シャングリラ学園つれづれ語り
☆手間がかかるハンコ
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ御一同様ですが。
試験期間中の愚痴が発端になって、欠席基準が爆誕した今。
ブルー 「掛軸用のも、すぐに書くけど、まずハンコ?」
シロエ 「もちろんですよ、早く有効にして下さい!」
ジョミー「棚経はまだ先になるけど、善は急げだしさ…」
サム 「ハンコなんか、押すってだけじゃねえかよ」
手間とか、まるでかからねえしよ、とサム君も。
サム 「ポンと一発、景気よく頼むぜ!」
ブルー 「そうだね、纏めて後で押すより、早く押す、と」
キース 「押すだけなら、手間はかからんだろうが」
後のことは俺が引き受ける、とキース君の真剣な顔。
キース 「これでも一応、坊主なんだし…」
ブルー 「ハンコに手間がかかる事実は、承知だ、と…」
キース 「知らなかったら、ただのモグリだ」
無免許で托鉢をする輩と変わらん、と謎な台詞が。
シロエ 「えっ、托鉢って、免許が要るんですか?」
キース 「真面目にやるなら、本山に許可を貰ってだな…」
免許を発行して貰うんだ、と副住職。
キース 「とはいえ、掲示や提示の義務は無いから…」
サム 「モグリが横行するわけな…」
キース 「ああ。その手の輩は、坊主自体がコスプレで…」
お経を丸覚えしただけの素人多めだ、と恐ろしすぎる実態。
キース 「ハンコを押すのに、手間がかかることも知らん」
サム 「あー…。でもよ、僧籍な俺もハンコの件は…」
キース 「現場で経験を積んでないんだ、仕方ないかと」
気にするな、とキース君が立てる親指。
キース 「というわけでだ、後の面倒は俺が見るから」
ブルー 「オッケー、なにしろ、ただの紙だし…」
ハンコには向いていなくってね、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「滲まないけど、なかなか乾かないしさ…」
シロエ 「そこですか! 乾く前に、下手に触ったら…」
キース 「誰のハンコか、判読不明で…」
ハンコの意味が無くなるんだ、と説明が。
それは大変…。
2024/07/16 (Tue)
☆押した後が大変
期末試験が終わった御一同様、生徒会長宅で週末ですけど。
試験期間中の愚痴から生まれた欠席基準が、ついに文書に。
スウェナ「そうね、ハンコが必須な場面は厳しいわよね…」
シロエ 「押し損なったら、訂正が要るくらいですしね…」
キース 「分かったか? 誰のハンコか謎な文書は…」
無効で当然なんだからな、とキース君、大真面目でして。
キース 「御朱印で押すハンコの場合も、押した後にだ…」
サム 「何か作業があるわけな?」
キース 「ああ。御朱印帳に押したら、吸い取り用に…」
安い紙を被せて、上から擦るわけだ、と副住職の解説が。
キース 「大抵は一度で取れるものだが、雨の日とかは…」
シロエ 「湿気が多くて、ダメなんですね?」
キース 「正解だ。朱肉がついてこないレベルにだな…」
何度も押さえて擦る羽目に、とキース君、合掌。
キース 「御朱印待ちの人が多い寺だと、大変なんだぞ」
サム 「時間を食うっていうわけな…」
キース 「長い間、お待たせしてもいけないし…」
最終兵器にドライヤーということもある、と現場の実態。
キース 「もっとも、ドライヤーを使う時には、別室で…」
ブルー 「音も聞こえないようにしないと、アウトだよね」
一同 「「「あー…」」」
有難味が消えてパアになるし、と誰もが納得。
キース 「というわけで、ハンコは手間がかかるんだ」
シロエ 「了解です。キース先輩、よろしくお願いします」
キース 「慣れない紙だし、慎重にいくぞ」
ブルー 「君が擦ってパアにしたんじゃ、なんだかねえ…」
気を付けて、と生徒会長、いえ、銀青様の注文が。
ブルー 「それじゃ押すから、面倒見てよ?」
キース 「もちろんだ。俺たちの大事な欠席基準で…」
シロエ 「ついに形になったんですしね、キメて下さいよ」
ジョミー「ハンコで完成、ワクワクだよね!」
ブルー 「さて、朱肉を、と…」
ハンコの隅までキッチリと…、と出て来たハンコ。
押せば完成…。
2024/07/17 (Wed)
☆押すまで秒読み
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ御一同様ですが。
暑かった試験期間の愚痴から、欠席基準が出来て、文書に。
ジョミー「いよいよ、歴史的瞬間だよね!」
シロエ 「ええ。棚経とかには悩まされて来ましたけど…」
スウェナ「お彼岸はともかく、棚経は欠席出来そうだわね」
サム 「俺は、お彼岸の大雨に期待だぜ」
秋だと台風シーズンだしよ、と僧籍なサム君も期待な基準。
サム 「頼むぜ、傘のマークがズラリ!」
マツカ 「農家の人には、言えた話じゃないですけどね…」
シロエ 「稲刈りのシーズン、まだ先ですしね…」」
台風で困るのは確実ですよ、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「でも、棚経の方だと、それほどでは…」
マツカ 「稲の場合は、影響は無いと思いますよ」
スウェナ「暑さだものねえ、果物のトコも喜ぶんでしょ?」
ジョミー「らしいね、甘さがアップする、って」
でもまあ、困る人はいるかも、とジョミー君。
ジョミー「だけど普通はお盆休みで、会社も無いし…」
シロエ 「休みじゃない人は、書入れ時ですよ」
サム 「雨の方でなきゃ、迷惑度数は低いんでねえの?」
キース 「恐らくな。基準が初の適用になれば、嬉しいが」
俺にも希望が出来そうだし、とキース君も歓迎な基準。
キース 「ブルー、ハンコで仕上げを頼む」
ブルー 「オッケー、それじゃ、せっかくだから…」
カウントダウンを、と生徒会長の注文が。
ブルー 「歴史的瞬間に相応しいしさ」
一同 「「「イイネ!」」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今から1分でね!」
キッチンタイマーでカウントダウン、と出て来たタイマー。
ぶるぅ 「セットしたから、60からだよ!」
シロエ 「59、58、ドキドキしますね!」
ジョミー「かっこいいよね、50、49…」
キース 「まさに秒読み、ゼロでブルーがハンコだな」
ブルー 「5秒前くらいに上で構えて、ペタンとね!」
準備完了、とハンコを押す体制に入った銀青様。
押すまで5秒…。
2024/07/18 (Thu)
☆吹っ飛ばされた紙
期末試験が終わった面々、週末は生徒会長宅なんですけど。
試験期間中の暑さの愚痴から、欠席基準が爆誕しまして…。
ブルー 「ハンコまで、5秒!」
シロエ 「4秒!」
ジョミー「3秒!」
そこから一同、声を揃えてカウントダウン。
一同 「「「2秒!」」」
ブルー 「ハンコモード、オン!」
一同 「「「1秒!」」」
??? 「ダメーッ!」
ハンコがペタンと押される寸前、吹っ飛ばされた紙。
一同 「「「わーっ!!!」」」
ブルー 「ええっ!??」
ぶるぅ 「ハンコ、テーブルに押しちゃったあーっ!」
下敷の板まで吹っ飛んだから、と慌てるお子様。
ぶるぅ 「うわぁぁぁん、テーブルクロスにハンコーっ!」
一同 「「「ひぃぃっ!」」」
此処のは上等なテーブルクロス、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「ぶるぅ、急いで洗って下さい!」
ぶるぅ 「でもでも、朱肉、落ちないんだよう!」
一同 「「「ええっ!?」」」
ブルー 「洗った程度で落ちるようでは、アウトだしね…」
巡礼さんの白衣とかにも押すし…、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「こういう場合は、クリーニングに出す他は…」
キース 「無いというのが現実だしな…」
ときに、犯人、とキース君がギロリと睨んだ先。
キース 「クリーニングの費用は、あんたが持てよ?」
ブルー 「急ぎで出して、後で請求書を回すから!」
ぶるぅ、とにかく出して来て、と生徒会長。
ブルー 「いつものトコに、事情を説明してさ」
ぶるぅ 「分かった! 銀青のハンコ、下手なトコには…」
キース 「出せないだろうな、値打ちものだし」
ブルー 「坊主限定だけど、たとえテーブルクロスでも…」
欲しい人なら山ほどだしね、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「売り払われたら困るんだよ、うん」
シロエ 「テーブルクロスでも、売れるんですか…」
キース 「そういうわけだが、それよりも…」
パアになった文書が問題だ、と怒ってますけど。
犯人は…?
2024/07/19 (Fri)
☆お寺専門でないと
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ御一同様ですが。
試験期間中の愚痴が発端、欠席基準が出来て、文書の形に。
ぶるぅ 「じゃあ、クリーニングに出して来る!」
ブルー 「出来上がりの方は急がない、って言っといて」
ぶるぅ 「そだね、テーブルクロスだし…」
お寺で使うヤツじゃないしね、と瞬間移動で消えたお子様。
キース 「おい、クリーニングに出した先というのは…」
ブルー 「お寺専門のトコだけど?」
いつも袈裟とかを頼んでるトコ、と生徒会長の答え。
ブルー 「なにしろ、モノがモノだしねえ…」
キース 「確かに、今どき、素人でも油断は出来ないし…」
シロエ 「ネットオークションとかに、出ちゃうんですね」
ブルー 「うん。値打ちの有無も、検索したら簡単に…」
出ちゃう時代なものだから…、と生徒会長が広げる両手。
ブルー 「クリーニングの店はともかく、バイトがね…」
一同 「「「あー…」」」
若人が多数な職場だった、と誰もが納得。
ジョミー「テーブルクロスに、ハンコだもんね…」
シロエ 「何のハンコか、画像検索、やりそうですよ」
サム 「でもって、銀青様のハンコは、数がねえから…」
SNSに上げるヤツな、とサム君の言。
サム 「こういうの、誰か知らねえか、って…」
一同 「「「うわー…」」」
お坊さんの目にも留まるヤツだ、と一同、ガクブル。
シロエ 「アップした人に、即、連絡が来ますよね…」
ブルー 「褒められたことじゃないけど、コッソリと…」
キース 「ゲットしたい輩は、ドッサリいるぞ」
そして犯罪者が目を付けるんだ、とキース君の苦い顔付き。
キース 「バイトのヤツに、甘い言葉を囁いて…」
??? 「テーブルクロスをゲットで、売るって?」
キース 「しれっと話に混ざって来るな!」
シロエ 「誰のせいだと思ってるんです、この事態!」
??? 「だって、事情が…」
事情だったし、と会話表記はAブルーなソルジャー。
迷惑な…。
2024/07/20 (Sat)
☆テーブルとクロス
期末試験が終わった御一同様、週末は生徒会長宅ですけど。
試験期間中の愚痴から生まれた、欠席基準が書かれた文書。
シロエ 「事情も何も、乱入しないで下さいよ!」
キース 「まったくだ。せっかくの有難い文書まで…」
吹っ飛ばすとは、けしからん、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「ブルー、悪いが、この紙にだな…」
ブルー 「ハンコだよねえ、もちろんだとも」
キース君が床から拾った文書が再び、テーブルの上に。
ブルー 「テーブルクロスを敷くのは、後でいいかな」
ジョミー「そんなの、ぶるぅが帰ってからでさ…」
シロエ 「いいと思いますよ、無くても特に困りませんし」
Aブルー「困るってば!」
とても困る、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「クリーニング代は、ちゃんと払うから!」
シロエ 「テーブルクロスを敷きたいんですか?」
キース 「あんた、マナーにうるさかったか?」
むしろ無い方が歓迎だろう、とキース君。
キース 「食べこぼしてもいいし、ジュースとかもだ…」
シロエ 「ぶちまけちゃっても、まだマシですよ?」
テーブルは拭けばいいだけですし…、とシロエ君も。
シロエ 「床はどのみち、拭き掃除しかないですからね」
スウェナ「そうね、テーブルクロスだけでもセーフなら…」
ぶるぅの手間も少し減るわよ、とスウェナちゃんの言。
スウェナ「テーブルクロスの取り替えだとか、洗うとか…」
キース 「ぶるぅに迷惑がかかるヤツだし…」
戻るまでは放っておくべきだな、とキース君が纏めに。
キース 「それよりハンコだ、押さないと…」
ブルー 「有効になってくれないからね」
Aブルー「だから、このまま!」
放っておいて、とソルジャー、またも横から。
Aブルー「何もしないで、放置だってば!」
キース 「さっきと逆になっていないか、困るんだろう?」
シロエ 「テーブルクロスを希望でしたよね?」
放っておくなら真逆ですよ、とシロエ君の指摘。
どうしたいと…?
2024/07/21 (Sun)
☆パアに出来る会議
夏休みを待つばかりの面々、生徒会長宅での週末ですけど。
試験期間中の愚痴から欠席基準が爆誕、其処へ乱入した人。
Aブルー「真逆も何も、テーブルクロスの話じゃないし!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「その紙だってば、言ってるのは!」
ハンコを押されちゃ困るんだよ、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「ハンコで完成するんだろう!?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「押されちゃったら、棚経は、誰も来なくって…」
お彼岸だってヤバいんだよね、と確認が。
Aブルー「お天気次第で、キースだけしかいないとか…」
キース 「残念ながら、俺だけは休めないからな」
今後の運用に期待している、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「他にも何か、休めるイベがあるといいんだが…」
シロエ 「節分とかは、ぼくたちも行きたいヤツですし…」
キース 「大雪だろうが、休むのはなあ…」
まあいい、とキース君の視線が、生徒会長に。
キース 「俺は当分、除外でいいから、ハンコを頼む」
ブルー 「オッケー、それじゃ改めて、と…」
Aブルー「だから、ダメだと!」
そんな基準は出来ちゃ困る、とソルジャー、必死の形相。
Aブルー「クリーニング代なら、何百倍でも払うから!」
ブルー 「うーん…。そこまで嫌なら、もっと早くに…」
止めに来ればいいと思うんだけど、と生徒会長。
ブルー 「滑り込みで来て、吹っ飛ばすとかは…」
キース 「マナー的にも、どうかと思うぞ」
ソルジャーならば許されるのか、とキース君の問い。
キース 「あんたの船だと、会議が終わる直前に…」
ブルー 「飛び込んで行って、議決内容を…」
パアにするとか、普通なわけ、と生徒会長も。
ブルー 「いくらソルジャーでも、なんだかねえ…」
キース 「横暴すぎて、言葉も無いが…」
Aブルー「そう、その会議ってヤツが問題で!」
一同 「「「はあ?」」」
それが許される船なのか、と誰もが呆れ顔ですけど。
マジで…?
2024/07/22 (Mon)
☆逆らったら詰む船
じきに夏休みなシャン学メンバー、生徒会長宅に集う週末。
期末試験の期間中の愚痴から、欠席基準が爆誕ですけれど。
シロエ 「会議の最後でパアにするとか、酷すぎですよ…」
キース 「立派に独裁政権だな…」
ジョミー「船から出たら死ぬしかないから、我慢だよね…」
SD体制の弊害ってヤツ、とジョミー君が振っている首。
ジョミー「みんな、ソルジャーには逆らえないんだ…」
シロエ 「アレです、逆らったら船から放り出すぞ、と…」
サム 「脅してるわけな、日頃から…」
マジで最悪、とサム君も。
サム 「そんな船、降りてえだろうけど…」
シロエ 「降りたら命がありませんしね、乗ってるしか…」
キース 「会議でさえもソレなら、日常は、もっと…」
スウェナ「酷そうな気がするわよねえ…」
特に食べ物関係が…、とスウェナちゃん。
スウェナ「食事は嫌いで、栄養剤とか言ってるくせに…」
ジョミー「おやつだったら、盗んででも食べるらしいしね」
Aブルー「ピンポーン! ぶるぅのお蔭で、随分と…」
盗みが楽になったよね、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「なにしろ利害は一致してるし、大食漢だし…」
サム 「あんたの分まで、纏めて盗んで来るってか…」
Aブルー「正確に言うと、ぶるぅの戦利品からさ…」
ぼくが奪って食べるんだよ、とニコニコニコ。
Aブルー「でもねえ、独裁政権なんかは…」
キース 「やっていないと言うんだろうが、実態は…」
シロエ 「誰が聞いても、独裁者ですよ」
会議の結果をパアは無いです、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「時間をかけて決めた中身が、白紙だなんて…」
キース 「会議の意味が無いと思うぞ」
あんた次第で決まるんならな、とキース君。
キース 「今も、やらかして来たんだろうが!」
Aブルー「違うよ、ぼくは被害者だってば、会議のさ!」
一同 「「「はあ?」」」
被害者って…、と顔を見合わせる面々ですけど。
間違ってませんか?
2024/07/23 (Tue)
☆加害者のくせに
夏休み待ちのシャン学メンバー、週末は生徒会長宅ですが。
期末試験の期間が暑かった愚痴で、欠席基準が出来まして。
シロエ 「被害者って、会議に出ていた人の方でしょう!」
キース 「あんたが横から割って入って、決議をだな…」
パアにしてから来たんだろうが、とキース君の厳しい視線。
キース 「でもって、こっちに乱入で…」
ジョミー「紙を吹っ飛ばして、テーブルクロスにさ…」
ハンコが押される大惨事だよ、とジョミー君も。
ジョミー「近所のお店じゃ、出せないようなヤツなのに…」
キース 「まったくだ。請求書を見て、反省しろよ」
Aブルー「会議のせいだし、仕方ないんだよ!」
キース 「どの辺がだ!」
パアにするとか、明らかに加害者だしな、とキース君。
キース 「そっちの方は日常茶飯で、反省などは…」
シロエ 「しないでしょうけど、此処は事情が違います」
キッチリお詫びで、クリーニング代も…、と念押しが。
シロエ 「いいですね?」
Aブルー「だから、違うと! 会議が、うんと長引いて…」
だけど抜けられなかったんだよ、とソルジャー、言い訳。
Aブルー「ぼくがいないと、締めの決議が…」
キース 「有効になってしまって、大いに困る、と…」
言いたいんだな、とキース君、ソルジャーをギロリ。
キース 「そうならないよう、会議室に居座って、だ…」
シロエ 「最後の最後で、パアにしてから来たわけですよ」
被害者は、その他大勢ですから、とシロエ君。
シロエ 「会議に出ていた皆さんと、此処のみんなと…」
キース 「ぶるぅだ、クリーニングに出しに行く羽目に…」
ジョミー「おまけに専門店だしね…」
事情の説明も大変そうだよ、とジョミー君の深い溜息。
ジョミー「お寺専門のトコで、テーブルクロスだなんて…」
シロエ 「想定外ってヤツですもんねえ…」
Aブルー「ぼくも、ハンコは想定外な事態だってば!」
ホントに被害者なんだから、と力説ですけど。
加害者でしか…。
2024/07/24 (Wed)
☆どっちでも会議
じきに夏休みな御一同様、生徒会長宅で過ごす週末ですが。
期末試験の間が暑かったわけで、欠席基準が出来まして…。
キース 「何が被害者だ、やらかしたことは棚上げで!」
シロエ 「太々しいのは元からですけど、酷すぎですよ」
Aブルー「違うって! 会議の件は、承認して来たし!」
来月から有効になるヤツなんだ、とソルジャーの叫び。
Aブルー「たかが食堂のメニューなのにさ、長引いて…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「おかわり自由を、何時までに設定するかで…」
揉めてたんだよ、と会議の中身の説明が。
Aブルー「人気メニューには違いなくても、食材に…」
ジョミー「限りがあるとか、そういうヤツ?」
Aブルー「そう! 食堂の係が忙しすぎるし、早めにさ…」
おかわりの時間を終わらせるかどうか、とソルジャーの言。
Aブルー「不公平だし、そのままで、っていう声と…」
シロエ 「少し早めに終わらせるべき、って意見ですね?」
Aブルー「まさにソレだよ、長老たちまで揉めちゃって…」
ホントに決まらなくってさ…、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「ぼくは食事はどうでもいいから、退屈で…」
ブルー 「こっちの世界を覗き見した、と?」
Aブルー「ピンポーン! そしたら、こっちも会議でさ…」
面白そうだし、見ていたら…、と拳を握り締める人。
Aブルー「話がどんどん、ヤバい方へと転がってって…」
シロエ 「そうでしょうねえ、棚経を休める基準ですから」
Aブルー「お彼岸もだよ!」
休まれちゃったら大惨事で…、とソルジャー、必死の形相。
Aブルー「決まってからでは、もう遅いんだし…」
シロエ 「それで、横からパアですか!?」
テーブルクロスにハンコですか、とシロエ君。
シロエ 「決まる寸前に、吹っ飛ばしたと!?」
Aブルー「だって、会議が終わらなくって…!」
キース 「終わると同時に、来やがったのか!?」
でもって紙ごと飛ばしたのか、と怒鳴ってますけど。
正解…?
2024/07/25 (Thu)
☆捨てたプライド
夏休み待ちのシャン学メンバー、生徒会長宅で過ごす週末。
期末試験の期間の愚痴から、欠席基準が生まれましたが…。
Aブルー「そうだよ、ホントにギリギリだったし…!」
シロエ 「まさか、その場で消えたんですか!?」
空間移動で飛び出して…、とシロエ君の問い。
シロエ 「色々な意味で、どっちの会議にも失礼かと…!」
キース 「まったくだ。あんたらしいと言えば、そうだが」
Aブルー「ううん、プライドは捨てて来た!」
一同 「「「はあ?」」」
プライドって…、と誰もがキョトン。
キース 「あんた、そんなのがあったのか…?」
ジョミー「なんか意外で、ビックリだけど…」
Aブルー「少しくらいはあるんだよ! 恥だって!」
でも恥だって捨てて来たんだ、とソルジャー、拳をグッと。
Aブルー「決議が終わって、ハーレイが復唱したトコで…」
シロエ 「どうプライドを捨てたんです?」
Aブルー「決まってるだろう、トイレだよ!」
そう叫ぶしかないじゃないか、とソルジャーの言。
Aブルー「もう限界だし、漏れる、って!」
一同 「「「げっ!」」」
なんてことを、と一同、目が点。
キース 「そう絶叫して、飛んで来たと?」
Aブルー「だって、最終手段だし!」
ソレしか思い付かないし…、と言い募る人。
Aブルー「トイレだったら、もう探しにも来ないしね!」
一同 「「「あー…」」」
それはそうかも、と誰もが納得。
シロエ 「青の間にトイレ、ありますもんね…」
Aブルー「そうだろう? それに、この服が問題で…」
すぐにトイレに座れそうかい、と指差す自分の衣装。
Aブルー「個室に入って、即、いけると?」
一同 「「「うーん…」」」
無理すぎるヤツ、と唸るしかないのが、見た目重視の服。
Aブルー「消えても、誰も怪しまないから!」
キース 「確かに、恥を捨ててるな…」
シロエ 「プライドもですね…」
ですが、ハンコは別件で…とシロエ君の厳しい顔。
当然ですね?
2024/07/26 (Fri)
☆身体を張った人
夏休みを待つシャン学メンバー、生徒会長宅で週末ですが。
期末試験の期間の愚痴から生まれた、欠席基準が問題な今。
シロエ 「テーブルクロスにハンコも、迷惑ですけど…」
ジョミー「正式文書になる瞬間に、パアにするとか…」
迷惑なんてモンじゃないから、とジョミー君の恨み節。
ジョミー「カウントはもう、ゼロ寸前で…」
キース 「だからこそ、あんたが出て来て飛ばしたら…」
テーブルクロスにハンコが押されたんだ、とキース君も。
キース 「クリーニング代だけでは済まんぞ、コレは」
シロエ 「だよなあ、サッサと押しちまおうぜ「
ブルー 「揉めてる間に、押せるからねえ…」
押してしまおう、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キース、ハンコを押した後は頼むよ」
キース 「承知している。朱肉の始末は任せてくれ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
シロエ 「外野は黙っていて下さい!」
歴史的瞬間なんですからね、とシロエ君、ピシャリと。
シロエ 「会長、早くお願いします!」
ブルー 「オッケー、それじゃ、ペタンとね!」
Aブルー「あーーーーーっ!!!」
押された瞬間、凄い悲鳴で、続いて悲鳴。
一同 「「「ひぃぃっ!!!」」」
キース 「何をしやがる!」
ハンコを擦るヤツがあるか、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「紙が吸い込んでもいないのに!」
Aブルー「だから、身体を張ったんだよ!」
体当たりでも良かったかもね、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「判読できないハンコだったら、無効だろう?」
キース 「ただの赤丸にしやがって!」
Aブルー「うーん…。ホントに、吸い込まないんだね…」
普通の紙、とソルジャーが眺める自分の右手。
Aブルー「見てよ、手袋、真っ赤だし!」
シロエ 「手のひら、見事に真っ赤ですよね…」
ジョミー「お相撲さんなら、手形、押せるよ」
キース 「待て、ソレだ!」
俺の役目はハンコの後始末で…、と言ってますけど。
何だと…?
2024/07/27 (Sat)
☆ハンコの後始末
夏休み待ちの御一同様、生徒会長宅で過ごす週末ですけど。
期末試験の期間の愚痴から、欠席基準が爆誕したわけで…。
キース 「余分な朱肉は、吸い取るのが俺の仕事だからな」
Aブルー「手袋、拭いてくれるって?」
キース 「拭いてやるから、任せておけ!」
まずは吸い取り用の紙の出番だ、とキース君が持つ白紙。
キース 「ほら、早く手を出せ」
Aブルー「助かるよ。なるほど、そんな具合に、丁寧に…」
端の端まで押さえるんだね、と感心しているソルジャー。
Aブルー「確かに、ここまで大きなハンコだとさ…」
シロエ 「乾くまでの時間も長いですしね…」
ジョミー「だけど、お坊さんのハンコって…」
そんな特大サイズなわけ、とジョミー君の問い。
ジョミー「普通の掛軸とかのハンコは、もっと小さくて…」
スウェナ「そうねえ、字だけの場合は違うのかしら?」
キース 「いや、ジョミーが言うので合っている」
俺もさっきから気になっていた、と副住職も。
キース 「やたらデカいぞ、御朱印用のヤツに見えるが…」
ブルー 「御朱印用ってわけじゃないけど、特製だよね」
大きな紙に書いた時とか、たまに出番が、と生徒会長。
ブルー 「普通のハンコじゃ紛れちゃうから、特大で!」
シロエ 「じゃあ、特別に出してくれたんですか?」
ブルー 「そうだよ、気前いいだろう?」
キース 「気前はともかく、デカいハンコで良かったぞ」
普通サイズでコレは無理だ、とキース君が広げる紙。
シロエ 「お相撲さんの世界ですねえ…」
ジョミー「手形だよねえ…」
Aブルー「ぼくの手袋、真っ赤だったし…」
でもまあ、かなり落ちたかな、とソルジャーが眺める右手。
Aブルー「後は普通に洗えばオッケー?」
キース 「そうだな、ぬるま湯と石鹸でいける筈だぞ」
Aブルー「ありがとう! 洗面所に行って洗って来るよ!」
キース 「しっかり洗えよ、早い間に」
落ちなくなったらクリーニングだしな、という助言。
厄介ですね…。
2024/07/28 (Sun)
☆特別仕様な手袋
夏休みを待つシャン学メンバー、生徒会長宅で週末ですが。
期末試験の間の愚痴から、欠席基準が出来たわけでして…。
Aブルー「あー、クリーニング…。そうかもねえ…」
キース 「あんたの世界だと、すぐに落ちるのか?」
Aブルー「どうだろう? 朱肉なんかは無いわけだから…」
成分の分析が必要かもね、とソルジャーの苦笑。
Aブルー「ついでに普通の手袋じゃないし、その辺もさ…」
シロエ 「どういう意味です?」
Aブルー「ソルジャー専用、特別仕様! 洗って来る!」
落ちなくなったら大変だから、と洗面所へダッシュですが。
キース 「やっぱりな…。どおりで手形になるわけだ」
一同 「「「は?」」」
キース 「よく見ろ、指紋に掌紋だぞ?」
ただの手袋でコレは出ない、とキース君が指差す手形。
キース 「うっすらとではあるが、ヤツの指紋と掌紋だ」
ジョミー「ホントだ、だから手形っぽいわけだ!」
シロエ 「確かに、コレが無かった場合は、べったりと…」
手の形というだけですよね、とシロエ君も。
シロエ 「会長、手袋、そういうのですか?」
ブルー 「実践してみたことはないけど、そうだと思うよ」
24時間はめっ放しでいけるヤツだし、と生徒会長。
ブルー 「はめてるんだって感覚もないし、限りなく…」
キース 「本物の手に近いんだな?」
ブルー 「うん。でないと、手袋も込みな衣装なんかは…」
着ていられないと思わないかい、と説得力に溢れた台詞。
ブルー 「ついでに、相手はブルーなんだよ?」
キース 「邪魔だと思えば、却下か、はめずに過ごすかだ」
一同 「「「あー…」」」」
なのに律儀にはめてるんだし…、と誰もが納得。
シロエ 「特別仕様で、不快感なんかゼロなんですね…」
キース 「ああ。だが、大事なのは其処じゃない」
サム 「何かあるのかよ?」
キース 「手形なんだぞ?」
シロエ 「えっと…?」
それが何か、とシロエ君も皆も、首を傾げてますけど。
なに…?
2024/07/29 (Mon)
☆サインが欲しい
じきに夏休みな御一同様、週末は生徒会長宅なんですけど。
期末試験の間が暑かったせいで、欠席基準が出来まして…。
キース 「分からないのか? なら、母印は?」
ジョミー「何さ、ソレ?」
シロエ 「あーっ! もしかしなくても、指紋ですね!?」
ハンコ代わりに押すアレですか、とシロエ君。
シロエ 「ハンコが無かった時代は、デフォでしたっけ?」
キース 「国によると思うが、此処ではそうだ」
サム 「そういや、今も指紋認証、使うよなあ…?」
ジョミー「ひょっとして、ハンコより凄いのを…」
ゲットしたわけ、とジョミー君、手形の紙をまじまじと。
ジョミー「コレさえあれば、この紙に何か書き込めば…」
キース 「ヤツのサインで仕上がるという勘定だが?」
それにサインなど、どうとでもなる、とキース君の笑み。
キース 「手形を褒めて、サインをくれ、と言えばだな…」
シロエ 「普通は、サインしちゃいますよね…」
ジョミー「お相撲さんの色紙とかだと、サイン入りだし…」
キース 「ああ。だから欲しいと言いさえすれば…」
サインするぞ、とニヤニヤニヤ。
キース 「その紙をしっかり保管しておいて…」
サム 「後から何か書き込むのな?」
キース 「法要は二度としません、とかな!」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と欠席基準など忘れている面々。
シロエ 「ワクワクしますね、早く戻るといいんですけど」
キース 「焦るな、思惑がバレたらパアだしな」
ジョミー「あくまで通常、だけどサインは…」
キース 「欲しい方向でヨイショしろよ?」
でないと貰えないからな、とキース君の忠告が。
キース 「おっ、戻ったか?」
ぶるぅ 「ただいまあ! あれっ?」
一人足りない、と見回すお子様。
ぶるぅ 「何かあったの? それに、その紙…」
キース 「ヤツの手形だ、朱肉がついてしまってな…」
Aブルー「戻ったよ!」
落ちてくれたけど、クリーニングは、と質問が。
当然…。
2024/07/30 (Tue)
☆消え去った手形
夏休みを待つシャン学メンバー、週末は生徒会長宅でして。
期末試験中が暑かったせいで、欠席基準が出来ましたけど。
Aブルー「クリーニング、何か言われなかったのかい?」
ぶるぅ 「ううん、全然! だってハンコは大事だもん!」
Aブルー「値打ちがあるから、売れるんだよね?」
ぶるぅ 「それもあるけど、ハンコ、ホントに大切で…」
簡単に押しちゃダメなんだよ、と真面目なお子様。
ぶるぅ 「ハンコさえあれば、捏造文書も出来るしね」
Aブルー「そうなのかい?」
ぶるぅ 「そだよ、サインがあれば完璧!」
一同 「「「あーっ!」」」
ソレは言わないお約束だ、と一同、ウッカリ絶叫。
ぶるぅ 「えっ? みんな、どうかした?」
Aブルー「今の台詞に、何か問題でも?」
シロエ 「いいえ、なんでもありません!」
キース 「つい、勘違いというヤツだ。忘れてくれ」
違う話をしていたからな、とキース君が誤魔化しに。
キース 「坊主が書いた、掛軸とかの値打ちの話で…」
Aブルー「なるほど、例のテーブルクロスも…」
ぶるぅ 「銀青様がサインを入れたら、凄いよね!」
だけど…、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が眺める紙。
ぶるぅ 「その紙だって、いけちゃうんだよ?」
Aブルー「紙?」
ぶるぅ 「そこの手形がついた紙だよ、ハンコだから!」
Aブルー「ハンコって…?」
何処にハンコ、とソルジャー、キョトン。
Aブルー「そんなの、押していないけど?」
ぶるぅ 「手形だってば、指紋と掌紋、ついてるし…」
立派にハンコの代わりになるの! と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「下手にサインを入れたりしたら…」
Aブルー「文書を捏造されるって? 困るってば!」
有り得ないし、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「キース、その紙、返してくれる?」
キース 「嫌だと言ったら?」
Aブルー「消すまでだよ!」
一同 「「「わーっ!!!」」」
燃やすなんて、と皆が号泣ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/07/31 (Wed)
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ御一同様ですが。
試験期間中の愚痴が発端になって、欠席基準が爆誕した今。
ブルー 「掛軸用のも、すぐに書くけど、まずハンコ?」
シロエ 「もちろんですよ、早く有効にして下さい!」
ジョミー「棚経はまだ先になるけど、善は急げだしさ…」
サム 「ハンコなんか、押すってだけじゃねえかよ」
手間とか、まるでかからねえしよ、とサム君も。
サム 「ポンと一発、景気よく頼むぜ!」
ブルー 「そうだね、纏めて後で押すより、早く押す、と」
キース 「押すだけなら、手間はかからんだろうが」
後のことは俺が引き受ける、とキース君の真剣な顔。
キース 「これでも一応、坊主なんだし…」
ブルー 「ハンコに手間がかかる事実は、承知だ、と…」
キース 「知らなかったら、ただのモグリだ」
無免許で托鉢をする輩と変わらん、と謎な台詞が。
シロエ 「えっ、托鉢って、免許が要るんですか?」
キース 「真面目にやるなら、本山に許可を貰ってだな…」
免許を発行して貰うんだ、と副住職。
キース 「とはいえ、掲示や提示の義務は無いから…」
サム 「モグリが横行するわけな…」
キース 「ああ。その手の輩は、坊主自体がコスプレで…」
お経を丸覚えしただけの素人多めだ、と恐ろしすぎる実態。
キース 「ハンコを押すのに、手間がかかることも知らん」
サム 「あー…。でもよ、僧籍な俺もハンコの件は…」
キース 「現場で経験を積んでないんだ、仕方ないかと」
気にするな、とキース君が立てる親指。
キース 「というわけでだ、後の面倒は俺が見るから」
ブルー 「オッケー、なにしろ、ただの紙だし…」
ハンコには向いていなくってね、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「滲まないけど、なかなか乾かないしさ…」
シロエ 「そこですか! 乾く前に、下手に触ったら…」
キース 「誰のハンコか、判読不明で…」
ハンコの意味が無くなるんだ、と説明が。
それは大変…。
2024/07/16 (Tue)
☆押した後が大変
期末試験が終わった御一同様、生徒会長宅で週末ですけど。
試験期間中の愚痴から生まれた欠席基準が、ついに文書に。
スウェナ「そうね、ハンコが必須な場面は厳しいわよね…」
シロエ 「押し損なったら、訂正が要るくらいですしね…」
キース 「分かったか? 誰のハンコか謎な文書は…」
無効で当然なんだからな、とキース君、大真面目でして。
キース 「御朱印で押すハンコの場合も、押した後にだ…」
サム 「何か作業があるわけな?」
キース 「ああ。御朱印帳に押したら、吸い取り用に…」
安い紙を被せて、上から擦るわけだ、と副住職の解説が。
キース 「大抵は一度で取れるものだが、雨の日とかは…」
シロエ 「湿気が多くて、ダメなんですね?」
キース 「正解だ。朱肉がついてこないレベルにだな…」
何度も押さえて擦る羽目に、とキース君、合掌。
キース 「御朱印待ちの人が多い寺だと、大変なんだぞ」
サム 「時間を食うっていうわけな…」
キース 「長い間、お待たせしてもいけないし…」
最終兵器にドライヤーということもある、と現場の実態。
キース 「もっとも、ドライヤーを使う時には、別室で…」
ブルー 「音も聞こえないようにしないと、アウトだよね」
一同 「「「あー…」」」
有難味が消えてパアになるし、と誰もが納得。
キース 「というわけで、ハンコは手間がかかるんだ」
シロエ 「了解です。キース先輩、よろしくお願いします」
キース 「慣れない紙だし、慎重にいくぞ」
ブルー 「君が擦ってパアにしたんじゃ、なんだかねえ…」
気を付けて、と生徒会長、いえ、銀青様の注文が。
ブルー 「それじゃ押すから、面倒見てよ?」
キース 「もちろんだ。俺たちの大事な欠席基準で…」
シロエ 「ついに形になったんですしね、キメて下さいよ」
ジョミー「ハンコで完成、ワクワクだよね!」
ブルー 「さて、朱肉を、と…」
ハンコの隅までキッチリと…、と出て来たハンコ。
押せば完成…。
2024/07/17 (Wed)
☆押すまで秒読み
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ御一同様ですが。
暑かった試験期間の愚痴から、欠席基準が出来て、文書に。
ジョミー「いよいよ、歴史的瞬間だよね!」
シロエ 「ええ。棚経とかには悩まされて来ましたけど…」
スウェナ「お彼岸はともかく、棚経は欠席出来そうだわね」
サム 「俺は、お彼岸の大雨に期待だぜ」
秋だと台風シーズンだしよ、と僧籍なサム君も期待な基準。
サム 「頼むぜ、傘のマークがズラリ!」
マツカ 「農家の人には、言えた話じゃないですけどね…」
シロエ 「稲刈りのシーズン、まだ先ですしね…」」
台風で困るのは確実ですよ、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「でも、棚経の方だと、それほどでは…」
マツカ 「稲の場合は、影響は無いと思いますよ」
スウェナ「暑さだものねえ、果物のトコも喜ぶんでしょ?」
ジョミー「らしいね、甘さがアップする、って」
でもまあ、困る人はいるかも、とジョミー君。
ジョミー「だけど普通はお盆休みで、会社も無いし…」
シロエ 「休みじゃない人は、書入れ時ですよ」
サム 「雨の方でなきゃ、迷惑度数は低いんでねえの?」
キース 「恐らくな。基準が初の適用になれば、嬉しいが」
俺にも希望が出来そうだし、とキース君も歓迎な基準。
キース 「ブルー、ハンコで仕上げを頼む」
ブルー 「オッケー、それじゃ、せっかくだから…」
カウントダウンを、と生徒会長の注文が。
ブルー 「歴史的瞬間に相応しいしさ」
一同 「「「イイネ!」」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 今から1分でね!」
キッチンタイマーでカウントダウン、と出て来たタイマー。
ぶるぅ 「セットしたから、60からだよ!」
シロエ 「59、58、ドキドキしますね!」
ジョミー「かっこいいよね、50、49…」
キース 「まさに秒読み、ゼロでブルーがハンコだな」
ブルー 「5秒前くらいに上で構えて、ペタンとね!」
準備完了、とハンコを押す体制に入った銀青様。
押すまで5秒…。
2024/07/18 (Thu)
☆吹っ飛ばされた紙
期末試験が終わった面々、週末は生徒会長宅なんですけど。
試験期間中の暑さの愚痴から、欠席基準が爆誕しまして…。
ブルー 「ハンコまで、5秒!」
シロエ 「4秒!」
ジョミー「3秒!」
そこから一同、声を揃えてカウントダウン。
一同 「「「2秒!」」」
ブルー 「ハンコモード、オン!」
一同 「「「1秒!」」」
??? 「ダメーッ!」
ハンコがペタンと押される寸前、吹っ飛ばされた紙。
一同 「「「わーっ!!!」」」
ブルー 「ええっ!??」
ぶるぅ 「ハンコ、テーブルに押しちゃったあーっ!」
下敷の板まで吹っ飛んだから、と慌てるお子様。
ぶるぅ 「うわぁぁぁん、テーブルクロスにハンコーっ!」
一同 「「「ひぃぃっ!」」」
此処のは上等なテーブルクロス、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「ぶるぅ、急いで洗って下さい!」
ぶるぅ 「でもでも、朱肉、落ちないんだよう!」
一同 「「「ええっ!?」」」
ブルー 「洗った程度で落ちるようでは、アウトだしね…」
巡礼さんの白衣とかにも押すし…、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「こういう場合は、クリーニングに出す他は…」
キース 「無いというのが現実だしな…」
ときに、犯人、とキース君がギロリと睨んだ先。
キース 「クリーニングの費用は、あんたが持てよ?」
ブルー 「急ぎで出して、後で請求書を回すから!」
ぶるぅ、とにかく出して来て、と生徒会長。
ブルー 「いつものトコに、事情を説明してさ」
ぶるぅ 「分かった! 銀青のハンコ、下手なトコには…」
キース 「出せないだろうな、値打ちものだし」
ブルー 「坊主限定だけど、たとえテーブルクロスでも…」
欲しい人なら山ほどだしね、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「売り払われたら困るんだよ、うん」
シロエ 「テーブルクロスでも、売れるんですか…」
キース 「そういうわけだが、それよりも…」
パアになった文書が問題だ、と怒ってますけど。
犯人は…?
2024/07/19 (Fri)
☆お寺専門でないと
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ御一同様ですが。
試験期間中の愚痴が発端、欠席基準が出来て、文書の形に。
ぶるぅ 「じゃあ、クリーニングに出して来る!」
ブルー 「出来上がりの方は急がない、って言っといて」
ぶるぅ 「そだね、テーブルクロスだし…」
お寺で使うヤツじゃないしね、と瞬間移動で消えたお子様。
キース 「おい、クリーニングに出した先というのは…」
ブルー 「お寺専門のトコだけど?」
いつも袈裟とかを頼んでるトコ、と生徒会長の答え。
ブルー 「なにしろ、モノがモノだしねえ…」
キース 「確かに、今どき、素人でも油断は出来ないし…」
シロエ 「ネットオークションとかに、出ちゃうんですね」
ブルー 「うん。値打ちの有無も、検索したら簡単に…」
出ちゃう時代なものだから…、と生徒会長が広げる両手。
ブルー 「クリーニングの店はともかく、バイトがね…」
一同 「「「あー…」」」
若人が多数な職場だった、と誰もが納得。
ジョミー「テーブルクロスに、ハンコだもんね…」
シロエ 「何のハンコか、画像検索、やりそうですよ」
サム 「でもって、銀青様のハンコは、数がねえから…」
SNSに上げるヤツな、とサム君の言。
サム 「こういうの、誰か知らねえか、って…」
一同 「「「うわー…」」」
お坊さんの目にも留まるヤツだ、と一同、ガクブル。
シロエ 「アップした人に、即、連絡が来ますよね…」
ブルー 「褒められたことじゃないけど、コッソリと…」
キース 「ゲットしたい輩は、ドッサリいるぞ」
そして犯罪者が目を付けるんだ、とキース君の苦い顔付き。
キース 「バイトのヤツに、甘い言葉を囁いて…」
??? 「テーブルクロスをゲットで、売るって?」
キース 「しれっと話に混ざって来るな!」
シロエ 「誰のせいだと思ってるんです、この事態!」
??? 「だって、事情が…」
事情だったし、と会話表記はAブルーなソルジャー。
迷惑な…。
2024/07/20 (Sat)
☆テーブルとクロス
期末試験が終わった御一同様、週末は生徒会長宅ですけど。
試験期間中の愚痴から生まれた、欠席基準が書かれた文書。
シロエ 「事情も何も、乱入しないで下さいよ!」
キース 「まったくだ。せっかくの有難い文書まで…」
吹っ飛ばすとは、けしからん、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「ブルー、悪いが、この紙にだな…」
ブルー 「ハンコだよねえ、もちろんだとも」
キース君が床から拾った文書が再び、テーブルの上に。
ブルー 「テーブルクロスを敷くのは、後でいいかな」
ジョミー「そんなの、ぶるぅが帰ってからでさ…」
シロエ 「いいと思いますよ、無くても特に困りませんし」
Aブルー「困るってば!」
とても困る、とソルジャー、ワタワタ。
Aブルー「クリーニング代は、ちゃんと払うから!」
シロエ 「テーブルクロスを敷きたいんですか?」
キース 「あんた、マナーにうるさかったか?」
むしろ無い方が歓迎だろう、とキース君。
キース 「食べこぼしてもいいし、ジュースとかもだ…」
シロエ 「ぶちまけちゃっても、まだマシですよ?」
テーブルは拭けばいいだけですし…、とシロエ君も。
シロエ 「床はどのみち、拭き掃除しかないですからね」
スウェナ「そうね、テーブルクロスだけでもセーフなら…」
ぶるぅの手間も少し減るわよ、とスウェナちゃんの言。
スウェナ「テーブルクロスの取り替えだとか、洗うとか…」
キース 「ぶるぅに迷惑がかかるヤツだし…」
戻るまでは放っておくべきだな、とキース君が纏めに。
キース 「それよりハンコだ、押さないと…」
ブルー 「有効になってくれないからね」
Aブルー「だから、このまま!」
放っておいて、とソルジャー、またも横から。
Aブルー「何もしないで、放置だってば!」
キース 「さっきと逆になっていないか、困るんだろう?」
シロエ 「テーブルクロスを希望でしたよね?」
放っておくなら真逆ですよ、とシロエ君の指摘。
どうしたいと…?
2024/07/21 (Sun)
☆パアに出来る会議
夏休みを待つばかりの面々、生徒会長宅での週末ですけど。
試験期間中の愚痴から欠席基準が爆誕、其処へ乱入した人。
Aブルー「真逆も何も、テーブルクロスの話じゃないし!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「その紙だってば、言ってるのは!」
ハンコを押されちゃ困るんだよ、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「ハンコで完成するんだろう!?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「押されちゃったら、棚経は、誰も来なくって…」
お彼岸だってヤバいんだよね、と確認が。
Aブルー「お天気次第で、キースだけしかいないとか…」
キース 「残念ながら、俺だけは休めないからな」
今後の運用に期待している、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「他にも何か、休めるイベがあるといいんだが…」
シロエ 「節分とかは、ぼくたちも行きたいヤツですし…」
キース 「大雪だろうが、休むのはなあ…」
まあいい、とキース君の視線が、生徒会長に。
キース 「俺は当分、除外でいいから、ハンコを頼む」
ブルー 「オッケー、それじゃ改めて、と…」
Aブルー「だから、ダメだと!」
そんな基準は出来ちゃ困る、とソルジャー、必死の形相。
Aブルー「クリーニング代なら、何百倍でも払うから!」
ブルー 「うーん…。そこまで嫌なら、もっと早くに…」
止めに来ればいいと思うんだけど、と生徒会長。
ブルー 「滑り込みで来て、吹っ飛ばすとかは…」
キース 「マナー的にも、どうかと思うぞ」
ソルジャーならば許されるのか、とキース君の問い。
キース 「あんたの船だと、会議が終わる直前に…」
ブルー 「飛び込んで行って、議決内容を…」
パアにするとか、普通なわけ、と生徒会長も。
ブルー 「いくらソルジャーでも、なんだかねえ…」
キース 「横暴すぎて、言葉も無いが…」
Aブルー「そう、その会議ってヤツが問題で!」
一同 「「「はあ?」」」
それが許される船なのか、と誰もが呆れ顔ですけど。
マジで…?
2024/07/22 (Mon)
☆逆らったら詰む船
じきに夏休みなシャン学メンバー、生徒会長宅に集う週末。
期末試験の期間中の愚痴から、欠席基準が爆誕ですけれど。
シロエ 「会議の最後でパアにするとか、酷すぎですよ…」
キース 「立派に独裁政権だな…」
ジョミー「船から出たら死ぬしかないから、我慢だよね…」
SD体制の弊害ってヤツ、とジョミー君が振っている首。
ジョミー「みんな、ソルジャーには逆らえないんだ…」
シロエ 「アレです、逆らったら船から放り出すぞ、と…」
サム 「脅してるわけな、日頃から…」
マジで最悪、とサム君も。
サム 「そんな船、降りてえだろうけど…」
シロエ 「降りたら命がありませんしね、乗ってるしか…」
キース 「会議でさえもソレなら、日常は、もっと…」
スウェナ「酷そうな気がするわよねえ…」
特に食べ物関係が…、とスウェナちゃん。
スウェナ「食事は嫌いで、栄養剤とか言ってるくせに…」
ジョミー「おやつだったら、盗んででも食べるらしいしね」
Aブルー「ピンポーン! ぶるぅのお蔭で、随分と…」
盗みが楽になったよね、とソルジャー、親指をグッと。
Aブルー「なにしろ利害は一致してるし、大食漢だし…」
サム 「あんたの分まで、纏めて盗んで来るってか…」
Aブルー「正確に言うと、ぶるぅの戦利品からさ…」
ぼくが奪って食べるんだよ、とニコニコニコ。
Aブルー「でもねえ、独裁政権なんかは…」
キース 「やっていないと言うんだろうが、実態は…」
シロエ 「誰が聞いても、独裁者ですよ」
会議の結果をパアは無いです、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「時間をかけて決めた中身が、白紙だなんて…」
キース 「会議の意味が無いと思うぞ」
あんた次第で決まるんならな、とキース君。
キース 「今も、やらかして来たんだろうが!」
Aブルー「違うよ、ぼくは被害者だってば、会議のさ!」
一同 「「「はあ?」」」
被害者って…、と顔を見合わせる面々ですけど。
間違ってませんか?
2024/07/23 (Tue)
☆加害者のくせに
夏休み待ちのシャン学メンバー、週末は生徒会長宅ですが。
期末試験の期間が暑かった愚痴で、欠席基準が出来まして。
シロエ 「被害者って、会議に出ていた人の方でしょう!」
キース 「あんたが横から割って入って、決議をだな…」
パアにしてから来たんだろうが、とキース君の厳しい視線。
キース 「でもって、こっちに乱入で…」
ジョミー「紙を吹っ飛ばして、テーブルクロスにさ…」
ハンコが押される大惨事だよ、とジョミー君も。
ジョミー「近所のお店じゃ、出せないようなヤツなのに…」
キース 「まったくだ。請求書を見て、反省しろよ」
Aブルー「会議のせいだし、仕方ないんだよ!」
キース 「どの辺がだ!」
パアにするとか、明らかに加害者だしな、とキース君。
キース 「そっちの方は日常茶飯で、反省などは…」
シロエ 「しないでしょうけど、此処は事情が違います」
キッチリお詫びで、クリーニング代も…、と念押しが。
シロエ 「いいですね?」
Aブルー「だから、違うと! 会議が、うんと長引いて…」
だけど抜けられなかったんだよ、とソルジャー、言い訳。
Aブルー「ぼくがいないと、締めの決議が…」
キース 「有効になってしまって、大いに困る、と…」
言いたいんだな、とキース君、ソルジャーをギロリ。
キース 「そうならないよう、会議室に居座って、だ…」
シロエ 「最後の最後で、パアにしてから来たわけですよ」
被害者は、その他大勢ですから、とシロエ君。
シロエ 「会議に出ていた皆さんと、此処のみんなと…」
キース 「ぶるぅだ、クリーニングに出しに行く羽目に…」
ジョミー「おまけに専門店だしね…」
事情の説明も大変そうだよ、とジョミー君の深い溜息。
ジョミー「お寺専門のトコで、テーブルクロスだなんて…」
シロエ 「想定外ってヤツですもんねえ…」
Aブルー「ぼくも、ハンコは想定外な事態だってば!」
ホントに被害者なんだから、と力説ですけど。
加害者でしか…。
2024/07/24 (Wed)
☆どっちでも会議
じきに夏休みな御一同様、生徒会長宅で過ごす週末ですが。
期末試験の間が暑かったわけで、欠席基準が出来まして…。
キース 「何が被害者だ、やらかしたことは棚上げで!」
シロエ 「太々しいのは元からですけど、酷すぎですよ」
Aブルー「違うって! 会議の件は、承認して来たし!」
来月から有効になるヤツなんだ、とソルジャーの叫び。
Aブルー「たかが食堂のメニューなのにさ、長引いて…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「おかわり自由を、何時までに設定するかで…」
揉めてたんだよ、と会議の中身の説明が。
Aブルー「人気メニューには違いなくても、食材に…」
ジョミー「限りがあるとか、そういうヤツ?」
Aブルー「そう! 食堂の係が忙しすぎるし、早めにさ…」
おかわりの時間を終わらせるかどうか、とソルジャーの言。
Aブルー「不公平だし、そのままで、っていう声と…」
シロエ 「少し早めに終わらせるべき、って意見ですね?」
Aブルー「まさにソレだよ、長老たちまで揉めちゃって…」
ホントに決まらなくってさ…、とソルジャー、ブツブツ。
Aブルー「ぼくは食事はどうでもいいから、退屈で…」
ブルー 「こっちの世界を覗き見した、と?」
Aブルー「ピンポーン! そしたら、こっちも会議でさ…」
面白そうだし、見ていたら…、と拳を握り締める人。
Aブルー「話がどんどん、ヤバい方へと転がってって…」
シロエ 「そうでしょうねえ、棚経を休める基準ですから」
Aブルー「お彼岸もだよ!」
休まれちゃったら大惨事で…、とソルジャー、必死の形相。
Aブルー「決まってからでは、もう遅いんだし…」
シロエ 「それで、横からパアですか!?」
テーブルクロスにハンコですか、とシロエ君。
シロエ 「決まる寸前に、吹っ飛ばしたと!?」
Aブルー「だって、会議が終わらなくって…!」
キース 「終わると同時に、来やがったのか!?」
でもって紙ごと飛ばしたのか、と怒鳴ってますけど。
正解…?
2024/07/25 (Thu)
☆捨てたプライド
夏休み待ちのシャン学メンバー、生徒会長宅で過ごす週末。
期末試験の期間の愚痴から、欠席基準が生まれましたが…。
Aブルー「そうだよ、ホントにギリギリだったし…!」
シロエ 「まさか、その場で消えたんですか!?」
空間移動で飛び出して…、とシロエ君の問い。
シロエ 「色々な意味で、どっちの会議にも失礼かと…!」
キース 「まったくだ。あんたらしいと言えば、そうだが」
Aブルー「ううん、プライドは捨てて来た!」
一同 「「「はあ?」」」
プライドって…、と誰もがキョトン。
キース 「あんた、そんなのがあったのか…?」
ジョミー「なんか意外で、ビックリだけど…」
Aブルー「少しくらいはあるんだよ! 恥だって!」
でも恥だって捨てて来たんだ、とソルジャー、拳をグッと。
Aブルー「決議が終わって、ハーレイが復唱したトコで…」
シロエ 「どうプライドを捨てたんです?」
Aブルー「決まってるだろう、トイレだよ!」
そう叫ぶしかないじゃないか、とソルジャーの言。
Aブルー「もう限界だし、漏れる、って!」
一同 「「「げっ!」」」
なんてことを、と一同、目が点。
キース 「そう絶叫して、飛んで来たと?」
Aブルー「だって、最終手段だし!」
ソレしか思い付かないし…、と言い募る人。
Aブルー「トイレだったら、もう探しにも来ないしね!」
一同 「「「あー…」」」
それはそうかも、と誰もが納得。
シロエ 「青の間にトイレ、ありますもんね…」
Aブルー「そうだろう? それに、この服が問題で…」
すぐにトイレに座れそうかい、と指差す自分の衣装。
Aブルー「個室に入って、即、いけると?」
一同 「「「うーん…」」」
無理すぎるヤツ、と唸るしかないのが、見た目重視の服。
Aブルー「消えても、誰も怪しまないから!」
キース 「確かに、恥を捨ててるな…」
シロエ 「プライドもですね…」
ですが、ハンコは別件で…とシロエ君の厳しい顔。
当然ですね?
2024/07/26 (Fri)
☆身体を張った人
夏休みを待つシャン学メンバー、生徒会長宅で週末ですが。
期末試験の期間の愚痴から生まれた、欠席基準が問題な今。
シロエ 「テーブルクロスにハンコも、迷惑ですけど…」
ジョミー「正式文書になる瞬間に、パアにするとか…」
迷惑なんてモンじゃないから、とジョミー君の恨み節。
ジョミー「カウントはもう、ゼロ寸前で…」
キース 「だからこそ、あんたが出て来て飛ばしたら…」
テーブルクロスにハンコが押されたんだ、とキース君も。
キース 「クリーニング代だけでは済まんぞ、コレは」
シロエ 「だよなあ、サッサと押しちまおうぜ「
ブルー 「揉めてる間に、押せるからねえ…」
押してしまおう、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「キース、ハンコを押した後は頼むよ」
キース 「承知している。朱肉の始末は任せてくれ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
シロエ 「外野は黙っていて下さい!」
歴史的瞬間なんですからね、とシロエ君、ピシャリと。
シロエ 「会長、早くお願いします!」
ブルー 「オッケー、それじゃ、ペタンとね!」
Aブルー「あーーーーーっ!!!」
押された瞬間、凄い悲鳴で、続いて悲鳴。
一同 「「「ひぃぃっ!!!」」」
キース 「何をしやがる!」
ハンコを擦るヤツがあるか、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「紙が吸い込んでもいないのに!」
Aブルー「だから、身体を張ったんだよ!」
体当たりでも良かったかもね、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「判読できないハンコだったら、無効だろう?」
キース 「ただの赤丸にしやがって!」
Aブルー「うーん…。ホントに、吸い込まないんだね…」
普通の紙、とソルジャーが眺める自分の右手。
Aブルー「見てよ、手袋、真っ赤だし!」
シロエ 「手のひら、見事に真っ赤ですよね…」
ジョミー「お相撲さんなら、手形、押せるよ」
キース 「待て、ソレだ!」
俺の役目はハンコの後始末で…、と言ってますけど。
何だと…?
2024/07/27 (Sat)
☆ハンコの後始末
夏休み待ちの御一同様、生徒会長宅で過ごす週末ですけど。
期末試験の期間の愚痴から、欠席基準が爆誕したわけで…。
キース 「余分な朱肉は、吸い取るのが俺の仕事だからな」
Aブルー「手袋、拭いてくれるって?」
キース 「拭いてやるから、任せておけ!」
まずは吸い取り用の紙の出番だ、とキース君が持つ白紙。
キース 「ほら、早く手を出せ」
Aブルー「助かるよ。なるほど、そんな具合に、丁寧に…」
端の端まで押さえるんだね、と感心しているソルジャー。
Aブルー「確かに、ここまで大きなハンコだとさ…」
シロエ 「乾くまでの時間も長いですしね…」
ジョミー「だけど、お坊さんのハンコって…」
そんな特大サイズなわけ、とジョミー君の問い。
ジョミー「普通の掛軸とかのハンコは、もっと小さくて…」
スウェナ「そうねえ、字だけの場合は違うのかしら?」
キース 「いや、ジョミーが言うので合っている」
俺もさっきから気になっていた、と副住職も。
キース 「やたらデカいぞ、御朱印用のヤツに見えるが…」
ブルー 「御朱印用ってわけじゃないけど、特製だよね」
大きな紙に書いた時とか、たまに出番が、と生徒会長。
ブルー 「普通のハンコじゃ紛れちゃうから、特大で!」
シロエ 「じゃあ、特別に出してくれたんですか?」
ブルー 「そうだよ、気前いいだろう?」
キース 「気前はともかく、デカいハンコで良かったぞ」
普通サイズでコレは無理だ、とキース君が広げる紙。
シロエ 「お相撲さんの世界ですねえ…」
ジョミー「手形だよねえ…」
Aブルー「ぼくの手袋、真っ赤だったし…」
でもまあ、かなり落ちたかな、とソルジャーが眺める右手。
Aブルー「後は普通に洗えばオッケー?」
キース 「そうだな、ぬるま湯と石鹸でいける筈だぞ」
Aブルー「ありがとう! 洗面所に行って洗って来るよ!」
キース 「しっかり洗えよ、早い間に」
落ちなくなったらクリーニングだしな、という助言。
厄介ですね…。
2024/07/28 (Sun)
☆特別仕様な手袋
夏休みを待つシャン学メンバー、生徒会長宅で週末ですが。
期末試験の間の愚痴から、欠席基準が出来たわけでして…。
Aブルー「あー、クリーニング…。そうかもねえ…」
キース 「あんたの世界だと、すぐに落ちるのか?」
Aブルー「どうだろう? 朱肉なんかは無いわけだから…」
成分の分析が必要かもね、とソルジャーの苦笑。
Aブルー「ついでに普通の手袋じゃないし、その辺もさ…」
シロエ 「どういう意味です?」
Aブルー「ソルジャー専用、特別仕様! 洗って来る!」
落ちなくなったら大変だから、と洗面所へダッシュですが。
キース 「やっぱりな…。どおりで手形になるわけだ」
一同 「「「は?」」」
キース 「よく見ろ、指紋に掌紋だぞ?」
ただの手袋でコレは出ない、とキース君が指差す手形。
キース 「うっすらとではあるが、ヤツの指紋と掌紋だ」
ジョミー「ホントだ、だから手形っぽいわけだ!」
シロエ 「確かに、コレが無かった場合は、べったりと…」
手の形というだけですよね、とシロエ君も。
シロエ 「会長、手袋、そういうのですか?」
ブルー 「実践してみたことはないけど、そうだと思うよ」
24時間はめっ放しでいけるヤツだし、と生徒会長。
ブルー 「はめてるんだって感覚もないし、限りなく…」
キース 「本物の手に近いんだな?」
ブルー 「うん。でないと、手袋も込みな衣装なんかは…」
着ていられないと思わないかい、と説得力に溢れた台詞。
ブルー 「ついでに、相手はブルーなんだよ?」
キース 「邪魔だと思えば、却下か、はめずに過ごすかだ」
一同 「「「あー…」」」」
なのに律儀にはめてるんだし…、と誰もが納得。
シロエ 「特別仕様で、不快感なんかゼロなんですね…」
キース 「ああ。だが、大事なのは其処じゃない」
サム 「何かあるのかよ?」
キース 「手形なんだぞ?」
シロエ 「えっと…?」
それが何か、とシロエ君も皆も、首を傾げてますけど。
なに…?
2024/07/29 (Mon)
☆サインが欲しい
じきに夏休みな御一同様、週末は生徒会長宅なんですけど。
期末試験の間が暑かったせいで、欠席基準が出来まして…。
キース 「分からないのか? なら、母印は?」
ジョミー「何さ、ソレ?」
シロエ 「あーっ! もしかしなくても、指紋ですね!?」
ハンコ代わりに押すアレですか、とシロエ君。
シロエ 「ハンコが無かった時代は、デフォでしたっけ?」
キース 「国によると思うが、此処ではそうだ」
サム 「そういや、今も指紋認証、使うよなあ…?」
ジョミー「ひょっとして、ハンコより凄いのを…」
ゲットしたわけ、とジョミー君、手形の紙をまじまじと。
ジョミー「コレさえあれば、この紙に何か書き込めば…」
キース 「ヤツのサインで仕上がるという勘定だが?」
それにサインなど、どうとでもなる、とキース君の笑み。
キース 「手形を褒めて、サインをくれ、と言えばだな…」
シロエ 「普通は、サインしちゃいますよね…」
ジョミー「お相撲さんの色紙とかだと、サイン入りだし…」
キース 「ああ。だから欲しいと言いさえすれば…」
サインするぞ、とニヤニヤニヤ。
キース 「その紙をしっかり保管しておいて…」
サム 「後から何か書き込むのな?」
キース 「法要は二度としません、とかな!」
一同 「「「イイネ!」」」
それでいこう、と欠席基準など忘れている面々。
シロエ 「ワクワクしますね、早く戻るといいんですけど」
キース 「焦るな、思惑がバレたらパアだしな」
ジョミー「あくまで通常、だけどサインは…」
キース 「欲しい方向でヨイショしろよ?」
でないと貰えないからな、とキース君の忠告が。
キース 「おっ、戻ったか?」
ぶるぅ 「ただいまあ! あれっ?」
一人足りない、と見回すお子様。
ぶるぅ 「何かあったの? それに、その紙…」
キース 「ヤツの手形だ、朱肉がついてしまってな…」
Aブルー「戻ったよ!」
落ちてくれたけど、クリーニングは、と質問が。
当然…。
2024/07/30 (Tue)
☆消え去った手形
夏休みを待つシャン学メンバー、週末は生徒会長宅でして。
期末試験中が暑かったせいで、欠席基準が出来ましたけど。
Aブルー「クリーニング、何か言われなかったのかい?」
ぶるぅ 「ううん、全然! だってハンコは大事だもん!」
Aブルー「値打ちがあるから、売れるんだよね?」
ぶるぅ 「それもあるけど、ハンコ、ホントに大切で…」
簡単に押しちゃダメなんだよ、と真面目なお子様。
ぶるぅ 「ハンコさえあれば、捏造文書も出来るしね」
Aブルー「そうなのかい?」
ぶるぅ 「そだよ、サインがあれば完璧!」
一同 「「「あーっ!」」」
ソレは言わないお約束だ、と一同、ウッカリ絶叫。
ぶるぅ 「えっ? みんな、どうかした?」
Aブルー「今の台詞に、何か問題でも?」
シロエ 「いいえ、なんでもありません!」
キース 「つい、勘違いというヤツだ。忘れてくれ」
違う話をしていたからな、とキース君が誤魔化しに。
キース 「坊主が書いた、掛軸とかの値打ちの話で…」
Aブルー「なるほど、例のテーブルクロスも…」
ぶるぅ 「銀青様がサインを入れたら、凄いよね!」
だけど…、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」が眺める紙。
ぶるぅ 「その紙だって、いけちゃうんだよ?」
Aブルー「紙?」
ぶるぅ 「そこの手形がついた紙だよ、ハンコだから!」
Aブルー「ハンコって…?」
何処にハンコ、とソルジャー、キョトン。
Aブルー「そんなの、押していないけど?」
ぶるぅ 「手形だってば、指紋と掌紋、ついてるし…」
立派にハンコの代わりになるの! と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「下手にサインを入れたりしたら…」
Aブルー「文書を捏造されるって? 困るってば!」
有り得ないし、とソルジャーの悲鳴。
Aブルー「キース、その紙、返してくれる?」
キース 「嫌だと言ったら?」
Aブルー「消すまでだよ!」
一同 「「「わーっ!!!」」」
燃やすなんて、と皆が号泣ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/07/31 (Wed)
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☆休めない期末試験
さて、7月。鬱陶しい梅雨も、期末試験も終わって夏本番。
週末は生徒会長宅なシャン学メンバー、夏休み待ちでして。
サム 「やっと期末も終わってくれたぜ、疲れたよな…」
ジョミー「だよねえ、試験の結果は、どうでもいいけど…」
シロエ 「特別生には、出席義務さえ無いですからね…」
スウェナ「でも、試験だけは休めないのがキツイわよね…」
猛暑日だろうが、出るしかないし…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「1年A組が好きに出来るの、ぶるぅのお蔭で…」
ブルー 「そう! ついでに、ぼくもね」
ぼくをクラスに迎え入れるのが条件だしさ、と生徒会長。
ブルー 「でないと、ぶるぅの御利益は無い、と…」
ジョミー「みんな、信じているもんねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ どんなテストも、満点だしね!」
試験勉強は要らないもーん、と家事万能なお子様の笑顔。
ぶるぅ 「ぼくのパワーを中継できるの、ブルーだけで…」
ブルー 「何が何でも、試験会場に、ぼくがいないと…」
シロエ 「どうにもならない、と言われてますから…」
事実は違うんですけどね、とシロエ君、深い溜息。
シロエ 「ぶるぅも会長も、家で爆睡していても…」
ぶるぅ 「サイオン、バッチリいけるしね!」
ブルー 「寝てても使えてしまうレベルで、サイオンが…」
強いのがタイプ・ブルーだよね、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「だけど、試験に出席してこそ、値打ちがさ…」
ジョミー「上がるんだろうし、出るのはいいけど…」
シロエ 「ぼくたち、巻き添えですからねえ…」
一人で出るのは、かったるいとかで…、とシロエ君の愚痴。
シロエ 「会長とぶるぅは、瞬間移動で登校ですけど…」
ジョミー「ぼくたちだと、そうはいかなくて…」
サム 「バスは混んでて、外は暑くて、地獄でよ…」
スウェナ「ホントに無理って感じだわよね…」
キース 「まったくだ。少しはだな…」
配慮というものが欲しいんだが、と注文ですけど。
さて…?
2024/07/01 (Mon)
☆設けて欲しい基準
期末試験が終わったシャン学メンバー、只今、夏休み待ち。
生徒会長宅で過ごす週末、出て来たのが期末試験の愚痴で。
ブルー 「配慮って…。それはどういう意味だい?」
キース 「そのままの意味だ、あんたの配慮だ!」
俺たちを巻き添えにする以上はな、とキース君、ズイと。
キース 「出なくていい日の基準くらいは、設けて欲しい」
ブルー 「えっと…?」
キース 「猛暑日だったら休んでいいとか、あるだろう!」
シロエ 「いいですね、ソレ!」
熱中症アラートもありますからね、とシロエ君、大賛成。
シロエ 「熱中症の警戒レベルをチェックで、連動ですよ」
ジョミー「厳重警戒になった時には、休めるんだね!」
キース 「そうあって欲しいと思うんだがな?」
他に雨の日の分もあれば…、とキース君の畳み掛け。
キース 「大雨警報の場合は、学校自体が休みだが…」
シロエ 「注意報の時点で、休んでもいいと嬉しいですね」
夏の豪雨は降り方が半端ないですし…、とシロエ君も。
シロエ 「道路が突然、川になるとか、あるあるですよ」
サム 「んで、マンホールの蓋が吹っ飛ぶのな…」
スウェナ「排水設備が、キャパオーバーになるヤツよね…」
アルテメシアでも、たまにあるし、とスウェナちゃん。
スウェナ「私たちの通学コースに、無いってだけで」
ジョミー「有名なトコは、けっこうあるよ」
キース 「知ってるか? 沈む大学もあるんだぞ」
キャンパスが丸ごと浸水でな、とキース君が広げる両手。
キース 「大雨の日は、長靴持参で行くと聞いている」
サム 「マジかよ、それこそサボッちまえば…」
いいんでねえの、とサム君が傾げる首。
サム 「大学だったら、出席、うるさくねえんだろ?」
キース 「そこは教授の判断になるが、それと同じで…」
シロエ 「会長にも配慮が欲しい、という流れですね?」
キース 「暑さも、雨が酷い日にもな!」
せめて判断基準を作れ、と言ってますけど。
どうなる…?
2024/07/02 (Tue)
☆判断基準を希望
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ面々ですけれど。
生徒会長宅で過ごす週末、揃って愚痴を言い出したわけで。
ブルー 「判断基準って…。期末試験に出るかどうかの?」
キース 「その通りだが?」
客観的にいけるヤツにして欲しい、とキース君、目がマジ。
キース 「暑さと雨とだ、気象情報のサイトをだな…」
シロエ 「チェックすれば分かる、という基準ですね?」
キース 「ああ。気象庁にはこだわらないぞ」
この面子だけ、揃って見られる所でいい、と注文は甘め。
キース 「アイス日和とか、洗濯日和の指数でいいんだ」
ジョミー「あー、そういうのも出るよね、あちこちで」
サム 「あるよな、アイスかシャーベットかでよ…」
暑さを発表してるトコもあるぜ、とサム君も。
サム 「アイスが美味い、だと、暑さ、そこそこでよ…」
シロエ 「知ってます! 暑さがキツイと、アイスから…」
シャーベットがいい、に変わるんですよね、とシロエ君。
シロエ 「サッパリとシャーベットを、でしたっけ?」
サム 「うんうん、決まり文句はソレな!」
そこでなくてもかまわねえけど…、とサム君も真剣。
サム 「基準は欲しいぜ、考えてくれよ」
シロエ 「ぼくからも、よろしくお願いします!」
スウェナ「全面的に賛成だわね、マツカはどうなの?」
マツカ 「ぼくも、皆さんと同じですよ」
普通にバスで登校ですし、とマツカ君の苦笑。
マツカ 「入学した時は、車で送迎でしたけれどね」
キース 「物騒な護身用のアイテムも、持っていたしな…」
ジョミー「あったね、鞄の中に色々とさ…」
懐かしいよね、とジョミー君、クスクスと。
ジョミー「今じゃすっかり、庶民と同化しちゃってるけど」
サム 「いいじゃねえかよ、お蔭で、マツカも賛成で…」
キース 「判断基準を希望なんだし、作るべきだぞ」
ブルー 「暑さと雨で、基準を設けろ、と…」
まあいいけどさ、と考えてくれるようですけど。
基準は…?
2024/07/03 (Wed)
☆暑さの基準から
期末試験も無事に終了、後は夏休みを待つだけの御一同様。
生徒会長宅で週末ですけど、期末試験が切っ掛けで要望が。
シロエ 「とにかく、欠席していい基準をですね…」
サム 「なんとか作ってくれよ、頼むぜ」
ブルー 「うーん…。だったら、まずは暑さの方で、と…」
シャーベット日和は休んでいいかな、と生徒会長。
ブルー 「気温と湿度は、厳密に決まりはしないけど…」
キース 「それでかまわん、充分だ」
シロエ 「例の天気予報のサイトで、オススメが…」
シャーベットになれば休みですか、とシロエ君の確認が。
シロエ 「アイスの間は、出席しないとダメなんですね?」
ブルー 「そうなるね。アイスのオススメがMAXでもさ」
ジョミー「ちょっと厳しいけど、無いよりマシかな…」
キース 「現状を思えば、天国だぞ?」
副住職としては極楽だがな、とキース君、苦笑い。
キース 「だが、言い回しとして、極楽は、どうも…」
シロエ 「合いませんよね、頭の中で蓮が咲きそうですよ」
ジョミー「だよねえ、夏の花だしさ…」
サム 「池で咲いてる花と言っても、暑苦しいぜ…」
イメージがよ、とサム君も。
サム 「カンカン照りの夏の日差しが浮かぶんだよな」
シロエ 「分かります。ぼくの頭で咲きそうな蓮も…」
そういうヤツで…、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「ですから、ここは副住職でも、表現は…」
サム 「天国でいいと思うぜ、うん」
キース 「有難い。でもって、有難い話のついでにだな…」
雨の日の基準も決めて欲しいんだが…、とキース君。
キース 「そっちは、洗濯指数でいいぞ」
ブルー 「アレ、使えないと思うけど?」
傘の数の方を推すね、と生徒会長が挙げて来た基準。
ブルー 「傘のマークが幾つ出るかで、雨の降り方を…」
シロエ 「あー…。傘は要りませんとか、忘れずにとか…」
キース 「なるほどな。なら、それで…」
基準を出してくれないか、と言ってますけど。
傘の数…。
2024/07/04 (Thu)
☆雨の方は余裕を
期末試験が終わった面々、夏休みを待つばかりですけれど。
生徒会長宅に来ている週末、愚痴が出て来たわけでして…。
サム 「傘の数がMAXの時は、休んでいいよな?」
シロエ 「まさかダメとは言いませんよね?」
キース 「俺としてはだ、MAXが近い時点でだ…」
欠席出来るのが望ましいが…、とキース君が顎に当てる手。
キース 「雨の月参りの経験からして、MAXが近いと…」
ジョミー「雨脚が酷くなってくるとか?」
キース 「そうなんだ。予報より酷く降るのが多いな」
自転車だけに、よく分かるぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「とんでもなく降って来やがった、と…」
シロエ 「泣けてくるってヤツですか?」
キース 「わびしい気分になるのはガチだ」
なんだって、こんな雨の中を…、と鬱々として来るそうで。
キース 「昨今、気象病も問題になっているだけに…」
ブルー 「MAXよりも早めにしたい、って?」
キース 「あんたも、こうして愚痴を聞かされる回数が…」
劇的に減ると思うんだがな、とキース君の畳み掛け。
キース 「正直、暑さも嫌われはするが、雨の方がだ…」
シロエ 「迷惑度数は上がりますよね…」
サム 「暑いだけなら、アイスを買えば済むけどよ…」
ジョミー「雨の方だと、コンビニとか駅で傘を買っても…」
焼け石に水でしかないもんね、とジョミー君の相槌が。
ジョミー「土砂降りの時に、ビニール傘はキツイしさ…」
スウェナ「本格派の大きな傘を差しても、無駄なのよね…」
シロエ 「こう、足元から、雨が跳ね返りますし…」
サム 「靴の中まで濡れちまうとか、あるあるだしよ…」
予報以上の雨は困るぜ、とサム君も。
サム 「傘の数がよ、MAX近くだと、ありがてえよな」
シロエ 「ぼくもです。キース先輩の意見を推しますよ」
ブルー 「なるほどねえ…。だったら、ソレで…」
キース 「決定だな?」
暑さと雨の基準の件は、と纏めに掛かる人。
円満に解決…。
2024/07/05 (Fri)
☆文書にした方が
期末試験も終わった週末、生徒会長宅に来ている御一同様。
夏休みを待つばかりですけど、期末試験が発端な愚痴で…。
キース 「暑さはシャーベットがオススメの時で、と…」
シロエ 「雨は、傘のマークがMAXの一歩手前ですね?」
ブルー 「そういうことだね、君たちの意見を尊重すれば」
キース 「是非、尊重して貰いたい!」
被害に遭うのは俺たちだしな、とキース君の念押しが。
キース 「繰り返しになるが、あんたと、ぶるぅは…」
ジョミー「瞬間移動で登校だしねえ、暑さとかはさ…」
サム 「無関係でよ、正直、どうでもいいんだろ?」
ブルー 「否定はしないね、だから、尊重するってば!」
基準を設けることに決めたよ、と生徒会長、大真面目。
ブルー 「きちんと文書にするべきなのかな、どう思う?」
キース 「その方向で頼めるのなら、有難い」
書き付けて、壁に貼ってくれ、とキース君が指差す壁。
キース 「カレンダーの横の辺りに、ペタリとな」
一同 「「「イイネ!」」」
一筆入れるのと同じ、と誰もが大歓声。
シロエ 「壁なら、いつでも見られますしね!」
ジョミー「後でグダグダ、文句が出て来ることも無いしさ」
スウェナ「見れば、一目で分かるものねえ…」
ブルー 「オッケー! ぶるぅ、紙と硯を持って来てよ」
最上級のヤツ、と生徒会長が出した注文。
ブルー 「ここは真面目に、銀青として書くべきかと…」
シロエ 「それ、最高じゃないですか!」
キース 「立てた誓いは破らない、と思っていいんだな?」
ブルー 「もちろんだよ! もう絶対に、守るってね!」
しっかりと書いて、判も押すよ、と頼もしい言葉。
ブルー 「銀青のサインとハンコがあれば、完璧だろう?」
キース 「文書としては、もう、それ以上は望めないな」
ブルー 「掛軸に仕立ててしまうのもいいね、映えるから」
サム 「いいじゃねえかよ、ナイスだぜ!」
ちょっとオシャレな感じだしよ、という声が。
いいかも…。
2024/07/06 (Sat)
☆普段から使うべき
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ面々ですけれど。
生徒会長宅で過ごす週末、愚痴が発端で決まりが出来そう。
ブルー 「それじゃ、掛軸にして飾ればいいかな?」
キース 「あんたのような高僧の書だと、有難いしな」
マツカ 「表装の方は任せて下さい、少しばかり時間が…」
かかってしまいますけどね、とマツカ君の控えめな口調。
マツカ 「丁寧に表装するとなったら、その場では…」
キース 「承知している。出来て来るまでは、暫定的に…」
サム 「普通の張り紙でいいんでねえの?」
ジョミー「分かれば、それで充分だしね!」
チラシの裏でもいいくらいだよ、とジョミー君。
ジョミー「ぶるぅ、適当な紙もお願い!」
ぶるぅ 「オッケー、紙とマジックだね!」
用意して来る、と跳ねて行ったお子様、じきに戻りまして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 紙と硯と、マジック、どうぞ!」
ブルー 「ありがとう。まずは、普通の紙から、と…」
生徒会長、白い紙にマジックでサラサラと基準を書き付け。
ブルー 「これでよし、っと…。ぶるぅ、貼ってくれる?」
ぶるぅ 「セロテープかなあ、それとも画鋲?」
ブルー 「どっちも痕がつきそうだけど、まあいいか…」
明日から使う基準だしね、と大きく頷く生徒会長。
ブルー 「明日の予報は猛暑日だから、早速、誰かが…」
ぶるぅ 「お休みするかもしれないね!」
キース 「なんだって!?」
ジョミー「待ってよ、試験期間に限定なんじゃあ…?」
今の基準、と一同、ワタワタ。
ジョミー「明日とか、休まなくてもいいし!」
シロエ 「だって、普通に日曜ですよ?」
サム 「休む必要、ねえじゃねえかよ!」
元から休みなんだからよ、とサム君の言。
サム 「猛暑日だろうが、大雨だろうが、関係ねえし!」
キース 「まったくだ。此処は快適なんだしな」
ブルー 「でもねえ…。こういう基準は、普段から…」
適用しないと忘れがちで、と言ってますけど。
休日にまで…?
2024/07/07 (Sun)
☆使えない基準
期末テストも終わった面々、週末は生徒会長宅ですけれど。
夏休みを待つばかりとはいえ、試験期間中の愚痴が出て…。
キース 「そうなのか? しかし休みの日に、休む輩が…」
サム 「いるわけねえだろ、しかも行先、此処だしよ…」
ジョミー「暑いからとか、大雨だからって、休んだら…」
損をするしかないヤツだよね、とジョミー君。
ジョミー「美味しい料理も、おやつも逃してしまうしさ…」
シロエ 「エアコンが効いてて、涼しいですしね…」
スウェナ「下手な避暑地より、条件、いいわよ?」
避暑地だと蚊がいたりするもの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「そういう心配、全く無いのに、誰が休むの?」
サム 「うんうん、休むって言うヤツがいたらよ…」
ジョミー「正気を疑っちゃうよね、マジで」
キース 「熱中症で意識朦朧だとか、夏風邪で高熱とか…」
まず、その辺しか浮かばないな、とキース君、腕組み。
キース 「適用する意味は、真面目に無いと思うんだが?」
ブルー 「本当に?」
一同 「「「はいっ!」」」
試験期間中に限定で…、と誰もがプッシュ。
ジョミー「あえて適用範囲を拡大するなら、平日だよね」
シロエ 「学校ですか、サボりたい日は、ありますけど…」
サム 「1年A組で出欠を取るの、グレイブ先生だぜ?」
ブルーじゃねえのを忘れてねえか、とサム君の鋭い指摘。
サム 「此処の基準で休んだ場合は、どうなるんだよ?」
一同 「「「あー…」」」
それはタダでは済むわけがない、と頷くしかない御一同様。
ジョミー「平日に拡大するのは、無理かあ…」
シロエ 「ぶっちゃけ、使えない基準ですってば!」
試験期間中くらいしか…、とシロエ君、キッパリと。
シロエ 「会長、その方向でお願いします!」
ブルー 「いいけど、後悔するんじゃないかなあ…」
キース 「俺はしないぞ」
シロエ 「そんなの、誰もしませんよ!」
使う場面がありませんから、と言ってますけど。
後悔って…?
2024/07/08 (Mon)
☆恩恵が無い人たち
期末試験も無事に終わって、後は夏休みを待つばかりな今。
けれど、試験期間中の愚痴が出まして、休める基準が決定。
ブルー 「そういうことなら、それでいいけど…」
キース 「あんたは、何を考えてるんだ?」
ブルー 「後から言われても困るよね、っていうだけで…」
君たちがいいなら、特に文句は…、と生徒会長の言。
ブルー 「ついでに君は、あまり関係無いかもだしさ」
キース 「はあ?」
なんで俺が、とキース君が指差す、自分の顔。
キース 「月参りがあるから、さほど恩恵は無い、と…?」
ブルー 「あったね、そんなイベントも」
キース 「別件なのか?」
ブルー 「根っこの所は同じかな…」
規模は比較にならないけどさ、と生徒会長が顎に当てる手。
ブルー 「サムとジョミーも、キースと条件は同じだよ?」
サム 「俺もかよ?」
ジョミー「ぼくとサムも、って…。何があるわけ?」
暑さと雨の基準が欲しいようなヤツ、とジョミー君の問い。
ジョミー「全然、思い付かないんだけど…?」
サム 「俺もだぜ…。キース、お前は?」
キース 「記憶を手繰りまくってみたが、サッパリだ」
基準があれば恩恵に与れるイベなんて…、とキース君も。
キース 「おまけに、俺は除外なんだぞ?」
サム 「其処なんだよなあ、問題は…」
ジョミー「やっぱりあれば良かったよ、ってなりそうで…」
それなのに心当たりはゼロ、とジョミー君、ブツブツと。
ジョミー「とにかく適用な方向で、っていうのはアリ?」
ブルー 「感心しないね、なあなあで運用するのはさ」
キース 「緩みがちになる、と言いたいのか?」
ブルー 「ピンポーン!」
こういったことは、キッチリ決めた方が…、と生徒会長。
ブルー 「ここまでは、と線を引くのが一番だよ」
シロエ 「すみません。横からですけど、いいですか?」
ブルー 「質問かい?」
シロエ 「はい。適用な場合…」
ぼくは、お得なわけでしょうか、と確認が。
なるほど…。
2024/07/09 (Tue)
☆お得になる理由は
夏休みを待つ御一同様、週末は生徒会長宅なわけですけど。
試験期間中の愚痴から出来た、欠席していい基準が問題で。
スウェナ「そうね、キースやジョミーは除外でも…」
マツカ 「ぼくたちの場合、適用されるわけですからね…」
確かに気になるポイントですよ、とマツカ君も。
マツカ 「お得かどうかは、確認すべきだと思います」
シロエ 「そうでしょう? 会長、其処はどうなんです?」
ブルー 「もちろん、お得になるだろうねえ…」
なんと言っても休めるんだし、と生徒会長、ニッコリと。
ブルー 「欠席理由も明々白々、誰も文句は言えないしね」
シロエ 「文句を言うのは、キース先輩たちですか?」
ブルー 「そりゃまあ、大いに言うと思うよ、ブツブツと」
口で言えないから心の中で…、と生徒会長の楽しそうな顔。
ブルー 「言いたくっても、壁に飾ってあるわけだから…」
シロエ 「掛軸に書いてありますもんねえ…」
ブルー 「銀青のサインと、ハンコつきでね!」
文句を言える人はいないよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「除外な面子の、顔ぶれを見れば分かるだろう?」
シロエ 「えっと…? キース先輩と、サム先輩と…」
マツカ 「ジョミーですよね、共通点があるとしたなら…」
スウェナ「ズバリ、アレでしょ、お坊さんでしょ?」
本職と見習いの差はあるけれど…、とスウェナちゃん。
スウェナ「それに、さっきブルーが、月参りのことを…」
マツカ 「根っこの所は同じなんだ、と言いましたよね…」
シロエ 「でもって、適用になった場合は、ぼくたちが…」
お得なヤツって、何なんでしょう、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「月参りの件は、先月、白紙撤回で…」
スウェナ「消えてなくなった筈だわよ?」
マツカ 「待って下さい、気が付きました! お盆です!」
一同 「「「お盆?」」」
マツカ 「棚経ですよ、来月じゃないですか!」
適用されたら休めるのでは、という声ですけど。
正解ですか…?
2024/07/10 (Wed)
☆休んでもいい棚経
期末試験が終わった御一同様、生徒会長宅で過ごす土曜日。
そこで出て来た愚痴から生まれた、欠席基準が問われる今。
シロエ 「あー、棚経! 暑い最中ですもんねえ…」
スウェナ「綺麗サッパリ忘れていたわよ、来月だわね…」
マツカ 「そうでしょう? キースたちも毎年、大変で…」
炎天下を自転車で走る日ですよ、とマツカ君。
マツカ 「欠席基準が適用されたら、休めそうです」
シロエ 「暑さの基準は、シャーベットでしたから…」
スウェナ「お盆の頃なら、ほぼ毎日がソレだわよ」
台風でも来ない限りは、シャーベットよね、と相槌が。
スウェナ「高確率で欠席できると思うわ、基準があれば」
マツカ 「もしも休めたら、ずいぶん楽になりそうですよ」
シロエ 「ですね、来なくていいんですから」
どうせ来たって棚経ですし…、とシロエ君も全面的に同意。
シロエ 「朝イチで、と言われてますから、来る時は…」
マツカ 「暑さはマシなわけですけれど、日中は…」
スウェナ「暑いものねえ、シャーベットな予報は確実よ」
シロエ 「つまり、朝の予報でシャーベットなら…」
休んでいいことになりますね、とシロエ君、うんうん、と。
シロエ 「家で涼しく過ごしていられて、棚経も…」
スウェナ「まるっとパスして、スルーだわねえ…」
マツカ 「多分、ソレだと思うんですよ」
キースたちには恩恵が無いそうですから…、とマツカ君。
マツカ 「ブルー、棚経で合っていますか?」
ブルー 「ピンポーン!」
それで正解、と生徒会長、ニコニコと。
ブルー 「どうかな、適用されていない場合はさ…」
シロエ 「猛暑日だろうが、棚経ですよね…」
是非、適用でお願いします、とシロエ君、頭をペコリ。
シロエ 「キース先輩たちには悪いんですけど…」
スウェナ「いいじゃないのよ、実際にある基準なんだし」
マツカ 「ブルーも、念押ししてくれましたし…」
気にしなくていいと思いますよ、とマツカ君の正論が。
適用…?
2024/07/11 (Thu)
☆お得に休めそう
期末試験も無事に終了、夏休みを待つばかりな面々ですが。
試験期間中の愚痴から生まれた、欠席できる基準が問題で。
シロエ 「キース先輩、ジョミー先輩、サム先輩…」
サム 「申し訳ねえって顔、しなくてもいいぜ」
キース 「俺もかまわん、元々、そういう職業だしな」
ジョミー「ぼくは正直、羨ましいけど…」
仕方ないよね、とジョミー君も苦笑いでして。
ジョミー「少しでも楽が出来る人がいるなら、いいよ」
シロエ 「ありがとうございます、ジョミー先輩!」
ジョミー「いいって、いいって! それに、この先…」
他のイベントで得をするかもだしさ、とジョミー君の笑顔。
ジョミー「暑いのは夏に限定だけど、雨は年中いけるしね」
サム 「あー…。今は全く思い付かねえけど、他にも…」
何かあるかもしれねえよな、とサム君も。
サム 「おっと、お彼岸、いけるんでねえの?」
ジョミー「ホントだ、アレはキースがやってるだけで…」
サム 「お前と俺は、何もしてねえぜ?」
お経を読める資格もねえし、とサム君の指摘。
サム 「お中日によ、大雨が降ったら、休めるってな!」
一同 「「「イイネ!」」」
棚経だけじゃなかったんだ、と大歓声な御一同様。
ジョミー「キース以外は、お得なヤツだよ、この基準!」
シロエ 「最高ですよ、抹香臭いイベント回避用ですね!」
ブルー 「やっと分かった? 試験期間中に限定だとさ…」
後で後悔しないかい、と聞いた意味が、と生徒会長の問い。
ブルー 「平日にも適用するっていうのは、ダメだけど」
シロエ 「会長、他にもありそうですか?」
ブルー 「すぐには思い付かないねえ…」
そっちの方は、運用し始めてからで…、という提案が。
ブルー 「やってみないと分からない面は、何にでも…」
キース 「あるものだしな、それに俺にもお得なヤツが…」
ブルー 「無いとは限らないだろう?」
細かい規定は後でいいと思うよ、と柔軟にいく模様。
決定ですか?
2024/07/12 (Fri)
☆逃せない前髪
期末試験が終わった御一同様、週末は生徒会長宅ですけど。
そこで出て来た試験期間中の愚痴から、欠席基準が爆誕で。
シロエ 「じゃあ、とりあえず、運用開始ですね?」
ブルー 「そうなるね。現時点では、最初に適用なのは…」
棚経の日ということで…、と纏めにかかる生徒会長。
ブルー 「暑い盛りだから、暑さも雨も、基準の出番かな」
サム 「俺たちは除外になっちまうけど、出番がよ…」
あるといいよな、とサム君、期待している様子。
サム 「せっかくなんだし、ご登板と願いたいぜ」
ジョミー「ぼくもだよ。除外組でも、気になるもんね」
キース 「俺もだ、お彼岸の方も除外なんだがな」
それでも基準が適用されると嬉しいぞ、とキース君も。
キース 「いつか俺も、と希望が持てそうではある」
スウェナ「使えるチャンスが、無いとは限らないものね」
キース 「ああ。夢は大きく、果てしなく、というヤツだ」
夢は実現してこそだしな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「言霊とも言うし、大いに賛成するのが吉だ」
シロエ 「前向きな姿勢は大事ですしね」
キース 「チャンスの女神は、前髪しか無いと聞くからな」
前髪を逃してはいかん、とチャンスに賭ける副住職。
キース 「まずは運用されないことには、その前髪も…」
シロエ 「ありませんしねえ、無いとどうにも…」
キース 「ならないわけだし、俺は漏れなく除外でも…」
基準を運用してくれないと…、とキース君、目がマジ。
キース 「ブルー、しっかり書き付けてくれ」
ブルー 「もちろんだよ! 普通の紙にも、高級のにも…」
書の腕前を惜しみなく…、と生徒会長が立てる親指。
ブルー 「普通の紙に先に書くけど、そっちにもさ…」
キース 「銀青様のハンコをサービスしてくれるのか?」
ブルー 「直筆の文書は、ハンコを押すのも大切だしね」
シロエ 「ですね、今もハンコは健在で…」
必要な場面も多いですし、とシロエ君の相槌が。
ハンコつき…。
2024/07/13 (Sat)
☆正式な文書で
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ面々ですけれど。
生徒会長宅に集う週末、欠席基準が決まったわけでして…。
ジョミー「やったね、普通の紙でも、正式文書!」
キース 「掛軸が出来て来るまでの間は、ソレなんだな」
ブルー 「そう! 基準の出番はまだ先だけど…」
早めに公布するものだしね、と生徒会長が手にマジックを。
ブルー 「じゃあ、書くよ? 暑さの基準の方から、と…」
シロエ 「シャーベット日和は休んでもいい、ですね?」
ブルー 「あの予報が出るサイトも、書いておこうかな」
キース 「その方がいいな、仕様が変わることもあるから」
前はシャーベットじゃなかったぞ、とキース君の指摘が。
キース 「いつ変わったのか、俺は覚えていないんだが…」
シロエ 「そういえば…。前はビールのマークでしたね」
ジョミー「ホントだ、流石、キースはキッチリしてるよ!」
ヤバかったかも、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「シャーベットで表現しなくなったら、アウト…」
シロエ 「会長に書き換えて貰えるまでは、ダメですし…」
キース 「そうならないよう、よろしく頼む」
ブルー 「オッケー、掛軸にURLは似合わないからさ…」
サイトの名前を書いておこう、と普通の紙にサラサラと。
ブルー 「でもって暑さは、シャーベットで…」
サム 「雨の基準は、傘の数な!」
ブルー 「MAXになる手前なんだし、四個半、と…」
シロエ 「やった、文書になりましたよ!」
後は会長のサインとハンコ、とシロエ君が覗き込む紙。
シロエ 「サインしてから、ハンコですよね?」
ブルー 「うん。サインのトコだけ、筆にしようかな」
ぶるぅ 「そだね、だったら筆ペンだよね!」
取って来るね、と跳ねて行ったお子様、すぐに帰還で。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ はい、筆ペン!」
ブルー 「ありがとう! そうだ、日付も必要で…」
キース 「確かにな」
ツッコミ所があってはいかん、とキース君も。
正式文書…。
2024/07/14 (Sun)
☆ハンコで完成
期末試験が済んだ週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
試験期間中の愚痴から生まれた、欠席基準がついに文書に。
ブルー 「日付とサインと、それにハンコで、と…」
シロエ 「いよいよ完成するわけですね!」
ジョミー「静かに待とうよ、歴史的瞬間ってヤツだしさ」
サム 「だよな、長年、悩まされて来たイベントによ…」
休む理由が出来るんだしな、とサム君、親指をグッと。
サム 「ハンコが押されて、壁にペタリで完成なんだぜ」
キース 「いや、壁までは必須ではない」
ハンコが押された時点で有効になる筈だ、とキース君。
キース 「じきに完成、あの馬鹿野郎も年貢の納め時で…」
シロエ 「今年の棚経、一人になるかもしれませんねえ…」
サム 「そうなんでねえの、今年も猛暑らしいしよ…」
ジョミー「シャーベット日和は、ほぼほぼ確定だよね」
でもって、違った時は傘だよ、とジョミー君が見る窓の外。
ジョミー「お盆の頃が一番暑いし、涼しいとしたら…」
キース 「台風が来るのは、ありがちではある」
シロエ 「大雨ですね、傘のマークがMAXですよ」
サム 「たまに、涼しい方に転ぶし、微妙だけどよ…」
そういう年は滅多にねえし、とサム君も。
サム 「まあ、棚経は此処でやるしよ、他に二人は…」
キース 「いる勘定だな、ぶるぅと、ブルーで」
スウェナ「それだけいれば、充分だわよ」
シロエ 「キース先輩と、お供の誰かも来ますしね」
今年もジョミー先輩な気が、とシロエ君。
シロエ 「アドス和尚は、サム先輩がお気に入りですし…」
サム 「ありがてえけど、スクーターを追うのはよ…」
自転車だとマジでキツイんだよな、とサム君の苦笑。
サム 「あっちの方にも、欠席基準が欲しくなるぜ」
キース 「親父だけに、まず無理だろうな」
シロエ 「アドス和尚は、頑固ですしね」
ブルー 「ぼくは寛大なんだけど…」
こんな基準を許すんだしね、とサインを入れた銀青様。
あとはハンコ…。
2024/07/15 (Mon)
さて、7月。鬱陶しい梅雨も、期末試験も終わって夏本番。
週末は生徒会長宅なシャン学メンバー、夏休み待ちでして。
サム 「やっと期末も終わってくれたぜ、疲れたよな…」
ジョミー「だよねえ、試験の結果は、どうでもいいけど…」
シロエ 「特別生には、出席義務さえ無いですからね…」
スウェナ「でも、試験だけは休めないのがキツイわよね…」
猛暑日だろうが、出るしかないし…、とスウェナちゃんも。
スウェナ「1年A組が好きに出来るの、ぶるぅのお蔭で…」
ブルー 「そう! ついでに、ぼくもね」
ぼくをクラスに迎え入れるのが条件だしさ、と生徒会長。
ブルー 「でないと、ぶるぅの御利益は無い、と…」
ジョミー「みんな、信じているもんねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ どんなテストも、満点だしね!」
試験勉強は要らないもーん、と家事万能なお子様の笑顔。
ぶるぅ 「ぼくのパワーを中継できるの、ブルーだけで…」
ブルー 「何が何でも、試験会場に、ぼくがいないと…」
シロエ 「どうにもならない、と言われてますから…」
事実は違うんですけどね、とシロエ君、深い溜息。
シロエ 「ぶるぅも会長も、家で爆睡していても…」
ぶるぅ 「サイオン、バッチリいけるしね!」
ブルー 「寝てても使えてしまうレベルで、サイオンが…」
強いのがタイプ・ブルーだよね、と生徒会長、しれっと。
ブルー 「だけど、試験に出席してこそ、値打ちがさ…」
ジョミー「上がるんだろうし、出るのはいいけど…」
シロエ 「ぼくたち、巻き添えですからねえ…」
一人で出るのは、かったるいとかで…、とシロエ君の愚痴。
シロエ 「会長とぶるぅは、瞬間移動で登校ですけど…」
ジョミー「ぼくたちだと、そうはいかなくて…」
サム 「バスは混んでて、外は暑くて、地獄でよ…」
スウェナ「ホントに無理って感じだわよね…」
キース 「まったくだ。少しはだな…」
配慮というものが欲しいんだが、と注文ですけど。
さて…?
2024/07/01 (Mon)
☆設けて欲しい基準
期末試験が終わったシャン学メンバー、只今、夏休み待ち。
生徒会長宅で過ごす週末、出て来たのが期末試験の愚痴で。
ブルー 「配慮って…。それはどういう意味だい?」
キース 「そのままの意味だ、あんたの配慮だ!」
俺たちを巻き添えにする以上はな、とキース君、ズイと。
キース 「出なくていい日の基準くらいは、設けて欲しい」
ブルー 「えっと…?」
キース 「猛暑日だったら休んでいいとか、あるだろう!」
シロエ 「いいですね、ソレ!」
熱中症アラートもありますからね、とシロエ君、大賛成。
シロエ 「熱中症の警戒レベルをチェックで、連動ですよ」
ジョミー「厳重警戒になった時には、休めるんだね!」
キース 「そうあって欲しいと思うんだがな?」
他に雨の日の分もあれば…、とキース君の畳み掛け。
キース 「大雨警報の場合は、学校自体が休みだが…」
シロエ 「注意報の時点で、休んでもいいと嬉しいですね」
夏の豪雨は降り方が半端ないですし…、とシロエ君も。
シロエ 「道路が突然、川になるとか、あるあるですよ」
サム 「んで、マンホールの蓋が吹っ飛ぶのな…」
スウェナ「排水設備が、キャパオーバーになるヤツよね…」
アルテメシアでも、たまにあるし、とスウェナちゃん。
スウェナ「私たちの通学コースに、無いってだけで」
ジョミー「有名なトコは、けっこうあるよ」
キース 「知ってるか? 沈む大学もあるんだぞ」
キャンパスが丸ごと浸水でな、とキース君が広げる両手。
キース 「大雨の日は、長靴持参で行くと聞いている」
サム 「マジかよ、それこそサボッちまえば…」
いいんでねえの、とサム君が傾げる首。
サム 「大学だったら、出席、うるさくねえんだろ?」
キース 「そこは教授の判断になるが、それと同じで…」
シロエ 「会長にも配慮が欲しい、という流れですね?」
キース 「暑さも、雨が酷い日にもな!」
せめて判断基準を作れ、と言ってますけど。
どうなる…?
2024/07/02 (Tue)
☆判断基準を希望
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ面々ですけれど。
生徒会長宅で過ごす週末、揃って愚痴を言い出したわけで。
ブルー 「判断基準って…。期末試験に出るかどうかの?」
キース 「その通りだが?」
客観的にいけるヤツにして欲しい、とキース君、目がマジ。
キース 「暑さと雨とだ、気象情報のサイトをだな…」
シロエ 「チェックすれば分かる、という基準ですね?」
キース 「ああ。気象庁にはこだわらないぞ」
この面子だけ、揃って見られる所でいい、と注文は甘め。
キース 「アイス日和とか、洗濯日和の指数でいいんだ」
ジョミー「あー、そういうのも出るよね、あちこちで」
サム 「あるよな、アイスかシャーベットかでよ…」
暑さを発表してるトコもあるぜ、とサム君も。
サム 「アイスが美味い、だと、暑さ、そこそこでよ…」
シロエ 「知ってます! 暑さがキツイと、アイスから…」
シャーベットがいい、に変わるんですよね、とシロエ君。
シロエ 「サッパリとシャーベットを、でしたっけ?」
サム 「うんうん、決まり文句はソレな!」
そこでなくてもかまわねえけど…、とサム君も真剣。
サム 「基準は欲しいぜ、考えてくれよ」
シロエ 「ぼくからも、よろしくお願いします!」
スウェナ「全面的に賛成だわね、マツカはどうなの?」
マツカ 「ぼくも、皆さんと同じですよ」
普通にバスで登校ですし、とマツカ君の苦笑。
マツカ 「入学した時は、車で送迎でしたけれどね」
キース 「物騒な護身用のアイテムも、持っていたしな…」
ジョミー「あったね、鞄の中に色々とさ…」
懐かしいよね、とジョミー君、クスクスと。
ジョミー「今じゃすっかり、庶民と同化しちゃってるけど」
サム 「いいじゃねえかよ、お蔭で、マツカも賛成で…」
キース 「判断基準を希望なんだし、作るべきだぞ」
ブルー 「暑さと雨で、基準を設けろ、と…」
まあいいけどさ、と考えてくれるようですけど。
基準は…?
2024/07/03 (Wed)
☆暑さの基準から
期末試験も無事に終了、後は夏休みを待つだけの御一同様。
生徒会長宅で週末ですけど、期末試験が切っ掛けで要望が。
シロエ 「とにかく、欠席していい基準をですね…」
サム 「なんとか作ってくれよ、頼むぜ」
ブルー 「うーん…。だったら、まずは暑さの方で、と…」
シャーベット日和は休んでいいかな、と生徒会長。
ブルー 「気温と湿度は、厳密に決まりはしないけど…」
キース 「それでかまわん、充分だ」
シロエ 「例の天気予報のサイトで、オススメが…」
シャーベットになれば休みですか、とシロエ君の確認が。
シロエ 「アイスの間は、出席しないとダメなんですね?」
ブルー 「そうなるね。アイスのオススメがMAXでもさ」
ジョミー「ちょっと厳しいけど、無いよりマシかな…」
キース 「現状を思えば、天国だぞ?」
副住職としては極楽だがな、とキース君、苦笑い。
キース 「だが、言い回しとして、極楽は、どうも…」
シロエ 「合いませんよね、頭の中で蓮が咲きそうですよ」
ジョミー「だよねえ、夏の花だしさ…」
サム 「池で咲いてる花と言っても、暑苦しいぜ…」
イメージがよ、とサム君も。
サム 「カンカン照りの夏の日差しが浮かぶんだよな」
シロエ 「分かります。ぼくの頭で咲きそうな蓮も…」
そういうヤツで…、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「ですから、ここは副住職でも、表現は…」
サム 「天国でいいと思うぜ、うん」
キース 「有難い。でもって、有難い話のついでにだな…」
雨の日の基準も決めて欲しいんだが…、とキース君。
キース 「そっちは、洗濯指数でいいぞ」
ブルー 「アレ、使えないと思うけど?」
傘の数の方を推すね、と生徒会長が挙げて来た基準。
ブルー 「傘のマークが幾つ出るかで、雨の降り方を…」
シロエ 「あー…。傘は要りませんとか、忘れずにとか…」
キース 「なるほどな。なら、それで…」
基準を出してくれないか、と言ってますけど。
傘の数…。
2024/07/04 (Thu)
☆雨の方は余裕を
期末試験が終わった面々、夏休みを待つばかりですけれど。
生徒会長宅に来ている週末、愚痴が出て来たわけでして…。
サム 「傘の数がMAXの時は、休んでいいよな?」
シロエ 「まさかダメとは言いませんよね?」
キース 「俺としてはだ、MAXが近い時点でだ…」
欠席出来るのが望ましいが…、とキース君が顎に当てる手。
キース 「雨の月参りの経験からして、MAXが近いと…」
ジョミー「雨脚が酷くなってくるとか?」
キース 「そうなんだ。予報より酷く降るのが多いな」
自転車だけに、よく分かるぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「とんでもなく降って来やがった、と…」
シロエ 「泣けてくるってヤツですか?」
キース 「わびしい気分になるのはガチだ」
なんだって、こんな雨の中を…、と鬱々として来るそうで。
キース 「昨今、気象病も問題になっているだけに…」
ブルー 「MAXよりも早めにしたい、って?」
キース 「あんたも、こうして愚痴を聞かされる回数が…」
劇的に減ると思うんだがな、とキース君の畳み掛け。
キース 「正直、暑さも嫌われはするが、雨の方がだ…」
シロエ 「迷惑度数は上がりますよね…」
サム 「暑いだけなら、アイスを買えば済むけどよ…」
ジョミー「雨の方だと、コンビニとか駅で傘を買っても…」
焼け石に水でしかないもんね、とジョミー君の相槌が。
ジョミー「土砂降りの時に、ビニール傘はキツイしさ…」
スウェナ「本格派の大きな傘を差しても、無駄なのよね…」
シロエ 「こう、足元から、雨が跳ね返りますし…」
サム 「靴の中まで濡れちまうとか、あるあるだしよ…」
予報以上の雨は困るぜ、とサム君も。
サム 「傘の数がよ、MAX近くだと、ありがてえよな」
シロエ 「ぼくもです。キース先輩の意見を推しますよ」
ブルー 「なるほどねえ…。だったら、ソレで…」
キース 「決定だな?」
暑さと雨の基準の件は、と纏めに掛かる人。
円満に解決…。
2024/07/05 (Fri)
☆文書にした方が
期末試験も終わった週末、生徒会長宅に来ている御一同様。
夏休みを待つばかりですけど、期末試験が発端な愚痴で…。
キース 「暑さはシャーベットがオススメの時で、と…」
シロエ 「雨は、傘のマークがMAXの一歩手前ですね?」
ブルー 「そういうことだね、君たちの意見を尊重すれば」
キース 「是非、尊重して貰いたい!」
被害に遭うのは俺たちだしな、とキース君の念押しが。
キース 「繰り返しになるが、あんたと、ぶるぅは…」
ジョミー「瞬間移動で登校だしねえ、暑さとかはさ…」
サム 「無関係でよ、正直、どうでもいいんだろ?」
ブルー 「否定はしないね、だから、尊重するってば!」
基準を設けることに決めたよ、と生徒会長、大真面目。
ブルー 「きちんと文書にするべきなのかな、どう思う?」
キース 「その方向で頼めるのなら、有難い」
書き付けて、壁に貼ってくれ、とキース君が指差す壁。
キース 「カレンダーの横の辺りに、ペタリとな」
一同 「「「イイネ!」」」
一筆入れるのと同じ、と誰もが大歓声。
シロエ 「壁なら、いつでも見られますしね!」
ジョミー「後でグダグダ、文句が出て来ることも無いしさ」
スウェナ「見れば、一目で分かるものねえ…」
ブルー 「オッケー! ぶるぅ、紙と硯を持って来てよ」
最上級のヤツ、と生徒会長が出した注文。
ブルー 「ここは真面目に、銀青として書くべきかと…」
シロエ 「それ、最高じゃないですか!」
キース 「立てた誓いは破らない、と思っていいんだな?」
ブルー 「もちろんだよ! もう絶対に、守るってね!」
しっかりと書いて、判も押すよ、と頼もしい言葉。
ブルー 「銀青のサインとハンコがあれば、完璧だろう?」
キース 「文書としては、もう、それ以上は望めないな」
ブルー 「掛軸に仕立ててしまうのもいいね、映えるから」
サム 「いいじゃねえかよ、ナイスだぜ!」
ちょっとオシャレな感じだしよ、という声が。
いいかも…。
2024/07/06 (Sat)
☆普段から使うべき
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ面々ですけれど。
生徒会長宅で過ごす週末、愚痴が発端で決まりが出来そう。
ブルー 「それじゃ、掛軸にして飾ればいいかな?」
キース 「あんたのような高僧の書だと、有難いしな」
マツカ 「表装の方は任せて下さい、少しばかり時間が…」
かかってしまいますけどね、とマツカ君の控えめな口調。
マツカ 「丁寧に表装するとなったら、その場では…」
キース 「承知している。出来て来るまでは、暫定的に…」
サム 「普通の張り紙でいいんでねえの?」
ジョミー「分かれば、それで充分だしね!」
チラシの裏でもいいくらいだよ、とジョミー君。
ジョミー「ぶるぅ、適当な紙もお願い!」
ぶるぅ 「オッケー、紙とマジックだね!」
用意して来る、と跳ねて行ったお子様、じきに戻りまして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 紙と硯と、マジック、どうぞ!」
ブルー 「ありがとう。まずは、普通の紙から、と…」
生徒会長、白い紙にマジックでサラサラと基準を書き付け。
ブルー 「これでよし、っと…。ぶるぅ、貼ってくれる?」
ぶるぅ 「セロテープかなあ、それとも画鋲?」
ブルー 「どっちも痕がつきそうだけど、まあいいか…」
明日から使う基準だしね、と大きく頷く生徒会長。
ブルー 「明日の予報は猛暑日だから、早速、誰かが…」
ぶるぅ 「お休みするかもしれないね!」
キース 「なんだって!?」
ジョミー「待ってよ、試験期間に限定なんじゃあ…?」
今の基準、と一同、ワタワタ。
ジョミー「明日とか、休まなくてもいいし!」
シロエ 「だって、普通に日曜ですよ?」
サム 「休む必要、ねえじゃねえかよ!」
元から休みなんだからよ、とサム君の言。
サム 「猛暑日だろうが、大雨だろうが、関係ねえし!」
キース 「まったくだ。此処は快適なんだしな」
ブルー 「でもねえ…。こういう基準は、普段から…」
適用しないと忘れがちで、と言ってますけど。
休日にまで…?
2024/07/07 (Sun)
☆使えない基準
期末テストも終わった面々、週末は生徒会長宅ですけれど。
夏休みを待つばかりとはいえ、試験期間中の愚痴が出て…。
キース 「そうなのか? しかし休みの日に、休む輩が…」
サム 「いるわけねえだろ、しかも行先、此処だしよ…」
ジョミー「暑いからとか、大雨だからって、休んだら…」
損をするしかないヤツだよね、とジョミー君。
ジョミー「美味しい料理も、おやつも逃してしまうしさ…」
シロエ 「エアコンが効いてて、涼しいですしね…」
スウェナ「下手な避暑地より、条件、いいわよ?」
避暑地だと蚊がいたりするもの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「そういう心配、全く無いのに、誰が休むの?」
サム 「うんうん、休むって言うヤツがいたらよ…」
ジョミー「正気を疑っちゃうよね、マジで」
キース 「熱中症で意識朦朧だとか、夏風邪で高熱とか…」
まず、その辺しか浮かばないな、とキース君、腕組み。
キース 「適用する意味は、真面目に無いと思うんだが?」
ブルー 「本当に?」
一同 「「「はいっ!」」」
試験期間中に限定で…、と誰もがプッシュ。
ジョミー「あえて適用範囲を拡大するなら、平日だよね」
シロエ 「学校ですか、サボりたい日は、ありますけど…」
サム 「1年A組で出欠を取るの、グレイブ先生だぜ?」
ブルーじゃねえのを忘れてねえか、とサム君の鋭い指摘。
サム 「此処の基準で休んだ場合は、どうなるんだよ?」
一同 「「「あー…」」」
それはタダでは済むわけがない、と頷くしかない御一同様。
ジョミー「平日に拡大するのは、無理かあ…」
シロエ 「ぶっちゃけ、使えない基準ですってば!」
試験期間中くらいしか…、とシロエ君、キッパリと。
シロエ 「会長、その方向でお願いします!」
ブルー 「いいけど、後悔するんじゃないかなあ…」
キース 「俺はしないぞ」
シロエ 「そんなの、誰もしませんよ!」
使う場面がありませんから、と言ってますけど。
後悔って…?
2024/07/08 (Mon)
☆恩恵が無い人たち
期末試験も無事に終わって、後は夏休みを待つばかりな今。
けれど、試験期間中の愚痴が出まして、休める基準が決定。
ブルー 「そういうことなら、それでいいけど…」
キース 「あんたは、何を考えてるんだ?」
ブルー 「後から言われても困るよね、っていうだけで…」
君たちがいいなら、特に文句は…、と生徒会長の言。
ブルー 「ついでに君は、あまり関係無いかもだしさ」
キース 「はあ?」
なんで俺が、とキース君が指差す、自分の顔。
キース 「月参りがあるから、さほど恩恵は無い、と…?」
ブルー 「あったね、そんなイベントも」
キース 「別件なのか?」
ブルー 「根っこの所は同じかな…」
規模は比較にならないけどさ、と生徒会長が顎に当てる手。
ブルー 「サムとジョミーも、キースと条件は同じだよ?」
サム 「俺もかよ?」
ジョミー「ぼくとサムも、って…。何があるわけ?」
暑さと雨の基準が欲しいようなヤツ、とジョミー君の問い。
ジョミー「全然、思い付かないんだけど…?」
サム 「俺もだぜ…。キース、お前は?」
キース 「記憶を手繰りまくってみたが、サッパリだ」
基準があれば恩恵に与れるイベなんて…、とキース君も。
キース 「おまけに、俺は除外なんだぞ?」
サム 「其処なんだよなあ、問題は…」
ジョミー「やっぱりあれば良かったよ、ってなりそうで…」
それなのに心当たりはゼロ、とジョミー君、ブツブツと。
ジョミー「とにかく適用な方向で、っていうのはアリ?」
ブルー 「感心しないね、なあなあで運用するのはさ」
キース 「緩みがちになる、と言いたいのか?」
ブルー 「ピンポーン!」
こういったことは、キッチリ決めた方が…、と生徒会長。
ブルー 「ここまでは、と線を引くのが一番だよ」
シロエ 「すみません。横からですけど、いいですか?」
ブルー 「質問かい?」
シロエ 「はい。適用な場合…」
ぼくは、お得なわけでしょうか、と確認が。
なるほど…。
2024/07/09 (Tue)
☆お得になる理由は
夏休みを待つ御一同様、週末は生徒会長宅なわけですけど。
試験期間中の愚痴から出来た、欠席していい基準が問題で。
スウェナ「そうね、キースやジョミーは除外でも…」
マツカ 「ぼくたちの場合、適用されるわけですからね…」
確かに気になるポイントですよ、とマツカ君も。
マツカ 「お得かどうかは、確認すべきだと思います」
シロエ 「そうでしょう? 会長、其処はどうなんです?」
ブルー 「もちろん、お得になるだろうねえ…」
なんと言っても休めるんだし、と生徒会長、ニッコリと。
ブルー 「欠席理由も明々白々、誰も文句は言えないしね」
シロエ 「文句を言うのは、キース先輩たちですか?」
ブルー 「そりゃまあ、大いに言うと思うよ、ブツブツと」
口で言えないから心の中で…、と生徒会長の楽しそうな顔。
ブルー 「言いたくっても、壁に飾ってあるわけだから…」
シロエ 「掛軸に書いてありますもんねえ…」
ブルー 「銀青のサインと、ハンコつきでね!」
文句を言える人はいないよ、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「除外な面子の、顔ぶれを見れば分かるだろう?」
シロエ 「えっと…? キース先輩と、サム先輩と…」
マツカ 「ジョミーですよね、共通点があるとしたなら…」
スウェナ「ズバリ、アレでしょ、お坊さんでしょ?」
本職と見習いの差はあるけれど…、とスウェナちゃん。
スウェナ「それに、さっきブルーが、月参りのことを…」
マツカ 「根っこの所は同じなんだ、と言いましたよね…」
シロエ 「でもって、適用になった場合は、ぼくたちが…」
お得なヤツって、何なんでしょう、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「月参りの件は、先月、白紙撤回で…」
スウェナ「消えてなくなった筈だわよ?」
マツカ 「待って下さい、気が付きました! お盆です!」
一同 「「「お盆?」」」
マツカ 「棚経ですよ、来月じゃないですか!」
適用されたら休めるのでは、という声ですけど。
正解ですか…?
2024/07/10 (Wed)
☆休んでもいい棚経
期末試験が終わった御一同様、生徒会長宅で過ごす土曜日。
そこで出て来た愚痴から生まれた、欠席基準が問われる今。
シロエ 「あー、棚経! 暑い最中ですもんねえ…」
スウェナ「綺麗サッパリ忘れていたわよ、来月だわね…」
マツカ 「そうでしょう? キースたちも毎年、大変で…」
炎天下を自転車で走る日ですよ、とマツカ君。
マツカ 「欠席基準が適用されたら、休めそうです」
シロエ 「暑さの基準は、シャーベットでしたから…」
スウェナ「お盆の頃なら、ほぼ毎日がソレだわよ」
台風でも来ない限りは、シャーベットよね、と相槌が。
スウェナ「高確率で欠席できると思うわ、基準があれば」
マツカ 「もしも休めたら、ずいぶん楽になりそうですよ」
シロエ 「ですね、来なくていいんですから」
どうせ来たって棚経ですし…、とシロエ君も全面的に同意。
シロエ 「朝イチで、と言われてますから、来る時は…」
マツカ 「暑さはマシなわけですけれど、日中は…」
スウェナ「暑いものねえ、シャーベットな予報は確実よ」
シロエ 「つまり、朝の予報でシャーベットなら…」
休んでいいことになりますね、とシロエ君、うんうん、と。
シロエ 「家で涼しく過ごしていられて、棚経も…」
スウェナ「まるっとパスして、スルーだわねえ…」
マツカ 「多分、ソレだと思うんですよ」
キースたちには恩恵が無いそうですから…、とマツカ君。
マツカ 「ブルー、棚経で合っていますか?」
ブルー 「ピンポーン!」
それで正解、と生徒会長、ニコニコと。
ブルー 「どうかな、適用されていない場合はさ…」
シロエ 「猛暑日だろうが、棚経ですよね…」
是非、適用でお願いします、とシロエ君、頭をペコリ。
シロエ 「キース先輩たちには悪いんですけど…」
スウェナ「いいじゃないのよ、実際にある基準なんだし」
マツカ 「ブルーも、念押ししてくれましたし…」
気にしなくていいと思いますよ、とマツカ君の正論が。
適用…?
2024/07/11 (Thu)
☆お得に休めそう
期末試験も無事に終了、夏休みを待つばかりな面々ですが。
試験期間中の愚痴から生まれた、欠席できる基準が問題で。
シロエ 「キース先輩、ジョミー先輩、サム先輩…」
サム 「申し訳ねえって顔、しなくてもいいぜ」
キース 「俺もかまわん、元々、そういう職業だしな」
ジョミー「ぼくは正直、羨ましいけど…」
仕方ないよね、とジョミー君も苦笑いでして。
ジョミー「少しでも楽が出来る人がいるなら、いいよ」
シロエ 「ありがとうございます、ジョミー先輩!」
ジョミー「いいって、いいって! それに、この先…」
他のイベントで得をするかもだしさ、とジョミー君の笑顔。
ジョミー「暑いのは夏に限定だけど、雨は年中いけるしね」
サム 「あー…。今は全く思い付かねえけど、他にも…」
何かあるかもしれねえよな、とサム君も。
サム 「おっと、お彼岸、いけるんでねえの?」
ジョミー「ホントだ、アレはキースがやってるだけで…」
サム 「お前と俺は、何もしてねえぜ?」
お経を読める資格もねえし、とサム君の指摘。
サム 「お中日によ、大雨が降ったら、休めるってな!」
一同 「「「イイネ!」」」
棚経だけじゃなかったんだ、と大歓声な御一同様。
ジョミー「キース以外は、お得なヤツだよ、この基準!」
シロエ 「最高ですよ、抹香臭いイベント回避用ですね!」
ブルー 「やっと分かった? 試験期間中に限定だとさ…」
後で後悔しないかい、と聞いた意味が、と生徒会長の問い。
ブルー 「平日にも適用するっていうのは、ダメだけど」
シロエ 「会長、他にもありそうですか?」
ブルー 「すぐには思い付かないねえ…」
そっちの方は、運用し始めてからで…、という提案が。
ブルー 「やってみないと分からない面は、何にでも…」
キース 「あるものだしな、それに俺にもお得なヤツが…」
ブルー 「無いとは限らないだろう?」
細かい規定は後でいいと思うよ、と柔軟にいく模様。
決定ですか?
2024/07/12 (Fri)
☆逃せない前髪
期末試験が終わった御一同様、週末は生徒会長宅ですけど。
そこで出て来た試験期間中の愚痴から、欠席基準が爆誕で。
シロエ 「じゃあ、とりあえず、運用開始ですね?」
ブルー 「そうなるね。現時点では、最初に適用なのは…」
棚経の日ということで…、と纏めにかかる生徒会長。
ブルー 「暑い盛りだから、暑さも雨も、基準の出番かな」
サム 「俺たちは除外になっちまうけど、出番がよ…」
あるといいよな、とサム君、期待している様子。
サム 「せっかくなんだし、ご登板と願いたいぜ」
ジョミー「ぼくもだよ。除外組でも、気になるもんね」
キース 「俺もだ、お彼岸の方も除外なんだがな」
それでも基準が適用されると嬉しいぞ、とキース君も。
キース 「いつか俺も、と希望が持てそうではある」
スウェナ「使えるチャンスが、無いとは限らないものね」
キース 「ああ。夢は大きく、果てしなく、というヤツだ」
夢は実現してこそだしな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「言霊とも言うし、大いに賛成するのが吉だ」
シロエ 「前向きな姿勢は大事ですしね」
キース 「チャンスの女神は、前髪しか無いと聞くからな」
前髪を逃してはいかん、とチャンスに賭ける副住職。
キース 「まずは運用されないことには、その前髪も…」
シロエ 「ありませんしねえ、無いとどうにも…」
キース 「ならないわけだし、俺は漏れなく除外でも…」
基準を運用してくれないと…、とキース君、目がマジ。
キース 「ブルー、しっかり書き付けてくれ」
ブルー 「もちろんだよ! 普通の紙にも、高級のにも…」
書の腕前を惜しみなく…、と生徒会長が立てる親指。
ブルー 「普通の紙に先に書くけど、そっちにもさ…」
キース 「銀青様のハンコをサービスしてくれるのか?」
ブルー 「直筆の文書は、ハンコを押すのも大切だしね」
シロエ 「ですね、今もハンコは健在で…」
必要な場面も多いですし、とシロエ君の相槌が。
ハンコつき…。
2024/07/13 (Sat)
☆正式な文書で
期末試験も無事に終わって、夏休みを待つ面々ですけれど。
生徒会長宅に集う週末、欠席基準が決まったわけでして…。
ジョミー「やったね、普通の紙でも、正式文書!」
キース 「掛軸が出来て来るまでの間は、ソレなんだな」
ブルー 「そう! 基準の出番はまだ先だけど…」
早めに公布するものだしね、と生徒会長が手にマジックを。
ブルー 「じゃあ、書くよ? 暑さの基準の方から、と…」
シロエ 「シャーベット日和は休んでもいい、ですね?」
ブルー 「あの予報が出るサイトも、書いておこうかな」
キース 「その方がいいな、仕様が変わることもあるから」
前はシャーベットじゃなかったぞ、とキース君の指摘が。
キース 「いつ変わったのか、俺は覚えていないんだが…」
シロエ 「そういえば…。前はビールのマークでしたね」
ジョミー「ホントだ、流石、キースはキッチリしてるよ!」
ヤバかったかも、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「シャーベットで表現しなくなったら、アウト…」
シロエ 「会長に書き換えて貰えるまでは、ダメですし…」
キース 「そうならないよう、よろしく頼む」
ブルー 「オッケー、掛軸にURLは似合わないからさ…」
サイトの名前を書いておこう、と普通の紙にサラサラと。
ブルー 「でもって暑さは、シャーベットで…」
サム 「雨の基準は、傘の数な!」
ブルー 「MAXになる手前なんだし、四個半、と…」
シロエ 「やった、文書になりましたよ!」
後は会長のサインとハンコ、とシロエ君が覗き込む紙。
シロエ 「サインしてから、ハンコですよね?」
ブルー 「うん。サインのトコだけ、筆にしようかな」
ぶるぅ 「そだね、だったら筆ペンだよね!」
取って来るね、と跳ねて行ったお子様、すぐに帰還で。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ はい、筆ペン!」
ブルー 「ありがとう! そうだ、日付も必要で…」
キース 「確かにな」
ツッコミ所があってはいかん、とキース君も。
正式文書…。
2024/07/14 (Sun)
☆ハンコで完成
期末試験が済んだ週末、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
試験期間中の愚痴から生まれた、欠席基準がついに文書に。
ブルー 「日付とサインと、それにハンコで、と…」
シロエ 「いよいよ完成するわけですね!」
ジョミー「静かに待とうよ、歴史的瞬間ってヤツだしさ」
サム 「だよな、長年、悩まされて来たイベントによ…」
休む理由が出来るんだしな、とサム君、親指をグッと。
サム 「ハンコが押されて、壁にペタリで完成なんだぜ」
キース 「いや、壁までは必須ではない」
ハンコが押された時点で有効になる筈だ、とキース君。
キース 「じきに完成、あの馬鹿野郎も年貢の納め時で…」
シロエ 「今年の棚経、一人になるかもしれませんねえ…」
サム 「そうなんでねえの、今年も猛暑らしいしよ…」
ジョミー「シャーベット日和は、ほぼほぼ確定だよね」
でもって、違った時は傘だよ、とジョミー君が見る窓の外。
ジョミー「お盆の頃が一番暑いし、涼しいとしたら…」
キース 「台風が来るのは、ありがちではある」
シロエ 「大雨ですね、傘のマークがMAXですよ」
サム 「たまに、涼しい方に転ぶし、微妙だけどよ…」
そういう年は滅多にねえし、とサム君も。
サム 「まあ、棚経は此処でやるしよ、他に二人は…」
キース 「いる勘定だな、ぶるぅと、ブルーで」
スウェナ「それだけいれば、充分だわよ」
シロエ 「キース先輩と、お供の誰かも来ますしね」
今年もジョミー先輩な気が、とシロエ君。
シロエ 「アドス和尚は、サム先輩がお気に入りですし…」
サム 「ありがてえけど、スクーターを追うのはよ…」
自転車だとマジでキツイんだよな、とサム君の苦笑。
サム 「あっちの方にも、欠席基準が欲しくなるぜ」
キース 「親父だけに、まず無理だろうな」
シロエ 「アドス和尚は、頑固ですしね」
ブルー 「ぼくは寛大なんだけど…」
こんな基準を許すんだしね、とサインを入れた銀青様。
あとはハンコ…。
2024/07/15 (Mon)
☆愚痴りに来た人
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど愚痴っているキース君、雨でも自転車で月参りで…。
Aブルー「でもねえ、掃除はホントに向いていないし…」
キース 「放っておくほど、ゴミ屋敷になる仕様だぞ?」
Aブルー「ぼくのハーレイにも、そう言われるけど…」
終活でも、きっと無理だと思う、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「ぼくに万一のことがあったら、ハーレイが…」
シロエ 「まさか、色々と片付けに入るわけですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
でないと自分が大恥だしさ、と悪びれない人。
Aブルー「ぼくとの熱い時間の思い出、てんこ盛りだし…」
一同 「「「うっ…」」」
それはさぞかし、と誰もが言葉を失う勢い。
Aブルー「ついでに言うなら、ぶるぅの隠し撮りだとか…」
シロエ 「それも青の間にあるんでしょうか?」
Aブルー「多分、何処かに隠してるよね…」
ハッキリ言って、ぼくも知らない、と無責任すぎる発言が。
Aブルー「でもって、ぼくと、ぶるぅの寿命はさ…」
ジョミー「連動していて、セットな仕組み?」
Aブルー「分からないから、怖いんだよね…」
ぶるぅが生きて残っているなら、安心だけど、という台詞。
Aブルー「大事な写真を、お掃除部隊がゴミに出すとか…」
シロエ 「許さないでしょうね、絶対に…」
Aブルー「そう! だから今日まで、バレていなくて…」
隠し場所も謎のままなわけ、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「とはいえ、ぼくと寿命がセットだったら…」
シロエ 「キャプテンが詰むのは、ガチですよね…」
Aブルー「お掃除部隊が入った時はね!」
そうならないよう、片付けるしか…、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「練習のためにも、今から慣れておく方が…」
キース 「愚痴は聞かんと言った筈だぞ!」
Aブルー「じゃあ、君の愚痴はどうするんだい?」
キース 「はあ?」
俺の愚痴は掃除じゃないぞ、と唸ってますけど。
雨と自転車…。
2024/06/16 (Sun)
☆解決出来そうな人
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りの愚痴ですけれども、ソルジャーが登場。
Aブルー「さっきから、ずっと愚痴ってたよね?」
キース 「俺のは、雨の日のヤツなんだが!」
Aブルー「知ってるってば、雨でも自転車で月参りでさ…」
キツイって話だったじゃないか、とソルジャーの指摘。
Aブルー「ぼくの掃除嫌いと、勢いは同じくらいだよ!」
キース 「掃除嫌いと一緒にするな!」
Aブルー「でもさ、ぼくなら、その悩みをさ…」
解決出来るかもしれないよね、とソルジャーが指す窓の外。
Aブルー「要は、濡れなきゃいいんだろう?」
キース 「まさかと思うが、瞬間移動をしてくれるとか?」
Aブルー「それもいけるし、シールドでも雨は防げるし…」
ぼくにとっては、お安い御用、とニッコリと。
Aブルー「君さえ良ければ、もう、いくらでも!」
シロエ 「キース先輩、朗報です!」
サム 「いいじゃねえかよ、頼むしかねえぜ!」
キース 「いや、まず条件を聞かないと…」
安易に話に乗ってはいかん、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「美味い話に裏があるのは、お約束だぞ?」
シロエ 「そうでした…。ついでに、提案した人も…」
サム 「普段から、ヤベえヤツだったよな…」
キース 「分かったか!」
石橋は叩いて渡らないとな、とキース君、あくまで慎重。
キース 「それで、条件は何なんだ?」
Aブルー「ごく簡単なことだけど?」
キース 「ほら見ろ、やっぱり裏があるしな!」
条件を言え、とソルジャーを睨む副住職。
キース 「スカイダイビングなら、お断りだぞ!」
Aブルー「あったね、そういうイベントも…」
法衣で華麗にダイブだっけ、とソルジャー、楽しそうな顔。
Aブルー「アレよりマシなら、オッケーなんだ?」
キース 「なんで、そうなる!」
Aブルー「一応、言ってみただけだってば!」
条件はソレじゃないからね、と笑顔ですけど。
何だと…?
2024/06/17 (Mon)
☆ケンと言われても
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど愚痴っているキース君、理由は雨の日の月参りで…。
キース 「だったら、条件は何なんだ!」
Aブルー「さっきも言ったよ、ごく簡単なことだ、って!」
ホントに簡単な筈だしね、とソルジャー、ニコニコと。
Aブルー「ほんの一軒、増えるだけだし!」
キース 「はあ?」
サッパリ意味が分からんのだが、とキース君が傾げる首。
キース 「ケンというのは、どういう意味だ?」
Aブルー「えっと…?」
キース 「あんたが言ってる、ケンが指すブツで…」
ケンと言っても色々あるぞ、とキース君。
キース 「たかが一件増えると言っても、中身がだな…」
シロエ 「あー…。どういうヤツかによりますよね…」
ジョミー「お使いを一つ、引き受けるにしても…」
お使いによって負担が変わるよね、とジョミー君の相槌が。
ジョミー「大根を一本だけと、食材一式とかだとさ…」
サム 「えらい違いだよなあ、労力が…」
シロエ 「引き受けたのを後悔するヤツ、ありますよね…」
お使いに限らず、手伝いでも…、とシロエ君も。
シロエ 「同じ掃除でも、掃除機と、お風呂掃除とでは…」
スウェナ「とんでもない違いになるものねえ…」
キース 「そうだろう? 一件を舐めてかかっては…」
酷い目に遭うのはガチだからな、とキース君の眉間に皺が。
キース 「ほんの一件、されど一件、吟味しないと…」
サム 「分かるぜ、相手も悪いしよ…」
ジョミー「アドス和尚と、いい勝負って気がするもんね…」
キース 「親父の方が、まだしもマシだ!」
少なくとも命の危険は無いぞ、とキース君の仏頂面。
キース 「それに比べて、こいつの場合は、リスキーで…」
シロエ 「ハイリスク、ハイリターンで来そうですしね…」
キース 「高くつくのは、お約束だしな!」
Aブルー「あのねえ…。ホントに一軒だから!」
一軒と言えば一軒だしね、と言ってますけど。
字が問題…。
2024/06/18 (Tue)
☆家だそうです
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りの愚痴ですけれども、ソルジャー登場で。
シロエ 「ですから、問題は、其処じゃなくって…」
キース 「一件の中身の方なんだが?」
詳しく説明して貰いたい、とキース君、腕組み。
キース 「あんたの言い方では、サッパリ分からん!」
Aブルー「うーん…。中身を説明するのかい?」
キース 「当然の義務というヤツだろう!」
人に何かを頼むのなら、とキース君の苦い顔付き。
キース 「まずは中身だ、どういう一件なのかをな!」
Aブルー「そう言われても…。ぼくの家では難しくて…」
キース 「はあ?」
家というのは何なんだ、とキース君が傾げる首。
キース 「あんた、別荘でも持っていたのか?」
Aブルー「ううん、あったら楽しそうだけど、色々と…」
面倒だしね、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「管理人とかも必要だしさ、手続きだって…」
キース 「だったら、なんで家なんだ!」
Aブルー「家は家だよ、あえて言うなら青の間だよね」
シャングリラでは厚かましすぎ、とソルジャーの言。
Aブルー「他の仲間も住んでいるしさ、ぼくの家とは…」
シロエ 「言えないでしょうね、ソルジャーでも…」
ジョミー「独裁政権じゃないもんねえ…」
青の間でも充分、凄いけどさ、とジョミー君。
ジョミー「で、その家が問題なわけ?」
Aブルー「そうなんだよねえ、毎月、来て貰うには…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ちょっと問題ありすぎでさ…」
人類軍が来たりするしね、とソルジャー、舌をペロリと。
Aブルー「そんな所へ、来てくれなんて…」
キース 「待て、イッケンというのはだな…」
いわゆる家が一軒なのか、とキース君の問い。
キース 「それが一軒、増えるだけだと?」
Aブルー「ピンポーン!」
キース 「まさか、俺に毎月、掃除を頼みたいとか…」
そういうヤツではないだろうな、と唸ってますけど。
掃除係…?
2024/06/19 (Wed)
☆掃除ならお断り
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
そんな季節も月参りなのがキース君なわけで、自転車で…。
キース 「俺はただでも忙しいんだぞ、元老寺の掃除で!」
サム 「雨だと、境内、やらずに済むだろ?」
キース 「それはそうだが、あの親父だしな…」
代わりに本堂強化月間なんだ、とキース君の不機嫌な顔。
キース 「卒塔婆書きが始まるまでに、と仏具磨きで…」
シロエ 「床とかも磨き込むわけですか?」
キース 「当然だろうが、本堂の飾りも丁寧にだな…」
サム 「ハタキをかけて、細かい所は筆とかかよ?」
アレは細工が細かいもんな、とサム君の問い。
サム 「隅々まで綺麗に掃除しておけ、ってヤツで…」
キース 「言わないでくれ、気が滅入りそうだ」
ジョミー「つまり、ホントにそうなんだ?」
キース 「なんと言っても、親父だしな!」
月参りは雨で、家に帰れば掃除三昧、とブツブツブツ。
キース 「この上、他人の家まで掃除するとか…」
シロエ 「御免蒙りたいですよね…」
キース 「月参りが楽になる、という条件でもだ!」
それくらいなら雨の中でも自転車で…、と副住職。
キース 「どうせ長年やって来たんだ、根性で走る!」
Aブルー「あのねえ…。ぼくだって、君に掃除なんかは…」
絶対に頼みたくないね、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「君に掃除を頼むほどなら、自分でやるよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「お掃除部隊より、遥かにうるさそうだしさ…」
ついでに見られてヤバいブツも…、と肩を竦める人。
Aブルー「だから家には、来て貰えなくて…」
キース 「あんた、一軒、増えるだけだと…」
言わなかったか、とキース君の視線がソルジャーに。
キース 「掃除じゃないなら、何が増えると?」
Aブルー「其処なんだよねえ、増やしたいけどさ…」
キース 「ますます意味が不明なんだが…?」
家も謎なら、増える件もだ、と首を捻ってますけど。
はて…?
2024/06/20 (Thu)
☆増やしたいブツ
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りの愚痴ですけれど、ソルジャーが来て…。
シロエ 「増やしたいって、投資じゃないですよね?」
サム 「別荘とかは持ってねえんだろ、投資はねえよ」
ジョミー「でも、家を買うための資金とかはさ…」
投資とかで増やすモノなんじゃあ…、とジョミー君。
ジョミー「ノルディに頼めば、買えるだろうけど…」
シロエ 「借りを作るのは嫌というのは、ありそうですね」
スウェナ「そうねえ、お小遣いなら毟り取っても…」
サム 「家はちょっと、ってわけで投資かよ…」
でもって、焦げてしまうヤツな、とサム君の苦笑。
サム 「こっち住みでも、焦がすの、普通だしよ…」
シロエ 「住んでる世界が別となったら、焦げますよね…」
スウェナ「リアルタイムで情報ゲットは、難しいわよ」
キース 「なるほどな…。資金不足で家が買えない、と…」
しかし、その家、どうする気だ、とキース君の質問が。
キース 「別荘でさえも、管理人とかが面倒だとか…」
ジョミー「言ってたよねえ、家だと、もっと厄介そうで…」
シロエ 「住民票とか、そういうヤツまで要りませんか?」
ぼくは詳しくないですけどね、とシロエ君も。
シロエ 「少なくとも、別荘よりかは面倒な筈で…」
スウェナ「向いてない気がするわよねえ…」
賃貸の方がマシじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「ある程度までは、管理会社がやる筈よ?」
シロエ 「ですね、買うより賃貸ですよ」
キース 「賃貸だったら、投資で増やさなくても…」
一軒くらいは借りられるぞ、とキース君も。
キース 「ワンルームなら、うんと安いし…」
ジョミー「便利な所に多いよね」
駅やコンビニも近くって…、とジョミー君。
ジョミー「どうかな、ソレで?」
Aブルー「ワンルームって、仏壇、置けるのかい?」
一同 「「「仏壇?」」」
何故に仏壇、と顔を見合わせる面々ですけど。
仏壇…?
2024/06/21 (Fri)
☆お仏壇を置きたい
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど雨でも月参りなのがキース君でして、愚痴でして…。
シロエ 「お仏壇なんか置いて、どうするんです?」
ジョミー「そりゃ、ワンルームでも置けるだろうけど…」
キース 「置いてはダメだ、とは言われない筈だ」
モノがモノだし…、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「老人ホームの部屋でも、スペースさえあれば…」
サム 「持ってくヤツだぜ、大切によ」
キース 「もっとも、スタッフさんに余計な手間は…」
シロエ 「かけられませんよね、お仏壇の分までとか…」
高級なトコなら別でしょうけど、とシロエ君。
シロエ 「コンシェルジュがいるような所なら…」
キース 「もちろん、頼んでいいんだろうが…」
掃除も、供えてある花の取り替えとかも、とキース君も。
キース 「しかし、そこまでの場所は、なかなか…」
スウェナ「一般人には、敷居が高いわよねえ…」
キース 「其処なんだ。だから自分で出来る範囲でしか…」
その手のモノは置けないな、とキース君、合掌。
キース 「大抵の場合は、位牌くらいで…」
サム 「蝋燭とか線香も、火を使うしよ…」
キース 「控えて下さい、と言われるケースが多めだな」
火事になったら大変だし…、と説明が。
キース 「だが、ワンルームなら、その手の縛りは…」
ジョミー「多分、無いよね…」
キース 「ご高齢の方が借りる場合は、あるかもだが…」
普通はいける筈だと思う、と副住職。
キース 「しかし、どうして仏壇なんだ?」
Aブルー「えっ、だって…。主役は、お仏壇だしさ…」
ソレが置けないなら借りる意味が…、とソルジャーの言。
Aブルー「お仏壇さえあれば、来て貰えるんだろう?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「月参りだってば、キースが苦労してるヤツ!」
一同 「「「月参り!?」」」
Aブルー「そうだけど?」
是非とも頼みたいんだよね、と目がマジですけど。
月参り…?
2024/06/22 (Sat)
☆お仏壇があれば
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
けれどキース君が愚痴なわけでして、月参りがキツイとか。
キース 「おい、月参りというのは、何なんだ?」
Aブルー「決まってるだろう、仏様のだよ!」
法要と棚経しか無いわけだから…、とソルジャーの溜息。
Aブルー「毎月、お経を上げて貰えたら嬉しいな、と…」
キース 「まさか、その仏様というのはだな…」
Aブルー「もちろん、スッポンタケだけど?」
一同 「「「ええっ!?」」」
アレか、と愕然とする御一同様。
キース 「俺に、アレの月参りをしに来いと…?」
Aブルー「ピンポーン!」
お仏壇があれば、来てくれるよね、とソルジャー、真剣。
Aブルー「君が月参りをしてくれるんなら、ぼくだって…」
シロエ 「雨の日の月参りを、サポートですか?」
Aブルー「そう! 棚経の時の、瞬間移動と同じでさ…」
サービスするよ、という提案が。
Aブルー「たった一軒増えるだけだし、いいだろう?」
キース 「あんた、ワンルームを借りるつもりか!?」
Aブルー「ぼくの希望にピッタリだしね!」
まさか、そんな手があったなんて…、と嬉しそうな人。
Aブルー「ここでやらせて貰うしか、って思ってて…」
ブルー 「お断りだよ!」
Aブルー「ほらね、やっぱり断られたし!」
だから増やすのが難しいと…、と明かされた事情。
Aブルー「でもねえ、ワンルームでいけるなら…」
ブルー 「好きにしたまえ、止める理由は無いからね」
Aブルー「ありがとう! 君が賛成してくれたらさ…」
シロエ 「強いかもですね、なんと言っても銀青様ですし」
お墨付きです、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「キース先輩、これで雨の日も楽になりますよ!」
ジョミー「だよねえ、たった一軒、増えるだけだし…」
サム 「雨が降っても、もう濡れねえしよ…」
Aブルー「いいよね、キース?」
月参り、引き受けてくれるよね、と笑顔ですけど。
あの仏様の…?
2024/06/23 (Sun)
☆日取りは適当に
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど愚痴っているキース君、雨の月参りが大変だそうで。
キース 「あの仏様の月参りか…」
Aブルー「そうなんだよねえ、前から羨ましくってさ…」
毎月、拝んで貰える仏様が…、とソルジャー、本気な模様。
Aブルー「此処で話してるのを聞く度、いいなあ、って…」
キース 「だが、月参りは毎月、御命日に…」
家にお伺いするもので…、とキース君も副住職モード。
キース 「その御命日が、あの仏様には無いわけで…」
Aブルー「適当でいいと思うんだけど?」
キース 「そういうものではないんだが!」
Aブルー「でもさ、今のシーズンだと、毎日がさ…」
誕生日で御命日だと思う、とソルジャーの言。
Aブルー「キノコは梅雨に出て来るものだし…」
シロエ 「あー…。毎日、何処かで出て来ますよね…」
スウェナ「寿命が尽きて、萎びていくのもあるわよね…」
サム 「確かに毎日、誕生日で御命日かもなあ…」
一本に限定しなかったらよ…、とサム君も。
サム 「んじゃ、適当でいいんでねえの?」
ジョミー「キースの都合で、決めてしまえば?」
シロエ 「ですね、曜日は選べませんから…」
スウェナ「一軒増えても、負担にならない日にすれば?」
月参りが多めの日は避けて…、とスウェナちゃん。
スウェナ「そうしておいたら、楽勝でしょ?」
キース 「なるほどな…。今の所は、少なめなのは…」
月末頃だと、この辺りで…、と副住職が眺める手帳。
キース 「これから増えるか、其処は謎だが…」
サム 「お迎えは、選べねえからなあ…」
シロエ 「寿命ばかりは、分かりませんしね…」
でも、増えたってフォローは完璧ですよ、とシロエ君。
シロエ 「送迎サービス、ありますから!」
Aブルー「ドンと任せてくれたまえ!」
キース 「だったら、俺が決めていいのか?」
Aブルー「もちろんだよ!」
ぼくの都合はどうとでも、と言ってますけど。
月参り…。
2024/06/24 (Mon)
☆お菓子が楽しみ
雨がシトシトな梅雨のシーズン、月参りで苦労なキース君。
未だに自転車一択でして、それをソルジャーが助けるとか。
Aブルー「いつに決まっても、ぼくは大丈夫だから!」
キース 「人類軍とやらは、どうするんだ?」
Aブルー「月参りって、それほど時間はかからないよね?」
法要とかと違ってさ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ぼくが不在でも、ハーレイだけでいけるって!」
キース 「まあ、棚経よりかは、かなり長いが…」
サム 「お経だけなら、法要より短い筈だよな?」
キース 「そうなるな。読経を終えて、即、失礼すれば…」
半時間もかからないぞ、と副住職。
キース 「実際、それを指定の檀家さんもおられるし…」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「月参りをやめるつもりはなくても、御多忙で…」
短時間しか取れない場合は、そのコースだ、と説明が。
キース 「普通は法話を少しした後、お茶とお菓子で…」
Aブルー「接待だよねえ、それも期待してくれたまえ!」
和菓子に洋菓子、毎月、頑張る、とソルジャーの意気込み。
Aブルー「ぶるぅ、オススメのお店、教えてくれるよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ドンと任せてね!」
ぼくも楽しみ! と飛び跳ねる、料理上手なお子様。
ぶるぅ 「評判のお店、あちこち回って試せるもん!」
ジョミー「あっ、買ってみて、試食なんだ?」
ぶるぅ 「そだよ、食べてみないと分かんないしね!」
シロエ 「ソレ、ぼくたちの分も買えませんか?」
ハズレを引いても気にしませんし…、とシロエ君も。
シロエ 「いろんなお菓子を、試食してみたいんですよ」
サム 「俺も食いてえ!」
ぶるぅ 「オッケー、買うなら人数分だね!」
お店の人も喜ぶよ、とピョンピョンと。
ぶるぅ 「早速、今月のお菓子からなの?」
Aブルー「もちろんだよ! キース、日は、いつ?」
キース 「そうだな、候補は、この辺で…」
ここから選んでくれないか、と差し出す手帳。
どうなる…?
2024/06/25 (Tue)
☆他の人の都合は
梅雨のシーズンは雨がシトシト、キース君の月参りも大変。
雨でも自転車一択なわけで、ソルジャーがサポートな案が。
Aブルー「えっと…。ぼくは、いつでもいいんだけれど…」
キース 「俺もだ、どうする?」
Aブルー「みんなの意見は、どうなのかな?」
何日がいい、とソルジャーが見回す部屋の中。
Aブルー「都合のいい日を選んでくれたら、そこで決定!」
シロエ 「好きに決めればいいでしょう?」
サム 「だよな、俺たちの都合なんてよ…」
ジョミー「気にすることは何もないよね、平日だしさ…」
確か、土日に当たった場合は、変更だよね、とジョミー君。
ジョミー「前倒しだっけ、近い所へ振り替えで…」
キース 「正解だ。月参りは、平日限定だしな」
土日と祝日は避けるものだ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「でないと、法要と被ってしまって行けないし…」
Aブルー「なるほどねえ…。それも覚えておかなくちゃ」
日が変わることもあるんだね、とソルジャー、真剣な顔。
Aブルー「それで、みんなも、いつでもいい、と?」
シロエ 「当然ですよ、どうせ学校に行く日ですから」
サム 「キースが遅刻して来るだけだし、問題はねえよ」
ジョミー「お昼とかは、勝手に先に食べればいいもんね」
キースの分だけ残しておけば…、とジョミー君も。
ジョミー「食堂へ食べに行く時だったら、それこそさ…」
サム 「どうでもいいよな、キースの飯なんかはよ」
シロエ 「購買部のパンなら、買っておけますけどねえ…」
スウェナ「食堂のランチ、取り置きサービス無いものね…」
売り切れ御免は仕方ないわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「雨の苦労が無くなるわけだし、諦めるしか…」
シロエ 「一軒増えれば、学校に着くのも遅れますしね…」
Aブルー「待ってよ、君たち、来ないつもりなのかい?」
ジョミー「来ないって、何処に?」
Aブルー「月参りだよ!」
決まってるだろう、と目が真ん丸ですけど。
参加しろと…?
2024/06/26 (Wed)
☆家族限定のイベ
雨がシトシトな梅雨のシーズン、月参りで苦労なキース君。
自転車は辛いと愚痴な所へ、ソルジャーが来たわけでして。
Aブルー「お彼岸も棚経も、来てくれてるしさ…」
シロエ 「月参りにも来い、と言いたいんですか?」
Aブルー「だって、来るのが当然だろう!」
それに棚経よりも、お経が長いんだよ、とソルジャーの言。
Aブルー「お彼岸の次に、大事なヤツだと思うんだけど?」
シロエ 「そうかもですけど、家族限定イベでしょう?」
Aブルー「えっ?」
シロエ 「その筈ですよ、親戚だって参加しないかと…」
家が隣なら来るかもですが…、とシロエ君。
シロエ 「本当に家族限定のヤツで、家にいる人だけで…」
サム 「仕事を休んだりはしねえモンだぜ?」
さっきキースも言ってたじゃねえか、とサム君も。
サム 「短縮コースで、法話も接待も抜きを指定とかよ」
Aブルー「あれって、そういうヤツだったのかい?」
キース 「あんた、何だと思ってたんだ?」
それを指定の檀家さんを…、と副住職の渋面。
キース 「パートに行く前しか、時間が無い場合などで…」
サム 「短時間でも、お願いしたい、って家だよなあ?」
キース 「ああ。家族限定ならではだな」
他の人まで参加するなら、それは無い、とキッパリと。
キース 「内輪だからこそ、省略してもいいわけで…」
サム 「大事なヤツには違いねえけど、参加者はよ…」
シロエ 「家族だけです、つまり、ぼくたちは無関係で…」
ジョミー「行かなくてもいいヤツだよねえ?」
逆に、行かない方が正しいんじゃあ…、とジョミー君。
ジョミー「短縮コースがあるくらいだし…」
シロエ 「お参りされても、困りますよね…」
会場だって自宅ですよ、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「人を呼ぶなら、掃除しないとダメですし…」
キース 「ただでも時間を削りたいんだぞ?」
Aブルー「えっと…?」
もしかしなくても、参加者無し、と確認ですけど。
そうでは…?
2024/06/27 (Thu)
☆参加者はゼロ
梅雨のシーズンは雨がシトシト、キース君の悩みが月参り。
自転車はキツイと嘆く所へ、ソルジャーが出した交換条件。
シロエ 「参加者なんか、誰もいませんけれど?」
キース 「俺が月参りを始めて長いが、ご家族以外は…」
見た経験は全く無いな、と副住職。
キース 「棚経だったら、帰省している親戚とかも…」
サム 「来ても不思議じゃねえよな、うん」
キース 「それにしてもだ、わざわざ来ると言うよりは…」
居合わせたから、という感じだな、と経験者の言。
キース 「棚経に合わせて帰省はしないぞ、何処の家でも」
Aブルー「えっ、大切なイベントなのに…?」
キース 「お盆は確かに大事なんだが、現世の方が優先だ」
皆が元気で暮らしていてこそ、お盆だしな、と法話モード。
キース 「施餓鬼するには、自分たちの飯が充分無いと…」
シロエ 「出来ないですよね、御飯、余っていませんし」
キース 「そうだろう? まずは現世で、お盆休みを…」
サム 「満喫するのが筋だよなあ…」
棚経に費やす時間よりかは、レジャーだよな、とサム君も。
サム 「棚経でもソレだと、月参りはよ…」
キース 「どう転がっても家族限定、ゲストは無しだ」
あんた一人がいれば充分、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「それで、日取りはどうするんだ?」
Aブルー「え、えっと…」
キース 「他の面子は気にしなくていい、来ないしな」
候補はこれだけ、と差し出す手帳。
キース 「此処でもいいし、此処も月参りは少なめで…」
Aブルー「その話だけど、キャンセルとかは?」
キース 「もちろん、いつでもオッケーだ」
特に珍しい話ではない、とキース君、即答。
キース 「当日の朝に電話が来るとか、あるあるだしな」
シロエ 「よかったですね、人類軍が来ても安心ですよ!」
キース 「そういう場合は、気になるのなら…」
サム 「お布施だよなあ?」
寺に届けて回向を頼むんだよな、と僧籍な人。
なるほど…。
2024/06/28 (Fri)
☆見学したい人
雨がシトシトな梅雨のシーズン、月参りで苦労なキース君。
未だに自転車一択ですけど、ソルジャーがサポートを提案。
キース 「サムが言うのが正解だ。本堂からになるが…」
シロエ 「月参りの代わりに、お経なんですね?」
キース 「ああ。お布施が無くても、お参りはするぞ」
菩提寺だしな、と説明が。
キース 「檀家さんには、日頃からお世話になってるし…」
サム 「お布施は無しでも、読経なわけな?」
キース 「略式で、他の仏様と纏める形で、月末にな」
自分の家のは丁寧に、と思う場合は、お布施を、と副住職。
キース 「きちんと読経をさせて貰うぞ、お勤めの後に」
シロエ 「じゃあ、家に行ったのと変わりませんよね」
キース 「お仏壇の前に伺えないから、仏様には失礼で…」
申し訳ない気分もするが…、と副住職、合掌して、お念仏。
キース 「だが、仏様も事情はご存知なんだし…」
ジョミー「忙しいのは分かってるしね、文句なんかは…」
キース 「仰らないな、なんと言っても御先祖様だ」
子孫に文句をつけはしない、と太鼓判。
キース 「だから、あんたも、ドタキャンもいける」
サム 「いいじゃねえかよ、バッチリだぜ!」
多忙なソルジャー職でも無問題、とサム君が立てる親指。
サム 「んで、命日は、いつにするんだよ?」
シロエ 「一度目くらいは、参加したっていいですよ」
スウェナ「あら、珍しく協力的ねえ…」
シロエ 「違いますってば、目的はズバリ、見学です!」
だって、ワンルームを借りるんでしょう、とシロエ君。
シロエ 「どんな感じか、見たいですしね」
ジョミー「あっ、ぼくも!」
サム 「俺も行くかな、なんか面白そうだしよ」
ついでに菓子も食えそうだぜ、とサム君も。
サム 「ぶるぅオススメの、美味いヤツ!」
一同 「「「イイネ!」」」
キース 「よかったな。ゲストが来るそうだ」
Aブルー「ええ…」
それよりキャンセル、と言ってますけど。
まず日取りでは?
2024/06/29 (Sat)
☆ドタキャンした人
梅雨のシーズンは雨がシトシト、月参りが大変なキース君。
雨でも自転車なのが辛くて、ソルジャーの助け舟を希望で。
キース 「キャンセルだったら、ドタキャンもアリだと…」
サム 「さっき、キースが言ったじゃねえかよ」
シロエ 「それより日取りを決めて下さい、何日ですか?」
欠席届けを出しますから、とシロエ君。
シロエ 「グレイブ先生、うるさいですし…」
ジョミー「出したら、絶対、何か言うよね、いつも以上に」
サム 「月参りに行くので休みます、だもんなあ…」
キース 「ふざけてるのか、と目を吊り上げそうだな」
眼鏡を押し上げるだけでは済まないだるう、とキース君も。
キース 「諸君、いつから坊主になったんだ、と…」
シロエ 「聞いて来るのは、ガチでしょうねえ…」
それも楽しみの一つですよ、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「月参りで欠席、キース先輩だけですからね」
スウェナ「キースの場合は、正当な理由なんだけど…」
ジョミー「ぼくたちが出すとか、有り得ないしね…」
ぼくも楽しみ、とジョミー君の輝く瞳。
ジョミー「それで、欠席するのは、いつ?」
シロエ 「早めに出すのが、お約束ですから…」
サッサと決めてしまって下さい、とシロエ君の念押しが。
シロエ 「キース先輩にしても、遅いよりかは…」
キース 「早い方がいいな、いつにするんだ?」
Aブルー「キャンセル、オッケーなんだよね?」
キース 「くどいぞ、何回、言えばいいんだ!」
いい加減にしろ、とキース君。
キース 「とにかく決めてしまってくれ!」
Aブルー「じゃあ、ドタキャンで!」
もう今月からキャンセルでいい、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「参加者ゼロとか、要らないから!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「月参り自体を、ドタキャンだよ!」
キース 「無かったことにしておく、と…?」
Aブルー「そう!」
君の送迎の話も無しで、と撤回ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/06/30 (Sun)
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど愚痴っているキース君、雨でも自転車で月参りで…。
Aブルー「でもねえ、掃除はホントに向いていないし…」
キース 「放っておくほど、ゴミ屋敷になる仕様だぞ?」
Aブルー「ぼくのハーレイにも、そう言われるけど…」
終活でも、きっと無理だと思う、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「ぼくに万一のことがあったら、ハーレイが…」
シロエ 「まさか、色々と片付けに入るわけですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
でないと自分が大恥だしさ、と悪びれない人。
Aブルー「ぼくとの熱い時間の思い出、てんこ盛りだし…」
一同 「「「うっ…」」」
それはさぞかし、と誰もが言葉を失う勢い。
Aブルー「ついでに言うなら、ぶるぅの隠し撮りだとか…」
シロエ 「それも青の間にあるんでしょうか?」
Aブルー「多分、何処かに隠してるよね…」
ハッキリ言って、ぼくも知らない、と無責任すぎる発言が。
Aブルー「でもって、ぼくと、ぶるぅの寿命はさ…」
ジョミー「連動していて、セットな仕組み?」
Aブルー「分からないから、怖いんだよね…」
ぶるぅが生きて残っているなら、安心だけど、という台詞。
Aブルー「大事な写真を、お掃除部隊がゴミに出すとか…」
シロエ 「許さないでしょうね、絶対に…」
Aブルー「そう! だから今日まで、バレていなくて…」
隠し場所も謎のままなわけ、とソルジャー、しれっと。
Aブルー「とはいえ、ぼくと寿命がセットだったら…」
シロエ 「キャプテンが詰むのは、ガチですよね…」
Aブルー「お掃除部隊が入った時はね!」
そうならないよう、片付けるしか…、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「練習のためにも、今から慣れておく方が…」
キース 「愚痴は聞かんと言った筈だぞ!」
Aブルー「じゃあ、君の愚痴はどうするんだい?」
キース 「はあ?」
俺の愚痴は掃除じゃないぞ、と唸ってますけど。
雨と自転車…。
2024/06/16 (Sun)
☆解決出来そうな人
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りの愚痴ですけれども、ソルジャーが登場。
Aブルー「さっきから、ずっと愚痴ってたよね?」
キース 「俺のは、雨の日のヤツなんだが!」
Aブルー「知ってるってば、雨でも自転車で月参りでさ…」
キツイって話だったじゃないか、とソルジャーの指摘。
Aブルー「ぼくの掃除嫌いと、勢いは同じくらいだよ!」
キース 「掃除嫌いと一緒にするな!」
Aブルー「でもさ、ぼくなら、その悩みをさ…」
解決出来るかもしれないよね、とソルジャーが指す窓の外。
Aブルー「要は、濡れなきゃいいんだろう?」
キース 「まさかと思うが、瞬間移動をしてくれるとか?」
Aブルー「それもいけるし、シールドでも雨は防げるし…」
ぼくにとっては、お安い御用、とニッコリと。
Aブルー「君さえ良ければ、もう、いくらでも!」
シロエ 「キース先輩、朗報です!」
サム 「いいじゃねえかよ、頼むしかねえぜ!」
キース 「いや、まず条件を聞かないと…」
安易に話に乗ってはいかん、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「美味い話に裏があるのは、お約束だぞ?」
シロエ 「そうでした…。ついでに、提案した人も…」
サム 「普段から、ヤベえヤツだったよな…」
キース 「分かったか!」
石橋は叩いて渡らないとな、とキース君、あくまで慎重。
キース 「それで、条件は何なんだ?」
Aブルー「ごく簡単なことだけど?」
キース 「ほら見ろ、やっぱり裏があるしな!」
条件を言え、とソルジャーを睨む副住職。
キース 「スカイダイビングなら、お断りだぞ!」
Aブルー「あったね、そういうイベントも…」
法衣で華麗にダイブだっけ、とソルジャー、楽しそうな顔。
Aブルー「アレよりマシなら、オッケーなんだ?」
キース 「なんで、そうなる!」
Aブルー「一応、言ってみただけだってば!」
条件はソレじゃないからね、と笑顔ですけど。
何だと…?
2024/06/17 (Mon)
☆ケンと言われても
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど愚痴っているキース君、理由は雨の日の月参りで…。
キース 「だったら、条件は何なんだ!」
Aブルー「さっきも言ったよ、ごく簡単なことだ、って!」
ホントに簡単な筈だしね、とソルジャー、ニコニコと。
Aブルー「ほんの一軒、増えるだけだし!」
キース 「はあ?」
サッパリ意味が分からんのだが、とキース君が傾げる首。
キース 「ケンというのは、どういう意味だ?」
Aブルー「えっと…?」
キース 「あんたが言ってる、ケンが指すブツで…」
ケンと言っても色々あるぞ、とキース君。
キース 「たかが一件増えると言っても、中身がだな…」
シロエ 「あー…。どういうヤツかによりますよね…」
ジョミー「お使いを一つ、引き受けるにしても…」
お使いによって負担が変わるよね、とジョミー君の相槌が。
ジョミー「大根を一本だけと、食材一式とかだとさ…」
サム 「えらい違いだよなあ、労力が…」
シロエ 「引き受けたのを後悔するヤツ、ありますよね…」
お使いに限らず、手伝いでも…、とシロエ君も。
シロエ 「同じ掃除でも、掃除機と、お風呂掃除とでは…」
スウェナ「とんでもない違いになるものねえ…」
キース 「そうだろう? 一件を舐めてかかっては…」
酷い目に遭うのはガチだからな、とキース君の眉間に皺が。
キース 「ほんの一件、されど一件、吟味しないと…」
サム 「分かるぜ、相手も悪いしよ…」
ジョミー「アドス和尚と、いい勝負って気がするもんね…」
キース 「親父の方が、まだしもマシだ!」
少なくとも命の危険は無いぞ、とキース君の仏頂面。
キース 「それに比べて、こいつの場合は、リスキーで…」
シロエ 「ハイリスク、ハイリターンで来そうですしね…」
キース 「高くつくのは、お約束だしな!」
Aブルー「あのねえ…。ホントに一軒だから!」
一軒と言えば一軒だしね、と言ってますけど。
字が問題…。
2024/06/18 (Tue)
☆家だそうです
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りの愚痴ですけれども、ソルジャー登場で。
シロエ 「ですから、問題は、其処じゃなくって…」
キース 「一件の中身の方なんだが?」
詳しく説明して貰いたい、とキース君、腕組み。
キース 「あんたの言い方では、サッパリ分からん!」
Aブルー「うーん…。中身を説明するのかい?」
キース 「当然の義務というヤツだろう!」
人に何かを頼むのなら、とキース君の苦い顔付き。
キース 「まずは中身だ、どういう一件なのかをな!」
Aブルー「そう言われても…。ぼくの家では難しくて…」
キース 「はあ?」
家というのは何なんだ、とキース君が傾げる首。
キース 「あんた、別荘でも持っていたのか?」
Aブルー「ううん、あったら楽しそうだけど、色々と…」
面倒だしね、とソルジャーが広げる両手。
Aブルー「管理人とかも必要だしさ、手続きだって…」
キース 「だったら、なんで家なんだ!」
Aブルー「家は家だよ、あえて言うなら青の間だよね」
シャングリラでは厚かましすぎ、とソルジャーの言。
Aブルー「他の仲間も住んでいるしさ、ぼくの家とは…」
シロエ 「言えないでしょうね、ソルジャーでも…」
ジョミー「独裁政権じゃないもんねえ…」
青の間でも充分、凄いけどさ、とジョミー君。
ジョミー「で、その家が問題なわけ?」
Aブルー「そうなんだよねえ、毎月、来て貰うには…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ちょっと問題ありすぎでさ…」
人類軍が来たりするしね、とソルジャー、舌をペロリと。
Aブルー「そんな所へ、来てくれなんて…」
キース 「待て、イッケンというのはだな…」
いわゆる家が一軒なのか、とキース君の問い。
キース 「それが一軒、増えるだけだと?」
Aブルー「ピンポーン!」
キース 「まさか、俺に毎月、掃除を頼みたいとか…」
そういうヤツではないだろうな、と唸ってますけど。
掃除係…?
2024/06/19 (Wed)
☆掃除ならお断り
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
そんな季節も月参りなのがキース君なわけで、自転車で…。
キース 「俺はただでも忙しいんだぞ、元老寺の掃除で!」
サム 「雨だと、境内、やらずに済むだろ?」
キース 「それはそうだが、あの親父だしな…」
代わりに本堂強化月間なんだ、とキース君の不機嫌な顔。
キース 「卒塔婆書きが始まるまでに、と仏具磨きで…」
シロエ 「床とかも磨き込むわけですか?」
キース 「当然だろうが、本堂の飾りも丁寧にだな…」
サム 「ハタキをかけて、細かい所は筆とかかよ?」
アレは細工が細かいもんな、とサム君の問い。
サム 「隅々まで綺麗に掃除しておけ、ってヤツで…」
キース 「言わないでくれ、気が滅入りそうだ」
ジョミー「つまり、ホントにそうなんだ?」
キース 「なんと言っても、親父だしな!」
月参りは雨で、家に帰れば掃除三昧、とブツブツブツ。
キース 「この上、他人の家まで掃除するとか…」
シロエ 「御免蒙りたいですよね…」
キース 「月参りが楽になる、という条件でもだ!」
それくらいなら雨の中でも自転車で…、と副住職。
キース 「どうせ長年やって来たんだ、根性で走る!」
Aブルー「あのねえ…。ぼくだって、君に掃除なんかは…」
絶対に頼みたくないね、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「君に掃除を頼むほどなら、自分でやるよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「お掃除部隊より、遥かにうるさそうだしさ…」
ついでに見られてヤバいブツも…、と肩を竦める人。
Aブルー「だから家には、来て貰えなくて…」
キース 「あんた、一軒、増えるだけだと…」
言わなかったか、とキース君の視線がソルジャーに。
キース 「掃除じゃないなら、何が増えると?」
Aブルー「其処なんだよねえ、増やしたいけどさ…」
キース 「ますます意味が不明なんだが…?」
家も謎なら、増える件もだ、と首を捻ってますけど。
はて…?
2024/06/20 (Thu)
☆増やしたいブツ
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りの愚痴ですけれど、ソルジャーが来て…。
シロエ 「増やしたいって、投資じゃないですよね?」
サム 「別荘とかは持ってねえんだろ、投資はねえよ」
ジョミー「でも、家を買うための資金とかはさ…」
投資とかで増やすモノなんじゃあ…、とジョミー君。
ジョミー「ノルディに頼めば、買えるだろうけど…」
シロエ 「借りを作るのは嫌というのは、ありそうですね」
スウェナ「そうねえ、お小遣いなら毟り取っても…」
サム 「家はちょっと、ってわけで投資かよ…」
でもって、焦げてしまうヤツな、とサム君の苦笑。
サム 「こっち住みでも、焦がすの、普通だしよ…」
シロエ 「住んでる世界が別となったら、焦げますよね…」
スウェナ「リアルタイムで情報ゲットは、難しいわよ」
キース 「なるほどな…。資金不足で家が買えない、と…」
しかし、その家、どうする気だ、とキース君の質問が。
キース 「別荘でさえも、管理人とかが面倒だとか…」
ジョミー「言ってたよねえ、家だと、もっと厄介そうで…」
シロエ 「住民票とか、そういうヤツまで要りませんか?」
ぼくは詳しくないですけどね、とシロエ君も。
シロエ 「少なくとも、別荘よりかは面倒な筈で…」
スウェナ「向いてない気がするわよねえ…」
賃貸の方がマシじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「ある程度までは、管理会社がやる筈よ?」
シロエ 「ですね、買うより賃貸ですよ」
キース 「賃貸だったら、投資で増やさなくても…」
一軒くらいは借りられるぞ、とキース君も。
キース 「ワンルームなら、うんと安いし…」
ジョミー「便利な所に多いよね」
駅やコンビニも近くって…、とジョミー君。
ジョミー「どうかな、ソレで?」
Aブルー「ワンルームって、仏壇、置けるのかい?」
一同 「「「仏壇?」」」
何故に仏壇、と顔を見合わせる面々ですけど。
仏壇…?
2024/06/21 (Fri)
☆お仏壇を置きたい
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど雨でも月参りなのがキース君でして、愚痴でして…。
シロエ 「お仏壇なんか置いて、どうするんです?」
ジョミー「そりゃ、ワンルームでも置けるだろうけど…」
キース 「置いてはダメだ、とは言われない筈だ」
モノがモノだし…、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「老人ホームの部屋でも、スペースさえあれば…」
サム 「持ってくヤツだぜ、大切によ」
キース 「もっとも、スタッフさんに余計な手間は…」
シロエ 「かけられませんよね、お仏壇の分までとか…」
高級なトコなら別でしょうけど、とシロエ君。
シロエ 「コンシェルジュがいるような所なら…」
キース 「もちろん、頼んでいいんだろうが…」
掃除も、供えてある花の取り替えとかも、とキース君も。
キース 「しかし、そこまでの場所は、なかなか…」
スウェナ「一般人には、敷居が高いわよねえ…」
キース 「其処なんだ。だから自分で出来る範囲でしか…」
その手のモノは置けないな、とキース君、合掌。
キース 「大抵の場合は、位牌くらいで…」
サム 「蝋燭とか線香も、火を使うしよ…」
キース 「控えて下さい、と言われるケースが多めだな」
火事になったら大変だし…、と説明が。
キース 「だが、ワンルームなら、その手の縛りは…」
ジョミー「多分、無いよね…」
キース 「ご高齢の方が借りる場合は、あるかもだが…」
普通はいける筈だと思う、と副住職。
キース 「しかし、どうして仏壇なんだ?」
Aブルー「えっ、だって…。主役は、お仏壇だしさ…」
ソレが置けないなら借りる意味が…、とソルジャーの言。
Aブルー「お仏壇さえあれば、来て貰えるんだろう?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「月参りだってば、キースが苦労してるヤツ!」
一同 「「「月参り!?」」」
Aブルー「そうだけど?」
是非とも頼みたいんだよね、と目がマジですけど。
月参り…?
2024/06/22 (Sat)
☆お仏壇があれば
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
けれどキース君が愚痴なわけでして、月参りがキツイとか。
キース 「おい、月参りというのは、何なんだ?」
Aブルー「決まってるだろう、仏様のだよ!」
法要と棚経しか無いわけだから…、とソルジャーの溜息。
Aブルー「毎月、お経を上げて貰えたら嬉しいな、と…」
キース 「まさか、その仏様というのはだな…」
Aブルー「もちろん、スッポンタケだけど?」
一同 「「「ええっ!?」」」
アレか、と愕然とする御一同様。
キース 「俺に、アレの月参りをしに来いと…?」
Aブルー「ピンポーン!」
お仏壇があれば、来てくれるよね、とソルジャー、真剣。
Aブルー「君が月参りをしてくれるんなら、ぼくだって…」
シロエ 「雨の日の月参りを、サポートですか?」
Aブルー「そう! 棚経の時の、瞬間移動と同じでさ…」
サービスするよ、という提案が。
Aブルー「たった一軒増えるだけだし、いいだろう?」
キース 「あんた、ワンルームを借りるつもりか!?」
Aブルー「ぼくの希望にピッタリだしね!」
まさか、そんな手があったなんて…、と嬉しそうな人。
Aブルー「ここでやらせて貰うしか、って思ってて…」
ブルー 「お断りだよ!」
Aブルー「ほらね、やっぱり断られたし!」
だから増やすのが難しいと…、と明かされた事情。
Aブルー「でもねえ、ワンルームでいけるなら…」
ブルー 「好きにしたまえ、止める理由は無いからね」
Aブルー「ありがとう! 君が賛成してくれたらさ…」
シロエ 「強いかもですね、なんと言っても銀青様ですし」
お墨付きです、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「キース先輩、これで雨の日も楽になりますよ!」
ジョミー「だよねえ、たった一軒、増えるだけだし…」
サム 「雨が降っても、もう濡れねえしよ…」
Aブルー「いいよね、キース?」
月参り、引き受けてくれるよね、と笑顔ですけど。
あの仏様の…?
2024/06/23 (Sun)
☆日取りは適当に
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
けれど愚痴っているキース君、雨の月参りが大変だそうで。
キース 「あの仏様の月参りか…」
Aブルー「そうなんだよねえ、前から羨ましくってさ…」
毎月、拝んで貰える仏様が…、とソルジャー、本気な模様。
Aブルー「此処で話してるのを聞く度、いいなあ、って…」
キース 「だが、月参りは毎月、御命日に…」
家にお伺いするもので…、とキース君も副住職モード。
キース 「その御命日が、あの仏様には無いわけで…」
Aブルー「適当でいいと思うんだけど?」
キース 「そういうものではないんだが!」
Aブルー「でもさ、今のシーズンだと、毎日がさ…」
誕生日で御命日だと思う、とソルジャーの言。
Aブルー「キノコは梅雨に出て来るものだし…」
シロエ 「あー…。毎日、何処かで出て来ますよね…」
スウェナ「寿命が尽きて、萎びていくのもあるわよね…」
サム 「確かに毎日、誕生日で御命日かもなあ…」
一本に限定しなかったらよ…、とサム君も。
サム 「んじゃ、適当でいいんでねえの?」
ジョミー「キースの都合で、決めてしまえば?」
シロエ 「ですね、曜日は選べませんから…」
スウェナ「一軒増えても、負担にならない日にすれば?」
月参りが多めの日は避けて…、とスウェナちゃん。
スウェナ「そうしておいたら、楽勝でしょ?」
キース 「なるほどな…。今の所は、少なめなのは…」
月末頃だと、この辺りで…、と副住職が眺める手帳。
キース 「これから増えるか、其処は謎だが…」
サム 「お迎えは、選べねえからなあ…」
シロエ 「寿命ばかりは、分かりませんしね…」
でも、増えたってフォローは完璧ですよ、とシロエ君。
シロエ 「送迎サービス、ありますから!」
Aブルー「ドンと任せてくれたまえ!」
キース 「だったら、俺が決めていいのか?」
Aブルー「もちろんだよ!」
ぼくの都合はどうとでも、と言ってますけど。
月参り…。
2024/06/24 (Mon)
☆お菓子が楽しみ
雨がシトシトな梅雨のシーズン、月参りで苦労なキース君。
未だに自転車一択でして、それをソルジャーが助けるとか。
Aブルー「いつに決まっても、ぼくは大丈夫だから!」
キース 「人類軍とやらは、どうするんだ?」
Aブルー「月参りって、それほど時間はかからないよね?」
法要とかと違ってさ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「ぼくが不在でも、ハーレイだけでいけるって!」
キース 「まあ、棚経よりかは、かなり長いが…」
サム 「お経だけなら、法要より短い筈だよな?」
キース 「そうなるな。読経を終えて、即、失礼すれば…」
半時間もかからないぞ、と副住職。
キース 「実際、それを指定の檀家さんもおられるし…」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「月参りをやめるつもりはなくても、御多忙で…」
短時間しか取れない場合は、そのコースだ、と説明が。
キース 「普通は法話を少しした後、お茶とお菓子で…」
Aブルー「接待だよねえ、それも期待してくれたまえ!」
和菓子に洋菓子、毎月、頑張る、とソルジャーの意気込み。
Aブルー「ぶるぅ、オススメのお店、教えてくれるよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ドンと任せてね!」
ぼくも楽しみ! と飛び跳ねる、料理上手なお子様。
ぶるぅ 「評判のお店、あちこち回って試せるもん!」
ジョミー「あっ、買ってみて、試食なんだ?」
ぶるぅ 「そだよ、食べてみないと分かんないしね!」
シロエ 「ソレ、ぼくたちの分も買えませんか?」
ハズレを引いても気にしませんし…、とシロエ君も。
シロエ 「いろんなお菓子を、試食してみたいんですよ」
サム 「俺も食いてえ!」
ぶるぅ 「オッケー、買うなら人数分だね!」
お店の人も喜ぶよ、とピョンピョンと。
ぶるぅ 「早速、今月のお菓子からなの?」
Aブルー「もちろんだよ! キース、日は、いつ?」
キース 「そうだな、候補は、この辺で…」
ここから選んでくれないか、と差し出す手帳。
どうなる…?
2024/06/25 (Tue)
☆他の人の都合は
梅雨のシーズンは雨がシトシト、キース君の月参りも大変。
雨でも自転車一択なわけで、ソルジャーがサポートな案が。
Aブルー「えっと…。ぼくは、いつでもいいんだけれど…」
キース 「俺もだ、どうする?」
Aブルー「みんなの意見は、どうなのかな?」
何日がいい、とソルジャーが見回す部屋の中。
Aブルー「都合のいい日を選んでくれたら、そこで決定!」
シロエ 「好きに決めればいいでしょう?」
サム 「だよな、俺たちの都合なんてよ…」
ジョミー「気にすることは何もないよね、平日だしさ…」
確か、土日に当たった場合は、変更だよね、とジョミー君。
ジョミー「前倒しだっけ、近い所へ振り替えで…」
キース 「正解だ。月参りは、平日限定だしな」
土日と祝日は避けるものだ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「でないと、法要と被ってしまって行けないし…」
Aブルー「なるほどねえ…。それも覚えておかなくちゃ」
日が変わることもあるんだね、とソルジャー、真剣な顔。
Aブルー「それで、みんなも、いつでもいい、と?」
シロエ 「当然ですよ、どうせ学校に行く日ですから」
サム 「キースが遅刻して来るだけだし、問題はねえよ」
ジョミー「お昼とかは、勝手に先に食べればいいもんね」
キースの分だけ残しておけば…、とジョミー君も。
ジョミー「食堂へ食べに行く時だったら、それこそさ…」
サム 「どうでもいいよな、キースの飯なんかはよ」
シロエ 「購買部のパンなら、買っておけますけどねえ…」
スウェナ「食堂のランチ、取り置きサービス無いものね…」
売り切れ御免は仕方ないわよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「雨の苦労が無くなるわけだし、諦めるしか…」
シロエ 「一軒増えれば、学校に着くのも遅れますしね…」
Aブルー「待ってよ、君たち、来ないつもりなのかい?」
ジョミー「来ないって、何処に?」
Aブルー「月参りだよ!」
決まってるだろう、と目が真ん丸ですけど。
参加しろと…?
2024/06/26 (Wed)
☆家族限定のイベ
雨がシトシトな梅雨のシーズン、月参りで苦労なキース君。
自転車は辛いと愚痴な所へ、ソルジャーが来たわけでして。
Aブルー「お彼岸も棚経も、来てくれてるしさ…」
シロエ 「月参りにも来い、と言いたいんですか?」
Aブルー「だって、来るのが当然だろう!」
それに棚経よりも、お経が長いんだよ、とソルジャーの言。
Aブルー「お彼岸の次に、大事なヤツだと思うんだけど?」
シロエ 「そうかもですけど、家族限定イベでしょう?」
Aブルー「えっ?」
シロエ 「その筈ですよ、親戚だって参加しないかと…」
家が隣なら来るかもですが…、とシロエ君。
シロエ 「本当に家族限定のヤツで、家にいる人だけで…」
サム 「仕事を休んだりはしねえモンだぜ?」
さっきキースも言ってたじゃねえか、とサム君も。
サム 「短縮コースで、法話も接待も抜きを指定とかよ」
Aブルー「あれって、そういうヤツだったのかい?」
キース 「あんた、何だと思ってたんだ?」
それを指定の檀家さんを…、と副住職の渋面。
キース 「パートに行く前しか、時間が無い場合などで…」
サム 「短時間でも、お願いしたい、って家だよなあ?」
キース 「ああ。家族限定ならではだな」
他の人まで参加するなら、それは無い、とキッパリと。
キース 「内輪だからこそ、省略してもいいわけで…」
サム 「大事なヤツには違いねえけど、参加者はよ…」
シロエ 「家族だけです、つまり、ぼくたちは無関係で…」
ジョミー「行かなくてもいいヤツだよねえ?」
逆に、行かない方が正しいんじゃあ…、とジョミー君。
ジョミー「短縮コースがあるくらいだし…」
シロエ 「お参りされても、困りますよね…」
会場だって自宅ですよ、とシロエ君が顎に当てる手。
シロエ 「人を呼ぶなら、掃除しないとダメですし…」
キース 「ただでも時間を削りたいんだぞ?」
Aブルー「えっと…?」
もしかしなくても、参加者無し、と確認ですけど。
そうでは…?
2024/06/27 (Thu)
☆参加者はゼロ
梅雨のシーズンは雨がシトシト、キース君の悩みが月参り。
自転車はキツイと嘆く所へ、ソルジャーが出した交換条件。
シロエ 「参加者なんか、誰もいませんけれど?」
キース 「俺が月参りを始めて長いが、ご家族以外は…」
見た経験は全く無いな、と副住職。
キース 「棚経だったら、帰省している親戚とかも…」
サム 「来ても不思議じゃねえよな、うん」
キース 「それにしてもだ、わざわざ来ると言うよりは…」
居合わせたから、という感じだな、と経験者の言。
キース 「棚経に合わせて帰省はしないぞ、何処の家でも」
Aブルー「えっ、大切なイベントなのに…?」
キース 「お盆は確かに大事なんだが、現世の方が優先だ」
皆が元気で暮らしていてこそ、お盆だしな、と法話モード。
キース 「施餓鬼するには、自分たちの飯が充分無いと…」
シロエ 「出来ないですよね、御飯、余っていませんし」
キース 「そうだろう? まずは現世で、お盆休みを…」
サム 「満喫するのが筋だよなあ…」
棚経に費やす時間よりかは、レジャーだよな、とサム君も。
サム 「棚経でもソレだと、月参りはよ…」
キース 「どう転がっても家族限定、ゲストは無しだ」
あんた一人がいれば充分、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「それで、日取りはどうするんだ?」
Aブルー「え、えっと…」
キース 「他の面子は気にしなくていい、来ないしな」
候補はこれだけ、と差し出す手帳。
キース 「此処でもいいし、此処も月参りは少なめで…」
Aブルー「その話だけど、キャンセルとかは?」
キース 「もちろん、いつでもオッケーだ」
特に珍しい話ではない、とキース君、即答。
キース 「当日の朝に電話が来るとか、あるあるだしな」
シロエ 「よかったですね、人類軍が来ても安心ですよ!」
キース 「そういう場合は、気になるのなら…」
サム 「お布施だよなあ?」
寺に届けて回向を頼むんだよな、と僧籍な人。
なるほど…。
2024/06/28 (Fri)
☆見学したい人
雨がシトシトな梅雨のシーズン、月参りで苦労なキース君。
未だに自転車一択ですけど、ソルジャーがサポートを提案。
キース 「サムが言うのが正解だ。本堂からになるが…」
シロエ 「月参りの代わりに、お経なんですね?」
キース 「ああ。お布施が無くても、お参りはするぞ」
菩提寺だしな、と説明が。
キース 「檀家さんには、日頃からお世話になってるし…」
サム 「お布施は無しでも、読経なわけな?」
キース 「略式で、他の仏様と纏める形で、月末にな」
自分の家のは丁寧に、と思う場合は、お布施を、と副住職。
キース 「きちんと読経をさせて貰うぞ、お勤めの後に」
シロエ 「じゃあ、家に行ったのと変わりませんよね」
キース 「お仏壇の前に伺えないから、仏様には失礼で…」
申し訳ない気分もするが…、と副住職、合掌して、お念仏。
キース 「だが、仏様も事情はご存知なんだし…」
ジョミー「忙しいのは分かってるしね、文句なんかは…」
キース 「仰らないな、なんと言っても御先祖様だ」
子孫に文句をつけはしない、と太鼓判。
キース 「だから、あんたも、ドタキャンもいける」
サム 「いいじゃねえかよ、バッチリだぜ!」
多忙なソルジャー職でも無問題、とサム君が立てる親指。
サム 「んで、命日は、いつにするんだよ?」
シロエ 「一度目くらいは、参加したっていいですよ」
スウェナ「あら、珍しく協力的ねえ…」
シロエ 「違いますってば、目的はズバリ、見学です!」
だって、ワンルームを借りるんでしょう、とシロエ君。
シロエ 「どんな感じか、見たいですしね」
ジョミー「あっ、ぼくも!」
サム 「俺も行くかな、なんか面白そうだしよ」
ついでに菓子も食えそうだぜ、とサム君も。
サム 「ぶるぅオススメの、美味いヤツ!」
一同 「「「イイネ!」」」
キース 「よかったな。ゲストが来るそうだ」
Aブルー「ええ…」
それよりキャンセル、と言ってますけど。
まず日取りでは?
2024/06/29 (Sat)
☆ドタキャンした人
梅雨のシーズンは雨がシトシト、月参りが大変なキース君。
雨でも自転車なのが辛くて、ソルジャーの助け舟を希望で。
キース 「キャンセルだったら、ドタキャンもアリだと…」
サム 「さっき、キースが言ったじゃねえかよ」
シロエ 「それより日取りを決めて下さい、何日ですか?」
欠席届けを出しますから、とシロエ君。
シロエ 「グレイブ先生、うるさいですし…」
ジョミー「出したら、絶対、何か言うよね、いつも以上に」
サム 「月参りに行くので休みます、だもんなあ…」
キース 「ふざけてるのか、と目を吊り上げそうだな」
眼鏡を押し上げるだけでは済まないだるう、とキース君も。
キース 「諸君、いつから坊主になったんだ、と…」
シロエ 「聞いて来るのは、ガチでしょうねえ…」
それも楽しみの一つですよ、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「月参りで欠席、キース先輩だけですからね」
スウェナ「キースの場合は、正当な理由なんだけど…」
ジョミー「ぼくたちが出すとか、有り得ないしね…」
ぼくも楽しみ、とジョミー君の輝く瞳。
ジョミー「それで、欠席するのは、いつ?」
シロエ 「早めに出すのが、お約束ですから…」
サッサと決めてしまって下さい、とシロエ君の念押しが。
シロエ 「キース先輩にしても、遅いよりかは…」
キース 「早い方がいいな、いつにするんだ?」
Aブルー「キャンセル、オッケーなんだよね?」
キース 「くどいぞ、何回、言えばいいんだ!」
いい加減にしろ、とキース君。
キース 「とにかく決めてしまってくれ!」
Aブルー「じゃあ、ドタキャンで!」
もう今月からキャンセルでいい、とソルジャー、キッパリ。
Aブルー「参加者ゼロとか、要らないから!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「月参り自体を、ドタキャンだよ!」
キース 「無かったことにしておく、と…?」
Aブルー「そう!」
君の送迎の話も無しで、と撤回ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/06/30 (Sun)
☆雨の日の遊び場所
さて6月。梅雨のシーズン到来、週末は生徒会長宅な面々。
窓の外は雨が降ってますけど、家の中ならエアコンも完備。
シロエ 「いいですねえ…。こういう避難所があって」
ジョミー「だよね、これだけ降ってるとさ…」
サム 「屋根のある場所は、混んでるもんなあ…」
飯を食うにせよ、遊ぶにせよ…、とサム君が眺める外の雨。
サム 「此処なら、飯は美味いしよ…」
シロエ 「おやつも出ますし、騒いでも苦情は来ませんし」
ジョミー「ホント、ブルーに感謝だよ!」
キース 「まったくだ。親父は理解が無いからな…」
ガキの頃には泣けたもんだ、とキース君。
キース 「寺によっては、雨の日は、本堂解放だぞ?」
一同 「「「本堂?」」」
キース 「ああ。雨だと、子供の遊び場が無くて…」
お母さんたちも困るからな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「その点、寺の本堂なら、広さ充分で…」
サム 「あー…。騒いでたって、文句も来ねえか…」
キース 「境内が狭い寺ならともかく、そこそこあれば…」
ご近所との距離が開くだろう、と副住職の言。
キース 「そういうわけだし、雨の日は寺で遊べる子も…」
シロエ 「いるわけですね、元老寺だとダメですけれど」
キース 「親父が石頭でさえなければな…」
俺は友達も呼べなかった、とブツブツブツ。
キース 「雨の日に限らず、普段からだ!」
ジョミー「えっ、なんで?」
シロエ 「お寺に親しんで貰えるチャンスですよ?」
お寺に行って遊ぶなんて、とシロエ君。
シロエ 「本堂を開放は無理でもですね…」
サム 「庫裏とか、宿坊もあるじゃねえかよ」
そっちで遊べばいいんでねえの、とサム君も。
サム 「でもって、合間に、お念仏を教えるとかよ…」
キース 「親父の場合は、そこが全力だったんだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「いらっしゃい、と迎えて、即、法話だぞ?」
一度やられたら二度と来ない、と唸ってますけど。
確かに…。
2024/06/01 (Sat)
☆機嫌を取らない人
梅雨のシーズン到来ですけど、週末は生徒会長宅で快適に。
エアコン完備で、おやつも食事も美味しい最高の溜まり場。
シロエ 「法話が強制イベですか…」
スウェナ「しかも着くなり、始まるだなんて…」
せめて、お菓子を配ってからで…、とスウェナちゃん。
スウェナ「そしたら、少しはマシってものでしょ」
ジョミー「キース、そういうのは無かったわけ?」
キース 「あの親父だぞ?」
媚びを売るようなキャラに見えるか、と質問が。
キース 「たとえ相手が子供だろうが、機嫌なぞ取らん!」
一同 「「「うわー…」」」
それは確かに二度と来ない、と誰もが納得。
シロエ 「キース先輩、お友達もやられたんですね?」
キース 「ああ。いつもせがれが…、と挨拶をして…」
その後は、即、法話タイムだ、とキース君の仏頂面。
キース 「お前たちも、最初に経験している筈だが?」
一同 「「「は?」」」
キース 「最初だ、最初! 夏休みに遊びに来ただろう!」
非日常な体験が出来るとかで…、とキース君。
キース 「そこのブルーに、上手く乗せられて…」
シロエ 「そうでした! 先輩の家、誰も知らなくて…」
ジョミー「でも、シロエだけは知ってたんだよね?」
シロエ 「お寺だというのと、場所とかは…。でも…」
お邪魔したことは無かったです、とシロエ君の言。
シロエ 「先輩の家に遊びに行く、という発想は…」
サム 「柔道とかだと、ねえかもなあ…」
シロエ 「ええ。先輩と言ったら、格上ですし…」
遊びになんてとんでもない、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「お手伝いなら、あるかもですけど」
サム 「そっちでも、行ってねえのかよ?」
アドス和尚がいるのによ、とサム君が傾げる首。
サム 「駆り出されそうな感じだぜ?」
シロエ 「言われてみれば、そうですよね…」
ジョミー「なんで、行かずに済んだのかな?」
ツイてたのかな、とジョミー君も不思議そうですけど。
運の問題…?
2024/06/02 (Sun)
☆動員されなかった人
雨ばかりな梅雨のシーズン到来、週末も雨なわけですけど。
生徒会長宅で過ごす面々、エアコン完備で、おやつに食事。
ジョミー「シロエって、運はいい方だっけ?」
シロエ 「キース先輩よりは、かなりマシですけれど…」
サム 「目に見えてツイてる、って感じはねえぜ」
運だけで避けて通れるのかよ、とサム君が傾げる首。
サム 「キースとは、付き合い、長いんだよな?」
シロエ 「ええ、柔道を始めた時からですね」
サム 「だったら、アドス和尚がよ…」
ジョミー「見逃してくれるわけがないよね…」
でも、お手伝いの経験は無し、とジョミー君も不思議そう。
ジョミー「キースが、止めてくれてたとか?」
サム 「それこそ有り得ねえヤツだぜ、うん」
シロエ 「アドス和尚には、頭が上がりませんしね…」
スウェナ「連れて来い、って命令されたら、服従だわよ」
なのに何故なの、とスウェナちゃんにも分からない理由。
スウェナ「シロエの連絡先が、謎だったとか…?」
ジョミー「あー…。それはあるよね、教えてなけりゃ」
サム 「どうなんだよ、シロエ?」
電話番号とか、教えなかったのかよ、とサム君の問い。
サム 「個人情報だし、言えませんってよ…」
シロエ 「いえ、連絡先なら、早くに交換してます」
住所も、電話番号も…、とシロエ君。
シロエ 「ですから、お寺なことも知ってましたし…」
ジョミー「うーん…。駆り出されると思うけどなあ…」
シロエ 「ぼくも今頃、気が付きました」
何故でしょうね、とシロエ君の視線がキース君に。
シロエ 「先輩、理由を知っていますか?」
キース 「知らない筈がないだろう!」
俺の親父だぞ、とキース君、腕組み。
キース 「理由は簡単、朱に交われば赤くなるからだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「そのままの意味だが?」
ジョミー「ちょ、シロエって…」
サム 「ワルだったってか?」
そうなるよな、と一同、仰天ですけど。
ワル…?
2024/06/03 (Mon)
☆朱の意味が問題
雨の日が続く梅雨のシーズン、週末は生徒会長宅で快適に。
エアコン完備で、おやつに食事で、誰もが満足ですけれど。
シロエ 「キース先輩、その言い方は、ちょっと…」
キース 「間違ったことは言っていないぞ、俺は」
シロエ 「そうなんですけど、誤解がですね…」
生じているじゃないですか、とシロエ君の不満そうな顔。
シロエ 「ぼくは、ワルとは違いますから!」
サム 「でもよ、キースが…」
ジョミー「朱に交われば赤くなる、って言ったしさ…」
スウェナ「それって、ワルって意味になるでしょ」
他にどういう意味があるのよ、とスウェナちゃんの問い。
スウェナ「朱は朱なんだし、ワルはワルよね」
シロエ 「ですから、その朱が違うんですよ!」
サム 「どう違うんだよ、説明しろよな」
ジョミー「普通、ワルって意味なんだしね!」
分かるように言って欲しいんだけど、とジョミー君も。
ジョミー「朱色じゃなくって、緋色だとか?」
シロエ 「あえて言うなら、それかもです」
一同 「「「はあ?」」」
緋色って何だ、と首を傾げる御一同様。
ジョミー「あのさ、緋色って、ブルーのさ…」
サム 「衣の色だぜ、なんか関係あるのかよ?」
シロエ 「大アリですよ!」
まさに衣が問題なんです、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「いいですか? キース先輩、元々は…」
ジョミー「えっと…?」
シロエ 「お坊さんになる気は、全く無かったんですよ!」
一同 「「「あっ!」」」
そういえば…、と誰もが思い当たる一件。
ジョミー「ブルーに触発されたんだっけ…」
サム 「負けてたまるか、っていうヤツな…」
シロエ 「思い出しましたか? ですから、それより…」
前の時代が問題なんです、とシロエ君。
シロエ 「ぼくみたいに、将来を好きに選べる人は…」
サム 「出入りされたら、困るよなあ…」
キース 「分かったか!」
手伝いに呼ぶなど論外だ、と唸ってますけど。
それはそうかも…。
2024/06/04 (Tue)
☆自分の流儀な人
雨の日ばかりな梅雨のシーズン、週末は生徒会長宅が一番。
エアコン完備で、おやつも食事も、最高の溜まり場でして。
シロエ 「というわけで、ぼくは呼ばれなかったようです」
キース 「お前のような輩は、親父にすれば、だ…」
俺を悪の道に誘うわけだ、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「手伝いに呼んだばかりに、更に悪影響がだな…」
ジョミー「出そうだよねえ、シロエなら…」
シロエ 「何故、そうなるんです、ジョミー先輩!」
ぼくの何処がダメなんですか、とシロエ君が尖らせる唇。
シロエ 「機械弄りが趣味ですけれど、問題は特に…」
ジョミー「趣味じゃなくって、性格だってば」
サム 「うんうん、逆らうタイプだしよ…」
スウェナ「言われた通りに、手伝うわけがないわよね…」
自分の流儀でこなすヤツでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「雑巾がけ、って命令されても、モップとか…」
サム 「自前の発明品を出してくるとか、ありそうだぜ」
シロエ 「あー…。その辺は、否定出来ないです…」
効率の良さを考えますし、とシロエ君の苦笑い。
シロエ 「雑巾を使わされるにしたって、こう、色々と…」
キース 「お助けグッズだの、薬品だのを持ち出してだ…」
シロエ 「そうです、やっぱり効率化ですよ!」
お寺といえども、改革とかは必要でしょう、とシロエ君。
シロエ 「卒塔婆プリンターの時代ですしね!」
キース 「親父が、お前を呼ばなかったのも、当然だ!」
親父は真逆のタイプだしな、とキース君の仏頂面。
キース 「伝統重視で、石頭で…」
サム 「スクーターの許可も、出ねえもんなあ…」
梅雨の月参りも自転車一択だしよ、とサム君の相槌。
サム 「土砂降りの日とかに、自転車はキツイぜ」
キース 「まったくだ。同級生たちは、とうの昔に…」
サム 「スクーターかよ?」
キース 「車に乗ってるヤツらも増えたな…」
年が年だし、とキース君がつく深い溜息。
言われてみれば…。
2024/06/05 (Wed)
☆最下級な乗り物
梅雨のシーズンは雨がシトシト、生徒会長宅で過ごす週末。
エアコン完備で快適な上に、おやつや食事も出るわけで…。
サム 「車かよ…。そりゃまあ、なあ…」
ジョミー「持っていたって、おかしい年じゃないもんね…」
キース 「そうなんだ。ついでに、政権移譲の時がだな…」
近付いているヤツも多くて…、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「いずれ住職になるわけなんだし、着々と…」
サム 「人脈を広げていくわけな?」
キース 「ああ。あちこちに顔を出すとなったら…」
スクーターよりも車だろうが、とキース君の言。
キース 「他所の寺とかを訪問するのに、スクーターは…」
シロエ 「普段着な感じがしますよね…」
キース 「手伝いだったら、スクーターでもいいんだが…」
公式訪問するにはマズイ、と副住職が顰める顔。
キース 「半袖に半パン、スニーカーで行くのと変わらん」
スウェナ「TPOで、乗り物も変えるべきなのね?」
キース 「服装ごとな!」
略式の法衣はアウトなんだ、とキース君。
キース 「きちんとした袈裟も必須だし…」
サム 「スクーターに乗るには、ソレ、不向きだぜ…」
ジョミー「だよねえ、輪袈裟とかなら、いけるけど…」
キース 「その辺もあって、お邪魔するなら車で行くか…」
無いならタクシーになるわけだ、と説明が。
キース 「親しい寺なら、着いてから着替えも可能だが…」
シロエ 「そうじゃない方が、多そうですよね…」
キース 「当然だ!」
だから車のヤツが増えた、とブツブツブツ。
キース 「なのに俺はだ、未だに自転車一択で…」
サム 「スクーターさえ、乗れねえわけな…」
シロエ 「身分で言ったら、最下級ですか?」
階級としては同列でも、とシロエ君の問い。
シロエ 「お坊さんの階級、キース先輩、順調で…」
ブルー 「年齢的には、最高と言える所だね」
キース 「だが、実際は…」
駆け出しのヤツらと変わらないんだ、と嘆き節。
自転車では…。
2024/06/06 (Thu)
☆車が欲しくても
雨がシトシトな梅雨のシーズン、週末は生徒会長宅ですが。
嘆いているのがキース君なわけで、月参りは今も自転車で。
キース 「自転車で走る副住職とか、まずいないんだが…」
サム 「普通は、スクーターなのな?」
キース 「車だったら、軽が人気だ」
狭い道でもいけるからな、とキース君が挙げる便利さ。
キース 「停める場所にも、困らないのが軽自動車で…」
シロエ 「あー…。月参りの間、停めておかないと…」
ダメですよね、とシロエ君。
シロエ 「檀家さんの家に、駐車スペースがあれば…」
キース 「そこに停めればいいと言っても、なかなかに…」
シロエ 「実情は厳しいわけですか?」
キース 「ほぼほぼ、路駐と言えるだろうな」
自転車やスクーターならいいが、とキース君、遠い目。
キース 「その辺もあって、あの親父は、だ…」
ジョミー「車なんかは、許可しないって?」
キース 「そう言ってやがる、他所は他所だ、と!」
いつか格上げして貰えても、車は厳しい、と深い溜息。
キース 「恐らく、スクーターまでで…」
サム 「軽自動車はダメってか?」
キース 「言いそうな気がするだろうが!」
ジョミー「うん、絶対に、言い出すタイプ…」
他所を公式訪問な時のタクシーでもね、とジョミー君も。
ジョミー「公共の交通機関で行けとか、言いそうでさ…」
キース 「まあ、言うだろうな…」
シロエ 「すると着替えは、どうなるんです?」
まさか本格的なヤツで電車だとか…、とシロエ君の問い。
シロエ 「着替えられない場所へ行くなら、そんな気が…」
キース 「親父だからな!」
サム 「マジかよ、アレで電車かよ!?」
キース 「座禅の寺だと、どうなんだ?」
修行中のヤツがバスや電車に…、とキース君。
キース 「お前たちも、たまに見掛けるだろう?」
シロエ 「いますね、托鉢の時の格好で…」
キース 「例があるしな…」
親父もアレを持ち出すぞ、と言ってますけど。
ありそう…。
2024/06/07 (Fri)
☆正装で生活用品
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
そんな時期でも月参りは必須、キース君は自転車なわけで。
シロエ 「托鉢の時の格好、略式ですよね?」
キース 「まあ、そうなんだが…」
サム 「だったら、正装で電車はちょっと、ってよ…」
言うだけ言えばいいんでねえの、とサム君の意見。
サム 「ダメ元なんだし、言っただけで怒るとかはよ…」
ジョミー「アドス和尚も、そこまでは酷くないと思うよ」
いくら瞬間湯沸かし器でも、とジョミー君も。
ジョミー「そしたら、タクシーの許可が出るかも…」
シロエ 「ですね、言うのはタダですし…」
スウェナ「叱られたって、罰は来ないでしょ?」
しくじったわけじゃないんだから、とスウェナちゃん。
スウェナ「ワンチャン、タクシーに乗れるかもなのよ?」
キース 「いや、座禅の寺だと、半端なくてだな…」
シロエ 「正装でも、電車に乗るわけですか?」
サム 「でもよ、普通にタクシー、来てるぜ?」
お坊さんのお迎えとかに、とサム君が指差す窓の外。
サム 「あちこちの寺で、拝観時間が終わる頃によ…」
シロエ 「見掛けますよね、夜のお出掛け用のを」
ジョミー「偉そうな人ばかりじゃないよ?」
だからキースもいけそうだけど、とジョミー君。
ジョミー「夜のお出掛け、出来る程度の階級だよね?」
キース 「そうだが、座禅の寺だと、駆け出しの場合…」
シロエ 「正装でも、電車なんですか!?」
キース 「ああ。しかも容赦なく、遠距離でもだ!」
新幹線の始発から終点とかな、と恐ろしい例が。
キース 「身の回りの品も、一式、持って…」
シロエ 「なんです、ソレ?」
旅行用の荷物ですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「旅行するなら、要るでしょうけど…」
キース 「違う、生活用品だ! 食器や布団だ!」
一同 「「「ええっ!?」」」
キース 「マジで一式、持つんだが?」
でないと生活出来んからな、と真顔ですけど。
布団まで…?
2024/06/08 (Sat)
☆修行を始めるなら山
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りで苦労する季節、未だに自転車な人で…。
シロエ 「生活用品って、なんで布団まで持つんです!」
サム 「山に行くなら、そういう装備だろうけどよ…」
ジョミー「正装で移動だと、行先、普通にお寺だよねえ?」
でなきゃ、何処かの家で法要、とジョミー君。
ジョミー「月参りなら、正装の必要、ない筈だしさ…」
キース 「正解なんだが、行先は山だぞ」
一同 「「「山!?」」」
何故、お坊さんが正装で登山、と誰もが仰天。
サム 「マジかよ、なんで山なんだよ!?」
シロエ 「それも修行の一環ですか?」
キース 「ああ。だからこそ、乗るのが新幹線でも…」
始発から終点まで正装になる、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「いいか、寺で修行を始めるためには、まず山だ」
サム 「山伏の間違いじゃねえのかよ?」
キース 「ガチで坊主で、山なんだが?」
俺の家でも山なんだぞ、とキース君、目がマジ。
キース 「サムも忘れているようだがな」
サム 「忘れてねえって、山ってえのは!」
シロエ 「ぼくもです」
スウェナ「一度行ったら忘れないわよ、裏が山なの!」
でもって墓地も裏山だわね、とスウェナちゃん。
スウェナ「お寺なビジュアル、バッチリでしょ!」
キース 「そうだが、周りに山が無くても、山でだな…」
一同 「「「は?」」」
山が無いのに、山だなんて、と一同、キョトン。
シロエ 「何の冗談なんです、ソレ?」
サム 「流行りのシャレか何かかよ?」
坊主限定でバズってるとか…、とサム君の問い。
サム 「山がねえのに、山とか言ったら、正気をよ…」
シロエ 「疑われると思うんですけど、正気ですか?」
キース 「よく考えてみろ、寺を束ねるのは総本山だぞ?」
一同 「「「あっ!」」」
キース 「俺の家だと、乃亜山、元老寺だ!」
裏山なんぞは無関係で、とキッパリと。
そういえば…。
2024/06/09 (Sun)
☆コンパクトな荷物
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
キース君が月参りで苦労する季節、雨でも自転車なわけで。
シロエ 「もしかしなくても、総本山で修行ですか?」
キース 「座禅の寺だと、総本山もあるし、道場もだが…」
道場と言っても寺になるな、とキース君の解説が。
キース 「正装で行って、入門を願い出るのが、お約束だ」
サム 「あー…。正式な訪問になるわけな…」
シロエ 「途中で着替えて行けそうですけど?」
始発駅から正装しなくても…とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「終点で降りて、何処かでですね…」
ジョミー「着替えて行ったら、オッケーなんじゃあ?」
サム 「ネカフェは無くても、何かあるだろ?」
着替えが出来そうなスポットが…、とサム君も。
サム 「そうすりゃ、万事、解決じゃねえか」
キース 「甘いな、生活用品を一式、持って行くんだぞ?」
鉄の掟というヤツだ、と副住職。
キース 「自分の家を出る時点から正装で、と…」
サム 「マジかよ、ソレで布団まで持つのかよ?」
シロエ 「食器もですよね、大荷物ですよ?」
キャリーバッグとか要りますよね、とシロエ君の問い。
シロエ 「めっちゃキツそうなんですけど…!」
サム 「正装で荷物は酷だぜ、うん」
キース 「いや、持って行くのは、量にしたら、だ…」
そのクッションが二つ分も無いな、と副住職が指差すブツ。
キース 「重さにしても、さほどでもないし…」
シロエ 「ちょ、その量で布団とか、無理ですから!」
サム 「枕しか入らねえじゃねえかよ!」
ジョミー「キース、間違えて覚えていない?」
宅配便で送れるとか…、とジョミー君。
ジョミー「でなきゃ、絶対、入りっこないし!」
キース 「それが一式、入る所が恐ろしいんだが…?」
シロエ 「物凄く薄い布団だったりしますか、ソレ…?」
キース 「ぶっちゃけ、少し厚めの布だな」
個人で使う敷布団だし、という話ですけど。
薄すぎでは…?
2024/06/10 (Mon)
☆座布団でも敷布団
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りで苦労な季節で、スクーターも不可で…。
シロエ 「その薄さで、敷布団だなんて、無いですよ…」
サム 「座布団の間違いじゃねえのかよ?」
キース 「正確に言えば、座布団になるが…」
あくまで分類上の話だ、とキース君。
キース 「座禅の宗派で使う場合は、敷布団を兼ねる」
一同 「「「は?」」」
キース 「座ったままで寝たりするからな」
サム 「待てよ、そいつはダメなヤツだろ?」
座禅で寝てたら、棒で叩かれるんだぜ、とサム君の指摘。
サム 「敷布団も何も、寝るどころじゃねえよ」
キース 「それは普段の修行の話で、キツイ修行だと…」
ジョミー「寝落ちするのが普通だとか?」
シロエ 「あー、お目こぼしになるわけですね!」
寝落ちするほどキツイんで…、とシロエ君、手をポンと。
シロエ 「つまり、寝落ち用の敷布団ですか!」
キース 「それに近いが、寝落ちではないぞ」
ジョミー「えっと…?」
キース 「修行の間は、横になれない決まりで、だ…」
入門の時にも、いきなり来るぞ、とキース君、目がマジ。
キース 「こちらの部屋でお待ち下さい、と通されて…」
サム 「ずっと座って待ってろってか?」
キース 「三日間ほどな!」
一同 「「「げっ!」」」
その間に使う敷布団か、と誰もがガクブル。
シロエ 「座ったままで寝ないと、どうなるんです?」
キース 「放り出されて終わりだが?」
二度と入れては貰えないぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「一種の破門で、それっきりだな」
一同 「「「うわー…」」」
恐ろしすぎる、と愕然とする御一同様。
シロエ 「そんなトコだと、新幹線でも正装ですよね…」
スウェナ「家を出る時からっていうのも、納得だわよ」
サム 「半端ねえよな…」
キース 「そういう例があるからな…」
俺も正装で電車になるぞ、とキース君の嘆き節。
ありそう…。
2024/06/11 (Tue)
☆出世しても無駄
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
エアコン完備で快適ですけど、キース君は月参りの愚痴で。
キース 「正装で電車に乗って行け、という勢いだし…」
サム 「将来的にも、車は絶望的なのな…」
キース 「親父の目が黒い間は、まず無理だろう」
あまつさえ寿命が長いと来た、とブツブツブツ。
キース 「俺たちと同じで、親父も年を取らないんだぞ?」
シロエ 「取ってくれ、とも言えませんしね…」
キース 「サッサとくたばれ、と同義語だしな…」
確実に命が無いヤツだ、とキース君が竦める肩。
キース 「ついでに、万年、副住職で、便利屋扱いで…」
サム 「地獄だよなあ…」
ジョミー「同情するけど、サポートするのは断るから!」
お坊さんにはならないしね、とジョミー君。
ジョミー「その辺は、サムに頼んでよ!」
サム 「俺はいいけど、キースの乗り物ばかりはよ…」
シロエ 「恐らく、口を出せませんよね…」
キース 「サムが出世して、親父以上の坊主になれば…」
ワンチャンあるが…、とキース君が眺める窓の外の雨。
キース 「俺の場合は、どれほど出世してみても…」
サム 「頭が上がらねえままなのかよ?」
キース 「仏様の教えの基本は、親を敬う所だぞ?」
一同 「「「あー…」」」
そうだったっけ、と誰もが納得。
シロエ 「キース先輩、一生、自転車で月参りですか…」
キース 「いつかは脱却出来る筈だが、当分は…」
スウェナ「同級生が代替わりするまでかしら?」
キース 「真面目に、ソレで来そうでな…」
全員、住職に就任するまで、俺は自転車、と仰ぐ天井。
キース 「最悪、四十年はかかる気がしているんだが…」
シロエ 「ちょ、まだまだ先の話じゃないですか!」
サム 「気の毒すぎて、泣けるよなあ…」
ジョミー「でもさ、どうにもならないし…」
キース 「梅雨の間だけでも、スクーターとか…」
許可が下りればいいんだがな、と溜息ですけど。
期間限定?
2024/06/12 (Wed)
☆安全確保でいこう
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りで愚痴ですけれども、スクーターは無理。
シロエ 「期間限定とか、いけるんですか?」
キース 「あの親父だぞ? 許可が出るわけなかろうが!」
ジョミー「じゃあさ、大雨の時だけとかさ…」
サム 「いいんじゃね? 警報級の時はスクーターな!」
機動性が高くて安心だしよ、とサム君、親指をグッと。
サム 「自転車だったら、避けられねえヤツも…」
ジョミー「スピードを上げれば、逃げ切れるって!」
シロエ 「ですね、土砂崩れだとか、そういう自然災害!」
車には敵いませんけれど…、とシロエ君も。
シロエ 「それでいきましょう、安全確保ということで!」
キース 「いや、恐らくは、ヘルメットで…」
一同 「「「は?」」」
キース 「昨今、自転車の場合も、ヘルメットがだ…」
推奨されているわけで…、とキース君の仏頂面。
キース 「安全確保とかを言うなら、まず、被れ、と!」
一同 「「「あー…」」」
そう来るか、と誰もが仰ぐ天井。
シロエ 「安全確保に、ヘルメットは基本ですからね…」
ジョミー「工事現場だと、被ってるしね…」
サム 「そうそう遭わねえ災害よりかは、転倒だよな…」
んじゃ、被るしかねえんじゃあ…、とサム君の言。
サム 「大人しく被って、それからよ…」
ジョミー「大雨の時は、スクーターで、って頼んだら…」
シロエ 「万一があったら、ヤバいですから…」
許可しそうですよ、とシロエ君。
シロエ 「巻き込まれてから、文句は嫌でしょうし…」
サム 「怪我をされたら、親父さんがよ…」
治るまで代わりに月参りだぜ、とサム君の鋭い指摘。
サム 「そうなるよりかは、許可を出すんでねえの?」
キース 「かもしれん。しかしだな…」
シロエ 「何か、問題あるんですか?」
キース 「ヘルメットは、俺が嫌なんだ!」
ヘアスタイルが崩れるからな、と言ってますけど。
えっと…?
2024/06/13 (Thu)
☆髪型が崩れたら
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
その雨の季節が問題でして、キース君が愚痴るのが月参り。
シロエ 「ヘアスタイルって…。そこが問題ですって?」
サム 「大したことじゃねえだろ、ソレ…」
ジョミー「ササッと撫でたら、元に戻ると思うけど?」
くせ毛じゃないし、とジョミー君が指差す、キース君の頭。
ジョミー「ぼくの髪より、寝ぐせとかには強そうだよ?」
シロエ 「言えてますよね、泊まりで旅行の時だって…」
サム 「寝ぐせのついたトコは、一度も見たことねえぜ」
マツカ 「そうですね。朝から、ドライヤーとかも…」
朝風呂に入った時くらいでは、とマツカ君も。
マツカ 「ヘルメットは、確かに、圧がかかりますし…」
シロエ 「少しは影響あるかもですけど、一瞬でしょう?」
スウェナ「さっき、ジョミーが言ったヤツよね」
撫でつければいいだけじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「鏡だったら、スクーターにもついてるし…」
マツカ 「男性用の小さな鏡もありますよ?」
和風のもありそうですけれど…、とマツカ君の相槌が。
マツカ 「気に入らないなら、よろしかったら…」
サム 「おっ、特注かよ?」
マツカ 「ええ。漆塗りでもいいですし…」
お坊さんらしく布張りもいいですよね、と御曹司。
マツカ 「お好みで、家紋も入れられますよ」
サム 「いいじゃねえかよ、頼んじまえよ!」
マツカ 「費用の方は、ぼくのポケットマネーで…」
用立てますから大丈夫です、とマツカ君の太鼓判。
マツカ 「急ぎだったら、明日にでも…」
シロエ 「出来上がりですね、最高ですよ!」
これで安心じゃないですか、とシロエ君の輝く笑顔。
シロエ 「キース先輩、ヘルメットです!」
キース 「いや、問題は、それよりも前で…」
一同 「「「は?」」」
キース 「月参りに行く時は、檀家さんが待機でだな…」
到着前から見てるんだ、と深い溜息ですけど。
待機って…?
2024/06/14 (Fri)
☆待機する檀家さん
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が愚痴っているわけでして、雨の月参りは大変で。
シロエ 「到着前から見てるって…。マジですか?」
キース 「ああ。普段もそうだが、雨の日は特に…」
待機に気合いが入ってるぞ、とキース君が竦める肩。
キース 「なにしろ、月参りをして下さる方の登場で…」
サム 「あー…。失礼が無いように、かよ?」
キース 「正解だ。雨だと、傘を持って迎えに出るとか…」
あるあるなんだ、とキース君の深い溜息、再び。
キース 「つまり、いつ、俺が着いてもいいように…」
サム 「家の中から、見ているわけな?」
キース 「そうなるな。俺がヘルメットを被った場合…」
シロエ 「外すトコから、ガッツリ、バレバレですね…」
髪が乱れたのも、直すのも…、とシロエ君。
シロエ 「どんなに変な髪になってても、筒抜けですか…」
キース 「修正前の姿がな!」
だから絶対、被りたくない、とキース君、ブツブツブツ。
キース 「スクーターに乗れるんだったら、被るんだが…」
サム 「自転車なら、強制イベじゃねえしな…」
キース 「道交法が変わって必須になったら、その時は…」
諦めもつくが、今は嫌だ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「それがあるから、安全確保な条件は…」
ジョミー「出したら、逆に詰むヤツだよね…」
サム 「耐え続けるしかねえってか?」
キース 「そのようだ…」
たとえ40年かかろうが…、と覚悟は決めている模様。
キース 「そうは言っても、愚痴の一つも…」
??? 「言いたくなるよね、分かるってば!」
同士発見、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「ぼくも掃除は大嫌いだから、愚痴だしさ…」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」
Aブルー「もちろん、ぼくの青の間からだよ!」
キース 「お掃除部隊の愚痴は聞かんぞ!」
嫌なら自分で掃除しやがれ、と怒鳴ってますけど。
正論…。
2024/06/15 (Sat)
さて6月。梅雨のシーズン到来、週末は生徒会長宅な面々。
窓の外は雨が降ってますけど、家の中ならエアコンも完備。
シロエ 「いいですねえ…。こういう避難所があって」
ジョミー「だよね、これだけ降ってるとさ…」
サム 「屋根のある場所は、混んでるもんなあ…」
飯を食うにせよ、遊ぶにせよ…、とサム君が眺める外の雨。
サム 「此処なら、飯は美味いしよ…」
シロエ 「おやつも出ますし、騒いでも苦情は来ませんし」
ジョミー「ホント、ブルーに感謝だよ!」
キース 「まったくだ。親父は理解が無いからな…」
ガキの頃には泣けたもんだ、とキース君。
キース 「寺によっては、雨の日は、本堂解放だぞ?」
一同 「「「本堂?」」」
キース 「ああ。雨だと、子供の遊び場が無くて…」
お母さんたちも困るからな、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「その点、寺の本堂なら、広さ充分で…」
サム 「あー…。騒いでたって、文句も来ねえか…」
キース 「境内が狭い寺ならともかく、そこそこあれば…」
ご近所との距離が開くだろう、と副住職の言。
キース 「そういうわけだし、雨の日は寺で遊べる子も…」
シロエ 「いるわけですね、元老寺だとダメですけれど」
キース 「親父が石頭でさえなければな…」
俺は友達も呼べなかった、とブツブツブツ。
キース 「雨の日に限らず、普段からだ!」
ジョミー「えっ、なんで?」
シロエ 「お寺に親しんで貰えるチャンスですよ?」
お寺に行って遊ぶなんて、とシロエ君。
シロエ 「本堂を開放は無理でもですね…」
サム 「庫裏とか、宿坊もあるじゃねえかよ」
そっちで遊べばいいんでねえの、とサム君も。
サム 「でもって、合間に、お念仏を教えるとかよ…」
キース 「親父の場合は、そこが全力だったんだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「いらっしゃい、と迎えて、即、法話だぞ?」
一度やられたら二度と来ない、と唸ってますけど。
確かに…。
2024/06/01 (Sat)
☆機嫌を取らない人
梅雨のシーズン到来ですけど、週末は生徒会長宅で快適に。
エアコン完備で、おやつも食事も美味しい最高の溜まり場。
シロエ 「法話が強制イベですか…」
スウェナ「しかも着くなり、始まるだなんて…」
せめて、お菓子を配ってからで…、とスウェナちゃん。
スウェナ「そしたら、少しはマシってものでしょ」
ジョミー「キース、そういうのは無かったわけ?」
キース 「あの親父だぞ?」
媚びを売るようなキャラに見えるか、と質問が。
キース 「たとえ相手が子供だろうが、機嫌なぞ取らん!」
一同 「「「うわー…」」」
それは確かに二度と来ない、と誰もが納得。
シロエ 「キース先輩、お友達もやられたんですね?」
キース 「ああ。いつもせがれが…、と挨拶をして…」
その後は、即、法話タイムだ、とキース君の仏頂面。
キース 「お前たちも、最初に経験している筈だが?」
一同 「「「は?」」」
キース 「最初だ、最初! 夏休みに遊びに来ただろう!」
非日常な体験が出来るとかで…、とキース君。
キース 「そこのブルーに、上手く乗せられて…」
シロエ 「そうでした! 先輩の家、誰も知らなくて…」
ジョミー「でも、シロエだけは知ってたんだよね?」
シロエ 「お寺だというのと、場所とかは…。でも…」
お邪魔したことは無かったです、とシロエ君の言。
シロエ 「先輩の家に遊びに行く、という発想は…」
サム 「柔道とかだと、ねえかもなあ…」
シロエ 「ええ。先輩と言ったら、格上ですし…」
遊びになんてとんでもない、とシロエ君が竦める肩。
シロエ 「お手伝いなら、あるかもですけど」
サム 「そっちでも、行ってねえのかよ?」
アドス和尚がいるのによ、とサム君が傾げる首。
サム 「駆り出されそうな感じだぜ?」
シロエ 「言われてみれば、そうですよね…」
ジョミー「なんで、行かずに済んだのかな?」
ツイてたのかな、とジョミー君も不思議そうですけど。
運の問題…?
2024/06/02 (Sun)
☆動員されなかった人
雨ばかりな梅雨のシーズン到来、週末も雨なわけですけど。
生徒会長宅で過ごす面々、エアコン完備で、おやつに食事。
ジョミー「シロエって、運はいい方だっけ?」
シロエ 「キース先輩よりは、かなりマシですけれど…」
サム 「目に見えてツイてる、って感じはねえぜ」
運だけで避けて通れるのかよ、とサム君が傾げる首。
サム 「キースとは、付き合い、長いんだよな?」
シロエ 「ええ、柔道を始めた時からですね」
サム 「だったら、アドス和尚がよ…」
ジョミー「見逃してくれるわけがないよね…」
でも、お手伝いの経験は無し、とジョミー君も不思議そう。
ジョミー「キースが、止めてくれてたとか?」
サム 「それこそ有り得ねえヤツだぜ、うん」
シロエ 「アドス和尚には、頭が上がりませんしね…」
スウェナ「連れて来い、って命令されたら、服従だわよ」
なのに何故なの、とスウェナちゃんにも分からない理由。
スウェナ「シロエの連絡先が、謎だったとか…?」
ジョミー「あー…。それはあるよね、教えてなけりゃ」
サム 「どうなんだよ、シロエ?」
電話番号とか、教えなかったのかよ、とサム君の問い。
サム 「個人情報だし、言えませんってよ…」
シロエ 「いえ、連絡先なら、早くに交換してます」
住所も、電話番号も…、とシロエ君。
シロエ 「ですから、お寺なことも知ってましたし…」
ジョミー「うーん…。駆り出されると思うけどなあ…」
シロエ 「ぼくも今頃、気が付きました」
何故でしょうね、とシロエ君の視線がキース君に。
シロエ 「先輩、理由を知っていますか?」
キース 「知らない筈がないだろう!」
俺の親父だぞ、とキース君、腕組み。
キース 「理由は簡単、朱に交われば赤くなるからだ!」
一同 「「「は?」」」
キース 「そのままの意味だが?」
ジョミー「ちょ、シロエって…」
サム 「ワルだったってか?」
そうなるよな、と一同、仰天ですけど。
ワル…?
2024/06/03 (Mon)
☆朱の意味が問題
雨の日が続く梅雨のシーズン、週末は生徒会長宅で快適に。
エアコン完備で、おやつに食事で、誰もが満足ですけれど。
シロエ 「キース先輩、その言い方は、ちょっと…」
キース 「間違ったことは言っていないぞ、俺は」
シロエ 「そうなんですけど、誤解がですね…」
生じているじゃないですか、とシロエ君の不満そうな顔。
シロエ 「ぼくは、ワルとは違いますから!」
サム 「でもよ、キースが…」
ジョミー「朱に交われば赤くなる、って言ったしさ…」
スウェナ「それって、ワルって意味になるでしょ」
他にどういう意味があるのよ、とスウェナちゃんの問い。
スウェナ「朱は朱なんだし、ワルはワルよね」
シロエ 「ですから、その朱が違うんですよ!」
サム 「どう違うんだよ、説明しろよな」
ジョミー「普通、ワルって意味なんだしね!」
分かるように言って欲しいんだけど、とジョミー君も。
ジョミー「朱色じゃなくって、緋色だとか?」
シロエ 「あえて言うなら、それかもです」
一同 「「「はあ?」」」
緋色って何だ、と首を傾げる御一同様。
ジョミー「あのさ、緋色って、ブルーのさ…」
サム 「衣の色だぜ、なんか関係あるのかよ?」
シロエ 「大アリですよ!」
まさに衣が問題なんです、とシロエ君が立てる人差し指。
シロエ 「いいですか? キース先輩、元々は…」
ジョミー「えっと…?」
シロエ 「お坊さんになる気は、全く無かったんですよ!」
一同 「「「あっ!」」」
そういえば…、と誰もが思い当たる一件。
ジョミー「ブルーに触発されたんだっけ…」
サム 「負けてたまるか、っていうヤツな…」
シロエ 「思い出しましたか? ですから、それより…」
前の時代が問題なんです、とシロエ君。
シロエ 「ぼくみたいに、将来を好きに選べる人は…」
サム 「出入りされたら、困るよなあ…」
キース 「分かったか!」
手伝いに呼ぶなど論外だ、と唸ってますけど。
それはそうかも…。
2024/06/04 (Tue)
☆自分の流儀な人
雨の日ばかりな梅雨のシーズン、週末は生徒会長宅が一番。
エアコン完備で、おやつも食事も、最高の溜まり場でして。
シロエ 「というわけで、ぼくは呼ばれなかったようです」
キース 「お前のような輩は、親父にすれば、だ…」
俺を悪の道に誘うわけだ、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「手伝いに呼んだばかりに、更に悪影響がだな…」
ジョミー「出そうだよねえ、シロエなら…」
シロエ 「何故、そうなるんです、ジョミー先輩!」
ぼくの何処がダメなんですか、とシロエ君が尖らせる唇。
シロエ 「機械弄りが趣味ですけれど、問題は特に…」
ジョミー「趣味じゃなくって、性格だってば」
サム 「うんうん、逆らうタイプだしよ…」
スウェナ「言われた通りに、手伝うわけがないわよね…」
自分の流儀でこなすヤツでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「雑巾がけ、って命令されても、モップとか…」
サム 「自前の発明品を出してくるとか、ありそうだぜ」
シロエ 「あー…。その辺は、否定出来ないです…」
効率の良さを考えますし、とシロエ君の苦笑い。
シロエ 「雑巾を使わされるにしたって、こう、色々と…」
キース 「お助けグッズだの、薬品だのを持ち出してだ…」
シロエ 「そうです、やっぱり効率化ですよ!」
お寺といえども、改革とかは必要でしょう、とシロエ君。
シロエ 「卒塔婆プリンターの時代ですしね!」
キース 「親父が、お前を呼ばなかったのも、当然だ!」
親父は真逆のタイプだしな、とキース君の仏頂面。
キース 「伝統重視で、石頭で…」
サム 「スクーターの許可も、出ねえもんなあ…」
梅雨の月参りも自転車一択だしよ、とサム君の相槌。
サム 「土砂降りの日とかに、自転車はキツイぜ」
キース 「まったくだ。同級生たちは、とうの昔に…」
サム 「スクーターかよ?」
キース 「車に乗ってるヤツらも増えたな…」
年が年だし、とキース君がつく深い溜息。
言われてみれば…。
2024/06/05 (Wed)
☆最下級な乗り物
梅雨のシーズンは雨がシトシト、生徒会長宅で過ごす週末。
エアコン完備で快適な上に、おやつや食事も出るわけで…。
サム 「車かよ…。そりゃまあ、なあ…」
ジョミー「持っていたって、おかしい年じゃないもんね…」
キース 「そうなんだ。ついでに、政権移譲の時がだな…」
近付いているヤツも多くて…、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「いずれ住職になるわけなんだし、着々と…」
サム 「人脈を広げていくわけな?」
キース 「ああ。あちこちに顔を出すとなったら…」
スクーターよりも車だろうが、とキース君の言。
キース 「他所の寺とかを訪問するのに、スクーターは…」
シロエ 「普段着な感じがしますよね…」
キース 「手伝いだったら、スクーターでもいいんだが…」
公式訪問するにはマズイ、と副住職が顰める顔。
キース 「半袖に半パン、スニーカーで行くのと変わらん」
スウェナ「TPOで、乗り物も変えるべきなのね?」
キース 「服装ごとな!」
略式の法衣はアウトなんだ、とキース君。
キース 「きちんとした袈裟も必須だし…」
サム 「スクーターに乗るには、ソレ、不向きだぜ…」
ジョミー「だよねえ、輪袈裟とかなら、いけるけど…」
キース 「その辺もあって、お邪魔するなら車で行くか…」
無いならタクシーになるわけだ、と説明が。
キース 「親しい寺なら、着いてから着替えも可能だが…」
シロエ 「そうじゃない方が、多そうですよね…」
キース 「当然だ!」
だから車のヤツが増えた、とブツブツブツ。
キース 「なのに俺はだ、未だに自転車一択で…」
サム 「スクーターさえ、乗れねえわけな…」
シロエ 「身分で言ったら、最下級ですか?」
階級としては同列でも、とシロエ君の問い。
シロエ 「お坊さんの階級、キース先輩、順調で…」
ブルー 「年齢的には、最高と言える所だね」
キース 「だが、実際は…」
駆け出しのヤツらと変わらないんだ、と嘆き節。
自転車では…。
2024/06/06 (Thu)
☆車が欲しくても
雨がシトシトな梅雨のシーズン、週末は生徒会長宅ですが。
嘆いているのがキース君なわけで、月参りは今も自転車で。
キース 「自転車で走る副住職とか、まずいないんだが…」
サム 「普通は、スクーターなのな?」
キース 「車だったら、軽が人気だ」
狭い道でもいけるからな、とキース君が挙げる便利さ。
キース 「停める場所にも、困らないのが軽自動車で…」
シロエ 「あー…。月参りの間、停めておかないと…」
ダメですよね、とシロエ君。
シロエ 「檀家さんの家に、駐車スペースがあれば…」
キース 「そこに停めればいいと言っても、なかなかに…」
シロエ 「実情は厳しいわけですか?」
キース 「ほぼほぼ、路駐と言えるだろうな」
自転車やスクーターならいいが、とキース君、遠い目。
キース 「その辺もあって、あの親父は、だ…」
ジョミー「車なんかは、許可しないって?」
キース 「そう言ってやがる、他所は他所だ、と!」
いつか格上げして貰えても、車は厳しい、と深い溜息。
キース 「恐らく、スクーターまでで…」
サム 「軽自動車はダメってか?」
キース 「言いそうな気がするだろうが!」
ジョミー「うん、絶対に、言い出すタイプ…」
他所を公式訪問な時のタクシーでもね、とジョミー君も。
ジョミー「公共の交通機関で行けとか、言いそうでさ…」
キース 「まあ、言うだろうな…」
シロエ 「すると着替えは、どうなるんです?」
まさか本格的なヤツで電車だとか…、とシロエ君の問い。
シロエ 「着替えられない場所へ行くなら、そんな気が…」
キース 「親父だからな!」
サム 「マジかよ、アレで電車かよ!?」
キース 「座禅の寺だと、どうなんだ?」
修行中のヤツがバスや電車に…、とキース君。
キース 「お前たちも、たまに見掛けるだろう?」
シロエ 「いますね、托鉢の時の格好で…」
キース 「例があるしな…」
親父もアレを持ち出すぞ、と言ってますけど。
ありそう…。
2024/06/07 (Fri)
☆正装で生活用品
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
そんな時期でも月参りは必須、キース君は自転車なわけで。
シロエ 「托鉢の時の格好、略式ですよね?」
キース 「まあ、そうなんだが…」
サム 「だったら、正装で電車はちょっと、ってよ…」
言うだけ言えばいいんでねえの、とサム君の意見。
サム 「ダメ元なんだし、言っただけで怒るとかはよ…」
ジョミー「アドス和尚も、そこまでは酷くないと思うよ」
いくら瞬間湯沸かし器でも、とジョミー君も。
ジョミー「そしたら、タクシーの許可が出るかも…」
シロエ 「ですね、言うのはタダですし…」
スウェナ「叱られたって、罰は来ないでしょ?」
しくじったわけじゃないんだから、とスウェナちゃん。
スウェナ「ワンチャン、タクシーに乗れるかもなのよ?」
キース 「いや、座禅の寺だと、半端なくてだな…」
シロエ 「正装でも、電車に乗るわけですか?」
サム 「でもよ、普通にタクシー、来てるぜ?」
お坊さんのお迎えとかに、とサム君が指差す窓の外。
サム 「あちこちの寺で、拝観時間が終わる頃によ…」
シロエ 「見掛けますよね、夜のお出掛け用のを」
ジョミー「偉そうな人ばかりじゃないよ?」
だからキースもいけそうだけど、とジョミー君。
ジョミー「夜のお出掛け、出来る程度の階級だよね?」
キース 「そうだが、座禅の寺だと、駆け出しの場合…」
シロエ 「正装でも、電車なんですか!?」
キース 「ああ。しかも容赦なく、遠距離でもだ!」
新幹線の始発から終点とかな、と恐ろしい例が。
キース 「身の回りの品も、一式、持って…」
シロエ 「なんです、ソレ?」
旅行用の荷物ですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「旅行するなら、要るでしょうけど…」
キース 「違う、生活用品だ! 食器や布団だ!」
一同 「「「ええっ!?」」」
キース 「マジで一式、持つんだが?」
でないと生活出来んからな、と真顔ですけど。
布団まで…?
2024/06/08 (Sat)
☆修行を始めるなら山
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りで苦労する季節、未だに自転車な人で…。
シロエ 「生活用品って、なんで布団まで持つんです!」
サム 「山に行くなら、そういう装備だろうけどよ…」
ジョミー「正装で移動だと、行先、普通にお寺だよねえ?」
でなきゃ、何処かの家で法要、とジョミー君。
ジョミー「月参りなら、正装の必要、ない筈だしさ…」
キース 「正解なんだが、行先は山だぞ」
一同 「「「山!?」」」
何故、お坊さんが正装で登山、と誰もが仰天。
サム 「マジかよ、なんで山なんだよ!?」
シロエ 「それも修行の一環ですか?」
キース 「ああ。だからこそ、乗るのが新幹線でも…」
始発から終点まで正装になる、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「いいか、寺で修行を始めるためには、まず山だ」
サム 「山伏の間違いじゃねえのかよ?」
キース 「ガチで坊主で、山なんだが?」
俺の家でも山なんだぞ、とキース君、目がマジ。
キース 「サムも忘れているようだがな」
サム 「忘れてねえって、山ってえのは!」
シロエ 「ぼくもです」
スウェナ「一度行ったら忘れないわよ、裏が山なの!」
でもって墓地も裏山だわね、とスウェナちゃん。
スウェナ「お寺なビジュアル、バッチリでしょ!」
キース 「そうだが、周りに山が無くても、山でだな…」
一同 「「「は?」」」
山が無いのに、山だなんて、と一同、キョトン。
シロエ 「何の冗談なんです、ソレ?」
サム 「流行りのシャレか何かかよ?」
坊主限定でバズってるとか…、とサム君の問い。
サム 「山がねえのに、山とか言ったら、正気をよ…」
シロエ 「疑われると思うんですけど、正気ですか?」
キース 「よく考えてみろ、寺を束ねるのは総本山だぞ?」
一同 「「「あっ!」」」
キース 「俺の家だと、乃亜山、元老寺だ!」
裏山なんぞは無関係で、とキッパリと。
そういえば…。
2024/06/09 (Sun)
☆コンパクトな荷物
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
キース君が月参りで苦労する季節、雨でも自転車なわけで。
シロエ 「もしかしなくても、総本山で修行ですか?」
キース 「座禅の寺だと、総本山もあるし、道場もだが…」
道場と言っても寺になるな、とキース君の解説が。
キース 「正装で行って、入門を願い出るのが、お約束だ」
サム 「あー…。正式な訪問になるわけな…」
シロエ 「途中で着替えて行けそうですけど?」
始発駅から正装しなくても…とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「終点で降りて、何処かでですね…」
ジョミー「着替えて行ったら、オッケーなんじゃあ?」
サム 「ネカフェは無くても、何かあるだろ?」
着替えが出来そうなスポットが…、とサム君も。
サム 「そうすりゃ、万事、解決じゃねえか」
キース 「甘いな、生活用品を一式、持って行くんだぞ?」
鉄の掟というヤツだ、と副住職。
キース 「自分の家を出る時点から正装で、と…」
サム 「マジかよ、ソレで布団まで持つのかよ?」
シロエ 「食器もですよね、大荷物ですよ?」
キャリーバッグとか要りますよね、とシロエ君の問い。
シロエ 「めっちゃキツそうなんですけど…!」
サム 「正装で荷物は酷だぜ、うん」
キース 「いや、持って行くのは、量にしたら、だ…」
そのクッションが二つ分も無いな、と副住職が指差すブツ。
キース 「重さにしても、さほどでもないし…」
シロエ 「ちょ、その量で布団とか、無理ですから!」
サム 「枕しか入らねえじゃねえかよ!」
ジョミー「キース、間違えて覚えていない?」
宅配便で送れるとか…、とジョミー君。
ジョミー「でなきゃ、絶対、入りっこないし!」
キース 「それが一式、入る所が恐ろしいんだが…?」
シロエ 「物凄く薄い布団だったりしますか、ソレ…?」
キース 「ぶっちゃけ、少し厚めの布だな」
個人で使う敷布団だし、という話ですけど。
薄すぎでは…?
2024/06/10 (Mon)
☆座布団でも敷布団
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りで苦労な季節で、スクーターも不可で…。
シロエ 「その薄さで、敷布団だなんて、無いですよ…」
サム 「座布団の間違いじゃねえのかよ?」
キース 「正確に言えば、座布団になるが…」
あくまで分類上の話だ、とキース君。
キース 「座禅の宗派で使う場合は、敷布団を兼ねる」
一同 「「「は?」」」
キース 「座ったままで寝たりするからな」
サム 「待てよ、そいつはダメなヤツだろ?」
座禅で寝てたら、棒で叩かれるんだぜ、とサム君の指摘。
サム 「敷布団も何も、寝るどころじゃねえよ」
キース 「それは普段の修行の話で、キツイ修行だと…」
ジョミー「寝落ちするのが普通だとか?」
シロエ 「あー、お目こぼしになるわけですね!」
寝落ちするほどキツイんで…、とシロエ君、手をポンと。
シロエ 「つまり、寝落ち用の敷布団ですか!」
キース 「それに近いが、寝落ちではないぞ」
ジョミー「えっと…?」
キース 「修行の間は、横になれない決まりで、だ…」
入門の時にも、いきなり来るぞ、とキース君、目がマジ。
キース 「こちらの部屋でお待ち下さい、と通されて…」
サム 「ずっと座って待ってろってか?」
キース 「三日間ほどな!」
一同 「「「げっ!」」」
その間に使う敷布団か、と誰もがガクブル。
シロエ 「座ったままで寝ないと、どうなるんです?」
キース 「放り出されて終わりだが?」
二度と入れては貰えないぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「一種の破門で、それっきりだな」
一同 「「「うわー…」」」
恐ろしすぎる、と愕然とする御一同様。
シロエ 「そんなトコだと、新幹線でも正装ですよね…」
スウェナ「家を出る時からっていうのも、納得だわよ」
サム 「半端ねえよな…」
キース 「そういう例があるからな…」
俺も正装で電車になるぞ、とキース君の嘆き節。
ありそう…。
2024/06/11 (Tue)
☆出世しても無駄
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
エアコン完備で快適ですけど、キース君は月参りの愚痴で。
キース 「正装で電車に乗って行け、という勢いだし…」
サム 「将来的にも、車は絶望的なのな…」
キース 「親父の目が黒い間は、まず無理だろう」
あまつさえ寿命が長いと来た、とブツブツブツ。
キース 「俺たちと同じで、親父も年を取らないんだぞ?」
シロエ 「取ってくれ、とも言えませんしね…」
キース 「サッサとくたばれ、と同義語だしな…」
確実に命が無いヤツだ、とキース君が竦める肩。
キース 「ついでに、万年、副住職で、便利屋扱いで…」
サム 「地獄だよなあ…」
ジョミー「同情するけど、サポートするのは断るから!」
お坊さんにはならないしね、とジョミー君。
ジョミー「その辺は、サムに頼んでよ!」
サム 「俺はいいけど、キースの乗り物ばかりはよ…」
シロエ 「恐らく、口を出せませんよね…」
キース 「サムが出世して、親父以上の坊主になれば…」
ワンチャンあるが…、とキース君が眺める窓の外の雨。
キース 「俺の場合は、どれほど出世してみても…」
サム 「頭が上がらねえままなのかよ?」
キース 「仏様の教えの基本は、親を敬う所だぞ?」
一同 「「「あー…」」」
そうだったっけ、と誰もが納得。
シロエ 「キース先輩、一生、自転車で月参りですか…」
キース 「いつかは脱却出来る筈だが、当分は…」
スウェナ「同級生が代替わりするまでかしら?」
キース 「真面目に、ソレで来そうでな…」
全員、住職に就任するまで、俺は自転車、と仰ぐ天井。
キース 「最悪、四十年はかかる気がしているんだが…」
シロエ 「ちょ、まだまだ先の話じゃないですか!」
サム 「気の毒すぎて、泣けるよなあ…」
ジョミー「でもさ、どうにもならないし…」
キース 「梅雨の間だけでも、スクーターとか…」
許可が下りればいいんだがな、と溜息ですけど。
期間限定?
2024/06/12 (Wed)
☆安全確保でいこう
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が月参りで愚痴ですけれども、スクーターは無理。
シロエ 「期間限定とか、いけるんですか?」
キース 「あの親父だぞ? 許可が出るわけなかろうが!」
ジョミー「じゃあさ、大雨の時だけとかさ…」
サム 「いいんじゃね? 警報級の時はスクーターな!」
機動性が高くて安心だしよ、とサム君、親指をグッと。
サム 「自転車だったら、避けられねえヤツも…」
ジョミー「スピードを上げれば、逃げ切れるって!」
シロエ 「ですね、土砂崩れだとか、そういう自然災害!」
車には敵いませんけれど…、とシロエ君も。
シロエ 「それでいきましょう、安全確保ということで!」
キース 「いや、恐らくは、ヘルメットで…」
一同 「「「は?」」」
キース 「昨今、自転車の場合も、ヘルメットがだ…」
推奨されているわけで…、とキース君の仏頂面。
キース 「安全確保とかを言うなら、まず、被れ、と!」
一同 「「「あー…」」」
そう来るか、と誰もが仰ぐ天井。
シロエ 「安全確保に、ヘルメットは基本ですからね…」
ジョミー「工事現場だと、被ってるしね…」
サム 「そうそう遭わねえ災害よりかは、転倒だよな…」
んじゃ、被るしかねえんじゃあ…、とサム君の言。
サム 「大人しく被って、それからよ…」
ジョミー「大雨の時は、スクーターで、って頼んだら…」
シロエ 「万一があったら、ヤバいですから…」
許可しそうですよ、とシロエ君。
シロエ 「巻き込まれてから、文句は嫌でしょうし…」
サム 「怪我をされたら、親父さんがよ…」
治るまで代わりに月参りだぜ、とサム君の鋭い指摘。
サム 「そうなるよりかは、許可を出すんでねえの?」
キース 「かもしれん。しかしだな…」
シロエ 「何か、問題あるんですか?」
キース 「ヘルメットは、俺が嫌なんだ!」
ヘアスタイルが崩れるからな、と言ってますけど。
えっと…?
2024/06/13 (Thu)
☆髪型が崩れたら
梅雨のシーズンは雨がシトシト、週末は生徒会長宅が一番。
その雨の季節が問題でして、キース君が愚痴るのが月参り。
シロエ 「ヘアスタイルって…。そこが問題ですって?」
サム 「大したことじゃねえだろ、ソレ…」
ジョミー「ササッと撫でたら、元に戻ると思うけど?」
くせ毛じゃないし、とジョミー君が指差す、キース君の頭。
ジョミー「ぼくの髪より、寝ぐせとかには強そうだよ?」
シロエ 「言えてますよね、泊まりで旅行の時だって…」
サム 「寝ぐせのついたトコは、一度も見たことねえぜ」
マツカ 「そうですね。朝から、ドライヤーとかも…」
朝風呂に入った時くらいでは、とマツカ君も。
マツカ 「ヘルメットは、確かに、圧がかかりますし…」
シロエ 「少しは影響あるかもですけど、一瞬でしょう?」
スウェナ「さっき、ジョミーが言ったヤツよね」
撫でつければいいだけじゃないの、とスウェナちゃん。
スウェナ「鏡だったら、スクーターにもついてるし…」
マツカ 「男性用の小さな鏡もありますよ?」
和風のもありそうですけれど…、とマツカ君の相槌が。
マツカ 「気に入らないなら、よろしかったら…」
サム 「おっ、特注かよ?」
マツカ 「ええ。漆塗りでもいいですし…」
お坊さんらしく布張りもいいですよね、と御曹司。
マツカ 「お好みで、家紋も入れられますよ」
サム 「いいじゃねえかよ、頼んじまえよ!」
マツカ 「費用の方は、ぼくのポケットマネーで…」
用立てますから大丈夫です、とマツカ君の太鼓判。
マツカ 「急ぎだったら、明日にでも…」
シロエ 「出来上がりですね、最高ですよ!」
これで安心じゃないですか、とシロエ君の輝く笑顔。
シロエ 「キース先輩、ヘルメットです!」
キース 「いや、問題は、それよりも前で…」
一同 「「「は?」」」
キース 「月参りに行く時は、檀家さんが待機でだな…」
到着前から見てるんだ、と深い溜息ですけど。
待機って…?
2024/06/14 (Fri)
☆待機する檀家さん
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
キース君が愚痴っているわけでして、雨の月参りは大変で。
シロエ 「到着前から見てるって…。マジですか?」
キース 「ああ。普段もそうだが、雨の日は特に…」
待機に気合いが入ってるぞ、とキース君が竦める肩。
キース 「なにしろ、月参りをして下さる方の登場で…」
サム 「あー…。失礼が無いように、かよ?」
キース 「正解だ。雨だと、傘を持って迎えに出るとか…」
あるあるなんだ、とキース君の深い溜息、再び。
キース 「つまり、いつ、俺が着いてもいいように…」
サム 「家の中から、見ているわけな?」
キース 「そうなるな。俺がヘルメットを被った場合…」
シロエ 「外すトコから、ガッツリ、バレバレですね…」
髪が乱れたのも、直すのも…、とシロエ君。
シロエ 「どんなに変な髪になってても、筒抜けですか…」
キース 「修正前の姿がな!」
だから絶対、被りたくない、とキース君、ブツブツブツ。
キース 「スクーターに乗れるんだったら、被るんだが…」
サム 「自転車なら、強制イベじゃねえしな…」
キース 「道交法が変わって必須になったら、その時は…」
諦めもつくが、今は嫌だ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「それがあるから、安全確保な条件は…」
ジョミー「出したら、逆に詰むヤツだよね…」
サム 「耐え続けるしかねえってか?」
キース 「そのようだ…」
たとえ40年かかろうが…、と覚悟は決めている模様。
キース 「そうは言っても、愚痴の一つも…」
??? 「言いたくなるよね、分かるってば!」
同士発見、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「ぼくも掃除は大嫌いだから、愚痴だしさ…」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」
Aブルー「もちろん、ぼくの青の間からだよ!」
キース 「お掃除部隊の愚痴は聞かんぞ!」
嫌なら自分で掃除しやがれ、と怒鳴ってますけど。
正論…。
2024/06/15 (Sat)
☆見る方にもスリル
GWを宇宙で過ごした面々、週末は生徒会長宅ですけれど。
ソルジャー登場でレジャーの提案、吊り橋からダイブな今。
Aブルー「いいねえ、ダイブでバーベキュー会場に登場!」
シロエ 「そうでしょう? それに、万一の救出部隊も…」
河原で待機でいけますしね、とシロエ君、親指をグッと。
シロエ 「下で待っていれば、飛ぶわけですから…」
サム 「地面スレスレでキャッチに、丁度いいよな」
ジョミー「あと1センチとかでも、狙えそうだよ!」
目の前に落ちて来るんだからさ、とジョミー君。
ジョミー「見ている方もスリルあるよね、ギリギリだし…」
サム 「やべえ、って目を瞑るとか、ありそうだぜ」
シロエ 「言えてます! 観覧席もスリル満点ですよ!」
スウェナ「ホント、怖くて悲鳴だわね」
死ぬんじゃあ…、って叫びそうよ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「目の前に落ちて、ペシャンコの危機!」
サム 「うんうん、血しぶき、飛び散りそうでよ…」
ジョミー「一生、心の傷だよね、ソレ…」
見ちゃった時は、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「そうなるかも、ってハラハラしながら見物で…」
シロエ 「無事に降りられたら、感動だって大きいです!」
サム 「奇跡の生還ってヤツだもんなあ…」
Aブルー「うん、最高! それでいこうよ、でもってさ…」
川遊びは18日でどう、とソルジャーが指すカレンダー。
Aブルー「そこなら、ぼくのハーレイも休めるし…」
シロエ 「マツカ先輩、どうですか?」
マツカ 「いいですよ。吊り橋、近くにありますしね」
別荘の…、とマツカ君、頼もしい返事。
マツカ 「人が来ないよう、見張りも立てておきます」
Aブルー「流石、マツカだよ!」
じゃあ、決まり、と日取りが決定。
Aブルー「日も決まったし、今日は帰るよ」
シロエ 「地面スレスレで救助、楽しみにしてますね!」
Aブルー「オッケー!」
それじゃ、と空間移動で消えましたけど。
吊り橋ダイブ…。
2024/05/16 (Thu)
☆ダイブは法衣で
GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
ソルジャー登場で決まったレジャー、18日という展開に。
シロエ 「いいですねえ! 河原でバーベキュー!」
ジョミー「ホント、18日が楽しみだよ!」
サム 「ショーもつくしよ、期待だぜ!」
頑張れよな、とサム君、キース君の肩をポン、と。
サム 「華麗にダイブしてくれるよな、せっかくだしよ」
シロエ 「キース先輩なら、やってくれますって!」
スウェナ「落ちる途中で、一回転は欲しいわねえ…」
ジョミー「捻りとかも入れてさ、高飛び込みの要領で!」
充分、出来る高さだもんね、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「今からガッツリ練習したら、いけるって!」
キース 「誰がやるか!」
飛び降りるだけで、おつりが来るぞ、とキース君の怒声。
キース 「なのにタダだぞ、お布施も無しで!」
シロエ 「お布施って…。まさか、法衣で飛ぶんですか?」
ジョミー「それ、ナイス! 法衣で飛ぼうよ!」
アレなら見栄えがしそうだしさ、とジョミー君。
ジョミー「一回転とかしないんだったら、法衣でダイブ!」
スウェナ「そうね、普通の服より、風でなびくし…」
シロエ 「数珠も装備で、万一の時も安心ですよ!」
自分にお経を読めますしね、とシロエ君も。
シロエ 「お念仏さえ唱えていれば、極楽往生ですし…」
サム 「うんうん、骨はブルーが拾うしよ…」
キース 「俺は死ぬ気は無いんだが!」
ジョミー「だからこそだよ、サービスしなきゃ!」
お客様に、とジョミー君の笑み。
ジョミー「ショーって、見世物なんだから…」
シロエ 「言い出しっぺも喜びますって!」
ブルー 「大いに同感、法衣でダイブしてくれたまえ!」
それでこそだよ、と纏めにかかる生徒会長。
ブルー 「みんな、当日に期待だし…」
サム 「全力でダイブしろよな、法衣でよ」
キース 「なんで、そうなる…!」
俺の意見はどうなるんだ、と悲鳴ですけど。
やるしか…。
2024/05/17 (Fri)
☆もっと高くから
やって来ました、河原でバーベキューな日の、爽やかな朝。
生徒会長のマンション前に集合、揃ってお出掛けな当日で。
シロエ 「おはようございます! お天気の方も最高で…」
サム 「バーベキュー日和で、ダイブ日和な!」
ジョミー「青空にダイブ、映えるよね、きっと!」
スカイダイビングでも良かったかも、とジョミー君。
ジョミー「吊り橋よりも、もっと高くから!」
キース 「俺は空など、飛べないんだぞ!」
シロエ 「マツカ先輩に頼めば、いけますよ、きっと!」
ヘリを手配でオッケーですし、とシロエ君、親指をグッと。
シロエ 「キース先輩、挑戦してみませんか?」
キース 「断固、断る!」
リスクが更に上がるだろうが、とキース君の仏頂面。
キース 「今の話を、あの馬鹿野郎に聞かれたら…」
??? 「その馬鹿って、ぼくのことだよね?」
来る早々に…、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「まあ、いいけどね、バッチリ聞いたし!」
??? 「なるほど、スカイダイビングですか…」
いいかもですね、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「ヘリが無くても、ブルーだったら…」
Aブルー「いけるんだよねえ、うんと高くまで!」
??? 「かみお~ん♪ ぼくだって、飛べるもーん!」
面白そう! と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ」までが。
Aぶるぅ「ぼくが運んで、落とすのは、どう?」
Aブルー「いいね、ぶるぅのオモチャが出来るし…」
Aぶるぅ「カエル袋より、いいと思うの!」
キースも踏まれるより、楽でいいでしょ、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「落ちるだけだし、負担は全然ないもんね!」
キース 「負担どころか、死ねるだろうが!」
マジでカエルになってしまう、とキース君、顔面蒼白。
キース 「もう文字通りに、ペシャンコにな!」
ジョミー「でもさ、同じ飛ぶんなら…」
シロエ 「より高い場所から…」
飛んでこそだと思いませんか、という声が。
そうなのかも…?
2024/05/18 (Sat)
☆一気に急降下
河原でバーベキューにお出掛けな日の朝、集う面々ですが。
出発前に出て来た案が、キース君のスカイダイビングな件。
Aブルー「まったく同感! 同じ飛ぶなら、高い場所!」
A船長 「見栄えがするのは、確かですよね」
Aぶるぅ「落っことしに行くのも、楽しいも~ん!」
うんと高くまで飛べるもんね、と悪戯小僧の弾ける笑顔。
Aぶるぅ「そうだ、キースと一緒に急降下も、いいかも!」
シロエ 「手を放してから、追うわけですね?」
Aぶるぅ「そだよ、ちょっぴり、時間差で…」
落ちてくキースには、見えないかもね、とニコニコニコ。
Aぶるぅ「すぐ後ろから追い掛けてるけど、見えないの!」
ジョミー「面白そうだよ、二人、一度に落ちるんだ?」
Aぶるぅ「んとんと、ぼくは落ちてなくって…」
飛んでるんだから、間違えないで、と注文が。
Aぶるぅ「キースが河原に落ちる直前で、加速だし!」
一同 「「「イイネ!」」」
見ごたえのあるショーになりそう、と盛り上がる御一同様。
シロエ 「キース先輩が、法衣で真っ逆様で…」
サム 「すぐ後ろから、ぶるぅが落ちて来るのな!」
ジョミー「スリル満点っていうヤツだよね!」
ぶるぅが見事、追い付くかだよ、とジョミー君、ワクワク。
ジョミー「ギリギリまで、分からないんだし…」
スウェナ「追い付けなくって、ペシャンコな事故も…」
まるで無いとは言えないものね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「まあ、他にも救助要員が二人だし…」
シロエ 「失敗したって、死にやしませんって!」
キース 「しかしだな…!」
Aぶるぅ「でもでも、キースが目指してるのは…」
天国みたいな所なんでしょ、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。
Aぶるぅ「死んだら、すぐに行けちゃうしね!」
キース 「そういうコースは、俺は求めてないんだが!」
Aぶるぅ「結果オーライだと思うんだけど…」
キース 「どの辺がだ!」
冗談じゃない、とキース君、悲鳴ですけど。
逃げられますか…?
2024/05/19 (Sun)
☆カメラも良さそう
河原でバーベキューにお出掛けですけど、恐ろしい企画が。
キース君が法衣でダイブなイベント、怖すぎる方へ展開中。
Aぶるぅ「んとんと、普通は死なないから!」
キース 「当然だろうが、殺されたんでは浮かばれん!」
しかも遊びで殺されるとか…、とキース君、顔面蒼白。
キース 「蘇生は出来ても、心に傷が残るだろうが!」
シロエ 「そうですか? キース先輩なら、いけますよ!」
ジョミー「だよねえ、修行を積んでいる分、一般人より…」
メンタル強いと思うんだよね、とジョミー君も。
ジョミー「死んで来たのを、法話のネタにするとかさ…」
サム 「いいよな、ソレ! 臨死体験は使えるぜ」
シロエ 「お迎えが来るのも、目撃出来るかもですし…」
法話に活かすべきですよね、とシロエ君、親指をグッと。
シロエ 「スカイダイビング並みの高さで、思い切って!」
スウェナ「真っ逆様とか、そうそう体験出来ないわよ?」
ジョミー「頭にカメラをつけて飛ぶとか、いいかもね!」
サム 「迫って来る河原を撮影な!」
いいんでねえの、とサム君も乗り気。
サム 「迫力満点の記録映像、撮れるしよ…」
Aぶるぅ「ぼくも撮りたい!」
カメラを構えて追い掛けるの! と悪戯小僧。
Aぶるぅ「激突寸前にシャッターで、激写!」
一同 「「「イイネ!」」」
動画もいいけど、写真もいいね、と上がる歓声。
シロエ 「同じ撮るなら、写真も悪くないですよ!」
サム 「うんうん、シャッターチャンスもよ…」
チキンレースに似てねえか、とサム君の言。
サム 「ギリギリの地点を見極めるんだぜ?」
シロエ 「言えてます! 早くシャッター切りすぎると…」
迫力不足になりますしね、と頷くシロエ君。
シロエ 「ギリギリで撮るのが、一番ですよ!」
Aぶるぅ「面白そう! 競争で撮るのも楽しいかも!」
一同 「「「は?」」」
Aぶるぅ「競争だよ!」
写真撮影でチキンレース、と跳ねてますけど。
えっと…?
2024/05/20 (Mon)
☆命より優先な肉
河原でバーベキューにお出掛けの日の朝、怖い話が展開中。
キース君が法衣でスカイダイビング、写真も撮るそうで…。
ジョミー「チキンレースって、どういう意味?」
Aぶるぅ「そのまんまだよ、誰が一番、ギリギリか!」
キースを撮影する瞬間、と悪戯小僧がピョンピョンと。
Aぶるぅ「写真を撮れる人、他にもいるしね!」
シロエ 「ブルーと、ぶるぅというわけですか?」
Aぶるぅ「そうなんだけど、こっちのぶるぅは…」
いい子だから、参加しないと思う、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「ブルーが二人と、ぼくってこと!」
キース 「その三人が、俺と一緒に落ちるのか!?」
Aぶるぅ「追い掛けるって言ってよね!」
急降下と落ちるのは別物だもん、と訂正が。
Aぶるぅ「三人の中で、最後まで粘った人が勝ち!」
Aブルー「いいねえ、ブルーもやるだろう?」
ブルー 「楽しそうだけど、救助がヤバそうだしね…」
ぶるぅ 「そだね、ぼくはバーベキューをやってるし…」
間に合わないかもしれないよね、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「あっ、焦げちゃう、って思った途端に…」
シロエ 「キース先輩の命より、肉になるわけですね…」
ぶるぅ 「トウモロコシとか、他のかもだけど…」
きっと優先しちゃうと思う、と竦める肩。
ぶるぅ 「だから、ブルーがいてくれないと…」
キース 「俺の命が無いんだな!?」
ブルー 「まるで無いとは、言えないんだよ」
チキンレースは不参加で…、と生徒会長、キッパリと。
ブルー 「二人で競ってくれたまえ!」
Aブルー「オッケー、それじゃ、その方向で!」
マツカ 「お話、纏まりましたでしょうか?」
バスの用意が出来てますが…、とマツカ君、控えめに。
マツカ 「細かいことは、車内で決めて頂いて…」
Aブルー「なるほど、まずは河原に行かないと…」
A船長 「ショーが始まりませんしね…」
キース 「違うだろう!」
そんな問題じゃない筈だ、と絶叫ですけど。
無駄では…?
2024/05/21 (Tue)
☆失敗しそうな人たち
河原へバーベキューにお出掛け、マイクロバスで山奥へと。
マツカ君の別荘に近い河原が会場、川も天気も最高でして。
ジョミー「いいよね、誰もいなくて貸し切り!」
マツカ 「吊り橋ダイブがありますしね」
通行止めにしています、とマツカ君の穏やかな笑み。
マツカ 「でも、吊り橋より凄いんですよね…」
Aぶるぅ「そだよ、うんと高くまで飛ぶつもり!」
キースを連れて、と悪戯小僧が河原をピョンピョン。
Aぶるぅ「早く着替えて、準備してよね!」
キース 「本気で、俺を落とす気か!?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん! バスの中でも相談したし…」
チキンレースもしなくっちゃ、とニコニコと。
Aぶるぅ「ぼくとブルーが、カメラを構えて急降下!」
Aブルー「楽しみだよねえ、どっちが勝つか!」
Aぶるぅ「ギリギリまで粘ってみせるもーん!」
キースの頭が割れる寸前、と怖すぎる台詞。
Aぶるぅ「そこでシャッター、それから救助!」
ぶるぅ 「頑張ってね!」
Aぶるぅ「レースも、救助も、うんと頑張る!」
でもね、と悪戯小僧、舌をペロリと。
Aぶるぅ「チキンレースを頑張りすぎたら、大失敗で…」
Aブルー「キースの頭がスイカだよねえ…」
キース 「おい、あんたまで失敗なのか!?」
あんた、腐ってもソルジャーだろう、とキース君、真っ青。
キース 「助けられないとか、有り得ないぞ!」
Aブルー「うーん…。実戦だったら、そうなんだけど…」
Aぶるぅ「シャングリラが沈むわけじゃないしね!」
キースの頭が割れるだけで…、と悪戯小僧の相槌が。
Aぶるぅ「だから、失敗しちゃった時は…」
Aブルー「フォロー、よろしく頼むよ、ブルー!」
ブルー 「まあね、死なれたら面倒だしさ…」
そこは任せて、と生徒会長。
ブルー 「というわけで、死にはしないから…」
Aブルー「安心して落ちてくれたまえ!」
キース 「なんで、そうなる!」
やめる方向には行かないのか、と悲鳴ですけど。
無理そう…。
2024/05/22 (Wed)
☆キメれば高評価
いよいよ河原でバーベキューですけど、セットでショーが。
キース君が法衣でスカイダイビング、河原に登場する趣向。
Aブルー「やめる方向って、キメれば、君が高評価だよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 空から会場入りだしね!」
シロエ 「ですね、颯爽と降りて来て下さいよ!」
回転も捻りも要りませんから、とシロエ君の相槌が。
シロエ 「真っ逆様に落ちて来たって、直前でですね…」
ジョミー「足から落ちる方向にさ…」
サム 「修正するだけで、ダイブ成功だぜ?」
スウェナ「そうよ、頑張れば出来るでしょ!」
途中で回転しないんだもの、とスウェナちゃん。
スウェナ「余計な技を入れなかったら、いける筈よね?」
シロエ 「柔道部で鍛えた運動神経、出番ですってば!」
ジョミー「うん、キースなら、いけるって!」
キース 「出来たら、誰が苦労するか!」
無茶を言いやがって、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「ぶっつけ本番、一発勝負で、誰が出来ると!」
シロエ 「だからこそです、成功した時は、先輩の株が…」
サム 「急上昇で、爆上げだしよ…」
ジョミー「キメるべきだよ、死んでいないで!」
死なないで済むみたいだけどさ、とジョミー君、笑顔全開。
ジョミー「ブルーの救助は、絶対、入るんだから!」
ブルー 「それとも、ぼくを信用出来ないとでも?」
キース 「い、いや、それは…」
ブルー 「肉や野菜を、君より優先するのは無いね!」
ぼくは食べるの専門だから、と生徒会長のズレた発言。
ブルー 「ダイブの間は、食事よりも、ショーが優先で…」
シロエ 「河原で見なくちゃ損ですよね!」
ブルー 「ピンポーン! だから命は大丈夫!」
ヤバいと思えば、即、救助! と胸を張る人。
ブルー 「心配しないで、華麗に登場してくれたまえ!」
Aブルー「その瞬間も、ぼくとぶるぅが激写だよ!」
キース 「ヤバすぎだろうが!」
俺が助かるのが大前提では…、と顔面蒼白ですけど。
そうかも…。
2024/05/23 (Thu)
☆賭けるのは無理
河原へバーベキューに来た御一同様、期待するのがショー。
キース君が法衣で空から登場、スカイダイビングなヤツで。
Aブルー「そりゃさ、ブルーがいる以上はさ…」
Aぶるぅ「助かるに決まっているもんね!」
ぼくとブルーが失敗しても、と悪戯小僧の満面の笑顔。
Aぶるぅ「もちろん、チキンレースも安心!」
Aブルー「ぶるぅと競うよ、ギリギリまでね!」
キース 「やめてくれ!」
マジで、と悲鳴ですけど、まるでスルーなレースの参加者。
Aブルー「ぶるぅに勝ちは譲らないから!」
Aぶるぅ「ぼくだって、負けていないもーん!」
A船長 「楽しみですねえ、どちらが勝つか」
いっそ賭けたいくらいですよ、とキャプテンまでが。
A船長 「どうです、皆さん?」
シロエ 「うーん…。正直、やりたいですけど…」
サム 「キースに思い切り、恨まれそうでよ…」
ジョミー「どっちに賭けていたって、根に持ってさ…」
末代まで祟られそうなコース、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「ただでも疫病仏なんだよ?」
シロエ 「祟られたら、後がありませんしね…」
サム 「まったくだぜ。賭けてえけど、遠慮する方が…」
スウェナ「いい選択だと思うのよねえ…」
残念だけど、とスウェナちゃんも。
スウェナ「見物だけにしておくわ、法衣でダイブ」
A船長 「なるほど、賭けになりませんねえ…」
Aブルー「仕方ないって、まあ、賭けなくても…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ スリル満点だしね!」
キースの頭が割れるか、キメて拍手か、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「とにかく、キースは着替えてよ!」
キース 「着替えなかったら、どうなるんだ?」
Aぶるぅ「強制イベ!」
ぼくが着替えをさせるもん、とピョンピョンと。
Aぶるぅ「着付けなんかは、適当で!」
Aブルー「ぼくも手伝う、法衣の着方は謎だけど!」
キース 「嫌すぎるぞ!」
Aぶるぅ「じゃあ、着替え!」
変な着付けが嫌なら着替え、と命令が。
従うしか…。
2024/05/24 (Fri)
☆覚悟が出来たら
河原でバーベキューな面々ですけど、ショーに集まる期待。
キース君が法衣でスカイダイビングで、登場する趣向で…。
Aぶるぅ「着替え、急いで済ませて来てね!」
Aブルー「そのまま逃亡するのも、無しで!」
キース 「逃げても無駄だと、俺にだって分かる!」
連れ戻されるだけなんだ、とキース君、着替えに木陰へ。
Aぶるぅ「ふうん、ああやって着る服なんだ?」
Aブルー「普通の服とは、ずいぶん違うね…」
キース 「サイオンで覗くな、聞こえてるぞ!」
Aブルー「はいはい、見られていると、意気消沈だね!」
誰かさんみたいだよ、とソルジャーの視線がキャプテンに。
Aブルー「よかったねえ、ハーレイ、お仲間が出来て!」
A船長 「少し違う気がするのですが…」
Aブルー「違わないって、覗きが駄目だというんだし!」
意気消沈だと困るからね、とソルジャー、クスクス笑い。
Aブルー「ダイブするなら、うんと元気に!」
Aぶるぅ「そだね、萎えちゃったら、ダメダメだもん!」
キース 「やかましい!」
好き放題に言いやがって、と着替えたキース君が河原へ。
キース 「用意は出来たぞ、ついでに覚悟も出来ている!」
Aブルー「オッケー、それじゃ、早速!」
Aぶるぅ「あっ、その前に、カメラ、カメラ!」
マツカ 「承知してます、こちらをどうぞ」
プロ仕様です、とマツカ君が差し出す、2台のカメラ。
マツカ 「使い方は、お分かりになりますか?」
Aブルー「もちろんだよ! これがシャッター!」
Aぶるぅ「出発前に、キースを激写!」
パシャリ、と同時にシャッター音が。
Aブルー「うん、いいね!」
Aぶるぅ「画質、最高! いいのが撮れそう!」
チキンレースを頑張るもん! と張り切る悪戯小僧。
Aぶるぅ「カメラは持ったし、後は、キースを…」
Aブルー「がっちり抱えて、リフトオフ!」
キース 「うわっ!」
Aぶるぅ「出発!」
飛ぶよ、とキース君を連れて急上昇ですけど。
高すぎでは…?
2024/05/25 (Sat)
☆先に始めるべき
河原でバーベキューですけれども、その前に凄いショーが。
キース君が法衣でスカイダイビング、河原へ降下する予定。
ジョミー「凄いね、点になっちゃったよ…」
シロエ 「あそこからだと、スピード、出るでしょうね…」
サム 「もしも河原に激突したら、ペシャンコでねえの」
とんでもねえ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「あいつら、救出できるのかよ?」
ブルー 「まず無理だろうね、チキンレースに夢中だし!」
ぼくの出番になると思う、と生徒会長。
ブルー 「だけど、出番は、まだまだ先かな…」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「ぶるぅとブルーが、先に始めてくれってさ!」
バーベキューを、と生徒会長が指差す遥か上空。
ブルー 「会場入りが売りなわけだし、食べながら…」
ぶるぅ 「見物するのが、最高だって!」
ぶるぅも連絡して来たもん、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「バーベキューが盛り上がるまで、待機らしいよ」
一同 「「「うーん…」」」
どうすべきか、と誰もが見合わせる顔。
シロエ 「キース先輩、上で宙吊りなんですよね…?」
ジョミー「そうだと思うよ、待機中だし」
サム 「俺たちの状況、見えてるのかよ?」
キースにも、とサム君の問い。
サム 「あの迷惑なヤツらは、サイオンだけどよ…」
シロエ 「キース先輩、そんなスキルがありましたっけ?」
スウェナ「聞いたことないわね、見えてないでしょ」
川が辛うじて見える程度で…、とスウェナちゃん。
スウェナ「見えてないなら、盛り上がってても…」
シロエ 「恨まれることは無いんでしょうか?」
ジョミー「そうじゃないかな、それに早めに終了で…」
サム 「引導な方がいいよな、きっと」
宙吊りで長く待つよりは、とサム君、うんうん、と。
サム 「この際、食って楽しむべきだぜ」
ジョミー「それでいこうよ、ぼくたちは」
ぶるぅ 「オッケー!」
じゃあ焼くからね、とバーベキュー、スタート。
さて…?
2024/05/26 (Sun)
☆早く来ないと損
始まりました、河原でバーベキュー。不在な面子はスルー。
肉や野菜が焼ける匂いが漂い、もう最高の雰囲気でして…。
シロエ 「いいですねえ! 河原は空気も爽やかですし」
ジョミー「焦げても、臭くならないもんね!」
サム 「まあ、ぶるぅだしよ、焦がさねえけど」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ どんどん食べてね!」
焼き上がったら、お皿にどうぞ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「お肉も野菜も、うんといいのが揃ってるもん!」
マツカ 「最高級のを手配しました、肉も野菜も」
ブルー 「バーベキューには、もったいない食材だよね」
スウェナ「トリュフ丸ごととか、凄すぎるでしょ!」
流石、マツカ、とスウェナちゃんも大絶賛。
スウェナ「こんな贅沢、そうそう出来ないわよ?」
サム 「肉にしてもよ、美味いもんなあ…」
ジョミー「きっとレアでもいけるヤツだよ、それをさ…」
シロエ 「強火でこんがり、最高ですよね!」
もう美味しくて…、とシロエ君がかぶりつく肉。
シロエ 「キース先輩も、早く来ないと損ですよ!」
サム 「分かるぜ、ダイブで急降下な!」
ジョミー「降りて来たらさ、もう、掻っ攫う勢いで…」
食べればいいと思うんだよね、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「そろそろ、来てもいい頃なんじゃあ…?」
シロエ 「どうでしょう?」
サム 「盛り上がって来たら、登場だしよ…」
来るんでねえの、とサム君が見上げる遥か上空。
サム 「うーん、遠すぎて、見えねえけど…」
ジョミー「ぼくも無理だよ、双眼鏡とか無いのかな?」
ぶるぅ 「ん-とね、肉眼で見てね、って!」
アッと言う間に落ちて来るから、と空を指差すお子様。
ぶるぅ 「今、ぶるぅから、連絡で…」
ブルー 「ブルーからも来たね、始まるらしいよ」
サム 「マジかよ、食ってる場合じゃねえぜ!」
ジョミー「見るしかないよね!」
ぶるぅ 「そだね!」
お肉とか、ちゃんと見とくから、と元気な声が。
救助よりも肉…。
2024/05/27 (Mon)
☆追加でよろしく
河原でバーベキューな面々ですけど、ついに始まるショー。
キース君がスカイダイビングで河原に登場、そういう趣向。
シロエ 「ぶるぅは、ショーは見ないんですか?」
サム 「肉とか、焦げてもいいじゃねえかよ」
ぶるぅ 「ダメダメ、焦げたお肉とかは、絶対、ダメ!」
やっぱり気になっちゃうんだもん、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「大丈夫、ショーも見てるから!」
ジョミー「もしかして、キースよりも、肉が優先なだけ?」
ぶるぅ 「違うよ、ショーが最優先!」
焦げてないなら、とニッコリと。
ぶるぅ 「今、乗っかってる分だけ、注意!」
シロエ 「なるほどです! 追加が無ければ安心ですね!」
ぶるぅ 「そだね、でもでも、乗せてもいいよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 追加、よろしく!」
着いたら、すぐに食べるから、と空の上から大声が。
Aぶるぅ「ブルーも、追加で頼む、って!」
ぶるぅ 「追加、どれだけ?」
Aぶるぅ「ぼくとブルーで、お肉を、うんと沢山と…」
Aブルー「キースの疲労回復用に、ドッカンと!」
景気よく10人前くらい、とソルジャーの声も。
Aブルー「網のサイズからして、いけるよね!」
ぶるぅ 「オッケー、強火で一気に焼いちゃう!」
Aブルー「頼むよ、じきにスタートだから!」
ぶるぅ 「うんっ、強火で!」
急がなくっちゃ、と追加で網に乗せまくる肉や野菜など。
ぶるぅ 「誰か、薪を追加して!」
シロエ 「かまいませんけど、追加が来たってことは…」
サム 「キースどころじゃねえんでねえの?」
ぶるぅ 「いいの、焦げたら大変だから!」
ショーは合間にチラ見で充分、と火加減の調整中。
ぶるぅ 「うん、いい感じ! 薪も、もっと!」
ジョミー「ガンガン入れていいのかな?」
ぶるぅ 「急いで焼いて、って注文だしね!」
シロエ 「罠の匂いがしませんか…?」
サム 「救助要員が減るヤツな…」
罠に決まっているじゃねえか、という声ですけど。
そうかも…。
2024/05/28 (Tue)
☆忘れ果てた人たち
河原でバーベキューの最中ですけど、もうじき、ショーが。
キース君が法衣でスカイダイビングで、華麗に登場な企画。
Aぶるぅ「お肉、ドッサリ追加してくれたーっ!?」
ぶるぅ 「もっちろーん! 今、焼いてるトコ!」
Aぶるぅ「オッケー、それじゃ今から、ショータイム!」
注目、注目! と遥か上空で叫ぶ悪戯小僧。
Aぶるぅ「キースのスカイダイビング、開始!」
一同 「「「うわー……」」」
マジか、と皆が見上げる中、一直線に落ちて来るブツ。
キース 「止めてくれーっ!」
一同 「「「ひぃぃっ!」」」
ダメなヤツだ、と誰もが思うスピード、みるみる接近。
キース 「あああああああ!!!」
一同 「「「あーっ!!!」」」
終わった、と目を瞑る人やら、手で塞ぐ人やら。
Aぶるぅ「はい、おしまーい!」
Aブルー「決定的瞬間、バッチリ撮った!」
これがキースの顔なんだけど、とカメラを出すソルジャー。
Aブルー「よく撮れてると思うんだけどね、百面相!」
Aぶるぅ「ぼくも、一杯、撮ったもーん!」
これが恐怖に歪んでるヤツ、と悪戯小僧も。
Aぶるぅ「こっちは、絶叫しているトコなんだよね!」
Aブルー「ぼくが撮った方が、もっと大口開けてるし!」
チキンレース、どっちが勝ったと思う、と提示される写真。
Aブルー「ぼくだよねえ?」
Aぶるぅ「ううん、絶対、ぼくだって!」
ブルー 「どうでもいいけど、君たち、二人揃って…」
キースの救助を忘れただろう、と生徒会長、腕組み。
ブルー 「焼肉追加で、ぶるぅを救助から外したくせに!」
Aブルー「あっ、ごめん! ソレ、忘れてたよ…」
Aぶるぅ「ホントだ、救助要員、一人にしてたんだっけ…」
綺麗サッパリ忘れちゃってたあ! と悪戯小僧が竦める肩。
Aぶるぅ「二人いるって、すっかり思い込んでて…」
Aブルー「もう全力で、チキンレースだったんだけど…」
ヤバかったかも、と二人とも舌をペロリですけど。
酷すぎ…。
2024/05/29 (Wed)
☆供養に食べるべし
河原でバーベキューの最中、落下して来た法衣のキース君。
激突寸前に救助ですけど、救助要員が一人だけだった結末。
サム 「マジかよ、マジで忘れてたのかよ!?」
Aブルー「つい、ぶるぅとの競争でさ…」
Aぶるぅ「ヒートアップしちゃってたもんね…」
忘れてごめん、と謝られても、今更すぎるわけでして。
ブルー 「正直、ぼくが失敗してたら、キースの頭は…」
Aブルー「分かるよ、ぱっくり割れてしまってザクロで…」
Aぶるぅ「脳味噌、飛び散るヤツなんだけど…」
それはそれで…、と悪戯小僧の開き直った顔。
Aぶるぅ「臨死体験だったっけ? うんと貴重だし!」
Aブルー「法話に使える、って話だったし…」
A船長 「ついでに、結果オーライですしね」
生きてますから、とキャプテンが指差すキース君。
A船長 「腰は抜けてるようですが…」
キース 「普通、抜けると思うんだが!」
ついでに後が怖すぎてな、とキース君の仏頂面。
キース 「真面目に死ぬトコだったんだぞ!」
Aブルー「そう言わないでさ、肉も焼けて来てるし…」
Aぶるぅ「ドンと追加で頼んだもーん!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ じきに焼き上がるよ!」
キースも食べて、しっかり復活! と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「ザクロな危機は回避したしね!」
キース 「そう言われても…!」
シロエ 「キース先輩、命懸けで焼いた肉ですよ?」
ここで食べなきゃ損しますって、とシロエ君も。
シロエ 「食欲ないなら、ぼくが代わりに頂きます!」
ジョミー「あっ、ぼくも!」
サム 「俺もだぜ!」
キースの分まで食ってやるから、とサム君、親指をグッと。
サム 「成仏しろよな、代わりに食って施餓鬼するしよ」
シロエ 「いいですね! 食べて供養で、バッチリです!」
Aぶるぅ「それ、最高! みんな、どんどん食べないと!」
Aブルー「食べまくってキースを供養だね!」
河原に倒れて死んでるしさ、と煽ってますけど。
食べ尽くすと…?
2024/05/30 (Thu)
☆いい出汁が出そう
バーベキューで盛り上がる河原へ、法衣で落ちたキース君。
腰が抜けて倒れてますけど、肉や野菜が焼けているわけで。
Aブルー「それじゃ、キースの供養で、乾杯!」
一同 「「「かんぱーい!」」」
食べまくるぞ、と誰も遠慮しないで、片っ端から食べる今。
シロエ 「美味しいですねえ、焼き加減だって最高です!」
サム 「そりゃよ、キースの命よりも優先でよ…」
ジョミー「焼いた肉だし、美味しくなるのも当然だよね!」
スウェナ「隠し味は、キースの命だものねえ…」
スープもあれば良かったかもよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「キースの命で、いい出汁が出たと思わない?」
シロエ 「言えてます! そうだ、今から仕込むとか…」
サム 「うんうん、キースを、また落としてよ…」
出汁を取ったらいいんだよな、とサム君も。
サム 「キース、もう一度、やらねえか?」
Aぶるぅ「面白そう! スープもいいけど、煮込みとか…」
Aブルー「ちょっと暑いけど、鍋もいいねえ!」
出汁を取るなら、とソルジャーも乗り気。
Aブルー「そうだ、カレーもいけるかも!」
シロエ 「おでんの残りで、和風カレーが出来ますし…」
ぶるぅ 「そだね、お出汁でカレーは定番だよ!」
おでんが余った時にピッタリ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「キースでお出汁を取るんだったら、お鍋かな?」
シロエ 「お鍋の出汁を使い回して、おでんですか?」
ぶるぅ 「そうなの、今日は河原で、みんなで、お鍋で…」
帰ってから、おでんを仕込むんだよね、とピョンピョンと。
ぶるぅ 「でもって、おでんが明日のお昼で…」
Aブルー「夜は、おでんが出来上がり、と!」
ナイスアイデア、とソルジャー、大絶賛。
Aブルー「キース、出汁を取るから、もう一度!」
Aぶるぅ「チキンレースも、またやりたいし!」
キース 「断固、断る!」
Aぶるぅ「でも、お出汁ーっ!」
命でお出汁、と叫ぶ悪戯小僧ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/05/31 (Fri)
GWを宇宙で過ごした面々、週末は生徒会長宅ですけれど。
ソルジャー登場でレジャーの提案、吊り橋からダイブな今。
Aブルー「いいねえ、ダイブでバーベキュー会場に登場!」
シロエ 「そうでしょう? それに、万一の救出部隊も…」
河原で待機でいけますしね、とシロエ君、親指をグッと。
シロエ 「下で待っていれば、飛ぶわけですから…」
サム 「地面スレスレでキャッチに、丁度いいよな」
ジョミー「あと1センチとかでも、狙えそうだよ!」
目の前に落ちて来るんだからさ、とジョミー君。
ジョミー「見ている方もスリルあるよね、ギリギリだし…」
サム 「やべえ、って目を瞑るとか、ありそうだぜ」
シロエ 「言えてます! 観覧席もスリル満点ですよ!」
スウェナ「ホント、怖くて悲鳴だわね」
死ぬんじゃあ…、って叫びそうよ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「目の前に落ちて、ペシャンコの危機!」
サム 「うんうん、血しぶき、飛び散りそうでよ…」
ジョミー「一生、心の傷だよね、ソレ…」
見ちゃった時は、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「そうなるかも、ってハラハラしながら見物で…」
シロエ 「無事に降りられたら、感動だって大きいです!」
サム 「奇跡の生還ってヤツだもんなあ…」
Aブルー「うん、最高! それでいこうよ、でもってさ…」
川遊びは18日でどう、とソルジャーが指すカレンダー。
Aブルー「そこなら、ぼくのハーレイも休めるし…」
シロエ 「マツカ先輩、どうですか?」
マツカ 「いいですよ。吊り橋、近くにありますしね」
別荘の…、とマツカ君、頼もしい返事。
マツカ 「人が来ないよう、見張りも立てておきます」
Aブルー「流石、マツカだよ!」
じゃあ、決まり、と日取りが決定。
Aブルー「日も決まったし、今日は帰るよ」
シロエ 「地面スレスレで救助、楽しみにしてますね!」
Aブルー「オッケー!」
それじゃ、と空間移動で消えましたけど。
吊り橋ダイブ…。
2024/05/16 (Thu)
☆ダイブは法衣で
GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
ソルジャー登場で決まったレジャー、18日という展開に。
シロエ 「いいですねえ! 河原でバーベキュー!」
ジョミー「ホント、18日が楽しみだよ!」
サム 「ショーもつくしよ、期待だぜ!」
頑張れよな、とサム君、キース君の肩をポン、と。
サム 「華麗にダイブしてくれるよな、せっかくだしよ」
シロエ 「キース先輩なら、やってくれますって!」
スウェナ「落ちる途中で、一回転は欲しいわねえ…」
ジョミー「捻りとかも入れてさ、高飛び込みの要領で!」
充分、出来る高さだもんね、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「今からガッツリ練習したら、いけるって!」
キース 「誰がやるか!」
飛び降りるだけで、おつりが来るぞ、とキース君の怒声。
キース 「なのにタダだぞ、お布施も無しで!」
シロエ 「お布施って…。まさか、法衣で飛ぶんですか?」
ジョミー「それ、ナイス! 法衣で飛ぼうよ!」
アレなら見栄えがしそうだしさ、とジョミー君。
ジョミー「一回転とかしないんだったら、法衣でダイブ!」
スウェナ「そうね、普通の服より、風でなびくし…」
シロエ 「数珠も装備で、万一の時も安心ですよ!」
自分にお経を読めますしね、とシロエ君も。
シロエ 「お念仏さえ唱えていれば、極楽往生ですし…」
サム 「うんうん、骨はブルーが拾うしよ…」
キース 「俺は死ぬ気は無いんだが!」
ジョミー「だからこそだよ、サービスしなきゃ!」
お客様に、とジョミー君の笑み。
ジョミー「ショーって、見世物なんだから…」
シロエ 「言い出しっぺも喜びますって!」
ブルー 「大いに同感、法衣でダイブしてくれたまえ!」
それでこそだよ、と纏めにかかる生徒会長。
ブルー 「みんな、当日に期待だし…」
サム 「全力でダイブしろよな、法衣でよ」
キース 「なんで、そうなる…!」
俺の意見はどうなるんだ、と悲鳴ですけど。
やるしか…。
2024/05/17 (Fri)
☆もっと高くから
やって来ました、河原でバーベキューな日の、爽やかな朝。
生徒会長のマンション前に集合、揃ってお出掛けな当日で。
シロエ 「おはようございます! お天気の方も最高で…」
サム 「バーベキュー日和で、ダイブ日和な!」
ジョミー「青空にダイブ、映えるよね、きっと!」
スカイダイビングでも良かったかも、とジョミー君。
ジョミー「吊り橋よりも、もっと高くから!」
キース 「俺は空など、飛べないんだぞ!」
シロエ 「マツカ先輩に頼めば、いけますよ、きっと!」
ヘリを手配でオッケーですし、とシロエ君、親指をグッと。
シロエ 「キース先輩、挑戦してみませんか?」
キース 「断固、断る!」
リスクが更に上がるだろうが、とキース君の仏頂面。
キース 「今の話を、あの馬鹿野郎に聞かれたら…」
??? 「その馬鹿って、ぼくのことだよね?」
来る早々に…、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「まあ、いいけどね、バッチリ聞いたし!」
??? 「なるほど、スカイダイビングですか…」
いいかもですね、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「ヘリが無くても、ブルーだったら…」
Aブルー「いけるんだよねえ、うんと高くまで!」
??? 「かみお~ん♪ ぼくだって、飛べるもーん!」
面白そう! と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ」までが。
Aぶるぅ「ぼくが運んで、落とすのは、どう?」
Aブルー「いいね、ぶるぅのオモチャが出来るし…」
Aぶるぅ「カエル袋より、いいと思うの!」
キースも踏まれるより、楽でいいでしょ、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「落ちるだけだし、負担は全然ないもんね!」
キース 「負担どころか、死ねるだろうが!」
マジでカエルになってしまう、とキース君、顔面蒼白。
キース 「もう文字通りに、ペシャンコにな!」
ジョミー「でもさ、同じ飛ぶんなら…」
シロエ 「より高い場所から…」
飛んでこそだと思いませんか、という声が。
そうなのかも…?
2024/05/18 (Sat)
☆一気に急降下
河原でバーベキューにお出掛けな日の朝、集う面々ですが。
出発前に出て来た案が、キース君のスカイダイビングな件。
Aブルー「まったく同感! 同じ飛ぶなら、高い場所!」
A船長 「見栄えがするのは、確かですよね」
Aぶるぅ「落っことしに行くのも、楽しいも~ん!」
うんと高くまで飛べるもんね、と悪戯小僧の弾ける笑顔。
Aぶるぅ「そうだ、キースと一緒に急降下も、いいかも!」
シロエ 「手を放してから、追うわけですね?」
Aぶるぅ「そだよ、ちょっぴり、時間差で…」
落ちてくキースには、見えないかもね、とニコニコニコ。
Aぶるぅ「すぐ後ろから追い掛けてるけど、見えないの!」
ジョミー「面白そうだよ、二人、一度に落ちるんだ?」
Aぶるぅ「んとんと、ぼくは落ちてなくって…」
飛んでるんだから、間違えないで、と注文が。
Aぶるぅ「キースが河原に落ちる直前で、加速だし!」
一同 「「「イイネ!」」」
見ごたえのあるショーになりそう、と盛り上がる御一同様。
シロエ 「キース先輩が、法衣で真っ逆様で…」
サム 「すぐ後ろから、ぶるぅが落ちて来るのな!」
ジョミー「スリル満点っていうヤツだよね!」
ぶるぅが見事、追い付くかだよ、とジョミー君、ワクワク。
ジョミー「ギリギリまで、分からないんだし…」
スウェナ「追い付けなくって、ペシャンコな事故も…」
まるで無いとは言えないものね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「まあ、他にも救助要員が二人だし…」
シロエ 「失敗したって、死にやしませんって!」
キース 「しかしだな…!」
Aぶるぅ「でもでも、キースが目指してるのは…」
天国みたいな所なんでしょ、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。
Aぶるぅ「死んだら、すぐに行けちゃうしね!」
キース 「そういうコースは、俺は求めてないんだが!」
Aぶるぅ「結果オーライだと思うんだけど…」
キース 「どの辺がだ!」
冗談じゃない、とキース君、悲鳴ですけど。
逃げられますか…?
2024/05/19 (Sun)
☆カメラも良さそう
河原でバーベキューにお出掛けですけど、恐ろしい企画が。
キース君が法衣でダイブなイベント、怖すぎる方へ展開中。
Aぶるぅ「んとんと、普通は死なないから!」
キース 「当然だろうが、殺されたんでは浮かばれん!」
しかも遊びで殺されるとか…、とキース君、顔面蒼白。
キース 「蘇生は出来ても、心に傷が残るだろうが!」
シロエ 「そうですか? キース先輩なら、いけますよ!」
ジョミー「だよねえ、修行を積んでいる分、一般人より…」
メンタル強いと思うんだよね、とジョミー君も。
ジョミー「死んで来たのを、法話のネタにするとかさ…」
サム 「いいよな、ソレ! 臨死体験は使えるぜ」
シロエ 「お迎えが来るのも、目撃出来るかもですし…」
法話に活かすべきですよね、とシロエ君、親指をグッと。
シロエ 「スカイダイビング並みの高さで、思い切って!」
スウェナ「真っ逆様とか、そうそう体験出来ないわよ?」
ジョミー「頭にカメラをつけて飛ぶとか、いいかもね!」
サム 「迫って来る河原を撮影な!」
いいんでねえの、とサム君も乗り気。
サム 「迫力満点の記録映像、撮れるしよ…」
Aぶるぅ「ぼくも撮りたい!」
カメラを構えて追い掛けるの! と悪戯小僧。
Aぶるぅ「激突寸前にシャッターで、激写!」
一同 「「「イイネ!」」」
動画もいいけど、写真もいいね、と上がる歓声。
シロエ 「同じ撮るなら、写真も悪くないですよ!」
サム 「うんうん、シャッターチャンスもよ…」
チキンレースに似てねえか、とサム君の言。
サム 「ギリギリの地点を見極めるんだぜ?」
シロエ 「言えてます! 早くシャッター切りすぎると…」
迫力不足になりますしね、と頷くシロエ君。
シロエ 「ギリギリで撮るのが、一番ですよ!」
Aぶるぅ「面白そう! 競争で撮るのも楽しいかも!」
一同 「「「は?」」」
Aぶるぅ「競争だよ!」
写真撮影でチキンレース、と跳ねてますけど。
えっと…?
2024/05/20 (Mon)
☆命より優先な肉
河原でバーベキューにお出掛けの日の朝、怖い話が展開中。
キース君が法衣でスカイダイビング、写真も撮るそうで…。
ジョミー「チキンレースって、どういう意味?」
Aぶるぅ「そのまんまだよ、誰が一番、ギリギリか!」
キースを撮影する瞬間、と悪戯小僧がピョンピョンと。
Aぶるぅ「写真を撮れる人、他にもいるしね!」
シロエ 「ブルーと、ぶるぅというわけですか?」
Aぶるぅ「そうなんだけど、こっちのぶるぅは…」
いい子だから、参加しないと思う、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「ブルーが二人と、ぼくってこと!」
キース 「その三人が、俺と一緒に落ちるのか!?」
Aぶるぅ「追い掛けるって言ってよね!」
急降下と落ちるのは別物だもん、と訂正が。
Aぶるぅ「三人の中で、最後まで粘った人が勝ち!」
Aブルー「いいねえ、ブルーもやるだろう?」
ブルー 「楽しそうだけど、救助がヤバそうだしね…」
ぶるぅ 「そだね、ぼくはバーベキューをやってるし…」
間に合わないかもしれないよね、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「あっ、焦げちゃう、って思った途端に…」
シロエ 「キース先輩の命より、肉になるわけですね…」
ぶるぅ 「トウモロコシとか、他のかもだけど…」
きっと優先しちゃうと思う、と竦める肩。
ぶるぅ 「だから、ブルーがいてくれないと…」
キース 「俺の命が無いんだな!?」
ブルー 「まるで無いとは、言えないんだよ」
チキンレースは不参加で…、と生徒会長、キッパリと。
ブルー 「二人で競ってくれたまえ!」
Aブルー「オッケー、それじゃ、その方向で!」
マツカ 「お話、纏まりましたでしょうか?」
バスの用意が出来てますが…、とマツカ君、控えめに。
マツカ 「細かいことは、車内で決めて頂いて…」
Aブルー「なるほど、まずは河原に行かないと…」
A船長 「ショーが始まりませんしね…」
キース 「違うだろう!」
そんな問題じゃない筈だ、と絶叫ですけど。
無駄では…?
2024/05/21 (Tue)
☆失敗しそうな人たち
河原へバーベキューにお出掛け、マイクロバスで山奥へと。
マツカ君の別荘に近い河原が会場、川も天気も最高でして。
ジョミー「いいよね、誰もいなくて貸し切り!」
マツカ 「吊り橋ダイブがありますしね」
通行止めにしています、とマツカ君の穏やかな笑み。
マツカ 「でも、吊り橋より凄いんですよね…」
Aぶるぅ「そだよ、うんと高くまで飛ぶつもり!」
キースを連れて、と悪戯小僧が河原をピョンピョン。
Aぶるぅ「早く着替えて、準備してよね!」
キース 「本気で、俺を落とす気か!?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん! バスの中でも相談したし…」
チキンレースもしなくっちゃ、とニコニコと。
Aぶるぅ「ぼくとブルーが、カメラを構えて急降下!」
Aブルー「楽しみだよねえ、どっちが勝つか!」
Aぶるぅ「ギリギリまで粘ってみせるもーん!」
キースの頭が割れる寸前、と怖すぎる台詞。
Aぶるぅ「そこでシャッター、それから救助!」
ぶるぅ 「頑張ってね!」
Aぶるぅ「レースも、救助も、うんと頑張る!」
でもね、と悪戯小僧、舌をペロリと。
Aぶるぅ「チキンレースを頑張りすぎたら、大失敗で…」
Aブルー「キースの頭がスイカだよねえ…」
キース 「おい、あんたまで失敗なのか!?」
あんた、腐ってもソルジャーだろう、とキース君、真っ青。
キース 「助けられないとか、有り得ないぞ!」
Aブルー「うーん…。実戦だったら、そうなんだけど…」
Aぶるぅ「シャングリラが沈むわけじゃないしね!」
キースの頭が割れるだけで…、と悪戯小僧の相槌が。
Aぶるぅ「だから、失敗しちゃった時は…」
Aブルー「フォロー、よろしく頼むよ、ブルー!」
ブルー 「まあね、死なれたら面倒だしさ…」
そこは任せて、と生徒会長。
ブルー 「というわけで、死にはしないから…」
Aブルー「安心して落ちてくれたまえ!」
キース 「なんで、そうなる!」
やめる方向には行かないのか、と悲鳴ですけど。
無理そう…。
2024/05/22 (Wed)
☆キメれば高評価
いよいよ河原でバーベキューですけど、セットでショーが。
キース君が法衣でスカイダイビング、河原に登場する趣向。
Aブルー「やめる方向って、キメれば、君が高評価だよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 空から会場入りだしね!」
シロエ 「ですね、颯爽と降りて来て下さいよ!」
回転も捻りも要りませんから、とシロエ君の相槌が。
シロエ 「真っ逆様に落ちて来たって、直前でですね…」
ジョミー「足から落ちる方向にさ…」
サム 「修正するだけで、ダイブ成功だぜ?」
スウェナ「そうよ、頑張れば出来るでしょ!」
途中で回転しないんだもの、とスウェナちゃん。
スウェナ「余計な技を入れなかったら、いける筈よね?」
シロエ 「柔道部で鍛えた運動神経、出番ですってば!」
ジョミー「うん、キースなら、いけるって!」
キース 「出来たら、誰が苦労するか!」
無茶を言いやがって、とキース君が吊り上げる眉。
キース 「ぶっつけ本番、一発勝負で、誰が出来ると!」
シロエ 「だからこそです、成功した時は、先輩の株が…」
サム 「急上昇で、爆上げだしよ…」
ジョミー「キメるべきだよ、死んでいないで!」
死なないで済むみたいだけどさ、とジョミー君、笑顔全開。
ジョミー「ブルーの救助は、絶対、入るんだから!」
ブルー 「それとも、ぼくを信用出来ないとでも?」
キース 「い、いや、それは…」
ブルー 「肉や野菜を、君より優先するのは無いね!」
ぼくは食べるの専門だから、と生徒会長のズレた発言。
ブルー 「ダイブの間は、食事よりも、ショーが優先で…」
シロエ 「河原で見なくちゃ損ですよね!」
ブルー 「ピンポーン! だから命は大丈夫!」
ヤバいと思えば、即、救助! と胸を張る人。
ブルー 「心配しないで、華麗に登場してくれたまえ!」
Aブルー「その瞬間も、ぼくとぶるぅが激写だよ!」
キース 「ヤバすぎだろうが!」
俺が助かるのが大前提では…、と顔面蒼白ですけど。
そうかも…。
2024/05/23 (Thu)
☆賭けるのは無理
河原へバーベキューに来た御一同様、期待するのがショー。
キース君が法衣で空から登場、スカイダイビングなヤツで。
Aブルー「そりゃさ、ブルーがいる以上はさ…」
Aぶるぅ「助かるに決まっているもんね!」
ぼくとブルーが失敗しても、と悪戯小僧の満面の笑顔。
Aぶるぅ「もちろん、チキンレースも安心!」
Aブルー「ぶるぅと競うよ、ギリギリまでね!」
キース 「やめてくれ!」
マジで、と悲鳴ですけど、まるでスルーなレースの参加者。
Aブルー「ぶるぅに勝ちは譲らないから!」
Aぶるぅ「ぼくだって、負けていないもーん!」
A船長 「楽しみですねえ、どちらが勝つか」
いっそ賭けたいくらいですよ、とキャプテンまでが。
A船長 「どうです、皆さん?」
シロエ 「うーん…。正直、やりたいですけど…」
サム 「キースに思い切り、恨まれそうでよ…」
ジョミー「どっちに賭けていたって、根に持ってさ…」
末代まで祟られそうなコース、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「ただでも疫病仏なんだよ?」
シロエ 「祟られたら、後がありませんしね…」
サム 「まったくだぜ。賭けてえけど、遠慮する方が…」
スウェナ「いい選択だと思うのよねえ…」
残念だけど、とスウェナちゃんも。
スウェナ「見物だけにしておくわ、法衣でダイブ」
A船長 「なるほど、賭けになりませんねえ…」
Aブルー「仕方ないって、まあ、賭けなくても…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ スリル満点だしね!」
キースの頭が割れるか、キメて拍手か、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「とにかく、キースは着替えてよ!」
キース 「着替えなかったら、どうなるんだ?」
Aぶるぅ「強制イベ!」
ぼくが着替えをさせるもん、とピョンピョンと。
Aぶるぅ「着付けなんかは、適当で!」
Aブルー「ぼくも手伝う、法衣の着方は謎だけど!」
キース 「嫌すぎるぞ!」
Aぶるぅ「じゃあ、着替え!」
変な着付けが嫌なら着替え、と命令が。
従うしか…。
2024/05/24 (Fri)
☆覚悟が出来たら
河原でバーベキューな面々ですけど、ショーに集まる期待。
キース君が法衣でスカイダイビングで、登場する趣向で…。
Aぶるぅ「着替え、急いで済ませて来てね!」
Aブルー「そのまま逃亡するのも、無しで!」
キース 「逃げても無駄だと、俺にだって分かる!」
連れ戻されるだけなんだ、とキース君、着替えに木陰へ。
Aぶるぅ「ふうん、ああやって着る服なんだ?」
Aブルー「普通の服とは、ずいぶん違うね…」
キース 「サイオンで覗くな、聞こえてるぞ!」
Aブルー「はいはい、見られていると、意気消沈だね!」
誰かさんみたいだよ、とソルジャーの視線がキャプテンに。
Aブルー「よかったねえ、ハーレイ、お仲間が出来て!」
A船長 「少し違う気がするのですが…」
Aブルー「違わないって、覗きが駄目だというんだし!」
意気消沈だと困るからね、とソルジャー、クスクス笑い。
Aブルー「ダイブするなら、うんと元気に!」
Aぶるぅ「そだね、萎えちゃったら、ダメダメだもん!」
キース 「やかましい!」
好き放題に言いやがって、と着替えたキース君が河原へ。
キース 「用意は出来たぞ、ついでに覚悟も出来ている!」
Aブルー「オッケー、それじゃ、早速!」
Aぶるぅ「あっ、その前に、カメラ、カメラ!」
マツカ 「承知してます、こちらをどうぞ」
プロ仕様です、とマツカ君が差し出す、2台のカメラ。
マツカ 「使い方は、お分かりになりますか?」
Aブルー「もちろんだよ! これがシャッター!」
Aぶるぅ「出発前に、キースを激写!」
パシャリ、と同時にシャッター音が。
Aブルー「うん、いいね!」
Aぶるぅ「画質、最高! いいのが撮れそう!」
チキンレースを頑張るもん! と張り切る悪戯小僧。
Aぶるぅ「カメラは持ったし、後は、キースを…」
Aブルー「がっちり抱えて、リフトオフ!」
キース 「うわっ!」
Aぶるぅ「出発!」
飛ぶよ、とキース君を連れて急上昇ですけど。
高すぎでは…?
2024/05/25 (Sat)
☆先に始めるべき
河原でバーベキューですけれども、その前に凄いショーが。
キース君が法衣でスカイダイビング、河原へ降下する予定。
ジョミー「凄いね、点になっちゃったよ…」
シロエ 「あそこからだと、スピード、出るでしょうね…」
サム 「もしも河原に激突したら、ペシャンコでねえの」
とんでもねえ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「あいつら、救出できるのかよ?」
ブルー 「まず無理だろうね、チキンレースに夢中だし!」
ぼくの出番になると思う、と生徒会長。
ブルー 「だけど、出番は、まだまだ先かな…」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「ぶるぅとブルーが、先に始めてくれってさ!」
バーベキューを、と生徒会長が指差す遥か上空。
ブルー 「会場入りが売りなわけだし、食べながら…」
ぶるぅ 「見物するのが、最高だって!」
ぶるぅも連絡して来たもん、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「バーベキューが盛り上がるまで、待機らしいよ」
一同 「「「うーん…」」」
どうすべきか、と誰もが見合わせる顔。
シロエ 「キース先輩、上で宙吊りなんですよね…?」
ジョミー「そうだと思うよ、待機中だし」
サム 「俺たちの状況、見えてるのかよ?」
キースにも、とサム君の問い。
サム 「あの迷惑なヤツらは、サイオンだけどよ…」
シロエ 「キース先輩、そんなスキルがありましたっけ?」
スウェナ「聞いたことないわね、見えてないでしょ」
川が辛うじて見える程度で…、とスウェナちゃん。
スウェナ「見えてないなら、盛り上がってても…」
シロエ 「恨まれることは無いんでしょうか?」
ジョミー「そうじゃないかな、それに早めに終了で…」
サム 「引導な方がいいよな、きっと」
宙吊りで長く待つよりは、とサム君、うんうん、と。
サム 「この際、食って楽しむべきだぜ」
ジョミー「それでいこうよ、ぼくたちは」
ぶるぅ 「オッケー!」
じゃあ焼くからね、とバーベキュー、スタート。
さて…?
2024/05/26 (Sun)
☆早く来ないと損
始まりました、河原でバーベキュー。不在な面子はスルー。
肉や野菜が焼ける匂いが漂い、もう最高の雰囲気でして…。
シロエ 「いいですねえ! 河原は空気も爽やかですし」
ジョミー「焦げても、臭くならないもんね!」
サム 「まあ、ぶるぅだしよ、焦がさねえけど」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ どんどん食べてね!」
焼き上がったら、お皿にどうぞ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「お肉も野菜も、うんといいのが揃ってるもん!」
マツカ 「最高級のを手配しました、肉も野菜も」
ブルー 「バーベキューには、もったいない食材だよね」
スウェナ「トリュフ丸ごととか、凄すぎるでしょ!」
流石、マツカ、とスウェナちゃんも大絶賛。
スウェナ「こんな贅沢、そうそう出来ないわよ?」
サム 「肉にしてもよ、美味いもんなあ…」
ジョミー「きっとレアでもいけるヤツだよ、それをさ…」
シロエ 「強火でこんがり、最高ですよね!」
もう美味しくて…、とシロエ君がかぶりつく肉。
シロエ 「キース先輩も、早く来ないと損ですよ!」
サム 「分かるぜ、ダイブで急降下な!」
ジョミー「降りて来たらさ、もう、掻っ攫う勢いで…」
食べればいいと思うんだよね、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「そろそろ、来てもいい頃なんじゃあ…?」
シロエ 「どうでしょう?」
サム 「盛り上がって来たら、登場だしよ…」
来るんでねえの、とサム君が見上げる遥か上空。
サム 「うーん、遠すぎて、見えねえけど…」
ジョミー「ぼくも無理だよ、双眼鏡とか無いのかな?」
ぶるぅ 「ん-とね、肉眼で見てね、って!」
アッと言う間に落ちて来るから、と空を指差すお子様。
ぶるぅ 「今、ぶるぅから、連絡で…」
ブルー 「ブルーからも来たね、始まるらしいよ」
サム 「マジかよ、食ってる場合じゃねえぜ!」
ジョミー「見るしかないよね!」
ぶるぅ 「そだね!」
お肉とか、ちゃんと見とくから、と元気な声が。
救助よりも肉…。
2024/05/27 (Mon)
☆追加でよろしく
河原でバーベキューな面々ですけど、ついに始まるショー。
キース君がスカイダイビングで河原に登場、そういう趣向。
シロエ 「ぶるぅは、ショーは見ないんですか?」
サム 「肉とか、焦げてもいいじゃねえかよ」
ぶるぅ 「ダメダメ、焦げたお肉とかは、絶対、ダメ!」
やっぱり気になっちゃうんだもん、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「大丈夫、ショーも見てるから!」
ジョミー「もしかして、キースよりも、肉が優先なだけ?」
ぶるぅ 「違うよ、ショーが最優先!」
焦げてないなら、とニッコリと。
ぶるぅ 「今、乗っかってる分だけ、注意!」
シロエ 「なるほどです! 追加が無ければ安心ですね!」
ぶるぅ 「そだね、でもでも、乗せてもいいよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 追加、よろしく!」
着いたら、すぐに食べるから、と空の上から大声が。
Aぶるぅ「ブルーも、追加で頼む、って!」
ぶるぅ 「追加、どれだけ?」
Aぶるぅ「ぼくとブルーで、お肉を、うんと沢山と…」
Aブルー「キースの疲労回復用に、ドッカンと!」
景気よく10人前くらい、とソルジャーの声も。
Aブルー「網のサイズからして、いけるよね!」
ぶるぅ 「オッケー、強火で一気に焼いちゃう!」
Aブルー「頼むよ、じきにスタートだから!」
ぶるぅ 「うんっ、強火で!」
急がなくっちゃ、と追加で網に乗せまくる肉や野菜など。
ぶるぅ 「誰か、薪を追加して!」
シロエ 「かまいませんけど、追加が来たってことは…」
サム 「キースどころじゃねえんでねえの?」
ぶるぅ 「いいの、焦げたら大変だから!」
ショーは合間にチラ見で充分、と火加減の調整中。
ぶるぅ 「うん、いい感じ! 薪も、もっと!」
ジョミー「ガンガン入れていいのかな?」
ぶるぅ 「急いで焼いて、って注文だしね!」
シロエ 「罠の匂いがしませんか…?」
サム 「救助要員が減るヤツな…」
罠に決まっているじゃねえか、という声ですけど。
そうかも…。
2024/05/28 (Tue)
☆忘れ果てた人たち
河原でバーベキューの最中ですけど、もうじき、ショーが。
キース君が法衣でスカイダイビングで、華麗に登場な企画。
Aぶるぅ「お肉、ドッサリ追加してくれたーっ!?」
ぶるぅ 「もっちろーん! 今、焼いてるトコ!」
Aぶるぅ「オッケー、それじゃ今から、ショータイム!」
注目、注目! と遥か上空で叫ぶ悪戯小僧。
Aぶるぅ「キースのスカイダイビング、開始!」
一同 「「「うわー……」」」
マジか、と皆が見上げる中、一直線に落ちて来るブツ。
キース 「止めてくれーっ!」
一同 「「「ひぃぃっ!」」」
ダメなヤツだ、と誰もが思うスピード、みるみる接近。
キース 「あああああああ!!!」
一同 「「「あーっ!!!」」」
終わった、と目を瞑る人やら、手で塞ぐ人やら。
Aぶるぅ「はい、おしまーい!」
Aブルー「決定的瞬間、バッチリ撮った!」
これがキースの顔なんだけど、とカメラを出すソルジャー。
Aブルー「よく撮れてると思うんだけどね、百面相!」
Aぶるぅ「ぼくも、一杯、撮ったもーん!」
これが恐怖に歪んでるヤツ、と悪戯小僧も。
Aぶるぅ「こっちは、絶叫しているトコなんだよね!」
Aブルー「ぼくが撮った方が、もっと大口開けてるし!」
チキンレース、どっちが勝ったと思う、と提示される写真。
Aブルー「ぼくだよねえ?」
Aぶるぅ「ううん、絶対、ぼくだって!」
ブルー 「どうでもいいけど、君たち、二人揃って…」
キースの救助を忘れただろう、と生徒会長、腕組み。
ブルー 「焼肉追加で、ぶるぅを救助から外したくせに!」
Aブルー「あっ、ごめん! ソレ、忘れてたよ…」
Aぶるぅ「ホントだ、救助要員、一人にしてたんだっけ…」
綺麗サッパリ忘れちゃってたあ! と悪戯小僧が竦める肩。
Aぶるぅ「二人いるって、すっかり思い込んでて…」
Aブルー「もう全力で、チキンレースだったんだけど…」
ヤバかったかも、と二人とも舌をペロリですけど。
酷すぎ…。
2024/05/29 (Wed)
☆供養に食べるべし
河原でバーベキューの最中、落下して来た法衣のキース君。
激突寸前に救助ですけど、救助要員が一人だけだった結末。
サム 「マジかよ、マジで忘れてたのかよ!?」
Aブルー「つい、ぶるぅとの競争でさ…」
Aぶるぅ「ヒートアップしちゃってたもんね…」
忘れてごめん、と謝られても、今更すぎるわけでして。
ブルー 「正直、ぼくが失敗してたら、キースの頭は…」
Aブルー「分かるよ、ぱっくり割れてしまってザクロで…」
Aぶるぅ「脳味噌、飛び散るヤツなんだけど…」
それはそれで…、と悪戯小僧の開き直った顔。
Aぶるぅ「臨死体験だったっけ? うんと貴重だし!」
Aブルー「法話に使える、って話だったし…」
A船長 「ついでに、結果オーライですしね」
生きてますから、とキャプテンが指差すキース君。
A船長 「腰は抜けてるようですが…」
キース 「普通、抜けると思うんだが!」
ついでに後が怖すぎてな、とキース君の仏頂面。
キース 「真面目に死ぬトコだったんだぞ!」
Aブルー「そう言わないでさ、肉も焼けて来てるし…」
Aぶるぅ「ドンと追加で頼んだもーん!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ じきに焼き上がるよ!」
キースも食べて、しっかり復活! と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「ザクロな危機は回避したしね!」
キース 「そう言われても…!」
シロエ 「キース先輩、命懸けで焼いた肉ですよ?」
ここで食べなきゃ損しますって、とシロエ君も。
シロエ 「食欲ないなら、ぼくが代わりに頂きます!」
ジョミー「あっ、ぼくも!」
サム 「俺もだぜ!」
キースの分まで食ってやるから、とサム君、親指をグッと。
サム 「成仏しろよな、代わりに食って施餓鬼するしよ」
シロエ 「いいですね! 食べて供養で、バッチリです!」
Aぶるぅ「それ、最高! みんな、どんどん食べないと!」
Aブルー「食べまくってキースを供養だね!」
河原に倒れて死んでるしさ、と煽ってますけど。
食べ尽くすと…?
2024/05/30 (Thu)
☆いい出汁が出そう
バーベキューで盛り上がる河原へ、法衣で落ちたキース君。
腰が抜けて倒れてますけど、肉や野菜が焼けているわけで。
Aブルー「それじゃ、キースの供養で、乾杯!」
一同 「「「かんぱーい!」」」
食べまくるぞ、と誰も遠慮しないで、片っ端から食べる今。
シロエ 「美味しいですねえ、焼き加減だって最高です!」
サム 「そりゃよ、キースの命よりも優先でよ…」
ジョミー「焼いた肉だし、美味しくなるのも当然だよね!」
スウェナ「隠し味は、キースの命だものねえ…」
スープもあれば良かったかもよ、とスウェナちゃん。
スウェナ「キースの命で、いい出汁が出たと思わない?」
シロエ 「言えてます! そうだ、今から仕込むとか…」
サム 「うんうん、キースを、また落としてよ…」
出汁を取ったらいいんだよな、とサム君も。
サム 「キース、もう一度、やらねえか?」
Aぶるぅ「面白そう! スープもいいけど、煮込みとか…」
Aブルー「ちょっと暑いけど、鍋もいいねえ!」
出汁を取るなら、とソルジャーも乗り気。
Aブルー「そうだ、カレーもいけるかも!」
シロエ 「おでんの残りで、和風カレーが出来ますし…」
ぶるぅ 「そだね、お出汁でカレーは定番だよ!」
おでんが余った時にピッタリ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「キースでお出汁を取るんだったら、お鍋かな?」
シロエ 「お鍋の出汁を使い回して、おでんですか?」
ぶるぅ 「そうなの、今日は河原で、みんなで、お鍋で…」
帰ってから、おでんを仕込むんだよね、とピョンピョンと。
ぶるぅ 「でもって、おでんが明日のお昼で…」
Aブルー「夜は、おでんが出来上がり、と!」
ナイスアイデア、とソルジャー、大絶賛。
Aブルー「キース、出汁を取るから、もう一度!」
Aぶるぅ「チキンレースも、またやりたいし!」
キース 「断固、断る!」
Aぶるぅ「でも、お出汁ーっ!」
命でお出汁、と叫ぶ悪戯小僧ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2024/05/31 (Fri)
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