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シャングリラ学園つれづれ語り

☆煩悩を拾え


姫はじめが何かも分かっていないシャン学メンバー。
けれどソルジャーは勝手に納得、お正月の二日は煩悩を待つという話で。

Aブルー「楽しみだなぁ、もう思いっ切り期待できそう!」
キース 「あんた、煩悩が何か分かっているのか?」
Aブルー「この一年で積み重なったアレやらコレやら一杯なんだろ?」

これを貰わずして何とする、とソルジャー、拳を握っております。

Aブルー「どんな煩悩が流れてくるかな、激しいのとかエロいのとか」
一同  「「「え?」」」
Aブルー「思いもよらないプレイだとかさ、貰わなくっちゃ損だって!」
ブルー 「ちょ、ちょっと待った!」
Aブルー「その先禁止、と言いたいわけ?」
ブルー 「もうそれ以上は喋らなくっていいってば!」
Aブルー「でもさ、分かってないみたいだよ?」

そこの連中、とシャン学メンバーを指差すソルジャー。

Aブルー「そもそも姫はじめっていう行事はさ、年の初めに」
ブルー 「退場!」
Aブルー「だけど基本のキだと思うよ、これくらい教えとかないと」
キース 「猥談だったらお断りだぞ」
Aブルー「そんなトコまで行かないって!」
キース 「……本当だろうな?」
Aブルー「うん。初エッチっていうだけだしね」
一同  「「「初エッチ?!」」」
Aブルー「そう! 一年の始まりに夫婦の時間を持つのが姫はじめだよ」

コレが二日の行事だそうだ、とソルジャーは笑顔。

Aブルー「ノルディはそれしか言わなかったけど、効きそうだねえ」
ブルー 「除夜の鐘とは関係ないし!」
Aブルー「ううん、絶対あると見た! 除夜の鐘で流れた煩悩ゲット!」

他人様が流したアレやコレやを拾う行事だ、とソルジャー、力説。

Aブルー「きっと元日だと早すぎるんだよ、二日がベストなんだと思う」
ブルー 「それで煩悩を拾いまくると?」
Aブルー「決まってるじゃないか! これは頑張って用意しなくちゃ」

まずは買い出しらしいです。
それと努力と言われましても、放っておくしか…。

2013/12/16 (Mon)

 

☆積み重ねが大切


除夜の鐘を撞いた人が流した煩悩ゲット。
姫はじめはそのための行事である、と譲らないソルジャーに誰もが溜息。

Aブルー「煩悩を沢山拾うためには一晩中かな、姫はじめ」
キース 「猥談はお断りだと言ったぞ!」
Aブルー「その段階まで行っていないし! やっぱり一晩中だと思う?」
キース 「俺が知るわけないだろうが!」
Aブルー「じゃあ、ブルー。君に訊くけど、一晩中かな?」
ブルー 「…好きなだけやれば?」
Aブルー「分かった。そうなると買い出しも大切だよね」

お正月に向けて揃えないと、とソルジャー、指を折りまして。

Aブルー「絶対に欠かせないのがハーレイのための精力剤だよ」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「なんで? これは猥談でも何でもないけど」
ブルー 「スレスレだよ!」
Aブルー「そうかなぁ? それから肌触りのいいシーツも要るし」

ノルディのお勧めの店で買おう、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「後は気分が盛り上がる服だね、お正月らしく着物もいいかも」
ブルー 「さっさと帰って用意すれば?」
Aブルー「急がなくても今日からコツコツ! 事始めだし!」

今夜から努力を積み重ねるのだ、とパチンとウインクするソルジャー。

Aブルー「一晩中ヤッてヤリまくるために日々鍛錬!」
ブルー 「退場だってば!」
Aブルー「言われなくても帰って特訓! ヌカロク連発、根性で徹夜!」

そして御利益をガッツリと、とパッと姿が消え失せまして。

キース 「…今のはいったい何だったんだ…」
シロエ 「分かりません。謎の単語が出て来ましたから、猥談かと」
ジョミー「猥談だよねえ…」
サム  「何処がそうなのか、イマイチ分かんねえけどな」
マツカ 「お正月の準備をするつもりなのは確かですね」
スウェナ「…また買い出しに来るのよね?」
一同  「「「うわー…」」」

来る気なのか、と泣きの涙のシャン学メンバー。
13日の金曜日らしく受難MAX、事始めでとんだ災難ですよ…。

2013/12/17 (Tue)

 

☆毎日来る人


新年は姫はじめで煩悩ゲット、とブチ上げたソルジャー。
シャン学メンバーの嘆きを他所に、お正月の準備に余念がないようで…。

キース 「この部屋も今日で店じまいだな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 学校、今日までだもんね!」
シロエ 「21日から冬休みだなんてゴージャスですよ」
ジョミー「でもさぁ…。なんか来るんじゃないの?」
スウェナ「来るわよねえ…」

なんだかんだで毎日来るし、とスウェナちゃん。

スウェナ「お正月の準備をするのは別にいいんだけれど…」
キース 「いちいち寄っていきやがるのがな…」
ブルー 「店じまいしたら来ないってことも無いだろうねえ…」
サム  「俺たちが集まってなければ出ねえだろうけど」
ジョミー「せっかくの休みに集まらないのもつまんないよね」
キース 「同感だ。それに俺の場合はだな、ウッカリ家に居ると」
ジョミー「何かあるわけ?」
キース 「正月の準備に駆り出されるんだ、寺は何かと忙しいしな」

本来は業者さん任せの掃除までが、とキース君はブルブルと。

キース 「親父にかかると掃除も修行になるわけで」
ブルー 「修行の内だろ、道場とかでも基本じゃないか」
キース 「だからと言って余計な分までやらされるのは勘弁なんだ!」
サム  「お前の親父さん、キツイからなぁ」
キース 「お前たちでも気付くほどだぞ、本気の親父は半端ないんだ」

拭き掃除をさせられたが最後スプラッタだ、と言われましても。

ジョミー「なんでスプラッタ?」
キース 「今年の寒波が分からんのか! 最低気温はマイナスだぞ?」
シロエ 「昼間もあんまり上がりませんよね」
キース 「そんな中で素手で雑巾がけをしてみろ、どうなると思う!」
一同  「「「あー…」」」

手荒れどころの騒ぎではないか、と一同、納得。

ブルー 「それは大変かもしれないねえ…」
Aブルー「大変だよ!」

降ってわいたソルジャーと意見が一致。
何やら慌てているようですけど、もしやスプラッタの危機ですか?

2013/12/18 (Wed)

 

☆パアになる危機


明日から冬休みで「そるじゃぁ・ぶるぅ」のお部屋も店じまい。
しかしキース君は遊びに出ないとスプラッタの危機、お寺は実に大変で。

Aブルー「大変だってば、なんで今まで忘れてたんだろ!」
キース 「あんたもスプラッタの危機なのか?」
Aブルー「お寺だよ!」
キース 「俺を手伝ってくれるというなら大歓迎だが」

ついでにシールドをよろしく頼む、とキース君。

キース 「俺の手だけをシールドしてくれ、手荒れ防止に」
シロエ 「いいですね! それならスプラッタになりませんよ」
スウェナ「濡れた手に冷たい風が当たると皮膚が切れるのよね」
Aブルー「それどころじゃないよ、ぼくはホントに困ってるんだし!」
ブルー 「何を? お正月の準備は順調だろう?」
サム  「そうだぜ、毎日報告に来てるじゃねえかよ」

何を買ったとか昨夜はどうとか、と言うサム君に頷く一同。

サム  「なんか毎晩特訓しててよ、努力の成果が出て来たって」
キース 「そう聞いてるな。俺たちにはサッパリ謎なんだがな」
ジョミー「意味不明だよね、特訓のメニュー」
Aブルー「そういうのが全部パアになるかもしれないんだよ!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「今日は鏡餅の予約をしようと思ったんだけど」
シロエ 「思い切り気合が入ってますね」
Aブルー「ぼくの世界には無いものだしね。それでさ…」

ソルジャー、エロドクターに教わった老舗に出掛けたのだとか。

Aブルー「お菓子も買おうかとケースを見てたら」
キース 「坊主が買い占めて行ったのか? ありがちだな」
Aブルー「違うよ、特大の鏡餅を注文した人がいたんだ、お寺用にって」
キース 「そっちの方も多いと思うぞ」

お寺に鏡餅を納める家もあるのだそうでございます。
しかし…。

キース 「そいつの何処が大変なんだ?」
Aブルー「お寺用って聞いて気が付いたんだよ、無いんだよ!」
一同  「「「えっ?」」」

いったい何が無いというのか。
お寺絡みのお正月用品?

2013/12/19 (Thu)

 

☆肝心のものが無い


鏡餅の予約に来たと言うソルジャー。
お寺用に予約をした人を見て何かが無いと気付いたらしくて、大騒ぎで。

Aブルー「今の今までどうして気付かなかったんだろう、無いなんて!」
ブルー 「何が無いのさ? 除夜の鐘には行かないんだろ?」
キース 「寺に出掛ける用が無ければ特に用意は要らんと思うが」
シロエ 「行くにしたって何も要りませんよ?」
サム  「だよなあ、ぜんざいの接待用にマイ箸とかなら知らねえけど」
Aブルー「そういう以前の問題だってば!」

このままでは全てが水の泡に、とソルジャー、頭を抱えております。

Aブルー「毎晩コツコツ特訓したのも、買い出ししたのも全部パアで!」
ブルー 「なんでそういうことになるわけ?」
Aブルー「お正月に向けて待機したって、無いからだよ!」
ブルー 「だから何がさ?」
Aブルー「最初に言ったろ、お寺だってば!」
ブルー 「君の世界にも地球はあるだろ、行けてないだけで」
Aブルー「そういうダジャレの世界じゃなくって!」

テラと言ったらテラなのだ、とグッと拳を握るソルジャー。

Aブルー「キースの家と同じヤツだよ、お寺だよ!」
キース 「俺の家は確かに寺だが、それがどうかしたか?」
Aブルー「そういうお寺がぼくの世界には無いんだってば!」
一同  「「「えぇっ?!」」」
Aブルー「異文化体験しまくっていて忘れてたんだよ、無いことを!」
ブルー 「本当に一つも無いのかい?」
Aブルー「絶対無いとは言い切れないけど、アルテメシアには無い!」

あったら耳に入ってくる筈、と言われてみればその通りかも。

Aブルー「お寺が無いから除夜の鐘だって無かったんだよ!」
キース 「撞きたいんだったらウチに来たらどうだ?」
Aブルー「ぼくが欲しいのはその先だってば! 鐘の後が大事!」
一同  「「「あー……」」」

ソルジャーの夢は除夜の鐘で他人様が流した煩悩ゲット。
除夜の鐘が無ければ煩悩が流れてくるわけもなく、これは確かに一大事?

2013/12/20 (Fri)

 

☆除夜の鐘が無い


お正月の準備を着々と整え、日々の努力も怠りなく。
流れてくる煩悩をゲットするべく準備中なのに、その煩悩が無いとかで。

Aブルー「せっかく頑張って準備したのに、無いなんて…」
ブルー 「気付かなかった君が悪いよ、諦めたまえ」
Aブルー「諦められるわけないだろう!」

流れ去る煩悩を指を咥えて見ているなんて、とソルジャー、悔しげ。

Aブルー「流した人には要らないものでも、ぼくには夢の塊なんだよ!」
ブルー 「でもさ、君の世界じゃ、そもそも流れてないわけで…」
キース 「除夜の鐘が無いなら煩悩も無いな」
ブルー 「煩悩だらけの世界なことはブルーが証明しているけどさ…」

流す習慣は無いようだねえ、と生徒会長。

ブルー 「異文化なんだし、仕方がないよ。無いものは無いさ」
Aブルー「だけど御利益も貰いまくったし、貰える時には貰える筈!」
キース 「そういうヤツはだ、自分でお参りしたからこそだ」
ブルー 「キースが正しい。御利益を頂くには自分でお参り!」

ダメな時には代参ってヤツもあるけれど、と生徒会長は申しております。

ブルー 「どうしても行けないって人は代理をお願いするんだよ」
Aブルー「代理?」
ブルー 「代理参拝、略して代参。代わりの人を立てるわけ」
キース 「そしてお参りして頂くとだ、自分で行ったのと同じ効果が」
ブルー 「とにかくお参りするのが大切、でないと御利益はまず無いね」

今年の御利益の数々とやらは参拝したからこそなのだ、と冷たい口調。

ブルー 「こっちの世界でキチンとお参りしたからなんだよ」
Aブルー「じゃあ、除夜の鐘の煩悩ってヤツも…」
ブルー 「君の世界では待つだけ無駄だね」
Aブルー「こっちの世界でキャッチしろと?」
ブルー 「欲しいんだったらそうなるねえ…」
Aブルー「出掛ける発想は無かったんだよ、新年早々!」

ニューイヤーはぼくのシャングリラもお祭りだし、とブツブツブツ。
お祭り気分で姫はじめだったみたいですけど、計算違い?

2013/12/21 (Sat)

 

☆どっちも欲しい
 

お寺が無くて、除夜の鐘も無いソルジャーの世界。
除夜の鐘の煩悩をゲットしたければ、こちらの世界へ来るしかなくて…。

Aブルー「煩悩は欲しいけど、ニューイヤーだって捨て難いんだよ!」
キース 「あんたの世界じゃ何をするんだ?」
Aブルー「お祭り騒ぎで飲んだり食べたり!」
ブルー 「君の好きそうなイベントだねえ…」
Aブルー「仕上げにハーレイと青の間で飲んで、その流れでさ…」

姫はじめの予定だったのに、とソルジャー、ひたすら嘆いております。

Aブルー「煩悩を沢山貰おうね、ってハーレイと約束してるのに!」
ブルー 「仕方ないだろ、無いものはさ」
キース 「潔く諦めるべきだと思うが」
Aブルー「だけど、せっかく準備したのに! 頑張ってるのに!」

ここで諦めてたまるものか、とギリリと歯軋り。

Aブルー「煩悩も欲しいし、パーティーも…。とても諦め切れないよ!」
シロエ 「往生際が悪いですねえ…」
スウェナ「気が付いたのが遅すぎたものね」
サム  「でもよ、どうしようもねえよな、コレは」
ジョミー「どっちか捨てるしかなさそうだよねえ?」
Aブルー「絶対捨てない!」

飲み食べ放題と煩悩ゲット、と往生際の悪さはピカイチ。

Aブルー「何か方法がある筈なんだよ、きっと何処かに!」
ブルー 「無い、無い、世界が別な以上は」
マツカ 「分身の術でも使えない限り無理ですよね」
Aブルー「…分身の術?」

ちょっと待てよ、と顎に手を当て思案のソルジャー。

Aブルー「なるほど、ぼくが二人いれば…」
一同  「「「???」」」
Aブルー「そうだ、こっちにもブルーがいるじゃないか!」

ナイスアイデア、と勝利の叫び。

Aブルー「さっきナントカ言っていたよね、ダイサンだっけ?」
ブルー 「代参かい?」
Aブルー「そうそう、それだよ、頼んでもいい?」
ブルー 「…何を?」

何処へ代参しろと言うのだ、とキョトンとしている生徒会長。
代参と言えばお寺に神社。ソルジャーの代理で初詣?

2013/12/22 (Sun) シャン学つれづれ Comment(0)

 

☆代参をよろしく

 
他人様の代理でお寺や神社に参ることを代参と申します。
言葉自体が初耳だった筈のソルジャー、生徒会長に頼みたいのだそうで。

Aブルー「頼むよ、君しかいないんだよ!」
ブルー 「…行ってもいいけど、何処の神社? それともお寺?」
Aブルー「んーと…。君の家でもいいんだけれど」
ブルー 「…は?」
Aブルー「いや、必然的に君の家かな、なんか決まりがあるんだっけね」
ブルー 「決まり? 確かに阿弥陀様はいらっしゃるけど…」

あそこは和室でお寺ではない、と生徒会長。

ブルー 「特にコレってタブーは無いよ?」
Aブルー「本当かい? 阿弥陀様の前ってヤッてもいいんだ?」
ブルー 「年末年始のお勤めってヤツは基本だからねえ」
キース 「あんた最近、サボリだろうが!」
ブルー 「ちゃんと元老寺からお参りしてるよ、それで充分!」

阿弥陀様に届けばいいのだ、と生徒会長は得意げで。

ブルー 「というわけでね、代参くらいはしておくけどさ」
Aブルー「恩に着るよ。それじゃ二日の夜はよろしく」
ブルー 「なんで二日? 除夜の鐘を撞いたら、元日の修正会があるし」
シロエ 「キッチリお参りして欲しいんじゃないですか?」
キース 「そうだな、二日の夜ならあんたも家に帰っているしな」
ブルー 「ああ、そうか。初詣に行っても夜は家だね」
Aブルー「ありがとう! 持つべきものは同じ顔した知り合いだよね」

これで代参の件はバッチリ! と、ソルジャーは至極ご満悦。

Aブルー「後はハーレイに頼みに行って、と…。ああ忙しい」
ブルー 「こっちじゃ師走と言うんだよ。忙しいのも当たり前!」
Aブルー「しわす?」
ブルー 「師匠も走るという意味らしいね、忙しさのあまり」
キース 「十二月を指す別名だな」
Aブルー「なるほどね! まさにハーレイにピッタリだってば」
一同  「「「えっ?」」」

なんでハーレイ、と首を傾げる御一同様。
キャプテンの職業は文字通り船長、師匠などではない筈ですが…?

2013/12/23 (Mon)

 

☆代参に備えて


生徒会長に代参をお願いしたソルジャー。
とても忙しいらしいのですけど、師走はキャプテンにピッタリだなどと。

Aブルー「師匠も走る時期なんだったら、多少の無理も通るよねえ?」
ブルー 「君は普段から無理ばかり言ってる気がするけれど?」
Aブルー「そうかなぁ? でもまあ、師走なら遠慮しなくても」
ブルー 「はいはい、分かった。忙しいんだろう?」

早く帰れ、と追い出しにかかる生徒会長。

ブルー 「代参の件は引き受けたからさ、他の準備を頑張るんだね」
Aブルー「もちろんさ! でないと代参して貰えないし」
ブルー 「えっ?」
Aブルー「こっちのハーレイが「うん」と言わなきゃ無理なんだよ」
ブルー 「ちょ、なんでハーレイが出てくるわけ?!」
Aブルー「代参だから!」

ハーレイ抜きでは話にならない、とソルジャーは指をチッチッと。

Aブルー「こっちのハーレイって教師だしねえ、師匠だろ?」
キース 「俺たちの柔道の師匠でもあるが」
Aブルー「だったら頑張って走って貰おう、まだ間に合うと思うから!」
ブルー 「何が?」
Aブルー「お正月に向けて特訓だよ!」

今夜から君も頑張って、と生徒会長を指差すソルジャー。

Aブルー「でもって本番の二日の夜は阿弥陀様の前で徹夜だってば!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ぼくの代わりに代参なんだし、一晩中でお願いしたいな」
ブルー 「そ、それって、まさか…」
Aブルー「決まってるだろう、姫はじめだよ!」

ゲッと仰け反る生徒会長とシャン学メンバー。
しかしソルジャー、全く気にせず。

Aブルー「ブルーがハーレイの家に一人で行くのは禁止だと聞くし」
ブルー 「…な、な、な……」
Aブルー「君の家なら問題ないよね、ハーレイが泊まっていってもさ」
ブルー 「なんでぼくが!」
Aブルー「ぼくの代わりに除夜の鐘で流れた煩悩をキャッチ!」

よろしく頼む、と言われましても。
お寺や神社に行くならともかく、姫はじめの代参とは無茶苦茶な…。

2013/12/24 (Tue)

 


☆代わりにお願い


ソルジャーの代わりに代理参拝、略して代参。
初詣だと高をくくった生徒会長が引き受けてみれば、なんと姫はじめで。

Aブルー「流れて来た煩悩を残らず拾っておいてよね」
ブルー 「お断りだよ!」
Aブルー「やってくれると言ってたじゃないか、ぼくの代参!」
ブルー 「それは神社とお寺の場合で!」
Aブルー「お寺も大いに関係してるよ、除夜の鐘で煩悩を流すらしいし」

しっかり拾い集めてくれ、とソルジャーは真剣でございます。

Aブルー「そのためにも技を磨かないとね。徹夜でヤるのは大変だから」
ブルー 「やらないってば!」
Aブルー「まあ、徹夜は無理かもしれないけれど…。根性あるのみ!」
ブルー 「絶対やらない!」
Aブルー「だけど代参して貰わないと煩悩を貰えないんだよ!」

年に一度のビッグチャンス、と燃えるソルジャー。

Aブルー「御利益パワーが凄かったんだし、煩悩もガッツリ貰わないと」
ブルー 「だからと言って、なんでぼくが!」
Aブルー「ぼくと見た目がそっくりだから!」

代参を頼むならそっくりさんだ、とソルジャーは自説を唱えております。

Aブルー「ハーレイのそっくりさんとセットにすれば完璧だってば!」
ブルー 「そっちの趣味は無いんだよ!」
Aブルー「問題ないって、こっちのハーレイに任せて安心!」
ブルー 「安心じゃないし!」

あんな童貞妄想男、と生徒会長、怒りの罵倒。

ブルー 「正月早々、あれとヤれって? しかも今から練習だなんて!」
Aブルー「うーん…。じゃあ、練習は抜きで二日だけでも」
ブルー 「なんでそういう展開に!」
Aブルー「大切なのは二日だけだし、そこさえ押さえてくれればいいよ」

どうしても煩悩が欲しいのだ、とソルジャー、一歩も譲らないようで。

Aブルー「いっそ姫はじめで初めてっていうのも効果大かも!」
ブルー 「どの辺がさ!」
Aブルー「初物尽くし!」

それもいいかも、とソルジャーはウットリしてますけれど。
生徒会長、逃亡不可能?

2013/12/25 (Wed)

 

☆下手なのがお好き


生徒会長に姫はじめの代参をしろと迫るソルジャー。
姫はじめで初めてで初物尽くし、などとブッ飛んだことを言い出して…。

Aブルー「うんうん、いいねえ、初物尽くし」
ブルー 「良くないってば!」
Aブルー「なんで? いろんな意味で初エッチだから縁起も良さそう」

新しい年にピッタリだ、などとソルジャー、ニッコリ笑顔。

Aブルー「ぼくだけじゃなくて君にも御利益があると思うよ」
ブルー 「そんな御利益、要らないし!」
Aブルー「遠慮しないで貰うべきだよ、ハーレイもきっと上達するさ」
ブルー 「しなくていいっ!」
Aブルー「………下手な方が君の好みなわけ?」

信じられない、と呟いたソルジャーですが。

Aブルー「待てよ、通って、そういうものかも…」
ブルー 「誰が通だって!?」
Aブルー「君だよ、シャングリラ・ジゴロ・ブルーなんだろ?」
ブルー 「分かってるんなら諦めたまえ! ぼくの好みは女の子!」
Aブルー「そこなんだよねえ、男は初めてにこだわるらしいね?」

ぼくにはサッパリ分からないけど、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「でもって、女性も初めては痛いんだって?」
ブルー 「退場!!!」
Aブルー「そう言わずにさ。…で、君は女性相手の通なんだよねえ?」
ブルー 「君よりはマシだと自負してるけど!」
Aブルー「そこが通たる所以だってば、初めての時は痛くてなんぼ!」

下手で痛い方が好みなわけだ、と勝手に一人で頷くソルジャー。

Aブルー「初めて気分を続けたいなら、上達しない方が断然いいよね」
ブルー 「上達も何も、最初からやろうと思ってないし!」
Aブルー「だからお願いしてるじゃないか。代参よろしくって」

下手なハーレイと頑張ってくれ、と言われましても。

ブルー 「お断りだよ!」
Aブルー「SD体制で苦労しているぼくの頼みを断ると?」

平和を満喫しているくせに、と出ました、SD体制攻撃。
これが出て来ると断れないだけに、生徒会長、万事休す…?

2013/12/26 (Thu)

 

☆どうしても代参


姫はじめの代参をどうしても生徒会長に、と一歩も譲らないソルジャー。
とうとうSD体制がどうこうという必殺技まで飛び出しまして。

Aブルー「ぼくの頼みを断るなんてね、有り得ないし!」
ブルー 「そ、それは…。それは確かにそうなんだけど…」
Aブルー「じゃあ、二日の夜は、こっちのハーレイと姫はじめ!」
ブルー 「ちょ、ちょっと待ってよ、本当にそれで効果があるわけ?」
Aブルー「お参りする気持ちが大切なんだろ?」

代参であってもキチンとやれば、とソルジャーは自信満々で。

Aブルー「下手クソだろうが、初めてだろうが、気持ちさえあれば!」
ブルー 「ハーレイはともかく、ぼくには無いし!」
Aブルー「無理やりってヤツもいいものだねえ…」

強引なのも嫌いではない、とソルジャー、悦に入っております。

Aブルー「強引ってことは積極的だし、攻めの姿勢で煩悩ゲット!」
ブルー 「…あのハーレイに出来るとでも?」
Aブルー「そこは任せて! その気になるよう焚き付けるから!」

薬なんかも差し入れOK、とニッコリと。

Aブルー「とりあえず今から頼みに行ってさ、二日に色々差し入れを」
ブルー 「…そ、そんな…」
Aブルー「君はハーレイに任せとけばいいよ、なんとかなるって!」
ブルー 「ならないってば!」

ギャーギャーと不毛な言い争いが。
とはいえ、SD体制を持ち出された以上、回避不可能っぽいですが…。

シロエ 「会長、命運尽きたんでしょうか?」
ジョミー「それっぽいよね、今の間に逃げるべきかも」
キース 「…待て。もしかしたらアイツに勝てるかもしれん」
スウェナ「やめときなさいよ、火に油よ?」
サム  「下手したら死ぬぜ?」
キース 「しかしだ、放っておいたら俺たちもヤバイ」

見捨てたが最後、来年が…、とキース君。

キース 「確実に針の筵だぞ?」
一同  「「「あー…」」」

それは困る、と頷く面々。
一年間ほど地獄を見るか、死ぬ気で生徒会長を救助するかの二者択一?

2013/12/27 (Fri)

 

☆決死のキース君


二日の夜は教頭先生と姫はじめをしろ、と生徒会長に強いるソルジャー。
袋のネズミな生徒会長ですけど、キース君に案があるらしく。

マツカ 「確かにこのまま放っておいたらマズイですけど…」
サム  「ホントにアイツに勝てるのかよ?」
キース 「自信は無いが、一年間の生き地獄を思えばやってみる価値は」
シロエ 「…死ぬ気で行くってことですか?」
キース 「ああ。死んだら骨は拾ってくれ」

行ってくる、と拳を握ったキース君に向かって一同、合掌。
お念仏の声も聞こえたりして、生前葬の雰囲気だけはバッチリで。

キース 「…おい、そこのあんた。取り込み中を悪いんだがな」
Aブルー「分かってるんなら放っておいてよ!」

来年の煩悩がかかってるんだ、と怒りのソルジャー。

Aブルー「姫はじめの代参は必要なんだよ、何が何でも!」
キース 「その件なんだが、なんで自分でやらないんだ?」
Aブルー「忙しいんだよ!」

ニューイヤーの飲み食べ放題は見逃せない、と話はループ。

Aブルー「でもって青の間でもガンガン飲んでさ!」
キース 「こっちで飲むというのは無いのか?」
Aブルー「えっ?」
キース 「要は飲めればいいんだろうが。こっちにも酒はあるんだぞ」
ブルー 「そうだね、飲むなら樽酒くらいはプレゼントするよ」

そして自分で姫はじめをやれ、と生徒会長。

ブルー 「ノルディの別荘とか場所は色々あるだろう?」
Aブルー「ああ、そうか! 夜だけこっちに来ればいいのか!」

こっちでガッツリ煩悩ゲット! とソルジャー、納得。

Aブルー「夜が明けたら帰って朝から飲み食べ放題!」
ブルー 「それが可能ならそうしたまえ」
キース 「代参もアリだが、やはり自分で参拝するのが一番なんだぞ」
Aブルー「そうだよねえ!」
ブルー 「断然、そっちをお勧めするよ」
Aブルー「うん、良さそう!」

それがいいね、とソルジャーの脳内、既に煩悩だらけのようで。
キース君、骨にならずに済みましたよ~!

2013/12/28 (Sat)

 

☆代参は回避


生徒会長に姫はじめの代参を強要していたソルジャーですが。
キャプテンと二人でこっちの世界で姫はじめ、という案に大喜びで賛成。

Aブルー「代参よりも自分でヤるのが確実だよね!」
キース 「代参はあくまで代理だからな」
ブルー 「確実に御利益をゲットしたいなら自分で参拝!」
Aブルー「分かった、二日の夜はノルディの別荘を借りるよ」

買い集めたシーツなんかは持ち込みで、とソルジャー、煩悩まみれ。

Aブルー「そうと決まれば頑張って準備! 特訓も込みで!」
ブルー 「鏡餅は結局、どうするんだい?」
Aブルー「青の間に飾るよ、当然だろう! お正月って気分が大切!」
ブルー 「注連飾りとかも?」
Aブルー「もちろんさ! 異文化体験は極めてなんぼ!」

ああ忙しい、と姿が消え失せ、一件落着。

ブルー 「…た、助かった…」
キース 「恩を売ろうとは思っていないが、良かったな」
ブルー 「大いに恩に着るってば! 御礼は除夜の鐘で返すよ」
キース 「今年もやってくれるのか?」
ブルー 「秘かに期待してたんだろう? 黙ってただけで」
キース 「あ、ああ…。まあな」
ブルー 「助けて貰ったし、お布施は無しでやらせて貰うさ」
キース 「し、しかし、お布施は親父が…」
ブルー 「用意するって? じゃあ、そのお布施で飲み食べ放題!」

お正月を大いに祝おう、と生徒会長。

ブルー 「初詣が済んだら派手にやろうよ」
シロエ 「いいですね! でもって大晦日は元老寺ですね?」
ブルー 「誰かさんが期待してるし、鐘をガンガン撞くのがお勧め!」
サム  「煩悩かぁ…。でも、俺たちの煩悩ってよ…」
キース 「あいつ向けではないだろうな」
ジョミー「違うよねえ?」

万年十八歳未満お断りの団体様の煩悩なんぞは知れたもの。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで除夜の鐘だね!」
ブルー 「期待している誰かのためにね」

目指せ大晦日! と気勢を上げる御一同様。
ソルジャー好みの煩悩どころか、ただのお祭り?

2013/12/29 (Sun)

 

☆大晦日に期待


クリスマスはソルジャー夫妻や「ぶるぅ」も混じって賑やかに。
それが終われば各自の家で大掃除などの後、ついに大晦日でございます。

シロエ 「なんとか無事に大晦日ですね!」
スウェナ「一時はハラハラしたわよねえ…」
マツカ 「終わりよければ全て良しですよ」
サム  「うんうん、今年にキッチリお別れしようぜ!」

来年こそは良い年に、と決意も新たなシャン学メンバー。
大晦日は元老寺での除夜の鐘が恒例ですから、キース君宅に集合済み。

ブルー 「ごめん、ごめん。遅くなっちゃって」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年もみんなで除夜の鐘だね!」
キース 「…あんた、珍しく遅刻だな」
ブルー 「出がけにお客が来ちゃったんだよ」
キース 「宅配便の配達か?」
ブルー 「それはお客と言わないと思う」
ジョミー「ま、まさか教頭先生とか?」
ブルー 「なんでハーレイが出て来るのさ!」

そっちも大概迷惑だけど、と顔を顰める生徒会長。

ブルー 「ハーレイは家で大掃除に燃えてるよ。年始回りに備えてね」
一同  「「「あー…」」」

教頭先生、生徒会長が年始に来ないかと待っているのがお約束。
おせちも買って、大掃除もして…。

ジョミー「でも、そっちには行かないんだよね?」
ブルー 「除夜の鐘で貰ったお布施で飲み食べ放題の予定だしね」
サム  「だったら誰が来たんだよ?」
ブルー 「……歩く迷惑」
一同  「「「………」」」

また出たのか、と一同、絶句。
歩く迷惑と言えばソルジャーを指す代名詞。

キース 「な、なんであいつが…」
ブルー 「全身全霊で除夜の鐘をよろしく、だってさ」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「アルテメシア中の煩悩を流す勢いで撞いてくれって」
キース 「確かにウチで最初の鐘を撞くのは、あんただな…」
ブルー 「思い切り期待しているようだよ、煩悩まみれで」

除夜の鐘で流れた煩悩ゲットがソルジャーのお目当て。
多めに流せと頼みに来るとは、どこまで腐っているんだか…。

2013/12/30 (Mon)

 

☆除夜の鐘によろしく

 
ついに迎えた大晦日。
後は除夜の鐘を撞くだけですけど、ソルジャーが頼みに来たのだそうで。

ブルー 「煩悩は頼まれなくても流すけれどさ、なんだかねえ…」
キース 「あいつの期待とは方向違いな気もするが」
ブルー 「少なくとも、君たちの分とは煩悩の中身が違うだろうね」

しかしアルテメシア中となったら話は別だ、と生徒会長。

ブルー 「ブルー好みの煩悩も沢山流れるよ、きっと」
キース 「そいつをウチの鐘で送れと?」
ブルー 「全身全霊と言われたからには頑張るだけさ」
キース 「…そ、そうか…」

仕方ないな、とキース君は大きな溜息。
そうこうする内に日が暮れまして、年越し蕎麦も食べ終えて。

ブルー 「それじゃ行こうか、毎年恒例!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年も除夜の鐘~!」

生徒会長は緋色の衣で、お供は法衣のキース君。
その他大勢は「そるじゃぁ・ぶるぅ」も一緒に鐘撞きの列に。

ジョミー「今年も寒いね」
シロエ 「雪まで降って来ましたよ」
サム  「撞き終わったら、ぜんざい食おうぜ」

おぜんざいのお接待を心待ちにしつつ、順番に鐘をゴーン、ゴーン…と。

ジョミー「よーし、バッチリ!」
サム  「俺もしっかりお参りしたぜ!」
シロエ 「ぼくもです。これで来年はいい年に!」

日付も変わって、いよいよ新年。
シャン学メンバー、期待を胸におぜんざいを啜っておりますが。

ブルー 「御苦労様。煩悩はちゃんと流したかい?」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「まさか願い事をしたんじゃないだろうね?」
シロエ 「もしかして願い事はダメなんですか?」
ブルー 「…やっちゃったのか…」
キース 「知らんぞ、全力で流れ去ったぞ、それは」
一同  「「「えーーーっ!!!」」」
ブルー 「……ブルー退散とか、そういう系のを流しちゃったね?」

手遅れだけど、と生徒会長、雪が舞う夜空を仰いで合掌。
願い事を流してしまって迎えた新年、どうぞいい年になりますように~。

2013/12/31 (Tue)





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☆クリスマスな月


夫婦和合参拝記念で赤っ恥だった七五三も彼方に過ぎ去り、十二月。
巷はいよいよクリスマス・シーズン、シャン学メンバーも浮かれた気分。

ジョミー「やっぱりクリスマスはパーティーだよね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 賑やかにやりたいもんね!」
キース 「…坊主とクリスマスは本来、関係無いのだが…」
ブルー 「でもパーティーは好きだろう?」
キース 「そこの所は否定せん。パーティーは勿論、大歓迎だ」

だが、と言葉を切るキース君。

キース 「クリスマスにはもれなくあいつらが湧くぞ」
シロエ 「湧くでしょうねえ…」
サム  「なんだかんだで毎年合同パーティーだしよ…」
マツカ 「来るなと言うだけ無駄でしょう」
スウェナ「ぶるぅのお誕生日とセットだものね」

クリスマスは「そるじゃぁ・ぶるぅ」と「ぶるぅ」の誕生日。
そのためクリスマス・イブから合同パーティーが恒例で。

キース 「今年は大荒れになるかもしれんな」
ジョミー「えっ、なんで?」
キース 「もう忘れたのか、七五三で恥をかかされたのを!」
一同  「「「あー…」」」

あれね、と遠い目になるシャン学メンバー。

キース 「あいつら、余計な言葉を覚えやがって…」
シロエ 「ルーツは節分でしたっけ?」
キース 「俺の記憶が確かだったら、その辺だ」

それまでは知らなかった筈、とキース君は苦悩の表情。

キース 「あんな言葉を覚えた以上はロクな展開にならんと思うが」
サム  「そ、それはそうかもしれねえなあ…」
ブルー 「逆に大丈夫という気もするけど?」
キース 「何か根拠があるのか、それは?」
ブルー 「クリスマスってヤツは神事じゃないしね」

夫婦和合は範疇外、と生徒会長。

キース 「そうか、仏事でもないからな」
ブルー 「神も仏も無関係だし、祈願するだけ無駄ってことさ」

ゆえにクリスマスは安全圏、と言われて納得のシャン学メンバー。
酷い目に遭いまくっていた今年でしたが、締め括りの月は平穏無事かも?

2013/12/01 (Sun)

 

☆クリスマスは安全


神事でもなければ仏事でもないクリスマス。
ソルジャー夫妻の夫婦和合に振り回された年でしたけども、安全圏かも。

ブルー 「サンタクロースに祈願したって意味は無いしね」
ジョミー「プレゼントが届くだけだもんねえ」
キース 「それもお子様限定だしな」

ということは大丈夫だな、とシャン学メンバー、ホッと一息。

シロエ 「そっち方面が大丈夫なら被害はかなり減りますよ」
マツカ 「ぶるぅの大食いくらいですよね」
スウェナ「そのくらいのこと、可愛いものよ」

七五三の時も可愛かったわ、とスウェナちゃん。
悪戯小僧で大食漢の「ぶるぅ」ですけど、食べ放題とくれば大人しく。

サム  「うんうん、ガツガツ食ってただけだよな」
ジョミー「行きと帰りの露店で食べてさ、宴会でもガンガン食べたよね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 宴会のお料理、ぶるぅは追加で食べてたよ!」
ブルー 「支払いは全部ハーレイだったしねえ? 平和なものだよ」
キース 「言えてるな。クリスマスも一応、ぶるぅが主役か…」
ぶるぅ 「ぼくもぶるぅもクリスマスがお誕生日だもん!」

クリスマス・イブにはサンタさんも来るし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「今年は何が貰えるかなぁ? とっても楽しみ!」
ジョミー「ぶるぅは普段からいい子だもんね」
シロエ 「そのおこぼれであっちのぶるぅも貰えるんですよ」
サム  「あいつだけなら何もこねえぜ、日頃の行いが悪すぎだって!」
ブルー 「おませで覗きも趣味だしねえ…」
キース 「余計なことを口にするな!」

それが真実でも縁起でもない、とキース君は肩をブルッと。

キース 「ぶるぅが覗きをやってる相手はバカップルだぞ」
ブルー 「君の方こそ余計なことを言ってるじゃないか」

シーッ、と生徒会長、人差し指を自分の唇に当てて。

ブルー 「せっかく安全圏なんだ。災いを呼ぶ必要はない」

しかし警戒は怠るな、と生徒会長は申しております。
注意一秒、怪我一生ってヤツですか?

2013/12/02 (Mon)

 

☆気になる金曜日


バカップルに関しては安全圏っぽいクリスマス。
なのに警戒を怠るなと言う生徒会長に、シャン学メンバーは怪訝な顔で。

サム  「なんでだよ? 安全圏だって言ったじゃねえかよ」
キース 「祈願するアテが無い行事だと確かに聞いたぞ」
ブルー 「クリスマスは心配してないさ。ただ…」

年の瀬だしね、と生徒会長は壁のカレンダーを眺めております。

ブルー 「一応、平日なんだけど…。金曜ってトコが引っ掛かる」
一同  「「「は?」」」

クリスマスの何処が金曜だ、と誰もが目が点。
24日は火曜日ですし、25日は水曜日。

キース 「おい、しっかりしろ、ボケたのか?」
シロエ 「時を駆けたかもしれません。何年か先に」
サム  「あー…。未来の12月のカレンダーな」
ジョミー「ブルーって、予知能力とかあったっけ?」
マツカ 「どうなんでしょう? それはフィシスさんだと思いますけど」
スウェナ「何年先の話かしらね?」

そのクリスマスが危ないのかしら、とスウェナちゃん。
しかし今年が安全だったら、遙か未来の危険なんぞはどうでも良くて。

キース 「未来のことは放っておけ。要は今年が肝心だ」
ジョミー「だよね、その時になってから心配すればいいと思うな」
サム  「そうだぜ、ブルー。今から心配したってなあ…」
シロエ 「無駄にハゲるとか、胃を傷めるとかするだけですよね」
ブルー 「…本当にそう思うのかい?」
サム  「そりゃまあ…。なあ?」

うんうん、と頷くシャン学メンバー。
何年先だか分からないことを心配するなど、それこそ杞憂。しかし…。

ブルー 「未来と言っても十日ほどだよ?」
キース 「本気でボケたな? クリスマスまでは二十日以上あるが」
ブルー 「クリスマスならね」
ジョミー「違うわけ?」
ブルー 「ぼくが言うのは13日の金曜日!」
一同  「「「えっ?」」」

本当だ、と12月のカレンダーに視線が釘付け。
13日の金曜日と言えば縁起の悪さで有名ですけど、やっぱり危険?

2013/12/03 (Tue)

 

☆13日の金曜日


生徒会長の警戒対象は13日の金曜日。
確かに縁起が悪そうな日だけに、他の日よりも要注意かもしれませんが。

シロエ 「13日の金曜日って、神事でも仏事でもないですよね?」
キース 「アレを縁起が悪いと言うのはキリスト教だな」
ジョミー「だったら関係ないんじゃないかな、セーフだよ」
サム  「アウトだとしてもよ、縁起が悪いんじゃ大丈夫だろ」
スウェナ「何かするなら吉日を選ぶのが普通だものね」
マツカ 「取り越し苦労じゃないですか?」
ブルー 「これが12月でなければね」
一同  「「「は?」」」

12月だったらどうマズイのだ、と首を傾げるシャン学メンバー。

キース 「13日の金曜日だと特別にマズイ月なのか? 12月は?」
シロエ 「クリスマスと同じ月に当たると危ないんですか?」
ブルー 「そういうわけではないんだけれど…」
ジョミー「それじゃ、どうしてマズイわけ?」
ブルー 「12月の13日だから」
サム  「ブルー、話がループしてるぜ?」
ブルー 「12月13日で金曜っていうのが引っ掛かるんだよ」

生徒会長の話はますますループ。
何が何やらサッパリ分からないシャン学メンバーでございますが。

ブルー 「一番マズイのは金曜日だね。明くる日が休み」
キース 「土曜日だしな」
ブルー 「かなりの高確率でブルーが出そうな日なんだよ」
一同  「「「あー…」」」

そうだった、と誰もが納得。
ソルジャーのシャングリラも週休二日らしく、土曜日はお休み。

ブルー 「でもって12月13日とくれば、何かを思い出さないかい?」
ジョミー「何かって…。別に?」
キース 「待て。俺もすっかり忘れていたが、12月13日というのは」
マツカ 「事始めですよね」
シロエ 「お正月の準備を始める日でしたっけ?」
ブルー 「それで正解。パルテノン辺りだと派手にやるよね」

パルテノンと言えば花街で知られる界隈。
お正月の準備だのパルテノンだのと言われましても、何処がマズイと?

2013/12/04 (Wed)

 

☆危ない13日


12月13日は事始めだそうでございます。
お正月の準備を始める日という話ですけど、金曜日だと何故マズイのか。

キース 「事始めが13日の金曜日だと縁起が悪いとは聞かないが」
マツカ 「お正月はキリスト教とは無関係ですよ」
シロエ 「ですよね。それに今どき、話題になるのはパルテノンですし」
スウェナ「新聞に写真が載るのよね」

舞妓さんと芸妓さんの、とスウェナちゃん。
日頃お世話になっている所へ挨拶回りに出掛ける姿は暮れの風物詩。

サム  「そういや見るよな、鏡餅を沢山飾ってよ」
マツカ 「知らない人が見たらお正月だと思いそうですよね」
ジョミー「で、なんでその日が金曜日だとマズイわけ?」
ブルー 「さっき言ったと思うけどねえ? かなりの高確率で」
キース 「あいつが湧く日だというのは分かった。しかしだな…」

事始めの何処が危険なのだ、とキース君は悩んでおります。

キース 「あいつはパルテノンも好きだが、それはあくまで食う方だ」
シロエ 「ぼくたちと行くか、エロドクターか…。食べるだけですね」
サム  「お座敷遊びをしたって話は聞かねえよなあ?」
スウェナ「事始めなんかに興味があるとは思えないわよ」
ブルー 「パルテノンに関してはそうなんだけどさ…」

やっぱり何か引っかかるのだ、と生徒会長。

ブルー 「お正月の準備を始める日だからねえ…」
キース 「それと金曜って所なんだな?」
ブルー 「うん。おまけに今年は13日の金曜日だし」
サム  「やっぱりそこになるのかよ?」
ブルー 「縁起の悪さはピカイチだろう?」

仏滅で三隣亡とまではいかないけれど、と言われましても。

ジョミー「それじゃ全然分からないよ!」
ブルー 「分からないくらいが丁度いい。この先は禁句」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「好んで災いを招きたくなければ沈黙だよ、うん」

それが一番、と生徒会長は人差し指を唇に。
引っかかるとか沈黙だとか、災いは一体何処から来ると言うのやら…。

2013/12/05 (Thu)

 

☆要注意な13日


縁起の悪さはピカイチらしい今年の事始め。
しかし理由がサッパリ分からず、シャン学メンバーは首を捻るばかりで。

キース 「災いを招きたくなければ沈黙か…」
シロエ 「お正月の準備を始めるっていうのが鍵なんでしょうか?」
マツカ 「それと13日の金曜日です」
サム  「マジで全然分かんねえよなぁ…」
ジョミー「お正月の準備って、普通は縁起がいい筈だよね?」
スウェナ「パルテノンでは「おめでとうございます」って言う筈よ」

確かそうよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「新年の挨拶をするから鏡餅でしょ?」
ブルー 「それで合ってる。鏡餅を飾って「おめでとうございます」さ」
シロエ 「おめでたい日じゃないですか!」
ブルー 「普通ならね」
キース 「13日の金曜日なら正月とは無関係だろう!」
ブルー 「だから言ったよ、普通ならって。とにかく今年は要注意!」

これ以上はもう追究するな、と生徒会長、ガッツリ釘を。

ブルー 「平穏無事に過ごしたければ沈黙なんだよ」
ジョミー「…黙ってた方がいいってこと?」
ブルー 「気になるのなら13日の金曜日だけを気にするんだね」
シロエ 「事故が多いんでしたっけ?」
キース 「そういう話も聞いたことはあるな」
サム  「事故ってのは遠慮してえよなぁ…」
マツカ 「年の暮れに怪我は嫌ですしね」
一同  「「「……怪我……」」」

擦り傷くらいなら御愛嬌ですが、本気の怪我だとパーティー欠席。
下手をすれば年末年始も家で引きこもりの日々かもしれず。

ジョミー「やだよ、骨折して歩けないとか!」
キース 「俺は捻挫でも充分ヤバイぞ」
ブルー 「坊主は正座が命だからねえ…。というわけで」

13日の金曜日は慎重に過ごせ、と生徒会長は大真面目。

ブルー 「注意一秒、怪我一生だよ。分かったら、返事!」
一同  「「「はいっ!」」」

楽しいクリスマスパーティーを迎えたければ、怪我注意。
信号無視など言語道断、交通ルールも厳守しましょうね~!

2013/12/06 (Fri)

 

☆13日が来た


街はすっかりクリスマスムード、寒さも増して雪もチラホラ。
クリスマスパーティーへとカウントダウンの中、ついに13日の金曜日。

ジョミー「今朝はヤバかったよ、家を出てすぐに滑っちゃってさ」
サム  「積もったもんなぁ、俺も滑った」
シロエ 「ぼくも転ぶかと思いましたよ。危なかったです」
スウェナ「雪で滑って骨折コースは王道よ? 気を付けないと」
キース 「まったくだ。今日は噂の13日だぞ」

要注意の日だ、とキース君。

キース 「御本尊様にもいつもより多めにお念仏をして来たんだが…」
ジョミー「それって効くわけ?」
キース 「やらないよりはマシだろう」
シロエ 「13日の金曜日除けの御祈祷とかは無いんですか?」
キース 「あったらとっくにやっている!」
マツカ 「つまり各自で注意するしかないんですね」

頑張りましょう、と言われて頷くシャン学メンバー。
警戒を怠らずに戦々恐々、なんとか放課後を迎えまして。

サム  「やっと終わったぜ、無事に済んだよな!」
シロエ 「分かりませんよ? 家に帰るまでは気を抜けません」
キース 「日付が変わるまでは油断出来んぞ、引き続き13日だしな」
ジョミー「何がそんなにヤバイんだろうね、危なかったけど」

滑った時は死ぬかと思った、とジョミー君。
ツルンと滑って危うく頭を打ちかけたとかで、一同、ブルブル。

シロエ 「それは充分ヤバイですってば、流石は13日の金曜日です」
サム  「死んでたらシャレにならねえぜ。せめて打ち身にしておけな」
キース 「サムも滑って打ち身だったな」
サム  「おう! 痛かったけどよ、死ぬってほどじゃあ…」
ジョミー「お尻だっけ?」
シロエ 「肉が厚めで良かったですよね」

とにかく今日は気を付けよう、と気を引き締めて毎度の部屋へ。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ブルー 「やあ、来たね」

暖房が効いた部屋はポカポカ。
下校するまで怪我の心配はなさそうですから、ホッと一息つけるかな?

2013/12/07 (Sat)

 

☆13日の放課後


13日の金曜日の朝は雪が積もって、滑ったりもしたシャン学メンバー。
なんとか怪我せず、放課後を迎えたわけですけども。

ジョミー「危なかったよ、今朝は滑って死にかけちゃったし」
ブルー 「見事にツルッとやったよねえ…」
ぶるぅ 「頭を打たなくて良かったよね♪」

はいどうぞ、と出て参りました、本日のおやつ。
焼き立てアップルパイのいい香り。

シロエ 「美味しそうですね!」
スウェナ「ホッとするわよね、今日も一日無事だった、って」
キース 「まだ終わってはいないがな…。俺はコーヒーで頼む」
マツカ 「ぼくは紅茶でお願いします」
サム  「俺、ココアな!」

先ほどまでの緊張も忘れてワイワイ賑やか。

ぶるぅ 「飲み物、お待たせ~!」
ジョミー「よーし、食べるぞー!」
??? 「ちょっと待ったぁ!」

ゲッ、と息を飲む御一同様。
振り返った先にソルジャー(会話表記はAブルー)、それも私服で。

Aブルー「ぼくにもココア! ホイップクリームたっぷりで!」
ブルー 「……呼んでないけど?」
Aブルー「ケチつかないでよ、アップルパイもよろしくね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お代わりもあるからね!」
Aブルー「ありがとう、ぶるぅは気が利くねえ」

ストンとソファに腰掛けまして、如何にも最初から居たような顔。

ブルー 「…なんで来たわけ?」
Aブルー「それはもう! 色々と準備を始めないとさ」
一同  「「「………」」」

準備と聞いてイヤンな予感。
本来、今日は13日の金曜日以前に事始め。お正月の準備を始める日。

ブルー 「念のために聞くけど、何の準備さ?」
Aブルー「んーと…。大掃除はぼくの趣味ではないし」
一同  「「「……大掃除……?」」」
Aブルー「おせち作りも無理なんだよねえ、料理はぼくの範疇外!」
ブルー 「それって、まさか…」
Aブルー「お正月の準備ってヤツだよ、もちろん」

事始めだしね、とソルジャー、ニッコリ。
13日の金曜日だけに災難到来?

2013/12/08 (Sun)

 

☆13日に来た人


縁起が悪いと警戒していた13日の金曜日。
放課後までは無事だったのに、ソルジャーが現れて事始めがどうこうと。

ブルー 「お正月の準備って…君のシャングリラは無関係だろ!」
Aブルー「失礼な! ちゃんとニューイヤーのパーティーもあるし!」
ブルー 「でも鏡餅があるわけじゃないし、お雑煮だって無いだろう!」
Aブルー「無いねえ、そういう異文化のヤツは」
ブルー 「だったら、なんで大掃除だとか、おせちだとか!」
Aブルー「定番だから」

生徒会長の鋭い突っ込みに、ソルジャー、しれっと。

Aブルー「やるかどうかはともかくとして、そこは押さえておかないと」
ブルー 「なんでそういう話になるのさ!」
Aブルー「んーと…。御利益たっぷりだったからかな」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「節分で異文化体験してから、もう色々と凄いんだよね」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」
Aブルー「こっちの世界の神様ってヤツは素晴らしいんだよ」

ソルジャー、御機嫌でございます。

Aブルー「お願いすれば効果てきめん! 最初は節分だったよね」
一同  「「「せ、節分…」」」

節分といえば皆で出掛けた七福神巡り。
ソルジャー夫妻がロクでもない言葉を覚えたという因縁の場所で。

Aブルー「あの時は神様と仏様、両方にお願い出来ただろう?」
ブルー 「…ま、まあ…。…お寺だったしね…」
Aブルー「なんだったっけか、聖天様? その御祈祷もして貰えたし」
ブルー 「それで?」
Aブルー「仏様は節分だけだったけど、その後、神様にも頼みまくりで」

一番最近は七五三だよね、とニッコリ笑顔。

Aブルー「これはもう、お正月もやるしかないと!」
一同  「「「えーーーっ!!!」」」
Aブルー「なんか大晦日がお寺だし? そこから神社に流れるんだよね」
ブルー 「そ、それは単なる年中行事というヤツで!」

御利益を期待しているわけではない、と生徒会長、必死に反論。
年末年始にバカップルなんて、最悪としか…。

2013/12/09 (Mon)

 

☆お正月に期待


節分以降に頂いた御利益が凄かったから、と言うソルジャー。
大晦日から元旦にかけては神社仏閣のハシゴなだけに、期待大らしく…。

Aブルー「こっちじゃ普通にイベントかもだけど、なんか凄そうだよ」
ブルー 「勘違いだし!」
キース 「同感だ。そもそも大晦日の除夜の鐘は、だ」
サム  「煩悩を払うヤツなんだぜ?」
ブルー 「そうなんだよねえ、この一年の煩悩を綺麗サッパリ!」

君にはピッタリ、と生徒会長の鋭い攻撃。

ブルー 「祈願しまくってたあれやこれやを全部払って貰ったら?」
キース 「そういうことなら俺も協力しないでもないぞ」

ウチの鐘で良ければ撞きに来てくれ、とキース君もニヤリ。

キース 「ウチは回数無制限だしな。午前1時まで撞き放題だ」
Aブルー「うーん…。そういうのはちょっと困るんだよねえ」
ブルー 「だったら大人しくしていたまえ!」

自分の世界に引っ込んでいろ、と生徒会長。

ブルー 「そうすれば準備も要らないわけだし、何かと楽だよ」
Aブルー「やっぱりそう? 大掃除もおせちも面倒そうだし…」
ブルー 「そこを面倒だと流したいなら、初詣もパスをお勧めするね」
Aブルー「初詣も人が多そうだしねえ、お願いしても効かないかもね」
ブルー 「分かってるんなら来なくていいよ!」
Aブルー「でも色々と準備は要るんだ」
一同  「「「は?」」」

大掃除もおせちも初詣もパス。
除夜の鐘もパスだと言うくせに、何の準備が要るというのか。

ブルー 「言っておくけど、年始回りも来なくていいから!」
Aブルー「そういう行事もあるらしいねえ? 興味は無いけど」
ブルー 「それなら準備は要らないだろう!」
Aブルー「まずは必要な物のリストアップで、それから買い出し!」
一同  「「「買い出し?」」」
Aブルー「そう、買い出し。お正月に向けて色々と!」
ブルー 「……何を?」

おせちを作らないのに買い出し。
ますますもって謎だらけですけど、ソルジャーは何を買うつもり?

2013/12/10 (Tue)

 

☆お正月の準備


呼んでもいないのに降ってわいたソルジャー、大掃除などには興味なし。
おせち作りもパスだと言いつつ、お正月の準備に買い出しだとか。

Aブルー「お正月って言えばコレって行事もあるしさ」
ブルー 「そもそも、なんで買い出しなわけ? おせちはパスだろ?」
Aブルー「自分で作るのは遠慮したいねえ…」
ブルー 「それじゃ買い出しは要らないじゃないか!」
Aブルー「分かってないのは君の方だと思うけど?」

お正月には色々あるのだ、とソルジャーは胸を張っております。

Aブルー「新しい年を迎えるにあたって心機一転、けじめが大切!」
ブルー 「…もしかして鏡餅とか注連飾りとか?」
キース 「そういう類はまだ店頭には無いと思うぞ」
シロエ 「お餅も予約の段階ですよね」
Aブルー「ほらね、色々あるじゃないか」
ブルー 「そういうのをリストアップで買い出し?」
Aブルー「うーん…。ちょっと違うね」
サム  「年越し蕎麦かよ?」
Aブルー「年越しの方はどうしようかなぁ…」

二年参りっていうのもあるらしいよね、と言われましても。

ブルー 「初詣はパスだと言ったじゃないか!」
Aブルー「初詣じゃなくって年越しだってば、どう過ごすかが問題で…」
キース 「ウチの鐘でよければ撞かせてやるぞ」
Aブルー「それはパス! 払っちゃったら意味無いし!」

今年頂いた御利益を手放すものか、と真顔のソルジャー。

Aブルー「御利益たっぷりで年を越すには二年参りがいいのかな?」
ブルー 「信仰心に目覚めたのなら止めないけれど?」
Aブルー「じゃあ、一年間の御礼と来年もどうぞよろしくの気持ちだね」
ブルー 「好きにすれば?」

ぼくたちは一緒に行かないからね、と生徒会長は冷たい口調。

ブルー 「行くなら勝手に行ってきたまえ」
Aブルー「もちろん勝手にやらせて貰うさ、でないと気分が乗らないし」
一同  「「「は?」」」

二年参りに気分がどうこう。
お参りするなら気分は二の次、心構えが大切なのでは?

2013/12/11 (Wed)

 

☆お参りの作法


初詣はパスとか言っていたくせに、二年参りで御利益希望のソルジャー。
あまつさえ自分の気分が優先、自己中心も此処に極まれりで。

ブルー 「君は気分が乗らなかったらお参りしないと言うのかい?」
Aブルー「しないも何も、出来ないわけだし!」
ブルー 「…何が?」
Aブルー「二年参りで年越しだよ!」

御利益パワー全開で、と言われましても、何のことやら。

ブルー 「御利益を頂きに行くんだったら、出来ないも何も…」
Aブルー「行くなんて言っていないけど?」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「御利益を貰った神様とかが多すぎるからさ、一度に纏めて」
ブルー 「あー、君のシャングリラからお参りね…」

それもアリか、と一同、納得。
しかし…。

Aブルー「今の段階でこれだけ出来ます、来年はもっとよろしくと」
一同  「「「え?」」」
Aブルー「問題はクライマックスを何処にするかだよ」
ブルー 「…クライマックス?」
Aブルー「今年の間に極めてしまうか、最後の一発は年明けにするか」
ブルー 「ちょ、一発って…!」
Aブルー「決まってるだろう、夫婦和合の時間だってば!」
一同  「「「……!!!」」」

ウッと息を飲む御一同様。
シャングリラからお参りどころか年越しエッチとは想定外で。

ブルー 「罰あたりにもほどがあるってば!」
Aブルー「うーん、やっぱり礼儀作法が必要なわけ?」
ブルー 「当たり前だろ!」
Aブルー「そうなんだ…。だったら今年の間に最後までヤッて」
ブルー 「…お参りに行くなら心身を清めて出掛けるんだね」

でないと確実に罰が当たる、と生徒会長。

ブルー 「君のシャングリラから拝むにしたって、そこはキチンと!」
Aブルー「なるほどねえ…。そういう関係で二日なのかな?」
ブルー 「二日?」
Aブルー「そう、二日! ちゃんとノルディに聞いてきたんだ」

お正月らしい行事だよねえ、とソルジャー、ニッコリ。
二日って何か特別なイベントありましたっけ…?

2013/12/12 (Thu)

 

☆1月2日の謎


二年参りとか言い出したソルジャー、なんと年越しで大人の時間だとか。
生徒会長が止めに入ると、今度は二日がどうこうと。

ブルー 「二日って1月2日かい?」
Aブルー「他に何があると?」
ブルー 「ごめん、君が喜びそうな行事が思い出せない」
Aブルー「えーーーっ! ノルディは有名なヤツだと言ったよ」
ブルー 「うーん…。二日と言えば…」
シロエ 「初夢の日じゃなかったですか?」
ジョミー「そういえばそうだね、初夢の日だよね」
キース 「三日という地域もあるようだがな」

初夢は新年最初の夜に見る夢。
元旦を迎えた後でなければ新年ではなく、一日の夢だとまた別物で。

ブルー 「初夢ねえ…。確かに一日の夜から二日の朝にかけてだね」
Aブルー「そうか、そういうヤツもあるんだ?」
ブルー 「初夢じゃないわけ?」
Aブルー「二日の夜だし、キースが言ってた方ならバッチリ!」

三日の朝に覚えていた夢が初夢だよね、と頷くソルジャー。

Aブルー「初夢つきって縁起がいいかも…。で、初夢って?」
ブルー 「新年最初の夢ってことでさ、一年間の吉凶を占うんだよ」
Aブルー「よしっ! だったら来年も間違いなく吉!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「なるほど、それで二日の夜かぁ…」

納得した、と一人で納得されましても。

ブルー 「ちょっと待った! 初夢でなくって二日って、何さ?」
Aブルー「君も知ってると思うけど? パートナーがいるしね」
ブルー 「何の?」
Aブルー「ボケたわけ? それとも清純派を気取ってる?」
ブルー 「全っ然、意味が分からないんだけど!」
Aブルー「シャングリラ・ジゴロ・ブルーのくせに?」

しらばっくれるな、と生徒会長に指をビシッと。

Aブルー「どっちかと言えば君にピッタリの行事なんだよ!」
ブルー 「え? ちょ、二日って…。二日……」

アッと息を飲む生徒会長、思い出したようでございます。
たちまち顔面蒼白ですけど、青ざめるようなイベントが二日の夜に?

2013/12/13 (Fri)

 

☆お正月はコレ


年越しで大人の時間を却下されたソルジャー、今度は二日にこだわりが。
有名な行事があるそうですけど、初夢とはまた別物で…。

ブルー 「わ、分かったよ、その先は言わなくていい!」
Aブルー「そう? だったら準備が必要なことも分かってくれた?」
ブルー 「分かったってば、君が言いたいことは!」

お正月の準備を頑張ってくれ、と生徒会長、必死に逃げを。

ブルー 「事始めだしね、今日からコツコツと」
Aブルー「そうなんだよねえ、買い出しも大切だけども日々の努力が」
一同  「「「努力?」」」
Aブルー「御利益パワーを頂いたとはいえ、人間、努力も必要で」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「うん、君たちには感謝してるよ」
一同  「「「えっ?」」」
Aブルー「事始めなんて知らなかったし、いいことを教えて貰ったと」
キース 「し、知らなかった…だと?」
Aブルー「ほら、こっちの世界って異文化だから」

クリスマスの他にも何かあるかも、と期待していたそうでございます。
壁に耳あり障子に目ありで、覗き見されていたらしく。

Aブルー「13日の金曜日だから縁起が悪いとか、もう色々と」
ブルー 「縁起が悪いと覚えたんなら来なくていいっ!」
Aブルー「でも事始めでおめでたいんだろ、今日という日は」
ブルー 「君が来た段階でもう最悪だよ、13日の金曜日だよ!」
Aブルー「だけど、ぼくには最高だってば!」

ノルディに教えて貰ったしね、とパチンとウインク。

Aブルー「お正月には姫はじめだから準備を始めるといいですよ、って」
一同  「「「…姫はじめ?」」」
ブルー 「退場!!!」

もう喋るな、と怒鳴るだけ無駄というもので。

Aブルー「二日の夜の行事らしいよ、まさに夫婦のためのイベント!」
ブルー 「その先、禁止! さっさと帰ってお正月の準備!」

色々と買い出しに行くんだろう、と追い出しにかかる生徒会長。
キョトンとしているシャン学メンバー、13日の金曜日で受難ですか?

2013/12/14 (Sat)

 

☆姫はじめに期待


事始めを知らなかったらしいソルジャー、覗き見で知識を得た模様。
どういう行事かエロドクターに訊きに出掛けた挙句に、姫はじめだとか。

ジョミー「…姫はじめって、なに?」
キース 「俺も知らんぞ」
シロエ 「ぼくもです。姫と言ったら坊主めくりくらいで」
サム  「あー! あれな、姫が出た時は丸儲けだよな!」
Aブルー「そういうイベントもあるのかい? 丸儲けなんだ?」
マツカ 「お正月にやる遊びですよ」
スウェナ「百人一首の絵札を使ってゲームをするのよ」
Aブルー「ああ、かるた大会で使ってるアレか」

ソルジャー、百人一首は知っているようでございます。

Aブルー「それで姫だと丸儲けだ、と」
キース 「坊主を引いたら手持ちの札を失うんでな」
シロエ 「他の人が失くした札を纏めて貰えるのが姫なんですよ」
Aブルー「そうか、なるほど…。他の人が失くした分までねえ…」
ジョミー「坊主だと気分最悪だけどね」
Aブルー「良く分かったよ、ノルディのお勧めは効きそうだ」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「姫はじめだよ、他の人の分まで御利益ゲット!」

これで来年も御利益バッチリ、とソルジャー、実に嬉しそうで。

Aブルー「坊主ってアレだろ、除夜の鐘とかいうヤツだよね?」
キース 「確かに除夜の鐘は寺だし、もれなく坊主がついてくるが」
Aブルー「除夜の鐘を撞いたら煩悩は流れちゃうんだろ?」
キース 「そういうことになってるな。で、来るのか?」
Aブルー「まさか! 撞いた人たちが流したヤツが来るのを待つだけ!」
一同  「「「…え?」」」
Aブルー「そのために二日が姫はじめと見た!」

欲しい人は二日を待てばいいのだ、と言うソルジャー。

キース 「お、おい…。あんた、いったい何を待つ気だ?」
Aブルー「決まってるだろう、煩悩だよ!」
一同  「「「煩悩?」」」

そんなモノを待ってどうする気だ、と『?』マークの御一同様。
姫はじめと関係があるようですけど、なんのことやら…?

2013/12/15 (Sun)





 

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☆なんとか到着


鼻血の危機な教頭先生、気分は「そるじゃぁ・ぶるぅ」のパパ。
ダークスーツでキメたからにはあわよくば、と思ってらっしゃるわけで。

ハーレイ「そ、そのぅ…。私はぶるぅのパパ役をだな…」
ブルー 「ふざけないでよ、君は単なるスポンサーだろ!」

去年と同じく財布に徹しろ、と生徒会長は冷たい視線。

ブルー 「ブルーたちが来たからって調子に乗るのはお断りだよ」
Aブルー「えーーーっ? 仲良し家族もいいじゃないか」
A船長 「そうです、私たちは初心者ですから」

御教示よろしくお願いします、と頭を下げるキャプテン。
教頭先生、俄然、元気を取り戻しまして。

ハーレイ「はい! 及ばずながら、お手本になるべく頑張ります!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…! 君は支払いだけ頑張ってれば…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ アルテメシア大神宮だよーっ!」
Aぶるぅ「わぁっ、大人も子供もいっぱいだぁ~♪」

ぼくたちみたいな服の子供も沢山いるね、と「ぶるぅ」の歓声。
駐車場は満杯のようで、車がズラリ並んでおります。

ブルー 「さて、ハーレイ? どうするんだい、駐車場は?」
ハーレイ「私たちを降ろして、他に行くよう言ってあるが」
ブルー 「上出来、上出来。じゃあ、門前に横付けだね?」
ハーレイ「ああ、降りやすい所でな」
ブルー 「ありがとう。頼もしいね、パパ」

生徒会長、サービスとばかり投げキッス。
真っ赤になっている教頭先生、鼻血の方は止まったようで。

ハーレイ「到着です。前から順に降りて下さい」
ぶるぅ 「ぼく、いっちばぁ~ん!」
Aぶるぅ「ぼく、にばぁ~ん! パパ、ママ、早く~!」
Aブルー「行こうか、ママ」
A船長 「誰がママです、二人ともパパでよろしいでしょう!」
Aブルー「はいはい、分かった。それじゃ二人でパパ役ってことで」
キース 「…思いっ切り先が思いやられるぜ…」

行くか、と立ち上がるシャン学メンバー。
無事に神社に着きましたけれど、この先は無事に済むのでしょうか?

2013/11/16 (Sat)

 

☆お子様と肩車


七五三の親子連れで賑わうアルテメシア大神宮に到着。
何はともあれ御祈祷を、と参道を歩き始めれば両脇に露店がございます。

Aぶるぅ「美味しそう~! 端から全部食べたいな♪」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 去年、ハーレイの肩車で食べたよ!」
Aぶるぅ「えっ、ホント?」
ぶるぅ 「うんっ! 高くてとっても気持ち良かったぁ~♪」
Aぶるぅ「そっかぁ、それって楽しそうだね!」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ?」

キャイキャイとはしゃぐお子様が二人。
手を取り合って視線は教頭先生とキャプテンへ。

ハーレイ「な、なんだ?」
A船長 「肩車ですか。確かに多いようですね」

キャプテン、周囲を見回して納得ですが。

ハーレイ「だ、ダメです、あれはお勧めいたしません!」
A船長 「何故です? 親子らしくて良さそうですが」
Aブルー「そうだよ、あれはパパならではだね。…あ、ぼくもパパか」
Aぶるぅ「ぼく、肩車はハーレイの方がいいなぁ、ブルーじゃ低いし」

パパはどっちでもいいんだけどね、と「ぶるぅ」はニッコリ。

Aぶるぅ「ねえねえハーレイ、肩車~!」
A船長 「よし、うんと背が高くなった気分になれるぞ」
ハーレイ「ですから、お勧めいたしません、と!」
ぶるぅ 「ハーレイ、ぼくも肩車がいいな♪」
ハーレイ「…そ、そんな…! そして今年も買い食いなのか?!」
ぶるぅ 「食べちゃダメなの?」
ハーレイ「…そ、それは…」

教頭先生、冷汗ダラダラ。
去年、スーツと頭への食べこぼし防止にエライ格好をさせられた記憶が。

Aブルー「こっちのハーレイは何を焦っているんだい?」
ブルー 「シャワーキャップと化粧ケープが怖いらしいね」

こんな感じで、と思念で伝達した模様。
ソルジャー、プッと吹き出しまして。

Aブルー「なるほどねえ…。食べこぼし防止に必須なんだね」

なかなか素敵な格好じゃないか、と腕組みをしてニヤニヤニヤ。
教頭先生とキャプテン、二人揃ってシャワーキャップと化粧ケープとか?

2013/11/17 (Sun)

 

☆肩車で仲良く


肩車をねだる、お子様が二人。
キャプテンの方は乗り気ですけど、教頭先生は腰が引けている状態です。

Aぶるぅ「ねえねえ、ハーレイ、肩車~!」
ぶるぅ 「ぼくも! ぼくも去年みたいに肩車~!」
ハーレイ「し、しかしだな、ぶるぅ」
A船長 「よろしいではありませんか。ここは二人仲良く肩車で」

去年の惨事を御存知ないキャプテン、教頭先生を誘っております。

A船長 「異文化体験に来たのですから、パパの気分を極めたいと」
Aブルー「いいねえ、肩車の親子が二組! 是非やりたまえ」
A船長 「は、はいっ! さあ、ぶるぅ」
Aぶるぅ「わぁーい!」

キャプテンの肩車で御機嫌の「ぶるぅ」。
「そるじゃぁ・ぶるぅ」も教頭先生にキラキラ瞳でせっせとおねだり。

ぶるぅ 「ハーレイ、ぼくも~! ぼくもやりたい~!」
ハーレイ「…う、うう…」
ブルー 「ホントに困った男だねえ…。財布だけしかやりたくない、と」
ハーレイ「いや、そんなことは!」
ブルー 「じゃあ、肩車! パパ気取りならそのくらいはね」

せっかくのダークスーツが泣くよ、と生徒会長。
教頭先生、キャプテンと「ぶるぅ」組の肩車を暫し見詰めて。

ハーレイ「分かった。ぶるぅ、今年も肩車で行こう」
ぶるぅ 「ありがとう! ハーレイ、大好き!」

肩車をして貰った「そるじゃぁ・ぶるぅ」、早速周囲をキョロキョロと。

ぶるぅ 「えっと、えっとね…。串カツ、食べたぁ~い!」
ハーレイ「く、串カツ…」
Aぶるぅ「ぼくも串カツ! 買って、買って~!」
ブルー 「ほら、ハーレイ。君の財布の出番だよ。串カツ二人分!」

その格好では難しいし、と生徒会長、教頭先生の懐から勝手に財布を。

ブルー 「ぶるぅ、今年も味噌ダレかい?」
ぶるぅ 「うんっ!」
Aぶるぅ「ぼくも味噌ダレ~!」
ブルー 「了解。味噌ダレ二本ね」

買ってこよう、と足取りも軽く露店に向かう生徒会長。
味噌ダレの串カツとくれば食べこぼしは必至。パパ役二人に死亡フラグ?

2013/11/18 (Mon)

 

☆パパ役はこれで


今年も出ました、肩車で串カツ、しかも味噌ダレ。
ウキウキと買いに出掛けた生徒会長、両手に串を二本ずつ持って上機嫌。

ブルー 「はい、どうせなら一人二本がいいだろう?」
ぶるぅ 「わぁーい、ぶるぅは沢山食べるの大好きだもんね!」
Aぶるぅ「やったぁ、両手に串カツだぁ~!」
ブルー 「タレもたっぷりつけて貰ったよ」

だからね、と生徒会長はニヤリ。

ブルー 「ハーレイの服と頭が汚れるとマズイ」
ぶるぅ 「うんっ、今年もシャワーキャップだね!」
ハーレイ「…や、やるのか?」
A船長 「シャワーキャップとは何のことです?」
Aブルー「化粧ケープとセットものでね、パパの大事な装備品らしい」
A船長 「装備品?」
ブルー 「そうなんだよね、この二つが無いと服と頭が台無しでさ」

ちょっと持ってて、とジョミー君とキース君に串カツを預ける生徒会長。

ブルー 「ハーレイ、君はパパ役のお手本だって?」
ハーレイ「…ま、まあ…。そういう風に出来たらいいな、と…」
A船長 「大いに頼りにしております。どうぞよろしくお願いします」
ブルー 「だったら、まずはお手本をね。いいだろ、ハーレイ?」

パッと出ました、シャワーキャップ。
生徒会長、背伸びして教頭先生の頭に被せてニッコリ。

ブルー 「お次は化粧ケープだね」
ハーレイ「ひ、ヒラヒラはやめて欲しいのだが…!」
ブルー 「生憎、ぼくの趣味だから! シンプルなのは嫌いなんだ」

覚えておいて、とフリルひらひらの化粧ケープを肩にバサッと。
実はフィシスさん用のヤツなのですけど、教頭先生は御存知なくて。

ハーレイ「…お、お前の趣味なら仕方ないか…。しかしだな…」
ブルー 「君には全然似合わないって? 大丈夫、今日はパパの勲章!」
ハーレイ「そう言われると悪い気はせんか…」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? ああいうのがパパの勲章だってさ」

ほら君も、とシャワーキャップを手にするソルジャー。
化粧ケープも持ってますねえ…。

2013/11/19 (Tue)

 

☆パパの勲章


教頭先生、食べこぼし防止用にシャワーキャップと化粧ケープを装備中。
パパの勲章だと言われましても、どう見ても笑えるお姿で…。

Aブルー「ほら、ハーレイ。君もコレをね」
A船長 「し、しかし…! あの格好の人は他にはいないようですが」
ブルー 「いないだろうねえ、去年もハーレイ限定だったし」
A船長 「で、では、私も謹んで遠慮させて…」
Aブルー「いいのかい、それで? ぶるぅがガッカリすると思うよ」
A船長 「ぶるぅ…ですか?」
Aブルー「そう!」

見てごらんよ、と指差すソルジャー。
生徒会長がキース君に預けていた串カツを「そるじゃぁ・ぶるぅ」に。

ブルー 「お待たせ、ぶるぅ」
ぶるぅ 「わぁーい、いっただっきまぁーす!」

両手に串カツ、「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大喜び。
パクパク食べておりますけれども、味噌ダレがポタポタ、衣がパラパラ。

Aぶるぅ「ブルー、ぼくのは? ぼくにも串カツ~!」
ブルー 「ハーレイの服と頭についちゃうからねえ…。まだおあずけ」
Aぶるぅ「えーーーっ! ハーレイ、早くぅ~!」

キャプテンの肩で「ぶるぅ」が足をバタバタ。

Aぶるぅ「食べたい、食べたい、串カツ食べたいーっ!」
Aブルー「ぶるぅ、ハーレイはパパになりたくないそうだ」
A船長 「は…?」
Aブルー「だって、そうだろ? パパの勲章を嫌がってるしね」

これじゃ「ぶるぅ」が可哀相だ、とソルジャー、溜息。

Aブルー「仕方ない、パパ役交代だ。ぶるぅ、おいで」
Aぶるぅ「うんっ! 今度はブルーが肩車だね!」
A船長 「ま、待って下さい、私の立場は…!」
Aブルー「決まってるだろ、ママに格下げ」
A船長 「そ、それはどういう…」
Aブルー「スーツか着物か、とにかくフェミニン! まずは着替えかと」
ブルー 「そうだね、瞬間移動でパパッとやろう」

こういうのは形が大切だし、とソルジャーと生徒会長がニッコリ。
ママに格下げと言われたキャプテン、パパの勲章どころか女装ですか~!

2013/11/20 (Wed)

 

☆選ぶならこっち


シャワーキャップと化粧ケープはパパの勲章だそうでございます。
キャプテン、それを拒否したばかりにママに格下げと言われ女装の危機。

A船長 「フェ、フェミニンと言われましても…!」
Aブルー「何か? パパが嫌なら自動的にママになるしかないし!」

スーツか着物か、と迫るソルジャー。

Aブルー「早く決めてよ、着せる都合があるからね」
A船長 「そ、そんな…!」
Aブルー「ブルー、ところでハーレイに合うサイズのはあるのかい?」
ブルー 「んーと…。選び放題はちょっと無理かな、規格外だから」
キース 「おい、そんなサイズの着物とかスーツもあるのか、あそこは」
ブルー 「それはもちろん! コスプレも手掛ける店だしね」

今だと在庫はこんな感じで、と生徒会長、思念で伝達。
それなりのスーツやら着物なんかがあるようですが。

A船長 「わ、私がこれを着るのですか…?」
Aブルー「そうなるねえ、ママ」
A船長 「に、似合わないなどという次元ではなさそうですが…!」
サム  「うんうん、視覚の暴力だぜ」
ジョミー「でもさぁ、仕方ないよね、この状況だし」
スウェナ「シャワーキャップが嫌なんだったら、そっちになるわね」

でもコワイ、とシャン学メンバー、笑いを堪えつつ肩をブルブル。
その間に「そるじゃぁ・ぶるぅ」は串カツを食べ終えまして。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 次はお好み焼き~!」
Aぶるぅ「あーーーっ! ぼく、まだ食べられていないのにーっ!」
Aブルー「ぶるぅ、ぼくの肩車で食べるといいよ」
Aぶるぅ「うんっ! 少し低いけど、早く串カツ食べたいもん!」
A船長 「ま、待って下さい! やります、私がパパをやります!」

女装とシャワーキャップを秤にかけたキャプテン、決死の選択。

A船長 「この際、パパの勲章です!」
Aブルー「よく言った! じゃあ、その意気で頑張りたまえ」
A船長 「はいっ!」

キャプテンの頭にもシャワーキャップ。
ひらひら化粧ケープもお似合いですよ~!

2013/11/21 (Thu)

 

☆肩車で行こう


女装よりかはシャワーキャップと化粧ケープだ、と決意したキャプテン。
同じ格好の教頭先生と並んで「ぶるぅ」を肩車しつつ参道を。

ぶるぅ 「えっと、えっとね、次はタコ焼き~!」
Aぶるぅ「ぼくもタコ焼き~!」

買い食い三昧のお子様二人。
シャワーキャップと化粧ケープは大活躍で。

A船長 「つまりこういうことですか…」
ハーレイ「そうなのです。食べこぼし避けにはコレのようでして」

思い切り人目に立つのですが、と教頭先生、深い溜息。

ハーレイ「ですが今年は同士がいらして心強いです」
A船長 「こちらこそご指導よろしくお願いします。初心者ですから」
Aブルー「ぼくもぶるぅも七五三は初めてだしね」

この先は何があるんだい、とダークスーツのソルジャー、興味津々。

ブルー 「七五三の目的は買い食いじゃなくて御祈祷なんだよ」
Aブルー「えっ、御祈祷? それって思い切り御利益がある?」
ブルー 「それはもちろん。貸し切りコースでやるからね」
Aブルー「貸し切りコース?」
ブルー 「普通は何組も纏めてやるけど、そこは金額次第ってことで」

今年もよろしく、と言われた教頭先生、頼もしい笑顔。

ハーレイ「任せておけ! 御利益を沢山頂くといい」
ブルー 「ありがとう。…というわけで、終点かな?」

買い食いはここまで、と生徒会長。
立派な門の前を最後に露店が途切れて、その先はお参りの人が大勢。

ブルー 「ぶるぅ、鯛焼きを食べ終わったら御祈祷に行くよ」
ぶるぅ 「うんっ! 今年はぶるぅも一緒だね!」
Aぶるぅ「んとんと…。御祈祷って何をするの?」
ブルー 「神様にお願い事をするんだよ」
Aブルー「そう! お賽銭を入れて鈴を鳴らして」
ブルー 「ちょっと待った! そういうのとは違うんだけど」
Aブルー「違うのかい?」
ブルー 「すぐに分かるさ、百聞は一見に如かずだよ」

まずは御祈祷の申し込み、と生徒会長が促し、肩車終了の教頭先生。
パパの勲章を外した姿はカッコイイかも?

2013/11/22 (Fri)

 

☆お次は御祈祷


七五三の御祈祷は今年も貸し切りコースだとか。
教頭先生が支払いを済ませ、巫女さんに待合室へと案内された御一行様。

巫女さん「こちらで暫くお待ち下さい」
ブルー 「ありがとう。今日は混んでるみたいだね」
巫女さん「次の御祈祷が終わりましたら、すぐに御案内いたしますので」

それまでこちらでごゆっくり、とお茶菓子つきで御祈祷待ち。
去年と同じくVIP待遇、待合室といえども立派なもので。

Aブルー「素敵な部屋だね、ここで待ってればいいのかい?」
ブルー 「一応、順番があるからね。先の人たちは抜かせないよ」
Aブルー「ところで、さっきの話だけれど…。お賽銭は?」
ブルー 「ハーレイが払っていただろう? お納めすると言うんだけど」
Aブルー「ああ、なるほど! 纏めてドカンと!」
ブルー 「平たく言えばそうなるかな」
Aブルー「じゃあ、鈴は?」
ブルー 「鈴は神様の注意を引くためのアイテムだからさ、要らないよ」

神様に直接お願いに行くんだからね、と生徒会長。

ブルー 「神主さんが神様を呼んで、お願いを伝えてくれるシステム」
Aブルー「そうなんだ…。じゃあ、今も先の人のをやってるわけだね」
ブルー 「そういうこと!」
Aブルー「神様に直接、お願い事かぁ…」

なんか凄いね、と言ったソルジャー、暫し沈黙。
拝殿をサイオンで覗き見しているようですけれど…。

Aブルー「親子連れだけじゃないみたいだよ?」
ブルー 「そりゃまあ色々あるんじゃないかな、神社だからさ」
Aブルー「合格祈願と聞こえたけれど?」
ブルー 「学問の神様で有名だしね」
Aブルー「待ってよ、それじゃ七五三とは無関係でも御祈祷OK?」
ブルー 「御祈祷料を納めて申し込めばね」
Aブルー「先に言ってよ、そういう大事な話はさ!」
ブルー 「えっ?」
Aブルー「七五三ってヤツは、ぶるぅ専用だと思ってたんだよ!」

知らなかった、と慌てるソルジャー。
「ぶるぅ」の七五三に来た筈ですけど、何か勘違いしてましたか?

2013/11/23 (Sat)

 

☆御祈祷をお願い


貸し切りで御祈祷をして貰うために待合室で順番待ち。
その間に他の人の御祈祷を覗き見したソルジャー、突然慌て出しまして。

Aブルー「ハーレイ、今のを聞いたかい? ぶるぅ専用じゃないそうだ」
A船長 「そうらしいですね」
Aブルー「のんびりしている場合じゃないよ! 御祈祷だよ?」
A船長 「御祈祷がどうかしましたか?」
Aブルー「思い切りビッグチャンスじゃないか!」

神様を貸し切りでお願い出来るんだから、と拳をグッと握るソルジャー。

Aブルー「これは絶対外せない! 夫婦和合をお願いしよう!」
A船長 「それは頼まないといけませんね!」

何より大事な願い事です、とキャプテンも拳を握っております。

A船長 「二人で叫べばいいのでしょうか?」
Aブルー「声を合わせるのが大切かもね!」
ブルー 「ちょ、ちょっと待った!」

生徒会長が止めに入って、シャン学メンバーも顔面蒼白。
貸し切りの御祈祷の真っ最中に叫ばれたが最後、赤っ恥は必至。

キース 「や、ヤバイ…」
ジョミー「拝殿の前って人だらけだよ、絶対外まで聞こえるよ!」

人生終わった、と項垂れるシャン学メンバーですが。

ブルー 「聞こえるも何も、叫ぶだけ無駄だし!」
Aブルー「えっ、なんで? 神様に直接お願いだろう?」
ブルー 「何を神様にお願いするのか、最初にちゃんと言わないと!」
Aブルー「だからハーレイと二人で言うって!」
ブルー 「そうじゃなくって、もうシナリオは出来てるんだよ!」
一同  「「「は?」」」

シナリオとは、と全員キョトン。

ブルー 「御祈祷ってヤツは祝詞を読むんだ。ひらたく言えば呪文かな」
Aブルー「それで?」
ブルー 「御祈祷の度に祝詞を作って、それを読むわけ」
Aブルー「それがシナリオ?」
ブルー 「そういうこと! お願い事も誰が頼んだかもキッチリ書く!」

今回は七五三で作成済みだ、と告げる生徒会長。
ソルジャー夫妻が夫婦和合と絶叫しても、効き目は無いってことですか?

2013/11/24 (Sun)

 

☆お願いがしたい

 
神様に直接お願い出来ると聞いたソルジャー、夫婦和合を御希望ですが。
御祈祷で唱える祝詞は予め作成済みなのだそうで。

ブルー 「手順を踏まないと無効だからねえ、今更どうにも」
Aブルー「い、今から作って貰うとかは?」
ブルー 「もう手遅れ! 御祈祷料を納める時に申告するのがお約束!」
Aブルー「じゃ、じゃあ今日の御祈祷は…」
ブルー 「残念だけれど、ぶるぅ二人分の幸せ祈願ってところかな」
Aブルー「ぼ、ぼくたちも出席するのに?!」
ブルー 「親ってヤツはさ、子供の幸せを願うものだし」

ぶるぅのパパとママ役なんだろ、と生徒会長。

ブルー 「二人ともパパかもしれないけどねえ、ぶるぅの幸せが大切さ」
Aブルー「…そ、そんな…。せっかくのビッグチャンスなのに…」
ブルー 「諦めるんだね、ぶるぅのために」

ほら、お迎えが、と言う側からカラリと扉が開いて。

巫女さん「大変お待たせいたしました。こちらへどうぞ」
ぶるぅ 「わぁーい、貸し切り~!」
Aぶるぅ「とっても楽しみ!」

羽織袴のお子様二人がピョンピョンと。
拝殿に入れば見事に貸し切り、全員、ズラリと並んで座って。

神主さん「皆さん、頭を下げて下さい」

大きな幣がバッサバッサと振られ、いよいよ御祈祷の始まりですが。

神主さん「おぉぉぉぉぉぉ~~~~~」
Aブルー「な、なんだい、あれは?」
ブルー 「シッ! この声で神様をお迎えするんだよ」
A船長 「なるほど、異文化体験ですね」

唸り声にしか聞こえませんが、とキャプテン、なにげに罰当たり発言。

A船長 「これで神様が呼べるのですか…」
Aブルー「らしいね、お賽銭とかより効きそうだよ」
A船長 「同感です。どうでしょう、こっそりお願いするのは」
Aブルー「いいかもね! 神様たるものアドリブくらいは出来ないと」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」

不穏な言葉を交わすソルジャー夫妻。
アドリブがどうとか言ってますけれど、神様ってそういうキャラですか?

2013/11/25 (Mon)

 

☆御祈祷アドリブ


恐れ多くも神様相手にアドリブだなどと言うソルジャー。
生徒会長の声をサラッと無視して、キャプテンと思念で何やらコソコソ。

Aブルー「と、こんな感じでどうだろう?」
A船長 「やってみる価値はありそうですね」
Aブルー「でもって、大切なのはタイミングだよ」

そこを外すとアウトっぽいし、と口にした所で。

神主さん「アルテメシア在住、そるじゃぁ・ぶるぅの…」
Aブルー「なんかゴチャゴチャ言ってるけれども、これが願い事かぁ…」
A船長 「そのようです。無病息災とか聞こえましたし」
Aブルー「だったらチャンスはぶるぅの時だ」
A船長 「そこで一発、捻じ込むのですね!」

頑張りましょう、と応じるキャプテン。
それを聞いていたシャン学メンバー、マズイと顔を見合わせましたが。

神主さん「シャングリラ在住、そるじゃぁ・ぶるぅの…」
Aブルー「ハーレイ、今だ!」
A船長 「はいっ!」

滔々と読み上げられる祝詞にかぶさるバカップルの声。

Aブルー「夫婦和合で!」
A船長 「お願いしますー!」
一同  「「「うわぁぁぁーっ!」」」

もうダメだ、と頭を抱える一同を他所に、神主さんは慌てず騒がず。

神主さん「…と、かしこみ、かしこみもう~す~…」
A船長 「やりましたね!」
Aブルー「神様もアドリブが上手いんだねえ…」

それは絶対違うだろう、と泣きの涙の一同ですけど。

神主さん「おぉぉぉぉぉぉ~~~~~」
Aブルー「今度は何だい?」
ブルー 「神様をお送りするための声だってば!」

よくも罰当たりな真似をやってくれたな、と睨み付けている生徒会長。
御祈祷は終了、「お立ち下さい」と声がかかって。

巫女さん「皆さん、お疲れ様でした」
Aぶるぅ「ねえねえ、ぼくのパパとママのお願い、届いたかなぁ?」
巫女さん「どうでしょう? 聞いて下さるとよろしいですね」

流石は巫女さん、大人な対応でございます。
ということは、神主さんも大人な対応でアドリブ御祈祷バッチリですか?

2013/11/26 (Tue)

 

☆その道のプロ


夫婦和合でお願いします、と、かしこみ、かしこみ申す~。
七五三の御祈祷にバカップルが乱入、ドえらい祝詞が奏上されてしまい。

Aブルー「やったね、これでお願いバッチリ!」
A船長 「直接お願い出来ましたからね」

ソルジャー夫妻は大喜びですが、シャン学メンバーたちはブルブルで。

ジョミー「あ、あれって絶対、外まで聞こえた…」
キース 「それ以前に確実に叱られるぞ」
シロエ 「か、神主さんが来るんですけど…!」

どうなるのだ、と生徒会長も声も出ない様子。
神主さんがススス…と近付いて参りまして。

神主さん「お帰りの際に初穂料を追加でお納め願います」
一同  「「「は?」」」
神主さん「御祈祷が追加になりましたので、そのように」
Aブルー「ちょ、ちょっと待ってよ、ついでにお願いしただけだし!」
神主さん「七五三のお子様が夫婦和合でらっしゃいますか?」
一同  「「「………」」」

そうだった、と状況を思い出す御一同様。
「シャングリラ在住、そるじゃぁ・ぶるぅの」の後に叫んだわけでして。

神主さん「御祭神様に「ご両親の」とお伝えするなら追加になります」
Aブルー「つ、追加で! 追加しといてよ、ぶるぅのじゃないし!」
神主さん「既にお伝えしてあります。初穂料をよろしくお願いします」

私もプロでございますので、と颯爽と立ち去る神主さん。
巫女さんが必死に笑いをこらえつつ。

巫女さん「お帰りはこちらでございます。初穂料は受付で承ります」

先に立って行った巫女さん、受付の巫女さんに何やらヒソヒソ。
受付の巫女さん、頷きまして。

巫女さん「ようこそお参り下さいました。初穂料の追加だそうですが」
Aブルー「…え、えっと…」
ハーレイ「ああ、支払いの方は私が」
巫女さん「かしこまりました。七五三のお子様は、こちらをどうぞ」
ぶるぅ 「わぁーい、千歳飴ー!」
Aぶるぅ「貰っちゃったー!」

狂喜乱舞のお子様二人。
願い事の追加もアドリブでブチ込み、結果オーライ?

2013/11/27 (Wed)

 

☆御祈祷とお守り


初穂料を追加で支払い、ソルジャー夫妻の夫婦和合もブチ込めたようで。
お子様二人に千歳飴の袋を渡した巫女さん、キョロキョロと。

巫女さん「こちら、お守りでございますが…。これは、どなたが?」
一同  「「「は?」」」
巫女さん「御夫婦のお守りでございますけど」
Aブルー「それ、ぼくのだから! ほら、ハーレイも!」
A船長 「あ、有難く頂戴いたします」

よりにもよってダークスーツの二人が夫婦和合のお守りゲット。
あまつさえソルジャー、神社の名前が印刷された紙袋を早速開けて。

Aブルー「…なんか普通のお守りだけど…」
巫女さん「夫婦和合のお守りとしては、特に授与しておりませんので」
Aブルー「それで効くわけ?」
巫女さん「御祈祷をなさっておられますから、大丈夫ですよ」
Aブルー「じゃあ、いいや。これはベッドに置くのかい?」
ブルー 「やめたまえ!」

巫女さんも忙しいんだから、とソルジャーの首根っこを掴む生徒会長。

ブルー 「御祈祷が済んだらさっさと次へ! 記念撮影!」
Aブルー「でもさ、お守りの使い方がさ!」
ブルー 「基本は肌身離さずだよ!」
Aブルー「えっ? だったら、これをつけてヤればスゴイとか?」
ブルー 「は?」
Aブルー「だからさ、ぼくとハーレイが首からお守りを下げてヤッたら」
ブルー 「その先、禁止!」

もう喋るな、とソルジャーを引き摺り、生徒会長、ダッと逃走。
巫女さんや周囲の視線を浴びつつ、シャン学メンバーも必死に走って…。

ブルー 「き、君はまったく、なんてことを…!」
Aブルー「それはこっちの台詞だよ! せっかく御祈祷したんだし!」
ブルー 「もういい、それより記念撮影!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで写真を撮るんだよ!」
Aブルー「いいねえ、今日の記念になるんだ?」
A船長 「ああ、日付が書いてあるのですね」

「七五三参拝記念」と書かれたボードに本日の日付。
キャプテン、まじまじと見ておりますけど、日付に何か問題でも…?

2013/11/28 (Thu)

 

☆七五三の記念


夫婦和合の御祈祷を追加でブチ込み、お守りまで貰ったソルジャー夫妻。
お次は記念撮影ですけど、キャプテンは何故か日付が気になる様子。

A船長 「そういえば11月の10日ですねえ…」
ブルー 「間違ってないと思うけど?」
A船長 「いえ、ぶるぅの七五三に来たのですから、いいのですが…」

どうも煮え切らないキャプテン。
生徒会長、首を傾げつつ。

ブルー 「いいも悪いも、今日は大安だよ? 何が問題?」
A船長 「22日なら良かったのに、と思いまして」
一同  「「「は?」」」
A船長 「11月22日は『いい夫婦の日』だと伺いましたし」
Aブルー「あー! 去年ノルディに教わったっけね!」
A船長 「特別休暇で二人でホテルに泊まりましたよ、こちらの世界で」
Aブルー「思い出したよ、その日付なら良かったねえ…」

夫婦和合の御祈祷記念に、と撮影用のボードを眺めるソルジャー。

Aブルー「これって変えたらダメなのかなぁ?」
A船長 「日付の部分は差し替えが出来るようですね」
ブルー 「そこで勝手なことを言わない! 今日は七五三!」

主役はぶるぅと決まってるんだし、と生徒会長はツンケンと。

ブルー 「ほらほら、さっさと並んで、並んで!」
ぶるぅ 「ぼく、真ん中ー! ぶるぅと並ぶ!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 写真を撮るんだね!」

面白そう、と跳ねる「ぶるぅ」を写真屋さんがピシッと立たせまして。

写真屋 「はい、千歳飴の袋が見えるように持って下さいね」
Aぶるぅ「うんっ! これって美味しい?」
ブルー 「食べるのは写真を撮ってから!」
写真屋 「ご両親はお子様の後ろでお願いします」
Aブルー「了解。ハーレイ、お前がこっちだ。ブルー、君たちも」
ブルー 「…ハーレイだけで充分っぽいけどねえ?」
ハーレイ「そう言うな。去年も一緒に撮っただろう?」
写真屋 「他の皆さんも並んで下さーい!」

なんだかんだで生徒会長も親役ポジション。
フラッシュが光って、記念に一枚!

2013/11/29 (Fri)

 

☆記念にもう一枚


みんな笑顔で記念の一枚。
写真撮影も無事に終わって、お次はホテルへ宴会にお出掛けなのですが。

ブルー 「行こうか、ハーレイ。マイクロバスを呼ぶんだろ?」
ハーレイ「はい、表まで歩く間に来る筈ですよ」

連絡しましょう、と教頭先生が電話を取り出した所へ。

写真屋 「よろしかったら、記念撮影を別口で承りますが…」
一同  「「「は?」」」
写真屋 「日付を翌日とか前の日にとか、たまに指定がありますので」

こちらは変更可能です、とボードを指差す写真屋さん。

Aブルー「いいのかい?」
写真屋 「お安いご用でございます。11月22日でよろしいですか?」
Aブルー「それはもちろん!」
A船長 「良かったですねえ、記念写真が撮れますよ」
Aブルー「どうせだったら、こっちの方も替えられないかな?」

七五三じゃなくって夫婦和合、と恐ろしい言葉がソルジャーの口から。

写真屋 「…お宮参りとか、そういった用意はございますが…」
Aブルー「夫婦和合は無いんだね?」
写真屋 「なにしろニーズがありませんから」
Aブルー「だったら、書く!」
一同  「「「えぇっ?」」」
Aブルー「そこだけ書いて貼り付けるんだよ、かまわないだろ?」
写真屋 「そ、それはもちろんかまいませんが…」
Aブルー「じゃあ、書くもの!」
写真屋 「は、はいっ! 少々お待ちを!」

助手さんが走らされ、出ました、紙と極太の筆と墨汁が。
ソルジャー、早速デカデカと『夫婦和合』の四文字を。

Aブルー「これで頼むよ。でもってみんなで記念撮影!」
ブルー 「な、なんで全員?」
Aブルー「一緒に御祈祷してくれたんだし、記念に一枚!」
A船長 「そうですよ。皆さんも是非」
写真屋 「ボードはこれでよろしいですか?」
Aブルー「うん、上出来!」
写真屋 「それでは並んで下さいね。御夫婦はどうぞ真ん中へ!」

夫婦和合参拝記念、11月22日な特製ボード。
赤っ恥だと嘆く面々もパシャリと撮られた所で中継終了~。

2013/11/30 (Sat)





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☆寒い日はラーメン


今年も霜月、11月でございます。
教頭先生を招いての松茸尽くしの大宴会から早や一週間、今日は土曜日。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ジョミー「お邪魔しまぁーっす!」

生徒会長宅にシャン学メンバーがドヤドヤと。

サム  「おっ、なんかいい匂いがするじゃねえかよ」
シロエ 「えーっと、これは…。味噌ラーメンでしょうか?」
ブルー 「ご名答! お昼も近いし、ぶるぅがね」
ぶるぅ 「いきなり寒くなったでしょ? あったかいのがいいもんね♪」

すぐにラーメン茹でるからね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
シャン学メンバー、生徒会長にダイニングに案内されましたが。

キース 「おい。味噌ラーメンはいいとして、だ」
ブルー 「醤油ラーメンの方が良かったかい? それとも豚骨?」
キース 「誰がラーメンの話をしている!」
ブルー 「違うのかい? てっきりそうだと」
キース 「他のヤツらと一緒にするな! 俺はだな…」
シロエ 「待って下さい、他のヤツらって誰のことです?」
ジョミー「そうだよ、まるでぼくのことみたいに聞こえるし!」

そうだ、そうだ、と文句の嵐。

スウェナ「そこまで食い意地は張ってないわよ、言われるほどには」
サム  「俺もだぜ。少なくともジョミーよりかはマシだな」
ジョミー「何さ、それ!」
シロエ 「ジョミー先輩、喧嘩の相手を間違えてますよ」
マツカ 「ですね、少なくとも今はキースが相手です」
キース 「なんでそうなる!」
シロエ 「さっき自分で言いました! 他のヤツらと一緒にするなと」

やるなら喧嘩上等です、とシロエ君。

シロエ 「なんなら表に出ましょうか? ここじゃアレですし」
ブルー 「ふうん? キースとシロエの一騎打ちとは面白いねえ」
キース 「ちょっと待て! 全部あんたのせいだろうが!」
ブルー 「えっ、なんで?」

ぼくは何にもしてないけれど、とキョトンとしている生徒会長。
自分が振ったラーメン発言、綺麗サッパリ忘れてますね?

2013/11/01 (Fri)

 

☆敵はラーメン


生徒会長宅に招かれたシャン学メンバー、ラーメンを巡って喧嘩の危機。
食い意地がどうのと揉めていますが、元凶は生徒会長で。

キース 「そもそも、あんたが俺の話を遮ってだな!」
ブルー 「遮ったっけ?」
キース 「ああ、思いっ切りやってくれたぞ、醤油ラーメンかと!」
ブルー 「…そういえば…。ごめん、塩ラーメンが良かったかな?」
キース 「だから違うと!」

誰がラーメンの話をしている、とキース君の拳がテーブルをダンッ!

キース 「さっきもそこでズレたんだ。でもって結果がコレなんだが」
シロエ 「ぼくたちの食い意地が張っているって話でしたね?」
キース 「お前も揚げ足を取ってる場合か!」
シロエ 「違うんですか?」
キース 「今は仲間割れをしている余裕は無いぞ」
一同  「「「え?」」」

どういう意味だ、と顔を見合わせるシャン学メンバー。
そこでダイニングの扉が開きまして。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ お待たせ、味噌ラーメンだよ!」
ブルー 「はいはい、喧嘩はそこまでで! ラーメンがのびるよ」
ぶるぅ 「喧嘩だったの?」
ブルー 「らしいよ、キースとシロエが険悪」
キース 「誰のせいだと思ってるんだ!」
ブルー 「うーん…。あえて言うなら味噌ラーメンかな?」
キース 「ボケをかますな、白々しい!」
ブルー 「その前に、まずはラーメンを食べる! 熱い間に」
キース 「く、くっそぉ…」

まだブツブツと文句を言いつつ、それでもラーメンを前に合掌。
みんな揃って「いただきます」ですが。

キース 「…いいか、落ち着いてよく聞けよ?」
ブルー 「うん、聞いてる」
キース 「あんたじゃなくって他のヤツらだ!」
シロエ 「喧嘩なら買わせて頂きますけど」

ラーメンをズルズルと啜りながらの緊迫の時間。

キース 「その話は横へ置いておけ。俺たちの相手はブルーの方だ」
一同  「「「は?」」」

なんでまた、と目を白黒なシャン学メンバー。
生徒会長を相手にラーメンで喧嘩?

2013/11/02 (Sat)

 

☆ラーメンはともかく


お昼御飯に用意されていた味噌ラーメンから険悪なムード。
キース君とシロエ君とがあわや喧嘩かと思われましたが、違うらしくて。

シロエ 「何故、会長になるんです? ラーメンの味で」
サム  「ぶるぅが用意したからじゃねえの?」
ジョミー「そっか、ブルーが味噌ラーメンって言ったのかもね!」
キース 「違う、ラーメンの味じゃない! 人の話は最後まで聞け!」

食い意地が張っていると勘違いされても仕方ないぞ、とキース君。

キース 「いいか、今度こそ間違えるなよ? 今日の目的は何だった?」
ジョミー「えっ? ぶるぅの七五三の打ち合わせだよね?」
シロエ 「そうです、そうです。ついでに会長の家でゆっくり」
サム  「呼ばれた時間も昼時だもんな!」
マツカ 「今日は冷えますし、熱いラーメンが嬉しいですよね」
キース 「確かに美味いが、それで終わると思うのか?」
スウェナ「あら、食べ終わったら打ち合わせでしょ?」

今年は10日に決まったのよね、とスウェナちゃんがニッコリ。

スウェナ「去年は3日だったけど…。今年は連休で混みそうだから」
シロエ 「観光客も多くなりますからね」
キース 「それはいい。それはいいんだが、おかしいだろう!」
ジョミー「何が?」
キース 「ぶるぅの七五三のお供を何回やったと思ってるんだ」
サム  「えーっと、俺たちが入学した年から行ってるし…」

ひいふうみい、とサム君が指を折っておりますが。

キース 「回数は別にどうでもいい。とにかく何度も行ったよな?」
マツカ 「ええ、行ってますね」
キース 「だったら、なんで今更、打ち合わせなんだ?」
一同  「「「は?」」」
キース 「集合時間を決める程度で打ち合わせとは言わん筈だぞ」

絶対に何か裏がある、とキース君は生徒会長をギロリ。

キース 「あんた、何か企んでいるだろう?」
ブルー 「そんなことは…」

別に企んではいないんだけど、と歯切れの悪い生徒会長。
どうやら裏がありそうですねえ?

2013/11/03 (Sun)

 

☆七五三の裏には


本日の目的は「そるじゃぁ・ぶるぅ」の七五三の打ち合わせ。
しかし毎年お供をしてきたシャン学メンバー、七五三には慣れっこで…。

キース 「企んでないならハッキリ言え! 何があるんだ!」
ブルー 「七五三だよ、ぶるぅを連れて10日にね」
キース 「それだけの筈がないだろう! 俺たちはもうプロなんだぞ」

七五三の、とキース君。

キース 「去年は教頭先生を呼んでたな? またその線か?」
ブルー 「…えーっと、似たようなものなのかな…」
ジョミー「また教頭先生にたかるわけ?」
シロエ 「御祈祷料とか食事代とか、随分派手にやりましたよね」
サム  「でもよ、打ち合わせってヤツはしてねえぜ?」
キース 「そうだろう? だから変だと俺は言うんだ」

去年を上回る何かが裏に、とキース君は生徒会長を睨んでおります。

キース 「さて、ラーメンも食い終わったし…。打ち合わせだな?」
ブルー 「…まあね」
キース 「もったいつけずにサッサと吐け! 何があるんだ!」
ブルー 「……特別ゲスト」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「面子が少し増えそうなんだよ」
一同  「「「あー…」」」

またしても教頭先生か、と天井を仰ぐシャン学メンバー。

ジョミー「教頭先生、もう懲りてると思うけど…」
キース 「それを引っ張り出すための妙な計画でもあるんだろう」

でもって俺たちがババを引くんだ、とキース君はブツブツブツ。

キース 「どんな計画か知らんがな、憎まれ役はお断りだぞ」
シロエ 「ぼくもです! 柔道の師は裏切れません」
マツカ 「…ぼくもお断りさせて頂きます…」
ブルー 「断って済むと思うのかい?」
キース 「あんた、銀青の名を出す気だな? 反則だぞ!」

七五三は神事で坊主の世界には関係ない、と絶叫するキース君ですが。

ブルー 「…断れるんだったら断りたいよ、ぼくだって!」
一同  「「「は?」」」

打ち合わせに呼んだのは生徒会長。
その本人が断りたいとは、これ如何に?

2013/11/04 (Mon)

 

☆七五三に行きたい


七五三の打ち合わせだと呼び出しておいて、断りたいらしい生徒会長。
呼ばれた方のシャン学メンバー、何が何やら分からないのも無理はなく。

キース 「…おい。断るつもりなら最初から呼ぶな!」
シロエ 「もしかしたら、説得係かもしれません」
サム  「何だよ、それ?」
シロエ 「ぶるぅは七五三に行きたいでしょうし、そこをぼくたちで」
スウェナ「ああ、10日は別の所へ行こうとか、そういう方ね?」

それなら分かる、と納得しかけた面々ですが。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 10日は七五三だよ!」
ジョミー「で、でも…。そうだ、ドリームワールドなんかもいいかも!」
キース 「紅葉にはまだ早いしな…。ぶるぅ、日帰りツアーはどうだ?」
ぶるぅ 「七五三!」
サム  「あちゃー…。こりゃ駄目だぜ」

ブルーに打ち合わせを頼まれるわけだ、と誰もが溜息。
しかし…。

ブルー 「特別ゲストと言っただろう? ぶるぅはそれが楽しみなんだ」
キース 「そ、そうか…。ぶるぅ、教頭先生も呼べばいいと思うが」
ぶるぅ 「七五三でしょ? 来てくれるもん!」
ブルー 「ハーレイくらいで特別ゲストだと思うのかい?」
サム  「ゼル先生かよ?」
ブルー 「…断れない相手だと言ったけど?」
ジョミー「ちょ、ちょっと…。それってまさか…」
キース 「待て、その先を口にするな!」

言霊というものがあってだな、とキース君が叫べど時すでに遅く。

ジョミー「まさか、ぶるぅがもう一人とか?」
シロエ 「ぶるぅですか!?」
ブルー 「…当たり」
一同  「「「………!!!」」」

あのぶるぅか、と顔面蒼白のシャン学メンバー。

キース 「な、なんであいつが七五三に!」
ブルー 「あっちの世界には無いらしくってさ、異文化体験らしいんだ」
シロエ 「それ、節分にも言ってましたよ!」
ジョミー「もしかしなくてもバカップルつき?!」

嫌な予感に震える一同。
今年の七五三、ソルジャー夫妻も一緒に来ようと言うんですか?

2013/11/05 (Tue)

 

☆七五三の覚悟


よりにもよってソルジャーの世界の「ぶるぅ」が七五三の特別ゲスト。
それだけで済むとはとても思えず、シャン学メンバーは震えております。

シロエ 「…来るんですか、バカップルも?」
ブルー 「ぶるぅだけの筈がないだろう! 七五三だし!」
キース 「…祭り感覚で来るわけか…」
ブルー 「そっちの方ならまだ良かったよ。ぶるぅの親のつもりなんだ」
一同  「「「えーーーっ!!!」

愕然とするシャン学メンバー。
ソルジャー夫妻が「ぶるぅ」の親を気取るとなると大変で。

ジョミー「確か未だにどっちがママだか決まってないよね?」
キース 「決着はついてない筈だ」
シロエ 「どうするんですか、親のつもりって!」
ブルー 「一応、親には違いない。ブルーが言うにはそういうことで」
サム  「卵を温めただけじゃねえかよ!」
ブルー 「そうなんだけどね、ぶるぅにとってはパパとママだよ」

そこを逆手に取られたのだ、と生徒会長、深い溜息。

ブルー 「子供がいるんだから七五三に行っていいだろう、とね」
スウェナ「…断れないのね?」
ブルー 「断ったって押し掛けて来るさ。だから覚悟を」

打ち合わせとは名ばかり、実は覚悟を決める会らしく。

ブルー 「敵前逃亡は認めない。当日は全員、必ず集合」
ジョミー「こ、今年も現地集合だよね?」
ブルー 「甘いね、ブルーは賑やかに出掛けたいんだよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ここに集まってみんなで行くの!」
サム  「路線バスかよ?!」

脳裏に蘇る節分の悲劇。
バカップルに密着して座席に座られ、大恥をかかされた痛い記憶が。

キース 「正直、あれは勘弁なんだが…」
シロエ 「ぶるぅつきなら大丈夫なんじゃないですか?」
マツカ 「抱っこで座るのは子供ですしね」
ジョミー「どっちがぶるぅを抱っこするかで揉めそうだよ、それ…」

なんということになったのだ、と嘆いても無駄というもので。
七五三には覚悟を決めてソルジャー夫妻とプラス「ぶるぅ」で珍道中?

2013/11/06 (Wed)

 

☆七五三を前に


ソルジャー夫妻と「ぶるぅ」が来るという七五三。
現地集合で済むならまだしも、生徒会長宅に集合して皆で行くのだとか。

キース 「またあいつらとバスに乗るのか…」
シロエ 「他人のふりをするだけ無駄な人たちですしね…」
ジョミー「絶対に声をかけてくるよね、それも最悪なタイミングでさ」

今度はどんな恥をかくのか、と泣きの涙の一同ですが。

ブルー 「バスの中の安全は保障するよ。そこだけはね」
キース 「あいつの約束はアテにならんぞ!」
ジョミー「そうだよ、大人しくするって口だけだし!」
シロエ 「おまけに感覚がズレてます。常識が通用しないんです」
サム  「無事に済むとは思えねえよなぁ…」
ブルー 「路線バスならそうなんだけどさ、貸し切りだから」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「ブルーは贅沢にやりたいらしい」

去年のぼくたちみたいにね、と生徒会長。

ブルー 「路線バスじゃなくてマイクロバスで乗り付けるって」
キース 「おい、その金は誰が出すんだ?」
ブルー 「決まってるだろ、ハーレイだよ」
一同  「「「教頭先生!?」」」
ブルー 「一緒に七五三に行かないか、と言われたらしくてホイホイと」

気分は今年もぶるぅのパパ、と生徒会長は申しております。

ブルー 「去年で懲りたかと思ってたけど、ブルーが参加するからね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 仲良し家族で一緒に七五三だって!」
キース 「仲良し家族?」
ブルー 「ぼくとハーレイとでぶるぅの両親。…不本意ながら」

あっちのブルーが家族気取りでやって来るから、と生徒会長は深い溜息。

ブルー 「というわけでね、路線バスで恥はかかずに済むよ」
キース 「安全なのはそこだけなんだな?」
ブルー 「…なにしろ異文化体験だしねえ、何を言い出すか謎だから」
シロエ 「先は読めないというわけですね…」

でもバスだけでも安全ならば、とホッと一息のシャン学メンバー。
なんとか覚悟は決まりそうですが、今年も波乱の七五三?

2013/11/07 (Thu)

 

☆七五三の日の朝


ソルジャー夫妻と「ぶるぅ」に加えて教頭先生も参加な七五三。
シャン学メンバーはガクブルですけど、日だけは無情に流れ去りまして。

ジョミー「…とうとう来ちゃったよ、七五三の日…」
キース 「敵前逃亡は不可だと言っていやがったよな」
シロエ 「壮行会までやった以上は無理でしょう」

それに此処まで来ちゃいました、とシロエ君。
運命の日の11月10日、生徒会長のマンションは目の前です。

サム  「壮行会かぁ…。飯は確かに美味かったけどよ」
スウェナ「ぶるぅも張り切っていたものね」
マツカ 「前祝いなら分かるんですけど、壮行会だと言われても…」
キース 「水盃まで出て来たしな」
ジョミー「死ぬ気で行けってことだよね、今日は」
シロエ 「そういう覚悟が要るんでしょう、きっと」

水盃を交わして壮行会。
おまけに敵前逃亡不可能、何が起こっても耐えるしかなく。

キース 「…命だけはあるよう願いたいぜ」
シロエ 「ぼくもです。まさか七五三でこんな展開になるなんて…」
ジョミー「去年は教頭先生が一人でババを引きまくってたけど…」
サム  「今年は俺たちも引くんだよな?」
一同  「「「うわー…」」」

何は無くとも命だけは、と切に願いつつマンションへ。
エレベーターに乗り、最上階の生徒会長宅のチャイムをピンポーン♪。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ブルー 「やあ。逃げずに揃ってやって来たね」
キース 「あいつらは何処だ!?」
ブルー 「まだだよ、ハーレイと一緒に来るそうだ」
一同  「「「は?」」」

何故に教頭先生なのだ、と首を傾げるシャン学メンバー。

ジョミー「どうして教頭先生なわけ?」
ブルー 「七五三の準備がどうとかこうとか」
キース 「車を出させて買い物か?」
ぶるぅ 「ぶるぅの服は用意しとくね、って言ったんだけど…」

ぼくとお揃いの羽織と袴を新調したよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
主役の「ぶるぅ」の服があるなら特に用意は要らないのでは?

2013/11/08 (Fri)

 

☆七五三の準備


教頭先生と一緒に来るらしいソルジャー夫妻と「ぶるぅ」たち。
七五三の準備があるそうですけど、何をするのか誰も見当がつかなくて。

サム  「ブルーにも分からねえのかよ?」
ブルー 「サイオンで覗こうと思ったんだけど、弾かれちゃってさ」
キース 「思い切り嫌な予感がするな」
シロエ 「その段階でロクな展開じゃないですよ!」

見られて困るような何かです、という断言に誰もがブルブル。

ジョミー「出掛ける前からこうなるわけ?」
キース 「諦めろ。お浄土へ行くならお念仏だぞ」
サム  「それって死亡フラグじゃねえかよ!」
シロエ 「だからとっくに立ってますってば、死亡フラグが!」

水盃でサヨナラですよ、とシロエ君。

シロエ 「まさか七五三で人生おしまいだなんて…」
ブルー 「死にはしないと思うけどねえ、いくらなんでも」
??? 「そうだよ、ホントに人聞きの悪い」
一同  「「「!!?」」」

バッと振り返った先にソルジャー(会話表記はAブルー)。
私服姿でございます。

Aブルー「おはよう、今日はよろしくね」
キース 「他の面子はどうしたんだ?」
Aブルー「瞬間移動で連れて来たけど、一応、挨拶は必要かと」
一同  「「「挨拶?」」」
Aブルー「いきなり飛び込んできて「よろしく」はマズイ」

おめでたい日にはキチンと手順を踏まないと、とソルジャーはニコリ。

Aブルー「というわけで、玄関先にね」
ぶるぅ 「あっ、ホントだぁ!」

ピンポーン♪ と玄関チャイムの音が。
飛び跳ねて行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」が戻って来るとゾロゾロと。

ハーレイ「おはよう、ブルー。今年はキメて来たぞ」
ブルー 「………。もしかして、君の家に寄るって言っていたのは…」
Aブルー「決まってるだろ、ハーレイの服を借りなくっちゃね!」

ぼくの世界には無い服だから、とソルジャーは力説しております。
教頭先生、ダークスーツに白いネクタイ。
その後ろにはキャプテン(会話表記はA船長)ですよ~!

2013/11/09 (Sat)

 

☆七五三の服装


七五三の日、11月10日の日曜日。
生徒会長の家に集合してからお出掛けですけど、ダークスーツが約二名。

A船長 「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 七五三、よろしくね~!」
ブルー 「…そ、それはいいけど、何さ、その服…」
A船長 「ぶるぅの服は用意して頂けると聞きましたが」
Aブルー「だから普段着で連れて来たけど?」
ブルー 「ぶるぅじゃなくって! そこのハーレイ!」

二人とも、とビシィと指差す生徒会長。

ブルー 「結婚式じゃないんだよ? ダークスーツにホワイトタイて!」
A船長 「変でしょうか?」
ブルー 「去年は普通にスーツだった! そうだろ、ハーレイ!」
ハーレイ「そうなのだが…。正式な服装にしたい、と頼まれてな」
Aブルー「ノルディに訊いたらダークスーツにホワイトタイです、って」
ブルー 「ぶるぅの両親を気取るんだっけ? じゃあ、君は?」

なんで君までダークスーツ、と教頭先生を睨んでおりますが。

ハーレイ「仲良し家族で七五三を、と誘われたもので…」
ブルー 「誰が仲良し家族になるのさ!」
Aブルー「ぼくたちと、君とハーレイとだけど? ぶるぅが二人で」
ブルー 「家族ごっこは君たちだけでやればいいだろう!」
Aぶるぅ「えーーーっ! ぼく、七五三、初めてなのに…」

パパとママだって初心者だもん、と「ぶるぅ」の主張。

Aぶるぅ「みんなで仲良く行くんだもん! そうだよね、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「んとんと…。ハーレイ、ぼくのパパではないんだけど…」
ブルー 「そうだ、パパだ!」

閃いたらしい生徒会長、ポンと手を打って。

ブルー 「ハーレイがダークスーツってことは、ブルーがママだね?」
Aブルー「えっ? なんでそういうことになるわけ?」
ブルー 「ダークスーツは父親の服! 母親は着物とかなんだ」

七五三には、と生徒会長、勝ち誇った顔でございます。
キャプテンのダークスーツはともかく、ソルジャーがママ…?

2013/11/10 (Sun)

 

☆七五三で女装


七五三には正式な服を、とダークスーツでキメたキャプテン。
生徒会長、ダークスーツは父親の衣装だと主張するのはいいのですけど。

ブルー 「パパがダークスーツでキメた以上は、ママもそれなりにね」
Aブルー「ママって誰さ!」
ブルー 「君に決まっているだろう? 家族で七五三なんだから」
Aブルー「ぼくはぶるぅのママじゃないってば!」
ブルー 「君のハーレイがパパ役なんだし、ママは君だよ」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ ぼくはどっちがママでもいいよ♪」
ブルー 「じゃあ、君がママだ」

とにかくママらしい服を着たまえ、と生徒会長。

ブルー 「着物でもいいし、スーツでもいいね」
Aブルー「だったら貸してよ、君のスーツを」
ブルー 「女物は持ってないんだよ」
Aブルー「…女物?」
ブルー 「ママ役だったら女物! パンツスーツよりスカートだよね」
Aブルー「…す、スカート…」
ブルー 「スーツが嫌ならワンピースとかさ。フォーマルなヤツで」

レンタルするなら紹介するよ、とニヤニヤニヤ。

ブルー 「仲間がやってる店があるんだ。格安で貸してくれるけど」
キース 「いつもの店だな、コスプレとかで世話になってる」
ブルー 「そう! あそこは普通の服や着物もレンタルしてるし」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 七五三の時期は品数が増えるよ!」
シロエ 「借りる人も多いでしょうからね。で、スーツですか?」
Aブルー「さ、参考までに聞きたいんだけど、どんなのが定番?」
ブルー 「それはまあ…。母親らしくフェミニンな感じで」
スウェナ「着物もいいんじゃないかしら? ぶるぅが羽織袴でしょ?」
A船長 「着物ですか…。それは私も見てみたいですね」
Aブルー「ちょっと、ハーレイ!」

そこで君まで調子に乗るな、とソルジャーは真っ青でございます。

Aブルー「ぼくは女装の危機なんだけど!」
A船長 「お嫌いではなかったと思いますが?」

そうですよね、と返すキャプテン。
ソルジャー、女装が趣味なんですか?

2013/11/11 (Mon)

 

☆女装したい時


キャプテンがダークスーツだから、とソルジャーに振られた母親役。
女装の危機だと叫んだものの、キャプテンに言わせれば女装も好みとか。

A船長 「こちらで仕立てたウェディングドレスもお持ちでしょう?」
ブルー 「そういえばあったね、そういうヤツも」
キース 「あんたのを横から掻っ攫った分と、自分用のがあった筈だな」
シロエ 「エロドクターに作らせたのがありましたよね」
サム  「他にも色々持ってる筈だぜ、チャイナドレスとか」
ブルー 「うんうん、それも誂えてたよ」
ジョミー「だったら着物のレンタルくらい朝飯前ってことだよね!」

ウェディングドレスよりも地味なんだから、とジョミー君。

ジョミー「スーツだともっと地味になるしさ、問題ないと思うけど」
A船長 「どうせなら着物が見たいですねえ…」
ブルー 「自分で着付けは出来ないだろうし、いいチャンスだよ」
Aブルー「だから、どうして女装が好きって話になるのさ!」
A船長 「そ、それは…。いつも楽しんでらっしゃいますし」
Aぶるぅ「ハーレイも喜んで脱がせてるしね!」
一同  「「「は?」」」
A船長 「そ、そのぅ…。言いにくいのですが、プライベートで」
Aブルー「あれはそういうプレイだってば!」

そうでなければ誰が着るか、とソルジャーは文句をつけております。

Aブルー「お前、自分で言っただろう? 脱がすのが好きだと!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」
Aブルー「ちょっとも何も、そんな時しか女装はしない!」
A船長 「で、ですが、せっかくのチャンスですし…」
Aブルー「そこまで言うなら着てもいいけど、その後は?」

すぐにベッドに行けるんだろうね、と睨むソルジャー。

Aブルー「七五三の後は宴会らしいけど、どのタイミングで?」
A船長 「そうですね…。少し中座して如何でしょう?」
Aブルー「そっちよりかは、神社がいいかな」

神社にだって静かな所はあるだろう、と言われましても。
それはあまりに罰当たりな…。

2013/11/12 (Tue)

 

☆着物なら神社


ソルジャーの女装はキャプテンと過ごす大人の時間限定。
七五三に着物を着るなら何処かでベッドへ、と言った挙句に神社が候補。

Aブルー「中座して青の間に行ってもいいけど、どうせなら神社!」
A船長 「…神社ですか?」
Aブルー「見られていなけりゃ平気なんだろ? 外でやろうよ」
A船長 「外ですって!?」
Aブルー「地球で青カンも悪くない。それに着付けの問題がね」

青の間で脱いだら元に戻せない、という意見はもっともですが。

Aブルー「こっちだったら誰かが直してくれるよ、きっと」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 着付けだったらお手伝いするよ!」
Aブルー「決まりだね。それじゃ着物をレンタルしよう」
A船長 「お、お待ち下さい、外は流石に…!」
Aブルー「ちゃんとシールドするからさ」

是非やろう、とソルジャーはやる気満々で。

Aブルー「ところで、お勧めスポットは何処? えーっと、神社の」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「なんで? せっかく着物を借りるんだから、神社で一発!」
ブルー 「神社はそういう場所じゃない!」
Aブルー「でも宴会を中座するのは嫌なんだよ」

着付けの問題もさることながら、食事が気になるそうでして。

Aブルー「ハーレイと二人で抜けてる間にコースが先に進むだろう?」
ブルー 「そりゃね、温かい料理は冷めるだろうけど…」
Aぶるぅ「パパとママの分はぼくが食べるよ、大丈夫!」
Aブルー「ほら、こんなのもいるからさ…。宴会の席は抜けたくないね」

それに運動すれば食事も美味しい、とパチンとウインク。

Aブルー「ハーレイとしっかり運動してから食べるよ」
A船長 「…し、しかし…。外というのは…」
Aブルー「いいじゃないか、たまに公園でもやってるだろう?」
A船長 「あ、あれは…。あれはシャングリラの中ですから!」

それにブリッジが夜間シフトで当直のみの時間だけです、と必死の叫び。
青カン回避を目指すキャプテン、罰当たりな行為を止められますか?

2013/11/13 (Wed)

 

☆衣装はコレで


七五三へは着物で行こう、と俄然、乗り気になったソルジャー。
しかし目的は七五三ならぬ着物で過ごす大人の時間で、青カンだなどと。

Aブルー「そういえばシャングリラでは夜だったか…」
A船長 「そうです、昼間にはやっておりません!」
Aブルー「じゃあ、なおのこと真昼間に! 初の体験!」

ところでお勧めスポットは、と生徒会長に向き直りまして。

Aブルー「何処がいいかな、神社ってサッパリ分からなくってさ」
ブルー 「今日の主役はぶるぅだろう!」
Aブルー「この際、オマケでいいんだよ。せっかく着物を着るんだし!」
ブルー 「却下! 君は着物を着なくてもいい!」

罰当たりな、と生徒会長、怒りの形相。

ブルー 「ワンピースもスカートも大却下! 変な方しか行かないし!」
Aブルー「えーーーっ? ハーレイもその気になってるのにさ!」
A船長 「わ、私はやるとは言っておりませんが…」
ブルー 「ほらね、君のハーレイも反対なんだよ。普通にスーツで!」

男物なら貸してあげよう、と生徒会長。

ブルー 「ぼくは普通の服で行くけど、君にはダークスーツだね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ すぐに用意するね!」

トトトトト…と走り去って行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
間もなくスーツやホワイトタイを抱えて戻って。

ぶるぅ 「はい、これは一人で着られるでしょ?」
Aブルー「…ぼくは着物で良かったんだけど…」
ブルー 「罰が当たる前にやめたまえ! さっさと着る!」
ぶるぅ 「えとえと、ぶるぅも着替えなくっちゃね!」
Aぶるぅ「うんっ!」

出ました、新品の羽織と袴。
ちびっ子二人が着替える間にソルジャーの方もブツブツと…。

Aブルー「…これでいいわけ?」
A船長 「お似合いですよ。あなたもぶるぅのパパ役ですね」
Aブルー「お前、逃げられて喜んでるだろ!」

着物で青カンが良かったのに、と未練がましく文句たらたら。
ともあれ衣装の準備も整いましたし、みんなで七五三へと出発ですよ~!

2013/11/14 (Thu)

 

☆七五三に出発


ソルジャーの衣装を巡って青カンの危機に陥ったものの、なんとか回避。
教頭先生が手配したマイクロバスに乗り込み、いざ出発でございます。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
Aぶるぅ「わぁーい、七五三だぁー!」

キャイキャイと騒ぐお子様が二人。
お揃いの羽織袴が可愛いです。

キース 「あいつらに罪は無いんだが…」
シロエ 「どうでしょう? あっちのぶるぅは多少あるかも」
ジョミー「そうだよ、妙にませてるしさ」
サム  「いいんでねえの? 着物の線は消えたんだしよ」
マツカ 「ダークスーツになりましたしね」
スウェナ「ぶるぅのパパが二人なのよね」

うぷぷぷぷ…と笑いをこらえるシャン学メンバー。

Aブルー「何がそんなにおかしいわけ!?」
ブルー 「そりゃあ笑うさ、日頃から揉めているだろう?」

パパかママかで、と生徒会長。

ブルー 「ママは絶対嫌だと言うくせに、着物ならママ役になるとかさ」
Aブルー「ぼくは自分に正直なんだよ、こんな服より着物がいいなぁ…」
ブルー 「目的が不純なモノでなければ着物がお勧めなんだけど…」
A船長 「私も非常に見たかったですが、その後が…」
Aブルー「何さ、昼間は出来ないヘタレのくせに!」
A船長 「いえ、昼間でも場所と場合によります!」

場所によっては頑張ります、などと拳を握って言われましても。

ハーレイ「…そ、それは…。夫婦円満でよろしいですね…」
A船長 「失礼、鼻血の危機でらっしゃいますか?」
ハーレイ「いえ、それほどでも…」
ブルー 「ほら、ティッシュ!」
ハーレイ「す、すまん…」
Aブルー「なるほどねえ…。こんなのがいたんじゃ青カンは無理か…」

欠員が出たら恨まれるか、とソルジャーがボソリ。

ブルー 「当たり前だろ、失神されたら困るんだ!」
A船長 「パパが不在になるわけですね」
ブルー 「パパじゃなくってスポンサー!」

間違えるな、と生徒会長は大真面目ですが。
教頭先生の方はパパ気分ですよ?

2013/11/15 (Fri)





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☆不始末の後始末


ソルジャーがせっせと喋りまくった大人な話題。
シャン学メンバーにはキツすぎたようで、オーバーヒートでございます。

ブルー 「これは相当ヤバイかと…。君のせいだからね!」
Aブルー「そうなるわけ? そもそもは君が」
ブルー 「勘違いしたのは君だろう!」

責任を取れ、とソルジャーに詰め寄る生徒会長。

ブルー 「サイオンのレベルはともかく、経験値は君が上だよね」
Aブルー「…どうしろと?」
ブルー 「記憶の処理と回復サポート! そのくらいはして貰わなきゃ」

でないと二度とおやつを食べさせない、とギロリ。
イマイチ分かっていない「そるじゃぁ・ぶるぅ」もコクコクと。

Aブルー「痛い所を突いてくるねえ、おやつはぼくの好物なのに」
ブルー 「手抜きをしたら食事もダメだよ、今後はね」
Aブルー「それは困る! せっかく食欲の秋なのに!」
ブルー 「だったら、さっさと!」

みんなが昇天しない内に、と生徒会長が促し、ソルジャーは渋々。

Aブルー「…分かったよ…。で、処理のレベルはどのくらい?」
ブルー 「記憶障害が出ない程度に! 適度な整合性もつけとく!」
Aブルー「ぼくが来たのとハーレイの修行は残すんだ?」
ブルー 「そこを消したら何もかも説明つかないよ!」

上手にやれ、と言われたソルジャー、仕方なく…。

Aブルー「纏めて一気に片付ける。…ぶるぅの方もね」
ぶるぅ 「えっ? どうしてぼくも?」
Aブルー「余計な知識を入れちゃったから! 全然分かってないけどさ」

大人の味とか…、と呟きまして、パァァッと青いサイオンが。

ぶるぅ 「ブルー、みんなを苛めないでよ! 倒れちゃったし!」
Aブルー「ごめん、ごめん。…すぐに目が覚めるよ、大丈夫」
キース 「…うう……。俺はいったい…」
Aブルー「悪いね、ちょっと刺激が過ぎたみたいで」

適度なストレスは生活のスパイスなんだけど、とソルジャーはニッコリ。
スパイスどころか劇薬でしたが、記憶は無事に処理出来ましたか?

2013/10/16 (Wed)

 

☆記憶処理の結果は


オーバーヒートしたシャン学メンバーに必要なのは記憶の処理。
やらされることになったソルジャー、一瞬で片付けたようでございます。

Aブルー「どうかな、気分は? 熱はありそう?」
キース 「…いや…。ぶるぅが貼ってくれたのか? これは」

額に貼られた冷却シートを示すキース君。

ぶるぅ 「うんっ! お熱が出たら大変だしね」
ジョミー「…そこまで酷い気分じゃないよね」
サム  「おう! だいぶスッキリしてきたぜ」
Aブルー「それは良かった。ブルーにメチャクチャ叱られちゃって…」
ブルー 「当たり前だろ! 君の話のせいなんだから」
Aブルー「ぼくのせいねえ…。そんなに負荷がかかったかなぁ」

たかがハーレイの自信の話、とソルジャーは唇を尖らせて。

Aブルー「適度な負荷っていうか、ストレス? 大切なんだよ」
シロエ 「…ストレス…ですか?」
Aブルー「そう! あの程度で倒れるようじゃ、まだまだ」
ブルー 「まだ喋るつもり!?」
Aブルー「少し今までのおさらいを……ね」

ぶっ倒れたから忘れた人もいるだろうし、と微笑むソルジャー。
記憶の処理をしているだけに、生徒会長も逆らえず…。

Aブルー「どの辺りまで覚えてる? ブルーの話は」
シロエ 「…教頭先生の修行は無駄骨だってトコまでは…」
サム  「うんうん、自信なんかは木端微塵に砕くんだ、ってな」
Aブルー「大いに結構。その先でやり過ぎちゃったみたいで」
キース 「思い出したぞ、食欲の秋だ!」
マツカ 「…確かそうです、その辺までは覚えています」

確かに秋なんですけれど…、とマツカ君が首を傾げまして。

マツカ 「倒れるほどのストレスって…」
サム  「ほら、アレだぜ。食うって話が」
キース 「……あれは衝撃的だったからな……」
Aブルー「そうかなぁ? 相手は修行中のハーレイだよ?」

なんと言っても食欲の秋! とソルジャーは自信たっぷりですけど。
もしかしなくても記憶の処理って、失敗しちゃっていませんか?

2013/10/17 (Thu)

 

☆記憶処理の効果


ソルジャーが記憶の処理をしたというシャン学メンバー。
倒れた理由は食べる話と食欲の秋だと言うのですけど、それでいいのか。

ブルー 『ブルー! これでホントに処理できたわけ?』
Aブルー『やったけど? 何か不審な点でも?』
ブルー 『全然出来てないように見えるんだけど!』

喋ってることが怪しすぎだ、と生徒会長、思念波でコソコソ。

Aブルー『平気だってば、きちんと理由もつけたしね』
ブルー 『理由?』
Aブルー『食欲の秋と食べる件! すぐに分かるさ』

まあ見ていろ、とソルジャーは得意満面で。

Aブルー「悪いね、調子に乗り過ぎちゃって。でもさ…」
キース 「やかましい! 例えるモノが悪すぎるんだ!」
シロエ 「そうですよ。理屈じゃ一応、分かってますけど…」
マツカ 「保健体育の範囲ですしね」
スウェナ「習ってないとは言わないけれど、酷すぎるわよ!」

シャン学メンバー、口々に苦情を申し立てております。

サム  「似てるってのとよ、同列ってのは違うと思うぜ」
ジョミー「違い過ぎるよ、月とスッポンとかよく言うし!」
Aブルー「スッポンね。ちょうどいいかも」
キース 「なんの話だ!」
Aブルー「食欲の秋が出て来た辺りさ。喋るトコまで行かなかったけど」

その前に君たちがブッ倒れたし、とソルジャーはニヤリ。

Aブルー「松茸の話は覚えてるだろ?」
キース 「当然だろう! それが諸悪の根源だからな」
Aブルー「上等、上等。そもそも最上級の松茸ってヤツは…」
キース 「あんたの世界に松茸なんかは無いだろうが!」
Aブルー「どうだろう? 首都星ノアのお偉方だと食べてるかもねえ」

自然に生えているかどうかはともかく、と語るソルジャー。

Aブルー「とにかくノルディに教わったんだよ、いい松茸の選び方!」
キース 「教頭先生に激似だったな、腹立たしいが」
Aブルー「ご名答!」

覚えていてくれて嬉しいよ、と言いつつ生徒会長をチラリ。
いわゆるドヤ顔というヤツですよ…。

2013/10/18 (Fri)

 

☆松茸に激似


記憶の処理はキッチリやった、というソルジャー。
自信満々なのはいいのですけど、話は上等の松茸に行っておりまして…。

Aブルー「ホントに似てると思うだろ? アレと松茸」
キース 「しつこく何度も繰り返すな!」
Aブルー「回答したのは君なんだけど…。とにかくアソコに激似が上等」
シロエ 「もう言わないで下さいってば…」

その件は忘れたいんです、とシロエ君が切々と。

シロエ 「似てるというのは否定しません。でもですね…」
Aブルー「それに見立ててブルーが食べるのがアウトなんだね?」
キース 「ああ、教頭先生の目の前でな!」

思い出したらまた頭痛が、と額の冷却シートを押さえるキース君。

キース 「ただの松茸なら何も言わんが、見立てる件は頂けん」
Aブルー「だから頂く…。食べるっていう話なんだけどね」

もっと気楽に考えようよ、とソルジャーはニコリ。

Aブルー「そのままの形で咥えるってヤツがマズすぎるのは理解した」
ジョミー「やめてよ、オエッときそうだよ!」
Aブルー「ハーレイは感激しそうだけどねえ…。そして爆発」

鍛えた成果が木端微塵に、とソルジャーの瞳がキラキラと。

Aブルー「いい展開だと思うんだけども、却下なんだね?」
キース 「…大却下だな」
Aブルー「それってブルーの口癖だよねえ。…ブルーの意見は?」
ブルー 「ぼくも丸ごとはお断りだよ!」

松茸は生食するものじゃない、と叫ぶ生徒会長。
教頭先生の大事な所が上等の松茸にすり替えられたと気付いたらしく。

ブルー 「キースたちだって却下なんだし、ぼくも却下で!」
Aブルー「仕方ないなぁ…。じゃあスッポンの出番かな?」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ジョミーが言ったろ、月とスッポン! そのスッポンで」

ただし本物のスッポンなのだ、と言われましても。

ブルー 「…本物のスッポンがどうしたって?」
Aブルー「食欲の秋!」

これもノルディに聞いた話で…、とニコニコニコ。
その前ふりは最悪では?

2013/10/19 (Sat)

 

☆松茸と出会い物


教頭先生が金冷法で鍛えまくっている大事な部分。
上等の松茸に激似だと主張するソルジャー、次はスッポンがどうこうと。

Aブルー「ノルディが松茸の話のついでに教えてくれてね」
ブルー 「…変な話じゃないだろうね?」
Aブルー「三つ星って言ったかな? 高級レストランのシェフの発言」
ぶるぅ 「えっ、ホント?」
Aブルー「今度一緒に行きませんか、と誘われたから確かだよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お話、聞かせて!」

お料理の参考になりそうだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ソルジャー、大きく頷きまして。

Aブルー「この秋の自信のメニューらしいよ、松茸とスッポン」
ブルー 「ちょっと待った! なんで松茸?」
Aブルー「セットものだってさ、なんだったっけか…。出会い物?」
キース 「おい、スッポンはそうなのか?」
ぶるぅ 「んとんと…。松茸の土瓶蒸しには白身魚か海老なんだけど…」
シロエ 「なんだか思い切り怪しいですね」

本当なのか、と疑いの目の一同ですが。

Aブルー「本当だってば、シェフのブログに載っていたから!」
ブルー 「見たんだね?」
Aブルー「ノルディが見せてくれたしね。これがなかなか」
ぶるぅ 「どんなお料理?」
Aブルー「松茸とスッポンのコンソメスープ!」
ぶるぅ 「わぁっ、美味しそう~!」
キース 「…普通だな?」
ジョミー「高そうだけどね」

でも普通だ、と胸をなでおろすシャン学メンバー。
しかし…。

Aブルー「松茸とスッポンのムフフな出会いと書いてあったよ」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「脂が乗ったスッポンのパワーと、素敵な形の松茸の出会い!」
ブルー 「…ま、まさか…」
Aブルー「下ネタに走ってしまいましたが美味しいですよ、って」
ブルー 「…し、下ネタ…」
Aブルー「素敵なノリだろ? 実にセンスのいいシェフだよね」

だからスッポンの出番なのだ、と胸を張るソルジャー。
松茸に激似の次はスッポン、何をやらかす気なのでしょうか?

2013/10/20 (Sun)

 

☆ムフフな料理


松茸とスッポンは出会い物だとか言うソルジャー。
元ネタはシェフのブログらしいですが、どうしてスッポンの出番なのか。

ブルー 「君が言うシェフのセンスはともかく、なんでスッポン?」
Aブルー「それはもう! ハーレイを釣るならスッポンだろう!」
一同  「「「釣る?」」」
Aブルー「そう、ハーレイを一本釣り! そして自信を木端微塵に」
ブルー 「…ロクなネタじゃない気がするんだけれど…」
Aブルー「まあ、最後まで聞きたまえ」

まずはハーレイを釣る所から、とソルジャーはニヤリ。

Aブルー「君と一緒にムフフな料理を食べるって言ったら一発だね」
ブルー 「なんでぼくが!」
Aブルー「木端微塵にしたいんだろう? ハーレイの自信」
ブルー 「…そりゃそうだけど…」
Aブルー「何か名案はあったわけ? これだってヤツ」
ブルー 「名案ってほどじゃあ…。鼻血の海に沈める程度で」

ハーレイが喜びそうな話を耳元でコソコソと、と答える生徒会長。

ブルー 「ハーレイにはそれで充分なんだよ、特に何かをしなくても」
Aブルー「つまらないねえ、絶対スッポンの方がいいって!」

ぼくのお勧め、とソルジャーは瞳を煌めかせております。

Aブルー「精のつく料理を一緒に食べよう、って誘うんだよ」
ブルー 「うーん…。確かにアッサリ釣れそうだけど」

釣ったハーレイをどうするのだ、と生徒会長、悩みまくり。

ブルー 「君の言うのはスッポンだよねえ? 何処で出るわけ?」
Aブルー「ムフフな料理に決まってるじゃないか、さっきも言った!」

スッポンと松茸のムフフな出会い、と言われましても。

ブルー 「そんな料理を用意してハーレイを釣って、どうすると?」
Aブルー「分かってないねえ、材料はスッポンと松茸だよ?」
ブルー 「それで?」
Aブルー「…本気で分かっていないんだ?」

君のセンスはイマイチだねえ、とソルジャーは呆れ顔ですが。
センスも何も、こんな話じゃ何をどうするのか分からないかと…。

2013/10/21 (Mon)

 

☆スッポンでムフフ


スッポンと松茸のムフフな出会いなコンソメスープ。
それを餌にして教頭先生を釣り上げ、自信を砕くのがソルジャーの案で。

ブルー 「ハーレイの自信を砕くどころか真逆っぽいけど?」
Aブルー「ムフフな料理でパワーアップって?」
ブルー 「そっちに行くだろ、スッポンなんだし!」

おまけに一緒に食べろだなんて、と生徒会長はブツブツと。

ブルー 「ヘタレだから実害は無いだろうけど、ぼくは嫌だね」
Aブルー「鼻血の海どころかハーレイが縮み上がる方法でも?」
ブルー 「は?」
Aブルー「こっちのゼルが毎日やってる投げキッスよりも強力だけど」

アレでも縮みまくってるよね、とソルジャー、クスクス笑っております。

Aブルー「股間に貼り付いたキスマークの後遺症は最高だよ、うん」
ブルー 「それよりも強力な方法だって?」
Aブルー「そう! 縮むどころか顔面蒼白も夢じゃないかと」
ブルー 「…スッポンで?」
Aブルー「スッポンで!」

君はハーレイを招待するだけ、とソルジャーはニッコリ。

Aブルー「後はぶるぅの料理の腕次第かな」
ぶるぅ 「えとえと…。松茸とスッポンのコンソメスープ?」
Aブルー「メインはそれだね。そして出来れば松茸尽くしで!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼく、頑張る!」

松茸御飯に土瓶蒸しに…、と指折り数える「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「松茸、買いに行かなくちゃあ! 上等のヤツ!」
Aブルー「ハーレイに請求書を回せばいいと思うよ、せっかくだしね」
ブルー 「当然だろう!」

誰がハーレイに御馳走するか、と生徒会長は眉を吊り上げておりますが。

Aブルー「うん、その調子でハーレイに激似の松茸を山ほど用意!」
ブルー 「本当にそれでハーレイの自信を砕けるわけ?」
Aブルー「当たり前だろ、そして肝心のやり方だけどね…」

耳を貸して、と言ったソルジャー、生徒会長の耳にヒソヒソヒソ。
生徒会長、頷きながら真剣に聞き入っていますけれども、どんなやり方?

2013/10/22 (Tue)

 

☆ムフフな釣り餌


生徒会長の耳にヒソヒソ、コソコソ。
ソルジャーが伝授している方法、ゼル先生の投げキッスより強力らしく。

Aブルー「…と、こんな感じでどうだろう?」
ブルー 「いいねえ…。これを聞いちゃったらやるしかないかと」
Aブルー「やったね、それで松茸尽くしはぼくにも御馳走してくれる?」
ブルー 「それは勿論。君のハーレイとぶるぅも来るよね?」
Aブルー「ハーレイねえ…。方法がアレだけに、今回はちょっと」

残念だけど、と呟くソルジャー。

Aブルー「ハーレイが来られないのに、ぶるぅを連れて来るのもね」
ブルー 「じゃあ、君が一人で来るんだね?」
Aブルー「そう! 楽しみにしてるよ、松茸尽くし。それで、いつ?」
ブルー 「26日の土曜日はどう?」
Aブルー「分かった、空けとく。それじゃ、またね!」

パッと消えました、ソルジャーの姿。
聞き入っていたシャン学メンバー、額の冷却シートを剥がしながら。

シロエ 「何だったんです? 松茸尽くしって」
キース 「26日とか言ってたな?」
ブルー 「それは当日のお楽しみ! 君たちにもたっぷり御馳走するよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 松茸、沢山買うんだね!」
ブルー 「最高級のを山ほどね。そして請求書はハーレイに!」

おっと、その前に招待状も…、と生徒会長はウキウキと。

ブルー 「ぼくと一緒に精のつく料理を食べようってね」
キース 「スッポンと松茸のコンソメスープか?」
ブルー 「ちょっといいだろ、下ネタ風にムフフな料理と書こうかな」

何処かのシェフも言ったらしいし、と生徒会長は御機嫌で。

ブルー 「26日はハーレイを釣って、自信を木端微塵だよ、うん」
ジョミー「…それにスッポンを使うわけ?」
ブルー 「大切なのは松茸かな」
一同  「「「松茸?」」」
ブルー 「ハーレイのアソコに激似のヤツ! 金冷法もこれで終わりだ」

26日の朝までの命、などと申しておりますが。
ソルジャーが吹き込んで帰ったアイデア、どんな方法?

2013/10/23 (Wed)

 

☆ムフフな御招待


やって来ました、26日。
生徒会長の家に出掛けたシャン学メンバー、戦々恐々で玄関チャイムを。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ブルー 「やあ。ブルーもとっくに来ているよ」
キース 「そ、そうか…。それで教頭先生は?」
ブルー 「もうすぐ来るから、入って、入って!」

案内された先はリビングではなくダイニング。
ソルジャーがちゃっかりテーブルに着いております。

Aブルー「こんにちは。今日は松茸尽くしが楽しみでねえ…」
キース 「悪い予感しかしないんだが?」
Aブルー「考えすぎだよ。あ、ハーレイも来たのかな?」

チャイムの音がピンポーン♪ と。
間もなく教頭先生が…。

ハーレイ「…今日はブルーと二人きりだと思ったのだが…」
ブルー 「え、賑やかな方がいいだろう?」
ハーレイ「しかし、そのぅ…」
ブルー 「ムフフな料理を食べる件だね、鍛えた成果を見せたいって?」

金冷法を頑張っているんだってね、と言われた教頭先生、耳まで真っ赤。

ハーレイ「ま、まあ…。そういうことだ」
ブルー 「それなら後でゆっくりと! 我慢も鍛錬の内に入るよ」
Aブルー「そうだね、じっくり待てないようじゃまだまだ…」
ハーレイ「なるほど…。そうだな、持久力も大切だったな」

二人きりになれる時間まで我慢しよう、と教頭先生、ストンと納得。

ハーレイ「私が自分で言うのも何だが、かなり自信がついたのだ」
ブルー 「それは良かった。ムフフな料理で更にパワーをつけてよね」
ハーレイ「勿論だ! お前の期待は裏切らないぞ」
ブルー 「だってさ、ぶるぅ。じゃあ、始めようか」
ぶるぅ 「はぁーい!」

キッチンに走って行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
すぐにワゴンを押して戻って来て。

ぶるぅ 「えとえと…。今日は松茸尽くしだけれど…」
ブルー 「まずはムフフな料理から!」
ハーレイ「ほほう…。楽しみだな」

そして食べ終えるまで我慢なのだな、と教頭先生。
食事が終わったらムフフな時間が?

2013/10/24 (Thu)

 

☆松茸でムフフ


金冷法で大事な部分を鍛えまくっているという教頭先生。
妙な自信を打ち砕きたい生徒会長、教頭先生を招いてムフフな料理を…。

ぶるぅ 「えっとね、最初はスッポンのコンソメスープなの!」
ハーレイ「スッポンか。それはなかなか…」
ブルー 「とっても精がつきそうだろう? それと松茸!」
ハーレイ「松茸?」
ブルー 「最高の松茸は形がとってもアレだからねえ…。ぶるぅ!」
ぶるぅ 「はぁーい!」

パッと出ました、最上級の立派な松茸。
ニコニコ笑顔の「そるじゃぁ・ぶるぅ」の右手に掲げられております。

ブルー 「どう、ハーレイ? ぼくは見ただけでドキドキだけど」
ハーレイ「…う、うむ…。そのぅ…」
Aブルー「君のアソコもあんな感じでいけそうかい?」
ハーレイ「…ま、まあ……」
ブルー 「いいねえ、大いに鍛えた甲斐があったって?」

それは素敵だ、とウインクされた教頭先生、耳まで真っ赤。

ブルー 「スッポンのパワーと松茸のムフフな出会いなんだよ」
Aブルー「何処かのシェフのお勧め料理で、自信の下ネタ!」
ハーレイ「そ、そうか…。では、スッポンと松茸のスープなのだな?」
ブルー 「そういうこと! でもって松茸は鮮度が命で」
Aブルー「萎んじゃったら意味が無いしね、ムフフな時間の」

分かるだろう? と笑みを向けられ、教頭先生、指を鼻の付け根に。

ブルー 「鼻血かい? そんな調子で大丈夫かなぁ…」
ハーレイ「…き、鍛えてあるから問題ないかと…」
Aブルー「鼻は鍛えてないもんね。ガンガンなのは下だけで」
ブルー 「ああ、そうか。下さえ元気ならいいんだ、それで」
ハーレイ「す、すまん…」
ブルー 「どういたしまして。細かいことは気にしないから」
Aブルー「ビンビンのガンガンで萎まなければいいんだよ、うん」
ブルー 「というわけでね、ムフフな料理も松茸から!」
Aブルー「見れば見るほど似てるよねえ…」

いい感じ、とウットリ見詰めているソルジャー。
これからどういう展開に?

2013/10/25 (Fri)

 

☆好みの食べ方


最上級の松茸を掲げ持っている「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
教頭先生の大事な部分に激似とあって、アヤシイ雰囲気でございますが。

Aブルー「やっぱりさぁ…。丸ごとパクッといきたくなるよね」
ハーレイ「ま、丸ごと…」
Aブルー「頬張って良し、しゃぶって良し! 考えただけでドキドキさ」
ブルー 「その先、禁止! またジョミーたちが倒れちゃうから!」
Aブルー「ごめん、ごめん。ついうっかり…」

だけど見てるとどうしても、と言いつつ教頭先生に視線をチラリ。
教頭先生、股間にズキュンと来たようで…。

ハーレイ「…す、少し失礼していいだろうか?」
ブルー 「トイレかい? 噴火するにはまだ早いけど?」
Aブルー「ズボンがきつくなっちゃった? でもねえ、我慢も大切で」
ブルー 「そうだよ、鍛えて自信がついたと言ってなかった?」
ハーレイ「す、すまん…。持久力の方も大切だったか…」
ブルー 「食事が済むまでしっかり我慢! それが出来たら二人で…ね」

ぼくと一緒に楽しもう、と生徒会長、艶やかな笑み。

ブルー 「そのためにもスープでパワーアップをしといて欲しいな」
ハーレイ「う、うむ…。ここは耐えねばならんのだな」
Aブルー「噴火して萎んじゃったら話にならない。頑張るんだね」
ブルー 「そうなんだよねえ、だから松茸も新鮮でなくちゃ!」
ぶるぅ 「えとえと…。お料理、始めてもいい?」
ブルー 「うん、OK! 最高のスープに仕上げるんだよ」
ぶるぅ 「パフォーマンスも大事なんだね!」

任せといて、とワゴンの下から俎板が。
どっこいしょ、上に乗っけて、そこに最上級の松茸をコロンと。

ブルー 「ほら、ハーレイ。本当に君にそっくりだよねえ?」
ハーレイ「…い、いや…。それほどでも…」
ブルー 「照れていないでしっかり見ててよ、理想の食べ方!」
ハーレイ「は?」
ブルー 「ぼくの理想の料理法だよ、君のアソコの」

ブルーとは好みが違うんだよね、と生徒会長。
どんな食べ方がお好みですか?

2013/10/26 (Sat)

 

☆松茸の扱い方


ソルジャーの意味深な台詞と視線に股間を直撃された教頭先生。
ここは我慢と言われて踏ん張り、生徒会長の理想の松茸の食べ方の出番。

ブルー 「ブルーにね、君のアソコに見立てるようにと言われたからさ」
ハーレイ「そ、そうか…。緊張するな」
Aブルー「おや、鼻血かい? しっかり見ないと後悔するよ」
ブルー 「ぼくはブルーと違うしね? よく見といてよ」
ハーレイ「う、うむ…」

お前の好みを把握しよう、と教頭先生、鼻息の方も荒めだったり。

ハーレイ「ここで耐えれば後で実践してくれるのだな?」
ブルー 「まあね。ヘタレも少しは直ったのかな、凄い自信だねえ…」
ハーレイ「この日のために鍛えてきたのだ、頑張らねばな」
ブルー 「はいはい、分かった。じゃあ、お手本はぶるぅにお任せ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お料理、始めるね~っ!」

取り出しました、今度は布巾。
固く絞ってあるようで。

ぶるぅ 「えっとね、松茸は水洗いしちゃダメなんだよね」
Aブルー「へえ…。そうだったんだ?」
ブルー 「香りが飛ぶとか色々言うねえ、だから布巾で拭くんだよ」
ぶるぅ 「洗っちゃダメでも、やっぱり綺麗にしないとね!」

丁寧に松茸を拭く「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ソルジャーが「ふうん…」と感心しきりな表情で。

Aブルー「確かに匂いは大切だよ、うん。あれでけっこう興奮するしね」
ブルー 「ちょ、ちょっと…!」
Aブルー「え、だって、そうだろ? ハーレイの匂いもぼくは好きだよ」

シャワーを浴びてサッパリもいいけど、そのまんまも…、と喉をゴクリ。

Aブルー「なるほど、丁寧に拭くだけねえ…。一度試してみようかな」
ぶるぅ 「んとんと…。松茸? 拭くなら優しく拭いてあげてね!」

デリケートだから、と教えられたソルジャー、「うんうん」と。

Aブルー「デリケートな部分を優しく拭くのかぁ…。君もなかなか」
ブルー 「基本だしね?」

松茸の、と答える生徒会長ですが。
教頭先生、もう真っ赤ですよ…。

2013/10/27 (Sun)

 

☆松茸の食べ方


最上級の松茸を「そるじゃぁ・ぶるぅ」が布巾で拭き拭き。
大事な部分に見立てた松茸とあって、教頭先生もドキドキでございます。

ぶるぅ 「綺麗に拭いたら石突きを、こう」
Aブルー「うんうん、根元も大事だよ」
ブルー 「せっかくの松茸を無駄にしないよう、丁寧に…ね」

「そるじゃぁ・ぶるぅ」が小さな手に握った包丁で石突きを除去。
表面を軽く削ぎ終わりまして、ニッコリと。

ぶるぅ 「はい、下ごしらえはこれでおしまい♪」
ブルー 「で、ここからが本番なんだよ」
ハーレイ「…ほ、本番…」
ブルー 「また鼻血? 本番だって言われただけでダメなんだ?」
Aブルー「この状況で聞いたら鼻血も出るさ。だって、君がさ…」
ブルー 「ぼくの理想の食べ方をお披露目だしねえ、まあ分かるけど」

ハーレイのアソコに激似の松茸、とウインクされた教頭先生、鼻血決壊。

ブルー 「あ~あ…。これじゃこの先、どうなっちゃうかな?」
Aブルー「ハーレイ、倒れたら終わりだよ? ここは踏ん張る!」
ハーレイ「わ、分かっております! 根性で耐えてブルーと一発!」
ブルー 「一発ときたよ。心意気だけは買うけどさ」
ハーレイ「私はしっかり鍛えたのだ! 今までの私とは一味違うぞ」
ブルー 「そう? じゃあ、心して味わわなくちゃね。ぶるぅ、見本を」
ぶるぅ 「はぁーい!」

生徒会長の理想の食べ方、いよいよ登場。
教頭先生、鼻血を堪えて身体を乗り出しておられますが。

ぶるぅ 「コンソメスープに入れる松茸、うんと新鮮なヤツでないとね」
ブルー 「萎まないよう、処理は直前!」
ハーレイ「…処理?」
ぶるぅ 「うんっ!」

さっきの包丁が「そるじゃぁ・ぶるぅ」の右手にギラリ。
俎板にダンッ! と振り下ろされて、最上級の松茸、真っ二つに。

ハーレイ「………!!!」
ブルー 「どう? まずは一刀両断なんだよ」
ハーレイ「…い、一刀両断…」

教頭先生、顔面蒼白。
股間をしっかり両手で押さえて、気分はアソコが一刀両断?

2013/10/28 (Mon)

 

☆理想の食べ方


教頭先生の大事な部分に激似の松茸、なんと包丁で一刀両断。
理想の食べ方に夢を馳せておられた教頭先生、股間を押さえて真っ青で。

ブルー 「あれっ、ハーレイどうかした?」
ハーレイ「…そ、それがお前の理想なのか…?」
ブルー 「だって松茸は新鮮でなくちゃ! 最初から煮るのはNGだよ」
ぶるぅ 「風味が台無しになるもんね!」

熱いコンソメを上から注ぐの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ハーレイ「し、しかし…! ブルーの理想の食べ方だと…」
ブルー 「そうだけど? ぶるぅ、続けて」
ぶるぅ 「うんっ!」

半分にぶった切った松茸を包丁で手際よくトトトトト…と。

ブルー 「コンソメスープの熱が通るサイズにスライスってね」
ハーレイ「…ス、スライス…」
Aブルー「ふふ、君のアソコがスライスな気分? 声が震えてるけど」
ハーレイ「ま、まさか本当にやりはしない…のだな?」
ブルー 「さあ、どうだろう? ぼくにとっては余計なモノだし」

君のアソコなんかは無かった方が幸せだから、と生徒会長。

ブルー 「ソレさえついていなかったらねえ、妄想だってしないだろ?」
ハーレイ「…そ、そんな…。では、本当にこれがお前の理想だと…?」
ブルー 「御想像にお任せするよ。ぼくはあんまり切りたくないんで」
Aブルー「うんうん、切るためには触らなくっちゃいけないしね?」
ブルー 「そういうこと! だけど理想は理想ってことで」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 準備、終わったよ!」

みんなで美味しく食べようね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はニコニコ顔。
スライスした松茸をスープカップに入れ、熱いコンソメをたっぷりと。

ぶるぅ 「はい、どうぞ! スッポンと松茸のコンソメスープ!」
ブルー 「遠慮しないで食べてよね? 松茸尽くしはまだまだこれから」
ハーレイ「…こ、これがお前の望みなのか…」

切り刻まれたら何も出来ないのだが、と泣きの涙の教頭先生。
金冷法で鍛えまくっても、肝心のアソコが無いのでは…。

2013/10/29 (Tue)

 

☆食べ方エスカレート


生徒会長の理想の松茸の食べ方、一刀両断どころかスライス。
アソコさえ無ければ妄想も出来ない、などと涼しい顔で申しております。

ブルー 「切り刻まれたら何も出来ないって? ぼくは大歓迎だけど?」
ハーレイ「…そ、そんな…」
Aブルー「ぼくは反対なんだよね。だからぼくのハーレイは来てない」

こんな光景を見て震え上がったら可哀相だ、と言うソルジャー。

Aブルー「なにしろ今日は松茸尽くしで、これから色々あるみたいだし」
ブルー 「そうなんだよね。まずはコンソメ、熱い内にどうぞ」
ぶるぅ 「スッポンのスープ、美味しいよ♪」
ハーレイ「…う、うう…」
ジョミー「教頭先生には悪いけど…。食べていいよね?」
キース 「冷めない間に食べるというのが礼儀だろう」
サム  「だよなあ、普通に松茸だしな?」
Aブルー「じゃあ、ぼくが音頭を取らせて貰うよ。いただきまーす!」
一同  「「「いっただっきまーす!」」」

熱々の松茸入りコンソメスープ。
スッポンの出汁も濃厚で。

シロエ 「美味しいですね!」
マツカ 「松茸の香りもしてますよ」
ブルー 「それは良かった。ぶるぅ、次は焼き松茸だっけ?」
ぶるぅ 「その前に松茸御飯を炊かなくちゃ!」

土鍋で炊くそうでございます。
最上級の松茸、山のように出てまいりまして。

ぶるぅ 「これも拭いてね、切るんだけれど…」
ブルー 「形が残るのとみじん切りのと、両方を入れる趣向だよ」
スウェナ「みじん切りなの?」
ぶるぅ 「味が染み込んでいい感じなの!」

全部みじん切りのお料理屋さんもあるんだよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
松茸を包丁でダダダダダ…と。

ブルー 「どう、ハーレイ? ぼくの理想は」
ハーレイ「…み、みじん切り…」
Aブルー「粉砕ときたよ、これじゃ治療も出来ないねえ?」
ブルー 「縫おうにもパーツがバラバラだしね?」

木端微塵で再生不能、と生徒会長。
教頭先生、股間を押さえてガタガタ震えてらっしゃいますよ…。

2013/10/30 (Wed)

 

☆金冷法の結末


教頭先生のアソコに激似の松茸、スライスどころかみじん切り。
あまりのことに教頭先生は顔面蒼白、股間をガードしておられますが…。

ぶるぅ 「松茸御飯、あとは土鍋で炊くだけだよ!」
ブルー 「ご苦労さま。待ってる間に焼き松茸とすき焼きだね?」
ぶるぅ 「うんっ! 土瓶蒸しは御飯と一緒にね♪」

出て参りました、炭火の卓上コンロ。
最上級の松茸も山ほど出て来て「そるじゃぁ・ぶるぅ」が拭き拭き拭き。

Aブルー「いいねえ、大事に拭くっていうのが」
ブルー 「松茸はこれが大切なんだよ。丁寧に扱ってあげないと」
Aブルー「ふふ、ハーレイにそっくりだしね? 次の手順は?」
ぶるぅ 「えっとね、先っぽに切れ目を入れて手で割くの!」

このサイズなら四等分かな、と包丁を入れて小さな手でエイッと。

ぶるぅ 「こっちは六つくらいだね」
ブルー 「どう、ハーレイ? 君の自慢のサイズだったら六等分!」
ハーレイ「…うう…」
ブルー 「でもって炭火でしっかり焼く、と」
Aブルー「割いちゃった上に火あぶりだって? なんか凄いね」
ブルー 「焼いたら手術をしても無駄! もう絶対にくっつかないよ」
Aブルー「みじん切りと同じで再起不能かぁ…」

君の理想は激しすぎ、と肩を竦めてみせるソルジャー。

Aブルー「つまり、ハーレイのアレは要らない、と」
ブルー 「そういうこと! 無かった方が幸せなんだよ」

教頭先生、声も出ないようでございます。
網の上では焼き松茸がジュウジュウと。

ぶるぅ 「焼けてきてるよ、どんどん食べてね!」
ブルー 「ハーレイ、君は食べないのかい? スープも冷めたよ?」
ハーレイ「…ほ、本当にお前の理想か、これが?」
ブルー 「理想だけれども、触りたくないし!」

切るのも割くのもお断りだ、と冷たい視線。

ブルー 「それでも金冷法で鍛えるかい?」
ハーレイ「や、やめる! もうやめるから!」

切らないでくれ、と響く絶叫。
まだまだ料理は続きますけど、中継終了~。

2013/10/31 (Thu)





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