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シャングリラ学園つれづれ語り

ジョミー君にヒタヒタと忍び寄って来る坊主宣言の危機と、濃い目の甘酒。
最初に貰った湯呑みの中身は普通の甘酒なんですが…。

ブルー 「とにかく、それを空にしたまえ。湯呑みは再利用しないとね」
キース 「そうだな、飲む人間は同じなんだ。湯呑みを洗って頂く訳には…」
お坊さん「いえ、私どもはお役目ですので」
ブルー 「そんなわけにはいかないよ。お客さんが大勢おいでだし」

飲む、飲まないで揉めている間にも一般の人たちがお接待を受けています。
お坊さんたちは話をしつつも手は休めずにお仕事中。

サム  「さっさと飲めよ。でないとますます失礼になるぞ」
ジョミー「で、でも…。これを飲んだら濃いヤツが…」
ブルー 「君がしっかり理性を保てば大丈夫だと思うけどねえ?」
キース 「ああ。酒は飲んでも飲まれるな、と大学でも散々教えられた」
シロエ 「飲んでなくても坊主宣言しそうになったじゃないですか」
スウェナ「そうよ、素面でも酔っても結果は大して変わりゃしないわ」
サム  「七福神に願掛け中だろ? 効き目があったら無問題だぜ」
ジョミー「わ、分かったよ! 飲めばいいんだろ、飲めば!」

クイッと一気に甘酒を飲み干すジョミー君。
空になった湯呑みを生徒会長が指差して。

ブルー 「空いたようだし、濃いのを一杯。一杯と言わず何杯でも」
お坊さん「かしこまりました。お味の方は保証しますよ」
ブルー 「ぼくにも一杯、頂けるかな? 最高の酒粕なら美味しそうだ」
お坊さん「どうぞ、どうぞ」

大鍋の底から掬われた甘酒、とても良い匂いがしております。
早速飲んだ生徒会長は御満悦。

ブルー 「うん、いいね。ジョミー、遠慮しないで頂きたまえ」
ジョミー「う、うう…。要は酔わなきゃいいんだよね」

恐る恐る飲んだジョミー君ですが、思いのほか口当たりが良かったらしく。
見る間に空になった湯呑みに、お坊さんがすかさず追加の一杯。
「酒は飲んでも飲まれるな」。
この教訓は生かされるのか…?

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