お浄土ガイドのプロなんだし、とキース君が任されたソルジャー夫妻。
なんと元老寺の宿坊に宿泊希望で、食事は部屋食がいいのだそうで。
Aブルー「お金だったら払うから! 別料金でも、高くてもね!」
キース 「そ、そういう問題ではなくてだな…!」
Aブルー「精進料理しか出ないんだったら、仕出しもいいねえ…」
頼めば手配出来そうだけど、とニコニコと。
Aブルー「ほら、料理人ごと貸し出すサービスもあるらしいしさ!」
マツカ 「ありますね…。ぼくの家でも、たまにお願いしますよ」
大切なお客様のおもてなしにはプロの和食で、と御曹司。
マツカ 「海外からのお客様だと、とてもお喜びになりますし…」
Aブルー「あれはキッチンがあれば来てくれるんだよね?」
マツカ 「そうですね。頼めば器も全部持って来て下さいますから」
用意する物は何もありませんね、と流石のスキル。
マツカ 「お任せでいけば、出来上がった料理を食べるだけです」
Aブルー「こっちから注文も出来るのかい?」
マツカ 「ええ。この器でとか、こういう食材でとか…」
プロだけに応えてくれますよ、という答え。
マツカ 「献立も色々検討出来ます、早めに注文しておけば」
Aブルー「いいねえ、それじゃ極楽っぽい料理も頼めるんだね?」
マツカ 「法事用ではない…ですよね?」
Aブルー「極楽の蓮のイメージで頼みたいんだけれど…」
マツカ 「そういう注文もアリですよ」
料理人の腕の見せ所です、と御曹司トーク。
マツカ 「こだわりの注文に、どう応えるかで腕を問われますから…」
Aブルー「だったら、それでお願いしようかな?」
其処のキースに、と視線をチラリ。
Aブルー「部屋食で、ついでに仕出しなコースで!」
キース 「あんた、宿坊の厨房を貸し切るつもりか!?」
Aブルー「お金さえ払えばいいんだろう?」
キース 「し、しかしだな…!」
宿坊をやっているのは俺ではなくて…、とガクブルと。
元老寺の経営ですもんね?
※ちょこっと私語。
ご近所さんにフワリ揚がった鯉のぼり。田舎仕様のデカイのが。
降りそうな日にも出しているのが、地味に心配ですけれど。
「雨だったんで、お宅の洗濯物、入れときました」がOKな地域。
もしかしてアレも入れて貰えるのかな、雨が降ったら…?
※4月25日、ハレブル別館、更新しました!
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転生ネタの第133弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
タイトルは 『独りの朝食』 です、よろしくです~。