拍手ありがとうございました!
お寺に来たら精進料理。
七福神巡りで訪れた最後の塔頭は、名物料理が湯豆腐だそうでございます。
ジョミー君も大賛成とあって、お昼は此処で。
ブルー 「寒い日は鍋に限るよね。湯豆腐が鍋かどうかは微妙だけどさ」
キース 「鍋…なんじゃないか? 最初から机に乗ってるんだし」
シロエ 「ですよね、料理よりも先に炭火が来ましたもんね」
ぶるぅ 「湯豆腐で炭火は珍しいんだよ。お豆腐もいいのを使ってるし!」
だから大好き、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
炭火の上に置かれた鍋ではお豆腐がグツグツ煮えております。
お料理の方は精進とはいえ、天麩羅は揚げたて、炊き合わせも熱々。
ジョミー「なんか幸せな気分になるよね、雪を見ながら湯豆腐ってさ」
ブルー 「お願い事も出来たしね。頑張ってお参りしたんだ、きっと叶うよ」
ジョミー「そうこなくっちゃ! あ、この後はどうするの?」
ブルー 「恵方巻も豆まきも夜のものだし、ぼくの家に遊びに来ないかい?」
サム 「行く、行く! 俺は喜んで行くぜ」
キース 「この雪だしな…。そうさせて貰えると有難い。風邪は困るんだ」
お坊さんの毎日は読経がつきもの。
風邪を引いて喉をやられると非常に苦労するのだそうで…。
ブルー 「じゃあ、食べ終えたらぼくの家だね。帰りは直行便といこうか」
ぶるぅ 「人は多いけど、境内の奥には行かないもんね」
そこからパパッと瞬間移動、と帰りのルートも決まりました。
湯豆腐で温まった後は福笹を手に境内を歩き、観光客も来ない奥の方へと。
ブルー 「ここまで来れば大丈夫。飛ぶよ、ぶるぅ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪」
アッと言う間に生徒会長の家に到着です。
暖房の効いたリビングに座り、外の雪など眺めながら。
キース 「いいお参りが出来て良かった。俺も精進しないとな」
ブルー 「ジョミーには負けていられないって? もう寝てるけどね」
酔っ払った上にお腹も一杯、ジョミー君は幸せ気分で爆睡中。
目が覚めるのは夕方かな?
