拍手ありがとうございました!
シャングリラ学園、まだ4時間目の授業中でございます。
静まり返った中庭付近は人影も無く、スタンバイするには絶好のチャンス。
ブルー 「ほらほら、さっさと配置につく!」
ジョミー「さ、寒いんだけど…。なんだか雪も降りそうだし!」
ブルー 「雪が降るのは大いに歓迎。寒さは気合で吹き飛ばす!」
飼い葉桶にはイエスならぬキューピー人形が入っております。
それっぽく布で包んでますが…。
ブルー 「宗教色は排除しないとね? だからキューピー」
キース 「感謝する。他の宗教を否定はしないが、イエスだと気分が複雑だ」
ブルー 「どういたしまして。じゃあ、ヨセフっぽく包容力たっぷりに!」
他のメンバーにも注文をつけまくっている生徒会長。
募金活動中は原則として動くのは禁止。修行と思って耐えろだなんて…。
ブルー 「BGMに讃美歌を流すから、動くなら曲の切れ目にね」
シロエ 「でも飼い葉桶にひれ伏して戻るだけだなんて…。キツイですよ」
ブルー 「降誕劇と馬小屋セットのコラボなんだよ? 演出は大事だ」
ジョミー「博士役は歩けるだけマシなんだよ!」
キース 「俺とジョミーは飼い葉桶を覗き込むポーズが変わるだけだしな」
ブルー 「頑張りたまえ。ぼくなんかサイオンで宙乗りだよ?」
サム 「絶対ウケるぜ、天使が空を飛ぶんだもんな」
生徒会長、ぶるぅの不思議パワーと称して馬小屋の上を舞う予定。
純白の衣装も真っ白な翼も目立ちたがりにはピッタリです。
ブルー 「スウェナ、募金箱をよろしくね。4時間目が終わる」
キンコンカーン…とチャイムの音が。
馬小屋の奥から『きよしこの夜』が流れ、シャン学メンバー、ピタリと静止。
学食に向かう生徒たちが校舎から出てきて…。
生徒A 「え? ええっ?」
生徒B 「な、中庭でクリスマス!?」
スウェナ「クリスマス・チャリティーにご協力よろしくお願いしまーす!」
恵まれない子供たちに愛の手を、と活動開始。
果たして募金は集まるのかな…?
