☆ツイてない五月
季節は早くも風薫る五月。
五月といえばゴールデンウィーク、それも終わった七日でございますが。
ジョミー「うーん、今年もツイてなかった…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ グレイブ、何かやったの?」
いきなり実力テストとか、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は怪訝そう。
休み明けに抜き打ちテストというのは王道です。
ジョミー「そっちは問題ないんだってば、今更だしね」
サム 「他のヤツらは悲惨だったみたいだけどなぁ、俺たちはなあ…」
ジョミー「一年生のプロだもんねえ、ブルーが来なくても大丈夫!」
テストと言えば生徒会長。
クラスに混ざって正解をコッソリ意識の下に…というお約束。
ブルー 「行ってあげた方が良かったかい?」
キース 「いや。たまには実力を知っておくのも大切だろう」
シロエ 「そうです、甘やかすのは良くありません」
スウェナ「でもねえ…。補習地獄は確実みたいね」
サム 「いいじゃねえかよ、俺たちは無関係なんだしよ」
マツカ 「グレイブ先生も妙に御機嫌でしたしね」
ブルーが来ませんでしたから、とマツカ君が言い、一同、爆笑。
生徒会長が参加したテストはクラス全員が満点になるわけですし…。
キース 「今頃は嬉々として採点をしてらっしゃるだろうな」
ブルー 「で、ジョミーは何がツイてなかったって?」
ジョミー「………。分からないわけ?」
ブルー 「全然? 今年もってことは今日限定でもなさそうだねえ?」
ジョミー「去年もツイていなかったんだよ!」
ブルー 「…去年もって?」
ジョミー「だから! ゴールデンウィークのシャングリラ号!」
一同 「「「あー………」」」
アレは出来れば忘れたい、と誰もが遠い目になっております。
どうやら今年もロクな体験をしなかったようで…。
ブルー 「乗りたがるから乗せたのに…。それともアレかい?」
花見旅の方が良かったのかい、と訊かれて固まるシャン学メンバー。
はてさて、固まらねばならないような花見旅とは、これ如何に?
2013/05/01 (Wed)
☆目指すは北の果て
ゴールデンウィークは宇宙へ、というのがシャン学メンバー。
今年もシャングリラ号に乗り込んだものの、ツイてなかったようでして。
ブルー 「ぼくとしては精一杯の娯楽を提供したつもりだけどねえ?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルーはソルジャーだもんね!」
ブルー 「アレが嫌だと言うんだったら花見に行けば良かったんだよ」
キース 「い、いや、それは…」
ブルー 「素敵じゃないか、桜前線を追って北へ北へと花見旅!」
ジョミー「…ぼくたちだけならいいんだけれど…」
サム 「思い切り旅費がかかるからなあ…」
ブルー 「ちゃんとお誘いがあっただろう? アレならタダだよ」
瞬間移動で家からお出掛け、何処でも日帰り、と生徒会長。
ブルー 「ジンギスカンバケツと食費はノルディの負担なんだし」
キース 「面子が最悪すぎるんだ!」
シロエ 「賑やかしだとは言ってましたけど、違いますよ」
ジョミー「絶対、途中で消えるよね…。あの二人」
サム 「うんうん、ぶるぅを残してな」
マツカ 「目的が目的ですからねえ…」
キャプテンの修行でしたっけ、とマツカ君が溜息をついております。
マツカ 「来年のお花見に備えて予行演習をするとか、なんとか…」
キース 「行ったら最後、消えてる間の煙幕代わりになるんだぜ」
ジョミー「ジンギスカンバケツを並べてね…」
来年の春こそはシャングリラの公園の桜の下で、と夢見るソルジャー。
目指すは昼間の公園なだけに、ヘタレなキャプテンを鍛えるつもり。
スウェナ「結局、本気で旅立ったのよね?」
ブルー 「だろうね、あれっきり来ないからねえ…」
マツカ君の別荘でのお花見の後にソルジャーが来たのは一度だけ。
桜前線を追って焼肉をしないか、と勧誘に訪れたきりでございます。
ジョミー「今も何処かでお花見なのかな?」
ブルー 「そうだと思うよ、そろそろ本場だ」
ジンギスカンで花見な北国の桜が見頃だとか。
バカップルは本場で焼肉をしつつ、大人の時間に挑戦中?
2013/05/02 (Thu)
☆寒くてもお花見
ヘタレなキャプテンを鍛えるために、桜前線を追って旅するソルジャー。
かれこれ半月以上も北上し続け、ジンギスカン花見の本場辺りまで。
ブルー 「今年の桜は早かった割に、その後で寒波が来たからねえ…」
キース 「で、ジンギスカンの本場とやらが、今、満開というわけか」
ブルー 「うん。予想じゃ4月の末だったから、かなり遅れたよね」
ジョミー「桜の花に雪が積もりました、ってニュースもあったもんね」
サム 「あれって一度じゃなかったぜ」
あちこちで桜に雪だった筈だ、とサム君が言う通り、寒い春。
満開の桜と雪の映像が何度もニュースに出たわけで。
シロエ 「雪でもお花見してたんでしょうか、あの二人…」
ブルー 「ジンギスカンバケツ持参だろう? 暖は充分取れるよね」
マツカ 「炭火でも固形燃料でも、火ですしね」
スウェナ「火鉢みたいね、お餅の代わりに焼肉だけど」
ジョミー「暖かいのかなぁ、ジンギスカンバケツ…」
キース 「火鉢はけっこう温まるんだぞ。俺も道場で世話になった」
暖房と言えばアレしか無くて、とキース君は回想しております。
住職の資格をゲットする道場で霜焼け地獄の体験者。
キース 「まして焼肉を食っているんだ、身体の芯からポカポカだろう」
ブルー 「色気より食い気で旅をしてればいいんだけどねえ…」
一同 「「「あー…」」」
そうだった、と溜息をつくシャン学メンバー。
ソルジャー夫妻のお花見の旅、焼肉の方がオマケかも知れず。
ブルー 「ひたすら食べてお花見していることを祈るよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 焼肉しに行ったんでしょ?」
楽しそうだよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
正真正銘お子様なだけに、全く分かっておりません。
キース 「ああ、まあ…。焼肉だろうな」
ブルー 「それと身体の芯からポカポカってことになるんだろうね」
ただし運動していれば…、と生徒会長はブツブツと。
つまり大人の時間ですけど、キャプテンの修行はどうなったでしょう?
2013/05/03 (Fri)
☆北の大地の花見旅
ソルジャー夫妻のお花見の旅も、そろそろゴールが見える頃。
ジンギスカンでお花見な北の大地で、バカップルは何をしているのやら。
キース 「目的は修行だったよな。…知りたくもないが」
ブルー 「ぼくも覗き見してないからねえ、どうなったんだか…」
シロエ 「知らない方が幸せですよ、きっと」
サム 「でもなぁ…。その内に来るぜ、呼んでないのに」
ジョミー「レッドカードでも懲りないもんねえ…」
また猥談を聞かされるんだ、とジョミー君。
万年十八歳未満お断りの団体様でも容赦しないのがソルジャーで。
キース 「武勇伝の披露は確実だろうな」
ブルー 「でなきゃ怒りとグチの嵐さ、モノにならなかった場合はね」
マツカ 「…どちらにしても来るんでしょうね…」
スウェナ「絶対に来るわよ、桜の季節が終わったら」
ブルー 「そろそろカウントダウンの時期だと思うよ」
北国の桜でフィナーレだから、と生徒会長。
花見旅の成果を聞かされる日はもう目の前に迫っております。
ジョミー「やっぱり今年はツイてないんだよ、いろんな意味でさ」
ブルー 「シャングリラ号の旅は君が言い出した筈だけど?」
ジョミー「そりゃそうだけど…」
キース 「あいつらの花見旅に付き合うよりかはマシ…だったろうな」
シロエ 「今年も散々でしたけどね…」
それでもバカップルと旅よりはマシだ、と頷く面々。
桜前線の旅は魅力的ですが、主催者がソルジャーと来た日には…。
キース 「桜に雪な寒波の中でも修行を優先しそうだからな」
ブルー 「だろうね、どうせシールドするんだから」
サム 「視線がダメだって言ってたよな?」
ブルー 「シジュウカラでもダメって話だったねえ」
シロエ 「カラスだったらどうなるんです?」
ジョミー「そっか、ジンギスカンの本場はカラスなんだっけ…」
サム 「シジュウカラどころの騒ぎじゃねえぜ?」
なんと言ってもデッカイし、と言われてみればその通り。
果たして北の大地での修行の旅は…?
2013/05/04 (Sat)
☆お花見にカラス
キャプテンのヘタレを直すために、と桜前線を追って旅するソルジャー。
終点に着く頃合いですけど、北の大地のお花見にはカラスが出るそうで。
サム 「肉を狙うってヤツらなんだぜ、きっと目つきも鋭いって!」
キース 「それが桜の木にいるわけか…」
ジョミー「一羽だけでも目立つよね、カラス…」
生ゴミの日によく見かけるよ、とジョミー君。
ジョミー「アレに比べたら鳩だって小鳥に入りそうだよ」
ブルー 「カラスは小鳥も襲うんだ。シジュウカラなら餌になるかも」
シロエ 「そんなに凶暴なんですか!?」
ブルー 「そうらしい。…だから目つきも推して知るべし」
一同 「「「うわー…」」」
そんなのが桜の上に止まっていたら、キャプテン、居心地が悪そうです。
おまけに焼肉を狙うのですから…。
ブルー 「ジンギスカンバケツに目を付けられたら最後だね、うん」
キース 「ロックオンだというわけか…」
ブルー 「ぶるぅも連れて行ってるだろうし、羽音がバサバサ」
サム 「でもシールドがある…んだよな?」
ブルー 「だから寄ってはこないだろうけど、ガン見は確実!」
焼肉を再開するまで張り付く筈だ、と生徒会長。
ブルー 「あっちのハーレイがヘタレるのが先か、ブルーがキレるか」
マツカ 「サイオンでカラスを撃退…ですか?」
ブルー 「撃退したってヘタレてしまった後ではねえ…」
ジョミー「じゃ、じゃあ…」
ブルー 「思い切り機嫌が悪いんじゃないかな、カラスのせいで」
スウェナ「…今頃、そういう状態なのよね?」
ブルー 「お花見シーズンにはカラスに注意って話だよ」
キース 「つまりアレか? 花見旅の最後はカラスなわけか?」
ブルー 「カラス対あっちのハーレイだろうね、フィナーレは」
シロエ 「それじゃ、この後、もれなくグチと文句が…」
ブルー 「いつが厄日か賭けるかい?」
そうでもしなけりゃやってられない、と生徒会長は申しておりますが。
ソルジャーのグチと文句が炸裂するのは何日後?
2013/05/05 (Sun)
☆危険すぎる賭け
桜前線を追って北の大地へ辿り着いたであろうソルジャー夫妻。
満開の桜の下で白昼堂々と大人の時間、という目標つきの旅なのですが。
ブルー 「あっちのハーレイがヘタレるのはまず間違いないし…」
キース 「しかしだ、そんなのを賭けたら後が怖いぞ」
シロエ 「そうですよ。ズバリ当てても、前後賞でも呪われそうです」
ジョミー「お前たちのせいだって言うよね、きっと」
サム 「それで間違いねえだろうなぁ…」
思い切り因縁をつけられるんだぜ、とサム君は肩を竦めております。
サム 「ウッカリ当てたら殺されるかもしれねえぞ」
キース 「殺される方がマシかもしれん。拉致られたらどうする」
ジョミー「え? えーっと…。もしかしなくても向こうの世界へ?」
キース 「そうだ。SD体制とやらも怖いが、もっと怖いのは…」
向こうの世界のシャングリラだ、と声をひそめるキース君。
キース 「青の間に連れて行かれてみろ。何が起こるか分からんぞ」
シロエ 「いわゆる監禁ってヤツですか?」
キース 「監禁だったらまだマシだ。そこで見てろ、と言いかねん」
ブルー 「言いかねないねえ、ブルーの場合…」
ナキネズミとやらと同列で、と生徒会長は深い溜息。
ブルー 「ヘタレ直しの目的は視線に耐えるためだし、最適だよね」
キース 「俺たちはどう見ても人間だしな」
シロエ 「会長、賭けはやめときましょう。ぼくは命が惜しいです」
サム 「俺も勘弁願いたいぜ」
ジョミー「ぼくも嫌だよ、もう忘れようよ」
バカップルの旅のことなんて、とジョミー君以下、意見が一致。
ブルー 「うーん…。面白そうだと思ったけれど、リスクが高いか」
キース 「ハイリスク、ハイリターンどころの騒ぎじゃないぞ」
シロエ 「リターンは無くってリスクだけですよ!」
ブルー 「拉致られたらシャレにならないからねえ…」
賭けは儲けてなんぼだし、と生徒会長も諦めた模様。
とりあえず本日は平和ですけど、いつかは絶対、ソルジャー来襲?
2013/05/06 (Mon)
☆お出掛けがしたい
北の大地の桜の花と、そこで修行のバカップルと。
忘れるが吉と判断を下したシャン学メンバー、すっかり忘れて既に数日。
ジョミー「五月っていいよね、なんかお出掛け日和って感じ?」
キース 「梅雨になったら雨ばかりだしな…。行楽向けの季節ではある」
シロエ 「みんなで何処かへ行きませんか?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ハイキングとか、楽しそう!」
お弁当を持って遊びに行こうよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も大乗り気。
ぶるぅ 「えっと、えっとね…。ボートに乗れる所がいいなぁ♪」
シロエ 「いいですね! 湖とか、気持ち良さそうです」
ブルー 「これからの季節は水辺がいいよね、まだ泳ぐには早いけど」
ジョミー「…そういえば、アヒルの卵って食べられたっけ?」
ぶるぅ 「アヒルさん? ピータンはアヒルの卵だよ?」
サム 「へええ…。で、アヒルの卵がどうしたんだよ」
ジョミー「この前、パパが聞いてきたんだ。アヒルの卵が拾えるって」
一同 「「「えっ?」」」
なんのこっちゃ、と『?』マークな一同ですが。
ジョミー「菖蒲の名所の池らしいんだけど、菖蒲は池の端だけで」
キース 「それとアヒルがどう繋がるんだ?」
ジョミー「池に沢山いるんだってさ。でもって、池の周りが普通に山で」
そこで卵が拾えるらしい、とジョミー君。
ジョミー「ワラビとかを採りに山に行ったら卵もあるって」
マツカ 「山の中に…ですか?」
ジョミー「もちろん池の側なんだろうけど、拾い放題らしいんだよ」
シロエ 「なんだか面白そうですね、それ」
ブルー 「その池、北の方にあるヤツじゃないかな」
ジョミー「うん。ドライブウェイが通ってるけど、歩いて行けるって」
山の麓から半時間ほどで山越えオッケー、とジョミー君。
ジョミー「パパの友達はよく行くらしいよ」
ブルー 「あそこならボートもあった筈だよ、それに菖蒲も見頃だよね」
お出掛けに丁度良さそうだ、と生徒会長は申しております。
桜の次は菖蒲でお花見?
2013/05/07 (Tue)
☆ハイキングに行こう
ジョミー君が言い出したアヒルの卵。
山を越えて行く菖蒲の名所ということもあり、生徒会長も乗り気でして。
ブルー 「今からだと池の菖蒲が見頃で、少し先だと花菖蒲かな」
キース 「花菖蒲も池にあるんじゃないのか?」
ブルー 「池は自生の菖蒲だけ! だけどそれだと地味だろう?」
ドライブウェイを通ってやって来る人にはイマイチだ、と生徒会長。
ブルー 「華やかさを期待する人のために花菖蒲園もあるんだよ」
ジョミー「それって入場料が要るわけ?」
ブルー 「ドライブウェイの通行料で整備してるから無料だってば」
シロエ 「じゃあ、山越えで歩いて行ったらどうなるんです?」
ブルー 「チケットが要るわけじゃないしね、もちろんタダ見さ」
サム 「なんかいいよな、タダって聞くと」
スウェナ「見なくちゃ損って気になるわよね」
ブルー 「だったら来週の土曜日はどうかな、25日で」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなでハイキングだね!」
お弁当を作らなくっちゃ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が跳ねております。
ぶるぅ 「サンドイッチがいいのかなぁ? お花見弁当は違うよね?」
ブルー 「歩いて行くのに二段重ねは向かないよ」
ジョミー「お弁当だけ瞬間移動は?」
キース 「ハイキングだぞ? 自分で背負ってなんぼだろうが!」
シロエ 「そうですよ。アヒルの卵も拾うんでしょう?」
ブルー 「荷物を減らすなら現地で食事って手もあるけどね」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「池のほとりにバーベキュースポットがあるんだよ」
予約しておけば食材も全て揃うのだそうでございます。
食材の中身はお値段次第。
ジョミー「それって、いいかも…」
キース 「待て。…花見にバーベキューは不吉な気がする」
ブルー 「そういえば…。思いっ切りケチがついたんだっけ…」
一同 「「「あー…」」」
どこぞのバカップルを忘れていた、と誰もが溜息。
桜を見ながらバーベキューでババを引いたんですから、やめるべきかも?
2013/05/08 (Wed)
☆ハイキングとお弁当
25日の土曜日は、ハイキングがてら菖蒲の名所へ。
バーベキューが出来るらしいのですけど、桜で痛い目を見ておりますし。
キース 「縁起を担ぐわけではないがな、こう、なんとなく…」
シロエ 「分かります。…途中でウッカリ思い出したら悲惨ですよね」
ブルー 「場所も違うし、大丈夫だとは思うけど…」
ジョミー「こういう話が出たってことはさ、やめといた方がいいんだよ」
サム 「だよなあ…。ちゃんと弁当を背負って行こうぜ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなのお弁当、作るからね!」
サンドイッチでも豪華三段重ねでも、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
キース 「い、いや…。三段重ねは安定が…」
ぶるぅ 「お弁当だけ瞬間移動ってジョミーが言ったよ?」
ジョミー「えっ、いいの!?」
ぶるぅ 「やっぱり沢山食べたいでしょ?」
サム 「マジかよ、だったら三段重ねだよな!」
スウェナ「ピクニックバスケットなんかもいいわね」
ブルー 「同じ瞬間移動だったら、スウェナの意見に一票かな」
マツカ 「自然の中でティータイムっていうのも素敵ですよね」
ぶるぅ 「んとんと…。ぼくは両方やりたいかも!」
どっちもとっても楽しそう、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はやる気満々。
お弁当は瞬間移動で運ぶ方向になりそうです。
ブルー 「じゃあ、お弁当はぶるぅにお任せってことで」
ぶるぅ 「ぼく、頑張る!」
ジョミー「やったね、豪華弁当つきでハイキング!」
キース 「菖蒲の花見とアヒルの卵か…」
サム 「ぶるぅはボートに乗るんだよな?」
ぶるぅ 「乗りたいんだけど…。ぼく、漕げないし…」
ブルー 「そうだっけ…。この際、下僕を呼ぶのもいいかもねえ?」
一同 「「「下僕?」」」
ブルー 「そう、下僕。お弁当も背負って運ばせるとかさ」
そしてぶるぅのボートを漕がせる、と親指を立てている生徒会長。
下僕とやらに心当たりがアリアリみたいですけれど…。
ボートを漕がされて荷物も背負うって、いったい誰が?
2013/05/09 (Thu)
☆お弁当と下僕
お弁当を持って菖蒲の名所へハイキング。
そのお弁当を背負う下僕を呼ぶのだ、と生徒会長は申しておりますが…。
キース 「それは一体、誰のことだ?」
ブルー 「決まってるだろう、下僕と言ったら一人しかいない」
ジョミー「ま、まさか…」
ブルー 「力仕事はドカンとお任せ! ガタイの良さはピカイチってね」
シロエ 「教頭先生なんですか!?」
ブルー 「もちろんさ。ぶるぅのボートも喜んで漕ぐよ」
まあ見ていろ、と教頭室へと思念波を飛ばす生徒会長。
ブルー 『ハーレイ、25日の土曜は暇かな?』
ハーレイ『な、なんだ、いきなり?』
ブルー 『ハイキングに行こうと思うんだけど、問題がちょっと』
ハーレイ『引率だったら引き受けるぞ?』
ブルー 『お弁当がかさばりそうなんだ。それに重さも』
ハーレイ『お前とぶるぅの弁当か?』
ブルー 『ジョミーたちとね。でも詰め方の関係で…』
分散不可能なお弁当なのだ、と生徒会長は思念で解説。
三段重ねやピクニックバスケットは確かにバラして運べません。
ブルー 『運んでくれるなら来て欲しいなぁ…』
ハーレイ『任せておけ。25日だな?』
ブルー 『でもって、ぶるぅがボートに乗りたいらしくて』
ハーレイ『何人乗りでも漕いでやるぞ。お前も一緒に乗らないか?』
ブルー 『ボートの上でデートかい? 考えておくよ』
それじゃよろしく、と交渉成立。
生徒会長、一方的に思念波を切ってしまいまして。
ブルー 「ふふ、これで下僕は確保ってね」
キース 「本気で弁当を担がせる気か?」
ブルー 「でなきゃ下僕の意味が無いだろ? お弁当はガッツリ多め!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 量も種類もたっぷりだよね!」
??? 「いいねえ、ぼくたちの分も追加でよろしく」
一同 「「「!!?」」」
若干二名ほどお願いしたい、と優雅に翻る紫のマント。
いわゆるソルジャー(会話表記はAブルー)でございます。
北の大地でのお花見の旅は無事にフィナーレだったのでしょうか?
2013/05/10 (Fri)
☆菖蒲も大好き
お弁当を追加でよろしく、と現れてしまったバカップルの片割れ。
桜の下でバーベキューにケチがついた原因、このソルジャーという人で。
ブルー 「な、なんで君が…!?」
Aブルー「御挨拶だねえ、来ちゃダメなのかい?」
ブルー 「…そ、それは…。特にダメとは…」
Aブルー「菖蒲の名所に行くと聞いたら、絶対お邪魔しなくっちゃ!」
一同 「「「は?」」」
ソルジャーが好きなのは桜だった筈でございます。
実は菖蒲も好きだったのか、と誰もが唖然としておりますが。
Aブルー「菖蒲は最近ハマッたんだよ、ついこの間と言ってもいいかな」
ブルー 「何処で見たわけ?」
北の方ではまだ先の筈、と生徒会長が言い、頷く面々。
アルテメシアで見頃の花が北の大地で咲いているわけがありません。
Aブルー「んーと…。花と言うより葉っぱかなぁ?」
ブルー 「葉っぱ?」
Aブルー「そう、葉っぱ! こっちのスーパー銭湯で!」
一同 「「「スーパー銭湯?」」」
Aブルー「君たちは留守にしてたと思うよ、シャングリラ号に行って」
ジョミー「…留守って言ったら…」
キース 「6日の朝に地球に戻って来たんだったな」
ブルー 「その間に何をしてたのさ!」
Aブルー「別に? ハーレイと一緒に桜の花を追ってたんだけど…」
どうもギャラリーがうるさくて、と深い溜息をつくソルジャー。
Aブルー「でかいカラスが騒ぐんだよねえ、焼肉をすると」
ブルー 「…北の方ではそうらしいねえ…」
Aブルー「それでハーレイが委縮しちゃって、どうにもこうにも」
ブルー 「気分転換にスーパー銭湯?」
Aブルー「そんなトコだね。ノルディのお勧めがあるものだから…」
ブルー 「お、お勧めって…まさか、アルテメシアに?」
Aブルー「うん。たまにノルディと出掛けるんだけど」
ブルー 「き、き、君は…!!!」
エロドクターとスーパー銭湯なのか、と生徒会長、軽くパニック。
ソルジャー、エロドクターと食事どころか裸の付き合いな世界ですか~!
2013/05/11 (Sat)
☆気になる菖蒲
最近菖蒲にハマッたのだ、と言うソルジャー。
見かけた場所はスーパー銭湯、しかもエロドクターとの行きつけらしく。
ブルー 「…なんでノルディと銭湯なんかに……」
Aブルー「楽しいじゃないか、いろんな種類のお風呂があって」
湧き出す天然温泉なのだ、とソルジャーは至極ご機嫌です。
Aブルー「それに食事も出来るしさ…。和食に洋食、活魚料理!」
ブルー 「付き合ってるのは食事だけだと思ってたのに…」
Aブルー「ドライブだって行ってるじゃないか」
ブルー 「そりゃそうだけれど、銭湯だなんて…」
Aブルー「お風呂というのがマズイわけ?」
ブルー 「決まってるだろう! 相手を誰だと思ってるのさ!」
Aブルー「君に御執心のエロドクターで、ぼくのお財布」
たまにカップルエステなんかも、とソルジャーは笑顔でございます。
Aブルー「付き合ってあげればお小遣いを沢山貰えるからねえ…」
ブルー 「君のハーレイはそれでいいわけ?」
Aブルー「全く気にしていないけど? ぼくの趣味だと言ってあるから」
一同 「「「………」」」
あちらのキャプテン、ソルジャーに頭が上がりません。
気にしていないのではなく耐えてるだけじゃあ、と誰もが頭痛。
ブルー 「…言うだけ無駄って気がしてきたよ。それで菖蒲は?」
Aブルー「ああ、そうそう! ハーレイを連れて来たんだけどさ…」
カラスでヘタレちゃったから、とソルジャーはブツブツ。
Aブルー「とにかく今日は休んで帰ろう、ってアルテメシアまで」
ブルー 「それでスーパー銭湯に?」
Aブルー「貸し切れるお風呂があるからね。仲直りには一番なんだ」
休憩できる部屋もついてて、とアヤシイ方向に行きそうな気配。
Aブルー「ぶるぅは先に帰らせといてさ、仕切り直しに限るよね」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「あれっ、菖蒲はどうするんだい?」
ここから先になるんだけれど、と言われましても。
菖蒲にまつわるお話とやら、黙って聞いてて大丈夫ですか?
2013/05/12 (Sun)
☆菖蒲湯あります
ソルジャーが菖蒲と出会ったらしいスーパー銭湯。
キャプテンを連れて仕切り直しに来たとかいう話ですが、何故に菖蒲か。
Aブルー「話を先に進めないとね、菖蒲と出会えないんだよ」
ブルー 「じゃ、じゃあ、常識の範囲内で…」
Aブルー「了解。とにかく仕切り直しに来たら、表に看板が出てたんだ」
一同 「「「看板?」」」
Aブルー「そう、看板。菖蒲湯あります、って書いてあってさ」
キース 「なるほど…。5月5日に来たわけか」
Aブルー「あっ、分かる? やっぱりこっちじゃ常識なんだね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 端午の節句は菖蒲湯と柏餅だもん!」
それに粽と鯉のぼり、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は元気一杯。
ぶるぅ 「シャングリラ号にも大きな鯉のぼりがあるんだよ♪」
Aブルー「鯉のぼりは何度も見てるけれどさ、菖蒲湯の方は知らなくて」
ブルー 「それで?」
Aブルー「何だろうね、ってハーレイと看板を読んでも分からないし…」
ブルー 「菖蒲湯あります、としか書いてないだろうねえ」
Aブルー「うん。知ってて当然って感じだったし、ノルディに訊こうと」
悩んだソルジャー、エロドクターに思念波を飛ばしたそうでございます。
結果は即レス。
Aブルー「今日限定のお風呂ですよ、と教えてくれたよ、お勧めだとね」
ブルー 「そりゃまあ、限定商品だしね」
Aブルー「違うってば! 菖蒲は尚武に通じるんですよ、と」
武勇を重んじるって意味だってねえ、とソルジャーはニッコリ。
Aブルー「ヘタレ直しに最適ですって言われちゃうとさ、もう入るしか」
一同 「「「………」」」
Aブルー「しかも勝負って感じだし! ノルディも同じ意見だったよ」
菖蒲湯で尚武で勝負なのだ、とソルジャーは胸を張っております。
Aブルー「それでね、中に入って貸し切りのお風呂を頼んだら…」
ブルー 「その先はもういいってば!」
もう喋るな、と頭を抱える生徒会長。
しかし菖蒲に出会う所まで、まだ辿り着いていないのでは…?
2013/05/13 (Mon)
☆端午の節句限定
エロドクターもお勧めだったらしい端午の節句の限定お風呂。
菖蒲湯で尚武と教えられたソルジャー、更に勝負とまで連想しまして…。
Aブルー「喋るなって言われても、菖蒲にハマッた話がまだで…」
ブルー 「だいたい想像つくってば!」
Aブルー「今も入ってます、と言っても?」
一同 「「「はぁ?」」」
菖蒲湯と言えば5月5日のみ。
とっくに過ぎてしまっているのに、ソルジャーは何処で菖蒲湯に?
Aブルー「ほらね、全然分かってないし!」
ブルー 「菖蒲湯って確か、北の方には無いんだよねえ…」
キース 「そうなのか? だったら時期外れでもやってるかもな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 入浴剤とかもあるもんね!」
Aブルー「違うってば! ぼくのシャングリラで入ってるわけ」
一同 「「「えっ?」」」
Aブルー「ハマッたからにはお取り寄せ! これしかないよね」
ノルディに頼んで花屋でゲット、とソルジャーはニコニコしております。
Aブルー「貸し切りのお風呂を頼んだ時に、オプションが菖蒲湯で」
ブルー 「そこまで!」
Aブルー「ダメダメ、ここから先が大切!」
実に素晴らしい効果があった、と語るソルジャー。
Aブルー「葉っぱをドッサリ入れて貰って、お風呂の中で二人仲良く」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「尚武で勝負なお湯は違うねえ、もうカラスなんて忘却の彼方」
湯あたり寸前までヤリまくった挙句、ビールを飲んでひと眠り。
目覚めた後は貸し切りの個室で延々とヤッていたらしく。
Aブルー「おまけに次の日、カラスが出たのにヘタレなくってさ」
ブルー 「…そ、それは良かったねえ…」
Aブルー「でもその次の日はダメだったんだよ、カラスのせいで」
一同 「「「………」」」
Aブルー「だからね、菖蒲湯が効くんだと思ったのに…」
スーパー銭湯に出掛けてみたら無かったんだよ、と嘆かれましても。
菖蒲湯は端午の節句限定、一日限りでございます。
他の日に行っても無いでしょうねえ…。
2013/05/14 (Tue)
☆菖蒲湯に夢中
菖蒲湯がヘタレに効いた、と言うソルジャー。
しかし効果再びと訪ねてくれば、もう菖蒲湯は扱っていなかったそうで。
Aブルー「桜の下でお花見したいのに、ヘタレ直しのお風呂が無いと…」
ブルー 「お花見にヘタレは関係ないだろ!」
Aブルー「そりゃあお花見だけならね…。でも、ぼくは基本が欲張りで」
お花見も焼肉も白昼堂々大人の時間も、とソルジャーはニヤリ。
Aブルー「桜も期間限定だからさ、咲いてる間に楽しまなくっちゃ」
ブルー 「分かったから、もう帰りたまえ!」
Aブルー「どうやって菖蒲湯をゲットしたのか知りたくないわけ?」
ブルー 「お取り寄せだと言ってたじゃないか」
Aブルー「そう! ノルディに思念を飛ばしたら速攻で手配してくれて」
スーパー銭湯の代わりに青の間のお風呂で菖蒲をたっぷり。
これまた非常に良く効いたそうで。
Aブルー「お蔭で桜前線の旅は最後まで素敵に楽しめたんだよ」
ブルー 「それは良かったねえ…」
Aブルー「カラスの視線は半端じゃないから、一発が限界だったけど」
それでもハーレイは頑張った、とソルジャーは大満足でございます。
Aブルー「だから菖蒲湯にハマッてるんだ。お花見の旅が終わった後も」
ブルー 「…菖蒲ってそんなに効いたっけ?」
キース 「邪気払いだと思ったが…」
Aブルー「ノルディも違うと言うんだよねえ…。効能は別物です、って」
どちらかと言えば血行促進、美肌効果や神経痛に腰痛だとか。
Aブルー「尚武で勝負だと思ってるから、心理的に効くみたいだね」
ブルー 「それで菖蒲をお取り寄せねえ…」
Aブルー「ヘタレない男を作るためには必要なんだよ、菖蒲湯が」
強いハーレイを育て上げるのだ、と目標は高く果てしなく。
Aブルー「そこへ菖蒲の名所に行くって聞いたら、行くしかないだろ」
ブルー 「何をしに?」
Aブルー「菖蒲ゲットだよ!」
お取り寄せより自生の菖蒲だそうですが…。
もしかしてソルジャー、菖蒲を採りに行くつもりですか?
2013/05/15 (Wed)
☆峠と桜とバカップル
バカップルが自分たちの世界のシャングリラでするのは夜桜見物。
しかも見物だけでは済まず、けしからぬ事をしているようでございます。
Aブルー「ハーレイ、いつかは桜の下でもヌカロクだよ?」
A船長 「す、少し考えさせて下さい…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 心配だったら、ぼくがシールドするね!」
A船長 「い、いや…。気持ちは有難いのだが…」
Aブルー「ぶるぅ、いつも言ってるだろう? ハーレイはね…」
Aぶるぅ「見られていると意気消沈でしょ? だけど毎晩頑張ってるよ」
Aブルー「覗き見されるのと、堂々と見られるのとは違うんだよ」
だからシールドの手伝いは無理、とソルジャーは滾々と説明を。
Aブルー「まあいい、ブリッジ対策は考えておこう」
A船長 「…お手柔らかにお願いします…」
ブリッジから見える場所ではとても無理です、と弱気なキャプテン。
弱気と言うより、それが常識で。
ブルー 「ろくでもないことを言っていないで、外を見る!」
Aブルー「あっ、桜だ! 咲いてるよ!」
A船長 「綺麗ですねえ…」
ブルー 「さっきから何本もあったけど? 山桜だよ」
マツカ 「この辺りの桜は実生ですね。鳥が種を落としてゆくんです」
Aブルー「へええ…。それで普通の木と混じってるのか…」
桜だらけじゃないんだね、とソルジャーの気は逸れまして。
Aブルー「ぼくが好きだった桜もこんな山の中にあったっけ」
A船長 「懐かしいですね…。シャングリラの桜はその子孫ですし」
Aブルー「うん。あの桜で作った数珠をキースに渡してあるよね」
だから二人で極楽往生、と話はまたしても妙な方へと。
Aブルー「キース、最高の蓮をよろしく頼むよ」
Aぶるぅ「ハーレイの肌の色に似合う蓮なんだよね♪」
キース 「やかましい! 祈ってやるから少しは慎め!」
ブルー 「そうそう、せっかくのお花見だしね」
もうすぐ着くよ、と生徒会長。
峠越えは終わって集落が見えてきております。桜、満開みたいですよ~!
2013/04/16 (Tue)
☆別荘と桜
人目を憚らないバカップルの言動に振り回された道中も、ようやく終点。
車が滑り込んだマツカ君のお祖父さんの別荘、広大な庭がありまして。
ジョミー「凄いや、桜だらけだよ!」
サム 「家もでけえなあ…。これで別荘かよ?」
マツカ 「お客様をお招きすることもありますから…」
運転手 「ぼっちゃま、コンロなどは設置しておきますので」
Aぶるぅ「あっ、ぼくのコンロは特別製なの!」
だから自分でやるからね、と「ぶるぅ」が包みを受け取っております。
大事そうに抱えて、運転手さんがコンロを設置している隣にコトンと。
しかし包みを解くわけでもなく…。
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 最初は何をするの?」
ブルー 「何って、特に決めてないけど…。コンロは出さないのかい?」
Aぶるぅ「準備は要らないってブルーが言ったよ?」
Aブルー「そうなんだよね。ぶるぅのコンロは簡単、お手軽!」
キース 「しかし、組み立てとかがだな…。大丈夫なのか?」
Aブルー「平気、平気! それよりホントに大きい家だねえ…」
マツカ 「どうぞ、中も自由に使って下さい」
Aブルー「いいのかい? じゃあ、お邪魔するよ」
ソルジャー、早速、立派な玄関から別荘の中へと。
シャン学メンバーもゾロゾロと…。
Aブルー「そうか、中からも桜が見えるんだ…。これはいいね」
A船長 「なかなか見ごたえがありますね」
Aブルー「景色もいいけど、家の中っていうのがポイント高いよ」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「だってそうだろ、シールドしなくても問題ないし!」
好き好んで誰も覗かない、とソルジャーは庭を眺めつつ…。
Aブルー「ブリッジ対策はコレにしようか、公園にテントを張るとかさ」
A船長 「そ、それは…。シールド以前の問題では…」
Aブルー「ついでに防音しておけばいい。盗み聞き対策も完璧ってね」
誰も絶対見に来ない、とソルジャーは自信満々ですけど…。
シャングリラの公園にテントだなんて、何をしてるかバレバレなのでは?
2013/04/17 (Wed)
☆桜の木の下で
自分の世界のシャングリラの公園にテントを張ろう、と言うソルジャー。
桜の下で堂々とけしからぬ事をやらかすためのようですが…。
Aブルー「桜がね、覗き窓から見える仕様のテントがいいなぁ」
A船長 「…の、覗き窓…ですか…?」
Aブルー「天体観測用のテントとかなら天窓つきのがあるじゃないか」
A船長 「て、天窓ですって?」
Aブルー「うん。桜が見えなきゃ意味が無いしね、窓は多いほどいいな」
A船長 「そ、それは…。覗き放題とか言いませんか!?」
Aブルー「覗き放題だよ、桜の花をさ」
A船長 「い、いえ、桜の花ではなくてですね…」
私たちの方が丸見えですが、とキャプテンは真っ青になっております。
A船長 「ブルー、考えてもみて下さい。テントですよ?」
Aブルー「シールドが嫌なら籠もるしかないだろ、この家みたいに」
A船長 「家とテントは違います! テントは絶対、人目を引きます」
Aブルー「じゃあ、シールド。来年以降も頑張って」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 桜の下でもヌカロクだね!」
A船長 「ど、努力してみます……」
テントよりかはまだマシです、とガックリ項垂れているキャプテン。
桜が見える立派な別荘、バカップルにかかれば御覧のとおりで。
ブルー 「ロクでもない話は済んだのかい?」
Aブルー「失礼な! これは大事な問題なんだよ」
夫婦和合の秘訣なのだ、とソルジャーは得意満面です。
Aブルー「桜はぼくの大好きな花だからねえ、年に一度のお楽しみ!」
Aぶるぅ「一度じゃないでしょ、毎晩でしょ?」
Aブルー「桜の咲いてる間だけだろ、毎晩じゃとても足りないってば」
昼間もやりたいくらいなのだ、と言われましても。
A船長 「ひ、昼間は無理です、それこそ人目が…!」
Aブルー「じゃあ、今日は?」
一同 「「「今日!?」」」
ここにブリッジは無いんだけれど、と庭を指差し、微笑むソルジャー。
桜の下でジンギスカンでも大概なのに、大人の時間をやるつもりですか?
2013/04/18 (Thu)
☆馬鹿の居ぬ間に
ソルジャーが一番好きな花は桜だそうでございます。
桜の下で大人の時間をやりたいソルジャー、庭を指差しておりますが…。
Aブルー「ブリッジは無いし、植え込みもあって陰になるしさ」
ブルー 「こっちじゃやらないって言ってただろう!」
Aブルー「それはハーレイがヘタレるからで、見られなければ無問題!」
A船長 「ま、待って下さい、あれは宣言してからやるものでは…」
Aブルー「そうかなぁ? ぼくは全然気にしないけど」
どの桜の下がいいだろう、とソルジャーは場所を検討中。
キャプテンは腰が引けていますし、シャン学メンバーは目が点で。
A船長 「か、考え直して下さい、ブルー! こんなに人が…」
Aブルー「この連中なら覗きに来ないよ、それよりさ…」
あの木がいいと思わないかい、と促す先には見事な桜。
Aブルー「それじゃ、ぼくはハーレイと行ってくるから」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ いってらっしゃーい!」
A船長 「わ、私の意見はどうなるのですか、お願いです、ブルー!」
とても無理です、と叫ぶキャプテンの腕を掴んでソルジャー退場。
いえ、退場と言うより、建物を出て庭の奥へとお出掛けで…。
ぶるぅ 「えとえと…。なんか二人で行っちゃったよ?」
ブルー 「馬鹿は放置でお花見にしよう。それが一番!」
キース 「そうだな、鬼の居ぬ間にジンギスカンだな」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ ブルーたちの分も食べてもいい?」
一同 「「「………」」」
しっかり残っていた「ぶるぅ」。
大食漢の「ぶるぅ」にかかれば、肉も野菜も欠片さえ残るわけがなく。
ブルー 「…先にお弁当から食べた方がいいね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅのお弁当も沢山あるよ!」
Aぶるぅ「ホント!? だったらお肉は後でもいいよ♪」
ブルー 「じゃあ、決定! まずはお花見弁当から!」
バカップルが帰って来る前に、と別荘の庭に戻れば床几などが。
運転手さんが用意してくれたお花見の席、至れり尽くせりの設えです~!
2013/04/19 (Fri)
☆敷物プリーズ
庭の奥へと消えてしまったバカップル。
何をするのかは火を見るよりも明らかなだけに、スル―が正しい対処法。
ブルー 「いいかい、あっちは見ない方向で!」
キース 「そうだな、桜はいくらでもあるし」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お弁当、一人一個ずつだからね!」
サム 「すげえな、二段重ねじゃねえかよ」
Aぶるぅ「ぼくのは十段重ねだも~ん♪」
コンビニ弁当を山と積み上げた「ぶるぅ」、その上に豪華弁当を。
どれから食べるかが悩ましいそうでございます。
Aぶるぅ「んとんと…。コンビニ弁当も全部種類が違うんだよね」
マツカ 「同じだとつまらないでしょう? 色々と揃えてみましたけど」
Aぶるぅ「どれから食べるのがいいのかなぁ…。あれっ?」
一同 「「「???」」」
振り返った「ぶるぅ」の視線に釣られて皆が背後を見てみれば。
Aブルー「…忘れ物なんだ」
一同 「「「えっ?」」」
Aブルー「服が違うのを忘れてた。マントが無いから敷物が無い」
何か敷くもの、と床几に掛けられた緋毛氈を見詰めているソルジャー。
後ろではキャプテンが身体を縮めて恥ずかしそうに。
A船長 「何もそこまでしなくても…。御縁が無かったということで」
Aブルー「なんでアッサリ諦めるのさ! あそこ、絶対見えないし!」
A船長 「し、しかし…。敷物まで貰って行くというのは…」
Aブルー「仕方ないじゃないか、いつものマントが無いんだから!」
地面に寝るのは流石にちょっと、とソルジャーは文句たらたらで。
Aブルー「それともお前が下になる?」
A船長 「は?」
Aブルー「ぼくは桜を見上げる方が好みなんだけど、上でもいいか…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 今日は騎乗位にするんだね!」
一同 「「「…キジョーイ?」」」
ジョイって確か洗剤だよな、と誰かが呟いておりますが。
洗剤のジョイは黄色かったか、と訊いている人もいるようですが…。
騎乗位とジョイでは月とスッポン、いやいや、月とスッポンポンかも…?
2013/04/20 (Sat)
☆まずはお弁当
桜の下でけしからぬことをしようとしていたバカップル。
しかし敷物が無いのだそうで、緋毛氈を貰って行くか騎乗位がどうと…。
Aブルー「洗剤の話はしてないよ! ん? でも…」
ブルー 「この毛氈は貸さないからね!」
Aブルー「あ、敷物とは別の話でさ…。マツカ、お風呂は?」
マツカ 「えっ?」
Aブルー「お風呂も借りていいのかな、って訊いてるんだけど」
マツカ 「バスルームですか? どうぞ、タオルも揃っていますよ」
Aブルー「だってさ、ハーレイ。それじゃ行こうか」
A船長 「い、行くのですか…?」
Aブルー「イきたいに決まっているだろう!」
お風呂も貸して貰えるようだし、とキャプテンの腕を掴むソルジャー。
Aブルー「サッパリ汗を流せるんなら、多少激しく運動しても…ね」
A船長 「ま、まさか…」
Aブルー「敷物は不要! 騎乗位にするよ」
A船長 「そ、そこまで宣言なさらなくても…!」
Aぶるぅ「頑張ってね~♪」
キャプテンを引きずるようにしてソルジャーは再び庭の奥へと。
キース 「なんだったんだ、あれは…」
ジョミー「お風呂を借りるって言ってたし…。やっぱりジョイ?」
ぶるぅ 「何かお洗濯するのかも!」
Aぶるぅ「んとんと…。お洗濯はね、ハーレイがブルーを洗うんだけど」
一同 「「「は?」」」
Aぶるぅ「大人の時間が終わった後はね、お風呂に入ってお洗濯なの!」
洗いながら大人の時間をやる時もあるよ、と言われましても。
ブルー 「ぶるぅ、もういい。…お弁当にしよう」
Aぶるぅ「そだね、待ってる間にお弁当を食べるんだっけ!」
サム 「ジョイだか何だか知らねえけどよ、俺たち、無関係だしな」
シロエ 「そうですよ。…うわぁ、素敵なお弁当ですね」
スウェナ「流石ぶるぅね、美味しそう!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お花見はやっぱりお弁当だもん!」
煙モクモクも楽しそうだけど、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はニコニコ顔。
バカップルは放置で、いざお花見でございますよ~!
2013/04/21 (Sun)
☆お弁当の値打ち
バカップルが何をやらかしているかは、この際、無視の方向で。
お弁当を広げたシャン学メンバー、美味しい料理に大感激でございます。
ジョミー「御飯がちらし寿司っていうのが凄いや、凝ってるよねえ」
キース 「中身の方も料亭並みだぞ、こだわりの味と素材だな」
ぶるぅ 「んーとね、ブルーが最高級ので作りなさいって!」
一同 「「「最高級?」」」
ぶるぅ 「うん! お魚も野菜も一番いいのを買うんだよ、って」
シロエ 「そ、それって、まさか…」
ブルー 「ふふ、分かった? スポンサーつきのお弁当なのさ」
ぶるぅ 「ハーレイが払ってくれるんだって!」
キース 「お、おい……」
愕然とするシャン学メンバー。
教頭先生、お花見には呼ばれてらっしゃいませんが…。
キース 「あんた、どういうつもりで教頭先生を巻き込んだんだ!」
ブルー 「ん? 決まってるだろう、ぼくに貢ぐのが生甲斐だしねえ」
ジョミー「で、でも…。教頭先生、来てないよ?」
ブルー 「未来の嫁が遊びに行くのにケチつくようでは先が無いさ」
遊びの費用を負担してなんぼ、と生徒会長は涼しい顔。
ブルー 「試験の打ち上げだって、ハーレイはお金を出すだけだしね」
キース 「そ、それはそうだが…」
ブルー 「だから気にせず楽しく食べる! それがお花見!」
それでこそハーレイの供養になる、と合掌している生徒会長。
ブルー 「美味しく食べればハーレイも功徳を積めるってわけさ」
キース 「何かが違う気もするが…。まあ、有難く頂いておくか」
サム 「だよな、教頭先生の財布に感謝の心でお念仏だぜ」
南無阿弥陀仏、とサム君が唱え、皆でお弁当をパクパクと。
絶好のお花見日和ですけれど…。
Aぶるぅ「かみお~ん♪ もうおしまい?」
一同 「「「!!?」」」
振り返った先にはこちらの方へと揃ってやって来るバカップル。
ソルジャーは思い切り仏頂面で、キャプテンの方はションボリと。
もしかしなくても夫婦喧嘩の危機ですか…?
2013/04/22 (Mon)
☆桜から視線
白昼堂々、けしからぬことをすべく出掛けたバカップル。
戻って来たのはいいのですけど、険悪な雰囲気が漂っているようでして。
Aぶるぅ「おかえりなさ~い! えとえと、ハーレイ、お疲れ気味?」
なんか帰りが早いよね、と「ぶるぅ」が訊けばキャプテンがビクリ。
ソルジャーの方は吐き捨てるように。
Aブルー「そっちの方がまだマシだったよ、一回くらいは出来るしさ!」
A船長 「…も、申し訳ございません…」
Aブルー「お前を下にするんじゃなかった。上なら視線も平気だろうに」
一同 「「「は?」」」
誰が覗きをしたというのだ、と顔を見合わせるお弁当組。
そんな勇者は皆無な上に、別荘だけにセキュリティーも…。
マツカ 「あ、あのう…。誰か覗いていたんですか?」
Aブルー「それは無い! これだけ広けりゃ覗けやしないし」
ブルー 「だけど、視線と言ったじゃないか」
Aブルー「そこがヘタレの所以なんだよ、最高のムードだったのに!」
降ってくる桜が素敵だった、と言うソルジャー。
花びらではなく、花がクルクル舞いながら落ちてくるのだそうで。
Aブルー「あんな桜は初めて見るしさ、地球の桜は違うのかな、って」
キース 「いや、桜の花は散る筈だが…」
ブルー 「…木の上に鳥がいなかったかい?」
Aブルー「そう、それ! 見上げていたらね、小さな鳥が」
ブルー 「シジュウカラだよ、花の軸を食べて残りをポイッと」
Aブルー「そんな名前の鳥なんだ? たかが小鳥で!」
A船長 「…す、すみません…。気付いてしまうと、どうしても…」
見られているように思えまして、とキャプテンは身体を縮めております。
Aブルー「そういえばナキネズミが出た日もダメだったっけか…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ ベッドの端っこに登った時だね!」
A船長 「あ、あの手の無邪気な視線はちょっと…」
Aブルー「ぶるぅのガン見もアウトなくせに!」
ソルジャー、怒りMAXですが。
大人の時間は未遂に終わったようですねえ…。
2013/04/23 (Tue)
☆覗きに耐性
桜の下で大人の時間をやらかすつもりが、未遂に終わったバカップル。
シジュウカラの視線でヘタレたキャプテン、激しく罵倒されております。
Aブルー「たかが小鳥でヘタレるなんて、修行が足りてないんだよ!」
A船長 「す、すみません…」
Aブルー「詫びるより先に修行だね。その心臓を鍛えなくっちゃ!」
A船長 「き、鍛える…?」
Aブルー「そう! 来年のシャングリラの桜に備えて今から頑張る!」
真昼間の公園でもヘタレないように、とソルジャーは桜を指差して。
Aブルー「昼間の桜も格別なんだよ、今日がダメなら来年あるのみ!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 公園にテントを張るの?」
Aブルー「それじゃダメだね、ぼくは桜の下というのが気に入ったんだ」
シールドするから是非公園で、と言われたキャプテン、顔面蒼白。
A船長 「そ、それは…。わ、私にはとても…!」
Aブルー「いずれ出来るさ、修行すればね。覗き耐性がつけばいい」
一同 「「「覗き耐性?」」」
Aブルー「うん。まずはナキネズミから始めるんだよ」
たまにベッドに呼ぶことにする、とソルジャーはニヤリ。
Aブルー「ナキネズミに慣れたら、次はぶるぅだ。そしていずれは…」
一同 「「「……???」」」
Aブルー「シールドを張って公園で白昼堂々と!」
ゲッとのけぞるシャン学メンバー。
キャプテンはもう泣きの涙で。
A船長 「む、無理です、私にはそんな度胸は…」
Aブルー「じゃあ、ヌカロク! 夜桜の下なら出来るんだろう?」
A船長 「そ、それは…」
Aブルー「ヌカロクか、昼間の公園か。ゆっくり考えておくといい」
来年までに、とソルジャーは床几に腰掛けまして。
Aブルー「怒ったらお腹が減っちゃった。…お弁当は?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ はい、お花見弁当!」
Aブルー「ハーレイ、お前も食べるんだよ」
何はともあれ身体が資本、と隣に座らせて始まる「あ~ん♪」。
犬も食わない夫婦喧嘩から転じて食べさせ合いですか…。
2013/04/24 (Wed)
☆炭火とコンロ
満開の桜を眺めながら「あ~ん♪」と食べさせ合うバカップル。
お弁当を食べ終える頃には喧嘩なんぞは忘れたようで、ベタベタの熱々。
Aブルー「やっぱり桜の花はいいねえ…。お前と来られて良かったよ」
A船長 「私もです、ブルー…」
Aぶるぅ「ぼくもいるもん!」
お花見をしに来たんだもん、と叫ぶ「ぶるぅ」はサクッと無視で。
Aブルー「空を遮るものが無いっていうのが最高だよね」
A船長 「シャングリラでは無理ですしね…」
Aブルー「あっちじゃ屋根があるからね。…あ、そうだ」
こっちでないと出来ないことを忘れてた、と手を打つソルジャー。
Aブルー「ジンギスカンをやるんだったよ、ブリッジが無いから」
ブルー 「君が勝手に違う方向へ行ったんだろう!」
Aブルー「え、だって。…ブリッジが無いと人目も無いし…」
ブルー 「その先、禁止! ジンギスカンならジンギスカン!」
Aブルー「バーベキューもね。用意はバッチリみたいだね」
マツカ 「炭は熾してありますから」
Aブルー「だってさ、ぶるぅ。お前のコンロも出すといいよ」
Aぶるぅ「わぁーい!!」
ジンギスカンとバーベキューだぁ、と「ぶるぅ」は包みを解きましたが。
ジョミー「……アレって、なに?」
キース 「俺に訊くな、俺に!」
シロエ 「バケツ……ですよね?」
サム 「なんか穴とか開いてるけどな」
なんだアレは、と「ぶるぅ」のコンロに一同、注目。
金属製のバケツですけど、丸い穴が幾つも開けられています。
Aブルー「マツカ、炭をこっちに貰えるかな?」
マツカ 「いいですけど…。バケツに炭を入れるんですか?」
Aブルー「もちろんさ。でもって鍋か網かを乗せればOK!」
ブルー 「ま、まさか、それって…」
Aブルー「マイ・コンロにはピッタリだろう? ジンギスカンバケツ!」
一同 「「「ジンギスカンバケツ!?」」」
本当にバケツだったのか、と一同、驚愕。
鈍く輝く銀色のボディー、ジンギスカンバケツって何物ですか?
2013/04/25 (Thu)
☆楽しい通販生活
「ぶるぅ」が取り出したマイ・コンロ。
丸い穴が幾つも開いたバケツで、ジンギスカンバケツとか言うらしく…。
Aブルー「こうやって炭を入れておけばね、ちゃんとコンロに」
Aぶるぅ「ジンギスカンはお鍋で、網を乗せたらバーベキューなの!」
ぶるぅ 「すっごーい…。どっちから食べるの?」
Aぶるぅ「んと、んと…。最初はジンギスカン~!」
よいしょ、とジンギスカン鍋をバケツに乗っける「ぶるぅ」。
一人鍋な「ぶるぅ」用の食材の山から肉をヒョイヒョイ乗せております。
ジョミー「…バケツで焼肉って出来るんだ…」
ブルー 「ぼくも実物は初めて見たよ。…ん? ブルー、あれって」
Aブルー「何か?」
ブルー 「ジンギスカンバケツなんか何処で買ったわけ?」
Aブルー「通販だけど? 地球には面白いコンロがあるねえ」
ノルディに教えて貰ったのだ、とソルジャーは得意そうですが。
ブルー 「通販って…。お金はともかく、送り先はどうしたのさ?」
Aブルー「ぼくのシャングリラには届かないから、そこは代理で」
ブルー 「誰が?」
Aブルー「支払いも受け取りもノルディにお任せ!」
一同 「「「………」」」
ソルジャーがエロドクターを財布代わりに使っているのは事実。
通販の受け取りまでを頼んでいたとはビックリですけど。
Aブルー「いつでもどうぞ、って言ってたよ?」
ブルー 「…それは良かったねえ…」
Aブルー「あ、やっぱり? アダルトグッズも御遠慮なく、って」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「夜の生活に役立つ品物も多いらしいね、通販にはさ」
A船長 「…わ、私は正直、ああいう怪しげな物は…」
Aブルー「面白そうじゃないか、いつか頼んでみなくっちゃ」
ブルー 「普通の物だけにしておきたまえ!」
Aブルー「えーーーっ? カタログに色々載っているのに…」
使い方が謎なのも多いんだよね、とズラズラと羅列するソルジャー。
シャン学メンバーは揃って目が点、生徒会長も言葉を失くしてますよ…。
2013/04/26 (Fri)
☆いよいよ焼肉
ジンギスカンバケツを通販で購入したソルジャー。
受取人はエロドクターで、アダルトグッズも御遠慮なくと言ったとか…。
Aブルー「絶対、一度は頼んでみたいよ、使い方だって気になるし!」
ブルー 「知らなくていいこともあるんだってば!」
A船長 「わ、私も知りたくありませんが…」
Aブルー「お前に使うとは言ってないだろ、多分お前が使う方だよ」
あのカタログから察するに…、と怪しげな単語がズラズラズラ。
シャン学メンバーには理解不可能、生徒会長、怒りMAX。
ブルー 「いい加減にしないと退場だからね!」
Aブルー「あっ、それは困る! まだ食べてないし!」
美味しそうな匂いだけしか、と慌てるソルジャーの隣に銀色のバケツ。
「ぶるぅ」が網に乗せ換えてバーベキューを始めております。
Aブルー「桜の下でモクモクやりたくて来たんだから!」
ブルー 「違う方へと行きたがるのは君だろう!」
Aブルー「え、だって。桜の季節はこう、色々と…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ ハーレイと仲良くしなきゃだもんね!」
Aブルー「そうなんだよねえ、来年こそは昼間の公園かヌカロクか…」
ブルー 「退場!!!」
Aブルー「ごめん、つい…。でもさ、ここでやるのは諦めたから!」
ブルー 「当たり前だよ!」
今度言ったらブチ殺す、と睨み付けながら生徒会長はコンロの方へ。
ブルー 「あの連中に関わり合ってたら身が持たない。もう始めよう」
キース 「こっちのコンロでジンギスカンにするか?」
ブルー 「そうだね、向こうがバーベキューでさ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お肉も野菜も一杯あるよ!」
シロエ 「凄いですねえ、ぼくはどっちから食べようかな?」
サム 「両方焼いて、気分で食ったらいいんじゃねえか?」
Aブルー「ぼくも両方焼くのに賛成! その場のノリって大切だしね」
その時の気分で臨機応変、どんなプレイもこなしてなんぼだそうですが。
臨機応変という部分はともかく、ジンギスカンの話ではなさそうな…?
2013/04/27 (Sat)
☆仁義なき焼肉
ジンギスカンから食べるか、バーベキューか。
両方焼いておいて気分で選ぶのが良さそうだ、という話なのですけれど。
Aブルー「後ろからだって思っていてもさ、途中で顔が見たくなるとか」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「いきなりグイと抱えられてね、向きが変わってしまうわけ」
A船長 「ブルーのイく顔は最高ですから」
ブルー 「その先、禁止!!!」
Aブルー「ノリの話をしているんだよ、それと同じでジンギスカンも」
ブルー 「同列にしないでくれたまえ!」
ぶるぅ 「えとえと…。何のお話なの?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 大人の時間もノリと気分が大切だよね、って」
ぼくは今度はジンギスカン、と「ぶるぅ」が鍋に乗せ換えております。
文字通り気分で選んでいるわけで。
ブルー 「ぶるぅを見習うべきだった…。両方でいこう」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いっぱい焼いちゃおうね!」
お肉も野菜も、とジンギスカン鍋とバーベキューの網にドカドカと。
炭火のコンロはいい感じでして、間もなくジュウジュウ焼けてくる音が。
ジョミー「よーし、食べるぞー!」
キース 「待て、その肉は俺が焼いていたんだ!」
シロエ 「キース先輩、焼肉に仁義はありませんよ」
焼けてますよね、とキース君の前から肉を掻っ攫うシロエ君。
こうなってくると早い者勝ち、バカップルも「あ~ん♪」の暇は無く。
Aブルー「ハーレイ、とにかくガンガン食べてよ?」
A船長 「が、頑張っているつもりですが…」
Aブルー「夜に備えてエネルギー! しっかり食べて今日もヌカロク!」
どんどん食べろ、とソルジャーはキャプテンのお皿にせっせと肉を。
サム 「あれってぶるぅより酷くねえか?」
キース 「あいつらも一人鍋にするべきだったな」
ブルー 「カラスよりマシだと思うけどねえ?」
一同 「「「カラス?」」」
焼き上がった肉を端から奪っていくソルジャー。
取り分が思い切り減るのですけど、カラスよりマシってどういう意味…?
2013/04/28 (Sun)
☆カラス並みの人
ジンギスカンもバーベキューも、と欲張っているシャン学メンバー。
その肉を端から攫ってゆくのがソルジャー、カラスよりかはマシとかで。
ジョミー「カラスって、なに?」
ブルー 「鳥のカラスだよ、ジンギスカンの本場じゃ出るらしい」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「お花見しながらジンギスカンなのは思い切り北の地方でさ」
Aブルー「そうなんだ? そこまではぼくも知らなかったよ」
ブルー 「そこでジンギスカンをやっているとね、カラスが来るわけ」
そして焼けた肉を狙って急降下、と生徒会長。
ブルー 「防ぐのがなかなか大変らしくて、カラスと人との攻防戦」
Aブルー「ふうん…。あ、ハーレイ、しっかり食べるんだよ?」
ほら、とソルジャー、焼き上がったお肉をヒョイヒョイと。
自分のお皿にも取っていますし、またしても掻っ攫われたわけでして。
一同 「「「あーーーっ!!!」」」
Aブルー「どんどん焼けばいいだろう? 他所見せずにさ」
キース 「これでもカラスよりマシなのか?」
ブルー 「少なくともブルーは人間だしねえ、病原菌の心配がない」
ジョミー「…ただそれだけ?」
ブルー 「うん、それだけ。他の点ではカラス並みかと」
シロエ 「会長、何とかして下さいよ! 肉が殆ど食べられません!」
ブルー 「うーん…。カラスよけの方法はあるらしいけど…」
あまりお勧め出来ないんだよね、と生徒会長は申しております。
その間にもソルジャーは肉をせっせと取っているわけで。
キース 「あの速さには勝てないんだ! なんでもかまわん!」
サム 「相手はタイプ・ブルーだもんなあ、普通じゃ無理だぜ」
ブルー 「絶対に効くって保証はないよ?」
ジョミー「ダメ元だよ!」
ブルー 「じゃあ…」
生徒会長が宙に取り出したものは唐辛子の瓶。
パパッと振れば真っ赤な粉がお肉の上に一面に。
一同 「「「わーっ!!!」」」
こんなの誰も食べられない、と一同、涙目。
バカップルには効くんですかねえ?
2013/04/29 (Mon)
☆桜の花を追って
カラス並みの勢いとやらで肉を奪ってゆくソルジャー。
対抗するにはコレしかない、と生徒会長が肉に振りかけたものは唐辛子。
Aブルー「劇辛かぁ…。ハーレイ、お前はいけるよね?」
A船長 「好きというわけではないですが…」
Aブルー「甘い物よりマシだろう? はい、あ~ん♪」
A船長 「………。ああ、これもけっこう美味しいですね」
Aブルー「それは良かった。頑張っていこう!」
食べて今夜もヌカロクだ、と真っ赤な肉をヒョイヒョイヒョイ。
キース 「…まったく効いていないようだぞ」
ジョミー「ぼくたち、負けっぱなしなわけ?」
Aブルー「君たちも食べればいいじゃないか。あ、それよりさ…」
ブルー 「まだ何か?」
Aブルー「お花見にジンギスカンって北の方だと言ったよね?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「ここの桜ってアルテメシアより遅いんだよねえ?」
北に行くほど桜が咲くのも遅いのかな、と尋ねるソルジャー。
ブルー 「そりゃそうさ。今年でも4月の末じゃないかな、あの辺り」
キース 「桜前線って言葉があってな、暖かさにつれて北上していく」
Aブルー「へえ…。来年の予行演習に良さそうだね、それ」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ハーレイ、桜前線を追って行こうよ、焼肉しながら!」
ジンギスカンバケツを買い足して、とソルジャーは笑顔。
Aブルー「青空の下でお花見するんだ、それとシールド!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 大人の時間だね!」
A船長 「ま、待って下さい、ブルー!」
Aブルー「ヘタレ直しには丁度いいだろ、どんな桜に会えるかなぁ…」
満開の桜を見ながらヤるのだ、とソルジャーはウットリしております。
Aブルー「でもって来年の春はシャングリラの公園で真昼間から!」
A船長 「…む、無理です、私にはどちらも無理です~!」
桜の下に響くキャプテンの悲鳴。
シャン学メンバー、今の間にと肉をせっせとパクパクと。
後は野となれ山となれ。お花見中継、これにて終了~。
2013/04/30 (Tue)
☆お花見に行きたい
さて、4月。新年度スタートでございます。
とはいえ入学式はまだ先、春休み真っ最中なのがシャン学メンバーで…。
ジョミー「お花見、何処も一杯だよねえ…」
キース 「今年は咲くのが早かったしな…。学校の桜はもう無理だし」
4月に入ったら部活の方も本格化。
去年のような貸し切りは不可能、3月末の土日は許可を取り損なって。
ブルー 「仕方ないだろう、出遅れたんだからさ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなでアルテメシア公園に行く?」
サム 「混み混みじゃねえかよ!」
行くまでもない、とぼやくサム君。
皆で集まっている生徒会長の家から公園が見えていますけど…。
マツカ 「桜だけじゃなくて屋台も一杯ありますからね」
シロエ 「お花見スペースも満杯なんじゃないですか?」
スウェナ「平日でも人がゾロゾロ来るものね…」
キース 「花見をするだけでいいんだったら穴場があるぞ」
ジョミー「どこ、どこ?」
キース 「璃慕恩院の境内に見事な桜が」
ジョミー「要らないし!」
抹香臭いのと御仏縁は御免だそうでございます。
ジョミー「お彼岸のお手伝いで疲れ果てたし、もういいよ…」
ブルー 「慰安旅行をしてあげたじゃないか」
ジョミー「うーん…。だけど、今年も乗っ取られたし…」
バカップルに、とジョミー君は大きな溜息。
お彼岸のお手伝いの慰安旅行を乗っ取られてしまうのも毎年恒例。
ジョミー「だから普通にお花見したいな、普通の場所でさ」
キース 「だが、あいつらが湧くんじゃないか?」
ブルー 「その可能性はかなり高いね、お寺だったら来ないだろうけど」
妊娠騒動で懲りた筈だ、と生徒会長。
ブルー 「おかしな御利益が降って湧いたら困るからねえ」
シロエ 「祈願しなければセーフだと主張しそうですけど?」
ジョミー「その前にぼくが嫌なんだってば、お寺なんて!」
御仏縁は当分不要、と仏頂面のジョミー君。
ソルジャー夫妻が湧かない所でお花見となると、お寺が安全圏なのでは?
2013/04/01 (Mon)
☆お花見とリスク
シャングリラ学園の桜の貸し切りを逃したばかりに、お花見難民。
璃慕恩院の桜が穴場らしいですけど、お寺はジョミー君が大却下でして。
ジョミー「バカップルが来ないと言っても、お寺じゃ何も出来ないよ」
サム 「だよなあ、桜を見るだけだよな」
ブルー 「そうでもないよ?」
知らないかな、とニッコリ笑う生徒会長。
ブルー 「遅咲きの桜で有名なお寺があるだろう」
キース 「ああ、あそこなら充分、花見も出来るか…」
スウェナ「そうだったの?」
ブルー 「行ったことがないと観光スポットとしか思わないかもね」
シロエ 「もしかしてお弁当OKですか?」
ブルー 「お寺の方で桟敷席とかを用意してるけど?」
サム 「マジかよ、それじゃ弁当も…」
ブルー 「うん。ただし、お寺で売っているのを買うのが条件」
キース 「前はすき焼きもできたらしいぜ」
ブルー 「お寺の境内じゃ流石にマズイ、と最近、禁止されちゃって」
ジョミー「やっぱり基本はお寺じゃない!」
そういう所は嫌なんだけど、とジョミー君は脹れっ面。
ジョミー「お線香の匂いがしそうな雰囲気は却下だってば」
ブルー 「みんな宴会しているけどねえ?」
ジョミー「でも、お寺だし! お寺抜きで!」
キース 「しかし、それだとあいつらが湧くぞ」
シロエ 「ですよね、お寺でも湧きそうなのに」
もうバカップルは沢山です、と言うシロエ君に頷くシャン学メンバー。
シロエ 「ジョミー先輩も要らないんでしょう? バカップルは」
ジョミー「お寺よりかはマシな気がする…」
ブルー 「また大恥をかきたいのかい? 節分みたいに」
キース 「そ、そうだった…。花見だけでは済まないんだったな」
シロエ 「桜よりも注目されちゃいそうですよ、ぼくたちが」
サム 「やっぱり寺にしとこうぜ」
ブルー 「リスクは減らしておくに限るよ」
恥をかきたくなかったら、と生徒会長は申しております。
出遅れたお花見、こんな調子で今から開催出来るんでしょうか?
2013/04/02 (Tue)
☆避けたいバカップル
バカップルを避けてお花見するなら、お寺がイチオシだと言う生徒会長。
それでも来るかもしれませんけど、リスクは減らしておくのが吉。
ブルー 「だからね、お寺が売ってるお弁当でもいいんじゃないかと…」
シロエ 「持ち込みは禁止なんですね?」
ブルー 「そういうこと。拝観料とお弁当代が要るわけ」
キース 「確か抹茶の席もあったな」
ジョミー「つまんないし、それ!」
もっと自由に楽しみたい、とジョミー君は不満たらたら。
ジョミー「ぶるぅだってさ、豪華弁当とかの方がいいよね?」
ぶるぅ 「えとえと…。ホントは作りたいけど…」
ジョミー「ほらね、ぶるぅも反対じゃないか!」
ブルー 「でもねえ…。豪華弁当とバカップルだと、どっちがいい?」
ジョミー「リスクが同じなら豪華弁当!」
サム 「こりゃダメだぜ…。弁当に目が眩んでやがる」
ジョミー「違うよ、お寺が嫌なだけ! お花見気分になれないし!」
ブルー 「うーん…。だったら、もっと穴場のお寺とか?」
キース 「弁当OKの寺はそうそう無いだろう?」
ブルー 「無いねえ、桜だけならいいスポットもあるんだけどな」
アルテメシアの北の方に、と生徒会長は地図を広げまして。
ブルー 「峠を二つほど越えて行くけど、ここの桜は素敵だよ」
キース 「枝垂桜だな、聞いた事はある」
ブルー 「でもって、七福神巡りのお寺と宗派が同じで」
シロエ 「ポイント高いじゃないですか!」
スウェナ「バカップルは絶対来ないわよ、そこ」
ジョミー「お寺は却下!」
マツカ 「待って下さい。その近くなら、確か…」
地図を覗き込むマツカ君。
生徒会長が指差すお寺の周辺をチェックしていましたが。
マツカ 「祖父の別荘があるんですよ。庭に桜もあった筈です」
ジョミー「それ、乗ったあ! 別荘だったら、お寺じゃないし!」
お寺でなければ山奥だろうが大賛成、とジョミー君は狂喜しております。
おまけに何やら穴場の予感。シャン学メンバーも興味津々ですよ~。
2013/04/03 (Wed)
☆お花見は別荘で
アルテメシアの北の方にあるという、枝垂桜で名高いお寺。
そこの名前が出てきた所で耳寄り情報、マツカ君が別荘がどうとかと…。
マツカ 「田舎ですけど、いいんですか?」
ジョミー「桜があって、お寺じゃなければ最高だってば!」
キース 「あっちの方なら花の盛りも遅い筈だな」
マツカ 「ええ。四月半ばを過ぎることだってありますからね」
スウェナ「それじゃ、今から余裕で間に合うわけね?」
マツカ 「その筈です。…一応、確認してみましょうか?」
執事さんに電話をかけたマツカ君。
暫くしてから折り返し電話がかかって参りまして。
マツカ 「管理人さんの話だと、13日辺りが見頃じゃないかと」
サム 「いいじゃねえかよ、それ、行こうぜ!」
シロエ 「桜はどのくらいあるんですか?」
マツカ 「花を見ながら野点が出来るくらいには」
ジョミー「ノダテ…って、なに?」
ブルー 「屋外でお茶を点てることだよ、いわゆる御茶席」
どうせなら点ててあげようか、と生徒会長はニッコリと。
ブルー 「お坊さんにはお茶の心得も必須だからねえ」
ジョミー「要らないし! それよりお花見弁当だってば!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 頑張って作らなくっちゃ!」
ブルー 「まあ、とりあえず決まりってね」
キース 「13日なら土曜日だしな」
マツカ 「じゃあ、車の手配をしておきますね」
ジョミー「よろしく! やったあ、お寺と縁が切れたあ!」
??? 「うん、それはとってもいいことだよね」
一同 「「「!!?」」」
バッと振り返った先で優雅に翻る紫のマント。
ソルジャー(会話表記はAブルー)登場でございます。
Aブルー「お寺に行くなら遠慮しようかと思ってたけど…」
ジョミー「……で、で、で……」
Aブルー「ん?」
一同 「「「出たぁーーーっ!!!」」」
オバケでも出たかのような、この悲鳴。
バカップルが出たわけではなく、まだ片割れの段階ですが…。
シャン学メンバー、思い切り受難フラグですかねえ?
2013/04/04 (Thu)
☆関係者以外お断り
お花見難民から一転しまして、マツカ君の別荘で優雅にお花見。
見頃の方もまだ先とあって、万々歳な所へソルジャーが出て参りまして。
Aブルー「御挨拶だねえ…。出たって何さ、失礼な!」
ジョミー「で、で、でも…」
キース 「出たのには違いないだろうが!」
ブルー 「そうだよ、誰も呼んでいないし!」
これからお花見の相談なのだ、と生徒会長はツンケンと。
ブルー 「マツカが手配をしてくれるんだし、関係者以外はお断り!」
Aブルー「関係者だと思うけど?」
ブルー 「どの辺がさ!」
Aブルー「マツカの家の別荘なんだろ? いつも行ってる」
海のヤツに、とソルジャーは強気。
Aブルー「ぼくもハーレイもお馴染みさんだし、ぶるぅもね」
一同 「「「………」」」
Aブルー「ほら、反論の余地も無い! じゃあ、決まりで」
ブルー 「勝手に話を先に進めないで欲しいんだけど?」
Aブルー「そう来たか…。だったら、ぶるぅも追加だね」
ブルー 「は?」
Aブルー「ぼくとハーレイとで来ようと思っていたんだけどさ…」
それじゃ関係者じゃないんだろ、とソルジャーは皆を見回して。
Aブルー「ぶるぅが入れば立派に別荘お馴染みメンバー! 関係者だよ」
ブルー 「ちょ、ちょっと…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅも来るの? わーい、楽しみ―!」
お弁当、うんと沢山いるよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大喜び。
「ぶるぅ」と言えば悪戯っ子の大食漢で。
ブルー 「ぶ、ぶるぅは……お花見向けのキャラじゃないかと…」
Aブルー「どこが? 関係者以外お断りだろ、必須の面子だ」
揃って休暇を取らなくちゃ、とソルジャーは算段しております。
Aブルー「こないだ、旅行で揃って出掛けたばかりだし…」
ブルー 「日程調整が難しいだろ、お勧めしないよ」
Aブルー「まだ先だしね? なんとかなるって!」
救出作戦を前倒しして…、などとソルジャー、検討中。
関係者以外お断りだと言ったばかりに、えらい事態に…?
2013/04/05 (Fri)
☆お子様も追加で
バカップルだけでも災難なのに、よりにもよって「ぶるぅ」とは…。
おませな上に悪戯小僧の大食漢を招かれたのでは、お花見転じて惨劇で。
ブルー 「救出作戦の前倒しなんて、やめといた方が…」
キース 「俺もそう思う。綿密な計画を立てたんだろうし…」
Aブルー「ハーレイ的にはそうかもね。毎回、眉間に皺を寄せてる」
ブルー 「だったら無茶はやめたまえ!」
Aブルー「救助班を出すからややこしいんだよ、出さなければいい」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくが一人で行けばいいんだ、それで一発解決だってば」
面倒事は一切なし、とソルジャーは不敵に笑っております。
Aブルー「潜入活動とかが要らないしねえ? 行って帰れば終わりだし」
ブルー 「それって、まさか…」
Aブルー「もちろん瞬間移動だよ。青の間発で戻って来るのは格納庫!」
そこでハーレイたちが出迎えるだけ、と言うソルジャー。
どうやら過去にも経験多数な裏技のようでございます。
Aブルー「というわけだから、心配無用さ。お花見は13日だっけ?」
ブルー 「ほ、本当に来るつもりなわけ?」
Aブルー「当然だろう? ぶるぅもきっと大喜びさ」
一同 「「「……ぶ、ぶるぅ……」」」
ぶるぅ 「わぁーい、ぶるぅだぁー!!!」
いっぱい遊んで食べるんだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は喜色満面。
お友達が来るのは嬉しいでしょうが…。
サム 「ぶるぅかよ…」
シロエ 「花より団子の典型ですよね、あのキャラは…」
スウェナ「食べ物しか頭に無いものねえ…」
Aブルー「違うよ、悪戯と食べ物だよ」
ブルー 「そんなのを連れてこないで欲しいんだけど!」
Aブルー「関係者以外お断りだと主張したのは君だろう?」
ブルー 「そ、そうだけど…」
Aブルー「じゃあ、決定! マツカ、三人追加でよろしくね」
大人二名と子供が一名、とソルジャー、完全に仕切っております。
普通の子供だったら無問題ですが、「ぶるぅ」じゃ色々難有りですよ…。
2013/04/06 (Sat)
☆お子様と実年齢
子供も一名追加でよろしく、とソルジャーは気軽に言ってくれますが…。
問題なのは子供の質でございます。
ブルー 「子供って簡単に言うけどねえ…。ぶるぅはちょっと」
Aブルー「ぶるぅは立派な子供だよ? 年齢的にも」
「そるじゃぁ・ぶるぅ」より遙かに若い、と威張るソルジャー。
Aブルー「こっちのぶるぅは6歳以上にならないだけでさ、実際は」
ぶるぅ 「子供だもん! ぼく、学校も行かないもん!」
Aブルー「だけどブルーと同じくらいに長い年月、生きてるよねえ?」
ぶるぅ 「そうだけど…。大人の話は分からないもん!」
ぶるぅの方が大人だもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大真面目。
ぶるぅ 「いろんなことを知ってるし…。ぼくより絶対、賢いもん!」
Aブルー「ぶるぅも習えば覚えられるよ、頑張ってみれば?」
実践するのが一番だ、とソルジャーはニヤニヤしております。
Aブルー「ぼくで良ければ先生になってあげるけど?」
ぶるぅ 「先生って?」
Aブルー「大人の時間の先生だってば、今日から見学に来ればいい」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「そういう姿勢がいけないんだよ。性教育っていうのも大切!」
ブルー 「君のは逸脱してるだろう!」
性教育と銘打つのなら子供を作れ、と生徒会長。
ブルー 「でもって出産までを責任を持って教えるんだね」
Aブルー「そ、それはちょっと…」
ぶるぅ 「ねえねえ、セイキョーイクって、なあに?」
ブルー 「ブルーが赤ちゃんを産むそうだ」
ぶるぅ 「えっ、ホント?」
今度はちゃんと生まれるの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の瞳がキラキラ。
ぶるぅ 「それなら今日から見学に行く!」
ブルー 「だってさ、子作りに励んでくれたまえ。ぶるぅのためにね」
Aブルー「子作りだけは御免だってば、ぼくが損するだけなんだから!」
産んでたまるか、と逃げ腰のソルジャー、いささかピンチでございます。
性教育と主張するんだったら、ちゃんと産まなきゃダメですよねえ?
2013/04/07 (Sun)
☆とにかくお花見
「そるじゃぁ・ぶるぅ」に大人の時間を見学しろと言ったソルジャー。
見学させるなら子供を産め、と生徒会長にガッツリ釘を刺されまして…。
Aブルー「ぶるぅ、ぼくは子供は産めない身体で…。だから無理!」
ぶるぅ 「そうなの? でも…。この前、産むってお話だったよ?」
ブルー 「うんうん、御利益パワーでね。さあ、頑張って」
Aブルー「頑張ってどうこうって話じゃないし!」
夫婦和合だけで充分なのだ、とソルジャーは腰が引けております。
Aブルー「子供が出来ると夫婦和合の時間が削られちゃうからねえ…」
ブルー 「そこの所をクリアしてこそだと思うけど?」
キース 「出来もしないのに、ぶるぅに余計な知識を教えるな!」
Aブルー「わ、分かったよ! もう言わないから、とにかくお花見!」
大人二名と子供一名、と言うなり姿がパッと消え失せ、ソルジャー逃亡。
ブルー 「…逃げられたか…」
ぶるぅ 「えーっと…。帰っちゃったけど、見学のお話は?」
キース 「忘れろ、ぶるぅ。今は花見が肝心だ」
シロエ 「そうです、お弁当を作るんでしょう?」
サム 「おせちみたいに豪華にいこうぜ、ドッカンと!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼく、頑張る!」
お料理大好き、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の意識は逸れたみたいです。
ケロリと忘れてしまう辺りも小さな子供の特権で。
ぶるぅ 「13日だよね。ぶるぅも来るし、ホントに楽しみ~♪」
ブルー 「…予備の食料が沢山要るかな…」
キース 「コンビニ弁当でいいと思うぞ、ぶるぅの胃袋対策は」
ジョミー「絶対、質より量だもんねえ。ぶるぅだしさ」
スウェナ「数と種類があればいいんじゃないかしら?」
マツカ 「じゃあ、車とセットで手配しますね」
ブルー 「コンビニ弁当でいいんだよ、マツカ。それで充分!」
キース 「思いっ切り猫に小判だからな」
いいお弁当を用意しておく必要は無い、と意見が一致。
底抜けなのが「ぶるぅ」の胃袋、妙な話を封じるためにも満腹あるのみ?
2013/04/08 (Mon)
☆お花見にはコレ
悪戯大好き、おませな「ぶるぅ」。
せっかくのお花見、大人の時間の話題なんかでブチ壊されたら大変です。
ブルー 「えーっと…。車とコンビニ弁当の手配は済んだし…」
キース 「ぶるぅはひたすら食わせておこう」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お腹一杯になったら遊ぶんだもん!」
追いかけっことか楽しそうだよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
お花見は明日に迫っておりまして、お天気の方もいい感じ。
ジョミー「ぼくたちは豪華弁当だよね?」
ぶるぅ 「うん! 御馳走、沢山作るから!」
早く明日にならないかな、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はワクワクで。
シャン学メンバーもお花見の話題で盛り上がり中。
シロエ 「マツカ先輩、桜は満開なんですよね?」
マツカ 「ええ。今朝で八分咲きだと聞いてますから、見頃ですよ」
スウェナ「素敵ね、別荘の桜を貸し切り!」
サム 「この辺の桜、葉桜だしなあ…。ホント、マツカに感謝だぜ」
ブルー 「だよね。有難く見せて貰わなくっちゃ」
バカップルと「ぶるぅ」は忘れるべし、と生徒会長。
ブルー 「バカップルは二人の世界の筈だし、ぶるぅは食べ物で封印だ」
キース 「そうだな、この際、無視するに限る」
乱入してきた方が悪い、とキース君が親指を立てた所で。
Aブルー「こんにちは」
一同 「「「で、で、で…」」」
出たぁーーー!!! と響き渡った全員の悲鳴。
しかしソルジャー、意に介さずに。
Aブルー「炭は上等のがいいんだよ」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「でもって、お肉も最高級だと嬉しいんだけど」
ぶるぅ 「えとえと…。炭火焼肉のお弁当がいいの?」
お花見弁当らしくないけど、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は不思議そう。
ぶるぅ 「それって、ぶるぅのお弁当なの?」
Aブルー「そうじゃなくって…。お花見には必須らしいじゃないか」
炭と肉が無いとダメなんだろう、と言われましても。
お花見するのに豪華弁当なら分かりますけど、何故に炭とかお肉とか…?
2013/04/09 (Tue)
☆お花見いろいろ
明日はお花見という日に突然やって来たソルジャー。
炭とお肉が必須だなどと言い出しまして、シャン学メンバーは軽く混乱。
ジョミー「お花見に炭って要ったっけ?」
キース 「篝火だったら分かるんだがな…」
サム 「それだと肉は要らねえぜ?」
Aブルー「あれっ、君たちも言ってなかった? すき焼きがどうとか」
ブルー 「ああ、アレね。あれはお寺の境内のヤツで今は禁止さ」
Aブルー「そこは禁止かも知れないけれど…。ぼくも一応、調べたから」
こっちの世界のお花見について、と威張るソルジャー。
Aブルー「ノルディのパソコンを貸して貰って、やっぱり炭だと」
ブルー 「何処から炭が出てくるのさ!」
Aブルー「コンロの貸し出しって書いてあったよ、使える場所とかも」
一同 「「「コンロ?」」」
Aブルー「うん。お花見にはジンギスカンをやるんだって?」
なかなか派手な煙らしいね、とソルジャーは笑顔でございます。
Aブルー「ジンギスカンとかバーベキューとか、とにかくモクモク」
ブルー 「それって地域限定なんじゃあ…」
キース 「北の方ではやると聞いたな」
Aブルー「そうでもないよ? 煙モクモクは北かもだけど、他の所でも」
お花見とバーベキューで検索すると色々ヒットするのだとか。
Aブルー「アルテメシアでも出来る所はありますか、って質問もあった」
ブルー 「…多分、皆無だと思うけど?」
Aブルー「無かったねえ…。で、ぼくとしては煙に憧れるわけ」
ブルー 「なんで?」
Aブルー「ぼくのシャングリラじゃ無理だからだよ、煙はマズイ」
船内の公園の桜なんだし、とソルジャーは上を指差して。
Aブルー「煙は上に流れるだろう? ブリッジを燻すわけにはねえ…」
ブルー 「確かに。…ついでにブリッジクルーの士気も下がりそうだね」
Aブルー「そうなんだ。匂いだけだと絶対、下がる」
かと言って勤務中に差し入れは禁止だし…、とソルジャーは溜息。
煙モクモクなお花見を希望のようですねえ…。
2013/04/10 (Wed)
☆お花見には煙
煙モクモクなお花見に憧れるのだと言うソルジャー。
シャングリラの公園の桜では出来ないだけに、煙を上げたいそうでして。
Aブルー「こっちなら気兼ねしないで派手にモクモク出来るしさ」
ブルー 「うーん…。でもさ、本来お花見って言うのは」
Aブルー「お弁当だって? だけど、前はすき焼きもあったんだろう?」
すき焼きもジンギスカンも似たようなものだ、とソルジャーは指摘。
Aブルー「だからジンギスカンとかバーベキューとか!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ それも楽しそう!」
サム 「だよなあ、なんか面白そうだぜ」
ジョミー「でもさあ…。ぶるぅが来るんだよね?」
シロエ 「肉の争奪戦がキツそうですね…」
キース 「それ以前に俺たちが食う分の肉が残ると思うのか?」
一同 「「「あー………」」」
肉どころか何も残らないかも、と誰もが遠い目。
大食漢の「ぶるぅ」が混ざったジンギスカンなぞ、負けは必至で。
ブルー 「却下だね。ぼくたちは桜も見たいけど御馳走も食べたい」
キース 「ぶるぅにはコンビニ弁当を用意することになっているしな」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫! ぶるぅは一人鍋にするから」
一同 「「「一人鍋?」」」
Aブルー「そう。ぼくもゆっくり肉を焼きながら食べたいしね」
ぶるぅには専用コンロを与える、とまで言われたのでは反対も出来ず。
ブルー 「仕方ないか…。じゃあ、ジンギスカンとバーベキューで」
ぶるぅ 「お花見弁当もちゃんと作るよ、好みで食べてね♪」
マツカ 「コンロの手配もしておきます。ぶるぅ用のも」
Aブルー「あ、ぶるぅのコンロは持ってくるから」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「マイ・コンロだよ、一人前になった気分がするだろう?」
ブルー 「マイ・コンロねえ…」
Aブルー「というわけで、明日はよろしく。炭と肉もね!」
じゃあね、とソルジャーは帰ってゆきましたけども。
煙モクモクにマイ・コンロとは、カオスなお花見になりそうですねえ…。
2013/04/11 (Thu)
☆お花見の前に
やって来ました、13日の土曜日。
絶好のお花見日和ですけど、生徒会長宅へ向かうシャン学メンバーは…。
ジョミー「ドタキャンしてくれればいいのになぁ…」
キース 「バカップルか? それとも、ぶるぅか?」
ジョミー「両方だったら嬉しいけれど、どっちかだけなら…」
シロエ 「バカップルですね」
サム 「そうかぁ? ぶるぅだけ来てもいいのかよ?」
一同 「「「………」」」
それはコワイ、と震え上がる一同。
悪戯大好き、おまけにおませな大食漢が単独参加となりますと…。
キース 「花見以前の問題だな、それは」
サム 「だろ? 歩く迷惑行為だぜ」
シロエ 「それはバカップルでも変わらないんじゃあ…」
スウェナ「あっちはドカ食いしないわよ?」
ジョミー「うーん…。三人揃ってドタキャンってことは…」
マツカ 「有り得ないでしょうね、どう考えても」
あれだけ仕切り倒していたんですし、とマツカ君。
車とコンビニ弁当の手配に加えて炭だの肉だのと忙しかったらしく。
マツカ 「ジンギスカンとバーベキューも手配しましたけれど…」
キース 「センスを疑われなかったか?」
マツカ 「ぼっちゃまのお友達の御趣味ですか、と訊かれました」
ジョミー「そ、それ…。なんて返事したわけ?」
マツカ 「そうです、としか答えられないでしょう?」
一同 「「「うわー………」」」
お花見にジンギスカンとバーベキューなキャラ認定。
マツカ君の執事さんの頭の中ではエライことになっていそうです。
シロエ 「会長の趣味です、で良かったんですよ、マツカ先輩!」
キース 「そうだな…。あいつだったら何でもアリだ」
ブルー 『誰が何でもアリだって!?』
ジョミー「ひぃぃっ、ごめんなさい、ごめんなさいーっ!!!」
ブルー 『分かればいいんだ、分かればね』
早く集合するように、と生徒会長の怒りの思念波。
待ち合わせ場所はマンションの玄関前でございます。
はた迷惑な三人、間違いなく揃っているんでしょうねえ…。
2013/04/12 (Fri)
☆カオスな幕開け
シャン学メンバー、執事さんにお花見のセンスを疑われている可能性大。
足取りも重く生徒会長が住むマンションに辿り着きますと…。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お弁当、いっぱい作ったよ~!」
ブルー 「いい天気になって良かったよね」
Aブルー「やあ。もう、楽しみで昨夜はロクに眠れなくってさ」
A船長 「眠れないからもう1回、と何度も何度もせがまれまして…」
お身体の方は大丈夫ですか、とキャプテンが問えば隣に小さな影が。
出ました、「ぶるぅ」でございます(会話表記は「Aぶるぅ」)。
Aぶるぅ「あのね、ハーレイ、凄かったんだよ!」
Aブルー「だよね、お前もビックリだよね」
Aぶるぅ「えーっと、何回目のヌカロク超えだっけ?」
節分からこっち凄いよね、と「ぶるぅ」はニコニコ顔でして。
Aぶるぅ「だからね、ブルーも最後はグッスリ爆睡だったの!」
Aブルー「お蔭で気分スッキリなんだよ、お花見、楽しまなくっちゃね」
A船長 「そうですか。頑張った甲斐がありましたよ」
Aブルー「今日もしっかり栄養つけてよ? でもって今夜も…」
Aぶるぅ「ヌカロク超えに挑戦だよね!」
わぁーい! と「ぶるぅ」は飛び跳ねておりますが。
朝っぱらから大人の時間な会話が爆発、シャン学メンバー、脱力MAX。
キース 「俺は彼岸が見えそうだぜ…」
Aブルー「彼岸って確か極楽だよねえ? ぼくの分の蓮もよろしくね」
阿弥陀様から一番遠い蓮でハーレイの肌の色が映えるヤツ、との御注文。
祈らされているキース君には頭痛の種というヤツで。
キース 「やかましい! 欲しけりゃ自分でお念仏だ!」
Aブルー「それはパス! ヌカロクともどもハーレイにお任せ!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ ハーレイ、頑張ってるもん!」
A船長 「ブルーのためなら努力あるのみです」
Aブルー「夫婦和合で末永く、だよね!」
お花見気分も消し飛びそうなヌカロク連呼。
ジンギスカンとかマイ・コンロ以前に、激しくカオスな幕開けですよ…。
2013/04/13 (Sat)
☆そろそろ出発
集合した途端に大人の時間な会話が炸裂、シャン学メンバー早くも受難。
こんな面子でお花見なのか、と遠い目になってしまいそうですが…。
Aブルー「それで、今日は何処まで行くんだって?」
マツカ 「アルテメシアの北の方ですよ、ちょっと時間がかかります」
ブルー 「ドライブだと思えば丁度いいかな、途中で桜も見られるしね」
標高が高くなってゆくので桜があるそうでございます。
アルテメシアではとっくの昔に葉桜だけに、車窓の景色にも期待大。
Aブルー「行き先だけじゃなくって途中も桜かぁ…」
A船長 「それは素晴らしそうですね。あなたは桜がお好きですし」
Aブルー「桜も好きだけど、お前も好きだよ」
A船長 「私もです、ブルー…」
人目も憚らない熱いキス。
バカップルは今日も絶好調で。
ジョミー「…出掛ける前からコレなんだ…?」
キース 「先が思いやられるなんてレベルじゃないな」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ パパとママが仲良しなのはいいことだもん!」
Aブルー「ふふ、お前も幸せ一杯だよねえ?」
Aぶるぅ「うん! お花見も連れて来て貰えたし!」
Aブルー「ということで、今日はよろしく。…えーっと、車は…」
マツカ 「あそこです。肉とか野菜は積んであります」
載せる荷物はどれですか、とマツカ君が尋ね、運転手さんがこちらへと。
運転手 「お弁当は保冷庫がいいですね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ よろしくお願いしまぁーす!」
運転手 「他に載せる物はありますか?」
Aブルー「ぶるぅ、コンロは?」
Aぶるぅ「えとえと…。ブルーに買ってもらったコンロだし…」
どうしようかなぁ、と「ぶるぅ」は悩んでおります。
ブルー 「そんなに大事なコンロなのかい?」
Aぶるぅ「なんか特別製なんだって!」
運転手 「大丈夫ですよ、しっかり固定しますから」
Aぶるぅ「じゃあ、お願い!」
持って乗るには大きすぎるもんね、と包みを預けていますけど。
特別製のコンロだなんて、七輪とかの類でしょうか…?
2013/04/14 (Sun)
☆バカップルと桜
「ぶるぅ」が預けたマイ・コンロ。
梱包された中身が気になりつつも、シャン学メンバーたちも車に乗って。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
Aぶるぅ「しゅっぱぁ~つ!!」
並んで座った「そるじゃぁ・ぶるぅ」と「ぶるぅ」は御機嫌。
子供二人は実に微笑ましい光景です。しかし…。
Aブルー「楽しみだねえ、二度目のお花見!」
A船長 「シャングリラでは二人きりとはいきませんしねえ…」
Aブルー「毎年、二人で夜桜だもんね」
あれはあれで素敵なんだけど、と並んで座るバカップル。
Aブルー「あの時間もぼくは気に入ってるよ、うん」
A船長 「…私はちょっと…。やはりブリッジが気になりますし…」
Aブルー「シールドしてるって言ってるじゃないか、大丈夫だよ」
A船長 「それは分かっておりますが…」
Aブルー「一回だけっていうのがねえ…。欲求不満になりそうだってば」
桜の下でもヌカロク超え! と、とんでもない台詞を吐くソルジャー。
一同、ゲゲッと息を飲む中、生徒会長が果敢に注意。
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「えっ、なんで? こっちでやるとは言っていないよ」
その辺の所は心得ている、とソルジャーはやたら偉そうに。
Aブルー「これだけ面子が揃っているとね、ハーレイだってヘタレるし」
ブルー 「そういう問題じゃないってば!」
Aブルー「それにお花見優先だしさ。二人っきりでお花見なんだよ?」
ブルー 「ぼくたちだっているだろう!」
Aブルー「君たちは大した障害じゃない。要は二人の世界が大切!」
ねえ、ハーレイ? と訊かれたキャプテン、笑顔で頷きまして。
A船長 「ええ、私には桜よりもあなたですよ」
Aブルー「ぼくはお前も桜も…かな? 欲張りなのは知っているよね」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ いつもハーレイを食べてるもんね!」
一同 「「「…………」」」
行きの車中から、この試練。
峠を越えてゆく車窓から桜が見えてますけど、既に泣きたい気持ちかも?
2013/04/15 (Mon)
☆波乱な糠味噌
抜かず六発、略してヌカロク。
キャプテンの解説が途切れたばかりに、シャン学メンバーは糠だと誤解。
ジョミー「前から気になっていたんだよねえ、ヌカロクってさ」
シロエ 「分かってみれば単純でしたね、古女房ですか」
キース 「まあ、あれだ。古女房の機嫌を取るのも大切だろう」
サム 「だよなぁ、喧嘩になったら悲惨だぜ」
マツカ 「ドラマなんかだと包丁が出てくることもありますからね」
スウェナ「あら、包丁よりもサイオンの方が怖いわよ?」
ジョミー「だよね、一撃必殺だしね!」
ワイワイ盛り上がるシャン学メンバー、謎が解けて狂喜しておりますが。
Aブルー「だから糠味噌じゃないんだって!」
A船長 「そうです、ブルーは古女房ではないですし…」
ブルー 「古女房だろ、思い切り付き合い長い筈だよ」
A船長 「しかし、私たちはまだ新婚でして…」
ジョミー「…あれ? だったらやっぱり糠じゃないわけ?」
Aブルー「言ったらブルーに殺されそうだし、言わないけどさ…」
A船長 「糠でないのは本当です」
サム 「えーーーっ? 違うのかよ?」
シロエ 「やっと分かったと思ったんですが…」
キース 「仕方ない、これも今後の課題だ」
ブルー 「その前に忘れる努力をしたまえ!」
バカップルに付き合う必要は無い、と生徒会長、不機嫌MAX。
この辺で話題を切り替えないと場が荒れそうでございます。
キース 「分かった、今は忘れておこう。しかし…」
言葉に詰まったキース君。
どういう話を振ればいいのか、救いを求めてキョロキョロと。
キース 「………」
ハーレイ「なんだ、話のネタが無いのか?」
任せておけ、と豪快に笑った教頭先生、ソルジャーに視線を向けまして。
ハーレイ「ザッハトルテは如何でしたか?」
Aブルー「ああ、アレね! 十個も貰うと嬉しいよね」
ハーレイ「ホワイトデーの基本は倍返しですし、頑張りました」
話は見事にザッハトルテへ。
しかしソルジャー、教頭先生にチョコを五個…?
2013/03/16 (Sat)
☆ホールで食べた人
ホワイトデーの基本は倍返し。
ソルジャーにチョコを貰った教頭先生、ザッハトルテを十個もお返しに。
ブルー 「ハーレイにチョコを五個だって!?」
Aブルー「うん。でもさ、甘いものはダメだって言うし、小さいのをね」
ハーレイ「お気遣いありがとうございました。美味しかったですよ」
ブルー 「食べたわけ?」
ハーレイ「せっかく選んでくれたんだしな」
A船長 「私も同じのを貰いましたが、あれはなかなか」
ソルジャーのチョコ、ビターでウイスキー入りのボンボン。
甘いものが苦手でもそれなりにいけたようでして。
A船長 「しかしブルーがホールで食べていたザッハトルテは…」
ハーレイ「お召し上がりになったのですか?」
A船長 「凄いですね、と呆れていたらフォークで差し出されまして」
Aブルー「食べたいのかな、と思ってさ。沢山あったし」
A船長 「私の口には合いませんよ。クリームだけでも甘すぎです」
ブルー 「本気でホールだったんだ…」
Aブルー「当然じゃないか! 日持ちはするって言われたけれど…」
貰ったら思い切り食べなくちゃ、と笑顔のソルジャー。
Aブルー「食事代わりにホールで食べてさ、おやつに午前と午後に半分」
キース 「あんた、栄養が偏るぞ…」
Aブルー「平気だってば! ノルディに貰ったお菓子も食べてる」
それでバランスが取れる筈、と言うのは焼き菓子。
高級ブランドのを箱で山ほど貰ったそうでございます。
Aブルー「ぼくはお菓子で栄養補給で、ハーレイはしじみ汁ってね」
ハーレイ「そ、そうですか…。どうぞお幸せに」
A船長 「もちろんです。目標はヌカロク超えですよ!」
Aブルー「というわけで、今日も栄養つけなくちゃ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 新鮮なお魚、買っといたからね!」
Aブルー「ありがとう。お菓子もいいけど、お寿司もいいよね」
ハーレイと夫婦仲良く手巻き寿司、と言われましても。
またバカップルが食べさせ合いで「あ~ん♪」とやられるわけですか…?
2013/03/17 (Sun)
☆違いが分かる人
ザッハトルテをホールで四個も食べたソルジャー。
しかもエロドクターからせしめた焼き菓子を間に、という天晴れぶりで。
ブルー 「昨日の今日で手巻き寿司ねえ…」
Aブルー「いいじゃないか、ぼくが食べたいんだから」
キース 「ザッハトルテと寿司か…。食い合わせだと笑えるんだが」
サム 「一晩過ぎたら意味ねえんじゃねえの?」
シロエ 「でしょうね、今朝もホールで食べたというなら別ですけれど」
Aブルー「それはない! 手巻き寿司に備えて今朝はお茶だけ!」
うんと沢山食べなくちゃ、とソルジャーは胸を張っております。
キャプテンの朝食もお茶だけだったそうでして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ だったら急いで用意するね!」
Aブルー「頼むよ、地球ならではの海の幸!」
ブルー 「今日はいい魚が揃ったらしいよ、残念ながら」
Aブルー「残念って何さ、いいことだろ!」
ブルー 「バカップルには勿体ないな、と思うんだよねえ…」
味なんか分からないだろう、と生徒会長、大きな溜息。
バカップルの食事スタイルは「あ~ん♪」な食べさせ合いですし…。
Aブルー「失礼な! 食べ物の味くらい分かってるってば」
A船長 「こちらの食事は美味しいですしね」
ブルー 「ふうん…? まあ、いいけどさ」
ぶるぅ 「お待たせー! 好きなのを巻いて食べてよね!」
机の上に新鮮な魚や貝を盛り合わせた大皿がドカンと幾つも。
青紫蘇にカイワレ、海苔のお皿もドカドカと。
ぶるぅ 「御飯もいっぱい炊いたから! まだまだあるから!」
全員 「「「いっただっきまーす!!!」」」
最上級のお酢とお米で寿司飯もいい味。
Aブルー「はい、ハーレイ。あ~ん♪ うんと栄養つけといてよ?」
A船長 「どうぞ、ブルー。あ~ん♪」
Aブルー「ん…。次から御飯を多めにしてよね、美味しいからさ」
この御飯だけで何杯でもいけそうな感じ、とソルジャーはベタ褒め。
寿司飯の味が分かるとは意外ですけど、御馳走する甲斐がありますよね!
2013/03/18 (Mon)
☆寿司飯が好きな人
「そるじゃぁ・ぶるぅ」が朝一番に魚市場で仕入れた新鮮な魚介類。
それだけで食が進みそうですけど、ソルジャーは寿司飯もお気に入りで。
Aブルー「ハーレイ、御飯はもっと厚めで」
A船長 「またですか? これでは手巻きと言うよりも…」
キース 「もはや巻き寿司の世界だな。普通は具の方が多いと思うが」
ジョミー「だよねえ、いろんなヤツをいっぱい入れてさ」
Aブルー「食べ方は個人の自由だろう!」
ブルー 「そんなに寿司飯が気に入ったのかい?」
Aブルー「うん! 甘いものを昨日、山ほど食べたせいかもね」
この酸っぱさがいいんだよ、とソルジャーはニコニコ顔ですが。
ブルー 「酸っぱさって…。そういえば、寿司飯が食べたくなるって…」
キース 「なんだ?」
ブルー 「無性に寿司飯を食べたくなるって聞いたことが…」
Aブルー「何の話さ?」
ブルー 「君を見てると気になってきた。散々祈願しまくっていたし」
Aブルー「だから、何を?」
ブルー 「こないだの節分! 夫婦和合と子孫繁栄」
Aブルー「ああ、あれね。お蔭で御利益たっぷりだよ?」
A船長 「そうです、更にしじみのパワーが」
ブルー 「しじみはともかく、お願いの方! 聖天様の特別祈祷も…」
キース 「あったな、どこの寺かは知らないが」
七福神巡りで会ったお坊さんが引き受けてくれた特別祈祷。
効くと評判の聖天様を祭る実家のお寺に、ドンとお任せコースです。
ブルー 「聖天様は御利益絶大と聞くからねえ…。もしかしたら…」
Aブルー「七代分の福を一代で、だっけ? よく効いてるよ」
ブルー 「それが迷信なことを切に祈るよ」
Aブルー「なんで?」
ブルー 「子孫にも福は必要だから!」
A船長 「私たちに子孫は有り得ませんが…?」
ブルー 「でも…。寿司飯が食べたくなるらしいんだよ、つわりの時は」
一同 「「「つわり!?」」」
とんでもない単語に一同、目が点。
まさかソルジャー、御利益の果てに子宝を授かってしまいましたか?
2013/03/19 (Tue)
☆一種の初期症状
生徒会長の口から出てきた斜め上な単語。
寿司飯が美味しいと言っているソルジャー、つわり疑惑だそうでして…。
ハーレイ「つ、つわり…? ブルーがか…?」
ブルー 「そう。身に覚えだけは嫌と言うほどある筈なんだよ」
Aブルー「身に覚えって?」
ブルー 「毎晩派手にやってるんだろ、節分以来!」
キース 「聖天様なら不可能も可能になるかもな…」
Aブルー「なんだか話が見えないんだけど、つわりって何さ?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「つわりの意味だよ、聞いたことがない言葉だしね」
ブルー 「…な、なるほどね…」
ソルジャーの世界に自然出産はございません。
つわりなんぞはとっくの昔に死語になってしまっているわけで。
ブルー 「なんて言ったらいいんだろう…。初期症状…?」
Aブルー「えっ、何の? 感染症はマズイんだけど」
A船長 「感染症だと隔離ですねえ、場合によっては帰れませんよ」
こちらでお世話にならないと、とキャプテンの眉間にググッと皺が。
病原菌など持ち帰られたら大惨事なのがソルジャーの世界。
Aブルー「ホワイトデーに来た時にうつったかな?」
ブルー 「それは無い! そもそも原因はウイルスじゃないし」
Aブルー「虫さされとか?」
ブルー 「うーん…。つわりだったら原因は君の身体の中だね」
A船長 「寄生虫ですか?」
ブルー 「まるで似てないこともない。虫じゃないけど」
Aブルー「勿体つけてないで早く言ってよ、原因と、それの対策と!」
ブルー 「特に対策って無いんじゃないかな、対症療法?」
A船長 「そんな厄介なものですか? 感染の危険は高いのでしょうか」
ブルー 「ううん、そっちの心配は皆無。ただし安静にした方がいい」
Aブルー「安静?」
ブルー 「不安定なんだよ、妊娠初期は!」
Aブルー「妊娠だって!?」
なんでぼくが、とソルジャーは口をパクパクさせております。
キャプテンも絶賛硬直中。
感染症も困りますけど、妊娠となればソルジャーは…?
2013/03/20 (Wed)
☆御懐妊おめでとう
つわりという言葉すら知らなかったソルジャーですが。
いきなり妊娠初期と言われて軽くパニック、声もまともに出せない状態。
Aブルー「…に、妊娠……。ど、どうしてそんな……」
ブルー 「七福神と聖天様の御利益だろ? まずはおめでとう」
Aブルー「お、おめでとうって…」
いったい何処が目出度いのだ、とソルジャーは理解できない様子。
妊娠自体が無い世界だけに、無理もない話でございます。
ブルー 「子供が出来るのはお目出度いんだよ、普通はね」
キース 「無事に生まれたら色々と派手に祝うんだぞ」
スウェナ「私たちもお祝いするべきかしら?」
ブルー 「そりゃそうさ。やっぱり定番はベビー服かな」
Aブルー「ちょ、ちょっと…。ぼくはどうなってしまうわけ?」
ブルー 「さあ? ぼくも出産経験は無いし」
A船長 「安静だとか仰いましたね、それは必要なのですか?」
なんとか立ち直ったらしいキャプテン、船長の顔で質問を。
A船長 「ブルーはこれでもソルジャーですから、そう簡単には…」
ブルー 「戦闘なんかもっての外だよ、流産したらどうするのさ!」
Aブルー「流産って?」
ブルー 「せっかくの子供が死んじゃう結末!」
Aブルー「うーん…。シャングリラ中のミュウの命には代えられないか」
A船長 「そ、それは…! で、出来れば避けて頂きたいと…」
Aブルー「何を? 戦闘、それとも流産の方?」
A船長 「流産です! この際、戦闘班を新たに結成してでも…」
Aブルー「ぼくは流産でもいいけどねえ?」
子供なんて面倒だし、と言い放ったソルジャーですけれど。
ブルー 「何を言うかな、流産は母体も危険なんだよ」
A船長 「なんですって!?」
ブルー 「死んじゃうこともあるんだってば、流産で!」
Aブルー「じゃ、じゃあ、ぼくは……」
ブルー 「当分、安静にするしかないねえ」
つわりが治って安定するまで、と生徒会長は大真面目。
出産は人生の一大事ですが、多忙なソルジャーの運命や如何に…?
2013/03/21 (Thu)
☆安定期までは安静に
妊娠初期はデリケートなもの。
いくら多忙なソルジャーといえども、安静にしないと危険でございます。
Aブルー「そ、そんな…。安静だなんて言われても…」
A船長 「あなたのお身体には変えられません。当分、青の間で静養を」
Aブルー「でもさ、人類軍が攻撃して来たら…」
A船長 「事前に回避あるのみです。油断しなければ大丈夫です」
Aブルー「それじゃ救出作戦は?」
A船長 「戦闘班を増員します。場合によっては、ぶるぅも出します」
食べ物で釣れば動くでしょう、と言うキャプテン。
確かに「ぶるぅ」はタイプ・ブルーですし、戦闘能力は充分で。
A船長 「ですから、あなたは安静でお願いします」
Aブルー「分かったよ。細かいことは君に任せる」
ブルー 「そうそう、安静第一ってね。あ、それから…」
Aブルー「まだ何か?」
ブルー 「あっちの方も控えるんだよ、落ち着くまでは」
Aブルー「何の事さ?」
ブルー 「しじみと御利益パワーのヤツ!」
Aブルー「な、なんで? それをお願いしたんだよ?」
ブルー 「夫婦和合と子孫繁栄だったよね? 授かった子供は大切に!」
でないと流産しちゃうからね、と生徒会長は厳しい顔で。
ブルー 「妊娠初期にはヤらないもの! 流産のリスクが高くなるから」
A船長 「そうでしたか…。では、当分は禁欲ですね」
Aブルー「それって、期間はどのくらい? 三日ほど?」
ブルー 「まさか! 安定期に入るのは5ヵ月からだよ」
Aブルー「ご、5ヶ月って…。今から5ヵ月?」
ブルー 「妊娠してから5ヵ月目ってこと! 16週目!」
いつ出来たのか知らないけれど、と生徒会長は首を捻りながら。
ブルー 「つわりの症状が出ているからには、1ヶ月にはなるのかな?」
Aブルー「で、でも…。あと3ヵ月も禁欲なわけ?」
殺生な、とソルジャーは愕然としております。
ヌカロク超えどころか、禁欲生活3ヵ月。
しじみパワーで燃えまくっていたバカップルには、天罰に等しい話かも?
2013/03/22 (Fri)
☆ママはソルジャー
安静どころか、禁欲生活3ヵ月。
バカップルには災難としか言いようのない、有難くも迷惑な授かりもの。
Aブルー「ど、どうしよう…。しじみ、山ほど買ったのに…」
A船長 「今日も買う予定でしたしねえ…。ですが、我慢をしませんと」
ブルー 「そうだよ、無事に子供を産まなくちゃ」
Aブルー「子供は充分間に合ってるよ! ぶるぅがいるし!」
ブルー 「ぶるぅはサンタクロースに貰ったプレゼントだろ?」
今度は正真正銘の実子だから、と生徒会長。
ブルー 「君とハーレイとの愛の結晶だし、大事にしないと」
ハーレイ「いや、実に羨ましい限りです。本当におめでとうございます」
Aブルー「…おめでたい気がしないんだけど…」
A船長 「私は嬉しく思っていますよ、あなたが産んで下さるなんて」
ジョミー「あーーーっ! そうか、本物のママになるってことだよね!」
キース 「ぶるぅの件では揉めまくっていたが、今回は…な」
Aブルー「ぼ、ぼくがママ…?」
ブルー 「当然じゃないか。君が産む以上、ママは君だよ」
スウェナ「素敵ね、ぶるぅの弟か妹が生まれるわけね!」
シロエ 「ぶるぅのママの座もついてくるんじゃないですか?」
キース 「だろうな、出産を機会にママ認定だな」
Aブルー「そ、そんな…。ぶるぅのママはハーレイだってことに…」
ブルー 「苦しい言い訳はもう無駄ってね。おめでとう、ママ」
元気な良い子を産みたまえ、と生徒会長はニコニコと。
ブルー 「えーっと…。授かったのは節分以降だし、出産予定日は…」
Aブルー「えっ、そんなのも分かるわけ?」
ブルー 「君の世界じゃ教えないかな、自然出産が無いそうだから」
スウェナ「確か基本は十月十日よ、十ヶ月と十日と計算するの」
A船長 「そうなのですか。では、ブルーの場合は…」
ブルー 「2月だとすれば、12月だね。ぶるぅと一緒だったりして?」
ソルジャーの世界の「ぶるぅ」も、お誕生日はクリスマス。
出産の日と見事に重なるかもですね!
2013/03/23 (Sat)
☆育児には必須
禁欲生活に加えてママの座と言うか、称号と言うか。
とんでもない肩書きが加わりそうなソルジャーですけど、それが真実で。
A船長 「クリスマスの頃に生まれるのですね、ブルーの子供は」
ブルー 「君の子供でもあるわけだよ? パパ」
そこの所の心構えをしっかりと、と生徒会長。
ブルー 「最近はイクメンが流行りだからねえ、君も大いに協力を!」
A船長 「イクメン……ですか?」
Aブルー「ハーレイはイケメンじゃないと思うんだけど」
ブルー 「イケメンじゃなくてイクメンだってば!」
ハーレイ「育児をする男性がイクメンです。ここ数年で定着しましたね」
A船長 「それを言うならブルーも男だと思うのですが」
Aブルー「そうだよ、ママになるつもりはないし!」
ブルー 「ふうん? だったら一人で育児をするんだ?」
イクメンだしね、と生徒会長はニヤニヤと。
ブルー 「大変らしいよ、育児ってヤツは。特に乳児の間はね」
キース 「ボランティアで保育園にも行ったが、あれはキツイぞ」
Aブルー「えっ、ぶるぅは最初から普通だったよ?」
ブルー 「ぶるぅは例外! こっちのぶるぅも例外だよね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼく、最初っから御飯だもん!」
シロエ 「あー…。離乳食とかあるんですよね、作れるんですか?」
スウェナ「その前にミルクよ、まさか母乳は出ないでしょ?」
Aブルー「……ぼ、母乳って……」
ブルー 「君の世界には無いだろうねえ、母乳が一番なんだけど」
ジョミー「なんか色々入っている…んだったっけ?」
マツカ 「赤ん坊には母乳がいいって聞きますよね」
でも…、とソルジャーの胸に注目しているシャン学メンバー。
サム 「あれで母乳が出るのかよ?」
ブルー 「さあ…。子供も出来たし、あるいは出るかも…」
Aブルー「ちょ、ちょっと…。母乳って、まさか…」
ブルー 「君のお乳だよ、当然だろう?」
Aブルー「えぇっ!?」
子供に加えて母乳まで。
ソルジャー、ショックの連続ですよ…。
2013/03/24 (Sun)
☆育児以前なバカップル
ママじゃなくってイクメンなのだ、と主張しかけたソルジャーですが…。
イクメンな場合、育児をせねばなりません。おまけに母乳がどうとかと。
ブルー 「君にはショックかもしれないけどね、母乳が楽かと」
キース 「そうだな、手間が省けるし」
Aブルー「手間って何さ?」
ブルー 「君の世界にも人工のミルクはあるだろうけど…」
キース 「赤ん坊ってヤツはデリケートなんだ。温度とかな」
ブルー 「熱すぎてもダメ、ぬるすぎてもダメ。そして容器も清潔に!」
Aブルー「赤ん坊の世話なら、保育セクションでいいんじゃないかな?」
ブルー 「いきなり育児放棄かい?」
どうかと思う、と生徒会長。
ブルー 「乳児の間は出来るだけ母親が世話した方がいいんだよ」
Aブルー「えーーーっ! そんな面倒な…」
A船長 「私もお手伝いいたします。確かイクメンでしたよね?」
ブルー 「そう! その心意気でブルーのフォローを」
Aブルー「で、でも…。い、育児はともかく、それ以前にさ…」
ぼくの身体はどうなるわけ、とソルジャーは当惑しております。
Aブルー「いきなり産めって言われても! 男だし!」
サム 「その内、なんとかなるんじゃねえの?」
シロエ 「ですよね、母乳とセットで御利益パワーで解決ですよ」
スウェナ「それじゃ、女になっちゃうのかしら?」
Aブルー「……お、女……」
ブルー 「それが手っ取り早いだろうねえ、いつ変わるのかな?」
キース 「一目で妊婦だと分かる頃かもな」
ジョミー「それって、服とかどうするわけ?」
ソルジャー服は着られないよね、とジョミー君の素朴な疑問。
ジョミー「なんだっけ…。専用の服がある筈だけど…」
ブルー 「マタニティーウェアねえ、ソルジャー服を改造とか?」
A船長 「今の服ではダメなのですか?」
ブルー 「あーあ、なんにも分かってないよ…」
妊婦さん用の服すら知らないバカップル。
子宝を授かる資格ナッシングですが、それでも何とかなるんでしょうか?
2013/03/25 (Mon)
☆妊婦さんの必需品
マタニティーウェアの必要性すら分かっていないバカップル。
ぴったりフィットのソルジャー服なぞ、妊婦さんには無理というもので。
ブルー 「いいかい、妊娠初期は今の服でもいけるかもだけど…」
ハーレイ「その内にキツくなりますよ」
Aブルー「太るわけ?」
ブルー 「君の世界に妊婦さんがいないのは分かるけどねえ…」
動物のメスを見た事がないのか、と呆れ果てている生徒会長。
ブルー 「お腹が大きくなってくるわけ! その服じゃ無理!」
A船長 「そ、そうなのですか?」
ブルー 「ウエストがキツイなんてモンじゃなくてね、もう別物だよ」
あんな感じで、と指差したのは窓の方。
遙か下の歩道を妊婦さんが通りかかったようでございます。
ブルー 「あれで何ヵ月くらいかなぁ…。もっと大きくなるんだけど」
Aブルー「ぼ、ぼくの身体があんな風に…?」
スウェナ「でも個人差があるらしいわよ?」
ブルー 「ああ、目立たないタイプもいるとは聞くね」
Aブルー「ぼくはそっちでいいってば!」
ブルー 「そこのチョイスは神様次第じゃないのかなぁ?」
キース 「御利益がどう出るかだな」
Aブルー「た、体型はキープしたいんだけれど…」
あんな姿じゃシャングリラの中を歩けない、と嘆くソルジャー。
Aブルー「カリスマ性も大切なんだよ、ソルジャーってヤツは!」
ブルー 「神秘の自然出産じゃないか、それだけで崇められるってば!」
この際、安産祈願もしておけ、と生徒会長は大真面目。
ブルー 「ソルジャー服をマタニティー仕様に改造したら、腹帯だよね」
キース 「あれは戌の日に巻くんだったか?」
ブルー 「そう、5ヶ月目に入って最初の戌の日」
Aブルー「な、何なのさ、それ…」
ブルー 「ん? 腹帯はお腹のガード用だけど、安産祈願のは別物さ」
Aブルー「それも絶対必要なのかい?」
何が何だか、とソルジャーは困惑しておりますが。
マタニティーウェアなソルジャー服に加えて腹帯、どうなりますかねえ?
2013/03/26 (Tue)
☆聖天様にお願い
安産祈願もしろと言われてしまったソルジャー。
妊娠5ヵ月目の戌の日を選び、御祈祷をして貰って腹帯を頂くのですが。
Aブルー「安産祈願に腹帯だなんて、ぼくの世界には無さそうだけど…」
A船長 「あったとしても無理ですよ。人類の施設は使えません」
ブルー 「こっちで頼めばいいと思うよ、祈祷はね」
キース 「神社や寺でやってるからな」
シロエ 「七福神巡りのお寺にもあるんじゃないですか?」
サム 「それより聖天さんなんじゃねえの?」
マツカ 「不可能を可能になさったとしたら、聖天様の御利益ですね」
スウェナ「あの時のお坊さんにお願いすれば?」
ブルー 「うーん…。この時期、無理じゃないかな」
修行僧だから、と生徒会長。
ブルー 「修行中の面会は不可っていうのが基本なんだよ」
ジョミー「そうなんだ? なんか普通に喋ってたけど」
ブルー 「あの日は接客が仕事だったし、修行なわけ」
キース 「面会不可なら托鉢を狙うという手があるぞ」
ブルー 「なるほど…。托鉢中なら私語も全く不可ではないか」
Aブルー「托鉢って何さ?」
ブルー 「修行の一つで、祈りながら街を歩くんだよ」
キース 「そうやって寄付を集めているんだ、その最中なら…」
Aブルー「殴り込んでもOKなんだね?」
一同 「「「殴り込み!?」」」
Aブルー「だって! 思い切り迷惑かけられちゃったし!」
子供の件の落とし前をつけなくては、とソルジャーは真顔でございます。
Aブルー「殴って締め上げて慰謝料だよ、うん」
ブルー 「ちょ、ちょっと…。そんなことをしたら聖天様が…」
Aブルー「ぼくの方が祟りたい気分だってば、こんな御利益!」
ヌカロク超えを目指すどころか禁欲なんて、とソルジャー、ブチ切れ。
Aブルー「とにかく一発殴らなきゃ」
A船長 「まずは托鉢とやらを探さなければなりませんね」
この際、私からも是非一言、とキャプテンまでが。
御利益を頂いておいて殴り込みとは、これがホントの御礼参り…?
2013/03/27 (Wed)
☆夫婦和合の結果
ソルジャー御懐妊で、ヌカロク超えどころか禁欲生活になるバカップル。
聖天様への特別祈祷を引き受けてくれたお坊さんを探すそうでして。
Aブルー「夫婦和合をお願いしたのに、これじゃ本末転倒だし!」
ブルー 「だけど相手は善意だよ? なのに殴るのはどうかと思う」
A船長 「ああ、その点は大丈夫ですよ。私がフォローしますから」
Aブルー「フォローって何さ?」
A船長 「ちゃんと謝って、それから御礼を」
Aブルー「なんで御礼?」
A船長 「あなたとの子供が出来るのですよ。もう最高の気分です」
Aブルー「ぼくは最高じゃないってば!」
禁欲に加えてマタニティーウェア、つまり体型変化の危機。
女性化した上に出産、母乳で育児とくれば災難以外の何物でもなく…。
Aブルー「お前はいいよね、禁欲だけで済むんだからさ」
A船長 「いえ、あなたのお身体を全力で守り、いずれは育児を」
Aブルー「だけどお前が産むんじゃないし!」
ギャーギャーと文句をつけるソルジャー。
Aブルー「身勝手なんだよ、勝手に子作りしておいて!」
A船長 「し、しかし…。あなたも喜んでおられた筈です」
Aブルー「こうなるなんて思わないだろ!」
夫婦喧嘩が始まりそうなイヤンな気配。
もはや、お坊さんを探すどころではなさそうですが。
ジョミー「大変だよねえ、子供が出来ると」
キース 「既にマタニティーブルーのようだな」
シロエ 「でも、本当に妊娠ですか?」
気のせいってこともありますよ、とシロエ君。
シロエ 「ちゃんと病院で調べた方が…」
スウェナ「だけど…。自然出産が無い世界なんでしょ?」
A船長 「そうなのです。こちらの世界で産むべきでしょうか」
Aブルー「産むのはぼくで、お前じゃないっ!」
ブルー 「まあ、まあ…。とにかく一度、調べるべきだね」
A船長 「あのドクターは好かないのですが…」
ソルジャーを診察できるのはエロドクターだけでございます。
そうでなくても男の妊婦って、診察可能なんですか?
2013/03/28 (Thu)
☆お手軽に検査
聖天様の御利益でソルジャー御懐妊を大前提に、繰り広げられたバカ話。
しかし根拠は何処にも無いわけでして。
A船長 「やはり診察して貰わないとダメなのでしょうか…」
ブルー 「最終的にはそうなるね。色々とケアも必要だしさ」
Aブルー「なんかノルディが怒りそうだよ、ぼくの大事な金づるなのに」
A船長 「あなたの心配はそこですか?」
Aブルー「だってそうだろ、お前の子供とセットものでは…」
デートに誘ってくれそうにない、と嘆くソルジャー。
Aブルー「お前と二人だと分かっていても別荘を貸してくれるけど…」
ブルー 「日頃のデートの御礼だろうねえ、ノルディの場合」
キース 「子持ちとなったら冷たくなるかもしれないな」
Aブルー「だから困るんだよ、ノルディにバレたら!」
A船長 「しかし、お身体のことがあります。諦めましょう」
私も一緒に行きますから、とキャプテンは腹を括った様子。
A船長 「いくらなんでも私の前で破廉恥な真似はしないでしょうし」
Aブルー「うーん、やっぱり脱ぐんだろうか…」
ブルー 「さあねえ…。でも、その前に調べてみれば?」
Aブルー「何を?」
ブルー 「ホントに妊娠してるかどうか!」
A船長 「診察しないと分からないのでは?」
ブルー 「最近は便利なモノがあってね、まずは自分でチェックってね」
妊娠らしいと思えば受診、と生徒会長。
ブルー 「薬局で検査薬を売ってるよ」
A船長 「そうなのですか?」
ブルー 「妊娠検査薬を下さい、と言ったら出してくれるから」
A船長 「は?」
ブルー 「棚にもあるかも知れないけどねえ、まずは調達」
薬局はそこのスーパーの横、と生徒会長はニコニコと。
ブルー 「二人で仲良く買いに行くも良し、ブルーが一人で行くも良し」
Aブルー「ぼくは絶対行かないからね! 恥ずかしいから!」
お前が行け、と指差されたのは、もちろんキャプテンでございます。
妊娠検査薬を買いに行けとは、これまたハードル高そうな…。
2013/03/29 (Fri)
☆検査薬の答えは
御懐妊かどうか、お手軽チェック。
エロドクターの診察の前に可能というのは朗報ですけど、まずは薬局へ。
A船長 「わ、私が買いに行くのですか…?」
Aブルー「お前が子作りしたんだろ!」
サッサと行け、と蹴り出されたキャプテン、トボトボと。
ソルジャーはサイオンで監視しておりまして。
Aブルー「まったく、もう…。店員さんに訊けばいいのに」
ブルー 「君ならそこで訊けるのかい?」
Aブルー「まさか。思念で細工が限界かな」
それも出来ないヘタレがハーレイ、とブツブツ文句を言うソルジャー。
代わりに細工をする様子もなく、キャプテンの帰還は1時間後で。
A船長 「や、やっと買えました!」
使い方も聞いて来ました、と叫べばソルジャーの蹴りがゲシッと。
Aブルー「うるさいんだよ、ヘタレのくせに!」
A船長 「お、お身体に障ります! 今は激しい運動は…!」
Aブルー「禁止かどうかは分からないだろ、それ、貸して」
A船長 「では、使い方の御説明を…」
Aブルー「読めば分かるし!」
それ以前にサイオンで覗き見してた、とソルジャー、不機嫌MAX。
検査薬の箱を手に出てゆきまして…。
ジョミー「どこ行くんだろ?」
A船長 「トイレですよ」
Aブルー『死にたいわけ!?』
それ以上しゃべったらブチ殺す、と凄い思念が。
首を竦めたシャン学メンバー、戦々恐々としておりますと。
Aブルー「…お待たせ。誰が妊娠だって?」
A船長 「ち、違った……のですか?」
Aブルー「ぼくは完璧にシロだったけど?」
ブルー 「で、でも、寿司飯が美味しいって…」
Aブルー「ああ、言い出したのは君だったっけねえ…」
よくも根も葉もないことを、とソルジャーの瞳が据わっております。
Aブルー「散々オモチャにしてくれちゃって…。うぐっ!」
A船長 「どうなさいました!?」
Aブルー「………!!!」
ソルジャー、ダッシュで洗面所へと。
つわりと吐き気はセットですから、結果を見間違えたんじゃあ?
2013/03/30 (Sat)
☆懲りないバカップル
妊娠検査薬の結果はシロらしいのに、洗面所に走って行ったソルジャー。
これはやっぱり…。
ブルー 「うーん…。検査薬もパーフェクトではないのかな?」
A船長 「どういうことです?」
ハーレイ「つわりは吐き気がするそうですよ」
A船長 「で、では、やはり…」
Aブルー「誰が妊娠してるんだって?」
部屋の空気が凍り付く中、ソルジャー登場。
口許をタオルでグイと拭って。
Aブルー「…ぼくとしたことが、食べ過ぎた」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「だけど吐いたらスッキリしたし! 取り戻す!」
コレとソレと…、と手巻き寿司の具を指差すソルジャー。
キャプテンが寿司飯を厚めに盛ろうと致しますと。
Aブルー「御飯は少なめ! サッパリ味はもういいよ」
ブルー 「も、もしかして…。君が寿司飯にこだわったのは…」
Aブルー「うん、いつもの調子が出なかったんだ。もう大丈夫」
A船長 「食べ過ぎだった……と仰いますか?」
Aブルー「そうらしい。ザッハトルテ、美味しかったのに…」
キース 「つわりじゃなかったみたいだな…」
シロエ 「ですね、面白かったですけど」
A船長 「…私は正直、残念ですが…」
Aブルー「なんだって!?」
お前は子供が欲しかったのか、とソルジャー、怒りの形相で。
Aブルー「禁欲生活3ヵ月な上に、面倒は全部ぼく任せでさ!」
A船長 「育児は手伝うと申し上げました!」
Aブルー「お前が産めばいいだろう!」
A船長 「そ、それは…。では、あなたが子作りなさるので?」
Aブルー「うっ…」
それはちょっと、とソルジャー、言葉に詰まっております。
ブルー 「その辺は好きに決めてよね。夫婦和合で子孫繁栄だろ?」
Aブルー「子孫繁栄はもう沢山だよ!」
A船長 「そうですねえ…。では、改めて夫婦和合ということで」
Aブルー「しじみ、帰りに買わなくっちゃね!」
振り出しに戻ったバカップル。
「あ~ん♪」と食べさせ合いな手巻き寿司パーティー、中継ここまで~。
2013/03/31 (Sun)
☆雛祭りもよろしく
バカップルなソルジャー夫妻に振り回されてしまった悪夢の節分。
あれから一ヶ月が経って桃の節句な三月三日、雛祭りの日でございます。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
ジョミー「お邪魔しまぁーす! え、えっと、今年は…」
ブルー 「心配しなくても普通だよ。どうぞ、入って」
キース 「そ、そうなのか?」
大丈夫なのか、と生徒会長宅の玄関で顔を見合わせるシャン学メンバー。
雛祭りの日は日曜だから、と招かれたのはいいのですけど。
シロエ 「去年が凄かったですからねえ…」
サム 「女子会だったもんなぁ、みんな女装で」
ブルー 「雛人形を買った君たちが悪い!」
マツカ 「それはそうなんですけれど…」
ジョミー「あの雛人形、もう無いんだよね?」
キース 「あいつが持って帰ったからな、あっちで飾ってあるだろうさ」
あいつと言うのはソルジャーのこと。
生徒会長宅に飾られていた雛人形を貰って帰ったわけでして。
ジョミー「そっか、あっちね。でも、青の間に雛人形ってさ…」
シロエ 「似合わない気がしますよね」
ブルー 「そこが問題だったらしいよ、ブルーにしてもさ」
一同 「「「は?」」」
??? 「こんにちは。お邪魔してるよ」
一同 (((で、出たぁ!!!)))
声にならない一同の悲鳴。
ソルジャー(会話表記はAブルー)が笑顔で立っております。
Aブルー「ぼくの世界には雛祭り自体が無いものだから」
??? 「それに青の間だとイマイチ映えないそうでして…」
こちらで飾って頂くことに、と現れました、もう一人。
キャプテン(会話表記はA船長)登場で気分は跳満、ダブル役満。
Aブルー「雛祭りパーティーをするって聞いたし、インテリアにね」
A船長 「本日はよろしくお願いします」
ブルー 「というわけだよ、不本意ながら」
断ったら後が恐ろしいし、と生徒会長。
節分の夜に廊下で難民になった記憶は未だ鮮明、あれからほんの一ヶ月。
はてさて無事に済むのでしょうか…?
2013/03/01 (Fri)
☆雛人形の意味
生徒会長宅での雛祭りパーティーに招かれたシャン学メンバー。
去年は女子会で遊ばれただけに、警戒しながら訪ねてみれば余計な客が。
キース 「なんでこういう面子になるんだ…」
ブルー 「それはこっちが聞きたいよ!」
Aブルー「え、だって。パーティーだったら御馳走じゃないか」
A船長 「パーティーは夫婦同伴が基本なのだ、と聞いておりますし」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ゆっくりしていってね!」
御馳走たっぷり作ったもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大はしゃぎ。
パーティー会場のリビングに行けばドカンと立派な雛人形が。
Aブルー「やっぱり青の間より映えるよねえ?」
A船長 「より鮮やかに見えますよ」
Aブルー「お前の部屋でも色は普通に見えるんだけど…」
A船長 「部屋に似合いませんでしたしねえ…」
残念です、とキャプテンは肩を落としております。
ブルー 「合わないだろうね、あの部屋ではね」
A船長 「ブルーの嫁入り道具ですから、飾りたい気はするのですが…」
一同 「「「嫁入り道具?」」」
Aブルー「君たちも言っていただろう! 嫁入り道具だって!」
ブルー 「それは昔の話だよ。今は出産祝いに近い」
Aブルー「出産祝い?」
ブルー 「女の子が生まれたら、お嫁さんの実家が贈るんだよ」
Aブルー「だってさ、ハーレイ」
A船長 「そうですか…。それはブルーとは無縁ですねえ」
なにしろ子供を産めませんから、とキャプテンが言えば、ソルジャーは。
Aブルー「子供が要らない分、他に回して貰ったろう?」
A船長 「そうでした! 素晴らしい御利益を頂きましたね、節分に」
夫婦和合でヌカロクですよ、とバカップルは抱き合い、熱いキス。
生徒会長、頭を抱えて呻いております。
ブルー 「ぼくの家まで乗っ取っちゃってさ、迷惑な!」
Aブルー「君の家ではしてないってば!」
他人様の家より、馴染んだベッドだそうでして。
あの夜は締め出しを食らっただけで、現場じゃなかったようですねえ…。
2013/03/02 (Sat)
☆未だに御利益
節分の夜に生徒会長の家を乗っ取ったバカップル。
家主を廊下に締め出してしまい、朝までひたすら夫婦和合かと思いきや。
Aブルー「他人様のベッドはイマイチなんだよ、それに狭いし!」
ブルー 「失礼な! 充分大きいサイズだってば、フィシスも来るし!」
Aブルー「でも、青の間のよりは狭いよねえ?」
ブルー 「あっちは部屋のサイズに合わせて大きめなだけ!」
Aブルー「ふうん? ハーレイとならアレでジャストなサイズだけどね」
ブルー 「ぼくはそっちは想定してない!」
あんなデカブツ、と生徒会長は眉を吊り上げておりますが。
Aブルー「それはともかく…。なんで気付かなかったわけ?」
ブルー 「は?」
Aブルー「君のベッドを使ってないこと!」
A船長 「確かに最初はお借りするつもりで押し倒しましたが…」
Aブルー「コトに及ぶ前に移動しちゃったよねえ、狭かったから」
ブルー 「もうそれだけで沢山だし! 皺だらけだったし!」
Aブルー「甘いね、ハーレイの本気はあんなのじゃない」
A船長 「色々と御利益を頂きましたし、あの夜はもうフルパワーで…」
69にヌカロクでした、と御利益パワーを語るキャプテン。
その後も仲良く夫婦和合の日々なのだそうでございます。
ブルー 「そ、それは本当に良かったねえ…」
生徒会長、頬をピクピク引き攣らせながら。
ブルー 「いっそ子宝も授かってみれば? 雛人形もあるんだしさ」
Aブルー「それは無い、無い! その分も含めて夫婦和合だよ」
A船長 「授かりそうな勢いで日々励んではおりますが…」
男同士だけに有り得ません、とキャプテン、そこはキッパリと。
ブルー 「せっかく子孫繁栄の神様にお願いしたのに勿体ない…」
キース 「まったくだ。御利益を無駄遣いしやがって…」
聖天さんの特別祈祷もあったんだよな、と溜息をつくキース君。
修行中のお坊さんが引き受けてくれた御祈祷です。
子宝が授かるようにというのが祈祷の目的、本当に無駄遣いですねえ…。
2013/03/03 (Sun)
☆両刃の御利益
節分ツアーで頂いた御利益を無駄遣いしているらしいバカップル。
夫婦和合だの子孫繁栄だのと、ひたすらに祈願しまくったわけですが…。
ブルー 「他の神様はともかくねえ…。聖天様はどうなんだろうね」
キース 「無駄遣いがバレると恐ろしいかもしれないな…」
Aブルー「えっ、何が?」
ブルー 「聖天様だよ、怖いと言われてるんだよね」
キース 「罰が怖いとか、色々とな。七代までの福を一代に取るとか」
Aブルー「なんだい、それは」
ブルー 「子孫の七代までの分の福を自分の代で取っちゃうって意味!」
Aブルー「そんなの、ぼくたちには関係ないし!」
A船長 「そもそも子孫がおりませんしね」
大丈夫です、と太鼓判を押すキャプテン。
七代どころか七百代でも問題は無いそうでして。
A船長 「聞きましたか、ブルー、七代分だそうです」
Aブルー「七代分かぁ…。それは大いに期待できるね、フルパワー!」
ブルー 「…そういう理論になっちゃうわけ?」
Aブルー「だってそうだろ、向こう七代分の御利益なんだし」
A船長 「子供が要らない分を夫婦和合にと思いましたが…」
Aブルー「期待以上に凄かったってね。うん、間違いない!」
ブルー 「…言うだけ無駄か…」
キース 「……そのようだな……」
いっそ罰でも当たってしまえ、と思いましても。
ブルー 「聖天様の罰っていうのはお助けに伴うお叱りだしねえ…」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「御利益が大きい分、言うことを聞かないとお叱りが来るわけ」
キース 「こいつらの場合は夫婦和合の御祈祷だしな…」
ブルー 「子孫繁栄に繋がらないから、と罰が当たればいいんだけれど」
Aブルー「夫婦和合に励んでるんだし、当たりっこないよ」
A船長 「決してサボッてはおりませんしね」
キース 「夫婦和合の祈祷の目的は子孫繁栄だと思うのだが…」
そういうつもりで特別祈祷をした筈だ、とキース君。
祈祷を引き受けてくれたお坊さんのお父さん、絶対勘違いしてますよね?
2013/03/04 (Mon)
☆アヤシイ雛祭り
七代分の福を一代に取るとか、罰が怖いとか、恐ろしいのが聖天様。
しかしバカップルには馬耳東風と言うか、いいように解釈しまくりで…。
Aブルー「子孫繁栄の御祈祷だったら、子種がガンガン増えそうだよね」
A船長 「ヌカロクを軽く超えられるかもしれませんね!」
ジョミー「えっと…。ヌカロクって何なわけ?」
A船長 「それはですね…」
ブルー 「その先、禁止!!!」
それ以上を喋ったら帰ってもらう、と生徒会長は怒っております。
シャン学メンバー、未だにヌカロクの正体を知らず。
ジョミー「…何なんだろうね、ヌカロクってさ」
シロエ 「ヤバイ言葉なのは分かるんですけど…」
サム 「追究しねえ方がいいんじゃねえか?」
スウェナ「私たちまで追い出されるわよ?」
ブルー 「スウェナは実に察しがいいね。というわけで、終了ってね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ パーティー、始めようよ!」
マツカ 「そうですね、頭を切り替えましょう」
ぶるぅ 「用意するから、待っててねー!」
温めてくる、と駆け出して行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
間も無くワゴンを押して来まして…。
ぶるぅ 「今年は蒸し寿司にしてみたよ! 温かくって美味しいし!」
Aブルー「やったね、これってお代わりもある?」
ぶるぅ 「蒸すだけだから大丈夫!」
何杯でもどうぞ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は得意そう。
ちらし寿司を蓋つきの小さな丼で蒸したようなのが蒸し寿司です。
雛祭りとあってハマグリのお吸い物など、貝の料理も沢山で。
一同 「「「いっただっきまーす!」」」
Aブルー「ハーレイ、しっかり食べなきゃダメだよ?」
A船長 「あなたもですよ。スタミナをつけて頂きませんと」
Aブルー「もちろんさ! 夫婦和合は二人揃って体力勝負!!」
一同 (((……好きにしてくれ……)))
意味が不明なヌカロク超えに夫婦和合と、バカップルは今日も絶好調。
お雛様も恥じらいそうな状況ですけど、今更どうにもなりませんねえ…。
2013/03/05 (Tue)
☆雛祭りと貝料理
夫婦和合は二人揃って体力勝負、と主張しているバカップル。
蒸し寿司や雛祭りらしい貝の料理などをパクつきながらも、仲睦まじく。
Aブルー「はい、ハーレイ。しっかり食べてよ、あ~ん♪」
A船長 「どうぞ、ブルー。あ~ん♪」
一同 (((…見たら負け、見たら負け…)))
Aブルー「うん、美味しい! で、精のつく貝はあるのかな?」
ブルー 「そんな変なのは用意してないっ!」
Aブルー「変って何さ! 前にノルディが言ってたんだよ、間違いない」
ブルー 「………。何を?」
Aブルー「貝の味噌汁で精がつくって! でも味噌汁は無いみたいだね」
ぶるぅ 「雛祭りはハマグリのお吸い物だよ?」
ハマグリは澄まし汁にするものだ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
寄せ鍋ならともかく、お吸い物で味噌仕立ては有り得ないそうで。
ぶるぅ 「んーと…。お味噌汁にする貝っていうと…」
ブルー 「ぶるぅ、考えなくていい。その貝は今日は食卓に無い」
Aブルー「分かったわけ? 分かったんなら追加で頼むよ」
ブルー 「嫌だね、御利益の無駄遣いに手は貸さないさ」
Aブルー「そう来たか…。貝はぼくの世界じゃ食べられないのに!」
A船長 「食べられなくても大丈夫ですよ、頑張りますから」
Aブルー「だけどさ、夢のヌカロク超えがさ…」
ブルー 「超えなくていいっ!」
バカップルめ、と眉を吊り上げる生徒会長。
しかし全くひるまないのがソルジャーでして。
Aブルー「だったら自分で買って帰るよ、その貝とやらを」
A船長 「し、しかし…。味噌汁は誰が作るんです?」
Aブルー「お前が作ればいいだろう? レシピを聞いて帰ってさ」
A船長 「わ、私がですか!?」
Aブルー「自分で作って自分で飲む! そして目出度くヌカロク超え!」
A船長 「…そうですね、自分で飲むなら味は関係ないですね…」
やってみましょう、とキャプテンは決意したようでございます。
お味噌汁の自作はいいのですけど、精がつく貝って何なのでしょうねえ?
2013/03/06 (Wed)
☆夜に効く味噌汁
エロドクターことドクター・ノルディが言っていたという貝の味噌汁。
それを食べれば精がつくとかで、キャプテンは作ろうとしておりますが。
Aブルー「ハーレイが作ると決まったからには、後は貝だね」
A船長 「それだけで作れるのですか?」
ぶるぅ 「えとえと…。お味噌汁だと昆布とかも要るよ?」
A船長 「昆布ですか…。材料とレシピを教えて頂けますか?」
ぶるぅ 「うん! あ、でも…。ブルー、貝って何だったの?」
分からないと買いに行けないよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
純真無垢なお子様だけに、買い出しメモを書くつもりのようで。
ぶるぅ 「昆布とお味噌と…。ブルー、貝は?」
Aブルー「ほらほら、ぶるぅも真剣だし! ひとつよろしく」
A船長 「私からも是非お願いします」
ブルー 「…うう……。………しじみ……」
一同 「「「しじみ?!」」」
しじみと言えば小さな貝。
あんな貝の何処にパワーがあるのだ、と誰もが疑わしげですが。
ブルー 「ホントだってば、しじみなんだよ! 土用しじみとか!」
Aブルー「なんだい、それは」
ブルー 「土用のウナギと同じ理屈で、夏バテ防止に食べるわけ!」
Aブルー「なるほど、ウナギに負けていない、と…」
それは非常に期待できる、とソルジャーはニッコリ笑いまして。
Aブルー「こっちの世界じゃウナギは夜のお菓子なんだよ」
A船長 「は?」
Aブルー「うなぎパイというのがあってね、夜のお菓子と呼ばれてるさ」
A船長 「夜のお菓子ですか…」
効きそうですね、と頷くキャプテン。
A船長 「それに負けないパワーを持つのがしじみでしたら…」
Aブルー「食べないわけにはいかないってね!」
目指せ、しじみでヌカロク超え! とソルジャーはやる気満々で。
Aブルー「しじみと、昆布と…」
ぶるぅ 「しじみは砂を吐かせなくちゃね! 作り方は…、と」
お鍋に水と昆布を入れて、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はレシピを作成中。
夫婦和合のしじみ汁ですか…?
2013/03/07 (Thu)
☆お菓子好きな人
土用しじみとやらいう代物。
精がつく点ではウナギに負けないと聞き、しじみ汁に燃えるバカップル。
A船長 「沸騰したら昆布を引き上げ…。そう難しくはなさそうですね」
ぶるぅ 「お味噌を溶いたら沸騰させちゃダメなんだよ?」
お味噌の風味が飛んじゃうからね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は真剣で。
ぶるぅ 「こんな感じで多分出来ると思うけど…」
A船長 「ありがとうございます。今夜、早速作ってみますよ」
Aブルー「帰りに買い出しに行かなくっちゃね! しじみと昆布と…」
ぶるぅ 「そこのスーパーで全部買えるよ!」
ブルー 「君の資金源は…。聞かない方が良さそうだよね」
Aブルー「あ、分かる? 実はこないだ、ノルディとデートで」
ブルー 「は?」
夫婦和合じゃなかったのか、と生徒会長以下、誰もがポカーン。
しかしソルジャー、悪びれもせずに。
Aブルー「バレンタインデーに来たんだよ! もうお返しが楽しみで」
A船長 「ホワイトデーに備えて投資だそうです」
キース 「あんた、どういう発想なんだ…」
Aブルー「え、だって。ノルディのお返しは期待できるし!」
A船長 「私たちのシャングリラにもホワイトデーはあるのですが…」
Aブルー「なにしろ閉じた世界だからねえ、数はあっても質の方がさ」
おまけに貰えるアテが無い、とソルジャーは主張しております。
Aブルー「こっちのハーレイにもチョコをあげたよ、お返し目当てで」
ブルー 「ああ、ハーレイお得意のザッハトルテね…」
Aブルー「あげた数だけくれるかな、って思ってさ。ちょっと多めに」
キース 「いくつ食おうというんだ、あんたは!」
Aブルー「お菓子だったら何個でも! ザッハトルテもホールでOK!」
一同 「「「……ほ、ホール……」」」
ぐえぇ、という声を発する人も。
ザッハトルテは非常にヘビーなチョコレートケーキ。
Aブルー「何か?」
問題でも、とソルジャーは笑顔でございます。
どんな胃袋をしているんだか…。
2013/03/08 (Fri)
☆口直しに食事
ザッハトルテもホールでいけると言うソルジャー。
ホワイトデーのお返し目当てに、チョコレートを配ったということで…。
Aブルー「山ほどお菓子を食べた後はさ、口直しに食事もしたいよね」
ブルー 「好きにすれば?」
Aブルー「分かってないし! ぼくのシャングリラじゃ制限多すぎ」
一同 「「「???」」」
Aブルー「こっちでパーティーやりたいなぁ、って言ってるんだよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ パーティー、大好き!」
やっちゃおうよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大歓声。
お料理大好き、おもてなし好きだけに、ウキウキと。
ぶるぅ 「ねぇねぇ、ブルー! 16日の土曜日はどう?」
Aブルー「あっ、ぼくもその日がいいかなぁ、って!」
ホワイトデーから一日空くし、週末だし…とソルジャーも乗り気。
Aブルー「でね、ハーレイも一緒に来られそうだし!」
A船長 「ブルーに言われて休暇申請は出してあります」
一同 「「「………」」」
確信犯かい、と今更気付いても既に手遅れ。
キャプテンの休暇が取れるとくれば、逆らうだけ無駄というものでして。
ブルー 「分かったよ…。16日の土曜日だね」
キース 「ああ、すまん。俺はその日は法事があって」
ブルー 「大嘘つき! お彼岸の直前に法事の予定は組まないだろう!」
サム 「キース、一人で逃げるんじゃねえぜ? 友達じゃねえか」
ジョミー「そうそう、みんなで仲良くやろうよ」
シロエ 「先輩も楽しくやりましょう! お彼岸の前に息抜きです!」
逃がさないぞ、とスクラムを組むシャン学メンバー。
死なばもろとも、敵前逃亡許すまじ。
キース 「く、くっそぉ…。なんでこうなる…」
Aブルー「楽しみだねえ、二週間後はまたパーティー!」
ぶるぅ 「頑張って御馳走作るからね!」
A船長 「私も頑張ろうと思います。しじみ汁、是非とも作りませんと」
Aブルー「飲んでヌカロク超えってね!」
こんなバカップルとまたパーティー。
受難の日々が続きそうです…。
2013/03/09 (Sat)
☆パーティーの予約
ソルジャーの案で3月16日にはまたパーティー。
バカップルなソルジャー夫妻が来るというだけで、充分災難なのですが。
Aブルー「こっちのハーレイも呼びたいな。賑やかな方が楽しいし!」
ブルー 「なんでハーレイ!?」
Aブルー「え、だって。ホワイトデーには会いに行くしね」
ブルー 「…ああ、ザッハトルテを貰いにね…」
Aブルー「そう! ホントはノルディも呼びたいんだけど…」
ブルー 「却下!!」
エロドクターなぞ呼んでたまるか、と生徒会長、もう真っ青で。
ブルー 「分かったよ、ハーレイを呼べばいいんだろう!」
Aブルー「うん。ザッハトルテ、いくつ貰えるかなぁ…」
ホイップクリームを山ほど添えて、とソルジャーはウットリ。
Aブルー「朝に1個で、お昼に1個。夜に1個は欲しいよね」
一同 (((……すげえ……)))
Aブルー「後はおやつに午前と午後とで半分ずつかな」
ブルー 「食べすぎだし!」
Aブルー「このくらい別に普通だよ? それに沢山食べとかないと」
A船長 「夜に消耗しますからねえ、栄養補給が大切です」
Aブルー「ほら、毎晩がヌカロクだから! 記録更新も目指すわけだし」
A船長 「しじみ汁ですね、帰ったら早速作りましょう」
一同 (((……好きにしてくれ……)))
もう知らん、と泣きの涙のシャン学メンバー。
生徒会長も脱力MAXでして。
ブルー 「…もういいよ…。それでパーティー料理の希望は?」
Aブルー「手巻き寿司!!」
蒸し寿司でグンと食べたくなった、とソルジャーは即答でございます。
Aブルー「地球に来たら、やっぱり海の幸!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 朝一番で市場に行くね!」
Aブルー「ありがとう。じゃあ、またハーレイとお世話になるよ」
A船長 「よろしくお願いいたします」
一同 (((…人生、終わった…)))
半ばヤケクソのシャン学メンバー、雛祭り宴会でドンチャン騒ぎ。
女子会にされた去年の方がマシだったかもしれませんねえ…。
2013/03/10 (Sun)
☆ようやくお開き
ホワイトデーの口直しパーティーとやらを予約したソルジャー。
胸やけしそうな量のお菓子を食べるつもりで、一日空けてパーティーで。
Aブルー「16日が楽しみだなぁ…。雛祭りパーティーも素敵だけれど」
A船長 「雛人形が映える所でパーティーが出来て良かったですね」
ブルー 「…一応、ぼくの家なんだけどね…」
Aブルー「細かいことは言いっこなし! そもそも元は君のだったし」
ブルー 「勝手に買われてしまっただけだし! 無関係だし!」
ギャーギャーと文句をつける生徒会長ですが、バカップルの方は。
Aブルー「まあ、君が要らないと言ったお蔭で貰えたんだから感謝だよ」
A船長 「これのお蔭でブルーを嫁に貰えたのかもしれません」
ブルー 「君たちは嫁入り道具だと信じ込んでたようだしねえ…」
Aブルー「嫁入り道具でいいんだってば、女の子を産む予定は無いから」
キース 「ほう…。男の子の予定はあるということか」
Aブルー「無い、無い! 子供の予定は一切なし!」
雛人形はただのインテリア、とソルジャーは涼しい顔でございます。
Aブルー「夫婦和合で充分なんだよ、それが御利益!」
A船長 「本日も素晴らしいアイデアを頂きましたし、頑張ります」
ブルー 「……しじみ汁ね……」
生徒会長、深い溜息。
ブルー 「で、もうお開きでいいのかな? 日も暮れてきたし」
Aブルー「うん、買い物にも行かなきゃいけないし…」
A船長 「しじみと昆布と味噌ですね」
Aブルー「そう! そして今夜もフルパワー!」
一同 (((…バカップルめ…)))
しじみにあたって寝込んでしまえ、と思った人がいるとかいないとか。
ソルジャー、雛人形を空間移動で自分のシャングリラに返しまして。
Aブルー「今日はお招きありがとう! またね、今度は16日に!」
A船長 「では、私たちは買い出しがありますので…」
皆さんはどうぞごゆっくり、と玄関を出てゆくバカップル。
ようやく平和が訪れましたが、時すでに遅し…?
2013/03/11 (Mon)
☆バカップル抜きで
しじみ汁の材料を買いに行かねば、と帰っていったバカップル。
雛人形もソルジャーの世界に戻され、雛祭りパーティーはどうにか終了。
キース 「くっそぉ…。とんだ災難だったぜ」
ブルー 「仕方ないだろ、来ちゃったものはさ」
女子会の方がマシだったのか、と訊かれましても。
キース 「いや、アレは…。あっちの方も二度と御免だ」
シロエ 「ぼくもです。でも、今回のも強烈でした」
ジョミー「それにさ、まだ16日のがあるんだよ? 終わりじゃないよ」
サム 「あー…。逃亡しようがねえもんなぁ…」
マツカ 「無事を祈るしかありませんね」
スウェナ「多分、無駄だと思うわよ…」
ブルー 「もう潔く諦めたまえ。なにしろ相手はバカップルだし」
家から出なければ被害は少ない、と生徒会長。
ブルー 「衆人環視で妙な台詞や態度を乱発されるよりかはね」
キース 「それはそうだが…。被害ゼロとはとても思えん」
シロエ 「しじみ汁の効果を聞かされるのは確実ですよね」
ジョミー「…ザッハトルテのホール食いもね」
サム 「朝昼晩とおやつだっけか? 普通じゃねえよな」
スウェナ「おやつに一切れで充分だわ」
それにカロリーも高そうだし、とスウェナちゃん。
スウェナ「ホールを4個も食べる気でしょ? 太らないのかしら」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ カロリーの消費量が多いと太らないよ!」
一同 「「「………」」」
ぶるぅ 「スタミナつけなきゃって言ってたもん! だから大丈夫!」
太る心配なさそうだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大真面目です。
ブルー 「ああ、スタミナね…。補給が追い付かないかもねえ…」
ぶるぅ 「しじみ汁、美味しく作れるといいね♪」
キース 「味は二の次、三の次だろうさ。あいつらの場合」
ブルー 「……だよね……。とりあえず何か食べてから帰るかい?」
今日の締めに、と尋ねられて大歓声のシャン学メンバー。
バカップル抜きでの夕食タイム。リフレッシュするには一番ですよね~!
2013/03/12 (Tue)
☆しじみと共に去りぬ
バカップルが去った後には、夕食タイムでリフレッシュ。
宴会料理も良かったですけど、のんびり鍋をつつく時間もまた良きかな。
サム 「あー、食った、食った! 美味かったぜ~」
ジョミー「ホッとするよね、余計なのがいなくなっちゃうとさ」
キース 「16日までは安全圏だ。それまでに羽を伸ばしておこうぜ」
ブルー 「ホワイトデーの打ち上げのつもりでいるようだしねえ…」
恐らくロクなことにはならない、と生徒会長は呻いております。
ブルー 「ブルーだけならマシなんだけれど、またセットだし…」
シロエ 「あれってどうにかならないんですか?」
ブルー 「まあ無理だろうね、子供でも出来れば落ち着くのにさ」
キース 「つまり、あの状態が何処までも続くというわけか…」
ブルー 「間違っても子供は生まれないしね」
ジョミー「一生、バカップルなんだ…」
あーあ、とシャン学メンバー、揃って溜息。
世間一般の夫婦でしたら、子供が出来ればそこそこ落ち着く筈ですが。
ブルー 「仕方ない、これも運命だ。諦めるしかないってことさ」
キース 「それは分かっているんだが…。次の厄日は16日か…」
スウェナ「手巻き寿司でしょ? 無視して食べて食べまくるのよ!」
マツカ 「そうですね。見なければ多分、問題ないでしょう」
ブルー 「どうなんだか…。せっせと話を振られる気がする」
しじみ汁とか、と生徒会長が言った所で。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スーパーのしじみ、売り切れてたよ!」
一同 「「「えぇっ!?」」」
ぶるぅ 「お鍋の材料を買いに行ったら、棚が空っぽになってたの!」
ブルー 「そ、それは…。もしかしなくても…」
ぶるぅ 「ブルーたちが買い占めたんだと思うよ、何処にもないもん」
ブルー 「他も回ってみたのかい?」
ぶるぅ 「うん! 近所は全部完売してたよ、凄いよね!」
一同 (((……凄すぎる……)))
しじみを山ほど買って帰ったバカップル。
夫婦和合でヌカロク超えですか…。
2013/03/13 (Wed)
☆パーティーな16日
生徒会長宅の近所でしじみを買い占めたバカップル。
次に来るのは16日とあって、戦々恐々の内に日々は無情に流れまして…。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
一同 「「「お邪魔しまーす…」」」
不本意ながら、と生徒会長宅を訪ねたシャン学メンバー。
周囲をキョロキョロ見回しましたが。
ブルー 「やあ。バカップルならまだ来てないよ」
キース 「そ、そうか…」
ブルー 「入って、入って。もうすぐハーレイも来る筈だから」
ジョミー「やっぱり真面目に呼んだわけ?」
ブルー 「呼べと言われた以上はねえ…。ブルーに逆らったら大惨事だ」
一同 「「「あー…」」」
それは確かに、と頷き合いながらリビングへ。
手巻き寿司パーティーに備えて座敷机などがセッティング済みで。
ブルー 「バカップルの席を何処にするかが問題でさ」
キース 「ド真ん中に座りたがるのは間違いないぞ」
ブルー 「だよねえ、じゃあ、ハーレイを隣に配置して…と」
そこでピンポーン♪ とチャイムの音が。
教頭先生のご登場でございます。
ハーレイ「すまん、遅くなった。みんな揃っているようだな」
ブルー 「ううん、若干二名足りない。どうぞ座って」
ハーレイ「うむ。…ああ、ブルーたちが来ていないのか」
ブルー 「早い時には早いんだけどさ、基本はゆっくり来るタイプだし」
ぶるぅ 「毎晩頑張ってるんでしょ? 二人とも寝坊しちゃったかも…」
ハーレイ「…頑張る? 何をだ?」
ぶるぅ 「えとえと、なんて言ったっけ…。糠漬けだっけ?」
??? 「違うってば!」
そんなのと一緒にしないでくれ、と現れました、バカップル。
当然のようにド真ん中の席、教頭先生の横に陣取りまして。
Aブルー「こんにちは。ちょっと昨夜は頑張り過ぎて」
A船長 「しじみ汁は素晴らしいですねえ…」
目標達成の日も近そうです、とキャプテンは自信に溢れております。
またしても大暴走が始まりそうな気配ですけど、糠漬け転じてしじみ汁?
2013/03/14 (Thu)
☆しじみと糠漬け
宴会の面子が揃ったところで早速出ました、しじみ汁。
しじみを大量に買って帰ったキャプテン、目標達成の日も近そうだとか。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 糠漬け、頑張ってるの?」
Aブルー「だから糠漬けじゃないってば!」
ぶるぅ 「えっ? あ、そっか、しじみの糠漬けって変だよね…」
ハーレイ「…なんの話だ?」
Aブルー「ああ、君はあの日はいなかったよねえ? しじみの話さ」
ハーレイ「しじみ?」
A船長 「ええ。しじみの味噌汁が良く効くそうだ、と伺いまして」
Aブルー「あるだけ買って帰ったんだよ!」
でもって料理したのはハーレイ、とソルジャーは得意げでございます。
Aブルー「初心者でもなんとか作れるものだね、レシピがあれば」
A船長 「最初はウッカリしておりまして、吹きこぼれが…」
ぶるぅ 「あ~…。お味噌を溶いたら沸騰させたらダメだよ、って!」
Aブルー「味はどうでもいいんだよ。パワーが一番!」
ぶるぅ 「美味しい方がいいと思うけど…」
A船長 「どうせ食べるのは私ですから、気にしませんよ」
それでも上達いたしました、と笑顔のキャプテン。
しじみは最先端の技術で保存され、日々、取り出しては味噌汁に。
A船長 「いや、本当に精がつきます。それと御利益パワーですね」
Aブルー「もうヌカロクは基本だよね!」
ぶるぅ 「ヌカ…? 糠漬けじゃなくて?」
A船長 「ヌカロクですよ、早い話が抜か」
ブルー 「ストーップ!!!」
抜かず六発、と言い掛けたキャプテン、目を白黒。
一方、シャン学メンバーの方は。
ジョミー「糠だってさ」
キース 「そうか、糠なのか」
シロエ 「糠味噌女房とか言いますよねえ? そっち系かもしれません」
サム 「うんうん、古馴染みっていうニュアンスな!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…」
違うんだけどな、と訂正しようにも生徒会長の目が光っております。
生活感が漂い始めたヌカロクですが。
誤解されてもバカップルなら暮らしのスパイスかもですね!
2013/03/15 (Fri)
