちょっと船から出て貰おうか、と言われたら…」
マツカ 「どう考えても死にますよね…」
ブルー 「真空の宇宙ってわけじゃないけど、雲海らしいし…」
普通だったら落ちて死ぬかな、と生徒会長も。
ブルー 「空を飛べるのは、ブルーとぶるぅだけだしね…」
ジョミー「メチャクチャ怖い脅しだよ、ソレ!」
そうやって君臨しているのかな、とジョミー君。
ジョミー「逆らったら最後、本当に命が無いもんね…」
シロエ 「野放しにするしか無いんでしょうね、迷惑でも…」
誰だって命が惜しいですから…、というのは何処の世界も同じ。
シロエ 「あの世界の人には気の毒ですけど、生きてこそです」
サム 「死んで花実が咲くものか、って言うもんなぁ…」
キース 「お浄土に行くのと、行かされるのとではエライ違いだ」
ブルー 「いい所ではあるんだけどねえ…」
引っ越したい人はいないだろう、と銀青様も溜息。
まずいないですね?
2017/11/04 (Sat)
☆お浄土でも修行
休日を生徒会長宅で過ごすシャン学メンバー、話題はソルジャー。
他に代わりがいない世界で、シャングリラを牛耳っていそうな人。
ブルー 「死んだ後には、是非お浄土に、って人は多いけれどね」
キース 「あの馬鹿野郎も、ソレを狙ってやがるしな…」
シロエ 「色々と注文をつけてますけど、行くつもりですね」
あんな人でも…、とシロエ君も呆れるソルジャーの言動。
シロエ 「阿弥陀様から遠い蓮がいいとか、好き放題で…」
サム 「マジで罰当たりな話だぜ。お浄土を舐めてやがるよな」
スウェナ「でも、いい所なんでしょう? 極楽なんだもの」
ブルー 「それはまあ…。とはいえ、行くべき時でもないのに…」
引っ越したい人がいるわけがない、と銀青様。
ブルー 「切羽詰まった人はともかく、リア充ならね」
シロエ 「それは間違いないですね。誰でも煩悩たっぷりですし」
キース 「お浄土はいい所なんだが、毎日が修行の日々でもある」
一同 「「「へ?」」」
なんで修行だ、と一同、ビックリ。
シロエ 「あのですね…。死んでからまで、何の修行を?」
キース 「もちろん仏様としての修行だ、死ねば仏様だからな」
修行を積んで、世の中の役に立たなければ…、と副住職。
キース 「ご先祖様が守って下さるというのは、ソレのことだぞ」
一同 「「「えーっ!?」」」
ヒドイ、と誰からともなく上がった悲鳴。
シロエ 「いい所だと聞いているのに、修行つきですか!」
マツカ 「まさか毎日、延々と読経じゃないでしょうね…?」
ブルー 「一応、そんな感じかな、うん」
お念仏は必須の修行だよね、と頷く人。
ブルー 「呼吸の代わりにお念仏かな、死んだからには」
シロエ 「そこまでですか!?」
キース 「でないと話にならんだろう。日々、修行だしな」
ブルー 「阿弥陀様の所へ行ったからには、お念仏だよ」
一同 「「「うーん…」」」
遊んで暮らせるわけではなかったのか、と誰もが愕然。
修行つきの日々…?
2017/11/05 (Sun)
☆修行が大切です
生徒会長宅で過ごす休日、話題はソルジャーだったんですけれど。
其処からズレて極楽の方へと、いわゆるお浄土ライフが問題。
シロエ 「毎日がお念仏だなんて、どの辺が極楽なんですか!」
ブルー 「正真正銘、極楽だよねえ…。南無阿弥陀仏で」
キース 「阿弥陀様に帰依いたします、とお唱えするんだしな」
お浄土と言えばお念仏だ、と銀青様と副住職。
キース 「生きている間もお念仏だが、お浄土だったら尚更だ」
シロエ 「でもですね…! 極楽往生を願ってお念仏ですよ?」
スウェナ「極楽に行くための、呪文みたいなものじゃない!」
マツカ 「そうですよね…。唱えるだけで極楽往生でしょう?」
行った後には、もはや関係ないのでは…、とマツカ君の疑問。
マツカ 「お浄土に着いたら終点ですから、用済みなんじゃあ…」
キース 「さっきも言ったぞ、阿弥陀様への帰依が大切だ」
お浄土でお世話になるんだからな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「衣食住を丸ごと、引き受けて下さるのが阿弥陀様だぞ」
ブルー 「タダでも暮らしていけるんだけどね、礼儀としてさ…」
御礼の言葉は必要だろう、と銀青様が合わせる両手。
ブルー 「こうして南無阿弥陀仏と唱える、それが必須で…」
キース 「子々孫々のためを思えば、きちんと修行を積むべきだ」
でないと子孫を救えないぞ、と副住職の説法。
キース 「仏様の仲間入りを果たしたからには、より一層の…」
ブルー 「精進と修行が欠かせないんだよ、お浄土ライフは」
生前以上の功徳を積む場所が極楽なのだ、と言われましても…。
シロエ 「それじゃ、今よりキッツイですよ! お浄土は!」
スウェナ「抹香臭いなんてものじゃないわよ、お寺以上よ!」
マツカ 「誰かさんが聞いたら、とても嫌がりそうですね…」
ジョミー「それっぽいよね、修行だなんて」
サム 「でもよ、相手はあいつなんだぜ…?」
お浄土だろうが、マイペースでは、という意見。
有り得そうですね…?
2017/11/06 (Mon)
☆阿弥陀様の誓い
ソルジャーの話題からズレてしまって、お浄土ライフが問題に。
極楽に行っても必要な修行、毎日がお念仏だという話ですけど…。
サム 「ソルジャーのくせに、好き放題してるヤツだしよ…」
シロエ 「極楽に行っても、我儘言いたい放題ですか?」
スウェナ「その兆候はもう出ているわよね、極楽の蓮の注文で」
一同 「「「あー…」」」
そもそもは、そういう話だった、と頭を抱える御一同様。
ジョミー「阿弥陀様から一番遠い蓮がいい、って言ってるよね…」
キース 「実に罰当たりな話なんだが、事実ではある」
サム 「そんなヤツがよ、修行だなんて言われてもよ…」
するわけねえだろ、とサム君、キッパリ。
サム 「お浄土に行くためのお念仏だって、唱えていねえし」
シロエ 「キース先輩に丸投げでしたね、それにキャプテンと」
マツカ 「キャプテンは唱えているらしいですね、お念仏…」
誰かさんが全く唱えませんから…、と御曹司も呆れ果てた顔。
マツカ 「それで極楽に行くつもりですし、行った結果も…」
サム 「修行なんかは、サクッと無視していそうだぜ」
キース 「…阿弥陀様も、さぞお困りになるのだろうが…」
どうしようもないな、と漏れた超特大の溜息。
キース 「修行をしなくて好き放題でも、放り出せんし…」
シロエ 「そうなんですか? 地獄に落とせば済む話では…?」
キース 「生憎と、それは出来んのだ」
阿弥陀様の誓いに反するからな、と副住職が押さえる額。
キース 「衆生をもれなく救うために、と奔走しておいでで…」
ブルー 「お釈迦様とは違うんだよ。蜘蛛の糸の話は通用しない」
一同 「「「へ?」」」
とても有名な話なのに、と誰もが驚く蜘蛛の糸の件。
シロエ 「糸がプッツリ切れるというのは、お約束でしょう?」
キース 「お釈迦様ならな。だが、阿弥陀様は…」
ブルー 「糸を切るどころか、補強なんだよ」
だからこそ阿弥陀様なのだ、という解説。
極楽は追放なしですか?
2017/11/07 (Tue)
☆追放が無い場所
極楽という場所ですけれども、毎日がお念仏を唱える修行の日々。
それをしそうにないのがソルジャー、それでも許されそうだとか。
シロエ 「あのですね…。極楽からの追放は無いんですか?」
スウェナ「糸を切る代わりに補強だったら、そうなるわよね…?」
マツカ 「お釈迦様だと切ってましたよ、アッサリと…」
それで地獄に逆戻りでしょう、と御曹司も怪訝そうな顔。
マツカ 「阿弥陀様だと、どうして補強になるんです?」
キース 「さっきも言ったが、そういう誓いを立ててらっしゃる」
ブルー 「全ての人間を救うというのが、阿弥陀様の誓いで…」
そのための場所がお浄土なのだ、と銀青様。
ブルー 「一旦、其処に迎えたからには、追放などはなさらない」
キース 「どんなに救いのない人間でも、地獄には落ちん」
地獄から救い出されることはあっても…、と副住職も。
キース 「実に忌々しい話なんだが、あの馬鹿野郎でもだ…」
ブルー 「お浄土で何をやっていようが、阿弥陀様はスルーだよ」
広い心でお許しになる、と生徒会長、合掌。
ブルー 「だからお浄土は有難い場所で、其処での修行も…」
キース 「世の中のためになるものなんだが、あいつは駄目だ」
極楽でニート決定だな、とキース君、バッサリ。
シロエ 「ニートですか?」
キース 「そうなるだろうが、衣食住は全て阿弥陀様任せで…」
ブルー 「何の修行もしないとなったら、ニートだよねえ…」
働いたら負けなのがニートなんだし、とブツブツブツ。
ブルー 「お浄土での仕事はお念仏の修行、それをしないでさ…」
キース 「蓮だけ貰って、好き放題だしな…」
今も似たような暮らしぶりだが、と深い溜息。
キース 「ソルジャー稼業をやってはいても、こう、日常が…」
ブルー 「非常時以外は我儘放題、サボり放題の日々ではねえ…」
ジョミー「ニートっぽいよね…」
キース 「そうだろう?」
ヒッキーはしていないようだが、という評価。
ニートでしたか…。
2017/11/08 (Wed)
☆ニートな指導者
生徒会長宅で休日を過ごすシャン学メンバー、話題はソルジャー。
今は極楽についての姿勢が問題、そこからニートという説が。
シロエ 「…現役のソルジャーが、ニートというのは酷いですね」
サム 「けどよ、ニートで説明がつくぜ、何もかもがよ…」
スウェナ「とにかくサボリが大好きなのよね、サボってばかりで」
キース 「青の間の掃除もしない程だぞ、もう最悪だな」
たまにソルジャーとして働くにしても、嫌々だろう、と副住職。
キース 「働かずに済むなら、その方がいいと思っているヤツだ」
シロエ 「分かります…。基本はキャプテン任せですよね」
ブルー 「そうみたいだねえ、ギリギリまで何もしないでさ…」
本当に船が危なくなったら、力任せで解決らしい、と漏らす溜息。
ブルー 「場数を踏んでいるものだから、それで片が付くし…」
キース 「普段は船でゴロゴロしていて、飯を食うのも面倒で…」
ジョミー「栄養剤だけで済ませたいっていう人だしね…」
そのくせ、お菓子は大好きなんだよ、とジョミー君が挙げる欠点。
ジョミー「栄養剤でいいんだったら、お菓子を食べなくても…」
シロエ 「良さそうですけど、そこが我儘な所ですよね…」
ブルー 「働きもせずに、好きな物だけ食べて暮らす日々だし…」
サム 「どう考えてもニートってヤツだぜ、あの野郎はよ…」
あっちの世界にニートという言葉が無いだけだ、とのツッコミ。
サム 「何もかも全部、機械が決めてる世界だしよ…」
シロエ 「ただの主婦でも、それが職業になるんでしたっけ…」
キース 「人類とやらの世界の方では、そのようだがな…」
ミュウの方では話が別だ、とキース君の分析。
キース 「しかし、船では仕事が割り当てられている筈で…」
ブルー 「働かざる者、食うべからずだと思うけれどね…」
シロエ 「そういう世界で、あの生き方はですね…」
サム 「ニートでしかねえよ…」
ぶっちぎりでよ、との言葉に頷く面々。
指導者が、ニート…。
2017/11/09 (Thu)
☆ニートじゃない人
生徒会長宅で過ごすシャン学メンバー、ソルジャーの件が話題に。
サボリ大好きな生き方が問題、ニートなのではという話でして…。
ブルー 「働いたら負けだというニートの姿勢は、重なるねえ…」
キース 「まったくだ。あいつの口から仕事の話は出ないしな」
シロエ 「そんな指導者でも、誰も文句は言えないんですね…」
言ったら命が無いですから…、とシロエ君、ブルブル。
シロエ 「シャングリラの外では、生きていけないようですし…」
スウェナ「それを盾にして脅してなくても、酷い話よねえ…」
マツカ 「船の皆さんは、毎日、勤勉に働いているんですけど…」
サム 「示しがつかねえどころじゃねえよな、ニートなんてよ」
反面教師にもならねえだろう、とサム君の指摘。
サム 「船の子供が真似しちまったら、未来がねえぜ」
シロエ 「そうですね…。働いたら負けな生き方が広まったら…」
ジョミー「間違いなく船が沈むと思うよ、誰かさんがいても」
その誰かさんが働かないし、とジョミー君、お手上げのポーズ。
ジョミー「運良く沈まずに済んだとしてもさ、ミュウの未来は…」
シロエ 「お先真っ暗というヤツですよね、ニートばかりじゃ」
ブルー 「船の未来を担う子供が、ニートへ一直線ではね…」
何処の部門も駄目になるだけ、と生徒会長、こちらのソルジャー。
ブルー 「ぼくも普段は手抜きだけれどさ、ニートじゃないし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ちゃんとお仕事、しているもんね!」
ブルーもソルジャーなんだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「シャングリラに行ったら視察もしてるし、お家でも…」
シロエ 「データのチェックはしてるんでしたね」
働いてますね、という声に頷く面々。
ジョミー「いい加減なようでも、働いてるから…」
キース 「働いたら負けとは言っていないな」
ブルー 「ニートになる気は無いからねえ…」
ソルジャーとしても、坊主としても、と生徒会長。
とても立派な姿勢ですね?
2017/11/10 (Fri)
☆坊主はキツイです
ソルジャーについて論じるシャン学メンバー、ニートという結論。
同じソルジャーでもニートじゃないのが、生徒会長ですけれど。
ブルー 「ぼくの場合は、きちんと修行もしているからねえ…」
キース 「あんたほど厳しい修行をしてれば、ニートは無いな…」
ブルー 「途中で脱落しない限りは、坊主はもれなく勤勉だよ」
生臭坊主と言われていたって、ニートはいない、とキッパリと。
ブルー 「生臭坊主で生きていくにも、先立つものが要るからね」
一同 「「「あー…」」」
無収入だと花街遊びも出来なかった、と誰もが納得。
シロエ 「観光寺院ってわけじゃなくても、働かないと…」
マツカ 「一銭も入って来ませんからねえ、お寺には…」
お寺だけでやっていけない場合は副業だって…、と御曹司。
マツカ 「幼稚園を経営しているケースも多いですしね」
サム 「会社員をやってる坊主も多いぜ、土日が坊主で」
キース 「無収入だと、寺の維持さえ出来ないからな…」
坊主の世界は厳しいんだ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「ウチの場合は、寺だけでやっていけるんだが…」
ブルー 「宿坊の方も大繁盛だし、余裕だけどね…」
だけど働かないと駄目だ、と伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「誰かさんみたいな生き方じゃ、とても…」
キース 「そういうニートに、いいように使われるのが俺か…」
ツイてないな、と副住職が抱える頭。
キース 「いったい俺は、何のために坊主になったんだ…」
??? 「もちろん、ぼくのためだってば!」
助かってるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「キースのお蔭で、極楽の蓮も予約出来ているしね」
一同 「「「うわー…」」」
また来たのか、と御一同様、愕然。
ブルー 「今日は何しに来たんだい!?」
Aブルー「もちろん、遊びに来たんだけど!」
ブルー 「早い話が、サボリだろう!」
たまには真面目に働きたまえ、と言ってますけど。
ニートですしね?
2017/11/11 (Sat)
☆ソルジャーの仕事
ソルジャーの実態はニートそのもの、と断じたシャン学メンバー。
其処へ現れたのがソルジャー、例によって遊びに来たんだそうで。
ブルー 「ぼくたちの話は聞いてたのかい、君についての」
Aブルー「えっ、何も…。今日はフラッと来ただけだしね」
事前に下見はしていないのだ、と覗き見しないで来た模様。
ブルー 「なるほどねえ…。それでノコノコ出て来たわけだ」
Aブルー「悪口を言っていたのかい? ありがちだけどさ」
ブルー 「そうじゃなくって、君の生き方を論じていたんだよ」
Aブルー「ふうん? だけど褒めてはいないんだよね?」
褒めてたんなら、その言い方にはならないし…、と鋭い読み。
Aブルー「いったい何を話していたのさ、ぼくの生き方って?」
ブルー 「ひらたく言うなら、ニートだという所かな」
Aブルー「ニートって?」
ブルー 「知らなくはないと思うけど? こっちじゃ有名」
働いたら負けという人種は知ってるだろう、と生徒会長。
ブルー 「それがニートで、引きこもっていればヒッキーで…」
Aブルー「ああ、それね! だけど、どうしてニートなわけ?」
ぼくはソルジャーなんだけど、と自分の顔を指差す人。
Aブルー「ちゃんと仕事は持っているしさ、肩書だって…」
ブルー 「その、ソルジャー…。具体的には、どういう仕事?」
Aブルー「それはもちろん、ぼくのシャングリラを守ること!」
人類軍の攻撃からね、と溢れる自信。
Aブルー「追われているミュウの救出もするし、色々と…」
ブルー 「主な仕事はソレだろうけど、それ以外には?」
Aブルー「船の視察に、長老たちとの会議もあるし…」
ブルー 「その仕事だけど、自発的にやっているのかい?」
視察や会議は、自分で決めているのだろうか、という質問。
ブルー 「誰かに言われて、嫌々だとか…」
Aブルー「そうに決まっているだろう?」
一同 「「「うわー…」」」
やっぱりニートだ、と一同、愕然。
指導者の器じゃないですねえ?
2017/11/12 (Sun)
☆ヒッキーでニート
ソルジャーは実はニートだろう、と考えていたシャン学メンバー。
其処へ来たのが本人なわけで、ニートじゃないと反論ですけど…。
ブルー 「やっぱりニートそのものじゃないか、君の生き方」
Aブルー「仕事はしてると言った筈だよ、それにソルジャーだし」
シロエ 「でもですね…。仕事は、嫌々してるんですよね?」
Aブルー「それはまあ…。しなくて済むなら、それが一番だけど」
青の間でゴロゴロしてるのがいい、とソルジャーの発言。
Aブルー「もちろん掃除はハーレイ任せで、放置だよね」
ブルー 「立派にニートだと思うけどねえ、その有様じゃあ…」
サム 「ヒッキーの方もつくんじゃねえか?」
青の間から一歩も出ねえ傾向があるんなら、とサム君。
サム 「いつもメチャクチャに散らかってる、って…」
Aブルー「掃除するのは面倒だしねえ、寝る場所があれば充分で」
ブルー 「だったら床には獣道だね、通るのは人間だろうけど」
Aブルー「ぼくのハーレイが歩けたら、それでいいんだよ!」
それ以外の人は滅多に来ない、とニコニコと。
Aブルー「よほど急ぎの用でなければ、長老だって来ないしね」
キース 「だからと言って、獣道は少し酷すぎないか?」
Aブルー「誰も見ないから、問題なし! どうなっていても!」
お掃除部隊だけが知っているのだ、と威張り返り。
Aブルー「他には誰も来ない部屋でゆっくり、それが理想で…」
ブルー 「働きたくなくて、引きこもりたい、と…」
Aブルー「そんな感じかな、許されるなら」
ブルー 「とうに実行済みだろう!」
何処から見たって、ニートでヒッキー、と生徒会長。
ブルー 「それでソルジャーが務まるだなんて、なんと言うか…」
シロエ 「深刻な人材不足ですよね、そのシャングリラは…」
Aブルー「だけど沈んでいないから! ぼくは働いてるんだし!」
ブルー 「働いたら負けな姿勢でね…」
とんだソルジャーもあったものだ、と嘆き節。
本当に気の毒な船ですねえ…。
2017/11/13 (Mon)
☆ニートなソルジャー
聞けば聞くほどニートっぽいのが、ソルジャーという人の生き方。
おまけにヒッキーまでもがつきそうな感じ、なのにソルジャー。
シロエ 「いいんでしょうか、こういう人がソルジャーでも…?」
サム 「いいわけねえだろ、不幸の極みじゃねえかよ」
マツカ 「そうですよね…。他に選びようが無いんですから」
船の人たちには災難です、と御曹司も。
マツカ 「もっと勤勉な人が良くても、タイプ・ブルーは…」
スウェナ「この人と、ぶるぅしかいないのよね…」
ジョミー「あっちのぶるぅは悪戯小僧で、大食いだしさ…」
キース 「サイオン全開だと、3分しか持たないカップ麺だしな」
さっきも話題になっていたが、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「こんなヤツしかいない船では、何かと苦労も多かろう」
Aブルー「何を言うかな、ぼくはきちんと働いてるから!」
ブルー 「でも、働いたら負けだと思っているだろう?」
口に出してはいないだけで、と生徒会長の指摘。
ブルー 「出来ればゴロゴロして暮らしたくて、引きこもりでさ」
Aブルー「ぼくの理想だけど、なかなかそうもいかなくて…」
出撃せざるを得ないのだ、とブツブツブツ。
Aブルー「どうして他にも、タイプ・ブルーがいないんだろう?」
ブルー 「いたら、そっちに丸投げすると?」
Aブルー「もちろんだよ! そしてセックス三昧の日々!」
ぼくのハーレイを引っ張り込んで、と言ってますけど。
ブルー 「あのねえ…。その場合、青の間は無いと思うよ」
キース 「そうだな、あれはソルジャー専用の部屋だ」
Aブルー「ぼくは何処でも気にしないけど? 場所なんかはね!」
狭い部屋だろうが、備品倉庫だろうが、と涼しい顔。
Aブルー「要は楽しめればいいんだよ! ハーレイと!」
ブルー 「そのハーレイだけどさ…。キャプテンだよね?」
Aブルー「そうだけど?」
ブルー 「じゃあ、仕事は?」
働かないと駄目じゃないか、とキッツイ一言。
船長ですしね…?
2017/11/14 (Tue)
☆キャプテンは多忙
働いたら負けな生き方が理想だという、とんでもないソルジャー。
おまけにヒッキー希望ですけど、ソルジャーでなかった時が問題。
ブルー 「君はヒッキーでニートでもさ、君のハーレイはさ…」
キース 「日々、勤勉に働いていないと駄目だと思うがな?」
シロエ 「船長が仕事をサボっていたんじゃ、アウトですよ」
それこそ船が沈みますから、とシロエ君も。
シロエ 「人類軍とやらが攻めて来た時は、指揮するんでしょう」
Aブルー「そうだけど? 迎撃セクションに、攻撃セクション!」
ブルー 「…集中を切らすな、っていう感じかな?」
ぼくは演習しかしていないけれど、と生徒会長。
ブルー 「実戦なんかは有り得ないしね、訓練だけで」
シロエ 「教頭先生がやってらっしゃるんですか、その号令は?」
ブルー 「うん。ソルジャーは管轄違いだからね」
ぼくはブリッジで見てるだけだ、という生徒会長もソルジャー職。
ブルー 「だけど流れは同じだろうしね、ブルーの船とさ」
シロエ 「設計図が同じだそうですし…。そうなりますよね」
キース 「俺たちは演習を見てはいないが、想像はつくな」
サイオンキャノンに、サイオンシールド…、と副住職が頷く演習。
キース 「どっちも集中力が切れたらアウトなシステムだ」
ブルー 「サイオンが動力源みたいなものだしね…」
だからキャプテンの責任は重い、という指摘。
ブルー 「指示を間違えたら船は終わりで、サボリどころじゃ…」
シロエ 「ない筈ですよね、どう考えても…」
Aブルー「そうでもないよ? 特別休暇も取れるから!」
こっちに遊びに来ている時はソレだよね、と。
Aブルー「ぼくと一緒にホテルライフだとか、君たちと旅行!」
ブルー 「その休暇…。君が取らせているんだろう?」
Aブルー「もちろん、そうに決まってるだろう!」
ブルー 「君がソルジャーだから、出来ることだと思うけど?」
ヒラのミュウだと、何の権限も無い、とツッコミが。
当然ですよね?
2017/11/15 (Wed)
☆今年もキノコ狩り
スッポンタケとの縁を切るべく、キース君を留守がちにする計画。
応援に来たソルジャーにやられて、見事に頓挫いたしまして…。
ジョミー「…今度の土曜って言ったよね? スッポンタケ狩り…」
シロエ 「そうらしいですね、断ったって来ますよね…」
誰かさんが、とシロエ君、深い溜息。
シロエ 「いっそ大雨とか、そういうコースがいいんですけど!」
スウェナ「えーっと…。ダメね、来週まで秋晴れだわよ」
キース 「す、すまん…。しかし、俺にも人生がだな…」
ブルー 「あると言いたいんだろうけど…。スッポンタケねえ…」
一生ついて回るのか…、と生徒会長も嘆き節。
ブルー 「君がコケたら、ぼくにお鉢が回るらしいし…」
サム 「どうにもならねえ展開だよなあ、最悪すぎだぜ」
キース 「俺にしたって、アレとは縁を切りたいんだが…」
どんな手段にも落とし穴が…、と浮かない顔。
キース 「仕方ないから、腹を括った。一生モノだと」
ブルー 「君の覚悟は天晴だけどさ…。じきに挫けるよね」
シロエ 「分かります! いつだって斜め上ですから!」
誰かさんが要求することが…、とシロエ君。
シロエ 「常識が通用しませんからねえ、あの人には…」
サム 「SD体制のせいにしやがるけど、違うよな?」
ブルー 「うん…。本人の資質の問題だよね」
スッポンタケ狩りが無事に済むよう、祈っておこう、と。
ブルー 「普通にキノコ狩りで終われば、万々歳だよ」
キース 「そうだな、スッポンタケを拝まされるとしても…」
ブルー 「余計なことが起こらなかったら、充分に平和!」
お弁当を食べに出掛けるだけだ、と前向きな姿勢。
ブルー 「たまには山に行くのもいいから、ハイキング気分で!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お弁当、楽しみにしていてねーっ!」
キース 「申し訳ない。…みんな、よろしく頼む」
一同 「「「はーい…」」」
土曜日ですね、と頷くシャン学メンバー。
キノコ狩り、どうなるんでしょう…?
2017/10/16 (Mon)
☆いいお天気です
スッポンタケと縁が切れるどころか、決定になったキノコ狩り。
じきに土曜日がやって来まして、集いつつあるシャン学メンバー。
ジョミー「おはよう! 雨にはならなかったね…」
サム 「こういう時だけ、天気予報ってヤツは外れねえよな」
シロエ 「そうなんですよね、期待されるほどアウトなんですが」
お月見だとか、とシロエ君が振っている頭。
シロエ 「今年の仲秋も酷かったですよ、当日はともかく」
一同 「「「あー…」」」
晴れたのは仲秋の夜だけだった、と頷く面々。
スウェナ「仲秋と十五夜、ズレてたのよねえ…」
シロエ 「そうです、そうです。仲秋の日は満月じゃなくて…」
ブルー 「月齢の方だと、次の日の夜が満月だっけね」
ものの見事に雨だったけど…、というのが今年の仲秋の天気。
ブルー 「満月の日が金曜だから、何処もイベントの設定は…」
スウェナ「金曜日に力を入れてた筈よね、人出が一番多そうだし」
サム 「だよなあ、平日だと観光客しか来てくれねえしよ…」
それがズッコケたんだよな、とサム君も。
サム 「そんな感じで、今日も雨でも良かったのによ…」
シロエ 「ぼくたちの期待値が低すぎたでしょうか?」
ジョミー「期待しろって言う方が無理だよ、スッポンタケだよ?」
ハイキングとかバーベキューならともかく、とツッコミが。
ジョミー「期待してるのは一人だけだし、無駄だってば!」
ブルー 「しかも思いっ切り、晴れ男っぽいねえ…」
今までのスッポンタケ狩りは全部晴れだ、と冷静な指摘。
ブルー 「一度も雨は降っていないし、ぼくたちじゃとても…」
シロエ 「勝てないんでしょうか?」
雨乞いしたって無駄でしょうか、との質問ですけど。
ブルー 「無駄だろうねえ、相手はアレだし」
キース 「俺も無駄だという気がするぞ」
シロエ 「先輩がソレを言いますか…」
キース 「学習済みと言ってくれ」
あいつには、とても逆らえん、と溜息MAX。
経験則ですね…?
2017/10/17 (Tue)
☆運が良すぎる人
やって来ました、スッポンタケ狩りに出掛ける土曜日。
いい天気だけに中止はなくて、生徒会長のマンション前に集合で。
キース 「あの馬鹿野郎に逆らえるヤツは、誰もいないぞ」
ブルー 「残念だけれど、ぼくも無理だよ。色々な意味で」
シロエ 「それはアレですか、SD体制とやらのせいですか…?」
アレって最終兵器ですよね、とシロエ君。
シロエ 「自分の立場がマズくなったら、SD体制の苦労が云々」
ブルー 「そっちもあるけど、口も達者で、サイオンの方も…」
キース 「あんたよりスキルが上らしいよな、同じ力でも」
ブルー 「場数が違いすぎるしね…。勝てるとしたら法力くらい」
他は駄目だ、と伝説の高僧、銀青様でもお手上げな相手。
ブルー 「その法力もさ、雨乞いするだけ無駄って気がして…」
シロエ 「雨乞い、やっていないんですか?」
ブルー 「多分、エネルギーの無駄遣いだよ。ブルーが相手じゃ」
??? 「ピンポーン!!!」
大正解! とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「みんな、おはよう! 今日はハーレイも一緒だよ!」
一同 「「「げっ!?」」」
そんな、と視線が集まる先にキャプテン(会話表記はA船長)が。
A船長 「おはようございます。本日はよろしくお願いします」
一同 「「「うわー…」」」
バカップルが揃ってしまった、と一同、ガクブル。
ブルー 「えっと…。お弁当が一人分、足りないんじゃあ…?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ うんと沢山作ってあるから大丈夫!」
一同 「「「ひいぃっ!」」」
頼むから空気を読んでくれ、と泣きたい気分の御一同様。
シロエ 「ぶるぅ、そこは足りないと言って下さい!」
ぶるぅ 「えとえと…。なんで? お弁当、ドッサリ…」
Aブルー「ありがとう、ぶるぅはいい子だね!」
A船長 「あなたのリアルラックの方も、素晴らしいですよ!」
お蔭でシャングリラも安泰です、と保証されましても。
法力も効かないほどですか?
2017/10/18 (Wed)
☆ツキまくりの人
スッポンタケ狩りに出掛ける土曜日、キャプテンまでが来る始末。
愕然とするシャン学メンバーですけど、全く気にしない人達で…。
A船長 「あなたさえおいでなら、シャングリラは絶対安心です」
Aブルー「そう! ぼくはトコトン、ツイてるからね!」
そもそも船が出来たのからして、ぼくのお蔭、と満面の笑顔。
Aブルー「海賊船と遭遇した時、ちゃっかり拠点にお邪魔して…」
A船長 「あなたがボスに気に入られたのが始まりでしたね!」
一同 「「「あー…」」」
そういえば、そういう歴史があった、と誰もが溜息。
シロエ 「海賊が改造してくれたんでしたね、そっちの船は…」
Aブルー「とても気前のいい海賊でねえ…。お酒も山ほど」
A船長 「秘蔵のを御馳走してくれましたし、それもこれも…」
あなたの運のお蔭ですよ、と手放しで褒めるキャプテン。
A船長 「ですから今日もお天気が良くて、雨乞いなどは…」
Aブルー「やってみるだけ無駄ってね! 間違いなく!」
それじゃ行こうか、と突き上げる拳。
Aブルー「いつもの山でいいんだよね?」
ブルー 「…ぼくは手伝わないからね?」
Aブルー「このくらいの人数、平気だってば! 出発!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
無邪気なお子様が同調しまして、一瞬の内に瞬間移動で…。
Aブルー「はい、到着~!」
ぶるぅ 「んとんと…。お弁当とかは、此処でいい?」
Aブルー「いいと思うよ、まずはスッポンタケ狩りで!」
キース 「勝手に仕切るな!」
此処は俺たちの世界の山だ、と副住職が反撃ですけど。
Aブルー「ぼくが言い出したイベントなんだし、いいだろう!」
キース 「しかしだな…!」
この世界にもルールはあって…、と踏ん張るものの。
Aブルー「スッポンタケ狩りでは、ぼくが法律!」
A船長 「ええ、そうですとも!」
Aブルー「ほらね、ハーレイもこう言ってるし!」
頑張って探してくれたまえ、と仕切りまくり。
逆らえませんね…?
2017/10/19 (Thu)
☆松茸の方がいい
秋晴れの土曜日に山までお出掛け、その目的はスッポンタケ狩り。
仕切りまくっているのがソルジャー、我が物顔で振舞ってまして。
Aブルー「ほらほら、ボーッとしてないで! 探しに行く!」
A船長 「ご協力、どうぞよろしくお願いします」
シロエ 「まあ、適当にやりますけどね…。他のキノコで」
スッポンタケだけがキノコじゃないですし、とシロエ君。
シロエ 「松茸なんかもあるでしょうから、その方向で」
サム 「それもいいよな、松茸だったら美味いしよ…」
ブルー 「匂い松茸、味シメジとは言うけどね」
Aブルー「そうだ、シメジ! 仁王シメジがあったんだっけね!」
お蔭で仁王スッポンタケにも望みが…、とソルジャー、ウキウキ。
Aブルー「あるといいねえ、仁王スッポンタケ!」
ブルー 「ぼくは無い方がいいけどね? そんな迷惑なのは」
キース 「仁王シメジは、外来種が巨大化しただけだしな…」
スッポンタケでソレは御免だ、と副住職も苦い顔。
キース 「俺たちは普通にキノコを探すぞ、食えるヤツをな」
マツカ 「毒キノコには気を付けないといけませんね」
シロエ 「そうです、そうです! 安全なのに限りますよ」
まだ死にたくはないですからね、とシロエ君、ブルブル。
シロエ 「基本のキノコを探しましょう! 松茸です!」
ジョミー「松茸だったら、間違えようがないもんね!」
スウェナ「匂いで嫌でも分かるんだもの、ホントに安全」
ソレにしましょ、とシャン学メンバーの目的は別の方向へ。
スウェナ「松茸狩りがメインでいいのよ、他はオマケで!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
スウェナ「何よ、文句があるってわけ?」
ついでに探してあげるのに、と開き直った人。
スウェナ「嫌なんだったら、お弁当タイムにするけれど」
Aブルー「そ、それは…」
スウェナ「困るのよね? じゃあ、黙ってて!」
Aブルー「分かったよ…」
松茸を探すついでにお願い、とソルジャー、譲歩。
人海戦術なんですね…?
2017/10/20 (Fri)
☆松茸を探したい
スッポンタケ狩りに来た山ですけど、シャン学メンバーは別行動。
松茸を探す方がメインで、スッポンタケはオマケという方針で…。
Aブルー「…松茸狩りでも仕方ないけど、スッポンタケも…」
スウェナ「探してあげると言ってるでしょ? ついでだったら」
シロエ 「見付けた時には呼びますよ。仁王スッポンタケ」
他のはスルーでいいですよね、とシロエ君も強気。
シロエ 「普通のスッポンタケの場合は、無視ってことで…」
サム 「かまわねえよな、アンタの目当てはデカいヤツだろ?」
Aブルー「そ、そうだけど…。仁王スッポンタケは未確認だし…」
普通サイズの方もよろしく、とソルジャー、頭を下げまして。
Aブルー「これは凄い、というのがあったら呼んでよね!」
シロエ 「はいはい、ちゃんと呼びますよ」
ジョミー「普通よりも大きいサイズかな、と思った時はね!」
他のは知らない、とジョミー君も。
ジョミー「レア物なのは松茸なんだし、忙しいから」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 松茸探し、頑張らなくちゃ!」
ブルー 「じゃあ、ぼくたちは急ぐから…。君たちはお好きに」
スッポンタケ探しをしてくれたまえ、と生徒会長が締め。
ブルー 「さあ、行こう! 松茸が待っているからね!」
一同 「「「はーい!!!」」」
Aブルー「スッポンタケも忘れないでよ!?」
そっちが大切、という声を背中に、シャン学メンバー、山の中へ。
シロエ 「松茸は、どの辺が有望でしょうね、採れるスポット」
ブルー 「まず松の木、って言われてるけど、そうでもなくて…」
案外、普通の木でもいける、と生徒会長。
ブルー 「日当たりがよくて、下草が茂りすぎてなければ…」
キース 「松茸はある、と聞いてはいるな。檀家さんから」
ジョミー「分散した方がいいのかな? 山は広いし、人海戦術で」
シロエ 「どうなんでしょうね、ローラー作戦もアリでしょうか」
散らばるべきか、絨毯爆撃する方がいいか。
チョイスが難しいですね…?
2017/10/21 (Sat)
☆ローラー作戦がいい
スッポンタケ狩りに山へ来たのに、松茸を探すシャン学メンバー。
分散すべきか、ローラー作戦で行くか、考えている所でして…。
シロエ 「山狩りみたいに、並んで行くのがいいかもですね」
サム 「ソレだと、見落とし、ねえからなぁ…」
スウェナ「分散しちゃうと、見落とした時は、それっきりよね」
集まっている方がいいかも、とスウェナちゃんも。
スウェナ「松茸の匂いが分からなくても、他の誰かが気付くとか」
ジョミー「あー、そういうのはあるかもね…」
ブルー 「嗅覚の問題も大きいけれど、注意力もね…」
ウッカリしてるとスルーしがち、と生徒会長も頷く松茸。
ブルー 「落ち葉を被っていたりするとさ、分かりにくいし…」
シロエ 「やっぱり絨毯爆撃ですか? 横一列とかで」
ブルー 「その方法が一番かもねえ、地引網と同じ感覚で」
残さずゴッソリ頂く方法、とローラー作戦に生徒会長、一票。
ブルー 「分散したい人は一人で、集まりたい人は一緒がいいね」
シロエ 「ぼくはローラー作戦です! 心強いですから!」
キース 「俺もだな。…スッポンタケもいやがる山だし…」
サム 「一人きりでは会いたくねえよな、あっちはよ…」
松茸だったら気にしねえけど、とサム君もローラー作戦派。
サム 「それで、ジョミーはどうするんだよ?」
ジョミー「スッポンタケのリスク、大きいよね…。一人きりだと」
そういう時に限って、大きいヤツに出くわしそうだ、と深い溜息。
ジョミー「一人で松茸探しもいいけど、今日はローラー作戦で!」
ブルー 「マツカもローラー作戦だよね?」
マツカ 「はい。一人占めしようとは思いませんから」
皆さんと一緒に行動します、と御曹司。
マツカ 「それに、スッポンタケは怖いですからね…」
サム 「アレに会いたいヤツはいねえだろ、この中にはよ…」
シロエ 「いませんね!」
ブルー 「いるわけがないね」
アレが諸悪の根源だから、とキッパリと。
間違いないですね?
2017/10/22 (Sun)
☆スルーしておこう
スッポンタケ狩りで山に来たシャン学メンバー、松茸がお目当て。
ローラー作戦で探す方向、出来ればスッポンタケはスルーで…。
ブルー 「スッポンタケなんかは、誰も関わりたくないんだし…」
キース 「スルーするのが一番だろうな、あったとしても」
シロエ 「えっとですね…。それってマズくないですか?」
誰かさんに文句を言われませんか、と心配そうなシロエ君。
シロエ 「個人的にスルーは通るでしょうけど、全員となると…」
ブルー 「普通サイズならいいんだよ! スルーしたって!」
サム 「デカいのを探していやがるんだし、用はねえ筈だぜ」
並みの大きさのスッポンタケには…、とサム君も同意。
サム 「桁外れにデカいのに出会っちまったら、仕方ねえけど」
ジョミー「あるわけないよね、そんなスッポンタケ…」
キース 「仁王スッポンタケというのは、まず有り得ないぞ」
外来種が入るルートが無いし、とキッパリと。
キース 「シメジだったら、基本が食用キノコだからな…」
ブルー 「栽培する人もありそうだけど、スッポンタケじゃね…」
シロエ 「大して美味しくないですからねえ、スッポンタケ」
スウェナ「ぶるぅが美味しくしてくれるだけで、平凡よね…」
エリンギとかには敵わないわよ、とスウェナちゃん、断言。
スウェナ「そんなキノコは、誰もわざわざ持ち込まないわ」
キース 「そういうことだ。酔狂なヤツがいたら別だが」
ブルー 「ブルーにはキツく言ってあるしさ、大丈夫だよ」
外来種を持ち込むことはしない、と生徒会長の太鼓判。
ブルー 「大きいのがあっても、せいぜい普通に規格外程度」
ジョミー「そうだよねえ…。電気がちょっと心配だけどさ」
一同 「「「電気?」」」
なんのこっちゃ、と一同、キョトン。
ジョミー「なんかさ…。シイタケが電気で大きく育つらしいよ」
一同 「「「シイタケ?」」」
何故に電気でシイタケなのか、と誰もがビックリ。
電化製品じゃないですよ?
2017/10/23 (Mon)
☆コードがありません
スッポンタケ狩りに連れて来られた面々、今は松茸狩りの方へと。
探すキノコはあくまで松茸、スッポンタケはスルーですけれど…。
シロエ 「何なんですか、そのシイタケに電気というのは?」
サム 「シイタケにコードはついていねえぜ、電化製品のヤツ」
ぶるぅ 「んとんと…。コンセントに挿すヤツだよね?」
サム 「そのコードだけどよ…。ねえよな、シイタケなんかに」
キノコは電気を使わねえし、と首を捻っているサム君。
サム 「電気自動車よりもエコだぜ、放っておいても育つしよ」
シロエ 「そうですよね? なのに、どうして電気なんです?」
スウェナ「電気で育てようがないでしょ、コードも無いのに」
どう転がったら、育つのに電気を使うのよ、と鋭いツッコミ。
スウェナ「バッテリーだってついていないし、電池だって…」
シロエ 「入れる所が無いんですしね、シイタケの場合」
マツカ 「改造したって、無理じゃないかと思いますけど…」
シロエ 「決まっていますよ、頼まれたって困ります!」
いくら、ぼくの趣味が機械弄りでも…、とシロエ君もブツブツ。
シロエ 「元々が電化製品だったら、改造は可能ですけれど…」
キース 「シイタケは、そうじゃないからな。あれはキノコだ」
サム 「何かと聞き間違えたんじゃねえか、その電気ってヤツ」
有り得ねえぜ、とサム君、大きな溜息。
サム 「ジョミーじゃなくても、聞き間違いは多いしよ…」
ジョミー「ぼくは間違えていないってば! ホントなんだよ!」
ちゃんとテレビで言っていたのだ、とジョミー君。
ジョミー「シイタケに電気を流してやるとさ、大きくなるって…」
一同 「「「はあ?」」」
本気で電気を使うのか、と一同、目が点。
シロエ 「…シイタケは電化製品でしたか?」
キース 「違うような気がするんだが…」
サム 「アレの何処に電気を流すんだよ…?」
コードもバッテリーもねえだろ、と話はループ。
電気なら電化製品ですよね?
2017/10/24 (Tue)
☆コードじゃなくて
スッポンタケ狩りに連行されたシャン学メンバー、松茸狩りへと。
探しているのは松茸ですけど、話題はシイタケと電気について。
サム 「シイタケを電気で育てるなんてよ、どうやるんだよ?」
ジョミー「ぼくもチラッと見ただけだから…。だけど電気で…」
シロエ 「コードがついていましたか? そのシイタケには」
ジョミー「どうだろう? ホダ木じゃなくて、菌床栽培…?」
なんかそういう感じだった、というシイタケ栽培中の光景。
ジョミー「でもって電気を流した方と、流してないのと…」
サム 「サイズが違っていたのかよ?」
ジョミー「うん。電気を流して育てた方が、ずっと大きくて…」
立派だった、とジョミー君の証言。
ジョミー「だから電気で大きくなるのは、間違いないよ」
スウェナ「そんなことって、あるのかしら? コードも無いのに」
シロエ 「電化製品じゃないんですけどねえ…」
ブルー 「ちょっと待ってよ、アレじゃないかな。キノコと雷」
一同 「「「へ?」」」
なんのこっちゃ、と首を傾げる御一同様。
シロエ 「キノコと雷って、何なんですか?」
ブルー 「昔からの言い伝えというヤツで…。落雷があると…」
キノコが豊作になるらしいよね、と生徒会長、大真面目な顔。
ブルー 「ダテに長生きしてはいないし、何度か聞いたよ」
シロエ 「落雷ですか…。確かに電気が流れますね…」
サム 「それを応用したってわけかよ、シイタケによ」
ジョミー「そうじゃないかな、そんな言い伝えがあるならね」
本当に大きなシイタケだった、と言ってますけど。
サム 「じゃあよ、松茸もデカくなるのかよ、落雷したら」
ブルー 「その可能性は大きいねえ…。松茸もキノコなんだから」
落雷の跡があったらラッキー、と立てる親指。
ブルー 「うんと大きいのが見付かりそうだよ」
シロエ 「いいですねえ! ビッグサイズの松茸ですね」
一本で三本分とかのボリューム、と誰もが期待。
さて、落雷の跡は…?
2017/10/25 (Wed)
☆大きいのがいいな
スッポンタケ狩りに連れて来られた面々、松茸狩りをする方向へ。
落雷があるとキノコが豊作と聞いて、ビッグサイズの松茸に期待。
シロエ 「焦げている木が見付かるといいんですけどね…」
ブルー 「落雷の跡を探すよりかは、普通に松茸を探す方がさ…」
効率がいいよ、と生徒会長。
ブルー 「大きな松茸に出会えた時に、側に落雷の跡って感じで」
スウェナ「それもそうよね、普通の松茸でも充分だもの」
マツカ 「運が良ければ、ビッグサイズとご対面ですね」
シロエ 「確かに、そっちの方がいいです。頑張りましょう!」
松茸を見落とさないように…、と山の中を進んでゆく御一同様。
サム 「あったぜ、松茸! …普通のだけどよ」
ブルー 「その周りもよく探したまえ。集まってるかも…」
サム 「おっ、2本目! うわぁ、3本目もあるぜ!」
ジョミー「いいなぁ、ぼくも頑張らないと…。松茸、ゲット!」
今日の晩御飯は松茸尽くし、とジョミー君も山の中をガサガサ。
ジョミー「松茸御飯に、焼き松茸に、土瓶蒸しに…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 松茸ドッサリのすき焼きもね!」
一同 「「「すき焼き…」」」
イイネ! と誰もが大歓声の贅沢メニュー。
シロエ 「松茸ドッサリのすき焼きですか…!」
キース 「松茸狩りの目玉ではあるな、有料のヤツで」
ブルー 「あれは本当に美味しいからねえ、香りが良くて」
サム 「デカい松茸が1本あったら、すき焼きもよ…」
1本で3人分くらいいけそうだぜ、という声が。
ジョミー「落雷で大きく育った松茸、あるといいけどね…」
シロエ 「あっ、あれは…?」
松茸でしょうか、とシロエ君が指差す先。
サム 「…デカすぎねえか?」
シロエ 「でもですね…。うわぁ、ホントに松茸ですよ!」
スウェナ「笠の直径、30センチは超えてるわね…」
ジョミー「ちょ、そこの木、焦げてるんだけど…!」
これって落雷の跡なんじゃあ…、という焦げた幹。
言い伝え通りなんですか?
2017/10/26 (Thu)
☆落雷でビッグに
スッポンタケ狩りに連行されたのに、松茸狩りに燃える御一同様。
シロエ君が見付けたビッグな松茸、側の木が焦げておりまして…。
ブルー 「うーん…。この焦げ方は落雷の跡だね、どう見ても…」
シロエ 「それじゃ、やっぱり、電流が流れたせいなんですか?」
ブルー 「そうだと思うよ、ジョミーがテレビで見たと言うなら」
ジョミー「ほらね、ホントに電気で大きくなるんだよ!」
ビッグだよね、とジョミー君も感動の大きな松茸。
ジョミー「他にも無いかな、大きいヤツが」
サム 「おっ、コレ、コレ! 枯葉の下に隠れてたぜ」
まだ笠が開いていねえから、とサム君も見付けたビッグサイズ。
スウェナ「凄いわねえ…。松茸に電源コードは無いのに」
シロエ 「バッテリーも電池もありませんけど、雷ですか…」
まさに自然の驚異ですね、とシロエ君も感激した様子。
シロエ 「昔の人は知ってたんですね、この仕組みを」
ブルー 「雷が怖かった時代のことだし、余計だろうね」
キース 「避雷針さえ無かった時代だ、落雷と言えば祟りだぞ」
一同 「「「あー…」」」
天神様とかがそうだったっけ、と誰もが思った落雷の恐怖。
シロエ 「恐怖を克服したわけですね、キノコが豊作になって」
ブルー 「割り切ったんじゃないのかなぁ…。そこの辺りは」
??? 「ちょっと待ってよ、ビッグサイズだって!?」
どんな松茸、と出て来たソルジャー(会話表記はAブルー)。
Aブルー「うわぁ、なんだか凄いんだけど…!」
??? 「こんなサイズは初めて見ますね…」
これは本当に松茸ですか、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「皆さんがお持ちの他の松茸とは、桁違いですが…」
Aブルー「だよねえ、でもって電気がどうとか言っていたよね?」
ブルー 「そうだけど? ジョミーがテレビで見たとかで…」
Aブルー「なるほどねえ…。それが証明された、と!」
落雷があるとビッグサイズに…、と眺めてますけど。
大丈夫ですかね?
2017/10/27 (Fri)
☆雷さえ落ちれば
スッポンタケ狩りをスルーなシャン学メンバー、お目当ては松茸。
桁外れにビッグな松茸に遭遇、落雷のお蔭らしいんですけど…。
Aブルー「落雷するとビッグサイズになるんだね? 松茸とかが」
ジョミー「ぼくがテレビで見ていたヤツは、シイタケだけど…」
Aブルー「シイタケねえ…。そして松茸もビッグになった、と」
この木に雷が落ちたせいで…、とソルジャーが見詰める焦げた幹。
Aブルー「ぼくのシャングリラだと、雷はかなり厄介で…」
A船長 「雷雲の中だと、どうしても船が不安定になりますしね」
雲海の中に潜んでいるものですから…、とキャプテンも。
A船長 「もちろん落雷で沈む心配は無いのですが…」
Aブルー「航路設定で避けられるんなら、避けたいものだね」
だけど此処では違うらしい、とビッグサイズな松茸に注目。
Aブルー「松茸が大きくなるんだったら、スッポンタケだって!」
A船長 「そうなりますねえ、スッポンタケもキノコですからね」
一同 「「「うわー…」」」
なんという所に目を付けるのだ、と一同、顔面蒼白。
ブルー 「そ、それはあくまで理屈の上でさ、こう、色々と…!」
シロエ 「条件が必要だと思うんですけど! 落雷の他に!」
スッポンタケの菌糸が無いと無理なのでは…、とシロエ君。
シロエ 「此処には松茸が生える条件が揃ってたわけで…」
ブルー 「其処へ雷が落ちて来たから、こうなったんだよ」
サム 「スッポンタケは影も形もねえよな、この辺にはよ…」
探し回っても無駄足だぜ、とサム君、お手上げのポーズ。
サム 「他を当たれよ、此処じゃなくてよ」
Aブルー「闇雲に探して回るのもねえ…」
ぼくは面倒なことは嫌いで…、と不精な人。
Aブルー「要は、雷が落ちて電気が流れれば…!」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「落雷すれば、スッポンタケもビッグに!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」
落雷させるつもりなのか、と生徒会長、ワタワタ。
そうなんですか?
2017/10/28 (Sat)
☆落雷ならお任せ
スッポンタケ狩りに連れて来られた面々、ビッグな松茸に御対面。
落雷で大きくなったらしくて、目を付けたのがソルジャーで…。
Aブルー「要はドカンと、落雷すればいいんだろう?」
ブルー 「君が落雷させるって!? この山の中で…?」
Aブルー「決まってるじゃないか、せっかく聞いたんだから!」
ドーンと行こう! と張り切る人。
Aブルー「他に条件が要ると言っても、場所さえ分かれば…!」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「スッポンタケが生えてる場所だよ、そこで一発!」
側の木にドカンと落雷なのだ、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「雷雲なんかが無くったってさ、ぼくのサイオンなら!」
ブルー 「雨乞いみたいに雲を呼べるって…!?」
Aブルー「そうじゃなくって、ただの落雷!」
電気を集めて落とせば落雷、と涼しい顔でサラリと解説。
Aブルー「青空でも雷は落ちるらしいし、誰も気にしないよ!」
ブルー 「そ、それはそうかもしれないけれど…」
Aブルー「じゃあ、決まり! スッポンタケを探してくれたまえ」
もう松茸は充分だろう、とジロリと周囲を見回しまして…。
Aブルー「スッポンタケが沢山生えていればね、後は落雷!」
A船長 「私たちを呼んで頂ければ…。ブルーがやりますから」
一同 「「「うっ…」」」
本気で落雷させるつもりか、と一同、ガクブル。
シロエ 「きょ、巨大スッポンタケを作るんですね…?」
Aブルー「仁王スッポンタケよりかは、遥かに現実的だろう?」
外来種なんかを持ち込まなくても、うんとビッグに、と喜色満面。
Aブルー「元からあるのが大きくなるだけ! 無問題だよ」
シロエ 「でも、ぼくたちが困ります!」
巨大スッポンタケなんて…、と慌ててますけど。
Aブルー「なんでもいいから、サッサと探す!」
A船長 「よろしくお願いいたします」
Aブルー「張り切って行こう!」
巨大スッポンタケを作ろう、と燃え上がる闘志。
迷惑極まりないですね…。
2017/10/29 (Sun)
☆落雷すれば山火事
スッポンタケ狩りに来た山の中で、出たのがビッグサイズの松茸。
落雷で巨大化したとのことで、野望を抱いてしまったソルジャー。
Aブルー「今年こそ仁王スッポンタケだよ、楽しみだねえ!」
A船長 「ええ、本当に…。ご利益の方も凄そうです」
Aブルー「それはもちろん! キースも拝んでくれるしね!」
サッサと探せ、と意気込んでますけど…。
ブルー 「あのねえ…。この所、ずっといい天気なんだよ」
Aブルー「そうらしいよねえ、今日も秋晴れ!」
ブルー 「つまり乾燥してるってことで、燃えやすくってさ…」
キース 「言われてみれば…。マズイな、山火事になりそうだぞ」
下手に落雷なんぞがあれば、と副住職も辺りをキョロキョロ。
キース 「こんな所に消防車は入れないからな…」
シロエ 「ヘリで消すしかないんでしょうね、山火事になれば」
Aブルー「えっ、その辺は、ぼくがなんとか…」
サイオンで消火活動でいい、とソルジャー、笑顔。
Aブルー「周りを真空にしてやったらさ、一瞬で消火!」
ブルー 「火は消えたって、不自然だろう! どう見ても!」
ジョミー「そういう時に限って、誰か目撃者がいそうだよね…」
落雷の音で気が付いちゃって…、とジョミー君。
ジョミー「なのに一瞬で火が消えちゃったら、見に来るよ?」
ブルー 「君やサイオンの存在もバレるし、スッポンタケも…」
Aブルー「どうかなるとでも言うのかい?」
ブルー 「台無しだろうね、場合によっては」
野次馬が大勢やって来たなら、地面がガチガチ、と。
ブルー 「スッポンタケは踏み荒らされるし、地面の方も…」
キース 「踏まれて固くなってしまえば、キノコもアウトか…」
とても生えては来られないぞ、とキース君も。
キース 「そういうリスクを承知だったら、好きにしてくれ」
ブルー 「君の夢がパアになりそうだけどね」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
落雷させても無駄骨なのか、と慌てる人。
リスクの方が大きそうですね…?
2017/10/30 (Mon)
☆パアになるよりは
落雷でビッグに育った松茸を発見、ソルジャーが抱いた大きな夢。
サイオンで電気を集めて落雷、スッポンタケを育てる気ですけど。
Aブルー「せ、せっかくの落雷が駄目になっちゃうだって…!?」
ブルー 「どう考えても、そうなりそうだよ。野次馬が来れば」
キース 「場所ごと注目を浴びそうだからな、ミステリーで」
落雷の火事が一瞬で消えたなんて…、と副住職。
キース 「野次馬どころかマスコミが来るぞ、テレビ局とか」
ブルー 「もう滅茶苦茶に踏み固められて、スッポンタケはさ…」
シロエ 「菌糸ごと絶滅しそうですよね、その辺りでは」
向こう十年ほど生えないのでは、とシロエ君も。
シロエ 「その展開でいいんだったら、好きにして下さい」
サム 「うんうん、スッポンタケも二度と生えて来ねえし…」
ジョミー「ぼくたちには、とてもラッキーだよね!」
頑張ってスッポンタケを探そう、とジョミー君、山の中へと突撃。
ジョミー「あっ、あった! 松茸じゃなくて、スッポンタケが!」
ブルー 「いいねえ、後はブルーの落雷待ちだよ」
シロエ 「楽しみですねえ、サイオンで落雷!」
遠慮なくどうぞ、とスッポンタケの周りに集まる御一同様。
スウェナ「其処の木なんか、どうかしら? いい枝ぶりよ」
Aブルー「で、でも…」
ブルー 「落雷向きの木だと思うよ、ドカンと一発!」
落としたまえ、と生徒会長、背中をプッシュ。
ブルー 「仁王スッポンタケの夢を叶えるチャンス到来!」
Aブルー「だけど、結果はパアなんだよね?」
A船長 「そうなりそうです…。どうなさいますか?」
普通のスッポンタケで我慢か、落雷なのか、という質問。
Aブルー「絶滅されたら、元も子もないし…」
ブルー 「ぼくたちは、それでかまわないけどね?」
シロエ 「本当に全く気にしませんから!」
Aブルー「普通のでいいよ、これで満足しとくから!」
仁王スッポンタケは諦めるよ、とソルジャー、絶叫。
今月、これにて中継終了~。
2017/10/31 (Tue)
☆奢りで美味しく
さて、十月。今年は残暑も厳しくなくて、暦通りに秋の雰囲気。
秋と言ったら食欲の秋で、グルメに燃えるのがシャン学メンバー。
シロエ 「美味しかったですねえ、昨日の焼肉!」
サム 「キースの奢りで食い放題だったし、もう最高だぜ!」
ジョミー「お店は普通だったんだけどね…。キースだからさ」
キース 「やかましい! 思い切り毟り取りやがって!」
いくら失言の結果とはいえ…、と副住職の眉間に皺。
キース 「スッポンタケの法要のお布施を、何故、お前たちに…」
スウェナ「キースが余計なことを言ったからでしょ、あの時に!」
シロエ 「そうですよ。先輩が口を出さなかったら、今回は…」
マツカ 「平和に終わっていたんですよね、誰かさんが消えて」
ぼくたちだけの法要だったら平和でした、とマツカ君も。
マツカ 「あの人が帰らなかったお蔭で、また色々と…」
ブルー 「とんでもない発言が続いたからねえ、迷惑なのが」
サム 「レッドカードは意味がねえしよ、あの野郎にはよ…」
ジョミー「好き放題に喋ってたよねえ、意味不明なことを」
意味を知りたくもないけどさ、とブツブツブツ。
ジョミー「そうなったのもキースのせいだし、奢りは当然!」
ブルー 「まったくだよ。普通の店で済んだ分だけマシだろう?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いつもだったら、もっといいお店!」
パルテノンの焼肉屋さんだもんね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「お肉は最高、時価のメニューも沢山あるし!」
シロエ 「そっちを予約されなかっただけでも、儲けものですよ」
キース 「うっ……」
それは…、と聞くなり青ざめる人。
キース 「あんな店だと、俺は大赤字だ! 払い切れなくて!」
ブルー 「ツケという手もあるんだよねえ、アドス和尚の名前で」
シロエ 「そうでした! アドス和尚ならツケでいけますね」
キース 「馬鹿野郎! 俺の命が無いだろうが!」
もう確実にブチ殺される、とガクガクブルブル。
当然ですよね?
2017/10/01 (Sun)
☆空気を読まないと
食欲の秋な季節が十月、もう早速に焼肉を食べに出掛けた面々。
キース君が奢らされる形で、毟りまくったのがシャン学メンバー。
ジョミー「アドス和尚にツケた場合は、キースがヤバいんだ…」
キース 「貴様も知っているだろう! 親父の怖さを!」
サム 「やっぱアレかよ、バレたら罰礼三百回かよ?」
南無阿弥陀仏で五体投地な、とサム君が挙げる恐ろしい罰。
スウェナ「アレは殆どスクワットだものね…。三百回かしら?」
マツカ 「三百回では済まないのでは? 額によりますけど」
シロエ 「先輩がツケた金額で決まるわけですか…。罰礼の数が」
ブルー 「そうなると思うよ、アドス和尚は容赦ないしね」
みんなでツケれば良かったろうか、と生徒会長も。
ブルー 「此処で文句を言われるんなら、いつものお店で」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 食べ放題だね、時価のメニューを!」
サム 「肉の方もよ、もう最高のを思いっ切りな!」
キース 「か、勘弁してくれ…!」
それだけは…、とキース君、顔を引き攣らせまして。
キース 「今の件は、俺が悪かった! 文句を言ってすまん」
ブルー 「いいけどね…。口は災いの元なんだよ」
しっかりと懲りておきたまえ、と説教が。
ブルー 「そもそも、君が空気を読まずに喋ったのがさ…」
ジョミー「誰かさんが居座る原因になって、みんな酷い目に…」
キース 「そっちは仕方ないだろう! 俺は席を外していたし…」
坊主としては正しいことを言ったまでだ、との話ですけど。
ブルー 「どうなんだか…。もうちょっと気を付けていればね…」
シロエ 「気配りが足りないとも言いますよね」
雰囲気だけで分かりませんか、とシロエ君。
シロエ 「早くお帰りになって欲しいという空気がですね…」
サム 「あそこに充満していた筈だぜ、部屋一杯によ」
キース 「し、しかし…」
ブルー 「致命的だよね、空気を読めないなんて」
それでは坊主も務まらないよ、と厳しい指摘。
坊主失格ですか?
2017/10/02 (Mon)
☆空気を読んでこそ
キース君がスッポンタケの法要で貰ったお布施、全員に奢る結末。
空気を読まずに喋ったせいで、甚大な被害を被ったから、と。
ブルー 「いいかい、坊主は空気を読まなきゃ駄目なんだよ」
キース 「それは重々、承知しているが…」
ブルー 「どうなんだか…。実際、全く読まなかったしね」
みんなの気持ちも知らないで…、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「おまけに法要の席だったんだよ、お中日のね!」
キース 「法要も何か関係するのか?」
ブルー 「これだから…。法要と言えば、法話がセットだろう?」
スッポンタケの法要の場合はスルーだけれど、というツッコミ。
ブルー 「誰かさんが真面目に聞くわけないしね、法話なんかを」
シロエ 「絶対、斜めに解釈しますよ。どんな有難い法話でも」
キース 「俺もそう思ってスルーなんだが…。法話がどうだと?」
ブルー 「普通の法要だと法話なわけでさ、坊主のスキルは…」
法力だけじゃないだろう、と深い溜息。
ブルー 「法要に集まった人の心を、如何に掴むか!」
サム 「あー…。法話の間に居眠りされたら、意味がねえよな」
ブルー 「そっちもあるし、こう、有難い教えなんかを…」
覚えて帰って貰うというのも大切だから、と説かれる坊主の心得。
ブルー 「その場の空気をきちんと読んで、絶妙な法話!」
シロエ 「どんな感じになるんです?」
ブルー 「場合によっては、ジョークなんかも織り交ぜてね!」
ベテランになると踊ったりもする、と凄い話が。
一同 「「「踊る?」」」
ブルー 「ジングルベルの歌を、南無阿弥陀仏に置き換えてさ…」
南無阿弥陀、南無阿弥陀、南無阿弥陀~、と歌うのだとか。
ブルー 「替え歌でもいいから、唱えて貰えばオッケーだから…」
スウェナ「なんだか法事が盛り上がりそうね、ジングルベルだと」
ブルー 「坊主が歌って踊るトコもね」
退屈していた人も一気に集中、との例ですけれど。
キース君とは雲泥の差があるようですね?
2017/10/03 (Tue)
☆布教師を目指せ
スッポンタケの法要で貰ったお布施で、みんなに奢ったキース君。
そうなったのは空気を読まなかったからだ、と銀青様の仰せで…。
ブルー 「キースはスキルが足りなさすぎだよ、そういう意味で」
キース 「俺に歌って踊れと言うのか!?」
ブルー 「布教師の資格を持ってる人だと、そのくらいするよ」
一同 「「「布教師?」」」
なんのこっちゃ、と首を傾げる御一同様。
シロエ 「えーっと…。布教って言うと、仏教のですか?」
サム 「それもあるけど、俺たちの宗派ってことになるかな…」
ブルー 「サムので正解。ちゃんと資格があるんだよねえ…」
きちんと修行を積んで勉強、というのが布教師なんだとか。
ブルー 「キースもそっちを目指すべきかもね、今後を思うと」
スウェナ「そうねえ、スッポンタケは一生、ついて回るんだし…」
シロエ 「いろんなスキルを身に付けるべきかもしれませんね」
キース 「ふ、布教師だと…!?」
副住職だけでも忙しいのに、とキース君、ワタワタ。
キース 「この上、布教師までやるとなったら、大変で…」
シロエ 「勉強だったら、キース先輩は得意でしょう?」
キース 「そこはいいんだが、資格を取るには現場で実地で…」
ブルー 「布教師さんの弟子から始まるって所かな」
まずは出張のお供からだ、とニンマリと。
ブルー 「お師匠様の荷物を持って、どんな場所へも!」
ジョミー「出張するわけ?」
ブルー 「布教師さんの仕事となると、全国区だからね!」
離島にだって出掛けるのだ、と立てる親指。
ブルー 「そうして修行を積んで行ったら、立派に空気を…」
シロエ 「読めるお坊さんになるわけですね!」
じゃあ、それで…、と賛同の声。
シロエ 「キース先輩、布教師の資格を取って下さい!」
キース 「なんだって!?」
シロエ 「もう、ぼくたちは懲りましたから」
ブルー 「思いっ切りね…」
同じ轍を踏まないためにも、スキルアップを、との希望。
キース君の運命は…?
2017/10/04 (Wed)
☆副住職がいないと
スッポンタケの法要をしたキース君が貰った、お布施ですけれど。
慰謝料の如く、全員に奢る羽目になった挙句に、叱られ中で…。
ブルー 「君はスキルを上げるべき! 今後に備えて!」
キース 「しかしだな…! 布教師の資格が、どう役に立つと?」
相手は例の馬鹿野郎だぞ、と必死の反論。
キース 「法話なんぞは馬耳東風だし、第一、聞きもしないんだ」
シロエ 「それはそうですけど、こう、色々と他にもですね…」
ブルー 「学ぶ所は多いと思うよ、お師匠様について行けばね」
それこそ離島で修行して来い、とキッツイ一言。
ブルー 「君は修行が足りなさすぎだよ、だから余計に…」
スウェナ「空気も読めなくなっちゃうのよねえ、この前みたいに」
ジョミー「普通だったら、気が付くよね…。あの時の雰囲気」
誰かさんにお帰り頂きたいオーラ全開だったし、とジョミー君も。
ジョミー「その辺の空気を読むには、場数が要るんじゃないかな」
サム 「俺も賛成! キース、布教師、取って来いよな」
キース 「お、おい…! 今よりも忙しくなるんだが!」
ブルー 「君が忙しいと、スッポンタケどころじゃないからね…」
そろそろキノコのシーズンだしさ、と生徒会長。
ブルー 「肝心の面子が足りていないと、キノコ狩りだって…」
シロエ 「盛り上がりませんねえ、誰かさんが来たって」
ジョミー「拝んでくれる人がいないんだしね!」
布教師を目指してくれないだろうか、と猛烈なプッシュ。
ジョミー「キースが現場にいないってだけで、盛り下がるから!」
シロエ 「そうなるでしょうね、いくらスッポンタケがあっても」
サム 「普通に採って帰るだけでよ、プラスアルファは…」
何もねえよな、と頷くサム君。
サム 「キースがいたら、拝めってことにもなるけどよ…」
ブルー 「キノコ狩りだけなら、問題は何も…」
シロエ 「起こりませんよ、絶対に!」
布教師の修行に行って下さい、という注文。
キース君、ピンチ…?
2017/10/05 (Thu)
☆明日でもオッケー
スッポンタケの法要をした時、空気が読めなかったのがキース君。
それを責められ、布教師になれという注文の声が上がってまして。
シロエ 「もう明日からでも行って下さい、布教師の修行!」
キース 「明日からだと!?」
ブルー 「普通は急には決めらないけど、ぼくがいるからね…」
ちょっと口利きしてあげよう、と伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「璃母恩院の老師に頼みさえすれば、今日にでも…」
サム 「ちゃんと師匠が見付かるのかよ?」
ブルー 「決まってるだろう、ぼくが直接、頼むんだから」
誰でも喜んで引き受けてくれる、と絶大な自信。
ブルー 「璃母恩院の老師に加えて、銀青からの依頼となればね」
スウェナ「どんな無理でも通っちゃうのね?」
ブルー 「この業界については、そうなるねえ…」
坊主の世界は上下関係が厳しいだけに…、とニヤリニヤニヤ。
ブルー 「スッポンタケとの絶縁が無理なら、キースの方がさ…」
シロエ 「留守がちになればいいわけですね? 多忙な日々で」
ブルー 「そういうことだね、それにスキルも身につくし…」
いいことずくめになるじゃないか、と浮かべる笑み。
ブルー 「とりあえず、アルテメシアのお寺の人がいいよね」
キース 「はあ?」
ブルー 「君の師匠だよ、布教師の資格を取るための!」
毎日、通いで勉強できるお寺がいいだろう、との提案。
ブルー 「君は腐っても高校生だし、授業の合間に」
キース 「待ってくれ! 今でも月参りで忙しいのに…!」
シロエ 「特別生には出席義務はありませんしね、大丈夫ですよ」
明日から修行に励んで下さい、と激励の言葉。
シロエ 「誰かさんがキノコ狩りに来たって、不在ってことで」
サム 「いいよな、それ…。マジで最高だぜ」
キース 「そ、そんな…。俺の未来はどうなるんだ!」
ブルー 「布教師になったら、檀家さんにもメリット色々!」
法要の度に飽きない法話、と言ってますけど。
キース君、本当に布教師に…?
2017/10/06 (Fri)
☆向き不向きが問題
お彼岸にやったスッポンタケの法要、キース君が起こした不始末。
その場の空気を読み損なって、迷惑をかける結果になりまして…。
ブルー 「法要の席で、檀家さんの心を掴む法話は大切だよ」
キース 「それは分かっているんだが…。今は親父が…」
ブルー 「住職が法話をしなきゃ駄目だ、とは決まっていないよ」
副住職がやってるお寺も多い、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「副住職の方が布教師だったら、自然とそうなるし…」
シロエ 「息子さんだけが、布教師ってケースもあるんですか?」
ブルー 「そう珍しい話じゃないよ。そういうのはさ」
向き不向きというのがあるからね、と指を一本立てまして…。
ブルー 「アドス和尚が布教師だったら、どうなると思う?」
一同 「「「へ?」」」
ブルー 「法要はともかく、布教師の仕事は布教だからさ…」
怖そうな人だと引かれるよね、とニッコリと。
ブルー 「講義みたいなこともするから、講師は大切!」
サム 「あー…。怖い教師よりは、優しい人がいいもんなあ…」
シロエ 「分かります。グレイブ先生が現れるよりは…」
ヒルマン先生の方がずっといいです、と挙がった例。
シロエ 「それと仕組みは同じですね? 布教師の方も」
ブルー 「そう! アドス和尚と、キースだとさ…」
ジョミー「キースの方がずっとマシだよね、見た目の印象」
スウェナ「アドス和尚だと、瞬間湯沸かし器みたいだものねえ…」
もう見るからに沸点が低そう…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「だったら、キースが取りなさいよ。布教師の資格」
マツカ 「元老寺のためにもなりそうですよね」
ブルー 「檀家さんだって喜ぶよ、きっと」
取って来たまえ、とズズイと前へ。
ブルー 「直ぐに師匠を紹介するから!」
シロエ 「キース先輩、ファイトです!」
キース 「しかしだな…!」
ブルー 「いい話だと思うけどねえ?」
受けるべきだよ、と生徒会長、大いに乗り気。
キース君、リーチ…?
2017/10/07 (Sat)
☆布教師がお勧め
スッポンタケの法要の席で、キース君が読み損なった場の雰囲気。
迷惑な人が居座る結果を招いて、その罰に奢らされた挙句に…。
シロエ 「キース先輩さえ忙しくなれば、安心ですから!」
マツカ 「布教師さんの仕事だったら、休日の方が多いですよね」
ブルー 「まあねえ…。檀家さんを大勢集めるんなら、休日かな」
特別な行事を催すような場合を除いて…、と伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「お彼岸やお盆は当然のことで、後は土日が多めだよ」
サム 「それのお供で出るとなったら、キースもよ…」
ジョミー「土日は留守が多くなるってことかぁ…。出張だから」
離島なんかにも行くんだよね、と。
ジョミー「キースがいなけりゃ、誰かさんもさ…」
シロエ 「自然にテンション下がりますよね、どう考えても」
スウェナ「そうよ、ブルーが法要をすればドツボだもの」
極楽の蓮が阿弥陀様にグンと近付くんでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「そんな法要は嫌がる筈でしょ、最初からキャンセル!」
シロエ 「キャンセル以前に、申し込まないと思いますよ」
サム 「いいよな、それ…。キースがいねえってだけで平和で」
ブルー 「そうだろう? だから布教師になるのがお勧め!」
希望のお寺はあるだろうか、と生徒会長が取り出す名簿。
ブルー 「布教師の資格を持ってる人は多いけど…。住所は色々」
キース 「あんた、本気なのか!?」
ブルー 「思いっ切り本気で、正気だけれど?」
家から近い場所がいいかい、と笑顔でめくってゆくページ。
ブルー 「それとも、お寺の格で決めるか、チョイスは好みで」
キース 「ま、待ってくれ…!」
??? 「ぼくも同感!」
その話、待った! とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「せっかくの秋に何をするかな、君たちは!」
一同 「「「秋?」」」
Aブルー「秋と言ったら食欲の秋で、スッポンタケも!」
沢山生えてくるじゃないか、と来てしまった人。
手遅れですかね…?
2017/10/08 (Sun)
☆布教師は却下
先月のスッポンタケの法要、キース君が空気を読み損ねて惨事に。
二度とそういうことが無いよう、布教師を勧められていたのに…。
Aブルー「これからが最高の季節なのにさ、スッポンタケには!」
シロエ 「そ、それは…。秋はキノコのシーズンですけど…」
Aブルー「そうだろう? だからスッポンタケにも天国!」
元気にニョキニョキ生えて来るよね、と満面の笑み。
Aブルー「今年もみんなで採りに行こうね、スッポンタケを!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 山には美味しいキノコが一杯!」
Aブルー「ほらね、ぶるぅもこう言ってるし…。キノコ狩り!」
次の土曜日はどうだろうか、とソルジャー、ウキウキ。
Aブルー「出来れば、仁王スッポンタケにも会いたいねえ…!」
ブルー 「そんなスッポンタケは無いから!」
Aブルー「でもさ、仁王シメジはあるんだろう? 外来種のが」
だからスッポンタケだって…、と主張する人。
Aブルー「絶対に無いとは言い切れないしさ、頑張って探す!」
シロエ 「……強制参加なんですか?」
Aブルー「もちろんだよ! 特にキースは欠かせないね!」
素晴らしいスッポンタケに出会えた時には、御祈祷を…、と。
Aブルー「ブルーに任せたら結果は最悪! 君でないとね!」
キース 「俺なのか!?」
Aブルー「ご利益があって、極楽に積む功徳もほどほどで…」
阿弥陀様から遠い蓮の花をゲット出来そうだから、との持論。
Aブルー「君がいないと困るんだよ! 布教師は却下!」
サム 「俺たちの希望は、そっちなんだぜ?」
Aブルー「だけど、キースは違うよね?」
ぼくと利害が一致してる、と得意げな顔。
Aブルー「布教師の資格なんかはいいから、今後もよろしく!」
キース 「す、スッポンタケをか…?」
Aブルー「君の一番弟子だろう? それとも布教師になる方が…」
キース 「い、いや、布教師コースは困るんだが…!」
しかしスッポンタケも困る、と慌てふためく副住職。
後が無いですね?
2017/10/09 (Mon)
☆代理が欲しい
先月のスッポンタケの法要が元で、布教師にされそうなキース君。
その流れを止めに来たのがソルジャー、利害は一致したそうで。
Aブルー「君が布教師になりたくないなら、応援するから!」
キース 「応援だと?」
Aブルー「そう! みんなが諦めてくれるようにね、布教師を!」
心をこめて、精一杯の応援を…、と意気込む人。
Aブルー「みんなに訊くけど、キースが布教師になるならさ…」
シロエ 「その件がどうかしましたか?」
Aブルー「留守がちになってまうんだよねえ、週末とかも?」
ブルー 「当然だよね、お師匠さんのスケジュールが第一!」
平日だろうが休日だろうが、お供するのみ、と言ってますけど。
Aブルー「分かってる。それでキースがいなくなったら…」
ジョミー「万々歳だよね、変な法要とかが無いから」
サム 「キノコ狩りに行っても、何も起こらねえし…」
シロエ 「いいことずくめだと思いますけど?」
ですから是非とも布教師に…、とシロエ君もプッシュ。
シロエ 「会長に師匠を決めて貰って、もう明日からでも!」
キース 「困ると言っているだろう! 勝手に決めるな!」
Aブルー「ほらね、困っているわけで…。気の毒だしさ…」
こういう案はどうだろうか、とソルジャー、親指を立てまして。
Aブルー「キースが布教師になるんだったら、代理をね!」
一同 「「「代理?」」」
Aブルー「スッポンタケの師僧の代理だよ!」
その人を決めて欲しいんだけど、と瞳がマジ。
Aブルー「サムとジョミーが弟子を取れるんなら、どっちかで」
ジョミー「ぼ、ぼくかサム…!?」
サム 「無理だぜ、住職の資格がねえから」
どう転がっても弟子は取れねえ、と真っ当な意見。
サム 「嘘じゃねえから! 本当に!」
Aブルー「やっぱりねえ…。それじゃブルーでかまわないから」
ブルー 「ぼく…?」
Aブルー「そうだよ、君が代理だよ!」
スッポンタケの師僧になってくれたまえ、という注文。
師僧ですって?
2017/10/10 (Tue)
☆仏弟子の未来
お彼岸のスッポンタケの法要のせいで、布教師コースなキース君。
それを止めようとソルジャー登場、キース君を応援するそうで…。
Aブルー「スッポンタケもね、師僧がいないと困ると思うし…」
ブルー 「どういう意味だい?」
Aブルー「詳しい話は知らないんだけど、師僧は大切なんだろう」
キースたちの様子を見ていると…、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「キースの師僧はアドス和尚で、君はサムたちの…」
ブルー 「師僧ではあるね、それが何か?」
Aブルー「導いてくれる人がいないと、困るのが弟子!」
だからスッポンタケも困る、というのがソルジャーの言い分。
Aブルー「師僧のキースが多忙になったら、どうすればいいか…」
ブルー 「フェードアウトで良さそうだけど?」
Aブルー「君が言うかな、腐っても伝説の高僧だろう?」
弟子を見捨てる師僧なんかはアウトな筈だ、と唱えるソルジャー。
Aブルー「不出来な弟子でも、きちんと面倒を見てこそだよ!」
ブルー 「そ、それは…。確かにそういうものなんだけど…」
Aブルー「分かっているなら、キースの代理! 君しかいない!」
キースが布教師で忙しくなるなら、代わりにやれ、と注文が。
Aブルー「君なら坊主として申し分ないし、理想的な師僧だよね」
ブルー 「なんで、ぼくが!」
Aブルー「スッポンタケが可哀想だから! 捨てられるなんて!」
ましてやフェードアウトなんて…、と滔々と。
Aブルー「キースの代わりに、弟子の面倒を見てやりたまえ!」
キース 「なるほどな…。ブルーなら任せて安心だ」
Aブルー「ほらね、キースもこう言ってるし!」
是非とも代理で師僧の方を、と強烈な推し。
Aブルー「アドス和尚には頼めないから、君だけが頼り!」
キース 「俺からも頼む。大事な弟子の未来を潰さないでくれ」
ブルー 「み、未来って…」
Aブルー「君次第だよねえ、拾うのも捨てるのも」
仏弟子を一人、見捨てるのかい、と質問が。
銀青様、ピンチ…?
2017/10/11 (Wed)
☆弟子を捨てるな
スッポンタケの法要のせいで、布教師にされそうなのがキース君。
それを止めに来たソルジャーが言うには、代理が必要なんだとか。
Aブルー「伝説の高僧、銀青様が、仏弟子を一人捨てるなんてね」
キース 「どうかと思うぞ、いくら相手が不出来な弟子でも」
Aブルー「それほど不出来じゃないだろう? スッポンタケは」
立派な戒名を持っているし…、とソルジャー、笑顔。
Aブルー「クジラ並みだと言ってたじゃないか、あの戒名は」
キース 「元ネタがクジラの戒名だからな…。まるっとパクって」
Aブルー「倫王院殿法界善根大居士だよねえ、スッポンタケ!」
不出来どころか、素晴らしい弟子、とソルジャー、戒名スラスラ。
Aブルー「こんな立派な弟子の未来を、君はブチ壊すと?」
ブルー 「ぼくの弟子じゃなくて、キースのだから!」
Aブルー「だけど、キースが面倒を見られなくなるんだし…」
君の他にはいないじゃないか、というのが師僧の代理。
Aブルー「君がスッポンタケを捨てたら、お先真っ暗で…」
キース 「仏道修行に励むどころか、グレるかもしれん」
グレて地獄に落ちたらどうする、と副住職も。
キース 「そうなった時は、あんたの責任になるんだぞ!」
ブルー 「何処から、そういうことになるのさ!」
キース 「俺からも頼んでいるからだ! 弟子をよろしくと!」
切実な頼みをスルーするなら、責任は重い、とブツブツブツ。
キース 「あんたしかいないと言っているのに、スルーではな…」
Aブルー「実際、どうかと思うよねえ…。高僧のくせに」
これじゃ話になりやしない、とソルジャー、不満そうな顔。
Aブルー「キースを忙しくさせておいてさ、自分はのんびり…」
キース 「俺の代理も務めてくれずに、悠々自適の日々とはな」
Aブルー「見下げ果てたって感じだよねえ、もう本当に」
キース 「まったくだ。伝説の高僧が聞いて呆れる」
同じ坊主とも思いたくない、との声ですけれど。
生徒会長、マジでヤバそう…?
2017/10/12 (Thu)
☆弟子のためなら
スッポンタケとの縁を切ろうと、布教師に推されているキース君。
けれど困るのがソルジャーなわけで、応援の方に回ってまして…。
Aブルー「やっぱりねえ…。伝説の高僧の名が地に落ちるよね?」
キース 「誰が聞いても、そうなるだろうな。坊主の世界では」
シロエ 「えーっと…。会長のせいになるんですか?」
キース 「仏弟子を一人見捨てるからには、そういう流れだ」
しかも弟子には罪も無いのに…、と副住職。
キース 「師僧の俺が多忙になるから、仏道を学ぶ場が無くなる」
Aブルー「それでブルーに頼んでいるのに、断るなんてね…」
酷いじゃないか、とソルジャーも。
Aブルー「スッポンタケも引き受けられないだなんて…」
キース 「俺の代わりに面倒を見るのが、筋だと思うが」
ブルー 「そ、それは…。それが普通の弟子ならいいけど…」
Aブルー「普通どころか、超優秀な弟子じゃないか!」
おまけにキースの一番弟子で…、と言い募る人。
Aブルー「そんな立派な弟子を放って、遊び呆けると?」
キース 「俺も愛想が尽きそうだ。一応、尊敬していたんだが…」
こいつが切っ掛けで坊主の道を志したし…、と深い溜息。
キース 「寺は継がないと決めていたのを、百八十度の転換で」
Aブルー「そうだったんだ…。だったら、余計に弟子は大切…」
きちんと面倒見てあげなくちゃ、と頷くソルジャー。
Aブルー「だからブルーに頼んでいるのに、スルーだなんて…」
キース 「引き受けて欲しい所なんだが…」
Aブルー「大丈夫! ぼくがお布施を奮発するよ!」
スッポンタケのためなら惜しくない、と固めた決心。
Aブルー「地獄の沙汰も金次第だよね、いくら要るわけ?」
ブルー 「は?」
Aブルー「お布施だってば、キースの代理をして貰うための!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」
Aブルー「いいから、言い値で支払うってば! いくらでも!」
札束が何本分だろうが…、と膝をズズイと。
生徒会長、断れないのでは…?
2017/10/13 (Fri)
☆代理なんか嫌だ
スッポンタケとの縁を切るべく、キース君を布教師にしたい面々。
ところがソルジャーが駆け付けて応援、一致している二人の利害。
Aブルー「キースを布教師にするんだったら、ブルーが代理!」
シロエ 「でもですね…。会長が代理を務めた場合は…」
スウェナ「極楽に功徳を積むと思うわよ、それは困るんでしょ?」
Aブルー「その点だったら、問題なし! 代理だから!」
あくまでキースと同じクオリティ、と持論を展開。
Aブルー「キースの代理に過ぎない以上は、スキルの方もさ…」
サム 「同じになるって言うのかよ? キースに合わせて」
Aブルー「そうじゃないかと思うんだけど…」
ブルーの腕が凄いんだったら、代理をしても同じだろう、と。
Aブルー「代理を頼んだキースの力と、ピッタリ同じで!」
キース 「一理あるかもしれないな。それも坊主のスキルだろう」
ブルー 「全力を出さずに法要をしろと!?」
Aブルー「注文に合わせてこそだろう? 高僧だったら!」
法話もそれと同じだよね、と仕入れたばかりの知識を披露。
Aブルー「分かりやすい話で引き付けるんなら、師僧だってさ…」
キース 「弟子の能力を考慮するべきだな、突っ走らずに」
相応の配慮をしてやってくれ、と副住職。
キース 「俺でも出来る程度ので頼む。スッポンタケの法要は」
Aブルー「ほらね、キースもこう言ってるし!」
代理をよろしく、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「お布施は払うし、それが嫌なら…」
キース 「引き続き俺に任せるべきだな、スッポンタケを」
どうするんだ、と二人が迫る二者択一。
Aブルー「今後は君が代理をするのか、キースのままか…」
キース 「俺を布教師にするとなったら、あんたが代理だ」
ブルー 「困るから! あんな弟子はお断りだから!」
Aブルー「じゃあ、キースを布教師にする話は…」
ブルー 「無かったことにしてくれたまえ!」
今まで通りの方がマシだ、と生徒会長、絶叫。
そうなりますよね…?
2017/10/14 (Sat)
☆お礼をよろしく
スッポンタケとの縁を切ろうと、キース君を布教師に推した面々。
けれどソルジャーが出て来て応援、生徒会長が追い詰められて…。
Aブルー「聞いたかい、キース? 君の自由は約束されたよ!」
キース 「そのようだな。布教師になる件は白紙か…」
あんたのお蔭だ、と深々とお辞儀。
キース 「あんたが助けてくれなかったら、今頃は…」
Aブルー「何処かに電話をされてただろうね、弟子入りのことで」
キース 「ああ。…でもって明日から、もう早速に…」
Aブルー「鞄持ちをして、出張だったかもしれないねえ…」
いきなり離島に行く羽目になるとか…、と頷くソルジャー。
Aブルー「ぼくのお蔭で助かったんなら、お礼もよろしく!」
キース 「…スッポンタケ狩りか?」
Aブルー「決まってるだろう、次の土曜日にお出掛けだよ!」
君だけじゃなくて、そこのみんなも…、と見回す周囲。
Aブルー「もちろんブルーも、ぶるぅもね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お弁当、いっぱい作らなきゃ!」
とっても楽しみ! と飛び跳ねている「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「山で食べると美味しいもんね、お弁当って!」
シロエ 「……出来れば、普通に行楽弁当がいいんですけど」
サム 「だよなあ、山でなくてもよ…。河原とかでも…」
ジョミー「それもいいよね、バーベキューにいい季節だし!」
そっちで行こう、と行き先を変えようと必死ですけど。
Aブルー「ダメダメ、山でスッポンタケ狩り! これは決定!」
サム 「マジかよ、キースがいるせいでかよ?」
Aブルー「キースがいなくても、ブルーがやるから!」
どう転がってもスッポンタケとの縁は切れない、と得意満面。
Aブルー「だからね、土曜日は全員集合! 一人残らず!」
一同 「「「うわー…」」」
キース 「すまんが、俺からもよろしく頼む」
Aブルー「というわけで、よろしくねーっ!」
また土曜日に、と瞬間移動で消えてしまった姿。
スッポンタケ狩り、決定ですね?
2017/10/15 (Sun)
