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シャングリラ学園つれづれ語り

梅雨の季節はキノコの季節。もちろんスッポンタケも出るシーズンで。
縁を切りたいと叫ぶキース君ですが、そう簡単にはいかないもの。

サム  「弟子は破門するしかねえんだろ? 縁を切るなら」
ブルー 「坊主の世界でなくてもそうだね、破門だね」
シロエ 「キース先輩の場合はその手が使えませんしね…」

弟子になった経緯が特殊なだけに、とシロエ君。

シロエ 「戒名をつけちゃったわけですし…」
キース 「俺がつけたくてつけたんじゃない!」

初盆を頼まれたからノリでウッカリ、と苦しい言い訳。

キース 「そうでなければ誰がつけるか、スッポンタケなんぞに!」
ブルー 「でも、やっちゃったのは本当だしねえ…」

坊主が戒名をつけた場合は責任重大、と生徒会長、いや銀青様。

ブルー 「仏弟子にします、という意味なんだよ?」
キース 「それは分かっているんだが! …充分承知してるんだが!」
シロエ 「でも、アッサリとつけちゃいましたよ?」
キース 「何処かの馬鹿が頼んだからだ!」

スッポンタケの初盆なんぞを、と苦々しい顔。

キース 「初盆となれば棚経も要るし、そうなってくると戒名が…」
ブルー 「でもねえ、平凡なヤツにしとけばよかったのにねえ…」

よりにもよって院殿号だし、と生徒会長、ニヤニヤと。

ブルー 「君の一生で二度目は多分、無いだろうねえ、院殿号は」
キース 「…言わないでくれ、気が滅入る」
スウェナ「鯨の戒名をパクった方が悪いのよ」
キース 「だから、その場のノリでだな!」
ブルー 「ノリでもなんでも、つけたからには君の弟子だよ!」

スッポンタケが君の一番弟子だ、と銀青様のお言葉。

ブルー 「弟子には責任を持って欲しいね、師僧なんだから」
キース 「責任と言うと…?」
ブルー 「破門出来ない弟子となったら、真っ当な道に!」
キース 「はあ?」
ブルー 「人様に迷惑をかけないように!」

弟子に心得させたまえ、と言われましても。
相手はスッポンタケですよ?


※ちょこっと私語。
 生産者の顔が見えるお米を買ってます。本物の農家から直で配達。
 本日、届いたんですが、「大丈夫ですか?」と渡された袋。
 「たかが5キロだし」と片手で受け取り、扉も閉めておきました。
 夜になってから知った真実、あれって10キロ袋でしたか…!

※ハレブル別館、更新しました!
 ←ハレブル別館は、こちらからv
  転生ネタの第45弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
  タイトルは 『夢のような朝』 です、よろしくです~。

※ちょこっと予告。
  ハレブル別館、6月8日に更新でございます。
  転生ネタの第46弾です、14歳ブルーとハーレイ先生です。
  シャングリラ学園番外編は6月15日です、暫くお待ち下さい~。

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さて、六月。梅雨の季節で、何かと言えば雨がシトシト。
湿気が多くて蒸し暑い日もあるわけですけど、それより不快な問題が。

キース 「…そろそろヤバイか?」
シロエ 「梅雨入りしちゃいましたしねえ…」
サム  「雨の日はまだいいんだけどよ…」
ジョミー「降らない日の方が困るだなんてね…」

普通は逆だと思うんだけど、とジョミー君。

ジョミー「梅雨の晴れ間って、嬉しいものの筈なんだけど…」
マツカ 「世間一般にはそうですよね」
シロエ 「外でスポーツをしたい人だと、余計ですよね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スカッと晴れると気持ちいいしね!」
キース 「…きっとヤツらもそうなんだろうな…」

スカッと生えてきやがるんだな、とブツブツブツ。

キース 「我が世の春っていうヤツだろうが、実に迷惑だ」
シロエ 「…殲滅したい気持ちになってきますよ」
ジョミー「でもさあ、下手に殲滅するとさ…」
サム  「もっとヤバイぜ、絶滅危惧種になっちまってよ」
一同  「「「うわー…」」」

縁起でもない、と一同、ブルブル。
絶滅危惧種なアカダマスッポンタケの記憶はまだ鮮明で。

キース 「アレは本当に出ないんだろうな、この辺りには」
ブルー 「それなんだけどね…」
シロエ 「ヤバイんですか?」
ブルー 「標本が残ってないってだけでさ、別の場所でも…」
サム  「出てたのかよ!?」
ブルー 「らしいよ、昔は色々な場所で」

挙げられた地名に青ざめる面々、各地に散らばる生息地点。

シロエ 「それじゃ、何処かでヒョッコリ出るとか…」
ブルー 「絶対に無いとは言い切れなくてね…」
キース 「ヤバイ時期はいつだ、梅雨なのか!?」
ブルー 「…多分、梅雨と秋」

相手はスッポンタケだから、と生徒会長。

ブルー 「今月は限りなく危険なんだよ」
キース 「俺はもう縁を切りたいんだが!」
サム  「無理なんでねえの?」

弟子じゃねえかよ、とキッツイ一言。
キース君の弟子はアレでしたよね?


※ちょこっと私語。
 本日、6月1日ですが。この日に纏わる紫陽花の話。
 何年くらい前になりますですかね、新聞で目にした耳寄りなネタ。
 曰く、「6月1日に他所の家の紫陽花を盗って来て玄関に吊るす」。
 無病息災のお守りとのこと、ウチの辺りじゃまだ咲かないのに…!

※6月1日、ハレブル別館、更新しました!
 ←ハレブル別館は、こちらからv
 転生ネタの第45弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
 タイトルは 『夢のような朝』 です、よろしくです~。

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絶滅危惧種なアカダマスッポンタケ、他の国では平凡なキノコ。
北の国から送って欲しいソルジャーですけど、検疫という現実の壁が。

Aブルー「検疫を通過出来ないだなんて…。そこをなんとか!」
ブルー 「こればっかりは、コネでどうなるものでもないしね」
シロエ 「密輸ってわけにもいきませんしねえ…」
キース 「ドクツルタケの立場がヤバくなるしな」

密輸なんぞがバレようものなら、企業にとっては命取りだけに。

ブルー 「諦めるんだね、アカダマスッポンタケを送って貰うのは!」
Aブルー「数を沢山送って貰えば、検疫も通過出来るんじゃあ…?」
ブルー 「君の他にも輸入したい人が大勢いればね!」

一つの送り先に集中していたのでは無理、無茶、無駄と。

ブルー 「ニーズが沢山あるからこその検疫なんだよ、基本的に!」
キース 「それ以前にだ、DNAが同じかどうかが分からんぞ」
シロエ 「そうですねえ…。百パーセント一致しないと…」
サム  「持ち込んで増やしたらヤバイぜ、それ」
Aブルー「だったら、とにかく調べて貰って…」
シロエ 「誰にです?」

誰がDNAを鑑定するんですか、とシロエ君。

シロエ 「ドクツルタケは専門家ではない筈ですよ?」
マツカ 「違うでしょうねえ、凄腕の企業家だとは聞いてますけど」
ジョミー「いくら渾名がドクツルタケでも、畑違いだよね?」
スウェナ「キノコ繋がりっていうだけでしょ?」

この御縁は駄目ね、とスウェナちゃんもバッサリと。

スウェナ「せめてキノコの会社だったら、いいんだけれど」
ブルー 「菌床栽培でもやっていればねえ…」
Aブルー「それ、今からでも頼めないかな?」
ブルー 「ニーズが無いから!」

儲からないことをするわけがない、と一刀両断。

ブルー 「企業家ってヤツは儲けてなんぼ!」
Aブルー「それじゃ、アカダマスッポンタケは…」
ブルー 「輸入は無理!」

残念でした、と言われてしまったソルジャー。
気の毒ですけど、中継終了~。


※ちょこっと私語。
 先日、目にした「犬だと思って飼っていたら狸だった」という話。
 首輪をつけた狸の写真に爆笑、「馬鹿じゃないの」と思いましたが。
 本日、ハッタと思い出しました、数年前の雨の日の出来事。
 子猫だと思って保護しようとしたら、子供のイタチだったっけ…。

※ちょこっと予告。
  ハレブル別館は明日、6月1日の更新です!
  転生ネタの第45弾、タイトルは 『夢のような朝』 です。
  よろしくお願いいたしますv

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他の国では普通だという、絶滅危惧種なアカダマスッポンタケとやら。
それの繁殖を目指すソルジャー、北の国に住む公爵夫人にロックオン。

Aブルー「福の神様にお願いすればね、きっと国際宅急便で!」
ブルー 「その前に検疫が必要だから!」
Aブルー「検疫?」
ブルー 「君だっていつも言ってるだろう! 病原菌の問題とかで!」

こっちの世界の生き物を持ち込む時は、と生徒会長の指摘。

ブルー 「それと同じで、こっちの世界もキノコは検疫!」
Aブルー「ああ、なるほど…。それじゃ時間がかかるんだね?」
ブルー 「時間以前に、検疫を通過出来ないと見たね!」
Aブルー「えっ、なんで?」

松茸を送っていると聞いたのに、と首を傾げているソルジャー。

Aブルー「松茸もアカダマスッポンタケも、同じキノコだし…」
ブルー 「そこまでは同じ条件だけどね、繁殖用って所がね!」
Aブルー「繁殖用だと何か問題があるのかい?」
ブルー 「土がついていると、検疫を通過出来ないんだよ!」
Aブルー「ええっ!?」

そんな…、とソルジャー、暫し絶句で。

Aブルー「じゃあ、メデタイ様用に送ってる松茸ってヤツは…」
ブルー 「食べるためだし、土なんかついてないんだろうね」
Aブルー「それじゃ、アカダマスッポンタケは?」
ブルー 「本体だけなら通過出来るかもしれないけれど…」

モノがモノだけに対象外ではなかろうか、とニンマリと。

Aブルー「対象外って?」
ブルー 「松茸みたいにメジャーじゃないしねえ…」
キース 「充分に有り得る話だな、それは」
Aブルー「どういう意味だい?」
ブルー 「前例無しで、検疫の対象にもならないってね!」

そのまま送り返されるのだ、とビシィ! と指を。

ブルー 「荷物が空港に着いた途端に、飛行機の中に逆戻りだよ!」
Aブルー「そ、そんな…!」
ブルー 「松茸だったらまだしもねえ…。マイナーだしねえ…」

まず無理だねえ、と現実の壁が。
検疫破りは御法度ですしね?


※ちょこっと私語。
 庭に自生している百合が1本あります、毎年同じ所に生えます。
 そろそろ咲くなとワクワクしてたら、今年見ていたのは管理人だけ。
 「咲くなら言え」と家族に叱られ、本日、開花宣言しに出掛けたら。
 「何処にあるの?」と言ったのが一人、あなたの目玉は節穴ですか?

※ハレブル別館、更新しました!
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  転生ネタの第44弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
  タイトルは 『右目へのキス』 です、よろしくです~。

※ちょこっと予告。
  ハレブル別館は来週月曜、6月1日の更新です!
  転生ネタの第45弾、タイトルは 『夢のような朝』 です。
  よろしくお願いいたします~v

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絶滅危惧種なアカダマスッポンタケ、他の国に行けば普通にあるとか。
それの子種を用立てて貰う、とソルジャーが言うには蛇の道は蛇。

Aブルー「アカダマスッポンタケ様は涼しい国が好きそうだしね!」
キース 「あんた、何をするつもりなんだ?」
Aブルー「涼しい国と言ったら分からないかな、北国だよ?」
シロエ 「北国で出たとは聞きましたが…」

そこのは絶滅しそうなのでは、とシロエ君。

シロエ 「一本だけ出て終わりだったという話ですが?」
Aブルー「その北国じゃなくて、本物の北国!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「お馴染みじゃないか、北国と言えば福の神様!」

サンタクロースの国のお隣にお住まいで…、とニコニコと。

Aブルー「メデタイ様に松茸を送ると聞いたし、それに便乗!」
キース 「ちょっと待て!」

福の神というのはアレか、とキース君の肩がブルブルと。

キース 「公爵夫人か、例のドクツルタケか!?」
Aブルー「ピンポーン! 福の神様と言えばあの人だってね!」

ゲッと息を飲む御一同様。
ドクツルタケこと公爵夫人なイングリッドさん、色々な意味で疫病神。

キース 「な、なんであいつの名前が出るんだ…」
Aブルー「北国に住んでおられるからだよ!」

きっとアカダマスッポンタケのパラダイス! と溢れる自信。

Aブルー「国際宅急便で送って貰えば、子種だってもうバッチリで!」
ブルー 「き、君はスッポンタケを輸入すると!?」
Aブルー「アカダマを抜かさないで欲しいね、そこが大切!」

並みのスッポンタケなら山ほどあるし、と人差し指をチッチッと。

Aブルー「アカダマスッポンタケを送って貰って繁殖なんだよ!」
ブルー 「それは遺伝子的に問題があるから!」
シロエ 「そうです、他の国のだと色々と…」
Aブルー「でも、松茸のDNAが99.9パーセント同じだって…」

そう聞いてるから、アカダマスッポンタケは百パーセントかも! と。
百パーセントなら無問題ですね?


※ちょこっと私語。
 此処で「ちょこっと私語」を始めて、半年ほどになりますが。
 今朝、新聞を広げて愕然、「ちょこっと説法」なるコラムが新登場。
 坊主ネタを書く間に目を付けた某寺の和尚が筆者で、唖然呆然。
 「ちょこっと」は私が先であります、此処で説法していいですか?

※ハレブル別館、更新しました!
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※ちょこっと予告。
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