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シャングリラ学園つれづれ語り

☆仕方ない仕様


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走の最中に、乱入したソルジャー。
春のお彼岸の法要を無理やり頼んで、食べるだけ食べて逃走で…。

シロエ 「…どうするんです、キース先輩。またぼくたちに…」
サム  「思い切り迷惑かけやがったよな、仕様通りに」
ジョミー「だよねえ、ホントに迷惑すぎだよ」

なんでお彼岸に法要なんか…、と文句の嵐。

スウェナ「先月は節分で迷惑をかけて、今度は春のお彼岸よ!?」
マツカ 「本当にキリが無いですよね…。諸悪の根源仕様には」
シロエ 「サム先輩の十八番が無ければ、サヨナラしたい所です」

みんな友達、というアレさえ無ければ、とシロエ君の溜息。

シロエ 「腐っても友達には違いないですし、ぼくには先輩で…」
ジョミー「ぼくにとっても友達だけどさ、なんだかさ…」

今年も厄年が続きそうだよ、とジョミー君。

ジョミー「キースってアレかな、毎年、毎年、厄年なのかな?」
ブルー 「どうだろうねえ、本物の厄年は期間限定だけど…」

キースの場合は違うかもね、と生徒会長も呆れるキース君の仕様。

ブルー 「前にも言ったけど、そういう星回りの下に生まれて…」
シロエ 「年がら年中、天中殺で大殺界な人なんでしたっけ?」
ブルー 「見てくれる人に見て貰ったら、そうなるかもねえ…」

ぼくはそっちは範疇外で…、と伝説の高僧、銀青様。

ブルー 「フィシスの占いも全く違うし、誰か本職に…」
キース 「やめてくれ! それでトドメを刺されたら困る!」

夢も希望も無くなってしまう、と副住職の泣き。

キース 「俺の仕様も8ビートも諦めるから、勘弁してくれ!」
ジョミー「判定が出たら困るんだ?」
キース 「当然だろう!」

俺だって未来が欲しいんだ、と土下座。

キース 「すまんが、お彼岸はよろしく頼む。申し訳ないが…」
一同  「「「はーい…」」」
キース 「恩に着る…!」

この恩は返せないだろうが、という悲しすぎる言葉。
否定できる人、誰もいませんよね…?


2018/03/16 (Fri) 

 

☆厄介すぎる仕様


迷惑をかける仕様らしいのが、キース君という人ですけれど。
春のお彼岸はスッポンタケの法要に決定、アッと言う間に当日で。

シロエ 「おはようございます。とうとうお中日ですね…」
ジョミー「嫌すぎるよね、お彼岸の度に…」
サム  「僧籍の俺とか、お前が言うのもアレだけどよ…」

お中日は迷惑な日になりつつあるぜ、とサム君、ブツブツ。

サム  「本当だったら有難い日で、お浄土に功徳を積んでよ…」
スウェナ「ソレのせいでしょ、法要に出席されられるのは」

誰かさんが有難がっているから、とスウェナちゃんも浮かない顔。

スウェナ「法要をすればパワーアップで、御利益があるとかで…」
サム  「あるわけがねえと思うんだけどよ、そんな御利益」
ジョミー「でもさ、熱心に頼みまくって、お布施もしてるよ」

お布施の額も半端ないよね、とジョミー君。

ジョミー「あれだけのお布施をするってことはさ、御利益もさ…」
シロエ 「まさか、あるって言うんですか?」
ジョミー「無ければ払わないと思うよ、絶対に!」

ああ見えて根はドケチな筈だ、と握り締める拳。

ジョミー「エロドクターから腐るほどお小遣いを貰っててもさ…」
スウェナ「そうねえ、太っ腹なタイプとは思えないわね」
シロエ 「言われてみれば…。それじゃ、キース先輩の法力…」
ジョミー「限定仕様で効くんじゃないかな、例の人にだけは」

考えたくもないけれど…、とジョミー君が振っている首。

シロエ 「そ、そんな…。ぼくたちには迷惑すぎる仕様が…」
マツカ 「誰かさんにだけは、とても有難い仕様なんですね?」

とても惨すぎる話ですが…、と御曹司。

マツカ 「まだキースは来てませんけど、そうなんでしょうか?」
ジョミー「違うって言える方の根拠が無いよ? どう考えても」
スウェナ「厄介すぎる仕様じゃないの、ソレ…」
ジョミー「でもさ、そうだと思うんだよね…」

でもって、これから法要だよね、と生徒会長宅に到着。
逃げられませんね?


2018/03/17 (Sat) 

 

☆限定っぽい仕様


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅でやるのが恒例。
シャン学メンバーも嫌々ながらも到着、チャイムをピンポーンと。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
一同  「「「お邪魔しまぁーす…」」」

本当は来たくなかったですが、というのをグッと飲み込む面々。

シロエ 「キース先輩は、まだなんですよね?」
ぶるぅ 「そだよ、キースは朝から忙しくて、準備もあって…」
ブルー 「元老寺の方のお彼岸の法要、少しくらいはさ…」

手伝ってから家を出ないとね、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「朝早くから本堂の掃除で、他にも色々」
ジョミー「そのくらいやってもいいと思うよ、迷惑なんだから」
スウェナ「私たちに迷惑かけまくりだもの、その罰だわよ!」

なんで例の人に限定なのよ、とスウェナちゃんが顰める顔。

スウェナ「私たちには大迷惑で、誰かさんには御利益でしょう?」
ブルー 「そうらしいねえ…。君たちの話は聞いてたけどさ」
シロエ 「サイオンで覗き見してたんですか!?」

例の人みたいじゃないですか、とシロエ君のツッコミですけど。

ブルー 「一緒にしないでくれるかな? たまたまだってば」
ぶるぅ 「もう来るのかな、って覗いただけだよ?」

そしたらキースの話だったの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「んとんと…。もう一人のブルーには御利益だよね?」
シロエ 「そういう仕様なんじゃないか、って話です」
サム  「法要が全く効果ゼロだったら、あのドケチがよ…」

お布施を差し出すわけがねえよ、とサム君が振っている首。

サム  「だからヤツには効くんだぜ、きっと」
ジョミー「ぼくたちには、迷惑すぎるんだけどね…」

最悪すぎる仕様だよね、とジョミー君も溜息。

ジョミー「効かないんなら、法要なんかはしなくて済むのに…」
シロエ 「まったくです。迷惑ですよね」
ブルー 「星回りかなぁ…」

それならどうしようもない、と銀青様もお手上げ。
仕様ですもんね…。


2018/03/18 (Sun)

 

☆有難い限定品


春のお彼岸はスッポンタケの法要、今年も生徒会長宅で厳修。
巻き添えを食うのがシャン学メンバー、キース君への文句MAX。

シロエ 「いくら仕様か知りませんけど、なんで例の人だけ…」
スウェナ「いい目を見るのか分からないわよね、腹が立つったら」

御利益はもっと公平に…、とスウェナちゃん。

スウェナ「でなきゃ修行した意味が無いでしょ、限定だなんて!」
ブルー 「どうだろう? 限定品というのは、有難いしねえ…」
一同  「「「はあ?」」」
ブルー 「期間限定とか、地域限定とか、色々あるよね?」

食べ物だとか、土産物だとか…、と生徒会長の弁。

ブルー 「そういうのって欲しくならないかい? 普通のよりも」
ジョミー「それはそうかも…。同じ買うなら、限定品かな?」
サム  「行列が出来て開店直後に完売だとか、よくあるぜ…」
ブルー 「ほらね、有難いものなんだよ。限定品ってヤツは」

だからキースの仕様だって…、とフウと溜息。

ブルー 「ブルーにしか御利益が無いというのも、それなりに…」
シロエ 「有難いんだと言うわけですか!?」
ブルー 「有難がる人が一人だけでも、効いてるならね」

修行の成果は出ているんだよ、というのが銀青様の説。

ブルー 「残念なことに、君たちには何の御利益も無いけれど」
シロエ 「御利益どころか迷惑ですけど、アレがキース先輩の…」
サム  「仕様で修行の成果なのかよ、なんだかなあ…」

目の前が暗くなりそうだぜ、と呻くサム君。

サム  「だったら修行をすればするほど、パワーアップかよ?」
シロエ 「そうなりますよね、とても迷惑な限定仕様が…」

あんまりですよ、とシロエ君が仰ぐ天井。

シロエ 「会長、なんとかならないでしょうか? 先輩の仕様」
ブルー 「うーん…。厄除けとかなら出来るけれどさ、運命は…」
サム  「ブルーでも変えられねえのかよ?」
ブルー 「残念ながら…」

それは神仏の管轄だから、と重々しい言葉。
確かにそうかも…。


2018/03/19 (Mon) 

 

☆運命らしいです


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集った面々。
まだ来ていないキース君の件で文句ですけど、打つ手は無いとか。

シロエ 「神仏の管轄なんですか…。キース先輩の迷惑な仕様」
ブルー 「そういう星の下に生まれて来たなら、そうなるよね…」

輪廻転生を司るのは仏様だし、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「キースがヒトに生まれて来たのも、運命だしさ」
シロエ 「じゃあ、先輩の家がお寺だったのも…、ですね?」
ブルー 「うん。お寺を継ぐ気になったというのも、全部、運命」

それだけに、どうしようもない、と銀青様の結論。

ブルー 「今更、流れを変えたくっても、ぼくにも無理だね」
一同  「「「そ、そんな…」」」

例の人だけに御利益があって、他は迷惑仕様なのか、と皆が愕然。

サム  「一生、治らねえんだな?」
ブルー 「どうだろう? 何処かで運命が変わってくれたら…」
ジョミー「治る可能性もあるんだね?」
ブルー 「あまり期待は出来ないけどね…」

可能性はゼロだと思っていた方がいい、という所でチャイムの音。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースが来たみたい!」
一同  「「「…………」」」

噂をすれば、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「来ましたね…」
マツカ 「そうみたいですね…」
ぶるぅ 「キース、早く、早くぅ! みんな来てるから!」
キース 「遅くなってすまん。…俺の顔に何かついているか?」

どうかしたのか、と副住職が見回すリビング。

シロエ 「いえ、そうじゃなくて、キース先輩の運命がですね…」
キース 「俺の運命?」

それが何だ、と全く分かっていないのが、迷惑仕様の当人でして。

シロエ 「先輩が修行してきた成果は、限定仕様らしいんですよ」
キース 「成果が限定仕様だと? どういう意味だ!?」
ジョミー「例の人にしか効果がないって話なんだよ」
サム  「公平じゃねえのな!」

俺たちには何の御利益もねえ、とサム君、断言。
一種の宣告…?


2018/03/20 (Tue) 

 

☆災厄を呼ぶ運命


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場の生徒会長宅に集う面々。
キース君が遅れて登場ですけど、そのキース君の仕様が迷惑すぎ。

サム  「マジでそうだろ、俺たちに御利益、あったのかよ?」
キース 「御利益と言うと…?」
シロエ 「いい目を見るって意味ですよ! ぼくたちが!」

一回も見ていない気がしますよね、とシロエ君のツッコミ。

シロエ 「雪乞いを頼んだら、ああなりましたし、他にも色々…」
ジョミー「誰かさんだけ美味しい思いで、ぼくたちはババで…」
スウェナ「仕様なんだと諦めてたけど、誰かさんには効くのよ!」

迷惑にならずに、御利益たっぷり、とスウェナちゃんも。

スウェナ「だから何度も頼まれてるのよ、法要を!」
シロエ 「そういうことです。効かないんなら、頼みませんよね」

あんなに気前よくお布施を払って…、とシロエ君の溜息。

シロエ 「キース先輩の修行の成果は、誰かさん限定仕様です!」
キース 「いや、そんなことはない筈だが…!」
ジョミー「ちっとも説得力が無いよね、今までがアレだし」
サム  「これから先も治らねえんだと、ブルーも言ったぜ」

妙な星の下に生まれやがって、とサム君がギロリ。

サム  「お祓いとかで、どうこう出来るモンじゃねえしな…」
キース 「待て、お祓いとは、どういうことだ?」
ジョミー「その迷惑な仕様を治す方法だってば、無さそうだけど」

運命なんだし、変えられないよね、とジョミー君の嘆き節。

ジョミー「そっちは神仏の管轄だってさ、変えたくっても」
キース 「なんで、そうなる!」
ブルー 「ハッキリ言うなら、本当に迷惑仕様だからだね」

面白いくらいに災厄ばかりを呼び込むよね、と銀青様。

ブルー 「しかも、みんなには災厄だけどさ、誰かさんには…」
サム  「御利益を山ほど与えまくってるらしいしよ…」
ブルー 「否定できるのかい?」
キース 「そ、それは…」

出来んかもしれん、と自信なさげな副住職の顔。
やっぱり、運命…。


2018/03/21 (Wed) 

 

☆否定できません


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場は生徒会長宅ですけれど。
導師のキース君の迷惑仕様が、非難の的になっているのが今。

ブルー 「ほらね、自分でも否定できないだろう?」
キース 「う、うう…。しかし、運命だと言われても…」
シロエ 「そっちも否定できませんよね、キース先輩の場合」

今日までのことを自分で振り返ってみて下さい、という注文。

シロエ 「その場のノリで戒名をつけた辺りが、最初なんです」
サム  「うんうん、深く考えもしねえでよ…」

院殿号なんかを出しやがって、と僧籍な人が顰める顔。

サム  「鯨の戒名をパクらなくても、もっとマシなのをよ…」
シロエ 「先輩がきちんと考えていたら、こうなってません!」

有難くない戒名だったら、御利益だって減りました、とキッパリ。

シロエ 「ぼくは詳しくないんですけど、そうじゃないですか?」
ブルー 「プロのぼくから言わせて貰えば、シロエが正しい」

言霊と言うくらいだから…、と伝説の高僧、銀青様。

ブルー 「ただの信士で終わっていたなら、御利益は無いね」
ジョミー「そうだったわけ!?」
ブルー 「君も坊主の端くれだったら、気付きたまえ!」

院殿号の有難さを深く考えるように、と弟子への苦言。

ブルー 「滅多に出さない戒名ってことは、貰った仏様だって…」
シロエ 「パワーを持つというわけですね?」
ブルー 「きちんと法要を続けていればね」

無縁仏になってしまったら、それまでだけど、という話。

ブルー 「だからキースは責任重大、ついでに御利益も限定仕様」
シロエ 「院殿号のアレと、法要を頼む誰かさんにですね?」
ブルー 「そういうことだね、最低最悪な運命だけどさ」

ぼくにも修正不可能だから、とフウと溜息。

ブルー 「キースも自覚を持ちたまえ。迷惑な仕様なんだとね」
キース 「あの馬鹿野郎にだけ御利益なのか?」
ブルー 「そうだけど?」

他のみんなはババを引くだけ、とビシィと指摘。
正しいですね?


2018/03/22 (Thu)

 

☆とにかくお詫びを


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場はお決まりの生徒会長宅。
けれど導師のキース君が問題、誰かさんにしか無いらしい御利益。

キース 「お、俺の修行の成果というのは、あの馬鹿にしか…」
ブルー 「出てないらしいね、今日までのことを考えればね」

他の誰かが得をしたことがあったのかい、と銀青様の問い。

ブルー 「お浄土には功徳を積んでいるかもしれないけどね…」
サム  「いわゆる現世利益ってヤツは、ねえじゃねえかよ」

お浄土に功徳を積んで貰っても…、とサム君も。

サム  「お浄土に行くまで、何の有難味もねえんだしよ…」
シロエ 「それは言えてますね、遥か先はどうでもいいんです!」

今、御利益を貰えないなら、意味が無いです、とシロエ君の怒り。

シロエ 「ぼくたちはババを引きっぱなしで、誰かさんだけが…」
ジョミー「いい目を見るから、今日もこうして法要だよね…」
スウェナ「それで御利益を貰えちゃうから、また頼まれるのよ!」

お盆の棚経と秋のお彼岸の法要を…、とスウェナちゃん。

スウェナ「もう永遠にループじゃないの! 何処まで行っても!」
ブルー 「キースの運命らしいしねえ…」
シロエ 「先輩、謝る気は無いんですか!?」

謝って貰っても、運命は変わりませんけれど…、とブツブツブツ。

シロエ 「それでも謝るくらいだったら、出来そうです!」
ジョミー「だよねえ、お詫びの言葉は欲しいよね…」
キース 「し、しかし…。俺だって、自分で泣きたいくらいで…」

そんな運命だと言われても…、とキース君、ワタワタ。

キース 「あの馬鹿野郎に追われるだけでも、災難でだな…」
シロエ 「それも先輩のせいでしょう!」

自分で呼び込んだ運命ですよね、とキッツイ台詞が。

シロエ 「災難だなんて言っていないで、詫びて下さい!」
サム  「まったくだぜ。逃げの姿勢は頂けねえな」
キース 「う、うう…」

俺は悪いことはしていない筈、と言われましても。
戒名の件は…?


2018/03/23 (Fri) 

 

☆見せて欲しい誠意


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅で厳修ですけれど。
問題は導師のキース君の仕様で、誰かさんにしか無いのが御利益。

ブルー 「呻いていないで詫びるべきだね、ここは潔く!」
キース 「迷惑仕様の件は認めるが、運命の方も詫びるのか…?」
シロエ 「被害者多数なわけなんですから、当然でしょう!」

一言、謝ってしかるべきです、とシロエ君からも厳しい言葉。

シロエ 「謝ってもどうにもなりませんけど、気は心からです!」
サム  「うんうん、謝らねえなら男じゃねえよな」

自分に責任が持てねえなんて、最低じゃねえか、とサム君も。

サム  「腐っても副住職じゃねえかよ、今日の導師で」
スウェナ「これから先も法要はずっと続くのよ? 永遠ループで」

謝りなさいよ、と詰め寄るスウェナちゃん。

スウェナ「ブルーでも運命は変えられないらしいし、諦めるけど」
ジョミー「諦めるしかないみたいだけど、お詫びくらいはね…」

誠意だけでも見せて欲しい、とジョミー君も溜息。

ジョミー「修行の成果が変になったのは、気の毒だけどさ」
ブルー 「そこは同情の余地は無いねえ、発端は戒名!」

その場のノリで院殿号を出したからだ、と銀青様の指摘。

ブルー 「ぼくも反省の言葉が欲しいね、それと謝罪と」
サム  「銀青様の仰せだぜ? まだ逃げるのかよ?」
キース 「す、すまん…。全面的に俺が悪かった…!」

もう何もかもが俺のせいだ、と深々と土下座。

キース 「あの馬鹿にしか御利益が無いのも、迷惑仕様も」
??? 「ぼくには、大いに有難いけどね?」

そんなに卑屈にならなくても、とソルジャー登場。

Aブルー「今日の法要も期待してるよ、御利益を!」
キース 「あんたは期待大かもしれんが、他のヤツらがだな…!」
Aブルー「細かいことは気にしない! 気にしてるとハゲるよ」
キース 「は、ハゲるだと…?」

ハゲは困る、とキース君、慌てて頭に両手を。
お坊さんは本来、ツルツルですが…?


2018/03/24 (Sat)

 

☆気にしたらハゲる


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場は生徒会長宅ですけれど。
導師のキース君の修行の御利益、ソルジャー限定だという話で…。

キース 「俺はハゲたくないんだが! 運命だけで充分だ!」
Aブルー「運命ねえ…。ぼくにだけでも御利益があれば、上等!」

もうそれだけで有難いよね、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「だから気にしないで、法要、お願い! ハゲ防止に!」
キース 「ハゲ防止だと!?」
Aブルー「うん。これから先も永遠ループで、お詫び三昧だろ?」

他のみんなに、と全く責任を感じていないのがソルジャー。

Aブルー「いちいち気にして落ち込んでいたら、ハゲるしね?」
キース 「ハゲる、ハゲると言わないでくれ!」

ハゲは坊主の職業病だが…、とキース君、必死。

キース 「親父にもうるさく言われているんだ、早く剃れと!」
シロエ 「…そうなんですか?」
ジョミー「まだ諦めていなかったんだ…。アドス和尚」
キース 「なんと言っても親父だからな!」

道場入りの時には剃っただろう、と脅されるのだ、とブルブル。

キース 「うっかり薄くなろうものなら、もう間違いなく…」
シロエ 「剃れと言われるわけですね?」
キース 「親父は剃ったと信じているしな、あの道場では…」

本当は剃っていなかったのに、と嘆く副住職。

キース 「サイオニック・ドリームで誤魔化しただけで…」
Aブルー「あの時は苦労してたよねえ…。ハゲ頭は嫌だ、って」

ハゲはしっかり予防しなくちゃ、とソルジャー、ウインク。

Aブルー「君の運命も、迷惑仕様も、気にしない!」
キース 「あんたは、それでかまわないかもしれんがな…!」

みんなの苦情をどうしてくれる、と副住職。

キース 「あんたのせいで、俺は土下座の永遠ループだ!」
Aブルー「土下座くらいは楽勝だろう?」
キース 「なんだって?」
Aブルー「罰礼よりかは、マシな筈だよ」

五体投地を百回するより、ずっと楽だ、という台詞。
正しいかも…?


2018/03/25 (Sun) 

 

☆効く人もいます


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集った御一同様。
けれどキース君の修行の成果が問題、ソルジャーだけに御利益が。

Aブルー「君の罰礼、アドス和尚だと五体投地が三百回だよね?」
キース 「MAXで来たら、そうなるが…」
Aブルー「普段も普通に百回だとか、食らっていると思うけど?」
キース 「そ、それは…」

否定は出来ん、と呻く副住職。

キース 「本堂の掃除がなっていないとか、灰作務がどうとか…」
Aブルー「ほらね、五体投地の刑に比べたら、土下座くらいは…」

別に大したことないし、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「運命もハゲも気にしていないで、法要、お願い!」
キース 「あんたにしか効かない法要をか?」
Aブルー「ぼくだけじゃないよ、他の人にも効いてるから!」
一同  「「「はあ?」」」

いったい誰に効くと言うんだ、と皆が見合わせる顔。

シロエ 「えーっと…? 誰か御利益、貰いましたか?」
サム  「俺は貰った覚えはねえなあ…」
マツカ 「ぼくも貰ってないですね。ジョミーたちは?」
ジョミー「貰っていたら、さっきの話はしてないよ!」

ぼくにだけでも効くならね、と、もっともな意見。

ジョミー「他の人って、誰なのさ?」
スウェナ「エロドクターってことは、ないわよね…?」
シロエ 「もしかして、教頭先生でしょうか?」
Aブルー「うーん、残念! 思いっ切り、ハズレ!」

もっと頭を使いたまえ、とソルジャーが指差す自分の頭。

Aブルー「キースはハゲを気にしてるけど、頭は使いよう!」
シロエ 「分かりましたよ…。でもですね、誰に効くんです?」
Aブルー「決まってるじゃないか、ぼくのハーレイだよ!」

法要の度にパワーアップで…、とソルジャー、御機嫌。

Aブルー「もう最高に漲りまくりで、ビンビンのガンガン!」
一同  「「「うっ…」」」
Aブルー「夫婦和合に御利益絶大!」

実に有難い話だよね、と言われましても。
他の人には迷惑ですよね…?


2018/03/26 (Mon) 

 

☆三人目は誰だ


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅で厳修ですけれど。
導師のキース君の修行の御利益、シャン学メンバーにはゼロで…。

Aブルー「ぼくとハーレイには御利益最高、だから充分!」
シロエ 「そんな御利益、迷惑ですけど!」

二人だけにしか効かないなんて最低です、と噛み付くシロエ君。

シロエ 「御利益は、もっと公平で平等であるべきです!」
サム  「うんうん、限定仕様はどうかと思うぜ」
Aブルー「でも、ぼくとハーレイだけじゃないしね?」

もっと他にも効く人はいる、とソルジャー、得意げ。

Aブルー「三人もいれば、問題ないと思うけど?」
一同  「「「三人?」」」

三人目とは誰のことだ、と誰もがキョロキョロ。

ジョミー「えっと…。三人目って、誰だろう?」
スウェナ「エロドクターと教頭先生は、違うのよね?」
マツカ 「そうらしいですね、そうなってくると…」
シロエ 「思い当たる人がいないんですけど?」

いい加減なことを言わないで下さい、とシロエ君の厳しい表情。

シロエ 「その場限りの言い逃れなんて、すぐバレますから!」
Aブルー「ぼくは嘘なんかついていないよ、三人目は本当!」

御利益で、とても喜んでるから…、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「なんと言っても覗きが趣味でさ、毎晩、毎晩…」
一同  「「「覗き?」」」
Aブルー「大人の時間を覗いてるんだよ、それは熱心に!」

ぼくのハーレイには天敵だけど、とパチンとウインク。

Aブルー「ぼくのハーレイ、見られていると意気消沈でさ…」
シロエ 「待って下さい、それじゃ、三人目は…」
Aブルー「ぶるぅだけど?」

大人の時間の覗きが生き甲斐、と満面の笑み。

Aブルー「つまり、ぶるぅにも御利益たっぷり! 夫婦和合で!」
シロエ 「や、やっぱり…」
Aブルー「そんなわけだから、早く法要! 御利益パワー!」
一同  「「「うわー…」」」

こっちの世界に御利益はゼロか、と涙の御一同様。
本当に限定仕様ですね?


2018/03/27 (Tue)

 

☆ぶるぅが別物です


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場はお馴染みの生徒会長宅。
けれど導師のキース君が問題、修行の御利益は人を選ぶ限定仕様。

シロエ 「ぶるぅに効いても、ぼくたちには意味が無いですが!」
ジョミー「そうだよ、こっちのぶるぅだったらいいけどさ…」
サム  「あんな悪戯小僧なんかに、御利益くれてやってもよ…」

いいことは何もねえじゃねえかよ、とサム君が仰いでいる天井。

サム  「こっちのぶるぅに御利益だったら、別だけれどよ」
スウェナ「そうよね、ぶるぅにだけでも効いてくれるなら…」
ジョミー「もっと料理の腕が上がるとか、いいことあるよね?」
シロエ 「それはぶるぅに失礼でしょう。料理の腕はプロ級です」

これ以上、上がらなくてもいいですけれど…、とシロエ君。

シロエ 「でも、御利益があるんだったら、食材の仕入れとか…」
サム  「あー…。レアな食材に出会えちまうのな、高確率で!」

それっていいよな、とゴクリと飲み込む生唾。

サム  「珍しい料理を食いまくれるしよ、俺たちにも御利益!」
シロエ 「そういう結果になるんですけど、生憎と…」

肝心のぶるぅが別物ですよ、と深い溜息。

シロエ 「あっちの世界にしか効かないだなんて、もう最悪で…」
サム  「マジで迷惑な野郎だよなあ、キースってヤツは」
キース 「そう言われても…。俺にも、どうにも出来んのだ!」

運命というヤツらしいからな、と副住職の嘆き。

キース 「ブルーでも変えられないとなったら、お手上げなんだ」
シロエ 「努力して欲しいと思いますが!」
ぶるぅ 「んーと…。えとえと、御利益?」

あっちのぶるぅにはあるんだよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「それなら、いいと思うんだけど! ぶるぅは友達!」
一同  「「「へ?」」」
ぶるぅ 「ぶるぅに効くなら、ぼく、お料理とか、頑張るから!」
Aブルー「ありがとう!」

ぶるぅは本当にいい子だよね、とソルジャー、ニッコリ。
ヤバくないですか?


2018/03/28 (Wed) 

 

☆御利益はコレだ


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場は生徒会長宅ですけれど。
導師のキース君の修行の御利益、別の世界にしか無い仕様らしく。

ぶるぅ 「ぶるぅは、ぼくのお友達だし、とっても仲良し!」
Aブルー「いいねえ、ぶるぅのために頑張ってくれるんだね?」
ぶるぅ 「うんっ! 今日のお膳も頑張ったけど、これからも!」

うんと頑張る、とニコニコ笑顔の健気なお子様。

ぶるぅ 「キースが立派な法要をすれば、ぶるぅ、喜ぶでしょ?」
Aブルー「それはもちろん! 夫婦和合に御利益絶大!」

大人の時間が濃くなるからね、とソルジャー、御機嫌。

Aブルー「ぶるぅの覗きも、覗いた甲斐があるわけで…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 気分がグンと上向きなんだね!」

運気も上昇するといいよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「キース、法要、頑張ってね! ぶるぅが喜ぶから!」
キース 「し、しかし…。他のヤツらに大迷惑で、だ…」
Aブルー「それはどうだろう? こっちのぶるぅが張り切れば…」

君たちだって得をするのでは、とソルジャーの問い。

Aブルー「法要の後に食べる御馳走、次からもっと豪華だとかさ」
ぶるぅ 「そっか、ぶるぅの分も作って…」

お土産にするってことも出来るね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。

ぶるぅ 「今日のも多めに作ってあるから、後でお弁当!」
Aブルー「ありがとう! ぶるぅも大感激だよ、お土産があれば」

覗きのお供にお弁当だよね、とソルジャー、大きく頷きまして…。

Aブルー「ほらね、こんな調子で君たちにも御利益!」
ぶるぅ 「法要の御馳走、頑張って美味しく作るから!」

みんなも楽しみに食べに来てね、と法要へのお誘い。

ぶるぅ 「だからキースも、最高の法要をすればいいと思うの!」
Aブルー「ほら、ご指名だよ、今日の法要、よろしくね!」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「御利益があるから!」

こっちの世界にも御利益アリだ、と威張り返る人。
御馳走が御利益…。


2018/03/29 (Thu)

 

☆御利益たっぷり


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅で厳修ですけれど。
導師のキース君の修行の御利益、別の世界にしか無いとか何とか。

Aブルー「ぶるぅも、こう言ってくれてるしね! 御利益絶大!」
シロエ 「そ、そんな…。御馳走が御利益なんですか?」
Aブルー「全く無いより、ずっとマシだと思うけど!」

御馳走があると嬉しいだろう、とソルジャーの指摘。

Aブルー「今日も法要の後は御馳走、そうだよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 春らしいお料理、用意してるよ!」

沢山食べてね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「ぶるぅにもお弁当、詰めてあげるの! お土産用に!」
シロエ 「あのですね…。そのお弁当は、ぶるぅにとっては…」
Aブルー「覗きのお供で、もう御機嫌で食べるだろうね!」

喜ぶ顔が目に浮かぶよ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「ぼくのハーレイには災難だけどさ…。お弁当つきだと」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「いつも以上に、ぶるぅの存在を意識するよね」

こう、ガツガツと食べる音とか…、とニコニコニコ。

Aブルー「黙って覗いているのと違って、食べながらだしさ」
一同  「「「うわー…」」」

なんという酷い展開だろう、と誰もが愕然。

シロエ 「た、食べながらって…。酷すぎませんか?」
Aブルー「見られていると意気消沈だけど、そこは努力で!」

乗り切って欲しい所だよね、とソルジャー、サラッと。

Aブルー「そのハーレイにパワーを与えるためにも、早く法要!」
ぶるぅ 「お膳とかの用意は出来てるから…」

後はキースが着替えるだけ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が指す扉。

ぶるぅ 「キースの着替えは、いつものお部屋!」
キース 「やるしかないのか、被害甚大な法要でも…?」
Aブルー「被害どころか、御利益たっぷり! みんなニコニコ!」
一同  (((それだけは無い、それだけは無い…)))

みんな不幸の間違いだろう、と思っても無駄。
着替えが済んだら法要ですね?


2018/03/30 (Fri)

 

☆要らない御利益


春のお彼岸はスッポンタケの法要、今年も生徒会長宅で厳修。
導師のキース君の着替えが済んだら、いよいよ始まるわけでして。

キース 「…待たせてすまん。では、始めるぞ」
Aブルー「よろしく頼むよ、御利益パワーが絶大なのを!」
キース 「承知した。願我身浄如香炉… 願我心浄智慧火…」

木魚と叩き鐘で開始で、たちまち抹香臭くなる部屋。

Aブルー「いいねえ、ビートの効いたお経で!」
ブルー 「シーッ!」
Aブルー「8ビートの法要なんだよ、ノッてなんぼで!」
一同  (((…………)))

ノッてたまるか、と沈黙を貫くシャン学メンバー。なのに…。

キース 「同唱十念~…」
サム  「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」

唱えるモンだぜ、とサム君の視線。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  「「「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」」」

お念仏を十回、それが十念。ところが唱えないのが一人。

シロエ 『誰かさん、唱えていませんが…!』
ジョミー『だよねえ、自分で言い出しておいて…』

サボってどうする、と飛び交う思念。

スウェナ『唱えなかったら、御利益、無いんじゃないかしら?』
Aブルー「ぼくのことなら、心配無用! キースがいるから!」

ぼくの分まで唱えてくれるし、御利益絶大、と自信たっぷり。

Aブルー「そうだよね、キース?」
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」

聞こえないふりをしている副住職。木魚と鐘とで8ビートで。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「その調子で頼むよ、みんなにも御利益が来るように!」
一同  (((要らない、要らない…)))

御馳走だったら、法要でなくても食べられるよね、と誰もが涙。

シロエ 『こんな御利益、要りませんけど…!』
サム  『何もねえよりは、マシだけどもよ…』
Aブルー「遠慮しないで、ドーンと貰ってくれたまえ!」

法要の度に御利益を、と上機嫌な人。
お焼香の中、これにて中継終了~。


2018/03/31 (Sat)









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☆先月の赤っ恥


さて、三月。雛祭りの日は今年は土曜日、学校は休み。
生徒会長宅に集ったシャン学メンバー、美味しく食べて賑やかに。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いっぱい食べてね!」
シロエ 「美味しいですねえ、ちらし寿司!」
ぶるぅ 「雛祭りだから、そういうメニューにしてみたよ!」

ちらし寿司だし、貝のお料理も沢山、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「雛祭りの人、スウェナだけしかいないんだけど…」
サム  「いいじゃねえかよ、口実、口実!」
ジョミー「要は美味しく食べて騒げればいいんだもんね!」

タコ焼きパーティーとかでも、なんでも…、とジョミー君も。

ジョミー「今日は余計な人もいないし、もう思いっ切り!」
一同  「「「あー…」」」

アレがいるだけで悲劇だよね、と誰もがピンとくる「誰か」。

シロエ 「先月も酷い目に遭いましたしね…。節分の日に」
ジョミー「赤っ恥だったよね、七福神巡り…」

お寺の人に覚えられちゃったかも、とジョミー君のぼやき。

ジョミー「お寺の壁をバンバン叩いて、叫ばされてさ…」
シロエ 「大丈夫だと思いたいですけどね…。忘れられたと」
ブルー 「多分、忘れているんじゃないかな…」

顔までは覚えていないだろう、と生徒会長。

ブルー 「あそこの宗派は、座禅で修行が厳しいからさ…」
スウェナ「細かいことまで覚えていられないのね?」
ブルー 「トップクラスの偉い人たちは、また違うけどね」

そっちは暇だし、花街にも遊びに行くけれど…、と。

ブルー 「でもねえ、節分の日に御札を結ぶ係は…」
サム  「下っ端なのかよ?」
ブルー 「そうじゃなくって、下っ端の指導係かな」

いわゆる中間管理職で…、という解説。

ブルー 「修行の指導で忙しいから、参拝客の顔までは…」
シロエ 「いちいち覚えていないんですね?」
ブルー 「変なのが来たのは覚えててもね!」
一同  「「「うっ…」」」

お寺中で話題になっただろうか、と誰もがショック。
ありそうかも…?


2018/03/01 (Thu)  

 

☆歴代でワースト


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走に舌鼓な、シャン学メンバー。
けれど話題は節分のことで、七福神巡りでかいた赤っ恥が問題で。

シロエ 「えっとですね…。お寺で話題になったでしょうか?」
サム  「変な祈願に来たのがいた、って感じでよ…」

壁をバンバンで、おまけに願い事がアレだし、とサム君。

サム  「もう絶対に、あの日のワースト参拝客だしよ…」
ブルー 「あの日どころか、歴代の七福神巡りのワーストかもね」
一同  「「「れ、歴代…」」」

毎年やっているんだよね、と誰もが呆然とする七福神巡り。

シロエ 「あ、あの…。ぼくたちは、ここ数年ですけど…」
マツカ 「それよりも前からやってますよね、七福神巡りは?」
ブルー 「うん。ぼくがアルテメシアに来た時にはさ…」

とっくにやっていたと思うよ、と生徒会長の証言。

ブルー 「つまり三百年以上の歴史は確実、そんなトコかな」
シロエ 「なのに歴代ワーストですか!?」
ブルー 「その可能性は大いにあるよね、残念だけど…」

そもそも祈願の仕方が問題、とブツブツブツ。

ブルー 「変な願い事は多いだろうけど、叫ぶ人は無いよね」
一同  「「「…………」」」
ブルー 「その上、壁をバンバンだしさ…。個性的すぎて」

印象に残りまくっただろう、と深い溜息。

ブルー 「其処へドッカン大雪だったし、更に印象が…」
シロエ 「強烈だったというわけですね?」
ブルー 「覚えやすいからね、大雪の方は」
一同  「「「うーん…」」」

大雪までが裏目に出たか、と一同、ガックリ。

シロエ 「キース先輩の雪乞い、最悪でしたね…」
キース 「そうなるのか!?」

それまで俺の責任なのか、と副住職。

キース 「悲惨な結果に終わったことは認めるが…」
サム  「歴代ワーストの方は知らねえってか?」
キース 「そんな所まで責任は持てん!」
シロエ 「でもですね…」

諸悪の根源は、殆どがキース先輩です、という指摘。
間違ってないかも…?


2018/03/02 (Fri)

 

☆悪者にされる人


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走、そういうシャン学メンバー。
けれども話題は先月の節分、七福神巡りの時にかかされた赤っ恥。

キース 「俺が諸悪の根源だと!?」
シロエ 「ええ。全部がそうとは言いませんけど…」
サム  「高確率でキースなことは間違いねえよな」

俺たちを見舞う災難の元凶というヤツは…、とサム君も。

サム  「自分で否定できるのかよ? 元凶じゃねえ、って」
キース 「そ、それは…」

自覚はあるが…、と言葉に詰まる副住職。

キース 「しかし、節分の日の大雪はだな…!」
シロエ 「キース先輩が、全力で雪乞いした結果ですよね?」
キース 「注文したのは、お前たちだろうが!」

雪乞いしろと、と必死の反撃。

キース 「だから親父に言い訳してまで、本堂でだな…!」
シロエ 「雪乞いをしたら、あの大雪になったんでしょう?」
キース 「そうだ、だから礼を言うなら分かるんだが…!」

どうして俺が悪くなるんだ、と叫んでますけど。

ジョミー「あそこで大雪が降らなかったら、ぼくたちの印象…」
スウェナ「少しはマシになっていたわよね、ワーストでも…」

記憶に刻み込まれないで…、とスウェナちゃんの溜息。

スウェナ「変なのが来た、だけで済んでいたわよ」
マツカ 「お参りの人が大勢いたなら、印象、薄めですよね」
シロエ 「大雪のせいで、人まで減っていましたからね…」

そうなったのも全部、キース先輩のせいなんです、と怒る人。

シロエ 「あのタイミングで大雪というのが最悪でした!」
サム  「うんうん、あれがブルーだったら、大雪はよ…」
ジョミー「出発前にドッカンだよねえ、間違いなく…」

でもってバスが来なかったよね、とジョミー君。

ジョミー「それでも行かされただろうけどさ…」
シロエ 「流れは絶対に違ってました!」
サム  「ああいう風にはならなかったぜ」
キース 「俺のせいだと?」

俺は全力で雪乞いしたのに…、と副住職の叫び。
でも、結果が全て…。


2018/03/03 (Sat)

 

☆腐っても友達


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走を味わう、シャン学メンバー。
とはいえ話題は節分のことで、七福神巡りでかいた赤っ恥が問題。

シロエ 「もう間違いなく、キース先輩のせいだと思いますが!」
サム  「俺もシロエに賛成だぜ。全面的に」
ジョミー「ぼくもだよ…。だって、ああいうタイミングで大雪…」

あの最悪さはキースならではだよね、とジョミー君。

ジョミー「ホントにいつも、高確率で諸悪の根源だしさ…」
スウェナ「例外は殆ど無いと言ってもいいほどだわよ」

何回、ババを引かされたことか…、とスウェナちゃんも。

スウェナ「これからもババを引かされるのよね、キースのせいで」
シロエ 「あー…。来るでしょうね、これから先も」
マツカ 「キースが消えてくれない限りは、そうなるでしょうね」
キース 「なんだって!?」

俺に消えろとまで言うのか、と愕然とする副住職。

キース 「貴様ら、腐っても友達だろうが!」
サム  「そりゃまあ…。みんな友達は俺のポリシーだけどよ…」

それでもやっぱりツラいモンがあるよな、とサム君の溜息。

サム  「その友達にキースが混じっているとよ、他のみんなが」
シロエ 「迷惑するって言いたいんですね、分かります!」

ぼくも先輩とは腐れ縁ですけれど…、とシロエ君の同意。

シロエ 「たまに、本当に縁を切りたくなりますよ…」
キース 「お前まで言うか!」
シロエ 「切りませんけどね、ソレをやったら他の皆さんとも…」
サム  「スッパリと縁が切れかねねえ、って言うんだろ?」

俺もそういうクチだしよ、と頷くサム君。

サム  「キースを捨てるか、みんなを捨てるか、って話だと…」
シロエ 「他の皆さんを残す選択肢になりますよね」

いくら先輩が厄介でも…、とシロエ君も「縁を切らない」派。

シロエ 「でも、節分の日の大雪の件は…」
サム  「キースのせいで間違いねえんだよ!」

全面的にキースのせいな、と決め付けの言葉。
誰も否定はしませんね…?


2018/03/04 (Sun)

 

☆都市伝説は無理


雛祭りは生徒会長宅で御馳走、そういうシャン学メンバーですが。
今の話題は節分のことで、七福神巡りでかかされた赤っ恥が問題。

サム  「あの大雪が降ったお蔭で、俺たちはよ…」
シロエ 「ただでも恥をかいたというのに、ワーストですよ?」

あそこのお寺の節分の歴史に刻み込まれてしまいました、と。

シロエ 「歴代の参拝客でワースト、そんな記録は要りません!」
サム  「大雪さえ降っていなかったら、忘れて貰えるのによ…」
スウェナ「少なくとも、いつの年だったかは確実に忘れるわよね」
マツカ 「忘れるでしょうね、これという決め手に欠けますから」

そして曖昧になるんですよ、と御曹司。

マツカ 「いつの年なのか分からなくなったら、都市伝説です」
ジョミー「そうだよね…。本当にあったかどうかが謎で」
シロエ 「言えてますよね、正確に思い出せないのなら…」

作り話で通りそうです、とシロエ君も。

シロエ 「生き証人が誰もいなくなったら、それっきりですよね」
マツカ 「そうでしょう? でも、あの日は大雪でしたから…」
ジョミー「お寺の記録に残るだろうしね、この年は雪、って」
スウェナ「参拝の人も少なかったし、帳簿に書くわよ」

この年の売上の少なさは雪のせい、とスウェナちゃんの説。

スウェナ「でないと駄目でしょ、減った原因を書かないと」
サム  「まあなあ、寺は売上じゃねえけどよ…」
ブルー 「そういう書き方はしないよねえ…」

お寺ルールというのがあるし…、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「会計ソフトもある世の中でも、言葉は独特」
スウェナ「それでも特記事項はあるでしょ?」
ブルー 「お賽銭とかが激減したなら、理由は書くね」

次の参考にするために…、と深い溜息。

ブルー 「ぼくたちのお参りの件は、書かないけどさ…」
シロエ 「今年、大雪が降った記録は残るんですね?」
ブルー 「残念だけどね…」

都市伝説のコースは無理、とキッパリ。
駄目なんですね…?


2018/03/05 (Mon)

 

☆仕様らしいです


雛祭りは生徒会長宅で御馳走に舌鼓な、シャン学メンバーなのに。
話題は先月の節分のことで、七福神巡りでかいた赤っ恥が問題。

シロエ 「大雪の記録が残る以上は、都市伝説は無理ですか…」
ブルー 「紐づけされてしまうからねえ、あの大雪と…」

大雪にも負けずに、とても変なのがやって来た、と生徒会長。

ブルー 「塔頭の壁を端からバンバン叩いて、大声でさ…」
一同  「「「…………」」」

誰も口には出したくもない、ソルジャー夫妻の願い事。

ジョミー「聞き間違えをしてくれるってことは無いよね?」
シロエ 「あんな言葉を、どう聞き間違えてくれるんです!」
スウェナ「百歩譲って間違えてくれても、福笹でバレるわよ!」

絵馬にキッチリ書いていたじゃないの、とスウェナちゃんの指摘。

スウェナ「福笹に御札を結ぶのよ? その時に見るわよ、願い事」
一同  「「「うっ…」」」

聞き間違えて貰うコースも無理か、と誰もがガックリ落とす肩。

シロエ 「そうなったのも、キース先輩のせいなんですよ!」
サム  「違いねえよな、あの迷惑な雪乞いな!」
キース 「何故、そうなる! 頼んだのは、お前たちだろう!」

だからこそ俺は頑張ったんだ、と言ってますけど。

シロエ 「すっかり忘れていたんですよ…。キース先輩の仕様を」
キース 「…仕様?」
シロエ 「スペックと言うかもしれません。諸悪の根源仕様です」

何をやっても悪い方へと転ぶんですよ、とシロエ君の説。

シロエ 「なのにウッカリ、雪乞いを頼んでしまいましたから…」
スウェナ「裏目に出たっていうわけね?」
シロエ 「そうです、そうです! キース先輩なだけに!」

他の人なら違ってました、と握り締める拳。

シロエ 「会長だとか、半ば素人でもサム先輩とか…」
サム  「それはあるかもしれねえなあ…」
ジョミー「キースの仕様かぁ…」
シロエ 「どうでしょう?」

ぼくの説で合っていないでしょうか、と念押しが。
キース君の仕様…。


2018/03/06 (Tue)

 

☆スペックなんです


雛祭りは生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走な、シャン学メンバー。
けれど話題は先月の節分、七福神巡りでかいてしまった赤っ恥。

サム  「アレがキースの仕様なのかよ、悪い方に行くのが…」
シロエ 「そうだと思いますけどね? 何をやっても最悪な結果」
スウェナ「諸悪の根源仕様なわけね、そうなってるのね…」

スキルじゃなくてスペックなのね、とスウェナちゃんの溜息。

スウェナ「スキルだったら、発動させない手もあるけれど…」
ジョミー「スペックだもんね、もう間違いなく発動だよね…」
シロエ 「そういう仕様ですからね…」

仕様というのは、そうしたもので…、とシロエ君。

シロエ 「でなきゃ仕様の意味が無いです、機械とかにしても」
ブルー 「取説通りに動いてなんぼの世界だからねえ…」

でなきゃ仕様と言えやしない、と生徒会長も。

ブルー 「でもって、キースの仕様は諸悪の根源になることで…」
シロエ 「そうなんです。ですから、先月の雪乞いだって…」

ああいう結果になったんですよ、とブツブツブツ。

シロエ 「運が悪かったとか、そんな次元は通り越してます!」
サム  「そうだったのかよ…。どうしようもねえよな」
ジョミー「凄く迷惑な仕様だけどね…」

それって変えられないのかな、とジョミー君の疑問。

ジョミー「諸悪の根源仕様ってヤツを、別の何かに」
ブルー 「無理だと思うよ、リアルラックの問題だから」

キースが自分で呼び込むんだし…、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「星回りだとか、よく言うけどね…」
スウェナ「諸悪の根源になる星の下に生まれてきたわけね?」
ブルー 「身も蓋もない言い方をしていいならね」

もはや絶望的であろう、と諦めの境地。

ブルー 「お祓いしたって、治らないだろうね」
キース 「あんたまで、俺の仕様だと言うか!」
ブルー 「……違うとでも?」
キース 「うっ……」

言い返せない立場の副住職。
仕様ということで、いいんでしょうか…?


2018/03/07 (Wed)

 

☆認めるしかない


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走を味わう、シャン学メンバー。
とはいえ話題は先月の節分、七福神巡りでかいた赤っ恥が問題で。

シロエ 「キース先輩も認めるんですね? 仕様なんだと」
サム  「認めなかったら男じゃねえよな、この局面でよ…」

男は言い訳するもんじゃねえ、とサム君、ギロリと睨みまして。

サム  「ブルーもそうだと言ってるんだし、間違いねえよな」
ジョミー「迷惑すぎる仕様だけどさ…。それっぽいよね」
スウェナ「もう間違いなく、そうだわよ! 認めなさいよ!」

男なんでしょ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「自分でキッチリ認めるんなら、仕方ないわね」
シロエ 「許すんですか、スウェナ先輩?」
スウェナ「誰も許すとは言ってないけど、忍の一字よ!」

みんな友達、とスウェナちゃんが言うサム君の十八番。

スウェナ「縁を切るわけにはいかないものねえ…。変な仕様でも」
サム  「腐ってもキースは友達だしよ…」

今の面子が揃ってこそだぜ、と本家のお言葉。

サム  「キースを切ったら、面子が一人欠けるしよ…」
マツカ 「代わりに誰か、というのも酷い話ですよね…」
ジョミー「それ以前にさあ、誰かいるわけ?」

サイオンを持ってて、ぼくたちと同期の特別生、と傾げる首。

ジョミー「その条件だと、誰もいないよ」
シロエ 「そうでした…。下の学年にもいないですよね…」
サム  「キースで我慢するしかねえよな、実際の所」

で、どうなんだよ、とズズイと前へ。

サム  「認めるのかよ、男らしく? お前の仕様」
キース 「…星回りなのか何か知らんが、迷惑を呼ぶと?」
サム  「諸悪の根源仕様ってヤツな!」

自分でも否定は出来ねえんだろ、とダメ押し。

サム  「認めれば、楽になれるしよ…」
シロエ 「それに、それでこそ男と言えます!」
スウェナ「どうするのよ?」
キース 「認めよう…」

どうやら俺の仕様らしいし、と項垂れている副住職。
気の毒ですけど、事実ですしね?


2018/03/08 (Thu) 

 

☆仕様を認めたら


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走に舌鼓な、シャン学メンバー。
けれど話題は節分のことで、七福神巡りでかかされた赤っ恥で…。

キース 「要するに、俺が諸悪の根源なんだな。そういう仕様で」
シロエ 「やっと自分で認めましたか…。じゃあ、雪乞いも…」
キース 「俺がやったのがマズかったんだ。それでいいんだな?」
サム  「おいおい、そこで偉そうに言うんじゃねえよ!」

もっと謙虚な姿勢でいけよな、とサム君の文句。

サム  「迷惑かけて悪かっただとか、すまねえだとか…」
キース 「申し訳ない。本当に俺が悪かった…!」

だから、これからもよろしく頼む、と深々と土下座。

キース 「捨てると言わずに、ずっと友達でいて欲しいんだが…」
サム  「仕方ねえな…。みんな友達、これでいいだろ?」
キース 「感謝する…!」

持つべきものは友達だな、と感激の面持ち。

キース 「俺の仕様は変えられないが、友達と言ってくれるのか」
シロエ 「今更、どうにもなりませんしね…」
ジョミー「キースを切っても、代わりの面子がいないしね…」
??? 「ありがとう! ぼくからも御礼を言わせて貰うよ!」

みんなに感謝、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
キース 「な、なんで、あんたが…!」
シロエ 「それより御礼って、何なんですか!?」

嫌な予感しかしないんですけど、とシロエ君のツッコミ。

シロエ 「御礼を言って貰えるようなこと、していませんが」
Aブルー「ううん、たった今、してくれたよ!」

これからもキースと友達だよね、とニコニコニコ。

Aブルー「キースには色々とお世話になったし、この先だって!」
キース 「ちょっと待て!」

まさにソレが話題だったのに、と副住職。

キース 「俺は、あんたのせいでだな…!」
Aブルー「仕様を認定されたらしいね、おめでとう!」

その仕様がとても大切だから、と満面の笑顔。
ヤバくないですか?


2018/03/09 (Fri)

 

☆仕様が大事な人


雛祭り仕様の御馳走を食べつつ、節分の話題なシャン学メンバー。
七福神巡りでかかされた赤っ恥から、キース君を責めていたら…。

キース 「あんた、どうして俺の仕様が大切なんだ!」
Aブルー「ソレのお蔭で助かってるから! もう思いっ切り!」

節分の日も、御利益多めで…、とソルジャー、瞳がキラキラ。

Aブルー「みんなが頼んでくれたお蔭で、もう充実の…!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「そう言わないで! 夜はハーレイと恵方巻でさ…」

お互いのアソコに海苔を巻いてさ、と嫌すぎる発言。

Aブルー「もう最高に盛り上がったわけで、今も凄くて…」
ブルー 「いいから、サッサと帰りたまえ!」
Aブルー「ダメダメ、今日はキースにお願いが…!」

迷惑な仕様でもキースが大事、とグッと拳を。

Aブルー「もうすぐ春のお彼岸だよねえ、春分の日で!」
キース 「そ、そうだが…?」
Aブルー「お彼岸と言ったら、スッポンタケの法要だよ!」

君の大事な一番弟子の…、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「もちろん、みんなも出席だよね! 法要に!」
一同  「「「うっ…」」」

早速、キース君の仕様が出たか、と誰もがドン引き。

シロエ 「誰も出るとは言ってませんが…!」
Aブルー「だけど、キースの友達だろう?」

友達だったら出てくれないと…、と切り返し。

Aブルー「有難いよね、キースの仕様! 素晴らしい法要!」
シロエ 「そ、そんな…! ぼくたちはですね…!」
ジョミー「単にキースの友達ってだけで、それ以上とかじゃ…」

ないんだけどな、とジョミー君も必死。

ジョミー「法要はキースがすればいいけど、出る面子はさ…」
サム  「別にいなくても、いいんでねえの?」

内輪で済ませる法要もアリ、と僧籍な人。

サム  「そっちの方でやってくれねえかな?」
Aブルー「でもさ…。仕様で、みんな友達だよね?」

法要に出るのが筋だと思う、とソルジャーの反論。
そうなのかも…?


2018/03/10 (Sat) 

 

☆お布施さえすれば


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走な所へ、来たのがソルジャー。
キース君の迷惑な仕様を褒めつつ、もう早速に春のお彼岸の相談。

Aブルー「スッポンタケの法要、みんな揃ってこそだから!」
シロエ 「ぼくたちは関係ないんです! キース先輩だけで!」

弟子にしたのはキース先輩ですからね、とシロエ君、必死。

シロエ 「鯨の戒名をパクッて戒名をつけて、一番弟子で…」
ジョミー「そうだよ、ぼくたちは何もしていないんだから!」

キースが勝手にやったことだよ、とジョミー君も。

ジョミー「だから、キースが一人でやるのが筋じゃないかな?」
シロエ 「いいですね! ぼくたちはお布施だけにしましょう」

その程度なら協力しても…、という逃げの姿勢。

シロエ 「内輪で済ませましたっていう法要でも、お供えは…」
サム  「後から聞いたら、一応は持って行くモンだしよ…」

受け取るかどうかは、相手次第な、と僧籍な人。

サム  「今度のお彼岸はソレでいこうぜ、出席しねえで」
キース 「ちょっと待て!」

俺が一人でババを引くのか、と副住職の顔に焦りが。

キース 「腐っても友達というのは、どうした!」
シロエ 「逃げられるものなら、逃げたいですしね…」
スウェナ「地獄の沙汰も金次第でしょ、お布施を包めば…」

欠席でもいいと思うのよね、とスウェナちゃん。

スウェナ「お坊さんはキースで充分だし…」
シロエ 「充分すぎます、雪乞いも出来る人ですからね」

ちょっとタイミングがズレてましたが…、と太鼓判。

シロエ 「というわけで、先輩、よろしく!」
キース 「お、おい…!」

逃げてくれるな、と縋るような瞳。

キース 「俺とこいつが二人きりだと、もう最悪で…!」
Aブルー「ぼくはいいけど、なんだかノリが悪いよねえ…」
一同  「「「ノリ?」」」
Aブルー「せっかく法要をするんだからさ、断然、ノリノリ!」

ノッてなんぼの法要だよね、と言ってますけど。
法要って、そんなモノですか…?


2018/03/11 (Sun)

 

☆8ビートなんです


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走の最中に、来たのがソルジャー。
春のお彼岸はスッポンタケの法要、それがお目当てらしくって…。

シロエ 「あのですね…。ノリノリも何も、法要でしょう?」
Aブルー「そうだけど?」
シロエ 「法要というのは、抹香臭いものですからね…」

ノリなんかとは無関係です、とシロエ君、バッサリ切り捨て。

シロエ 「しんみりとしていないヤツでも、ノリの対極です!」
ジョミー「そうだよねえ…。棚経だって流れ作業だけどさ…」

ノッてたことは一度も無いよ、とジョミー君も。

ジョミー「暑い季節でなかったとしても、ノリは無いと思う」
サム  「だよなあ、お経を読むだけだしよ…」

法要はソレの豪華版だ、とサム君も頷いていますけど。

Aブルー「ううん、ノリならある筈なんだよ! お経だから!」
一同  「「「お経?」」」
Aブルー「そう! お経って、8ビートだよねえ!」
一同  「「「8ビート!?」」」

なんだソレは、と誰もが仰天。

ジョミー「あ、あのさあ…。8ビートって、なに…?」
Aブルー「知らないってことはないだろう? 若いんだから!」

8ビートは8ビートだ、とソルジャー、指を1本立てまして…。

Aブルー「木魚がドラムで、お経が8ビートなんだよ!」
一同  「「「……!!?」」」

やっぱり、そういう8ビートか、と思っても意味が不明なブツ。

ジョミー「それって、マジで!?」
Aブルー「君も棚経に行っているなら、分からないかな?」

とても有名な話だよね、と威張り返る人。

Aブルー「お経と8ビートで検索すれば、動画も見付かるから!」
一同  「「「ど、動画…」」」

マジネタらしい、と一同、愕然。

シロエ 「そういう理由で、ぼくたちにノリを求めるんですか?」
Aブルー「ノってなんぼだと思うけどねえ、法要は!」
一同  「「「そ、そんな…」」」
Aブルー「出席だよね?」

8ビートで楽しくやろう、と言われましても。
法要ですよね…?


2018/03/12 (Mon) 

 

☆8ビートの値打ち


生徒会長宅で雛祭り仕様な御馳走の所へ、やって来たソルジャー。
春のお彼岸にスッポンタケの法要を希望で、ノリがどうこうと。

Aブルー「お彼岸のお中日には、8ビートで楽しく法要!」
キース 「ちょっと待て! また、お中日なのか!?」

他の日では駄目か、と焦る副住職。

キース 「お中日はウチでも法要があるし、もう色々と…」
Aブルー「準備で大変だと言いたいのかい?」
キース 「準備もそうだし、当日も山のような仕事が…」

手伝いの人も大勢来るのだ、と必死の言い訳。

キース 「毎回、毎回、副住職の俺が不在では…」
Aブルー「そこは問題ないだろう? 修行に行くんなら!」
キース 「修行だと?」
Aブルー「いつもブルーの手伝いってことにしてるよね?」

お中日を抜ける理由は、とニコニコニッコリ。

Aブルー「伝説の高僧、銀青様が導師の法要に出るんだろう?」
キース 「うっ…」
Aブルー「アドス和尚も、檀家さんたちも納得だよね!」

副住職の君に箔がついて…、と輝く笑顔。

Aブルー「今回も、それでお願いするよ! 8ビートで!」
キース 「法要の方は仕方がないが…。8ビートは…」

阿弥陀様にとても失礼だろう、とアイスブルーの瞳がギロリ。

キース 「お経はとても有難いもので、ノリなんぞとは…」
Aブルー「それじゃ聞くけど、8ビートは有難くないのかい?」
キース 「はあ?」
Aブルー「人気ミュージシャンのライブとかだと、どうかな?」

法要以上に有難がる人も多いのでは…、という指摘。

Aブルー「チケットの転売とかも多いし、有難いものだよね!」
キース 「…そ、それは…。それはそうかもしれないが…」
Aブルー「じゃあ、決まり!」

お中日には8ビートの法要を、と決めてかかる人。

Aブルー「他のみんなも、ちゃんと出席! 有難いから!」
一同  「「「…そ、そんな…」」」
Aブルー「出なくっちゃね?」

とても有難い法要だしね、と更に強調。
8ビートですか…。


2018/03/13(Tue)

 

☆8ビートでいこう


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走なのに、来たのがソルジャー。
春のお彼岸の法要がお目当て、シャン学メンバーにも出席を強要。

Aブルー「いいかい、お経は8ビート! 有難く出席!」
シロエ 「で、でも、ライブじゃないですから…!」
Aブルー「ライブだろう? キースの生演奏だから!」

チケット代を取られないだけでも最高だよ、と自説を展開。

Aブルー「お布施も特に要らないからね、出席すればオッケー!」
キース 「俺へのお布施はどうなるんだ!」
Aブルー「それは払うよ、いつもと同じに、もうたっぷりと!」

スッポンタケのためだからね、と満面の笑み。

Aブルー「もちろん引き受けてくれるだろう? 嫌と言わずに!」
キース 「う、うう…」
Aブルー「君のスペックらしいもんねえ、こうなるのはさ」

それじゃよろしく、と勝手に決めて、御馳走をパクパク。

Aブルー「うん、美味しい! ぶるぅの料理は最高だよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お彼岸のお膳も頑張るからね!」
Aブルー「ありがとう! さあさあ、みんなも食べて、食べて!」
一同  (((…………)))

あんたのための御馳走じゃない、と叫びたいのを我慢の御一同様。

シロエ 「キース先輩の仕様、半端じゃないですね…」
サム  「節分の雪乞いで分かってたけどよ、ダメ押しだよな…」
スウェナ「諦めるしかないわね、お彼岸は…」
キース 「俺だって、泣きたい気持ちなんだ!」

8ビートと言いやがった、と泣きの涙の副住職。

キース 「どうして木魚がドラムになるんだ、8ビートで!」
Aブルー「あれっ、坊主の常識だよね?」

お坊さんがノリノリの動画だったよ、とソルジャーの証言。

Aブルー「若い人にも、お経に馴染んで欲しい、って!」
キース 「そういう流れも無いことはないが、俺は正統派で…」
Aブルー「君の意見は聞いていないよ、要は法要!」

スッポンタケのためにも頑張って、とソルジャー、譲らず。
8ビートで法要ですね…?


2018/03/14 (Wed)

 

☆御馳走もあるから


生徒会長宅で雛祭り仕様の御馳走の最中に、来たのがソルジャー。
春のお彼岸の法要を希望で、シャン学メンバーも出席させる気で。

Aブルー「キースが正統派の坊主かどうかは、どうでもいいよ!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「8ビートでノッてくれなくても、気分はライブで!」

キースは放置で楽しくやろう、とニコニコニッコリ。

Aブルー「法要の後には御馳走も出るし、それでいいだろ?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 美味しい御馳走、作るからね!」
Aブルー「本当は仕出しを取るだとか…。食べに出掛けるとか…」

するらしいねえ、と妙な知識を持っている人。

Aブルー「だけど面倒なことをしなくても、最高の料理!」
キース 「あんた、ぶるぅに申し訳ないとは思わないのか!」
Aブルー「えっ? 料理は、ぶるぅの趣味だろう?」

ぼくの世界のぶるぅと違って…、と悪戯小僧のぶるぅの名前が。

ぶるぅ 「そだよ、お料理、作るの、大好き!」
Aブルー「ほらね、ぶるぅもこう言ってるし!」

お彼岸の法要の御馳走に期待、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「春らしい素敵な御馳走がいいな、うんと豪華に!」
ぶるぅ 「オッケー! みんなも期待しててね!」
一同  「「「はーい…」」」

御馳走の方はいいんだけどな、と誰もが複雑な気分。

シロエ 「キースのお経では、とてもノれませんよ…」
サム  「おまけにアレだぜ、供養するのがよ…」
Aブルー「ほらほら、そこでブツブツ言わない!」

文句はキースのだけで沢山、と言われましても。

ジョミー「でもさあ…。なんで毎回、法要ばっかり…」
Aブルー「大切だから!」

節目には法要をするものだ、とキッパリ。

Aブルー「それじゃ、お彼岸のお中日はよろしく!」
キース 「おい、帰るのか!?」
Aブルー「お腹一杯、食べたしね! それじゃ、さよなら!」
キース 「こら、待たんかーっ!」

俺の文句が済んでいない、と叫ぶだけ無駄。
マッハの速さで逃げましたね…?


2018/03/15 (Thu)








 

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☆嫌すぎる喋り


節分の日はお寺に出掛けて七福神巡り、それがシャン学メンバー。
けれども来るのがイヤンなゲストで、現地解散のために大雪希望。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 雪が積もったら、湯豆腐だよね!」
シロエ 「そうです、それが楽しみなんです」
キース 「何処かの馬鹿は帰るだろうから、ゆっくり出来るしな」

俺の雪乞いがMAXで効くといいんだが…、と副住職。

キース 「節分寒波と相乗効果で、こう、ドッカンと…」
ジョミー「積もるといいよね…。あっ、この次だ!」

降りるバス停、とジョミー君が眺める案内板。

Aブルー「もう着くのかい? 大雪でなくて良かったね」
A船長 「順調に走ってくれましたしねえ…」

シャングリラの航行も順調でありますように、と流石キャプテン。

Aブルー「そんなことより、お願いするのは夫婦和合だよ!」
一同  (((ひぃぃっ!)))

最後の最後でソレを言うか、と誰もがドン引き。

Aブルー「ぼくたちの充実のセックスライフは、平和が前提!」
A船長 「そうでした! 中断することもありますからね」
Aブルー「無粋な敵は、速攻で退場して貰うけどね!」

ぼくの怒りのサイオンで…、とソルジャーが握り締める拳。

Aブルー「盛り上がっているのに、抜くしかないしさ…」
A船長 「服も着なくてはなりませんしね…」
一同  (((言わなくていい、言わなくていい…)))
ぶるぅ 「はーい、次で降りまぁーす!」

元気一杯のお子様が押した降車ボタン。

ぶるぅ 「みんな、降りるの忘れないでね!」
Aブルー「それはもちろん!」
一同  (((た、助かった…)))

知り合いなのはバレたけどさ、とシャン学メンバーの吐息。

シロエ 「喋りは止まってくれましたしね…。まだマシですよ」
サム  「着いたら着いたで、また災難が来そうだけどよ…」
スウェナ「キースの法力に期待するしかないわよねえ…」

雪が何処まで降ってくれるか、と視線は外へ。
バスの外の雪、どうなるでしょう?


2018/02/15 (Thu)

 

☆とにかく雪乞い


節分はお寺で七福神巡り、シャン学メンバーの定番ですけれど…。
今年も来たのがイヤンなゲストで、振り払うために大雪を希望。

運転手 「お降りの方は、順に前へとお進み下さーい」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ありがとう!」

ぼく、いっちば~ん! と元気に降りてゆく無邪気なお子様。

ぶるぅ 「みんな、早く、早く~っ!」
Aブルー「ハーレイ、ぼくたちは最後でいいよね」
A船長 「少しでも密着していたいですからね…」

夫婦和合を頼むには、と膝にソルジャーを座らせたキャプテン。

Aブルー「そのために来た以上はね!」
A船長 「御利益を沢山、頂きましょう」
一同  (((他人のふり、他人のふり…)))

手遅れだけど、とシャン学メンバー、逃げるようにバスの外へと。

シロエ 「最後にバレちゃいましたよね…。知り合いなのが」
サム  「でもよ、この先はサヨナラだぜ」
ジョミー「キースの雪乞いが効いたら、だけどね…」

ただの雪では駄目だから、とジョミー君が見上げる空。

ジョミー「もう見るからに積もりそうって感じでないと…」
スウェナ「牡丹雪だし、これなら積もってくれそうよ?」
キース 「俺も全力で御祈祷中だ」

心の中で…、と副住職が繰る左手首の数珠レット。

キース 「お念仏を唱えてゆくのが大事で…」
Aブルー「お待たせーっ! お念仏はとても大切だよね!」

極楽の蓮の花を予約して貰うには…、と話を聞いていなかった人。

Aブルー「頑張ってお念仏を頼むよ、ぼくたちのために!」
キース 「承知した。全身全霊でお唱えしよう」
一同  (((間違えてる、間違えてる…)))

その調子でサッサと帰ってくれ、と誰もが期待。

Aブルー「さあ、福笹を買わなくちゃ!」
ブルー 「そこは頂くと言って欲しいね、買うんじゃなくて」
Aブルー「細かいことは気にしない! 絵馬が大切!」
ブルー 「はいはい、分かった」

干支の絵馬だね、と生徒会長、深い溜息。
福笹には絵馬がついてますしね?


2018/02/16 (Fri)

 

☆絵馬には筆ペン


節分の恒例行事が七福神巡り、お寺に到着したシャン学メンバー。
イヤンなゲストも一緒ですけど、大雪で消えてくれるのに期待中。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 福笹、1つちょうだい!」
巫女さん「はい、どうぞ」
ぶるぅ 「わぁーい、ありがとーっ!」

頑張ってお参りしなくっちゃ! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「七福神様の御札を、つけて貰わないと駄目だしね!」
Aブルー「ぼくにも福笹! うんと御利益がありそうなのを!」
巫女さん「どれも御利益がございます。福が来ますように」

どうぞ、と巫女さんが差し出す福笹。

Aブルー「ありがとう。ハーレイ、君も早く、早く!」
A船長 「すみません、私にも1つ頂けますか?」
巫女さん「はいはい。良いお参りをなさって下さいね」

福が来ますように、と笑顔の対応。

Aブルー「いいねえ…。節分は、こうでなくっちゃね!」
A船長 「ブルー、大切なことを忘れていますよ。願い事です」
Aブルー「そうだっけ! 筆ペンも用意して来たのにさ…」

ウッカリしてた、とソルジャー、筆ペンを取り出しまして…。

Aブルー「絵馬に書くのがお約束だよね、夫婦和合と!」
A船長 「はい。きちんと書けば、神様の目にも留まるかと…」
Aブルー「誰も書こうとしないからねえ、ここの絵馬には」

さあ、書くぞ! と福笹についた干支の絵の絵馬に…。

Aブルー「よし、書けた! 今年も夫婦和合だよ!」
A船長 「では、私も…。こんな感じで如何でしょうか?」
Aブルー「いいねえ、見るからに漲っていて!」

文字が生き生き躍っているよ、とソルジャー、感激。

Aブルー「御利益を沢山貰わなくっちゃね、その絵馬で!」
A船長 「気持ちを筆ペンに込めました!」

筆ですからね、とキャプテンの笑顔。

Aブルー「ああ、筆ね! 筆ペンも筆の内だよね!」
A船長 「そうなのです!」
一同  (((筆…???)))

筆とは何のことだろうか、と誰もがキョトン。
意味があるんですか?


2018/02/17 (Sat)

 

☆筆が無くては


節分はお寺で七福神巡り、大雪解散を願いながらもお寺に到着。
早速ソルジャー夫妻が買った福笹、願い事用の筆ペンがどうのと。

シロエ 「えっと…? 筆ペンで書くのに意味があるんですか?」
Aブルー「それはもちろん! 本当は本物の筆がいいけど…」
A船長 「流石に持って来られませんしね、硯などは…」
Aブルー「かさばるからねえ、一式、揃えるとなると…」

だから筆ペン、とソルジャーの答え。

Aブルー「これなら1本だけで済むしね!」
キース 「迷惑な願い事を書きたいのは分かるが、筆ならば…」

持ち運び用のセットがあるぞ、と副住職。

キース 「今の時代は、アンティークしか無いかもしれないが」
Aブルー「アンティーク?」
キース 「時代にそぐわないからな…。携帯用の筆セットは」

矢立という名前がついていてな、とキース君の解説。

キース 「筆と墨壺がセットで入った、昔の人の必需品だ」
シロエ 「ああ…! ありましたよねえ、そういうのが」

旅行とかに持って行くんですよね、とシロエ君も相槌。

シロエ 「いつでも何処でも、思い付いた時にサラサラと…」
キース 「筆で書けるのが売りだったようだ。人気商品だぞ」
Aブルー「そうなんだ…。レトロっぽいけど、それもいいねえ」

来年は探してみようかな、と頷くソルジャー。

Aブルー「なにしろ、筆は大事だし…」
A船長 「ええ、本当に。筆が無くては始まりません」
一同  「「「へ?」」」

キャプテンといえば羽根ペンでは…、と誰もがポカーン。

シロエ 「羽根ペン党じゃなかったですか?」
キース 「それよりも前に、SD体制の世界に筆があるのか?」

俺たちの世界でもレトロなんだぞ、とキース君の疑問。

キース 「坊主の世界では今も現役だが、一般社会では…」
シロエ 「使いませんよね、筆なんか…」
マツカ 「芳名帳には筆ですけれど…」

今どきはボールペンもアリです、と御曹司。
SD体制の世界なのに、筆が現役なんですか…?


2018/02/18 (Sun) 

 

☆意外すぎる世界


節分はお寺で七福神巡りで、大雪で現地解散を希望している面々。
そんな中でソルジャー夫妻が買った福笹、絵馬に筆ペンで願い事。

マツカ 「ぼくたちの世界でも、筆は影が薄いんですけれど…」
シロエ 「キース先輩みたいな人は、別ですけどね…」

お坊さんは書道も必須ですしね、とシロエ君。

シロエ 「でもですね…。普通の人は、筆は滅多に使いませんよ」
キース 「まだ羽根ペンの方が愛されている気がするぞ」

一般人が欲しがるアイテムなのでは、と副住職も。

キース 「インテリアとしても絵になるものだし、使えるし…」
スウェナ「結婚式でも人気の筈よ。新郎新婦の署名用に」
一同  「「「あー…」」」

サインするなら羽根ペンだよね、と誰もが納得。

ジョミー「ボールペンより、断然、いいよね」
サム  「選んでいいなら、羽根ペンの方がカッコいいよな…」

普通の万年筆とかよりも、とサム君も頷くサイン用のアイテム。

スウェナ「でしょ? ウェディングドレスにも映りがいいし」
シロエ 「羽根ペンだったら、SD体制でも愛されますよね…」

和風の文化じゃないですから、とシロエ君の指摘。

シロエ 「そっちの方なら分かりますけど、筆というのは…」
キース 「どう考えても、使えそうにはないんだが…?」

あんたたちが暮らしている世界では…、と副住職。

キース 「なのに筆があって、おまけに大切なアイテムなのか?」
Aブルー「それはもう! 男だったら、誰でも1本!」
一同  「「「へ?」」」

筆は男性専用なのか、と誰もが傾げる首。

サム  「なんだよ、書道は男の趣味だって言うのかよ?」
Aブルー「趣味と言うより、たしなみかな?」
一同  「「「たしなみ?」」」

なんでまた…、と更に深まる謎。

シロエ 「あのですね…。男性だったら、書道なんですか?」
Aブルー「筆が無いと話にならないからね!」

まずは筆だ、と言ってますけど。
SD体制の世界とやらは、男性は書道必修ですか…?


2018/02/19 (Mon)

 

☆使い初めが肝心


七福神巡りでお寺に来ているシャン学メンバー、大雪解散を希望。
そんな中、福笹の絵馬に筆ペンで願い事を書いたソルジャー夫妻。

シロエ 「筆が無いと話にならないって…。そこまでですか?」
Aブルー「男の場合は、そうなるねえ…」

でないと男と言えないからね、とソルジャーの答え。

Aブルー「誰でも必ず筆を1本、こっちの世界もそうだけど?」
一同  「「「へ?」」」

そうだったっけ、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「キース先輩は分かりますけど…。ジョミー先輩は?」
ジョミー「小学校で買った書道セットの筆くらいかなあ…」

中学もソレで通したから、という書道用の道具。

ジョミー「どうせ少ししかないもんね…。書道の時間は」
マツカ 「まあ、そうですよね…。授業としては」

書道部に入るなら別ですけれど、と御曹司も。

マツカ 「ぼくは一応、家に揃ってますけれど…」
サム  「マツカの場合は、文机から揃ってそうだもんなぁ」
スウェナ「分かるわ、床の間付きの専用の部屋でしょ?」
ジョミー「大豪邸だし、絶対、あるよね…」

マツカだもんね、とジョミー君。

ジョミー「それで、どんな感じ?」
マツカ 「まあ、間違ってはいないです…」

お茶室と兼用にはなっていません、と流石な発言。

マツカ 「ですけど、滅多に使いませんよ?」
ジョミー「そうだよねえ…。キースくらいだよ、筆が要るのは」
Aブルー「分かってないねえ、君たちは…」

これだから十八歳未満お断りの団体は困る、と深い溜息。

Aブルー「筆と言ったら、筆おろしだよ!」
キース 「おろさないと使えないからな」
Aブルー「そうじゃなくって!」

使い初めの時が肝心なのだ、とソルジャー、胸を張りまして…。

Aブルー「童貞を捨てる時のことだよ、普通はね!」
一同  「「「ひぃぃっ!?」」」
Aブルー「ぼくは童貞、捨てていないけどね!」

男としかヤッていないから、と嫌すぎる台詞。
周りの視線が集まってますよ…?


2018/02/20 (Tue) 

 

☆視線がグサグサ


節分はお寺で七福神巡り、大雪で解散を希望のシャン学メンバー。
その心も知らずに筆について語り始めたソルジャー、得々として。

Aブルー「ぼくは童貞、捨ててないけど、筆おろしなら…」
A船長 「済んでいるのと変わりませんよね、あなたの場合は」

セックスならば手慣れたもので…、とキャプテンの相槌。

A船長 「残念なことに、最初は私ではなかったですが…」
Aブルー「この顔だしねえ、研究者たちが群れるのも仕方ないよ」
A船長 「変な薬を使われまくって、媚薬も効かないお身体に…」
Aブルー「その件だったら大丈夫! 漢方薬が良く効くから!」

自然素材の薬だからね、とニコニコニコ。

Aブルー「流石のぼくも自然に発情、もう最高のセックスに!」
A船長 「私も大いに助かっています、漢方薬で漲りまくりで」
一同  (((やめてくれ、やめてくれ…)))

七福神巡りに来ている人の視線がグサグサ、まさに衆人環視。

ブルー 「いい加減にしたまえ、神聖な境内なんだから!」
Aブルー「別にいいじゃないか、夫婦和合を頼むんだしね」

熱々の方が効果がありそう、と全く聞いていない人。

Aブルー「それじゃ行こうか、お参りに!」
一同  「「「はーい…」」」

なんてこったい、と泣きの涙の御一同様。

スウェナ「キース、雪乞いはどうなったのよ?」
キース 「す、すまん…。今のショックで中断していた」

続行しよう、とキース君が繰る左手首の数珠レット。

キース 「福笹はこう、左手で持って…。右手は数珠で」
ジョミー「ちゃんとやってよ、大雪のために!」
Aブルー「えっ、大雪がなんだって?」

牡丹雪でいい雰囲気だよね、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「雪の節分もいいものだよ、うん」
シロエ 「そうなんです! もっと降ってくれるといいな、と」
Aブルー「お正月にやってた雪見酒かい?」
一同  「「「うっ…」」」

見られていたのか、と一同、顔面蒼白。
この流れ、ヤバくないですか…?


2018/02/21 (Wed) 

 

☆大雪でもよろしく


節分はお寺で七福神巡り、シャン学メンバーの希望は大雪で解散。
イヤンなゲストが帰ってくれたら、湯豆腐というつもりなのに…。

Aブルー「楽しそうだったよね、お正月は! 元老寺で!」
シロエ 「ひょっとして、見ていたんですか?」
Aブルー「少しだけだけどね!」

ぼくもニューイヤーのパーティーだったし、とソルジャーの答え。

Aブルー「そうそうかまっていられないよね、君たちにまでは」
キース 「しかし、覗いていたんだな?」

サイオンで…、と副住職も悪い顔色。

Aブルー「別の世界は違うよねえ、ってチラチラとね!」
A船長 「私たちの世界に初詣はありませんからねえ…」
Aブルー「それにさ、キースの家の初詣は仕様がお寺で…」

普通とは違うみたいだからね、とニコニコニッコリ。

Aブルー「そしたら今年は流れが違って、大雪で開店休業で…」
一同  (((や、ヤバい…)))

ヤバくないか、と誰もが青ざめているんですけど。

Aブルー「今日もドッカン大雪だったら、雪見酒だね!」
A船長 「いいですねえ…。今日は特別休暇ですから」
Aブルー「何処かでゆっくり食べて、飲んでさ…」

後は雰囲気のある旅館でしっぽり、と嫌すぎる発言。

Aブルー「君たちとは、旅館に行く時に別れればいいし…」
A船長 「来て頂いても困りますしね、特に私が…」

見られていると意気消沈でして…、とキャプテンも。

A船長 「ですので、それまでは是非、ご一緒に」
Aブルー「夫婦和合を願って欲しいね、ぼくたちの!」

夜には恵方巻だってあるし、とソルジャー、御機嫌。

Aブルー「本物の恵方巻もいいけど、こう、ハーレイの筆に…」
A船長 「海苔を巻いて召し上がるのが、お好きですしね」
Aブルー「そうなんだよねえ、そしてハーレイは、ぼくの筆を…」
A船長 「海苔で巻いて頂くのが、節分の恒例行事でして…」
一同  (((うっ…)))

最悪すぎる、とガクガクブルブルの御一同様。
逃げられませんね…?


2018/02/22 (Thu) 

 

☆期待する人たち


お寺へ七福神巡りに来たシャン学メンバー、大雪で現地解散希望。
イヤンなゲストがいなくなったら、湯豆腐のつもりだったのに…。

Aブルー「恵方巻は夜のものだしさ…。それまでは、湯豆腐!」
シロエ 「なんでソレまで知ってるんですか!?」
Aブルー「君たちの心を読むくらいのことは、簡単だしね!」

湯豆腐が美味しいお寺があるよね、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「ここのお寺の一つがやってて、ブルーの顔が利いて…」
一同  「「「うっ…」」」

そこまでバレてしまっていたか、と焦っても既に後の祭りで。

Aブルー「大雪になったら、キャンセルも入りそうだって?」
キース 「あんた、どこまで立ち聞きしたら気が済むんだ!」
Aブルー「失礼な! 情報収集は基本だってば、ソルジャーの!」

大切な仕事なんだからね、と自分の肩書を持ち出す人。

Aブルー「こっちの世界はどうでもいいけど、ぼくの世界だと…」
A船長 「ブルーにしか出来ない仕事の一つですからねえ…」

ユニバーサルなどの情報収集は…、とキャプテンまでが。

A船長 「もちろん専門の者もいますが、やはり力に限界が…」
Aブルー「テラズ・ナンバーの思考なんかは、読めないしね!」

ぼくだけにしか、と威張り返り。

Aブルー「日頃の仕事を、こっちの世界でも有効活用!」
シロエ 「ハッキリ言って、迷惑ですけど!」

ぼくたちについて来ないで下さい、と叫ぶだけ無駄。

Aブルー「こんな所でもめていないで、お参りに行こうよ」
A船長 「善は急げと言いますしね…」

雪も激しくなっていますし、と空を仰ぐキャプテン。

A船長 「積もってからだと、足元が悪くなりますから」
Aブルー「キースの雪乞いに期待だよ! 雪景色が楽しみ!」
A船長 「湯豆腐を食べながらの雪見酒も、オツなものですし…」
キース 「そうじゃないんだが!」
シロエ 「大雪は現地解散のためで…!」

方向性がまるで違うんですが、という絶叫。
ドツボっぽい感じ…?


2018/02/23 (Fri)

 

☆控えて欲しいのに


節分はお寺で七福神巡り、シャン学メンバーの年中行事ですけど。
今年もイヤンなゲストが乱入、大雪で現地解散コースも絶望的で。

Aブルー「現地解散だなんて、とんでもないよ! 節分なのに!」
A船長 「年に一度の行事ですしね、是非、御一緒に」

夜だけ御遠慮頂ければ…、とキャプテン、頬を染めまして…。

A船長 「恵方巻はブルーと食べてこそです、海苔を巻いて!」
Aブルー「アレはいいよね、エッチな気分が盛り上がって!」
一同  (((よくない、よくない…)))

もういい加減にして欲しい、と誰もが涙目。

キース 「周りの視線が、とても痛い気がするんだが…!」
Aブルー「えっ、そうかい? じきに人が減るよ!」

君の雪乞いが効いてくれれば、と気にしない人。

Aブルー「大雪でバスとかが止まる前にさ、帰るんだろう?」
シロエ 「それはそうですけど、今はですね…」
サム  「人目があるしよ、こう、もうちょっと…」

控えてくれねえと困るじゃねえか、とサム君も。

サム  「俺たち、思いっ切り晒し者だぜ?」
Aブルー「うーん…。じゃあ、お参りに専念しようか」
A船長 「夫婦和合をお願いするチャンスですからね!」

大きな声で頼んでこそです、と張り切るキャプテン。

A船長 「耳の遠い神様が一人、おいでだったかと…」
Aブルー「そうそう! 壁を叩いてお知らせするんだよね!」

でないと気付いて貰えないから、とソルジャー、グッと拳を。

Aブルー「だけど、誰だか忘れちゃったし、もう、端から!」
A船長 「それが一番良さそうですよね、間違いがなくて」

頑張りましょう、と言われましても。

キース 「あんたたち、端から壁を叩いて回る気か!?」
Aブルー「お参りは完璧に済ませたいしね、七福神巡り!」
シロエ 「願い事も叫ぶんじゃないでしょうね?」
Aブルー「もちろん、声を揃えて叫ぶよ!」

夫婦が揃って叫んでこそだ、と燃えている人。
端からやられたら、大恥なのでは…?


2018/02/24 (Sat) 

 

☆協力をよろしく


お寺へ節分の七福神巡りに来たシャン学メンバー、激しく受難中。
イヤンなゲストは大雪で去ってくれない上に、下品な喋りを連発。

Aブルー「夫婦和合は大切だからね、どの神様にも全力で!」
A船長 「壁を叩けば印象に残るでしょうからね…」

とても熱心なお参りだったと…、とキャプテンまでが。

A船長 「御利益をMAXに頂くためにも、頑張りましょう!」
Aブルー「次の節分までのセックスがかかっているからね!」

熱くて激しいセックス祈願、と燃えているソルジャー。

Aブルー「さあ、行くよ! みんなも一緒にお願いしてよね!」
シロエ 「どうして、ぼくたちが頼まなきゃ駄目なんですか!」
サム  「そうだぜ、あんたたちの問題じゃねえかよ」
Aブルー「でもさあ…。ぼくたちが夫婦円満じゃないと困るだろ」

ぼくが家出をしてくるとかさ、とソルジャーの脅し。

Aブルー「そういう面倒が起こっていいなら、ご自由にってね」
一同  「「「うっ…」」」

それは嫌かも、と誰もが身に染みているソルジャーの迷惑さ加減。

シロエ 「……。仕方ないですね…」
スウェナ「声に出せとは言われていないし、まだマシだわよ」
ジョミー「シーッ!!」

口を噤め、とジョミー君が唇に当てる人差し指。

一同  (((そうだった…)))

余計なアイデアを与えちゃ駄目だ、と反省しきりですけれど。

Aブルー「いいねえ、君たちも叫んでくれるって!?」
A船長 「ご協力、ありがとうございます。感謝いたします」
シロエ 「お断りします!」

願い事は自分だけのものです、とシロエ君の反撃。

シロエ 「ぼくたちには、自分の願い事が他にありますから!」
サム  「うんうん、みんなで福を貰いに来てるんだからよ…」
Aブルー「そう言わないで! ここは協力、一致団結!」
A船長 「私からもお願いいたします」
一同  (((そ、そんな…)))

なんてこったい、と雪空を仰ぐ御一同様。
夫婦和合を一緒に祈願してくれと…?


2018/02/25 (Sun)

 

☆何処でも全力で


節分の七福神巡りですけど、大雪解散を希望のシャン学メンバー。
ところがソルジャー夫妻に振り回されて、祈願に協力する羽目に。

Aブルー「みんなも協力してくれるしね、張り切って行こう!」
A船長 「ええ。それに雪が酷くなって来ましたから…」

帰って行く人が増えていますよ、とキャプテンの笑顔。

A船長 「ライバルが減れば、お願い事も聞いて貰えそうです」
Aブルー「言えてるね! 湯豆腐のお寺もキャンセルが出てそう」

お参りの後は美味しい湯豆腐、とソルジャー、御機嫌。

Aブルー「ブルーの顔で入るとなったら、同じ顔はさ…」
A船長 「何かと面倒ですからね…。普通の部屋がいいですね」

雪見酒を楽しんで、夜は旅館で恵方巻です、と。

A船長 「おっと、お参りが先でした! 急ぎましょう!」
Aブルー「みんなも壁を叩いてよ? 神様の耳に届くように!」
キース 「耳が遠いのは、恵比寿様だが!」

それ以外の場所は普通でいいのだ、と副住職。

キース 「壁を叩いて騒がなくても、二礼二拍手一礼でいい!」
ブルー 「そうだよ、他の参拝の人にも迷惑だしね」

やめておきたまえ、と生徒会長も止めてますけど…。

Aブルー「ダメダメ、努力は最大限に! 出来ることは、やる!」
A船長 「熱意溢れるお参りの方が、効くでしょうから…」

何処の塔頭でもお願いします、とダメ押しが。

シロエ 「あのぅ…。壁だけ叩けばいいんですよね?」
Aブルー「それじゃ話にならないじゃないか!」

願い事を口にしなくてどうするんだい、と大真面目な人。

Aブルー「みんなで壁をドンドン叩いて、夫婦和合と!」
A船長 「大声で叫んで頂きたく…」

年に一度のチャンスですから、とキャプテン、深々とお辞儀。

A船長 「早速、そこの塔頭からお参り致しましょう」
Aブルー「壁を叩いて、夫婦和合をお願いします、と大声でね!」
一同  「「「うっ…」」」

赤っ恥だ、と思ってはいても、逆らえない相手。
絶望的ですね?


2018/02/26 (Mon)

 

☆巻き込まれました


大雪解散を希望しながら、七福神巡りに来たシャン学メンバー。
けれど来たのがソルジャー夫妻で、祈願の巻き添えを食う羽目に。

Aブルー「さあさあ、お参り! 人も少ないから!」
A船長 「雪乞いの効果は抜群ですねえ、積もり始めていますよ」

キースもなかなかやりますね、と笑顔のキャプテン。

A船長 「その調子で、私たちの祈願にも御協力を頂きたく…」
キース 「い、いや…! 俺の法力は微々たるもので…!」
Aブルー「謙遜しなくていいってば! 他のみんなも全力で!」

いくよ、とソルジャー、最初の塔頭の壁を両手でバンバンと。

Aブルー「夫婦和合を、どうぞよろしく!」
A船長 「よろしくお願い申し上げます!」

キャプテンも壁をバンバン叩いて、振り返りまして。

A船長 「皆さんも、是非! 私たちの夫婦和合のために!」
Aブルー「そうだよ、充実のセックスライフ!」
一同  (((ひぃぃっ!!!)))

ソレを言うか、と誰もがドン引き。

シロエ 「諦めましょう…。やらないと恥をかくだけです」
サム  「違いねえよな、恥の上塗りの連発だよな」

今、思いっ切りかいたけどよ、とサム君の嘆き。

サム  「何かの呪文みたいなモンだと諦めようぜ」
ジョミー「罰ゲームでもいいけどね…」

仕方ないな、とシャン学メンバー、壁をバンバン。

一同  「「「夫婦和合でお願いします!」」」
Aブルー「ありがとう!」
僧侶  「雪の中、ようこそお参り下さいました」

願い事が叶いますように、と福笹に結んでくれた御札。

僧侶  「七福神様の御利益は、必ずございますから」
一同  「「「は、はい…」」」

お騒がせしました、と泣きそうな顔の御一同様。

Aブルー「次、行くよ!」
A船長 「回り終わったら、湯豆腐で雪見酒ですね!」
キース 「そういうつもりじゃなかったんだが…!」
シロエ 「順調に積もってるんですけどね…」

大雪、裏目に出ちゃいましたよ、とシロエ君も。
解散は無理…。


2018/02/27 (Tue)

 

☆雪乞いの結末


大雪解散に期待しながら、七福神巡りに来たシャン学メンバー。
ところがソルジャー夫妻が問題、解散どころか食らった巻き添え。

Aブルー「さあ、此処の塔頭でも、張り切っていこう!」
A船長 「皆さん、どうぞよろしくお願いします」

参ります! とソルジャーとキャプテン、壁をバンバン。

Aブルー「夫婦和合でお願いします! 思いっ切り!」
A船長 「私からも、夫婦和合をよろしく!」
一同  「「「夫婦和合をお願いしまーす!」」」

もうヤケだ、とシャン学メンバーも壁をバンバン、そしてお参り。

僧侶  「この雪の中、お元気ですねえ…。よいお参りを」
Aブルー「ありがとう! 頑張って全部、回るから!」

年に一度のチャンスだからね、と張り切りまくって、最後の塔頭。

Aブルー「夫婦和合でお願いしまぁーす!」
一同  「「「夫婦和合をお願いします!」」」

泣きの涙でミッション完了、福笹に結んで貰った御札。

Aブルー「この後は湯豆腐に行くんだよね? 大雪だから!」
A船長 「いい雪見酒になりそうですね」

夜の恵方巻に加えて、雪見酒の方も楽しみましょう、と笑顔。

A船長 「なにしろ節分ですからねえ…。夜はアソコに」
Aブルー「海苔を巻いてしゃぶるのが、もう最高で!」
一同  (((ひぃぃっ!!!)))

いくら周りに人目が無くても、イヤンな台詞は嫌すぎるわけで…。

ブルー 「分かったから! 湯豆腐の所では大人しくしたまえ!」
Aブルー「でも、お座敷は個室だよねえ?」
A船長 「間に壁や襖があるなら、大丈夫だと思いますが」

雪見酒で楽しく盛り上がりましょう、と言われましても。

シロエ 「ぼくたち、未成年ですけれど…!」
キース 「飲んで全てを忘れたくても、無理なんだが…!」
Aブルー「君の雪乞いには感謝してるよ、湯豆腐に行けるし!」
キース 「なんでこうなるんだ…!」

またしても俺が諸悪の根源に…、と副住職の大絶叫。
湯豆腐の塔頭も空いていそうな中、中継終了~。


2018/02/28 (Wed) 




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☆節分に行くなら


さて、二月。節分の月で、今年の節分の日は土曜日。
金曜日の放課後、節分について相談中なのがシャン学メンバーで。

ジョミー「やっぱり七福神めぐりだよね! 節分と言えば!」
シロエ 「そうなるんでしょうね、毎年恒例ですから」
キース 「厄介な年も多々あったんだが、定番ではある」

こういったことは続けてこそだ、と副住職。

キース 「毎年きちんとお参りすれば、神仏の御加護も多くなる」
シロエ 「本当ですか!?」
ブルー 「人間関係と同じだよね。ちゃんと挨拶をする人と…」

しない人とでは、どっちが大事にされるだろう、と生徒会長。

ブルー 「神様や仏様にしたって、考え方は似たようなものさ」
キース 「そういうことだな、お賽銭の多さなどではなくて…」

日頃の姿勢が評価される、と副住職も。

キース 「御利益を頂きに行くと言うなら、まずお参りだ」
シロエ 「なるほど…。だったら今年も七福神巡りで決定ですね」
サム  「他にも色々あるけどよ…。一度決めたら…」

浮気ってヤツは駄目だよな、とサム君、大きく頷きまして。

サム  「今までにケチがついていようが、あそこの寺だな」
ブルー 「ぼくも、それがいいと思うんだけどね?」
スウェナ「でも、厄介な人が来るわよ、きっと…」

あそこの御利益に期待している誰かさんが…、とスウェナちゃん。

スウェナ「今年もロックオンだわよ! もう絶対に!」
ブルー 「その件だったら、とっくに話が来てるけど?」
一同  「「「ええっ!?」」」

いつの間に、と一同、ビックリ仰天。

シロエ 「ぼくたちは何も聞いてませんけど!」
ブルー 「家に直接来たからねえ…。よろしく、って!」

メンバーに加えておいて欲しい、と言われたのだとか。

ジョミー「ま、また来るんだ…?」
シロエ 「予約が入っていたんですね…。知らない間に」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで行こうね、七福神めぐり!」

楽しいもんね、と言われましても。
メンバー、酷すぎ…?


2018/02/01 (Thu) 

 

☆断れないゲスト


二月と言えば節分ですけど、七福神巡りに行くシャン学メンバー。
それが毎年の定番だから、と決めた所へ余計なゲストの話が。

シロエ 「とっくに予約済みなんて…。あの迷惑な人たちが…」
ぶるぅ 「んとんと…。節分、いつも楽しいよ?」

みんなで賑やかにお出掛けだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「今年も絶対、楽しいから! みんなで行ったら!」
一同  「「「うっ…」」」

楽しいのは傍観者だけなのでは、と一同、ゲンナリ。

シロエ 「あのですね…。あの人たちは周りを見ていなくて…」
サム  「俺たちがババを引きまくるんだぜ、毎年、毎年…」

今年も最低最悪なんじゃあ…、とサム君も情けなさそうな顔。

サム  「あいつらが来ると、ロクなことにはならねえし…」
ジョミー「節分でなくても、もれなく結果は最悪だけどね…」

でもって明日も最悪なのか、とジョミー君が抱えている頭。

ジョミー「どうして断らなかったわけ!? 来た時にさ!」
シロエ 「ですよね、今年は別行動とか、そんな感じで」

断ってくれれば良かったのに、と言ってますけど。

ブルー 「アレを断れると思うのかい?」
一同  「「「えーっと…」」」
ブルー 「必殺技はSD体制の苦労なんだよ、それが出るとさ…」

断ったら人でなしじゃないか、と生徒会長、深い溜息。

ブルー 「そんなわけでさ、明日は来るから。バカップルが!」
一同  「「「はーい…」」」

仕方ないな、と漂う諦めムード。

シロエ 「じゃあ、集合はいつものバス停ですね?」
ぶるぅ 「うんっ! バスは雪にも強いから!」

ちょっと遅れるくらいだもんね、と張り切るお子様。

ぶるぅ 「大雪が降ったら無理だけど…。でも、大丈夫!」
シロエ 「雪乞いしたいくらいですけど…!」
キース 「御本尊様には頼んでみる。だが、期待するなよ?」
一同  「「「ダメ元で!!!」」」

雪乞いよろしく、と頭を下げて解散。
果たして雪は降るんでしょうか…?


2018/02/02 (Fri)

 

☆大雪さえ降れば


やって来ました、節分の日。シャン学メンバーには受難っぽい日。
七福神巡りに行こうと、生徒会長宅から近いバス停に集合中で…。

シロエ 「キース先輩、まだ来ませんね。雪乞い中でしょうか?」
ジョミー「それならいいけど、でも、降るのかな?」
スウェナ「今朝の時点で降ってないのが、絶望的な感じよね…」

起きたらドッサリ積もっているのを期待したのに、と失望の声。

スウェナ「手を抜いたんじゃないかしら? 昨日の雪乞い」
サム  「あいつに限って、それだけはねえと思うけど…」
マツカ 「どうしてです?」
サム  「キースが受難MAXなんだぜ、ずっと前から」

あの馬鹿野郎に付きまとわれて…、と鋭い指摘。

サム  「お浄土の蓮の予約もそうだし、例の戒名もよ…」
一同  「「「あー…」」」

暫く無いから忘れていたな、と誰もが思う恐怖の法要。

シロエ 「諸悪の根源、キース先輩でしたっけ…」
サム  「だろ? だから全力でやると思うぜ、雪乞い」

力及ばず、力尽きたかもしれねえけどな、とフウと溜息。

サム  「そうでなくても、親父さんの目があるからよ…」
マツカ 「全力にしても、声に出すのは無理ですね…」
シロエ 「何のことかと訊かれますしね、雪乞いなんて…」
サム  「間違っても言えるわけがねえしよ…。理由なんかは」

ヤバい橋は渡らないだろう、と僧籍な人。

サム  「せいぜい大願成就ってトコで、そいつもよ…」
シロエ 「やっぱり聞かれたらマズそうですね…」

大願の意味を問いただされて…、とシロエ君も納得。

シロエ 「つまり雪乞い、全力でも限りがあるわけですね?」
サム  「パワー全開とは、いかねえよなあ…」

仕方ねえよな、と振っている首。

サム  「今から降る方に賭けてえけどよ…」
シロエ 「キース先輩が遅い分だけ、期待しましょう!」
ジョミー「だよねえ、遅刻して来ても許せるよね!」

大雪さえ降ってくれるなら…、と誰もが期待。
どうなるんでしょう…?


2018/02/03 (Sat) 

 

☆缶詰めでもいいから


節分の日は七福神巡りのためにお寺へ、それがシャン学メンバー。
けれど来るのがイヤンなゲストで、大雪が降るのに期待でして…。

スウェナ「雨雲レーダーだと、少しは希望があるかしら?」
シロエ 「本当ですか!?」
スウェナ「此処にあるのが雪雲でしょ? こっちに来れば…」

降るかもだわよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「バスが途中で立ち往生すれば、もう安全よね!」
ジョミー「うん、缶詰にはなるけどね…」

バスの中に、とジョミー君も。

ジョミー「電車じゃないから、何も貰えないっぽいけどさ…」
サム  「だよなあ、食料は積んでねえよな」
シロエ 「道路の側の人の善意が頼りですよね…」

おにぎりを差し入れてくれるとか…、というのが缶詰状態。

シロエ 「大雪とかで道路で動けなくなると、そういう話が…」
サム  「それでもいいよな、大雪が降ってくれるんならよ」
ジョミー「キースの御祈祷、どうなったかな?」
スウェナ「法力は少なそうだけど…。全力だわよ、きっと!」

キースの努力を信じましょ、と言っている所へ…。

キース 「遅くなってすまん! まだ遅刻ではないんだが…」
シロエ 「先輩にしては遅いですよね。いつも早いですし」
ジョミー「雪乞いの方は、どうなったわけ?」

ちゃんと御祈祷してくれた? と質問が。

ジョミー「バスで缶詰の覚悟はしてるし、降ってくれれば…」
キース 「俺に出来るだけのことはした! しかしだな…」

所詮は萌黄色の衣の坊主で…、と無さげな自信。

キース 「ブルーのようにはいかんのだ! 何をするにも!」
一同  「「「ん?」」」

いたじゃないか、と視線が生徒会長に。

シロエ 「あのですね…。会長、雪乞い、出来たのでは…?」
ブルー 「やってやれないことはないけど?」
サム  「もしかして俺たち、間違えたのかよ? 頼む相手を」
シロエ 「それっぽいですね…」

もっと確実な人がいたのに…、と愕然とする御一同様。
手遅れですよね…?


2018/02/04 (Sun) 

 

☆頼むんだったら


節分の日はお寺へ出掛けて七福神巡り、シャン学メンバーの定番。
ところがイヤンなゲストが来るとか、大雪で中止したいのに…。

サム  「ブルーに頼んどきゃ良かったんだな? 雪乞いをよ…」
シロエ 「キース先輩よりも遥かに上ですもんね、法力が…」
キース 「悪かったな! しかし事実なことは認める」
一同  「「「うーん…」」」

間違えたのか、と一同、ガックリ。

シロエ 「会長に頼むべきでした…。そしたら既に大雪で…」
スウェナ「此処にも集まれなかった可能性大ね、来られなくて」

家からのバスが走ってなくて…、とスウェナちゃんも。

スウェナ「七福神巡りどころじゃなくって、大雪で中止!」
ジョミー「ブルーだったら出来たわけ? そのコース…」
ブルー 「出来なくはないけど、申し訳ないかな」
一同  「「「へ?」」」

誰に、と誰もがキョトンとした顔。

シロエ 「申し訳ないって…。誰に対してですか?」
ブルー 「節分のお参りに出掛ける人と、神様と、仏様だよ」

一年に一度のお参りがパア、と流石は伝説の高僧、銀青様。

ブルー 「ぼくたちだけの勝手な都合で、大雪というのは…」
サム  「そりゃそうだけどよ…。でもよ…」
??? 「ぼくもブルーの意見に賛成!」

大雪は困る、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「おはよう、今日はよろしくね!」
??? 「よろしくお願いいたします」

お世話になります、とキャプテン(会話表記はA船長)もセット。

A船長 「いいお天気で良かったです。有難いですね」
Aブルー「本当に! 大雪じゃ話にならないからね!」

雪乞いをしたのがキースで良かった、とニコニコニコ。

Aブルー「ブルーじゃ、シャレにならないし…」
A船長 「やはり確実に降ったのでしょうか? その場合は…?」
ブルー 「ぼくが本気で御祈祷すればね」
一同  (((失敗した…)))

頼む相手を間違えたよね、と後悔しきりの御一同様。
失敗でしたね?


2018/02/05 (Mon)

 

☆祈るだけ無駄


節分は七福神巡りにお寺へ、それが恒例なのがシャン学メンバー。
けれどゲストがやって来るわけで、大雪で中止にしたかったのに。

Aブルー「流石はブルー! 雪乞いをすれば大雪なんだね!」
ブルー 「御迷惑だから、やらないけどね…」
Aブルー「神様や仏様にだろう? その姿勢が立派!」

君と一緒にお参りに行けば、御利益アップ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「今年もよろしくお願いするよ! 七福神巡り!」
ブルー 「嫌だと言っても来るんだろう? …もう来てるけどさ」
Aブルー「ピンポーン! この日はハーレイも休まないとね!」

二人でお参りしてこそだから、と立てる親指。

Aブルー「夫婦和合をお願いするには、夫婦揃って!」
一同  (((迷惑すぎ、迷惑すぎ…)))

来なくていいのに、と誰もが溜息。

Aブルー「あれっ、どうかした? 雪乞いがコケたショックかな」
A船長 「そうかもですね、雪景色は見応えがありますから」
Aブルー「ああ、なるほど…。バスが動かないのは困るけどね!」

だけど、そんなの大したことは…、とニコニコニコ。

Aブルー「ドッカン大雪になってしまっても、瞬間移動で!」
A船長 「そうでした! その手がありますよね」
ブルー 「ちょっと待った! バスの中から瞬間移動は…」

マズすぎるから、と止める声ですけれど。

Aブルー「その心配なら要らないよ! それもサイオンで!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「記憶処理をすればいいだけだからね、乗客の!」
一同  「「「うわー…」」」

大雪で缶詰めになっても無駄なのか、と悟った敗北。

シロエ 「じゃ、じゃあ…。雪乞いは無駄なわけですね?」
Aブルー「当然だよ! それにさ…」

キースの御祈祷じゃ無理だよねえ、と仰ぐ青空。

Aブルー「何処から見たって降りそうもないし、諦める!」
キース 「頑張ったんだが……」
Aブルー「はい、お疲れ~!」

無駄骨、ご苦労様でした、と労いの言葉。
酷すぎですよね?


2018/02/06 (Tue)

 

☆覗いてました


節分の日はお寺に出掛けて七福神巡り、シャン学メンバーの定番。
けれど乱入するのがゲストで、雪乞いも無駄に終わったようで…。

Aブルー「そろそろバスが来る頃かな? この路線だよね?」
キース 「俺は別のに乗りたい気分だ、行き先も別で!」
シロエ 「そうですよね…。別に七福神巡りでなくても…」

いいじゃないですか、と声が上がりましたが。

Aブルー「ダメダメ、ブルーも言ったじゃないか! 同じ所と!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「神様や仏様には、きちんとお参りしてこそだ、って!」

挨拶するのと同じだろう、とソルジャー、反論。

Aブルー「挨拶する人と、しない人とでは扱いが違うんだよね?」
キース 「あんた、あの時、いなかったが?」

その筈なんだが、とキース君の指摘。

キース 「俺たちは放課後に、ぶるぅの部屋に集まっていて…」
シロエ 「其処で相談してたんですよね、節分のことで…」

この人は確かにいませんでした、とシロエ君も。

シロエ 「なのに、どうして知ってるんです?」
Aブルー「それはもちろん、覗いてたから!」

ぼくのシャングリラからサイオンで…、と得意げな顔。

Aブルー「情報収集は大切だしねえ、ちゃんと覗き見!」
キース 「他にやることがあるだろうが!」

ユニバーサルとやらの監視はどうした、と副住職の睨み。

キース 「それからテラズ・ナンバーだったか…。そいつもだ!」
Aブルー「あー…。別に出たトコ勝負でいいしね!」

ねえ? と視線をキャプテンの方へ。

Aブルー「ぼくが後始末をすればオッケー、そうだよね?」
A船長 「ええ。皆を守って頂ければ、それで充分です」

普段はお休み頂きまして…、とキャプテンの笑み。

A船長 「力を蓄えておいて頂くのが、最良の道かと…」
キース 「ニートを奨励してるのか!?」
A船長 「そういうことかもしれませんねえ…」

ニートでも別によろしいでしょう、という返事。
キャプテンもニート推奨ですか…。


2018/02/07 (Wed)

 

☆正真正銘のニート


節分はお寺へ七福神巡りに、シャン学メンバーの定番ですけれど。
乱入するのがイヤンなゲストで、行き先も変更できそうになく…。

シロエ 「キャプテンも認めるニートですか…。この人は…」
A船長 「別にかまわないと思いますが?」
キース 「ヒッキーしている方もなのか!?」
A船長 「そちらでしたら、むしろ勧めている方でして…」

ソルジャーがお出ましになると、何かと厄介ですので、との返事。

A船長 「たまにブリッジに顔を出して頂ければ、もう充分です」
キース 「こいつが前にそう言っていたが、本当なんだな!?」
A船長 「はい。…それ以外では、皆の士気が下がりますから」

食堂でおやつを要求するなど、論外です、とキャプテンの渋面。

A船長 「ソルジャーの威厳が台無しですし、皆も呆れます」
一同  「「「うーん…」」」

正真正銘、ヒッキーでニートだったのか、と誰もが溜息。

シロエ 「それじゃ、ソルジャーの仕事というのは何ですか?」
A船長 「シャングリラとミュウを守って下さることです!」

それ以外のことは求めておりません、とキッパリと。

A船長 「船のためにも、その方がベストだという結論でして…」
ブルー 「誰が、そういう結論なんだい?」
A船長 「長老の総意でございますが…」

ゼルにブラウに、ヒルマンとエラでございます、と大真面目。

A船長 「ですから、これでいいのです。現状のままで」
Aブルー「ということでさ、行き先の変更は無し!」

今年も七福神様に御挨拶だ、と張り切るソルジャー。

Aブルー「あっ、あのバスかな?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ アレに乗るんだよ!」

定刻通り、と飛び跳ねるお子様。

ぶるぅ 「雪で遅れなくて良かったね!」
Aブルー「うん! キースの雪乞い、効かなかったね」
A船長 「降らなくて本当に良かったですよ」
一同  (((良くない、良くない…)))

大雪を希望だったのに、と泣きの涙の御一同様。
もう無理ですよね?


2018/02/08 (Thu) 

 

☆嫌すぎる座り方


節分は七福神巡りのためにお寺へ、シャン学メンバーの年中行事。
其処へ乱入するのがゲストで、回避しようが無いわけでして…。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 乗って、乗ってーっ!」
Aブルー「うん、バスの中は空いてるね! 座り放題!」
A船長 「今年も一番後ろの席ですね?」
Aブルー「決まってるじゃないか、あそこが最高!」

さあ、乗って座る! とキャプテンを促す路線バスのドア。

A船長 「では、お先に…。はい、座りました」
Aブルー「ありがとう! それじゃ、ぼくも…!」

此処が一番、とキャプテンの膝の上にストンと座ったソルジャー。

Aブルー「夫婦和合を頼みに行くには、この座り方でなきゃ!」
A船長 「密着するのが御利益を頂く秘訣ですよね!」
一同  (((他人のふり、他人のふり…)))

今年も来たか、と誰もが泣きたいキモチ。

シロエ 「離れた所に座りましょう。アレは他人です」
キース 「当然だ。同じバス停にいたというだけだ」

ただそれだけの縁に過ぎん、と副住職もスルー推奨。

キース 「関わり合ったら終わりだからな、後ろを向くなよ」
ジョミー「うん、前だけを向いて座るよ」
マツカ 「このタイプのバスで良かったですよね…」

最近はシートが横向きのバスもありますから、と御曹司。

マツカ 「そっちの方だと、どうしても目が…」
スウェナ「合ってしまうものね、あのバカップルと…」

違うバスでホントに良かったわ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「後は雪さえ降ってくれればいいんだけれど…」
シロエ 「大雪で缶詰めになっても、無駄だと聞きましたけど?」

誰かさんに…、とシロエ君が振っている首。

シロエ 「スルーさえ出来なくなりますよ。缶詰め状態だと…」
スウェナ「そうだけど…。現地解散ってこともあるでしょ?」
一同  「「「現地解散?」」」
スウェナ「雪で動けなくなった場合よ、お寺の境内で!」

解散するしかないじゃないの、と言ってますけど。
そうなんですか…?


2018/02/09 (Fri)

 

☆現地解散を希望


節分はお寺に出掛けて七福神巡り、毎年恒例なシャン学メンバー。
ところが湧くのがイヤンなゲストで、路線バスでもスルー推奨。

シロエ 「大雪で現地解散って…。どういうことです?」
スウェナ「とんでもない大雪が降った時には、そうなるでしょ?」

そもそも帰れないものね、とスウェナちゃん。

スウェナ「路線バスなんか走っていないし、お寺で足止め」
キース 「あそこの馬鹿も、同じコースを辿ると思うが?」

同じ場所に出掛けて行くんだから、と視線は向けずに指だけを。

キース 「ラッセルしてでも参拝だろうが、その後はだな…」
ジョミー「ぼくたちと同じで、足止めだよね?」

路線バスが来てくれないし…、とジョミー君も言ってますけれど。

スウェナ「それは無いわね、サッサと帰っていくと踏んだわ」
シロエ 「どうしてです?」
スウェナ「御利益を頂いたら、もう、用は無いでしょ?」

私たちは放置で御帰還だわね、とニッコリ。

スウェナ「大雪の中で凍えているより、直帰だわよ」
一同  「「「あー…」」」

それはそうかもしれないな、と一同、納得。

ジョミー「じゃあ、ぼくたちがグズグズお参りしている間に…」
シロエ 「マッハの速さで参拝を終えて、お帰りですね?」
スウェナ「そうなのよ。七福神様さえクリアしたなら…」

シャングリラに帰ってくれる筈よ、とスウェナちゃんの読み。

スウェナ「私たちはのんびり、ゆっくりでいいし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 少しも急がないもんね!」

湯豆腐を食べに行くのもいいね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「お寺で湯豆腐、やってるし…。あったかいし!」
一同  「「「イイネ!」」」

大雪で現地解散の後は湯豆腐、と湧き立つ面々。

シロエ 「あそこの湯豆腐、美味しいですしね…」
キース 「雪見しながら湯豆腐というのも、贅沢ではある」
ジョミー「キースの雪乞いに期待だよ!」

効いてくれたらお寺で大雪、と高まる期待。
どうなるんでしょう?


2018/02/10 (Sat)

 

☆遅れて来た理由


節分の日はお寺で七福神巡り、それがシャン学メンバーのお約束。
けれども来るのが嫌すぎるゲスト、今は大雪で現地解散を希望。

シロエ 「キース先輩の雪乞い、効くんでしょうか?」
キース 「…俺にも分からん。ブルーみたいな自信は無いしな」
ジョミー「どんな感じでやって来たわけ?」

来るのが遅かったのは雪乞いのせいでは…、という質問。

ジョミー「普段ならキースは早く来るしね、集合場所に」
シロエ 「雪乞いしていて遅れたんですか?」
キース 「そんな所だ。…親父の目があると出来ないからな…」

確実に罰礼を食らってしまう、と恐れる五体投地の刑。

キース 「罰礼300回になったら、もう完全に遅刻だぞ」
一同  「「「あー…」」」

南無阿弥陀仏に合わせて五体投地が「罰礼」なるもの。

サム  「ショートカットは出来ねえよな…。アレ」
キース 「絶対に無理だ! おまけに親父が数えているし…」

マッチ棒を順に並べてな…、と語られる苦労。

キース 「罰礼を数え間違えないよう、マッチ箱から…」
シロエ 「出してくるんですね、300回分…」
キース 「ああ。本堂にマッチ箱はデフォ装備だからな!」

蝋燭を灯すのに欠かせないし…、と副住職。

キース 「罰礼は俺も回避したいし、こう、親父がだな…」
シロエ 「出て行くのを待っていたんですか?」
キース 「そうだ。灰作務を少しやっていくから、と」
一同  「「「灰作務?」」」

なんだ、それは、と一同、キョトン。

シロエ 「あのぅ…。灰作務って、サム先輩とは無関係ですか?」
キース 「当然だろうが!」

作務は作務衣の「作務」と書くのだ、と解説が。

キース 「香炉の灰を整えることを、灰作務と呼んでいるんだが」
作務  「その作務な…」
シロエ 「それをやるなら、本堂に残ってもいいんですね?」
キース 「大切なことだし、残っていいどころか…」

むしろ褒められたくらいなんだが…、と苦笑。
灰作務の方もしたんでしょうか?


2018/02/11 (Sun) 

 

☆大雪になるなら


節分はお寺に出掛けて七福神巡り、シャン学メンバーの年中行事。
ところがイヤンなゲストが乱入、希望は大雪による現地解散で…。

シロエ 「灰作務も、ついでにやったんですか? 残ったんなら」
キース 「もちろんだ。親父がチェックするのが見えているしな」

心をこめて、香炉の灰を整えて来た、と誇らしげな顔。

キース 「灰作務の後で雪乞いしたんだ。御本尊様に」
ジョミー「それで降るわけ? 晴れてるんだけど…」
スウェナ「でも、雪雲が来そうな感じよ? 雨雲レーダー」

もしかしたら降るんじゃないかしら、とスウェナちゃんの期待。

スウェナ「今からでも遅くないものね…。大雪が降るのは」
シロエ 「現地解散コースだったら、有難いですよね…」

湯豆腐を食べに行きましょう、とシロエ君も。

シロエ 「予約なしでも行けますよね? あそこだったら」
サム  「塔頭の一つがやってるんだしよ、ブルーの顔でよ…」

入れるんでねえの、とサム君。

サム  「あそこの老師にも、ブルーの顔は利く筈だしよ…」
ブルー 「まあね。湯豆腐くらいは、お安い御用!」

お座敷が空いていなくても…、と生徒会長、ニッコリ。

ブルー 「何処かの部屋を空けてくれるよ、ぼくたちのために」
シロエ 「お座敷よりも立派だったりしますか?」

その部屋は…、とシロエ君の問い。

シロエ 「銀青様を招くんだったら、客間だとか…」
ブルー 「そうなるだろうね、もう大慌てで暖房を入れて」

最高の部屋を用意であろう、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「だけど普通に空いてると思うよ、お座敷が」
ジョミー「なんで? 予約で一杯だろうと思うんだけど…」

節分だしね、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「七福神巡りの帰りに湯豆腐、って人が多そう」
ブルー 「そうだろうけど、大雪になるなら…」
シロエ 「キャンセルですか?」
ブルー 「それが常識!」

雪で帰れなくなったらどうするのだ、との指摘。
確かにそうかも…。


2018/02/12 (Mon)

 

☆大雪が分かる人


節分の日はお寺に出掛けて七福神巡り、シャン学メンバーの定番。
なのにイヤンなゲストが乱入、大雪で現地解散したいという希望。

ブルー 「雪が降り始めた時点でキャンセルもあると思うよ」
シロエ 「え? 降り始めただけでは分かりませんよ?」

大雪かどうか、とシロエ君の疑問。

シロエ 「今年は当たり年みたいですけど、それだけでは…」
サム  「分かんねえよな、大雪か普通の雪かはよ…」

そんなもんだろ、とサム君も言っていますけど。

ブルー 「それが違うんだな…。勘のいい人もいるんだよ」
シロエ 「予知能力ですか?」

フィシスさんみたいな人でしょうか、とシロエ君。

シロエ 「タロットカードを使わなくても、占えるとか…?」
ブルー 「違うね、経験に基づいたヤツで」
一同  「「「経験?」」」
ブルー 「観天望気と言うんだけどさ…。漁師さんの常識」

山をやる人もソレなんだよね、と生徒会長が指さす窓の外。

ブルー 「こういう雲が湧いたらマズイとか、そんな感じで」
キース 「なるほどな…。雪の降り方で見分けるんだな?」
ブルー 「そう! 積もるのかどうか、その辺もね」

お年寄りでなくても、出来る人なら何人もいる、と。

ブルー 「雪を見ただけで分かるらしいよ、どうなるのか」
シロエ 「それなら、大雪だと見抜いてキャンセル出来ますね」

大雪のプロがいるんですか、と感心しているシロエ君。

シロエ 「本当に降って欲しいですけどね…。ドッカンと」
サム  「だよなあ、馬鹿を振り切りたいもんなあ…」

誰のこととは言わねえけどよ、と無視を続ける後部座席。

サム  「早く降り始めて欲しいもんだぜ、雪雲が来てよ…」
スウェナ「今の予報だと、着いた頃から降りそうだわね」
ジョミー「積もってくれるといいんだけどね…。気温はどう?」
スウェナ「そっちも下がりそうだから…。いける可能性は…」

ゼロじゃないわね、とスウェナちゃんの読み。
大雪は降ってくれるんでしょうか…?


2018/02/13 (Tue)  

 

☆節分寒波と大雪


節分はお寺で七福神巡り、今年もバスに乗ったシャン学メンバー。
後部座席のゲストは無視して、ひたすら大雪を願ってまして…。

シロエ 「いい感じに曇って来ましたね。降りそうですよ」
キース 「確かにな…。こういう雲なら雪雲だろう」
スウェナ「今のレーダーが、こうだから…。祈る価値はあるわよ」

この辺は大雪になってるみたい、とスウェナちゃんが挙げる場所。

スウェナ「通行止めになった高速もあるし、電車の遅れも…」
シロエ 「その辺で大雪なら、こっち方面も期待できますね!」

大抵、セットで大雪ですから…、と言っている間に舞い始めた雪。

サム  「来た来た、来たぜ…。後はキースの法力次第だよな」
キース 「全身全霊で雪乞いしたんだ、降らないと俺の恥だしな」

とりあえず雪は降ってくれた、とホッと一息の副住職。

キース 「大雪でなくても、励みにはなる。俺でも出来る、と」
ブルー 「節分寒波は定番だけどね…。確率的には降りやすい日」
マツカ 「ああ…。統計で出ているみたいですね?」

1月の29日から31日の間が一年で一番寒いとか…、と御曹司。

マツカ 「その前後ですし、節分寒波は当然ですよ」
シロエ 「キース先輩が祈らなくても、降るわけですね…」
キース 「おい、お前たち!」

降らなかった年もあっただろうが、と副住職の反撃。

キース 「今年の雪は、俺の努力の賜物なんだぞ!」
シロエ 「どうなんでしょう? 会長とは違いますからねえ…」
キース 「なんだって!?」
ブルー 「こらこら、そこで喧嘩をしない! 恥ずかしいから!」

公共の交通機関の中だよ、と生徒会長、苦い顔付き。

ブルー 「誰かさんと同列にされたいのかい? 視線を集めて」
一同  「「「うっ…」」」
ブルー 「あそこのバカップルとは、一緒にされたくないだろう」
一同  (((嫌すぎる、嫌すぎる…)))

雪はキース君の功績でいい、と誰もが「はい」という返事。
バカップルと同列は御免ですよね?


2018/02/14 (Wed)






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☆誇大広告は駄目


お正月から元老寺で二泊、お寺ライフに陥ったシャン学メンバー。
永遠に逃れられそうもないのに、逃れたお寺があるという話。

シロエ 「疲労困憊して、離脱って…。本当なんですか?」
マツカ 「それじゃソレイド八十八ヶ所、どうなったんです?」

今は八十七ヶ所でしょうか、と御曹司の質問。

マツカ 「たまに見るツアーの広告なんかじゃ、そのままですよ」
スウェナ「そうねえ、ソレイド八十八ヶ所って書いてあるわよね」
サム  「誇大広告にならねえのかよ? 八十七なんだしよ…」

1つ減ったと書かないと違法になるんじゃあ…、とサム君も。

サム  「アレだろ、旅行の広告だとイメージ写真とかもよ…」
シロエ 「きちんと書かないと駄目なんですよね、イメージだと」
ジョミー「でないと文句が出るもんね…。本物は違った、って」

山とか湖の写真とかさ、とジョミー君。

ジョミー「ホテルの料理も、そう書くんだっけ?」
シロエ 「一例です、じゃなかったですか? でもまあ…」

ハッキリ書くのがお約束ですよね、とシロエ君が傾げる首。

シロエ 「だったらソレイド八十八ヶ所、アウトなんじゃあ…?」
マツカ 「行ってみたら八十七だった、では済みませんよね」
スウェナ「絶対、苦情が出るわよ、ソレ!」

御朱印が足りなくなるじゃないの、というツッコミ。

スウェナ「確か掛軸は、レイアウトが八十八ヶ所仕様だったわよ」
シロエ 「そうです、そうです! 区切ってあって」
マツカ 「八十八個の御朱印が綺麗に並ぶんですよね…」

一ヶ所抜けたら絵になりませんよ、と鋭い指摘。

マツカ 「色々な意味で、八十七はマズそうですけど…」
シロエ 「どうなんですか、その辺は?」

放っておいてもいいんですか、と言ってますけど。

ブルー 「霊場会を離脱してても、お寺はあるから…」
キース 「御朱印は書くぞ、時間内なら」
一同  「「「へ?」」」

時間内ってどういう意味だ、と一同、キョトン。
営業時間とかですか?


2018/01/16 (Tue) 

 

☆今も変わりません


お正月から元老寺で二泊、お寺に追われるのがシャン学メンバー。
逃れられない運命らしいのに、縛りから逃れたお寺があるとか。

シロエ 「えっとですね…。時間内なら御朱印って、何です?」
キース 「そのままの意味だが? お寺が開いている時間だな」

その間に行けば御朱印は書いて貰える仕組みだ、と副住職。

キース 「だが、霊場会を離脱しているからな…。他とは違う」
ブルー 「他のお寺は、門を開けてる時間が同じなんだけど…」
スウェナ「そこだけ違う時間なの?」
キース 「ああ。遅めに開けて、早く閉めるんだ」

住職が過労にならないように、とキッパリと。

キース 「朝7時に開けて、夕方5時までという決まりだが…」
ブルー 「抜けたお寺は、8時から4時半だったかな?」

その後、調整したかもだけど…、と銀青様。

ブルー 「お遍路さんが多い時間を調べて、もっと短くとか」
一同  「「「うわー…」」」

そこまで追い詰められていたのか、と一同、ビックリ仰天。

シロエ 「そ、そんな…。霊場会を離脱してまで、変更ですか!」
キース 「仕方なかろう。他に選択肢は無いからな」
ブルー 「御朱印で潤った時代はともかく、今ではねえ…」

霊場会の縛りは厳しすぎるかも、とフウと溜息。

ブルー 「門前町がすっかり寂れた場所もあるしさ…」
キース 「小さな寺だと、やってられない気持ちも大きいだろう」

苦渋の選択というヤツだな、と副住職の顔に同情の色。

キース 「本当だったら、寺ごと逃げたい気分かもしれん」
ブルー 「八十八ヶ所でさえなかったら、と思っただろうね…」

だけど、お寺は変えられないし…、と銀青様が振っている首。

ブルー 「御朱印が欲しい人だっているし、そこの所と…」
キース 「自分の限界を秤にかけた結果が、霊場会からの離脱だ」
シロエ 「それじゃ、お寺は八十八で…」
キース 「見た目は変わらん」

今も八十八ヶ所なのだ、と言ってますけど。
開門時間が違うんですね?


2018/01/17 (Wed) 

 

☆抜けていいんです


お正月から元老寺で二泊、お寺ライフを送ったシャン学メンバー。
逃れられない運命だというのに、八十八ヶ所で起こっていた事件。

シロエ 「見た目は八十八ヶ所ですか…。開門時間が違うだけで」
キース 「素人さんには、まず分からん。霊場会から抜けたのは」

現に、どの寺かも把握されてはいない、と副住職。

キース 「もちろんネットで調べれば、すぐに分かるんだが…」
ブルー 「八十八ヶ所のガイドブックには、書いてないよね」
ジョミー「それ、書かなくてもかまわないわけ?」
キース 「誇大広告には、ならないからな。寺がある以上」

むしろ「抜けた」と書く方がマズイ、と苦い顔付き。

キース 「御利益が減ってしまったかのように見えるだろうが」
一同  「「「あー…」」」

本当は八十七ではマズイか、と一同、納得。

シロエ 「揃っていてこその八十八ヶ所ですしね…」
マツカ 「何もかも、それが前提ですからね…」
ブルー 「そういうことだね、明記しない方がいいこともある」

お遍路さんには、開門時間に気を付けて、との案内だけだとか。

ブルー 「霊場会から抜けています、だと悩むだろう?」
キース 「そんな寺の御朱印に御利益はあるのか、という面でな」

霊場会の方が後付けなのに…、とフウと溜息。

キース 「元々は御大師様が繋いだお寺で、ただそれだけで…」
ブルー 「霊場会なんて組織は無かったからねえ…」
シロエ 「それじゃ抜けても、特に問題ないわけですか?」
キース 「ああ。判決でもそう出たからな」
一同  「「「判決!?」」」

まさか裁判をやっていたとは…、と誰もがポカーン。

シロエ 「あのですね…。そこで裁判なんですか?」
ブルー 「らしいよ、上納金がどうとか、こう色々と俗な中身で」
キース 「実に世知辛い世の中だ。話し合いならぬ裁判ではな」
ジョミー「勝訴したわけ?」
キース 「抜けた寺がな!」

だから堂々と抜けていいのだ、という現実。
霊場会に勝訴ですか…。


2018/01/18 (Thu)

 

☆忙しすぎるんです


お正月から元老寺に二泊で、新年が幕を開けたシャン学メンバー。
逃げられないのがお寺ライフなのに、逃げるお寺もある世の中。

シロエ 「勝訴したなら、抜けたお寺の勝ちですよね…」
キース 「そうなるな。だから自由に開門時間を決められる」

霊場会に入ったままだと、どう転んでも変えられないが…、と。

キース 「極端な話、週休二日も不可能ではない。結論を言えば」
一同  「「「週休二日!?」」」
キース 「住職が多忙な土日は御朱印は休み、と言うのも自由だ」

現に多忙で、過労で倒れそうなんだから…、と語られる実情。

キース 「人も雇えずに、家族だけで御朱印をこなしてるんだぞ」
ブルー 「土日は法事の依頼も多いし、てんてこ舞いだよ」

住職も、それに奥さんたちも…、と銀青様。

ブルー 「法事をお寺でやるとなったら、用意が大変なんだから」
キース 「ああ。坊主は読経が仕事なんだが、裏方はだな…」
ブルー 「本堂に供えるお膳の用意も、庫裏の座敷の掃除も…」
キース 「その座敷で出す茶菓子の用意や、湯の支度までだ…」

何もかもかかってくるものなのだ、というのが法要の時。

キース 「暗い内から準備なんだぞ、御朱印まで手が回るのか?」
一同  「「「あー…」」」

それはとっても大変かも、と大きく頷くシャン学メンバー。

シロエ 「そうしてバタバタしてる中でも、御朱印なんですね?」
キース 「朝一番にお遍路さんが来ようものなら、当然だ」

でもって更に追い詰められる、とリーチになるのが法要の準備。

キース 「法要の前に疲労困憊、終わった後にも休み無しだぞ?」
一同  「「「うわー…」」」

やってられない、と誰もが悲鳴。

ジョミー「元が取れるくらいに人が来るなら、いいけど…」
キース 「ブームが去ったら、閑古鳥な日もあるわけでだな…」
ブルー 「それでも門を開けてる間は、スタンバイだしね…」

霊場会を抜けたくもなる、と銀青様も。
自分の生活が大事ですよね?


2018/01/19 (Fri)

 

☆逃げられません


お正月からお寺ライフに捕まり、逃れられないシャン学メンバー。
けれど世の中、霊場会から抜けてでも、自分の生活を守るお寺が。

シロエ 「霊場会から抜けられるんなら、総本山はどうでしょう」
マツカ 「璃母恩院の傘下からでも、抜けられますよね?」

さっきキースも言ってたような…、と御曹司。

マツカ 「大きなお寺が独立した例、あると思うんですけれど…」
ブルー 「幾つもあるねえ、宗派の縛りはあるんだけどね」

南無阿弥陀仏なら南無阿弥陀仏で…、と銀青様の答え。

ブルー 「そこの所は変えられないけど、抜けるのは可能」
キース 「ただし、デメリットも多いがな…。霊場会と違って」

万一の時に助けて貰えないのだ、と副住職の大きな溜息。

キース 「離脱してしまうと、法類とも縁が切れるから…」
一同  「「「法類?」」」
キース 「お寺同士の親戚関係といった所だ。血縁は無くても」
ブルー 「手が足りない時に、助け合ったりするんだけどね…」

総本山から独立したなら、睨まれるから…、と憂いの眼差し。

ブルー 「睨まれてるお寺を助けに行ったら、どうなると思う?」
サム  「思いっ切り睨まれそうだよなぁ…。とばっちりでよ」
ブルー 「それで正解。だから法類が逃げちゃうんだよ」

そして自力で頑張るしかない、という独立の結果。

ブルー 「観光客で潤ってるとか、そういうお寺はいいんだけど」
キース 「普通は檀家さんまでが逃げて、ロクなことにならん」
一同  「「「あー…」」」

お寺の世界は甘くないのか、と悟った御一同様。

シロエ 「すると元老寺も、今の方針を貫くんですね?」
キース 「親父の目が黒い間はな!」

そして、いつまでも黒いままだ、とブツブツブツ。

キース 「お前たちも覚悟しておいてくれ」
シロエ 「三百年経っても、何一つ変わらないんですか?」
キース 「璃母恩院の覚えをめでたくしたければな」

厳しい寺ほど贔屓される、とイヤンな発言。
楽は出来ませんね…?


2018/01/20 (Sat)

 

☆変わらない方針


お正月から元老寺で二泊、お寺ライフを送ったシャン学メンバー。
今年もお寺に追われそうな感じで、三百年後も変わらない予感。

シロエ 「璃母恩院は変わってくれないんですか? 楽な方向へ」
キース 「あれでもマシになった方だと俺は思うが?」
ブルー 「そうだよねえ…。修行道場だって、変わったんだよ」

ぼくの時代は今より厳しかったんだから、と銀青様。

ブルー 「キースの時には、エアコンも一応、あったしさ…」
マツカ 「あれっ、火鉢じゃなかったですか? 休憩時間だけで」
シロエ 「そう聞きましたよね、キース先輩も酷い霜焼けで…」
キース 「普通の修行僧はそうだが、病人となれば別扱いだ」

風邪でも引いたら、別室で手厚い看病で…、という説明。

キース 「もちろんエアコン完備の部屋で、加湿器つきだぞ」
ブルー 「なにしろ道場は、一年に一度しか無いからねえ…」

出来れば治して、修行に参加して欲しいよね、と銀青様も。

ブルー 「だけど昔は、そういうのは無くて…。火鉢だけだよ」
キース 「その上、治りそうになければ下山だったからな」
一同  「「「下山?」」」
キース 「寺は、お山という扱いだ。出るなら下山だ」

しかも期限が切ってあった、と副住職の厳しい顔付き。

キース 「三日かそこらで下山になって、リベンジは無理で…」
ブルー 「もう一度道場に入りたくても、駄目だったんだよ」

チャンスは一生に一度だったし、と語られる昔の制度。

ブルー 「今も基本は変わらないけど、事情によっては…」
キース 「再挑戦が許されるようになっているしな…」

そんな具合に総本山でも変わるものだ、と言ってますけど。

シロエ 「でもですね…。厳しいお寺を贔屓するんでしょう?」
キース 「当然だろうが! 昔ながらの寺が一番だからな」
スウェナ「じゃあ、元老寺も変わらないわけね?」
キース 「どう転がっても変わらんな!」

文句は親父に言ってくれ、とピシャリ。
もはや絶望的ですね?


2018/01/21 (Sun)

 

☆変えるのは駄目


今年もお寺に追われそうなのが、シャン学メンバーですけれど。
いくら世間が移り変わっても、変わりそうにないのがアドス和尚。

シロエ 「アドス和尚に文句って…。そんな勇気は無いですよ!」
サム  「勇気以前に勝てるわけがねえぜ、ブルー以外は」
一同  「「「あー…」」」

そうだったよね、と一同、ガックリ。

ジョミー「ブルーが改革しろって言ったら、するかもだけど…」
キース 「確かに親父も折れるだろうが、その前にだな…」

ブルーといえども坊主なんだぞ、とトドメの一言。

キース 「伝説の高僧、銀青様が、寺を俗っぽく変えるのか?」
ジョミー「うーん…。自分のお寺だったら、変えそうだけど…」
サム  「他所の寺には、一切、口出ししねえと思うぜ」

経営面でのアドバイスくらいじゃねえのかよ、と僧籍な人。

サム  「寺のしきたりとか、そっち方面はノータッチでよ…」
ブルー 「それで合ってる。宿坊のメニューくらいはいいけど…」

お寺そのものには口出ししない、と生徒会長、キッパリと。

ブルー 「お寺を守るのは住職なんだし、ぼくは沈黙あるのみ」
シロエ 「そう言わずにですね…! ぼくたちのためにも!」
スウェナ「元老寺を改革して欲しいわよね、楽が出来るように」
??? 「それは駄目だってば!」

絶対に駄目、と突然、ソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「今のままのがいいんだよ! 伝統を守って!」
キース 「あんた、何しに湧いたんだ!?」
Aブルー「それはもちろん、新年の挨拶と御馳走のために!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」

ご飯もおやつも沢山食べてね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「それと、あけましておめでとう!」
Aブルー「おめでとう、ぶるぅはいい子だね。…他のみんなは?」
一同  「「「あけましておめでとうございます…」」」
Aブルー「うん、オッケー!」

伝統の挨拶は守らなくちゃ、と言われましても。
お寺も同じですか…?


2018/01/22 (Mon) 

 

☆お茶が大敵です


銀青様こと生徒会長に頼んでも、変えられないのがお寺そのもの。
元老寺は今の方針をキープ、ソルジャーがそれに賛成だとかで…。

シロエ 「あのですね…! 伝統の挨拶はいいんですけど…!」
ジョミー「元老寺を改革するのは駄目って、何なのさ、ソレ!」

ぼくとしては変えて欲しいんだけど、と僧籍とも思えない発言。

ジョミー「今よりも楽なお寺になったら、棚経だって!」
サム  「あー…。マシになるかもしれねえよなあ、お盆の地獄」

必死になって回らなくても、休憩時間が取れるとか、とサム君も。

サム  「一日で一気に回る所を、三日間に分けて行くとかよ…」
シロエ 「確かに、それなら楽ですよね。猛暑の年でも」
ジョミー「そうなったら、とても嬉しいんだけど…」
キース 「まあ、世の中には無いこともない。むしろ多数かもな」

棚経の日が分散している寺は…、と副住職。

キース 「その代わり、長い期間がかかるが、一日当たりは…」
ジョミー「数が減るわけ?」
キース 「そうなるな。一軒ごとに頂くお茶が大敵だが…」
一同  「「「お茶?」」」

どうしてお茶が大敵なのだ、と一同、キョトン。

シロエ 「お茶って、こういうお茶ですか? コレは紅茶ですが」
キース 「もちろん紅茶が出る家もある。檀家さん次第だ」
スウェナ「だったら敵になるわけないでしょ、ラッキーなだけで」

棚経でお茶が出てくるのなら、とスウェナちゃん。

スウェナ「ジョミーたちは、いつも飲まず食わずよ、棚経は」
マツカ 「そうですよね…。せいぜいペットボトルのお茶で…」

それも差し入れじゃないですか、と御曹司も首を傾げてますけど。

キース 「普通だったら、そうなるだろう。だが、敵なんだ!」
サム  「どの辺が敵になるんだよ? 意味が分かんねえけど…」
キース 「何処の家でも、お茶と茶菓子が出てくるんだ!」
スウェナ「最高じゃないの!」

お菓子まで出てくるんなら、と褒め称える声。
大敵どころか、味方ですよね…?


2018/01/23 (Tue)

 

☆食べ過ぎが問題


今の方針を変えそうにない、元老寺を牛耳るアドス和尚ですけど。
それに賛成なのがソルジャー、ついでに話題は棚経の方へと。

シロエ 「お茶とお茶菓子を出して貰えるなら、有難いでしょう」
ジョミー「そうだよ、ぼくたちは何も貰っていないから!」
サム  「お布施だけだよな、何処の家でも…。先を急ぐしよ」

棚経が済んだら、即、次の家へと出発だから、とサム君も。

サム  「エアコンを点けてくれる家はあっても、お茶なんか…」
ジョミー「一度も出て来たことが無いよね、暑くってもさ…」
スウェナ「でしょ? お茶だけじゃなくて、お茶菓子も出るのよ」

敵になるわけないじゃないの、と言ってますけど。

キース 「いいか、よくよく考えてくれ。坊主の基本を」
一同  「「「へ?」」」
キース 「托鉢の場合、頂いたものは断れない。ウサギでもな!」
一同  「「「ウサギ?」」」

それは動物のウサギだろうか、と誰もがキョトン。

サム  「ソレ、耳が長いウサギなのかよ?」
キース 「ああ。持て余したペットを寄越したわけだな」

それでも貰って帰るのが坊主だ、と副住職。

キース 「座禅の宗派であった実話だが、茶菓子も同じだ」
シロエ 「えーっと…? 苦手なお菓子でも食べるんですか?」
キース 「もちろんだ。だが、それだけでは敵とは呼ばんな」

誰もが恐れる敵にはならない、と苦々しい顔。

キース 「何処の家でもお茶と茶菓子だ、それを食べ続けると…」
一同  「「「…???」」」
キース 「腹一杯になってくるんだ、もうタプタプで!」

だが出されたら頂かないと…、と合掌を。

キース 「吐きそうになっていたって、食うしかない!」
Aブルー「それは辛そうだね、栄養剤の方が嬉しいよねえ?」
キース 「あんたの感覚と一緒にされたくないんだが…」
Aブルー「でも、そうだろう?」
キース 「栄養剤の方がマシではあるな」

エネルギーだけをチャージ出来るし、と零れた溜息。
お茶は大敵なんですね?


2018/01/24 (Wed)

 

☆食べ過ぎは嫌だ


お寺を改革する件からズレて、季節外れな棚経の話ですけれど…。
棚経の日を幾つにも分けたお寺で、お坊さんの大敵だというお茶。

キース 「俺の知り合いにも、困っているヤツが多くてな…」
シロエ 「お茶とお菓子の食べすぎで…、ですね?」
キース 「ああ。時期的に卒塔婆書きと重なるだけに…」

そのハードさを乗り切るためにも、栄養剤の方が、と副住職。

キース 「だが檀家さんにすれば、年に一度のおもてなしだし…」
サム  「断れねえって話になるのな、托鉢でウサギと同じでよ」
キース 「そういうことだ。…一軒だけなら、いいんだがな…」

ゆっくり回ると言っても、日に何軒も、という悲劇。

キース 「何処の家でも、ここぞとばかりに立派な菓子を…」
一同  「「「あー…」」」

年に一度のおもてなしなら、そうなるよね、と一同、納得。

ジョミー「そんな目に遭うより、必死で回った方がいいかな…」
サム  「俺も食いすぎで吐きそうなのは嫌だぜ、マジで」

お経もロクに読めやしねえ、とサム君も。

サム  「今の棚経で満足だぜ。キツくてもよ…」
キース 「分かって貰えると俺も助かる。貴重な戦力だしな」
ジョミー「期待しないで欲しいんだけど…!」

坊主になるつもりはないんだからね、と膨れてますけど。

Aブルー「そう言わずにさ! 頑張ってよ!」
ジョミー「なんで、ぼくなんかにソレを言うわけ!?」
Aブルー「お寺の伝統を守って欲しいからだよ!」

一人でも多い方がいいから、とニコニコニコ。

Aブルー「昔ながらのお寺は必要! 改革しないで!」
ブルー 「どうして君が、そんな考えに…?」

除夜の鐘にも来なかったくせに、とツッコミが。

ブルー 「お寺とは全く縁が無いのが君だろう?」
Aブルー「忘れたのかい、除夜の鐘は大切だってコト!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「また忘れてるし…。暮れにあれほど言ったのに!」

どうして毎回忘れるのだ、とブツブツブツ。
何を忘れたと…?


2018/01/25 (Thu) 

 

☆復習して欲しい


昔ながらの伝統を守るお寺は必要だ、と主張するのがソルジャー。
除夜の鐘にも来なかったくせに、何故そうなるのか謎ですけれど。

Aブルー「除夜の鐘を鳴らして忘れたんだね、綺麗サッパリ!」
シロエ 「…何をですか?」
Aブルー「除夜の鐘ってヤツの存在意義だよ、とても大事なのに」

あの鐘が無いと、困ったことに…、と言われましても。

キース 「あんた、撞きにも来なかったろうが!」
Aブルー「当たり前だよ、ぼくが撞いたら本末転倒なんだから!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「煩悩が流れてしまうじゃないか! 全部なくなって!」

君たちが忘れてしまったように…、と不満そうな顔。

Aブルー「ぼくが求めているのは煩悩! 鐘を撞いた人の!」
一同  「「「うっ…」」」

そういう話があったっけ、とサーッと青ざめる御一同様。

シロエ 「わ、分かりました! 思い出しましたから!」
ブルー 「その先はもう、言わなくていいよ!」
Aブルー「ダメダメ、しっかり復習する!」

今度こそ忘れないように…、とズズイと前へ。

Aブルー「いいかい、除夜の鐘を撞くと煩悩が流れ去って…」
ブルー 「もういいから! その先、禁止!」
Aブルー「嫌だね、言わないと忘れられるし!」

今年の暮れまで覚えていて、と譲らない人。

Aブルー「エロい煩悩も沢山流れて、それがグルッと…」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「一回りして来て、戻って来るのが姫はじめの日の夜!」

だから、その夜にセックスなのだ、と弾ける笑顔。

Aブルー「そうすればエロい煩悩たっぷり! 充実のセックス!」
ブルー 「退場!」

サッサと消えろ、と生徒会長、レッドカードを。

ブルー 「君のシャングリラに帰りたまえ! すぐに!」
Aブルー「新年の挨拶に来たお客様を追い返すのかい?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ゆっくりしていってね!」
Aブルー「ありがとう!」

ぶるぅは本当にいい子だよね、とニコニコニコ。
帰らないんですね?


2018/01/26 (Fri)

 

☆会議には出ません


除夜の鐘が何故、大切なのかを、語り始めてしまったソルジャー。
目的はエロい煩悩ゲットで、毎年、燃えているわけでして…。

Aブルー「今年もちゃんと頑張ったんだよ! ぼくのハーレイと」
一同  「「「…………」」」
Aブルー「こっちの世界に来なきゃ駄目だし、ホテルを取って!」

そして一晩、セックス三昧、と威張り返り。

Aブルー「お蔭で煩悩を山ほどゲットで、今年もいい年に!」
ブルー 「それなら、早く帰るべきだと思うけど?」
Aブルー「どうして、そういうことになるのさ?」
ブルー 「時間が無駄になるだろう!」

此処で喋っている間に…、と生徒会長が指差す天井。

ブルー 「君のハーレイが待ってる筈だよ、シャングリラで!」
Aブルー「そっちなら心配要らないから! 今は会議中!」
一同  「「「会議?」」」
Aブルー「シャングリラの航路設定について、こう、色々と…」

だからハーレイは忙しいのだ、と言われましても。

ブルー 「航路設定って…。その会議を抜けて来たのかい!?」
Aブルー「出たって意味が無いからね!」
一同  「「「はあ?」」」

腐ってもソルジャーじゃなかったろうか、と誰もがポカーン。

キース 「あんた、自分の仕事はどうした! ソルジャーの!」
ブルー 「そうだよ、ソルジャー抜きだと航路設定なんかは…」
シロエ 「話が全く纏まらないと思いますけど?」

自分の役目を投げないで下さい、とシロエ君も。

シロエ 「ただでも危険な世界でしょう? SD体制だとかで…」
Aブルー「危険だからこそ、会議には意味が無いんだよ!」
シロエ 「どういう意味です?」
Aブルー「決めた通りに運ぶとは限らないからね!」

人類軍の出方次第じゃないか、と反論が。

Aブルー「ぼくの仕事は、上手くいかなくなってから!」
シロエ 「会議がですか?」
Aブルー「違うよ、シャングリラの航路そのもの!」

危なくなったら出番なのだ、と胸を張る人。
そう言われれば、そうなのかも…?


2018/01/27 (Sat)

 

☆会議が纏まらない


除夜の鐘の大切さを語りたいソルジャー、放置して来た自分の船。
しかも大事な会議中なのに、いる必要は無いと言い放ちまして…。

Aブルー「シャングリラの航行が順調だったら、ぼくは暇だし!」
ブルー 「そうみたいだけど、でも、航路設定の会議くらいは…」
Aブルー「いた方が却って問題なんだよ、ぼくの場合は!」

みんなが迷惑するだけだ、と妙な発言。

シロエ 「あのですね…。どうして迷惑するんですか?」
スウェナ「そうよ、ソルジャーはいた方がいいと思うけど…」
Aブルー「ぼくの性格がアバウトなのは、みんな知ってるよね?」
ブルー 「嫌というほど知っているけど、それが何だと…?」

航路設定にどう影響するのだ、と生徒会長が傾げる首。

ブルー 「人類軍が出て来た時が、出番というのは分かるけど…」
Aブルー「分からないかな、人類軍の船は一瞬で沈められるし!」
ブルー 「君の力ならそうなるだろうね。でも、航路設定とは…」

何の関係も無さそうだけど…、と生徒会長。

ブルー 「人類軍との遭遇は、言わば事故みたいなものだろう?」
キース 「折り込みようがない代物は、会議に関係ないと思うが」
Aブルー「其処なんだよねえ、ぼくが言いたいのはさ!」

航路なんかは適当でいい、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「育英都市とかの真上を飛ぶんでなければ、問題なし!」
一同  「「「はあ?」」」
Aブルー「何が来ようと、ぼくが沈めて終わりだから!」

検討するだけ時間の無駄だ、と強烈な台詞。

Aブルー「気象条件も他の要素も、考えなくてもいいんだよ!」
ブルー 「君は会議でそう言うのかい!?」
Aブルー「決まってるじゃないか!」

早く終わらせて、おやつを食べたい、と悪びれない人。

Aブルー「こんな調子だから、ぼくが会議に出ると…」
シロエ 「纏まる話も、纏まらないというわけですね?」
Aブルー「ピンポーン!」

留守にしていた方がいいのだ、と弾ける笑顔。
コレがソルジャーだと…?


2018/01/28 (Sun)

 

☆ソルジャーと仕事


除夜の鐘は大切だと語るソルジャーですけど、自分の船は放置。
航路設定の会議に出ないで、こっちの世界に来ているという現実。

シロエ 「確かにそうかもしれませんけど…。でもですね…」
ブルー 「顔くらい出しておくべきじゃないかな、ソルジャーは」

ぼくならそうする、と同じくソルジャーの肩書を持つ生徒会長。

ブルー 「でないと士気が下がりそうだよ、ソルジャー不在じゃ」
キース 「まったくだ。出ない方がマシと言ってもだ…」
サム  「黙って出とけよ、飾りでも座っているべきだぜ」

それでこそソルジャーと言えるのでは…、とサム君も。

サム  「いねえ方がマシでも、黙っていれば済む話だしよ…」
Aブルー「でも、本当に誰一人として困らないからね!」

ぼくの仕事は、たまにブリッジに顔を出すこと、とキッパリと。

Aブルー「前に君たちが言ったんだよ? ヒッキーでニートって」
一同  「「「あー…」」」

そういえば、そういう話があった、と蘇る記憶。

シロエ 「つまり本気で、ヒッキーでニートなんですね?」
Aブルー「それに近いね、誰も期待はしていないから!」

ハーレイだって…、と涼しい顔。

Aブルー「そんなわけだし、急いで帰らなくてもオッケー!」
ブルー 「居座らなくてもいいんだけど!」
Aブルー「ダメダメ、話も途中だったし!」

除夜の鐘の伝統を、今後も守ってくれたまえ、と極上の笑み。

Aブルー「そのためにも、お寺をしっかり守って!」
キース 「あんたにだけは、言われたくないが!」

ヒッキーニートは黙っていろ、と副住職の反撃。

キース 「自分の船さえ放置のヤツには、何も言わせん!」
Aブルー「じゃあ、君は?」

お寺を全力で守っているかい、と切り返し。

Aブルー「副住職なら、休みの日にも仕事がありそうだけど?」
キース 「俺は高校生だから、いいんだ!」
Aブルー「良くないよ!」

副住職としては、ぼくと同レベルでは、と。
キース君、そうなるんですか…?


2018/01/29 (Mon)

 

☆お手本を見せて


自分の世界のシャングリラは放置で、遊びに来ているソルジャー。
ヒッキーでニートに近い状態、その件でキース君と言い争いに。

Aブルー「君が高校生にしたって、学校が無い日は仕事だってば」
キース 「何故、そうなるんだ!」
Aブルー「ぼくに偉そうに言うんだったら、先にお手本!」

君自身が見せてくれたまえ、とソルジャー、ズズイと前へ。

Aブルー「副住職らしく仕事に励んで、お寺の伝統を守らなきゃ」
キース 「それは親父の管轄だ! 俺はしがない副住職で…」

ついでに一生、副住職な気がするんだが…、とキース君。

キース 「俺も親父も年を取らんし、寺は年功序列の世界で…」
Aブルー「下剋上は無理にしたってさ…。もっと頑張る!」

こんな所でサボっていないで帰りたまえ、と指差す玄関の方。

Aブルー「ぼくが会議に出ないのと同じで、今日の君にも…」
サム  「あー…。まあ、何かしら用事はあると思うぜ」
キース 「こんな野郎の肩を持つ気か!?」
サム  「俺が言ったの、一般論ってヤツでよ…」

親父さんは今日も法事でねえの、とツッコミが。

サム  「松の内は法事も控えるだろうし、もうそろそろ…」
ブルー 「法事の依頼は来ていそうだよね、確かにね」
キース 「うっ…」

グッと言葉に詰まっている人。

Aブルー「その様子だと、法事の手伝い、サボったんだね?」
キース 「やかましい! 親父には前から言ってある!」
Aブルー「そうにしたって、偉そうに言える立場じゃないねえ…」

それなら黙っていてくれたまえ、とピッシャリと。

Aブルー「怠慢な副住職にしたって、伝統は守れる筈だから…」
キース 「何が言いたい!」
Aブルー「これからも除夜の鐘をよろしく!」

アレがお寺のいい所、とニコニコニコ。

Aブルー「ぼくも応援しているから!」
キース 「余計なお世話だ!」
Aブルー「遠慮しなくていいってば!」

本当に全力で応援してる、と言ってますけど。
目的が不純すぎますよねえ…?


2018/01/30 (Tue)

 

☆応援する気なら


自分の世界のシャングリラを放って、別の世界で遊ぶソルジャー。
ヒッキーニートに近いんですけど、キース君を同類扱いにして…。

Aブルー「君とぼくとは似た者同士ってことで、真面目に応援!」
キース 「俺は仕事をしているぞ! 平日に月参りとかも!」
シロエ 「ですよね、たまに遅刻をして来てますし…」
サム  「あんたよりかはマシだと思うぜ、仕事への姿勢」

同列にするのはどうかと思う、とサム君の援護。

サム  「出来る範囲のことはしてるし、頑張ってるかと…」
Aブルー「だったら、一層、応援しなくちゃ! 元老寺のために」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「除夜の鐘の伝統を守って欲しいし、もう全力で!」

必要だったら寄進もするよ、とニコニコニコ。

Aブルー「ぼくの名前じゃマズイんだったら、ノルディに頼んで」
キース 「頼むから、それはやめてくれ!」

ますます親父がパワーアップ、とガクガクブルブル。

キース 「寄進があったということになれば、もうホクホクで…」
ジョミー「どうなるわけ?」
キース 「何をやらかすか、マジで分からん!」

新しい阿弥陀様を作って貰って、開眼供養もありそうだ、と。

キース 「阿弥陀様の御像を複数持つのは、アリだからな…」
Aブルー「本当かい!? じゃあ、喜んで!」
キース 「出入り禁止にされたいのか、あんた!」

どうせ良からぬ魂胆だろう、と睨み付ける人。

キース 「俺に迷惑をかけると言うなら、放置だからな!」
Aブルー「何を?」
キース 「お浄土の蓮をキープする話だ、アレを放棄だ!」

無かったことにさせて貰う、とキッツイ反撃。

キース 「それでいいなら、何でもしやがれ!」
Aブルー「ご、ごめん…! 応援も寄進も、やめとくから!」
キース 「ならば、いい。約束を破れば、分かっているな?」
Aブルー「破らないってば、ぼくのシャングリラに誓って!」

だからよろしく、と涙の懇願と土下座三昧。
今月、これにて中継終了~。


2018/01/31 (Wed)







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