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ハロウィンといえばカボチャにオバケに様々な仮装。
お祭り好きの生徒会長、大々的に仮装を推奨です。
ブルー 「仮装衣装を作ったりするのは大変だろう? だからクーポン」
ずいぶん安くなるんだよ、とニッコリ笑う生徒会長。
ブルー 「5割、6割は当たり前! 物によっては9割引きとか」
キース 「大サービスだな…。それで赤字にならないのか?」
ブルー 「その辺はちゃんとしているさ。商売だもの」
売れ筋の物ほど割引率が高いのだとか。ハロウィンだけにカボチャとか?
ブルー 「天使や悪魔が人気らしいよ。それにドラキュラとか」
シロエ 「本場で人気のヤツですよね。魔女と妖精も多いと聞きます」
ブルー 「だから、そういうのは安いわけ。君たちは何にするのかな?」
キース 「俺たちも仮装しろってか?」
ブルー 「当然じゃないか。実行委員が仮装しなくてどうすると?」
ジョミー「キースは仮装したいと思わないわけ? ぼくはしたいな」
サム 「俺もやりたい! 何にするかは決めてねえけど」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくも絶対仮装するんだ!」
スウェナ「私、妖精にしようかしら?」
マツカ 「仮装ですか…。似合うのがあるといいんですけど」
ブルー 「意外性を狙うというのもいいね。かぶりもの系も楽しいよ」
全員 「「「かぶりもの…?」」」
ブルー 「それこそジャック・オー・ランタンとか」
全員 「「「もっと普通のがやりたいです…」」」
ブルー 「そっか…。残念」
ウケるのにね、と生徒会長は心底ガッカリした様子。
キース 「ウケ狙いなら自分でやればいいだろうが」
ジョミー「そうだね、ブルーが実行委員長だし!」
せっかくだからカボチャにすれば、とワイワイ騒ぐシャン学メンバー。
そりゃハロウィンにはカボチャですけど、生徒会長がカボチャの仮装を?
言い出しっぺがババを引くのか、それとも上手く切り抜けるか。
ジャック・オー・ランタンを振られた生徒会長の明日はどっちだ!?
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ハロウィンの開催告知でシャングリラ学園は朝から賑やか。
実行委員会のメンバーが1年A組の教室に行くと…。
ブルー 「おはよう。なかなか素敵なポスターだろう?」
シロエ 「リオさんの仕事なんですね?」
ブルー 「もちろんさ。お知らせプリントも頑張ってくれた」
生徒会長がやったのは仕上がりのチェックだけのようです。
ポスターを貼り出したのもリオさん。お知らせプリントの手配もリオさん。
ブルー 「朝のホームルームで配れるようにクラス担任に渡しに行ったよ」
ジョミー「じゃ、じゃあ……ウチのクラスは…」
言い終わらない内に教室の扉が開いてグレイブ先生が入ってきました。
グレイブ「諸君、おはよう。やはりブルーが来ていたか…」
ブルー 「ぼくはイベントに敏感なんだ。ハロウィンのプリントは?」
グレイブ「不本意ながら持ってきている。お前が実行委員長らしいな」
ブツブツと文句を言いつつプリントを配るグレイブ先生。
グレイブ「いいな、当日はあくまで授業優先だ。分かったか?」
生徒たち「「「はーい!」」」
グレイブ「あまり信用できそうもないが…。注意事項は守るのだぞ」
お知らせプリントをよく読むように、とガッチリ釘が。
それでも休み時間はハロウィンの話題で持ち切りです。
放課後ともなれば話題騒然!
実行委員会の面々もプリントにじっくり目を通し…。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 授業、お疲れさま!」
ブルー 「やあ。真面目に出席、素晴らしいよね」
キース 「ホームルームだけで帰りやがって…。まあ、いつものことだが」
ジョミー「それよりさ、お知らせプリントについてたクーポンって何?」
ブルー 「そのまんまだけど? 仮装衣装の割引クーポン」
ハロウィンはやっぱり仮装しないと、と力説している生徒会長。
日頃、シャン学メンバーが仮装パーティーの衣装でお世話になっている
店が薄利多売の精神で全面的に協力してくれるとか。
華やかなハロウィンになりそうですよ~!
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ハロウィン開催の許可を貰って無事に帰還した生徒会長。
実行委員会、本格始動?
ジョミー「やったね、今月の末はハロウィンだ!」
キース 「しかし責任重大だぞ。俺たちは実行委員会だし…」
シロエ 「色々と用事がありそうですね。楽しむだけじゃ済まないかも…」
ブルー 「そうでもないと思うけど? 実動部隊はアテがあるから」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「生徒会はノータッチだけど、生徒会役員を個人的に呼ぶのはOK」
キース 「どういう意味だ?」
ブルー 「ほら、ぼくだって生徒会長だし! リオを呼んでも問題ないよ」
マツカ 「リオさん…ですか?」
ブルー 「書記と言いつつ生徒会の仕事は殆どリオがやってるからねえ…」
きっと色々役に立つ、と生徒会長は自信満々。
実行委員会のお手伝い役としてメンバーに加えるつもりだそうで。
ブルー 「ぼくから連絡しておくよ。今日の所はこれで解散!」
キース 「おい、みんなへの告知とかは?」
ブルー 「その辺も全部任せておいて。こういうことは急がないとね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ また明日、みんなで遊ぼうね!」
というわけで実行委員会の面々は下校。
本当にハロウィンに間に合うのかな、と誰もが不安だったようですが…。
一夜が明けて登校してみたシャングリラ学園の校内は。
ジョミー「わあっ、ハロウィンのポスターだ!」
スウェナ「凝ってるわね。リオさんが作ったのかしら?」
キース 「だろうな。ブルーが仕事をするとは思えん」
オレンジと黒のハロウィンカラーなポスターが掲示板に貼られています。
曰く、『10月31日はハロウィンだよ!』。
他にも「お楽しみに」とか「仮装歓迎」などなどの文字が。
もちろんカボチャやオバケのイラストはお約束!
キース 「詳細はお知らせプリントを見て下さいね、か。仕事が早いな」
ポスターの前に群がる生徒たち。
グッと盛り上がってまいりました。初のハロウィン、期待大!
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俄か仕立てのハロウィン実行委員会。
放課後、休憩中の長老の先生方の所へ突撃したのは委員長の生徒会長です。
ブルー 「ハロウィンってさ、ウチの学校にお似合いの行事だと思うんだよ」
ハーレイ「何処がだ?」
ブルー 「先生も生徒もお祭り好きだし、やったら絶対楽しめるって!」
ヒルマン「しかしだね…。授業日数は決まっているのだよ」
ブラウ 「ハロウィンは生憎、月曜日だね。それとも前日にやるのかい?」
ブルー 「当日でなくちゃ意味無いよ。だから実行委員会!」
生徒会だと縛りがキツイ、と生徒会長。
ブルー 「心配しなくても授業時間は確保する。悪戯するのは放課後限定」
ゼル 「ほお…。悪戯とな? わしらにか?」
ブルー 「お菓子を用意してれば避けられるってば。ハロウィンなんだし」
ブラウ 「ふうん、なかなか楽しそうじゃないか」
エラ 「具体的には何をやりたいのです?」
ブルー 「悪戯と仮装、それと校内の飾り付け! ハロウィンっぽくね」
ハーレイ「お前たちが飾り付けるのか?」
ブルー 「そんな面倒なことはしないよ。実行委員会は指示を出すだけ」
ヒルマン「確かに皆喜んでやるだろうが…。ハロウィンか…」
ブラウ 「いいんじゃないかい、授業に支障が出ないなら」
ゼル 「特に反対する理由はないのう。…どうじゃ、ハーレイ」
ハーレイ「校長先生に伺ってこよう。ブルー、お前も一緒に来なさい」
校長先生の許可は簡単に下り、生徒会長は御満悦です。
ブルー 「校長先生のOKは出たし、ハーレイたちも仮装すれば?」
ブラウ 「いいねえ、お祭り気分が盛り上がりそうだ」
ハーレイ「仮装か…。一応、考えておこう」
こうしてハロウィン、開催決定!
生徒会長が立ち去った後の休憩室では…。
ハーレイ「やはり保険に入っておくのが一番だろうな」
ブラウ 「あー…。ロッカーとか机は危ないかもね」
用心深く保険に加入。飾り付けだの悪戯だので備品の破損は有り得るかも?
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シャングリラ学園初のハロウィン開催を目指す実行委員会が誕生です。
自ら実行委員長を買って出た生徒会長ですが…。
ブルー 「先生たちとの交渉に行く前に色々と決めておかなくちゃ」
ジョミー「何を?」
ブルー 「具体的には何をするのか、そういうのをね」
サム 「やっぱ仮装は外せねえぜ!」
シロエ 「飾り付けとかもしたいですよね」
キース 「学校中を飾れってか? 俺たちだけでは無理があるぞ」
スウェナ「やりたい人はいくらでもいるんじゃないかしら?」
ブルー 「多分ね。飾り付けは全校生徒に任せて安心!」
キース 「だったら俺たちが決めるようなことは特に無いんじゃ…」
ブルー 「そうでもないさ。悪戯はOKなのかとか、その辺を」
ジョミー「生徒同士で悪戯じゃないよね?」
ブルー 「もちろん、やるなら先生相手だ。授業中では無理があるし…」
放課後かな、と生徒会長。
ブルー 「そうだ、先生たちにも仮装して貰うのはどうだろう?」
キース 「仮装した先生には悪戯禁止か?」
ブルー 「それじゃつまらないよ。無差別攻撃で行こう」
ジョミー「じゃあ、生徒は仮装が基本なんだね」
ブルー 「授業も仮装で受けるのはどう? 華やかだよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 授業には興味ないけど、仮装はしたいな♪」
額を集めて相談していたハロウィン実行委員会。
プランが固まった所で生徒会長が交渉をしにお出掛けです。
長老の先生方は本館の休憩室でのんびりなさっている模様。
ブルー 「失礼します」
ゼル 「なんじゃ? わしらは休憩中じゃぞ」
ブルー 「ハロウィン実行委員会の委員長としてお願いをしに…ね」
ブラウ 「ハロウィン実行委員会? なんだい、それは」
ブルー 「出来たてほやほやの委員会だよ。ハロウィンの開催が目的なんだ」
ハーレイ「ハロウィンだと?」
ブルー 「うん。賑やかにやりたいと思わないかい?」
パチンとウインクする生徒会長。先生方の承諾は得られるのか?
