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シャングリラ学園つれづれ語り

☆ゼロが増えても


朝からキース君を見舞った災難、防ぐためにはバイトが必要。
ぶるぅに頼む方向なのに、横から出て来たのがソルジャーで。

キース 「あんた、この倍でも払う気なのか?」
Aブルー「もちろんだってば、ぶるぅを雇えるんだろう?」

1分あたり、このお値段で…、とソルジャーが見詰める電卓。

Aブルー「安いものじゃないか、この倍でもね!」
シロエ 「だったら、3倍はどうなんです?」

せっかくですから交渉しましょう、と交渉人なシロエ君。

Aブルー「3倍だって?」
シロエ 「ええ。3倍になっても出せるんですか?」
Aブルー「それはもう! 4倍だって、支払っちゃうよ!」

ドーンと纏めて、とソルジャーがグッと立てる親指。

Aブルー「5倍だろうと、6倍だろうと、いくらでも!」
シロエ 「すると、ゼロがもう1個増えてもですね…」

いいんでしょうか、とシロエ君、電卓をチョチョイと。

シロエ 「こういう感じになるわけですけど?」
Aブルー「大丈夫! 支払いは任せてくれたまえ!」
シロエ 「…まだ上げないとダメみたいですね…」
Aブルー「えっと…?」

何処まで上げるつもりなんだい、とソルジャーが傾げる首。

Aブルー「さっきから、せっせと値上げをしてるけど…?」
シロエ 「交渉人として、会長の方針を貫いています」
Aブルー「会長って、ブルーのことだよね?」
シロエ 「はい。キース先輩と交渉を始める前にですね…」

限界まで毟ると言ってましたし…、とシロエ君、キリッと。

シロエ 「ですから、相手は変わりましたけど…」
Aブルー「限界まで値段を吊り上げる、って?」
シロエ 「そうですけれど?」

ぼくの役目はソレですからね、とシロエ君、ニッコリ。

シロエ 「それで、どのくらいまで出せるんでしょう?」
Aブルー「ぼくが払える限界のこと?」
シロエ 「そうなりますねえ…」
Aブルー「まだまだいけると思うけどね?」

その倍額でも余裕だってば、と言ってますけど。
本当ですか…?


2020/05/16 (Sat) 

 

☆凄すぎるカード


朝からキース君を見舞った災難、再発防止に頼みたいバイト。
ぶるぅに掃除を依頼ですけど、ソルジャーが出て参りまして。

Aブルー「つまりブルーの方針的には、限界までだよね?」
シロエ 「ええ、そのように伺ってますが」
Aブルー「うーん…。どの辺が限界になるのかなぁ?」

実は、ぼくにも分かってなくて…、とソルジャー、しれっと。

Aブルー「なにしろ、そういったことには興味が無いし…」
シロエ 「待って下さい、もしかしてカード払いでしょうか」
Aブルー「えっ、カードって?」
シロエ 「現金じゃなくて、クレジットカードなんですか?」

ぶるぅのバイト料の支払いは、とシロエ君の質問。

シロエ 「それなら、話は分かるんですけど」
Aブルー「生憎と、カードは持ってないねえ、ぼくのはね」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「ノルディに貰ったヤツはあるけど」

家族会員扱いなのかな、とソルジャーが宙に取り出すカード。

Aブルー「ほらね、こういうヤツなんだけどさ」
一同  「「「げっ!!!」」」

まさか、と誰もが目を剥く、ゴールドならぬブラックカード。

シロエ 「…とんでもないのを持ってませんか?」
Aブルー「みんな、いったいどうしたんだい?」
サム  「それって、ブラックカードじゃねえかよ…」
ジョミー「なんか本物、初めて見たかも…」

ホントにあるんだ、と一同、目を白黒。

キース 「俺もこの目で見たことは無いな…」
シロエ 「ある所には、あるんですねえ…」
スウェナ「だけど変よね、よく考えたら、マツカがいるわよ」
一同  「「「あっ!」」」

御曹司だっけ、と視線がマツカ君へと集中。

シロエ 「マツカ先輩、ブラックカードを持っていますか?」
マツカ 「一応は…。でも、財布には入れていませんよ」
サム  「なんでなんだよ、持ってるんなら入れとけよ」
マツカ 「普通のカードで間に合いますしね、大抵は」

ぼくは普通でいいんです、と流石な謙虚さ。
立派ですよね…。


2020/05/17 (Sun) 

 

☆危険なカード払い


キース君を見舞った朝の災難、防ぐにはバイトを依頼が一番。
ぶるぅに頼むわけなんですけど、横からソルジャー乱入で…。

シロエ 「マツカ先輩も持ってたんですね、ブラックカード」
マツカ 「持ち歩きませんから、無いのと同じですよ」
ジョミー「いいよね、そういう所がマツカなんだよ」
サム  「うんうん、誰かと違ってよ」

見せびらかす上に、自分の名義じゃねえんだぜ、とサム君。

サム  「要は、ぶるぅのバイト料を支払うのはよ…」
スウェナ「エロドクターなわけね、しかもカードで」
キース 「そうなるようだが、いくらブラックカードでも…」

ノルディの資産に限りがあるぞ、と副住職の冷静な指摘。

キース 「今の調子で吊り上げていくと、その内にだな…」
シロエ 「限界を突破しそうですよね、思いっ切り…」

しかも、この人、把握してないみたいですし、とシロエ君も。

Aブルー「把握って…。何の話さ?」
シロエ 「エロドクターの財産ですよ、限界点です」

どのくらい出せるのか分かってますか、と交渉人の視点から。

シロエ 「勝手に決めて、払えなかったらどうするんです!」
ジョミー「なんか聞くよね、そういう話」
キース 「カード払いの盲点らしいな、よくありがちな」

現金が出て行くわけじゃないから、と副住職も頷く問題点。

キース 「すっからかんになっても、まだ使えるのがな…」
シロエ 「とても怖いと聞きますからね…」

ちょっと頭を冷やしましょうか、とシロエ君の提案。

シロエ 「いいですか、ブラックカードにも限界はあります」
Aブルー「そうみたいだけど、それがどうかした?」

限界まで支払わせる方針だよね、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「だったら、何も問題は無いと思うんだけど…?」
シロエ 「いいえ、問題、大ありですから!」
ブルー 「いくらぼくでも、ノルディを破産させるのは…」
Aブルー「ふうん…?」

それなりに愛はあるんだね、と笑顔のソルジャー。
愛ですって?


2020/05/18 (Mon)

 

☆破産は困るんです


朝からキース君を見舞った災難、再発防止にバイトを頼む件。
ぶるぅに依頼するんですけど、横からソルジャーが乱入で…。

Aブルー「君がノルディを庇うなんてね、愛だよねえ…」
ブルー 「何処から、そういう話になるのさ!」
Aブルー「えっ? ノルディを破産させたくないんだろう?」

ノルディが聞いたら感涙モノだよ、とソルジャー、笑顔全開。

Aブルー「あんなに君に惚れているのに、冷たいからねえ…」
ブルー 「ぼくは今だって氷点下だよ!」

あんなのに愛があるわけがない、と生徒会長が吊り上げる眉。

ブルー 「寝言もいい加減にしないと、放り出すから!」
Aブルー「それは困るよ、ぶるぅにバイトを頼みたいのに!」

だけど、愛だと思うけどな、とソルジャー、まだブツブツと。

Aブルー「破産はダメだ、と直ぐに言い出す辺りがね」
ブルー 「それは、ソルジャーとしての立場からだよ!」

ノルディは貴重な医者なんだから、と生徒会長、キッパリ。

ブルー 「仲間を診られる病院だって、潰せないしね!」
Aブルー「なんだ、理由は、たったそれだけ?」
ブルー 「他には無いね、ただの一つも!」

分かったんなら、バイト料の話を…、とサッサと切り替え。

ブルー 「君の財源はノルディなんだし、そこの所をね…」
シロエ 「見極めないといけませんねえ、毟るにしても」
ジョミー「破産されたら、シャレにならないもんね…」
Aブルー「すると、値切ればいいのかな?」

今の値段から下げていけば、とソルジャーの問い。

Aブルー「まずは半額でどうだろう?」
シロエ 「そうですねえ…。かなり上げましたし…」

半額でも、かなりの値段ですよね、とシロエ君、電卓を。

シロエ 「この値段ですけど、どうでしょう、会長?」
ブルー 「依頼の回数とかによるかな、拘束時間と」
Aブルー「フルタイムとまでは言わないけどね?」
一同  「「「フルタイム?」」」

どんな掃除を頼むつもりだ、と誰もが仰天。
大掃除ですか?


2020/05/19 (Tue) 

 

☆掃除する場所は


キース君が朝から見舞われた災難、防ぐのに頼みたいバイト。
ぶるぅに依頼するんですけど、ソルジャーが横から乱入で…。

シロエ 「フルタイムとまでは言わない、ですって?」
サム  「すげえ時間を頼む気かよ?」
Aブルー「それはまあ…。時間単位になるかな、うん」
ブルー 「まさか、青の間、大掃除とか?」

それなら分かる、と生徒会長。

ブルー 「ぼくの場合は、別に散らかってはいないけど…」
ぶるぅ 「貯水槽までお掃除だったら、時間かかるもんね」
サム  「貯水槽って…。アレの掃除も出来るのかよ?」
ぶるぅ 「そだよ、理屈は分かってるも~ん!」

普通は係のお仕事だけど、と家事万能のお子様、得意満面。

ぶるぅ 「水まで抜くなら、やっぱり半日仕事かも…」
ブルー 「サイオンで放り出すってわけにもねえ…。水を」
ぶるぅ 「出来ないことはないんだけど…」

やめといた方が良さそうだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「下手に捨てたら、んとんと、人類軍だっけ?」
シロエ 「見付かりそうではありますねえ…」

いきなり大量の水を投棄したら、とシロエ君も。

シロエ 「そうなってくると、時間単位でも分かります」
ぶるぅ 「わぁーい、お掃除、やり甲斐、ありそう!」
キース 「青の間か…。しかしだな…」

あんた、掃除は嫌いだろうが、とキース君のツッコミが。

キース 「それともアレか、身内に頼むなら安心なのか?」
ジョミー「あー! 発見されたら困るモノとか!」
サム  「でもよ、こいつが気にするのかよ?」

心臓に毛が生えてやがるぜ、とサム君の意見。

サム  「何が見付かろうが、気にしねえって気が…」
Aブルー「もちろんだよ!」

お掃除部隊にお任せだしね、と威張るソルジャー。

Aブルー「大人のオモチャも、放置だから!」
一同  「「「うわー…」」」
ブルー 「そんな君が、何を頼む気なのさ!」

ただの掃除とも思えないけど、と生徒会長の疑問。
何を頼むと?


2020/05/20 (Wed)

 

☆掃除したいブツ


朝からキース君を見舞った災難、再発防止に頼みたい助っ人。
ぶるぅにバイトをという話なのに、ソルジャーが来まして…。

ブルー 「君がぶるぅに頼みたいのは、どんな掃除だと?」
Aブルー「誰も掃除だとは言っていないよ?」
一同  「「「へ?」」」

掃除の話だっただろう、と誰もがポカーン。

ブルー 「掃除じゃない、って?」
Aブルー「違うけど?」
シロエ 「あのですね…。頼むのは、掃除の助っ人ですよ?」

そもそもはキース先輩が…、と交渉人なシロエ君の解説。

シロエ 「朝のお勤めで、香炉をひっくり返してですね…」
キース 「いや、お勤めの最中じゃなくて、その前だ」
サム  「うんうん、でもって親父さんを怒らせちまって…」

朝から大変だったんだよな、とサム君が補足。

サム  「キースが気を付けても、猫が本堂に入るとよ…」
ジョミー「やりそうだから、その時の掃除の助っ人だよね」

ぶるぅのバイトは、とジョミー君も。

ジョミー「だから最初から掃除の話で、ぶるぅは有能だし…」
スウェナ「時給じゃなくて分給なのよね、バイト料が」
Aブルー「それは分かっているってば!」

だからこそ頼みたいんだよ、とソルジャー、真剣。

Aブルー「あえて掃除と言うんだったら、ぶるぅかな…」
シロエ 「ぶるぅで当たり前でしょう!」

掃除をするのは、ぶるぅですよ、とシロエ君が吊り上げる眉。

シロエ 「まあ、バイト料が高いですから、話は伺いますが」
Aブルー「分からないかな、ぶるぅを掃除して欲しいんだよ」
一同  「「「はあ?」」」

なんのこっちゃ、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「ぶるぅを掃除、って言いましたか?」
サム  「そう聞こえたぜ?」

風呂に入るって意味なのかよ、とサム君が傾げる首。

サム  「でもよ、ぶるぅは綺麗好きだし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お風呂、大好き!」
シロエ 「そうですよね…」

どうして、ぶるぅを掃除なんだ、と深まる疑問。
謎ですよね…。


2020/05/21 (Thu) 

 

☆困っているブツ


朝から災難だったキース君、再発を防ぐのに頼みたいバイト。
ぶるぅが適任なんですけれど、横からソルジャーが乱入で…。

キース 「おい。これ以上、どう掃除するんだ、ぶるぅを」
スウェナ「そうよ、お風呂好きで、お掃除大好きなのよ?」
シロエ 「掃除する所が無さそうですけど、どう考えても…」

でもまあ、バイト料の話ですから…、と交渉人なシロエ君。

シロエ 「これだけ払って頼むからには、切実なんですね?」
Aブルー「当然じゃないか! とても困っているんだから!」
一同  「「「へ?」」」

何故に、と皆の視線が「そるじゃぁ・ぶるぅ」に集中。

サム  「困るって…。ぶるぅでかよ?」
キース 「恩恵しか無いような気がするが…」
ジョミー「だよねえ、今だって、料理に、おやつに…」
マツカ 「飲み物も我儘放題ですよね、いつ、お邪魔しても」

コーヒーに紅茶に、他にも色々、と御曹司も。

キース 「まったくだ。スタバも真っ青な充実ぶりだぞ」
シロエ 「そうです、そうです! 好みにピッタリですしね」
マツカ 「砂糖もミルクも、量を覚えてますからね…」
サム  「言うまでもねえよな、こっちの注文」

ホットかアイスか、そんな程度でいいんだぜ、と称賛の声。

サム  「お役立ちなのに、なんで、ぶるぅで困るんだよ?」
スウェナ「真面目に理解に苦しむわよねえ、意味不明だわ」
ブルー 「ぼくにも話が見えないよ、ソレ」

バイト料は魅力的なんだけど、と生徒会長の顔も疑問満載。

ブルー 「ぶるぅの何処に困っているのさ、君は?」
Aブルー「ありとあらゆる所だってば!」
ブルー 「なのに、ぶるぅに頼むのかい?」

それこそ本末転倒じゃないか、と生徒会長、鋭い指摘。

ブルー 「掃除をするのは、ぶるぅなんだよ、分かってる?」
Aブルー「分かってるってば、それで、ぶるぅの掃除をね!」
ブルー 「だから、ぶるぅの掃除なんだろう?」

君の話は支離滅裂だよ、とお手上げのポーズ。
破綻してますよね?


2020/05/22 (Fri)

 

☆交渉するべき相手


キース君を朝から見舞った災難、再発防止に頼みたいバイト。
ぶるぅに掃除を依頼ですけど、ソルジャーも希望してまして。

ブルー 「ぶるぅで困っているというのに、ぶるぅにねえ…」
シロエ 「バイトを頼んで掃除だなんて、理解できませんよ」
キース 「まったくだ。第一、ぶるぅが迷惑だとは…」

誰も思っていないんだがな、と副住職も傾げる首。

キース 「有能だからこそ、バイトを頼む気だったんだが…」
シロエ 「ですよね、ちょーっと高すぎたみたいですけど」
キース 「俺は給料を貰ってないんだ、小遣いだけだ!」

なのに限界まで毟られても…、と副住職の嘆き節。

キース 「とはいえ、理論が破綻しているヤツよりはだな…」
ブルー 「たとえ赤貧でも、君の方が有望株だよねえ…」

ぶるぅをバイトに出すんだったら、と生徒会長。

ブルー 「困っているなんて言われて、嬉しい筈も無いしさ」
ぶるぅ 「んとんと…。悪い所があるなら、直すけど…」
サム  「んなわけねえだろ、あんな野郎は放っておけよ」
スウェナ「そうよ、ぶるぅは凄いんだから!」

直す所なんか何も無いわよ、とスウェナちゃん、絶賛。

スウェナ「お掃除大好きで、料理上手で、家事万能だし!」
マツカ 「特に料理は、プロ級ですしね」
シロエ 「困るポイント、本当に無いんですけどねえ…」

あの人は放置しときましょうか、とシロエ君、再び電卓を。

シロエ 「で、キース先輩、何処まで出せます?」
キース 「そうだな…。あの馬鹿野郎の数字は消して、と…」
Aブルー「ちょっと待ってよ、まだ交渉が終わってないし!」
シロエ 「あなたは黙っていて下さい!」

意味不明なことを言われても…、とピシャリ。

シロエ 「真面目に頼みたい人と交渉するべきです!」
Aブルー「ぼくも真面目で切実だってば、困ってるんだし!」
シロエ 「ぶるぅで、ですよね?」
Aブルー「そうなんだよねえ!」

毎日、悩まされていてさ、と言われましても。
有能なのに…?


2020/05/23 (Sat)

 

☆バイト料の限界


朝からキース君を見舞った災難、再発防止にはバイトが有望。
ぶるぅに頼む話ですけど、ソルジャーが横から割り込んで…。

Aブルー「ぼくとしてはね、切実に頼みたいんだよ!」
シロエ 「ぶるぅに悩まされているのに、ぶるぅにですか?」
Aブルー「だって、ぶるぅしか頼れないしね!」
シロエ 「キース先輩、馬鹿は放っておきましょう」

話を聞くだけ無駄ですからね、とシロエ君、交渉人モード。

シロエ 「先輩が出せる限界の額は、どのくらいですか?」
キース 「分給だしな…。正直、これが限度だろうか」
シロエ 「あのですね…。苦学生の食費じゃないんですから」

もう少し、出して貰えませんか、と電卓をチョイと。

シロエ 「これくらいなら出せるでしょう?」
キース 「月に一回だけならいけるが、何度も頼むと…」
サム  「破産するのかよ、この値段でよ」
キース 「なんとでも、好きに言ってくれ!」

俺は赤貧なんだからな、と副住職の深い溜息。

キース 「親父がケチだし、小遣いが元から少ないんだ!」
シロエ 「そうなると、やはり、ここまでですか?」

下げてみました、とシロエ君が差し出す電卓。

キース 「この金額でも、厳しいが…。しかし…」
シロエ 「有能な助っ人が来るんですよ?」
キース 「後々のためにも、決心しておくべきだろうか…」
ブルー 「どれどれ? うん、破格の安値だよ、これは!」

赤字覚悟の大サービスかも、と生徒会長が煽るバイト料金。

ブルー 「ここで出さなきゃ、男がすたるね」
Aブルー「待ってってば! ぼくなら、ここまで!」

出すから、ぶるぅにバイトをお願い、とソルジャー、乱入。

Aブルー「カードと言わずに、キャッシュでいくから!」
サム  「すげえな、ゼロが一気に増えたぜ」
スウェナ「現金払いなら、エロドクターも破産しないわね」
シロエ 「ですが、理論が破綻していて…」
一同  「「「あー…」」」

問題はそこだ、と天井を仰ぐ御一同様。
さて、どうなる…?


2020/05/24 (Sun)

 

☆バイト料に加えて


キース君が朝から見舞われた災難、避けるには有効なバイト。
ぶるぅに依頼するんですけど、ソルジャーが横から乱入で…。

キース 「やはりだな…。真っ当なバイトがいいと思うが」
シロエ 「ですよね、破綻しているんでは…」
Aブルー「何を言うかな、これだけ出すって言ってるのに!」

どうして金額で決めないのさ、とソルジャー、不満そうな顔。

Aブルー「限界までって話にしたって、キャッシュだし!」
シロエ 「それはそうですけど、でもですね…」
サム  「ぶるぅで困っているってぇのに、ぶるぅだろ?」

バイトを頼むという先がよ、とサム君の指摘。

サム  「妙な話に迂闊に乗ったら、えらいことだしよ…」
ブルー 「そうなんだよねえ、ぶるぅの安全第一なんだよ」

ここは金額なんかよりも…、と生徒会長も不安な様子。

ブルー 「やっぱりキースでいくべきだよね、バイトの話は」
キース 「少しは安くしてくれるのか?」
ブルー 「破綻している先にバイトに出すよりは…、かな?」

気持ちだけね、と交渉が始まりそうですけれど。

Aブルー「待ってよ、おやつもつけるから! 食事だって!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「本当だってば、ぶるぅに頼めるんならね!」

おやつくらいはお安い御用、とソルジャー、必死の割り込み。

Aブルー「だから、交渉するなら、ぼくとお願い!」
ブルー 「おやつに食事って…。その勢いだと…」

昼寝もセットで来そうだけれど、と生徒会長も驚く条件。

Aブルー「昼寝はどうかな、だけど、おやつは確約するよ!」
ブルー 「おやつは確約、それで食事も…?」
Aブルー「そうなんだよ!」

前向きに検討して貰えないかな、とソルジャー、電卓を。

Aブルー「キースの場合はこの値段だけど、ぼくはコレでね」
シロエ 「凄い値段ですね、さっきからですけど」
ブルー 「それはまあ…。スポンサーがアレだしねえ…」

出せるだろうけど、と生徒会長が眺める電卓。
破格ですね?


2020/05/25 (Mon)

 

☆バイトの中身は


朝からキース君を見舞った災難、回避するにはバイトが一番。
ぶるぅに依頼する件ですけど、ソルジャーが横から乱入で…。

Aブルー「このバイト料で、おやつもセットな好条件だよ!」
ブルー 「うーん…。そうなると、仕事の中身によるかな」
Aブルー「さっきから言っているだろう! 掃除だってば!」

あえて言うなら、ぶるぅを掃除、とソルジャー、キッパリ。

Aブルー「あの迷惑な悪戯小僧を、綺麗サッパリ!」
キース 「お、おい…。それは消すとか言わないか?」
シロエ 「ですよね、船から放り出すとか…」

物騒な感じしかしないんですが、とシロエ君もガクブル。

シロエ 「そりゃ、犯罪にはならないのかもしれませんけど」
スウェナ「あっちの世界じゃ、人権が無いらしいものね…」

サイオンを持ってる人間には、とスウェナちゃん。

スウェナ「だけど、シャングリラには、それなりに何か…」
サム  「あるんじゃねえのか、法律っぽいの」
Aブルー「一応、ぼくが法律かなぁ…。ソルジャーだしね」
一同  「「「うわー…」」」

それは怖すぎ、と一同、ドン引き。

ジョミー「だから、ぶるぅを消してもいい、って?」
Aブルー「なんでそういう話になるかな、掃除ってだけで」
キース 「あんたの言い方が悪いんだ!」

消すとしか聞こえないだろうが、と副住職の渋面。

キース 「海に沈めるとか、山に埋めるといった具合に」
Aブルー「ああ、なるほど…。言われてみれば、そうかもね」

こっちの世界は風流だよね、とソルジャー、ウットリ。

Aブルー「地球の海とか山に処分って、ロマンじゃないか!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「母なる地球に還れるんだよ、最高だよ!」

なんて素晴らしい世界だろうか、と酔っている人。

Aブルー「ぼくの世界なら、きっと希望者多数だよ!」
キース 「だが、あの悪戯小僧がだな…」
シロエ 「希望するとは思えませんが」

詳しい説明をお願いします、と交渉人の意見。
そうですよね?


2020/05/26 (Tue)

 

☆物騒すぎるバイト


キース君を朝から見舞った災難、再発防止にはバイトが最適。
ぶるぅに頼むわけですけれど、ソルジャーが出て参りまして。

シロエ 「ぶるぅを掃除するというのは、何なんです?」
サム  「あいつが山に埋められたいとは思えねえぜ」
キース 「まったくだ。海に沈むのも御免だろうな」
Aブルー「どっちも好きだと思うけどねえ、海も山もさ!」

海は泳げるし、山もいいよね、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「マツカの海の別荘なんか、張り切ってるしね!」
シロエ 「そういうレジャーじゃなくてですね…」
キース 「処分される方を言っているんだが?」

消される方な、と副住職のツッコミ。

キース 「処分されたら、悪戯どころか飯も食えんぞ」
ジョミー「だよねえ、それに、ぶるぅに処分をさせるって…」

酷すぎるよ、とジョミー君。

ジョミー「共食いなんかより、ずっと残酷な話だから!」
スウェナ「第一、ぶるぅが断るわよ、それ」
ぶるぅ 「んとんと…。ぼくが、ぶるぅを、山に埋めるの?」

絶対、嫌だぁ! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の悲鳴。

ぶるぅ 「やだやだ、ぶるぅが死んじゃうようーっ!」
ブルー 「ぼくも反対。いくら食事とおやつがセットでも…」

殺しなんかは請け負わないよ、と生徒会長、苦々しい顔。

ブルー 「そんな物騒なバイトは、お断りだから!」
Aブルー「ぼくは掃除を頼んだだけだよ?」
ブルー 「言い方が違うだけだろう!」

綺麗サッパリ掃除も、処分も…、と生徒会長が吊り上げる眉。

ブルー 「自分の手を汚したくない、って所は同じ!」
Aブルー「そりゃ、ぼくは掃除が嫌いだけど…」

処分だなんて言っていないよ、とソルジャー、不満そうな顔。

ブルー 「そうとしか聞こえないんだけれど?」
Aブルー「違うよ、ぶるぅを撤去してくれればいいんだよ!」
ブルー 「撤去も処分も、同じじゃないか!」
Aブルー「違うってば!」

全然、意味が違うんだよ、と言ってますけど。
同じですよねえ…?


2020/05/27 (Wed) 

 

☆楽なお仕事です


朝からキース君を見舞った災難、再発防止に頼みたいバイト。
ぶるぅに依頼するんですけど、ソルジャーが横から乱入で…。

Aブルー「ぼくはホントに、ぶるぅを撤去して欲しいだけ!」
ブルー 「それを処分と言うんだから!」
Aブルー「違うよ、他所に連れてってくれればいいんだよ!」
シロエ 「…でもって、山に埋めるんでしょう?」

でなければ海に沈めるんですよね、と交渉人なシロエ君。

シロエ 「とにかく、会長が断ったからにはですね…」
キース 「俺とバイト料の交渉なんだな?」
シロエ 「そうなりますね、苦学生の食費並みですけど」
キース 「悪かったな! だが、払えないものは仕方ない」

このくらいで頼む、とキース君が電卓に打ち込む数字。

ジョミー「うわー、誰かさんに比べて安すぎ…」
サム  「でもよ、あっちは殺しの値段だぜ?」
シロエ 「そこなんですよね、会長、これでどうでしょう?」
ブルー 「安すぎるけどさ、やっぱり安心なバイトがいいよ」

この値でいこう、と生徒会長、ゴーサイン。

ブルー 「ぶるぅ、キースに呼ばれた時には、掃除をね」
ぶるぅ 「オッケー! 灰でも何でも、任せといてね!」
キース 「ありがたい。次から、よろしく頼む」
Aブルー「待ってってば!」

ぼくの方は、とソルジャー、ワタワタ。

Aブルー「あれだけ出すって言ってるのにさ!」
キース 「ぶるぅも、ブルーも断わったろうが!」
Aブルー「おやつつきだし、遊ぶだけの楽な仕事だよ?」
一同  「「「へ?」」」

遊ぶだけとは、と一同、ポカーン。

シロエ 「あのですね…。殺しは遊びじゃないんですから」
サム  「うんうん、ぶるぅの趣味じゃねえよな」

あんたの場合は知らねえけどよ、とサム君、キッツイ台詞を。

サム  「普通、殺しは娯楽じゃねえから」
Aブルー「だから違うよ、ぶるぅと遊んでくれれば、それで」
シロエ 「物騒ですねえ…」

苛めを可愛がるとか言いますよね、とシロエ君。
殺しにも隠語…?


2020/05/28 (Thu) 

 

☆撤去と処分とは


キース君が朝から見舞われた災難、防ぐのに頼みたいバイト。
ぶるぅに依頼するんですけど、横からソルジャー乱入でして。

シロエ 「力士の世界では、可愛がるのは苛めだそうです」
ジョミー「らしいね、下っ端をボコボコにする、って…」
サム  「あんたの世界じゃ、殺しが遊びの意味なのな?」

あんただけかも知れねえけどよ、とサム君が睨むソルジャー。

サム  「上手いこと言って、ぶるぅによ…」
スウェナ「ぶるぅを消させるつもりなのよね」

こんな人は放っておきましょうよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「バイトの話はキースで決まりよ、安すぎても」
キース 「安くて悪いが、仕事は掃除だけだしな…」
マツカ 「追加があったとしても、猫のお相手ですよね」

本堂から出て行って貰うのに、とマツカ君の微笑み。

マツカ 「殺しよりも、ぶるぅに向いていますよ」
ぶるぅ 「うんっ! 猫ちゃん、大好き!」

一緒に仲良く遊ぶんだもん、と飛び跳ねるお子様。

ぶるぅ 「ねえねえ、遊んでいいでしょ、キース?」
キース 「住み着かない程度にして欲しいんだが…」
ぶるぅ 「分かってるってば、境内猫は無理なんでしょ?」

お金が無いから、と無邪気な言葉がグッサリと。

キース 「うっ…。恥ずかしながら…」
Aブルー「そんなトコより、ぼくの方に来てよ!」

本当に遊ぶだけだからさ、とソルジャー、またも割り込み。

Aブルー「要は、ぶるぅを青の間から他所へ…」
一同  「「「へ?」」」

撤去というのはソレなのか、と誰もがキョトン。

シロエ 「あのぅ…。青の間から撤去するんですか?」
Aブルー「そうだけど?」

土鍋ごとでも何でもいいから、とソルジャー、真剣。

Aブルー「覗き行為をしようとするのを、処分して欲しくて」
シロエ 「もしかして、その覗きというのは…?」
Aブルー「もちろん、大人の時間だよ!」
一同  「「「うわー…」」」

なんということを頼むんだ、と一同、仰天。
覗き対策…。


2020/05/29 (Fri)

 

☆成立した商談


朝からキース君を見舞った災難、再発防止にはバイトが一番。
ぶるぅに依頼なんですけれど、ソルジャーも希望してまして。

Aブルー「頼むよ、本当に切実なんだよ! ぶるぅの覗き!」
ブルー 「あのねえ…。そういうのは自分で解決したまえ」
Aブルー「それが出来たら苦労しないよ!」

頼むから、このお値段で…、と電卓に打ち込む数字。

Aブルー「足りなきゃ、倍でも出すからさ!」
ぶるぅ 「んとんと…。ぶるぅをどうすればいいの?」
Aブルー「青の間から移動させてくれればいいんだよ!」

行き先は何処でもかまわないから、とソルジャー、必死。

Aブルー「でもって、遊び相手をお願い! おやつつきで!」
シロエ 「覗きに誘われる気がするんですが…?」
ぶるぅ 「えっと、えっとね、誘われてるよ!」
一同  「「「へ?」」」

いつの間に、と一同、ビックリ仰天。

Aブルー「誘われたって…。ぶるぅにかい?」
ぶるぅ 「そうなの、だけど、他所のシャングリラだし…」

ちょっと困っていたんだよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「勝手に行ったら悪いかも、って…」
Aブルー「ありがとう、ぶるぅはいい子だね!」
ぶるぅ 「うんっ! でもでも、バイトに行っていいなら…」

もう今晩でも、お邪魔しちゃう! と弾ける笑顔。

ぶるぅ 「きっと、ぶるぅも大喜びだよ!」
Aブルー「感謝! それじゃ、分給、これだけだから…」
シロエ 「滞在時間で計算ということでいいですね?」
Aブルー「もちろんだよ!」

商談成立、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「早速、今夜からお願い出来るかな?」
ぶるぅ 「分かった、ぶるぅに伝えといてね!」

ぼくが行くって、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も嬉しそう。

Aブルー「オッケー! 仲良く遊んでくれるね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 覗きっていうのも楽しみ!」
Aブルー「えっ?」
ぶるぅ 「誘われてるの!」

どんな遊びかな、と言ってますけど。
撤去するバイトは…?


2020/05/30 (Sat)

 

☆譲りたいバイト


キース君が朝から見舞われた災難、防ぐのに頼みたいバイト。
けれどソルジャーが横から乱入、めでたく商談成立でして…。

Aブルー「ちょ、ちょっと…! バイトを頼んだんだけど!」
ぶるぅ 「分かってるも~ん、ちゃんとお仕事するよ!」

ぶるぅと遊べばいいんでしょ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

Aブルー「ぼくが頼んだのは、ぶるぅの撤去で!」
ぶるぅ 「青の間から連れ出せばいいんだよね?」

土鍋ごとでも…、とニコニコニッコリ。

ぶるぅ 「ちゃんと仲良く遊ぶから! おやつも食べて!」
シロエ 「確かに、そういうバイトですよね」
Aブルー「覗きと言わなかったかい?」
ぶるぅ 「うんっ! 前から誘われてるし!」

ホントに楽しみ、と無邪気な笑顔。

ぶるぅ 「ぶるぅに、きちんと伝えといてね!」
Aブルー「いや、いいから! バイトなら間に合ってるし!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「それに、お金の無駄遣いだしね、よく考えたら」

だから話は無かったことに、とソルジャー、視線を副住職に。

Aブルー「ぼくは抜けるから、君が格安で依頼したまえ!」
キース 「俺に遠慮は要らないんだが?」
Aブルー「是非とも、譲りたいんだよ!」

たまには善行を積みたいしね、と言い出した人。

Aブルー「御本尊様に失礼が無いよう、ぶるぅを譲るよ」
シロエ 「商談は成立したんですけど…」
Aブルー「違約金なら、払うから!」

バイトに来られちゃ大惨事だし…、とソルジャー、真っ青。

Aブルー「盗撮用のカメラを仕掛けられそうで!」
ぶるぅ 「ねえねえ、何のお話なの?」
Aブルー「覗きだってば!」

誘ってたんなら、諦めるわけが…、とガクガクブルブル。

Aブルー「だからね、バイトはキースの方で!」
ぶるぅ 「えーっ!?」
シロエ 「違約金より、契約を大事にして欲しいですね」
Aブルー「言い値で出すから、ここは許して!」

ぼくの人生最大のピンチ、と叫んでますけど。
今月、これにて中継終了~。


2020/05/31 (Sun) 






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☆お坊さんの日常


さて、五月。ゴールデンウイークも無事に終わった、平日。
学校をサボッたシャン学メンバー、生徒会長宅でのんびりと。

シロエ 「平和でしたね、今年のゴールデンウイークは」
サム  「うんうん、シャングリラ号で豪華な休日な!」
ジョミー「宇宙でクルーズっていうのもいいよね!」

海の上とは違うけどさ、と思い出話に花が咲いてまして。

キース 「まさに命の洗濯だったな、朝晩のお勤めも無くて」
スウェナ「そんなの、キースしかやってないわよ」
マツカ 「あれっ、ブルーはどうなんですか?」

お坊さんですよ、とマツカ君が傾げる首。

マツカ 「おまけに伝説の高僧ですしね、お勤めだって…」
ブルー 「やらないわけにはいかないけどさ…」

キースとは事情が違うんだよね、と生徒会長が見回す部屋。

ブルー 「誰かさんが法要をやらかす時には、此処だけど…」
ぶるぅ 「普段のお勤め、和室だよ!」
マツカ 「あそこだと、何か変わるんでしょうか?」
ブルー 「元老寺の本堂と比べてくれたまえ!」

広さからして違うんだけど、と生徒会長。

マツカ 「そうですが…。そうなると、何が変わるんです?」
ブルー 「お供えしてある花のサイズから、何もかもがだね」

香炉も遥かに小さいしさ、と言われてみれば、その通り。

マツカ 「小さくなると、どうなるんでしょう?」
ブルー 「灰作務にかかる手間が違うね」
一同  「「「ハイサム?」」」
ブルー 「香炉の灰を整えるんだよ、綺麗にキッチリ」

元老寺サイズだと、それだけでも時間が…、とクスクスと。

ブルー 「ぼくの家だと、簡単だけどさ」
キース 「言わないでくれ…。気が滅入って来た」

今朝も親父に怒鳴られたんだ、とキース君、深い溜息。

シロエ 「ヘマしたんですか?」
キース 「不幸な事故だ、灰作務の時にクシャミがな」
サム  「ヤベえじゃねえかよ」
キース 「ああ。灰が思いっ切り…」

飛び散ったんだ、と聞いて一同、ガクブル。
それは大変…。


2020/05/01 (Fri) 

 

☆大掃除なレベル


学校をサボッて生徒会長宅でのんびり、シャン学メンバー。
シャングリラ号での休日の話から、キース君の朝のお勤めへ。

サム  「香炉の灰を、クシャミでぶちまけたのな…」
キース 「相手は灰だし、こう、ブワッとな…」

俺も灰まみれだが、あちこち悲惨で…、と副住職。

キース 「花も仏具も、床も一面、灰だらけに…」
一同  「「「うわー…」」」

大惨事だ、と一同、ドン引き。

ジョミー「それって、後始末が大変だよね?」
キース 「後始末というレベルではないぞ、あそこまでだと」
シロエ 「どうなるんですか?」
キース 「大掃除に近いものがあったな、本堂だぞ?」

天井からも飾りがジャラジャラ、と指差す天井。

キース 「アレにも灰が飛び散ったわけで、親父がだな…」
サム  「まさか、磨けと言われたのかよ?」
キース 「そこまでではないが、ハタキをかけろ、と…」

まず、そこからだと言われたんだ、という後始末。

キース 「だが、その前に作務衣に着替えて、雑巾も用意で」
シロエ 「それは確かに大掃除ですね…」
マツカ 「クシャミ一つで、そうなるんですか…」

怖いですね、と御曹司も。

マツカ 「するとやっぱり、ブルーの場合は…」
キース 「楽だろうなあ、掃除機だって使えるからな」
ぶるぅ 「んとんと…。ぼくは箒でもいいんだけど…」
キース 「ああ、俺にも、こういうのがいれば!」

そうすれば、楽に暮らせるのに…、と副住職の嘆き。

キース 「今朝の灰作務の後始末だって、楽勝なんだ!」
ぶるぅ 「えっと…。お手伝いなら、行ってもいいよ?」
キース 「なんだって?」
ぶるぅ 「呼んでくれたら、お手伝い!」

ぼくはお掃除、大好きだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「困った時には、思念波でオッケー!」
キース 「本当か?」
ぶるぅ 「うんっ、お掃除、お手伝いする!」
キース 「ありがたい…!」

そうしてくれると非常に助かる、と大感激。
お手伝いですか…。


2020/05/02 (Sat)

 

☆無料だとマズイ


学校はサボって生徒会長宅でのんびりな、シャン学メンバー。
けれど朝から大変だったのが、お坊さんなキース君でして…。

キース 「ぶるぅが手伝いに来てくれるなら、大掃除でも…」
ぶるぅ 「うんっ、安心して任せてね!」
キース 「なんて有難い話なんだ…!」

これで親父も怖くないぞ、と大喜びな副住職ですけれど。

ブルー 「ちょっと待った! その前に一つ、相談がね」
キース 「相談…?」
ブルー 「バイト料だよ、どれだけ出せる?」

時給じゃなくて、もっと細かく、と割って入った生徒会長。

キース 「有料なのか?」
ぶるぅ 「んとんと…。お掃除大好きだし、タダでいいよ?」
ブルー 「ダメダメ、掃除はキースの修行なんだから!」

それを助けるなら、無料はちょっと…、と銀青様モード。

ブルー 「お布施じゃないけど、タダはマズイね」
ぶるぅ 「そっかぁ…。お掃除、修行だったっけ…」

下っ端のお坊さんがやってるもんね、と無邪気なお子様。

ぶるぅ 「だったらタダだと、邪魔しちゃうんだ…」
ブルー 「そういうこと! キースのためにはならないよ」

しっかり料金を頂きたまえ、と生徒会長、いえ、銀青様。

ぶるぅ 「分かったぁ! でも、いくら貰うの?」
ブルー 「そこの所は、ぼくがキースと相談するよ」

さて、キース…、と副住職の方に向き直りまして。

ブルー 「とりあえず、一分、いくらってことで」
キース 「一分だって?」
ブルー 「当然じゃないか、時給だと割に合わないよ」

ぶるぅなんだし…、と生徒会長、腕組みを。

ブルー 「家事はプロ級、おまけにサイオン持ちで有能!」
シロエ 「確かに、普通の人の尺度じゃ測れませんね」

一時間もあれば、大掃除が出来ます、とシロエ君も。

シロエ 「一分あたりの料金を決めるべきですね」
サム  「うんうん、聞いたこともねえけど、分給な!」
キース 「分給なのか…?」

それはそうかもしれないが…、と考え込む人。
分給ですか…。


2020/05/03 (Sun) 

 

☆お得そうなプラン


平日なのに生徒会長宅でのんびり、お気楽シャン学メンバー。
けれどキース君だけ朝から災難、アドス和尚に叱られた事件。

シロエ 「有料だろうが分給だろうが、価値はありますよ」
サム  「そうだぜ、ぶるぅが来てくれるんだしよ」

どんなに散らかってもアッと言う間に、とサム君たち。

サム  「仏具なんかはピカピカじゃねえの?」
ジョミー「だよねえ、ササッと磨いてくれそう!」
ぶるぅ 「仏具は梅酢で磨くと綺麗になるんだよ!」

おまけにエコだし、と銀青様の同居人だけあって流石な知識。

ぶるぅ 「天井の飾りも磨けちゃうもんね、凄いんだから!」
キース 「そこまでやってくれるのか?」
ぶるぅ 「時間を決めてお掃除するなら、いくらでも!」

時間内なら、お掃除するよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「1分刻みになるんだったら、最後の1秒まで!」
シロエ 「キース先輩、お得だと思いますけどね?」
スウェナ「頼んじゃうべきよ、悩んでないで!」
マツカ 「分給ですから、ものは考えようですよね」

時給で60分の分を払うよりは…、と御曹司も。

マツカ 「掃除を頼む範囲によっては、5分かもですし」
サム  「言えてるよな、ソレ」
ジョミー「5分で済むのに、1時間分は要らないよね…」

5分どころか3分かも、と言われてみればその通りでして。

キース 「3分か…。なんと言っても、ぶるぅだからな」
ぶるぅ 「時間優先なら、うんと頑張ってお掃除するよ!」

3分だったら、3分の間、と飛び跳ねるお子様。

ぶるぅ 「サイオンも使って、手早くキッチリお掃除!」
シロエ 「ほら、超有能じゃないですか!」

ケチるべきではありませんね、とシロエ君、プッシュ。

シロエ 「会長と交渉するべきですよ、お値段の方を」
キース 「やはり、そうするのが吉か…」
ジョミー「オススメだってば、今後のためにも!」
キース 「確かにな…」

親父がキレるとマジで怖いし、と副住職。
交渉しますか…?


2020/05/04 (Mon)

 

☆頼んでおいた方が


平日も生徒会長宅でのんびり、学校はサボリな面々ですけど。
キース君だけ朝から災難、アドス和尚に叱られた件が問題で。

ジョミー「今朝は香炉の灰だったけどさ、次は花瓶かも…」
サム  「雑巾バケツをひっくり返すかもしれねえぜ」
一同  「「「うわー…」」」

それもありそう、と誰もが震える、本堂で起こりそうな事故。

スウェナ「バケツは悲惨すぎだわねえ…」
シロエ 「でも、起こらないとは言い切れませんよ?」

掃除の間、本堂は全開なんでしょう、とシロエ君。

シロエ 「障子も扉も開け放っている筈ですからね」
キース 「当然だろうが、でないと埃が出ていかないぞ」
シロエ 「そこですよ。出られるってことは、逆もあります」
一同  「「「逆?」」」

どういう意味だ、と一同、キョトン。

サム  「アレかよ、突風で埃が逆戻りかよ?」
シロエ 「もちろん、それもあるでしょうけど…」

もっと厄介なモノがあります、とシロエ君が立てる人差し指。

シロエ 「境内が散歩コースな猫とか、いますよね?」
キース 「ああ、常連なら、けっこういるが」
シロエ 「それが本堂に入って来ないと言い切れますか?」
キース 「うっ…」

確かに、たまに覗いているな、と副住職。

キース 「此処はダメだ、と叱ってるんだが…」
シロエ 「気付けば、そうして叱れますけど…」
サム  「気付かなかったら、入っちまうよな…」

でもって、そこらで爪を研ぐとか、とサム君、ブルッ。

サム  「アドス和尚がブチ切れるぜ、ソレ」
シロエ 「でしょう? そして怒鳴って、追い出したら…」
サム  「雑巾バケツをひっくり返して行くわけな…」
一同  「「「あー…」」」

マジでありそう、と納得するしかない展開。

ジョミー「ヤバイよ、ぶるぅに頼むべきだよ」
シロエ 「起こってからでは遅いですしね、今朝と同じで」
キース 「この際、頼むべきなのか…?」

分給だろうが、と考え込んでいる副住職。
それがいいのでは?


2020/05/05 (Tue) 

 

☆治外法権な世界


学校はサボって生徒会長宅な、シャン学メンバーですけれど。
今の話題はキース君を見舞った災難、朝の本堂で起きた事故。

シロエ 「クシャミ一つで、大変だったわけですからねえ…」
マツカ 「雑巾バケツがひっくり返れば、大惨事ですね」
サム  「しかもキースには、まるで責任、ねえのになあ…」

やらかしたのが猫の場合は、とサム君、冷静な指摘。

サム  「それでもアドス和尚がキレるの、間違いねえし…」
ジョミー「絶対、キースに八つ当たりだよね…」
シロエ 「猫に当たったら、動物虐待になりますからね」

たとえ相手が野良猫でもです、とシロエ君も。

シロエ 「その上、誰かに目撃されたら、警察沙汰ですよ」
スウェナ「動物虐待、犯罪になっているものねえ…」
ジョミー「それを言うなら、キースにやっても虐待だよ?」

児童相談所の出番じゃないかな、とジョミー君の意見。

ジョミー「確か高校生の場合は、通報できたと思うけど…」
キース 「そういう仕組みになってはいるが、だ…」
シロエ 「キース先輩の場合、実年齢が問題ですよ」
一同  「「「あー…」」」

そうだったっけ、と誰もが指差す自分の顔。

マツカ 「見かけも身分も、高校一年生ですけれど…」
キース 「生憎、戸籍の年齢の方は、そうなっていない」

児童相談所の管轄外だ、と副住職の大きな溜息。

キース 「ついでに坊主の修行の場合は、そういうのはだ…」
シロエ 「治外法権なんですね?」
キース 「でないと、修行にならないからな!」

座禅の宗派だと、入門の儀式でアウトになるし、と副住職。

キース 「一度は必ず、力ずくで放り出されるものだ」
一同  「「「うわー…」」」

そこまでなのか、と一同、ガクブル。

シロエ 「ということは、キース先輩の場合も…」
キース 「親父が俺に何をしようが、セーフだな」
サム  「やっぱ、ぶるぅによ…」
ジョミー「分給でさ…」

お助けバイトを頼むべきだよ、と高まる声。
その方が…。


2020/05/06 (Wed) 

 

☆お供え物も危険


学校はサボリで生徒会長宅でのんびりな、シャン学メンバー。
キース君だけが朝から災難、アドス和尚に叱られた件が問題。

ジョミー「ぶるぅにバイトを頼んでおけばさ、安心だよね」
サム  「困った時には、一瞬で来て貰えるしよ…」
シロエ 「分給でバイトって話になるほど、有能ですしね」
キース 「やはり、頼んでおくのが吉か…」

確かに今後もリスクは高い、と副住職。

キース 「俺が気を付けていても、猫はどうにもならんしな」
サム  「そうだぜ、今でも覗いてるんなら、危ねえよ」
マツカ 「お供え物もありますからね…」
シロエ 「でも、猫がお供え物を食べますか?」

魚も肉もありませんよ、とシロエ君が言う、お供え物。

シロエ 「お供えするのは、精進料理なんでしょう?」
マツカ 「お膳は精進料理でしょうけど、他の物ですよ」
一同  「「「へ?」」」
マツカ 「果物以外にも、色々、供えていますよね?」

檀家さんからのお供え物を…、と御曹司。

キース 「ああ。頂戴したものは、御本尊様に…」
マツカ 「お菓子も多いと思いますけど?」
サム  「あー! 菓子は食うかもしれねえな、猫…」
スウェナ「カステラとかは、好きそうだわねえ…」

ケーキが好きな猫もいるもの、とスウェナちゃんも。

スウェナ「それを盗みに入った場合は、大惨事でしょ?」
ジョミー「盗んで逃げてくれればいいけど、その場でさ…」
シロエ 「食べるってこともありますからね…」

そうなると、更に散らかりますよ、とシロエ君、溜息。

シロエ 「マツカ先輩の言う通りです、猫は危険です」
キース 「そこまでは考えていなかった…」

親父の怒りが目に浮かぶようだ、と副住職、肩をブルッと。

キース 「片付けておけ、と怒鳴り散らすんだな…」
サム  「ぶるぅに頼めよ、分給でよ」
キース 「助っ人を、頼むか…」
ブルー 「いいよ、いくらまで出せるんだい?」

まずは値段の交渉から、と生徒会長、ニッコリと。
高そうですね…?


2020/05/07 (Thu)

 

☆値段の交渉から


学校はサボリなシャン学メンバー、生徒会長宅でのんびりと。
けれど朝から災難だったキース君が問題、バイトが要りそう。

ブルー 「ぶるぅを貸すのは構わないけど、まず金額だね」
キース 「あんたの言い方が、引っ掛かるんだが…」

どうにも不安だ、と副住職が曇らせる顔。

ブルー 「不安って…。ぼくは明朗会計だよ?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 要るんだったら、領収書もね!」

ちゃんと出すよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。

ぶるぅ 「経費で出るなら、その方がいいし…」
キース 「親父が出すわけないだろう!」
ブルー 「そうだろうねえ、君の自腹かと」

だからきちんと交渉を…、と生徒会長が取り出す電卓。

ブルー 「分給の件はもう確定だし、いくらにするかを」
キース 「いくらまで出せるか、聞かなかったか?」
ブルー 「聞いたけど?」
キース 「そこが不安だと言うんだ、俺は!」

限界まで毟られそうな気がして…、とキース君、ブツブツ。

キース 「俺の月々の小遣いから出せる、限界までな!」
ブルー 「もちろんだってば!」

だって、ぶるぅを派遣するんだよ、と生徒会長、ニッコリ。

ブルー 「誰もが認める有能ぶりだし、高くて当然!」
シロエ 「えっと…。キース先輩から毟るんですか?」
ブルー 「失礼だねえ、明朗会計だと言った筈だよ」

頂けるものは、きちんと頂く、と人差し指をチッチッと。

ブルー 「ぼったくりとは違うんだしさ、一緒にしないでよ」
キース 「だが、似たようなものだろうが!」

人の弱みにつけこみやがって…、と副住職も必死。

キース 「あんたがその気なら、俺だって値切る!」
ブルー 「なるほどねえ…」

それも正しい交渉だよね、と生徒会長、うんうん、と。

ブルー 「でも、その前に、ぼくの言い値を決めないとね」
キース 「どういう基準で決めるんだ!」
ブルー 「いくら出せるのか、そこからだよ」

限界を教えてくれたまえ、と偉そうな態度。
毟る気ですね…。


2020/05/08 (Fri)

 

☆計算方法が問題


出席義務が無いシャン学メンバー、学校はサボリですけれど。
今朝は災難だったキース君、生徒会長と交渉が始まりそうで。

キース 「俺の限界というのは何だ!?」
ブルー 「さっき自分で言ったじゃないか、お小遣いから…」
シロエ 「出せる限界のことみたいですよ、キース先輩」

どうぞ御利用は計画的に、とシロエ君、完全に傍観モード。

シロエ 「月に何回、バイトを頼むか謎ですしねえ…」
キース 「そうそう何度も頼んでたまるか、猫なんぞで!」
サム  「でもよ、猫って頭がいいぜ?」
スウェナ「そうよね、一度、美味しい餌場を覚えたら…」

二回、三回とやって来るものなのよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「躾けて境内猫にするまで、犯行が続くと思うわ」
キース 「境内猫?」
スウェナ「一種の地域猫だわね。境内で飼うのよ」

餌場を決めれば、荒らされないわ、と猫問題の解決策が。

スウェナ「それまで、ぶるぅに何回頼むか、そこが問題よ」
サム  「躾けるまでって、けっこうかかるぜ」
シロエ 「その前に、猫の餌代ですよ」

月々、どのくらいになるんでしょうか、とシロエ君の疑問。

シロエ 「特売の時に買うにしたって、出費は要ります」
マツカ 「躾けるんなら、特別におやつも要りますよ」
ジョミー「カリカリじゃなくて、猫缶とかかぁ…」
スウェナ「要るわね、それも」

でもって、躾けた後も常備よ、とスウェナちゃんの意見。

スウェナ「本堂に入れて攻撃、来る筈だもの」
キース 「何なんだ、それは?」
スウェナ「たまには入れてよ、って強請られるのよ」

断っても、スルリと入り込むわよ、と指摘な猫の特性。

スウェナ「そういう時には、おやつで釣って出さないと」
一同  「「「あー…」」」

おやつも要るな、と誰もが納得。

シロエ 「キース先輩、キャットフードと、おやつ代です」
ジョミー「必須だよねえ…」
キース 「くっそぉ…」

そこから計算を始めるのか、と唸ってますけど。
餌代ですか…。


2020/05/09 (Sat) 

 

☆猫だらけはマズイ


平日でも生徒会長宅でのんびり、サボりなシャン学メンバー。
キース君だけが朝から災難、そこからバイトを頼む件が浮上。

ジョミー「キャットフードとおやつ、けっこう高いよね?」
シロエ 「毎月となると、それなりにかかってくるでしょう」
ブルー 「そういうことだね、境内猫にするのなら」

それから獣医さんの費用、と生徒会長、追い打ちを。

キース 「獣医だと?」
ブルー 「当然じゃないか、増殖してもいいのかい?」
キース 「そ、それは…」

非常に困る、と副住職の渋面。

キース 「増えれば餌代も嵩むわけだし、悪戯の恐れも…」
ブルー 「もちろんググンとアップするよね、特に子猫は」
サム  「ついでにアレだぜ、親父さんな」

猫まみれでも許してくれるのかよ、とサム君のツッコミ。

サム  「境内猫なら御愛嬌だろうけど、猫だらけはよ…」
スウェナ「一部のマニアには人気だわよね、猫寺で」
ジョミー「でもさあ、檀家さん的には、どうなのかな?」
ブルー 「そっちの方も人によるよね、いくら猫好きでも…」

猫寺までいくとどうだろうか、と生徒会長、思案顔。

ブルー 「しかもガンガン増えていくんだよ、放置するとね」
シロエ 「そういうの、なんて言うんでしたっけ…?」
マツカ 「飼育崩壊ですね、多数飼いの」

よく問題になってますよ、と御曹司。

マツカ 「増えすぎて、面倒を見られなくなるケースです」
シロエ 「それです、それです! 危ないですよね、猫寺も」
ブルー 「無駄にスペースだけはあるから、問題はさ…」

餌なんだよね、と生徒会長、フウと溜息。

ブルー 「キースのお小遣いじゃ足りなくなってさ」
シロエ 「盗みを働くわけですね…」

本堂で盗んで、ご近所でも盗み食いですよ、とシロエ君。

シロエ 「ヤバいですよね、そうなってくると」
ブルー 「そうなる前に、獣医さんだよね」
キース 「避妊手術に去勢なのか…」

高くつきそうだが、と副住職も溜息ですけど。
必須ですよね?


2020/05/10 (Sun)

 

☆高くつく獣医さん


学校はサボッて生徒会長宅でのんびりな、シャン学メンバー。
なのに朝から災難だったキース君を巡って、バイト料の話が。

キース 「獣医に頼むと、費用が半端なさそうなんだが…」
ブルー 「保険が使えないからねえ…」

それから予防接種も要るよ、と生徒会長、更なる追い打ち。

キース 「予防接種だって!?」
ブルー 「境内猫にするんだったら、当然の義務だね」

飼い主として、と指をビシイ! と。

ブルー 「きちんと注射をしておかないと、病気が怖いよ」
シロエ 「檀家さんにも即バレですよね、病気になったら」
スウェナ「それに治療も高くつくわよ、放置できないし」

なんと言ってもお寺だものね、とスウェナちゃんも。

スウェナ「境内猫を見殺しだなんて、許されないわよ」
ぶるぅ 「ダメダメ、猫ちゃん、死なせちゃダメ~っ!」

ぼくが獣医さんに連れて行くよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「キースがお金を出さないんなら、ぼくが出す!」
ブルー 「聞いたかい? こんな子供でも、健気なんだよ」

だから君だって、治療費をね、と生徒会長の睨み。

ブルー 「それが嫌なら、予防接種の費用を出す!」
キース 「うっ…」

それはそうだが…、と副住職も必死の形相。

キース 「しかし、そこまで小遣いを貰っていないんだ!」
ブルー 「ふうん…? 避妊手術と去勢手術の分は?」
キース 「正直、払えそうもない…」

常連の猫は一匹だけではないからな、と泣きそうな顔。

キース 「しかも、明らかに野良というのが何匹も!」
サム  「流しなのかよ?」
キース 「今のところは、住み着いていない」

だが、餌やりを始めたら…、とキース君、顔面蒼白。

キース 「とはいえ、餌をやらずにいると悪戯が…」
ブルー 「リスクは高いね」
サム  「だからよ、境内猫にするより、ぶるぅによ…」
キース 「バイトを頼むべきなんだろうな…」

毟られるフラグが立っているが、とガックリと。
フラグですよね…。


2020/05/11 (Mon)

 

☆交渉人を立てろ


平日なのに生徒会長宅でのんびり、気楽なシャン学メンバー。
けれどキース君だけ朝から災難、それを避けるべくお金の話。

ブルー 「毟るだなんて、失礼だねえ…」
キース 「あんた、毟る気、満々だろうが!」

なんだかんだと理屈をつけて、と泣きが入っている副住職。

キース 「小遣いから出せる限界までとか、獣医だとか!」
ブルー 「それはまあ…。だけど、無料にするのはさ…」
シロエ 「キース先輩の修行にならない、ってことですしね」

黙って払うべきですよ、とシロエ君が持つ生徒会長の肩。

シロエ 「それで、いくらまで出せるんですか?」
キース 「お前が言うな!」
シロエ 「いえ、第三者が間に入った方がですね…」
サム  「あー、公正な判断が出来るってヤツな!」

いいじゃねえかよ、とサム君、親指をグッと。

サム  「ここはシロエに仕切って貰えよ、バイト料の話」
ブルー 「いいね、シロエなら頭も切れるし…」
スウェナ「キースとも長い付き合いだものね」
キース 「おい、お前ら…!」

面白がっているだろう、と叫んでますけど、誰もがスルー。

ジョミー「じゃあさ、シロエが代理人ってことで」
マツカ 「委任状も書いて貰いますか?」
シロエ 「そこは口頭でいいですよ」

今だけですしね、とシロエ君の笑顔。

シロエ 「会長も、それでいいですか?」
ブルー 「うん。出来るだけ高値でお願いするよ」
シロエ 「分かりました。ということで、キース先輩…」

分給の話をしましょうか、と交渉人になったシロエ君。

シロエ 「いいですか、境内猫を飼う場合はですね…」
キース 「べらぼうに高くつくんだろうが!」

それよりは安い値段で頼む、と副住職も必死の形相。

キース 「俺は万年金欠なんだ、親父のせいで!」
シロエ 「そうでしょうけど、会長の意向もありますから」
キース 「お前はどっちの味方なんだ!」
シロエ 「中立です」

ぼくは交渉人ですからね、と言ってますけど。
私情抜きですか?


2020/05/12 (Tue)

 

☆高すぎるバイト料


平日なのに生徒会長宅な、登校義務が無いシャン学メンバー。
キース君を見舞った災難の件から、それを防ぐバイトの話へ。

シロエ 「交渉人になった以上は、中立の立場を守りますよ」
キース 「…本当だろうな?」
シロエ 「ええ。ちょーっと会長寄りかもですけど」
キース 「なんだって!?」

どうしてブルーの方になるんだ、とキース君、ワタワタ。

キース 「俺の方が長い付き合いだろうが、柔道の道で!」
シロエ 「それはそうですけど、会長には恩がありますから」

日頃から、こうして色々と…、とシロエ君が見回す部屋。

シロエ 「たまり場を提供して頂いて、食事もですね…」
サム  「無料で御馳走になっているよな、俺たち全員」
シロエ 「でしょう? ですから、多少は加減するかもです」
キース 「くっそぉ…」

なんてことだ、と天井を仰ぐ副住職。

キース 「つまり、お前もグルになって毟る気なんだな?」
シロエ 「いえ、ぼくの懐には一銭も入りませんからね」

それより早く交渉しましょう、とシロエ君が取り出す電卓。

シロエ 「獣医さんとキャットフードだと、最低でも…」
キース 「俺の小遣いを超えるんだが!」
シロエ 「分かってます。とりあえずですね…」

こんな感じで如何でしょうか、と提示された金額。

キース 「…1ヶ月分か?」
シロエ 「分給ですが」

1分あたりのお値段ですね、と電卓を操作。

シロエ 「3分、頼むと、この値段です」
キース 「破産するだろうが!」
??? 「安いじゃないか!」

バイトだってね、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

キース 「あんた、何しに現れたんだ!」
Aブルー「バイトと聞いて!」

ぶるぅに頼めるんだって、とソルジャー、ズズイと。

Aブルー「キースなんかより、是非とも、ぼくにね!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「ぶるぅがバイトに来てくれるんだろう?」

こんなチャンスは逃せないよ、と言ってますけど。
チャンスって…?


2020/05/13 (Wed)  

 

☆バイトを頼みたい人


平日でも生徒会長宅でのんびりと過ごす、シャン学メンバー。
キース君だけ朝から災難、回避するためにバイトを頼む話が。

シロエ 「あのぅ…。あなたも朝はお掃除でしたっけ?」
サム  「んなわけねえだろ、掃除は全くしねえ筈だぜ」
ジョミー「だよねえ、お掃除部隊が突入するって聞くしさ…」
Aブルー「その通り! ぼくは掃除が大の苦手で!」

しなくたって死にやしないから、とソルジャー、威張り返り。

Aブルー「それに服だって、順番に脱ぎ散らかしとけば…」
一同  「「「順番?」」」
Aブルー「青の間の入口から、ベッドに着くまでの間だよ!」

ブーツに、マントに、と脱いだ場所に放置で、と説明が。

Aブルー「そうしておけばね、朝は順番に着て出られるし!」
キース 「あんた、どれだけ無精なんだ!」
Aブルー「合理的だと言って欲しいね、失礼な!」

誰も納得してくれないけどさ、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「でもねえ、そういう性格なんだし…」
シロエ 「待って下さい、話が脱線しています」

今は、ぶるぅのバイト料の話で、と交渉人なシロエ君。

シロエ 「キース先輩がいくら出せるか、そこが大事です」
キース 「その金額だと、真面目に破産するんだが!」
Aブルー「だから安いと言ってるじゃないか、破格だよ!」

ぼくに回してくれないかな、とソルジャー、電卓を。

Aブルー「ぼくなら、1分、こんな感じで」
一同  「「「うわー…」」」

ゼロが1つ増えた、と誰もがポカーン。

Aブルー「どうかな、シロエ、このお値段で?」
シロエ 「いえ、決めるのは会長ですけど…」
ブルー 「うーん、なかなか大きく出たねえ…」

だったら、これでどうだろうか、と生徒会長、倍額を提示。

ブルー 「キース相手なら、とても言えない値段だけどね」
Aブルー「魅力的だね、これでぶるぅに頼めるんなら」
キース 「正気とは思えないんだが…」

あんたが掃除を頼むなんて、と唸る副住職。
しかも有料で…。


2020/05/14 (Thu)

 

☆倍でも出します


平日も生徒会長宅なシャン学メンバー、そこへソルジャーが。
キース君がバイトを依頼する件に、横から入って参りまして。

Aブルー「ぼくは至って正気だけどねえ、バイトの話は」
キース 「しかし、あんたが、破格の金を支払ってまで…」

掃除を頼むとは、とても思えん、と副住職がぶつける疑問。

キース 「掃除嫌いというのはともかく、依頼するとは…」
サム  「あー…。だよなあ、しかも無料じゃねえし」
スウェナ「ゼロを1個増やして、おまけに倍よ?」

それでも払うって普通じゃないわ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「もしかして、熱が出てるとか…?」
ジョミー「ありそうだよねえ、本人は正気のつもりでも」
ぶるぅ 「んとんと…。おでこは冷たいよ?」

冷たすぎるくらい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が手をピタリ。

ぶるぅ 「お熱は無いと思うんだけど…」
Aブルー「当たり前だよ、医者も薬も大嫌いだしね!」

熱があっても気合いで治す、とソルジャー、流石な台詞。

Aブルー「でもって、今は熱なんか無いし!」
キース 「だったら、なんで、ぶるぅに掃除を頼むんだ?」

これは1分あたりの額だぞ、と副住職が指差す電卓。

キース 「時給じゃなくて分給だしな」
Aブルー「知ってるってば、君には払えないのもね」

だから交渉中なんだろう、とソルジャー、ニヤニヤ。

Aブルー「払える額まで値切るためにさ」
キース 「その通りだが、あんたが横から出て来てだな…」

勝手に吊り上げたんじゃないか、と副住職も必死。

キース 「よくも値上げをしやがって!」
Aブルー「別にいいじゃないか、払うのはぼくだし」

君に払えとは言っていないよ、と涼しい顔のソルジャー。

Aブルー「ブルーも、バイト料さえ貰えればいいんだろう?」
ブルー 「まあねえ…。だけど、本気で払う気なのかい?」
Aブルー「それはもう! これでぶるぅが雇えるんなら!」

この倍だって払っちゃうよ、と言ってますけど。
何を掃除すると…?


2020/05/15 (Fri)






 

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☆いきなり仕事が


揃ってマイクロバスに乗り込み、マツカ君の別荘へお花見に。
ソルジャーたちのお世話はキース君に丸投げ、そういう計画。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁーつ!」
Aぶるぅ「しゅっぱぁーつ!」

わぁーい! と揃ってはしゃぐ、無邪気なお子様と悪戯小僧。

ぶるぅ 「あのね、今日は露店も出るんだよ!」
Aぶるぅ「それって、お祭り?」
ぶるぅ 「プロの料理人さんが、色々作ってくれるの!」

タコ焼きとかを、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が解説を。

ぶるぅ 「腕も材料も最高だから、うんと美味しいよ!」
Aぶるぅ「わあっ、いっぱい食べなくちゃあ!」
マツカ 「どうぞ、ご遠慮なく召し上がって下さいね」

足りなくなる心配はありませんから、と御曹司の笑顔。

マツカ 「お好み焼きも、タイ焼きなんかもありますから」
Aぶるぅ「うんっ、御馳走もあるんだよね?」
マツカ 「もちろんですよ。お花見仕様でお願いしました」
Aぶるぅ「やったーっ!」

片っ端から食べて食べまくって、と悪戯小僧、大喜び。

Aぶるぅ「栄養をつけて、覗きも頑張る!」
一同  (((へ?)))
Aブルー「ぶるぅ、そっちは要らないから!」
Aぶるぅ「でもでも、今夜は絶対、盛り上がるもん!」

お花見で気分が最高だしね、とエッヘンと胸を張りまして。

Aぶるぅ「ハーレイも、うんと漲る筈だよ、御馳走を食べて」
A船長 「い、いや、それは…」

そう言われても、とキャプテン、額に汗が。

A船長 「そっとしておいて欲しいのだが…!」
Aぶるぅ「ダメダメ、覗きは生き甲斐だもんね!」
Aブルー「ちょっと、そこのキース!」
キース 「は?」

俺なのか、と自分の顔を指差すキース君。

Aブルー「他に誰がいるというのさ、君は添乗員だろう?」
キース 「そうだが、何か…?」
Aブルー「ぶるぅを止めてくれたまえ!」
A船長 「萎えそうですので…」
キース 「俺が!?」

この展開をどうしろと、とキース君、目を白黒。
えらいことに…。


2020/04/16 (Thu) 

 

☆覗きをしたい人


マイクロバスでマツカ君の別荘へ出発、みんなでお花見の旅。
日帰りとはいえ楽しみですけど、行きの車中でトラブル発生。

Aブルー「添乗員は何でも引き受けるんだろ、旅の間は」
キース 「そ、それはそうだが…」
Aブルー「だったら、サッサとぶるぅを止める!」

このままではホントに困るんだから、とソルジャー、真剣。

Aブルー「覗きをされたら、ハーレイは萎えてしまうんだよ」
A船長 「はい…。なにしろヘタレなものでして…」
Aぶるぅ「大丈夫、ちゃんと見えないように覗くから!」

安心してガンガンやっちゃってよね、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「今夜はビンビンのガンガンだもんね、漲って!」
A船長 「の、覗かれては、それどころでは…」
Aぶるぅ「平気だってば、ぼくは覗きのプロだも~ん!」
A船長 「予告されただけで、萎えそうなのだが…!」

既に自信が萎えかけている、とキャプテン、汗がダラダラ。

A船長 「頼むから、今夜は勘弁してくれ…!」
Aぶるぅ「でもでも、せっかくお花見なのにーっ!」

ぼくだって楽しく覗きをしたい、と悪戯小僧、ゴネまくり。

Aぶるぅ「ハイな気分で覗きをするのが、通なんだもん!」
Aブルー「キース、なんとかしてよ、コレ!」
キース 「そう言われても…!」
Aぶるぅ「わぁーい、キースも、ぼくの味方だぁ!」

覗きに誘ってあげてもいいよ、とお誘いが。

Aぶるぅ「ねえねえ、今夜は覗きに来ない?」
A船長 「頼む、ギャラリーを増やさないでくれ…!」
キース 「分かった、ぶるぅは覗きをしたいんだな?」

そういうことなら、一緒にやるか、とキース君。

キース 「俺も覗きには興味があってな、昔から」
Aぶるぅ「えっ、ホント!?」
キース 「本当だ!」

だが、生憎と連れがいなくて…、と大真面目な顔。

キース 「この際、お前とやるのもいいな」
Aぶるぅ「やったー!」
一同  (((マジか!?)))

キース君、ご乱心では、と誰もがガクブル。
覗きだなんて…。


2020/04/17 (Fri) 

 

☆プロだそうです


マツカ君の別荘へお花見に出発、けれど車中でトラブル発生。
悪戯小僧な方のぶるぅで、覗きをしたいと主張してまして…。

シロエ 「キース先輩、覗きだなんて、正気ですか!?」
キース 「俺は至って正気だが?」
Aぶるぅ「わぁーい、今夜は一緒にやろうね!」
キース 「ああ。そうと決まれば、早速、手配をしないとな」

添乗員の腕の見せ所だ、とキース君が取り出すスマホ。

Aぶるぅ「ねえねえ、写真と動画も撮るの?」
キース 「そうだな、やはり記録は欲しい」
Aぶるぅ「キース、最高! もう最強の相棒かも!」

悪戯小僧は歓声ですけど、ソルジャーとキャプテン顔面蒼白。

Aブルー「あのねえ、ぼくは止めてくれと言ったんだけど!」
A船長 「せ、せめて、写真と動画は勘弁して頂けませんか」
Aブルー「そういう問題じゃないだろう!」

どう転んだって萎えるんだから、とソルジャー、グッと拳を。

Aブルー「キース、どういうつもりなんだい!」
キース 「ん? プロに電話をする所だが」
一同  「「「プロ?」」」

なんだそれは、と誰もが傾げる首。

ジョミー「プロって、何さ?」
キース 「覗きのプロに決まっている!」
Aぶるぅ「すっごーい、キース、コネまで最高!」

プロの技を伝授して貰えるんだね、と悪戯小僧、大喜び。

Aぶるぅ「電話で教えて貰えるの?」
キース 「いや、出来るのは申し込みまでだ」

花見から戻ったら、一緒に弟子入りしよう、とキース君。

Aぶるぅ「んとんと…。それって、時間がかかるの?」
キース 「そうだな、二泊三日ほどだろうか」
Aぶるぅ「えっ、今晩には間に合わないよ?」

それじゃ困る、と悪戯小僧の膨れっ面。

Aぶるぅ「今晩、覗きをしたいんだから!」
キース 「しかし、あちらは礼儀にうるさいからな」
Aぶるぅ「礼儀って?」
キース 「何百年もの伝統がある分、厳しいんだが」
Aぶるぅ「そっかぁ…」

物凄い技のためなら我慢かな、と言ってますけど。
覗きのプロ…?


2020/04/18 (Sat) 

 

☆プロがやる覗き


マツカ君の別荘でお花見ですけど、行きの車中でトラブルが。
悪戯小僧なぶるぅが覗きを希望、添乗員が駆り出されて…。

Aブルー「覗きの技なんか、教えなくてもいいから!」
A船長 「そうです、今でも充分すぎます!」
Aぶるぅ「もっと凄い技も欲しいも~ん!」

キースと一緒に覗くんだよ、と悪戯小僧、大はしゃぎ。

Aぶるぅ「申し込みだけして、今夜は普通に覗きでいい?」
キース 「それは先方次第だが…。行くんだな?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん!」
キース 「よし、決まった。弱音を吐くなよ」

小さすぎるが、年齢の方は足りているしな、とキース君。

キース 「何か言われたら、百歳以上だと答えてくれ」
Aぶるぅ「えとえと…。そこは十八歳以上じゃないの?」
キース 「それでもいいが…。さて、連絡するかな」
Aブルー「待ってよ、ぼくは止めてと言ってるのに!」

覗きどころかプロに弟子入りなんて、とソルジャー、真っ青。

Aブルー「頼むよ、考え直してよ!」
キース 「そうなのか? 性根を入れ替えるチャンスだぞ」
一同  「「「へ?」」」

なんのこっちゃ、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「性根って…。誰の性根を入れ替えるんです?」
キース 「こいつに決まっているだろう!」

ぶるぅだ、とキース君、悪戯小僧に指をビシィ! と。

Aブルー「ぶるぅの性根が入れ替わる、って…。なんで?」
キース 「覗きは、そういう修行だからな」
一同  「「「修行?」」」

なんで覗きが修行なんだ、と誰もがポカーンですけれど。

キース 「高い崖から吊るされるんだ」
シロエ 「崖ですか!?」
キース 「ああ、逆さにな」

崖の下を覗くようにな、とキース君、ニヤリ。

キース 「色々と誓いを立てさせられて、拒否したら…」
Aブルー「どうなるんだい?」
キース 「落ちそうな勢いで、更に押し出される!」
一同  「「「うわー…」」」

それは怖すぎ、と一同、ガクブル。
悪戯小僧までがドン引き…。


2020/04/19 (Sun)

 

☆いい子になれます


マツカ君の別荘へお花見に出発、行きの車中でトラブル発生。
悪戯小僧なぶるぅの覗き宣言、キース君まで覗きだそうで…。

Aブルー「なんだか凄い修行なんだけど、それの何処がさ…」
キース 「質問か?」
Aブルー「うん。どうすれば、それで覗きのプロに…?」
キース 「覗きというのが名前なんだが…。修行と場所の」

覗きの修行で、吊るされる岩の名前も覗き、とキース君。

キース 「吊るされたら、嫌でも崖下を覗くことになるしな」
Aブルー「なるほど…。じゃあさ、性根の入れ替えの件は?」
キース 「誓いを立てると言っただろうが、修行の時に」

拒否った場合は押し出される、とキース君が立てる親指。

キース 「親孝行も含まれるからな、誓いの一つに」
Aブルー「そうか、ぼくたちは、ぶるぅの育ての親だし…」
キース 「ああ。いい子に生まれ変わると思うぞ」

逆さに吊るされている内に…、とキース君、ニヤリ。

キース 「というわけでな、ぶるぅ、一緒に行こうか」
Aぶるぅ「や、やだよ、そんなの!」

修行も嫌だし、いい子に生まれ変わるのも嫌、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「アイデンティティーが崩壊しちゃうよ!」
Aブルー「でもさ、貴重なチャンスだよ、ぶるぅ」
A船長 「地球で修行が出来るんだ。素晴らしいじゃないか」

本当に本物の青い地球だぞ、とキャプテンもプッシュ。

A船長 「しかも我々の世界には、そういう修行は無いしな」
Aブルー「無いだろうねえ、それの主催はお寺なのかな?」

どうなんだろう、とソルジャーの問い。

キース 「寺の管轄だな、俺たちの宗派とは違う寺だが」
Aブルー「いいねえ、おまけに伝統の修行!」

是非とも体験してきたまえ、とソルジャーも大いに乗り気。

Aブルー「そして、いい子に生まれ変わって、お得な人生!」
A船長 「うむ。船の仲間に歓迎されるぞ、いい子になれば」
Aぶるぅ「嫌だってばーっ!」

悪戯小僧のままでいいもん、と必死なお子様。
さて、どうなる?


2020/04/20 (Mon)

 

☆音痴だそうです


マツカ君の別荘でお花見ですけど、行きの車中でトラブルが。
覗きをしたいと言い出したのが悪戯小僧で、キース君が対応。

Aブルー「いい子になったら、お得だろうと思うけどねえ…」
A船長 「船のマスコットになれるぞ、ぶるぅ」
シロエ 「マスコットですか、アイドルじゃなくて?」
Aブルー「そこは、どっちでもいいと思うね」

要は愛されるキャラなんだから、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「今は嫌われてるカラオケだって、評価が変わるよ」
A船長 「そうだな、新曲発表会も歓迎されるかもしれん」

まあ、耳栓は装備だろうが、とキャプテンも。

シロエ 「えっと…? 新曲発表会なのに耳栓ですか?」
Aブルー「必須なんだよ、でないと命が危ういからさ」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「救いようがない音痴だからねえ、聞くと死ねるよ」

こっちの世界だと、何故だか補正されるけれどね、と証言が。

キース 「そうなのか?」
Aブルー「うん。いい子のぶるぅと何処かで共鳴するのかな」
ジョミー「そっか、ぶるぅは音痴じゃないしね」
A船長 「皆さんは実に幸運ですよ、あの歌を知らないとは」

我々でさえも、シールドが無いと死ぬレベルです、と頷く人。

A船長 「ですが、ぶるぅがいい子になったら、その辺は…」
Aブルー「みんな許してくれるだろうね、些細なことだし」

でもって握手会も出来ちゃったりして、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「新曲発表会は大入り満員、握手も行列!」
キース 「聞いたか、ぶるぅ? チャンスじゃないか」
シロエ 「ですよね、修行に行くべきですよ」

きっと人生、変わりますよ、とシロエ君もプッシュですけど。

Aぶるぅ「やだやだ、今のままがいいーっ!」
キース 「覗きの修行は断りたいのか?」
Aぶるぅ「そだよ、死んでも行かないからね!」
キース 「なら、好きにしろ。おっと、そろそろ…」
マツカ 「到着ですね」

別荘が見えて来ましたよ、と御曹司。
もう着くと…?


2020/04/21 (Tue)

 

☆仕事なら当然


マツカ君の別荘へお花見に向かう車中で、トラブルでしたが。
添乗員なキース君が対応している間に、もう別荘が目の前で。

Aぶるぅ「んとんと…。好きにしていいなら、断っていい?」
キース 「覗きの修行なら、まだ申し込んでもいないしな…」

キャンセルも何も無いからいいぞ、とキース君。

キース 「申し込んでしまった後なら、大変なんだが」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「礼儀にうるさいと言っただろうが、相手の寺が」

ブラックリスト入りは確実、とキース君が顰める顔。

キース 「それが嫌なら、偽の診断書でも出すしかないな」
一同  「「「うわー…」」」

そこまで厳しい世界なのか、と誰もがガクブル。

シロエ 「キース先輩、ぼくは誘わないで下さいね!」
サム  「俺も嫌だぜ、行くなら一人で行ってくれよな」
ジョミー「そうだよ、ぼくもお断りだよ!」
キース 「やっぱりな…。せっかくチャンスだったのに…」

まさか、ぶるぅに断られるとは…、とキース君、ブツブツ。

キース 「仕方ない、相棒が現れるのを気長に待つか」
シロエ 「是非、その方向でお願いします!」
マツカ 「皆さん、別荘に着きましたよ」
Aブルー「あっ、本当だ! 迎えの人も出てくれてるね」

でもって桜が満開だよ、とソルジャー、歓声。

Aブルー「マツカ、早速、お花見だよね?」
マツカ 「ええ。露店からお楽しみ下さいね」

お食事に響かない程度に…、と御曹司。

ジョミー「やったぁ、何を食べようかな?」
サム  「まずは見に行こうぜ、桜の下の露店をよ」
一同  「「「賛成!」」」

行くぞ、とマイクロバスから下車して、庭へゾロゾロと。

Aブルー「うわぁ、凄いね、露店も桜も最高って感じ!」
A船長 「本当ですね、美味しそうな匂いもして来ますし」
キース 「どうだ、ぶるぅは止めてやったぞ、お望み通り」
Aブルー「仕事なんだし、当然だよ」

お礼なんかは言わないからね、とツンケンと。
そうでしょうねえ…。


2020/04/22 (Wed)

 

☆神対応な露店


無事にマツカ君の別荘に到着、満開の桜の下に露店が幾つも。
歓声を上げるシャン学メンバー、悪戯小僧もまっしぐらで。

Aぶるぅ「わぁーい、露店は食べ放題だよね!?」
マツカ 「ええ。ぶるぅなら、食事には響きませんよね」
Aぶるぅ「もっちろ~ん! えっと、えっとね…」

まずはタコ焼きーっ! とプロの料理人が作る露店に突撃。

Aぶるぅ「タコ焼き、ちょうだい! あるだけ、全部!」
ジョミー「あーっ! ぼくたちの分は残しといてよ!」
料理人A「ご心配なく、こちらでも焼いておりますが…」
料理人B「執事さんの指示で、調理場でも準備しております」

山ほど召し上がる方がおいでだとかで…、と笑顔の対応。

料理人A「すぐ焼き立てが届きますから、少々、お待ちを」
ジョミー「えっ、本当に?」
料理人B「今、連絡を入れましたので…。ほら、来ましたよ」
料理人C「お待たせしました、タコ焼き、お持ちしました!」

熱々のタコ焼きが山と到着、悪戯小僧は既に去った後で。

ジョミー「わあっ、ホントに焼き立てだ!」
シロエ 「神対応ですね、流石は執事さんですよ」
サム  「それとマツカのお蔭だよなあ、やっぱ、すげえよ」
マツカ 「いえ、こうなるのは読めますからね」

何処の露店も、そうなってます、と御曹司の笑み。

マツカ 「食べ尽くされる心配は全くありませんよ」
スウェナ「キースなんかより、よっぽど添乗員向きだわね」
サム  「うんうん、さっきのは、まぐれってヤツな」
キース 「俺は精一杯、頑張ったんだが!」

なんでマツカが評価される、とキース君の仏頂面。

キース 「なんなら譲るぞ、添乗員の座を」
Aブルー「それはダメ!」

マツカが添乗員だと困る、と割って入ったソルジャー。

サム  「困るって…。なんでだよ?」
Aブルー「神対応だよ、ぼくの調子が狂うじゃないか!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「それに怖いし!」

腰の低さが怖すぎるんだよ、と肩をブルッと。
苦手だと…?


2020/04/23 (Thu) 

 

☆真逆だと怖い


マツカ君の別荘に到着、まずはプロの料理人が作る露店から。
大食漢な悪戯小僧が食べ尽くしても、次が来るという神対応。

シロエ 「マツカ先輩が相手だと、調子が狂うわけですか?」
サム  「でもって、腰の低さも怖いのかよ?」

怖いキャラなマツカだけじゃなくて…、とサム君のツッコミ。

Aブルー「え、えっと…。ど、どうかな、ハーレイ?」
A船長 「もしかして、墓穴を掘ったのでは?」
Aブルー「言っちゃダメだよ、そういうことは!」

ホントに墓穴になるじゃないか、と語るに落ちる慌てっぷり。

シロエ 「聞きましたか、墓穴らしいですよ?」
サム  「しっかり聞いたぜ、やっぱマツカが苦手なんだよ」
ジョミー「ぼくたちには普通に見えるんだけどね…。マツカ」
スウェナ「アレでしょ、自分と真逆だからでしょ」

いろんな意味で怖くなるのよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「自分には無いスキルのある人、怖いじゃないの」
シロエ 「それは確かに…。戦っても勝てませんからね」
キース 「なるほど、異種格闘技すぎて歯が立たないのか…」

こいつの辞書には神対応なんぞ無いからな、と副住職も。

キース 「温和なキャラも、腰が低いのも、無縁なヤツだし」
シロエ 「そういった面でガチンコ勝負じゃ、負けますよね」
スウェナ「でしょ? 勝てない相手じゃ、怖くもなるわよ」

だから苦手で避けたいのよね、とスウェナちゃんの指摘。

スウェナ「気配りなんかは絶対無理だし、完敗じゃないの」
ジョミー「じゃあさ、添乗員がマツカになったら…」
Aブルー「ううん、キースで充分だよ! もう最高!」

ぶるぅの覗きも止めてくれたし…、とソルジャー、ヨイショ。

Aブルー「とびきり優秀な添乗員だし、頼もしい限りだよ!」
A船長 「まったくです。咄嗟の判断が、実にお見事で…」
Aブルー「あれこそ、まさに神対応というヤツだよね!」
一同  「「「へえ…?」」」

急に評価が変わってないか、と誰もが冷たい視線。
神対応…?


2020/04/24 (Fri) 

 

☆ヨイショする人たち


マツカ君の別荘でお花見、プロの料理人が作る露店がズラリ。
大食漢のぶるぅが食べても安心、マツカ君のお蔭ですけれど。

シロエ 「キース先輩が神対応で、優秀な添乗員ですか…?」
ジョミー「褒めてないよね、あの時にはさ」
キース 「ああ。そんな記憶は微塵も無いな」

記憶を操作された覚えも無いぞ、とキース君、キッパリ。

キース 「なのに今頃、どうして俺をヨイショするんだ?」
Aブルー「気のせいだってば、最初から感謝しているよ!」
A船長 「私もです。日頃から、ブルーがお世話になって…」

もう色々とお気遣い頂きまして、とキャプテンもベタ褒め。

A船長 「実に優秀な添乗員だと、常々、聞いておりますよ」
ジョミー「そうなんだ…」
サム  「常々で、日頃から、って来たぜ」
スウェナ「添乗員歴が長いみたいね、キースって」

だけど…、とスウェナちゃんが指差す、キース君の腕の腕章。

スウェナ「これが出来たの、今日じゃなかったかしら?」
シロエ 「ですよね、朝に初めて見ました」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 作ったの、昨日だよ!」

いい出来でしょ、と飛び跳ねる無邪気なお子様。

ぶるぅ 「添乗員の名札とセットで作ったも~ん!」
サム  「だってよ、にわか添乗員だぜ、誰が見たって」
ジョミー「常々で日頃からってわけがないよね、添乗員…」
キース 「俺の記憶でも、任命されてからは短い」

今日の花見が初仕事でな…、とキース君も苦い顔付き。

キース 「ヨイショするなら、もう少しマシな嘘にしてくれ」
A船長 「い、いえ、あの…! つい、ウッカリと…」
Aブルー「そうなんだよねえ、ハーレイは苦労性だから」

キャプテンだけに謝罪のテンプレなんかもあって、と助け船。

Aブルー「そっちを使ってしまったんだよ、焦っちゃってさ」
キース 「焦るくらいに、誤魔化す必要があったんだな?」
A船長 「そ、そういうわけでは…」

ないのですが、とキャプテン、冷汗ダラダラ。
墓穴みたいですね?


2020/04/25 (Sat) 

 

☆添乗員にしたい人


マツカ君の別荘でお花見、マツカ君が露店で神対応ですけど。
そこから話はキース君へと、其処で飛び出した失言の数々。

キース 「あんたも、ブルーも、さっきから墓穴ばかりだぞ」
シロエ 「ですよね、埋めようとしては掘ってる感じです」
ジョミー「横から見てると、漫才だけどね」

バカみたいだし、とジョミー君までが容赦なく。

ジョミー「いい加減、認めた方がいいと思うよ、ピンチを」
スウェナ「そうよ、見苦しいばかりじゃないの」

潔く負けを認めなさいな、とスウェナちゃんも。

スウェナ「ズバリ、マツカが苦手なんでしょ、思いっ切り!」
Aブルー「そ、そうだけど…。そうなんだけど、でも…!」
キース 「マツカが添乗員になったら困る、というわけだな」
Aブルー「分かってるんなら、勘弁してよ!」

せっかく楽しいお花見なのに、とソルジャー、ワタワタ。

Aブルー「神対応だけで充分だからさ、添乗員はさ…」
サム  「キースで固定しとけってか?」
A船長 「そうして頂けると、私もブルーも助かります」
一同  「「「へー…」」」

そういうことか、と一同、顔を見合わせまして。

シロエ 「キース先輩、どうします?」
キース 「俺はどうでもいいんだが…」
マツカ 「ぼくも、どちらでも構いませんよ」

添乗員くらい、お安い御用ですからね、と御曹司の笑み。

マツカ 「交代してもいいんですけど、お客様のご意向が…」
シロエ 「まあ、一番ではありますね…」
Aブルー「だったら、キースで! マツカはいいから!」
キース 「では、ご指名だな」

続投するということで…、と引き続き、添乗員らしいですが。

Aぶるぅ「ねえねえ、マツカ、そろそろ、お食事?」
マツカ 「ええ。桟敷でお召し上がり下さいね」
Aぶるぅ「やったー! やっぱりマツカは最高だよね!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
キース 「別の意見があるようだな」

マツカを希望しているようだが、とキース君。
それっぽいですよね?


2020/04/26 (Sun) 

 

☆添乗員を選ぶなら


マツカ君の別荘でお花見ですけど、問題になったのが添乗員。
本来はキース君な所を、マツカ君に変える話で揉めたのに…。

Aぶるぅ「なになに、別の意見って、なあに?」
キース 「添乗員の話なんだが、お前はどちらを選びたい?」
Aぶるぅ「どっちって…。添乗員はキースでしょ?」
キース 「マツカでもいい、という話があってな」

マツカに異存は無いそうだ、とキース君が見詰める悪戯小僧。

キース 「それで意見を聞きたいんだが…」
Aぶるぅ「えっと…。キースは、ちょっぴり怖いし…」

変な修行に誘われちゃったし、と悪戯小僧が傾げる首。

Aぶるぅ「だけどマツカは、御馳走も用意してくれて…」
キース 「露店の食い物も尽きないだろう?」
Aぶるぅ「あれもマツカがやってるの?」
キース 「そうだ、お前が食うのを見越して、厨房でだな…」

補充する分を作らせているんだ、とキース君、解説。

キース 「だから端から食いまくっても、次が来るんだな」
Aぶるぅ「そうなんだあ! マツカ、ホントに最高だよ!」

添乗員になってくれたら嬉しいな、と弾ける笑顔。

Aぶるぅ「もしかして、代わって貰えるの?」
マツカ 「ご希望でしたら、ぼくがやってもいいですよ」
キース 「ほらな、マツカもこう言っている」
Aぶるぅ「やったぁー!」

マツカでお願い、と悪戯小僧、ピョンピョンと。

Aぶるぅ「でもって、御馳走! わぁーい、桟敷だぁ!」
シロエ 「桜を見ながら食事というのがいいですねえ…」
Aブルー「そんな場合じゃないだろう!」
マツカ 「あの、お食事はいいんですか?」

用意が整っているんですけど、と御曹司。

マツカ 「皆さん、美味しい間にお召し上がり下さいね」
ジョミー「当然だってば、いっただっきまーす!」
一同  「「「いただきまぁーっす!」」」
Aブルー「ぼ、ぼくたちも…」
A船長 「頂きましょうか、せっかくですから…」

とはいえ不安なのですが、と視線がマツカ君に。
添乗員の件は…?


2020/04/27 (Mon) 

 

☆料理に合うお酒


マツカ君の別荘でお花見、食事は桜を眺めながらの桟敷席。
プロの料理人が腕を揮った御馳走ですけど、添乗員が問題で。

Aぶるぅ「ねえねえ、お酒も飲み放題だよね?」
マツカ 「もちろんですよ、お好きなだけどうぞ」
Aぶるぅ「やったぁー! それじゃ大吟醸に、ワインに…」

あるだけ全部、飲んじゃうもーん、と悪戯小僧、大張り切り。

マツカ 「構いませんけど、お料理に合う方がいいのでは?」
Aぶるぅ「えっと…? それって、どういう意味?」
マツカ 「相性のいい銘柄なんかがありますからね」

それにワインか、大吟醸か、とかも変わりますよ、と御曹司。

Aぶるぅ「そうなんだあ! マツカが選んでくれるわけ?」
マツカ 「いえ、ぼくは詳しくありませんから…」
サム  「もしかして、ソムリエ、来てるのかよ?」
マツカ 「ええ。待機して貰っているんですよ」

出番があったら呼ぶ方向で、と御曹司の笑み。

マツカ 「出過ぎた真似は無粋ですしね、お好みで」
Aぶるぅ「だったら、お願い!」
マツカ 「分かりました。それじゃ、早速…」

手配しますね、と給仕の人に目配せ、ソムリエ登場。

ソムリエ「お呼びだと伺ったのですが…」
マツカ 「こちらの坊ちゃんに、選んであげて頂けますか?」
ソムリエ「承りました。坊ちゃん、お好きな銘柄などは?」

このお料理には日本酒ですね、と笑顔のソムリエ。

Aぶるぅ「美味しかったら、なんでもいいけど…」
ソムリエ「かしこまりました。そうなりますと…」

こちらでしょうか、と給仕の人に頼んで、大吟醸の瓶が。

シロエ 「ソムリエって、ワインの専門家だと思ってました」
マツカ 「基本的には、そうですけどね」

今日は特別にプロ中のプロを、と御曹司、流石な気配り。

マツカ 「お酒も楽しんで頂きたいですし…」
Aぶるぅ「凄いや、やっぱりマツカが添乗員の方がいい!」
Aブルー「困るってば!」

頼むから交代させないでくれ、と悲鳴ですけど。
どうなりますやら…。


2020/04/28 (Tue) 

 

☆多数決でいくと


マツカ君の別荘でお花見、桟敷での食事にソムリエが登場。
ワインから日本酒まで選べるプロで、悪戯小僧も大喜びで…。

Aブルー「マツカが添乗員になったら、最悪だから!」
Aぶるぅ「でもでも、マツカの方がいいもん!」

キースより、ずっと親切だもん、と悪戯小僧はマツカ君推し。

Aぶるぅ「それに最悪だと思ってる人、ブルーだけだよ!」
A船長 「それは違うぞ、私も大いに困るのだが!」
Aぶるぅ「じゃあ、二人だけ!」

きっと他にはいないもんね、とグルリと周りを見回しまして。

Aぶるぅ「添乗員はマツカがいい人、手を挙げてーっ!」
一同  「「「はーい!」」」
Aぶるぅ「キースの方がいい人は?」

はいっ! と手を挙げたソルジャー夫妻、他は動かず。

Aぶるぅ「ほらね、二人しかいないんだも~ん!」
シロエ 「多数決でいくと、マツカ先輩になりますね」
サム  「やっぱ、マツカにしとくべきだぜ」
キース 「俺もそう思う。と、いうわけでだ…」

タッチ交代、とキース君、マツカ君の肩をポンッ! と。

キース 「では、俺の後をよろしく頼む」
マツカ 「ええ。腕章と名札を頂けますか?」
キース 「悪いな、押し付ける形になって」
マツカ 「どういたしまして。お役に立てて嬉しいですよ」

この方が色々、やりやすいですしね、と御曹司、ニッコリ。

マツカ 「皆さん、どんどんお召し上がり下さいね」
給仕A 「お食事の合間に、露店の方もどうぞ」
ソムリエ「お酒をお召し上がりの方は?」
ブルー 「あっ、ぼくも選んで貰えるかな?」

とびきりのをね、と生徒会長も。

ブルー 「添乗員がマツカなら、何も遠慮は要らないし」
マツカ 「そうなんですよ、この方がいいです」
Aブルー「どの辺がさ!」

ぼくの調子が出ないじゃないか、とソルジャーの苦情。

マツカ 「えっと…?」
Aブルー「羽目を外せないしね!」
マツカ 「ご遠慮なく、と…」

言ってますけど、と御曹司、怪訝そうな顔。
天然キャラ…。


2020/04/29 (Wed) 

 

☆天然な添乗員


マツカ君の別荘でのお花見、添乗員がマツカ君に交代でして。
調子が出ないと嘆くソルジャー、羽目を外せないという苦情。

Aブルー「ご遠慮なく、って言われたってさ…」
マツカ 「どういうのを、ご希望だったんですか?」
Aブルー「最上級だと、桜を見ながら一発だね!」
A船長 「そ、それはちょっと…!」

私の方が萎えそうですが、とキャプテン、ワタワタ。

Aブルー「大丈夫、ちゃんとシールドするから!」
Aぶるぅ「ぼくも御馳走、一杯あるから、覗かないよ!」
A船長 「そういう問題ではなくてですね…!」
マツカ 「ああ、大人の時間というヤツですか?」

でしたら、お部屋は如何でしょう、と御曹司が指差す別荘。

マツカ 「桜の見える部屋に、お布団をご用意しますけど」
Aブルー「え、えっと…?」
マツカ 「離れでもよろしいですし、茶室もあります」

お好きな場所をお選び下さい、と穏やかな笑み。

マツカ 「お庭の方がよろしかったら、整えますよ」
Aブルー「と、整える、って…?」
マツカ 「お好みの所に緋毛氈を敷いて、お布団ですね」

野点傘を差しかけると雰囲気が出ます、とニッコリと。

Aブルー「野点傘って…?」
マツカ 「そこにあるような、赤い大きな傘ですよ」
A船長 「うっ…!」
マツカ 「どうかなさいましたか?」

特に無いなら、お布団の準備を…、と御曹司。

マツカ 「別荘と離れと、お茶室と、外と…。どちらに?」
A船長 「む、無理です、そこまで整えられては…!」
マツカ 「では、お布団だけで?」
A船長 「そうではなく…!」

とても一発どころでは…、とキャプテン、滝汗。

A船長 「今日のところは、お食事だけで…!」
マツカ 「承知しました、でも、お布団もご遠慮なく」
A船長 「お、お気持ちだけで充分です…!」
Aブルー「だからマツカは苦手なんだよ!」
一同  (((天然、最強…)))

これじゃ夜まで萎えたままだよ、と叫んでますけど。
今月、これにて中継終了~。


2020/04/30 (Thu)





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☆春といえばお花見


さて、四月。今年も入学式を済ませた、シャン学メンバー。
今日は休みで生徒会長宅に集合、お花見について相談中で…。

ジョミー「やっぱりさあ…。穴場はマツカの別荘だよね」
シロエ 「なんと言っても、見頃が遅いですからね」
サム  「次の日曜日頃に満開ってトコが、美味しいよな!」
マツカ 「その代わり、山奥なんですけどね」

周りには何もありませんよ、と御曹司、流石の控えめな姿勢。

マツカ 「普通のお花見感覚で行くと、ガッカリですしね」
ジョミー「そりゃまあ、露店は無いけどさ…。でも…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お料理、最高だもんね!」

頬っぺたが落ちそう、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」のお墨付き。

ぶるぅ 「食材はいいし、料理人さんも腕がいいから!」
スウェナ「そうなのよねえ…。頼めば露店も出来るでしょ?」
マツカ 「食べ物系なら、出せますよ」
サム  「板前さんが、タコ焼きとかかよ?」

そういうのだったら楽しいぜ、とサム君の意見。

サム  「ちょっと他では食えねえもんな、そんなタコ焼き」
シロエ 「いいですね! お好み焼きとか、他にも色々」
マツカ 「ご希望だったら、手配しますけど…」
一同  「「「やったー!」」」

マツカの別荘でお花見に決定、と一同、突き上げる拳。

シロエ 「けど、誰かさんも来るんでしょうねえ、今回は…」
ジョミー「あー…。インフル、終息しちゃったもんね」
サム  「うつらねえなら、絶対、来るよな」

お彼岸は無観客だったけどよ、とサム君、溜息。

サム  「あの手のラッキー、二度とねえよなあ…」
キース 「いや、いけるかもしれないぞ」

冬場は流行りがちだからな、と副住職。

キース 「もっとも、ヤツには災難だったわけなんだが…」
マツカ 「気付いて良かったですよ、ギリギリとはいえ」
シロエ 「一瞬、マツカ先輩の策かと思いましたよ」
マツカ 「どういう意味です?」

ぼくが何を…、と首を傾げるマツカ君。
策って、いったい…?


2020/04/01 (Wed)

 

☆天然だったそうです


次の日曜はマツカ君の別荘でお花見、そういう計画ですけど。
やって来そうなのが誰かさんなわけで、話は先月のお彼岸へ。

マツカ 「ぼくの策だ、って言われても…。心当たりが…」
シロエ 「ですから、例の無観客ですよ」
マツカ 「確かに、そういう例があるとは話しましたが…」

それが策だと言うんでしょうか、と御曹司、怪訝そうな顔。

マツカ 「ぼくが話したのは、あくまで例というヤツです」
シロエ 「そっちじゃなくって、インフルエンザですね」
マツカ 「インフルエンザ…?」
シロエ 「流行っているから危ない、と指摘したでしょう?」

ぼくたちが健康保菌者かもと…、とシロエ君。

シロエ 「そう言っておけば、誰かさんを断れますしね」
サム  「あー! 嘘も方便っていうヤツな!」
ジョミー「でもさ、実際、流行ってたんだし…」
シロエ 「誰も覚えていませんでしたよ、そんなこと」

気付いたのはマツカ先輩だけで…、とシロエ君、力説。

シロエ 「それで策かと思ったんです、締め出すための」
マツカ 「そ、そんな…。ぼくは本当に心配を…」
ブルー 「うん、そこの所は間違いないね」

実は、ぼくもチラッと思ったからさ、と生徒会長。

ブルー 「だからマツカの心を探ってみたんだけど…」
シロエ 「裏は無かったわけですね?」
ブルー 「そう! マツカは心から心配してたよ」
シロエ 「なるほど、あれは天然でしたか」

ある意味、策より凄いかもです、とシロエ君、感動の面持ち。

シロエ 「気配りだけで、誰かさんを撃退ですよ?」
サム  「そうなるよなあ…。すげえぜ、マツカ!」
ジョミー「キースとは似ても似つかないよね」

あっちは疫病仏だけどさ、とジョミー君も。

ジョミー「マツカは地獄で仏なキャラだよ、正真正銘」
スウェナ「でも、怖いキャラも出来るのよ?」
サム  「そっちでも撃退できるしよ…」
シロエ 「万能ですね…」

素晴らしすぎです、とシロエ君、絶賛。
マツカ君、無敵かも…?


2020/04/02 (Thu) 

 

☆人が好すぎる人


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見な、シャン学メンバー。
誰かさんが来そうなわけで、話題は先月のお彼岸でして…。

シロエ 「マツカ先輩、その腕でもって、今回もですね…」
サム  「あいつらを撃退できねえのかよ?」
ジョミー「お花見だと、キャプテンとぶるぅも来るもんね…」

なんとか防ぐ方法は…、と縋るような視線の御一同様。

スウェナ「何でもいいわよ、こう、効きそうなのは無いの?」
マツカ 「そう言われても…。せっかくのお花見ですしね…」

楽しんで頂きたいですよ、と人が好すぎるのが御曹司な所。

マツカ 「あちらの世界で、普段は苦労をしておいでですし」
キース 「どうなんだかな…。それについては賛同しかねる」
シロエ 「ぼくもです。確かに、昔はそうかもですけど…」

今は大いに楽しんでる気が、とシロエ君も。

シロエ 「何かと言ったら、特別休暇を取っていますよ?」
キース 「まったくだ。ついでに、あの馬鹿野郎単体だと…」

休暇でなくても抜けて来るぞ、と副住職の渋面。

キース 「会議をサボッてこっちに来るとか、常習犯だしな」
ジョミー「そうだよねえ…。エロドクターのトコにもさ…」
サム  「しょっちゅう行ってるみたいだぜ、あいつ」

ランチにディナーに、ドライブとかな、とサム君、ブツブツ。

サム  「どの辺が苦労してやがるんだか、謎だぜ、全く」
キース 「制約があるのは確かだろうが、抜け道もだな…」
シロエ 「ドッサリ確保してますからねえ、本当に」

同情の必要はありませんよ、とシロエ君、キッパリ。

シロエ 「マツカ先輩、今回も、何か…!」
マツカ 「ええっ?」

困ります、とマツカ君、オロオロと。

マツカ 「より楽しんで頂くためなら、努力しますけど…」
サム  「そこを何とか出来ねえのかよ?」
マツカ 「無茶だと思いますが…」
ジョミー「キースと違って才能あるから、頑張ってよ!」

疫病仏とは真逆だからさ、と言ってますけど。
無理があるのでは…?


2020/04/03 (Fri) 

 

☆何とかして欲しい


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、そういう計画ですが。
やって来そうな誰かさんとオマケ、出来れば回避したい展開。

シロエ 「ジョミー先輩が言う通り、疫病仏とは真逆ですね」
サム  「地獄に仏がマツカなんだし、助けてくれよな」
マツカ 「無理がありすぎですってば…!」

そう簡単にはいきませんよ、とマツカ君の困り顔。

マツカ 「お彼岸だって、企んだわけじゃないですからね」
ジョミー「じゃあ、怖いキャラで!」

そっちでいってよ、とジョミー君の注文が。

ジョミー「怖いキャラなら、計算ずくで作れるんだよね?」
シロエ 「そうでした! マツカ先輩のスキルですしね」
スウェナ「スキルだったら、無理でも何とか出来るでしょ?」
マツカ 「…そういうものでもないんですけど…」

せっかくのお花見を壊すだなんて…、と御曹司、溜息。

マツカ 「楽しみにしてらっしゃるのを、ブチ壊すのは…」
キース 「飲み食いだけだと思うがな?」
ブルー 「まあ、花は二の次、三の次だろうね」

桜が好きなのは確かだけどさ、と生徒会長も。

ブルー 「だけど、お花見の目的の方は…」
キース 「飲食が九割以上だろうな、あいつらは」
ジョミー「ぶるぅだったら、百パーセントじゃないのかな」
一同  「「「あー…」」」

悪戯小僧は花なんか見てない、と誰もが納得。

サム  「そんなヤツらだし、何とかしろよ」
シロエ 「きっと花なんか、桜でなくてもいいんですよ」
一同  「「「へ?」」」
シロエ 「咲いてさえいれば、チューリップでもいいかと」

要は理由が欲しいだけです、とシロエ君、キッパリ。

シロエ 「ですから遠慮なく、その辺を突っ込んでですね…」
ジョミー「怖いキャラの方で断ればいい、と思うけどなあ…」
キース 「確かに、マツカなら出来そうではある」
マツカ 「そう言うキースは、どうなんです?」
キース 「才能が無い!」

認めたくないが、無いものは無い、と白旗を掲げる副住職。
潔すぎ…。


2020/04/04 (Sat)

 

☆出せないキャラ


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、そう決まりましたが。
やって来そうな迷惑なゲスト、なんとか断りたいわけでして。

シロエ 「キース先輩の場合、断るどころか逆ですからね」
ジョミー「疫病仏だもんね、呼び込む方だよ」
サム  「マツカもキースに振っていねえで、何とかしろよ」

こいつに振ったら最悪だぜ、とサム君の指摘。

サム  「より厄介なことになるしよ、そいつは勘弁!」
スウェナ「そうよね、本人も才能が無いって認めているもの」
キース 「俺が潔く認めた分まで、頑張ってくれ!」
ジョミー「うん、怖いキャラでいけばいいんだよ」

突っ込むポイントはシロエが言ったし…、とジョミー君。

ジョミー「どうせ花なんか何でもいいんだ、って所でさ…」
シロエ 「チューリップでもいい筈ですよ、あんな人たち」

飲み食いが目的なんですから、とシロエ君、指をチッチッと。

シロエ 「芝桜だって、充分なんだと思いますよ」
ブルー 「そうだろうねえ、要は宴会の理由だけかと」
シロエ 「ほら、会長も、こう言ってますし!」

怖いキャラを捻り出して下さい、という注文ですけど。

マツカ 「あのキャラは、ビジネス用のキャラですからね…」
キース 「何か不都合でもあると言うのか?」
マツカ 「お花見は、ビジネスの場合、大事な接待ですよ?」
一同  「「「あっ…」」」

それは確かに、と顔を見合わせる御一同様。

ジョミー「じゃあさ、ブチ壊すなんていうのは…」
マツカ 「残念ですけど、真逆で、やってはダメなんです」

全てを乗り越えて開催する方に意義があります、と正論が。

マツカ 「屋外が荒天で無理な場合も、パッと切り替えて」
一同  「「「あー…」」」

花見の席を用意してこそか、と誰もがガックリ。

シロエ 「つまり、怖いキャラの出番は無いわけですね?」
マツカ 「出すなら、裏方さん向けですよ」
一同  「「「うーん…」」」

無理を通してなんぼなのか、と納得な世界。
料亭とかに…。


2020/04/05 (Sun)

 

☆表面上は笑顔で


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、来そうなのがゲスト。
なんとか断りたいというのに、マツカ君にも不可能だそうで。

シロエ 「お花見の場合、裏方さんに怖いキャラですか…」
マツカ 「それなら他所にお願いします、というヤツですね」

急な宴会を受けてくれない時は…、と御曹司。

マツカ 「一旦、他所にお願いされたら、次が無いですから」
シロエ 「そうなるんですか?」
マツカ 「もちろんですよ、そちらのお店を立てますからね」

便宜を図ってくれたお店への礼儀ですよ、と温厚な笑み。

マツカ 「接待の他に、個人的にも贔屓すべきです」
キース 「それはまあ…。そうなるだろうな、間違いなく」
シロエ 「断った方のお店は、得意客を失うわけですか?」
マツカ 「ええ。そうなりたいか、と暗に脅すわけです」

表面上は、あくまで笑顔ですけど…、と怖すぎる台詞。

マツカ 「ご無理を言ってすみませんでした、と謝るんです」
サム  「その足で他所に頼むのな?」
マツカ 「当然ですよ、でないと宴会がパアですから」
一同  「「「うわー…」」」

お詫びの言葉を真に受けたら負けか、と誰もがガクブル。

ジョミー「怖すぎだってば、その脅しはさ!」
スウェナ「ホントよ、怖いキャラだわねえ…」
サム  「使えねえのが残念だよなあ…」
キース 「ちょっと待て、笑顔で謝るんだな?」

ということは、謝ったなら…、と副住職が顎に当てる手。

キース 「あの馬鹿野郎を断れないのか、穏便に?」
一同  「「「へ?」」」
キース 「要は謝ればいいんだろうが、すみません、と」
ジョミー「どういう意味さ?」

言ってることが謎なんだけど、とジョミー君の疑問。

ジョミー「謝るって、誰に何をさ、すみません、って」
キース 「決まってるだろう、あの馬鹿どもだ!」
シロエ 「もしかして、誰かさんたちですか?」
キース 「他に誰がいると?」

謝って済むなら済ませたいぞ、と言ってますけど。
どうやって…?


2020/04/06 (Mon)

 

☆御礼を言いたい人


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、けれど大きな問題が。
やって来そうな嫌すぎるゲスト、出来れば断りたいわけで…。

シロエ 「謝って済ませるって、お花見の件をですか?」
キース 「そう出来るんなら、その手を使いたいんだが…」
ジョミー「うーん…。笑顔で、来ないで下さい、って?」
キース 「いや、そこは、誠に申し訳ありませんが、だ」

今回は御縁がありませんで、といった感じで…、と副住職。

キース 「すみませんでした、とでも言えないだろうか」
シロエ 「そうするには理由が必要ですよ?」
サム  「インフルエンザは、そうそう使えねえからなあ…」
スウェナ「間違えちゃダメよ、あれは本当だったんだから」

マツカは天然だったのよね、とスウェナちゃんの指摘。

スウェナ「真面目に心から心配したのよ、そこが大切!」
??? 「うん、あの時はありがとう!」

感謝してるよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

一同  「「「ひぃぃっ!!!」」」
Aブルー「なにさ、御礼を言ってるのにさ…。失礼だよね」

まあ、手土産は持ってないけど、とソファに、ちゃっかり。

Aブルー「ぶるぅ、ぼくにも紅茶とケーキ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ゆっくりしていってね!」

お客様だぁ! と飛び跳ねてゆく、元気なお子様。

キース 「……来やがったのか……」
Aブルー「ご挨拶だねえ、来ちゃダメなのかい?」
キース 「あんた、いったい、何しに来たんだ!」
Aブルー「決まってるだろう、お花見だよ!」

桜の名所を見て来た帰り、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「一人でのんびり桜もいいしね」
キース 「だったら、一人で行ってくれ!」

花見は是非とも一人で頼む、と副住職。

キース 「そうしてくれれば、俺たちの方も助かるからな」
Aブルー「えっ、一人って…。何の話さ?」
キース 「だから日曜日の花見の件だ!」
Aブルー「日曜日?」

それが何か、と首を傾げてますけど。
もしや、藪蛇…?


2020/04/07 (Tue)

 

☆言い間違えたんです


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、断りたいのがゲスト。
迷惑なソルジャー御一行様、其処へソルジャー登場でして…。

Aブルー「日曜日に何かあるのかい?」
キース 「い、いや、それは…。すまん、俺の勘違いだ」
Aブルー「お花見の件って、聞こえたような気がするけど…」
キース 「ち、違う、花祭りと言いたかったんだ!」

お釈迦様のお誕生日でな…、と副住職、必死の言い訳。

キース 「お釈迦様の像に甘茶を供えて、お祭りするんだ」
マツカ 「そうです、真っ白な象も定番ですよね」
Aブルー「象っていうと…。あの、鼻が長い動物かな?」
マツカ 「ええ、ハリボテの象を子供が引いたりしますよ」

幼稚園を併設しているお寺に多いですね、と御曹司の助け舟。

マツカ 「四月と言ったら花祭りなんですよ、お寺では」
キース 「その花祭りを、ウッカリ言い間違えたんだ」

お釈迦様、申し訳ございません、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「俺としたことが、酷いミスだった…」
マツカ 「やっぱり、帰ったら罰礼ですか?」
キース 「ああ、自主的にやることにする」

御本尊様の前で百回ほど五体投地だな、と副住職。

キース 「花祭りと花見を間違えるなどは、失礼すぎるし…」
マツカ 「そうですね。次から気を付けて下さいよ」
キース 「まったくだ」

罰礼はキツイが、仕方ないな、とキース君、深い溜息。

キース 「というわけで、日曜日の件は花祭りだ」
Aブルー「えっと…。白い象が定番なんだよね?」
マツカ 「それと小さなお釈迦様の像ですよ」

その像に甘茶をかけるんです、と御曹司の説明。

マツカ 「お釈迦様の誕生を祝うんですよ」
Aブルー「なるほどねえ…」

誕生日だったら固定なんじゃあ、とソルジャーの疑問。

Aブルー「そのお祭りなら、見たんだけどね?」
一同  「「「えっ?」」」
Aブルー「白い象を子供が引っ張ってたよ?」

確かに見たよ、と言ってますけど。
これはヤバイのでは…?


2020/04/08 (Wed) 

 

☆前倒しが基本


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、ゲストは断りたい所。
けれどソルジャーがやって来まして、話を聞いていたようで。

Aブルー「賑やかに象を引っ張った後は、お茶を飲んでたね」
シロエ 「お抹茶ですか?」
Aブルー「甘い、って喜んでたけれど?」

あれを甘茶と言うんじゃないかな、とソルジャーが傾げる首。

Aブルー「仏像にだってかけていたしね、そのお茶を」
一同  (((ヤバイ…)))

それは本物の花祭りだ、と誰もがガクブル。

Aブルー「お寺というのは、そういう日付にうるさいよね?」
キース 「そうでもないぞ。基本、前倒しで振り替えるんだ」
Aブルー「前倒し?」
キース 「ああ。仏事は前に振り替えるのが大原則だ」

後ろには延ばさないものだ、と副住職の解説が。

キース 「法事も月参りも、振り替えるんなら早めだな」
Aブルー「ふうん…? だったら、花祭りもさ…」

前倒しでないとダメなんだよね、とソルジャーの指摘。

Aブルー「次の日曜だと、延長したことになるけれど?」
一同  (((うわー…)))

大失言だ、とキース君に集中する視線。

Aブルー「おかしいねえ…。アドス和尚は厳しい筈なのに」
キース 「そ、それは…」
Aブルー「ズバリ、お花見の計画だろう?」

ぼくにも一人で行けと言ったし、と赤い瞳に鋭い光が。

Aブルー「隠していないで吐きたまえ!」
キース 「違う、誓って花見などでは…!」
Aブルー「だったら、参列させて貰うよ、花祭りにね」

甘茶を飲んでみたいからさ、と言い出した人。

Aブルー「ぼくは、甘いものなら、何でもオッケー!」
キース 「なら、ティーバッグをプレゼントする!」

親父が貰って来ていたからな、と副住職、必死。

キース 「璃母恩院の花祭りで配った残りを、ドッサリ」
Aブルー「残りってことは、済んでるじゃないか、花祭り」
キース 「うっ…」
一同  (((詰んだ…)))

なんてこった、と一同、ガックリ。
まさに失言としか…。


2020/04/09 (Thu)

 

☆失言の結果は


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、断りたいのがゲスト。
けれどソルジャーがやって来まして、話を聞いていたわけで。

Aブルー「花祭りが済んでいるってことはさ、お花見だよね」
キース 「い、いや、それは…!」
Aブルー「だったら、心を読んでもいいかな?」

今まで控えていたんだけどさ、と赤い瞳がキラリーン! と。

Aブルー「何もやましい所が無いなら、平気だろう?」
キース 「読んで何をすると?」
Aブルー「もちろん、みんなに生中継だよ!」

君が考えていることを…、とソルジャー、ニンマリ。

Aブルー「隠し事から、今月の月参りのスケジュールまで!」
キース 「ま、待ってくれ…!」
Aブルー「じゃあ、本当のことを話したまえ」

日曜日はお花見に行くんだろう、とソルジャー、ズズイと。

Aブルー「何処へ行くのか、何をするのか、予定を全部!」
キース 「わ、分かった、実はマツカの別荘で…」

プロの料理で露店も出るんだ、と全てを吐いた副住職。

Aブルー「ふうん…。ぼくたちを締め出すつもりだった、と」
キース 「す、すまん…!」
Aブルー「きっと、マツカなら、そうは言わないよねえ?」

ぼくたちを気遣ってくれる筈だよ、と御曹司に視線を。

Aブルー「マツカ、その辺はどうなのかな?」
マツカ 「ええ…。SD体制で苦労してらっしゃいますし…」
Aブルー「ということは、呼んでくれるわけ?」
マツカ 「もちろん、手配させて頂きますよ」

キャプテンとぶるぅの分も、と御曹司の笑顔。

マツカ 「皆さんでお越し下さいね」
Aブルー「ありがとう! それじゃ、日曜日に!」

またねー! と手を振ってパッと消えた人。

シロエ 「キース先輩、どうするんですか、この落とし前を」
サム  「まったくだぜ。次から次へと失言かましやがって」
ジョミー「終わってるよね、もう本当に疫病仏だよ」
キース 「すまない、俺が悪かった…」

この通りだ、と土下座していますけど。
謝って済む問題だと…?


2020/04/10 (Fri) 

 

☆世話係は如何


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、ソルジャーまで参加。
かてて加えてキャプテンにぶるぅ、フルに面子が揃うわけで。

シロエ 「すまなかった、で済めば警察は要らないんですよ」
サム  「うんうん、世の中、乱れるってな」
スウェナ「どうすればいいのかしら、この疫病仏…」

お祓いってわけにもいかないわよねえ、とスウェナちゃん。

スウェナ「きっとお祓いしても無駄だし、災難だわよ」
ジョミー「誰かさんも大概だけどさ、キースもさ…」
シロエ 「ダテにセットじゃないですよねえ、疫病仏の」

疫病如来と疫病菩薩、とシロエ君も特大の溜息。

シロエ 「詫びて貰っても、もう取り返しがつきませんよ」
ジョミー「罰に不参加っていうのはどうかな、キースだけ」
サム  「いいよな、ソレ! ぼっちで留守番!」
マツカ 「でも…。諸刃の剣じゃないでしょうか、それは」

災いだけ残ってしまうのでは…、とマツカ君、心配そうな顔。

マツカ 「セットものをバラすと、良くない気がします」
シロエ 「あー…。祟りがあるとか、そういうのですね」
マツカ 「そうなんですよ、仮にも疫病仏ですからね…」

もう片方が暴れないでしょうか、と不吉すぎる台詞が。

マツカ 「なにしろ、他にも二人いらっしゃいますから…」
サム  「キャプテンと悪戯小僧の二人な…」

火に油かもしれねえなあ、とサム君が仰ぐ天井。

サム  「どうすりゃいいんだよ、詰んだぜ、マジで」
ジョミー「じゃあさ、お世話係はどうかな?」
一同  「「「お世話係?」」」

なんだそれは、と誰もがキョトン。

シロエ 「お世話係って、誰が何をするんです?」
ジョミー「ズバリ、キースが添乗員だよ!」

ゲスト専属の、とジョミー君。

ジョミー「誰かさんたちの引率係で、思いっ切り下僕!」
シロエ 「なるほど、丸投げするわけですね?」
ジョミー「そう! トラブルも全部!」
一同  「「「イイネ!」」」

いいんじゃないか、と歓声ですけど。
添乗員…?


2020/04/11 (Sat)

 

☆任せてしまえば


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、嫌すぎるゲストまで。
キース君の失言が原因だけに、責任が問われるわけでして…。

サム  「添乗員かよ、でもって、お世話係なのな?」
スウェナ「安心だわねえ、専属の係がつくっていうのは」
ジョミー「全部キースに任せちゃえばさ、少しはマシだよ」

いくら相手が誰かさんでも…、とジョミー君が立てる親指。

ジョミー「何か言われたら、キースに振ってしまえばいいし」
シロエ 「えーっと…? ぶるぅがお世話好きですけど?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おもてなし、大好きだよ!」
ジョミー「その辺は誤差の範囲だよ」

やりたいんなら、それはいいと思う、とジョミー君。

ジョミー「でもさ、他にも絶対、色々、言い出すからさ…」
サム  「間違いねえなあ、それをキースに投げるのな?」
ジョミー「キースがバラしちゃったんだしねえ、お花見を」
キース 「す、すまん…」

申し訳ない、と詫びてますけど、集まる視線は氷点下。

シロエ 「詫びて済む問題じゃない、って言いましたよね?」
キース 「それは重々、承知しているが…」
ジョミー「だったら、添乗員を頑張ってよね!」
キース 「引率と世話をするんだな?」

努力してみる、と副住職。

キース 「とことん下僕で、言いなりになれ、と…」
ジョミー「そう! 責任は取って貰わないとね」
キース 「分かった、なんとかやってみよう」

ただし相手は斜め上だが…、と副住職が抱える頭。

キース 「常識の範囲で収まらない気がするんだが…」
シロエ 「だからこその添乗員ですよ」

ツアーとかだって、そうですよね、とシロエ君。

シロエ 「想定外の人は、何処にだっています!」
サム  「うんうん、マツカに頼っていねえで頑張れよな」
マツカ 「出来るだけフォローはしますけど…」
ジョミー「そこは放置でいいんだってば!」
キース 「マツカの別荘に行くんだが!」

フォロー無しでは…、とキース君、顔面蒼白。
放置されると?


2020/04/12 (Sun)

 

☆フォローは無しで


次の日曜日はマツカ君の別荘でお花見、避けられないゲスト。
キース君に振ってしまえ、と添乗員をさせることに決定で。

ジョミー「添乗員ってヤツにさ、フォローは無いよね」
シロエ 「ありませんねえ、何から何まで、よろず屋ですよ」

お客様の下僕ですよね、とシロエ君、キッパリ。

シロエ 「国内だったら、夜間はお休みで済みますけど…」
サム  「海外じゃ、そうはいかねえよなあ」
マツカ 「大変らしいですよ、夜中でも叩き起こされて」

運が悪いと大使館まで行かされたりと…、と御曹司。

シロエ 「大使館ですか?」
マツカ 「夜中に外出したお客様が、パスポートをですね…」
スウェナ「盗まれるわけね?」
マツカ 「失くすケースも多いようですよ、酔っ払って」

そうなると大使館ですよね、と御曹司、深い溜息。

マツカ 「でもって、最終日まで振り回されます」
サム  「再発行だけじゃ済まねえのかよ?」
マツカ 「日程によっては間に合いませんし、そうなると…」
シロエ 「お客様だけ出国できない展開ですね?」

でも、他の人は帰れるんですし…、とシロエ君も溜息を。

シロエ 「迷惑すぎる話ですけど、ありそうですよね…」
マツカ 「ええ。でも、添乗員は普通、一人ですから…」
スウェナ「どうするのよ?」
マツカ 「そこで手腕を問われるんですよ、添乗員の」

プロなら解決してこそです、と御曹司、キッパリ。

マツカ 「そしてキースに求められているのも、それですね」
キース 「なんだって?」
マツカ 「フォローは無しで、という声が出ていますから…」

この際、頑張ってみて下さい、と穏やかな笑み。

マツカ 「お花見のお世話をするだけですから、楽勝ですよ」
キース 「…怖いキャラの方になっていないか、お前」
マツカ 「そうですか? 皆さんの声を聞いただけですけど」
キース 「しかしだな…!」
マツカ 「大丈夫ですよ、キースなら」

次の日曜日が楽しみですね、とニッコリ。
さて、どうなる?


2020/04/13 (Mon) 

 

☆いよいよ添乗員


やって来ました、マツカ君の別荘へお花見に出掛ける日曜日。
生徒会長のマンション前に集った面々、浮かれていまして…。

ジョミー「いい天気だよねえ、最高のお花見日和だよ!」
サム  「暑くなるって予報でもねえし、ちょうどいいよな」
マツカ 「別荘の桜も満開だそうです、ピッタリでしたね」
一同  「「「やったー!」」」

お花見だ、と万歳の声が響く中、キース君だけが浮かない顔。

キース 「…ツイていないな…」
ブルー 「自業自得と言うんだろう? ほら、ぶるぅ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ はい、コレ、キースの腕章ね!」
キース 「腕章だって?」

ポカンとするキース君の腕に、サクサク取り付けられた腕章。

シロエ 「あっ、いいですね、添乗員って書いてありますね」
ぶるぅ 「こうしておいたら、誰が見たって分かるでしょ?」
ブルー 「ぶるぅが手作りしたんだよ。はい、名札もつけて」
ぶるぅ 「オッケー! 動かないでね、キース!」

安全ピンの針が刺さっちゃうから、と胸に付けられた名札。

スウェナ「素敵ね、添乗員だと一目で分かるわ!」
マツカ 「別荘の人にも、ちゃんと連絡してありますから」

添乗員がつく話を…、と抜かりないのが御曹司。

サム  「おっ、マジでキースに丸投げなのな?」
マツカ 「ええ。何かあったら、そちらに、と伝えました」
キース 「お、おい…。まさか、別荘でもフォロー無しか?」
マツカ 「皆さん、そういう意向だったでしょう?」

頑張って解決して下さいね、とマツカ君、ニッコリ。

??? 「こんにちはーっ!」
??? 「本日は、お世話になります」

ソルジャー、キャプテン、ぶるぅ(会話表記はAつき)登場。

マツカ 「ようこそ。お世話は、キースがしますから」
Aブルー「へえ? あっ、添乗員をしてくれるんだ?」
マツカ 「何でも、遠慮なくお申し付け下さいね」
キース 「そ、そんな…!」

そんな無茶な、と慌ててますけど。
添乗員なら、乗り切るしか…。


2020/04/14 (Tue) 

 

☆添乗員のお仕事


いよいよマツカ君の別荘へお花見に出発、お天気の方も最高。
迷惑なゲストはキース君に丸投げ、添乗員という腕章なども。

Aブルー「ちょっと聞くけど、添乗員って何をするのかな?」
マツカ 「えっと…? ご質問の意味が、掴めませんが」

添乗員は添乗員ですよ、と御曹司、目をパチクリと。

マツカ 「平たく言えばお世話係で、色々なことを…」
シロエ 「お客様のためにするのが、添乗員ですね」

快適な旅を楽しんで頂くために…、とシロエ君も横から参加。

シロエ 「ご注文から困りごとまで、なんでも引き受けます」
Aブルー「そうなんだ? 添乗員とは縁が無くてねえ…」
A船長 「なにしろ、ミュウはツアーに参加できませんから」
ジョミー「そっか、旅行どころじゃないもんね」

毎日が命の危機なんだっけ、とジョミー君。

ジョミー「こっちでもツアーに行ってないわけ?」
Aブルー「当たり前だよ、時間を拘束されちゃうからね」

ぼくはともかく、ハーレイが無理、とソルジャーの溜息。

Aブルー「豪華寝台列車の旅とか、良さそうだけどさ…」
A船長 「日程に合わせて休暇を取るのは、無理なんですよ」
Aブルー「クルーズにも憧れちゃうんだけどねえ…」
A船長 「我々とは縁が無さそうですね」

添乗員とも御縁が無いんですよ、とキャプテンも。

A船長 「ですから、今回が初になります」
シロエ 「いいですね! 是非、こき使ってやって下さい!」
キース 「お、おい…!」
シロエ 「文句を言う権利は無い筈ですよ」

頑張って添乗して下さい、とキース君の背中をバンッ! と。

シロエ 「さあ、マイクロバスに乗りましょうか」
マツカ 「そうですね。皆さん、どうぞ」

あちらに用意してあります、と御曹司が指差す立派なバス。

Aブルー「ありがとう! 桜が楽しみだよね!」
マツカ 「ちょうど満開らしいですよ」
Aブルー「キース、添乗員をよろしく!」

そっちも楽しみ、とソルジャー、バスへ。
キース君、大丈夫…?


2020/04/15 (Wed) 







 

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☆法要が大切です


春休みはキース君だけ残して旅行と、決まった所へ闖入者が。
法要を希望なソルジャーだけに、またまた怪しい雲行きで…。

Aブルー「ただの節目の行事だったら、サボれる筈だよ!」
キース 「いや、そこの所は、けじめでだな…!」
Aブルー「だったら、なんで毎回、言い訳が要るのさ?」

ブルーの手伝いって言ってるよねえ、とソルジャー、譲らず。

Aブルー「しかも法要の手伝いなんだろ、ブルー主催の」
キース 「そ、それは…。親父が何かとうるさいから…」
Aブルー「うるさいだけなら、手伝いでなくてもいいってば」

坊主の方のブルーって所がポイントだろう、と鋭い指摘が。

Aブルー「つまり大事な行事ってことで、そこが大切!」
キース 「なんだって?」
Aブルー「スッポンタケにも、大事な節目の行事なんだよ!」

やらないなんてとんでもないよ、と赤い瞳が据わってまして。

Aブルー「ブルーがつけた戒名の方だと、法要は無しだね?」
ブルー 「やりたい場合は、キースに頼んでくれないかな」
Aブルー「それも何かと面倒だしねえ、一つ選ぶんなら…」

法要がセットの戒名がいい、と大きく頷くソルジャー。

Aブルー「というわけでさ、キース、これからもよろしく!」
キース 「俺なのか!?」
Aブルー「ブルーの戒名も捨て難いけど、フォローがさ…」

心許ないものだから…、と視線が副住職に。

Aブルー「とりあえず春のお彼岸、お願い!」
キース 「そ、そんな…! 旅行の話はどうなるんだ!」
Aブルー「もちろん、全員、居残りだってば!」
一同  「「「ええっ!?」」」

なんでそうなる、とシャン学メンバー、揃って愕然。

シロエ 「あのですね! キース先輩だけ残るんですけど!」
Aブルー「それは困るよ、いつも通りにやらなきゃダメだし」
シロエ 「法要が出来れば、何の問題も無いでしょう!」
Aブルー「やる気を無くされたら困るからねえ!」

スッポンタケのやる気が大事、と嫌すぎる台詞。
旅行の話は…?


2020/03/16 (Mon) 

 

☆逃げるだけ無駄


春休みはキース君だけ残して旅行の筈が、ご破算っぽい展開。
お彼岸の法要をやりたいソルジャー、全員参加を主張でして。

Aブルー「大事な節目の行事なんだし、燃料をね!」
シロエ 「法要はガソリンじゃないんですけど!」
Aブルー「でもねえ、お香もガンガン焚くしさ…」

パワーを注入するイベントだろう、とソルジャー、ウインク。

Aブルー「法要の度に、うんとパワーをチャージなんだよ!」
キース 「いや、お彼岸は、そういう趣旨ではなくてだな…」
Aブルー「だけど、実際、よく効くからね!」

法要をすると、ぼくのハーレイが漲るんだよ、と笑顔全開。

Aブルー「あれが御利益でなければ、何だと?」
キース 「単なる思い込みだと思うが!」
Aブルー「それならそれで、効果はあるってことだよね!」

是非とも盛大にやらなくっちゃ、と話を全く聞かない人。

Aブルー「みんなも出席してくれないとね、旅行に行かずに」
サム  「俺たちの立場がねえじゃねえかよ!」
Aブルー「文句は、其処のキースにお願い!」

存分にどうぞ、と副住職を指差しまして…。

Aブルー「それじゃ、お彼岸のお中日にねーっ!」
サム  「おい、待ちやがれ!」
シロエ 「もう逃げましたよ、別の世界へ…」

でもって監視をしてるんですよ、とシロエ君の深い溜息。

シロエ 「地球の裏側に旅行に行っても、無駄でしょうね…」
ジョミー「絶対、連れ戻されるよね…」
スウェナ「法要に合わせて、確実に強制連行だわよ」
マツカ 「時差があるだけに、夜中に起こされそうですね…」

キツイですよ、と御曹司も。

マツカ 「それで良ければ、旅の手配をしますけど…」
サム  「行っても、結局、巻き込まれるのな…」

何処へ逃げても同じなんだぜ、とサム君、お手上げのポーズ。

サム  「疫病仏からは逃げられねえよ」
シロエ 「そうみたいですね…」
キース 「申し訳ない…!」

今回の旅は諦めてくれ、と土下座で詫びる副住職。
まさに疫病仏…。


2020/03/17 (Tue)

 

☆なんとか逃げたい


結局パアになってしまった、春休みに行く筈だった旅行の話。
代わりに春のお彼岸なわけで、本日、いよいよお中日でして。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
一同  「「「おはようございます…」」」

来たくはなかった、と誰もがションボリな生徒会長宅。

シロエ 「今頃は旅行の筈だったんですよね、この春は…」
サム  「それは言わねえ約束だぜ…」
ジョミー「でもさあ、キースだけ放って行けばさ…」
スウェナ「やるだけ無駄って結論だったわよ、ソレ」

地球の裏側からでも連れ戻されるのよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「そうなるよりは、って諦めたんじゃない!」
シロエ 「本当に疫病仏なんですよねえ、キース先輩…」

アレに戒名をつけた時点で詰んでました、とシロエ君の溜息。

シロエ 「最低最悪な戒名をつけても、ダメみたいですし」
ブルー 「茸畜生でもいいらしいしねえ、ブルーときたら」
一同  「「「うーん…」」」

生徒会長が捻った最悪な戒名も、大喜びしたのが誰かさん。

ブルー 「普通は嫌がる筈なんだけどね、アレは」
シロエ 「そうですよね…。でも、喜んでましたから…」
サム  「戒名をつけた時点で、詰んでたわけな…」

クジラのパクリでなくってもよ、とサム君が仰ぐ天井。

サム  「キースの野郎、どこまで疫病仏なんだよ…」
スウェナ「ダテに坊主じゃないわね、まったく」

迷惑極まりない存在だわ、とスウェナちゃんが顰める眉。

スウェナ「マツカとは月とスッポンだわよ!」
サム  「うんうん、マツカはマジですげえよな」
ジョミー「節分も切り抜けちゃったしねえ…」

その場の機転と閃きだけで、と尊敬の視線がマツカ君に。

ジョミー「あのさあ、今日も、なんとか出来ない?」
マツカ 「なんとかって…。どういう具合にですか?」
ジョミー「ズバリ、法要、ドタキャンだとか!」
マツカ 「それは流石に無理ですよ…」

参列者がゼロでもやらないと、と言ってますけど。
本当に…?


2020/03/18 (Wed)

 

☆参列者はゼロでも


逃げられなかった春のお彼岸、生徒会長宅に集った御一同様。
嫌でも法要なんですけれど、ドタキャンは無理かという声が。

ジョミー「えっ、ドタキャンは出来ないわけ?」
シロエ 「参列者がゼロでもやる、って本当ですか?」

マツカ先輩、詳しいんですか、とシロエ君の問い。

シロエ 「実は、お寺の事情ってヤツに通じてますか?」
マツカ 「そういうわけではないんですけど…」

社会通念というヤツでしょうか、と御曹司。

マツカ 「お坊さんにお願いした以上は、断われませんね」
スウェナ「でも、来る人がいないのよ?」
マツカ 「法要を頼んだ本人がいなくても、やるものですよ」

場所は変わるかもしれませんけど…、とマツカ君の説明。

マツカ 「参列者ゼロで、お坊さんだけでも、法要はします」
サム  「場所が変わるってえと、会場かよ?」
マツカ 「そうなりますね、自宅で、というのがお寺にとか」

お坊さんだけで法要を営むんですよ、と穏やかな笑み。

マツカ 「法要は大切なものですからね、そうなりますよ」
シロエ 「えーっと…? つまり費用を払うんですよね?」
ブルー 「シロエ、そこは、お布施と言ってくれたまえ」
シロエ 「すみません! そう、その、お布施はする、と…」

お坊さんだけでやった場合も、とシロエ君の念押し。

マツカ 「ええ。お坊さんは何も言いませんけど…」
ブルー 「普通にやったのと同じだけだね、お布施の額は」
一同  「「「うわー…」」」

それこそ坊主丸儲けでは、と一同、ドン引き。

シロエ 「やったかどうかは、分かりませんよね?」
マツカ 「そうなりますねえ…」

けれど、そういう下種な考え方は…、と眉を寄せるマツカ君。

マツカ 「やって頂いた、と感謝の気持ちが大切ですよ」
シロエ 「なるほど…。それって、使えませんか?」
マツカ 「えっ?」
シロエ 「参列者ゼロっていうヤツですよ!」

お布施をすればいいんでしょう、と手をポンと。
何をすると…?


2020/03/19 (Thu)

 

☆欠席理由が問題


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅で厳修ですが。
やはり逃げたい御一同様、なんとかしたいのが本音でして…。

シロエ 「お布施さえすれば、法要はするわけですよね?」
マツカ 「そうですけれど?」
シロエ 「参列者ゼロでもいいんですよね、その場合?」
マツカ 「仕方ないことですしね、そうなったのは…」

それでも法要はするものですし…、と御曹司。

マツカ 「お坊さんだけでして頂くのが、正しいあり方です」
シロエ 「それです、それです! ぼくたちもですね…」

欠席してはどうでしょうか、とシロエ君が立てる人差し指。

シロエ 「そしたら、キース先輩だけで法要が出来ますよ!」
サム  「あー…。でもよ、お布施を出すのはよ…」

俺たちじゃねえしな、とサム君、難しい顔。

サム  「それに施主だって、俺たちじゃねえぜ」
シロエ 「でも、誰もいないんじゃ仕方ないでしょう?」
マツカ 「そうですけど…。欠席理由はどうするんです?」

逃げただけだと、強引に連れ戻されますよ、と冷静な指摘。

マツカ 「地球の裏側まで逃げていたって、無駄ですしね」
スウェナ「そうなのよねえ…。旅行もそれで諦めたのよ?」
ジョミー「欠席する理由ってヤツが無いよね…」

誰かさんが納得するようなのが、とジョミー君も。

ジョミー「仕方ないな、と思って貰えるようなヤツ…」
シロエ 「そうでした…。名案だと思ったんですが…」
マツカ 「待って下さいよ、病欠というのはアリですね」
一同  「「「病欠?」」」

みんな健康そのものだけど、と誰もがキョトン。

ジョミー「病気って…。誰がさ?」
マツカ 「ぼくたちですよ」
一同  「「「へ?」」」

誰が病気だ、と顔を見合わせる御一同様。

サム  「ジョミー、お前って、風邪気味かよ?」
ジョミー「ううん、マツカは?」
マツカ 「普通ですけど?」
サム  「んじゃ、どうやって病欠なんだよ!」

風邪でもねえのに、とサム君の疑問。
誰が病気だと?


2020/03/20 (Fri) 

 

☆流行っている病気


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集合ですが。
土壇場になってもやりたい逃亡、マツカ君が妙な台詞を口に。

サム  「やっぱ仮病はマズイと思うぜ、それも当日によ…」
ジョミー「後で思いっ切り祟りそうだよ、誰かさんがさ…」
マツカ 「でもですね…。あちらの世界の命運というのが…」

かかっているんじゃないでしょうか、と御曹司が曇らせる顔。

シロエ 「マツカ先輩、いきなり話が飛んでませんか?」
ジョミー「だよねえ、今は法要が問題なんだよ、ぼくたちは」
マツカ 「確かに、ぼくたちに限って言えばそうですけど…」

インフルエンザが流行ってますよね、と唐突な台詞が。

一同  「「「へ?」」」
マツカ 「最近は、年中、何処かで流行ってますけれど…」

隠れ患者が問題になっているわけですよ、と御曹司。

マツカ 「いわゆる健康保菌者ですね、無症状な人です」
シロエ 「あー…。いるらしいですね、熱も出ないとか」
スウェナ「予防接種とは関係なしに、いるらしいわねえ…」

本人は自覚ゼロらしいわね、とスウェナちゃんも。

スウェナ「だから知らずに周りにうつす、ってヤツでしょ?」
マツカ 「ええ。それが心配になって来たんですよ」

学校にもインフルの人はいましたから、と言われてみれば…。

ジョミー「いたよね、なんか春休みの直前まで…」
シロエ 「休んだままで終業式のも、いましたね…」
マツカ 「そうでしょう? ぼくたちのクラスにだって…」

何度か患者が出ていましたよ、とマツカ君、周りをグルリと。

マツカ 「皆さん、予防接種を受けてましたっけ?」
一同  「「「うっ…」」」

誰一人として受けていないのが、インフルエンザの予防接種。

ジョミー「だ、だってさ、特別生は出席、関係無いし…」
サム  「わざわざ受けに行かなくてもよ…」
マツカ 「ぼくもですけど、それで罹っていない自信は…?」

あるんですか、と改めて聞かれて、誰もが絶句。
実はインフルエンザかも…?


2020/03/21 (Sat) 

 

☆無さそうな病気


春のお彼岸はスッポンタケの法要、会場は生徒会長宅ですが。
集まった面々の中で浮かない顔なのが、マツカ君という今。

マツカ 「どうでしょう? 皆さん、罹っていませんか?」
シロエ 「え、えーっと…。ぼくの場合は、言い切れません」
ジョミー「ぼくも自信って言われたら…。全く無いかも…」
サム  「予防接種を受けてねえしなあ、なんともなあ…」

それに受けてても外すんだろ、と首を傾げるサム君。

サム  「なんかウイルスの型が違うとか、そういうのでよ」
スウェナ「そうらしいわねえ、予防接種のと違っていたら…」
シロエ 「罹るんですよね、思いっ切り…」
マツカ 「その辺なんですよ、ぼくが心配なのは」

予防接種でも百パーセントが無いんですよ、と御曹司。

マツカ 「しかもインフルエンザは、この世界ではですね…」
ブルー 「無駄に歴史が長いヤツだね、流行り始めてから」
シロエ 「なのに、克服できていないんですね…」
マツカ 「ええ。まして、誰かさんの世界となると…」

インフルのウイルスは無い気がします、と心配そう。

マツカ 「あったとしたって、研究施設ではないでしょうか」
ブルー 「有り得るねえ…。こっちの世界の天然痘だね」
シロエ 「根絶してから長いんですよね、アレ」
ブルー 「うん。だからワクチンの接種も無いよ」

ずっと昔は必須の予防接種だったのに…、と長生きな人。

ブルー 「それが今では、受けようとしてもワクチンがね…」
シロエ 「無いんですか?」
ブルー 「一応、保存はしてるんだけどさ…」
マツカ 「頼んでも受けられないんですよ」

扱っている医療施設が無いですからね、と御曹司の説明。

マツカ 「あっちの世界のインフルエンザも、同じでは、と」
シロエ 「なるほど…。そうなると確かに危険ですね」
サム  「シャングリラには、ワクチン、ねえよな…」
マツカ 「しかも急には作れませんよ」

それに効果はすぐに出ません、という指摘。
ワクチンですしね…?


2020/03/22 (Sun)

 

☆生物兵器な病気


春のお彼岸はスッポンタケの法要、今回も生徒会長宅で厳修。
仕方なく集合した面々ですけど、マツカ君が心配する病気。

マツカ 「インフルエンザそのものには、薬がありますが…」
ブルー 「ワクチンの方は、薬と違って効果はすぐには…」

出ないものだし…、と生徒会長も顔を曇らせてまして。

ブルー 「作ったところで、予防接種も大変だしねえ…」
マツカ 「そこなんです。モノが根絶したウイルスの場合…」

シャングリラ中がパニックに陥りませんか、と御曹司。

マツカ 「誰かさんが持ち込んだなんて、言えませんしね…」
一同  「「「あー…」」」

ソルジャーが別の世界に行っていることは、船では秘密。

マツカ 「そうなってくると、生物兵器説が出そうですよ」
一同  「「「うわー…」」」

ミュウを殲滅するためだったら、やりそうなのがSD体制。

シロエ 「マザー・システムの仕業になるんですね?」
マツカ 「ええ。船の誰かが発症したら、そうなりますね」
サム  「その展開はマズイんでねえの?」
マツカ 「恐らくは…。それにインフルエンザの薬も…」

根絶した世界には無いでしょうね、と御曹司、深い溜息。

マツカ 「こっちの世界なら、普通にあるんですけれど…」
サム  「エロドクターも持ってる筈だけどもよ…」
シロエ 「出処が不明の薬となったら、使えませんよね」
スウェナ「そうよね、いくら特効薬だと説明したって…」

まずは臨床試験からよね、とスウェナちゃんも。

スウェナ「調べている間に蔓延しそうよ、船中に」
マツカ 「そうでしょう? それだけに心配なんですよ」
ジョミー「うつしちゃったら大惨事だよね…」

法要をやってもいいのかな、とジョミー君が震わせる肩。

ジョミー「誰かさんだって、健康保菌者になるかもだしさ」
シロエ 「しかも濃厚接触で、キャプテンにですね…」
マツカ 「感染しそうで、怖いんですよ」

最悪のシナリオは幾つもあります、と悪い顔色。
それは確かに…。


2020/03/23 (Mon)

 

☆避けたい大惨事


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅が会場ですが。
集合している御一同様、インフルエンザの健康保菌者かも。

マツカ 「生物兵器だ、とパニックになったら終わりですよ」
ブルー 「ミュウだからねえ、パニックだって伝染するよ」

思念波で、アッと言う間にね、と生徒会長も心配な様子。

ブルー 「そこへキャプテンが発症したら、打つ手は無いね」
ジョミー「誰かさんでは無理なのかな?」
ブルー 「考えてもみたまえ、あのブルーだよ?」

力技でゴリ押しなタイプだしね、と生徒会長、ブツブツと。

ブルー 「ワクチンを作れと命令した上で、薬を持ち込む!」
シロエ 「こっちの世界のヤツですか?」
ブルー 「そう! 研究施設から盗んだとでも言い訳してね」

だけど、あっちの船にもドクターはいるし…、と生徒会長。

ブルー 「生物兵器説が流れている中で、薬が来たって…」
シロエ 「本物かどうかが怪しいですよね、研究施設のでは」
ブルー 「薬どころか、毒ってこともあるからねえ…」

臨床試験の前段階がありそうだよね、と顎に当てる手。

ブルー 「まずは動物実験からだ、って慎重にね」
スウェナ「そうしている間に、船に蔓延するわけね?」
マツカ 「ええ。最悪のシナリオの一つですよね」

誰かさんは想像もしていませんよ、と御曹司。

マツカ 「ですから、今回の法要はですね…」
サム  「やったらヤバイかもしれねえなあ…」
マツカ 「うつしてからでは遅いですしね、インフルエンザ」
一同  「「「うーん…」」」

誰かさんだけでは済まない話だ、と誰もがガクブル。

シロエ 「大惨事だけは避けたいですね…」
マツカ 「そうでしょう?」

なんとか回避する方法は…、と御曹司、必死に考え中らしく。

マツカ 「やはり、ぼくたちが消えるしか無いかもですね」
一同  「「「消える!?」」」
マツカ 「姿が無ければ、うつしませんよ」

接触しないわけですからね、と言ってますけど。
消えるって…?


2020/03/24 (Tue)

 

☆怖すぎるウイルス


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集合ですが。
インフルエンザをうつす危険がある、というマツカ君の指摘。

シロエ 「姿が無ければ…って、もう来ちゃってますよ?」
サム  「そうだぜ、消えるには遅いんでねえの?」
マツカ 「いえ、誰かさんが本当に船を心配するのなら…」

ぼくたちを排除する筈ですよ、と御曹司。

マツカ 「少なくとも、この部屋からは放り出してですね…」
ジョミー「消毒するとか、そんなのかな?」
マツカ 「ええ。参列者無しの法要ですよ、別室に隔離で」

無観客試合のようなものでしょうか、と見回す部屋。

マツカ 「キース先輩は仕方ないですけどね、導師ですから」
ブルー 「そっちもマスクをさせるべきだよ」
マツカ 「やっぱり、ブルーもそう思いますか?」
ブルー 「当たり前だよ、キースは地味にリスクが高いよ」

月参りでウロウロしているからね、と生徒会長の冷静な分析。

ブルー 「行った先に感染者がいないと、言い切れるかい?」
マツカ 「そうでした! するとキースはマスクですね」
ブルー 「どうせ内輪の法要なんだし、そうすべきだね」

あのブルーの思慮が深かったなら、と生徒会長。

ブルー 「インフルエンザに罹ってからでは、遅いんだよ」
??? 『もしもーし!』

そっちは危ないって本当かな、と飛んで来た思念波。

ブルー 「ああ、今の話を聞いてたわけ?」
??? 『そうなんだよ!』

それで連絡、とソルジャー(会話表記はAブルー)の思念。

Aブルー『インフルエンザって、そんなに怖いのかな?』
ブルー 「怖いね、今も伝説の感染症だよ」

こっちの地球をパニックに陥れたほど、と生徒会長の解説。

ブルー 「全世界規模で広まって、人がバタバタ死んでさ」
Aブルー『ちょ、ちょっと…! それがうつる、と?』
ブルー 「そうなるかも、とマツカが心配していてね」
Aブルー『困るよ!』

そんなウイルス、困るんだけど、という悲鳴。
当然ですね?


2020/03/25 (Wed) 

 

☆無観客でやりたい


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集った面々。
けれどマツカ君は心配そうで、インフルエンザがどうこうと。

Aブルー『本当に、うつる危険があるって言うのかい?』
ブルー 「真面目に話を聞いてたんなら、分かるだろう?」

君のシャングリラが存亡の危機、と生徒会長、キッパリと。

ブルー 「ぼくたちと一緒に法要をしたら、危ないね」
Aブルー『そ、そんな…! でも、法要は…』
ブルー 「やめるわけにはいかないと?」
Aブルー『ぼくのパワーの源だしねえ、セックスは!』

とんでもない思念が飛んで来ましたが、焦っている様子。

Aブルー『ぼくのサイオンが衰えた場合も、船は危ないし…』
ブルー 「法要はしたい、と?」
Aブルー『スッポンタケの御利益は半端ないからね!』

ぼくのハーレイが漲りまくりで、と思念がほんのりピンク色。

Aブルー『だから絶対、やりたいんだけど…』
ブルー 「インフルエンザには罹りたくない、って?」
Aブルー『そうなんだよ! 悪いけど、ちょっとキースに…』

連絡を取ってくれないかな、とソルジャーの注文。

Aブルー『法要に出るのは、ぼく一人でもオッケーか、って』
ブルー 「了解。でもって、キースはマスク装備だね?」
Aブルー『話が早くて助かるよ! それでね…』

君たちは別室に移ってくれないだろうか、と思念波が。

Aブルー『無観客に備えて、部屋を消毒したいから!』
ブルー 「君のサイオンで出来るのかい?」
Aブルー『やろうと思えば、出来ないこともないけれど…』

部屋の備品を傷めそうだし、普通に消毒、という返事。

Aブルー『ぼくのシャングリラから、道具を送って!』
ブルー 「はいはい、分かった」

じゃあ、ぼくたちは移動しようか、と生徒会長。

ブルー 「あ、キースから返事が来たよ。オッケーだ、って」
Aブルー『助かったぁ! みんな移動して!』
一同  (((……)))

マジか、と顔を見合わせる御一同様。
参列者ゼロで法要…。


2020/03/26 (Thu)

 

☆まずは消毒から


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅で厳修ですが。
インフルエンザを恐れるソルジャー、参列者無しで開催希望。

Aブルー『ほら、聞こえてるんなら、サッサと移動!』
ブルー 「ぼくと、ぶるぅも?」
Aブルー『君たちも、学校に行っていたからね!』
ぶるぅ 「オッケー! みんな、あっちのお部屋にね!」

此処はキッチリ戸が閉まるしね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「消毒って、お薬、撒くのかなあ?」
Aブルー『それは覗いてくれてていいから! サイオンで!』
ぶるぅ 「分かったぁ! じゃあ、法要は頑張ってねーっ!」

みんはなこっち、と撤収しまして、別の部屋へと。

ぶるぅ 「お茶とお菓子も持って来なくちゃ、っと…!」
シロエ 「まさかの無観客らしいですよ…」
サム  「そりゃまあ、船がヤバイとなればよ…」
ジョミー「腐ってもソルジャー、ってことみたいだね…」

やってることは法要だけどさ、とジョミー君。

ジョミー「もう来て消毒してるのかな?」
ぶるぅ 「えっとね、さっき来たみたいだよ」
ブルー 「今は煙がモクモク出てるね」
一同  「「「煙?」」」

どうして煙、と誰もがビックリ、其処へサイオン中継画面が。

ブルー 「こんな感じで消毒中だよ、煙でね」
サム  「うわー、バルサンかよ…」
スウェナ「私たちって、ゴキブリ並みなの?」
Aブルー『そうじゃなくって、似てるだけだよ!』

このタイプが効率いいんだよね、とソルジャーの思念。

Aブルー『すぐに広がって、隅から隅まで!』
サム  「へー…。世界は違ってもバルサンなのな」
Aブルー『ゴキブリ用じゃないってば!』

対ウイルスの強力なヤツ、とソルジャー、煙をモクモクと。

Aブルー『あとはキースがマスクをしてくれれば…』
ぶるぅ 「チャイムが鳴ったから、お迎えしてくる!」
Aブルー『お迎えもマスクで!』
ぶるぅ 「はぁーい!」

うつしちゃダメだし、とマスク着用で跳ねてゆくお子様。
厳戒態勢ですね?


2020/03/27 (Fri) 

 

☆無観客でやります


春のお彼岸はスッポンタケの法要、参列者無しでやることに。
インフルエンザを恐れるソルジャー、部屋も消毒してまして。

ぶるぅ 「いらっしゃい、キース! マスク、してるね!」
キース 「それはまあ…。お施主様のご意向ではな…」

仕方あるまい、と法衣に着替えに出掛けた様子。

サム  「法要もマスクでするのかよ…」
ブルー 「でないと、うつすかもだしねえ…」
Aブルー『シャングリラを消毒だけでは、済まないからね!』

そんなウイルスを持ち帰ったら、とソルジャーの思念。

Aブルー『船はパニック、二度とこっちには来られないよ!』
シロエ 「あー…。人類軍に殲滅されたら、そうなりますね」
Aブルー『そうならなくても、来られないってば!』

ぼくのハーレイが激怒するから、と思念に混じっている恐怖。

Aブルー『誰のせいか、っていうことだしねえ、責任問題!』
ジョミー「つまり、ソルジャー失格ってこと?」
Aブルー『もうボコボコに叱られまくって、監禁だよ!』
シロエ 「それでも脱走できるでしょう?」

抜け出すくらいは朝飯前で、とシロエ君。

シロエ 「今まで通りに、来そうな気しかしませんけどね?」
Aブルー『ぼくは来られても、ハーレイは来てくれないよ!』

怒らせちゃったら、絶対そうなる、と思念がガクブル。

Aブルー『こっちで旅行が出来なくなって、お泊まりも!』
サム  「お一人様になるってわけな?」
Aブルー『そうなんだよ!』

だから困る、と縮み上がっている様子。

ぶるぅ 「お待たせーっ、キースの用意が出来たよ!」
キース 「ふむ。本当に、あんた一人だけだな」

まあ、いいが、という声が聞こえて、サイオン中継の画面が。

キース 「マスクで法要をしたことは無いし、発声がだな…」
Aブルー「一切、文句は言わないからさ! それでお願い!」
キース 「承知した。では、始めるぞ」
一同  (((無観客…)))

でもって飲食しながら見物、と眺める御一同様。
楽ですね!


2020/03/28 (Sat)

 

☆持ち帰り仕様で


いよいよスッポンタケの法要、参列者はソルジャーただ一人。
キース君はマスク着用、他の面子は別室でサイオン中継見物。

キース 「願我~身浄~、如~香炉~…」
シロエ 「始まりましたね、本気でマスクで、無観客で」
ブルー 「そこはさ、参列者ゼロと言ってあげてよ」

観客だったら此処に大勢、と生徒会長の苦笑。

シロエ 「そうでした! 今回、ホントに観客ですしね」
ジョミー「お茶もお菓子もついてるしね!」
ぶるぅ 「好きなだけ食べてね、沢山あるから!」
マツカ 「ありがとうございます。そっちのケーキを…」

一切れ、お願い出来ますか、と御曹司の控えめな注文。

ぶるぅ 「オッケー! ケーキもパイも食べ放題だよ!」
サム  「俺、コーヒーのおかわりな!」
スウェナ「私は紅茶で!」
ぶるぅ 「おせんべいも、緑茶もあるからねーっ!」

法要はまだまだ続くから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「でもでも…。後のお食事、どうなるのかな?」
サム  「あー…。法要の後は宴会だよなあ…」
マツカ 「会食の席は危険ですよ」
シロエ 「誰もマスクをしていませんしね…」

法要よりも危ないですよ、とシロエ君も心配そう。

シロエ 「誰かさんの分は、持ち帰り仕様にした方が…」
ブルー 「そうだね、折詰なら安心だしね」
ぶるぅ 「分かったぁ! マスクをして詰めるね!」
マツカ 「ええ、その方がいいでしょうね」

せっかくですから、キャプテンの分も…、と御曹司。

マツカ 「いつも留守番ばかりですしね、法要の時は」
ブルー 「うん、それはブルーも喜ぶだろうね」
ぶるぅ 「だったら、ぶるぅの分もお土産!」
一同  「「「げっ!」」」

悪戯小僧にも折詰なのか、と誰もがゲンナリですけれど。

ぶるぅ 「だって、ぶるぅは親友だもーん!」
ブルー 「こんな時くらいは、大目に見てあげてよ」
シロエ 「見物で済んでいるんですしね…」

分かりましたよ、というシロエ君の声に頷く一同。
折詰ですね?


2020/03/29 (Sun)

 

☆最後まで無観客


スッポンタケの法要ですけど、参列者は一人だけで進行中。
ソルジャー以外は別室でサイオン中継で見物、そういう状態。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
シロエ 「えーっと、そろそろ終わりでしたっけ?」
ブルー 「そうなるね、最後はお念仏三昧だから」
キース 「……南無阿弥陀仏……」

副住職、鐘をチーンと鳴らして、深々と平伏。

キース 「南無阿弥陀仏、と…。よくお参りでございました」
Aブルー「ありがとう! スッポンタケも大喜びだよ!」
キース 「だろうな、あんたにしては立派に徳を積んだし」

一人きりでも法要をという心は素晴らしい、と副住職、絶賛。

キース 「事情が事情だけに、中止でも良かったんだがな」
Aブルー「えっ、そんなことは出来ないよ! 道があるなら!」

この危機を教えてくれたマツカにも感謝、と大真面目な人。

Aブルー「というわけでね、今日は本当にありがとう!」
キース 「ん? 宴会には出ないのか?」
Aブルー「危ないじゃないか!」

一緒に食事はリスク高すぎ、とソルジャー、ブルブル。

Aブルー「お布施はするけど、宴会はパスで失礼するよ」
キース 「そうなのか…。花見の頃には落ち着くといいな」
Aブルー「ホントにね…。あれっ、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「んとんと…。宴会のお料理、詰めて来たから!」

キャプテンと、ぶるぅの分もあるの、とドカンと折詰。

ぶるぅ 「持って帰って、みんなで食べてね!」
Aブルー「いいのかい? 今日の法要は最高だよ!」
キース 「だったら、今の感謝の心を忘れずにな」
Aブルー「そうするよ! それじゃ、みんなによろしく!」

またね、と折詰と一緒にパッと姿が消え失せまして。

シロエ 「帰っちゃいましたよ、アッサリと…」
ブルー 「でもまあ、確かに危ないからねえ…」
サム  「けどよ、俺たちは宴会だよな」
一同  「「「やったー!」」」

法要の後は宴会の時間、しかもゲスト無し。
最高ですよね!


2020/03/30 (Mon) 

 

☆見物だけでした


まさかの無観客で終わった、スッポンタケのお彼岸の法要。
ソルジャーもサッサと帰ってしまって、後は宴会タイムだけ。

シロエ 「逃げ足の速さは普段からですけど、最速でしたね」
マツカ 「シャングリラの命運がかかってますしね…」
キース 「まさかマスクで法要をするとは思わなかったぞ」

人生初の体験だった、と副住職が外しているマスク。

キース 「お前たちなら、うつした所で問題無いしな」
サム  「やっぱ、檀家さんにヤバい人がいるのかよ?」
キース 「考えてもみろ、お邪魔する先は高齢者メインだぞ」

月参りは平日なんだからな、と副住職。

キース 「働き盛りも学生も、ほぼ出払っている」
シロエ 「あー…。お留守番といえば、そうなりますね」
キース 「咳をしてらっしゃる方も、珍しくないしな」

まあ、お年寄りは咳き込みやすいんだが…、と苦笑い。

キース 「とはいえ、インフルエンザと区別はつかんし…」
ブルー 「まあねえ、ご高齢だと月参りにも熱心だから」

多少、具合が悪くてもキャンセルしないよね、と生徒会長も。

ブルー 「リスクがある以上、マスクはしておくべきだよ」
キース 「だが、キツかった…。特に念仏三昧が…」

なんて息継ぎしにくいんだ、と副住職の嘆き節。

キース 「酸欠になるかと思ったぞ、終わりの方は」
シロエ 「倒れなくて良かったじゃないですか」
ぶるぅ 「そだよ、法要、お疲れ様ぁーっ!」

早く着替えて宴会だよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「宴会で、しっかりリフレッシュしてね!」
ブルー 「酸素も充分、補給したまえ」
キース 「感謝する!」

では、とキース君も最速で着替えて戻りまして…。

ブルー 「では、改めて…。みんな、法要お疲れ様!」
一同  「「「お疲れ様でしたぁーっ!」」」
サム  「俺たちは、見物しかしてねえけどな」
シロエ 「それは言わない約束ですよ」

さあ宴会だ、と盛り上がってますけど。
今月、これにて中継終了~。


2020/03/31 (Tue)




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