拍手ありがとうございました!
紅白縞のお届け物を済ませた生徒会長とシャン学メンバー。
帰り道では無難な会話を交わしたものの、元の溜まり場に戻った途端に。
キース 「何なんだ、あのチケットは!」
ブルー 「普通にアイロンプリントだけど?」
キース 「そんな話はしていない! 俺が言うのはあのキスマークだ!」
腰が抜けるかと思ったぞ、とキース君が怒鳴り、誰もがコクコク。
ジョミー「あんなチケットだと思ってないし!」
シロエ 「…ただの券だと思ってましたよ…」
ブルー 「たまにはサービスしないとねえ? 敬老の日だし」
素敵な夢のキスマーク、と生徒会長はニコニコと。
ブルー 「襟にプリントするよりも先に熱いキスだよ、あの紙に」
サム 「そうなのかよ?」
ブルー 「それはもう! 頭の中では妄想グルグル」
まずはお肌に乗せるトコから、と実に得意げでございます。
ブルー 「現に今、手の甲に乗せてるし…。帰ったらきっとあちこちに」
キース 「あんたはそれでかまわないのか!?」
気持ち悪いとは思わないのか、という指摘はもっともで。
ジョミー「間接キスって言うよね、それって…」
スウェナ「どうなのかしらね、堂々と箱に入れてたけれど…」
シロエ 「ああ、トランクスに間接キスをしていたことになりますか…」
キース 「そうなるな。俺には真面目に理解不能だ」
悪趣味の域を突き抜けている、とキース君。
しかし…。
ブルー 「かまわないんだよ、ぼくのじゃないから」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「本物なわけがないだろう! 実はね、アレは…」
ぶるぅ 「ゼルのお家で貰って来たの! 寝てる間に口紅塗ったの!」
ぼくもお手伝いしたんだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はエッヘンと。
ぶるぅ 「ちゃんとお髭を押さえておいたよ、邪魔になるから♪」
ブルー 「ゼルは爆睡していたからねえ、何をされたかも知らないよ」
知らぬが仏のなんとやら、と生徒会長。
教頭先生もさることながら、ゼル先生も知らぬが仏…。
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は来週月曜、9月16日の更新です!
タイトルは 『花咲く特注品』となっております。
舞台は冬なんですけどねえ…。
拍手ありがとうございました!
キスマークをプリントした服が必須な敬老の日のパーティー。
生徒会長はトランクスでも可だと言っていますが、教頭先生は襟だとか。
ブルー 「いいのかい、襟で? 本当に?」
ハーレイ「やはりだな…。TPOというものも考えないと」
ブルー 「ふうん…。まあいいけどね」
ただし、と生徒会長、アイロンプリントを指差しまして。
ブルー 「使い回しは出来ないよ、これ」
ハーレイ「そうなのか!?」
ブルー 「ほーら、やっぱり狙っていたね? 襟とトランクス」
両方にプリントする気でいたんだろう、と糾弾されて教頭先生は脂汗。
ハーレイ「…そ、それは…。そのぅ……」
ブルー 「即座に否定出来ない所が後ろめたさの証拠だよ、うん」
とにかく使用は一回こっきり! と生徒会長は申しております。
ブルー 「用紙の性質上、一回刷るのが限界なんだ。二度目は不可能」
ぶるぅ 「んとんと…。一回プリントしたら模様が消えるの!」
消えちゃったら二度目は刷れないよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ブルー 「というわけでね、一度だけ! それでも襟かな?」
ハーレイ「…う、うう…」
ブルー 「残念だったねえ、取っておきのトランクスが作れなくって」
ぶるぅ 「取っておきって、なぁに?」
ブルー 「ん? コッソリ履いて楽しむためのトランクスかな」
この辺にババーンとキスマーク、とアイロンプリントを前開きの上に。
教頭先生、ゴクリと唾を飲み込んだものの。
ハーレイ「…襟にしておこう。TPOは大切だからな」
ブルー 「はいはい、分かった。それじゃパーティーをお楽しみにね」
16日の月曜日だよ、とニッコリ微笑む生徒会長。
ブルー 「チケットを忘れたら入れないからそのつもりで!」
ハーレイ「うむ。家に帰ったら早速プリントしておこう」
ブルー 「ぼくからの愛のキスマークだしね、愛情こめてよ?」
それじゃさよなら、と教頭室から廊下へと。
シャン学メンバーも一緒に退場、お届け物は完了ですね!
拍手ありがとうございました!
生徒会長が用意したチケットはアイロンプリント。
敬老の日のパーティー会場、入場するには服にプリントするそうですが。
ハーレイ「…敬老の日というのは何だ?」
ブルー 「お年寄りを敬う日だよ。君も三百歳を越えているしね」
みんなで祝ってあげるから、と生徒会長は恩着せがましく。
ブルー 「ぼくと違って見た目もすっかり年寄りだろう? ぜひ来てよ」
ハーレイ「いや、年寄りと言われるほどでは…」
ブルー 「じゃあ要らない? お祝いパーティー」
ハーレイ「そ、それは…。そっちは悪い気分では…」
ブルー 「だよねえ、会場はぼくの家だし!」
ハーレイ「喜んでお邪魔させて貰おう。楽しみだな」
ブルー 「ちゃんとチケットを持って来てよ?」
でないと入れないからね、と生徒会長、アイロンプリントを指差して。
ブルー 「服の何処かにプリントしてくれば入場可能さ」
ハーレイ「…そ、そうか…。で、そのぅ……。これはお前が……?」
ブルー 「キスマークかい? もちろんぼくから心をこめて!」
何処に刷るのも君の自由だ、と極上の笑み。
ブルー 「君が勘違いをしていたヤツをね、現実にしてもいいんだよ?」
ハーレイ「…げ、現実?」
ブルー 「そう、現実。トランクスにプリントしたって構わない」
チェック出来ればそれでOKだそうでございます。
ブルー 「ただ、そのトランクスを履けるかどうか…。鼻血もあるしね」
ハーレイ「…そ、それは…。気合でなんとか…!」
ブルー 「ぼくのキスマークを股間にねえ…。気にしないけど」
ただし、と人差し指を立てる生徒会長。
ブルー 「会場に入るなり失神しても、ぼくは責任持たないよ?」
ハーレイ「…いや、まあ…。その辺は…」
ブルー 「もしかして会場には履いて来ない気でいるのかな?」
ハーレイ「…うむ…。流石にパーティー会場は…」
チケットとして提示するなら服の襟とかが妥当だろう、と教頭先生。
シャン学メンバーもいるんですから、実に正しい選択ですね!
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は来週月曜、9月16日の更新です!
舞台は冬でございます。
残暑真っ盛りだと涼しくていいかも?
拍手ありがとうございました!
新学期を迎える度に青月印の紅白縞のトランクスを五枚。
生徒会長から教頭先生への恒例のプレゼント、行列を組んでのお届けで。
ぶるぅ 「ブルー、みんな揃って良かったね!」
ブルー 「うん。こういうのは賑やかに出掛けないとね」
トランクス入りの箱を掲げた「そるじゃぁ・ぶるぅ」が先頭に。
サム君以外は大いに懲りたシャン学メンバーもしおしおと…。
ブルー 「ほらほら、シャキッと! スマイル、スマイル!」
お祝い気分が吹っ飛ぶから、と教頭室前で生徒会長、扉をノック。
ブルー 「失礼します」
ハーレイ「ああ、入ってくれ」
待っていたぞ、と喜色満面の教頭先生。
ハーレイ「もう来ないのかと心配していた」
ブルー 「ごめん、ごめん。色々とあったものだから…」
はいどうぞ、と生徒会長はトランクス入りの箱を机の上に。
ブルー 「今回、ちょっとサプライズなんだ。開けてみてよ」
ハーレイ「サプライズ?」
何があるのだ、と包装紙を取り、箱を開いた教頭先生ですが。
ハーレイ「…こ、これは…」
ブルー 「ふふ、見ただけで鼻血の危機?」
ド真ん中の紅白縞にババーンと真っ赤なキスマーク。
それも前開きの部分に鮮やかに。
キース 「な、何なんだ、それは!」
ブルー 「チケットだってば、敬老の日の」
ハーレイ「…ち、チケット…?」
鼻を押さえる教頭先生に生徒会長はニッコリと。
ブルー 「そう、チケット。よく見てごらんよ」
ハーレイ「………。確かに、どうやら紙のようだな…」
ブルー 「驚いた? 透明っぽいのを選んだからねえ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ アイロンプリントになってるの!」
一同 「「「アイロンプリント?」」」
ブルー 「これをプリントしてある服がね、入場チケットになるんだな」
ハーレイ「入場チケット?」
ブルー 「敬老の日のお祝いパーティー!」
ぼくの家で盛大に開催するから、とチケットを指差す生徒会長。
キスマークをプリントして来いだなんて、どういう趣向?
拍手ありがとうございました!
いくら悔やんでも悔やみ切れないノーパンの濡れ衣。
生徒会長に逆らったが最後、どうにもならないと諦めるしかないようで。
サム 「気の毒なことになっちまったけどよ、強く生きろな」
キース 「…言われなくてもそのつもりだ…」
ブルー 「檀家さんの前じゃなかっただけでも御の字だよ?」
キース 「頼む、それだけはやめてくれ!」
これ以上はもう勘弁してくれ、とキース君が土下座。
キース 「こいつらはともかく、俺には副住職という表の顔が…」
ブルー 「ふうん…。副住職が表だったら、特別生は裏の顔だね?」
キース 「いや、それは!」
ブルー 「裏の顔なら裏稼業が相応しいだろう?」
紅白縞のお届けイベントはそれにピッタリ、と生徒会長は満面の笑顔。
ブルー 「ぼくとハーレイとの大切な秘密のイベントだしねえ?」
キース 「…もう逆らう気も無いんだが…」
ブルー 「それは結構。なにしろ今回はチケット付きで」
一同 「「「チケット?」」」
ブルー 「敬老の日が近いだろう? それで一発!」
盛大にお祝いするべくチケット同封、と生徒会長はニコニコと。
ブルー 「せっかくだからトランクスの箱に入れたんだよ」
ぶるぅ 「えっとね、ハーレイに開けてもらうの!」
ジョミー「なんだ、それだけ?」
ブルー 「そう、それだけ。…敬老の日のお祝いはついてくるけど」
その日はみんなで宴会を、と言われて、めり込むキース君たち。
キース 「…宴会を回避しようとした挙句に、あの濡れ衣か…」
シロエ 「もう少し考えるべきでしたね…」
ブルー 「ふふ、後悔先に立たずってね」
サム 「俺、一人で来ておいて良かったぜ」
ジョミー「ぼくも一緒に来とけば良かった…」
いくら嘆けども後の祭りに違いなく。
ブルー 「ほらほら、気分を切り替える! 届けに行くよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 敬老の日のチケットつき~!」
いざ出発! と教頭室への紅白縞のお届け行列。
トランクスが主役のお祭り、開幕です~。
