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人の上に立つ頭になれるようにと、お雑煮に入れる頭芋。
皮を剥いたサトイモを蒸し、切らずに丸ごと供するというのが決まりです。
食べる時には祝い箸で割ってもいいのですけど、とにかく丸ごと。
この頭芋がジョミー君のお雑煮のお椀を埋めております。
ジョミー「うえ~…。頭になれなくってもいいから、小さいのにしてよ」
イライザ「お雑煮無しよりマシでしょう? 冷めない内に召し上がれ」
サム 「さっさと食った方がいいんでないの? 餅が貰えないぜ」
アドス 「冷めると不味くなりますぞ。他の皆さんはおせちをどうぞ」
ジョミー「え? ひょっとして、ぼく、おせちもダメとか?」
キース 「元老寺では雑煮の餅を食べ終えるまでは、おせち禁止だ」
ジョミー「なんなのさ、それ!」
アドス 「歳神様は鏡餅に宿られますのでな、お雑煮の餅も縁起物でして」
イライザ「ですから丸餅になってますでしょ? お餅も食べて下さいね」
ブルー 「ジョミーのお椀にお餅が入る余地は無いからねえ…」
キース 「頑張って頭芋を食うんだな。それから餅を入れて貰え」
ジョミー「酷いよ、こんな大きいの! 正月早々、苛めだよ~!」
頭芋は蒸しただけの里芋、味付けはしてありません。
いくら食べ盛りのジョミー君といえども、お椀を埋めるサイズはヘビーで。
ジョミー「や、やっと食べ終わった~!」
イライザ「良かったですわね、立派なお坊さんになって下さいね」
アドス 「次は餅ですぞ。おせちはその後ですからな」
ジョミー「よーし、急いで食べて次はおせちだ!」
サム 「あ、悪い。…ジョミーの分を忘れていたぜ」
シロエ 「大丈夫ですよ、まだまだ沢山ありますから!」
ジョミー「嘘つき! お約束のヤツしか残ってないし!」
ブルー 「人気のヤツから減っていくのは当然だろう」
黒豆や数の子などの定番品は豊富に残っております。
が、美味しそうだった中華や洋風おせちは食べ尽くされた後でした。
人の頭になる人間ならグッと堪えて我慢するべき…?
