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シャングリラ学園つれづれ語り
☆人が好すぎる人


シャングリラ学園の新年イベント、やっと終了した週末。
生徒会長宅に集う面々、其処へ来たのがソルジャーで…。

キース 「本当に挨拶だけなんだろうな?」
Aブルー「そう思うかい?」
ぶるぅ 「ダメダメ、ゆっくりしてってくれなきゃ!」

お客様だし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の弾ける笑顔。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年もよろしくね!」
Aブルー「こちらこそ、あけましておめでとう!」
キース 「おい、その挨拶の時期は、もう終わったが?」
Aブルー「細かいことは、どうでもいいって!」

それより、マツカの話だけれど…、と赤い瞳がキラリと。

Aブルー「奉仕の精神で、お子様にサービスだって?」
マツカ 「ええ。ぶるぅと約束したんです」
ぶるぅ 「肩車とか、馬とかをやってくれるの!」

ぼくがお願いした時に、と嬉しそうなお子様。

ぶるぅ 「いつ頼もうかな、いつがいいかな?」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ! ソレなんだけどさ…」

ぼくのぶるぅでもいいのかな、とソルジャーの問い。

Aブルー「ちょっと悪戯が酷いけどねえ、子供だし…」
マツカ 「いいですけど?」
シロエ 「ちょ、マツカ先輩、正気ですか!?」

ぶるぅですよ、とシロエ君の引き攣った顔。

シロエ 「クリスマスの日に、ぼくがですね…」
サム  「ひでえ目に遭っていたじゃねえかよ」

自業自得とは言うんだけどよ、とサム君も。

サム  「何も好き好んで、そんなヤツによ…」
シロエ 「サービスなんかは要りませんってば!」
マツカ 「でも…。ぶるぅだけより、二人の方が…」
ジョミー「やり甲斐があるとか、そういうの?」

ぼくには信じられないけれど、とジョミー君。

ジョミー「やめといた方がいいと思うよ、絶対!」
シロエ 「そうですよ。先輩、人が好すぎです!」
マツカ 「ボランティアですから、当然でしょう?」
シロエ 「いいえ、考え直すべきです、其処は!」

言い出したのがこの人ですよ、との指摘ですけど。
さて…?


2023/01/16 (Mon)



☆ぼっちでも平気


新年の行事も終わった週末、生徒会長宅に来ている面々。
其処へソルジャーも来たんですけど、マツカ君が問題で。

Aブルー「失礼だねえ、このぼくに何か問題でも?」
キース 「大いにあると思うがな?」

日頃の行いが全てだろうが、とキース君の睨み。

キース 「今日も、のこのこ出て来たわけで…」
ジョミー「何かあるよね、って思っていたら…」
シロエ 「マツカ先輩に注文ですよ?」

ぶるぅの相手をしろだなんて、とシロエ君が竦める肩。

シロエ 「あんな子供は、放っておけばいいんです!」
キース 「まったくだ。大雪で退屈な正月だろうが…」

知ったことではないからな、とキース君の冷たい口調。

キース 「ぼっちで退屈するようなヤツではないぞ」
シロエ 「分かります。ぼっちだったら、それなりに…」
サム  「悪戯だよなあ、ぼっちでねえヤツらによ」
Aブルー「そうなんだよねえ、まさにソレでさ…」

今年のお正月も大変だった、とソルジャー、溜息。

Aブルー「もっとも、ぼくに被害は無かったけどね」
一同  「「「は?」」」

被害が無いのに大変も何も…、と誰もがキョトン。

シロエ 「あのですね…。何処が大変なんですか?」
Aブルー「もちろん、ぼくのシャングリラだよ!」
キース 「だったら、あんたも一蓮托生だと思うがな?」
Aブルー「分かってないねえ、お正月だよ?」

ニューイヤーとは言っていない、とソルジャーの言。

Aブルー「ぼくは毎年、こっちの世界に一泊で!」
一同  「「「げっ!」」」

そういえば…、と一同、愕然。

ブルー 「その先は、もう言わなくていい!」
Aブルー「そう言わないでさ、語らせてよね!」

毎年、如何に大変なのか、とソルジャー、譲らず。

Aブルー「除夜の鐘で流れた煩悩ゲットで、外泊で…」
ブルー 「黙りたまえ!」
Aブルー「ぶるぅを連れては来られないしねえ…」
ブルー 「もういいから!」

話をマツカに戻したまえ、と生徒会長の叫び。
戻りますか?


2023/01/17 (Tue)



☆察して欲しい件


新年恒例のイベントも終わり、週末は生徒会長宅ですが。
其処へソルジャーが出て来たわけで、マツカ君に注文を。

Aブルー「話をマツカに戻すにしたって、前提として…」
ブルー 「もういいと言っているだろう!」
Aブルー「でもねえ、他の面子には、きっと…」

伝わっていないと思うんだよ、とソルジャー、力説。

Aブルー「そもそも、こっちに一泊するっていうのが…」
シロエ 「煩悩ゲットのためというのは知ってます!」
Aブルー「じゃあさ、ぶるぅを連れて来ない理由は?」
シロエ 「え、えっと…。それはですね…」

あまり言いたくないんですが…、と口ごもるシロエ君。

シロエ 「ぼくは一応、高校一年生ですし…」
Aブルー「ほらね、本当に理解してるか、怪しいから!」

だから語る、とキッパリと。

Aブルー「こっちに来る日は、毎年、固定で…」
キース 「その件なら、俺も承知しているが?」
Aブルー「だったら聞くけど、何の日なのかな?」
キース 「そ、それは…。俺も一応、高校一年生で…」

大学は出たというだけで…、とキース君も口をモゴモゴ。

キース 「今の身分は、高校一年生だし…」
Aブルー「それで、何?」
キース 「シロエと同じで、こう、語りたくは…」

ないわけでだな…、と歯切れが悪い件。

キース 「出来れば、察して欲しいんだが…!」
Aブルー「要は姫はじめで、今年最初のセックスを…」
ブルー 「黙りたまえ!」

君という人は…、と生徒会長が吊り上げる眉。

ブルー 「前提はいいから、結論だけで!」
Aブルー「でも、言わないと、ぼくのぶるぅを…」

連れて来ない理由が伝わらないし、と続けるソルジャー。

Aブルー「煩悩ゲットは、こっちの世界で姫はじめで…」
ブルー 「それが目的なことは、みんな知ってるから!」
Aブルー「一人では出来ないイベントだしねえ…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「此処が大切!」

話の肝というヤツなんだよ、と言ってますけど。
肝って…?


2023/01/18 (Wed)



☆確実にあたる肝


てんこ盛りだった新年イベント終了、生徒会長宅な面々。
其処へソルジャー登場でして、こちらでの新年を力説中。

ブルー 「話の肝も何も、その肝、確実にあたるから!」
Aブルー「予言の話はしていないけど?」
ブルー 「違うよ、肝のせいで死ぬと言ってるわけ!」

君もフグは知っているだろう、と生徒会長。

ブルー 「君の世界に、いるかどうかは知らないけどさ」
Aブルー「あー、あの毒を持ってる、美味しいヤツ?」
ブルー 「そう! フグの毒は肝にあるんだからね!」

君の話の肝と同じで…、と生徒会長、ピシャリと。

ブルー 「あたると死ぬから、肝の話はしなくていい!」
Aブルー「大丈夫! プロの料理人が調理すればさ…」
ブルー 「死なないから、と言う気なわけ!?」
Aブルー「ピンポーン!」

ぼくはセックスのプロだからね、と自信に溢れている人。

Aブルー「あたらないよう、こう、一言で!」
ブルー 「もう、あたってるのと、ほぼ同じだから!」
Aブルー「そう言わないでさ、要は、ぼくのぶるぅは…」

覗きが趣味で生き甲斐でね、とソルジャーの苦笑。

Aブルー「そんなのを、連れて来ちゃったら…」
ブルー 「はいはい、分かった!」

もう全員が理解してるよ、と生徒会長、ストップを。

ブルー 「覗かないように、置いて来たんだろう!」
Aブルー「当然だよ! でもねえ、ぶるぅは不満でさ…」

鬱憤晴らしに悪戯三昧、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「毎年、仲間たちは苦労しているらしいね」
ブルー 「それで?」
Aブルー「今もまだ、引き摺っているわけで…」

覗きをしようとするんだよ、とソルジャー、深い溜息。

Aブルー「ぼくのハーレイは、見られると意気消沈で…」
ブルー 「その件も、全員、承知してるから!」
Aブルー「だから、マツカにお願いしたいわけだよ」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「馬と肩車というヤツを!」

きっと喜ぶだろうからね、と笑顔ですけど。
連れて来ると…?


2023/01/19 (Thu)



☆気にしない人


一連の新年イベントも終わり、週末は生徒会長宅な面々。
其処へ来たソルジャー、マツカ君にお願いがあるそうで。

Aブルー「どうかな、マツカ? ぼくのぶるぅにも?」
マツカ 「いいですよ。ぼくは全然、かまいませんから」
キース 「待て、マツカ! 相手はアレだぞ?」

ついでに注文主がコレだ、とキース君が指すソルジャー。

キース 「絶対に、ろくなことにはならん!」
マツカ 「そうかもですけど…。ぼくなら、別に…」

いいんですよね、とマツカ君の穏やかな笑み。

マツカ 「施設訪問でも、色々ありましたから」
シロエ 「えっと…。前の学校で行った時ですよね?」
マツカ 「ええ。施設で暮らす子供たちですし…」
サム  「一筋縄ではいかねえのかよ?」

性格とかが、とサム君の問い。

サム  「素直じゃねえとか、ひねくれてるとか…」
マツカ 「本当は、いい子たちなんですけれど…」
キース 「分かる、集団になると、こう…」

ツッパリ集団的なものが…、とキース君。

キース 「いい子でいるのは、損だとばかりに…」
シロエ 「暴れるんですか?」
キース 「そういう子供も、少なくはない」

俺も一応、経験者でな…、と副住職の溜息。

キース 「大学時代に、何度か行っているものだから…」
ジョミー「お坊さんの学校だから?」
キース 「ああ。寺が運営する施設もあるしな」

嫌というほど体験したぞ、と肩を竦める人。

キース 「坊主の学校から来たというだけで、もう…」
シロエ 「どうなったんです?」
キース 「髪はあるのに、ハゲと呼びやがるんだ!」
一同  「「「あー…」」」

如何にもありそう、と誰もが納得。

キース 「もうストレスが溜まりまくって、大変で…」
ジョミー「ぶるぅも、似たようなことになる、って?」
キース 「確実に、マツカがババを引くかと…」
マツカ 「ぼくは、気にしませんけれど?」
Aブルー「流石だよ!」

キースとは格が違うよね、とソルジャー、絶賛。
確かに…。


2023/01/20 (Fri)



☆お子様の憧れ


一連の新年イベント終了、生徒会長宅で週末ですけれど。
其処へ来たソルジャー、マツカ君にぶるぅを任せる算段。

Aブルー「素晴らしいよ、マツカの奉仕の精神!」
シロエ 「マツカ先輩ですからねえ…」
サム  「キースとは、育ちが違うしよ…」
キース 「悪かったな!」

ただの坊主で…、とキース君の仏頂面。

キース 「それで、ぶるぅを連れて来る気か?」
Aブルー「もちろんだよ! 次の土曜日とかはどう?」
ぶるぅ 「わぁーい、ぶるぅと遊べるんだ!」

お客様だあ! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の歓声が。

ぶるぅ 「ねえねえ、マツカも、其処でいいでしょ?」
マツカ 「ええ。ぶるぅも楽しんで下さいね」
ぶるぅ 「うんっ、肩車に、お馬さん!」

とっても楽しみ! と跳ねて喜ぶ、良い子のお子様。

ぶるぅ 「ぶるぅも、きっと大喜びだよ!」
Aブルー「それはもう! 憧れというヤツだしねえ…」
シロエ 「その辺は、子供らしいんですね」
キース 「意外ではあるが、年相応なら、そうなるか…」

6歳には決してならないし、とキース君、顎に手を。

キース 「そういうことなら、ヤツの真の姿を、だ…」
ジョミー「拝ませて貰うのも一興だよね」
シロエ 「ぼくたちは、それを楽しみましょうか」
Aブルー「是非、楽しんでくれたまえ!」

ぶるぅも張り切るだろうから、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「なんと言っても、馬だからねえ…」
キース 「シャングリラには、いない動物だしな」
シロエ 「憧れるのも、分かる気がしますね」

乗馬ですから、とシロエ君も。

シロエ 「落馬の心配も無いですし…」
Aブルー「それにマツカだから、奉仕の精神で…」

何を言われても笑顔だよね、と頷くソルジャー。

Aブルー「ぼくのハーレイとは違ってさ」
キース 「馬になるのを拒否るのか?」
Aブルー「そう! 女王様になりたいのに…」
一同  「「「女王様?」」」

女王様とは、と一同、キョトンですけど。
何故、女王様…?


2023/01/21 (Sat)



☆なりたい女王様


シャングリラ学園の新年イベント、終わった後の土曜日。
生徒会長宅に集う面々、其処へ来たソルジャーが注文を。

シロエ 「女王様って…。ぶるぅがですか?」
キース 「ヤツのキャラだと、王様の方な気がするが…」

ついでに、どうして女王様なんだ、とキース君の問い。

キース 「キャプテンの背中で、威張り返るんなら…」
ジョミー「王様でいいと思うけど?」
シロエ 「ぼくもです。けれど、そういう目的ならば…」

キャプテンが拒否るのも分かりますね、とシロエ君。

シロエ 「単に乗っけて歩くだけなら、いいですけれど」
キース 「まったくだ。流石、悪戯小僧だな」

鞭で尻まで叩きそうだ、とキース君も。

キース 「早く走れ、とピシピシと」
シロエ 「あー…。ますます嫌なヤツですよ、ソレ」
Aブルー「そうらしいねえ、楽しそうなのに…」

一度はやってみたいのにさ、とソルジャー、溜息。

Aブルー「蝋燭とまでは言わないから!」
一同  「「「は?」」」

何故に蝋燭、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「今、蝋燭と言いましたか?」
Aブルー「言ったけど?」
シロエ 「乗馬ごっこをするんですよね?」

蝋燭は要らないと思いますが…、とシロエ君が傾げる首。

シロエ 「まさか、闇夜にやるわけですか?」
Aブルー「それもいいけど、暗すぎるとさ…」

盛り上がりってヤツに欠けるんじゃあ…、という返事。

Aブルー「視覚も大事だと思うんだよね」
シロエ 「はあ…。でも、照明があるでしょう?」

蝋燭なんかを使わなくても…、とシロエ君。

シロエ 「艦内照明で、充分なのでは?」
Aブルー「蝋燭は無くてもいいんだよ、ぼくは」

馬になってさえくれればね、とソルジャーの言。

Aブルー「要は、ハーレイに、馬におなり、と!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「分からないかな、ぼくが女王様なんだよ!」
一同  「「「ええっ!?」」」

どういう意味だ、と一同、目を白黒。
悪戯小僧の話では…?


2023/01/22 (Sun)



☆憧れの女王様


シャングリラ学園の新年の行事も、やっと終わった週末。
生徒会長宅で過ごす御一同様、ソルジャーも来まして…。

キース 「女王様になりたいのは、ぶるぅと聞いたが?」
Aブルー「そうだけど?」
キース 「何処から、あんたの話になるんだ!」

俺たちに分かるように言え、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「ついでに、謎の蝋燭もな!」
Aブルー「そりゃあ、ぶるぅの夢なわけでさ…」
キース 「何故、そうなる?」
Aブルー「ぼくがやるのを、見たいわけだよ!」

女王様をね、とソルジャーが立てる人差し指。

Aブルー「なのに毎回、ハーレイが断ってしまうから…」
キース 「自分もやりたくなって来た、と?」
Aブルー「もう本当に憧れらしいね、女王様ごっこ!」

ぼくがハーレイを馬にするトコ、とニッコリと。

Aブルー「馬におなり、と高飛車に言って、足で踏む!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「踏んでなんぼだと思わないかい、SMは!」
一同  「「「げっ!」」」

ソレか、と一同、顔面蒼白。

キース 「そ、それは…。断られるのも当然かと…」
Aブルー「あっ、理解してくれたんだ?」

通じないかと心配したけど、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「やりたいんだよねえ、SMプレイ! でも…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「分かってるってば! だけど、ぶるぅの…」

夢になるのも分かるだろう、と嫌すぎる説明が。

Aブルー「憧れてるから、馬と聞けばさ…」
シロエ 「ま、まさか、マツカ先輩に…」
キース 「馬におなり、と言い放つのか!?」

おまけに鞭で蝋燭なのか、と誰もがガクブル。

キース 「いくらマツカでも、それはだな…!」
マツカ 「いえ、ぼくは…」

施設の慰問に行ったと思えば…、とマツカ君。

マツカ 「そういうこともありますよ、きっと」
Aブルー「じゃあ、連れて来ていいんだね?」
マツカ 「ええ、どうぞ」

御遠慮なく、と快諾していますけど。
大丈夫ですか…?


2023/01/23 (Mon)



☆馬でもいい人


シャングリラ学園の新年イベントも終わり、迎えた週末。
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来たわけですけど。

Aブルー「ありがとう! やっぱりマツカは凄いよ!」
マツカ 「いえ、そんなことは…」
Aブルー「ううん、キースとは比較にならないってね!」

奉仕の精神ってヤツが半端ないよ、とソルジャー、絶賛。

Aブルー「それじゃ、次の土曜は、ぶるぅも一緒に!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 御馳走、用意しとくね!」
Aブルー「よろしく頼むよ、ハーレイは来られないけど」
キース 「そ、そうか…。それは良かった」

その方がちょっとはマシだろうしな、とキース君。

キース 「あんたまで女王様になるコースは、回避で」
シロエ 「ですね、不幸中の幸いですよ」
Aブルー「さあねえ…? ぶるぅは調子に乗ると思うよ」

気がそれることがないからね、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「マツカ、ぶるぅの馬でいいんだよね?」
マツカ 「ええ、肩車でも何でもどうぞ」
Aブルー「流石はマツカ! じゃあ、土曜日に!」

会議を忘れていたから帰る、と慌てている人。

ぶるぅ 「ちょっと待ってね、お料理、詰めるから!」
Aブルー「あっ、詰めるのなら、お菓子もお願い!」
ぶるぅ 「オッケー!」

はいどうぞ、とテイクアウト用の箱が渡されまして。

Aブルー「今度は、ぶるぅと来るからねーっ!」
マツカ 「お待ちしてますよ」
キース 「待たなくていいっ!」

あんな馬鹿を、と叫ぶよりも前に、消えている姿。

キース 「おい、どうするんだ…」
ジョミー「来るよね、アレは…」
サム  「マツカに任せておくにしてもよ…」
シロエ 「現場からは逃走不可能ですよね…」

どうなるんでしょう、とシロエ君の悪い顔色。

シロエ 「無事に済む気がしないんですけど…」
マツカ 「そうですか?」
キース 「お前、何処まで人がいいんだ…」
ブルー 「マツカだからねえ…」

もう成り行きに任せるしか、と生徒会長も。
それしか…。


2023/01/24 (Tue)



☆王様になれる菓子


マツカ君が悪戯小僧の馬になる、という恐ろしすぎる話。
誰もがガクブルしている間に、当日がやって参りまして。

シロエ 「おはようございます。ついに今日ですよね…」
ジョミー「うん。真面目に死ねる気しかしないよ」
マツカ 「皆さんには、お役目、無いですよ?」

ぶるぅも御馳走を作ってますし、とマツカ君が傾げる首。

マツカ 「ぼくが馬になる、というだけなんですけど…」
キース 「マツカ、お前は理解していない!」
マツカ 「何をです?」
キース 「女王様ごっこというヤツだ!」

悪戯小僧の魂胆もな、とキース君の苦々しい顔。

キース 「いいか、あいつが女王様になるんだぞ?」
マツカ 「でも、新年には、普通でしょう?」
一同  「「「は?」」」
マツカ 「この国でも、最近、流行り始めていますよ」

お菓子業界が売り出してます、とマツカ君。

マツカ 「クリスマスの続きに、出て来るお菓子で…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ガレット・デ・ロワだよね!」
マツカ 「そうです、中に仕込んだコインとかが…」

当たった人が王様ですよ、とマツカ君、ニッコリ。

マツカ 「女性だったら女王様になって、紙の冠を…」
ぶるぅ 「頭に被って、その日は一日、一番偉いの!」
シロエ 「マジですか!?」
ブルー 「うん。歴史も伝統もあるお菓子でさ…」

王様というのも間違ってない、と生徒会長。

ブルー 「多少の無茶は出来るらしいよ、王様になると」
マツカ 「そうなんですよね、キスをするとか」
一同  「「「ええっ!?」」」

なんという怖いお菓子なんだ、と一同、ドン引き。

シロエ 「そ、そんなのは要りませんから!」
ぶるぅ 「そうだろうから、作ってないの!」

本当は作りたいけれど、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「アーモンドクリームが入ったパイで…」
マツカ 「他所の国だと、新年の名物なんですよ」
キース 「それとは違う!」

断じて違う、とキース君が握り締める拳。
違いますよねえ…?


2023/01/25 (Wed)



☆女王様のお召し物


マツカ君が悪戯小僧の馬になる日が、ついに来ましたが。
女王様ごっこが分かってないのが、御当人というヤツで。

キース 「いいか、女王様ごっこというのはだな…!」
??? 「こんにちはーっ!」

お世話になるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)。

Aブルー「今日はいい日になりそうだよねえ!」
??? 「かみお~ん♪ とっても楽しみ!」

女王様だぁ! と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)も。

Aぶるぅ「ねえねえ、マツカが馬って、ホント?」
マツカ 「ええ。馬でも、肩車でも、お好みでどうぞ」
Aぶるぅ「えっとね、お馬さんがいい!」

でもって女王様になるの、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「でも、女王様のお洋服が…」
Aブルー「無いんだってさ、仕方ないけど」
ぶるぅ 「んとんと…。それなら、買いに行く?」
Aぶるぅ「えっ、ホント!?」

買ってくれるの、とパアッと輝く悪戯小僧の顔。

Aぶるぅ「だったら、欲しい!」
ぶるぅ 「オッケー! ドレスでいいんでしょ?」
Aぶるぅ「違うもん! 女王様ごっこなんだから!」
ぶるぅ 「ヒラヒラのドレスと、冠じゃないの?」

女王様の服はそうだと思う、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「お店にあるのも、そういうのだけど…」
Aぶるぅ「なんで?」
ぶるぅ 「女王様の服を下さい、って注文したら…」
ブルー 「ドレスが来るねえ、まず間違いなく」

ぶるぅが案内する店もそうだね、と生徒会長、キッパリ。

ブルー 「ぶるぅ、連れて行ってあげたまえ」
ぶるぅ 「うんっ! ぶるぅ、行こうよ!」
Aぶるぅ「違う、違うよ、網タイツとかーっ!」
一同  「「「げっ!」」」

やっぱり、そっちか、と誰もが顔面蒼白。

Aぶるぅ「それに、ハイヒールも必須だってばーっ!」
Aブルー「こういうのは、店が違うからねえ…」
ブルー 「知ってるんなら、君が買ったら!?」
Aブルー「それが、サイズが…」

無いものだから…、と困り顔ですけれど。
さもありなん…。


2023/01/26 (Thu)



☆特注は困る


マツカ君が悪戯小僧の馬になる日が、来たんですけれど。
ソルジャーが連れて来た悪戯小僧、女王様の衣装が問題。

ブルー 「無いだろうねえ、子供サイズは」
Aブルー「子供相手の店じゃないしね…」
ぶるぅ 「んとんと…。サイズが無ければ、特注で…」

作って貰えると思うけど、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「急ぎだったら、直ぐに出来るよ?」
Aブルー「本当かい?」
Aぶるぅ「やったあ、それで注文するーっ!」

お金はブルーが払うよね、と悪戯小僧も大喜び。

Aぶるぅ「スポンサー、ちゃんといるんだから!」
Aブルー「まあねえ、女王様の服だと言えば…」

サイズを言わなきゃ払うだろうね、と頷くソルジャー。

Aブルー「後で写真を要求されたら、ぶるぅのさ…」
Aぶるぅ「写真を送れば、オッケーだもん!」
Aブルー「愕然とする顔が見えるけれどね」

エロいのを期待してるから、とソルジャー、クスクス。

Aブルー「でも、勘違いをする方が悪い!」
Aぶるぅ「自業自得って言うもんね!」

特注だあ! と悪戯小僧が跳ねてますけど。

ブルー 「待った、そういうのは困るから!」
Aブルー「何故だい? お金を払うのはノルディだし…」

何も問題無いだろう、とソルジャー、怪訝そうな顔。

Aブルー「君に迷惑はかからないけど?」
ブルー 「かかるんだってば、思いっ切り!」

ぼくの評判ガタ落ちで…、と生徒会長が吊り上げる眉。

ブルー 「あの店は、仲間がやってるんだし…」
シロエ 「ヤバいですね、ソレ…」
キース 「アッと言う間に噂が広がるな…」

立派な尾ひれまでついて…、とキース君も。

キース 「下手をしたら、尾かしらつきかもしれん」
ブルー 「だから困るんだよ、絶対にダメ!」
Aぶるぅ「えーっ!? だったら、お洋服は?」
Aブルー「馬だけで我慢するしかないと思うねえ…」
マツカ 「あのぅ…。その服、よろしかったら…」

手配をさせて頂きますが、とマツカ君の申し出。
マジで…?


2023/01/27 (Fri)



☆御曹司の特注


マツカ君が馬になるという話で、悪戯小僧が来ましたが。
女王様の衣装が問題でして、サイズが無くて特注も無理。

Aぶるぅ「えっと…。手配って、何処かのお店?」
マツカ 「そうなりますね、女王様の衣装となると…」

母の行きつけのクチュールでしょうか、とマツカ君。

マツカ 「採寸して、直ぐに出来ると思いますよ」
Aぶるぅ「ホント!?」
マツカ 「ええ。クチュリエは、それが仕事です」

難しい衣装でも、出来るだけ早く…、とニッコリと。

マツカ 「急な注文にも対応しないと、ダメなんですよ」
シロエ 「そうでしょうけど、衣装がですね…!」
キース 「問題すぎると思うんだが…!」

女王様だぞ、とキース君の良くない顔色。

キース 「お前と、お母さんの評判がだな…」
シロエ 「ガタ落ちになると思うんですけど…!」
マツカ 「どうしてです?」

問題は無いと思いますが…、とマツカ君が傾げる首。

マツカ 「網タイツとか、ハイヒールでしょう?」
キース 「その辺で妙だと思わないのか!?」
マツカ 「変な服なら、いくらでもあるんですけれど…」

ファッションショーとかで…、と御曹司の言。

マツカ 「デザイナーの個性の見せどころですよ」
キース 「だからと言って、女王様はだな…!」
マツカ 「ぼくがいいと言えば、それでいいんです」

ゲストの御注文ですからね、と御曹司。

マツカ 「仕立ててあげて下さい、と注文すれば…」
キース 「それで通るのか!?」
マツカ 「もちろんですよ」

でないとクチュリエは務まりません、とキッパリと。

マツカ 「それじゃ、ぶるぅ、急いで行きましょう」
Aぶるぅ「何処へ瞬間移動なの?」
マツカ 「いえ、そんなのは…」

要りませんよ、と御曹司の笑み。

マツカ 「迎えの車を手配しますから」
Aぶるぅ「わぁーい! ひょっとして、リムジンとか?」
マツカ 「ご希望でしたら、そのように」

少し待っていて下さいね、と笑顔ですけど。
えらいことに…。


2023/01/28 (Sat)



☆子供用はヤバい


マツカ君を馬にして女王様、それがお目当ての悪戯小僧。
けれど衣装のサイズが無いとか、マツカ君が手配な方向。

Aぶるぅ「かみお~ん♪ リムジンでお出掛け!」
マツカ 「では、執事に連絡しますから」

クチュールまではリムジンで、とマツカ君の手にスマホ。

マツカ 「女王様の衣装は、極上の生地ですよね?」
Aぶるぅ「えっ、生地も色々、選べるの?」
マツカ 「ええ。いろんな生地が揃ってますから」

素材も色も…、とニコニコと。

マツカ 「お値段の方は、お気になさらずに」
Aぶるぅ「マツカが払ってくれるってこと?」
マツカ 「正確に言えば、父ですけどね」

ぼくは稼いでいませんから、とマツカ君の苦笑。

マツカ 「でも、父も喜んでお支払いしますよ」
Aぶるぅ「やったぁーっ!」
キース 「お、おい…。いいのか、それで?」
マツカ 「大切なゲストですからね。父も知ってますし」

いつも別荘にお越しでしょう、と人のいい笑み。

マツカ 「もちろん、執事にも馴染みのゲストで…」
Aブルー「ちょ、ちょっと待って…!」
マツカ 「どうかなさいましたか?」
Aブルー「何を注文したのか、お父さんに知れるって?」

それは困る、とソルジャー、ガクブル。

Aブルー「別荘に行けなくなっちゃうかも…!」
マツカ 「どうしてです?」
Aブルー「ヤバいよ、ぼくの服ならともかく…」

ぶるぅなんだよ、とワタワタワタ。

Aブルー「児童ポルノだと思われるって!」
マツカ 「は?」
Aブルー「こっちの世界でも、違法じゃないか!」

ぼくの世界では当然ダメ、とソルジャーの引き攣った顔。

Aブルー「こんな小さな子供にさ…」
キース 「女王様の服は、マズイだろうな」

あんたがしょっ引かれてしまいそうだぞ、とキース君。

キース 「ぶるぅを使って、こう、とんでもない…」
シロエ 「児童ポルノを撮るんですよね」
ブルー 「あるあるだよねえ…」

保護者あるある、と生徒会長、ニヤニヤと。
そうかも…。


2023/01/29 (Sun)



☆女王様がいい


マツカ君を馬にして女王様ごっこ、悪戯小僧のお目当て。
けれど衣装のサイズが無くて、誂える方向なんですけど。

Aブルー「や、やっぱり、児童虐待になる、って…?」
ブルー 「そりゃまあ、ぶるぅの年ではねえ…」
キース 「普通は幼児で、女王様ごっこを自発的に…」

やりたいわけがないだろう、とキース君、キッパリ。

キース 「保護者が糸を引いている、と考えるのが…」
ブルー 「妥当だろうね、通報するのは市民の義務だよ」
Aブルー「ぼくは逮捕は御免だから!」

瞬間移動で逃げるにしても不名誉すぎる、という悲鳴。

Aブルー「おまけに、マツカのお父さんにも…」
キース 「あんたの趣味だか、児童ポルノの撮影だか…」
シロエ 「どっちにしても、良からぬ認識がですね…」
ブルー 「生まれるだろうね、間違いなく」

お楽しみに、と生徒会長、ニコニコニコ。

ブルー 「それじゃ、ぶるぅはマツカと一緒に…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ リムジンでしゅっぱぁ~つ!」
Aブルー「ダメだってば、それは!」

女王様の衣装は諦めて、とソルジャー、土下座。

Aブルー「衣装は無しで、マツカを馬にして…」
マツカ 「お馬さんごっこでいいんですか?」

手配しかけていたんですけど、と御曹司。

マツカ 「ぼくは、どっちでもかまいませんが…」
Aぶるぅ「女王様のお洋服、ダメなの?」
Aブルー「ダメだよ、ぼくの評判が…!」

地に落ちてしまう、とソルジャーの絶叫。

Aブルー「頼むから、女王様ごっこは馬だけで…」
Aぶるぅ「つまんなーい!」
Aブルー「そ、そんな…!」
Aぶるぅ「だって、女王様がいいんだもん!」

うんと威張って…、と悪戯小僧も譲らず。

Aぶるぅ「だから絶対、形から入って、女王様ーっ!」
Aブルー「ま、待ってよ、形だけだったら…」
Aぶるぅ「なあに?」
Aブルー「マツカに頼めば、こう、本物の女王様の…」
一同  「「「は?」」」

本物の女王様って何だ、と誰もがキョトン。
えっと…?


2023/01/30 (Mon)



☆女王様のお出掛け


マツカ君を馬にするために、やって来た悪戯小僧ですが。
女王様の衣装を誂えられたら、ソルジャーがヤバい現実。

シロエ 「何ですか、本物の女王様って?」
Aブルー「本物だってば、何処でも、VIP待遇で…」

マツカだったら出来るのでは、とソルジャーの問い。

Aブルー「順番待ちとかも、全く無くてさ…」
マツカ 「出来ないことはないですけど…」
Aブルー「じゃあ、それで! ぶるぅも、それなら…」

満足だろう、とソルジャーも必死。

Aブルー「リムジンで出掛けて、VIPなんだよ?」
Aぶるぅ「遊園地とかでも、並ばなくていい?」
マツカ 「ええ、そのくらいは…」
Aぶるぅ「何処のお店でも、女王様みたいにお出迎え?」

お茶とかも出て来るのかなあ、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「いらっしゃいませ、って案内してくれて…」
マツカ 「もちろんです。係もついて、別室で…」

品物を見せてくれますよ、と御曹司の笑み。

マツカ 「お茶も、お菓子も出ますから」
Aぶるぅ「行くーっ! ぶるぅも一緒に行こうよ!」
ぶるぅ 「えっ? みんなのお食事とかは…」
Aぶるぅ「そんなの、セルフで充分だもーん!」

ぼくとぶるぅは、マツカと外食! と突き上げる拳。

Aぶるぅ「マツカ、行こうよ!」
マツカ 「分かりました、お供させて頂きます」
Aぶるぅ「やったーっ!」
ぶるぅ 「んとんと、それじゃ、悪いんだけど…」

料理もおやつも出来てるから、と出掛けてしまった三人。

Aブルー「よかった、命拾いをしたよ」
キース 「そうかもしれんが、なんだかな…」
ジョミー「セルフで御馳走って、大変なんだね…」

メモの通りに温めたり…、とジョミー君の嘆き節。

ジョミー「美味しいんだけどさ、手間がかかって…」
シロエ 「宅配ピザの方が楽ですよね…」
サム  「ぶるぅたちは今頃、VIP待遇でよ…」
Aブルー「食事だよねえ、女王様気分でさ…」

この差は何だ、と溜息の嵐ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2023/01/31 (Tue)






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☆雪景色な元日


さて、元旦。新しい年の始まりの日で、おめでたい吉日。
間もなく夜明けなんですけれども、まだ暗いわけでして。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ あけましておめでとう!」
一同  (((もう朝!?)))
ぶるぅ 「雪が綺麗だよ、起床、起床ーっ!」

起きて、起きて! と廊下を跳ねてゆくお子様の声。

ジョミー「眠い…」
サム  「除夜の鐘の後に、法要だもんな…」
キース 「グダグダ言わずに、起きて着替えろ!」

俺は朝から雪かきもしたぞ、と法衣のキース君が登場。

キース 「山門まで、道を作ってやったんだから…」
シロエ 「有難く思え、と言いたいんですね?」
キース 「当然だ!」

大雪なんだぞ、と副住職。

キース 「市街地もドッサリ積もったようだ」
ブルー 「いいねえ、元日から雪見酒!」

でも、その前に初日の出だね、と生徒会長の笑み。

ブルー 「みんな、急いで支度したまえ」
一同  「「「はーい…」」」

アドス和尚がうるさいし、と一同、着替えて山門へ。

アドス 「皆さん、あけましておめでとうございます」
一同  「「「おめでとうございます」」」
イライザ「じきに初日ですよ、雪も止みましたし…」

いい元日になりましたわね、とイライザさん。

イライザ「さあ、皆さん、揃ってお参りを」
アドス 「二礼二拍手一礼ですぞ」

お間違えなきよう、と注意されつつ、パンパン柏手。

アドス 「では、お辞儀を」
一同  (((いい年になりますように…)))

ハハーッと初日に深くお辞儀で、ミスった人はゼロ。

アドス 「寒いですなあ、庫裏の方へどうぞ」
イライザ「お雑煮も出来ていますからね」
一同  「「「やったー!」」」

豪華おせちもあるんだっけ、と庫裏の座敷へと。

アドス 「今年も有名どころのを注文しましたぞ」
イライザ「沢山召し上がって下さいね」
ぶるぅ 「わぁーい、和洋中!」
キース 「存分に食べてくれ」

遠慮は要らん、と言われなくても、誰もがその気。
お正月…!


2023/01/01 (Sun)



☆雪だと増えるもの


元老寺でお正月を迎えたシャン学メンバー、おせちな朝。
和洋中と揃った上に、有名どころの豪華なヤツでして…。

ジョミー「あっ、ぼくも、ローストビーフ欲しいな!」
ぶるぅ 「オッケー、キャビアとフォアグラも?」
ジョミー「もちろんだよ!」

どんどん食べなきゃ、と他の面子もせっせと箸を。

シロエ 「空になっても、追加があるのがいいですよね」
イライザ「そういう注文をしてるんですよ」
アドス 「お客様にお出しするので、と特注ですな」

追加の分を、とアドス和尚の得意そうな顔。

アドス 「でないと、大勢、おもてなしは出来ませんぞ」
ブルー 「太っ腹だねえ、しかも毎年だしね」
イライザ「キースがお世話になってますもの」

当然ですわ、とイライザさん、ニッコリ。

イライザ「どんどん召し上がって下さいね」
一同  「「「おーっ!」」」

食べるぞ、と盛り上がる間に、時間が過ぎてゆきまして。

アドス 「さてと、そろそろ失礼して…」
キース 「檀家さんをお迎えしないとな」

サムとジョミーも手伝いだぞ、と副住職。

キース 「今年はお子様連れも増えるだろうし…」
アドス 「そうじゃな、手伝いの出番も増える」
ジョミー「ちょ、ちょっと…!」

なんで増えるの、とジョミー君の問い。

ジョミー「帰省して来た人が多いとか?」
キース 「いや、その辺は例年通りだと思うんだが…」
ジョミー「それじゃ、どうして?」
キース 「外の景色で分からないのか?」

大雪だぞ、とキース君が指差す庭。

キース 「朝も言ったが、市街地も半端ないそうだ」
ジョミー「全っ然、意味が不明だけど!」

子供連れが増える理屈が謎、とジョミー君。

ジョミー「この大雪と、どう繋がるのさ!」
キース 「いいか、此処は郊外だし、雪も多いから…」
アドス 「冬になったら、スタッドレスですがのう…」
ジョミー「えっと…?」
キース 「知らんのか?」

スタッドレスを、と呆れ顔なキース君ですけど。
何だと…?


2023/01/02 (Mon)



☆冬仕様のタイヤ


元老寺でお正月なシャン学メンバー、豪華おせちを堪能。
けれど僧籍な人にはお仕事、檀家さんの初詣のお手伝い。

ジョミー「スタッドレスって、何の話さ?」
キース 「お前、本当に知らんのか?」

スタッドレスと言ったらタイヤだろうが、と副住職。

キース 「冬仕様のヤツで、この辺りだと標準装備だ」
シロエ 「えっ、標準になるんですか?」
キース 「でないと、ウッカリ降った時にだ…」
イライザ「車が出せなくなるんですのよ」

スーパーにさえ行けませんわ、とイライザさんの解説が。

イライザ「ですから皆さん、冬場はスタッドレスで…」
アドス 「替えるのが遅いと、詰むわけですな」
一同  「「「うわー…」」」

それはキツイ、と一同、納得の郊外の事情。

シロエ 「確かに、今日みたいな日は走れませんよね」
ジョミー「でもさ、それと子連れの檀家さんがさ…」

増えるのがどう繋がるのさ、とジョミー君の問い。

ジョミー「走れるんなら、出掛けられると思うけど?」
キース 「甘いな、帰省組には都会住みも多いし…」
アドス 「都会暮らしに、スタッドレスは不要ですぞ」

そんな車で出られますかな、とアドス和尚が指差す庭。

アドス 「この大雪だと、閉じこもるしか…」
ジョミー「実家の車で出られる筈だよ?」
シロエ 「ですね、そっちはスタッドレスなんですし…」

借りればいいだけの話では、とシロエ君も。

シロエ 「お子様たちも、家にいるより外ですよ」
キース 「俺の話を半分しか聞いていなかったな?」
シロエ 「えっと…?」
キース 「いいか、市街地も大雪なんだ!」

市街地住みの車はスタッドレスじゃない、とキース君。

キース 「大雪の時の、道路事情はどうなっている?」
サム  「あー…。動けねえ車が続出だよなあ…」
シロエ 「そうでした! 動ける車で出掛けても…」
キース 「巻き込まれたら、其処で詰むしかないぞ」

大渋滞で動けないんだ、との説明ですけど。
子連れの件は…?


2023/01/03 (Tue)



☆売り込みのチャンス


元老寺でお正月なんですけれども、動員される僧籍な人。
檀家さんの初詣のお手伝い、今年は子連れが増えるとか。

シロエ 「渋滞だと、どうにもなりませんよね…」
キース 「分かったか?」
ジョミー「もしかして、子連れで出掛けられないとか?」
キース 「当然だろうが。例年だったら、初詣も、だ…」

アルテメシア大神宮とかに行くんだろうが…、と副住職。

キース 「露店も出るから、お子様も大喜びでだな…」
シロエ 「遊びに行けるのが、今年は無理なんですね?」
キース 「そうなるな。もちろん、家でも遊べるが…」

坂道は橇遊びで賑わうんだが、とキース君が指す大雪。

キース 「しかし、露店を逃した悲しさはあるわけで…」
サム  「あー、代わりに此処で、お菓子ゲットな?」
キース 「そうなんだ。この大雪で来ないわけがない!」

ファミレスも無い田舎なんだぞ、と副住職の苦笑。

キース 「コンビニも、子供の足だと遠いからな…」
シロエ 「手近なお寺で、お菓子ですか…」
キース 「ああ。寺と坊主を売り込むチャンスだ」

いい思い出をプレゼントしないとな、と副住職。

キース 「いいか、まず、菓子の袋詰めからだ!」
ジョミー「えっ?」
サム  「菓子って、いつも1個だけだぜ?」
キース 「こういう年には、オマケをだな…」

つけるのが筋というものだろう、と副住職、ニヤリ。

キース 「お坊さんは気前がいい、と喜ばれるように…」
アドス 「いわゆる駄菓子をプラスですな」
イライザ「ちゃんと用意はしてありますの」

天気予報が雪でしたもの、とイライザさん。

イライザ「でも、当日まで分かりませんでしょ?」
キース 「幸い、人手があるからな…」

当日に用意でいけるんだ、と副住職、得意満面。

キース 「よろしく頼むぞ、手伝い組」
ジョミー「そんなの、ぼくは聞いていないし!」
サム  「師僧には絶対服従じゃねえか」

俺たちの師僧はブルーだけどよ、とサム君の声。
そうですね…?


2023/01/04 (Wed)



☆師僧には服従


大雪の元老寺で迎えたお正月、僧籍な面子にはお役目が。
檀家さんの初詣のお手伝い、まずはお菓子の袋詰めから。

サム  「坊主は、師僧がカラスは白いと言ったらよ…」
キース 「白いですね、と頷かないといけないんだが?」
ジョミー「サムが言ったよ、ぼくたちの師僧は…」

アドス和尚じゃないんだけど、とジョミー君。

ジョミー「キースでもないよね、ブルーなんだし」
キース 「それがどうした?」
ジョミー「絶対服従ってわけじゃないから!」

なんだって袋詰めなんか…、とジョミー君、ブツブツ。

ジョミー「子供に媚びなきゃいけない理由も、無いし!」
キース 「そう言うお前も、昔は子供だっただろう!」
ジョミー「子供だったら、どうなのさ!」
キース 「嬉しいのか、雪で閉じ込められても?」

せっかく帰省して来たのに…、と副住職が指差す外の雪。

キース 「高速道路も帰省ラッシュで、大渋滞で…」
シロエ 「大変な中を、帰って来たかもしれませんね」
マツカ 「ありそうです。小さな子供には辛いですよ」
スウェナ「そうね、車から出たくなっても、高速じゃ…」

決まった場所しか出られないわ、とスウェナちゃん。

スウェナ「着いた頃には、グッタリかもね…」
キース 「まあ、寝れば回復するんだろうが…」
シロエ 「初詣、楽しみにしていたでしょうね…」

露店が沢山出るんですから、とシロエ君、同情モード。

シロエ 「なのに、大雪でパアだと泣けますよ」
キース 「泣いている子は、多いだろうな」
サム  「だよなあ、雪遊びとは次元が違うしよ…」

可哀相だと思わねえのかよ、とサム君も。

サム  「駄菓子で喜んで欲しいぜ、俺は」
シロエ 「ぼくもです。ジョミー先輩、頑張らないと…」
ジョミー「師僧の命令じゃないしね、ソレって!」
ブルー 「オッケー、それなら、ぼくが追加もつけて…」
キース 「こいつに命じてくれるんだな?」

有り難い、とキース君、合掌してますけれど。
追加ですって…?


2023/01/05 (Thu)



☆サービスするべき


元老寺でお正月な面々ですけど、僧籍な人はお仕事な件。
檀家さんの初詣の手伝い、お菓子の袋詰めからだそうで。

ジョミー「ちょ、命令って…。追加って、何!?」
ブルー 「師僧には絶対服従だよねえ、お坊さんはさ」

でもって、君の師僧はぼく、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「アドス和尚やキースはダメでも、いける筈!」
シロエ 「そうなりますねえ、常識でいけば」
ジョミー「お菓子の袋詰めをやれ、っていうのは…」

この際、仕方ないんだけどさ、とジョミー君、ワタワタ。

ジョミー「それはいいけど、追加っていうのが…」
ブルー 「そのまんまだけど?」

ズバリ追加で命令だよね、と生徒会長、ニッコリと。

ブルー 「来てくれたお子様に、サービスしたまえ!」
ジョミー「サービスって、お茶を淹れるとか?」

それなら、たまにやってるけれど、とジョミー君の返し。

ジョミー「アドス和尚が、お子様に、って言ったらさ…」
サム  「ホットココアを出してるぜ?」
ブルー 「それは基本のヤツだろう?」

もっとサービスしなくっちゃ、と生徒会長の瞳がマジ。

ブルー 「この雪の中を、わざわざ歩いて来るんだよ?」
シロエ 「そうでした! 檀家さんは徒歩ですよね…」
キース 「皆さん、近くにお住まいだからな」

車を出すような距離ではないぞ、と副住職。

キース 「これだけの雪だと、歩ける場所は、だ…」
ブルー 「車が走った跡しかないけど、滑るからねえ…」
シロエ 「子供の足だと、大変そうじゃないですか!」
キース 「ああ。スケートの要領で、滑るとしても…」

熟練の技が必要だしな、とキース君、経験者な模様。

キース 「帰省して来た子供の場合は、転ぶのは…」
ブルー 「お約束だろうね、しかも凍っているからさ…」
キース 「もう半端なく痛いんだぞ?」
ジョミー「だからって、ぼくにどうしろと!」
ブルー 「サービスだよ!」

足になるのもいいかもね、と言ってますけど。
どういう意味…?


2023/01/06 (Fri)



☆足になられても


大雪の元老寺で迎えたお正月、僧籍な人は本堂で仕事が。
檀家さんの初詣のお手伝い、生徒会長が追加で命令な件。

ジョミー「足になる、って…。現場は離れられないよ?」
キース 「手伝いのヤツに、出て貰っては困るんだが…」
アドス 「第一、お一人、お送りする間にですな…」

他の檀家さんがいらしたら…、とアドス和尚も渋い表情。

アドス 「ジョミー殿が抜けたら、サム殿だけで…」
キース 「有能なことは間違いないが、今日ばかりは…」

クオリティよりも人数なんだ、と副住職。

キース 「ついでにジョミーは、運転免許が無いからな」
アドス 「自転車で雪道は、素人さんには無理ですぞ」

現実的ではありませんな、とアドス和尚の断言が。

アドス 「足になるより、本堂で手伝って頂く方が…」
キース 「親父も俺も、大いに助かるんだが…」
ジョミー「ほらね、上司もこう言ってるし!」

足にならなくてもいいと思う、とジョミー君。

ジョミー「お菓子を詰めるだけでいいんだよ、うん」
アドス 「その方向でお願いしたいですな」
ブルー 「誰がお送りしろって言った?」
アドス 「は? 足というのは、そういう意味では…?」

アッシー君というのもありましたな、と懐かしい言葉。

アドス 「ジョミー殿が、お子様をお送りするのでは?」
ブルー 「違うよ、足になるのは現場だってば」
一同  「「「現場?」」」

それは本堂のことなのでは、と誰もがキョトン。

キース 「おい、本堂は土足厳禁だぞ?」
アドス 「ベビーカーでも、御遠慮頂く場所でしてな…」

車椅子だけ許可しております、とアドス和尚の言。

アドス 「そんな所で、足になられても迷惑ですな」
ブルー 「ジョミーの足なら、問題は無いと思うけど?」
キース 「足は元からついてるんだぞ、ならなくても!」
ブルー 「そうじゃなくって、足を活用!」
キース 「話が全く見えないんだが…」

足を使って何をするんだ、と質問ですけど。
謎ですよねえ…?


2023/01/07 (Sat)



☆自分の足を使え


元日から大雪な元老寺ですけど、僧籍な人にはお役目が。
初詣の檀家さんをお迎え、本堂での仕事になりまして…。

キース 「本堂で足を活用と言われてもだな…」
アドス 「まあ、確かに私とキースは、ほぼ炬燵で…」

檀家さんと向き合うだけで…、とアドス和尚が傾げる首。

アドス 「私どもの代わりに、ジョミー殿とサム殿が…」
キース 「お茶を淹れたり、お迎えしたりで足をだな…」

使いはするが…、とキース君も怪訝そうな顔。

キース 「それ以上、どう活用しろと?」
アドス 「しかも、ジョミー殿に限定のようですが…?」
ブルー 「そうだね、命令したのは、ジョミーだけだし」

サムは活用しなくていい、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「つまり、ジョミーが、お子様の足に!」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「足になるんだよ、自分の足を使ってね!」

肩車というのがあるだろう、と生徒会長が立てる親指。

ブルー 「きっと、お子様には喜ばれるかと!」
アドス 「おお、それは…。大人の目線で本堂の中を…」
キース 「見られるわけだな、いいアイデアだ」

お子様の背丈では、御本尊様もよく見えんし、と副住職。

キース 「おまけに、退屈しなくて済むし…」
アドス 「うむ。檀家さんと、ゆっくりお話が出来る」
キース 「採用だな、親父?」
アドス 「もちろんじゃ!」

なんなら、馬になって頂いても、とアドス和尚の提案が。

アドス 「四つ足の動物は、本来、本堂はですな…」
キース 「厳禁なんだが、ジョミーは人間なわけで…」
ブルー 「うん。ぼくも言おうと思ってたんだよ」

馬は元々、乗り物だったし…、と生徒会長。

ブルー 「というわけでね、ジョミー、頑張りたまえ!」
ジョミー「ちょ、ちょっと…! それって、法衣で?」
キース 「当然だろうが、初詣にいらっしゃるんだぞ?」
アドス 「作務衣は正装ではないですからなあ…」

法衣でやって頂かないと…、との注文ですけど。
肩車とかを…?


2023/01/08 (Sun)



☆法衣でやるべき


大雪になった元老寺の元日、僧籍な人は初詣のお手伝い。
子連れの檀家さんが増える見込みで、法衣でお仕事で…。

ジョミー「そんなの、法衣で出来るわけないし!」
キース 「だが、初詣にいらっしゃる檀家さんを、だ…」
アドス 「作務衣でお迎えするというのは、失礼ですぞ」

此処は法衣で、とアドス和尚の厳命が。

アドス 「それでは、私は一足お先に本堂の方へ…」
キース 「分かった、ジョミーとサムは連れて行くから」
アドス 「きちんと法衣を着せるんじゃぞ!」

でないと、お前も罰礼じゃ、と言い捨てて廊下へ。

キース 「聞いたか、ジョミー?」
ジョミー「き、聞いたけどさあ、法衣で馬とか肩車は…」

全然、出来る気がしない、とジョミー君、ガクブル。

ジョミー「でも、やらないと、何をされるか…」
キース 「言っておくが、罰礼、百回コースはガチだぞ」
ジョミー「百回!?」
キース 「俺の家では、1セット百回が基本だからな」

それが嫌なら法衣でやれ、と副住職の睨み。

キース 「ついでに、ブルーからも一言、あるかと」
ブルー 「あるね、出来ないだなんて、有り得ないし!」

プロの坊主なら楽勝なんだよ、と生徒会長。

ブルー 「昔、法衣で出来るもん、というヤツが…」
キース 「あったな、法衣で車の運転が問題になって…」
ブルー 「うん、道交法には違反していない、って…」

ツイッターデモになったんだよね、と生徒会長の言。

ブルー 「お坊さんたちが、いろんな動画をUPでさ…」
キース 「バク転したヤツまでいたんだからな」
シロエ 「凄いですね…」
キース 「しかも、御本尊様の前で鮮やかにキメた」

つまり本堂で技を披露だ、とキース君、ズズイと。

キース 「プロの坊主は其処までやるんだぞ?」
ブルー 「見習いの君でも、馬とかくらいは…」
サム  「出来ねえとダメな気がして来たぜ」
ジョミー「そう言われても…!」

無茶すぎるよ、と悲鳴を上げてますけど。
逃げられない気が…。


2023/01/09 (Mon)



☆交代も出来ます


大雪な元老寺の元日ですけど、檀家さんが初詣に来る件。
作務衣は不可なジョミー君たち、法衣でお手伝いですが。

ブルー 「無茶だと言っても、通らないから!」
キース 「師僧がカラスは白いと言ったら、白いんだ!」

やれと言われたらやるべきで…、とキース君も譲らず。

キース 「出来ると仰っておられるんだぞ、銀青様が」
ジョミー「プロじゃないんだけど…!」
キース 「見習いでも、馬くらいは出来ると仰せだ」
ブルー 「そうだよ、肩車だっていけると思うね」

頑張りたまえ、と生徒会長、ニッコリと。

ブルー 「じゃあ、連れてってくれていいから」
キース 「恩に着る。今年はお子様に喜ばれそうだ」

来い、とキース君が引っ掴む、ジョミー君の襟首。

キース 「向こうで着替えて、本堂だからな!」
ジョミー「無理だってば…!」
キース 「遅れると、親父がキレるんだが?」
ジョミー「それも困るよ、ちょ、誰か助けてーっ!」

ぼくと代わって、と絶叫ですけど、誰もがスルー。

シロエ 「ジョミー先輩に、貸しを作ってもですね…」
スウェナ「あんまり得をしそうにないわね」
ブルー 「当たり前だよ、マツカに貸しなら大きいけど」
シロエ 「ですねえ、借りを作りたくない相手ですから」

逆になったら大穴でしょう、とシロエ君、うんうん、と。

シロエ 「もっとも、マツカ先輩だったら…」
サム  「代わってくれるかもしれないぜ?」
マツカ 「えっと…? 法衣でお手伝いで、肩車で…」

馬になったらいいんですよね、とマツカ君。

マツカ 「でも、お坊さんの資格を持っていませんし…」
キース 「いや、その辺は、どうとでもなるんだが?」

寺の子供が手伝うケースもあるんでな、と副住職の言。

キース 「俺も子供の頃にやったが、無資格だったぞ」
シロエ 「すると、マツカ先輩が交代しても…」
キース 「いけるわけだが、どうする、ジョミー?」

好きにしていいが、早くしろよ、と言ってますけど。
交代…?


2023/01/10 (Tue)



☆行かないで欲しい


大雪になった元老寺の元日、僧籍な人は本堂でお手伝い。
檀家さんの初詣ですけど、ジョミー君には追加の仕事が。

ジョミー「マツカ、代わってくれるわけ?」
マツカ 「ええ。お坊さんの資格は不要だそうですし…」

ぼくで良ければ、とマツカ君、人のいい笑み。

マツカ 「法衣の着方は、着物と同じでいけますよね?」
キース 「上の衣は仕立てが違うが、着付けは楽だぞ」

着物よりも、と副住職が指差す自分の法衣。

キース 「なんと言っても、帯が無いからな」
マツカ 「そうですね。初めてでも何とかなりそうです」
キース 「大丈夫だ、俺も手伝ってやる」

行くか、とキース君が促し、立ち上がるマツカ君。

マツカ 「では、行ってきます」
ジョミー「ありがとう!」

行ってらっしゃい、と笑顔のジョミー君ですけど。

シロエ 「ジョミー先輩、いいんですか?」
ジョミー「えっ、何が?」
シロエ 「マツカ先輩に借りが出来るんですよ?」

クリスマスのぼくを忘れたのでは、とシロエ君の問い。

シロエ 「借りが出来たら、返済がですね…」
ジョミー「あーっ! 待ってよ、マツカ、行かないで!」

ぼくが行くから、とジョミー君、大慌て。

ジョミー「マツカは、此処でゆっくりしてて!」
マツカ 「ぼくなら、別にかまいませんけど」
ジョミー「マツカは良くても、ぼくが困るから!」

座って、座って! と強引に座らせ、交代撤回。

ジョミー「キース、行こうよ、アドス和尚が待ってるし」
キース 「いい心掛けだ、と言っておこうか」

ではな、とジョミー君とサム君を連れて副住職、退場。

マツカ 「えっと…?」
シロエ 「行っちゃいましたね、馬と肩車をしに」

此処は頑張って欲しいです、とシロエ君。

シロエ 「正直、大変そうですけどね」
マツカ 「子供さんのお相手、してみたかったですよ」
シロエ 「マジですか?」
マツカ 「そうなんですけど…」

どうして断られたんでしょう、と怪訝そうな人。
自覚ゼロ…。


2023/01/11 (Wed)



☆代わりたかった人


大雪な元老寺の元日ですけど、檀家さんが初詣に来る件。
今年は子連れが増えるとの予想、お手伝いも大変そうで。

シロエ 「マツカ先輩、自分で分からないんですか?」
マツカ 「子供向けのキャラじゃないんでしょうか?」

そういう自覚は無かったですが、とマツカ君が傾げる首。

マツカ 「でも、他に断られる理由は無さそうですし…」
スウェナ「本当に分かってないわね、これは」
シロエ 「天然というヤツですよ」

それだけに借りが怖いんですけど…、とシロエ君の苦笑。

マツカ 「さっきも、借りって言いましたよね?」
シロエ 「ええ。マツカ先輩に借りを作った時ですよ」

返済するのに、どれだけかかるか…、とシロエ君。

シロエ 「ですから、ジョミー先輩はですね…」
スウェナ「自分で出掛けて行ったのよ」
マツカ 「えーっと…?」
ブルー 「深く考えなくてもいいってば、其処は」

其処がマツカのいい所だし、と生徒会長、クスクスと。

ブルー 「ところで、代わりたかった、って?」
マツカ 「はい。一種のボランティア活動ですから」
一同  「「「ボランティア?」」」
マツカ 「施設の慰問で、お子様のお相手は定番ですよ」

シャングリラ学園では、やってませんが…、とマツカ君。

マツカ 「学校によっては、行きますよね?」
シロエ 「そういえば…。アレに似てるんですか?」
マツカ 「昔を思い出したんですよ」

前の学校で行ったことが、とマツカ君、懐かしそうな顔。

マツカ 「肩車も馬も、みんなでサービスしましたから」
ブルー 「なるほどねえ…。それで代わりに…」
マツカ 「やってもいいかな、と思ったんですけど…」

見事に断られちゃいましたね、と肩を落とす人。

マツカ 「残念ですよ、せっかくの機会だったのに…」
シロエ 「奉仕の精神に溢れてますねえ…」
スウェナ「マツカだものねえ…」
ブルー 「ジョミーとは格が違うってね」

お手伝い向きのキャラ、と絶賛ですけど。
それは確かに…。


2023/01/12 (Thu)



☆三人目は要らない


大雪になった元老寺の元日、僧籍な人は本堂でお手伝い。
檀家さんの初詣、今年は子連れが増えるとの読みですが。

シロエ 「ジョミー先輩、今頃、どうしてますかねえ…」
スウェナ「借りが恐ろしいことも忘れて、愚痴だわね」

心の中で盛大に、とスウェナちゃんが眺める本堂の方。

スウェナ「マツカに代わって貰うべきだった、って」
シロエ 「あるあるですよ」
マツカ 「今からでも、行ってきましょうか?」
ブルー 「ダメダメ、アドス和尚が喜ぶだけだよ」

お手伝いの面子が増えて…、と生徒会長。

ブルー 「ジョミーを無罪放免すると思うのかい?」
マツカ 「交代します、と行くんですから、その辺は…」
ブルー 「甘いね、ジョミーの修行にかこつけてさ…」

手放すわけがないだろう、とキッパリと。

ブルー 「行かなくていいよ、放置でオッケー!」
マツカ 「ぼくなら、それでもいいんですけど…」

三人目にされてしまっても…、と奉仕の精神に溢れる人。

マツカ 「この雪ですから、お子様も退屈してますし」
シロエ 「それでサービスするわけですか?]
マツカ 「いいと思うんですけれど…」
ブルー 「その精神は、未来に取っておくべきだね!」

此処で無駄遣いしてしまわずに、と生徒会長の言。

ブルー 「お子様なら、此処にもいるんだからさ」
ぶるぅ 「んとんと…。マツカが肩車してくれるの?」
マツカ 「ああ、ぶるぅですか! 喜んで!」

いつでも、馬でも肩車でも…、とマツカ君の笑み。

マツカ 「ご希望の時に、言って下さいね」
ぶるぅ 「うんっ、そういうのも楽しそう!」

でも、今日はいいや、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「おせち、ゆっくり食べたいも~ん!」
シロエ 「肩車じゃ落ち着かないですよね、食べるのは」
ぶるぅ 「そうなの、乗ってお食事が楽しいのって…」
マツカ 「列車とかですか?」
ぶるぅ 「ピンポーン!」

だからお座敷では座るのがいい、と弾ける笑顔。
ごもっとも…。


2023/01/13 (Fri)



☆肩と腰に来た人


元老寺で迎えた大雪の元日、僧籍な人はお手伝いですが。
他の面子は自由なわけで、豪華おせちで過ごしてまして。

ぶるぅ 「マツカの馬と肩車も、いいんだけれど…」
シロエ 「今日の所は、おせちに集中というわけですか」
ぶるぅ 「そだよ、お料理の勉強も出来るし!」

一流の料理人さんの御馳走だしね、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「しっかり食べて、しっかり再現!」
シロエ 「いいですねえ!」
マツカ 「ぶるぅの腕は、プロ並みですしね」
スウェナ「今年も色々食べられそうよね、楽しみだわ」

料理もお菓子も…、とスウェナちゃんが飲み込む生唾。

スウェナ「今日のおせちも、何処かで登場するのね?」
ぶるぅ 「うん、アレンジはするけどね!」

どんな風にするかも考え中なの! と頼もしい返事。

ぶるぅ 「このまんまだと、つまんないでしょ?」
シロエ 「流石です! 期待してますよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年も頑張っちゃう!」

おもてなしも、と笑顔な所へ、座敷の襖が開きまして。

ジョミー「やっと終わったー…」
サム  「子供連れ、マジで多かったぜ」
キース 「例年とは比較にならん数だな、この大雪で」

ジョミーの馬と肩車が大ウケだったぞ、と副住職。

キース 「また大雪の年があったら、是非、頼みたいな」
ジョミー「断るから!」
シロエ 「奉仕の精神、ゼロですよね」
ブルー 「ホントにねえ…。その点、マツカは…」

素晴らしいのに、と生徒会長、苦笑い。

ブルー 「ボランティアで行こうとしていたんだよ?」
ジョミー「ぼくは人間、出来てないから!」
キース 「其処で威張るな!」

貴様は今年も精進しやがれ、とキース君の怒声。

キース 「キリキリしごいていくからな!」
ジョミー「ちょ、そんなのは要らないし!」
キース 「やかましい! 一年の計は元旦にあり、だ!」
ジョミー「肩と腰に来るなんて、最悪だから…!」

ギックリ腰も勘弁だから、と嘆く今年のお正月。
初筋肉痛…?


2023/01/14 (Sat)



☆筋肉痛だった人


元老寺での迎春に始まり、アルテメシア大神宮の初詣も。
盛り沢山だった冬休みの後は、シャングリラ学園の行事。

シロエ 「なんとか終わりましたね、新年イベント」
サム  「ウチの学校、あの手のは全力投球だしよ…」
ジョミー「楽しいんだけど、ハードだよねえ…」

かるた大会とかさ、と皆で溜息な週末の生徒会長宅。

ジョミー「ぼくなんか、筋肉痛が治る暇が無かったよ」
サム  「正月のアレかよ、いつまで引き摺ってんだよ」
ジョミー「昨日まで!」

やっと治った、とジョミー君、肩をゴキゴキと。

ジョミー「治って来たな、って思う頃合いで行事だしさ」
サム  「お前、鍛え方が足りねえんでねえの?」
キース 「まったくだ。毎年、アレで鍛えたらどうだ?」
ジョミー「遠慮しとくから!」

ついでに忘れてくれると嬉しい、とジョミー君。

ジョミー「そしたら、二度とやらなくて済むし…」
シロエ 「ジョミー先輩、恥ずかしくないんですか?」

いろんな意味で…、とシロエ君、指をチッチッと。

シロエ 「奉仕の精神が皆無な上に、筋力もですね…」
スウェナ「無いとか、思いっ切り恥ずかしいわよ?」
ジョミー「どっちも、無くても困らないから!」

それに両方ある人なんて…、とジョミー君の仏頂面。

ジョミー「そんなの、そうそういないんだしさ!」
シロエ 「まあ、多いとは言えませんねえ…」
キース 「しかし、一人はいるわけだしな」

現に此処に…、とキース君が指差すマツカ君。

キース 「ボランティアで来ようとしていたんだぞ?」
ジョミー「特殊例だよ!」
??? 「そうだろうねえ、マツカだし!」

とってもレア、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。

Aブルー「奉仕の精神に筋力、おまけに財力まで!」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」
Aブルー「青の間に決まっているだろう!」
キース 「何か用でも?」
Aブルー「新年だよ!」

ニューイヤーの御挨拶をしに、と笑顔ですけど。
本当に…?


2023/01/15 (Sun)






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☆食事も危ないかも


慌しく日々が過ぎるのが師走、クリスマスイブが到来で。
生徒会長宅でパーティーなわけで、朝から集合した面々。

ジョミー「おはよう、今年は土日がクリスマスだよね」
サム  「おう! 何処も混雑しそうだけどよ…」
スウェナ「此処は貸し切りだし、最高なのよね」

ところで祈祷の方はどうなの、とスウェナちゃんの視線。

スウェナ「キース、しっかり頼んだでしょうね?」
キース 「もちろんだ。シロエがババを引くわけだし…」
サム  「祈祷も気合が入るってか?」
キース 「ああ。最高のクリスマスにしたいからな」

今日び、寺でもクリスマスだし、とキース君が立てる指。

キース 「表立ってはやっていないが、ツリーとかも…」
ジョミー「実は普通にあったりするわけ?」
キース 「そうだ、ケーキやチキンとかもな。しかし…」

俺の家は親父が頑固だから…、とキース君、深い溜息。

キース 「未だにツリーもケーキも無縁だ、まあいいが」
ジョミー「クリスマス、毎年、此処だもんねえ…」
キース 「そうなんだ。あえて争うこともないかと…」

頑固親父は放置している、と繰る左手首の数珠レット。

キース 「その分、全力で祈祷をしたぞ」
サム  「すげえな、期待出来そうじゃねえか」
ジョミー「楽しみだよねえ、シロエの末路」
シロエ 「あのですね…!」

皆さん、ちょっと酷すぎです、とシロエ君、泣きそう。

シロエ 「ぼくのクリスマスはどうなるんですか!」
サム  「そりゃ、飯くらいは食えるんでねえの?」
??? 「どうだろうねえ…」

危ないかも、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「おはよう、今日はよろしくね!」
??? 「皆さん、よろしくお願いします」

楽しみですね、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「じきに、ぶるぅも来ますので…」
Aブルー「まだ朝御飯の最中でさ…」
A船長 「食欲の塊ですからね…」

まずは目先の食事ですよ、と言ってますけど。
大食漢…。


2022/12/16 (Fri)



☆バトルだそうです


クリスマスは生徒会長宅でパーティー、毎年恒例の行事。
イブの朝から集う面々、ソルジャー夫妻も到着ですけど。

ジョミー「あのさ、ぶるぅが朝御飯中って…」
A船長 「どうかしましたか?」
ジョミー「遅刻してまで、そっちで食べているってさ…」

なんか変な気がするんだよね、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「まあ、こっちは朝御飯を食べて集合だけど…」
キース 「そういや、食い終わってから来なくても…」
サム  「もっと美味い飯が食えるよな、此処で」
ぶるぅ 「そだよ、ホットケーキとか作っちゃうもん!」

なんで、ぶるぅは来てくれないの、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「ぼくのだと、口に合わないとか…?」
ジョミー「ううん、絶対、それは無いって!」
キース 「しかし、あいつが執着するような飯が…」

あっちの食堂で出るだろうか、とキース君も疑問MAX。

キース 「こう、わんこそばのような状態でだな…」
ジョミー「何か好物、食べまくりって?」
サム  「それしか思い付かねえよなあ…?」

次から次へとおかわりでよ、とサム君の言。

サム  「夢中で食ってて、周りが見えていねえとか…」
キース 「それなら分かるが、あっちに美味い朝飯が…」
ジョミー「あると思うわけ?」
サム  「思わねえけど、それ以外には…」

有り得ねえぜ、とサム君の指摘。

サム  「んで、好物って、何なんだよ?」
Aブルー「何だと思う?」
キース 「おい、まさか本当に好物を食っているのか?」
Aブルー「そう、悪戯という名前のね!」

厨房のスタッフとバトルなんだよ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「ぼくの世界だと、盛り上がるのはさ…」
A船長 「ニューイヤーの方なんですが…」

船には子供もいますからね、とキャプテンの解説が。

A船長 「クリスマスイブの厨房は多忙なんです」
シロエ 「ま、まさか、悪戯っていうのはですね…」

盗み食いとか言いませんか、とシロエ君の問い。
バトルですしね…?


2022/12/17 (Sat)



☆起床が遅れた人


クリスマスは生徒会長宅な面々、イブに集合中ですけど。
悪戯小僧がまだ来ておらず、ソルジャー夫妻が先に到着。

シロエ 「朝御飯で悪戯で、厨房とバトルですよね?」
Aブルー「そうだよ、スタッフも必死だしねえ…」
A船長 「イブとクリスマスの料理を死守ですよ」

でないと始末書では済みませんし、とキャプテン、真剣。

A船長 「特別料理が出ないようでは、皆の不満が…」
Aブルー「高まっちゃうしね、何が何でも止めないと」

盗み食いをね、とソルジャーも。

Aブルー「だからダミーを用意するとか、もう色々と…」
A船長 「工夫を重ねて、毎年、戦っているんです」
サム  「マジかよ、そんなの知らなかったぜ?」
ジョミー「うん、聞いたことも無いもんね…」

長年、クリスマスをやってるけどさ、とジョミー君。

ジョミー「いつも普通に来てる筈だよ、遅刻は無しで」
キース 「俺の記憶も、そうなんだが…」

何故、今年だけ…、とキース君も怪訝そうな顔。

キース 「あんたたちの到着も、特に早くはないし…」
Aブルー「そうなんだけどさ、起床がちょっとね」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「起床だってば、昨夜は、ついつい…」

盛り上がっちゃって、とソルジャーの目がキャプテンに。

Aブルー「お蔭で、朝がいつも以上に…」
A船長 「遅かったんですよ、私は普通でしたけれどね」
Aブルー「君は職業柄、朝寝は無理だからねえ…」

その点、ぼくは恵まれてるよ、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「夫婦の時間を楽しみ過ぎても、大丈夫!」
ブルー 「もういいから! 要は、起床が遅れて…」

朝御飯の時間がズレたわけだね、と生徒会長。

ブルー 「でもって、ぶるぅもセットで起きるから…」
Aブルー「必然的に、食堂へ行く時間がさ…」
A船長 「遅くなったので、バトルもですね…」
キース 「ズレ込んだんだな?」
Aブルー「ピンポーン!」

だからテンション爆上げ中、と言ってますけど。
ヤバいのでは?


2022/12/18 (Sun)



☆盗みまくる料理


生徒会長宅でクリスマスなイブ、ゲストも到着ですけど。
悪戯小僧が来ていないわけで、盗み食いバトルという話。

キース 「テンション爆上げというのは、盗み食いか?」
Aブルー「もちろんだよ! 片っ端から胃袋にさ…」
A船長 「詰め込んでいる状態ですね、盗みまくって」

時にはハズレも引くのですが、とキャプテンの苦笑。

A船長 「激辛素材が仕込んであるとか、そういう系で」
ジョミー「ソレがダミーってヤツ?」
A船長 「そうです、他にも甘いと見せかけてですね…」
Aブルー「砂糖の代わりに塩だったとかは基本だね!」

今年は何を食べているやら、とソルジャーも可笑しそう。

Aブルー「バトルが済んだら、そのテンションでさ…」
A船長 「こっちに来ることになりますねえ…」

かなり食い意地が張っているかと…、とキャプテンの言。

A船長 「盗み食いにも燃えていそうです」
一同  「「「げっ!」」」

それは困る、と誰もが愕然。

ジョミー「待ってよ、それじゃ、ぼくたちのさ…」
サム  「料理も食われてしまうのかよ?」
Aブルー「大いに有り得る話だよ、うん」
ぶるぅ 「んとんと、頑張って追加を作るから…」

みんなの分は大丈夫だよ、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「ちょっと待たせるかもしれないけど…」
サム  「頼もしいぜ、感謝!」
ジョミー「だよね、待つのは全然いいって!」
Aブルー「ぼくは嫌だよ、待たされるなんて!」

しかも、ぶるぅに食われるなんて、とソルジャーの文句。

Aブルー「そうなるよりかは、生贄だね!」
一同  「「「生贄?」」」
Aブルー「ズバリ、シロエを差し出すんだよ!」

シロエの分の料理をね、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「盗み食いを許可して、相手はシロエ限定で!」
ジョミー「もしかして、そこでバトルなわけ?」
Aブルー「ピンポーン!」
A船長 「なるほど、悪戯はソレですか…」

サンタなシロエとのバトル、と頷くキャプテン。
攻防戦…?


2022/12/19 (Mon)



☆生贄にするには


生徒会長宅でのクリスマスイブ、パーティーですけれど。
ソルジャー夫妻も到着なのに、悪戯小僧が遅れてまして。

ジョミー「そうか、シロエが生贄なんだ…」
キース 「だが、どうやって、其処へ持って行くんだ?」

シロエがサンタまではいいとして…、とキース君の疑問。

キース 「あいつが悪戯のアイデアなんぞを…」
サム  「素直に聞く気がしねえな、確かに」
Aブルー「その辺は、ぼくにお任せってね!」

無駄に長年付き合ってないよ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「あっ、来るかな?」
??? 「かみお~ん♪ メリー・クリスマース!」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」

出た、と悲鳴な中、悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)が。

Aぶるぅ「あれっ、どうかしたの?」
キース 「い、いや…」
Aぶるぅ「それより、今日は御馳走だよね!」
Aブルー「ぶるぅ、沢山食べられたかい?」

ハズレを引かずに、と尋ねるソルジャー。

Aブルー「厨房の連中、必死だったと思うけど…」
Aぶるぅ「引いちゃったってば、思いっ切り!」

辛くて口から火が出そうで…、と悪戯小僧の嘆き節。

Aぶるぅ「その点、此処は大丈夫だしね!」
Aブルー「食べまくるって?」
Aぶるぅ「もっちろーん!」

遠慮なんかはしないもんね、とエッヘンと。

Aぶるぅ「油断した人の分の御馳走、食べちゃうもん!」
一同  「「「うわー…」」」

やっぱりか、と誰もがドン引き。

キース 「頼む、生贄を差し出すから…!」
Aぶるぅ「ダメダメ、そんなの美味しくないし!」
Aブルー「違うよ、食べるのは生贄じゃなくて…」

生贄が食べる料理の方、とソルジャーが指すシロエ君。

Aブルー「今年はシロエがサンタ役でさ…」
Aぶるぅ「じゃあ、プレゼントをくれるわけ?」
Aブルー「そう、盗み食いのターゲットになって!」
Aぶるぅ「えっと…?」
Aブルー「どんな悪戯でも、していいんだよ!」

盗み食いをするためならね、という台詞が。
怖すぎでは…?


2022/12/20 (Tue)



☆配られたら終わり


拍手ありがとうございました!

クリスマスは生徒会長宅でパーティー、イブに全員集合。
悪戯小僧だけが遅れて到着、盗み食いする気満々でして。

Aぶるぅ「んとんと、シロエがサンタさんの役で…」
Aブルー「プレゼントをくれるんだよ、盗み食いという」

そのためなら、悪戯やり放題! とソルジャーの笑み。

Aブルー「シロエの分の料理を、好きに盗むんだよ!」
Aぶるぅ「うーん…。シロエの分だけしかダメ?」
キース 「当然だろう! 生贄はシロエだ!」
Aぶるぅ「でもでも、そんなの、つまんなーい!」

もっと楽しく盗みたいもん、と不満そうな顔の悪戯小僧。

Aぶるぅ「片っ端かっら盗んでガツガツ、それが最高!」
キース 「しかしだな…!」
Aブルー「素人さんは引っ込みたまえ!」

ぼくに任せろと言っただろう、とソルジャー、割り込み。

Aブルー「ぶるぅ、シロエが身体を張ってくれるから!」
Aぶるぅ「えっと…?」
Aブルー「ぶるぅが盗みたい人の所へ、シロエがね…」

ぶるぅを背負って運ぶんだよ、と親指をグッと。

Aブルー「肩車でもいいし、サンタの袋に入っても…」
Aぶるぅ「シロエが、ぼくを配るわけ?」
Aブルー「そういうことだね、行きたい所へ」
キース 「それだと、食われてしまうだろうが!」

俺たちの分の料理が全部、とキース君の怒声。

キース 「こんな野郎が配られて来たら…」
サム  「俺たち、詰むしかねえじゃねえかよ!」
Aブルー「詰まないようにすればいいだろう?」
一同  「「「は?」」」

その状況でどうやって…、と誰もがキョトン。

ジョミー「無理だよ、送り付けられるんだよ?」
スウェナ「そうよ、強制イベントじゃないの!」

運ばれて来たら終わりだわよ、とスウェナちゃんも悲鳴。

スウェナ「詰むしかないでしょ、その時点で!」
Aブルー「違うね、シロエが運んで来るんだからさ…」
キース 「どう違うんだ!」
Aブルー「要は、シロエが…」

来なければ万事解決だよね、と言ってますけど。
えっと…?


2022/12/21 (Wed)



☆来させない方法


生徒会長宅でパーティーなクリスマス、勢揃いした面子。
けれど悪戯小僧が盗み食いする気で、ターゲットは全員。

キース 「シロエが来なければ、万事解決だと?」
Aブルー「そうだよ、来たら、ぶるぅもセットだし…」
サム  「俺たちの料理が食われるわけだろ?」
Aブルー「うん。だから、シロエさえ来なかったらさ…」

料理は無事ってことじゃないか、とソルジャーの笑み。

Aブルー「そうするためには、どうすればいい?」
キース 「まさか、シロエを倒せとでも?」
Aブルー「ピンポーン!」

この際、矢でも鉄砲でも…、と物騒な台詞が。

Aブルー「足を狙って狙撃でもいいし、罠もいいよね」
一同  「「「罠?」」」
Aブルー「近付いたら檻が落ちて来るとか、色々と!」

要はストップ、足止めだよ、とソルジャーの言。

Aブルー「いい余興だと思うけれどね?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ それって、楽しそう!」

ぼくはサイオンで逃げられるもん、と悪戯小僧も乗り気。

Aぶるぅ「ケチャップとか、卵とかもいいよね!」
一同  「「「はあ?」」」

誰が料理の話をしている、と一同、ポカーン。

キース 「…おい。シロエの料理の腕は知らんぞ?」
ジョミー「うん。機械弄りが得意なんだし、手先はさ…」
スウェナ「器用だけれど、料理はベクトルが違うわよ」
サム  「それに、ケチャップと卵ってことはよ…」

オムレツで難易度高めでねえの、とサム君の指摘。

サム  「美味いの作るの、難しいんだろ?」
ぶるぅ 「そだね、シロエに作れるのかなあ…?」
Aぶるぅ「違うも~ん! かけて、ぶつけるの!」

パイとかケーキはもったいないし、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「それなら、顔も狙えるもんね!」
ジョミー「つまり、シロエを狙撃なんだ?」
Aぶるぅ「小麦粉でもいいよ、投げて、ぶつけて!」
一同  「「「イイネ!」」」
シロエ 「ちょ、ちょっと…!」

どの辺がいいと言うんですか、と叫んでますけど。
いいのでは…?


2022/12/22 (Thu)



☆ゲーム感覚で食事


クリスマスは生徒会長宅でパーティー、トンデモな企画。
シロエ君がサンタクロースの役で、悪戯小僧を配るとか。

キース 「いいと思うぞ、お前以外の面子にはな」
ジョミー「うん、面白いと思うけど?」
サム  「ゲーム感覚で飯が食えそうだしよ…」

いいんでねえの、とサム君、親指をグッと。

サム  「シロエがぶるぅを配りに来たら、狙撃でよ」
スウェナ「生卵とかケチャップとかで、撃退だものね」
シロエ 「ぼくは面白くないんですけど!」
マツカ 「あの…。よろしかったら、代わりますけど?」

ぶるぅくらいは背負えますしね、とマツカ君の申し出が。

マツカ 「それに、そういうのも楽しそうです」
シロエ 「本当ですか!?」

代わりにやってくれるんですか、と大喜びなシロエ君。

シロエ 「マツカ先輩、恩に着ます!」
キース 「おい、その流れで大丈夫なのか?」
ジョミー「マツカに借りが出来るんだよ?」
シロエ 「で、でもですね…。マツカ先輩が自分から…」

こう仰っているんですから、とシロエ君の反論。

シロエ 「こういう場合は、借りは出来ませんよ!」
マツカ 「ええ、ぼくも取り立てる気は無いですし…」
キース 「ダメだ、マツカが許してもだ…」
ジョミー「他の面子が許さないよ?」

逃げるなんてね、とジョミー君、ズズイと。

ジョミー「早く着替えて、みんなにぶるぅを配るべき!」
Aブルー「そうだよ、ついでにシロエの食事は…」

ぶるぅに食われてしまうだろうね、とソルジャーの言。

Aブルー「食べようとしたら、パッと盗まれて!」
シロエ 「マジですか!?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん!」

みんなの料理は盗めないもん、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「食べられない分、シロエの分で栄養補給!」
シロエ 「ぼくも栄養、必須ですけど!」
キース 「ハードな運動ではあるな…」
Aブルー「栄養剤でいけるって!」
シロエ 「そんな…!」

なんでクリスマスに栄養剤、と悲鳴ですけど。
効くのでは…?


2022/12/23 (Fri)



☆美味しくない栄養剤


生徒会長宅でパーティーなクリスマス、イブですけれど。
シロエ君がサンタで、悪戯小僧を配って回るという企画。

Aブルー「栄養剤、絶対、オススメだけどね?」
シロエ 「どの辺がです!」
Aブルー「食事代わりに使えるクオリティだしさ…」
A船長 「実際、ブルーは、自分の世界の食事よりも…」

栄養剤を希望なほどですからね、とキャプテンも。

A船長 「ブリッジクルーや、機関部の皆の御用達です」
Aブルー「なにしろ、持ち場を離れられない状態がさ…」
A船長 「長く続くことも多いんですよ、その二ヵ所は」

ついでに手さえ離せなかったり…、と肩を竦める人。

A船長 「そんな時には、栄養剤で済ませる方が…」
Aブルー「食堂から何か運ばせるよりも、いいってね!」

手が塞がらなくて栄養バッチリ、とソルジャーの笑み。

Aブルー「だからシロエも、使うべきだよ!」
Aぶるぅ「そだよ、ぼくも栄養剤は盗まないから!」

そんなの食べても美味しくないし、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「味付きだったら、まだいいんだけど…」
シロエ 「もしかして、味もついていないんですか?」
Aブルー「薬臭くはないけどさ…」
A船長 「これという味は無いですねえ…」

なにしろニーズが無いもので…、とキャプテン、苦笑。

A船長 「そうそう出番がありませんから…」
Aブルー「味の工夫とか、そういうのはねえ…」

やってないし、とソルジャー、手をヒラヒラと。

Aブルー「第一、味付きだったらヤバいよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ もちろん、盗み食いーっ!」

味付きに工夫して欲しいかも、と悪戯小僧の注文が。

Aぶるぅ「ハズレが入っていてもいいから!」
一同  「「「は?」」」

ハズレとは、と誰もが傾げる首。

キース 「おい、ハズレとは何なんだ?」
Aぶるぅ「んとんと、さっき話してたけど?」
Aブルー「ほら、クリスマスの盗み食いバトルでさ…」

厨房のスタッフが仕込むヤツだよ、と説明が。
辛いヤツとか…?


2022/12/24 (Sat)



☆お楽しみが増えます


生徒会長宅でのクリスマス、イブはシロエ君がサンタに。
悪戯小僧を配って回って、狙撃されるという話ですけど。

キース 「アレか、栄養剤の味にハズレを混ぜる、と?」
Aぶるぅ「うん、激辛でも、苦くっても…」

酸っぱくっても気にしな~い! と悪戯小僧の輝く笑顔。

Aぶるぅ「盗んで食べるの、スリリングだし!」
Aブルー「いいねえ、味付き栄養剤!」
A船長 「そうですねえ…。我々の楽しみも増えますし」

誰がハズレを引くかですよ、とキャプテンも乗り気。

A船長 「ぶるぅが引くとは限りませんから…」
Aブルー「そう、其処なんだよ!」
キース 「なるほど、ハズレを引く確率はシロエにも…」
ジョミー「あるわけだよねえ、飲むんだからさ」

それって最高、とジョミー君が乗り出す膝。

ジョミー「ぶるぅ、そういうのは出来る?」
ぶるぅ 「んとんと…。コーティングする要領で…」

出来ると思うの! と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「甘いヤツとか、タコ焼き風とか…」
一同  「「「イイネ!」」」

それでいこう、と一同、大賛成。

キース 「よし、異世界とのコラボだな!」
Aブルー「早速やろうよ、ぶるぅ、よろしく!」

コレで、とソルジャーが宙に取り出した瓶。

Aブルー「中身は全部、栄養剤になってるから!」
ぶるぅ 「オッケー、向こうで作って来る!」

見た目で区別がつかないように、とキッチンへ。

Aぶるぅ「かみお~ん♪ 栄養剤まで盗めちゃう!」
シロエ 「なんで、其処までされるんです!」
ジョミー「そりゃさあ、ズバリ、面白いからで…」
サム  「今の間に着替えて来いよな、サンタクロース」

ブツブツ文句を言ってねえで、とサム君の睨み。

サム  「じきに出番が来るんだからよ」
ブルー 「そうだよ、はいコレ、サイズもピッタリ!」
シロエ 「本当に、ぶるぅを配るんですか?」
ブルー 「当たり前だよ、早くしたまえ!」

着替えはそっち、と生徒会長が指差す扉。
行くしか…。


2022/12/25 (Sun)



☆サンタに負けるな


クリスマスは生徒会長宅で、シロエ君がサンタ役なイブ。
悪戯小僧を配るのが役目、阻止するには生卵などで狙撃。

シロエ 「分かりました、着替えて死ぬことにします!」
一同  「「「イイネ!」」」

頑張ってこい、と送り出されたシロエ君、着替えて帰還。

シロエ 「会長、これでいいですか?」
ブルー 「そうだね、栄養剤も出来たようだし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 味付け、色々なの!」

お楽しみに、とシロエ君に瓶を手渡すお子様。

ぶるぅ 「口に入れたら、美味しいから!」
シロエ 「でも、ハズレのもあるんですよね?」
ぶるぅ 「そだよ、苦いの、辛いの、酸っぱいの…」

でもでも、美味しいヤツが殆どだから、と弾ける笑顔。

ぶるぅ 「楽しく食べて、栄養付けてね!」
Aぶるぅ「ぼくも栄養、つけるも~ん!」

シロエにおんぶで、肩車も、と悪戯小僧もスタンバイ。

Aぶるぅ「シロエ、最初は肩車からで!」
シロエ 「正直、袋に詰めたいんですが…」
Aぶるぅ「確実に配れるんなら、袋もいいけど…」
キース 「俺たちは、断固、拒否するからな!」

ぶるぅ、卵の用意はいいか、とキース君。

キース 「ケチャップと小麦粉とかも頼むぞ」
ぶるぅ 「そだね、トマトもいいと思うの!」
シロエ 「げっ!」

トマトまで…、とドン引きなシロエ君を他所に準備完了。

ぶるぅ 「はい、好きなだけ取って武装してね!」
一同  「「「おーっ!」」」

パーティーと同時に戦闘開始、と腕まくりな人も。

サム  「よーし、片っ端から投げるぜ!」
キース 「こんな機会は、そうは無いしな」
Aブルー「配られて来たら、終わりだからねえ…」

ぶるぅに料理を食われちゃって、とソルジャーも生卵を。

Aブルー「シロエ撃退には、コレが一番!」
A船長 「私はケチャップで始めますよ」
Aぶるぅ「ぼくはシロエに肩車!」
ブルー 「じゃあ、メリー・クリスマス!」

まずは乾杯、と生徒会長の音頭でパーティー開幕。
さて…?


2022/12/26 (Mon)



☆走りまくるサンタ


生徒会長宅でパーティー開幕、たちまち盛り上がる面々。
シロエ君がサンタの役ですけれども、悪戯小僧が肩車で。

Aぶるぅ「んとんと…。そろそろ、御馳走、食べたい!」
シロエ 「誰から行けばいいんです?」
Aぶるぅ「そだね、キースが持ってるチキンが…」

美味しそうだから、あそこから! と指差す悪戯小僧。

シロエ 「分かりました。キース先輩、失礼します!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ メリー・クリスマス!」
キース 「断る! 貴様は、これでも食らえ!」

これが俺からのプレゼントだ! と生卵がシロエ君に。

シロエ 「うわっ! い、今の、避けた筈なのに…!」
Aぶるぅ「当たらないと面白くないもんね!」
シロエ 「酷すぎませんか、顔ですよ?」
Aぶるぅ「だったら、次は頭にしとく!」

ぼくは上手によけるも~ん! と悪戯小僧、得意満面。

Aぶるぅ「どんどん投げてね、床はサイオンでガード!」
Aブルー「へえ…。汚れまくりかと思ったけれど?」
Aぶるぅ「悪い子の所には、サンタさんが来ないもん!」
シロエ 「充分、悪い子だと思うんですけど!」

ぼくだけ汚れまくるんですよ、とシロエ君の泣き。

シロエ 「ついでに御馳走もダメなんですから!」
Aぶるぅ「そだよ、シロエのは盗むも~ん!」
シロエ 「あーっ!」

せっかく隙をついたのに、と嘆く手元からチキンが消滅。

シロエ 「一口くらい、いいじゃないですか!」
Aぶるぅ「ダメダメ、代わりに栄養剤!」

飲んでいいよ、と悪戯小僧のお許しが。

シロエ 「うう…。どうかハズレませんように…!」
Aぶるぅ「ねえ、何の味?」
シロエ 「大当たりでした、シャンパンです!」

シュワシュワしていて美味しいですよ、とシロエ君。

シロエ 「この調子ならば頑張れそうです!」
Aぶるぅ「よーし、栄養剤も盗んじゃう!」
シロエ 「でも、その前にですね…」
Aぶるぅ「御馳走だも~ん!」

次はあっちで次はこっち、とシロエ君、奔走。
狙撃も白熱…。


2022/12/27 (Tue)



☆攻めて来るサンタ


生徒会長宅でのクリスマス、今年はサンタが走りまくり。
悪戯小僧を運ぶシロエ君、狙撃しないと盗まれる御馳走。

シロエ 「お食事中の所を、失礼しまーす!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ メリー・クリスマス!」
Aブルー「邪魔をしないでくれたまえ!」

君たちにはコレ、とソルジャーが投げる卵とトマト。

シロエ 「ダブルで来ないで下さいよ!」
Aブルー「ハーレイ、援護射撃をね!」
A船長 「では、ケチャップで!」
Aぶるぅ「わぁーい、シロエでオムレツ、出来そう!」

フライパンで作れるんだよね、と悪戯小僧の大歓声。

シロエ 「料理される気は無いですから!」
Aぶるぅ「分かってるけど、卵と小麦粉、あるんだし…」
キース 「パン粉を出せ、と言いたいんだな?」
Aぶるぅ「そだよ、それからサラダオイルもーっ!」

オリーブオイルとかもいいかも、と投げるブツの注文が。

Aぶるぅ「シロエが滑って転んでも、ぼくは平気だし!」
シロエ 「この上、転べと言うんですか!?」
Aブルー「床はサイオンでガードだろう?」
Aぶるぅ「だから演出するんだも~ん!」

オイルが来たら、シロエを転ばせるの、とヤラセな計画。

Aぶるぅ「でもって、シロエはオイルまみれ!」
一同  「「「イイネ!」」」

やるぞ、とオイルも登場でして、シロエ君、ズタボロ。

シロエ 「も、もう無理ですよ、ヘトヘトで…」
Aぶるぅ「はい、栄養剤!」

お口をあ~ん、と悪戯小僧が栄養剤をザラザラと。

シロエ 「うぐっ…!」
Aぶるぅ「盗まなかったよ、嬉しいでしょ?」
シロエ 「う、ううう…」
ジョミー「なんか当たりが出たっぽいよね…」

ハズレのヤツが、と皆がニヤニヤ。

キース 「どうだ、美味いか?」
シロエ 「うう……」
Aぶるぅ「栄養ついたし、次に行こうよ!」
シロエ 「ええ、ハズレの恨みもプラスで行きます!」
一同  「「「お断りしまーす!」」」

食べまくるぞ、と盛り上がるパーティー。
メリー・クリスマス!


2022/12/28 (Wed)



☆路線バスで充分


大騒ぎだったクリスマスも終わり、早くも大晦日が到来。
元老寺で除夜の鐘なシャン学メンバー、山門を目指す所。

ジョミー「うーん、天気はいいんだけどさ…」
サム  「思いっ切り風が強えよな…」
スウェナ「年末寒波ってヤツだわねえ…」
シロエ 「今夜は雪になりそうですね」

お接待のおぜんざいが楽しみですよ、とシロエ君。

シロエ 「クリスマスは酷い目に遭いましたから…」
サム  「自業自得って言わねえか?」
ジョミー「そうだよ、いつもはキースが引くババをさ…」
スウェナ「シロエが引いたってだけでしょ、アレは」

愚痴も文句もお断りよ、とスウェナちゃん、キッパリ。

スウェナ「切り替えて行きましょ、大晦日なんだし」
ジョミー「だよね、除夜の鐘で心機一転、新年だって!」
シロエ 「切実にそう思いますよ…。あっ、会長?」

あの黒塗りのタクシーは、とシロエ君の視線が山門前に。

ジョミー「それっぽいよね、ぼくたちはバスなのに…」
マツカ 「車を御用意すべきでしたか?」
ジョミー「いいって、マツカに借りは要らない!」
サム  「言えてるぜ、マジで」

シロエが詰んだの、ソレだしよ、な台詞に一同、爆笑。

スウェナ「詰むよりは、路線バスだわね」
シロエ 「当然です!」

マツカ先輩に借りは御免ですよ、とシロエ君が竦める肩。

シロエ 「来年は全力で気を付けます!」
ブルー 「やあ、君たちも御到着だね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今夜は除夜の鐘!」

寒いけどね、とタクシーから降りた二人に、お迎えが。

キース 「すまん、今年も世話になる」
ブルー 「どういたしまして」
キース 「早速、庫裏の方へ…。ああ、お前たちもな」

俺は忙しくてかまえないが、と法衣のキース君が案内。

キース 「除夜の鐘まで、好きに過ごしてくれ」
ぶるぅ 「わぁーい、お菓子、沢山!」
キース 「飯も後から運ばせる」
一同  「「「感謝!」」」

暖房の効いた部屋で待機、とお客様モード。
毎年恒例…。


2022/12/29 (Thu)



☆並ぶしかない列


大晦日は元老寺で除夜の鐘、シャン学メンバーのお約束。
今年も暖房の効いた庫裏で過ごす間に、夜になりまして。

ジョミー「あっ、外、雪が降り始めてるよ!」
シロエ 「寒そうですねえ…」
サム  「けどよ、除夜の鐘を撞きたいヤツらはよ…」

そろそろ並んでいるんでねえの、とサム君が見る窓の外。

サム  「早めに並べば、早く撞けるしよ」
スウェナ「御利益は早いほどあるのかしら?」
ブルー 「それは無いけど、早く帰れるメリットがね」
キース 「そういうことだな、普通はお接待しか無いし」

お前たちのようにはいかないぞ、と副住職の登場。

キース 「寒い中を移動しないと、温かい飯も家も無い」
ブルー 「この近くには、ファミレスも無いしね」
キース 「悪かったな!」

ド田舎の寺で、と副住職の仏頂面。

キース 「だが、宿坊のお客様には、飯も部屋もあるぞ」
ジョミー「あー…。除夜の鐘目当ての人、いるんだよね」
キース 「今夜のお客様は、百パーセント、ソレだな」

ところで、そろそろ御準備を…、と副住職のお願いが。

ブルー 「オッケー、着替えてテントで待機、と」
キース 「よろしく頼む」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくも着替えて、お供!」

小僧さんなの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も着替えに。

シロエ 「ぼくたちも並んだ方が良さそうですね」
マツカ 「ええ。雪が酷くなる前に撞きたいですし…」
サム  「貼るカイロは欠かせねえよな、コレは」
ジョミー「関係者用のテントには、入れないしね…」

寒くても外で待つしかないし、と一同、鐘楼の方へ出発。

シロエ 「うわー…。やっぱり行列ですよ」
サム  「出遅れた感、半端ねえよな」
キース 「なんだ、今頃、出て来たのか

ではな、と副住職、生徒会長を先導して横をスタスタと。

ブルー 「悪いね、VIP待遇でさ」
ぶるぅ 「お先に~っ!」
ジョミー「いいなあ、テント…」

入れて欲しい、と言うだけ無駄な一般人。
出遅れたツケが…。


2022/12/30 (Fri)


☆凍える大晦日


元老寺で除夜の鐘な大晦日の夜、行列に並ぶ面々ですが。
今年は雪が降り始めまして、出遅れたら凍えるのは必至。

ジョミー「マジで寒いよ、カイロ、効いてる気がしない」
サム  「山沿いの寒さを舐めてたよなあ…」
シロエ 「出遅れた上に、防寒もイマイチですからね…」

庫裏が暖かかったせいで、とシロエ君も嘆き節。

シロエ 「思いっ切り油断した感があります」
スウェナ「ホント、他の人と比べると分かるのよね…」

私たちの薄着っぷりが、とスウェナちゃんも。

スウェナ「これでも着込んだつもりなのに…」
ジョミー「だよね、昼間の基準で考えちゃってさ」
サム  「痛恨のミスってヤツだよなあ…」
シロエ 「取りに戻ろうにも、持って来ていませんし…」

こういう時こそ瞬間移動をしたいですよ、とシロエ君。

シロエ 「でも、それが出来る会長たちは…」
ジョミー「テントの中っていうのがね…」
サム  「仕方ねえよな、あっちはVIPで…。おっ!」

出て来たぞ、とサム君が指差す関係者用のテント。

ジョミー「緋の衣かあ…。ぶるぅは小僧さんだね」
サム  「ブルーたちもよ、貼るカイロかも…」
シロエ 「いえ、会長とぶるぅはサイオンで…」

シールドでしょう、とシロエ君の指摘。

シロエ 「キース先輩は、貼ってるかもですけれど」
サム  「アドス和尚が許さねえだろ?」
シロエ 「そうでした! ご苦労様としか…」

この寒いのに、と言っている中、生徒会長が鐘楼に到着。

シロエ 「いよいよですね」
ジョミー「今年も終わりかあ…」
スウェナ「来年こそは、って毎年、此処で思うのよね…」

でも来年も、きっとダメだわ、とスウェナちゃんの溜息。

スウェナ「だから、自分だけは詰まずに済むように…」
ジョミー「お祈りしながら、鐘を撞かなきゃ」
シロエ 「お願い、流れそうな気がしますけど」
マツカ 「でも、心構えは大切ですから…」

来年こそはいい年に、と決意な御一同様。
皆様、どうぞ良いお年を~。


2022/12/31 (Sat)





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☆先着争いな予約


さて、12月。師走ですけど、週末は生徒会長宅な面々。
成績なんかは関係ないし、と期末テストも全く気にせず。

シロエ 「街はすっかりクリスマスですね」
サム  「年々、早くなっていねえか?」
ジョミー「そんな感じだよね、ハロウィンが済むとさ…」

早いトコでは始まってるし、とジョミー君。

ジョミー「流石に、ツリーは出て来ないけど…」
スウェナ「クリスマスケーキの予約は始まるわよね」
シロエ 「それを言うなら、おせちの予約が夏ですよ」

8月の末には広告が、とシロエ君の苦笑。

シロエ 「そんなに早く言われても、と思いますけど…」
キース 「流石にな…。一流どころは、もっと遅いぞ」
ブルー 「いいトコ、9月からだよねえ…」
シロエ 「9月ですか!?」

充分、早くないですか、とシロエ君、仰天。

シロエ 「9月だと、まだ暑いんですけど!」
ぶるぅ 「でもでも、早く予約しないと、完売なの!」

お得意様枠はあるけれど…、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「毎年、其処で注文してたら、いけるけど…」
ブルー 「飛び込みの場合は、先着争いになるからね」

出遅れた時は諦めるしか…、と生徒会長も。

ブルー 「クリスマスケーキも、其処は同じで…」
ぶるぅ 「チェックしていないと、新作、逃すよ?」
一同  「「「新作?」」」
ぶるぅ 「初めて売り出すタイプのヤツ!」

新作に飛びつきたくなるもん、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「みんなもそうでしょ、定番のケーキよりも…」
シロエ 「新作が気になりますよね」
ブルー 「おせちよりも厳しい戦いかもねえ…」
ぶるぅ 「そだね、いろんなお店のを調べまくって…」

決めた時には遅かったりね、と言われれば、そうかも。

スウェナ「その点、私たちは恵まれてるわねえ…」
シロエ 「ぶるぅが作ってくれますからねえ、凄いのを」
ぶるぅ 「パーティー、楽しんで欲しいもん!」

今年も賑やかにやりたいな、と笑顔ですけど。
どんな趣向で…?


2022/12/01 (Thu)



☆紅白と言えば


週末は生徒会長宅でのんびり、シャン学メンバーの定番。
クリスマスケーキの話から、今年のパーティーの方向へ。

ジョミー「賑やかに、って言うと紅葉を思い出すよね」
シロエ 「そうですね! キース先輩が舞妓になって…」
サム  「あっちのぶるぅの三味線でよ…」

踊ってくれたのが忘れられねえぜ、とサム君も。

サム  「紅白パンダなメイクが半端なくってよ…」
スウェナ「おまけにアレでしょ、曲が、かみほー」
ジョミー「舞のスキルが皆無なキースと、下手くそな…」
シロエ 「三味線のタッグが破壊的でしたよね」

もう最高の余興でしたよ、とシロエ君、クスクスと。

シロエ 「手拍子で踊ってくれましたし…」
サム  「キース、今度はサンタで踊らねえか?」

パーティーでよ、とサム君の提案。

サム  「サンタとパンダって、韻を踏んでるしよ…」
ジョミー「いいね、紅白パンダなメイクで?」
シロエ 「いいかもですね、サンタは紅白ですから」

衣装からして…、とシロエ君も乗り気。

シロエ 「そうだ、キース先輩、歌いませんか?」
キース 「何処から歌が出て来るんだ!」
シロエ 「分かってませんね、暮れの風物詩ですよ?」

紅白でピンときませんか、とシロエ君。

シロエ 「クリスマスよりは後ですけれど…」
ジョミー「あー、紅白! もう長いこと見てないよね」
スウェナ「大晦日は元老寺だものねえ…」

紅白なんか忘れてたわよ、とスウェナちゃんの苦笑。

スウェナ「それをクリスマスに持って来るのね?」
シロエ 「ええ。キース先輩が歌って踊ってくれれば…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ それって、楽しそう!」

キースの一人紅白かな、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「それともアレかな、歌合戦かなあ?」
シロエ 「ぼくは歌う気は無いですけど?」
サム  「俺もねえなあ、キースと歌合戦な趣味はよ」
ジョミー「ぼくだって、無いよ」

歌いたい人、誰かいるわけ、と聞いてますけど。
いないのでは…?


2022/12/02 (Fri)



☆紅白を見る人


生徒会長宅で過ごす週末、クリスマスパーティーが話題。
キース君をサンタに、という提案から、出て来た歌合戦。

スウェナ「私も歌いたい気はしないわねえ…」
マツカ 「ぼくも謹んでお断りします」
ジョミー「歌うって人は、無さそうだけど?」

やっぱりキースの一人紅白、とジョミー君。

ジョミー「どうせだったら、何度も衣装替えとか…」
ぶるぅ 「それもいいかも! うんと派手なヤツ!」

メイクも変えて、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の輝く笑顔。

ぶるぅ 「一人紅白だし、早変わりして!」
??? 「うん、なかなかに楽しそうだね!」

紅白だって、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「アレは賑やかだし、いいと思うよ!」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」
Aブルー「何処って、青の間からだけど?」

いつもの覗き見、と悪びれない人。

Aブルー「クリスマスに紅白っていうのは、斬新!」
キース 「何故、紅白を知っている!」
Aブルー「そりゃあ、もちろん…」

知らないわけが無いじゃないか、とソルジャーの言。

Aブルー「除夜の鐘って、早いお寺は早いけど…」
キース 「寺と紅白は無関係だぞ!」
Aブルー「そうかなあ? こう、紅白が終わった頃に…」

一般向けに公開するお寺が多い気が、という指摘。

Aブルー「トリを見てから行く、って人もさ…」
シロエ 「そりゃ、いるでしょうねえ…」

お寺が家の近所なら、とシロエ君。

シロエ 「そういえば、元老寺の除夜の鐘もですね…」
ジョミー「紅白が終わる頃からだよね」
Aブルー「そうだろう? 除夜の鐘には注目してるし…」

ついでに紅白も気になっちゃうよ、とソルジャーの笑み。

Aブルー「ハーレイと賭けもしたりするねえ、赤か白か」
キース 「どっちが勝つか、というヤツか?」
Aブルー「そう! もちろん、ぼくたちが賭けるのは…」
ブルー 「その先、禁止!」

黙りたまえ、と生徒会長、怒鳴ってますけど。
何を賭けると…?


2022/12/03 (Sat)



☆競ってこそ紅白


生徒会長宅に集う面々、クリスマスの話なわけですけど。
キース君の一人紅白、そういう案な所へソルジャー登場。

Aブルー「なんで喋っちゃいけないのさ!」
ブルー 「どうせ、ろくでもない賭けだしね!」
Aブルー「何を言うかな、大人の時間は重要なんだよ!」
ブルー 「ほら、やっぱり! 言わなくていい!」

君たちが賭けるブツの話は、と生徒会長、キッパリと。

ブルー 「それ以上言ったら、即、退場だよ!」
Aブルー「困るよ、せっかく来たのにさ!」
ブルー 「なら、喋らない! 賭けについては!」
Aブルー「うーん…。じゃあ、紅白ならいいんだね?」

キースの一人紅白だってね、とソルジャー、渋々。

Aブルー「でもさ、紅白は競ってこそで…」
シロエ 「一人紅白ですから、其処はどうでも…」
ジョミー「いいと思うな、見て楽しめれば」
Aブルー「ライバルがいれば、より盛り上がるよ?」

それでこそ紅白! とソルジャーが突き上げる拳。

Aブルー「赤か白かで、白熱のバトルが肝なんだし!」
シロエ 「でもですね…。歌いたい人が皆無ですから…」
サム  「ライバル以前の問題だぜ、うん」

いねえんだしよ、とサム君も。

サム  「無い袖は振れねえ、って言うじゃねえかよ」
Aブルー「忘れたのかい、三味線を?」
一同  「「「三味線?」」」

なんだソレは、と一同、キョトン。

シロエ 「えっと…? 三味線って何の話ですか?」
Aブルー「あのねえ…。先月、キースが、かみほーで…」

踊ってたよね、とソルジャー、指をチッチッと。

Aブルー「そもそも、紅白の話は其処からでさ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぶるぅの三味線だね!」
Aブルー「ピンポーン!」

ジャカジャカと弾いていたわけで、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「かみほーを歌って、御機嫌だったよ?」
シロエ 「ぶるぅに紅白をやらせる気ですか?」
Aブルー「やらせなくても…」

飛び入りするか立候補だね、という指摘。
あるあるかも…。


2022/12/04 (Sun)



☆道連れを決めろ


生徒会長宅に来ている面々、話題は今年のクリスマスで。
其処へソルジャー登場でして、推すのが紅白歌合戦な今。

Aブルー「ぶるぅがいれば、キースと対決出来るよ?」
シロエ 「あのぅ…。スキルが問題なんですけど…」
ジョミー「分かる、三味線、酷かったもんねえ…」

下手くそなんてレベルじゃなかった、とジョミー君。

ジョミー「かみほー、って熱唱していたけどさ…」
サム  「正直、歌も下手だったぜ?」
Aブルー「キースの踊りも、大概だったよ!」

盆踊りになっていたじゃないか、とツッコミが。

Aブルー「舞とは似ても似つかなくってさ…」
キース 「悪かったな! 俺に舞踊のスキルなど無い!」
Aブルー「そうかな、センスさえあれば、それっぽく…」
シロエ 「舞えた可能性はありますねえ…」

盆踊りよりはマシなのを、とシロエ君の相槌。

シロエ 「とはいえ、曲がアレでしたから…」
スウェナ「ヤケになるのも当然だわよ」
Aブルー「うーん…。じゃあさ、クリスマスの紅白で…」

どっちが上か決めるのはどう、とソルジャーの言。

Aブルー「歌って踊って、勝負ってことで!」
キース 「俺に踊れと!?」
Aブルー「バックダンサーをつけてもいいよ?」
シロエ 「お断りします!」

ぼくは踊りませんからね、とシロエ君、マッハで拒否。

シロエ 「他を当たってくれませんか?」
サム  「俺も遠慮しとくぜ、向いてねえしよ」
Aブルー「待った、それだと、みんな揃って…」

拒否るじゃないか、とソルジャーからのストップが。

Aブルー「此処は一発、指名制でね!」
一同  「「「指名制?」」」
Aブルー「ズバリ、キースが決めるんだよ!」

バックダンサーにしたい人を、とソルジャー、笑顔全開。

Aブルー「それなら、キースも文句は無いよね?」
キース 「道連れを決めていいんだな?」
Aブルー「ピンポーン!」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」

なんてこった、と一同、ドン引きですけれど。
指名制…。


2022/12/05 (Mon)



☆うってつけの人材


生徒会長宅で過ごす御一同様、今年のクリスマスが話題。
ソルジャーも来まして、紅白歌合戦な企画をプッシュで。

シロエ 「あ、あの…。先輩とは長い付き合いですし…」
キース 「それがどうした?」
シロエ 「こう、手心というのをですね…」

お願いしたいと思うんですよ、とシロエ君、おずおずと。

シロエ 「バックダンサーなんて、柄じゃないですから」
サム  「お前、ずるいぜ、その言い分はよ」
ジョミー「そうだよ、付き合い長いんだったらさ…」
スウェナ「息がピッタリ合いそうだわね」

うってつけの人材だわよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「シロエで決まりでいいんじゃないの?」
ジョミー「だよね、自分で蒔いた種っていうヤツで」
シロエ 「そ、そんな…!」

酷いです、とシロエ君の悲鳴。

シロエ 「なんだって、ぼくが巻き添えに!」
サム  「自業自得だろ、諦めろよな」
Aブルー「オッケー、それじゃシロエということで…」
キース 「待て、指名権は俺にあるんだろう?」

その筈だな、とキース君、ソルジャーに確認を。

キース 「誰にするかは、俺が決めることで…」
Aブルー「うん、そうだけど?」
キース 「ならば、あんただ!」
一同  「「「えっ!?」」」

あんたとは…、と皆の視線がソルジャーに集中。

Aブルー「ぼく!?」
キース 「あんたの他に、誰がいるんだ?」

今の流れで、とキース君が浮かべる笑み。

キース 「あんたと俺は、セットものだと評判なんだぞ」
シロエ 「そうでした! 疫病仏で、菩薩と如来で…」
ジョミー「思いっ切り、半端なかったっけね…」

腐れ縁が、とジョミー君たちも。

ジョミー「シロエ以上に息が合いそうだよ!」
シロエ 「キース先輩、ナイスです!」
キース 「いい案だろう? 俺に似合いだ」
Aブルー「で、でもさ、ぼくに踊りのスキルなんかは…」
キース 「構わん、俺もヘボなんだしな」

割れ鍋に綴じ蓋というヤツだ、と親指をグッと。
指名すると?


2022/12/06 (Tue)



☆詰んだかもな人


生徒会長宅に集った面々、クリスマスパーティーの話に。
其処へ来たソルジャー、紅白歌合戦をプッシュですけど。

キース 「しっかり頼むぞ、バックダンサーを」
一同  「「「イイネ!」」」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」

ちっとも良くない、とソルジャー、逃げ腰。

Aブルー「ぼくにキースの後ろで踊れと!?」
キース 「もちろんだ。バックダンサーなんだしな」

三味線を弾いてくれてもいいぞ、とキース君、ニヤニヤ。

キース 「弾いて踊って、バク転とかも…」
シロエ 「いいですねえ! ステージ映えしますよ」
Aブルー「そういう問題じゃないと思うけど!」

なんでぼくが、とワタワタしている人。

Aブルー「やる義務なんか、無いからね!」
キース 「あんたが自分で言ったんだ。指名しろと!」

言ったからには責任を取れ、とキース君、ズズイと。

キース 「嫌なら、前言撤回するしかないぞ」
ジョミー「だよねえ、白紙に戻すしか…」
キース 「出来れば、紅白自体をだ…」

白紙に戻して欲しいんだが…、とキース君。

キース 「正直、ぶるぅに勝てる気がしないし…」
シロエ 「どうでしょう? 万一というのもありますよ」
サム  「大穴ってヤツな?」
シロエ 「そうだ、大穴!」

この際、賭けは如何でしょうか、とシロエ君の輝く瞳。

シロエ 「元から賭けてるみたいですしね、誰かさんは」
キース 「待て、その発言は死を招くぞ!」
Aブルー「なるほど、ぼくとハーレイも賭けて…」

クリスマスイブにもお楽しみが、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「いつもは大晦日限定イベントだけどね!」
キース 「やめてくれ! シロエ、お前が戦犯だぞ!」

よくも災いを呼びやがって、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「この馬鹿野郎が調子に乗ったら…」
ジョミー「ぼくたち全員、死亡だよね…」
サム  「分かってんのか、お前?」
シロエ 「え、ええ…」

詰んだ気がします、とシロエ君、顔面蒼白。
戦犯ですね?


2022/12/07 (Wed)



☆泊まりはお断り


生徒会長宅に来ている面々、クリスマスが話題ですけど。
其処へソルジャーが加わりまして、紅白歌合戦な企画が。

Aブルー「いいねえ、今年はクリスマスも紅白で賭け!」
キース 「賭けなくていい!」
Aブルー「何を言うかな、これは最高のチャンス!」

なんと言っても宿泊が此処、とソルジャー、拳をグッと。

Aブルー「此処だよ、此処? 此処のゲストルーム!」
ブルー 「マツカ、ホテルのスイートを頼めるかな?」
マツカ 「どうでしょう、全世界的にクリスマスで…」

今から探すのは難しいのでは、と御曹司。

マツカ 「よろしかったら、別荘を御用意しますけど…」
ブルー 「じゃあ、それで!」
マツカ 「分かりました。でも、泊まるのは…」

どなたですか、とマツカ君の問い。

マツカ 「皆さん、此処にお泊まりの筈で…」
ブルー 「其処の馬鹿だよ、それと、その連れ!」
Aブルー「酷いよ、それ! クリスマスイブは此処で…」

お泊まりするのが恒例なのに、とソルジャーの苦情。

Aブルー「追い出すだなんて、有り得ないから!」
ブルー 「変な目的に使われるのは御免だから!」
Aブルー「失礼な! 毎年、泊めてくれるじゃないか!」
ブルー 「妙な企画がついてないしね!」

常識の範囲ならギリギリ許す、と生徒会長の睨み。

ブルー 「でも、賭けだとかイベントとかは…」
Aブルー「お断りだと?」
ブルー 「そう! シロエが戦犯どうこう以前に!」

シロエは命拾いをしたね、と生徒会長。

ブルー 「ホテルのスイートが取れていたらさ…」
ジョミー「もしかして、料金、シロエ持ちだった?」
ブルー 「当然だよ!」
一同  「「「うわー…」」」

それはキツイ、と誰もがガクブル。

サム  「ハッキリ言って、破産でねえの?」
ジョミー「破産だよね…」
シロエ 「払えませんから!」
キース 「お前、マツカに借りが出来たぞ」
シロエ 「うっ…」

借りを返せる気がしません、と呻くシロエ君。
でしょうね…。


2022/12/08 (Thu)



☆借りは返すべき


生徒会長宅に集う面々、話題は今年のクリスマスですが。
其処へ来たのがソルジャーなわけで、紅白がどうこうと。

サム  「マツカの別荘、スイートより高いよなあ?」
ジョミー「そうだと思うよ、下手なトコより遥かにさ」
キース 「しかも貸し切りなんだしな…」

この馬鹿とキャプテンの二人だけで、とキース君の指摘。

キース 「料理人まで、こいつらのためだけにだ…」
スウェナ「スタンバイして、食材も揃える勘定よねえ?」
ジョミー「あー、食材! それだって二人分だけで…」

仕入れるんだし、高くつくよね、とジョミー君も。

ジョミー「もしも、シロエが宿泊費を払うとしたらさ…」
サム  「どのくらいになるのか、知りてえよなあ?」
シロエ 「やめて下さい、もう絶対に払えませんから!」
キース 「その分、マツカに借りなんだぞ?」

お前、当分、タダ働きだな、とキース君。

キース 「マツカの家でバイトして来い、完済まで!」
シロエ 「ええっ!?」
ジョミー「いいね、住み込みで働いてさ…」
サム  「学校も其処から通うのな?」

半年くらいでいけるんでねえの、とサム君の意見。

サム  「ハードな仕事を担当すればよ」
キース 「しかし、これという資格が無いしな…」
スウェナ「庭掃除とかなら大丈夫でしょ?」

頑張って勤め上げなさいよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「借りはきちんと返すべきよね」
シロエ 「そ、そんな…。無理すぎですから!」
Aブルー「だよねえ、シロエが気の毒すぎるから…」

ぼくが降りるよ、とソルジャーの笑み。

Aブルー「賭けの話をチャラにすればさ…」
シロエ 「此処に泊まれるわけですね!」

その線でよろしくお願いします、とシロエ君、土下座。

シロエ 「この通りですから、撤回で!」
Aブルー「オッケー! というわけで、君はぼくにさ…」
シロエ 「何でしょう?」
Aブルー「借りが出来たと思うけど?」

さて、どうかな、とニヤニヤ笑いですけど。
正論かも…。


2022/12/09 (Fri)



☆借りが移った人


生徒会長宅に来ている面々、クリスマスの話題ですけど。
ソルジャーまで登場、紅白に乗り気で賭けがどうこうで。

Aブルー「ぼくの言い分、間違っていると思うかい?」
シロエ 「い、いえ…。凄く正しいと思います…」
Aブルー「それじゃ、文句は無いんだね?」
シロエ 「言えた義理ではありませんから…」

確かに助けて貰いましたし、とシロエ君、タラリ冷汗。

シロエ 「つまりは、借りが出来る相手がですね…」
Aブルー「マツカから、ぼくに移ったわけ!」
一同  「「「うわー…」」」

事態が悪化していないか、と誰もが愕然。

サム  「マジかよ、思いっ切り、やべえんでねえの?」
ジョミー「だよね、マツカに借りだった方が…」
スウェナ「お金の問題で済んだわよねえ…」

ついでに言うならマツカなのよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「住み込みで働くコースになっても…」
キース 「待遇は悪くなかっただろうな」
サム  「うんうん、ゲストルームで暮らしてよ…」
ジョミー「食事も、きっとマツカの家族と一緒でさ…」

事実上、お泊まりだったと思う、とジョミー君も。

ジョミー「そりゃ、庭掃除はしなきゃダメだろうけど…」
キース 「庭掃除なら、俺も毎日、やっているしな…」

正確に言えば境内だが、とキース君。

キース 「俺と違って朝のお勤めも無いし…」
ジョミー「庭掃除だけの楽なお仕事だよねえ?」
サム  「そうだと思うぜ、マツカなんだしよ」
マツカ 「ええ、そうなっていたと思います」

登下校も、ぼくと一緒に車で、とマツカ君の笑み。

マツカ 「行先は同じですからね」
シロエ 「待って下さい、それじゃ、ぼくは…」

更に詰んだというわけですか、とシロエ君、ガクブル。

シロエ 「借りが、この人に移ったってことは…」
Aブルー「言っておくけど、君が自分で頼んだんだよ?」
ジョミー「土下座したよね?」
シロエ 「そんな…!」

馬鹿な、と顔が引き攣るシロエ君ですけど。
事実ですしね…?


2022/12/10 (Sat)



☆返すなら早めに


生徒会長宅に集う面々、クリスマスが話題なんですけど。
ソルジャー登場で紅白がどうこう、只今、事態は急展開。

キース 「この件については、俺は、この馬鹿にだ…」
ジョミー「全面的に賛成だよねえ、キースでなくても」
サム  「どう見ても、シロエが悪いしよ…」

そもそも戦犯だったじゃねえか、とサム君の指摘。

サム  「諦めて、借りを作っとけよな」
スウェナ「でも、借りは早めに返した方がいいわよ?」

でないと利息がつくじゃないの、とスウェナちゃん。

スウェナ「この人が相手なんだし、きっと暴利で…」
キース 「トイチで済むとは思えないしな」
Aブルー「失礼だねえ、君たちは!」

返して貰う算段は出来ているよ、とソルジャーの言。

Aブルー「もっとも、シロエが拒否った場合は…」
サム  「暴利なコースになるのかよ?」
Aブルー「返済が先に延びるしね!」

年をまたぐとえげつないかも、と頷く人。

Aブルー「だから、クリスマスに返すのがお勧めだよ!」
キース 「良かったな、シロエ」
ジョミー「年内に完済出来るってさ!」

返しちゃいなよ、とジョミー君もプッシュ。

ジョミー「その方が絶対、お得だし!」
キース 「後々、後悔しないためにも、返すべきだな」
シロエ 「そうですね…。それで、返済用のプランは…」

どんなのですか、とシロエ君の問い。

シロエ 「クリスマスだけで済むんですよね?」
Aブルー「うん、パーティーの時だけで!」
シロエ 「歌って踊ればいいんでしょうか?」

そっちのぶるぅと歌合戦で、とシロエ君。

シロエ 「バックダンサーは、無しでしょうけど…」
Aブルー「違うね、紅白だけでオッケー!」

キースも撤回を希望だったし…、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「衣装だけでいいと思うわけだよ」
シロエ 「一人紅白で衣装替えですか?」
Aブルー「本当に察しが悪いね、君は」
シロエ 「えっと…?」

まるで話が見えませんが、とシロエ君、困惑。
衣装だけ…?


2022/12/11 (Sun)



☆立場を忘れた人


生徒会長宅に来ている面々、クリスマスの話ですけれど。
シロエ君がソルジャーに借りを作って、返済がどうので。

Aブルー「いいかい、よく考えてくれたまえ、時期を!」
シロエ 「はあ…。でもですね、時期と言われても…」

普通にクリスマスじゃないですか、とシロエ君、困惑。

シロエ 「紅白は大晦日で、しかも撤回されましたし…」
Aブルー「衣装だけだと言ってるけど?」

なんて察しが悪いんだろう、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「君、本当に頭がいいわけ?」
シロエ 「失礼ですねえ、ぼくにも、キース先輩にも!」
Aブルー「どうして、其処でキースなんだい?」
シロエ 「ぼくの永遠のライバルで、優秀なんです!」

先生方に聞いてみて下さい、とシロエ君が誇る成績。

シロエ 「抜きつ抜かれつ、トップ争いでしたけど?」
サム  「あー…。忘れてたぜ、そんな昔の話はよ」
ジョミー「そういや、シロエ、一学年、下だっけね…」
Aブルー「そうなんだ…。ぼくはてっきり、柔道のさ…」

ライバルだと思い込んでいたよ、とソルジャーの苦笑。

Aブルー「でもさ、優秀なら、分からないかなあ?」
シロエ 「分かるようになったら、終わりですから!」

あなたの斜め上な発想なんて、とシロエ君も譲らず。

シロエ 「キース先輩でさえ、読めないんですよ?」
Aブルー「借りがあるのに、よく言えるよねえ…」

やっぱりトイチの方がいいかも、と恐ろしすぎる台詞が。

Aブルー「それともアレかな、クリスマスの返済を…」
サム  「増やすのかよ?」
Aブルー「うん、その方が良心的だしさ」

君はどっちがいいのかな、と赤い瞳がシロエ君をチラリ。

Aブルー「暴利か、クリスマスの返済額を増やすか…」
シロエ 「そういう話になるんですか!?」
キース 「俺は妥当な線だと思うぞ、どう考えても」
ジョミー「自分の立場を忘れて暴言だしさ…」
シロエ 「うっ…」

また詰んだかも、とシロエ君の引き攣った顔。
詰みゲー…。


2022/12/12 (Mon)



☆返済額が増えても


生徒会長宅に集う面々、話題は今年のクリスマスでして。
ソルジャーも登場、そのソルジャーにシロエ君が借りを。

Aブルー「どうかな、自分の立場は理解出来たかな?」
シロエ 「さ、流石に分かりましたけど…」
Aブルー「オッケー、それじゃ、どっちがいい?」

選択権は君にあげるよ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「暴利なコースか、クリスマスだけで返済か!」
シロエ 「クリスマスだけでお願いします!」

トイチは勘弁して下さい、とシロエ君も必死。

シロエ 「ところで、返済額が増えても紅白ですか?」
Aブルー「うん、そのつもりだけど…」

察しが悪いからズバリ言おう、とソルジャーが立てる指。

Aブルー「クリスマスに紅白と言ったら、サンタだよ!」
一同  「「「あー…」」」

確かに紅白な衣装だった、と誰もがストンと納得。

シロエ 「さ、サンタですか…?」
Aブルー「そう! 今年のクリスマスは、サンタでね!」
キース 「シロエがプレゼントを配るのか?」
Aブルー「うーん…。まだ、細かくは考えてなくて…」

なにしろ額が増えたからね、とソルジャー、腕組み。

Aブルー「最初の案だと、単にサンタの格好でさ…」
シロエ 「プレゼントを配れば良かったんですか?」
Aブルー「それと、サービス係ってトコで…」

お酌とか、料理を取り分けるとか…、と説明が。

Aブルー「いわゆる下っ端、使い走りで…」
サム  「その格好で、コンビニに走るとかかよ?」
Aブルー「そう! コンビニデザートも美味しいしさ…」

罰ゲームにもなって一石二鳥、とソルジャーの言。

Aブルー「でも、こうなると、もう一ひねり…」
キース 「欲しいわけだな?」

気持ちは分かる、とキース君が尻馬に。

キース 「それでいったい、どんな具合に増やすんだ?」
Aブルー「衣装にすべきか、仕事内容か…」
ジョミー「悩ましいね、ソレ」
シロエ 「ちょっと…!」

本格的に詰むんですけど、とシロエ君の悲鳴。
まあねえ…?


2022/12/13 (Tue)



☆チキンもいいかも


生徒会長宅に来ている面々、クリスマスの話ですけれど。
シロエ君がサンタな方向でして、どうなるかはこれから。

キース 「やはりだ、此処は存分にだな…」
ジョミー「捻るべきだよ、借りが増えたんだしさ」
シロエ 「酷いですってば、先輩方!」

なんだって、ぼくを見捨てるんです、とシロエ君の文句。

シロエ 「いいですか、ぼくはキース先輩とはですね…」
キース 「長い付き合いで、ライバルだ、と?」
シロエ 「いえ、そうじゃなくて、キース先輩とは…」

まるで全く違うんですよ、とシロエ君が膨らませる頬。

シロエ 「厄を呼ぶとか、疫病仏とかじゃないですし!」
ジョミー「あー…。それは確かにそうなんだけど…」
サム  「今回に限っては、違うんでねえの?」

シロエが自分でババを引いたんだしよ、とサム君の言。

サム  「一人で、勝手に詰んだんだぜ?」
スウェナ「そうよね、キースは何もしていないんだし…」
ジョミー「自爆ってヤツだと思うけど?」

素直にサンタをやるべきだよね、とジョミー君。

ジョミー「その点、キースは人間が出来ているってば!」
シロエ 「どの辺がです!?」
ジョミー「先月だって、あっちのぶるぅにさ…」

オモチャにされて踊っていたよ、とジョミー君の指摘。

ジョミー「文句も言わずに、料理されてたわけでさ…」
サム  「うんうん、其処は評価出来るぜ」
キース 「分かったか? シロエ、お前も腹を括って…」

クリスマスっぽく料理されろ、とキース君。

キース 「丸焼きにされるかもしれないがな」
シロエ 「チキンですか…?」

まさか、あっちのぶるぅにですか、とシロエ君、愕然。

シロエ 「そんなのは、ちょっと…」
Aブルー「言えた立場じゃないだろう?」

チキンもいいかも、とソルジャーの笑み。

Aブルー「此処は一発、ぼくのぶるぅにお任せで!」
一同  「「「イイネ!」」」
シロエ 「そんな…!」

あんなのに任せないで下さい、と絶叫ですけど。
さて…?


2022/12/14 (Wed)



☆代わって貰うと


生徒会長宅に集う面々、クリスマスのパーティーが話題。
シロエ君が借りを作った相手が、ソルジャーなわけで…。

サム  「任せねえでくれとか、言えた義理かよ」
キース 「俺とは違うとぬかしたからには、覚悟もだ…」
ジョミー「キース以上のクオリティだと思うけど?」

ガッツリ料理されるべきだよ、とジョミー君。

ジョミー「サンタでも、チキンの丸焼きでもさ」
キース 「今更、逃げは許されないぞ?」
シロエ 「で、でも、あっちのぶるぅですよ?」

死ねる気しかしないんですけれど、とシロエ君、真っ青。

シロエ 「誰か代わってくれませんか!?」
マツカ 「いいですよ?」

よろしかったら、とマツカ君の申し出。

マツカ 「ぼくで良ければ、代わりますけど」
シロエ 「本当ですか!?」
サム  「お前、ラッキーとか思っただろ?」
キース 「馬鹿め、マツカに借りが出来るんだぞ?」

今以上に詰むと思うんだが、とキース君、腕組み。

キース 「そもそも、マツカに借りを作ったら…」
サム  「返せねえからタダ働き、ってトコからよ…」
Aブルー「今に至ると思うんだけどね?」

それでいいなら代わって貰えば、とソルジャーも。

Aブルー「嫌なら、ぼくのぶるぅにお任せコースで!」
サム  「んで、どうすんだよ?」
シロエ 「…お任せしかない気がします…」
Aブルー「オッケー、じゃあ当日のお楽しみでね!」

ぶるぅに考えて貰うから、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「というわけで、サプライズ企画!」
一同  「「「イイネ!」」」
シロエ 「良くないですから!」

ぼくはちっとも、と悲鳴ですけど、誰もがスルー。

Aブルー「クリスマスのシロエに期待だよ、うん」
ジョミー「何が来るかな、ワクワクだよね」
サム  「キース、祈祷を頼んだぜ!」
Aブルー「いいパーティーにしたいしね!」
キース 「承知した。最高のクリスマスだな?」

任せておけ、と太鼓判ですけれど。
クリスマスで祈祷…?


2022/12/15 (Thu)





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☆会議を忘れた人


生徒会長宅での紅葉狩りの相談、豪華旅行は中止と決定。
例年通りに日帰りですけど、日程の方が問題なわけで…。

ジョミー「いい御身分だな、っていうのは嫌すぎだし!」
シロエ 「この際、見頃でなくてもいい気がします」

19日の土曜でどうでしょうか、とシロエ君の提案。

シロエ 「日帰りですしね、次の日が日曜で休みなら…」
サム  「ダメージ回復はバッチリだよな?」
スウェナ「毎年、そういう感じだものね」
Aブルー「じゃあ、それで!」

其処でいいから、とソルジャーも賛同。

Aブルー「厄介な旅行に行くより、日帰りで紅葉!」
キース 「かまわんが…。後で文句は絶対、言うなよ?」
Aブルー「言うわけないだろ、ぼくがババでなければ!」

19日ってことでよろしく、とパチンとウインク。

Aブルー「日も決まったから、今日は帰るよ」
ぶるぅ 「んとんと…。ご飯、食べてかないの?」
Aブルー「会議を忘れて来ちゃったみたいで…」

ハーレイが探し回ってるんだ、と肩を竦める人。

Aブルー「今は青の間で絶叫中だよ、此処だろうから」
キース 「だったら、サッサと帰ってやれ!」
ぶるぅ 「ちょっと待ってね、お土産、詰めるよ!」
Aブルー「ありがとう、ぶるぅは気が利くねえ…」

ハーレイを待たせてるから多めに、と厚かましい注文。

Aブルー「お詫びの気持ちで、スイーツ沢山!」
ぶるぅ 「オッケー!」

甘いお菓子が箱に詰められ、ソルジャーが翻すマント。

Aブルー「19日、楽しみにしてるから!」
ぶるぅ 「そだね、みんなで紅葉狩り!」
Aブルー「賑やかにいこうよ、それじゃ、またねーっ!」

19日に、と瞬間移動でお帰りに。

シロエ 「帰りましたね、アッサリと…」
サム  「ババはキースに引かせる気だぜ、アレ」
キース 「らしいが、今日はキャプテンが引くぞ」
シロエ 「ですね、絶叫中だそうですし」
キース 「違う、土産だ!」

スイーツを指定しやがった、と言ってますけど。
何か…?


2022/11/16 (Wed)



☆お土産がババです


生徒会長宅に集った面々、紅葉狩りは日帰りで19日に。
そう決定でソルジャーも同意、姿を消しましたけれど…。

シロエ 「スイーツの何処がババなんですか?」
ジョミー「沢山持って帰ったんだし、喜ぶトコじゃあ?」
サム  「そうだぜ、お詫びの気持ちとかでよ…」
スウェナ「会議を忘れて来ちゃったなんて…」

キャプテンも苦労するわよね、とスウェナちゃん、苦笑。

スウェナ「でも、お土産があればババも消えるでしょ?」
マツカ 「ぼくもそうだと思うんですけど…」
キース 「お前たち、何か忘れていないか?」
シロエ 「何をです?」

会議は忘れていませんよ、とシロエ君。

シロエ 「まさに今、会議が終わった所じゃないですか」
ジョミー「そうだよ、紅葉は日帰りで19日に、って」
キース 「そうじゃなくてだ、キャプテンの件で…」

大切なことを忘れているぞ、とキース君の溜息。

キース 「教頭先生と違って、甘い物は苦手なんだが?」
一同  「「「あっ!」」」

そうだったっけ、と一同、愕然。

ジョミー「じゃあ、スイーツを山ほど貰っても…」
シロエ 「嬉しいどころか、真逆ですよね…」
キース 「だが、土産にと持って帰ったわけで、だ…」
サム  「食わなかったら殺されるよな、ソレ…」

ひでえ土産だぜ、とサム君もガクブル。

サム  「嫌でも、全部食うしかねえのな…」
キース 「いや、ある程度は無理やり食わせてだな…」

残りはあの馬鹿が独り占めだ、とキース君、断言。

キース 「思いっ切り、恩に着せながらな!」
シロエ 「あー…。代わってやる、ってヤツですね」
ジョミー「確かにババだよ、今日のお土産…」
キース 「いいか、そういうヤツが来るんだ」

紅葉狩りもな、とキース君の渋面。

キース 「お前たちも覚悟した方がいいぞ」
シロエ 「その辺は、キース先輩に…」
ジョミー「任せたいよね?」
シロエ 「当然ですよ!」

任せて安心といきたいですね、という声が。
丸投げで…?


2022/11/17 (Thu)



☆見頃だといいな


生徒会長宅に集う面々、紅葉狩りは19日ということに。
ソルジャーたちはキース君に丸投げ、任せてしまう方向。

キース 「どうして俺に投げるんだ!」
シロエ 「ズバリ、適任だからですよ」
ジョミー「疫病仏でセットものだし、息も合う筈だよ」
キース 「あんな野郎と一緒にするな!」

息なんぞ合うわけがない、とキース君の怒声。

キース 「一方的に追いまくられて、追い詰められて…」
ブルー 「でもねえ、ブルーは楽しそうだし…」
スウェナ「割れ鍋に綴じ蓋って感じなのよねえ…」
シロエ 「ええ、本当にお似合いですよ」

誂えたように鍋と蓋です、とシロエ君も。

シロエ 「というわけで、よろしくお願いしますね」
キース 「マツカも気配り上手なんだが!」
ブルー 「ダメダメ、マツカには大事なお役目がさ…」
ジョミー「そうだよ、紅葉狩りの手配はマツカでなきゃ」

この流れだとマツカの別荘だしさ、とジョミー君。

ジョミー「料理とか、お願い出来るよね?」
マツカ 「もちろんです。紅葉が早いといいんですが…」
ブルー 「こればかりは時の運だしねえ…」
シロエ 「ですねえ、誰かさんたちが来るのと違って」

見頃になると嬉しいですね、とシロエ君の相槌。

シロエ 「マツカ先輩の別荘の紅葉は最高ですから」
サム  「うんうん、料理も美味いしよ…」
ジョミー「楽しみだよねえ、19日!」
スウェナ「ババはキースにお任せよね!」

私たちは紅葉を満喫しましょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「見頃になるよう、拝むのよ、キース!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
スウェナ「お勤めのついでに頼みなさいよ」

責任を持てとは言わないから、と祈祷の注文が。

スウェナ「見頃にならなくても、特に賠償金とかは…」
ジョミー「要求しないってことで、それもよろしく!」
キース 「便利屋か、俺は!?」
シロエ 「そんなトコです、期待してますよ!」

紅葉も、誰かさんの世話係も、と増えた注文。
酷すぎかも…。


2022/11/18 (Fri)



☆見頃になった紅葉


やって来ました、マツカ君の別荘での紅葉狩りな19日。
朝から快晴、生徒会長のマンション前に集った御一同様。

シロエ 「おはようございます! 紅葉日和ですよね」
ジョミー「ホントにね! 肝心の紅葉はどうなのかな?」
マツカ 「朝晩の冷え込みが、かなりありましたから…」

別荘の辺りは見頃だそうです、とマツカ君の笑み。

マツカ 「アルテメシアは、もう少し遅れそうですけど」
サム  「いいじゃねえかよ、途中の道が混まなくて」
スウェナ「そうねえ、まだ渋滞には早いわよね?」
マツカ 「ええ。運転手さんも、大丈夫だと言ってます」

土曜日ですけどね、とマツカ君も太鼓判。

マツカ 「そういう意味でも、最高の紅葉日和ですよ」
ジョミー「やったね、ぼくたち、心がけがいいから!」
キース 「…おい。祈祷した俺はどうなるんだ?」
シロエ 「ああ、そういえば…。先輩、お疲れ様でした」

紅葉が見頃になって良かったです、とシロエ君。

シロエ 「じゃあ、次は例の人たちをお願いしますね」
ジョミー「祈祷がバッチリ効いたんだしさ…」
サム  「世話係の方も、バッチリだぜ!」
キース 「なんで、そうなる!」

労いとか感謝の言葉は無いのか、とキース君の怒声。

キース 「俺は朝晩、御本尊様の前でだな…」
??? 「ありがとう! お礼は、ぼくから!」

紅葉日和、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「君が拝んでくれたお蔭で、見頃だってね!」
??? 「有難いことです、感謝いたします」

私からも、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「もちろん、私だけではなくて…」
??? 「かみお~ん♪ 紅葉、とっても楽しみ!」

御馳走もね、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)まで。

Aぶるぅ「お世話係にも期待だも~ん!」
キース 「俺は貴様のオモチャではない!」
Aぶるぅ「えっ?」
キース 「断じて違うぞ!」

それだけは無い、とキース君、断言ですけど。
本当に…?


2022/11/19 (Sat)



☆オモチャには非ず


マツカ君の別荘へ紅葉狩りにお出掛け、最高の紅葉日和。
ソルジャーたちも登場ですけど、出発前の会話が怖い件。

キース 「世話係には間違いないが、オモチャは違う!」
Aぶるぅ「えーっ、そんなの、つまんなーいっ!」
キース 「引き受けた覚えは無いからな!」

そんな役目は、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「マツカ、もう出発でいいだろう?」
マツカ 「構いませんけど、皆さんは?」
Aブルー「ぼくたちだったら、それでいいけど?」
ジョミー「ぼくたちだって、準備はオッケー!」

出発しよう、と御一同様、文句は無し。

マツカ 「分かりました。では、マイクロバスの方へ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼく、いっちばぁ~ん!」
Aぶるぅ「ぼくも、ぼくもーっ!」

並んで一番前に乗ろうね、と御機嫌で乗り込むお子様。

ぶるぅ 「紅葉も御馳走も、とっても楽しみ!」
Aぶるぅ「いっぱい食べて、遊ぶんだも~ん!」

お子様たちがはしゃぐ間に、他の面子も乗り込みまして。

運転手 「では、出発してよろしいですね?」
ぶるぅズ「「しゅっぱぁ~つ!」」

マイクロバスで出発進行、一路、別荘へ。

シロエ 「この辺の紅葉は、23日辺りでしょうか?」
ジョミー「きっとそうだよ、もっと遅いかも…」
スウェナ「そうねえ、別荘は山の向こうだから…」
サム  「気温も全く変わって来るしよ…」

朝晩、寒いくらいでねえの、とサム君も。

サム  「なんにせよ、見頃で良かったぜ」
キース 「俺の祈祷に感謝しろよ?」
シロエ 「もちろんですよ、ついでにオモチャも…」

頑張って勤め上げて下さい、とシロエ君。

シロエ 「なにしろ、御指名ですからね」
ジョミー「それは言えてる!」

頑張らないと、とジョミー君も。

ジョミー「ぶるぅのオモチャって、何をするのかな?」
シロエ 「さあ…? 見当も付きませんけど…」
キース 「こら、蒸し返すな!」

せっかく忘れていやがるのに、とキース君の悲鳴。
えっと…?


2022/11/20 (Sun)



☆暴れるそうです


マツカ君の別荘で紅葉狩りな土曜日、お天気の方も最高。
紅葉も見頃になっているとか、浮かれる面々ですけれど。

ジョミー「そうかな、ぶるぅが忘れると思う?」
シロエ 「どうでしょうねえ、仕込み次第なのでは?」
キース 「仕込みだと?」
シロエ 「そうです、何をやらかすかをですね…」

思い付いているなら、忘れないでしょう、とシロエ君。

シロエ 「忘れているように見えてもですね…」
ジョミー「悪戯に命を懸けてるもんねえ…」
キース 「命懸けとまではいかんと思うが…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 命懸けって、なあに?」

何のお話、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」がキース君に。

ぶるぅ 「仕込みって聞こえた気がするけれど…」
キース 「いや、何でもない!」
ぶるぅ 「お料理だったら、ぼくはいつでも命懸け!」

仕込みだって手を抜かないも~ん! と胸を張るお子様。

ぶるぅ 「今日も御馳走を食べて勉強!」
シロエ 「次の参考にするんですね?」
ぶるぅ 「そだよ、一流の料理人さんのだし!」

美味しく食べてお勉強、と弾ける笑顔。

ぶるぅ 「だから、キースも頑張ってね!」
キース 「は?」
ぶるぅ 「オモチャだってば、ぶるぅも喜ぶもん!」

命を懸けて頑張らないと、とニコニコニコ。

ぶるぅ 「ぼくはお勉強、キースはオモチャ!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
ぶるぅ 「だって、ぶるぅが…」
キース 「断ると言っているだろう!」

俺はやらんぞ、とキース君が握り締める拳。

キース 「命懸けとなったら、尚更だ!」
ぶるぅ 「でもでも、ぶるぅが可哀相だよう!」
Aぶるぅ「うわぁ~ん、キースに断られちゃったあ~!」

酷い、と泣き喚き始めた悪戯小僧。

Aぶるぅ「酷いよ、酷いよ、暴れてやるーっ!」
ぶるぅ 「暴れちゃダメーっ!」
シロエ 「バスが揺れますから、それだけは…!」
Aぶるぅ「でもでも、キースがあーっ!」

ぼくを苛めてくるんだもん、と足をバタバタ。
暴れると…?


2022/11/21 (Mon)



☆被せておいたら


マツカ君の別荘へ紅葉狩りに出発、マイクロバスの道中。
ところが車中で悪戯小僧が、暴れると喚き出しまして…。

Aぶるぅ「うわぁ~ん、バカバカ、キースのバカーっ!」
ぶるぅ 「ぶるぅ、暴れちゃダメだってばーっ!」

じきに山道になるんだし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「崖から落ちたら大変だようーっ!」
Aブルー「でも、キースがぁーっ!」
ブルー 「キース、引き受けると言いたまえ!」

みんなの命が大事だから、と生徒会長の叫び。

キース 「俺の命はどうなるんだ!」
ブルー 「事故ったら、君も死ぬんだからさ!」

先に捨てるか、後に捨てるかの違いだけだ、と生徒会長。

ブルー 「君が捨てれば、他のみんなは助かるんだよ!」
シロエ 「そうです、決断して下さい!」
キース 「酷すぎるだろう!」
Aぶるぅ「バカバカバカーっ!」

もう知らない、と悪戯小僧が振り回す腕。

Aぶるぅ「暴れるんだから、ほっといてーっ!」
ブルー 「シロエ、キースを被せたまえ!」
シロエ 「は?」
ブルー 「いいから、キースで、其処のぶるぅに!」

蓋をするんだ、と生徒会長の視線がシロエ君に。

ブルー 「被せておいたら、暴れないから!」
シロエ 「分かりました! キース先輩、失礼します!」

席を立ったシロエ君、キース君の襟首をガシィ! と。

シロエ 「いいですね? 被せますから、そのままで!」
キース 「うわっ!?」
Aぶるぅ「重いーっ!」

重たいよう! と悪戯小僧の足がキース君を蹴り蹴り。

Aぶるぅ「どいてよ、めちゃくちゃ重いんだからーっ!」
キース 「俺も内臓を吐きそうなんだ!」

腹を蹴るな、とキース君も泣きが。

キース 「頼む、こいつを放していいと言ってくれ!」
ブルー 「ダメだね、別荘に着くまで人間布団で…」
シロエ 「押さえるんです!」
キース 「死ぬだろうが!」
Aぶるぅ「よーし、蹴っちゃう!」

足の運動も大切だもん、とキース君の下から声が。
蹴ると…?


2022/11/22 (Tue)



☆蹴りを入れると


マツカ君の別荘で紅葉狩りですけど、行きの車内が大変。
悪戯小僧が暴れそうな今、キース君の身体を被せて蓋に。

キース 「頼む、腹を蹴るな!」
Aぶるぅ「面白いから、蹴っちゃうも~ん!」

ボコッと音で、キース君の「ぐえっ」という悲鳴。

キース 「足の運動なら、他でしてくれ!
Aぶるぅ「でもでも、ぐえっ、て音がするから!」

もっと鳴らす! と足でボコボコ、ぐえっ、ぐえっ、と。

Aぶるぅ「わぁ~い、カエル袋ーっ!」
一同  「「「カエル袋?」」」
Aぶるぅ「そだよ、笑い袋じゃなくって、カエル袋!」

ぐえっ、てカエルみたいに鳴るし、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「カエル、カエルーっ!」
キース 「離れていいと言ってくれーっ!」

被さっていたら俺が殺される、とキース君の絶叫。

キース 「マツカ、本物の布団は無いのか!?」
マツカ 「すみません、バスには載せていなくて…」
シロエ 「キース先輩、根性です!」

腹筋が鍛えられますよ、とシロエ君の斜めな発言。

シロエ 「力を入れれば、蹴りを跳ね返せます!」
ブルー 「なるほど、一理あるかもね」
キース 「そんなわけがあるか!」
ジョミー「でも、ダメ元で!」

腹筋に力を、とジョミー君も。

ジョミー「やってみる価値、あるってば!」
サム  「うんうん、騙されたと思ってよ…」

ここは一発、とサム君の相槌。

サム  「グッと力を入れてみようぜ!」
キース 「こうか…? ぐわっ!」
Aぶるぅ「音が変わったぁーっ!」

蹴り応えもバッチリ! と嬉しそうな声。

Aぶるぅ「次はどうかな?」
キース 「ぐわっ!」
Aぶるぅ「アヒルちゃんだあ~っ!」

アヒル袋になっちゃった、とボコボコボコな悪戯小僧。

Aぶるぅ「アヒルちゃん大好き、この音がいい!」
シロエ 「喜んでますから、そのままで!」
ブルー 「別荘まで、その調子でね!」
キース 「死ぬだろうが!」

カエルもアヒルも勘弁してくれ、と泣きですけど。
耐えるしか…。


2022/11/23 (Wed)



☆対岸の火事を希望


マツカ君の別荘へ紅葉狩りに向かう道中、賑やかな車内。
悪戯小僧が暴れないよう、被せられたキース君に蹴りが。

Aぶるぅ「わぁ~い、アヒルでカエルだも~ん!」
キース 「俺はどっちも御免なんだが! ぐえっ!」

ぐえっ、ぐわっ、とキース君が呻く間にバスは山越え。

シロエ 「うわあ、紅葉が綺麗ですねえ!」
サム  「この辺はマジで早いのな」
マツカ 「キース、別荘が見えて来ましたから…」

あと少しだけの辛抱ですよ、とマツカ君。

マツカ 「着くまで頑張って下さいね」
キース 「そう言われても…! ぐわっ!」
Aぶるぅ「じきに着くなら、アヒル袋ーっ!」

ぐわっ、ぐわっ、という声をBGMに、別荘へ到着。

マツカ 「皆さん、お疲れ様でした。別荘へどうぞ」
キース 「助かった…。あと5分でも続いていたら…」

真面目に死んでいたかもな、とキース君、グッタリ。

キース 「本当にオモチャにされるとは…」
シロエ 「これだけで終わりなんですか?」
キース 「は?」
シロエ 「オモチャですってば、本番はですね…」

これからなのでは、とシロエ君が傾げる首。

シロエ 「アヒル袋は、たまたまでしょう?」
キース 「だが、俺は充分、勤め上げたぞ!」
Aぶるぅ「うーん…。どうしよっかな?」

リクエストの声が来たもんね、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「やっぱり、お応えすべきかなあ…」
キース 「スルーでいい!」
Aブルー「まあまあ、遠慮しないでさ!」

紅葉狩りに花を添えてくれたまえ、とソルジャーの意見。

Aブルー「余興があれば楽しめるしねえ…」
A船長 「そうですね。なにしろ日頃のターゲットは…」

私だったりしますから、とキャプテンも。

A船長 「是非、対岸の火事を楽しみたいです」
キース 「なんだって!?」
A船長 「此処で発散してくれた場合、暫くはですね…」
Aブルー「夫婦の時間も覗かずに寝るし…」

平和になると思うんだよ、と言ってますけど。
オモチャになれと…?


2022/11/24 (Thu)



☆存分に料理を


マツカ君の別荘に到着ですけど、キース君に受難の気配。
悪戯小僧を発散させたい、とソルジャー夫妻から注文が。

Aブルー「此処はキースにお願いしたいねえ…」
A船長 「いい案だと思うわけですが…」
キース 「待て、ぶるぅの意見はどうなんだ!」

疲れて寝たら可哀相だぞ、とキース君。

キース 「せっかくの紅葉狩りで、寝落ちは…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 寝落ちでも、全然平気!」

それよりキースで遊びたい、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。

Aぶるぅ「んとんと、何をしようかなあ?」
シロエ 「存分に料理して下さいね」
Aぶるぅ「えっと…?」
シロエ 「ぼくたちだって、助かりますから!」

キース先輩だけで済んでくれれば…、とシロエ君まで。

シロエ 「ですから、煮るなり、焼くなり、お好きに!」
キース 「おい、見捨てる気か!?」
シロエ 「今更ですよ、ぶるぅに被せた時点でですね…」

ぼくはとっくに見捨てています、とシロエ君、キッパリ。

シロエ 「それじゃ皆さん、紅葉を楽しみましょう!」
マツカ 「ええ。桟敷の方へどうぞ」

すぐに料理を運ばせますね、とマツカ君の笑み。

マツカ 「お酒も御用意していますから」
Aブルー「ありがとう! 流石、マツカは気が利くね」
A船長 「地球のお酒は、実に美味しいですからねえ…」
Aぶるぅ「えとえと、此処の厨房って…」

食材、揃っているのかな、と悪戯小僧が傾げる首。

Aぶるぅ「どんなお料理でも出来る?」
マツカ 「何か、ご希望のがありますか?」
Aぶるぅ「ん-とね、キースを食べたいんだけど…」
一同  「「「は?」」」

何のことだ、と一同、キョトン。

マツカ 「あのぅ…。それはどういう意味ですか?」
Aぶるぅ「そういうお話、あったでしょ?」
キース 「俺は食べられた経験は無いが!」
Aぶるぅ「違うよ、自分で色々とつけて…」
シロエ 「あー、注文の多い料理店ですね!」

食べられる準備をする話、とシロエ君。
やりたいと…?


2022/11/25 (Fri)



☆料理するには


マツカ君の別荘で紅葉狩り、桟敷で御馳走だそうですが。
悪戯小僧が言い出したことが、キース君の料理なるブツ。

Aぶるぅ「そう、ソレ、ソレ! キースをお料理!」
キース 「貴様は、俺を食べる気なのか!?」

本気なのか、とキース君、ガクブル。

キース 「悪戯の域ではないと思うが、それは!」
Aブルー「うーん、流石に食べるのはねえ…」
A船長 「私もどうかと思いますから、もっと、こう…」

良心が痛まないヤツでお願いします、とキャプテンも。

A船長 「それにキースが食われる横で、御馳走は…」
Aブルー「美味しくないと思うよ、ぼくも」
シロエ 「ぼくもです。デリカシーの問題ですよね」
キース 「論点がズレているだろう!」

俺は命の危機なんだぞ、とキース君の絶叫。

キース 「とにかく、食われるのは困る!」
Aぶるぅ「ぼくも、キースは食べたくないし!」

固くて不味そう、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「食べるんじゃなくて、料理の準備を…」
シロエ 「楽しみたいと言うんですか?」
Aぶるぅ「そだよ、小麦粉とか、パン粉とか!」

卵も要るんだったかな、と悪戯小僧が傾げる首。

Aぶるぅ「ぶるぅ、揚げ物って、どうやるんだっけ?」
ぶるぅ 「んとんと、モノによるけれど…」

下味をつけるヤツもあるよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「それだと、元のお話に似てくるかも!」
キース 「俺にクリームを塗り込め、と?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 服を脱ぐ所から!」

全部脱いでね、と悪戯小僧、笑顔全開。

Aぶるぅ「お食事してる間に、こう、順番に…」
キース 「下味をつけて、パン粉を纏えと!?」

なんだって俺がそんな目に、とキース君の引き攣った顔。

キース 「俺は絶対、脱がないからな!」
Aぶるぅ「じゃあ、脱ぐトコからオモチャなコース!」
キース 「はあ?」
Aぶるぅ「BGMに合わせて脱ぐの!」
キース 「げっ!」

それはストリップと言うのでは、と悲鳴ですけど。
脱げと…?


2022/11/26 (Sat)



☆似ている手順


マツカ君の別荘での紅葉狩り、桟敷で御馳走ですけれど。
悪戯小僧がやりたいことが、キース君の料理だという件。

キース 「ストリップなんぞ、断固、断る!」
Aぶるぅ「でもでも、脱いでくれないんだもん!」
シロエ 「待って下さい、ストリップはですね…」
スウェナ「お料理が不味くなりそうだわよ」

キースの裸なんて見たくないわ、とスウェナちゃん。

スウェナ「料理するなら、見えてる部分にしなさいよ!」
Aぶるぅ「えーっ!? それだと、顔と手だけで…」
ジョミー「でもさ、キースのストリップはさあ…」
サム  「俺たちも全力で断りてえぜ」

顔だけ料理しちまえよ、とサム君も。

サム  「キースが自分でやるんだったら、充分によ…」
ジョミー「お笑いだよねえ、メイクするみたいでさ」
キース 「メイク?」
ジョミー「そう思わない? 化粧品とかの代わりにさ…」

小麦粉に卵にパン粉なんだし、とジョミー君。

ジョミー「途中で白塗りになったりもするし…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ それって、ナイス!」

お料理するより、そっちがいい、と悪戯小僧の歓声が。

Aぶるぅ「ねえねえ、メイクの道具って、ある?」
マツカ 「女性のゲスト用に、一応揃えてありますが…」
Aぶるぅ「じゃあ、ソレ、此処に持って来て!」

キースに御化粧して貰う! と飛び跳ねる悪戯小僧。

Aぶるぅ「それならいいでしょ、他のみんなも?」
シロエ 「断る理由はありませんねえ…」
Aブルー「うん、食事だって不味くならないし…」
A船長 「いい余興にもなりそうですよ」

是非、それで、とキャプテンもプッシュ。

A船長 「せっかくですし、舞妓さんのは如何です?」
Aぶるぅ「舞妓さん?」

白塗りのヤツかな、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「なんか、お肌が真っ白で…」
A船長 「ええ。アレならキースも別人にですね…」
Aぶるぅ「変身出来そう!」
一同  「「「イイネ!」」」

それでいくべし、と一気に盛り上がる桟敷。
舞妓さん…?


2022/11/27 (Sun)



☆注文の多いメイク


マツカ君の別荘で紅葉狩り、桟敷で豪華な御馳走タイム。
悪戯は食事が不味くならないように、メイクだそうで…。

シロエ 「そうだ、舞妓さんのメイクついでにですね…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 何か、アイデアあるの?」
シロエ 「舞妓になって頂くのはどうでしょう?」
A船長 「それはいいですね、衣装とカツラで…」

キースが舞妓になるのですね、とキャプテンの笑顔。

A船長 「ついでに、お酌もして頂けると…」
Aブルー「素敵だよねえ、舞妓さんつきの紅葉狩り!」
ジョミー「あるよね、そういうツアーもさ」
シロエ 「お値段、半端ないですけどね」

でも本物より楽しいのでは、とシロエ君。

シロエ 「なんと言っても、中身がキース先輩ですから」
サム  「うん、最高に笑えそうだぜ」
Aぶるぅ「そだね、キースで舞妓さん!」
キース 「ちょっと待て!」

俺の意見は、というキース君の叫びは、誰もがスルー。

ブルー 「そういうことなら、一式、取り寄せようか」
ぶるぅ 「いつもの仮装のお店だね!」
ブルー 「そう! お使い、行ってくれるかな?」
ぶるぅ 「オッケー!」

パッと姿が消えたお子様、すぐに戻って参りまして。

ぶるぅ 「舞妓さんセット、借りて来たよーっ!」
Aぶるぅ「ねえ、メイクは?」
ぶるぅ 「習って来たーっ!」

だからキースに教えてあげるね、とニコニコニコ。

ぶるぅ 「はい、鏡! それから、化粧ケープも!」
キース 「俺の食事はどうなるんだ!」
ぶるぅ 「食事は、メイクが済んでから!」

でないと崩れちゃうもんね、と納得な指摘。

ぶるぅ 「だから急いでメイクしないと!」
キース 「そ、そんな…。いや、しかし…」

拒否ったら更に詰みそうだし、と化粧ケープを装備な人。

キース 「此処から、俺にどうしろと?」
ぶるぅ 「えっと、下地は化粧水からで…」
Aぶるぅ「わぁーい、注文の多い料理店!」

お肌にしっかり塗り込んでね、と悪戯小僧の歓声が。
似てるかも…。


2022/11/28 (Mon)



☆ポイントは垂れ目


マツカ君の別荘で紅葉狩り、桟敷で豪華な御馳走ですが。
横でキース君が舞妓さんメイク、悪戯小僧が大喜びで…。

Aぶるぅ「ねえねえ、白く塗るのは、まだ?」
ぶるぅ 「んーと、下地は出来たから…。白粉の番!」
キース 「上手く塗れる気がしないんだが…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ ぼくが塗り塗りしちゃう!」

お絵描き大好き! と悪戯小僧が握った刷毛。

Aぶるぅ「はい、目を閉じてじっとしててね!」
キース 「変な模様にしないだろうな…?」
Aぶるぅ「あっ、それ、最高!」

確か赤いのがあったっけ、と悪戯小僧が見回す化粧道具。

Aぶるぅ「口紅の他に、えっと、コレ…。何?」
ぶるぅ 「えっとね、アイメイク用の、目尻に塗る紅!」
Aぶるぅ「じゃあ、目の周りにぐるっと塗るーっ!」
キース 「げっ!」

マジか、と叫ぶキース君の顔に、悪戯小僧が赤い線を。

Aぶるぅ「この線の外に白粉を塗って、この中は赤!」
シロエ 「なるほど、紅白パンダですか…」
Aぶるぅ「そうなの、垂れ目がポイントなの!」

バッチリ、イメチェン、と得意げな悪戯小僧。

Aぶるぅ「よーし、塗り塗り!」
一同  「「「うぷぷぷ…」」」

これは笑える、と誰もが食事を吹き出さないよう努力中。

Aぶるぅ「パンダが出来たら、口紅を塗って、と…」
ぶるぅ 「うん、完成! キース、目を開けていいよ!」
キース 「そ、そうか…。正直、開けたくないんだが…」

ウッ、と息を飲むキース君。

キース 「ハッキリ言って酷すぎるぞ、コレは!」
Aぶるぅ「次は着物で、カツラもね!」
A船長 「舞妓さんから、大きく乖離しましたねえ…」
Aブルー「どっちかと言えば、道化だよ、うん」

だけど笑えるから許す、とソルジャー、ゲラゲラと。

Aブルー「着付けとカツラも、よろしくね!」
ぶるぅズ「「オッケー!」」
キース 「俺にどうしろと…!」
Aブルー「お酌だよ!」

変なメイクでも舞妓だしさ、と言い放つ人。
正しいですね?


2022/11/29 (Tue)



☆かみほーで踊れ


マツカ君の別荘で紅葉狩り、桟敷で御馳走に舌鼓な面々。
その横でキース君が紅白パンダなメイク、更に着付けも。

Aぶるぅ「ぶるぅ、着付けも出来るんだよね?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん! こうやって、こうで…」
A船長 「なかなか見事な着物ですねえ…」
ブルー 「そりゃね、本格派のを借りて来たから!」

ちゃんと絹だし、本物仕様、と生徒会長、御満悦。

ブルー 「残念なのは、キースが地毛じゃないトコで…」
ぶるぅ 「そだね、舞妓さんは自分の髪の毛だから…」
Aブルー「まあ、その辺は仕方ないよね、第一、道化!」
A船長 「紅白パンダな舞妓は確かにいませんしね」

でも、これはこれで…、とキャプテンも楽しそうな顔。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 着付け完了!」
Aぶるぅ「カツラを被せて、出来上がりーっ!」
一同  「「「イイネ!」」」

もう最高、と笑い転げる御一同様。

Aブルー「じゃあ、キース、早速、お酌を頼むよ」
A船長 「私の杯にもお願いします」
キース 「くっそぉ…。なんでこうなる!」
Aぶるぅ「キースをお料理したんだも~ん!」

思った以上の出来上がり、と悪戯小僧がピョンピョンと。

Aぶるぅ「お酌が済んだら、踊ってねーっ!」
キース 「なんだって!?」
Aぶるぅ「舞妓さんって、こういうトコだと…」
ブルー 「踊りも披露しないとねえ…」

誰か三味線が弾ける人は、と生徒会長。

ブルー 「粋な旦那は、自分で弾いて歌うものでさ…」
Aぶるぅ「ぼくがやるーっ! 三味線、頂戴!」
マツカ 「いいですけど…」

出て来た三味線、キース君、ガクブル。

キース 「こいつ、本当に弾けるのか?」
Aブルー「それを言うなら、君は踊れるわけ?」

ナイスなツッコミ、悪戯小僧が抱える三味線。

Aぶるぅ「それじゃ、かみほー、歌いまあ~す!」
キース 「どう踊れと!」
Aぶるぅ「はいはい、みんな手拍子、手拍子ーっ!」

レッツ、カミホー! と始まる曲。
今月、これにて中継終了~。


2022/11/30 (Wed)




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