☆冒険には必須
ジョミー君が持って来た豪華お歳暮の品、スモークサーモンとイクラ。
それを送りそうな誰かに心当たりの御一同様、パニック状態。
シロエ 「なんでドクツルタケのお歳暮が此処にあるんですか!」
サム 「ジョミーにやるって言ったじゃねえかよ!」
キース 「そうだぞ、勇者の称号もくれてやっただろうが!」
危険物取扱い主任の他に、とキース君。
キース 「勇者だったら自分で処理しろ、それともコレは別物か?」
シロエ 「その可能性もありますけれど…」
マツカ 「低いですよね?」
サム 「如何にもドクツルタケが寄越しそうな品物だしよ…」
ドクツルタケことイングリッドさん、外国にお住まい、それも北の方。
何か貰うともれなく死を招くと評判なだけに。
キース 「吐け、ジョミー! これはドクツルタケから来たのか!?」
ジョミー「う、うん…。まあ…」
キース 「貴様にやると言っただろうが!」
マツカ 「ウチに届いたら送るようにと手配しましたよ、ぼくは」
ジョミー「そうなんだけど…。ウチに届けて貰ったんだけど!」
キース 「なら、貰っておけ!」
こんな所へ持ってくるな、と鬼の形相。
キース 「冒険の旅はやり遂げてこそだ、勇者だろうが!」
ジョミー「でもさあ…。冒険の旅にもお手伝いの人はいるわけでさ…」
地図をくれるとか道順を教えてくれるとか、と妙な言い訳。
キース 「道順がどうした!」
ジョミー「地図が読めなきゃ、賢者に訊くしかないと思うし!」
一同 「「「地図?」」」
何処に地図が、と一同、キョロキョロ。
ジョミー「コレなんだけど…。読めないんだよね」
ホントに読めない、と引っ張り出された封筒が一つ。
ジョミー「御礼状を書こうにも、なんて書けばいいのか謎だから!」
キース 「そ、そいつはまさか…!」
ジョミー「差出人名は多分、イングリッドなんだよ」
一同 「「「ひいいっ!」」」
勇者の冒険には地図と賢者が必須だとか。
こんな展開、予測不可能ですってば…。
2014/12/16 (Tue)
☆賢者にお願い
勇者が出掛ける冒険の旅に欠かせないもの、地図と賢者の有難い知恵。
お歳暮についていた手紙が読めない、と賢者募集のジョミー君。
ジョミー「もうね、ホントに読めないから…。これじゃ困るし!」
キース 「誰も困らん!」
ジョミー「マツカが困ると思うんだよ!」
ぼくが御礼状を書くことになっているし、と勇者の仰せ。
ジョミー「失礼があったらマズイと思うよ、大事な取引先だしね!」
キース 「定型文でいいんだ、定型文で!」
マツカ 「けっこうなお品を有難うございました、でいいんですよ!」
ジョミー「でもさあ…。なんだか豪華に来たしさあ…」
スモークサーモンとイクラがこんなに沢山、と指差しまして。
ジョミー「おまけに他の箱もあるしさ、一言添えておきたいよね」
キース 「だったら一言、好物ですと書いておけ!」
マツカ 「そんな感じでいいと思いますけど…」
ジョミー「だけど、万一ってこともあるしね!」
リッチな特注品とかだったら失礼だから、と言ってますけど。
キース 「貴様、そいつは逃げ口上だろうが!」
サム 「だよなあ、勇者とも思えねえぜ」
シロエ 「勇者なら真っ向勝負ですよ! ドラゴンも、箱も!」
宝箱の危険な仕掛けを開けるのも勇者ならでは、とゲーマーな発言。
シロエ 「解除が難しいのとかはありがちですしね」
キース 「失敗するとパアになるのも多いからな」
だが、遠慮しないで貴様が開けろ、とキース君も。
キース 「手紙なんぞはどうでもいいんだ、要は処分だ!」
ジョミー「ホントにそれでいいのかな…?」
いつも色々くれているしね、と悩める勇者。
ジョミー「ぼくが貰っていいんだったら気にしないけど…」
キース 「気を遣わずに貰ってくれ!」
ジョミー「でもさ、一応、手紙は読んで貰った方が…」
ブルー 「…まさか、賢者はぼくなのかい?」
ジョミー「ブルーに決まっているじゃない!」
お願いします、と差し出された手紙。
はてさて、賢者はどうするのでしょう…?
2014/12/17 (Wed)
☆逃げを打つ勇者
ジョミー君が貰った豪華お歳暮、謎の箱と読めない手紙がセット。
下手に御礼状を書くと失礼だから、と逃げを打っての持ち込みですが。
ブルー 「ぼくに手紙を読めと言われても、それはマツカ宛で…」
ジョミー「だけどブルーが読んでるじゃない!」
あの謎言語はブルーにしか読めない、という反論。
ジョミー「マツカも読んで貰って御礼状を書いてたわけだし…」
マツカ 「ぼくのは定型文ですよ?」
サム 「やっぱアレかよ、けっこうなお品をどうも、ってヤツかよ」
マツカ 「そんな感じです。大変美味しく頂きました、と」
一同 「「「は?」」」
ドクツルタケことイングリッドさんが寄越す品物、常に迷惑。
どう美味しいのか、と目が点の御一同様ですけれど。
マツカ 「ジンジャークッキーを頂きますしね、そう書かないと」
キース 「ま、待て! 美味しかったと書くのか、いつも?」
マツカ 「それが常識だと思いますが…」
キース 「確実に誤解されてるぞ! 例の饅頭とかも美味かったと!」
一同 「「「うわー…」」」
恐ろしい御神体の形のお饅頭やら、そういう形の飴細工やら。
どれも食べ物なだけに、美味しかったと御礼を書けば…。
シロエ 「ま、まさか、ああいうのも好物なんだと思われてますか?」
キース 「最悪のケースは想定しておくべきだろうな」
シロエ 「誰も美味しいとは言ってませんけど!」
キース 「だが、文面からはそう取れる。けっこうなお品も同様だ」
喜ばれたと思っているのだ、と深い溜息。
キース 「つまりだ、今回の謎の箱の中身も怪しいぞ」
ジョミー「ほらね、キースもそう思ってるし!」
キース 「貴様、知ってて持って来たのか!?」
ジョミー「無駄に死にたくないからね!」
キース 「それが勇者の言うことか!」
ジョミー「危険も避けなきゃ、冒険の旅は終わらないんだよ!」
死亡エンドじゃゲームオーバー、とズルイ台詞が。
冒険の旅とか屁理屈をつけて、逃げる姿勢が見え見えですよ…。
2014/12/18 (Thu)
☆見捨てられた勇者
勇者が死んだら冒険の旅が終わらない、と屁理屈をこねるジョミー君。
読めない手紙を言い訳にして謎の箱つきのお歳暮を持参。
ジョミー「とにかく賢者は必要なんだよ、解読してよ!」
ブルー 「ぼくは読むだけでいいのかい?」
お歳暮の始末は勇者がつけてくれるんだろうね、と生徒会長。
ジョミー「そ、それは…。中身によるかな…」
キース 「勇者のくせに何をぬかすか!」
シロエ 「ヘボいアイテムでも、勇者は集めてこそなんですよ!」
ジョミー「でもさあ、スモークサーモンとイクラをお歳暮にしたし…」
ちょっとくらいは助けてくれても、と勇者とも思えぬ情けない台詞。
ジョミー「冒険の旅には仲間も要るしね、賢者だけじゃなくて」
キース 「俺は貴様とパーティーを組んだ覚えは無いが!」
サム 「俺もねえなあ、仲間になるのを拒否られることも多いしよ」
シロエ 「条件付きっていうのもあります、今回は該当しませんよ」
賢者に手紙を読んで貰ったら自分で始末をつけて下さい、と淡々と。
シロエ 「仲間になってくれる人が無くても何とかなります」
サム 「うんうん、その方が達成感ってヤツも大きいぜ!」
ブルー 「ぼくも同感。手紙を読むだけにしておくよ」
御礼状と謎の箱の始末はよろしく、と生徒会長からも冷たいお言葉。
ブルー 「もしも中身がいいものだったら貰っておくから」
ジョミー「そうなるわけ!?」
ブルー 「当然だろう? スモークサーモンとイクラは解読料だよ」
もう貰った、と返す気はゼロ。
ブルー 「それで、手紙は…と」
ジョミー「な、なんて?」
ブルー 「流石に開けなきゃ読めないから!」
透視するだけのサイオンが惜しい、とハサミで開封、広げまして。
ブルー 「えーっと、暮れの御挨拶をお送りします、と…」
キース 「普通だな?」
シロエ 「普通ですね?」
案外、普通の品物なのか、と顔を見合わせるシャン学メンバー。
ドクツルタケことイングリッドさんの贈り物、今回は普通?
2014/12/19 (Fri)
☆外国からのお歳暮
ドクツルタケことイングリッドさんのお手紙、開封の儀。
暮れのご挨拶をお送りします、と出だしはごくごく普通ですけれど…。
ブルー 「こちらの名物をお召し上がり下さい、って書いてあるね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スモークサーモンとイクラだね!」
キース 「ジンジャークッキーばかりでは芸が無いと思ったか…」
ブルー 「そうじゃないかな、それに暮れだし」
クリスマスにお正月と使える機会が多いから、と生徒会長。
ブルー 「有難いよね、こういうものも」
ぶるぅ 「クリスマスパーティーに使わなくっちゃね!」
サム 「その辺はジョミーに感謝だぜ、うん」
一人占めしても良かったのによ、とサム君も。
サム 「ただなあ、そこの謎の箱がよ…」
シロエ 「でも、普通かもしれませんよ?」
キース 「クリスマスも近いし、そっち系かもしれないな」
マツカ 「あちらの方のオーナメントとかは凝ってますしね」
スウェナ「いいわね、本場もののオーナメント!」
クリスマスがうんと華やかに、と高まる期待。
ブルー 「どうなのかな? えーっと…」
ジョミー「もしかして、そういうものだったわけ?」
にわかに惜しそうなヘタレ勇者。
ジョミー「怖がらずに開ければ良かったかなあ…」
キース 「自業自得だ、貴様が持って来たんだろうが!」
シロエ 「そうですよ。今更、欲しいと言うだけ無駄です」
サム 「安心しろ。俺たちが貰ってやるからよ」
ぶるぅ 「ねえねえ、ホントにオーナメント?」
でなきゃヘクセンハウスとか! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ヘクセンハウス、すなわちお菓子の家。
シロエ 「そういう線もありそうですね?」
キース 「ジンジャークッキーが名物だけにな」
ブルー 「…ちょっと待ってよ?」
キース 「どうかしたのか?」
ブルー 「あの方々にもどうぞよろしく、と書いてあるんだけど」
一同 「「「あの方々!?」」」
まさか、と固まる御一同様。
あの方々とは、もしかしなくても…?
2014/12/20 (Sat)
☆ドクツルタケの正体
こちらの名物をお召し上がり下さい、というイングリッドさんの手紙。
スモークサーモンとイクラのことだと喜んでいれば。
キース 「あの方々というのは、もしかしなくてもだな…!」
シロエ 「何処かのバカップルのことでしょうか?」
キース 「馬鹿、口に出すな!」
言霊というのがあるだろうが、と唇に指を。
キース 「そこは伏せてだ、言わないのが吉だ」
シロエ 「そ、そうですね…」
サム 「んで、手紙はそれで終わりなのかよ?」
ブルー 「ぼくも終わって欲しいんだけどね…」
キース 「終わらないのか!?」
ブルー 「そう。プリンセスがどうとかって書いてあってさ」
一同 「「「プリンセス?」」」
プリンセスと言えばお姫様。
ドクツルタケことイングリッドさん、何故に手紙にプリンセスなのか。
シロエ 「ドクツルタケって、実はプリンセスだったんですか!?」
マツカ 「あちらの国では名門だと父に聞いていますが…」
ジョミー「正体はお姫様だったわけ!?」
ブルー 「えーっと…。プリンセス入門の件について、と…」
キース 「誰が入門するんだ、誰が!」
この面子の誰がお姫様だ、と声を荒げたものの。
スウェナ「私もいるわよ、失礼だわね!」
キース 「す、すまん…。しかしだ、プリンセス入門とは…」
シロエ 「何なんでしょうね、招待状か何かでしょうか?」
ドクツルタケの国で社交界デビューですか、とシロエ君。
キース 「クリスマスはそういうシーズンだったか?」
マツカ 「年が明けてからだと思いますが…」
サム 「じゃあ、何なんだよ、プリンセス入門ってえのはよ?」
プリンセスになってどうするんだよ、と、もっともな疑問。
ブルー 「ぼくにもイマイチ謎なんだけど…」
キース 「ドクツルタケがコネでもつけてくれるのか?」
シロエ 「ああ、そういうのはアリかもですね!」
社交界は敷居が高いそうですし…、という意見。
名門の人の紹介だったら、プリンセス気分になれそうですねえ?
2014/12/21 (Sun)
☆プリンセス入門
ドクツルタケことイングリッドさん、名門の方でいらっしゃるそうで。
手紙に書かれたプリンセス入門とやらが気になる所。
スウェナ「社交界デビューっていうのも素敵ねえ…」
サム 「でもよ、スウェナに限定されねえか?」
シロエ 「ぼくたちは付き添いになるんじゃないですか?」
キース 「そうかもしれんな、大変なのは女性らしいからな」
作法にしてもダンスにしても…、とキース君。
キース 「それで、ドクツルタケが面倒を見てくれるのか?」
ブルー 「どうなんだろうね、入門セットとあるけど」
一同 「「「入門セット?」」」
ブルー 「そっちの箱のことだと思うよ、入門セット」
スモークサーモンとイクラは違うし、と指差す先に例の謎の箱。
ブルー 「プリンセス入門を目指して下さい、と書いてあるから」
サム 「目指すってことは、努力ってえのも必要なのかよ?」
シロエ 「ダンスの映像資料でしょうか?」
キース 「それを見てまずは練習からだということか…」
マツカ 「ある程度のレベルは必要ですしね、デビューするなら」
素人さんでは恥をかきます、と御曹司ならではの発言が。
マツカ 「ダンスなんかはプロの教師がついたりしますよ」
サム 「そこまでなのかよ!?」
マツカ 「社交界デビューは大切ですしね」
キース 「俺たちには無縁な世界なんだが、大丈夫なのか?」
シロエ 「マツカ先輩がいるじゃないですか!」
この際、ドーンと行ってみましょう、とシロエ君は乗り気。
シロエ 「スウェナ先輩をプリンセスに仕立ててデビューですよ!」
キース 「ドクツルタケの手引きでか…」
サム 「いいじゃねえかよ、なんか派手だし」
スウェナ「名門の人が一緒だったら、きっと扱いもいいのよね?」
マツカ 「それは間違いないですね」
ジョミー「ふうん、スウェナがプリンセスかあ…」
ドクツルタケも気が利くよね、と箱を持ち込んだジョミー君も笑顔。
プリンセス入門セットって、どんなのでしょうね?
2014/12/22 (Mon)
☆プリンセスを目指せ
謎の箱の中身はプリンセス入門セットだそうでございます。
名門らしいイングリッドさんの紹介で、夢の社交界デビューなのかも。
シロエ 「スウェナ先輩、大変でしょうけど頑張って下さいね」
キース 「そうだな、どうやら主役はスウェナらしいしな」
スウェナ「プリンセスになれるんだったら、努力するわよ」
マツカ 「あの国だと何処でデビューでしょうねえ…」
王宮の舞踏会でしょうか、と凄い話が。
一同 「「「王宮!?」」」
マツカ 「あそこは王室がありますからね」
キース 「そういえば、こないだまで受賞パーティーをやってたか…」
シロエ 「ありましたねえ! 王宮晩餐会とかも!」
年に一回、優れた研究者などに贈られる有名な賞。
イングリッドさんのお国で授与される上に、記念の晩餐会なども。
スウェナ「テレビで見たわよ、あそこでデビューできるのかしら?」
キース 「ドクツルタケが名門だったら、そのコースかもな」
サム 「すげえな、王宮の舞踏会かよ!」
世界が違うぜ、と華やかな夢が広がっておりますが。
スウェナ「とにかく、私はデビューに向かって練習なのね?」
ブルー 「そうなんだろうね、プリンセス入門セットだし…」
キース 「詳しい中身は書いてないのか?」
ブルー 「素晴らしい成果がありますように、とエールはあるけど…」
シロエ 「それで、社交界デビューはいつなんですか?」
練習の都合もありますよ、とシロエ君。
シロエ 「近いようなら、猛特訓をしておかないといけませんから」
ブルー 「えーっと…。自信をもって選びました、と…」
サム 「やっぱ、ダンスの教材かよ?」
キース 「マナーブックということもあるな」
マナーも大切らしいからな、と言われてみればその通りで。
ブルー 「プリンセス誕生をお祈りしてます、とあるし…」
キース 「ドクツルタケのメンツを潰さないよう、努力なのか…」
イングリッドさんの手引きで社交界デビュー。
努力が必要みたいですねえ?
2014/12/23 (Tue)
☆プリンセスと名門
ドクツルタケことイングリッドさんからの素敵なお歳暮。
プリンセス入門セットなだけに、社交界デビューだと盛り上がる面々。
シロエ 「ダンスの教材とマナーブックってトコですね!」
キース 「だろうな、しかし箱の大きさがかなりあるしな…」
サム 「中の教材も半端ねえってことなんだろうな、名門だしよ」
ドクツルタケの顔に泥を塗ったら大変だぜ、とブルブルブル。
サム 「やたらフレンドリーなヤツだったけどよ、名門ではよ…」
シロエ 「実はプライドが高かった、ってオチは非常にありそうです」
マツカ 「どうなんでしょうね、ご主人は気のいい方らしいですが」
キース 「そうだったのか?」
マツカ 「カーレースがお好きで、気さくな公爵らしいですよ」
一同 「「「公爵!?」」」
ということは…、と顔を見合わせるシャン学メンバー。
ジョミー「ご、ご主人が公爵っていうことはさ…」
キース 「公爵夫人か、ドクツルタケは!?」
マツカ 「父からはそう聞きましたが…」
シロエ 「じゃあ、間違いなく王宮コースですよね、社交界デビュー」
マツカ 「公爵ともなれば、そうでしょうね」
ただ、お連れの人がどうなるかは…、とマツカ君は首を捻って。
マツカ 「公爵夫人の紹介だけで、王宮でデビュー出来るかどうか…」
スウェナ「なんでもいいわよ、プリンセスなら!」
マツカ 「そうですか? 何処でデビューしたかは一生モノですが」
スウェナ「どうせ、今回だけじゃないの!」
そうそう何度も行けやしないわ、と言われてみれば、その通りで。
スウェナ「要はプリンセスになれればいいのよ、社交界デビュー!」
キース 「まあ、デビューさえすれば顔は覚えて貰えるか…」
シロエ 「公爵夫人の紹介ですしね!」
マツカ 「そうなりますねえ、誰の紹介かは大きいですよ」
ジョミー「公爵夫人かあ…。貴族の中の貴族だよね!」
ドクツルタケから公爵夫人に一気に格上げ、イングリッドさん。
なんとも現金な話ですねえ…?
2014/12/24 (Wed)
☆社交界に行こう
実は公爵夫人だったと判明、ドクツルタケことイングリッドさん。
そうなってくると俄然注目を浴びるのが、例のプリンセス入門セット。
キース 「公爵の上はもう王族しか無いからな…」
スウェナ「運が良ければ、本物の王子様とかにも会えそうよね!」
マツカ 「そうですね。王宮の舞踏会でなくても、王子とかなら…」
色々な所に顔を出しますよ、とマツカ君も。
シロエ 「それで、スウェナ先輩の社交界デビューはいつなんです?」
ブルー 「ちょっと待ってよ、新しい年に向けてと書いてあるから…」
サム 「やっぱ来年かよ、新年早々ってトコ辺りかよ?」
ジョミー「冬休みの後なら、学校は欠席で決まりだね!」
学校なんかは蹴って出掛けるのだ、という気持ちは誰もが同じで。
キース 「どうせ特別生には出席義務なぞ無いんだし…」
シロエ 「揃って出掛けないといけませんね!」
マツカ 「自家用ジェットを用意しますよ、往復の足は」
サム 「おう! 向こうのホテルもよろしく頼むぜ、御曹司!」
五つ星とかな、とゴージャスな注文。
マツカ 「もちろんです。でも、公爵邸ってこともありますよ?」
一同 「「「え?」」」
マツカ 「部屋を用意して下さる可能性も高いですからね」
キース 「そいつは凄いな、貴族の館か…」
ジョミー「ほらね、持って来て正解だったじゃない!」
このお歳暮、と威張るジョミー君。
ジョミー「ぼくが勝手に処分してたら、そういう話は全く無いし!」
キース 「すまん、あれこれと文句をつけて悪かった」
ジョミー「分かってくれればいいんだよ、うん」
みんなで社交界にお出掛けしよう! と意気盛んですが。
ブルー 「…ん?」
ジョミー「どうかした?」
ブルー 「あの方々にもくれぐれもよろしく、と…」
キース 「待て、あいつらまで呼ばれているのか!?」
一同 「「「えーっ!?」」」
そんな、と派手に飛び交う悲鳴。
例のバカップルが他の世界の人だとは知られていないですよね?
2014/12/25 (Thu)
☆要らないバカップル
公爵夫人なイングリッドさんの手引きで社交界へ、と盛り上がる面々。
しかし手紙には「あの方々にもよろしく」という一文が。
シロエ 「ど、どうするんですか、あのバカップルを!」
サム 「あいつら、パスポートなんか持ってねえよな?」
ジョミー「サイオンでチョロッと誤魔化すんじゃない?」
キース 「貴様、来て欲しいのか、あの連中に!」
ジョミー「そ、それは無いけど!」
あんなの要らない、と敬遠されているバカップルことソルジャー夫妻。
キース 「しかしマズイな、ドクツルタケは招待するつもりだぞ」
シロエ 「あんなの呼んだら最悪ですよ!」
マツカ 「角が立たないようにお断りしますか?」
キース 「その方向で頼む!」
ジョミーでは駄目だ、と御礼状を書く役目がマツカ君に。
キース 「御礼ついでに、なんとか上手く断ってくれ!」
マツカ 「分かりました。父とも相談して書きます」
サム 「よろしく頼むぜ、御曹司!」
でもって俺たちは社交界だぜ、と話題は再び華やかな方へ。
サム 「スウェナのドレスとか、色々要るよな!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いつものお店で注文する?」
スウェナ「素敵ね、オートクチュールね!」
キース 「仮装用の衣装では話にならないからな」
マツカ 「費用の方は任せて下さい」
ジョミー「やったね!」
社交界ってどんな所だろう、とジョミー君以下、誰もがワクワク。
ジョミー「ドクツルタケが一緒だったら無敵なんだよね?」
マツカ 「公爵夫人ですからねえ…。ほぼ無敵ですね」
王族以外は、と聞いて一同、大歓声。
シロエ 「楽しみですねえ、スウェナ先輩はプリンセスですし…」
キース 「俺たちも最低限の作法は要りそうだな」
シロエ 「入門セットが無いんですから、さほど問題無しですよ!」
サム 「だよなあ、要るならつけてくるよな?」
ジョミー「主役はプリンセスなんだよ!」
入門セットで学べば完璧、という話ですが。
プリンセスも大変そうですねえ?
2014/12/26 (Fri)
☆プリンセスは誰だ
社交界への御招待とやら、バカップルも対象になっているようですが。
上手に断り、自分たちだけで出掛けようというシャン学メンバー。
キース 「まずはプリンセス入門セットからだな」
シロエ 「中身については書いてないんですか?」
ブルー 「えーっと…。お喜び頂けると思います、と…」
スウェナ「何が入っているのかしら?」
ジョミー「とにかく開ければいいんじゃない?」
百聞は一見に如かず、という意見ですが。
ブルー 「ちょっと待った!」
キース 「どうした?」
ブルー 「そちらの国ではプリンセスはお姫様ですね、と…」
サム 「当たり前だろ、お姫様じゃねえかよ」
ブルー 「そのお姫様を始めるにあたって必要なものを、って…」
シロエ 「プリンセス入門セットですから、当然じゃないですか」
何処か問題あるんですか、と鋭い突っ込み。
シロエ 「スウェナ先輩がお姫様になるのに必要なんですよ」
キース 「そうだな、そのための入門セットだ」
ブルー 「そ、それが…。あの方々のために選びました、と…」
一同 「「「は?」」」
あの方々とくればバカップルことソルジャー夫妻。
何故にソルジャー夫妻にプリンセス入門セットなのか。
シロエ 「プリンセスって柄じゃないですよ!」
スウェナ「酷いわ、私はどうなるのよ!」
ブルー 「入門セットが違うんだよ!」
キース 「どういう意味だ?」
ブルー 「イングリッドさんは記憶力が非常に良かったらしい」
サム 「それじゃ分かんねえぜ?」
ブルー 「この国の言葉をしっかり覚えていたんだよ!」
節分祭で会った時の、と生徒会長。
ブルー 「覚えてないかな、バスを降りる時に叫んでたのを」
ジョミー「えーっと…?」
シロエ 「何でしたっけ?」
ブルー 「ぼくも言いたくないんだけれど…」
キース 「待てよ、激しく恥をかかされたような…」
とんでもない別れの挨拶だったような、とキース君が記憶を地引網。
イングリッドさん、なんて言いましたっけ?
2014/12/27 (Sat)
☆バカップル用です
実はソルジャー夫妻用だったらしい、プリンセス入門セットなるもの。
そうなった理由、イングリッドさんが別れ際に叫んだ言葉らしく。
キース 「確か、あの時はバカップルも一緒のバスでだな…」
ブルー 「そう、そこなんだよ、ポイントは」
シロエ 「…もしかして、あの時の猥談地獄じゃないでしょうね?」
キース 「思い出したぞ、そいつのことだ!」
まさにプリンセス入門だった、と顔面蒼白のキース君。
サム 「なんだよ、プリンセス入門ってのはよ」
キース 「そのまま普通に訳してみろ! 俺たちの言葉に!」
ジョミー「お姫様入門って…。普通だけど?」
キース 「違う、入門も訳すんだ!」
サム 「どうしたんだよ、お前、言葉が変になってねえか?」
入門をどう訳すんだよ、とサム君ならずとも疑問な所。
シロエ 「入門はもう訳せませんよね?」
マツカ 「そう思いますが…」
キース 「もっと平たく言い換えるんだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「幼稚園児に入門なんて言葉は通じんだろうが!」
平易な言葉に訳してみろ、と言われましても。
ジョミー「弟子入りとか?」
シロエ 「幼稚園児には弟子入りも通じないんじゃないですか?」
マツカ 「どう言い換えればいいんでしょう?」
キース 「初めてのお稽古とか、言いようは何とでもあるだろうが!」
サム 「そういや、そうか…。で、どうかしたのかよ?」
キース 「これだけ言っても気が付かないのか!」
言えと言うのか、と苦悶の表情。
キース 「いいか、お姫様と初めてのお稽古のセットものだが!」
シロエ 「それじゃ全然分かりませんよ」
キース 「なら、言ってやろう! 姫はじめだ!」
ジョミー「そ、そういえば…」
サム 「ヒメハジーメ! って手を振っていやがったっけな…」
ブルー 「その姫はじめ用にと選んだらしいよ、そこの箱の中身」
一同 「「「うわー…」」」
バカップル用だ、と、ただただ愕然。
とんだプリンセス入門ですねえ?
2014/12/28 (Sun)
☆公爵夫人の贈り物
公爵夫人だった、ドクツルタケことイングリッドさんからの贈り物。
プリンセス入門で社交界デビューだと期待していれば、エライ代物で。
シロエ 「ひ、姫はじめ用ですか…」
ブルー 「喜んで頂けるといいのですが、と書いてあるよ」
??? 「もちろん、喜んで頂戴するよ!」
ぼくのだってね、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「もしかしたら、と覗き見していた甲斐があったよ!」
キース 「タイミングよく湧きやがって!」
Aブルー「福の神様からのお歳暮と聞けば、気になるじゃないか!」
イングリッドさん、ソルジャーの中では福の神認定。
過去にトンデモグッズを集めた人は、お使いのメデタイ様だとか。
Aブルー「またメデタイ様が頑張ってくれたんだろうね、色々と!」
キース 「マツカ、メデタイ様とやらを左遷しろ!」
マツカ 「で、でも…。いくら父の会社の社員でもですね…」
シロエ 「そういう左遷はパワハラですよ、キース先輩」
キース 「くっそお…。実に迷惑な存在なんだが!」
あのバイク野郎、とブツブツブツ。
何かといえばバイクで走って集めてくるのがメデタイ様で。
キース 「ヤツさえいなけりゃ、俺たちはもっと平和にだな!」
ブルー 「それが…。今回、一名、増えたようだよ」
一同 「「「は?」」」
何が、と目を剥く御一同様。
シロエ 「何が一名増えたんです!?」
ブルー 「箱の中身を提供した人」
キース 「誰だ、そいつは!」
ブルー 「主人も楽しんで選んだそうです、と…」
一同 「「「ええっ!?」」」
公爵夫人のご主人とくれば公爵ですが。
何故に公爵がアイテム選びに参加するのか。
サム 「何か間違っていねえか、それ?」
ブルー 「イングリッドさんが喋ったようだよ、話のついでに」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「そういえば、ご主人はゲイだと聞いたっけね!」
同好の士だ、と歓喜のソルジャー。
イングリッドさんのご主人までがグッズ選びを?
2014/12/29 (Mon)
☆新年フライング
ドクツルタケな公爵夫人からバカップルへの贈り物、姫はじめグッズ。
ご主人の公爵もアイテム選びをやっていたようで、ソルジャー、感激。
Aブルー「嬉しいねえ! ゲイな人のチョイスは期待出来そう!」
キース 「あんた、メデタイ様はどうした!」
Aブルー「メデタイ様も有難いけど、同好の士には敵わないよね!」
お正月早々楽しめそうだ、と例の箱をガッチリ確保しまして。
Aブルー「せっかくだから開けてもいいかな、このグッズ!」
ブルー 「それはいいから!」
Aブルー「でも、御礼状を書く都合もあるしさ…」
マツカが書くことになってたよね、と包装紙を剥がして箱をパカリと。
Aブルー「うわあ、これはとっても御利益ありそう!」
一同 「「「………」」」
Aブルー「お正月限定、開運招福の木の根まんじゅうだって!」
きっとメデタイ様からだ、と特大の箱にウキウキと。
木の根まんじゅう、御神体だというアレの形の木の根を象ったお饅頭。
Aブルー「なるほど、金箔を貼ってあるんだ! まさに金の色!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「でもって、こっちが…。へええ、フライングでゲット!」
一同 「「「フライング?」」」
Aブルー「新年に売られるお守りとかをさ、フライングだって!」
福の神様の御利益で…、とお守り入りの箱を伏し拝むソルジャー。
Aブルー「福の神様の名前を出したら出来るらしいよ、フライング!」
キース 「そこまでなのか、ドクツルタケは!?」
マツカ 「有難がられるでしょうね、外国の名門貴族となれば」
一同 「「「うっわー…」」」
エライものに魅入られてしまった、と一同、真っ青。
ソルジャーの方は箱の中身をガサガサと。
Aブルー「ご主人のチョイスがこっちなんだね!」
ブルー 「開けなくていいから!」
Aブルー「当たり前だろ、夜を楽しむアイテムらしいし!」
ぼくのハーレイと二人で開ける、と満面の笑顔。
ゲイな公爵のチョイスも大概、迷惑そうな感じですねえ?
2014/12/30 (Tue)
☆除夜の鐘によろしく
姫はじめを頑張って下さいとばかりに、バカップル向けのグッズ色々。
イヤンな形のお饅頭やら、新年用のお守りやらと盛りだくさんで。
Aブルー「もう頑張るしかないってね! 姫はじめ!」
ブルー 「迷惑だからサッサと帰りたまえ!」
Aブルー「それはもちろん! ハーレイとじっくり中身も見たいし!」
ゲイな公爵のチョイスが楽しみ、とソルジャー、ウキウキ。
Aブルー「同好の士にしか分からないことって多いからねえ!」
ブルー 「知りたくもないし、興味も無いから!」
Aブルー「そうだろうねえ、君は除夜の鐘さえ頑張ってくれれば…」
それでオッケー、と親指をグッと。
Aブルー「いいかい、除夜の鐘で流れた煩悩が大事!」
シロエ 「何でしたっけ?」
キース 「馬鹿、訊くな!」
Aブルー「除夜の鐘で他の人が流した煩悩ゲットが姫はじめだよ!」
流れ流れて姫はじめの夜にゲットのチャンスが、と自説を展開。
Aブルー「ぼくのハーレイと一緒に励んでいればね、自動的にね…」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「今年は大いに御利益あったし、来年もね!」
沢山の煩悩をガッツリ掴んでイチャラブなのだ、と抱え込む箱。
Aブルー「それじゃこの箱、貰って行くから! 御礼状をよろしく!」
一同 「「「お、御礼状…」」」
Aブルー「末永くお付き合いしたいしね!」
イングリッドさんにくれぐれもよろしく、とパッと姿が消えまして。
キース 「…よろしくだと?」
サム 「ヤバイじゃねえかよ、縁を切っちまおうぜ!」
マツカ 「そ、それが…。父の会社の得意先で…」
シロエ 「切れないんですか、この御縁!?」
マツカ 「あちらが忘れて下さるまでは…」
一同 「「「うわー…」」」
愕然とする面々ですが。
キース 「そこで除夜の鐘だ! 御縁を流せ!」
ブルー 「それしかないねえ…」
心をこめて除夜の鐘を撞いて流したまえ、ということですが。
煩悩以外も流せるかどうか、本年これにて中継終了~。
2014/12/31 (Wed)
☆十二月と言えば
スッポンタケに振り回された秋も終わって、早くも師走でございます。
とはいえ、年を取らないシャン学メンバーなだけに…。
キース 「今年も師走か…」
ジョミー「元老寺で除夜の鐘だよね! おぜんざい、あるんだよね?」
キース 「それは当然、用意しているが…」
十二月といえば思い出さんか、と深い溜息。
シロエ 「あっ、道場の季節でしたね! 璃慕恩院の」
サム 「そういやそうだな、住職になるには必須だよなあ…」
マツカ 「確かクリスマスの頃まででしたか、あの道場は」
キース 「そうなんだが…。そのクリスマスも問題なんだが…」
言い淀んでいるキース君。
スウェナ「クリスマス? 何か問題あったかしら?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ クリスマスはぼくのお誕生日だよ!」
サム 「めでたい日だよな、別に問題ねえだろう?」
キース 「どこぞの馬鹿が妙なヒントを得そうな気がする」
一同 「「「は?」」」
キース 「クリスマスと言えばターキーだろうが!」
でなければローストチキンなのだ、と言われましても。
シロエ 「御馳走がどうかしましたか?」
キース 「その台詞を貴様が言うのか、シロエ?」
シロエ 「えっ? ぼくは料理は管轄外ですけれど?」
キース 「馬鹿の料理にアイデアを与えたのは貴様だろうが!」
重曹を教えた戦犯のくせに、とギロリと視線を。
キース 「あれで戻したスッポンタケはどうなった?」
シロエ 「…りょ、料理されてます…」
キース 「詰め物に工夫を凝らしてな! そして!」
ターキーもローストチキンも詰め物が花だ、とズバリと指摘。
キース 「それだけにクリスマスも侮れんのだ!」
一同 「「「あー…」」」
それはヤバイ、と誰もが納得。
サム 「即興でスッポンタケ料理を始めやがるかもな…」
ジョミー「クリスマスパーティー、来ているもんね…」
嫌な予感が、と顔を見合わせるシャン学メンバーですけれど。
クリスマスの他にも何か問題、ありましたっけ?
2014/12/01 (Mon)
☆十二月にはコレ
十二月といえばクリスマス。詰め物をしたターキーやチキンがご登場。
どこぞのソルジャーが詰め物に凝っているだけに危険ですが。
シロエ 「重曹の件は反省してます。あれでスッポンタケが頑丈に…」
マツカ 「仕方ないですよ、そこまで予想は出来ませんから」
キース 「だが、戦犯は戦犯だ! こいつが重曹と言わなければ!」
あの馬鹿野郎はスッポンタケの乾物を削るだけだった、という指摘。
キース 「半生とやらに戻せる上に、頑丈で詰め物なんだぞ、今や!」
ジョミー「クリスマス、今から心配だよね…」
スウェナ「スッポンタケ料理も覚悟しておくべきかしら?」
キース 「俺たちに食えとは言わない筈だが、作りそうだしな…」
ソルジャーの大事なスッポンタケの干物。
御馳走するよりは自分で食べると思われるものの。
キース 「あのバカップルが「あ~ん♪」は有り得るな」
一同 「「「うわー…」」」
キース 「しかし、それよりも前に師走というのが問題だ」
ジョミー「クリスマスの他に何か問題あったっけ?」
キース 「師走と言ったら、暮れなんだが」
サム 「そいつがどうかしたのかよ?」
暮れも師走も同じものだろ、とサム君が首を捻りまして。
サム 「クリスマスくらいしかねえと思うぜ、十二月」
シロエ 「期末試験は特に心配ないですしね?」
キース 「学生のレベルで話をするから気付かないんだ!」
もっと世間を広く見回せ、とキース君。
キース 「昔は自分で持って行ったという話も聞くが…」
一同 「「「は?」」」
キース 「今でも特に大事な所には自分で持って行くものだが!」
ジョミー「何を?」
キース 「お歳暮に決まっているだろうが!」
お前の家には届かないのか、と聞いて一同、アッと息を。
シロエ 「そ、そうでした…。お歳暮のシーズンでしたよね」
ジョミー「貰えるんだから別にいいんじゃないの?」
無問題だ、とお気楽なジョミー君ですけれど。
お歳暮シーズンの何処に問題が…?
2014/12/02 (Tue)
☆お歳暮のお裾分け
キース君曰く、十二月といえばお歳暮シーズン。
そのお歳暮が問題だという話ですけど、どう問題かが分からない人も。
ジョミー「貰えるものは貰っておいたらいいと思うよ、お歳暮」
キース 「貴様はそれでかまわないのか!」
ジョミー「お返ししなくていいんだったらお得だし!」
美味しいお菓子や食べ物なんか、と嬉しそう。
ジョミー「ブルーのトコにも色々くるしね、お裾分けの季節!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いいのを貰ったら御馳走するよ!」
シロエ 「いいですね! でも…」
ぶるぅ 「えとえと、シロエ、どうかした?」
シロエ 「会長の家に届くお歳暮はいいんですが…」
サム 「マツカの家が問題だよな」
ジョミー「なんで? うんと豪華に届くんじゃない?」
お歳暮専用の倉庫が要るほど、とジョミー君。
サム 「うへえ、倉庫かよ! 何が届いたかも忘れそうだぜ」
マツカ 「それは係がいますから…。食べ切れない分は配るとか」
一同 「「「配る?」」」
マツカ 「仕分けして施設なんかに寄付するんですよ」
ジョミー「寄付するんなら欲しいんだけど!」
余ってるんなら是非分けてくれ、とお願い攻撃。
ジョミー「ぼくの家にはそんなに来ないし、分けて欲しいな」
マツカ 「ぼくが貰うわけじゃないですから…」
キース 「いや、ジョミーにやればいいんじゃないか?」
それで問題は解決だ、とキース君の顔に爽やかな笑みが。
キース 「ジョミーが貰えばいいだろう。そして礼をな」
シロエ 「いいですね! マツカ先輩の仕事が減ります」
ジョミー「えっ?」
サム 「良かったな! 分けて貰えるらしいぜ」
頑張れよな、とジョミー君の背中をバンバンと。
サム 「んじゃ、俺たちはノータッチってことにしておくからよ」
スウェナ「やっと解放されるのね! 嬉しいわ、ジョミー」
ジョミー「えっ、えっ、なんで?」
お歳暮を分けて貰ったら、どうして皆に喜ばれるのか。
ジョミー君でなくても分かりませんよねえ?
2014/12/03 (Wed)
☆御曹司とお歳暮
十二月といえば暮れの挨拶、ここぞとばかりに行き交うお歳暮。
マツカ君の家にも山ほど届くそうですが、ジョミー君が貰うという話。
ジョミー「お歳暮、貰えるのは嬉しいんだけど…」
サム 「いいじゃねえかよ、貰っとけよ!」
キース 「是非とも貴様が貰うべきだな、欲しいんだからな」
シロエ 「そうです、欲しいと言う人が貰っておくのが一番ですよ!」
ジョミー「で、でも…。なんでみんなが喜んでるのか謎なんだけど!」
普通はズルイと言うトコなんじゃあ…、と途惑いの眼差し。
ジョミー「だって、マツカの家なんだよ? 凄いお歳暮だよ?」
キース 「そりゃそうだろうな、お歳暮係がいるくらいだしな?」
シロエ 「キース先輩の家はどうなんですか?」
キース 「付き合いだけは多いんだが…。坊主と檀家さんではなあ…」
どうも何やら抹香臭くて、と顔を顰めるキース君。
キース 「間違っても活けの車エビなんぞは届かんな」
一同 「「「あー…」」」
お付き合いは多そうな元老寺。
しかし、お寺に生臭ものはNG、活けの車エビなど論外で。
キース 「だからだ、お歳暮勝負は圧倒的にマツカの勝ちだ」
シロエ 「うんと豪華に来そうですしね!」
サム 「肉も魚も貰い放題って感じだよなあ、羨ましいぜ!」
スウェナ「お菓子も高級品が来そうよ、限定品とか」
マツカ 「そういったものは定番ですね」
サム 「やっぱマジかよ、御曹司!」
すげえよな、とマツカ君の背中をバンバンと。
サム 「でもよ、ジョミーにくれてやるんだろ?」
マツカ 「それって例のアレですよね?」
キース 「もちろんだ。アレでなければ何だと言うんだ」
ジョミー「ちょ、ちょっと待ってよ、アレって何さ?」
キース 「貴様が欲しいと言ったんだろうが、豪華お歳暮」
ジョミー「い、言ったけど…?」
キース 「なら、遠慮なく貰っておけ!」
マツカの家のお歳暮だぞ、と満面の笑みのキース君ですが。
豪華お歳暮を貰える件には裏があるんじゃあ…?
2014/12/04 (Thu)
☆要らないお歳暮
御曹司と名高いマツカ君の家、届くお歳暮も豪華絢爛。
それを貰えることになったジョミー君ですが、どうも話がうますぎで。
ジョミー「なんでみんなは要らないわけ? 豪華お歳暮」
キース 「俺の家では間に合っているからな、お歳暮は」
シロエ 「先輩宛にも届くんですか?」
キース 「届くぞ、副住職の肩書きはダテではない」
それなりの品が届くのだ、とキース君。
キース 「ただしだ、かなりの高確率で親父に持って行かれるが…」
一同 「「「あー…」」」
やっぱりそうか、と一同、納得。
アドス和尚が届いたお歳暮を見逃すことなど、まず無さそう。
サム 「それじゃ、キースは礼状を書くだけなのかよ?」
キース 「そうなるな。実に不毛な作業と言えるが」
シロエ 「キース先輩も苦労しますねえ…」
キース 「そう思っていたが、俺の苦労はまだまだだった」
マツカの苦労には遠く及ばん、と言われて頷く御一同様。
シロエ 「マツカ先輩、半端な苦労じゃないですからね」
スウェナ「だけどジョミーが貰うわけよね、今回から」
キース 「らしいな、実にめでたいことだ」
サム 「良かったな、マツカ! ジョミーが交代するんだからよ」
マツカ 「そうですね。ぼくは御礼状だけということで」
キース 「そいつも任せていいと思うぞ」
こいつに書かせろ、とジョミー君に向かってビシィと指を。
キース 「お歳暮なるものを貰うからには、貴様も礼儀を覚えんとな」
ジョミー「え、えーっと…。御礼状はいいんだけれど…」
キース 「書き方だったら定型文を教えてやるぞ」
ジョミー「そうじゃなくって、どうしてみんなは要らないのさ!」
思い切り豪華なお歳暮だよ、とキョロキョロと。
ジョミー「普通は欲しいと思うんだけど…」
サム 「いや、アレを欲しがるヤツはいねえぜ、間違いねえよ」
キース 「いないだろうな」
シロエ 「いませんよね?」
アレだけに…、とアレで通じている話。
ジョミー君、蚊帳の外なのでは?
2014/12/05 (Fri)
☆危険物なお歳暮
マツカ君の家に届く豪華お歳暮、ジョミー君が貰えるそうなのですが。
他の面子は要らないらしくて、アレ呼ばわりで敬遠中。
ジョミー「アレだとか、誰も要らないだとか…。なんか変じゃない?」
キース 「特に変ではないと思うが」
シロエ 「ジョミー先輩は欲しいんですから、それでいいんですよ」
サム 「うんうん、貰えばいいってな!」
届けばマツカが持ってくるぜ、とサム君がグッと親指を。
サム 「そうだよな、マツカ?」
マツカ 「でも…。持って来ちゃっていいんでしょうか?」
アレですよ、と声をひそめるマツカ君。
マツカ 「ジョミーの家に直接、届けておく方が良さそうですけど」
ジョミー「えっ、宅配サービスをつけてくれるわけ?」
マツカ 「そのくらいはさせて頂きますよ」
ジョミー「やったね、サービス満点だよね!」
アレでもいいや、と満面の笑顔。
ジョミー「アレだか何だか知らないけれども、貰わなくっちゃ!」
キース 「良かったな、マツカ。忘れずに転送するんだぞ」
マツカ 「係に届けさせますよ。これでお歳暮の季節も安心です」
シロエ 「ぼくたちもホッとしましたよ」
アレが来ないと分かったら…、と歓喜の表情。
シロエ 「散々苦労をしましたね、アレ」
サム 「まだ二回しか食らってねえけど、お中元が来てたしなあ…」
スウェナ「お歳暮が来ないわけがないわよ、絶対に来るわ」
キース 「真っ当なのが来るという可能性もゼロではないが…」
サム 「いいじゃねえかよ、その時は」
危険物処理代ってことでくれてやろうぜ、という意見。
サム 「サーモンだろうがイクラだろうが、処理代ってことで」
シロエ 「いいですね! 危険物取扱い主任ですか!」
キース 「この際、そういう肩書きをつけておくのもいいな」
ジョミー「ちょ、ちょっと待ってよ、危険物って何さ?」
キース 「安心しろ。爆発するわけではないからな」
発火もしないし、ということですけど。
何故にお歳暮で危険物が…?
2014/12/06 (Sat)
☆サーモンにイクラ
アレと呼ばれる豪華お歳暮、マツカ君の家に届いたらジョミー君宅へ。
そのジョミー君に付けられそうな肩書き、危険物取扱い主任。
ジョミー「爆発も発火もしないって…。それがどうして危険なのさ!」
キース 「危険物だからだ。少なくとも俺は開けたくはない」
シロエ 「ぼくもですね」
マツカ 「頂いておいて悪いんですけど、ぼくもです」
ジョミー「何なのさ、それ!」
アレだの危険物だのと、とジョミー君は叫んでおりますが。
サム 「気付かねえ辺りが大物なんだよ、危険物の件は任せたぜ」
スウェナ「運が良ければスペシャルよ? うんと豪華に!」
シロエ 「あの辺りはサーモンにイクラでしょうか?」
マツカ 「スモークサーモンは定番みたいですよ?」
サム 「いいじゃねえかよ、スモークサーモン!」
すっげえゴージャス、と言われなくとも素敵なスモークサーモン。
ジョミー「スモークサーモン、好きだけどさ…」
キース 「良かったな! シーズン的には有り得るからな!」
シロエ 「イクラもつくといいですね?」
マツカ 「トビコもあると聞きましたね…」
それが絶品らしいんです、とマツカ君。
マツカ 「お歳暮だけに海産物はあるかもしれませんね」
キース 「クリスマスや正月に使えるからな」
サム 「美味いんだよなあ、イクラもスモークサーモンも」
スウェナ「そういうのが来るといいわね、ジョミー」
ジョミー「嬉しいけどさあ…。それのどの辺が危険物なわけ?」
豪華お歳暮なだけなんじゃあ…、と尤もな疑問。
ジョミー「ぼくなら喜んで貰うけど?」
キース 「だからこその危険物取扱い主任だ、頑張ってくれ」
シロエ 「ジョミー先輩の御武運をお祈りしていますよ」
サム 「うんうん、根性でスモークサーモンをゲットな!」
ジョミー「貰うだけなら根性は要らないと思うんだけど…」
キース 「よく言った!」
それでこそ勇者だ、と今度は勇者の称号が。
危険物取扱い主任から格上げですけど、大丈夫ですか…?
2014/12/07 (Sun)
☆師走の勇者たち
スモークサーモンかイクラと噂の豪華お歳暮。
それを貰うと言ったジョミー君、危険物取扱い主任から勇者に格上げ。
キース 「今日から貴様は勇者ジョミーだ。頑張ってくれ!」
サム 「勇者に冒険はセットだよなあ、危険ってヤツもよ」
シロエ 「ゲームの勇者に危険手当は付きませんけどね」
その代わり、色々と御褒美が…、とシロエ君。
シロエ 「ジョミー先輩、今月は冒険の旅ですよ!」
キース 「そうだな、俺たちは平凡な師走を過ごすんだがな」
マツカ 「キースの場合は、平凡と言っていいんでしょうか?」
スウェナ「自分の家で除夜の鐘って、あまり普通じゃないわよねえ…」
サム 「レアケースだよな、自宅ってのは」
大部分のヤツは撞きに出掛けて行くもんだぜ、と真っ当な意見。
サム 「家の敷地から一歩も出ねえで撞けるってえのは…」
シロエ 「普通の家では有り得ませんね?」
マツカ先輩の家でも無理です、とキッツイ台詞が。
シロエ 「キース先輩も師走はヒーローなんですよ」
マツカ 「そうですね…。ぼくの家でも除夜の鐘はちょっと」
サム 「大邸宅でも敷地に寺はねえからなあ…」
キース 「勝手にヒーローに祭り上げるな!」
今月のヒーローは一人いればいい、とジョミー君に指をビシィッと。
キース 「勇者もヒーローもジョミーで決まりだ、今月はな」
シロエ 「危険物取扱い主任もでしたね、勇者ジョミーですね」
サム 「ドラゴンも倒すのが勇者ってモンだし、頑張れよな」
死んでも呪文で蘇るし、と縁起でもない一言が。
ジョミー「ちょ、死ぬって何さ!」
キース 「安心しろ。冒険の旅に死亡エンドは付き物だ」
サム 「読経はキースに任せとけよな、プロだしよ」
除夜の鐘までには生き返れるぜ、と頼もしい言葉。
シロエ 「ええ、除夜の鐘でまた会いましょう!」
キース 「冒険を終えた勇者を労ってやろう」
おぜんざいの接待があるぞ、と言ってますけど。
勇者ジョミーは冒険の旅に…?
2014/12/08 (Mon)
☆選ばれし勇者
死んでも呪文で生き返れる、と冒険の旅に行かされそうなジョミー君。
しかし勇者の称号はともかく、死亡エンドとは穏やかではなく。
ジョミー「ぼくはお歳暮を貰うだけだよ、なんで死亡エンド!?」
キース 「勇者でなければ死ぬからだ」
シロエ 「一般人だと死にますね、ええ」
ジョミー「危険物だとか、死亡エンドだとか、どんなお歳暮!?」
サム 「貰うと言い出した時点で勇者に決定なんだぜ」
誰も欲しいと言ってねえから、と鋭い指摘。
サム 「勇者の冒険だってそうだろ、普通は冒険しねえしよ」
シロエ 「選ばれし勇者と言えば、とってもカッコいいですが…」
キース 「単なる命知らずとも言う」
スウェナ「そういう見方もあるわよねえ…」
サム 「要は単純バカっていうのも条件なんだぜ、勇者のよ」
そしてジョミーは選ばれた馬鹿だ、と実に強烈な見解が。
サム 「俺たちからすりゃ、真の勇者と言えるけれどよ…」
キース 「いわゆる馬鹿には間違いないな」
ジョミー「ぼくが馬鹿って…。どういう根拠で!」
キース 「アレを欲しいと言い出す野郎は馬鹿だけだ!」
賢者は敬遠するものだ、と復活の呪文を唱える立場の副住職。
キース 「とにかく、死んでも骨は拾ってやるからな」
サム 「成仏しろよな、でもって除夜の鐘までには復活しろよ」
ジョミー「ちっとも嬉しくないんだけれど!」
シロエ 「お歳暮、喜んでいたじゃないですか」
ジョミー「そうだけど…」
だんだん不安になってきた、と心細そうで。
ジョミー「ズバリ訊くけど、アレって何さ?」
キース 「決まっているだろう、暮れのご挨拶だ」
ジョミー「だから、どんなの?」
キース 「言っても貴様は引き受けるのか?」
ジョミー「豪華お歳暮なら…」
キース 「なら、言ってやろう! ドクツルタケからのお歳暮だ!」
ジョミー「ドクツルタケ!?」
それを聞くなり、ジョミー君、一気に顔面蒼白。
ドクツルタケと言えば、ロクでもないものを寄越す外国人では…?
2014/12/09 (Tue)
☆万歳で解散
ジョミー君以外の誰もが敬遠、マツカ君の家に届くと噂の豪華お歳暮。
贈り主はドクツルタケだと聞いたジョミー君、真っ青な顔で。
ジョミー「ど、ドクツルタケって…。イングリッドさん!?」
キース 「他にどういうドクツルタケがいると言うんだ」
シロエ 「アレを貰うなんて、ジョミー先輩はまさしく勇者ですよ!」
サム 「間違いねえな、もう超ド級の勇者だってな!」
ドラゴンならぬドクツルタケは任せたぜ、と肩をバンバン。
サム 「いやもう、マジで復活の呪文はキースでいけるし!」
スウェナ「お坊さんだものねえ、その道のプロよね」
キース 「正確に言えば俺の宗派にその手の呪文は無いんだが…」
知らないこともないから唱えてやろう、と頼もしい言葉。
キース 「後は任せて、もう安心して死んでくれ」
ジョミー「そ、そんな…!」
シロエ 「勇者ですしね、死なないってこともありますからね」
サム 「うんうん、冒険の旅が成功したらいいわけだしよ」
ジョミー「ぼ、冒険って…」
キース 「単に貴様は受け取るだけだ。そいつを開けて御礼状をな」
それをマツカが会社の人に訳して貰えば完璧だ、とキース君。
キース 「貴様の任務は御礼状までだ、頑張れよ」
サム 「運が良ければスモークサーモンとかイクラだぜ!」
ジョミー「で、でも…」
ドクツルタケだよ、とガクガクブルブル。
節分祭に行くバスで出会って以来の御縁の女性がイングリッドさん。
渾名の由来は「死の天使」と呼ばれる毒キノコで。
ジョミー「なんか死ねそうなんだけど!」
キース 「いいか、勇者は死んでこそだ」
シロエ 「死にもしないで終わる旅なんてつまらないですよ」
チートな技で強くなっても直ぐに飽きます、とニッコリと。
シロエ 「ですからよろしくお願いします」
マツカ 「ウチに届いたら、ジョミーの家まで届けさせますよ」
キース 「決まりだな!」
これで十二月は安泰だ、と万歳三唱、そして解散。
何処かの政治家みたいですねえ…?
2014/12/10 (Wed)
☆出遅れた人
ドクツルタケことイングリッドさんから届くお歳暮。
勇者ジョミーが引き受けるから、とシャン学メンバーは万歳でしたが。
キース 「なんだ、ジョミーは来ていないのか?」
シロエ 「そうみたいですね…。いつもなら来ている時間ですけど」
サム 「おっ、あのバスに乗ってんじゃねえか?」
土曜日に生徒会長宅へ行こうと最寄りのバス停に集合。
年末寒波で寒いと言うのに、若干一名、未到着で。
スウェナ「ジョミーが乗ってる路線だけれど…。いないわよ?」
シロエ 「降りるんだったら前の方にいますよね」
キース 「そうだと思うが…」
まだ遅れるのか、とキース君が毒づいた所でバスが停車。
前の扉がプシューッと開いて、数人が降りて。
サム 「やっぱ、いねえな?」
マツカ 「乗っていなかったようですね…」
降りてこない、と思ったものの。
運転手 「お客さん、早くして下さいよ! 降りないんですか?」
ジョミー「す、すみません! 降ります、降りますーっ!」
荷物が引っ掛かっちゃって、とジョミー君の声が。
一同 「「「荷物?」」」
運転手 「早めに前まで来ておいて下さい、遅れますから」
ジョミー「ご、ごめんなさいーっ!」
すみませんでした、と平謝りで降りて来ましたけれど。
サム 「なんだよ、そのデカイ荷物はよ」
ジョミー「パパに車で送って貰おうと思ったんだけど…」
ゴルフに出掛けて留守だった、とデカイ荷物を両腕で。
シロエ 「それ、ぼくたちに差し入れですか?」
ジョミー「そんなトコかな、プレゼントだよ」
キース 「ほほう…。なかなかにいい心掛けだな、差し入れとはな」
ジョミー「ブルーとぶるぅにいつもお世話になっているしね!」
たまには暮れのご挨拶を、とニコニコニコ。
サム 「へええ…。身銭を切ってお歳暮かよ?」
ジョミー「やっぱり日頃の御礼というのも大事だもんね」
キース 「なら、行くか」
これで面子も揃ったことだし、と一同、出発。
生徒会長の家は徒歩数分~。
2014/12/11 (Thu)
☆暮れのご挨拶
土曜日は生徒会長の家で遊ぼう、とバス停で集合のシャン学メンバー。
大荷物を抱えたジョミー君が遅刻したものの、面子も揃って。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい!」
一同 「「「お邪魔しまぁーす!」」」
生徒会長が住むマンションの最上階、無事に到着でございます。
ブルー 「やあ、来たね。それでジョミーのその荷物は?」
ジョミー「あっ、これは…。いつもお世話になってるから…」
どうぞ、と箱を差し出すジョミー君。
ぶるぅ 「わぁーい、お歳暮?」
ジョミー「うん、そんなトコ」
ぶるぅ 「ありがとー! ブルー、お歳暮だって!」
中身、何かなぁ? と茶色の包み紙を剥がせば、下に熨斗紙。
ブルー 「ふうん…。本格的だね、ジョミーが書いたみたいだけれど」
ぶるぅ 「そだね、お歳暮って所は印刷だけどね」
下手くそな毛筆で「ジョミー」と書かれている熨斗紙。
キース君が眉を顰めまして。
キース 「お前な…。こんな下手な字は却って失礼だろうが!」
ジョミー「そういうものかな、頑張ったんだけど」
キース 「プロに任せろ、買った店で頼めばいいんだからな」
サム 「まったくだぜ。坊主になるなら書道も必須じゃあるけどよ」
もうちょっと上手くなってから書けよな、とサム君も。
サム 「でもまあ、お歳暮を持って来ようというのは偉いぜ」
シロエ 「ぼくたちも持って来ないと駄目でしょうか?」
ブルー 「お気遣いなく。手ぶらでも、ぼくは大歓迎だし」
ぶるぅ 「うんっ! お客様、大好き!」
遠慮しないで遊びに来てね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「ジョミーは持って来てくれたけど…。これ、貰ったの?」
ジョミー「えっ?」
ぶるぅ 「ちょっと包み方が下手だから…」
だから余ったのをくれるのかな、と考えちゃったぁ! と。
ぶるぅ 「ほら、重なるものって、よくあるし!」
ジョミー「あ、うん…。そんな感じ」
重なっちゃって、という話。
お歳暮の中身、何なんでしょうね?
2014/12/12 (Fri)
☆自分でクール便
生徒会長に暮れのご挨拶、とジョミー君が持って来たお歳暮なるもの。
重なった品物を持って来たらしくて、熨斗紙の名前が自筆ですが。
ぶるぅ 「重なっちゃったものでも、貰えてしまうと嬉しいよね!」
ブルー 「まあ、悪い気分はしないよね」
お気遣いどうも、と生徒会長。
ブルー 「ずいぶん大きな箱だけど…。重かっただろう?」
ジョミー「大したことないから! バスには乗り遅れちゃったけど…」
キース 「降りる時にも苦労してたな、そういえば」
ジョミー「こういうのを持って乗るようには出来ていないしね」
路線バスは人間用だから、と言われてみれば確かにそうかも。
ジョミー「普通は配達を頼むんだろうけど…。それじゃ高いし」
サム 「配送料をケチったのかよ?」
ジョミー「自分で運べばお得だしね!」
シロエ 「それはそうですが…。ぼくたち、かなり待たされましたよ」
ジョミー「ごめん、ごめん! その分、お歳暮、持って来たから」
みんなで食べて、とニッコリ笑顔。
ぶるぅ 「そっか、食べ物! 開けてみなくちゃ!」
ジョミー「うん、どうぞ」
ぶるぅ 「えーっと、熨斗紙…」
これを剥がして、と熨斗紙を剥がし、それから蓋を。
ぶるぅ 「…あれ?」
ブルー 「保冷剤がギッシリとはねえ…」
重いわけだ、と生徒会長、納得の様子。
ブルー 「アイスクリームとか、そっち系かな?」
ジョミー「お楽しみってコトでいいと思うよ」
ぶるぅ 「わぁーい、何かな?」
アイスクリームもいいしアイスケーキも、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
保冷剤を次々に放り出し、目的の箱に辿り着いたようで。
ぶるぅ 「じゃあ、開けるねーっ!」
サム 「アイスケーキも悪くねえよな、暖房の効いた部屋だしよ」
キース 「贅沢な楽しみ方ではあるな」
シロエ 「暖房を入れてアイスですしね、冬ならではですよ」
スウェナ「ホント、アイスもいいわよね!」
保冷材の多さに高まる期待。
アイスケーキかアイスクリームか、さて何が?
2014/12/13 (Sat)
☆かさばるクール便
配送料が高いから、と保冷剤を詰めてジョミー君は自分でクール便を。
大荷物と化したお歳暮ですけど、ようやく中身がご登場で。
ぶるぅ 「わあっ、スモークサーモンだあ!」
ブルー 「豪華だねえ…。スモークサーモンなら日持ちもするのに」
ジョミー「ぶるぅに頼めば美味しい料理に化けるしね!」
サム 「お前、実益も兼ねたのかよ?」
ジョミー「どうせなら美味しく食べなくちゃ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お料理、任せといてね!」
いろんなものが出来ると思うの! と頼もしい言葉。
ぶるぅ 「こんなに沢山入ってるから、クリスマスにも使えそう!」
ジョミー「ホント? 喜んで貰えて良かったよ」
ぶるぅ 「えとえと、イクラも入ってるみたい!」
瓶が幾つも、とウキウキ数えておりましたが。
ぶるぅ 「…あれ?」
ブルー 「どうかしたのかい?」
ぶるぅ 「イクラの瓶の下にも何か…。あっ、別の箱だあ!」
こっちは何かな、と出て参りました、これまたけっこう大きめの箱。
キース 「なるほど、荷物がかさばるわけだな」
シロエ 「おまけに保冷剤までギッシリ詰めてたわけですしね…」
サム 「中身はうんとゴージャスだけどよ、配送料がよ…」
ケチるなよ、ともっともな仰せ。
サム 「クール便にしとけばカッコイイのによ」
ジョミー「だけど、貰ったものだしね?」
また送料を支払うなんて愚の骨頂だ、とジョミー君。
ジョミー「とにかく、みんなで分けてくれれば…」
キース 「もちろん遠慮なく食わせて貰うが、あの箱は何だ?」
ジョミー「さあ…?」
シロエ 「知らずに持って来たんですか!?」
ジョミー「ぼく宛の荷物じゃないからね」
一同 「「「あー…」」」
家族用か、と頷く御一同様。
キース 「だがな、他所へ贈ろうというなら確認しろ!」
ジョミー「ちゃんと確認したってば! サーモンとイクラ!」
もうそれだけで充分だろう、という話ですが。
品物くらいは送り状で確かめて欲しいですよね?
2014/12/14 (Sun)
☆お歳暮サプライズ
貰ったお歳暮が重なったから、とジョミー君が持ち込んだ豪華お歳暮。
スモークサーモンにイクラはいいのですけど、謎の箱も。
キース 「送り状は剥がして来たのか、貴様は」
ジョミー「だって、贈り物にするなら貼ったままだと失礼だし!」
キース 「確かにそれは常識なんだが、せめて品物くらいはだな…」
きちんとチェックをしてくるものだ、と入った指導。
キース 「でないと贈る先にも失礼だろうが、謎の品物では!」
ジョミー「サプライズってことでいいかと思って…」
ブルー 「まあいいけどね、貰って文句を言うのもアレだし」
ぶるぅ 「うんっ! スモークサーモンとイクラは嬉しいもんね!」
きっとコレに合う何かなんだよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「えとえと、開けてみてもいい?」
ジョミー「うーん…。多分…」
サム 「煮え切らねえヤツだな、謎のままで持ってくるからだぜ」
ジョミー「そうだけど…。でも…」
キース 「何が多分で、でもなんだ! 何か問題があるというのか!」
お歳暮だろうが、と怒鳴ったキース君ですが。
キース 「…待てよ? スモークサーモンにイクラと来たか…」
シロエ 「どうかしたんですか、キース先輩?」
キース 「いや…。そういうお歳暮に心当たりが無いでもなくてな」
シロエ 「ま、まさか、ドクツルタケですか?」
サム 「ちょ、ヤバイじゃねえかよ!」
確かにそんな話もあった、とジョミー君へと視線が集中。
キース 「お前、そいつを持って来たんじゃないだろうな?」
シロエ 「マツカ先輩、お歳暮は届いていましたか?」
マツカ 「そ、それが…。ぼくは手配をしておいただけで…」
届いた場合はジョミー君の家へ配達するよう、手配のみ。
マツカ 「届いたかどうかの報告までは来ないんですよ」
キース 「ということはだ、このお歳暮は…」
一同 「「「ドクツルタケ!?」」」
そんな、と御一同様、激しくパニック、悲鳴の嵐。
果たして真相はどうなんでしょう…?
2014/12/15 (Mon)
☆魔法の白い粉
シャン学メンバー、スッポンタケの話題からズレて乾物談義。
スルメも上手く戻せばイカになるらしい、という話が出て参りまして。
キース 「いくらなんでもスルメがイカには戻らんだろう」
スウェナ「カラッカラに乾いてペッタンコよ?」
シロエ 「でも、干した結果がそれですからね」
戻るそうですよ、とシロエ君。
シロエ 「聞いた話じゃ、プリプリのイカになるんだそうです」
一同 「「「プリプリ!?」」」
シロエ 「そうです、いわゆる生イカみたいに」
一同 「「「ええっ!?」」」
スルメ転じて生イカ並みに。
そんな話が有り得るのか、と誰もが疑いの眼差しですが。
シロエ 「本当に生イカらしいですよ? ほんのひと手間で」
サム 「それってマジかよ?」
シロエ 「即席ラーメンが生麺に戻るとも聞きましたね…」
ジョミー「魔法なわけ?」
シロエ 「白い粉を使うそうですが?」
サム 「ヤベえじゃねえかよ!」
白い粉なら幻覚だろ、とサム君の指摘。
サム 「そいつを使って見るんじゃねえのか、幻覚をよ」
マツカ 「トリップしてればスルメも生イカに見えそうですね」
キース 「即席ラーメンも生麺だろうな」
しかし…、と腕組みをするキース君。
キース 「クスリをやってまでスルメを戻すヤツがいるとは…」
シロエ 「白い粉としか言ってませんよ?」
キース 「それは充分にクスリだろうが!」
シロエ 「でもですね…。重曹って薬でしたっけ?」
一同 「「「重曹!?」」」
重曹、すなわち炭酸水素ナトリウム。
ウガイ薬や歯磨き剤にと活用する道もありますけれど。
スウェナ「重曹って、ベーキングパウダーになるんだったかしら?」
キース 「そうだったような気もするな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 重曹はベーキングパウダーになるよ!」
シロエ 「ほら、やっぱり薬よりかは料理用の粉じゃないですか」
でもって魔法の粉なんですよ、と得意げな顔。
スルメの話が本当だったら、立派に魔法の粉ですねえ?
2014/11/16 (Sun)
☆重曹とスルメ
シロエ君曰く、重曹で戻せばスルメがプリプリの生イカに。
即席ラーメンも生ラーメンになるという重曹、魔法の白い粉ですが…。
ジョミー「本当に重曹でスルメが生イカに戻るわけ?」
キース 「信じられない話だが…。試したわけではないんだな?」
シロエ 「料理は管轄外ですからね」
スウェナ「それじゃ単なる噂ってこともあるわけね?」
サム 「うんうん、都市伝説ってヤツだよな!」
マツカ 「スルメが都市伝説に入るかどうかは謎ですけどね」
それでも恐らく噂であろう、と結論づけたシャン学メンバー。
キース 「そこまで見事に戻るんだったら、料理の常識だろうしな」
ジョミー「だよね、スルメの袋にも書いてありそうだよ」
シロエ 「でもですね! ぼくは本当に聞いたんですよ!」
サム 「都市伝説だろ、有り得ねえよ」
マツカ 「話が凄すぎますからね…」
キース 「まったくだ。疑ってかかれというのがお約束だろうが」
語る前に自分で裏を取れ、と厳しい一言。
キース 「そういう話は証明してから言うんだな」
シロエ 「たかがスルメじゃないですか! なんでそこまで!」
キース 「嘘くさいからだ」
シロエ 「ぼくはスルメも管轄外です!」
料理もスルメも無関係です、と主張しているシロエ君。
シロエ 「どうして一々、実験しなくちゃいけないんですか!」
キース 「このご時世だ、ネタということもあるからな」
ジョミー「あるよね、信じたらバカを見るヤツ」
シロエ 「ですから、ネタでは無さそうだと!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ さっきから、何のお話?」
シロエ 「スルメですよ!」
重曹でスルメが生イカに戻るらしいんです、と半ばヤケクソ。
シロエ 「魔法の粉だと言ったんですけど、ネタ扱いで!」
ぶるぅ 「んとんと…。イカもお寿司のネタだよ?」
シロエ 「そのネタじゃなくて、嘘という意味のネタなんです!」
ぶるぅ 「嘘?」
そうだったっけ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
もしや重曹とはホントのお話…?
2014/11/17 (Mon)
☆スルメの料理
重曹で戻すとスルメが生イカな話、もはやネタ扱いされておりますが。
四面楚歌なシロエ君の代わりに「そるじゃぁ・ぶるぅ」が反応を。
ぶるぅ 「重曹で生イカ、ホントじゃないかと思うけど…」
シロエ 「それ、確かめてみたんですか!?」
ぶるぅ 「実験じゃなくて、お料理だよ?」
一同 「「「料理?」」」
料理上手な「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
あれこれ作るのが大好きなだけに、何処かでスルメに出会ったのかも。
シロエ 「スルメと重曹の料理があるんですか!?」
ぶるぅ 「他にも色々入れるけど…。昆布は絶対欠かせないよ?」
シロエ 「昆布?」
ぶるぅ 「うんっ! 松前漬けには昆布が無くっちゃ!」
一同 「「「松前漬け!?」」」
言われてみれば、松前漬けはスルメの料理でございます。
昆布とスルメは出会いものとばかり、必ず入っているもので。
キース 「そういえばアレのスルメは柔らかかったか…」
サム 「漬けてる間に戻るってわけじゃねえのかよ?」
ぶるぅ 「んとんと…。戻し方には色々あるけど、重曹、早いよ?」
シロエ 「それで生イカに戻りますか!?」
ぶるぅ 「松前漬けに入ってるイカみたいにはきちんと戻るよ!」
スルメのままだと美味しくないよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「お水に重曹を入れてスルメを浸けると早く戻るの!」
サム 「マジかよ、マジで戻るのかよ!」
シロエ 「ほら見て下さい、正しかったじゃないですか!」
よくもネタだの嘘だのと…、と怒りの形相のシロエ君。
シロエ 「重曹は魔法の粉なんですよ! ちゃんと証明されました!」
キース 「悪かった。…俺は料理には疎いもんでな」
ジョミー「ごめん、ぼくも料理はしないから…」
サム 「すまねえ、俺もそっち方面はサッパリでよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 重曹、魔法の粉だよ!」
シロエ 「そうですよねえ?」
スルメも生イカになるんですよ、とシロエ君の顔に勝利の笑みが。
重曹とスルメの話は本当でしたか…。
2014/11/18 (Tue)
☆万能なんです
本当だったらしい、重曹で戻せばスルメが生イカになる話。
松前漬けに入れるスルメはこの方法が早い、という証言もバッチリで。
シロエ 「スルメの話が本当だったら、即席ラーメンも生麺ですね?」
ぶるぅ 「そっちは試していないけど…。ホントだと思うよ」
だって魔法の粉だもん、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「切り干し大根とか干しシイタケだって戻るんだよ♪」
シロエ 「本当ですか!?」
ぶるぅ 「スルメとおんなじ! 乾物だったら大抵いけるし!」
半生くらいには戻るから、という返事。
ぶるぅ 「一リットルのお水に重曹を大匙一杯だよ!」
キース 「それだけでスルメが生イカになるのか…」
ぶるぅ 「一晩くらい浸けておいたらね!」
サム 「マジかよ、重曹、半端ねえな…」
スウェナ「乾物には万能みたいな感じがするわね」
マツカ 「まさに魔法の粉ですね…」
知りませんでした、とマツカ君も感心している様子。
マツカ 「たったそれだけで戻るんだったら魔法ですよ」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ? とっても便利なんだも~ん!」
シロエ 「証言者がいて助かりましたよ、ネタ扱いされるトコでした」
ぶるぅ 「お料理しないと分からないしね、こういうの!」
重曹パワーで素敵にお料理! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「スルメも生イカに戻せてしまうし、干しシイタケも!」
Aブルー「干しシイタケがどうしたって?」
なんの話、と横から出ました、無視しておいたソルジャーが。
ぶるぅ 「えっとね、魔法の粉のお話!」
キース 「待て、言うな!」
喋るな、と叫んだキース君ですが、時すでに遅し。
Aブルー「魔法の粉って、何なんだい?」
ぶるぅ 「んーとね…」
シロエ 「白い粉です、それだけです!」
Aブルー「白い粉?」
キース 「そうだ、そういう粉の話だ!」
Aブルー「でも、干しシイタケがどうとかって…。それにスルメと」
干物に役立つ話なのでは、と瞳がキラリ。
スッポンタケ、乾物でしたよね…?
2014/11/19 (Wed)
☆白い粉と言えば
1リットルの水に重曹を大匙一杯。スルメが生イカに戻る魔法だとか。
干しシイタケもこれで戻る、と盛り上がっていればソルジャーが。
Aブルー「干しシイタケとかスルメが魔法の粉でどうなるんだい?」
シロエ 「特にどうという話じゃないですから!」
Aブルー「でもねえ、白い粉だと誤魔化す辺りが怪しいけどね?」
本当の名前は何なんだい、という御質問。
キース 「こっちの世界で白い粉と言ったらヤバイ粉だ!」
シロエ 「そうです、ある意味、魔法の粉ではありますが!」
Aブルー「なるほど、ヤバイと…。どんな風に?」
キース 「ハイになるとかトリップするとか、そんな感じだ」
Aブルー「ああ、ドラッグね!」
ぼくには全く効かないだろうね、と笑顔のソルジャー。
Aブルー「なにしろ人体実験で色々な薬を試されすぎて…」
キース 「効かないなら用は無いだろう。魔法の粉にも」
シロエ 「同感です。御禁制の品に手を出す必要は無いですよ」
Aブルー「でもねえ…。干しシイタケやスルメがドラッグをやると?」
どうもおかしい、と鋭い突っ込み。
Aブルー「トリップしたがるとは思えないねえ、スルメとかが」
キース 「そ、それはだな…」
Aブルー「何か隠してると思うけどね? 魔法の粉について」
シロエ 「いいえ、なんにも隠していません!」
Aブルー「じゃあ、名前」
正式名称の方をよろしく、と更なる突っ込み。
Aブルー「ドラッグと言っても色々あるしね、どのドラッグだい?」
キース 「ドラッグだけで察してくれ!」
ぶるぅ 「えとえと…。薬局ってドラッグストアだよね?」
Aブルー「ぶるぅが教えてくれるのかい?」
ぶるぅ 「んーとね、ちゃんと薬局で買えるお薬!」
キース 「馬鹿、言うな!」
ぶるぅ 「でもでも、お名前、知りたいって言うし…」
Aブルー「知りたいねえ!」
薬局で買えるとくれば是非に、とソルジャー、嬉しそうですが。
魔法の粉の正体とか使い方とか、思い切りバレそうな雰囲気ですねえ?
2014/11/20 (Thu)
☆お得に買うなら
スルメが生イカに戻ると噂の魔法の粉。
その正体は重曹ですけど、ソルジャーに訊かれて誤魔化していれば…。
ぶるぅ 「えっとね、薬局でも買えるしスーパーにもあるよ!」
Aブルー「スーパーだって?」
ぶるぅ 「うんっ! だけど沢山買うんだったら薬局だよね」
そっちの方が断然お得、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「サフランだって薬局だったらお薬扱いでお得だし!」
Aブルー「サフランってサフランライスのアレかい?」
ぶるぅ 「そうだよ、御飯とかを黄色に染められるんだけど…」
Aブルー「それが高いと?」
ぶるぅ 「普通に買ったら、このくらいの量で…」
これくらいかな、とお値段の方を挙げまして。
ぶるぅ 「でもでも、薬局に行けば、これだけ入ってこの値段なの!」
Aブルー「なるほど、食料品として買えば暴利をむさぼられる、と」
そういうのは御免蒙りたい、とソルジャー、深く頷くと。
Aブルー「やっぱり賢く買い物しないと! で、例の粉は?」
ぶるぅ 「ドッサリ買うの?」
Aブルー「何に使えるのか、それを確認してからだけど…」
ぶるぅ 「えっとね、スルメとか干しシイタケとかを戻すんだよ!」
一同 「「「うわーっ!!!」」」
終わった、と顔面蒼白の御一同様。
ソルジャーの方は「ふうん…」と周りを見回してから。
Aブルー「スルメが戻るってどういうことだい? 干しシイタケも」
ぶるぅ 「んとんと、干す前みたいになるって意味で…」
Aブルー「本当かい!?」
乾かす前の姿に戻るのかい、と俄然、興味を。
Aブルー「それじゃ、もしかしてスッポンタケの天日干しも?」
ぶるぅ 「戻ると思うよ、あれを使えば」
Aブルー「凄いじゃないか!」
まさに魔法、と歓喜のソルジャー。
Aブルー「その白い粉が薬局にあると?」
ぶるぅ 「スーパーにもね」
Aブルー「買うなら薬局で決まりだよ!」
沢山買わねば、とグッと拳を。
魔法の白い粉の正体、バレるのは時間の問題ですねえ…?
2014/11/21 (Fri)
☆じっくり戻して
干しシイタケもこれで戻ると噂の重曹、白い粉。
ソルジャーにガッツリ使い道を知られてしまって、買える場所までが。
Aブルー「これはもう買うしかないってね! 白い粉を!」
キース 「…な、何に使おうというんだ、あんた…」
分かってはいても確認したくなるのが人情。
ガクブル震えるシャン学メンバー、キース君の背中を見守り状態。
Aブルー「何にって、そりゃあ決まっているじゃないか!」
キース 「ま、まさかと思うが…」
Aブルー「もちろん、君の可愛い一番弟子のために使うんだよ!」
スッポンタケを蘇らせよう! と突き上げる拳。
Aブルー「天日干しのヤツ、薬代わりに削ろうかな、と思ったけど!」
ぶるぅ 「えとえと、戻して食べれば美味しいんだよ?」
Aブルー「ぶるぅに聞いても、イマイチ、ピンと来なかったけど!」
魔法の白い粉さえあれば、とソルジャーの背中に燃え上がる闘志。
Aブルー「スルメが生イカに変わる勢い、スッポンタケだって!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 半生くらいには戻る筈だよ!」
Aブルー「あの素晴らしい形が蘇るんなら、半生で充分!」
まずは拝んで、それから料理、と笑顔全開。
Aブルー「戻る過程も素敵だろうねえ、こう、ムクムクと!」
ブルー 「変な言い方はやめたまえ!」
Aブルー「でも本当だろ、萎えていたのがみるみる元気に!」
スッポンタケの雄姿再び、と狂喜のソルジャー。
Aブルー「ハーレイとじっくり観察するよ! 戻る所を!」
ぶるぅ 「んとんと、そんなに早くは戻らないかも…」
Aブルー「でも、戻ったら元の形になるんだろう?」
ぶるぅ 「そうだけど…」
Aブルー「こう、じわじわと時間をかけて、というのもいいしね!」
焦らしプレイ、と妙な台詞が。
Aブルー「じっくり、ゆっくりもいいものだよ!」
ブルー 「もういいから!」
干物を抱えてサッサと帰れ、と生徒会長、ブチ切れですけど。
白い粉の名前もまだ謎なだけに、お帰りになるわけないですよねえ…?
2014/11/22 (Sat)
☆重曹を買いに
スルメも生イカに戻る勢いの魔法の重曹、スッポンタケにも使用可能。
じっくり戻すと喜ぶソルジャー、まだ重曹という名を知らなくて。
Aブルー「楽しみだねえ、この乾燥したスッポンタケが元通りに!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 形が分かる程度には戻る筈だよ!」
Aブルー「半生くらいって言ったっけ? 形さえ戻れば充分だしね!」
あの有難いお姿さえあれば、とソルジャー、大感激で。
Aブルー「あれが戻って来るなんて…。素敵すぎだよ!」
ブルー 「だったらサッサとそれを抱えて帰りたまえ!」
Aブルー「まだだよ、肝心の名前を聞いていないんだから!」
ブルー 「名前?」
Aブルー「魔法の白い粉の名前だってば! まだ知らないし!」
これじゃ薬局に行っても買えない、と思考はマトモ。
Aブルー「いわゆるドラッグじゃないらしいけど、なんて名前?」
シロエ 「炭酸水素ナトリウムです!」
Aブルー「は?」
ぶるぅ 「んとんと、重曹って言ったら買えるよ!」
Aブルー「なるほど、重曹…。そして炭酸ナントカなんだね」
詳しい説明ありがとう、と感謝のソルジャー。
Aブルー「それじゃ早速買いに行くから、メモに書いてよ」
ぶるぅ 「うんっ! …はい、重曹ってちゃんと書いたよ!」
Aブルー「シロエも書いてくれるかな? 炭酸ナントカ」
シロエ 「ぼくもですか!?」
Aブルー「間違いがあってはいけないからねえ、きちんと詳しく!」
メモを見せるだけで通じるように、と御注文。
シロエ 「…重曹でいいと思うんですが…」
Aブルー「万一ってこともあるからね! だからよろしく!」
シロエ 「分かりましたよ…。……これでいいですか?」
Aブルー「よし! 後は薬局に行って買い物!」
ぶるぅ 「重曹、お水1リットルに大匙1杯だからね!」
Aブルー「そうだっけ…。それも書いてよ、こっちのメモに」
ぶるぅ 「オッケー!」
頑張ってねー! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
スッポンタケの干物だか乾物、戻るんでしょうか?
2014/11/23 (Sun)
☆重曹をゲット
スッポンタケも半生くらいには戻るであろう、という魔法の重曹。
それを薬局で買って帰ろう、とソルジャーの姿は消え失せましたが…。
キース 「シロエ、お前は戦犯だからな」
シロエ 「…重曹ですか?」
キース 「その名をお前が出さなかったら、今も平和な筈だった!」
シロエ 「でもですね! 最初はスッポンタケの話じゃなくて!」
単なる乾物の話でした、とシロエ君。
シロエ 「中華料理は何でも干すとか、そういう話で…!」
ジョミー「でもさあ、シロエがスルメが戻るって言ったわけだし」
サム 「間違いねえよな、そいつはな」
シロエ 「あれは単なる話のついでで…!」
キース 「お前は空気が読めんのか!」
あの状況で重曹を持ち出したらリーチだろうが、と厳しい指摘。
キース 「遅かれ早かれ、あいつの耳に入って地獄になるんだ!」
ぶるぅ 「えっと、重曹、お役立ちだよ?」
キース 「普通に使えば役立つだろうが、あいつの場合は…!」
シロエ 「ですから正式名称の方を言いました!」
炭酸水素ナトリウムだと言ってやりました、と言われましても。
キース 「その程度で怯む相手か、あいつが!」
サム 「うんうん、下手すりゃシャングリラで作りかねないぜ」
スウェナ「そうねえ、重曹だったら無理かもだけど…」
マツカ 「在庫があるかもしれませんよ? あちらの世界に」
ブルー 「その可能性は大いにあるね」
キース 「今頃はもう買って帰ってやがるだろうがな」
そしてスッポンタケの干物を戻すわけだ、と深い溜息。
キース 「半生だろうが何だろうが、だ。戻ればああいう形だからな」
ジョミー「また拝むよね…」
ブルー 「拝むと思うよ、後はどうするか知らないけれど」
料理なんかが出来ただろうか、と生徒会長。
ブルー 「不器用なんだし、スッポンタケの料理なんてね…」
キース 「また来やがるのか?」
料理の件で、と頭を抱えるキース君ですが。
重曹をゲットして帰ったソルジャー、その後は如何に?
2014/11/24 (Mon)
☆音沙汰なしの人
乾物を戻すならコレにお任せ、魔法の白い粉な重曹。
スッポンタケを戻すべく買い込んで帰ったソルジャー、音沙汰なしで。
キース 「あいつ、全く来やがらないな」
ジョミー「自慢しに来ると思ったけどなあ、スッポンタケ…」
シロエ 「上手く戻らなかったんでしょうか?」
サム 「それだけは無いと俺は見たぜ。もしも戻らなかったらよ…」
シロエの命がねえんじゃねえか、と冷静な意見。
サム 「騙されたってことで殴り込みだぜ、きっと」
ジョミー「あー、それはあるかも…」
でも来ない、と生徒会長宅で顔を見合わせる御一同様。
キース 「今月もじきに終わるんだが…」
スウェナ「どうなったのかしらね、こんなに長い間、来ないだなんて」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくは何度も会ったよ!」
一同 「「「ええっ!?」」」
いつの間に、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」に視線が集中。
キース 「何度もって…。あいつ、いつの間に湧いたんだ!」
ぶるぅ 「んとんと…。みんなが授業に出てる時だよ?」
一同 「「「授業中!?」」」
もしや学校に現れたのか、と上を下への大騒ぎ。
ジョミー「そんなの全然、知らなかったよ!」
シロエ 「ぼくもですよ!」
ぶるぅ 「ちゃんとおやつも食べてったよ? でも…」
用事はおやつじゃなかったから、とニコニコ笑顔。
ぶるぅ 「いつもお願い事だったしね!」
シロエ 「どういうお願いなんですか!」
ぶるぅ 「えーっと、あっちの世界じゃ出来ないから、って…」
サム 「何がだよ?」
ぶるぅ 「天日干しだよ、シャングリラは浮上出来ないもんね」
一同 「「「天日干し!?」」」
まさか、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「ちょ、ちょっと質問なんですが…。何を干したんです?」
ぶるぅ 「前とおんなじ! スッポンタケだよ!」
一同 「「「す、スッポンタケ…?」」」
愕然としているシャン学メンバーですが。
天日干しの依頼に来たということは、スッポンタケ狩り、継続中とか?
2014/11/25 (Tue)
☆料理している人
スルメも生イカに戻ると噂の白い粉。
いわゆる重曹をゲットした後、現れないと思ったソルジャーですけど。
キース 「す、スッポンタケを干したと言ったな!?」
ぶるぅ 「うんっ! お天気のいい日に何度も来てたよ」
シロエ 「生のスッポンタケを持ってですか!?」
ぶるぅ 「そうだよ、天日干しにして欲しいから、って!」
だから屋上で沢山干したの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「スッポンタケ狩り、とっても頑張ってるみたい!」
キース 「そんな話は知らなかったぞ!」
シロエ 「料理で苦労しているんだと思ったんですが…」
ぶるぅ 「お料理、上手くいってるみたいだよ?」
定番の料理も出来たみたい、とニッコリと。
ぶるぅ 「それでなのかな、採れる間に集めておくって!」
サム 「保存食かよ!?」
ぶるぅ 「乾物って、元々、そうだしね?」
キース 「あいつ、料理が出来たのか?」
ぶるぅ 「んーと…。よく知らないけど、なんか詰め物?」
一同 「「「は?」」」
何故に詰め物、と派手に飛び交う『?』マーク。
シロエ 「詰め物というのは何なんでしょう?」
キース 「俺が知るか!」
ジョミー「七面鳥とかに詰まってないかな、なんか色々」
サム 「スッポンタケに詰めるのかよ?」
スウェナ「キノコに詰め物って…。そんな料理があるかしら?」
ぶるぅ 「んとんと、マッシュルームの傘に詰めたりするよ!」
お肉に生ハム、チーズだとか、と言われてみれば存在するものの。
シロエ 「スッポンタケに傘は無かったですよ?」
マツカ 「無かったですね…」
スッポンタケの先っぽ、傘の類はございません。
亀の頭に似ている部分に悪臭を放つグレバがあるだけ。
サム 「じゃあ、詰め物ってどうするんだよ?」
シロエ 「さ、さあ…?」
キース 「真面目に謎だな、本当に詰め物と言っていたか?」
ぶるぅ 「そう聞いたけど…」
凝ってるみたい、という話ですが。
あのソルジャーが料理に凝りますか…?
2014/11/26 (Wed)
☆料理でビンビン
度々スッポンタケ狩りに来た上、天日干しを依頼しているソルジャー。
料理もしているようなのですけど、詰め物がどうとかいう話で。
キース 「あいつが料理をしているだけでも信じ難いんだが…」
ジョミー「詰め物だったら余計な手間がかかるよね?」
シロエ 「スッポンタケ尽くしの時に詰め物の料理、ありましたか?」
マツカ 「どうだったでしょう?」
ぶるぅ 「やっていないよ、ぼくは詰め物してないもん!」
サム 「だったらどうして詰め物なんだよ?」
料理が得意とは聞いていないぜ、と悩むサム君。
サム 「おまけに凝ってるってことなんだよな?」
ぶるぅ 「らしいよ、スッポンタケに詰め物」
シロエ 「何処に詰めるんです!?」
ぶるぅ 「んーとね、多分…」
??? 「こんにちはーっ!!!」
お久しぶり、と降って湧きました、噂の人が。
Aブルー「実にいいねえ、魔法の粉! シロエには感謝しているよ!」
シロエ 「…そ、そうですか…」
キース 「ほら見ろ、お前が戦犯なんだ!」
Aブルー「戦犯って…。シロエは大恩人だけど?」
キース 「俺たちからすれば立派な戦犯だ!」
よくもスッポンタケ狩りに燃えやがって、とキース君の怒りが爆発。
キース 「天日干しにすればいけるというんで集めてやがるな!?」
Aブルー「もちろんだよ! 本当に重曹で戻るんだねえ!」
いい感じに戻って料理も出来て、とニコニコニコ。
Aブルー「料理をするとビンビンのガンガンになるんだよ!」
一同 「「「………」」」
Aブルー「あっ、ぼくのハーレイだけじゃなくって!」
スッポンタケもビンビンのガンガンに、と妙な台詞が。
一同 「「「は?」」」
Aブルー「だからスッポンタケが! もうムクムクと!」
シロエ 「…戻るんですよね、重曹で?」
Aブルー「戻した後だよ、料理がとっても大切なんだよ!」
それは素晴らしい姿になるのだ、とウットリですけど。
料理でビンビンのガンガンだなんて、いったいどんな料理を…?
2014/11/27 (Thu)
☆詰めてビンビン
天日干しにしたスッポンタケを重曹で戻し、それから料理。
ソルジャー曰く、もうムクムクとビンビンのガンガンになるそうで…。
Aブルー「実にいいねえ、スッポンタケは! もう最高だよ!」
ブルー 「もういいから! 君の話は分かったから!」
Aブルー「料理の話がまだなんだけど?」
是非聞いてくれ、と乗り出すソルジャー。
Aブルー「スッポンタケの料理はコレに限るんだよ!」
ぶるぅ 「えとえと、詰め物だったよね?」
Aブルー「そう! 挽肉を詰めて良し、パンやナッツも絶品で!」
一同 「「「は?」」」
真面目に料理をしてるじゃないか、と一同、驚愕。
ソルジャーが料理と聞いても信じ難いのに、この凝りよう。
Aブルー「詰め物をしたら煮込むんだよ! オーブンは駄目だね」
キース 「あんた、そこまで料理を極めていたのか?」
Aブルー「必要とあれば極めるよ! 実に素晴らしい食材だから!」
詰めてビンビン、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「ムックリと起き上がった形に仕上げてソースをね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ソースも作ってるんだね!」
Aブルー「美味しく食べなきゃいけないからねえ!」
ハーレイと二人で食べて夫婦円満、と満面の笑顔。
Aブルー「お互い、相手のアソコを食べてるつもりでドキドキと!」
ブルー 「退場!!」
Aブルー「ダメダメ、詰め物の話しかしてないからね!」
ブルー 「スッポンタケに詰めてるだけだろ!」
Aブルー「何処に詰めるか喋っていないし!」
これが肝心、と指を一本立てまして。
Aブルー「ぶるぅは知っているだろうけど、空洞なんだよ!」
一同 「「「え?」」」
Aブルー「スッポンタケの茎っていうのかな? あの中が!」
ぶるぅ 「そうだよ、傘よりも下は中が空っぽ!」
Aブルー「気付いた時にはビックリしたけど、これは使わないと!」
ぶるぅ 「そこに詰めるんだね!」
美味しそう! と無邪気なお子様。
けれども、なんだかヤバイ料理じゃないですか…?
2014/11/28 (Fri)
☆天日干しの効果
イヤンな形のスッポンタケ。実は傘よりも下が空洞だったという話で。
そこにソルジャー、せっせと詰め物、料理に燃えている模様。
Aブルー「あの空洞は素晴らしいよ! お蔭で今日もビンビンに!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 天日干しにして良かったね!」
Aブルー「それはもう! 次のシーズンまで食べられそうだし!」
ぶるぅ 「えっとね、保存のこともあるけど…。詰め物の方!」
Aブルー「天日干しと詰め物、何か関係あるのかい?」
ぶるぅ 「うんっ! スッポンタケが丈夫になるの!」
一同 「「「は?」」」
詰め物の話も大概ですけど、天日干しで丈夫とはこれ如何に。
キース 「お、おい…。それはどういう意味なんだ?」
ぶるぅ 「んとね、生のスッポンタケだと詰め物、無理そうだよ?」
Aブルー「えっ? あの空洞は干したお蔭で出来るのかい?」
ぶるぅ 「元々あるけど、スッポンタケが丈夫じゃないの!」
生のスッポンタケだと柔らかすぎるの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「だからね、詰め物をしたら破れちゃうかも…」
Aブルー「大変じゃないか、破れたりしたら!」
大事な形が台無しに、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「縁起でもないよ、破れるだなんて!」
ぶるぅ 「干してあるから大丈夫! うんと頑丈!」
Aブルー「天日干しにはそういう効果があるってことかい?」
ぶるぅ 「生のよりもずっと丈夫になるよ!」
それで詰め物もオッケーなの、とニコニコニッコリ。
ぶるぅ 「お料理、色々頑張ってね!」
Aブルー「もちろんだよ! そうか、天日干しにはそんな効果が…」
プラス重曹の魔法で無敵、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「頑丈になった上、重曹で戻せば素敵な姿に!」
ぶるぅ 「元通りのスッポンタケなんだね!」
Aブルー「詰め物をすれば、ビンビンのガンガンに出来るしね!」
仕上げにトロリとソースをかければ、雰囲気アップだそうですが。
スッポンタケの料理、アヤシイ感じじゃないですか?
2014/11/29 (Sat)
☆セットで詰め物
ソルジャーが凝っているスッポンタケの料理。
茎の部分の空洞に詰め物、ビンビンのガンガンにしてソースをトロリ。
Aブルー「もうね、ムクリと勃ち上がった姿が最高で!」
ブルー 「猥褻な料理はやめたまえ!」
Aブルー「そう言わずに! 素敵な料理を食べてビンビン!」
夫婦円満の秘訣なのだ、と極上の笑顔。
Aブルー「料理なんかに縁は無かったけど、燃えるものだねえ!」
ぶるぅ 「えとえと、詰め物、お米なんかも試してみた?」
Aブルー「お米って…。御飯を詰めるのかい?」
ぶるぅ 「ハーブライスとか、挽肉入りのお米もいいよ!」
Aブルー「そうなんだ? レシピを書いてくれるかな、それ」
ぶるぅ 「オッケー! えっとね、ハーブライスの方がね…」
でもって挽肉入りがこうで、と紙にサラサラ。
ぶるぅ 「こんな感じでいけるから! やってみてね!」
Aブルー「ありがとう! ぼくの方をハーブライスにするべきかな?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「スッポンタケ料理は一対なんだよ、2本でセット!」
大きめのを1本、それと小さめを1本で、とセットの説明。
Aブルー「大きい方はもちろんハーレイ! 小さいのがぼくで!」
ブルー 「退場!」
Aブルー「だから料理の説明中だよ、夫婦円満には2本要るんだよ!」
詰め物で立派になったスッポンタケが、と得意満面。
Aブルー「ハーレイと二人で、相手のアソコに見立てたヤツを!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「こんな料理が作れるのも、天日干しにしたお蔭なんだね!」
それと魔法の粉の重曹、とソルジャー、シロエ君の手をガッシリと。
Aブルー「君はホントに大恩人だよ、重曹の件!」
シロエ 「い、いえ、ぼくは…!」
Aブルー「ハーレイもよろしくと言っていたから!」
シロエ 「お、おかまいなく…!」
キース 「戦犯ということで決定だな、シロエ」
シロエ 「えーーーっ!」
エライ料理が生まれたスッポンタケですが。
今月、これにて中継終了~。
2014/11/30 (Sun)
☆忘れたいスッポンタケ
さて、11月がやって参りまして。
世間では紅葉シーズンですけど、シャン学メンバーは関係ないらしく。
シロエ 「キース先輩、遅いですねえ…」
サム 「あれから初の土曜日なんだし、無理ねえんじゃねえか?」
ジョミー「法事だとか?」
マツカ 「その予定は聞いていませんよ? それにキースは…」
基本、法事は手伝わないんじゃなかったですか、とマツカ君。
サム 「そういや、そうか…。学生だから、って言ってたっけな」
シロエ 「だったらどうして遅いんでしょう?」
ジョミー「アドス和尚に捕まったとか?」
家を出る前に、という指摘。
ジョミー「それで本堂の掃除とかさ」
スウェナ「絶対に無いとは言い切れないわね、土曜日だものね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんなで朝から遊べる日だよ!」
サム 「先週はエライ目に遭っちまったけどな」
シロエ 「悪夢のスッポンタケ狩りですね…」
忘れたいです、とシロエ君が頭を抱えております。
シロエ 「どうしてああいう展開になってしまったんだか…」
ジョミー「スッポンタケが悪いんだよ!」
ブルー 「ぼくも大いにそう思うけれど…」
見付かったものは仕方ない、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「まさかフェアリーリングで来るとは思わないしね…」
シロエ 「ですけど、余計な知恵をつけたのは会長ですよ?」
ブルー 「天狗と妖精って言っただけだよ!」
それ以上のことは何も、と言われましても。
シロエ 「例の踊りに五穀豊穣って免罪符を出しませんでしたか?」
ブルー 「あれは失言で…!」
ジョミー「でもさあ、結果的に踊られちゃったわけだし…」
ぶるぅ 「えとえと、念仏踊りだよね!」
お念仏と木魚に合わせて踊ってたね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「とっても楽しそうだったよ?」
シロエ 「それはあの二人だけですよ!」
二度と見たくはありません、と露骨に嫌悪の表情ですが。
それを踊っていたソルジャー夫妻はどうなったんでしょうねえ?
2014/11/01 (Sat)
☆遅刻して来た人
スッポンタケ狩り以来、初の土曜日となっておりますが。
生徒会長宅にキース君が到着しておらず、話題はソルジャー夫妻へと。
ぶるぅ 「えとえと…。念仏踊りって効いたのかなあ?」
シロエ 「考えたくもありませんよ!」
ぶるぅ 「だけど、あれから来ないんだもん…」
ちょっと心配、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「スッポンタケで食中毒は無いと思うんだけど…」
スウェナ「中華料理の食材なのよね?」
ブルー 「キヌガサタケには負けるんだけどね」
あっちは高級食材だから、という説明。
ブルー 「だけど味では負けていないっていう話だねえ…」
サム 「でもよ、匂いが凄くねえか?」
ジョミー「凄いって言うより、最悪だよ!」
シロエ 「あれを食べたいという神経が分かりませんよ!」
マツカ 「ぼくにも理解出来ません…」
松茸だったら分かるんですが、とマツカ君が呻いた途端にチャイムの
音がピンポーン♪ と。
マツカ 「う、噂をすれば影でしょうか?」
ジョミー「わざわざチャイムを鳴らして来るかなあ?」
ぶるぅ 「お客様だよね!」
行ってくるね~! と玄関へ飛び跳ねてゆきまして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お客様、キースだったよ!」
キース 「遅れてすまん。御本尊様へのお詫びが長くなって…」
一同 「「「お詫び?」」」
キース 「先週のお詫びだ、念仏踊りだ!」
あのお詫びが出来ていなかったのだ、と溜息を。
キース 「スッポンタケ狩りで一日、次の日が食べる会だったからな」
シロエ 「ぼくたちは食べていないんですが!」
ジョミー「教頭先生が見付けてくれた松茸専門だったしね…」
ブルー 「そのハーレイは呼ばなかったけどね」
松茸だけ与えておけば呼ばなくていい、と冷たい表情。
ブルー 「一人で侘しく松茸尽くしをやってたようだよ」
シロエ 「その方がマシだと思うんですが…」
スッポンタケを食べる会より、との話ですけど。
食べる会までが開催されてたようですねえ…。
2014/11/02 (Sun)
☆美味しく食べたら
御本尊様にお詫びをしていて遅くなった、とキース君がようやく到着。
スッポンタケ狩り、翌日は食べる会が開催されていたようで。
ジョミー「結局、スッポンタケは誰も食べてはいないんだよね?」
シロエ 「その筈ですね」
サム 「食おうって気になれる匂いじゃなかったぜ、あれは」
ぶるぅ 「でもでも、美味しかったでしょ?」
一同 「「「えっ?」」」
何のことだ、と皆の視線が「そるじゃぁ・ぶるぅ」に。
シロエ 「美味しい、美味しいと言っていたのは馬鹿だけですよ?」
サム 「うんうん、何処かのバカップルだけだぜ」
ぶるぅ 「言ってたのは二人だけだけど…。美味しかったでしょ?」
シロエ 「あの二人しか食べてませんよ!」
ぶるぅ 「んーと…。やっぱり説明しとけば良かった?」
一同 「「「は?」」」
まさか、と青ざめるシャン学メンバー。
キース 「ま、まさかと思うが…」
シロエ 「ぼくたちもアレを食べてはいないでしょうね!?」
ぶるぅ 「中華炒めに入れておいたよ、美味しいから」
一同 「「「ええっ!?」」」
そんな、と派手に飛び交う悲鳴。
シロエ 「ちゅ、中華炒めと言うのはですね…!」
マツカ 「青梗菜とかがたっぷり入っていたアレですか?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ それで大当たり~!」
キース 「い、入れたのか、アレにスッポンタケを!?」
ぶるぅ 「炒め物にも合うキノコだもん!」
スッポンタケは美味しいキノコだよ、と言われましても。
キース 「美味いとか不味いとか言う以前にだな…!」
ジョミー「匂いが普通じゃないんだよ、アレ!」
ぶるぅ 「先っぽを洗うのは常識だもん!」
一同 「「「先っぽ?」」」
ぶるぅ 「臭いの、先っぽだけなんだよ! だから洗うの!」
一同 「「「そ、それで…?」」」
ぶるぅ 「綺麗に洗って匂いが取れたら、お料理、お料理~!」
臭い部分はグレバって言うの、と得意げですが。
スッポンタケのイヤンな所は本当に匂いだけですか…?
2014/11/03 (Mon)
☆食べちゃいました
食べる会が開催されていたらしい、スッポンタケ。
ソルジャー夫妻だけが食べていたのだと思っていれば、さにあらずで。
キース 「…く、臭くないから入れたというのか、中華炒めに!?」
ぶるぅ 「だって、せっかく美味しいのに…」
食べなきゃ損でしょ、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「美味しいからって探しに行く人もいるキノコだよ!」
シロエ 「そ、そうなんですか!?」
ぶるぅ 「うんっ! 味を知ってる人は見付けたら一人占めだって!」
サム 「ひ、一人占めって何なんだよ?」
ぶるぅ 「知らない人は匂いだけで逃げて行っちゃうしね?」
その間に一人でドッサリ採るの、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「みんなで沢山見付けたんだし、食べなくちゃ!」
キース 「それは有難迷惑なんだが!」
ぶるぅ 「でもでも、美味しかったでしょ?」
一同 「「「うっ…」」」
スッポンタケ入りと噂の中華炒め。
美味しかったことは事実で、そこの所は否定は出来ず。
キース 「し、しかしだな…! あんなキノコを食ったいうのは!」
シロエ 「いろんな意味でキツイですよね…」
ぶるぅ 「えとえと、念仏踊りをしてた所のじゃないよ?」
あそこのスッポンタケは別扱い、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「すっごく大事にしてたみたいだし、それは別なの!」
キース 「なら、俺たちは食っていないんだな?」
ぶるぅ 「そうだけど…」
一同 「「「た、助かった…」」」
あのスッポンタケだけは絶対嫌だ、と意見が一致。
ジョミー「あの踊りがね…」
キース 「お蔭で俺は御本尊様にお詫びしまくる羽目になったが!」
俺の念仏で踊りやがって、と文句をブツブツ。
キース 「スッポンタケに念仏ならばともかく、あんな踊りに!」
ジョミー「なんかノリノリだったしね…」
ブルー 「上になったり下になったり、熱心だったねえ…」
天狗と妖精のパワーを貰おう、と夫婦和合の念仏踊り。
ヤッてるふりだと言いつつノリノリ、最悪としか…。
2014/11/04 (Tue)
☆あれから来ない人
実は知らずにスッポンタケを食べていたらしい、シャン学メンバー。
フェアリーリングのではなかったそうで、不幸中の幸いと言うべきか。
キース 「それで、あいつらはどうなったんだ?」
ブルー 「ブルーたちのことかい?」
キース 「他に誰がいると!」
あの迷惑なヤツらはどうしているのだ、という質問。
キース 「俺は朝から念仏三昧で御本尊様にお詫びして来たが!」
シロエ 「さ、さあ…? あれから姿を見てませんから…」
サム 「食中毒だけはねえだろうな、って話してたけどよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スッポンタケなら安全だよ!」
絶対安全、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「きっとね、えとえと…。効いたんじゃないかな?」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「踊りと、食べたスッポンタケと!」
それで来ないんだよ、と無邪気な笑顔。
ぶるぅ 「フウフワゴーってどういうものなの?」
キース 「知らなくていいっ!」
シロエ 「そういうのはですね、あっちのぶるぅに任せて下さい!」
ぶるぅ 「分かった、大人の時間なんだね!」
充実の毎日っていうヤツだよね、と分かっているのかいないのか。
ぶるぅ 「でもでも、そろそろ来ると思うよ?」
一同 「「「えっ?」」」
なんでまた、と目が丸くなる御一同様。
キース 「どうしてあいつらがやって来るんだ!」
ジョミー「まさか、スッポンタケ狩りだとか!?」
サム 「それはねえだろ、山ほど採っていやがったしよ」
シロエ 「ぼくたちも手伝わされましたしね…」
スッポンタケ狩り、盛況だったようでございます。
食べる会なぞをやっていただけに、容易に想像可能ですが。
キース 「スッポンタケ狩りはもう御免だぞ!」
ぶるぅ 「保存用のを取りに来るって言ってたよ?」
キース 「保存用だと!?」
シロエ 「まだ採るんですか、スッポンタケを!?」
一応、キノコはまだシーズン中。
スッポンタケ狩りの悪夢再び、念仏踊りの危機も再びですか…?
2014/11/05 (Wed)
☆保存用が欲しい人
ソルジャー、保存用のスッポンタケを取りに来ると言っていたらしく。
スッポンタケ狩りの悪夢再びか、とシャン学メンバー、顔面蒼白。
キース 「保存用となると相当ヤバイな」
ジョミー「今日もスッポンタケ狩りなわけ!?」
サム 「この間、行ったばかりじゃねえかよ!」
しかも沢山採ったのに、とサム君、ガクブル。
サム 「まだ足りねえって言うのかよ!?」
シロエ 「こんな結末になるんだったら、中華炒めは食べませんよ!」
マツカ 「食べていなければ、その分が残りましたしね…」
ぶるぅ 「でもでも、試食は大切だよ?」
せっかくみんなで採ったんだし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「食べてみなくちゃ、美味しさ、絶対、分からないしね!」
キース 「誰も知りたいとも思ってなかった筈なんだが!」
ぶるぅ 「食わず嫌いは良くないよう!」
食べておかなくちゃ、と言わば正論。
ぶるぅ 「食べもしないで文句を言ったら駄目だと思うの!」
キース 「しかしだ、スッポンタケの場合は味よりも形が問題で!」
シロエ 「最悪なんです、ぼくたちの目には!」
ぶるぅ 「だから刻んで入れておいたよ、中華炒めは!」
ジョミー「それは有難迷惑だってば!」
食べてしまった、とジョミー君の嘆き。
ジョミー「一生、食べたくなかったのに…!」
キース 「俺も同じだ。だが、保存用も採りに来るんだとなると…」
シロエ 「ぼくは絶対、食べませんからね!」
二の舞は二度と御免です、とシロエ君の宣言。
シロエ 「次から食材は吟味します! 調理の前に!」
ぶるぅ 「吟味してるよ、お肉も魚もお野菜も!」
シロエ 「そういうレベルじゃなくってですね!」
敵はスッポンタケなんです、とシロエ君はついに敵と認定。
シロエ 「あれだけは共存出来ませんよ!」
キース 「同感だ。なのに付き合いが続くのか…」
今度は保存用なのか、と呻くキース君。
採りまくった上に保存用もとは、ソルジャー、実に貪欲ですねえ…。
2014/11/06 (Thu)
☆最悪な踊り
保存用のスッポンタケを取りに来ると噂の、例のソルジャー。
またしてもスッポンタケ狩りなのか、と怯えまくりの御一同様ですが。
ジョミー「こ、今度も松茸山なのかな…?」
サム 「そうじゃねえのか? フェアリーリングで浮かれてたしよ」
キース 「あれが諸悪の根源なんだ! お蔭で俺は!」
御本尊様にお詫びをしまくる羽目に、と泣きの涙のキース君。
キース 「お念仏をあんな踊りのBGMにされたとは…」
シロエ 「最悪な踊りでしたしね…」
キース 「最低最悪と言うんだ、あれは!」
ジョミー「踊った二人はノリノリだったけどね…」
キース 「教頭先生が鼻血を出されたほどの猥褻物だぞ!」
どう猥褻なのかイマイチ分からなかったが、という感想。
万年十八歳未満お断りの面々、その点については同感でして。
スウェナ「私にも分からなかったのよねえ…。何が何だか」
サム 「くんずほぐれつの踊りだったってのは間違いねえけど…」
シロエ 「上になったり下になったりしてましたねえ…」
ブルー 「分からない方がいいんだよ! ああいう踊りは!」
理解出来ないのが正しい在り方、と生徒会長は申しております。
ブルー 「あれは当人とハーレイくらいしか分からないから!」
ぶるぅ 「えとえと…。そのハーレイって、どっちのハーレイ?」
ブルー 「両方に決まっているだろう!」
踊っていた方と見ていた方、と吐き捨てるように。
ブルー 「あっちのハーレイも、どうヘタレなのか謎なんだよ!」
ジョミー「ヘタレは教頭先生じゃなかった?」
ブルー 「あっちのハーレイも見られていると意気消沈の筈!」
なのにノリノリで夫婦和合の踊りとは…、とブツブツブツ。
ブルー 「本来、あそこで踊れる筈もないんだけどねえ…?」
シロエ 「スッポンタケのパワーじゃないですか?」
サム 「変なユニフォームも着てやがったしよ…」
ハイテンションで踊れたのだろう、という結論ですが。
スッポンタケ狩り再びとなれば、あの踊りも…?
2014/11/07 (Fri)
☆念仏踊りの結末
ソルジャー夫妻の念仏踊りに文句たらたらのシャン学メンバー。
ヘタレの筈のキャプテンまでが踊っていたため、悪夢再びの恐れあり。
キース 「あの踊りはもう御免なんだが!」
サム 「唱えなければいいんじゃねえのか、お念仏をよ」
キース 「それが通用する相手ならな!」
一同 「「「あー…」」」
ソルジャー、自分ルールを振りかざすのが大得意。
キース君が何と言おうが、こうと決めたら譲るわけもなく。
シロエ 「覚悟はしておいた方がいいかもしれませんね…」
マツカ 「保存用のスッポンタケを取りに来るって話ですしね…」
キース 「正直、来なくていいんだが!」
??? 「そういうわけにもいかないんだよ!」
スッポンタケ様は大切だから、という声が。
言わずと知れたソルジャー(会話表記はAブルー)ご登場で。
Aブルー「こんにちは! この間はどうもありがとう!」
キース 「何がありがとうだ、俺は朝から、あんたのせいで!」
Aブルー「朝からって…。何かあったのかい?」
キース 「御本尊様にお詫びの礼拝だ!」
南無阿弥陀仏に合わせて五体投地を三百回だ、と怒りの表情。
キース 「これでも足りないくらいなんだが、俺の膝が持たん!」
Aブルー「膝ねえ…。腰なら良く効く薬もあるんだけどねえ…」
夫婦円満に腰は欠かせないから、と意味深な台詞。
Aブルー「スッポンタケもね、アソコには効くみたいだけどねえ…」
キース 「もうその名前は出さないでくれ!」
Aブルー「君の大事な一番弟子だろ? そんな態度は良くないよ」
それでどうして御本尊様にお詫びなんかを…、というお尋ね。
Aブルー「君の弟子が何か不始末でも?」
キース 「あんな弟子を持った覚えは無い! ついでに言えば!」
Aブルー「何か?」
キース 「あんたがやらかした念仏踊りのお詫びなんだ!」
Aブルー「お詫びなんかが必要なのかい、御利益は充分だったけど?」
念仏踊りは実に効いた、と満面の笑顔。
あれも御利益認定ですか…。
2014/11/08 (Sat)
☆念仏踊りの効果
なんだかんだでソルジャー登場、先日の念仏踊りが良く効いたとかで。
キース君が顔を顰めるのにもかまわず、ベラベラと。
Aブルー「お念仏の効果なんだか、スッポンタケが効いたんだか…」
キース 「お念仏が効くか!」
Aブルー「効くんじゃないかな、お浄土へ行くための呪文だろう?」
お浄土と言えば天国なんだし、という解釈。
Aブルー「天国、すなわち昇天ってね! もう何回も!」
キース 「だったら帰って来なくていいっ!」
行きっ放しで戻って来るな、とキース君は手でシッシッと。
Aブルー「イったままねえ、それはいいねえ!」
キース 「なら、来るな!」
Aブルー「イったままの状態をキープするならスッポンタケだよ!」
でないとハーレイがエネルギー切れ、と言い出すソルジャー。
Aブルー「天国から戻れないほどの勢いとなれば、連発だしね!」
キース 「なんの話だ!」
Aブルー「もちろん夫婦の時間だよ! 夫婦和合で夫婦円満!」
連発するならエネルギーも充填しておかないと、とグッと拳を。
Aブルー「そのためにも有難いスッポンタケをね!」
キース 「俺はもう縁を切りたいんだが!」
Aブルー「ダメダメ、君の可愛い一番弟子だろ?」
キース 「あんな弟子は要らん!」
Aブルー「でもねえ…。実に立派な戒名をねえ…」
今日もこうして持っているのだ、と取り出した紙に例の戒名。
倫王院殿法界善根大居士と書いてありまして。
Aブルー「ぼくにとってはお守りなんだよ、この戒名も!」
キース 「俺にとっては人生最大の汚点なんだが!」
Aブルー「君は誇っていいと思うよ、スッポンタケを」
あんないい弟子はそうそういない、とソルジャーは笑顔。
Aブルー「なにしろハーレイは絶倫なんだし、もう毎日が最高で!」
キース 「それならこっちに出て来るなと!」
Aブルー「パワーの維持にはスッポンタケだって必要なんだよ!」
そのための保存用なのだ、と怖い台詞が。
やっぱりスッポンタケ狩りですか…?
2014/11/09 (Sun)
☆保存用のキノコ
毎日が最高らしいソルジャー、至極御機嫌ですが。
キャプテンのパワーを維持するためには、スッポンタケが必要らしく。
Aブルー「毎日のパワーにスッポンタケ! 保存用もね!」
キース 「そこまでなのか!?」
Aブルー「もう手放せない神様なんだよ、スッポンタケは!」
とりあえず今日は御神体を取りに来たのだ、と威張るソルジャー。
Aブルー「保存用はね、これからの季節に大切だからね!」
シロエ 「まさか、一年分のスッポンタケを探す気ですか!?」
Aブルー「んーと…。また付き合ってくれるのかい?」
スッポンタケ狩りに、と意外な台詞が。
Aブルー「ぼくとしては、この間ので充分、満足したんだけどね?」
一同 「「「えっ?」」」
Aブルー「でも、君たちが行ってくれるというなら、二度、三度!」
あのユニフォームもまた着られるし、と嬉しそうな笑顔。
Aブルー「それでいつかな、スッポンタケ狩りは?」
キース 「い、いや…」
シロエ 「行きたいわけではないんですが…!」
Aブルー「なのに探してくれるわけ? 有難いねえ!」
持つべきものは友達だね、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「だけど今日はさ、あのユニフォームが洗濯中でさ…」
キース 「それは残念だな、またの機会にしておこう!」
シロエ 「出来れば来年でお願いします!」
Aブルー「ぼくは来年でもかまわないけど? 御利益はもう充分に!」
キース 「それなら、どうして保存用という話になるんだ!」
採りに行くのだと思ったのだが、とキース君が訊けば。
Aブルー「保存用だよ、保存用! ねえ、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ とてもいい感じに出来てるよ!」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「保存用に作ったスッポンタケだよ!」
Aブルー「天日干しだっけ?」
ぶるぅ 「うん、ちゃんとお日様の光で乾かしたの!」
毎日、屋上で干してたの! という話ですけど。
あんなイヤンな形のキノコを天日干しで保存用に仕上げたんですか?
2014/11/10 (Mon)
☆天日干しです
スッポンタケ狩りは充分にやった、と言うソルジャー。
なのに保存用とはこれ如何に、と思えば本物の保存用だったそうで…。
Aブルー「ぼくのシャングリラじゃ天日干しとはいかないからね!」
ぶるぅ 「んとんと…。いつでも雲の中だっけ?」
Aブルー「そうなんだよねえ、天日干しのために浮上はちょっと」
流石にマズイ、と話すソルジャー。
Aブルー「なにしろ地上には人類が暮らしているわけで…」
キース 「あんたの都合で危険に晒すわけにはいかんな、うん」
Aブルー「理由が天日干しではねえ…」
いくらハーレイでも許してくれない、と深い溜息。
Aブルー「だけど保存には天日干しが一番だと言うからさ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 乾物作りの基本だよ!」
Aブルー「それでお願いしたんだよ! スッポンタケの天日干し!」
ぶるぅ 「きちんと干したし、いい感じだよ!」
ブルー 「ぶるぅが毎日、せっせと管理をしていたからね」
糸に結んで竿から吊るして…、と生徒会長。
ブルー 「保存用はちゃんと出来ているから安心したまえ」
Aブルー「ありがとう! これでいつでも拝めるよ!」
とても有難いスッポンタケを、と感謝の合掌。
Aブルー「パワーは充分に取り込んだしねえ、後は御神体!」
ブルー 「拝むのかい? 食べるんじゃなくて?」
Aブルー「うーん…。たまには削って食べるかもだけど…」
基本は保存で礼拝対象、という話。
Aブルー「あの有難いお姿を思い浮かべながら拝むんだよ!」
ブルー 「好きにすれば?」
ぶるぅ 「沢山あるから、食べる分もあると思うんだけど…」
ちょっと待ってね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が出てゆきまして。
戻って来た時には両手で箱を抱えた格好。
ぶるぅ 「はい、これだけー! 全部、保存用のスッポンタケだよ!」
Aブルー「うわあ、けっこう沢山あるね!」
ぶるぅ 「みんな頑張って採ってたからね!」
箱の中に干物がドッカンと。
キノコの場合は干物と言うより乾物ですかねえ?
2014/11/11 (Tue)
☆干したら贅沢
箱一杯にドカンと出て来た、スッポンタケの干物だか、乾物だか。
屋上でしっかり天日干しとかで、ソルジャーからの依頼で作られた品。
Aブルー「有難いねえ、これだけあれば御神体には困らないよ!」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ~! 毎日ちゃんと干していたしね!」
ブルー 「カラッカラに乾いて別物だけどね?」
もはやあの形は残っていない、と生徒会長、ニヤニヤニヤ。
ブルー 「形さえパアになってしまえばどうでもいいしね」
キース 「そうだな、ただの干物だな」
シロエ 「キノコって干物でしたっけ? 乾物だと思うんですけれど」
スウェナ「そういえば、シイタケは乾物って言うわね」
Aブルー「細かいことはどうでもいいんだよ!」
要は保存用だというのが大切、と箱の中身を眺めるソルジャー。
Aブルー「いざとなったらコレを削って、パワーを頂く!」
ブルー 「はいはい、好きにすればいいから」
ぶるぅ 「えとえと…。お料理には使わないの?」
Aブルー「乾かしたヤツは薬だろ?」
漢方薬は乾燥してるよ、という返事ですが。
ぶるぅ 「んーと…。スッポンタケのお料理、干したのもあるよ?」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「新鮮なのはそのままお料理するけど、基本は違うよ」
一同 「「「えっ?」」」
ぶるぅ 「だって、中華料理でお馴染みのスッポンタケだもん!」
サム 「中華料理がどうかしたのかよ?」
ぶるぅ 「干した食材、中華料理だと生よりも価値があるんだよ!」
アワビもナマコも干すんだもん、と料理の達人ならではの知識。
ぶるぅ 「一度干したのを戻して使うのが贅沢なんだよ!」
キース 「贅沢だと!?」
ぶるぅ 「うん、手間がかかった分、値段も高いよ!」
Aブルー「それじゃ、スッポンタケの場合も干したら贅沢?」
ぶるぅ 「そうだよ、うんと美味しくなるの!」
お料理に使えばグンと旨味が増すし、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
中華料理の技法はともかく、イヤンなフラグが立ってませんか…?
2014/11/12 (Wed)
☆戻して美味しく
ソルジャーご依頼のスッポンタケの乾物。
天日干しでカラッカラに乾いておりますが、それが贅沢だという話で。
Aブルー「そうか、干したのを戻すと美味しいんだ?」
ぶるぅ 「美味しくするために干すみたいだよ?」
中華料理の国の人は、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「生で食べるより、断然、干すの! アワビもナマコも!」
シロエ 「待って下さい、キノコもですか?」
サム 「キノコはそのまま食うのが美味いんじゃねえのかよ?」
ぶるぅ 「キノコだって干すよ、キヌガサタケだって干すんだもん!」
スッポンタケの仲間のキヌガサタケだよ、と笑顔。
ぶるぅ 「キクラゲも干すし、もちろんスッポンタケだって!」
Aブルー「それじゃ、この干物は食べられるんだね?」
ぶるぅ 「うんっ! 美味しく変身してる筈だよ!」
Aブルー「ぼくのシャングリラでも料理出来るかな?」
ぶるぅ 「戻すだけだしね!」
お水に浸けておいたら戻るよ、ということですが。
Aブルー「楽しみだねえ…! これだけあったらたまには料理も!」
ぶるぅ 「えとえと、糸がくっついてるのが目印だから!」
Aブルー「糸つきのヤツがフェアリーリングのスッポンタケかい?」
ぶるぅ 「そう! 区別しといて、って頼んでたでしょ?」
Aブルー「ありがとう! あれは御利益抜群だからね!」
天狗と妖精のパワーを凝縮、お念仏つき、と御満悦。
Aブルー「輪の中で踊って夫婦円満、ハーレイは疲れ知らずだし!」
ブルー 「はいはい、分かった」
Aブルー「もちろんTシャツにも熱いパワーがね!」
ブルー 「もういいから!」
黙れ、と言われて黙る相手ではなく、シャン学メンバー、頭痛でして。
キース 「あの馬鹿はもう放っておこう」
ジョミー「その内に帰るよ、干物を抱えて」
サム 「うんうん、干物も美味いらしいしよ」
シロエ 「戻せばオッケーみたいですしね?」
早く帰って料理してくれ、と祈ってますが。
ソルジャー、料理は出来ましたっけか?
2014/11/13 (Thu)
☆料理は失敗から
スッポンタケの干物だか乾物だか、戻して料理すれば美味なのだとか。
大喜びのソルジャーですけど、シャン学メンバー、無視の方向。
シロエ 「中華料理は何でも干す傾向ですか…」
キース 「生で食べる習慣が無いそうだからな」
サム 「そういや野菜も炒め物とかになってるよな」
スウェナ「生野菜のサラダって聞かないものねえ…」
マツカ 「お刺身だってありませんよ」
ジョミー「そう言えばそうだね! それで干すんだ、アワビとかも!」
干してみたらきっと美味しかったんだ、とジョミー君。
ジョミー「最初は絶対たまたまなんだよ、放っておいたら乾いたとか」
キース 「そうかもしれんな、不幸な事故だということもあるな」
シロエ 「ダメ元で戻したら美味しかったというオチですね!」
マツカ 「料理ではよく聞く話ですよね、失敗が元になったという…」
スウェナ「タルトタタンね、あれも失敗作でしょう?」
引っくり返ったアップルパイ、と言われてみればそうだったような。
サム 「あー、そうか…。今じゃ立派な菓子だけどよ」
キース 「パンもそうだという話だな」
一同 「「「パン?」」」
どの辺が、と首を捻った御一同様。
ジョミー「どういうパンが失敗作?」
キース 「いわゆるパンだが」
サム 「菓子パンなのかよ、調理パンかよ?」
キース 「パン全般といった所か…」
シロエ 「全般って…。パンそのものが失敗作だと聞こえますが!」
キース 「それが正解という話だぞ」
一同 「「「ええっ!?」」」
パンそのものが失敗作とは、これ如何に。
嘘だろう、という声が飛び交う中、キース君は真面目な顔で。
キース 「パンは発酵して膨らむわけだが、その過程がだな…」
スウェナ「失敗しちゃうと膨らまないわよ?」
キース 「それが最初は逆だったらしい」
一同 「「「逆?」」」
キース 「置き忘れた生地が膨らんだんだ。捨てるのもアレだし…」
焼いたら美味しいパンが誕生。
料理って奥が深いですね?
2014/11/14 (Fri)
☆何でも干します
ソルジャー御希望のスッポンタケの乾物、ガン無視している御一同様。
話はズレて中華料理の乾物のルーツは失敗作では、と歓談中で。
ジョミー「パンって失敗作から出来たんだ…」
キース 「恐らくは、という話だがな。確かな記録は無いわけだし」
スウェナ「それが本当なら凄いわねえ…。失敗作の方がいい出来よ」
シロエ 「膨らんだパンは美味しいですしね」
サム 「パンがそれだと、中華料理が干したがるのもそれなんだぜ」
マツカ 「干したら美味しいなんて、最初は誰にも分かりませんしね」
置き忘れたナマコかアワビが乾いたのだろう、と一同、納得。
サム 「つまりよ、乾いちまってもったいないから戻した、と」
シロエ 「せっかくの獲物を無駄にしたくはないでしょうしね」
キース 「パンと同じでダメ元ってヤツはありそうだな」
駄目で元々、あわよくば。
カラッカラに乾いたアワビかナマコを水に突っ込み、戻して調理。
ジョミー「干す前よりも美味しかったってトコがポイントだよね」
スウェナ「貝柱だって干してるわよねえ…」
最初は何を干したのだろう、と話に花が咲きまして。
シロエ 「中華ってイカも干しましたっけ?」
キース 「俺は知らんが、イカがどうかしたか?」
シロエ 「スルメだなあ、と思ったんですよ」
サム 「そういやスルメはイカだったっけな!」
スルメもけっこう美味いけどよ、とサム君、相槌。
サム 「でもよ、スルメは戻すために干してる食い物じゃねえぜ?」
シロエ 「そうなんですけど、それが戻るとか」
一同 「「「は?」」」
シロエ 「上手く戻せばスルメがイカになるらしいんです」
一同 「「「ええっ!?」」」
まさか、と驚くシャン学メンバー。
サム 「それはねえだろ、スルメがイカって…」
ジョミー「有り得ないよね、イカとスルメじゃ違いすぎだよ」
スルメはスルメだ、と意見の一致を見ておりますが。
上手く戻せばスルメがイカとは、どの程度までイカに戻るんでしょう?
2014/11/15 (Sat)
☆遅れて来た面子
スッポンタケ狩りにお出掛けするべく、生徒会長宅に集合ですが。
実は面子がもう一人とかで、よりにもよって教頭先生を召喚したとか。
ブルー 「なんでハーレイなんかを呼ぶかな!」
Aブルー「え、だって。やっぱりあやかりたいだろうしね!」
ブルー 「何に?」
Aブルー「スッポンタケの御利益パワーだよ!」
ヘタレを直して君とめでたくゴールイン、とお馴染みの台詞。
Aブルー「ヘタレさえ直れば、あとはガンガン攻めるだけってね!」
ブルー 「迷惑だから!」
Aブルー「そう言わずにさ! それに面子は多いほどいいし!」
スッポンタケ狩りは人海戦術、と言っておりますけれど。
ブルー 「匂いだけで嫌でも分かるから!」
一同 「「「…に、匂い…」」」
動物の排泄物かと勘違いしそうな悪臭を放つスッポンタケ。
放っておいても分かりそうだ、と思いはしたって言えるわけもなく。
Aブルー「山は広いんだよ、そしてスッポンタケの世界は限りなく!」
A船長 「前回もあちこちで見付けましたし…」
ブルー 「端から拝んで回る気かい!?」
Aブルー「数があるなら、今度こそ食べてみたいと思うんだけど!」
A船長 「美味なキノコだそうですからねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 美味しいっていう評判だよ!」
とっても楽しみ! と料理する気の「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「だから沢山見付けなくっちゃね!」
一同 「「「た、沢山…」」」
もう嫌だ、と嘆いていればチャイムの音がピンポーン♪ と。
「そるじゃぁ・ぶるぅ」が駆けて行きまして。
ぶるぅ 「ハーレイ、来たよーっ!」
ハーレイ「遅くなってすまん。私が最後か」
Aブルー「そうだよ、後は出発するだけ! ユニフォームも着たし!」
ハーレイ「ユニフォーム…?」
Aブルー「見れば一発だろ、この素晴らしいTシャツだよ!」
ぼくのハーレイとペアなんだ、と見せびらかしている例のTシャツ。
教頭先生、目が点になってらっしゃいますけど、大丈夫ですか?
2014/10/16 (Thu)
☆ユニフォームの由来
スッポンタケ狩りの面子、最後に教頭先生のご登場ですが。
ソルジャー自慢の例のユニフォームにビックリ仰天、声も出ない様子。
Aブルー「とても素敵なユニフォームだろう?」
ハーレイ「………」
Aブルー「感激のあまり言葉も無いって? 最高だねえ!」
ハーレイ「…い、いえ…。ですが…」
そのようなものを何処でお求めで、と些か斜め上な質問。
Aブルー「貰ったんだよ、メデタイ様から!」
ハーレイ「メデタイサマ…?」
Aブルー「節分祭でお世話になった福の神様のお使いの人!」
福の神様は知ってるだろう、と笑顔のソルジャー。
ハーレイ「は、はあ…。確か外国の方でしたよね?」
Aブルー「そう! 食べて応援なお饅頭だってメデタイ様が!」
ハーレイ「ああ、なるほど…。それで今回はそのシャツですか…」
Aブルー「他にも色々貰ったけれども、これが最高だね」
スッポンタケ狩りに着ようと楽しみにしていたのだ、とニコニコと。
Aブルー「此処で着なけりゃ何処で着る、ってね!」
ハーレイ「は、はあ…」
Aブルー「もちろん、夫婦の時間にだって着るんだけどね!」
一同 「「「えぇっ!?」」」
Aブルー「決まってるだろう、この絵と夫婦和合の文字だよ?」
そういう時間に着なくてどうするのだ、と恐ろしい台詞。
Aブルー「だけど管理はしっかり、きっちり! 新品同様!」
A船長 「私たちの世界はクリーニングの技術も進んでますから」
Aブルー「昨夜も今日に備えて一発! それから洗って!」
A船長 「朝一番に青の間に届けさせました」
そして二人で着て来ました、と言われましても。
ブルー 「君たちには恥じらいってモノが無いのかい!?」
Aブルー「恥じらいねえ…。ハーレイは欲しいらしいけどねえ…」
A船長 「ブルーに恥じらいというものがあれば、と思いますが…」
ブルー 「尋ねたぼくが馬鹿だったよ!」
勝手にしてくれ、と頭を抱える生徒会長。
スッポンタケ狩り、ユニフォームからして荒れ模様…?
2014/10/17 (Fri)
☆キノコ狩りの約束事
とんでもない模様と文字が刷られた、ソルジャー自慢のユニフォーム。
昨夜も着たとか言っているだけに、誰もが頭痛で。
ブルー 「君はもう何も言わなくていいから!」
Aブルー「えっ、なんで?」
ブルー 「あらゆる意味で迷惑なんだよ、出掛ける前から!」
そのユニフォームだけでも問題、と生徒会長、ブツブツと。
ブルー 「これじゃハイキングコース向けの山は無理だし!」
Aブルー「それって、この前の山のことかい?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「あそこ、スッポンタケが沢山あったのに!」
どうして無理ということになるのだ、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「それとも他にスッポンタケが多い山があるとか?」
ブルー 「駄目だね、この時期、山には色々と約束事が」
一同 「「「約束事?」」」
ブルー 「ほら、松茸の時期だろう! ウッカリ入るとマズイんだよ」
松茸泥棒と間違えられてお縄に、と言われてみれば。
シロエ 「そういえばそんな時期でしたね…」
サム 「キノコの季節じゃヤバイぜ、確かに」
ブルー 「それだけにハイキングコースには人気集中だし…」
あわよくば松茸、という人が大勢繰り出すそうで。
ブルー 「そんな所でそのTシャツはね、最悪だってば!」
Aブルー「だけどスッポンタケ狩りにはコレが一番なんだよ!」
A船長 「日頃から何かとお世話になっておりますし…」
このTシャツに、とキャプテンまでが。
A船長 「仕方ありません、ブルー。上着を着ましょう」
Aブルー「それじゃ御利益半減だよ!」
半分どころか九割減かも、と上着を着る気はまるで無さそう。
Aブルー「この際、松茸泥棒と間違えられてもいいじゃないか!」
一同 「「「ええっ!?」」」
Aブルー「瞬間移動でトンズラしちゃえば無問題だよ!」
A船長 「名案ですね!」
Aブルー「三十六計逃げるに如かずと言うからね!」
人影が見えたら逃げればいい、と言われましても。
全員、無事に逃げ切れますか…?
2014/10/18 (Sat)
☆松茸泥棒の危機
ソルジャー夫妻の恥ずかしすぎるユニフォーム。
隠す気なんぞは全く無い上、逃げればいいからと松茸山への突入希望。
Aブルー「考えてみれば松茸だって有難い形のキノコだしね!」
A船長 「スッポンタケに出会う前まではあちらが神様でしたしね」
Aブルー「拝んだことはなかったけどね!」
でも松茸も素晴らしいのだ、とソルジャーの主張。
Aブルー「あの形はまさに御神体! スッポンタケには負けるけど!」
A船長 「性技上達のお守りも松茸の形でしたし…」
Aブルー「このユニフォームで松茸山に行きたいね、是非!」
松茸山ならスッポンタケもあるに違いない、と満面の笑顔。
Aブルー「松茸もいいし、スッポンタケも! 最高の山!」
ブルー 「松茸泥棒は犯罪だから!」
Aブルー「逃げればいいと言った筈だよ!」
キース 「逃げ遅れたらどうしてくれるんだ!」
シロエ 「そうですよ! ぼくたち、確実に停学ですよ!」
サム 「停学どころか、退学になるかもしれねえぜ?」
一同 「「「うわー…」」」
それは困る、とシャン学メンバー、視線を教頭先生へ。
シロエ 「教頭先生、松茸泥棒はヤバイですよね?」
ハーレイ「私の方がよほどマズイと思うのだが…」
ブルー 「うんうん、停職か免職ってね!」
ハーレイ「そういうことだ。松茸山には近付かないのが一番だろう」
Aブルー「どうしてなのさ!」
ブルー 「万一の時が危険すぎるから!」
だから普通に上着を着てくれ、と生徒会長。
ブルー 「そうすれば、この前と同じ山には行けるしね」
A船長 「仕方ありません。ブルー、上着を着ることにしましょう」
スッポンタケ狩りに行けなくなったら元も子も…、と正論ですが。
Aブルー「このユニフォームは絶対なんだよ!」
A船長 「ですから、上着を…」
Aブルー「隠したんじゃ意味が無いんだってば!」
Tシャツの模様を隠してしまうと御利益パワーを貰えない、との説。
上着は絶対に着ないそうですが、では、どうすれば…?
2014/10/19 (Sun)
☆松茸泥棒を希望
何が何でもユニフォームの模様を見せたいソルジャー。
上着なんぞを着る気はなくって、それで普通の山へ行くのは危険すぎ。
ブルー 「君はよくても、他のみんなは困るんだよ! その服は!」
Aブルー「何を言うかな、もう最高のユニフォームじゃないか!」
このTシャツにスッポンタケのパワーを取り込まねば、と決意の表情。
Aブルー「ハーレイと二人で着てれば、御利益だってたっぷりと!」
ブルー 「でも、ぼくたちは大恥だから!」
Aブルー「だから人の少ない松茸山にしようと言ってるし!」
松茸山なら人は少なめなんだろう、という指摘。
ブルー 「そ、そりゃあ…。観光松茸山でなければ…」
Aブルー「観光松茸山って何だい?」
ブルー 「お金を払えば松茸狩りが出来る山だよ」
ハーレイ「採った松茸を食べさせて貰えたり、持ち帰りも出来ますよ」
Aブルー「うーん…。それは今回の目的とズレるね」
ぼくの目標はあくまでスッポンタケ、とソルジャー、頑固で。
Aブルー「ましてお金を払うだなんてね、ぼくの主義には反するし!」
ブルー 「君は泥棒だったわけ!?」
Aブルー「ぼくのシャングリラは海賊のお世話になったくらいで!」
A船長 「そもそも、人類側の物資は奪うものですし」
Aブルー「お金なんか払っていないよねえ?」
A船長 「ええ、シャングリラに請求書は来ていませんね」
一同 「「「うわー…」」」
お金は払わず、サックリ持ち逃げ。
それが基本の姿勢だったら、松茸山にしたって同じで。
ブルー 「つ、つまり君は松茸泥棒に行こうと言うのかい!?」
Aブルー「お金を払う気だけは無いね!」
お小遣いは持っているんだけれど、と得意げな笑み。
Aブルー「ノルディに沢山貰っているから、お金はあるけど!」
ブルー 「払う気は無いと!?」
Aブルー「そう! 御利益はお金で買うものじゃないし!」
あくまで神様から頂くものだ、と言ってますけど。
考え方は立派ですけど、松茸山では通用しないんじゃあ…?
2014/10/20 (Mon)
☆松茸泥棒のリスク
ソルジャー曰く、御利益は神様から頂くもの。
お金を払って買うものではなく、ゆえに松茸山でもそうすべしだとか。
Aブルー「観光松茸山は論外! もちろん普通の松茸山も!」
ブルー 「…タダで入ると?」
Aブルー「当然じゃないか! 見付かった時は逃げるだけ!」
それでオッケー、と言われましても。
シロエ 「逃げ遅れたらどうしてくれるんです!」
Aブルー「いざとなったら情報操作って手もあるしね!」
サム 「つ、捕まってからのフォローなのかよ?」
Aブルー「えっ? 逃げ遅れたら当然、捕まるじゃないか」
でも大丈夫、と指を一本立てるソルジャー。
Aブルー「ちゃんと救出してあげるってば、責任を持って!」
シロエ 「そ、それじゃ情報操作っていうのはやっぱり…」
Aブルー「捕まえた方の記憶とか情報をサクッと消去で万全だよ!」
A船長 「ご安心下さい、ブルーはその道の達人ですから」
シロエ 「そういう問題じゃなくってですね!」
キース 「俺としてはだ、泥棒そのものがマズイんだが…」
非常にマズイ、とキース君の顔に苦悶の表情。
キース 「たとえ捕まらなくても、だ。…坊主が泥棒はマズイんだ!」
Aブルー「何か理由があるのかい?」
キース 「盗みは坊主の戒律に反する。すなわち坊主失格だ!」
Aブルー「うーん…。スッポンタケの師匠が坊主失格になると…」
あの戒名はどうなるんだい、とソルジャーからの御質問。
Aブルー「スッポンタケが貰った戒名、無効になってしまうとか?」
キース 「そうかもしれんな、受け継ぐヤツが無いからな」
戒名はお寺が管理するもの、お坊さんが代々受け継ぐもの。
キース君が坊主失格となれば、例の戒名、宙に浮く可能性が大だとか。
キース 「俺が坊主でなくなった場合、誰も管理をしてくれんしな」
Aブルー「それは困るよ! あの戒名も大事なんだし!」
焦りまくりのソルジャーですけど。
スッポンタケの戒名を守るためなら、もしかして折れてくれますか…?
2014/10/21 (Tue)
☆松茸山に行こう
お坊さんが守るべき大切な戒律、その一つとして盗みは厳禁。
松茸泥棒をすればキース君は坊主失格、スッポンタケの戒名がパアに。
Aブルー「松茸山には行きたいけれども、スッポンタケの戒名も…」
A船長 「素晴らしいのを頂きましたし、無効というのは辛いですね」
キース 「理解できるんなら、泥棒だけはやめてくれ!」
やるなら俺を巻き込むな、と副住職の絶叫が。
キース 「あんたたちだけで行けばいいだろう!」
Aブルー「それも困るんだよ、スッポンタケの師匠が不在というのも」
キース 「誰が師匠だ!」
Aブルー「そう言ってる、君」
可愛い一番弟子のためにも同行してくれ、というお願いですが。
キース 「何度も言ったが、盗みをしたらあの戒名は無効なんだ!」
シロエ 「それもいいんじゃないですか? 縁が切れますし」
キース 「その手があったか!」
ならば行こう、と手のひらを返すキース君。
キース 「坊主失格の件はバレなきゃ何とでもなるからな」
サム 「スッポンタケとの縁だけがバッサリ切れるわけかよ!」
そりゃめでてえな、とサム君も笑顔。
サム 「だったら行こうぜ、俺も一緒に捕まるからよ」
ジョミー「現行犯で逮捕もちょっとワクワクするよね!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…! スッポンタケの戒名はどうなると!」
キース 「無効だ、無効。さあ、行くとするか」
何処でも連れて行ってくれ、と見事な開き直りっぷり。
キース 「胸がすくような気分だぜ。スッポンタケと縁が切れるとは」
Aブルー「それは勘弁してほしいんだけど!」
ブルー 「じゃあ、ハイキングコースだね。上着を着て」
Aブルー「それも嫌なんだよ!」
マツカ 「あ、あのう…。ウチの松茸山でよければ…」
Aブルー「あるのかい!?」
マツカ 「出荷用ですから、朝一番に採った後だとは思いますが…」
Aブルー「其処にしよう!」
スッポンタケさえあれば良し、と飛び付くソルジャー。
其処って、例のTシャツでも大丈夫ですか?
2014/10/22 (Wed)
☆御曹司と松茸山
スッポンタケ狩りは松茸泥棒を兼ねて、がソルジャーの主張。
しかしキース君が坊主失格になるのも困る、と悩む所へ救いの神が…。
マツカ 「ウチの松茸山でいいんですね?」
Aブルー「其処なら松茸泥棒にならないんだよね?」
マツカ 「その松茸は採り尽くしていると思うんですが…」
プロ中のプロが、という出荷用の松茸山ですけれど。
Aブルー「目的はスッポンタケだしね! 松茸は二の次!」
A船長 「そうです、まずはスッポンタケとの再会ですよ」
Aブルー「そしてTシャツにもスッポンタケのパワーを充填!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…! その山だって人はいるんじゃあ…!」
プロが松茸採りの最中なのでは、と生徒会長、大慌て。
ブルー 「マツカの家の山なら泥棒コースは免れるだろうけど…」
シロエ 「誰が来たのか、思い切り身バレしますよね…」
マツカ 「ええ。ですから、ぼくもそれは避けたいと…」
携帯端末を取り出すマツカ君。
執事さんに電話し、テキパキと話をしておりましたが。
マツカ 「大丈夫です。全員、下山の指示を出しましたから」
サム 「プロを山から追い払ったのかよ?」
マツカ 「松茸狩りの接待をする、ということにしておきました」
お世話になっている人たちを松茸狩りに御招待。
好きに採るからおかまいなく、という適切すぎる内容でして。
キース 「よくやった、マツカ! 感謝するぞ!」
マツカ 「ぼくも巻き添えは御免ですしね、あのTシャツの」
Aブルー「失礼な! このTシャツは有難いんだよ、限定品で!」
ブルー 「その有難さは君たちにしか分からないから!」
一般人には恥ずかしいだけだ、と一刀両断。
ブルー 「それで、マツカ。松茸山にはいつ入れるんだい?」
マツカ 「プロは下山も早いですから、もうすぐですよ」
Aブルー「それじゃ、マツカに連絡が来たら出発だね!」
スッポンタケ様が松茸山でお待ちだから、とソルジャー、ワクワク。
絶好のお日和、松茸山へ出発ですか…。
2014/10/23 (Thu)
☆人海戦術で挑め
松茸狩りを兼ねたスッポンタケ狩り、マツカ君の家の松茸山に決定で。
人払いすれば恥ずかしいTシャツも問題無し、と待機していれば。
マツカ 「オッケーです。全員、下山したそうです」
Aブルー「出発だね? 行き先の山は何処になるわけ?」
マツカ 「アルテメシアの北ですよ」
サム 「それって最高級品が採れる場所じゃねえかよ!」
Aブルー「そうなのかい? だけど…」
ぼくの目的はあくまでスッポンタケ、と猫に小判な発言が。
Aブルー「場所さえ分かればいいんだよ! それじゃ早速!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
マツカ君からの情報を元にパッと揃って瞬間移動。
山の麓の駐車スペースに出現しまして。
Aブルー「なるほど、これが松茸山…って、普通の山に見えるけど?」
ブルー 「山は山だしね? だけど看板が出てるだろ?」
Aブルー「あ、ホントだ。入山禁止って」
A船長 「許可なく入ると罰金とも書いてありますね」
ブルー 「だから黙って入ると泥棒になってしまうんだよ!」
キース 「マツカのお蔭で助かった。で、入るんだな?」
Aブルー「もちろんだよ!」
スッポンタケ様に対面せねば、とズンズン登って行くソルジャー。
しかしハイキングコースな山とは事情が異なるわけでして。
Aブルー「なんだか獣道みたいな感じだよ?」
マツカ 「ハイキング用の山ではありませんから…」
Aブルー「スッポンタケは何処にあるんだい?」
マツカ 「さ、さあ…? 此処は松茸山ですから…」
プロは松茸しか採りませんし、と首を傾げるマツカ君。
マツカ 「きっと訊くだけ無駄じゃないかと」
Aブルー「それじゃ人海戦術なわけ?」
ブルー 「そうなるねえ…」
Aブルー「だったらサッサと分かれて探す!」
一同 「「「え?」」」
Aブルー「特にキースは師匠と弟子だし、大いに期待できるってね!」
さあ頑張れ、とシャン学メンバーたち、山の中へと散らされましたが。
松茸山にスッポンタケはありますか…?
2014/10/24 (Fri)
☆半端ない松茸
スッポンタケを探してこい、と散らされたシャン学メンバーたち。
頼れそうなものは悪臭だけで、もう闇雲に歩くしかないという状況で。
サム 「あんなの何処にあるんだよ!?」
シロエ 「何処でしょう…?」
Aブルー「文句を言わずにせっせと探す!」
この会話、思念波でございます。
山の中では非常に便利で、離れていてもクリアに伝わりますが。
ハーレイ「おっ、あったぞ!」
一同 「「「ひいっ!」」」
ハーレイ「うむ、実に立派な松茸だ」
Aブルー「松茸に用は無いんだってば!」
ハーレイ「で、ですが、なかなか美味しそうですし…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 松茸、採っといてーっ!」
見付けたんなら採ってちょうだい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ハーレイ「よし、分かった! おおっ、こっちにも!」
ブルー 「なんだか大漁みたいだねえ?」
ハーレイ「来てみろ、これは素晴らしいぞ!」
とにかく来い、と招集が。
たかが松茸、されど松茸、やはり気になるものでして。
ジョミー「何なんだろうね?」
マツカ 「行ってみましょうか」
ガサガサと山の中を突っ切り、件の場所まで辿り着いてみれば。
ハーレイ「どうだ、全部でこれだけあったぞ!」
キース 「こ、これは…」
シロエ 「凄いじゃないですか、教頭先生!」
ハーレイ「とりあえず現場を見て貰おう、と残しておいたが」
サム 「すげえや…」
立派なサイズの松茸がズラリ、いやいやグルリ。
円を描くように生えておりまして、その数たるや半端ではなく。
ブルー 「うーん…。存在するとは聞いていたけど…」
キース 「何なんだ、これは?」
ブルー 「天狗の土俵」
一同 「「「天狗の土俵!?」」」
なんだそれは、と一同、驚愕。
ブルー 「天狗が相撲を取るんだっていう噂だけどねえ…」
Aブルー「なになに、何があったわけ?」
A船長 「何事ですか?」
松茸に用事は無いのですが、と言いつつ現れた野次馬が二人。
天狗の土俵の運命や如何に…?
2014/10/25 (Sat)
☆群生するキノコ
教頭先生が見付けたスッポンタケならぬ松茸の群生。
ぐるりと円を描くように生えており、生徒会長が言うには天狗の土俵。
Aブルー「なんだい、この松茸の生え方は?」
A船長 「最初からこうなっていたのですか?」
ハーレイ「え、ええ…。私が見付けた時にはこうでしたね」
最初は一本だと思ったのですが、と教頭先生。
ハーレイ「隣にもあるな、と探している内に最終的にこのように」
ブルー 「天狗の土俵だ、って説明していたトコなんだけどね」
Aブルー「天狗の土俵って、どういうものさ?」
ブルー 「こんな風にね、キノコが円形に生えてる状態だけど」
Aブルー「キノコ限定?」
ブルー 「今の所は」
菌糸がそういう風に広がるらしい、と生徒会長は申しております。
ブルー 「でもって原因不明だった時代は天狗の仕業だと」
シロエ 「ミステリーサークルみたいなものですね!」
キース 「あっちは人間の悪戯説も有力だがな」
ブルー 「そういえば…。ミステリーサークルの国だと別の呼び名が」
サム 「えっ? そっちにもあるのかよ、天狗の土俵」
ブルー 「あるよ、フェアリーリングって名前で」
一同 「「「フェアリーリング?」」」
そりゃまた可憐な、と一同、ビックリ。
天狗と妖精では月とスッポン、まるで違うというもので。
ブルー 「妖精が輪になって踊った後に生えると言うねえ…」
Aブルー「そっちもやっぱりキノコなんだね?」
ブルー 「キノコだけど?」
Aブルー「だったら、スッポンタケだって!」
こんな風に生えるに違いない、とグッと拳を。
Aブルー「どうせだったら、天狗の土俵だかフェアリーリングだよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「値打ちがググンと変わってくるしね、スッポンタケの!」
ブルー 「ね、値打ちって…?」
Aブルー「神秘の群生! スッポンタケにも強いパワーが!」
天狗と妖精のパワーも入るに違いない、とカッ飛んだ主張。
円形に生えたスッポンタケを探せというわけですか?
2014/10/26 (Sun)
☆神秘のパワーで
円を描くように生えた松茸、フェアリーリングだか天狗の土俵だか。
そんな生え方をすると聞いたソルジャー、スッポンタケにもお求めで。
Aブルー「こういう風に生えているなら、きっとパワーが!」
ブルー 「妖精も天狗も、伝説だから!」
Aブルー「神様だって似たようなものだよ、仏様だって!」
信じる者は救われるのだ、とおよそソルジャーらしからぬ台詞。
Aブルー「とにかく天狗と妖精のパワー! それも欲しいと!」
キース 「妖精に性別なんぞはあったか?」
ブルー 「どうなんだかねえ…。取り替え子って言うからねえ…」
スウェナ「子供がいるなら、性別もあるってことになるわね…」
Aブルー「この際、なんでもいいんだよ! 神秘のパワーで!」
神様も仏様も意外な効能を持っているし、と斜め上な発想。
Aブルー「商売繁盛と夫婦和合がセットだったりするんだからさ!」
キース 「それは確かにそうなんだが…」
Aブルー「だから天狗と妖精だって、効く時は効く! そして!」
同じスッポンタケならより強いものが勝つ、という理論。
Aブルー「天狗と妖精のパワーをプラス! そういうヤツを!」
ブルー 「見付かるとは限らないんだけど…!」
Aブルー「駄目で元々、あれば御の字! とにかく探す!」
A船長 「ええ、私たちも頑張りましょう!」
さあ行くぞ、と燃えるソルジャーですが。
ハーレイ「あ、あのう…。この松茸の大群は?」
Aブルー「そうか、そっちも御神体には違いないんだね」
ハーレイ「は?」
Aブルー「ぼくたちのTシャツに描いてあるコレ!」
この形をしているヤツがあれば…、と屈み込みまして。
Aブルー「うん、この辺はいい感じだし…。貰っておこう」
A船長 「これも素晴らしい形ですねえ…」
Aブルー「去年までなら拝んだんだけど、今は大事な神様がね!」
A船長 「神様で仏様のスッポンタケですね!」
そちらの方が優先です、と大部分の松茸、華麗にスルー。
沢山あっても意味無しですか…。
2014/10/27 (Mon)
☆松茸は食べるだけ
フェアリーリングだか天狗の土俵だかを描いて生えた松茸。
しかしソルジャー、いわゆる御神体の形のヤツしか要らないらしくて。
Aブルー「さあ、スッポンタケ狩りを続けようか!」
シロエ 「他の松茸がもったいないんですけど!」
Aブルー「だったらサッサと採ればいいだろ、そして次へと!」
こういう風に生えたスッポンタケを探して来い、という指令が。
キース 「なんでそこまでせんといかんのだ!」
Aブルー「拝むために決まっているじゃないか!」
A船長 「同じ拝むなら、より強い神様を拝みたいですし…」
サム 「でもよ、せっかくの松茸がよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ これだけあったら松茸尽くし!」
ブルー 「そうだね、松茸御飯に焼き松茸に土瓶蒸しに…」
色々と出来そうなのに要らないのか、と御質問。
Aブルー「そ、そうか…。美味しいんだっけ…」
ブルー 「スッポンタケと違って万人が認めるキノコだからね」
Aブルー「じゃあ、採っといて!」
ハーレイ「分かりました!」
Aブルー「あっ、君はいいから! ぶるぅにお願いしたいから!」
ヘタレが触ると松茸様にヘタレがうつる、と酷い言いよう。
ハーレイ「へ、ヘタレ…」
Aブルー「何か間違いでも?」
ハーレイ「い、いえ…。では、ぶるぅ、すまんが私の代わりに…」
ぶるぅ 「オッケー! きちんと採っとくねー!」
Aブルー「さあ、他のみんなはスッポンタケを探しに行く!」
フェアリーリングで天狗の土俵だ、と無理難題。
キース 「そうそう見付かると思うのか、あんた!」
Aブルー「君が一番の有望株だよ!」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「スッポンタケの師匠で先生だから!」
ハーレイ「キースが先生…?」
シロエ 「あ、あのう…。深い事情があってですね…」
Aブルー「立派な戒名を付けてくれてね、スッポンタケに!」
こんな感じで、と取り出したメモに倫王院殿法界善根大居士の文字。
肌身離さず持ち歩くほどに信仰が篤いようですねえ…。
2014/10/28 (Tue)
☆師匠と弟子の絆
ソルジャー曰く、スッポンタケのフェアリーリングはキース君に期待。
立派な戒名を付けた師匠で先生だから、という理論。
Aブルー「戒名を付けると師匠の立場になるらしいんだよ!」
ハーレイ「は、はあ…。まあ、そうかもしれませんね」
Aブルー「弟子は師匠に従うものだし、キースが探せば弟子だって!」
きっと姿を現すのだ、と自信たっぷり。
Aブルー「発見の思念波に期待してるよ、キースも他のみんなもね!」
一同 「「「うっ…」」」
Aブルー「さあ、散って、散って!」
ぼくはハーレイと探すんだから、とソルジャー、再び捜索の旅へ。
他の面子も仕方なく散り、スッポンタケを求めてガサガサと。
シロエ 「なかなか見付からないものですねえ…」
ハーレイ「やはり匂いで探すべきだと思うが」
ブルー 「それで松茸を探し当ててりゃ世話無いよ!」
お蔭で更に面倒なことに、と飛び交う思念波。
キース 「まったくだ。特に俺は…。ぎゃあっ!」
サム 「どうかしたのかよ?」
キース 「い、いや、なんでも…」
Aブルー「隠し事っていうのは良くないねえ…。匂うんだろう?」
スッポンタケの素敵な匂いが、と割り込む思念。
キース 「ち、ちが…!」
Aブルー「ダメダメ、見付けたら知らせなくっちゃね?」
キース 「う、う、ううう…」
A船長 「焦ってらっしゃるようですが…」
Aブルー「ぼくの希望が叶ったと見たね!」
フェアリーリングで天狗の土俵、と既に決め付け。
Aブルー「どう? ちゃんと円形に生えているかな?」
キース 「…な、なんでこうなる…!」
Aブルー「当たりらしいよ!」
全員集合! とソルジャーからの招集が。
総員、キース君が居る地点へと集まりましたが。
サム 「お前、ホントにスッポンタケの師匠だったのかよ…」
キース 「言わないでくれ!」
Aブルー「実に見事なフェアリーリングが出来てるねえ…」
天狗の土俵もバッチリで、とソルジャー、ウキウキ。
やはり礼拝からですか…?
2014/10/29 (Wed)
☆パワーを貰おう
キース君が見付けてしまった、スッポンタケのフェアリーリング。
有無を言わさず現場に全員集合、ソルジャー夫妻も駆け付けまして…。
Aブルー「このパワーを最大限に取り込む方法って、なんだろう?」
A船長 「妖精と天狗とやらでしたか、パワーを頂きたいですね!」
せっかくですから、とキャプテンも言っておりますが。
ブルー 「拝めばいいだろ!」
Aブルー「プラスアルファが欲しいんだよ! Tシャツにも欲しい!」
A船長 「Tシャツにもパワーを分けて頂ければ無敵ですしね」
シロエ 「踊ればいいんじゃないですか?」
その輪の中で、と無責任な発言。
シロエ 「妖精は踊るそうですし? でなきゃ相撲はどうでしょう?」
Aブルー「相撲は駄目だよ、潰しちゃったら大変だから!」
サム 「あー…。土俵の中だけで勝負がつくとは限らねえよな」
ブルー 「だったら踊れば? それが一番!」
感謝の気持ちをこめて踊れ、と生徒会長。
ブルー 「念仏踊りというのもあるから、きっとパワーも貰えるよ」
Aブルー「念仏踊りって、どういうものだい?」
ブルー 「南無阿弥陀仏で踊るんだよ! ぼくは経験ないけれど!」
Aブルー「なるほど…。キースは南無阿弥陀仏だったねえ!」
それがいいかも、とソルジャー、瞳を煌めかせて。
Aブルー「じゃあ、ぶっつけ本番で踊るからよろしく!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくとハーレイが輪の中で一緒に踊るから!」
スッポンタケを踏まないように、とニコニコニッコリ。
A船長 「わ、私も一緒に踊るのですか?」
Aブルー「Tシャツにパワーをこめるんだったら、二人一組!」
是非とも夫婦和合の踊りを、と言われましても。
ブルー 「何なのさ、それは!」
Aブルー「ヤッてるフリだよ、この輪の中で!」
A船長 「そ、それは些か…」
Aブルー「フリさえ出来ないヘタレかい、君は!?」
本番をやろうってわけじゃないんだから、と強烈な台詞。
そんな踊りを南無阿弥陀仏で?
2014/10/30 (Thu)
☆愛の念仏踊り
スッポンタケが輪になって生えた、天狗の土俵だかフェアリーリング。
中で踊ってパワーを貰おう、とソルジャーは念仏踊りを希望で。
Aブルー「いいかい、適当に踊るだけだから! ヤってるふりで!」
A船長 「ふ、ふりだなどと言われても…!」
Aブルー「上になったり下になったり、とにかく夫婦の絡み合い!」
そういう踊りをお念仏で、と凄すぎる企画。
Aブルー「そうやってパワーを貰った後でね、スッポンタケ狩り!」
ブルー 「採るのかい?」
Aブルー「もちろん採って食べなくちゃ! パワーたっぷりだし!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今日はスッポンタケ、沢山採ろうね!」
お料理は任せて、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
Aブルー「頼もしいねえ! それじゃ早速…。キース、頼むよ」
キース 「俺なのか!?」
Aブルー「他に誰がいると? ああ、そうだ!」
これも、と何処からか出ました、木魚や鐘の類が。
Aブルー「君の家からちょっと借りたよ。木魚はリズムに必須だし!」
一同 「「「リズム?」」」
Aブルー「踊るんだからね! これはこっちのハーレイの係!」
ハーレイ「私ですか!?」
Aブルー「日頃、何かと妄想してるし…。素人よりはマシだと思うな」
そこの連中よりはマシなリズムを刻めるであろう、という御指名。
Aブルー「さあさあ、みんな座って、座って! そしてお念仏!」
キース 「な、南無阿弥陀仏が穢れそうだが!」
Aブルー「夫婦の神聖な行為を表す踊りだよ? 大丈夫だって!」
ブルー 「そ、そりゃあ、世の中にはその手の祭りもあるけど!」
あれは五穀豊穣を祈る神社の祭りで、と生徒会長、大失言。
Aブルー「そういうお祭りがあるんだったらバッチリだよ!」
キース 「俺は坊主で神職じゃないっ!」
Aブルー「いいから、お念仏! さあ、愛の踊りを始めようか!」
スッポンタケの輪の中で、とキャプテンの手を取り、踏み込みまして。
とんでもない踊りとお念仏が始まりましたが、中継終了~。
2014/10/31 (Fri)
