☆今年も新年度
さて、四月。スッポンタケの法要に振り回された春のお彼岸も過去。
シャングリラ学園も新年度に入り、お馴染みの入学式などエトセトラ。
シロエ 「結局、今年も1年A組なんですよね…」
サム 「担任もグレイブ先生だよなあ、もう思いっ切り固定でよ」
ジョミー「危険手当がつくんだっけ?」
ブラックリストな面子が揃ったクラスだと…、という質問。
スウェナ「危険物取扱主任…ってことはないわよね?」
キース 「爆発物処理班ということもあるぞ」
マツカ 「そういえば…。キース、昔に派手にやりましたね」
サイオン・バーストで「そるじゃぁ・ぶるぅ」のお部屋を…、と。
サム 「あー、あった、あった! 木っ端微塵に吹っ飛んだぜ!」
シロエ 「坊主頭の危機を回避するためでしたよね、アレ…」
サイオニック・ドリームを操れるように会長が…、と視線をチラリ。
ブルー 「仕方ないだろう、ああでもしないと覚えないから…」
サム 「分かるぜ、まるで話にならなかったもんなあ、それまでは」
でも、飛躍的にアップしたよな、とキース君の頭に注目で。
サム 「お蔭で見事に道場入りでよ、今や立派な副住職でよ…」
シロエ 「その件はいいんですけれど…。それで被害が拡大中で…」
一同 「「「あー…」」」
この坊主のせいで災難続き、と誰もが零している溜息。
キース 「なんだ貴様ら、何が言いたい!?」
シロエ 「いえ、特に…。何を言っても無駄ですから」
サム 「うんうん、師弟の絆は絶対だしよ…。坊主の世界じゃ」
俺たちが1年A組に固定なのと同じ勢いで…、と比較対象は1年A組。
サム 「今年も遠慮なく1年A組、担任はグレイブ先生だぜ?」
ジョミー「もうこの先も変わらないよね、ブラックリストで…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 楽しかったら、それが最高!」
ブルー 「というわけで、今年もよろしくパーティーだけど?」
学校とは関係無い場所で、と会場は生徒会長宅。
御馳走たっぷり、新年度ですね!
2016/04/01 (Fri)
☆毛色が違う人
新年度を迎えたシャングリラ学園、例によって1年A組な面子。
生徒会長宅で今年度もよろしくなパーティー中で、御馳走がドッサリ。
ぶるぅ 「どんどん食べてね、お料理、沢山作ったから!」
シロエ 「豪華ですよね、和洋中と揃って、エスニックまで…」
サム 「食わねえと損って感じだぜ! 俺、朝飯は抜いて来たし!」
ジョミー「ぼくも抜いたよ、此処で思い切り食べたいしね!」
どれを食べようかホントに悩む、と手にするお皿に色々と。
ジョミー「ピザは基本だし、中華粽も全種類制覇はお約束だし…」
キース 「そっちのローストビーフを頼む。さいころステーキと…」
スウェナ「いいわよ、代わりに其処のお寿司をお願い」
手毬寿司と巻き寿司、握りは大トロ、と食べて食べまくる御一同様。
マツカ 「美味しいですよね、本当に。うちのシェフより上ですし…」
ブルー 「当たり前だよ、ぶるぅだよ? ダテに長生きしてないよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくもブルーも、三百年以上!」
だけど、ぼくは六歳にはならないもんね、とニコニコと。
ぶるぅ 「卵に戻ってやり直しだから、五歳までだも~ん!」
シロエ 「そのシステムもいいですよねえ…。子供のままで」
ぶるぅ 「みんなも子供のままでしょ、違うの?」
ずっと高校1年生だよ、と言われてみれば、その通り。
サム 「そういえば…。だから毎年、1年A組ってことだぜ、うん」
シロエ 「一人だけ違うのが混じってますけど?」
大卒が一人、と眺める先に副住職。
キース 「…俺がどうかしたか?」
シロエ 「キース先輩が諸悪の根源、っていう気がしまして…」
サム 「言えてるぜ、それ。キースが大学に行かなかったら…」
マツカ 「副住職になってはいませんね…」
なれませんから、という指摘。
マツカ 「大学三年目で道場入りでしたよね?」
キース 「…そうだったが?」
あの年はドえらい寒波で、酷い霜焼けに…、と回想中。
住職の資格を取りに出掛けた道場ですね?
2016/04/02 (Sat)
☆修行の結果は
新年度を迎えたシャングリラ学園、今年も1年A組に所属の御一同様。
永遠の高校1年生な面子、その中に大卒が一人混じっているわけで。
キース 「あの道場は大変だった…。暖房は火鉢だけだったしな」
サム 「障子一枚隔てて外だろ、半端ねえよな」
シロエ 「霜焼けにだってなりますよ。火鉢も基本は禁止ですよね?」
キース 「その通りだが?」
大抵の時間は部屋ではなくて廊下にあったし…、という証言。
キース 「廊下はそのまま外に繋がるから、火鉢の意味は皆無だな」
スウェナ「存在意義が無いってヤツよね、暖房に使えない火鉢なんて」
シロエ 「でもって食事が精進料理で、ステーキが大根でしたっけ?」
キース 「そういう名前を付けただけだ!」
皮肉をこめて…、と今も恨めしいらしい大根ステーキ。
キース 「来る日も来る日も大根の煮物で、いっそステーキならと!」
ぶるぅ 「んとんと…。大根ステーキ、美味しいよ?」
キース 「本物の大根ステーキならな!」
あの煮物の何処がステーキなんだ、とブツブツブツ。
キース 「道場を終えてシャバに出て来たら、飯が美味くて…」
シロエ 「クォータパウンダー食べてましたよね、キース先輩」
ジョミー「食べたいから、って店に入って行ったしね」
気持ちは分かる、と頷く人。
ジョミー「璃慕恩院の修行体験ツアーも精進料理だし…」
サム 「アレは一週間だけじゃねえかよ、道場は三週間なんだぜ?」
キース 「そうだぞ、それに体験ツアーとは厳しさが違う」
シロエ 「…それだけやって、出来上がったのが先輩かと思うと…」
キース 「何が言いたい?」
シロエ 「いえ、別に」
迷惑な人が出来たと思っただけですから、とサラッと発言。
シロエ 「本当に諸悪の根源ですしね、キース先輩」
マツカ 「お蔭で、ぼくたちも呪われた日々を送ってますしね…」
サム 「違いねえよな…」
キース 「なんだって?」
俺は真面目に修行を積んだ、と言ってますけど。
その結果は…?
2016/04/03 (Sun)
☆問題なのは住職
シャングリラ学園は新年度ですけど、今年も1年A組な御一同様。
永遠の高校1年生の中でキース君だけが大卒、諸悪の根源呼ばわりで。
キース 「住職の資格を取った俺がだ、どうして諸悪の根源なんだ!」
シロエ 「そうですねえ…。自覚がゼロって所でしょうか」
マツカ 「自分でも不幸なつもりになっていますしね」
サム 「それは言えてるぜ、俺たちが巻き添え食らってるのに…」
同じに不幸なつもりでいやがる、とヤケ食いの如くバクバクと。
サム 「何もかもキースのせいじゃねえかよ、俺たちの不幸は!」
シロエ 「いえ、災難なレベルです。不幸はとっくに越えてますよ」
マツカ 「その言い方は正しいですね」
スウェナ「不幸だったら、もう少し救いがあるわよねえ…」
どう転がっても救われないし…、と深い溜息。
スウェナ「全部キースのせいなのよ。…お坊さんのね」
キース 「なんだと!?」
サム 「あー…。単に坊主ってだけなら、特に問題ねえからよ…」
そこはきちんと言わねえと…、と入った注意。
サム 「住職ってトコが問題なんだぜ、坊主だけなら俺も坊主で」
ジョミー「ぼくも一応、お坊さんだよね…。嬉しくないけど」
ブルー 「もっと喜んで欲しいけどね? 師僧としては」
せっかく、ぼくの直弟子なのに…、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「でもまあ、キースにはまだまだ及ばないから…」
ジョミー「及びたくもないよ!」
シロエ 「そういう話は置いといてですね、ヤバイのはキース先輩で」
サム 「資格持ちっていうのが最悪でよ…。俺なら問題ねえのにさ」
キース 「どう最悪だと言いたいんだ!」
住職の資格は何処に出しても立派なものだ、と言ってますけど。
サム 「その資格。…ねえと戒名、つけられねえだろ?」
キース 「当然だろうが、やればモグリだ!」
サム 「だから不幸だと言ってるじゃねえかよ、それに災難な」
これだけ言ったら分からねえか、という指摘。
キース君の反応は…?
2016/04/04 (Mon)
☆被害者と加害者
新年度を迎えたシャングリラ学園、今年も1年A組に固定な御一同様。
生徒会長宅での今年もよろしくパーティー、諸悪の根源が問題で。
キース 「どう転んだら俺が諸悪の根源だとか、災難なんだ!」
サム 「分からねえのかよ、戒名って言ったぜ」
シロエ 「もうナチュラルに忘れてますよね、先輩自身が」
マツカ 「被害者だという顔ですからね…。かなり前からですけれど」
ぼくたちが本当の被害者なのに…、と御曹司も溜息。
マツカ 「とはいえ、ぼくも加害者の一人だという自覚はあります」
シロエ 「マツカ先輩は悪くないですよ! 大丈夫です!」
サム 「巻き込まれたってことは分かるしよ…。キースと違って」
マツカは何もやっていねえよ、という太鼓判。
サム 「身バレしたのも、親父さんの会社の社内報が原因だしよ」
シロエ 「キース先輩とは違いますよね、本当に」
キース 「何の話だ、俺とマツカがどう違うんだ!」
スウェナ「どれだけ被害を及ぼしたか、っていう話よ、これは」
キース 「被害だと?」
住職の資格は益にこそなれ、被害などには…、と大真面目な顔。
キース 「御先祖様も供養出来るし、日々、お浄土のためにだな…」
シロエ 「それが大いに問題なんです、供養出来るトコが!」
サム 「だよなあ、俺やジョミーじゃ、まだまだ無理でよ…」
ブルー 「僧籍っていうだけだしねえ…」
坊主としてはヒヨコだからね、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「出来ないことの方が多いし、ある意味、安心」
キース 「俺が何をしたと!?」
シロエ 「戒名、つけたじゃないですか。…えらいブツに」
それはもう、とんでもない代物に…、と肩をブルッと。
シロエ 「お蔭でストーカーと化していますよ、アレが」
サム 「違いねえよな、何処までもしつこく追って来るしよ」
ジョミー「シーズンオフでも来るしね、アレ…」
キース 「アレだと…?」
もしやアレか、とようやく思い当たった模様。
アレというのは…?
2016/04/05 (Tue)
☆出せない院殿号
生徒会長宅で今年もよろしくパーティー、1年A組シャン学メンバー。
槍玉に上がったのがキース君でして、住職の資格が諸悪の根源。
キース 「…俺が戒名を付けたアレというと…。やはりアレなのか?」
シロエ 「もう凄すぎるブツですけど? 酷いストーカーで」
サム 「此処の面子は忘れねえよ。全員、被害者なんだしよ」
先月のお彼岸もやられたからよ、と合掌な上にお念仏。
サム 「キースが戒名を付けなかったら、普通に春のお彼岸だぜ?」
シロエ 「言えてます。…コアラの国には行きそびれましたが」
スウェナ「コアラの国なら、待て、次号よ! お盆もあるもの」
ジョミー「報われたいよね、たまにはね…」
真夏にウィンタースポーツくらい…、と副住職の方をジロジロと。
ジョミー「あんなストーカーに追われてるんだよ、オマケを希望」
サム 「俺たちも棚経をパス出来るしよ…。コアラの国なら」
お盆はそっちでいいんじゃねえの、とサム君もジロリ。
サム 「もう間違いなく追って来るしよ、スッポンタケが」
シロエ 「強烈な戒名ですからね…。何処のお寺でも大歓迎な」
マツカ 「父に訊いたら、ウチでも院殿号じゃなかったですよ」
大きなお寺を丸ごと寄進しないと無理っぽいです、という発言。
マツカ 「其処まで深いお付き合いは無いと言っていました」
サム 「あー…。普通、そうだよなあ、素人さんはよ」
菩提寺丸焼けコースで再建したって、院殿号は…、と振っている頭。
サム 「他のお寺の手前もあるしよ、出せねえよ…」
シロエ 「そこまでなんですか、院殿号は?」
ブルー 「巷に溢れていないってことで、察して欲しいね」
それをアッサリ出した坊主がキースなわけで、と情けなさそうに。
ブルー 「諸悪の根源にもなるってわけだよ」
ジョミー「相手はスッポンタケだしね…」
シロエ 「人間でさえもないですからね…」
たかがキノコに凄い戒名を…、と誰もが呆れる院殿号。
鯨のパクリでしたっけ?
2016/04/06 (Wed)
☆疫病神なキノコ
今年度もよろしくパーティー開催中の、1年A組なシャン学メンバー。
諸悪の根源なキース君の存在が問題、ストーカーと化しているキノコ。
シロエ 「誰が聞いても、キノコだなんて気付きませんよ。あの戒名」
サム 「だよなあ、倫王院殿法界善根大居士なんてよ」
スウェナ「元ネタは鯨の戒名なのよね、キースがパクッて来ただけで」
ブルー 「そうだよ、鯨は人間様のお役に立ったからねえ…」
使えない部分が無かったくらいにお役立ち、と生徒会長、いえ銀青様。
ブルー 「だからこそ院殿号なわけでさ、鯨なのにね」
シロエ 「それに引き換え、スッポンタケはダメダメですしね…」
役立つどころか、厄を運んで来る方ですよ、と絶妙な例え。
シロエ 「疫病神って点では、何にも負けませんってば」
ジョミー「上手いこと言うよね…。座布団、要る?」
シロエ 「座布団は欲しくないですけど…。もちろん厄も結構です」
サム 「欲しいヤツなんていねえぜ、厄は」
でも、じきにシーズン突入だしよ、とブルブルと。
サム 「梅雨の頃にはキノコが出るしよ…。もうリーチだぜ」
マツカ 「でもまだ、五月がありますから」
シロエ 「甘いですってば、その五月だって潰されそうです」
あちこちフラグが立ちまくりです、と潜める声。
シロエ 「例の人が狙ってますからね…。常にロックオンで」
ジョミー「そっくりさんがいるっていうのがヤバすぎなんだよ!」
それさえなければ出現率が下がるのに…、という嘆き節。
ジョミー「ブルーにそっくり、教頭先生にそっくりだしさ…」
スウェナ「ぶるぅのそっくりさんまでいるものねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅはお友達だよ!」
いつも遊びに来てくれるもん、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「ぶるぅのパパとママも、みんなの友達だよね!」
シロエ 「違いますから!」
ぶるぅ 「えっ、でもでも…」
別の世界のシャングリラから来るお友達、という認識。
迷惑すぎると思いますけどね?
2016/04/07 (Thu)
☆別世界の人たち
1年A組なシャン学メンバー、生徒会長宅でパーティー開催中。
キース君も大いに迷惑ですけど、負けていないのが別世界の人たちで。
ぶるぅ 「ぶるぅのパパがブルーだっけ? ママがハーレイだっけ?」
シロエ 「そういう認識らしいですよね、あの人たちは」
ブルー 「どう考えても、逆なんだろうと思うけどねえ…」
ぶるぅのパパがハーレイだろう、と生徒会長がブツブツと。
ブルー 「ブルーが女役なわけだし、あっちのハーレイがパパだよね」
ジョミー「キャプテンの方がパパだよねえ…」
サム 「それで間違っていねえと思うぜ。でも、本人はよ…」
シロエ 「自分がパパだと威張ってますよね、ソルジャーは…」
なんにしたって大迷惑で…、とシロエ君も。
シロエ 「あの厄介な夫婦がいるだけで、年々リスクが高まるんです」
スウェナ「確かに、リスクは上がる一方よねえ…」
マツカ 「…すみません…。ぼくもリスクを上げちゃいました…」
身バレしましたから、と申し訳なさそうな顔。
マツカ 「あれさえなければ、公爵夫妻は他人だったかと…」
一同 「「「あー…」」」
通りすがりで済む筈だった、というのが北の国に住む公爵夫妻。
マツカ 「ドクツルタケなんて名前も無くて、それっきりでした」
シロエ 「本名も知らないままになったでしょうね…」
サム 「イングリッドは知りたくなかったぜ…」
出会わずに済ませたかったのによ、と嘆いても後の祭りな今。
ジョミー「もう手遅れだよ、すっかり深い付き合いだしさ…」
キース 「間違えるな、俺たちが付き合っているわけではない!」
別の世界のシャングリラから来る馬鹿どもだ、と言ってますけど。
シロエ 「でもですね…。キース先輩のお蔭でですね…」
サム 「妙に御縁は深まってるぜ? あいつらと公爵夫妻の方もよ」
キース 「俺が何をしたと!?」
シロエ 「スッポンタケの件ですってば」
アレを目当てに出て来る度に御縁の方も…、という指摘。
正しいかも?
2016/04/08 (Fri)
☆迷惑すぎる人たち
新年度を迎えてパーティー中のシャン学メンバー、話の種は迷惑な人。
別世界から来るソルジャー夫妻とか、北の国に住む公爵夫妻とか。
シロエ 「いいですか? キース先輩がスッポンタケに戒名を…」
サム 「つけたばかりに加速してるぜ、別世界からのお客様がよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お彼岸もお盆も法要だよね!」
スッポンタケはキースのお弟子さんだもん! と元気一杯。
ぶるぅ 「お盆までにも色々あるよね、すっごく楽しみ!」
ジョミー「…ぼくたちは迷惑なんだけど…」
ぶるぅ 「でもでも、イングリッドさんから何か届くかも…」
それに公爵、と罪が無いのが子供というもの。
ぶるぅ 「いつもお菓子を沢山くれるし、どれも美味しいし…」
シロエ 「お菓子と一緒に届く代物が最悪なんです!」
スウェナ「公爵が拍車をかけているわよね、筋金入りのゲイだから…」
サム 「ダテにドクツルタケの旦那をやってねえよな…」
ドクツルタケことイングリッドさん、本物の公爵夫人でして。
ジョミー「なんでゲイの奥さんやってるんだろうね、ドクツルタケ…」
シロエ 「きっと旨味があるんでしょう。…ドクツルタケだけに」
サム 「あたると確実に死ぬキノコだしよ、ドクツルタケはよ…」
だからそういう渾名だっけか、とサム君の溜息。
サム 「ドクツルタケに加えてスッポンタケだぜ、最悪としか…」
ジョミー「キースが戒名をつけなかったら、スッポンタケはさ…」
シロエ 「その内にフェードアウトでしたよ、もう間違いなく」
別の何かに座を奪われて…、とキース君をギロリ。
シロエ 「キース先輩が悪いんです。何かと言えば法要で!」
マツカ 「そうでない時も、スッポンタケ狩りに燃えますしね…」
スウェナ「こっちに来る回数が増えた分だけ、リスクも上がるわよ」
ジョミー「上手い具合にドクツルタケから荷物が来るしさ…」
キース 「俺のせいか?」
荷物まで俺のせいなのか、と言ってますけど。
そうなんじゃあ…?
2016/04/09 (Sat)
☆迷惑すぎる坊主
生徒会長宅で今年度もよろしくパーティー、1年A組ないつもの面々。
迷惑な人たちが話題になる中、問題視されるのが副住職なキース君。
キース 「ドクツルタケから届く荷物は、俺のせいではないと思うが」
シロエ 「その発想が厚かましいんですよ! キース先輩は!」
サム 「自分まで不幸なつもりでいやがる所がよ…」
仏に仕える身とも思えねえ、とサム君、辛辣な批判。
サム 「普通は我が身を犠牲にしてもよ、人を救うのが坊主だしよ」
ブルー 「お釈迦様の教えからして、そうなってるしねえ…」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「飢えた虎に自分を食べさせるとかは基本だね!」
それに引き換え、キースときたら…、と深い溜息。
ブルー 「自分を犠牲にして救うどころか、端から被害に巻き込むし」
ジョミー「だよねえ…。法要の度に犠牲になるのは、ぼくたちだよ」
スウェナ「春のお彼岸も酷かったものね、スッポンタケで」
変なBGMまで流されたわよ、と振っている頭。
スウェナ「兄貴シリーズのBGMでしょ、あれも例の人が…」
シロエ 「持って来ましたよね、CDを…。これを流せという注文で」
サム 「そうなったのもキースのせいだぜ、法要だしよ」
キース 「俺はBGMとは無関係だ!」
兄貴シリーズのDVDだって俺は知らん、と言ってますけど。
シロエ 「どうなんでしょう…。あれを持って来たAV監督…」
マツカ 「公爵が贔屓にしているらしいですしね…」
サム 「でもって、出演を打診してやがったぜ? あいつらによ」
キース 「それも俺とは無関係だが!」
あの連中のことまで責任は持てん、という姿勢。
キース 「あいつらは俺の弟子というわけではないからな…」
シロエ 「それじゃ、スッポンタケは弟子なんですね?」
キース 「何故、そうなる!?」
シロエ 「でも、直弟子だと思いますけど?」
キース 「そ、それは…」
否定出来んが、と追い込まれた模様。
公爵夫妻との関係の方は…?
2016/04/10 (Sun)
☆この人のせいです
今年も1年A組になったシャン学メンバー、キース君の責任を追及中。
スッポンタケが直弟子な件は否定しないとかで、この先が問題。
シロエ 「スッポンタケが直弟子だったら、責任重大になりますよ?」
サム 「法要関係は全部キースのせいだしよ…。他の件もよ…」
キース 「ドクツルタケと公爵は無関係なんだが!」
シロエ 「さあ、どうでしょう? …例の人との関係が…」
公爵夫妻と仲良くしたい誰かさんは、スッポンタケがお好きで…、と。
シロエ 「スッポンタケのためにと通い続けるわけですし…」
スウェナ「ついでにせっせと接触するのがドクツルタケよね…」
ジョミー「変な荷物が届いちゃったらウキウキだしね…」
マツカ 「あの人たち宛の何かが来るのは、もうお約束ですよ…」
断る方法も見付かりませんし、と御曹司も困っている様子。
マツカ 「御礼状を書く度に誤解されてます。…喜んでいると」
シロエ 「貰う人がいるせいで加速しちゃうんですよ!」
あのプレゼント攻勢が…、とキース君の方をジロジロと。
シロエ 「誰かさんがしょっちゅう来ていなかったら、まだマシです」
キース 「俺のせいだと言うのか、それも!?」
シロエ 「スッポンタケがお目当てですしね、あの人たちは」
キース先輩が迂闊なことをするからですよ、と咎める目線。
シロエ 「あんな戒名をつけなかったら、ただのキノコで…」
サム 「うんうん、見た目と学名がヤバイっていうだけでよ…」
ブルー 「其処が最悪なキノコだからねえ、スッポンタケは…」
形がヤバすぎ、というだけあって、学名が「恥知らずな男根」。
ブルー 「ただでもブルーが飛び付きそうなキノコなのに…」
シロエ 「戒名のせいでパワーアップで、ストーカーですよ!」
キース 「そ、それは…。つい、ウッカリと…」
サム 「俺たちの身にもなって欲しいぜ」
ジョミー「反省の色も無いもんねえ…」
どうかと思う、と避難轟々。
何から何までキース君のせいでOKですか?
2016/04/11 (Mon)
☆一生モノの責任
今年も変わらず1年A組なシャン学メンバー、みんなでパーティー中。
諸悪の根源はキース君だそうで、スッポンタケにつけた戒名が問題。
シロエ 「ウッカリなんかじゃ済まないんです! この件は!」
サム 「破門も出来ねえレベルだもんなあ、院殿号はよ…」
キース 「俺だって真面目に困っているんだ! 色々と!」
何かと言ったら法要なんだ、と叫んでますけど。
ジョミー「被害者面って言わない、それ?」
シロエ 「キース先輩は加害者ですけどね? どう考えても」
スウェナ「弟子の不始末は師僧の不始末、って聞いてるわよ?」
ブルー 「スウェナが言うので合ってるねえ…」
坊主の世界も厳しくてね、と生徒会長、いや、伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「まして戒名を出したとなったら、責任の方も重大で…」
サム 「寺がなくなっても、戒名はキッチリ残るしよ…」
無縁仏にならない限りは供養も続くし、と合掌を。
サム 「つけちまったら、責任は一生モノなんだぜ?」
ブルー 「サムでも分かっているのにねえ…。プロのキースが…」
シロエ 「逃げの姿勢とか、被害者面は有り得ないってことですね?」
ブルー 「そういうことだね、もう間違いなく」
坊主だったら責任を取るのが当然だから、とキッパリと。
ブルー 「本当だったら一人で始末をつけるべきだよ」
キース 「ど、どうしろと…?」
ブルー 「スッポンタケの件は、君が一人で背負うとか!」
例の二人が出て来た時には、君が接待、と突き付ける指。
ブルー 「法要に御馳走、その他もろもろ! 全部纏めて!」
シロエ 「ああ、なるほど…。キース先輩に任せるわけですか…」
あの厄介な人たちを…、と頷くシロエ君。
シロエ 「添乗員みたいに丸投げですね、キース先輩に」
スウェナ「いいわね、ガイドも通訳も全部!」
マツカ 「公爵からの荷物も任せられそうですね」
ブルー 「多分ね!」
有能な坊主だったら出来る筈だ、という話。
責任丸投げコースですか?
2016/04/12 (Tue)
☆担当して下さい
今年も1年A組に固定なシャン学メンバー、生徒会長宅でパーティー。
キース君が悪いという話の中、責任は全て丸投げにする方向へ。
ブルー 「出来る坊主になりたいのならば、キースの役は決まったね」
シロエ 「キース先輩にとっては厄でしょうけど、お役目ですね」
サム 「丸投げ出来たら、俺たちだって楽になるしよ…」
ジョミー「何でもキースがやるんだもんね!」
例の夫婦が出て来た時には任せてしまえ、と盛り上がる席。
スウェナ「散々酷い目に遭っちゃったけれど、もう安心ね」
マツカ 「ぼくも任せて安心です。これからは御礼状もキースですよ」
キース 「待て、その話は前に断ったが!」
マツカ 「全部纏めて引き受けるんなら、話は別になりますから」
ソルジャー夫妻のお世話はキースの役目ですしね、と御曹司。
マツカ 「ぼくが横から口出しするより、キースが書くのが一番です」
シロエ 「そうですよねえ…。言わば専属になるわけですから」
サム 「手紙の代筆も入ると思うぜ、仕事の内に」
ブルー 「入るだろうねえ、坊主は書くのも仕事だからね!」
お盆の度にキースが追われる卒塔婆とか…、と絶妙な例が。
ブルー 「上手に書けてなんぼなんだし、頑張りたまえ」
マツカ 「次から荷物は分担しましょう、届いた時は」
シロエ 「いいですね! マツカ先輩はお菓子の担当ですね」
スウェナ「あの人たちに届いた分は、キースが責任を持つわけね」
素敵じゃないの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「危険物は纏めてキースってことよ、お客さんも荷物も」
キース 「そういうことになるのか、俺は!?」
シロエ 「役割分担は効率的です、どんな場面でも」
プロなら出来る仕事でしょう、と突き放し。
シロエ 「これから先は、全部キース先輩の担当ですよ」
サム 「爆買いに来やがっても大丈夫だよな!」
キース 「爆買いだと!?」
怪しげなブツを買いに来やがった時は案内なのか、と青ざめる顔。
ガイドの仕事ですね?
2016/04/13 (Wed)
☆案内も得意です
今年も1年A組なシャン学メンバー、生徒会長宅でパーティー中。
何かと厄介なソルジャー夫妻を、キース君に担当させるという方向で。
シロエ 「買い物の案内は、当然、ガイドの仕事でしょう」
ジョミー「だよねえ、爆買いと違って通訳はしなくていいけどさ」
キース 「俺に案内しろと言うのか、あの連中を!」
スウェナ「買い物くらいは普通でしょ? それにお坊さんだし…」
案内するのは得意じゃないの、とニコニコと。
スウェナ「行き先はちょっと違うけれども、お浄土のガイド」
シロエ 「そうですねえ…。お念仏がどうこう言ってますよね」
キース 「それは話が別だと思うが!」
サム 「違わねえだろ、坊主だったら案内するのが仕事だぜ?」
檀家さんとかを案内しねえと…、と真っ当な意見。
サム 「お浄土の案内も出来ねえようなら、坊主じゃねえしよ」
ブルー 「住職だとも思えないよね、出来ないならね!」
キース 「その資格なら俺は持っているが…」
住職の資格はそのためにあると言ってもいいし、とブツブツと。
キース 「クソ寒い中で三週間も道場入りしたのは、そのためで…」
シロエ 「じゃあ、お浄土には誰でも案内出来るんですね?」
ブルー 「そうなる筈だよ、キースは副住職だけど…」
アドス和尚が引退した時は、もちろん住職なんだから、と。
ブルー 「つまりは、お浄土に案内出来る資格バッチリ!」
スウェナ「ほらね、お浄土でもオッケーなんだし、買い物くらいは…」
シロエ 「どう考えても楽勝ですよね?」
マツカ 「お浄土と違って、同じ世界で動くんですしね…」
買い物ガイドの方が簡単でしょう、とマツカ君も。
マツカ 「あの人たちの買い物が変な物でも、お浄土よりは…」
サム 「簡単だよなあ、三途の川だって挟んでねえしよ」
キース 「だからと言って、爆買いガイドも俺なのか!?」
シロエ 「当然でしょう?」
担当するからには頑張って下さい、と激励の言葉。
キース君、思い切りピンチ…?
2016/04/14 (Thu)
☆お浄土専門です
今年も1年A組なのがシャン学メンバー、生徒会長宅でパーティー中。
ソルジャー夫妻がやって来た時は、担当するのはキース君だとか。
シロエ 「爆買いでも案内してこそです! プロのガイドなら!」
サム 「うんうん、キースはプロ中のプロだぜ。その道ではよ」
キース 「俺は、お浄土専門なんだが!」
極楽浄土の方ならプロだが、とアタフタと。
キース 「しかし、爆買いだとか、あの馬鹿野郎どもの案内は…」
スウェナ「そうかしら? その案内は人を選ぶものなの?」
キース 「何の話だ?」
スウェナ「お浄土ガイドよ。…お客さんを見て選ぶのか、って」
この人ならいいとか、この人は案内しないだとか…、という質問。
スウェナ「そういう感じで選んでいいの、と訊いているのよ」
シロエ 「あー…。お坊さんが選んじゃいけませんよね?」
サム 「駄目じゃねえかと思うけど? 真っ当な坊主だったらよ…」
たとえ御布施が少なかろうが、貰えないような人だろうが…、と。
サム 「行き倒れの人でも案内するのがプロだぜ、坊主の」
ブルー 「サムが言うのが正しいね。御布施で選ぶようではねえ…」
キース 「俺は御布施で人は選ばん!」
失礼な、と怒ってますけど、どうなんだか。
シロエ 「本当ですか? それなら、あの人たちだって…」
マツカ 「きちんと案内するのがプロじゃないですか?」
ジョミー「そうだよねえ…。どんな人でも断らないなら分かるけど…」
キースは断ってるじゃない、とツッコミが。
ジョミー「ソルジャーとキャプテンは嫌だって言うし…」
スウェナ「爆買いの案内もしないのよね?」
キース 「お浄土と爆買いは違うだろうが!」
シロエ 「でもですね…。ソルジャーだって、お浄土をですね…」
一応、求めているのでは…、とシロエ君。
シロエ 「いずれは極楽と言っていますよ?」
マツカ 「お浄土の蓮の花を希望でしたよね?」
確か頼まれていたのでは…、という声が。
副住職の運命や如何に?
2016/04/15 (Fri)
☆コアラのお寺で
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行で、コアラの国でグルメに観光。
そういう計画で突っ走ったら、キース君の命が無いオチで…。
キース 「た、頼む、考え直してくれ! 俺のためにも!」
Aブルー「君のためなら、アドス和尚が卒塔婆を書いてくれる筈!」
サム 「お盆まで待てよな、忘れずに頼んでやるからよ」
スウェナ「私たちだってカンパするわよ、卒塔婆のお金くらいなら」
みんなで分ければ卒塔婆くらい、とスウェナちゃんまで。
スウェナ「そんなに高くはないでしょ、卒塔婆」
サム 「けっこうするぜ、デカイのはよ…。でも、キースだしよ…」
シロエ 「他人ってわけじゃないんですから、奮発しましょう!」
マツカ 「足りなかったら、残りはぼくが出しますから」
Aブルー「はい、決まり! キースはお盆に卒塔婆ってことで!」
アドス和尚に殺されて来て、とバッサリと。
Aブルー「コアラが沢山いそうなお寺は探せるかな?」
ブルー 「出来ると思うよ、ぼくに任せてくれればね」
シロエ 「いいんですか、会長?」
銀青様だとバレませんか、とシロエ君が心配してますけれど。
ブルー 「平気だってば、璃慕恩院の老師に頼むから」
キース 「璃慕恩院だと!?」
ブルー 「どうせだったら、ぼくたちの宗派のお寺がいいしね」
老師の顔なら待遇も最高、とニコニコニッコリ。
ブルー 「ぼくの名前は出さないでくれ、でオッケーだから!」
サム 「いいよな、それ! スッポンタケも喜ぶぜ!」
シロエ 「馴染みのお寺がいいでしょうしね、他所の国でも」
サム 「他の宗派だと、お経も丸ごと変わっちまうしよ…」
南無阿弥陀仏のお寺が一番だぜ、とサム君も。
サム 「その代わり、足がつくのも早いんじゃねえの?」
シロエ 「ピンと来る人が多いでしょうしね、同じ宗派だと」
キース 「俺の立場はどうなるんだ!」
Aブルー「大丈夫!」
お盆の卒塔婆は確定だから、と言われましても。
それって立派な死亡フラグですよ?
2016/03/16 (Wed)
☆お盆もコアラで
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行へ、コアラが沢山いるお寺まで。
璃慕恩院の系列のお寺をチョイスで、キース君の死亡は確定で…。
キース 「そ、卒塔婆だけ書いて貰ってもだな…!」
サム 「無縁仏よりかはマシじゃねえかよ、卒塔婆だぜ、卒塔婆」
ブルー 「お盆の度に書かされてたけど、今度は書いて貰える方で…」
もう最高の待遇じゃないか、と生徒会長もお勧めの卒塔婆。
ブルー 「いくらなんでも、自分の卒塔婆は書けないからねえ…」
サム 「アドス和尚が書いてくれるぜ、立派なのをよ」
シロエ 「キース先輩はどうなるんでしょうね、お盆の頃には」
サム 「座敷牢でねえの?」
二度と外には出せねえからよ、と怖すぎる台詞。
サム 「元老寺に恥をかかせたわけだし、幽閉だぜ、多分」
シロエ 「もう学校にも来られないというわけですか…」
ブルー 「そうなるだろうね、そしていいようにコキ使われる、と」
今年のお盆の卒塔婆を全部一人で書かされるとか…、と合掌を。
ブルー 「キースの分の卒塔婆以外は、まるっと全部で」
サム 「そんなトコでねえの、対外的には消されちまってよ…」
Aブルー「いいんじゃないかな、お盆もコアラの国に頼むから」
シロエ 「お盆もですか! 夏だとスキーが出来そうですね!」
ジョミー「だよね、季節が反対だしね!」
真夏のスキーやスノボもいいかも、と乗り気な面々。
サム 「キースの存在が消えてるんだし、俺たちもフリーで…」
ジョミー「棚経、関係ないもんねえ!」
マツカ 「それじゃ、お盆もコアラの国でいいですか?」
一同 「「「賛成!」」」
そっちに行こう、と大盛り上がり。
シロエ 「今年の夏休みが楽しみですよ!」
Aブルー「戒名はガッチリ握っているから、お盆もオッケー!」
キース 「ま、待ってくれ、本気で俺を殺すつもりか?」
Aブルー「君の命までは知らないねえ…」
コアラの国が待っているから、と突き放し。
キース君、卒塔婆ED…?
2016/03/17 (Thu)
☆コアラが嫌なら
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行で、お盆も同じくコアラの国へ。
そういう計画で盛り上がる中、キース君だけが卒塔婆な流れ。
キース 「ど、どうすればいいんだ、俺が助かるには…!」
サム 「お念仏しかねえんじゃねえの? お浄土行きのお約束だし」
ブルー 「毎日きちんと唱えていればさ、極楽往生間違いなしで…」
真っ直ぐお浄土に旅立ちたまえ、と銀青様の有難いお言葉。
ブルー 「お盆には、ぼくも心をこめて供養するから」
キース 「その前に、俺を助けてくれ!」
サム 「自分でなんとかするしかねえだろ、プロなんだしよ」
自分の命も救ってなんぼ、と誰も出さない助け舟。
サム 「弟子を見捨てた所で命が終わってたんだぜ」
シロエ 「恐ろしいですねえ、スッポンタケの祟りですか…」
Aブルー「ぼくたちには無関係だから! ちゃんと拝めば!」
シロエ 「もちろんです! だって、コアラもつくんですから!」
それにグルメに観光に…、と尽きない魅力なコアラの国。
シロエ 「お盆にウィンタースポーツも出来るんですしね」
サム 「最高だよなあ、コアラ万歳だぜ!」
キース 「俺は嬉しくないんだが!」
Aブルー「凄い法要をしてくれるんなら、考えたっていいけどね?」
コアラの国にも負けないヤツを、という提案。
Aブルー「スッポンタケが漲るような法要とかね!」
キース 「それはどういう法要なんだ?」
Aブルー「うんとド派手に! 入場の時はBGM付きで!」
一同 「「「BGM!?」」」
ついでに誰が入場するのだ、と誰もが顔を見合わせることに。
シロエ 「…やっぱりキース先輩でしょうか?」
サム 「それしかねえよな、法要だしよ…」
キース 「一つ訊いていいか?」
入場するのは何なんだ、という質問。
キース 「俺のことかと思うんだが…」
Aブルー「同伴出勤を希望なんだよ!」
一同 「「「同伴出勤?」」」
なんじゃそりゃ、としか言えない状況。
BGMに同伴出勤…?
2016/03/18 (Fri)
☆同伴出勤を希望
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行を希望な面々。
行き先はコアラの国ですけれども、それをやったらキース君がピンチ。
キース 「同伴出勤というのは何だ?」
Aブルー「知らないかなあ、こっちの世界の習慣だろう?」
一同 「「「習慣?」」」
Aブルー「そう! 開店の前にお客様と会って、一緒に出勤!」
ホストにホステス、他にも色々…、という説明。
Aブルー「そんな感じで、キースにも同伴出勤して欲しいんだよ!」
キース 「…俺にそういう店に行けと?」
Aブルー「違うよ、今は法要の話をしてるんだから!」
同伴するのはスッポンタケだ、と指をビシィ! と。
Aブルー「法要の主役を連れて入場してくれないかな、会場へ!」
キース 「今の季節は、スッポンタケは出ていないんだが!」
Aブルー「だけど、位牌があるだろう? いつも作って貰ってるし!」
白木のアレで充分だから、とニコニコニコ。
Aブルー「こう、恭しくスッポンタケを同伴で! BGMつきで!」
キース 「…会場にお経を流せと言うのか?」
Aブルー「そんな抹香臭いのじゃなくて、景気のいいヤツ!」
キース 「行進曲とか、そっち系のか?」
Aブルー「ううん、ただの曲ではスッポンタケが漲らないから!」
とっておきの曲があるんだから、と乗り出す膝。
Aブルー「兄貴のテーマでお願いするよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「先月、ぼくが貰ってただろう! DVDを!」
節分の七福神巡りに行く時に…、と満面の笑顔。
Aブルー「公爵も贔屓のAV監督、あの人のヒット曲で是非!」
キース 「ひ、ヒット曲…?」
Aブルー「知る人ぞ知る名曲だってさ、ノルディに訊いたら!」
兄貴がガンガン攻める時に鳴り響く曲なのだ、とグッと拳を。
Aブルー「奥の奥までズンズン行こう、といった感じで!」
キース 「俺にその曲で入場しろと?」
Aブルー「そうだけど?」
スッポンタケと同伴出勤、BGMは兄貴のテーマ。
酷すぎませんか…?
2016/03/19 (Sat)
☆いよいよお中日
春のお彼岸はコアラの国までスッポンタケの法要旅行に。
それが嫌ならキース君が法要、同伴出勤な上にBGMが兄貴のテーマ。
キース 「それを断ったらどうなるんだ?」
Aブルー「もちろん、コアラの国に行くんだよ! 君も一緒に!」
そして色々ヤバイことに…、とソルジャーの冷たい微笑み。
Aブルー「アドス和尚に消されるらしいね、この世界から」
サム 「それ、確定だと思うぜ、俺も。お盆はキースの卒塔婆でよ」
シロエ 「キース先輩、立派に成仏して下さいね」
お浄土は二つもあるそうですし、と指差す西と東と。
シロエ 「好きな方へ往生して下さい。卒塔婆は頼んであげますから」
キース 「俺は死にたくないんだが!」
Aブルー「じゃあ、法要! 同伴出勤で、兄貴のテーマをBGMに!」
ブルー 「やるんだったら、ぼくの家を会場に貸すけどね?」
Aブルー「待ってました!」
それでこそだよ、とコアラの国はブン投げた様子。
Aブルー「兄貴のテーマを持って来なくちゃ、大事なCD!」
一同 「「「CD!?」」」
そんな代物のCDがあるのか、と誰もがビックリ。
Aブルー「それがあるんだな、兄貴シリーズは人気だから!」
キース 「…死ぬよりはマシだろうからな…」
その法要を引き受けよう、と決めた覚悟で、日は経ちまして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい! 今日はお彼岸!」
ブルー 「正確に言うならお中日だね、絶好の法要日和だよ」
シロエ 「…惜しかったです…。本当だったら、今頃は…」
ジョミー「コアラの国でさ、観光でグルメでバカンスだよね…」
どうして普通にこうなるんだろう、と誰もが零す溜息。
サム 「それで、キースはまだなのかよ?」
ブルー 「お中日だし、アドス和尚の手前もあるから…」
Aブルー「ちょっと遅れるのは仕方ないよね、お寺が優先!」
キース 「すまん、遅くなった」
しかし、なんとか抜けて来られた、と法衣が入った鞄を持参。
着替えが済んだら法要ですね?
2016/03/20 (Sun)
☆BGMは兄貴で
やって来ました春のお彼岸、お中日は生徒会長の家で法要ですけど。
法衣を持参で来たキース君の任務、それがスッポンタケとの同伴出勤。
Aブルー「スッポンタケの位牌は作ってくれたんだろうね?」
キース 「もちろんだ。同伴出勤するというのが約束だからな」
法衣に着替えたら、位牌を持参で入場する、と悲壮な決意。
キース 「いつもの和室で良かったんだな、会場は?」
ブルー 「そうだよ、サムが色々と準備してくれたから」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お膳はぼくが作ったんだよ、精進料理!」
Aブルー「持つべきものは友達だよねえ、お蔭で立派な法要が…」
ちゃんとCDも持って来たし、とニコニコと。
シロエ 「兄貴のテーマとかいうヤツですか?」
Aブルー「そうなんだよ! 兄貴シリーズのBGMが満載で!」
キース 「…兄貴のテーマだけではないのか?」
Aブルー「そんなCDだと売れないよ! テーマだけじゃあ!」
色々と入っているんだから、と用意してあるCDデッキ。
Aブルー「入場の時は兄貴のテーマで、法要の間もBGMをね!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「前に聞いたよ、お経は音楽と相性が最高だと!」
南無阿弥陀仏の宗派は8ビートだっけ、とイヤンな台詞が。
Aブルー「兄貴シリーズのBGMとも、きっと重なる所がある筈!」
キース 「読経の間中、それを流すと?」
Aブルー「文句があるなら、コアラの国まで引越すけれど?」
瞬間移動でパパッと移動で、とソルジャーの脅し。
Aブルー「院殿号の仏様だし、位牌も用意してあるし!」
サム 「あー…。坊主もキースを持ち込みってことかよ」
Aブルー「いける筈だよ、お坊さん便もある時代だろう?」
ネット通販でお坊さんを手配できると聞いたけど、という話。
キース 「その話なら、仏教会から苦情が出たが…」
Aブルー「ぼくは、そんなの関係無いから!」
兄貴シリーズのBGMが使えないなら引越しだとか。
後が無さそうな感じですね?
2016/03/21 (Mon)
☆ドタキャンでコアラ
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君の任務は同伴出勤。
入場の時はBGMに兄貴のテーマだ、と言っていたのがエスカレート。
Aブルー「法要の間は兄貴シリーズのBGM! これは絶対!」
シロエ 「駄目な場合はコアラの国へ行くわけですね?」
スウェナ「あそこって確か、時差が無いんじゃないかしら?」
ブルー 「多分ね、今はサマータイムでもないだろうから」
Aブルー「丁度いいじゃないか!」
キースを持ち込み出来るお寺を探そう、とソルジャー、乗り気。
Aブルー「南無阿弥陀仏のお寺でなくても、コアラがいればね!」
サム 「キースの人生、そこで終わりになるのかよ?」
Aブルー「ぼくはどうでもいいからね!」
お坊さん便とか仏教会と一緒で、まるで無関係、と手をヒラヒラ。
Aブルー「スッポンタケの法要が出来ればいいんだよ!」
シロエ 「BGMはどうするんですか?」
Aブルー「コアラの国でも同じことだよ、此処まで来たら!」
当日になってキャンセルするなら全額だろう、と妙な理屈が。
Aブルー「それと同じで、今更何処へ引越ししたって、BGM!」
サム 「だったらキースはババじゃねえかよ、いろんな意味で」
Aブルー「依頼を断る方が悪いよ、この場合は!」
シロエ 「言われてみれば、そうですねえ…」
キース先輩が一人で騒いでいるんですから、と冷たい視線。
シロエ 「これじゃ法要も始められませんし、引越しませんか?」
ジョミー「悪くないよね、今からだって!」
サム 「時差がねえのはポイント高いぜ、何をするにしても」
Aブルー「まずは法要、それからグルメと観光だよ!」
コアラの国を楽しもう! と突き上げる拳。
Aブルー「キースは向こうで着替えればいいよ、急ぐから!」
シロエ 「早く行かなきゃ損ですよね!」
キース 「ま、待ってくれ…!」
Aブルー「兄貴シリーズのBGMで法要をやってくれると?」
そういうことなら考えよう、と尊大な態度。
さて、法要の会場は…?
2016/03/22 (Tue)
☆やっぱりコアラで
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMは兄貴シリーズのCDで。
それが駄目ならコアラの国だと言うのがソルジャー、引越しあるのみ。
Aブルー「今から3分待ってあげるから、法要の場所を決めたまえ」
キース 「さ、3分で…?」
Aブルー「充分だろうと思うけどねえ、カップ麺だって作れる時間!」
此処でやるのか、コアラの国か…、と迫るソルジャー。
Aブルー「時間切れだと、自動的にコアラの国になるから!」
シロエ 「パパッと瞬間移動ですね?」
Aブルー「楽勝だからね、その程度はね!」
同じ星の上で移動するなら、大人数でも問題無し! と。
Aブルー「お供え物とかを持って行かなきゃいけないから…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お膳は、ぼくが持ってく!」
サム 「だったら、俺はこの辺のを持つことにするぜ」
ジョミー「ぼくはコレかな、えっと、他のは…」
シロエ 「任せて下さい、ぼくも持ちますよ。マツカ先輩も」
マツカ 「花も持った方がいいんでしょうねえ…」
ブルー 「そうだね、スッポンタケも馴染みの花が嬉しいだろうし…」
こっちだったら菊とかだけど…、と生徒会長が眺める花瓶。
ブルー 「コアラの国だとプロテアだとかのブッ飛んだヤツに…」
スウェナ「そんな感じよね、菊と言われたら菊かしら、アレ」
シロエ 「どうなんでしょう…。肉厚ですよ?」
マツカ 「この国の花とは違いますしね、花も運びましょう」
検疫破りになりますけれど、と持って行くらしい花瓶の花たち。
キース 「お前たち、あっちに行くつもりなのか…!」
ジョミー「コアラの国の方がいいもんね?」
シロエ 「普通は、そっちを取りますよ」
Aブルー「用意はいいかな、あと1分と少しだけれど」
一同 「「「準備オッケー!」」」
さあ行こう、と法要丸ごと引越しな感じ。
キース 「待ってくれ…!」
Aブルー「BGMを流す覚悟が決まったのかい?」
残り時間はあと30秒、と出発、秒読み。
コアラの国で法要ですか…?
2016/03/23 (Wed)
☆此処でやります
春のお彼岸は兄貴シリーズのBGMで、スッポンタケの法要を。
キース君が嫌だと言った場合はコアラの国へと引越し、もはや秒読み。
Aブルー「残り20秒! カウントダウン開始!」
一同 「「「オッケー!」」」
行くぞ、とコアラの国に向かって始まるカウントダウン。
ジョミー「19!」
シロエ 「18!」
サム 「17!」
順調にカウントダウン進行、残り10秒ですけれど。
キース 「引き受ける!」
シロエ 「えっと…?」
Aブルー「やってくれると? 兄貴シリーズのBGMで法要を?」
キース 「それと同伴出勤だったな、コアラの国に行くよりマシだ!」
行っても結果は同じだからな、と腹を括った副住職。
キース 「その上、坊主持ち込みもセットで院殿号の法要がバレる!」
サム 「そうなると思うぜ、コアラと坊さんあるあるで」
シロエ 「ぼくなら絶対、呟きますしね、そのハッシュタグで」
スウェナ「そしてリツイートの嵐になるのね、拡散希望って」
ブルー 「何処のお寺の坊主だったか、普通は知りたくなるからね」
まず間違いなく拡散コースで、その日の内に特定だろう、と。
ブルー 「法要の後でグルメと観光、それで元老寺に帰ったら…」
サム 「アドス和尚が立ってるんだぜ、山門に怒りMAXでよ…」
もう確実に死亡なコース、とサム君が唱えるお念仏。
サム 「そっちの線は防げたんだし、頑張れよな。今日の法要」
シロエ 「残念です。コアラの国に行けそうだったのに…」
スウェナ「またの機会ってことでいいわよ、いつか行けるわ」
ジョミー「だよねえ、キースが墓穴を掘ったら卒塔婆なんだし…」
きっとコアラの国だって、と夢は大きく果てしなく。
ジョミー「真冬のお盆に期待しようよ、みんなでさ」
Aブルー「それもいいねえ、スッポンタケも旅をしたいだろうから」
キース 「勝手に話を進めるな!」
Aブルー「じゃあ、法要!」
着替えて来い! と廊下へ蹴り出し。
同伴出勤、秒読みですね?
2016/03/24 (Thu)
☆絶賛リリース中
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMには兄貴シリーズのCDを。
ついに引き受けたのがキース君、法衣に着替えに行きましたけれど。
Aブルー「楽しみだねえ、同伴出勤! きっと最高の法要になるよ!」
シロエ 「キース先輩が位牌を持って入場ですよね?」
Aブルー「そうだよ、スッポンタケの位牌をね!」
BGMには兄貴のテーマ、とソルジャーが用意しているCDデッキ。
Aブルー「兄貴がガンガン攻める時には、この曲だからさ…」
シロエ 「ぼくたちには理解不能ですけど?」
Aブルー「分かってるってば、18歳未満お断りのDVDだし!」
兄貴シリーズは良かったけれど、とニコニコと。
Aブルー「公爵が贔屓にするのも分かるよ、あの監督を!」
サム 「イロモノだって言ってたぜ、兄貴シリーズ」
Aブルー「そこがまた素敵な所でねえ…! 流石ヒット作!」
ぼくのハーレイが漲りまくりで…、と瞳がキラキラ。
Aブルー「奥の奥までガンガンいくぞ、って兄貴のテーマで…」
シロエ 「待って下さい、そのBGMは現役なんですか?」
Aブルー「現役も何も、兄貴シリーズは続編、請う御期待だよ?」
都合で出ようかと思うくらいに、新作のリリース予定が、と。
Aブルー「だから現役だね、兄貴のテーマもBGMも!」
シロエ 「いえ、そうじゃなくて…。現役で使用中ですか、と…」
Aブルー「使われてるって言ってるじゃないか、まだ出るんだから!」
月イチくらいでリリースらしいよ、とチェック済みらしく。
Aブルー「今月の新作はゲットしたしさ、来月も買うし!」
シロエ 「DVDの方じゃなくって、CDですよ!」
Aブルー「絶賛発売中だけど?」
隠れたヒット商品なんだよ、と満面の笑顔。
Aブルー「ぼくたちのように使いたい人も多いから!」
シロエ 「…法要のBGM用にってことはないですよね、それ?」
Aブルー「当然じゃないか!」
そんな抹香臭いシーンに使うわけが…、と言ってますけど。
じゃあ、何に…?
2016/03/25 (Fri)
☆現役なBGM
春のお彼岸にスッポンタケの法要、BGMは兄貴シリーズのCDから。
ソルジャー曰く、隠れたヒット商品だとかで、使用する人も多いとか。
シロエ 「抹香臭いシーンに使わないなら、いつ使うんです…?」
Aブルー「決まってるじゃないか、モノは兄貴のテーマとかだよ?」
そういう場面で流すものだ、と自信に溢れたソルジャーの顔。
Aブルー「兄貴がガンガン攻める時には、兄貴のテーマ!」
シロエ 「じゃ、じゃあ、やっぱり現役のBGMですか…?」
サム 「なんだよ、現役っていうのはよ?」
シロエ 「使用中です、って意味の現役ですよ!」
聴いて楽しむだけじゃなくって…、とガクブルと。
シロエ 「本気で使っているわけですか、そのBGM…?」
Aブルー「もちろんだよ! ぼくのハーレイが青の間に来たら…」
一同 「「「…来たら…?」」」
Aブルー「スロープを上がってくる時は兄貴のテーマ!」
それでベッドに入場なのだ、と恐ろしすぎる発言が。
Aブルー「奥の奥までズンズン行こう、と脱いで押し倒して!」
一同 「「「うわー…」」」
エライ曲だ、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「そ、そんな曲でキース先輩に入場しろと…?」
Aブルー「キースじゃなくてスッポンタケだよ、入場するのは!」
漲りながらの登場なのだ、とグッと拳を。
Aブルー「兄貴のテーマで入場したら、BGMつきの法要で!」
シロエ 「…そのBGM、いつも使ってるんですね…?」
Aブルー「シチュエーションに合わせて使い分けてるよ!」
CDには色々入ってるから、と得意満面。
Aブルー「エッチな兄貴に鬼畜な兄貴に、他にも色々!」
シロエ 「それを本気で流すんですか?」
Aブルー「名曲だからね!」
そろそろかな、と扉の方へ視線を。
Aブルー「よし、やって来た! スッポンタケの位牌を持って!」
一同 「「「ひいいっ!」」」
Aブルー「法要開始!」
ぽちっと押された再生ボタン。
高らかなファンファーレが兄貴のテーマ…。
2016/03/26 (Sat)
☆BGMは兄貴
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMには兄貴シリーズのCDを。
高らかなファンファーレが兄貴のテーマで、キース君の登場で。
キース 「不本意ながら同伴出勤してやったぞ!」
Aブルー「待ってましたぁ! スッポンタケも漲ってるよ!」
奥の奥までズンズン行くぞ、って兄貴が攻めるBGMで、と。
Aブルー「さあ、スッポンタケも奥の奥まで! そこの祭壇に!」
キース 「分かっているが…。うるさい曲だな、兄貴のテーマは」
Aブルー「失礼だねえ! ビートが効いてる名曲だよ、これは!」
ズンズン響くのが名曲の証拠、という言葉通りにズンズンズンな曲。
Aブルー「とにかく法要をしてくれないかな、スッポンタケの!」
キース 「こんな調子でズンズンな曲が続くのか?」
Aブルー「ズンズン鳴るのが好きなんだったら、いいのがあるけど?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「兄貴のズンドコ節ってヤツがね!」
奥の奥までズンズン、ズンドコ、そういう歌詞がついているとか。
シロエ 「か、歌詞って…。歌もアリですか!?」
Aブルー「兄貴シリーズはヒット作だよ、いろんな曲があるんだよ!」
キース 「ズンドコ節も流すつもりなのか!?」
Aブルー「法要の間は流しっ放しになるわけだしさ、エンドレスで!」
ズンドコ節だって回ってくるのが当然だろう、と偉そうな顔。
Aブルー「ズンズンドッコン、ズッコン、ズコズコって歌うんだけど」
キース 「それに負けずに読経しろと?」
Aブルー「いいから、さっさと! じきにエッチな兄貴も来るし!」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「そういう曲だよ、兄貴のテーマが終わったらね!」
エッチな兄貴って曲が来るから、という説明。
Aブルー「エロい曲だし、法要にピッタリ!」
キース 「ズンドコ節は迷惑なんだが!」
Aブルー「だったら、コアラの国に引越し!」
キース 「そ、それは…」
困る、と青ざめる副住職。
法要をするしかなさそうですけど、エッチな兄貴って…?
2016/03/27 (Sun)
☆エッチな兄貴
春のお彼岸はスッポンタケの法要、高らかに流れる兄貴のテーマ。
もうすぐエッチな兄貴な曲が来るとか、嫌ならコアラの国にお引越し。
Aブルー「兄貴のテーマが終わらない内に、法要をしてよ!」
キース 「わ、分かった…」
コアラの国でもBGMは追って来るんだからな、と座布団に正座。
キース 「願我~身浄~如香炉~…」
Aブルー「うんうん、いいねえ…! もうすぐエッチな兄貴がね!」
シロエ 「…それもBGMですか?」
Aブルー「もちろんだけど、エッチな兄貴はダテじゃないから!」
お楽しみに、と言われましても。
サム 「ちょっと想像つかねえぜ、それ…」
スウェナ「兄貴のテーマは終わりみたいね、そういう感じよ」
ジョミー「ズンズンが遠ざかってるよね?」
Aブルー「分かってくれた? 奥の奥まで行ったら、じっくり!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ヌカロクの世界で、うんとエッチに!」
楽しもうという趣旨でエッチな兄貴に…、という話。
キース 「無上~甚深、微妙法~…」
Aブルー「うわあ、最高! ジンジン言ってる!」
サム 「あ、あれはお経の決まり文句っていうヤツでよ…!」
効果音じゃねえんだから、と慌てふためく僧籍な一名。
サム 「罰当たりなことを言うんじゃねえぜ!」
Aブルー「でもさ、BGMとの相性がさ…。ほらね!」
一同 「「「………」」」
ズンズンという音が去って行った後、ジンジンな響き。
シロエ 「…なんですか、これ?」
Aブルー「エッチな兄貴のイントロだよ!」
キース 「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏…」
Aブルー「これと合うかな、エッチな兄貴…」
でもまあ、エッチな兄貴だから、と視線をCDデッキへ。
Aブルー「どんなお経でも、兄貴にかかれば、この通り!」
シロエ 「…なんだかクニャクニャした曲ですけど?」
Aブルー「そりゃあ、エッチな兄貴だからね!」
お触りタイムも、これでオッケー! と突き上げる拳。
エッチな兄貴が何をすると?
2016/03/28 (Mon)
☆兄貴が纏めて
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMはエッチな兄貴でジンジン。
おまけにクニャクニャした感じの曲、お触りタイムもOKとかで。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「うん、いい感じにハモッて来たねえ、エッチな兄貴が!」
もう仏様を触りまくりで、と妙な台詞が。
一同 「「「仏様?」」」
Aブルー「そうだよ、阿弥陀様は背中にアレを背負っている筈で!」
シロエ 「…アレって、何です?」
Aブルー「ほら、超特大のスッポンタケ! 仏様の背中!」
前にキースがそういう形の紙を撒いたよ、とニコニコと。
Aブルー「なんだったっけか、紙で出来てる花びらのことで…」
サム 「散華かよ?」
Aブルー「そう、それ、それ! アレの形がモロにスッポンタケ!」
仏様は背中に背負ってるよね、と光背のことを言っているらしく。
Aブルー「エッチな兄貴が阿弥陀様の背中のスッポンタケをね!」
シロエ 「ど、どうするんですか?」
Aブルー「触って、しゃぶって、他にも色々!」
だってエッチな兄貴なんだし、とBGMはクニャクニャ、ジンジン。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「いいねえ、エッチな兄貴が触って漲るスッポンタケ!」
シロエ 「スッポンタケは位牌の方だと思いますけど?」
Aブルー「エッチな兄貴はオールマイティー! どんな時でも!」
どんなシチュエーションでもエッチな兄貴、と溢れる自信。
Aブルー「阿弥陀様の背中も、位牌の方も、兄貴が纏めて!」
一同 「「「…纏めて…?」」」
Aブルー「全部面倒見るってね! 奥の奥までズンズン行こうと!」
兄貴と一緒に奥までズンズン、と言い終わらない内にズン! と一発。
Aブルー「あっ、そろそろかな、ズンドコ節!」
一同 「「「ズンドコ節?」」」
Aブルー「言った筈だよ、兄貴のズンドコ節だよ!」
シロエ 「それですか?」
Aブルー「そう!」
ズンという音で始まるのだ、と解説が。
今度はどんなBGMが?
2016/03/29 (Tue)
☆兄貴のズンドコ節
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMは兄貴のズンドコ節へと。
ズンという重低音で始まるらしくて、どんな曲かと誰もがガクブルで。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
サム 「頑張ってるよな、キース…。なんたって、後がねえからな」
シロエ 「此処で法要を放り出したら、確実にコアラの国ですしね…」
Aブルー「当然じゃないか、引き摺ってでもキースを連行するよ!」
コアラの国のお寺で法要の続き、と逃がす気は全く無い模様。
Aブルー「大事な春のお彼岸なんだよ、スッポンタケが漲るための!」
ブルー 「ぼくたちは巻き添えで、泣きたい気持ちなんだけど?」
Aブルー「いつも付き合ってくれてるじゃないか、法要の時は!」
それに君だって坊主なんだし、と鋭いツッコミ。
Aブルー「万一、キースが倒れた時には、君が代わりに!」
ブルー 「ぼくに読経をしろだって!? こんなBGMを流して!?」
Aブルー「いい曲じゃないか、ほら、始まるよ!」
これが兄貴のズンドコ節だ、と威張るソルジャー、ズン! という音。
Aブルー「此処からは兄貴が歌うんだよ!」
一同 「「「ひぃぃっ!!」」」
誰もが耳を塞ごうとする中、朗々と流れる兄貴な歌声。
Aブルー「ほらね、攻めるぞズンズン、ドコドコ!」
シロエ 「誰が歌ってるんですか!」
Aブルー「兄貴に決まっているだろう! 兄貴の中の兄貴だよ!」
兄貴シリーズでも一番人気なAV男優、その人が歌っているのだとか。
Aブルー「歌って踊れる兄貴なんだよ、だからプレイも最高で!」
一同 「「「プレイ?」」」
Aブルー「いろんな体位をこなしまくりで、テクニックだって!」
もう抜群の兄貴なのだ、とウットリと。
Aブルー「そんな兄貴のズンドコ節だよ、スッポンタケも漲るよ!」
サム 「ズンズンドコドコ歌う曲でかよ!?」
Aブルー「実証済みだよ、ぼくのハーレイで!」
曲に合わせてズンドコ抜き差し、と言ってますけど。
この歌でですか…?
2016/03/30 (Wed)
☆終わらないBGM
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMに流れる兄貴のズンドコ節。
朗々と流れる兄貴の歌声、ソルジャーが言うには兄貴の中の兄貴。
Aブルー「ぼくのハーレイは、この曲でグンと漲るからねえ!」
シロエ 「こんな歌詞つきの曲でですか!?」
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
忍の一字で唱え続ける副住職を他所に、歌声の方はズンズンドコドコ。
Aブルー「歌詞つきってトコが、実はポイント高いんだよ!」
サム 「なんかオツムがイカれてねえか?」
スウェナ「神経がマトモじゃないと思うけど…。歌ってるのよ?」
誰かが思い切り変な歌を、という意見ですけど。
Aブルー「甘いね、ぼくの青の間には、覗きが出没するものだから!」
一同 「「「覗き?」」」
Aブルー「ぶるぅに決まっているだろう! 大人の時間が大好きで!」
何かと言えば覗きなのだ、とソルジャー、深い溜息を。
Aブルー「覗かれていると、ハーレイは意気消沈だから…」
ジョミー「この曲とどう関係があるわけ!?」
Aブルー「ズンドコ節が流れているとね、ぶるぅの姿が消えるんだよ」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「あんまり好きじゃないらしい。…ズンドコ節が」
あるいは兄貴の歌声かも…、と。
Aブルー「とにかく、ぶるぅは絶対に来ない! それでズンドコ!」
シロエ 「正気の沙汰とも思えませんよ!」
Aブルー「分かってないねえ、セックスは正気を失くしてなんぼ!」
そういう世界なんだから、と強調する間もズンズンドコドコ。
Aブルー「盛り上がって参りましたってね! 法要の方も!」
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
ポクポク、ゴーンと響く鳴り物、ズンドコ節も絶好調。
Aブルー「奥の奥まで突っ込んで! もっとズンズン!」
シロエ 「まだ続くんですか?」
Aブルー「次はイケナイ兄貴だよ! その次の曲がイヤンな兄貴!」
ズンズン行こう、と勢いづいているソルジャー。
法要は続くようですけれども、中継終了~。
2016/03/31 (Thu)
☆春と言えばお彼岸
さて、三月。雛祭りなんかもあるわけですけど、そうじゃない人も。
殆どが男性なのがシャン学メンバー、どちらかと言えばスルーな面々。
シロエ 「キース先輩、今月は春のお彼岸ですよね?」
スウェナ「そうよね、春分の日がお中日だったかしら?」
サム 「合ってるぜ、それで。太陽が真西に沈む日だからよ…」
お浄土を思うには丁度いい日で、と抹香臭い解説が。
サム 「阿弥陀様のお浄土は西にあるから、ドンピシャなんだぜ」
シロエ 「そうなんですか…。って、お浄土は西に限定ですか?」
ブルー 「阿弥陀様ならそうなるね。西においでだから」
スウェナ「ひょっとして、他にもあったりするの?」
阿弥陀様が西なら東にあるとか、とスウェナちゃんの質問ですけど。
キース 「あるらしいぞ。管轄は阿弥陀様ではないが」
ジョミー「ええっ? ぼくはそんなの初耳だけど!」
ブルー 「真面目に勉強してないからだよ、坊主の基礎を!」
サム 「俺たちの宗派に関係なくても、基本だよなあ?」
キース 「まったくだ。薬師如来も知らないようでは、話にならん」
お薬師様は東においでで、お浄土も…、と副住職。
キース 「東にあるんだ、瑠璃光浄土というヤツが」
シロエ 「それもお浄土なんですか?」
ブルー 「阿弥陀様のとは別物だけどね、お浄土だねえ…」
??? 「本当かい!?」
お浄土は二つあるのかい、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「それは耳より情報なのかな、二つだなんて!」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」
Aブルー「何処って、ぼくのシャングリラから来たんだけれど?」
いつもの調子で覗き見してた、と悪びれもせずに。
Aブルー「お彼岸と聞こえて来たからねえ…」
キース 「それがどうした!?」
Aブルー「スッポンタケだよ、お彼岸には法要がつきものだろう?」
一同 「「「す、スッポンタケ…」」」
またアレなのか、と一同、唖然呆然。
早くもキノコのシーズン到来?
2016/03/01 (Tue)
☆季節外れはお断り
三月と言えば春のお彼岸、春分の日なお中日は太陽が真西に沈むもの。
そのお彼岸には法要がつきものだから、と来たのがソルジャー。
Aブルー「スッポンタケの法要、今回もお願いしなくちゃね!」
キース 「まだ早すぎると思うがな?」
スッポンタケが出る季節ではない、と副住職の反撃が。
キース 「シーズンだったら諦めもするが、季節外れは論外だ!」
Aブルー「そういうことになるのかい?」
キース 「当然だろうが、あんな常識外れのモノは!」
真っ当な仏様でも、年忌法要などは日が決まっている、とピシャリ。
キース 「この日あたりになりますから、とお知らせをだな…」
サム 「寺から出すよな、年の初めに一斉に」
ブルー 「檀家さんにも都合があるしね、法要の日は」
前倒しするのはオッケーだけれど、遅れるのは駄目、と銀青様。
ブルー 「だから早めに日を決めて押さえておかないと…」
キース 「断られることもあるわけだ。既に予約が一杯です、とな」
Aブルー「でもさ…。スッポンタケは凄く偉いんだろう?」
最高の戒名を持っている筈で、とソルジャーも負けず。
Aブルー「真っ当な仏様にも負けない筈だよ、あの戒名は!」
キース 「そうかもしれんが、季節外れは禁止だ、禁止」
真冬にお盆が無いのと同じだ、と指をビシィ! と。
キース 「秋はともかく、春のお彼岸は却下させて貰う!」
Aブルー「うーん…。でも、お浄土は二つあるんだよね?」
東にもあると聞いたけど、と蒸し返す話。
Aブルー「阿弥陀様とは違うらしいけど、東にあるって…」
キース 「東にあったら何か問題でもあると言うのか?」
Aブルー「そこなんだよねえ、けっこう重要!」
此処は地球だと思うんだけど、と指差す足元。
キース 「間違いなく地球という星だが?」
Aブルー「だよねえ、だったら反対側も地球でさ…」
一同 「「「反対側?」」」
どういう意味だ、と謎な反対側。
お浄土が二つというのと、何か関係ありますか?
2016/03/02 (Wed)
☆真夏のサンタクロース
春のお彼岸にもスッポンタケの法要を、と出て来たソルジャー。
季節外れだからお断りだと断られたのに、地球の反対側がどうこうと。
Aブルー「反対側だと思うんだよねえ、下半分は」
一同 「「「下半分?」」」
Aブルー「そう、下側! 二つに分けた時の半分!」
地球は丸いから、と足元の方を指差しまして。
Aブルー「こっち半分を北半球とか言うんだよねえ、この世界では」
キース 「その通りだが、北半球がどうかしたのか?」
Aブルー「北側はどうでもいいんだよ! 残り半分!」
南半球の方が問題、と言われましても。
キース 「南半球に何があると言うんだ、あんた」
Aブルー「とても大切なモノがあるんだよ、真冬のお盆!」
一同 「「「お盆?」」」
それはとっくに過ぎたのでは、と誰もが振り返るお盆なるもの。
サム 「お盆だったら、もう終わったぜ? 八月によ」
キース 「暑い盛りに死ぬ目に遭ったが? 卒塔婆書きで」
Aブルー「分かってるけど、その八月の南半球はどうなのさ?」
あっちじゃサンタクロースが夏に来るんだろ、という話。
Aブルー「ノルディに聞いたよ、クリスマスカードも夏仕様!」
マツカ 「そういえば、そういうカードも来ますね…」
シロエ 「来るんですか!?」
マツカ 「南半球にお住まいの方から、父や母宛に」
サンタクロースがサーフィンしてます、という強烈なカード。
マツカ 「他にも色々…。サングラスのサンタクロースとか」
サム 「マジかよ、それでもサンタクロースなのかよ?」
マツカ 「あちらでは夏のイベントですから…」
Aブルー「そこが大切! サンタクロースは夏のモノ!」
南半球ではそれが常識、と言うソルジャー。
Aブルー「サンタクロースが夏に来るなら、お盆の季節は?」
シロエ 「…もしかしなくても、冬なんでしょうか…?」
Aブルー「それ以外にどんな季節があると?」
南半球では真冬がお盆、と正論が。
お浄土が二つと結び付きますか、この話?
2016/03/03 (Thu)
☆真逆もあります
ソルジャーが言うには、南半球では真冬になるのがお盆の季節。
もう間違いなく本当なだけに、ツッコミ所が無いというほど正論すぎ。
Aブルー「いいかい、あっちは真冬がお盆! だったら今は?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「今の季節は、南半球だと何なのか、って話だよ!」
八月が真冬になると言うなら、三月は、という質問で。
シロエ 「え、えっと…。秋…なんでしょうか?」
キース 「そうなるだろうな、春とは逆になる筈だ」
Aブルー「ほらね、あっちは秋なんだよ! 地球の下の半分は!」
秋はキノコのシーズンで…、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「つまり、スッポンタケのシーズン! たった今も!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「驚かなくても、秋ならスッポンタケだよねえ?」
季節外れじゃないってわけで、と膝をズズイと。
Aブルー「だから、春のお彼岸だってオッケー! スッポンタケは!」
キース 「何処からそうなる!」
Aブルー「こっちが春でも、下半分は秋だから!」
あっちじゃ真冬のお盆もあるし、と指差す足元。
Aブルー「少しも常識外れじゃないねえ、春にスッポンタケだって!」
キース 「しかし、こっちが舞台になるんだ! こっちが基本だ!」
Aブルー「どうなんだか…。君が自分で言ったんじゃないか」
キース 「何をだ?」
Aブルー「お浄土は二つあるってね! 東にも一つ!」
耳より情報だと思って聞いていたけど、早速出番が、と拳をグッと。
Aブルー「東は西の反対側だし、真逆でも並び立つってことで!」
キース 「そ、それで…?」
Aブルー「下半分の地球の季節も、充分に並び立つんだよ!」
仏様の世界とやらでは…、と釈迦に説法、そんな雰囲気。
Aブルー「常識に囚われて道を踏み外さないで欲しいね、本職が!」
キース 「…俺が踏み外していると言うのか?」
Aブルー「そう見えるけど?」
自分の物差しで測りまくりで、とキッツイ一言。
もしやソルジャーの勝ちですか?
2016/03/04 (Fri)
☆真逆なシーズン
春のお彼岸にもスッポンタケの法要を、と出て来たソルジャー。
季節外れだから駄目だと言われて、持ち出したのが二つのお浄土ネタ。
Aブルー「お浄土が東と西にあるなら、真逆の季節も本物だから!」
キース 「し、しかし…。此処では実際、春なわけだし…」
Aブルー「自分の物差しで測るからだよ、常識なんかに囚われて!」
もっと柔軟な発想をしないと、どんどん道を踏み外すから、と。
Aブルー「救える魂も救えなくなるよ、固い頭をしてたんじゃあ!」
キース 「あんたにだけは言われたくないが!」
Aブルー「だって、スッポンタケの法要を断るんだから…」
君の一番弟子の法要なのに、とツッコミが。
Aブルー「弟子の出世を妨げるなんて、どうかと思うよ」
キース 「だが、季節外れの法要はだな…。しないというのが常識で」
Aブルー「また常識って言ってるし! 真冬のお盆も本物なのに!」
君の頭の中では、お盆は夏しかないんだろうか、とジロジロと。
Aブルー「地球の反対側の国には、お寺は存在しないのかい?」
キース 「馬鹿を言うな、馬鹿を! 罰当たりめが!」
世界のあちこちで布教もするし、法要だって、と副住職。
キース 「お寺もあるんだ、信者さんがおいでの所には!」
サム 「うんうん、けっこう多いんだぜ。璃慕恩院の系列の寺は」
Aブルー「ほらね、だったら真冬にお盆をやってるじゃないか!」
地球の下半分の国に行けば、と足元をビシィ!
Aブルー「其処のお寺の人が聞いたら、どう言うだろうねえ…」
キース 「何をだ?」
Aブルー「三月にスッポンタケの法要をしてくれないことだよ!」
向こう側では充分、法要が出来るシーズンだから、と言われてみれば。
キース 「そうなる…のか? 秋ならスッポンタケの季節か…?」
シロエ 「秋だってことは、シーズンでしょうね」
Aブルー「ド真ん中だと思うけれどね?」
それでも法要を断るのか、という台詞。
今の季節が秋な所は、確かに存在してますね…?
2016/03/05 (Sat)
☆反対側でお願い
春のお彼岸にもスッポンタケの法要を希望なソルジャー、説法中。
地球の反対側では季節が逆様、こちらの春は秋だというのが論点で…。
Aブルー「反対側のお寺に出掛けて、頼めば出来ると思うんだよ!」
キース 「何を頼む気だ!?」
Aブルー「もちろん、スッポンタケの法要! 秋なんだから!」
そっちじゃ秋のお彼岸だしね、という理論。
Aブルー「戒名があれば出来るんだろう? 法要ってヤツは」
キース 「そ、それはそうだが…」
Aブルー「だったら、あっちで頼んでもいいよ? 紹介よろしく!」
お坊さんの知り合いは君たちしかいないものだから、と。
Aブルー「下半分の何処かのお寺に紹介してくれたら、行ってくる!」
キース 「スッポンタケの法要にか!?」
Aブルー「そうだよ、立派な戒名だって披露出来るし!」
倫王院殿法界善根大居士、と長い戒名をスラスラと。
Aブルー「滅多にないほど凄いんだろう? ぼくも鼻が高いよ」
キース 「待て、俺が紹介するということは…」
Aブルー「何か問題があるのかい?」
キース 「その戒名の出処を調べに出て来るかも…」
院殿号はそうそう出さない、と悪い顔色。
キース 「俺が電話に出たならいいが、親父やおふくろが出た時は…」
サム 「あー…。バレるかもなあ、キースがつけた戒名なのがよ」
キース 「バレるかもどころか、確定だ!」
俺は間違いなく吊るし上げの刑だ、とガクガクブルブル。
キース 「いったい誰に院殿号を出したんだ、とクソ親父が!」
ブルー 「細かいことだけど、アドス和尚はクソではないよ」
サム 「この件に関しちゃ、真っ当な反応ってことになりそうだぜ」
シロエ 「キース先輩の一生の間に、二度目は無さそうですしね」
院殿号とかいうのを出す機会、と此処でも門前の小僧が登場。
シロエ 「誰に出したか、訊くのが筋です」
サム 「プロなら訊くぜ」
出した理由とか、その辺までな、と。
アドス和尚はプロのお坊さん、訊いて当然…。
2016/03/06 (Sun)
☆問題すぎる弟子
地球の反対側では逆様な季節、そっちに行ったらスッポンタケの時期。
お彼岸の法要はそっちでもいい、と言うソルジャーですけど…。
ブルー 「院殿号を出した理由を吐かされるのは間違いないね」
サム 「アドス和尚も真面目だしよ…。坊主としてはよ」
シロエ 「誰に出したのかも訊かれますよね、レアすぎですから」
キース 「…そ、それは非常に困るんだが!」
出した理由も、出した相手も、と副住職なキース君、顔面蒼白。
Aブルー「普通に喋ればいいと思うけど? 君がつけたんだし」
スウェナ「そう言えば弟子よね、スッポンタケは」
シロエ 「お弟子さんのフォローは師僧の仕事じゃないんですか?」
きちんと説明しましょうよ、と面白半分に煽る人まで。
シロエ 「弟子を取りました、で通りますから!」
サム 「かなり斜めな弟子だぜ、アレは」
ジョミー「人間じゃないしね、ペットだったらまだマシだけど…」
マツカ 「ペットは霊園もありますからね」
ブルー 「お葬式も珍しくなくなったからね、昨今は」
でもスッポンタケはどうだろう、と生徒会長、いや銀青様。
ブルー 「まだ聞かないねえ、キノコ相手のお葬式だの霊園だのは」
Aブルー「忘れないで欲しいね、お葬式ならキースがやったよ!」
一同 「「「あー…」」」
あったっけな、と誰もが遠い目。
シロエ 「後付けでお葬式でしたね、スッポンタケは…」
マツカ 「霊園は無いみたいですけどね…」
サム 「時間の問題かもしれねえぜ。アドス和尚にバレたらよ」
キッチリ始末をつけろってことで、と肩をブルッと。
サム 「院殿号まで出しちまってるし、墓石も建立しろとかよ…」
シロエ 「そうなるんですか!?」
サム 「戒名の格が違い過ぎるのがヤバイしよ…」
Aブルー「お墓を建てて貰えるのかい、元老寺に?」
キース 「ま、待て! れ、霊園は確かにやってるが…!」
そして親父が仕切ってやがるが、と大慌て。
墓石建立、アドス和尚には美味しい話?
2016/03/07 (Mon)
☆お金で済むなら
地球の反対側では秋なのが今で、スッポンタケの法要も出来る雰囲気。
ソルジャーは紹介して欲しそうですけど、キース君にはリスクが高め。
キース 「院殿号が親父にバレたら、墓石は俺の責任なんだ!」
サム 「やっぱ、そういうオチだよな…。供養塔とかよ」
ブルー 「供養塔で来るんじゃないのかい? ゴージャスだから」
サム 「スッポンタケを纏めて供養も出来るしよ…」
出て来たヤツは端から供養で…、とサム君も頷く供養塔。
サム 「いいんでねえの? キースのポケットマネーだし」
Aブルー「本当かい!? そんな素敵なものをキースが?」
キース 「俺は建てたくないんだが! しかし、親父が…」
小遣い稼ぎに建てさせるだろう、とガクブルと。
キース 「墓石ならマシだが、供養塔は…。正直、俺の懐が…」
Aブルー「お金だったら用立てるよ?」
キース 「供養しろとか言ってくるんだろうが、その費用で!」
Aブルー「それはまあ…。供養塔を建てるんだったら、法要も…」
もちろんあるよね、と喜色満面。
Aブルー「スッポンタケのためになるなら、いくらでも!」
キース 「そ、そうか…。だったら、親父にバレたとしても…」
Aブルー「安心だってば、お金のことは任せてくれれば!」
ノルディがいくらでも出してくれるし、とウキウキで。
Aブルー「それじゃ、頼んでくれるかな? 下半分のお寺に」
キース 「分かった、話を通しておこう」
院殿号がバレても金の工面が出来るなら…、と言ってますけど。
シロエ 「キース先輩、お金だけの問題なんですか?」
サム 「何か忘れていねえか、キース?」
キース 「親父だったら、ある意味、金の亡者だが?」
ブルー 「それよりも前に、住職だけどね?」
そっちの方は、とツッコミが。
ブルー 「院殿号を出した理由を言わされるよ?」
キース 「それがあったか…」
サム 「言えるのかよ?」
その場のノリで出しただなんて、という指摘。
ヤバすぎるかも?
2016/03/08 (Tue)
☆事情がバレたら
スッポンタケの法要には向かないらしい春のお彼岸、季節外れだとか。
けれど地球の反対側なら季節は秋で、そちらのお寺なら出来そうで。
キース 「やはり親父にバレた時には、危なそうだな…」
サム 「院殿号はヤバすぎだって! 滅多に出さねえヤツだから」
ブルー 「アドス和尚でも、出した経験があるか危ないものだよ」
本当に凄い人にしか出さない戒名だから、と深い溜息。
ブルー 「それを無断で出したなんてね…。考えもせずに」
シロエ 「鯨の戒名のパクリですしね、その辺もヤバくないですか?」
ブルー 「ヤバイだろうね、院殿号でパクリはねえ…」
せめて自分で考えていれば、とキース君をジロリ。
ブルー 「アドス和尚にバレるよ、全部。…言わされたらね」
サム 「逆さ吊りにしてでも吐かせそうだぜ、その辺、全部」
キース 「不吉なことを言わないでくれ…!」
言霊というのもあるんだから、と肩をブルッと。
キース 「供養塔を建てて金だけで済むなら、と思ったが…」
Aブルー「駄目なのかい、スッポンタケの法要を頼むというのは?」
キース 「俺も命が惜しいんだ! まだ死にたくない!」
親父は本気で殺しにかかる、と顔面蒼白。
キース 「しかも命が消える代わりに、一生、親父の奴隷なんだ!」
サム 「ありそうだよなあ、殺すよりずっと得だしよ」
シロエ 「面倒な用事は全部押し付けて、楽隠居ですね」
ジョミー「そういうチャンスを狙ってそうだよ、普段から」
キースが思い切り失敗するのを…、とジョミー君までが。
ジョミー「スッポンタケを弟子にしたのがバレちゃったらさ…」
シロエ 「キース先輩も終わりでしょうね、色々な意味で」
Aブルー「じゃあ、法要は?」
頼んで貰えないんだろうか、とブツブツと。
Aブルー「とっても期待してたのに…」
キース 「悪いが、俺にも事情というのが…」
Aブルー「うーん…」
いいアイデアだと思ったんだけど、と言われましても。
命あっての物種ですしね?
2016/03/09 (Wed)
☆カモだそうです
スッポンタケの法要には向かない春のお彼岸、季節外れが問題らしく。
秋の季節な地球の反対側でやる案、キース君の命がヤバそうで…。
Aブルー「季節の問題はクリア出来たと思ったんだけどな…」
キース 「自力で他所を当たってくれ。頼みたいなら」
Aブルー「なるほどね…。飛び込みでお願いしに行けばいいと!」
ぼくなら地球の反対側でも一瞬だから、と手をポンと。
Aブルー「院殿号なら、断られないよね? 物凄い仏様だから!」
キース 「逆に喜んで貰えるだろう。一種のカモだ」
Aブルー「カモって、どういう意味なのさ?」
キース 「仏様の格に見合った法要を、と値を吊り上げられる」
御布施の額が半端ないから、という説明。
キース 「ほぼ間違いなくいけるだろう。何処の寺でも」
Aブルー「えーっと…。南無阿弥陀仏のお寺に限定?」
キース 「いや、昨今はその辺は…」
けっこう融通が利くものだ、と親指をグッと。
キース 「違う宗派の仏様でも、御布施さえ出せば通る寺もあるぞ」
Aブルー「ありがとう! それじゃ端から当たってみるよ!」
キース 「頑張ってくれ。法要の出来る寺があるといいな」
Aブルー「其処は根性で探すってば! そして、見付かったら!」
一同 「「「見付かったら?」」」
何を、と顔を見合わせる御一同様。
Aブルー「決まってるじゃないか、御招待だよ!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「瞬間移動で運んでもいいし、マツカに頼んで…」
自家用ジェットで行くのもいいねえ、とトンデモな話。
シロエ 「どうして、ぼくたちが呼ばれるんです!」
Aブルー「いつも出席してくれるじゃないか、法要に!」
今度も是非に、と熱いお誘い。
Aブルー「もちろんキースも来てくれるよね?」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「地球の裏側で弟子の法要! 晴れ舞台だから!」
キース 「ちょっと待て!」
俺の立場を考えてくれ、と叫んでますけど。
師僧だったら、出るべきじゃあ…?
2016/03/10 (Thu)
☆観光もセットで
春のお彼岸にもスッポンタケの法要を、と頼んで断られたソルジャー。
地球の反対側でやろうとしていて、キース君たちも呼ぶつもりで。
Aブルー「スッポンタケは君の弟子だよ、師僧は出なくちゃ!」
シロエ 「そうですよねえ…。キース先輩の直弟子ですし」
スウェナ「私たちまで行かされるのよ? キースも来なくちゃ」
責任は取って欲しいわよね、と射るような視線。
スウェナ「キースの立場はどうでもいいのよ、自業自得だから」
サム 「間違いねえよな、その辺はよ…」
シロエ 「身から出た錆ってヤツですからねえ、スッポンタケの件は」
マツカ 「弟子にしたのはキースですから…」
ぼくたちは巻き込まれているだけです、とキッツイ言葉が。
マツカ 「自家用ジェットは用意しますよ、父に頼んで」
Aブルー「ありがとう! 春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行!」
一同 「「「法要旅行?」」」
Aブルー「そう! こう、慰安旅行のような感じで!」
ついでに観光なんかもしてみよう、と美味しい餌が。
シロエ 「観光ですか…。魅力的ですね、それ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ コアラとカンガルーにも会えるよ!」
ジョミー「そっか、そっちの国だもんね!」
サム 「あそこにも寺はある筈だぜ、うん」
Aブルー「マツカの家の別荘とかもあるのかな?」
マツカ 「ありますよ?」
其処を拠点に動きますか、と頼もしい申し出。
Aブルー「本当かい!? だったら、是非!」
シロエ 「行きましょう! この際、法要旅行でいいです!」
少々、抹香臭かろうが…、とコアラとカンガルーに釣られた模様。
シロエ 「キース先輩、観光です! スッポンタケの法要の後は!」
サム 「王道だぜ、それ。法事が済んだら宴会とかはよ」
ブルー 「地球の反対側まで出掛けて法要と打ち上げ、最高だねえ…」
Aブルー「ゴージャスだろう?」
キース 「待ってくれ!」
勝手にサクサク決めないでくれ、と叫んでますけど。
決まりですよね、この話…?
2016/03/11 (Fri)
☆コアラの国なら
春のお彼岸にはスッポンタケの法要、地球の反対側のお寺へ法要旅行。
コアラとカンガルーの国に行けるとあって、誰もが大喜びで。
Aブルー「キースが待てとか言っているけど、無視していいよね?」
シロエ 「もちろんです! キース先輩も行くんですから!」
サム 「弟子の法要を盛大にやるなら、師僧が出るのは基本だぜ」
招待されたら行くのが筋だ、と真っ当な意見。
サム 「弟子の今後がかかってるんだし、面倒見ねえと」
ブルー 「其処で出ないで無視するようでは、坊主の値打ちが…」
サム 「やっぱり、派手に下がっちまうよなあ?」
ブルー 「確実に陰口コースだよ。酷い坊主だと言われるね!」
元老寺の値打ちも自然と下がるというもので…、と銀青様。
ブルー 「院殿号を出したのが誰か、バレた時には最悪だってね!」
シロエ 「でもですね…。バレないようにコアラの国で法要ですよ?」
ブルー 「そうなんだけどさ、今の世の中、狭いから…」
坊主の世界もインターネット、と挙げられたネット社会なるもの。
ブルー 「院殿号の仏様の法要の依頼となったら、自慢だってね!」
サム 「あー…。ちょっと公開したくなるよな、そういうのはよ」
シロエ 「ブログとかフェイスブックとか…。ありますよね?」
マツカ 「呟く人もあるでしょうねえ、凄い法要なら」
戒名なんかはバラさなくても、ちょっと写真を載せるくらいは…、と。
サム 「だよなあ…。有名なんだぜ、坊さんあるある」
一同 「「「坊さんあるある?」」」
サム 「知らねえか? そういうハッシュタグでよ…」
あちこちで坊主が呟くんだぜ、と怖すぎる現実。
サム 「院殿号の法要やったー! って呟かれたらよ…」
シロエ 「注目を集めそうですね…」
ジョミー「わざわざコアラを抱えてやりそうだよ、それ」
キース 「待て、境内に来たコアラか!?」
サム 「そうじゃねえの?」
顔出しは無しでコアラだけな、という返事。
ヤバくないですか?
2016/03/12 (Sat)
☆コアラでバレる
春のお彼岸はスッポンタケの法要、コアラとカンガルーの国で盛大に。
キース君は行かないと言ってますけど、法要をするお寺が問題。
サム 「やっぱ、アピールするならコアラを抱くのが最高だぜ」
シロエ 「カンガルーだと、怪我をする恐れがありますしね…」
ジョミー「犬を蹴り殺すらしいしね、アレ」
キース 「カンガルーだろうがコアラだろうが、ヤバイんだが!」
院殿号の法要なんぞと呟かれたら…、と顔面蒼白。
キース 「坊主の世界は狭いんだ! 何処の寺かを特定される!」
シロエ 「でしょうね、一般人でも特定される時代ですから」
サム 「コアラつきの寺だとメチャクチャ早いぜ、バレるのがよ」
でもって、バレるのが呟いた坊主の狙いな、とニヤニヤと。
サム 「院殿号の法要だったら、導師の自分の格が上がるし」
ブルー 「そうなるねえ…。わざわざ頼まれたわけだから」
自分のお寺の仏様でもないものを…、と合掌している生徒会長。
ブルー 「そのお坊さんの格が上がって、院殿号を出したお寺は…」
サム 「逆に下がるよな、投げ出したんだからよ…。仏様をよ」
一同 「「「あー…」」」
そういう流れか、と一同、納得。
シロエ 「だったら、投げ出したお寺も特定されそうですね?」
ブルー 「されるだろうねえ、あの手この手で」
ジョミー「ネットの海って、凄いしね…」
サム 「俺たちが何も喋ってなくても、ああいうのはよ…」
いろんな所からバレるもんだぜ、と怖い台詞が。
サム 「それにマツカの別荘だとか、自家用ジェットだしよ…」
シロエ 「アッと言う間に足がつきますよ、それ」
スウェナ「マツカの知り合いのお坊さん、っていうだけで一発よ」
ブルー 「間違いなくね!」
一日もかからずに元老寺の名前が広がるだろう、という予言。
ブルー 「其処からアドス和尚に回って、キースがリーチで」
キース 「そ、そんな…」
確実に親父に殺される、とピンチな状況。
法要旅行はどうなりますか?
2016/03/13 (Sun)
☆嘘ついてました
春のお彼岸にはスッポンタケの法要旅行で、コアラの国へ旅する予定。
けれど法要を頼むお寺が問題、其処からバレそうな元老寺の存在。
ブルー 「いよいよキースも後が無いねえ、スッポンタケの件はさ」
サム 「アドス和尚が吊るし上げだぜ、何もかも全部吐くまでよ」
シロエ 「院殿号を出した理由と、スッポンタケのことですね?」
ブルー 「忘れちゃ駄目だよ、他所のお寺で法要な件も!」
元老寺の格を下げたという件について…、とキース君をジロリ。
ブルー 「季節外れの件は通らないしね、この場合はね!」
キース 「し、しかし…! 季節外れなことは本当で…!」
サム 「その件だけどよ、本職には通用しねえぜ、その言い訳は」
シロエ 「どういう意味です?」
ブルー 「お彼岸の法要に季節は無関係! いつの季節の仏様でも!」
一同 「「「ええっ!?」」」
散々、駄目だと言わなかったか、とキース君に集中する視線。
シロエ 「本当なんですか、キース先輩?」
キース 「う、うう…。お盆と同じで、お彼岸はどの仏様でも…」
サム 「平等に法要をするモンなんだぜ、何処の寺でも」
Aブルー「だったら、ぼくは騙されてたわけ!?」
キースが法要をしたくないから…、とソルジャー、唖然。
Aブルー「そういうことなら、法要はやっぱりコアラの国だよ!」
シロエ 「そして呟いて貰うんですか、住職に?」
Aブルー「決まってるじゃないか、コアラを抱いてね!」
境内に来たコアラは必須、と握り締める拳。
Aブルー「スッポンタケをコケにした報いは受けて貰わないと!」
キース 「ま、待て…!」
その件、待った、と慌てふためく副住職。
キース 「俺が親父に殺された場合、スッポンタケも終わりだが!」
Aブルー「戒名だったら貰ってあるから、もういいよ」
サム 「いいと思うぜ、それで何処でも行けるしよ」
キース 「待ってくれ…!」
弟子の面倒は自分で見たい、という叫び。
さっき見捨てていませんでしたか?
2016/03/14 (Mon)
☆コアラがいいな
春のお彼岸はスッポンタケの法要をしに、コアラの国まで旅行の予定。
ところがお彼岸は何処でも平等、この国でも出来るというオチで。
キース 「た、頼む…! 俺に面倒を見させてくれ!」
Aブルー「嫌だと言ったら?」
キース 「な、なんだと!?」
スッポンタケの師僧は俺で…、と焦ってますけど。
Aブルー「君の方が先に断ったんだよ、季節外れだと嘘をついて!」
シロエ 「ついてましたね、ぼくたちもすっかり騙されましたし」
スウェナ「コアラの国でいいわよ、私は。観光できるし」
マツカ 「自家用ジェットも、別荘の方も任せて下さい」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ コアラさんと遊びに行くんだも~ん!」
みんなでお出掛け! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」もピョンピョンと。
ぶるぅ 「コアラさんと写真を一杯撮らなきゃ!」
ブルー 「境内に沢山いるといいよね」
Aブルー「コアラが多いお寺がいいねえ、自然の方もたっぷりで」
キース 「そ、そんな…! 俺の立場はどうなるんだ…!」
サム 「死んで終わりになるんでねえの?」
アドス和尚がキッチリ引導を…、と合掌を。
サム 「成仏しろよな、卒塔婆くらいは奮発してやるからよ」
ジョミー「えっと…。サムって卒塔婆は書けたっけ?」
サム 「まだ書けねえけど、頼むくらいは出来るじゃねえかよ」
アドス和尚に、と恐ろしい台詞。
サム 「今度のお盆はキースの卒塔婆で決まりだぜ、うん」
シロエ 「命が無いというわけですね!」
ブルー 「生きていたって、まず表には出られないねえ…」
元老寺の恥を晒すだけだから、とキッツイ言葉が。
ブルー 「じゃあ、ぼくたちはコアラの国ということで」
キース 「あんたまで俺を見捨てるのか!」
ブルー 「助ける義理は無いからねえ…」
死んでくれば、と突き放し。
ブルー 「法要は楽しい方がいいしさ」
Aブルー「コアラの国が楽しみだよねえ…」
グルメに観光、とソルジャーも乗り気。
もはや決定事項ですよね?
2016/03/15 (Tue)
☆バスでも撮れます
節分は七福神巡りのためにお寺へ、路線バスに乗って行くのがお約束。
その車内でソルジャー夫妻にスカウトの男性、動画を撮影したいとか。
Aブルー「えーっと、素人っぽいのがいいんだよね?」
男性 「そうです、そうです。今のような調子でお願い出来れば…」
A船長 「スタジオで撮影するのですか?」
男性 「そうとも決まっておりませんが…。場所は色々で」
最近はバスの中でもアリです、という言葉。
スウェナ「取材かしら?」
サム 「けどよ、ああいうバカップルだぜ?」
キース 「まず間違いなく、視聴者から苦情の嵐になるぞ」
テレビ局の電話が鳴りっ放しに、と恐れるクレーム。
キース 「俺たちにまで飛び火しなければいいが…」
男性 「その辺はきちんと心得ております、この業界は厳しいので」
ブルー 「だったら、あそこの馬鹿には関わらない方が…」
いいと思うよ、と生徒会長、キッパリと。
ブルー 「歩くトラブルメーカーなんだよ、あの二人はね!」
男性 「ですが、素晴らしい逸材ですから…」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ!? 逸材だってさ!」
A船長 「あなたは美しくてらっしゃいますから…」
当然のことです、と流石な台詞。
A船長 「これほどの方は、何処を探しても、そうはいないかと…」
男性 「実にお美しい方で…。是非とも出演して頂きたく…」
Aブルー「バスの中でもアリだってことは、今でもいいわけ?」
男性 「撮影スタッフを呼べば撮れますが…」
ありきたりの動画しか撮れませんので、という返事。
男性 「もっとディープな動画が好まれる時代ですから」
一同 (((ディープな動画?)))
それって何だ、と誰もが不思議そうな顔。
シロエ 「いったい何の撮影でしょう?」
ジョミー「マニア向けかな?」
男性 「そういうことになりますね」
Aブルー「マニア向けかあ、悪くないかも…」
普通のよりも面白いよね、と乗り気な様子ですけれど。
マニア向けって…?
2016/02/16 (Tue)
☆全世界規模です
節分はお寺へ七福神巡りに出掛けてゆくもの、路線バスに乗って。
御利益があると信じているのがソルジャー夫妻で、其処へスカウトが。
Aブルー「ディープな動画でマニア向けだね、出演するなら?」
男性 「出て頂けると嬉しいのですが…」
きっと人気が出る筈ですよ、と男性が押す太鼓判。
男性 「お好きな人は多いですから、この手の動画は」
Aブルー「この国で放映するのかな?」
男性 「いえいえ、よろしかったら全世界規模で」
一同 「「「全世界規模!?」」」
スケールがデカすぎ、と一同、ビックリ仰天。
キース 「アレか、衛星生中継とかか?」
シロエ 「生ってことはないでしょう。録画ですよ、きっと」
Aブルー「全世界規模かあ…。それって、いきなり本番かい?」
生中継なら、という質問。
男性 「そうなりますね、本番をお願い出来るなら…」
Aブルー「ぶっつけ本番になるんだね?」
男性 「それが一番人気ですしね、この業界は」
素人さんの本番というのがウケる世界です、とスカウトの男性。
男性 「売れっ子の方だと、どうしても嘘くさくなりがちで…」
Aブルー「お芝居って感じになっちゃうんだね?」
男性 「そうなんですよ。自然な感じがいいんです」
変にシナリオにこだわるよりも…、と説明が。
男性 「素人さんですと、もうそれだけで違いますからね」
Aブルー「それで、ぼくたちをスカウトしたいと?」
男性 「絵に描いたようなカップルでいらっしゃいますから…」
マニア垂涎と言うべきでしょうか、とニコニコと。
男性 「透明感のある美しい方と、逞しさ溢れる兄貴ですしね」
Aブルー「えっと…。兄貴って、ぼくはハーレイとは赤の他人で…」
A船長 「赤の他人はないでしょう、ブルー!」
Aブルー「ごめん、ごめん、これでも夫婦だっけね」
男性 「なんと、ご夫婦でらっしゃいましたか!」
てっきり兄貴だとばかり…、と言ってますけど。
兄弟なんかに見えますか?
2016/02/17 (Wed)
☆スラングな兄貴
節分はお寺の七福神巡りだ、と出掛けるバスに現れたスカウトの男性。
ソルジャー夫妻に出演を頼みたいとかで、素人なのがいいそうで。
男性 「ただの兄貴ではなかったんですね、ご夫妻だとは…」
Aブルー「どう間違えたら、ハーレイがぼくの兄貴に見えるんだい?」
どの辺がどう似ていると、とソルジャーでなくても入れたいツッコミ。
Aブルー「こんなのと一緒にしないで欲しいね、兄弟だなんて!」
男性 「し、失礼しました…。本当に素人さんでらっしゃるようで」
Aブルー「…兄貴って、業界用語なのかい?」
ぼくは全く知らないんだけど、という質問。
Aブルー「もしもそうなら、ハーレイは何になるんだい?」
男性 「普通の言葉で言い直すなら、という意味でしょうか?」
Aブルー「そうだけど? やっぱり業界用語なんだね」
男性 「業界と言うより、どちらかと言えばスラングですね」
一同 (((スラング?)))
兄貴なんてスラングに覚えは無いが、とシャン学メンバーも傾げる首。
キース 「おい、兄貴というのを知ってるか?」
シロエ 「兄貴と言ったら兄貴ですよね、とりあえず上の立場の人で」
サム 「ヤクザの世界で使ってるかもしれねえなあ…」
スウェナ「ああ、ヤクザ…。見えないこともないわね、ヤクザ」
あのガタイだもの、とキャプテンを見てますけれど。
Aブルー「えっと、ああいうので合ってるのかな? 兄貴」
男性 「上の立場の人というのは、そう間違ってもいませんね」
Aブルー「それじゃ駄目だよ、やっぱりハーレイは兄貴じゃないよ!」
A船長 「そうなりますねえ、あなたの方が上でらっしゃいますし…」
男性 「素晴らしいです!」
こちらの方が上でしたか、と男性、感動。
男性 「もう間違いなくバカ売れですよ、この動画は!」
Aブルー「へえ…。ぼくが上だと、それだけで?」
男性 「もちろんですとも!」
もう飛ぶように売れますね、という太鼓判。
ソルジャーが上というだけで?
2016/02/18 (Thu)
☆ディープな業界
節分はお寺へ七福神巡りに行くのが恒例、必ず乗るのが路線バス。
それの車内で来たのがスカウト、ソルジャー夫妻の動画を撮影希望で。
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? ぼくが上だと売れるらしいよ!」
A船長 「そうらしいですね、私たちにとっては普通なのですが…」
男性 「いつでも上でいらっしゃると?」
Aブルー「当然だってば、実際、ぼくが偉いんだし!」
男性 「女王様の要素もお持ちなのですか、最高ですよ!」
間違いなくマニアが飛び付きます、と男性の瞳がキラキラと。
男性 「こんなに美しい方が兄貴で、女王様ともなりますと…」
Aブルー「どうなるんだい?」
男性 「おまけに素人さんの本番、全世界のマニアが涎ですよ!」
一同 (((涎…???)))
そこは涙の間違いなのでは、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「涎って、いったい何なんです?」
キース 「涙だったら分かるんだが…。涎だとグルメ番組だぞ」
サム 「だよなあ、食ったら美味そうな世界だぜ、涎」
Aブルー「ああいう風に言っているけど、グルメ番組?」
男性 「一種のグルメ番組ですね!」
食べてみたい、と思うくらいのエロさが売りですから、と。
一同 「「「エロさ?」」」
男性 「ええ、乱入したくなるような動画が売れる世界で」
一同 「「「乱入?」」」
男性 「混ざって一緒にヤリたくなる、と言うべきでしょうか」
臨場感溢れるカメラワークも必須なんです、とニコニコと。
男性 「ですから、是非とも無修正で!」
一同 「「「無修正!?」」」
男性 「全世界向けなら、無修正というのがお約束ですよ!」
大きな声では言えませんが…、と充分、聞こえる声な男性。
男性 「この業界は実にディープで、世界中にネットワークが…」
ブルー 「ちょっと訊くけど、その業界って、まさかA…」
男性 「お察しの通り、AVです!」
日々、スカウトに励んでおります、という答え。
AVって、まさか…?
2016/02/19 (Fri)
☆兄貴なシリーズ
節分は七福神巡りにお寺へ、行きの路線バスで現れたスカウトの男性。
ソルジャー夫妻の動画を撮りたいらしいですけど、AVだとか。
ブルー 「ちょ、ちょっと…! AVっていうのは…」
Aブルー「アレかい、大人のためのヤツかい?」
大胆な絡みが売りのヤツだろうか、と尋ねるソルジャー。
Aブルー「無修正とか言っていたけど、そっち方面?」
男性 「そうです、そうです! 私はゲイのが専門でして…」
私自身はノーマルですが、と愛想のいいスマイル。
男性 「いいのを撮ってる自信はあります、兄貴シリーズで」
一同 「「「兄貴シリーズ?」」」
男性 「イケナイ兄貴とか、危険な兄貴とか、そういうヤツです」
Aブルー「それじゃ、兄貴はホントに業界用語なんだね?」
男性 「そうなりますねえ、是非とも撮らせて頂きたいと…!」
あなたが兄貴ならバカ売れですよ、と瞳がキラキラ。
男性 「こんなに美人で儚げな方が、逞しい方の兄貴だなんて…!」
A船長 「実際、ブルーが上ですから…。私はただのヘタレですしね」
男性 「なるほど、それで積極的な方が兄貴に…」
これは売れます、とグッと拳を。
男性 「ちなみに、いつもはどんな感じで?」
Aブルー「ぼくが美味しく食べてるけどねえ、ハーレイを!」
A船長 「私はブルーの望み通りにするだけでして…」
男性 「女王様でらっしゃるそうですからねえ、分かります」
タイトルは『意外な兄貴』でしょうか、と閃いた模様。
男性 「逞しい男性がアンアン啼いて、儚い美形がガンガンと…!」
一同 「「「え?」」」
それは逆では、と万年十八歳未満お断りな面子でも分かる表現。
キース 「何か勘違いをしているようだぞ?」
シロエ 「そうみたいですね、兄貴ってどういう意味なんでしょう?」
男性 「男役とでも申しますか…。ゲイだと、どちらも男ですが」
相手をアンアン言わせる立場が兄貴ですよ、という解説。
ソルジャー、兄貴でしたっけ?
2016/02/20 (Sat)
☆兄貴は駄目でも
節分はお寺で七福神巡りがお約束ですけど、行きの路線バスが大問題。
ソルジャー夫妻に来たAVのスカウト、ゲイ専門で撮ってる男性で…。
男性 「もう絶対に売れますよ! 『意外な兄貴』は!」
ブルー 「…アレは兄貴じゃないと思うけどね?」
男性 「は?」
ブルー 「逆だよ、ガタイのいい方が兄貴というわけだよ!」
それが業界用語ならね、とピッシャリと。
ブルー 「だから駄目だね、そのAVは撮れないよ、うん」
Aブルー「ぼくがハーレイに突っ込む方ねえ…。それは流石に…」
A船長 「私も御免蒙りたいですが…」
男性 「そうですか…。ですが、ニーズは充分です!」
これだけ美しい方なら売れます、とソルジャーに熱いラブコール。
男性 「女王様だと伺いましたし、騎乗位などがお得意かと…」
Aブルー「好きだけどね? このバスでもやりたかったほどだし」
男性 「このバスでですか!?」
Aブルー「あそこの席がさ、もう少しだけ長く出来ていればね!」
気持ちだけでも騎乗位ってコトで跨って、と恐ろしすぎる台詞が再び。
Aブルー「もちろん普通の体位も好きだよ? でもねえ…」
A船長 「日々、貪欲に求めてらっしゃいますしね、新しい刺激を」
男性 「でしたら、是非! 私の兄貴シリーズに!」
ご出演をお願い出来ないでしょうか、とペコペコと。
男性 「思った以上に素晴らしい方ですし、感動ですよ!」
Aブルー「そこまで買ってくれるのかい? ぼくを」
男性 「ええ、公爵の御紹介が無くても、一目惚れです!」
一同 「「「公爵!?」」」
何処の公爵だ、と目を剥いている御一同様。
シロエ 「こ、公爵って、アレですか? …もしかしなくても?」
キース 「ドクツルタケの旦那の公爵なのか…?」
男性 「いえ、ドクツルタケではないですね」
サム 「焦るじゃねえかよ、別人かよ」
男性 「奥様は別の方ですから」
そんなお名前ではありません、という断言。
公爵は爵位ですもんね?
2016/02/21 (Sun)
☆公爵の萌えです
節分はお寺に出掛けて七福神巡り、行きのバスで現れたスカウトの人。
ソルジャー夫妻に熱い視線で、ゲイ専門でAV撮影。公爵がどうとか。
ジョミー「ドクツルタケとは無関係なら、別にいいよね?」
キース 「いや、しかし…。他にどういう公爵がいるんだ?」
シロエ 「公爵は色々いそうですよ。貴族は多分、多いでしょうから」
スウェナ「でも、紹介って言ったわよ? 知っているのよ」
あそこの二人を、とヒソヒソと。
スウェナ「そんな公爵、何人もいると思っているの?」
シロエ 「…何人もいたら怖い気もしますね…」
サム 「やっぱアレかよ、ドクツルタケかよ?」
男性 「公爵夫人はイングリッド様でらっしゃいますが」
一同 「「「ひぃっ!!」」」
アレだ、と一同、ガクブル。ドクツルタケな公爵夫人の本名がソレ。
Aブルー「なんだ、福の神様だったんだ! ぼくを紹介してくれた人」
男性 「福の神様…ですか?」
Aブルー「うん、ぼくたちにとってはね!」
それで公爵とはどういう関係、という質問。
Aブルー「ぼくたちの動画を希望なのかな、公爵は?」
男性 「出来れば欲しい、というお話で…。ですが、無理にとは…」
仰いませんね、と控えめ発言。
男性 「奥様から聞いてらっしゃるそうで…。凄い美人だと」
A船長 「そうでしょうねえ、ブルーの美しさには定評が…」
男性 「お相手の方との体格差も、公爵の萌えポイントでして…」
なんとか撮らせて頂けたら…、と男性、揉み手。
男性 「こう、直ぐにとは申しませんので、ご一考を…」
Aブルー「ぼくが決めてもいいのかい?」
色々と事情があるものだから、とソルジャー、思案顔。
Aブルー「こっちの世界には疎い上にさ、縛りの方もね…」
A船長 「そっくりさんがおいでですしね、間違えられるほどの…」
ブルー 「ぼくの評判を落としてくれたら、殺すからね?」
よりにもよってAVなんて、と睨んでますけど。
ソルジャー、出演したいんですか?
2016/02/22 (Mon)
☆サンプルをどうぞ
節分はお寺で七福神巡りがお約束ですけど、行きのバスの中で災難が。
ソルジャー夫妻にAVのスカウト、ゲイな公爵からの紹介だとか。
Aブルー「AVかあ…。魅力的なんだよね、公爵の秘蔵コレクション」
A船長 「あれは漲りますからねえ…。ですが、兄貴なシリーズは…」
あの中に入っていなかった気が、とキャプテンの疑問。
A船長 「入っていたなら、兄貴が何かは分かりますしね」
Aブルー「うーん…。公爵の趣味じゃないのかな? 兄貴シリーズ」
男性 「お好きなのですが、イロモノだという扱いでして…」
お一人で楽しんでおられるそうです、というイヤンな話。
男性 「それに、大々的に売られてますから、秘蔵ということも…」
Aブルー「ああ、隠しても意味が無いんだね!」
男性 「誰でも買えてしまいますから、値打ちが少々…」
落ちるようです、と溜息が。
男性 「とはいえ、お蔭で私も御縁が出来たというわけでして…」
Aブルー「センスを買って貰えたってこと?」
男性 「そうなりますねえ、ですから公爵直々に…」
この件で私にお話が…、とニコニコと。
男性 「如何でしょうか、兄貴シリーズの最新作でAVデビューは」
Aブルー「ぼくはいいけど、ハーレイがちょっと…」
A船長 「少々、ヘタレの気がありますので、撮影は…」
男性 「撮り方は色々ございますから、大丈夫ですよ?」
素人さんの本番が一番ウケる世界です、と男性、力説。
男性 「お考え頂けるようでしたら、ご参考までに…」
Aブルー「スタジオでも見せてくれるのかい?」
男性 「いえ、その前に、まずはサンプルを…」
御覧になって頂ければ、と鞄をゴソゴソ。
男性 「兄貴シリーズの自信作を詰め合わせておりますので…」
Aブルー「このDVDをくれるって?」
男性 「それと、公爵のお勧めがこちらになります」
Aブルー「ふうん…?」
こっちは君の名前じゃないね、とチェック中。
公爵のお勧めDVDですか…。
2016/02/23 (Tue)
☆公爵の目は確か
節分はお寺に出掛けて七福神巡り、行きの路線バスの中でスカウトが。
ソルジャー夫妻に来た熱いラブコール、公爵からの紹介だそうで。
Aブルー「公爵のお勧めDVDを撮ってる人がいいんだけどな…」
男性 「同じ出演するのなら、ということですか?」
Aブルー「そうだよ、どうせだったら秘蔵コレクションの方!」
兄貴シリーズも見てみないと分からないけれど…、という発言。
Aブルー「マイナーでもさ、値打ちがあるヤツに出たいよね!」
男性 「ああ、なるほど…。やはり公爵の目は確かですね」
一同 (((え?)))
どういう意味だ、と顔を見合わせている御一同様。
サム 「事情を知っているわけねえよな、あいつらの?」
シロエ 「ドクツルタケだって知りませんよ!」
キース 「どういう流れで、公爵の目が確かだという話になるんだ?」
ジョミー「それが分かったら、ぼくたちも終わりだと思わない?」
一同 「「「うーん…」」」
分からない方が幸せだろうか、とヒソヒソやってますけれど。
Aブルー「公爵は、なんて?」
男性 「いえ、本物の分かる方に違いない、と仰いまして…」
Aブルー「それじゃ、こっちのDVDの人に紹介してくれるとか?」
秘蔵コレクションの方の監督、とソルジャーが見ているDVDケース。
Aブルー「この国の人じゃないみたいだけど、頼めるのかな?」
男性 「喜んで引き受けさせて頂きますよ」
Aブルー「悪いね、兄貴シリーズも一応、見てはみるけど…」
男性 「お気になさらず。そちらの方も私ですから」
一同 (((へ?)))
なんだ、と男性の方へと視線が集中。
Aブルー「こっちも君って…。名前が違うよ?」
男性 「他の国だと、私の名前は呼びにくいそうで…」
Aブルー「芸名みたいなモノなのかな?」
男性 「そうです、公爵がつけて下さったんです」
Aブルー「素晴らしいよ!」
兄貴シリーズでヒットも飛ばした名監督、と大感動。
公爵ご贔屓のAV監督…。
2016/02/24 (Wed)
☆流出のリスクは
節分はお寺で七福神巡りですけど、行きの路線バスでスカウトの話が。
ゲイな公爵が贔屓にしているAV監督、ソルジャー夫妻にラブコール。
Aブルー「公爵から名前を貰えるほどだし、凄いんだよね?」
男性 「高く評価して下さいまして…。お蔭様で仕事も順調で」
兄貴シリーズはメジャー路線で、他の国では玄人向けです、と。
男性 「それで公爵からお話が…。今回の件で」
Aブルー「ぼくたちを撮りたいっていう話だね?」
男性 「よろしいでしょうか、公爵も期待しておられまして…」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? 公爵に喜んで貰えるよ!」
A船長 「は、はあ…。しかし、公爵が御覧になるのですよね?」
あなたと私を撮ったヤツを、とキャプテン、腰が引け気味で。
A船長 「公爵にお見せ出来るほどの自信がちょっと…」
Aブルー「何を言うかな、普段通りでいいんだよ!」
男性 「素人さんがウケる業界ですから、大丈夫です!」
普段と同じにヤッて頂ければ、とニコニコと。
男性 「とはいえ、双子の御兄弟もおいでのようですし…」
ブルー 「そうだよ、不肖の弟なんだよ、そこの馬鹿はさ!」
ぼくにはそっちの趣味は全然、と生徒会長、怒りMAX。
ブルー 「AVなんて最悪だってば、兄貴シリーズ以外でも!」
Aブルー「公爵が一人で観賞するならいいだろう?」
ブルー 「この世界はヤバイ世界なんだよ!」
流出のリスクが常にあるから、と吊り上げる柳眉。
ブルー 「一度流れたら回収不能で、もう世界中に!」
男性 「ご安心下さい、公爵邸のセキュリティーの方は万全です」
Aブルー「だってさ、安心みたいだよ?」
男性 「公爵は顔がお広いですから」
世界中の名士と交流が…、という説明。
男性 「ですから流出は有り得ませんね、秘蔵コレクションは」
ブルー 「その馬鹿が色々貰ってるけど?」
男性 「顔出しOKの方だけです」
秘密を守るのは基本ですよ、と溢れる自信。
さて、どうなる…?
2016/02/25 (Thu)
☆公爵によろしく
節分はお寺に出掛けて七福神巡りが恒例、行きの路線バスで来た災難。
ソルジャー夫妻にAVのスカウト、北の国の公爵からの紹介。
Aブルー「ほらね、出たって大丈夫だよ! 顔出しOKしなければ!」
男性 「そういうことです、公爵がお一人で御覧になります」
Aブルー「でも、気が向いたらAVデビューも出来るんだね?」
兄貴シリーズが気に入った時とか…、と熱い視線がスカウトの人に。
男性 「もちろんですとも、いつでも歓迎いたしますよ」
Aブルー「だってさ、ハーレイ! 有難いよねえ!」
A船長 「わ、私はAVデビューというのは…」
男性 「皆さん、最初はそうですよ。でもですね…」
その内にクセになること請け合いです、とイヤンな保証。
男性 「公爵の秘蔵DVDの方でも、顔出しOKになさる方が…」
Aブルー「どんどん増えて来てるとか?」
男性 「他の皆さんのプレイを御覧になったりする内にですね…」
ハマられる方が多いようです、とニッコリと。
男性 「まずはDVDをご覧下さい、そしてよろしければ…」
Aブルー「君に連絡でいいのかい?」
男性 「ええ、優先的に撮らせて頂きますよ!」
公爵も楽しみにしておいでですから、と差し出す右手。
男性 「いいお返事をお待ちしております、それでは、これで…」
Aブルー「うん、公爵によろしくね!」
ソルジャー、男性とブンブンと握手。
Aブルー「ほら、ハーレイも握手、握手!」
A船長 「は、はいっ…! 場合によってはお世話になります」
男性 「どうぞ前向きにご検討下さい。では…」
良い節分を、と降車ボタンを押し、男性、前へと。
Aブルー「ありがとう、兄貴シリーズも楽しませて貰うよ!」
男性 「公爵秘蔵の方もよろしくお願いします!」
Aブルー「うん、公爵のお勧めだったら間違いないしね!」
男性 「では、また!」
Aブルー「またね~っ!」
次は是非ともスタジオで! と叫んでますけど。
デビューする気ですか?
2016/02/26 (Fri)
☆イヤンな勘違い
節分はお寺で七福神巡り、行きの路線バスでソルジャー夫妻に来た話。
AVデビューへのスカウトだそうで、北の国に住む公爵からのお誘い。
Aブルー「その内に連絡するからねーっ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ イングリッドさんにもよろしくねーっ!」
男性 「皆さんも、どうぞお元気でーっ!」
バス停に停車、スカウトの男性、手を振って降りてゆきまして。
Aブルー「さようならーっ!」
男性 「ご連絡、お待ちしておりますーっ!」
運転手 「発車しまぁーす!」
扉が閉まって走り出すバス、ブンブンと手を振る例の男性。
Aブルー「いつか絶対、撮って貰うねーっ!」
A船長 「…ほ、本気ですか!?」
Aブルー「当たり前だよ、人間、高みを目指さないとね!」
せっかくの御縁なんだから、と見えなくなるまで手を振って…。
Aブルー「兄貴シリーズに、公爵の秘蔵コレクションに…」
A船長 「それを見るのは楽しみなのですが、その後が…」
Aブルー「何か問題があるのかい?」
A船長 「出演するという話はちょっと…」
なにしろ私はヘタレですから、と引けている腰。
A船長 「それに、皆さんにも御迷惑が…」
ブルー 「忘れて貰っちゃ困るよ、そこを!」
ぼくまで誤解されるじゃないか、と生徒会長、怒りの形相。
ブルー 「こっちの世界の住人はぼくで、君じゃないから!」
Aブルー「そうだろうけど、此処で言うとさ…」
誤解されるよ、と指差す車内。
Aブルー「今の流れだと、君がAV業界の住人みたいにね」
ブルー 「…えっ?」
まさか、と見回せば車内でヒソヒソ、コソコソと。
乗客A 「あっちは既に、プロのAV男優らしいのう…」
乗客B 「後からデビューされたら、人気は移りそうじゃの」
初々しい方が売れるものだ、とチラチラ視線が。
ブルー 「そうじゃないから! 誤解だから!」
Aブルー「でも、そうだろう?」
ぼくのデビューに嫉妬としか、というツッコミが。
勘違いも仕方ないのかも?
2016/02/27 (Sat)
☆初々しさでデビュー
節分はお寺の七福神巡りに行くものですけど、スカウトという珍客が。
しかもAV、やっと下車して行ってくれた後には、乗客たちの勘違い。
乗客A 「双子の兄弟で血の雨が降るかのう、人気争いで…」
乗客B 「いやいや、あのガタイのいい恋人をじゃな…」
嫉妬にかられて掻っ攫うとか、とキャプテンの方をチラチラと。
乗客A 「ありそうじゃのう…。プロのテクニックにモノを言わせて」
乗客B 「くわばら、くわばら…。あの手この手で誘惑なんじゃ」
もう完全に誤解されたオチで、他の乗客も同じ状態。
乗客C 「AV男優らしいですわよ、まだ若いのに…」
乗客D 「でも、一見の価値はありそうですわね、BLですもの」
乗客E 「兄貴シリーズのチェックは欠かせませんわね」
乗客D 「えーえ、奥様! 最新作が出たら買いませんとね」
もしかしたら3Pもアリかもですわ、とイヤすぎる声が。
Aブルー「ほらね、完璧に誤解されてるし! 君の方が!」
ブルー 「そ、そんな…。ぼくはAVなんかには…」
Aブルー「出たってことになっているねえ、このバスではね!」
でもって、ぼくはこれからデビューの初々しさ、と勝ち誇った顔。
Aブルー「やっとぼくにも認められたよ、初々しさが!」
ブルー 「それは図太さの間違いだから!」
Aブルー「世間はそうは言ってないしね、初々しさの勝利!」
この勢いでAVデビューだ、と鼻息も荒く。
Aブルー「七福神巡りで祈願しないと、デビュー出来るように!」
A船長 「こ、今年はそれを祈るのですか?」
Aブルー「夫婦和合の集大成だよ、AVデビューは!」
絵馬にもガッツリ書き込まないと、とグッと拳を。
Aブルー「目指せ、AV!」
キース 「待て、そんな言葉を書き込むな!」
Aブルー「何か問題があるのかい?」
キース 「せめて心願成就にしてくれ、俺たちの立場が!」
Aブルー「ふうん…?」
まあ、君たちに罪は無いしね、と言ってますけど。
心願成就にしてくれますか…?
2016/02/28 (Sun)
☆デビューをお願い
節分はお寺で七福神巡り、行きの路線バスに現れたのがスカウトの人。
AVデビューだと意気込むソルジャー、絵馬に書きたいようでして。
Aブルー「心願成就ねえ…。それでAVデビューも出来るのかい?」
キース 「気に入らないなら、大願成就と書く手もあるが…」
Aブルー「大願成就! いいね、それなら夢も大きいからね!」
じゃあ、そう書こう、とウキウキする間に、お寺の前のバス停に到着。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 福笹、頂かなくっちゃ!」
Aブルー「ぼくにも一本! あっ、こっちにもね!」
A船長 「今年も絵馬がついていますね、良かったです」
Aブルー「さあ、書かないと! 夫婦和合に大願成就!」
福笹についているのが飾りの絵馬。干支のサルの絵、その余白に…。
サム 「今年も書いてやがるぜ、あいつら」
キース 「諦めろ。大願成就になっただけマシだ」
シロエ 「AVデビューと書かれていたら、最悪ですしね」
Aブルー「そっちだったら、ちゃんと叫ぶから!」
一同 「「「え?」」」
Aブルー「耳の遠い神様がいるだろ、あそこは叫ぶよ!」
恵比須様だっけ、と満面の笑顔。
Aブルー「他の神様にもお願いしないと! 公爵との御縁も!」
A船長 「し、しかし、AVデビューはですね…」
Aブルー「君のヘタレも直して欲しいと、セットでお祈り!」
そして華麗にAVデビュー! と突き上げる拳。
Aブルー「絵馬も書いたし、さあ、行こうか!」
ブルー 「き、君たちは二人で行けば?」
Aブルー「何を言うかな、この面子だからこその御利益だよ!」
行きのバスでも御利益バッチリ! と指差す貰ったDVD。
Aブルー「七福神巡りも御利益パワー! 目指せ、AV!」
キース 「待て、俺たちは無関係だ!」
Aブルー「ダメダメ、君たちも応援しなきゃ!」
シロエ 「そ、そんな…!」
Aブルー「張り切って行こう! 大願成就!」
七福神様の御利益パワー、と強制連行される面々。
気の毒ですけど、中継終了~。
2016/02/29 (Mon)
☆今年も賑やかに
今年もやって来ました、二月。普通だったら節分に立春。
それが困るのがシャン学メンバー、節分が切実に頭痛の種という有様。
キース 「来てしまったぞ、今年も二月が…」
シロエ 「カレンダーと暦は変えられませんしね、どう転んでも」
ジョミー「旧暦でいくとか、そういうヤツは?」
ブルー 「いろんな暦はあるけどねえ…。海の向こうにも」
それで逃げられるほど甘くはあるまい、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「二月の三日は節分なんだよ、何がなんでも」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 豆まきと恵方巻だよね!」
サム 「それで済んだら苦労はしねえぜ」
スウェナ「どうかしら? 元老寺で豆まきで押し通すとか」
??? 「困るよ、それは!」
節分は別のお寺でなくちゃ、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。
Aブルー「いつものトコだよ、七福神巡り!」
一同 「「「うわー…」」」
本当に来た、と一同、愕然。
シロエ 「こ、今年は別行動にしませんか?」
ブルー 「そうだね、君のハーレイと一緒に行けば?」
バカップルでイチャイチャ行くのも良かろう、というお勧め。
ブルー 「大勢で行くより、その方がきっと御利益があるよ」
Aブルー「そうなのかな?」
キース 「一応、定番ではあるぞ。人が少ない時に行くのは」
シロエ 「お願いを聞いて貰いやすいと言いますからね」
団体様よりカップルの方が、とシロエ君も力説。
シロエ 「神様の方でも、混乱しなくていいですよ」
Aブルー「うーん…。だけど、あそこはお寺だよね?」
キース 「確かに寺だが、七福神は神様だぞ」
Aブルー「神様と仏様はセットものだ、って…」
君が言ったよ、と痛い所をグッサリと。
Aブルー「ほら、小正月の粥杖の時に」
キース 「…否定はしないが…」
Aブルー「だったら、賑やかにいかなくちゃ!」
キース 「なんでそうなる?」
Aブルー「法要だから!」
人数が多いほど法要の格が上がるんじゃあ…、と。
ついに門前の小僧ですか?
2016/02/01 (Mon)
☆お菓子より御利益
今年もいよいよ明日が節分、七福神巡りに行こうと現れたソルジャー。
みんなで賑やかに行くのがいいと、法要だからとイヤンな展開。
Aブルー「法要っていうのは、参加者が多いほどいいんだろう?」
キース 「そ、それは確かに否定はせんが…」
ブルー 「格が高いほど人が多いのは本当だねえ…」
チラシを配るお寺もあるし、と生徒会長、いや伝説の高僧、銀青様。
ブルー 「節分の前にチラシを配って、一般参加者募集なんだよ」
シロエ 「そんなお寺があるんですか!?」
ブルー 「七福神巡りのお寺から近い所にね」
バスに乗ったら五分ほどだろうか、という話。
ブルー 「豆と一緒にお菓子もまくから、子供連れの人が集まるし…」
Aブルー「お菓子をまくって…。本当かい?」
キース 「俺も聞いたな、チョコレートだとか、キャンディーだとか」
まかれたお菓子は拾い放題らしいぞ、とキース君も。
キース 「デカイ広間でバンバンまくから、子供に人気で」
ブルー 「お菓子を沢山拾えるようにと、服のフードを使う子とかね」
シロエ 「ああ、広げてれば入りますしね。お菓子が勝手に」
Aブルー「お菓子が拾い放題なんだ…」
ちょっといいかも、と言ってるソルジャー、お菓子好きなだけに。
キース 「今年はそっちに行ったらどうだ?」
シロエ 「いいですねえ! きっと御利益もありますよ」
Aブルー「七福神巡りはあるのかい?」
そこのお寺に、という質問。
キース 「いや、無いが…」
Aブルー「じゃあ、却下! お菓子より御利益!」
ついでに行きの路線バスにもきっと御利益、とニコニコと。
Aブルー「みんなで行こうよ、明日は一緒に!」
キース 「嫌だと言うのが分からないのか!」
Aブルー「人数が多いほどいいと言ったよ、法要は」
キース 「し、しかし…」
Aブルー「お寺なんだし、法要だよ! 七福神巡り!」
一同 「「「うわー…」」」
またか、と青ざめるシャン学メンバー。
明日の節分、運命や如何に…?
2016/02/02 (Tue)
☆御利益があるバス
やって来ました、今年も節分。シャン学メンバーにとっては厄日。
ソルジャー夫妻が来るのは確実、嫌だと言っても七福神巡りに連行で。
シロエ 「…ぼくたち、真面目すぎですよね…」
ジョミー「欠席届も出しちゃってるしね、みんな揃って」
サム 「なんて書いたんだよ、俺は節分って書いたんだけどよ」
マツカ 「ぼくもです。節分ですから休みます、と」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 節分は七福神巡りだもんね!」
キース 「行き先は確かに其処なんだが…」
七福神巡りと書きたくはない、と合掌している副住職。
キース 「あれが不幸の始まりだからな、俺は書かなかった」
シロエ 「節分だけでも、充分、不幸ですけどね…」
スウェナ「年々、不幸が酷くなるわよね」
七福神巡りどころか地獄巡りかも、と鋭い指摘。
スウェナ「避けられる呪文とかは無いのかしら?」
ブルー 「無駄だと思うよ、相手がアレだし」
Aブルー「こんにちはーっ!」
??? 「どうも、ご無沙汰しております」
噂の人がパッと登場、キャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「小正月の時は、大変お世話になりまして…」
Aブルー「あの粥杖は最高だったし、今日も期待だよ!」
たっぷり御利益を貰わなくっちゃ、とウキウキと。
Aブルー「行きのバスから御利益が来るしね!」
A船長 「去年も素晴らしかったですしね」
キース 「俺たちの方は迷惑なんだが!」
シロエ 「不幸のバスって呼びたいほどです、あのバスは!」
Aブルー「何を言うかな、ぼくにとっては幸せのバス!」
ハーレイと二人で座っているだけで御利益が…、と瞳がキラキラ。
Aブルー「だから、みんなで乗らなくちゃ!」
A船長 「あなたは私の膝の上ですね」
Aブルー「騎乗位ってわけにはいかないけどね!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「バスの中でも、ガンガンいきたいトコだけど…」
ヤッてる間に御利益が逃げたら大変だから、と自粛の模様。
こんな調子で大丈夫ですか?
2016/02/03 (Wed)
☆バスに乗るには
節分は七福神巡りでお寺にお出掛け、行くには路線バスに乗ること。
御利益があると信じるソルジャー、何が何でもバスで行きたいわけで。
Aブルー「とにかく、みんなでバス停だよ! そして乗り込む!」
A船長 「一番後ろの席が空いているといいですねえ…」
あの席でないと密着座りが難しいですから、とバカップル。
A船長 「すぐ前に別の座席があったら無理ですからね」
Aブルー「空いてなかったら、頼んででも空けて貰わないとね!」
キース 「おい、無茶を言うな!」
あそこは優先座席じゃない、とキース君の怒り。
キース 「それに優先座席にしたって、お年寄りの皆さんが優先で!」
シロエ 「後は身体の不自由な人ですよねえ…」
サム 「他の席にしたって、そういう人しか譲って貰えねえぜ」
それが世間の常識だしよ、とサム君も。
サム 「社会のルールってヤツは守ってくれねえと…」
ブルー 「ぼくたちも肩身が狭くなるしね」
希望の席が空いていなかったら立っていたまえ、とバッサリと。
ブルー 「その内に空くってこともあるから」
キース 「御利益を希望するんだったら、真面目にしろよ」
仏様は見ていらっしゃるから、という話ですけど。
Aブルー「大丈夫! ぼくには秘密兵器があるから!」
一同 「「「秘密兵器?」」」
Aブルー「そう、このマークさえつけていればね!」
何処でも席を譲って貰える、とババーン! と出て来たバッジ。
シロエ 「…お、おなかに赤ちゃんがいます…?」
キース 「大嘘だろうが、何処で手に入れた!」
そんな代物、と指差すマタニティマーク、それも正規品。
キース 「まさかノルディか、あいつの所で貰ったのか!?」
Aブルー「ピンポーン! バスの座席は大切だからね!」
A船長 「あの席が無いと困りますしねえ…」
キース 「だからと言って、どうしてそうなる!」
Aブルー「最強だから!」
ノルディのお勧め、と笑顔ですけど。
そんな手、使っていいんですか?
2016/02/04 (Thu)
☆女性用なんです
節分には七福神巡りでお寺にお出掛け、行くなら乗るのが路線パス。
密着座りをしたいソルジャー、マタニティマークのバッジが秘密兵器。
Aブルー「どうしても座りたい席があるなら、これがいいって!」
A船長 「最強のマークだと、ブルーから聞いておりますが…」
キース 「つけているのが女性ならな!」
こいつがつけてどうするんだ、と怒りの形相。
キース 「あんた、世間を舐めてるだろうが!」
Aブルー「ノルディが言ったよ、女顔だから大丈夫です、って!」
A船長 「私たちの世界に妊娠というのは有り得ませんが…」
こちらだと普通だそうですね、とキャプテンの笑顔。
A船長 「初期はお腹が目立たないということですし…」
Aブルー「このマークをつければ、ぼくも立派な妊婦さんだよ!」
前に立ったら席を譲って貰える筈だ、と溢れる自信。
Aブルー「ハーレイと二人で密着座り! 一番後ろの、あの席で!」
キース 「…イチャついていたら、ツッコミが入ると思うがな?」
ブルー 「何か言う人はいそうだねえ…」
妊娠初期はデリケートだから、と生徒会長もツッコミを。
ブルー 「ほどほどにしなさい、と年配のご婦人に叱られるよ?」
Aブルー「そうなるのかい?」
キース 「当然だろうが、女性だったら大事な時期だ!」
ブルー 「君の大好きな夫婦の時間も控えなくちゃね」
Aブルー「本当に?」
ブルー 「女性だったらね!」
それでも密着座りをする気か、という文句。
ブルー 「御利益の代わりにお説教だよ、今年はね!」
Aブルー「それは困るよ、ぼくは御利益が欲しいのに!」
キース 「だったら、それをつけるんじゃない!」
つけるんだったら大人しくしろ、と当然な意見。
キース 「ついでに、女のふりをしたならマズイかもな」
Aブルー「どうしてだい?」
キース 「女となったら見放されるぞ、御利益に」
シロエ 「有り得ますねえ…」
ただのノーマルなカップルですし、という指摘。
女ならそうなりますね?
2016/02/05 (Fri)
☆女性用はマズイ
節分は七福神巡りに出掛けてゆくもの、路線バスの中で貰える御利益。
密着座りをしたいソルジャー、マタニティマークを用意したものの。
キース 「ノーマルなカップルでも、イチャついていれば御利益は…」
Aブルー「貰えると思うよ、前に子宝を授かる飴を貰ったし!」
キース 「もう授かっているんだったら、それは要らんだろうが!」
もっと別のを貰えるだろう、という見解。
キース 「安産のお守りはガチだと思うぞ、妊婦だったら」
シロエ 「どう考えても、そっち系ですよね、普通のカップル…」
ジョミー「お腹に赤ちゃんがいます、っていうバッジだしね…」
Aブルー「夫婦和合とか、そういうのは?」
キース 「仲良くした結果が子宝だからな、難しいだろうな」
説教とセットで安産のお守りが来るであろう、と御利益の予言。
キース 「それが嫌なら、紛らわしいバッジをつけないことだ」
シロエ 「もっと酷いオチになるかもしれませんしね」
Aブルー「酷いオチって?」
シロエ 「ゲイだからこそ貰える御利益、あるじゃないですか」
北の国から色々とプレゼントが届きますよね、と公爵夫人の話題。
シロエ 「ドクツルタケと知り合えたのは、ゲイだからですよ?」
キース 「そういえばそうだな、ノーマルだったらスルーだな」
ゲイな公爵だってスルーする筈だ、とキース君も納得。
キース 「うっかり女のふりをしたばかりに、そっちの御縁も…」
シロエ 「パアになるってことはありますよ」
Aブルー「福の神様に誰かがチクると言うのかい?」
ぼくは女だと、とソルジャー、不安そうな顔。
Aブルー「秘密兵器のバッジをつけたら、何処かから?」
シロエ 「壁に耳あり障子に目あり、と言いますからねえ、昔から」
サム 「ドクツルタケの手先がいるかもしれねえぜ」
ジョミー「去年は来たよね、ドクツルタケの手先」
キース 「ああ、偵察に来ていたな」
今年はどうだか分からんが、と回想モード。
来てましたっけね、バスの偵察…。
2016/02/06 (Sat)
☆間違えたら絶縁
節分と言えばお寺の七福神巡り、行きのバスから貰えるらしい御利益。
それに期待なソルジャーですけど、密着座り用の秘密兵器が問題で。
キース 「今年も偵察が来るようだったら、そのバッジで終わりだな」
シロエ 「女だったようです、とドクツルタケに報告ですしね」
Aブルー「メデタイ様が裏切るのかい!?」
メデタイ様とは、マツカ君のお父さんの会社の社員。
キース 「それは裏切りとは言わんだろう。ただの報告なんだからな」
シロエ 「男だというのは間違いでした、と言うだけですしね」
Aブルー「そ、そんな…。それは困るよ、間違えるなんて!」
ぼくを女だと報告なんて、とソルジャー、ブルブル。
Aブルー「そうなっちゃったら、福の神様からのプレゼントは…」
キース 「二度と来ないな、ただのノーマルなカップルではな!」
シロエ 「公爵にも見放されますよ。ゲイだそうですから」
同好の士だからこそのプレゼントでしょう、とバッサリと。
シロエ 「でも、ぼくたちには無関係ですし…」
ジョミー「だよねえ、バッジをつけるリスクなんかは知らないよね」
キース 「つけて御利益が欲しいと言うなら、安産系だ」
ブルー 「まず間違いなく、そっちに行くね」
別にいいんじゃなかろうか、と生徒会長、涼しい顔。
ブルー 「安産だろうが、子宝だろうが、他人事だし」
シロエ 「それより、ドクツルタケと縁が切れそうな方が大切ですよ」
スウェナ「思い切りポイント高いわよねえ、縁が切れる方」
私たちの方に御利益が来るわ、とニコニコと。
スウェナ「腐れ縁が切れたら、後はキースの方だけだもの」
キース 「俺がどうかしたか?」
スウェナ「お弟子さんの縁は切れないんでしょ?」
一生、スッポンタケを背負うのよねえ、と深い溜息。
スウェナ「でも、そのくらい我慢するわよ、公爵の方と絶縁だったら」
シロエ 「ぼくもです。バッジ、つけて下さい」
他人のふりをしますから遠慮なく、という話ですが。
つけますか…?
2016/02/07 (Sun)
☆バッジは諦めて
節分はお寺に出掛けて七福神巡り、行きのバスに期待するソルジャー。
後部座席に座りたいからと、マタニティマークを用意したものの…。
キース 「俺も止めんぞ、他人のふりもしないでやろう」
Aブルー「ひょっとして助けてくれるのかい? 誤解された時は?」
キース 「いや、丁重にお願いするだけだ」
席を譲ってあげて下さいと低姿勢で、と繰るのが手首の数珠レット。
キース 「和やかな雰囲気を作るのも坊主の役目だからな」
シロエ 「妊婦さんを大切に、と説くわけですね、キース先輩!」
サム 「やるじゃねえかよ、その線で行こうぜ」
Aブルー「待ってよ、誤解の方に持って行くわけ!?」
キース 「当然だろうが、バッジを悪用するのが悪い」
仏様に代わっておしおきなのだ、と指をビシィ! と。
キース 「そろそろバスが来る時間だからな、早くつけろよ」
Aブルー「何もかもパアになるくらいだったら、つけないよ!」
悪運の強さだけで勝負だ、と片付けられてしまったバッジ。
A船長 「つけないのですか、ブルー?」
Aブルー「今の話を聞いていなかっただろ、ヤバイんだよ!」
A船長 「御利益があれば、それで充分だと思いますが…」
Aブルー「安産なんかは余計なんだよ!」
そんな御利益を貰うよりかは無しで上等、と握り締める拳。
Aブルー「バスが駄目なら、七福神巡りで御利益ゲット!」
A船長 「残り物には福がある、とか言いますねえ…」
Aブルー「何処で貰っても、御利益は御利益!」
バスで貰えたら最高だけど、と言っている間に走って来たバス。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いつものバスが来たよ!」
Aブルー「乗ろう、ハーレイ!」
A船長 「一番後ろの席ですね!」
いざ、と乗り込んだバカップル。他の面子も続いたものの。
Aブルー「わあ、今年のバスはいつもと違うね!」
A船長 「縦に長いシートがあるのですね!」
後部座席より大人数で座れますよ、という声が。
片方が電車のシート風ですか…。
2016/02/08 (Mon)
☆長さも大切です
節分は七福神巡りのお寺に行くもの、路線バスで行くのがお約束。
密着座りをしようとしているソルジャー夫妻、後部座席にロックオン。
Aブルー「一番後ろも空いているけど、その縦長のシートもいいね!」
A船長 「長さが余分にありますからねえ、二人分ほど」
Aブルー「長さもやっぱり大切だよ、うん」
後ろの方も大切だけど、と妙な台詞が。
Aブルー「突っ込んで貰うのは後ろだけどさ、突っ込まれるモノは…」
A船長 「固くて長持ちということですか?」
Aブルー「それもあるけど、大きさも大事! 馬並みの長さ!」
A船長 「そちらでしたか、座席の方はどう致しましょう?」
長さのある方がいいでしょうか、と眺める電車風の縦長シート。
A船長 「幸い、空いておりますし…」
Aブルー「どうしようかなあ、君が寝るには少し足りないし…」
一同 (((???)))
A船長 「ああ、私が寝転んで、その上にですか!」
Aブルー「ぼくが寝られたらいい感じだけどねえ、バスで騎乗位!」
気分だけでも、とトンデモすぎる発言が。
Aブルー「ちょっと惜しいね、ぼくなら寝られそうだけど…」
A船長 「私が乗ったら、はみ出しますしね…」
いつもの席にしておきましょうか、と後部座席へ。
A船長 「どうぞ、私の膝にお座り下さい」
Aブルー「ありがとう! あの席、もう少し長ければねえ…」
バスの中でディープにイチャつけるのに、と密着座りなバカップル。
Aブルー「君に跨ってバスに乗れたら最高なのに…」
A船長 「私もあなたを乗せてみたいですが…」
ヘタレな所が出てしまったら難しそうです、と恥ずかしそうに。
A船長 「やはり人目がありますし…」
Aブルー「君のヘタレが直る御利益、欲しいんだけどね…」
一同 (((要らない、要らない…)))
Aブルー「何か言ったかい?」
一同 (((他人のふり、他人のふり…)))
今年こそ他人のふりでスルーだ、と誰もがガン無視。
無事、目的地に着けますか?
2016/02/09 (Tue)
☆心臓に悪すぎ
節分と言えばお寺の七福神巡り、ソルジャー夫妻も一緒にバスで出発。
後部座席で密着座りなバカップルですけど、此処は他人のふり。
キース 「いい感じに空いていて良かったな」
シロエ 「でも、このシートは塞いでおかないと駄目ですよ」
ジョミー「空いたままだと、移って来るかもしれないもんね…」
変なことをしに、と電車風の縦長シートを占拠している御一同様。
サム 「変な目で見ていやがったもんなあ、ヤバすぎだぜ」
ブルー 「ぼくたちが座って塞いでおくのが一番だよ、うん」
マツカ 「無事に着けるといいですね…」
一同 「「「シーッ!!!」」」
言霊というのがあるんだから、と唇に指を。
マツカ 「す、すみません…。きっと大丈夫ですよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 誰か乗って来るみたい!」
一同 (((え?)))
去年の例があるからな、と一気に緊張した空気。でも…。
シロエ 「なんだ、普通のおじさんですよ」
スウェナ「メデタイ様ではなかったわね」
キース 「一瞬、心臓が縮み上がったがな」
俺もまだまだ修行が足りん、と繰っている手首の数珠レット。
キース 「この先、人が乗って来る度にこれでは駄目だ」
ジョミー「だよねえ、心臓に悪すぎだよ」
シロエ 「え? でも、あの人…」
後ろをガン見していませんか、とシロエ君がヒソヒソ声。
キース 「気にするな。馬鹿が二人も座っているんだ」
ジョミー「誰だって視線が行くと思うよ、あんなバカップル」
おまけに男同士だし、とスルーな御一同様ですけど。
Aブルー「ハーレイ、なんだか見られているよ?」
A船長 「そのようですね、どうにも落ち着きませんが…」
Aブルー「ダメダメ、こういう時にはさ…」
うんと見せ付けてあげなくちゃ、とディープなキスを。
一同 (((た、他人のふり、他人のふり…)))
Aブルー「うん、甘かった!」
A船長 「は、はあ…」
こんな所でキスしなくても、とヘタレなキャプテン。
当然ですよね?
2016/02/10 (Wed)
☆警察の人かも
節分は七福神巡りなお寺へ行くのがお約束、只今バスに乗車中。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、車内でかましたディープキス。
Aブルー「見てくれている人がいるんだし、このくらいはね!」
A船長 「で、ですが…。公共の交通機関ですから…」
Aブルー「何を言うかな、もっとベッタリ! ぼくにも触って!」
お尻はもちろん、前もしっかり! と痴漢行為を強いる始末で。
A船長 「こ、こうですか…?」
Aブルー「手を突っ込んでもかまわないよ? いやらしくね!」
一同 (((た、他人のふり、他人のふり…)))
なんだってこういうことになるのだ、と思うだけ無駄。
Aブルー「ん…。ちょっとヤリたい気分になって来たけど…」
A船長 「無茶を仰らないで下さい、バスの中ですよ?」
Aブルー「あそこの席さえ空いていればね…。縦長シート…」
A船長 「もう塞がっておりますから!」
Aブルー「頼んでどいて貰おうかな…。あの席があれば…」
ちょっと無理めの体位になっても出来るかも、と怖い台詞が。
キース 「お、おい、此処から一歩も動くんじゃないぞ!?」
シロエ 「分かってます! 此処を空けたらおしまいですよ!」
サム 「でもよ、あの人、まだ見ているぜ?」
ジョミー「警察の人ってことはないかな、現行犯で逮捕とかさ」
キース 「わいせつ罪か…」
今の状況なら逮捕もいけるか、とガン見している男性に期待。
キース 「しょっ引いてくれたら有難いんだが…」
ブルー 「そう簡単に行くかどうかが疑問だけどね?」
あの二人は此処の人間じゃないし、と正論が。
ブルー 「逮捕したって誰か謎だし、調べてる間に逃げるしさ…」
シロエ 「でも、バスからは消えてくれますよ?」
キース 「おっ、動くのか?」
男性 「すみません、ちょっとよろしいでしょうか?」
Aブルー「忙しいんだけど、見て分からない?」
男性 「その件で…」
お話が、という丁重な姿勢。
現行犯で逮捕ですかね、ソルジャー夫妻?
2016/02/11 (Thu)
☆声をかける男性
節分は七福神巡りなお寺に行くもの、路線バスに乗るのがお約束。
その中でイチャついているソルジャー夫妻に、声をかけている男性が。
Aブルー「お話って…。もしかして、混ざりたいわけ?」
男性 「いえ、そういうわけではないのですが…」
一同 (((逮捕だ、逮捕!!)))
わいせつ罪で逮捕してくれ、と心で叫ぶ御一同様。
Aブルー「早くしてよね、忙しいんだから! それに、ハーレイ!」
A船長 「は、はいっ!?」
Aブルー「手がお留守だよ! とってもイヤらしい感じだったのに!」
A船長 「も、申し訳ございません…!」
この辺りでしょうか、と痴漢行為が再び。
Aブルー「んっ…! こう、もっと大胆に…」
男性 「素晴らしいです、是非とも話を聞いて頂きたく…!」
一同 (((…???)))
警察じゃないのか、と派手に飛び交う『?』マーク。
シロエ 「素晴らしいって聞こえましたよ?」
キース 「警官の台詞とも思えんな…」
ジョミー「まさか、普通に一般人とか?」
サム 「一般人がアレに声を掛けるのかよ?」
ガン見どころかガン無視だろ、と言われてみれば、その通りで。
スウェナ「じゃあ、誰なのよ?」
マツカ 「誰なんでしょう…?」
シロエ 「メデタイ様は二人もいませんよね?」
マツカ 「それはいないと思いますけど…」
生き別れの兄弟だったら知りませんけど、とイヤンな台詞が。
一同 「「「い、生き別れ…」」」
マツカ 「其処までは調べませんからね…」
キース 「採用するなら調べてくれ!」
マツカ 「ドクツルタケが出て来る前から社員なんですよ!」
ジョミー「そ、それじゃ、あの人…」
サム 「ヤバイ人かよ?」
メデタイ様の系列だろうか、と一同、ガクガクブルブル。
Aブルー「話があるなら、手短にね!」
男性 「ゲイのカップルとお見受けいたしましたが…」
Aブルー「そうだけど?」
それ以外の何に見えるんだい、と威張るソルジャー。
さて、どうなる?
2016/02/12 (Fri)
☆こういう者ですが
節分はお寺で七福神巡り、路線バスで行くのがお約束ですけれど。
車内でイチャつくソルジャー夫妻に、声を掛けたのが見知らぬ男性で。
男性 「なんとも大胆でいらっしゃいますねえ、バスの中なのに」
Aブルー「何か問題があるとでも?」
一同 (((やっぱり警察?)))
油断させておいて現行犯で逮捕な線か、とシャン学メンバー、注目中。
シロエ 「現場を押さえるのが大事なんですか?」
キース 「現行犯で逮捕するなら、そうなるが…」
それならサッサと逮捕してくれ、と思う間も痴漢行為が続く有様。
Aブルー「あっ、ハーレイ…。そこ、もっと…!」
A船長 「よろしいのですか、お話の方は?」
Aブルー「こっちの方が大切だってね! ヘタレ禁止だよ?」
A船長 「が、頑張らせて頂きます…」
なんとも恥ずかしい状況ですが、と撫で擦っているソルジャーの股間。
A船長 「この辺りがお好きでしたよね?」
Aブルー「布越しっていうのが、こう、たまらないよね!」
じれったくって余計に燃える、とイチャイチャ、ベタベタ。
Aブルー「もっとイヤらしく触って欲しいな、お尻も揉んで!」
A船長 「ええ、ブルー…」
男性 「お取込み中、失礼します」
わたくし、こういう者ですが…、と差し出した名刺。
シロエ 「名刺ですよ?」
サム 「警察手帳じゃねえのかよ?」
Aブルー「えーっと…?」
誰だい、とソルジャー、名刺を手にしてキョトンとした顔。
Aブルー「全然知らない名前だけど…。ぼくに何か用?」
男性 「失礼ですが、そちらの方にも…」
どうぞ、とキャプテンにも名刺が一枚。
A船長 「は、はあ…。私どもは生憎、名刺などは…」
男性 「いえ、この業界では特に頂かなくても…」
一同 (((業界?)))
なんだ、と誰もが謎な業界。
Aブルー「匿名性が大切なのかい?」
男性 「そうですねえ…」
知られたくない方が殆どですから、という答え。
もしかして、芸能界ですか…?
2016/02/13 (Sat)
☆スカウトでした
節分は七福神巡りのためにお寺へ、行くなら路線バスでというお約束。
ソルジャー夫妻がイチャついていると、名刺を渡した見知らぬ男性。
サム 「知られたくねえ人が殆どって、芸能界かよ?」
シロエ 「まさか、スカウトする気ですか?」
あんなのを、と眺める先には痴漢行為を中断しているバカップル。
Aブルー「匿名ねえ…。そういうことなら、丁度いいけど…」
A船長 「お待ち下さい、何の話か聞いてからです」
Aブルー「それもそうだね、匿名だからって何でもいいわけじゃ…」
面倒なことはお断りだし、と無精者な部分が出て来た模様。
Aブルー「話にもよるね、ぼくたちに何の用なんだい?」
男性 「ご出演をお願い出来ないかと…」
一同 「「「ご出演!?」」」
思わず叫んでしまった一同、男性の視線がそちらへと。
男性 「お知り合いの方でらっしゃいますか?」
キース 「ち、違うんだが…!」
シロエ 「聞いていただけの他人です!」
ぶるぅ 「えっ、違うでしょ、ブルーはお友達でしょ?」
みんなで七福神巡りに行くんだもん! と無邪気なお子様の元気な声。
一同 「「「シーーーッ!!!」」」
男性 「ああ、なるほど…。ご兄弟もいらっしゃいますね」
双子の方でらっしゃいましたか、と生徒会長にも渡された名刺。
ブルー 「えーっと…?」
キース 「知らん会社だな、あんた、知ってるのか?」
ブルー 「ぼくも知らない…。何の会社?」
男性 「撮影を手がけておりまして…」
一同 「「「撮影!!?」」」
本物の芸能界だったのか、と一同、愕然。
キース 「す、すると、スカウトの方ですか…?」
男性 「そうなりますねえ、是非ともお願いしたいのですが…」
Aブルー「撮影って、ぼくたちの写真かい?」
男性 「写真よりかは、動画を撮影させて頂きたく…」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? 動画だってさ!」
お芝居をすればいいのかい、とソルジャー、ワクワク。
芸能界デビュー…?
2016/02/14 (Sun)
☆素人さんも人気
節分にはお寺で七福神巡り、行きは必ず路線バスでというソルジャー。
密着座りで痴漢行為なソルジャー夫妻に、何故かスカウトしたい人が。
男性 「お芝居よりかは、もっと普通のがウケる世界でして…」
Aブルー「ありのままの姿がいいってことかい?」
男性 「素人さんも人気ですから、この業界は」
Aブルー「ふうん…? ハーレイも一緒に出演だよねえ?」
男性 「是非ともお願いしたいのですが…」
カップルで出て頂けませんか、と男性からのお願いが。
シロエ 「何なんです、アレ?」
キース 「新婚さんいらっしゃい、という番組は今もあったか?」
サム 「知らねえけど…。なんだよ、ソレ」
キース 「いや、檀家さんには地味に人気の番組で…」
本物の新婚カップルが登場するのがミソだ、という説明。
ジョミー「じゃあ、それなのかな?」
ブルー 「テレビだったら、テレビ局の名前がありそうだけどね?」
マツカ 「子会社ってことはないですか?」
シロエ 「よくありますよね、外注ってヤツが」
スウェナ「そうなのかしらね、あんなのをスカウトするんだもの」
放送禁止にならなきゃいいけど、と深い溜息。
スウェナ「絶対やるわよ、スタジオでも。…あの調子でね」
シロエ 「でしょうね、バスでもイチャつくんですし」
男性 「ご友人の皆さんは、ああいう風に仰ってますが…」
スタジオでもお願い出来るでしょうか、とブッ飛んだ依頼。
サム 「マジかよ、スタジオって言ってるぜ!?」
キース 「苦情の電話が殺到しそうな気がするが…」
あの男性は正気だろうか、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「巻き込まれる前に逃げますか?」
ジョミー「そうした方がいいかもね…」
Aブルー「ちょっと待ってよ、せっかくスカウトされたのに!」
A船長 「私たちは、こちらの世界の事情に疎くて…」
男性 「大丈夫ですよ、皆さんそう仰います」
最初は誰でもそんな感じで、と言ってますけど。
初心者歓迎なんですか?
2016/02/15 (Mon)
