忍者ブログ
シャングリラ学園つれづれ語り

七福神巡りに来た人たちのために、お坊さんたちが甘酒のお接待中。
人数分の湯呑みがお盆の上で暖かそうな湯気を立てております。

ブルー 「頂戴させて頂きます」
キース 「有難く頂戴いたします」

生徒会長とキース君はプロのお坊さんだけに、申し分の無い礼儀作法です。
お接待係のお坊さんたちも「しっかりしておられますね」と満面の笑顔。
まさか本物のお坊さんとは思わないでしょうから、礼儀正しい高校生だと
感心している…といった所でしょうか。

サム  「うわー、あったまるぜ、これ」
お坊さん「お好みで生姜も入れて下さい。そちらに置いてございます」
ブルー 「それは嬉しいね。じゃあ、遠慮なく」
シロエ 「生姜を入れるとポカポカしますね。…あれっ、ジョミー先輩?」
マツカ 「どうしたんですか、甘酒は好みじゃなかったとか…?」

ジョミー君、甘酒の湯呑みを持ってはいますが、口をつけてはおりません。
早く飲まないと冷めちゃいますよ?

ジョミー「えっと…。これってお酒になるのかな?」
お坊さん「蔵元から仕入れた最高の酒粕を使っております」
ジョミー「…じゃあ、お酒?」
お坊さん「酒気帯び運転にならない程度ですから、大丈夫ですよ」
ブルー 「うん、酔っ払う心配は無いと思うよ。坊主宣言の危険はゼロだ」
お坊さん「坊主宣言?」
ブルー 「不肖の弟子でね、酔うと「坊主の道に精進する」と連呼するわけ」
ジョミー「ちょ、ちょっと…」
お坊さん「な、なんと、お弟子をお持ちとは…。大変失礼いたしました」
ブルー 「まあ、色々と事情があってね。普段は普通の高校生だよ」

気遣い無用、と生徒会長。
しかし、お坊さんたちはテントの奥にあった椅子を持ち出して…。

お坊さん「どうぞお座り下さいませ」
ブルー 「いいって、いいって。それより、ジョミー。お接待は受けないと」
ジョミー「で、でも…」

坊主宣言をバラされてしまったジョミー君。
アルコール度数が低いとはいえ、甘酒はリスクが高いですか?

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
管理人のみ閲覧可
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2025/11 12
S M T W T F S
12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新CM
[06/12 みゆ]
[06/12 Qちゃん]
[06/09 みゆ]
[06/09 Qちゃん]
[05/15 みゆ]
最新TB
プロフィール
HN:
みゆ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
カウンター
アクセス解析