シャングリラ学園つれづれ語り
☆日にちが微妙かも
さて、11月。早速3日が祝日なわけで、学校はお休み。
生徒会長宅に来ている御一同様、お出掛けはしない方向。
シロエ 「この休みも、何処も混んでるでしょうねえ…」
ジョミー「いい季節だしさ、人だらけだよね」
キース 「先月の連休も、かなりの人出だったしな…」
サム 「俺たちは、此処でのんびりしていたけどよ…」
でも今月は出掛けてえよな、とサム君が眺める外の青空。
サム 「やっぱ、紅葉は外せねえぜ」
ジョミー「だよねえ、マツカに頼めばさあ…」
スウェナ「うんと豪華に食事つきでしょ?」
シロエ 「出掛けない手は無いですよね」
余計なのもついて来ますけど…、とシロエ君。
シロエ 「来るなと言っても、絶対、来ますし…」
ジョミー「マグロ漁船に乗ってないだけ、マシだってば」
キース 「まったくだ。拠点なんぞを移されたら…」
サム 「えらい目に遭ってたぜ、今頃はよ」
毎日、湧いて出やがって、とサム君、お手上げのポーズ。
サム 「それがねえんだし、紅葉くらいはよ…」
シロエ 「諦めるしかないでしょうねえ…」
ジョミー「それなんだけど、今年はさ…」
日にちが微妙、とジョミー君が差すカレンダー。
ジョミー「連休は無いし、土日にしたって…」
シロエ 「あー…。紅葉日和とは言い難いかもです」
キース 「19日だと、早すぎる気もするな…」
ジョミー「でしょ? でもさ、26日にしちゃうと…」
散りかけになっていそうな感じ、とジョミー君。
ジョミー「23日だったら、よさそうだけど…」
シロエ 「思いっ切り、週のド真ん中ですね…」
祝日とはいえ水曜ですし、とシロエ君も困った顔に。
シロエ 「前の日は授業で、翌日も授業な勘定ですよ」
ジョミー「欠席届で休めるけどさあ…」
キース 「紅葉狩りに行ってきます、は流石にな…」
ジョミー「グレイブ先生、いい御身分だな、って…」
スウェナ「言うわよね…」
紅葉狩りだとマズイわよ、という声が。
当然ですよね…?
2022/11/01 (Tue)
☆前後を休みたい
休日を生徒会長宅で過ごす面々、外せないのが紅葉狩り。
一度目の祝日は紅葉には早く、次の祝日は週のド真ん中。
シロエ 「綺麗な紅葉を見るには、23日でしょうか?」
マツカ 「どうでしょう…。こればかりは、お天気と…」
運ですよね、とマツカ君にも読めない紅葉狩りの日。
マツカ 「23日なら確実ですけど、それ以外だと…」
キース 「早すぎるか、散りかけの可能性が大か…」
サム 「今までの経験からいくと、そうなるぜ」
ジョミー「やっぱり、欠席届かなあ…」
グレイブ先生の嫌味が来ても、とジョミー君。
ジョミー「いい御身分には違いないしさ、紅葉狩り」
スウェナ「そうねえ、マツカの別荘で御馳走なんだし…」
シロエ 「いい御身分でしかないですよね…」
それで前後を休みますか、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「その手でいくなら、充分、休養出来ますし…」
サム 「余計なのが来て消耗してもよ、次の日は…」
スウェナ「寝込めるっていう勘定だわね」
前後を休んじゃいましょうよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「それなら安心、安全だわよ」
ジョミー「嫌味は避けられないけどね…」
キース 「だが、休養は大切だぞ」
でないとダメージが回復しない、とキース君、目がマジ。
キース 「なにしろ来るのが、例の馬鹿野郎で…」
ジョミー「あっちのぶるぅと、キャプテンもだよね…」
シロエ 「もう確実に詰むヤツですよ」
キース先輩の場合は特に…、とシロエ君。
シロエ 「高確率で酷い目に遭ってますしね」
ジョミー「それを言うなら、ぼくたちだってさ…」
サム 「キースのせいでババを引きまくりだぜ?」
スウェナ「疫病仏はダテじゃないものねえ…」
今度はどっちに転ぶかしらね、とスウェナちゃんの溜息。
スウェナ「出来れば被害は、キース一人で…」
シロエ 「受けて欲しいですね、本当に」
キース 「おい、お前たち!」
俺に一人で死ねと言うのか、と文句ですけど。
問題でも…?
2022/11/02 (Wed)
☆二日も休むなら
生徒会長宅で休日な御一同様、紅葉狩りの相談ですけど。
難しいのが今年の日程、23日だと週のド真ん中でして。
シロエ 「諸悪の根源はキース先輩なんですよ?」
ジョミー「キース一人が死ねば済むなら、一人でさ…」
サム 「死んで欲しいと思うぜ、うん」
同情の余地はねえんでねえの、とサム君の容赦ない台詞。
サム 「ダメージ回復用の休みは、取るんだしよ…」
スウェナ「潔く散って来なさいよね」
キース 「俺は非常に不本意なんだが…!」
??? 「ねえねえ、休みを取るんだって?」
ホントかい、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「欠席届を二日分だってね?」
キース 「あんた、何処から湧いて出たんだ!」
Aブルー「もちろん、ぼくの青の間からだよ!」
紅葉狩りの相談と聞いて…、と悪びれない人。
Aブルー「23日が見頃なのかい?」
キース 「そうじゃないか、という話をしてるんだが…」
Aブルー「うーん…。でもさあ、二日も休むなら…」
もっと活用した方が、とソルジャーが指すカレンダー。
Aブルー「前後じゃなくって、前を休むべき!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「23日が水曜なんだし、その前後よりも…」
前の二日を休むべきだね、とソルジャーの言。
Aブルー「月曜と火曜を休むと、どうなると思う?」
シロエ 「えーっと…? 水曜日が祝日ですから…」
ジョミー「土曜から数えると、5連休…かな?」
Aブルー「ピンポーン!」
これは大きいと思うけど、とソルジャーが立てる指。
Aブルー「それだけあったら、旅行だって!」
シロエ 「言われてみれば、そうですね…」
Aブルー「この辺の紅葉は、23日が見頃でもさ…」
もっと早めのトコがあるよね、という指摘。
Aブルー「そういう所へ、旅行はどう?」
ジョミー「その発想は無かったよね?」
シロエ 「でも、いいかもです」
Aブルー「だろう?」
どうせ二日も休むんならさ、との意見ですけど。
さて…?
2022/11/03 (Thu)
☆いい御身分な人
休日は生徒会長宅な面々、紅葉狩りの相談中ですけれど。
ソルジャーが来まして、欠席届を出すなら連休という案。
シロエ 「休み方次第で、5連休ですか…」
ジョミー「欠席届は、どうせ二日分、出すんだし…」
サム 「二日分、続けて申告してもよ…」
スウェナ「嫌味が少々、グレードアップなだけだわね…」
グレイブ先生、どうせ嫌味なんだし、とスウェナちゃん。
スウェナ「いい御身分から、何様になる程度よねえ…」
シロエ 「諸君、いったい何様だ、って感じでしょうか」
ジョミー「言いそうだよねえ、グレードアップなら」
サム 「いいんでねえの、ジョミー様とかでよ」
ソレに対する返事はよ、とサム君、親指をグッと。
サム 「誰か、代表で言っちまえばよ」
ジョミー「それなら、ぼくよりキースじゃないかな?」
シロエ 「どうでしょう? 欠席届の常連ですし…」
サム 「インパクトってヤツが足りねえよ」
やっぱ、言うならジョミー様とか、とサム君の意見。
サム 「サム様だと、据わりが悪いしよ…」
シロエ 「あー…。そうなると、ジョミー様ですね?」
ジョミー「シロエ様でも、問題無いと思うけど?」
シロエ 「マツカ様でもいけますってば!」
マツカ先輩でどうでしょう、という声が。
シロエ 「マツカ先輩なら、本当にマツカ様ですからね」
スウェナ「いい御身分なのも、間違いないわよ」
ジョミー「大財閥の御曹司だしね…」
サム 「んじゃ、代表はマツカ様な!」
グレイブ先生の嫌味が来たら…、とサム君もプッシュ。
サム 「ジョミー様より、断然、いけるぜ!」
ジョミー「文句のつけようが無いもんねえ…」
それでいこう、とジョミー君。
ジョミー「嫌味対策はマツカに任せて、5連休だよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年の紅葉は、旅行だね!」
シロエ 「マツカ先輩に任せておけば、今からだって…」
サム 「バッチリだよな!」
宿も、交通機関もいける、と誰もが歓声。
マツカ様ですしね?
2022/11/04 (Fri)
☆社交が上手い人
生徒会長宅で休日を過ごす面々、紅葉狩りの日程の相談。
ソルジャーが来まして、5連休にする案が出たわけで…。
シロエ 「マツカ先輩、宿とかの手配は出来ますよね?」
マツカ 「ええ、それは…。ただ、ぼくはですね…」
サム 「何か問題あるのかよ?」
マツカ 「……グレイブ先生対策です」
嫌味の対応係はちょっと…、とマツカ君、逃げ腰。
マツカ 「皆さんが仰るようには、とても出来ませんよ」
ジョミー「えっ、マツカ様です、って答えるだけだよ?」
マツカ 「それが出来たら、ぼくじゃないですよ…」
シロエ 「でもですね…。マツカ先輩、御曹司ですし…」
対人スキルも半端ないでしょう、とシロエ君の指摘。
シロエ 「外国からのお客様とでも、歓談ですよね?」
ジョミー「そうだよ、取引先の社長さんとかだって…」
スウェナ「パーティーで色々、話してるんでしょ?」
マツカ 「それは確かにそうなんですけど…」
嫌味の応酬とは違いますし、とマツカ君の顔に困惑の色。
マツカ 「嫌味には嫌味で応えないのがお約束ですよ」
キース 「分かる、社交術の基本だからな」
ジョミー「えーっ!? じゃあ、マツカには…」
シロエ 「任せられないんですか、その件は?」
でも…、とシロエ君の食い下がり。
シロエ 「マツカ様です、じゃなければいけますよね?」
マツカ 「えっと…。それはどういう意味ですか?」
シロエ 「嫌味を言われた時ですよ!」
上手い対応は出来ますよね、とシロエ君が乗り出す膝。
シロエ 「マツカ様です、と言う代わりにですね…」
サム 「あー、上手いこと返すのな!」
社交術とかいうヤツで…、とサム君、手をポンと。
サム 「そっちだったら、余裕でいけるんでねえの?」
マツカ 「ぼくが皆さんをお誘いしたんです、ですか?」
シロエ 「それ、最高じゃないですか!」
キース 「そうだな、普通では行けないような…」
特別な場所に行けるとかだな、とキース君。
非公開の寺院とか…?
2022/11/05 (Sat)
☆非公開がいいな
生徒会長宅に来ている面々、紅葉狩りの相談ですけれど。
ソルジャーが出した5連休な案、使わない手は無い感じ。
シロエ 「マツカ先輩なら、ソレ、出来ますよね?」
マツカ 「非公開の寺院へ行く件ですか?」
キース 「寺でなくてもいいが、紅葉の名所で…」
シロエ 「非公開って所は多いですしね…」
マツカ先輩なら入れるのでは、とシロエ君の問い。
シロエ 「あの手の所は、コネだと聞くんですけれど」
キース 「ああ。璃母恩院の系列の寺にもあるな」
ジョミー「紅葉は綺麗だけど、一般人はダメ、って?」
キース 「並みの坊主もお断りだぞ、その手の寺は」
テレビとかの取材は入れるがな、とキース君。
キース 「いい紅葉だな、と映像で行きたくなっても…」
ジョミー「キースじゃ無理、って?」
キース 「紹介状が要ったり、こう、色々と…」
ハードルってヤツが高いんだ、とキース君の説明が。
キース 「シロエが言った通りに、まさにコネだな」
ジョミー「マツカなら、確かにいけそうだよね…」
スウェナ「そうね、でもって、ホントに手配を…」
して貰えると最高だわね、とスウェナちゃん。
スウェナ「5連休の間に紅葉が見られそうな所で!」
一同 「「「イイネ!」」」
それなら何の問題も無し、と誰もが突き上げる拳。
ジョミー「マツカが非公開の名所を手配してさ…」
キース 「誘ったのなら、グレイブ先生も黙るしか…」
シロエ 「無いですもんねえ、貴重な機会なんですから」
サム 「学生は、見聞を広めるべきだしよ…」
ダメとは絶対、言えねえよな、とサム君も。
サム 「頼むぜ、マツカ!」
マツカ 「分かりました」
その方向で手配してみましょう、とマツカ君。
マツカ 「非公開の場所で、紅葉が見頃な所ですね?」
シロエ 「ええ。チョイスは先輩にお任せします」
ジョミー「美味しい料理も、手配、お願い!」
マツカ 「任せて下さい」
帰ったら執事と相談します、と人のいい笑み。
豪華旅行…!
2022/11/06 (Sun)
☆5連休の場合は
生徒会長宅で紅葉狩りの相談ですけど、豪華旅行な方向。
ソルジャーの案で5連休を取り、マツカ君が手配だとか。
Aブルー「いいねえ、今年は紅葉見物で旅行!」
キース 「あんた、珍しく役に立ったな」
シロエ 「ですよね、普段は真逆なのに…」
Aブルー「そりゃ、ぼくだって、たまにはさ…」
役に立たないと嫌われちゃうし、とソルジャー、苦笑。
Aブルー「まあ、キースとはセットらしいから…」
シロエ 「何が言いたいんです?」
Aブルー「それなりに馴染んではいるのかな、と」
一同 「「「あー…」」」
不本意ながら、と頷く御一同様。
シロエ 「覚悟ってヤツは出来てますよね」
ジョミー「だよね、来ちゃったら仕方ない、って」
サム 「でもよ、今回は違ったよな」
スウェナ「5連休の言い出しっぺで、功労者よね」
そんなの思い付かなかったし、とスウェナちゃんも。
スウェナ「前後を休んで休養する、ってトコまでで…」
シロエ 「ええ。…あれっ、ちょっと待って下さいよ?」
キース 「どうしたんだ?」
シロエ 「今のが引っ掛かったんです」
スウェナ先輩の台詞ですよ、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「ダメージ回復用に、前後が休みでしたよね?」
キース 「その通りだが?」
シロエ 「だったら、5連休の場合はどうなるんです?」
ジョミー「初日と最終日が、お疲れ休みでいいと思うよ」
連休の使い方の王道、とジョミー君。
ジョミー「初日は学校で疲れた分の回復でさ…」
サム 「最終日は、旅行で疲れた分な?」
ジョミー「そう! よくあるパターンってヤツだよね」
シロエ 「確かに、普通はそうですけど…」
旅行の面子が問題で、とシロエ君の視線がソルジャーに。
シロエ 「この人だけではないんですよ?」
キース 「キャプテンと、ぶるぅも来るんだったな…」
シロエ 「おまけに、泊まりがけなんです」
一同 「「「うわー…」」」
それは問題ありそうな、と誰もが愕然。
旅行ですしね…?
2022/11/07 (Mon)
☆大変そうな旅行
生徒会長宅で紅葉狩りの相談な面々、今年は旅行だとか。
ソルジャーの案で5連休にして、非公開な紅葉の名所へ。
ジョミー「それってさあ…。凄く大変なんじゃあ…?」
サム 「海の別荘みてえなモンだよなあ…」
キース 「いや、アレよりも酷くなる気がするぞ」
紅葉で旅行は初だからな、とキース君の眉間に皺が。
キース 「無駄にテンションが上がるだろうし…」
スウェナ「ぶるぅの悪戯が恐ろしいわね…」
ジョミー「悪戯もだけど、この人たちがさ…」
何をやらかすか、とジョミー君の視線がソルジャーに。
ジョミー「大人しくしててくれればいいけど…」
Aブルー「もちろん、夜は引っ込むから!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「大人の時間を楽しまなくちゃね!」
マツカの手配だから宿は最高、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「部屋も豪華に決まっているし、存分に!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「無粋だねえ…。喋るだけでもダメだって?」
ブルー 「放っておいたら、加速するだろう!」
旅行中の言動が思いやられる、と生徒会長が抱える頭。
ブルー 「5連休ってことは、旅行は2泊3日だし…」
Aブルー「ぼくは4泊5日でいいけど?」
ブルー 「せめて前後は休みたいんだよ!」
暇な君とは違うんだから、と生徒会長、ブツブツと。
ブルー 「だけど、一日で回復出来るか…」
ジョミー「旅行前の方は余裕だけどね…」
シロエ 「後がヤバそうな気がするんですよ」
キース先輩に丸投げしても…、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「余波を食らう恐れがありますしね」
サム 「だよなあ、キースだけで済めばいいけどよ…」
キース 「俺を人柱にする気なのか!?」
今、丸投げと聞こえたが、とキース君のツッコミ。
キース 「この馬鹿野郎を俺に投げると?」
シロエ 「いいえ、ぶるぅとキャプテンもです」
キース 「其処までなのか!?」
それはあまりに酷すぎる、と悲鳴ですけど。
丸投げですしね…?
2022/11/08 (Tue)
☆和室を希望な人
生徒会長宅で紅葉狩りの相談中な面々、今年は初の旅行。
けれどゲストが問題なわけで、キース君に丸投げする気。
キース 「どうして全部、俺に振るんだ!」
シロエ 「キース先輩が適任だと思うからですよ」
ジョミー「なんだかんだで、気が合ってるしね」
Aブルー「それはもう、セットものだから!」
ぼくとキースで疫病仏、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「キースだったら、任せて安心だしさ…」
シロエ 「添乗員もやってましたし、出来る筈です」
サム 「うんうん、専属でやってくれればよ…」
スウェナ「私たちは旅行を満喫出来る筈よね」
この人たちに邪魔されないで…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「綺麗な紅葉に、美味しい食事に…」
シロエ 「宿も豪華にいきたいですよね」
マツカ 「空きが無ければ、別荘を御用意出来ますよ」
距離があった時はヘリを使えば…、と流石な御曹司。
マツカ 「渋滞も関係ありませんしね、ヘリで飛んだら」
ジョミー「それって最高!」
Aブルー「いいねえ、ついでに和室も欲しいな」
一同 「「「は?」」」
和室とは、と誰もがキョトン。
シロエ 「えっと…? ヘリの内装に和風ですか?」
Aブルー「違うよ、宿の方だってば!」
出来れば部屋付き露天風呂も…、とソルジャーの返し。
Aブルー「せっかくだから、この国ならではのさ…」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「まだ何も言っていないけど?」
これから熱く語るんだよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ベッドもいいけど、布団もいいよねえ…」
ブルー 「いいってば!」
Aブルー「そう、いいんだよ、露天風呂もさ!」
ぼくのハーレイと二人で入って…、とニコニコニコ。
Aブルー「お風呂の中でも存分にヤッて、上がったら…」
ブルー 「黙れと言っているだろう!」
Aブルー「是非とも、聞いてくれたまえ!」
ブルー 「君がそういう調子だから…」
嫌な予感しかしないんだよ、と生徒会長の怒声。
その通り…。
2022/11/09 (Wed)
☆覗いて欲しい人
生徒会長宅で紅葉狩りの相談、今年は旅行な計画ですが。
お馴染みのゲストが大いに問題、嫌な予感しかしない今。
Aブルー「何を言うかな、せっかくの旅行なんだから!」
ブルー 「ぼくたちだって、普通に楽しみたいんだよ!」
Aブルー「お楽しみなら、無料で提供させて貰うよ!」
好きなだけ覗いてくれたまえ、とソルジャー、笑顔全開。
Aブルー「露天風呂でも、部屋の方でも!」
ブルー 「お断りだよ!」
Aブルー「遠慮しなくていいって、其処は!」
ぼくは全く気にしないしね、と悪びれない人。
Aブルー「ぼくのハーレイは、覗きは耐性無いけどさ…」
ブルー 「そういう話はしてないってば!」
Aブルー「大丈夫! 覗きスポットは、ぶるぅがね…」
最高の所へ案内するから、とソルジャー、その気。
Aブルー「ぼくのハーレイには、気付かれない場所!」
ブルー 「それは要らないって!」
Aブルー「ダメダメ、楽しんでくれなくちゃ!」
ぶるぅの熱い解説つきで…、と乗り出す膝。
Aブルー「そうだ、こっちのハーレイも呼ぼうよ!」
一同 「「「えっ!?」」」
Aブルー「海の別荘には、いつも来てるんだしさ…」
紅葉狩りにも呼んじゃおうよ、と弾ける笑顔。
Aブルー「旅行が、もっと楽しくなるから!」
シロエ 「それは違うという気がします!」
ブルー 「そうだよ、あんなのを呼ばれちゃったら…」
それだけで、ぼくが大迷惑で…、と生徒会長。
ブルー 「絶対、勘違いするんだから!」
Aブルー「何をだい?」
ブルー 「呼ばれた理由というヤツだよ!」
自分のいいように解釈して、と生徒会長が顰める顔。
ブルー 「ぼくが来て欲しがった、ってね!」
Aブルー「君に惚れてるんだから、いいじゃないか!」
ブルー 「困るんだってば、一方的な思い込みなんか!」
Aブルー「だったら、余計に呼びたくなるねえ…」
ブルー 「嫌だよ、呼ぶと言うんなら…」
ぼくは降りる、と生徒会長、キッパリと。
降りるって、何を?
2022/11/10 (Thu)
☆降りるそうです
生徒会長宅で紅葉狩りの相談中な面々、旅行に行く計画。
ソルジャーたちも来るんですけど、教頭先生を呼ぶとか。
Aブルー「えっ、降りるって…。何をだい?」
ブルー 「旅行だってば、ハーレイなんかは御免だよ!」
留守番でいい、と生徒会長が吊り上げる眉。
ブルー 「ぶるぅ、ぼくと一緒に留守番するよね?」
ぶるぅ 「んとんと、旅行は行きたいんだけど…」
Aブルー「ほらね、ぶるぅもこう言ってるじゃないか!」
ぶるぅ 「えーっとね、ブルーがお留守番なら…」
ぼくも一緒にお留守番! と健気なお子様。
ぶるぅ 「みんな、お土産、よろしくねーっ!」
ジョミー「ちょ、ちょっと待ってよ、二人抜けるわけ?」
ブルー 「そうなるねえ…。あ、お土産はぼくの分もね」
シロエ 「あの、お土産は、かまわないんですけど…」
教頭先生はどうなるんです、とシロエ君の質問。
シロエ 「お誘いしても、会長がいないわけですよね?」
ブルー 「何か問題があるのかい?」
シロエ 「ぼくたちに、どうしろと言うんですか!」
ブルー 「えっ、合宿と変わらないだろ?」
柔道部員は揃ってるんだし、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「失礼のないよう、きちんと対応しておけばね」
シロエ 「合宿とは違いすぎますから!」
余計な面子がいるんですよ、とシロエ君の泣きそうな顔。
シロエ 「とても面倒見切れないかと思いますが!」
ブルー 「だったら、君も降りたらどう?」
シロエ 「あー…。なるほど、一理ありますね…」
それは確かに、とシロエ君、手をポンと。
シロエ 「先輩たち、後はよろしくお願いします」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「ですから、ぼくも降りますので…」
柔道部の先輩方は特によろしく、と念押しが。
シロエ 「他の皆さんも、楽しんでいらして下さい」
サム 「お前も留守番する気なのかよ?」
シロエ 「ええ、お土産は要りませんから…」
教頭先生をお願いします、と笑顔ですけど。
逃げると…?
2022/11/11 (Fri)
☆降りる人が続出
生徒会長宅で紅葉狩りの相談、今年は豪華旅行を計画中。
ソルジャーが教頭先生を呼ぶと言い出し、降りたい人が。
キース 「待て、お前まで降りるって…。逃げる気か?」
シロエ 「平たく言えば、そうなりますね」
三十六計逃げるに如かず、という所です、とシロエ君。
シロエ 「後悔、先に立たずとも言いますから…」
ジョミー「それって、教頭先生を、ぼくたちにさ…」
スウェナ「押し付けるってことじゃないの!」
シロエ 「いえ、柔道部員は、まだ二人います」
ぼくが抜けても…、とシロエ君、ニッコリ。
シロエ 「それも、任せて安心なマツカ先輩とですね…」
サム 「キースは疫病仏じゃねえかよ!」
シロエ 「でも、最初から、この厄介な人たちを…」
丸投げな方向だった筈です、とシロエ君の鋭い指摘。
シロエ 「ですから、そのお二方でバッチリですよ!」
ジョミー「どの辺がさ!?」
サム 「不安しかねえよ、俺も降りるぜ!」
スウェナ「待ってよ、私もサムと一緒に降りるわ!」
残りの面子で行って頂戴、とスウェナちゃん。
スウェナ「ジョミー、お土産、お願いね!」
サム 「俺の土産もよろしくな!」
美味い菓子とかで頼みたいぜ、とサム君も。
サム 「いやげものってヤツは要らねえから!」
ジョミー「ぼくのお土産も、その方向で!」
スウェナ「あらっ、ジョミーは行くんでしょ?」
ジョミー「嫌だよ、もう確実に詰んでるんだし!」
キースたちしか残ってなくて…、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「マツカはいいけど、他が最悪!」
キース 「どういう意味だ!」
ジョミー「自分で考えて分からないわけ?」
疫病仏に教頭先生、それにゲスト、とジョミー君。
ジョミー「そんな面子に混ざって、旅行に行くなんて…」
マツカ 「ぼくではお役に立てませんか…?」
ジョミー「マツカは何も悪くないって!」
マツカ 「よろしかったら、宿は別棟を…」
御用意させて頂きますが…、という提案が。
どうなる…?
2022/11/12 (Sat)
☆残って欲しい人
生徒会長宅で紅葉狩りの相談な面々、旅行な気でしたが。
教頭先生を呼ぶと言うソルジャー、降りる人が続出で…。
マツカ 「ジョミーの分だけ、離れとかをですね…」
ジョミー「そういう問題じゃないんだってば!」
マツカ 「だったら、食事も運ばせましょうか?」
お部屋食とか、ルームサービスとかで…、と御曹司。
マツカ 「それなら、お一人様での旅行とですね…」
キース 「似たような具合になりそうだな」
遠慮しないで、そうして貰え、とキース君もプッシュ。
キース 「是非とも、豪華旅行をだ…」
Aブルー「ぼくたちと一緒に楽しんでよね!」
ジョミー「嫌すぎるから! そうだ、マツカも…」
ぼくと一緒に降りるのはどう、とジョミー君。
ジョミー「手配だけして、後はのんびり!」
マツカ 「あのぅ…。それは無責任すぎませんか?」
ジョミー「大丈夫! 留守番する面子のお世話係で!」
残ってくれると嬉しいな、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「ほら、宿とか別荘とかと違ってさ…」
マツカ 「何か問題があるんですか?」
ジョミー「こう、行き届かない部分ってヤツが…」
出て来そうだよ、と言い出した人。
ジョミー「確かに、ぶるぅはいるんだけれど…」
ぶるぅ 「そだね、おもてなしには自信あるけど…」
ブルー 「マツカのようには、いかないよねえ…」
別荘も無ければ執事さんもいないし、と生徒会長も。
ブルー 「うん、ぼくからもお願いするよ」
サム 「俺も頼むぜ、残ってくれよ!」
シロエ 「マツカ先輩、その方向でお願いします!」
マツカ 「言われてみれば、そうかもですね…」
旅行は予め手配出来ますが…、とマツカ君が傾げる首。
マツカ 「残った皆さんの分の、お世話となると…」
スウェナ「不安があるでしょ、残るべきよ!」
サム 「そうしろよな!」
マツカ 「ええ、その方が良さそうですね」
キース 「ちょっと待て!」
俺しかいない気がするんだが、と悲鳴ですけど。
問題でも…?
2022/11/13 (Sun)
☆ゲストが行くべき
生徒会長宅で紅葉狩りの相談、旅行の予定が崩壊しそう。
ソルジャーが教頭先生を呼ぶと言い出し、面子が激減中。
キース 「マツカまで降りたら、誰が残っているんだ!」
シロエ 「もちろん、キース先輩ですよ」
キース 「俺だけ行って、どうしろと!」
マツカ 「手配は、きちんとしておきますから…」
問題は無いと思います、とマツカ君の柔和な笑み。
マツカ 「何かあった時は、ぼくに連絡して下さい」
キース 「お前のフォローは、それだけなのか!?」
マツカ 「同行出来ない以上は、そうなりますね」
御心配なら誰か付けましょうか、と御曹司。
マツカ 「プロの添乗員さんを雇う手はありますが…」
キース 「添乗員では、どうにも出来ない気がするぞ!」
マニュアル通りで済むわけがない、とキース君の渋面。
キース 「なんと言っても、こいつらだしな!」
ジョミー「教頭先生もよろしくね!」
キース 「無理だ、俺には務まらん!」
俺も降りる、とキース君、キッパリ。
キース 「というわけで、あんたたちだけで行ってくれ」
Aブルー「ええっ!?」
キース 「教頭先生は、いらっしゃるんだし…」
面子に不足は無いだろうが、とキース君、大真面目。
キース 「マツカの手配なら、宿も食事も安心だぞ」
シロエ 「ですねえ、それが一番かもです」
スウェナ「キースだけ行ったら、不安があるわね」
何と言っても疫病仏だし…、とスウェナちゃん。
スウェナ「お持ち帰りが心配だわよ」
ジョミー「あー…。トラブルとかのお土産ってヤツ?」
スウェナ「そうよ、ありそうだと思わない?」
サム 「思いっ切り、いやげものってヤツな…」
それは困るぜ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「それくらいなら、キースもよ…」
シロエ 「降りた方がマシっていうものですよ」
ジョミー「だよね、旅行はゲストだけでさ…」
キース 「行って貰うべきだと思うんだが?」
異存は無いな、と纏めにかかってますけど。
ゲストだけ…?
2022/11/14 (Mon)
☆ゲストのみは嫌だ
生徒会長宅で紅葉狩りの相談な面々、豪華旅行が暗礁に。
ついにキース君まで降りる展開、残るはゲストだけな今。
Aブルー「待ってよ、ゲストだけって、どうなるわけ?」
キース 「あんたと、あんたの連れの二人と…」
シロエ 「教頭先生で行って貰うんですよ」
それが一番良さそうですから、とシロエ君。
シロエ 「教頭先生は、あなたがいれば御機嫌ですし…」
キース 「面倒はかからないと思うぞ」
自分の世話は自分でなさるし…、とキース君のお墨付き。
キース 「ぶるぅは、いつも通りだろうしな」
Aブルー「だったら、思い切り面倒じゃないか!」
キース 「何故、そうなるんだ?」
Aブルー「覗きだってば、こっちのハーレイを連れて…」
露天風呂まで覗きに来そう、とソルジャー、悪い顔色。
Aブルー「そしたら、こっちのハーレイがさ…」
キース 「何もなさらないと思うがな?」
シロエ 「大丈夫ですよ、ヘタレでらっしゃいますから」
Aブルー「ヘタレだからだよ、鼻血で気絶コースだよ!」
その面倒は誰が見るわけ、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「この旅行、ぼくも降りるから!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「君子危うきに近寄らずだよ!」
そう言ってシロエが降りたじゃないか、と目がマジな人。
Aブルー「ババを引くのは御免だし!」
キース 「あんたまで降りたら、どうなるんだ?」
Aブルー「もう旅行ごと、パアでいいって!」
いつものコースな紅葉でいい、と百八十度の方向転換。
Aブルー「それなら安心、安全だし!」
シロエ 「いつ行く気です?」
Aブルー「23日が見頃の予定だろう?」
シロエ 「そうなんですけど、週のド真ん中ですし…」
前後を休むというのはちょっと…、とシロエ君。
シロエ 「旅行だったら、思い切れるんですけれど…」
サム 「だよなあ、ただの紅葉狩りだとよ…」
ジョミー「グレイブ先生の嫌味がね…」
ネチネチ来るのは確実だし、とジョミー君も。
嫌ですよね…?
2022/11/15 (Tue)
さて、11月。早速3日が祝日なわけで、学校はお休み。
生徒会長宅に来ている御一同様、お出掛けはしない方向。
シロエ 「この休みも、何処も混んでるでしょうねえ…」
ジョミー「いい季節だしさ、人だらけだよね」
キース 「先月の連休も、かなりの人出だったしな…」
サム 「俺たちは、此処でのんびりしていたけどよ…」
でも今月は出掛けてえよな、とサム君が眺める外の青空。
サム 「やっぱ、紅葉は外せねえぜ」
ジョミー「だよねえ、マツカに頼めばさあ…」
スウェナ「うんと豪華に食事つきでしょ?」
シロエ 「出掛けない手は無いですよね」
余計なのもついて来ますけど…、とシロエ君。
シロエ 「来るなと言っても、絶対、来ますし…」
ジョミー「マグロ漁船に乗ってないだけ、マシだってば」
キース 「まったくだ。拠点なんぞを移されたら…」
サム 「えらい目に遭ってたぜ、今頃はよ」
毎日、湧いて出やがって、とサム君、お手上げのポーズ。
サム 「それがねえんだし、紅葉くらいはよ…」
シロエ 「諦めるしかないでしょうねえ…」
ジョミー「それなんだけど、今年はさ…」
日にちが微妙、とジョミー君が差すカレンダー。
ジョミー「連休は無いし、土日にしたって…」
シロエ 「あー…。紅葉日和とは言い難いかもです」
キース 「19日だと、早すぎる気もするな…」
ジョミー「でしょ? でもさ、26日にしちゃうと…」
散りかけになっていそうな感じ、とジョミー君。
ジョミー「23日だったら、よさそうだけど…」
シロエ 「思いっ切り、週のド真ん中ですね…」
祝日とはいえ水曜ですし、とシロエ君も困った顔に。
シロエ 「前の日は授業で、翌日も授業な勘定ですよ」
ジョミー「欠席届で休めるけどさあ…」
キース 「紅葉狩りに行ってきます、は流石にな…」
ジョミー「グレイブ先生、いい御身分だな、って…」
スウェナ「言うわよね…」
紅葉狩りだとマズイわよ、という声が。
当然ですよね…?
2022/11/01 (Tue)
☆前後を休みたい
休日を生徒会長宅で過ごす面々、外せないのが紅葉狩り。
一度目の祝日は紅葉には早く、次の祝日は週のド真ん中。
シロエ 「綺麗な紅葉を見るには、23日でしょうか?」
マツカ 「どうでしょう…。こればかりは、お天気と…」
運ですよね、とマツカ君にも読めない紅葉狩りの日。
マツカ 「23日なら確実ですけど、それ以外だと…」
キース 「早すぎるか、散りかけの可能性が大か…」
サム 「今までの経験からいくと、そうなるぜ」
ジョミー「やっぱり、欠席届かなあ…」
グレイブ先生の嫌味が来ても、とジョミー君。
ジョミー「いい御身分には違いないしさ、紅葉狩り」
スウェナ「そうねえ、マツカの別荘で御馳走なんだし…」
シロエ 「いい御身分でしかないですよね…」
それで前後を休みますか、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「その手でいくなら、充分、休養出来ますし…」
サム 「余計なのが来て消耗してもよ、次の日は…」
スウェナ「寝込めるっていう勘定だわね」
前後を休んじゃいましょうよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「それなら安心、安全だわよ」
ジョミー「嫌味は避けられないけどね…」
キース 「だが、休養は大切だぞ」
でないとダメージが回復しない、とキース君、目がマジ。
キース 「なにしろ来るのが、例の馬鹿野郎で…」
ジョミー「あっちのぶるぅと、キャプテンもだよね…」
シロエ 「もう確実に詰むヤツですよ」
キース先輩の場合は特に…、とシロエ君。
シロエ 「高確率で酷い目に遭ってますしね」
ジョミー「それを言うなら、ぼくたちだってさ…」
サム 「キースのせいでババを引きまくりだぜ?」
スウェナ「疫病仏はダテじゃないものねえ…」
今度はどっちに転ぶかしらね、とスウェナちゃんの溜息。
スウェナ「出来れば被害は、キース一人で…」
シロエ 「受けて欲しいですね、本当に」
キース 「おい、お前たち!」
俺に一人で死ねと言うのか、と文句ですけど。
問題でも…?
2022/11/02 (Wed)
☆二日も休むなら
生徒会長宅で休日な御一同様、紅葉狩りの相談ですけど。
難しいのが今年の日程、23日だと週のド真ん中でして。
シロエ 「諸悪の根源はキース先輩なんですよ?」
ジョミー「キース一人が死ねば済むなら、一人でさ…」
サム 「死んで欲しいと思うぜ、うん」
同情の余地はねえんでねえの、とサム君の容赦ない台詞。
サム 「ダメージ回復用の休みは、取るんだしよ…」
スウェナ「潔く散って来なさいよね」
キース 「俺は非常に不本意なんだが…!」
??? 「ねえねえ、休みを取るんだって?」
ホントかい、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「欠席届を二日分だってね?」
キース 「あんた、何処から湧いて出たんだ!」
Aブルー「もちろん、ぼくの青の間からだよ!」
紅葉狩りの相談と聞いて…、と悪びれない人。
Aブルー「23日が見頃なのかい?」
キース 「そうじゃないか、という話をしてるんだが…」
Aブルー「うーん…。でもさあ、二日も休むなら…」
もっと活用した方が、とソルジャーが指すカレンダー。
Aブルー「前後じゃなくって、前を休むべき!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「23日が水曜なんだし、その前後よりも…」
前の二日を休むべきだね、とソルジャーの言。
Aブルー「月曜と火曜を休むと、どうなると思う?」
シロエ 「えーっと…? 水曜日が祝日ですから…」
ジョミー「土曜から数えると、5連休…かな?」
Aブルー「ピンポーン!」
これは大きいと思うけど、とソルジャーが立てる指。
Aブルー「それだけあったら、旅行だって!」
シロエ 「言われてみれば、そうですね…」
Aブルー「この辺の紅葉は、23日が見頃でもさ…」
もっと早めのトコがあるよね、という指摘。
Aブルー「そういう所へ、旅行はどう?」
ジョミー「その発想は無かったよね?」
シロエ 「でも、いいかもです」
Aブルー「だろう?」
どうせ二日も休むんならさ、との意見ですけど。
さて…?
2022/11/03 (Thu)
☆いい御身分な人
休日は生徒会長宅な面々、紅葉狩りの相談中ですけれど。
ソルジャーが来まして、欠席届を出すなら連休という案。
シロエ 「休み方次第で、5連休ですか…」
ジョミー「欠席届は、どうせ二日分、出すんだし…」
サム 「二日分、続けて申告してもよ…」
スウェナ「嫌味が少々、グレードアップなだけだわね…」
グレイブ先生、どうせ嫌味なんだし、とスウェナちゃん。
スウェナ「いい御身分から、何様になる程度よねえ…」
シロエ 「諸君、いったい何様だ、って感じでしょうか」
ジョミー「言いそうだよねえ、グレードアップなら」
サム 「いいんでねえの、ジョミー様とかでよ」
ソレに対する返事はよ、とサム君、親指をグッと。
サム 「誰か、代表で言っちまえばよ」
ジョミー「それなら、ぼくよりキースじゃないかな?」
シロエ 「どうでしょう? 欠席届の常連ですし…」
サム 「インパクトってヤツが足りねえよ」
やっぱ、言うならジョミー様とか、とサム君の意見。
サム 「サム様だと、据わりが悪いしよ…」
シロエ 「あー…。そうなると、ジョミー様ですね?」
ジョミー「シロエ様でも、問題無いと思うけど?」
シロエ 「マツカ様でもいけますってば!」
マツカ先輩でどうでしょう、という声が。
シロエ 「マツカ先輩なら、本当にマツカ様ですからね」
スウェナ「いい御身分なのも、間違いないわよ」
ジョミー「大財閥の御曹司だしね…」
サム 「んじゃ、代表はマツカ様な!」
グレイブ先生の嫌味が来たら…、とサム君もプッシュ。
サム 「ジョミー様より、断然、いけるぜ!」
ジョミー「文句のつけようが無いもんねえ…」
それでいこう、とジョミー君。
ジョミー「嫌味対策はマツカに任せて、5連休だよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今年の紅葉は、旅行だね!」
シロエ 「マツカ先輩に任せておけば、今からだって…」
サム 「バッチリだよな!」
宿も、交通機関もいける、と誰もが歓声。
マツカ様ですしね?
2022/11/04 (Fri)
☆社交が上手い人
生徒会長宅で休日を過ごす面々、紅葉狩りの日程の相談。
ソルジャーが来まして、5連休にする案が出たわけで…。
シロエ 「マツカ先輩、宿とかの手配は出来ますよね?」
マツカ 「ええ、それは…。ただ、ぼくはですね…」
サム 「何か問題あるのかよ?」
マツカ 「……グレイブ先生対策です」
嫌味の対応係はちょっと…、とマツカ君、逃げ腰。
マツカ 「皆さんが仰るようには、とても出来ませんよ」
ジョミー「えっ、マツカ様です、って答えるだけだよ?」
マツカ 「それが出来たら、ぼくじゃないですよ…」
シロエ 「でもですね…。マツカ先輩、御曹司ですし…」
対人スキルも半端ないでしょう、とシロエ君の指摘。
シロエ 「外国からのお客様とでも、歓談ですよね?」
ジョミー「そうだよ、取引先の社長さんとかだって…」
スウェナ「パーティーで色々、話してるんでしょ?」
マツカ 「それは確かにそうなんですけど…」
嫌味の応酬とは違いますし、とマツカ君の顔に困惑の色。
マツカ 「嫌味には嫌味で応えないのがお約束ですよ」
キース 「分かる、社交術の基本だからな」
ジョミー「えーっ!? じゃあ、マツカには…」
シロエ 「任せられないんですか、その件は?」
でも…、とシロエ君の食い下がり。
シロエ 「マツカ様です、じゃなければいけますよね?」
マツカ 「えっと…。それはどういう意味ですか?」
シロエ 「嫌味を言われた時ですよ!」
上手い対応は出来ますよね、とシロエ君が乗り出す膝。
シロエ 「マツカ様です、と言う代わりにですね…」
サム 「あー、上手いこと返すのな!」
社交術とかいうヤツで…、とサム君、手をポンと。
サム 「そっちだったら、余裕でいけるんでねえの?」
マツカ 「ぼくが皆さんをお誘いしたんです、ですか?」
シロエ 「それ、最高じゃないですか!」
キース 「そうだな、普通では行けないような…」
特別な場所に行けるとかだな、とキース君。
非公開の寺院とか…?
2022/11/05 (Sat)
☆非公開がいいな
生徒会長宅に来ている面々、紅葉狩りの相談ですけれど。
ソルジャーが出した5連休な案、使わない手は無い感じ。
シロエ 「マツカ先輩なら、ソレ、出来ますよね?」
マツカ 「非公開の寺院へ行く件ですか?」
キース 「寺でなくてもいいが、紅葉の名所で…」
シロエ 「非公開って所は多いですしね…」
マツカ先輩なら入れるのでは、とシロエ君の問い。
シロエ 「あの手の所は、コネだと聞くんですけれど」
キース 「ああ。璃母恩院の系列の寺にもあるな」
ジョミー「紅葉は綺麗だけど、一般人はダメ、って?」
キース 「並みの坊主もお断りだぞ、その手の寺は」
テレビとかの取材は入れるがな、とキース君。
キース 「いい紅葉だな、と映像で行きたくなっても…」
ジョミー「キースじゃ無理、って?」
キース 「紹介状が要ったり、こう、色々と…」
ハードルってヤツが高いんだ、とキース君の説明が。
キース 「シロエが言った通りに、まさにコネだな」
ジョミー「マツカなら、確かにいけそうだよね…」
スウェナ「そうね、でもって、ホントに手配を…」
して貰えると最高だわね、とスウェナちゃん。
スウェナ「5連休の間に紅葉が見られそうな所で!」
一同 「「「イイネ!」」」
それなら何の問題も無し、と誰もが突き上げる拳。
ジョミー「マツカが非公開の名所を手配してさ…」
キース 「誘ったのなら、グレイブ先生も黙るしか…」
シロエ 「無いですもんねえ、貴重な機会なんですから」
サム 「学生は、見聞を広めるべきだしよ…」
ダメとは絶対、言えねえよな、とサム君も。
サム 「頼むぜ、マツカ!」
マツカ 「分かりました」
その方向で手配してみましょう、とマツカ君。
マツカ 「非公開の場所で、紅葉が見頃な所ですね?」
シロエ 「ええ。チョイスは先輩にお任せします」
ジョミー「美味しい料理も、手配、お願い!」
マツカ 「任せて下さい」
帰ったら執事と相談します、と人のいい笑み。
豪華旅行…!
2022/11/06 (Sun)
☆5連休の場合は
生徒会長宅で紅葉狩りの相談ですけど、豪華旅行な方向。
ソルジャーの案で5連休を取り、マツカ君が手配だとか。
Aブルー「いいねえ、今年は紅葉見物で旅行!」
キース 「あんた、珍しく役に立ったな」
シロエ 「ですよね、普段は真逆なのに…」
Aブルー「そりゃ、ぼくだって、たまにはさ…」
役に立たないと嫌われちゃうし、とソルジャー、苦笑。
Aブルー「まあ、キースとはセットらしいから…」
シロエ 「何が言いたいんです?」
Aブルー「それなりに馴染んではいるのかな、と」
一同 「「「あー…」」」
不本意ながら、と頷く御一同様。
シロエ 「覚悟ってヤツは出来てますよね」
ジョミー「だよね、来ちゃったら仕方ない、って」
サム 「でもよ、今回は違ったよな」
スウェナ「5連休の言い出しっぺで、功労者よね」
そんなの思い付かなかったし、とスウェナちゃんも。
スウェナ「前後を休んで休養する、ってトコまでで…」
シロエ 「ええ。…あれっ、ちょっと待って下さいよ?」
キース 「どうしたんだ?」
シロエ 「今のが引っ掛かったんです」
スウェナ先輩の台詞ですよ、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「ダメージ回復用に、前後が休みでしたよね?」
キース 「その通りだが?」
シロエ 「だったら、5連休の場合はどうなるんです?」
ジョミー「初日と最終日が、お疲れ休みでいいと思うよ」
連休の使い方の王道、とジョミー君。
ジョミー「初日は学校で疲れた分の回復でさ…」
サム 「最終日は、旅行で疲れた分な?」
ジョミー「そう! よくあるパターンってヤツだよね」
シロエ 「確かに、普通はそうですけど…」
旅行の面子が問題で、とシロエ君の視線がソルジャーに。
シロエ 「この人だけではないんですよ?」
キース 「キャプテンと、ぶるぅも来るんだったな…」
シロエ 「おまけに、泊まりがけなんです」
一同 「「「うわー…」」」
それは問題ありそうな、と誰もが愕然。
旅行ですしね…?
2022/11/07 (Mon)
☆大変そうな旅行
生徒会長宅で紅葉狩りの相談な面々、今年は旅行だとか。
ソルジャーの案で5連休にして、非公開な紅葉の名所へ。
ジョミー「それってさあ…。凄く大変なんじゃあ…?」
サム 「海の別荘みてえなモンだよなあ…」
キース 「いや、アレよりも酷くなる気がするぞ」
紅葉で旅行は初だからな、とキース君の眉間に皺が。
キース 「無駄にテンションが上がるだろうし…」
スウェナ「ぶるぅの悪戯が恐ろしいわね…」
ジョミー「悪戯もだけど、この人たちがさ…」
何をやらかすか、とジョミー君の視線がソルジャーに。
ジョミー「大人しくしててくれればいいけど…」
Aブルー「もちろん、夜は引っ込むから!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「大人の時間を楽しまなくちゃね!」
マツカの手配だから宿は最高、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「部屋も豪華に決まっているし、存分に!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「無粋だねえ…。喋るだけでもダメだって?」
ブルー 「放っておいたら、加速するだろう!」
旅行中の言動が思いやられる、と生徒会長が抱える頭。
ブルー 「5連休ってことは、旅行は2泊3日だし…」
Aブルー「ぼくは4泊5日でいいけど?」
ブルー 「せめて前後は休みたいんだよ!」
暇な君とは違うんだから、と生徒会長、ブツブツと。
ブルー 「だけど、一日で回復出来るか…」
ジョミー「旅行前の方は余裕だけどね…」
シロエ 「後がヤバそうな気がするんですよ」
キース先輩に丸投げしても…、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「余波を食らう恐れがありますしね」
サム 「だよなあ、キースだけで済めばいいけどよ…」
キース 「俺を人柱にする気なのか!?」
今、丸投げと聞こえたが、とキース君のツッコミ。
キース 「この馬鹿野郎を俺に投げると?」
シロエ 「いいえ、ぶるぅとキャプテンもです」
キース 「其処までなのか!?」
それはあまりに酷すぎる、と悲鳴ですけど。
丸投げですしね…?
2022/11/08 (Tue)
☆和室を希望な人
生徒会長宅で紅葉狩りの相談中な面々、今年は初の旅行。
けれどゲストが問題なわけで、キース君に丸投げする気。
キース 「どうして全部、俺に振るんだ!」
シロエ 「キース先輩が適任だと思うからですよ」
ジョミー「なんだかんだで、気が合ってるしね」
Aブルー「それはもう、セットものだから!」
ぼくとキースで疫病仏、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「キースだったら、任せて安心だしさ…」
シロエ 「添乗員もやってましたし、出来る筈です」
サム 「うんうん、専属でやってくれればよ…」
スウェナ「私たちは旅行を満喫出来る筈よね」
この人たちに邪魔されないで…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「綺麗な紅葉に、美味しい食事に…」
シロエ 「宿も豪華にいきたいですよね」
マツカ 「空きが無ければ、別荘を御用意出来ますよ」
距離があった時はヘリを使えば…、と流石な御曹司。
マツカ 「渋滞も関係ありませんしね、ヘリで飛んだら」
ジョミー「それって最高!」
Aブルー「いいねえ、ついでに和室も欲しいな」
一同 「「「は?」」」
和室とは、と誰もがキョトン。
シロエ 「えっと…? ヘリの内装に和風ですか?」
Aブルー「違うよ、宿の方だってば!」
出来れば部屋付き露天風呂も…、とソルジャーの返し。
Aブルー「せっかくだから、この国ならではのさ…」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「まだ何も言っていないけど?」
これから熱く語るんだよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ベッドもいいけど、布団もいいよねえ…」
ブルー 「いいってば!」
Aブルー「そう、いいんだよ、露天風呂もさ!」
ぼくのハーレイと二人で入って…、とニコニコニコ。
Aブルー「お風呂の中でも存分にヤッて、上がったら…」
ブルー 「黙れと言っているだろう!」
Aブルー「是非とも、聞いてくれたまえ!」
ブルー 「君がそういう調子だから…」
嫌な予感しかしないんだよ、と生徒会長の怒声。
その通り…。
2022/11/09 (Wed)
☆覗いて欲しい人
生徒会長宅で紅葉狩りの相談、今年は旅行な計画ですが。
お馴染みのゲストが大いに問題、嫌な予感しかしない今。
Aブルー「何を言うかな、せっかくの旅行なんだから!」
ブルー 「ぼくたちだって、普通に楽しみたいんだよ!」
Aブルー「お楽しみなら、無料で提供させて貰うよ!」
好きなだけ覗いてくれたまえ、とソルジャー、笑顔全開。
Aブルー「露天風呂でも、部屋の方でも!」
ブルー 「お断りだよ!」
Aブルー「遠慮しなくていいって、其処は!」
ぼくは全く気にしないしね、と悪びれない人。
Aブルー「ぼくのハーレイは、覗きは耐性無いけどさ…」
ブルー 「そういう話はしてないってば!」
Aブルー「大丈夫! 覗きスポットは、ぶるぅがね…」
最高の所へ案内するから、とソルジャー、その気。
Aブルー「ぼくのハーレイには、気付かれない場所!」
ブルー 「それは要らないって!」
Aブルー「ダメダメ、楽しんでくれなくちゃ!」
ぶるぅの熱い解説つきで…、と乗り出す膝。
Aブルー「そうだ、こっちのハーレイも呼ぼうよ!」
一同 「「「えっ!?」」」
Aブルー「海の別荘には、いつも来てるんだしさ…」
紅葉狩りにも呼んじゃおうよ、と弾ける笑顔。
Aブルー「旅行が、もっと楽しくなるから!」
シロエ 「それは違うという気がします!」
ブルー 「そうだよ、あんなのを呼ばれちゃったら…」
それだけで、ぼくが大迷惑で…、と生徒会長。
ブルー 「絶対、勘違いするんだから!」
Aブルー「何をだい?」
ブルー 「呼ばれた理由というヤツだよ!」
自分のいいように解釈して、と生徒会長が顰める顔。
ブルー 「ぼくが来て欲しがった、ってね!」
Aブルー「君に惚れてるんだから、いいじゃないか!」
ブルー 「困るんだってば、一方的な思い込みなんか!」
Aブルー「だったら、余計に呼びたくなるねえ…」
ブルー 「嫌だよ、呼ぶと言うんなら…」
ぼくは降りる、と生徒会長、キッパリと。
降りるって、何を?
2022/11/10 (Thu)
☆降りるそうです
生徒会長宅で紅葉狩りの相談中な面々、旅行に行く計画。
ソルジャーたちも来るんですけど、教頭先生を呼ぶとか。
Aブルー「えっ、降りるって…。何をだい?」
ブルー 「旅行だってば、ハーレイなんかは御免だよ!」
留守番でいい、と生徒会長が吊り上げる眉。
ブルー 「ぶるぅ、ぼくと一緒に留守番するよね?」
ぶるぅ 「んとんと、旅行は行きたいんだけど…」
Aブルー「ほらね、ぶるぅもこう言ってるじゃないか!」
ぶるぅ 「えーっとね、ブルーがお留守番なら…」
ぼくも一緒にお留守番! と健気なお子様。
ぶるぅ 「みんな、お土産、よろしくねーっ!」
ジョミー「ちょ、ちょっと待ってよ、二人抜けるわけ?」
ブルー 「そうなるねえ…。あ、お土産はぼくの分もね」
シロエ 「あの、お土産は、かまわないんですけど…」
教頭先生はどうなるんです、とシロエ君の質問。
シロエ 「お誘いしても、会長がいないわけですよね?」
ブルー 「何か問題があるのかい?」
シロエ 「ぼくたちに、どうしろと言うんですか!」
ブルー 「えっ、合宿と変わらないだろ?」
柔道部員は揃ってるんだし、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「失礼のないよう、きちんと対応しておけばね」
シロエ 「合宿とは違いすぎますから!」
余計な面子がいるんですよ、とシロエ君の泣きそうな顔。
シロエ 「とても面倒見切れないかと思いますが!」
ブルー 「だったら、君も降りたらどう?」
シロエ 「あー…。なるほど、一理ありますね…」
それは確かに、とシロエ君、手をポンと。
シロエ 「先輩たち、後はよろしくお願いします」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「ですから、ぼくも降りますので…」
柔道部の先輩方は特によろしく、と念押しが。
シロエ 「他の皆さんも、楽しんでいらして下さい」
サム 「お前も留守番する気なのかよ?」
シロエ 「ええ、お土産は要りませんから…」
教頭先生をお願いします、と笑顔ですけど。
逃げると…?
2022/11/11 (Fri)
☆降りる人が続出
生徒会長宅で紅葉狩りの相談、今年は豪華旅行を計画中。
ソルジャーが教頭先生を呼ぶと言い出し、降りたい人が。
キース 「待て、お前まで降りるって…。逃げる気か?」
シロエ 「平たく言えば、そうなりますね」
三十六計逃げるに如かず、という所です、とシロエ君。
シロエ 「後悔、先に立たずとも言いますから…」
ジョミー「それって、教頭先生を、ぼくたちにさ…」
スウェナ「押し付けるってことじゃないの!」
シロエ 「いえ、柔道部員は、まだ二人います」
ぼくが抜けても…、とシロエ君、ニッコリ。
シロエ 「それも、任せて安心なマツカ先輩とですね…」
サム 「キースは疫病仏じゃねえかよ!」
シロエ 「でも、最初から、この厄介な人たちを…」
丸投げな方向だった筈です、とシロエ君の鋭い指摘。
シロエ 「ですから、そのお二方でバッチリですよ!」
ジョミー「どの辺がさ!?」
サム 「不安しかねえよ、俺も降りるぜ!」
スウェナ「待ってよ、私もサムと一緒に降りるわ!」
残りの面子で行って頂戴、とスウェナちゃん。
スウェナ「ジョミー、お土産、お願いね!」
サム 「俺の土産もよろしくな!」
美味い菓子とかで頼みたいぜ、とサム君も。
サム 「いやげものってヤツは要らねえから!」
ジョミー「ぼくのお土産も、その方向で!」
スウェナ「あらっ、ジョミーは行くんでしょ?」
ジョミー「嫌だよ、もう確実に詰んでるんだし!」
キースたちしか残ってなくて…、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「マツカはいいけど、他が最悪!」
キース 「どういう意味だ!」
ジョミー「自分で考えて分からないわけ?」
疫病仏に教頭先生、それにゲスト、とジョミー君。
ジョミー「そんな面子に混ざって、旅行に行くなんて…」
マツカ 「ぼくではお役に立てませんか…?」
ジョミー「マツカは何も悪くないって!」
マツカ 「よろしかったら、宿は別棟を…」
御用意させて頂きますが…、という提案が。
どうなる…?
2022/11/12 (Sat)
☆残って欲しい人
生徒会長宅で紅葉狩りの相談な面々、旅行な気でしたが。
教頭先生を呼ぶと言うソルジャー、降りる人が続出で…。
マツカ 「ジョミーの分だけ、離れとかをですね…」
ジョミー「そういう問題じゃないんだってば!」
マツカ 「だったら、食事も運ばせましょうか?」
お部屋食とか、ルームサービスとかで…、と御曹司。
マツカ 「それなら、お一人様での旅行とですね…」
キース 「似たような具合になりそうだな」
遠慮しないで、そうして貰え、とキース君もプッシュ。
キース 「是非とも、豪華旅行をだ…」
Aブルー「ぼくたちと一緒に楽しんでよね!」
ジョミー「嫌すぎるから! そうだ、マツカも…」
ぼくと一緒に降りるのはどう、とジョミー君。
ジョミー「手配だけして、後はのんびり!」
マツカ 「あのぅ…。それは無責任すぎませんか?」
ジョミー「大丈夫! 留守番する面子のお世話係で!」
残ってくれると嬉しいな、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「ほら、宿とか別荘とかと違ってさ…」
マツカ 「何か問題があるんですか?」
ジョミー「こう、行き届かない部分ってヤツが…」
出て来そうだよ、と言い出した人。
ジョミー「確かに、ぶるぅはいるんだけれど…」
ぶるぅ 「そだね、おもてなしには自信あるけど…」
ブルー 「マツカのようには、いかないよねえ…」
別荘も無ければ執事さんもいないし、と生徒会長も。
ブルー 「うん、ぼくからもお願いするよ」
サム 「俺も頼むぜ、残ってくれよ!」
シロエ 「マツカ先輩、その方向でお願いします!」
マツカ 「言われてみれば、そうかもですね…」
旅行は予め手配出来ますが…、とマツカ君が傾げる首。
マツカ 「残った皆さんの分の、お世話となると…」
スウェナ「不安があるでしょ、残るべきよ!」
サム 「そうしろよな!」
マツカ 「ええ、その方が良さそうですね」
キース 「ちょっと待て!」
俺しかいない気がするんだが、と悲鳴ですけど。
問題でも…?
2022/11/13 (Sun)
☆ゲストが行くべき
生徒会長宅で紅葉狩りの相談、旅行の予定が崩壊しそう。
ソルジャーが教頭先生を呼ぶと言い出し、面子が激減中。
キース 「マツカまで降りたら、誰が残っているんだ!」
シロエ 「もちろん、キース先輩ですよ」
キース 「俺だけ行って、どうしろと!」
マツカ 「手配は、きちんとしておきますから…」
問題は無いと思います、とマツカ君の柔和な笑み。
マツカ 「何かあった時は、ぼくに連絡して下さい」
キース 「お前のフォローは、それだけなのか!?」
マツカ 「同行出来ない以上は、そうなりますね」
御心配なら誰か付けましょうか、と御曹司。
マツカ 「プロの添乗員さんを雇う手はありますが…」
キース 「添乗員では、どうにも出来ない気がするぞ!」
マニュアル通りで済むわけがない、とキース君の渋面。
キース 「なんと言っても、こいつらだしな!」
ジョミー「教頭先生もよろしくね!」
キース 「無理だ、俺には務まらん!」
俺も降りる、とキース君、キッパリ。
キース 「というわけで、あんたたちだけで行ってくれ」
Aブルー「ええっ!?」
キース 「教頭先生は、いらっしゃるんだし…」
面子に不足は無いだろうが、とキース君、大真面目。
キース 「マツカの手配なら、宿も食事も安心だぞ」
シロエ 「ですねえ、それが一番かもです」
スウェナ「キースだけ行ったら、不安があるわね」
何と言っても疫病仏だし…、とスウェナちゃん。
スウェナ「お持ち帰りが心配だわよ」
ジョミー「あー…。トラブルとかのお土産ってヤツ?」
スウェナ「そうよ、ありそうだと思わない?」
サム 「思いっ切り、いやげものってヤツな…」
それは困るぜ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「それくらいなら、キースもよ…」
シロエ 「降りた方がマシっていうものですよ」
ジョミー「だよね、旅行はゲストだけでさ…」
キース 「行って貰うべきだと思うんだが?」
異存は無いな、と纏めにかかってますけど。
ゲストだけ…?
2022/11/14 (Mon)
☆ゲストのみは嫌だ
生徒会長宅で紅葉狩りの相談な面々、豪華旅行が暗礁に。
ついにキース君まで降りる展開、残るはゲストだけな今。
Aブルー「待ってよ、ゲストだけって、どうなるわけ?」
キース 「あんたと、あんたの連れの二人と…」
シロエ 「教頭先生で行って貰うんですよ」
それが一番良さそうですから、とシロエ君。
シロエ 「教頭先生は、あなたがいれば御機嫌ですし…」
キース 「面倒はかからないと思うぞ」
自分の世話は自分でなさるし…、とキース君のお墨付き。
キース 「ぶるぅは、いつも通りだろうしな」
Aブルー「だったら、思い切り面倒じゃないか!」
キース 「何故、そうなるんだ?」
Aブルー「覗きだってば、こっちのハーレイを連れて…」
露天風呂まで覗きに来そう、とソルジャー、悪い顔色。
Aブルー「そしたら、こっちのハーレイがさ…」
キース 「何もなさらないと思うがな?」
シロエ 「大丈夫ですよ、ヘタレでらっしゃいますから」
Aブルー「ヘタレだからだよ、鼻血で気絶コースだよ!」
その面倒は誰が見るわけ、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「この旅行、ぼくも降りるから!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「君子危うきに近寄らずだよ!」
そう言ってシロエが降りたじゃないか、と目がマジな人。
Aブルー「ババを引くのは御免だし!」
キース 「あんたまで降りたら、どうなるんだ?」
Aブルー「もう旅行ごと、パアでいいって!」
いつものコースな紅葉でいい、と百八十度の方向転換。
Aブルー「それなら安心、安全だし!」
シロエ 「いつ行く気です?」
Aブルー「23日が見頃の予定だろう?」
シロエ 「そうなんですけど、週のド真ん中ですし…」
前後を休むというのはちょっと…、とシロエ君。
シロエ 「旅行だったら、思い切れるんですけれど…」
サム 「だよなあ、ただの紅葉狩りだとよ…」
ジョミー「グレイブ先生の嫌味がね…」
ネチネチ来るのは確実だし、とジョミー君も。
嫌ですよね…?
2022/11/15 (Tue)
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☆厨房から盗むと
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅で寛ぐ御一同様。
マグロ漁船に乗りたいソルジャー、皆で朝御飯に御執心。
キース 「船の厨房から、こう、色々と…」
シロエ 「くすねているって聞いてますよね…」
お菓子とか、アイスクリームとか…、とシロエ君の相槌。
シロエ 「食事は盗まないみたいですけど」
Aブルー「当たり前だよ、食事なんかは要らないし!」
栄養剤があれば充分、と偏食すぎるソルジャー。
Aブルー「おやつは欠かせないけどね!」
ジョミー「それでキャプテンに叱られるんだっけ?」
Aブルー「そうなんだよねえ、うるさくてさ…」
必然的に盗むことに…、とソルジャー、ブツブツと。
Aブルー「でないと、好きなだけ食べられないし…」
キース 「あんたの船なら、それでいけるんだろうが…」
シロエ 「マグロ漁船はマズイですよね…」
Aブルー「要はバレなきゃいいんだろう?」
盗みの腕ならバッチリだよ、と自信に溢れている人。
Aブルー「ついでに、サイオンなんかもあるしさ」
キース 「バレなくても、他の船員たちが困ると思うぞ」
Aブルー「そうだろうけど、追加で作れば解決だろう?」
キース 「馬鹿野郎!」
マグロ漁船をなめるなよ、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「何故、給料が高いと思う?」
Aブルー「マグロの値段が高いからだろ?」
キース 「それもあるがな、遠洋漁業というヤツは…」
シロエ 「滅多に帰って来られないんですよ?」
さっき、その話も出たでしょう、とシロエ君。
シロエ 「殆どが海の上ですから…」
キース 「寄港するのも、最低限だ!」
つまり、物資の補給が出来ん、とキース君の睨み。
キース 「あんたが盗んで食ってしまえば、その分は…」
シロエ 「当分の間、欠品になるってことなんです」
Aブルー「おやつもかい?」
キース 「むしろ、おやつだからこそだ!」
シロエ 「不要不急ですしね…」
食材とわけが違いますから、と言ってますけど。
正論ですね…。
2022/10/16 (Sun)
☆不要不急な菓子
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーがマグロ漁船に乗る気で、皆で朝御飯だとか。
Aブルー「おやつが不要不急って、何さ?」
シロエ 「無くても困らない、という意味ですけど?」
Aブルー「困るじゃないか、おやつが無いと!」
キース 「それは、あんたの話だろうが!」
三食、おやつでもいいそうだしな、とキース君。
キース 「しかし、普通の人間は違う!」
シロエ 「おまけに、マグロ漁船は肉体労働ですよ?」
栄養バランスの取れた食事が必須です、とシロエ君の言。
シロエ 「偏った食事は、身体を壊す元ですからね」
Aブルー「でもさ、おやつもあるんだろう?」
キース 「心の癒しに、不可欠ではあるんだろうが…」
シロエ 「食べ過ぎないよう、量は限られている筈です」
積み込む量が少なめかと…、とシロエ君。
シロエ 「食事に使う食材とは、比較になりませんよ」
キース 「食材は多めに積むと思うが、菓子類は…」
ジョミー「少ないだろうね、それに種類も」
スナック菓子が多めじゃないかな、とジョミー君の意見。
ジョミー「ケーキとか、お饅頭とかはさ…」
サム 「期待できねえと思うぜ、うん」
スウェナ「お饅頭は、この国でしか補給出来ないわよ?」
シロエ 「そうですね、期間限定になりますから…」
盗んで食べたら大変なことに、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「次の帰国まで、食べられないんですし…」
ジョミー「凄く迷惑な話だよねえ、盗み食いなんて」
Aブルー「バレなくても?」
キース 「誰が食ったかは、もう問題ではないだろうな」
船の空気が殺伐として…、とキース君。
キース 「盗みを働く輩がいるということで…」
シロエ 「全員が疑心暗鬼でしょうねえ…」
息が合わなくなるのでは、と心配そうなシロエ君。
シロエ 「漁にも差し支えそうですよ?」
キース 「まったくだ。盗人がいるなど…」
士気が下がるだけだ、と顔を顰めてますけど。
でしょうね…。
2022/10/17 (Mon)
☆お菓子を盗んだら
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に集う御一同様。
マグロ漁船に乗る気なソルジャー、朝御飯に期待でして。
シロエ 「士気もそうですけど、息が合わないと…」
サム 「危ねえんでねえの、海の上だぜ?」
キース 「それは言えるな、しかも波の荒い外洋だし…」
ジョミー「船から落ちたら、ヤバそうだよね…」
そういうのもあって給料高めなんじゃあ、とジョミー君。
ジョミー「何だったかな、危険手当だっけか?」
シロエ 「あー…。それは入っていそうです」
Aブルー「おやつくらいで、そこまで響くかなあ…?」
ぼくのシャングリラでは問題無いけど、と反論が。
Aブルー「ぼくが盗んだら、また作ってるしさ…」
キース 「饅頭の材料を、マグロ漁船に積むと思うか?」
Aブルー「積まないのかい?」
キース 「いいか、中身は小豆餡だぞ?」
普段に使う食材ではない、とキース君の鋭い指摘。
キース 「砂糖はあっても、小豆なんぞは…」
シロエ 「普通の家でも、常備してない気がします」
サム 「だよなあ、赤飯しか思い付かねえよ」
小豆を使った料理なんてよ、とサム君も。
サム 「そりゃまあ、他にもあるだろうけどよ…」
シロエ 「圧倒的に、お菓子用ですよね、小豆…」
Aブルー「だから、積んでない、って?」
キース 「饅頭の形で積み込むだけでな!」
饅頭が消えたら、皆、ガッカリで…、とキース君。
キース 「誰が盗んだかは、二の次だろうな」
シロエ 「犯人よりも、消えたことが問題ですよ」
ジョミー「帰国まで、食べられないんだもんねえ…」
でもって船の空気が殺伐、と話はループ。
ジョミー「お菓子は、盗んじゃダメだと思うな」
Aブルー「でも、ぼくは食事をしないんだしさ…」
その分で何か、と言い募る人。
Aブルー「毎食、余って来るんだし…」
キース 「飯の残りが、菓子に化けるとでも?」
Aブルー「だって、余るんだよ?」
お菓子が無ければ食事をね、と妙な台詞が。
えっと…?
2022/10/18 (Tue)
☆お菓子が無ければ
生徒会長宅に来ている面々、ソルジャーも途中から参加。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、やる気満々なわけで…。
シロエ 「お菓子が無ければ食事を、ですか?」
Aブルー「だって、毎食、ぼくの分が余るんだしさ…」
キース 「菓子が無ければ飯を食え、と言いたいのか?」
Aブルー「そう! 食事の残りが毎回、一人分だよ?」
それを食べれば量は充分足りるよね、と指を立てる人。
Aブルー「もしかしたら、おやつより多いくらいかも!」
キース 「あんた、何処かの王妃様か?」
Aブルー「王妃様?」
なんで、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「どっちかと言えば、王様だろうと思うけど?」
キース 「違う、立場の話ではなくて…」
シロエ 「さっきの台詞ですってば。お菓子がですね…」
キース 「無ければ飯を食えばいい、というヤツがだ…」
王妃の台詞に似ているんだ、とキース君。
キース 「言った中身は、逆なんだがな」
Aブルー「逆って?」
シロエ 「パンが無ければ、お菓子を食べれば、と…」
言ったらしいですよ、とシロエ君が解説を。
シロエ 「それも、飢えている民衆に向かってです」
Aブルー「何か問題あるのかい?」
シロエ 「パンが無いほど、飢えているんですよ?」
キース 「菓子かあるわけないだろうが!」
それで革命が起きたそうだ、とキース君が広げる両手。
キース 「あんたの、菓子の代わりに飯というのも…」
ジョミー「似たようなことになりそうだよねえ…」
マグロ漁船の上で言ったら、とジョミー君。
ジョミー「海に投げ込まれはしないだろうけど…」
キース 「殺伐とした空気が、殺気に変わるぞ」
Aブルー「えーっ? 食事は余ってるんだよ?」
食べればいいと思うけどな、とズレている思考。
Aブルー「ぼくと違って、食事嫌いじゃないだろうし…」
キース 「菓子は別腹だと言うんだが?」
シロエ 「別枠ですよねえ…?」
お茶やコーヒーをお供にして、という意見。
正しいですよね…?
2022/10/19 (Wed)
☆デザートとは別物
生徒会長宅に集った面々、ソルジャーも来ておりまして。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、そういう話が進行な今。
Aブルー「別枠って言うと、デザートかな?」
キース 「それは食事とセットだろうが!」
Aブルー「セットって?」
キース 「デザートも込みで、一食というカウントだ!」
メニューにも書いてある筈だぞ、とキース君の言。
キース 「フレンチにしても、和食にしても、だ…」
シロエ 「食後のお菓子は、最初から書いてありますよ」
ジョミー「だよねえ、でもって、食べる方もさ…」
サム 「そのつもりで食うモンだしよ…」
アレは別腹とは違うと思うぜ、とサム君も。
サム 「別腹ってえのは、たらふく食ってよ…」
シロエ 「もう入らない、って勢いの時にですね…」
キース 「饅頭だとかケーキを目にして、どうなるかだ」
Aブルー「もちろん、食べるよ!」
ぼくは食事は嫌いだけどね、とソルジャー、威張り返り。
Aブルー「でもねえ、食事は、させられるわけで…」
キース 「満腹になるまで、食わされるんだな?」
Aブルー「日によってはね!」
今日こそは食べて頂きます、と…、とブツブツブツ。
Aブルー「お腹一杯になるんだけどさ…」
キース 「菓子を目にしたら、食うんだろうが!」
Aブルー「それはもう!」
キース 「いいか、別腹というのは、だ…」
その状態を意味するわけで…、とキース君の睨み。
キース 「あんたでなくても、そうなるんだ!」
Aブルー「誰でもかい?」
キース 「菓子は苦手だ、というヤツ以外はな!」
マグロ漁船でも、其処は変わらん、とキース君。
キース 「飯さえあればいいと言うのは…」
シロエ 「まず無いでしょうね」
何か無いかと探すものです、シロエ君の相槌。
シロエ 「おやつの時間でなくてもですね…」
キース 「欲しくなる時はあるものだ」
Aブルー「食後でも?」
キース 「当然だろうが!」
別腹だしな、という指摘ですけど。
あるあるですよね…?
2022/10/20 (Thu)
☆お菓子の代わりは
休日に生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来ている今。
マグロ漁船に乗る気満々、けれどお菓子が問題なわけで。
Aブルー「つまり食後に、お饅頭とかを探すって?」
キース 「充分、有り得る話なんだが?」
シロエ 「ですねえ、お饅頭がある間なんかは、特に…」
食べる気になるんじゃないでしょうか、とシロエ君。
シロエ 「この先、補給は出来ないんですし…」
サム 「食っちまったヤツの勝ちだしよ…」
ジョミー「食べたいな、って思いそうだよねえ…」
お饅頭が無くなる前に、とジョミー君も。
ジョミー「後悔はしたくないもんね…」
スウェナ「でもって、誰かが食べ始めたら…」
シロエ 「別腹がスイッチオンですよ」
マツカ 「ええ。その気は無かった人だって…」
お饅頭に手を伸ばすでしょうね、と大きく頷くマツカ君。
マツカ 「残り少なくなった時期なら、尚更ですよ」
Aブルー「食事じゃ、代わりにならない、って?」
キース 「自分の場合で考えてみろ!」
菓子の代わりに栄養剤はどうなんだ、とキース君の問い。
キース 「これでケーキと同じ量だ、と…」
シロエ 「渡されたら、それで満足なんですか?」
Aブルー「嫌すぎるから!」
ケーキはケーキで食べないと、とソルジャー、即答。
Aブルー「代わりなら、シュークリームだとか…」
シロエ 「他のお菓子しか、ダメなんでしょう?」
Aブルー「ホットケーキなら、まだ許せるかな…」
ホイップクリームたっぷりで、と顎に当てる手。
Aブルー「出来れば、チョコレートもかけてくれれば…」
キース 「マグロ漁船員でも、其処は変わらん!」
菓子の代わりに食事なんぞは…、とキース君の怒声。
キース 「いいか、厨房から菓子を盗むのは無しだ!」
Aブルー「分かったよ…。だったら、ぶるぅに…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おやつ、多めに作るんだね!」
Aブルー「うん、テイクアウト用でお願い!」
持って帰って船で食べるよ、と笑顔全開。
お菓子まで…?
2022/10/21 (Fri)
☆満腹だと眠気が
生徒会長宅で過ごす面々、ソルジャーも来ていますけど。
マグロ漁船に乗るんだそうで、朝御飯を食べに来る計画。
シロエ 「船で食べるって、コッソリですか?」
Aブルー「決まってるだろう、ぼくのおやつだよ?」
キース 「まあ、それはいいが、朝飯はだな…」
あんたは此処で食うんだよな、とキース君、確認。
キース 「でもって、俺たちが付き合わされて…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 毎日、朝食ビュッフェ!」
ジョミー「中華メニューも入ったヤツね!」
ぶるぅ 「うんっ、朝だと、やっぱり点心だよね!」
中華饅頭とか、小籠包とか…、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「みんなも来るから、張り切っちゃう!」
ジョミー「いいよね、毎朝、最高のスタートだよ!」
サム 「逆に、腹一杯になって、寝ちまうかもなあ…」
一同 「「「あー…」」」
それはあるかも、と誰もが見合わせる顔。
シロエ 「朝のホームルームで、居眠りですか…」
サム 「グレイブ先生、ブチ切れるぜ?」
ジョミー「うわー…。眠気覚ましも要るかな、コレ」
キース 「俺たちの問題は、その程度だが…」
マグロ漁船はどうなるんだ、とキース君が捻る首。
キース 「ただでも職務怠慢なんだぞ?」
シロエ 「そういえば、今もサボッてますね…」
Aブルー「何を言うかな、ちゃんと注意はしてるから!」
何かあったら帰って対応、とソルジャー、自信満々。
Aブルー「人類軍の撃退くらいは、楽勝だしね!」
キース 「今は二足の草鞋だからな」
だが、三足目はいけるのか、とキース君の問い。
キース 「マグロ漁船の仕事が怪しい気がするが…」
シロエ 「一番に捨てられそうですね、ソレ」
優先順位をつけるなら、とシロエ君も。
シロエ 「まず朝御飯で、次がシャングリラなんですよ」
Aブルー「確かに、そんな感じかな」
キース 「腹一杯なら、寝るんだろう?」
Aブルー「当然だよ!」
食べても太らない体質だしね、と自慢ですけど。
仕事は…?
2022/10/22 (Sat)
☆食べたら寝る人
生徒会長宅に来ている面々、ソルジャーもちゃっかりと。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、朝御飯に御執心でして。
キース 「毎朝、此処でたらふく食って、だ…」
シロエ 「帰ったら、即、寝るんですか?」
マグロ漁船で…、とシロエ君が立てるお伺い。
シロエ 「いくらなんでも、まさかそこまでは…」
Aブルー「寝ていたら、何か問題でも?」
ぼくのシャングリラは大丈夫! と威張り返る人。
Aブルー「何かあったら、即、戻るから!」
キース 「そっちの心配はしていない!」
三足目だと言っただろうが、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「マグロ漁船で朝から寝る気か、あんたは?」
Aブルー「ダメなのかい?」
キース 「恐らく、マグロ漁船というのは、早朝から…」
シロエ 「漁を始めているでしょうねえ…」
マグロの群れを追い掛けながら、とシロエ君が相槌を。
シロエ 「抜け出して、朝食ビュッフェな上にですね…」
キース 「帰ったら寝るというのは、だ…」
スウェナ「職務怠慢ってヤツだわねえ…」
ついでに三食、来るつもりでしょ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「おまけにおやつで、テイクアウトもして…」
ジョミー「なんか、一日中、寝てそうだよねえ…」
キース 「俺の心配は、まさにソレなんだが…」
Aブルー「寝るに決まっているだろう!」
うるさいハーレイとかもいないし、と凄い台詞が。
Aブルー「三食昼寝付きの毎日、グルメ三昧!」
一同 「「「うわー…」」」
それは給料泥棒では、と誰もがポカーン。
キース 「仕事する気は無いんだな?」
Aブルー「そういうわけでもないけれど?」
気が向いた時は張り切るよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「マグロ漁なんか、ぼくの世界じゃ無理だしね」
キース 「だが、基本的には食って寝るだけだと?」
Aブルー「太らないから、安心してよ!」
キース 「誰が体型の話をしている!」
太る体質の方がマシだ、と怒鳴ってますけど。
働くから…?
2022/10/23 (Sun)
☆太る体質はダメ
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来ているんですが。
乗る気でいるのがマグロ漁船で、ぶるぅの料理が目当て。
Aブルー「ダメだよ、太る体質なんて!」
キース 「あんたが太っても、俺は少しも困らないが?」
ジョミー「ぼくも困らないし、他のみんなも…」
サム 「困るようなことって、何もねえよな?」
部屋が狭くなる程度でよ、とサム君が見回す部屋の中。
サム 「広いんだけどよ、流石に力士級はよ…」
シロエ 「狭くなった気がするでしょうねえ、確かに」
スウェナ「ついでに夏だと、暑苦しいわね」
ジョミー「壊れちゃう家具もあるかもねえ…」
ソファが抜けるとか、そういうヤツ、とジョミー君。
ジョミー「椅子だって、体重に耐え切れなくて…」
シロエ 「壊れそうですね、ああ、それで…」
太る体質だとダメなんですか、とシロエ君、納得。
シロエ 「青の間はともかく、ブリッジとかだと…」
キース 「修理を急がないとマズイからな…」
Aブルー「違うから!」
そうじゃないから、とソルジャーが指差す自分の顔。
Aブルー「いいかい、ぼくは超絶美形が売りでさ…」
キース 「太ると、それが台無しになると?」
Aブルー「ピンポーン!」
太らない体質は大事なんだよ、と胸を張る人。
Aブルー「日頃、食べては寝ているわけなんだけど…」
キース 「太る体質だと、そうはいかんな」
Aブルー「当たり前だよ、許されないよ!」
ぼくのプライドは別としてもね、と竦める肩。
Aブルー「きっとハーレイとか、ノルディとかがさ…」
シロエ 「運動しろと言ってくるわけですね?」
Aブルー「嫌だと言っても、強制でね!」
そんな暮らしは御免だから、とブツブツブツ。
Aブルー「マグロ漁船だって、気が向いた時しか…」
キース 「働かないなら、何故、乗るんだ?」
Aブルー「面白そうだし、基地も出来るしね!」
一同 「「「基地?」」」
基地って何だ、と顔を見合わせる御一同様。
意味不明ですよね…?
2022/10/24 (Mon)
☆基地だそうです
生徒会長宅で過ごす御一同様、ソルジャーもちゃっかり。
マグロ漁船に乗るという話、ぶるぅが作る料理が目当て。
キース 「おい。基地が出来ると言ったか、あんた?」
Aブルー「言ったけど?」
キース 「何なんだ、その基地というのは?」
Aブルー「基地は基地だよ、他に何があると?」
軍事基地とか色々あるだろ、とソルジャーの答え。
Aブルー「こっちの世界にも、いろんな基地がさ」
シロエ 「それはまあ…。南極基地もありますけれど…」
キース 「マグロ漁船は、基地を持つ方だと思うがな?」
母港の他にも行きつけの港、とキース君。
キース 「其処を拠点に、マグロを獲りに行くわけで…」
シロエ 「船は基地ではないですよ?」
Aブルー「そりゃまあ、普通の船員だったら…」
そうなるかもね、とソルジャーも同意。
Aブルー「でもねえ、ぼくが乗るんだし…」
キース 「条件は何も変わらんぞ?」
シロエ 「船長ならともかく、船員ですよね?」
ジョミー「港に入るスケジュールとかは、船長にしか…」
決められないと思うけどな、とジョミー君。
ジョミー「勝手に変えるの、無理そうだけど?」
Aブルー「だから、乗るのは、ぼくだってば!」
キース 「サイオンで細工するつもりか?」
船長の意識を操作するとか、とキース君が顰める顔。
キース 「かなり悪質な話だな、それは」
Aブルー「違うって! マグロ漁船が基地なんだよ!」
ぼく専用のね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「毎日、美味しい食事を食べて…」
キース 「気が向いた時だけ働くそうだが…」
シロエ 「そのための専用基地ですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
青の間と違って文句も来ない、とニコニコニコ。
Aブルー「青の間は、ぼくのぶるぅに留守番させて…」
キース 「こっちの世界でグータラすると?」
Aブルー「そう! もう最高の毎日ってね!」
シロエ 「ソルジャー稼業は?」
どうするんです、とシロエ君の問い。
まさか、放置とか…?
2022/10/25 (Tue)
☆真面目に帰る人
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーもいるんですけれど。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、専用基地にするそうで。
シロエ 「青の間は留守にするんですよね?」
Aブルー「兼業するって言ったけど?」
キース 「非常時にだけ、帰るつもりか?」
Aブルー「ううん、一日に一度は必ず!」
でないと、ぼくが困るからね、とソルジャー、真剣な顔。
Aブルー「マグロ漁船じゃ、出来ないことが…」
キース 「あんた、案外、真面目なんだな」
シロエ 「意外でしたね、もっと長期間サボるのかと…」
思ってました、とシロエ君。
シロエ 「毎日だなんて、流石、ソルジャーですよ」
キース 「やはり、やる時はやるんだな」
Aブルー「それはもう! 夫婦の時間は必須だってば!」
一同 「「「は?」」」
何のことだ、と誰もがキョトン。
キース 「夫婦と言うと、キャプテンになるが…」
シロエ 「キャプテンの報告だけで充分なんですか?」
Aブルー「ぼくのシャングリラは、そうだけど?」
なにしろ面倒なものだから…、と悪びれない人。
Aブルー「毎日聞くのは、ソレだけだよね」
キース 「なるほど、そのために一度は帰る、と」
シロエ 「5分で済ませて戻る気ですね?」
Aブルー「冗談じゃないよ、5分だなんて!」
服を脱いだら終わりじゃないか、と妙な台詞が。
シロエ 「お風呂にも入って来るんですか?」
Aブルー「漁船のお風呂は、狭そうだしねえ…」
キース 「帰ったついでというわけか…」
Aブルー「青の間は有効に使わないとね!」
もちろんベッドが一番大事、とニコニコと。
Aブルー「夫婦の時間に欠かせないから!」
ブルー 「やめたまえ!」
そんな話はしなくていい、と怒鳴る生徒会長。
ブルー 「君が帰るのは勝手だけどね!」
Aブルー「うーん…。まあ、とにかく夜はさ…」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「そこが大事なトコなんだよ!」
毎日、必ず帰る理由、と言ってますけど。
嫌な予感しか…。
2022/10/26 (Wed)
☆漁船の方がいい
生徒会長宅に来ている面々、ちゃっかりとソルジャーも。
マグロ漁船が目標だそうで、乗る気満々なんですけれど。
Aブルー「いいかい、夜は夫婦の時間をみっちり!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「何を言うかな、帰る理由というヤツで…」
マグロ漁船じゃ出来ないことだよ、とソルジャー、力説。
Aブルー「船室のベッドは狭そうだしさ…」
ブルー 「はいはい、分かった!」
Aブルー「他のみんなが、分かってないかと思うけど?」
夫婦の時間という意味が…、と見回す周囲。
Aブルー「どうかな、ちゃんと分かってくれてる?」
キース 「不本意ながら、理解出来た気が…」
シロエ 「内容までは知りませんけどね…」
それに知りたくもありませんが、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「どうぞ自由に帰って下さい、夜になったら」
Aブルー「ありがとう! でもって、昼間は…」
キース 「船でグータラ、此処で三食とおやつなんだな」
Aブルー「うん、最高の毎日ってね!」
素晴らしすぎる、と赤い瞳がキラキラ。
Aブルー「非常事態が起きない限りは、もう毎日が…」
キース 「薔薇色だとでも言いたいのか?」
Aブルー「まさにソレだよ、基地が出来れば!」
基地と言うより別宅かもね、とニコニコニコ。
Aブルー「生活の拠点を、こっちに移して!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「充分、可能だろうと思うよ!」
マグロ漁船に慣れたらいける、と親指をグッと。
Aブルー「下手にマンションとかを持つよりもさ…」
シロエ 「漁船の方がいいんですか…?」
Aブルー「他の船員も乗ってるんだし、掃除とか…」
任せて安心というヤツだしさ、と胸を張る人。
Aブルー「青の間だと、掃除しろって皆がうるさくて…」
キース 「マグロ漁船も、其処は変わらんだろう?」
ジョミー「自分の部屋は自分でやるしか…」
Aブルー「ぼくを誰だと思ってるわけ?」
その辺のトコはどうとでも、と笑顔ですけど。
サイオンで…?
2022/10/27 (Thu)
☆住み着く気な人
生徒会長宅に集う御一同様、ソルジャーもちゃっかりと。
マグロ漁船を基地にするとか、こっちの世界に置く拠点。
キース 「あんた、サイオンで他の船員をだな…」
シロエ 「使う気ですか、掃除要員に?」
Aブルー「問題無いと思うけど?」
要はバレなきゃいいんだしね、と罪の意識がゼロな人。
Aブルー「どうせ肉体労働なんだし、ついでに掃除も!」
キース 「あんたの船ではないんだぞ!」
ジョミー「そうだよ、シャングリラは別かもだけど…」
シロエ 「私物化していい船ではありませんからね!」
自分のことは自分でしないと…、とシロエ君の睨み。
シロエ 「だいたい、勝手すぎるんです!」
サム 「だよなあ、飯は船では食わねえとかさ…」
ジョミー「夜は帰ってゆっくりするとか、酷いよねえ…」
Aブルー「でもさ、ぼくにはいい話でさ…」
こんな機会はそうそう無いよ、とソルジャー、譲らず。
Aブルー「乗るしかないだろ、マグロ漁船に!」
キース 「その前に、一つ聞きたいんだが…」
Aブルー「何をだい?」
キース 「こっちの世界に拠点を移す、と聞こえたが…」
住み着く気か、とキース君の問い。
キース 「でもって、俺たちに絡みまくりで…」
Aブルー「結果的には、そうなるかもね!」
一同 「「「げっ!」」」
なんてこった、と一同、愕然。
シロエ 「それって、とても困るんですけど!」
Aブルー「大丈夫! 毎日、法要をしてくれとはさ…」
言わないからね、とソルジャーのズレた論点。
Aブルー「ぼくの目的は、まずは美味しい食事だし!」
キース 「朝食ビュッフェは、歓迎なんだが…」
シロエ 「まさか、ぼくたちが集まる度にですね…」
湧いて出る気じゃないでしょうね、とシロエ君。
シロエ 「食事以外でも、何でもかんでもです」
Aブルー「授業は遠慮したいけど?」
ジョミー「じゃあ、他は…」
Aブルー「中身次第だね!」
面白そうなら参加するよ、と即答ですけど。
もれなく来ると…?
2022/10/28 (Fri)
☆ストレスになりそう
生徒会長宅に来ている面々、ついでにソルジャーまでが。
なんでもマグロ漁船に乗り込み、生活拠点を移すそうで。
ジョミー「中身次第って、特にイベントじゃなくても?」
Aブルー「日常生活という意味かな?」
ジョミー「うん。ぼくたちだって、カラオケも行くし…」
シロエ 「生徒会長の家と、ぶるぅのお部屋がですね…」
全てというわけじゃないですし、とシロエ君の相槌。
シロエ 「イベント以外に、普通に出掛けるんですよ」
サム 「うんうん、たまにはファミレスだってよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ マックも、ケンタもね!」
楽しいも~ん! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「高いお店でなくても、美味しいお店は…」
スウェナ「あるのよねえ…」
ジョミー「商店街のさ、お肉屋さんのコロッケだって…」
キース 「安くて美味くて、絶品だしな」
そういう時まで出て来られても…、とキース君の苦い顔。
キース 「俺たちにだって、オフの時間はあるわけで…」
Aブルー「ぼくがいると、オフにならないのかい?」
シロエ 「いえ、そこまでは言いませんけど…」
こう、なんと言うか…、とシロエ君、指で額をトントン。
シロエ 「妙な緊張感が何処かにですね…」
ジョミー「常にあるよね、意識してないけど」
Aブルー「それはどういうモノなわけ?」
キース 「ズバリ言うなら、ストレスだな!」
意識していない分、溜まりそうだ、とキース君。
キース 「精神的な疲労が、日増しにだ…」
シロエ 「どんどん溜まっていきそうですよね…」
Aブルー「酷すぎるから!」
ジョミー「じゃあさ、お掃除部隊ってヤツが…」
しょっちゅう来たって平気なわけ、とジョミー君の問い。
ジョミー「別に掃除はしないんだけどさ、毎日さ…」
Aブルー「ぼくの青の間を見に来るのかい?」
シロエ 「あー、その状況に似ているかもです」
ジョミー「リラックス出来る?」
そういうことになっても、とジョミー君。
出来ますか…?
2022/10/29 (Sat)
☆朝食だけは一緒に
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来ているんですが。
乗る気でいるのがマグロ漁船で、生活拠点にするつもり。
Aブルー「リラックスと言うと…?」
ジョミー「今と同じに、好き放題して暮らせそう?」
部屋を散らかして、おやつも食べて…、とジョミー君。
ジョミー「お掃除部隊が掃除するのは、月イチでもさ…」
シロエ 「現れる日が、ほぼ毎日になるわけですよ」
キース 「しかも時間は決まってなくて、だ…」
ジョミー「心の準備が出来ないんだよ?」
ドアが突然開くんだよね、とジョミー君が立てる指。
ジョミー「サイオンで予知は不可能で!」
Aブルー「有り得ないから!」
ジョミー「予知の能力、あったっけ?」
Aブルー「無いけど、来るぞ、っていうのはさ…」
ちゃんとサイオンで分かるから、とソルジャー、反論。
Aブルー「だから不意打ちは、有り得ないって!」
ジョミー「そうかな、24時間意識していないと…」
来るのを察知出来ないよ、とジョミー君の鋭い指摘。
ジョミー「向こうもプロだし、思い立ったら…」
シロエ 「即、来ますよね?」
ジョミー「見るだけだったら、掃除用具は要らないし…」
何かのついでに立ち寄るだとか、という説が。
ジョミー「それだと、まるで読めないよ?」
キース 「思い付くのも、行動するのも秒だしな」
ジョミー「そういうヤツでも、大丈夫?」
Aブルー「そ、それは…」
あんまり出来る気がしない、とソルジャー、悪い顔色。
Aブルー「そんな暮らしは、出来ればさ…」
ジョミー「遠慮したいんなら、ぼくたちの気持ちも…」
キース 「察してくれ、と言いたいんだが?」
基地を作るのは勝手だがな、とキース君。
キース 「此処へ来るのは、従来通りのペースでだ…」
シロエ 「朝食ビュッフェだけ、毎朝、一緒にですね…」
ジョミー「食べるのがいいと思うんだけど?」
Aブルー「基本は船にいてくれ、って?」
食事には来ていいんだろう、と悲鳴ですけど。
どうなる…?
2022/10/30 (Sun)
☆兼業でよろしく
生徒会長宅に来ている面々、おまけにソルジャーまでが。
なんでもマグロ漁船を拠点に、こちらで暮らすという話。
ジョミー「うーん…。ぼくたちがいない時ならさ…」
シロエ 「どうぞ、と言うんですけどねえ…」
Aブルー「でも、ぶるぅは三度の食事と、おやつをさ…」
作ると約束してくれたよ、とソルジャーも必死。
Aブルー「朝食ビュッフェも、その一環で!」
ジョミー「そうかもだけど、ホントにストレスだしさ…」
キース 「控えてくれ、と言いたいわけで、だ…」
Aブルー「じゃあ、どうなるのさ!」
ぼくの食事は…、とソルジャー、縋るような目。
Aブルー「マグロ漁船で食べろって?」
ブルー 「テイクアウトでいいと思うね!」
ぶるぅ 「そだね、みんなが来ている時は…」
持ち帰り用に詰めてあげるね、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「それなら船で食べられるでしょ?」
シロエ 「いいですね!」
ジョミー「掃除要員にしちゃった船員さんにさ…」
分けてあげることも出来るよね、とジョミー君の笑顔。
ジョミー「それなら、サイオンでこき使っても…」
シロエ 「御褒美つきになりますし…」
サム 「喜ばれると思うぜ、掃除の度によ」
記憶操作で忘れる前は、とサム君も。
サム 「それでいけよな、マグロ漁船の生活は」
キース 「邪魔にならない方向で頼む」
でないと法要を断るからな、とキース君の最終兵器。
キース 「嫌なら、基本は一緒に食うのは朝飯だけだ」
Aブルー「暇すぎるんだけど!」
ジョミー「兼業なんだし、シャングリラに行けば?」
一同 「「「イイネ!」」」
ソルジャー稼業に勤しむべし、と誰もがプッシュ。
シロエ 「おろそかにしちゃいけませんよね」
キース 「本業だしな」
ブルー 「兼業で頑張ってくれたまえ!」
Aブルー「嫌すぎるってば、そんな労働人生は!」
ブルー 「働かざる者、食うべからず、ってね!」
まずは労働、という指示ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2022/10/31 (Mon)
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅で寛ぐ御一同様。
マグロ漁船に乗りたいソルジャー、皆で朝御飯に御執心。
キース 「船の厨房から、こう、色々と…」
シロエ 「くすねているって聞いてますよね…」
お菓子とか、アイスクリームとか…、とシロエ君の相槌。
シロエ 「食事は盗まないみたいですけど」
Aブルー「当たり前だよ、食事なんかは要らないし!」
栄養剤があれば充分、と偏食すぎるソルジャー。
Aブルー「おやつは欠かせないけどね!」
ジョミー「それでキャプテンに叱られるんだっけ?」
Aブルー「そうなんだよねえ、うるさくてさ…」
必然的に盗むことに…、とソルジャー、ブツブツと。
Aブルー「でないと、好きなだけ食べられないし…」
キース 「あんたの船なら、それでいけるんだろうが…」
シロエ 「マグロ漁船はマズイですよね…」
Aブルー「要はバレなきゃいいんだろう?」
盗みの腕ならバッチリだよ、と自信に溢れている人。
Aブルー「ついでに、サイオンなんかもあるしさ」
キース 「バレなくても、他の船員たちが困ると思うぞ」
Aブルー「そうだろうけど、追加で作れば解決だろう?」
キース 「馬鹿野郎!」
マグロ漁船をなめるなよ、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「何故、給料が高いと思う?」
Aブルー「マグロの値段が高いからだろ?」
キース 「それもあるがな、遠洋漁業というヤツは…」
シロエ 「滅多に帰って来られないんですよ?」
さっき、その話も出たでしょう、とシロエ君。
シロエ 「殆どが海の上ですから…」
キース 「寄港するのも、最低限だ!」
つまり、物資の補給が出来ん、とキース君の睨み。
キース 「あんたが盗んで食ってしまえば、その分は…」
シロエ 「当分の間、欠品になるってことなんです」
Aブルー「おやつもかい?」
キース 「むしろ、おやつだからこそだ!」
シロエ 「不要不急ですしね…」
食材とわけが違いますから、と言ってますけど。
正論ですね…。
2022/10/16 (Sun)
☆不要不急な菓子
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーがマグロ漁船に乗る気で、皆で朝御飯だとか。
Aブルー「おやつが不要不急って、何さ?」
シロエ 「無くても困らない、という意味ですけど?」
Aブルー「困るじゃないか、おやつが無いと!」
キース 「それは、あんたの話だろうが!」
三食、おやつでもいいそうだしな、とキース君。
キース 「しかし、普通の人間は違う!」
シロエ 「おまけに、マグロ漁船は肉体労働ですよ?」
栄養バランスの取れた食事が必須です、とシロエ君の言。
シロエ 「偏った食事は、身体を壊す元ですからね」
Aブルー「でもさ、おやつもあるんだろう?」
キース 「心の癒しに、不可欠ではあるんだろうが…」
シロエ 「食べ過ぎないよう、量は限られている筈です」
積み込む量が少なめかと…、とシロエ君。
シロエ 「食事に使う食材とは、比較になりませんよ」
キース 「食材は多めに積むと思うが、菓子類は…」
ジョミー「少ないだろうね、それに種類も」
スナック菓子が多めじゃないかな、とジョミー君の意見。
ジョミー「ケーキとか、お饅頭とかはさ…」
サム 「期待できねえと思うぜ、うん」
スウェナ「お饅頭は、この国でしか補給出来ないわよ?」
シロエ 「そうですね、期間限定になりますから…」
盗んで食べたら大変なことに、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「次の帰国まで、食べられないんですし…」
ジョミー「凄く迷惑な話だよねえ、盗み食いなんて」
Aブルー「バレなくても?」
キース 「誰が食ったかは、もう問題ではないだろうな」
船の空気が殺伐として…、とキース君。
キース 「盗みを働く輩がいるということで…」
シロエ 「全員が疑心暗鬼でしょうねえ…」
息が合わなくなるのでは、と心配そうなシロエ君。
シロエ 「漁にも差し支えそうですよ?」
キース 「まったくだ。盗人がいるなど…」
士気が下がるだけだ、と顔を顰めてますけど。
でしょうね…。
2022/10/17 (Mon)
☆お菓子を盗んだら
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に集う御一同様。
マグロ漁船に乗る気なソルジャー、朝御飯に期待でして。
シロエ 「士気もそうですけど、息が合わないと…」
サム 「危ねえんでねえの、海の上だぜ?」
キース 「それは言えるな、しかも波の荒い外洋だし…」
ジョミー「船から落ちたら、ヤバそうだよね…」
そういうのもあって給料高めなんじゃあ、とジョミー君。
ジョミー「何だったかな、危険手当だっけか?」
シロエ 「あー…。それは入っていそうです」
Aブルー「おやつくらいで、そこまで響くかなあ…?」
ぼくのシャングリラでは問題無いけど、と反論が。
Aブルー「ぼくが盗んだら、また作ってるしさ…」
キース 「饅頭の材料を、マグロ漁船に積むと思うか?」
Aブルー「積まないのかい?」
キース 「いいか、中身は小豆餡だぞ?」
普段に使う食材ではない、とキース君の鋭い指摘。
キース 「砂糖はあっても、小豆なんぞは…」
シロエ 「普通の家でも、常備してない気がします」
サム 「だよなあ、赤飯しか思い付かねえよ」
小豆を使った料理なんてよ、とサム君も。
サム 「そりゃまあ、他にもあるだろうけどよ…」
シロエ 「圧倒的に、お菓子用ですよね、小豆…」
Aブルー「だから、積んでない、って?」
キース 「饅頭の形で積み込むだけでな!」
饅頭が消えたら、皆、ガッカリで…、とキース君。
キース 「誰が盗んだかは、二の次だろうな」
シロエ 「犯人よりも、消えたことが問題ですよ」
ジョミー「帰国まで、食べられないんだもんねえ…」
でもって船の空気が殺伐、と話はループ。
ジョミー「お菓子は、盗んじゃダメだと思うな」
Aブルー「でも、ぼくは食事をしないんだしさ…」
その分で何か、と言い募る人。
Aブルー「毎食、余って来るんだし…」
キース 「飯の残りが、菓子に化けるとでも?」
Aブルー「だって、余るんだよ?」
お菓子が無ければ食事をね、と妙な台詞が。
えっと…?
2022/10/18 (Tue)
☆お菓子が無ければ
生徒会長宅に来ている面々、ソルジャーも途中から参加。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、やる気満々なわけで…。
シロエ 「お菓子が無ければ食事を、ですか?」
Aブルー「だって、毎食、ぼくの分が余るんだしさ…」
キース 「菓子が無ければ飯を食え、と言いたいのか?」
Aブルー「そう! 食事の残りが毎回、一人分だよ?」
それを食べれば量は充分足りるよね、と指を立てる人。
Aブルー「もしかしたら、おやつより多いくらいかも!」
キース 「あんた、何処かの王妃様か?」
Aブルー「王妃様?」
なんで、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「どっちかと言えば、王様だろうと思うけど?」
キース 「違う、立場の話ではなくて…」
シロエ 「さっきの台詞ですってば。お菓子がですね…」
キース 「無ければ飯を食えばいい、というヤツがだ…」
王妃の台詞に似ているんだ、とキース君。
キース 「言った中身は、逆なんだがな」
Aブルー「逆って?」
シロエ 「パンが無ければ、お菓子を食べれば、と…」
言ったらしいですよ、とシロエ君が解説を。
シロエ 「それも、飢えている民衆に向かってです」
Aブルー「何か問題あるのかい?」
シロエ 「パンが無いほど、飢えているんですよ?」
キース 「菓子かあるわけないだろうが!」
それで革命が起きたそうだ、とキース君が広げる両手。
キース 「あんたの、菓子の代わりに飯というのも…」
ジョミー「似たようなことになりそうだよねえ…」
マグロ漁船の上で言ったら、とジョミー君。
ジョミー「海に投げ込まれはしないだろうけど…」
キース 「殺伐とした空気が、殺気に変わるぞ」
Aブルー「えーっ? 食事は余ってるんだよ?」
食べればいいと思うけどな、とズレている思考。
Aブルー「ぼくと違って、食事嫌いじゃないだろうし…」
キース 「菓子は別腹だと言うんだが?」
シロエ 「別枠ですよねえ…?」
お茶やコーヒーをお供にして、という意見。
正しいですよね…?
2022/10/19 (Wed)
☆デザートとは別物
生徒会長宅に集った面々、ソルジャーも来ておりまして。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、そういう話が進行な今。
Aブルー「別枠って言うと、デザートかな?」
キース 「それは食事とセットだろうが!」
Aブルー「セットって?」
キース 「デザートも込みで、一食というカウントだ!」
メニューにも書いてある筈だぞ、とキース君の言。
キース 「フレンチにしても、和食にしても、だ…」
シロエ 「食後のお菓子は、最初から書いてありますよ」
ジョミー「だよねえ、でもって、食べる方もさ…」
サム 「そのつもりで食うモンだしよ…」
アレは別腹とは違うと思うぜ、とサム君も。
サム 「別腹ってえのは、たらふく食ってよ…」
シロエ 「もう入らない、って勢いの時にですね…」
キース 「饅頭だとかケーキを目にして、どうなるかだ」
Aブルー「もちろん、食べるよ!」
ぼくは食事は嫌いだけどね、とソルジャー、威張り返り。
Aブルー「でもねえ、食事は、させられるわけで…」
キース 「満腹になるまで、食わされるんだな?」
Aブルー「日によってはね!」
今日こそは食べて頂きます、と…、とブツブツブツ。
Aブルー「お腹一杯になるんだけどさ…」
キース 「菓子を目にしたら、食うんだろうが!」
Aブルー「それはもう!」
キース 「いいか、別腹というのは、だ…」
その状態を意味するわけで…、とキース君の睨み。
キース 「あんたでなくても、そうなるんだ!」
Aブルー「誰でもかい?」
キース 「菓子は苦手だ、というヤツ以外はな!」
マグロ漁船でも、其処は変わらん、とキース君。
キース 「飯さえあればいいと言うのは…」
シロエ 「まず無いでしょうね」
何か無いかと探すものです、シロエ君の相槌。
シロエ 「おやつの時間でなくてもですね…」
キース 「欲しくなる時はあるものだ」
Aブルー「食後でも?」
キース 「当然だろうが!」
別腹だしな、という指摘ですけど。
あるあるですよね…?
2022/10/20 (Thu)
☆お菓子の代わりは
休日に生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来ている今。
マグロ漁船に乗る気満々、けれどお菓子が問題なわけで。
Aブルー「つまり食後に、お饅頭とかを探すって?」
キース 「充分、有り得る話なんだが?」
シロエ 「ですねえ、お饅頭がある間なんかは、特に…」
食べる気になるんじゃないでしょうか、とシロエ君。
シロエ 「この先、補給は出来ないんですし…」
サム 「食っちまったヤツの勝ちだしよ…」
ジョミー「食べたいな、って思いそうだよねえ…」
お饅頭が無くなる前に、とジョミー君も。
ジョミー「後悔はしたくないもんね…」
スウェナ「でもって、誰かが食べ始めたら…」
シロエ 「別腹がスイッチオンですよ」
マツカ 「ええ。その気は無かった人だって…」
お饅頭に手を伸ばすでしょうね、と大きく頷くマツカ君。
マツカ 「残り少なくなった時期なら、尚更ですよ」
Aブルー「食事じゃ、代わりにならない、って?」
キース 「自分の場合で考えてみろ!」
菓子の代わりに栄養剤はどうなんだ、とキース君の問い。
キース 「これでケーキと同じ量だ、と…」
シロエ 「渡されたら、それで満足なんですか?」
Aブルー「嫌すぎるから!」
ケーキはケーキで食べないと、とソルジャー、即答。
Aブルー「代わりなら、シュークリームだとか…」
シロエ 「他のお菓子しか、ダメなんでしょう?」
Aブルー「ホットケーキなら、まだ許せるかな…」
ホイップクリームたっぷりで、と顎に当てる手。
Aブルー「出来れば、チョコレートもかけてくれれば…」
キース 「マグロ漁船員でも、其処は変わらん!」
菓子の代わりに食事なんぞは…、とキース君の怒声。
キース 「いいか、厨房から菓子を盗むのは無しだ!」
Aブルー「分かったよ…。だったら、ぶるぅに…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おやつ、多めに作るんだね!」
Aブルー「うん、テイクアウト用でお願い!」
持って帰って船で食べるよ、と笑顔全開。
お菓子まで…?
2022/10/21 (Fri)
☆満腹だと眠気が
生徒会長宅で過ごす面々、ソルジャーも来ていますけど。
マグロ漁船に乗るんだそうで、朝御飯を食べに来る計画。
シロエ 「船で食べるって、コッソリですか?」
Aブルー「決まってるだろう、ぼくのおやつだよ?」
キース 「まあ、それはいいが、朝飯はだな…」
あんたは此処で食うんだよな、とキース君、確認。
キース 「でもって、俺たちが付き合わされて…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 毎日、朝食ビュッフェ!」
ジョミー「中華メニューも入ったヤツね!」
ぶるぅ 「うんっ、朝だと、やっぱり点心だよね!」
中華饅頭とか、小籠包とか…、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「みんなも来るから、張り切っちゃう!」
ジョミー「いいよね、毎朝、最高のスタートだよ!」
サム 「逆に、腹一杯になって、寝ちまうかもなあ…」
一同 「「「あー…」」」
それはあるかも、と誰もが見合わせる顔。
シロエ 「朝のホームルームで、居眠りですか…」
サム 「グレイブ先生、ブチ切れるぜ?」
ジョミー「うわー…。眠気覚ましも要るかな、コレ」
キース 「俺たちの問題は、その程度だが…」
マグロ漁船はどうなるんだ、とキース君が捻る首。
キース 「ただでも職務怠慢なんだぞ?」
シロエ 「そういえば、今もサボッてますね…」
Aブルー「何を言うかな、ちゃんと注意はしてるから!」
何かあったら帰って対応、とソルジャー、自信満々。
Aブルー「人類軍の撃退くらいは、楽勝だしね!」
キース 「今は二足の草鞋だからな」
だが、三足目はいけるのか、とキース君の問い。
キース 「マグロ漁船の仕事が怪しい気がするが…」
シロエ 「一番に捨てられそうですね、ソレ」
優先順位をつけるなら、とシロエ君も。
シロエ 「まず朝御飯で、次がシャングリラなんですよ」
Aブルー「確かに、そんな感じかな」
キース 「腹一杯なら、寝るんだろう?」
Aブルー「当然だよ!」
食べても太らない体質だしね、と自慢ですけど。
仕事は…?
2022/10/22 (Sat)
☆食べたら寝る人
生徒会長宅に来ている面々、ソルジャーもちゃっかりと。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、朝御飯に御執心でして。
キース 「毎朝、此処でたらふく食って、だ…」
シロエ 「帰ったら、即、寝るんですか?」
マグロ漁船で…、とシロエ君が立てるお伺い。
シロエ 「いくらなんでも、まさかそこまでは…」
Aブルー「寝ていたら、何か問題でも?」
ぼくのシャングリラは大丈夫! と威張り返る人。
Aブルー「何かあったら、即、戻るから!」
キース 「そっちの心配はしていない!」
三足目だと言っただろうが、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「マグロ漁船で朝から寝る気か、あんたは?」
Aブルー「ダメなのかい?」
キース 「恐らく、マグロ漁船というのは、早朝から…」
シロエ 「漁を始めているでしょうねえ…」
マグロの群れを追い掛けながら、とシロエ君が相槌を。
シロエ 「抜け出して、朝食ビュッフェな上にですね…」
キース 「帰ったら寝るというのは、だ…」
スウェナ「職務怠慢ってヤツだわねえ…」
ついでに三食、来るつもりでしょ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「おまけにおやつで、テイクアウトもして…」
ジョミー「なんか、一日中、寝てそうだよねえ…」
キース 「俺の心配は、まさにソレなんだが…」
Aブルー「寝るに決まっているだろう!」
うるさいハーレイとかもいないし、と凄い台詞が。
Aブルー「三食昼寝付きの毎日、グルメ三昧!」
一同 「「「うわー…」」」
それは給料泥棒では、と誰もがポカーン。
キース 「仕事する気は無いんだな?」
Aブルー「そういうわけでもないけれど?」
気が向いた時は張り切るよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「マグロ漁なんか、ぼくの世界じゃ無理だしね」
キース 「だが、基本的には食って寝るだけだと?」
Aブルー「太らないから、安心してよ!」
キース 「誰が体型の話をしている!」
太る体質の方がマシだ、と怒鳴ってますけど。
働くから…?
2022/10/23 (Sun)
☆太る体質はダメ
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来ているんですが。
乗る気でいるのがマグロ漁船で、ぶるぅの料理が目当て。
Aブルー「ダメだよ、太る体質なんて!」
キース 「あんたが太っても、俺は少しも困らないが?」
ジョミー「ぼくも困らないし、他のみんなも…」
サム 「困るようなことって、何もねえよな?」
部屋が狭くなる程度でよ、とサム君が見回す部屋の中。
サム 「広いんだけどよ、流石に力士級はよ…」
シロエ 「狭くなった気がするでしょうねえ、確かに」
スウェナ「ついでに夏だと、暑苦しいわね」
ジョミー「壊れちゃう家具もあるかもねえ…」
ソファが抜けるとか、そういうヤツ、とジョミー君。
ジョミー「椅子だって、体重に耐え切れなくて…」
シロエ 「壊れそうですね、ああ、それで…」
太る体質だとダメなんですか、とシロエ君、納得。
シロエ 「青の間はともかく、ブリッジとかだと…」
キース 「修理を急がないとマズイからな…」
Aブルー「違うから!」
そうじゃないから、とソルジャーが指差す自分の顔。
Aブルー「いいかい、ぼくは超絶美形が売りでさ…」
キース 「太ると、それが台無しになると?」
Aブルー「ピンポーン!」
太らない体質は大事なんだよ、と胸を張る人。
Aブルー「日頃、食べては寝ているわけなんだけど…」
キース 「太る体質だと、そうはいかんな」
Aブルー「当たり前だよ、許されないよ!」
ぼくのプライドは別としてもね、と竦める肩。
Aブルー「きっとハーレイとか、ノルディとかがさ…」
シロエ 「運動しろと言ってくるわけですね?」
Aブルー「嫌だと言っても、強制でね!」
そんな暮らしは御免だから、とブツブツブツ。
Aブルー「マグロ漁船だって、気が向いた時しか…」
キース 「働かないなら、何故、乗るんだ?」
Aブルー「面白そうだし、基地も出来るしね!」
一同 「「「基地?」」」
基地って何だ、と顔を見合わせる御一同様。
意味不明ですよね…?
2022/10/24 (Mon)
☆基地だそうです
生徒会長宅で過ごす御一同様、ソルジャーもちゃっかり。
マグロ漁船に乗るという話、ぶるぅが作る料理が目当て。
キース 「おい。基地が出来ると言ったか、あんた?」
Aブルー「言ったけど?」
キース 「何なんだ、その基地というのは?」
Aブルー「基地は基地だよ、他に何があると?」
軍事基地とか色々あるだろ、とソルジャーの答え。
Aブルー「こっちの世界にも、いろんな基地がさ」
シロエ 「それはまあ…。南極基地もありますけれど…」
キース 「マグロ漁船は、基地を持つ方だと思うがな?」
母港の他にも行きつけの港、とキース君。
キース 「其処を拠点に、マグロを獲りに行くわけで…」
シロエ 「船は基地ではないですよ?」
Aブルー「そりゃまあ、普通の船員だったら…」
そうなるかもね、とソルジャーも同意。
Aブルー「でもねえ、ぼくが乗るんだし…」
キース 「条件は何も変わらんぞ?」
シロエ 「船長ならともかく、船員ですよね?」
ジョミー「港に入るスケジュールとかは、船長にしか…」
決められないと思うけどな、とジョミー君。
ジョミー「勝手に変えるの、無理そうだけど?」
Aブルー「だから、乗るのは、ぼくだってば!」
キース 「サイオンで細工するつもりか?」
船長の意識を操作するとか、とキース君が顰める顔。
キース 「かなり悪質な話だな、それは」
Aブルー「違うって! マグロ漁船が基地なんだよ!」
ぼく専用のね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「毎日、美味しい食事を食べて…」
キース 「気が向いた時だけ働くそうだが…」
シロエ 「そのための専用基地ですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
青の間と違って文句も来ない、とニコニコニコ。
Aブルー「青の間は、ぼくのぶるぅに留守番させて…」
キース 「こっちの世界でグータラすると?」
Aブルー「そう! もう最高の毎日ってね!」
シロエ 「ソルジャー稼業は?」
どうするんです、とシロエ君の問い。
まさか、放置とか…?
2022/10/25 (Tue)
☆真面目に帰る人
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーもいるんですけれど。
なんでもマグロ漁船に乗るとか、専用基地にするそうで。
シロエ 「青の間は留守にするんですよね?」
Aブルー「兼業するって言ったけど?」
キース 「非常時にだけ、帰るつもりか?」
Aブルー「ううん、一日に一度は必ず!」
でないと、ぼくが困るからね、とソルジャー、真剣な顔。
Aブルー「マグロ漁船じゃ、出来ないことが…」
キース 「あんた、案外、真面目なんだな」
シロエ 「意外でしたね、もっと長期間サボるのかと…」
思ってました、とシロエ君。
シロエ 「毎日だなんて、流石、ソルジャーですよ」
キース 「やはり、やる時はやるんだな」
Aブルー「それはもう! 夫婦の時間は必須だってば!」
一同 「「「は?」」」
何のことだ、と誰もがキョトン。
キース 「夫婦と言うと、キャプテンになるが…」
シロエ 「キャプテンの報告だけで充分なんですか?」
Aブルー「ぼくのシャングリラは、そうだけど?」
なにしろ面倒なものだから…、と悪びれない人。
Aブルー「毎日聞くのは、ソレだけだよね」
キース 「なるほど、そのために一度は帰る、と」
シロエ 「5分で済ませて戻る気ですね?」
Aブルー「冗談じゃないよ、5分だなんて!」
服を脱いだら終わりじゃないか、と妙な台詞が。
シロエ 「お風呂にも入って来るんですか?」
Aブルー「漁船のお風呂は、狭そうだしねえ…」
キース 「帰ったついでというわけか…」
Aブルー「青の間は有効に使わないとね!」
もちろんベッドが一番大事、とニコニコと。
Aブルー「夫婦の時間に欠かせないから!」
ブルー 「やめたまえ!」
そんな話はしなくていい、と怒鳴る生徒会長。
ブルー 「君が帰るのは勝手だけどね!」
Aブルー「うーん…。まあ、とにかく夜はさ…」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「そこが大事なトコなんだよ!」
毎日、必ず帰る理由、と言ってますけど。
嫌な予感しか…。
2022/10/26 (Wed)
☆漁船の方がいい
生徒会長宅に来ている面々、ちゃっかりとソルジャーも。
マグロ漁船が目標だそうで、乗る気満々なんですけれど。
Aブルー「いいかい、夜は夫婦の時間をみっちり!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「何を言うかな、帰る理由というヤツで…」
マグロ漁船じゃ出来ないことだよ、とソルジャー、力説。
Aブルー「船室のベッドは狭そうだしさ…」
ブルー 「はいはい、分かった!」
Aブルー「他のみんなが、分かってないかと思うけど?」
夫婦の時間という意味が…、と見回す周囲。
Aブルー「どうかな、ちゃんと分かってくれてる?」
キース 「不本意ながら、理解出来た気が…」
シロエ 「内容までは知りませんけどね…」
それに知りたくもありませんが、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「どうぞ自由に帰って下さい、夜になったら」
Aブルー「ありがとう! でもって、昼間は…」
キース 「船でグータラ、此処で三食とおやつなんだな」
Aブルー「うん、最高の毎日ってね!」
素晴らしすぎる、と赤い瞳がキラキラ。
Aブルー「非常事態が起きない限りは、もう毎日が…」
キース 「薔薇色だとでも言いたいのか?」
Aブルー「まさにソレだよ、基地が出来れば!」
基地と言うより別宅かもね、とニコニコニコ。
Aブルー「生活の拠点を、こっちに移して!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「充分、可能だろうと思うよ!」
マグロ漁船に慣れたらいける、と親指をグッと。
Aブルー「下手にマンションとかを持つよりもさ…」
シロエ 「漁船の方がいいんですか…?」
Aブルー「他の船員も乗ってるんだし、掃除とか…」
任せて安心というヤツだしさ、と胸を張る人。
Aブルー「青の間だと、掃除しろって皆がうるさくて…」
キース 「マグロ漁船も、其処は変わらんだろう?」
ジョミー「自分の部屋は自分でやるしか…」
Aブルー「ぼくを誰だと思ってるわけ?」
その辺のトコはどうとでも、と笑顔ですけど。
サイオンで…?
2022/10/27 (Thu)
☆住み着く気な人
生徒会長宅に集う御一同様、ソルジャーもちゃっかりと。
マグロ漁船を基地にするとか、こっちの世界に置く拠点。
キース 「あんた、サイオンで他の船員をだな…」
シロエ 「使う気ですか、掃除要員に?」
Aブルー「問題無いと思うけど?」
要はバレなきゃいいんだしね、と罪の意識がゼロな人。
Aブルー「どうせ肉体労働なんだし、ついでに掃除も!」
キース 「あんたの船ではないんだぞ!」
ジョミー「そうだよ、シャングリラは別かもだけど…」
シロエ 「私物化していい船ではありませんからね!」
自分のことは自分でしないと…、とシロエ君の睨み。
シロエ 「だいたい、勝手すぎるんです!」
サム 「だよなあ、飯は船では食わねえとかさ…」
ジョミー「夜は帰ってゆっくりするとか、酷いよねえ…」
Aブルー「でもさ、ぼくにはいい話でさ…」
こんな機会はそうそう無いよ、とソルジャー、譲らず。
Aブルー「乗るしかないだろ、マグロ漁船に!」
キース 「その前に、一つ聞きたいんだが…」
Aブルー「何をだい?」
キース 「こっちの世界に拠点を移す、と聞こえたが…」
住み着く気か、とキース君の問い。
キース 「でもって、俺たちに絡みまくりで…」
Aブルー「結果的には、そうなるかもね!」
一同 「「「げっ!」」」
なんてこった、と一同、愕然。
シロエ 「それって、とても困るんですけど!」
Aブルー「大丈夫! 毎日、法要をしてくれとはさ…」
言わないからね、とソルジャーのズレた論点。
Aブルー「ぼくの目的は、まずは美味しい食事だし!」
キース 「朝食ビュッフェは、歓迎なんだが…」
シロエ 「まさか、ぼくたちが集まる度にですね…」
湧いて出る気じゃないでしょうね、とシロエ君。
シロエ 「食事以外でも、何でもかんでもです」
Aブルー「授業は遠慮したいけど?」
ジョミー「じゃあ、他は…」
Aブルー「中身次第だね!」
面白そうなら参加するよ、と即答ですけど。
もれなく来ると…?
2022/10/28 (Fri)
☆ストレスになりそう
生徒会長宅に来ている面々、ついでにソルジャーまでが。
なんでもマグロ漁船に乗り込み、生活拠点を移すそうで。
ジョミー「中身次第って、特にイベントじゃなくても?」
Aブルー「日常生活という意味かな?」
ジョミー「うん。ぼくたちだって、カラオケも行くし…」
シロエ 「生徒会長の家と、ぶるぅのお部屋がですね…」
全てというわけじゃないですし、とシロエ君の相槌。
シロエ 「イベント以外に、普通に出掛けるんですよ」
サム 「うんうん、たまにはファミレスだってよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ マックも、ケンタもね!」
楽しいも~ん! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「高いお店でなくても、美味しいお店は…」
スウェナ「あるのよねえ…」
ジョミー「商店街のさ、お肉屋さんのコロッケだって…」
キース 「安くて美味くて、絶品だしな」
そういう時まで出て来られても…、とキース君の苦い顔。
キース 「俺たちにだって、オフの時間はあるわけで…」
Aブルー「ぼくがいると、オフにならないのかい?」
シロエ 「いえ、そこまでは言いませんけど…」
こう、なんと言うか…、とシロエ君、指で額をトントン。
シロエ 「妙な緊張感が何処かにですね…」
ジョミー「常にあるよね、意識してないけど」
Aブルー「それはどういうモノなわけ?」
キース 「ズバリ言うなら、ストレスだな!」
意識していない分、溜まりそうだ、とキース君。
キース 「精神的な疲労が、日増しにだ…」
シロエ 「どんどん溜まっていきそうですよね…」
Aブルー「酷すぎるから!」
ジョミー「じゃあさ、お掃除部隊ってヤツが…」
しょっちゅう来たって平気なわけ、とジョミー君の問い。
ジョミー「別に掃除はしないんだけどさ、毎日さ…」
Aブルー「ぼくの青の間を見に来るのかい?」
シロエ 「あー、その状況に似ているかもです」
ジョミー「リラックス出来る?」
そういうことになっても、とジョミー君。
出来ますか…?
2022/10/29 (Sat)
☆朝食だけは一緒に
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーも来ているんですが。
乗る気でいるのがマグロ漁船で、生活拠点にするつもり。
Aブルー「リラックスと言うと…?」
ジョミー「今と同じに、好き放題して暮らせそう?」
部屋を散らかして、おやつも食べて…、とジョミー君。
ジョミー「お掃除部隊が掃除するのは、月イチでもさ…」
シロエ 「現れる日が、ほぼ毎日になるわけですよ」
キース 「しかも時間は決まってなくて、だ…」
ジョミー「心の準備が出来ないんだよ?」
ドアが突然開くんだよね、とジョミー君が立てる指。
ジョミー「サイオンで予知は不可能で!」
Aブルー「有り得ないから!」
ジョミー「予知の能力、あったっけ?」
Aブルー「無いけど、来るぞ、っていうのはさ…」
ちゃんとサイオンで分かるから、とソルジャー、反論。
Aブルー「だから不意打ちは、有り得ないって!」
ジョミー「そうかな、24時間意識していないと…」
来るのを察知出来ないよ、とジョミー君の鋭い指摘。
ジョミー「向こうもプロだし、思い立ったら…」
シロエ 「即、来ますよね?」
ジョミー「見るだけだったら、掃除用具は要らないし…」
何かのついでに立ち寄るだとか、という説が。
ジョミー「それだと、まるで読めないよ?」
キース 「思い付くのも、行動するのも秒だしな」
ジョミー「そういうヤツでも、大丈夫?」
Aブルー「そ、それは…」
あんまり出来る気がしない、とソルジャー、悪い顔色。
Aブルー「そんな暮らしは、出来ればさ…」
ジョミー「遠慮したいんなら、ぼくたちの気持ちも…」
キース 「察してくれ、と言いたいんだが?」
基地を作るのは勝手だがな、とキース君。
キース 「此処へ来るのは、従来通りのペースでだ…」
シロエ 「朝食ビュッフェだけ、毎朝、一緒にですね…」
ジョミー「食べるのがいいと思うんだけど?」
Aブルー「基本は船にいてくれ、って?」
食事には来ていいんだろう、と悲鳴ですけど。
どうなる…?
2022/10/30 (Sun)
☆兼業でよろしく
生徒会長宅に来ている面々、おまけにソルジャーまでが。
なんでもマグロ漁船を拠点に、こちらで暮らすという話。
ジョミー「うーん…。ぼくたちがいない時ならさ…」
シロエ 「どうぞ、と言うんですけどねえ…」
Aブルー「でも、ぶるぅは三度の食事と、おやつをさ…」
作ると約束してくれたよ、とソルジャーも必死。
Aブルー「朝食ビュッフェも、その一環で!」
ジョミー「そうかもだけど、ホントにストレスだしさ…」
キース 「控えてくれ、と言いたいわけで、だ…」
Aブルー「じゃあ、どうなるのさ!」
ぼくの食事は…、とソルジャー、縋るような目。
Aブルー「マグロ漁船で食べろって?」
ブルー 「テイクアウトでいいと思うね!」
ぶるぅ 「そだね、みんなが来ている時は…」
持ち帰り用に詰めてあげるね、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「それなら船で食べられるでしょ?」
シロエ 「いいですね!」
ジョミー「掃除要員にしちゃった船員さんにさ…」
分けてあげることも出来るよね、とジョミー君の笑顔。
ジョミー「それなら、サイオンでこき使っても…」
シロエ 「御褒美つきになりますし…」
サム 「喜ばれると思うぜ、掃除の度によ」
記憶操作で忘れる前は、とサム君も。
サム 「それでいけよな、マグロ漁船の生活は」
キース 「邪魔にならない方向で頼む」
でないと法要を断るからな、とキース君の最終兵器。
キース 「嫌なら、基本は一緒に食うのは朝飯だけだ」
Aブルー「暇すぎるんだけど!」
ジョミー「兼業なんだし、シャングリラに行けば?」
一同 「「「イイネ!」」」
ソルジャー稼業に勤しむべし、と誰もがプッシュ。
シロエ 「おろそかにしちゃいけませんよね」
キース 「本業だしな」
ブルー 「兼業で頑張ってくれたまえ!」
Aブルー「嫌すぎるってば、そんな労働人生は!」
ブルー 「働かざる者、食うべからず、ってね!」
まずは労働、という指示ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2022/10/31 (Mon)
☆得をしたアフター
さて、10月。なんと1日が土曜日でして、見事に休日。
お約束な生徒会長宅で過ごす面々、のんびり、ゆったり。
シロエ 「月の初めから、休みというのはいいですね」
ジョミー「だよねえ、得した気分になるよ」
サム 「得と言えばよ、やっぱ、こないだの…」
お彼岸だよな、とサム君、回想モード。
サム 「ただのアフターの筈が、逆転劇でよ…」
ジョミー「誰かさんが、もてなしてくれたもんねえ…」
不満たらたらだったけどさ、とジョミー君。
ジョミー「オレンジスカッシュ、って言うだけで…」
スウェナ「渋々だけど、ちゃんと取って来て注ぐのよね」
ジョミー「そう! ぼくのグラスに、たっぷりと!」
サム 「俺も色々、注がせて、あれこれ運ばせてよ…」
もう最高の宴会だったぜ、とサム君の満足そうな表情。
サム 「お盆の棚経は大変だけどよ、僧籍で得したぜ」
ジョミー「それは言えてる!」
キース 「俺が提案したんだぞ?」
あの展開は、とキース君の割り込みが。
キース 「坊主をもてなせ、と言った結果がアレで…」
ブルー 「必死で接待してたよねえ…」
例のキノコの供養のために、と生徒会長、クスクスと。
ブルー 「地獄に落ちたら大変だしさ」
キース 「落ちたら最後、更にもてなすしかないからな」
ブルー 「坊主組をね!」
本当にアレはいい案だった、と生徒会長も褒める名案。
ブルー 「毎回、使えればいいんだけどさ…」
キース 「なんと言っても、相手は、あいつで…」
ブルー 「何をやらかしても、不思議じゃないし…」
いずれ、ろくでもないことに…、と生徒会長の深い溜息。
ブルー 「接待要員を連れて来るとか、そういう感じで」
キース 「もてなしの中身が、変わるというのも…」
ありそうだぞ、とキース君。
キース 「あの馬鹿にとっては、もてなしでも、だ…」
ブルー 「一般人には…」
ジョミー「大迷惑とかね…」
確かに分かる、とジョミー君も。
ソルジャーですしね…。
2022/10/01 (Sat)
☆魔法は一回きり
なんと1日が土曜な10月、生徒会長宅に集う御一同様。
秋のお彼岸で得をした話題で、僧籍な面子が対象ですが。
ジョミー「あの人、感性、ズレているしね…」
キース 「ついでに、思い切り厚顔無恥で、だ…」
サム 「発想も斜め上だしよ…」
次はねえのが吉ってヤツ、とサム君が広げる両手。
サム 「また、もてなせ、って言ったらよ…」
ブルー 「待ってました、と大喜びでさ…」
ジョミー「して欲しくもない接待をさ…」
シロエ 「するんですよね、分かります」
二度目は頼んじゃいけませんね、とシロエ君も。
シロエ 「美味しいアフターだったんですけど…」
マツカ 「ええ。ぼくたちは、得はしていませんけど…」
スウェナ「誰かさんが接待に必死で、平和だったものね」
そういう意味では、お得だったわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「でもねえ、ホントに一回きりよね」
キース 「まったくだ。もっと大切に使うべきだった」
魔法の呪文だったのに…、とキース君、残念そうな顔。
キース 「あそこまで効くと分かっていたら…」
ジョミー「またの機会に取っておいたわけ?」
キース 「当然だろうが! でもって、ぶるぅに…」
とっておきの料理を頼んでだな…、とブツブツと。
キース 「これ以上は無い、というクオリティの…」
シロエ 「アフターを用意したかったですねえ…」
ジョミー「でもさ、ソレだと、例の人もさ…」
お土産とテイクアウトで得を、とジョミー君の指摘。
ジョミー「しっかり持って帰ったんだよ?」
キース 「そこか…」
シロエ 「それはそれで、悔しい気がしますね…」
あのタイミングで良しとしましょう、とシロエ君。
シロエ 「魔法の呪文に、ありがちなオチです」
ジョミー「だよねえ、昔話とかでも、あるあるだしさ…」
キース 「俺の失点には、ならないんだな?」
シロエ 「どうでしょう?」
ジョミー「疫病仏だもんね…」
ツッコミどころは満載かも、という声ですけど。
失点だと…?
2022/10/02 (Sun)
☆やる気だった人
初日が土曜という今年の10月、生徒会長宅に集う面々。
秋のお彼岸に得をした話で、僧籍な人が対象でしたけど。
キース 「疫病仏だと言われてもだな…!」
シロエ 「たまには福を招くんですか?」
キース 「現に、お彼岸はそうだったろうが!」
失点にしたら祟ってやるぞ、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「それこそ疫病仏になってだ、思いっ切り…」
サム 「厄を呼ぶってか?」
そいつは勘弁してくれよな、とサム君、ガクブル。
サム 「ただでも、セットものなのによ…」
ジョミー「そうだっけ…。キース単体じゃなくて…」
スウェナ「例の人も、疫病仏だわねえ…」
じゃあ、お彼岸の逆もあるかしら、とスウェナちゃん。
スウェナ「キースが福を招いたんでしょ、その逆よ!」
シロエ 「それは、どういう意味なんです?」
スウェナ「例の人が福を招くってヤツよ、私たちに」
でもって、キースが接待係、という台詞。
スウェナ「例の人も含めて、おもてなしとか…」
シロエ 「災いしか思い付きませんけど?」
キース 「まったくだ。天変地異が起きるぞ、それは」
有り得なさすぎる話だからな、とキース君の渋面。
キース 「あいつが来たら、もれなく迷惑でだ…」
シロエ 「前回だけが例外ですか…」
??? 「ピンポーン!」
大当たり! とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「御挨拶だねえ、親切にしてあげたのに…」
この前の法要のアフターで、と偉そうな人。
Aブルー「魔法の呪文だったらしいね、アレ」
キース 「聞いていたのか!?」
Aブルー「暇だったしさ…」
青の間から覗き見していただけ、としれっと返事が。
Aブルー「つまり、二度目は無いんだろう?」
シロエ 「は?」
Aブルー「毎回、アレだと覚悟したけど…」
キース 「あんた、真面目にやる気だったと?」
Aブルー「当然だよ!」
スッポンタケのためならね、と言ってますけど。
マジで…?
2022/10/03 (Mon)
☆偶然だった御利益
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
お彼岸に得をした話ですけど、ソルジャーが来まして…。
シロエ 「毎回、接待係のつもりだったんですか?」
Aブルー「そうなんだよねえ、地獄は勘弁願いたいし…」
スッポンタケが落ちたら困る、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「そのくらいなら、多少、苦労したって…」
キース 「俺たち坊主を、もてなしていた、と?」
Aブルー「決まってるだろう、ぼくは真剣なんだから!」
スッポンタケのパワーは大事なんだよ、と目がマジな人。
Aブルー「法要をすれば、ぼくのハーレイがさ…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「説明中だよ、漲りまくって、ビンビンで…」
ブルー 「もういいから!」
もう充分に通じたから、と生徒会長の怒声。
ブルー 「それより、本気で接待係の覚悟だったと?」
Aブルー「だって、ハーレイのパワーがさ…」
今回、半端なかったんだよ、とソルジャーの言。
Aブルー「壊れそうなくらいに、凄くって!」
ブルー 「はいはい、分かった!」
御利益パワーが凄かったと…、と生徒会長。
ブルー 「お蔭で、法要の意味を悟ったんだね?」
Aブルー「そう! 頑張って、おもてなしすれば…」
法要の度に御利益絶大、と赤い瞳がキラキラと。
Aブルー「だから今後も続けよう、って決心を…」
シロエ 「固めていたのに、違うと分かったんですね?」
Aブルー「うん。ただの偶然だったようだね」
魔法の呪文だったらしいし、とソルジャーの笑み。
Aブルー「そういうことなら、二度目は無しで!」
一同 「「「ええっ!?」」」
本当にやる気だったのか、と誰もが愕然。
シロエ 「キース先輩、これは失点ですからね!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
ジョミー「キースが暴露しちゃったんだよ?」
サム 「魔法の呪文だと言わなけりゃよ…」
シロエ 「バレてませんから!」
この始末をどうつけるんです、とシロエ君。
どうなる…?
2022/10/04 (Tue)
☆借金が返せる職
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
秋のお彼岸で得をした話、今後も継続する筈だったとか。
シロエ 「いいですか? キース先輩がですね…」
ジョミー「余計なことを言わなかったら、この先もさ…」
サム 「俺たち坊主組は、法要の度に接待でよ…」
スウェナ「一般参加の私たちだって、被害はゼロよ?」
それをキースがパアにしたのよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「落とし前はつけて貰わないと…」
ジョミー「それが筋ってヤツだよねえ?」
サム 「死んで詫びろとまでは、言わねえけどよ…」
シロエ 「この失点は、高くつきますよ?」
有耶無耶にはさせませんからね、とシロエ君の睨み。
シロエ 「何らかの形で、詫びて頂きたいですよ」
キース 「そう言われても、俺は万年金欠で…!」
ジョミー「うん、知ってる。でも、借金の返し方はさ…」
サム 「色々あるよな、ついでに金が全てじゃねえし」
働くっていう手もあるんだぜ、とサム君も。
サム 「そういや、借金が返せる職場ってえのが…」
シロエ 「あるんですか?」
サム 「らしいぜ、仕事はキツイらしいんだけどよ」
給料が凄いらしくって…、とサム君が立てる人差し指。
サム 「しかも使ってる暇がねえから、貯まる一方!」
ジョミー「ブラック企業っていうヤツかな?」
シロエ 「それっぽいですねえ…」
サム 「うーん、ブラックかもしれねえけどよ…」
休憩時間はあるんでねえの、とサム君、指をチッチッと。
サム 「なんたって、身体が資本みてえなモンだし」
シロエ 「土木作業員とか、そっち系ですか?」
サム 「そうじゃなくってよ…」
職場は海の上ってヤツ、とサム君の言。
サム 「一年の殆どが船の上でよ…」
シロエ 「船員さんですか?」
サム 「どっちかってえと、漁師だよなあ…」
一同 「「「漁師?」」」
サム 「そうだと思うぜ?」
船員ってついているけどよ、との話ですけど。
どんな職だと?
2022/10/05 (Wed)
☆実刑にピッタリ
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
秋のお彼岸で得をした件、今後も継続な筈だったのに…。
ジョミー「漁師で船員って、船長さんかな?」
シロエ 「そうかもです。自分の船で漁をするなら…」
マツカ 「船長ってことになりますよね」
スウェナ「それなら、稼ぎはありそうねえ…」
でも、船だって高いような、とスウェナちゃん。
スウェナ「借金を抱えて、船を買うのは無茶だわよ」
シロエ 「その前に、貸して貰えませんよ」
ジョミー「だよねえ、なのに借金が返せるってさ…」
どんな船員で漁師なわけ、とジョミー君の問い。
ジョミー「高級魚限定で漁をするとか?」
シロエ 「あー…。でも、それだって船が要りますよ?」
ジョミー「うーん…。まるで見当つかないんだけど…」
サム 「魚自体は、めっちゃ馴染みがあると思うぜ」
高級魚には違いねえけど、とサム君の言。
サム 「この国のヤツなら、大抵、食ってそうだし」
シロエ 「高級なのに、庶民的なお値段なんですか?」
サム 「ピンキリだよなあ、マグロだしよ」
一同 「「「マグロ?」」」
言われてみれば、と誰もが納得。
ジョミー「回転寿司でも回ってるよね…」
シロエ 「高級なお店だと、時価ですよね…」
スウェナ「マグロを獲る漁師さんなのね?」
遠洋漁業になるわけかしら、とスウェナちゃん。
スウェナ「殆ど船の上なんだし…」
サム 「らしいぜ、でもって給料が半端ねえからよ…」
借金も返せてしまう勢い、とサム君、親指をグッと。
サム 「最近、地味に人気でよ…」
シロエ 「そうなんですか?」
サム 「大卒の船員も増えてるらしいぜ」
しかも一流大の新卒、とサム君。
サム 「だからキースのプライドってヤツも…」
シロエ 「傷付かないかもしれませんね、ソレ」
キース 「マグロ漁船に乗れと言うのか!?」
ジョミー「実刑には丁度いいかもね…」
一回、乗って稼いでくれば、という声が。
マグロ漁船に…?
2022/10/06 (Thu)
☆兼業もいいかも
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーも来ているんですけど、キース君が問題で…。
Aブルー「えっと…? キースを漁船に乗せるって?」
サム 「何か文句があるのかよ?」
Aブルー「稼げるってトコはいいんだけどさ…」
帰って来られるのはいつなわけ、とソルジャーの問い。
Aブルー「使えないから、貯まる一方なんだよね?」
サム 「そりゃまあ、殆どが海の上だしよ…」
シロエ 「それで高給取りとなったら、貯まりますよね」
Aブルー「お金はともかく、いつ帰れるのさ?」
まさか、お正月とお盆だけとか…、という質問。
Aブルー「それ以外は、ずっと海の上とか?」
サム 「休暇の時期は、俺も知らねえけど…」
シロエ 「年に二回とかっていうのは、ありそうですね」
Aブルー「困るんだよ、ソレ!」
スッポンタケの法要はどうなるのさ、と膨らませる頬。
Aブルー「君たちは厄介払いが出来て、満足でもさ…」
キース 「あんたは大いに困りそうだな?」
俺がいないと…、とキース君、秒で反応。
キース 「年に二度では、法要は必ず一つ欠けるぞ」
Aブルー「あっ、やっぱり?」
キース 「お彼岸が二回と、お盆だからな」
Aブルー「嫌すぎるから!」
せっかくの御利益が減ってしまう、とソルジャーの文句。
Aブルー「断固反対だよ、マグロ漁船は!」
シロエ 「だったら、代わりに乗るんですか?」
Aブルー「えっ、ぼくが?」
シロエ 「そうですけど?」
代わりに稼いでくるんですか、とシロエ君。
シロエ 「でなきゃ、法要で接待係を続けるとかです」
Aブルー「マグロ漁船の方がマシかな…」
兼業になってしまうけどさ、とソルジャー、顎に手を。
Aブルー「ソルジャー稼業は、やめられないし…」
キース 「確かに、あんたなら可能だろうな」
Aブルー「ちょっと面白そうでもあるしね」
シロエ 「乗る気ですか!?」
マグロ漁船に、とシロエ君、目が点。
本気ですかねえ…?
2022/10/07 (Fri)
☆漁船の方がマシ
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーも来てしまったわけで、キース君が失言で…。
Aブルー「キースを乗せるくらいだったら、ぼくが!」
シロエ 「マグロ漁船って、本気なんですか!?」
Aブルー「キースを失うわけにはいかないし…」
スッポンタケの法要は大切だしね、とソルジャー、真剣。
Aブルー「それに君たちを接待するより、ぼく向けで…」
キース 「…そうなるのか?」
Aブルー「だって、稼ぎがいいんだろう?」
この連中を接待したって稼げないよ、という指摘。
Aブルー「こき使われるだけで、バイト料はゼロ!」
シロエ 「接待係は、そういうものですからね」
サム 「バイト料が出る方がおかしいぜ、うん」
スウェナ「出すなら、それはキースの役目ね」
だけど、それだと本末転倒、とスウェナちゃん。
スウェナ「お坊さんを、もてなさないとダメなんだし…」
ジョミー「そのお坊さんから、バイト料なんかは…」
サム 「有り得ねえよな、絶対に」
そこは無料で接待だぜ、とサム君も。
サム 「稼ごうって方が間違ってるしよ…」
Aブルー「そうなんだよ! マグロ漁船の方がマシ!」
稼げるからね、と親指をグッと。
Aブルー「でもって、兼業なんだから…」
キース 「船の暮らしには縛られない、と…」
Aブルー「そう! 海の上だけが全てじゃないよ!」
夜はもちろん、青の間のベッドで快適に、と笑顔な人。
Aブルー「食事だってさ、好きな時にさ…」
シロエ 「此処に来る気じゃないでしょうね!?」
Aブルー「メニューによるかな、それにノルディが…」
おごってくれる時もあるしさ、とニコニコと。
Aブルー「そういう時には、抜け出して食事!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おやつも食べに来る?」
Aブルー「そのお誘いは、毎日ってこと?」
ぶるぅ 「そだよ、こっちにいるんだし!」
一同 「「「わーっ!」」」
それは困る、と誰もが悲鳴ですけど。
毎日ではねえ…?
2022/10/08 (Sat)
☆もてなすそうです
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
キース君の失言が元で、マグロ漁船という話が出まして。
シロエ 「毎日来るとか、酷すぎますから!」
ジョミー「あんまりすぎるよ、ぼくたちのおやつが…」
Aブルー「減ることは無いと思うけど?」
だって、ぶるぅがいるんだからさ、とソルジャーの笑み。
Aブルー「そうだよね、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「量なら、心配いらないよ!」
人数が増えても大丈夫! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「いつも多めに作ってるから、全然、平気!」
Aブルー「現にさ、ぼくがいつ来たってさ…」
ぶるぅ 「足りなくなったことは、無いと思うの!」
一同 「「「うっ…」」」
そうだった、と誰もが気付いた恐ろしい現実。
シロエ 「今だって、ガンガン食べられてますね…」
ジョミー「手づかみしそうな勢いでね…」
ぶるぅ 「でもでも、ちっとも減ってないでしょ?」
追加のお菓子が出て来るだけで、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「みんなのおやつは、減らないも~ん!」
Aブルー「頼もしいねえ、毎日、来てもいいんだよね?」
ぶるぅ 「うん、おもてなし、大好きだしね!」
毎日歓迎、と弾ける笑顔。
ぶるぅ 「マグロ漁船は忙しそうだし、休憩しに!」
Aブルー「ありがとう! これは是非とも…」
乗らなくっちゃね、とソルジャー、すっかりその気。
Aブルー「毎日、おやつは、ぶるぅの手作り!」
ぶるぅ 「食事も、いつでも食べに来てよね!」
Aブルー「もしかして、三食、大歓迎とか?」
ぶるぅ 「朝御飯だって、張り切っちゃうよ!」
お客様が来てくれるんなら、と大喜びで跳ねるお子様。
ぶるぅ 「毎朝、ビュッフェにしちゃいたいくらい!」
シロエ 「それって、待遇、良すぎませんか!?」
ジョミー「ビュッフェだなんて、贅沢すぎだし!」
Aブルー「じゃあ、君たちも一緒にどう?」
ぶるぅ 「そだね!」
学校の前に食べに来てよ、と言ってますけど。
朝御飯を…?
2022/10/09 (Sun)
☆みんなが来るなら
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
キース君の失言が元で、ソルジャーがマグロ漁船だとか。
Aブルー「それなら文句は無いだろう?」
ぶるぅ 「朝からビュッフェでスタートだよ?」
うんと素敵な朝になるもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「卵料理も、注文に応じて作るしね!」
Aブルー「本当かい?」
ぶるぅ 「朝のビュッフェの定番だもん!」
目玉焼きとかオムレツとか、と卵料理の名前が。
ぶるぅ 「他のお料理も、頑張っちゃう!」
Aブルー「和食と洋食、揃うんだよね?」
ぶるぅ 「みんなが来るなら、中華も作るよ!」
Aブルー「最高だよ、ソレ!」
小籠包もあるといいな、とソルジャーが飲み込む生唾。
Aブルー「蒸したばかりの熱々を、朝一番に…」
ぶるぅ 「オッケー! 大根餅とか、他にも色々!」
Aブルー「いいねえ、でもさ、中華メニューは…」
他の面子が必須なんだよね、とソルジャー、グルリと。
Aブルー「来てくれないかな、朝食ビュッフェ!」
シロエ 「魅力的ではありますねえ…」
ジョミー「でもさ、早起きしないとダメだよ?」
サム 「だよなあ、朝イチで此処まで来ねえと…」
食えねえんだよ、とサム君も。
サム 「でねえと、遅刻しちまうし…」
シロエ 「遅刻の理由には、出来ないでしょうね…」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「アレですよ、キース先輩がやってるヤツで…」
月参りでの遅刻はノーカウントです、とシロエ君。
シロエ 「グレイブ先生公認で遅刻してますよ?」
ジョミー「そうだっけ…。するとキースは…」
サム 「月参りだ、って嘘をつけばよ…」
朝食ビュッフェを楽しめるわけな、とサム君の苦い顔。
サム 「ねえよな、キースだけ許されるってよ…」
シロエ 「何かこう、他に無いでしょうか?」
Aブルー「特別生だし、普通に朝御飯でいい気が…」
一同 「「「あー…」」」
それはあるかも、と顔を見合わせる面々。
朝御飯で…?
2022/10/10 (Mon)
☆届けさえ出せば
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーも来まして、マグロ漁船に乗るという話で…。
Aブルー「特別生って、欠席したっていいんだろう?」
シロエ 「まあ、本来はそうですね…」
ジョミー「出席義務が無いもんねえ…」
Aブルー「それなら、遅刻も全然オッケーなんじゃあ?」
届けを出すだけマシってヤツで、とソルジャーの言。
Aブルー「月参りがいけるんだったら、朝御飯でも…」
シロエ 「いける気がして来ますよね、ソレ…」
ジョミー「グレイブ先生、嫌味を言いそうだけど…」
サム 「諸君、結構な御身分だな、ってヤツな…」
言うのは確実ってヤツでねえの、とサム君も。
サム 「でもよ、遅刻のカウントの方は…」
スウェナ「届けさえ出したら、いける感じね…」
ジョミー「重要度とかを聞かれないかな?」
月参りとは違うんだしさ、とジョミー君が傾げる首。
ジョミー「朝御飯に意味があるのかね、とか…」
シロエ 「あー…。グレイブ先生ですからね…」
サム 「美味い飯を食えるチャンス、ってえのは…」
いい御身分の上塗りだよな、とサム君、フウと溜息。
サム 「けど、それでいくしかねえような気が…」
Aブルー「何を言うかな、朝御飯だよ?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「朝一番から集まって、一緒に朝食!」
意味は何とでもなるじゃないか、とソルジャーの笑み。
Aブルー「現に、ぼくの世界のシャングリラだと…」
シロエ 「朝御飯に意味があるんですか?」
Aブルー「食べながら会議とか、普通だけど?」
時間は有効に使わないと…、とソルジャーが立てる指。
Aブルー「ぼくだって、たまに呼ばれるんだよ!」
ジョミー「朝御飯を食べて、会議ってヤツに?」
Aブルー「そうなんだよねえ、食べたくないのに…」
シロエ 「無理やり、朝御飯になるわけですね?」
Aブルー「そう! これは使えないかな?」
朝御飯で遅刻する言い訳に、と言ってますけど。
さて…?
2022/10/11 (Tue)
☆理由が要ります
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
其処へ来たソルジャー、マグロ漁船に乗る気満々でして。
Aブルー「朝御飯を食べながら、ミーティングとか…」
シロエ 「どうでしょう? グレイブ先生ですからね…」
Aブルー「ぼくは直接、会ったことはないんだけど…」
厳しいらしいよね、と頷くソルジャー。
Aブルー「でも、こっちの世界でも、食事中に会議…」
ブルー 「ぼくのシャングリラには、そういう制度は…」
ジョミー「無い気がするけど、あったっけ?」
ブルー 「無いねえ、なにしろ、ぼくも普段は…」
地球暮らしなものだから、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「定時連絡さえ、してないほどだし…」
サム 「たまに行っても、飯は俺たちと一緒でよ…」
シロエ 「会議なんかはゼロですねえ…」
シャングリラは言い訳になりませんよ、とシロエ君。
シロエ 「第一、ぼくたちが会議に出たってですね…」
サム 「何の役にも立たねえしよ…」
朝飯で会議は無理でねえの、とサム君も。
サム 「グレイブ先生だって、そのくらいはよ…」
ジョミー「充分、承知してるよねえ…」
Aブルー「うーん…。だったら、他の理由を…」
挙げるのはどう、とソルジャーの言。
Aブルー「君たちがいないと、中華メニューがさ…」
シロエ 「出ないんで、必死なんですね?」
Aブルー「そうなんだよ! 是非、君たちにも…」
朝御飯に来て欲しくてね、と自分の食欲に正直な人。
Aブルー「集まって相談するようなことは、無いかな?」
ジョミー「宿題とかだと、毎日じゃないし…」
スウェナ「それに提出義務が無いわよ?」
シロエ 「ついでに、今の時期はですね…」
宿題、出ないじゃないですか、とシロエ君の指摘。
シロエ 「学園祭の準備がありますからねえ…」
ジョミー「そうだ、ソレ!」
シロエ 「えっ?」
ジョミー「いけるんじゃないかな、学園祭の準備で!」
相談したいと言えばいいかも、とジョミー君。
そうかも…?
2022/10/12 (Wed)
☆学園祭でいこう
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーも来まして、マグロ漁船に乗るという話で…。
シロエ 「学園祭って、ぼくたちは何もしませんけど?」
サム 「だよあな、クラス展示もノータッチだしよ…」
スウェナ「模擬店だって、やらないわよねえ…」
何かと面倒なんだもの、とスウェナちゃん。
スウェナ「届け出だとか、色々と…」
ジョミー「だからさ、今年は何かやるってことで…」
マツカ 「そういうことなら、会議ですよね」
朝一番で集まって…、とマツカ君、同意。
マツカ 「食事しながら相談だったら、いけそうですよ」
ジョミー「ほらね、マツカもこう言ってるし!」
スウェナ「その手の会議って、よくあるのかしら?」
マツカ 「うちの父も、たまに出掛けてますね」
多忙な方にはピッタリですし、と御曹司の証言。
マツカ 「夜の会食も多いですけど、朝もあるんです」
サム 「へー…。やっぱ、料亭とかなのかよ?」
マツカ 「ええ。朝しか出ない料理も珍しくないですね」
Aブルー「中華な朝御飯は、まさにソレだよ!」
だから是非、とソルジャーのプッシュ。
Aブルー「朝から会議で、ぶるぅの中華メニューをね!」
ジョミー「それでいこうよ、学園祭も近いしさ…」
サム 「でもよ、今しか使えねえぜ?」
朝飯は毎日なんでねえの、とサム君が顎に当てる手。
サム 「学園祭までは、いけてもよ…」
シロエ 「終わっちゃったら、ダメですよね…」
反省会で一週間も持てばいい方ですよ、とシロエ君も。
シロエ 「そこから先は、どうするんです?」
ジョミー「うーん、そっかあ…」
Aブルー「その時は、また何か考えようよ!」
とにかく今は学園祭で…、とソルジャー、必死。
Aブルー「中華メニューは、逃したくないし…」
ジョミー「食べたいよねえ…」
シロエ 「学園祭でいきますか?」
スウェナ「今の時期なら、有効よ?」
使わない手は無いんじゃない、という声が。
学園祭ですか…。
2022/10/13 (Thu)
☆議題は欠席理由
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーも登場で、マグロ漁船に乗る気満々なわけで。
Aブルー「とりあえず、学園祭の準備にしておけば?」
ジョミー「それで出そうよ、いけるって!」
シロエ 「じゃあ、ソレで朝御飯を食べながらですね…」
次の理由を相談するのはどうでしょう、とシロエ君の案。
シロエ 「ちゃんと会議になっていますし…」
サム 「まるっきりの嘘でもねえってことな?」
シロエ 「議題が別だというだけですよ」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と一同、賛成。
ジョミー「それなら、次の欠席理由も、誰かがさ…」
シロエ 「思い付くだろうと思いませんか?」
マツカ 「ええ。きっと閃く人が出ますよ」
朝は頭も冴えていますし、とマツカ君。
マツカ 「名案が期待出来そうですよね」
Aブルー「ぼくは朝御飯に期待だよ! 中華メニュー!」
でもって毎朝、豪華なビュッフェ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「今の生活より、断然、いいって!」
シロエ 「本気で兼業するんですね?」
Aブルー「稼ぎがいい上、美味しい食事が毎日だよ?」
ただのソルジャーより、ずっといいね、と煌めく瞳。
Aブルー「これはもう、やるしかないってば!」
キース 「あんたが、それでいいんなら…」
シロエ 「止める理由は無いですねえ…」
でも…、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「何処で募集しているんでしょう?」
サム 「あー…。漁協とかでねえの?」
キース 「そのようだな」
求人は出ているようだ、とキース君がスマホで検索。
キース 「出している場所が色々あるぞ」
Aブルー「場所っていうと?」
港の場所かな、とソルジャーの問い。
Aブルー「いわゆる、母港っていうヤツのこと?」
キース 「あんた、港に詳しいのか?」
シロエ 「母港って、すぐに出ましたよね?」
Aブルー「単語は共通!」
本物の海でも宇宙でも、とソルジャー、即答。
納得…。
2022/10/14 (Fri)
☆基地もピンキリ
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーがマグロ漁船に乗る気で、その方向で相談中。
シロエ 「宇宙船にも、母港があるんですね?」
Aブルー「そういうことだね、軍艦なら所属基地だけど」
ジョミー「海賊船もあるって言ってなかった?」
Aブルー「あるよ、一時期、お世話になったねえ…」
あの船の場合は、母港より基地かな、とソルジャーの言。
Aブルー「一大拠点で、その辺の軍事基地よりも…」
ジョミー「凄かったわけ?」
Aブルー「そうだね、ケチな基地だと貧相だから」
人類軍でもピンキリだよ、と笑う人。
Aブルー「民間の資源採取基地より、小さいとかね」
サム 「そんなんで役に立つのかよ?」
Aブルー「あるということが大切らしいよ?」
マザーの目が届くということで…、とクスクス笑い。
Aブルー「SD体制で何が怖いって、マザーだしねえ…」
シロエ 「グランド・マザーでしたっけ?」
Aブルー「うん。基地があるなら、必然的に端末が…」
其処にあることになるだろう、と立てられる人差し指。
Aブルー「つまり、近辺で何かやったら…」
ジョミー「グランド・マザーに即バレなんだね?」
Aブルー「そういうことになっているねえ…」
現実の方はともかくとして、とソルジャー、クックッと。
Aブルー「実際は、ただのこけおどしだよ」
シロエ 「言い切るってことは、悪さをしたんですね?」
Aブルー「人聞きの悪い…。こう、ミュウとしてさ…」
当然の権利を主張したまで、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「ぼくたちだって、生活かかってるんだしね!」
キース 「盗みか?」
Aブルー「ピンポーン!」
ちょっと物資を頂きましたあ! と笑顔全開。
Aブルー「今じゃなくって、昔だけどね」
キース 「マグロ漁船で、ソレはやるなよ?」
Aブルー「えっと、例えば…?」
キース 「厨房から失敬するヤツだ!」
あんた、常習犯だろうが、とキース君の指摘。
そういえば…。
2022/10/15 (Sat)
さて、10月。なんと1日が土曜日でして、見事に休日。
お約束な生徒会長宅で過ごす面々、のんびり、ゆったり。
シロエ 「月の初めから、休みというのはいいですね」
ジョミー「だよねえ、得した気分になるよ」
サム 「得と言えばよ、やっぱ、こないだの…」
お彼岸だよな、とサム君、回想モード。
サム 「ただのアフターの筈が、逆転劇でよ…」
ジョミー「誰かさんが、もてなしてくれたもんねえ…」
不満たらたらだったけどさ、とジョミー君。
ジョミー「オレンジスカッシュ、って言うだけで…」
スウェナ「渋々だけど、ちゃんと取って来て注ぐのよね」
ジョミー「そう! ぼくのグラスに、たっぷりと!」
サム 「俺も色々、注がせて、あれこれ運ばせてよ…」
もう最高の宴会だったぜ、とサム君の満足そうな表情。
サム 「お盆の棚経は大変だけどよ、僧籍で得したぜ」
ジョミー「それは言えてる!」
キース 「俺が提案したんだぞ?」
あの展開は、とキース君の割り込みが。
キース 「坊主をもてなせ、と言った結果がアレで…」
ブルー 「必死で接待してたよねえ…」
例のキノコの供養のために、と生徒会長、クスクスと。
ブルー 「地獄に落ちたら大変だしさ」
キース 「落ちたら最後、更にもてなすしかないからな」
ブルー 「坊主組をね!」
本当にアレはいい案だった、と生徒会長も褒める名案。
ブルー 「毎回、使えればいいんだけどさ…」
キース 「なんと言っても、相手は、あいつで…」
ブルー 「何をやらかしても、不思議じゃないし…」
いずれ、ろくでもないことに…、と生徒会長の深い溜息。
ブルー 「接待要員を連れて来るとか、そういう感じで」
キース 「もてなしの中身が、変わるというのも…」
ありそうだぞ、とキース君。
キース 「あの馬鹿にとっては、もてなしでも、だ…」
ブルー 「一般人には…」
ジョミー「大迷惑とかね…」
確かに分かる、とジョミー君も。
ソルジャーですしね…。
2022/10/01 (Sat)
☆魔法は一回きり
なんと1日が土曜な10月、生徒会長宅に集う御一同様。
秋のお彼岸で得をした話題で、僧籍な面子が対象ですが。
ジョミー「あの人、感性、ズレているしね…」
キース 「ついでに、思い切り厚顔無恥で、だ…」
サム 「発想も斜め上だしよ…」
次はねえのが吉ってヤツ、とサム君が広げる両手。
サム 「また、もてなせ、って言ったらよ…」
ブルー 「待ってました、と大喜びでさ…」
ジョミー「して欲しくもない接待をさ…」
シロエ 「するんですよね、分かります」
二度目は頼んじゃいけませんね、とシロエ君も。
シロエ 「美味しいアフターだったんですけど…」
マツカ 「ええ。ぼくたちは、得はしていませんけど…」
スウェナ「誰かさんが接待に必死で、平和だったものね」
そういう意味では、お得だったわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「でもねえ、ホントに一回きりよね」
キース 「まったくだ。もっと大切に使うべきだった」
魔法の呪文だったのに…、とキース君、残念そうな顔。
キース 「あそこまで効くと分かっていたら…」
ジョミー「またの機会に取っておいたわけ?」
キース 「当然だろうが! でもって、ぶるぅに…」
とっておきの料理を頼んでだな…、とブツブツと。
キース 「これ以上は無い、というクオリティの…」
シロエ 「アフターを用意したかったですねえ…」
ジョミー「でもさ、ソレだと、例の人もさ…」
お土産とテイクアウトで得を、とジョミー君の指摘。
ジョミー「しっかり持って帰ったんだよ?」
キース 「そこか…」
シロエ 「それはそれで、悔しい気がしますね…」
あのタイミングで良しとしましょう、とシロエ君。
シロエ 「魔法の呪文に、ありがちなオチです」
ジョミー「だよねえ、昔話とかでも、あるあるだしさ…」
キース 「俺の失点には、ならないんだな?」
シロエ 「どうでしょう?」
ジョミー「疫病仏だもんね…」
ツッコミどころは満載かも、という声ですけど。
失点だと…?
2022/10/02 (Sun)
☆やる気だった人
初日が土曜という今年の10月、生徒会長宅に集う面々。
秋のお彼岸に得をした話で、僧籍な人が対象でしたけど。
キース 「疫病仏だと言われてもだな…!」
シロエ 「たまには福を招くんですか?」
キース 「現に、お彼岸はそうだったろうが!」
失点にしたら祟ってやるぞ、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「それこそ疫病仏になってだ、思いっ切り…」
サム 「厄を呼ぶってか?」
そいつは勘弁してくれよな、とサム君、ガクブル。
サム 「ただでも、セットものなのによ…」
ジョミー「そうだっけ…。キース単体じゃなくて…」
スウェナ「例の人も、疫病仏だわねえ…」
じゃあ、お彼岸の逆もあるかしら、とスウェナちゃん。
スウェナ「キースが福を招いたんでしょ、その逆よ!」
シロエ 「それは、どういう意味なんです?」
スウェナ「例の人が福を招くってヤツよ、私たちに」
でもって、キースが接待係、という台詞。
スウェナ「例の人も含めて、おもてなしとか…」
シロエ 「災いしか思い付きませんけど?」
キース 「まったくだ。天変地異が起きるぞ、それは」
有り得なさすぎる話だからな、とキース君の渋面。
キース 「あいつが来たら、もれなく迷惑でだ…」
シロエ 「前回だけが例外ですか…」
??? 「ピンポーン!」
大当たり! とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「御挨拶だねえ、親切にしてあげたのに…」
この前の法要のアフターで、と偉そうな人。
Aブルー「魔法の呪文だったらしいね、アレ」
キース 「聞いていたのか!?」
Aブルー「暇だったしさ…」
青の間から覗き見していただけ、としれっと返事が。
Aブルー「つまり、二度目は無いんだろう?」
シロエ 「は?」
Aブルー「毎回、アレだと覚悟したけど…」
キース 「あんた、真面目にやる気だったと?」
Aブルー「当然だよ!」
スッポンタケのためならね、と言ってますけど。
マジで…?
2022/10/03 (Mon)
☆偶然だった御利益
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
お彼岸に得をした話ですけど、ソルジャーが来まして…。
シロエ 「毎回、接待係のつもりだったんですか?」
Aブルー「そうなんだよねえ、地獄は勘弁願いたいし…」
スッポンタケが落ちたら困る、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「そのくらいなら、多少、苦労したって…」
キース 「俺たち坊主を、もてなしていた、と?」
Aブルー「決まってるだろう、ぼくは真剣なんだから!」
スッポンタケのパワーは大事なんだよ、と目がマジな人。
Aブルー「法要をすれば、ぼくのハーレイがさ…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「説明中だよ、漲りまくって、ビンビンで…」
ブルー 「もういいから!」
もう充分に通じたから、と生徒会長の怒声。
ブルー 「それより、本気で接待係の覚悟だったと?」
Aブルー「だって、ハーレイのパワーがさ…」
今回、半端なかったんだよ、とソルジャーの言。
Aブルー「壊れそうなくらいに、凄くって!」
ブルー 「はいはい、分かった!」
御利益パワーが凄かったと…、と生徒会長。
ブルー 「お蔭で、法要の意味を悟ったんだね?」
Aブルー「そう! 頑張って、おもてなしすれば…」
法要の度に御利益絶大、と赤い瞳がキラキラと。
Aブルー「だから今後も続けよう、って決心を…」
シロエ 「固めていたのに、違うと分かったんですね?」
Aブルー「うん。ただの偶然だったようだね」
魔法の呪文だったらしいし、とソルジャーの笑み。
Aブルー「そういうことなら、二度目は無しで!」
一同 「「「ええっ!?」」」
本当にやる気だったのか、と誰もが愕然。
シロエ 「キース先輩、これは失点ですからね!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
ジョミー「キースが暴露しちゃったんだよ?」
サム 「魔法の呪文だと言わなけりゃよ…」
シロエ 「バレてませんから!」
この始末をどうつけるんです、とシロエ君。
どうなる…?
2022/10/04 (Tue)
☆借金が返せる職
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
秋のお彼岸で得をした話、今後も継続する筈だったとか。
シロエ 「いいですか? キース先輩がですね…」
ジョミー「余計なことを言わなかったら、この先もさ…」
サム 「俺たち坊主組は、法要の度に接待でよ…」
スウェナ「一般参加の私たちだって、被害はゼロよ?」
それをキースがパアにしたのよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「落とし前はつけて貰わないと…」
ジョミー「それが筋ってヤツだよねえ?」
サム 「死んで詫びろとまでは、言わねえけどよ…」
シロエ 「この失点は、高くつきますよ?」
有耶無耶にはさせませんからね、とシロエ君の睨み。
シロエ 「何らかの形で、詫びて頂きたいですよ」
キース 「そう言われても、俺は万年金欠で…!」
ジョミー「うん、知ってる。でも、借金の返し方はさ…」
サム 「色々あるよな、ついでに金が全てじゃねえし」
働くっていう手もあるんだぜ、とサム君も。
サム 「そういや、借金が返せる職場ってえのが…」
シロエ 「あるんですか?」
サム 「らしいぜ、仕事はキツイらしいんだけどよ」
給料が凄いらしくって…、とサム君が立てる人差し指。
サム 「しかも使ってる暇がねえから、貯まる一方!」
ジョミー「ブラック企業っていうヤツかな?」
シロエ 「それっぽいですねえ…」
サム 「うーん、ブラックかもしれねえけどよ…」
休憩時間はあるんでねえの、とサム君、指をチッチッと。
サム 「なんたって、身体が資本みてえなモンだし」
シロエ 「土木作業員とか、そっち系ですか?」
サム 「そうじゃなくってよ…」
職場は海の上ってヤツ、とサム君の言。
サム 「一年の殆どが船の上でよ…」
シロエ 「船員さんですか?」
サム 「どっちかってえと、漁師だよなあ…」
一同 「「「漁師?」」」
サム 「そうだと思うぜ?」
船員ってついているけどよ、との話ですけど。
どんな職だと?
2022/10/05 (Wed)
☆実刑にピッタリ
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
秋のお彼岸で得をした件、今後も継続な筈だったのに…。
ジョミー「漁師で船員って、船長さんかな?」
シロエ 「そうかもです。自分の船で漁をするなら…」
マツカ 「船長ってことになりますよね」
スウェナ「それなら、稼ぎはありそうねえ…」
でも、船だって高いような、とスウェナちゃん。
スウェナ「借金を抱えて、船を買うのは無茶だわよ」
シロエ 「その前に、貸して貰えませんよ」
ジョミー「だよねえ、なのに借金が返せるってさ…」
どんな船員で漁師なわけ、とジョミー君の問い。
ジョミー「高級魚限定で漁をするとか?」
シロエ 「あー…。でも、それだって船が要りますよ?」
ジョミー「うーん…。まるで見当つかないんだけど…」
サム 「魚自体は、めっちゃ馴染みがあると思うぜ」
高級魚には違いねえけど、とサム君の言。
サム 「この国のヤツなら、大抵、食ってそうだし」
シロエ 「高級なのに、庶民的なお値段なんですか?」
サム 「ピンキリだよなあ、マグロだしよ」
一同 「「「マグロ?」」」
言われてみれば、と誰もが納得。
ジョミー「回転寿司でも回ってるよね…」
シロエ 「高級なお店だと、時価ですよね…」
スウェナ「マグロを獲る漁師さんなのね?」
遠洋漁業になるわけかしら、とスウェナちゃん。
スウェナ「殆ど船の上なんだし…」
サム 「らしいぜ、でもって給料が半端ねえからよ…」
借金も返せてしまう勢い、とサム君、親指をグッと。
サム 「最近、地味に人気でよ…」
シロエ 「そうなんですか?」
サム 「大卒の船員も増えてるらしいぜ」
しかも一流大の新卒、とサム君。
サム 「だからキースのプライドってヤツも…」
シロエ 「傷付かないかもしれませんね、ソレ」
キース 「マグロ漁船に乗れと言うのか!?」
ジョミー「実刑には丁度いいかもね…」
一回、乗って稼いでくれば、という声が。
マグロ漁船に…?
2022/10/06 (Thu)
☆兼業もいいかも
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーも来ているんですけど、キース君が問題で…。
Aブルー「えっと…? キースを漁船に乗せるって?」
サム 「何か文句があるのかよ?」
Aブルー「稼げるってトコはいいんだけどさ…」
帰って来られるのはいつなわけ、とソルジャーの問い。
Aブルー「使えないから、貯まる一方なんだよね?」
サム 「そりゃまあ、殆どが海の上だしよ…」
シロエ 「それで高給取りとなったら、貯まりますよね」
Aブルー「お金はともかく、いつ帰れるのさ?」
まさか、お正月とお盆だけとか…、という質問。
Aブルー「それ以外は、ずっと海の上とか?」
サム 「休暇の時期は、俺も知らねえけど…」
シロエ 「年に二回とかっていうのは、ありそうですね」
Aブルー「困るんだよ、ソレ!」
スッポンタケの法要はどうなるのさ、と膨らませる頬。
Aブルー「君たちは厄介払いが出来て、満足でもさ…」
キース 「あんたは大いに困りそうだな?」
俺がいないと…、とキース君、秒で反応。
キース 「年に二度では、法要は必ず一つ欠けるぞ」
Aブルー「あっ、やっぱり?」
キース 「お彼岸が二回と、お盆だからな」
Aブルー「嫌すぎるから!」
せっかくの御利益が減ってしまう、とソルジャーの文句。
Aブルー「断固反対だよ、マグロ漁船は!」
シロエ 「だったら、代わりに乗るんですか?」
Aブルー「えっ、ぼくが?」
シロエ 「そうですけど?」
代わりに稼いでくるんですか、とシロエ君。
シロエ 「でなきゃ、法要で接待係を続けるとかです」
Aブルー「マグロ漁船の方がマシかな…」
兼業になってしまうけどさ、とソルジャー、顎に手を。
Aブルー「ソルジャー稼業は、やめられないし…」
キース 「確かに、あんたなら可能だろうな」
Aブルー「ちょっと面白そうでもあるしね」
シロエ 「乗る気ですか!?」
マグロ漁船に、とシロエ君、目が点。
本気ですかねえ…?
2022/10/07 (Fri)
☆漁船の方がマシ
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーも来てしまったわけで、キース君が失言で…。
Aブルー「キースを乗せるくらいだったら、ぼくが!」
シロエ 「マグロ漁船って、本気なんですか!?」
Aブルー「キースを失うわけにはいかないし…」
スッポンタケの法要は大切だしね、とソルジャー、真剣。
Aブルー「それに君たちを接待するより、ぼく向けで…」
キース 「…そうなるのか?」
Aブルー「だって、稼ぎがいいんだろう?」
この連中を接待したって稼げないよ、という指摘。
Aブルー「こき使われるだけで、バイト料はゼロ!」
シロエ 「接待係は、そういうものですからね」
サム 「バイト料が出る方がおかしいぜ、うん」
スウェナ「出すなら、それはキースの役目ね」
だけど、それだと本末転倒、とスウェナちゃん。
スウェナ「お坊さんを、もてなさないとダメなんだし…」
ジョミー「そのお坊さんから、バイト料なんかは…」
サム 「有り得ねえよな、絶対に」
そこは無料で接待だぜ、とサム君も。
サム 「稼ごうって方が間違ってるしよ…」
Aブルー「そうなんだよ! マグロ漁船の方がマシ!」
稼げるからね、と親指をグッと。
Aブルー「でもって、兼業なんだから…」
キース 「船の暮らしには縛られない、と…」
Aブルー「そう! 海の上だけが全てじゃないよ!」
夜はもちろん、青の間のベッドで快適に、と笑顔な人。
Aブルー「食事だってさ、好きな時にさ…」
シロエ 「此処に来る気じゃないでしょうね!?」
Aブルー「メニューによるかな、それにノルディが…」
おごってくれる時もあるしさ、とニコニコと。
Aブルー「そういう時には、抜け出して食事!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おやつも食べに来る?」
Aブルー「そのお誘いは、毎日ってこと?」
ぶるぅ 「そだよ、こっちにいるんだし!」
一同 「「「わーっ!」」」
それは困る、と誰もが悲鳴ですけど。
毎日ではねえ…?
2022/10/08 (Sat)
☆もてなすそうです
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
キース君の失言が元で、マグロ漁船という話が出まして。
シロエ 「毎日来るとか、酷すぎますから!」
ジョミー「あんまりすぎるよ、ぼくたちのおやつが…」
Aブルー「減ることは無いと思うけど?」
だって、ぶるぅがいるんだからさ、とソルジャーの笑み。
Aブルー「そうだよね、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「量なら、心配いらないよ!」
人数が増えても大丈夫! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「いつも多めに作ってるから、全然、平気!」
Aブルー「現にさ、ぼくがいつ来たってさ…」
ぶるぅ 「足りなくなったことは、無いと思うの!」
一同 「「「うっ…」」」
そうだった、と誰もが気付いた恐ろしい現実。
シロエ 「今だって、ガンガン食べられてますね…」
ジョミー「手づかみしそうな勢いでね…」
ぶるぅ 「でもでも、ちっとも減ってないでしょ?」
追加のお菓子が出て来るだけで、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「みんなのおやつは、減らないも~ん!」
Aブルー「頼もしいねえ、毎日、来てもいいんだよね?」
ぶるぅ 「うん、おもてなし、大好きだしね!」
毎日歓迎、と弾ける笑顔。
ぶるぅ 「マグロ漁船は忙しそうだし、休憩しに!」
Aブルー「ありがとう! これは是非とも…」
乗らなくっちゃね、とソルジャー、すっかりその気。
Aブルー「毎日、おやつは、ぶるぅの手作り!」
ぶるぅ 「食事も、いつでも食べに来てよね!」
Aブルー「もしかして、三食、大歓迎とか?」
ぶるぅ 「朝御飯だって、張り切っちゃうよ!」
お客様が来てくれるんなら、と大喜びで跳ねるお子様。
ぶるぅ 「毎朝、ビュッフェにしちゃいたいくらい!」
シロエ 「それって、待遇、良すぎませんか!?」
ジョミー「ビュッフェだなんて、贅沢すぎだし!」
Aブルー「じゃあ、君たちも一緒にどう?」
ぶるぅ 「そだね!」
学校の前に食べに来てよ、と言ってますけど。
朝御飯を…?
2022/10/09 (Sun)
☆みんなが来るなら
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
キース君の失言が元で、ソルジャーがマグロ漁船だとか。
Aブルー「それなら文句は無いだろう?」
ぶるぅ 「朝からビュッフェでスタートだよ?」
うんと素敵な朝になるもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「卵料理も、注文に応じて作るしね!」
Aブルー「本当かい?」
ぶるぅ 「朝のビュッフェの定番だもん!」
目玉焼きとかオムレツとか、と卵料理の名前が。
ぶるぅ 「他のお料理も、頑張っちゃう!」
Aブルー「和食と洋食、揃うんだよね?」
ぶるぅ 「みんなが来るなら、中華も作るよ!」
Aブルー「最高だよ、ソレ!」
小籠包もあるといいな、とソルジャーが飲み込む生唾。
Aブルー「蒸したばかりの熱々を、朝一番に…」
ぶるぅ 「オッケー! 大根餅とか、他にも色々!」
Aブルー「いいねえ、でもさ、中華メニューは…」
他の面子が必須なんだよね、とソルジャー、グルリと。
Aブルー「来てくれないかな、朝食ビュッフェ!」
シロエ 「魅力的ではありますねえ…」
ジョミー「でもさ、早起きしないとダメだよ?」
サム 「だよなあ、朝イチで此処まで来ねえと…」
食えねえんだよ、とサム君も。
サム 「でねえと、遅刻しちまうし…」
シロエ 「遅刻の理由には、出来ないでしょうね…」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「アレですよ、キース先輩がやってるヤツで…」
月参りでの遅刻はノーカウントです、とシロエ君。
シロエ 「グレイブ先生公認で遅刻してますよ?」
ジョミー「そうだっけ…。するとキースは…」
サム 「月参りだ、って嘘をつけばよ…」
朝食ビュッフェを楽しめるわけな、とサム君の苦い顔。
サム 「ねえよな、キースだけ許されるってよ…」
シロエ 「何かこう、他に無いでしょうか?」
Aブルー「特別生だし、普通に朝御飯でいい気が…」
一同 「「「あー…」」」
それはあるかも、と顔を見合わせる面々。
朝御飯で…?
2022/10/10 (Mon)
☆届けさえ出せば
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーも来まして、マグロ漁船に乗るという話で…。
Aブルー「特別生って、欠席したっていいんだろう?」
シロエ 「まあ、本来はそうですね…」
ジョミー「出席義務が無いもんねえ…」
Aブルー「それなら、遅刻も全然オッケーなんじゃあ?」
届けを出すだけマシってヤツで、とソルジャーの言。
Aブルー「月参りがいけるんだったら、朝御飯でも…」
シロエ 「いける気がして来ますよね、ソレ…」
ジョミー「グレイブ先生、嫌味を言いそうだけど…」
サム 「諸君、結構な御身分だな、ってヤツな…」
言うのは確実ってヤツでねえの、とサム君も。
サム 「でもよ、遅刻のカウントの方は…」
スウェナ「届けさえ出したら、いける感じね…」
ジョミー「重要度とかを聞かれないかな?」
月参りとは違うんだしさ、とジョミー君が傾げる首。
ジョミー「朝御飯に意味があるのかね、とか…」
シロエ 「あー…。グレイブ先生ですからね…」
サム 「美味い飯を食えるチャンス、ってえのは…」
いい御身分の上塗りだよな、とサム君、フウと溜息。
サム 「けど、それでいくしかねえような気が…」
Aブルー「何を言うかな、朝御飯だよ?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「朝一番から集まって、一緒に朝食!」
意味は何とでもなるじゃないか、とソルジャーの笑み。
Aブルー「現に、ぼくの世界のシャングリラだと…」
シロエ 「朝御飯に意味があるんですか?」
Aブルー「食べながら会議とか、普通だけど?」
時間は有効に使わないと…、とソルジャーが立てる指。
Aブルー「ぼくだって、たまに呼ばれるんだよ!」
ジョミー「朝御飯を食べて、会議ってヤツに?」
Aブルー「そうなんだよねえ、食べたくないのに…」
シロエ 「無理やり、朝御飯になるわけですね?」
Aブルー「そう! これは使えないかな?」
朝御飯で遅刻する言い訳に、と言ってますけど。
さて…?
2022/10/11 (Tue)
☆理由が要ります
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
其処へ来たソルジャー、マグロ漁船に乗る気満々でして。
Aブルー「朝御飯を食べながら、ミーティングとか…」
シロエ 「どうでしょう? グレイブ先生ですからね…」
Aブルー「ぼくは直接、会ったことはないんだけど…」
厳しいらしいよね、と頷くソルジャー。
Aブルー「でも、こっちの世界でも、食事中に会議…」
ブルー 「ぼくのシャングリラには、そういう制度は…」
ジョミー「無い気がするけど、あったっけ?」
ブルー 「無いねえ、なにしろ、ぼくも普段は…」
地球暮らしなものだから、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「定時連絡さえ、してないほどだし…」
サム 「たまに行っても、飯は俺たちと一緒でよ…」
シロエ 「会議なんかはゼロですねえ…」
シャングリラは言い訳になりませんよ、とシロエ君。
シロエ 「第一、ぼくたちが会議に出たってですね…」
サム 「何の役にも立たねえしよ…」
朝飯で会議は無理でねえの、とサム君も。
サム 「グレイブ先生だって、そのくらいはよ…」
ジョミー「充分、承知してるよねえ…」
Aブルー「うーん…。だったら、他の理由を…」
挙げるのはどう、とソルジャーの言。
Aブルー「君たちがいないと、中華メニューがさ…」
シロエ 「出ないんで、必死なんですね?」
Aブルー「そうなんだよ! 是非、君たちにも…」
朝御飯に来て欲しくてね、と自分の食欲に正直な人。
Aブルー「集まって相談するようなことは、無いかな?」
ジョミー「宿題とかだと、毎日じゃないし…」
スウェナ「それに提出義務が無いわよ?」
シロエ 「ついでに、今の時期はですね…」
宿題、出ないじゃないですか、とシロエ君の指摘。
シロエ 「学園祭の準備がありますからねえ…」
ジョミー「そうだ、ソレ!」
シロエ 「えっ?」
ジョミー「いけるんじゃないかな、学園祭の準備で!」
相談したいと言えばいいかも、とジョミー君。
そうかも…?
2022/10/12 (Wed)
☆学園祭でいこう
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーも来まして、マグロ漁船に乗るという話で…。
シロエ 「学園祭って、ぼくたちは何もしませんけど?」
サム 「だよあな、クラス展示もノータッチだしよ…」
スウェナ「模擬店だって、やらないわよねえ…」
何かと面倒なんだもの、とスウェナちゃん。
スウェナ「届け出だとか、色々と…」
ジョミー「だからさ、今年は何かやるってことで…」
マツカ 「そういうことなら、会議ですよね」
朝一番で集まって…、とマツカ君、同意。
マツカ 「食事しながら相談だったら、いけそうですよ」
ジョミー「ほらね、マツカもこう言ってるし!」
スウェナ「その手の会議って、よくあるのかしら?」
マツカ 「うちの父も、たまに出掛けてますね」
多忙な方にはピッタリですし、と御曹司の証言。
マツカ 「夜の会食も多いですけど、朝もあるんです」
サム 「へー…。やっぱ、料亭とかなのかよ?」
マツカ 「ええ。朝しか出ない料理も珍しくないですね」
Aブルー「中華な朝御飯は、まさにソレだよ!」
だから是非、とソルジャーのプッシュ。
Aブルー「朝から会議で、ぶるぅの中華メニューをね!」
ジョミー「それでいこうよ、学園祭も近いしさ…」
サム 「でもよ、今しか使えねえぜ?」
朝飯は毎日なんでねえの、とサム君が顎に当てる手。
サム 「学園祭までは、いけてもよ…」
シロエ 「終わっちゃったら、ダメですよね…」
反省会で一週間も持てばいい方ですよ、とシロエ君も。
シロエ 「そこから先は、どうするんです?」
ジョミー「うーん、そっかあ…」
Aブルー「その時は、また何か考えようよ!」
とにかく今は学園祭で…、とソルジャー、必死。
Aブルー「中華メニューは、逃したくないし…」
ジョミー「食べたいよねえ…」
シロエ 「学園祭でいきますか?」
スウェナ「今の時期なら、有効よ?」
使わない手は無いんじゃない、という声が。
学園祭ですか…。
2022/10/13 (Thu)
☆議題は欠席理由
今年の10月は初日が土曜、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーも登場で、マグロ漁船に乗る気満々なわけで。
Aブルー「とりあえず、学園祭の準備にしておけば?」
ジョミー「それで出そうよ、いけるって!」
シロエ 「じゃあ、ソレで朝御飯を食べながらですね…」
次の理由を相談するのはどうでしょう、とシロエ君の案。
シロエ 「ちゃんと会議になっていますし…」
サム 「まるっきりの嘘でもねえってことな?」
シロエ 「議題が別だというだけですよ」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と一同、賛成。
ジョミー「それなら、次の欠席理由も、誰かがさ…」
シロエ 「思い付くだろうと思いませんか?」
マツカ 「ええ。きっと閃く人が出ますよ」
朝は頭も冴えていますし、とマツカ君。
マツカ 「名案が期待出来そうですよね」
Aブルー「ぼくは朝御飯に期待だよ! 中華メニュー!」
でもって毎朝、豪華なビュッフェ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「今の生活より、断然、いいって!」
シロエ 「本気で兼業するんですね?」
Aブルー「稼ぎがいい上、美味しい食事が毎日だよ?」
ただのソルジャーより、ずっといいね、と煌めく瞳。
Aブルー「これはもう、やるしかないってば!」
キース 「あんたが、それでいいんなら…」
シロエ 「止める理由は無いですねえ…」
でも…、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「何処で募集しているんでしょう?」
サム 「あー…。漁協とかでねえの?」
キース 「そのようだな」
求人は出ているようだ、とキース君がスマホで検索。
キース 「出している場所が色々あるぞ」
Aブルー「場所っていうと?」
港の場所かな、とソルジャーの問い。
Aブルー「いわゆる、母港っていうヤツのこと?」
キース 「あんた、港に詳しいのか?」
シロエ 「母港って、すぐに出ましたよね?」
Aブルー「単語は共通!」
本物の海でも宇宙でも、とソルジャー、即答。
納得…。
2022/10/14 (Fri)
☆基地もピンキリ
初日が土曜な今年の10月、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーがマグロ漁船に乗る気で、その方向で相談中。
シロエ 「宇宙船にも、母港があるんですね?」
Aブルー「そういうことだね、軍艦なら所属基地だけど」
ジョミー「海賊船もあるって言ってなかった?」
Aブルー「あるよ、一時期、お世話になったねえ…」
あの船の場合は、母港より基地かな、とソルジャーの言。
Aブルー「一大拠点で、その辺の軍事基地よりも…」
ジョミー「凄かったわけ?」
Aブルー「そうだね、ケチな基地だと貧相だから」
人類軍でもピンキリだよ、と笑う人。
Aブルー「民間の資源採取基地より、小さいとかね」
サム 「そんなんで役に立つのかよ?」
Aブルー「あるということが大切らしいよ?」
マザーの目が届くということで…、とクスクス笑い。
Aブルー「SD体制で何が怖いって、マザーだしねえ…」
シロエ 「グランド・マザーでしたっけ?」
Aブルー「うん。基地があるなら、必然的に端末が…」
其処にあることになるだろう、と立てられる人差し指。
Aブルー「つまり、近辺で何かやったら…」
ジョミー「グランド・マザーに即バレなんだね?」
Aブルー「そういうことになっているねえ…」
現実の方はともかくとして、とソルジャー、クックッと。
Aブルー「実際は、ただのこけおどしだよ」
シロエ 「言い切るってことは、悪さをしたんですね?」
Aブルー「人聞きの悪い…。こう、ミュウとしてさ…」
当然の権利を主張したまで、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「ぼくたちだって、生活かかってるんだしね!」
キース 「盗みか?」
Aブルー「ピンポーン!」
ちょっと物資を頂きましたあ! と笑顔全開。
Aブルー「今じゃなくって、昔だけどね」
キース 「マグロ漁船で、ソレはやるなよ?」
Aブルー「えっと、例えば…?」
キース 「厨房から失敬するヤツだ!」
あんた、常習犯だろうが、とキース君の指摘。
そういえば…。
2022/10/15 (Sat)
☆お勧めは高級店
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、二泊三日で南の島へ旅行。
お彼岸の法要はソルジャーが一人、留守番で営む方針で。
キース 「何が出張法要だ! あんたは此処で、だ…」
シロエ 「留守番で一人で法要ですよ?」
Aブルー「お布施なら、ちゃんと払うから!」
なんなら、スッポンタケの戒名代も、とソルジャーの言。
Aブルー「払ってないのが問題だったら、キッチリと!」
キース 「それは断る!」
戒名代は断固受け取り拒否だ、とキース君の怒声。
キース 「貰ったら最後、公認扱いになるからな!」
Aブルー「じゃあ、お布施! 出張法要の分を上乗せ!」
このくらいでどう、と指ならぬ右手を突き出す人。
Aブルー「指一本が10ってことでさ、ドーンと50!」
キース 「それだけ上乗せするというのか?」
Aブルー「えっと…。込みのつもりだったんだけど…」
出張法要を頼めるんなら、この分、上乗せ、という台詞。
Aブルー「これだけあったら、みんなのお土産代も…」
シロエ 「そりゃまあ、充分に足りますけどね…」
ジョミー「そういう問題じゃないよね、コレって…」
なんで南の島で法要、とジョミー君が顰める顔。
ジョミー「それに、一緒に来る気だとしか…」
シロエ 「思えませんけど、どうなんです?」
Aブルー「もちろん、行くよ!」
浜辺でバーベキューもしたいし、と赤い瞳がキラキラと。
Aブルー「それに南の島のグルメも楽しめるしさ…」
キース 「俺は真面目に断るからな!」
承知したら皆に殺される、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「だから、あんたは留守番しやがれ!」
シロエ 「そうですよ。でもって、おはぎをお土産に…」
ブルー 「帰ればいいと思うけどねえ?」
ぼくも高級店を推すよ、と生徒会長も。
ブルー 「お勧めの店を教えるから、留守番で!」
Aブルー「それなら、ぼくは現地参加で!」
一同 「「「は?」」」
現地参加とは何なんだ、と誰もがキョトン。
どうする気だと…?
2022/09/16 (Fri)
☆現地参加を希望
秋のお彼岸は二泊三日で、マツカ君の南の島の別荘行き。
法要はソルジャーが留守番がてら、一人で営む方向で…。
キース 「…おい。現地参加というのは、何だ?」
Aブルー「そのまんまだけど?」
現地で参加するんだよ、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「プライベートジェットも魅力的だけど…」
シロエ 「絶対、お断りですからね!」
Aブルー「ほらね、そう言うに決まっているから…」
ぼくは現地で合流で、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「瞬間移動でパッとお出掛け、これなら簡単!」
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「それに、現地で参加するなら…」
ぼくのハーレイも大丈夫、と嫌すぎる台詞が。
Aブルー「特別休暇は無理だろうけど、夜だけはね!」
キース 「飯を食ったら帰るんだろうな?」
Aブルー「何を言うかな、当然、お泊まり!」
部屋はあるよね、とソルジャーの視線がマツカ君に。
Aブルー「出来れば、豪華なダブルベッドで!」
マツカ 「そういうお部屋は、あるんですけど…」
キース 「相槌を打つな!」
そういう時は無いと言うんだ、とキース君、拳をグッと。
キース 「ツインさえ無くて、シングルだけだとか!」
マツカ 「あっ…! す、すみません…!」
Aブルー「無駄、無駄! マツカの家の別荘がさ…」
そんなにショボいわけがないしね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「だからさ、此処は現地参加で!」
シロエ 「嫌だと言っても来るんですね、ソレ…?」
Aブルー「決まってるだろう!」
せっかくのチャンスなんだから、と譲らない人。
Aブルー「でもって、キースは出張用の鞄を持参で…」
キース 「断固、断る!」
誰がやるか、とキース君、ピシャリ。
キース 「やったら、皆に恨まれるからな!」
シロエ 「当然ですね、末代まで恨みまくりですよ」
キース 「ほら見ろ!」
Aブルー「それなら、アドス和尚にさ…」
ちょっと御注進してもいいかな、と言ってますけど。
何を…?
2022/09/17 (Sat)
☆アリバイは完璧
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、二泊三日で南の島へ旅行。
そういう計画を立てた面々、ソルジャーは留守番な方向。
キース 「御注進だと?」
Aブルー「うん、善良な市民の義務ってヤツで」
シロエ 「何を知らせる気なんです?」
Aブルー「もちろん、キースが旅行な件だよ!」
お彼岸の法要を放り出して…、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「ブルーの家で法要、っていう言い訳だよね?」
キース 「そうだが、此処にいなくても…」
電話に出れば問題ないぞ、とキース君の反撃が。
キース 「どうせ親父は、法要で動けないからな!」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「お中日だぞ、応援の人も来ているし…」
サム 「住職が抜けるのは、有り得ねえぜ?」
ほんの少しの間でもよ、とサム君も。
サム 「イライザさんだって、裏方で忙しいしよ…」
キース 「ああ。檀家さんも大勢、いらっしゃるしな」
俺の居場所なぞ把握出来ん、とキース君、勝ち誇った顔。
キース 「せいぜい、電話で確認くらいだ」
シロエ 「GPSさえ切っておいたら、完璧ですよね」
キース 「居場所が掴めないからな」
南の島だとバレるわけがない、と自信満々。
キース 「俺のスマホは防水だし…」
ジョミー「海の中でも平気だよねえ?」
キース 「流石に、潜水中は出られないんだが…」
海面に出ればオッケーだ、と親指をグッと。
キース 「直ぐに電話に出られないのは、法要の時は…」
サム 「あるあるだよなあ、お経は中断出来ねえしよ」
シロエ 「半時間とかは余裕ですよね」
キース 「そういうことだな、だから俺のアリバイは…」
どうとでもなる、とキース君。
キース 「御注進だろうが、好きにしやがれ!」
Aブルー「なるほどねえ…。でもさ、それでバレたら?」
キース 「ただで済むわけがないだろう!」
Aブルー「例えば?」
キース 「もしもの話は、必要無い!」
俺のアリバイは完璧なんだ、と怒鳴ってますけど。
本当に…?
2022/09/18 (Sun)
☆崩れそうなアリバイ
秋のお彼岸は二泊三日でマツカ君の別荘、南の島な面々。
そういう計画を立てたわけですが、ソルジャーは留守番。
Aブルー「一応、参考までに聞きたくってさ…」
サム 「バレた場合に、キースが食らう罰をかよ?」
Aブルー「出来れば、それを見たいからねえ…」
キース 「もしもは無い、と言ってるだろうが!」
俺のアリバイは崩せないぞ、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「親父にバレるわけがない!」
Aブルー「それは、電話に出るからだよね?」
キース 「それがどうした!」
Aブルー「じゃあさ、電話を失くしちゃったら?」
海で失くしたら大変だろうね、とソルジャー、ニヤニヤ。
Aブルー「沈んじゃったら、見付からないかと…」
キース 「そうならないよう、しっかり固定だ!」
シロエ 「グッズは色々ありますからね」
Aブルー「何か忘れていないかな?」
失敬するのは簡単でね、とウインクする人。
Aブルー「ぼくの身体は此処にあっても、サイオンは…」
キース 「届くというのか、あんな場所まで!?」
Aブルー「南の島だろ、近すぎるくらいの距離だけど?」
月ほども離れていないじゃないか、とソルジャーの笑み。
Aブルー「瞬間移動で飛べる距離なら、サイオンはさ…」
シロエ 「まさか、楽勝なんですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
おまけに、たかがスマホだしさ、と指をチッチッと。
Aブルー「何の労力も必要無いよね、失敬するのは」
キース 「盗んで、海に沈める気か!?」
Aブルー「それでもいいし、ぼくが貰っておいても…」
でもって電話に出てもいいかな、と恐ろしい台詞が。
Aブルー「ぼくの声は、ブルーと同じだし…」
キース 「親父にバラすと…?」
Aブルー「出られません、とね!」
画像も送れるんだっけ、と赤い瞳に物騒な光。
Aブルー「現地に瞬間移動でさ…」
キース 「泳ぐ俺を撮る、と?」
Aブルー「そう!」
それを送ればどうなるかな、と質問ですけど。
詰むのでは…?
2022/09/19 (Mon)
☆最悪なコースは
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、南の島で二泊三日の休日。
ところがソルジャーも来たいと言い出し、ヤバい方向へ。
シロエ 「キース先輩、流石に写真はマズいですよ!」
サム 「だよなあ、動画もいけるしよ…」
Aブルー「そうだよ、ぼくの声で生中継で!」
こちら南の島になります、と景色もね、と怖すぎる台詞。
Aブルー「時計も写せば、もう完璧!」
キース 「俺が親父に殺されるんだが!」
Aブルー「だったら、ぼくの現地参加も許可してよ!」
でもって出張法要をね、と食い下がるソルジャー。
Aブルー「でないと、何が起きても知らないよ?」
一同 「「「うわー…」」」
詰んだのでは、と誰もが顔面蒼白。
シロエ 「南の島まで行って、法要ですか…」
ジョミー「それに、キャプテンまで来るんだよねえ?」
サム 「嫌な予感しかしねえぜ、ソレ…」
スウェナ「そうよね、それに最悪なコースとしては…」
台風が来るとかあるんじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「直撃されたら、別荘どころか…」
シロエ 「空港に着陸出来ませんよね…」
ブルー 「行ってから詰むってコースもあるねえ…」
急に進路が変わる台風、と生徒会長も良くない顔色。
ブルー 「こんな筈では、ってほど海が荒れるとか…」
ジョミー「そっか、台風は早くから影響あるしね…」
Aブルー「ぼくは全く気にしないけど?」
法要と、ハーレイとお泊まりが出来れば、とお気楽な人。
Aブルー「別荘に缶詰めでも、食事は最高なんだしさ…」
キース 「俺たちは嬉しくないんだが!」
Aブルー「何を言うかな、夜は寝室覗き放題!」
公開するから来て楽しんで、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「台風で海がダメな時には、熱い夜をね!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「録画してもいいし、写真もオッケー!」
シロエ 「要りませんから!」
Aブルー「サービスだよ!」
海がダメなら娯楽を提供、と言われましても。
嬉しいですか…?
2022/09/20 (Tue)
☆あるあるは嫌だ
秋のお彼岸は二泊三日でマツカ君の別荘、南の島へ旅行。
そんな計画だったんですけど、非常に怪しい雲行きで…。
シロエ 「そんなサービスは、求めてません!」
Aブルー「遠慮しないで、どんどん覗いてくれたまえ!」
出張法要のお礼の分も、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「法要に参列してくれるんだし、そのお礼だよ」
シロエ 「お断りします!」
Aブルー「でもさ、せっかく開放的な南の島でさ…」
缶詰なんてつまらないだろう、と見せる気満々な人。
Aブルー「台風の時には、別の楽しみ方がなくちゃね!」
シロエ 「嫌でも見せるとか言わないでしょうね?」
Aブルー「もちろん、みんなに大公開だよ!」
ぼくのぶるぅが最高のスポットに御案内、と弾ける笑顔。
Aブルー「覗きのプロだし、解説にも期待しててよね!」
一同 「「「げっ!」」」
詰んだのでは、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「台風が来たら、最低最悪な旅行ですよね…」
マツカ 「お天気ばかりは、どうしようもないですよ…」
サム 「行ったら、詰む気しかしねえんだけど…」
ジョミー「行かなかったら、晴れるかもだけど…」
これって旅行あるあるだよね、とジョミー君の悪い顔色。
ジョミー「キャンセルしちゃった時に限って…」
スウェナ「台風のコースが外れるヤツよね」
シロエ 「でも、決行した時は直撃なんですよ…」
ぼくたちの運は良くない気が、とシロエ君。
シロエ 「おまけに、キース先輩がいます」
一同 「「「あー…」」」
疫病仏と一緒の旅じゃダメかも、と誰もが溜息。
シロエ 「お彼岸は普通にするべきですね…」
ジョミー「南の島、行きたかったんだけどね…」
詰んでからだと手遅れだしさ、とジョミー君。
ジョミー「いつも通りに法要だけかな…」
シロエ 「そうですね…」
Aブルー「えーっ、旅行は!?」
キース 「知るか、あんたのせいだろうが!」
いつも通りが一番なんだ、とキース君の怒声。
此処で法要…。
2022/09/21 (Wed)
☆南の島がパアに
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、南の島へ二泊三日で旅行。
そんな計画を立てた面々ですけど、白紙に戻ったわけで。
キース 「いいな、お彼岸は此処で法要に決定だ!」
一同 「「「はーい…」」」
仕方ないしね、と頷く御一同様。
シロエ 「命あっての物種ですから…」
ジョミー「別荘は逃げて行かないしね…」
Aブルー「ぼくは旅行に行きたいんだけど!」
キース 「だったら、マツカに手配して貰え!」
法要の代わりに旅行してこい、とキース君、ピシャリと。
キース 「俺たちは此処で羽を伸ばすから、好きにしろ」
シロエ 「いいですね! 法要が無いなら、お彼岸も…」
サム 「そんなに悪くはねえよな、うん」
Aブルー「酷すぎるから!」
法要の無いお彼岸なんて、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「分かったよ、いつも通りでいいよ!」
キース 「よし。当日は遅刻するんじゃないぞ」
Aブルー「心がけとく…。あーあ、残念…」
シロエ 「ソレ、ぼくたちの台詞ですから!」
南の島がパアなんですよ、とシロエ君が尖らせる唇。
シロエ 「法要もサボりたいくらいですってば!」
Aブルー「困るよ、出席してくれないと!」
シロエ 「そう思うんなら、今日は早めに帰って下さい」
でないと皆がキレますよ、という脅しが。
シロエ 「あなたの顔を見ているとですね…」
ジョミー「ムカついてくるよね…」
Aブルー「じゃ、じゃあ、お彼岸はよろしくね!」
法要お願い、と慌てて消え失せた人。
シロエ 「マッハの速さで帰りましたよ?」
キース 「土産も強請っていかなかったな…」
よっぽど焦っていたんだろう、とキース君の苦笑。
キース 「とはいえ、俺たちも詰んだわけだが…」
シロエ 「疫病仏の伝説が、また増えましたね」
キース 「言わないでくれ、気が滅入る。だが…」
シロエ 「お彼岸は協力してくれ、でしょう?」
キース 「すまんが、頼む…!」
親父に殺されたくはない、と土下座。
仕方ないですね…?
2022/09/22 (Thu)
☆アフターに期待
南の島への旅行はパアで、やって来ました、秋のお彼岸。
23日は生徒会長宅で法要、朝イチで集合した御一同様。
シロエ 「おはようございます。いい天気ですね…」
ジョミー「情けないくらいに快晴だよね…」
台風の欠片も無いんだから、とジョミー君の深い溜息。
ジョミー「これなら絶対、海で泳げた筈なのに…」
サム 「でもよ、旅行あるあるが怖いしよ…」
スウェナ「決行してたら、台風の可能性が高いのよね…」
シロエ 「なんと言っても、キース先輩がいますから…」
疫病仏の厄は半端ないですしね、とシロエ君。
シロエ 「節分だって、思いっ切りの大雪でしたよ?」
ジョミー「あー…。狙いすましたように来たよね…」
サム 「あれで厄除け祈願が、パアだったんだぜ?」
キースが代参する予定だったヤツな、とサム君の指摘。
サム 「厄除けも潰す勢いなんだぜ、旅行くらいは…」
シロエ 「朝飯前で潰しますよね、それも大型台風で…」
でもって別荘に缶詰めで詰み、とシロエ君が広げる両手。
シロエ 「あの厄介な人と、二泊三日もですよ?」
スウェナ「嫌すぎだわよ、そんな旅行は!」
ジョミー「しかも、キャプテン付きだもんね…」
サム 「法要を選んだ方がマシってモンだぜ」
諦めて気分を切り替えようぜ、とサム君の前向きな意見。
サム 「やるしかねえなら、開き直るしか…」
シロエ 「そうですね、アフターに期待でしょうか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 御馳走、用意してるよ!」
南の島がパアだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「その分、美味しいものを食べなきゃ!」
一同 「「「やったーっ!」」」
そうこなくっちゃ、と誰もが歓声。
シロエ 「例の人が、帰ってくれるといいんですけど…」
サム 「俺たちだけで楽しみてえよな…」
ジョミー「うまく帰ってくれるかなあ?」
ぶるぅ 「お土産はどう?」
シロエ 「さあ…?」
お土産なんかで帰るでしょうか、という疑問。
確かに…。
2022/09/23 (Fri)
☆アフターを希望
秋のお彼岸はスッポンタケの法要、南の島を諦めた面々。
法要のアフターに期待ですけど、ソルジャーが問題で…。
ぶるぅ 「お土産、ダメかなあ…?」
??? 「もちろん、ダメに決まっているとも!」
酷すぎるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
シロエ 「もう来たんですか!?」
Aブルー「アフターと聞いたからにはね!」
ぼくだけ帰らせる方向なんて、と地獄耳な人。
Aブルー「御馳走を逃すとか、有り得ないから!」
シロエ 「でもですね、ただの宴会ですし…」
ジョミー「あんまりメリット無いと思うよ?」
サム 「そうだぜ、帰って昼寝がいいんでねえの?」
料理はテイクアウトでよ、とサム君の提案。
サム 「その方が絶対、ゆっくり出来てよ…」
ジョミー「いいんじゃないかと思うけどなあ…」
シロエ 「ぼくも、そっちを推しますね」
お勧めはお土産とテイクアウトです、とシロエ君も。
シロエ 「それなら、キャプテンも食べられますし…」
Aブルー「あー…。だったら、それも頼もうかな?」
一同 「「「は?」」」
それもというのは、と誰もが傾げる首。
シロエ 「えっと、どういう意味なんです?」
Aブルー「お土産と、テイクアウトだよ!」
ぼくのハーレイも、ぶるぅも喜ぶしね、と笑顔な人。
Aブルー「でもって、ぼくは御馳走たっぷり!」
シロエ 「アフターに出て、お土産までですか!?」
ジョミー「そんなの、許されないからね!」
Aブルー「何を言うかな、今日のアフターはさ…」
誰のお蔭だと思ってるんだい、とソルジャーの言。
Aブルー「何故、アフターがあるのかな?」
一同 「「「うっ…」」」
法要があるからアフターだった、と一同、絶句。
Aブルー「分かったんなら、ぼくもアフターに参加!」
シロエ 「お土産は厚かましすぎませんか?」
サム 「そうだぜ、テイクアウトもよ…」
Aブルー「それは違うね!」
ぼくは間違っていない筈、と言ってますけど。
何処が…?
2022/09/24 (Sat)
☆お土産もつく筈
南の島はパアでスッポンタケの法要、そんな秋のお彼岸。
せめてアフターを楽しもう、と思った面々ですけれど…。
シロエ 「間違ってないって、どの辺がですか!」
ジョミー「そうだよ、そんなの、おかしすぎるし!」
サム 「アフターに出た上、土産はねえよ」
出たんなら、其処で終わりだろ、とサム君の指摘。
サム 「土産も、テイクアウトも無くてよ…」
シロエ 「解散するのが、アフターですよね」
Aブルー「うーん、普通はそうかもだけどさ…」
法要は違うと思うんだよね、とソルジャーの主張。
Aブルー「アフターがあって、お土産もついて…」
シロエ 「初耳ですけど、何処の話です?」
Aブルー「何処って、多分、何処のお寺でも…」
そうじゃないかな、と言い出した人。
Aブルー「あっ、丁度、キースが来たみたいだから…」
ぶるぅ 「ホントだ、お迎えに行ってくる!」
チャイムの音で「そるじゃぁ・ぶるぅ」が出迎えに。
Aブルー「よし、じきに証人が来るってね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キース、来たよーっ!」
キース 「邪魔するぞ。ほう、今回も早く来たな」
いい心がけだ、とキース君の視線がソルジャーに。
キース 「なら、早速着替えて、法要を…」
Aブルー「その前に、君に質問があって…」
キース 「はあ?」
お布施を値切るというのは無しだぞ、とキース君。
キース 「法要のことなら、後で法話の時に…」
Aブルー「法話とは、ちょっと違うと思うけど…」
キース 「なんだ、どういう質問なんだ?」
分からんぞ、とキース君が傾げる首。
キース 「気になるから、早く言ってくれ」
Aブルー「お土産だよ!」
キース 「土産?」
話が全く見えないんだが、とキース君、ポカーン。
キース 「何故、此処で土産が出て来るんだ?」
Aブルー「アフターの件で、もめててさ…」
キース 「何のだ?」
Aブルー「法要に決まっているだろう!」
本職の君に聞くのが一番、と笑顔ですけど。
何を…?
2022/09/25 (Sun)
☆法要の後には
南の島へ旅行の代わりに、スッポンタケの法要なお彼岸。
アフターに期待な面々ですけど、ソルジャーも希望で…。
キース 「法要のアフターだと?」
Aブルー「そう! 終わったら御馳走らしいんだけど…」
ぼくはお土産が欲しくてね、と面の皮が厚いソルジャー。
Aブルー「ついでにテイクアウトも希望でさ…」
キース 「何故、そうなる? 出席するなら満足だろう」
Aブルー「違うよ、ぼくのハーレイと、ぶるぅ用だよ!」
シロエ 「さっきから、こう言ってるんです、この人は」
厚かましいにも程があります、とシロエ君が顰める顔。
シロエ 「その上、法要の時は、それが普通だと…」
Aブルー「ぼくが正しいと思うんだけどね?」
元老寺だって、その筈だよ、とソルジャーの言。
Aブルー「お彼岸の法要の後には、大宴会で…」
キース 「なんで、あんたが知っているんだ!」
Aブルー「覗き見したことがあるからね!」
でもって、残りをテイクアウトで…、と続ける人。
Aブルー「その他に、折詰のお土産だって!」
シロエ 「キース先輩、そうなんですか!?」
キース 「こいつが言うのは、間違っていない…」
一同 「「「ええっ!?」」」
マジか、と一同、目を白黒。
Aブルー「ほらね、正しいと言っただろう?」
シロエ 「そ、そんな…。何処のお寺も、そうですか?」
キース 「基本ではあるな、そういうのが」
宴会するのは関係者だが…、と副住職。
キース 「手伝って貰った坊主仲間とか、檀家さんで…」
Aブルー「法要に出ただけの人も、お土産、あるよね?」
キース 「あるな、折詰を持って帰って頂いている」
一同 「「「げっ!」」」
ヤバイ、と誰もが焦りまくり。
ジョミー「じゃあ、お土産とテイクアウトは…」
キース 「認めてやるしかないと思うが」
シロエ 「踏んだり蹴ったりなんですけど!」
キース 「だが、法要では常識になっているからな…」
断る理由が皆無なんだ、と呻いている人。
お土産付き…。
2022/09/26 (Mon)
☆泥棒に追い銭
南の島への旅行はパアで、スッポンタケの法要なお彼岸。
しかもアフターに参加希望のソルジャー、お土産も要求。
シロエ 「それは、泥棒に追い銭とか言いませんか!?」
キース 「俺も同感だが、どうにも出来ん」
Aブルー「失礼だねえ、誰が泥棒なのさ!」
シロエ 「泥棒に加えて、ほぼ強盗だと思いますけど!」
アフターに押し入りなんですからね、とシロエ君。
シロエ 「その上、お土産とテイクアウトだなんて…」
ジョミー「火事場泥棒って気がするよね、ソレ」
Aブルー「だけど、キースも認めてるから!」
そうだよね、とソルジャーの視線がキース君に。
Aブルー「アフターも、お土産もテイクアウトも常識!」
キース 「慣例になっているからな…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 沢山、持って帰ってね!」
ぼくも詰めるの張り切っちゃう、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「食べて貰えるのは、嬉しいもん!」
Aブルー「ありがとう! 今日は来た甲斐があったよ」
そろそろ法要を頼めるかな、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「サッサと済ませて、ドーンと宴会!」
キース 「そうだな…」
着替えて来る、とキース君、法衣鞄を提げて別室へ。
シロエ 「台風は来なかった上に、コレですか…」
サム 「火事場泥棒に追い銭かよ…」
Aブルー「君たち、失礼すぎるから!」
そもそも、誰のお蔭でアフター、とソルジャーの文句が。
Aブルー「法要が無ければ、アフターも無いしね!」
シロエ 「南の島を逃したんですけど!」
Aブルー「君たちが決めたことだろう?」
ゲスト多めが嫌だと言って…、とズバリ正論。
Aブルー「ぼくのハーレイの参加を認めてくれれば…」
キース 「その件も否定は不可能だな」
諦めるしか、と法衣で戻って来たキース君。
キース 「俺だって、旅行に行きたかったんだ!」
Aブルー「出張法要でも良かったよねえ?」
キース 「否定はしないが…」
だが仕方ない、と数珠をジャラッと。
いよいよ、法要…。
2022/09/27 (Tue)
☆法要のメインは
秋のお彼岸は南の島へ旅行な筈が、スッポンタケの法要。
しかもソルジャーがアフターに参加、お土産もつくとか。
キース 「諦めて、いつも通りに正座してくれ」
一同 「「「はーい…」」」
法要タイムだ、と正座するしかない面々。
キース 「では、始めるぞ」
Aブルー「心をこめて、よろしく頼むよ!」
キース 「俺は手抜きはしない主義だ!」
ブツが何でも真面目にやる、とキース君、副住職モード。
キース 「願我~身浄~、如~香~炉~…」
一同 (((いつものヤツだ…)))
キース 「願我~心如~、知~恵~火~…」
いよいよ読経が始まりまして、法要は順調に進行。
キース 「皆さん、順にお焼香を」
一同 (((抹香臭いけど、仕方ない…)))
お経が響く中、香炉が回され、焼香で煙がもうもうと。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((この連続が来たら、終了間近…)))
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
木魚と鐘の乱打が終わって、締めのお経とお念仏が。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((よし、終わりだ!)))
キース 「南無阿弥陀仏~…」」」
ハハーッとお辞儀で、読経が終了。
キース 「はい、よくお勤めでございました」
一同 (((次は法話で…)))
キース 「それでは、今日はお彼岸について…」
Aブルー「法話はいいから、アフターで!」
今日は早くから来てるんだしさ、とソルジャーの注文。
Aブルー「みんなも、お腹、減ってるよね?」
キース 「やかましい! 法話を聞かんか!」
Aブルー「でも、お坊さんだってアフターなんだし…」
宴会に移行でいいと思う、とカッ飛んだ主張。
Aブルー「法要のメインは宴会だってば、絶対に!」
キース 「それについても否定はせんが…」
シロエ 「なんですって!?」
Aブルー「ほらね、キースもこう言ってるし!」
アフターにしよう、と言ってますけど。
正しい、と…?
2022/09/28 (Wed)
☆アフターが正しい
南の島へ旅行の筈が、スッポンタケの法要な秋のお彼岸。
読経の後は法話ですけど、宴会だと主張するソルジャー。
Aブルー「法要のメインは宴会なんだし、アフターで!」
シロエ 「キース先輩、どういうことです!?」
キース 「お彼岸はともかく、お盆の方が、だ…」
元は宴会だったんだ、とキース君の苦い顔付き。
キース 「それも、坊主をもてなすヤツで…」
一同 「「「ええっ!?」」」
マジか、と誰もが見合わせる顔。
シロエ 「お坊さんを呼んで、宴会なんですか…?」
キース 「ああ。徳の高い坊主を、大勢招いて…」
Aブルー「大宴会がお盆なんだね?」
キース 「お盆と言うか、お盆のルーツと言うべきか…」
お経にもそう書かれている、とキース君が繰る数珠。
キース 「お彼岸にお盆の話もアレだが、仕方ない」
スウェナ「法話ってわけね?」
キース 「そういうことでカウントしておく」
やらないわけにもいかんしな、と数珠をジャラジャラと。
キース 「お釈迦様の弟子の一人が、母親を亡くして…」
Aブルー「お葬式で大宴会かな?」
キース 「違う、しばらく経ってからの話だ」
母親は地獄に落ちていたんだ、と副住職。
キース 「気付いた弟子が、お釈迦様に相談すると…」
シロエ 「宴会を提案されたんですか?」
キース 「その通りだ。お前も坊主の素質があるな」
シロエ 「違いますから!」
頭の回転が速いだけです、とシロエ君の逃げ。
シロエ 「宴会が何の役に立つのか、分かりませんしね」
キース 「逃げる気か? まあいい、よく聞け」
大勢の坊主をもてなすことに意義がある、と副住職。
キース 「つまり、功徳を積むわけで…」
シロエ 「あー…。その功徳で、お母さんを…」
救うんですね、とシロエ君、納得。
シロエ 「それがお彼岸の始まりだ、と…」
キース 「そうなるな」
Aブルー「ほらね、宴会するのが正しいんだよ!」
さあ、アフターだ、と拳を突き上げる人。
宴会でいいと?
2022/09/29 (Thu)
☆アフターの主役は
南の島へ旅行の代わりに、スッポンタケの法要ですけど。
法要の後は宴会するのが正しい、とソルジャーが主張。
Aブルー「法話も済んだし、宴会だってば!」
シロエ 「そうなるんですか、キース先輩?」
キース 「さっきも言ったが、否定するのは不可能で…」
諦めてくれ、とキース君、超特大の溜息。
キース 「本音を言えば、俺をもてなして欲しいがな」
一同 「「「は?」」」
何故に、と一同、キョトンとした顔。
シロエ 「えっとですね…。キース先輩は疫病仏で…」
スウェナ「諸悪の根源ってヤツじゃない!」
もてなす必要なんか無いわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「放っておいて、勝手にやりましょ!」
Aブルー「うん、お土産とテイクアウトにも期待だよ!」
キース 「お前たち、法話を聞いていなかったな?」
坊主をもてなすと言わなかったか、とキース君、腕組み。
キース 「その馬鹿よりも、俺を重視の方向でだな…」
シロエ 「あー…。確かに、一理ありますね」
Aブルー「ちょっと待ってよ、今日の主役はさ…」
スッポンタケだと思うんだけど、とソルジャーの言。
Aブルー「それに、法要を頼んだのは、ぼく!」
キース 「坊主をもてなして、功徳を積むんだぞ?」
仏様が地獄に落ちてもいいのか、と副住職の反撃。
キース 「俺をもてなすべきだと思うが?」
Aブルー「そうなるのかな…」
ブルー 「徳の高さだと、ぼくが上だけどねえ?」
キース 「そうか、あんたが格上だったな」
俺より上座に座るべきだ、とキース君。
キース 「サムとジョミーも、僧籍なんだし…」
Aブルー「えーっ!?」
キース 「俺は法要の、あるべき姿を言っている!」
文句があるなら帰ってくれ、と強烈な台詞。
キース 「嫌なら、俺たち坊主をもてなせ!」
ブルー 「よろしく頼むよ、お酌もね」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「ぼくが世話係!?」
あんまりだ、と嘆いてますけど。
今月、これにて中継終了~。
2022/09/30 (Fri)
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、二泊三日で南の島へ旅行。
お彼岸の法要はソルジャーが一人、留守番で営む方針で。
キース 「何が出張法要だ! あんたは此処で、だ…」
シロエ 「留守番で一人で法要ですよ?」
Aブルー「お布施なら、ちゃんと払うから!」
なんなら、スッポンタケの戒名代も、とソルジャーの言。
Aブルー「払ってないのが問題だったら、キッチリと!」
キース 「それは断る!」
戒名代は断固受け取り拒否だ、とキース君の怒声。
キース 「貰ったら最後、公認扱いになるからな!」
Aブルー「じゃあ、お布施! 出張法要の分を上乗せ!」
このくらいでどう、と指ならぬ右手を突き出す人。
Aブルー「指一本が10ってことでさ、ドーンと50!」
キース 「それだけ上乗せするというのか?」
Aブルー「えっと…。込みのつもりだったんだけど…」
出張法要を頼めるんなら、この分、上乗せ、という台詞。
Aブルー「これだけあったら、みんなのお土産代も…」
シロエ 「そりゃまあ、充分に足りますけどね…」
ジョミー「そういう問題じゃないよね、コレって…」
なんで南の島で法要、とジョミー君が顰める顔。
ジョミー「それに、一緒に来る気だとしか…」
シロエ 「思えませんけど、どうなんです?」
Aブルー「もちろん、行くよ!」
浜辺でバーベキューもしたいし、と赤い瞳がキラキラと。
Aブルー「それに南の島のグルメも楽しめるしさ…」
キース 「俺は真面目に断るからな!」
承知したら皆に殺される、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「だから、あんたは留守番しやがれ!」
シロエ 「そうですよ。でもって、おはぎをお土産に…」
ブルー 「帰ればいいと思うけどねえ?」
ぼくも高級店を推すよ、と生徒会長も。
ブルー 「お勧めの店を教えるから、留守番で!」
Aブルー「それなら、ぼくは現地参加で!」
一同 「「「は?」」」
現地参加とは何なんだ、と誰もがキョトン。
どうする気だと…?
2022/09/16 (Fri)
☆現地参加を希望
秋のお彼岸は二泊三日で、マツカ君の南の島の別荘行き。
法要はソルジャーが留守番がてら、一人で営む方向で…。
キース 「…おい。現地参加というのは、何だ?」
Aブルー「そのまんまだけど?」
現地で参加するんだよ、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「プライベートジェットも魅力的だけど…」
シロエ 「絶対、お断りですからね!」
Aブルー「ほらね、そう言うに決まっているから…」
ぼくは現地で合流で、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「瞬間移動でパッとお出掛け、これなら簡単!」
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「それに、現地で参加するなら…」
ぼくのハーレイも大丈夫、と嫌すぎる台詞が。
Aブルー「特別休暇は無理だろうけど、夜だけはね!」
キース 「飯を食ったら帰るんだろうな?」
Aブルー「何を言うかな、当然、お泊まり!」
部屋はあるよね、とソルジャーの視線がマツカ君に。
Aブルー「出来れば、豪華なダブルベッドで!」
マツカ 「そういうお部屋は、あるんですけど…」
キース 「相槌を打つな!」
そういう時は無いと言うんだ、とキース君、拳をグッと。
キース 「ツインさえ無くて、シングルだけだとか!」
マツカ 「あっ…! す、すみません…!」
Aブルー「無駄、無駄! マツカの家の別荘がさ…」
そんなにショボいわけがないしね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「だからさ、此処は現地参加で!」
シロエ 「嫌だと言っても来るんですね、ソレ…?」
Aブルー「決まってるだろう!」
せっかくのチャンスなんだから、と譲らない人。
Aブルー「でもって、キースは出張用の鞄を持参で…」
キース 「断固、断る!」
誰がやるか、とキース君、ピシャリ。
キース 「やったら、皆に恨まれるからな!」
シロエ 「当然ですね、末代まで恨みまくりですよ」
キース 「ほら見ろ!」
Aブルー「それなら、アドス和尚にさ…」
ちょっと御注進してもいいかな、と言ってますけど。
何を…?
2022/09/17 (Sat)
☆アリバイは完璧
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、二泊三日で南の島へ旅行。
そういう計画を立てた面々、ソルジャーは留守番な方向。
キース 「御注進だと?」
Aブルー「うん、善良な市民の義務ってヤツで」
シロエ 「何を知らせる気なんです?」
Aブルー「もちろん、キースが旅行な件だよ!」
お彼岸の法要を放り出して…、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「ブルーの家で法要、っていう言い訳だよね?」
キース 「そうだが、此処にいなくても…」
電話に出れば問題ないぞ、とキース君の反撃が。
キース 「どうせ親父は、法要で動けないからな!」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「お中日だぞ、応援の人も来ているし…」
サム 「住職が抜けるのは、有り得ねえぜ?」
ほんの少しの間でもよ、とサム君も。
サム 「イライザさんだって、裏方で忙しいしよ…」
キース 「ああ。檀家さんも大勢、いらっしゃるしな」
俺の居場所なぞ把握出来ん、とキース君、勝ち誇った顔。
キース 「せいぜい、電話で確認くらいだ」
シロエ 「GPSさえ切っておいたら、完璧ですよね」
キース 「居場所が掴めないからな」
南の島だとバレるわけがない、と自信満々。
キース 「俺のスマホは防水だし…」
ジョミー「海の中でも平気だよねえ?」
キース 「流石に、潜水中は出られないんだが…」
海面に出ればオッケーだ、と親指をグッと。
キース 「直ぐに電話に出られないのは、法要の時は…」
サム 「あるあるだよなあ、お経は中断出来ねえしよ」
シロエ 「半時間とかは余裕ですよね」
キース 「そういうことだな、だから俺のアリバイは…」
どうとでもなる、とキース君。
キース 「御注進だろうが、好きにしやがれ!」
Aブルー「なるほどねえ…。でもさ、それでバレたら?」
キース 「ただで済むわけがないだろう!」
Aブルー「例えば?」
キース 「もしもの話は、必要無い!」
俺のアリバイは完璧なんだ、と怒鳴ってますけど。
本当に…?
2022/09/18 (Sun)
☆崩れそうなアリバイ
秋のお彼岸は二泊三日でマツカ君の別荘、南の島な面々。
そういう計画を立てたわけですが、ソルジャーは留守番。
Aブルー「一応、参考までに聞きたくってさ…」
サム 「バレた場合に、キースが食らう罰をかよ?」
Aブルー「出来れば、それを見たいからねえ…」
キース 「もしもは無い、と言ってるだろうが!」
俺のアリバイは崩せないぞ、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「親父にバレるわけがない!」
Aブルー「それは、電話に出るからだよね?」
キース 「それがどうした!」
Aブルー「じゃあさ、電話を失くしちゃったら?」
海で失くしたら大変だろうね、とソルジャー、ニヤニヤ。
Aブルー「沈んじゃったら、見付からないかと…」
キース 「そうならないよう、しっかり固定だ!」
シロエ 「グッズは色々ありますからね」
Aブルー「何か忘れていないかな?」
失敬するのは簡単でね、とウインクする人。
Aブルー「ぼくの身体は此処にあっても、サイオンは…」
キース 「届くというのか、あんな場所まで!?」
Aブルー「南の島だろ、近すぎるくらいの距離だけど?」
月ほども離れていないじゃないか、とソルジャーの笑み。
Aブルー「瞬間移動で飛べる距離なら、サイオンはさ…」
シロエ 「まさか、楽勝なんですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
おまけに、たかがスマホだしさ、と指をチッチッと。
Aブルー「何の労力も必要無いよね、失敬するのは」
キース 「盗んで、海に沈める気か!?」
Aブルー「それでもいいし、ぼくが貰っておいても…」
でもって電話に出てもいいかな、と恐ろしい台詞が。
Aブルー「ぼくの声は、ブルーと同じだし…」
キース 「親父にバラすと…?」
Aブルー「出られません、とね!」
画像も送れるんだっけ、と赤い瞳に物騒な光。
Aブルー「現地に瞬間移動でさ…」
キース 「泳ぐ俺を撮る、と?」
Aブルー「そう!」
それを送ればどうなるかな、と質問ですけど。
詰むのでは…?
2022/09/19 (Mon)
☆最悪なコースは
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、南の島で二泊三日の休日。
ところがソルジャーも来たいと言い出し、ヤバい方向へ。
シロエ 「キース先輩、流石に写真はマズいですよ!」
サム 「だよなあ、動画もいけるしよ…」
Aブルー「そうだよ、ぼくの声で生中継で!」
こちら南の島になります、と景色もね、と怖すぎる台詞。
Aブルー「時計も写せば、もう完璧!」
キース 「俺が親父に殺されるんだが!」
Aブルー「だったら、ぼくの現地参加も許可してよ!」
でもって出張法要をね、と食い下がるソルジャー。
Aブルー「でないと、何が起きても知らないよ?」
一同 「「「うわー…」」」
詰んだのでは、と誰もが顔面蒼白。
シロエ 「南の島まで行って、法要ですか…」
ジョミー「それに、キャプテンまで来るんだよねえ?」
サム 「嫌な予感しかしねえぜ、ソレ…」
スウェナ「そうよね、それに最悪なコースとしては…」
台風が来るとかあるんじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「直撃されたら、別荘どころか…」
シロエ 「空港に着陸出来ませんよね…」
ブルー 「行ってから詰むってコースもあるねえ…」
急に進路が変わる台風、と生徒会長も良くない顔色。
ブルー 「こんな筈では、ってほど海が荒れるとか…」
ジョミー「そっか、台風は早くから影響あるしね…」
Aブルー「ぼくは全く気にしないけど?」
法要と、ハーレイとお泊まりが出来れば、とお気楽な人。
Aブルー「別荘に缶詰めでも、食事は最高なんだしさ…」
キース 「俺たちは嬉しくないんだが!」
Aブルー「何を言うかな、夜は寝室覗き放題!」
公開するから来て楽しんで、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「台風で海がダメな時には、熱い夜をね!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「録画してもいいし、写真もオッケー!」
シロエ 「要りませんから!」
Aブルー「サービスだよ!」
海がダメなら娯楽を提供、と言われましても。
嬉しいですか…?
2022/09/20 (Tue)
☆あるあるは嫌だ
秋のお彼岸は二泊三日でマツカ君の別荘、南の島へ旅行。
そんな計画だったんですけど、非常に怪しい雲行きで…。
シロエ 「そんなサービスは、求めてません!」
Aブルー「遠慮しないで、どんどん覗いてくれたまえ!」
出張法要のお礼の分も、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「法要に参列してくれるんだし、そのお礼だよ」
シロエ 「お断りします!」
Aブルー「でもさ、せっかく開放的な南の島でさ…」
缶詰なんてつまらないだろう、と見せる気満々な人。
Aブルー「台風の時には、別の楽しみ方がなくちゃね!」
シロエ 「嫌でも見せるとか言わないでしょうね?」
Aブルー「もちろん、みんなに大公開だよ!」
ぼくのぶるぅが最高のスポットに御案内、と弾ける笑顔。
Aブルー「覗きのプロだし、解説にも期待しててよね!」
一同 「「「げっ!」」」
詰んだのでは、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「台風が来たら、最低最悪な旅行ですよね…」
マツカ 「お天気ばかりは、どうしようもないですよ…」
サム 「行ったら、詰む気しかしねえんだけど…」
ジョミー「行かなかったら、晴れるかもだけど…」
これって旅行あるあるだよね、とジョミー君の悪い顔色。
ジョミー「キャンセルしちゃった時に限って…」
スウェナ「台風のコースが外れるヤツよね」
シロエ 「でも、決行した時は直撃なんですよ…」
ぼくたちの運は良くない気が、とシロエ君。
シロエ 「おまけに、キース先輩がいます」
一同 「「「あー…」」」
疫病仏と一緒の旅じゃダメかも、と誰もが溜息。
シロエ 「お彼岸は普通にするべきですね…」
ジョミー「南の島、行きたかったんだけどね…」
詰んでからだと手遅れだしさ、とジョミー君。
ジョミー「いつも通りに法要だけかな…」
シロエ 「そうですね…」
Aブルー「えーっ、旅行は!?」
キース 「知るか、あんたのせいだろうが!」
いつも通りが一番なんだ、とキース君の怒声。
此処で法要…。
2022/09/21 (Wed)
☆南の島がパアに
秋のお彼岸はマツカ君の別荘、南の島へ二泊三日で旅行。
そんな計画を立てた面々ですけど、白紙に戻ったわけで。
キース 「いいな、お彼岸は此処で法要に決定だ!」
一同 「「「はーい…」」」
仕方ないしね、と頷く御一同様。
シロエ 「命あっての物種ですから…」
ジョミー「別荘は逃げて行かないしね…」
Aブルー「ぼくは旅行に行きたいんだけど!」
キース 「だったら、マツカに手配して貰え!」
法要の代わりに旅行してこい、とキース君、ピシャリと。
キース 「俺たちは此処で羽を伸ばすから、好きにしろ」
シロエ 「いいですね! 法要が無いなら、お彼岸も…」
サム 「そんなに悪くはねえよな、うん」
Aブルー「酷すぎるから!」
法要の無いお彼岸なんて、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「分かったよ、いつも通りでいいよ!」
キース 「よし。当日は遅刻するんじゃないぞ」
Aブルー「心がけとく…。あーあ、残念…」
シロエ 「ソレ、ぼくたちの台詞ですから!」
南の島がパアなんですよ、とシロエ君が尖らせる唇。
シロエ 「法要もサボりたいくらいですってば!」
Aブルー「困るよ、出席してくれないと!」
シロエ 「そう思うんなら、今日は早めに帰って下さい」
でないと皆がキレますよ、という脅しが。
シロエ 「あなたの顔を見ているとですね…」
ジョミー「ムカついてくるよね…」
Aブルー「じゃ、じゃあ、お彼岸はよろしくね!」
法要お願い、と慌てて消え失せた人。
シロエ 「マッハの速さで帰りましたよ?」
キース 「土産も強請っていかなかったな…」
よっぽど焦っていたんだろう、とキース君の苦笑。
キース 「とはいえ、俺たちも詰んだわけだが…」
シロエ 「疫病仏の伝説が、また増えましたね」
キース 「言わないでくれ、気が滅入る。だが…」
シロエ 「お彼岸は協力してくれ、でしょう?」
キース 「すまんが、頼む…!」
親父に殺されたくはない、と土下座。
仕方ないですね…?
2022/09/22 (Thu)
☆アフターに期待
南の島への旅行はパアで、やって来ました、秋のお彼岸。
23日は生徒会長宅で法要、朝イチで集合した御一同様。
シロエ 「おはようございます。いい天気ですね…」
ジョミー「情けないくらいに快晴だよね…」
台風の欠片も無いんだから、とジョミー君の深い溜息。
ジョミー「これなら絶対、海で泳げた筈なのに…」
サム 「でもよ、旅行あるあるが怖いしよ…」
スウェナ「決行してたら、台風の可能性が高いのよね…」
シロエ 「なんと言っても、キース先輩がいますから…」
疫病仏の厄は半端ないですしね、とシロエ君。
シロエ 「節分だって、思いっ切りの大雪でしたよ?」
ジョミー「あー…。狙いすましたように来たよね…」
サム 「あれで厄除け祈願が、パアだったんだぜ?」
キースが代参する予定だったヤツな、とサム君の指摘。
サム 「厄除けも潰す勢いなんだぜ、旅行くらいは…」
シロエ 「朝飯前で潰しますよね、それも大型台風で…」
でもって別荘に缶詰めで詰み、とシロエ君が広げる両手。
シロエ 「あの厄介な人と、二泊三日もですよ?」
スウェナ「嫌すぎだわよ、そんな旅行は!」
ジョミー「しかも、キャプテン付きだもんね…」
サム 「法要を選んだ方がマシってモンだぜ」
諦めて気分を切り替えようぜ、とサム君の前向きな意見。
サム 「やるしかねえなら、開き直るしか…」
シロエ 「そうですね、アフターに期待でしょうか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 御馳走、用意してるよ!」
南の島がパアだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「その分、美味しいものを食べなきゃ!」
一同 「「「やったーっ!」」」
そうこなくっちゃ、と誰もが歓声。
シロエ 「例の人が、帰ってくれるといいんですけど…」
サム 「俺たちだけで楽しみてえよな…」
ジョミー「うまく帰ってくれるかなあ?」
ぶるぅ 「お土産はどう?」
シロエ 「さあ…?」
お土産なんかで帰るでしょうか、という疑問。
確かに…。
2022/09/23 (Fri)
☆アフターを希望
秋のお彼岸はスッポンタケの法要、南の島を諦めた面々。
法要のアフターに期待ですけど、ソルジャーが問題で…。
ぶるぅ 「お土産、ダメかなあ…?」
??? 「もちろん、ダメに決まっているとも!」
酷すぎるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
シロエ 「もう来たんですか!?」
Aブルー「アフターと聞いたからにはね!」
ぼくだけ帰らせる方向なんて、と地獄耳な人。
Aブルー「御馳走を逃すとか、有り得ないから!」
シロエ 「でもですね、ただの宴会ですし…」
ジョミー「あんまりメリット無いと思うよ?」
サム 「そうだぜ、帰って昼寝がいいんでねえの?」
料理はテイクアウトでよ、とサム君の提案。
サム 「その方が絶対、ゆっくり出来てよ…」
ジョミー「いいんじゃないかと思うけどなあ…」
シロエ 「ぼくも、そっちを推しますね」
お勧めはお土産とテイクアウトです、とシロエ君も。
シロエ 「それなら、キャプテンも食べられますし…」
Aブルー「あー…。だったら、それも頼もうかな?」
一同 「「「は?」」」
それもというのは、と誰もが傾げる首。
シロエ 「えっと、どういう意味なんです?」
Aブルー「お土産と、テイクアウトだよ!」
ぼくのハーレイも、ぶるぅも喜ぶしね、と笑顔な人。
Aブルー「でもって、ぼくは御馳走たっぷり!」
シロエ 「アフターに出て、お土産までですか!?」
ジョミー「そんなの、許されないからね!」
Aブルー「何を言うかな、今日のアフターはさ…」
誰のお蔭だと思ってるんだい、とソルジャーの言。
Aブルー「何故、アフターがあるのかな?」
一同 「「「うっ…」」」
法要があるからアフターだった、と一同、絶句。
Aブルー「分かったんなら、ぼくもアフターに参加!」
シロエ 「お土産は厚かましすぎませんか?」
サム 「そうだぜ、テイクアウトもよ…」
Aブルー「それは違うね!」
ぼくは間違っていない筈、と言ってますけど。
何処が…?
2022/09/24 (Sat)
☆お土産もつく筈
南の島はパアでスッポンタケの法要、そんな秋のお彼岸。
せめてアフターを楽しもう、と思った面々ですけれど…。
シロエ 「間違ってないって、どの辺がですか!」
ジョミー「そうだよ、そんなの、おかしすぎるし!」
サム 「アフターに出た上、土産はねえよ」
出たんなら、其処で終わりだろ、とサム君の指摘。
サム 「土産も、テイクアウトも無くてよ…」
シロエ 「解散するのが、アフターですよね」
Aブルー「うーん、普通はそうかもだけどさ…」
法要は違うと思うんだよね、とソルジャーの主張。
Aブルー「アフターがあって、お土産もついて…」
シロエ 「初耳ですけど、何処の話です?」
Aブルー「何処って、多分、何処のお寺でも…」
そうじゃないかな、と言い出した人。
Aブルー「あっ、丁度、キースが来たみたいだから…」
ぶるぅ 「ホントだ、お迎えに行ってくる!」
チャイムの音で「そるじゃぁ・ぶるぅ」が出迎えに。
Aブルー「よし、じきに証人が来るってね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キース、来たよーっ!」
キース 「邪魔するぞ。ほう、今回も早く来たな」
いい心がけだ、とキース君の視線がソルジャーに。
キース 「なら、早速着替えて、法要を…」
Aブルー「その前に、君に質問があって…」
キース 「はあ?」
お布施を値切るというのは無しだぞ、とキース君。
キース 「法要のことなら、後で法話の時に…」
Aブルー「法話とは、ちょっと違うと思うけど…」
キース 「なんだ、どういう質問なんだ?」
分からんぞ、とキース君が傾げる首。
キース 「気になるから、早く言ってくれ」
Aブルー「お土産だよ!」
キース 「土産?」
話が全く見えないんだが、とキース君、ポカーン。
キース 「何故、此処で土産が出て来るんだ?」
Aブルー「アフターの件で、もめててさ…」
キース 「何のだ?」
Aブルー「法要に決まっているだろう!」
本職の君に聞くのが一番、と笑顔ですけど。
何を…?
2022/09/25 (Sun)
☆法要の後には
南の島へ旅行の代わりに、スッポンタケの法要なお彼岸。
アフターに期待な面々ですけど、ソルジャーも希望で…。
キース 「法要のアフターだと?」
Aブルー「そう! 終わったら御馳走らしいんだけど…」
ぼくはお土産が欲しくてね、と面の皮が厚いソルジャー。
Aブルー「ついでにテイクアウトも希望でさ…」
キース 「何故、そうなる? 出席するなら満足だろう」
Aブルー「違うよ、ぼくのハーレイと、ぶるぅ用だよ!」
シロエ 「さっきから、こう言ってるんです、この人は」
厚かましいにも程があります、とシロエ君が顰める顔。
シロエ 「その上、法要の時は、それが普通だと…」
Aブルー「ぼくが正しいと思うんだけどね?」
元老寺だって、その筈だよ、とソルジャーの言。
Aブルー「お彼岸の法要の後には、大宴会で…」
キース 「なんで、あんたが知っているんだ!」
Aブルー「覗き見したことがあるからね!」
でもって、残りをテイクアウトで…、と続ける人。
Aブルー「その他に、折詰のお土産だって!」
シロエ 「キース先輩、そうなんですか!?」
キース 「こいつが言うのは、間違っていない…」
一同 「「「ええっ!?」」」
マジか、と一同、目を白黒。
Aブルー「ほらね、正しいと言っただろう?」
シロエ 「そ、そんな…。何処のお寺も、そうですか?」
キース 「基本ではあるな、そういうのが」
宴会するのは関係者だが…、と副住職。
キース 「手伝って貰った坊主仲間とか、檀家さんで…」
Aブルー「法要に出ただけの人も、お土産、あるよね?」
キース 「あるな、折詰を持って帰って頂いている」
一同 「「「げっ!」」」
ヤバイ、と誰もが焦りまくり。
ジョミー「じゃあ、お土産とテイクアウトは…」
キース 「認めてやるしかないと思うが」
シロエ 「踏んだり蹴ったりなんですけど!」
キース 「だが、法要では常識になっているからな…」
断る理由が皆無なんだ、と呻いている人。
お土産付き…。
2022/09/26 (Mon)
☆泥棒に追い銭
南の島への旅行はパアで、スッポンタケの法要なお彼岸。
しかもアフターに参加希望のソルジャー、お土産も要求。
シロエ 「それは、泥棒に追い銭とか言いませんか!?」
キース 「俺も同感だが、どうにも出来ん」
Aブルー「失礼だねえ、誰が泥棒なのさ!」
シロエ 「泥棒に加えて、ほぼ強盗だと思いますけど!」
アフターに押し入りなんですからね、とシロエ君。
シロエ 「その上、お土産とテイクアウトだなんて…」
ジョミー「火事場泥棒って気がするよね、ソレ」
Aブルー「だけど、キースも認めてるから!」
そうだよね、とソルジャーの視線がキース君に。
Aブルー「アフターも、お土産もテイクアウトも常識!」
キース 「慣例になっているからな…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 沢山、持って帰ってね!」
ぼくも詰めるの張り切っちゃう、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「食べて貰えるのは、嬉しいもん!」
Aブルー「ありがとう! 今日は来た甲斐があったよ」
そろそろ法要を頼めるかな、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「サッサと済ませて、ドーンと宴会!」
キース 「そうだな…」
着替えて来る、とキース君、法衣鞄を提げて別室へ。
シロエ 「台風は来なかった上に、コレですか…」
サム 「火事場泥棒に追い銭かよ…」
Aブルー「君たち、失礼すぎるから!」
そもそも、誰のお蔭でアフター、とソルジャーの文句が。
Aブルー「法要が無ければ、アフターも無いしね!」
シロエ 「南の島を逃したんですけど!」
Aブルー「君たちが決めたことだろう?」
ゲスト多めが嫌だと言って…、とズバリ正論。
Aブルー「ぼくのハーレイの参加を認めてくれれば…」
キース 「その件も否定は不可能だな」
諦めるしか、と法衣で戻って来たキース君。
キース 「俺だって、旅行に行きたかったんだ!」
Aブルー「出張法要でも良かったよねえ?」
キース 「否定はしないが…」
だが仕方ない、と数珠をジャラッと。
いよいよ、法要…。
2022/09/27 (Tue)
☆法要のメインは
秋のお彼岸は南の島へ旅行な筈が、スッポンタケの法要。
しかもソルジャーがアフターに参加、お土産もつくとか。
キース 「諦めて、いつも通りに正座してくれ」
一同 「「「はーい…」」」
法要タイムだ、と正座するしかない面々。
キース 「では、始めるぞ」
Aブルー「心をこめて、よろしく頼むよ!」
キース 「俺は手抜きはしない主義だ!」
ブツが何でも真面目にやる、とキース君、副住職モード。
キース 「願我~身浄~、如~香~炉~…」
一同 (((いつものヤツだ…)))
キース 「願我~心如~、知~恵~火~…」
いよいよ読経が始まりまして、法要は順調に進行。
キース 「皆さん、順にお焼香を」
一同 (((抹香臭いけど、仕方ない…)))
お経が響く中、香炉が回され、焼香で煙がもうもうと。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((この連続が来たら、終了間近…)))
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
木魚と鐘の乱打が終わって、締めのお経とお念仏が。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同 (((よし、終わりだ!)))
キース 「南無阿弥陀仏~…」」」
ハハーッとお辞儀で、読経が終了。
キース 「はい、よくお勤めでございました」
一同 (((次は法話で…)))
キース 「それでは、今日はお彼岸について…」
Aブルー「法話はいいから、アフターで!」
今日は早くから来てるんだしさ、とソルジャーの注文。
Aブルー「みんなも、お腹、減ってるよね?」
キース 「やかましい! 法話を聞かんか!」
Aブルー「でも、お坊さんだってアフターなんだし…」
宴会に移行でいいと思う、とカッ飛んだ主張。
Aブルー「法要のメインは宴会だってば、絶対に!」
キース 「それについても否定はせんが…」
シロエ 「なんですって!?」
Aブルー「ほらね、キースもこう言ってるし!」
アフターにしよう、と言ってますけど。
正しい、と…?
2022/09/28 (Wed)
☆アフターが正しい
南の島へ旅行の筈が、スッポンタケの法要な秋のお彼岸。
読経の後は法話ですけど、宴会だと主張するソルジャー。
Aブルー「法要のメインは宴会なんだし、アフターで!」
シロエ 「キース先輩、どういうことです!?」
キース 「お彼岸はともかく、お盆の方が、だ…」
元は宴会だったんだ、とキース君の苦い顔付き。
キース 「それも、坊主をもてなすヤツで…」
一同 「「「ええっ!?」」」
マジか、と誰もが見合わせる顔。
シロエ 「お坊さんを呼んで、宴会なんですか…?」
キース 「ああ。徳の高い坊主を、大勢招いて…」
Aブルー「大宴会がお盆なんだね?」
キース 「お盆と言うか、お盆のルーツと言うべきか…」
お経にもそう書かれている、とキース君が繰る数珠。
キース 「お彼岸にお盆の話もアレだが、仕方ない」
スウェナ「法話ってわけね?」
キース 「そういうことでカウントしておく」
やらないわけにもいかんしな、と数珠をジャラジャラと。
キース 「お釈迦様の弟子の一人が、母親を亡くして…」
Aブルー「お葬式で大宴会かな?」
キース 「違う、しばらく経ってからの話だ」
母親は地獄に落ちていたんだ、と副住職。
キース 「気付いた弟子が、お釈迦様に相談すると…」
シロエ 「宴会を提案されたんですか?」
キース 「その通りだ。お前も坊主の素質があるな」
シロエ 「違いますから!」
頭の回転が速いだけです、とシロエ君の逃げ。
シロエ 「宴会が何の役に立つのか、分かりませんしね」
キース 「逃げる気か? まあいい、よく聞け」
大勢の坊主をもてなすことに意義がある、と副住職。
キース 「つまり、功徳を積むわけで…」
シロエ 「あー…。その功徳で、お母さんを…」
救うんですね、とシロエ君、納得。
シロエ 「それがお彼岸の始まりだ、と…」
キース 「そうなるな」
Aブルー「ほらね、宴会するのが正しいんだよ!」
さあ、アフターだ、と拳を突き上げる人。
宴会でいいと?
2022/09/29 (Thu)
☆アフターの主役は
南の島へ旅行の代わりに、スッポンタケの法要ですけど。
法要の後は宴会するのが正しい、とソルジャーが主張。
Aブルー「法話も済んだし、宴会だってば!」
シロエ 「そうなるんですか、キース先輩?」
キース 「さっきも言ったが、否定するのは不可能で…」
諦めてくれ、とキース君、超特大の溜息。
キース 「本音を言えば、俺をもてなして欲しいがな」
一同 「「「は?」」」
何故に、と一同、キョトンとした顔。
シロエ 「えっとですね…。キース先輩は疫病仏で…」
スウェナ「諸悪の根源ってヤツじゃない!」
もてなす必要なんか無いわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「放っておいて、勝手にやりましょ!」
Aブルー「うん、お土産とテイクアウトにも期待だよ!」
キース 「お前たち、法話を聞いていなかったな?」
坊主をもてなすと言わなかったか、とキース君、腕組み。
キース 「その馬鹿よりも、俺を重視の方向でだな…」
シロエ 「あー…。確かに、一理ありますね」
Aブルー「ちょっと待ってよ、今日の主役はさ…」
スッポンタケだと思うんだけど、とソルジャーの言。
Aブルー「それに、法要を頼んだのは、ぼく!」
キース 「坊主をもてなして、功徳を積むんだぞ?」
仏様が地獄に落ちてもいいのか、と副住職の反撃。
キース 「俺をもてなすべきだと思うが?」
Aブルー「そうなるのかな…」
ブルー 「徳の高さだと、ぼくが上だけどねえ?」
キース 「そうか、あんたが格上だったな」
俺より上座に座るべきだ、とキース君。
キース 「サムとジョミーも、僧籍なんだし…」
Aブルー「えーっ!?」
キース 「俺は法要の、あるべき姿を言っている!」
文句があるなら帰ってくれ、と強烈な台詞。
キース 「嫌なら、俺たち坊主をもてなせ!」
ブルー 「よろしく頼むよ、お酌もね」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「ぼくが世話係!?」
あんまりだ、と嘆いてますけど。
今月、これにて中継終了~。
2022/09/30 (Fri)
☆古傷を抉るな
さて、9月。夏休みも終わって、新学期開始ですけれど。
まだまだ残暑で、休日は生徒会長宅で過ごす面々でして。
シロエ 「暑いですねえ、残暑どころか夏ですよ、コレ」
ジョミー「ホントに暑いよ、外なんか出たくない…」
棚経で一生分を出た気が、とジョミー君が広げる両手。
ジョミー「特に今年はキツかったしさ…」
サム 「俺も死ぬかと思ったぜ」
アドス和尚はスクーターだしよ、とサム君も。
サム 「ついて走るのが精一杯でよ…」
シロエ 「でも凄いですよ、サム先輩は正気でしたから」
ハイタッチも替え歌も無しでしょう、とシロエ君の賞賛。
シロエ 「キース先輩たちは、イッちゃってましたし…」
キース 「古傷を抉らないでくれ!」
スウェナ「あら、正気に戻ったんだからいいでしょう?」
此処に来た途端に、とスウェナちゃん。
スウェナ「此処から後は、バテてただけで、普通で…」
シロエ 「そうですよ。誰かさんも使いようですね」
キース 「不本意ながら、そうではあるな」
あの馬鹿のお蔭で一気に正気に…、とキース君の仏頂面。
キース 「迎えが遅れただけでも、怒りMAXで…」
ジョミー「なんかこう、頭の中がフツフツと…」
別のベクトルで沸騰なんだよ、とジョミー君も。
ジョミー「着いたら絶対、怒鳴ってやる、って…」
キース 「俺も、一発、殴りたい気を抑えてだな…」
必死にテンションを維持してたのに…、とブツブツブツ。
キース 「着いた途端に、祭りだなどと言いやがって!」
ジョミー「しかも、歌って踊れ、だもんねえ…」
アレでキレない方がおかしい、とジョミー君。
ジョミー「一気に沸点突破だよ」
キース 「まったくだ。嫌でも正気に戻るしかない」
あの馬鹿が其処にいるだけでな、とキース君が顰める顔。
キース 「実にとんでもない棚経だったぞ!」
ジョミー「来年は普通にやりたいよねえ…」
キース 「同感だ」
バテバテだろうが普通がいい、と意見が一致。
そうですよね…。
2022/09/01 (Thu)
☆また来そうな人
二学期がスタートなんですけれど、まだまだ残暑な季節。
休日は生徒会長宅が一番、そういうシャン学メンバーで。
シロエ 「そうですねえ…。ぼくも普通で頼みたいです」
キース 「お前たちは、今年も普通だったろうが!」
シロエ 「いえ、それが…。例の人がですね…」
早く来て引っ掻き回したので…、とシロエ君。
シロエ 「手伝うどころか、何の役にも立たなくて…」
キース 「挙句に祭りな発言なんだな?」
シロエ 「そうなんです。来年は来ないで欲しいですね」
来るのは仕方ないんですが、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「例年通りに重役出勤、遅めがいいです」
キース 「でもって、迎えが遅れるんだな?」
今年も見事に忘れやがって、とキース君、拳をグッと。
キース 「お蔭で正気に返ったとはいえ、腹が立つ!」
ジョミー「でもさあ、また、じきに來るんだよ?」
ぶるぅ 「そだね、しょっちゅう来るもんね…」
おやつと食事が大好きだし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「でも、ぼくもお料理、大好きだから…」
スウェナ「どうしても召還しちゃうのよねえ…」
こればっかりは仕方ないわ、とスウェナちゃんの援護。
スウェナ「みんなも、手抜き料理は嫌でしょ?」
シロエ 「嫌すぎます!」
サム 「スキルは発揮してこそだぜ、うん」
召還の呪文になってもよ、とサム君も。
サム 「遠慮しねえで作ってくれよな!」
マツカ 「本当に。うちのシェフより凄いですから」
ぶるぅ 「ありがとう! 今日も頑張る!」
おやつも食事も、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「うんと美味しく作るからねーっ!」
一同 「「「イイネ!」」」
アレが来たって気にしない、と歓声が。
シロエ 「来るものは仕方ないですし…」
ジョミー「違うよ、そうじゃなくってさ…」
シロエ 「何なんです?」
ジョミー「別件で、来ると思うけど…」
一同 「「「は?」」」
どういう意味だ、と誰もがキョトン。
何のことだと…?
2022/09/02 (Fri)
☆別件と言われても
まだまだ残暑な二学期スタート、休日は生徒会長の家で。
そういうシャン学メンバーですけど、今の話題は例の人。
シロエ 「別件って、何のことですか?」
サム 「おやつと食事で来るんだぜ、アレは?」
スウェナ「イベントも来てしまうんだけど…」
この暑さだとソレも無いでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「プールくらいじゃ、来るわけが無いし…」
キース 「バーベキューの予定も無い筈だが?」
花火大会の季節も済んだ、とキース君も。
キース 「イベント関連は、今月は無いぞ?」
マツカ 「強いて言うなら、お月見ですけど…」
シロエ 「あー…。今年は土曜日でしたっけねえ…」
サム 「でもよ、俺たちは何もしねえし…」
エロドクターの管轄でねえの、とサム君の指摘。
サム 「デートするには、もってこいだぜ?」
シロエ 「ですよね、行くなら、そっちですよ」
賭けてもいいです、とシロエ君、賛同。
シロエ 「御馳走を食べて、お月見ドライブですね」
キース 「俺もシロエに賛成だな」
スウェナ「お月見、暑くて行く気もしないわ」
今年は特に早いんだもの、とカレンダーを指す人。
スウェナ「10日だなんて、夏だわよ!」
シロエ 「まったくです。せいぜい、窓から…」
マツカ 「見るだけですよね、綺麗だな、と…」
そんな所には来ませんよ、とマツカ君。
マツカ 「ですから、別件と言われても…」
キース 「全く思い浮かばないんだが?」
ジョミー「あのさあ…。他のみんなは仕方ないけど…」
キースが言ってどうするのさ、とジョミー君、溜息。
ジョミー「それに、祝日だよ?」
サム 「敬老の日かよ?」
あれで中身は年寄りだしよ、とサム君が顎に当てる手。
サム 「でも、それだって、やったことねえぜ?」
シロエ 「やれとも言われませんからねえ…」
ジョミー「違うよ、23日だってば!」
一同 「「「23日?」」」
そういえば休みだ、とカレンダーに視線ですけど。
何があると?
2022/09/03 (Sat)
☆先に気付いた人
二学期スタートなんですけれども、まだまだ残暑な季節。
休日は生徒会長宅で過ごすのが一番、そういう御一同様。
シロエ 「23日って、秋分の日ですよね?」
スウェナ「そっちは、今年は遅いのよね」
中秋は早すぎる日になってるのに、とスウェナちゃん。
スウェナ「秋分の日って、だいたい21日でしょ?」
シロエ 「そうですね。遅い年でも、22日くらいで…」
今年は遅すぎる感じですね、とシロエ君も。
シロエ 「でも、それがどうかしたんですか?」
ジョミー「キースは気付いたみたいだよ?」
一同 「「「え?」」」
視線がキース君に集中、顔色が良くないようでして。
シロエ 「キース先輩、何処か具合でも…?」
ぶるぅ 「熱中症は無いと思うんだけど…」
ずっと涼しい部屋にいるしね、と心配そうな顔のお子様。
ぶるぅ 「アイスで、お腹、冷えすぎちゃった?」
キース 「いや、体調には特に問題は…」
ジョミー「だよね、どっちかと言えば、メンタル」
思いっ切り打撃ってトコじゃないかな、と推測が。
ジョミー「どう、当たってる?」
キース 「不本意ながら、それが正解だ…」
なんで、お前が先に気付く、とキース君の苦い顔付き。
キース 「本職の俺が、綺麗サッパリ忘れていたのに!」
一同 「「「本職?」」」
ジョミー「キースの職業ってヤツだけど?」
お坊さんで元老寺の副住職、とジョミー君。
ジョミー「それで忘れていたのはキツイよ」
キース 「くっそぉ…」
しかし、とキース君、グッと拳を。
キース 「お前が先に気付いたのなら、御縁だろう」
ジョミー「御縁?」
キース 「早く修行を始めるべきだ!」
来年からのコースでどうだ、とキース君が浮かべる笑み。
キース 「まだ申し込みも始まっていないし、余裕だぞ」
ジョミー「要らないから!」
シロエ 「えっと、話が全く見えないんですが…?」
キース 「お彼岸だ!」
秋分の日は秋のお彼岸なんだ、と副住職。
そうでしたっけ…。
2022/09/04 (Sun)
☆修行すべき人は
残暑の中での二学期スタート、休日は生徒会長宅が一番。
エアコンが効いて快適ですけど、問題が発生したようで。
シロエ 「そういえば…。秋分は秋のお彼岸ですね…」
スウェナ「例の人が来るイベントだわよ…」
ジョミー「そう、ソレ、ぼくが言いたいヤツは!」
修行なんかは要らないからね、とジョミー君、必死。
ジョミー「どっちかと言えば、忘れ果ててたキースが…」
サム 「修行をし直すべきだぜ、うん」
アドス和尚の耳に入ったら即死でねえの、とサム君の言。
サム 「たるんでるぞ、と怒鳴られてよ…」
ジョミー「罰礼、三千回とかだよね?」
キース 「うっ…」
言葉に詰まったキース君。
キース 「頼む、親父には言わないでくれ!」
ジョミー「じゃあさ、ぼくの修行も無しってことで」
シロエ 「当然ですよね、ジョミー先輩が修行なら…」
マツカ 「キースも、今以上の修行をすべきです」
あるのかどうかは知りませんが、とマツカ君も。
マツカ 「あるなら、ジョミーとセットでですね…」
ジョミー「修行コースに突入だよね?」
でないと不公平すぎる、とジョミー君が膨らませる頬。
ジョミー「ぼくだけだなんて、有り得ないし!」
シロエ 「あるんでしょうか、キース先輩用のヤツ…」
ブルー 「あるねえ、本職の総仕上げってヤツが」
璃母恩院で缶詰なヤツ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「前に行ってた道場と同じで、キツくてさ…」
ジョミー「いいね、ソレ!」
ぼくに行かせるなら、キースもね、と笑顔な人。
ジョミー「それとも、修行の話は無し?」
キース 「無しだ、親父に告げ口の方もしないでくれ!」
でないと確実に殺される、とキース君、ガクブル。
キース 「そうでなくても、あの馬鹿がだな…」
シロエ 「来るのが、お彼岸ですからねえ…」
キース 「ただでも災難なんだぞ、俺は!」
シロエ 「自業自得だと思いますけど?」
もう間違いなく、とシロエ君の指摘ですけど。
正論ですね?
2022/09/05 (Mon)
☆タダで出した人
9月と言っても残暑が厳しく、生徒会長宅で過ごす休日。
そこで挙がった今月のイベント、秋のお彼岸が問題な今。
サム 「うん、自業自得で間違いねえよ」
スウェナ「災難なのは、私たちの方だと思うわよ?」
どう考えてもそうじゃない、とスウェナちゃんも苦い顔。
スウェナ「あんな戒名をサービスするから、例の人が…」
シロエ 「調子に乗って、来ちゃうわけですよ」
ジョミー「だよねえ、全部、キースのせいだよ」
なんでサービスしちゃうかな、とジョミー君も。
ジョミー「その場のノリって言ってるけどさあ…」
サム 「鯨の戒名のパクリはねえぜ」
そのせいで立派すぎるんだしよ、とサム君の言。
サム 「適当につけときゃ良かったのによ…」
ブルー 「ホントにねえ…」
サービスするにも程があるよ、と生徒会長。
ブルー 「あんなのを、タダで出すなんて…」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「戒名代だよ、キースは貰ってたかい?」
一同 「「「あっ!」」」
そういえば…、と誰もが回想モード。
シロエ 「貰ってませんね…?」
マツカ 「ええ。つけただけだと記憶してます」
サム 「その後も、持って来てねえよな、お布施…」
ブルー 「そう。戒名に関しては、一回もね!」
つまりはタダ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「戒名代が問題なのにさ…」
一同 「「「えっと…?」」」
ブルー 「いわゆる、高いと言われるヤツ!」
お亡くなりになった時にね、と銀青様の説明が。
ブルー 「明確な相場が無いものだから…」
シロエ 「ぼったくりですか?」
ブルー 「お寺の側では、それなりにさ…」
考えて決めているんだけどね、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「素人さんには、理解不能で…」
スウェナ「高い、と言われちゃうわけね?」
ブルー 「そうなんだよねえ、悲しいことに」
シロエ 「じゃあ、キース先輩がタダにしたのは…」
有り得ないんですか、とシロエ君の質問。
さて、答えは…?
2022/09/06 (Tue)
☆タダなケースは
9月といえども残暑なわけで、休日は生徒会長宅が一番。
エアコンが効いて快適ですけど、今月は秋のお彼岸で…。
ブルー 「タダで出すのは、無いことはないね」
サム 「マジかよ、あんなのをサービスかよ!?」
シロエ 「だったら、何処が問題なんです?」
キース先輩が戒名をつけた件は、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「タダもアリなら、アレもですね…」
ジョミー「アリってことになりそうだよ?」
ブルー 「違うね、場合によるってこと!」
貰う人によって変わるんだよ、と銀青様の解説が。
ブルー 「一般人が貰うとなると、もう大変で…」
シロエ 「高いんですか?」
ブルー 「それはもう! ついでに、出して貰うのも…」
そう簡単にはいかないよね、と銀青様。
ブルー 「まずは住職と相談ってことで、これがまた…」
サム 「高くつくのかよ?」
ブルー 「なかなか、首を縦に振ってはくれないし…」
戒名代の他に色々と…、とフウと溜息。
ブルー 「それだけやっても、ダメなケースも多いしね」
シロエ 「だったら、タダで貰える人は何なんです?」
ブルー 「元から資格を持ってる人だよ」
一同 「「「資格?」」」
なんだソレは、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「戒名を貰うのに、資格ですか?」
ブルー 「そうだけど?」
サム 「聞いたこともねえけど、何処で取るんだよ?」
その資格はよ、とサム君の疑問。
サム 「死んでからだと取れねえぜ?」
シロエ 「ですよね、何処かで修行でしょうか?」
ブルー 「ソレで貰える戒名もあるけど…」
院殿号とかは別物だね、と銀青様の仰せ。
ブルー 「持って生まれた資格と言うか…」
シロエ 「家柄ですか?」
それなら分かる気もします、とシロエ君。
シロエ 「いい家柄だと、タダで貰えるんですね?」
ブルー 「先祖代々、院殿号の戒名だしねえ…」
ジョミー「そうなると、アレは…」
タダじゃないよね、とジョミー君の指摘。
家柄以前…。
2022/09/07 (Wed)
☆三連休がいいな
まだまだ残暑が厳しい季節で、休日は生徒会長宅な面々。
そこで話題に上ったお彼岸、今月のイベントですけれど。
ブルー 「タダで貰えるケースじゃないねえ…」
ジョミー「それなのに、タダで出しちゃったんだ?」
ブルー 「そういうことだね、ついでに言うと…」
タダな人でも、タダで貰うことは少ないよ、と銀青様。
ブルー 「いい家柄だと、大抵はお金持ちだしさ…」
サム 「言われなくても、ドンと出すのな?」
ブルー 「うん。でもって、代々、そうしてた結果…」
お金が無くなった時もタダなんだよ、とニッコリと。
ブルー 「ご先祖様のお蔭ってヤツで、タダで院殿号!」
シロエ 「あー…。先払い扱いなわけですね?」
ブルー 「まあ、それに近いものがあるかな」
子々孫々までタダでいけるね、と頷く人。
ブルー 「とはいえ、例のキノコの場合は…」
ジョミー「論外だよねえ、やっぱりキースが悪いんだよ」
今から取り立てられないかな、とジョミー君の凄い発言。
ジョミー「時効が無いなら、いけるのかも…」
シロエ 「でも、取り立てたら、公認になりませんか?」
今以上に…、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「誰かさんが威張り返って、困る気がします」
スウェナ「今でも、充分、偉そうだものね…」
サム 「結局、キースが悪いってことな…」
サービスしたのも、今の状況も…、とサム君の言。
サム 「A級戦犯って、前から言われてるしよ…」
シロエ 「なのに、自分の苦労を嘆かれてもですね…」
誰も同情しませんから、とシロエ君。
シロエ 「お彼岸は一人でやればどうです?」
ジョミー「いいねえ、ぼくたちは三連休でさ!」
23日は金曜日だし…、とジョミー君、手をポンと。
ジョミー「二泊三日で旅行とか、どう?」
シロエ 「マツカ先輩、出番ですよ!」
マツカ 「キースは置いて行くんですか?」
ジョミー「当たり前だよ、戦犯だし!」
留守番でいいよね、と言ってますけど。
旅行ですか…。
2022/09/08 (Thu)
☆留守番をよろしく
まだまだ残暑な季節なだけに、休日は生徒会長宅が一番。
話題に上った秋のお彼岸、今年は23日の金曜日でして。
キース 「ちょっと待て! 何故、お前たちだけで!」
ジョミー「旅行なのか、って言われてもさあ…」
シロエ 「戦犯の自覚はあるんですか?」
あるなら黙っていて下さい、とシロエ君、バッサリ。
シロエ 「マツカ先輩、今からでも間に合いますよね?」
マツカ 「三連休ですし、ホテルは難しそうですけど…」
ジョミー「別荘でいいよ、下手なホテルより豪華だし!」
スウェナ「部屋も素敵だし、シェフの腕前もいいし…」
別荘にしましょ、とスウェナちゃんもプッシュ。
スウェナ「泳げる所がいいかしら?」
サム 「この残暑だしよ、南の方なら23日でも…」
マツカ 「ええ、充分に泳げますよ」
ジョミー「じゃあ、いつもと違う海の別荘?」
普段のトコだと、シーズン終わっているもんね、との声。
ジョミー「南の島ってことになるわけ?」
マツカ 「そうなりますね、景色からして南国です」
一同 「「「イイネ!」」」
其処に決めた、と一同、突き上げる拳。
シロエ 「キース先輩、留守番よろしくお願いします!」
ぶるぅ 「んとんと、お部屋の鍵は管理人さんに…」
ブルー 「預けておくから、勝手に入って法要をね」
花筒とかも出しておくよ、と生徒会長、ニッコリ。
ブルー 「蝋燭とかお線香はあるから、君は花だけ…」
ぶるぅ 「持って来てくれたら、オッケーなの!」
お膳も作って冷凍しとくね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「解凍して、盛り付けて並べてくれれば…」
ブルー 「法要の用意はバッチリってね!」
頑張りたまえ、と生徒会長、キース君の肩をポン、と。
ブルー 「月参りの豪華版だと思って、ここは一発!」
キース 「あんた、本気で見捨てる気なのか!?」
ブルー 「何か問題あるのかい?」
キース 「い、いや…」
無いが、とグッと詰まっているキース君。
留守番で決定…?
2022/09/09 (Fri)
☆留守番では困る
まだまだ残暑な9月上旬、休日は生徒会長宅な御一同様。
秋のお彼岸が来るんですけど、キース君だけ留守番で…。
ブルー 「問題無いなら、留守番で一人法要だよ」
キース 「し、しかし…」
あの馬鹿が納得するだろうか、とキース君。
キース 「俺しかいないということになったら…」
??? 「もちろん困るよ、思いっ切り!」
酷い話だよね、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「いないと思って、勝手に話を進めるなんて…」
キース 「有難い、来てくれたのか!」
シロエ 「…キース先輩、今の発言は何なんです?」
流石、戦犯は違いますね、とシロエ君、腕組み。
シロエ 「有難いだなんて、この人をですね…」
サム 「仲間と認める発言だぜ、ソレ」
キース 「うっ…!」
ついウッカリ…、とキース君、顔面蒼白。
キース 「違うんだ、仲間と認めたわけでは…!」
Aブルー「何を言うのさ、仲間でセットものなんだよ?」
疫病仏を忘れたのかい、とソルジャー、指をチッチッと。
Aブルー「ぼくが如来で、君が菩薩じゃなかったっけ?」
シロエ 「ええ、合ってますね」
ついでに邪魔しに来たんですね、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「ぼくたちは、旅行に行きたいんですが…」
Aブルー「キースも行きたいらしいけど?」
ジョミー「ダメだよ、キースは留守番だから!」
でないと法要がパアになるよ、とジョミー君。
ジョミー「一人でやってくれるだけでも、マシだしさ…」
サム 「俺たちの旅行を止めるんじゃねえよ」
Aブルー「じゃあさ、出張法要とかは?」
一同 「「「は?」」」
いきなり何を言い出すんだ、と一同、キョトン。
シロエ 「出張法要って、キース先輩が…ですか?」
Aブルー「そうだけど? 出張用の鞄もあるよね?」
キース 「法衣を入れる鞄のことか?」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ!」
それの出番というヤツで、と言ってますけど。
出張法要…?
2022/09/10 (Sat)
☆知らなかった人
まだまだ残暑な9月の休日、生徒会長宅に集う御一同様。
秋のお彼岸は旅行な話で、キース君は留守番説ですけど。
Aブルー「あの鞄があれば、出張出来るんだよね?」
キース 「そうだが、出張法要というのは…」
何なんだ、とキース君の問い。
キース 「確かに俺は出張もするが、それはだな…」
サム 「遠くの寺に呼ばれた時だろ?」
キース 「ああ。俺の大学には、全国から来ていたし…」
シロエ 「そういえば、エリート校でしたっけね」
お坊さん限定の話ですけど、とシロエ君。
シロエ 「他の学部は、ごくごく普通の大学なのに…」
スウェナ「お坊さんだと、超がつくほどの名門なのよね」
Aブルー「そうだったのかい?」
キース 「悪いか、真面目に難関なんだぞ」
入れない坊主も多いからな、とキース君の仏頂面。
キース 「なのに世間では、通りが悪くて…」
シロエ 「キース先輩のエリートぶりが、サッパリで…」
Aブルー「誰も分かってくれないわけ?」
キース 「檀家さんと、お寺の関係者以外はな!」
名乗っても尊敬しては貰えん、とキース君、ブツブツと。
キース 「本当だったら、俺は本物の名門大学に…」
シロエ 「入学予定だったんですよね」
Aブルー「でも、落ちたんだね?」
入試ってヤツに、とソルジャーの言。
Aブルー「仕方ないから、お坊さんの道に進んだ、と…」
キース 「馬鹿野郎!」
最初から受けていないんだ、とキース君の怒声。
キース 「俺はブルーに触発されて、自主的に…」
シロエ 「お坊さんの道を選んだんですよ」
Aブルー「知らなかったよ…」
キース 「よくも失礼なことを言いやがって!」
もう知らん、とキース君が背ける顔。
キース 「俺も旅行に行くからな!」
シロエ 「法要は放って行くつもりですか?」
キース 「当然だろうが、馬鹿にしやがったんだし!」
ジョミー「だよねえ…」
サム 「仕方ねえよな」
見放されても当然だぜ、とサム君たちも。
法要は無し…?
2022/09/11 (Sun)
☆一人で拝むべき
残暑が厳しい9月の休日、生徒会長宅で過ごすのが一番。
キース君を残して旅行な計画、キース君も同行する方へ。
Aブルー「待ってよ、ぼくも一緒に行くから!」
一同 「「「は?」」」
なんでこいつが、と皆の視線がソルジャーに集中。
シロエ 「あのですね…。ぼくたちの旅行計画ですよ?」
スウェナ「そうよ、キースは残して行くから、って…」
ジョミー「話が決まっていたんだけどさあ…」
キース 「あんたが、自分でパアにしたんだ!」
俺が残るというのをな、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「一人で残って反省しやがれ、法要は無しで!」
一同 「「「イイネ!」」」
放置だ、放置だ、と誰もが賛成。
シロエ 「そうだ、一人でやったらどうです?」
ブルー 「いいねえ、本来、お中日の法要ってヤツは…」
キース 「檀家さんの家でするものではないからな!」
寺で纏めて法要なんだ、とキース君。
キース 「それを、あんたがうるさく言うから…」
サム 「元老寺のを、抜けさせて貰ってんだよなあ?」
キース 「そう、其処だ。本来、俺にお彼岸の休みは…」
一生、無い筈の流れだしな、とキース君の深い溜息。
キース 「此処のが無いなら、親父と一緒に元老寺で…」
サム 「法要なんだし、旅行なんかは絶対無理でよ…」
キース 「ああ。それが今回、行けそうだしな」
この馬鹿が法要を潰したから、とキース君が立てる親指。
キース 「俺もマツカの別荘へ行くぞ!」
シロエ 「というわけです、留守番をよろしく」
一人で拝んでいて下さい、とシロエ君も。
シロエ 「花瓶やお膳は、ぶるぅに頼めば…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ バッチリ揃えておくよ!」
Aブルー「嫌だよ、ぼくも旅行だってば!」
そのために鞄があるんじゃないか、とソルジャー、必死。
シロエ 「持っていないじゃないですか、鞄」
Aブルー「違うよ、キースの出張用の…」
鞄だってば、と食い下がってますけれど。
それがどうしたと?
2022/09/12 (Mon)
☆旅行鞄に非ず
まだまだ残暑な9月の休日、生徒会長宅に来ている面々。
今年のお彼岸は旅行な企画で、キース君も行く方向で…。
シロエ 「キース先輩の鞄なんかを、どうする気です?」
キース 「言っておくがな、アレは法衣の専用鞄で…」
あんたの旅行鞄ではない、とキース君、キッパリ。
キース 「俺は貸さんぞ、絶対に!」
Aブルー「違うんだってば、使うのは君で…」
キース 「今月、出張の予定は無いが?」
来月もな、とキース君が確認している、スケジュール帳。
キース 「今のところ、年内は出張予定は入っていない」
Aブルー「だったら、其処に書き加えてよ!」
キース 「はあ?」
何を書くんだ、とキース君が傾げる首。
キース 「どちらかと言えば、消す方でだな…」
シロエ 「お中日の予定を書き換えですね?」
キース 「ああ。法要を消して、旅行の日程を…」
二泊三日で決定だな、とキース君の視線がマツカ君に。
マツカ 「そうなりますね、三連休ですから」
キース 「よし。集合場所は駅で良かっただろうか?」
マツカ 「空港までは、送迎バスを出すつもりです」
キース 「すると、いつもの駐車場だな?」
此処の下の、とキース君が指差す窓。
キース 「集合場所の定番だが…」
マツカ 「皆さん、集まりやすいですしね」
キース 「分かった。それで、集合時間は?」
マツカ 「それは、何時でもいいですよ?」
プライベートジェットですからね、と流石な御曹司。
マツカ 「離陸の時間は、ご自由にどうぞ」
一同 「「「やったーっ!」」」
豪華版だ、と誰もが歓声。
ジョミー「リッチな旅になりそうだよね!」
シロエ 「貸し切りの比じゃないですからねえ…」
楽しみですよ、とシロエ君の笑み。
シロエ 「キース先輩も嬉しいでしょう?」
キース 「そうだな、留守番の刑も免れたし…」
Aブルー「鞄を忘れないでよね!」
キース 「やかましい!」
あんな鞄は持って行かん、と怒鳴る人。
旅行ですしね?
2022/09/13 (Tue)
☆出張はお断り
残暑が厳しい9月の休日、生徒会長宅で過ごす御一同様。
秋のお彼岸は旅行な予定で、キース君も参加の方向で…。
Aブルー「でも、アレが無いと困るじゃないか!」
キース 「誰も困らないと思うがな?」
旅先でアレは必要無い、とキース君、断言。
キース 「出張ならともかく、ただの旅行だぞ?」
シロエ 「ですよね、法衣の出番なんかは…」
Aブルー「あるんだってば、出張だから!」
さっきから言っているじゃないか、とソルジャーの言。
Aブルー「別荘で出張法要だよ!」
一同 「「「は?」」」
なんでそうなる、と誰もがポカーン。
シロエ 「あのですね…。今回は南の島へ旅行で…」
サム 「海水浴に行くんだぜ?」
スウェナ「そうよ、バカンスというヤツなのよ?」
今年はお彼岸の法要も無いし、とスウェナちゃん。
スウェナ「あなたが此処で、一人で拝んで…」
ジョミー「キースは羽を伸ばすんだよねえ?」
キース 「ああ。旅先で拝む義理などは無い」
俺は泳ぐぞ、とキース君も。
キース 「お彼岸に遊べる貴重な機会だ、楽しまないと」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 浜辺でバーベキューとかも!」
マツカ 「分かりました。用意をさせておきますね」
一同 「「「やったーっ!」」」
珍しい食材がありそうだ、と盛り上がる面々。
ジョミー「南の島だと、魚の種類も違うしね!」
マツカ 「ええ。ヤシガニなんかもありますよ」
ぶるぅ 「わーい、楽しみ!」
食べるもんね! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も大喜び。
ぶるぅ 「食べて、泳いで、他にも色々!」
Aブルー「いいねえ、ぼくも楽しみだよ!」
一同 「「「へ?」」」
留守番の何処が楽しいんだ、と飛び交う『?』マーク。
キース 「言っておくが、土産は無いからな!」
Aブルー「うん、それは自分で調達するよ」
シロエ 「何の話です?」
Aブルー「お土産だけど?」
キース 「何処の土産だ?」
おはぎでも買って帰るのか、とキース君。
定番ですね?
2022/09/14 (Wed)
☆おはぎは無いかも
秋のお彼岸は二泊三日で旅行な計画、南の島の別荘行き。
法要は無しでソルジャーは留守番、そういう流れでして。
Aブルー「おはぎって…。そんなの、売っているかな?」
キース 「今も言ったが、お彼岸と言えば、おはぎだぞ」
何処の菓子屋にもある筈だ、とキース君。
キース 「上等の菓子が専門で、普段は扱わない店も…」
マツカ 「その時期だけは、作っている所が多いですよ」
お値段も高くはありません、とマツカ君も。
マツカ 「材料がいい分、他所より少し高い程度で…」
キース 「高級店とは思えん良心価格だぞ?」
自信を持ってお勧めするが、とキース君の太鼓判。
キース 「買うなら、高級店にしておけ」
マツカ 「期間限定のレアものですしね」
Aブルー「うーん…。でもさあ、それって南の島でも…」
条件は同じになるんだろうか、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「確か、お菓子の種類も名前も、全然違って…」
シロエ 「あー…。ちんすこうとか、そういうのですね」
サム 「サーターアンダギーも、半端ねえ名前だぜ?」
Aブルー「そう、そういうヤツ!」
おはぎがあるとは思えないけど、と悩んでいる人。
Aブルー「あっても、全く別物だとか…」
キース 「そうかもしれんが、あんたは無関係だぞ」
シロエ 「ぼくたちも、おはぎは買いませんから!」
買うなら、ちんすこうとかです、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「やっぱり、其処の名物をですね…」
キース 「買って帰るのが旅だからな」
Aブルー「ほらね、ぼくだって、そうしたいから!」
何がいいかな、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ぼくのハーレイも、食べられそうなヤツで…」
キース 「だから、あんたは関係無いと!」
自分でおはぎを買って帰れ、とキース君。
キース 「甘いものが苦手なヤツには、煎餅だな」
Aブルー「違うよ、出張法要だから!」
一同 「「「出張法要?」」」
なんでそうなる、と誰もが見合わせる顔。
留守番は…?
2022/09/15 (Thu)
さて、9月。夏休みも終わって、新学期開始ですけれど。
まだまだ残暑で、休日は生徒会長宅で過ごす面々でして。
シロエ 「暑いですねえ、残暑どころか夏ですよ、コレ」
ジョミー「ホントに暑いよ、外なんか出たくない…」
棚経で一生分を出た気が、とジョミー君が広げる両手。
ジョミー「特に今年はキツかったしさ…」
サム 「俺も死ぬかと思ったぜ」
アドス和尚はスクーターだしよ、とサム君も。
サム 「ついて走るのが精一杯でよ…」
シロエ 「でも凄いですよ、サム先輩は正気でしたから」
ハイタッチも替え歌も無しでしょう、とシロエ君の賞賛。
シロエ 「キース先輩たちは、イッちゃってましたし…」
キース 「古傷を抉らないでくれ!」
スウェナ「あら、正気に戻ったんだからいいでしょう?」
此処に来た途端に、とスウェナちゃん。
スウェナ「此処から後は、バテてただけで、普通で…」
シロエ 「そうですよ。誰かさんも使いようですね」
キース 「不本意ながら、そうではあるな」
あの馬鹿のお蔭で一気に正気に…、とキース君の仏頂面。
キース 「迎えが遅れただけでも、怒りMAXで…」
ジョミー「なんかこう、頭の中がフツフツと…」
別のベクトルで沸騰なんだよ、とジョミー君も。
ジョミー「着いたら絶対、怒鳴ってやる、って…」
キース 「俺も、一発、殴りたい気を抑えてだな…」
必死にテンションを維持してたのに…、とブツブツブツ。
キース 「着いた途端に、祭りだなどと言いやがって!」
ジョミー「しかも、歌って踊れ、だもんねえ…」
アレでキレない方がおかしい、とジョミー君。
ジョミー「一気に沸点突破だよ」
キース 「まったくだ。嫌でも正気に戻るしかない」
あの馬鹿が其処にいるだけでな、とキース君が顰める顔。
キース 「実にとんでもない棚経だったぞ!」
ジョミー「来年は普通にやりたいよねえ…」
キース 「同感だ」
バテバテだろうが普通がいい、と意見が一致。
そうですよね…。
2022/09/01 (Thu)
☆また来そうな人
二学期がスタートなんですけれど、まだまだ残暑な季節。
休日は生徒会長宅が一番、そういうシャン学メンバーで。
シロエ 「そうですねえ…。ぼくも普通で頼みたいです」
キース 「お前たちは、今年も普通だったろうが!」
シロエ 「いえ、それが…。例の人がですね…」
早く来て引っ掻き回したので…、とシロエ君。
シロエ 「手伝うどころか、何の役にも立たなくて…」
キース 「挙句に祭りな発言なんだな?」
シロエ 「そうなんです。来年は来ないで欲しいですね」
来るのは仕方ないんですが、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「例年通りに重役出勤、遅めがいいです」
キース 「でもって、迎えが遅れるんだな?」
今年も見事に忘れやがって、とキース君、拳をグッと。
キース 「お蔭で正気に返ったとはいえ、腹が立つ!」
ジョミー「でもさあ、また、じきに來るんだよ?」
ぶるぅ 「そだね、しょっちゅう来るもんね…」
おやつと食事が大好きだし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「でも、ぼくもお料理、大好きだから…」
スウェナ「どうしても召還しちゃうのよねえ…」
こればっかりは仕方ないわ、とスウェナちゃんの援護。
スウェナ「みんなも、手抜き料理は嫌でしょ?」
シロエ 「嫌すぎます!」
サム 「スキルは発揮してこそだぜ、うん」
召還の呪文になってもよ、とサム君も。
サム 「遠慮しねえで作ってくれよな!」
マツカ 「本当に。うちのシェフより凄いですから」
ぶるぅ 「ありがとう! 今日も頑張る!」
おやつも食事も、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「うんと美味しく作るからねーっ!」
一同 「「「イイネ!」」」
アレが来たって気にしない、と歓声が。
シロエ 「来るものは仕方ないですし…」
ジョミー「違うよ、そうじゃなくってさ…」
シロエ 「何なんです?」
ジョミー「別件で、来ると思うけど…」
一同 「「「は?」」」
どういう意味だ、と誰もがキョトン。
何のことだと…?
2022/09/02 (Fri)
☆別件と言われても
まだまだ残暑な二学期スタート、休日は生徒会長の家で。
そういうシャン学メンバーですけど、今の話題は例の人。
シロエ 「別件って、何のことですか?」
サム 「おやつと食事で来るんだぜ、アレは?」
スウェナ「イベントも来てしまうんだけど…」
この暑さだとソレも無いでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「プールくらいじゃ、来るわけが無いし…」
キース 「バーベキューの予定も無い筈だが?」
花火大会の季節も済んだ、とキース君も。
キース 「イベント関連は、今月は無いぞ?」
マツカ 「強いて言うなら、お月見ですけど…」
シロエ 「あー…。今年は土曜日でしたっけねえ…」
サム 「でもよ、俺たちは何もしねえし…」
エロドクターの管轄でねえの、とサム君の指摘。
サム 「デートするには、もってこいだぜ?」
シロエ 「ですよね、行くなら、そっちですよ」
賭けてもいいです、とシロエ君、賛同。
シロエ 「御馳走を食べて、お月見ドライブですね」
キース 「俺もシロエに賛成だな」
スウェナ「お月見、暑くて行く気もしないわ」
今年は特に早いんだもの、とカレンダーを指す人。
スウェナ「10日だなんて、夏だわよ!」
シロエ 「まったくです。せいぜい、窓から…」
マツカ 「見るだけですよね、綺麗だな、と…」
そんな所には来ませんよ、とマツカ君。
マツカ 「ですから、別件と言われても…」
キース 「全く思い浮かばないんだが?」
ジョミー「あのさあ…。他のみんなは仕方ないけど…」
キースが言ってどうするのさ、とジョミー君、溜息。
ジョミー「それに、祝日だよ?」
サム 「敬老の日かよ?」
あれで中身は年寄りだしよ、とサム君が顎に当てる手。
サム 「でも、それだって、やったことねえぜ?」
シロエ 「やれとも言われませんからねえ…」
ジョミー「違うよ、23日だってば!」
一同 「「「23日?」」」
そういえば休みだ、とカレンダーに視線ですけど。
何があると?
2022/09/03 (Sat)
☆先に気付いた人
二学期スタートなんですけれども、まだまだ残暑な季節。
休日は生徒会長宅で過ごすのが一番、そういう御一同様。
シロエ 「23日って、秋分の日ですよね?」
スウェナ「そっちは、今年は遅いのよね」
中秋は早すぎる日になってるのに、とスウェナちゃん。
スウェナ「秋分の日って、だいたい21日でしょ?」
シロエ 「そうですね。遅い年でも、22日くらいで…」
今年は遅すぎる感じですね、とシロエ君も。
シロエ 「でも、それがどうかしたんですか?」
ジョミー「キースは気付いたみたいだよ?」
一同 「「「え?」」」
視線がキース君に集中、顔色が良くないようでして。
シロエ 「キース先輩、何処か具合でも…?」
ぶるぅ 「熱中症は無いと思うんだけど…」
ずっと涼しい部屋にいるしね、と心配そうな顔のお子様。
ぶるぅ 「アイスで、お腹、冷えすぎちゃった?」
キース 「いや、体調には特に問題は…」
ジョミー「だよね、どっちかと言えば、メンタル」
思いっ切り打撃ってトコじゃないかな、と推測が。
ジョミー「どう、当たってる?」
キース 「不本意ながら、それが正解だ…」
なんで、お前が先に気付く、とキース君の苦い顔付き。
キース 「本職の俺が、綺麗サッパリ忘れていたのに!」
一同 「「「本職?」」」
ジョミー「キースの職業ってヤツだけど?」
お坊さんで元老寺の副住職、とジョミー君。
ジョミー「それで忘れていたのはキツイよ」
キース 「くっそぉ…」
しかし、とキース君、グッと拳を。
キース 「お前が先に気付いたのなら、御縁だろう」
ジョミー「御縁?」
キース 「早く修行を始めるべきだ!」
来年からのコースでどうだ、とキース君が浮かべる笑み。
キース 「まだ申し込みも始まっていないし、余裕だぞ」
ジョミー「要らないから!」
シロエ 「えっと、話が全く見えないんですが…?」
キース 「お彼岸だ!」
秋分の日は秋のお彼岸なんだ、と副住職。
そうでしたっけ…。
2022/09/04 (Sun)
☆修行すべき人は
残暑の中での二学期スタート、休日は生徒会長宅が一番。
エアコンが効いて快適ですけど、問題が発生したようで。
シロエ 「そういえば…。秋分は秋のお彼岸ですね…」
スウェナ「例の人が来るイベントだわよ…」
ジョミー「そう、ソレ、ぼくが言いたいヤツは!」
修行なんかは要らないからね、とジョミー君、必死。
ジョミー「どっちかと言えば、忘れ果ててたキースが…」
サム 「修行をし直すべきだぜ、うん」
アドス和尚の耳に入ったら即死でねえの、とサム君の言。
サム 「たるんでるぞ、と怒鳴られてよ…」
ジョミー「罰礼、三千回とかだよね?」
キース 「うっ…」
言葉に詰まったキース君。
キース 「頼む、親父には言わないでくれ!」
ジョミー「じゃあさ、ぼくの修行も無しってことで」
シロエ 「当然ですよね、ジョミー先輩が修行なら…」
マツカ 「キースも、今以上の修行をすべきです」
あるのかどうかは知りませんが、とマツカ君も。
マツカ 「あるなら、ジョミーとセットでですね…」
ジョミー「修行コースに突入だよね?」
でないと不公平すぎる、とジョミー君が膨らませる頬。
ジョミー「ぼくだけだなんて、有り得ないし!」
シロエ 「あるんでしょうか、キース先輩用のヤツ…」
ブルー 「あるねえ、本職の総仕上げってヤツが」
璃母恩院で缶詰なヤツ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「前に行ってた道場と同じで、キツくてさ…」
ジョミー「いいね、ソレ!」
ぼくに行かせるなら、キースもね、と笑顔な人。
ジョミー「それとも、修行の話は無し?」
キース 「無しだ、親父に告げ口の方もしないでくれ!」
でないと確実に殺される、とキース君、ガクブル。
キース 「そうでなくても、あの馬鹿がだな…」
シロエ 「来るのが、お彼岸ですからねえ…」
キース 「ただでも災難なんだぞ、俺は!」
シロエ 「自業自得だと思いますけど?」
もう間違いなく、とシロエ君の指摘ですけど。
正論ですね?
2022/09/05 (Mon)
☆タダで出した人
9月と言っても残暑が厳しく、生徒会長宅で過ごす休日。
そこで挙がった今月のイベント、秋のお彼岸が問題な今。
サム 「うん、自業自得で間違いねえよ」
スウェナ「災難なのは、私たちの方だと思うわよ?」
どう考えてもそうじゃない、とスウェナちゃんも苦い顔。
スウェナ「あんな戒名をサービスするから、例の人が…」
シロエ 「調子に乗って、来ちゃうわけですよ」
ジョミー「だよねえ、全部、キースのせいだよ」
なんでサービスしちゃうかな、とジョミー君も。
ジョミー「その場のノリって言ってるけどさあ…」
サム 「鯨の戒名のパクリはねえぜ」
そのせいで立派すぎるんだしよ、とサム君の言。
サム 「適当につけときゃ良かったのによ…」
ブルー 「ホントにねえ…」
サービスするにも程があるよ、と生徒会長。
ブルー 「あんなのを、タダで出すなんて…」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「戒名代だよ、キースは貰ってたかい?」
一同 「「「あっ!」」」
そういえば…、と誰もが回想モード。
シロエ 「貰ってませんね…?」
マツカ 「ええ。つけただけだと記憶してます」
サム 「その後も、持って来てねえよな、お布施…」
ブルー 「そう。戒名に関しては、一回もね!」
つまりはタダ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「戒名代が問題なのにさ…」
一同 「「「えっと…?」」」
ブルー 「いわゆる、高いと言われるヤツ!」
お亡くなりになった時にね、と銀青様の説明が。
ブルー 「明確な相場が無いものだから…」
シロエ 「ぼったくりですか?」
ブルー 「お寺の側では、それなりにさ…」
考えて決めているんだけどね、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「素人さんには、理解不能で…」
スウェナ「高い、と言われちゃうわけね?」
ブルー 「そうなんだよねえ、悲しいことに」
シロエ 「じゃあ、キース先輩がタダにしたのは…」
有り得ないんですか、とシロエ君の質問。
さて、答えは…?
2022/09/06 (Tue)
☆タダなケースは
9月といえども残暑なわけで、休日は生徒会長宅が一番。
エアコンが効いて快適ですけど、今月は秋のお彼岸で…。
ブルー 「タダで出すのは、無いことはないね」
サム 「マジかよ、あんなのをサービスかよ!?」
シロエ 「だったら、何処が問題なんです?」
キース先輩が戒名をつけた件は、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「タダもアリなら、アレもですね…」
ジョミー「アリってことになりそうだよ?」
ブルー 「違うね、場合によるってこと!」
貰う人によって変わるんだよ、と銀青様の解説が。
ブルー 「一般人が貰うとなると、もう大変で…」
シロエ 「高いんですか?」
ブルー 「それはもう! ついでに、出して貰うのも…」
そう簡単にはいかないよね、と銀青様。
ブルー 「まずは住職と相談ってことで、これがまた…」
サム 「高くつくのかよ?」
ブルー 「なかなか、首を縦に振ってはくれないし…」
戒名代の他に色々と…、とフウと溜息。
ブルー 「それだけやっても、ダメなケースも多いしね」
シロエ 「だったら、タダで貰える人は何なんです?」
ブルー 「元から資格を持ってる人だよ」
一同 「「「資格?」」」
なんだソレは、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「戒名を貰うのに、資格ですか?」
ブルー 「そうだけど?」
サム 「聞いたこともねえけど、何処で取るんだよ?」
その資格はよ、とサム君の疑問。
サム 「死んでからだと取れねえぜ?」
シロエ 「ですよね、何処かで修行でしょうか?」
ブルー 「ソレで貰える戒名もあるけど…」
院殿号とかは別物だね、と銀青様の仰せ。
ブルー 「持って生まれた資格と言うか…」
シロエ 「家柄ですか?」
それなら分かる気もします、とシロエ君。
シロエ 「いい家柄だと、タダで貰えるんですね?」
ブルー 「先祖代々、院殿号の戒名だしねえ…」
ジョミー「そうなると、アレは…」
タダじゃないよね、とジョミー君の指摘。
家柄以前…。
2022/09/07 (Wed)
☆三連休がいいな
まだまだ残暑が厳しい季節で、休日は生徒会長宅な面々。
そこで話題に上ったお彼岸、今月のイベントですけれど。
ブルー 「タダで貰えるケースじゃないねえ…」
ジョミー「それなのに、タダで出しちゃったんだ?」
ブルー 「そういうことだね、ついでに言うと…」
タダな人でも、タダで貰うことは少ないよ、と銀青様。
ブルー 「いい家柄だと、大抵はお金持ちだしさ…」
サム 「言われなくても、ドンと出すのな?」
ブルー 「うん。でもって、代々、そうしてた結果…」
お金が無くなった時もタダなんだよ、とニッコリと。
ブルー 「ご先祖様のお蔭ってヤツで、タダで院殿号!」
シロエ 「あー…。先払い扱いなわけですね?」
ブルー 「まあ、それに近いものがあるかな」
子々孫々までタダでいけるね、と頷く人。
ブルー 「とはいえ、例のキノコの場合は…」
ジョミー「論外だよねえ、やっぱりキースが悪いんだよ」
今から取り立てられないかな、とジョミー君の凄い発言。
ジョミー「時効が無いなら、いけるのかも…」
シロエ 「でも、取り立てたら、公認になりませんか?」
今以上に…、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「誰かさんが威張り返って、困る気がします」
スウェナ「今でも、充分、偉そうだものね…」
サム 「結局、キースが悪いってことな…」
サービスしたのも、今の状況も…、とサム君の言。
サム 「A級戦犯って、前から言われてるしよ…」
シロエ 「なのに、自分の苦労を嘆かれてもですね…」
誰も同情しませんから、とシロエ君。
シロエ 「お彼岸は一人でやればどうです?」
ジョミー「いいねえ、ぼくたちは三連休でさ!」
23日は金曜日だし…、とジョミー君、手をポンと。
ジョミー「二泊三日で旅行とか、どう?」
シロエ 「マツカ先輩、出番ですよ!」
マツカ 「キースは置いて行くんですか?」
ジョミー「当たり前だよ、戦犯だし!」
留守番でいいよね、と言ってますけど。
旅行ですか…。
2022/09/08 (Thu)
☆留守番をよろしく
まだまだ残暑な季節なだけに、休日は生徒会長宅が一番。
話題に上った秋のお彼岸、今年は23日の金曜日でして。
キース 「ちょっと待て! 何故、お前たちだけで!」
ジョミー「旅行なのか、って言われてもさあ…」
シロエ 「戦犯の自覚はあるんですか?」
あるなら黙っていて下さい、とシロエ君、バッサリ。
シロエ 「マツカ先輩、今からでも間に合いますよね?」
マツカ 「三連休ですし、ホテルは難しそうですけど…」
ジョミー「別荘でいいよ、下手なホテルより豪華だし!」
スウェナ「部屋も素敵だし、シェフの腕前もいいし…」
別荘にしましょ、とスウェナちゃんもプッシュ。
スウェナ「泳げる所がいいかしら?」
サム 「この残暑だしよ、南の方なら23日でも…」
マツカ 「ええ、充分に泳げますよ」
ジョミー「じゃあ、いつもと違う海の別荘?」
普段のトコだと、シーズン終わっているもんね、との声。
ジョミー「南の島ってことになるわけ?」
マツカ 「そうなりますね、景色からして南国です」
一同 「「「イイネ!」」」
其処に決めた、と一同、突き上げる拳。
シロエ 「キース先輩、留守番よろしくお願いします!」
ぶるぅ 「んとんと、お部屋の鍵は管理人さんに…」
ブルー 「預けておくから、勝手に入って法要をね」
花筒とかも出しておくよ、と生徒会長、ニッコリ。
ブルー 「蝋燭とかお線香はあるから、君は花だけ…」
ぶるぅ 「持って来てくれたら、オッケーなの!」
お膳も作って冷凍しとくね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「解凍して、盛り付けて並べてくれれば…」
ブルー 「法要の用意はバッチリってね!」
頑張りたまえ、と生徒会長、キース君の肩をポン、と。
ブルー 「月参りの豪華版だと思って、ここは一発!」
キース 「あんた、本気で見捨てる気なのか!?」
ブルー 「何か問題あるのかい?」
キース 「い、いや…」
無いが、とグッと詰まっているキース君。
留守番で決定…?
2022/09/09 (Fri)
☆留守番では困る
まだまだ残暑な9月上旬、休日は生徒会長宅な御一同様。
秋のお彼岸が来るんですけど、キース君だけ留守番で…。
ブルー 「問題無いなら、留守番で一人法要だよ」
キース 「し、しかし…」
あの馬鹿が納得するだろうか、とキース君。
キース 「俺しかいないということになったら…」
??? 「もちろん困るよ、思いっ切り!」
酷い話だよね、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「いないと思って、勝手に話を進めるなんて…」
キース 「有難い、来てくれたのか!」
シロエ 「…キース先輩、今の発言は何なんです?」
流石、戦犯は違いますね、とシロエ君、腕組み。
シロエ 「有難いだなんて、この人をですね…」
サム 「仲間と認める発言だぜ、ソレ」
キース 「うっ…!」
ついウッカリ…、とキース君、顔面蒼白。
キース 「違うんだ、仲間と認めたわけでは…!」
Aブルー「何を言うのさ、仲間でセットものなんだよ?」
疫病仏を忘れたのかい、とソルジャー、指をチッチッと。
Aブルー「ぼくが如来で、君が菩薩じゃなかったっけ?」
シロエ 「ええ、合ってますね」
ついでに邪魔しに来たんですね、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「ぼくたちは、旅行に行きたいんですが…」
Aブルー「キースも行きたいらしいけど?」
ジョミー「ダメだよ、キースは留守番だから!」
でないと法要がパアになるよ、とジョミー君。
ジョミー「一人でやってくれるだけでも、マシだしさ…」
サム 「俺たちの旅行を止めるんじゃねえよ」
Aブルー「じゃあさ、出張法要とかは?」
一同 「「「は?」」」
いきなり何を言い出すんだ、と一同、キョトン。
シロエ 「出張法要って、キース先輩が…ですか?」
Aブルー「そうだけど? 出張用の鞄もあるよね?」
キース 「法衣を入れる鞄のことか?」
Aブルー「そう、ソレ、ソレ!」
それの出番というヤツで、と言ってますけど。
出張法要…?
2022/09/10 (Sat)
☆知らなかった人
まだまだ残暑な9月の休日、生徒会長宅に集う御一同様。
秋のお彼岸は旅行な話で、キース君は留守番説ですけど。
Aブルー「あの鞄があれば、出張出来るんだよね?」
キース 「そうだが、出張法要というのは…」
何なんだ、とキース君の問い。
キース 「確かに俺は出張もするが、それはだな…」
サム 「遠くの寺に呼ばれた時だろ?」
キース 「ああ。俺の大学には、全国から来ていたし…」
シロエ 「そういえば、エリート校でしたっけね」
お坊さん限定の話ですけど、とシロエ君。
シロエ 「他の学部は、ごくごく普通の大学なのに…」
スウェナ「お坊さんだと、超がつくほどの名門なのよね」
Aブルー「そうだったのかい?」
キース 「悪いか、真面目に難関なんだぞ」
入れない坊主も多いからな、とキース君の仏頂面。
キース 「なのに世間では、通りが悪くて…」
シロエ 「キース先輩のエリートぶりが、サッパリで…」
Aブルー「誰も分かってくれないわけ?」
キース 「檀家さんと、お寺の関係者以外はな!」
名乗っても尊敬しては貰えん、とキース君、ブツブツと。
キース 「本当だったら、俺は本物の名門大学に…」
シロエ 「入学予定だったんですよね」
Aブルー「でも、落ちたんだね?」
入試ってヤツに、とソルジャーの言。
Aブルー「仕方ないから、お坊さんの道に進んだ、と…」
キース 「馬鹿野郎!」
最初から受けていないんだ、とキース君の怒声。
キース 「俺はブルーに触発されて、自主的に…」
シロエ 「お坊さんの道を選んだんですよ」
Aブルー「知らなかったよ…」
キース 「よくも失礼なことを言いやがって!」
もう知らん、とキース君が背ける顔。
キース 「俺も旅行に行くからな!」
シロエ 「法要は放って行くつもりですか?」
キース 「当然だろうが、馬鹿にしやがったんだし!」
ジョミー「だよねえ…」
サム 「仕方ねえよな」
見放されても当然だぜ、とサム君たちも。
法要は無し…?
2022/09/11 (Sun)
☆一人で拝むべき
残暑が厳しい9月の休日、生徒会長宅で過ごすのが一番。
キース君を残して旅行な計画、キース君も同行する方へ。
Aブルー「待ってよ、ぼくも一緒に行くから!」
一同 「「「は?」」」
なんでこいつが、と皆の視線がソルジャーに集中。
シロエ 「あのですね…。ぼくたちの旅行計画ですよ?」
スウェナ「そうよ、キースは残して行くから、って…」
ジョミー「話が決まっていたんだけどさあ…」
キース 「あんたが、自分でパアにしたんだ!」
俺が残るというのをな、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「一人で残って反省しやがれ、法要は無しで!」
一同 「「「イイネ!」」」
放置だ、放置だ、と誰もが賛成。
シロエ 「そうだ、一人でやったらどうです?」
ブルー 「いいねえ、本来、お中日の法要ってヤツは…」
キース 「檀家さんの家でするものではないからな!」
寺で纏めて法要なんだ、とキース君。
キース 「それを、あんたがうるさく言うから…」
サム 「元老寺のを、抜けさせて貰ってんだよなあ?」
キース 「そう、其処だ。本来、俺にお彼岸の休みは…」
一生、無い筈の流れだしな、とキース君の深い溜息。
キース 「此処のが無いなら、親父と一緒に元老寺で…」
サム 「法要なんだし、旅行なんかは絶対無理でよ…」
キース 「ああ。それが今回、行けそうだしな」
この馬鹿が法要を潰したから、とキース君が立てる親指。
キース 「俺もマツカの別荘へ行くぞ!」
シロエ 「というわけです、留守番をよろしく」
一人で拝んでいて下さい、とシロエ君も。
シロエ 「花瓶やお膳は、ぶるぅに頼めば…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ バッチリ揃えておくよ!」
Aブルー「嫌だよ、ぼくも旅行だってば!」
そのために鞄があるんじゃないか、とソルジャー、必死。
シロエ 「持っていないじゃないですか、鞄」
Aブルー「違うよ、キースの出張用の…」
鞄だってば、と食い下がってますけれど。
それがどうしたと?
2022/09/12 (Mon)
☆旅行鞄に非ず
まだまだ残暑な9月の休日、生徒会長宅に来ている面々。
今年のお彼岸は旅行な企画で、キース君も行く方向で…。
シロエ 「キース先輩の鞄なんかを、どうする気です?」
キース 「言っておくがな、アレは法衣の専用鞄で…」
あんたの旅行鞄ではない、とキース君、キッパリ。
キース 「俺は貸さんぞ、絶対に!」
Aブルー「違うんだってば、使うのは君で…」
キース 「今月、出張の予定は無いが?」
来月もな、とキース君が確認している、スケジュール帳。
キース 「今のところ、年内は出張予定は入っていない」
Aブルー「だったら、其処に書き加えてよ!」
キース 「はあ?」
何を書くんだ、とキース君が傾げる首。
キース 「どちらかと言えば、消す方でだな…」
シロエ 「お中日の予定を書き換えですね?」
キース 「ああ。法要を消して、旅行の日程を…」
二泊三日で決定だな、とキース君の視線がマツカ君に。
マツカ 「そうなりますね、三連休ですから」
キース 「よし。集合場所は駅で良かっただろうか?」
マツカ 「空港までは、送迎バスを出すつもりです」
キース 「すると、いつもの駐車場だな?」
此処の下の、とキース君が指差す窓。
キース 「集合場所の定番だが…」
マツカ 「皆さん、集まりやすいですしね」
キース 「分かった。それで、集合時間は?」
マツカ 「それは、何時でもいいですよ?」
プライベートジェットですからね、と流石な御曹司。
マツカ 「離陸の時間は、ご自由にどうぞ」
一同 「「「やったーっ!」」」
豪華版だ、と誰もが歓声。
ジョミー「リッチな旅になりそうだよね!」
シロエ 「貸し切りの比じゃないですからねえ…」
楽しみですよ、とシロエ君の笑み。
シロエ 「キース先輩も嬉しいでしょう?」
キース 「そうだな、留守番の刑も免れたし…」
Aブルー「鞄を忘れないでよね!」
キース 「やかましい!」
あんな鞄は持って行かん、と怒鳴る人。
旅行ですしね?
2022/09/13 (Tue)
☆出張はお断り
残暑が厳しい9月の休日、生徒会長宅で過ごす御一同様。
秋のお彼岸は旅行な予定で、キース君も参加の方向で…。
Aブルー「でも、アレが無いと困るじゃないか!」
キース 「誰も困らないと思うがな?」
旅先でアレは必要無い、とキース君、断言。
キース 「出張ならともかく、ただの旅行だぞ?」
シロエ 「ですよね、法衣の出番なんかは…」
Aブルー「あるんだってば、出張だから!」
さっきから言っているじゃないか、とソルジャーの言。
Aブルー「別荘で出張法要だよ!」
一同 「「「は?」」」
なんでそうなる、と誰もがポカーン。
シロエ 「あのですね…。今回は南の島へ旅行で…」
サム 「海水浴に行くんだぜ?」
スウェナ「そうよ、バカンスというヤツなのよ?」
今年はお彼岸の法要も無いし、とスウェナちゃん。
スウェナ「あなたが此処で、一人で拝んで…」
ジョミー「キースは羽を伸ばすんだよねえ?」
キース 「ああ。旅先で拝む義理などは無い」
俺は泳ぐぞ、とキース君も。
キース 「お彼岸に遊べる貴重な機会だ、楽しまないと」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 浜辺でバーベキューとかも!」
マツカ 「分かりました。用意をさせておきますね」
一同 「「「やったーっ!」」」
珍しい食材がありそうだ、と盛り上がる面々。
ジョミー「南の島だと、魚の種類も違うしね!」
マツカ 「ええ。ヤシガニなんかもありますよ」
ぶるぅ 「わーい、楽しみ!」
食べるもんね! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も大喜び。
ぶるぅ 「食べて、泳いで、他にも色々!」
Aブルー「いいねえ、ぼくも楽しみだよ!」
一同 「「「へ?」」」
留守番の何処が楽しいんだ、と飛び交う『?』マーク。
キース 「言っておくが、土産は無いからな!」
Aブルー「うん、それは自分で調達するよ」
シロエ 「何の話です?」
Aブルー「お土産だけど?」
キース 「何処の土産だ?」
おはぎでも買って帰るのか、とキース君。
定番ですね?
2022/09/14 (Wed)
☆おはぎは無いかも
秋のお彼岸は二泊三日で旅行な計画、南の島の別荘行き。
法要は無しでソルジャーは留守番、そういう流れでして。
Aブルー「おはぎって…。そんなの、売っているかな?」
キース 「今も言ったが、お彼岸と言えば、おはぎだぞ」
何処の菓子屋にもある筈だ、とキース君。
キース 「上等の菓子が専門で、普段は扱わない店も…」
マツカ 「その時期だけは、作っている所が多いですよ」
お値段も高くはありません、とマツカ君も。
マツカ 「材料がいい分、他所より少し高い程度で…」
キース 「高級店とは思えん良心価格だぞ?」
自信を持ってお勧めするが、とキース君の太鼓判。
キース 「買うなら、高級店にしておけ」
マツカ 「期間限定のレアものですしね」
Aブルー「うーん…。でもさあ、それって南の島でも…」
条件は同じになるんだろうか、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「確か、お菓子の種類も名前も、全然違って…」
シロエ 「あー…。ちんすこうとか、そういうのですね」
サム 「サーターアンダギーも、半端ねえ名前だぜ?」
Aブルー「そう、そういうヤツ!」
おはぎがあるとは思えないけど、と悩んでいる人。
Aブルー「あっても、全く別物だとか…」
キース 「そうかもしれんが、あんたは無関係だぞ」
シロエ 「ぼくたちも、おはぎは買いませんから!」
買うなら、ちんすこうとかです、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「やっぱり、其処の名物をですね…」
キース 「買って帰るのが旅だからな」
Aブルー「ほらね、ぼくだって、そうしたいから!」
何がいいかな、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ぼくのハーレイも、食べられそうなヤツで…」
キース 「だから、あんたは関係無いと!」
自分でおはぎを買って帰れ、とキース君。
キース 「甘いものが苦手なヤツには、煎餅だな」
Aブルー「違うよ、出張法要だから!」
一同 「「「出張法要?」」」
なんでそうなる、と誰もが見合わせる顔。
留守番は…?
2022/09/15 (Thu)
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