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シャングリラ学園つれづれ語り
☆法事用の他にも


マツカ君の別荘でバーベキューな日の朝、集合した面々。
厄介なゲストはキース君に任せて、放置な予定ですけど。

ブルー 「君たちが言ってるのは、法事用だろう?」
ジョミー「そうだけど?」
サム  「棚経の時もアレだよな、うん」

間違いねえぜ、と僧籍な人たち。

サム  「アレ以外に何があるんだよ?」
シロエ 「お正月だって、アレですからねえ…」
マツカ 「正確に言えば、除夜の鐘の日からアレですよ」

元老寺に着いたら、あの格好です、とマツカ君も。

マツカ 「法事の時とは、衣の色が違いますけど…」
シロエ 「ついでに、袈裟も略式ですよね」

除夜の鐘をつく時間までは、とシロエ君。

シロエ 「なんて名前か知りませんけど…」
マツカ 「輪袈裟とは違うヤツなんですよね」
ブルー 「そうか、君たちが見てるキースは…」

そこそこ整ったヤツだったっけ、と生徒会長が傾げる首。

ブルー 「修行中だって、覗き見は出来なかったし…」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「掃除三昧をやってた時だよ、璃母恩院で」

他の時間は読経三昧、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「いいかい、掃除三昧なんだよ?」
シロエ 「掃除がどうかしたんですか?」
ブルー 「掃除する場所が問題でねえ…」

お風呂もトイレも対象だよ、と指をチッチッと。

ブルー 「あの格好で出来ると思うわけ?」
ジョミー「境内の掃除は、タスキ掛けだよ?」
サム  「裾をからげりゃ、いけるんでねえの?」

慣れてるんだし、という声が。

サム  「普段着みたいなモンだろ、アレ」
ブルー 「そうなんだけどさ、その上にはさ…」
シロエ 「何なんです?」

いったい何があるんですか、とシロエ君の問い。

シロエ 「掃除用の服なんて、無いでしょう?」
サム  「どう転がっても、アレしかねえぜ?」
ブルー 「それがあるんだな、作業服が!」
一同  「「「作業服?」」」

作業服とは、と顔を見合わせる御一同様。
ツナギですか…?


2022/05/16 (Mon)



☆作業用だそうです


マツカ君の別荘でバーベキューな日、朝から集った面々。
ソルジャー御一行様はキース君に丸投げ、そういう予定。

シロエ 「キース先輩の作業服…ですか?」
サム  「そんなの、俺は見たことねえぜ?」
ジョミー「ぼくも全く記憶に無いけど…」

干してあるのも見てないし、とジョミー君。

ジョミー「棚経の時はさ、暑い時期だし、洗濯物も…」
サム  「外干しだけどよ、作業服なんて代物はよ…」

ただの一度も目にしてねえし、とサム君も証言。

サム  「法衣の下に着る、白い襦袢がドッサリだよな」
ジョミー「墓回向で汗をかくらしいしね…」
サム  「日に何回も着替えてるんだろ、ビッショリで」

汗だくだと檀家さんに失礼だしよ、とサム君の見解。

サム  「朝一番の部と、昼までの部と、午後とでよ…」
ジョミー「三枚は要るよね、あの白襦袢」
シロエ 「まさにお坊さんの作業服ですねえ…」

ぼくたちはアレしか知りませんけど、とシロエ君。

シロエ 「他にもあるって、ツナギですか?」
ブルー 「ツナギじゃないけど、作業によっては…」
サム  「ツナギ級とか、そんなのかよ?」

ハードな肉体労働で…、とサム君の問い。

サム  「坊主の服では無理だってか?」
ブルー 「チェーンソーとかも使うからねえ…」
一同  「「「チェーンソー!?」」」

伐採とかに使うアレか、と誰もがポカーン。

ジョミー「ソレって、まさか裏山とかで…?」
ブルー 「キースの家だと、外注してるだろうけど…」

お寺によっては修行の一つ、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「伐採したり、薪を作って割ったりとかね」
シロエ 「本当ですか?」
ブルー 「うん、山作務という修行でさ…」

作業服でなきゃ出来ないよね、と説明が。

ブルー 「元は座禅の宗派で生まれたヤツで…」
サム  「他のトコにもあるのかよ?」
ブルー 「あるねえ、キースの宗派にだって!」

一般人にも愛されてるよ、との仰せですけど。
作業服が…?


2022/05/17 (Tue)



☆一般人も愛用


マツカ君の別荘でバーベキューな日、朝から集合な面々。
厄介なゲストはキース君に丸投げ、そういう計画でして。

シロエ 「一般人にも愛されてる、作業服ですか?」
サム  「坊主用がかよ、有り得ねえだろ?」
ジョミー「だよねえ、お坊さんの服なんかをさ…」

誰が喜んで着るっていうのさ、とジョミー君が顰める顔。

ジョミー「ぼくだって、嫌々、着てるんだよ、アレ?」
サム  「棚経はアレでねえとダメだしなあ…」
ジョミー「だから仕方がないんだけどさ、普段まで…」

着たくないよね、と僧籍な人からつけられた文句。

ジョミー「おまけに、山仕事用の作業服だなんて…」
シロエ 「ぼくなら絶対、お断りですね!」

たとえプレゼントされたって…、とシロエ君、断言。

シロエ 「彼女がくれた、って人でも断りそうですよ」
マツカ 「ですよね、似合いそうだから、って…」

誕生日とかに貰っても…、とマツカ君も同意。

マツカ 「手縫いしたのを頂いたって、悩みますよね」
シロエ 「手作りですか、それは厳しいですけど…」

嫌と言いにくいシチュエーションで…、とシロエ君。

シロエ 「それでも、お断りしたい気がしますよねえ…」
マツカ 「失礼のないよう、言葉を選んで断りたいです」

お坊さんの作業服なんかは…、とマツカ君も断る方向。

マツカ 「頂いてしまうと、着るしかなくなりますし…」
ジョミー「ソレを着て、デートとかだよね?」
マツカ 「常識としては、そうなりますね」

そしてエスコートがお約束ですよ、と御曹司な発言。

マツカ 「それでこそ、スマートなお付き合いです」
一同  「「「うーん…」」」

それは断ったらダメなヤツだ、と唸るしかない御一同様。

ジョミー「お坊さんの作業服を着て、デートなんてさ…」
シロエ 「思いっ切り、晒し者ですよ」
ブルー 「そうかな、オシャレと評判だけど?」
一同  「「「オシャレ?」」」

作業服だと言わなかったか、と一同、キョトン。
オシャレ…?


2022/05/18 (Wed)



☆オシャレな作業服


マツカ君の別荘でバーベキューな日の朝、集合した面々。
厄介なゲストはキース君に丸投げ、添乗員扱いする計画。

シロエ 「オシャレって…。作業服なんですよね?」
サム  「ソレ着て、チェーンソーとかを使うんだろ?
ジョミー「薪も割ったりする、って、さっき…」

聞いたんだけど、とジョミー君、怪訝そうな顔。

ジョミー「どの辺がオシャレだって言うわけ?」
ブルー 「テレビ出演したりもするけど?」
スウェナ「お坊さんが、でしょ?」
ブルー 「違うね、愛用している一般人だよ!」

でも、一般人とは言えないかも…、と生徒会長、苦笑。

ブルー 「アーティストとかだったりするしね」
一同  「「「アーティスト?」」」
ブルー 「そう、画家だとか、陶芸家とか!」

作業服兼オシャレ着だよね、と生徒会長が立てる親指。

ブルー 「動きやすくて、外出も、そのスタイルで!」
シロエ 「外出って、散歩とかでしょう?」
ジョミー「だよねえ、近所を歩く程度の」
ブルー 「テレビ出演もするって言ったよ?」

パーティーだって、ソレで行くよね、と生徒会長。

ブルー 「その人のスタイルとして定着だから!」
マツカ 「あの…。もしかして、その服というのは…」

作務衣とかいうヤツでしょうか、とマツカ君の問い。

一同  「「「作務衣?」」」
マツカ 「ええ、たまに広告を見ませんか?」

パーティーで見ることもあるんですよ、と御曹司。

マツカ 「ブルーが言う通り、アーティストの方で…」
ブルー 「そうだよ、正解は作務衣ってね!」

キースも持っている筈で…、と生徒会長の指摘。

ブルー 「元老寺でも、着ていることがあるかも…」
シロエ 「でも、山仕事は外注っぽいですよ?」
ブルー 「本堂の飾りの掃除とかはどうかな?」
ジョミー「天井から下がってる、キンキラキンのヤツ?」
ブルー 「ピンポーン! アレは失礼のないように…」

キースがやっていそうな気が、と言ってますけど。
それは確かに…。


2022/05/19 (Thu)



☆持っていそうな服


マツカ君の別荘でバーベキューな日、朝から集った面々。
厄介なゲストはキース君に丸投げ、添乗員をやらせる気。

サム  「あー…。アドス和尚にやらされてそうだぜ」
シロエ 「脚立は必須でしょうね、アレ…」
ブルー 「そうだね、床に立ったままハタキでは…」

もう絶対に届かないから、と生徒会長。

ブルー 「脚立に上って、降りて、の連続で掃除だよ」
ジョミー「作務衣でないと無理かもね…」
マツカ 「裾をからげても、キツイでしょうし…」
シロエ 「足がもつれたら終わりですよ?」

脚立ごと転んでしまうのでは、とシロエ君の言。

シロエ 「それで飾りとかを破壊した時は、処刑ですよ」
サム  「間違いねえなあ、相手はアドス和尚だしよ…」
ブルー 「リスク回避のためにも、作務衣をチョイス!」

きっと持ってる、と生徒会長が言った所へ、本人、到着。

キース 「遅くなってすまん。朝のお勤めが長引いて…」
シロエ 「何かやらかしたんですか?」
キース 「親父が灰をぶちまけたんだ!」

線香立てを袖で引っ掛けてな、と副住職の顰めっ面。

キース 「当然、俺が掃除なわけで…」
ジョミー「それって、作務衣で?」
キース 「いや、そこまでの作業ではないし…」
シロエ 「ということは、持ってるんですね?」
キース 「は?」

何をだ、とキース君、怪訝そうな顔。

キース 「俺が何を持っていると?」
シロエ 「作務衣ですけど」
キース 「それがどうした?」
シロエ 「皆さん、持ってるそうですよ!」

朗報です、とシロエ君、皆をグルリと。

シロエ 「作務衣なら、腕章、出来ますしね…」
サム  「添乗員スタイル、完成ってことな!」

作務衣を着ろよ、とサム君がキース君に注文を。

サム  「ぶるぅに頼んで、お取り寄せでよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 瞬間移動だね!」
シロエ 「腕章も欲しいですよ」
キース 「ちょっと待て!」

話が全く見えないんだが、と叫んでますけど。
どうなる…?


2022/05/20 (Fri)




☆形から入るべき


マツカ君の別荘でバーベキューな日、遅刻したキース君。
厄介なゲストを任せる予定で、添乗員をやらせたい面々。

キース 「何処から、作務衣で腕章になるんだ?」
シロエ 「添乗員ですよ、形から入るのが一番ですしね」
キース 「添乗員…?」

もしかしなくても、あいつらの世話か、とキース君。

キース 「確かに俺の役目らしいが、作務衣まで…」
ジョミー「心構えって、大切なことだと思うんだよね」
サム  「それによ、誰が係なのかも一発だぜ?」

別荘の使用人さんとかでも…、とサム君も。

サム  「あいつらが無茶をやらかした時もよ…」
スウェナ「苦情はキースに言えばいい、って分かるわよ」
シロエ 「でないと、マツカ先輩にですね…」

ご迷惑をかけてしまいそうです、とシロエ君の見解。

シロエ 「誰に言えばいいのか謎だと、当然、先輩に…」
ブルー 「お伺いを立てることになるだろうねえ…」
??? 「ぼくも、その線でお願いしたいね!」

係らしく、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「作務衣で腕章、いいと思うよ!」
??? 「お坊さんの作業服だそうですね」

賛成ですよ、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「服装を整えれば、気も引き締まりますし…」
??? 「かみお~ん♪ なんだか面白そう!」

ぼくも賛成、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)も出現。

Aぶるぅ「ねえねえ、その服、めくってもいい?」
キース 「なんだって!?」
ぶるぅ 「んとんと、めくるのは無理だと思うの!」

こんなのだしね、と瞬間移動でお取り寄せしたお子様。

ぶるぅ 「キースを着替えに連れてってくる!」
一同  「「「オッケー!」」」

任せた、というわけで二人、消滅。

Aブルー「腕章には、なんて書こうかな?」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「添乗員じゃ、つまらないからねえ…」
一同  「「「え…?」」」

何をする気だ、と顔を見合わせる御一同様。
どう書きたいと…?


2022/05/21 (Sat)



☆腕章に書くのは


マツカ君の別荘でバーベキューな日、ようやく全員集合。
ゲストも到着、キース君は添乗員で作務衣を着ることに。

シロエ 「いったい何を書きたいんですか、腕章に」
Aブルー「そりゃもう、一発で分かるヤツだよ!」

添乗員で下僕なことが…、と恐ろしすぎる台詞。

Aブルー「そうだ、下僕でいいんじゃないかな?」
一同  「「「下僕!?」」」
Aブルー「誰が見たって一目瞭然、そう思わないかい?」

下僕だしね、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「それに、君たちにもメリットありそう!」
シロエ 「どういう意味です?」
Aブルー「ただ下僕とだけ書いておけばさ、誰でもさ…」

キースを下僕扱い出来るよ、という提案が。

Aブルー「なにしろ、身分が下僕だからねえ…」
サム  「俺たちも、キースを下僕にしていいのかよ?」
Aブルー「ぼくが許すからね!」

ぼくたちの用事と重ならなければ、どうぞ、と太っ腹。

Aブルー「お酌だろうと、使い走りだろうと、大いに!」
A船長 「使って下さって構いませんよね」

私たちは…、とキャプテンも。

A船長 「ですから、下僕でよろしいかと」
ブルー 「ナイスなアイデアではあるねえ…」

疫病仏をこき使うチャンスでもあるし、と生徒会長。

ブルー 「もっとも、大抵の用事は使用人さんが…」
マツカ 「するんですけど、そうなると…」

どんな用事があるんでしょう、とマツカ君が傾げる首。

マツカ 「全く思い付きませんけど…」
Aブルー「いいんだってば、その場のノリで!」

とにかく下僕、とソルジャー、その気。

Aブルー「だから、ぶるぅに腕章を…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースの着替え完了!」

作務衣だも~ん、と戻って来た二人。

ぶるぅ 「添乗員スタイル、出来上がり~!」
Aブルー「腕章もお願いしたいんだけど…」
ぶるぅ 「そだね、添乗員のヤツ!」
Aブルー「それよりもさ…」

書いて欲しい字があるんだけれど、とズイと。
やる気満々…。


2022/05/22 (Sun)



☆バスの中で刺繍


マツカ君の別荘でバーベキューな日、着替えたキース君。
添乗員スタイルな作務衣ですけど、腕章も要るそうで…。

ぶるぅ 「んとんと、書くって…。腕章に、だよね?」
Aブルー「そう! パパッとお願い出来るかな?」
ぶるぅ 「刺繍だったら、ちょっと時間がかかるけど…」
Aブルー「どのくらい?」

行きのバスの中でも出来るかな、とソルジャーの問い。

Aブルー「着くまでに出来るなら、充分だけど?」
ぶるぅ 「それなら簡単!」

マイクロバスの中でミシンで刺繍、と家事万能なお子様。

ぶるぅ 「腕章は基本のを買えばいいしね!」
Aブルー「お願いしていい?」
ぶるぅ 「行ってくるーっ!」

仲間のお店は年中無休、と瞬間移動で飛んで行きまして。

ぶるぅ 「ただいまーっ、腕章、買って来たよ!」
シロエ 「時間外でも買えるんですねえ、まだ朝なのに」
ぶるぅ 「そだよ、仲間同士の注文だしね!」

それにブルーはソルジャーだし、と得意げな顔。

ぶるぅ 「それで、刺繍で書きたいのは、なあに?」
Aブルー「ズバリ、下僕で!」
キース 「何なんだ、それは!」

何故、下僕だ、とキース君、愕然。

キース 「世話係というなら、まだしもだな…!」
Aブルー「似たようなものだよ、それに、全員にさ…」

こき使っていい、って許可を出したし、と笑顔な人。

Aブルー「だから下僕で、腕章にもね!」
ぶるぅ 「オッケー、急いで刺繍するね!」
マツカ 「それでは皆さん、マイクロバスへどうぞ」

ミシン用の電源はこちらに…、とマツカ君の先導。

マツカ 「作業用の台も要りますか?」
ぶるぅ 「ちゃんとあるも~ん!」

コンパクトなのが、と瞬間移動でミシンと作業台が。

ぶるぅ 「この作業台、バスが揺れても平気だし!」
マツカ 「では、出発してよろしいですね?」
一同  「「「オッケー!」」」
Aブルー「刺繍、よろしく!」
キース 「おい…!」

俺は下僕で決定なのか、と悲鳴ですけど。
決定ですよね?


2022/05/23 (Mon)



☆図案さえあれば


マイクロバスでマツカ君の別荘へ出発、お目当ては河原。
バーベキューをするわけですけど、車内にミシンの音が。

シロエ 「なるほど、図案があればいいわけですね?」
ぶるぅ 「そうなの、ミシンが刺繍してくれるから…」

やり方とかを設定するの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「それから刺繍に使う糸をセットで…」
サム  「好みの刺繍が出来るってわけな?」
ジョミー「じゃあさ、下僕って書く他にもさ…」

色々と刺繍出来ちゃうんだね、とジョミー君の輝く瞳。

ジョミー「腕章でなくても、いけるってこと?」
ぶるぅ 「そだよ、分厚すぎる生地はダメだけど…」
シロエ 「ジョミー先輩、何を考えているんです?」
ジョミー「ズバリ、改造作務衣ってヤツ!」
一同  「「「はあ?」」」

なんだそれは、と誰もがポカーン。

シロエ 「えっと…。改造作務衣ですか?」
サム  「何なんだよ、ソレ?」
ジョミー「ほら、制服とかで、よくあるじゃない!」

派手な刺繍がついてるヤツ、とジョミー君。

ジョミー「あんな風にさ、作務衣の背中とかにさ…」
Aブルー「下僕、と刺繍するのかな?」
ジョミー「ピンポーン! いいと思わない?」

疫病仏を刺繍するのもいいかも、と恐ろしいアイデアが。

ジョミー「文字もそうだし、仏様の絵も!」
Aブルー「いいねえ、それで腕には腕章、と!」

最高の下僕スタイルだよ、とソルジャーも乗り気。

Aブルー「ぶるぅ、時間は大丈夫かな?」
ぶるぅ 「図案があったら簡単だよ!」
Aブルー「じゃあ、絵心のある人は、と…」
キース 「ちょっと待て!」

俺の作務衣はどうなるんだ、とキース君の悲鳴。

キース 「改造されたら、親父に殴られるだろうが!」
Aブルー「だったら、改造用に買えばいいと思うね!」
ブルー 「普通に売られているからねえ…」
シロエ 「予算も組んで貰えますよ?」
Aブルー「その通り!」

買って改造、とソルジャー、ウキウキ。
着せたいんですね?


2022/05/24 (Tue)



☆絵を描きたい人


マイクロバスでマツカ君の別荘へ、バーベキュー目当て。
けれど車内でミシンの音で、家事万能なお子様が刺繍中。

Aブルー「改造作務衣で決まりだよ、うん!」
ぶるぅ 「んとんと、腕章は出来たんだけど…」

こんな感じ、と掲げられた腕章に下僕の文字が。

ぶるぅ 「作務衣も買って、刺繍なの?」
Aブルー「お願いしたいね、作務衣を買いにお使いも!」
ぶるぅ 「キースの作務衣と同じのでいい?」
一同  「「「オッケー!」」」

面白いから、とキース君以外は全員、賛成。

ぶるぅ 「じゃあ、お使いに行ってくるから…」
シロエ 「その間に図案を用意ですね?」
ぶるぅ 「うん、よろしくーっ!」

行ってくるね、と瞬間移動で買い物に。

Aブルー「さてと、図案は誰が描くのかな?」
ジョミー「絵心のある人って、いたっけ?」
サム  「知らねえぜ?」
シロエ 「下手でもいいんじゃないでしょうか?」

どうせ着るのはキース先輩ですし、とシロエ君の暴言。

シロエ 「ド下手でも、それも一興ですよ」
Aブルー「疫病仏って、どんなビジュアルなんだい?」
ブルー 「君が描くのかい?」
Aブルー「たまには芸術もいいかなあ、って…」

絵なんかを描く機会は無いから、とソルジャーが名乗り。

Aブルー「下僕の文字は、ブルーが書けばさ…」
サム  「銀青様の墨蹟ってことで、キースもよ…」
ブルー 「謙虚な気持ちになるかもね、うん」
キース 「なんでそうなる!」

しかし…、とキース君の額に汗。

キース 「銀青様の墨蹟を無下には出来んし…」
Aブルー「着るってことだね、よし、決まった!」

ぼくは疫病仏のイラスト担当、とソルジャー、紙を用意。

Aブルー「仏様を描くのに、お約束とかはあるのかい?」
ブルー 「持ち物とかポーズとか、色々あるけど…」
サム  「疫病仏はオリジナルだしよ…」
ブルー 「特に決まりは…」
Aブルー「無いんだね?」

絵心を発揮してみるよ、と言ってますけど。
どう描くと…?


2022/05/25 (Wed)



☆疫病仏を描くなら


マツカ君の別荘へバーベキューにお出掛け、会場は河原。
別荘へ向かう車内にミシンの音で、改造作務衣だそうで。

Aブルー「好きに描けばいいなら、カッコ良くしないと」
シロエ 「仏様ですよ?」
Aブルー「忘れてないかい、ぼくも疫病仏なんだけど?」

キースとセットだと言われてるよね、とソルジャーの言。

Aブルー「だから当然、超絶美形でカッコ良くてさ…」
サム  「じゃあよ、キースもそうなのかよ?」
Aブルー「えっ、キース?」

ぼくに比べたら全然ダメ、とソルジャー、手をヒラヒラ。

Aブルー「底辺とまでは言わないけどさ、格は落ちるね」
サム  「その作務衣、着るのはキースなんだぜ?」
ジョミー「カッコいい絵でかまわないわけ?」

それに下僕の刺繍入りだよ、とジョミー君も。

ジョミー「持ち上げる必要、無いんじゃないかな…」
シロエ 「そうですね、むしろカッコ悪い方が…」
サム  「キース向けだと思わねえか?」

肥溜めに頭から落ちるくらいの勢いでよ、とサム君。

サム  「疫病仏は、落とす方なんだけどよ…」
シロエ 「なるほど、厄をビジュアル化ですね?」
ジョミー「犬の糞なんかもいいかもね」

踏んだら思いっ切りツイてないしさ、という声も。

ジョミー「やっぱり厄を描いた方がさ…」
シロエ 「それっぽい感じが出ますよねえ…」
Aブルー「よし、採用!」

肥溜めと犬の糞でいこう、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「仏様のバックに肥溜め、前に犬の糞で!」
一同  「「「うわー…」」」
Aブルー「どうかな、仏様の顔とかはさ…」

ぼかしてシルエットということで、と描かれたイラスト。

Aブルー「後はブルーが疫病仏の文字を添えれば…」
ブルー 「完成ってことで、ぶるぅが刺繍だね」
キース 「こ、こんな絵を俺に背負えと…?」
Aブルー「ぼくの腕に文句があるのかな?」
キース 「そういうわけではないんだが…!」

しかし…、とキース君、タラリ冷汗。
肥溜めと犬の糞…。


2022/05/26 (Thu)



☆持ち物もセットで


マツカ君の別荘へバーベキューに出発、河原でやる計画。
行きのバスで改造作務衣を制作中で、疫病仏を刺繍な話。

キース 「仏様の絵に、肥溜めと犬の糞というのは…」
Aブルー「シルエットしか描いてないしね、仏様はさ」
シロエ 「罰当たり度は、限りなく低いと思いますけど」
ブルー 「ポーズも全く分からないしね」

仏様の区別は手とかでつくけど、と生徒会長も。

ブルー 「この組み方なら阿弥陀様とか、そんな風にさ」
サム  「あー、持ち物っていうのもあるよな」

薬師如来の薬壺しか知らねえけどよ、と僧籍な人。

サム  「でも、このイラストの仏様はよ…」
Aブルー「それも不明だし、ただの疫病仏ってことで!」

キース専用と言うか専属、とソルジャー、ウインク。

Aブルー「君はこういう姿らしいよ、疫病仏の時にはさ」
キース 「そうなるのか!?」
Aブルー「うん、肥溜めと犬の糞つきで!」

持ち物はソレだね、とキッパリと。

Aブルー「せっかくだから、持ち物も刺繍するとかさ…」
A船長 「そうですね、背中がこのイラストと文字で…」
Aブルー「胸の側には、持ち物を!」
一同  「「「イイネ!」」」

キース君以外は全員賛成、其処へ帰還したお子様。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 作務衣、買って来たよ!」
Aぶるぅ「ありがとう! 刺繍の図案はコレでお願い!」
ぶるぅ 「えっと…?」

なんか凄いね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の目が真ん丸。

ぶるぅ 「コレを背中に刺繍でいいの?」
Aブルー「そう! でもって、胸の側にはさ…」

肥溜めと犬の糞を刺繍して欲しい、と注文が。

Aブルー「肥溜めはバックになっちゃってるから…」
A船長 「仏様で見えない部分は加筆ですか?」
Aブルー「そうだよ、別の紙に描こうか?」

その方が使いやすいよね、とソルジャーが取り出した紙。

Aブルー「こう、サラサラッと…!」
A船長 「流石ですね!」

絵心が、とキャプテン、絶賛ですけど。
肥溜めも刺繍…?


2022/05/27 (Fri)



☆出来たら着替えを


マツカ君の別荘の近くの河原で、バーベキューですけど。
行きの車内で改造作務衣を制作中で、着るのはキース君。

Aブルー「ぶるぅ、この絵で刺繍をお願い!」
ぶるぅ 「出来るけど…。ホントにコレでいいの?」
Aブルー「もちろんだよ! キース以外は全員、賛成!」
ぶるぅ 「そっか、だったら刺繍しちゃうね!」

刺繍糸は家に揃ってるから、と瞬間移動で糸の箱が出現。

ぶるぅ 「図案と糸をセットして、と…」
ブルー 「ぼくの墨蹟も必要だよね」

パパッと書くよ、と生徒会長、硯や紙を取り出しまして。

ブルー 「心をこめて、キースに下僕の文字を、とね!」
サム  「なんか有難い感じがするぜ、下僕なのによ」
シロエ 「伝説の高僧効果でしょうか?」
ジョミー「そうだと思うよ、キースも断れないんだし」

改造作務衣の決め手だよね、とジョミー君。

ジョミー「肥溜めつきでも着るしかない、って!」
キース 「俺は大いに不本意だがな!」

しかし、墨蹟がつくと断れん、とキース君の苦悩の表情。

キース 「坊主の身では、有難く頂戴するしか…」
ブルー 「元の字の方も、掛軸にしてあげようか?」
Aブルー「いいねえ、部屋に飾っておけば?」
キース 「断固、断る!」

万年下僕は御免こうむる、とキース君、却下。

キース 「添乗員で下僕は、今日限定だ!」
Aブルー「いいけどね…。あっ、刺繍、出来た?」
ぶるぅ 「うんっ、後は下僕の字を刺繍で完成!」

肥溜めと犬の糞も刺繍したし、と胸を張るお子様。

ブルー 「オッケー、それじゃ、この字をね!」
ぶるぅ 「そだね、もう墨も乾いてるから…」

ミシンにセット、と手際よく作業開始で、ミシンの音が。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 改造作務衣、出来上がり!」
Aブルー「よーし、キースは早速、着替えて!」
マツカ 「着替えは、こちらのスペースでどうぞ」
キース 「分かった、覚悟は出来ている…」

行ってくる、と仕切りの向こうへ着替えに。
着るんですね?


2022/05/28 (Sat)



☆改造作務衣な下僕


マツカ君の別荘の近くの河原で、バーベキューという日。
厄介なゲストはキース君に丸投げ、改造作務衣で下僕に。

Aブルー「これでキースも、文字通りに下僕!」
A船長 「分かりやすくていいですよね」

腕章だけより、とキャプテンも絶賛。

A船長 「あっ、出て来ましたよ!」
キース 「着替えたぞ、ちゃんと腕章もつけて」
一同  「「「わははははは!!!」」」

これはヒドイ、と誰もが大爆笑な改造作務衣。

ジョミー「肥溜めと犬の糞が効いてるよねえ…」
シロエ 「背中を向けなくても、見えますからね」
Aブルー「キース、背中を見せてくれるかな?」
キース 「承知した」

どうだ、と向けられた背中で、一同、悶絶。

一同  「「「どわーっはっはっはっ!!!」」」
キース 「くっそぉ、他人事だと思いやがって!」

だが仕方ない、とクルリと向き直って敬礼を。

キース 「今日は一日、俺は下僕だ!」
一同  「「「イイネ!」」」

こき使うぞ、と盛り上がる間に別荘に到着。

マツカ 「河原の方に準備が出来ていますから」
使用人 「食材もすぐに運びますので」
Aブルー「ありがとう! でもって、コレがさ…」

こっちの雑用係だから、とソルジャーが指差すキース君。

使用人A「はあ…」
使用人B「では、何かあったら、こちらの方に…」

言えばいいわけですね、と使用人さんたちが堪える笑い。

使用人C「分かりやすくて助かります」
Aブルー「そうだろう? じゃあ、よろしくね!」

さあ、バーベキューだ、と河原へ向かった御一同様。

サム  「おっ、ちゃんと炭火も熾してあるのな!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 楽しく焼けそうだよね!」

食材も来たし、と大歓声。

Aブルー「よーし、早速、焼いていこうか!」
ぶるぅ 「お肉とか、全部、とっても美味しそう!」
マツカ 「沢山召し上がって下さいね」
一同  「「「やったーっ!」」」

食べるぞ、とバーベキュー開始ですけど。
キース君だけ下僕…。


2022/05/29 (Sun)



☆笑いに乾杯から


マツカ君の別荘から近い河原で、いよいよバーベキュー。
最高級の食材がドッサリ、美味しく食べられそうでして。

Aブルー「そうだ、最初は乾杯からかな?」
A船長 「いいですねえ!」
マツカ 「シャンパンも御用意してますし…」
Aブルー「オッケー、それじゃ乾杯で!」

使用人さんたちの出番ですけど、ソルジャーの注文。

Aブルー「おっと、キースも手伝うんだよ?」
キース 「分かっている…」

注ぐのは下手だから裏方で、とグラスを用意なキース君。

キース 「シャンパンは難しいと聞くからな…」
使用人A「まあ、そうですね」

よくご存じで、と言いつつ、笑いを堪えている顔。

ジョミー「改造作務衣、効いてるよねえ…」
シロエ 「必死に笑いを堪えてますね」
Aブルー「今日は一日、キツイだろうねえ…」

立場上、爆笑出来ないしさ、とソルジャー、クスクス。

Aブルー「でも、ぼくたちは遠慮なく!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 笑いに乾杯だよね!」
一同  「「「かんぱーい!」」」

笑いまくるぞ、と景気よく。

Aブルー「さあ、バーベキュー!」
ぶるぅ 「お肉、焼かなきゃ!」
ジョミー「キースにやらせてもいいけどさ…」
サム  「自分で焼くのが醍醐味だぜ、うん」

バーベキューはよ、とサム君が立てる親指。

サム  「下僕は雑用係でいいだろ?」
Aブルー「そんなトコだね、あっ、キース!」

下手でいいからシャンパンをね、とグラスを差し出す人。

Aブルー「せっかくだから、ガンガン飲みたいし!」
キース 「注ぎ方はどうでもいいんだな?」
Aブルー「うん、なみなみと注いでくれたまえ!」

溢れてもかまわないからさ、とソルジャー、偉そう。

Aブルー「ほら、下僕らしく!」
キース 「いくぞ、溢れるかもしれないがな」
Aブルー「いいって、いいって! うっ…!?」
シロエ 「どうかしましたか?」
Aブルー「う、うん、ちょっと…」

嫌なものが目に入ってさ、と言ってますけど。
埃ですか?


2022/05/30 (Mon)



☆食欲が失せる人


マツカ君の別荘に近い河原で、バーベキューな御一同様。
改造作務衣のキース君を下僕扱い、こき使う気満々で…。

キース 「目に埃でも入ったのか?」
A船長 「睫毛ということもありますよね」
マツカ 「目薬を御用意しましょうか?」

洗い流すのが一番ですし、と御曹司。

マツカ 「すみません、誰かドライアイ用のを…」
使用人A「はい、只今!」
Aブルー「ううん、そういうのじゃなくて…」

食欲が失せるモノを見たんだ、とソルジャー、遠い目。

Aブルー「肥溜めは失敗だったかも…」
一同  「「「あっ!」」」

ソレか、と一同、唖然茫然。

シロエ 「き、キース先輩が近付いてくると…」
ジョミー「肥溜めを見る羽目になるんだ…」
サム  「犬糞もだぜ?」
ぶるぅ 「だから、いいの、って聞いたのに…」

いいって言うから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「刺繍、簡単にはほどけないよ?」
Aブルー「ほどいても、ぼくの記憶力がさ…」
キース 「ガッツリ結び付けたんだな?」

俺と肥溜めと犬糞を、とキース君、ニヤリ。

キース 「喜んで下僕になってやるから、命令してくれ」
Aブルー「ぼ、ぼくはいいから、みんなの世話をね!」
キース 「らしいぞ、大いにこき使うといい」

肉でもお焼きしましょうか、と他の面子の方へズズイと。

キース 「ジョミー、新鮮なエビなんかどうだ?」
ジョミー「じ、自分で焼くから!」
キース 「遠慮は要らんぞ。シロエ、アワビを焼くか?」
シロエ 「いえ、あの、自分で…!」

やれますから、とシロエ君も逃げ腰。

シロエ 「先輩は、どうぞお好きにですね…!」
Aブルー「好みのを焼いて、存分に食べてくれたまえ!」

ただし、こっちに来ないように、とソルジャーの悲鳴。

Aブルー「一人鍋じゃなくて、一人バーベキューで!」
一同  「「「イイネ!」」」
キース 「そうか、それなら俺は勝手に…」

やらせて貰う、と下僕が消滅ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2022/05/31 (Tue)







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☆日の並びに文句


さて5月。GWも終わったというか、続きっぽい土曜日。
生徒会長宅に来ている面々、話題はGWのことでして…。

ジョミー「あーあ、今年も終わっちゃったよねえ…」
シロエ 「今年は並びがイマイチでしたよ、祝日の」
サム  「昨日も金曜だったしよ…」

普通に平日になりやがって、とサム君、ブツブツ。

サム  「しかも2日は月曜だったってえのが…」
スウェナ「痛かったわよね、そこを欠席しちゃったし…」
シロエ 「昨日は戻って、登校するしかなかったんです」

もっと休みが長かったら…、とシロエ君も嘆き節。

シロエ 「楽しめた筈なんですけどねえ…」
キース 「高校生なんだし、諦めるしかないだろう」

社会人なら話は別だが、と副住職なキース君。

キース 「有休を取って上手く休めば、今年はだな…」
マツカ 「もっと長くなっていたと思いますよ」
ブルー 「うん、確実に長かっただろうね」

GWスタートが4月29日だったし、と生徒会長も。

ブルー 「そこが金曜だったからねえ、まず三連休で…」
キース 「5月2日と、昨日の2回、有休でだな…」
マツカ 「10連休になった勘定ですね」

実行した人も多いのでは…、と御曹司の読み。

マツカ 「そういう人だと、今も連休中なんですよ」
キース 「とはいえ、そろそろ帰り道か…」
ブルー 「今日くらいには家に戻っておかないと…」

月曜日からの仕事がキツイよ、と生徒会長の説明が。

ブルー 「今日は移動で、日曜日は家でゆっくりだね」
キース 「殆どのケースは、そうなるだろうな」
マツカ 「若い人だと、別でしょうけど…」
シロエ 「そうでしょうねえ、聞いたことはあります」

GWの話かどうかは知りませんが、とシロエ君。

シロエ 「海外で遊びまくって、朝に空港着で…」
サム  「そのまま会社に直行とかかよ?」
シロエ 「らしいですよ?」
ジョミー「ぼくたちの場合は、登校って?」

それはキツすぎ、とジョミー君が竦める肩。
若いのに…。


2022/05/01 (Sun)



☆お土産が無い件


社会人ならGWの終盤っぽい土曜日、生徒会長宅での話。
集まっているシャン学メンバー、GWの長さを検討中で。

ジョミー「シロエが言うヤツだと、明日まで遊んで…」
シロエ 「月曜日の朝に空港に着いて、登校ですね」
サム  「キツいぜ、ソレ…」
スウェナ「ちょっと勘弁して欲しいわよね…」

あんまりだわよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「だって、ウチのクラスの担任は…」
ジョミー「万年、グレイブ先生なんだよ?」
サム  「嫌味の一つも言われそうだぜ、眠そうだとよ」
シロエ 「言われるでしょうね、間違いなく」

諸君、結構な御身分だな、とか…、とシロエ君、口真似。

シロエ 「海外は楽しかったかね、とか、ネチネチと…」
サム  「土産を渡しても、無駄だろうしよ…」
ジョミー「第一、ホントは海外じゃないし!」

国内でもなかったわけだけどさ、とジョミー君。

ジョミー「お土産に何を渡すって?」
一同  「「「あー…」」」

もう、そこからしてアウトだったか、と誰もが溜息。

シロエ 「そうでした…。お土産なんかは何も…」
マツカ 「ありませんよね、シャングリラ号では…」
ジョミー「それにさ、宇宙にはサービスエリアも…」

道の駅だって無いんだよ、とジョミー君の指摘。

ジョミー「お土産を買えるスポットはゼロ!」
サム  「シャングリラ号にも、売店はねえしよ…」
シロエ 「特産品だって無いですよね…」

楽しい船ではあるんですけど、とシロエ君も。

シロエ 「誰かさんの世界だったら、違うでしょうか?」
サム  「それはねえだろ、あっちの方がよ…」
マツカ 「色々と制限が多いですしね…」
ブルー 「密造酒くらいなものかもね」

特産品と言えるのは、と生徒会長が挙げたブツ。

ブルー 「御禁制の品だし、喜ばれるかも…」
サム  「グレイブ先生に渡すのかよ?」
シロエ 「再起不能になりそうですけれど…?」

いろんな意味でヤバイのでは、とシロエ君。
密造酒って、先月の…?


2022/05/02 (Mon)



☆謎すぎるお土産


社会人ならGWの終盤だろう土曜日、高校生には無関係。
金曜は登校したシャン学メンバー、土曜日は生徒会長宅。

シロエ 「なんと言っても、密造酒ですし…」
ジョミー「密造って時点で、グレイブ先生にはさ…」

向いてない気が、とジョミー君。

ジョミー「何処から見たって潔癖症だよ、グレイブ先生」
サム  「密造酒なんて渡そうモンなら、逆効果だぜ」
シロエ 「それもありますし、受け取って飲んでも…」
マツカ 「マズイですよね、悪酔いしたりしたら…」

全員、ブラックリスト入りです、とマツカ君も。

マツカ 「キースの場合は、中和剤が効きましたけど…」
スウェナ「グレイブ先生にも効くかは、謎だものねえ…」
キース 「効くんじゃないのか?」

俺には効いた薬なんだし、とキース君の意見。

キース 「飲み比べの勝負は、つかなかったがな」
シロエ 「誰かさんも、ほろ酔いの手前でしたしね」
サム  「キースが勝つかも、って思ったのによ…」
ブルー 「仕方ないよ、時間切れだったんだから」

帰る時間になっちゃって…、と生徒会長。

ブルー 「でもまあ、被害は無かったわけだし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで楽しくお花見!」
シロエ 「美味しく食べて、飲酒組は宴会でしたね」
キース 「少しは感謝してくれよ?」

俺が身体を張ったんだからな、とキース君の言。

キース 「グレイブ先生も、あの中和剤なら…」
ブルー 「いけるかもねえ、密造酒でも」

でもソレ、何処のお土産なわけ、と生徒会長の質問が。

ブルー 「シャングリラ号では作ってないよ?」
ぶるぅ 「密造する意味、無いんだも~ん!」
ブルー 「合成酒だって要らなくてさ…」

普通にお酒があるわけで…、と生徒会長。

ブルー 「グレイブ先生に、なんて説明するんだい?」
シロエ 「ぼくたちが作りました、とかでしょうか?」
サム  「GWに酒造り体験ツアーかよ?」

叱られそうだぜ、とサム君が竦める肩。
高校生ですしねえ…。


2022/05/03 (Tue)



☆修行ならオッケー


社会人ならGW継続中っぽい土曜日、高校生には不可能。
金曜の登校で途切れた連休、本日は生徒会長宅での休日。

シロエ 「叱られますよね、酒造り体験ツアーなんて…」
ジョミー「絶対、飲んだと思われるもんね…」
ブルー 「試飲が必須なヤツだからねえ…」

作ったお酒の出来栄えを確認するために、と生徒会長。

ブルー 「試飲なんかはしてません、では通らないよ」
ぶるぅ 「そだよ、していません、って言ったら問題!」

思い切り酷く叱られちゃうよ、とお酒が飲めるお子様も。

ぶるぅ 「味が分からないのを寄越したのか、って…」
一同  「「「あー…」」」

それはありそう、と誰もが納得。

シロエ 「密造酒のお土産は、やっぱり無理ですね…」
サム  「下手したら殺されるヤツだぜ、うん」
ブルー 「賄賂どころか、逆効果なのは確実だね」

高校生で10連休は諦めたまえ、と生徒会長、キッパリ。

ブルー 「グレイブの目が黒い間は、嫌味覚悟でしか…」
キース 「平日を休みまくるというのは、不可能だぞ」

修行に出ると言うなら別だが、と、かつて経験済みな人。

キース 「修行の場合は、激励までして貰えたわけで…」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「ああ。頑張って来い、と笑顔だったぞ」

だが、行き先が地獄だったしな、とキース君、溜息。

キース 「一ヶ月間、飯は不味いし、修行はキツイし…」
サム  「確か、ニュースも見られねえんだよな?」
キース 「新聞もテレビも、全て禁止だ!」

外の世界で何があろうが修行のみだ、と証言が。

キース 「土曜も日曜も関係ないしな…」
シロエ 「学校を休みまくる意味が無いですよね…」

GW少なめの方がマシですってば、とシロエ君。

シロエ 「諦めましょう、カレンダー通りで」
ジョミー「一日、余計に休んだけどね」
スウェナ「それが限界よね…」
サム  「修行だって嘘をついてもよ…」

バレちまうしよ、とサム君、お手上げのポーズ。
確かに…。


2022/05/04 (Wed)



☆早めがオススメ


社会人ならGWで10連休中、そんな土曜日ですけれど。
高校生には不可能なことで、生徒会長宅で愚痴る土曜日。

シロエ 「修行なんです、って言うには証拠とかが…」
サム  「要ると思うぜ、相手はグレイブ先生だしよ」
キース 「俺は特には言われなかったが…」

大学生な時点で別扱いだし…、と副住職が顎に当てる手。

キース 「坊主専門の学科だったし、家は寺だし…」
シロエ 「疑う余地が無いですもんね…」
サム  「修行に行くしかねえ身だもんなあ…」

俺もいつかは行く道だけどよ、とサム君の苦笑。

サム  「その時は一ヶ月、休んじまっても…」
ジョミー「許されるだろうけど、ぼくは嫌だよ!」

行きたくない、と僧籍なジョミー君の悲鳴が。

ジョミー「修行体験ツアーだけでも、泣きそうなのに!」
ブルー 「早めに行くのがオススメだけどね?」
キース 「そうだぞ、一度で済むんだからな」

二度も三度も行かなくていいし、と副住職もプッシュ。

キース 「たった一ヶ月、大人しく修行すればだな…」
ブルー 「住職の資格が貰えるんだし、後はフリーで…」

高校生活を続けられるんだよ、と生徒会長も。

ブルー 「月参りとかも無いしさ、ぼくみたいにさ…」
ぶるぅ 「うんと自由に生きられちゃうよ!」

早めに行くのがいいと思う、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「だけど、今からやるんだったら…」
ブルー 「来年、大学に入学するか、短期養成の…」
キース 「専門道場入りしかないしな…」

専門道場だと一年かかるぞ、と副住職が折ってゆく指。

キース 「今すぐ入門を願い出ても、入れる時期は…」
ブルー 「早くても7月辺りだろうねえ…」

たった一年で全部済むけど、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「キースが4年かかった所を、グンと短縮!」
キース 「行くのもいいと思うがな?」
ジョミー「なんでそういうことになるのさ!」

GWも無い所へさ、と叫んでますけど。
無いんでしょうねえ…。


2022/05/05 (Thu)



☆掃除三昧な修行


社会人なら10連休が可能なGW、終盤の土曜ですけど。
高校生には無理だったわけで、生徒会長宅で愚痴る面々。

ジョミー「修行が一年で済むようなトコって、絶対に…」
サム  「GWなんかはねえよな、きっと…」
キース 「当然だろうが、毎日が修行の日々なんだぞ?」

短縮な以上は濃縮コース、とキース君、厳しい顔付き。

キース 「早寝早起き、指導員にビシバシしごかれて…」
ジョミー「お経ばっかり読まされるんだよね?」
キース 「違うな、他にも大事な修行があるんだ」
ブルー 「掃除の時間が多いんだよねえ…」

廊下にトイレに、境内なんかも…、と生徒会長も。

ブルー 「お経や作法を習う以外に、掃除三昧!」
サム  「掃除なのかよ?」
ブルー 「坊主の修行と掃除ってヤツは、イコールだよ」
キース 「ひたすら掃除を続ける修行も存在するぞ」

ウチの宗派とは違うんだがな、とキース君。

キース 「宗祖様が修行なさった、恵須出井寺ので…」
ブルー 「荒行の千日回峰が有名だけどさ…」
キース 「千日回峰とは真逆の意味で、キツイ修行で…」

静の千日回峰と呼ばれているんだそうだ、と解説が。

キース 「修行に入ると、毎日、宗祖様の御廟を…」
ブルー 「掃除するんだよ、心をこめて日に何回も」
シロエ 「何回も、って…。同じ場所をですか?」
ブルー 「そうだよ、御廟と、御廟の周りの庭をさ…」

日に何回も見回って掃除、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「葉っぱ一枚、落ちていないようにね!」
キース 「掃除以外の時間は、読経三昧だと聞いている」
ブルー 「厳しいらしいね、外出もしないそうだから」

外の世界には一切出ないのが条件で…、と怖い話が。

ブルー 「それに比べれば、専門道場なんかはさ…」
キース 「楽なものだぞ、いくら指導員が鬼でもな」
ブルー 「体罰は基本だと聞いているねえ…」
ジョミー「嫌すぎるから!」

GWのある世界にいたい、とジョミー君、必死。
そりゃねえ…。


2022/05/06 (Fri)



☆修行より高校生活


社会人なら有休で10連休もいけるGW、終盤の土曜日。
金曜は登校だったシャン学メンバー、生徒会長宅で愚痴。

ジョミー「専門道場に行った後もさ、どうせ高校生で…」
サム  「この学校の生徒のままだよなあ…」
ブルー 「そういうことだね、お寺に入らないのなら」
ジョミー「有休は無理な世界だけどさ、GWはさ…」

普通にあるから、もうそれでいい、とジョミー君。

ジョミー「修行なんかより、GWのある世界だよ!」
キース 「そうかもしれんな、下手に寺に入ると、だ…」
ブルー 「GWどころか、年中無休というヤツだしね」

仏事は待ってくれないから、と銀青様の仰せ。

ブルー 「自分でお寺を持った場合は、そのコースだよ」
キース 「大きな寺の跡取り息子は別だがな」
ジョミー「お寺に入る気なんか無いし!」
サム  「俺もねえなあ、こう、ブルーみたいによ…」

フリーで気楽にいきたいもんだぜ、とサム君も。

サム  「そりゃまあ、何処かで寺に勤めねえと…」
キース 「僧階を上げられないわけだが…」
ジョミー「ぼくは一生、ヒラでいいから!」

高僧なんか目指してないし、とジョミー君の仏頂面。

ジョミー「だから、修行も行きたくないって!」
??? 「ぼくも賛成だよ!」

その方がいい、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。

キース 「あんた、何しに現れたんだ!」
Aブルー「何って、今日はノルディとさ…」

高級料亭で朝食だよ、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「美味しく食べて、ノルディの家でさ…」
ブルー 「寛いでたなら、それでいいじゃないか!」

なんでこっちに、と生徒会長が吊り上げる眉。

ブルー 「あそこの食事も、いい筈だけど?」
Aブルー「そうなんだけどさ、修行がどうとか…」

聞こえて来たから、とソルジャー、しれっと。

Aブルー「ジョミーが修行に行っちゃったらさ…」
ブルー 「君が困るとでも?」

無関係だと思うけれど、と生徒会長の指摘。
そうですよねえ…?


2022/05/07 (Sat)



☆取り分が増えます


社会人ならば10連休も可能だったGW、終盤の土曜日。
高校生には出来なかったわけで、生徒会長宅に集う面々。

ブルー 「ジョミーが修行に行っても、君はさ…」
ジョミー「ぼくなんか忘れて、遊ぶんだろうし!」

面子が減ろうが気にしないよね、とジョミー君も文句。

ジョミー「下手をしたらさ、お菓子とか料理の…」
ブルー 「取り分が増えて、大喜びじゃないのかい?」

君のことだし、と生徒会長の言。

ブルー 「ジョミーが行くなら、当然、サムも…」
サム  「もちろん一緒に修行だぜ、うん」
ブルー 「ほらね、二人も減るわけだから…」
シロエ 「料理はともかく、お菓子の量は変わりますね」

ケーキのサイズは固定でしょうし、とシロエ君。

シロエ 「二人減ったから、と型は変えないでしょう」
ぶるぅ 「そだね、元の人数が多いから…」

二人くらいは誤差の範囲、と料理上手なお子様の見解。

ぶるぅ 「小さい型を使うよりかは、いつもので…」
シロエ 「作った方が美味しいですよね?」
ぶるぅ 「そうなの、火加減とかもあるしね」

一人前サイズのお菓子以外は、とニッコリ。

ぶるぅ 「今とおんなじサイズで作ると思うけど…」
シロエ 「すると、二人分、多めですから…」
マツカ 「余って来ますね、その分が」
Aブルー「だったら、ぼくに分けて欲しいな!」

毎日、取りに来るからさ、とソルジャー、乗り気。

Aブルー「こう、箱に入れてキッチンにさ…」
ブルー 「置いておけ、って?」
Aブルー「それなら文句は無いだろう?」

黙って持って帰るんだし、と悪びれない人。

Aブルー「その時は、よろしく!」
ブルー 「ほらね、やっぱり…」

少しも困らないじゃないか、と生徒会長のツッコミ。

ブルー 「むしろ早めに行かせたい、とか?」
Aブルー「違うよ、そこは逆だってば!」
ジョミー「止めてくれるわけ?」
Aブルー「ピンポーン!」

是非、行かないでくれたまえ、と言ってますけど。
何故に…?


2022/05/08 (Sun)




☆助け舟が来ました


社会人ならGWも終盤な土曜日、生徒会長宅に集う面々。
10連休が無理だった件から、修行の話に移行ですけど。

Aブルー「修行なんかは、まだまだ先でいいんだよ!」
ジョミー「えっと…。それって、何か裏があるとか?」

無理ゲーな注文がついてくるとか、とジョミー君の問い。

ジョミー「ぼくの修行を止める代わりに、交換条件…」
Aブルー「それは無いねえ、これっぽっちも!」

何のメリットも無いじゃないか、とソルジャーの返し。

Aブルー「君をヨイショしても、いいことなんか…」
シロエ 「まるで無さそうではありますねえ…」
キース 「マツカだったら、特典多数なんだがな…」
サム  「ジョミーだと、何も出ては来ねえぜ」

俺もだけどよ、とサム君の苦笑。

サム  「逆さに振っても無駄ってヤツな!」
Aブルー「そうなんだよねえ、だから交換条件も裏も…」
ジョミー「ホントに無いって?」
Aブルー「無いから、修行なんかに行かずに…」

バーベキューだよ、と斜め上な台詞が。

一同  「「「は?」」」
Aブルー「行こうって言っているんだってば!」

バーベキューに、とズズイと乗り出すソルジャー。

Aブルー「今の季節が最高だしね!」
ジョミー「賛成!」

もう全力で、ぼくも賛成、とジョミー君、挙手。

ジョミー「行こうよ、次の土曜日とかに!」
キース 「修行とは真逆なイベントだぞ?」
ジョミー「どの辺がさ?」
キース 「バーベキューの何処が精進なんだ!」

修行イコール精進料理だ、とキース君、副住職モード。

キース 「バーベキューなどは論外だぞ!」
Aブルー「だから反対しているんだよ!」

ぼくは人生を楽しみたいし、とソルジャー、真剣。

Aブルー「美味しい肉を、こう、たっぷりと…」
ジョミー「焼いて食べたいよねえ、河原とかでさ…」
Aブルー「君は話が分かるね、実に!」
ジョミー「そりゃ、キースとは違うしね!」

坊主は名前だけだってば、と気が合う人たち。
えっと…?


2022/05/09 (Mon)



☆交代するのかも


社会人のGWなら終盤な土曜日、高校生には普通の休日。
生徒会長宅で愚痴な面々ですけど、来たのがソルジャー。

Aブルー「ジョミーも賛成してくれてるしさ…」
ジョミー「次の土曜はバーベキューだよ!」

精進料理なんかはどうでもいいし、とジョミー君。

ジョミー「みんなも遊びに行きたいだろうし…」
Aブルー「パアーッといこうよ、いい肉を焼いて!」
キース 「修行の話はどうなったんだ!」
シロエ 「修行もですけど、ジョミー先輩が問題ですよ」

修行以上な大問題が、とシロエ君の視線がジョミー君に。

シロエ 「ジョミー先輩、交代する気なんですか?」
一同  「「「は?」」」

交代って何だ、と誰もがキョトン。

ジョミー「えっと…。交代って、何を?」
シロエ 「疫病仏ってヤツですけど?」
ジョミー「それって、キースのことだよね?」

どうして交代なんて話に…、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「キースの専売特許なんだし、無関係!」
シロエ 「でも、さっきから、その人とですね…」

気が合ってるじゃありませんか、とシロエ君の鋭い指摘。

シロエ 「今の流れで、バーベキューが決定したら…」
サム  「あー…。ババはジョミーが引くってことな?」
シロエ 「それもありますし、厄を持ち込むのも…」

ジョミー先輩になりそうな気が、とシロエ君。

シロエ 「ジョミー先輩、本当にそれでいいんですか?」
ジョミー「いいって、いいって!」

どうせキースが持って行くから、とジョミー君、笑顔。

ジョミー「それこそ、今までの流れってヤツで!」
シロエ 「確かに、一理ありますね…」
Aブルー「ぼくも組むなら、キースがいいねえ…」

お花見だって楽しかったし、とソルジャーも同意。

Aブルー「で、バーベキューはどうするわけ?」
シロエ 「疫病仏はキース先輩ですか…」
サム  「いいんでねえの、丸投げでよ」
キース 「ちょっと待て!」

俺の立場はどうなるんだ、と叫んでますけど。
疫病仏…?


2022/05/10 (Tue)



☆据え置きな立場


社会人ならGW終盤な土曜日、生徒会長宅に集った面々。
ソルジャーも来まして、次の土曜はバーベキューな話が。

キース 「どうして俺で据え置きなんだ、疫病仏が!」
ジョミー「だって、安定の疫病仏だしさ…」

厄を払う話もパアにしたくせに、とジョミー君。

ジョミー「今年の節分に、大雪でさ…」
シロエ 「そういえば、代参の予定でしたっけね」
サム  「冬山登山で厄除け祈願の話だったぜ」
キース 「アレは不可抗力というヤツで…!」

俺のせいじゃない、とキース君、必死の抵抗。

キース 「いくら俺でも、ドカ雪は呼べん!」
ジョミー「でもさあ、狙いすましたみたいにさ…」
スウェナ「あの日に降ってしまったのよねえ…」

節分寒波とは言うけれど、とスウェナちゃんも。

スウェナ「疫病仏だからこそでしょ、アレは」
シロエ 「ぼくも異存は無いですね」
マツカ 「擁護しようにも、ぼくも手詰まりですよ」

何一つ思い付きません、とマツカ君が広げる両手。

マツカ 「ですから諦めて下さい、キース」
キース 「おい、お前まで見捨てるのか!?」
マツカ 「手配は、ぼくのお役目ですしね」

バーベキューですし…、とマツカ君、人のいい笑み。

マツカ 「皆さん、いつもの河原でいいですか?」
一同  「「「オッケー!」」」

別荘の近くの河原だよね、と誰もが賛成。

Aブルー「次の土曜日でいいのかな?」
マツカ 「もちろんです」
Aブルー「食材の方も、最高だよね?」
マツカ 「ええ、お揃いでお越し下さい」

そちらのキャプテンやぶるぅもどうぞ、と御招待が。

マツカ 「せっかくですし、楽しんで頂かないと」
Aブルー「ありがとう!」

流石、マツカは話が分かる、とソルジャー、大喜び。

Aブルー「というわけで、キース、楽しくやろうよ!」
キース 「何故、俺なんだ!」
Aブルー「だって、みんなもその気だし…」
シロエ 「ご指名ですよ?」

この人のお世話はお任せします、とシロエ君。
丸投げ…。


2022/05/11 (Wed)



☆ゲストのお世話は


社会人のGWも終盤な土曜日、生徒会長宅で過ごす面々。
ソルジャーも来まして、次の土曜はバーベキューに決定。

キース 「俺に、こいつの世話をしろと!?」
シロエ 「より正確に言うと、この人とですね…」
サム  「連れのヤツらの世話も頼むぜ、ってことな!」

若干二名増えるからよ、とサム君も念押し。

サム  「キャプテンはともかく、ぶるぅの方はよ…」
ジョミー「悪戯するし、とんでもないしさ…」
スウェナ「キースに任せるのが一番なのよね」
キース 「しかし、ホストは俺ではないぞ!」

マツカが招待したんだからな、とキース君の反論。

キース 「ゲストの面倒は、ホストが見るのが定番で…」
シロエ 「そうかもですけど、よく考えてみて下さいよ」

キース先輩に費用が出せるんですか、とシロエ君の問い。

シロエ 「往復のマイクロバスの費用や、食費とかです」
ジョミー「それも最高級の肉とか、野菜とかだよ?」

払えるわけ、とジョミー君も。

ジョミー「バス代だけで破産しそうだけど?」
キース 「そ、それは…」
シロエ 「いいですか? 本来、疫病仏なんですから…」

金銭面の厄も管轄なんですよ、とシロエ君。

シロエ 「その厄を丸ごと、マツカ先輩がですね…」
サム  「引き受けてくれてるわけだしよ…」

文句の一つも言わねえでよ、とサム君も相槌。

サム  「ゲストの面倒とか言えた義理なのかよ?」
キース 「そうなるのか…?」
シロエ 「どう考えても、そうなりますね!」

マツカ先輩に詫びる立場ですよ、とシロエ君の睨み。

シロエ 「ですから、ゲストの面倒はですね…」
Aブルー「キースってことでいいんだよね?」

よろしく頼むよ、とソルジャーの笑み。

Aブルー「じゃあ、14日に、また来るから!」
マツカ 「ええ、皆さんでいらして下さい」
Aブルー「ありがとう! それじゃ、またねーっ!」
キース 「待ちやがれ!」

勝手に決めるな、と絶叫ですけど。
帰ったみたいですよ…?


2022/05/12 (Thu)



☆費用が出せない人


社会人のGWも終盤な土曜日、生徒会長宅に集った面々。
次の土曜日はバーベキューに決定、ソルジャーもゲスト。

キース 「くっそぉ、なんだって俺が世話係を!」
シロエ 「さっき、説明しましたけれど?」
サム  「嫌なら、金を用立てろよな」

そしたらマツカに押し付けられるぜ、とサム君の指摘。

サム  「金銭面の厄を、マツカに押し付けてんだろ?」
ジョミー「そうだよ、キースは出していないしさ…」
スウェナ「まず、払ってから言いなさいよね、その文句」

無理なら黙って世話係よ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「どうなの、払うの、払わないの?」
キース 「マツカ、参考までに聞きたいんだが…」
マツカ 「何でしょう?」
キース 「バーベキューの費用は、どのくらいなんだ?」

バスも食費も全て込みで、とキース君の問い。

キース 「分割払いも可能だろうか?」
マツカ 「構いませんけど、えっとですね…」

このくらいですが、とマツカ君、キース君の耳に囁き。

キース 「そんなにか!?」
マツカ 「最低限の値段なんですけど…」
キース 「無理だ…!」

俺の小遣いではとても払えん、とキース君が抱える頭。

キース 「やはり、世話係をするしかないのか…」
ブルー 「ご指名だしねえ、頑張りたまえ」

ぼくたちは楽しくやらせて貰うよ、と生徒会長の笑み。

ブルー 「ブルーたちの世話は、キースってことで」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくは、みんなのお世話!」

お肉を焼くのは任せてね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「他にも色々、食材、ありそう!」
マツカ 「もちろんですよ」
一同  「「「やったーっ!」」」

食べるぞ、と一同、大歓声。

シロエ 「楽しみですねえ、次の土曜日!」
ジョミー「シャングリラ号も楽しかったけどさあ…」
サム  「バーベキューは、また別だしよ…」
スウェナ「厄はキースに丸投げよね!」

安全安心、と盛り上がる面々ですけど。
キース君がババ…?


2022/05/13 (Fri)



☆添乗員と制服


やって来ました、GWの次の週の土曜、14日という日。
バーベキューとあって、生徒会長のマンション前に集合。

シロエ 「おはようございます! いいお天気ですよね」
ジョミー「うん、絶好のバーベキュー日和!」
サム  「暑すぎるってこともなさそうだしよ…」

最高だよな、とサム君たちも御機嫌。

サム  「でもって、厄はキースに丸投げだしよ…」
スウェナ「任せておけば安心だわよね、あの人たちは」
シロエ 「向こうからも、ご指名でしたしねえ…」
ジョミー「殆ど、添乗員だよね」

ツアーじゃないけど、とジョミー君。

ジョミー「添乗員の腕章とかでも、良かったかも…」
シロエ 「そうなると、スーツになるんでしょうか?」
サム  「あー、添乗員って、制服とかだよなあ…」

会社のヤツな、とサム君も同意。

サム  「でもよ、キースは会社員じゃねえし…」
ジョミー「スーツなんか、持っているのかな?」
スウェナ「大学に通ってたんだし、あるんじゃないの?」
マツカ 「入学式とかで、着るんでしょうけど…」

キースの場合はどうでしょうか、とマツカ君の疑問。

マツカ 「あそこの大学、普通の学部もありますけど…」
シロエ 「キース先輩、お坊さんコースでしたよね…」
サム  「なんか、スーツは要りそうにねえなあ…」

なんたって法衣が正装だしよ、とサム君の台詞。

サム  「卒業式は、確か坊主の団体だった、って…」
シロエ 「聞いたような気がしますよねえ…」
マツカ 「多分、スーツは持ってませんよ」

添乗員っぽく見せようにも…、とマツカ君。

マツカ 「学校の制服で来られても、困りますしね」
一同  「「「あー…」」」

それは誰でも持っているヤツ、と男子の溜息。

サム  「どっちかと言えば、学級委員だぜ、ソレ」
ジョミー「生徒会役員とかだよね…」
ブルー 「生徒会長として、大却下だよ!」
一同  「「「うーん…」」」

添乗員をやらせたいのに、と唸ってますけど。
難題かも…。


2022/05/14 (Sat)



☆腕章も無理です


マツカ君の別荘でバーベキューな日、朝から集った面々。
厄介なゲストはキース君に丸刃げ、お世話係ですけど…。

ジョミー「ブルーでなくても、学校の制服は嫌だよね」
シロエ 「他人だっていう気がしませんからねえ…」
サム  「どうしても仲間意識がよ…」

働いちまうし、とサム君、ブツブツ。

サム  「でもよ、法衣を着て来られてもよ…」
スウェナ「気分が法事になっちゃうわよねえ…」
シロエ 「何処から見たって、お坊さんですし…」
マツカ 「腕章だって、つけられませんよ?」

法衣は和服なんですから、とマツカ君の指摘。

マツカ 「ああいう袖では無理ですよ」
ジョミー「だよねえ、いろんな意味でダメかあ…」

添乗員は、とジョミー君、肩をガックリと。

ジョミー「仕方ないけど、つまらない気が…」
シロエ 「無い袖は振れませんからねえ…」
サム  「その袖と、衣が足を引っ張りやがるのな…」

着て来ると法事になっちまって、とサム君、溜息。

サム  「なんで、あいつは坊主なんだよ!」
スウェナ「坊主だからこそ、疫病仏でしょ?」
シロエ 「相方は、違いますけどね…」

あの迷惑な人は坊主じゃないです、とシロエ君。

シロエ 「法事は大好きみたいですけど」
ジョミー「何もかも、キースのせいなんだけどな…」
サム  「スーツを着せてえところだけどよ…」
スウェナ「ホントだわよね…」

なんで腕章も出来ないのよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「おまけに、法衣じゃ働けないし…」
シロエ 「動きやすいとは言えませんしね…」
ブルー 「そこなんだけどね、何か忘れていないかい?」
一同  「「「は?」」」

何を、と一同、キョトンとした顔。

ジョミー「忘れるって、何の話なわけ?」
ブルー 「服装だってば、いわゆるお坊さんのさ」
シロエ 「嫌でも忘れませんけどね、アレ…」
スウェナ「毎回、毎回、アレだものねえ…」

忘れるわけがないだろう、と意見が一致ですけれど。
何があると?


2022/05/15 (Sun)






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☆歴史的な日かも


春休みが終わっても毎日お花見、特別生ならではの特権。
遅刻、早退は当たり前な日々、ついに迎えた16日の朝。

シロエ 「おはようございます! いいお天気ですね」
ジョミー「うん、絶好のお花見日和!」
サム  「アルテメシアの桜は、見頃を過ぎたけどよ…」
マツカ 「別荘の桜は、ちょうど満開ですよ」

今年もお楽しみ下さい、と御曹司の笑み。

マツカ 「えっと、ぶるぅと会長は…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お待たせーっ!」
ブルー 「集合場所が、ぼくのマンション前だしねえ…」

揃うのを待ってから来れば充分、と生徒会長。

ブルー 「もっとも、キースがまだなんだけどさ」
シロエ 「あー…。朝のお勤めとか、ありますからね」
サム  「仕方ねえよな、こればっかりはよ」
ジョミー「でもさあ、今日は歴史的な日になるかも!」

キースがレジェンドになって、とジョミー君の輝く顔。

ジョミー「誰かさんとさ、ガチンコ勝負で…」
シロエ 「酔い潰せるかもしれませんしね」
スウェナ「強かったのよねえ、予想以上に…」
マツカ 「ほろ酔いにさえ、なりませんでしたしね」

毎日、飲み続けた割に…、とマツカ君。

マツカ 「昨日なんかは、一升瓶を空けてましたよ?」
サム  「うんうん、すげえ飲みっぷりだったぜ」
ジョミー「あの勢いなら、死ぬ気でいけばさ…」
キース 「勝てる可能性もあるかもしれんな」

いける気がしてきた、とキース君、登場。

シロエ 「キース先輩、おはようございます!」
キース 「遅くなってすまん」
ジョミー「そんなことより、今日も頑張ってよ?」
スウェナ「そうよ、勝負の日なんだから!」

あの迷惑な人を酔い潰すのよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「飲んで飲みまくって、潰しなさいよ!」
ジョミー「いけるかもだよ、キースなら!」
サム  「一升瓶とか、マジで軽いんだろ?」
キース 「そのようだ」
シロエ 「最高ですよ!」

潜在能力が半端ないです、と称賛の声。
実は凄いと…?


2022/04/16 (Sat)



☆損していたかも


マツカ君の別荘でお花見な日でして、集合した御一同様。
期待されるキース君の潜在能力、ソルジャーと飲み比べ。

シロエ 「先輩があんなに飲める口だったなんて!」
サム  「能ある鷹は爪を隠すとは言うけどよ…」
ジョミー「あそこまでとは、思わないよね…」
キース 「正直、俺も驚いている」

人生、損をしていたかもしれん、とキース君、腕組み。

キース 「大学時代から、散々、割り勘負けだったが…」
シロエ 「飲むべきだった、というわけですね?」
キース 「まったくだ。一升瓶でも軽いんだしな」
スウェナ「大いに飲むべきだったわねえ…」

負けていないで、とスウェナちゃんも。

スウェナ「お酒って、高くつくんでしょ?」
シロエ 「らしいですねえ、宴会だと、特に」
マツカ 「飲食店の収入源は、お酒だそうですからね」

料理だけではダメなんですよ、と御曹司。

マツカ 「利益率で言うと、断然、お酒が上なんです」
シロエ 「それで、値段も高くなるんですね?」
マツカ 「ええ。ですから、割り勘負けの場合は…」

他の人の料理代まで食らうんですよ、と説明が。

マツカ 「料理代は、微々たるものですからね」
キース 「分かってはいたが、甘んじていたのに…」

自分の限界が分からないしな、とキース君、深い溜息。

キース 「酔ってからでは手遅れだから、と…」
サム  「それって、割り勘負けはしねえぜ?」
キース 「他のリスクがあるだろうが!」

酔うと気が大きくなるらしいしな、とキース君の渋面。

キース 「もっと酒に強いヤツがいてだな…」
ジョミー「奢れ、って言われちゃうだとか?」
キース 「その通りだ!」

酒宴に仁義なんぞは無いぞ、とキース君、ブツブツ。

キース 「仲間内だけで飲んでいたなら、尚更だ!」
サム  「おだてられて、奢らされるのな?」
キース 「そうだ、二次会、三次会と!」
一同  「「「あー…」」」

それは恐ろしすぎるかも、と誰もが納得。
酒宴、あるある…。


2022/04/17 (Sun)



☆謎だった限界


マツカ君の別荘でお花見な日の朝、酒宴に期待大な面々。
凄かったキース君の潜在能力、ソルジャーに勝てるかも。

シロエ 「確かに、ウッカリ飲めませんよね、ソレ…」
キース 「奢ってしまった後では、既に手遅れだしな…」

正気に返るのは家に帰ってからなんだぞ、とキース君。

キース 「それも次の日、二日酔いで目が覚めてだな…」
ジョミー「思い出すわけだね、布団の中で」
キース 「ああ。でもって、カードで払った事実を…」

セットで思い出して顔面蒼白、と肩をブルッと。

キース 「なにしろ、小遣いしか貰ってないからな…」
サム  「支払いはカードになっちまうのな?」
キース 「しかもだ、カードは親父のヤツなんだぞ?」
一同  「「「うわー…」」」

マジで悲劇だ、と誰もがガクブル。

ジョミー「…アドス和尚に明細が行く、って?」
キース 「親父の口座から引き落としだしな!」
シロエ 「色々な意味で詰んでませんか?」
キース 「タダ働きに加えて罰礼、小遣い差し止め…」

思い付くだけでもコレなんだが、とキース君が顰める眉。

キース 「この状況で、誰が限界に挑戦すると?」
ジョミー「無理だよねえ…」
シロエ 「どおりで、謎だったわけですよ」

キース先輩の酒量の限界、とシロエ君、うんうん、と。

シロエ 「でも、これからは無敵かもです!」
スウェナ「今日の勝負で分かるものねえ…」
サム  「一升瓶が何本空くのか、楽しみだぜ!」
ジョミー「誰かさんにも、勝って欲しいよね」

応援しよう! とジョミー君が突き上げる拳。

ジョミー「キースなら、やってくれる、って!」
一同  「「「おーっ!!!」」」

歴史的な日になって欲しい、と盛り上がる御一同様。

シロエ 「キース先輩、ファイトです!」
キース 「もちろんだ!」
ぶるぅ 「えっと、えとえと…」
シロエ 「どうしたんです? 応援しないと」
ぶるぅ 「そうだけど…」

そうなんだけど、とノリが悪いですけど。
問題でも…?


2022/04/18 (Mon)



☆聞き役に向く人


マツカ君の別荘でお花見な日の朝、誰もが期待で胸一杯。
歴史的な日になるのかも、とキース君を応援ですけれど。

シロエ 「ぶるぅの様子が変ですよ?」
サム  「なんか言葉に詰まってねえか?」
ジョミー「ノリが悪いってだけじゃなさそうな気が…」

どうしたのかな、とジョミー君たちも怪訝そう。

ジョミー「キースを応援って、難しくないと思うけど?」
シロエ 「ですよね、他に理由でも…?」
ぶるぅ 「えとえと、喋っても怒らない?」
マツカ 「怒るだなんて…。そんな人は誰もいませんよ」

ぶるぅにはお世話になってますし、とマツカ君の笑み。

マツカ 「言いにくいのなら、ぼくが聞きますけれど?」
シロエ 「それ、いいですよね、マツカ先輩が代表で…」
サム  「聞いて、伝えてくれればよ…」
ジョミー「何も問題ないよね、うん」

それでいこうよ、とプッシュな人たち。

ジョミー「ぶるぅも、きっと喋りやすいし…」
ぶるぅ 「そだね、マツカは怒らないから…」

ぼくも安心、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」もコクンと。

ぶるぅ 「んとんと…。マツカ、耳を貸してくれる?」
マツカ 「ええ。少し離れて伺いますよ」

あそこの隅で、とマツカ君が指差し、駐車場の隅へ。

ジョミー「なんだろ、マツカにしか言えないなんて…」
サム  「俺たち、別に短気じゃねえぜ?」
シロエ 「キース先輩が、たまにキレますけどね」
キース 「誰のせいだと思っている!」

全部、お前たちのせいだろうが、とキース君の仏頂面。

キース 「疫病仏だの、何だのと!」
シロエ 「でも、事実ですし…」
サム  「自分のことを棚に上げてよ、逆ギレでよ…」
キース 「うっ…」

そう言われると…、と詰まるキース君。

キース 「だが、今日こそ挽回してみせる!」
シロエ 「その意気です! あれっ、マツカ先輩?」
サム  「珍しく愕然としていやがるぜ?」
ジョミー「うん…」

驚いた顔って見ないのにね、と意見が一致。
何があったと…?


2022/04/19 (Tue)



☆酔わなかった理由


マツカ君の別荘でお花見な日の朝、駐車場に集った面々。
歴史的な日に期待ですけど、何故か驚いているマツカ君。

シロエ 「マツカ先輩って、いつも穏やかですけれど…」
ジョミー「ホントの所は、肝が据わってるんだよね…」
スウェナ「でなきゃ、大財閥の跡取りは務まらないわよ」
サム  「なんで、あんなに驚いてんだよ?」

嫌な予感がしてきたぜ、とサム君、駐車場の隅に視線を。

シロエ 「でもですね…。ぶるぅはいい子なんですし…」
ジョミー「悪戯とかは、絶対、しないよ?」
サム  「うーん…。おっ、戻って来るみてえだぞ」
スウェナ「マツカ、ぶるぅの手を引いてるわよ?」

ぶるぅも俯き加減じゃないの、とスウェナちゃん。

スウェナ「まさか、ぶるぅが何か失敗したとか…?」
ジョミー「そんなの、無いと思うけど…」

どうなんだろう、と顔を見合わせる所へ、マツカ君が。

マツカ 「お待たせしちゃって、すみません」
シロエ 「いえ、いいですけど…。どうしたんですか?」

ぶるぅ、元気が無いですけれど、とシロエ君の問い。

シロエ 「マツカ先輩、ぶるぅと、どんな話を?」
マツカ 「えっと…。落ち着いて聞いて下さいよ?」
サム  「おいおい、マジで事件なのかよ?」
マツカ 「そう言うのかもしれませんが…」

叱らないであげて下さいね、とマツカ君が刺した釘。

マツカ 「実は、キースが全く酔わなかったのは…」
ぶるぅ 「ごめんなさいーっ!」

ぼくが中和剤を使ってたの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「この辺かな、ってタイミングで!」
一同  「「「ええっ!?」」」
ぶるぅ 「飲めるお友達、欲しかったから…」
マツカ 「瞬間移動で、胃に送っていたらしいんです」

どおりで酔わないわけですよ、とマツカ君、苦笑。

マツカ 「ですから、キースが酒豪かどうかは…」
キース 「分からないのか!?」
マツカ 「残念ながら…」

そういうことになりますね、と言ってますけど。
中和剤って…。


2022/04/20 (Wed)



☆協力者がいた件


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、集合している面々。
歴史的な日に期待だったのに、衝撃的な事実が判明で…。

シロエ 「中和剤って、沢山ありましたっけ?」
ジョミー「そこだよ、瓶で置いてったけどさ…」
サム  「充分な数があったのかよ、アレ?」

キース、半端なく飲んでたんだぜ、とサム君の問い。

サム  「中和剤、少しで足りる程度に酒豪とか?」
マツカ 「いえ、協力者がいたらしいんです」
一同  「「「協力者?」」」
マツカ 「あちらの世界の、ぶるぅですよ」

ぶるぅの親友ですからね、とマツカ君、困っても笑顔。

マツカ 「中和剤を追加でくれたそうです」
ぶるぅ 「そうなの、ぶるぅが瓶を幾つも…」

送ってくれたの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「だから、キースに沢山使って…」
キース 「おい、沢山って…。すると、俺はだ…」
シロエ 「酒豪どころか、弱いんじゃないですか?」
ぶるぅ 「んとんと、それは分かんないの!」

早め、早めに飲ませてただけ、と激白タイム。

ぶるぅ 「ぶるぅに聞いたら、害は無いって…」
マツカ 「素面の人に飲ませても、大丈夫だそうですよ」
シロエ 「酒豪の可能性は残ってるんですね…」
ジョミー「でもさ、勝負は今日なんだよ?」

しかも相手がアレだってば、とジョミー君。

ジョミー「酔い潰されて終わる気がする…」
キース 「俺もだ、死ねる気しかしないんだが…」
??? 「いけるって!」

安心してよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「裏技、大いに歓迎ってね!」
??? 「今まで、無敵でしたからねえ…」

負けるのも良し、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「ぶるぅも、その気で中和剤をですね…」
??? 「そだよ、横流ししたんだも~ん!」
Aブルー「というわけでね、ガチンコ勝負!」
キース 「うっ…!」

悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)も来ましたけれど。
ソルジャーもやる気満々ですけど、さて…?


2022/04/21 (Thu)



☆酔い潰れたい人


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、ゲストたちも到着。
ソルジャーとキース君が飲み比べの勝負、そういう企画。

Aブルー「いいね、着いたら勝負だよ、キース?」
キース 「し、しかし…!」
Aブルー「中和剤の使用もオッケー、大いに飲んで!」

ぼくを酔い潰してくれたまえ、とソルジャー、笑顔全開。

Aブルー「一度でいいから、酔い潰れるのが夢だしね!」
キース 「そう言われても…!」
A船長 「私からも、お願いいたします」

是非とも、ブルーを潰して下さい、とキャプテンまでが。

A船長 「なにしろ、酔わない理由が不幸すぎまして…」
一同  「「「は?」」」
A船長 「実験体だった時代に、色々とですね…」
Aブルー「薬を試されすぎちゃったんだよ!」

だから耐性が半端なくて…、とソルジャー、しれっと。

Aブルー「キースに負けても、泥酔出来るんならさ…」
シロエ 「本望だ、っていうわけですか?」
Aブルー「ピンポーン!」

貴重な体験が出来るんだしね、とニコニコニコ。

Aブルー「そういうわけでさ、楽しく飲もうよ!」
キース 「俺は中和剤を使っていいんだな?」
Aブルー「それはもう! 飲みまくって良し!」

早め、早めの服用がオススメ、とソルジャーの笑み。

Aブルー「こっちのぶるぅも、そうしてたんだし!」
ぶるぅ 「そだね、叱られなくて良かったあ!」
A船長 「いい仕事をして下さいましたよ」
キース 「そうなのか? 俺は自信を喪失したが…」

いけるクチだと思ったのに、とキース君の深い溜息。

キース 「酒量の限界も謎のままだし…」
A船長 「ですが、ブルーに勝てたらですね…」

レジェンドになれると聞いております、とキャプテン。

A船長 「裏技だろうが、結果が全てだと思いますよ」
Aブルー「そうだよ、このぼくに勝ったなんてさ!」
キース 「要は、あんたを酔い潰せ、と…?」
Aブルー「飲みまくってね!」

伝説を作ってくれたまえ、と言ってますけど。
裏技で…?


2022/04/22 (Fri)



☆もう一声欲しい


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、けれど企画が問題。
ソルジャーとキース君が飲み比べの勝負、中和剤もアリ。

キース 「あんたは酔えたら満足だ、と言うんだな?」
Aブルー「そうだよ、たとえ悪酔いしてもね!」

二日酔いとかキツイそうだし、とソルジャーの言。

Aブルー「苦しむ仲間を、嫌というほど見たけどさ…」
シロエ 「そんな結果でもいいんですか?」
Aブルー「出来れば、楽しく酔いたいけどねえ…」

選べないしね、とソルジャー、お手上げのポーズ。

Aブルー「その辺は運に任せといてさ、ここは一発!」
キース 「泥酔したいと言うのは分かるが、俺はだな…」

伝説になれるというだけか、とキース君の問い。

キース 「他にメリットは何も無いと?」
Aブルー「レジェンドだけだと、不満なのかい?」
キース 「もう一声、欲しいところだが…」
Aブルー「だったら、君が勝った場合は、一ヶ月ほど…」

迷惑をかけないというのはどう、とソルジャーの案。

Aブルー「ぼくは無自覚にやらかすらしいし…」
キース 「いつもそうだが、自粛すると?」
Aブルー「君の警告で、大人しく!」

やめろと言われたことはやめるよ、とパチンとウインク。

Aブルー「それでどうかな、条件の方は?」
シロエ 「いいですねえ!」
サム  「レジェンドに加えて、封印の呪文だぜ?」
ジョミー「最高だってば、やるしかないよ!」

疫病仏を返上出来るチャンス、とジョミー君のプッシュ。

ジョミー「一ヶ月の期間限定でもさ…」
サム  「迷惑を封印出来るんだしよ…」
スウェナ「頑張りなさいよ、飲みまくって!」
シロエ 「キース先輩、ファイトです!」

応援してます、とシロエ君も。

シロエ 「きっと勝てると信じてますから!」
キース 「そういうことなら、やってみるか…」
Aブルー「よし、決まり!」
マツカ 「皆さん、バスの方へどうぞ」
ぶるぅズ「「しゅっぱぁ~つ!」」

賑やかな面々を乗せて、バスは別荘へと。
さて…?


2022/04/23 (Sat)



☆まずは乾杯から


今年もマツカ君の別荘でお花見、飲み比べという企画が。
キース君とソルジャーのガチンコ勝負、裏技もオッケー。

ぶるぅ 「わぁーい、山を越えたら桜が満開!」
ジョミー「アルテメシアの桜は、もう終わったのにさ…」
サム  「この辺のは、今が見頃ってえのがすげえよな」
マツカ 「気温が違いますからね。なにしろ冬場は…」

除雪車が必須なほどですから、とマツカ君の笑み。

マツカ 「春から秋はいい場所ですけど、冬場は少し…」
シロエ 「難アリっていうことですか…」
マツカ 「そうなりますね、キャンプ場もお休みですよ」

雪の中を来る人はいませんし、と指差す川の方向。

マツカ 「写真家には人気だそうですが…」
スウェナ「雪景色を撮るには、良さそうだわね」
ジョミー「だけど、バーベキューとかも無理だよね…」
マツカ 「そうなんです。ですから、春から秋までが…」

書き入れ時になりますね、と説明が。

マツカ 「もっとも、観光客は少なめですけど」
Aブルー「そこがいいんだよ、別荘は静かなのが一番!」
A船長 「せっかくのお花見ですからねえ…」
Aブルー「賑やかなヤツは、何処でも出来るし!」

今年も楽しみまくったし…、とソルジャーの言。

Aブルー「だから今日はさ、ぼくたちだけで…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 一杯、食べて飲むも~ん!」
マツカ 「ええ、楽しんで下さいね。ほら、着きますよ」

ちょうど桜も見頃です、と別荘に到着。

マツカ 「皆さん、桟敷の方へどうぞ」
ジョミー「やったね、これから御馳走タイム!」
Aブルー「お酒の方も、よろしく頼むよ」
マツカ 「各種、ご用意してますよ」

大吟醸からシャンパンまで、と御曹司。

マツカ 「まずはシャンパンで乾杯ですか?」
ブルー 「そうだね、飲めない人には子供用ので」
シロエ 「キース先輩は普通のですね?」
Aブルー「当然だよ!」
キース 「勝負スタートだな?」

受けて立とう、と桟敷に火花がバチバチ。
料理より、お酒…。


2022/04/24 (Sun)



☆次に繋げたい人


マツカ君の別荘でお花見、桟敷で御馳走タイムですけど。
ソルジャーとキース君の飲み比べ企画、そちらがメイン。

Aブルー「じゃあ、乾杯で勝負を始めるってことで!」
キース 「確認しておくが、俺が、あんたを潰したら…」

一ヶ月は大人しくするんだな、とキース君、念押し。

キース 「俺がやめろと言った場合は、即、やめて、と」
Aブルー「そうだよ、一筆書いておこうか?」
キース 「いや、証人が多数いるから、充分だ」

あんたの証文はアテにならんし、とキッパリと。

キース 「書き換えるとか捏造だとか、ありそうだしな」
Aブルー「まあねえ、それは否定はしないよ」
一同  「「「うーん…」」」

そういう人だ、と誰もが唸るしかない台詞。

シロエ 「あのですね…。口約束でも守って下さいよ?」
Aブルー「守るよ、次に繋げたいしね」
一同  「「「次?」」」
Aブルー「次の宴会だよ、キースが勝ったら…」

ぼくは泥酔出来るんだしさ、とソルジャー、真剣。

Aブルー「また酔いたい、って時には頼みたいからね!」
キース 「確かに、約束をチャラにされたら…」

二度と、あんたと飲みはしないな、とキース君。

キース 「よし、勝負だ!」
Aブルー「まずは乾杯!」
一同  「「「かんぱーい!」」」

キース君の勝利を願う声が弾けて、乾杯。

Aブルー「さあ、飲んで、飲んで!」
キース 「あんたもグイッと!」
ぶるぅ 「シャンパンのボトル、もう空っぽ…」
マツカ 「追加で運ばせた方がいいですね」

最初の料理はシャンパン向けですし、と御曹司。

マツカ 「皆さんは、料理をお楽しみ下さい」
ジョミー「うん、でもさあ…」
シロエ 「勝負の方も…」

気になりますよね、とシロエ君、苦笑。

シロエ 「食べる手がお留守になりそうですよ」
サム  「それは分かるぜ」
ジョミー「ぶるぅ、中和剤、忘れないでよ?」
ぶるぅ 「大丈夫!」

食べて飲んでも忘れないもん、と頼もしい言葉。
勝負の行方は…?



2022/04/25 (Mon)



☆飲みまくる人たち


マツカ君の別荘でお花見、桟敷で美味しく御馳走タイム。
ソルジャーとキース君は飲み比べ勝負、裏技もオッケー。

Aブルー「さあ、飲んで、飲んで!」
キース 「あんたも大いに、食って飲んでくれ!」

俺の酒ではないんだがな、とキース君が注ぐ大吟醸。

キース 「ついでに、飯もマツカの奢りで…」
Aブルー「会費も全く払ってないねえ、ぼくたちは!」

割り勘負けも何もないね、とソルジャー、御機嫌。

Aブルー「持つべきものは、大金持ちの友達だってば!」
シロエ 「マツカ先輩は、あなたの友達じゃないですよ」
Aブルー「まあまあ、細かいことは言わずに!」

君も飲むかい、とシロエ君に差し出された杯。

Aブルー「美味しいんだよ、これがまた!」
シロエ 「お断りします!」
Aブルー「いいのかい? 君たち、割り勘負け的な…」

立場にいると思うんだけど、とソルジャーの指摘。

Aブルー「ぼくとキースが飲みまくっていて、他にも…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくとブルーと、ぶるぅと…」
Aブルー「ぼくのハーレイも飲んでるわけでね」
A船長 「遠慮なく飲ませて頂いております」

地球のお酒は美味ですから、とキャプテンもクイッと。

A船長 「私たちだけ、飲みまくるというのは少々…」
Aブルー「気が引けるからさ、君たちも飲みたまえ!」

中和剤もあることだしさ、と飲酒の勧めが。

Aブルー「こんなチャンスは、そうそう無いよ?」
シロエ 「いえ、キース先輩の晴れ舞台ですから!」
サム  「だよなあ、レジェンドになるチャンスだぜ?」

邪魔はしねえよ、とサム君もスルー。

サム  「キース、俺たちの分まで飲んでくれよ!」
キース 「そのつもりだが…」

飯も美味いしな、とキース君、平常モードをキープ中。

キース 「やはり、料理も楽しまないと」
Aブルー「もちろんだってば、あっ、次が来た!」
キース 「よし、食って飲むぞ!」

あんたも飲めよ、と絶好調で飲んでいる人。
実は酒豪…?


2022/04/26 (Tue)



☆邪魔をしたら処刑


マツカ君の別荘で遅めのお花見、桟敷で御馳走が次々と。
その一方で、キース君とソルジャーが飲み比べでして…。

Aブルー「此処の御馳走も、ホントに絶品だよねえ…」
キース 「当然だろうが、一流の料理人なんだぞ?」
A船長 「お酒の方も、最高のを出して下さってますね」
マツカ 「せっかくですから、いいのをお出ししてます」

飲み比べでも気にしませんよ、とマツカ君の柔和な笑み。

マツカ 「美味しく食べて、飲んで頂くのが一番ですし」
Aブルー「ありがとう! 流石はマツカ、太っ腹だよ!」
キース 「言っておくが、俺の友達なんだぞ?」
Aブルー「いいって、いいって、そんなことは!」

さあ飲もう、とソルジャー、キース君の盃になみなみと。

Aブルー「クイッと空けたら、返杯よろしく!」
キース 「もちろんだ! 此処であんたを潰せたら…」

レジェンドな上に、あんたを封印、とキース君から返杯。

キース 「向こう一ヶ月、迷惑行為を断れるしな!」
Aブルー「そうだったねえ、ぼくも泥酔したいし…」

是非とも潰してくれたまえ、とソルジャーが呷る酒。

Aブルー「中和剤くらい、どんどん使っていいからさ!」
キース 「ああ、お蔭様で絶好調だ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 早めの服用が大事!」

ちゃんと胃袋に送ってるよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「ぶるぅも、それは邪魔しない、って!」
シロエ 「そういえば、悪戯小僧がいましたっけ…」
Aぶるぅ「ブルーが怖いから、悪戯しないよ!」
Aブルー「やらかしたら、処刑だと言ってあるしね」

邪魔はさせない、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「ぼくは楽しく酔いたいんだしさ」
キース 「俺が酔ったら、処刑なのか?」

其処のぶるぅが…、とキース君の問い。

キース 「何か違う気がするんだが…」
Aブルー「違わないって! 邪魔をした人は…」
A船長 「もれなく処刑だそうです」

身内だろうが他人だろうが、と言ってますけど。
処刑って…。


2022/04/27 (Wed)



☆絶飲食だそうです


マツカ君の別荘でお花見、桟敷で桜を見ながらの御馳走。
ソルジャーとキース君は飲み比べ勝負、ガンガン進行中。

キース 「身内でも他人でも、処刑だと?」
Aブルー「そうだよ、邪魔をしたんだからさ」

ぼくが酔おうとしてるのを、とソルジャーの冷たい笑み。

Aブルー「誰であろうと、容赦しないってね!」
キース 「処刑というのは、死ぬほど飲ませるとかか?」
Aブルー「それの何処が処刑になるのさ、飲み放題の」

特に、ぶるぅじゃ話にならない、とソルジャー、即答。

Aブルー「大喜びで飲みまくるだけで、全くダメだね!」
キース 「なら、どうすると?」
Aブルー「絶飲食!」

お酒も御馳走も全部禁止、と恐ろしい台詞が。

Aブルー「ヨダレを垂らして見てるだけ、ってヤツ!」
一同  「「「うわー…」」」

嫌すぎる、と誰もがガクブル。

シロエ 「御馳走が全部パアですか…」
サム  「ぶるぅでなくても嫌すぎるぜ」
ジョミー「まあ、ぼくたちには関係ないけど…」

中和剤なんかに触らないし、とジョミー君。

ジョミー「あれの係は、ぶるぅだし…」
シロエ 「悪戯小僧が何もしないなら、安心ですよね」
Aブルー「キースを止めても、処刑だけれど?」
一同  「「「えっ?」」」

止めるって、と一同、キョトン。

シロエ 「えっと…。誰も止めませんよ?」
Aブルー「どうだかねえ…。例えば、こういう…」

飲み合わせが…、とソルジャーが宙に取り出すボトル。

Aブルー「心配なヤツがあるわけでね、うん」
キース 「おい、そのボトルは薬品か?」
Aブルー「違うよ、ぼくの世界の合成酒だけど…」

悪酔いすると評判でねえ…、とソルジャー、溜息。

Aブルー「でも、好きな人はいるわけで…」
A船長 「密造してでも、飲もうとするんですよ」
キース 「あんたの船でか?」
A船長 「私も注意しているのですが…」
Aブルー「現に、こうして!」

ブツが存在してるんだよ、と言ってますけど。
密造酒って…。


2022/04/28 (Thu)



止めたら絶飲食
マツカ君の別荘で今年もお花見、桟敷で美味しく御馳走。
ソルジャーとキース君は飲み比べ勝負、ガンガン飲酒中。

キース 「御禁制の品というヤツなんだな?」
Aブルー「そう! でもって、これには中和剤がさ…」
A船長 「効かない所が困りものでして…」

ですから禁止されております、とキャプテンの言。

A船長 「これで酔われると、どうにもこうにも…」
Aブルー「ならないからねえ、しかも悪酔いだし」

その人の持ち場に穴が開くわけ、とソルジャー、溜息。

Aブルー「だけどキースは、挑戦したって問題無し!」
A船長 「ですが、あなたが困りませんか?」
Aブルー「そう、そこ! キースが潰れちゃうとさ…」

泥酔するチャンスを逃すからね、と周囲をグルリと。

Aブルー「だから、密造酒をキースに勧めた人は…」
キース 「処刑される結果になるんだな?」
Aブルー「君が潰れた時にはね!」

でも、潰れない可能性も…、と赤い瞳がキラキラと。

Aブルー「なにしろキースは、別の世界の人間だしさ…」
A船長 「中和剤が効くかもしれませんねえ…」
Aブルー「ちょっと気になってこないかい?」
A船長 「それは確かに…」

潰れなかったら凄いですよ、とキャプテンも。

A船長 「ついでにあなたも、密造酒だと…」
Aブルー「大量に飲めば、ほろ酔いの手前くらいなら…」

行けないこともないんだよね、と掲げるボトル。

Aブルー「どうだい、キース、次はコレとか?」
キース 「ちょっと待て!」
シロエ 「そうですよ、リスクが高すぎです!」
Aブルー「シロエ、処刑でいいのかな?」

キースを止めたらそうなるけれど、とソルジャーの指摘。

Aブルー「他のみんなも、その辺のトコは同じでねえ…」
ジョミー「御馳走抜きになるってわけ!?」
Aブルー「飲み物もダメで、お花見するだけ!」
シロエ 「困りますから!」
キース 「おい、見捨てるな!」

誰か、この馬鹿を止めてくれ、と叫んでますけど。
処刑ですよ…?


2022/04/29 (Fri)



☆密造酒でいこう


今年もマツカ君の別荘でお花見、絶品な御馳走を賞味中。
ソルジャーとキース君は飲み比べ勝負、絶好調ですが…。

Aブルー「止める人はいないと思うけれどね?」
Aぶるぅ「ぼくも悪戯しないも~ん!」

密造酒には触らないもんね、と悪戯小僧もスルーな方向。

キース 「だ、誰か…! 頼む、一生、恩に着るから!」
シロエ 「運が良ければレジェンドですよ?」
ジョミー「そうだよ、酔わない可能性だって…」

あるんだからさ、と誰も止めない密造酒。

キース 「し、しかし…!」
Aブルー「つべこべ言わずに、まずは一献!」

飲んでみたまえ、とキース君のグラスに注ぐソルジャー。

Aブルー「味の方は悪くないんだよ、これが」
キース 「くっそぉ…!」

死んでやる、と空けたキース君、驚きの表情。

キース 「味は普通にブランデーだな…」
Aブルー「そうだろう? 実は密造品の方がさ…」
A船長 「どうしたわけだか、美味なんですよ」

合成品なのに、本物っぽい味で、とキャプテンも。

A船長 「ワイン味も、本物に負けていなくて…」
Aブルー「密造する気も、飲む気も分かるよ」

ワインの方もいってみようか、とソルジャーが注ぐ酒。

Aブルー「遠慮しないで、クイッとね!」
キース 「誰も止めてはくれんしな…」

飲むぞ、と空けて、ソルジャーに返杯。

キース 「あんたも飲めよ?」
Aブルー「当然だよ! でもさ、君…」
A船長 「中和剤が効くようですねえ…」

アルコール度数が半端ないのに、とキャプテンの言。

A船長 「ワイン味でも、ウォッカ級ですよ」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「ブランデー味は、その上をいくね!」

最高の酒宴になりそうだよ、とソルジャー、感激。

Aブルー「ぼくを潰せたら、君はレジェンド!」
キース 「よし、勝負だ!」
シロエ 「止める必要は無いですね、コレ」
一同  「「「もっちろーん!」」」

さあ御馳走だ、と盛り上がる面々。
今月、これにて中継終了~。


2022/04/30 (Sat)





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☆お花見で遠出


さて、4月。桜のシーズン到来でして、開花の方も順調。
入学式の頃に満開な感じ、春休みはお花見を満喫な面々。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今日の桜も綺麗だったね!」
ブルー 「うん、遠出した甲斐があったよね」
シロエ 「ぶるぅと会長に感謝ですよ!」

瞬間移動ありがとうございました、と一同、頭をペコリ。

シロエ 「普通に出掛けて行くとなったら、大変ですし」
サム  「この時間には帰れてねえよな、絶対に…」
キース 「下手をしなくても、終電じゃないか?」

夜桜の時間までいなくてもな、とキース君が指す時計。

キース 「まず、駅までが遠いんだぞ?」
ジョミー「そうだっけ…。バスも本数、なさそうだしね」
スウェナ「臨時に出してると思うわよ?」
シロエ 「案内の看板はありましたけど…」

寿司詰めになるんじゃないですか、とシロエ君の読み。

シロエ 「嫌なら金を払え、とばかりにですね…」
ジョミー「タクシーが並んでいたもんねえ…」
マツカ 「観光バスも、駐車場一杯に来てましたから…」

公共交通機関の人は少なめでしょう、とマツカ君。

マツカ 「名所とはいえ、桜以外の季節には…」
シロエ 「それほどニーズは無さそうですよね…」
ブルー 「だからこそ、余計に混むんだよ」

人間の心理ってそんなもの、と生徒会長の苦笑。

ブルー 「まあ、ぼくたちは早く帰れたからさ…」
ぶるぅ 「地元グルメをお持ち帰り~!」

お花見弁当に、お菓子にお酒、と飛び跳ねるお子様。

ぶるぅ 「夜桜には、ちょっと寒かったしね!」
シロエ 「シールドは無粋ですからねえ…」
ぶるぅ 「ライトアップ開始まで見たら上等!」

家に帰ってお花見弁当、と只今は生徒会長の家。

ぶるぅ 「暖かいお部屋で、美味しく食べなきゃ!」
ブルー 「そうだよ、風邪を引いたら次のお花見が…」
シロエ 「パアか、一人だけ欠席ですよね…」
ブルー 「当然、一人で欠席だよね」

付き合う義理は全く無いし、とスッパリ。
まあねえ…。


2022/04/01 (Fri)



☆食べて温まろう


春休みの間にお花見を満喫、開花が早い所へ行った面々。
夜に冷え込む前に撤収、生徒会長宅でお花見弁当な夕食。

ジョミー「風邪を引いたら、置き去りなんだ?」
サム  「そりゃまあ、他の面子までがよ…」

花見を我慢は有り得ねえよ、とサム君も生徒会長に同意。

サム  「引いたら負けってことだぜ、うん」
スウェナ「しっかり食べて温まるのが一番よね」
シロエ 「そうですね。栄養をつけて乗り切りましょう」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 身体の中からポッカポカ!」

あったまるよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の元気な笑顔。

ぶるぅ 「それに、お酒もあったまるしね!」
ブルー 「うん、今日買ったヤツは、実にいいねえ…」

試飲して買って来たけれど、と生徒会長、クイッと一杯。

ブルー 「全部買っても良かったかなあ、この味だとさ」
ぶるぅ 「そだね、他のも美味しかったし…」

迷ったもんね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」もクイクイと。

ぶるぅ 「みんなも飲めたら、買ってたよね…」
ブルー 「ホントにねえ…。そこが問題なんだよ」

飲めるのは、ぼくとぶるぅだけだし、と生徒会長の溜息。

ブルー 「この面子では、盛り上がらなくて…」
キース 「俺も少しなら付き合えるが?」
ブルー 「酒豪ってわけではないよね、君も」

付き合いで飲めるだけだろう、と生徒会長の冷たい視線。

ブルー 「大学で覚えて、坊主仲間の宴会でさ…」
ぶるぅ 「飲んでます、ってだけだもんね…」

お酒好きとは違うみたい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。

ぶるぅ 「ホントにお酒が好きな人って、お弁当より…」
ブルー 「先にお酒になるんだよねえ…」

選ぶのも、そういうお弁当でさ…、と生徒会長。

ブルー 「お酒のアテになりそうな中身、それが大切!」
ぶるぅ 「キースが買ったの、他のみんなと同じだし…」
キース 「あんたらもだろう!」
ブルー 「そりゃ、みんなでさ…」

出掛けた以上は当然だよ、との答えですけど。
確かに…。


2022/04/02 (Sat)



☆酒好きがいれば


春休みは開花が早めの所でお花見、今日も出掛けた面々。
夜は冷え込みを避けて撤収、生徒会長宅でお弁当な夕食。

ブルー 「いいかい、ぼくとぶるぅで出掛けたんなら…」
ぶるぅ 「お土産にお酒を沢山買って、お弁当は…」

もっとおかずが多めのヤツ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「ご飯は、無くてもいいくらいかも!」
ブルー 「だよねえ、でもって、味付けが濃くて…」

つまめるようなヤツにするね、と生徒会長の言。

ブルー 「お酒好きだと、お寿司屋さんに入ってもさ…」
ぶるぅ 「お寿司は無しで、ネタだけだしね」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と一同、キョトン。

シロエ 「えっと…? ネタだけって、何です?」
ぶるぅ 「ネタって言ったら、お寿司のネタ!」
ブルー 「上に載ってる、いわゆるネタだね」

魚介類もそうだし、卵焼きも、と生徒会長の解説が。

ブルー 「ああいうネタだけ注文してさ、それを肴に…」
ぶるぅ 「お酒を飲むのが最高なの!」

ブルーと二人で行ったらそうだよ、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「だけど、みんなと行った時には…」
ブルー 「普通に握って貰ってるだろ?」

今日のお弁当も同じだよ、と生徒会長が指差すお弁当。

ブルー 「場に合わせるのも大切だしねえ、何事もさ」
ぶるぅ 「もう一人、いたら別なんだけど…」
ブルー 「そうだね、キースもいけるクチなら…」

ちょっと空気が変わるからね、と頷く生徒会長。

ブルー 「飲めるタイプが三人、ダメなのが五人で…」
ぶるぅ 「今だと、二人と六人だもんね…」

差がつきすぎ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も残念そう。

ぶるぅ 「キースが飲めたら、いいんだけれど…」
ブルー 「ホントにねえ…。でも、こればっかりは…」
ぶるぅ 「好みなんだし、どうにもならないもんね…」
サム  「漆よりかは、マシなんでねえの?」
一同  「「「漆?」」」

なんで漆、と視線がサム君に集中ですけど。
漆ですって…?


2022/04/03 (Sun)



☆お酒を飲まない人


開花が早めの所でお花見、瞬間移動でお出掛けな春休み。
夜は冷え混む前に撤収、生徒会長の家でお花見弁当で…。

ジョミー「漆って、何さ?」
サム  「忘れたのかよ、キースの野郎が節分によ…」

やらかしてくれた件ってヤツを、とサム君、目がマジ。

サム  「厄除けのお参りが、ドカ雪でパアでよ…」
シロエ 「あー! アレで、お詫びになりましたっけ…」
スウェナ「お中日まで、栄養剤で暮らしてたわねえ…」
ジョミー「うんうん、即身仏の修行の真似でさ…」

アレか、とジョミー君、手をポンと。

ジョミー「本物の修行は、漆を飲むって聞いたっけ…」
サム  「だろ? アレに比べりゃ、酒なんかはよ…」

軽いモンだろ、とサム君の視線がキース君に。

サム  「飲めねえヤツなら、ヤバイけどもよ…」
シロエ 「キース先輩、飲めますもんねえ…」
マツカ 「アルコールがダメとは、聞いてませんよね」

苦手だとも聞いていませんし、とマツカ君も。

マツカ 「恐らく、嗜好の問題でしょう」
ブルー 「いわゆる、お子様舌だと見たね!」
一同  「「「は?」」」

お子様舌とは…、顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「あのぅ、それって、お子様仕様の舌ですか?」
ブルー 「そうだけど? オムライスとかが大好きで…」
ぶるぅ 「ステーキよりも、ハンバーグなんだよね!」

ぼくは、どっちも大好きだけど、と規格外れなお子様も。

ぶるぅ 「キースの舌も、それだと思うの!」
キース 「俺も、どっちも好きなんだが!」
ぶるぅ 「えっと、お料理はそうかもだけど…」
ブルー 「アルコールに関する、味覚の方だね」

イマイチ、口に合わないんだろ、と生徒会長の指摘。

ブルー 「お酒よりかは、ウーロン茶とかがいい口で!」
キース 「いや、それは…。悪酔いしないためにもだ…」
ブルー 「控えめにと言えば、カッコイイけど…」
ぶるぅ 「絶対、違うの!」

だって、此処でも飲まないし、とツッコミが。
それは確かに…。


2022/04/04 (Mon)



☆コーヒーにもお酒


春休みのお花見は開花が早い場所で、先取りな御一同様。
瞬間移動でパッとお出掛け、夜は冷え込む前に撤収で…。

シロエ 「言われてみれば、此処でも飲んでませんよね」
ジョミー「コーヒーは頼むけど、お酒は頼まないよね」
ぶるぅ 「でしょ? ホントにお酒が好きな人なら…」

コーヒーにもお酒だと思う、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「アルコール入りのコーヒー、あるもん!」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「あるねえ、誰も注文してないけどさ」
ぶるぅ 「ダメな人なら、酔っぱらいそうなヤツが…」

何種類かあるよ、と料理上手なお子様が折ってゆく指。

ぶるぅ 「見た目は、ホイップクリームたっぷりで…」
ブルー 「お子様向けに見えるんだけれど、中身がね…」
ぶるぅ 「冬が寒い所のヤツとか、かなりキツイよ?」

馬車の御者さんが飲むヤツだしね、と説明が。

ぶるぅ 「待ち時間に身体が凍えちゃうから…」
ブルー 「身体の中から温めよう、っていう目的で…」

飲んでいたと聞けば分かるだろ、と生徒会長も。

ブルー 「だからキースが、コーヒーにもさ…」
ぶるぅ 「お酒を入れてくれって言ったら、ちゃんと…」
シロエ 「注文の品が出来るわけですね!」

でも、先輩は頼んでませんし…、とシロエ君、顎に手を。

シロエ 「お酒好きではないということですか…」
サム  「お子様舌で合ってそうだぜ」
ジョミー「だったら、きちんと訓練すれば…」

直る可能性があるんだよね、とジョミー君。

ジョミー「大人仕様の舌になったら、お花見もさ…」
ブルー 「ぼくとぶるぅの楽しみが増えるね」
ぶるぅ 「お酒、沢山買えちゃうし…」

お弁当だって選べちゃうよ、という声が。

ぶるぅ 「おつまみ向けのヤツを買って食べても…」
ブルー 「今と違って、浮かずに済むねえ…」
ジョミー「いい話だと思うけど?」
シロエ 「そうですよね…」

楽しみは多い方がいいです、とシロエ君も。
どうすると…?


2022/04/05 (Tue)



☆持ち込みで来た人


開花が早い所で先取りのお花見、春休みを満喫中な面々。
瞬間移動で出掛けて撤収、夜は生徒会長宅でお花見弁当。

ジョミー「この際、キースのお子様舌をさ…」
サム  「直そうってか?」
シロエ 「悪くない話ですからねえ…。会長たちには」
??? 「ぼくも協力させて貰うよ!」

喜んで、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

キース 「あんた、何処から湧いて出たんだ!」
Aブルー「もちろん、ぼくの青の間からなんだけど…」

ちゃんと食事は持って来たよ、と手に持っているお弁当。

Aブルー「お酒好き向けのお弁当っていうヤツを!」
ぶるぅ 「あっ、これ、買いたかったお花見弁当!」
ブルー 「ホントだ、君もあそこに行ったのかい?」
Aブルー「時間が少しズレてたけどね!」

他の場所からの帰りだったし、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「ノルディと一緒に夜桜を見てさ…」
シロエ 「先に帰ったわけですね?」
Aブルー「そういうことだね、帰りはただの夜道だし…」

桜もそれほど見られないし、とソルジャー、しれっと。

Aブルー「ノルディは今も運転中だよ、帰り道でさ」
サム  「ひでえ話…」
ジョミー「いくらエロドクターでもねえ…」
シロエ 「ちょっと気の毒になりますよ」

いいように使われて終わりですか、とシロエ君。

シロエ 「そのお弁当も、運転中だとお酒は抜きで…」
サム  「食うしかねえよな…」
Aブルー「あっ、その点なら大丈夫!」

別のを買っていたからね、とソルジャー、涼しい顔。

Aブルー「飲めませんから、って、ちゃんと選んで!」
ブルー 「まさか、ぼくたちのと同じだとか…?」
Aブルー「迷ってたけど、違うヤツだね!」

同じでなくて良かっただろう、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「お揃いではねえ…」
ブルー 「お弁当が不味くなるってば!」
シロエ 「嫌すぎますよ!」
Aブルー「それでさ、さっきの…」

話の続きなんだけどね、と言ってますけど。
協力の件…?


2022/04/06 (Wed)



☆メリットは充分


春休みは開花の早い所でお花見、先取りで満喫した面々。
夜は冷え込む前に撤収、生徒会長宅でお花見弁当ですが。

Aブルー「キースのお子様舌ってヤツは、本当かい?」
キース 「違う、断じてお子様ではない!」
Aブルー「君には聞いてないってば!」

本人の言うことはアテにならないしね、と突き放す人。

Aブルー「しかも問題は、お子様舌だし…」
キース 「あんたも言えた義理ではなかろう!」
Aブルー「どの辺がさ?」
キース 「あんたの世界の食事の件だ!」

面倒だとか、お菓子でいいとか…、とキース君の攻撃。

キース 「そんなあんたに、俺の嗜好のことをだな…!」
Aブルー「言われたくない、って?」
キース 「当然だろうが!」
Aブルー「それじゃ、聞くけど…。今の話を纏めると…」

お子様舌なのは認めるんだね、とソルジャー、ニヤリ。

Aブルー「ぼくがさ、言えた義理ではないってことは…」
シロエ 「あなたとセットで、キース先輩もですね…」
ジョミー「お子様舌ってことになるよね、確かに」

何処も間違っていないと思う、とジョミー君たちも同意。

ジョミー「食事よりお菓子なのと、同レベルでさ…」
サム  「お子様仕様の舌だぜ、うん」
キース 「いや、それは…!」
Aブルー「遅いよ、墓穴は掘った後だよ!」

その舌、直すべきだってば、とソルジャー、ピシャリと。

Aブルー「絶対、その方がお得だからね!」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「だって、ブルーも、ぶるぅも喜ぶしさ…」
ブルー 「キースのためにも、メリット充分!」

保証するよ、と生徒会長。

ブルー 「今だと、坊主仲間と飲みに行ったら…」
ぶるぅ 「割り勘負けだと思うんだけど…」

お酒のせいで、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。

ぶるぅ 「飲んでない分まで、払わなきゃだし…」
ブルー 「損をしてると思うけれどね?」
キース 「確かに、そうだが…」

酒豪揃いの時は特にな、と唸ってますけど。
さて、どうなる…?


2022/04/07 (Thu)



☆飲みすぎた時には


開花の早い所でお花見を楽しんだ、春休み中の御一同様。
夜は冷え込む前に撤収、生徒会長宅でお花見弁当の夕食。

ブルー 「君もお酒が好きになったら、割り勘でもさ…」
ぶるぅ 「負けるどころか、勝てると思うよ!」
Aブルー「なるほど、万年金欠のキースにとっても…」

お得な面は充分なんだ、と大きく頷くソルジャー。

Aブルー「そういうことなら、是非、直さなくちゃ!」
ぶるぅ 「ぼくもブルーも、お酒仲間が増えるしね!」
ブルー 「実に嬉しい話だよ、うん」

キースが飲めれば、いつでも酒宴、と生徒会長も。

ブルー 「他の面子はジュースでいいから、三人で!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おつまみ、沢山作るよ!」
Aブルー「そこは四人と言って欲しいね!」

ぼくだってお邪魔したいから、と厚かましい台詞が。

Aブルー「なんと言っても、地球のお酒は美味しいし!」
ぶるぅ 「わぁーい、お客様まで増えるんだあ!」
ブルー 「うーん…。まあ、協力してくれるのなら…」

その辺は我慢させて貰うよ、と生徒会長の苦笑。

ブルー 「でも、どうやって協力すると?」
Aブルー「中和剤なんか、いいと思うんだけど…」
一同  「「「中和剤?」」」

なんだそれは、と皆の視線がソルジャーに。

シロエ 「あのぅ…。それって、何なんです?」
Aブルー「そのまんまだけど?」
ブルー 「まさか、お酒を中和すると?」
Aブルー「正確に言うなら、飲んだ後にね!」

二日酔い向けのヤツなんだよ、とソルジャーの言。

Aブルー「ぼくのシャングリラじゃ、二日酔いはさ…」
ブルー 「マズイだろうねえ、部署によっては」
Aブルー「特にブリッジクルーとかはね!」

だけど、お酒も飲みたいだろう、と説明が。

Aブルー「というわけでね、飲みすぎた時は中和剤!」
シロエ 「即効性があるんですか?」
Aブルー「もう、バッチリだよ!」
ブルー 「なるほどねえ…」

それをキースに使うわけか、と誰もが納得。
中和剤ですか…。


2022/04/08 (Fri)



☆個人差があります


春休みは開花の早い所でお花見、満喫して来た御一同様。
夜は冷え込む前に撤収、生徒会長宅で夕食にお花見弁当。

シロエ 「つまり、キース先輩が酔っぱらった時には…」
ジョミー「その中和剤で治すってこと?」
Aブルー「いいと思うけどね、即効性のある薬だからさ」

一発で正気に戻れるよ、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「泥酔状態で潰れた仲間も、即、復帰だし!」
ブルー 「それは凄いね、本当に中和出来るんだ…」
サム  「だったら、急性アルコール中毒とかでもよ…」

治せるのかよ、とサム君の問い。

サム  「アレって、下手をしたら死ぬらしいけどよ」
スウェナ「怖いらしいわよね、毎年、大学生とかが…」
マツカ 「死んでますよね、あれだけ言われているのに」

注意すればいいと思うんですけど、とマツカ君の溜息。

マツカ 「飲む方も、飲ませる方も加減をすべきですよ」
ブルー 「うーん…。その加減が難しいんだろうね」
シロエ 「限界に個人差があるそうですしね」

ぼくが会長ほどに飲んだら死ねそうですよ、とシロエ君。

シロエ 「元老寺で頂くお屠蘇でも、カッとしますし…」
マツカ 「ぼくもです。でも、会長とぶるぅは…」
サム  「お屠蘇どころか、ガンガン飲むよな、元日は」

アドス和尚がいい酒を出してくるからよ、とサム君も。

サム  「一升瓶が何本も出てよ、それを端から…」
ジョミー「飲んでしまうのに、ケロッとしててさ…」

ちっとも酔ってないよね、とジョミー君が広げる両手。

ジョミー「個人差にしたって、あれは凄すぎ!」
シロエ 「もしかしたら、キース先輩もですね…」
サム  「あの勢いで飲めるってか?」

飲んでねえけど、とサム君の目が真ん丸に。

サム  「いくらなんでも、ねえだろ、それは」
シロエ 「潜在能力が凄くないって、言い切れますか?」
ジョミー「いけるクチだ、って?」
シロエ 「可能性は…」

ゼロではないと思いますけど、という意見。
そうかも…?


2022/04/09 (Sat)



☆潜在能力は未知数


開花の早い所で春休みのお花見、瞬間移動で行った面々。
冷え込む夜は早めに撤収、生徒会長宅でお花見弁当で…。

ジョミー「キースの潜在能力かあ…」
サム  「酒はどうだか知らねえけどよ、サイオンは…」

凄かったって事実があるよな、とサム君の指摘。

サム  「ぶるぅの部屋が吹っ飛んだヤツ」
シロエ 「ありましたねえ、サイオン・バーストで…」
マツカ 「あれ以来、坊主頭に限定ですけど…」

サイオニック・ドリームが使えるように、とマツカ君。

マツカ 「潜在能力が凄かったからこそですよ」
サム  「だろ? だからよ、酒の方でもよ…」

シロエの言う通り、凄いかもだぜ、とサム君の言。

サム  「こればっかりは、試してみねえと…」
シロエ 「分かりませんしね…」
キース 「おい、お前たち!」

他人事だと思いやがって、とキース君の引き攣った顔。

キース 「俺の立場はどうなるんだ!」
ジョミー「漆を飲むよりマシなんだけど?」
キース 「何もやらかしてはいないんだが…!」

お子様舌だと言われただけで…、と反論が。

キース 「それを直すとか、直さないとかで…!」
シロエ 「確かに、初めはそうでしたけど…」
サム  「飲める面子が欲しい、って声がよ…」

上がってるんだぜ、とサム君、腕組み。

サム  「ついでに、お子様舌が直ればお得で…」
ジョミー「割り勘負け、しなくなるんだよ?」
シロエ 「メリットは充分、あるんですよね」
Aブルー「そうだよ、君も得するわけでさ…」

この際、チャレンジしてみないかい、と膝を乗り出す人。

Aブルー「酒量の限界っていうヤツに!」
キース 「死ぬだろうが!」

いきなり限界に挑戦したら、とキース君、ガクブル。

キース 「いくら中和剤があると言ってもだな…!」
Aブルー「まあ、潰れるのは間違いないね」
キース 「殺す気かなのか!?」
Aブルー「じゃあ、少しずつさ…」

増やしていくのはどうだろう、と提案ですけど。
少しずつ…?


2022/04/10 (Sun)



☆少しずつ増やして


春休みは開花の早い所でお花見、満喫して来た御一同様。
夜は冷え込む前に撤収、生徒会長宅でお花見弁当の夕食。

キース 「少しずつ、だと?」
Aブルー「そう! 限界が何処か分からないんだし…」

酒量を少しずつ増やしてみれば、とソルジャーの案。

Aブルー「このくらいなら全く平気、ってトコからさ…」
ブルー 「まずは、ほろ酔い、そんな感じで?」
Aブルー「ピンポーン! そうやって量を増やしてさ…」

限界チャレンジを目指していこう! と突き上げる拳。

Aブルー「今年もやるよね、マツカの別荘でお花見」
マツカ 「ええ、そのつもりで御用意してます」

今年の桜は開花が平年並みですから…、とマツカ君。

マツカ 「あそこの桜は遅いですしね、まだ先の話で…」
シロエ 「今月の半ばくらい、っていう予定ですよ」
Aブルー「オッケー、16日ってトコかな?」
マツカ 「急に暖かくならない限りは、其処ですね」

今年も皆さんでお越し下さい、と人のいい笑み。

マツカ 「桜と御馳走をお楽しみ頂けますよ」
Aブルー「ありがとう! それじゃ、チャレンジは…」

その日でいいと思うんだけど、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「ぼくとハーレイという、プロがいるしね」
一同  「「「プロ?」」」
Aブルー「中和剤だよ、ぼくたちは使わないけれど…」

使う仲間を見てるからさ、とソルジャーの溢れる自信。

Aブルー「それにハーレイは、キャプテンだから!」
ブルー 「仲間に飲ませる立場なんだね?」
Aブルー「そうだよ、ブリッジクルーにね!」

飲ませる量もタイミングもバッチリ! とウインクが。

Aブルー「だから、キースが潰れた時のさ…」
シロエ 「フォローが万全なんですね!」

いいじゃないですか、とシロエ君。

シロエ 「安心して潰れられますよ!」
Aブルー「だろう? その日まではさ…」
ブルー 「少しずつ増やして飲むわけだね」

いいと思う、と生徒会長も賛成ですけど。
飲ませると…?


2022/04/11 (Mon)



☆潰れない人たち


開花の早い所で春休みのお花見、瞬間移動で行った面々。
夜は冷え込む前に撤収、生徒会長宅でお花見弁当タイム。

キース 「花見の日まで、俺に酒を増やせと…?」
Aブルー「中和剤なら、きちんと置いておくからさ」

こんなヤツだよ、とソルジャーが宙に取り出した小瓶。

Aブルー「ほろ酔いだったら、飲まなくてもオッケー!」
ブルー 「うん、ほろ酔いも、いいものだしねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お酒の嬉しいトコだね!」

楽しくなるもん、と飛び跳ねる「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「でもでも、ぼくは、どんなに飲んでも…」
ブルー 「ほろ酔いから先に行かないからねえ…」
Aブルー「君もだろう? ぼくも同じだけどさ」

底抜けに飲んでも酔わないよねえ、とソルジャーの嘆き。

Aブルー「一度でいいから、泥酔を体験したいけど…」
ブルー 「やめておきたまえ、仲間が迷惑だろう!」
シロエ 「そうですよ、立場が立場ですから」
Aブルー「ぼくのハーレイも、そう言うんだけどさ…」

残念だよね、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「体質とはいえ、これは悲しい!」
キース 「だったら、あんたが潰れればいいだろう!」

俺じゃなくて、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「別荘で花見の時は、特別休暇だろうが!」
Aブルー「なるほど、それも一理あるねえ…」
キース 「中和剤があるなら、安心だぞ」
Aブルー「よし! そういうことなら、ここは一発!」

勝負といこう、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「ぼくと君とで、飲み比べで!」
一同  「「「おおっ!」」」

それは凄い、と御一同様、思わず拍手。

シロエ 「キース先輩、頑張って下さい!」
キース 「俺が勝てると思っているのか、お前は!?」
ジョミー「でもさあ、キースの限界って今も謎だしさ…」
Aブルー「ぼくを超えてる可能性もさ…」
キース 「あるわけなかろう!」

俺は普通の人間なんだぞ、と叫んでますけど。
どうなんだか…。


2022/04/12 (Tue)



☆伝説が増えます


春休みは開花の早い所でお花見、満喫して来た御一同様。
夜は冷え込む前に撤収、生徒会長宅で夕食にお花見弁当。

ジョミー「どうかな、キースって普通だと思う?」
シロエ 「いえ、普通ではないですね」

もう絶対に違いますよ、とシロエ君、即答。

シロエ 「大卒の高校生ってだけでも、充分、変です!」
サム  「言えてるよな、ソレ…」
スウェナ「ついでに、副住職なのよねえ…」
マツカ 「規格外れなのは間違いないですね」

普通とは言い難いでしょう、とマツカ君も。

マツカ 「酒量はどうだか知りませんけど…」
サム  「底抜けのザルでも、驚かねえよな」
シロエ 「ええ、伝説が増えるだけですよ」

この人を酔い潰したら…、とシロエ君が指差す先。

シロエ 「なんと言っても、ほぼ無敵ですし…」
Aブルー「でなきゃ、ソルジャーは務まらないよ!」
ブルー 「どうなんだか…。面の皮が厚いだけかもね」
Aブルー「失礼な! ミュウは繊細な生き物でさ…」

とてもデリケートで…、と力説する人。

Aブルー「人類に勝つには、弱すぎるんだよ!」
ブルー 「その人類を足蹴にしてるのが、君だろう?」
Aブルー「ソルジャーだから!」
ブルー 「ふてぶてしくて、図太いだけじゃあ…?」

でもまあ、キースと勝負すれば、と生徒会長の笑み。

ブルー 「規格外れ同士で、ガチンコ勝負!」
Aブルー「ぼくまで規格外れだと?」
ブルー 「ミュウとしてはね!」

何処も繊細じゃないんだから、とキッツイ台詞が。

ブルー 「ギャラリーとしては楽しみだよ、うん」
キース 「勝手に決めるな!」
Aブルー「そう言わないでさ、君も飲むべき!」

ぼくに勝てるかもしれないし、とソルジャーの煽り。

Aブルー「勝てたら、君もレジェンドだしね!」
キース 「負ける気しかしないわけなんだが…?」
Aブルー「だから当日まで、酒量を増やして!」
キース 「練習しろと?」

勝てば伝説になるわけか、と腕組みですけど。
なれますか?


2022/04/13 (Wed)



☆レジェンドを目指せ


開花の早い所で春休みのお花見、満喫して来た後が問題。
生徒会長宅で夕食中に、ソルジャーが来たわけでして…。

Aブルー「そうだよ、ぼくに勝ったらレジェンド!」
シロエ 「キース先輩、ファイトですよ!」
キース 「酒好きになったら、俺にもメリット多数か…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 割り勘負けも無くなるしね!」

頑張って! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」もエール。

ぶるぅ 「ぼくも、飲める仲間が欲しいもん!」
ブルー 「同感! 此処はキースに期待だよ」
Aブルー「それじゃ、勝負ということで!」

お花見を楽しみにしてるから、とソルジャー、ウインク。

Aブルー「中和剤も置いていくから、しっかり練習!」
キース 「決定なのか!?」
Aブルー「君にも悪くない話なんだし、断らない!」

じゃあね、と手を振り、空間移動でお帰りに。

キース 「おい、待ちやがれ!」
ブルー 「いないけど?」
ぶるぅ 「えとえと、あっちの青の間だよ?」

桜餅とかも買ってたみたい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「楽しく食べてるから、もう来ないと思うよ」
キース 「くっそぉ…。勝手に決めやがって!」
シロエ 「そう言わないで、此処は前向きにですね…」
マツカ 「考えるべきだと思いますよ」

飲める身体を目指しては、とマツカ君の提案。

マツカ 「実際、メリットも多いんですし…」
キース 「それはそうだが…」
サム  「勝って、レジェンドになってくれよな!」
ジョミー「いける可能性はあるんだからさ!」

頑張ってよね、とジョミー君たちも。

ジョミー「まだ間があるから、お酒に慣れてさ…」
ぶるぅ 「好きになったら、勝率アップ!」

毎日、飲もう! と飛び跳ねるお子様。

ぶるぅ 「はい、今日のお酒もグイッとね!」
キース 「そう言われても…!」
ブルー 「中和剤もあるから、安心!」
ぶるぅ 「あのね、美味しいんだよ、大吟醸!」

飲んで、飲んで、とトクトク注いでますけど。
いけますか?


2022/04/14 (Thu)



☆練習あるのみ


春休みは開花の早い所でお花見、大満足だった後が問題。
お花見弁当の夕食中に来たのがソルジャー、その結果…。

ぶるぅ 「美味しいお酒で、美味しく練習!」
ブルー 「ほら、グイッと!」
キース 「まあ、一杯では酔わんしな…」

飲むか、とキース君、一気にクイーッと。

キース 「確かに美味い酒だな、これは」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ? 遠慮しないで、二杯目!」
キース 「いや、それは…!」
ブルー 「練習あるのみ、まずは、ほろ酔い!」

今日の目標はその辺りでね、と生徒会長、一歩も譲らず。

ブルー 「何杯いけるか、いってみようか!」
キース 「明日も朝からお勤めなんだが…!」
ぶるぅ 「中和剤があるから、大丈夫!」

飲んで、飲んで! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。

ぶるぅ 「その間に、おつまみ作ってくるねーっ!」
ブルー 「いいね、楽しく飲もうよ、キース」
キース 「だから、無茶だと…!」

急に言われても、と焦る間に、注がれる二杯目。

ブルー 「はい、ちびちびとやってもいいよ?」
シロエ 「キース先輩、頑張って下さい!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おつまみ、どうぞーっ!」

チーズにカラスミ、卵焼きも、とドンと置かれた皿。

ぶるぅ 「これから毎日、練習だよね!」
キース 「ま、毎日…?」
ブルー 「16日まで、酒量を増やしていかなくちゃ」

レジェンドになるためにもさ、と生徒会長。

ブルー 「君かブルーか、どっちが先に潰れるか!」
キース 「俺に決まっているだろう!」
サム  「分からねえよな、こればかりはよ…」
ジョミー「うん、隠された才能がさ…」

無いとは言い切れないもんね、とジョミー君たちも。

ジョミー「学校が始まっても、お花見とお酒で!」
キース 「叱られるだろうが!」
シロエ 「ぼくたち、特別生ですし…」
ブルー 「二日酔いでも、登校オッケー!」
ぶるぅ 「中和剤もあるしね!」

毎日お花見、毎日お酒、と煽ってますけど。
大丈夫ですか…?


2022/04/15 (Fri)






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☆豪華だそうです


もうすぐ来るのが春のお彼岸、ソルジャーが法要を注文。
キース君にお詫びを希望な面々、その案に乗ったわけで。

シロエ 「フルコースって、食事メニューの、ですか?」
ブルー 「そうに決まっているだろう?」
サム  「でもよ、フルコースって言ったらよ…」

豪華な御馳走が出てくるんだぜ、とサム君の疑問。

サム  「前菜で始まって、肉に魚にスープによ…」
スウェナ「デザートまでついてくるわよ、アレ」
マツカ 「チーズも食べ放題ですよ?」

何種類もあるのを好きに選んで…、と御曹司も。

マツカ 「コースの途中にも、シャーベットとか…」
ジョミー「箸休め的なお菓子があるよね」
サム  「だろ? なんでそんなのが、あの修行によ…」

入ってるんだよ、とサム君、ブツブツ。

サム  「穀類もダメな食事なんかで、どうすればよ…」
シロエ 「フルコースを作れるんですか?」

品数が無いと思いますが、とシロエ君が傾げる首。

シロエ 「本物そっくりの精進料理はありますけど…」
ぶるぅ 「んとんと、あれは栄養たっぷりで…」

その修行には向いてないよ、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「普通の精進料理も、ハードな修行用だし…」
シロエ 「栄養価は高い筈ですよね?」
ぶるぅ 「でないと、お坊さん、倒れちゃうしね」

お寺の修行は厳しいから、と説明が。

ぶるぅ 「お料理担当の腕の見せ所なの!」
サム  「だよなあ、それでフルコースだとよ…」
ジョミー「ミイラ失格になりそうだけど?」

それとも脂肪はつかないのかな、とジョミー君。

ジョミー「だからフルコースでも大丈夫、って?」
シロエ 「でも、それよりはマシなんでしょう?」

会長が言ってた食事メニューは、とシロエ君の言。

シロエ 「フルコースの方が、豪華そうですけどね?」
ブルー 「食材は、うんと豪華だねえ…」
サム  「豪華なのかよ?」
ブルー 「最高にね!」

それは高価で贅沢で…、と言ってますけど。
御馳走では…?


2022/03/16 (Wed)



☆飲み放題なドリンク


もうじき春のお彼岸なわけで、ソルジャーが法要を依頼。
キース君にお詫びを要求中な面々、それに乗りまして…。

シロエ 「あのですね…。高価で贅沢な御馳走なんか…」
ジョミー「キースに食べさせて、どうするのさ!」

ぼくたちは詫びて欲しいんだよ、とジョミー君の渋面。

ジョミー「激ヤセするメニューだったらともかく…」
サム  「フルコースってのは、どうかと思うぜ」
スウェナ「そうよ、品数を減らす方がいいわよ」
ブルー 「増えるのは、飲み物なんだけど?」

フルコースはね、と生徒会長。

ブルー 「飲み放題と言っていいかな」
シロエ 「それって、ますます贅沢ですから!」
マツカ 「フルコースは、飲み物も色々出ますけど…」

どれも高価なお酒ですよ、と御曹司が数えてゆく飲み物。

マツカ 「シャンパンにシェリー酒、ワインにしても…」
シロエ 「年代物だと、お値段、凄いですよね」
マツカ 「ええ。ですから、飲み放題となったら…」

お料理よりも高くつくのでは、と御曹司の読み。

マツカ 「それをキースに、というのは、ちょっと…」
ジョミー「却下、却下!」

飲み物なんかつけなくていい、とジョミー君。

ジョミー「水も出さなくていいくらいだよ!」
ブルー 「でもねえ、飲んでおいた方がさ…」

身体作りにはいいんだよね、と生徒会長、一歩も譲らず。

ブルー 「腐りにくい身体が出来るらしくて」
Aブルー「防腐効果はあるよね、うん」

アルコールだし、とソルジャーも。

Aブルー「却下するより、飲ませておけば?」
シロエ 「許せませんよ!」
サム  「うんうん、俺たち、酒は飲めねえけどよ…」

キースにくれてやるくらいなら…、とサム君、目がマジ。

サム  「ぶるぅに頼んで、菓子か料理に…」
ジョミー「リッチに使って貰うよねえ?」
シロエ 「もちろんです!」
ブルー 「…漆をかい?」
一同  「「「漆!?」」」

なんで漆、と一同、ビックリ仰天。
漆、飲み物でしたっけ…?


2022/03/17 (Thu)



☆頼もしい助っ人


じきに来るのが春のお彼岸で、ソルジャーが頼んだ法要。
キース君にお詫びを要求する面々、利害が一致ですけど。

シロエ 「何なんですか、漆って!」
ブルー 「漆の汁だよ、漆塗りとかに使うヤツだね」

だから高価な代物なわけ、と生徒会長、しれっと。

ブルー 「それを毎日、ガンガン飲めばさ…」
Aブルー「アルコールと同じ効果があるのかい?」
ブルー 「そう言われてるねえ、マニュアルではね」

即身仏の修行には必須、と生徒会長の解説が。

ブルー 「でもさ、モノが漆の汁だから…」
シロエ 「飲んだら思いっ切り、かぶれませんか?」
サム  「顔まで腫れそうな気がするぜ、ソレ」

唇がタラコみたいになって…、とサム君も。

サム  「内臓だってよ、こう、ボロボロに…」
ジョミー「やられそうだよね、マジで死にそう」
ブルー 「だからこそ、ミイラ向けなんだけどさ…」

キースにはお勧め出来ないよね、と生徒会長、目がマジ。

ブルー 「フルコースでやるっていうのは、ちょっと…」
キース 「どう考えても死ぬだろうが!」
ブルー 「その辺は、分からないけれど…」

漆は抜きで食事メニューを実践したまえ、と厳しい瞳。

ブルー 「身体を張ったお詫びコースを、お中日まで!」
キース 「栄養失調で倒れるぞ、それは!」
ブルー 「その点だったら、大丈夫!」

頼もしい助っ人が来てくれたしね、と生徒会長の笑み。

ブルー 「十穀断ちも、肉も卵もダメなヤツもさ…」
Aブルー「任せてくれれば、バッチリだよ!」

しかも倒れずに生きていけるし、とソルジャーの太鼓判。

Aブルー「栄養剤なら、ぼくにお任せ!」
一同  「「「あー…」」」

食事が面倒な人だったっけ、と一同、素直に納得。

シロエ 「食事の代わりに栄養剤でいくんですね?」
Aブルー「そうだよ、三食、それで完璧!」
キース 「飯を抜いたら、親父がうるさいんだが…!」

誤魔化せるとは思えないぞ、と叫んでますけど。
どうなる…?


2022/03/18 (Fri)



☆栄養剤でいこう


もうすぐ来るのが春のお彼岸、法要を希望なソルジャー。
キース君にお詫びを求める面々、利害が一致してまして。

シロエ 「あー…。うるさいかもですね、体調管理には」
キース 「当然だろうが、あの親父だぞ?」

食欲が無いなど言語道断、とキース君が竦める肩。

キース 「無くても食わんか、と流し込むとかな!」
シロエ 「それって、逆に悪化しませんか?」
キース 「流動食だ、粥とかを流し込みそうなんだ!」
一同  「「「あー…」」」

確かにそうかも、と一同、納得。

ジョミー「だったら、栄養剤とかは…」
キース 「サプリはダメだ、と一刀両断されると思うが」
シロエ 「うーん…。栄養剤は、お昼だけですか…」
Aブルー「サイオニック・ドリームで解決だけど…」

御馳走が出るわけじゃないしね、とソルジャーの溜息。

Aブルー「御馳走だったら、瞬間移動で失敬してさ…」
シロエ 「あなたの世界のぶるぅに、ですね?」
Aブルー「なんで、ぶるぅに譲るのさ!」

ぼくが食べるに決まってるだろう、と威張り返る人。

Aブルー「食事するのが面倒なのと、御馳走とはさ…」
ブルー 「別なんだよね?」
Aブルー「ピンポーン! だけど、普通の食事はねえ…」

遠慮したいな、と我儘MAX。

Aブルー「栄養剤は昼だけでいいと思うね!」
シロエ 「朝晩も抜いて欲しいんですけど!」
Aブルー「ぼくは嫌だね、栄養剤なら提供するけど…」

誤魔化す係は引き受けないよ、と即座に却下。

Aブルー「そこは君たちで解決したまえ!」
シロエ 「そう言われてもですね…!」
ぶるぅ 「んとんと、ぼくが食べてもいいよ?」

食べるの大好き! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「サイオニック・ドリームも出来ちゃうし…」
シロエ 「じゃあ、お願いしていいですか?」
ぶるぅ 「もっちろーん!」
キース 「栄養剤だけで済ませろと?」
ブルー 「お中日までね!」

身体を張ってお詫びだよね、と厳しい言葉が。
食事抜き…。


2022/03/19 (Sat)



☆高カロリーな錠剤


もうじき春のお彼岸ですけど、ソルジャーが法要を依頼。
キース君にお詫びを要求中な面々、それに乗ったわけで。

Aブルー「話は決まりでいいのかな?」
シロエ 「ええ、栄養剤をお願いします」
Aブルー「オッケー、お中日までだったら、これで!」

充分だから、とソルジャーが宙に取り出した小さな瓶。

Aブルー「はい、キース。これを毎食、1錠でね」
キース 「1錠だって?」

それだけなのか、とキース君、受け取った瓶を観察中。

キース 「足りるとは、とても思えんのだが…」
Aブルー「何を言うかな、ミネラルだって各種配合!」
キース 「しかし、小さな錠剤でだな…」
Aブルー「言っておくけど、余計に飲むとカロリーが…」

劇的にオーバーするからね、とソルジャー、念押し。

Aブルー「毎食2錠でいった場合は、もうムッチリと…」
シロエ 「太るんですか?」
Aブルー「アッという間に、力士級だね!」
一同  「「「うわー…」」」

なんて薬だ、と一同、ドン引き。

シロエ 「す、すると、キース先輩の運動量でも…」
Aブルー「1錠で充分、お釣りが来るほど!」

運動とかをサボると太るよ、とニヤリ。

Aブルー「ぼくは毎日、サイオンで消費してるから…」
キース 「栄養剤でも太らない、と言うんだな?」
Aブルー「そう! お中日まで気を付けてね!」

太った君も見ものだけどね、と軽く手を振ってお帰りに。

シロエ 「キース先輩、聞きましたか?」
キース 「食った気もしないのに、運動なのか…」
ブルー 「それしかないよね、太るのが嫌なら」

即身仏を目指すつもりで…、と生徒会長。

ブルー 「多分、1錠で君の普段の食事よりもさ…」
キース 「高カロリーだ、と?」
ブルー 「シャングリラにシールドなサイオンだよ?」
ぶるぅ 「うんとカロリー要りそうだけど…」
キース 「た、確かに…」
シロエ 「キース先輩、ファイトです!」

体型を維持して下さいね、とエールが。
太るのはねえ…?


2022/03/20 (Sun)



☆筋トレしている人


いよいよ春のお彼岸でして、早くも法要なお中日が到来。
参加する面々、生徒会長宅に朝一番で集合ですけれど…。

シロエ 「おはようございます。キース先輩は、まだ…」
サム  「来るわけねえだろ、お中日だぜ?」

元老寺の仕事がギリギリまで、と僧籍な人。

サム  「しかも普段のお中日よりもよ…」
ジョミー「早起きして筋トレしてるんだっけね」
シロエ 「でないと、太りますからねえ…」

例の栄養剤のせいで、とシロエ君のクスクス笑い。

シロエ 「たった1錠で、1食分を軽くオーバーですし」
スウェナ「でも、減らすわけにもいかないのよね」
マツカ 「栄養バランスが崩れますからねえ…」

減らした場合はニキビに口内炎でしたっけ、と御曹司。

マツカ 「ドクターに分析を依頼したんでしょう?」
ブルー 「一応、異世界の薬だからね」
シロエ 「エロドクターも、使いようですよ」

こういう時には頼もしいです、とシロエ君の相槌。

シロエ 「でもって結果が、アレでしたしねえ…」
ジョミー「キース、顔面蒼白だったよ」
サム  「運動をサボるとニキビなんだぜ?」

口内炎もキツイけどよ、とサム君、肩をブルッと。

サム  「分析結果、嘘じゃねえんだろ?」
ブルー 「さあ、どうかな?」
一同  「「「えっ…?」」」

もしかしてアレは嘘だったとか、と顔を見合わせる面々。

ジョミー「違ったわけ…?」
ブルー 「サボリが好きな、あのブルーがさ…」

そんなにキリキリ働くのかな、と生徒会長の問い。

ブルー 「高カロリーなのは確かだけれど…」
シロエ 「飲む量で調整出来たんですか?」
ブルー 「ピンポーン!」

律儀に毎食、飲まなくても…、と生徒会長の笑み。

ブルー 「朝晩に1錠とか、そんな感じでいけた筈だよ」
シロエ 「じゃ、じゃあ、キース先輩は…」
ブルー 「過剰に摂取した分、筋トレ!」
一同  「「「うわー…」」」

そうだったのか、と誰もが愕然ですけど。
お詫びですしねえ…?


2022/03/21 (Mon)



☆非常食だそうです


春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君の到着待ち。
お中日だけに多忙ですけど、それに加えて筋トレまでが。

シロエ 「会長、嘘をついたんですね?」
ブルー 「ブルーからもさ、そうしておけ、って…」

思念が来たし、と生徒会長、しれっと。

ブルー 「身体を張ったお詫びなんだし、法要もさ…」
サム  「有難い感じになるってわけな?」
Aブルー「そうなんだよ!」
一同  「「「わっ!」」」

いつも遅くに来るソルジャーが、早々に登場。

シロエ 「きょ、今日は早くないですか?」
Aブルー「キースの努力を聞きたくってね!」

覗き見よりも現場の声、とソルジャー、興味津々。

Aブルー「栄養剤だけの暮らしは、どうだったのかな?」
ジョミー「お腹は減らないらしいけど…」
シロエ 「毎食、1錠だけですからね…」

食べる楽しみが無くて辛いそうです、とシロエ君のレポ。

シロエ 「柔道部の練習の後も、みんなはガッツリ…」
マツカ 「食べるんですけど、キースだけは…」

悪い、と先に帰ってましたね、と御曹司も証言。

マツカ 「用があるふりをしてましたけど…」
シロエ 「我慢が辛かっただけですよ、ええ」

何も食べられないんですし…、とシロエ君。

シロエ 「なのに運動は、普段以上の量をですね…」
サム  「こなさねえと太るっていうのがよ…」
Aブルー「嘘も方便って言うからねえ…」

ミイラの修行をしてる気分で、とソルジャー、ウインク。

Aブルー「食事はしないでキリキリ労働、そして運動!」
ジョミー「頑張ってたと思うよ、うん」
ぶるぅ 「んとんと、毎晩、体脂肪率をチェックして…」

寝る前も筋トレしてたけど、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「太っただとか、増えただとか…」
シロエ 「あの栄養剤、そこまで凄かったんですか!?」
Aブルー「非常食にも使えるヤツだし、当然だよね」
一同  「「「うーん…」」」

太るわけだ、と誰もが納得な高カロリー。
しかも過剰摂取…。


2022/03/22 (Tue)



☆修行は今日まで


春のお彼岸はスッポンタケの法要、ソルジャーも御到着。
キース君がまだですけれど、栄養剤の話に花が咲く面々。

シロエ 「栄養剤の暮らしは、今日までですよね?」
Aブルー「法要が済んだら、もういいからさ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースも、普通に御馳走!」

法要だしね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の弾ける笑顔。

ぶるぅ 「春らしいお料理、一杯用意したも~ん!」
Aブルー「いいねえ、法要は御馳走も楽しみで!」
サム  「キースも、やっと食えるってわけな」
ジョミー「ミイラの修行にサヨナラだよね」

漆は飲まなかったけど、とジョミー君。

ジョミー「身体を張ったお詫びも、今日までかあ…」
シロエ 「ちょっぴり残念な気もしますよね」
サム  「そうでもねえだろ、またやらかすぜ」

なんたって疫病仏だからよ、とサム君、超特大の溜息。

サム  「詫びて貰わねえとダメなヤツをよ、盛大に…」
一同  「「「あー…」」」

それはあるかも、と誰もが見合わせる顔。

スウェナ「そうねえ、相手はキースだものねえ…」
ブルー 「やらないわけがないと思うね!」

なにしろ疫病仏はセットもので…、と生徒会長。

ブルー 「キースだけでも、やらかす上にさ…」
シロエ 「持ち込みコースがありましたよね」
ジョミー「今回だって、微妙かもだよ」

利害が一致しただけで…、とジョミー君の指摘。

ジョミー「法要だけだと、ぼくたちがババでさ…」
サム  「誰かさんだけが得してるしよ…」
Aブルー「でも、今回はウインウインだし!」

今後もそうなる可能性が、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「ミイラの修行に励んだキースが導師だよ?」
シロエ 「確かに、今回は良かったかもですけど…」

次回は再びババな気が…、とシロエ君。

シロエ 「同じ手は二度と使えませんしね…」
Aブルー「ヨイショしたら?」
一同  「「「ヨイショ?」」」

ヨイショってなんだ、と一同、キョトン。
どうしろと…?


2022/03/23 (Wed)



☆ヨイショでいこう


春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君の到着待ち。
ソルジャーも早々に登場でして、ヨイショという発言が。

シロエ 「えっと…。なんですか、それは?」
Aブルー「ヨイショと言ったら、ヨイショだけれど?」

こっちの世界じゃそう言うんだろう、とソルジャー。

Aブルー「なんと言うかさ、こう…」
サム  「まさかアレかよ、持ち上げるってヤツ?」
Aブルー「そう、それ、それ! 褒めまくってさ…」

その気にさせるヤツで、とソルジャーが乗り出す膝。

Aブルー「今のキースをヨイショしたらさ…」
ジョミー「ミイラの修行をするかも、って?」
Aブルー「ピンポーン!」

法要の度にしてくれるかも、とソルジャー、ワクワク。

Aブルー「そしたら法要の有難味がさ…」
シロエ 「グンとアップで、ぼくたちの方も…」

溜飲が下がる勘定ですか、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「それ、使えるかもしれませんね…」
サム  「つまり、キースをおだてるわけな?」
Aブルー「登場したら、褒めまくってね!」

精悍になったとか、色々と…、とソルジャーの案。

Aブルー「褒められて悪い気はしない筈だよ?」
シロエ 「努力の成果ですからね…」
マツカ 「栄養剤を使ったとはいえ、断食ですし…」

修行した身ではありますよね、とマツカ君も。

マツカ 「今の姿を褒めちぎったら、次の法要も…」
Aブルー「同じ修行をしてくれそうだよ?」

自発的に、とソルジャー、やる気満々。

Aブルー「君たちは法要が嫌いだけどさ…」
シロエ 「キース先輩の苦行とセットものなら…」
サム  「悪くねえよな、うん」

ヨイショでいこうぜ、とサム君が立てる親指。

サム  「入って来たらよ、こう、さりげなく…」
シロエ 「今日はキリッとしてませんか、とか…」
マツカ 「その辺からいくのが無難でしょうね」
Aブルー「いきなり褒めると、わざとらしいしね!」

そしてヨイショの方向へ、と意見が一致。
乗せるわけですね?


2022/03/24 (Thu)



☆一番手は誰が


春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君を待つ面々。
ソルジャーも早めに登場でして、次の法要への皮算用が。

Aブルー「いいかい、さりげなく褒めてヨイショだよ?」
シロエ 「皆で持ち上げるわけですね!」
ジョミー「じゃあさ、トップバッターは誰?」

決めておかないと、とジョミー君が指差す扉の方向。

ジョミー「でないと、キースが入って来たらさ…」
サム  「一斉に褒めてしまうぜ、うん」
スウェナ「そうねえ、その気はなくっても…」

合唱になってしまいそうね、とスウェナちゃんも。

スウェナ「今日のキースはかっこいいね、とか…」
シロエ 「精悍ですね、とかを皆で言ったら…」
マツカ 「バレバレですよ、裏があるのが」

しかも合唱より酷いですし、とマツカ君。

マツカ 「みんなの台詞がバラバラですしね」
一同  「「「あー…」」」

合唱も酷いけど、そっちも酷い、と一同、素直に納得。

Aブルー「うーん…。それはマズイね、確かに」
ジョミー「だからさ、誰が一番かをさ…」
シロエ 「きちんと決めておくべきでしょうね」

それで誰が…、とシロエ君、グルリと見回しまして。

シロエ 「希望者、誰かいませんか?」
サム  「いると思うのかよ?」
シロエ 「一応、聞いてみたんですけど…」

やっぱり誰もいませんよね、とフウと溜息。

シロエ 「そうなってくると、クジですか…」
ジョミー「ジャンケンだと、有利な人がいるしね」

三人ほど、とジョミー君の指摘。

ジョミー「ブルーと、ぶるぅと、誰かさんはさ…」
シロエ 「サイオンで読めてしまいますしね…」
ぶるぅ 「えとえと、それはクジでも同じだよ?」

当たりクジ、分かっちゃうんだもん、と良い子の発言。

ぶるぅ 「やるだけ無駄だと思うんだけど…」
ジョミー「公平な方法、無いってこと?」
Aブルー「無いと思うね、どう考えても!」
一同  「「「うーん…」」」

だったら誰が一番なんだ、と悩んでますけど。
どうするんでしょう?


2022/03/25 (Fri)



☆うってつけな人


春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君の到着待ち。
今回はソルジャーも早めに登場、次の法要の算段中で…。

シロエ 「でも、一番手は決めないとマズイですよ」
Aブルー「そうなんだよねえ、だから、君がさ…」

うってつけだと思うんだけど、とソルジャー、ウインク。

Aブルー「なんと言っても、キースの後輩でさ…」
ジョミー「付き合い、一番長いんだっけ…」
マツカ 「キースから一本取るのが、シロエの夢ですよ」

永遠のライバルらしいですね、とマツカ君。

マツカ 「キースを理解していることにかけては…」
サム  「右に出るヤツはいねえよな、うん」

こいつにしようぜ、とサム君も。

サム  「頭も切れるし、口も上手いしよ…」
スウェナ「褒め殺しにはピッタリだわね」
シロエ 「ちょ、ちょっと…!」

どうして、ぼくになるんですか、とシロエ君、ワタワタ。

シロエ 「それだと、ぼくがサシで対応する羽目に…!」
サム  「いいじゃねえかよ、俺たちは高みの見物でよ」
Aブルー「そうそう、シロエに任せちゃってさ」

他の面子は助け舟担当、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「シロエが詰んだら、臨機応変にさ…」
サム  「誰かがフォローするってわけな!」

多分、ブルーが上手くやるぜ、とサム君の言。

サム  「同じ坊主で、高僧だしよ…」
ブルー 「ぼくは褒めなくてもいいから、キースをね!」

しっかり褒めてヨイショしたまえ、と生徒会長。

ブルー 「シロエなら確かに適役だよ、うん」
シロエ 「そ、そんな…!」
ぶるぅ 「んとんと、キース、来たみたいだよ?」
Aブルー「よーし、シロエの出番だってね!」

スタンバイ! とソルジャー、シロエ君を前へグイッと。

シロエ 「ど、どうしろって言うんです…!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キース、ご案内~!」
キース 「邪魔するぞ」
シロエ 「え、えっと…。お疲れ様です!」

キース先輩、と頭を下げてますけど。
テンパッてますね…?


2022/03/26 (Sat)



☆掃除も筋トレで


お中日はスッポンタケの法要、導師のキース君が御到着。
ヨイショするという計画でして、シロエ君に丸投げで…。

シロエ 「今日は、お中日で忙しい中、ご苦労様です」
キース 「朝から思いっ切り、こき使われたぞ!」

あの親父にな、とキース君、ブツブツ。

キース 「筋トレしている暇があったら、掃除だ、と!」
シロエ 「そ、そうでした、筋トレ、ありましたよね」
キース 「休むと太るらしいからな!」

なのに親父め、と歯噛みする人。

キース 「本堂と境内の掃除で充分、筋トレになると!」
シロエ 「ならないんですか?」
キース 「普通に掃除をした程度では、全くな!」

だから独自に考えたわけで…、とキース君の眉間に皺が。

キース 「仏具磨きは全て中腰、スクワットの要領で!」
シロエ 「じゃあ、掃除は爪先立ちですか?」
キース 「加えて、マメに踵の上げ下げ、踵を意識で!」

ふくらはぎが鍛えられるからな、と筋トレの応用技が。

キース 「雑巾がけも、身体を出来る限り伸ばして…」
シロエ 「もしかして、プランクしながらでしょうか?」
キース 「そうだ、掃除の場所によっては片手で…」

身体を支えるサイドプランク、と飛び出す専門用語。

キース 「お前にアレで掃除しろと言っても…」
シロエ 「む、無理です、プランクだけならともかく…」

ながらで掃除は絶対に無理、とシロエ君、ガクブル。

シロエ 「それだけこなして、此処で法要なんですね?」
キース 「頼まれたものは仕方ないからな!」

着替えてくる、とキース君、法衣鞄を提げて別室へ。

ぶるぅ 「お部屋、いつものトコだからね!」
キース 「借して貰うぞ」

ではな、とスタスタ立ち去りまして。

サム  「行っちまったぜ?」
ジョミー「褒める話はどうなったのさ!」

感心していただけじゃないか、とツッコミが。

ジョミー「褒め殺してないよ?」
シロエ 「つ、つい…」

いつもの調子が…、と焦りまくりですけど。
挽回は?


2022/03/27 (Sun)



☆鍛えまくった人


お中日はスッポンタケの法要、キース君も到着ですけど。
ヨイショを任されたシロエ君が失敗、感心していただけ。

ジョミー「あのさあ、ここで褒めまくらないと…」
Aブルー「次の法要の時も、頑張って貰う計画がさ…」

パアじゃないか、とソルジャーからも苦情が。

Aブルー「ぼくは有難味のある法要を希望で…」
サム  「俺たちは、キースが食事で詰む生活をよ…」

希望なんだぜ、とサム君の念押し。

サム  「ミイラ修行もどきをやらせるにはよ…」
ジョミー「今のキースをヨイショしないと…」
シロエ 「充分、分かっているんですけど…」

筋トレで掃除が凄すぎたので…、とシロエ君の言い訳。

シロエ 「そこまでするとは思いませんから!」
ジョミー「あれって、そんなにキツイわけ?」
シロエ 「あんな掃除を毎日やったら、ガチムチです!」
一同  「「「うわー…」」」

それは凄い、と一同、仰天。

ジョミー「じゃ、じゃあさ、キースは…」
サム  「栄養剤生活の間に、鍛えまくったわけな…」
シロエ 「そうなんですよ、ハイレベルです!」
スウェナ「だったら、そこから褒めなさいよ!」

じきに来るわよ、とスウェナちゃんが指差す扉。

スウェナ「いいわね、褒めて褒め殺すのよ!」
キース 「…誰を殺すと?」

物騒だな、と扉が外からガチャリと。

キース 「お彼岸というものを分かっているか?」
シロエ 「は、はいっ!」

太陽が真西に沈むんですよね、とシロエ君。

シロエ 「それが、お彼岸のお中日で…」
キース 「ご先祖様を思う日に、ピッタリなわけだ」

お浄土は西にあるからな、と法衣で数珠をジャラッと。

キース 「そのお彼岸に、殺生の話というのはいかん」
シロエ 「い、いえ、そうじゃなくってですね…!」
キース 「何の話のついでか知らんが、感心せんな」
シロエ 「ですから、違うと…!」
キース 「やかましい! さっさと座って…」

合掌しやがれ、と法衣を翻して前へ。
詰んでませんか?


2022/03/28 (Mon)



☆法話を始めた人


いよいよスッポンタケの法要、キース君も着替えて登場。
ヨイショどころか、サッサと座れと指示を食らった面々。

シロエ 「キース先輩、その前に聞いて下さいよ!」
キース 「質問は法話の時にしておけ!」

始めるぞ、とチーンと鐘で、もはや座るしかないわけで。

ジョミー『あのさあ…。シロエ、どうしてくれるわけ?』
シロエ 『す、すみません…!』
キース 「そこ、思念波でも私語は禁止だ!」

でないと法要を中止するぞ、と究極の脅しが。

Aブルー『聞いたかい? スッポンタケのためにはさ…』
キース 「あんたもだ!」

以後、私語があれば即中止だ、と鐘をチーンと。

キース 「願我身浄、如香炉~、願我心浄、智慧火~」
一同  (((喋ったら終わり…)))

ソルジャーにブチ殺されて命も終わり、と誰もが沈黙。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  (((今で半分くらい来た筈…)))

多分、と一同、ひたすら合掌。

キース 「それでは、順にお焼香を」
一同  (((香炉を回して、焼香、焼香…)))

抹香臭くても焼香あるのみ、と順に回して、焼香、終了。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  (((そろそろ終盤…)))
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」

南無阿弥陀仏、と唱えて、ハハーッと平伏。

キース 「南無阿弥陀仏…。はい、皆様、よくお勤めで」
一同  (((やった!)))

終わった、と心で歓声ですけど。

キース 「今日はお彼岸のお中日ですが、先ほど…」
一同  (((法話だ…!)))
キース 「物騒な言葉が聞こえた上に、何やら私に…」

ご質問とか、とキース君、数珠を手にして副住職モード。

キース 「御仏縁を結ぶ良い機会ですし、此処は是非…」
サム  「シロエ、ご指名だぜ?」
シロエ 「そう言われてもですね…!」
キース 「それで、ご質問は?」

どうぞ何でもお尋ねを、と笑顔ですけど。
怖すぎませんか…?


2022/03/29 (Tue)



☆切り替えに成功


スッポンタケの法要は無事に終了、その後に法話タイム。
キース君が笑顔なわけで、ヨイショするのも怖そうで…。

シロエ 「え、えっとですね…」
キース 「詰まっておられるようですが、ご質問とは…」

殺生をする件でしょうか、とキース君、丁寧すぎる口調。

キース 「お彼岸に殺生が許されるかは、難問でして…」
シロエ 「は、はい…」
キース 「生きてゆくには、生き物の命を頂いて…」

食事をせねばいけません、とキース君、合掌。

キース 「そういう殺生を全てやめるのは、凡人には…」
シロエ 「難しすぎです、でもですね…!」

やり遂げることは出来るのでは、とシロエ君の反論が。

シロエ 「キース先輩が飲んでた、例の薬ですよ!」
一同  (((やった…!)))

見事な方向転換技だ、と一同、心で拍手喝采。

シロエ 「あの薬なら、殺生しなくても大丈夫です!」
キース 「そうか、そういう発想もあるか…」

実にとんでもない薬だったが、とキース君の口調も変化。

キース 「肉も魚も食っていないし、野菜もだな」
シロエ 「そうでしょう? そのせいでしょうか…」

とても有難いお顔に見えます、とシロエ君。

シロエ 「こう、精悍で、引き締まってますし…」
キース 「そう見えるか?」
シロエ 「ええ、皆さんもそう思いますよね?」
一同  「「「はいっ!」」」

ヨイショするぞ、と一同、揃って同意。

ジョミー「なんかさ、カッコイイって感じ!」
サム  「修行しました、って風格、出てるぜ!」
キース 「いや、それほどでも…」

あるんだが、とキース君、頬が緩むのを我慢な様子。

キース 「栄養剤だけの生活だろうが、お勤めはだな…」
シロエ 「欠かせませんしね、お坊さんには」
キース 「日々の掃除も修行の内だし、頑張ったぞ」
Aブルー「うん、偉い! だからね、次の法要もさ…」
キース 「ちょっと待て、何が言いたいんだ?」

次の法要というのは何だ、と言ってますけど。
どうなる…?


2022/03/30 (Wed)



☆有難い栄養剤


スッポンタケの法要が終了、キース君をヨイショな面々。
自然な流れで褒めていたのに、ソルジャー、先走りすぎ。

キース 「やたら褒めると思ってたんだが、実は裏に…」
シロエ 「いいえ、なんでもありませんから!」
キース 「お前も、この馬鹿とグルなんだろうが!」

次の法要が目当てなんだな、とキース君、腕組み。

キース 「どういう気なのか、正直に吐け!」
シロエ 「違いますって!」
Aブルー「無駄だよ、吐いた方が早いよ」

こういう場合は…、と開き直ったソルジャー。

Aブルー「つまりね、次の法要の時も、今回みたいに…」
キース 「どうしろと?」
Aブルー「栄養剤生活で挑んでくれないかな、と!」

有難味がグンとアップするから、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「君の筋力とかもアップで、ウインウイン!」
キース 「次だな、こちらこそ有難い」
一同  「「「え?」」」」

何故だ、と飛び交う『?』マーク。

シロエ 「キース先輩、それでいいんですか?」
キース 「もちろんだ。次はお盆なんだぞ?」

その前に地獄の卒塔婆書きが…、とキース君が竦める肩。

キース 「栄養剤があれば、不眠不休で書きまくれる!」
Aブルー「いいねえ、喜んで提供するよ!」
シロエ 「やめて下さい、それだとキース先輩が…」
サム  「得する話になるじゃねえかよ!」

俺とジョミーにも分けてくれよな、と割り込む僧籍な人。

サム  「棚経の日は地獄なんだぜ、俺もジョミーも!」
ジョミー「そうだよ、栄養ドリンク代わりにさ!」
スウェナ「じゃあ、私たちはどうなるのよ!」
シロエ 「ぼくとマツカ先輩、スウェナ先輩はですね…」

得する部分が無いんですけど、とシロエ君の悲鳴。

シロエ 「やめて下さい、栄養剤は!」
キース 「いや、寄越せ!」
Aブルー「いい法要のためにはさ…」
シロエ 「無くていいです!」
得する人「「「そう言わずに!」」」

賛成派と反対派で揉めてますけど。
今月、これにて中継終了~。


2022/03/31 (Thu)






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