福笹を授けていたのは巫女さんでしたが、お札を結ぶのはお坊さんでした。
そうと知ったジョミー君、思い切り腰が引けております。
シロエ 「ジョミー先輩、行かないんですか?」
ジョミー「あ、あれって必須? お札が無いと御利益も無し…?」
ブルー 「お参りしたっていう印だからねえ…。きっと神様の目印だよ」
ジョミー「目印って?」
ブルー 「お札を持っている人のお願いを聞いて下さるんだと思うけど」
キース 「多分、この絵馬とセットだろうな。辰年にお参りした証明だ」
サム 「今年お参りして、お札を貰った人が優先なんじゃねえか?」
ブルー 「神様もお忙しいから、お願い事を聞く順番はあると思うよ」
スウェナ「全部叶えるにしても誰のお願いを一番にするか、ってことね」
ジョミー「じゃ、じゃあ……お坊さんになりたくなければ…」
ブルー 「お坊さんからお札を頂戴するしかないだろうね」
ジョミー「そ、そっか…。そうだよね、貰うだけなら大丈夫だよね…」
一大決心をしてお札を結んで貰いに本堂へと向かうジョミー君。
シャン学メンバー、その背中を見て笑っております。
キース 「貰うだけなら大丈夫ときたか。坊主は伝染病なのか?」
ブルー 「そうかもね。ほら、お元日に酔っ払った時にも叫んでいたし」
サム 「ハゲは坊主の職業病だ、って御機嫌で喚き散らしてたよな」
シロエ 「いっそ移ったら笑えますよね」
ブルー 「シーッ、戻って来た。本人は至って真剣だよ」
ジョミー「なに、なに? 何かいいことあった?」
ブルー 「君のお願いが叶うといいね、と皆でお祈りしてたのさ」
ジョミー「えっ、ホント? お願い事まで譲ってくれるの?」
ブルー 「もちろんだよ。お元日から張り切っていたし」
サム 「そう、そう。坊主バンザイってな」
ジョミー「そ、そのお願いが最優先? そんなの有り…?」
愕然とするジョミー君ですが、生徒会長は知らん顔。
七福神巡りは残り六ヶ所、ジョミー君の願い事は果たしてどうなる…?
