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窮地に追い込まれたジョミー君の耳に届いた福音は三種の浄肉。
三つの条件を満たしていれば肉を食べても構わない、という教えですが…。
ジョミー「豚かワラビーか知らないけれど、殺される所は見てないし!」
キース 「まあ、そうだろうな」
ジョミー「ぶるぅが殺したわけじゃないから、残り二つも問題無いよ!」
ブルー 「それは間違ってはいないんだけどね…」
アドス 「残念ながら、これは初期仏教の教えでして」
キース 「仏教がこの国に伝わった時には肉食禁止になっていたんだ」
ブルー 「そういうこと。だから三種の浄肉とか言う以前の問題」
アドス 「では、やはりアウトということで…。あ、いや…。蕨でしたな」
キース 「そうだ、蕨だ。それは何処かの宗派で言うのか?」
アドス 「般若湯は公然と飲める宗派がありますからなぁ。蕨もですか?」
ブルー 「うん、まあね。その肉まんはオッケーなんだよ」
ジョミー「ちょ、ちょっと! だったら、ぼくって叱られ損だし!」
アドス 「黙らっしゃい! ジョミー殿には何の知識も無いでしょうが!」
キース 「本堂の前で肉まんを食うという態度を問われているんだぞ」
一般常識として仏様の前では肉食禁止、とキース君。
お寺の本堂がいくら広くても、すき焼きパーティーには貸してくれません。
お花見の季節に境内に出たすき焼きの露店を訴えたお寺もあるほどで…。
キース 「とにかく現時点ではお前はアウトだ。蕨に期待するんだな」
ジョミー「わ、蕨って……」
アドス 「肉を蕨と呼んで認める宗派があるのでしたら考えましょう、と」
ジョミー「そ、そっか…。ブルー、蕨って肉のことだよね?」
ブルー 「うーん…。肉を蕨と呼んでる宗派は知らないなぁ…」
ジョミー「えぇっ!?」
アドス 「お話が違いますぞ、銀青様! 先ほど、これは蕨だと…」
ブルー 「言ったけど? だからって蕨が肉を指すとは言ってない」
えらい展開になって参りましたが、ジョミー君の髪は果たしてどうなる…?
