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シャングリラ学園つれづれ語り

☆兄貴と行きたい


兄貴な世界と縁が深すぎた、お坊さんの世界という所。
お蔭でソルジャーが憧れまくりで、お稚児さん気取りで行きたいバー。

Aブルー「お坊さんな兄貴がいなかったとしても、兄貴は色々!」
キース 「俺が法衣で出掛けて行ったら、兄貴がやって来るんだな?」
Aブルー「そうだよ、お稚児さんなぼくを目当てにね!」

お坊さんの世界で色々なプレイを覚えたお稚児さん、とウットリと。

Aブルー「そして寛大な兄貴のお蔭で、バーに遊びに行けるんだよ!」
キース 「俺は大人の余裕が溢れる兄貴というわけか…」
Aブルー「ぼくを遊ばせてくれるんだものね、そうなるってば!」
シロエ 「…キース先輩もモテそうですね?」
Aブルー「モテるだろうけど、キースが嫌なら断るだけだし!」

出来る兄貴は自分を安売りしない、という台詞、再び。

Aブルー「趣味でもない子と遊ぶくらいなら、一人でお酒!」
キース 「そういうことなら、俺に危険は及ばんか…」
Aブルー「大丈夫! ぼくだけ遊んで、キースはお酒を楽しめば!」

いいお酒も揃っているらしいから、と情報集めもバッチリな人。

Aブルー「だから行こうよ、25日でどうだろう?」
キース 「…断った時はどうなるんだ?」
Aブルー「アドス和尚にスッポンタケのことをバラそうかな?」
キース 「そのネタで俺を脅す気か…!」
Aブルー「有効活用しないとね? せっかくの仏様だから」

スッポンタケは偉大な仏様だよ、と指を一本立てまして。

Aブルー「25日に頼めるかな? お浄土ガイド!」
キース 「本当に俺は無事に帰って来られるんだろうな?」
Aブルー「自分を安売りしなかったらね!」

安売りしたいなら、ご自由に、と。

Aブルー「お坊さんな兄貴は、きっと人気も高いから…」
キース 「俺は御免だ!」
Aブルー「だったら、出来る兄貴は黙ってお酒!」
キース 「あんたが一人で遊ぶんだな?」

俺はあんたを遊ばせてやる兄貴なのか、と深い溜息。
兄貴にされるんですものね?


2016/06/16 (Thu)

 

☆兄貴と行かなきゃ


実は昔から兄貴がいたらしいのが、お坊さんの世界という所。
お寺によっては今もいるとか、憧れたソルジャーが目指す兄貴なバー。

Aブルー「キースは、ぼくの寛大な兄貴! 出来る兄貴は余裕だよね」
シロエ 「安売りしなくて、ガッつかないのが理想ですね?」
Aブルー「そういうことだね、キースの株もグンと上がるよ!」

遊び慣れてる兄貴ってコトで、とニコニコニッコリ。

Aブルー「黙ってお酒を傾けていればいいんだよ! 誰が来ようと!」
キース 「どんなのがやって来ると言うんだ…?」
Aブルー「ぼくと遊んでる兄貴の連れだとか…。他にも来るかも」

なにしろ出会いの場所だから、と出て来た言葉が「ハッテン場」。

Aブルー「その道の人たちが出会う場所だよ、だからキースにも!」
シロエ 「声がかかるというわけですか…」
Aブルー「お坊さんの世界から来た兄貴だしね、きっと大人気!」
キース 「俺はモテたくはないんだが…!」
Aブルー「お喋りだけでもしてあげるんだね、言葉少なに」

出来る兄貴は、そういう所もソツがないもの、と。

Aブルー「自分を安売りしない代わりに、話し相手はしないとね!」
キース 「何を話せと!?」
Aブルー「お坊さんは喋りのプロだろう? 法話とかさ!」
ブルー 「まあね、キースも法話のスキルがゼロではないね」

法話も出来ない坊主はモグリ、と断言。

ブルー 「法話で食べてるお坊さんには敵わなくてもさ…」
サム  「まるで喋れねえってことはねえよな、副住職だしよ…」
Aブルー「そういう喋りでいいんだよ! お寺から来た兄貴だし!」

普段の調子でトークよろしく、と。

Aブルー「いいかい、25日だからね!」
キース 「決定なのか、その話は!?」
Aブルー「うん、先月のリベンジだよ! 法衣でよろしく!」
キース 「断ったら、アレか?」
Aブルー「そうだよ、スッポンタケのことをバラすよ?」

アドス和尚は怒るだろうねえ…、という脅し。
後が無さそうですね?


2016/06/17 (Fri) 

 

☆そっくりさんだけに


お坊さんの世界に昔からいた、兄貴という恐ろしい存在。
それがソルジャーの憧れだそうで、キース君連れで目指す兄貴なバー。

Aブルー「スッポンタケの件をバラす時には、ブルーのふりだよ!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「アドス和尚は知らないからねえ、ぼくのことなんか!」

顔を出したら、自動的にブルーと勘違いだ、と正論が。

Aブルー「お坊さんの世界の専門用語は分からないけど、適当に!」
シロエ 「あー…。会長なんだと思い込むでしょうしね、アドス和尚」
サム  「キースが勝手に戒名を出した、って言うだけでもよ…」
スウェナ「頭からまるっと信じるわよねえ、銀青様のお言葉だもの」

その光景が見えるようだわ、とスウェナちゃん。

スウェナ「本当ですかな、って訊くのよ、きっと」
Aブルー「ぼくは答えるだけってね! 院殿号を出したんだ、って!」
サム  「もうそれだけで最終兵器ってヤツだぜ、うん」
ブルー 「いったい誰に出したんです、とも訊くだろうねえ…」

どういう戒名をつけたのかも、と生徒会長、合掌を。

ブルー 「そしてブルーが答えるわけだよ、スッポンタケだと!」
Aブルー「もちろんだよ! 倫王院殿法界善根大居士ってね!」
一同  「「「うわー…」」」

生徒会長がソレを言ったら、アドス和尚は疑わないだけに…。

サム  「キース、間違いなくブチ殺されるぜ…」
マツカ 「どう考えても、そのコースですね…」
シロエ 「キース先輩の命日になってしまうんですよ…」

バレたその日が、とシロエ君が唱える南無阿弥陀仏。

シロエ 「命日を回避したいんだったら、ガイドするしかないですよ」
Aブルー「この前みたいに、もう最高の服で頼むよ!」
キース 「せめて衣と言ってくれ! それにお袈裟だ!」
Aブルー「なんでもいいけど、ガイドしてくれるわけ?」
キース 「スッポンタケの件をバラされるよりは…」

兄貴なバーだ、と固めた決意。
25日にお出掛けですかね、ソルジャーと?


2016/06/18 (Sat)

 

☆バレたら死ねます


ずっと昔からお坊さんの世界に生息していた、兄貴と呼ばれる人種。
ソルジャーがそれに魅せられたせいで、キース君がガイドすることに。

キース 「仕方ない…。背に腹は代えられないからな」
Aブルー「行ってくれるんだね、兄貴が来るバーに! ぼくと一緒に」
キース 「断った時は、スッポンタケを親父にバラすんだろうが!」
Aブルー「そうだよ、ブルーになりきってね!」

その日が君の命日になるわけだよね、と怖すぎる脅し。

Aブルー「それが嫌なら、25日にガイドよろしく!」
キース 「承知した。…その代わり、親父にはバラすなよ?」
Aブルー「スッポンタケのことは言わないよ! 誓って言わない!」

ぼくのシャングリラにかけて言わない、と誓ってますけど。

キース 「そっちの件もだが、ガイドの方もだ!」
シロエ 「あー…。バレたら確実に死ねますよね、それ」
サム  「そうかあ? アドス和尚も遊んでるじゃねえかよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ パルテノンのお店がお気に入りだよね!」

舞妓さんとかも呼んじゃって、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も知る実情。

ぶるぅ 「キースがやっても大丈夫! ブルーも遊んでるんだから!」
キース 「遊ぶだけならいいんだが…。問題は俺の衣なんだ!」
サム  「お袈裟を持ち出す方だったのかよ…。そりゃ死ねるよな」
Aブルー「バレたらとてもヤバイのかい?」

あのキンキラキンの布切れが、とソルジャーが丸くしている目。

Aブルー「とても派手だから、あれでお願いしたいんだけど…」
キース 「そうして欲しいなら、黙っていてくれ! 親父には!」

俺が着られるお袈裟は地味だ、という説明。

キース 「親父くらいの年にならんと、ド派手なのはだな…」
サム  「着られねえんだよ、坊主の世界は厳しいからよ」
Aブルー「分かった、君の秘密は守るよ」
キース 「それもシャングリラに誓ってくれ!」

あんたの世界のシャングリラにな、という念押し。
誓えば契約成立ですね?


2016/06/19 (Sun) 

 

☆シャングリラに誓え


お坊さんの世界に遥か昔から生息している、兄貴という恐ろしい人種。
それに魅せられてしまったソルジャー、希望はキース君とのお出掛け。

Aブルー「ぼくのシャングリラにかけて誓えばいいんだね?」
キース 「俺がお袈裟を持ち出したことを、親父にバラさないとな!」

それからバーで遊んだことも、とキース君が挙げている条件。

キース 「でないとガイドしてやらないから、今すぐに誓え!」
Aブルー「もちろんだよ! ぼくのシャングリラにかけて!」

キースの秘密と名誉は守る、と高らかに宣言。

Aブルー「これでいいのかな、25日に出掛ける件は?」
キース 「スッポンタケのせいで、俺には後が無いからな…」
サム  「院殿号がバレたら死ぬしかねえよな、キース…」
シロエ 「自業自得と言いますけれどね、スッポンタケの戒名は…」

巻き込まれた方は災難ですけど、とブツブツと。

シロエ 「ぼくたちの日頃の苦労を分かって下さい、兄貴なバーで!」
スウェナ「いいわね、うんと苦しめられるといいんだわ」
ジョミー「お酒を飲みながらトークだっけ?」
マツカ 「そうみたいですね、出来る兄貴とやらを演出するには…」

ぼくには謎な世界ですよ、と御曹司。

マツカ 「公爵だったら詳しいのかもしれませんけどね…」
キース 「余計な名前を出してくれるな、頼むから!」
Aブルー「そうかなあ? 公爵のお蔭で兄貴シリーズに出会えたし…」

これからもきっと素敵な御縁、とソルジャーが夢見るゲイな公爵。

Aブルー「お坊さんの世界にも、公爵みたいな人がいるかな?」
ブルー 「いると思うよ、もれなく坊主頭だけどさ」
Aブルー「そのビジュアルは頂けないねえ…」

だから兄貴なバーがいいのだ、とニッコリと。

Aブルー「そういうわけで、25日はよろしく!」
キース 「分かった、準備しておこう」
Aブルー「キンキラキンの布もよろしくね~!」

それじゃ、と帰って行ったソルジャー。
ついにキース君、死亡フラグ…?


2016/06/20 (Mon)

 

☆野ざらしを覚悟


兄貴な世界と縁が深かった、お坊さんの世界に住むキース君。
25日はソルジャーと兄貴なバーにお出掛け、そういう予定で進行中。

シロエ 「キース先輩、覚悟は出来ているんですか?」
キース 「親父に殺されることを思えば、まだマシだからな…」
サム  「それでお袈裟を持ち出すのかよ? バレねえように」
キース 「お袈裟の管理係は俺だし、其処はバレない!」

絶対に、と溢れる自信。

キース 「親父は面倒なことはしないし、お袈裟は俺に丸投げだ」
スウェナ「イライザさんはノータッチなの?」
キース 「俺が副住職になってからは一切やっていないな」

お袈裟には坊主ルールがあるから、という説明。

キース 「親父だけだった頃ならともかく、俺が増えたし…」
ブルー 「キースが引き受ける方が合理的だね、イライザさんより」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「親父と俺ならツーカーだからな、坊主用語で」

しかし、おふくろはそうはいかない、とフウと溜息。

キース 「お寺の娘には違いないんだが、坊主の修行はしてないし…」
ブルー 「細かい所が通じないよね、キースほどには」
キース 「そういうことだ。お蔭でお袈裟も持ち出せるんだが…」

25日か、と憂鬱そうな顔。

キース 「真っ昼間からバーで、しかも兄貴が出る場所か…」
ブルー 「君も兄貴だと思われるんだし、しっかりね!」
シロエ 「頑張って死んで来て下さい!」

骨は拾いに行きませんけど、と天晴れな逃げ。

シロエ 「骨を拾うには、バーに入らないといけませんから…」
サム  「だよなあ、俺もお念仏だけにしておくぜ」
キース 「そこまでなのか!?」
ジョミー「悪いんだけどさ…」

場所が最悪すぎるんだよね、と皆が心で思っていることをズバリ。

ジョミー「骨は放置か、ブルーに拾って貰うかだよ」
ブルー 「ぼくじゃない方のね!」
キース 「そうなのか…」

俺は骨さえ放置なのか、と野ざらしを覚悟した模様。
運命や如何に…?


2016/06/21 (Tue)

 

☆ついにこの日が


兄貴な世界と実は深い御縁な、お坊さんの世界に住むキース君。
ソルジャーのお供で25日はバーへお出掛け、兄貴が出ると噂の場所。

キース 「俺が死んでも、骨さえ拾ってくれないんだな…」
ブルー 「覚悟は出来ているだろう? 君も一応、副住職だし」
キース 「坊主なら野ざらしは覚悟の上だが、俺の気分は複雑だぞ」

道端や野山で朽ち果てるのなら本望だが…、と繰る数珠レット。

キース 「兄貴が出るようなバーで最期を遂げるとは…」
ブルー 「生還すれば済むことだけどね? せっかくだからレポも!」
シロエ 「言われてみれば、死ぬと決まってはいませんね…」

上手く適応出来た場合は生還ですよ、とシロエ君も。

シロエ 「野ざらしが嫌なら、生きて戻って来て下さい!」
ジョミー「だよねえ、生きてこそって言葉もあるよね」
キース 「兄貴なバーで生き残れと!?」
ブルー 「死にたいんだったら、止めるつもりは無いけれど…」

骨は拾ってあげないからね、と突き放し。

ブルー 「自力で戻るか、野ざらしになるか…。そこは好みで」
キース 「…出来れば生きて戻りたいんだが、場所が場所だけに…」

死ぬ気しかしない、とガックリと。そして無常に日々が流れて…。

ブルー 「いよいよだねえ! 今日はキースがバーにお出掛け!」
キース 「頼むから、嬉しそうに言わないでくれ!」
サム  「でもよ、絶好の御日和だぜ? ちょっと雨模様で」

雨の日は沙羅の花が映えるぜ、と挙げられた諸行無常の象徴。

サム  「盛者必衰の理を表す花だしよ…。死んで来いよな」
キース 「一日でポタリと落ちるからと言って、俺に重ねるな!」

まだ死ねない、と言った所へソルジャー登場(会話表記はAブルー)。

Aブルー「こんにちはーっ! 今日はガイドをよろしくね!」
キース 「…もう来たのか…」
Aブルー「凄く楽しみだから、ろくに寝られなくってさ!」

早起きしちゃった、と輝く瞳。
どうなるんでしょうねえ、この先は…。


2016/06/22 (Wed)

 

☆お袈裟と雨模様


兄貴な世界と御縁が深いお坊さんの世界、其処に生きるのがキース君。
いよいよ兄貴なバーへお出掛け、その前に生徒会長宅に全員集合。

Aブルー「キース、キンキラキンの布は持って来てくれたかい?」
キース 「あれはお袈裟だ、キンキラキンなのが有難いんだ!」

値段も高いヤツなんだからな、とソルジャーをギロリ。

キース 「出来ればこういう雨模様の日は使いたくないが…」
Aブルー「ぼくに任せてくれればオッケー! シールドするから!」
シロエ 「雨除けのシールドなんですね!」
Aブルー「そうだよ、キースの服を丸ごと!」

濡れないように、キンキラキンの布ごと全部、と自信たっぷり。

Aブルー「タクシーの乗り降りの時も安心、雨粒は全部弾くから!」
キース 「…兄貴を弾けるヤツは無いのか?」
Aブルー「え?」
キース 「俺に寄ってくる兄貴を端から弾けるヤツだ!」

そういうシールドを希望なんだが、と言ってますけど。

Aブルー「ダメダメ、それじゃ楽しめないだろう? せっかくなのに」
キース 「俺は楽しむつもりは無くて…!」
シロエ 「どちらかと言えば、迷惑なんだと思いますけど?」
キース 「そうだ、シロエが言う通りなんだ! シールドを頼む!」
Aブルー「まあいいけど…」

そんなに言うなら、と渋々と。

キース 「本当か!? 恩に着る!」
Aブルー「その代わり、なんだっけ…。お袈裟だっけ?」
キース 「お袈裟が何だと?」
Aブルー「そっちは自分でガードしてよね、面倒見切れないからね!」

シールドを二つも張るのは嫌だ、と言った途端に強まる雨脚。

サム  「うわー…。降って来やがったぜ、本格的によ」
スウェナ「天気予報が外れたかしら?」
シロエ 「そうみたいですよ、雨雲レーダーがヤバイ感じです」

断続的に激しく降りそうな…、とチェック中。

キース 「この雨の中を出掛けるのか!?」
Aブルー「当然だよ!」

早く着替えて、という注文。
お袈裟が濡れたらヤバイのでは…?


2016/06/23 (Thu)

 

☆お袈裟が最優先


実は兄貴と御縁が深かったお坊さんの世界、其処が居場所なキース君。
ソルジャーのお供で兄貴なバーへと、出発を控えて強まる雨脚。

Aブルー「ほら、着替えて! 兄貴除けのシールドは用意するから!」
キース 「待ってくれ! 雨除けのシールドの方はどうなる!」
Aブルー「片方だけだと言った筈だよ、そっちは無しで!」

兄貴を避けるなら、雨は自力で避けてくれ、という返事。

Aブルー「傘もあるしね、レインコートだって!」
キース 「こんな雨がそれで防げるか!」

お袈裟が濡れる、と大慌てなのが副住職。

キース 「もしも傷んだら、俺は当分、タダ働きだ!」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「お袈裟の値段で、スッポンタケの法要が何回出来るか…」

おまけに俺は薄給の身で、と内情までが。

キース 「高校生だし、小遣いくらいしか貰えないんだ!」
シロエ 「あー…。お小遣いだと、何年分とかになるわけですね!」
キース 「そうなんだ! もうピンチなどというレベルではない!」
サム  「弁償する方も問題だけどよ…。その前に何か…」

大切なことを忘れてねえか、という指摘。

サム  「どうしてお袈裟が傷んだのかを訊かれるぜ?」
キース 「…そ、そうだった……」
スウェナ「持ち出してたのがバレるわよ、それ」
シロエ 「兄貴なバーに行っていたのもバレそうですね?」

最悪のコースじゃないでしょうか、と冷静すぎる分析が。

シロエ 「兄貴除けより、雨除けを優先すべきだと思いますけれど?」
サム  「だよなあ、バレたら真面目に後がねえから」
キース 「う、うう……」
Aブルー「どっちなんだい、決めるのは君だよ?」

出来れば雨除けがいいけどねえ、とニンマリと。

Aブルー「兄貴な世界も知って欲しいし、避けるのは雨!」
キース 「兄貴は要らんが、命あっての物種だ!」
Aブルー「じゃあ、雨で?」
キース 「雨除けで頼む!」

着替えて来る、と去って行きましたけど。
いよいよですね…?


2016/06/24 (Fri)

 

☆お袈裟を死守せよ


いよいよ兄貴なバーへお出掛け、法衣に着替えに行ったキース君。
雨除けのシールドは張って貰えても、兄貴除けのシールドは不可能で。

シロエ 「キース先輩、無事に生還出来るんでしょうか?」
サム  「死亡エンドになったとしてもよ、お袈裟の方が大事だぜ?」

雨で傷んだらアドス和尚に殺されるしよ、という正論。

サム  「元老寺で死ぬか、バーで死ぬかの違いしかねえよ」
ジョミー「でもさ…。元老寺で死んだら、骨は拾って貰えるよね?」
シロエ 「どうなんでしょう? アドス和尚が拾うでしょうか?」
マツカ 「スッポンタケの戒名のせいで死ぬわけですしね…」

難しいかもしれませんよ、とマツカ君の指摘。

マツカ 「お寺の恥になるんですから、野ざらしってことも…」
サム  「だったらバーでも変わらねえんだな、死にざまはよ…」
スウェナ「どっちに転んでも無縁仏でいいのかしら?」
ブルー 「骨ごと放置プレイだったら、そういう扱いになるだろうね」

誰も供養をしないんだから、と銀青様の仰せ。

ブルー 「何処で死んでも同じだったら、まだバーの方が…」
シロエ 「生還すれば助かりますよね、命だけは」
サム  「そのためにも雨除けが最優先だぜ、お袈裟を死守な!」

兄貴は自分でスルーしねえと、と厳しい意見。

サム  「坊主なんだし、そういうスキルも高めねえとよ…」
ブルー 「修行不足ということになるね、坊主としては」
Aブルー「そうなんだ…。出来る兄貴イコール出来る坊主、と!」

素晴らしい兄貴と出掛けられそうだ、と高まるソルジャーの期待。

Aブルー「あっ、キース! 用意の方はバッチリだね?」
キース 「不本意ながらな…」
Aブルー「それじゃ、タクシーを呼んで貰えるかな?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ タクシー、一台だね!」
Aブルー「うん、大型の黒塗り、お願い! 行燈は無しで!」
??? 「お待ち下さい!」

どうかお待ちを、と飛び込んで来た人影が。
この野太い声、もしかして…?
 

2016/06/25 (Sat) 

 

☆借りを作ってでも


キース君の着替えも終わって、いよいよタクシーを呼んでお出掛け。
兄貴なバーを目指すんですけど、いきなり飛び込んで来たデカイ人影。

??? 「お待ち下さい、ブルー!」
Aブルー「…呼んでないけど?」

ソルジャーが睨む先にキャプテン(会話表記はA船長)が。

Aブルー「第一、どうやって此処へ来たわけ?」
A船長 「ぶるぅです! 思い切り借りを作りましたが…!」

頼んで送って貰いました、と挙がった名前は悪戯小僧な「ぶるぅ」。

ぶるぅ 「ぶるぅがお手伝いしたの? ぶるぅも来てる?」
A船長 「いえ、面倒なことはしたくないそうで…。その…」

ケーキがあったら頂けませんか、と低姿勢。

A船長 「こちらの美味しいケーキも食べたい、と言われまして…」
ぶるぅ 「オッケー! ちょっと待っててねーっ!」

キッチンに跳ねて行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」ですけれど。

Aブルー「…借りというのはケーキかい? その程度だと?」
A船長 「とんでもありません! そのですね…」
Aブルー「気になるねえ…。おっと、ケーキが届いたかな?」
ぶるぅ 「お待たせーっ! 今日のケーキを詰め合わせたよ!」
A船長 「ありがとうございます! では、頂戴して…」

ケーキの箱を床に置くなり、ハハーッ! と土下座。

A船長 「まずはケーキということで…。この通り…!」
一同  「「「わわっ!?」」」

消えた、と床を眺める御一同様。ケーキの箱は跡形も無し。

A船長 「ぶるぅに受け取って貰えたようです、安心しました」
Aブルー「それはいいけど、ぼくは今から出掛けるんだよ!」

君と「ぶるぅ」の借りの話よりもそっちが先、と。

Aブルー「早くタクシーを呼んで欲しいんだけど!」
A船長 「ですから、お待ち下さいと!」
Aブルー「何を待つわけ?」
A船長 「兄貴なバーへお出掛けになるという件です!」

借りを作って、身体を張って止めに来ました、とズズイと前へ。
「ぶるぅ」に借りって、大丈夫…?


2016/06/26 (Sun)

 

☆ガンガン攻めます


いよいよ兄貴なバーへお出掛け、そのタイミングで現れたキャプテン。
「ぶるぅ」に送って貰ったそうで、ソルジャーを止めに来たらしく。

A船長 「考え直して頂けませんか、お出掛けの件を…!」
Aブルー「どうして君が止めに来るのさ、ぼくは行きたいのに!」
A船長 「あなたはそうかもしれませんが…。ガイドさんの方は…」

嫌がっておいでになるのでは、とキース君に視線。

A船長 「失礼ながら、兄貴の趣味はお持ちじゃありませんよね?」
キース 「あるように見えるなら、真面目に困るが!」
A船長 「それは良かった。ブルーだけを止めればいいのですから」

二人も止めるのは大変で…、とホッとした顔。

A船長 「ブルーは私が止めてみせます、ご安心下さい」
キース 「本当なのか!? 恩に着る!」

これで死なずに済むんだな、と歓喜の表情ですけれど。

Aブルー「ちょっと待ってよ、ぼくの立場はどうなるんだい?」
A船長 「私と一緒にお戻り下さい、シャングリラに」
Aブルー「兄貴なバーに行きたいんだけど!」
A船長 「兄貴でしたら、私が全力で頑張りますから!」
一同  「「「へ?」」」

何の話だ、と誰もがポカーン。

シロエ 「全力で兄貴と聞こえましたか?」
サム  「聞こえたけどよ、どういう意味だよ…?」
Aブルー「ぼくも是非とも聞かせて欲しいね、何が言いたいのか!」

兄貴なバーより君が凄いとは思えない、というツッコミ。

Aブルー「スッポンタケを養子にしたっていう程度でさ…」
A船長 「そのスッポンタケで頑張ります!」

ガンガンと攻めてみせますから、とグッと拳を。

A船長 「ぶるぅに借りを作りましたし、覗きの方はバッチリで!」
一同  「「「覗き?」」」
A船長 「ぶるぅが覗きに来るのです! 兄貴なプレイを!」
Aブルー「なんだって!?」
A船長 「青の間、覗き放題というのが借りですから!」

お戻りになったら丸三日間、とか言ってますけど。
「ぶるぅ」が覗くと?


2016/06/27 (Mon)

 

☆レアさが問題


キース君と兄貴なバーへ行きたいソルジャーと、止めたいキャプテン。
なんでも「ぶるぅ」に借りがあるとか、青の間覗き放題がどうの。

Aブルー「ぶるぅが青の間を覗くって? 丸三日間?」
A船長 「そうです、覗き放題という条件で送って貰いました!」

私の力で空間移動は無理ですから、とキッパリと。

A船長 「戻りましょう、ブルー! そして私と兄貴なプレイを!」
Aブルー「兄貴シリーズを極めるのかい?」
A船長 「その通りです! いつものBGMでガンガン!」

エッチな兄貴も、イケナイ兄貴も…、と何処かで聞いた曲名が。

A船長 「ぶるぅが嫌いなズンドコ節だけは抜きますが…」
Aブルー「ふうん…? 兄貴のズンドコ節を外すってことは…」

本気で「ぶるぅ」に覗かせるのかい、という質問。

Aブルー「ヘタレな君が? ぶるぅが覗くとヘタレるのに…?」
A船長 「確かに普段はそうですが…。今の私は違います!」
Aブルー「どう違うと?」
A船長 「覗かれると燃える兄貴ですよ!」

そういう兄貴になってみせます、と決意の表情。

A船長 「三日間限定企画でしたら、そのくらいは…!」
Aブルー「限定品かあ…。それじゃ、今回限りってこと?」
A船長 「はい。本日から丸三日間だけの限定サービスですよ!」

其処を過ぎればヘタレな私に逆戻りで…、という解説。

A船長 「ご一緒にお戻り頂けましたら、私が兄貴に!」
Aブルー「なるほどねえ…。限定商品はレアだよね?」
キース 「大いにレアだと思うんだが!」

俺のお袈裟よりも遥かにレアだ、と副住職。

キース 「お袈裟は金さえ払えばなんとか…!」
ブルー 「法衣を扱う店の敷居が高いんだけどね?」
サム  「素人さんには買えねえぜ、ソレ」
キース 「頼む、空気を読んでくれ!」
シロエ 「はいはい、レアじゃないんですね?」
Aブルー「ハーレイとどっちがレアだろう?」

よりレアな方を選びたい、とシビアな意見。
レア度の高さで決まるんですか…。


2016/06/28 (Tue) 

 

☆レアさで決めたい


ソルジャーが兄貴なバーに出掛けてゆくのを、止めたいキャプテン。
身体を張って阻止したいとかで、覗かれると燃える兄貴になるそうで。

Aブルー「三日間限定、覗かれると燃えるハーレイかあ…」
キース 「どう考えても、そっちの方がレアだろうが!」
シロエ 「キース先輩の袈裟の方なら、いつも元老寺にありますしね」

持ち出せるチャンスがあればオッケー、とシロエ君の援護射撃が。

シロエ 「これからも望みはありますよ。もっと天気がいい日にも!」
キース 「天気が良ければ、雨除けは必要ないからな…」
サム  「キース的にも美味しいぜ、ソレ」

兄貴避けのシールドが貰えるじゃねえか、とサム君も参戦。

サム  「兄貴なバーなら、また行ける時もありそうだけどよ…」
スウェナ「そうねえ、お店は期間限定とは違うんだもの」
ジョミー「期間限定のカフェとかだったら、レアなんだけど…」
シロエ 「いつも営業してる店だと、レアじゃないですよ?」
Aブルー「なるほどねえ…。兄貴なバーより、ハーレイがレア、と」
A船長 「そうです、いつもは無いんです!」

普段はヘタレな私ですから、とヘタレを強調。

A船長 「こんなチャンスは、二度と無いかと考えますが!」
Aブルー「それはキャプテンとしての見解かい?」
A船長 「そうです、それと長年の経験からの判断です!」

この先もヘタレは直りそうになく…、と情けない発言。

A船長 「ですが、今なら! 丸三日間だけの限定サービスで!」
Aブルー「お得なんだね、いつもの君とは違った味で?」
A船長 「兄貴を各種詰め合わせますから、お好みでどうぞ!」

お好きなプレイをお申し付け下さい、と溢れる自信。

A船長 「ぶるぅが覗けば覗く分だけ、燃えますから!」
Aブルー「…レアなのかな、これ?」
シロエ 「思いっ切りレアだと思いますけど!」
キース 「お買い得だと思うがな、俺も」

同じ兄貴なら断然お得、と誰もがプッシュ。
さて、ソルジャーの選択は…?


2016/06/29 (Wed) 

 

☆レアさで決定


兄貴なバーへ行きたがるソルジャー、それを止めたいのがキャプテン。
丸三日間だけの限定サービス、覗かれると燃える兄貴になるとか。

A船長 「本当に今だけなのです! ぶるぅの覗きで燃えるのは!」
Aブルー「丸三日ねえ…。ぼくは覗かれても平気だけれど…」
A船長 「ご存知の通り、私は駄目なタイプでして!」

覗かれていると意気消沈で…、とヘタレMAX。

A船長 「そんな私が頑張ります! 期間限定サービスで!」
Aブルー「いろんな兄貴の詰め合わせなんだね、ぼくの好みで?」
A船長 「はい! どんな兄貴も選び放題をお約束致します!」

兄貴シリーズのCDをBGMにガンガン、という保証付き。

A船長 「シャングリラにお戻り頂けましたら、もう早速に!」
Aブルー「ぶるぅが覗いてる中で、ヤリ放題だと言うんだね?」
A船長 「ええ、プロの兄貴も真っ青かと! 私が兄貴ですからね」

あなたと私は身体の相性が最高の筈、と夫婦ならではの自信まで。

A船長 「絶対に損はさせません! 私の方をお選び下さい!」
シロエ 「キャプテンの方にするべきですよ。…レアものですよ?」
サム  「二度とチャンスは無さそうだしよ…。バーと違って」
キース 「そうだぞ、兄貴なバーは逃げないだろうが…」
ブルー 「期間限定モノってヤツはさ、やってる間しか無いんだよ!」

グッズだったら、期間終了後にプレミアがついて出回ることも…、と。

ブルー 「でもねえ、グッズじゃないからさ…。今だけだよ?」
シロエ 「後になってから後悔したって、もう出ませんから!」
Aブルー「そうだねえ…。兄貴なバーなら、来月だって…」

あるだろうしね、と頷くソルジャー。

Aブルー「分かった、覗かれると燃える兄貴にするよ」
A船長 「では、私と?」
Aブルー「直ぐに帰るよ、悪いね、キース」
キース 「二度と戻って来なくていい!」
Aブルー「じゃあね~!」

またね、と消えた迷惑な人。
ホッと一息、今月これにて中継終了~。


2016/06/30 (Thu)





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☆お坊さんが気になる


拍手ありがとうございました!

さて、六月。なんだかんだで先月もスッポンタケの法要だった面々。
今月こそは普通がいい、と生徒会長宅に集まっている週末ですけれど。

サム  「おい、キース。例のお袈裟はどうなったんだよ?」
シロエ 「あー…。アドス和尚のを無断で借りたというヤツですね」

最高の法衣でキメるとかで、と話題になったのが先日の袈裟。

シロエ 「例の人は狂喜してましたけれど、バレませんでしたか?」
キース 「俺がそういうヘマをやらかすわけがないだろう!」

ちゃんとクリーニングに出してから戻した、と溢れる自信。

キース 「親父が気付くわけがない。お袈裟の管理は丸投げだしな」
シロエ 「キース先輩が管理してたんですか?」
キース 「あの親父がすると思うのか?」
シロエ 「…あまりしそうにないですね…」
キース 「そういうことだ。つまり永遠にバレたりはしない」

俺が持ち出して使ったことは…、とニンマリと。

キース 「凄いお袈裟を借りただけの価値はあったしな」
ブルー 「あのブルーが諦めたからねえ…。兄貴なバーを」
スウェナ「お坊さんと一緒じゃ、普通は嫌だと思うわよ?」

お坊さん好きしか来ないじゃないの、と正論が。

スウェナ「変な人しか来ないんだったら、諦めるでしょ」
ブルー 「其処でホントに諦めたのがね…」
キース 「何か気になることでもあるのか?」
ブルー 「まあ、ちょっと…」

お坊さんと言えば気になることが…、とキース君をチラリ。

ブルー 「ぼくたちの宗派じゃ、修行は厳しくないけれど…」
キース 「確かにな。それがどうかしたか?」
ブルー 「座禅のトコだと、年単位で修行になるだろう?」

それも人里離れた山奥なんかで、と挙がった例。

ブルー 「女遊びに行きたくっても、街は遠いし…」
キース 「タクシーを呼んで行くと聞いたが?」
ブルー 「そうでもしないと、外の世界に出られないから…」

娑婆が思い切り遠いんだよ、という話。
街が遠いと、何か問題ありますか?


2016/06/01 (Wed)

 

☆お坊さんと兄貴


生徒会長曰く、お坊さんの世界でも座禅な宗派は娑婆が遠いもの。
女遊びに出掛けたくても、山奥からではタクシーでしか行けないオチ。

ブルー 「そういう世界で暮らしているとね、こう、色々と…」
キース 「何か問題でもあるというのか?」
ブルー 「考えてみれば分かるだろう?」

遊びたくても近場に女がいないんだから、と。

ブルー 「お坊さんだって人間なんだよ、修行してても!」
キース 「だからこその修行で、我慢するのも修行の内だが?」

俺だって散々修行したんだ、と威張ってますけど。

ブルー 「君の場合は三週間でさ、座禅の方だと年単位だよ?」
シロエ 「まるで期間が違いますよね、キース先輩とは…」
キース 「其処は宗派の違いでだな!」
ブルー 「でもねえ…。実際、ホントに年単位だからさ…」

それだけの間、我慢出来たら凄すぎるけど、という発言。

ブルー 「なかなか我慢出来ないものだよ、人間だけにね」
キース 「それでタクシーを呼ぶわけだろうが!」
ブルー 「いいかい、タクシーはタダでは乗せてくれないんだよ!」

タクシー代はどうするのだ、とツッコミが。

ブルー 「下っ端の間は、給料なんかは出ないんだけどね?」
サム  「あー…。そうらしいよな、ひたすらタダ働きでよ…」
ブルー 「仕送りだって没収なんだよ、預かられちゃって!」

手元に残るお金は雀の涙、と恐ろしい話。

ブルー 「それでタクシーに何度も乗れると思うわけ?」
キース 「…娑婆が遠いなら、難しそうだな…」
シロエ 「タクシー料金、高いでしょうしね…」
ブルー 「其処なんだよ! お金がまるで無いんだからさ…」

近場で済ませることになるよね、と生徒会長。

ブルー 「だけど、お寺の近所に店は無いわけで…」
シロエ 「店が無いのに近場ですか?」
ブルー 「其処で兄貴の出番なんだよ、ずっと昔から!」

坊主の世界は兄貴の世界なのだ、と言ってますけど。
昔からだなんて、それはホントのことですか…?


2016/06/02 (Thu) 

 

☆お寺と稚児行列


ソルジャーが法衣を嫌がったお蔭で、兄貴なバーから逃れたキース君。
けれども、生徒会長が言うには、お坊さんの世界は昔から兄貴な世界。

ブルー 「お稚児さんという言葉、キースも知らない筈がないよね?」
キース 「寺の行事には欠かせないが?」

稚児行列は、と真面目な顔。

キース 「大きな行事をやるとなったら、ウチの寺でも出すだろうな」
シロエ 「お祭りですか?」
キース 「確実なのは、俺が住職を継ぐ時なんだが…」
サム  「アドス和尚が引退なんて、あるのかよ?」
ジョミー「ずっと権力を握ってそうだよ、引退しそうにないけれど…」
キース 「残念ながら、その通りだ」

俺たちが年を取らない以上は親父の天下、とブツブツと。

キース 「親父も年を取らないわけだし、住職の座に居座るぞ」
シロエ 「お稚児さんの出番は来ないんですか?」
キース 「本堂を建て直すとか、そっち系でしか無理だろう」

落慶法要となれば稚児行列は確実だ、と。

キース 「ウチでは普段にやっていないし、レンタルになるが…」
スウェナ「あら、お稚児さんのレンタルがあるの?」
キース 「着物だ、着物! 専用の衣装を着せないと駄目だ」
シロエ 「そういう意味でのレンタルですね」

お稚児さんのレンタルかと焦りましたよ、とシロエ君。

シロエ 「会長が変な話をしてましたしねえ、兄貴がどうのと」
ブルー 「ぼくが言ってたお稚児さんだと、レンタルもあるよ?」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「正確には過去形で言うべきなのかな、あった、とね」

今どきはレンタルしたらヤバイ、とキース君の方に視線をチラリ。

ブルー 「なにしろ人権問題だから…。他にも色々」
キース 「あんた、さっきから何の話をしてるんだ?」
ブルー 「お稚児さんだけど?」
キース 「だから寺にはセットものだと言っている!」
ブルー 「ぼくも言ったよ、昔から兄貴な世界なんだと!」

美形のお坊さんが人気なわけで、と言ってますけど。
お稚児さんは…?


2016/06/03 (Fri)

 

☆お坊さんの前は


法衣で行こうとしていたお蔭で、キース君が逃れた兄貴が集うバー。
ところが生徒会長が言うには、お坊さんの世界は昔から兄貴と深い縁。

ブルー 「美形のお坊さんは今も人気だけれどさ、その前は?」
キース 「その前と言うと?」
ブルー 「お坊さんの姿になるより前だよ、普通に美形の筈だけど?」

ちょっとイケメンだったりもして、と言われてみれば、その通り。

シロエ 「そうですねえ…。生まれた時からお坊さんではないですね」
サム  「小さい頃から坊主スタイルの子もいるけどよ…」
キース 「あれはあくまで少数派だぞ」

ましてや座禅の宗派となれば…、と語り始めた副住職。

キース 「一度坊主になってしまえば、髪とは永遠にオサラバだしな」
一同  「「「えっ!?」」」
キース 「知らんのか? あそこの宗派は厳しいんだ」

二度と髪の毛は伸ばせないぞ、とキッパリと。

キース 「だからだな…。大学時代はロン毛にするとか、もう色々と」
サム  「髪との別れを惜しむわけかよ?」
キース 「そういうことだ。二度と戻れない世界だからな」

染めたり、パーマをかけてみたり…、と挙げられる例。

キース 「今の間だ、と高校を卒業したら必死にバリエーションを…」
一同  「「「あー…」」」

高校だと校則の縛りがあるな、と一同、納得。

シロエ 「ずいぶん気の毒なんですね…。座禅の所は」
キース 「まったくだ。あそこの寺でなくて良かったと何度思ったか」
ジョミー「キースのスタイル、通らないもんね…」

修行の時だけ坊主頭というヤツは、と誰もが頷いてますけれど。

ブルー 「分かったかい? 坊主の世界は厳しくってさ…」
キース 「それで、美形の坊主になる前がどうしたと?」
ブルー 「今の時代は、普通に学校生活だけど…。ずっと昔は…」
シロエ 「どうだったんです?」
ブルー 「子供時代からお寺で生活、そんな感じで」

特に可愛い子供は高値がついて…、という話。
それってレンタル料ですか?


2016/06/04 (Sat) 

 

☆可愛い子は高値


兄貴が集うと噂のバーに連れて行かれる危機だったのが、キース君。
法衣のお蔭で逃れたものの、お坊さんの世界は兄貴と縁が深いそうで。

シロエ 「えっと…。可愛い子供は高値でレンタルされたんですか?」
ブルー 「レンタルも多分、あっただろうね」

可愛いと評判の子供だったら、お寺同士で貸し借りだって、と。

ブルー 「お坊さん同士でも貸したと思うよ、同じお寺で」
シロエ 「あー…。自分のお供をさせておいたら目立ちますしね」
ブルー 「そうなんだよねえ、それが本来のお稚児さんでさ」
一同  「「「へ!?」」」
ブルー 「お稚児さんだよ、レンタルってケースもあっただろうし…」
スウェナ「他にも何かあったって言うの?」

人権問題って言ってたわよね、というツッコミ。

スウェナ「レンタルでも充分アレだけど…。まさか人身売買とかも?」
ブルー 「ピンポーン! 可愛い子供は高値なんだよ!」

お金に困った時は子供をお稚児さんに…、と生徒会長、いや銀青様。

ブルー 「そうやって買った子供だったら、もう好き放題!」
シロエ 「好き放題って…。どうするんですか?」
ブルー 「兄貴な世界だと言った筈だよ、そっちの道に使うんだよ!」

お寺に女性はいないんだしね、とニヤニヤと。

ブルー 「買った子供なら、何をやっても文句は出ないし…」
キース 「待て、お稚児さんは本来、そういうものでは…」

ない筈だが、と副住職の反論が。

キース 「将来は偉いお坊さんに、と子供の頃から寺に入って…」
ブルー 「持参金つきのお稚児さんなら、そっちだけどね…」

それだけに無茶も出来ないけどね、という説明。

ブルー 「バックボーンがしっかりしてたら、手は出せないよ」
シロエ 「セクハラとかになるわけですね!」
ブルー 「そっちも怖いし、将来、復讐される恐れもあるし…」
サム  「だよなあ…。持参金つきなら、出世コースだぜ」

出世した後に復讐だよな、と一同、納得。
買われたお稚児さんだったら?


2016/06/05 (Sun) 

 

☆お稚児さんの伝統


キース君が連れて行かれる所を、法衣に救われた兄貴が集うバー。
ところが兄貴と縁が深いのが、お坊さんの世界とお稚児さんだそうで。

ブルー 「持参金つきのお稚児さんだと、もう確実に出世だけどさ…」
シロエ 「買われた方だと、どうなるんですか…?」
ブルー 「さっきも言ったよ、好き放題にされて兄貴の世界なんだよ」

女性の代わりに見目麗しいお稚児さんだ、という発言。

ブルー 「お坊さんたちにチヤホヤされてさ、もちろん夜のお供もね」
シロエ 「それは本当なんですか!?」
ブルー 「嘘をつくわけがないだろう? これでも高僧なんだから」

坊主の世界には詳しいのだ、と威張り返りの生徒会長、いや銀青様。

ブルー 「そういう伝統があるわけだから…。うんと昔から」
スウェナ「今でも兄貴の世界なのね?」
ブルー 「山奥のお寺は、そっち系だねえ…」

お稚児さんのいない時代は、美形の若いお坊さんだ、と。

ブルー 「夜のお寺は危ないらしいよ、兄貴が出るから」
シロエ 「…いわゆる兄貴というヤツですね?」

先月、誰かさんが行こうとしていたバーに出るような…、という質問。

ブルー 「他にどういう兄貴がいると? 今の流れで」
サム  「マジかよ、座禅の宗派はソレなのかよ…」
ブルー 「とても有名な話だけど? 布団部屋とかが危険でねえ…」

美形の若いお坊さんには、と潜める声。

ブルー 「夜に一人で歩いていたら、引き摺り込まれて…」
シロエ 「お寺の中で事件ですか!?」
ブルー 「それが事件にもならないってね! 常識だから!」

上の人たちは見て見ぬふりだ、とキッパリと。

ブルー 「昔は自分も通った道だし、お目こぼしだよ」
キース 「被害者の場合もあると思うが! 上の人たちが!」
ブルー 「あるだろうねえ、出世コースの早道だから」
一同  「「「え?」」」
ブルー 「色仕掛けっていうのは、王道だろう?」

布団部屋で培った人脈を生かして出世なのだ、と。
それ、ホントですか?


2016/06/06 (Mon)

 

☆兄貴と近い世界


先月、キース君が危なかったのが、兄貴が集うと噂のバー。
法衣のお蔭で逃げられたのに、お坊さんの世界は兄貴と深すぎる縁が。

ブルー 「手っ取り早く出世するには、偉い兄貴と出会うことだよ」
シロエ 「お坊さんの世界って、本当にそういう場所なんですか?」
ブルー 「お寺によるけど、人里離れた所は兄貴が強いんだよね」

偉い兄貴と仲良くなったら出世も早い、とキッパリと。

ブルー 「まずは兄貴の身の回りの世話、そういう係に抜擢で…」
サム  「マジかよ、あれって兄貴の世話係かよ?」
シロエ 「心当たりがあるんですか、サム先輩?」
サム  「何処のお寺でも、偉いお坊さんとはセットものだぜ」

お世話係は…、とサム君、ガクブル。

サム  「璃慕恩院でも普通にいるけど、アレがそうかよ…?」
ブルー 「違うと思うよ、中には混じっているかもだけど」
シロエ 「どうして違うと言い切れるんです?」
ブルー 「璃慕恩院からは、パルテノンがとても近いからだよ!」
一同  「「「あー…」」」

そうだった、と気付いた御一同様。パルテノンとは有名な花街。

ブルー 「女遊びに不自由しないし、兄貴の道は要らないってね!」
キース 「…そういうことになっているのか?」
ブルー 「君も少しは勉強したまえ、坊主の世界というのをさ」
キース 「これでも詳しいつもりなんだが…」
ブルー 「駄目だね、兄貴と隣り合わせな事実も知らないようでは」

璃慕恩院が全てと思うようでは駄目だ、と厳しいお言葉。

ブルー 「もっと精進しないとねえ…。これに懲りたら」
キース 「何を精進しろと言うんだ!?」
ブルー 「兄貴なバーにも行ってみるとか、女遊びに励むとか…」
??? 「いいねえ、是非とも修行をね!」

ぼくもお手伝い、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「聞いたよ、兄貴な世界と御縁が深いんだってね?」
キース 「い、いや、それは…」

俺の宗派の話ではない、と苦しい言い訳。
通用しますか?


2016/06/07 (Tue)

 

☆兄貴がいるお寺


実は兄貴と縁が深いらしい、お坊さんの世界という所。
そういう話を聞いていたのがソルジャー、颯爽とやって来たわけで…。

Aブルー「知らなかったよ、お坊さんの世界! ごめんね、キース」
キース 「誤解だ、誤解! 俺の宗派は違うから!」
Aブルー「だけど、他所だと、兄貴の世界が役立つんだろう?」

兄貴の引きで出世だとか…、とキッチリ聞いていた模様。

Aブルー「そうでなくても伝統だってね、お稚児さんだっけ…?」
キース 「あれもブルーが大袈裟に言っていただけで…!」

本来は立派な坊主になるべく、子供時代から寺で修行なんだ、と。

キース 「裕福な家だと持参金つきで入って、勉強をだな…」
Aブルー「でも…。そうじゃない子は、高値で買われるんだよね?」

兄貴がポンと大金を出して、と嬉しそうな顔。

Aブルー「お坊さんの世界は奥が深いね、本当に…。兄貴もカバー!」
キース 「それはあんたの誤解でだな…!」
シロエ 「…そうでしょうか?」

会長が布団部屋の話をしていましたよ、と余計な証言。

シロエ 「夜のお寺はとても危険だと聞きましたけど…」
マツカ 「美形の若いお坊さんだと、色々と危ないらしいですよね?」
Aブルー「其処なんだよ! お寺の中で拉致だなんてね!」

布団部屋で何が起こるんだろう、とワクワクと。

Aブルー「兄貴が一人とは限らないよね、何人もいて順番だとか…」
一同  「「「順番?」」」
Aブルー「王道だよねえ、次は俺だ、って回しまくりで!」

憧れちゃうな、とウットリしている人。

Aブルー「兄貴なバーまで出掛けなくても、布団部屋でOK!」
キース 「あんた、お寺に入りたいのか?」

だったら紹介してやるが、とズズイと前へ。

キース 「あの宗派にも知り合いはいるし…」
Aブルー「うーん…。憧れるけど、坊主頭は趣味じゃないから…」
キース 「サイオンで誤魔化す手もあるぞ!」

俺はそいつで道場に行った、と奥の手を披露。
そうでしたっけね…。


2016/06/08 (Wed)

 

☆お寺にはコレです


兄貴と縁が深かったのが、お坊さんの世界という所。
それを聞き付けてソルジャー登場、お寺の世界に憧れているらしくて。

Aブルー「そう言えば、君の特技だったね。…坊主頭は」
キース 「誤解されるから、もっと正確に言ってくれ!」
Aブルー「正確にって…。坊主頭が得意技だろ、君の場合は」
キース 「その言い方だと、剃り上げるように聞こえるだろうが!」

剃るだけだったら誰でも出来る、と憤然と。

キース 「バリカンさえあれば、ジョミーでもサムでも出来るんだ!」
シロエ 「そうでしょうねえ、剃るだけだったら」
Aブルー「じゃあ、どう言えばいいんだい?」
キース 「サイオニック・ドリームだと言ってくれ!」

苦労して身につけた技なんだから、と言ってますけど。

ジョミー「そうだっけ? ぼくと変わらないレベルだったんじゃあ…」
スウェナ「絶望的だったわよね、一分間しか持たなくて…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルーがお手伝いしたんだよ!」

ぼくのお部屋が吹っ飛んだけど、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「キース、サイオン・バーストしちゃったから…」
Aブルー「あったねえ、そういう事件もねえ…」
キース 「やかましい! マスターすればそれでいいんだ!」

結果が全てだ、と逃げの論法。

キース 「とにかく、俺でも出来るんだから…」
ブルー 「ブルーに出来ないわけがないよね、あの程度の技」
Aブルー「そりゃあ…。ぼくだって、やれば出来るだろうけど…」
シロエ 「本当ですか!?」

ちょっと披露してくれませんか、と期待に輝くシロエ君の瞳。

シロエ 「会長の坊主頭を見た人、いませんから…」
マツカ 「言われてみれば、そうですよね…」
ジョミー「ぼくも見たいよ、どんな感じになるのかな?」
キース 「俺も大いに気になるな…。ブルーの坊主頭というのは」
Aブルー「それはブルーに頼むべきだよ、見たいなら!」

ぼくの美意識に反するからね、とアッサリと。
兄貴な世界に行く話は…?


2016/06/09 (Thu)

 

☆お寺でも観光地


兄貴と御縁が深かった場所が、お坊さんの世界だという衝撃の事実。
聞き付けて来たソルジャー相手に、坊主頭が見たいと思う人が多数で。

シロエ 「会長も美意識の関係で見せてくれないんですよ…」
Aブルー「だったら、ぼくも断ってもいいと思うけれどね?」
ジョミー「そう言わないでさ、ちょっとだけでも!」
Aブルー「高くつくよ?」

このくらいは出して貰わないと、と出された指。

Aブルー「指一本が、スッポンタケの法要が出来る値段で」
シロエ 「ちょ、それを五本だと言うんですか!?」
Aブルー「当たり前だよ、タダ働きは好きじゃないから」
キース 「しかしだな…。坊主の世界に入り込むなら必須だぞ?」

それも写真に写るレベルで、という注意つき。

キース 「今の世の中、何処で写真を撮られるかが謎で…」
シロエ 「座禅のお寺は、一応、観光地になってますよね?」
Aブルー「そうなのかい?」
ブルー 「全部じゃないけど、有名どころは観光地だね」

兄貴が出ると噂のお寺も観光地だ、と説明が。

ブルー 「美形のお坊さんがいるとなったら、撮影だねえ…」
シロエ 「でもって、ネットで拡散ですね?」
ブルー 「そうなるだろうね、ぼくのそっくりさんがね!」

慰謝料を覚悟しておいてよね、と視線がギロリ。

ブルー 「君だなんて誰も思わないしね、その写真」
サム  「あー…。ブルーの写真だと思われるぜ、それ…」
シロエ 「ぼくは見られればいいんですけど…」
ブルー 「シロエみたいなのが大勢いるのがネットだよ!」

シャングリラ学園の学生だけでも何人いるか…、と深い溜息。

ブルー 「卒業生なら山ほどいるしね、写真が出たら…」
スウェナ「噂が噂を呼ぶわよねえ…」
ブルー 「ぼくの面子が丸潰れだから、慰謝料をね!」
Aブルー「どうして、ぼくが支払う話になっちゃうのさ!」
キース 「あんたが坊主に憧れるからだ!」

寺に紹介ならしてやるが…、と繰る左手首の数珠レット。
後は自己責任ですね?


2016/06/10 (Fri)  

 

☆兄貴に会うなら


実は兄貴と非常に御縁が深かったお寺。ソルジャーも憧れている様子。
けれどお寺に入り込むなら、欠かせないのが坊主頭なスタイルで。

キース 「俺に出来るのは紹介までだ。後は自分でやってくれ」
ブルー 「そして写真がネットで拡散した時は、ぼくに慰謝料!」

ぼくそっくりの顔で坊主頭だなんて…、とブツブツと。

ブルー 「慰謝料は最低でもコレで頼むよ」
シロエ 「会長は指が十本分ですか!?」
ブルー 「当たり前だよ、ぼくの人生メチャクチャだから!」

銀青としての坊主頭の生き証人は誰もいない、と厳しい口調。

ブルー 「修行時代は三百年前で、同期は全員、お浄土なんだよ!」
キース 「だろうな、伝説の高僧だしな」
シロエ 「慰謝料も高くつきますよねえ…」

でも、この人なら払えそうです、とソルジャーに視線。

シロエ 「エロドクターがついてますしね、もういくらでも!」
Aブルー「払えるんだけど…。その趣味は無いね!」

お寺に行こうとも思わないから、と鼻でフフンと。

Aブルー「そんな所に行かなくっても、兄貴には充分、出会えるし…」
シロエ 「璃慕恩院にはいないらしいですよ、兄貴な人は」
ブルー 「少しはいるかもしれないけれど…」

少数派だね、と生徒会長、いや銀青様。

ブルー 「兄貴に会うなら、キースに紹介して貰いたまえ」
キース 「山奥の寺だな、座禅の方の」
ブルー 「うん、観光地のヤツで頼むよ」

慰謝料さえ払って貰えるんなら、ぼくも許す、という発言。

ブルー 「頑張って修行して来たまえ。布団部屋体験も含めてね」
Aブルー「趣味じゃないって言っただろう!」

兄貴に会うなら楽なコースが一番だから、と言われましても。

シロエ 「…兄貴はお寺に出るそうですよ?」
Aブルー「だけど、わざわざ行かなくてもさ…」
キース 「行かないと出会えないと思うが…」
Aブルー「出会いの場所なら、あるんだよ!」

きっと出会えると思うんだ、と溢れる自信。
それって、何処で…?


2016/06/11 (Sat)

 

☆コネは何処から


兄貴の世界と縁が深かったのがお寺なるもの、ソルジャーも期待。
けれども坊主頭は嫌なのだそうで、お寺に行く気も無いらしくって…。

Aブルー「普通の方法なら、お寺な兄貴は難しそうなんだけどさ…」
キース 「何かツテでもあるのか、あんた?」

俺が知らない間にコネを作ったんではないだろうな、と。

キース 「コアラの国でスッポンタケの法要だとも言ってたし…」
シロエ 「そうでしたよねえ、独自にコネを掴みましたか?」
サム  「お坊さん便、今もやってるみたいだぜ」

ネットでお坊さんを頼めるヤツな、と苦い顔。

サム  「仏教会から苦情が出たのに、通販会社が突っぱねてよ…」
スウェナ「仕方ないわよ、あそこで頼むと格安なんでしょ?」
ブルー 「それと明確な料金体系って所かな。でもねえ…」

後々のことを考えるのなら、お坊さん便はどうかと思う、と。

ブルー 「あれで体裁は整うけどねえ、心のケアは無いわけだから」
一同  「「「へ?」」」
ブルー 「今どき、ペットロスでも大変なんだよ?」

ペットどころか、家族の時に頼むのがお坊さん便、という指摘。

ブルー 「頼んだ時にはテンパッてるから、安く済んだと思っても…」
サム  「後のフォローがねえんだよ。…色々な意味で」
キース 「寺に頼めば、心のケアもセットものというか、基本だがな」

しかもタダだ、とスマイルどころか励ましもゼロ円の世界だとか。

キース 「もう文字通りのボランティアだぞ、心のケアは」
ブルー 「月参りとかで出掛けない限り、丸一日でも一人占めだよ」

住職もお寺の本堂も…、と。

ブルー 「その辺を思うと、お坊さん便は安いのかどうか…」
シロエ 「病院で心のケアとなったら、タダじゃないですね?」
サム  「それだけじゃねえぜ、自分の都合で行けねえよ」
キース 「寺だと、檀家さんに合わせるものだが…」
Aブルー「ふうん…?」

複雑なんだね、と言ってますけど。
そのお坊さん便でコネを掴んで来たとか…?


2016/06/12 (Sun)

 

☆やり直しは不可


兄貴な世界と縁が深かった、お坊さんの世界という所。
出会いを期待するソルジャーですけど、お寺に行く気はナッシングで。

Aブルー「お坊さん便は大変そうだね、安くついても」
ブルー 「昔から言うしね、安物買いの銭失い、とね」
サム  「墓も坊主も要らねえぜ、って人ならいいんだろうけどよ…」
スウェナ「そういう人だと、最初から頼まないわよ、そんなの」
キース 「だから余計に心配なんだ! 俺のように寺を預かる坊主は」

後から泣いて来られても…、と複雑そうな顔。

キース 「フォローは出来るが、あらゆる意味で、もう取り返しが…」
サム  「つかねえんだよな、やっちまった法要は取り戻せねえし」
Aブルー「どういう意味だい?」
キース 「やり直し不可ということだ! どの法要も!」

しかも遡るほどに重要なのが法要で…、と。

キース 「仏様が新しければ新しいほど、法要の意義が大きいからな」
サム  「百回忌とかだと凄そうだけどよ、纏めるんだよ」
一同  「「「纏める?」」」
キース 「年忌の新しい仏様とセットでやるのが多いな」

院殿号の仏様ともなったら別扱いだが、という説明。

キース 「似たり寄ったりの御先祖様なら、もう何人でも纏めるぞ」
ブルー 「キースが言ってた遡るというヤツ、出発点は新仏でさ…」
サム  「あの時キッチリやれば良かった、と思ってもよ…」
シロエ 「安く上げた法要、やり直しが出来ないわけですね?」
キース 「同じものを二回は出来ないからな」

何処かの誰かが後付けでやったケースはあるが、とソルジャーに視線。

キース 「あれは後付けだから出来ただけで…。やり直しは不可だ」
Aブルー「うーん…。お坊さん便は頼まない方がいいんだね?」
ブルー 「仏様が大切だったらね」
Aブルー「そうなんだ…。だけど、お寺は安心なんだろ?」
キース 「何処の寺にコネをつけたんだ?」

お坊さん便でないというのなら、という質問。
ソルジャーのコネが気になりますね?


2016/06/13 (Mon)

 

☆兄貴に出会うには


実は兄貴な世界と御縁が深かったらしい、お坊さんの世界という所。
出会いに期待するのがソルジャー、けれどもお寺に行くつもりは無し。

キース 「あんたがコネをつけて来た寺が気になるが…」
Aブルー「強いて言うなら、君のトコかな?」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「元老寺だよ、キースの家は其処だしね!」

それにキースは副住職だ、とニコニコと。

Aブルー「そんなキースが、ぼくの友達! お浄土ガイド!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「君がガイドをしてくれるんだろ、ぼくのために?」

是非お浄土に行きたいんだけど、とズズイと前へ。

Aブルー「先月はウッカリ断っちゃって、行きそびれたから」
キース 「ま、待ってくれ! それはもしかして…」
Aブルー「例のバーだよ、兄貴に出会えるお店だってば!」

あそこに行ったら、きっとお寺な兄貴にも…、と満面の笑顔。

Aブルー「キースさえいれば、そういう兄貴が来るからね!」
シロエ 「あー…。キース先輩の法衣ですね?」
Aブルー「そうなんだよ! 先月は値打ちを知らなくってさ…」

抹香臭い、と断ったことは謝るから、と低姿勢。

Aブルー「もう一度あそこにガイドお願い! 兄貴との出会い!」
キース 「俺に衣で行けと言うのか!?」
Aブルー「もちろんだよ! でないと、兄貴も気が付かないし!」

キースは髪の毛があるからねえ…、と。

Aブルー「ちゃんと本物のお坊さんです、とアピールだよ!」
シロエ 「それで兄貴が釣れますか?」
Aブルー「釣れると思うよ、キースのお供がぼくだから!」

超絶美形のお稚児さんだから、と指差している自分の顔。

Aブルー「兄貴の相手で慣れてそうだ、と思われるしね!」
シロエ 「何に慣れるんです?」
Aブルー「色々なプレイというヤツだよ! 百戦錬磨!」
キース 「俺の趣味が誤解されるだろうが!」
Aブルー「うん、有意義にね!」

ぼくの兄貴だと誤解されるんだよ、と。
キース君、ピンチ…?


2016/06/14 (Tue)

 

☆出来る兄貴は


兄貴な世界と御縁が深かったのが、お坊さんの世界だったという展開。
大きく膨らむソルジャーの期待、兄貴が集うバーに行くつもり。

Aブルー「キースがぼくの兄貴となったら、きっと注目されるから!」
シロエ 「…その道のプロとしてですか?」
Aブルー「そう! キースはもちろん、ぼくの値打ちも上がる筈!」

キースの他にも色々な兄貴の相手をしてるという評価、と。

Aブルー「若くて美形のお坊さんだと、布団部屋で人気なんだろう?」
ブルー 「否定はしないね、ぼくたちの宗派は違うけど…」
キース 「あんたは余計な口を挟むな!」
ブルー 「知識は増やしておくべきだよ。こうなってるのも…」

君の知識が足りなかったから、と厳しい指摘。

ブルー 「お稚児さんだ、とピンと来てたら、話は其処で終了でさ…」
サム  「布団部屋の方まで行ってねえのは確かだぜ、うん」
Aブルー「ぼくには有難い話だったよ、まるで素人なんだから」

お稚児さんも、お坊さんの世界の方も…、と嬉しそう。

Aブルー「お蔭で兄貴と出会えそう! それも素敵な兄貴が沢山!」
キース 「俺の立場はどうなるんだ!?」
Aブルー「さっきも言ったよ、百戦錬磨な兄貴なんだよ!」

君にも声が掛かりそうだ、と瞳がキラキラ。

Aブルー「でもねえ、出来る兄貴は自分を安売りしないから…」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「自分の食指が動かないのに、ガツガツ食うのは三流だよ」

相手に不自由しない兄貴はガッつかないもの、という台詞。

Aブルー「誰でもいいから食べる兄貴じゃ駄目なんだよねえ…」
キース 「それが何だと言うんだ、あんた!」
Aブルー「声が掛かっても、「間に合っている」と言えばいいわけ!」

そしてのんびりお酒でも…、と話は既に兄貴なバーへと。

Aブルー「お稚児さんのぼくが遊びたがるから、来たって姿勢で!」
キース 「なるほどな…」

俺はあくまで付き添いという立場なのか、と言ってますけど。
兄貴なバーに突撃すると?


2016/06/15 (Wed)




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☆供養塔は色々


キース君が住職の資格を捨てない限りは、御縁が続くスッポンタケ。
慰謝料の話から出た供養塔コース、それさえあれば供養は任せて安心。

Aブルー「供養塔は大いに魅力的だし、詳しい話を聞きたいね!」
サム  「お大師様の所の供養塔ってヤツは、半端ねえから」
ブルー 「どんな形にしてもオッケーらしいからねえ…」

お墓の縛りが厳しかった頃から何でもアリだ、という説明。

ブルー 「コーヒーを扱う店のヤツがさ、コーヒーカップの形とか…」
サム  「宇宙開発のトコのがロケットなのは有名だぜ?」
シロエ 「ロケットですか!?」
ブルー 「テレビで有名になった会社だと、テレビなんだよ」
サム  「しかもピカピカに磨いてあってよ、景色とがクリアに…」
ブルー 「映って見えるって仕様なんだな、テレビだけに!」

本物のテレビは置けないから、とピカピカの黒御影石だとか。

ブルー 「そういうノリでやってるんだよ、総本山でも」
サム  「俺たちとは宗派が違うんだけどよ、基本は基本で…」
Aブルー「供養塔なら形は何でもアリだと言うのかい?」
ブルー 「常識の範囲内ならね」

ロケットだろうがテレビだろうが、と銀青様。

ブルー 「スッポンタケの形は流石にマズイけどさ…」
Aブルー「あの形で建てたいと思ったのに!」
ブルー 「何処から見たって猥褻じゃないか、スッポンタケは!」

キノコならまだしも彫刻はマズイ、と厳しい意見。

ブルー 「別の何かと間違えられるのは確実だしね!」
Aブルー「其処がいいトコなんだけど…。スッポンタケの…」
ブルー 「建てたら強制撤去だろうね、苦情が来てさ」
シロエ 「警察沙汰かもしれませんねえ、ヤバイ形をしてますから」

事情を訊かれてしまうかもです、とシロエ君も。

シロエ 「控えた方がいいですよ。あの形は」
Aブルー「外にお堂を作るというのはどうだろう?」
キース 「お堂だと!?」

どれだけ偉い供養塔だ、と言ってますけど。
お堂の中ならオッケーかも?

2016/05/16 (Mon)

 

☆秘仏な供養塔


キース君が持っている住職の資格、お蔭でスッポンタケがストーカー。
それの供養塔を建てたいソルジャー、けれど形がマズイわけで…。

Aブルー「お堂の中に入れておいたら、どんな形でもいけそうだよ?」
キース 「供養塔がお堂の中というのは、偉すぎだぞ!」
Aブルー「でもさ、スッポンタケは偉いんだろう?」

凄い戒名だと言ったじゃないか、と取った揚げ足。

Aブルー「それに相応しい供養塔でさ、お堂もセットで!」
サム  「あー…。秘仏扱いでいくんだったら、多分オッケーだぜ」
Aブルー「本当かい!?」
サム  「デカイ声では言えねえ形の仏像も多いらしいしよ…」
Aブルー「それは素敵な形なのかな?」
サム  「そうなんでねえの、猥褻だって聞くからよ…」

モノが秘仏だから見えねえけどな、という話。

サム  「供養塔でも秘仏コースでいいと思うぜ、お堂の中で」
Aブルー「じゃあ、それでいこう!」

スッポンタケの供養塔とセットでお堂、と満面の笑み。

Aブルー「元老寺だって儲かるだろうしね、お堂つきだよ?」
ブルー 「喜ぶだろうねえ、アドス和尚も…」
キース 「ま、待ってくれ!」

親父に院殿号がバレる、と震え上がっている副住職。

キース 「俺が戒名を付けたというのを吐かされるぞ!」
Aブルー「別にいいじゃないか、そのための供養塔なんだから」
シロエ 「キース先輩に何かあっても、供養は出来るそうですし…」

バレて殺されても誰も困りはしませんが、と真っ当な意見。

シロエ 「気にしないで死んで来て下さい。キース先輩」
スウェナ「そうよね、慰謝料の件は宙に浮いちゃうけれど…」
ジョミー「どう転んだって、縁が切れそうにないもんね…」

スッポンタケとは、と諦めの境地。

ジョミー「いっそキースが死んだ方がさ…」
シロエ 「気分だけでもスッキリしますよ、ぼくたちは」
キース 「俺に死ねと!?」

親父に殺されて来いと言うのか、と真っ青な顔。
戒名の件は自業自得だと思いますけど?

2016/05/17 (Tue)

 

☆供養塔が駄目なら


キース君が住職の資格を持っている限り、御縁が続くスッポンタケ。
お堂つきの供養塔が欲しいソルジャー、アドス和尚に全てがバレそう。

キース 「俺が親父に殺された場合、何もかも終わると思うんだが!」
サム  「終わらねえよな、供養塔はちゃんと残るんだしよ」
Aブルー「供養塔があったら、誰でも法要をしてくれるんだよね?」
ブルー 「それはもちろん。…ぼくは嫌だけど、アドス和尚とかが」

それに朝晩、本堂で供養もしてくれるから、と話に拍車が。

ブルー 「キースが死んでも、スッポンタケの供養は大丈夫!」
Aブルー「素敵だよねえ、供養塔…。キース、いいのをお願いするよ」
キース 「…本気で俺を殺す気なのか?」
Aブルー「保険は大切だろうしねえ…。それとも、君が頑張ると?」

今まで以上に心をこめて法要をしてくれるのかい、という質問。

Aブルー「スッポンタケにきちんと仕えてくれるなら、考えるけど?」
キース 「法要だったら、頑張って勤めさせて貰うが!」
Aブルー「それだけじゃ押しが足りないねえ…。もっと、こう…」

何か旨味が欲しいんだけど、と考え込んでいる横から声が。

シロエ 「其処でお浄土ガイドです! キース先輩はプロですから!」
スウェナ「そうよね、キースに任せるって話だったわよね」
Aブルー「ああ、ぼくのための専属ガイド! そうだっけねえ!」

元はそういう話だった、と手をポンと。

Aブルー「供養塔とお堂を諦めるんなら、ガイドの方も心をこめて!」
キース 「しゅ、宿坊の方は勘弁して欲しいんだが…」
Aブルー「お勤めつきってヤツだろう? ぼくも嫌だよ!」

そんな嬉しくないホテル、とブツブツブツ。

Aブルー「何かないかな、キースのガイドが役立ちそうなの…」
シロエ 「ホテルが駄目なら、爆買いなんかはどうでしょう?」
Aブルー「爆買いねえ…」
キース 「その程度だったら付き合うが…」

何を買うんだ、と頭を切り替えた様子。
爆買いのお供はオッケーですか?

2016/05/18 (Wed) 

 

☆ガイドでいいけど


スッポンタケの供養塔を建てるという件、キース君には危険すぎ。
供養塔の代わりにガイドだそうで、爆買いのお供ならオッケーだとか。

Aブルー「爆買いだったら、キースが案内してくれるわけ?」
キース 「供養塔と違って、命の危険は無いからな」
シロエ 「初仕事ですね、頑張って下さい、キース先輩!」

お浄土ガイドのプロなんですから、とシロエ君のエール。

シロエ 「それに爆買いなら、ぼくたちは無関係ですし…」
ジョミー「だよねえ、キースが一人で案内するんだからさ」
サム  「俺たちものんびり出来そうだぜ、それ。…爆買いの日な」
キース 「…俺だけで行けと言うのか、貴様ら!」
シロエ 「当然だろうと思いますけど?」

ぼくたちは全員、無資格ですから、とキッパリと。

シロエ 「お浄土ガイドの資格は持っていません。会長以外は」
ブルー 「ぼくも資格はあるけれど…。ブルーに借りは無いからね」
Aブルー「残念だけれどキースだけだね、スッポンタケに関しては」

だからキースのガイドでいいや、と言うソルジャー。

Aブルー「よろしく頼むよ、買いたいものは山ほどあるから!」
シロエ 「まさに爆買いというわけですね!」
Aブルー「ガイドがいるなら心強いし…。一人じゃやっぱり…」

入りにくい店もあるからね、と妙な台詞が。

キース 「あんた、何処へ行くつもりなんだ?」
Aブルー「君は大学も出てるんだろう? 大人の世界の方だって…」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「大学はそういう場所だと聞いたよ、入れば大人!」

二十歳未満でもお酒が飲める所だよね、とニコニコと。

Aブルー「法律では駄目だと言っていたって、オッケーらしいし!」
キース 「そ、それはまあ…。しかし禁止なものは禁止で!」
Aブルー「建前だよねえ、それってさ…」
シロエ 「学内は禁止な所が多いですけど?」
Aブルー「でも、そこまでで!」

お酒も飲める世界にいたのがキースだから、という指摘。
さて、この先は?

2016/05/19 (Thu)

 

☆ガイドでカップル


キース君に再び降って湧いた話、ソルジャーのガイドをするという件。
爆買いのお供をするそうですけど、大学生だったのがどうこうと。

Aブルー「お酒も飲めるのが大学生でさ、もちろん大人の世界にも!」
キース 「その世界は酒と繋がってるのか?」
Aブルー「場合によるかな、お酒の方は…。メインはエッチ!」
一同  「「「えっ!?」」」

まさか、と目を剥く御一同様。

シロエ 「あ、あのですね…。その、大人の世界というのはですね…」
Aブルー「色々あるよね、エロいグッズとか、エロいサービスとか!」
キース 「あんた、そういうのを爆買いする気か!?」
Aブルー「駄目かな、楽しそうなんだけど…。それに一人じゃ…」

入りにくい店もあるからねえ、と。

Aブルー「玄人向けだと、やっぱりカップルで入る方がさ…」
キース 「俺にその手の店に入れと!?」
Aブルー「ガイドなんだし、問題無いと思うけど?」

品定めは君には無理そうだから、とニコニコニコ。

Aブルー「君は黙って見ててくれればいいんだよ!」
キース 「あんたには旦那がいるだろうが!」

ちゃんと本物の旦那の筈だ、と吊り上げる眉。

キース 「あっちを連れて行くべきだ! 俺は役に立たん!」
Aブルー「今、旦那って言ったかい?」
キース 「その通りだろうが!」
Aブルー「だったら訊くけど、ぼくは奥さんになるのかな?」

アレが旦那ならそうなるよね、と険しい瞳。

Aブルー「あんなヘタレの奥さんだって!?」
キース 「す、すまん! 今の失言は忘れてくれ!」
Aブルー「ごめんで済んだら、警察は要らないと聞いたけど?」

こっちの世界じゃそう言うらしいね、と許す気は全く無い模様。

Aブルー「君の考え方はよく分かったよ! ぼくを見る目も!」
キース 「だから、すまんと謝っている!」
Aブルー「それじゃ態度で示して欲しいね、そのお詫び!」

ぼくのガイドをよろしくお願い、と言ってますけど。
キース君、凄いピンチでは…?

2016/05/20 (Fri)

 

☆ガイドも楽しんで


キース君にガイドをしろと言うソルジャー、大人の世界がどうこうと。
そんな所で爆買いだなんて、と慌てた副住職の失言、それが墓穴で。

Aブルー「ぼくのハーレイが旦那というのは許せないしね!」
キース 「詫びよりガイドだと言いたいのか!?」
Aブルー「お詫びの気持ちは態度で示す! それが基本だよね?」

どう思う、とグルリと見回す先にシャン学メンバー。

シロエ 「そ、そうです…! 態度で示すのが基本かと…!」
サム  「何処の世界もそうだぜ、其処は」
キース 「貴様ら、俺を殺す気なのか!」
サム  「放っておいても、アドス和尚に殺されるじゃねえかよ」

ガイドしなかった時はスッポンタケの戒名絡みで、という指摘。

サム  「同じ死ぬなら、華々しく散ってなんぼだぜ、多分」
シロエ 「お盆にはきちんと供養しますから! 卒塔婆を頼んで」
キース 「まだ死にたくはないんだが…!」
Aブルー「大丈夫! 死ぬような所には行かないからね!」

ぼくは長生きしたいんだから、とニコニコと。

Aブルー「玄人さん向けの店でグッズを買いたかったんだけど…」
キース 「考え直してくれたのか?」
Aブルー「君も一緒に楽しめる店がいいのかな、と…」
キース 「是非、そうしてくれ!」

あんた好みの店は困る、と合掌を。

キース 「その点、俺も楽しめる店となったら安心だ」
Aブルー「やったね、それじゃお願い出来るかな?」

今度の土曜日でどうだろうか、と嬉しそうな笑み。

Aブルー「お洒落な服でキメて来てよね? 制服は駄目だよ」
キース 「安心してくれ、TPOは心得ている」
Aブルー「ありがとう! 一度入ってみたかったんだよね」

どんな感じか興味があって、と紅潮する頬。

Aブルー「君にもいい人が見付かるといいね!」
キース 「…は?」
Aブルー「いろんな兄貴が来るらしいから…」
一同  「「「兄貴?」」」

兄貴というのは、もしやアレでは…、と顔を見合わせる御一同様。
どんな店だと?

2016/05/21 (Sat)

 

☆こういう店です


今度の土曜日はキース君と二人でお出掛け、と言い出したソルジャー。
一緒に楽しめる店に行くそうで、いろんな兄貴が来るらしくて。

シロエ 「あ、あのですね…。その、兄貴というのは何ですか?」
Aブルー「兄貴は兄貴に決まっているじゃないか!」

他にどういう兄貴がいると、とソルジャー、指をチッチッと。

Aブルー「兄貴シリーズのDVDは知っているだろう?」
シロエ 「ぼくたちは見ていませんけど、やっぱりあの兄貴ですか?」
Aブルー「そうだよ、あれに出ている兄貴は流石に来ないだろうけど」

プロのAV男優は店に来なくてもモテるしね、と不穏な発言。

Aブルー「その代わり、いろんな兄貴に出会えるんだよ!」
キース 「あんた、どういう店に行く気だ!?」
Aブルー「あれも一種のハッテン場だよね、有名だから」
一同  「「「ハッテン場?」」」
Aブルー「その道の人たちの出会いの場所だよ、色々とあって…」

銭湯だとか、ビーチだとか…、と得意げに披露する知識。

Aブルー「ぼくが行きたいのは、一見、普通のバーなんだけど…」
キース 「実は普通じゃないんだな…?」
Aブルー「話が早くて嬉しいよ! 其処に行くとねえ…」
キース 「アヤシイ出会いがあると言うのか!?」
Aブルー「その通り! 意気投合したら、パートナーチェンジ!」

カップルの相手を取り替えるのだ、とニコニコニッコリ。

Aブルー「店の奥には部屋もあるから、其処で早速!」
キース 「な、何をすると…?」
Aブルー「決まってるじゃないか、エッチだよ!」

まずはお触り、気に入ったらそのまま本番だって、とグッと拳を。

Aブルー「一度は入ってみたいんだけどさ、ぼくのハーレイだと…」
シロエ 「何か問題があるんですか?」
Aブルー「ぼくの旦那ってわけじゃないけど、結婚してるし…」
キース 「それがどうした!」
Aブルー「嫉妬したくはないからね!」

他の誰かに譲りたくない、と天晴れな独占欲ですけれど。
それじゃ自分は…?

2016/05/22 (Sun)

 

☆二人で行きたい


ガイドなキース君と二人でお出掛け、それがソルジャーのお目当てで。
行きたいお店はバーなのだとかで、いろんな兄貴が集うという話。

Aブルー「ぼくが誰かとヤリたくっても、ハーレイの方が問題で…」
キース 「パートナーを取り替えるとかいうヤツか?」
Aブルー「そうなんだよ! 素敵な兄貴が見付かっちゃうと…」

ぼくのハーレイは兄貴のパートナーとヤることに、とブツブツと。

Aブルー「その辺は融通が利くらしいけど、ハーレイが暇だと…」
キース 「誰かが横から掻っ攫うんだな?」
Aブルー「そういうこと! それはとっても腹が立つから!」

だからハーレイと一緒に行くのは無理なのだ、という説明。

Aブルー「その点、キースなら安心だしね!」
キース 「待て、俺の立場はどうなるんだ!」
Aブルー「素敵な兄貴が見付かると思うよ、君のビジュアルなら!」

保証するよ、と言われましても。

キース 「俺にその手の趣味は無いんだが!」
Aブルー「知っているけど、モノは試しと言うからね!」

食わず嫌いは良くないよ、と指をビシィ! と。

Aブルー「とにかく一緒に行ってみようよ、その店へ!」
キース 「ま、待ってくれ…! 心の準備が…!」
Aブルー「じゃあ、28日の土曜日に!」

月末も近いし、心の準備も出来ている筈、と一方的に。

Aブルー「それじゃ28日はガイドをよろしく!」
キース 「お、おい!」

ちょっと待て、と叫んだ時には既に姿が消滅で。

キース 「逃げやがった…」
ブルー 「仕方ないねえ、相手はブルーなんだから」
サム  「28日、頑張れよな? 俺たちも応援しているからよ」

立派にガイドするんだぜ、とサム君、合掌。

サム  「骨は拾ってやるからよ…」
シロエ 「大丈夫ですよ、死にはしませんって!」
スウェナ「そうよね、いくら兄貴でも…」
ジョミー「取って食われはしないと思うよ」
キース 「そ、そんな…」

頑張って来い、と無責任なエール。
キース君、万事休すかも?

2016/05/23 (Mon)

 

☆レポをよろしく


ガイドなキース君とお出掛けだ、と勝手に決めてしまったソルジャー。
28日には二人でバーへ、よりにもよって兄貴が集うという場所。

キース 「俺はいったいどうなるんだ!?」
サム  「俺が知るかよ、そんな店とは縁がねえしよ」
シロエ 「此処の面子は全滅ですよね、そういうのとは…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルーは大人のお店も行くよ!」

シャングリラ・ジゴロ・ブルーだもんね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「いろんなお店に詳しいと思うよ、ね、ブルー?」
ブルー 「これが普通の店ならね…。生憎と、兄貴の世界の方は…」
キース 「まさか、あんたも知らんと言うのか!?」
ブルー 「流石に現場は知らないよ、ぼくも」

噂だったら耳に入ることもあるけれど、と振っている頭。

ブルー 「現場は君が初ってことだよ、潜入レポの方をよろしく」
キース 「潜入レポだと!?」
ブルー 「ハーレイやノルディがいるからねえ…。傾向と対策」

貴重な現地情報だから、とキース君に注がれる視線。

ブルー 「兄貴の世界はどんな感じか、しっかり見て来てくれたまえ」
キース 「俺は見たいとも思わんが!」
ブルー 「でも、入るしかないだろう? 今の流れだと」
シロエ 「そうですよ。28日って決まりましたよ?」
スウェナ「逃げられないと思うわよ? 相手はあの人なんだもの」

首に縄をつけても引き摺って行くわ、と嫌すぎる見解。

スウェナ「そんな姿で店に入ったら、おしまいよねえ?」
ブルー 「玄人さんだと思われるだろうね、SMの道の」
キース 「SMだと!?」
ブルー 「言葉くらいは知ってるだろう? 首に縄だとSMだよね」

縛られるのが好きな人に見られる筈だ、と深い溜息。

ブルー 「そっち系の兄貴を避けたいのならば、自発的にね!」
キース 「どうしろと言うんだ、自発的に!」
ブルー 「もちろん、普通に入店だよ」

縄は抜きで、と正論が。
確かに首に縄付きだったら、SMの世界の人ですよね?

2016/05/24 (Tue)

 

☆生還してレポを


28日はソルジャーと一緒にバーへお出掛け、キース君の今後の予定。
兄貴が集うと噂のお店で、生徒会長ですらも知らない世界で。

ブルー 「首に縄だけは避けたまえ。ぼくも普通のレポが欲しいし」
キース 「普通に入店しろと言ったな、自発的に?」
ブルー 「そうだよ、腕を組んだりするのがいいんじゃないかな」

仲良くしないとカップルに見えないだろうから、と。

ブルー 「ブルーの方でも、そういうのを希望してると思うよ」
キース 「なんだって!?」
ブルー 「ガイドをよろしくと言っていたしね、注文の方も…」

きっと細かく入るであろう、と唱えているのがお念仏。

ブルー 「サムも言ってたけど、骨は拾ってあげるから」
シロエ 「安心して成仏して下さい! ぼくたちは無資格ですけどね」
サム  「ブルーはプロの坊主なんだし、お浄土行きは完璧だぜ」

大船に乗った気分でいろよな、とサム君だって。

サム  「それに死んでも、卒塔婆は頼んでやるからよ…」
シロエ 「立派なのを書いて貰いますよ! アドス和尚に!」
マツカ 「費用の方は任せて下さい、キースの今後の供養の方は」
キース 「まだ死にたくはないんだが…!」
ブルー 「だったら、生還することだね。レポのためにも!」

兄貴の世界な現地レポを、という注文。

ブルー 「エールは任せておきたまえ。万一の時の供養の件もね」
キース 「どういうエールを寄越す気だ、あんた!」
ブルー 「素敵な兄貴が見付かるといいね、って感じかな?」
キース 「そんなモノは要らん!」

スッポンタケと同じで全く要らん、と喚いてますけど。

シロエ 「でもですね…。決まっちゃいましたから…」
ジョミー「だよねえ、28日って…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースもカッコ良くデビューだね!」
ブルー 「そうなるようだね、ぼくも知らない大人の世界に」
キース 「俺は全力で避けたいんだが!」

デビューなんかはしたくない、とガクガクブルブル。
運命や如何に?

2016/05/25 (Wed)

 

☆ガイドするなら


28日はキース君がソルジャーを案内、大人の世界なバーへお出掛け。
色々な兄貴が集うお店で、生徒会長もレポを希望ですけど。

キース 「そういう店にデビューして無事で済むとでも?」
ブルー 「どうなんだろうね、好きな人は好きだと思うけどねえ?」
シロエ 「ですよね、行きたいからこそ先輩を指名なんですし…」
サム  「好奇心だけじゃねえと思うぜ、あれってよ…」

兄貴とやらに期待してやがる、とサム君にも分かるソルジャーの趣味。

サム  「もう諦めてデビューするしかねえだろ、キース」
キース 「デビューして兄貴が来たらどうするんだ!」
ブルー 「さあねえ…。いっそ衣で行ったらどうだろう?」
一同  「「「衣?」」」
ブルー 「法衣だってば、お坊さんだってバーに行くから」

そして自信に溢れた坊主は法衣で行く、とキッパリと。

ブルー 「あれが案外モテるんだよ。ぼくは着て行かないけれど!」
キース 「俺の衣が穢れるだろうが!」
シロエ 「待って下さい、その手はきっと使えますよ!」

キメて来いと言っていましたよ、とシロエ君の指摘。

シロエ 「キース先輩の最高の服って、法衣ですから」
サム  「あー…。スゲエお袈裟でキメるのな!」
シロエ 「そうです、そうです! それでこそお浄土ガイドです!」

この服装でガイドするのが正式だ、と言えばどうでしょう、と。

シロエ 「文句があるなら、ガイドは断るということで…」
キース 「そうか、そういう手があるか!」
スウェナ「お坊さんだと嫌がりそうねえ、あの人も…」
ブルー 「お坊さんとカップルで来店となれば、兄貴の方も…」

ちょっと引くかもしれないねえ、と生徒会長も納得の手段。

ブルー 「よし、28日は法衣でキメたまえ!」
キース 「それで兄貴も避けられそうか?」
ブルー 「いざとなったら法話をすればいいだろう?」
キース 「感謝する!」

その案で行く、と合掌している副住職。
お浄土ガイドなら、服装は法衣でOKですね?

2016/05/26 (Thu) 

 

☆ガイドな日です


やって来ました28日、キース君がソルジャーのガイドをする日。
大人の世界なバーへお出掛け、色々な兄貴が集うと噂の店ですけれど。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ そろそろキースが来るかな?」
ブルー 「ウチで着替えをするんだろうねえ、法衣なんだし」

アレで元老寺は出られないよ、と生徒会長。他の面々も待機中。

サム  「だよなあ、何処で法要がある日なんだ、と訊かれるしよ…」
シロエ 「アドス和尚なら訊きますよね、それ」
マツカ 「間違いなく確認するでしょうね。キースのスケジュールも」
スウェナ「行き先がバーとは言えないわよねえ…」
ジョミー「おまけに兄貴が集まる店だよ?」

普通じゃないよ、とヒソヒソする間にチャイムの音が。

ぶるぅ 「キースが来たよ!」
キース 「…不本意ながら来るしかなくてな…」
??? 「ぼくも来たけど、なに、その格好?」

ただの私服、と文句なソルジャー(会話表記はAブルー)。

Aブルー「キメて来てよと言っといたのに!」
キース 「出掛ける前には、ちゃんと着替える。夜だよな?」
Aブルー「何を言うのさ、店だったらもう開いてるよ!」

普通のバーとは違うんだから、とニコニコと。

Aブルー「土日は正午にオープンなんだよ、休みの兄貴も多いから!」
キース 「そ、そうなのか!?」
Aブルー「出会いのチャンスは多いほど喜ばれるからねえ!」

夕方からの開店なんかじゃ遅すぎるんだよ、という説明。

Aブルー「だから急いで着替えて来てよね、お洒落な服に!」
キース 「分かった。…ぶるぅ、部屋を借りるぞ」
ぶるぅ 「うんっ! こっち、こっちーっ!」

鏡も用意しといたからね、と跳ねてゆく「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

シロエ 「行っちゃいましたね…」
Aブルー「楽しみだよねえ、キースとお出掛け!」
シロエ 「本気で行く気なんですか?」
Aブルー「もちろんだよ! もう最高のお浄土へ!」

どんな兄貴に出会えるだろう、とワクワクな顔。
さて、キース君の運命は?

2016/05/27 (Fri)

 

☆お坊さんと行こう


今日はキース君がソルジャーのガイドでお出掛け、大人の世界へ。
兄貴が集うと噂のバーで、法衣で行こうと着替えの真っ最中でして…。

Aブルー「まだかな、キース…。カッコ良くキメて欲しいんだけど…」
シロエ 「大丈夫ですよ、もう最高の衣装ですから」
Aブルー「本当かい? ブランドもののスーツとかかな?」

キースだったら似合いそうだ、とソルジャー、期待。

Aブルー「高校生でも、キースは貫禄があるからねえ…」
サム  「ダテに副住職をやっていねえぜ、キースもよ」
スウェナ「そうよ、普通の高校生とは違うわよ。あっ、来たわ!」
キース 「待たせたな。…行くとしようか」

もうタクシーは呼んであるのか、と萌黄色の法衣で御登場。

キース 「この格好で路線バスはちょっと…。お袈裟が傷む」
Aブルー「なんでそういう服なのさ!?」
キース 「坊主としては、これがイケてる格好なんだが」

お袈裟は親父のを無断で借りた、と堂々と。

キース 「お袈裟だけでも値段が半端ないからな。…見る人が見れば」
ブルー 「だろうね、それは高そうだよ…。叱られないかい?」
キース 「大丈夫だ。親父も滅多に使わないからな」

クリーニングに出して戻しておいたらバレはしない、と絶大な自信。

キース 「さあ、行くぞ。…何か文句があるのか、あんた?」
Aブルー「お坊さんと一緒に行ったって…」
キース 「別に問題無いだろう?」

生臭坊主という言葉もあるし、と開き直り。

キース 「花街遊びは坊主の甲斐性だとも言うからな」
Aブルー「そういう店じゃないと思うけど!」
ブルー 「似たようなものだよ、その手の店は」

女性と遊ぶか、男と遊ぶかの違いだろう、というツッコミ。

ブルー 「きっとキースもモテる筈だよ、通な兄貴に!」
Aブルー「キースはそれでいいかもだけど…」
キース 「どうかしたか?」
Aブルー「ぼくの立場が無いんだよ!」

坊主と行ってもモテやしない、という叫び。
確かにそうなりそうですね?

2016/05/28 (Sat) 

 

☆お坊さんじゃ無理


キース君が引き受けたソルジャーのガイド、二人で大人の世界へと。
兄貴が集うと噂のバーへ出発ですけど、萌黄色の法衣に立派な袈裟で。

Aブルー「そんな格好、通な兄貴にしかウケないじゃないか!」
キース 「俺は一向に気にならないが?」

むしろウケない方が嬉しい、と袂からジャラリと出した数珠。

キース 「あんたに貰った桜の数珠だ。今もこうして使っているぞ」
シロエ 「そういえば…。副住職になったお祝いに貰ってましたね」
キース 「ミュウの供養をよろしく頼む、と言われたからな」

正式な法要に出掛ける時には常に袂に入れている、と大真面目。

キース 「今では俺のお守りでもあるし、今日も入れて来た」
サム  「兄貴よけかよ、来ねえようにと」
キース 「いざとなったら、こいつを出して読経と法話だ」
シロエ 「逃げの姿勢は完璧ですね!」
キース 「努力することも大切だからな、どんな場所でも」
Aブルー「ぼくだって、努力したいんだけど!」

素敵な兄貴と出会いたいのに、とソルジャー、不満たらたらで。

Aブルー「こんな抹香臭い男といたんじゃ、ぼくがモテないよ!」
ブルー 「通にはモテると思うけど?」
Aブルー「お坊さんな兄貴とかだろう! 通な人って!」

もっと普通の兄貴がいいんだ、という主張。

Aブルー「キースがコレだと、ぼくの好みはこのタイプって…」
ブルー 「そういうことになるだろうねえ、ディープな趣味だ、と」
キース 「SMよりはマシだと思うんだが…」
Aブルー「そっちの方がよっぽどマシだよ!」

坊主なんて、とブツブツブツ。

Aブルー「ぼくの趣味まで疑われるんだよ、坊主大好き、って!」
キース 「花街だと坊主はモテるんだが?」
Aブルー「それは女の人にだろう!」
ブルー 「あくまで兄貴にモテたいのかい?」
Aブルー「当然だってば、ぼくの目的は素敵な兄貴に出会うこと!」

一般論はどうでもいいのだ、と目当ては兄貴との出会い。
兄貴ゲットは無理かもですね…?

2016/05/29 (Sun)

 

☆お坊さんならコレ


兄貴が集うと噂のバーへ、ソルジャーとキース君が二人でお出掛け。
そういう予定が立っていたのに、お坊さんな法衣スタイルが問題な今。

Aブルー「こんなキースと一緒にいたんじゃ、素敵な兄貴が…」
キース 「来ないと言うなら、俺はガイドを遠慮するが?」

ガイドはお役に立ててこそだ、と謙虚な姿勢。

キース 「お客様にご迷惑をかけてはいかん。引き際も大切な心得だ」
Aブルー「その辺は分かっているってこと?」
キース 「坊主は一応、接客業だぞ? それにお浄土ガイドでもある」

ガイドの心得は任せてくれ、と副住職スマイル。

キース 「あんたに迷惑はかけられないから、例のバーはだ…」
Aブルー「ぼくに一人で行けってことかい?」
キース 「俺が一緒に行くと迷惑なんだろう?」

変な兄貴に付き纏われて、という質問。

キース 「あんたの好みとは違う兄貴がゾロゾロと…」
Aブルー「当たり前だよ、お坊さんなんかは通すぎるから!」

普通の兄貴はスルーの筈だ、とブツブツと。

Aブルー「だけど一人で行くのも嫌だし、今回は…」
一同  「「「今回は?」」」
Aブルー「兄貴なお店は諦めるよ! キースがコレだし!」
キース 「すまんな、役に立てなくて…」

本当にすまん、と言いつつ嬉しそうな顔。

キース 「申し訳ないから、良かったらお念仏をだな…」
Aブルー「お念仏が何の役に立つのさ!」
キース 「スッポンタケが喜んでくれると思うが…」
Aブルー「そうだった! アレはキースの直弟子だっけね!」

それじゃ法要を頼めるだろうか、とウキウキと。

Aブルー「兄貴なバーに払ったつもりで御布施するから!」
キース 「位牌も供え物の用意もしていないんだが?」
Aブルー「そこは気持ちでカバーだよ!」

面子は揃っているんだから、と。

Aブルー「簡単なのでいいから、法要お願い!」
キース 「分かった、ぶっつけ本番だな」

みんな座れ、という指示が。
また今月もスッポンタケの法要だと…?

2016/05/30 (Mon)

 

☆お袈裟で値打ちが


兄貴が集うと噂のバーへ行く筈だった、ソルジャーとキース君ですが。
法衣のガイドは問題だから、と予定変更、スッポンタケの法要を。

キース 「略式とはいえ、法要だから…。正座で頼むぞ」
シロエ 「なんで法要になるんです、ここで!?」
キース 「お客様の希望だ、兄貴なバーより法要だとな!」

いいから座れ、と正座させられたシャン学メンバー。

シロエ 「あのぅ…。正座じゃない人がいますけど?」
Aブルー「ぼくはいいんだよ、正座は好きじゃないからね!」

でも法要は大好きなのだ、とソファに寝そべっている太々しさ。

Aブルー「今日はこういうスタイルで! 兄貴なバーを諦めたから!」
キース 「分かっている。俺の法衣が迷惑をかけた」
Aブルー「バーの件ではそうだけど…。今日の法衣は凄いよね」

特にキンキラキンのソレが、と指差す袈裟。

Aブルー「親父のを無断で持ち出したからな。高級品だぞ」
サム  「法要の値打ちは、お袈裟で分かるものなんだぜ?」

坊主の世界の常識だから、と解説が。

サム  「こういうお袈裟で出て貰えたら、マジでスゲエから!」
ブルー 「そうだね、院殿号の仏様にはピッタリだよ」

普段のキースのお袈裟じゃとても…、と生徒会長、いや銀青様。

ブルー 「お袈裟だけでも値打ちがあるから、喜びたまえ」
Aブルー「ありがとう、キース! スッポンタケも漲るよね!」
キース 「それはまあ…。喜ぶだろうな、偉さを認めて貰えたと」
Aブルー「嬉しいねえ…。スッポンタケは素晴らしいからね!」

あれが漲ったら、ぼくのハーレイも漲るし、と満面の笑み。

Aブルー「兄貴なバーへ行けなかった分は、ハーレイとね!」
キース 「その辺は好きにやってくれ。では、始めるぞ」
シロエ 「結局、こうなるわけですか…」
サム  「いいんでねえの、兄貴なバーよりマシだと思うぜ」
キース 「南無阿弥陀仏…」

念仏三昧なコースで行くぞ、と法要開始。
抹香臭い雰囲気の中で、中継終了~。

2016/05/31 (Tue)




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☆今は避けてます


さて、五月。風薫る季節で青葉が美しいシーズン。
ゴールデンウィークに入ったかと思えば、早くも終わりな週末でして。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 色々作ったから、沢山食べてね!」
ブルー 「週が明けたら学校だしねえ、ゆっくり楽しんでくれたまえ」
シロエ 「ありがとうございます! 落ち着きますよね、会長の家」
ジョミー「余計な誰かが来なければね…」

ゴールデンウィークもヤバかったような、とヒソヒソ声。

ジョミー「もうちょっとで宿坊ライフだったよ、ぼくたち全員」
シロエ 「アレはアレで、旨味はあったと思いますけどね?」
スウェナ「そうよね、朝晩のお勤めに耐えればゴージャスな食事!」
サム  「部屋食ってコースだったもんなあ、そうそうないぜ」

あんなチャンスは、とサム君も少し惜しそうな感じ。

サム  「キースには迷惑な話だけどよ…。泊まられちまうと」
キース 「まったくだ。よくも阿弥陀様つきのホテルだなどと!」
マツカ 「でも、もう言わないと思いますよ?」

宿坊の件に関しては…、とマツカ君。

マツカ 「ただ、問題はキースです。…まだ危ないかと」
キース 「どういう意味だ?」
マツカ 「ガイドの話は消えていないんじゃないですか?」

添乗員とか、爆買いのお供をするだとか…、と嫌すぎる指摘。

マツカ 「今は宿坊を敬遠しているだけじゃないかと…」
サム  「ありそうだぜ、それ。…ゴールデンウィークだしよ」
ジョミー「下手に来ちゃったら、恩に着せて予約されそうだもんね?」

全然嬉しくない宿坊を、とジョミー君も頷く誰かさんのお話。

ジョミー「宿坊コースに入っちゃったら、損ばっかりだし…」
シロエ 「ジョミー先輩以上に嫌いでしょうしね、宿坊ライフ」

法要は大好きなんですけれど…、と深い溜息。

シロエ 「何かと言ったら法要ですしね、スッポンタケの」
マツカ 「アレがキースの直弟子ですから…」

きっと諦めていませんよ、とキース君をチラリ。
やっぱりガイド?

2016/05/01 (Sun)

 

☆ガイドの資格


ゴールデンウィークの締めな週末、生徒会長の家でのんびりですけど。
今の平和は一時的なものでは、と話題に上がったキース君の件。

マツカ 「きっと来ますよ、その内に…。キースの所へ」
シロエ 「ですよね、諦めが良すぎましたしね…」

宿坊に泊まるという話、とシロエ君が振っている頭。

シロエ 「お勤めつきでは、諦めざるを得ないでしょうけど…」
サム  「ブルーと間違えるのは確実だしよ…。アドス和尚がよ」
スウェナ「本堂の特等席に案内されるのは間違いないわね」
ジョミー「そういうコースが待っていたんじゃ、諦めるよね…」

でも、それだけで終わりそうな感じがしない、とブルブルと。

ジョミー「ゴールデンウィークが済んだら、出るんじゃないの?」
シロエ 「出ない方がどうかしていますよ」
マツカ 「スッポンタケの季節には少し早いですけど…」
サム  「キースの方はロックオンだぜ、ガイドのプロで」

今月はどんなお浄土やら…、と合掌を。

サム  「極楽の蓮の花を希望してやがるし、どう出るかだよな」
ジョミー「爆買いの方かもしれないよ?」
スウェナ「漢方薬とか、そっち系かしら?」
シロエ 「あの手の薬も好きですからねえ…」

何にしたって、キース先輩の仕事ですけど、と冷たい視線。

シロエ 「お浄土ガイドのプロな以上は、頑張って下さい」
キース 「あいつらを引き受けた覚えは無いが!」
サム  「引き受けかけていたじゃねえかよ、宿坊の件で」

初仕事が延期になっただけだぜ、と突き放し。

サム  「何処へ案内するにしたって、担当はキースな!」
シロエ 「そうですよね。お浄土ガイドは、ぼくたちだと…」
マツカ 「無資格になってしまいますしね…」
ジョミー「ぼくとサムでも無資格だもんね、住職の方は…」
サム  「まだ当分は取れねえぜ、アレ」
キース 「当然だろうが、住職になるには色々とだな…!」

修行も勉強も必要なんだ、と言ってますけど。
自分のレアさを強調しちゃって大丈夫?

2016/05/02 (Mon) 

 

☆責任ある資格


ゴールデンウィークの締めな週末は、生徒会長の家でのんびりと。
そういうシャン学メンバーの話題、キース君の今後と資格についてで。

サム  「キースの苦労は知ってるけどよ…。道場入りも大変だしよ」
シロエ 「坊主頭にする件だけでも、本当に色々ありましたしね」
マツカ 「最初はお坊さんになるのも放棄していた筈ですよ?」
シロエ 「そうです、そうです! 好きにするって言ってましたよ」

考えを変える前までは…、と。

シロエ 「会長の緋色の衣に触発されて、一気に方向転換でした!」
キース 「やかましい! 切っ掛けはどうあれ、結果が大事だ!」

今は立派に副住職だ、と開き直っている感じ。

キース 「サムやジョミーとは違って、戒名もつけられるからな!」
シロエ 「その戒名が厄介な問題なんですけど?」
サム  「スッポンタケにつけちまうなんて、どうかと思うぜ」

いくら住職の資格があってもアレはどうかと…、と深い溜息。

サム  「鯨のパクリか何か知らねえけど、やっちまったしよ…」
スウェナ「それ以来、誰かさんがやって来るのよねえ…」
シロエ 「熱心ですしね、法要が好きで」
マツカ 「法要をするとパワーアップだと信じてますしね…」

キースの資格が災いしました、とマツカ君も。

マツカ 「住職の資格が無かった場合は、問題無かった筈ですが…」
キース 「俺の苦労にケチをつける気か!?」
マツカ 「そういうつもりは…。でもですね…」

その資格が無ければ極楽をガイドする資格だって、という指摘。

マツカ 「無いんですよね、キースには…」
キース 「何が言いたい?」
マツカ 「キースだけが持ってる資格ですよね、という話です」

資格があるなら責任も伴いますからね、と。

マツカ 「無資格よりかは責任も重くなりますよ」
シロエ 「そうですねえ…。どんな資格でもそういう傾向が…」
キース 「重々、承知しているが?」

副住職だしな、と言ってますけど。
本当に分かってるんですか?

2016/05/03 (Tue)

 

☆責任の取り方


元老寺の副住職なのがキース君。簡単には取れない住職という資格。
そして資格に伴うものが責任、無資格よりかは重くなりがちな傾向が。

マツカ 「本当に分かっているんでしょうか…。責任の重さ」
シロエ 「そんな風には見えませんよね、キース先輩…」

未だに分かっていないんじゃあ、と同学年な後輩の視線。

キース 「この俺を愚弄する気か、貴様!?」
シロエ 「嫌ですねえ…。本当のことを言っただけですよ」
キース 「俺は承知していると言ったぞ、住職の資格の責任は!」
シロエ 「だったら、どうして責任を取りに行かないんです?」
キース 「責任?」
シロエ 「そうです、責任というヤツです」

前にも話題になりましたよね、とキース君の顔をまじまじと。

シロエ 「キース先輩が諸悪の根源なんです、最近の色々な災難は」
マツカ 「ぼくにも少しは責任が…。公爵夫妻の件については」
シロエ 「マツカ先輩は自覚があるから、いいんですよ!」

問題は無自覚な人の方です、とビシィ! と指を。

シロエ 「スッポンタケを呼び込んだのはキース先輩ですからね!」
サム  「だよなあ、普通にフェードアウトしそうなキノコなのによ」
ブルー 「戒名をつけてキープしたのはキースだね、うん」

間違いないよ、と生徒会長も。

ブルー 「それも院殿号だから…。立派過ぎて破門も出来ないのをね」
シロエ 「ほら、会長もこう言ってますから!」

この責任を取らないなんて…、と軽蔑の眼差し。

シロエ 「責任の重さが分かっているなら、色々とですね…」
スウェナ「そうねえ、王道は辞任よね」
キース 「辞任だと!?」
シロエ 「いいですね、それ! 無資格になるわけですか!」

それならスッポンタケとも手が切れますよ、と弾ける笑顔。

シロエ 「お浄土ガイドも出来ませんから、辞任がいいかと」
サム  「でもよ、坊主って…」
キース 「一度辞めたら…」

二度と資格が取れないんだが、と顔面蒼白の副住職。
ピンチかも…?

2016/05/04 (Wed) 

 

☆無資格なら安心


諸悪の根源は住職の資格だ、と責められているのが副住職なキース君。
シロエ君のお勧めコースは辞任で、住職の資格もパアですけれど。

キース 「それをやったら、スッポンタケとの縁は切れるが…」
サム  「璃慕恩院とも御縁が切れるぜ、もうスッパリと」
スウェナ「そういう仕組みになってたの? 知らなかったわ」
サム  「あー…。素人さんは普通、知らねえよなあ…」

でもよ、とサム君が言うには、坊主の世界では常識だとか。

サム  「何処の宗派でも、一度辞めたら後がねえんだよ」
キース 「住職になるための修行は一度きり、というのが大原則で…」
ブルー 「昔だったら、何があっても途中で抜けたら終わりだったね」
サム  「うんうん、病気で修行を中断したって、それっきりでよ…」

続きは二度と出来ねえんだよな、と語られる坊主の世界の厳しさ。

サム  「今は中断オッケーだけどよ、辞めて二度目は駄目なんだぜ」
シロエ 「すると、キース先輩が辞任した時は、おしまいですか?」
ブルー 「そういうことだね、二度と資格は取れないから」
スウェナ「それって、ある意味、最強じゃないの!」

辞めてしまえば、とスウェナちゃん。

スウェナ「そしたら二度としなくていいのよ、スッポンタケの法要を」
シロエ 「リスクが高まる一方ですしね、スッポンタケは…」
マツカ 「コアラの国で法要をする話も出ていたくらいですから…」

真面目にお先真っ暗ですよね、と御曹司も。

マツカ 「別荘の手配はかまいませんけど、法要は困りますからね…」
サム  「どんどん調子に乗りやがるしよ…。ヤバイぜ、アレは」

この際、キッパリ手を切らねえか、と僧籍な人まで言い出す始末。

サム  「キースが無資格になってしまえば、安心だしよ…」
キース 「俺が無資格でも、ブルーがいるが!」
ブルー 「でも、ぼくの弟子じゃないからね? スッポンタケは」

君よりは安全な立場なんだよ、と伝説の高僧、銀青様。
キース君、リーチですか?

2016/05/05 (Thu)

 

☆無資格のススメ


副住職なキース君がスッポンタケにつけた戒名、それが不幸の始まり。
けれど住職の資格を捨てれば、二度と来ないのがスッポンタケで。

シロエ 「辞めちゃいましょうよ、キース先輩! 住職なんか!」
キース 「俺は副住職なんだが! 住職ではなくて!」
サム  「でもよ、資格は同じじゃねえかよ」

副住職なのは元老寺の都合だけだろ、と鋭いツッコミ。

サム  「住職だったら親父さんがいるしよ、辞めちまってもよ…」
シロエ 「別に問題無いですよね? アドス和尚が頑張ってれば」
マツカ 「キースはお寺を継ぐ気は無かった筈ですからね」

ぼくたちが初めて出会った頃は、と蒸し返される過去の出来事。

マツカ 「ブルーの緋色の衣が無ければ、違う道を進んでいそうです」
スウェナ「法律を勉強しようと思ってたのよね、確か…」
キース 「そ、それはそうだが…」
シロエ 「だったら、今から方向転換でどうですか? 法律家に!」

そっちの勉強をするというのも良さそうです、と背中をプッシュ。

シロエ 「お坊さんの資格は捨ててしまって、やり直しですよ!」
ジョミー「いいよね、キースが辞めるんだったら、ぼくだって!」

一緒に坊主の道にサヨナラ、と道連れまでが出来そうな感じ。

ジョミー「ぼくの場合は、まだ住職の資格は取っていないけど…」
キース 「貴様、修行も全くしない内から、調子に乗るな!」
ジョミー「でもさあ…。キースみたいに迷惑はかけていないしね?」

ぼくのせいで迷惑した人はゼロの筈だ、と痛い所をグッサリと。

ジョミー「スッポンタケの関係だったら、誰も迷惑してないよ」
シロエ 「あっちの方は、キース先輩が一人でやってますから…」

資格を捨てれば楽になりますよ、と悪魔の囁き。

シロエ 「二度と法要をやらなくってもいいんです!」
サム  「元老寺なら、親父さんが上手くやってくれるぜ」
キース 「そ、そんな…」

辞めたら真面目に後が無いんだが、と焦ってますけど。
さて、どうなる…?

2016/05/06 (Fri)

 

☆続けるなら責任


キース君が持っている住職の資格、それが無ければ付けられない戒名。
辞めてしまえばスッポンタケに追われもしない、という声が多数。

シロエ 「引責辞任って言葉もあります、辞めましょうよ、住職を!」
キース 「だ、だが…。そんなことをしたら、親父がだな…」
サム  「別の道に行こうとしてるんだったら、いいじゃねえかよ」

スッパリ辞めて法律家だぜ、と押しまくる背中。

サム  「元老寺の方が困るんだったら、俺が代わりに入るしよ」
キース 「なんだって!?」
サム  「俺が資格を取ればいいんだろ、住職の」
シロエ 「いいですね! サム先輩が元老寺に入るわけですか!」

それならアドス和尚も困りませんね、とニコニコと。

シロエ 「暫くは副住職が不在ですけど、サム先輩が継ぐんですから」
サム  「俺の方なら、スッポンタケとも無関係だしよ…」
シロエ 「もう、その線で行きましょう!」

スッポンタケとの御縁を綺麗サッパリ切るのが一番、とシロエ君。

シロエ 「後はキース先輩が辞めるだけです、副住職を!」
キース 「俺が今日まで積み重ねた苦労はどうなるんだ!?」
サム  「知らねえよ。…でもよ、それの集大成がスッポンタケだぜ」

値打ちも何も…、と一刀両断。

サム  「キースが辞めれば、俺も入れる寺が出来るし…」
スウェナ「そうねえ、サムは棚ボタだわね」
キース 「だからと言って、俺を家から追い出さなくても!」
シロエ 「…辞めないんだったら、責任は今後もついて来ますよ?」

何かと言えば法要な上に、お浄土ガイドの仕事まで、と。

シロエ 「キース先輩が住職な限りは、ぼくたちもですね…」
スウェナ「巻き込まれるのよね、いろんな不幸に」
シロエ 「そうなんです! 慰謝料を払って欲しいくらいです!」
キース 「慰謝料だと!?」
シロエ 「住職を続けるつもりだったら、責任を取って払って下さい」

金額はこのくらいでお願いします、と出て来た電卓。
凄い額ですけど、一人前とか…?

2016/05/07 (Sat)

 

☆慰謝料をよろしく


キース君が住職の資格を持っている限り、スッポンタケがセットもの。
辞めないのならば慰謝料を、とシロエ君が提示した凄い金額。

シロエ 「もちろん、これが一人分ですから! ぼくにもよろしく」
キース 「い、家を一軒買っても余りそうな額に見えるんだが…!」
スウェナ「もうちょっと増やしてもいいと思うわよ、このくらい」

まだ足りないわ、とスウェナちゃんの指が叩く電卓。

スウェナ「これでどうかしらね、散々酷い目に遭ったんだから」
キース 「と、とても俺には払えそうもないが…!」
シロエ 「出世払いでいいですよ? スッポンタケで儲かりますしね」
マツカ 「そうですね。法要には御布施がつきものですから」

あの人から貰えばいいじゃないですか、とマツカ君までが。

マツカ 「あちらにもスポンサーがついてますから、大丈夫ですよ」
サム  「エロドクターなら楽勝だぜ、うん」
キース 「待ってくれ! それでは俺がタダ働きに…!」
スウェナ「何を寝言を言っているのよ、私たちなんかもっと酷いわ!」
シロエ 「ええ、ぼくたちの扱いはボランティア以下ですからね」

手弁当で法要に参加した上、エライ目に遭う結末です、と。

シロエ 「その点、キース先輩は自己責任ってことになりますから」
サム  「辞めねえんだったら、責任取って貰わねえとよ…」
ジョミー「ぼくたちだって浮かばれないよね、災難続きで」
スウェナ「そうよ、全部キースのせいなんだから!」

タダ働きでもいいじゃないの、と指差す電卓。

スウェナ「出世払いでも分割でもいいわ、払って頂戴!」
キース 「無理だ、俺にはとても払えん…!」
??? 「ぼくなら払ってあげられるけど?」

そのくらいなら、と出ましたソルジャー(会話表記はAブルー)。

Aブルー「スッポンタケの今後のためなら、安いものだし!」
キース 「あんた、助けてくれるのか!?」

有難い、と伏し拝んでいるのがキース君。
住職の資格を守るためには、そこまですると…?

2016/05/08 (Sun)

 

☆慰謝料は払うから


キース君が住職の資格を持っている間は、縁が切れないスッポンタケ。
辞めないのならば慰謝料を、と迫られる所へ出て来たソルジャー。

Aブルー「ぼくなら全額支払えるけれど、もっと沢山欲しいとか?」
シロエ 「これよりも多めにくれるんですか?」
Aブルー「支払いさえすれば、キースの地位が安泰ならね!」
キース 「感謝する…! このままでは、俺は真面目にピンチで…」

親父に寺から叩き出される、とガクブルと。

キース 「住職の資格を捨てたとなったら、もう確実に…!」
Aブルー「ホームレス人生まっしぐらって?」
キース 「そうなるだろうな、托鉢も出来ないわけだから…」

無資格で托鉢をやったとバレたら、警察沙汰だし、とブルブルブル。

キース 「俺には坊主しか職が無いのに、それを失ったら…」
シロエ 「ニートという手もありますけれど?」
キース 「親父が許すと思うのか!」
サム  「無理っぽいよな、アドス和尚じゃ、ニートってのは…」

ホームレスしか残ってねえよ、とサム君も。

サム  「仕方ねえよな、スッポンタケに魂を売って生きるしか…」
Aブルー「ぼくは最高に嬉しいけどねえ、その生き方が!」

スッポンタケに人生を捧げてくれるキース、と満面の笑み。

Aブルー「寝ても起きてもスッポンタケだよ、今日からは!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「そうに決まっているだろう! 助けるんだから!」

感謝の心でスッポンタケに仕えて欲しい、という注文。

Aブルー「まずは位牌を作って欲しいね、立派なのを!」
キース 「位牌だと?」
Aブルー「基本なんだろ、仏様には必須のアイテム!」

それからお仏壇もお願い、とニコニコと。

Aブルー「ぼくのシャングリラには置けないからねえ、預かりで」
キース 「預かり…?」
Aブルー「元老寺でも何処でもいいから、預かってよ!」
キース 「仏壇をか!?」

スッポンタケのための仏壇を…、と愕然ですけど。
この流れだったら、当然ですよね?

2016/05/09 (Mon) 

 

☆お高いのは供養塔


キース君が住職の資格を持っている限りは、御縁が続くスッポンタケ。
辞めないのならば慰謝料を、と迫られる所へ来たのが助け舟で。

Aブルー「慰謝料を代わりに支払う以上は、お仏壇だって!」
キース 「し、しかし…! ウチの寺で仏壇を預かるとなると…」
Aブルー「何か問題でもあるのかい?」
キース 「檀家さんか、元老寺の墓地に墓があるというのが条件で…」

スッポンタケはどっちでもない、という話。

キース 「だから預かるのは無理なんだ!」
Aブルー「なんだ、それなら簡単だよ! この際、お墓も建てるから」
キース 「は、墓だって!?」
Aブルー「前から話が出ていたじゃないか、何回も!」

ぼくの記憶が確かならね、と爽やかな笑顔。

Aブルー「スッポンタケを漏れなく供養するなら、何だっけ…?」
サム  「供養塔かよ、墓とはちょっと違うけどよ…」
Aブルー「そう、それ、それ!」

供養塔だと費用も高いんだよね、とニッコリと。

Aブルー「悪い話じゃないと思うよ、元老寺にとっても」
サム  「だよなあ…。供養塔だと、管理費も高い筈だしよ…」
Aブルー「キース、其処の所はどうなんだい?」
キース 「た、確かに高いが…。供養塔だと場所も取るから…」
Aブルー「じゃあ、それで! 供養塔とかいうのをお願い!」

高いほど値打ちが出そうだからね、と嬉しそうな顔。

Aブルー「供養塔を建てれば、お仏壇も預かって貰えるだろう?」
キース 「そ、それは…」
サム  「供養塔コースなら、仏壇無しでもいけると思うぜ?」
Aブルー「本当かい?」
サム  「寺で毎日供養するのが基本になるしよ…」

専用の位牌を作る筈だぜ、と坊主な知識。

サム  「でもって、朝晩のお勤めの時には、こう、丁重に…」
Aブルー「キースが拝んでくれるわけ?」
サム  「アドス和尚も拝んでくれるぜ、本堂だから」
Aブルー「最高じゃないか!」

それでお願いしなくっちゃ、と突き上げる拳。
スッポンタケの供養塔…?

2016/05/10 (Tue) 

 

☆供養塔がいいな


キース君が住職の資格を持っているせいで、御縁続きのスッポンタケ。
辞めないのなら慰謝料だ、と迫る面々、ソルジャーが払うそうですが。

Aブルー「供養塔コースでお願いしたいね、スッポンタケは!」
サム  「マジでお勧めだぜ、本堂に専用の位牌だからよ」
キース 「俺の立場はどうなるんだ! それをやられたら!」
サム  「何か問題あるのかよ? 供養塔だぜ?」

元老寺のためにもなるじゃねえかよ、と大真面目な顔。

サム  「管理費が入って、月々の供養料だって入って来るしよ」
ブルー 「供養塔の前で法要をすれば、相応の費用も貰えるしね?」
シロエ 「その法要って、高いんですか?」
ブルー 「墓回向とは桁違いだよ、特別に供養するんだから」

キースだけじゃなくて、住職のアドス和尚も出向くのが筋、と。

ブルー 「いい加減な法衣を着てちゃ駄目だし、それだけでもね!」
シロエ 「あー…。法衣のクリーニング代も高いんでしたっけ…」
サム  「お袈裟となったら、もっと高いぜ?」

立派な袈裟で出て貰ったなら、御布施もドンと、という説明。

サム  「供養塔を一つ建てて貰ったら、下手な墓より儲かるぜ」
ブルー 「儲かるという言い方はアレだけど…。そういうことだね」
シロエ 「いいことずくめじゃないですか! キース先輩!」

その供養塔を建てましょう、とシロエ君も乗り気。

シロエ 「ぼくたちも慰謝料を貰えるんなら、文句は無いです」
スウェナ「そうよね、もうちょっと上乗せしたいけど…」
Aブルー「いくらでも払うよ、スッポンタケのためだから!」

キースがスッポンタケに仕えてくれるんだし、と御機嫌な人。

Aブルー「とにかく、まずは供養塔だね。それでお願い」
キース 「親父に殺されるだろうが!」
Aブルー「どうしてだい? 儲かるんだからいいと思うけど?」
キース 「スッポンタケそのものが問題なんだ!」

戒名をつけた件がバレる、とガクガクブルブル。
そういえば内緒でしたっけ、アレ…。

2016/05/11 (Wed)

 

☆供養塔はヤバイ


キース君が住職の資格を持っている限り、縁が切れないスッポンタケ。
慰謝料はソルジャーが支払うとかで、誰も文句は無さそうですけど。

キース 「スッポンタケの供養塔を建てるなら、色々とだな…」
Aブルー「戒名の件もバレるのかい? アドス和尚に?」
キース 「当然だろうが、供養塔だぞ!?」

どうして供養することになるのか、その辺からして突っ込まれる、と。

キース 「なんとか上手く誤魔化したとしても、戒名が…」
Aブルー「誰かにつけて貰いました、っていうので良さそうだけど?」
キース 「今どきは直ぐに調べがつくんだ、ネットのせいで!」

スッポンタケ供養で検索されたらおしまいだ、とブルブルブル。

キース 「誰も供養をしていないのがモロバレだからな!」
シロエ 「あー…。どう調べても出ないでしょうねえ、そういうの…」
マツカ 「火の無い所に煙は全く立ちませんしね…」
Aブルー「じゃあ、偽サイトはどうだろう? シロエの腕なら…」

簡単に作れそうだけど、という質問。

Aブルー「それっぽいのを作ってくれれば安心だよね」
シロエ 「偽サイトですか…。スッポンタケ供養を謳うんですか?」
Aブルー「そういうことだよ、どんなスッポンタケでも任せて安心!」

供養は全部引き受けます、というサイト、とニコニコと。

Aブルー「本家本元は其処だってことにすればオッケー!」
サム  「でもよ、それだと供養塔だって、そっちになるぜ?」
シロエ 「そうですよね…。専門にやっているんなら…」
スウェナ「とっくの昔に建ててそうよね、供養塔だって」
ブルー 「まあね、専門にやってる所は何処もそうだね」

ペット霊園だって似たようなモノ、という指摘。

ブルー 「タイアップしているお寺があるのは、お約束だし…」
Aブルー「それも偽のお寺でどうだろう?」
シロエ 「お寺からしてデッチ上げですか…」
キース 「馬鹿野郎!」

坊主の世界の横の繋がりを舐めるなよ、と真っ青な顔。
即バレですか?

2016/05/12 (Thu)

 

☆危ない供養塔


キース君が持っている住職の資格、縁が切れないのがスッポンタケ。
辞めないのならば慰謝料が必要、ソルジャーが払うと言ってますけど。

キース 「坊主の世界は繋がりまくりだ、存在しない寺はバレるぞ!」
シロエ 「…コアラの国にあるってことでも駄目ですか?」
Aブルー「離れていたら安心だろうと思うけれどね?」
キース 「今の世の中、ネットなんだと言っただろうが!」

変わったことをやっている寺は足がつく、と肩をブルブル。

キース 「それで名前を売りたいのならば別なんだが…」
サム  「炎上したらマズイってか? スッポンタケでよ」
シロエ 「陽動作戦で隠れられそうですけれど?」
スウェナ「そうよね、偽のお寺を探してる間は、キースは無事よ」
キース 「やかましい! 一度祭られたら終わりなんだ!」

誰もがスッポンタケを覚えるだろう、と悪い顔色。

キース 「戒名もセットで覚えまくりで、もし供養塔を建てたなら…」
シロエ 「どうなるんですか?」
キース 「此処が本家だ、と一気に祭りが復活するんだ!」

供養塔の写真がネットに溢れまくりだ、と抱える頭。

キース 「そして親父の耳にも入るぞ、本家はウチだと!」
サム  「しらばっくれても無駄なのかよ、それ?」
キース 「親父だぞ? 俺が吐くまで拷問だろうな」
一同  「「「うわー…」」」

それはコワイ、と誰もがガクブル。

シロエ 「修行じゃなくて拷問なんですか、キース先輩?」
キース 「修行という名で来ると思うが?」
ジョミー「五体投地面を三千回とか、そういうヤツ?」
キース 「回数は決まっていないと思うぞ、吐くまでだけに」

延々と南無阿弥陀仏を唱えて五体投地、と震えまくりで。

キース 「だから供養塔はマズイんだ! 俺が殺される!」
Aブルー「うーん…。キースには生きて貰わないとね…」
キース 「俺が死んだら、スッポンタケは無縁仏だ!」

それでいいなら供養塔で、という話。
供養塔があったら、無縁仏じゃないのでは?

2016/05/13 (Fri)

 

☆供養塔の利点


キース君が持っている住職の資格、捨てないとスッポンタケな御縁が。
けれど捨てたら後が無いとか、慰謝料を払っても続けたいのが副住職。

キース 「いいな、俺に万一のことがあったらスッポンタケはだ…」
サム  「無縁仏って言ってるけどよ…。それってマジかよ?」
キース 「供養する坊主は俺しかいないし、そうなるだろうが!」
サム  「坊主だったら、供養は誰でも出来るんでねえの?」

住職の資格と供養塔があれば、というツッコミ。

サム  「無縁様はよ、お参りする人がいねえヤツだろ?」
キース 「その通りだが?」
サム  「だったら、スッポンタケは無縁様にはならねえぜ?」

法要をしたがる人ならキッチリいるじゃねえかよ、と鋭い指摘。

サム  「でもって供養塔があるなら、後は坊主を連れて来ればよ…」
シロエ 「法要は出来るわけですか?」
サム  「でなきゃ供養塔の意味がねえだろ、建てたって」

漏れなく供養する精神で建てるのが供養塔だから、と解説が。

サム  「ウナギだろうが、スッポンタケだろうが、同じだぜ、うん」
シロエ 「お墓よりもオールマイティーなんですか、供養塔は?」
サム  「誰でもお参り出来るって所が最強でよ…」

御縁が無くても供養のためなら参って良し、と。

サム  「スッポンタケを供養したけりゃ、誰でも法要を頼めるぜ?」
Aブルー「もしかして、キースがいなくても?」
サム  「決まってるじゃねえかよ、坊主は誰でもいけるからよ…」

住職の資格を持った坊主に法要を頼めばオッケーだとか。

サム  「供養塔があったら、其処で法要をするだけだしよ…」
Aブルー「ああ、なるほど! ブルーでもかまわないんだね!」
ブルー 「そういうことになるのかな…。気が乗らないけど」
Aブルー「素晴らしいじゃないか、供養塔!」
キース 「待て、建てる気か!?」
Aブルー「いい感じだしね?」

君がいなくてもOKな所が気に入った、とグッと拳を。
これってヤバくないですか?

2016/05/14 (Sat) 

 

☆供養塔が一番


キース君が住職の資格を持っている限り、縁が切れないスッポンタケ。
けれども供養塔を建てれば、キース君が不在でも出来る法要。

Aブルー「慰謝料を払うのもいいんだけどさ…。保険は欲しいよ」
シロエ 「万一の場合に備えるんですね、供養塔を建てて?」
Aブルー「今のままだと、キースに何かあった時には困るしね…」

誰も法要をしてくれないし、とソルジャーの心配はスッポンタケへと。

Aブルー「コアラの国でやるにしたって、キースがいないと…」
サム  「あー…。あっちのお寺に紹介するヤツがいねえしなあ…」
シロエ 「会長なら紹介出来そうですけど、やりませんよね?」
ブルー 「当たり前だよ、どうしてぼくが!」

あんな迷惑なモノを供養するために動かなくてはいけないのだ、と。

ブルー 「御免蒙るよ、そういうコースは! 御布施を貰っても!」
Aブルー「ほらね、ブルーもこの有様だし、供養塔があれば…」
シロエ 「安心ですよね、住職の資格があるお坊さんは多いですから」
サム  「供養塔があったら、無縁仏になる心配もねえし…」

俺も大いにお勧めするぜ、とサム君もプッシュな供養塔。

サム  「予算に困らねえんだったら、建てておくのが一番だぜ」
Aブルー「デザインとかが難しいのかな、供養塔は?」
ブルー 「あんまり言いたくないけれど…。そっちの面でも素敵だよ」
Aブルー「どういう意味だい?」
ブルー 「供養塔には細かい決まりが無いんだよ。…お墓ほどには」

どんな形もオッケーだから、と銀青様の太鼓判。

ブルー 「最近はお墓も縛りが緩くなったけど…。供養塔の方は…」
サム  「もっと前から好きな形にしていいってことでよ…」
Aブルー「本当かい?」
ブルー 「こんな事で嘘はつかないよ。ソレイド八十八ヶ所をさ…」
サム  「アレを開いたお大師様の所は凄いぜ、供養塔がよ」
Aブルー「どんな感じに?」

凄いのかな、という質問ですけど。
答えによっては、供養塔コースをまっしぐらでは…?

2016/05/15 (Sun)





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☆頼まれた蓮の花


新年度も変わらず1年A組な面々、生徒会長宅でパーティー中ですが。
今後、ソルジャー夫妻がやって来た時は、キース君に担当させる方針。

マツカ 「お浄土で同じ蓮の花を希望でしたよ、あの二人は」
シロエ 「いい蓮の花をゲットしたいという話ですよね?」

キース先輩に頼んでいたじゃないですか、とシロエ君も。

シロエ 「キャプテンと一緒に同じ蓮の上で、阿弥陀様からは…」
サム  「思い切り離れた蓮がいいとか言ってやがったよな」
ブルー 「そうだったっけね、阿弥陀様の目が届きにくいから…」

あっちのハーレイはヘタレらしいし、と生徒会長が溜息を。

ブルー 「見られていると駄目だってことで、遠い蓮の花を…」
サム  「普通だったら、阿弥陀様に近い蓮を希望するのによ…」

有難さが全然違うんだから、とサム君も呆れるソルジャーの希望。

サム  「阿弥陀様から遠い場所だと、価値が下がるしよ…」
シロエ 「…お浄土にも不動産屋さんがいるんですか?」
ブルー 「そうじゃないけど、あの世での気分の問題だね!」

阿弥陀様に近いほど、有難いお言葉もよく聞こえるし…、と。

ブルー 「離れた所を希望するのは、ブルーくらいだと思うけど?」
シロエ 「キース先輩は、リクエストに応えているわけですよね?」
サム  「朝晩のお勤めでやってる筈だぜ、どうなんだよ?」
キース 「そ、それは…。頼まれたからには、俺もプロだし…」
スウェナ「だったら、お浄土ガイドの延長じゃないの!」

爆買いの案内をすることだって…、と鋭い指摘。

スウェナ「そうでなくても、人を導くのがお坊さんでしょ?」
サム  「仏の道ってことになったら、間違いねえよな」
キース 「あいつらだったら、仏の道とは無関係だが!」
ジョミー「…そうだっけ?」

お馴染みさんだよ、とジロジロと。

ジョミー「スッポンタケとか…」
シロエ 「法要ですよね?」

法要が仏の道でなければ何だと、と畳み掛け。
キース君、死亡フラグかも?

2016/04/16 (Sat)

 

☆お浄土どころか

 
今後ソルジャー夫妻がやって来た時は、キース君が担当するという話。
そういう方向で突っ走っているシャン学メンバー、溢れる自信。

シロエ 「キース先輩は仏の道のプロなんですから、完璧ですよ!」
サム  「坊主は人を導いてなんぼだからよ…。頑張れよな」
キース 「だが、爆買いは絶対に違う!」
スウェナ「そんなことないでしょ、要は切っ掛けの問題なんだし」

仏の道に導くためなら、爆買いのガイドも引き受けてこそ、と。

スウェナ「お浄土の案内もやってるんだし、極めるべきよ!」
ジョミー「蓮の花には案内出来ても、爆買いは無理って言うのはさ…」
サム  「有り得ねえよな、爆買いのガイドに難しい資格は…」
シロエ 「要りませんよね、お浄土の方のプロと違って」

これからは任せておきましょう、と話を纏めに。

シロエ 「爆買いも、ドクツルタケが寄越す荷物も、全部です!」
キース 「ま、待て、それは…!」
ブルー 「何か問題でもあるのかい?」
キース 「俺は本当に蓮の花しか引き受けた覚えは…!」
??? 「そうだろうけど、頼もしいよ!」

ぼくにとっては、と出ました、ソルジャー(会話表記はAブルー)。

一同  「「「ひいぃっ!!!」」」
Aブルー「何をドン引きしてるんだろうね、失礼な!」

ハーレイも来ていないというのに…、と見回す御馳走の山。

Aブルー「これって食べてもいいんだよねえ、パーティー料理!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 自信作だよ、どんどん食べてね!」
Aブルー「ありがとう! それでさ、お浄土の話だけどさ…」

極楽へのガイドは全部キースでいいんだろうか、とお尋ねが。

Aブルー「爆買いは当然お願いしたいし、ホテルの手配も…」
一同  「「「ホテル?」」」」
Aブルー「ぼくのハーレイと一緒に泊まるホテルだよ!」
キース 「何故、俺がそれを!?」
Aブルー「ホテルに泊まれば、当然、セックス!」

目指す所は昇天なんだし、極楽だろう、という理論。
ヤバくないですか?

2016/04/17 (Sun)

 

☆素人さんに開眼


今年度もよろしくパーティー中のシャン学メンバー、其処へお客様が。
いわゆるソルジャー登場でして、ホテルの手配もキース君にとか。

Aブルー「極楽に案内してくれるんなら、ホテルも期待出来るよね!」
キース 「俺にどうしろと!?」
Aブルー「素敵なホテルを選んでくれればいいんだよ!」

予算の心配はしないでいいから、と太っ腹。

Aブルー「お金はノルディが出してくれるし、君は手配だけ!」
キース 「そっちもノルディに任せておけばいいだろう!」

あいつはプロだ、というのがノルディで、エロドクターで大金持ち。

キース 「それにゲイだし、あんたに御執心だしな!」
Aブルー「プロもいいけど、素人さんのチョイスも捨て難いしねえ…」
キース 「は?」
Aブルー「兄貴シリーズの監督のDVDで開眼したんだよ!」

流石は公爵が贔屓にしているAV監督、とウットリと。

Aブルー「素人さんの本番がウケる世界が素敵でさ…」
キース 「兄貴シリーズはプロだと思うが?」
シロエ 「CDが出ているくらいですしね…」
Aブルー「それなんだけどね、さりげなく入っているんだよ!」

無理なく自然に作品の中に、と語られ始めるイヤンな世界。

Aブルー「兄貴が公園で覗き見するとか、そんな感じで!」
一同  「「「公園!?」」」
Aブルー「植え込みの中とか、色々あるしね!」

隠れてセックスに励める場所は、とニコニコニッコリ。

Aブルー「そういう所で素人さんが本番中でさ…」
キース 「…俺は、その道に興味は無いが?」
Aブルー「だからこそだよ、素人だろう?」

ホテルのチョイスも任せて楽しみ、と満面の笑顔。

Aブルー「ノルディだと趣味に走りまくって手配するしさ…」
キース 「あんたには似合いのホテルだろうが!」
Aブルー「それじゃ刺激が足りないんだよ!」
シロエ 「…刺激ですか?」
Aブルー「イケナイことをしている感じが…」

欲しいんだよねえ、とキース君をチラ見。
どんなホテルを手配しろと?

2016/04/18 (Mon)

 

☆イケナイのを希望


今年度もよろしくパーティー中の所へ、やって来たのがソルジャーで。
キース君にホテルの手配を頼みたいそうで、刺激がどうとか。

Aブルー「セックスの醍醐味は色々あるけど、後ろめたいのも…」
キース 「そういう玄人向けの世界は知らん!」

素人向けでもサッパリなのに、という反論。

キース 「あんたの期待に応えられる気は全くしないが!」
Aブルー「そうでもないと思うけど…。イケナイことだよ?」

其処がポイント、とキース君の顔をまじまじと。

Aブルー「阿弥陀様から遠い蓮の花を、君にお願いしてるよね?」
キース 「妙な注文だが、頼まれたら仕方ないからな…」
Aブルー「ヒントはそれだよ、阿弥陀様の視線があったりすると…」
シロエ 「後ろめたいというわけですか?」
Aブルー「ぼくはともかく、ぼくのハーレイがね!」

見られていると意気消沈なタイプだから、と毎度の解説。

Aブルー「つまりセックスはイケナイこと、という括りでさ…」
ブルー 「分かってるんなら、少しは控えて欲しいんだけどね?」

話題も含めて、と生徒会長。

ブルー 「君が出て来ると大いに迷惑なんだよ、ぼくたちは!」
Aブルー「だからキースが担当するって聞いたけど?」

ぼくたちのガイドも全部キース、と話を聞いていた模様。

Aブルー「まずはホテルの手配から! 素人さんの良さを生かして!」
キース 「…ホテル・アルテメシアのスイートでいいか?」
Aブルー「ダメダメ、そんな定番のトコは!」

後ろめたい感じもしないじゃないか、と不満そうな顔。

Aブルー「イケナイ感じを味わいたいと思ってるのに…」
キース 「極楽の蓮を希望だったら、そっちに行って欲しいんだが!」
Aブルー「まだまだ長生きする予定だから、それは困るよ!」
キース 「なら、どういうのがいいと言うんだ!」
Aブルー「阿弥陀様つきのホテルとか…」
一同  「「「阿弥陀様!?」」」

どんなホテルだ、と一同、ビックリ仰天。
阿弥陀様つきって…?

2016/04/19 (Tue)

 

☆阿弥陀様のホテル


ソルジャー夫妻はキース君が担当すべし、と唱えるシャン学メンバー。
噂をすれば出て来たオチで、阿弥陀様つきのホテルの手配を希望。

Aブルー「せっかくだからね、生きてる間にも極楽気分で!」
キース 「何処のホテルでも極楽だろうが!」

あんたの論法で行くんならな、という反撃。

キース 「夫婦で泊まれば何処でも極楽、違うのか!?」
Aブルー「セックスだけなら、そうなんだけど…。昇天だしね!」
キース 「なら、阿弥陀様は必要なかろう!」
Aブルー「極楽気分を味わいたい、って言ってるじゃないか!」

阿弥陀様の視線を感じながらのイケナイ時間、とニコニコと。

Aブルー「離れた所の蓮の上だよ、そういう気分で一発だよ!」
キース 「き、貴様…!」

いっぺん死んで来やがれ、と怒鳴る副住職。

キース 「死ねば極楽に直行だからな、南無阿弥陀仏の心でな!」
サム  「うんうん、お念仏を唱えりゃ誰でも行けるしよ…」
Aブルー「長生きしたいって言った筈だよ、死ぬ気は無いから!」

でも阿弥陀様のいらっしゃる所で一発なのだ、とグッと拳を。

Aブルー「丁度いい距離感のホテルがあってさ…」
キース 「知っているなら、予約をすればいいだろう!」
シロエ 「そうですよね…。キース先輩に頼む必要は…」
スウェナ「ほら、ガイドに決まったからじゃないの?」

お浄土ガイドのプロなんだから、と言われて納得、シャン学メンバー。

シロエ 「そっちでしたか、それならキース先輩ですね」
ジョミー「初仕事だよね、頑張って!」
マツカ 「予算の心配は無いそうですから、大丈夫ですよ」

エロドクターなら破格のホテルだって、と御曹司も保証。

マツカ 「きっと任せて安心です。キースは予約をするだけで」
キース 「本当に俺の仕事になるのか?」
Aブルー「君なら間違いないからね!」
キース 「仕方ない…。ホテルの名前を教えてくれ」

あくまで予約だけだからな、と言ってますけど。
本当にそれだけで済みますか…?

2016/04/20 (Wed)

 

☆ガイドのお仕事


お浄土ガイドのプロだから、とキース君の担当らしいソルジャー夫妻。
初仕事は阿弥陀様なホテルの予約で、引き受けざるを得ない状況で。

Aブルー「ホテルの名前を言えば予約をしてくれるんだね?」
キース 「くどいようだが、其処までだぞ?」
Aブルー「現地までの案内もお願いしたいんだけど…」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「ほら、色々とあるだろう? チェックインとか!」

そういうのもガイドの仕事なんじゃあ…、という話。

Aブルー「ぼくたちは全く分かっていないし、やってくれても…」
キース 「遠い所じゃないだろうな?」
シロエ 「キース先輩、その辺は心配要りませんよ!」

瞬間移動がありますからね、と他人事のノリ。

シロエ 「チェックインくらいは、仕事ってことでいいでしょう?」
スウェナ「食事の手配もしてあげるべきよ、プロのガイドでしょ?」
キース 「お前ら、俺をどうする気だ!」
ジョミー「これからは全部、任せておこうってコトになったしさ…」
サム  「頑張ってくれよな、俺たちはトンズラするからよ」

スッポンタケもドクツルタケも纏めて頼むぜ、と逃げの態勢。

キース 「そ、そんな…」
ブルー 「君が諸悪の根源だしねえ、初仕事は大いに頑張りたまえ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ガイドさんデビューだね!」

行ってらっしゃぁーい! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も手をブンブン。

ぶるぅ 「お弁当とかが要るなら言ってね、用意するから!」
キース 「頼む、追い込まないでくれ…!」

添乗員までは御免蒙る、とガクガクブルブル。

キース 「あくまで予約とチェックインまでだ、そういうことで…!」
Aブルー「仕方ないねえ、初仕事だから許そうかな…」
キース 「是非、許してくれ!」

それで何処だ、と改めて質問。

キース 「あんたが泊まりたいホテルの名前は、何と言うんだ?」
Aブルー「それなんだけど…」

名前が謎で、という返事。
いったい、何処で見付けて来たホテルだと…?

2016/04/21 (Thu)

 

☆ホテルの名前は


お浄土ガイドのプロなのが坊主、キース君が担当するソルジャー夫妻。
初仕事は阿弥陀様なホテルの予約ですけど、ホテルの名前が謎だとか。

キース 「名前も分からないホテルは予約出来んぞ」
シロエ 「そうですねえ…。其処は大事な所ですよね」
サム  「電話番号とかは知らねえのかよ?」
Aブルー「そっちの方も謎なんだよねえ…」

困ったことに、と言われましても。

キース 「まさか、本物のお浄土ではないだろうな?」
ジョミー「あー! そっちだったら、電話があるわけないもんね!」
シロエ 「阿弥陀様から一番遠い蓮の花の上ってことですか?」

そういう場所ならホテルの名前もありませんよね、と納得中。

シロエ 「でも、キース先輩ならプロですから!」
サム  「きちんと送ってくれると思うぜ、お念仏でよ」
Aブルー「死ぬ気はないって言ってるだろう!」

お浄土になんか行かないから、と仏頂面。

Aブルー「キースなら予約は簡単なんだよ、そのホテルはね!」
キース 「待て、璃慕恩院の直営のヤツか!?」
ジョミー「ぼくとサムが修行体験ツアーの初日に行くトコ!?」
サム  「そういや、初日の晩飯、会館だよな…?」
シロエ 「なんですか、その会館って?」
ブルー 「忘れたのかい? キースの道場入りの時にさ…」

最終日に出迎えに行った時にホテルがあっただろう、という説明。

ブルー 「基本は信者さん向けで、でも観光客もオッケーの…」
シロエ 「そういえば…。あそこなら阿弥陀様に近いですね」
サム  「お膝元とも言うくらいだぜ」
キース 「あ、あそこは流石に…」

紹介したら俺の命がヤバイ、と顔面蒼白。

キース 「俺の名前も面も割れてるし、場合によっては…」
Aブルー「ヤバイことになるっていうのかい?」
キース 「あんたが謹んでくれるんだったら、大丈夫だがな!」
Aブルー「何を言うかな、イケナイことをしに行くんだよ?」

慎むなんて、という発言。
キース君、真面目にピンチですか?

2016/04/22 (Fri) 

 

☆好みのホテルは


お浄土ガイドのプロなばかりに、キース君が請け負うソルジャー夫妻。
阿弥陀様に近いホテルを予約したいとか、けれども場所が問題で。

キース 「頼む、あの会館だけはやめてくれ!」
Aブルー「そんなにマズイ場所なのかい?」
キース 「普通の観光客なら問題は無いが、あんたの場合は…」

泊まったが最後、何をやるかが心配すぎる、とガクブルと。

キース 「ただ泊まるだけじゃないというのは明らかだからな!」
Aブルー「そうだよ、せっかく泊まるんだから! イケナイことを!」

後ろめたい気分でエッチな時間、とウットリと。

Aブルー「阿弥陀様から遠い蓮の花にいるつもりでさ!」
キース 「それが困ると言っているんだ!」
Aブルー「…セックスは禁止じゃないだろう?」

ホテルなんだし、という質問。

Aブルー「それ専門のホテルじゃなくても、ホテルなんだしね?」
キース 「…た、多分、禁止されてはいないだろうが…」

宿泊約款に明記されてはいないだろうが、とタラリ冷汗。

キース 「しかし、慎むのが筋というもので!」
Aブルー「いいけどね…。ぼくが泊まりたいのは其処じゃないから」
キース 「なんだって?」
Aブルー「そんな面倒なホテルはどうでもいいんだよ!」

もっと融通が利くホテルが好み、とニンマリ。

Aブルー「キースさえいれば、色々便利に泊まれるからねえ…」
キース 「…あんた、俺とマツカを間違えてないか?」

宿泊担当はマツカなんだが、と真面目な返事。

キース 「あちこちに別荘を持っているのはマツカだぞ?」
シロエ 「そうですねえ…。この国だけじゃないですもんね」
ジョミー「下手なホテルよりゴージャスだよね?」

ホントに間違えているのかも、と視線が集中してますけれど。

Aブルー「間違えてないよ、阿弥陀様つきのホテルだよ?」
サム  「あー…。それはマツカの担当じゃねえな」
キース 「しかしだな!」

俺はホテルは持っていない、と正論が。
ただの副住職ですしね?

2016/04/23 (Sat)

 

☆確かにあります


お浄土ガイドのプロなら出来る、とキース君の担当なソルジャー夫妻。
初仕事は阿弥陀様つきのホテルの予約で、融通が利くそうですけれど。

キース 「俺が持っているのは住職の資格というヤツだけだ!」
Aブルー「そうでもないと思うけど?」
シロエ 「でもですね…。キース先輩は本当にホテルと無縁ですよ?」

ただの坊主に過ぎませんから、とシロエ君も。

シロエ 「阿弥陀様つきのホテルにしたって、持ってませんよ」
マツカ 「ぼくの父も持っていませんが…。そういうホテルは」
Aブルー「キースも個人的には持っていないね、言われてみれば」
キース 「璃慕恩院の会館は絶対お断りだぞ!」
Aブルー「ぼくも要らないと言ったよ、其処は」

もっと気楽なホテルが好み、とキース君の方を見てニコニコと。

Aブルー「君の家にもある筈だよ! 立派なホテルが!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「阿弥陀様つきのホテルのことだよ、ほら、境内に!」

泊まれる施設があるじゃないか、という指摘。

Aブルー「部屋にお風呂はついてないけど、立派なのが!」
キース 「そ、そいつは、もしかしなくてもだな…!」
サム  「アレかよ、元老寺の宿坊かよ?」
Aブルー「そう、それ、それ! その名前がさ…」

出て来なくってね、と振っている頭。

Aブルー「ぼくの世界には無いものだから…。お寺も、それも」
キース 「あんた、宿坊に泊まる気か!?」
Aブルー「正確には、ぼくとハーレイがね!」

夫婦で泊めて欲しいんだけど、という注文。

Aブルー「食事は食堂って決まりだよねえ、其処を部屋食!」
一同  「「「部屋食!?」」」
Aブルー「選べるホテルもあるじゃないか! そういうのが!」

頼めば部屋で食事なサービス、と妙に詳しいホテル事情。

Aブルー「ルームサービスとは違った感じで、部屋で和食で…」
シロエ 「ありますね…」
キース 「待ってくれ!」

勝手に話を進めないでくれ、とアタフタと。
宿坊ですか…?

2016/04/24 (Sun)

 

☆仕出しでお願い


お浄土ガイドのプロなんだし、とキース君が任されたソルジャー夫妻。
なんと元老寺の宿坊に宿泊希望で、食事は部屋食がいいのだそうで。

Aブルー「お金だったら払うから! 別料金でも、高くてもね!」
キース 「そ、そういう問題ではなくてだな…!」
Aブルー「精進料理しか出ないんだったら、仕出しもいいねえ…」

頼めば手配出来そうだけど、とニコニコと。

Aブルー「ほら、料理人ごと貸し出すサービスもあるらしいしさ!」
マツカ 「ありますね…。ぼくの家でも、たまにお願いしますよ」

大切なお客様のおもてなしにはプロの和食で、と御曹司。

マツカ 「海外からのお客様だと、とてもお喜びになりますし…」
Aブルー「あれはキッチンがあれば来てくれるんだよね?」
マツカ 「そうですね。頼めば器も全部持って来て下さいますから」

用意する物は何もありませんね、と流石のスキル。

マツカ 「お任せでいけば、出来上がった料理を食べるだけです」
Aブルー「こっちから注文も出来るのかい?」
マツカ 「ええ。この器でとか、こういう食材でとか…」

プロだけに応えてくれますよ、という答え。

マツカ 「献立も色々検討出来ます、早めに注文しておけば」
Aブルー「いいねえ、それじゃ極楽っぽい料理も頼めるんだね?」
マツカ 「法事用ではない…ですよね?」
Aブルー「極楽の蓮のイメージで頼みたいんだけれど…」
マツカ 「そういう注文もアリですよ」

料理人の腕の見せ所です、と御曹司トーク。

マツカ 「こだわりの注文に、どう応えるかで腕を問われますから…」
Aブルー「だったら、それでお願いしようかな?」

其処のキースに、と視線をチラリ。

Aブルー「部屋食で、ついでに仕出しなコースで!」
キース 「あんた、宿坊の厨房を貸し切るつもりか!?」
Aブルー「お金さえ払えばいいんだろう?」
キース 「し、しかしだな…!」

宿坊をやっているのは俺ではなくて…、とガクブルと。
元老寺の経営ですもんね?

2016/04/25 (Mon)

 

☆部屋食もお任せ


お浄土ガイドのプロなばかりに、キース君が担当するソルジャー夫妻。
元老寺の宿坊に宿泊希望で、プロの料理人を呼んで料理をさせるとか。

Aブルー「君が経営していなくてもさ、あそこは君の家だろう?」
キース 「俺は宿坊には住んでいないが!」
Aブルー「そんなことは百も承知だよ! でも元老寺は…」

君の家だよね、と容赦ない視線。

Aブルー「だから境内の宿坊だって! 君の家には違いないかと!」
キース 「そ、それは…。しかし、だからと言って…」
Aブルー「急には予約出来ないとでも?」
キース 「ま、まあ…。ああ見えても、ウチの宿坊は地味に人気で…」

予約が入っていない日は滅多に無い、と悪い顔色。

キース 「他のお客様にも迷惑になるし、厨房を貸すというヤツは…」
Aブルー「それは料理を作れなくなるという意味で?」
キース 「当然だろうが、宿坊の厨房はお客様用のヤツなんだ!」
Aブルー「なんだ、それなら心配ゼロだよ! ドンと任せて!」

他のお客様にも高級料亭の味を用意でいいだろう、と極上の笑み。

Aブルー「何人泊まるのか教えてくれれば、そっちの分も!」
シロエ 「もしかして、おごるわけですか!?」
Aブルー「そうだけど? もちろん、そっちも部屋食でね!」

最高の料理は部屋食でこそ、と妙なこだわり。

Aブルー「マツカ、配膳のプロも頼めるよね? その仕出し!」
マツカ 「もちろんです。お客様のご要望に応えてこそです」
Aブルー「ほら、部屋食の方も解決だよね!」

だから是非とも宿坊を…、と膝をズズイと。

Aブルー「ぼくとハーレイを泊めてくれればいいんだよ!」
キース 「あんたのやることが迷惑なんだが!」
Aブルー「食事の手配はプロがするから、大丈夫!」
キース 「狙いは別にあるんだろうが!」
Aブルー「そうだよ、イケナイことをしなくちゃ!」
キース 「宿坊を何だと思ってるんだ!」

御本尊様を舐めているのか、と睨んでますけど。
その御本尊様が阿弥陀様ですよ?

2016/04/26 (Tue)

 

☆若い人にも人気


お浄土ガイドのプロ認定で、キース君の担当になったソルジャー夫妻。
元老寺の宿坊に泊まりたいとかで、プロの料理人を呼んでの部屋食。

キース 「一万歩譲って、部屋食とやらが精進料理でなくてもだ…!」
Aブルー「精進料理が基本なのかい、宿坊は?」
キース 「あんた、本当に何だと思っているんだ、宿坊を!」
Aブルー「お寺のホテルっていうヤツだろう? …阿弥陀様つきの」

お金を払えば誰でも泊まれて、夫婦だったらイケナイことも…、と。

Aブルー「布団だろうけど、ヤることは何処でも出来るしね!」
キース 「御本尊様がいらっしゃるんだぞ、慎むのが筋だ!」
Aブルー「それって、宿泊約款とやらに書いてあるわけ?」
キース 「うっ…」

グッと詰まった副住職。

Aブルー「ほらね、やっぱり書いてないんだ、セックス禁止とは!」
キース 「其処の所は推し量れというスタンスで!」
Aブルー「でもさ、中にはヤッてる人も…。いると思うよ?」

一般のお客さんも泊まるのなら、と鋭いツッコミ。

Aブルー「若いカップルだったら、エッチだって!」
シロエ 「…絶対に無いとは言い切れませんね…」
サム  「宿坊はお得に泊まれるっていう認識だしよ…」
スウェナ「若い人にも地味に人気よね、クオリティの割に安いから」
ブルー 「おもてなしの心で、安く設定するからね…」

よろしかったら仏の道も覗いて下さい、という精神だそうで。

ブルー 「値段が高いと、素人さんに敬遠されちゃうし…」
シロエ 「それで宿坊は安いんですか!」
サム  「仏の道に親しむ切っ掛けになれば、坊主も嬉しいしよ…」
スウェナ「元老寺のも、学生さんとかが泊まってるわよね?」

学生以外でも若い人たちは多い筈よ、とイヤンな証言。

スウェナ「カップルもいると思うけど…」
キース 「今の流れで言わないでくれ!」
Aブルー「いるってわけだね、ヤリたい盛りの人たちも!」

全く問題無いじゃないか、と満面の笑顔。
ヤバイんじゃあ…?

2016/04/27 (Wed) 

 

☆宿坊をよろしく


お浄土ガイドのプロだから、とキース君が引き受けたソルジャー夫妻。
元老寺の宿坊に泊まってイケナイことを、という注文で。

Aブルー「若いカップルがヤッてるんなら、ぼくたちだってね!」
キース 「頼むから、俺の立場も考えてくれ!」
Aブルー「立場って…。ぼくたちがヤッてるかどうかってことは…」

君には関係ないんじゃあ…、という質問。

Aブルー「監視カメラが部屋にあるなら、別だけれどさ」
サム  「おい、そういうのがついてるのかよ?」
キース 「いや、無いが…。お客様のプライバシーもあるから」
Aブルー「だったら、誰にも分からないじゃないか! 部屋の中は!」

ぼくとハーレイが熱くヤッてても、問題無し! とキッパリと。

Aブルー「声が漏れるとヤバイんだったら、シールドするしね!」
キース 「そこまでしようと言うのか、あんた!?」
Aブルー「極楽気分を味わえるんだよ? 阿弥陀様から遠い蓮の花!」

其処でエッチな時に備えて今から練習、とニコニコニッコリ。

Aブルー「ぼくのハーレイはヘタレだからねえ、予行演習も必要だよ」
キース 「そのために宿坊に泊まりたいと!?」
Aブルー「決まってるじゃないか、せっかく君がいるんだから!」

もう最強のガイドだよね、と決め付ける姿勢。

Aブルー「とにかく予約の方をよろしく! それと部屋食!」
キース 「本当に俺の立場がヤバイんだが!」
Aブルー「何を言うのさ、どうせ元からヤバイじゃないか!」

スッポンタケの件がバレたら死亡なんだし、と強烈な台詞。

Aブルー「それは黙っておいてあげるから、宿坊をね!」
キース 「あんた、親父にチクる気なのか!?」
Aブルー「宿坊に泊めてくれないならね!」

ブルーのふりをしてチクるまでだ、と怖すぎる脅し。

Aブルー「見た目じゃ区別がつかないからねえ…」
シロエ 「それは言えてますね」
Aブルー「ね、強いだろう?」

宿坊の件も直訴って手も…、とニヤニヤと。
銀青様なら断れませんね?

2016/04/28 (Thu)

 

☆宿坊に泊まると


お浄土ガイドのプロなキース君、ソルジャー夫妻を引き受ける羽目に。
元老寺の宿坊に泊まりたいとかで、部屋食を希望だと我儘放題で。

Aブルー「ぼくがブルーのふりをすればさ、宿坊だって楽勝だよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 泊まっても何もしなくていいしね!」

お勤めの時だけ顔を出せば…、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「それも座っているだけでいいし、楽チンだよ!」
Aブルー「えっと…。お勤めって?」
ブルー 「宿坊だからね、朝と夕方にはお勤めなんだよ、本堂で」

一般の人はスルーでいいけど、ぼくの場合は高僧だから、という解説。

ブルー 「アドス和尚だけじゃないしね、ぼくの正体を知ってる人は」
シロエ 「そういえば…。宿坊の職員さんも御存知ですよね」
ブルー 「大晦日には、毎年お世話になってるからね」
Aブルー「ちょ、ちょっと待ってよ! ぼくが君のふりをしたら…」
ブルー 「本堂に最高の席を用意して貰えるけれど?」

座ってるだけでいいんだけどね、とニコニコと。

ブルー 「三十分ほど正座してれば、それでオッケー!」
Aブルー「せ、正座って…。そのお勤めは必須なわけ?」
ブルー 「一般のお客さんなら、スルーしたって大丈夫だけど…」
キース 「銀青様のお越しとなったら、親父も大いに張り切るな」

まさか、あんただとは気が付くまい、とキース君もニヤリ。

キース 「是非、泊まってくれ! 手配するから」
シロエ 「ぼくも一緒に泊まりたいです、お願いします!」
サム  「おい、正気かよ? あんなのと泊まったら地獄だぜ?」
シロエ 「でもですね…。最高の部屋食がセットですよ?」

他のお客さんにもサービスだと言っていましたから…、と。

シロエ 「お勤めくらいは慣れてますしね、此処はグルメで!」
ジョミー「そっか、そういうことになるよね、同じ日に泊まれば!」
Aブルー「え、えっと…?」

朝晩のお勤めな上に、シロエも来るわけ、とソルジャー、丸い目。
さて、どうなる?

2016/04/29 (Fri)

 

☆宿坊の落とし穴


お浄土ガイドのプロだから、とキース君の担当らしいソルジャー夫妻。
元老寺の宿坊に泊まりたいとかで、只今、暴走中ですけれど。

Aブルー「泊まったら本堂で正座させられて、シロエも来るって?」
スウェナ「私も行くわよ、高級料亭の味でお部屋食でしょ?」
ジョミー「ぼくも泊まるよ、お勤めがセットでも、お得だしね!」
サム  「俺だって! お勤めは元から慣れてるしよ…」
マツカ 「ぼくも行きます、せっかくですから」

合宿気分で盛り上がりましょう、とマツカ君も。

マツカ 「料亭の紹介は任せて下さい、ぼくにも責任はありますしね」
サム  「あー…。ドクツルタケとの御縁の方かよ」
ジョミー「マツカの身バレが原因だしね…」
キース 「よし! つまり全員、宿坊に宿泊希望なんだな?」

是非来てくれ、と俄然、張り切る副住職。

キース 「眺めのいい部屋を用意するから、楽しんでくれ!」
Aブルー「…ぼくは正座をさせられるのかい?」
ブルー 「そうなるだろうね、ぼくにしか見えない限りはね!」

アドス和尚も宿坊の人も、丁重に扱ってくれるだろう、という発言。

ブルー 「お寺ライフもいいものだよ。阿弥陀様だっておいでだし…」
キース 「御本尊様に一番近い席がブルーのポジションだからな」

其処で正座を三十分だ、と大真面目な顔。

キース 「それで、いつ来るんだ? ゴールデンウィークか?」
Aブルー「正座をしないで済むコースは?」
キース 「生憎と無いな、あんたの顔がソレな限りはな!」
Aブルー「サイオニック・ドリームで他人のふりは?」
キース 「その場合は、あくまで他人だからな…」

ガイドも出来んし、優遇も出来ん、とキッパリと。

キース 「それで良ければ予約を受けるが」
Aブルー「部屋食は無しになるってことかい?」
キース 「優遇する理由が無い以上はな」
Aブルー「それだと、ちっとも嬉しくないから!」

宿坊は嫌だ、という絶叫。
断って貰えて万歳の声が響き渡る中、中継終了~。

2016/04/30 (Sat)





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