シャングリラ学園つれづれ語り
☆未知の料理で宴会
明日は雛祭りという土曜ですけど、生徒会長宅に集う面々。
ソルジャー乱入で話がズレて、お彼岸の法要と料理の方へ。
キース 「こいつだったら、料理人の機嫌を損ねるのは…」
ジョミー「楽勝だよね、いつもの調子でいいんだし!」
サム 「うんうん、マイペースに突っ走るだけでよ…」
シロエ 「地雷な発言をするんですよね、ナチュラルに!」
もう思いっ切り無自覚に…、とシロエ君。
シロエ 「料理人さんがキレかけていても、続くんですよ」
スウェナ「キレても、きっと止まらないわよ」
無自覚だもの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「額に青筋ビキビキだろうが、喋り続けるのよ」
サム 「絶対やるよな、ガチでそういうイベ発生だぜ」
ジョミー「どんな料理が出来るのかな?」
シロエ 「分かりませんけど、失敗は発明の母ですし…」
きっと絶品な料理ですよ、とシロエ君の笑み。
シロエ 「楽しみですよね、お彼岸のアフター!」
一同 「「「イイネ!」」」
未知の美味しい料理の宴、と盛り上がっている御一同様。
ジョミー「食材は魚って所までしか、まだ謎でさ…」
サム 「ミステリーツアーじゃなくて、クッキングな?」
シロエ 「まさにソレです、どんなのでしょうね?」
キース 「俺も正直、楽しみではある」
法要は全く嬉しくないが…、とキース君までが。
キース 「まあ、当日の料理は、マツカの家だし…」
サム 「法要だけ我慢して勤め上げたら、アフターだぜ」
キース 「ぶるぅの腕で料理を再現、此処で宴会だな?」
ジョミー「そう! ホント、ワクワクして来るよ!」
お彼岸のミステリー・クッキング、とジョミー君。
ジョミー「アフターの日は、後で決めるんだよね?」
サム 「そりゃ、法要が終わらねえとよ…」
シロエ 「料理自体が謎なんですから、再現も何も…」
ぶるぅ 「そだね、お料理、出来てからだね」
Aブルー「あのねえ…!」
なんでそういう方向に、と叫んでますけど。
さあ…?
2024/03/16 (Sat)
☆道連れだそうです
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーが乱入、お彼岸の法要を持ち出しましたけれど。
Aブルー「どうして、ぼくが料理人とサシになるわけ!?」
キース 「俺が、お膳料だけで失礼するからだが?」
ブルー 「ぼくとぶるぅは、マツカの家で食べたいし…」
居残る義務は無いわけでね、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「キースにしたって、法要の後の宴会はさ…」
キース 「出席しろとは言われてないしな、本山からも」
Aブルー「酷すぎるから! おまけに、アフターなんて…」
ぼくがババを引く前提じゃないか、とソルジャーの文句が。
Aブルー「料理人を怒らせて、仕返しされるわけだろう?」
キース 「それはそうだが、ワンチャン、美味い料理が…」
シロエ 「出来るかもですし、アフターはですね…」
その場合だけ発生するんですよ、とシロエ君。
シロエ 「不味い料理になった時には、不要なイベです」
サム 「爆死級のヤツなら、必要ねえもんなあ…」
ジョミー「そんな料理は勘弁だしね…」
料理人さんの狙い通りに不味いヤツ、とジョミー君も。
ジョミー「つまり、アフターが嫌だったらさ…」
シロエ 「爆死エンドで回避出来ます!」
吐くほど不味い料理とかで…、とシロエ君が立てる親指。
シロエ 「それを狙っていって下さい!」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「良くないから! 旅は道連れだから!」
一同 「「「は?」」」
どういう意味だ、と一同、キョトン。
キース 「おい、旅というのは何なんだ?」
Aブルー「お彼岸だよ!」
君が言ってる本来の意味、とソルジャー、威張り返り。
Aブルー「お浄土に思いを馳せる日だよねえ、お中日は?」
キース 「その通りだが、旅と、どう結び付くと?」
Aブルー「お浄土への旅の一里塚だと思うんだよ!」
キース 「それはまあ…」
Aブルー「だから、みんなで…」
揃って一歩踏み出そうよ、と言ってますけど。
道連れ…?
2024/03/17 (Sun)
☆お浄土を目指して
明日は雛祭りな土曜ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
其処へ乱入して来たソルジャー、お彼岸の法要を計画中で。
キース 「おい。みんな揃って、というのは、まさか…」
シロエ 「出ろって言うんじゃないでしょうね?」
Aブルー「ピンポーン!」
みんな揃って旅に出ようよ、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「お浄土に向かって、一歩、踏み出さないと!」
一同 「「「げっ!」」」
嫌すぎる、と一同、ドン引き。
シロエ 「そんな道連れは御免ですから!」
サム 「俺も勘弁して欲しいぜ!」
ジョミー「ぼくだって!」
スウェナ「お浄土なんか、もっと先でいいのよ!」
出遅れた方がいいくらいでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「その方が、長生き出来るってものよ!」
シロエ 「確かに、遅いほどいいですよねえ…」
Aブルー「何を言うかな、人生、一寸先は闇ってね!」
明日、事故るかもしれないし…、とソルジャーの鋭い指摘。
Aブルー「あの時、修行を積んでおけば、と思っても…」
キース 「手遅れなのは、俺も否定はしない」
日頃の心がけは大事だ、と副住職も。
キース 「こうなったのも何かの縁だし、此処は揃って…」
Aブルー「法要だよ!」
マツカの家の御馳走は、またの機会に、と纏めにかかる人。
Aブルー「というわけでね、ぶるぅ、魚の仕入れの方を…」
ぶるぅ 「えとえと、仕出しを頼むお店は?」
Aブルー「あー…。何処にしようかな?」
マツカ 「よろしかったら、手配しますけど…」
出張料理が出来るお店を、とマツカ君の申し出が。
マツカ 「プロの料理人が来てくれますよ」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と拳を突き上げる御一同様。
ジョミー「料理だけでも豪華だったら、マシだから!」
シロエ 「法要疲れも癒えますよ!」
サム 「この際、食って食いまくろうぜ!」
Aブルー「オッケー!」
和食の店が良さそうだよね、と言ってますけど。
法要ですしね…。
2024/03/18 (Mon)
☆御馳走のためなら
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャー乱入で決まってしまった、お彼岸の法要ですが。
Aブルー「どうかな、キース、やっぱり和食?」
キース 「法要の定番ではあるな」
マツカ 「分かりました、和食の店で手配しておきます」
ぶるぅ 「んとんと、料理人さんが来るの、朝から?」
法要のお食事、お昼だもんね、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「仕入れるお魚、ぶっつけ本番だと悪いから…」
マツカ 「そうですね。献立も考えておきたいでしょうし」
ぶるぅ 「じゃあ、何のお魚がいいか、聞いておいてね!」
シロエ 「注文に合わせて仕入れられるんですか?」
何が獲れるか、謎なのでは…、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「そりゃ、ある程度は狙っていくでしょうけど…」
ぶるぅ 「大丈夫! そのお魚が獲れた船を探して…」
仕入れに行けばいいんだもーん! と得意満面。
ぶるぅ 「サイオンを使えば、ちゃんと分かるし!」
サム 「あー…。漁船、幾つも約束してあるわけな?」
ぶるぅ 「そうなの、欲しいお魚、色々だしね!」
仕入れは全然、問題無し! と頼もしい言葉。
ぶるぅ 「プロの料理人さんのお料理、楽しみ!」
Aブルー「ぼくもだよ! マツカ、よろしく!」
マツカ 「ええ。法要の方は、キースのお仕事ですけどね」
キース 「仕方ない。美味い料理のためだと思って…」
俺も頑張ることにするか、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「お前たちも、ちゃんと出席するんだぞ?」
一同 「「「オッケー!」」」
美味しい料理のためならば、と満場一致で出席決定。
ジョミー「豪華料理で法要、いいよね!」
Aブルー「逆だから!」
メインは法要なんだからね、と顔を顰める人。
Aブルー「きちんと務めて欲しいんだけど…」
シロエ 「分かってますって!」
ジョミー「法要が済まないと、料理が出て来ないしね!」
ちゃんとやるから、と料理が期待されるお彼岸。
どうなる…?
2024/03/19 (Tue)
☆仕込みは朝イチで
やって来ました、春のお彼岸。今年は3月20日がお中日。
ソルジャーが頼んだ法要の日で、朝から生徒会長宅に集合。
シロエ 「おはようございます! いよいよですね!」
ジョミー「産直の魚で、プロの料理人さんの料理だよ!」
サム 「天気もいいしよ、最高の法要日和だよなあ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お魚、仕入れてあるよ!」
暗い内に漁船に行って来たの、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「料理人さんに渡してあるから、期待しててね!」
スウェナ「あら、料理人さん、もう来ているの?」
ぶるぅ 「そだよ、仕込みは朝イチが基本!」
お昼に出す料理だったらね、とニッコリと。
ぶるぅ 「食材を揃えて、下ごしらえとか、色々と…」
マツカ 「しておかないといけませんしね」
料理人さんの朝は早いですよ、とマツカ君も。
マツカ 「魚の仕入れが朝イチですから、まず魚を見て…」
ぶるぅ 「どう使うかを決めていくものなの!」
シロエ 「えっ? 献立は決まっているんでしょう?」
サム 「使い方も決まっているんでねえの?」
その場で考えなくてもよ、とサム君の問い。
サム 「どう使うかっていうのは、何なんだよ?」
ぶるぅ 「そのまんまだよ、美味しくお料理するには…」
マツカ 「一工夫するのが肝らしいですよ」
お刺身にしても…、とマツカ君。
マツカ 「切り方ひとつで、舌触りが変わって来ますから」
ぶるぅ 「どう切ろうかなあ、って考えなきゃで…」
お料理だったら、下味とかも、と説明が。
ぶるぅ 「お塩の量とか、大事なんだよ?」
マツカ 「そう聞きますよね、ぼくには無理な世界です」
Aブルー「ぼくなんか、もっと無理だしね!」
作れるものはアイスくらい、と出て来たソルジャー。
Aブルー「みんな、料理に期待で早く来たって?」
シロエ 「違いますから!」
サム 「遅刻とかしたら、キースがよ…」
ジョミー「怖いもんね…」
怒鳴られるしさ、とジョミー君が竦める肩。
確かに…。
2024/03/20 (Wed)
☆法要の主役は
春のお彼岸はスッポンタケの法要、朝イチで生徒会長宅へ。
ソルジャーも早々にやって来まして、料理人さんも朝イチ。
Aブルー「遅刻するとキースが怖いって…。でも…」
シロエ 「まだ来ていない、と言いたいんでしょう?」
Aブルー「そうだよ、ぼくより遅いだなんて!」
なんで重役出勤なのさ、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「もっと早めに来てくれないと!」
サム 「坊主は、最後に来るモンだぜ?」
ジョミー「だよねえ、主役みたいなものなんだしさ」
Aブルー「えっ? 今日の主役は、スッポンタケで…」
ぼくだって主役クラスの筈で…、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「なにしろ、今日の料理を御馳走するのもさ…」
シロエ 「ぼくだ、と威張りたいわけですね?」
Aブルー「決まってるだろう!」
実際、その通りなんだから、とソルジャーの不満そうな顔。
Aブルー「キースの方が主役だなんて、有り得ないから!」
サム 「違うと思うぜ、法要の後の料理はよ…」
シロエ 「本来、お坊さんへの、おもてなしだと思います」
ぼくたちは、そのお相伴ですよ、とシロエ君。
シロエ 「ですから、お坊さんが食べずに帰る場合には…」
サム 「お膳料を包んで渡すモンでよ…」
ブルー 「うん、本当は、その場で直接、渡さないでさ…」
後で、お寺まで届けるもので…、と銀青様も。
ブルー 「正式なヤツは、そっちになるね」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「当たり前だよ、お膳料なんだし、済んでから!」
お相伴する皆さん方のお食事が…、と解説が。
ブルー 「つまり、主役はキースなんだよ」
Aブルー「そうなるわけ…?」
それじゃスッポンタケの立場は、とソルジャー、愕然。
Aブルー「もしかして、キースより立ち位置が下だとか?」
ブルー 「当然、下になるけれど?」
Aブルー「嘘だろ、上になる筈だろう!」
ブルー 「下だから!」
考えてみれば分かるだろう、と言ってますけど。
下になると…?
2024/03/21 (Thu)
☆誰でも同じなら
春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に全員集合。
料理人さんもソルジャーも到着ですけど、キース君が未着。
Aブルー「スッポンタケの方が、上だってば!」
ブルー 「それじゃ聞くけど、なんで、キースが法要を?」
Aブルー「もちろん、スッポンタケのためだよ!」
お浄土に功徳を積んでくれるんだろう、とソルジャーの言。
Aブルー「素晴らしい仏様になれますように、って!」
ブルー 「正解! だったら、キースの役目は何だい?」
Aブルー「法要で功徳を積むことだよね!」
当然、立場は下じゃないか、とソルジャー、威張り返り。
Aブルー「キースがスッポンタケに奉仕で、法要で…」
ブルー 「うん、奉仕するのも間違いないけれど…」
誰がやっても同じなのかな、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キースの代わりに、サムがやるとか…」
Aブルー「えっ? サムは見習い中だろう?」
ブルー 「ジョミーでもいいし、シロエでもいいね!」
誰がやっても同じならね、と銀青様が見回す部屋の中。
ブルー 「マツカだろうが、スウェナだろうが…」
サム 「オッケーってことになるよな、ソレ…」
ブルー 「奉仕するだけで、功徳を積めるんならね!」
どうなんだい、と生徒会長、ズズイと。
ブルー 「一度、シロエに頼むかい?」
シロエ 「お経なんか、ぼくは知りませんから!」
ブルー 「いいんだってば、お経は本来、読むもので…」
暗記じゃなくて一種の朗読だよ、と銀青様の説明が。
ブルー 「法要の時に、キースも本を置いてるだろう?」
シロエ 「そういえば…。アレって、カンペですか?」
見ながら唱えているわけですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「キース先輩、まさか覚えていないとか…?」
ブルー 「それは無いけど、読んでいくのが作法だし…」
サム 「棚経とかだと、持ってねえけど…」
ブルー 「読めばいいんだよ、経本を!」
読むくらいは充分、出来るしね、との仰せですけど。
やれと…?
2024/03/22 (Fri)
☆バイトでやる人
春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集う面々。
キース君以外は揃ってますけど、ソルジャーが唱えた不満。
シロエ 「読めばいいからって、ぼくが読むんですか!?」
ブルー 「誰がやっても同じなんだし、問題無し!」
バイト料を出してもいいよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「高校生に相応しい額になるけどね」
サム 「あー…。キースだったら、高いよなあ…」
ジョミー「バイトじゃなくって、本職だしね…」
ブルー 「ぼくがやったら、もっと高いよ?」
何故、そうなるかが問題だよね、と生徒会長、ニンマリと。
ブルー 「どうするんだい、シロエがやるなら…」
スウェナ「バイト料は、ブルーが出すわけね?」
ブルー 「1時間分の時給で済むしね、お膳料だって…」
シロエだと必要ないわけだしさ、と極上の笑み。
ブルー 「法要は、せいぜい1時間だし…」
サム 「一番安いお札で済むよな、マジで」
ブルー 「お釣りを貰っても、いいくらいだしね!」
どうする、シロエ、と生徒会長の問い。
ブルー 「バイト料を貰って、やってみる?」
シロエ 「そうですねえ…。バイト料よりは、その人の…」
反応ってヤツが見たいですしね、とシロエ君が立てる親指。
シロエ 「やってみますよ、キース先輩、来てませんから」
サム 「おっ、やるわけな?」
ジョミー「でもさ、法衣とか、持っていないんじゃあ…?」
ブルー 「大丈夫! やるなら、借りて来るからさ!」
ジャストサイズの法衣とかを、と生徒会長の頼もしい言葉。
ブルー 「シロエくらいのサイズだったら…」
サム 「ツテがあるのかよ?」
ブルー 「大抵のお寺は、中学までに息子を起用で…」
法衣とかも作るものだからね、と誰もが納得の理由。
ブルー 「頼めば、一式、揃うってこと!」
シロエ 「分かりました、それでお願いします!」
Aブルー「えっ、ちょっと…!」
シロエな方向で進んでいないかい、と慌ててますけど。
問題でも…?
2024/03/23 (Sat)
☆カンペで法要を
春のお彼岸はスッポンタケの法要でして、お坊さんが必須。
キース君の重役出勤にソルジャーが文句で、立ち位置な話。
シロエ 「ぼくだと、何か困ることでもありますか?」
Aブルー「困るに決まっているだろう!」
カンペな素人が法要なんて…、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「スッポンタケのためにならないじゃないか!」
シロエ 「その点だったら、大丈夫です!」
きちんと唱えておきますから、とシロエ君、ニッコリと。
シロエ 「今日の法要が誰のためかは、唱えますよね?」
ブルー 「もちろんだよ。お経の本にはなっていなくて…」
サム 「巻物だよなあ、キースが用意して来るヤツ」
ブルー 「そう! でもねえ、あれも名前のトコだけ…」
書き換えて使う仕様なんだよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「スッポンタケには命日がないけど、命日もさ…」
サム 「普通は書き込んであるんだよな?」
ブルー 「うん、命日の部分も書き換えだよね」
その巻物なら持ってるから、と生徒会長の笑み。
ブルー 「ちゃんと書き換えて、シロエに渡すよ」
シロエ 「ありがとうございます! それと法衣と…」
ブルー 「袈裟とかだよねえ、ぶるぅ、お使い、頼める?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 何処のお寺まで?」
シロエのサイズだと何処のお寺、と飛び跳ねるお子様。
ぶるぅ 「袈裟も上等のを借りたいし…」
ブルー 「何処にしようかな、えっと…?」
Aブルー「勝手に話を進めないでよ!」
カンペで借り物のシロエじゃ嫌だ、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「それくらいなら、ブルーに頼んだ方がマシ!」
ブルー 「……マシだって?」
サム 「マシとか言ったぜ、銀青様に向かってよ…」
失礼にも程があるんでねえの、とサム君の渋面。
サム 「ブルーよりも上な坊主は、いねえんだせ?」
スウェナ「失礼すぎよね…」
シロエ 「やっぱり、この際…」
ぼくで充分じゃないでしょうか、とシロエ君の声。
ですよねえ…?
2024/03/24 (Sun)
☆お使いのついでに
春のお彼岸はスッポンタケの法要ですけど、もめている今。
キース君の立ち位置の話に、ソルジャーが文句をつけた件。
サム 「マジでシロエでいいと思うぜ」
ジョミー「だよね、カンペと借り物で充分だってば」
ブルー 「ぼくも大いに賛成だね!」
もう頼まれてもやらないから、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「ぶるぅ、法衣を借りに行って来て!」
ぶるぅ 「オッケー、行先、決まったの?」
ブルー 「ほら、美味しいクッキーのお店の近くの…」
ぶるぅ 「分かったあ! ついでにクッキーも…」
せっかくだから買って来る! と元気な返事。
ぶるぅ 「あそこの、ホントに美味しいもんね!」
シロエ 「そうなんですか?」
ぶるぅ 「うんっ! お店で焼いてて、開くのも早いの!」
焼きたてが買える時間だよね、とピョンピョンピョン。
ぶるぅ 「熱々だから、紙袋に入れてくれるんだよ!」
ブルー 「その日の内に食べ切れる量を買うのが、通だね」
ぶるぅ 「湿っちゃったら、台無しだもん!」
サム 「聞いただけでも美味そうだよなあ、期待だぜ!」
シロエのバイトにも期待だけどよ、とサム君もワクワク。
サム 「シロエ、カンペで頑張れよ!」
シロエ 「もちろんです! キース先輩には負けません!」
キース 「はあ?」
一同 「「「へ?」」」
いつの間に、と皆の視線がキース君に。
シロエ 「キース先輩、いつ来たんです!?」
キース 「クッキーの話の所からだが…」
まるで話が見えなくてな、とキース君が傾げる首。
キース 「クッキーを売るのに、カンペなのか?」
シロエ 「えっと…?」
キース 「第一、俺は菓子屋でバイトは…」
一度もしてはいないんだが、とキース君。
キース 「なのに、売り上げで勝負と言われても…」
シロエ 「違います、クッキーの店は、お寺の隣で…」
サム 「坊主のスキルが問題でよ…」
キース 「スキル?」
坊主のか、と怪訝そうな顔ですけど。
どう言えば…?
2024/03/25 (Mon)
☆代わりでよろしく
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君も到着ですが。
シロエ君がバイトで導師をやるとか、そんな話が展開中で。
キース 「スキルも何も、シロエは坊主の資格なんぞは…」
サム 「持ってねえから、勝負ってことになっててよ…」
スウェナ「カンペは、お経を読むトコなのよ」
クッキーを売るわけじゃないのよね、とスウェナちゃん。
スウェナ「誰が読んでも同じだから、って言う人がいて…」
キース 「お経をか?」
シロエ 「そうなんですけど、カンペでいいなら…」
ぼくでも、充分、務まりますよ、とシロエ君の笑み。
シロエ 「バイト料だって、貰えるんです!」
キース 「イマイチ、理屈が分からないんだが…」
ジョミー「要は、シロエがやるってこと!」
キースは何もしなくていいわけ、とジョミー君の説明が。
ジョミー「たまには休んで、法要の後は御馳走で!」
サム 「そうだぜ、ゆっくりしていけよな」
シロエ 「家に帰ったら、アドス和尚の手伝いでしょう?」
キース 「あー…。親父に顎で使われるよりは…」
シロエの法要の方が楽だな、とキース君、納得。
キース 「何か知らんが、よろしく頼む」
シロエ 「はい! 任せて下さい、キース先輩!」
功徳を積める気はしませんけどね、とシロエ君の苦笑い。
シロエ 「なにしろ無資格、無免許ですし…」
キース 「待て、功徳を積むというのは、何だ?」
シロエ 「法要ですよ、スッポンタケの分をですね…」
お経を読んで積むわけでしょう、とシロエ君。
シロエ 「ぼくがカンペで読んでみたって、その辺は…」
キース 「なるほど、確かに積めはしないな」
Aブルー「えっ、やっぱり!?」
シロエじゃ役に立たないってこと、とソルジャーの問い。
Aブルー「お経を読んでも、スッポンタケには…」
キース 「何の効き目も無いと思うが?」
Aブルー「困るから!」
シロエ 「でもですね…」
キース先輩は偉くないんでしょう、と言ってますけど。
どうなる…?
2024/03/26 (Tue)
☆クッキーもいいね
春のお彼岸はスッポンタケの法要、けれど導師が問題な今。
シロエ君がバイトでやる展開で、キース君は参列という話。
キース 「俺が偉くないとは、何の話だ?」
シロエ 「その人が、さっき言ったんですよ」
サム 「法要の主役は誰なのか、ってことになってよ…」
ジョミー「例の迷惑な仏様だ、って言い出してさ…」
そこからキースの立ち位置になるわけ、とジョミー君。
ジョミー「主役なんだし、キースより立場が上らしいよ?」
キース 「あのキノコがか!?」
シロエ 「ええ。ですから、キース先輩の重役出勤は…」
有り得ないという話なんです、とシロエ君も。
シロエ 「キース先輩は、奉仕するのが仕事だそうで…」
スウェナ「早く来るのが当然だ、って主張するのよ」
キース 「なるほどな…。なんとも酷い言われようだが…」
シロエは何処から出て来たんだ、とキース君の問い。
キース 「俺は大して偉くないから、シロエでも、と…?」
シロエ 「誰がやっても、効果は同じだそうですし…」
ジョミー「シロエに白羽の矢だったんだよ」
僧籍でさえないもんね、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「ただの素人をチョイスだってば!」
キース 「素人だけに、カンペでお経を読むんだな?」
シロエ 「法衣とか袈裟は、バッチリです!」
本職のをお借りしますから、とシロエ君、爽やかな笑顔。
シロエ 「借りに行くついでに、クッキーなんです」
サム 「寺の近くで、美味いのを売ってるらしいぜ」
ぶるぅ 「そうなの、今の時間なら焼き立てだよ!」
キース 「いい話だな、法要の前に菓子を出すのは…」
寺でやるなら、定番中の定番で…、と副住職。
キース 「参列なさる皆様用に、お茶とお菓子を用意だな」
ジョミー「それを焼き立てクッキーなんだ?」
キース 「ああ。お出しするには、ピッタリで…」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「よくないから!」
カンペで借り物のシロエなんて、と悲鳴ですけど。
さて…?
2024/03/27 (Wed)
☆お膳が出ないと
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君も到着ですが。
法要はシロエ君がやる方向で、キース君も賛同している今。
キース 「法要の前にお出しする菓子は、和菓子とは…」
ぶるぅ 「決まってるわけじゃないもんね!」
クッキーで問題ないと思うの! と家事万能なお子様も。
ぶるぅ 「シロエがやるなら、クッキーだよね!」
シロエ 「じゃあ、クッキーでお願いします」
それと法衣や袈裟ですよね、とシロエ君。
シロエ 「着付けの方も、手伝って欲しいんですけど…」
ぶるぅ 「もっちろ~ん!」
キース 「それは俺がやる。俺の代わりに迷惑な仏様を…」
弔ってくれるわけだしな、とキース君、親指をグッと。
キース 「それから、コレも渡しておかないと…」
シロエ 「あっ、戒名を書いた巻物ですね?」
キース 「よく知っているな、こいつが必須アイテムだ」
シロエ 「いえ、聞いたばかりで…」
何処で読んだらいいんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「お経の本に載っているんでしょうか?」
キース 「いや、載っていない。俺が付箋をつけるから…」
その箇所が来たら読み上げておけ、と副住職。
キース 「本当は細かい所作があるんだが、いいだろう」
シロエ 「所作ですか?」
キース 「お供えのお膳を供養して、仏様にだな…」
差し上げるんだが、パスで構わん、とアドバイスが。
キース 「どうせ素人が真似した所で、効果はゼロだしな」
シロエ 「了解です!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
功徳どころか、お膳も無し、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「お膳が無いと、どうなるわけ!?」
キース 「どうもならんが?」
仏様が飢えるだけだ、とキース君、しれっと。
キース 「出る筈の飯が、出ないんだしな」
Aブルー「食事抜き!?」
キース 「ああ。施餓鬼も無しになるわけで…」
Aブルー「施餓鬼?」
キース 「仏様に、飯は重要なんだ」
飢えると餓鬼になるんだぞ、と真顔ですけど。
えっと…?
2024/03/28 (Thu)
☆餓鬼になりそう
スッポンタケの法要ですけど、今回はシロエ君がやるとか。
法衣や袈裟は借りて来るわけで、素人さんのバイトでして。
Aブルー「餓鬼って、なに…?」
キース 「平たく言えば、水も食う物も無い仏様だな」
食おうとすると、食い物も水も火になるそうだ、と副住職。
キース 「そのせいで常に飢えているから、餓鬼なんだ」
Aブルー「クソガキのガキとは、違うわけ…?」
キース 「恐らく、語源になった方だな」
飢えた鬼と書いて餓鬼と読む、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「法要の時は、お膳を供養して、餓鬼にもだ…」
ブルー 「振る舞うことになっているんだよ」
キース 「つまり、お膳の供養が出来ないシロエだと…」
シロエ 「餓鬼にお裾分け、無理ですよねえ…」
どうなるんです、とシロエ君も気になる様子。
シロエ 「例の仏様も、食事は抜きになりますし…」
キース 「餓鬼の仲間入りをしないといいな」
ジョミー「それって、勧誘、来るのかな?」
餓鬼が誘いに来るだとか…、とジョミー君、興味津々。
ジョミー「仲間が増えると、賑やかだしね!」
サム 「かもなあ、今まで御馳走三昧していたヤツが…」
スウェナ「飢えてる方に転落するとか、楽しいわよねえ…」
それは誘いに来るヤツだわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「でもって、餓鬼の仲間入りよね!」
Aブルー「嫌すぎるから!」
キース 「しかし、シロエが所作を真似ても…」
ブルー 「何の役にも立たないんだし…」
餓鬼道に落ちるしか無いだろうね、と銀青様も目がマジ。
ブルー 「まあ、落ちた場合も、お念仏をさ…」
キース 「しっかり唱えて貰いさえすれば、救われるしな」
ブルー 「次のチャンスは棚経だよね」
お盆にピッタリのイベントだよ、と銀青様の仰せ。
ブルー 「地獄から救い出すんだし!」
キース 「そうだな、それまで待ってくれれば…」
Aブルー「お盆!?」
お盆は夏のイベじゃないか、と叫んでますけど。
夏ですよねえ…。
2024/03/29 (Fri)
☆ヨイショする人
春のお彼岸はスッポンタケの法要、今回はシロエ君が担当。
借り物の法衣と袈裟でバイトで、キース君は参列ですけど。
Aブルー「餓鬼になったら、夏までそのまま!?」
キース 「そういうことだな、嫌なら、別途、法要を…」
ブルー 「頼むしかないねえ、資格のある人に」
ぼくは謹んで断るけれど、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キースも、多分、断るだろうし…」
キース 「当然だ! あのキノコの方が偉いだなどと…」
言われて誰が引き受けるか、とキース君の仏頂面。
キース 「シロエ、かまわんから、もう始めてくれ」
シロエ 「袈裟と法衣が、まだなんですよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 急いで借りて来る!」
それとクッキー、と瞬間移動で消えたお子様。
Aブルー「ちょ、ちょっと!」
ジョミー「あれっ?」
サム 「なんで、あいつまで消えるんだよ?」
お使いは、ぶるぅだけなんじゃあ…、とザワついてますが。
ぶるぅ 「痛い、首とか掴まないでよ!」
Aブルー「急ぐからだよ!」
手遅れになったら大変だから、と縺れるように戻った二名。
Aブルー「ホント、シロエじゃ嫌すぎるから!」
シロエ 「えっ、連れ戻して来たんですか!?」
ぶるぅ 「そうなの、マッハでぶつかって来て!」
マッハどころじゃないんだけどね、と涙ポロポロ。
ぶるぅ 「瞬間移動で追突するとか、反則だから!」
Aブルー「だけど、それしか手が無かったし!」
行先の手がかりゼロだったしね、と言い訳が。
Aブルー「とにかく、今日の法要は、キース!」
キース 「俺は偉くはないそうだが?」
Aブルー「偉いから!」
もう神様で仏様で…、とソルジャー、必死の形相。
Aブルー「今日の法要、ヨイショするから!」
キース 「ほう…。なら、下僕でもいいんだな?」
Aブルー「もちろんだよ!」
キース 「よし、こいつが下僕で宴会だ!」
一同 「「「イイネ!」」」
豪華料理で下僕付きだ、と大歓声。
こき使う、と…?
2024/03/30 (Sat)
☆下僕つきで宴会
春のお彼岸はスッポンタケの法要、導師はキース君だとか。
バイトは困ると叫ぶソルジャー、今日は下僕だそうでして。
キース 「では、着替えて来る。法要の後が楽しみだな」
シロエ 「ぼくもです! プロの料理人さんが料理で…」
ジョミー「魚は漁船から仕入れたヤツでさ…」
サム 「下僕がついて宴会だなんて、最高じゃねえか!」
こんなお彼岸、初めてだぜ、とサム君、親指をグッと。
サム 「こうなりゃ、法要に文句はねえだろ?」
シロエ 「無いですねえ…。正座だろうが、お経だろうが」
スウェナ「抹香臭くても、我慢どころか、スルーだわよ」
涼しい顔で耐えられるわね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「あっ、キースの着替えが済んだみたいよ」
キース 「始めてもいいか?」
一同 「「「オッケー!」」」
サッと正座の御一同様、苦情の一つも出ずに法要、終了。
キース 「皆様、本日は、よくお勤めでした」
シロエ 「法話なんかより、宴会ですよ!」
キース 「そうだな、俺が主役で偉いわけだし…」
法話はパスで宴会といくか、と副住職も。
キース 「下僕つきだし、法衣で飯にするかな」
Aブルー「えっ?」
キース 「偉い坊主は、世話係を連れていたりするんだ」
ブルー 「あるねえ、法衣が汚れないように気配りで…」
法衣の袂をお持ちしたり…、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「もちろん料理も、取り分けとかね!」
Aブルー「ぼくにやれ、と?」
キース 「下僕な条件で引き受けたんだぞ、法要を!」
他の面子の世話もしろよ、とキース君、ピシャリ。
キース 「そういうわけだし、大いに使ってやってくれ!」
一同 「「「イイネ!」」」
こんなチャンスは二度と無い、と誰もがワイワイ。
シロエ 「あっ、その料理、ぼくにもお願いします!」
サム 「俺も頼むぜ!」
ジョミー「ぼくも、よろしく!」
Aブルー「無理すぎだよ!」
一度には無理、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/03/31 (Sun)
明日は雛祭りという土曜ですけど、生徒会長宅に集う面々。
ソルジャー乱入で話がズレて、お彼岸の法要と料理の方へ。
キース 「こいつだったら、料理人の機嫌を損ねるのは…」
ジョミー「楽勝だよね、いつもの調子でいいんだし!」
サム 「うんうん、マイペースに突っ走るだけでよ…」
シロエ 「地雷な発言をするんですよね、ナチュラルに!」
もう思いっ切り無自覚に…、とシロエ君。
シロエ 「料理人さんがキレかけていても、続くんですよ」
スウェナ「キレても、きっと止まらないわよ」
無自覚だもの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「額に青筋ビキビキだろうが、喋り続けるのよ」
サム 「絶対やるよな、ガチでそういうイベ発生だぜ」
ジョミー「どんな料理が出来るのかな?」
シロエ 「分かりませんけど、失敗は発明の母ですし…」
きっと絶品な料理ですよ、とシロエ君の笑み。
シロエ 「楽しみですよね、お彼岸のアフター!」
一同 「「「イイネ!」」」
未知の美味しい料理の宴、と盛り上がっている御一同様。
ジョミー「食材は魚って所までしか、まだ謎でさ…」
サム 「ミステリーツアーじゃなくて、クッキングな?」
シロエ 「まさにソレです、どんなのでしょうね?」
キース 「俺も正直、楽しみではある」
法要は全く嬉しくないが…、とキース君までが。
キース 「まあ、当日の料理は、マツカの家だし…」
サム 「法要だけ我慢して勤め上げたら、アフターだぜ」
キース 「ぶるぅの腕で料理を再現、此処で宴会だな?」
ジョミー「そう! ホント、ワクワクして来るよ!」
お彼岸のミステリー・クッキング、とジョミー君。
ジョミー「アフターの日は、後で決めるんだよね?」
サム 「そりゃ、法要が終わらねえとよ…」
シロエ 「料理自体が謎なんですから、再現も何も…」
ぶるぅ 「そだね、お料理、出来てからだね」
Aブルー「あのねえ…!」
なんでそういう方向に、と叫んでますけど。
さあ…?
2024/03/16 (Sat)
☆道連れだそうです
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャーが乱入、お彼岸の法要を持ち出しましたけれど。
Aブルー「どうして、ぼくが料理人とサシになるわけ!?」
キース 「俺が、お膳料だけで失礼するからだが?」
ブルー 「ぼくとぶるぅは、マツカの家で食べたいし…」
居残る義務は無いわけでね、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「キースにしたって、法要の後の宴会はさ…」
キース 「出席しろとは言われてないしな、本山からも」
Aブルー「酷すぎるから! おまけに、アフターなんて…」
ぼくがババを引く前提じゃないか、とソルジャーの文句が。
Aブルー「料理人を怒らせて、仕返しされるわけだろう?」
キース 「それはそうだが、ワンチャン、美味い料理が…」
シロエ 「出来るかもですし、アフターはですね…」
その場合だけ発生するんですよ、とシロエ君。
シロエ 「不味い料理になった時には、不要なイベです」
サム 「爆死級のヤツなら、必要ねえもんなあ…」
ジョミー「そんな料理は勘弁だしね…」
料理人さんの狙い通りに不味いヤツ、とジョミー君も。
ジョミー「つまり、アフターが嫌だったらさ…」
シロエ 「爆死エンドで回避出来ます!」
吐くほど不味い料理とかで…、とシロエ君が立てる親指。
シロエ 「それを狙っていって下さい!」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「良くないから! 旅は道連れだから!」
一同 「「「は?」」」
どういう意味だ、と一同、キョトン。
キース 「おい、旅というのは何なんだ?」
Aブルー「お彼岸だよ!」
君が言ってる本来の意味、とソルジャー、威張り返り。
Aブルー「お浄土に思いを馳せる日だよねえ、お中日は?」
キース 「その通りだが、旅と、どう結び付くと?」
Aブルー「お浄土への旅の一里塚だと思うんだよ!」
キース 「それはまあ…」
Aブルー「だから、みんなで…」
揃って一歩踏み出そうよ、と言ってますけど。
道連れ…?
2024/03/17 (Sun)
☆お浄土を目指して
明日は雛祭りな土曜ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
其処へ乱入して来たソルジャー、お彼岸の法要を計画中で。
キース 「おい。みんな揃って、というのは、まさか…」
シロエ 「出ろって言うんじゃないでしょうね?」
Aブルー「ピンポーン!」
みんな揃って旅に出ようよ、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「お浄土に向かって、一歩、踏み出さないと!」
一同 「「「げっ!」」」
嫌すぎる、と一同、ドン引き。
シロエ 「そんな道連れは御免ですから!」
サム 「俺も勘弁して欲しいぜ!」
ジョミー「ぼくだって!」
スウェナ「お浄土なんか、もっと先でいいのよ!」
出遅れた方がいいくらいでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「その方が、長生き出来るってものよ!」
シロエ 「確かに、遅いほどいいですよねえ…」
Aブルー「何を言うかな、人生、一寸先は闇ってね!」
明日、事故るかもしれないし…、とソルジャーの鋭い指摘。
Aブルー「あの時、修行を積んでおけば、と思っても…」
キース 「手遅れなのは、俺も否定はしない」
日頃の心がけは大事だ、と副住職も。
キース 「こうなったのも何かの縁だし、此処は揃って…」
Aブルー「法要だよ!」
マツカの家の御馳走は、またの機会に、と纏めにかかる人。
Aブルー「というわけでね、ぶるぅ、魚の仕入れの方を…」
ぶるぅ 「えとえと、仕出しを頼むお店は?」
Aブルー「あー…。何処にしようかな?」
マツカ 「よろしかったら、手配しますけど…」
出張料理が出来るお店を、とマツカ君の申し出が。
マツカ 「プロの料理人が来てくれますよ」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と拳を突き上げる御一同様。
ジョミー「料理だけでも豪華だったら、マシだから!」
シロエ 「法要疲れも癒えますよ!」
サム 「この際、食って食いまくろうぜ!」
Aブルー「オッケー!」
和食の店が良さそうだよね、と言ってますけど。
法要ですしね…。
2024/03/18 (Mon)
☆御馳走のためなら
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
ソルジャー乱入で決まってしまった、お彼岸の法要ですが。
Aブルー「どうかな、キース、やっぱり和食?」
キース 「法要の定番ではあるな」
マツカ 「分かりました、和食の店で手配しておきます」
ぶるぅ 「んとんと、料理人さんが来るの、朝から?」
法要のお食事、お昼だもんね、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「仕入れるお魚、ぶっつけ本番だと悪いから…」
マツカ 「そうですね。献立も考えておきたいでしょうし」
ぶるぅ 「じゃあ、何のお魚がいいか、聞いておいてね!」
シロエ 「注文に合わせて仕入れられるんですか?」
何が獲れるか、謎なのでは…、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「そりゃ、ある程度は狙っていくでしょうけど…」
ぶるぅ 「大丈夫! そのお魚が獲れた船を探して…」
仕入れに行けばいいんだもーん! と得意満面。
ぶるぅ 「サイオンを使えば、ちゃんと分かるし!」
サム 「あー…。漁船、幾つも約束してあるわけな?」
ぶるぅ 「そうなの、欲しいお魚、色々だしね!」
仕入れは全然、問題無し! と頼もしい言葉。
ぶるぅ 「プロの料理人さんのお料理、楽しみ!」
Aブルー「ぼくもだよ! マツカ、よろしく!」
マツカ 「ええ。法要の方は、キースのお仕事ですけどね」
キース 「仕方ない。美味い料理のためだと思って…」
俺も頑張ることにするか、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「お前たちも、ちゃんと出席するんだぞ?」
一同 「「「オッケー!」」」
美味しい料理のためならば、と満場一致で出席決定。
ジョミー「豪華料理で法要、いいよね!」
Aブルー「逆だから!」
メインは法要なんだからね、と顔を顰める人。
Aブルー「きちんと務めて欲しいんだけど…」
シロエ 「分かってますって!」
ジョミー「法要が済まないと、料理が出て来ないしね!」
ちゃんとやるから、と料理が期待されるお彼岸。
どうなる…?
2024/03/19 (Tue)
☆仕込みは朝イチで
やって来ました、春のお彼岸。今年は3月20日がお中日。
ソルジャーが頼んだ法要の日で、朝から生徒会長宅に集合。
シロエ 「おはようございます! いよいよですね!」
ジョミー「産直の魚で、プロの料理人さんの料理だよ!」
サム 「天気もいいしよ、最高の法要日和だよなあ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お魚、仕入れてあるよ!」
暗い内に漁船に行って来たの、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「料理人さんに渡してあるから、期待しててね!」
スウェナ「あら、料理人さん、もう来ているの?」
ぶるぅ 「そだよ、仕込みは朝イチが基本!」
お昼に出す料理だったらね、とニッコリと。
ぶるぅ 「食材を揃えて、下ごしらえとか、色々と…」
マツカ 「しておかないといけませんしね」
料理人さんの朝は早いですよ、とマツカ君も。
マツカ 「魚の仕入れが朝イチですから、まず魚を見て…」
ぶるぅ 「どう使うかを決めていくものなの!」
シロエ 「えっ? 献立は決まっているんでしょう?」
サム 「使い方も決まっているんでねえの?」
その場で考えなくてもよ、とサム君の問い。
サム 「どう使うかっていうのは、何なんだよ?」
ぶるぅ 「そのまんまだよ、美味しくお料理するには…」
マツカ 「一工夫するのが肝らしいですよ」
お刺身にしても…、とマツカ君。
マツカ 「切り方ひとつで、舌触りが変わって来ますから」
ぶるぅ 「どう切ろうかなあ、って考えなきゃで…」
お料理だったら、下味とかも、と説明が。
ぶるぅ 「お塩の量とか、大事なんだよ?」
マツカ 「そう聞きますよね、ぼくには無理な世界です」
Aブルー「ぼくなんか、もっと無理だしね!」
作れるものはアイスくらい、と出て来たソルジャー。
Aブルー「みんな、料理に期待で早く来たって?」
シロエ 「違いますから!」
サム 「遅刻とかしたら、キースがよ…」
ジョミー「怖いもんね…」
怒鳴られるしさ、とジョミー君が竦める肩。
確かに…。
2024/03/20 (Wed)
☆法要の主役は
春のお彼岸はスッポンタケの法要、朝イチで生徒会長宅へ。
ソルジャーも早々にやって来まして、料理人さんも朝イチ。
Aブルー「遅刻するとキースが怖いって…。でも…」
シロエ 「まだ来ていない、と言いたいんでしょう?」
Aブルー「そうだよ、ぼくより遅いだなんて!」
なんで重役出勤なのさ、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「もっと早めに来てくれないと!」
サム 「坊主は、最後に来るモンだぜ?」
ジョミー「だよねえ、主役みたいなものなんだしさ」
Aブルー「えっ? 今日の主役は、スッポンタケで…」
ぼくだって主役クラスの筈で…、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「なにしろ、今日の料理を御馳走するのもさ…」
シロエ 「ぼくだ、と威張りたいわけですね?」
Aブルー「決まってるだろう!」
実際、その通りなんだから、とソルジャーの不満そうな顔。
Aブルー「キースの方が主役だなんて、有り得ないから!」
サム 「違うと思うぜ、法要の後の料理はよ…」
シロエ 「本来、お坊さんへの、おもてなしだと思います」
ぼくたちは、そのお相伴ですよ、とシロエ君。
シロエ 「ですから、お坊さんが食べずに帰る場合には…」
サム 「お膳料を包んで渡すモンでよ…」
ブルー 「うん、本当は、その場で直接、渡さないでさ…」
後で、お寺まで届けるもので…、と銀青様も。
ブルー 「正式なヤツは、そっちになるね」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「当たり前だよ、お膳料なんだし、済んでから!」
お相伴する皆さん方のお食事が…、と解説が。
ブルー 「つまり、主役はキースなんだよ」
Aブルー「そうなるわけ…?」
それじゃスッポンタケの立場は、とソルジャー、愕然。
Aブルー「もしかして、キースより立ち位置が下だとか?」
ブルー 「当然、下になるけれど?」
Aブルー「嘘だろ、上になる筈だろう!」
ブルー 「下だから!」
考えてみれば分かるだろう、と言ってますけど。
下になると…?
2024/03/21 (Thu)
☆誰でも同じなら
春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に全員集合。
料理人さんもソルジャーも到着ですけど、キース君が未着。
Aブルー「スッポンタケの方が、上だってば!」
ブルー 「それじゃ聞くけど、なんで、キースが法要を?」
Aブルー「もちろん、スッポンタケのためだよ!」
お浄土に功徳を積んでくれるんだろう、とソルジャーの言。
Aブルー「素晴らしい仏様になれますように、って!」
ブルー 「正解! だったら、キースの役目は何だい?」
Aブルー「法要で功徳を積むことだよね!」
当然、立場は下じゃないか、とソルジャー、威張り返り。
Aブルー「キースがスッポンタケに奉仕で、法要で…」
ブルー 「うん、奉仕するのも間違いないけれど…」
誰がやっても同じなのかな、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キースの代わりに、サムがやるとか…」
Aブルー「えっ? サムは見習い中だろう?」
ブルー 「ジョミーでもいいし、シロエでもいいね!」
誰がやっても同じならね、と銀青様が見回す部屋の中。
ブルー 「マツカだろうが、スウェナだろうが…」
サム 「オッケーってことになるよな、ソレ…」
ブルー 「奉仕するだけで、功徳を積めるんならね!」
どうなんだい、と生徒会長、ズズイと。
ブルー 「一度、シロエに頼むかい?」
シロエ 「お経なんか、ぼくは知りませんから!」
ブルー 「いいんだってば、お経は本来、読むもので…」
暗記じゃなくて一種の朗読だよ、と銀青様の説明が。
ブルー 「法要の時に、キースも本を置いてるだろう?」
シロエ 「そういえば…。アレって、カンペですか?」
見ながら唱えているわけですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「キース先輩、まさか覚えていないとか…?」
ブルー 「それは無いけど、読んでいくのが作法だし…」
サム 「棚経とかだと、持ってねえけど…」
ブルー 「読めばいいんだよ、経本を!」
読むくらいは充分、出来るしね、との仰せですけど。
やれと…?
2024/03/22 (Fri)
☆バイトでやる人
春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集う面々。
キース君以外は揃ってますけど、ソルジャーが唱えた不満。
シロエ 「読めばいいからって、ぼくが読むんですか!?」
ブルー 「誰がやっても同じなんだし、問題無し!」
バイト料を出してもいいよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「高校生に相応しい額になるけどね」
サム 「あー…。キースだったら、高いよなあ…」
ジョミー「バイトじゃなくって、本職だしね…」
ブルー 「ぼくがやったら、もっと高いよ?」
何故、そうなるかが問題だよね、と生徒会長、ニンマリと。
ブルー 「どうするんだい、シロエがやるなら…」
スウェナ「バイト料は、ブルーが出すわけね?」
ブルー 「1時間分の時給で済むしね、お膳料だって…」
シロエだと必要ないわけだしさ、と極上の笑み。
ブルー 「法要は、せいぜい1時間だし…」
サム 「一番安いお札で済むよな、マジで」
ブルー 「お釣りを貰っても、いいくらいだしね!」
どうする、シロエ、と生徒会長の問い。
ブルー 「バイト料を貰って、やってみる?」
シロエ 「そうですねえ…。バイト料よりは、その人の…」
反応ってヤツが見たいですしね、とシロエ君が立てる親指。
シロエ 「やってみますよ、キース先輩、来てませんから」
サム 「おっ、やるわけな?」
ジョミー「でもさ、法衣とか、持っていないんじゃあ…?」
ブルー 「大丈夫! やるなら、借りて来るからさ!」
ジャストサイズの法衣とかを、と生徒会長の頼もしい言葉。
ブルー 「シロエくらいのサイズだったら…」
サム 「ツテがあるのかよ?」
ブルー 「大抵のお寺は、中学までに息子を起用で…」
法衣とかも作るものだからね、と誰もが納得の理由。
ブルー 「頼めば、一式、揃うってこと!」
シロエ 「分かりました、それでお願いします!」
Aブルー「えっ、ちょっと…!」
シロエな方向で進んでいないかい、と慌ててますけど。
問題でも…?
2024/03/23 (Sat)
☆カンペで法要を
春のお彼岸はスッポンタケの法要でして、お坊さんが必須。
キース君の重役出勤にソルジャーが文句で、立ち位置な話。
シロエ 「ぼくだと、何か困ることでもありますか?」
Aブルー「困るに決まっているだろう!」
カンペな素人が法要なんて…、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「スッポンタケのためにならないじゃないか!」
シロエ 「その点だったら、大丈夫です!」
きちんと唱えておきますから、とシロエ君、ニッコリと。
シロエ 「今日の法要が誰のためかは、唱えますよね?」
ブルー 「もちろんだよ。お経の本にはなっていなくて…」
サム 「巻物だよなあ、キースが用意して来るヤツ」
ブルー 「そう! でもねえ、あれも名前のトコだけ…」
書き換えて使う仕様なんだよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「スッポンタケには命日がないけど、命日もさ…」
サム 「普通は書き込んであるんだよな?」
ブルー 「うん、命日の部分も書き換えだよね」
その巻物なら持ってるから、と生徒会長の笑み。
ブルー 「ちゃんと書き換えて、シロエに渡すよ」
シロエ 「ありがとうございます! それと法衣と…」
ブルー 「袈裟とかだよねえ、ぶるぅ、お使い、頼める?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 何処のお寺まで?」
シロエのサイズだと何処のお寺、と飛び跳ねるお子様。
ぶるぅ 「袈裟も上等のを借りたいし…」
ブルー 「何処にしようかな、えっと…?」
Aブルー「勝手に話を進めないでよ!」
カンペで借り物のシロエじゃ嫌だ、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「それくらいなら、ブルーに頼んだ方がマシ!」
ブルー 「……マシだって?」
サム 「マシとか言ったぜ、銀青様に向かってよ…」
失礼にも程があるんでねえの、とサム君の渋面。
サム 「ブルーよりも上な坊主は、いねえんだせ?」
スウェナ「失礼すぎよね…」
シロエ 「やっぱり、この際…」
ぼくで充分じゃないでしょうか、とシロエ君の声。
ですよねえ…?
2024/03/24 (Sun)
☆お使いのついでに
春のお彼岸はスッポンタケの法要ですけど、もめている今。
キース君の立ち位置の話に、ソルジャーが文句をつけた件。
サム 「マジでシロエでいいと思うぜ」
ジョミー「だよね、カンペと借り物で充分だってば」
ブルー 「ぼくも大いに賛成だね!」
もう頼まれてもやらないから、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「ぶるぅ、法衣を借りに行って来て!」
ぶるぅ 「オッケー、行先、決まったの?」
ブルー 「ほら、美味しいクッキーのお店の近くの…」
ぶるぅ 「分かったあ! ついでにクッキーも…」
せっかくだから買って来る! と元気な返事。
ぶるぅ 「あそこの、ホントに美味しいもんね!」
シロエ 「そうなんですか?」
ぶるぅ 「うんっ! お店で焼いてて、開くのも早いの!」
焼きたてが買える時間だよね、とピョンピョンピョン。
ぶるぅ 「熱々だから、紙袋に入れてくれるんだよ!」
ブルー 「その日の内に食べ切れる量を買うのが、通だね」
ぶるぅ 「湿っちゃったら、台無しだもん!」
サム 「聞いただけでも美味そうだよなあ、期待だぜ!」
シロエのバイトにも期待だけどよ、とサム君もワクワク。
サム 「シロエ、カンペで頑張れよ!」
シロエ 「もちろんです! キース先輩には負けません!」
キース 「はあ?」
一同 「「「へ?」」」
いつの間に、と皆の視線がキース君に。
シロエ 「キース先輩、いつ来たんです!?」
キース 「クッキーの話の所からだが…」
まるで話が見えなくてな、とキース君が傾げる首。
キース 「クッキーを売るのに、カンペなのか?」
シロエ 「えっと…?」
キース 「第一、俺は菓子屋でバイトは…」
一度もしてはいないんだが、とキース君。
キース 「なのに、売り上げで勝負と言われても…」
シロエ 「違います、クッキーの店は、お寺の隣で…」
サム 「坊主のスキルが問題でよ…」
キース 「スキル?」
坊主のか、と怪訝そうな顔ですけど。
どう言えば…?
2024/03/25 (Mon)
☆代わりでよろしく
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君も到着ですが。
シロエ君がバイトで導師をやるとか、そんな話が展開中で。
キース 「スキルも何も、シロエは坊主の資格なんぞは…」
サム 「持ってねえから、勝負ってことになっててよ…」
スウェナ「カンペは、お経を読むトコなのよ」
クッキーを売るわけじゃないのよね、とスウェナちゃん。
スウェナ「誰が読んでも同じだから、って言う人がいて…」
キース 「お経をか?」
シロエ 「そうなんですけど、カンペでいいなら…」
ぼくでも、充分、務まりますよ、とシロエ君の笑み。
シロエ 「バイト料だって、貰えるんです!」
キース 「イマイチ、理屈が分からないんだが…」
ジョミー「要は、シロエがやるってこと!」
キースは何もしなくていいわけ、とジョミー君の説明が。
ジョミー「たまには休んで、法要の後は御馳走で!」
サム 「そうだぜ、ゆっくりしていけよな」
シロエ 「家に帰ったら、アドス和尚の手伝いでしょう?」
キース 「あー…。親父に顎で使われるよりは…」
シロエの法要の方が楽だな、とキース君、納得。
キース 「何か知らんが、よろしく頼む」
シロエ 「はい! 任せて下さい、キース先輩!」
功徳を積める気はしませんけどね、とシロエ君の苦笑い。
シロエ 「なにしろ無資格、無免許ですし…」
キース 「待て、功徳を積むというのは、何だ?」
シロエ 「法要ですよ、スッポンタケの分をですね…」
お経を読んで積むわけでしょう、とシロエ君。
シロエ 「ぼくがカンペで読んでみたって、その辺は…」
キース 「なるほど、確かに積めはしないな」
Aブルー「えっ、やっぱり!?」
シロエじゃ役に立たないってこと、とソルジャーの問い。
Aブルー「お経を読んでも、スッポンタケには…」
キース 「何の効き目も無いと思うが?」
Aブルー「困るから!」
シロエ 「でもですね…」
キース先輩は偉くないんでしょう、と言ってますけど。
どうなる…?
2024/03/26 (Tue)
☆クッキーもいいね
春のお彼岸はスッポンタケの法要、けれど導師が問題な今。
シロエ君がバイトでやる展開で、キース君は参列という話。
キース 「俺が偉くないとは、何の話だ?」
シロエ 「その人が、さっき言ったんですよ」
サム 「法要の主役は誰なのか、ってことになってよ…」
ジョミー「例の迷惑な仏様だ、って言い出してさ…」
そこからキースの立ち位置になるわけ、とジョミー君。
ジョミー「主役なんだし、キースより立場が上らしいよ?」
キース 「あのキノコがか!?」
シロエ 「ええ。ですから、キース先輩の重役出勤は…」
有り得ないという話なんです、とシロエ君も。
シロエ 「キース先輩は、奉仕するのが仕事だそうで…」
スウェナ「早く来るのが当然だ、って主張するのよ」
キース 「なるほどな…。なんとも酷い言われようだが…」
シロエは何処から出て来たんだ、とキース君の問い。
キース 「俺は大して偉くないから、シロエでも、と…?」
シロエ 「誰がやっても、効果は同じだそうですし…」
ジョミー「シロエに白羽の矢だったんだよ」
僧籍でさえないもんね、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「ただの素人をチョイスだってば!」
キース 「素人だけに、カンペでお経を読むんだな?」
シロエ 「法衣とか袈裟は、バッチリです!」
本職のをお借りしますから、とシロエ君、爽やかな笑顔。
シロエ 「借りに行くついでに、クッキーなんです」
サム 「寺の近くで、美味いのを売ってるらしいぜ」
ぶるぅ 「そうなの、今の時間なら焼き立てだよ!」
キース 「いい話だな、法要の前に菓子を出すのは…」
寺でやるなら、定番中の定番で…、と副住職。
キース 「参列なさる皆様用に、お茶とお菓子を用意だな」
ジョミー「それを焼き立てクッキーなんだ?」
キース 「ああ。お出しするには、ピッタリで…」
一同 「「「イイネ!」」」
Aブルー「よくないから!」
カンペで借り物のシロエなんて、と悲鳴ですけど。
さて…?
2024/03/27 (Wed)
☆お膳が出ないと
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君も到着ですが。
法要はシロエ君がやる方向で、キース君も賛同している今。
キース 「法要の前にお出しする菓子は、和菓子とは…」
ぶるぅ 「決まってるわけじゃないもんね!」
クッキーで問題ないと思うの! と家事万能なお子様も。
ぶるぅ 「シロエがやるなら、クッキーだよね!」
シロエ 「じゃあ、クッキーでお願いします」
それと法衣や袈裟ですよね、とシロエ君。
シロエ 「着付けの方も、手伝って欲しいんですけど…」
ぶるぅ 「もっちろ~ん!」
キース 「それは俺がやる。俺の代わりに迷惑な仏様を…」
弔ってくれるわけだしな、とキース君、親指をグッと。
キース 「それから、コレも渡しておかないと…」
シロエ 「あっ、戒名を書いた巻物ですね?」
キース 「よく知っているな、こいつが必須アイテムだ」
シロエ 「いえ、聞いたばかりで…」
何処で読んだらいいんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「お経の本に載っているんでしょうか?」
キース 「いや、載っていない。俺が付箋をつけるから…」
その箇所が来たら読み上げておけ、と副住職。
キース 「本当は細かい所作があるんだが、いいだろう」
シロエ 「所作ですか?」
キース 「お供えのお膳を供養して、仏様にだな…」
差し上げるんだが、パスで構わん、とアドバイスが。
キース 「どうせ素人が真似した所で、効果はゼロだしな」
シロエ 「了解です!」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
功徳どころか、お膳も無し、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「お膳が無いと、どうなるわけ!?」
キース 「どうもならんが?」
仏様が飢えるだけだ、とキース君、しれっと。
キース 「出る筈の飯が、出ないんだしな」
Aブルー「食事抜き!?」
キース 「ああ。施餓鬼も無しになるわけで…」
Aブルー「施餓鬼?」
キース 「仏様に、飯は重要なんだ」
飢えると餓鬼になるんだぞ、と真顔ですけど。
えっと…?
2024/03/28 (Thu)
☆餓鬼になりそう
スッポンタケの法要ですけど、今回はシロエ君がやるとか。
法衣や袈裟は借りて来るわけで、素人さんのバイトでして。
Aブルー「餓鬼って、なに…?」
キース 「平たく言えば、水も食う物も無い仏様だな」
食おうとすると、食い物も水も火になるそうだ、と副住職。
キース 「そのせいで常に飢えているから、餓鬼なんだ」
Aブルー「クソガキのガキとは、違うわけ…?」
キース 「恐らく、語源になった方だな」
飢えた鬼と書いて餓鬼と読む、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「法要の時は、お膳を供養して、餓鬼にもだ…」
ブルー 「振る舞うことになっているんだよ」
キース 「つまり、お膳の供養が出来ないシロエだと…」
シロエ 「餓鬼にお裾分け、無理ですよねえ…」
どうなるんです、とシロエ君も気になる様子。
シロエ 「例の仏様も、食事は抜きになりますし…」
キース 「餓鬼の仲間入りをしないといいな」
ジョミー「それって、勧誘、来るのかな?」
餓鬼が誘いに来るだとか…、とジョミー君、興味津々。
ジョミー「仲間が増えると、賑やかだしね!」
サム 「かもなあ、今まで御馳走三昧していたヤツが…」
スウェナ「飢えてる方に転落するとか、楽しいわよねえ…」
それは誘いに来るヤツだわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「でもって、餓鬼の仲間入りよね!」
Aブルー「嫌すぎるから!」
キース 「しかし、シロエが所作を真似ても…」
ブルー 「何の役にも立たないんだし…」
餓鬼道に落ちるしか無いだろうね、と銀青様も目がマジ。
ブルー 「まあ、落ちた場合も、お念仏をさ…」
キース 「しっかり唱えて貰いさえすれば、救われるしな」
ブルー 「次のチャンスは棚経だよね」
お盆にピッタリのイベントだよ、と銀青様の仰せ。
ブルー 「地獄から救い出すんだし!」
キース 「そうだな、それまで待ってくれれば…」
Aブルー「お盆!?」
お盆は夏のイベじゃないか、と叫んでますけど。
夏ですよねえ…。
2024/03/29 (Fri)
☆ヨイショする人
春のお彼岸はスッポンタケの法要、今回はシロエ君が担当。
借り物の法衣と袈裟でバイトで、キース君は参列ですけど。
Aブルー「餓鬼になったら、夏までそのまま!?」
キース 「そういうことだな、嫌なら、別途、法要を…」
ブルー 「頼むしかないねえ、資格のある人に」
ぼくは謹んで断るけれど、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キースも、多分、断るだろうし…」
キース 「当然だ! あのキノコの方が偉いだなどと…」
言われて誰が引き受けるか、とキース君の仏頂面。
キース 「シロエ、かまわんから、もう始めてくれ」
シロエ 「袈裟と法衣が、まだなんですよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 急いで借りて来る!」
それとクッキー、と瞬間移動で消えたお子様。
Aブルー「ちょ、ちょっと!」
ジョミー「あれっ?」
サム 「なんで、あいつまで消えるんだよ?」
お使いは、ぶるぅだけなんじゃあ…、とザワついてますが。
ぶるぅ 「痛い、首とか掴まないでよ!」
Aブルー「急ぐからだよ!」
手遅れになったら大変だから、と縺れるように戻った二名。
Aブルー「ホント、シロエじゃ嫌すぎるから!」
シロエ 「えっ、連れ戻して来たんですか!?」
ぶるぅ 「そうなの、マッハでぶつかって来て!」
マッハどころじゃないんだけどね、と涙ポロポロ。
ぶるぅ 「瞬間移動で追突するとか、反則だから!」
Aブルー「だけど、それしか手が無かったし!」
行先の手がかりゼロだったしね、と言い訳が。
Aブルー「とにかく、今日の法要は、キース!」
キース 「俺は偉くはないそうだが?」
Aブルー「偉いから!」
もう神様で仏様で…、とソルジャー、必死の形相。
Aブルー「今日の法要、ヨイショするから!」
キース 「ほう…。なら、下僕でもいいんだな?」
Aブルー「もちろんだよ!」
キース 「よし、こいつが下僕で宴会だ!」
一同 「「「イイネ!」」」
豪華料理で下僕付きだ、と大歓声。
こき使う、と…?
2024/03/30 (Sat)
☆下僕つきで宴会
春のお彼岸はスッポンタケの法要、導師はキース君だとか。
バイトは困ると叫ぶソルジャー、今日は下僕だそうでして。
キース 「では、着替えて来る。法要の後が楽しみだな」
シロエ 「ぼくもです! プロの料理人さんが料理で…」
ジョミー「魚は漁船から仕入れたヤツでさ…」
サム 「下僕がついて宴会だなんて、最高じゃねえか!」
こんなお彼岸、初めてだぜ、とサム君、親指をグッと。
サム 「こうなりゃ、法要に文句はねえだろ?」
シロエ 「無いですねえ…。正座だろうが、お経だろうが」
スウェナ「抹香臭くても、我慢どころか、スルーだわよ」
涼しい顔で耐えられるわね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「あっ、キースの着替えが済んだみたいよ」
キース 「始めてもいいか?」
一同 「「「オッケー!」」」
サッと正座の御一同様、苦情の一つも出ずに法要、終了。
キース 「皆様、本日は、よくお勤めでした」
シロエ 「法話なんかより、宴会ですよ!」
キース 「そうだな、俺が主役で偉いわけだし…」
法話はパスで宴会といくか、と副住職も。
キース 「下僕つきだし、法衣で飯にするかな」
Aブルー「えっ?」
キース 「偉い坊主は、世話係を連れていたりするんだ」
ブルー 「あるねえ、法衣が汚れないように気配りで…」
法衣の袂をお持ちしたり…、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「もちろん料理も、取り分けとかね!」
Aブルー「ぼくにやれ、と?」
キース 「下僕な条件で引き受けたんだぞ、法要を!」
他の面子の世話もしろよ、とキース君、ピシャリ。
キース 「そういうわけだし、大いに使ってやってくれ!」
一同 「「「イイネ!」」」
こんなチャンスは二度と無い、と誰もがワイワイ。
シロエ 「あっ、その料理、ぼくにもお願いします!」
サム 「俺も頼むぜ!」
ジョミー「ぼくも、よろしく!」
Aブルー「無理すぎだよ!」
一度には無理、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/03/31 (Sun)
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☆雛祭りは無関係
さて、3月。早々に週末がやって来たわけで、学校は休み。
生徒会長宅に来ている面々、のんびりまったりな土曜日で。
ジョミー「明日は雛祭りだけどさ…」
キース 「この面子では、どうにもな…」
シロエ 「スウェナ先輩だけが対象ですしね…」
このイベントは…、と一同、雛祭りは完全スルーな方向。
シロエ 「迷惑な人も、雛祭りには来ませんし…」
ジョミー「縁結びな要素はあるかもだけど…」
サム 「それは要らねえヤツらだもんなあ…」
来るわけねえよ、とサム君も。
サム 「来たって、特にイベもねえしよ…」
ジョミー「此処では何もやらないもんね…」
ぶるぅ 「んとんと、お休みの日に当たった時は…」
雛祭りの料理にしてるんだけど、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「もしかして、誰も気付いてなかった?」
シロエ 「菱餅なんか出てましたっけ?」
サム 「知らねえなあ…。雛アラレを見た覚えもねえぜ」
ジョミー「だよねえ、他にもあったっけ?」
記憶にない、とジョミー君が傾げる首。
ジョミー「雛人形だって、飾ってないし…」
キース 「だが、言われれば、料理の方は…」
雛祭り仕様な可能性が…、とキース君。
キース 「ちらし寿司とか貝の料理なら、そうだ」
一同 「「「えっ?」」」
そうだったのか、と一同、ポカーン。
シロエ 「どの辺が、雛祭りの料理なんです?」
キース 「俺も知らんが、お約束ではそうなっている」
俺の家でも出て来るしな、という返事。
キース 「なにしろ、おふくろは女性だし…」
シロエ 「あー…。それに宿坊もありましたっけ…」
キース 「正解だ。ちらし寿司には、手間がかかるが…」
サム 「宿坊に厨房、あるもんなあ…」
余分に作って貰うわけな、とサム君の相槌。
サム 「やっぱ、豪華になるのかよ?」
キース 「お客様にお出しする料理だしな」
ぶるぅ 「仕入れも市場で出来るしね!」
此処だと産直なんだけど、と言ってますけど。
産直…?
2024/03/01 (Fri)
☆朝が早い漁師
3月の最初の土曜日ですけど、生徒会長宅に来ている面々。
雛祭りを明日に控えたとはいえ、無関係な男子が殆どで…。
シロエ 「産直と言うと、港から送って来るんですか?」
ぶるぅ 「違うよ、直接、買い付けなの!」
漁師さんから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の得意そうな顔。
ぶるぅ 「獲れたてで、うんと新鮮だしね!」
シロエ 「なるほど、漁師さんですか!」
ジョミー「新鮮だよねえ、間違いなく」
サム 「でもよ、現場はハードなんでねえの?」
漁をして来て、販売までだぜ、とサム君の言。
サム 「漁をするだけでも、体力要るしよ…」
ジョミー「そういえば、朝も早いよね?」
キース 「暗い内から出航するのが普通だと聞くな…」
坊主よりも朝は早いだろう、とキース君も。
キース 「座禅の寺でも、起床は午前3時半頃で…」
シロエ 「それから漁だと、間に合いませんね」
サム 「漁港が家の前にあっても、キツそうだぜ」
船は車と違うんだしよ、とサム君が広げる両手。
サム 「車だったら、エンジンをかけりゃいいけどよ…」
シロエ 「船だと、手順も違うでしょうし…」
キース 「おまけに、行先は海の上だぞ?」
何かあっても助けが直ぐには来ない、とキース君の指摘。
キース 「準備万端整えてからの、出航になると思うがな」
シロエ 「あー…。それはそうです、ガス欠とかは…」
ジョミー「海の上には、ガソリンスタンドも無いもんね…」
サム 「やっぱ、起床は3時前ってコースだぜ」
なのに、帰ってから商売かよ、とサム君が竦める肩。
サム 「マジで体力、ありすぎだぜ…」
ジョミー「うん、そう思う…」
シロエ 「儲けがボロいんじゃないですか?」
そこまでやりたくなるほどに…、とシロエ君。
シロエ 「儲かって笑いが止まらないとか…」
ジョミー「そうかもね…」
キース 「なら、やる価値はありそうだな」
ぶるぅ 「んとんと…」
何か勘違いしていない、と聞いてますけど。
勘違い…?
2024/03/02 (Sat)
☆産直を買うには
3月の一番最初の土曜日、生徒会長宅に来ている御一同様。
雛祭りの料理が話題になって、そこから産直の話ですけど。
シロエ 「勘違いって、何をです?」
ぶるぅ 「産直だってば、漁師さんから直接、買う話!」
ジョミー「漁港の市場のヤツだよね?」
漁師さんが売ってるのなら…、とジョミー君。
ジョミー「養殖業の人なら、朝はゆっくりかもだけど…」
サム 「ぶるぅが買うのは、そうじゃねえだろ?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん! お魚は天然のヤツが一番!」
でもね…、と料理上手なお子様が傾げる首。
ぶるぅ 「ブリは養殖の方がいい、って知ってる?」
一同 「「「は?」」」
天然ものに限るのでは、と誰もがキョトン。
シロエ 「そりゃ、ブリの養殖は多いですけど…」
ジョミー「天然ものを超える所があるってこと?」
業者によっては…、とジョミー君の問い。
ジョミー「いい餌で育てているとかさ…」
ぶるぅ 「そうなの、でもでも、養殖のなら…」
何処のブリでも美味しいの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「餌がいいから、脂が乗ってて…」
サム 「餌なら、やっぱ、業者によるんでねえの?」
シロエ 「ですよね、何を食べさせるかで違うでしょうし」
ぶるぅ 「違うの、餌があるって所が大切なの!」
太ってるから脂が乗るんだよ、と説明が。
ぶるぅ 「毎日、お腹いっぱい食べてて、敵もいなくて…」
ジョミー「まるまる太る、って?」
ぶるぅ 「大正解!」
天然ものだと、脂少なめ、と言われれば、そうかも。
ぶるぅ 「分かった? でね、お話を元に戻すけど…」
シロエ 「天然ものを買うんですよね?」
ぶるぅ 「そだよ、でもでも、お店じゃなくて…」
ホントに直接、買いに行くの! と弾ける笑顔。
ぶるぅ 「船に行ったら、買えるしね!」
ジョミー「まさか、漁港に着く前に?」
ぶるぅ 「瞬間移動で、パッと行けちゃうもーん!」
獲れたお魚、選び放題! と跳ねてますけど。
船の上でですか?
2024/03/03 (Sun)
☆船の上で買うには
3月の最初の土曜ですけど、生徒会長宅で過ごす御一同様。
明日は雛祭りで、料理の話から魚を仕入れる話になって…。
シロエ 「船に直接瞬間移動って、ヤバいですってば!」
ジョミー「サイオン、バレると思うんだけど!」
キース 「いや待て、仲間の漁船なのかもしれないぞ」
あちこちに仲間がいると聞くしな、とキース君。
キース 「全員、マザー農場だとか、シャングリラ号に…」
サム 「いるわけねえよな、漁船もアリだぜ」
スウェナ「それなら、直接、船に行っても平気よねえ…」
ぶるぅ 「違うよ、普通の漁師さんだよ?」
海の上まで行かないってば、と料理上手なお子様の笑顔。
ぶるぅ 「港まで飛んで、そこから船に乗り込むの!」
シロエ 「あー…。漁港に下ろす前ですか…」
ぶるぅ 「そうなの、漁師さんだって、船を降りるから…」
ちゃんと接岸するもんね、と説明が。
ぶるぅ 「だから、船まで、自分の足でピョーン、と!」
ジョミー「抜け駆けってヤツ?」
ぶるぅ 「そうかもだけど、オッケーだしね!」
お約束はしてあるから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「いつ行くかは、気分次第ですけど、って…」
サム 「行ったら、売って下さい、ってことな?」
ぶるぅ 「そう! 値段は、好きにつけて下さい、って!」
シロエ 「それって、安く買えるんでしょうか?」
野菜の直売所みたいな感じで、とシロエ君の問い。
シロエ 「漁港に下ろせば、使用料がかかりますよね?」
ぶるぅ 「そだね、冷やすためのお金とか…」
キース 「なら、その分を引いて貰えるんだな?」
ジョミー「お得だよねえ、選べて、おまけに安いとか…」
漁港の直売所よりも安いんだよね、とジョミー君も。
ジョミー「それは買い付けに行くしかないって!」
ぶるぅ 「ううん、選べるトコだけだよ?」
シロエ 「安くないんですか?」
ぶるぅ 「オマケしては貰えるんだけど…」
劇的に安くはならないよ、と言ってますけど。
直売なのに…?
2024/03/04 (Mon)
☆オマケで貰える魚
3月の一番最初の土曜日、生徒会長宅に来ている御一同様。
雛祭りの料理の話から魚の話で、漁船で直接買うそうで…。
サム 「漁港の設備を使わねえなら、安そうなのによ…」
ジョミー「オマケ程度って、なんでそうなるわけ?」
ぶるぅ 「んーとね、船に電話がついた頃から…」
そうなったかな、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「他の漁船が何を獲ったか、先に分かるし…」
一同 「「「あー…」」」
それはダメだ、と一同、納得。
シロエ 「目玉商品は、売ってくれないヤツですね…」
ぶるぅ 「大丈夫! そのために、お約束だから!」
何を選んで買ってもいいの、と解説が。
ぶるぅ 「一匹だけしか獲れてなくても、オッケーだよ!」
キース 「なるほどな…。その代わり、値引きはなし、と」
ぶるぅ 「そうなの、言い値で買うんだけれど…」
シロエ 「オマケというのは、何なんです?」
他の魚が安いんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「高く売った分、他のは少しお安く、だとか…」
ぶるぅ 「違うよ、オマケはオマケだもん!」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「出荷できないヤツをくれるの!」
うんと沢山、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「漁師さんが家で食べる分かな、くれるのは」
サム 「足がとれてるカニとかかよ?」
ジョミー「そういうの、普通に売ってない?」
スウェナ「あるわよねえ…」
足だけ売るとか定番だわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「だから売れると思うんだけど…」
シロエ 「ですよね、小さすぎる魚は放流でしょうし…」
キース 「オマケの魚が謎なんだが…?」
家で食べるなら毒でもないしな、とキース君が傾げる首。
キース 「季節外れでも、買い手はつくんだろうし…」
ジョミー「逆にプレミアつきそうだよ、ソレ」
サム 「マジで謎だぜ、何なんだよ?」
シロエ 「不味いんでしょうか?」
ぶるぅ 「ううん、逆!」
とても美味しいお魚だよ、と言ってますけど。
本当に…?
2024/03/05 (Tue)
☆朝イチで鍋は無理
3月の最初の土曜日ですけど、生徒会長宅に来ている面々。
雛祭りの料理から魚の買い付けの話で、漁船で買うそうで。
シロエ 「美味しい魚なら、くれるわけないでしょう!」
スウェナ「絶対、売るわよ、そういうのは!」
ぶるぅ 「うーん…。売れないこともないみたいだけど…」
難しいみたい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の難しい顔付き。
ぶるぅ 「漁港に朝早く来てくれないと…」
キース 「何か問題があると言うのか?」
ぶるぅ 「売り物にならないらしいんだよね…」
でも、朝早くが問題なの、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「朝イチで、鍋とか、ガッツリ食べる?」
シロエ 「いえ、それは…。流石に無理がありすぎますよ」
ジョミー「シロエで無理なら、ぼくたちは、もっと…」
サム 「無理ゲーだよなあ、体育会系じゃねえんだしよ」
朝からガッツリ食わねえってな、とサム君も。
サム 「そりゃまあ、そこそこ食うけどよ…」
ジョミー「鍋をガッツリは、キツイよねえ…」
キース 「俺も柔道部ではあるんだが…。坊主が長くて…」
あっさり系になっているしな、とキース君の言。
キース 「昔だったら、朝からカツ丼でもいけたんだが…」
シロエ 「今は、御飯に漬物ですか?」
キース 「そうだな、生臭ものは親父がうるさくて…」
タンパク質は、せいぜい卵焼きだ、と副住職の深い溜息。
キース 「その生活に慣れた今だと、朝イチで鍋は…」
マツカ 「ぼくも無理です、柔道部員ですけどね」
ぶるぅ 「ほらね、そういう人が殆どだから…」
いくら美味しくても、売れないんだよ、と説明が。
ぶるぅ 「美味しく食べるには、お鍋にするのが一番で…」
シロエ 「だったら、鍋用に売れると思うんですけど…」
サム 「なんで売らねえんだよ、美味いんだろ?」
キース 「売るしかないという気がするんだが…」
ぶるぅ 「売れないから、オマケにくれるんだってば!」
売りに出すには難があるの、と言ってますけど。
難アリ…?
2024/03/06 (Wed)
☆難アリな理由は
3月の一番最初の土曜日、生徒会長宅で過ごす面々ですが。
雛祭りの料理の話から、漁船の上で買う時のオマケの魚へ。
シロエ 「難アリって、美味しい魚が…ですか?」
サム 「んなわけねえだろ、話が間違ってねえか?」
キース 「いや、もしかしたら、輸送するには…」
向いていないということも、とキース君が顎に当てる手。
キース 「鮮度が落ちるのが早すぎるとか…」
ジョミー「でも、それだったら、船の上でさ…」
すぐ冷凍でいけそうだよ、とジョミー君。
ジョミー「そういう設備もある筈で…」
シロエ 「コストの問題かもですよ」
キース 「船の上で即、冷凍となれば、設備に費用が…」
かかりすぎるな、とキース君も同意見。
キース 「そこまでして売るには、価値がさほどは…」
スウェナ「無いんだったら、オマケにくれるわよねえ…」
シロエ 「ですね、朝イチで鍋を作っても、お客さんが…」
サム 「来ねえとなったら、そうなるよなあ…」
そういう魚ってことなのかよ、とサム君の問い。
サム 「味はよくても、難アリってのは?」
ぶるぅ 「そうなの、柔らかすぎる魚で…」
ついでに見た目も悪いんだよね、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「だから、オマケにつけてくれるの!」
キース 「なるほどな。だが、俺は食った覚えが無いぞ」
ジョミー「ぼくも無いけど、知らずに食べてる?」
ぶるう 「ピンポーン!」
お料理しちゃえば分からないもん、とアッサリと。
ぶるぅ 「でもでも、そのまま出すんじゃなくて…」
シロエ 「一工夫してあるわけですね?」
ぶるぅ 「そだよ、でないと、つまらないでしょ?」
ただのお鍋で出て来ても…、と言われて、一同、納得。
シロエ 「貰って帰れば、冷凍しておけますしね…」
キース 「どうとでも出来るというわけか…」
ジョミー「明日も、買い付けに行くんだよね?」
ぶるぅ 「うん、雛祭りには、お魚だし!」
雛祭りは無しでも御馳走、と笑顔なお子様。
いいですねえ!
2024/03/07 (Thu)
☆雛祭りよりも大切
明日は雛祭りな土曜日、生徒会長宅に来ている面々ですが。
雛祭り自体はスルーなわけで、御馳走だけが雛祭りな仕様。
サム 「豪華な海鮮ちらし寿司ってことな?」
ぶるぅ 「そだよ、お吸い物にはハマグリだけど…」
シロエ 「そっちも産直なんですね?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん! 漁港に行ったついでにね!」
ハマグリの名産地に寄ってくるの、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「明日の御馳走、楽しみにしてて!」
一同 「「「イイネ!」」」
??? 「あのねえ…。雛祭りよりも、もっと大事な…」
イベが、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「忘れて貰っちゃ困るんだけど!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「3月と言えば、春のお彼岸だよ!」
今年は早めで20日なんだし、と指差す壁のカレンダー。
Aブルー「21日だと思っていたから、ビックリで…」
キース 「あんた、お彼岸を何だと思ってるんだ?」
Aブルー「法要の日に決まっているだろう!」
スッポンタケの、と威張り返る人。
Aブルー「雛祭りなんかより、ずっと大切!」
キース 「俺が言うのは、お彼岸の存在意義の話で…」
春分と秋分と決まっている、と副住職の苦い顔付き。
キース 「太陽が真西に沈む日だから、その日なんだぞ?」
Aブルー「そうなんだ?」
キース 「何度も話した筈なのに…」
忘れやがって、とブツブツブツ。
キース 「いいか、お浄土は西にあるもので…」
Aブルー「そうだっけ?」
キース 「もういい、言うだけ無駄な気がする」
だが、お彼岸に豪華料理は無いからな、と副住職。
キース 「雛祭りと同じようにはいかんぞ」
Aブルー「えーっ!? 産地直送の海の幸は!?」
買い付けを頼もうと思ってたのに、とソルジャー、愕然。
Aブルー「うんと豪華な料理をさ…」
キース 「生臭ものは禁止だ!」
Aブルー「ハーブでいけると思うけど?」
生臭ものが禁止だったら、と言ってますけど。
ハーブって…?
2024/03/08 (Fri)
☆出るのが大前提
雛祭りを翌日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
産直の魚で海鮮ちらしが出るそうで、明日が楽しみですが。
キース 「ハーブだと?」
Aブルー「そうだよ、ハーブは元々、そういう目的で…」
使われていたと聞くけれど…、とソルジャーの言。
Aブルー「香辛料とかと同じで、食材の匂い消しとかに…」
ぶるぅ 「わあ、詳しいね!」
お料理しないんじゃなかったっけ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「そんなの、何処で習って来たの?」
Aブルー「それはもちろん、ノルディだってば!」
あちこち食べに連れてくれるし、とニコニコと。
Aブルー「グルメなだけに、料理の知識も凄くって…」
キース 「もういい、あんな輩の話は要らん!」
Aブルー「そうなのかい? でもねえ、ハーブは本当に…」
生臭さを消せるヤツだからさ、と言い募る人。
Aブルー「ぶるぅだったら、充分、使いこなせる筈だし…」
ぶるぅ 「んとんと、お彼岸のお料理のこと?」
Aブルー「ピンポーン!」
うんとゴージャスにして欲しいな、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「そしたら、みんなも喜ぶし!」
ぶるぅ 「そうかもね! どんな料理にしようかなあ…」
ハーブを使うならフレンチかな、と首を傾げていますけど。
シロエ 「待って下さい、出る前提になってませんか?」
Aブルー「料理なら、いつも出してるだろう?」
ぶるぅ 「法要の後には、お食事でしょ?」
お彼岸のお約束だもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「お料理、出るのが大前提だよ?」
Aブルー「出さなかったことは、一度も無い筈だけど…」
ぶるぅ 「お施主さんの面子に関わるもんね…」
お料理の出ない法要なんて、と頷くお子様。
ぶるぅ 「後で絶対、ケチって言われちゃうヤツで…」
キース 「何処も、普通は出すものだがな?」
Aブルー「ほら、本職もこう言ってるし!」
シロエ 「違いますってば!」
出るというのは其処じゃなくて、と反論が。
じゃあ、何だと?
2024/03/09 (Sat)
☆多数決で料理を
明日は雛祭りな週末の土曜、生徒会長宅で過ごす御一同様。
産直の魚で海鮮ちらし、という話題の最中にソルジャーが。
Aブルー「だったら、出るって、何の話さ?」
ぶるぅ 「法要の後の、お食事じゃないの?」
シロエ 「その法要です、ぼくたち全員、出る前提で…」
話が進んでいるような気が…、とシロエ君。
シロエ 「みんな喜ぶとか、どんな料理がいいかとか…」
ぶるぅ 「そだよ、シロエもフレンチでいい?」
それとも他のお料理かな、と料理上手なお子様の問い。
ぶるぅ 「エスニックとかでも、ハーブは使うし…」
Aブルー「らしいね、ノルディと色々、食べに行ったよ」
ぶるぅ 「そういうのもいいかな、どうしようかな…」
Aブルー「多数決とかは?」
ぶるぅが料理の候補を出してさ、とソルジャーの案。
Aブルー「一番人気を集めた料理で、春のお彼岸!」
ぶるぅ 「そっか、そういうのもアリだよね!」
メインのお料理、何種類か考えてみて…、と笑顔のお子様。
ぶるぅ 「お魚を使うってトコだけ、押さえておいたら…」
Aブルー「メイン料理はいけるしね!」
ぶるぅ 「そうなの、メインが決まったら、後は…」
コース料理の組み立てだよね、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「エスニックでも、そこは同じだし…」
Aブルー「らしいよ、料理の案が楽しみだよねえ…」
何が出るかな、とソルジャーもワクワクしている様子。
Aブルー「料理の種類も、調理方法もドッサリあるしさ」
ぶるぅ 「お魚でフレンチ、ってだけでも悩みそう!」
焼くだけでも、ポワレに、パイ包みとか、とアイデアが。
ぶるぅ 「中華にしたって、焼き方、沢山あるもんね!」
Aブルー「イイネ!」
シロエ 「よくありません!」
まるでちっとも…、とシロエ君が吊り上げる眉。
シロエ 「誰も出るとは言ってませんが!」
ぶるぅ 「えっ、そうだっけ?」
シロエ 「そうなんですよ!」
誰一人として言っていません、と念押しが。
そういえば…。
2024/03/10 (Sun)
☆料理を決める人
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
そこへ乱入して来たソルジャー、春のお彼岸の料理の話で。
Aブルー「そうかもだけど…。でも、出ないのなら…」
シロエ 「何か問題ありますか?」
Aブルー「ぶるぅが作る豪華料理は、ぼくとキースで…」
楽しむことになるんだけど、とソルジャーの言。
Aブルー「君たちは、それでかまわないわけ?」
シロエ 「全然、ちっとも気になりません!」
ジョミー「法要に出ないで済む方がさ…」
サム 「断然、いいに決まってるしよ…」
キースと二人で食ってくれよな、とサム君、ピシャリ。
サム 「後でキースに話を聞いてよ、美味そうならよ…」
ジョミー「リクエストすれば、きっと作ってくれるって!」
ぶるぅ 「もっちろ~ん!」
そのくらい、お安い御用だもん、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「それじゃ、メインのお料理、二人で決める?」
Aブルー「ぼくとキースで?」
ぶるぅ 「そだよ、食べるの、その二人と、ぼくと…」
ブルーだしね、とニッコリと。
ぶるぅ 「ぼくとブルーは、お料理、どれでもオッケー!」
ブルー 「うん、君たちで決めてくれたまえ」
Aブルー「いいのかい? じゃあ、遠慮なく…」
ぼくとキースで相談で…、と頷くソルジャー。
Aブルー「キース、決定はジャンケンでいい?」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「そりゃ、二人だから、意見が割れたら…」
ジャンケンだろう、と立てる人差し指。
Aブルー「ぶるぅが何を提案するのか、それによるけど…」
キース 「いや、その前に、お彼岸はだな…」
生臭ものは禁止と言った筈だぞ、とキース君の渋面。
キース 「第一、俺も、法要をやるとは、まだ一言も…」
Aブルー「やらずに済むと思ってないよね、もしかして?」
シロエ 「ですね、其処は間違いないですよ」
ジョミー「逃げるなんてさ…」
サム 「無理でねえの?」
普通に詰んでるヤツだしよ、と言ってますけど。
ですよねえ…?
2024/03/11 (Mon)
☆大嘘がバレる人
明日は雛祭りな土曜ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
雛祭りの料理の話が、ソルジャー乱入でお彼岸にズレて…。
キース 「やかましい! 決定権は俺にある筈だ!」
Aブルー「そうなるわけ?」
キース 「俺が嫌だと言った場合は、法要は無いぞ!」
導師無しでは出来ないからな、とキース君、強気。
キース 「あんたと二人で法要なんぞは、御免蒙る!」
Aブルー「うーん…。ブルー、お願い出来るかな?」
ブルー 「いいけど、高くつくからね?」
キースとは格が違うから、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「ついでに言うなら、ぼくがやる場合…」
Aブルー「何か条件でもあるのかい?」
ブルー 「キースが詰むな、と思ってさ…」
キース 「なんで、そうなる!」
俺が詰むわけないだろうが、とキース君の仏頂面。
キース 「法要が無ければ、自由の身で、だ…」
ブルー 「君が一般人ならね!」
キース 「は?」
ブルー 「お彼岸と言えば、坊主は忙しい時期で…」
休んでなんかいられないだろう、と銀青様の鋭い指摘。
ブルー 「君が御馳走まで食べられるのは、何故だっけ?」
キース 「わ、忘れていた…」
あんたの手伝いという名目を、とキース君の悪い顔色。
キース 「銀青様に作法を教わるチャンスだから、と…」
ブルー 「アドス和尚に大嘘だよ?」
毎回、毎回…、と銀青様の冷たい視線。
ブルー 「自由どころか、アドス和尚にビシバシと…」
サム 「こき使われながら、本堂で法要になるヤツな?」
シロエ 「作法のチェックも、細かく入りそうですよ」
ジョミー「あー…。今までの成果を見せてみろ、って…」
鬼の形相で見てそうだよね、とジョミー君も相槌を。
ジョミー「此処で法要より、キツイんじゃないの?」
シロエ 「法要の後で、罰礼になるのはガチですよね…」
サム 「何一つ、学んでねえわけだしよ…」
キース 「ヤバすぎる…」
親父に殺されかねないぞ、とキース君、ガクブル。
ありそう…。
2024/03/12 (Tue)
☆御馳走が出る家
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
けれどソルジャーが乱入して来て、お彼岸の話になった今。
Aブルー「そういう末路でいいのかな、君は?」
キース 「いや、困る!」
大いに困る、とキース君、顔面蒼白。
キース 「お彼岸の法要は、是非、やらせてくれ!」
Aブルー「オッケー、他のみんなもよろしくね!」
シロエ 「お断りします!」
キース先輩と二人でやって下さい、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「御馳走に未練はありませんから!」
サム 「うんうん、その日は、マックにでもよ…」
みんなで行こうぜ、とサム君も。
サム 「此処に来ちまったら、否応無しに法要だしよ…」
ジョミー「だよね、マックでいいんじゃないかな?」
スウェナ「そうねえ、ケンタも捨て難いけど…」
マツカ 「ぼくの家でもいいですよ?」
滅多に無い機会ですからね、とマツカ君の申し出。
マツカ 「よろしかったら、ですけれど…」
ジョミー「行く、行く! 御馳走、出るんだよね!?」
マツカ 「ええ、お好みの料理を用意しますよ」
サム 「すっげえ豪華なラーメンとかも?」
いけるのかよ、とサム君の問い。
サム 「フカヒレが溢れそうなヤツとかよ…」
マツカ 「出来ますけれど…」
ジョミー「もしかして、中華のプロを呼んで来るとか?」
マツカ 「いえ、そこまでは…。でも、呼びましょうか?」
出張料理もいいですよね、と御曹司。
マツカ 「中華に限らず、プロを揃えるのも楽しそうです」
サム 「マジかよ、出張料理で食い放題って?」
マツカ 「せっかくですから、喜んで頂きたいですし…」
ジョミー「それって、最高!」
マツカの家でいいと思う、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「キースだけ、此処で法要で!」
ぶるぅ 「えーっ!? マツカの家のお料理、食べたい!」
マツカ 「いいですよ?」
Aブルー「ちょ、ちょっと!」
ぶるぅも行くって、此処の料理は、と叫んでますけど。
さあ…?
2024/03/13 (Wed)
☆仕出しは食べずに
明日は雛祭りな土曜ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーが来たせいで、お彼岸の話になってしまって…。
Aブルー「ぶるぅがいないと、お彼岸の料理が…!」
ブルー 「仕出しでいいと思うけれどね?」
はい、と生徒会長が差し出す、仕出し料理の店のリスト。
ブルー 「何処でも、好きな所に頼んでくれたまえ!」
Aブルー「君は、何でもかまわないわけ?」
ブルー 「そりゃ、ぼくもマツカの家にお邪魔するから…」
仕出しのお世話にはならないし、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「マツカの家の御馳走の方が、仕出しよりもさ…」
ぶるぅ 「色々あるのに決まってるも~ん!」
キース 「待て、この馬鹿と俺だけなのか!?」
お彼岸の法要も、法要の後の食事の席も…、とキース君。
キース 「それは真面目に嫌すぎるんだが!」
ブルー 「うーん…。裏技がないことはないけどね…」
キース 「裏技?」
ブルー 「そう! 料理は食べずに失礼するヤツ!」
お膳料だけ貰って帰るコースだよね、と銀青様の解説が。
ブルー 「その後は、マツカの家に行くのもアリかな…」
キース 「なるほどな…。その手があったか…」
サム 「今どき、そっちが多いんでねえの?」
坊主も一緒に食べるよりもよ…、とサム君の問い。
サム 「お膳料の方が、お施主さんも、坊主もよ…」
ブルー 「気楽でいいから、増えてるよね」
キース 「そうだな、親父も家に帰って食ってるし…」
お膳料だけで帰る口だな、とキース君も。
キース 「今度のお彼岸は、俺もソレでいくか…」
Aブルー「法要だけで帰るって!?」
キース 「文句を言われる筋合いは無いぞ」
法要はきちんとやるんだしな、と繰る左手首の数珠レット。
キース 「というわけで、マツカ、俺も遅れて参加する」
マツカ 「了解です」
Aブルー「ちょ、産直の魚とかは!?」
ぶるぅ 「仕入れとくから…」
渡す仕出し屋さんを決めてね、と笑顔のお子様。
食材、持ち込み…。
2024/03/14 (Thu)
☆料理人に逆らったら
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
けれどソルジャーが乱入して来て、お彼岸の料理な方向へ。
Aブルー「仕出し屋さんに渡すって…。ぼくが?」
ぶるぅ 「そだよ、このお魚でお願いします、って!」
お料理は先に決めておくから、と料理上手なお子様の笑顔。
ぶるぅ 「それに使うお魚、仕入れて渡せば大丈夫!」
Aブルー「どの辺が、どう大丈夫なのさ!」
ぶるぅ 「お任せコースで注文するより、間違いないし…」
料理人さんも楽だもんね、とニコニコ。
ぶるぅ 「何を作るのかも、材料も決まってるんだから!」
シロエ 「料理すればいいだけですしね…」
サム 「仕入れの心配もねえわけだしよ…」
スウェナ「楽な出張料理よねえ…」
嫌がる人はいないわよ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「料理についても、熱く語っていいんだし…」
キース 「そうだな、こいつも料理人には逆らわんだろう」
不味い飯を食わされそうだからな、とキース君。
キース 「調味料を、わざと間違うくらいは簡単だぞ?」
ジョミー「砂糖の代わりに塩だよね?」
シロエ 「みりんと醤油を、間違えたっていいかもです!」
サム 「逆に、美味いの、出来るかもだぜ?」
目から鱗な新作料理、とサム君がグッと立てる親指。
サム 「失敗から生まれた料理は、多いらしいしよ…」
ぶるぅ 「そだね、そういうこともあるかも!」
楽しそう! と料理上手なお子様もワクワク。
ぶるぅ 「美味しい料理が出来た時には、教えてね!」
キース 「此処で再現するんだな?」
ぶるぅ 「ピンポーン!」
食材も仕入れ直してね、とピョンピョン跳ねているお子様。
ぶるぅ 「でもって、うんと美味しく再現なの!」
ジョミー「それ、最高! 有り得ない発想の新作料理!」
キース 「料理人の機嫌を損ねれば、誕生するんだな?」
シロエ 「そうみたいですし、此処はですね…」
是非、頑張って頂きましょう、という声が。
料理人と喧嘩…?
2024/03/15 (Fri)
さて、3月。早々に週末がやって来たわけで、学校は休み。
生徒会長宅に来ている面々、のんびりまったりな土曜日で。
ジョミー「明日は雛祭りだけどさ…」
キース 「この面子では、どうにもな…」
シロエ 「スウェナ先輩だけが対象ですしね…」
このイベントは…、と一同、雛祭りは完全スルーな方向。
シロエ 「迷惑な人も、雛祭りには来ませんし…」
ジョミー「縁結びな要素はあるかもだけど…」
サム 「それは要らねえヤツらだもんなあ…」
来るわけねえよ、とサム君も。
サム 「来たって、特にイベもねえしよ…」
ジョミー「此処では何もやらないもんね…」
ぶるぅ 「んとんと、お休みの日に当たった時は…」
雛祭りの料理にしてるんだけど、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「もしかして、誰も気付いてなかった?」
シロエ 「菱餅なんか出てましたっけ?」
サム 「知らねえなあ…。雛アラレを見た覚えもねえぜ」
ジョミー「だよねえ、他にもあったっけ?」
記憶にない、とジョミー君が傾げる首。
ジョミー「雛人形だって、飾ってないし…」
キース 「だが、言われれば、料理の方は…」
雛祭り仕様な可能性が…、とキース君。
キース 「ちらし寿司とか貝の料理なら、そうだ」
一同 「「「えっ?」」」
そうだったのか、と一同、ポカーン。
シロエ 「どの辺が、雛祭りの料理なんです?」
キース 「俺も知らんが、お約束ではそうなっている」
俺の家でも出て来るしな、という返事。
キース 「なにしろ、おふくろは女性だし…」
シロエ 「あー…。それに宿坊もありましたっけ…」
キース 「正解だ。ちらし寿司には、手間がかかるが…」
サム 「宿坊に厨房、あるもんなあ…」
余分に作って貰うわけな、とサム君の相槌。
サム 「やっぱ、豪華になるのかよ?」
キース 「お客様にお出しする料理だしな」
ぶるぅ 「仕入れも市場で出来るしね!」
此処だと産直なんだけど、と言ってますけど。
産直…?
2024/03/01 (Fri)
☆朝が早い漁師
3月の最初の土曜日ですけど、生徒会長宅に来ている面々。
雛祭りを明日に控えたとはいえ、無関係な男子が殆どで…。
シロエ 「産直と言うと、港から送って来るんですか?」
ぶるぅ 「違うよ、直接、買い付けなの!」
漁師さんから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の得意そうな顔。
ぶるぅ 「獲れたてで、うんと新鮮だしね!」
シロエ 「なるほど、漁師さんですか!」
ジョミー「新鮮だよねえ、間違いなく」
サム 「でもよ、現場はハードなんでねえの?」
漁をして来て、販売までだぜ、とサム君の言。
サム 「漁をするだけでも、体力要るしよ…」
ジョミー「そういえば、朝も早いよね?」
キース 「暗い内から出航するのが普通だと聞くな…」
坊主よりも朝は早いだろう、とキース君も。
キース 「座禅の寺でも、起床は午前3時半頃で…」
シロエ 「それから漁だと、間に合いませんね」
サム 「漁港が家の前にあっても、キツそうだぜ」
船は車と違うんだしよ、とサム君が広げる両手。
サム 「車だったら、エンジンをかけりゃいいけどよ…」
シロエ 「船だと、手順も違うでしょうし…」
キース 「おまけに、行先は海の上だぞ?」
何かあっても助けが直ぐには来ない、とキース君の指摘。
キース 「準備万端整えてからの、出航になると思うがな」
シロエ 「あー…。それはそうです、ガス欠とかは…」
ジョミー「海の上には、ガソリンスタンドも無いもんね…」
サム 「やっぱ、起床は3時前ってコースだぜ」
なのに、帰ってから商売かよ、とサム君が竦める肩。
サム 「マジで体力、ありすぎだぜ…」
ジョミー「うん、そう思う…」
シロエ 「儲けがボロいんじゃないですか?」
そこまでやりたくなるほどに…、とシロエ君。
シロエ 「儲かって笑いが止まらないとか…」
ジョミー「そうかもね…」
キース 「なら、やる価値はありそうだな」
ぶるぅ 「んとんと…」
何か勘違いしていない、と聞いてますけど。
勘違い…?
2024/03/02 (Sat)
☆産直を買うには
3月の一番最初の土曜日、生徒会長宅に来ている御一同様。
雛祭りの料理が話題になって、そこから産直の話ですけど。
シロエ 「勘違いって、何をです?」
ぶるぅ 「産直だってば、漁師さんから直接、買う話!」
ジョミー「漁港の市場のヤツだよね?」
漁師さんが売ってるのなら…、とジョミー君。
ジョミー「養殖業の人なら、朝はゆっくりかもだけど…」
サム 「ぶるぅが買うのは、そうじゃねえだろ?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん! お魚は天然のヤツが一番!」
でもね…、と料理上手なお子様が傾げる首。
ぶるぅ 「ブリは養殖の方がいい、って知ってる?」
一同 「「「は?」」」
天然ものに限るのでは、と誰もがキョトン。
シロエ 「そりゃ、ブリの養殖は多いですけど…」
ジョミー「天然ものを超える所があるってこと?」
業者によっては…、とジョミー君の問い。
ジョミー「いい餌で育てているとかさ…」
ぶるぅ 「そうなの、でもでも、養殖のなら…」
何処のブリでも美味しいの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「餌がいいから、脂が乗ってて…」
サム 「餌なら、やっぱ、業者によるんでねえの?」
シロエ 「ですよね、何を食べさせるかで違うでしょうし」
ぶるぅ 「違うの、餌があるって所が大切なの!」
太ってるから脂が乗るんだよ、と説明が。
ぶるぅ 「毎日、お腹いっぱい食べてて、敵もいなくて…」
ジョミー「まるまる太る、って?」
ぶるぅ 「大正解!」
天然ものだと、脂少なめ、と言われれば、そうかも。
ぶるぅ 「分かった? でね、お話を元に戻すけど…」
シロエ 「天然ものを買うんですよね?」
ぶるぅ 「そだよ、でもでも、お店じゃなくて…」
ホントに直接、買いに行くの! と弾ける笑顔。
ぶるぅ 「船に行ったら、買えるしね!」
ジョミー「まさか、漁港に着く前に?」
ぶるぅ 「瞬間移動で、パッと行けちゃうもーん!」
獲れたお魚、選び放題! と跳ねてますけど。
船の上でですか?
2024/03/03 (Sun)
☆船の上で買うには
3月の最初の土曜ですけど、生徒会長宅で過ごす御一同様。
明日は雛祭りで、料理の話から魚を仕入れる話になって…。
シロエ 「船に直接瞬間移動って、ヤバいですってば!」
ジョミー「サイオン、バレると思うんだけど!」
キース 「いや待て、仲間の漁船なのかもしれないぞ」
あちこちに仲間がいると聞くしな、とキース君。
キース 「全員、マザー農場だとか、シャングリラ号に…」
サム 「いるわけねえよな、漁船もアリだぜ」
スウェナ「それなら、直接、船に行っても平気よねえ…」
ぶるぅ 「違うよ、普通の漁師さんだよ?」
海の上まで行かないってば、と料理上手なお子様の笑顔。
ぶるぅ 「港まで飛んで、そこから船に乗り込むの!」
シロエ 「あー…。漁港に下ろす前ですか…」
ぶるぅ 「そうなの、漁師さんだって、船を降りるから…」
ちゃんと接岸するもんね、と説明が。
ぶるぅ 「だから、船まで、自分の足でピョーン、と!」
ジョミー「抜け駆けってヤツ?」
ぶるぅ 「そうかもだけど、オッケーだしね!」
お約束はしてあるから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「いつ行くかは、気分次第ですけど、って…」
サム 「行ったら、売って下さい、ってことな?」
ぶるぅ 「そう! 値段は、好きにつけて下さい、って!」
シロエ 「それって、安く買えるんでしょうか?」
野菜の直売所みたいな感じで、とシロエ君の問い。
シロエ 「漁港に下ろせば、使用料がかかりますよね?」
ぶるぅ 「そだね、冷やすためのお金とか…」
キース 「なら、その分を引いて貰えるんだな?」
ジョミー「お得だよねえ、選べて、おまけに安いとか…」
漁港の直売所よりも安いんだよね、とジョミー君も。
ジョミー「それは買い付けに行くしかないって!」
ぶるぅ 「ううん、選べるトコだけだよ?」
シロエ 「安くないんですか?」
ぶるぅ 「オマケしては貰えるんだけど…」
劇的に安くはならないよ、と言ってますけど。
直売なのに…?
2024/03/04 (Mon)
☆オマケで貰える魚
3月の一番最初の土曜日、生徒会長宅に来ている御一同様。
雛祭りの料理の話から魚の話で、漁船で直接買うそうで…。
サム 「漁港の設備を使わねえなら、安そうなのによ…」
ジョミー「オマケ程度って、なんでそうなるわけ?」
ぶるぅ 「んーとね、船に電話がついた頃から…」
そうなったかな、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「他の漁船が何を獲ったか、先に分かるし…」
一同 「「「あー…」」」
それはダメだ、と一同、納得。
シロエ 「目玉商品は、売ってくれないヤツですね…」
ぶるぅ 「大丈夫! そのために、お約束だから!」
何を選んで買ってもいいの、と解説が。
ぶるぅ 「一匹だけしか獲れてなくても、オッケーだよ!」
キース 「なるほどな…。その代わり、値引きはなし、と」
ぶるぅ 「そうなの、言い値で買うんだけれど…」
シロエ 「オマケというのは、何なんです?」
他の魚が安いんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「高く売った分、他のは少しお安く、だとか…」
ぶるぅ 「違うよ、オマケはオマケだもん!」
一同 「「「は?」」」
ぶるぅ 「出荷できないヤツをくれるの!」
うんと沢山、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「漁師さんが家で食べる分かな、くれるのは」
サム 「足がとれてるカニとかかよ?」
ジョミー「そういうの、普通に売ってない?」
スウェナ「あるわよねえ…」
足だけ売るとか定番だわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「だから売れると思うんだけど…」
シロエ 「ですよね、小さすぎる魚は放流でしょうし…」
キース 「オマケの魚が謎なんだが…?」
家で食べるなら毒でもないしな、とキース君が傾げる首。
キース 「季節外れでも、買い手はつくんだろうし…」
ジョミー「逆にプレミアつきそうだよ、ソレ」
サム 「マジで謎だぜ、何なんだよ?」
シロエ 「不味いんでしょうか?」
ぶるぅ 「ううん、逆!」
とても美味しいお魚だよ、と言ってますけど。
本当に…?
2024/03/05 (Tue)
☆朝イチで鍋は無理
3月の最初の土曜日ですけど、生徒会長宅に来ている面々。
雛祭りの料理から魚の買い付けの話で、漁船で買うそうで。
シロエ 「美味しい魚なら、くれるわけないでしょう!」
スウェナ「絶対、売るわよ、そういうのは!」
ぶるぅ 「うーん…。売れないこともないみたいだけど…」
難しいみたい、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」の難しい顔付き。
ぶるぅ 「漁港に朝早く来てくれないと…」
キース 「何か問題があると言うのか?」
ぶるぅ 「売り物にならないらしいんだよね…」
でも、朝早くが問題なの、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「朝イチで、鍋とか、ガッツリ食べる?」
シロエ 「いえ、それは…。流石に無理がありすぎますよ」
ジョミー「シロエで無理なら、ぼくたちは、もっと…」
サム 「無理ゲーだよなあ、体育会系じゃねえんだしよ」
朝からガッツリ食わねえってな、とサム君も。
サム 「そりゃまあ、そこそこ食うけどよ…」
ジョミー「鍋をガッツリは、キツイよねえ…」
キース 「俺も柔道部ではあるんだが…。坊主が長くて…」
あっさり系になっているしな、とキース君の言。
キース 「昔だったら、朝からカツ丼でもいけたんだが…」
シロエ 「今は、御飯に漬物ですか?」
キース 「そうだな、生臭ものは親父がうるさくて…」
タンパク質は、せいぜい卵焼きだ、と副住職の深い溜息。
キース 「その生活に慣れた今だと、朝イチで鍋は…」
マツカ 「ぼくも無理です、柔道部員ですけどね」
ぶるぅ 「ほらね、そういう人が殆どだから…」
いくら美味しくても、売れないんだよ、と説明が。
ぶるぅ 「美味しく食べるには、お鍋にするのが一番で…」
シロエ 「だったら、鍋用に売れると思うんですけど…」
サム 「なんで売らねえんだよ、美味いんだろ?」
キース 「売るしかないという気がするんだが…」
ぶるぅ 「売れないから、オマケにくれるんだってば!」
売りに出すには難があるの、と言ってますけど。
難アリ…?
2024/03/06 (Wed)
☆難アリな理由は
3月の一番最初の土曜日、生徒会長宅で過ごす面々ですが。
雛祭りの料理の話から、漁船の上で買う時のオマケの魚へ。
シロエ 「難アリって、美味しい魚が…ですか?」
サム 「んなわけねえだろ、話が間違ってねえか?」
キース 「いや、もしかしたら、輸送するには…」
向いていないということも、とキース君が顎に当てる手。
キース 「鮮度が落ちるのが早すぎるとか…」
ジョミー「でも、それだったら、船の上でさ…」
すぐ冷凍でいけそうだよ、とジョミー君。
ジョミー「そういう設備もある筈で…」
シロエ 「コストの問題かもですよ」
キース 「船の上で即、冷凍となれば、設備に費用が…」
かかりすぎるな、とキース君も同意見。
キース 「そこまでして売るには、価値がさほどは…」
スウェナ「無いんだったら、オマケにくれるわよねえ…」
シロエ 「ですね、朝イチで鍋を作っても、お客さんが…」
サム 「来ねえとなったら、そうなるよなあ…」
そういう魚ってことなのかよ、とサム君の問い。
サム 「味はよくても、難アリってのは?」
ぶるぅ 「そうなの、柔らかすぎる魚で…」
ついでに見た目も悪いんだよね、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「だから、オマケにつけてくれるの!」
キース 「なるほどな。だが、俺は食った覚えが無いぞ」
ジョミー「ぼくも無いけど、知らずに食べてる?」
ぶるう 「ピンポーン!」
お料理しちゃえば分からないもん、とアッサリと。
ぶるぅ 「でもでも、そのまま出すんじゃなくて…」
シロエ 「一工夫してあるわけですね?」
ぶるぅ 「そだよ、でないと、つまらないでしょ?」
ただのお鍋で出て来ても…、と言われて、一同、納得。
シロエ 「貰って帰れば、冷凍しておけますしね…」
キース 「どうとでも出来るというわけか…」
ジョミー「明日も、買い付けに行くんだよね?」
ぶるぅ 「うん、雛祭りには、お魚だし!」
雛祭りは無しでも御馳走、と笑顔なお子様。
いいですねえ!
2024/03/07 (Thu)
☆雛祭りよりも大切
明日は雛祭りな土曜日、生徒会長宅に来ている面々ですが。
雛祭り自体はスルーなわけで、御馳走だけが雛祭りな仕様。
サム 「豪華な海鮮ちらし寿司ってことな?」
ぶるぅ 「そだよ、お吸い物にはハマグリだけど…」
シロエ 「そっちも産直なんですね?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん! 漁港に行ったついでにね!」
ハマグリの名産地に寄ってくるの、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「明日の御馳走、楽しみにしてて!」
一同 「「「イイネ!」」」
??? 「あのねえ…。雛祭りよりも、もっと大事な…」
イベが、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「忘れて貰っちゃ困るんだけど!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「3月と言えば、春のお彼岸だよ!」
今年は早めで20日なんだし、と指差す壁のカレンダー。
Aブルー「21日だと思っていたから、ビックリで…」
キース 「あんた、お彼岸を何だと思ってるんだ?」
Aブルー「法要の日に決まっているだろう!」
スッポンタケの、と威張り返る人。
Aブルー「雛祭りなんかより、ずっと大切!」
キース 「俺が言うのは、お彼岸の存在意義の話で…」
春分と秋分と決まっている、と副住職の苦い顔付き。
キース 「太陽が真西に沈む日だから、その日なんだぞ?」
Aブルー「そうなんだ?」
キース 「何度も話した筈なのに…」
忘れやがって、とブツブツブツ。
キース 「いいか、お浄土は西にあるもので…」
Aブルー「そうだっけ?」
キース 「もういい、言うだけ無駄な気がする」
だが、お彼岸に豪華料理は無いからな、と副住職。
キース 「雛祭りと同じようにはいかんぞ」
Aブルー「えーっ!? 産地直送の海の幸は!?」
買い付けを頼もうと思ってたのに、とソルジャー、愕然。
Aブルー「うんと豪華な料理をさ…」
キース 「生臭ものは禁止だ!」
Aブルー「ハーブでいけると思うけど?」
生臭ものが禁止だったら、と言ってますけど。
ハーブって…?
2024/03/08 (Fri)
☆出るのが大前提
雛祭りを翌日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
産直の魚で海鮮ちらしが出るそうで、明日が楽しみですが。
キース 「ハーブだと?」
Aブルー「そうだよ、ハーブは元々、そういう目的で…」
使われていたと聞くけれど…、とソルジャーの言。
Aブルー「香辛料とかと同じで、食材の匂い消しとかに…」
ぶるぅ 「わあ、詳しいね!」
お料理しないんじゃなかったっけ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「そんなの、何処で習って来たの?」
Aブルー「それはもちろん、ノルディだってば!」
あちこち食べに連れてくれるし、とニコニコと。
Aブルー「グルメなだけに、料理の知識も凄くって…」
キース 「もういい、あんな輩の話は要らん!」
Aブルー「そうなのかい? でもねえ、ハーブは本当に…」
生臭さを消せるヤツだからさ、と言い募る人。
Aブルー「ぶるぅだったら、充分、使いこなせる筈だし…」
ぶるぅ 「んとんと、お彼岸のお料理のこと?」
Aブルー「ピンポーン!」
うんとゴージャスにして欲しいな、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「そしたら、みんなも喜ぶし!」
ぶるぅ 「そうかもね! どんな料理にしようかなあ…」
ハーブを使うならフレンチかな、と首を傾げていますけど。
シロエ 「待って下さい、出る前提になってませんか?」
Aブルー「料理なら、いつも出してるだろう?」
ぶるぅ 「法要の後には、お食事でしょ?」
お彼岸のお約束だもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」も。
ぶるぅ 「お料理、出るのが大前提だよ?」
Aブルー「出さなかったことは、一度も無い筈だけど…」
ぶるぅ 「お施主さんの面子に関わるもんね…」
お料理の出ない法要なんて、と頷くお子様。
ぶるぅ 「後で絶対、ケチって言われちゃうヤツで…」
キース 「何処も、普通は出すものだがな?」
Aブルー「ほら、本職もこう言ってるし!」
シロエ 「違いますってば!」
出るというのは其処じゃなくて、と反論が。
じゃあ、何だと?
2024/03/09 (Sat)
☆多数決で料理を
明日は雛祭りな週末の土曜、生徒会長宅で過ごす御一同様。
産直の魚で海鮮ちらし、という話題の最中にソルジャーが。
Aブルー「だったら、出るって、何の話さ?」
ぶるぅ 「法要の後の、お食事じゃないの?」
シロエ 「その法要です、ぼくたち全員、出る前提で…」
話が進んでいるような気が…、とシロエ君。
シロエ 「みんな喜ぶとか、どんな料理がいいかとか…」
ぶるぅ 「そだよ、シロエもフレンチでいい?」
それとも他のお料理かな、と料理上手なお子様の問い。
ぶるぅ 「エスニックとかでも、ハーブは使うし…」
Aブルー「らしいね、ノルディと色々、食べに行ったよ」
ぶるぅ 「そういうのもいいかな、どうしようかな…」
Aブルー「多数決とかは?」
ぶるぅが料理の候補を出してさ、とソルジャーの案。
Aブルー「一番人気を集めた料理で、春のお彼岸!」
ぶるぅ 「そっか、そういうのもアリだよね!」
メインのお料理、何種類か考えてみて…、と笑顔のお子様。
ぶるぅ 「お魚を使うってトコだけ、押さえておいたら…」
Aブルー「メイン料理はいけるしね!」
ぶるぅ 「そうなの、メインが決まったら、後は…」
コース料理の組み立てだよね、とニコニコニコ。
ぶるぅ 「エスニックでも、そこは同じだし…」
Aブルー「らしいよ、料理の案が楽しみだよねえ…」
何が出るかな、とソルジャーもワクワクしている様子。
Aブルー「料理の種類も、調理方法もドッサリあるしさ」
ぶるぅ 「お魚でフレンチ、ってだけでも悩みそう!」
焼くだけでも、ポワレに、パイ包みとか、とアイデアが。
ぶるぅ 「中華にしたって、焼き方、沢山あるもんね!」
Aブルー「イイネ!」
シロエ 「よくありません!」
まるでちっとも…、とシロエ君が吊り上げる眉。
シロエ 「誰も出るとは言ってませんが!」
ぶるぅ 「えっ、そうだっけ?」
シロエ 「そうなんですよ!」
誰一人として言っていません、と念押しが。
そういえば…。
2024/03/10 (Sun)
☆料理を決める人
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
そこへ乱入して来たソルジャー、春のお彼岸の料理の話で。
Aブルー「そうかもだけど…。でも、出ないのなら…」
シロエ 「何か問題ありますか?」
Aブルー「ぶるぅが作る豪華料理は、ぼくとキースで…」
楽しむことになるんだけど、とソルジャーの言。
Aブルー「君たちは、それでかまわないわけ?」
シロエ 「全然、ちっとも気になりません!」
ジョミー「法要に出ないで済む方がさ…」
サム 「断然、いいに決まってるしよ…」
キースと二人で食ってくれよな、とサム君、ピシャリ。
サム 「後でキースに話を聞いてよ、美味そうならよ…」
ジョミー「リクエストすれば、きっと作ってくれるって!」
ぶるぅ 「もっちろ~ん!」
そのくらい、お安い御用だもん、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「それじゃ、メインのお料理、二人で決める?」
Aブルー「ぼくとキースで?」
ぶるぅ 「そだよ、食べるの、その二人と、ぼくと…」
ブルーだしね、とニッコリと。
ぶるぅ 「ぼくとブルーは、お料理、どれでもオッケー!」
ブルー 「うん、君たちで決めてくれたまえ」
Aブルー「いいのかい? じゃあ、遠慮なく…」
ぼくとキースで相談で…、と頷くソルジャー。
Aブルー「キース、決定はジャンケンでいい?」
キース 「なんでそうなる!」
Aブルー「そりゃ、二人だから、意見が割れたら…」
ジャンケンだろう、と立てる人差し指。
Aブルー「ぶるぅが何を提案するのか、それによるけど…」
キース 「いや、その前に、お彼岸はだな…」
生臭ものは禁止と言った筈だぞ、とキース君の渋面。
キース 「第一、俺も、法要をやるとは、まだ一言も…」
Aブルー「やらずに済むと思ってないよね、もしかして?」
シロエ 「ですね、其処は間違いないですよ」
ジョミー「逃げるなんてさ…」
サム 「無理でねえの?」
普通に詰んでるヤツだしよ、と言ってますけど。
ですよねえ…?
2024/03/11 (Mon)
☆大嘘がバレる人
明日は雛祭りな土曜ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
雛祭りの料理の話が、ソルジャー乱入でお彼岸にズレて…。
キース 「やかましい! 決定権は俺にある筈だ!」
Aブルー「そうなるわけ?」
キース 「俺が嫌だと言った場合は、法要は無いぞ!」
導師無しでは出来ないからな、とキース君、強気。
キース 「あんたと二人で法要なんぞは、御免蒙る!」
Aブルー「うーん…。ブルー、お願い出来るかな?」
ブルー 「いいけど、高くつくからね?」
キースとは格が違うから、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「ついでに言うなら、ぼくがやる場合…」
Aブルー「何か条件でもあるのかい?」
ブルー 「キースが詰むな、と思ってさ…」
キース 「なんで、そうなる!」
俺が詰むわけないだろうが、とキース君の仏頂面。
キース 「法要が無ければ、自由の身で、だ…」
ブルー 「君が一般人ならね!」
キース 「は?」
ブルー 「お彼岸と言えば、坊主は忙しい時期で…」
休んでなんかいられないだろう、と銀青様の鋭い指摘。
ブルー 「君が御馳走まで食べられるのは、何故だっけ?」
キース 「わ、忘れていた…」
あんたの手伝いという名目を、とキース君の悪い顔色。
キース 「銀青様に作法を教わるチャンスだから、と…」
ブルー 「アドス和尚に大嘘だよ?」
毎回、毎回…、と銀青様の冷たい視線。
ブルー 「自由どころか、アドス和尚にビシバシと…」
サム 「こき使われながら、本堂で法要になるヤツな?」
シロエ 「作法のチェックも、細かく入りそうですよ」
ジョミー「あー…。今までの成果を見せてみろ、って…」
鬼の形相で見てそうだよね、とジョミー君も相槌を。
ジョミー「此処で法要より、キツイんじゃないの?」
シロエ 「法要の後で、罰礼になるのはガチですよね…」
サム 「何一つ、学んでねえわけだしよ…」
キース 「ヤバすぎる…」
親父に殺されかねないぞ、とキース君、ガクブル。
ありそう…。
2024/03/12 (Tue)
☆御馳走が出る家
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
けれどソルジャーが乱入して来て、お彼岸の話になった今。
Aブルー「そういう末路でいいのかな、君は?」
キース 「いや、困る!」
大いに困る、とキース君、顔面蒼白。
キース 「お彼岸の法要は、是非、やらせてくれ!」
Aブルー「オッケー、他のみんなもよろしくね!」
シロエ 「お断りします!」
キース先輩と二人でやって下さい、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「御馳走に未練はありませんから!」
サム 「うんうん、その日は、マックにでもよ…」
みんなで行こうぜ、とサム君も。
サム 「此処に来ちまったら、否応無しに法要だしよ…」
ジョミー「だよね、マックでいいんじゃないかな?」
スウェナ「そうねえ、ケンタも捨て難いけど…」
マツカ 「ぼくの家でもいいですよ?」
滅多に無い機会ですからね、とマツカ君の申し出。
マツカ 「よろしかったら、ですけれど…」
ジョミー「行く、行く! 御馳走、出るんだよね!?」
マツカ 「ええ、お好みの料理を用意しますよ」
サム 「すっげえ豪華なラーメンとかも?」
いけるのかよ、とサム君の問い。
サム 「フカヒレが溢れそうなヤツとかよ…」
マツカ 「出来ますけれど…」
ジョミー「もしかして、中華のプロを呼んで来るとか?」
マツカ 「いえ、そこまでは…。でも、呼びましょうか?」
出張料理もいいですよね、と御曹司。
マツカ 「中華に限らず、プロを揃えるのも楽しそうです」
サム 「マジかよ、出張料理で食い放題って?」
マツカ 「せっかくですから、喜んで頂きたいですし…」
ジョミー「それって、最高!」
マツカの家でいいと思う、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「キースだけ、此処で法要で!」
ぶるぅ 「えーっ!? マツカの家のお料理、食べたい!」
マツカ 「いいですよ?」
Aブルー「ちょ、ちょっと!」
ぶるぅも行くって、此処の料理は、と叫んでますけど。
さあ…?
2024/03/13 (Wed)
☆仕出しは食べずに
明日は雛祭りな土曜ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
ソルジャーが来たせいで、お彼岸の話になってしまって…。
Aブルー「ぶるぅがいないと、お彼岸の料理が…!」
ブルー 「仕出しでいいと思うけれどね?」
はい、と生徒会長が差し出す、仕出し料理の店のリスト。
ブルー 「何処でも、好きな所に頼んでくれたまえ!」
Aブルー「君は、何でもかまわないわけ?」
ブルー 「そりゃ、ぼくもマツカの家にお邪魔するから…」
仕出しのお世話にはならないし、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「マツカの家の御馳走の方が、仕出しよりもさ…」
ぶるぅ 「色々あるのに決まってるも~ん!」
キース 「待て、この馬鹿と俺だけなのか!?」
お彼岸の法要も、法要の後の食事の席も…、とキース君。
キース 「それは真面目に嫌すぎるんだが!」
ブルー 「うーん…。裏技がないことはないけどね…」
キース 「裏技?」
ブルー 「そう! 料理は食べずに失礼するヤツ!」
お膳料だけ貰って帰るコースだよね、と銀青様の解説が。
ブルー 「その後は、マツカの家に行くのもアリかな…」
キース 「なるほどな…。その手があったか…」
サム 「今どき、そっちが多いんでねえの?」
坊主も一緒に食べるよりもよ…、とサム君の問い。
サム 「お膳料の方が、お施主さんも、坊主もよ…」
ブルー 「気楽でいいから、増えてるよね」
キース 「そうだな、親父も家に帰って食ってるし…」
お膳料だけで帰る口だな、とキース君も。
キース 「今度のお彼岸は、俺もソレでいくか…」
Aブルー「法要だけで帰るって!?」
キース 「文句を言われる筋合いは無いぞ」
法要はきちんとやるんだしな、と繰る左手首の数珠レット。
キース 「というわけで、マツカ、俺も遅れて参加する」
マツカ 「了解です」
Aブルー「ちょ、産直の魚とかは!?」
ぶるぅ 「仕入れとくから…」
渡す仕出し屋さんを決めてね、と笑顔のお子様。
食材、持ち込み…。
2024/03/14 (Thu)
☆料理人に逆らったら
雛祭りを明日に控えた土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
けれどソルジャーが乱入して来て、お彼岸の料理な方向へ。
Aブルー「仕出し屋さんに渡すって…。ぼくが?」
ぶるぅ 「そだよ、このお魚でお願いします、って!」
お料理は先に決めておくから、と料理上手なお子様の笑顔。
ぶるぅ 「それに使うお魚、仕入れて渡せば大丈夫!」
Aブルー「どの辺が、どう大丈夫なのさ!」
ぶるぅ 「お任せコースで注文するより、間違いないし…」
料理人さんも楽だもんね、とニコニコ。
ぶるぅ 「何を作るのかも、材料も決まってるんだから!」
シロエ 「料理すればいいだけですしね…」
サム 「仕入れの心配もねえわけだしよ…」
スウェナ「楽な出張料理よねえ…」
嫌がる人はいないわよ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「料理についても、熱く語っていいんだし…」
キース 「そうだな、こいつも料理人には逆らわんだろう」
不味い飯を食わされそうだからな、とキース君。
キース 「調味料を、わざと間違うくらいは簡単だぞ?」
ジョミー「砂糖の代わりに塩だよね?」
シロエ 「みりんと醤油を、間違えたっていいかもです!」
サム 「逆に、美味いの、出来るかもだぜ?」
目から鱗な新作料理、とサム君がグッと立てる親指。
サム 「失敗から生まれた料理は、多いらしいしよ…」
ぶるぅ 「そだね、そういうこともあるかも!」
楽しそう! と料理上手なお子様もワクワク。
ぶるぅ 「美味しい料理が出来た時には、教えてね!」
キース 「此処で再現するんだな?」
ぶるぅ 「ピンポーン!」
食材も仕入れ直してね、とピョンピョン跳ねているお子様。
ぶるぅ 「でもって、うんと美味しく再現なの!」
ジョミー「それ、最高! 有り得ない発想の新作料理!」
キース 「料理人の機嫌を損ねれば、誕生するんだな?」
シロエ 「そうみたいですし、此処はですね…」
是非、頑張って頂きましょう、という声が。
料理人と喧嘩…?
2024/03/15 (Fri)
☆言いたい放題な人
今年も節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発ですが。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、酷すぎる会話で。
Aブルー「パンツを下ろせちゃうんだよ!」
A船長 「なんですって!?」
一同 (((げっ!)))
キャプテンもシャン学メンバーも絶句、けれど笑顔な人。
Aブルー「パンイチじゃないから、逮捕は無いし!」
A船長 「いえ、逮捕だと思います!」
一同 (((当たり前だ!)))
公然わいせつ罪の現行犯だ、と誰もが顔面蒼白。
Aブルー「大丈夫だってば、ぼくが座ってるから!」
A船長 「何処がですか!」
Aブルー「ほら、上に防犯カメラは無いし!」
要は見えなきゃオッケーだよね、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「パンイチで公道を走る代わりに、路線バスで!」
A船長 「パンツを下ろせ、と仰るのですか!?」
Aブルー「正確に言えば、下ろされてくれ、って所かな!」
下ろすのは、ぼくの手なんだしさ、と親指をグッと。
Aブルー「しまわれたままだと、金も窮屈だろうし…」
A船長 「いえ、このままで結構です!」
Aブルー「そう言わないで、解放してあげようよ!」
縮んだままだと可哀相で…、とソルジャーの笑み。
Aブルー「是非とも元気になって貰って、夫婦和合で!」
A船長 「し、しかし…!」
一同 (((どうしろと…!)))
誰か退場させてくれ、と泣きそうな顔で一同、ドン引き。
Aブルー「あれっ、ブルーがこっちに来るよ?」
A船長 「来ない方がどうかしています!」
Aブルー「えっ、なんで? しかも怖そうな顔で…」
睨んでるしさ、と首を傾げるソルジャー。
Aブルー「何か用でもあるのかな、ぼくに?」
A船長 「そりゃ、あるでしょう!」
無事に済むとは思えませんが、とキャプテン、タラリ冷汗。
A船長 「あの、何か…? 御用でしょうか?」
Aブルー「どうかした?」
ブルー 「御迷惑です!」
他のお客様に…、と丁寧すぎる口調ですけど。
何故に?
2024/02/16 (Fri)
☆迷惑すぎる逮捕
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスでの道中ですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、迷惑な会話中で。
Aブルー「御迷惑って…。いきなり丁寧すぎるんだけど?」
A船長 「いつもの口調とは、違いますよね?」
ブルー 「細かいことは、どうでもいいんです!」
それより、本当に御迷惑ですから…、と生徒会長の渋面。
ブルー 「放っておくより、介入ですよ!」
一同 (((流石、ブルーだ!)))
やる時は、やってくれるんだ、と一同、心の中で感謝感激。
Aブルー「介入って、ぼくとハーレイの仲にかい?」
ブルー 「それもですけど、公共の交通機関ですので…」
A船長 「パンツを下ろすのは、アウトですよねえ?」
ブルー 「もっと御迷惑になりかねません!」
車内で揉め事が発生したら…、と生徒会長。
ブルー 「昨今、流行っているんです! 私人逮捕が!」
Aブルー「えっ?」
A船長 「何です、それは?」
ブルー 「一般人でも逮捕できるのが、現行犯で…」
逮捕の場面をネットに上げて儲けるんです、と解説が。
ブルー 「そういう輩と揉めるのが多くて…」
Aブルー「あー…。確かに、ネットは困るかなあ…」
A船長 「拡散されるのは困ります!」
ブルー 「だったら、逮捕される前にですね…」
大人しくして下さいませんか、と口調は丁寧。
ブルー 「それとも、バスを降りるかです」
Aブルー「なんで降りるわけ!?」
ブルー 「運転手さんにも、乗客の皆様にも御迷惑に…」
なると先ほどから言っております、と厳しい指摘。
ブルー 「降りるか、やめるか、どちらかで!」
Aブルー「分かったよ! パンツを下ろすのは…」
A船長 「やめて下さるわけですね!」
助かります、とキャプテン、嬉しそうな顔。
A船長 「なにしろ、私はヘタレですので…」
Aブルー「逮捕も拡散も、その体質を悪化させるしね…」
A船長 「すみません…」
ヘタレなキャラで…、と項垂れてますけど。
一安心…。
2024/02/17 (Sat)
☆書き方が謎すぎる
今年も節分は七福神巡り、路線バスでお寺へ出発ですけど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、怪しすぎる会話で。
Aブルー「ヘタレ直しも、お願いしたいトコだよねえ…」
一同 (((げっ!)))
別方向でヤバい話か、と一同、ガクブル。
Aブルー「君のヘタレは、夫婦和合に差し支えるしさ…」
A船長 「申し訳ございません…」
Aブルー「分かってるんなら、しっかり祈願!」
夫婦和合とセットで絵馬に、とソルジャーの言。
Aブルー「ヘタレ直しもお願いします、って!」
A船長 「はあ…。ですが、書き方はどうなるのです?」
Aブルー「書き方って?」
A船長 「ヘタレ直しですよ、こう、正式な書き方で…」
絵馬に書かないと駄目なのでは…、とキャプテンの問い。
A船長 「夫婦和合は、きちんと漢字が四文字でですね…」
Aブルー「あー! 家内安全とか、商売繁盛とか…」
A船長 「そう、ソレです! ヘタレ直しの場合には…」
どのように書けばいいのでしょうか、と首を傾げる人。
A船長 「ヘタレ直しだけで、既に五文字もありまして…」
Aブルー「字余りだよね…」
これは困った、とソルジャーも。
Aブルー「ヘタレに漢字があるかも謎だし…」
A船長 「直しの部分も、平仮名混じりですからね」
漢字で四文字に出来るでしょうか、とキャプテン、真剣。
A船長 「心当たりが無いんですよ」
Aブルー「ぼくもだよ! そうだ、さっきの人!」
ブルーなら、きっと詳しいよね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「すみませーん! ちょっと質問が!」
一同 (((うっ…!)))
ブルー 「はい?」
現行犯の件でしょうか、と生徒会長、あくまで丁寧。
ブルー 「何をお尋ねになりたいんです?」
Aブルー「ヘタレ直しだよ、祈願するにはどう書けば…」
ブルー 「病気平癒でよろしいのでは?」
Aブルー「病気だって!?」
ブルー 「何か?」
違うと仰るわけですか、と言ってますけど。
病気ですか…?
2024/02/18 (Sun)
☆病気だと思えば
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発なんですけど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、問題発言連発中。
Aブルー「ヘタレは病気じゃないんだけど!」
ブルー 「いえ、病気だと思いますが?」
Aブルー「どの辺がさ!」
ブルー 「日常生活に支障があるなら、病気でしょう?」
それとも支障が無いとでも…、と生徒会長、冷たい口調。
ブルー 「無いのでしたら、ただの癖だということで…」
Aブルー「頼むだけ無駄とか、そういうヤツ!?」
ブルー 「ええ、心がけの問題ですから」
では、と生徒会長、クルリと背中を向けて自分の席へ。
Aブルー「ちょ、ちょっと!」
ブルー 「もう用件は済みましたよね?」
これで失礼いたします、と振り返りもしない人。
Aブルー「酷すぎるって!」
A船長 「しかし、一理はあるんですよね…」
そういう病もありますから、とキャプテン、溜息。
A船長 「使い物にならなくなるという…」
Aブルー「あっ、そうか! じゃあ、同列ということで…」
A船長 「お願いしておけば、少しはマシになるかもです」
勃たない回数が減るだとか、とキャプテンの言。
A船長 「ヘタレを直す件はともかく、使えればですね…」
Aブルー「確かに、ぼくは困らないかも…」
使えるんなら、自分で入れればいいわけで、と頷く人。
Aブルー「要はビンビンのガンガンになれば…」
A船長 「それで御満足頂けるかと…」
Aブルー「いいね、ソレ!」
それもまた良し! と親指をグッと。
Aブルー「君はヘタレて転がっていても、アソコの方は…」
A船長 「頭をもたげているわけですよ」
Aブルー「最高だよ!」
ソレをいい所に当たる感じに入れていけば…、と笑顔全開。
Aブルー「奥の奥まで、ズンズンズンと…」
A船長 「そうです、腰を振って下さるだけで…」
Aブルー「ぼくは快感ビンビンだね!」
一同 (((嫌すぎる…!)))
さっきよりも酷い、と誰もが真っ青ですけど。
どうなる…?
2024/02/19 (Mon)
☆黙って行ったら
節分はお寺で七福神巡り、路線バスでお出掛けですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、せっせと猥談で。
Aブルー「じゃあ、その方向でお願いしよう!」
A船長 「病気平癒と書くわけですね?」
Aブルー「そう! 君の意見に全面的に賛成で!」
一同 (((まだ喋る気か…!)))
どうしろと、と誰もが泣きそうな中、ソルジャーの笑み。
Aブルー「決まった所で、此処は一発!」
一同 (((うわー…)))
車内で何をやらかす気だ、と一同、ガクブル。
A船長 「あのぅ、路線バスの車内では、ちょっと…」
Aブルー「何がだい?」
A船長 「一発ですよ、ヘタレ直しもまだですから…!」
この状況では勃ちませんよ、とキャプテンの泣き。
A船長 「どうか猶予をお願いします!」
Aブルー「そういう話じゃないんだけどね?」
A船長 「はあ?」
Aブルー「そもそも、沈黙は金って話が発端!」
だから一発、沈黙で…、とソルジャー、笑顔全開。
Aブルー「お寺に着くまで、パンツの中の金を見習って…」
A船長 「黙って行こう、と?」
Aブルー「ピンポーン!」
そうでなくても、ガン無視だしね、と見回す車内。
Aブルー「みんな、他人のふりだしさ…」
A船長 「いつものことだと思うのですが…」
Aブルー「だからこそだよ、恩を売っておけば…」
お寺で真面目に祈ってくれそう、とパチンとウインク。
Aブルー「お願い事が一つ増えてるし…」
A船長 「お力添えは欲しいですねえ…」
Aブルー「そうだろう? 今から二人で沈黙だよ!」
A船長 「承知しました!」
では、とキャプテンも口をつぐんで、車内は静かに。
シロエ 「ちょ、沈黙が怖いんですけど…!」
サム 「馬鹿かよ、関係者だってバレるじゃねえか!」
ジョミー「サムこそ、自分でバラしてるし!」
キース 「そう言う貴様も、同罪だろう!」
マツカ 「皆さん、詰みです…」
たった今、ぼくも詰みましたけど、と御曹司。
全員、詰み…。
2024/02/20 (Tue)
☆詰ませたからには
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発な面々ですが。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、問題発言連発で…。
シロエ 「なんで、ぼくたちが詰むんです!」
サム 「お前が最初に喋ったんじゃねえかよ!」
ジョミー「そうだよ、アレで関係者だって、もろバレで…」
キース 「そこから後は、芋づる式というヤツだが…」
戦犯がシロエなのは確かだ、とキース君が顰める顔。
キース 「こいつさえ、何も言わなかったら…」
ジョミー「雰囲気でバレてるトコはあっても、一応は…」
サム 「スルーして貰えていたと思うぜ」
シロエ 「今もスルーだと思いますけど!」
運転手さんだって睨んでません、とシロエ君の反論が。
シロエ 「他のお客さんも、特に反応は…」
キース 「それが礼儀というものだろう!」
見て見ぬふりをして下さっている、とキース君。
キース 「ヤバい発言は、俺たちの台詞じゃないからな」
ジョミー「巻き込まれたっていうだけだしね…」
サム 「それにしたって、シロエが黙ったままならよ…」
ハッキリ特定出来たかどうか…、とサム君、深い溜息。
サム 「あいつらだろう、と薄々、分かっててもよ…」
ジョミー「特定しました、ってSNSに上げられるほど…」
キース 「絞れはしなかったな、間違いなく」
冤罪の可能性が少しはあった、とキース君の鋭い指摘。
キース 「それを特定させた以上は、戦犯だ!」
サム 「違いねえよな、どうするよ?」
ジョミー「落とし前はつけて欲しいよねえ…」
シロエ 「ちょ、ちょっと…!」
待って下さい、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「落とし前だなんて言われても、どうしろと…!」
キース 「一手引き受けが王道だろうと思うがな?」
毎回、俺が言われるヤツだ、とキース君。
キース 「たまには貴様がやってみろ!」
ジョミー「あー、あの迷惑な人たちを…」
キース 「シロエがだな…」
一人で引き受けるのはどうだ、と言ってますけど。
やれと…?
2024/02/21 (Wed)
☆振替で回したい
節分はお寺で七福神巡り、路線バスでお出掛けですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、酷すぎる発言多数。
シロエ 「ぼくが一人で引き受けですって!?」
キース 「大したことではない筈だぞ?」
俺は毎回、やっているしな、とキース君。
キース 「幸い、人目の多い場所だし…」
ジョミー「火だるまショーとかは無いよね、うん」
サム 「リスクは相当、低いと思うぜ」
キースよりかは…、とサム君も。
サム 「せいぜい、一緒に祈願くらいでねえの?」
キース 「その程度だろう、多分」
ジョミー「自発的に引き受けた方がさ…」
同情票が入るかもね、とジョミー君の言。
ジョミー「戦犯ってトコは違いなくても、反省の色で」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「保証はしないが、まるで無いとは…」
サム 「言えねえんでねえの、人柱だしよ」
全員の厄を引き受けだぜ、とサム君もプッシュ。
サム 「人柱って言やあ、有難がられるものだしよ…」
キース 「祠を作って祭られるケースもあるからな…」
ジョミー「シロエ大明神ってヤツだね!」
どうせ今日だけなんだしさ、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「そうだ、添乗員っていうのはどう?」
キース 「俺が何回もやったヤツだな」
サム 「あっちのぶるぅはいねえしよ…」
カエル袋はねえわけだよな、とサム君、うんうん、と。
サム 「今日、やっとけばいいんでねえの?」
ジョミー「振替とかだとキツイよねえ?」
キース 「なるほど、俺がやる手もあるか…」
リスクが低い今日の間に…、とキース君が顎に当てる手。
キース 「でもって、俺が指名された時にだな…」
ジョミー「シロエに振替で回すわけ?」
それもいいかも、と乗り出す人。
ジョミー「じゃあ、今日の所はキースだね?」
キース 「ああ、頑張って勤め上げるぞ」
シロエ 「待って下さい!」
キース 「なんだ?」
今更やりたくなったのか、と睨んでますけど。
やると…?
2024/02/22 (Thu)
☆添乗員の役目は
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスでの道中ですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、大問題なわけで。
シロエ 「添乗員、ぼくにやらせて下さい!」
キース 「振替と聞いて怖くなった、とでも?」
シロエ 「ぶっちゃけ、そうです、お願いします!」
マシな間にやりたいんです、とシロエ君、必死の形相。
シロエ 「今日なら、衆人環視ですから!」
キース 「そうか、お前が引き受けるんだな?」
ならば任せた、とキース君、アッサリと。
キース 「聞いたか、シロエがやるそうだ! 御両名!」
シロエ 「ちょ、叫ばないで下さいよ!」
キース 「添乗員なら、堂々とやれ!」
サッサと行って、お世話して来い、と突き放し。
キース 「沈黙は金だと言っていたから、車内では…」
シロエ 「ぼくの出番は無いですよね?」
キース 「そうなるようだが、降りたら一気に忙しいぞ?」
まずは福笹ダッシュからだ、とキース君。
キース 「あいつらの分の福笹を買いに、全力で…」
シロエ 「走るんですか?」
キース 「それでこそ、添乗員だろう!」
お参りも代行する勢いで…、とキース君、目がマジ。
キース 「霊場巡りのバスツアーなら、常識だしな」
サム 「あー…。御朱印とかも、貰いに行くヤツな」
キース 「数量限定のお守りの類も、ファイトで、だ…」
ゲットしてこそ、添乗員の面目躍如、と解説が。
キース 「ツアーの皆さんが、お参りをサボって…」
ジョミー「お土産を買いに行ってる間とかだね!」
キース 「グルメな場合も、よくあるそうだ」
門前の名物の菓子を召し上がるとか…、と副住職。
キース 「お参りと両立は不可能なヤツで…」
サム 「食べに行くのな、お参りは添乗員に丸投げでよ」
キース 「バスツアーあるある、と言われているな」
シロエ 「待って下さい、すると、あの迷惑な人たちも…」
キース 「お参りは、お前に丸投げで…」
グルメの可能性アリだ、と言ってますけど。
屋台で…?
2024/02/23 (Fri)
☆いい福笹が欲しい
節分はお寺で七福神巡り、路線バスでお出掛けですけれど。
ソルジャー夫妻が迷惑発言連発、けれども今は沈黙中で…。
ジョミー「あそこの節分、屋台はそれほど多くないよね?」
サム 「だよな、グルメっていやあ、お接待の甘酒で…」
マツカ 「お接待なだけに、無料ですよね」
キース 「だが、最高に美味いわけで、だ…」
あの馬鹿どももお気に入りだぞ、とキース君。
キース 「シロエをお参りに走らせておいて…」
ジョミー「飲みまくるかも、って?」
キース 「この話も丸ごと聞かれているから、充分に…」
有り得るだろうな、とキース君が繰る左手首の数珠レット。
キース 「タダ酒ほど、美味いものなんだし…」
シロエ 「やめて下さい、火に油です!」
ジョミー「もう遅いんじゃないのかなあ?」
次のバス停で降りるんだしさ、とジョミー君。
ジョミー「ハッキリ言って、詰んでそうだよ?」
シロエ 「困るんですけど!」
マツカ 「お気の毒だとは思いますけど…」
押しますね、とマツカ君が降車ボタンで、バス停に到着。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 七福神巡りーっ!」
Aブルー「着いたよ、ハーレイ!」
A船長 「ええ、沈黙は此処までですね」
まずは福笹で…、と授与のテントを眺めるキャプテン。
A船長 「そこそこ、並んでらっしゃいますが…」
Aブルー「シロエ、一番いいのを頼むよ!」
二つ、とソルジャーが立てる指が二本。
Aブルー「立派な福笹が欲しいからねえ…」
シロエ 「あれは選べないと思いますけど!」
巫女さんが渡してくれるもので…、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「受け取った笹を、頂くしか…!」
Aブルー「だからこそだよ!」
何度も並べばいいじゃないか、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ハズレだったら、みんなに譲ってさ…」
A船長 「いいですねえ!」
Aブルー「当たりが来るまで…」
A船長 「譲り続けるわけですね!」
お参りに来る皆さんに…、という案ですけど。
マジで…?
2024/02/24 (Sat)
☆まずは福笹ゲット
節分は今年もお寺で七福神巡り、路線バスで到着ですけど。
シロエ君がソルジャー夫妻の添乗員で、まずは福笹からで。
Aブルー「さあ、行って! いい福笹がある内に!」
シロエ 「でもですね…!」
Aブルー「はい、財布!」
これで文句は無いだろう、とソルジャーが出して来た財布。
Aブルー「ノルディに貰ったお小遣い、たっぷり!」
シロエ 「そう言われても…!」
Aブルー「文句でも?」
あるんだったら聞くけれど、と目が怖い件。
Aブルー「何かな、お金が足りないとでも?」
A船長 「バイト料が欲しいのかもしれませんよ?」
Aブルー「なるほど、添乗員だしねえ…」
じゃあ、出そう、とソルジャー、高額紙幣を一枚。
Aブルー「これでいいかな、もっとかい?」
シロエ 「い、いえ、そういうのを頂いたら…」
真面目に後がありませんから、と福笹の列へダッシュ。
シロエ 「あの、最後尾は此処ですか?」
参拝客 「そうですよ」
シロエ 「並びます!」
福笹ゲットが任務ですので…、と並んで、すぐ順番が。
シロエ 「福笹、二つお願いします!」
巫女さん「どうぞ、よいお参りを」
シロエ 「ありがとうございます!」
お金を払って、福笹ゲットで戻りまして。
シロエ 「買って来ました!」
ブルー 「頂いたと言ってくれたまえ!」
シロエ 「すみません…! でも、ちゃんと二本…」
ゲットしました、とソルジャー夫妻に差し出す福笹。
シロエ 「どうでしょう?」
Aブルー「やり直し!」
シロエ 「えっ?」
Aブルー「葉のツヤがイマイチ、それと枝ぶり!」
並び直してくれたまえ、と指す行列。
Aブルー「でもって、コレは希望者に、と…」
A船長 「御希望の方は?」
おいでですか、とキャプテンの問い。
A船長 「いらしたら、タダで差し上げますので…」
Aブルー「まさか、要らないとは言わないよね?」
一同 (((うっ…)))
貰わないと詰むヤツか、と一同、顔面蒼白。
押し付け…。
2024/02/25 (Sun)
☆ゲットした人から
今年も節分は七福神巡り、お寺で福笹ゲットからスタート。
けれどシロエ君が頂いた福笹、ソルジャーがダメ出しで…。
Aブルー「希望者ゼロとか、有り得ないしね!」
A船長 「本当に。ブルーの厚意を無にするだなんて…」
あんまりすぎると思いますが、とキャプテンも。
A船長 「倍の値段で売り付けるなら、まだしもですね…」
Aブルー「タダであげると言ってるんだよ?」
一同 (((そう言われても…!)))
貰ったら詰む気しかしない、と誰もが尻込み。
Aブルー「あのねえ…」
ブルー 「希望者無しなら、ぼくが貰うよ」
Aブルー「本当かい?」
ブルー 「うん。ぶるぅの分とセットで、二本!」
貰えるかな、と生徒会長。
Aブルー「もちろんだよ! じゃあ、いいお参りをね!」
ブルー 「ありがとう。ぶるぅ、行こうか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お先にーっ!」
お参り、お参り! と跳ねてゆく元気なお子様。
ぶるぅ 「みんなは、後からゆっくり来てねーっ!」
ブルー 「というわけで、失礼するよ」
御利益を頂きに行って来る、と生徒会長もスタスタと。
キース 「そうか、その手があったのか…!」
サム 「逃げやがったぜ…」
シロエ 「お待たせしました、福笹です! あれっ?」
皆さん、どうかしたんですか、とシロエ君が帰還。
シロエ 「福笹、これで如何でしょう?」
Aブルー「やり直し!」
シロエ 「行って来ます!」
ダッと走り去るシロエ君を他所に、始まったバトル。
キース 「それは俺が貰う!」
ジョミー「ぼくも貰うよ!」
サム 「待てよ、抜け駆けするんじゃねえぜ!」
スウェナ「公平にクジにすべきでしょ!」
でなきゃジャンケン勝負だわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「貰った人から、先に行けるアイテムなのよ!?」
マツカ 「ですよね、クジかジャンケンですよ」
Aブルー「まあ、そうだよね」
A船長 「賛成です」
公平性が求められます、と言ってますけど。
正論ですね?
2024/02/26 (Mon)
☆やっと福笹ゲット
お寺で七福神巡りな節分、福笹ゲットでスタートですけど。
ソルジャー夫妻が却下したのを、貰い受けて先に行った人。
Aブルー「ジャンケンでも、クジでもいいけどさ…」
A船長 「チャンスは平等であるべきですよ」
キース 「確かに、奪い合うのはな…」
ジョミー「御利益、無くなりそうだしね…」
ジャンケンかな、と相談を始めた所へ、またシロエ君が。
シロエ 「今度こそ、いけると思うんですけど!」
Aブルー「うん、1本は及第点かな」
A船長 「なかなか立派な福笹ですよね」
Aブルー「オッケー、もう1本、ゲットしてくれたまえ!」
早くしてよ、とソルジャーが指す列、シロエ君、ダッシュ。
シロエ 「並んで来ます!」
Aブルー「よろしくねーっ! というわけで、福笹が…」
三本になったし、そのつもりでね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「先に行けるのは、三人ってことで!」
キース 「よし! 三人だな!」
サム 「もうジャンケンでいいじゃねえかよ」
スウェナ「そうね、サッサと決めないと…」
優先権の意味が無くなるし、とスウェナちゃん。
スウェナ「文句は言いっこなしで、ジャンケン!」
一同 「「「ポンっ!」」」
バッと出された手が、全部、グー。
キース 「あいこか…。ジャンケーン…」
一同 「「「ポンッ!」」」
今度はチョキが揃ったわけで、あいこが続く間に…。
シロエ 「これでどうでしょう!?」
Aブルー「いいね、合格!」
A船長 「揃いましたね、二人分!」
一同 「「「うっ…」」」
なんてこった、と一同、ガックリ。
シロエ 「あれっ、どうしたんです、先輩方?」
キース 「いや、なんでもない…」
Aブルー「大したことじゃないってね! それよりさ…」
シロエ、書道の腕前はどう、とソルジャーの問い。
Aブルー「お願い事も、添乗員がさ…」
A船長 「書くわけですか?」
Aブルー「うん、多分」
上手でないと困るんだけど、と首を捻る人。
代筆まで…?
2024/02/27 (Tue)
☆代参するのなら
節分はお寺で七福神巡り、ソルジャー夫妻も福笹をゲット。
お願い事は、添乗員のシロエ君が代筆になりそうですけど。
シロエ 「代筆って、ぼくがアレを書くんですか!?」
Aブルー「そう! 夫婦和合と、ヘタレ直しの病気平癒!」
それで書道の腕前は、とソルジャーの畳み掛け。
Aブルー「下手でも御愛嬌だけど…」
A船長 「要は、通じればいいわけですが…」
シロエ 「そんな…!」
あんなのをぼくが…、とシロエ君、タラリ冷汗。
シロエ 「正直、書きたくないんですけど!」
キース 「待て、シロエ。危機のようだが、チャンスだぞ」
シロエ 「どういう意味です?」
キース 「お前が代筆で、代参するということは…」
途中で書き換え可能だしな、とキース君、親指をグッと。
キース 「こう、線を引いて、消してだな…」
シロエ 「別のを書けばいいんですね!」
キース 「ああ。縁切りの祈願も出来るんだぞ?」
別れてしまえ、というヤツだ、とニンマリと。
キース 「祈願するのも、お前なんだし…」
シロエ 「了解です!」
縁切りはどう書くんですか、とシロエ君の輝く瞳。
シロエ 「別れてしまえば、もう二度と…」
キース 「煩わされずに済むぞ、こいつらに」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
なんでそういう方向に…、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「縁切りだなんて、困るんだけど!」
A船長 「私もです!」
キース 「まあ、そうだろうが、俺は逃げ損ねたし…」
福笹で先に行けなくて…、とキース君。
キース 「シロエの代参に付き合うとなると…」
シロエ 「メリットが欲しくなりますよねえ?」
キース 「流石、シロエは察しがいいな」
その通りだ、とキース君、腕組み。
キース 「訂正の仕方は、道々、俺が教えてやろう」
シロエ 「ありがとうございます!」
Aブルー「嫌すぎるってば!」
キース 「だが、代参をさせるからには…」
リスクも承知しておくべきだ、と副住職の言。
正しいですね?
2024/02/28 (Wed)
☆添乗員に丸投げ
節分はお寺で七福神巡り、シロエ君が代参な場面ですけど。
可能になるのが願い事の書き換え、縁切りも可能だそうで。
Aブルー「リスクだなんて言われても…!」
A船長 「監視するしかないでしょう、これは…」
書き換えられないようにしっかりと…、とキャプテンの言。
A船長 「でないと、縁切り祈願をされてしまいそうです」
Aブルー「でもさ、それだと代参の意味が無いわけで…」
キース 「当然だ。付き添って監視するくらいなら…」
自分で祈願しないとな、と副住職。
キース 「職務怠慢でお叱りが来るぞ、七福神様の」
Aブルー「困るってば!」
シロエ 「ぼくは、どっちでもいいんですけど…」
A船長 「撤回すべきだと思います!」
代参をして貰う件は…、とキャプテン、キッパリ。
A船長 「この際、皆で賑やかに参拝すべきです!」
Aブルー「ああ、なるほど…。叫んで貰う、と…」
ぼくたちの分のお願い事を、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「前にも叫んで貰ったしね!」
A船長 「そうでしょう? ここは是非とも、皆さんに!」
お願いしたい所ですよ、とキャプテン、ズズイと。
A船長 「皆さん、よろしくお願いします!」
Aブルー「ぼくからもだよ!」
キース 「いや、その点に関しては、だ…」
添乗員の任務なのでな、とキース君が押し出すシロエ君。
キース 「シロエが全員分のを、叫ぶ仕様だ」
シロエ 「えっ!?」
キース 「というわけで、俺の分だな」
バトン代わりに、とキース君、シロエ君の肩をポン。
キース 「皆も、バトンを…」
ジョミー「託すわけだね!」
サム 「いいじゃねえかよ!」
Aブルー「うん、ぼくたちも、それならいいかな」
全員分だしね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「それじゃ、みんなで、賑やかに!」
A船長 「お願い事は…」
Aブルー「ヘタレ直しで…」
一同 「「「シロエ、任せた!」」」
叫んでおいて、と丸投げですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/02/29 (Thu)
今年も節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発ですが。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、酷すぎる会話で。
Aブルー「パンツを下ろせちゃうんだよ!」
A船長 「なんですって!?」
一同 (((げっ!)))
キャプテンもシャン学メンバーも絶句、けれど笑顔な人。
Aブルー「パンイチじゃないから、逮捕は無いし!」
A船長 「いえ、逮捕だと思います!」
一同 (((当たり前だ!)))
公然わいせつ罪の現行犯だ、と誰もが顔面蒼白。
Aブルー「大丈夫だってば、ぼくが座ってるから!」
A船長 「何処がですか!」
Aブルー「ほら、上に防犯カメラは無いし!」
要は見えなきゃオッケーだよね、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「パンイチで公道を走る代わりに、路線バスで!」
A船長 「パンツを下ろせ、と仰るのですか!?」
Aブルー「正確に言えば、下ろされてくれ、って所かな!」
下ろすのは、ぼくの手なんだしさ、と親指をグッと。
Aブルー「しまわれたままだと、金も窮屈だろうし…」
A船長 「いえ、このままで結構です!」
Aブルー「そう言わないで、解放してあげようよ!」
縮んだままだと可哀相で…、とソルジャーの笑み。
Aブルー「是非とも元気になって貰って、夫婦和合で!」
A船長 「し、しかし…!」
一同 (((どうしろと…!)))
誰か退場させてくれ、と泣きそうな顔で一同、ドン引き。
Aブルー「あれっ、ブルーがこっちに来るよ?」
A船長 「来ない方がどうかしています!」
Aブルー「えっ、なんで? しかも怖そうな顔で…」
睨んでるしさ、と首を傾げるソルジャー。
Aブルー「何か用でもあるのかな、ぼくに?」
A船長 「そりゃ、あるでしょう!」
無事に済むとは思えませんが、とキャプテン、タラリ冷汗。
A船長 「あの、何か…? 御用でしょうか?」
Aブルー「どうかした?」
ブルー 「御迷惑です!」
他のお客様に…、と丁寧すぎる口調ですけど。
何故に?
2024/02/16 (Fri)
☆迷惑すぎる逮捕
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスでの道中ですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、迷惑な会話中で。
Aブルー「御迷惑って…。いきなり丁寧すぎるんだけど?」
A船長 「いつもの口調とは、違いますよね?」
ブルー 「細かいことは、どうでもいいんです!」
それより、本当に御迷惑ですから…、と生徒会長の渋面。
ブルー 「放っておくより、介入ですよ!」
一同 (((流石、ブルーだ!)))
やる時は、やってくれるんだ、と一同、心の中で感謝感激。
Aブルー「介入って、ぼくとハーレイの仲にかい?」
ブルー 「それもですけど、公共の交通機関ですので…」
A船長 「パンツを下ろすのは、アウトですよねえ?」
ブルー 「もっと御迷惑になりかねません!」
車内で揉め事が発生したら…、と生徒会長。
ブルー 「昨今、流行っているんです! 私人逮捕が!」
Aブルー「えっ?」
A船長 「何です、それは?」
ブルー 「一般人でも逮捕できるのが、現行犯で…」
逮捕の場面をネットに上げて儲けるんです、と解説が。
ブルー 「そういう輩と揉めるのが多くて…」
Aブルー「あー…。確かに、ネットは困るかなあ…」
A船長 「拡散されるのは困ります!」
ブルー 「だったら、逮捕される前にですね…」
大人しくして下さいませんか、と口調は丁寧。
ブルー 「それとも、バスを降りるかです」
Aブルー「なんで降りるわけ!?」
ブルー 「運転手さんにも、乗客の皆様にも御迷惑に…」
なると先ほどから言っております、と厳しい指摘。
ブルー 「降りるか、やめるか、どちらかで!」
Aブルー「分かったよ! パンツを下ろすのは…」
A船長 「やめて下さるわけですね!」
助かります、とキャプテン、嬉しそうな顔。
A船長 「なにしろ、私はヘタレですので…」
Aブルー「逮捕も拡散も、その体質を悪化させるしね…」
A船長 「すみません…」
ヘタレなキャラで…、と項垂れてますけど。
一安心…。
2024/02/17 (Sat)
☆書き方が謎すぎる
今年も節分は七福神巡り、路線バスでお寺へ出発ですけど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、怪しすぎる会話で。
Aブルー「ヘタレ直しも、お願いしたいトコだよねえ…」
一同 (((げっ!)))
別方向でヤバい話か、と一同、ガクブル。
Aブルー「君のヘタレは、夫婦和合に差し支えるしさ…」
A船長 「申し訳ございません…」
Aブルー「分かってるんなら、しっかり祈願!」
夫婦和合とセットで絵馬に、とソルジャーの言。
Aブルー「ヘタレ直しもお願いします、って!」
A船長 「はあ…。ですが、書き方はどうなるのです?」
Aブルー「書き方って?」
A船長 「ヘタレ直しですよ、こう、正式な書き方で…」
絵馬に書かないと駄目なのでは…、とキャプテンの問い。
A船長 「夫婦和合は、きちんと漢字が四文字でですね…」
Aブルー「あー! 家内安全とか、商売繁盛とか…」
A船長 「そう、ソレです! ヘタレ直しの場合には…」
どのように書けばいいのでしょうか、と首を傾げる人。
A船長 「ヘタレ直しだけで、既に五文字もありまして…」
Aブルー「字余りだよね…」
これは困った、とソルジャーも。
Aブルー「ヘタレに漢字があるかも謎だし…」
A船長 「直しの部分も、平仮名混じりですからね」
漢字で四文字に出来るでしょうか、とキャプテン、真剣。
A船長 「心当たりが無いんですよ」
Aブルー「ぼくもだよ! そうだ、さっきの人!」
ブルーなら、きっと詳しいよね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「すみませーん! ちょっと質問が!」
一同 (((うっ…!)))
ブルー 「はい?」
現行犯の件でしょうか、と生徒会長、あくまで丁寧。
ブルー 「何をお尋ねになりたいんです?」
Aブルー「ヘタレ直しだよ、祈願するにはどう書けば…」
ブルー 「病気平癒でよろしいのでは?」
Aブルー「病気だって!?」
ブルー 「何か?」
違うと仰るわけですか、と言ってますけど。
病気ですか…?
2024/02/18 (Sun)
☆病気だと思えば
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発なんですけど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、問題発言連発中。
Aブルー「ヘタレは病気じゃないんだけど!」
ブルー 「いえ、病気だと思いますが?」
Aブルー「どの辺がさ!」
ブルー 「日常生活に支障があるなら、病気でしょう?」
それとも支障が無いとでも…、と生徒会長、冷たい口調。
ブルー 「無いのでしたら、ただの癖だということで…」
Aブルー「頼むだけ無駄とか、そういうヤツ!?」
ブルー 「ええ、心がけの問題ですから」
では、と生徒会長、クルリと背中を向けて自分の席へ。
Aブルー「ちょ、ちょっと!」
ブルー 「もう用件は済みましたよね?」
これで失礼いたします、と振り返りもしない人。
Aブルー「酷すぎるって!」
A船長 「しかし、一理はあるんですよね…」
そういう病もありますから、とキャプテン、溜息。
A船長 「使い物にならなくなるという…」
Aブルー「あっ、そうか! じゃあ、同列ということで…」
A船長 「お願いしておけば、少しはマシになるかもです」
勃たない回数が減るだとか、とキャプテンの言。
A船長 「ヘタレを直す件はともかく、使えればですね…」
Aブルー「確かに、ぼくは困らないかも…」
使えるんなら、自分で入れればいいわけで、と頷く人。
Aブルー「要はビンビンのガンガンになれば…」
A船長 「それで御満足頂けるかと…」
Aブルー「いいね、ソレ!」
それもまた良し! と親指をグッと。
Aブルー「君はヘタレて転がっていても、アソコの方は…」
A船長 「頭をもたげているわけですよ」
Aブルー「最高だよ!」
ソレをいい所に当たる感じに入れていけば…、と笑顔全開。
Aブルー「奥の奥まで、ズンズンズンと…」
A船長 「そうです、腰を振って下さるだけで…」
Aブルー「ぼくは快感ビンビンだね!」
一同 (((嫌すぎる…!)))
さっきよりも酷い、と誰もが真っ青ですけど。
どうなる…?
2024/02/19 (Mon)
☆黙って行ったら
節分はお寺で七福神巡り、路線バスでお出掛けですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、せっせと猥談で。
Aブルー「じゃあ、その方向でお願いしよう!」
A船長 「病気平癒と書くわけですね?」
Aブルー「そう! 君の意見に全面的に賛成で!」
一同 (((まだ喋る気か…!)))
どうしろと、と誰もが泣きそうな中、ソルジャーの笑み。
Aブルー「決まった所で、此処は一発!」
一同 (((うわー…)))
車内で何をやらかす気だ、と一同、ガクブル。
A船長 「あのぅ、路線バスの車内では、ちょっと…」
Aブルー「何がだい?」
A船長 「一発ですよ、ヘタレ直しもまだですから…!」
この状況では勃ちませんよ、とキャプテンの泣き。
A船長 「どうか猶予をお願いします!」
Aブルー「そういう話じゃないんだけどね?」
A船長 「はあ?」
Aブルー「そもそも、沈黙は金って話が発端!」
だから一発、沈黙で…、とソルジャー、笑顔全開。
Aブルー「お寺に着くまで、パンツの中の金を見習って…」
A船長 「黙って行こう、と?」
Aブルー「ピンポーン!」
そうでなくても、ガン無視だしね、と見回す車内。
Aブルー「みんな、他人のふりだしさ…」
A船長 「いつものことだと思うのですが…」
Aブルー「だからこそだよ、恩を売っておけば…」
お寺で真面目に祈ってくれそう、とパチンとウインク。
Aブルー「お願い事が一つ増えてるし…」
A船長 「お力添えは欲しいですねえ…」
Aブルー「そうだろう? 今から二人で沈黙だよ!」
A船長 「承知しました!」
では、とキャプテンも口をつぐんで、車内は静かに。
シロエ 「ちょ、沈黙が怖いんですけど…!」
サム 「馬鹿かよ、関係者だってバレるじゃねえか!」
ジョミー「サムこそ、自分でバラしてるし!」
キース 「そう言う貴様も、同罪だろう!」
マツカ 「皆さん、詰みです…」
たった今、ぼくも詰みましたけど、と御曹司。
全員、詰み…。
2024/02/20 (Tue)
☆詰ませたからには
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発な面々ですが。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、問題発言連発で…。
シロエ 「なんで、ぼくたちが詰むんです!」
サム 「お前が最初に喋ったんじゃねえかよ!」
ジョミー「そうだよ、アレで関係者だって、もろバレで…」
キース 「そこから後は、芋づる式というヤツだが…」
戦犯がシロエなのは確かだ、とキース君が顰める顔。
キース 「こいつさえ、何も言わなかったら…」
ジョミー「雰囲気でバレてるトコはあっても、一応は…」
サム 「スルーして貰えていたと思うぜ」
シロエ 「今もスルーだと思いますけど!」
運転手さんだって睨んでません、とシロエ君の反論が。
シロエ 「他のお客さんも、特に反応は…」
キース 「それが礼儀というものだろう!」
見て見ぬふりをして下さっている、とキース君。
キース 「ヤバい発言は、俺たちの台詞じゃないからな」
ジョミー「巻き込まれたっていうだけだしね…」
サム 「それにしたって、シロエが黙ったままならよ…」
ハッキリ特定出来たかどうか…、とサム君、深い溜息。
サム 「あいつらだろう、と薄々、分かっててもよ…」
ジョミー「特定しました、ってSNSに上げられるほど…」
キース 「絞れはしなかったな、間違いなく」
冤罪の可能性が少しはあった、とキース君の鋭い指摘。
キース 「それを特定させた以上は、戦犯だ!」
サム 「違いねえよな、どうするよ?」
ジョミー「落とし前はつけて欲しいよねえ…」
シロエ 「ちょ、ちょっと…!」
待って下さい、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「落とし前だなんて言われても、どうしろと…!」
キース 「一手引き受けが王道だろうと思うがな?」
毎回、俺が言われるヤツだ、とキース君。
キース 「たまには貴様がやってみろ!」
ジョミー「あー、あの迷惑な人たちを…」
キース 「シロエがだな…」
一人で引き受けるのはどうだ、と言ってますけど。
やれと…?
2024/02/21 (Wed)
☆振替で回したい
節分はお寺で七福神巡り、路線バスでお出掛けですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻、酷すぎる発言多数。
シロエ 「ぼくが一人で引き受けですって!?」
キース 「大したことではない筈だぞ?」
俺は毎回、やっているしな、とキース君。
キース 「幸い、人目の多い場所だし…」
ジョミー「火だるまショーとかは無いよね、うん」
サム 「リスクは相当、低いと思うぜ」
キースよりかは…、とサム君も。
サム 「せいぜい、一緒に祈願くらいでねえの?」
キース 「その程度だろう、多分」
ジョミー「自発的に引き受けた方がさ…」
同情票が入るかもね、とジョミー君の言。
ジョミー「戦犯ってトコは違いなくても、反省の色で」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「保証はしないが、まるで無いとは…」
サム 「言えねえんでねえの、人柱だしよ」
全員の厄を引き受けだぜ、とサム君もプッシュ。
サム 「人柱って言やあ、有難がられるものだしよ…」
キース 「祠を作って祭られるケースもあるからな…」
ジョミー「シロエ大明神ってヤツだね!」
どうせ今日だけなんだしさ、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「そうだ、添乗員っていうのはどう?」
キース 「俺が何回もやったヤツだな」
サム 「あっちのぶるぅはいねえしよ…」
カエル袋はねえわけだよな、とサム君、うんうん、と。
サム 「今日、やっとけばいいんでねえの?」
ジョミー「振替とかだとキツイよねえ?」
キース 「なるほど、俺がやる手もあるか…」
リスクが低い今日の間に…、とキース君が顎に当てる手。
キース 「でもって、俺が指名された時にだな…」
ジョミー「シロエに振替で回すわけ?」
それもいいかも、と乗り出す人。
ジョミー「じゃあ、今日の所はキースだね?」
キース 「ああ、頑張って勤め上げるぞ」
シロエ 「待って下さい!」
キース 「なんだ?」
今更やりたくなったのか、と睨んでますけど。
やると…?
2024/02/22 (Thu)
☆添乗員の役目は
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスでの道中ですけれど。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、大問題なわけで。
シロエ 「添乗員、ぼくにやらせて下さい!」
キース 「振替と聞いて怖くなった、とでも?」
シロエ 「ぶっちゃけ、そうです、お願いします!」
マシな間にやりたいんです、とシロエ君、必死の形相。
シロエ 「今日なら、衆人環視ですから!」
キース 「そうか、お前が引き受けるんだな?」
ならば任せた、とキース君、アッサリと。
キース 「聞いたか、シロエがやるそうだ! 御両名!」
シロエ 「ちょ、叫ばないで下さいよ!」
キース 「添乗員なら、堂々とやれ!」
サッサと行って、お世話して来い、と突き放し。
キース 「沈黙は金だと言っていたから、車内では…」
シロエ 「ぼくの出番は無いですよね?」
キース 「そうなるようだが、降りたら一気に忙しいぞ?」
まずは福笹ダッシュからだ、とキース君。
キース 「あいつらの分の福笹を買いに、全力で…」
シロエ 「走るんですか?」
キース 「それでこそ、添乗員だろう!」
お参りも代行する勢いで…、とキース君、目がマジ。
キース 「霊場巡りのバスツアーなら、常識だしな」
サム 「あー…。御朱印とかも、貰いに行くヤツな」
キース 「数量限定のお守りの類も、ファイトで、だ…」
ゲットしてこそ、添乗員の面目躍如、と解説が。
キース 「ツアーの皆さんが、お参りをサボって…」
ジョミー「お土産を買いに行ってる間とかだね!」
キース 「グルメな場合も、よくあるそうだ」
門前の名物の菓子を召し上がるとか…、と副住職。
キース 「お参りと両立は不可能なヤツで…」
サム 「食べに行くのな、お参りは添乗員に丸投げでよ」
キース 「バスツアーあるある、と言われているな」
シロエ 「待って下さい、すると、あの迷惑な人たちも…」
キース 「お参りは、お前に丸投げで…」
グルメの可能性アリだ、と言ってますけど。
屋台で…?
2024/02/23 (Fri)
☆いい福笹が欲しい
節分はお寺で七福神巡り、路線バスでお出掛けですけれど。
ソルジャー夫妻が迷惑発言連発、けれども今は沈黙中で…。
ジョミー「あそこの節分、屋台はそれほど多くないよね?」
サム 「だよな、グルメっていやあ、お接待の甘酒で…」
マツカ 「お接待なだけに、無料ですよね」
キース 「だが、最高に美味いわけで、だ…」
あの馬鹿どももお気に入りだぞ、とキース君。
キース 「シロエをお参りに走らせておいて…」
ジョミー「飲みまくるかも、って?」
キース 「この話も丸ごと聞かれているから、充分に…」
有り得るだろうな、とキース君が繰る左手首の数珠レット。
キース 「タダ酒ほど、美味いものなんだし…」
シロエ 「やめて下さい、火に油です!」
ジョミー「もう遅いんじゃないのかなあ?」
次のバス停で降りるんだしさ、とジョミー君。
ジョミー「ハッキリ言って、詰んでそうだよ?」
シロエ 「困るんですけど!」
マツカ 「お気の毒だとは思いますけど…」
押しますね、とマツカ君が降車ボタンで、バス停に到着。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 七福神巡りーっ!」
Aブルー「着いたよ、ハーレイ!」
A船長 「ええ、沈黙は此処までですね」
まずは福笹で…、と授与のテントを眺めるキャプテン。
A船長 「そこそこ、並んでらっしゃいますが…」
Aブルー「シロエ、一番いいのを頼むよ!」
二つ、とソルジャーが立てる指が二本。
Aブルー「立派な福笹が欲しいからねえ…」
シロエ 「あれは選べないと思いますけど!」
巫女さんが渡してくれるもので…、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「受け取った笹を、頂くしか…!」
Aブルー「だからこそだよ!」
何度も並べばいいじゃないか、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ハズレだったら、みんなに譲ってさ…」
A船長 「いいですねえ!」
Aブルー「当たりが来るまで…」
A船長 「譲り続けるわけですね!」
お参りに来る皆さんに…、という案ですけど。
マジで…?
2024/02/24 (Sat)
☆まずは福笹ゲット
節分は今年もお寺で七福神巡り、路線バスで到着ですけど。
シロエ君がソルジャー夫妻の添乗員で、まずは福笹からで。
Aブルー「さあ、行って! いい福笹がある内に!」
シロエ 「でもですね…!」
Aブルー「はい、財布!」
これで文句は無いだろう、とソルジャーが出して来た財布。
Aブルー「ノルディに貰ったお小遣い、たっぷり!」
シロエ 「そう言われても…!」
Aブルー「文句でも?」
あるんだったら聞くけれど、と目が怖い件。
Aブルー「何かな、お金が足りないとでも?」
A船長 「バイト料が欲しいのかもしれませんよ?」
Aブルー「なるほど、添乗員だしねえ…」
じゃあ、出そう、とソルジャー、高額紙幣を一枚。
Aブルー「これでいいかな、もっとかい?」
シロエ 「い、いえ、そういうのを頂いたら…」
真面目に後がありませんから、と福笹の列へダッシュ。
シロエ 「あの、最後尾は此処ですか?」
参拝客 「そうですよ」
シロエ 「並びます!」
福笹ゲットが任務ですので…、と並んで、すぐ順番が。
シロエ 「福笹、二つお願いします!」
巫女さん「どうぞ、よいお参りを」
シロエ 「ありがとうございます!」
お金を払って、福笹ゲットで戻りまして。
シロエ 「買って来ました!」
ブルー 「頂いたと言ってくれたまえ!」
シロエ 「すみません…! でも、ちゃんと二本…」
ゲットしました、とソルジャー夫妻に差し出す福笹。
シロエ 「どうでしょう?」
Aブルー「やり直し!」
シロエ 「えっ?」
Aブルー「葉のツヤがイマイチ、それと枝ぶり!」
並び直してくれたまえ、と指す行列。
Aブルー「でもって、コレは希望者に、と…」
A船長 「御希望の方は?」
おいでですか、とキャプテンの問い。
A船長 「いらしたら、タダで差し上げますので…」
Aブルー「まさか、要らないとは言わないよね?」
一同 (((うっ…)))
貰わないと詰むヤツか、と一同、顔面蒼白。
押し付け…。
2024/02/25 (Sun)
☆ゲットした人から
今年も節分は七福神巡り、お寺で福笹ゲットからスタート。
けれどシロエ君が頂いた福笹、ソルジャーがダメ出しで…。
Aブルー「希望者ゼロとか、有り得ないしね!」
A船長 「本当に。ブルーの厚意を無にするだなんて…」
あんまりすぎると思いますが、とキャプテンも。
A船長 「倍の値段で売り付けるなら、まだしもですね…」
Aブルー「タダであげると言ってるんだよ?」
一同 (((そう言われても…!)))
貰ったら詰む気しかしない、と誰もが尻込み。
Aブルー「あのねえ…」
ブルー 「希望者無しなら、ぼくが貰うよ」
Aブルー「本当かい?」
ブルー 「うん。ぶるぅの分とセットで、二本!」
貰えるかな、と生徒会長。
Aブルー「もちろんだよ! じゃあ、いいお参りをね!」
ブルー 「ありがとう。ぶるぅ、行こうか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お先にーっ!」
お参り、お参り! と跳ねてゆく元気なお子様。
ぶるぅ 「みんなは、後からゆっくり来てねーっ!」
ブルー 「というわけで、失礼するよ」
御利益を頂きに行って来る、と生徒会長もスタスタと。
キース 「そうか、その手があったのか…!」
サム 「逃げやがったぜ…」
シロエ 「お待たせしました、福笹です! あれっ?」
皆さん、どうかしたんですか、とシロエ君が帰還。
シロエ 「福笹、これで如何でしょう?」
Aブルー「やり直し!」
シロエ 「行って来ます!」
ダッと走り去るシロエ君を他所に、始まったバトル。
キース 「それは俺が貰う!」
ジョミー「ぼくも貰うよ!」
サム 「待てよ、抜け駆けするんじゃねえぜ!」
スウェナ「公平にクジにすべきでしょ!」
でなきゃジャンケン勝負だわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「貰った人から、先に行けるアイテムなのよ!?」
マツカ 「ですよね、クジかジャンケンですよ」
Aブルー「まあ、そうだよね」
A船長 「賛成です」
公平性が求められます、と言ってますけど。
正論ですね?
2024/02/26 (Mon)
☆やっと福笹ゲット
お寺で七福神巡りな節分、福笹ゲットでスタートですけど。
ソルジャー夫妻が却下したのを、貰い受けて先に行った人。
Aブルー「ジャンケンでも、クジでもいいけどさ…」
A船長 「チャンスは平等であるべきですよ」
キース 「確かに、奪い合うのはな…」
ジョミー「御利益、無くなりそうだしね…」
ジャンケンかな、と相談を始めた所へ、またシロエ君が。
シロエ 「今度こそ、いけると思うんですけど!」
Aブルー「うん、1本は及第点かな」
A船長 「なかなか立派な福笹ですよね」
Aブルー「オッケー、もう1本、ゲットしてくれたまえ!」
早くしてよ、とソルジャーが指す列、シロエ君、ダッシュ。
シロエ 「並んで来ます!」
Aブルー「よろしくねーっ! というわけで、福笹が…」
三本になったし、そのつもりでね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「先に行けるのは、三人ってことで!」
キース 「よし! 三人だな!」
サム 「もうジャンケンでいいじゃねえかよ」
スウェナ「そうね、サッサと決めないと…」
優先権の意味が無くなるし、とスウェナちゃん。
スウェナ「文句は言いっこなしで、ジャンケン!」
一同 「「「ポンっ!」」」
バッと出された手が、全部、グー。
キース 「あいこか…。ジャンケーン…」
一同 「「「ポンッ!」」」
今度はチョキが揃ったわけで、あいこが続く間に…。
シロエ 「これでどうでしょう!?」
Aブルー「いいね、合格!」
A船長 「揃いましたね、二人分!」
一同 「「「うっ…」」」
なんてこった、と一同、ガックリ。
シロエ 「あれっ、どうしたんです、先輩方?」
キース 「いや、なんでもない…」
Aブルー「大したことじゃないってね! それよりさ…」
シロエ、書道の腕前はどう、とソルジャーの問い。
Aブルー「お願い事も、添乗員がさ…」
A船長 「書くわけですか?」
Aブルー「うん、多分」
上手でないと困るんだけど、と首を捻る人。
代筆まで…?
2024/02/27 (Tue)
☆代参するのなら
節分はお寺で七福神巡り、ソルジャー夫妻も福笹をゲット。
お願い事は、添乗員のシロエ君が代筆になりそうですけど。
シロエ 「代筆って、ぼくがアレを書くんですか!?」
Aブルー「そう! 夫婦和合と、ヘタレ直しの病気平癒!」
それで書道の腕前は、とソルジャーの畳み掛け。
Aブルー「下手でも御愛嬌だけど…」
A船長 「要は、通じればいいわけですが…」
シロエ 「そんな…!」
あんなのをぼくが…、とシロエ君、タラリ冷汗。
シロエ 「正直、書きたくないんですけど!」
キース 「待て、シロエ。危機のようだが、チャンスだぞ」
シロエ 「どういう意味です?」
キース 「お前が代筆で、代参するということは…」
途中で書き換え可能だしな、とキース君、親指をグッと。
キース 「こう、線を引いて、消してだな…」
シロエ 「別のを書けばいいんですね!」
キース 「ああ。縁切りの祈願も出来るんだぞ?」
別れてしまえ、というヤツだ、とニンマリと。
キース 「祈願するのも、お前なんだし…」
シロエ 「了解です!」
縁切りはどう書くんですか、とシロエ君の輝く瞳。
シロエ 「別れてしまえば、もう二度と…」
キース 「煩わされずに済むぞ、こいつらに」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
なんでそういう方向に…、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「縁切りだなんて、困るんだけど!」
A船長 「私もです!」
キース 「まあ、そうだろうが、俺は逃げ損ねたし…」
福笹で先に行けなくて…、とキース君。
キース 「シロエの代参に付き合うとなると…」
シロエ 「メリットが欲しくなりますよねえ?」
キース 「流石、シロエは察しがいいな」
その通りだ、とキース君、腕組み。
キース 「訂正の仕方は、道々、俺が教えてやろう」
シロエ 「ありがとうございます!」
Aブルー「嫌すぎるってば!」
キース 「だが、代参をさせるからには…」
リスクも承知しておくべきだ、と副住職の言。
正しいですね?
2024/02/28 (Wed)
☆添乗員に丸投げ
節分はお寺で七福神巡り、シロエ君が代参な場面ですけど。
可能になるのが願い事の書き換え、縁切りも可能だそうで。
Aブルー「リスクだなんて言われても…!」
A船長 「監視するしかないでしょう、これは…」
書き換えられないようにしっかりと…、とキャプテンの言。
A船長 「でないと、縁切り祈願をされてしまいそうです」
Aブルー「でもさ、それだと代参の意味が無いわけで…」
キース 「当然だ。付き添って監視するくらいなら…」
自分で祈願しないとな、と副住職。
キース 「職務怠慢でお叱りが来るぞ、七福神様の」
Aブルー「困るってば!」
シロエ 「ぼくは、どっちでもいいんですけど…」
A船長 「撤回すべきだと思います!」
代参をして貰う件は…、とキャプテン、キッパリ。
A船長 「この際、皆で賑やかに参拝すべきです!」
Aブルー「ああ、なるほど…。叫んで貰う、と…」
ぼくたちの分のお願い事を、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「前にも叫んで貰ったしね!」
A船長 「そうでしょう? ここは是非とも、皆さんに!」
お願いしたい所ですよ、とキャプテン、ズズイと。
A船長 「皆さん、よろしくお願いします!」
Aブルー「ぼくからもだよ!」
キース 「いや、その点に関しては、だ…」
添乗員の任務なのでな、とキース君が押し出すシロエ君。
キース 「シロエが全員分のを、叫ぶ仕様だ」
シロエ 「えっ!?」
キース 「というわけで、俺の分だな」
バトン代わりに、とキース君、シロエ君の肩をポン。
キース 「皆も、バトンを…」
ジョミー「託すわけだね!」
サム 「いいじゃねえかよ!」
Aブルー「うん、ぼくたちも、それならいいかな」
全員分だしね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「それじゃ、みんなで、賑やかに!」
A船長 「お願い事は…」
Aブルー「ヘタレ直しで…」
一同 「「「シロエ、任せた!」」」
叫んでおいて、と丸投げですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/02/29 (Thu)
☆欠席届けの書き方
さて2月。1日は普通に木曜ですけど、学校を休んだ面々。
朝から生徒会長宅に集合、そういう申し合わせなわけで…。
シロエ 「おはようございます! 寒いですよね…」
サム 「仕方ねえだろ、今が一番寒い時期だぜ」
ジョミー「節分寒波っていうヤツだよね…」
毎年、ホントに寒くなるのが不思議でさ、とジョミー君。
ジョミー「これってやっぱり、昔の人の知恵なのかな?」
ブルー 「経験則というヤツだろうね、どちらかと言えば」
君たちだって経験しつつあるだろう、と生徒会長の言。
ブルー 「大雪だったり、いろんな節分寒波をさ」
シロエ 「まあ、そうですよね…。今年はどうでしょう?」
ブルー 「さあねえ、縁起が良くない人もいるけど…」
サム 「けどよ、一手に引き受けるしよ…」
厄は丸投げでいいんでねえの、とサム君の視線が向いた方。
サム 「なにしろ疫病仏だしよ」
キース 「字が違うだろう!」
シロエ 「細かいことだと思いますよ、ソレ」
音が同じならいいんです、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「ときに皆さん、欠席届けは、どう書きました?」
ジョミー「えっ、節分の相談で休みます、って…」
サム 「俺もソレだし、みんな、ソレだろ?」
シロエ 「どうなんでしょう、キース先輩、そうですか?」
節分の相談と書きましたか、とシロエ君の問い。
シロエ 「それとも、何か他の理由を?」
キース 「決まってるだろう、月参りだ!」
午前も午後も入ったので、と書いて出した、と副住職。
キース 「誰が節分などと、厚かましく書くか!」
シロエ 「ほらね、こういう人ですから…」
足並みが揃わなくなるんですよ、とシロエ君、深い溜息。
シロエ 「息が合わないと、厄を呼び込みそうですし…」
ブルー 「うん、つけ込まれる隙は出来るね」
サム 「行いからして、厄を呼ぶのな…」
キース 「お前たちが回して来るんだろう!」
先月もババを引かせやがって、と唸る人。
土鍋ダンスの件…?
2024/02/01 (Thu)
☆お坊さんの役目は
2月1日なんですけれども、節分の相談で欠席な御一同様。
欠席届けの中身が問題、キース君だけ月参りと書いたとか。
サム 「念仏踊りは、自発的に踊ったんじゃねえかよ」
シロエ 「ええ、土鍋も選んで被りましたし…」
自己責任じゃないですか、とシロエ君の鋭い指摘。
シロエ 「誰一人として、被れとは言っていないんですよ」
サム 「念仏踊りも、頼んでねえぜ?」
土鍋を被って踊る条件ではあったけどよ、とサム君も。
サム 「何を踊るかの指定は、無かったわけだしよ…」
ジョミー「盆踊りで済んでいたと思うよ、あの場合」
頭に土鍋なんだしさ、とジョミー君も同意。
ジョミー「それを勝手に、念仏踊りにしたんだし…」
シロエ 「キース先輩の意志ってヤツです、何もかもが」
キース 「だが、大量の酒を無理やりにだな…!」
シロエ 「お布施ですけど?」
お布施をさせて頂いたんです、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「何か文句がありますか?」
キース 「断れないのを承知で飲ませたろうが!」
シロエ 「でないと、自分がヤバいですから!」
サム 「うんうん、誰かが犠牲になるべきでよ…」
職業柄、坊主の役目だよな、とサム君の言。
サム 「人の嫌がる務めも進んで引き受けてよ…」
シロエ 「自己犠牲の精神を発揮すべきです!」
ジョミー「だよねえ、即身仏もあるしさ…」
お坊さんって、そういうヤツ、とジョミー君が挙げたブツ。
ジョミー「そこまでやれって言ってないしさ…」
シロエ 「ひれ酒の味も、気に入っていた筈ですし…」
サム 「お布施して、悪いわけがねえだろ」
一人で厄もババも引けよな、とサム君の突き放し。
サム 「欠席理由も月参りにしたほど、坊主なんだぜ?」
シロエ 「言えてますよね、骨の髄までお坊さんです」
ジョミー「節分の行先、お寺がいいかな」
シロエ 「キース先輩に厄を丸投げだったら…」
お寺にしておくべきでしょう、との声ですけど。
それで決定?
2024/02/02 (Fri)
☆お寺に行きたい人
2月1日は学校を休んで、節分の相談な御一同様ですけど。
キース君だけ欠席理由が月参りだとか、お坊さんならでは。
サム 「だよなあ、厄はキースに投げるべきだぜ」
??? 「厄はともかく、お寺だってば!」
行先はね、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「あのねえ…」
なんで来ただけで引かれるかな、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「単にお寺と言っただけでさ、まだ何も…」
シロエ 「していなくても、何かやらかすでしょう!」
いつもそうです、とシロエ君が吊り上げる眉。
シロエ 「キース先輩とセットで疫病仏で、毎回、毎回!」
Aブルー「まあ、そうだけど、先月はさ…」
被害はキースだけだったしね、と開き直る人。
Aブルー「ついでに、君たちは丸儲けなコースで…」
キース 「そういえば、こいつらは食っただけだな…」
好きに飲み食いしていただけだ、とキース君も。
キース 「ひれ酒にしても、俺に強引に飲ませまくって…」
Aブルー「他の面子は、たしなむ程度だっただろう?」
ぶるぅとブルーは飲んでたけどね、とソルジャーの相槌。
Aブルー「だから今回も、そんな感じで!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「厄はキースに丸投げするって聞いたけど?」
何かあった時は君がババだよ、とソルジャー、決め付け。
Aブルー「ぼくが言いたいのは、行先だけ!」
シロエ 「はあ…。でも、どうしてお寺になるんです?」
サム 「キースに厄を押し付けるのかよ?」
あんたも疫病仏なんだぜ、とサム君の言。
サム 「あんまり関係ねえような気が…」
シロエ 「厄の押し付け合いですか?」
好きにしてくれていいですけどね、とシロエ君。
シロエ 「お二人の間で話がつくなら、かまいません」
Aブルー「そうじゃなくって…」
シロエ 「じゃあ、何です?」
Aブルー「お寺だよ!」
お寺じゃないと困るんだよね、と言ってますけど。
何故に…?
2024/02/03 (Sat)
☆七福神巡りが必須
2月1日は学校を欠席、節分の行先を相談な面々ですけど。
ソルジャーが登場、行先はお寺がいいと言い出しまして…。
シロエ 「お寺じゃないと困る、と言われてもですね…」
サム 「キースに厄を押し付けるには、寺なのかよ?」
神社でもかまわねえんでねえの、とサム君の言。
サム 「神社の節分も、祈る形が違うだけでよ…」
シロエ 「目的は同じだと思いますけど?」
ジョミー「だよねえ、豆をまくのも同じだし…」
Aブルー「でもさ、七福神巡りをやってる所って…」
何処か他にもあるのかい、とソルジャーの問い。
Aブルー「毎年、お寺でやっているよね、あそこの他に」
一同 「「「あー…」」」
アレか、と一同、深い溜息。
シロエ 「七福神巡りは、必須なんですね?」
Aブルー「そう! やっぱり、行っておかないと…」
後になって後悔したって遅いからね、とソルジャー、真剣。
Aブルー「いつもと違うことをするのは、リスキーだしさ」
シロエ 「違う所に決めた場合に、何かあったら…」
ぼくたちのせいにする気ですか、とシロエ君の悪い顔色。
シロエ 「いつもの所に行ってたら、ということで…」
Aブルー「ピンポーン!」
そうに決まっているだろう、とソルジャー、即答。
Aブルー「同じ神様、仏様にお参りするのが筋だよね」
一同 「「「うっ…」」」
それはそうかも、と誰も言い返せない件。
Aブルー「願掛けとかでも、同じ所に通うんだろう?」
シロエ 「そうですね…」
Aブルー「ほらね、だからこそ、お寺でなくちゃ!」
いつもの七福神巡り、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「厄はキースに丸投げでいいし」
キース 「何故、そうなる!」
俺は引き受けた覚えはないぞ、とキース君、グッと拳を。
キース 「言い出しっぺが引き受けるべきだろう!」
Aブルー「お坊さんだよね?」
キース 「は?」
Aブルー「此処は進んで…」
そういう務めも引き受けるべき、という台詞。
厄もですか…?
2024/02/04 (Sun)
☆こっちの分だけなら
2月1日は学校を休んで、節分の行先を相談中な御一同様。
ソルジャーが来まして、七福神巡りのお寺を指定しまして。
Aブルー「行った先でさ、何があっても、リスクは君に!」
キース 「それは違う気がするんだが!」
Aブルー「でもねえ、お坊さんなんだしさ…」
ぼくの分もお願いしたいくらい、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「そうそう、節分は、ぼくのハーレイも来るし…」
キース 「ヤツの分まで、俺に回すと!?」
厄をか、とキース君、愕然とした顔。
キース 「それは、こっちの分だけだろうな?」
Aブルー「えっと…? どういう意味だい?」
キース 「あんたの世界の分の厄まで、回す気か、と…」
聞いてるんだが、とキース君が震わせる肩。
キース 「リスキーすぎる世界の厄まで、回って来たら…」
シロエ 「ぶっちゃけ、命が危ういですよ」
ジョミー「人類軍がいるらしいしね…」
サム 「真面目にヤベえヤツだぜ、それ」
死ぬんでねえの、とサム君も。
サム 「流石に、気の毒すぎだしよ…」
Aブルー「こっちの世界に限定しろ、って?」
シロエ 「ええ。人道的な面から、お願いしたいです」
まだお浄土には早すぎますし…、とシロエ君。
シロエ 「いくら先輩がお坊さんでも、若すぎですよ」
Aブルー「なるほどねえ…。キース自身も嫌なのかな?」
お浄土行きは…、とソルジャーの問い。
Aブルー「最終的には、目指してるんだろうけど…」
キース 「坊主でなくても、目指すんだが?」
それはともかく…、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「修行も積めていないしな…」
Aブルー「オッケー、それじゃ、そういうことで」
こっちの分だけの厄で頼むよ、とソルジャーの笑み。
Aブルー「ぼくと、ぼくのハーレイの分も、よろしく!」
キース 「何故、そうなる!」
シロエ 「あっちの分じゃないですから…」
Aブルー「ピンポーン!」
引き受けよろしく、と言ってますけど。
マジですか…?
2024/02/05 (Mon)
☆豆をまく理由は
2月1日は学校を休んで節分の相談、そういう面々ですが。
ソルジャーが来まして、お寺を指定で、厄はキース君にと。
Aブルー「お坊さんらしく、そのくらいはね!」
キース 「断固、断る!」
Aブルー「ふうん…? でもねえ、君が断った場合…」
厄の行先が問題で…、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「君が駄目なら、他の誰かに回すしかないし…」
一同 「「「げっ!」」」
嫌すぎる、と一同、ドン引き。
シロエ 「あのですね…! なんで、こっちに!」
Aブルー「そりゃ、誰かが引き受けてくれないと…」
困るからね、とソルジャーの深い溜息。
Aブルー「ぼくとハーレイに厄が来るなんて!」
シロエ 「そのために、お参りするんですけど!」
サム 「そうだぜ、節分っていうのはよ…」
一種の厄除け祈願じゃねえか、とサム君の言。
サム 「豆まきするのも、鬼を追い出してよ…」
シロエ 「厄を追い出すわけですしね」
Aブルー「ああ、なるほど…。すると、キースも…」
豆をまかれる対象かもね、と首を傾げる人。
Aブルー「疫病仏とか言われてるしさ、君たちに!」
キース 「あんたも俺とセットだろうが!」
つまり豆まきの対象だよな、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「俺に豆なら、あんたにも豆だ!」
シロエ 「あー…。だったら、それでいいかもですよ」
お寺なんかに行かなくても、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「此処で豆まき、その人と、キース先輩を…」
サム 「鬼に見立てて追い出すのかよ?」
シロエ 「どうでしょう、今年は、そういう趣向で」
色々と丸く収まりそうです、とニッコリと。
シロエ 「疫病仏を追い出せますしね、厄払いですよ」
キース 「馬鹿か、俺はともかく、この馬鹿は…」
シロエ 「何か問題ありますか?」
キース 「追い出した場合、もっと厄介なことに…」
Aブルー「なりそうだよねえ…?」
気付いてくれて嬉しいよ、と言ってますけど。
どうなると…?
2024/02/06 (Tue)
☆豆まきするなら
2月1日は学校を欠席、生徒会長宅で節分の相談中な面々。
ソルジャー登場で、お寺を指定ですけど、別の案が出て…。
シロエ 「厄介事なんて、無いと思いますけど?」
サム 「うんうん、疫病仏はセットでいねえんだしよ…」
ジョミー「福が来るだけで、厄は来ないよねえ?」
どう考えても、そういうコース、とジョミー君たち。
ジョミー「此処で豆まき、それがいいかも!」
シロエ 「鬼のお面も作りましょうか?」
スウェナ「そうねえ、衣装はパンツかしらね」
鬼には虎のパンツでしょ、とスウェナちゃんが傾げる首。
スウェナ「キースはパンイチ、経験済みだし…」
シロエ 「そうでした! 火だるまショーで法衣が燃えて」
サム 「パンイチで踊っていたっけなあ…」
鬼のパンツもいいんでねえの、とサム君、親指をグッと。
サム 「問題は、セットの相手の方な」
シロエ 「あー…。お面はともかく、パンイチとかは…」
拒否りそうな気が、とシロエ君も。
シロエ 「超絶美形には有り得ないとか、言いそうですよ」
Aブルー「当たり前だよ、パンイチなんて!」
ソレをやるなら代理を置くね、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「どうせ代理は置いてくんだし…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「分からないかな、ハーレイだよ!」
ぼくを追い出しても残るんだから、と威張り返る人。
Aブルー「鬼のパンツは、そっちでよろしく!」
一同 「「「げっ!」」」
追い出すとソレが残るのか、と一同、愕然。
シロエ 「キャプテンだけ、此処に残留ですか…」
サム 「厄介っていうのは、ソレなのかよ…」
Aブルー「ピンポーン!」
それでも追い出したいのかな、とソルジャーの笑み。
Aブルー「ハーレイが単品で残留だよ?」
シロエ 「でも、鬼のパンツなら豆まき対象です!」
Aブルー「追い出せる、と?」
キース 「そのパンツは誰が履かせるんだ?」
自分で履くとは思えないが、と怖い台詞が。
その通りかも…。
2024/02/07 (Wed)
☆耐性はありそう
2月1日は学校を休んで、節分の行先を相談な面々ですが。
生徒会長宅で豆まきな案が出まして、疫病仏が鬼ですけど。
シロエ 「あー…。キャプテンが履くか、ですよね…」
ジョミー「誰かさんと違って、超絶美形はないけどさ…」
サム 「自分で履いてくれるかってトコだよなあ…」
なんたって鬼のパンツだしよ、とサム君も困った表情。
サム 「パンイチは、抵抗なさそうだけどよ…」
Aブルー「パンイチどころか、マッパもいけるね!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「マッパだってば、丸裸だよ!」
多分、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「ただの豆まき、大人の時間じゃないんだし!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「大丈夫! 要は、ぶるぅの覗きが問題!」
それと、やるべきことだよね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「ぼくと一発やるとなったら、見られていると…」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「平気だってば、そういう話じゃないからね!」
ぼくのハーレイの話なだけで…、と黙らない人。
Aブルー「一発やるってわけじゃなくって、豆まきで…」
ブルー 「帰りたまえ!」
Aブルー「だから、違うと言ってるだろう!」
パンイチに耐性があるかどうかで…、と止まらない喋り。
Aブルー「単に豆まきの鬼ってだけなら、マッパでも!」
ブルー 「退場!」
Aブルー「あのねえ…。何処がいけないのさ、この話の!」
鬼が出来るかどうかだろ、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「パンイチくらいは、きっとオッケー!」
シロエ 「いえ、いいです…」
今の話は無かったことに…、とシロエ君の悪すぎる顔色。
シロエ 「嫌というほど分かりましたよ、駄目なのが…」
Aブルー「えっ、なんで? パンイチ、オッケーだよ?」
シロエ 「そうかもですけど、なんと言うか…」
ジョミー「思いっ切り不幸になりそうでさ…」
Aブルー「鬼だから?」
豆をまいたらいいだろう、と言ってますけど。
違う気が…。
2024/02/08 (Thu)
☆パンツを履かせたら
2月1日は学校を欠席、生徒会長宅で節分の相談中な面々。
ソルジャー登場で、生徒会長の家で豆まきな案ですけれど。
シロエ 「それは確かに、そうなんですけど…」
ジョミー「前提が問題なんだよね…」
Aブルー「だから、パンイチ、オッケーだってば!」
鬼のパンツも履ける筈だよ、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「鬼になったら、豆をまいたら出ていくし!」
シロエ 「でも、その鬼のパンツをですね…」
ジョミー「履かせる時点で、絶対、ろくなことにはさ…」
サム 「ならねえって気がするもんなあ…」
安心材料ってヤツがねえぜ、とサム君も。
サム 「既にフラグが立っていねえか?」
シロエ 「其処なんですよね、ヤバい予感しか…」
Aブルー「あのねえ…。ハーレイには、ぼくの方から…」
ちゃんと説明しておくからさ、とソルジャー、反論。
Aブルー「鬼のパンツを履くように、って!」
シロエ 「でも、出て行った後はどうするんです?」
Aブルー「そりゃ、鬼だから…」
退散だよね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「先に追い出された、ぼくとキースに合流で…」
キース 「待て、パンイチで追って来るのか!?」
Aブルー「そうだけど?」
キース 「俺たちと何処で合流なんだ!」
まさか外ではないだろうな、とキース君の引き攣った顔。
キース 「此処の屋上とかは御免だぞ! 吹きっ晒しは!」
Aブルー「うーん、バス停くらいかなあ?」
キース 「バス停だと!?」
Aブルー「決まってるだろう、お寺に行くんだから!」
七福神巡りは外せないしね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「行くには、バス停!」
キース 「ヤバすぎだろう!」
其処までの道をどうする気だ、とキース君、顔面蒼白。
キース 「パンイチで走って来るとでも!?」
Aブルー「そうなるよねえ…」
シロエ 「ダメすぎですから!」
Aブルー「えっ、どの辺が?」
節分に鬼はつきものだよね、と言ってますけど。
外でパンイチ…?
2024/02/09 (Fri)
☆パンイチはマズイ
2月1日は学校を休んで、節分の行先を相談中な御一同様。
ソルジャーが来まして、生徒会長宅で豆まきする案ですが。
シロエ 「それとこれとは、別ですから!」
ジョミー「そうだよ、外でパンイチなんて!」
通報されてしまうヤツで…、とジョミー君も。
ジョミー「厄介どころじゃないから、ソレ!」
キース 「俺まで捕まりそうなんだが!」
Aブルー「でも、節分だし、確か、そういうお祭りも…」
あったような気が、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「赤とか青の鬼が出て来て、パンツ一丁で…」
シロエ 「暴れ回るヤツなら、着ぐるみですよ!」
Aブルー「そうなのかい?」
ジョミー「考えたら分かると思うけど!」
今は冬だよ、とジョミー君が吊り上げる眉。
ジョミー「あの手のお祭り、外なんだからね!」
Aブルー「鍛えてるから大丈夫だとか、そんなのは?」
シロエ 「ありません!」
少なくとも、アルテメシアでは…、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「ですから、節分にパンイチで道を走るのは…」
ジョミー「普通に通報案件だってば、此処ではさ!」
キース 「ついでに、ヤツが捕まった場合、俺もだな…」
事情聴取で引っ張られるぞ、とキース君の悪すぎる顔色。
キース 「頼むから、それはやめてくれ!」
シロエ 「ぼくたちだって、捕まりそうです!」
誰がパンイチにしたのかで…、とシロエ君もガクブルと。
シロエ 「嫌すぎますから、無かったことに!」
Aブルー「うーん…。でもねえ、ぼくとキースをさ…」
追い出す話になってるわけで…、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「疫病仏に豆をまくんだろう?」
シロエ 「撤回させて頂きます! そんな末路よりは…」
サム 「寺に行くよなあ?」
例年通りのコースでよ、とサム君、うんうん、と。
サム 「七福神巡りでいいじゃねえかよ」
Aブルー「本当かい!?」
シロエ 「まだマシですし…」
消去法でソレにしますよ、と溜息ですけど。
それしか…。
2024/02/10 (Sat)
☆喋らなくていい
学校を休んで行先の相談までした、今年の節分ですけれど。
結局、いつものお寺に決定、当日は朝イチで集合でして…。
シロエ 「おはようございます。寒いですよね…」
ジョミー「ブルーの家で、豆まきしたかったよね…」
スウェナ「思いっ切り、節分寒波だものね…」
外は冷えるわよ、とスウェナちゃんが嘆くバス停横の歩道。
スウェナ「現地集合の方がマシだったかしら?」
サム 「でもよ、あそこも寒いんだぜ?」
シロエ 「山からの風が来ますからねえ…」
ジョミー「なんで、こうなっちゃうんだろう…」
家の中で豆まきのチャンスだったのに…、とジョミー君。
ジョミー「疫病仏も放り出せたし、一石二鳥で…」
シロエ 「オマケが怖すぎたからですよ…」
キース 「俺の立場はどうなるんだ!」
追い出される所だったんだぞ、とキース君の仏頂面。
キース 「あの馬鹿野郎とセットで鬼とか…」
Aブルー「ホントにねえ…。ぼくも立場がないヤツだよね」
??? 「皆さん、おはようございます」
今日はよろしく、とキャプテン(会話表記はA船長)たち。
A船長 「パンイチの危機を回避出来たそうで…」
一同 「「「げっ!」」」
バス停でソレは言わなくていい、と一同、ワタワタ。
シロエ 「その件なら、もういいですから!」
ブルー 「済んだことだし、スルーでね!」
A船長 「そうですか?」
シロエ 「そうなんです!」
それよりバスが来ましたよ、とシロエ君が指差すバス。
シロエ 「いいお参りにしたいですしね!」
A船長 「はあ…。そのためには、ノーコメントで、と?」
ブルー 「沈黙は金と言うからね!」
A船長 「なるほど、それは大切ですね!」
金は何より大事ですし、とキャプテンの笑顔。
A船長 「パンツの中に、大切にしまっておくもので…」
一同 「「「は?」」」
A船長 「金は喋りませんからねえ…」
一同 「「「???」」」
話が全く見えないんだが、と誰もがキョトン。
何のこと…?
2024/02/11 (Sun)
☆金が大切な理由
今年の節分も七福神巡りになってしまって、バス停に集合。
路線バスがやって来たわけですけど、キャプテンが謎発言。
シロエ 「それより、先にバスですよ!」
ジョミー「乗らないと行ってしまうしね!」
A船長 「ええ、バスの方も重要ですとも!」
まずは乗って、と一同、バスへ。
A船長 「良かったですね、最後尾のシートが今年も…」
Aブルー「誰もいなくて、座れるってね!」
密着座り、とキャプテンが座って、膝の上にソルジャーが。
Aブルー「節分には、コレも大切だしさ…」
A船長 「お願い事に行くわけですしね」
Aブルー「年に一度の、夫婦和合を頼むチャンスで!」
A船長 「金のパワーも、しっかりお願いしませんと…」
パンツの中で黙っていても…、とキャプテンも。
A船長 「沈黙は金と伺いましたし、今年はきっと…」
Aブルー「御利益バッチリになりそうだよね!」
金の方にも、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「でもさ、みんな、分かってないような気が…」
A船長 「何がです?」
Aブルー「金のことだよ、キョトンとしてたし…」
今も分かっていないんじゃあ…、と首を傾げる人。
Aブルー「どうかな、意味が分かってる?」
一同 「「「…………」」」
バスの中では他人だ、他人、と一同、他人のふり。
Aブルー「無視してないで、ちゃんと聞くべき!」
A船長 「私たちが何かしたのでしょうか?」
Aブルー「いつものことだよ、この座り方が…」
気に入らないというだけなんだよね、とブツブツブツ。
Aブルー「それはいいけど、金が大事な話はさ…」
A船長 「聞いて頂きたいという気はしますね」
Aブルー「そうだろう? せめて質問くらいはさ…」
してくれないかな、とソルジャーの不満そうな顔。
Aブルー「どうして金が大切か、とか…」
A船長 「パンツの中にしまっておくのは、基本ですが…」
Aブルー「その辺も含めて…」
しっかりと知って欲しいよね、と言ってますけど。
金をですか?
2024/02/12 (Mon)
☆パンツにしまうなら
今年の節分も七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発な面々。
ソルジャー夫妻が密着座りで、他人のふりな一同ですけど。
Aブルー「ねえ、聞いてる? ぼくたちの話を!」
一同 (((他人だ、他人…)))
喋ったら負け、と沈黙を続ける御一同様。
Aブルー「まあいいけどね…。ハーレイ、二人で解説を!」
A船長 「皆さん、黙っておられるのですが?」
Aブルー「いいんだってば、要は解説!」
金の話をみっちりと…、とソルジャー、喋る気満々。
Aブルー「そもそも、金は貴重なもので…」
A船長 「一人に一つ、いえ、二つしか無いですし…」
Aブルー「そうなんだよねえ、ただでも貴重な金なのに!」
この世界でも、ぼくの世界でもね、とソルジャーの言。
Aブルー「特にこっちは、金の相場にうるさくて…」
A船長 「は?」
Aブルー「いわゆる金だよ、貴金属の!」
A船長 「ああ、そういえば、うるさいそうですねえ…」
私たちの世界よりも、と頷くキャプテン。
A船長 「延べ棒を買う人も多いそうで…」
Aブルー「金で出来た仏像なんかも人気らしいよ」
仏具だしね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「税金がかからないんだったか、そんな話で」
A船長 「はあ…。信仰の対象だからですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
なんともセコイ話だけどさ、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「パンツの中にしまうくらいは、マシな方だよ!」
A船長 「しまっている人もいるんでしょうか?」
Aブルー「うーん…。パンツの中となると、どうかな…」
真珠は鉄板らしいけどね、と妙な台詞が。
A船長 「真珠ですか?」
Aブルー「そう聞いてるねえ…」
感度が上がるって話だよ、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「機会があったら、是非、君にもね!」
A船長 「何をです?」
Aブルー「真珠だってば!」
A船長 「パンツの中にしまうわけですか?」
話が全く見えませんが、とキャプテン、怪訝そうな顔。
真珠…?
2024/02/13 (Tue)
☆感度アップなブツ
節分はお寺で七福神巡り、路線バスで出発な面々ですけど。
車内で密着座りなソルジャー夫妻、一方的に喋りまくりで。
Aブルー「パンツの中には違いないねえ…」
A船長 「はあ…。すると感度が上がるのですか?」
ネックレスでも巻いておくだとか…、とキャプテンの問い。
A船長 「今一つ、よく分かりませんが…」
Aブルー「いい線は行っているんだけどさ…」
A船長 「ネックレスとは違うのでしょうか?」
Aブルー「君の感度が上がるってわけじゃないからね!」
其処が大事な所なんだよ、とソルジャーの言。
Aブルー「いい思いをするのは、ぼくの方でさ…」
A船長 「では、あなたが真珠を装備なさる、と?」
Aブルー「違うって! 真珠は君がしまうんだけど…」
ソレで感度が上がるのが、ぼく、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「やって欲しいな、是非とも、いつか!」
A船長 「どんな具合に装備なんです?」
Aブルー「まずは、ノルディに頼むトコから!」
どっちのノルディでもいいんだけどさ、と妙な台詞が。
Aブルー「手術の腕なら、どっちも同じで凄い筈だし!」
A船長 「手術ですって!?」
Aブルー「そう! 真珠を埋めるには手術だってね!」
こっちのノルディが詳しいのかも、と首を傾げる人。
Aブルー「何処に埋めるべきか、ポイントとかに…」
A船長 「そんなもの、何処に埋めるんです!」
Aブルー「決まってるだろう、アソコだよ!」
君の息子で、スッポンタケの養父、と嫌すぎる単語。
Aブルー「真珠を埋めたら、こう、イボが出来て…」
一同 (((うっ…)))
Aブルー「ぼくの中に入れると当たって、感度がね!」
一同 (((ひぃぃっ!)))
黙ってくれ、と一同、心で絶叫。
Aブルー「やっぱり、こっちのノルディかなあ…」
A船長 「私は手術は困るのですが!」
Aブルー「大丈夫! 特別休暇で、ちょっと休んで!」
日帰り手術もいけるかも、と言ってますけど。
退場案件では…?
2024/02/14 (Wed)
☆縮んだそうです
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発な面々ですが。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、恐ろしい会話で。
Aブルー「日帰り手術が出来るといいけど…」
A船長 「私は、そういう手術は、ちょっと…!」
腰が引けます、とキャプテンの悪い顔色。
A船長 「アソコに真珠を埋め込むなんて、怖すぎて…」
Aブルー「どうして君が怖がるんだい?」
A船長 「繊細な場所じゃないですか!」
パンツの中にしまっておくほどの…、と震えている声。
A船長 「そんな改造は嫌なのですが!」
Aブルー「あー…。そういえば、ヘタレだったっけ…」
金も縮んでいそうだよね、とソルジャー、溜息。
Aブルー「どう、縮んでる?」
A船長 「縮みましたとも、寿命ともども!」
Aブルー「仕方ないねえ、話を金に戻そうか…」
みんなも顔色が悪いようだし…、と見回すソルジャー。
Aブルー「文句があるなら、何か言ったら?」
一同 (((絶対、他人だ!)))
此処までヤバい話をされたら…、と誰もが沈黙。
Aブルー「やっぱり沈黙は金らしいねえ…」
A船長 「そのようです。私の金は、まだ縮んでますが…」
時価が下がっていそうですよ、とキャプテンの言。
A船長 「縮めば、量も減りますし…」
Aブルー「ダメすぎるから!」
早く戻してくれたまえ、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「夫婦和合を頼みに行くのに、減るなんて!」
A船長 「ですが、真珠の話が怖すぎまして…」
Aブルー「アレなら白紙撤回だよ!」
A船長 「戻るのに時間がかかるんですよ…」
なにしろヘタレなものですから、とキャプテンが竦める肩。
A船長 「一度縮むと、当分、元には戻らないかと…」
Aブルー「それなら、ぼくが…」
一発で元に戻してあげる、とソルジャーの笑み。
Aブルー「こう、手を後ろに回してさ…」
A船長 「お触りですか?」
Aブルー「それもいいけど…」
パンツにも手が届くわけで、とニッコリと。
何をすると…?
2024/02/15 (Thu)
さて2月。1日は普通に木曜ですけど、学校を休んだ面々。
朝から生徒会長宅に集合、そういう申し合わせなわけで…。
シロエ 「おはようございます! 寒いですよね…」
サム 「仕方ねえだろ、今が一番寒い時期だぜ」
ジョミー「節分寒波っていうヤツだよね…」
毎年、ホントに寒くなるのが不思議でさ、とジョミー君。
ジョミー「これってやっぱり、昔の人の知恵なのかな?」
ブルー 「経験則というヤツだろうね、どちらかと言えば」
君たちだって経験しつつあるだろう、と生徒会長の言。
ブルー 「大雪だったり、いろんな節分寒波をさ」
シロエ 「まあ、そうですよね…。今年はどうでしょう?」
ブルー 「さあねえ、縁起が良くない人もいるけど…」
サム 「けどよ、一手に引き受けるしよ…」
厄は丸投げでいいんでねえの、とサム君の視線が向いた方。
サム 「なにしろ疫病仏だしよ」
キース 「字が違うだろう!」
シロエ 「細かいことだと思いますよ、ソレ」
音が同じならいいんです、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「ときに皆さん、欠席届けは、どう書きました?」
ジョミー「えっ、節分の相談で休みます、って…」
サム 「俺もソレだし、みんな、ソレだろ?」
シロエ 「どうなんでしょう、キース先輩、そうですか?」
節分の相談と書きましたか、とシロエ君の問い。
シロエ 「それとも、何か他の理由を?」
キース 「決まってるだろう、月参りだ!」
午前も午後も入ったので、と書いて出した、と副住職。
キース 「誰が節分などと、厚かましく書くか!」
シロエ 「ほらね、こういう人ですから…」
足並みが揃わなくなるんですよ、とシロエ君、深い溜息。
シロエ 「息が合わないと、厄を呼び込みそうですし…」
ブルー 「うん、つけ込まれる隙は出来るね」
サム 「行いからして、厄を呼ぶのな…」
キース 「お前たちが回して来るんだろう!」
先月もババを引かせやがって、と唸る人。
土鍋ダンスの件…?
2024/02/01 (Thu)
☆お坊さんの役目は
2月1日なんですけれども、節分の相談で欠席な御一同様。
欠席届けの中身が問題、キース君だけ月参りと書いたとか。
サム 「念仏踊りは、自発的に踊ったんじゃねえかよ」
シロエ 「ええ、土鍋も選んで被りましたし…」
自己責任じゃないですか、とシロエ君の鋭い指摘。
シロエ 「誰一人として、被れとは言っていないんですよ」
サム 「念仏踊りも、頼んでねえぜ?」
土鍋を被って踊る条件ではあったけどよ、とサム君も。
サム 「何を踊るかの指定は、無かったわけだしよ…」
ジョミー「盆踊りで済んでいたと思うよ、あの場合」
頭に土鍋なんだしさ、とジョミー君も同意。
ジョミー「それを勝手に、念仏踊りにしたんだし…」
シロエ 「キース先輩の意志ってヤツです、何もかもが」
キース 「だが、大量の酒を無理やりにだな…!」
シロエ 「お布施ですけど?」
お布施をさせて頂いたんです、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「何か文句がありますか?」
キース 「断れないのを承知で飲ませたろうが!」
シロエ 「でないと、自分がヤバいですから!」
サム 「うんうん、誰かが犠牲になるべきでよ…」
職業柄、坊主の役目だよな、とサム君の言。
サム 「人の嫌がる務めも進んで引き受けてよ…」
シロエ 「自己犠牲の精神を発揮すべきです!」
ジョミー「だよねえ、即身仏もあるしさ…」
お坊さんって、そういうヤツ、とジョミー君が挙げたブツ。
ジョミー「そこまでやれって言ってないしさ…」
シロエ 「ひれ酒の味も、気に入っていた筈ですし…」
サム 「お布施して、悪いわけがねえだろ」
一人で厄もババも引けよな、とサム君の突き放し。
サム 「欠席理由も月参りにしたほど、坊主なんだぜ?」
シロエ 「言えてますよね、骨の髄までお坊さんです」
ジョミー「節分の行先、お寺がいいかな」
シロエ 「キース先輩に厄を丸投げだったら…」
お寺にしておくべきでしょう、との声ですけど。
それで決定?
2024/02/02 (Fri)
☆お寺に行きたい人
2月1日は学校を休んで、節分の相談な御一同様ですけど。
キース君だけ欠席理由が月参りだとか、お坊さんならでは。
サム 「だよなあ、厄はキースに投げるべきだぜ」
??? 「厄はともかく、お寺だってば!」
行先はね、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「あのねえ…」
なんで来ただけで引かれるかな、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「単にお寺と言っただけでさ、まだ何も…」
シロエ 「していなくても、何かやらかすでしょう!」
いつもそうです、とシロエ君が吊り上げる眉。
シロエ 「キース先輩とセットで疫病仏で、毎回、毎回!」
Aブルー「まあ、そうだけど、先月はさ…」
被害はキースだけだったしね、と開き直る人。
Aブルー「ついでに、君たちは丸儲けなコースで…」
キース 「そういえば、こいつらは食っただけだな…」
好きに飲み食いしていただけだ、とキース君も。
キース 「ひれ酒にしても、俺に強引に飲ませまくって…」
Aブルー「他の面子は、たしなむ程度だっただろう?」
ぶるぅとブルーは飲んでたけどね、とソルジャーの相槌。
Aブルー「だから今回も、そんな感じで!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「厄はキースに丸投げするって聞いたけど?」
何かあった時は君がババだよ、とソルジャー、決め付け。
Aブルー「ぼくが言いたいのは、行先だけ!」
シロエ 「はあ…。でも、どうしてお寺になるんです?」
サム 「キースに厄を押し付けるのかよ?」
あんたも疫病仏なんだぜ、とサム君の言。
サム 「あんまり関係ねえような気が…」
シロエ 「厄の押し付け合いですか?」
好きにしてくれていいですけどね、とシロエ君。
シロエ 「お二人の間で話がつくなら、かまいません」
Aブルー「そうじゃなくって…」
シロエ 「じゃあ、何です?」
Aブルー「お寺だよ!」
お寺じゃないと困るんだよね、と言ってますけど。
何故に…?
2024/02/03 (Sat)
☆七福神巡りが必須
2月1日は学校を欠席、節分の行先を相談な面々ですけど。
ソルジャーが登場、行先はお寺がいいと言い出しまして…。
シロエ 「お寺じゃないと困る、と言われてもですね…」
サム 「キースに厄を押し付けるには、寺なのかよ?」
神社でもかまわねえんでねえの、とサム君の言。
サム 「神社の節分も、祈る形が違うだけでよ…」
シロエ 「目的は同じだと思いますけど?」
ジョミー「だよねえ、豆をまくのも同じだし…」
Aブルー「でもさ、七福神巡りをやってる所って…」
何処か他にもあるのかい、とソルジャーの問い。
Aブルー「毎年、お寺でやっているよね、あそこの他に」
一同 「「「あー…」」」
アレか、と一同、深い溜息。
シロエ 「七福神巡りは、必須なんですね?」
Aブルー「そう! やっぱり、行っておかないと…」
後になって後悔したって遅いからね、とソルジャー、真剣。
Aブルー「いつもと違うことをするのは、リスキーだしさ」
シロエ 「違う所に決めた場合に、何かあったら…」
ぼくたちのせいにする気ですか、とシロエ君の悪い顔色。
シロエ 「いつもの所に行ってたら、ということで…」
Aブルー「ピンポーン!」
そうに決まっているだろう、とソルジャー、即答。
Aブルー「同じ神様、仏様にお参りするのが筋だよね」
一同 「「「うっ…」」」
それはそうかも、と誰も言い返せない件。
Aブルー「願掛けとかでも、同じ所に通うんだろう?」
シロエ 「そうですね…」
Aブルー「ほらね、だからこそ、お寺でなくちゃ!」
いつもの七福神巡り、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「厄はキースに丸投げでいいし」
キース 「何故、そうなる!」
俺は引き受けた覚えはないぞ、とキース君、グッと拳を。
キース 「言い出しっぺが引き受けるべきだろう!」
Aブルー「お坊さんだよね?」
キース 「は?」
Aブルー「此処は進んで…」
そういう務めも引き受けるべき、という台詞。
厄もですか…?
2024/02/04 (Sun)
☆こっちの分だけなら
2月1日は学校を休んで、節分の行先を相談中な御一同様。
ソルジャーが来まして、七福神巡りのお寺を指定しまして。
Aブルー「行った先でさ、何があっても、リスクは君に!」
キース 「それは違う気がするんだが!」
Aブルー「でもねえ、お坊さんなんだしさ…」
ぼくの分もお願いしたいくらい、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「そうそう、節分は、ぼくのハーレイも来るし…」
キース 「ヤツの分まで、俺に回すと!?」
厄をか、とキース君、愕然とした顔。
キース 「それは、こっちの分だけだろうな?」
Aブルー「えっと…? どういう意味だい?」
キース 「あんたの世界の分の厄まで、回す気か、と…」
聞いてるんだが、とキース君が震わせる肩。
キース 「リスキーすぎる世界の厄まで、回って来たら…」
シロエ 「ぶっちゃけ、命が危ういですよ」
ジョミー「人類軍がいるらしいしね…」
サム 「真面目にヤベえヤツだぜ、それ」
死ぬんでねえの、とサム君も。
サム 「流石に、気の毒すぎだしよ…」
Aブルー「こっちの世界に限定しろ、って?」
シロエ 「ええ。人道的な面から、お願いしたいです」
まだお浄土には早すぎますし…、とシロエ君。
シロエ 「いくら先輩がお坊さんでも、若すぎですよ」
Aブルー「なるほどねえ…。キース自身も嫌なのかな?」
お浄土行きは…、とソルジャーの問い。
Aブルー「最終的には、目指してるんだろうけど…」
キース 「坊主でなくても、目指すんだが?」
それはともかく…、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「修行も積めていないしな…」
Aブルー「オッケー、それじゃ、そういうことで」
こっちの分だけの厄で頼むよ、とソルジャーの笑み。
Aブルー「ぼくと、ぼくのハーレイの分も、よろしく!」
キース 「何故、そうなる!」
シロエ 「あっちの分じゃないですから…」
Aブルー「ピンポーン!」
引き受けよろしく、と言ってますけど。
マジですか…?
2024/02/05 (Mon)
☆豆をまく理由は
2月1日は学校を休んで節分の相談、そういう面々ですが。
ソルジャーが来まして、お寺を指定で、厄はキース君にと。
Aブルー「お坊さんらしく、そのくらいはね!」
キース 「断固、断る!」
Aブルー「ふうん…? でもねえ、君が断った場合…」
厄の行先が問題で…、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「君が駄目なら、他の誰かに回すしかないし…」
一同 「「「げっ!」」」
嫌すぎる、と一同、ドン引き。
シロエ 「あのですね…! なんで、こっちに!」
Aブルー「そりゃ、誰かが引き受けてくれないと…」
困るからね、とソルジャーの深い溜息。
Aブルー「ぼくとハーレイに厄が来るなんて!」
シロエ 「そのために、お参りするんですけど!」
サム 「そうだぜ、節分っていうのはよ…」
一種の厄除け祈願じゃねえか、とサム君の言。
サム 「豆まきするのも、鬼を追い出してよ…」
シロエ 「厄を追い出すわけですしね」
Aブルー「ああ、なるほど…。すると、キースも…」
豆をまかれる対象かもね、と首を傾げる人。
Aブルー「疫病仏とか言われてるしさ、君たちに!」
キース 「あんたも俺とセットだろうが!」
つまり豆まきの対象だよな、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「俺に豆なら、あんたにも豆だ!」
シロエ 「あー…。だったら、それでいいかもですよ」
お寺なんかに行かなくても、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「此処で豆まき、その人と、キース先輩を…」
サム 「鬼に見立てて追い出すのかよ?」
シロエ 「どうでしょう、今年は、そういう趣向で」
色々と丸く収まりそうです、とニッコリと。
シロエ 「疫病仏を追い出せますしね、厄払いですよ」
キース 「馬鹿か、俺はともかく、この馬鹿は…」
シロエ 「何か問題ありますか?」
キース 「追い出した場合、もっと厄介なことに…」
Aブルー「なりそうだよねえ…?」
気付いてくれて嬉しいよ、と言ってますけど。
どうなると…?
2024/02/06 (Tue)
☆豆まきするなら
2月1日は学校を欠席、生徒会長宅で節分の相談中な面々。
ソルジャー登場で、お寺を指定ですけど、別の案が出て…。
シロエ 「厄介事なんて、無いと思いますけど?」
サム 「うんうん、疫病仏はセットでいねえんだしよ…」
ジョミー「福が来るだけで、厄は来ないよねえ?」
どう考えても、そういうコース、とジョミー君たち。
ジョミー「此処で豆まき、それがいいかも!」
シロエ 「鬼のお面も作りましょうか?」
スウェナ「そうねえ、衣装はパンツかしらね」
鬼には虎のパンツでしょ、とスウェナちゃんが傾げる首。
スウェナ「キースはパンイチ、経験済みだし…」
シロエ 「そうでした! 火だるまショーで法衣が燃えて」
サム 「パンイチで踊っていたっけなあ…」
鬼のパンツもいいんでねえの、とサム君、親指をグッと。
サム 「問題は、セットの相手の方な」
シロエ 「あー…。お面はともかく、パンイチとかは…」
拒否りそうな気が、とシロエ君も。
シロエ 「超絶美形には有り得ないとか、言いそうですよ」
Aブルー「当たり前だよ、パンイチなんて!」
ソレをやるなら代理を置くね、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「どうせ代理は置いてくんだし…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「分からないかな、ハーレイだよ!」
ぼくを追い出しても残るんだから、と威張り返る人。
Aブルー「鬼のパンツは、そっちでよろしく!」
一同 「「「げっ!」」」
追い出すとソレが残るのか、と一同、愕然。
シロエ 「キャプテンだけ、此処に残留ですか…」
サム 「厄介っていうのは、ソレなのかよ…」
Aブルー「ピンポーン!」
それでも追い出したいのかな、とソルジャーの笑み。
Aブルー「ハーレイが単品で残留だよ?」
シロエ 「でも、鬼のパンツなら豆まき対象です!」
Aブルー「追い出せる、と?」
キース 「そのパンツは誰が履かせるんだ?」
自分で履くとは思えないが、と怖い台詞が。
その通りかも…。
2024/02/07 (Wed)
☆耐性はありそう
2月1日は学校を休んで、節分の行先を相談な面々ですが。
生徒会長宅で豆まきな案が出まして、疫病仏が鬼ですけど。
シロエ 「あー…。キャプテンが履くか、ですよね…」
ジョミー「誰かさんと違って、超絶美形はないけどさ…」
サム 「自分で履いてくれるかってトコだよなあ…」
なんたって鬼のパンツだしよ、とサム君も困った表情。
サム 「パンイチは、抵抗なさそうだけどよ…」
Aブルー「パンイチどころか、マッパもいけるね!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「マッパだってば、丸裸だよ!」
多分、とソルジャー、グッと拳を。
Aブルー「ただの豆まき、大人の時間じゃないんだし!」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「大丈夫! 要は、ぶるぅの覗きが問題!」
それと、やるべきことだよね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「ぼくと一発やるとなったら、見られていると…」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「平気だってば、そういう話じゃないからね!」
ぼくのハーレイの話なだけで…、と黙らない人。
Aブルー「一発やるってわけじゃなくって、豆まきで…」
ブルー 「帰りたまえ!」
Aブルー「だから、違うと言ってるだろう!」
パンイチに耐性があるかどうかで…、と止まらない喋り。
Aブルー「単に豆まきの鬼ってだけなら、マッパでも!」
ブルー 「退場!」
Aブルー「あのねえ…。何処がいけないのさ、この話の!」
鬼が出来るかどうかだろ、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「パンイチくらいは、きっとオッケー!」
シロエ 「いえ、いいです…」
今の話は無かったことに…、とシロエ君の悪すぎる顔色。
シロエ 「嫌というほど分かりましたよ、駄目なのが…」
Aブルー「えっ、なんで? パンイチ、オッケーだよ?」
シロエ 「そうかもですけど、なんと言うか…」
ジョミー「思いっ切り不幸になりそうでさ…」
Aブルー「鬼だから?」
豆をまいたらいいだろう、と言ってますけど。
違う気が…。
2024/02/08 (Thu)
☆パンツを履かせたら
2月1日は学校を欠席、生徒会長宅で節分の相談中な面々。
ソルジャー登場で、生徒会長の家で豆まきな案ですけれど。
シロエ 「それは確かに、そうなんですけど…」
ジョミー「前提が問題なんだよね…」
Aブルー「だから、パンイチ、オッケーだってば!」
鬼のパンツも履ける筈だよ、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「鬼になったら、豆をまいたら出ていくし!」
シロエ 「でも、その鬼のパンツをですね…」
ジョミー「履かせる時点で、絶対、ろくなことにはさ…」
サム 「ならねえって気がするもんなあ…」
安心材料ってヤツがねえぜ、とサム君も。
サム 「既にフラグが立っていねえか?」
シロエ 「其処なんですよね、ヤバい予感しか…」
Aブルー「あのねえ…。ハーレイには、ぼくの方から…」
ちゃんと説明しておくからさ、とソルジャー、反論。
Aブルー「鬼のパンツを履くように、って!」
シロエ 「でも、出て行った後はどうするんです?」
Aブルー「そりゃ、鬼だから…」
退散だよね、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「先に追い出された、ぼくとキースに合流で…」
キース 「待て、パンイチで追って来るのか!?」
Aブルー「そうだけど?」
キース 「俺たちと何処で合流なんだ!」
まさか外ではないだろうな、とキース君の引き攣った顔。
キース 「此処の屋上とかは御免だぞ! 吹きっ晒しは!」
Aブルー「うーん、バス停くらいかなあ?」
キース 「バス停だと!?」
Aブルー「決まってるだろう、お寺に行くんだから!」
七福神巡りは外せないしね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「行くには、バス停!」
キース 「ヤバすぎだろう!」
其処までの道をどうする気だ、とキース君、顔面蒼白。
キース 「パンイチで走って来るとでも!?」
Aブルー「そうなるよねえ…」
シロエ 「ダメすぎですから!」
Aブルー「えっ、どの辺が?」
節分に鬼はつきものだよね、と言ってますけど。
外でパンイチ…?
2024/02/09 (Fri)
☆パンイチはマズイ
2月1日は学校を休んで、節分の行先を相談中な御一同様。
ソルジャーが来まして、生徒会長宅で豆まきする案ですが。
シロエ 「それとこれとは、別ですから!」
ジョミー「そうだよ、外でパンイチなんて!」
通報されてしまうヤツで…、とジョミー君も。
ジョミー「厄介どころじゃないから、ソレ!」
キース 「俺まで捕まりそうなんだが!」
Aブルー「でも、節分だし、確か、そういうお祭りも…」
あったような気が、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「赤とか青の鬼が出て来て、パンツ一丁で…」
シロエ 「暴れ回るヤツなら、着ぐるみですよ!」
Aブルー「そうなのかい?」
ジョミー「考えたら分かると思うけど!」
今は冬だよ、とジョミー君が吊り上げる眉。
ジョミー「あの手のお祭り、外なんだからね!」
Aブルー「鍛えてるから大丈夫だとか、そんなのは?」
シロエ 「ありません!」
少なくとも、アルテメシアでは…、とシロエ君、キッパリ。
シロエ 「ですから、節分にパンイチで道を走るのは…」
ジョミー「普通に通報案件だってば、此処ではさ!」
キース 「ついでに、ヤツが捕まった場合、俺もだな…」
事情聴取で引っ張られるぞ、とキース君の悪すぎる顔色。
キース 「頼むから、それはやめてくれ!」
シロエ 「ぼくたちだって、捕まりそうです!」
誰がパンイチにしたのかで…、とシロエ君もガクブルと。
シロエ 「嫌すぎますから、無かったことに!」
Aブルー「うーん…。でもねえ、ぼくとキースをさ…」
追い出す話になってるわけで…、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「疫病仏に豆をまくんだろう?」
シロエ 「撤回させて頂きます! そんな末路よりは…」
サム 「寺に行くよなあ?」
例年通りのコースでよ、とサム君、うんうん、と。
サム 「七福神巡りでいいじゃねえかよ」
Aブルー「本当かい!?」
シロエ 「まだマシですし…」
消去法でソレにしますよ、と溜息ですけど。
それしか…。
2024/02/10 (Sat)
☆喋らなくていい
学校を休んで行先の相談までした、今年の節分ですけれど。
結局、いつものお寺に決定、当日は朝イチで集合でして…。
シロエ 「おはようございます。寒いですよね…」
ジョミー「ブルーの家で、豆まきしたかったよね…」
スウェナ「思いっ切り、節分寒波だものね…」
外は冷えるわよ、とスウェナちゃんが嘆くバス停横の歩道。
スウェナ「現地集合の方がマシだったかしら?」
サム 「でもよ、あそこも寒いんだぜ?」
シロエ 「山からの風が来ますからねえ…」
ジョミー「なんで、こうなっちゃうんだろう…」
家の中で豆まきのチャンスだったのに…、とジョミー君。
ジョミー「疫病仏も放り出せたし、一石二鳥で…」
シロエ 「オマケが怖すぎたからですよ…」
キース 「俺の立場はどうなるんだ!」
追い出される所だったんだぞ、とキース君の仏頂面。
キース 「あの馬鹿野郎とセットで鬼とか…」
Aブルー「ホントにねえ…。ぼくも立場がないヤツだよね」
??? 「皆さん、おはようございます」
今日はよろしく、とキャプテン(会話表記はA船長)たち。
A船長 「パンイチの危機を回避出来たそうで…」
一同 「「「げっ!」」」
バス停でソレは言わなくていい、と一同、ワタワタ。
シロエ 「その件なら、もういいですから!」
ブルー 「済んだことだし、スルーでね!」
A船長 「そうですか?」
シロエ 「そうなんです!」
それよりバスが来ましたよ、とシロエ君が指差すバス。
シロエ 「いいお参りにしたいですしね!」
A船長 「はあ…。そのためには、ノーコメントで、と?」
ブルー 「沈黙は金と言うからね!」
A船長 「なるほど、それは大切ですね!」
金は何より大事ですし、とキャプテンの笑顔。
A船長 「パンツの中に、大切にしまっておくもので…」
一同 「「「は?」」」
A船長 「金は喋りませんからねえ…」
一同 「「「???」」」
話が全く見えないんだが、と誰もがキョトン。
何のこと…?
2024/02/11 (Sun)
☆金が大切な理由
今年の節分も七福神巡りになってしまって、バス停に集合。
路線バスがやって来たわけですけど、キャプテンが謎発言。
シロエ 「それより、先にバスですよ!」
ジョミー「乗らないと行ってしまうしね!」
A船長 「ええ、バスの方も重要ですとも!」
まずは乗って、と一同、バスへ。
A船長 「良かったですね、最後尾のシートが今年も…」
Aブルー「誰もいなくて、座れるってね!」
密着座り、とキャプテンが座って、膝の上にソルジャーが。
Aブルー「節分には、コレも大切だしさ…」
A船長 「お願い事に行くわけですしね」
Aブルー「年に一度の、夫婦和合を頼むチャンスで!」
A船長 「金のパワーも、しっかりお願いしませんと…」
パンツの中で黙っていても…、とキャプテンも。
A船長 「沈黙は金と伺いましたし、今年はきっと…」
Aブルー「御利益バッチリになりそうだよね!」
金の方にも、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「でもさ、みんな、分かってないような気が…」
A船長 「何がです?」
Aブルー「金のことだよ、キョトンとしてたし…」
今も分かっていないんじゃあ…、と首を傾げる人。
Aブルー「どうかな、意味が分かってる?」
一同 「「「…………」」」
バスの中では他人だ、他人、と一同、他人のふり。
Aブルー「無視してないで、ちゃんと聞くべき!」
A船長 「私たちが何かしたのでしょうか?」
Aブルー「いつものことだよ、この座り方が…」
気に入らないというだけなんだよね、とブツブツブツ。
Aブルー「それはいいけど、金が大事な話はさ…」
A船長 「聞いて頂きたいという気はしますね」
Aブルー「そうだろう? せめて質問くらいはさ…」
してくれないかな、とソルジャーの不満そうな顔。
Aブルー「どうして金が大切か、とか…」
A船長 「パンツの中にしまっておくのは、基本ですが…」
Aブルー「その辺も含めて…」
しっかりと知って欲しいよね、と言ってますけど。
金をですか?
2024/02/12 (Mon)
☆パンツにしまうなら
今年の節分も七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発な面々。
ソルジャー夫妻が密着座りで、他人のふりな一同ですけど。
Aブルー「ねえ、聞いてる? ぼくたちの話を!」
一同 (((他人だ、他人…)))
喋ったら負け、と沈黙を続ける御一同様。
Aブルー「まあいいけどね…。ハーレイ、二人で解説を!」
A船長 「皆さん、黙っておられるのですが?」
Aブルー「いいんだってば、要は解説!」
金の話をみっちりと…、とソルジャー、喋る気満々。
Aブルー「そもそも、金は貴重なもので…」
A船長 「一人に一つ、いえ、二つしか無いですし…」
Aブルー「そうなんだよねえ、ただでも貴重な金なのに!」
この世界でも、ぼくの世界でもね、とソルジャーの言。
Aブルー「特にこっちは、金の相場にうるさくて…」
A船長 「は?」
Aブルー「いわゆる金だよ、貴金属の!」
A船長 「ああ、そういえば、うるさいそうですねえ…」
私たちの世界よりも、と頷くキャプテン。
A船長 「延べ棒を買う人も多いそうで…」
Aブルー「金で出来た仏像なんかも人気らしいよ」
仏具だしね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「税金がかからないんだったか、そんな話で」
A船長 「はあ…。信仰の対象だからですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
なんともセコイ話だけどさ、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「パンツの中にしまうくらいは、マシな方だよ!」
A船長 「しまっている人もいるんでしょうか?」
Aブルー「うーん…。パンツの中となると、どうかな…」
真珠は鉄板らしいけどね、と妙な台詞が。
A船長 「真珠ですか?」
Aブルー「そう聞いてるねえ…」
感度が上がるって話だよ、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「機会があったら、是非、君にもね!」
A船長 「何をです?」
Aブルー「真珠だってば!」
A船長 「パンツの中にしまうわけですか?」
話が全く見えませんが、とキャプテン、怪訝そうな顔。
真珠…?
2024/02/13 (Tue)
☆感度アップなブツ
節分はお寺で七福神巡り、路線バスで出発な面々ですけど。
車内で密着座りなソルジャー夫妻、一方的に喋りまくりで。
Aブルー「パンツの中には違いないねえ…」
A船長 「はあ…。すると感度が上がるのですか?」
ネックレスでも巻いておくだとか…、とキャプテンの問い。
A船長 「今一つ、よく分かりませんが…」
Aブルー「いい線は行っているんだけどさ…」
A船長 「ネックレスとは違うのでしょうか?」
Aブルー「君の感度が上がるってわけじゃないからね!」
其処が大事な所なんだよ、とソルジャーの言。
Aブルー「いい思いをするのは、ぼくの方でさ…」
A船長 「では、あなたが真珠を装備なさる、と?」
Aブルー「違うって! 真珠は君がしまうんだけど…」
ソレで感度が上がるのが、ぼく、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「やって欲しいな、是非とも、いつか!」
A船長 「どんな具合に装備なんです?」
Aブルー「まずは、ノルディに頼むトコから!」
どっちのノルディでもいいんだけどさ、と妙な台詞が。
Aブルー「手術の腕なら、どっちも同じで凄い筈だし!」
A船長 「手術ですって!?」
Aブルー「そう! 真珠を埋めるには手術だってね!」
こっちのノルディが詳しいのかも、と首を傾げる人。
Aブルー「何処に埋めるべきか、ポイントとかに…」
A船長 「そんなもの、何処に埋めるんです!」
Aブルー「決まってるだろう、アソコだよ!」
君の息子で、スッポンタケの養父、と嫌すぎる単語。
Aブルー「真珠を埋めたら、こう、イボが出来て…」
一同 (((うっ…)))
Aブルー「ぼくの中に入れると当たって、感度がね!」
一同 (((ひぃぃっ!)))
黙ってくれ、と一同、心で絶叫。
Aブルー「やっぱり、こっちのノルディかなあ…」
A船長 「私は手術は困るのですが!」
Aブルー「大丈夫! 特別休暇で、ちょっと休んで!」
日帰り手術もいけるかも、と言ってますけど。
退場案件では…?
2024/02/14 (Wed)
☆縮んだそうです
節分は七福神巡りでお寺へ、路線バスで出発な面々ですが。
後部座席で密着座りなソルジャー夫妻が、恐ろしい会話で。
Aブルー「日帰り手術が出来るといいけど…」
A船長 「私は、そういう手術は、ちょっと…!」
腰が引けます、とキャプテンの悪い顔色。
A船長 「アソコに真珠を埋め込むなんて、怖すぎて…」
Aブルー「どうして君が怖がるんだい?」
A船長 「繊細な場所じゃないですか!」
パンツの中にしまっておくほどの…、と震えている声。
A船長 「そんな改造は嫌なのですが!」
Aブルー「あー…。そういえば、ヘタレだったっけ…」
金も縮んでいそうだよね、とソルジャー、溜息。
Aブルー「どう、縮んでる?」
A船長 「縮みましたとも、寿命ともども!」
Aブルー「仕方ないねえ、話を金に戻そうか…」
みんなも顔色が悪いようだし…、と見回すソルジャー。
Aブルー「文句があるなら、何か言ったら?」
一同 (((絶対、他人だ!)))
此処までヤバい話をされたら…、と誰もが沈黙。
Aブルー「やっぱり沈黙は金らしいねえ…」
A船長 「そのようです。私の金は、まだ縮んでますが…」
時価が下がっていそうですよ、とキャプテンの言。
A船長 「縮めば、量も減りますし…」
Aブルー「ダメすぎるから!」
早く戻してくれたまえ、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「夫婦和合を頼みに行くのに、減るなんて!」
A船長 「ですが、真珠の話が怖すぎまして…」
Aブルー「アレなら白紙撤回だよ!」
A船長 「戻るのに時間がかかるんですよ…」
なにしろヘタレなものですから、とキャプテンが竦める肩。
A船長 「一度縮むと、当分、元には戻らないかと…」
Aブルー「それなら、ぼくが…」
一発で元に戻してあげる、とソルジャーの笑み。
Aブルー「こう、手を後ろに回してさ…」
A船長 「お触りですか?」
Aブルー「それもいいけど…」
パンツにも手が届くわけで、とニッコリと。
何をすると…?
2024/02/15 (Thu)
☆来ない理由が謎
今年はお正月の後に三連休、そういう日の並びですけれど。
その三連休の初日の6日、生徒会長宅に来ている人が問題。
シロエ 「そうですねえ…。車は走っていませんし…」
スウェナ「いくら大雪でも、屋根から雪が落ちて来て…」
マツカ 「埋まるような事故は、この辺りでは…」
聞きませんよね、とマツカ君が傾げる首。
マツカ 「他に大雪で事故といったら、除雪ですけど…」
シロエ 「除雪車とかも来ないですから…」
スウェナ「ほらね、事故なんか有り得ないのよ! でも…」
来ないわよね、とスウェナちゃんが眺めるドアの方向。
スウェナ「三人揃って来ないってことは、三人揃って…」
シロエ 「何かあったか、あるいは個別に何か理由が…」
あるんでしょうね、とシロエ君も。
シロエ 「罰礼で死んでいるんでしょうか?」
マツカ 「ああ、それだったらありそうです」
スウェナ「三が日の間に、色々やらかしそうだものねえ…」
纏めて食らって、三千回なら死ぬかもだわよ、という声が。
スウェナ「4日の朝イチで食らった場合は、ダメージが…」
シロエ 「昨日だけでは、ちょっと抜けないかもですね」
マツカ 「三千回だと、時間もかかりそうですし…」
ブルー 「昼間は軽く潰れるよ、ソレ」
そういう法要があるんだよね、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「ひたすら五体投地でお念仏でさ…」
シロエ 「三千回もやるんですか!?」
ブルー 「そうする決まりになってるんだよ」
三千回がお約束なわけ、と解説が。
ブルー 「その法要に参加した人は、数日間は…」
シロエ 「立ち直れないってヤツですね?」
ブルー 「うん。だから若手の人の役目で…」
白羽の矢が立ってしまったら詰み、と怖すぎる台詞。
ブルー 「名誉な役には違いないけど、キツすぎるしさ…」
シロエ 「キース先輩たちも、ソレですか?」
ブルー 「罰礼だから、名誉どころか…」
不名誉な上にキツイだけだね、と言ってますけど。
そのコース…?
2024/01/16 (Tue)
☆来ない人の扱い
お正月の直後に来た三連休、それの初日の6日ですけれど。
生徒会長宅に集う面々、僧籍なメンバーがまだ来ない現実。
シロエ 「確かに不名誉なヤツですよね…」
マツカ 「三が日の間の失敗が、積もった結果ですからね」
スウェナ「三千回どころじゃなかったかもよ?」
昼間では終わらなかったかも、とスウェナちゃんの指摘。
スウェナ「夜までかかって五千回とか、ありそうじゃない」
シロエ 「なるほど、ソレだと今日も寝込んでいそうです」
マツカ 「昨日だけでは、ダメージ、抜けませんからね…」
スウェナ「でしょ? もしかしたら、明日も…」
来ないかもよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「今日も待つだけ無駄だわよ、きっと」
シロエ 「そうかもです。じゃあ、先輩たちは抜きで…」
マツカ 「お正月の続きを楽しみましょう」
実際、まだまだ、お正月です、とマツカ君の笑み。
マツカ 「十五日までは、お正月の内ですからね」
シロエ 「そうでした! 明日だって、まだ七草がゆで…」
スウェナ「お正月気分が続くわよねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お正月飾りも、あるもんね!」
鏡餅が消えただけだもん! と家事万能のお子様も。
ぶるぅ 「今日も、しっかりお正月!」
シロエ 「お昼御飯とか、期待していいですよね?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん!」
来ていない人の分はどうしようかな、と質問が。
ぶるぅ 「せっかく三連休だしね…」
シロエ 「まさか、家までお届けですか?」
ぶるぅ 「寝込んでるんなら、可哀相だし…」
スウェナ「そんなの、放置でかまわないわよ!」
罰礼でも自業自得でしょ、とスウェナちゃん、キッパリと。
スウェナ「三が日、完璧に勤め上げたら、罰礼は無しよ?」
シロエ 「正論ですよね、ぼくも放置でいいと思います」
ぶるぅ 「んとんと、マツカは?」
マツカ 「お気の毒だと思いますから、お届けで…」
シロエ 「甘すぎです!」
怖いキャラの方でお願いします、と注文が。
見捨てろと?
2024/01/17 (Wed)
☆余計な人が登場
三が日の直後に三連休な今年、それの初日の6日ですけど。
生徒会長宅に集う面々、僧籍な人がまるっと不在な現実が。
マツカ 「えっと…? 怖いキャラとは、何でしょう?」
シロエ 「あー…。マツカ先輩、無自覚でしたっけ…」
スウェナ「だからこそ、最強なんだけど…」
ここは怖い方でいって欲しいわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「いない人の料理まで、フォローは不要だわよ!」
??? 「大いに賛成だよ、ソレは!」
お届けは不要、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「余るんだったら、ぼくが貰って帰るから!」
シロエ 「何故、来るんですか!」
スウェナ「そうよ、来てない人が三人なのよ!?」
Aブルー「ぼくは余計だと言いたいわけ?」
そう解釈していいのかな、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「それとも、足りない三人の分の補欠で…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくのハーレイとか、ぶるぅとかを足せと?」
一同 「「「げっ!」」」
それは困る、と一同、ドン引き。
シロエ 「マツカ先輩、出番です!」
マツカ 「ぼくですか?」
シロエ 「そうです、ここは穏便にですね…!」
お断りを、とシロエ君、必死の形相。
シロエ 「補欠なんかは要りませんから!」
スウェナ「そういうの、得意技でしょ、マツカ!」
マツカ 「ああ、なるほど…。補欠は失礼ですからね」
よろしかったら、是非、正式に…、とマツカ君。
マツカ 「御招待させて頂きますので、ご遠慮なく」
スウェナ「ちょ、なんてことを言うのよ、マツカ!」
シロエ 「逆ですよ、逆!」
マツカ 「いえ、正式なゲストの皆様をですね…」
おもてなしなら、他所にお席を、と御曹司の笑み。
マツカ 「新年早々、ドサクサ紛れの御招待では…」
シロエ 「悪いですから、場所を変えるんですね?」
マツカ 「そうです、ご希望のお店など…」
Aブルー「あのねえ…」
それは追い出す方向だよね、と言ってますけど。
まあねえ…?
2024/01/18 (Thu)
☆自己犠牲の精神
三が日が終わったら直後に三連休、そういう今年ですけど。
連休初日の6日に生徒会長宅に集う面々、僧籍な人が不在。
マツカ 「いえ、追い出すだなんて、とんでもない!」
Aブルー「じゃあ、君たちも一緒に来る、と?」
マツカ 「皆さん、お忙しいですから、ぼくだけが…」
ご一緒させて頂きますよ、とマツカ君、ニッコリ。
マツカ 「大切なゲストを、放ってはおけませんからね」
シロエ 「マツカ先輩、自己犠牲の精神ですか!」
マツカ 「そういうわけでは…。義務と言うべきですよ」
スウェナ「ノブレス・オブリージュね!」
流石はマツカ、とスウェナちゃん、大感激。
スウェナ「もう身についているってことよね、自己犠牲!」
マツカ 「厳しく言われはしますから…」
シロエ 「自己犠牲が当たり前になるわけですね…」
ブルー 「そりゃねえ、それが出来ないようではさ…」
大財閥の一人息子は務まらないよ、と生徒会長も。
ブルー 「誰かさんとは違うってね!」
Aブルー「誰を指してるのか、バレバレだから!」
まあいいけどね、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「マツカ、その心配は要らないってば!」
マツカ 「は?」
Aブルー「補欠のことだよ、ぼくのハーレイとかを…」
連れて来るヤツ、とソルジャーが立てる二本の指。
Aブルー「ぶるぅはともかく、ハーレイの方は…」
マツカ 「ご多忙でしょうか?」
Aブルー「この前、休んだばかりだしねえ…」
特別休暇でガッツリと…、とソルジャーの言。
Aブルー「なにしろ、お正月の二日と言えば…」
一同 「「「二日?」」」
Aブルー「年に一度の、ビッグイベント!」
この日の夜は外せなくて、と威張り返る人。
Aブルー「除夜の鐘で流れた、物凄い数の煩悩を…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「うんと励んで、回収するのが大事なんだよ!」
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「オッケー?」
それで休んだ直後だしさ、と自慢ですけど。
新年恒例…。
2024/01/19 (Fri)
☆鉢合わせした人
三が日が終わった途端に三連休、今年はそういう日の並び。
連休初日の6日ですけど、生徒会長宅に僧籍な人が未到着。
Aブルー「今年集めた煩悩も、とても凄くてねえ!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「そう言わないでさ、例年以上にビンビンで…」
ブルー 「退場!」
帰りたまえ、と指した扉が、外からガチャリと。
キース 「何故、帰らねばならんのだ!」
ジョミー「そうだよ、やっと解放されたのに…」
サム 「まったくだぜ。帰れってなんだよ、俺たちによ」
ブルー 「偶然だってば! 帰らせるのは別件で…」
そこへ君たちが来合せただけ、と生徒会長、タラリ冷汗。
ブルー 「ところで、なんで揃って来たわけ?」
キース 「一緒に来たんだ、当然だろう!」
シロエ 「あのぅ…。まさか今朝まで、元老寺ですか?」
ジョミー「そうだけど?」
さっき出て来た所なんだよ、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「なのに、いきなり帰れだなんて!」
サム 「飯の一つも食わせてくれよな、肉多めでよ」
キース 「俺からも頼む、出来れば、こってり系で」
Aブルー「あのさ、話が見えないんだけど?」
いったい何が起きているわけ、とソルジャーの問い。
Aブルー「なにしろ、二日の夜から忙しくって…」
ブルー 「それはいいって!」
Aブルー「覗き見どころじゃなかったんだよ!」
ぼくのハーレイが凄すぎてさ、と止まらない喋り。
Aブルー「ぶるぅが真横でガン見してても、ガンガンと!」
ブルー 「黙らないなら、放り出すよ!?」
キース 「そうか、こいつを放り出そうとしていた、と…」
ブルー 「是非とも、お帰り願いたいしね!」
君たちの事情も知りたいけれど、と生徒会長が眺める扉。
ブルー 「でも、その事情を聞くとなったら、弱冠一名…」
シロエ 「迷惑な人まで残留ですよ、お帰りにならずに!」
キース 「では、俺たちにも是非、出て行け、と?」
この馬鹿野郎を連れて帰れとでも、と文句ですけど。
退場…?
2024/01/20 (Sat)
☆巻き添えは困る
三が日が終わった直後に、また三連休が来る今年ですけど。
連休の初日に生徒会長宅集う面々、僧籍な面子が遅れた件。
シロエ 「頼めば、そうして貰えるんですか?」
キース 「この馬鹿野郎と、帰れってか!?」
シロエ 「そうなりますよね、今の流れだと」
乗り掛かった舟でどうでしょうか、とシロエ君の言。
シロエ 「先輩たちの事情は聞きませんから、お早めに…」
キース 「お引き取りを、と言う気か、貴様!」
シロエ 「だって、渡りに船ですからね」
それが一番良さげなんです、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「事情が聞けないのは、残念ですけど…」
スウェナ「誰かさんが消えてくれたら、嬉しいわよね」
ジョミー「ちょ、ぼくたちも巻き添えなわけ!?」
サム 「俺とジョミーも、消えろってか!?」
あんまりだぜ、とサム君が顰める顔。
サム 「キースだけにしといてくれよな、退場はよ」
ジョミー「だよねえ、そしたら事情も説明出来るしさ…」
ぼくとサムで、とジョミー君から提案が。
ジョミー「キース抜きでも、事情は分かるよ?」
シロエ 「なるほど、一理ありますね…」
スウェナ「そうね、ついでにキースと、そこの人って…」
セットだったと思うわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「疫病仏でしょ、二人揃えば」
シロエ 「そうでした! まさに今、揃っていますよね」
ジョミー「ほら、その二人だけを追い出したらさ…」
厄にもサヨナラ出来そうだけど、とジョミー君、目がマジ。
ジョミー「追い出した後は、塩を撒いたら完璧だよ!」
シロエ 「いいかもです!」
スウェナ「それでいきましょ、キースもそれで…」
いいじゃないの、とスウェナちゃん、ニコッと。
スウェナ「道連れもいるし、出て行きなさいよ」
キース 「なんでそういうことになるんだ!」
Aブルー「そうだよ、ぼくにしたって、いい迷惑で…」
キース 「逆だろうが!」
巻き添えは俺の方なんだぞ、と怒鳴ってますけど。
確かに…。
2024/01/21 (Sun)
☆仲良くしたい人
三が日が済んだら三連休という、ゴージャスな今年の1月。
連休初日に生徒会長宅に集う面々、僧籍な人たちが遅刻組。
Aブルー「誰が巻き添えにしたって言うのさ!」
キース 「あんたの他に、誰がいるんだ!」
Aブルー「それは違うと思うけど! 君の方こそ…」
巻き込まないでくれたまえ、とソルジャーの反論。
Aブルー「疫病仏だなんて、新年早々、縁起でもないし!」
キース 「今の台詞を、丸ごと返すぞ!」
Aブルー「偉そうなことを言っていいわけ!?」
キース 「なら、聞こう。今年、お彼岸は何度あるんだ?」
それから、お盆は何回だった、とキース君の問い。
キース 「俺が間違っていないんだったら、お彼岸は…」
Aブルー「えっと…?」
キース 「春と秋とに一回ずつで、お盆が夏に一回の筈だ」
Aブルー「そうだけど…?」
それが何か、と首を傾げる人。
Aブルー「暦通りだと、その筈だけど…。今年は例外?」
キース 「いや、数も季節も、例外は無い」
判で押したように来るイベントで…、とキース君、腕組み。
キース 「偉そうな口を叩くのはいいが、どうする気だ?」
Aブルー「どうするって、何を?」
キース 「その三回のビックイベントだ! 毎回、俺が…」
導師を務めているんだがな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「断る権利は、俺の方にあると思うんだが…?」
Aブルー「あっ!」
キース 「分かったんなら、サッサと一人で出て行け!」
あそこからな、とキース君が指差す扉。
キース 「シャングリラに帰ってくれてもいいが…」
Aブルー「ごめん、悪かった!」
キース 「ほう、謝ると…?」
Aブルー「今すぐ、前言撤回で!」
仲良くしよう、とソルジャー、キース君と肩を組む勢い。
Aブルー「それじゃ一緒に失礼しようか」
キース 「は?」
Aブルー「それでいいだろ、サムとジョミーもさ…」
キース 「あんたの奢りか?」
美味い飯なら大歓迎だが、と言ってますけど。
出て行くと…?
2024/01/22 (Mon)
☆気になる支払い
三が日が済んだら直後に三連休、そういう今年の日の並び。
連休初日の生徒会長宅ですけれども、僧籍な面子だけ遅刻。
Aブルー「美味しい食事ってトコは、確実だよね」
キース 「あんたの奢りか、と聞いているんだ!」
そこが肝心な所だしな、とキース君、あくまで慎重。
キース 「俺に支払いを期待されても、払うなんぞは…」
Aブルー「無理ってことなら、よく知ってるよ!」
キース 「そうなんだろうが、ツケにされても払えんし…」
借金のカタに置いて行かれそうだ、とキース君が竦める肩。
キース 「皿洗いだとか、下働きをして支払え、と!」
シロエ 「あー、ありそうです、この人の場合」
ジョミー「ぼくは、それでもいいけれど?」
サム 「俺だって、別にかまわねえぜ?」
キースが一人でやるんならよ、とサム君、サラッと。
サム 「巻き添えは、もう御免だけどよ…」
ジョミー「今朝までガッツリ、巻き添えだもんね…」
Aブルー「あっ、ソレが遅刻の事情ってヤツ?」
是非、聞きたいな、と膝を乗り出す人。
Aブルー「というわけで、このメンバーで外食ってね!」
キース 「待て、支払いは真面目に俺か!?」
Aブルー「大丈夫! リッチな人がついて来るから!」
僧籍な人「「「げっ!」」」
その人は、もしかしなくても、とキース君たち、ドン引き。
キース 「新年早々、ノルディと飯を食えってか!?」
ジョミー「嫌すぎるから!」
サム 「俺、抜けさせて貰うぜ、ソレ!」
残って、此処で飯にするしよ、とサム君の叫び。
サム 「ぶるぅの飯も、美味いしよ…」
ジョミー「絶対、そっちに限るよね…」
キース 「お前たち、俺を見捨てる気か!」
今朝まで戦友だったくせに、とキース君。
キース 「何故、俺だけが、この馬鹿野郎と…!」
Aブルー「うーん…。そこまで言われると…」
キース 「当然だろう!」
Aブルー「じゃあ、ご期待に…」
応えてノルディの方がいいかな、と謎の台詞が。
えっと…?
2024/01/23 (Tue)
☆支払うのは誰だ
三が日が終わった途端に連休、今年はそういう年ですけど。
連休の初日に生徒会長宅な面々、僧籍な面子が遅刻でして。
Aブルー「ノルディだったら、行きつけの店も多いしね…」
キース 「待て、あいつではなかったのか!?」
あんたがアテにしていたのは、とキース君の問い。
キース 「他にいるとは思えんのだが…!」
Aブルー「話を冷静に聞いていたなら、分かったかもね」
だけど、ノルディの方がいいかも、とソルジャーの言。
Aブルー「せっかくキースとお出掛けだしねえ…」
ジョミー「ちょっと待ってよ、誰だったわけ!?」
キース 「まさか、教頭先生かよ!?」
だったら行ってもいいんだけどよ、とサム君、方向転換。
キース 「教頭先生なら、俺に被害は出ねえしよ…」
ジョミー「だよね、ぼくにも被害は無くて…」
逃げたいのは、ブルーだけなんじゃあ…、とジョミー君も。
ジョミー「それなら、ぼくも行くってば!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
サム 「そりゃ、タダ飯でゴージャスならよ…」
ジョミー「行かないだなんて、有り得ないしね!」
厄介な人が一人だけなら、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「その厄介な人は、キースが引き受けるしさ…」
サム 「行くしかねえよな、この場合はよ」
キース 「要はタダ飯が食いたいだけだな、お前たち!」
リスクが無いと分かったら…、とキース君の仏頂面。
キース 「だがまあ、エロドクターではないのなら…」
ジョミー「人数、多めの方がお得だよ?」
サム 「そうだぜ、そいつと教頭先生だけだなんてよ…」
飯を食うには不毛すぎるぜ、とサム君も。
サム 「枯れ木も山の賑わいなんだし、連れてけよな」
ジョミー「うん。絶対、ぼくたちを連れて行くべき!」
キース 「そうかもしれんが、教頭先生の財布がだな…」
Aブルー「誰がそうだと言ったんだい?」
僧籍な人「「「は?」」」
どういう意味だ、と皆がキョトンですけど。
教頭先生ではない、と…?
2024/01/24 (Wed)
☆支払いをする人
三が日が終わった途端に三連休、そういう日の並びな今年。
初日の6日に生徒会長宅に来ている面々、僧籍な人が遅刻。
キース 「ノルディでも、教頭先生でもない、と…?」
ジョミー「じゃあ、誰が払ってくれるわけ?」
サム 「あんたが払う勘定かよ?」
だったら俺は行かねえ方な、とサム君、逃げ腰。
サム 「サイオニック・ドリームで誤魔化すとかよ…」
ジョミー「ありそうだよねえ、ぼくも行かない方が…」
キース 「俺だけにババを引けってか!?」
Aブルー「あのねえ…。落ち着いて、よく考えたまえ!」
ぼくを追い出す話まで遡って…、とソルジャーの言。
Aブルー「いい店を手配してくれる筈なんだってば!」
シロエ 「ちょ、マツカ先輩なんですか!?」
財布代わりは…、とシロエ君が見開く瞳。
シロエ 「でもって、キース先輩たちまで、お相伴で…?」
Aブルー「ピンポーン!」
頼むよ、マツカ、とソルジャー、パチンとウインク。
Aブルー「人数も増えたし、鍋がいいかな、フグとかさ…」
マツカ 「そうですね、カニもオススメですけど…」
Aブルー「ダメダメ、カニは沈黙しちゃうから!」
遅刻の理由を知りたいしね、とソルジャーの注文。
Aブルー「それよりフグだよ、フグ尽くしで!」
マツカ 「分かりました。では、ぼくも含めて5名で…」
よろしいでしょうか、とマツカ君。
マツカ 「それと、お迎えの車ですよね」
キース 「ありがたい! よろしく頼む」
ジョミー「うん、ぼくも!」
サム 「マツカだったら、安心だぜ!」
Aブルー「ほらね、話は最後まで聞くものなんだよ」
というわけで、出掛けるから、とソルジャーの笑み。
Aブルー「キースたちには、棚ぼたな話だったかな?」
キース 「正直、詰んだと思っただけに、気分は極楽だ」
ジョミー「マツカ御用達のフグ料理だしね!」
サム 「最高すぎるぜ!」
シロエ 「ズルイです!」
ズルすぎですよ、とシロエ君が文句ですけど。
さて…?
2024/01/25 (Thu)
☆ひれ酒もいいかも
三が日が終わった直後に三連休、今年はそういう年ですが。
初日の6日に生徒会長宅に集う面々、僧籍な人だけ外食に。
シロエ 「なんで、ぼくたちがハブられるんです!」
スウェナ「酷すぎるわよ、その展開は!」
Aブルー「でもさ、君たちが出て行けって…」
でもって、キースたちが巻き添え、とソルジャーの言。
Aブルー「このメンバーで行くのが筋だよ、この場合はね」
キース 「まったくだ。マツカ、車の手配を頼む」
マツカ 「それと、料亭の予約ですよね」
個室でフグ尽くしということで…、と御曹司。
マツカ 「お酒の方は、ひれ酒ですか?」
Aブルー「もちろんだよ! キースも飲むかい?」
キース 「そうだな、普段、酒は飲まんが…」
Aブルー「お正月だし、悪くないだろう?」
遅刻の愚痴も聞いてあげるよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「まさにヤケ酒!」
キース 「それも一つの選択肢だな…」
ジョミー「ぼくもヤケ酒気分なんだけど、飲んだら後が…」
サム 「ねえ気がするしな、この面子だとよ…」
化かされたって納得だしよ、とサム君が竦める肩。
サム 「とんでもねえ場所で目が覚めるとか…」
Aブルー「たとえば、ぼくの青の間かな?」
ジョミー「嫌すぎるから!」
サム 「俺とジョミーは、ひれ酒は無しな」
キースと違って耐性ねえし、とサム君、キッパリ。
サム 「キースだったら、青の間で頭に土鍋でもよ…」
ジョミー「いけそうだけどさ、ぼくたちは無理!」
Aブルー「いいねえ、そのオチ!」
採用するよ、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「酔い潰れた人は、青の間で土鍋を被ってさ…」
シロエ 「踊るっていう方向ですか?」
だったら、遠慮しときますよ、とシロエ君。
シロエ 「先輩たちだけで行って下さい、フグ料理!」
Aブルー「何を言うかな、ここはみんなで賑やかに!」
キース 「繰り出すべきだと思うぞ、俺も」
マツカの奢りなんだしな、と言ってますけど。
強制イベ…?
2024/01/26 (Fri)
☆踊るなら此処で
三が日が終わった途端に三連休な、今年の1月ですけれど。
連休の初日に生徒会長宅に来ている面々、僧籍な人が遅刻。
シロエ 「リスクが高すぎるんですよ!」
スウェナ「青の間だなんて、危険じゃないの!」
人類軍が来たらどうするのよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「別の世界で命を落とす羽目になるでしょ!」
Aブルー「ぼくがいるから大丈夫、と言いたいけれど…」
シロエ 「そうじゃないんですね?」
Aブルー「ううん、そっちじゃなくって、ぼくの青の間…」
お掃除部隊が、まだ来てなくて…、とソルジャーの苦笑。
Aブルー「足の踏み場も無い状態でさ、踊るスペースも…」
ジョミー「無い勢い?」
Aブルー「ピンポーン! だから踊りの会場は此処!」
それなら安心、安全だよね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「潰れた人は此処で頭に土鍋を被って…」
サム 「踊るのかよ?」
Aブルー「そう! ぶるぅの土鍋コレクションもあるし…」
何人潰れても土鍋はバッチリ! と怖すぎる台詞。
Aブルー「というわけでね、マツカ、全員分でよろしく!」
マツカ 「了解です。でも、ぼくはお酒は頂きませんよ?」
Aブルー「もちろん、それでいいってば!」
支払う人は正気でなくちゃ、とソルジャー、即答。
Aブルー「スウェナも、外れてくれていいから!」
スウェナ「あら、いいの?」
Aブルー「正月早々、女性に恥をかかせるのはねえ…」
どう考えても紳士じゃないし、と気配りな人。
Aブルー「だけど、他の面子は全員、ひれ酒!」
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「でもねえ、誰に集中して飲ませるかは…」
サム 「もしかして、俺たち次第ってか?」
上手く勧めて飲ませられたら…、とサム君の問い。
サム 「俺が一杯飲んでる間に、キースに三杯とかよ…」
シロエ 「そういう飲み方、アリなんですか?」
Aブルー「勧め上手がいるならね!」
飲みすぎ事故の心配も無用、と太鼓判ですけど。
特効薬とか…?
2024/01/27 (Sat)
☆遅刻した理由は
三が日が終わった直後の三連休、生徒会長宅に集った面々。
僧籍な人だけ遅刻ですけど、お蔭で皆でフグ料理な展開に。
シロエ 「急性アルコール中毒の薬、あるんでしたっけ?」
Aブルー「それはもう! だけど潰すのは正気だけで…」
留めておいて貰いたいね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「身体まで潰れたら、踊りがパアだし…」
シロエ 「了解しました、その方向で潰しにかかります!」
ジョミー「キースを…だよね?」
シロエ 「当然ですよ、こういうのは一手引き受けで!」
それでこそ出来る坊主ですとも、とシロエ君が立てる親指。
シロエ 「マツカ先輩の、自己犠牲の精神に負けないで!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
サム 「日頃の行いのせいだろ、普通に」
んじゃ、出掛けようぜ、とサム君、しれっと。
サム 「店の手配も済んだみてえだし…」
マツカ 「ええ。車も着いていますから」
Aブルー「オッケー、みんなでフグ尽くし!」
一同 「「「イイネ!」」」
行こう、と早速、迎えの車で料亭の個室へ移動でして。
Aブルー「いいねえ、飾り付けも全部、お正月で!」
ブルー 「うん、掛軸も花も見事なものだよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 器も、お料理もお正月!」
来られてよかったあ! と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「んとんと、それで遅刻の理由って、何?」
ジョミー「お正月だよ!」
一同 「「「は?」」」
サム 「それと三連休のコンボな…」
間が二日しかなかったしよ、とサム君の言。
サム 「十三連休の人も多いんだぜ?」
シロエ 「知ってますけど、それが何か?」
ジョミー「宿坊で働いてる人だってば!」
臨時休暇を貰えたんだよ、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「ぼくとサムとが、三が日まで元老寺でさ…」
サム 「初詣の手伝いをやっていたしよ…」
キース 「タダで使えるヤツが、二人も増えた勘定だぞ?」
親父が見逃すわけがなかろう、と言ってますけど。
宿坊で働いたと…?
2024/01/28 (Sun)
☆酷使された人たち
三が日が終わった直後の連休、生徒会長宅に来ていた面々。
フグ料理を食べにお出掛けでして、マツカ君の手配で個室。
シロエ 「昨日と一昨日は、宿坊で働いたんですか!?」
ジョミー「正確に言えば、今朝までだよね…」
サム 「朝のお勤めが終わったトコから、働いてよ…」
キース 「お客様を送り出すまで、ギッチリと…」
あらゆる仕事をやっていたぞ、とキース君の深い溜息。
キース 「遅刻したのも当然だろう!」
シロエ 「お疲れ様です…。もしかして、大雪の影響も?」
ジョミー「あったよ、ホントに思いっ切り!」
サム 「初詣の間も、毎朝、通路の掃除からでよ…」
凍った雪とか氷をキッチリ片付けてよ、とサム君も。
サム 「でねえと、足元、危ねえし…」
ジョミー「ご高齢の方も多いから、って…」
キース 「普段だったら、宿坊の人がやる分をだな…」
俺たちに回して来たのが親父だ、とキース君の苦い顔付き。
キース 「正月くらいは楽をして頂こう、と!」
ジョミー「ついでに、あの辺、雪は深いし、寒いしさ…」
サム 「今朝でも雪が残ってたんだぜ?」
つまり今朝まで雪との戦いでよ…、とサム君、ブツブツ。
サム 「宿坊の仕事も、昨日と一昨日、ガッツリでよ…」
ジョミー「皿洗いもしたし、掃除もやったし、布団もさ…」
キース 「俺たちが敷いて、片付けてたんだ!」
Aブルー「なるほどねえ…。さあ、飲んで、飲んで!」
飲まないとやってられないだろう、と勧める、ひれ酒。
Aブルー「ほら、グイッとね! サムも、ジョミーも!」
キース 「頂こう」
サム 「俺も、一杯くらいなら…」
ジョミー「だよね、ホントにやってられない気分だし!」
ソルジャーが注いだ盃から、僧籍な人たち、グイッと。
キース 「美味い! いい酒だな、これは」
Aブルー「そりゃあ、マツカお勧めの店だしねえ…」
マツカ 「どうぞ、ご遠慮なく」
大いに飲んで下さいね、と笑顔ですけど。
飲み過ぎ注意…?
2024/01/29 (Mon)
☆飲んでくれない人
三が日が終わった直後の三連休、フグ料理の店に来た面々。
マツカ君のおごりですけど、酔い潰れた人は後が無いヤツ。
キース 「もう一杯、頂きたい所だが…」
Aブルー「うん、飲んで、飲んで!」
ジョミー「遠慮しなくていいってば!」
サム 「大学も卒業してるんだしよ…」
いいと思うぜ、とプッシュな人たち。
キース 「お前たち、わざと忘れてるだろう!」
Aブルー「ううん、キッチリ覚えてるって!」
だからオススメしてるわけでさ、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「正気だけ失くしてくれれば、充分!」
シロエ 「そうですよ。キース先輩が潰れてくれたら…」
サム 「他の面子は無事に済むんだぜ?」
一手引き受けで潰れろよな、とサム君も。
サム 「美味い酒なら、いいじゃねえかよ」
ジョミー「フグも美味しいしさ、どんどん飲むべき!」
キース 「俺は飲まんぞ!」
断じて飲まん、とキース君、フグ尽くしの料理に集中。
シロエ 「困りましたね、この流れ…」
ジョミー「ヤバいよ、キースが潰れないとさ…」
サム 「俺たちにお鉢が回りそうだぜ?」
Aブルー「もちろんだよ!」
土鍋ダンスは見たいからね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「一人は踊って貰うから!」
一同 「「「げっ!」」」
マジか、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「ぼくは嫌です、是非ともキース先輩で!」
ジョミー「それしかないって!」
サム 「でもよ、ちっとも飲まねえしよ…」
キース 「当然だろう!」
誰が飲むか、と料理を食べている人。
キース 「飲んだら確実に詰むからな!」
シロエ 「そう言わずに、飲んで下さいよ!」
頼みの綱は先輩だけで…、とシロエ君が差し出す盃。
シロエ 「お布施ですから、グイッと一杯!」
キース 「なんだって?」
シロエ 「お布施ですってば!」
サム 「あー、お布施だと、何が来てもよ…」
シロエ 「断れませんよ?」
そう聞いてます、と目がマジですけど。
お布施…。
2024/01/30 (Tue)
☆断れないお布施
三が日が終わった途端に三連休、初日はフグ尽くしな面々。
マツカ君のおごりで料亭、けれど酔ったらババを引く展開。
シロエ 「断るんですか、キース先輩?」
サム 「坊主として、有り得ねえんでねえの?」
ブルー 「うん、断るのは厳禁だよね」
お布施は有難く頂かないと、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「万一の場合も、薬はあるという話だし…」
Aブルー「任せといてよ、救急車も医者も要らないって!」
シロエ 「そうらしいですよ、キース先輩」
お布施です、とシロエ君、改めて盃を。
シロエ 「どうぞ、グイッと!」
キース 「そ、そうか…。では、有難く…」
頂戴しよう、と飲み干した人。
キース 「では、返杯ということで…」
シロエ 「いえ、とんでもない! お布施ですから!」
ブルー 「そうだよ、坊主はお返しは不要!」
みんなも、お布施するように、と生徒会長の言。
ブルー 「ひれ酒が生臭なことは、スルーして良し!」
一同 「「「オッケー!」」」
キース 「ちょ、俺だけか!?」
俺だけなのか、と悲鳴ですけど、次々とお布施の盃で…。
Aブルー「さあ、もう一杯!」
キース 「有難い! 実に美味いな、ひれ酒もフグも」
Aブルー「マツカのオススメの店だしねえ…」
帰ったら踊ってくれるよね、とソルジャーの問い。
Aブルー「みんなも楽しみにしてるしさ…」
キース 「もちろんだ。お布施を頂いたからにはだな…」
念仏踊りでお返ししたい、とキース君の笑み。
キース 「頭に土鍋で、南無阿弥陀仏で…」
Aブルー「32回転も出るのかな?」
キース 「いや、足元が危ういし…」
それは無しで、とフグ尽くしな後は、生徒会長宅へ。
キース 「では、皆様へ感謝をこめて…」
Aブルー「いいねえ、土鍋が似合っているよ!」
ぶるぅ 「割れてもいいヤツ、選んだしね!」
キース 「念仏踊り、奉納させて頂きます!」
南無阿弥陀仏、と唱えて踊ってますけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/01/31 (Wed)
今年はお正月の後に三連休、そういう日の並びですけれど。
その三連休の初日の6日、生徒会長宅に来ている人が問題。
シロエ 「そうですねえ…。車は走っていませんし…」
スウェナ「いくら大雪でも、屋根から雪が落ちて来て…」
マツカ 「埋まるような事故は、この辺りでは…」
聞きませんよね、とマツカ君が傾げる首。
マツカ 「他に大雪で事故といったら、除雪ですけど…」
シロエ 「除雪車とかも来ないですから…」
スウェナ「ほらね、事故なんか有り得ないのよ! でも…」
来ないわよね、とスウェナちゃんが眺めるドアの方向。
スウェナ「三人揃って来ないってことは、三人揃って…」
シロエ 「何かあったか、あるいは個別に何か理由が…」
あるんでしょうね、とシロエ君も。
シロエ 「罰礼で死んでいるんでしょうか?」
マツカ 「ああ、それだったらありそうです」
スウェナ「三が日の間に、色々やらかしそうだものねえ…」
纏めて食らって、三千回なら死ぬかもだわよ、という声が。
スウェナ「4日の朝イチで食らった場合は、ダメージが…」
シロエ 「昨日だけでは、ちょっと抜けないかもですね」
マツカ 「三千回だと、時間もかかりそうですし…」
ブルー 「昼間は軽く潰れるよ、ソレ」
そういう法要があるんだよね、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「ひたすら五体投地でお念仏でさ…」
シロエ 「三千回もやるんですか!?」
ブルー 「そうする決まりになってるんだよ」
三千回がお約束なわけ、と解説が。
ブルー 「その法要に参加した人は、数日間は…」
シロエ 「立ち直れないってヤツですね?」
ブルー 「うん。だから若手の人の役目で…」
白羽の矢が立ってしまったら詰み、と怖すぎる台詞。
ブルー 「名誉な役には違いないけど、キツすぎるしさ…」
シロエ 「キース先輩たちも、ソレですか?」
ブルー 「罰礼だから、名誉どころか…」
不名誉な上にキツイだけだね、と言ってますけど。
そのコース…?
2024/01/16 (Tue)
☆来ない人の扱い
お正月の直後に来た三連休、それの初日の6日ですけれど。
生徒会長宅に集う面々、僧籍なメンバーがまだ来ない現実。
シロエ 「確かに不名誉なヤツですよね…」
マツカ 「三が日の間の失敗が、積もった結果ですからね」
スウェナ「三千回どころじゃなかったかもよ?」
昼間では終わらなかったかも、とスウェナちゃんの指摘。
スウェナ「夜までかかって五千回とか、ありそうじゃない」
シロエ 「なるほど、ソレだと今日も寝込んでいそうです」
マツカ 「昨日だけでは、ダメージ、抜けませんからね…」
スウェナ「でしょ? もしかしたら、明日も…」
来ないかもよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「今日も待つだけ無駄だわよ、きっと」
シロエ 「そうかもです。じゃあ、先輩たちは抜きで…」
マツカ 「お正月の続きを楽しみましょう」
実際、まだまだ、お正月です、とマツカ君の笑み。
マツカ 「十五日までは、お正月の内ですからね」
シロエ 「そうでした! 明日だって、まだ七草がゆで…」
スウェナ「お正月気分が続くわよねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お正月飾りも、あるもんね!」
鏡餅が消えただけだもん! と家事万能のお子様も。
ぶるぅ 「今日も、しっかりお正月!」
シロエ 「お昼御飯とか、期待していいですよね?」
ぶるぅ 「もっちろ~ん!」
来ていない人の分はどうしようかな、と質問が。
ぶるぅ 「せっかく三連休だしね…」
シロエ 「まさか、家までお届けですか?」
ぶるぅ 「寝込んでるんなら、可哀相だし…」
スウェナ「そんなの、放置でかまわないわよ!」
罰礼でも自業自得でしょ、とスウェナちゃん、キッパリと。
スウェナ「三が日、完璧に勤め上げたら、罰礼は無しよ?」
シロエ 「正論ですよね、ぼくも放置でいいと思います」
ぶるぅ 「んとんと、マツカは?」
マツカ 「お気の毒だと思いますから、お届けで…」
シロエ 「甘すぎです!」
怖いキャラの方でお願いします、と注文が。
見捨てろと?
2024/01/17 (Wed)
☆余計な人が登場
三が日の直後に三連休な今年、それの初日の6日ですけど。
生徒会長宅に集う面々、僧籍な人がまるっと不在な現実が。
マツカ 「えっと…? 怖いキャラとは、何でしょう?」
シロエ 「あー…。マツカ先輩、無自覚でしたっけ…」
スウェナ「だからこそ、最強なんだけど…」
ここは怖い方でいって欲しいわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「いない人の料理まで、フォローは不要だわよ!」
??? 「大いに賛成だよ、ソレは!」
お届けは不要、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「余るんだったら、ぼくが貰って帰るから!」
シロエ 「何故、来るんですか!」
スウェナ「そうよ、来てない人が三人なのよ!?」
Aブルー「ぼくは余計だと言いたいわけ?」
そう解釈していいのかな、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「それとも、足りない三人の分の補欠で…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくのハーレイとか、ぶるぅとかを足せと?」
一同 「「「げっ!」」」
それは困る、と一同、ドン引き。
シロエ 「マツカ先輩、出番です!」
マツカ 「ぼくですか?」
シロエ 「そうです、ここは穏便にですね…!」
お断りを、とシロエ君、必死の形相。
シロエ 「補欠なんかは要りませんから!」
スウェナ「そういうの、得意技でしょ、マツカ!」
マツカ 「ああ、なるほど…。補欠は失礼ですからね」
よろしかったら、是非、正式に…、とマツカ君。
マツカ 「御招待させて頂きますので、ご遠慮なく」
スウェナ「ちょ、なんてことを言うのよ、マツカ!」
シロエ 「逆ですよ、逆!」
マツカ 「いえ、正式なゲストの皆様をですね…」
おもてなしなら、他所にお席を、と御曹司の笑み。
マツカ 「新年早々、ドサクサ紛れの御招待では…」
シロエ 「悪いですから、場所を変えるんですね?」
マツカ 「そうです、ご希望のお店など…」
Aブルー「あのねえ…」
それは追い出す方向だよね、と言ってますけど。
まあねえ…?
2024/01/18 (Thu)
☆自己犠牲の精神
三が日が終わったら直後に三連休、そういう今年ですけど。
連休初日の6日に生徒会長宅に集う面々、僧籍な人が不在。
マツカ 「いえ、追い出すだなんて、とんでもない!」
Aブルー「じゃあ、君たちも一緒に来る、と?」
マツカ 「皆さん、お忙しいですから、ぼくだけが…」
ご一緒させて頂きますよ、とマツカ君、ニッコリ。
マツカ 「大切なゲストを、放ってはおけませんからね」
シロエ 「マツカ先輩、自己犠牲の精神ですか!」
マツカ 「そういうわけでは…。義務と言うべきですよ」
スウェナ「ノブレス・オブリージュね!」
流石はマツカ、とスウェナちゃん、大感激。
スウェナ「もう身についているってことよね、自己犠牲!」
マツカ 「厳しく言われはしますから…」
シロエ 「自己犠牲が当たり前になるわけですね…」
ブルー 「そりゃねえ、それが出来ないようではさ…」
大財閥の一人息子は務まらないよ、と生徒会長も。
ブルー 「誰かさんとは違うってね!」
Aブルー「誰を指してるのか、バレバレだから!」
まあいいけどね、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「マツカ、その心配は要らないってば!」
マツカ 「は?」
Aブルー「補欠のことだよ、ぼくのハーレイとかを…」
連れて来るヤツ、とソルジャーが立てる二本の指。
Aブルー「ぶるぅはともかく、ハーレイの方は…」
マツカ 「ご多忙でしょうか?」
Aブルー「この前、休んだばかりだしねえ…」
特別休暇でガッツリと…、とソルジャーの言。
Aブルー「なにしろ、お正月の二日と言えば…」
一同 「「「二日?」」」
Aブルー「年に一度の、ビッグイベント!」
この日の夜は外せなくて、と威張り返る人。
Aブルー「除夜の鐘で流れた、物凄い数の煩悩を…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「うんと励んで、回収するのが大事なんだよ!」
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「オッケー?」
それで休んだ直後だしさ、と自慢ですけど。
新年恒例…。
2024/01/19 (Fri)
☆鉢合わせした人
三が日が終わった途端に三連休、今年はそういう日の並び。
連休初日の6日ですけど、生徒会長宅に僧籍な人が未到着。
Aブルー「今年集めた煩悩も、とても凄くてねえ!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「そう言わないでさ、例年以上にビンビンで…」
ブルー 「退場!」
帰りたまえ、と指した扉が、外からガチャリと。
キース 「何故、帰らねばならんのだ!」
ジョミー「そうだよ、やっと解放されたのに…」
サム 「まったくだぜ。帰れってなんだよ、俺たちによ」
ブルー 「偶然だってば! 帰らせるのは別件で…」
そこへ君たちが来合せただけ、と生徒会長、タラリ冷汗。
ブルー 「ところで、なんで揃って来たわけ?」
キース 「一緒に来たんだ、当然だろう!」
シロエ 「あのぅ…。まさか今朝まで、元老寺ですか?」
ジョミー「そうだけど?」
さっき出て来た所なんだよ、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「なのに、いきなり帰れだなんて!」
サム 「飯の一つも食わせてくれよな、肉多めでよ」
キース 「俺からも頼む、出来れば、こってり系で」
Aブルー「あのさ、話が見えないんだけど?」
いったい何が起きているわけ、とソルジャーの問い。
Aブルー「なにしろ、二日の夜から忙しくって…」
ブルー 「それはいいって!」
Aブルー「覗き見どころじゃなかったんだよ!」
ぼくのハーレイが凄すぎてさ、と止まらない喋り。
Aブルー「ぶるぅが真横でガン見してても、ガンガンと!」
ブルー 「黙らないなら、放り出すよ!?」
キース 「そうか、こいつを放り出そうとしていた、と…」
ブルー 「是非とも、お帰り願いたいしね!」
君たちの事情も知りたいけれど、と生徒会長が眺める扉。
ブルー 「でも、その事情を聞くとなったら、弱冠一名…」
シロエ 「迷惑な人まで残留ですよ、お帰りにならずに!」
キース 「では、俺たちにも是非、出て行け、と?」
この馬鹿野郎を連れて帰れとでも、と文句ですけど。
退場…?
2024/01/20 (Sat)
☆巻き添えは困る
三が日が終わった直後に、また三連休が来る今年ですけど。
連休の初日に生徒会長宅集う面々、僧籍な面子が遅れた件。
シロエ 「頼めば、そうして貰えるんですか?」
キース 「この馬鹿野郎と、帰れってか!?」
シロエ 「そうなりますよね、今の流れだと」
乗り掛かった舟でどうでしょうか、とシロエ君の言。
シロエ 「先輩たちの事情は聞きませんから、お早めに…」
キース 「お引き取りを、と言う気か、貴様!」
シロエ 「だって、渡りに船ですからね」
それが一番良さげなんです、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「事情が聞けないのは、残念ですけど…」
スウェナ「誰かさんが消えてくれたら、嬉しいわよね」
ジョミー「ちょ、ぼくたちも巻き添えなわけ!?」
サム 「俺とジョミーも、消えろってか!?」
あんまりだぜ、とサム君が顰める顔。
サム 「キースだけにしといてくれよな、退場はよ」
ジョミー「だよねえ、そしたら事情も説明出来るしさ…」
ぼくとサムで、とジョミー君から提案が。
ジョミー「キース抜きでも、事情は分かるよ?」
シロエ 「なるほど、一理ありますね…」
スウェナ「そうね、ついでにキースと、そこの人って…」
セットだったと思うわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「疫病仏でしょ、二人揃えば」
シロエ 「そうでした! まさに今、揃っていますよね」
ジョミー「ほら、その二人だけを追い出したらさ…」
厄にもサヨナラ出来そうだけど、とジョミー君、目がマジ。
ジョミー「追い出した後は、塩を撒いたら完璧だよ!」
シロエ 「いいかもです!」
スウェナ「それでいきましょ、キースもそれで…」
いいじゃないの、とスウェナちゃん、ニコッと。
スウェナ「道連れもいるし、出て行きなさいよ」
キース 「なんでそういうことになるんだ!」
Aブルー「そうだよ、ぼくにしたって、いい迷惑で…」
キース 「逆だろうが!」
巻き添えは俺の方なんだぞ、と怒鳴ってますけど。
確かに…。
2024/01/21 (Sun)
☆仲良くしたい人
三が日が済んだら三連休という、ゴージャスな今年の1月。
連休初日に生徒会長宅に集う面々、僧籍な人たちが遅刻組。
Aブルー「誰が巻き添えにしたって言うのさ!」
キース 「あんたの他に、誰がいるんだ!」
Aブルー「それは違うと思うけど! 君の方こそ…」
巻き込まないでくれたまえ、とソルジャーの反論。
Aブルー「疫病仏だなんて、新年早々、縁起でもないし!」
キース 「今の台詞を、丸ごと返すぞ!」
Aブルー「偉そうなことを言っていいわけ!?」
キース 「なら、聞こう。今年、お彼岸は何度あるんだ?」
それから、お盆は何回だった、とキース君の問い。
キース 「俺が間違っていないんだったら、お彼岸は…」
Aブルー「えっと…?」
キース 「春と秋とに一回ずつで、お盆が夏に一回の筈だ」
Aブルー「そうだけど…?」
それが何か、と首を傾げる人。
Aブルー「暦通りだと、その筈だけど…。今年は例外?」
キース 「いや、数も季節も、例外は無い」
判で押したように来るイベントで…、とキース君、腕組み。
キース 「偉そうな口を叩くのはいいが、どうする気だ?」
Aブルー「どうするって、何を?」
キース 「その三回のビックイベントだ! 毎回、俺が…」
導師を務めているんだがな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「断る権利は、俺の方にあると思うんだが…?」
Aブルー「あっ!」
キース 「分かったんなら、サッサと一人で出て行け!」
あそこからな、とキース君が指差す扉。
キース 「シャングリラに帰ってくれてもいいが…」
Aブルー「ごめん、悪かった!」
キース 「ほう、謝ると…?」
Aブルー「今すぐ、前言撤回で!」
仲良くしよう、とソルジャー、キース君と肩を組む勢い。
Aブルー「それじゃ一緒に失礼しようか」
キース 「は?」
Aブルー「それでいいだろ、サムとジョミーもさ…」
キース 「あんたの奢りか?」
美味い飯なら大歓迎だが、と言ってますけど。
出て行くと…?
2024/01/22 (Mon)
☆気になる支払い
三が日が済んだら直後に三連休、そういう今年の日の並び。
連休初日の生徒会長宅ですけれども、僧籍な面子だけ遅刻。
Aブルー「美味しい食事ってトコは、確実だよね」
キース 「あんたの奢りか、と聞いているんだ!」
そこが肝心な所だしな、とキース君、あくまで慎重。
キース 「俺に支払いを期待されても、払うなんぞは…」
Aブルー「無理ってことなら、よく知ってるよ!」
キース 「そうなんだろうが、ツケにされても払えんし…」
借金のカタに置いて行かれそうだ、とキース君が竦める肩。
キース 「皿洗いだとか、下働きをして支払え、と!」
シロエ 「あー、ありそうです、この人の場合」
ジョミー「ぼくは、それでもいいけれど?」
サム 「俺だって、別にかまわねえぜ?」
キースが一人でやるんならよ、とサム君、サラッと。
サム 「巻き添えは、もう御免だけどよ…」
ジョミー「今朝までガッツリ、巻き添えだもんね…」
Aブルー「あっ、ソレが遅刻の事情ってヤツ?」
是非、聞きたいな、と膝を乗り出す人。
Aブルー「というわけで、このメンバーで外食ってね!」
キース 「待て、支払いは真面目に俺か!?」
Aブルー「大丈夫! リッチな人がついて来るから!」
僧籍な人「「「げっ!」」」
その人は、もしかしなくても、とキース君たち、ドン引き。
キース 「新年早々、ノルディと飯を食えってか!?」
ジョミー「嫌すぎるから!」
サム 「俺、抜けさせて貰うぜ、ソレ!」
残って、此処で飯にするしよ、とサム君の叫び。
サム 「ぶるぅの飯も、美味いしよ…」
ジョミー「絶対、そっちに限るよね…」
キース 「お前たち、俺を見捨てる気か!」
今朝まで戦友だったくせに、とキース君。
キース 「何故、俺だけが、この馬鹿野郎と…!」
Aブルー「うーん…。そこまで言われると…」
キース 「当然だろう!」
Aブルー「じゃあ、ご期待に…」
応えてノルディの方がいいかな、と謎の台詞が。
えっと…?
2024/01/23 (Tue)
☆支払うのは誰だ
三が日が終わった途端に連休、今年はそういう年ですけど。
連休の初日に生徒会長宅な面々、僧籍な面子が遅刻でして。
Aブルー「ノルディだったら、行きつけの店も多いしね…」
キース 「待て、あいつではなかったのか!?」
あんたがアテにしていたのは、とキース君の問い。
キース 「他にいるとは思えんのだが…!」
Aブルー「話を冷静に聞いていたなら、分かったかもね」
だけど、ノルディの方がいいかも、とソルジャーの言。
Aブルー「せっかくキースとお出掛けだしねえ…」
ジョミー「ちょっと待ってよ、誰だったわけ!?」
キース 「まさか、教頭先生かよ!?」
だったら行ってもいいんだけどよ、とサム君、方向転換。
キース 「教頭先生なら、俺に被害は出ねえしよ…」
ジョミー「だよね、ぼくにも被害は無くて…」
逃げたいのは、ブルーだけなんじゃあ…、とジョミー君も。
ジョミー「それなら、ぼくも行くってば!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
サム 「そりゃ、タダ飯でゴージャスならよ…」
ジョミー「行かないだなんて、有り得ないしね!」
厄介な人が一人だけなら、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「その厄介な人は、キースが引き受けるしさ…」
サム 「行くしかねえよな、この場合はよ」
キース 「要はタダ飯が食いたいだけだな、お前たち!」
リスクが無いと分かったら…、とキース君の仏頂面。
キース 「だがまあ、エロドクターではないのなら…」
ジョミー「人数、多めの方がお得だよ?」
サム 「そうだぜ、そいつと教頭先生だけだなんてよ…」
飯を食うには不毛すぎるぜ、とサム君も。
サム 「枯れ木も山の賑わいなんだし、連れてけよな」
ジョミー「うん。絶対、ぼくたちを連れて行くべき!」
キース 「そうかもしれんが、教頭先生の財布がだな…」
Aブルー「誰がそうだと言ったんだい?」
僧籍な人「「「は?」」」
どういう意味だ、と皆がキョトンですけど。
教頭先生ではない、と…?
2024/01/24 (Wed)
☆支払いをする人
三が日が終わった途端に三連休、そういう日の並びな今年。
初日の6日に生徒会長宅に来ている面々、僧籍な人が遅刻。
キース 「ノルディでも、教頭先生でもない、と…?」
ジョミー「じゃあ、誰が払ってくれるわけ?」
サム 「あんたが払う勘定かよ?」
だったら俺は行かねえ方な、とサム君、逃げ腰。
サム 「サイオニック・ドリームで誤魔化すとかよ…」
ジョミー「ありそうだよねえ、ぼくも行かない方が…」
キース 「俺だけにババを引けってか!?」
Aブルー「あのねえ…。落ち着いて、よく考えたまえ!」
ぼくを追い出す話まで遡って…、とソルジャーの言。
Aブルー「いい店を手配してくれる筈なんだってば!」
シロエ 「ちょ、マツカ先輩なんですか!?」
財布代わりは…、とシロエ君が見開く瞳。
シロエ 「でもって、キース先輩たちまで、お相伴で…?」
Aブルー「ピンポーン!」
頼むよ、マツカ、とソルジャー、パチンとウインク。
Aブルー「人数も増えたし、鍋がいいかな、フグとかさ…」
マツカ 「そうですね、カニもオススメですけど…」
Aブルー「ダメダメ、カニは沈黙しちゃうから!」
遅刻の理由を知りたいしね、とソルジャーの注文。
Aブルー「それよりフグだよ、フグ尽くしで!」
マツカ 「分かりました。では、ぼくも含めて5名で…」
よろしいでしょうか、とマツカ君。
マツカ 「それと、お迎えの車ですよね」
キース 「ありがたい! よろしく頼む」
ジョミー「うん、ぼくも!」
サム 「マツカだったら、安心だぜ!」
Aブルー「ほらね、話は最後まで聞くものなんだよ」
というわけで、出掛けるから、とソルジャーの笑み。
Aブルー「キースたちには、棚ぼたな話だったかな?」
キース 「正直、詰んだと思っただけに、気分は極楽だ」
ジョミー「マツカ御用達のフグ料理だしね!」
サム 「最高すぎるぜ!」
シロエ 「ズルイです!」
ズルすぎですよ、とシロエ君が文句ですけど。
さて…?
2024/01/25 (Thu)
☆ひれ酒もいいかも
三が日が終わった直後に三連休、今年はそういう年ですが。
初日の6日に生徒会長宅に集う面々、僧籍な人だけ外食に。
シロエ 「なんで、ぼくたちがハブられるんです!」
スウェナ「酷すぎるわよ、その展開は!」
Aブルー「でもさ、君たちが出て行けって…」
でもって、キースたちが巻き添え、とソルジャーの言。
Aブルー「このメンバーで行くのが筋だよ、この場合はね」
キース 「まったくだ。マツカ、車の手配を頼む」
マツカ 「それと、料亭の予約ですよね」
個室でフグ尽くしということで…、と御曹司。
マツカ 「お酒の方は、ひれ酒ですか?」
Aブルー「もちろんだよ! キースも飲むかい?」
キース 「そうだな、普段、酒は飲まんが…」
Aブルー「お正月だし、悪くないだろう?」
遅刻の愚痴も聞いてあげるよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「まさにヤケ酒!」
キース 「それも一つの選択肢だな…」
ジョミー「ぼくもヤケ酒気分なんだけど、飲んだら後が…」
サム 「ねえ気がするしな、この面子だとよ…」
化かされたって納得だしよ、とサム君が竦める肩。
サム 「とんでもねえ場所で目が覚めるとか…」
Aブルー「たとえば、ぼくの青の間かな?」
ジョミー「嫌すぎるから!」
サム 「俺とジョミーは、ひれ酒は無しな」
キースと違って耐性ねえし、とサム君、キッパリ。
サム 「キースだったら、青の間で頭に土鍋でもよ…」
ジョミー「いけそうだけどさ、ぼくたちは無理!」
Aブルー「いいねえ、そのオチ!」
採用するよ、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「酔い潰れた人は、青の間で土鍋を被ってさ…」
シロエ 「踊るっていう方向ですか?」
だったら、遠慮しときますよ、とシロエ君。
シロエ 「先輩たちだけで行って下さい、フグ料理!」
Aブルー「何を言うかな、ここはみんなで賑やかに!」
キース 「繰り出すべきだと思うぞ、俺も」
マツカの奢りなんだしな、と言ってますけど。
強制イベ…?
2024/01/26 (Fri)
☆踊るなら此処で
三が日が終わった途端に三連休な、今年の1月ですけれど。
連休の初日に生徒会長宅に来ている面々、僧籍な人が遅刻。
シロエ 「リスクが高すぎるんですよ!」
スウェナ「青の間だなんて、危険じゃないの!」
人類軍が来たらどうするのよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「別の世界で命を落とす羽目になるでしょ!」
Aブルー「ぼくがいるから大丈夫、と言いたいけれど…」
シロエ 「そうじゃないんですね?」
Aブルー「ううん、そっちじゃなくって、ぼくの青の間…」
お掃除部隊が、まだ来てなくて…、とソルジャーの苦笑。
Aブルー「足の踏み場も無い状態でさ、踊るスペースも…」
ジョミー「無い勢い?」
Aブルー「ピンポーン! だから踊りの会場は此処!」
それなら安心、安全だよね、とソルジャー、ニッコリ。
Aブルー「潰れた人は此処で頭に土鍋を被って…」
サム 「踊るのかよ?」
Aブルー「そう! ぶるぅの土鍋コレクションもあるし…」
何人潰れても土鍋はバッチリ! と怖すぎる台詞。
Aブルー「というわけでね、マツカ、全員分でよろしく!」
マツカ 「了解です。でも、ぼくはお酒は頂きませんよ?」
Aブルー「もちろん、それでいいってば!」
支払う人は正気でなくちゃ、とソルジャー、即答。
Aブルー「スウェナも、外れてくれていいから!」
スウェナ「あら、いいの?」
Aブルー「正月早々、女性に恥をかかせるのはねえ…」
どう考えても紳士じゃないし、と気配りな人。
Aブルー「だけど、他の面子は全員、ひれ酒!」
一同 「「「げっ!」」」
Aブルー「でもねえ、誰に集中して飲ませるかは…」
サム 「もしかして、俺たち次第ってか?」
上手く勧めて飲ませられたら…、とサム君の問い。
サム 「俺が一杯飲んでる間に、キースに三杯とかよ…」
シロエ 「そういう飲み方、アリなんですか?」
Aブルー「勧め上手がいるならね!」
飲みすぎ事故の心配も無用、と太鼓判ですけど。
特効薬とか…?
2024/01/27 (Sat)
☆遅刻した理由は
三が日が終わった直後の三連休、生徒会長宅に集った面々。
僧籍な人だけ遅刻ですけど、お蔭で皆でフグ料理な展開に。
シロエ 「急性アルコール中毒の薬、あるんでしたっけ?」
Aブルー「それはもう! だけど潰すのは正気だけで…」
留めておいて貰いたいね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「身体まで潰れたら、踊りがパアだし…」
シロエ 「了解しました、その方向で潰しにかかります!」
ジョミー「キースを…だよね?」
シロエ 「当然ですよ、こういうのは一手引き受けで!」
それでこそ出来る坊主ですとも、とシロエ君が立てる親指。
シロエ 「マツカ先輩の、自己犠牲の精神に負けないで!」
キース 「何故、そうなるんだ!」
サム 「日頃の行いのせいだろ、普通に」
んじゃ、出掛けようぜ、とサム君、しれっと。
サム 「店の手配も済んだみてえだし…」
マツカ 「ええ。車も着いていますから」
Aブルー「オッケー、みんなでフグ尽くし!」
一同 「「「イイネ!」」」
行こう、と早速、迎えの車で料亭の個室へ移動でして。
Aブルー「いいねえ、飾り付けも全部、お正月で!」
ブルー 「うん、掛軸も花も見事なものだよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 器も、お料理もお正月!」
来られてよかったあ! と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「んとんと、それで遅刻の理由って、何?」
ジョミー「お正月だよ!」
一同 「「「は?」」」
サム 「それと三連休のコンボな…」
間が二日しかなかったしよ、とサム君の言。
サム 「十三連休の人も多いんだぜ?」
シロエ 「知ってますけど、それが何か?」
ジョミー「宿坊で働いてる人だってば!」
臨時休暇を貰えたんだよ、とジョミー君の仏頂面。
ジョミー「ぼくとサムとが、三が日まで元老寺でさ…」
サム 「初詣の手伝いをやっていたしよ…」
キース 「タダで使えるヤツが、二人も増えた勘定だぞ?」
親父が見逃すわけがなかろう、と言ってますけど。
宿坊で働いたと…?
2024/01/28 (Sun)
☆酷使された人たち
三が日が終わった直後の連休、生徒会長宅に来ていた面々。
フグ料理を食べにお出掛けでして、マツカ君の手配で個室。
シロエ 「昨日と一昨日は、宿坊で働いたんですか!?」
ジョミー「正確に言えば、今朝までだよね…」
サム 「朝のお勤めが終わったトコから、働いてよ…」
キース 「お客様を送り出すまで、ギッチリと…」
あらゆる仕事をやっていたぞ、とキース君の深い溜息。
キース 「遅刻したのも当然だろう!」
シロエ 「お疲れ様です…。もしかして、大雪の影響も?」
ジョミー「あったよ、ホントに思いっ切り!」
サム 「初詣の間も、毎朝、通路の掃除からでよ…」
凍った雪とか氷をキッチリ片付けてよ、とサム君も。
サム 「でねえと、足元、危ねえし…」
ジョミー「ご高齢の方も多いから、って…」
キース 「普段だったら、宿坊の人がやる分をだな…」
俺たちに回して来たのが親父だ、とキース君の苦い顔付き。
キース 「正月くらいは楽をして頂こう、と!」
ジョミー「ついでに、あの辺、雪は深いし、寒いしさ…」
サム 「今朝でも雪が残ってたんだぜ?」
つまり今朝まで雪との戦いでよ…、とサム君、ブツブツ。
サム 「宿坊の仕事も、昨日と一昨日、ガッツリでよ…」
ジョミー「皿洗いもしたし、掃除もやったし、布団もさ…」
キース 「俺たちが敷いて、片付けてたんだ!」
Aブルー「なるほどねえ…。さあ、飲んで、飲んで!」
飲まないとやってられないだろう、と勧める、ひれ酒。
Aブルー「ほら、グイッとね! サムも、ジョミーも!」
キース 「頂こう」
サム 「俺も、一杯くらいなら…」
ジョミー「だよね、ホントにやってられない気分だし!」
ソルジャーが注いだ盃から、僧籍な人たち、グイッと。
キース 「美味い! いい酒だな、これは」
Aブルー「そりゃあ、マツカお勧めの店だしねえ…」
マツカ 「どうぞ、ご遠慮なく」
大いに飲んで下さいね、と笑顔ですけど。
飲み過ぎ注意…?
2024/01/29 (Mon)
☆飲んでくれない人
三が日が終わった直後の三連休、フグ料理の店に来た面々。
マツカ君のおごりですけど、酔い潰れた人は後が無いヤツ。
キース 「もう一杯、頂きたい所だが…」
Aブルー「うん、飲んで、飲んで!」
ジョミー「遠慮しなくていいってば!」
サム 「大学も卒業してるんだしよ…」
いいと思うぜ、とプッシュな人たち。
キース 「お前たち、わざと忘れてるだろう!」
Aブルー「ううん、キッチリ覚えてるって!」
だからオススメしてるわけでさ、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「正気だけ失くしてくれれば、充分!」
シロエ 「そうですよ。キース先輩が潰れてくれたら…」
サム 「他の面子は無事に済むんだぜ?」
一手引き受けで潰れろよな、とサム君も。
サム 「美味い酒なら、いいじゃねえかよ」
ジョミー「フグも美味しいしさ、どんどん飲むべき!」
キース 「俺は飲まんぞ!」
断じて飲まん、とキース君、フグ尽くしの料理に集中。
シロエ 「困りましたね、この流れ…」
ジョミー「ヤバいよ、キースが潰れないとさ…」
サム 「俺たちにお鉢が回りそうだぜ?」
Aブルー「もちろんだよ!」
土鍋ダンスは見たいからね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「一人は踊って貰うから!」
一同 「「「げっ!」」」
マジか、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「ぼくは嫌です、是非ともキース先輩で!」
ジョミー「それしかないって!」
サム 「でもよ、ちっとも飲まねえしよ…」
キース 「当然だろう!」
誰が飲むか、と料理を食べている人。
キース 「飲んだら確実に詰むからな!」
シロエ 「そう言わずに、飲んで下さいよ!」
頼みの綱は先輩だけで…、とシロエ君が差し出す盃。
シロエ 「お布施ですから、グイッと一杯!」
キース 「なんだって?」
シロエ 「お布施ですってば!」
サム 「あー、お布施だと、何が来てもよ…」
シロエ 「断れませんよ?」
そう聞いてます、と目がマジですけど。
お布施…。
2024/01/30 (Tue)
☆断れないお布施
三が日が終わった途端に三連休、初日はフグ尽くしな面々。
マツカ君のおごりで料亭、けれど酔ったらババを引く展開。
シロエ 「断るんですか、キース先輩?」
サム 「坊主として、有り得ねえんでねえの?」
ブルー 「うん、断るのは厳禁だよね」
お布施は有難く頂かないと、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「万一の場合も、薬はあるという話だし…」
Aブルー「任せといてよ、救急車も医者も要らないって!」
シロエ 「そうらしいですよ、キース先輩」
お布施です、とシロエ君、改めて盃を。
シロエ 「どうぞ、グイッと!」
キース 「そ、そうか…。では、有難く…」
頂戴しよう、と飲み干した人。
キース 「では、返杯ということで…」
シロエ 「いえ、とんでもない! お布施ですから!」
ブルー 「そうだよ、坊主はお返しは不要!」
みんなも、お布施するように、と生徒会長の言。
ブルー 「ひれ酒が生臭なことは、スルーして良し!」
一同 「「「オッケー!」」」
キース 「ちょ、俺だけか!?」
俺だけなのか、と悲鳴ですけど、次々とお布施の盃で…。
Aブルー「さあ、もう一杯!」
キース 「有難い! 実に美味いな、ひれ酒もフグも」
Aブルー「マツカのオススメの店だしねえ…」
帰ったら踊ってくれるよね、とソルジャーの問い。
Aブルー「みんなも楽しみにしてるしさ…」
キース 「もちろんだ。お布施を頂いたからにはだな…」
念仏踊りでお返ししたい、とキース君の笑み。
キース 「頭に土鍋で、南無阿弥陀仏で…」
Aブルー「32回転も出るのかな?」
キース 「いや、足元が危ういし…」
それは無しで、とフグ尽くしな後は、生徒会長宅へ。
キース 「では、皆様へ感謝をこめて…」
Aブルー「いいねえ、土鍋が似合っているよ!」
ぶるぅ 「割れてもいいヤツ、選んだしね!」
キース 「念仏踊り、奉納させて頂きます!」
南無阿弥陀仏、と唱えて踊ってますけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/01/31 (Wed)
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