忍者ブログ
シャングリラ学園つれづれ語り

☆炊く前に準備を


小正月の日の粥杖なるもの、スッポンタケ絡みで巻き込まれた面々。
キース君が真面目に読経した後は、小豆粥を炊く準備が始まるわけで。

ぶるぅ 「んとんと…。大きなお鍋はちゃんと借りて来たし…」
一同  「「「うわー…」」」

ホントにデカイ、と一同、ドン引き。

シロエ 「あの大きさだと、薪も半端ないですよね?」
マツカ 「ええ、多分…。あっちが薪じゃないですか?」
サム  「向こうのブルーシートの下かよ?」
ジョミー「それっぽいよね、ドカンと置いてあるから」
キース 「貴様たち、何か文句があるのか?」

薪もしっかり供養しないと…、とブルーシートの前で読経。

キース 「南無阿弥陀仏…、と。これで立派な粥杖が出来るな」
??? 「ありがとう、キース! 今日はよろしく!」
??? 「よろしくお願いいたします。私も頑張らせて頂きます」

出ました、別世界からのお客様(会話表記はAブルー、A船長)。

Aブルー「ハーレイが立派に彫り上げるらしいよ、粥杖を!」
A船長 「努力しますので、皆様にも応援して頂きたく…」
一同  (((…嫌すぎる…)))

なんだって新年早々こうなるんだ、と泣きたい気持ちの面々ですけど。

Aブルー「キースが会場を清めてくれたし、まずはシールド!」
A船長 「屋上が焦げたら大変ですしね」
Aブルー「そうなんだよねえ、粥杖どころじゃないからね!」

キラリと光った青いサイオン、屋上にシールドが張られた模様。

Aブルー「はい、完了! ぶるぅ、お粥の方を頼むよ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 薪を運ばなくっちゃ!」
キース 「俺たちは手伝わないからな!」
Aブルー「それは困るよ、祈りのパワーをこめたいからね!」

一人一本は運ぶように、と命令が。

Aブルー「ぼくのハーレイが一番大きいヤツを運んで…」
A船長 「それを使って粥杖ですね!」
Aブルー「そういうこと! ほら、他のみんなも!」

キッチリ運ぶ、と威張り返る人。
薪運びも仕事ですか…。

2016/01/16 (Sat)

 

☆いよいよ炊きます


小正月には小豆粥を炊いて粥杖、そういうイベントがいよいよ開幕。
粥杖にパワーをと願うソルジャー、一人一本は薪を運べという命令で。

A船長 「これは見事な薪ですねえ…。立派な粥杖が彫れそうです」
Aブルー「しっかり運んで据え付けてよ? 直ぐに出せるように」
A船長 「分かっております、全部燃えたら駄目ですからね」

燃えさしで作るそうですから…、とキャプテンが肩に担いだ薪。

サム  「マジかよ、本気で1メートルはあるぜ」
シロエ 「アレを彫るのはいいんですけど、叩くんですよね?」
Aブルー「そうだよ、ぼくのお尻をパンパンと!」
ジョミー「あんなので叩いたら怪我しそうだけど?」
Aブルー「平気だってば、ちゃんと手加減してくれるから!」

ぼくのお尻にベストな力でハーレイがパンパン、と満面の笑顔。

Aブルー「ぼくのお尻の扱いについてはプロだしね!」
A船長 「ええ、いつも揉んだりしておりますから」
ブルー 「やめたまえ!」

下品な話はお断りだ、と生徒会長が吊り上げる柳眉。

ブルー 「粥杖イベントがパアになってもいいのかい?」
Aブルー「でもねえ…。元々が子宝祈願だしね?」

下品になるのも仕方なかろう、と開き直っているソルジャー。

Aブルー「とにかく、薪! キリキリ運ぶ!」
一同  「「「はーい…」」」

泣く泣く薪を運んだ面々、ソルジャーもサイオンでドカンと積んで。

Aブルー「こんな感じでいいのかな、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「オッケー! それじゃ、お鍋を運んで、と…」

よいしょ、とサイオンを使って据えられた大鍋。

ぶるぅ 「お米と小豆は入れてあるから、炊くだけなの!」
Aブルー「点火してもいいかな、この薪?」
ぶるぅ 「うんっ! 後は火加減の問題だから!」

きちんと番をしなくっちゃ、と張り切るお子様。

ぶるぅ 「美味しいお粥を炊くんだも~ん!」
Aブルー「じゃあ、点火!」

目指せ、粥杖! とソルジャーがマッチで点火。
ついに開始ですか…。

2016/01/17 (Sun)

 

☆火加減をよろしく


小正月に小豆粥を炊いて、燃えさしの木で作る子宝祈願の棒が粥杖。
ソルジャーが欲しいのはスッポンタケの形の粥杖、ウキウキと点火で。

Aブルー「早く燃えないかな、いい感じに!」
A船長 「端っこの方が燃え始めたら、引っ張り出すのですね?」
Aブルー「ほんの少し、焦げた程度でね!」

燃えすぎたら短くなっちゃうから、とソルジャーが惜しむ立派な薪。

Aブルー「短いなんて最悪だしねえ、アレの形にするんだから!」
A船長 「奥の奥まで突っ込めるサイズをご希望でしたね」
Aブルー「もちろんだよ! 奥の奥までズンズンと!」
ブルー 「いい加減にしてくれたまえ!」

君たちの話は下品すぎる、と生徒会長、キレそうですけど。

Aブルー「何を言うかな、粥杖はこれから!」
A船長 「素晴らしい形に彫り上げませんと…。パワーのためにも」
Aブルー「きっと、ハーレイもあやかれるからねえ、粥杖に!」

ぼくのお尻を叩いたら…、と笑顔全開。

Aブルー「こう、パンパンと腰を打ち付けるパワーが!」
一同  「「「???」」」
Aブルー「抜き差しする時だよ、腰の動きが大切で!」
ブルー 「もういいから!」

黙ってくれ、と生徒会長、サイオンでブワッと巻き上げた風。

ブルー 「この風をぶつけられたくなければ、黙るんだね!」
Aブルー「ふうん? 景気よく燃やして、薪をパアに?」
ブルー 「そのつもりだけど?」
Aブルー「お粥もパアになると思うよ、火加減が大切なんだろう?」
ぶるぅ 「そだよ、お粥は火加減が大事!」

お粥、美味しく炊きたいんだもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「風を送るなら、この辺にしてね!」
ブルー 「なんだって?」
ぶるぅ 「それと、あんまり強くしないでよ、焦げちゃうから!」
Aブルー「ぶるぅはホントにいい子だねえ…」
A船長 「焦げるそうですから、火加減をよろしく」
ブルー 「うっ…」

生徒会長、火加減の調整係へと一気に転落。
粥杖、パアには出来ませんか…。

2016/01/18 (Mon)

 

☆燃やしすぎは駄目


小正月の小豆粥を炊いた木の燃えさし、それを彫って作ると噂の粥杖。
特大のヤツが欲しいソルジャー、生徒会長を火加減の調整係に任命で。

Aブルー「焦がしちゃ駄目だよ、お粥も、ぼくの粥杖も!」
ぶるぅ 「えっとね、こっちに火力、お願い!」
ブルー 「ぶるぅ、お粥はいいんだけど…。そこの薪を…」
A船長 「燃やし過ぎないで下さいよ? 表面だけでお願いします」
Aブルー「うん、表面をチョロッとね!」

キモチ燃えたっていう程度でいいから、とソルジャーの指導。

Aブルー「そう、もうちょっと…。隣の薪をチョロチョロとね」
ぶるぅ 「そだね、お粥もそんな感じで!」
ブルー 「ぼくはブワッと燃やしたいのに!」
Aブルー「セックスだったら歓迎だけれど、粥杖の方はお断り!」

立派なヤツが彫れなくなるから、とギロリと睨みを。

Aブルー「もう少しかな…。いい感じに炙れているみたいだし」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お粥も美味しく炊かないとね!」
ブルー 「駄目なのかい? あれをブワッと燃やしたら」
ぶるぅ 「お粥もブワッと噴くからダメ~っ!!」

そんなのダメダメ、と激しいダメ出し。

ぶるぅ 「いくらブルーでも、ぼく、怒るからね?」
Aブルー「ぶるぅはホントにいい子だよ、うん」
A船長 「私たちの世界のぶるぅとは違いますねえ、本当に」
ぶるぅ 「ぼく、いい子だもん!」

その薪、そろそろいいんじゃないかな、と無邪気なお子様。

ぶるぅ 「燃えさしのトコが最高なんでしょ?」
Aブルー「もう貰ってもいいのかい?」
ぶるぅ 「いいよ、他の薪を崩さないでね!」
A船長 「分かっております、気を付けます」

よいしょ、とデカイ薪を引っ張り出しているキャプテン。

A船長 「ブルー、上手に抜けました!」
Aブルー「いいねえ、だけど抜けたというのがねえ…」
A船長 「失礼しました、抜いてしまっては駄目でしたね」

縁起がよろしくありませんから、と謝るキャプテン。
今の、縁起が悪いんですか?

2016/01/19 (Tue)

 

☆縁起にもこだわり


小正月の小豆粥を炊いた木の燃えさし、それを彫って作るのが粥杖。
大きな薪を引っ張り出したキャプテンですけど、抜くのは駄目だとか。

Aブルー「せっかくの粥杖なんだからねえ、縁起もかついで!」
A船長 「はい。上手に頂戴出来ました、と言えばよろしいしょうか」
Aブルー「抜くよりはいいね、そっちの方がね!」
シロエ 「何なんですか、そのこだわりは?」

言葉遣いはどうでも良さそうですけど、というツッコミが。

シロエ 「どっちにしたって抜くんですから、薪の山から!」
Aブルー「やめてくれないかな、抜くだなんて! 縁起でもない!」
キース 「何処が縁起が悪いと言うんだ!」

落ちるとか滑るならまだ分かるが…、と真っ当な意見。

キース 「いよいよ受験のシーズンだけに、そっちなら理解可能だが」
Aブルー「滑りは、むしろ大切なんだよ! この件では!」
A船長 「ええ、滑りを良くするのも必要かと」

でないとブルーを傷つけますし、とキャプテン、頬を赤らめまして。

A船長 「やはり丁寧にほぐしませんと…。しっかりと塗って」
一同  「「「は?」」」
A船長 「いわゆる潤滑剤ですね。指でほぐしていく間にですね…」
Aブルー「塗りこめるんだよ、ぼくの中にね!」

でないとやっぱり痛いからね、と妙な台詞が。

Aブルー「いくら好きでも、痛いよりかは気持ちいい方が…」
A船長 「スムーズな抜き差しは肝なんですよ」

セックスを楽しむためには欠かせません、と嫌すぎる言葉。

A船長 「ですから、滑りは歓迎ですね」
Aブルー「抜ける方だと困るけれどね!」

抜かず六発、いや七発でも! とグッと拳を。

Aブルー「とにかく抜かずに、奥の奥までガンガンと!」
A船長 「言い直しましたから、大丈夫ですよ」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「そう言わないでよ、粥杖はこれから!」
A船長 「ヌカロクのですね!」

頑張って彫らせて頂きます、と張り切るキャプテン。
既に最悪な展開かも?

2016/01/20 (Wed)

 

☆BGMをよろしく


小正月には小豆粥を炊いて、燃えさしの木で粥杖を作れば子宝祈願。
スッポンタケな形を希望のソルジャー、キャプテンも彫る気満々で…。

A船長 「立派な形にしませんとねえ…。では、始めましょうか」
Aブルー「頑張って! ほら、君たちも応援よろしく!」
一同  「「「応援?」」」
Aブルー「そうだよ、素敵な粥杖を作るためには応援パワーも!」

必要なんだ、と言われましても。

シロエ 「応援って何をするんです?」
Aブルー「決まってるじゃないか、励ますんだよ!」
キース 「どう励ませと言うんだ、あんた!」

サッパリ見当がつかないんだが、とキース君でなくても疑問な所。

サム  「何もやらなくても彫り始めてるぜ、いいんでねえの?」
シロエ 「ですよね、放置プレイで充分だろうと思いますけど」
Aブルー「何を言うかな、こう、ハーレイが漲るように!」

大いに応援して貰いたい、とソルジャー、ズズイと。

Aブルー「エロい話で盛り上げるんだよ、この場をね!」
一同  「「「エロい!?」」」
Aブルー「そう! さっきハーレイが自分で言ってたみたいにね!」

セックスについて語りまくろう! と突き上げる拳。

Aブルー「ハーレイが漲る、熱い話題を! うんとエロいのを!」
ブルー 「退場!!」
Aブルー「嫌だね、粥杖は大切だからね! ほら、早く!」
キース 「それはしないと駄目なのか?」
Aブルー「もちろんだよ! やらないなら、ぼくが話すから!」

君たちは拍手喝采で、と逃げられそうもない展開に。

Aブルー「拍手と相槌、それでオッケー! 凄いとか、エロいとか!」
ブルー 「この連中には通じないから、無駄そうだけど?」
Aブルー「それはどうかな、知らないというのも強いからねえ!」

熱く語れ、という命令。

Aブルー「ハーレイの作業のBGMだよ、ほら、早く!」
キース 「分かった…。エロい話だな?」

それを語ればいいのだな、と念押しが。
ダテに大学は出ていませんか…?

2016/01/21 (Thu) 

 

☆法話とエロい話


スッポンタケな形の小正月の粥杖、彫り始めているキャプテンですが。
BGMにエロい話をしろとソルジャーの注文、応援が必須だとか。

キース 「仕方ない…。みんな、真面目に聞くんだぞ」
シロエ 「キース先輩、無茶はやめて下さい!」
サム  「そうだぜ、こんな野郎の注文なんかはスルーでいけよ!」
Aブルー「何を言うかな、このイベントはぼくが頼んだヤツで!」

粥杖はとても大切なのだ、とソルジャーの睨み。

Aブルー「それに、スッポンタケはキースの直弟子だしね!」
A船長 「本日も法要をして下さいましたし…。期待しております」

エロい法話というヤツですね、とキャプテン、粥杖を製作中。

A船長 「励みになります、どうぞよろしくお願いします」
Aブルー「エロい話って、法話なのかい?」
キース 「そうなるな。多分、法話の一種だと思うが」
サム  「マジかよ、そんなの聞いたこともねえぜ」

法話は有難いものだと相場が…、とサム君、困惑。

サム  「それともアレかよ、ウケ狙いかよ?」
キース 「俺は至って真面目だが? エロい話をと頼まれたからな」

もう最高のを話してやろう、と手首の数珠レットをジャラジャラと。

キース 「これはマタイの福音書だったか、確かその筈で」
一同  「「「福音書?」」」

それはキリスト教の世界なのでは、と派手に飛び交う『?』マーク。

シロエ 「今、福音書と言いましたか?」
キース 「マタイかヨハネか、マルコかルカかが少しヤバイが…」

マタイだったような気がする、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「キリストが十字架に架けられてだな…」
サム  「聖書じゃねえかよ!」

なんかズレてるし、という指摘。

サム  「法話の方はどうなったんだよ!」
キース 「まあ聞け。日食のように地上が真っ暗になって」
Aブルー「いいねえ、暗くなったらググっとムードが出るしね!」

エロい話を早くお願い、と急かしてますけど。
福音書って、エロい本ですか?

2016/01/22 (Fri)

 

☆聖書とエロい話


スッポンタケな形の小正月の粥杖、キャプテンが彫るには応援が必須。
エロい話をBGMに、とソルジャーが注文、キース君が法話を。

Aブルー「真っ昼間から暗いだなんて、素敵だよねえ…」
A船長 「宇宙空間なら分かるのですが…。地上で日食だそうですし」

暗いと確かに漲りますね、とキャプテン、せっせと彫刻中。

A船長 「明るすぎますと、ぶるぅの覗きも気になりますから」
Aブルー「アレは困るよ、君の大事なスッポンタケが萎えるからね!」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「邪魔しないでよ、キースの法話の最中じゃないか!」

君も坊主なら黙って欲しい、とソルジャーの苦情。

Aブルー「偉いお坊さんなら、分かって欲しいね。法話の値打ち」
ブルー 「分かってないのは、君の方だと思うけど…」
Aブルー「ううん、充分に分かっているよ! 昼間に日食!」

真っ暗になった所で最高にエロい展開が、と期待MAX。

Aブルー「これから先がエロいんだよね?」
キース 「そうなるな」
Aブルー「じゃあ、よろしく!」
キース 「任せておけ。暗い時間は三時間にも及んでだな…」
Aブルー「三時間も!? それだけあったら、何発だって!」
A船長 「ガンガンとヤッてヤリまくれますね」

ぶるぅの覗きが無いのでしたら、と盛り上がっているバカップル。

A船長 「いい粥杖が彫れそうですよ、エロい法話を聞きながら」
Aブルー「まさかキースに、こんな隠し芸があったとはねえ…」

人は見掛けによらないものだ、とソルジャー、歓喜。

Aブルー「それで、続きはどうなるんだい?」
キース 「キリストが大声で叫ぶんだ」
Aブルー「聞いたかい、ハーレイ? 大声だってさ」
A船長 「抑え切れないわけですね、とても悦すぎて!」

あの時の声が、と頷く二人。

Aブルー「もうアンアンと叫んでいる、と!」
キース 「エロイ・エロイ・レマ・サバクタニ、とな」

もう文字通りにエロいのだ、と言ってますけど。
それ、本当に聖書ですか?

2016/01/23 (Sat)

 

☆エロすぎる法話


スッポンタケな形の小正月の粥杖、キャプテンがせっせと彫刻中。
応援するのにエロい話をという注文で、キース君が法話をする展開で。

Aブルー「へえ…! エロいと二回も叫ぶんだ!」
A船長 「どんなプレイをしていたのでしょうね、素晴らしいです」

もう聞くだけで漲りますね、とシャッシャッとナイフで削る粥杖。

A船長 「レマ…なんとかいうのがプレイでしょうか?」
Aブルー「だろうね、エロいと叫んだ後にアレが続いてたからね!」

それはどういうプレイなんだい、という質問。

Aブルー「この国の言葉じゃなさそうだけどさ…。どんな感じ?」
キース 「もはや神にも見捨てられるという勢いだが?」
Aブルー「そこまでなのかい、エロすぎて!」

ハーレイ、今のを聞いたかい、とソルジャーの瞳がキラキラキラ。

Aブルー「神様も見捨てるエロさだってさ、もう凄すぎだよ!」
A船長 「ええ、最高です! お蔭様でこの粥杖の方も…」

この先っぽをご覧下さい、と自画自賛。

A船長 「いい感じにエロいと思うのですが…。この辺りなどが」
Aブルー「うん、素敵だよ! もう突っ込んで欲しいくらいに!」
A船長 「有難い法話のお蔭ではかどっていますよ、私の作業も」
Aブルー「キース、続けてくれるかな? そのエロい法話!」
キース 「もちろんだ。引き受けたからには喋らないとな」

この続きはだ…、と手首の数珠レットをジャラリ。

キース 「これはだな、我が神、我が神、どうして私をと…」
Aブルー「うわぁ、凄いね! どうしてこんなことを、って!」
A船長 「本当に激しいプレイなのですね、王道ですよ!」

そう言いつつも悦んでいるのがエロの真骨頂ですから、と。

A船長 「神に見捨てられるほどに凄くて、実に激しいと!」
キース 「そうなるな。私をお見捨てになったのですか、だけに」
Aブルー「いいねえ、いいねえ!」
A船長 「エロいですね!」

いい法話です、と彫っている粥杖。
そろそろ完成しそうですか?

2016/01/24 (Sun) 

 

☆エロすぎる聖書


スッポンタケな形の小正月の粥杖、キャプテンの彫刻もいよいよ佳境。
応援のためのエロい法話も、キース君が頑張っておりまして。

Aブルー「それで、神も見捨てるプレイの行方はどうなるんだい?」
A船長 「気になりますね、とんでもないプレイのようですが…」
キース 「意味を取り違えた者も多かったそうだ、その叫びのな」

なにしろエロいわけだから…、と副住職が合掌を。

キース 「エリヤを呼んでいるという勘違いが多数だな」
Aブルー「それは誰かの名前かい?」
キース 「予言者の名前だ、その人が来るかと思ったようだ」
A船長 「そうですか…。それで乱入したのですか?」

エリヤとやらは、と質問しながら、粥杖をナイフでシャッシャッと。

A船長 「乱入となると、修羅場もあるかと思いますが」
キース 「修羅場どころか、神殿の垂れ幕が真っ二つに裂けた」
Aブルー「うわぁ、凄いね…。物凄い勢いで乱入だね!」

その後は、とソルジャー、ワクワク。

Aブルー「どうなったんだい、そのエロいプレイは?」
キース 「地震が起こって岩が裂けるわ、墓から死人が生き返るわで」
A船長 「そこまでですか! 激しいですねえ、凄すぎです!」
Aブルー「イッちゃった人まで戻るんだったら、よっぽどだよね!」

もう見ているだけで漲るプレイに違いない、と大感激。

Aブルー「そこまでヤッたら、ヤッた本人はどうなったのかな…」
A船長 「キリストですよね、其処へエリヤが乱入で…」
キース 「死んで復活して来たが?」

キリストだったら、と副住職がジャラッと鳴らした数珠レット。

キース 「復活の後は昇天だ。キリストだけに天に昇った」
Aブルー「素晴らしいよ! イッて戻って、それから昇天!」
A船長 「それだけの勢いでヤリまくったというわけですか…!」
Aブルー「いい話だねえ…」
A船長 「ええ、お蔭様で完成しましたよ!」

エロい法話がよく効きました、と感動のキャプテン。
法話に聖書はアリですか?

2016/01/25 (Mon)

 

☆美味しい小豆粥


スッポンタケな形の小正月の粥杖、エロい法話のお蔭でついに完成。
長さ1メートルはあるというサイズ、ソルジャーも満足のエロい形で。

Aブルー「やっと完成だね、エロいのが! ぼくのお尻用の!」
A船長 「あなたのお尻を叩いて子宝祈願ですね!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 小豆粥が炊けたよ、みんな食べてね!」

とっても美味しく炊けたから! と配られるお椀。

ぶるぅ 「おかわりも沢山あるからね~!」
Aブルー「ありがとう! まずはこっちを食べてからだね、粥杖は」
A船長 「腹が減っては戦が出来ぬと言いますからね」

頂きましょう、とソルジャー夫妻も食べ始めている小豆粥。

キース 「美味いな、ダテに薪で炊いてはいないか」
シロエ 「キース先輩、さっきの法話なんですけど…」
キース 「アレがどうかしたか?」
シロエ 「あの話、聖書だったんじゃあ…? 福音書ですし」
キース 「もう間違いなく聖書だが?」

俺はキリストと確かに言ったぞ、と小豆粥を啜る副住職。

キース 「キリストとくれば、普通は聖書になるだろうが」
サム  「でもよ、聖書ってエロいのかよ?」
キース 「知らんのか? エロい部分は相当だぞ、聖書」

大きな声では言えないんだが…、とヒソヒソと。

キース 「だが、さっきのは真面目に話していただけでだな…」
シロエ 「やっぱり普通に聖書でしたよね、あの話…」
ブルー 「有名な箇所だと思うけどねえ、ぼくだって!」

何処かの誰かさんたちが知らないだけで、と生徒会長も。

ブルー 「エロイ・エロイ・レマ・サバクタニはねえ…」
キース 「十字架のキリストのハイライトだからな」

どう転んだら、あの馬鹿どもの解釈に…、と数珠レットをジャラリ。

キース 「エロい話をしろと言うから、必死に逃げを打ったのに…」
ブルー 「浸っていたねえ、聖書の世界にドップリと」
キース 「馬鹿が二人ほどな!」

ああなるとは思わなかったんだ、と言ってますけど。
結果オーライなんですか?

2016/01/26 (Tue)

 

☆御祈祷もエロで


スッポンタケの形の粥杖が完成、小豆粥も美味しく炊き上がりまして。
食べながらの話題がキース君の法話、やはり中身は真面目に聖書。

キース 「あの馬鹿どもには効いたようだが、天罰が怖いな」
シロエ 「それで数珠レットを繰ってたわけですか?」

法話のための演出じゃなくて、という質問。

キース 「当然だろうが。俺も死にたくないからな」
ジョミー「でもさ、エロい話をするって言ったの、キースだよ?」
キース 「やれと言われたからやったまででだ、思い付いたままに…」

聖書を語ることにしたのだ、と手首の数珠レットをジャラジャラと。

キース 「エロいと言ったらアレだったよな、と」
サム  「それを斜めに解釈されたっていうオチなのかよ?」
キース 「斜めどころか、宇宙まで飛び出せそうな勢いでな!」

阿弥陀様、どうかお助け下さい、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「馬鹿どもの分の天罰が来るのは御免蒙る」
シロエ 「ですよね、とんだとばっちりですよ」
Aブルー「天罰がどうかしたのかい?」

美味しい小豆粥だったけど、とイヤンな人が背後から。

Aブルー「最高にエロい法話のお蔭で、粥杖も無事に出来たしね!」
キース 「そうか、喜んで貰えたのなら、やった甲斐があった」
A船長 「大変お世話になりました。もう本当に漲りましたよ」

法要をお願いして良かったです、と言うキャプテンの手に粥杖が。

A船長 「つきましては、この粥杖にも御祈祷を…」
Aブルー「スッポンタケのパワーをこめて欲しいしね!」

君の可愛い弟子のパワー、とソルジャーが撫でるエロい粥杖。

Aブルー「あれだけエロい法話の後だし、きっとパワーも!」
A船長 「グッと増したと思いますので…」

御祈祷よろしく、と差し出された粥杖。

キース 「これを拝めと?」
Aブルー「出来れば、エロい法話の流れで!」
A船長 「御祈祷もエロく…」

して頂ければ、と注文ですけど。
エロい御祈祷って、あるんでしょうか?

2016/01/27 (Wed)

 

☆エロでもお念仏


ついに完成したスッポンタケの形の粥杖、ソルジャー夫妻から注文が。
エロい御祈祷を希望だとかで、キース君に差し出している粥杖。

Aブルー「うんとエロいのを頼むよ、御祈祷!」
A船長 「法話が有難かったですから、こちらも是非…」

最高にエロい御祈祷を、と言ってますけど。

キース 「分かった、そういう御祈祷だな?」
シロエ 「待って下さい、キース先輩! 引き受けるんですか!?」
キース 「この法要を引き受けた以上、責任を持つべきだろう」
Aブルー「ありがとう! それじゃ、早速!」
A船長 「よろしくお願いいたします」

エロいパワーをお授け下さい、と差し出された粥杖。

キース 「では、いくぞ。南無阿弥陀仏!!!」
Aブルー「それで、それで?」
キース 「もう終わったが?」

今のお念仏で御祈祷終了、と仰天な答え。

Aブルー「終了って…。何も御祈祷してないじゃないか!」
キース 「いや、やった! お念仏はオールマイティーなんだ!」

何を拝むにも南無阿弥陀仏でオッケーなのだ、という説明。

キース 「あのお念仏に全てをこめた!」
Aブルー「で、でも…。もうちょっと、こう…」
キース 「あんたの尻にも南無阿弥陀仏と言えばいいのか?」

粥杖で叩くそうだしな、と数珠レットをジャラリ。

Aブルー「本当かい? ぼくのお尻にも凄いパワーを?」
キース 「成仏できそうな勢いで唱えてやるが?」
Aブルー「それじゃ、お願いしようかな?」
A船長 「お待ち下さい、それではイッてしまいますから!」

私や粥杖でイクならともかく、キースでは…と縋るような目。

A船長 「よろしいのですか、キースなんかにイカされても?」
Aブルー「うーん…。成仏だったら昇天だよね…」

キースはちょっと、と考え込んで。

Aブルー「ぼくのお尻は遠慮しておくよ、粥杖だけで!」
キース 「なら、存分に叩いて貰え!」

あんたの尻が壊れるほどの勢いで、と煽ってますけど。
粥杖、ホントに効くんですか?

2016/01/28 (Thu)

 

☆お尻をパンパン


スッポンタケの形の粥杖、キース君が南無阿弥陀仏でパワーをドンと。
それでお尻を叩きさえすれば、ソルジャー念願の子宝祈願。

Aブルー「パワーは入れて貰ったし…。頼むよ、ハーレイ」
A船長 「力加減はどうしましょうか?」
Aブルー「ぼくのお尻は、君が詳しいと思ったけれど?」

なにしろ長い付き合いだから、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「貫きまくって何年だっけね、数え切れない回数を!」
A船長 「抜き差しさせて頂きましたが、叩くというのは…」
Aブルー「腰を打ち付けるつもりでいこうよ! パンパンと!」
A船長 「では、そのように…」

失礼します、と粥杖でソルジャーのお尻をパァン! と。

Aブルー「イイッ! 今の効いたよ、こう、ズッシンと!」
A船長 「奥の奥まで届きましたか?」
Aブルー「いい感じ! ぼくのイイ所もそれで頼むよ!」
A船長 「承知しました、参ります!」

ご堪能下さい、とパァン! と叩けば「アンッ!」と声が。

Aブルー「最高だよ! エロいパワーがジンジン来るねえ!」
A船長 「子宝を授かりそうですか?」
Aブルー「君のが奥まで来るって感じで、もうズンズンと!」
A船長 「もっとやりますか、パンパンと?」
Aブルー「当然だよ! まさかこんなにイイなんて!」

流石は超特大のスッポンタケな粥杖、とソルジャー、感動。

Aブルー「このパワーを持って帰りたいねえ、ぼくの世界に!」
A船長 「私も大いに漲っております、素晴らしいです!」

テイクアウトはオッケーでしょうか、と言いつつパンパン。

A船長 「持ち帰れましたら、これから毎晩!」
Aブルー「粥杖でお尻を叩きまくって、セックスだよね!」

ぼくはジンジン、君はビンビン、と言ってますけど。

Aブルー「キース、粥杖は貰って帰っていいのかい?」
キース 「勝手にすればいいだろう!」
Aブルー「じゃあ、御祈祷を追加!」

もっと奥の奥まで来て欲しいから、と欲張り発言。
さて、どうなる…?

2016/01/29 (Fri)

 

☆小正月だけです


スッポンタケな形の粥杖でキャプテンが叩く、ソルジャーのお尻。
エロいパワーがズンズン来るとか、テイクアウトしたいという注文で。

Aブルー「えっと、さっきのお念仏だっけ? あれで御祈祷!」
A船長 「一年間、これで漲れますよう、どうぞよろしく」

これにパワーを、とソルジャー夫妻の期待がかかった超特大の粥杖。

Aブルー「お尻を叩いて貰えば、とってもイイ感じだしね!」
キース 「…今日限りだと思うんだが?」
A船長 「何がですか?」
キース 「小正月の日に限定だろうと言っているんだ、粥杖は!」

年がら年中、そんなパワーがあるわけがない、とピッシャリと。

キース 「除夜の鐘が大晦日に限るのと同じで、小正月もだな…」
シロエ 「今日だけですよね、お正月飾りを外す日で」
Aブルー「それじゃ、今日しか効かないのかい?」
キース 「恐らくな。持って帰っても、ただのデカイ棒だ」
Aブルー「こんなに効くのに?」

今日だけなのか、とソルジャー、愕然。

Aブルー「ハーレイ、急いで帰らないと! 今日だけだって!」
A船長 「グズグズしてはいられませんね、こんな所で」
Aブルー「とにかくヤッてヤリまくらなくちゃ、粥杖パワー!」

ぼくのお尻をパンパン叩いて漲って、と引っ張るキャプテンの袖。

Aブルー「持って帰っていいらしいから、今日はたっぷり!」
A船長 「粥杖パワーで存分に、ですね!」
Aブルー「キース、法要と御祈祷、ありがとう!」
A船長 「お世話になりました!」

では、とキャプテンが言い終わらない内に、二人揃って消滅で。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ 粥杖、喜んで貰えて良かったね!」
シロエ 「キース先輩の法話も凄かったですけど…」
サム  「機転が利くよな、聖書だぜ?」
キース 「勘違いしてくれて助かった。あの馬鹿どもが」
ジョミー「でもさ、あの杖…」
マツカ 「本当にパワーがあるんでしょうか?」

なんとも謎だ、と首を傾げる御一同様。
粥杖、効くものなんですか?

2016/01/30 (Sat) 

 

☆思い込みの効果


スッポンタケな形の粥杖、テイクアウトを希望したソルジャー夫妻。
けれど効果は小正月に限定とあって、早くヤらねばと帰って行って…。

キース 「あれが効くとは、正直、俺にも信じられないが…」
ブルー 「思い込みだろうね、あの二人のね!」

聖書もいいように曲解したから、と生徒会長がバッサリと。

ブルー 「どう間違えたら、十字架のキリストがエロいんだか…」
シロエ 「それじゃ、粥杖が効くというのも勘違いですか?」
キース 「鰯の頭も信心から、と言うくらいだしな」
ブルー 「効くと信じて作ったんだし、効くんだよ、きっと」

あの二人だけに限定で、と吐き捨てるように。

ブルー 「喜んで叩きまくった挙句に、自慢のお尻が壊れると見たね」
ジョミー「それでいいわけ?」
ブルー 「いいんじゃないかな、ブルーだから」
キース 「俺たちに被害が来ないようなら、かまわんだろう」

尻が壊れようが、砕けていようが、と言い捨ててから日は経って…。

Aブルー「キース、この前はありがとう! 最高だったよ!」
キース 「また来たのか!?」
Aブルー「だって、御礼を言わなきゃね! 凄かったから!」

ぼくの積年の夢の一部が叶ったような…、と瞳がキラキラ。

Aブルー「お蔭で腰が立たなくなるまでヤッて貰えてさ!」
ブルー 「言わなくていいから!」
Aブルー「そう言わずに! ハーレイに毎日世話して貰って!」

本当に素敵な日々だったのだ、とウットリですけど。

シロエ 「…単に壊れただけじゃないんですか?」
Aブルー「ぼくは簡単には壊れないから、壊れたことが大切で!」

粥杖でお尻を叩いて貰った甲斐があった、とニコニコと。

Aブルー「やっぱりスッポンタケは効くねえ、キースの直弟子!」
キース 「待て、そうなるのか!?」
Aブルー「当たり前だよ、これからもよろしく!」
キース 「俺としては縁を切りたいんだが!」

もう嫌だ、というキース君の絶叫。
御縁が続いてゆきそうですけど、中継終了~。

2016/01/31 (Sun)





拍手[0回]

PR
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新CM
[06/12 みゆ]
[06/12 Qちゃん]
[06/09 みゆ]
[06/09 Qちゃん]
[05/15 みゆ]
最新TB
プロフィール
HN:
みゆ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
カウンター
アクセス解析