シャングリラ学園つれづれ語り
☆村八分な時でも
入学式も済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話に、ソルジャーが追加されまして。
Aブルー「SD体制で苦労している、このぼくを…」
キース 「追い出すというのは、如何なものかと…」
ジョミー「でもさ、追い出すのはキースなんだし…」
シロエ 「ぼくたちは関係ありませんよね?」
勝手にやってて下さいよ、とシロエ君、サラリと。
シロエ 「仏の道も、キース先輩には必須ですけど…」
スウェナ「私たちには無関係よね、思いっ切り」
キース 「いや、サムとジョミーは違うと思うが?」
僧籍だしな、とキース君が繰る左手首の数珠レット。
キース 「ついでに言えば、お前たちもだな…」
Aブルー「ぼくを追い出すと言い出したんだよ?」
キースとセットで天井裏にね、とソルジャーが指す天井。
Aブルー「もう法要には二度と出なくて、付き合いも…」
キース 「しないと断言しただろうが!」
エロドクターに任せる方向で…、とキース君の睨み。
キース 「苦労している人間を、叩き出してだな…」
Aブルー「ハブるだなんて、あんまりだから!」
キース 「まったくだ。村八分でさえ、火事と葬式は…」
除外なんだぞ、とキース君、合掌して唱えるお念仏。
キース 「なのに法要まで断るなどは、言語道断だ!」
シロエ 「あのですね…。法要は違うような気が…」
ブルー 「違うね、法要は年忌で、八分の方だよ」
付き合わなくていいヤツなわけ、と生徒会長の言。
ブルー 「法話もいいけど、間違いには気を付けないと」
シロエ 「ですよね、有難味がなくなりますし…」
サム 「聞かされた方も、恥をかきそうじゃねえかよ」
何処かで披露しちまって…、とサム君も。
サム 「ちゃんとやれよな、それは誤射だぜ?」
ジョミー「あー…。ツッコミどころ満載で…」
シロエ 「話のベクトル、ズレまくりですよ?」
Aブルー「酷すぎるから!」
戦友を撃つだなんて、と叫んでますけど。
まさかの誤射…。
2023/04/16 (Sun)
☆蜂の巣のツケ
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が勃発、ソルジャーもセットで…。
Aブルー「なんで法話で誤射になるわけ!?」
キース 「いや、まだ法話を始めたわけでは…!」
Aブルー「細かいことより、今の問題は誤射なんだよ!」
援護射撃をしくじるなんて、とソルジャー、怒り心頭。
Aブルー「蜂の巣のツケは高くつくから!」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「いいからサッサと、この連中を…」
引き連れてお花見の方向へ、とキース君に突き付ける指。
Aブルー「でないと、君に明日は無いから!」
キース 「俺をどうするつもりなんだ!」
Aブルー「決まってるだろう、道連れだよ!」
一緒に連れて帰るからね、と目がマジな人。
Aブルー「君もシャングリラで暮らしたまえ!」
キース 「困るんだが!」
副住職の仕事はどうなるんだ、とキース君の反論が。
キース 「朝夕のお勤めに、月参りに…」
Aブルー「出勤すれば解決だから!」
キース 「はあ?」
Aブルー「ちゃんと学校にも送迎するから、大丈夫!」
その点ではね、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「通勤ラッシュも無縁で、すぐに着くから!」
キース 「まさか、学校と仕事以外は…」
Aブルー「もちろん、ぼくの世界で生活!」
ぶるぅの世話もよろしく頼むよ、と恐ろしい台詞が。
Aブルー「ついでに、掃除もしてくれるとさ…」
シロエ 「お掃除部隊が不要になるんですね?」
Aブルー「そうなんだよ!」
キースだったら任せて安心、とソルジャーの笑み。
Aブルー「元老寺の境内よりかは、掃除も楽だし…」
キース 「俺に、あんたの部屋で暮らせと?」
Aブルー「ピンポーン!」
でないと仲間にバレるじゃないか、と納得な答え。
Aブルー「夜が少々、声がうるさいかもだけど…」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「大人の時間は大切だしねえ…」
嫌なら耳栓を装備したまえ、と言ってますけど。
耳栓…?
2023/04/17 (Mon)
☆覗きとお弁当
入学式も済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話が進行、ソルジャーも一蓮托生で。
Aブルー「耳栓をすれば、音は聞こえなくなるし!」
キース 「しかしだな…!」
Aブルー「でもねえ、ぶるぅがサービスするかも…」
キース 「サービス?」
まさか思念で中継なのか、とキース君、ガクブル。
キース 「耳栓をしても、声が聞こえて来るだとか…」
Aブルー「それもあるだろうし、音声無しの可能性も…」
キース 「ヤツが俺の頭を抱えて、耳を塞ぐわけか!?」
それはそれで怖い気がするんだが、とキース君。
キース 「塞ぐだけでは済まないような…」
Aブルー「鼓膜は破らないと思うよ、安心したまえ」
キース 「イマイチ信用出来ないんだが…!」
Aブルー「大丈夫だってば、お客様にはサービス精神!」
音声無しだと、ぶるぅが解説だね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ハーレイ、構えました、とか!」
キース 「げっ!」
ヤツが解説しやがるのか、とキース君の顔にタラリ冷汗。
キース 「聞かされるだけでも嫌すぎる!」
Aブルー「もう最高の覗きスポットで見物だけど?」
キース 「俺に、覗けと!?」
Aブルー「サービス精神旺盛だしねえ、ぶるぅはさ」
お弁当も用意するかも、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「ズバリ名付けて、覗き弁当!」
キース 「断固、断る!」
Aブルー「だったら話を、お花見弁当の方へ…」
一気に持って行きたまえ、とソルジャーの睨み。
Aブルー「リムジンを連ねて、みんなでお花見!」
キース 「そう言われても…!」
マツカ 「あのぅ…」
ちょっと質問なんですけれど、とマツカ君が横から口を。
マツカ 「お弁当をご希望ですか?」
Aブルー「えっと…?」
マツカ 「お料理をお出しするより、お弁当なのかと…」
Aブルー「えっ? それはどういう…」
マツカ 「キースが手配するのなら…」
コンビニ弁当かもですよ、と控えめな声ですけど。
確かに…。
2023/04/18 (Tue)
☆予算が無い人
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話に、ソルジャーが追加されまして。
Aブルー「リムジンなのに、コンビニ弁当なわけ…?」
マツカ 「そうなりませんか、キースの手配ですよ?」
これだけの人数なんですから、とマツカ君が見回す部屋。
マツカ 「お料理をお出しするだけの予算は、きっと…」
シロエ 「無いでしょうねえ、万年、金欠ですしね」
ジョミー「間違いないよね、リムジンだってさ…」
片道分だって危なそうだよ、とジョミー君も。
ジョミー「下手したら、近所の公園とかまで…」
サム 「往復するのが精一杯かもしれねえなあ…」
高いに決まってるんだしよ、とサム君の相槌。
サム 「でもって食事も、コンビニ弁当が限界でよ…」
シロエ 「お弁当なら、マシな方かもしれません」
スウェナ「そうよね、おにぎりが1個だけだとか…」
ジョミー「凄くありそうで、怖いんだけど…?」
キースだしさ、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「今年のお花見、外したかもね…」
サム 「赤貧コースになるわけな…」
Aブルー「嫌すぎるから!」
リムジンで近所の公園なんて…、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「もっと豪華に、贅沢にお花見したいんだよ!」
マツカ 「でも…。キースを御指名になった以上は…」
その結末かと思いますが…、と口ごもるマツカ君。
マツカ 「かと言って、ぼくがしゃしゃり出るのも…」
Aブルー「おこがましい、って?」
マツカ 「呼ばれたわけではありませんから…」
Aブルー「呼ぶ、呼ぶ、今すぐ大声でさ!」
マツカ、カモーン! とソルジャー、派手にポーズを。
Aブルー「これでダメなら、召還の呪文も唱えるから!」
サム 「神様、仏様、マツカ様、ってか?」
Aブルー「女王様でもいいってば!」
シロエ 「女王様って、マツカ先輩が…ですか?」
Aブルー「それでお花見に行けるなら!」
女王様でもかまわないって、と言ってますけど。
本気…?
2023/04/19 (Wed)
☆下僕でいい人
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話が、ソルジャーもセットな展開で。
サム 「いいのかよ? マツカが女王様だとよ…」
シロエ 「下僕になるってことなんですけど?」
出来るんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「務まる気が全くしませんけどね?」
サム 「うんうん、全然、キャラじゃねえしよ…」
ジョミー「想像もつかない感じだよねえ、下僕なんてさ」
どっちかと言えば女王様な方、とジョミー君も。
ジョミー「馬におなり、って言い放つ方で…」
シロエ 「下僕を足で踏む方ですよね…」
下手な台詞は言わない方が…、とシロエ君からの忠告が。
シロエ 「マツカ先輩、こう見えて怖いキャラですから」
サム 「あー…。裏の顔とは言わねえけどよ…」
ジョミー「帝王学はダテに受けてません、ってヤツで…」
大財閥の跡継ぎスキルが凄いもんね、とジョミー君。
ジョミー「多分、マツカが本気を出したら…」
シロエ 「プロのヤクザも退散しますよ、怖すぎて」
Aブルー「うん、知ってる。たまに出るよね、ソレ」
サム 「承知で下僕になるってか?」
豪華お花見のためにかよ、とサム君、ポカーン。
サム 「マツカ、思いっ切りやってやれよな!」
マツカ 「えっ?」
サム 「女王様に決まっているじゃねえかよ」
シロエ 「いいですねえ!」
やりましょうよ、とシロエ君も乗り気。
シロエ 「せっかくですから、衣装にも凝って…」
ジョミー「それって、マツカがババだと思うよ」
サム 「あっ、そうなってしまうってか…」
そこまで読んでいやがったのかよ、とサム君、歯ぎしり。
サム 「マツカは、女王様なんかはやらねえ、って…」
シロエ 「その上、とことん、人がいいですし…」
スウェナ「これは一枚、上手だったみたいだわねえ…」
Aブルー「ううん、普通に下僕でオッケー!」
一同 「「「は?」」」
下僕とは…、と顔を見合わせる御一同様。
どういう意味…?
2023/04/20 (Thu)
☆下僕やります
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話に、ソルジャーも追加した結果…。
シロエ 「下僕になるって言うんですか?」
サム 「マジかよ、女王様の衣装はねえぜ?」
マツカが着るわけねえんだからよ、とサム君の言。
サム 「どういう下僕か、話が見えねえんだけど?」
シロエ 「ぼくもです。普通に下僕と言われても…」
ジョミー「それじゃ、お花見、楽しめないよ?」
リムジンを連ねて繰り出してもさ…、とジョミー君も。
ジョミー「マツカが、豪華料理を用意してくれたって…」
サム 「配膳とかに追われるんだぜ、下僕だとよ」
シロエ 「そうなりますよね、お彼岸の時の…」
キース先輩と同じパターンで、とシロエ君が挙げる例。
シロエ 「お花見だと、もっとハードになりそうです」
スウェナ「そうね、配膳で動く距離が半端なさそうよ?」
行先はマツカの別荘でしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「厨房から桟敷まで、何度も往復しまくって…」
ジョミー「熱い料理は熱い内に、とか縛りもキツイよ」
仕出しと違って厨房だしさ、とジョミー君の鋭い指摘。
ジョミー「料理人さんに、顎でこき使われて…」
サム 「色々と、細かく指示されてよ…」
シロエ 「ついでに、器も上等ですから…」
割ったりしたら大惨事です、とシロエ君、肩をブルッと。
シロエ 「そんな現場で、務まるんですか?」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫!」
サム 「落としても、サイオンでガードってか?」
ジョミー「あー、裏技があったっけ…」
じゃあ、出来るのかな、とジョミー君が顎に当てる手。
ジョミー「マツカの別荘で、豪華料理で、下僕、って?」
シロエ 「そのようですね、下僕でオッケーですし…」
サム 「マツカ、思いっ切り使ってやれよな!」
マツカ 「でもですね…。大切なお客様ですし…」
Aブルー「いいから、容赦無用ってね!」
大いに使ってくれたまえ、と威張ってますけど。
下僕…?
2023/04/21 (Fri)
☆下僕の定義は
入学式も済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話を、ソルジャーが花見の方向へと。
シロエ 「マツカ先輩、本人も、こう言っていますし…」
サム 「下僕ってことでいいんでねえの?」
細かいことは気にしねえでよ、とサム君のプッシュ。
サム 「んで、花見は手配してくれるのな?」
マツカ 「もちろんです。次の土曜日で如何ですか?」
ジョミー「豪華料理で、リムジンだよね?」
マツカ 「ええ。何台ほど要る勘定でしょう?]
あちらのキャプテンもおいででしょうし…、と御曹司。
マツカ 「それと、こちらの皆さんと…」
Aブルー「ぼくとハーレイで、まず1台だよ!」
ぶるぅは別にしてくれたまえ、とソルジャーの注文が。
Aブルー「アレと一緒じゃ、堪らないしねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅは、ぼくとだね!」
Aブルー「いいけど、其処にキースをプラスで!」
一同 「「「えっ?」」」
何故に、と一同、口をポカンと。
シロエ 「どうしてキース先輩なんです?」
キース 「まったくだ。ぶるぅ同士で充分だろうが!」
Aブルー「どうだかねえ…。下僕なんだし…」
一同 「「「はあ?」」」
下僕というのは誰のことだ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「キース先輩は下僕じゃないですよ?」
キース 「今回の下僕は、あんただろう!」
Aブルー「追い出されそうになったんだよ?」
君のせいでね、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「責任を取って、下僕を務めて欲しいな」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「他のみんなは、どう思う?」
一同 「「「うっ…」」」
コレは逆らったらダメなヤツ、と誰もが引き攣った顔。
シロエ 「そ、そうですね…。その通りかもしれません」
サム 「だよなあ、誤射もしやがったしよ…」
ジョミー「蜂の巣にしたツケ、大きいもんねえ…」
Aブルー「ほらね、満場一致だよ!」
君が下僕で決定だから、と恐ろしい台詞が。
責任転嫁…。
2023/04/22 (Sat)
☆席次で言うなら
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
次の土曜はリムジンを連ねてお花見、そう決まりまして。
キース 「俺に下僕になれと言うのか!?」
Aブルー「マツカだってさ、ぼくが下僕よりかは…」
使いやすいと思うんだよね、とソルジャーの言。
Aブルー「ぼくだと、明らかにゲストなんだし…」
キース 「俺も立場は同じだろうが!」
マツカの視点で見れば客だぞ、とキース君、反論。
キース 「そうだな、マツカ!?」
マツカ 「えっと…。それは確かにそうなんですけど…」
キース 「何かあるのか?」
マツカ 「お客様をお招きする時は、お席の順が…」
とても大事な問題ですし…、と御曹司。
マツカ 「席次から言うと、キースよりかは…」
Aブルー「ぼくが断然、上ってわけだね!」
マツカ 「ええ。なんと言っても、別の世界から…」
わざわざお越しになるわけですから、とマツカ君の答え。
マツカ 「順序からいけば、キースが下です」
Aブルー「じゃあ、キースの方が使いやすいよね?」
マツカ 「あえて使うのなら、そうなりますね」
Aブルー「はい、決定! キースが下僕!」
でもってマツカが女王様で…、とソルジャー、纏めに。
Aブルー「というわけで、キースのリムジンは…」
マツカ 「ぶるぅと一緒でお願いします」
キース 「本気でか!?」
マツカ 「トップのゲストの御希望ですから」
此処は従って下さいね、と穏やかな笑み。
マツカ 「嫌な場合は、欠席でどうぞ」
キース 「なんでそうなる!」
マツカ 「欠席すれば、下僕の話も消えますよ?」
シロエ 「あー…。ナイスです、マツカ先輩!」
其処は選んでいいんですね、とシロエ君、感動。
シロエ 「その寛容さ、マツカ先輩ならではですよ!」
サム 「うんうん、キースの自由ってのがよ…」
ジョミー「最高だよねえ、怖いけれどさ」
Aブルー「どっちを選んでも、ババだしね!」
それでどっち、と質問ですけど。
選べるのはババだけ…。
2023/04/23 (Sun)
☆欠席がマシかも
入学式も終わって、次の土曜はマツカ君の別荘でお花見。
キース君が下僕になるか、欠席するかを選ぶそうでして。
シロエ 「キース先輩、どっちにします?」
サム 「マツカ的には、どっちが好みなんだよ?」
知りてえよな、とサム君の顔に溢れる好奇心。
サム 「下僕にしてえのか、欠席で切り捨てる方か…」
マツカ 「正直、欠席の方が気楽ですよね」
下僕にしなくて済みますから、とマツカ君が伏せる目。
マツカ 「でも、それだとキースが気の毒ですし…」
ジョミー「だよねえ、下僕でも料理は食べられるしさ…」
スウェナ「桜も見られる勘定だものね…」
何よりハブられるのはキツイわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「そうよね、キース?」
キース 「それは確かにそうなんだが…」
欠席の方がマシだろうか、とキース君の眉間に皺。
キース 「マツカの本気は、ハッキリ言って…」
サム 「怖いどころじゃねえからなあ…」
マツカ 「えっ、そうでしょうか?」
シロエ 「自覚が無いのが、また半端なく怖いんですよ」
遠慮なくかまして来ますからね、とシロエ君。
シロエ 「帝王学の賜物っていうヤツでしょうか…」
Aブルー「分かるよ、後付けのぼくとは月とスッポン!」
ぼくだと所詮、付け焼刃でさ…、とソルジャーの相槌。
Aブルー「ソルジャーになってから、威張ってもねえ…」
シロエ 「育ちが違うというわけですか…」
Aブルー「マツカの方は、生まれた時から御曹司だよ?」
もう身についたスキルだよね、とソルジャーの言。
Aブルー「控えめに見えて、やる時はやるし!」
シロエ 「キース先輩が下僕だと、思いっ切り…」
キース 「やられるだろうが!」
怖すぎなんだ、とキース君、ガクブル。
キース 「まだしも、ぶるぅにやられる方が…」
マツカ 「マシなんですか?」
キース 「違うのか!?」
マツカ 「では、ぶるぅを女王様に指名しますね」
それならいいと思いますけど、とマツカ君の笑み。
指名…?
2023/04/24 (Mon)
☆臨機応変に指名
入学式も済み、次の土曜日はマツカ君の別荘へお花見に。
リムジンを連ねてお出掛けですけど、キース君が問題で。
キース 「何なんだ、その指名というのは!?」
マツカ 「そのまんまですよ、ぶるぅを指名するんです」
女王様に…、とマツカ君、サラリと。
マツカ 「ぶるぅにやられる方がマシだと、自分で…」
シロエ 「言いましたっけね、キース先輩」
キース 「ぶるぅを女王様にする気か!?」
マツカ 「ええ、とりあえず、リムジンでは」
ぶるぅの言いなりになって下さい、とマツカ君の注文。
マツカ 「その後は、また考えますよ」
キース 「はあ?」
マツカ 「ですから、臨機応変にですね…」
女王様を指名していくんです、と恐ろしい台詞が。
マツカ 「ぼくは、女王様には向いていませんし…」
シロエ 「最適な人材を、というわけですね?」
マツカ 「そうなんです。適材適所と言うでしょう?」
シロエも指名するかもですよ、とマツカ君。
マツカ 「その時は、受けて頂けますか?」
シロエ 「もちろんですよ!」
喜んで、とシロエ君、即答。
シロエ 「むしろ指名をお待ちしてます、マツカ先輩!」
サム 「俺も、俺も数の内に入れてくれよな!」
ジョミー「ぼくだって!」
スウェナ「私も是非ともお願いしたいわ、その指名!」
もう最高のチャンスだわよ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「マツカ公認で、キースをいびれるなんて…」
シロエ 「しかも適材適所ですから、思いっ切り…」
サム 「いびっていいって勘定なんだぜ?」
腕が鳴るよな、とサム君、指をボキボキと。
サム 「指名、頼むぜ!」
マツカ 「そこは状況次第ですよね」
誰を代理に指名するかは…、とマツカ君、思慮深い答え。
マツカ 「当日に期待して下さい」
Aブルー「いいねえ、それじゃ土曜日に!」
マツカ 「お待ちしてますね」
キース 「なんでそういう方向に…!」
最悪だぞ、と悲鳴ですけど、決まった方針。
どうなるやら…。
2023/04/25 (Tue)
☆早々に詰みかも
やって来ました、マツカ君の別荘へお花見に行く土曜日。
生徒会長のマンション前に集合、絶好のお花見日和な朝。
シロエ 「おはようございます! いいお天気ですよね」
ジョミー「ホントにね! みんなの心がけがいいから」
Aブルー「おはよう、今日はよろしくね!」
??? 「皆さん、よろしくお願い致します」
ぶるぅ共々、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「ぶるぅも楽しみにしていましてねえ…」
??? 「かみお~ん♪ リムジン、楽しみ!」
バスもいいけど、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)。
Aぶるぅ「ねえねえ、どれに乗ったらいいの?」
マツカ 「お好きなのにどうぞ、先頭がいいですか?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん!」
マツカ 「では、そちらで。車内では、キースが…」
全力でお仕えしますから、とマツカ君の笑み。
マツカ 「女王様になったおつもりで、お出掛け下さい」
Aぶるぅ「わぁーい、ブルーが言ってた通りだぁーっ!」
女王様だあ! と飛び跳ねる悪戯小僧。
Aぶるぅ「キースに足を乗せてもいい?」
マツカ 「足ですか?」
Aぶるぅ「リムジンの座席の下に、キースを転がして…」
足乗せ台にして行きたいな、と嫌すぎる案が。
Aぶるぅ「ぼくも、ぶるぅも、うんと小さいから…」
マツカ 「その方が座りやすいんですね?」
Aぶるぅ「そうなの、ついでに踏みまくれるし!」
踏み踏みしたらカエル袋になるし、と笑顔全開。
Aぶるぅ「ぐえっ、ぐえっ、て鳴るもんね!」
キース 「ま、またアレをやると言うのか…!」
Aぶるぅ「そだよ、ぶるぅも一緒に踏もうよ!」
ぶるぅ 「なんだか、キースに悪いんだけど…」
女王様が言うなら、踏んじゃう! と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「命令だから、キースにも恨まれないし…」
マツカ 「キースも文句は言えませんよね」
シロエ 「その通りです、マツカ先輩!」
キース 「くっそぉ…」
もう早々に詰んだ気が…、と呻いてますけど。
足乗せ台…。
2023/04/26 (Wed)
☆次の女王様は
マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、今年はリムジンで。
何台も連ねて行くんですけど、先頭車両の面子が大問題。
ジョミー「キース、生きてるかな?」
サム 「大丈夫なんでねえの?」
スウェナ「簡単に死ぬようなキャラじゃないでしょ」
元気にカエル袋だわよ、と笑い合う二台目の車内。
マツカ 「キースも、とんだ災難ですよね…」
シロエ 「でも、マツカ先輩が振ったんですよ?」
マツカ 「それには違いありませんけど…」
ブルー 「マツカは人がいいからねえ…」
でも気にせずに次を指名したまえ、なのが三台目の車内。
Aブルー「リムジンでゆったり、今年は最高!」
A船長 「二人きりとはいきませんけどね」
Aブルー「何を言うかな、運転手さんは数えない!」
もっと大胆に触って、触って! と怪しい四台目の車内。
キース 「頼む、頼むから、もう少し…! ぐえっ!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 腰も踏んであげるね!」
ぶるぅ 「キース、腰痛持ちだったっけ?」
Aぶるぅ「分かんないけど、たまにはいい子で!」
腰を踏み踏み、とカエル袋にされ続けるキース君でして。
キース 「まだ着かないのか…! ぐえっ!」
ぶるぅ 「あっ、別荘が見えて来たーっ!」
Aぶるぅ「じゃあ、ラストは二人でジャンプでポン!」
ぶるぅ 「オッケー! 1、2の…」
3! と車内で跳ねる二人のお子様、キース君の絶叫が。
キース 「ぐえええっ!」
ぶるぅ 「はい、到着ーっ!」
Aぶるぅ「みんなの車も着いたけど…」
女王様、誰になるのかな、と車から降りる二人のお子様。
ぶるぅ 「えっと、キースは…?」
シロエ 「ああ、キース先輩、生きてましたね」
流石、鍛え方が違いますよ、とシロエ君、絶賛。
シロエ 「早く降りて、次の女王様にですね…」
ジョミー「仕えるべきだよ、伸びていないで」
Aぶるぅ「ねえねえ、次の女王様は?」
マツカ 「そうですねえ…」
誰がいいでしょうか、と思案中ですけど。
選ぶ基準は…?
2023/04/27 (Thu)
☆女王様の資質
リムジンでマツカ君の別荘に到着、お花見日和ですけど。
キース君だけ下僕なわけで、マツカ君が女王様を指名で。
シロエ 「是非、ぼくでお願いしたいです!」
サム 「なんだよ、フライングするなよな!」
ジョミー「第一、いいネタ、何かあるわけ?」
女王様っぽく威張れるヤツ、とジョミー君の問い。
ジョミー「女王様はさ、それなりのさ…」
スウェナ「立ち居振る舞いってヤツが必要でしょ?」
Aブルー「其処は同意だね、それで、誰って?」
キースが這い出して来たようだけど…、とソルジャーも。
Aブルー「別荘の人たちも、お出迎えだね」
執事 「いらっしゃいませ、どうぞ中の方へ」
マツカ 「皆さん、桟敷でいいですよね?」
一同 「「「もっちろ~ん!」」」
桜も満開! と大歓声な御一同様。
シロエ 「この状況で、ネタですか…」
サム 「女王様ならではのが、あるのかよ?」
シロエ 「踏むのは、ぶるぅがやっちゃいましたし…」
馬におなり、はキツイですしね、とシロエ君の溜息。
シロエ 「キース先輩は、馬でもいいんでしょうけど…」
ジョミー「シロエの方が乗りたくない、って?」
シロエ 「そうなんです。ぼくのキャラでは…」
Aブルー「いいよ、ソレ!」
そのアイデアは使えるよね、とソルジャー、手をポンと。
Aブルー「キースを馬に出来る人がさ…」
サム 「次の女王様になるのかよ?」
Aブルー「ピンポーン!」
乗れない人には、女王様は務まらないよ、と言い放つ人。
Aブルー「ちなみに、ぼくは乗れるんだけど?」
キース 「げっ!」
あんたが次の女王様なのか、とキース君、顔面蒼白。
キース 「人生、終わった…」
シロエ 「それっぽいですね」
お気の毒です、と合掌なシロエ君。
シロエ 「迷わず成仏して下さいね」
キース 「お前のせいだと思うんだが…!」
ジョミー「でもさ、シロエは…」
サム 「乗れねえしよ…」
諦めろよな、と意見が一致ですけど。
えらいことに…。
2023/04/28 (Fri)
☆女王様の座は
マツカ君の別荘でお花見、今年も桟敷で豪華料理ですが。
次の女王様はソルジャーらしくて、キース君が真っ青で。
キース 「た、頼むから、他の誰かをだな…!」
シロエ 「マツカ先輩に指名させる気ですか?」
それは反則と言うんですよ、とシロエ君が吊り上げる眉。
シロエ 「今の流れで決まったからには、従うべきで…」
Aブルー「当然、馬になるしかないよね」
キース 「マツカ、なんとかならないのか!」
マツカ 「トップのゲストの御希望ですし…」
席次のお話、しましたよね、と御曹司。
マツカ 「キースか、ブルーさんかで検討するなら…」
サム 「ハタ迷惑なヤツの方だぜ、うん」
どう考えても、とサム君も。
サム 「サッサと馬になってくれよな」
ジョミー「そうだよ、早く料理を食べたいし…」
Aブルー「ほらね、みんなも賛成だから!」
ぼくの馬になってくれたまえ、と威張り返る人。
Aブルー「でもねえ、視線が低くなるのは嫌だから…」
A船長 「どうするんです?」
Aブルー「ここは肩車でいきたいね!」
誰よりも高い所でお花見、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「さあ、分かったら跪く!」
キース 「くっそぉ…。しかし、四つん這いよりは…」
シロエ 「断然マシじゃないですか!」
いい女王様で良かったですね、とシロエ君。
シロエ 「女王様を乗せて行きましょう!」
キース 「うう…」
仕方ない、とキース君、ソルジャーを肩車。
キース 「こいつの頭を、門にぶつけてやりたいが…」
Aブルー「やらかした時は、分かってるよね?」
キース 「マジで人生、終わるからな…」
門は姿勢を低くして通って、無事に桟敷に到着で。
キース 「着いたぞ、降りて女王様の座も降りてくれ!」
Aブルー「大儀であった、と…。次は誰だい?」
シロエ 「マツカ先輩、今度こそ、ぼくで!」
マツカ 「そうですねえ…」
ジョミー「ズルイって!」
クジかジャンケンにするべきだ、という声が。
公平に、と…?
2023/04/29 (Sat)
☆全員が女王様
今年もマツカ君の別荘でお花見、桟敷で桜と豪華な料理。
けれど下僕な人が一名、キース君は女王様に仕える運命。
ジョミー「シロエだけとか、そんなのダメだよ!」
サム 「俺だって、指名されてえんだし…」
スウェナ「私も、譲りたくはないわね」
ジョミーが言う通り、公平に、とスウェナちゃんも。
スウェナ「ぶるぅだって、やってみたいでしょ?」
ぶるぅ 「んとんと…。ちょっぴり、やりたいかも…」
肩車とか楽しそうだから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「踏むのはキースが可哀相だけど…」
サム 「そう言わねえでさ、ぶるぅは小さいしよ…」
ジョミー「馬でいけると思うんだよねえ…」
庭池一周コースとかはどう、とジョミー君の提案。
ジョミー「キースの馬でさ、枝垂桜の下とかを…」
シロエ 「回るんですね、いいじゃないですか!」
ぶるぅ 「そだね、お花見団子とか、桜餅とか…」
キースの背中で食べてみたいな、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「ぼくも女王様のクジ、引きたいーっ!」
マツカ 「では、クジで順番を決めるんですね?」
ブルー 「そういうことだね、サイオン禁止で」
ぼくも数に入れてくれたまえ、と生徒会長までが。
ブルー 「マツカと、もう済んだ人は除外で…」
マツカ 「ええ。キャプテンは、どうなさいます?」
A船長 「せっかくですから、入れて頂きますよ」
キース 「うっ…」
この人数が女王様か、とキース君、泣きそうな顔。
キース 「もう死ねる気しか、しないんだが…!」
Aブルー「ハーレイ、君の番が来たらさ…」
A船長 「あなたを指名でいいんですよね?」
Aブルー「そう! 流石、ハーレイ!」
また女王様の座に就ける、と笑顔のソルジャー。
Aブルー「というわけでクジで頼むよ、マツカ!」
マツカ 「はい。順番は運でお願いします」
一同 「「「イイネ!」」」
キース 「頼む、友情で手加減を…!」
でないと死ぬ、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2023/04/30 (Sun)
入学式も済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話に、ソルジャーが追加されまして。
Aブルー「SD体制で苦労している、このぼくを…」
キース 「追い出すというのは、如何なものかと…」
ジョミー「でもさ、追い出すのはキースなんだし…」
シロエ 「ぼくたちは関係ありませんよね?」
勝手にやってて下さいよ、とシロエ君、サラリと。
シロエ 「仏の道も、キース先輩には必須ですけど…」
スウェナ「私たちには無関係よね、思いっ切り」
キース 「いや、サムとジョミーは違うと思うが?」
僧籍だしな、とキース君が繰る左手首の数珠レット。
キース 「ついでに言えば、お前たちもだな…」
Aブルー「ぼくを追い出すと言い出したんだよ?」
キースとセットで天井裏にね、とソルジャーが指す天井。
Aブルー「もう法要には二度と出なくて、付き合いも…」
キース 「しないと断言しただろうが!」
エロドクターに任せる方向で…、とキース君の睨み。
キース 「苦労している人間を、叩き出してだな…」
Aブルー「ハブるだなんて、あんまりだから!」
キース 「まったくだ。村八分でさえ、火事と葬式は…」
除外なんだぞ、とキース君、合掌して唱えるお念仏。
キース 「なのに法要まで断るなどは、言語道断だ!」
シロエ 「あのですね…。法要は違うような気が…」
ブルー 「違うね、法要は年忌で、八分の方だよ」
付き合わなくていいヤツなわけ、と生徒会長の言。
ブルー 「法話もいいけど、間違いには気を付けないと」
シロエ 「ですよね、有難味がなくなりますし…」
サム 「聞かされた方も、恥をかきそうじゃねえかよ」
何処かで披露しちまって…、とサム君も。
サム 「ちゃんとやれよな、それは誤射だぜ?」
ジョミー「あー…。ツッコミどころ満載で…」
シロエ 「話のベクトル、ズレまくりですよ?」
Aブルー「酷すぎるから!」
戦友を撃つだなんて、と叫んでますけど。
まさかの誤射…。
2023/04/16 (Sun)
☆蜂の巣のツケ
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が勃発、ソルジャーもセットで…。
Aブルー「なんで法話で誤射になるわけ!?」
キース 「いや、まだ法話を始めたわけでは…!」
Aブルー「細かいことより、今の問題は誤射なんだよ!」
援護射撃をしくじるなんて、とソルジャー、怒り心頭。
Aブルー「蜂の巣のツケは高くつくから!」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「いいからサッサと、この連中を…」
引き連れてお花見の方向へ、とキース君に突き付ける指。
Aブルー「でないと、君に明日は無いから!」
キース 「俺をどうするつもりなんだ!」
Aブルー「決まってるだろう、道連れだよ!」
一緒に連れて帰るからね、と目がマジな人。
Aブルー「君もシャングリラで暮らしたまえ!」
キース 「困るんだが!」
副住職の仕事はどうなるんだ、とキース君の反論が。
キース 「朝夕のお勤めに、月参りに…」
Aブルー「出勤すれば解決だから!」
キース 「はあ?」
Aブルー「ちゃんと学校にも送迎するから、大丈夫!」
その点ではね、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「通勤ラッシュも無縁で、すぐに着くから!」
キース 「まさか、学校と仕事以外は…」
Aブルー「もちろん、ぼくの世界で生活!」
ぶるぅの世話もよろしく頼むよ、と恐ろしい台詞が。
Aブルー「ついでに、掃除もしてくれるとさ…」
シロエ 「お掃除部隊が不要になるんですね?」
Aブルー「そうなんだよ!」
キースだったら任せて安心、とソルジャーの笑み。
Aブルー「元老寺の境内よりかは、掃除も楽だし…」
キース 「俺に、あんたの部屋で暮らせと?」
Aブルー「ピンポーン!」
でないと仲間にバレるじゃないか、と納得な答え。
Aブルー「夜が少々、声がうるさいかもだけど…」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「大人の時間は大切だしねえ…」
嫌なら耳栓を装備したまえ、と言ってますけど。
耳栓…?
2023/04/17 (Mon)
☆覗きとお弁当
入学式も済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話が進行、ソルジャーも一蓮托生で。
Aブルー「耳栓をすれば、音は聞こえなくなるし!」
キース 「しかしだな…!」
Aブルー「でもねえ、ぶるぅがサービスするかも…」
キース 「サービス?」
まさか思念で中継なのか、とキース君、ガクブル。
キース 「耳栓をしても、声が聞こえて来るだとか…」
Aブルー「それもあるだろうし、音声無しの可能性も…」
キース 「ヤツが俺の頭を抱えて、耳を塞ぐわけか!?」
それはそれで怖い気がするんだが、とキース君。
キース 「塞ぐだけでは済まないような…」
Aブルー「鼓膜は破らないと思うよ、安心したまえ」
キース 「イマイチ信用出来ないんだが…!」
Aブルー「大丈夫だってば、お客様にはサービス精神!」
音声無しだと、ぶるぅが解説だね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ハーレイ、構えました、とか!」
キース 「げっ!」
ヤツが解説しやがるのか、とキース君の顔にタラリ冷汗。
キース 「聞かされるだけでも嫌すぎる!」
Aブルー「もう最高の覗きスポットで見物だけど?」
キース 「俺に、覗けと!?」
Aブルー「サービス精神旺盛だしねえ、ぶるぅはさ」
お弁当も用意するかも、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「ズバリ名付けて、覗き弁当!」
キース 「断固、断る!」
Aブルー「だったら話を、お花見弁当の方へ…」
一気に持って行きたまえ、とソルジャーの睨み。
Aブルー「リムジンを連ねて、みんなでお花見!」
キース 「そう言われても…!」
マツカ 「あのぅ…」
ちょっと質問なんですけれど、とマツカ君が横から口を。
マツカ 「お弁当をご希望ですか?」
Aブルー「えっと…?」
マツカ 「お料理をお出しするより、お弁当なのかと…」
Aブルー「えっ? それはどういう…」
マツカ 「キースが手配するのなら…」
コンビニ弁当かもですよ、と控えめな声ですけど。
確かに…。
2023/04/18 (Tue)
☆予算が無い人
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話に、ソルジャーが追加されまして。
Aブルー「リムジンなのに、コンビニ弁当なわけ…?」
マツカ 「そうなりませんか、キースの手配ですよ?」
これだけの人数なんですから、とマツカ君が見回す部屋。
マツカ 「お料理をお出しするだけの予算は、きっと…」
シロエ 「無いでしょうねえ、万年、金欠ですしね」
ジョミー「間違いないよね、リムジンだってさ…」
片道分だって危なそうだよ、とジョミー君も。
ジョミー「下手したら、近所の公園とかまで…」
サム 「往復するのが精一杯かもしれねえなあ…」
高いに決まってるんだしよ、とサム君の相槌。
サム 「でもって食事も、コンビニ弁当が限界でよ…」
シロエ 「お弁当なら、マシな方かもしれません」
スウェナ「そうよね、おにぎりが1個だけだとか…」
ジョミー「凄くありそうで、怖いんだけど…?」
キースだしさ、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「今年のお花見、外したかもね…」
サム 「赤貧コースになるわけな…」
Aブルー「嫌すぎるから!」
リムジンで近所の公園なんて…、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「もっと豪華に、贅沢にお花見したいんだよ!」
マツカ 「でも…。キースを御指名になった以上は…」
その結末かと思いますが…、と口ごもるマツカ君。
マツカ 「かと言って、ぼくがしゃしゃり出るのも…」
Aブルー「おこがましい、って?」
マツカ 「呼ばれたわけではありませんから…」
Aブルー「呼ぶ、呼ぶ、今すぐ大声でさ!」
マツカ、カモーン! とソルジャー、派手にポーズを。
Aブルー「これでダメなら、召還の呪文も唱えるから!」
サム 「神様、仏様、マツカ様、ってか?」
Aブルー「女王様でもいいってば!」
シロエ 「女王様って、マツカ先輩が…ですか?」
Aブルー「それでお花見に行けるなら!」
女王様でもかまわないって、と言ってますけど。
本気…?
2023/04/19 (Wed)
☆下僕でいい人
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話が、ソルジャーもセットな展開で。
サム 「いいのかよ? マツカが女王様だとよ…」
シロエ 「下僕になるってことなんですけど?」
出来るんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「務まる気が全くしませんけどね?」
サム 「うんうん、全然、キャラじゃねえしよ…」
ジョミー「想像もつかない感じだよねえ、下僕なんてさ」
どっちかと言えば女王様な方、とジョミー君も。
ジョミー「馬におなり、って言い放つ方で…」
シロエ 「下僕を足で踏む方ですよね…」
下手な台詞は言わない方が…、とシロエ君からの忠告が。
シロエ 「マツカ先輩、こう見えて怖いキャラですから」
サム 「あー…。裏の顔とは言わねえけどよ…」
ジョミー「帝王学はダテに受けてません、ってヤツで…」
大財閥の跡継ぎスキルが凄いもんね、とジョミー君。
ジョミー「多分、マツカが本気を出したら…」
シロエ 「プロのヤクザも退散しますよ、怖すぎて」
Aブルー「うん、知ってる。たまに出るよね、ソレ」
サム 「承知で下僕になるってか?」
豪華お花見のためにかよ、とサム君、ポカーン。
サム 「マツカ、思いっ切りやってやれよな!」
マツカ 「えっ?」
サム 「女王様に決まっているじゃねえかよ」
シロエ 「いいですねえ!」
やりましょうよ、とシロエ君も乗り気。
シロエ 「せっかくですから、衣装にも凝って…」
ジョミー「それって、マツカがババだと思うよ」
サム 「あっ、そうなってしまうってか…」
そこまで読んでいやがったのかよ、とサム君、歯ぎしり。
サム 「マツカは、女王様なんかはやらねえ、って…」
シロエ 「その上、とことん、人がいいですし…」
スウェナ「これは一枚、上手だったみたいだわねえ…」
Aブルー「ううん、普通に下僕でオッケー!」
一同 「「「は?」」」
下僕とは…、と顔を見合わせる御一同様。
どういう意味…?
2023/04/20 (Thu)
☆下僕やります
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話に、ソルジャーも追加した結果…。
シロエ 「下僕になるって言うんですか?」
サム 「マジかよ、女王様の衣装はねえぜ?」
マツカが着るわけねえんだからよ、とサム君の言。
サム 「どういう下僕か、話が見えねえんだけど?」
シロエ 「ぼくもです。普通に下僕と言われても…」
ジョミー「それじゃ、お花見、楽しめないよ?」
リムジンを連ねて繰り出してもさ…、とジョミー君も。
ジョミー「マツカが、豪華料理を用意してくれたって…」
サム 「配膳とかに追われるんだぜ、下僕だとよ」
シロエ 「そうなりますよね、お彼岸の時の…」
キース先輩と同じパターンで、とシロエ君が挙げる例。
シロエ 「お花見だと、もっとハードになりそうです」
スウェナ「そうね、配膳で動く距離が半端なさそうよ?」
行先はマツカの別荘でしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「厨房から桟敷まで、何度も往復しまくって…」
ジョミー「熱い料理は熱い内に、とか縛りもキツイよ」
仕出しと違って厨房だしさ、とジョミー君の鋭い指摘。
ジョミー「料理人さんに、顎でこき使われて…」
サム 「色々と、細かく指示されてよ…」
シロエ 「ついでに、器も上等ですから…」
割ったりしたら大惨事です、とシロエ君、肩をブルッと。
シロエ 「そんな現場で、務まるんですか?」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫!」
サム 「落としても、サイオンでガードってか?」
ジョミー「あー、裏技があったっけ…」
じゃあ、出来るのかな、とジョミー君が顎に当てる手。
ジョミー「マツカの別荘で、豪華料理で、下僕、って?」
シロエ 「そのようですね、下僕でオッケーですし…」
サム 「マツカ、思いっ切り使ってやれよな!」
マツカ 「でもですね…。大切なお客様ですし…」
Aブルー「いいから、容赦無用ってね!」
大いに使ってくれたまえ、と威張ってますけど。
下僕…?
2023/04/21 (Fri)
☆下僕の定義は
入学式も済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話を、ソルジャーが花見の方向へと。
シロエ 「マツカ先輩、本人も、こう言っていますし…」
サム 「下僕ってことでいいんでねえの?」
細かいことは気にしねえでよ、とサム君のプッシュ。
サム 「んで、花見は手配してくれるのな?」
マツカ 「もちろんです。次の土曜日で如何ですか?」
ジョミー「豪華料理で、リムジンだよね?」
マツカ 「ええ。何台ほど要る勘定でしょう?]
あちらのキャプテンもおいででしょうし…、と御曹司。
マツカ 「それと、こちらの皆さんと…」
Aブルー「ぼくとハーレイで、まず1台だよ!」
ぶるぅは別にしてくれたまえ、とソルジャーの注文が。
Aブルー「アレと一緒じゃ、堪らないしねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅは、ぼくとだね!」
Aブルー「いいけど、其処にキースをプラスで!」
一同 「「「えっ?」」」
何故に、と一同、口をポカンと。
シロエ 「どうしてキース先輩なんです?」
キース 「まったくだ。ぶるぅ同士で充分だろうが!」
Aブルー「どうだかねえ…。下僕なんだし…」
一同 「「「はあ?」」」
下僕というのは誰のことだ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「キース先輩は下僕じゃないですよ?」
キース 「今回の下僕は、あんただろう!」
Aブルー「追い出されそうになったんだよ?」
君のせいでね、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「責任を取って、下僕を務めて欲しいな」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「他のみんなは、どう思う?」
一同 「「「うっ…」」」
コレは逆らったらダメなヤツ、と誰もが引き攣った顔。
シロエ 「そ、そうですね…。その通りかもしれません」
サム 「だよなあ、誤射もしやがったしよ…」
ジョミー「蜂の巣にしたツケ、大きいもんねえ…」
Aブルー「ほらね、満場一致だよ!」
君が下僕で決定だから、と恐ろしい台詞が。
責任転嫁…。
2023/04/22 (Sat)
☆席次で言うなら
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
次の土曜はリムジンを連ねてお花見、そう決まりまして。
キース 「俺に下僕になれと言うのか!?」
Aブルー「マツカだってさ、ぼくが下僕よりかは…」
使いやすいと思うんだよね、とソルジャーの言。
Aブルー「ぼくだと、明らかにゲストなんだし…」
キース 「俺も立場は同じだろうが!」
マツカの視点で見れば客だぞ、とキース君、反論。
キース 「そうだな、マツカ!?」
マツカ 「えっと…。それは確かにそうなんですけど…」
キース 「何かあるのか?」
マツカ 「お客様をお招きする時は、お席の順が…」
とても大事な問題ですし…、と御曹司。
マツカ 「席次から言うと、キースよりかは…」
Aブルー「ぼくが断然、上ってわけだね!」
マツカ 「ええ。なんと言っても、別の世界から…」
わざわざお越しになるわけですから、とマツカ君の答え。
マツカ 「順序からいけば、キースが下です」
Aブルー「じゃあ、キースの方が使いやすいよね?」
マツカ 「あえて使うのなら、そうなりますね」
Aブルー「はい、決定! キースが下僕!」
でもってマツカが女王様で…、とソルジャー、纏めに。
Aブルー「というわけで、キースのリムジンは…」
マツカ 「ぶるぅと一緒でお願いします」
キース 「本気でか!?」
マツカ 「トップのゲストの御希望ですから」
此処は従って下さいね、と穏やかな笑み。
マツカ 「嫌な場合は、欠席でどうぞ」
キース 「なんでそうなる!」
マツカ 「欠席すれば、下僕の話も消えますよ?」
シロエ 「あー…。ナイスです、マツカ先輩!」
其処は選んでいいんですね、とシロエ君、感動。
シロエ 「その寛容さ、マツカ先輩ならではですよ!」
サム 「うんうん、キースの自由ってのがよ…」
ジョミー「最高だよねえ、怖いけれどさ」
Aブルー「どっちを選んでも、ババだしね!」
それでどっち、と質問ですけど。
選べるのはババだけ…。
2023/04/23 (Sun)
☆欠席がマシかも
入学式も終わって、次の土曜はマツカ君の別荘でお花見。
キース君が下僕になるか、欠席するかを選ぶそうでして。
シロエ 「キース先輩、どっちにします?」
サム 「マツカ的には、どっちが好みなんだよ?」
知りてえよな、とサム君の顔に溢れる好奇心。
サム 「下僕にしてえのか、欠席で切り捨てる方か…」
マツカ 「正直、欠席の方が気楽ですよね」
下僕にしなくて済みますから、とマツカ君が伏せる目。
マツカ 「でも、それだとキースが気の毒ですし…」
ジョミー「だよねえ、下僕でも料理は食べられるしさ…」
スウェナ「桜も見られる勘定だものね…」
何よりハブられるのはキツイわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「そうよね、キース?」
キース 「それは確かにそうなんだが…」
欠席の方がマシだろうか、とキース君の眉間に皺。
キース 「マツカの本気は、ハッキリ言って…」
サム 「怖いどころじゃねえからなあ…」
マツカ 「えっ、そうでしょうか?」
シロエ 「自覚が無いのが、また半端なく怖いんですよ」
遠慮なくかまして来ますからね、とシロエ君。
シロエ 「帝王学の賜物っていうヤツでしょうか…」
Aブルー「分かるよ、後付けのぼくとは月とスッポン!」
ぼくだと所詮、付け焼刃でさ…、とソルジャーの相槌。
Aブルー「ソルジャーになってから、威張ってもねえ…」
シロエ 「育ちが違うというわけですか…」
Aブルー「マツカの方は、生まれた時から御曹司だよ?」
もう身についたスキルだよね、とソルジャーの言。
Aブルー「控えめに見えて、やる時はやるし!」
シロエ 「キース先輩が下僕だと、思いっ切り…」
キース 「やられるだろうが!」
怖すぎなんだ、とキース君、ガクブル。
キース 「まだしも、ぶるぅにやられる方が…」
マツカ 「マシなんですか?」
キース 「違うのか!?」
マツカ 「では、ぶるぅを女王様に指名しますね」
それならいいと思いますけど、とマツカ君の笑み。
指名…?
2023/04/24 (Mon)
☆臨機応変に指名
入学式も済み、次の土曜日はマツカ君の別荘へお花見に。
リムジンを連ねてお出掛けですけど、キース君が問題で。
キース 「何なんだ、その指名というのは!?」
マツカ 「そのまんまですよ、ぶるぅを指名するんです」
女王様に…、とマツカ君、サラリと。
マツカ 「ぶるぅにやられる方がマシだと、自分で…」
シロエ 「言いましたっけね、キース先輩」
キース 「ぶるぅを女王様にする気か!?」
マツカ 「ええ、とりあえず、リムジンでは」
ぶるぅの言いなりになって下さい、とマツカ君の注文。
マツカ 「その後は、また考えますよ」
キース 「はあ?」
マツカ 「ですから、臨機応変にですね…」
女王様を指名していくんです、と恐ろしい台詞が。
マツカ 「ぼくは、女王様には向いていませんし…」
シロエ 「最適な人材を、というわけですね?」
マツカ 「そうなんです。適材適所と言うでしょう?」
シロエも指名するかもですよ、とマツカ君。
マツカ 「その時は、受けて頂けますか?」
シロエ 「もちろんですよ!」
喜んで、とシロエ君、即答。
シロエ 「むしろ指名をお待ちしてます、マツカ先輩!」
サム 「俺も、俺も数の内に入れてくれよな!」
ジョミー「ぼくだって!」
スウェナ「私も是非ともお願いしたいわ、その指名!」
もう最高のチャンスだわよ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「マツカ公認で、キースをいびれるなんて…」
シロエ 「しかも適材適所ですから、思いっ切り…」
サム 「いびっていいって勘定なんだぜ?」
腕が鳴るよな、とサム君、指をボキボキと。
サム 「指名、頼むぜ!」
マツカ 「そこは状況次第ですよね」
誰を代理に指名するかは…、とマツカ君、思慮深い答え。
マツカ 「当日に期待して下さい」
Aブルー「いいねえ、それじゃ土曜日に!」
マツカ 「お待ちしてますね」
キース 「なんでそういう方向に…!」
最悪だぞ、と悲鳴ですけど、決まった方針。
どうなるやら…。
2023/04/25 (Tue)
☆早々に詰みかも
やって来ました、マツカ君の別荘へお花見に行く土曜日。
生徒会長のマンション前に集合、絶好のお花見日和な朝。
シロエ 「おはようございます! いいお天気ですよね」
ジョミー「ホントにね! みんなの心がけがいいから」
Aブルー「おはよう、今日はよろしくね!」
??? 「皆さん、よろしくお願い致します」
ぶるぅ共々、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「ぶるぅも楽しみにしていましてねえ…」
??? 「かみお~ん♪ リムジン、楽しみ!」
バスもいいけど、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)。
Aぶるぅ「ねえねえ、どれに乗ったらいいの?」
マツカ 「お好きなのにどうぞ、先頭がいいですか?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん!」
マツカ 「では、そちらで。車内では、キースが…」
全力でお仕えしますから、とマツカ君の笑み。
マツカ 「女王様になったおつもりで、お出掛け下さい」
Aぶるぅ「わぁーい、ブルーが言ってた通りだぁーっ!」
女王様だあ! と飛び跳ねる悪戯小僧。
Aぶるぅ「キースに足を乗せてもいい?」
マツカ 「足ですか?」
Aぶるぅ「リムジンの座席の下に、キースを転がして…」
足乗せ台にして行きたいな、と嫌すぎる案が。
Aぶるぅ「ぼくも、ぶるぅも、うんと小さいから…」
マツカ 「その方が座りやすいんですね?」
Aぶるぅ「そうなの、ついでに踏みまくれるし!」
踏み踏みしたらカエル袋になるし、と笑顔全開。
Aぶるぅ「ぐえっ、ぐえっ、て鳴るもんね!」
キース 「ま、またアレをやると言うのか…!」
Aぶるぅ「そだよ、ぶるぅも一緒に踏もうよ!」
ぶるぅ 「なんだか、キースに悪いんだけど…」
女王様が言うなら、踏んじゃう! と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「命令だから、キースにも恨まれないし…」
マツカ 「キースも文句は言えませんよね」
シロエ 「その通りです、マツカ先輩!」
キース 「くっそぉ…」
もう早々に詰んだ気が…、と呻いてますけど。
足乗せ台…。
2023/04/26 (Wed)
☆次の女王様は
マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、今年はリムジンで。
何台も連ねて行くんですけど、先頭車両の面子が大問題。
ジョミー「キース、生きてるかな?」
サム 「大丈夫なんでねえの?」
スウェナ「簡単に死ぬようなキャラじゃないでしょ」
元気にカエル袋だわよ、と笑い合う二台目の車内。
マツカ 「キースも、とんだ災難ですよね…」
シロエ 「でも、マツカ先輩が振ったんですよ?」
マツカ 「それには違いありませんけど…」
ブルー 「マツカは人がいいからねえ…」
でも気にせずに次を指名したまえ、なのが三台目の車内。
Aブルー「リムジンでゆったり、今年は最高!」
A船長 「二人きりとはいきませんけどね」
Aブルー「何を言うかな、運転手さんは数えない!」
もっと大胆に触って、触って! と怪しい四台目の車内。
キース 「頼む、頼むから、もう少し…! ぐえっ!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 腰も踏んであげるね!」
ぶるぅ 「キース、腰痛持ちだったっけ?」
Aぶるぅ「分かんないけど、たまにはいい子で!」
腰を踏み踏み、とカエル袋にされ続けるキース君でして。
キース 「まだ着かないのか…! ぐえっ!」
ぶるぅ 「あっ、別荘が見えて来たーっ!」
Aぶるぅ「じゃあ、ラストは二人でジャンプでポン!」
ぶるぅ 「オッケー! 1、2の…」
3! と車内で跳ねる二人のお子様、キース君の絶叫が。
キース 「ぐえええっ!」
ぶるぅ 「はい、到着ーっ!」
Aぶるぅ「みんなの車も着いたけど…」
女王様、誰になるのかな、と車から降りる二人のお子様。
ぶるぅ 「えっと、キースは…?」
シロエ 「ああ、キース先輩、生きてましたね」
流石、鍛え方が違いますよ、とシロエ君、絶賛。
シロエ 「早く降りて、次の女王様にですね…」
ジョミー「仕えるべきだよ、伸びていないで」
Aぶるぅ「ねえねえ、次の女王様は?」
マツカ 「そうですねえ…」
誰がいいでしょうか、と思案中ですけど。
選ぶ基準は…?
2023/04/27 (Thu)
☆女王様の資質
リムジンでマツカ君の別荘に到着、お花見日和ですけど。
キース君だけ下僕なわけで、マツカ君が女王様を指名で。
シロエ 「是非、ぼくでお願いしたいです!」
サム 「なんだよ、フライングするなよな!」
ジョミー「第一、いいネタ、何かあるわけ?」
女王様っぽく威張れるヤツ、とジョミー君の問い。
ジョミー「女王様はさ、それなりのさ…」
スウェナ「立ち居振る舞いってヤツが必要でしょ?」
Aブルー「其処は同意だね、それで、誰って?」
キースが這い出して来たようだけど…、とソルジャーも。
Aブルー「別荘の人たちも、お出迎えだね」
執事 「いらっしゃいませ、どうぞ中の方へ」
マツカ 「皆さん、桟敷でいいですよね?」
一同 「「「もっちろ~ん!」」」
桜も満開! と大歓声な御一同様。
シロエ 「この状況で、ネタですか…」
サム 「女王様ならではのが、あるのかよ?」
シロエ 「踏むのは、ぶるぅがやっちゃいましたし…」
馬におなり、はキツイですしね、とシロエ君の溜息。
シロエ 「キース先輩は、馬でもいいんでしょうけど…」
ジョミー「シロエの方が乗りたくない、って?」
シロエ 「そうなんです。ぼくのキャラでは…」
Aブルー「いいよ、ソレ!」
そのアイデアは使えるよね、とソルジャー、手をポンと。
Aブルー「キースを馬に出来る人がさ…」
サム 「次の女王様になるのかよ?」
Aブルー「ピンポーン!」
乗れない人には、女王様は務まらないよ、と言い放つ人。
Aブルー「ちなみに、ぼくは乗れるんだけど?」
キース 「げっ!」
あんたが次の女王様なのか、とキース君、顔面蒼白。
キース 「人生、終わった…」
シロエ 「それっぽいですね」
お気の毒です、と合掌なシロエ君。
シロエ 「迷わず成仏して下さいね」
キース 「お前のせいだと思うんだが…!」
ジョミー「でもさ、シロエは…」
サム 「乗れねえしよ…」
諦めろよな、と意見が一致ですけど。
えらいことに…。
2023/04/28 (Fri)
☆女王様の座は
マツカ君の別荘でお花見、今年も桟敷で豪華料理ですが。
次の女王様はソルジャーらしくて、キース君が真っ青で。
キース 「た、頼むから、他の誰かをだな…!」
シロエ 「マツカ先輩に指名させる気ですか?」
それは反則と言うんですよ、とシロエ君が吊り上げる眉。
シロエ 「今の流れで決まったからには、従うべきで…」
Aブルー「当然、馬になるしかないよね」
キース 「マツカ、なんとかならないのか!」
マツカ 「トップのゲストの御希望ですし…」
席次のお話、しましたよね、と御曹司。
マツカ 「キースか、ブルーさんかで検討するなら…」
サム 「ハタ迷惑なヤツの方だぜ、うん」
どう考えても、とサム君も。
サム 「サッサと馬になってくれよな」
ジョミー「そうだよ、早く料理を食べたいし…」
Aブルー「ほらね、みんなも賛成だから!」
ぼくの馬になってくれたまえ、と威張り返る人。
Aブルー「でもねえ、視線が低くなるのは嫌だから…」
A船長 「どうするんです?」
Aブルー「ここは肩車でいきたいね!」
誰よりも高い所でお花見、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「さあ、分かったら跪く!」
キース 「くっそぉ…。しかし、四つん這いよりは…」
シロエ 「断然マシじゃないですか!」
いい女王様で良かったですね、とシロエ君。
シロエ 「女王様を乗せて行きましょう!」
キース 「うう…」
仕方ない、とキース君、ソルジャーを肩車。
キース 「こいつの頭を、門にぶつけてやりたいが…」
Aブルー「やらかした時は、分かってるよね?」
キース 「マジで人生、終わるからな…」
門は姿勢を低くして通って、無事に桟敷に到着で。
キース 「着いたぞ、降りて女王様の座も降りてくれ!」
Aブルー「大儀であった、と…。次は誰だい?」
シロエ 「マツカ先輩、今度こそ、ぼくで!」
マツカ 「そうですねえ…」
ジョミー「ズルイって!」
クジかジャンケンにするべきだ、という声が。
公平に、と…?
2023/04/29 (Sat)
☆全員が女王様
今年もマツカ君の別荘でお花見、桟敷で桜と豪華な料理。
けれど下僕な人が一名、キース君は女王様に仕える運命。
ジョミー「シロエだけとか、そんなのダメだよ!」
サム 「俺だって、指名されてえんだし…」
スウェナ「私も、譲りたくはないわね」
ジョミーが言う通り、公平に、とスウェナちゃんも。
スウェナ「ぶるぅだって、やってみたいでしょ?」
ぶるぅ 「んとんと…。ちょっぴり、やりたいかも…」
肩車とか楽しそうだから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「踏むのはキースが可哀相だけど…」
サム 「そう言わねえでさ、ぶるぅは小さいしよ…」
ジョミー「馬でいけると思うんだよねえ…」
庭池一周コースとかはどう、とジョミー君の提案。
ジョミー「キースの馬でさ、枝垂桜の下とかを…」
シロエ 「回るんですね、いいじゃないですか!」
ぶるぅ 「そだね、お花見団子とか、桜餅とか…」
キースの背中で食べてみたいな、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「ぼくも女王様のクジ、引きたいーっ!」
マツカ 「では、クジで順番を決めるんですね?」
ブルー 「そういうことだね、サイオン禁止で」
ぼくも数に入れてくれたまえ、と生徒会長までが。
ブルー 「マツカと、もう済んだ人は除外で…」
マツカ 「ええ。キャプテンは、どうなさいます?」
A船長 「せっかくですから、入れて頂きますよ」
キース 「うっ…」
この人数が女王様か、とキース君、泣きそうな顔。
キース 「もう死ねる気しか、しないんだが…!」
Aブルー「ハーレイ、君の番が来たらさ…」
A船長 「あなたを指名でいいんですよね?」
Aブルー「そう! 流石、ハーレイ!」
また女王様の座に就ける、と笑顔のソルジャー。
Aブルー「というわけでクジで頼むよ、マツカ!」
マツカ 「はい。順番は運でお願いします」
一同 「「「イイネ!」」」
キース 「頼む、友情で手加減を…!」
でないと死ぬ、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2023/04/30 (Sun)
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☆A組で固定な人
さて、4月。シャングリラ学園でも入学式など盛り沢山。
入学式が終わった週末、生徒会長宅で寛ぐ面々ですけど。
シロエ 「今年も1年A組でしたね…」
サム 「仕方ねえだろ、其処は不動だぜ」
ジョミー「でもさ、担任くらいはさ…」
スウェナ「たまには変わって欲しいわよねえ…」
なんでグレイブ先生なのよ、とスウェナちゃん、溜息。
スウェナ「毎年、毎年、固定だなんて…」
シロエ 「その件も仕方ないですよ。なんと言っても…」
サム 「俺たち全員、ブラックリスト入りなんだぜ?」
キース 「其処が納得いかないんだが…!」
何故、そうなる、とキース君の仏頂面。
キース 「俺は真面目にやっているのに、どうしても…」
サム 「外して貰えねえってか?」
キース 「そうなんだ! もういい加減、俺の努力を…」
認めて外してくれてもいいのに、とブツブツブツ。
キース 「月参りで遅刻する時だって、届けを出して…」
ジョミー「ちゃんとやってる、って言いたいわけ?」
キース 「当然だろう!」
法要で欠席の時も届けを出すぞ、と握り締める拳。
キース 「なのにどうして、未だにだな…!」
シロエ 「1年A組のままなんだ、というわけですね?」
キース 「文句も言いたくなるだろうが!」
お前たちと一緒にしないで欲しい、と目がマジな人。
キース 「ブルー、お前が裏でだな…」
ブルー 「糸を引いているんじゃないか、って?」
キース 「あんた、腐ってもソルジャーだけに…」
口を挟むことは出来る筈だぞ、と疑いの眼差し。
キース 「俺が抜けられないように…」
ブルー 「小細工だって?」
それは無い無い、と生徒会長、手をヒラヒラと。
ブルー 「残念だけど、君の出す欠席届はさ…」
キース 「書式が間違っているとでも?」
ブルー 「違うよ、出してるタイミング!」
キース 「早く出しすぎる、と?」
ブルー 「そうじゃなくって…」
よく考えてみたまえ、と言ってますけど。
どう残念だと?
2023/04/01 (Sat)
☆別件だそうです
入学式が終わった週末、生徒会長宅に来ている御一同様。
今年も変わらず1年A組、担任はグレイブ先生でして…。
キース 「タイミングだと言われても…。届けの類は…」
サム 「出しさえすればいいんでねえの?」
ジョミー「だよねえ、無届けはマズイんだけど…」
ぼくたちだって、ちゃんと出してる、とジョミー君。
ジョミー「最近のヤツだと、節分とかさ」
サム 「うんうん、今年は打ち合わせでも休んだしよ」
シロエ 「その分も、きちんと出しましたよねえ?」
文句は言われていませんよ、とシロエ君も。
シロエ 「そりゃまあ、たまに嫌味も言われますけど…」
ジョミー「諸君、いい御身分だな、ってヤツだよね…」
あれは嫌すぎ、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「欠席届をチラッと見てさ、眼鏡をさ…」
シロエ 「ツイと押し上げて言うんですよね…」
もう見るからに嫌そうに…、とシロエ君も深い溜息。
シロエ 「厄介者め、って顔一杯に書いてあるんですよ」
スウェナ「そうなのよねえ、嫌味MAXで」
また1年間そうなんだわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「他の先生が担任だったら、あそこまでは…」
シロエ 「嫌そうな顔はしないでしょうねえ…」
キース 「俺が出す欠席届や、遅刻の届けは違うぞ!」
正当な理由があるんだからな、とキース君、拳をグッと。
キース 「法要も月参りも、立派な仕事だ!」
ブルー 「うん、その点は間違いないね」
キース 「だったら、何処が残念だと!?」
ブルー 「今までの流れで分からないかな、残念な理由」
考えなくても分かる筈だよ、と生徒会長が立てる指。
ブルー 「いいかい、他のみんなも欠席届を…」
キース 「出せば嫌味で、俺とは違う!」
俺は嫌味を言われていない、とキース君の反論。
キース 「普通に受け取って貰えるんだが!」
ブルー 「それとは別件なんだけど?」
キース 「別件だって?」
いったい何が別件なんだ、と聞いてますけど。
何だと…?
2023/04/02 (Sun)
☆抜けてもオッケー
入学式が終わった週末は、生徒会長宅でのんびりな面々。
けれどキース君が不満たらたら、1年A組な件に文句を。
キース 「別件なのは、当然だろうと思うがな?」
ブルー 「理由からして違うから、って?」
キース 「当たり前だ!」
遊びと一緒にされてはたまらん、とキース君が顰める眉。
キース 「俺のは仕事で、走り回っているわけで…!」
ブルー 「そうだろうけど、他に出してるヤツは?」
キース 「は?」
他とは何だ、とキース君、怪訝そうな顔。
キース 「他には何も出していないが…?」
ブルー 「自分に都合の悪い話は、聞こえないって?」
シロエ 「そうみたいですね、ぼくでも分かるのに…」
サム 「俺も分かるぜ、此処まで説明されたらよ」
他に出してるヤツなんだぜ、とサム君、指をチッチッと。
サム 「お前、節分の時は、どうしてたんだよ?」
ジョミー「欠席届、出していないって?」
キース 「うっ…!」
ソレか、と詰まってしまった人。
キース 「そうか、普段、どれだけ真面目にやっても…」
シロエ 「嫌味レベルの欠席届で、パアなんですよ」
スウェナ「インパクトが半端ないものねえ…」
ジョミー「1回で、マトモなヤツの百倍いきそうだよね」
絶対、そっちの印象強すぎ、とジョミー君も。
ジョミー「またか、で嫌味で、悪印象が募るんだよ」
サム 「間違いねえよな、そのコースでよ」
キース 「そ、そんな…!」
ブルー 「残念だけれど、それが現実というもので…」
先生方にすれば不動のブラックリスト、と生徒会長。
ブルー 「諦めて甘んじるしかないねえ…」
キース 「そう言われても…!」
あんまりすぎる、とキース君、泣きそう。
キース 「俺の努力はどうなるんだ!」
ブルー 「これから先もパアだと思うよ、どう考えても」
キース 「嫌すぎるんだが…!」
ブルー 「だったら、抜けてもいいんだけれど?」
面子から、と生徒会長、ニヤニヤと。
シャン学メンバーを卒業…?
2023/04/03 (Mon)
☆抜けた場合は
入学式も終わった週末、生徒会長宅で過ごす面々ですが。
今年も1年A組なキース君、不満らしいブラックリスト。
シロエ 「キース先輩が、面子から抜けるんですか?」
ブルー 「そう! 抜ければ、無関係だしさ…」
サム 「妙な欠席届も要らねえ、ってか?」
確かにそうかもしれねえな、とサム君が顎に当てる手。
サム 「キース単独なら、月参りと法要だしよ…」
ジョミー「真面目にやってる、って評価されそうだよね」
ブルー 「うん。数年くらいは、先生方も様子見で…」
1年A組に入れておくかもだけど…、と生徒会長。
ブルー 「でもねえ、何年経っても、真面目だったら…」
シロエ 「他所のクラスに移すでしょうねえ…」
ブルー 「監視する意味が無いわけだしね!」
ただの特別生なんだから…、と説明が。
ブルー 「でもって、キースが抜けた場合は…」
シロエ 「何か問題があるんでしょうか?」
ブルー 「無い無い、むしろ、その逆だってば!」
メリットしか無いと思うんだ、と生徒会長が立てる親指。
ブルー 「考えてみたまえ、疫病仏が抜けるんだよ?」
一同 「「「あっ!」」」
本当だ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「そうなりますねえ、抜けるってことは…」
ジョミー「キースが不在になるんだもんね…」
スウェナ「誰かさんも来なくなりそうよ?」
サム 「だよな、厄介な法要も無くなるぜ!」
キースが一人でやるんだしよ、とサム君が乗り出す膝。
サム 「元老寺でやればいいよな、コッソリと」
シロエ 「ですよね、アドス和尚にバレないように」
キース 「秒でバレると思うんだが!」
お中日だぞ、とキース君が握り締める拳。
キース 「親父がガッツリ寺にいる日だ、走り回って!」
サム 「俺たちの知ったことじゃねえよな、ソレ」
ジョミー「そうだよ、天井裏とか、場所を選べば…」
シロエ 「充分、出来ると思いますけど?」
頭を使って下さいよ、とシロエ君の注文が。
どうしろと…?
2023/04/04 (Tue)
☆天井裏もいいね
入学式が終わった週末、生徒会長宅に来ている御一同様。
今年も1年A組なわけで、キース君が不満そうでして…。
キース 「天井裏で法要をしろと!?」
シロエ 「ええ。お寺の天井裏は高いんでしょう?」
スウェナ「アライグマが巣を作るらしいものねえ…」
前にキースに聞いたわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「だったら、高さは充分あるでしょ?」
キース 「そういう問題ではないんだが!」
ジョミー「じゃあ、防音の問題なわけ?」
音でバレるのかな、とジョミー君の問い。
ジョミー「お経の声とか、鳴り物の音で」
サム 「あー…。それはあるかもしれねえなあ…」
シロエ 「響き渡る系の音ですからねえ…」
足音以上に…、とシロエ君も。
シロエ 「防音材なら、提供させて頂きますけど?」
キース 「はあ?」
シロエ 「キース先輩が抜けるにしても、先輩ですし…」
ジョミー「後輩として、フォローするって?」
入学前からの付き合いだもんね、とジョミー君。
ジョミー「シロエが天井裏に入って、防音工事?」
シロエ 「そうです、費用の方はマツカ先輩が…」
マツカ 「負担しますよ、喜んで」
ぼくでお役に立てるのなら…、と御曹司の笑み。
マツカ 「最高級のを手配させて頂きますね」
シロエ 「ほら、これで音漏れは安心ですよ!」
キース先輩、とシロエ君も爽やかな笑顔。
シロエ 「良かったですね、是非、天井裏で法要を!」
サム 「ついでだし、照明もつければいいんでねえの?」
ジョミー「いいね、そしたらバッチリだよ!」
暗くないしさ、とジョミー君が乗り出す膝。
ジョミー「どうせだったら、エアコンとかも…」
シロエ 「設置しますよ、ご希望なら」
室外機の要らないタイプですね、とシロエ君。
シロエ 「畳も搬入しましょうか?」
サム 「いいじゃねえかよ、普段はキースが…」
シロエ 「隠し部屋に使えばいいんですよ」
アドス和尚から逃れられます、とプッシュですけど。
天井裏…?
2023/04/05 (Wed)
☆夢の隠し部屋
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
1年A組が不満なキース君が、抜けるかもという話で…。
キース 「どうして俺が、天井裏に!」
シロエ 「隠し部屋、欲しくないんですか?」
ジョミー「もう思いっ切り、プライベートな空間だよ?」
今のキースには夢物語の…、とジョミー君。
ジョミー「キースの部屋って、鍵もかからなくってさ…」
サム 「襖と障子で、ガラリと開けられちまってよ…」
スウェナ「終わりなんでしょ、もう、一瞬で」
隠し事なんかは出来なくて…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「卒塔婆書きの時だって、苦労してるじゃない」
シロエ 「電動の卒塔婆削り器、使えないんでしょう?」
サム 「音でバレるって、前に聞いたぜ」
キース 「それは確かに、そうなんだが…」
親父は地獄耳だからな、とキース君の渋面。
キース 「都合のいいことしか聞こえないくせに…」
サム 「キースに都合の悪いことなら、聞こえるのな」
キース 「何故、聞こえた、という勢いでな!」
本堂で失敗した時でもだ、とキース君、グッと拳を。
キース 「庫裏から走って来やがることも、度々で…!」
シロエ 「なら、ピッタリじゃないですか、隠し部屋」
ジョミー「そうだよ、作って貰うべきだよ!」
法要も出来る場所だしさ、とジョミー君、グイグイと。
ジョミー「そしたらキースは、避難場所が出来て…」
シロエ 「ぼくたちの方も、自由になれるわけですしね」
疫病仏にサヨナラ出来て、とシロエ君、満面の笑顔。
シロエ 「この際、抜けるべきですよ!」
サム 「うんうん、キースがいなくなればよ…」
ジョミー「メリットしかないらしいしさ…」
こんな美味しい話は無いよ、とジョミー君。
ジョミー「抜けて欲しいな、潔く!」
シロエ 「キース先輩も、メリットは大きいでしょう?」
サム 「そうだぜ、ブラックリストにお別れでよ…」
隠し部屋までつくじゃねえか、と推してますけど。
抜けろと…?
2023/04/06 (Thu)
☆送別会でいこう
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
1年A組が不満なキース君、抜けろと勧められている今。
シロエ 「いい話だと思いませんか、キース先輩?」
ジョミー「ブラックリストから外れてさ…」
サム 「秘密の部屋を持てるんだぜ?」
一国一城の主じゃねえか、とサム君、強力なプッシュ。
サム 「チャンスを逃す手は、ねえと思うぜ」
シロエ 「今ならお得に、何かつくかもしれませんよ?」
ジョミー「あー、特典! いいかもね!」
何かないわけ、とジョミー君の視線がマツカ君に。
ジョミー「天井裏の改装費用以外に、美味しいヤツ!」
マツカ 「そうですねえ…。キースが喜ぶものですか…」
サム 「そういや、先月、残飯を食わせたけどよ…」
シロエ 「ありました! お彼岸の法要のアフターで…」
残飯の処理をしてましたっけ、とシロエ君。
シロエ 「アレの埋め合わせに、豪華料理もいいですね」
ジョミー「でもさ、キースが一人で行くかな?」
サム 「一人で食っても、つまらねえだろうし…」
スウェナ「それなら、お別れパーティーはどう?」
抜けるわけだし、宴会でお別れ、とスウェナちゃんの案。
スウェナ「ホテルの宴会場を貸し切りで!」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と大歓声が。
ジョミー「何処がいいかな、五つ星でさ…」
シロエ 「キース先輩を送り出すのに、ピッタリで…」
サム 「リムジンに乗ってサヨナラとかよ…」
スウェナ「最高じゃないの!」
ホテルの玄関でお見送りね、とスウェナちゃん。
スウェナ「花束を渡して、お餞別も…」
シロエ 「マツカ先輩の腕の見せどころですよ!」
そこの演出、とシロエ君が乗り出す膝。
シロエ 「何処のホテルがオススメですか?」
マツカ 「そうですね…。よく使われる所だと…」
キース 「待て、本当に追い出す気か!?」
シロエ 「いけませんか?」
お互い、メリット大きいですよ、と笑顔ですけど。
追い出すと…?
2023/04/07 (Fri)
☆実費になる食費
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
1年A組が不満なキース君に、抜けろという方向でして。
シロエ 「いいですか? 先輩は自由の身になれて…」
サム 「俺たちも、疫病仏から解放されてよ…」
ジョミー「うんと自由になれるわけだし、抜けるべき!」
お別れパーティーでサヨナラだよ、とジョミー君。
ジョミー「花束を貰って、リムジンでさ…」
シロエ 「ホテルを後にするんですよね」
サム 「最高じゃねえかよ、花道だぜ?」
じき学校で会うんだけどよ、とサム君の苦笑。
サム 「でもよ、抜けた後はただのクラスメートで…」
シロエ 「ランチとかは完全に別行動です!」
ぶるぅのお部屋ともお別れですね、とシロエ君。
シロエ 「放課後は柔道部員の皆さんと…」
ジョミー「食事とかに行けばいいと思うな、金欠でもさ」
サム 「あー…。飯代が実費になるわけな?」
シロエ 「そうなりますねえ、今はタダ飯ですけど」
お菓子も食事も食べ放題で…、とシロエ君の相槌が。
シロエ 「でも、その辺は仕方ないですよ」
サム 「ブラックリストから抜けるには、金なのな?」
ジョミー「らしいね、だけど高くはないよ?」
所詮は高校生だしさ、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「ハンバーガーとか、ラーメンとかさ…」
シロエ 「ですね、牛丼も人気ですし…」
サム 「そんなに金はいらねえな、うん」
今と比べれば要るんだけどよ、とサム君、うんうん、と。
サム 「まあ、そのくらいは出せるんでねえの?」
シロエ 「キース先輩、どうなんですか?」
キース 「出せなくはないが、何故、追い出すんだ!」
シロエ 「ブラックリストが嫌なんでしょう?」
だったら出て行くべきですよ、とシロエ君。
シロエ 「お別れパーティーは、いつにしますか?」
ジョミー「キースの都合のいい日でいいよ?」
キース 「そう言われても…!」
心の準備がゼロなんだが、と悲鳴ですけど。
出て行けと…?
2023/04/08 (Sat)
☆出禁は困る人
入学式が済んだ週末は、いつもの生徒会長宅ですけれど。
そのメンバーから、キース君が抜ける話が進行中でして。
キース 「俺を追い出して、どうするつもりだ!」
シロエ 「もちろん、自由の身になるんですよ」
ジョミー「キースもそうだよ、隠し部屋まで貰えてさ…」
サム 「アドス和尚の目から逃れて、好き放題だぜ?」
マジで美味すぎる話じゃねえか、とサム君、プッシュ。
サム 「たまに、法要をやりさえすればよ…」
ジョミー「誰かさんも満足するしさ、バッチリだって!」
??? 「どの辺がさ!」
酷すぎるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「なんで、天井裏で法要なのさ!」
シロエ 「スペースが無いからですよ」
ジョミー「アドス和尚にバレたら、ヤバいし…」
サム 「天井裏でやるしかねえだろ?」
いいじゃねえかよ、とサム君が指差す天井。
サム 「寺の天井裏は高いらしいし、問題ねえって!」
Aブルー「ありすぎるから!」
ぼくのおやつはどうなるのさ、とソルジャーが顰める顔。
Aブルー「今の流れだと、キースと一緒に…」
シロエ 「出て行くことになりますねえ…」
Aブルー「困るよ、ソレ!」
出禁にされてしまうだなんて…、と泣きそうな人。
Aブルー「ぶるぅのお菓子や料理は、どうなると!?」
サム 「出禁なんだぜ、諦めろよな」
ジョミー「エロドクターに、たかればオッケー!」
お菓子も食事もいけるって、とジョミー君。
ジョミー「今も色々、一緒に食べに行ってるし…」
シロエ 「回数が増えるだけですよね」
スウェナ「エロドクターだって、大喜びだと思うわよ?」
毎日のようにデート出来て、とスウェナちゃんも。
スウェナ「それでいいでしょ、はい、解決!」
Aブルー「何か違うと思うんだけど…!」
キース 「気が合うな、俺も同感だ」
Aブルー「だよねえ、この際、共闘で!」
キース 「乗った!」
共に戦い抜こうじゃないか、と握手ですけど。
手を組むと…?
2023/04/09 (Sun)
☆負けられない戦い
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君が抜ける話が進行中で、追い出す方向なのに…。
シロエ 「ちょ、なんだって其処で、共闘なんです!」
サム 「一緒に出て行きゃいいじゃねえかよ!」
Aブルー「困るから!」
キース 「俺も追い出されるのは御免だ!」
何故、リムジンで退場になる、とキース君の仏頂面。
キース 「しかも花束だの、餞別だのと…!」
シロエ 「そういうのは、要らないんですか?」
ジョミー「リーズナブルでいいけどさあ…」
じゃあ、リムジンも要らないのかな、とジョミー君。
ジョミー「普通のタクシーとかでいいわけ?」
キース 「乗り物の話はしていない!」
Aブルー「そうだよ、どうせだったらリムジンでさ…」
花道じゃなくて、お花見だよね、とソルジャーの言。
Aブルー「マイクロバスより、もっと豪華に!」
キース 「まったくだ。マイクロバスも豪華なんだが…」
マツカが手配するヤツは…、とキース君も。
キース 「だが、リムジンを連ねて行くのも…」
Aブルー「いいと思うんだよ、ゴージャスで!」
それでいこう、とソルジャーが乗り出す膝。
Aブルー「どうせ今日はさ、お花見に行く計画を…」
キース 「立てに来る予定だったんだな?」
Aブルー「ピンポーン! なのに話が勝手に進んで…」
ヤバいことになっているんだよ、とソルジャーの嘆き節。
Aブルー「なんとか撤回、でもってお花見の方向へ…」
キース 「持って行くために俺と戦う、と」
Aブルー「もう戦友で、決死隊だよ!」
君と生死を共にするから、とソルジャーが握り締める拳。
Aブルー「この戦いには負けられないしね!」
キース 「お互い、負けたら詰むからな…」
いろんな意味で、とキース君も拳をグッと。
キース 「あんた、いい案を持っていないか?」
Aブルー「えっ、ぼく?」
キース 「戦闘のプロだと思うんだが…」
腐ってもソルジャーなんだしな、と訊いてますけど。
いい案…?
2023/04/10 (Mon)
☆おめでたい門出
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が出て来て、ソルジャーが猛反対。
Aブルー「いい案なんか、持っていないんだけど…!」
キース 「だが、頼れるのは、あんたしか…」
いないわけで…、とキース君が繰る左手首の数珠レット。
キース 「天井裏で法要になったら、困るんだろうが!」
Aブルー「当然だよ! そんなの、絶対、嫌だからね!」
キース 「なら、プロらしく考えてくれ!」
Aブルー「えーっ!? ぼくの戦闘は力技でさ…」
押してダメなら破壊なんだよ、とソルジャー、困惑。
Aブルー「今の場面で、それが通用するとでも?」
シロエ 「破壊活動は御免ですからね!」
サム 「キースと一緒に出て行けよな!」
リムジンでよ、とサム君が指差す扉。
サム 「マツカ、今すぐ、手配、頼むぜ!」
マツカ 「えっと…? 此処に呼んだらいいんですか?」
シロエ 「そうです、花束もお願いします!」
スウェナ「お餞別も二人分だわよ!」
お赤飯とお菓子でいいじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「紅白饅頭をつけてもいいわね」
ブルー 「そうだね、おめでたい門出なんだし…」
キース 「どの辺がだ!」
いったい何処がめでたいんだ、とキース君の怒声。
キース 「俺たちは追い出されるんだぞ!」
ブルー 「でもさ、卒業式みたいなもので…」
シロエ 「卒業式の前には、追いコンでしょう?」
追い出すとつくじゃありませんか、とシロエ君も。
シロエ 「お赤飯と紅白饅頭で、バッチリですよ!」
サム 「それに、花束とお餞別だぜ?」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「なんで、ぼくまで卒業なのさ!」
学校には行っていないんだけど、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「生徒になった覚えは無いし! …あれ?」
キース 「どうしたんだ?」
Aブルー「生徒で、ちょっと…」
キース 「閃いたのか?」
何かいい案が…、と戦友を見詰めてますけど。
どうだか…。
2023/04/11 (Tue)
☆義務教育で戦え
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話が勃発、ソルジャーも、な方向で。
キース 「名案が閃いたんなら、是非、頼む!」
Aブルー「もちろん、反撃開始ってね!」
背中と援護射撃は任せた、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「戦闘開始!」
キース 「まだ何も聞いていないんだが!」
Aブルー「いいから、一緒に戦いたまえ!」
戦友だろう、とソルジャーが叩くキース君の肩。
Aブルー「死ぬも生きるも、同期の桜というヤツで!」
キース 「あんた、いつから予科練なんだ!」
Aブルー「細かいことはどうでもいいんだよ!」
ぼくは桜が好きなだけ、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「というわけで、リムジンを連ねて、お花見!」
シロエ 「何処からソレが出て来るんです!」
サム 「俺たちだって、全く蚊帳の外なんだぜ?」
ジョミー「そうだよ、キースにも分からないのにさ…」
頷く理由は何も無いよね、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「煙に巻いても無駄だから!」
シロエ 「ドサクサ紛れは、通用させませんからね!」
サム 「押して駄目なら破壊ってのもよ…」
許さねえぜ、とサム君も。
サム 「まずは、納得出来るだけの理由を言えよな!」
Aブルー「同期の桜と言ったけど?」
シロエ 「ですから、何処が予科練なんです!」
あなたもキース先輩も違いますよね、とシロエ君の指摘。
シロエ 「同期も何も、生徒になってはいませんから!」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ! 生徒ってトコ!」
ぼくは義務教育を終えていなくてね、とソルジャーの言。
Aブルー「成人検査で落っこちてさ…」
キース 「そう聞いているが…」
その話の何処が名案なんだ、とキース君が傾げる首。
キース 「義務教育ネタで戦えるのか?」
Aブルー「思いっ切りね!」
キース 「だが、俺はだな…」
シロエ 「大卒ですよね?」
ほぼほぼ全部修了ですよ、という声が。
あとは院だけ…。
2023/04/12 (Wed)
☆違いすぎる学歴
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が出まして、ソルジャーもセット。
シロエ 「義務教育も何も、キース先輩の場合は…」
キース 「修了な上に、残るは修士と博士だけだし…」
一緒に戦える気がしないんだが、とキース君も不安そう。
キース 「それに関しては、戦友だとは言えなくて…」
シロエ 「当たり前です、残りは院だけの人でしょう?」
ジョミー「義務教育って、中学までだもんねえ…」
スウェナ「そうよ、高校だと、もう違うのよ!」
その高校にも入ったじゃない、とスウェナちゃん。
スウェナ「入学式だって終わったばかりよ、この間!」
サム 「しかも、何回目だかも不明なヤツな…」
シロエ 「言えてますよね、何回目でしたっけ?」
ジョミー「さあ…? 数えてないから、逆算するしか…」
最初に入った年を引いて…、とジョミー君が折る指。
ジョミー「ぼくたち、何年度生だった?」
シロエ 「えっと…? ぼくが生まれた年がですね…」
サム 「お前、飛び級で来たじゃねえかよ」
スウェナ「シロエを基準にしたらダメよね」
ホントは1学年下なんだから、とツッコミが。
スウェナ「私たちの生まれ年でカウントしないと…」
Aブルー「早生まれっていうのも、あるんだよね?」
ジョミー「今は、外野は関係無いから!」
黙ってて欲しいんだけど…、とジョミー君、カウント中。
ジョミー「んーと…? 小学校が6歳からで…」
Aブルー「君たちが何度目の入学式かは、いいとして…」
シロエ 「よくありません、学歴の問題ですよね?」
サム 「義務教育の話なんだろ?」
キースと違って終わってなくて…、とサム君も。
サム 「だったら、どうでもよくはねえしよ…」
シロエ 「きちんとしておくべきですよ」
Aブルー「そうじゃなくって、キースも援護射撃をさ…」
キース 「あんたとは、違いすぎるんだが!」
どうやって援護射撃をしろと、と叫んでますけど。
まあねえ…?
2023/04/13 (Thu)
☆下手に撃ったら
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す方向でして、ソルジャーも一蓮托生。
Aブルー「援護射撃と言ったら、そのまんまだよ!」
キース 「この状況で、どうやれと!」
Aブルー「ぼくの味方につけばいいだけ!」
キース 「学歴詐称は、即、バレるんだが!」
此処の面子は同級生だぞ、とキース君の引き攣った顔。
キース 「どう繕っても、こいつら全員が生き証人で…」
ジョミー「だよねえ、ついでにシロエだとさあ…」
サム 「もっと前から、ガッツリ把握してるよな?」
シロエ 「それはもう、任せて下さいよ!」
キース先輩の過去ならバッチリです、とシロエ君の笑み。
シロエ 「記憶力には自信がありますからね」
Aブルー「そうなんだ? じゃあさ、失敗談とかも…」
シロエ 「知っていますよ、アドス和尚に食らった罰も」
どれから披露しましょうか、とシロエ君、ウキウキと。
シロエ 「墓地ネタに本堂、庫裏も数々ありますが…」
ジョミー「小学校ネタは?」
シロエ 「もちろんあります、ソレからですか?」
キース 「やめてくれ!」
学歴詐称よりキツすぎる、とキース君、ガクブル。
キース 「それくらいなら、学歴詐称で吊るし上げで…」
サム 「かまわねえのな?」
キース 「当然だろう!」
煮るなり焼くなり好きにしてくれ、と開き直った人。
キース 「覚悟なら、とうに出来ている!」
Aブルー「死ぬも生きるも、一緒と約束したもんねえ…」
キース 「あんた、義務教育を終えていないと…」
シロエ 「言いませんでしたか?」
それを武器にして戦うんですよね、とシロエ君の指摘。
シロエ 「キース先輩とは、戦友にはなれないわけで…」
ジョミー「援護射撃もして貰えないよ?」
Aブルー「その点だったら、大丈夫!」
キース 「話がサッパリ見えないんだが!」
シロエ 「ですねえ、このままで援護射撃をしたら…」
誤射する気しかしませんよね、とシロエ君も。
怖すぎ…。
2023/04/14 (Fri)
☆誤射したら蜂の巣
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が進行、ソルジャーもセットで…。
シロエ 「誤射した場合は、どうなるでしょうねえ…」
ジョミー「そりゃさ、友軍を撃つんだからさ…」
サム 「誰かさんが蜂の巣になるってヤツだぜ」
かまわねえけどよ、とサム君、ニヤニヤ。
サム 「そのまま、出てってくれればよ…」
シロエ 「花束も、お餞別も不要ですよね?」
ジョミー「キースが追い出すわけだもんねえ…」
ぼくたちに見送る義務は無いよね、とジョミー君も。
ジョミー「撃ちまくってくれた方がいいってば!」
シロエ 「ですよね、機関銃で思いっ切り…」
サム 「ダダダダダッ! と、やってくれよな」
華々しく、とサム君が立てる親指。
サム 「撃ってよし!」
キース 「そう言われても…!」
それをやったら俺が殺される、とキース君、顔面蒼白。
キース 「俺が単独で追い出すだなんて…!」
Aブルー「もちろん、タダじゃ済まさないけど…」
援護射撃は問題無し! とソルジャーの笑顔。
Aブルー「誤射の心配も全く不要で、撃ちまくるだけ!」
キース 「義務教育ネタは無理だと言っている!」
Aブルー「いいんだってば、ぼくさえ終えてなければ!」
ぼくの苦労は承知な筈、と自信に溢れている人。
Aブルー「義務教育が無理だった理由、知ってるよね?」
キース 「当然だ。成人検査とやらで弾かれて…」
Aブルー「そう! そのせいで人体実験、他にも色々…」
苦労しまくって今に至るわけでね、と指をチッチッと。
Aブルー「そんな人間を追い出すだなんて…」
キース 「仏の道に反しそうだな…」
Aブルー「うん、その調子!」
大いに撃ってくれたまえ、とソルジャーが握り締める拳。
Aブルー「出て行かなくても済むようにね!」
キース 「承知した! これなら確かに…」
Aブルー「誤射はしないから!」
法話でも何でも存分に…、と煽ってますけど。
撃て、と…?
2023/04/15 (Sat)
さて、4月。シャングリラ学園でも入学式など盛り沢山。
入学式が終わった週末、生徒会長宅で寛ぐ面々ですけど。
シロエ 「今年も1年A組でしたね…」
サム 「仕方ねえだろ、其処は不動だぜ」
ジョミー「でもさ、担任くらいはさ…」
スウェナ「たまには変わって欲しいわよねえ…」
なんでグレイブ先生なのよ、とスウェナちゃん、溜息。
スウェナ「毎年、毎年、固定だなんて…」
シロエ 「その件も仕方ないですよ。なんと言っても…」
サム 「俺たち全員、ブラックリスト入りなんだぜ?」
キース 「其処が納得いかないんだが…!」
何故、そうなる、とキース君の仏頂面。
キース 「俺は真面目にやっているのに、どうしても…」
サム 「外して貰えねえってか?」
キース 「そうなんだ! もういい加減、俺の努力を…」
認めて外してくれてもいいのに、とブツブツブツ。
キース 「月参りで遅刻する時だって、届けを出して…」
ジョミー「ちゃんとやってる、って言いたいわけ?」
キース 「当然だろう!」
法要で欠席の時も届けを出すぞ、と握り締める拳。
キース 「なのにどうして、未だにだな…!」
シロエ 「1年A組のままなんだ、というわけですね?」
キース 「文句も言いたくなるだろうが!」
お前たちと一緒にしないで欲しい、と目がマジな人。
キース 「ブルー、お前が裏でだな…」
ブルー 「糸を引いているんじゃないか、って?」
キース 「あんた、腐ってもソルジャーだけに…」
口を挟むことは出来る筈だぞ、と疑いの眼差し。
キース 「俺が抜けられないように…」
ブルー 「小細工だって?」
それは無い無い、と生徒会長、手をヒラヒラと。
ブルー 「残念だけど、君の出す欠席届はさ…」
キース 「書式が間違っているとでも?」
ブルー 「違うよ、出してるタイミング!」
キース 「早く出しすぎる、と?」
ブルー 「そうじゃなくって…」
よく考えてみたまえ、と言ってますけど。
どう残念だと?
2023/04/01 (Sat)
☆別件だそうです
入学式が終わった週末、生徒会長宅に来ている御一同様。
今年も変わらず1年A組、担任はグレイブ先生でして…。
キース 「タイミングだと言われても…。届けの類は…」
サム 「出しさえすればいいんでねえの?」
ジョミー「だよねえ、無届けはマズイんだけど…」
ぼくたちだって、ちゃんと出してる、とジョミー君。
ジョミー「最近のヤツだと、節分とかさ」
サム 「うんうん、今年は打ち合わせでも休んだしよ」
シロエ 「その分も、きちんと出しましたよねえ?」
文句は言われていませんよ、とシロエ君も。
シロエ 「そりゃまあ、たまに嫌味も言われますけど…」
ジョミー「諸君、いい御身分だな、ってヤツだよね…」
あれは嫌すぎ、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「欠席届をチラッと見てさ、眼鏡をさ…」
シロエ 「ツイと押し上げて言うんですよね…」
もう見るからに嫌そうに…、とシロエ君も深い溜息。
シロエ 「厄介者め、って顔一杯に書いてあるんですよ」
スウェナ「そうなのよねえ、嫌味MAXで」
また1年間そうなんだわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「他の先生が担任だったら、あそこまでは…」
シロエ 「嫌そうな顔はしないでしょうねえ…」
キース 「俺が出す欠席届や、遅刻の届けは違うぞ!」
正当な理由があるんだからな、とキース君、拳をグッと。
キース 「法要も月参りも、立派な仕事だ!」
ブルー 「うん、その点は間違いないね」
キース 「だったら、何処が残念だと!?」
ブルー 「今までの流れで分からないかな、残念な理由」
考えなくても分かる筈だよ、と生徒会長が立てる指。
ブルー 「いいかい、他のみんなも欠席届を…」
キース 「出せば嫌味で、俺とは違う!」
俺は嫌味を言われていない、とキース君の反論。
キース 「普通に受け取って貰えるんだが!」
ブルー 「それとは別件なんだけど?」
キース 「別件だって?」
いったい何が別件なんだ、と聞いてますけど。
何だと…?
2023/04/02 (Sun)
☆抜けてもオッケー
入学式が終わった週末は、生徒会長宅でのんびりな面々。
けれどキース君が不満たらたら、1年A組な件に文句を。
キース 「別件なのは、当然だろうと思うがな?」
ブルー 「理由からして違うから、って?」
キース 「当たり前だ!」
遊びと一緒にされてはたまらん、とキース君が顰める眉。
キース 「俺のは仕事で、走り回っているわけで…!」
ブルー 「そうだろうけど、他に出してるヤツは?」
キース 「は?」
他とは何だ、とキース君、怪訝そうな顔。
キース 「他には何も出していないが…?」
ブルー 「自分に都合の悪い話は、聞こえないって?」
シロエ 「そうみたいですね、ぼくでも分かるのに…」
サム 「俺も分かるぜ、此処まで説明されたらよ」
他に出してるヤツなんだぜ、とサム君、指をチッチッと。
サム 「お前、節分の時は、どうしてたんだよ?」
ジョミー「欠席届、出していないって?」
キース 「うっ…!」
ソレか、と詰まってしまった人。
キース 「そうか、普段、どれだけ真面目にやっても…」
シロエ 「嫌味レベルの欠席届で、パアなんですよ」
スウェナ「インパクトが半端ないものねえ…」
ジョミー「1回で、マトモなヤツの百倍いきそうだよね」
絶対、そっちの印象強すぎ、とジョミー君も。
ジョミー「またか、で嫌味で、悪印象が募るんだよ」
サム 「間違いねえよな、そのコースでよ」
キース 「そ、そんな…!」
ブルー 「残念だけれど、それが現実というもので…」
先生方にすれば不動のブラックリスト、と生徒会長。
ブルー 「諦めて甘んじるしかないねえ…」
キース 「そう言われても…!」
あんまりすぎる、とキース君、泣きそう。
キース 「俺の努力はどうなるんだ!」
ブルー 「これから先もパアだと思うよ、どう考えても」
キース 「嫌すぎるんだが…!」
ブルー 「だったら、抜けてもいいんだけれど?」
面子から、と生徒会長、ニヤニヤと。
シャン学メンバーを卒業…?
2023/04/03 (Mon)
☆抜けた場合は
入学式も終わった週末、生徒会長宅で過ごす面々ですが。
今年も1年A組なキース君、不満らしいブラックリスト。
シロエ 「キース先輩が、面子から抜けるんですか?」
ブルー 「そう! 抜ければ、無関係だしさ…」
サム 「妙な欠席届も要らねえ、ってか?」
確かにそうかもしれねえな、とサム君が顎に当てる手。
サム 「キース単独なら、月参りと法要だしよ…」
ジョミー「真面目にやってる、って評価されそうだよね」
ブルー 「うん。数年くらいは、先生方も様子見で…」
1年A組に入れておくかもだけど…、と生徒会長。
ブルー 「でもねえ、何年経っても、真面目だったら…」
シロエ 「他所のクラスに移すでしょうねえ…」
ブルー 「監視する意味が無いわけだしね!」
ただの特別生なんだから…、と説明が。
ブルー 「でもって、キースが抜けた場合は…」
シロエ 「何か問題があるんでしょうか?」
ブルー 「無い無い、むしろ、その逆だってば!」
メリットしか無いと思うんだ、と生徒会長が立てる親指。
ブルー 「考えてみたまえ、疫病仏が抜けるんだよ?」
一同 「「「あっ!」」」
本当だ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「そうなりますねえ、抜けるってことは…」
ジョミー「キースが不在になるんだもんね…」
スウェナ「誰かさんも来なくなりそうよ?」
サム 「だよな、厄介な法要も無くなるぜ!」
キースが一人でやるんだしよ、とサム君が乗り出す膝。
サム 「元老寺でやればいいよな、コッソリと」
シロエ 「ですよね、アドス和尚にバレないように」
キース 「秒でバレると思うんだが!」
お中日だぞ、とキース君が握り締める拳。
キース 「親父がガッツリ寺にいる日だ、走り回って!」
サム 「俺たちの知ったことじゃねえよな、ソレ」
ジョミー「そうだよ、天井裏とか、場所を選べば…」
シロエ 「充分、出来ると思いますけど?」
頭を使って下さいよ、とシロエ君の注文が。
どうしろと…?
2023/04/04 (Tue)
☆天井裏もいいね
入学式が終わった週末、生徒会長宅に来ている御一同様。
今年も1年A組なわけで、キース君が不満そうでして…。
キース 「天井裏で法要をしろと!?」
シロエ 「ええ。お寺の天井裏は高いんでしょう?」
スウェナ「アライグマが巣を作るらしいものねえ…」
前にキースに聞いたわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「だったら、高さは充分あるでしょ?」
キース 「そういう問題ではないんだが!」
ジョミー「じゃあ、防音の問題なわけ?」
音でバレるのかな、とジョミー君の問い。
ジョミー「お経の声とか、鳴り物の音で」
サム 「あー…。それはあるかもしれねえなあ…」
シロエ 「響き渡る系の音ですからねえ…」
足音以上に…、とシロエ君も。
シロエ 「防音材なら、提供させて頂きますけど?」
キース 「はあ?」
シロエ 「キース先輩が抜けるにしても、先輩ですし…」
ジョミー「後輩として、フォローするって?」
入学前からの付き合いだもんね、とジョミー君。
ジョミー「シロエが天井裏に入って、防音工事?」
シロエ 「そうです、費用の方はマツカ先輩が…」
マツカ 「負担しますよ、喜んで」
ぼくでお役に立てるのなら…、と御曹司の笑み。
マツカ 「最高級のを手配させて頂きますね」
シロエ 「ほら、これで音漏れは安心ですよ!」
キース先輩、とシロエ君も爽やかな笑顔。
シロエ 「良かったですね、是非、天井裏で法要を!」
サム 「ついでだし、照明もつければいいんでねえの?」
ジョミー「いいね、そしたらバッチリだよ!」
暗くないしさ、とジョミー君が乗り出す膝。
ジョミー「どうせだったら、エアコンとかも…」
シロエ 「設置しますよ、ご希望なら」
室外機の要らないタイプですね、とシロエ君。
シロエ 「畳も搬入しましょうか?」
サム 「いいじゃねえかよ、普段はキースが…」
シロエ 「隠し部屋に使えばいいんですよ」
アドス和尚から逃れられます、とプッシュですけど。
天井裏…?
2023/04/05 (Wed)
☆夢の隠し部屋
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
1年A組が不満なキース君が、抜けるかもという話で…。
キース 「どうして俺が、天井裏に!」
シロエ 「隠し部屋、欲しくないんですか?」
ジョミー「もう思いっ切り、プライベートな空間だよ?」
今のキースには夢物語の…、とジョミー君。
ジョミー「キースの部屋って、鍵もかからなくってさ…」
サム 「襖と障子で、ガラリと開けられちまってよ…」
スウェナ「終わりなんでしょ、もう、一瞬で」
隠し事なんかは出来なくて…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「卒塔婆書きの時だって、苦労してるじゃない」
シロエ 「電動の卒塔婆削り器、使えないんでしょう?」
サム 「音でバレるって、前に聞いたぜ」
キース 「それは確かに、そうなんだが…」
親父は地獄耳だからな、とキース君の渋面。
キース 「都合のいいことしか聞こえないくせに…」
サム 「キースに都合の悪いことなら、聞こえるのな」
キース 「何故、聞こえた、という勢いでな!」
本堂で失敗した時でもだ、とキース君、グッと拳を。
キース 「庫裏から走って来やがることも、度々で…!」
シロエ 「なら、ピッタリじゃないですか、隠し部屋」
ジョミー「そうだよ、作って貰うべきだよ!」
法要も出来る場所だしさ、とジョミー君、グイグイと。
ジョミー「そしたらキースは、避難場所が出来て…」
シロエ 「ぼくたちの方も、自由になれるわけですしね」
疫病仏にサヨナラ出来て、とシロエ君、満面の笑顔。
シロエ 「この際、抜けるべきですよ!」
サム 「うんうん、キースがいなくなればよ…」
ジョミー「メリットしかないらしいしさ…」
こんな美味しい話は無いよ、とジョミー君。
ジョミー「抜けて欲しいな、潔く!」
シロエ 「キース先輩も、メリットは大きいでしょう?」
サム 「そうだぜ、ブラックリストにお別れでよ…」
隠し部屋までつくじゃねえか、と推してますけど。
抜けろと…?
2023/04/06 (Thu)
☆送別会でいこう
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
1年A組が不満なキース君、抜けろと勧められている今。
シロエ 「いい話だと思いませんか、キース先輩?」
ジョミー「ブラックリストから外れてさ…」
サム 「秘密の部屋を持てるんだぜ?」
一国一城の主じゃねえか、とサム君、強力なプッシュ。
サム 「チャンスを逃す手は、ねえと思うぜ」
シロエ 「今ならお得に、何かつくかもしれませんよ?」
ジョミー「あー、特典! いいかもね!」
何かないわけ、とジョミー君の視線がマツカ君に。
ジョミー「天井裏の改装費用以外に、美味しいヤツ!」
マツカ 「そうですねえ…。キースが喜ぶものですか…」
サム 「そういや、先月、残飯を食わせたけどよ…」
シロエ 「ありました! お彼岸の法要のアフターで…」
残飯の処理をしてましたっけ、とシロエ君。
シロエ 「アレの埋め合わせに、豪華料理もいいですね」
ジョミー「でもさ、キースが一人で行くかな?」
サム 「一人で食っても、つまらねえだろうし…」
スウェナ「それなら、お別れパーティーはどう?」
抜けるわけだし、宴会でお別れ、とスウェナちゃんの案。
スウェナ「ホテルの宴会場を貸し切りで!」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と大歓声が。
ジョミー「何処がいいかな、五つ星でさ…」
シロエ 「キース先輩を送り出すのに、ピッタリで…」
サム 「リムジンに乗ってサヨナラとかよ…」
スウェナ「最高じゃないの!」
ホテルの玄関でお見送りね、とスウェナちゃん。
スウェナ「花束を渡して、お餞別も…」
シロエ 「マツカ先輩の腕の見せどころですよ!」
そこの演出、とシロエ君が乗り出す膝。
シロエ 「何処のホテルがオススメですか?」
マツカ 「そうですね…。よく使われる所だと…」
キース 「待て、本当に追い出す気か!?」
シロエ 「いけませんか?」
お互い、メリット大きいですよ、と笑顔ですけど。
追い出すと…?
2023/04/07 (Fri)
☆実費になる食費
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
1年A組が不満なキース君に、抜けろという方向でして。
シロエ 「いいですか? 先輩は自由の身になれて…」
サム 「俺たちも、疫病仏から解放されてよ…」
ジョミー「うんと自由になれるわけだし、抜けるべき!」
お別れパーティーでサヨナラだよ、とジョミー君。
ジョミー「花束を貰って、リムジンでさ…」
シロエ 「ホテルを後にするんですよね」
サム 「最高じゃねえかよ、花道だぜ?」
じき学校で会うんだけどよ、とサム君の苦笑。
サム 「でもよ、抜けた後はただのクラスメートで…」
シロエ 「ランチとかは完全に別行動です!」
ぶるぅのお部屋ともお別れですね、とシロエ君。
シロエ 「放課後は柔道部員の皆さんと…」
ジョミー「食事とかに行けばいいと思うな、金欠でもさ」
サム 「あー…。飯代が実費になるわけな?」
シロエ 「そうなりますねえ、今はタダ飯ですけど」
お菓子も食事も食べ放題で…、とシロエ君の相槌が。
シロエ 「でも、その辺は仕方ないですよ」
サム 「ブラックリストから抜けるには、金なのな?」
ジョミー「らしいね、だけど高くはないよ?」
所詮は高校生だしさ、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「ハンバーガーとか、ラーメンとかさ…」
シロエ 「ですね、牛丼も人気ですし…」
サム 「そんなに金はいらねえな、うん」
今と比べれば要るんだけどよ、とサム君、うんうん、と。
サム 「まあ、そのくらいは出せるんでねえの?」
シロエ 「キース先輩、どうなんですか?」
キース 「出せなくはないが、何故、追い出すんだ!」
シロエ 「ブラックリストが嫌なんでしょう?」
だったら出て行くべきですよ、とシロエ君。
シロエ 「お別れパーティーは、いつにしますか?」
ジョミー「キースの都合のいい日でいいよ?」
キース 「そう言われても…!」
心の準備がゼロなんだが、と悲鳴ですけど。
出て行けと…?
2023/04/08 (Sat)
☆出禁は困る人
入学式が済んだ週末は、いつもの生徒会長宅ですけれど。
そのメンバーから、キース君が抜ける話が進行中でして。
キース 「俺を追い出して、どうするつもりだ!」
シロエ 「もちろん、自由の身になるんですよ」
ジョミー「キースもそうだよ、隠し部屋まで貰えてさ…」
サム 「アドス和尚の目から逃れて、好き放題だぜ?」
マジで美味すぎる話じゃねえか、とサム君、プッシュ。
サム 「たまに、法要をやりさえすればよ…」
ジョミー「誰かさんも満足するしさ、バッチリだって!」
??? 「どの辺がさ!」
酷すぎるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「なんで、天井裏で法要なのさ!」
シロエ 「スペースが無いからですよ」
ジョミー「アドス和尚にバレたら、ヤバいし…」
サム 「天井裏でやるしかねえだろ?」
いいじゃねえかよ、とサム君が指差す天井。
サム 「寺の天井裏は高いらしいし、問題ねえって!」
Aブルー「ありすぎるから!」
ぼくのおやつはどうなるのさ、とソルジャーが顰める顔。
Aブルー「今の流れだと、キースと一緒に…」
シロエ 「出て行くことになりますねえ…」
Aブルー「困るよ、ソレ!」
出禁にされてしまうだなんて…、と泣きそうな人。
Aブルー「ぶるぅのお菓子や料理は、どうなると!?」
サム 「出禁なんだぜ、諦めろよな」
ジョミー「エロドクターに、たかればオッケー!」
お菓子も食事もいけるって、とジョミー君。
ジョミー「今も色々、一緒に食べに行ってるし…」
シロエ 「回数が増えるだけですよね」
スウェナ「エロドクターだって、大喜びだと思うわよ?」
毎日のようにデート出来て、とスウェナちゃんも。
スウェナ「それでいいでしょ、はい、解決!」
Aブルー「何か違うと思うんだけど…!」
キース 「気が合うな、俺も同感だ」
Aブルー「だよねえ、この際、共闘で!」
キース 「乗った!」
共に戦い抜こうじゃないか、と握手ですけど。
手を組むと…?
2023/04/09 (Sun)
☆負けられない戦い
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君が抜ける話が進行中で、追い出す方向なのに…。
シロエ 「ちょ、なんだって其処で、共闘なんです!」
サム 「一緒に出て行きゃいいじゃねえかよ!」
Aブルー「困るから!」
キース 「俺も追い出されるのは御免だ!」
何故、リムジンで退場になる、とキース君の仏頂面。
キース 「しかも花束だの、餞別だのと…!」
シロエ 「そういうのは、要らないんですか?」
ジョミー「リーズナブルでいいけどさあ…」
じゃあ、リムジンも要らないのかな、とジョミー君。
ジョミー「普通のタクシーとかでいいわけ?」
キース 「乗り物の話はしていない!」
Aブルー「そうだよ、どうせだったらリムジンでさ…」
花道じゃなくて、お花見だよね、とソルジャーの言。
Aブルー「マイクロバスより、もっと豪華に!」
キース 「まったくだ。マイクロバスも豪華なんだが…」
マツカが手配するヤツは…、とキース君も。
キース 「だが、リムジンを連ねて行くのも…」
Aブルー「いいと思うんだよ、ゴージャスで!」
それでいこう、とソルジャーが乗り出す膝。
Aブルー「どうせ今日はさ、お花見に行く計画を…」
キース 「立てに来る予定だったんだな?」
Aブルー「ピンポーン! なのに話が勝手に進んで…」
ヤバいことになっているんだよ、とソルジャーの嘆き節。
Aブルー「なんとか撤回、でもってお花見の方向へ…」
キース 「持って行くために俺と戦う、と」
Aブルー「もう戦友で、決死隊だよ!」
君と生死を共にするから、とソルジャーが握り締める拳。
Aブルー「この戦いには負けられないしね!」
キース 「お互い、負けたら詰むからな…」
いろんな意味で、とキース君も拳をグッと。
キース 「あんた、いい案を持っていないか?」
Aブルー「えっ、ぼく?」
キース 「戦闘のプロだと思うんだが…」
腐ってもソルジャーなんだしな、と訊いてますけど。
いい案…?
2023/04/10 (Mon)
☆おめでたい門出
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が出て来て、ソルジャーが猛反対。
Aブルー「いい案なんか、持っていないんだけど…!」
キース 「だが、頼れるのは、あんたしか…」
いないわけで…、とキース君が繰る左手首の数珠レット。
キース 「天井裏で法要になったら、困るんだろうが!」
Aブルー「当然だよ! そんなの、絶対、嫌だからね!」
キース 「なら、プロらしく考えてくれ!」
Aブルー「えーっ!? ぼくの戦闘は力技でさ…」
押してダメなら破壊なんだよ、とソルジャー、困惑。
Aブルー「今の場面で、それが通用するとでも?」
シロエ 「破壊活動は御免ですからね!」
サム 「キースと一緒に出て行けよな!」
リムジンでよ、とサム君が指差す扉。
サム 「マツカ、今すぐ、手配、頼むぜ!」
マツカ 「えっと…? 此処に呼んだらいいんですか?」
シロエ 「そうです、花束もお願いします!」
スウェナ「お餞別も二人分だわよ!」
お赤飯とお菓子でいいじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「紅白饅頭をつけてもいいわね」
ブルー 「そうだね、おめでたい門出なんだし…」
キース 「どの辺がだ!」
いったい何処がめでたいんだ、とキース君の怒声。
キース 「俺たちは追い出されるんだぞ!」
ブルー 「でもさ、卒業式みたいなもので…」
シロエ 「卒業式の前には、追いコンでしょう?」
追い出すとつくじゃありませんか、とシロエ君も。
シロエ 「お赤飯と紅白饅頭で、バッチリですよ!」
サム 「それに、花束とお餞別だぜ?」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「なんで、ぼくまで卒業なのさ!」
学校には行っていないんだけど、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「生徒になった覚えは無いし! …あれ?」
キース 「どうしたんだ?」
Aブルー「生徒で、ちょっと…」
キース 「閃いたのか?」
何かいい案が…、と戦友を見詰めてますけど。
どうだか…。
2023/04/11 (Tue)
☆義務教育で戦え
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す話が勃発、ソルジャーも、な方向で。
キース 「名案が閃いたんなら、是非、頼む!」
Aブルー「もちろん、反撃開始ってね!」
背中と援護射撃は任せた、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「戦闘開始!」
キース 「まだ何も聞いていないんだが!」
Aブルー「いいから、一緒に戦いたまえ!」
戦友だろう、とソルジャーが叩くキース君の肩。
Aブルー「死ぬも生きるも、同期の桜というヤツで!」
キース 「あんた、いつから予科練なんだ!」
Aブルー「細かいことはどうでもいいんだよ!」
ぼくは桜が好きなだけ、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「というわけで、リムジンを連ねて、お花見!」
シロエ 「何処からソレが出て来るんです!」
サム 「俺たちだって、全く蚊帳の外なんだぜ?」
ジョミー「そうだよ、キースにも分からないのにさ…」
頷く理由は何も無いよね、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「煙に巻いても無駄だから!」
シロエ 「ドサクサ紛れは、通用させませんからね!」
サム 「押して駄目なら破壊ってのもよ…」
許さねえぜ、とサム君も。
サム 「まずは、納得出来るだけの理由を言えよな!」
Aブルー「同期の桜と言ったけど?」
シロエ 「ですから、何処が予科練なんです!」
あなたもキース先輩も違いますよね、とシロエ君の指摘。
シロエ 「同期も何も、生徒になってはいませんから!」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ! 生徒ってトコ!」
ぼくは義務教育を終えていなくてね、とソルジャーの言。
Aブルー「成人検査で落っこちてさ…」
キース 「そう聞いているが…」
その話の何処が名案なんだ、とキース君が傾げる首。
キース 「義務教育ネタで戦えるのか?」
Aブルー「思いっ切りね!」
キース 「だが、俺はだな…」
シロエ 「大卒ですよね?」
ほぼほぼ全部修了ですよ、という声が。
あとは院だけ…。
2023/04/12 (Wed)
☆違いすぎる学歴
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が出まして、ソルジャーもセット。
シロエ 「義務教育も何も、キース先輩の場合は…」
キース 「修了な上に、残るは修士と博士だけだし…」
一緒に戦える気がしないんだが、とキース君も不安そう。
キース 「それに関しては、戦友だとは言えなくて…」
シロエ 「当たり前です、残りは院だけの人でしょう?」
ジョミー「義務教育って、中学までだもんねえ…」
スウェナ「そうよ、高校だと、もう違うのよ!」
その高校にも入ったじゃない、とスウェナちゃん。
スウェナ「入学式だって終わったばかりよ、この間!」
サム 「しかも、何回目だかも不明なヤツな…」
シロエ 「言えてますよね、何回目でしたっけ?」
ジョミー「さあ…? 数えてないから、逆算するしか…」
最初に入った年を引いて…、とジョミー君が折る指。
ジョミー「ぼくたち、何年度生だった?」
シロエ 「えっと…? ぼくが生まれた年がですね…」
サム 「お前、飛び級で来たじゃねえかよ」
スウェナ「シロエを基準にしたらダメよね」
ホントは1学年下なんだから、とツッコミが。
スウェナ「私たちの生まれ年でカウントしないと…」
Aブルー「早生まれっていうのも、あるんだよね?」
ジョミー「今は、外野は関係無いから!」
黙ってて欲しいんだけど…、とジョミー君、カウント中。
ジョミー「んーと…? 小学校が6歳からで…」
Aブルー「君たちが何度目の入学式かは、いいとして…」
シロエ 「よくありません、学歴の問題ですよね?」
サム 「義務教育の話なんだろ?」
キースと違って終わってなくて…、とサム君も。
サム 「だったら、どうでもよくはねえしよ…」
シロエ 「きちんとしておくべきですよ」
Aブルー「そうじゃなくって、キースも援護射撃をさ…」
キース 「あんたとは、違いすぎるんだが!」
どうやって援護射撃をしろと、と叫んでますけど。
まあねえ…?
2023/04/13 (Thu)
☆下手に撃ったら
入学式が済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですが。
キース君を追い出す方向でして、ソルジャーも一蓮托生。
Aブルー「援護射撃と言ったら、そのまんまだよ!」
キース 「この状況で、どうやれと!」
Aブルー「ぼくの味方につけばいいだけ!」
キース 「学歴詐称は、即、バレるんだが!」
此処の面子は同級生だぞ、とキース君の引き攣った顔。
キース 「どう繕っても、こいつら全員が生き証人で…」
ジョミー「だよねえ、ついでにシロエだとさあ…」
サム 「もっと前から、ガッツリ把握してるよな?」
シロエ 「それはもう、任せて下さいよ!」
キース先輩の過去ならバッチリです、とシロエ君の笑み。
シロエ 「記憶力には自信がありますからね」
Aブルー「そうなんだ? じゃあさ、失敗談とかも…」
シロエ 「知っていますよ、アドス和尚に食らった罰も」
どれから披露しましょうか、とシロエ君、ウキウキと。
シロエ 「墓地ネタに本堂、庫裏も数々ありますが…」
ジョミー「小学校ネタは?」
シロエ 「もちろんあります、ソレからですか?」
キース 「やめてくれ!」
学歴詐称よりキツすぎる、とキース君、ガクブル。
キース 「それくらいなら、学歴詐称で吊るし上げで…」
サム 「かまわねえのな?」
キース 「当然だろう!」
煮るなり焼くなり好きにしてくれ、と開き直った人。
キース 「覚悟なら、とうに出来ている!」
Aブルー「死ぬも生きるも、一緒と約束したもんねえ…」
キース 「あんた、義務教育を終えていないと…」
シロエ 「言いませんでしたか?」
それを武器にして戦うんですよね、とシロエ君の指摘。
シロエ 「キース先輩とは、戦友にはなれないわけで…」
ジョミー「援護射撃もして貰えないよ?」
Aブルー「その点だったら、大丈夫!」
キース 「話がサッパリ見えないんだが!」
シロエ 「ですねえ、このままで援護射撃をしたら…」
誤射する気しかしませんよね、とシロエ君も。
怖すぎ…。
2023/04/14 (Fri)
☆誤射したら蜂の巣
入学式を終えた週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
キース君を追い出す話が進行、ソルジャーもセットで…。
シロエ 「誤射した場合は、どうなるでしょうねえ…」
ジョミー「そりゃさ、友軍を撃つんだからさ…」
サム 「誰かさんが蜂の巣になるってヤツだぜ」
かまわねえけどよ、とサム君、ニヤニヤ。
サム 「そのまま、出てってくれればよ…」
シロエ 「花束も、お餞別も不要ですよね?」
ジョミー「キースが追い出すわけだもんねえ…」
ぼくたちに見送る義務は無いよね、とジョミー君も。
ジョミー「撃ちまくってくれた方がいいってば!」
シロエ 「ですよね、機関銃で思いっ切り…」
サム 「ダダダダダッ! と、やってくれよな」
華々しく、とサム君が立てる親指。
サム 「撃ってよし!」
キース 「そう言われても…!」
それをやったら俺が殺される、とキース君、顔面蒼白。
キース 「俺が単独で追い出すだなんて…!」
Aブルー「もちろん、タダじゃ済まさないけど…」
援護射撃は問題無し! とソルジャーの笑顔。
Aブルー「誤射の心配も全く不要で、撃ちまくるだけ!」
キース 「義務教育ネタは無理だと言っている!」
Aブルー「いいんだってば、ぼくさえ終えてなければ!」
ぼくの苦労は承知な筈、と自信に溢れている人。
Aブルー「義務教育が無理だった理由、知ってるよね?」
キース 「当然だ。成人検査とやらで弾かれて…」
Aブルー「そう! そのせいで人体実験、他にも色々…」
苦労しまくって今に至るわけでね、と指をチッチッと。
Aブルー「そんな人間を追い出すだなんて…」
キース 「仏の道に反しそうだな…」
Aブルー「うん、その調子!」
大いに撃ってくれたまえ、とソルジャーが握り締める拳。
Aブルー「出て行かなくても済むようにね!」
キース 「承知した! これなら確かに…」
Aブルー「誤射はしないから!」
法話でも何でも存分に…、と煽ってますけど。
撃て、と…?
2023/04/15 (Sat)
☆悪戯された場合は
春休みはマツカ君の別荘に決定、その前に春のお彼岸が。
キース君に一人でやれという話で、ソルジャーが猛反対。
Aブルー「もう本当に困るんだってば、台無しでさ!」
キース 「俺の方も、激しく困るんだが!」
背後から蹴りは来ないだろうな、とキース君、ガクブル。
キース 「読経中に、ハハーッ、とお辞儀をしたら…」
シロエ 「後ろから蹴りで、頭を踏まれるんですね?」
Aブルー「甘いね、相手はぶるぅなんだよ?」
そのまま踏んで、キースの背中で踊りまくり、という声。
Aブルー「たとえお経の最中だろうが、やらかすから!」
キース 「俺に踏まれたままでいろ、と…?」
Aブルー「そうは言わないけど、そうなるしか…」
ぼくにも止められないからさ、と両手を広げる人。
Aブルー「止めたら止まるとか、ぶるぅじゃないし!」
シロエ 「分かります…。踏まれて、背中で踊られて…」
サム 「その状態で、経を読むしかねえのな…」
ジョミー「ぐえっ、ぐえっ、とか入りそうだよねえ…」
踏まれてるんじゃあ…、とジョミー君も。
ジョミー「あっ、そういえば、前に、ぶるぅが…」
シロエ 「何か、やらかしましたっけ?」
ジョミー「やったよ、キースを水責めにしてさ…」
お腹の上で踏みまくりで…、とジョミー君の回想。
ジョミー「カエル袋だ、って遊んでたってば」
一同 「「「あー…」」」
あれか、と誰もが思い当たった事件。
シロエ 「ありましたっけね、そういうのも…」
ジョミー「だからさ、お経の間に同じことをさ…」
サム 「やりそうなキャラではあるよな、うん」
成仏しろよ、とサム君、合掌。
サム 「キースだったら、成仏出来ると思うしよ…」
ジョミー「そうだね、お経も読んでるんだし、完璧!」
キース 「いったい何処が完璧なんだ、カエル袋の!」
Aブルー「まったくだよ。法要もパアで…」
キース 「例の仏様も、お浄土で…」
評価が下がってしまいそうだ、と副住職。
そうなると…?
2023/03/16 (Thu)
☆評価が下がると
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、楽しみな面々ですが。
その前に来る春のお彼岸、キース君が一人でやる方向で。
Aブルー「えっ、ちょっと待って、評価って…?」
キース 「例の仏様の評価だが?」
院殿号の仏様だ、と副住職。
キース 「あの仏様についての、評価だな」
Aブルー「それって、誰が評価するわけ?」
キース 「阿弥陀様に決まっているだろう!」
お浄土だぞ、と副住職が繰る左手首の数珠レット。
キース 「普通なら、法要をやった場合は、お浄土に…」
Aブルー「御利益があるんだったっけ?」
キース 「功徳を積むと言ってくれ! ともかくだな…」
ブルー 「プラスの評価を貰えるんだよ、阿弥陀様にね」
法要をして貰った仏様は…、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「すると、お浄土での待遇がさ…」
キース 「良くなるわけだな、それまでよりも」
そうやって功徳を積んでいくんだ、と副住職、合掌。
キース 「そしていずれは、立派な仏様になれるよう…」
ブルー 「お浄土で修行を重ねていって、こっちでも…」
法要で手助けする仕組みだね、と銀青様の解説が。
ブルー 「なんと言っても、法要は効果絶大で…」
キース 「たった一度で、地獄から極楽に行けるほどだ」
仏様が自力で行くとなったら大変だが…、と副住職も。
キース 「だから法要をするわけで…」
ブルー 「その法要で、逆に評価が下がるとさ…」
キース 「立派な仏様の座が、遠くなるんだが?」
蓮の場所まで変わるかもな、と副住職の言。
キース 「阿弥陀様に近い蓮ほど、高評価なのに…」
ブルー 「一気に遠くなっちゃうとかね」
ありそうな気が…、と生徒会長、お手上げのポーズ。
ブルー 「悪戯小僧が台無しにすると、そうなるかも…」
Aブルー「そんなの、求めていないから!」
キース 「だったら、あんたが一人で来ればいいだろう」
Aブルー「でも、それも…」
評価が下がりそうだけど、と唸ってますけど。
何故に…?
2023/03/17 (Fri)
☆仕出しを取るなら
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸に期待する面々。
その前に春のお彼岸でして、キース君に丸投げな方向で。
ブルー 「なんで評価が下がるわけ?」
キース 「何の問題も無いと思うが?」
Aブルー「そうかな、面子が足りないんだよ?」
圧倒的に…、とソルジャーの言。
Aブルー「いつもだったら、大勢なのに…」
ブルー 「君一人しかいないから、って?」
Aブルー「そう! 馴染みの顔が無いというのはさ…」
ヤバい気がする、とソルジャーの視線が周囲をグルリと。
Aブルー「評価が下がってからでは遅いし、此処はさ…」
シロエ 「ぼくたちにも来いと言うんですか!?」
Aブルー「ピンポーン! 仕出し料理でもてなすから!」
費用はノルディが出してくれるし、と胸を叩く人。
Aブルー「ついでに配膳とかをするのは、キースでさ…」
キース 「何故、そうなる!」
Aブルー「元々、そういう話だったし…」
ぶるぅも楽が出来ていいよね、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「どうかな、仕出しでおもてなし!」
キース 「キツイんだが…!」
ぶるぅ 「んとんと、お手伝いならするけれど?」
キース 「有難い!」
是非とも頼む、とキース君、土下座。
キース 「一人で法要と配膳をするのは、地獄だからな」
ぶるぅ 「オッケー! お料理、何処のお店にする?」
Aブルー「んーと、みんなは何処がいいかな?」
メニューをどうぞ、とソルジャーが差し出す色々なヤツ。
Aブルー「フレンチもあるし、こっちは中華で…」
ぶるぅ 「たまには和食以外もいいでしょ?」
シロエ 「待って下さい、まだ、誰も出るとは…」
言ってませんが…、とシロエ君の引き攣った顔。
シロエ 「今の流れだと、仕出しの店を選んでですね…」
サム 「出席ってことにならねえか?」
Aブルー「そうだよ、キースも有難い、って…」
シロエ 「キース先輩、また、あなたですか!?」
戦犯ってヤツじゃないですか、とシロエ君の叫び。
そうかも…?
2023/03/18 (Sat)
☆皿数を増やしたい
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、楽しみな面々ですが。
その前に春のお彼岸なわけで、キース君が一人の筈が…。
シロエ 「ぼくたちまでが、出る方向にするなんて…!」
サム 「マジ許せねえぜ、巻き込みやがって!」
キース 「い、いや、俺はそういうつもりでは…!」
決してなかった、とキース君、ワタワタ。
キース 「ぶるぅが手伝ってくれると言うから…」
シロエ 「有難い、と言った時点で、終わりですから!」
ジョミー「そうだよ、ぶるぅが手伝う気でいたのはさ…」
全員分の配膳だしね、とジョミー君も怒り心頭。
ジョミー「面子がキースと、迷惑なブルーだったらさ…」
サム 「ぶるぅが手伝うまでもねえだろ?」
シロエ 「つまり、先輩が有難がったのはですね…」
フルメンバーのアフターじゃないですか、とシロエ君。
シロエ 「配膳するのが大変だ、と思ったんでしょう?」
キース 「そ、それは確かにそうなんだが…」
シロエ 「だったら立派に、戦犯で巻き込み犯ですよ!」
このパターンは何回目になるんですか、という詰問。
シロエ 「両手の指では、とても足りませんよ?」
キース 「そこまでなのか…!?」
シロエ 「いちいち覚えてられませんから、適当です!」
サム 「でもよ、足りねえのは間違いねえよな」
疫病仏って呼ぶくらいだしよ…、とサム君も。
サム 「また今回も、やらかしやがって!」
キース 「す、すまん…!」
Aブルー「そう言わないでさ、機嫌を直して…」
仕出し料理を楽しんでくれたまえ、とソルジャーの笑み。
Aブルー「どれを選んでも、文句は一切、言わないし!」
シロエ 「分かりました。では、思いっ切り…」
皿数の多い方向で…、とシロエ君が手に取るメニュー。
シロエ 「和食が一番多いでしょうか?」
ジョミー「いっそ、バラバラに取るのはどう?」
サム 「いいよな、ソレ!」
キース 「おい…!」
配膳で混乱するじゃないか、と叫んでますけど。
ありそう…。
2023/03/19 (Sun)
☆アフターが楽しみ
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸を堪能する予定。
けれど、その前に春のお彼岸、全員が法要に出る羽目に。
シロエ 「混乱しようが、先輩が苦労するのがですね…」
サム 「俺たち流の復讐なんだし、文句なんかは…」
言えねえよなあ、と凄むサム君。
サム 「んじゃ、俺、イタリアンでいくかな」
シロエ 「ぼくはエスニックで攻めてみますよ」
ジョミー「何がいいかな、皿数が多くて、美味しくて…」
スウェナ「ホテルのケータリングがあるわよ?」
これなら各種あるじゃないの、とスウェナちゃんの意見。
スウェナ「ほら、御自慢のレストランが勢揃い、って!」
ジョミー「ホントだ、和食も中華も来るんだ?」
シロエ 「いいじゃないですか、フレンチも来ますし…」
ぶるぅ 「んとんと、頼めば、其処の他にも…」
別館のお店が来てくれるよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「いろんなお店が入っているから、楽しいの!」
ブルー 「本場のシェフが出してる店も多くてさ…」
ぶるぅ 「お菓子のお店も沢山あるよ!」
ジョミー「じゃあ、ソレで! デザートもいけるし!」
制覇するぞ、とジョミー君、ガッツポーズ。
ジョミー「キースが配膳してくれるんなら、楽勝だよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくもお手伝い!」
Aブルー「いいねえ、全店制覇とか! ぼくもソレで!」
別のホテルにしてみよう、とソルジャーも。
Aブルー「お皿の数が楽しみだねえ、アフターは…」
シロエ 「ええ、ぼくもそっちに乗り換えますよ」
サム 「俺も乗り換え、このホテルな!」
全員が別のホテルをチョイスで、しかも五つ星ばかり。
シロエ 「お彼岸が楽しみになって来ました!」
Aブルー「みんな、当日はよろしく頼むよ、法要も!」
一同 「「「もっちろ~ん!!!」」」
キース 「俺だけ、アフターで死ねと言うのか!」
シロエ 「自業自得というヤツですから!」
存分に死んで下さいね、とシロエ君の突き放し。
大変かも…?
2023/03/20 (Mon)
☆食べ切れないかも
やって来ました、春のお彼岸。正確に言うなら、お中日。
スッポンタケの法要でして、アフターの食事が豪華版で。
シロエ 「おはようございます! 今日は楽しみですよ」
ジョミー「うん、法要は抹香臭いんだけどさ…」
サム 「アフター、食い放題だもんなあ…」
ホテルのケータリングを制覇、とサム君が立てる親指。
サム 「五つ星だぜ、ついでに全店っていうのがよ…」
スウェナ「豪華すぎよね、食べ切れるかしら?」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫!」
問題ないよ、とソルジャー、登場。
Aブルー「おはよう、今日は法要よろしくね!」
シロエ 「早いですねえ、いつもはギリギリなのに…」
Aブルー「お掃除部隊が入るんだってさ」
一同 「「「は?」」」
なんのこっちゃ、と一同、キョトン。
シロエ 「何です、お掃除部隊というのは?」
Aブルー「アレだよ、今日は青の間、清掃イベント!」
一同 「「「あー…」」」
アレか、と誰もが納得のイベ。
ジョミー「なんで、そんなに散らかったわけ?」
Aブルー「普通に暮らしていただけだけど?」
シロエ 「片付けなかっただけなんですね?」
Aブルー「ピンポーン! 今日、突入と聞いたから…」
小言を言われる前に脱出、と悪びれない人。
Aブルー「キースが来るまで、お茶とお菓子で…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ゆっくり過ごしてね!」
アフターに差し支えない程度で、とサッとお菓子が。
ぶるぅ 「キースも、じきに来ると思うの!」
Aブルー「今日は配膳係だしねえ…」
シロエ 「その件ですけど、大丈夫というのは…」
どういう意味です、とシロエ君の問い。
シロエ 「食べ切れない時は、悪戯小僧を召還ですか?」
ジョミー「ちょ、やめてよ、それは迷惑だから!」
Aブルー「やらないってば、呼んだらアフターが…」
サム 「台無しになるってか?」
Aブルー「そう! スッポンタケの評価も…」
下がるらしいしね、とソルジャーが竦める肩。
困る、と?
2023/03/21 (Tue)
☆取り扱いが厄介
春のお彼岸はスッポンタケの法要、朝から集合した面々。
今回はアフターの食事が豪華で、キース君が配膳係で…。
シロエ 「評価を気にしてるんですか? 阿弥陀様の」
Aブルー「当たり前だよ、大事なことなんだからね!」
評価が下がれば御利益も減るし、とソルジャーの渋面。
Aブルー「ぶるぅなんかにブチ壊されるの、御免だし!」
シロエ 「大食いだけでは済まないでしょうしね…」
ジョミー「祭壇は絶対、無事じゃないよね」
位牌に落書き、香炉にお箸をブスブスで、とジョミー君。
ジョミー「でもって、花を撒き散らかしてさ…」
サム 「お供え物まで食い荒らすのな…」
料理が山ほどあってもよ…、とサム君も。
サム 「饅頭とかの包み紙をよ、ビリビリにしてよ…」
シロエ 「中身をガシガシ齧るんですよね、分かります」
もう食べかすが床一面に…、とシロエ君が顰める顔。
シロエ 「アライグマか、って勢いですよ」
ジョミー「あー、ゴミ箱を漁るらしいよね、アレ」
キース 「ゴミ箱だけでは済まんのだが…?」
寺には迷惑すぎる相手だ、とキース君、到着。
キース 「なんだ、早いのに全員揃っているのか」
Aブルー「青の間に、お掃除部隊が来るからねえ…」
キース 「アライグマ並みに散らかすからだろうが!」
流石に屋根は破らんだろうが…、と副住職。
Aブルー「えっ、屋根って?」
キース 「アライグマだ、屋根を破ってだな…」
巣を作って子育てしやがるんだ、と広げる両手。
キース 「寺の屋根裏がお好みらしくて…」
シロエ 「天井が高いからですか?」
キース 「そのようだ。で、アライグマがどうしたと?」
シロエ 「いえ、アフターに、悪戯小僧が…」
来るかどうかという話で…、とシロエ君。
シロエ 「結論から言えば、来ないそうです」
Aブルー「食べ切れない料理の処理には、一番だけど…」
キース 「取り扱いが厄介だ、と…」
分かる、とキース君も頷いてますけど。
余るかもな料理は…?
2023/03/22 (Wed)
☆下がったら詰み
春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場は生徒会長の家。
今回はアフターが豪華料理で、ホテルのケータリングで。
キース 「暴れられたら、真面目に大惨事だからな…」
Aブルー「そうなんだよねえ、スッポンタケの評価も…」
下がるんだろう、とソルジャーの深い溜息。
Aブルー「一度下がったら、上げるのはさ…」
キース 「大変だと思うぞ、間違いなく」
阿弥陀様から遠い蓮になったら、色々と…、と副住職。
キース 「地獄から極楽に引っ越す方が、楽勝だろうな」
Aブルー「其処までなのかい!?」
キース 「そっちの方なら、法要さえして貰えたら…」
アッと言う間に極楽行きだ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「なにしろ、生前にお念仏を、だ…」
ブルー 「一回だけでも唱えていたなら、必ず救うと…」
阿弥陀様が誓いを立てておられるからね、と銀青様も。
ブルー 「だから全く唱えてなくても、法要をすれば…」
キース 「お浄土に迎えて頂けるんだが、その後はだ…」
ブルー 「修行を重ねて、法要もして貰ってさ…」
キース 「阿弥陀様に近い場所を目指して、努力だし…」
ライバルの数も半端ないぞ、と副住職の解説が。
キース 「そんな所で、遠い蓮へと飛ばされたら…」
ブルー 「もう、文字通りに左遷だからねえ…」
這い上がるまでに、どれほどかかるやら、と銀青様。
ブルー 「例のキノコが、修行をするとは思えないしさ」
キース 「まったくだ。そうなると法要しか無くて…」
ブルー 「左遷される時は一発でもねえ、戻るには…」
キース 「法要を何回やればいいのか、真面目に謎だ」
だから評価はキープしないと…、と副住職、合掌。
キース 「悪戯小僧にパアにされたら、マジで詰みだぞ」
ブルー 「呼ばないのは正しい選択だね、うん」
シロエ 「でもですね…。料理を食べ切れなくっても…」
ジョミー「大丈夫だ、って言ったよねえ…?」
いったいどんな方法なんだ、と尋ねる面々。
謎ですよねえ…?
2023/03/23 (Thu)
☆多すぎる豪華料理
春のお彼岸はスッポンタケの法要、毎年恒例ですけれど。
今回はアフターが豪華料理で、キース君が配膳係な展開。
シロエ 「なんと言っても、今日の料理はですね…」
ジョミー「ホテルのケータリングで、全店制覇で…」
サム 「おまけに全員、違うホテルのにしたんだぜ?」
五つ星なトコは共通でもよ…、とサム君の言。
サム 「いくら一人前でも全店分で、別館の店のも…」
ジョミー「もれなく頼んでるんだけど…?」
食べ切れる量じゃないと思うな、とジョミー君も。
ジョミー「そりゃまあ、自分が頼んだわけだし…」
シロエ 「ある程度までは、ぶるぅに頼んでですね…」
お持ち帰りでいきますけれど…、とシロエ君。
シロエ 「それでも全部は無理な気がします」
スウェナ「そうなのよ。パパやママの分も数えても…」
ジョミー「明日の朝御飯まで食べても、まだ残る気が…」
でも、冷凍だと味が落ちるし…、とジョミー君の指摘。
ジョミー「美味しい間に食べたかったら、今日中かな?」
ぶるぅ 「そだね、温め直しても美味しいのは…」
多分、今日まで、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「晩御飯までは、ぼく、頑張って温め直して…」
サム 「面倒を見てくれそうだけどよ、その後がよ…」
シロエ 「もったいないかもしれませんねえ…」
何も考えていませんでしたが、とシロエ君の苦笑。
シロエ 「皿数を増やして、キース先輩をですね…」
ジョミー「こき使うことしか、まるで頭に無かったし…」
スウェナ「とんでもない量が届くわよ?」
どうするのよ、とスウェナちゃんの視線がソルジャーに。
スウェナ「悪戯小僧は来ないんでしょ?」
Aブルー「そう! 此処に連れては来ないけど…」
食べないとは言っていないよね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「食べ切れなかった分は、片っ端から!」
サム 「あんたが全部、持ち帰るってか?」
Aブルー「ピンポーン!」
ウインウインというヤツで、と言ってますけど。
本当に…?
2023/03/24 (Fri)
☆損をしない方法
スッポンタケの法要の日ですけど、アフターが豪華な件。
ホテルのケータリングを制覇で、キース君が配膳でして。
シロエ 「お持ち帰りって…。ズルくないですか?」
サム 「だよなあ、それだとキャプテンまでがよ…」
ジョミー「食べられるって勘定だよねえ、ぶるぅの他に」
どの辺がウインウインなのさ、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「そりゃ、スポンサーはエロドクターだけど…」
スウェナ「私たちが頼める相手じゃないけど、でも…」
なんだか損をする気がするわ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「私たちが持ち帰る量とは、桁違いだし…」
シロエ 「キャプテンがお相伴っていう所もですね…」
正直、ムカッとするんですよ、とシロエ君が顰める顔。
シロエ 「法要に参加もしないで、美味しいトコだけ…」
ジョミー「持って行こうっていうのがねえ…」
Aブルー「その問題を解決するなら、方法は二つ!」
シロエ 「あるんですか、そんな方法が?」
ムカッとしないで済むヤツが…、とシロエ君の問い。
シロエ 「だったら、お願いしたいですね、それで」
ジョミー「うん。しかも二つもあるならさ…」
サム 「使わねえ手はねえってな!」
Aブルー「オッケー。それじゃ言うけど、一つ目は…」
此処にゲストを呼ぶことだね、とソルジャーの笑顔。
一同 「「「ゲスト?」」」
Aブルー「そう! こっちの世界にも、ハーレイが!」
一同 「「「げっ!」」」
教頭先生を呼び出すのか、と誰もがドン引き。
シロエ 「そ、それはどうかと思いますけど…!」
Aブルー「でもねえ、料理の消費量は増えるよ?」
ブルー 「そういう次元じゃないから、ソレは!」
あんなゲストは来なくていい、と生徒会長の怒声。
ブルー 「じゃあ、二つ目の方法は?」
Aブルー「配膳係を増やすことだよ!」
シロエ 「そりゃ、食べる人は増えますけれど…」
Aブルー「名案だろう?」
キースも少し楽が出来るし、と提案ですけど。
誰を呼ぶと…?
2023/03/25 (Sat)
☆学生バイトなら
スッポンタケの法要の日で、勢揃いしている面々ですが。
アフターで余りそうな料理が問題、どうすべきか検討中。
ブルー 「配膳係というのは、何処で登場するんだい?」
Aブルー「もちろん、法要が終わってからだよ!」
ただの配膳係だからね、とソルジャーの言。
Aブルー「キースの補佐で、顎で使われる立場だけど?」
キース 「バイト料が要るんじゃないだろうな?」
それくらいなら一人でやる、とキース君の渋面。
キース 「正直、俺は赤貧なんだ!」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫! タダだから!」
食べさせておけば、それだけで…、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ついでに向こうも、大満足で働くかと」
シロエ 「学生バイトを呼ぶ気ですか?」
サム 「あー…。タダ飯だったら来そうだよなあ…」
ジョミー「五つ星のホテルの料理だもんね…」
配膳だけで食べられるんなら、とジョミー君も。
ジョミー「体育会なら、半端ない量を食べるだろうし…」
シロエ 「食べ盛りですしね、柔道部員にしても」
キース 「後輩か…。だったら俺も気を遣わずに…」
顎で使っていいわけだが…、とキース君。
キース 「先輩には絶対服従だからな、体育会は」
シロエ 「それに気心も知れてますしね」
Aブルー「其処なんだよ! もう絶対にオススメで!」
呼んでいいかな、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「キースも乗り気になってくれたし…」
キース 「あんた、柔道部にコネがあるのか?」
Aブルー「それはもう! 顧問じゃないか、ハーレイは」
キース 「ちょっと待て!」
部員じゃなくて顧問の方か、とキース君の引き攣った顔。
キース 「教頭先生を呼んで、こき使えと!?」
Aブルー「ピンポーン! ぼくとブルーもいるんだし…」
ブルー 「そりゃ喜んで来るだろうけど、却下だから!」
シロエ 「殆どゲストじゃないですか!」
Aブルー「なら、料理はさ…」
ぼくが殆どお持ち帰りで、と勝ち誇る人。
仕方ないかも…。
2023/03/26 (Sun)
☆法要が終われば
春のお彼岸はスッポンタケの法要、アフターが豪華料理。
五つ星ホテルのケータリングで、キース君が配膳でして。
Aブルー「ハーレイを呼ぶのが嫌なら、持ち帰りのみ!」
ブルー 「仕方ない…。みんな、この際、根性で…」
食べられるだけ食べてくれたまえ、と生徒会長。
ブルー 「持ち帰りの方も、出来る限りの量を…」
シロエ 「分かってます。教頭先生が来るよりは…」
サム 「ずいぶんマシってヤツだしよ…」
ブルー 「本当にごめん! ハーレイだけは勘弁だしね」
というわけで、配膳係もキースだけで…、と念押しが。
ブルー 「そのための余力を残しておいて、法要を…」
キース 「覚悟の方は出来ている。着替えて来るから…」
スタンバイしておけよ、と法衣に着替えに別室へ。
Aブルー「よーし、有難い法要タイム!」
ジョミー「ぼくたちの楽しみは、アフターだから!」
スウェナ「そうよ、法要はオマケ以前の問題だわね」
迷惑イベでしかないんだから、とスウェナちゃん。
スウェナ「毎回、毎回、抹香臭くて正座なのよ?」
キース 「なんだ、まだ座ってもいないのか!」
もう始めるからサッサと座れ、と法衣の副住職の怒声が。
キース 「俺は、この後も忙しいんだ!」
一同 「「「はーい…」」」
御一同様、慌てて正座で、法要スタート。
キース 「我願~身浄~、如~香炉~、我願~心浄…」
一同 (((始まった…)))
足が痺れて辛いコース、と沈黙するしかない場面。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((まだ先は長い…)))
キース 「それでは皆さん、お焼香を」
香炉が回され、それが済んだら再びお経とお念仏。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((そろそろ終盤…)))
キース 「南無阿弥陀仏…。よくお勤めでございました」
一同 「「「終わったーっ!」」」
キース 「馬鹿野郎!」
そこで喜ぶな、と怒鳴ってますけど。
アフターですしねえ…?
2023/03/27 (Mon)
☆アフターと服装
スッポンタケの法要も無事に終了、此処からはアフター。
ホテルのケータリングが届けば、キース君が配膳な仕様。
キース 「いいか、アフターも法要の内でだな…!」
シロエ 「分かってますけど、いつも宴会ですよ?」
ジョミー「そうだよ、ぶるぅが料理を作ってくれてさ…」
スウェナ「賑やかにやっているわよ、毎回」
キースも出席してるじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「そりゃ今回は配膳係で、ババかもだけど…」
シロエ 「文句を言える立場ではないと思いますね」
サム 「うんうん、じきに料理が届くぜ?」
キース 「くっそぉ…。着替えて来るしかないか…」
覚悟は出来ているんだが、と副住職、扉の方へと。
キース 「いったい、皿を何枚運べばいいのやら…」
ブルー 「ちょっと待った!」
キース 「なんだ?」
ブルー 「まさか作務衣に着替えるつもりじゃ…」
ないだろうね、と生徒会長の鋭い視線。
ブルー 「作務衣でアフターは御法度だよ?」
キース 「はあ?」
ブルー 「君も坊主なら、心得ていると思うけど?」
アフターに招かれた時のマナーというヤツ、と銀青様。
ブルー 「法話は期待されてなくても、出る以上…」
シロエ 「約束事でもあるんですか?」
ブルー 「そう! お坊さんは一番、上座でさ…」
いわゆる賓客扱いなんだよ、と銀青様の解説が。
ブルー 「つまり、それなりの服装ってヤツを…」
サム 「檀家さんに期待されるのな?」
ブルー 「ピンポーン! 平服でさえもマズイのに…」
作務衣は作業服じゃないか、と銀青様が顰める顔。
ブルー 「ダメダメ、作務衣を着るなんて!」
Aブルー「なるほどねえ…」
ぼくも軽んじられたくないし…、と頷くソルジャー。
Aブルー「豪華料理を振舞う以上は…」
ブルー 「お坊さんには、きちんとして欲しいだろう?」
Aブルー「当然だよ!」
ブルー 「というわけで、キース…」
作務衣は却下、と銀青様の仰せですけど。
じゃあ、法衣で…?
2023/03/28 (Tue)
☆タスキはオッケー
いよいよスッポンタケの法要のアフター、届く豪華料理。
キース君が配膳ですけど、作務衣でやるのは却下だとか。
Aブルー「作務衣はダメだよ、ちゃんとしてよね」
キース 「俺に、どうしろと!」
ブルー 「食事するんだし、袈裟は外してくれたまえ」
食事の席で袈裟は厳禁、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「着替えと言ったら、其処までだね」
キース 「なんだって!?」
ブルー 「タスキ掛けまでは許すけれどさ…」
法衣は脱がずに配膳を…、と銀青様の命令が。
ブルー 「一人前の坊主だったら、法衣を汚さずに…」
サム 「配膳係が出来るってか?」
ブルー 「出来て当然、そんなトコかな」
実際は作務衣でやるんだけどね、と生徒会長、ニヤニヤ。
ブルー 「お寺の中だと、配膳係は担当がいるし…」
サム 「係は作務衣が制服なのかよ?」
ブルー 「うん。なにしろ料理も作るからねえ…」
法衣で料理は流石に無理、と生徒会長の言。
ブルー 「でも、食べる方は法衣なわけでさ…」
シロエ 「あー…。汚さず、零さず、行儀よく、ですね」
ブルー 「ピンポーン! キースも修行したんだし…」
スキルは身につけている筈で…、と容赦ない台詞。
ブルー 「出来ないとは言わせないからね!」
Aブルー「是非とも、やって貰いたいねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ タスキ、貸してあげるね!」
袈裟を外してコレをつけて、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「袖をまくるの、お手伝いする?」
キース 「い、いや…」
それくらいは…、とキース君、袈裟を外しに行きまして。
キース 「戻ったぞ。これで文句は無いだろう!」
Aブルー「いいね、なんだっけ、そのスタイルは?」
後は頭に笠を被るヤツ、とソルジャーの問い。
Aブルー「そういう赤いタスキでさ…」
サム 「茶摘みかよ?」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ!」
キース 「俺は茶摘みはしないからな!」
笠も被らん、と怒鳴ってますけど。
さて、どうなる…?
2023/03/29 (Wed)
☆お坊さんと笠
スッポンタケの法要のアフター、もうすぐ届く豪華料理。
キース君が配膳ですけど、法衣に赤いタスキなスタイル。
Aブルー「うーん…。笠も被って欲しいけどねえ…」
キース 「坊主を招いて、笠を被れは無いだろう!」
Aブルー「そうかな、笠を被ったお坊さんもさ…」
たまにいるよね、とソルジャーが顎に当てる手。
Aブルー「行列を作って歩いているのが多いかな?」
サム 「あー、托鉢な!」
Aブルー「なんだい、それは?」
ブルー 「お坊さんの修行の一つで、ハードなヤツだよ」
ひたすら歩いて読経だよね、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「そして施しを貰うわけ!」
Aブルー「えっと…?」
ブルー 「町の住人から、色々な物を頂くんだよ」
お金だったり、食材だったり…、と説明が。
ブルー 「頂戴したら、深々とお辞儀で、有難く…」
キース 「受け取らなくてはダメなわけでな」
ブルー 「そう! どんな品物を頂いてもね!」
生きたウサギを渡されようと…、と銀青様の苦笑。
ブルー 「感謝の心で懐に入れて、お寺に戻るしか…」
キース 「道は無いんだ、ウサギは袋に入らないしな」
Aブルー「袋って?」
ブルー 「托鉢用の袋があって、頂いた物は…」
それに入れるのがお約束、と銀青様。
ブルー 「でもねえ、ウサギは流石にねえ…」
Aブルー「なるほどね! じゃあさ、キースも!」
キース 「は?」
Aブルー「今日は托鉢でどうだろう?」
残飯の処理も出来るしさ、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「余った料理が、持ち帰りには向かない時も…」
シロエ 「あるかもですね、ビジュアル的に」
Aブルー「それをさ、捨てる代わりにさ…」
キースに渡せばいいと思う、と提案が。
Aブルー「托鉢だったら、残飯だって受け取るよね?」
ブルー 「うん、断るのは絶対、不可!」
シロエ 「残飯はキース先輩に…ですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
笠を被ったキースにね、と笑顔ですけど。
托鉢ですか…?
2023/03/30 (Thu)
☆アフターで托鉢
スッポンタケの法要の後は、ホテルの豪華料理で大宴会。
キース君が配膳ですけど、ソルジャーが出した托鉢な案。
Aブルー「残飯だって受け取るんなら、丁度いいしさ!」
シロエ 「それはまあ…。無駄にはなりませんよね」
Aブルー「ぼくのぶるぅも跨ぐようなヤツも、有難く!」
キースが貰ってくれるわけだし、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「どうかな、それで?」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「はい、決まり! ぶるぅ、笠はあるかな?」
ぶるぅ 「無いけど、元老寺からお取り寄せーっ!」
はい! と瞬間移動で出て来た菅笠。
ぶるぅ 「キースのお部屋にあったよ、コレ!」
キース 「そ、ソレは、俺の托鉢用の…!」
Aブルー「なるほど、馴染みの笠なんだね!」
被って、被って! とソルジャーの命令。
Aブルー「でもって、配膳しながら托鉢!」
キース 「なんで残飯処理係に…!」
Aブルー「せっかくの茶摘みスタイルをさ…」
サム 「無駄にするのは、どうかと思うぜ」
托鉢モードで頑張れよな、とサム君も。
サム 「美味いものは山ほど食えるんだしよ…」
シロエ 「最高だろうと思いますけど?」
キース 「そう言われても…!」
ぶるぅ 「あっ、お料理が届いたみたい!」
キースも早く笠を被って、と玄関へ跳ねてゆくお子様。
ぶるぅ 「どんどん届くよ、早く、早くぅーっ!」
キース 「くっそぉ、死ぬ気でやってやる…!」
もうヤケだ、とキース君、菅笠も装備で配膳係に。
キース 「このホテルのは、誰の注文なんだ?」
ジョミー「あっ、こっち、こっち!」
シロエ 「ぼくは、そっちのヤツですね」
ソースもかけて下さいよ、と細かい注文が。
シロエ 「で、このお皿は、もう食べませんから…」
Aブルー「ぼくのお皿も、コレは用済みで…」
サム 「俺のも、残りはキースにやるぜ」
ジョミー「ぼくのも下げてくれていいから!」
遠慮なくどうぞ と残飯ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2023/03/31 (Fri)
春休みはマツカ君の別荘に決定、その前に春のお彼岸が。
キース君に一人でやれという話で、ソルジャーが猛反対。
Aブルー「もう本当に困るんだってば、台無しでさ!」
キース 「俺の方も、激しく困るんだが!」
背後から蹴りは来ないだろうな、とキース君、ガクブル。
キース 「読経中に、ハハーッ、とお辞儀をしたら…」
シロエ 「後ろから蹴りで、頭を踏まれるんですね?」
Aブルー「甘いね、相手はぶるぅなんだよ?」
そのまま踏んで、キースの背中で踊りまくり、という声。
Aブルー「たとえお経の最中だろうが、やらかすから!」
キース 「俺に踏まれたままでいろ、と…?」
Aブルー「そうは言わないけど、そうなるしか…」
ぼくにも止められないからさ、と両手を広げる人。
Aブルー「止めたら止まるとか、ぶるぅじゃないし!」
シロエ 「分かります…。踏まれて、背中で踊られて…」
サム 「その状態で、経を読むしかねえのな…」
ジョミー「ぐえっ、ぐえっ、とか入りそうだよねえ…」
踏まれてるんじゃあ…、とジョミー君も。
ジョミー「あっ、そういえば、前に、ぶるぅが…」
シロエ 「何か、やらかしましたっけ?」
ジョミー「やったよ、キースを水責めにしてさ…」
お腹の上で踏みまくりで…、とジョミー君の回想。
ジョミー「カエル袋だ、って遊んでたってば」
一同 「「「あー…」」」
あれか、と誰もが思い当たった事件。
シロエ 「ありましたっけね、そういうのも…」
ジョミー「だからさ、お経の間に同じことをさ…」
サム 「やりそうなキャラではあるよな、うん」
成仏しろよ、とサム君、合掌。
サム 「キースだったら、成仏出来ると思うしよ…」
ジョミー「そうだね、お経も読んでるんだし、完璧!」
キース 「いったい何処が完璧なんだ、カエル袋の!」
Aブルー「まったくだよ。法要もパアで…」
キース 「例の仏様も、お浄土で…」
評価が下がってしまいそうだ、と副住職。
そうなると…?
2023/03/16 (Thu)
☆評価が下がると
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、楽しみな面々ですが。
その前に来る春のお彼岸、キース君が一人でやる方向で。
Aブルー「えっ、ちょっと待って、評価って…?」
キース 「例の仏様の評価だが?」
院殿号の仏様だ、と副住職。
キース 「あの仏様についての、評価だな」
Aブルー「それって、誰が評価するわけ?」
キース 「阿弥陀様に決まっているだろう!」
お浄土だぞ、と副住職が繰る左手首の数珠レット。
キース 「普通なら、法要をやった場合は、お浄土に…」
Aブルー「御利益があるんだったっけ?」
キース 「功徳を積むと言ってくれ! ともかくだな…」
ブルー 「プラスの評価を貰えるんだよ、阿弥陀様にね」
法要をして貰った仏様は…、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「すると、お浄土での待遇がさ…」
キース 「良くなるわけだな、それまでよりも」
そうやって功徳を積んでいくんだ、と副住職、合掌。
キース 「そしていずれは、立派な仏様になれるよう…」
ブルー 「お浄土で修行を重ねていって、こっちでも…」
法要で手助けする仕組みだね、と銀青様の解説が。
ブルー 「なんと言っても、法要は効果絶大で…」
キース 「たった一度で、地獄から極楽に行けるほどだ」
仏様が自力で行くとなったら大変だが…、と副住職も。
キース 「だから法要をするわけで…」
ブルー 「その法要で、逆に評価が下がるとさ…」
キース 「立派な仏様の座が、遠くなるんだが?」
蓮の場所まで変わるかもな、と副住職の言。
キース 「阿弥陀様に近い蓮ほど、高評価なのに…」
ブルー 「一気に遠くなっちゃうとかね」
ありそうな気が…、と生徒会長、お手上げのポーズ。
ブルー 「悪戯小僧が台無しにすると、そうなるかも…」
Aブルー「そんなの、求めていないから!」
キース 「だったら、あんたが一人で来ればいいだろう」
Aブルー「でも、それも…」
評価が下がりそうだけど、と唸ってますけど。
何故に…?
2023/03/17 (Fri)
☆仕出しを取るなら
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸に期待する面々。
その前に春のお彼岸でして、キース君に丸投げな方向で。
ブルー 「なんで評価が下がるわけ?」
キース 「何の問題も無いと思うが?」
Aブルー「そうかな、面子が足りないんだよ?」
圧倒的に…、とソルジャーの言。
Aブルー「いつもだったら、大勢なのに…」
ブルー 「君一人しかいないから、って?」
Aブルー「そう! 馴染みの顔が無いというのはさ…」
ヤバい気がする、とソルジャーの視線が周囲をグルリと。
Aブルー「評価が下がってからでは遅いし、此処はさ…」
シロエ 「ぼくたちにも来いと言うんですか!?」
Aブルー「ピンポーン! 仕出し料理でもてなすから!」
費用はノルディが出してくれるし、と胸を叩く人。
Aブルー「ついでに配膳とかをするのは、キースでさ…」
キース 「何故、そうなる!」
Aブルー「元々、そういう話だったし…」
ぶるぅも楽が出来ていいよね、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「どうかな、仕出しでおもてなし!」
キース 「キツイんだが…!」
ぶるぅ 「んとんと、お手伝いならするけれど?」
キース 「有難い!」
是非とも頼む、とキース君、土下座。
キース 「一人で法要と配膳をするのは、地獄だからな」
ぶるぅ 「オッケー! お料理、何処のお店にする?」
Aブルー「んーと、みんなは何処がいいかな?」
メニューをどうぞ、とソルジャーが差し出す色々なヤツ。
Aブルー「フレンチもあるし、こっちは中華で…」
ぶるぅ 「たまには和食以外もいいでしょ?」
シロエ 「待って下さい、まだ、誰も出るとは…」
言ってませんが…、とシロエ君の引き攣った顔。
シロエ 「今の流れだと、仕出しの店を選んでですね…」
サム 「出席ってことにならねえか?」
Aブルー「そうだよ、キースも有難い、って…」
シロエ 「キース先輩、また、あなたですか!?」
戦犯ってヤツじゃないですか、とシロエ君の叫び。
そうかも…?
2023/03/18 (Sat)
☆皿数を増やしたい
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、楽しみな面々ですが。
その前に春のお彼岸なわけで、キース君が一人の筈が…。
シロエ 「ぼくたちまでが、出る方向にするなんて…!」
サム 「マジ許せねえぜ、巻き込みやがって!」
キース 「い、いや、俺はそういうつもりでは…!」
決してなかった、とキース君、ワタワタ。
キース 「ぶるぅが手伝ってくれると言うから…」
シロエ 「有難い、と言った時点で、終わりですから!」
ジョミー「そうだよ、ぶるぅが手伝う気でいたのはさ…」
全員分の配膳だしね、とジョミー君も怒り心頭。
ジョミー「面子がキースと、迷惑なブルーだったらさ…」
サム 「ぶるぅが手伝うまでもねえだろ?」
シロエ 「つまり、先輩が有難がったのはですね…」
フルメンバーのアフターじゃないですか、とシロエ君。
シロエ 「配膳するのが大変だ、と思ったんでしょう?」
キース 「そ、それは確かにそうなんだが…」
シロエ 「だったら立派に、戦犯で巻き込み犯ですよ!」
このパターンは何回目になるんですか、という詰問。
シロエ 「両手の指では、とても足りませんよ?」
キース 「そこまでなのか…!?」
シロエ 「いちいち覚えてられませんから、適当です!」
サム 「でもよ、足りねえのは間違いねえよな」
疫病仏って呼ぶくらいだしよ…、とサム君も。
サム 「また今回も、やらかしやがって!」
キース 「す、すまん…!」
Aブルー「そう言わないでさ、機嫌を直して…」
仕出し料理を楽しんでくれたまえ、とソルジャーの笑み。
Aブルー「どれを選んでも、文句は一切、言わないし!」
シロエ 「分かりました。では、思いっ切り…」
皿数の多い方向で…、とシロエ君が手に取るメニュー。
シロエ 「和食が一番多いでしょうか?」
ジョミー「いっそ、バラバラに取るのはどう?」
サム 「いいよな、ソレ!」
キース 「おい…!」
配膳で混乱するじゃないか、と叫んでますけど。
ありそう…。
2023/03/19 (Sun)
☆アフターが楽しみ
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸を堪能する予定。
けれど、その前に春のお彼岸、全員が法要に出る羽目に。
シロエ 「混乱しようが、先輩が苦労するのがですね…」
サム 「俺たち流の復讐なんだし、文句なんかは…」
言えねえよなあ、と凄むサム君。
サム 「んじゃ、俺、イタリアンでいくかな」
シロエ 「ぼくはエスニックで攻めてみますよ」
ジョミー「何がいいかな、皿数が多くて、美味しくて…」
スウェナ「ホテルのケータリングがあるわよ?」
これなら各種あるじゃないの、とスウェナちゃんの意見。
スウェナ「ほら、御自慢のレストランが勢揃い、って!」
ジョミー「ホントだ、和食も中華も来るんだ?」
シロエ 「いいじゃないですか、フレンチも来ますし…」
ぶるぅ 「んとんと、頼めば、其処の他にも…」
別館のお店が来てくれるよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「いろんなお店が入っているから、楽しいの!」
ブルー 「本場のシェフが出してる店も多くてさ…」
ぶるぅ 「お菓子のお店も沢山あるよ!」
ジョミー「じゃあ、ソレで! デザートもいけるし!」
制覇するぞ、とジョミー君、ガッツポーズ。
ジョミー「キースが配膳してくれるんなら、楽勝だよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくもお手伝い!」
Aブルー「いいねえ、全店制覇とか! ぼくもソレで!」
別のホテルにしてみよう、とソルジャーも。
Aブルー「お皿の数が楽しみだねえ、アフターは…」
シロエ 「ええ、ぼくもそっちに乗り換えますよ」
サム 「俺も乗り換え、このホテルな!」
全員が別のホテルをチョイスで、しかも五つ星ばかり。
シロエ 「お彼岸が楽しみになって来ました!」
Aブルー「みんな、当日はよろしく頼むよ、法要も!」
一同 「「「もっちろ~ん!!!」」」
キース 「俺だけ、アフターで死ねと言うのか!」
シロエ 「自業自得というヤツですから!」
存分に死んで下さいね、とシロエ君の突き放し。
大変かも…?
2023/03/20 (Mon)
☆食べ切れないかも
やって来ました、春のお彼岸。正確に言うなら、お中日。
スッポンタケの法要でして、アフターの食事が豪華版で。
シロエ 「おはようございます! 今日は楽しみですよ」
ジョミー「うん、法要は抹香臭いんだけどさ…」
サム 「アフター、食い放題だもんなあ…」
ホテルのケータリングを制覇、とサム君が立てる親指。
サム 「五つ星だぜ、ついでに全店っていうのがよ…」
スウェナ「豪華すぎよね、食べ切れるかしら?」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫!」
問題ないよ、とソルジャー、登場。
Aブルー「おはよう、今日は法要よろしくね!」
シロエ 「早いですねえ、いつもはギリギリなのに…」
Aブルー「お掃除部隊が入るんだってさ」
一同 「「「は?」」」
なんのこっちゃ、と一同、キョトン。
シロエ 「何です、お掃除部隊というのは?」
Aブルー「アレだよ、今日は青の間、清掃イベント!」
一同 「「「あー…」」」
アレか、と誰もが納得のイベ。
ジョミー「なんで、そんなに散らかったわけ?」
Aブルー「普通に暮らしていただけだけど?」
シロエ 「片付けなかっただけなんですね?」
Aブルー「ピンポーン! 今日、突入と聞いたから…」
小言を言われる前に脱出、と悪びれない人。
Aブルー「キースが来るまで、お茶とお菓子で…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ゆっくり過ごしてね!」
アフターに差し支えない程度で、とサッとお菓子が。
ぶるぅ 「キースも、じきに来ると思うの!」
Aブルー「今日は配膳係だしねえ…」
シロエ 「その件ですけど、大丈夫というのは…」
どういう意味です、とシロエ君の問い。
シロエ 「食べ切れない時は、悪戯小僧を召還ですか?」
ジョミー「ちょ、やめてよ、それは迷惑だから!」
Aブルー「やらないってば、呼んだらアフターが…」
サム 「台無しになるってか?」
Aブルー「そう! スッポンタケの評価も…」
下がるらしいしね、とソルジャーが竦める肩。
困る、と?
2023/03/21 (Tue)
☆取り扱いが厄介
春のお彼岸はスッポンタケの法要、朝から集合した面々。
今回はアフターの食事が豪華で、キース君が配膳係で…。
シロエ 「評価を気にしてるんですか? 阿弥陀様の」
Aブルー「当たり前だよ、大事なことなんだからね!」
評価が下がれば御利益も減るし、とソルジャーの渋面。
Aブルー「ぶるぅなんかにブチ壊されるの、御免だし!」
シロエ 「大食いだけでは済まないでしょうしね…」
ジョミー「祭壇は絶対、無事じゃないよね」
位牌に落書き、香炉にお箸をブスブスで、とジョミー君。
ジョミー「でもって、花を撒き散らかしてさ…」
サム 「お供え物まで食い荒らすのな…」
料理が山ほどあってもよ…、とサム君も。
サム 「饅頭とかの包み紙をよ、ビリビリにしてよ…」
シロエ 「中身をガシガシ齧るんですよね、分かります」
もう食べかすが床一面に…、とシロエ君が顰める顔。
シロエ 「アライグマか、って勢いですよ」
ジョミー「あー、ゴミ箱を漁るらしいよね、アレ」
キース 「ゴミ箱だけでは済まんのだが…?」
寺には迷惑すぎる相手だ、とキース君、到着。
キース 「なんだ、早いのに全員揃っているのか」
Aブルー「青の間に、お掃除部隊が来るからねえ…」
キース 「アライグマ並みに散らかすからだろうが!」
流石に屋根は破らんだろうが…、と副住職。
Aブルー「えっ、屋根って?」
キース 「アライグマだ、屋根を破ってだな…」
巣を作って子育てしやがるんだ、と広げる両手。
キース 「寺の屋根裏がお好みらしくて…」
シロエ 「天井が高いからですか?」
キース 「そのようだ。で、アライグマがどうしたと?」
シロエ 「いえ、アフターに、悪戯小僧が…」
来るかどうかという話で…、とシロエ君。
シロエ 「結論から言えば、来ないそうです」
Aブルー「食べ切れない料理の処理には、一番だけど…」
キース 「取り扱いが厄介だ、と…」
分かる、とキース君も頷いてますけど。
余るかもな料理は…?
2023/03/22 (Wed)
☆下がったら詰み
春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場は生徒会長の家。
今回はアフターが豪華料理で、ホテルのケータリングで。
キース 「暴れられたら、真面目に大惨事だからな…」
Aブルー「そうなんだよねえ、スッポンタケの評価も…」
下がるんだろう、とソルジャーの深い溜息。
Aブルー「一度下がったら、上げるのはさ…」
キース 「大変だと思うぞ、間違いなく」
阿弥陀様から遠い蓮になったら、色々と…、と副住職。
キース 「地獄から極楽に引っ越す方が、楽勝だろうな」
Aブルー「其処までなのかい!?」
キース 「そっちの方なら、法要さえして貰えたら…」
アッと言う間に極楽行きだ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「なにしろ、生前にお念仏を、だ…」
ブルー 「一回だけでも唱えていたなら、必ず救うと…」
阿弥陀様が誓いを立てておられるからね、と銀青様も。
ブルー 「だから全く唱えてなくても、法要をすれば…」
キース 「お浄土に迎えて頂けるんだが、その後はだ…」
ブルー 「修行を重ねて、法要もして貰ってさ…」
キース 「阿弥陀様に近い場所を目指して、努力だし…」
ライバルの数も半端ないぞ、と副住職の解説が。
キース 「そんな所で、遠い蓮へと飛ばされたら…」
ブルー 「もう、文字通りに左遷だからねえ…」
這い上がるまでに、どれほどかかるやら、と銀青様。
ブルー 「例のキノコが、修行をするとは思えないしさ」
キース 「まったくだ。そうなると法要しか無くて…」
ブルー 「左遷される時は一発でもねえ、戻るには…」
キース 「法要を何回やればいいのか、真面目に謎だ」
だから評価はキープしないと…、と副住職、合掌。
キース 「悪戯小僧にパアにされたら、マジで詰みだぞ」
ブルー 「呼ばないのは正しい選択だね、うん」
シロエ 「でもですね…。料理を食べ切れなくっても…」
ジョミー「大丈夫だ、って言ったよねえ…?」
いったいどんな方法なんだ、と尋ねる面々。
謎ですよねえ…?
2023/03/23 (Thu)
☆多すぎる豪華料理
春のお彼岸はスッポンタケの法要、毎年恒例ですけれど。
今回はアフターが豪華料理で、キース君が配膳係な展開。
シロエ 「なんと言っても、今日の料理はですね…」
ジョミー「ホテルのケータリングで、全店制覇で…」
サム 「おまけに全員、違うホテルのにしたんだぜ?」
五つ星なトコは共通でもよ…、とサム君の言。
サム 「いくら一人前でも全店分で、別館の店のも…」
ジョミー「もれなく頼んでるんだけど…?」
食べ切れる量じゃないと思うな、とジョミー君も。
ジョミー「そりゃまあ、自分が頼んだわけだし…」
シロエ 「ある程度までは、ぶるぅに頼んでですね…」
お持ち帰りでいきますけれど…、とシロエ君。
シロエ 「それでも全部は無理な気がします」
スウェナ「そうなのよ。パパやママの分も数えても…」
ジョミー「明日の朝御飯まで食べても、まだ残る気が…」
でも、冷凍だと味が落ちるし…、とジョミー君の指摘。
ジョミー「美味しい間に食べたかったら、今日中かな?」
ぶるぅ 「そだね、温め直しても美味しいのは…」
多分、今日まで、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「晩御飯までは、ぼく、頑張って温め直して…」
サム 「面倒を見てくれそうだけどよ、その後がよ…」
シロエ 「もったいないかもしれませんねえ…」
何も考えていませんでしたが、とシロエ君の苦笑。
シロエ 「皿数を増やして、キース先輩をですね…」
ジョミー「こき使うことしか、まるで頭に無かったし…」
スウェナ「とんでもない量が届くわよ?」
どうするのよ、とスウェナちゃんの視線がソルジャーに。
スウェナ「悪戯小僧は来ないんでしょ?」
Aブルー「そう! 此処に連れては来ないけど…」
食べないとは言っていないよね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「食べ切れなかった分は、片っ端から!」
サム 「あんたが全部、持ち帰るってか?」
Aブルー「ピンポーン!」
ウインウインというヤツで、と言ってますけど。
本当に…?
2023/03/24 (Fri)
☆損をしない方法
スッポンタケの法要の日ですけど、アフターが豪華な件。
ホテルのケータリングを制覇で、キース君が配膳でして。
シロエ 「お持ち帰りって…。ズルくないですか?」
サム 「だよなあ、それだとキャプテンまでがよ…」
ジョミー「食べられるって勘定だよねえ、ぶるぅの他に」
どの辺がウインウインなのさ、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「そりゃ、スポンサーはエロドクターだけど…」
スウェナ「私たちが頼める相手じゃないけど、でも…」
なんだか損をする気がするわ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「私たちが持ち帰る量とは、桁違いだし…」
シロエ 「キャプテンがお相伴っていう所もですね…」
正直、ムカッとするんですよ、とシロエ君が顰める顔。
シロエ 「法要に参加もしないで、美味しいトコだけ…」
ジョミー「持って行こうっていうのがねえ…」
Aブルー「その問題を解決するなら、方法は二つ!」
シロエ 「あるんですか、そんな方法が?」
ムカッとしないで済むヤツが…、とシロエ君の問い。
シロエ 「だったら、お願いしたいですね、それで」
ジョミー「うん。しかも二つもあるならさ…」
サム 「使わねえ手はねえってな!」
Aブルー「オッケー。それじゃ言うけど、一つ目は…」
此処にゲストを呼ぶことだね、とソルジャーの笑顔。
一同 「「「ゲスト?」」」
Aブルー「そう! こっちの世界にも、ハーレイが!」
一同 「「「げっ!」」」
教頭先生を呼び出すのか、と誰もがドン引き。
シロエ 「そ、それはどうかと思いますけど…!」
Aブルー「でもねえ、料理の消費量は増えるよ?」
ブルー 「そういう次元じゃないから、ソレは!」
あんなゲストは来なくていい、と生徒会長の怒声。
ブルー 「じゃあ、二つ目の方法は?」
Aブルー「配膳係を増やすことだよ!」
シロエ 「そりゃ、食べる人は増えますけれど…」
Aブルー「名案だろう?」
キースも少し楽が出来るし、と提案ですけど。
誰を呼ぶと…?
2023/03/25 (Sat)
☆学生バイトなら
スッポンタケの法要の日で、勢揃いしている面々ですが。
アフターで余りそうな料理が問題、どうすべきか検討中。
ブルー 「配膳係というのは、何処で登場するんだい?」
Aブルー「もちろん、法要が終わってからだよ!」
ただの配膳係だからね、とソルジャーの言。
Aブルー「キースの補佐で、顎で使われる立場だけど?」
キース 「バイト料が要るんじゃないだろうな?」
それくらいなら一人でやる、とキース君の渋面。
キース 「正直、俺は赤貧なんだ!」
Aブルー「ああ、その点なら大丈夫! タダだから!」
食べさせておけば、それだけで…、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ついでに向こうも、大満足で働くかと」
シロエ 「学生バイトを呼ぶ気ですか?」
サム 「あー…。タダ飯だったら来そうだよなあ…」
ジョミー「五つ星のホテルの料理だもんね…」
配膳だけで食べられるんなら、とジョミー君も。
ジョミー「体育会なら、半端ない量を食べるだろうし…」
シロエ 「食べ盛りですしね、柔道部員にしても」
キース 「後輩か…。だったら俺も気を遣わずに…」
顎で使っていいわけだが…、とキース君。
キース 「先輩には絶対服従だからな、体育会は」
シロエ 「それに気心も知れてますしね」
Aブルー「其処なんだよ! もう絶対にオススメで!」
呼んでいいかな、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「キースも乗り気になってくれたし…」
キース 「あんた、柔道部にコネがあるのか?」
Aブルー「それはもう! 顧問じゃないか、ハーレイは」
キース 「ちょっと待て!」
部員じゃなくて顧問の方か、とキース君の引き攣った顔。
キース 「教頭先生を呼んで、こき使えと!?」
Aブルー「ピンポーン! ぼくとブルーもいるんだし…」
ブルー 「そりゃ喜んで来るだろうけど、却下だから!」
シロエ 「殆どゲストじゃないですか!」
Aブルー「なら、料理はさ…」
ぼくが殆どお持ち帰りで、と勝ち誇る人。
仕方ないかも…。
2023/03/26 (Sun)
☆法要が終われば
春のお彼岸はスッポンタケの法要、アフターが豪華料理。
五つ星ホテルのケータリングで、キース君が配膳でして。
Aブルー「ハーレイを呼ぶのが嫌なら、持ち帰りのみ!」
ブルー 「仕方ない…。みんな、この際、根性で…」
食べられるだけ食べてくれたまえ、と生徒会長。
ブルー 「持ち帰りの方も、出来る限りの量を…」
シロエ 「分かってます。教頭先生が来るよりは…」
サム 「ずいぶんマシってヤツだしよ…」
ブルー 「本当にごめん! ハーレイだけは勘弁だしね」
というわけで、配膳係もキースだけで…、と念押しが。
ブルー 「そのための余力を残しておいて、法要を…」
キース 「覚悟の方は出来ている。着替えて来るから…」
スタンバイしておけよ、と法衣に着替えに別室へ。
Aブルー「よーし、有難い法要タイム!」
ジョミー「ぼくたちの楽しみは、アフターだから!」
スウェナ「そうよ、法要はオマケ以前の問題だわね」
迷惑イベでしかないんだから、とスウェナちゃん。
スウェナ「毎回、毎回、抹香臭くて正座なのよ?」
キース 「なんだ、まだ座ってもいないのか!」
もう始めるからサッサと座れ、と法衣の副住職の怒声が。
キース 「俺は、この後も忙しいんだ!」
一同 「「「はーい…」」」
御一同様、慌てて正座で、法要スタート。
キース 「我願~身浄~、如~香炉~、我願~心浄…」
一同 (((始まった…)))
足が痺れて辛いコース、と沈黙するしかない場面。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((まだ先は長い…)))
キース 「それでは皆さん、お焼香を」
香炉が回され、それが済んだら再びお経とお念仏。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((そろそろ終盤…)))
キース 「南無阿弥陀仏…。よくお勤めでございました」
一同 「「「終わったーっ!」」」
キース 「馬鹿野郎!」
そこで喜ぶな、と怒鳴ってますけど。
アフターですしねえ…?
2023/03/27 (Mon)
☆アフターと服装
スッポンタケの法要も無事に終了、此処からはアフター。
ホテルのケータリングが届けば、キース君が配膳な仕様。
キース 「いいか、アフターも法要の内でだな…!」
シロエ 「分かってますけど、いつも宴会ですよ?」
ジョミー「そうだよ、ぶるぅが料理を作ってくれてさ…」
スウェナ「賑やかにやっているわよ、毎回」
キースも出席してるじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「そりゃ今回は配膳係で、ババかもだけど…」
シロエ 「文句を言える立場ではないと思いますね」
サム 「うんうん、じきに料理が届くぜ?」
キース 「くっそぉ…。着替えて来るしかないか…」
覚悟は出来ているんだが、と副住職、扉の方へと。
キース 「いったい、皿を何枚運べばいいのやら…」
ブルー 「ちょっと待った!」
キース 「なんだ?」
ブルー 「まさか作務衣に着替えるつもりじゃ…」
ないだろうね、と生徒会長の鋭い視線。
ブルー 「作務衣でアフターは御法度だよ?」
キース 「はあ?」
ブルー 「君も坊主なら、心得ていると思うけど?」
アフターに招かれた時のマナーというヤツ、と銀青様。
ブルー 「法話は期待されてなくても、出る以上…」
シロエ 「約束事でもあるんですか?」
ブルー 「そう! お坊さんは一番、上座でさ…」
いわゆる賓客扱いなんだよ、と銀青様の解説が。
ブルー 「つまり、それなりの服装ってヤツを…」
サム 「檀家さんに期待されるのな?」
ブルー 「ピンポーン! 平服でさえもマズイのに…」
作務衣は作業服じゃないか、と銀青様が顰める顔。
ブルー 「ダメダメ、作務衣を着るなんて!」
Aブルー「なるほどねえ…」
ぼくも軽んじられたくないし…、と頷くソルジャー。
Aブルー「豪華料理を振舞う以上は…」
ブルー 「お坊さんには、きちんとして欲しいだろう?」
Aブルー「当然だよ!」
ブルー 「というわけで、キース…」
作務衣は却下、と銀青様の仰せですけど。
じゃあ、法衣で…?
2023/03/28 (Tue)
☆タスキはオッケー
いよいよスッポンタケの法要のアフター、届く豪華料理。
キース君が配膳ですけど、作務衣でやるのは却下だとか。
Aブルー「作務衣はダメだよ、ちゃんとしてよね」
キース 「俺に、どうしろと!」
ブルー 「食事するんだし、袈裟は外してくれたまえ」
食事の席で袈裟は厳禁、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「着替えと言ったら、其処までだね」
キース 「なんだって!?」
ブルー 「タスキ掛けまでは許すけれどさ…」
法衣は脱がずに配膳を…、と銀青様の命令が。
ブルー 「一人前の坊主だったら、法衣を汚さずに…」
サム 「配膳係が出来るってか?」
ブルー 「出来て当然、そんなトコかな」
実際は作務衣でやるんだけどね、と生徒会長、ニヤニヤ。
ブルー 「お寺の中だと、配膳係は担当がいるし…」
サム 「係は作務衣が制服なのかよ?」
ブルー 「うん。なにしろ料理も作るからねえ…」
法衣で料理は流石に無理、と生徒会長の言。
ブルー 「でも、食べる方は法衣なわけでさ…」
シロエ 「あー…。汚さず、零さず、行儀よく、ですね」
ブルー 「ピンポーン! キースも修行したんだし…」
スキルは身につけている筈で…、と容赦ない台詞。
ブルー 「出来ないとは言わせないからね!」
Aブルー「是非とも、やって貰いたいねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ タスキ、貸してあげるね!」
袈裟を外してコレをつけて、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「袖をまくるの、お手伝いする?」
キース 「い、いや…」
それくらいは…、とキース君、袈裟を外しに行きまして。
キース 「戻ったぞ。これで文句は無いだろう!」
Aブルー「いいね、なんだっけ、そのスタイルは?」
後は頭に笠を被るヤツ、とソルジャーの問い。
Aブルー「そういう赤いタスキでさ…」
サム 「茶摘みかよ?」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ!」
キース 「俺は茶摘みはしないからな!」
笠も被らん、と怒鳴ってますけど。
さて、どうなる…?
2023/03/29 (Wed)
☆お坊さんと笠
スッポンタケの法要のアフター、もうすぐ届く豪華料理。
キース君が配膳ですけど、法衣に赤いタスキなスタイル。
Aブルー「うーん…。笠も被って欲しいけどねえ…」
キース 「坊主を招いて、笠を被れは無いだろう!」
Aブルー「そうかな、笠を被ったお坊さんもさ…」
たまにいるよね、とソルジャーが顎に当てる手。
Aブルー「行列を作って歩いているのが多いかな?」
サム 「あー、托鉢な!」
Aブルー「なんだい、それは?」
ブルー 「お坊さんの修行の一つで、ハードなヤツだよ」
ひたすら歩いて読経だよね、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「そして施しを貰うわけ!」
Aブルー「えっと…?」
ブルー 「町の住人から、色々な物を頂くんだよ」
お金だったり、食材だったり…、と説明が。
ブルー 「頂戴したら、深々とお辞儀で、有難く…」
キース 「受け取らなくてはダメなわけでな」
ブルー 「そう! どんな品物を頂いてもね!」
生きたウサギを渡されようと…、と銀青様の苦笑。
ブルー 「感謝の心で懐に入れて、お寺に戻るしか…」
キース 「道は無いんだ、ウサギは袋に入らないしな」
Aブルー「袋って?」
ブルー 「托鉢用の袋があって、頂いた物は…」
それに入れるのがお約束、と銀青様。
ブルー 「でもねえ、ウサギは流石にねえ…」
Aブルー「なるほどね! じゃあさ、キースも!」
キース 「は?」
Aブルー「今日は托鉢でどうだろう?」
残飯の処理も出来るしさ、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「余った料理が、持ち帰りには向かない時も…」
シロエ 「あるかもですね、ビジュアル的に」
Aブルー「それをさ、捨てる代わりにさ…」
キースに渡せばいいと思う、と提案が。
Aブルー「托鉢だったら、残飯だって受け取るよね?」
ブルー 「うん、断るのは絶対、不可!」
シロエ 「残飯はキース先輩に…ですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
笠を被ったキースにね、と笑顔ですけど。
托鉢ですか…?
2023/03/30 (Thu)
☆アフターで托鉢
スッポンタケの法要の後は、ホテルの豪華料理で大宴会。
キース君が配膳ですけど、ソルジャーが出した托鉢な案。
Aブルー「残飯だって受け取るんなら、丁度いいしさ!」
シロエ 「それはまあ…。無駄にはなりませんよね」
Aブルー「ぼくのぶるぅも跨ぐようなヤツも、有難く!」
キースが貰ってくれるわけだし、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「どうかな、それで?」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「はい、決まり! ぶるぅ、笠はあるかな?」
ぶるぅ 「無いけど、元老寺からお取り寄せーっ!」
はい! と瞬間移動で出て来た菅笠。
ぶるぅ 「キースのお部屋にあったよ、コレ!」
キース 「そ、ソレは、俺の托鉢用の…!」
Aブルー「なるほど、馴染みの笠なんだね!」
被って、被って! とソルジャーの命令。
Aブルー「でもって、配膳しながら托鉢!」
キース 「なんで残飯処理係に…!」
Aブルー「せっかくの茶摘みスタイルをさ…」
サム 「無駄にするのは、どうかと思うぜ」
托鉢モードで頑張れよな、とサム君も。
サム 「美味いものは山ほど食えるんだしよ…」
シロエ 「最高だろうと思いますけど?」
キース 「そう言われても…!」
ぶるぅ 「あっ、お料理が届いたみたい!」
キースも早く笠を被って、と玄関へ跳ねてゆくお子様。
ぶるぅ 「どんどん届くよ、早く、早くぅーっ!」
キース 「くっそぉ、死ぬ気でやってやる…!」
もうヤケだ、とキース君、菅笠も装備で配膳係に。
キース 「このホテルのは、誰の注文なんだ?」
ジョミー「あっ、こっち、こっち!」
シロエ 「ぼくは、そっちのヤツですね」
ソースもかけて下さいよ、と細かい注文が。
シロエ 「で、このお皿は、もう食べませんから…」
Aブルー「ぼくのお皿も、コレは用済みで…」
サム 「俺のも、残りはキースにやるぜ」
ジョミー「ぼくのも下げてくれていいから!」
遠慮なくどうぞ と残飯ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2023/03/31 (Fri)
☆旅行に行きたい
さて、3月。シャングリラ学園も、春休みが近付く季節。
週末を生徒会長宅で過ごす面々、話題はもちろん春休み。
ジョミー「やっぱり旅行に行きたいよねえ…」
サム 「だよなあ、飯が美味くて、温泉もあって…」
シロエ 「遊べる所も欲しいですよね、せっかくですし」
絶叫マシーンなんかもいいかも、とシロエ君。
シロエ 「先輩たちも、お好きでしょう?」
ジョミー「うん、いいかも!」
スウェナ「あらっ、ジョミーは心霊スポットでしょ?」
好みの場所は、とスウェナちゃんのツッコミが。
スウェナ「それとも、季節が違うかしらね?」
ジョミー「ぼくは年中、歓迎だけど…」
サム 「旬はあるよな、心霊スポット」
夏の定番だろ、とサム君の言。
サム 「春は違うと思うぜ、絶対」
シロエ 「ですよね、桜にはまだ早いですけど…」
マツカ 「怪談には向いていませんよ、春は」
どちらかと言えば観光でしょう、とマツカ君。
マツカ 「その気になれば、花も色々ありますし…」
ジョミー「でもさ、花よりは絶叫マシーンで…」
サム 「心霊スポットより、断然、そっちな!」
いい場所、何処かねえのかよ、とサム君も。
サム 「マツカの別荘、そういうトコによ…」
ジョミー「あればいいんだけど、心当たりは?」
マツカ 「そうですね…。幾つかありますけれど…」
一同 「「「イイネ!」」」
別荘ライフ、と上がる歓声。
ジョミー「其処って、グルメもいけるよね?」
マツカ 「ええ。海の幸と山の幸、どちらにします?」
シロエ 「マツカ先輩のオススメは?」
サム 「海でも山でもかまわねえぜ?」
マツカに任せた、とサム君が立てる親指。
サム 「持ち主が一番、詳しいしよ…」
ジョミー「そうだよね、どっちが良さそうかな?」
マツカ 「どちらも料理は美味しいですよ」
シロエ 「悩みますねえ、そうなると…」
キース 「おい。その前にだな…」
お前たち、何か忘れてないか、と言ってますけど。
何を?
2023/03/01 (Wed)
☆借りがあった場合
春休みが近付いたシャン学メンバー、週末は生徒会長宅。
旅行に出掛ける案が出まして、春休みは別荘ライフかも。
ジョミー「忘れてるって、何を?」
シロエ 「マツカ先輩に借りはありませんけど?」
節分の災難は乗り切りました、とシロエ君。
シロエ 「他の先輩も、マツカ先輩に借りなんかは…」
サム 「作ってねえから、安心だぜ」
別荘ライフで問題ねえよ、とサム君も。
サム 「借りがあったら、そいつは立場がヤベえけど」
ジョミー「うんうん、下働きにされたりしてさ…」
シロエ 「こき使われるんですよね、分かります」
マツカ先輩じゃなくて他の先輩に…、とシロエ君の苦笑。
シロエ 「マツカ先輩は、そういう人じゃないですから」
ジョミー「やらないよねえ、マツカは、絶対」
サム 「その分、他のヤツらが酷使しまくるヤツな」
代理って大義名分でよ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「けどよ、そういう話もねえし…」
ジョミー「忘れてるってことも無いと思うな」
シロエ 「ええ。該当者がいたら集中攻撃ですよ」
こき使われる件について…、とシロエ君も竦める肩。
シロエ 「ロックオンの経験者ですから、忘れません」
ジョミー「あったね、シロエは」
シロエ 「そうなんです。住み込みで働け、と…」
言われましたね、とシロエ君が広げる両手。
シロエ 「あの勢いで、該当者を吊るし上げですよ」
サム 「間違いねえよな」
ジョミー「当人以外には、面白いイベントだしさ…」
シロエ 「忘れて貰えないと思いますけど?」
マツカ先輩が忘れていても…、とシロエ君。
シロエ 「ですから、何か忘れるも何も…」
サム 「ねえと思うぜ、この面子だしよ」
容赦ねえし、とサム君の言。
サム 「使いまくって、なんぼってヤツで」
キース 「いや、その件とは別になるんだが…」
シロエ 「何なんです?」
キース 「春といえば、だ…」
何かを思い出さないか、という質問ですけど。
えっと…?
2023/03/02 (Thu)
☆食べたい料理は
春休みはマツカ君の別荘がいいな、と相談中の御一同様。
週末の生徒会長宅ですけれども、キース君が横から口を。
キース 「毎年、春の定番でだな…」
ジョミー「お花見だったら、いつも桜だよ?」
シロエ 「早めに咲いてる場所に行ったりしますよね」
春休みにも、とシロエ君。
シロエ 「でも今は、マツカ先輩の別荘へ行く話で…」
サム 「海の幸にするか、山の幸かを選ぶトコだぜ?」
ジョミー「キースの好みは、どっちなわけ?」
キース 「どちらかと言えば、海になるな」
職業柄、家で食える回数が少ない、と副住職の深い溜息。
キース 「魚介類はどうしても、生臭くなるし…」
ぶるぅ 「んとんと、それはお料理次第で…」
消せると思うの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「和食だとショウガが多いかなあ…」
キース 「違う、匂いがどうこう以前に、魚介類は…」
生臭ものという定義だからな、と僧籍ならではの台詞。
キース 「肉も歓迎されはしないが、魚は、もっと…」
ぶるぅ 「そっか、お寺のお食事だもんね…」
キース 「檀家さんの目もあるからな…」
お越しになった時に魚の匂いはマズイ、と副住職。
キース 「たまになら、許して頂けもするが…」
ジョミー「しょっちゅう魚はヤバい、って?」
キース 「寺なんだぞ?」
もちろん宿坊ではお出しするが…、と切実な事情。
キース 「庫裏で食うのは、控えめになるな」
ジョミー「オッケー、キースは海の幸派で、と」
サム 「他の面子はどうなんだよ?」
シロエ 「えーっと、ぼくはジビエとかがですね…」
気になりますね、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「マツカ先輩、どうですか?」
マツカ 「いけますよ?」
鹿でもイノシシでも…、と御曹司の笑み。
マツカ 「シロエは山の幸なんですね?」
シロエ 「はいっ!」
ジョミー「これで一対一、と…」
キース 「そうじゃない!」
話が大きくズレているぞ、と苦情ですけど。
どの辺が…?
2023/03/03 (Fri)
☆ジビエに一票を
春休みの計画を相談中の面々、目当てはマツカ君の別荘。
海の幸がいいか、山の幸にするか、只今、一対一ですが。
キース 「俺の事情はどうでもいいんだ、今は!」
シロエ 「じゃあ、投票が拮抗した時はですね…」
ジビエに一票頂けますか、とシロエ君、抜け目ない台詞。
シロエ 「先輩とは長い付き合いですから、山の幸で!」
ジョミー「ちょ、それはズルいと思うけど!」
サム 「其処でキースを取り込むんじゃねえよ」
キースは海の幸派なんだぜ、とサム君も。
サム 「俺は海の幸を食いてえしよ…」
シロエ 「味方が減るからって、それは無いです!」
キース先輩の意見も聞いて下さい、とシロエ君。
シロエ 「キース先輩、ジビエに一票くれますよね?」
サム 「キース、シロエに譲るんじゃねえぜ?」
ジョミー「ぼくもさ、どっちかと言えば…」
サム 「海の幸派かよ、いけそうじゃねえか!」
俺とお前で既に二票な、とサム君、親指をグッと。
サム 「其処へキースが海の幸だぜ、もう三票で…」
ジョミー「半数は取っているもんねえ…」
キースを持って行かないでよ、とジョミー君も釘を。
ジョミー「キースも、此処は譲るの禁止!」
シロエ 「でもですね…! 現に、どうでもいいと…」
キース 「だから、違うと言っているだろう!」
さっきからな、とキース君の渋面。
キース 「どうでもいいいのは、俺の事情で…」
シロエ 「それならジビエにして下さいよ!」
海の幸だと言わないで…、とシロエ君、必死。
シロエ 「ジビエには、まだ一票なんです!」
キース 「そういう話をしてるんじゃない!」
春と言ったら、とても大事な行事が…、と副住職。
キース 「その行事だと、海の幸も山の幸も禁止で…」
ジョミー「えっ? お花見弁当だと、どっちもさ…」
シロエ 「アリだと思いますけれど?」
サム 「あるよな、どっちも」
キース 「違う!」
花見に出掛ける話でもない、と叫んでますけど。
何だと…?
2023/03/04 (Sat)
☆海の幸派が優勢
春休みはマツカ君の別荘だ、と生徒会長宅で相談な面々。
海の幸にするか、山の幸にするかで行先が変わるわけで。
キース 「大事な行事で、海の幸も山の幸もだな…」
シロエ 「禁止と言われてもですね…」
そんなことよりジビエに一票お願いします、とシロエ君。
シロエ 「キース先輩だけの事情でしょう? ソレは」
サム 「横から持って行くんじゃねえよ!」
キースの清き一票をよ、とサム君の苦情。
サム 「ドサクサ紛れとか、マジ、許さねえぜ?」
ジョミー「キースの事情はいいけどさあ…」
スウェナ「票を譲れ、はズルいわよねえ…」
サム 「おっ、もしかしてスウェナもよ…」
海の幸かよ、とサム君の輝く瞳。
サム 「だったら過半数、取れたんでねえの?」
ジョミー「あー! 残りはシロエとマツカと、それに…」
ブルーと、ぶるぅ、とジョミー君が折ってゆく指。
ジョミー「マツカはカウントされないから…」
サム 「過半数だぜ、四票で!」
これで決まりな、とサム君、親指をグッと。
サム 「キースがジビエに行かねえ以上は…」
ジョミー「ブルーとぶるぅがジビエ推しでも、三票で…」
負けるもんね、とジョミー君も。
ジョミー「キース、シロエに譲るのは無し!」
サム 「そうだぜ、その一票で決まるんだからよ」
ブルー 「まだジビエとは言ってないけど、推そうかな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ その方が面白そう!」
キースがどっちに転ぶかだもん、と飛び跳ねるお子様。
ぶるぅ 「食べ物の恨みは怖いもんね!」
ブルー 「そう! キースのせいで逆転したら…」
後のフルボッコが見ものだからさ、と生徒会長の笑み。
ブルー 「それで、どっちにするんだい? キース?」
キース 「おい、あんたまで忘れたのか!?」
ジョミー「いいから、ジビエに転ばないでよ?」
サム 「転びやがったら、ガッツリ祟るぜ」
キース 「だからだな…!」
なんでブルーまで、と叫んでますけど。
どっちに一票?
2023/03/05 (Sun)
☆転ばなかった人
春休みはマツカ君の別荘、その方向で相談中な御一同様。
海の幸派が今は過半数、キース君が転ぶと山の幸でして。
ブルー 「なんでぼくまで、って言われても…」
ぶるぅ 「その方が楽しいからだよね!」
ぼくとブルーとシロエがジビエ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「キースがシロエについてくれたら、過半数!」
ブルー 「一発逆転で、キースが恨まれまくってさ…」
面白いことになるんだし、と生徒会長、ニヤニヤと。
ブルー 「それでキースは、転ぶのかな?」
キース 「誰が転ぶか、俺も命が惜しいんだ!」
ジョミー「やったあ、海の幸で決定!」
サム 「マツカ、そっちの方で頼むぜ」
海の幸が美味い別荘な、とサム君もガッツポーズ。
サム 「あと、絶叫マシーンのあるトコで!」
マツカ 「分かりました、手配しておきますね」
ブルー 「うーん、どうして転ばないかな…」
キース 「あんたは俺を殺したいのか!」
こいつらを敵に回したら死ぬ、とキース君が竦める肩。
キース 「そうでなくても、春は詰むのに…」
シロエ 「あー…。どうでもいいっていう事情ですね」
でも、そんなのは個人の事情で…、とシロエ君。
シロエ 「ぶっちゃけ、関係無いですよ」
ブルー 「ホントにねえ…。ジビエに一票欲しかったな」
キース 「だから、どうしてあんたまでが!」
春は詰むとまで言ったのに、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「その辺で察しがつかないのか!」
ブルー 「ついているけど、たまにはさ…」
一人で解決してくれないかな、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「元々は、君が蒔いた種だよ?」
キース 「それはそうだが…」
シロエ 「あのぅ…。話が全然、見えないんですが…」
いったい何の話ですか、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「会長も関係あるようですけど…?」
ブルー 「うん、不幸にも巻き込まれてねえ…」
シロエ 「何にです?」
解決というと事件でしょうか、という質問。
そうかも…?
2023/03/06 (Mon)
☆事件らしいです
春休みはマツカ君の別荘への旅、行先を相談だった面々。
海の幸が美味しい所に決定、山の幸は却下されまして…。
ブルー 「事件と言うなら、事件になるね」
シロエ 「じゃあ、キース先輩が犯人なんですか?」
自分で蒔いた種なんですよね、とシロエ君。
シロエ 「おまけに、会長を巻き込んだ、と?」
ジョミー「巻き込み型だと、特殊詐欺かな?」
サム 「かもなあ、ヤクの売人かもしれねえけどよ」
ブルーを運び屋にしたってヤツな、とサム君の意見。
サム 「知らずに運ばされた時でも、ヤベえんだろ?」
シロエ 「あー…。場合によっては、そうらしいですね」
スウェナ「外国だったら、逮捕されるって言うじゃない」
スーツケースとかに入れられた時、とスウェナちゃん。
スウェナ「入国でバレたら、そのまま監獄送りでしょ?」
シロエ 「そう聞きますねえ、有無を言わさず有罪で」
で、ヤクの売人の方でしょうか、とシロエ君の問い。
シロエ 「特殊詐欺の受け子にしたのか、どっちです?」
キース 「なんでそうなる!」
シロエ 「だって、事件だそうですし…」
会長を巻き込んだわけですしね、とシロエ君の冷たい瞳。
シロエ 「先輩、何をやらかしたんです?」
キース 「詐欺でも、ヤクの売人でもない!」
ジョミー「だったら、何に巻き込んだのさ?」
事件なんだよ、とジョミー君も事情聴取に乗り出し。
ジョミー「自分で解決しろってことは、証拠隠滅?」
サム 「そうなんでねえの?」
通信履歴を削除しろとか…、とサム君も。
サム 「でもよ、警察も優秀だしよ…」
シロエ 「復元されてしまいますよね、大抵は」
キース 「そうじゃない!」
ヤバい橋など渡っていない、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「俺はただ、ヘマをしただけで…!」
シロエ 「ひき逃げですか、自転車で?」
ジョミー「その自転車が、ブルーの自転車だったって?」
それはダメなヤツ、と皆がツッコミですけど。
ひき逃げ…?
2023/03/07 (Tue)
☆たまには一人で
春休みはマツカ君の別荘に決定、海の幸が美味しい所へ。
けれどキース君には事情があるとか、事件だそうでして。
キース 「俺は、ひき逃げなどしていない!」
シロエ 「だったら、ヘマって何なんです?」
ジョミー「事件性があるって、普通じゃないよね…」
ホントに何をやらかしたのさ、とジョミー君の問い。
ジョミー「ブルーを巻き込むとか、どう考えても…」
サム 「ヤベえ橋ってヤツじゃねえかよ」
キース 「だから、違うと!」
あえて言うなら失言なんだ、とキース君、グッと拳を。
キース 「その場のノリで、適当にだな…」
シロエ 「何か言ったら、ドツボにハマった系ですか?」
ブルー 「まさにソレだよ、お蔭で、ぼくまで…」
ドツボに突き落とされちゃってね、と生徒会長の溜息。
ブルー 「春と秋には、嫌でも法要なんだってば」
一同 「「「げっ!」」」
アレか、と誰もが思い当たったブツ。
シロエ 「か、会長、それって、もしかしてですね…」
ジョミー「例のキノコの法要なわけ?」
キースが戒名をつけちゃったヤツ、とジョミー君。
ジョミー「春のお彼岸、確かにあるよね…」
シロエ 「ありましたよね…」
海の幸とかがダメなわけですよ、とシロエ君が落とす肩。
シロエ 「仏様へのお供え物には、NGですし…」
キース 「どうだ、分かったか?」
俺の事情というヤツが…、とキース君。
キース 「目下の俺の頭痛の種は、ソレでだな…」
サム 「威張るトコかよ、俺たちも被害者なんだぜ?」
ジョミー「そうだよ、毎回、巻き込まれてさ…」
抹香臭いイベなんかに…、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「たまには一人で解決してよね!」
シロエ 「まったくですよ」
会長の台詞じゃないですが…、とシロエ君も。
シロエ 「キース先輩、今回はですね…」
サム 「一人でやってくれよな、全部」
ジョミー「うん、ぼくたちは逃げるからさ」
何処かへ避難すればいいし、という声が。
逃げると…?
2023/03/08 (Wed)
☆一人でやるべし
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸が目当てですが。
海の幸派の一人なキース君、春のお彼岸を持ち出した件。
ジョミー「キースなら、任せて安心だしさ…」
サム 「うんうん、プロフェッショナルなんだしよ…」
シロエ 「例のキノコの法要については、達人ですよ」
キャリアが半端ありませんから、とシロエ君、ヨイショ。
シロエ 「ですから、今回は一人でお願いします」
ジョミー「避難するなら、マツカの家かな?」
サム 「花見と紅葉で世話になってる別荘でもよ…」
いいんでねえの、とサム君の意見。
サム 「あそこだったら、日帰り出来るしよ」
ジョミー「いいね、食事も美味しいし…」
シロエ 「マツカ先輩、どうでしょう?」
マツカ 「かまいませんよ、お彼岸は空いてますから」
どうぞ皆さんでいらして下さい、と御曹司の笑み。
マツカ 「マイクロバスも、いつも通りに手配しますね」
一同 「「「やったーっ!」」」
避難するぞ、と拳を突き上げる御一同様。
シロエ 「会長も、もちろん避難ですよね?」
ブルー 「当然だよ! キース、法要の準備はさ…」
やっておくから、と生徒会長、胸をドンと。
ブルー 「お膳も花も、お供え物もね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お膳、盛り付けすればOK!」
器も準備しておくね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「盛り付けくらい、出来るでしょ?」
キース 「そ、それは出来るが、俺に一人で…」
法要をやれと…、とキース君、悪い顔色。
キース 「あの馬鹿野郎と、一対一とか言わないか?」
ブルー 「そうなるだろうね、どう考えても」
キース 「キツすぎるんだが…!」
荷が重すぎる、と呻く副住職。
キース 「せめて、もう一人くらいいてくれても…!」
シロエ 「だったら、キャプテンとかをですね…」
ジョミー「呼べば増えると思うけど?」
キース 「あっちの面子を増やしてどうする!」
確実に詰むヤツだろうが、と悲鳴ですけど。
どうなる…?
2023/03/09 (Thu)
☆仕出しもいけます
春休みの相談をしていた面々、別荘ライフに決定ですが。
その前にやって来るのがお彼岸、例のキノコの法要で…。
シロエ 「サシが嫌なら、それしか無いと思いますけど」
ジョミー「キャプテンでもいいし、悪戯小僧でもさあ…」
サム 「いねえよりかはマシなんでねえの?」
枯れ木も山のナントカだぜ、とサム君も。
サム 「キースが拝んで、その面子でよ…」
シロエ 「お焼香をして貰えばですね…」
ジョミー「一応、形になると思うよ」
法要としては…、とジョミー君もプッシュ。
ジョミー「一人よりかは、二人の方が良さそうだよね」
サム 「うんうん、香炉も回せるしよ」
シロエ 「というわけで、頑張って下さい、キース先輩」
キース 「そう言われても…!」
嫌すぎるんだが、とキース君の引き攣った顔。
キース 「あいつらと俺で法要となると、もう色々と…」
シロエ 「何なんです?」
キース 「詰みそうな気しかしないんだが…!」
逃げられる気が全くしない、とキース君、冷汗ダラダラ。
キース 「何をやっても裏目に出まくり、どんどんと…」
シロエ 「ドツボなんですね、分かります」
でも、頑張って頂くしか…、とシロエ君の突き放し。
シロエ 「毎回、巻き込まないで下さい!」
ブルー 「ホントにねえ…。あ、アフターの用意もさ…」
ぶるぅ 「ちゃんとしとくね、仕出しがいい?」
それとも、何か作った方が…、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「レンジでチンするだけのヤツとか…」
キース 「俺に、ヤツらの飯の世話までしろと!?」
ブルー 「オッケー! ぶるぅ、仕出しだってさ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ メニュー、持って来るね!」
仕出し、仕出し…、と早速、持って来たメニュー。
ぶるぅ 「んとんと、これがお寿司屋さんので…」
ブルー 「こっちは料亭、いろんな店が来てくれるよ」
ぶるぅ 「フレンチとかのお店もいけるの!」
選んでくれれば予約するよ、と笑顔ですけど。
そういう問題…?
2023/03/10 (Fri)
☆法衣でアフター
春休みは旅行と決まった所へ、お彼岸の話が出て来た件。
例のキノコの法要ですけど、キース君が一人でやるとか。
ぶるぅ 「えっとね、お寿司屋さんだと、オススメは…」
ブルー 「このコースかなあ、アフター向けは」
ぶるぅ 「そだね、デザートの果物もつくし…」
法要にピッタリだと思うの! と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「お味噌汁は保温容器で来るから、注ぐだけ!」
ブルー 「君がやるのは、其処だけだしね?」
いいと思うよ、と生徒会長も。
ブルー 「それともアレかな、今風にさ…」
ぶるぅ 「和食以外もいいかもね!」
法要の後に焼肉とかも流行りだし…、と今どきの事情が。
ぶるぅ 「キースは、どういうのが好み?」
ブルー 「ケータリングも、基本、並べるだけだよ?」
キース 「違う、そういう問題じゃない!」
俺の手間より、あいつらの方が問題で…、と副住職。
キース 「あの連中とサシで法要、アフターもだと!?」
ブルー 「法要にはセットものだしねえ…」
ぶるぅ 「お坊さんも御一緒に、ってトコも多いよ?」
みんなでアフター、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「お坊さんが上座で、法話つきなの!」
シロエ 「まさか、法衣のままですか?」
ぶるぅ 「そだよ、着替えなんかは持って来ないし」
ブルー 「此処のが、変則すぎるんだよねえ…」
キースは着替えてしまうから、と生徒会長、フウと溜息。
ブルー 「普通、お坊さんがアフターに呼ばれたら…」
ぶるぅ 「袈裟だけ外してお食事だよね?」
ブルー 「うん、食事の時には袈裟は外すものだし…」
仏様に失礼が無いようにね、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「たまにはキースも、そのスタイルでさ…」
ぶるぅ 「アフターに出て法話をすれば、喜ばれそう!」
シロエ 「いいですよね、ソレ!」
ジョミー「きっと感動して貰えるよ、有難そうで」
キース 「何故、そうなる!」
なんで法衣でアフターまで、と叫んでますけど。
いいのでは?
2023/03/11 (Sat)
☆アフターはレア
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、そういう計画ですが。
その前に春のお彼岸なわけで、キース君が一人でやる話。
ブルー 「法衣でアフター、法話つきは正統派だよ?」
キース 「それはそうだが、あいつらはだな…!」
檀家さんではないんだぞ、とキース君、グッと拳を。
キース 「その上、熱心な信者さんでもない!」
ブルー 「でもねえ、法話は法要の花で…」
ぶるぅ 「お坊さんつきのアフター、喜ばれるもん!」
お膳料を貰って帰るお坊さんより…、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「出て欲しいのに、帰っちゃうトコも…」
ブルー 「多いんだよねえ、次があるから、と」
昨今の法要は土日に集中するし…、と生徒会長の解説が。
ブルー 「親族を集めようとするとね、どうしても…」
サム 「あー…。平日は都合がつきにくいのな?」
ブルー 「そう! だから土日は奪い合いでさ…」
早くから押さえておかないと…、と生徒会長、苦笑。
ブルー 「お坊さんの予定が埋まって、本堂とかも…」
ぶるぅ 「埋まっちゃうから、法事が出来なくなるの!」
シロエ 「マジですか?」
ブルー 「うん。そんな事情もあるからさ…」
アフターに出るより、次の法要、と生徒会長。
ブルー 「アフターまで来て貰えるのは、レアケース!」
ぶるぅ 「うんと沢山、お布施をしないとダメみたい…」
お坊さんを一日押さえちゃうし…、という法要の事情。
ぶるぅ 「おまけに、お彼岸のお中日だよ?」
ジョミー「何かあるわけ?」
ブルー 「あのねえ…。君も僧籍なんだし、心得事で…」
ぶるぅ 「そだよ、お彼岸の間は、個人の法事は…」
受けないお寺が殆どだよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「そんな時にアフター、お坊さんつき!」
ブルー 「有難すぎる話なんだよ、本当に」
シロエ 「それ、最高じゃないですか!」
ブルー 「院殿号の仏様にはさ…」
ぶるぅ 「ピッタリなの!」
それでいくべき、とプッシュですけど。
ナイスかも?
2023/03/12 (Sun)
☆サシだとキツイ
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸が楽しみな面々。
けれどキース君が持ち出した春のお彼岸、避けたいヤツ。
ブルー 「そもそも君が蒔いた種だし、一人でさ…」
シロエ 「やるべきですよ、今回くらいは」
ジョミー「そうだよ、それに有難い法要でレアケース!」
もう絶対に喜ばれるから、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「キャプテンと、ぶるぅを招待してさ…」
サム 「仕出しで、おもてなしなんだぜ?」
シロエ 「ぶるぅと会長の、御用達のお店なんですよ?」
美味しくて高級な店ばかりです、とシロエ君も。
シロエ 「メニューにも、時価のがあるほどですし…」
ジョミー「お相伴したいくらいだよねえ、ぼくたちも」
サム 「うんうん、マジで美味そうだしよ…」
??? 「なら、お相伴してくれたまえ!」
招待するよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「なにさ、御招待してるのに、その反応は」
で、どの店がいいんだって、とメニューを覗き込む人。
Aブルー「何処もオススメらしいけど…」
シロエ 「いえ、そういう話じゃなくってですね…」
ジョミー「ぼくたちは遠慮するわけで…」
サム 「そうだぜ、マツカの別荘に行くんだしよ」
別行動な、とサム君、ピシャリと。
サム 「此処に残るのは、キースだけでよ…」
シロエ 「法衣でアフター、法話つきです!」
もう最高の法要ですよ、とシロエ君もグイグイと。
シロエ 「院殿号の仏様には、お似合いですって!」
サム 「お中日に坊主を貸し切り、アフターだぜ?」
Aブルー「でもねえ、ぼくも一人じゃ嫌だし…」
キースとサシで法話なんてね、とソルジャーが顰める顔。
Aブルー「おまけに食事まで、サシはキツイよ!」
シロエ 「キャプテンとぶるぅで、三人ですけど?」
ジョミー「三対一だよ、いけるって!」
Aブルー「それが、その日は…」
ハーレイが空いていなくてね、と溜息な人。
悪戯小僧は…?
2023/03/13 (Mon)
☆二対一でいこう
春休みはマツカ君の別荘に決定、その前に春のお彼岸が。
キース君が一人でやる方向ですけど、ソルジャー登場で。
シロエ 「キャプテンがダメでも、ぶるぅがですね…」
サム 「いるじゃねえかよ、ぶるぅを連れて来いよな」
それで二人になるじゃねえか、とサム君も。
サム 「そしたら二対一になるしよ…」
ジョミー「キースとサシより、人数、増えるよ?」
シロエ 「二人いれば、香炉も回せますしね」
それに、ぶるぅも喜びますよ、とシロエ君、グイグイ。
シロエ 「なんと言っても、高級な仕出し料理です!」
サム 「美味いに決まってるんだしよ…」
ブルー 「ぶるぅが沢山食べるんだったら、多めにさ…」
注文すればいいと思うよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「それでこそアフターというヤツだしねえ…」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「お坊さんとか、参列して下さった皆さんに…」
御馳走を振舞うのが本来の意味、と解説が。
ブルー 「だから、ドカンと仕出しを取って!」
キース 「その世話をするのは、俺になるんだが!」
どの辺が坊主へのもてなしなんだ、とキース君の叫び。
キース 「坊主を、こき使うことになってだな…!」
ブルー 「仕方ないよね、自業自得だから」
シロエ 「まったくです。おもてなしくらいして下さい」
ぶるぅの扱いは慣れたものでしょう、とシロエ君。
シロエ 「今までにも散々、遊ばれてますし…」
ジョミー「だよねえ、エキスパートじゃないの?」
キース 「何故、そうなる!」
シロエ 「それはズバリ、プロだからですよ!」
法要のプロで、ぶるぅの相手も…、とシロエ君の指摘。
シロエ 「先輩なら、立派に務まりますって!」
サム 「頑張れよな!」
応援してるぜ、とサム君、キース君の肩をバンッ! と。
サム 「ファイトぉ!」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「ぼくも困るんだけど…」
ぶるぅはちょっと…、とソルジャーの声が。
何故に…?
2023/03/14 (Tue)
☆お経を読む間は
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、その前に春のお彼岸。
キース君が一人でやる方向で、仕出しを取るそうですが。
シロエ 「何故、ぶるぅだと困るんです?」
サム 「世話なら、キースに丸投げ出来るぜ?」
何も問題ねえじゃねえかよ、とサム君の言。
サム 「沢山食うのも、ブルーが許してるんだしよ…」
ブルー 「うん。支払いの心配は要らないからね」
請求書はノルディに回すから、と生徒会長、ニッコリ。
ブルー 「君が飲み食いしたと言ったら、もう一発で!」
シロエ 「払うでしょうねえ、エロドクターなら」
ブルー 「おまけに、ぼくから回すんだよ?」
ジョミー「請求書が来たってだけでも、喜ばれるって?」
そこまでブルーに惚れてるんだ、とジョミー君、唖然。
ジョミー「どう見たって、ただの金づるなのに…」
ブルー 「でもねえ、その請求書をハーレイに…」
回した場合はどうなるんだい、と生徒会長の問い。
ブルー 「あっちも喜んで払うわけでね、金欠でもさ」
シロエ 「なるほど、借金してでも払いそうですね」
ブルー 「そう! なのに、ノルディに回したんだよ?」
光栄の至りというヤツじゃないか、と生徒会長。
ブルー 「ついでに脈アリの可能性もさ…」
サム 「あるってことで、カモられるのな…」
ブルー 「ピンポーン! というわけで、費用の方は…」
ドンと任せてくれたまえ、と頼もしい台詞。
ブルー 「安心して、ぶるぅと法要をね!」
Aブルー「困るんだってば、悪戯炸裂で!」
位牌は蹴倒す、香炉は投げる…、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「キースがお経を読んでる間に、大暴れだよ!」
一同 「「「あー…」」」
それはあるかも、と誰もが見合わせる顔。
ジョミー「お経の間は、キースも面倒見られないよね…」
シロエ 「その上、背中を向けてますしね…」
サム 「後ろの騒ぎは見えねえか…」
Aブルー「オッケー?」
事情を分かってくれたかい、と聞いてますけど。
大暴れ…。
2023/03/15 (Wed)
さて、3月。シャングリラ学園も、春休みが近付く季節。
週末を生徒会長宅で過ごす面々、話題はもちろん春休み。
ジョミー「やっぱり旅行に行きたいよねえ…」
サム 「だよなあ、飯が美味くて、温泉もあって…」
シロエ 「遊べる所も欲しいですよね、せっかくですし」
絶叫マシーンなんかもいいかも、とシロエ君。
シロエ 「先輩たちも、お好きでしょう?」
ジョミー「うん、いいかも!」
スウェナ「あらっ、ジョミーは心霊スポットでしょ?」
好みの場所は、とスウェナちゃんのツッコミが。
スウェナ「それとも、季節が違うかしらね?」
ジョミー「ぼくは年中、歓迎だけど…」
サム 「旬はあるよな、心霊スポット」
夏の定番だろ、とサム君の言。
サム 「春は違うと思うぜ、絶対」
シロエ 「ですよね、桜にはまだ早いですけど…」
マツカ 「怪談には向いていませんよ、春は」
どちらかと言えば観光でしょう、とマツカ君。
マツカ 「その気になれば、花も色々ありますし…」
ジョミー「でもさ、花よりは絶叫マシーンで…」
サム 「心霊スポットより、断然、そっちな!」
いい場所、何処かねえのかよ、とサム君も。
サム 「マツカの別荘、そういうトコによ…」
ジョミー「あればいいんだけど、心当たりは?」
マツカ 「そうですね…。幾つかありますけれど…」
一同 「「「イイネ!」」」
別荘ライフ、と上がる歓声。
ジョミー「其処って、グルメもいけるよね?」
マツカ 「ええ。海の幸と山の幸、どちらにします?」
シロエ 「マツカ先輩のオススメは?」
サム 「海でも山でもかまわねえぜ?」
マツカに任せた、とサム君が立てる親指。
サム 「持ち主が一番、詳しいしよ…」
ジョミー「そうだよね、どっちが良さそうかな?」
マツカ 「どちらも料理は美味しいですよ」
シロエ 「悩みますねえ、そうなると…」
キース 「おい。その前にだな…」
お前たち、何か忘れてないか、と言ってますけど。
何を?
2023/03/01 (Wed)
☆借りがあった場合
春休みが近付いたシャン学メンバー、週末は生徒会長宅。
旅行に出掛ける案が出まして、春休みは別荘ライフかも。
ジョミー「忘れてるって、何を?」
シロエ 「マツカ先輩に借りはありませんけど?」
節分の災難は乗り切りました、とシロエ君。
シロエ 「他の先輩も、マツカ先輩に借りなんかは…」
サム 「作ってねえから、安心だぜ」
別荘ライフで問題ねえよ、とサム君も。
サム 「借りがあったら、そいつは立場がヤベえけど」
ジョミー「うんうん、下働きにされたりしてさ…」
シロエ 「こき使われるんですよね、分かります」
マツカ先輩じゃなくて他の先輩に…、とシロエ君の苦笑。
シロエ 「マツカ先輩は、そういう人じゃないですから」
ジョミー「やらないよねえ、マツカは、絶対」
サム 「その分、他のヤツらが酷使しまくるヤツな」
代理って大義名分でよ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「けどよ、そういう話もねえし…」
ジョミー「忘れてるってことも無いと思うな」
シロエ 「ええ。該当者がいたら集中攻撃ですよ」
こき使われる件について…、とシロエ君も竦める肩。
シロエ 「ロックオンの経験者ですから、忘れません」
ジョミー「あったね、シロエは」
シロエ 「そうなんです。住み込みで働け、と…」
言われましたね、とシロエ君が広げる両手。
シロエ 「あの勢いで、該当者を吊るし上げですよ」
サム 「間違いねえよな」
ジョミー「当人以外には、面白いイベントだしさ…」
シロエ 「忘れて貰えないと思いますけど?」
マツカ先輩が忘れていても…、とシロエ君。
シロエ 「ですから、何か忘れるも何も…」
サム 「ねえと思うぜ、この面子だしよ」
容赦ねえし、とサム君の言。
サム 「使いまくって、なんぼってヤツで」
キース 「いや、その件とは別になるんだが…」
シロエ 「何なんです?」
キース 「春といえば、だ…」
何かを思い出さないか、という質問ですけど。
えっと…?
2023/03/02 (Thu)
☆食べたい料理は
春休みはマツカ君の別荘がいいな、と相談中の御一同様。
週末の生徒会長宅ですけれども、キース君が横から口を。
キース 「毎年、春の定番でだな…」
ジョミー「お花見だったら、いつも桜だよ?」
シロエ 「早めに咲いてる場所に行ったりしますよね」
春休みにも、とシロエ君。
シロエ 「でも今は、マツカ先輩の別荘へ行く話で…」
サム 「海の幸にするか、山の幸かを選ぶトコだぜ?」
ジョミー「キースの好みは、どっちなわけ?」
キース 「どちらかと言えば、海になるな」
職業柄、家で食える回数が少ない、と副住職の深い溜息。
キース 「魚介類はどうしても、生臭くなるし…」
ぶるぅ 「んとんと、それはお料理次第で…」
消せると思うの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「和食だとショウガが多いかなあ…」
キース 「違う、匂いがどうこう以前に、魚介類は…」
生臭ものという定義だからな、と僧籍ならではの台詞。
キース 「肉も歓迎されはしないが、魚は、もっと…」
ぶるぅ 「そっか、お寺のお食事だもんね…」
キース 「檀家さんの目もあるからな…」
お越しになった時に魚の匂いはマズイ、と副住職。
キース 「たまになら、許して頂けもするが…」
ジョミー「しょっちゅう魚はヤバい、って?」
キース 「寺なんだぞ?」
もちろん宿坊ではお出しするが…、と切実な事情。
キース 「庫裏で食うのは、控えめになるな」
ジョミー「オッケー、キースは海の幸派で、と」
サム 「他の面子はどうなんだよ?」
シロエ 「えーっと、ぼくはジビエとかがですね…」
気になりますね、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「マツカ先輩、どうですか?」
マツカ 「いけますよ?」
鹿でもイノシシでも…、と御曹司の笑み。
マツカ 「シロエは山の幸なんですね?」
シロエ 「はいっ!」
ジョミー「これで一対一、と…」
キース 「そうじゃない!」
話が大きくズレているぞ、と苦情ですけど。
どの辺が…?
2023/03/03 (Fri)
☆ジビエに一票を
春休みの計画を相談中の面々、目当てはマツカ君の別荘。
海の幸がいいか、山の幸にするか、只今、一対一ですが。
キース 「俺の事情はどうでもいいんだ、今は!」
シロエ 「じゃあ、投票が拮抗した時はですね…」
ジビエに一票頂けますか、とシロエ君、抜け目ない台詞。
シロエ 「先輩とは長い付き合いですから、山の幸で!」
ジョミー「ちょ、それはズルいと思うけど!」
サム 「其処でキースを取り込むんじゃねえよ」
キースは海の幸派なんだぜ、とサム君も。
サム 「俺は海の幸を食いてえしよ…」
シロエ 「味方が減るからって、それは無いです!」
キース先輩の意見も聞いて下さい、とシロエ君。
シロエ 「キース先輩、ジビエに一票くれますよね?」
サム 「キース、シロエに譲るんじゃねえぜ?」
ジョミー「ぼくもさ、どっちかと言えば…」
サム 「海の幸派かよ、いけそうじゃねえか!」
俺とお前で既に二票な、とサム君、親指をグッと。
サム 「其処へキースが海の幸だぜ、もう三票で…」
ジョミー「半数は取っているもんねえ…」
キースを持って行かないでよ、とジョミー君も釘を。
ジョミー「キースも、此処は譲るの禁止!」
シロエ 「でもですね…! 現に、どうでもいいと…」
キース 「だから、違うと言っているだろう!」
さっきからな、とキース君の渋面。
キース 「どうでもいいいのは、俺の事情で…」
シロエ 「それならジビエにして下さいよ!」
海の幸だと言わないで…、とシロエ君、必死。
シロエ 「ジビエには、まだ一票なんです!」
キース 「そういう話をしてるんじゃない!」
春と言ったら、とても大事な行事が…、と副住職。
キース 「その行事だと、海の幸も山の幸も禁止で…」
ジョミー「えっ? お花見弁当だと、どっちもさ…」
シロエ 「アリだと思いますけれど?」
サム 「あるよな、どっちも」
キース 「違う!」
花見に出掛ける話でもない、と叫んでますけど。
何だと…?
2023/03/04 (Sat)
☆海の幸派が優勢
春休みはマツカ君の別荘だ、と生徒会長宅で相談な面々。
海の幸にするか、山の幸にするかで行先が変わるわけで。
キース 「大事な行事で、海の幸も山の幸もだな…」
シロエ 「禁止と言われてもですね…」
そんなことよりジビエに一票お願いします、とシロエ君。
シロエ 「キース先輩だけの事情でしょう? ソレは」
サム 「横から持って行くんじゃねえよ!」
キースの清き一票をよ、とサム君の苦情。
サム 「ドサクサ紛れとか、マジ、許さねえぜ?」
ジョミー「キースの事情はいいけどさあ…」
スウェナ「票を譲れ、はズルいわよねえ…」
サム 「おっ、もしかしてスウェナもよ…」
海の幸かよ、とサム君の輝く瞳。
サム 「だったら過半数、取れたんでねえの?」
ジョミー「あー! 残りはシロエとマツカと、それに…」
ブルーと、ぶるぅ、とジョミー君が折ってゆく指。
ジョミー「マツカはカウントされないから…」
サム 「過半数だぜ、四票で!」
これで決まりな、とサム君、親指をグッと。
サム 「キースがジビエに行かねえ以上は…」
ジョミー「ブルーとぶるぅがジビエ推しでも、三票で…」
負けるもんね、とジョミー君も。
ジョミー「キース、シロエに譲るのは無し!」
サム 「そうだぜ、その一票で決まるんだからよ」
ブルー 「まだジビエとは言ってないけど、推そうかな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ その方が面白そう!」
キースがどっちに転ぶかだもん、と飛び跳ねるお子様。
ぶるぅ 「食べ物の恨みは怖いもんね!」
ブルー 「そう! キースのせいで逆転したら…」
後のフルボッコが見ものだからさ、と生徒会長の笑み。
ブルー 「それで、どっちにするんだい? キース?」
キース 「おい、あんたまで忘れたのか!?」
ジョミー「いいから、ジビエに転ばないでよ?」
サム 「転びやがったら、ガッツリ祟るぜ」
キース 「だからだな…!」
なんでブルーまで、と叫んでますけど。
どっちに一票?
2023/03/05 (Sun)
☆転ばなかった人
春休みはマツカ君の別荘、その方向で相談中な御一同様。
海の幸派が今は過半数、キース君が転ぶと山の幸でして。
ブルー 「なんでぼくまで、って言われても…」
ぶるぅ 「その方が楽しいからだよね!」
ぼくとブルーとシロエがジビエ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「キースがシロエについてくれたら、過半数!」
ブルー 「一発逆転で、キースが恨まれまくってさ…」
面白いことになるんだし、と生徒会長、ニヤニヤと。
ブルー 「それでキースは、転ぶのかな?」
キース 「誰が転ぶか、俺も命が惜しいんだ!」
ジョミー「やったあ、海の幸で決定!」
サム 「マツカ、そっちの方で頼むぜ」
海の幸が美味い別荘な、とサム君もガッツポーズ。
サム 「あと、絶叫マシーンのあるトコで!」
マツカ 「分かりました、手配しておきますね」
ブルー 「うーん、どうして転ばないかな…」
キース 「あんたは俺を殺したいのか!」
こいつらを敵に回したら死ぬ、とキース君が竦める肩。
キース 「そうでなくても、春は詰むのに…」
シロエ 「あー…。どうでもいいっていう事情ですね」
でも、そんなのは個人の事情で…、とシロエ君。
シロエ 「ぶっちゃけ、関係無いですよ」
ブルー 「ホントにねえ…。ジビエに一票欲しかったな」
キース 「だから、どうしてあんたまでが!」
春は詰むとまで言ったのに、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「その辺で察しがつかないのか!」
ブルー 「ついているけど、たまにはさ…」
一人で解決してくれないかな、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「元々は、君が蒔いた種だよ?」
キース 「それはそうだが…」
シロエ 「あのぅ…。話が全然、見えないんですが…」
いったい何の話ですか、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「会長も関係あるようですけど…?」
ブルー 「うん、不幸にも巻き込まれてねえ…」
シロエ 「何にです?」
解決というと事件でしょうか、という質問。
そうかも…?
2023/03/06 (Mon)
☆事件らしいです
春休みはマツカ君の別荘への旅、行先を相談だった面々。
海の幸が美味しい所に決定、山の幸は却下されまして…。
ブルー 「事件と言うなら、事件になるね」
シロエ 「じゃあ、キース先輩が犯人なんですか?」
自分で蒔いた種なんですよね、とシロエ君。
シロエ 「おまけに、会長を巻き込んだ、と?」
ジョミー「巻き込み型だと、特殊詐欺かな?」
サム 「かもなあ、ヤクの売人かもしれねえけどよ」
ブルーを運び屋にしたってヤツな、とサム君の意見。
サム 「知らずに運ばされた時でも、ヤベえんだろ?」
シロエ 「あー…。場合によっては、そうらしいですね」
スウェナ「外国だったら、逮捕されるって言うじゃない」
スーツケースとかに入れられた時、とスウェナちゃん。
スウェナ「入国でバレたら、そのまま監獄送りでしょ?」
シロエ 「そう聞きますねえ、有無を言わさず有罪で」
で、ヤクの売人の方でしょうか、とシロエ君の問い。
シロエ 「特殊詐欺の受け子にしたのか、どっちです?」
キース 「なんでそうなる!」
シロエ 「だって、事件だそうですし…」
会長を巻き込んだわけですしね、とシロエ君の冷たい瞳。
シロエ 「先輩、何をやらかしたんです?」
キース 「詐欺でも、ヤクの売人でもない!」
ジョミー「だったら、何に巻き込んだのさ?」
事件なんだよ、とジョミー君も事情聴取に乗り出し。
ジョミー「自分で解決しろってことは、証拠隠滅?」
サム 「そうなんでねえの?」
通信履歴を削除しろとか…、とサム君も。
サム 「でもよ、警察も優秀だしよ…」
シロエ 「復元されてしまいますよね、大抵は」
キース 「そうじゃない!」
ヤバい橋など渡っていない、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「俺はただ、ヘマをしただけで…!」
シロエ 「ひき逃げですか、自転車で?」
ジョミー「その自転車が、ブルーの自転車だったって?」
それはダメなヤツ、と皆がツッコミですけど。
ひき逃げ…?
2023/03/07 (Tue)
☆たまには一人で
春休みはマツカ君の別荘に決定、海の幸が美味しい所へ。
けれどキース君には事情があるとか、事件だそうでして。
キース 「俺は、ひき逃げなどしていない!」
シロエ 「だったら、ヘマって何なんです?」
ジョミー「事件性があるって、普通じゃないよね…」
ホントに何をやらかしたのさ、とジョミー君の問い。
ジョミー「ブルーを巻き込むとか、どう考えても…」
サム 「ヤベえ橋ってヤツじゃねえかよ」
キース 「だから、違うと!」
あえて言うなら失言なんだ、とキース君、グッと拳を。
キース 「その場のノリで、適当にだな…」
シロエ 「何か言ったら、ドツボにハマった系ですか?」
ブルー 「まさにソレだよ、お蔭で、ぼくまで…」
ドツボに突き落とされちゃってね、と生徒会長の溜息。
ブルー 「春と秋には、嫌でも法要なんだってば」
一同 「「「げっ!」」」
アレか、と誰もが思い当たったブツ。
シロエ 「か、会長、それって、もしかしてですね…」
ジョミー「例のキノコの法要なわけ?」
キースが戒名をつけちゃったヤツ、とジョミー君。
ジョミー「春のお彼岸、確かにあるよね…」
シロエ 「ありましたよね…」
海の幸とかがダメなわけですよ、とシロエ君が落とす肩。
シロエ 「仏様へのお供え物には、NGですし…」
キース 「どうだ、分かったか?」
俺の事情というヤツが…、とキース君。
キース 「目下の俺の頭痛の種は、ソレでだな…」
サム 「威張るトコかよ、俺たちも被害者なんだぜ?」
ジョミー「そうだよ、毎回、巻き込まれてさ…」
抹香臭いイベなんかに…、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「たまには一人で解決してよね!」
シロエ 「まったくですよ」
会長の台詞じゃないですが…、とシロエ君も。
シロエ 「キース先輩、今回はですね…」
サム 「一人でやってくれよな、全部」
ジョミー「うん、ぼくたちは逃げるからさ」
何処かへ避難すればいいし、という声が。
逃げると…?
2023/03/08 (Wed)
☆一人でやるべし
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸が目当てですが。
海の幸派の一人なキース君、春のお彼岸を持ち出した件。
ジョミー「キースなら、任せて安心だしさ…」
サム 「うんうん、プロフェッショナルなんだしよ…」
シロエ 「例のキノコの法要については、達人ですよ」
キャリアが半端ありませんから、とシロエ君、ヨイショ。
シロエ 「ですから、今回は一人でお願いします」
ジョミー「避難するなら、マツカの家かな?」
サム 「花見と紅葉で世話になってる別荘でもよ…」
いいんでねえの、とサム君の意見。
サム 「あそこだったら、日帰り出来るしよ」
ジョミー「いいね、食事も美味しいし…」
シロエ 「マツカ先輩、どうでしょう?」
マツカ 「かまいませんよ、お彼岸は空いてますから」
どうぞ皆さんでいらして下さい、と御曹司の笑み。
マツカ 「マイクロバスも、いつも通りに手配しますね」
一同 「「「やったーっ!」」」
避難するぞ、と拳を突き上げる御一同様。
シロエ 「会長も、もちろん避難ですよね?」
ブルー 「当然だよ! キース、法要の準備はさ…」
やっておくから、と生徒会長、胸をドンと。
ブルー 「お膳も花も、お供え物もね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お膳、盛り付けすればOK!」
器も準備しておくね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「盛り付けくらい、出来るでしょ?」
キース 「そ、それは出来るが、俺に一人で…」
法要をやれと…、とキース君、悪い顔色。
キース 「あの馬鹿野郎と、一対一とか言わないか?」
ブルー 「そうなるだろうね、どう考えても」
キース 「キツすぎるんだが…!」
荷が重すぎる、と呻く副住職。
キース 「せめて、もう一人くらいいてくれても…!」
シロエ 「だったら、キャプテンとかをですね…」
ジョミー「呼べば増えると思うけど?」
キース 「あっちの面子を増やしてどうする!」
確実に詰むヤツだろうが、と悲鳴ですけど。
どうなる…?
2023/03/09 (Thu)
☆仕出しもいけます
春休みの相談をしていた面々、別荘ライフに決定ですが。
その前にやって来るのがお彼岸、例のキノコの法要で…。
シロエ 「サシが嫌なら、それしか無いと思いますけど」
ジョミー「キャプテンでもいいし、悪戯小僧でもさあ…」
サム 「いねえよりかはマシなんでねえの?」
枯れ木も山のナントカだぜ、とサム君も。
サム 「キースが拝んで、その面子でよ…」
シロエ 「お焼香をして貰えばですね…」
ジョミー「一応、形になると思うよ」
法要としては…、とジョミー君もプッシュ。
ジョミー「一人よりかは、二人の方が良さそうだよね」
サム 「うんうん、香炉も回せるしよ」
シロエ 「というわけで、頑張って下さい、キース先輩」
キース 「そう言われても…!」
嫌すぎるんだが、とキース君の引き攣った顔。
キース 「あいつらと俺で法要となると、もう色々と…」
シロエ 「何なんです?」
キース 「詰みそうな気しかしないんだが…!」
逃げられる気が全くしない、とキース君、冷汗ダラダラ。
キース 「何をやっても裏目に出まくり、どんどんと…」
シロエ 「ドツボなんですね、分かります」
でも、頑張って頂くしか…、とシロエ君の突き放し。
シロエ 「毎回、巻き込まないで下さい!」
ブルー 「ホントにねえ…。あ、アフターの用意もさ…」
ぶるぅ 「ちゃんとしとくね、仕出しがいい?」
それとも、何か作った方が…、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「レンジでチンするだけのヤツとか…」
キース 「俺に、ヤツらの飯の世話までしろと!?」
ブルー 「オッケー! ぶるぅ、仕出しだってさ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ メニュー、持って来るね!」
仕出し、仕出し…、と早速、持って来たメニュー。
ぶるぅ 「んとんと、これがお寿司屋さんので…」
ブルー 「こっちは料亭、いろんな店が来てくれるよ」
ぶるぅ 「フレンチとかのお店もいけるの!」
選んでくれれば予約するよ、と笑顔ですけど。
そういう問題…?
2023/03/10 (Fri)
☆法衣でアフター
春休みは旅行と決まった所へ、お彼岸の話が出て来た件。
例のキノコの法要ですけど、キース君が一人でやるとか。
ぶるぅ 「えっとね、お寿司屋さんだと、オススメは…」
ブルー 「このコースかなあ、アフター向けは」
ぶるぅ 「そだね、デザートの果物もつくし…」
法要にピッタリだと思うの! と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「お味噌汁は保温容器で来るから、注ぐだけ!」
ブルー 「君がやるのは、其処だけだしね?」
いいと思うよ、と生徒会長も。
ブルー 「それともアレかな、今風にさ…」
ぶるぅ 「和食以外もいいかもね!」
法要の後に焼肉とかも流行りだし…、と今どきの事情が。
ぶるぅ 「キースは、どういうのが好み?」
ブルー 「ケータリングも、基本、並べるだけだよ?」
キース 「違う、そういう問題じゃない!」
俺の手間より、あいつらの方が問題で…、と副住職。
キース 「あの連中とサシで法要、アフターもだと!?」
ブルー 「法要にはセットものだしねえ…」
ぶるぅ 「お坊さんも御一緒に、ってトコも多いよ?」
みんなでアフター、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「お坊さんが上座で、法話つきなの!」
シロエ 「まさか、法衣のままですか?」
ぶるぅ 「そだよ、着替えなんかは持って来ないし」
ブルー 「此処のが、変則すぎるんだよねえ…」
キースは着替えてしまうから、と生徒会長、フウと溜息。
ブルー 「普通、お坊さんがアフターに呼ばれたら…」
ぶるぅ 「袈裟だけ外してお食事だよね?」
ブルー 「うん、食事の時には袈裟は外すものだし…」
仏様に失礼が無いようにね、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「たまにはキースも、そのスタイルでさ…」
ぶるぅ 「アフターに出て法話をすれば、喜ばれそう!」
シロエ 「いいですよね、ソレ!」
ジョミー「きっと感動して貰えるよ、有難そうで」
キース 「何故、そうなる!」
なんで法衣でアフターまで、と叫んでますけど。
いいのでは?
2023/03/11 (Sat)
☆アフターはレア
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、そういう計画ですが。
その前に春のお彼岸なわけで、キース君が一人でやる話。
ブルー 「法衣でアフター、法話つきは正統派だよ?」
キース 「それはそうだが、あいつらはだな…!」
檀家さんではないんだぞ、とキース君、グッと拳を。
キース 「その上、熱心な信者さんでもない!」
ブルー 「でもねえ、法話は法要の花で…」
ぶるぅ 「お坊さんつきのアフター、喜ばれるもん!」
お膳料を貰って帰るお坊さんより…、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「出て欲しいのに、帰っちゃうトコも…」
ブルー 「多いんだよねえ、次があるから、と」
昨今の法要は土日に集中するし…、と生徒会長の解説が。
ブルー 「親族を集めようとするとね、どうしても…」
サム 「あー…。平日は都合がつきにくいのな?」
ブルー 「そう! だから土日は奪い合いでさ…」
早くから押さえておかないと…、と生徒会長、苦笑。
ブルー 「お坊さんの予定が埋まって、本堂とかも…」
ぶるぅ 「埋まっちゃうから、法事が出来なくなるの!」
シロエ 「マジですか?」
ブルー 「うん。そんな事情もあるからさ…」
アフターに出るより、次の法要、と生徒会長。
ブルー 「アフターまで来て貰えるのは、レアケース!」
ぶるぅ 「うんと沢山、お布施をしないとダメみたい…」
お坊さんを一日押さえちゃうし…、という法要の事情。
ぶるぅ 「おまけに、お彼岸のお中日だよ?」
ジョミー「何かあるわけ?」
ブルー 「あのねえ…。君も僧籍なんだし、心得事で…」
ぶるぅ 「そだよ、お彼岸の間は、個人の法事は…」
受けないお寺が殆どだよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「そんな時にアフター、お坊さんつき!」
ブルー 「有難すぎる話なんだよ、本当に」
シロエ 「それ、最高じゃないですか!」
ブルー 「院殿号の仏様にはさ…」
ぶるぅ 「ピッタリなの!」
それでいくべき、とプッシュですけど。
ナイスかも?
2023/03/12 (Sun)
☆サシだとキツイ
春休みはマツカ君の別荘へ旅行、海の幸が楽しみな面々。
けれどキース君が持ち出した春のお彼岸、避けたいヤツ。
ブルー 「そもそも君が蒔いた種だし、一人でさ…」
シロエ 「やるべきですよ、今回くらいは」
ジョミー「そうだよ、それに有難い法要でレアケース!」
もう絶対に喜ばれるから、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「キャプテンと、ぶるぅを招待してさ…」
サム 「仕出しで、おもてなしなんだぜ?」
シロエ 「ぶるぅと会長の、御用達のお店なんですよ?」
美味しくて高級な店ばかりです、とシロエ君も。
シロエ 「メニューにも、時価のがあるほどですし…」
ジョミー「お相伴したいくらいだよねえ、ぼくたちも」
サム 「うんうん、マジで美味そうだしよ…」
??? 「なら、お相伴してくれたまえ!」
招待するよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「なにさ、御招待してるのに、その反応は」
で、どの店がいいんだって、とメニューを覗き込む人。
Aブルー「何処もオススメらしいけど…」
シロエ 「いえ、そういう話じゃなくってですね…」
ジョミー「ぼくたちは遠慮するわけで…」
サム 「そうだぜ、マツカの別荘に行くんだしよ」
別行動な、とサム君、ピシャリと。
サム 「此処に残るのは、キースだけでよ…」
シロエ 「法衣でアフター、法話つきです!」
もう最高の法要ですよ、とシロエ君もグイグイと。
シロエ 「院殿号の仏様には、お似合いですって!」
サム 「お中日に坊主を貸し切り、アフターだぜ?」
Aブルー「でもねえ、ぼくも一人じゃ嫌だし…」
キースとサシで法話なんてね、とソルジャーが顰める顔。
Aブルー「おまけに食事まで、サシはキツイよ!」
シロエ 「キャプテンとぶるぅで、三人ですけど?」
ジョミー「三対一だよ、いけるって!」
Aブルー「それが、その日は…」
ハーレイが空いていなくてね、と溜息な人。
悪戯小僧は…?
2023/03/13 (Mon)
☆二対一でいこう
春休みはマツカ君の別荘に決定、その前に春のお彼岸が。
キース君が一人でやる方向ですけど、ソルジャー登場で。
シロエ 「キャプテンがダメでも、ぶるぅがですね…」
サム 「いるじゃねえかよ、ぶるぅを連れて来いよな」
それで二人になるじゃねえか、とサム君も。
サム 「そしたら二対一になるしよ…」
ジョミー「キースとサシより、人数、増えるよ?」
シロエ 「二人いれば、香炉も回せますしね」
それに、ぶるぅも喜びますよ、とシロエ君、グイグイ。
シロエ 「なんと言っても、高級な仕出し料理です!」
サム 「美味いに決まってるんだしよ…」
ブルー 「ぶるぅが沢山食べるんだったら、多めにさ…」
注文すればいいと思うよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「それでこそアフターというヤツだしねえ…」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「お坊さんとか、参列して下さった皆さんに…」
御馳走を振舞うのが本来の意味、と解説が。
ブルー 「だから、ドカンと仕出しを取って!」
キース 「その世話をするのは、俺になるんだが!」
どの辺が坊主へのもてなしなんだ、とキース君の叫び。
キース 「坊主を、こき使うことになってだな…!」
ブルー 「仕方ないよね、自業自得だから」
シロエ 「まったくです。おもてなしくらいして下さい」
ぶるぅの扱いは慣れたものでしょう、とシロエ君。
シロエ 「今までにも散々、遊ばれてますし…」
ジョミー「だよねえ、エキスパートじゃないの?」
キース 「何故、そうなる!」
シロエ 「それはズバリ、プロだからですよ!」
法要のプロで、ぶるぅの相手も…、とシロエ君の指摘。
シロエ 「先輩なら、立派に務まりますって!」
サム 「頑張れよな!」
応援してるぜ、とサム君、キース君の肩をバンッ! と。
サム 「ファイトぉ!」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「ぼくも困るんだけど…」
ぶるぅはちょっと…、とソルジャーの声が。
何故に…?
2023/03/14 (Tue)
☆お経を読む間は
春休みはマツカ君の別荘で海の幸、その前に春のお彼岸。
キース君が一人でやる方向で、仕出しを取るそうですが。
シロエ 「何故、ぶるぅだと困るんです?」
サム 「世話なら、キースに丸投げ出来るぜ?」
何も問題ねえじゃねえかよ、とサム君の言。
サム 「沢山食うのも、ブルーが許してるんだしよ…」
ブルー 「うん。支払いの心配は要らないからね」
請求書はノルディに回すから、と生徒会長、ニッコリ。
ブルー 「君が飲み食いしたと言ったら、もう一発で!」
シロエ 「払うでしょうねえ、エロドクターなら」
ブルー 「おまけに、ぼくから回すんだよ?」
ジョミー「請求書が来たってだけでも、喜ばれるって?」
そこまでブルーに惚れてるんだ、とジョミー君、唖然。
ジョミー「どう見たって、ただの金づるなのに…」
ブルー 「でもねえ、その請求書をハーレイに…」
回した場合はどうなるんだい、と生徒会長の問い。
ブルー 「あっちも喜んで払うわけでね、金欠でもさ」
シロエ 「なるほど、借金してでも払いそうですね」
ブルー 「そう! なのに、ノルディに回したんだよ?」
光栄の至りというヤツじゃないか、と生徒会長。
ブルー 「ついでに脈アリの可能性もさ…」
サム 「あるってことで、カモられるのな…」
ブルー 「ピンポーン! というわけで、費用の方は…」
ドンと任せてくれたまえ、と頼もしい台詞。
ブルー 「安心して、ぶるぅと法要をね!」
Aブルー「困るんだってば、悪戯炸裂で!」
位牌は蹴倒す、香炉は投げる…、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「キースがお経を読んでる間に、大暴れだよ!」
一同 「「「あー…」」」
それはあるかも、と誰もが見合わせる顔。
ジョミー「お経の間は、キースも面倒見られないよね…」
シロエ 「その上、背中を向けてますしね…」
サム 「後ろの騒ぎは見えねえか…」
Aブルー「オッケー?」
事情を分かってくれたかい、と聞いてますけど。
大暴れ…。
2023/03/15 (Wed)
☆呪われるのは嫌
節分の打ち合わせだからと欠席届で、学校を休んだ面々。
今年は神社と決定したのに、ソルジャーが乱入で大反対。
Aブルー「通じてるかは、この際、関係無いんだよ!」
ブルー 「とにかく、黙って帰りたまえ!」
Aブルー「お寺に一緒に行ってくれるんだね?」
でないと絶対帰らない、とソルジャー、居座りモード。
Aブルー「困る事例を挙げて挙げまくって、徹夜でも!」
シロエ 「お断りします! 欠席届は、今日の分しか…」
出してませんから、とシロエ君。
シロエ 「明日は登校して、節分の日の欠席届を…」
ジョミー「出して来ないとヤバいんだよ!」
グレイブ先生の嫌味が炸裂、とジョミー君も。
ジョミー「徹夜なんかして、ヘロヘロで登校したら…」
キース 「朝のホームルームで、吊るし上げなんだが!」
サム 「だよなあ、確実に名指しでよ…」
でもって廊下に出されるんだぜ、とサム君が竦める肩。
サム 「立っていたまえ、ってバケツ付きでよ」
ジョミー「ウチの学校、体罰、オッケーだもんね…」
キース 「お上にチクっても、無駄らしいしな」
なにしろ特別な学校だけに、とキース君の嘆き節。
キース 「ついでに俺たちは、ブラックリストで…」
シロエ 「目を付けられてて、ずっと1年A組ですし…」
Aブルー「ふうん? だったら帰ってあげるけれどさ…」
お寺にしないと祟るからね、とソルジャー、ジト目。
Aブルー「祟って呪って、一生モノで!」
一同 「「「ひぃぃっ!」」」
嫌すぎる、と誰もがドン引き。
シロエ 「わ、分かりました、お寺にします!」
Aブルー「オッケー、シロエは除外ってことで」
シロエ 「ありがとうございます!」
恩に着ます、とシロエ君、ハハーッと土下座。
シロエ 「では、他の皆さんは、存分にですね…」
Aブルー「呪うってね!」
キース 「いや、俺も寺で!」
ジョミー「ぼくも、お寺にしとくから!」
我先にお寺を希望な面々、必死の形相。
そうでしょうねえ…。
2023/02/16 (Thu)
☆お寺がいい人たち
節分の打ち合わせをする、と学校を休んだ面々ですけど。
今年は神社と決定したのに、お寺に鞍替えな人が続出中。
サム 「俺も寺にしとくぜ、喜んで!」
スウェナ「もちろん私も、お寺だわよ!」
Aブルー「オッケー、それじゃブルーとぶるぅ以外は…」
ぼくとお寺でいいんだね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「今年も元気に、七福神様にお参りで!」
ぶるぅ 「んとんと、ぼくも、お寺がいいな…」
Aブルー「本当かい?」
ぶるぅ 「そうなの、ぶるぅは来ないんだけど…」
だけど、みんなと一緒がいいし、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「ブルーは、どうする?」
ブルー 「うーん…。一人で神社に行ってもねえ…」
Aブルー「つまらないなら、是非、君も!」
ブルー 「それしか無いかな、色々不安は残るけど…」
なんと言っても君だけに…、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「呪う気なんかはまるで無くても、天然でさ…」
シロエ 「やらかしそうな気はしますよね…」
サム 「おい、お前が最初に寺に鞍替えしたんだぜ?」
ジョミー「そうだよ、文句を言えるどころか、一番に…」
呪われるべきだと思うけどな、とジョミー君。
ジョミー「何かあった時は、シロエに回すよ」
一同 「「「イイネ!」」」
シロエ 「ええっ!?」
ぼくなんですか、とシロエ君、愕然。
シロエ 「其処は、キース先輩の役目になるのでは…?」
キース 「生憎だが、今回、俺は非番だ」
ジョミー「シロエの次に鞍替えしたけど、戦犯ってさ…」
サム 「言い出しっぺを指すよな、うん」
自分だけ逃げようとしたんだからよ、とサム君も。
サム 「んじゃ、トラブルはシロエの担当な!」
ジョミー「ドーンと任せて安心だよね!」
ぼくたちはスルーな方向で…、とジョミー君の纏め。
ジョミー「七福神巡り、張り切って行こう!」
Aブルー「うん、シロエも楽しんでくれたまえ!」
君が世話係らしいから、とソルジャーの笑顔。
大丈夫ですか…?
2023/02/17 (Fri)
☆逃げ道はあった筈
今年の節分は神社の筈が、例年通りの七福神巡りに決定。
ソルジャーの主張が通ったわけで、回避したいトラブル。
サム 「頑張って勤め上げろよ、シロエ?」
シロエ 「そ、そんなことを言われても…!」
ぼくは経験値が足りないんです、とシロエ君、顔面蒼白。
シロエ 「キース先輩のようには、とても…」
サム 「だから、頑張れって言うんじゃねえかよ」
ジョミー「やるしかないよね、どう考えても」
Aブルー「その辺のことは、君たちで揉めてくれたまえ」
ぼくはそろそろ帰るから、と諸悪の根源な人、知らん顔。
Aブルー「ぶるぅ、テイクアウトを頼めるかな?」
ぶるぅ 「オッケー、お菓子に、お料理に…」
多めに入れておいたから、と手際よく詰めたお子様。
ぶるぅ 「ぶるぅに、よろしく言っといてね!」
Aブルー「もちろんだよ! じゃあ、また節分の日に!」
来るからよろしく、とパッと姿が消えまして…。
キース 「結局、今年も寺になるのか…」
ジョミー「誰かさんが裏切るからだよ、命が惜しくて」
ブルー 「ホントにねえ…。あそこでシロエが単独で…」
逃げを打たなきゃ、こうはならない、と生徒会長も。
ブルー 「一致団結して神社だったら、ブルーもさ…」
サム 「諦めて二人で行ったと思うぜ、七福神によ」
シロエ 「でもですね…! その場合、祟りが…」
ジョミー「祟りなんかを怖がってたら、心霊スポット…」
回れないよ、とジョミー君。
ジョミー「お守り持参で、突撃するのが通だよね」
シロエ 「あの人に使えるお守りは無いです!」
キース 「どうだかな…。今回の件に関しては…」
ブルー 「二人の方が御利益多めで、ゴリ押してれば…」
納得した可能性が大、と生徒会長、キッパリ。
ブルー 「ぼくが一筆書いてあげる、と言うとかさ」
キース 「銀青様の書状か、それは効果がありそうだ」
サム 「あー、七福神様にお願い状な!」
最強じゃねえか、とサム君も感動の銀青様の書。
強そう…。
2023/02/18 (Sat)
☆経験値を上げろ
学校を休んで節分の相談、今年は神社と決めた御一同様。
けれどソルジャーが乱入して来て、恒例の七福神巡りに。
ジョミー「ブルーが書いたお願い状だと、効くよね…」
ブルー 「それはもう! 直々にお願いするんだからさ」
お願い事をどうぞよろしく、と心を込めて、と生徒会長。
ブルー 「ブルーと、あっちのハーレイの分を…」
サム 「書いて渡せば良かったわけな?」
ブルー 「そうなんだよねえ、そのつもりだったのに…」
誰かさんが先走っちゃって…、と生徒会長、フウと溜息。
ブルー 「ああなった後で、申し出たって…」
キース 「聞くわけがないな、あの馬鹿野郎は」
ジョミー「お願い状まで、ふんだくろうとするヤツだよ」
ブルー 「うん。でも、今のを聞いてて戻って来ても…」
絶対に書いてあげないけどね、と生徒会長、冷たい笑み。
ブルー 「書けと言われたら、梵語でサラサラ!」
一同 「「「梵語?」」」
ブルー 「お釈迦様の国の言葉で、文字もあるから…」
それで書いたら素人さんには読めないよ、と、しれっと。
ブルー 「真逆のことを書かれていたって、どうにもね」
キース 「まったくだ。俺でも読めるか危ういしな」
大学で習った範囲の梵語は読めるが…、と副住職の苦笑。
キース 「つまり、あの馬鹿には、手も足も出ない、と」
ブルー 「ピンポーン! だから安心、安全だけど…」
お寺に決まった件はどうにも、と生徒会長もお手上げ。
ブルー 「シロエ、覚悟をしておきたまえ」
シロエ 「一人で背負え、と言うんですね?」
ブルー 「どんな目に遭わされようともね!」
節分の日の君の仕事だ、と生徒会長の突き放し。
ブルー 「他の面子を頼っちゃ駄目だよ、キースとか」
シロエ 「ですから、知識も経験も不足してますし…!」
キース 「やかましい! 坊主も実地で学ぶんだ!」
ブルー 「そうだよ、この際、修行を積んで経験値をね」
アップしたまえ、と銀青様の仰せですけど。
大変かも…?
2023/02/19 (Sun)
☆世話係の務め
いよいよ節分、生徒会長のマンション前に朝イチで集合。
ソルジャー夫妻はシロエ君に丸投げ、そういう方向で…。
シロエ 「おはようございます…」
サム 「なんだよ、不景気な顔しやがって」
ジョミー「盛り下がるからさ、もっと笑顔でやってよね」
この先、地獄が待っていても…、とジョミー君の注文。
ジョミー「キースだったら、詰んでいてもさ…」
サム 「表情は通常運転だよな」
安定のポーカーフェイスだしよ、とサム君も。
サム 「シロエは表情豊かなんだし、笑顔で頼むぜ」
ジョミー「うんうん、営業スマイルでさ」
シロエ 「無理ですから!」
??? 「そう言わないでさ、笑う門には福来るだし!」
開運招福、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「おはよう、今日はよろしくね!」
??? 「皆さん、おはようございます」
今年もよろしく、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「今日はシロエが、お世話して下さるそうで…」
シロエ 「え、ええ、色々と至りませんけど…」
Aブルー「いいって、いいって! それよりスマイル!」
笑顔でいこう! とソルジャー、張り切ってバス停へ。
Aブルー「シロエ、いつものバスなんだけど…」
シロエ 「は、はい、何でしょうか?」
Aブルー「隣に座ってくれるかな?」
シロエ 「ええっ!?」
それは…、とシロエ君、ガクガクブルブル。
シロエ 「あ、あのう、後部座席で密着座りですよね?」
Aブルー「もちろんだよ! ぼくがハーレイの膝に…」
シロエ 「そ、そのお隣に座るんですか?」
Aブルー「ハーレイの膝じゃなくって、座席にね!」
でもって飲食の世話をよろしく、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「係さえいれば、ジュースもお菓子も…」
シロエ 「ぼくに横から差し出せ、と?」
Aブルー「他に何があると?」
シロエ 「い、いえ…。でもですね…」
Aブルー「世話係だよ?」
当然の務めだと思うけどね、と言ってますけど。
座れと…?
2023/02/20 (Mon)
☆ヘタレそうな人
節分は七福神巡りにお出掛け、ソルジャー夫妻もセット。
シロエ君にお世話係を押し付け、路線バスで出発でして。
Aブルー「世話をしてくれるんなら、飲食もだよ!」
シロエ 「お邪魔虫になると思うんですけど…」
A船長 「ブルー、私も落ち着きません」
シロエが隣に座ったのでは…、とキャプテンも弱気。
A船長 「例年のようなイチャイチャは、ちょっと…」
Aブルー「ダメなのかい?」
A船長 「ええ。ぶるぅの覗きと同じでですね…」
ヘタレの虫が騒ぐんですよ、とキャプテンの悪い顔色。
A船長 「ですから、勘弁願いたいです」
Aブルー「えーっ!?」
A船長 「お触りは無しでいいのでしたら、その案で…」
かまいませんが、とキャプテン、ヘタレMAX。
A船長 「どうなさいますか、ブルー?」
Aブルー「うーん…。せっかくの密着座りなんだし…」
お尻サワサワは外せないよね、とソルジャーの深い溜息。
Aブルー「分かったよ、シロエが隣に座るのは無しで!」
A船長 「ありがとうございます! あ、あのバスは…」
丁度、来ましたよ、と笑顔のキャプテン。
A船長 「この路線のバスでいいんですよね?」
シロエ 「そうです、どうぞ乗りやがって下さい!」
サム 「おいおい、お前、敬語が変だぜ?」
シロエ 「いいんですってば、細かいことは」
命拾いをしたんですから、とシロエ君の晴れやかな顔。
シロエ 「この後も、なんとかなるかもですよ」
Aブルー「ほら、其処! 君たちも乗って!」
一同 「「「はーい…」」」
乗ったら他人のふりでいくぞ、とバスに乗り込む面々。
サム 「シロエ、一人で背負うんだぜ?」
シロエ 「覚悟はしてます」
詰みかけた分、腹を括りました、と半ばヤケクソな人。
シロエ 「死ぬ気でいきます!」
Aブルー「頼もしいねえ…」
A船長 「いいお参りにしたいですよね」
ぶるぅ 「しゅっぱぁ~つ!」
密着座りな人たちを乗せて、発車したバス。
どうなるやら…。
2023/02/21 (Tue)
☆絵馬を書くなら
節分は今年も七福神巡り、路線バスに乗ってお寺へ出発。
ソルジャー夫妻が一緒ですけど、お世話係はシロエ君で。
Aブルー「ハーレイ、お触りは、もっと大胆にね!」
A船長 「こうですか?」
Aブルー「そう、其処、其処!」
いいねえ…、とソルジャー、ウットリと。
Aブルー「節分のお参りは、こうでなくっちゃ!」
A船長 「夫婦和合をお願いしに行くわけですしね」
Aブルー「やっぱり態度で示さないとね!」
イチャイチャぶりを、と盛り上がっている二人ですが。
一同 (((他人のふり、他人のふり…)
シロエ (何も起こりませんように…)
死にたくない、という祈りが通じて、無事に目的地到着。
Aブルー「さあ、着いた! まずは福笹!」
A船長 「絵馬にしっかり書くのが大切ですからね」
いそいそと福笹をゲットな二人で、取り出す筆ペン。
Aブルー「夫婦和合、っと!」
A船長 「ブルー、その件なのですが…」
ああ、もう書いてしまいましたか、とキャプテンの声が。
Aブルー「えっ? 何か問題あるのかい?」
A船長 「いえ、そういうわけでは…。ただ、こう…」
丁寧に書けば御利益アップかもです、とキャプテンの言。
A船長 「サラッと書くより、心をこめて」
Aブルー「あー…。でも、書いちゃったし…。ん?」
そういえば…、とソルジャーが顎に当てる手。
Aブルー「チラと小耳に挟んだんだよ、美味しい話を」
A船長 「は? それはどういう…?」
Aブルー「こっちのブルーには、凄いスキルが…」
あるらしくって、とソルジャーの視線が生徒会長に。
Aブルー「お願い状を書けるらしいんだよね」
一同 「「「げっ!」」」
聞いてたのか、と誰もがガクブル。
Aブルー「君たち、どうかしたのかい?」
シロエ 「何でもないです、気にしないで下さい!」
Aブルー「この反応だと、マジネタっぽいね?」
A船長 「同感です」
それでお願い状というのは…、と尋ねてますけど。
ヤバいかも…?
2023/02/22 (Wed)
☆書いて欲しい人
七福神巡りのお寺に到着、まずは福笹を頂くのがお約束。
ソルジャー夫妻もゲットですけど、絵馬を書くわけで…。
Aブルー「お願い状だよ、そのまんまだけど?」
A船長 「誰にお願いするんですか?」
Aブルー「それはもちろん、七福神様だよ!」
専用の文字もあるらしくって…、とソルジャー、真剣。
Aブルー「ただ、その文字だと、素人にはさ…」
A船長 「解読不能とか、そんなのでしょうか?」
Aブルー「らしいよ、習ったキースでもさ…」
読めない場合があるんだって、とソルジャーが竦める肩。
Aブルー「だから、その文字はダメだけど…」
A船長 「何故、ダメなんです?」
Aブルー「頼みたいことと、真逆のことを書かれても…」
分からないじゃないか、とソルジャー、肩をブルッと。
Aブルー「夫婦和合と書き込む代わりに、縁切りだとか」
A船長 「そういう恐れがあるのですか?」
Aブルー「だって、相手はブルーなんだよ?」
日頃から何かとうるさいし…、とソルジャーの溜息。
Aブルー「これを機会に別れてしまえ、と思いっ切り…」
A船長 「其処までされるほどなのでしょうか…?」
ブルー 「やっていいなら、やりたいよ、ぼくは!」
祟られそうだからやらないけれど、と生徒会長、苦い顔。
ブルー 「シロエ、この連中を何とかしたまえ!」
シロエ 「ぼくですか!?」
ブルー 「世話係だろう?」
餌で釣るとか、身体を張るとか…、と生徒会長。
ブルー 「とにかく、こっちに火の粉が来ないように!」
シロエ 「そう言われても、この件はですね…!」
Aブルー「君の管轄だと思うけれどね?」
まだハーレイの絵馬が残っていてさ、とソルジャーの言。
Aブルー「そっちだけでも書いてくれれば、今年はさ…」
A船長 「御利益を多めに頂けそうですねえ…」
Aブルー「書いてくれれば、シロエの命は…」
シロエ 「助かるんですね、会長、どうか…」
一筆お願いします、とお願いモードですけど。
無理では…?
2023/02/23 (Thu)
☆高くつく一筆
七福神巡りには必須な福笹、ゲットしたソルジャー夫妻。
干支が描かれた絵馬に、毎年書くのが夫婦和合の願い事。
Aブルー「頼むよ、ハーレイの分だけだから!」
シロエ 「会長、ぼくを助けると思って書いて下さい!」
この通りです、とシロエ君、合掌して深々とお辞儀。
シロエ 「どうかよろしくお願いします…!」
Aブルー「ほらね、シロエも必死なんだし…」
A船長 「書いて頂けると、私も非常に嬉しいです」
御利益が多めになるなんて…、とキャプテンも。
A船長 「専用の字でなくても、かまいませんから」
Aブルー「むしろ普通の文字で頼むよ、夫婦和合、と!」
ブルー 「だから、なんでぼくが…!」
お世話係はシロエじゃないか、と生徒会長の仏頂面。
ブルー 「頼み事なら、シロエの方に言いたまえ!」
Aブルー「シロエも口添えしてくれてるよ?」
シロエ 「ぼくの命が助かるんですよ、どうか…!」
ブルー 「じゃあ、お礼は?」
一同 「「「は?」」」
お礼って何だ、と誰もがキョトン。
Aブルー「えっと、お礼って…?」
ブルー 「書いた場合の、お礼だけれど?」
ぼくの一筆は高くつくよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「その辺、キースが詳しいかと」
キース 「そうだな、俺に改めて言われなくても…」
お彼岸とお盆で分かるだろう、とキース君の言。
キース 「お布施の額が、毎回、半端ないわけで…」
Aブルー「まあ、そうだけど…。字も高いわけ?」
キース 「当然だろうが、下手をするとだ…」
ブルー 「字の方が高いこともあるよね、うん」
お布施以上に…、と銀青様の解説が。
ブルー 「書いて貰うのに、まずコネが要るし…」
キース 「コネをつけるには、あちこちに…」
惜しみなく金を撒かないと…、と副住職。
キース 「接待はもちろん、お届け物も…」
ブルー 「もう、それだけで相当にさ…」
キース 「金がかかるぞ?」
下手な法要の分くらい、と恐ろしい台詞が。
高すぎかも…。
2023/02/24 (Fri)
☆幅があるそうです
七福神巡りに必須の福笹、干支が描かれた絵馬がセット。
その絵馬に毎年、ソルジャー夫妻が夫婦和合の願い事を。
Aブルー「コネなら、ぼくは持ってるじゃないか!」
シロエ 「そうですよ。会長とは長い付き合いですし…」
ブルー 「まあ、その件は横に置いといてさ…」
前段階からして高いんだよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「そこまでしても頼みたいのが、高僧の書で…」
キース 「書いて頂くには、相応のお礼が要るわけだ」
建物を寄進しろとまでは言わんが…、と副住職の説明。
キース 「ブルーほどの高僧になるとだな…」
ブルー 「袈裟を贈るくらいの気持ちでないとね」
一同 「「「袈裟?」」」
ブルー 「そう! 坊主の衣装の中で一番高いヤツ!」
それを貰っても罰は当たらないよ、と生徒会長、ニヤリ。
ブルー 「格安どころか、タダで書くのもあるけどさ」
キース 「あるな、修行僧への御褒美とかで」
サム 「そんなケースもあるのかよ?」
キース 「運が良ければ、抽選で当たることがある」
景品の場合はタダになるな、とキース君。
キース 「頑張りなさい、と応援して下さるんだ」
ブルー 「つまり、タダから袈裟一枚まで…」
幅はあるけど、タダはお断り、と生徒会長、ピシャリと。
ブルー 「それなりに払ってくれないとねえ…」
Aブルー「分かった、ノルディに貰って来る!」
ちょっと待ってて、と行く気なソルジャーですけど。
ブルー 「ダメダメ、そこはシロエでなくちゃ!」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「シロエだってば、命が助かるんだろう?」
身代金を取りに行くべし、と生徒会長、仁王立ち。
ブルー 「ノルディの家に行って来たまえ、お願いに!」
Aブルー「なるほどねえ…。瞬間移動で送迎だね?」
ブルー 「そういうことだね、お世話係に頼んで…」
Aブルー「大金ゲットで、一筆なんだ?」
ブルー 「そう!」
このくらい、と指を五本も立ててますけど。
取りに行けと…?
2023/02/25 (Sat)
☆タダになる条件
七福神巡りと言えば福笹、今年の干支が描かれた絵馬が。
それに願い事を書くソルジャー夫妻、夫婦和合がお約束。
Aブルー「うーん、確かに高いんだけど…」
A船長 「それだけの価値があるわけですね?」
ブルー 「もちろんだよ! 書いて欲しいなら、お礼!」
とにかく寄越せ、と生徒会長が突き付ける五本の指。
ブルー 「最高級の袈裟だと、このくらいだし…」
キース 「伝説の高僧、銀青様の書だぞ? 適正価格だ」
ジョミー「そんなにするわけ!?」
ブルー 「大丈夫! 君にはタダでプレゼントだよ!」
修行を始めるんならね、と生徒会長の宣言が。
ブルー 「だけど、シロエはお呼びじゃないし…」
サム 「シロエも坊主を目指す場合は、タダだよな?」
ブルー 「決まってるだろう! ああ、なるほど…」
ノルディの所に行かなくても、と生徒会長、手をポンと。
ブルー 「坊主になるなら、此処は出血大サービス!」
キース 「タダで書くんだな?」
ブルー 「そう! シロエに書いてあげる代わりに…」
キャプテンの絵馬に書いてもいい、と生徒会長の笑み。
ブルー 「どうかな、シロエ?」
シロエ 「エロドクターに頼むか、坊主ですって!?」
ブルー 「その二択だけど、どっちにする?」
シロエ 「どっちも嫌です!」
嫌すぎますから、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「お世話係の業務を超えていますよ、ソレ!」
Aブルー「命が助からなくてもいい、と?」
シロエ 「それも困るんですけれど…」
ブルー 「だったら、キャッシュで!」
君がこれだけ払いたまえ、と生徒会長の指が五本。
ブルー 「払うからには、一括で!」
一同 「「「うわー…」」」
これは詰むヤツ、と誰もがガクブル。
サム 「払えるわけがねえよな、アレ…」
ジョミー「詰んだよね、シロエ…」
マツカ 「そうでしょうか?」
シロエ 「マツカ先輩? もしかして、代わりに…」
払って下さるおつもりですか、とシロエ君。
いけるかも…?
2023/02/26 (Sun)
☆払えないのなら
七福神巡りに必須の福笹、絵馬がついているわけですが。
干支の絵だけで飾りの筈が、ソルジャー夫妻は願い事を。
Aブルー「マツカが代わりに払うって?」
マツカ 「ええ、ぼくでよろしければ…」
シロエ 「マツカ先輩、恩に着ます!」
ありがとうございます、とシロエ君の輝く瞳。
シロエ 「これで命が助かりますよ!」
サム 「でもよ、その借り、返せるのかよ?」
シロエ 「えっ、支払って下さるんですし…」
マツカ 「ぼくのポケットマネーですから、いいですよ」
差し上げます、とマツカ君、太っ腹。
マツカ 「キャッシュですよね、直ぐに手配を…」
Aブルー「ダメダメ、そういう甘いのは!」
癖になるから、とソルジャーの厳しい表情。
Aブルー「要するにシロエは、払えなくって…」
A船長 「貰いに行く気も、坊主になる気も…」
無いんですよね、とキャプテンも。
A船長 「これは命を頂くケースでよろしいかと」
Aブルー「だよねえ、流石に殺すとまでは…」
言わないけどさ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「とはいえ、美味しい話を逃すんだから…」
A船長 「相応の謝罪はすべきですよね」
Aブルー「うん。ここは叫んで貰おうか」
一同 「「「は?」」」
叫ぶって、と一同、キョトン。
サム 「何だよ、ソレ?」
Aブルー「そのまんまだよ、叫ぶんだよ!」
叫ぶべき場所があるからね、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「恵比寿様は耳が遠くてらっしゃるから…」
A船長 「なるほど、シロエも一緒に、と」
Aブルー「そう! ぼくたちの隣で、声を揃えて…」
願い事を叫んで貰うからね、とキッパリと。
Aブルー「夫婦和合でお願いします、と!」
一同 「「「げっ!」」」
それは大恥、と誰もがドン引き。
サム 「マジで詰みだぜ」
ジョミー「終わったよね…」
Aブルー「じゃあ、よろしく!」
シロエ 「待って下さい!」
ぼくが叫ぶとダメなのでは、と言ってますけど。
何が…?
2023/02/27 (Mon)
☆夫婦和合の危機
七福神巡りは福笹が必須、干支の絵馬がついてますけど。
その絵馬に願い事を書くのが、ソルジャー夫妻の習慣で。
Aブルー「ダメって、何がさ?」
A船長 「こちらのブルーに、書いて頂けない以上…」
もう叫ぶしかないわけでして、とキャプテン、真剣。
A船長 「大きな声で、一人でも人を増やしてですね…」
Aブルー「願い事をしっかり届けないとね!」
恵比寿様は耳が遠いんだから、とソルジャーも。
Aブルー「お世話係の君も、叫ぶべきだよ!」
A船長 「当然です。腹の底から叫んで下さいよ」
シロエ 「だからダメです、いつもの願い事でしょう?」
Aブルー「そうだけど?」
夫婦和合の他に何があるのさ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「分かってるなら、大声で!」
シロエ 「ややこしいことになりますよ?」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「ですから、ぼくが一緒に叫ぶと…」
三角関係になりませんか、とシロエ君の問い。
シロエ 「夫婦和合なのに、一人多いんですよ?」
Aブルー「あっ!」
A船長 「確かに、シロエが割り込む形になりますね…」
誰がシロエとくっつくことに…、と青ざめるキャプテン。
A船長 「私でしょうか、それともブルーが浮気を…?」
Aブルー「シロエは好みじゃないんだけど!」
でもハーレイの浮気も困る、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「それとも、まさかの3Pだとか…?」
シロエ 「仰る意味が不明ですけど、覚悟の方は…」
出来てますので、とシロエ君が浮かべる不敵な笑み。
シロエ 「思いっ切り、叫ばせて頂きますから」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
A船長 「それは非常に困るのですが…!」
夫婦の危機になりますから、とキャプテン、顔面蒼白。
A船長 「やめて下さい、お願いします!」
シロエ 「でも、お世話係の務めですから…」
Aブルー「解雇でいいよ!」
A船長 「ええ、クビで!」
どうぞお好きに、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2023/02/28 (Tue)
節分の打ち合わせだからと欠席届で、学校を休んだ面々。
今年は神社と決定したのに、ソルジャーが乱入で大反対。
Aブルー「通じてるかは、この際、関係無いんだよ!」
ブルー 「とにかく、黙って帰りたまえ!」
Aブルー「お寺に一緒に行ってくれるんだね?」
でないと絶対帰らない、とソルジャー、居座りモード。
Aブルー「困る事例を挙げて挙げまくって、徹夜でも!」
シロエ 「お断りします! 欠席届は、今日の分しか…」
出してませんから、とシロエ君。
シロエ 「明日は登校して、節分の日の欠席届を…」
ジョミー「出して来ないとヤバいんだよ!」
グレイブ先生の嫌味が炸裂、とジョミー君も。
ジョミー「徹夜なんかして、ヘロヘロで登校したら…」
キース 「朝のホームルームで、吊るし上げなんだが!」
サム 「だよなあ、確実に名指しでよ…」
でもって廊下に出されるんだぜ、とサム君が竦める肩。
サム 「立っていたまえ、ってバケツ付きでよ」
ジョミー「ウチの学校、体罰、オッケーだもんね…」
キース 「お上にチクっても、無駄らしいしな」
なにしろ特別な学校だけに、とキース君の嘆き節。
キース 「ついでに俺たちは、ブラックリストで…」
シロエ 「目を付けられてて、ずっと1年A組ですし…」
Aブルー「ふうん? だったら帰ってあげるけれどさ…」
お寺にしないと祟るからね、とソルジャー、ジト目。
Aブルー「祟って呪って、一生モノで!」
一同 「「「ひぃぃっ!」」」
嫌すぎる、と誰もがドン引き。
シロエ 「わ、分かりました、お寺にします!」
Aブルー「オッケー、シロエは除外ってことで」
シロエ 「ありがとうございます!」
恩に着ます、とシロエ君、ハハーッと土下座。
シロエ 「では、他の皆さんは、存分にですね…」
Aブルー「呪うってね!」
キース 「いや、俺も寺で!」
ジョミー「ぼくも、お寺にしとくから!」
我先にお寺を希望な面々、必死の形相。
そうでしょうねえ…。
2023/02/16 (Thu)
☆お寺がいい人たち
節分の打ち合わせをする、と学校を休んだ面々ですけど。
今年は神社と決定したのに、お寺に鞍替えな人が続出中。
サム 「俺も寺にしとくぜ、喜んで!」
スウェナ「もちろん私も、お寺だわよ!」
Aブルー「オッケー、それじゃブルーとぶるぅ以外は…」
ぼくとお寺でいいんだね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「今年も元気に、七福神様にお参りで!」
ぶるぅ 「んとんと、ぼくも、お寺がいいな…」
Aブルー「本当かい?」
ぶるぅ 「そうなの、ぶるぅは来ないんだけど…」
だけど、みんなと一緒がいいし、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「ブルーは、どうする?」
ブルー 「うーん…。一人で神社に行ってもねえ…」
Aブルー「つまらないなら、是非、君も!」
ブルー 「それしか無いかな、色々不安は残るけど…」
なんと言っても君だけに…、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「呪う気なんかはまるで無くても、天然でさ…」
シロエ 「やらかしそうな気はしますよね…」
サム 「おい、お前が最初に寺に鞍替えしたんだぜ?」
ジョミー「そうだよ、文句を言えるどころか、一番に…」
呪われるべきだと思うけどな、とジョミー君。
ジョミー「何かあった時は、シロエに回すよ」
一同 「「「イイネ!」」」
シロエ 「ええっ!?」
ぼくなんですか、とシロエ君、愕然。
シロエ 「其処は、キース先輩の役目になるのでは…?」
キース 「生憎だが、今回、俺は非番だ」
ジョミー「シロエの次に鞍替えしたけど、戦犯ってさ…」
サム 「言い出しっぺを指すよな、うん」
自分だけ逃げようとしたんだからよ、とサム君も。
サム 「んじゃ、トラブルはシロエの担当な!」
ジョミー「ドーンと任せて安心だよね!」
ぼくたちはスルーな方向で…、とジョミー君の纏め。
ジョミー「七福神巡り、張り切って行こう!」
Aブルー「うん、シロエも楽しんでくれたまえ!」
君が世話係らしいから、とソルジャーの笑顔。
大丈夫ですか…?
2023/02/17 (Fri)
☆逃げ道はあった筈
今年の節分は神社の筈が、例年通りの七福神巡りに決定。
ソルジャーの主張が通ったわけで、回避したいトラブル。
サム 「頑張って勤め上げろよ、シロエ?」
シロエ 「そ、そんなことを言われても…!」
ぼくは経験値が足りないんです、とシロエ君、顔面蒼白。
シロエ 「キース先輩のようには、とても…」
サム 「だから、頑張れって言うんじゃねえかよ」
ジョミー「やるしかないよね、どう考えても」
Aブルー「その辺のことは、君たちで揉めてくれたまえ」
ぼくはそろそろ帰るから、と諸悪の根源な人、知らん顔。
Aブルー「ぶるぅ、テイクアウトを頼めるかな?」
ぶるぅ 「オッケー、お菓子に、お料理に…」
多めに入れておいたから、と手際よく詰めたお子様。
ぶるぅ 「ぶるぅに、よろしく言っといてね!」
Aブルー「もちろんだよ! じゃあ、また節分の日に!」
来るからよろしく、とパッと姿が消えまして…。
キース 「結局、今年も寺になるのか…」
ジョミー「誰かさんが裏切るからだよ、命が惜しくて」
ブルー 「ホントにねえ…。あそこでシロエが単独で…」
逃げを打たなきゃ、こうはならない、と生徒会長も。
ブルー 「一致団結して神社だったら、ブルーもさ…」
サム 「諦めて二人で行ったと思うぜ、七福神によ」
シロエ 「でもですね…! その場合、祟りが…」
ジョミー「祟りなんかを怖がってたら、心霊スポット…」
回れないよ、とジョミー君。
ジョミー「お守り持参で、突撃するのが通だよね」
シロエ 「あの人に使えるお守りは無いです!」
キース 「どうだかな…。今回の件に関しては…」
ブルー 「二人の方が御利益多めで、ゴリ押してれば…」
納得した可能性が大、と生徒会長、キッパリ。
ブルー 「ぼくが一筆書いてあげる、と言うとかさ」
キース 「銀青様の書状か、それは効果がありそうだ」
サム 「あー、七福神様にお願い状な!」
最強じゃねえか、とサム君も感動の銀青様の書。
強そう…。
2023/02/18 (Sat)
☆経験値を上げろ
学校を休んで節分の相談、今年は神社と決めた御一同様。
けれどソルジャーが乱入して来て、恒例の七福神巡りに。
ジョミー「ブルーが書いたお願い状だと、効くよね…」
ブルー 「それはもう! 直々にお願いするんだからさ」
お願い事をどうぞよろしく、と心を込めて、と生徒会長。
ブルー 「ブルーと、あっちのハーレイの分を…」
サム 「書いて渡せば良かったわけな?」
ブルー 「そうなんだよねえ、そのつもりだったのに…」
誰かさんが先走っちゃって…、と生徒会長、フウと溜息。
ブルー 「ああなった後で、申し出たって…」
キース 「聞くわけがないな、あの馬鹿野郎は」
ジョミー「お願い状まで、ふんだくろうとするヤツだよ」
ブルー 「うん。でも、今のを聞いてて戻って来ても…」
絶対に書いてあげないけどね、と生徒会長、冷たい笑み。
ブルー 「書けと言われたら、梵語でサラサラ!」
一同 「「「梵語?」」」
ブルー 「お釈迦様の国の言葉で、文字もあるから…」
それで書いたら素人さんには読めないよ、と、しれっと。
ブルー 「真逆のことを書かれていたって、どうにもね」
キース 「まったくだ。俺でも読めるか危ういしな」
大学で習った範囲の梵語は読めるが…、と副住職の苦笑。
キース 「つまり、あの馬鹿には、手も足も出ない、と」
ブルー 「ピンポーン! だから安心、安全だけど…」
お寺に決まった件はどうにも、と生徒会長もお手上げ。
ブルー 「シロエ、覚悟をしておきたまえ」
シロエ 「一人で背負え、と言うんですね?」
ブルー 「どんな目に遭わされようともね!」
節分の日の君の仕事だ、と生徒会長の突き放し。
ブルー 「他の面子を頼っちゃ駄目だよ、キースとか」
シロエ 「ですから、知識も経験も不足してますし…!」
キース 「やかましい! 坊主も実地で学ぶんだ!」
ブルー 「そうだよ、この際、修行を積んで経験値をね」
アップしたまえ、と銀青様の仰せですけど。
大変かも…?
2023/02/19 (Sun)
☆世話係の務め
いよいよ節分、生徒会長のマンション前に朝イチで集合。
ソルジャー夫妻はシロエ君に丸投げ、そういう方向で…。
シロエ 「おはようございます…」
サム 「なんだよ、不景気な顔しやがって」
ジョミー「盛り下がるからさ、もっと笑顔でやってよね」
この先、地獄が待っていても…、とジョミー君の注文。
ジョミー「キースだったら、詰んでいてもさ…」
サム 「表情は通常運転だよな」
安定のポーカーフェイスだしよ、とサム君も。
サム 「シロエは表情豊かなんだし、笑顔で頼むぜ」
ジョミー「うんうん、営業スマイルでさ」
シロエ 「無理ですから!」
??? 「そう言わないでさ、笑う門には福来るだし!」
開運招福、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「おはよう、今日はよろしくね!」
??? 「皆さん、おはようございます」
今年もよろしく、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「今日はシロエが、お世話して下さるそうで…」
シロエ 「え、ええ、色々と至りませんけど…」
Aブルー「いいって、いいって! それよりスマイル!」
笑顔でいこう! とソルジャー、張り切ってバス停へ。
Aブルー「シロエ、いつものバスなんだけど…」
シロエ 「は、はい、何でしょうか?」
Aブルー「隣に座ってくれるかな?」
シロエ 「ええっ!?」
それは…、とシロエ君、ガクガクブルブル。
シロエ 「あ、あのう、後部座席で密着座りですよね?」
Aブルー「もちろんだよ! ぼくがハーレイの膝に…」
シロエ 「そ、そのお隣に座るんですか?」
Aブルー「ハーレイの膝じゃなくって、座席にね!」
でもって飲食の世話をよろしく、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「係さえいれば、ジュースもお菓子も…」
シロエ 「ぼくに横から差し出せ、と?」
Aブルー「他に何があると?」
シロエ 「い、いえ…。でもですね…」
Aブルー「世話係だよ?」
当然の務めだと思うけどね、と言ってますけど。
座れと…?
2023/02/20 (Mon)
☆ヘタレそうな人
節分は七福神巡りにお出掛け、ソルジャー夫妻もセット。
シロエ君にお世話係を押し付け、路線バスで出発でして。
Aブルー「世話をしてくれるんなら、飲食もだよ!」
シロエ 「お邪魔虫になると思うんですけど…」
A船長 「ブルー、私も落ち着きません」
シロエが隣に座ったのでは…、とキャプテンも弱気。
A船長 「例年のようなイチャイチャは、ちょっと…」
Aブルー「ダメなのかい?」
A船長 「ええ。ぶるぅの覗きと同じでですね…」
ヘタレの虫が騒ぐんですよ、とキャプテンの悪い顔色。
A船長 「ですから、勘弁願いたいです」
Aブルー「えーっ!?」
A船長 「お触りは無しでいいのでしたら、その案で…」
かまいませんが、とキャプテン、ヘタレMAX。
A船長 「どうなさいますか、ブルー?」
Aブルー「うーん…。せっかくの密着座りなんだし…」
お尻サワサワは外せないよね、とソルジャーの深い溜息。
Aブルー「分かったよ、シロエが隣に座るのは無しで!」
A船長 「ありがとうございます! あ、あのバスは…」
丁度、来ましたよ、と笑顔のキャプテン。
A船長 「この路線のバスでいいんですよね?」
シロエ 「そうです、どうぞ乗りやがって下さい!」
サム 「おいおい、お前、敬語が変だぜ?」
シロエ 「いいんですってば、細かいことは」
命拾いをしたんですから、とシロエ君の晴れやかな顔。
シロエ 「この後も、なんとかなるかもですよ」
Aブルー「ほら、其処! 君たちも乗って!」
一同 「「「はーい…」」」
乗ったら他人のふりでいくぞ、とバスに乗り込む面々。
サム 「シロエ、一人で背負うんだぜ?」
シロエ 「覚悟はしてます」
詰みかけた分、腹を括りました、と半ばヤケクソな人。
シロエ 「死ぬ気でいきます!」
Aブルー「頼もしいねえ…」
A船長 「いいお参りにしたいですよね」
ぶるぅ 「しゅっぱぁ~つ!」
密着座りな人たちを乗せて、発車したバス。
どうなるやら…。
2023/02/21 (Tue)
☆絵馬を書くなら
節分は今年も七福神巡り、路線バスに乗ってお寺へ出発。
ソルジャー夫妻が一緒ですけど、お世話係はシロエ君で。
Aブルー「ハーレイ、お触りは、もっと大胆にね!」
A船長 「こうですか?」
Aブルー「そう、其処、其処!」
いいねえ…、とソルジャー、ウットリと。
Aブルー「節分のお参りは、こうでなくっちゃ!」
A船長 「夫婦和合をお願いしに行くわけですしね」
Aブルー「やっぱり態度で示さないとね!」
イチャイチャぶりを、と盛り上がっている二人ですが。
一同 (((他人のふり、他人のふり…)
シロエ (何も起こりませんように…)
死にたくない、という祈りが通じて、無事に目的地到着。
Aブルー「さあ、着いた! まずは福笹!」
A船長 「絵馬にしっかり書くのが大切ですからね」
いそいそと福笹をゲットな二人で、取り出す筆ペン。
Aブルー「夫婦和合、っと!」
A船長 「ブルー、その件なのですが…」
ああ、もう書いてしまいましたか、とキャプテンの声が。
Aブルー「えっ? 何か問題あるのかい?」
A船長 「いえ、そういうわけでは…。ただ、こう…」
丁寧に書けば御利益アップかもです、とキャプテンの言。
A船長 「サラッと書くより、心をこめて」
Aブルー「あー…。でも、書いちゃったし…。ん?」
そういえば…、とソルジャーが顎に当てる手。
Aブルー「チラと小耳に挟んだんだよ、美味しい話を」
A船長 「は? それはどういう…?」
Aブルー「こっちのブルーには、凄いスキルが…」
あるらしくって、とソルジャーの視線が生徒会長に。
Aブルー「お願い状を書けるらしいんだよね」
一同 「「「げっ!」」」
聞いてたのか、と誰もがガクブル。
Aブルー「君たち、どうかしたのかい?」
シロエ 「何でもないです、気にしないで下さい!」
Aブルー「この反応だと、マジネタっぽいね?」
A船長 「同感です」
それでお願い状というのは…、と尋ねてますけど。
ヤバいかも…?
2023/02/22 (Wed)
☆書いて欲しい人
七福神巡りのお寺に到着、まずは福笹を頂くのがお約束。
ソルジャー夫妻もゲットですけど、絵馬を書くわけで…。
Aブルー「お願い状だよ、そのまんまだけど?」
A船長 「誰にお願いするんですか?」
Aブルー「それはもちろん、七福神様だよ!」
専用の文字もあるらしくって…、とソルジャー、真剣。
Aブルー「ただ、その文字だと、素人にはさ…」
A船長 「解読不能とか、そんなのでしょうか?」
Aブルー「らしいよ、習ったキースでもさ…」
読めない場合があるんだって、とソルジャーが竦める肩。
Aブルー「だから、その文字はダメだけど…」
A船長 「何故、ダメなんです?」
Aブルー「頼みたいことと、真逆のことを書かれても…」
分からないじゃないか、とソルジャー、肩をブルッと。
Aブルー「夫婦和合と書き込む代わりに、縁切りだとか」
A船長 「そういう恐れがあるのですか?」
Aブルー「だって、相手はブルーなんだよ?」
日頃から何かとうるさいし…、とソルジャーの溜息。
Aブルー「これを機会に別れてしまえ、と思いっ切り…」
A船長 「其処までされるほどなのでしょうか…?」
ブルー 「やっていいなら、やりたいよ、ぼくは!」
祟られそうだからやらないけれど、と生徒会長、苦い顔。
ブルー 「シロエ、この連中を何とかしたまえ!」
シロエ 「ぼくですか!?」
ブルー 「世話係だろう?」
餌で釣るとか、身体を張るとか…、と生徒会長。
ブルー 「とにかく、こっちに火の粉が来ないように!」
シロエ 「そう言われても、この件はですね…!」
Aブルー「君の管轄だと思うけれどね?」
まだハーレイの絵馬が残っていてさ、とソルジャーの言。
Aブルー「そっちだけでも書いてくれれば、今年はさ…」
A船長 「御利益を多めに頂けそうですねえ…」
Aブルー「書いてくれれば、シロエの命は…」
シロエ 「助かるんですね、会長、どうか…」
一筆お願いします、とお願いモードですけど。
無理では…?
2023/02/23 (Thu)
☆高くつく一筆
七福神巡りには必須な福笹、ゲットしたソルジャー夫妻。
干支が描かれた絵馬に、毎年書くのが夫婦和合の願い事。
Aブルー「頼むよ、ハーレイの分だけだから!」
シロエ 「会長、ぼくを助けると思って書いて下さい!」
この通りです、とシロエ君、合掌して深々とお辞儀。
シロエ 「どうかよろしくお願いします…!」
Aブルー「ほらね、シロエも必死なんだし…」
A船長 「書いて頂けると、私も非常に嬉しいです」
御利益が多めになるなんて…、とキャプテンも。
A船長 「専用の字でなくても、かまいませんから」
Aブルー「むしろ普通の文字で頼むよ、夫婦和合、と!」
ブルー 「だから、なんでぼくが…!」
お世話係はシロエじゃないか、と生徒会長の仏頂面。
ブルー 「頼み事なら、シロエの方に言いたまえ!」
Aブルー「シロエも口添えしてくれてるよ?」
シロエ 「ぼくの命が助かるんですよ、どうか…!」
ブルー 「じゃあ、お礼は?」
一同 「「「は?」」」
お礼って何だ、と誰もがキョトン。
Aブルー「えっと、お礼って…?」
ブルー 「書いた場合の、お礼だけれど?」
ぼくの一筆は高くつくよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「その辺、キースが詳しいかと」
キース 「そうだな、俺に改めて言われなくても…」
お彼岸とお盆で分かるだろう、とキース君の言。
キース 「お布施の額が、毎回、半端ないわけで…」
Aブルー「まあ、そうだけど…。字も高いわけ?」
キース 「当然だろうが、下手をするとだ…」
ブルー 「字の方が高いこともあるよね、うん」
お布施以上に…、と銀青様の解説が。
ブルー 「書いて貰うのに、まずコネが要るし…」
キース 「コネをつけるには、あちこちに…」
惜しみなく金を撒かないと…、と副住職。
キース 「接待はもちろん、お届け物も…」
ブルー 「もう、それだけで相当にさ…」
キース 「金がかかるぞ?」
下手な法要の分くらい、と恐ろしい台詞が。
高すぎかも…。
2023/02/24 (Fri)
☆幅があるそうです
七福神巡りに必須の福笹、干支が描かれた絵馬がセット。
その絵馬に毎年、ソルジャー夫妻が夫婦和合の願い事を。
Aブルー「コネなら、ぼくは持ってるじゃないか!」
シロエ 「そうですよ。会長とは長い付き合いですし…」
ブルー 「まあ、その件は横に置いといてさ…」
前段階からして高いんだよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「そこまでしても頼みたいのが、高僧の書で…」
キース 「書いて頂くには、相応のお礼が要るわけだ」
建物を寄進しろとまでは言わんが…、と副住職の説明。
キース 「ブルーほどの高僧になるとだな…」
ブルー 「袈裟を贈るくらいの気持ちでないとね」
一同 「「「袈裟?」」」
ブルー 「そう! 坊主の衣装の中で一番高いヤツ!」
それを貰っても罰は当たらないよ、と生徒会長、ニヤリ。
ブルー 「格安どころか、タダで書くのもあるけどさ」
キース 「あるな、修行僧への御褒美とかで」
サム 「そんなケースもあるのかよ?」
キース 「運が良ければ、抽選で当たることがある」
景品の場合はタダになるな、とキース君。
キース 「頑張りなさい、と応援して下さるんだ」
ブルー 「つまり、タダから袈裟一枚まで…」
幅はあるけど、タダはお断り、と生徒会長、ピシャリと。
ブルー 「それなりに払ってくれないとねえ…」
Aブルー「分かった、ノルディに貰って来る!」
ちょっと待ってて、と行く気なソルジャーですけど。
ブルー 「ダメダメ、そこはシロエでなくちゃ!」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「シロエだってば、命が助かるんだろう?」
身代金を取りに行くべし、と生徒会長、仁王立ち。
ブルー 「ノルディの家に行って来たまえ、お願いに!」
Aブルー「なるほどねえ…。瞬間移動で送迎だね?」
ブルー 「そういうことだね、お世話係に頼んで…」
Aブルー「大金ゲットで、一筆なんだ?」
ブルー 「そう!」
このくらい、と指を五本も立ててますけど。
取りに行けと…?
2023/02/25 (Sat)
☆タダになる条件
七福神巡りと言えば福笹、今年の干支が描かれた絵馬が。
それに願い事を書くソルジャー夫妻、夫婦和合がお約束。
Aブルー「うーん、確かに高いんだけど…」
A船長 「それだけの価値があるわけですね?」
ブルー 「もちろんだよ! 書いて欲しいなら、お礼!」
とにかく寄越せ、と生徒会長が突き付ける五本の指。
ブルー 「最高級の袈裟だと、このくらいだし…」
キース 「伝説の高僧、銀青様の書だぞ? 適正価格だ」
ジョミー「そんなにするわけ!?」
ブルー 「大丈夫! 君にはタダでプレゼントだよ!」
修行を始めるんならね、と生徒会長の宣言が。
ブルー 「だけど、シロエはお呼びじゃないし…」
サム 「シロエも坊主を目指す場合は、タダだよな?」
ブルー 「決まってるだろう! ああ、なるほど…」
ノルディの所に行かなくても、と生徒会長、手をポンと。
ブルー 「坊主になるなら、此処は出血大サービス!」
キース 「タダで書くんだな?」
ブルー 「そう! シロエに書いてあげる代わりに…」
キャプテンの絵馬に書いてもいい、と生徒会長の笑み。
ブルー 「どうかな、シロエ?」
シロエ 「エロドクターに頼むか、坊主ですって!?」
ブルー 「その二択だけど、どっちにする?」
シロエ 「どっちも嫌です!」
嫌すぎますから、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「お世話係の業務を超えていますよ、ソレ!」
Aブルー「命が助からなくてもいい、と?」
シロエ 「それも困るんですけれど…」
ブルー 「だったら、キャッシュで!」
君がこれだけ払いたまえ、と生徒会長の指が五本。
ブルー 「払うからには、一括で!」
一同 「「「うわー…」」」
これは詰むヤツ、と誰もがガクブル。
サム 「払えるわけがねえよな、アレ…」
ジョミー「詰んだよね、シロエ…」
マツカ 「そうでしょうか?」
シロエ 「マツカ先輩? もしかして、代わりに…」
払って下さるおつもりですか、とシロエ君。
いけるかも…?
2023/02/26 (Sun)
☆払えないのなら
七福神巡りに必須の福笹、絵馬がついているわけですが。
干支の絵だけで飾りの筈が、ソルジャー夫妻は願い事を。
Aブルー「マツカが代わりに払うって?」
マツカ 「ええ、ぼくでよろしければ…」
シロエ 「マツカ先輩、恩に着ます!」
ありがとうございます、とシロエ君の輝く瞳。
シロエ 「これで命が助かりますよ!」
サム 「でもよ、その借り、返せるのかよ?」
シロエ 「えっ、支払って下さるんですし…」
マツカ 「ぼくのポケットマネーですから、いいですよ」
差し上げます、とマツカ君、太っ腹。
マツカ 「キャッシュですよね、直ぐに手配を…」
Aブルー「ダメダメ、そういう甘いのは!」
癖になるから、とソルジャーの厳しい表情。
Aブルー「要するにシロエは、払えなくって…」
A船長 「貰いに行く気も、坊主になる気も…」
無いんですよね、とキャプテンも。
A船長 「これは命を頂くケースでよろしいかと」
Aブルー「だよねえ、流石に殺すとまでは…」
言わないけどさ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「とはいえ、美味しい話を逃すんだから…」
A船長 「相応の謝罪はすべきですよね」
Aブルー「うん。ここは叫んで貰おうか」
一同 「「「は?」」」
叫ぶって、と一同、キョトン。
サム 「何だよ、ソレ?」
Aブルー「そのまんまだよ、叫ぶんだよ!」
叫ぶべき場所があるからね、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「恵比寿様は耳が遠くてらっしゃるから…」
A船長 「なるほど、シロエも一緒に、と」
Aブルー「そう! ぼくたちの隣で、声を揃えて…」
願い事を叫んで貰うからね、とキッパリと。
Aブルー「夫婦和合でお願いします、と!」
一同 「「「げっ!」」」
それは大恥、と誰もがドン引き。
サム 「マジで詰みだぜ」
ジョミー「終わったよね…」
Aブルー「じゃあ、よろしく!」
シロエ 「待って下さい!」
ぼくが叫ぶとダメなのでは、と言ってますけど。
何が…?
2023/02/27 (Mon)
☆夫婦和合の危機
七福神巡りは福笹が必須、干支の絵馬がついてますけど。
その絵馬に願い事を書くのが、ソルジャー夫妻の習慣で。
Aブルー「ダメって、何がさ?」
A船長 「こちらのブルーに、書いて頂けない以上…」
もう叫ぶしかないわけでして、とキャプテン、真剣。
A船長 「大きな声で、一人でも人を増やしてですね…」
Aブルー「願い事をしっかり届けないとね!」
恵比寿様は耳が遠いんだから、とソルジャーも。
Aブルー「お世話係の君も、叫ぶべきだよ!」
A船長 「当然です。腹の底から叫んで下さいよ」
シロエ 「だからダメです、いつもの願い事でしょう?」
Aブルー「そうだけど?」
夫婦和合の他に何があるのさ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「分かってるなら、大声で!」
シロエ 「ややこしいことになりますよ?」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「ですから、ぼくが一緒に叫ぶと…」
三角関係になりませんか、とシロエ君の問い。
シロエ 「夫婦和合なのに、一人多いんですよ?」
Aブルー「あっ!」
A船長 「確かに、シロエが割り込む形になりますね…」
誰がシロエとくっつくことに…、と青ざめるキャプテン。
A船長 「私でしょうか、それともブルーが浮気を…?」
Aブルー「シロエは好みじゃないんだけど!」
でもハーレイの浮気も困る、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「それとも、まさかの3Pだとか…?」
シロエ 「仰る意味が不明ですけど、覚悟の方は…」
出来てますので、とシロエ君が浮かべる不敵な笑み。
シロエ 「思いっ切り、叫ばせて頂きますから」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
A船長 「それは非常に困るのですが…!」
夫婦の危機になりますから、とキャプテン、顔面蒼白。
A船長 「やめて下さい、お願いします!」
シロエ 「でも、お世話係の務めですから…」
Aブルー「解雇でいいよ!」
A船長 「ええ、クビで!」
どうぞお好きに、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2023/02/28 (Tue)
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