☆コアラのお寺で
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行で、コアラの国でグルメに観光。
そういう計画で突っ走ったら、キース君の命が無いオチで…。
キース 「た、頼む、考え直してくれ! 俺のためにも!」
Aブルー「君のためなら、アドス和尚が卒塔婆を書いてくれる筈!」
サム 「お盆まで待てよな、忘れずに頼んでやるからよ」
スウェナ「私たちだってカンパするわよ、卒塔婆のお金くらいなら」
みんなで分ければ卒塔婆くらい、とスウェナちゃんまで。
スウェナ「そんなに高くはないでしょ、卒塔婆」
サム 「けっこうするぜ、デカイのはよ…。でも、キースだしよ…」
シロエ 「他人ってわけじゃないんですから、奮発しましょう!」
マツカ 「足りなかったら、残りはぼくが出しますから」
Aブルー「はい、決まり! キースはお盆に卒塔婆ってことで!」
アドス和尚に殺されて来て、とバッサリと。
Aブルー「コアラが沢山いそうなお寺は探せるかな?」
ブルー 「出来ると思うよ、ぼくに任せてくれればね」
シロエ 「いいんですか、会長?」
銀青様だとバレませんか、とシロエ君が心配してますけれど。
ブルー 「平気だってば、璃慕恩院の老師に頼むから」
キース 「璃慕恩院だと!?」
ブルー 「どうせだったら、ぼくたちの宗派のお寺がいいしね」
老師の顔なら待遇も最高、とニコニコニッコリ。
ブルー 「ぼくの名前は出さないでくれ、でオッケーだから!」
サム 「いいよな、それ! スッポンタケも喜ぶぜ!」
シロエ 「馴染みのお寺がいいでしょうしね、他所の国でも」
サム 「他の宗派だと、お経も丸ごと変わっちまうしよ…」
南無阿弥陀仏のお寺が一番だぜ、とサム君も。
サム 「その代わり、足がつくのも早いんじゃねえの?」
シロエ 「ピンと来る人が多いでしょうしね、同じ宗派だと」
キース 「俺の立場はどうなるんだ!」
Aブルー「大丈夫!」
お盆の卒塔婆は確定だから、と言われましても。
それって立派な死亡フラグですよ?
2016/03/16 (Wed)
☆お盆もコアラで
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行へ、コアラが沢山いるお寺まで。
璃慕恩院の系列のお寺をチョイスで、キース君の死亡は確定で…。
キース 「そ、卒塔婆だけ書いて貰ってもだな…!」
サム 「無縁仏よりかはマシじゃねえかよ、卒塔婆だぜ、卒塔婆」
ブルー 「お盆の度に書かされてたけど、今度は書いて貰える方で…」
もう最高の待遇じゃないか、と生徒会長もお勧めの卒塔婆。
ブルー 「いくらなんでも、自分の卒塔婆は書けないからねえ…」
サム 「アドス和尚が書いてくれるぜ、立派なのをよ」
シロエ 「キース先輩はどうなるんでしょうね、お盆の頃には」
サム 「座敷牢でねえの?」
二度と外には出せねえからよ、と怖すぎる台詞。
サム 「元老寺に恥をかかせたわけだし、幽閉だぜ、多分」
シロエ 「もう学校にも来られないというわけですか…」
ブルー 「そうなるだろうね、そしていいようにコキ使われる、と」
今年のお盆の卒塔婆を全部一人で書かされるとか…、と合掌を。
ブルー 「キースの分の卒塔婆以外は、まるっと全部で」
サム 「そんなトコでねえの、対外的には消されちまってよ…」
Aブルー「いいんじゃないかな、お盆もコアラの国に頼むから」
シロエ 「お盆もですか! 夏だとスキーが出来そうですね!」
ジョミー「だよね、季節が反対だしね!」
真夏のスキーやスノボもいいかも、と乗り気な面々。
サム 「キースの存在が消えてるんだし、俺たちもフリーで…」
ジョミー「棚経、関係ないもんねえ!」
マツカ 「それじゃ、お盆もコアラの国でいいですか?」
一同 「「「賛成!」」」
そっちに行こう、と大盛り上がり。
シロエ 「今年の夏休みが楽しみですよ!」
Aブルー「戒名はガッチリ握っているから、お盆もオッケー!」
キース 「ま、待ってくれ、本気で俺を殺すつもりか?」
Aブルー「君の命までは知らないねえ…」
コアラの国が待っているから、と突き放し。
キース君、卒塔婆ED…?
2016/03/17 (Thu)
☆コアラが嫌なら
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行で、お盆も同じくコアラの国へ。
そういう計画で盛り上がる中、キース君だけが卒塔婆な流れ。
キース 「ど、どうすればいいんだ、俺が助かるには…!」
サム 「お念仏しかねえんじゃねえの? お浄土行きのお約束だし」
ブルー 「毎日きちんと唱えていればさ、極楽往生間違いなしで…」
真っ直ぐお浄土に旅立ちたまえ、と銀青様の有難いお言葉。
ブルー 「お盆には、ぼくも心をこめて供養するから」
キース 「その前に、俺を助けてくれ!」
サム 「自分でなんとかするしかねえだろ、プロなんだしよ」
自分の命も救ってなんぼ、と誰も出さない助け舟。
サム 「弟子を見捨てた所で命が終わってたんだぜ」
シロエ 「恐ろしいですねえ、スッポンタケの祟りですか…」
Aブルー「ぼくたちには無関係だから! ちゃんと拝めば!」
シロエ 「もちろんです! だって、コアラもつくんですから!」
それにグルメに観光に…、と尽きない魅力なコアラの国。
シロエ 「お盆にウィンタースポーツも出来るんですしね」
サム 「最高だよなあ、コアラ万歳だぜ!」
キース 「俺は嬉しくないんだが!」
Aブルー「凄い法要をしてくれるんなら、考えたっていいけどね?」
コアラの国にも負けないヤツを、という提案。
Aブルー「スッポンタケが漲るような法要とかね!」
キース 「それはどういう法要なんだ?」
Aブルー「うんとド派手に! 入場の時はBGM付きで!」
一同 「「「BGM!?」」」
ついでに誰が入場するのだ、と誰もが顔を見合わせることに。
シロエ 「…やっぱりキース先輩でしょうか?」
サム 「それしかねえよな、法要だしよ…」
キース 「一つ訊いていいか?」
入場するのは何なんだ、という質問。
キース 「俺のことかと思うんだが…」
Aブルー「同伴出勤を希望なんだよ!」
一同 「「「同伴出勤?」」」
なんじゃそりゃ、としか言えない状況。
BGMに同伴出勤…?
2016/03/18 (Fri)
☆同伴出勤を希望
春のお彼岸はスッポンタケの法要旅行を希望な面々。
行き先はコアラの国ですけれども、それをやったらキース君がピンチ。
キース 「同伴出勤というのは何だ?」
Aブルー「知らないかなあ、こっちの世界の習慣だろう?」
一同 「「「習慣?」」」
Aブルー「そう! 開店の前にお客様と会って、一緒に出勤!」
ホストにホステス、他にも色々…、という説明。
Aブルー「そんな感じで、キースにも同伴出勤して欲しいんだよ!」
キース 「…俺にそういう店に行けと?」
Aブルー「違うよ、今は法要の話をしてるんだから!」
同伴するのはスッポンタケだ、と指をビシィ! と。
Aブルー「法要の主役を連れて入場してくれないかな、会場へ!」
キース 「今の季節は、スッポンタケは出ていないんだが!」
Aブルー「だけど、位牌があるだろう? いつも作って貰ってるし!」
白木のアレで充分だから、とニコニコニコ。
Aブルー「こう、恭しくスッポンタケを同伴で! BGMつきで!」
キース 「…会場にお経を流せと言うのか?」
Aブルー「そんな抹香臭いのじゃなくて、景気のいいヤツ!」
キース 「行進曲とか、そっち系のか?」
Aブルー「ううん、ただの曲ではスッポンタケが漲らないから!」
とっておきの曲があるんだから、と乗り出す膝。
Aブルー「兄貴のテーマでお願いするよ!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「先月、ぼくが貰ってただろう! DVDを!」
節分の七福神巡りに行く時に…、と満面の笑顔。
Aブルー「公爵も贔屓のAV監督、あの人のヒット曲で是非!」
キース 「ひ、ヒット曲…?」
Aブルー「知る人ぞ知る名曲だってさ、ノルディに訊いたら!」
兄貴がガンガン攻める時に鳴り響く曲なのだ、とグッと拳を。
Aブルー「奥の奥までズンズン行こう、といった感じで!」
キース 「俺にその曲で入場しろと?」
Aブルー「そうだけど?」
スッポンタケと同伴出勤、BGMは兄貴のテーマ。
酷すぎませんか…?
2016/03/19 (Sat)
☆いよいよお中日
春のお彼岸はコアラの国までスッポンタケの法要旅行に。
それが嫌ならキース君が法要、同伴出勤な上にBGMが兄貴のテーマ。
キース 「それを断ったらどうなるんだ?」
Aブルー「もちろん、コアラの国に行くんだよ! 君も一緒に!」
そして色々ヤバイことに…、とソルジャーの冷たい微笑み。
Aブルー「アドス和尚に消されるらしいね、この世界から」
サム 「それ、確定だと思うぜ、俺も。お盆はキースの卒塔婆でよ」
シロエ 「キース先輩、立派に成仏して下さいね」
お浄土は二つもあるそうですし、と指差す西と東と。
シロエ 「好きな方へ往生して下さい。卒塔婆は頼んであげますから」
キース 「俺は死にたくないんだが!」
Aブルー「じゃあ、法要! 同伴出勤で、兄貴のテーマをBGMに!」
ブルー 「やるんだったら、ぼくの家を会場に貸すけどね?」
Aブルー「待ってました!」
それでこそだよ、とコアラの国はブン投げた様子。
Aブルー「兄貴のテーマを持って来なくちゃ、大事なCD!」
一同 「「「CD!?」」」
そんな代物のCDがあるのか、と誰もがビックリ。
Aブルー「それがあるんだな、兄貴シリーズは人気だから!」
キース 「…死ぬよりはマシだろうからな…」
その法要を引き受けよう、と決めた覚悟で、日は経ちまして。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい! 今日はお彼岸!」
ブルー 「正確に言うならお中日だね、絶好の法要日和だよ」
シロエ 「…惜しかったです…。本当だったら、今頃は…」
ジョミー「コアラの国でさ、観光でグルメでバカンスだよね…」
どうして普通にこうなるんだろう、と誰もが零す溜息。
サム 「それで、キースはまだなのかよ?」
ブルー 「お中日だし、アドス和尚の手前もあるから…」
Aブルー「ちょっと遅れるのは仕方ないよね、お寺が優先!」
キース 「すまん、遅くなった」
しかし、なんとか抜けて来られた、と法衣が入った鞄を持参。
着替えが済んだら法要ですね?
2016/03/20 (Sun)
☆BGMは兄貴で
やって来ました春のお彼岸、お中日は生徒会長の家で法要ですけど。
法衣を持参で来たキース君の任務、それがスッポンタケとの同伴出勤。
Aブルー「スッポンタケの位牌は作ってくれたんだろうね?」
キース 「もちろんだ。同伴出勤するというのが約束だからな」
法衣に着替えたら、位牌を持参で入場する、と悲壮な決意。
キース 「いつもの和室で良かったんだな、会場は?」
ブルー 「そうだよ、サムが色々と準備してくれたから」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お膳はぼくが作ったんだよ、精進料理!」
Aブルー「持つべきものは友達だよねえ、お蔭で立派な法要が…」
ちゃんとCDも持って来たし、とニコニコと。
シロエ 「兄貴のテーマとかいうヤツですか?」
Aブルー「そうなんだよ! 兄貴シリーズのBGMが満載で!」
キース 「…兄貴のテーマだけではないのか?」
Aブルー「そんなCDだと売れないよ! テーマだけじゃあ!」
色々と入っているんだから、と用意してあるCDデッキ。
Aブルー「入場の時は兄貴のテーマで、法要の間もBGMをね!」
キース 「なんだって!?」
Aブルー「前に聞いたよ、お経は音楽と相性が最高だと!」
南無阿弥陀仏の宗派は8ビートだっけ、とイヤンな台詞が。
Aブルー「兄貴シリーズのBGMとも、きっと重なる所がある筈!」
キース 「読経の間中、それを流すと?」
Aブルー「文句があるなら、コアラの国まで引越すけれど?」
瞬間移動でパパッと移動で、とソルジャーの脅し。
Aブルー「院殿号の仏様だし、位牌も用意してあるし!」
サム 「あー…。坊主もキースを持ち込みってことかよ」
Aブルー「いける筈だよ、お坊さん便もある時代だろう?」
ネット通販でお坊さんを手配できると聞いたけど、という話。
キース 「その話なら、仏教会から苦情が出たが…」
Aブルー「ぼくは、そんなの関係無いから!」
兄貴シリーズのBGMが使えないなら引越しだとか。
後が無さそうな感じですね?
2016/03/21 (Mon)
☆ドタキャンでコアラ
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君の任務は同伴出勤。
入場の時はBGMに兄貴のテーマだ、と言っていたのがエスカレート。
Aブルー「法要の間は兄貴シリーズのBGM! これは絶対!」
シロエ 「駄目な場合はコアラの国へ行くわけですね?」
スウェナ「あそこって確か、時差が無いんじゃないかしら?」
ブルー 「多分ね、今はサマータイムでもないだろうから」
Aブルー「丁度いいじゃないか!」
キースを持ち込み出来るお寺を探そう、とソルジャー、乗り気。
Aブルー「南無阿弥陀仏のお寺でなくても、コアラがいればね!」
サム 「キースの人生、そこで終わりになるのかよ?」
Aブルー「ぼくはどうでもいいからね!」
お坊さん便とか仏教会と一緒で、まるで無関係、と手をヒラヒラ。
Aブルー「スッポンタケの法要が出来ればいいんだよ!」
シロエ 「BGMはどうするんですか?」
Aブルー「コアラの国でも同じことだよ、此処まで来たら!」
当日になってキャンセルするなら全額だろう、と妙な理屈が。
Aブルー「それと同じで、今更何処へ引越ししたって、BGM!」
サム 「だったらキースはババじゃねえかよ、いろんな意味で」
Aブルー「依頼を断る方が悪いよ、この場合は!」
シロエ 「言われてみれば、そうですねえ…」
キース先輩が一人で騒いでいるんですから、と冷たい視線。
シロエ 「これじゃ法要も始められませんし、引越しませんか?」
ジョミー「悪くないよね、今からだって!」
サム 「時差がねえのはポイント高いぜ、何をするにしても」
Aブルー「まずは法要、それからグルメと観光だよ!」
コアラの国を楽しもう! と突き上げる拳。
Aブルー「キースは向こうで着替えればいいよ、急ぐから!」
シロエ 「早く行かなきゃ損ですよね!」
キース 「ま、待ってくれ…!」
Aブルー「兄貴シリーズのBGMで法要をやってくれると?」
そういうことなら考えよう、と尊大な態度。
さて、法要の会場は…?
2016/03/22 (Tue)
☆やっぱりコアラで
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMは兄貴シリーズのCDで。
それが駄目ならコアラの国だと言うのがソルジャー、引越しあるのみ。
Aブルー「今から3分待ってあげるから、法要の場所を決めたまえ」
キース 「さ、3分で…?」
Aブルー「充分だろうと思うけどねえ、カップ麺だって作れる時間!」
此処でやるのか、コアラの国か…、と迫るソルジャー。
Aブルー「時間切れだと、自動的にコアラの国になるから!」
シロエ 「パパッと瞬間移動ですね?」
Aブルー「楽勝だからね、その程度はね!」
同じ星の上で移動するなら、大人数でも問題無し! と。
Aブルー「お供え物とかを持って行かなきゃいけないから…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お膳は、ぼくが持ってく!」
サム 「だったら、俺はこの辺のを持つことにするぜ」
ジョミー「ぼくはコレかな、えっと、他のは…」
シロエ 「任せて下さい、ぼくも持ちますよ。マツカ先輩も」
マツカ 「花も持った方がいいんでしょうねえ…」
ブルー 「そうだね、スッポンタケも馴染みの花が嬉しいだろうし…」
こっちだったら菊とかだけど…、と生徒会長が眺める花瓶。
ブルー 「コアラの国だとプロテアだとかのブッ飛んだヤツに…」
スウェナ「そんな感じよね、菊と言われたら菊かしら、アレ」
シロエ 「どうなんでしょう…。肉厚ですよ?」
マツカ 「この国の花とは違いますしね、花も運びましょう」
検疫破りになりますけれど、と持って行くらしい花瓶の花たち。
キース 「お前たち、あっちに行くつもりなのか…!」
ジョミー「コアラの国の方がいいもんね?」
シロエ 「普通は、そっちを取りますよ」
Aブルー「用意はいいかな、あと1分と少しだけれど」
一同 「「「準備オッケー!」」」
さあ行こう、と法要丸ごと引越しな感じ。
キース 「待ってくれ…!」
Aブルー「BGMを流す覚悟が決まったのかい?」
残り時間はあと30秒、と出発、秒読み。
コアラの国で法要ですか…?
2016/03/23 (Wed)
☆此処でやります
春のお彼岸は兄貴シリーズのBGMで、スッポンタケの法要を。
キース君が嫌だと言った場合はコアラの国へと引越し、もはや秒読み。
Aブルー「残り20秒! カウントダウン開始!」
一同 「「「オッケー!」」」
行くぞ、とコアラの国に向かって始まるカウントダウン。
ジョミー「19!」
シロエ 「18!」
サム 「17!」
順調にカウントダウン進行、残り10秒ですけれど。
キース 「引き受ける!」
シロエ 「えっと…?」
Aブルー「やってくれると? 兄貴シリーズのBGMで法要を?」
キース 「それと同伴出勤だったな、コアラの国に行くよりマシだ!」
行っても結果は同じだからな、と腹を括った副住職。
キース 「その上、坊主持ち込みもセットで院殿号の法要がバレる!」
サム 「そうなると思うぜ、コアラと坊さんあるあるで」
シロエ 「ぼくなら絶対、呟きますしね、そのハッシュタグで」
スウェナ「そしてリツイートの嵐になるのね、拡散希望って」
ブルー 「何処のお寺の坊主だったか、普通は知りたくなるからね」
まず間違いなく拡散コースで、その日の内に特定だろう、と。
ブルー 「法要の後でグルメと観光、それで元老寺に帰ったら…」
サム 「アドス和尚が立ってるんだぜ、山門に怒りMAXでよ…」
もう確実に死亡なコース、とサム君が唱えるお念仏。
サム 「そっちの線は防げたんだし、頑張れよな。今日の法要」
シロエ 「残念です。コアラの国に行けそうだったのに…」
スウェナ「またの機会ってことでいいわよ、いつか行けるわ」
ジョミー「だよねえ、キースが墓穴を掘ったら卒塔婆なんだし…」
きっとコアラの国だって、と夢は大きく果てしなく。
ジョミー「真冬のお盆に期待しようよ、みんなでさ」
Aブルー「それもいいねえ、スッポンタケも旅をしたいだろうから」
キース 「勝手に話を進めるな!」
Aブルー「じゃあ、法要!」
着替えて来い! と廊下へ蹴り出し。
同伴出勤、秒読みですね?
2016/03/24 (Thu)
☆絶賛リリース中
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMには兄貴シリーズのCDを。
ついに引き受けたのがキース君、法衣に着替えに行きましたけれど。
Aブルー「楽しみだねえ、同伴出勤! きっと最高の法要になるよ!」
シロエ 「キース先輩が位牌を持って入場ですよね?」
Aブルー「そうだよ、スッポンタケの位牌をね!」
BGMには兄貴のテーマ、とソルジャーが用意しているCDデッキ。
Aブルー「兄貴がガンガン攻める時には、この曲だからさ…」
シロエ 「ぼくたちには理解不能ですけど?」
Aブルー「分かってるってば、18歳未満お断りのDVDだし!」
兄貴シリーズは良かったけれど、とニコニコと。
Aブルー「公爵が贔屓にするのも分かるよ、あの監督を!」
サム 「イロモノだって言ってたぜ、兄貴シリーズ」
Aブルー「そこがまた素敵な所でねえ…! 流石ヒット作!」
ぼくのハーレイが漲りまくりで…、と瞳がキラキラ。
Aブルー「奥の奥までガンガンいくぞ、って兄貴のテーマで…」
シロエ 「待って下さい、そのBGMは現役なんですか?」
Aブルー「現役も何も、兄貴シリーズは続編、請う御期待だよ?」
都合で出ようかと思うくらいに、新作のリリース予定が、と。
Aブルー「だから現役だね、兄貴のテーマもBGMも!」
シロエ 「いえ、そうじゃなくて…。現役で使用中ですか、と…」
Aブルー「使われてるって言ってるじゃないか、まだ出るんだから!」
月イチくらいでリリースらしいよ、とチェック済みらしく。
Aブルー「今月の新作はゲットしたしさ、来月も買うし!」
シロエ 「DVDの方じゃなくって、CDですよ!」
Aブルー「絶賛発売中だけど?」
隠れたヒット商品なんだよ、と満面の笑顔。
Aブルー「ぼくたちのように使いたい人も多いから!」
シロエ 「…法要のBGM用にってことはないですよね、それ?」
Aブルー「当然じゃないか!」
そんな抹香臭いシーンに使うわけが…、と言ってますけど。
じゃあ、何に…?
2016/03/25 (Fri)
☆現役なBGM
春のお彼岸にスッポンタケの法要、BGMは兄貴シリーズのCDから。
ソルジャー曰く、隠れたヒット商品だとかで、使用する人も多いとか。
シロエ 「抹香臭いシーンに使わないなら、いつ使うんです…?」
Aブルー「決まってるじゃないか、モノは兄貴のテーマとかだよ?」
そういう場面で流すものだ、と自信に溢れたソルジャーの顔。
Aブルー「兄貴がガンガン攻める時には、兄貴のテーマ!」
シロエ 「じゃ、じゃあ、やっぱり現役のBGMですか…?」
サム 「なんだよ、現役っていうのはよ?」
シロエ 「使用中です、って意味の現役ですよ!」
聴いて楽しむだけじゃなくって…、とガクブルと。
シロエ 「本気で使っているわけですか、そのBGM…?」
Aブルー「もちろんだよ! ぼくのハーレイが青の間に来たら…」
一同 「「「…来たら…?」」」
Aブルー「スロープを上がってくる時は兄貴のテーマ!」
それでベッドに入場なのだ、と恐ろしすぎる発言が。
Aブルー「奥の奥までズンズン行こう、と脱いで押し倒して!」
一同 「「「うわー…」」」
エライ曲だ、と一同、顔面蒼白。
シロエ 「そ、そんな曲でキース先輩に入場しろと…?」
Aブルー「キースじゃなくてスッポンタケだよ、入場するのは!」
漲りながらの登場なのだ、とグッと拳を。
Aブルー「兄貴のテーマで入場したら、BGMつきの法要で!」
シロエ 「…そのBGM、いつも使ってるんですね…?」
Aブルー「シチュエーションに合わせて使い分けてるよ!」
CDには色々入ってるから、と得意満面。
Aブルー「エッチな兄貴に鬼畜な兄貴に、他にも色々!」
シロエ 「それを本気で流すんですか?」
Aブルー「名曲だからね!」
そろそろかな、と扉の方へ視線を。
Aブルー「よし、やって来た! スッポンタケの位牌を持って!」
一同 「「「ひいいっ!」」」
Aブルー「法要開始!」
ぽちっと押された再生ボタン。
高らかなファンファーレが兄貴のテーマ…。
2016/03/26 (Sat)
☆BGMは兄貴
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMには兄貴シリーズのCDを。
高らかなファンファーレが兄貴のテーマで、キース君の登場で。
キース 「不本意ながら同伴出勤してやったぞ!」
Aブルー「待ってましたぁ! スッポンタケも漲ってるよ!」
奥の奥までズンズン行くぞ、って兄貴が攻めるBGMで、と。
Aブルー「さあ、スッポンタケも奥の奥まで! そこの祭壇に!」
キース 「分かっているが…。うるさい曲だな、兄貴のテーマは」
Aブルー「失礼だねえ! ビートが効いてる名曲だよ、これは!」
ズンズン響くのが名曲の証拠、という言葉通りにズンズンズンな曲。
Aブルー「とにかく法要をしてくれないかな、スッポンタケの!」
キース 「こんな調子でズンズンな曲が続くのか?」
Aブルー「ズンズン鳴るのが好きなんだったら、いいのがあるけど?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「兄貴のズンドコ節ってヤツがね!」
奥の奥までズンズン、ズンドコ、そういう歌詞がついているとか。
シロエ 「か、歌詞って…。歌もアリですか!?」
Aブルー「兄貴シリーズはヒット作だよ、いろんな曲があるんだよ!」
キース 「ズンドコ節も流すつもりなのか!?」
Aブルー「法要の間は流しっ放しになるわけだしさ、エンドレスで!」
ズンドコ節だって回ってくるのが当然だろう、と偉そうな顔。
Aブルー「ズンズンドッコン、ズッコン、ズコズコって歌うんだけど」
キース 「それに負けずに読経しろと?」
Aブルー「いいから、さっさと! じきにエッチな兄貴も来るし!」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「そういう曲だよ、兄貴のテーマが終わったらね!」
エッチな兄貴って曲が来るから、という説明。
Aブルー「エロい曲だし、法要にピッタリ!」
キース 「ズンドコ節は迷惑なんだが!」
Aブルー「だったら、コアラの国に引越し!」
キース 「そ、それは…」
困る、と青ざめる副住職。
法要をするしかなさそうですけど、エッチな兄貴って…?
2016/03/27 (Sun)
☆エッチな兄貴
春のお彼岸はスッポンタケの法要、高らかに流れる兄貴のテーマ。
もうすぐエッチな兄貴な曲が来るとか、嫌ならコアラの国にお引越し。
Aブルー「兄貴のテーマが終わらない内に、法要をしてよ!」
キース 「わ、分かった…」
コアラの国でもBGMは追って来るんだからな、と座布団に正座。
キース 「願我~身浄~如香炉~…」
Aブルー「うんうん、いいねえ…! もうすぐエッチな兄貴がね!」
シロエ 「…それもBGMですか?」
Aブルー「もちろんだけど、エッチな兄貴はダテじゃないから!」
お楽しみに、と言われましても。
サム 「ちょっと想像つかねえぜ、それ…」
スウェナ「兄貴のテーマは終わりみたいね、そういう感じよ」
ジョミー「ズンズンが遠ざかってるよね?」
Aブルー「分かってくれた? 奥の奥まで行ったら、じっくり!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ヌカロクの世界で、うんとエッチに!」
楽しもうという趣旨でエッチな兄貴に…、という話。
キース 「無上~甚深、微妙法~…」
Aブルー「うわあ、最高! ジンジン言ってる!」
サム 「あ、あれはお経の決まり文句っていうヤツでよ…!」
効果音じゃねえんだから、と慌てふためく僧籍な一名。
サム 「罰当たりなことを言うんじゃねえぜ!」
Aブルー「でもさ、BGMとの相性がさ…。ほらね!」
一同 「「「………」」」
ズンズンという音が去って行った後、ジンジンな響き。
シロエ 「…なんですか、これ?」
Aブルー「エッチな兄貴のイントロだよ!」
キース 「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏…」
Aブルー「これと合うかな、エッチな兄貴…」
でもまあ、エッチな兄貴だから、と視線をCDデッキへ。
Aブルー「どんなお経でも、兄貴にかかれば、この通り!」
シロエ 「…なんだかクニャクニャした曲ですけど?」
Aブルー「そりゃあ、エッチな兄貴だからね!」
お触りタイムも、これでオッケー! と突き上げる拳。
エッチな兄貴が何をすると?
2016/03/28 (Mon)
☆兄貴が纏めて
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMはエッチな兄貴でジンジン。
おまけにクニャクニャした感じの曲、お触りタイムもOKとかで。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「うん、いい感じにハモッて来たねえ、エッチな兄貴が!」
もう仏様を触りまくりで、と妙な台詞が。
一同 「「「仏様?」」」
Aブルー「そうだよ、阿弥陀様は背中にアレを背負っている筈で!」
シロエ 「…アレって、何です?」
Aブルー「ほら、超特大のスッポンタケ! 仏様の背中!」
前にキースがそういう形の紙を撒いたよ、とニコニコと。
Aブルー「なんだったっけか、紙で出来てる花びらのことで…」
サム 「散華かよ?」
Aブルー「そう、それ、それ! アレの形がモロにスッポンタケ!」
仏様は背中に背負ってるよね、と光背のことを言っているらしく。
Aブルー「エッチな兄貴が阿弥陀様の背中のスッポンタケをね!」
シロエ 「ど、どうするんですか?」
Aブルー「触って、しゃぶって、他にも色々!」
だってエッチな兄貴なんだし、とBGMはクニャクニャ、ジンジン。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
Aブルー「いいねえ、エッチな兄貴が触って漲るスッポンタケ!」
シロエ 「スッポンタケは位牌の方だと思いますけど?」
Aブルー「エッチな兄貴はオールマイティー! どんな時でも!」
どんなシチュエーションでもエッチな兄貴、と溢れる自信。
Aブルー「阿弥陀様の背中も、位牌の方も、兄貴が纏めて!」
一同 「「「…纏めて…?」」」
Aブルー「全部面倒見るってね! 奥の奥までズンズン行こうと!」
兄貴と一緒に奥までズンズン、と言い終わらない内にズン! と一発。
Aブルー「あっ、そろそろかな、ズンドコ節!」
一同 「「「ズンドコ節?」」」
Aブルー「言った筈だよ、兄貴のズンドコ節だよ!」
シロエ 「それですか?」
Aブルー「そう!」
ズンという音で始まるのだ、と解説が。
今度はどんなBGMが?
2016/03/29 (Tue)
☆兄貴のズンドコ節
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMは兄貴のズンドコ節へと。
ズンという重低音で始まるらしくて、どんな曲かと誰もがガクブルで。
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
サム 「頑張ってるよな、キース…。なんたって、後がねえからな」
シロエ 「此処で法要を放り出したら、確実にコアラの国ですしね…」
Aブルー「当然じゃないか、引き摺ってでもキースを連行するよ!」
コアラの国のお寺で法要の続き、と逃がす気は全く無い模様。
Aブルー「大事な春のお彼岸なんだよ、スッポンタケが漲るための!」
ブルー 「ぼくたちは巻き添えで、泣きたい気持ちなんだけど?」
Aブルー「いつも付き合ってくれてるじゃないか、法要の時は!」
それに君だって坊主なんだし、と鋭いツッコミ。
Aブルー「万一、キースが倒れた時には、君が代わりに!」
ブルー 「ぼくに読経をしろだって!? こんなBGMを流して!?」
Aブルー「いい曲じゃないか、ほら、始まるよ!」
これが兄貴のズンドコ節だ、と威張るソルジャー、ズン! という音。
Aブルー「此処からは兄貴が歌うんだよ!」
一同 「「「ひぃぃっ!!」」」
誰もが耳を塞ごうとする中、朗々と流れる兄貴な歌声。
Aブルー「ほらね、攻めるぞズンズン、ドコドコ!」
シロエ 「誰が歌ってるんですか!」
Aブルー「兄貴に決まっているだろう! 兄貴の中の兄貴だよ!」
兄貴シリーズでも一番人気なAV男優、その人が歌っているのだとか。
Aブルー「歌って踊れる兄貴なんだよ、だからプレイも最高で!」
一同 「「「プレイ?」」」
Aブルー「いろんな体位をこなしまくりで、テクニックだって!」
もう抜群の兄貴なのだ、とウットリと。
Aブルー「そんな兄貴のズンドコ節だよ、スッポンタケも漲るよ!」
サム 「ズンズンドコドコ歌う曲でかよ!?」
Aブルー「実証済みだよ、ぼくのハーレイで!」
曲に合わせてズンドコ抜き差し、と言ってますけど。
この歌でですか…?
2016/03/30 (Wed)
☆終わらないBGM
春のお彼岸はスッポンタケの法要、BGMに流れる兄貴のズンドコ節。
朗々と流れる兄貴の歌声、ソルジャーが言うには兄貴の中の兄貴。
Aブルー「ぼくのハーレイは、この曲でグンと漲るからねえ!」
シロエ 「こんな歌詞つきの曲でですか!?」
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
忍の一字で唱え続ける副住職を他所に、歌声の方はズンズンドコドコ。
Aブルー「歌詞つきってトコが、実はポイント高いんだよ!」
サム 「なんかオツムがイカれてねえか?」
スウェナ「神経がマトモじゃないと思うけど…。歌ってるのよ?」
誰かが思い切り変な歌を、という意見ですけど。
Aブルー「甘いね、ぼくの青の間には、覗きが出没するものだから!」
一同 「「「覗き?」」」
Aブルー「ぶるぅに決まっているだろう! 大人の時間が大好きで!」
何かと言えば覗きなのだ、とソルジャー、深い溜息を。
Aブルー「覗かれていると、ハーレイは意気消沈だから…」
ジョミー「この曲とどう関係があるわけ!?」
Aブルー「ズンドコ節が流れているとね、ぶるぅの姿が消えるんだよ」
一同 「「「へ?」」」
Aブルー「あんまり好きじゃないらしい。…ズンドコ節が」
あるいは兄貴の歌声かも…、と。
Aブルー「とにかく、ぶるぅは絶対に来ない! それでズンドコ!」
シロエ 「正気の沙汰とも思えませんよ!」
Aブルー「分かってないねえ、セックスは正気を失くしてなんぼ!」
そういう世界なんだから、と強調する間もズンズンドコドコ。
Aブルー「盛り上がって参りましたってね! 法要の方も!」
キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
ポクポク、ゴーンと響く鳴り物、ズンドコ節も絶好調。
Aブルー「奥の奥まで突っ込んで! もっとズンズン!」
シロエ 「まだ続くんですか?」
Aブルー「次はイケナイ兄貴だよ! その次の曲がイヤンな兄貴!」
ズンズン行こう、と勢いづいているソルジャー。
法要は続くようですけれども、中継終了~。
2016/03/31 (Thu)