キース君だけは墓回向で灼熱地獄で、回避するのは困難で。
シロエ 「手を貸すだなんて、瞬間移動ですか?」
サム 「墓地でやったら、即バレだぜ?」
ジョミー「一瞬前まで下にいたのが、上に移動とかはね…」
スウェナ「有り得なさすぎて、騒ぎになりそうよ?」
誤魔化しようがないじゃないの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「棚経の時だって、人のいない場所を狙って…」
シロエ 「自転車ごとの移動で、バレない工夫ですし」
キース 「棚経と墓回向では、状況が違いすぎるんだが…」
どうも分かっていないようだな、とキース君の仏頂面。
キース 「俺が倒れたら、棚経がコケるし、必死らしいが」
サム 「アドス和尚じゃ、此処は来ねえよなあ…」
ジョミー「ぼくも、今年のお供は、除外だろうし…」
シロエ 「此処もなんです、って案内出来ませんよね…」
確実にスルーされますよ、とシロエ君も同意。
シロエ 「仕方ないと思って、諦めるしかないでしょう?」
キース 「やむを得ない事情なんだし、俺を恨むな」
Aブルー「そうならないように、手を貸すってば!」
もしかして、忘れちゃったかな、とソルジャーの困惑顔。
Aブルー「前にも、手を貸したんだけど…?」
一同 「「「はあ?」」」
Aブルー「嘘じゃないって、墓回向でさ…」
あの時は違う理由だったけど、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「早朝の墓回向で、蚊に刺されまくるとかで…」
一同 「「「えっと…?」」」
Aブルー「昼間は暑すぎて蚊が出ないけど、朝だけは…」
キース 「アレか、俺が集中攻撃されていたヤツか!」
思い出したぞ、とキース君、ズイと。
キース 「あんたの船の、クルーの制服のアンダーを…」
Aブルー「貸してたんだよ、蚊よけと、暑さ対策で!」
一同 「「「あー…」」」
Aブルー「思い出したかい?」
他のみんなも、と部屋を見回してますけど。
ありましたっけ…。
※ちょこっと私語。
昨日、開封したのが、人生初のデーツ。ナツメヤシの実。
ドライフルーツで、干し柿よりも甘いと聞いていた存在。
本で読んだことはあっても、現物に出会ったのも人生初。
期待しまくって口に入れたら、感想は干し柿。そっくり。
プールに行く気も起きない勢い、キース君は酷暑の墓回向。
シロエ 「手を貸すって、あなたがですか?」
??? 「他に誰がいると?」
この状況で、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「キースが戦死した場合は、今年の棚経は?」
サム 「あー…。アドス和尚が単独になるよな?」
シロエ 「ピンチヒッター、いないんですね?」
キース 「棚経の時期は、何処も人員的にリーチで…」
フリーランスも捕まらないぞ、と副住職、マジレス。
キース 「会館勤めの坊主にしたって、隙間時間に…」
シロエ 「棚経のバイトですか?」
キース 「違う、会館勤めでも、自分の寺はあるわけで…」
檀家さんだけでは食えないから、会館だ、と副住職、合掌。
キース 「しかし、棚経の時期だけは、檀家さん巡りで…」
サム 「数が少ねえから、隙間時間でいけるってか?」
キース 「そのようだ。たまに、時間が足りなくなって…」
サム 「会館の方を抜けるのかよ?」
まさかよ、とサム君の問い。
サム 「会館だったら、複数、確保してそうだけどよ…」
キース 「それでも人数が不足しがちで、お盆の時期は…」
シロエ 「会館自体が、お休みとかは無いですよね?」
キース 「仏様は置いてくれるが、関連業務は…」
やっていない場所も多いぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「世間的にも、お盆休みで、人が来ないし…」
スウェナ「だけど、内輪だけなら、いけるでしょ?」
キース 「人手不足だと、それも出来んし…」
サム 「棚経用のピンチヒッター、捕まらねえのな…」
ヤベえんでねえの、と僧籍な人が振っている首。
サム 「アドス和尚が、一人だけではよ…」
キース 「そうなるんだが、相手は、あの親父だしな…」
Aブルー「だからさ、ぼくが手を貸そうか、ってわけで…」
是非とも検討してくれたまえ、と言ってますけど。
こんな人が…?
※ちょこっと私語。
暑さボケして、やらかしたミス。ブルー追悼記念作品で。
内容でやったわけではなくて、此処でのUP期間の問題。
昨夜、過去ログを調べたら、例年、8月7日までで終了。
今日から取り下げ、今後は気まぐれシャングリラの方で。
暑さが最高潮な時期に入って、生徒会長宅に集う御一同様。
エアコンの効いた憩いの場所でも、キース君には墓回向が。
サム 「マジかよ、初盆、来年になっちまうって?」
シロエ 「お盆期間中なら仕方ないかもですけど…」
地獄も閉まっている筈ですしね、とシロエ君。
シロエ 「それより前から、翌年送りになるわけですか?」
キース 「伝統的な慣習と言うか、そうなっている」
一同 「「「うーん…」」」
お亡くなりでも、初盆が保留なのか、と誰もが愕然。
サム 「んじゃよ、墓回向で戦死は、報われねえよな…」
ジョミー「もしかするとさ、お盆の棚経も対象外とか?」
シロエ 「初盆がまだなら、有り得そうです」
キース 「除外なんだ…」
8月の声を聞いた後だと、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「前日の23時59分台なら、セーフだが…」
サム 「午前0時になった途端に、アウトなのかよ?」
キース 「そういうことだな、流石に、ギリギリ案件は…」
うちの寺では出たことがないが、とキース君、合掌。
キース 「枕経を頼む、と電話が来たのは、8月でも…」
シロエ 「亡くなった時間が7月だったら、初盆ですね?」
キース 「厳密に線引きしたって、7月中なら7月で…」
サム 「8月1日の朝に電話をかけても、いけるのな…」
深夜の電話は非常識だしよ、とサム君が振っている首。
サム 「同じ時間帯に、たった今、お浄土へ、とよ…」
キース 「別の方から電話があっても、扱いは別だ」
シロエ 「枕経が同じ日でも、違うんですね?」
キース 「正解だ…」
こればかりは、と副住職、キッパリ。
キース 「だからこそ、墓回向で戦死したくないわけで…」
サム 「暑さに耐えて、裏山の上り下りかよ…」
シロエ 「気の毒すぎる話ですけど、どうしようも…」
??? 「及ばずながら、手を貸そうか?」
一同 「「「は?」」」
手を貸すとは、と声の方へと視線が集中ですけど。
誰だと…?
※ちょこっと私語。
本日、令和8年8月8日。「8」が並ぶのでゾロ目デー。
おめでたい「8」のゾロ目だけに、縁起がいいという話。
ところが体感の時間が伸びすぎ、令和が1桁な感覚ゼロ。
令和10年台だと思っていました、8年目だそうで愕然。
※ブルー追悼記念作品、UPしました。 ←追悼作品は、こちらからv
プールも暑くて行けない勢い、なのにキース君には墓回向。
キース 「熱中症で倒れてみろと?」
シロエ 「そうする価値はありそうですよ?」
ジョミー「二日間もさ、アドス和尚が一人なんだよ?」
下手をすると、もっと長くなりそう、とジョミー君。
ジョミー「暑さは酷くなる一方だし、懲りるの確実!」
サム 「親父さんまで倒れちまっても、変じゃねえよな」
シロエ 「あー…。それはそれでヤバい流れかもです」
スウェナ「先に復活するのは、キースなんだものね…」
アドス和尚抜きで一人で、とスウェナちゃんが竦める肩。
スウェナ「墓地の階段、上へ下へと大忙しになるわよ…」
キース 「今より忙しくなるだけのことか…」
シロエ 「二度目の熱中症で倒れて、救急車でしょうね…」
サム 「否定出来ねえ辺りがよ…」
最終的に詰むのは、キースなのかよ、とサム君が仰ぐ天井。
サム 「ミストは諦めて、耐えるしかねえかなあ…」
キース 「現実的な思考としては、そうなるようだ…」
一同 「「「うーん…」」」
気の毒としか言いようがない、キース君の事情。
ジョミー「キース、思い切り、ババな体質だよね…」
サム 「何処かの馬鹿に対してだけじゃねえのな…」
キース 「ウッカリ、継ぐと言ったばかりに、地獄送り…」
坊主が地獄に落ちるとはな、とキース君の嘆き節。
キース 「もっとも、世間がお盆休みでも、対象外だし…」
シロエ 「お盆の前から、卒塔婆書きですしね…」
サム 「其処へ真夏の墓回向までかよ…」
お盆の精神、間違ってねえか、と僧籍な人も。
サム 「坊主が戦死しちまった場合は、どうすんだよ…」
キース 「マジレスするなら、初盆は翌年になる勘定だ」
シロエ 「亡くなった年のお盆とは違うんですか?」
キース 「普通はそうだが、お盆の月だけは…」
翌年に先送りになる仕組みで、と言ってますけど。
初盆もスルー…?
※ちょこっと私語。
廊下の窓の向こうにあるのが、飾り用に嵌めてある格子。
其処にセミが止まって、動かないので観察。鳴き声なし。
よくよく見たら産卵中で、格子に次々に開いてゆく小穴。
幼虫の餌はないのに、梅雨の雨で孵化して後は土の中へ。
※ブルー追悼記念作品、UPしました。
プールに行く気も起きませんけど、キース君は墓回向な件。
サム 「エアコン完備で、テレビ有りかよ…」
キース 「高校野球も、地元校だけの頃から見られる」
一同 「「「うーん…」」」
アドス和尚だけの特権か、と知らされた実情。
シロエ 「自分が涼しく過ごしてるなら、無理そうですね」
キース 「ミスト設置の費用をタダにしてくれても…」
サム 「井戸のポンプ代はかかるよなあ…」
ジョミー「アドス和尚が、出すわけないよね…」
キースのお小遣いからも無理そう、とジョミー君。
ジョミー「そんなに沢山、貰っていないって聞くしさ…」
キース 「仮に払える範囲にしたって、親父なんだぞ?」
スウェナ「エアコンと一緒で、許可が出ないわけね?」
キース 「恐らく、熱中症で搬送されるまではな…」
そうなって初めて動きそうだ、とキース君が振っている首。
キース 「俺が病院送りになったら、親父だけだし…」
一同 「「「あー…」」」
実害が発生するわけだ、と誰もが納得。
シロエ 「熱中症だと、点滴だけでも数時間ですし…」
スウェナ「すぐに退院出来るかどうかも、怪しいわよ…」
サム 「墓回向にしてもよ、ドクターストップで…」
キース 「即日復帰は難しい上、二日くらいは…」
涼しい所で静養しろと言われそうだ、とキース君。
キース 「その間、親父が一人で墓回向で…」
サム 「ピンチヒッター、いねえってわけな…」
キース 「俺が本物の高校生だった頃でも、既にだな…」
スウェナ「手伝ってたわねえ、夏休みに…」
あれから何年経ったのかしら、とスウェナちゃんが折る指。
スウェナ「アドス和尚も、単独でやったの、かなり前よね」
キース 「今更、一人でやれと言われても、詰むと思うぞ」
シロエ 「いっそ倒れてみたらどうです?」
ジョミー「それもアリかも…」
待遇が劇的に改善しそうだし、との意見ですけど。
熱中症で…?
※ちょこっと私語。
知らない間に家族Aが植えていた、ブルーベリーが3本。
実が熟し始めたようですが、製菓材料にするには少なめ。
冷凍保存で数が集まるのを待つとか、何を作る気なのか。
予想してみても、無駄な感じ。製菓用なのだけは確実…。
※ブルー追悼記念作品、UPしました。
