お浄土ガイドのプロなばかりに、キース君が担当するソルジャー夫妻。
元老寺の宿坊に宿泊希望で、プロの料理人を呼んで料理をさせるとか。
Aブルー「君が経営していなくてもさ、あそこは君の家だろう?」
キース 「俺は宿坊には住んでいないが!」
Aブルー「そんなことは百も承知だよ! でも元老寺は…」
君の家だよね、と容赦ない視線。
Aブルー「だから境内の宿坊だって! 君の家には違いないかと!」
キース 「そ、それは…。しかし、だからと言って…」
Aブルー「急には予約出来ないとでも?」
キース 「ま、まあ…。ああ見えても、ウチの宿坊は地味に人気で…」
予約が入っていない日は滅多に無い、と悪い顔色。
キース 「他のお客様にも迷惑になるし、厨房を貸すというヤツは…」
Aブルー「それは料理を作れなくなるという意味で?」
キース 「当然だろうが、宿坊の厨房はお客様用のヤツなんだ!」
Aブルー「なんだ、それなら心配ゼロだよ! ドンと任せて!」
他のお客様にも高級料亭の味を用意でいいだろう、と極上の笑み。
Aブルー「何人泊まるのか教えてくれれば、そっちの分も!」
シロエ 「もしかして、おごるわけですか!?」
Aブルー「そうだけど? もちろん、そっちも部屋食でね!」
最高の料理は部屋食でこそ、と妙なこだわり。
Aブルー「マツカ、配膳のプロも頼めるよね? その仕出し!」
マツカ 「もちろんです。お客様のご要望に応えてこそです」
Aブルー「ほら、部屋食の方も解決だよね!」
だから是非とも宿坊を…、と膝をズズイと。
Aブルー「ぼくとハーレイを泊めてくれればいいんだよ!」
キース 「あんたのやることが迷惑なんだが!」
Aブルー「食事の手配はプロがするから、大丈夫!」
キース 「狙いは別にあるんだろうが!」
Aブルー「そうだよ、イケナイことをしなくちゃ!」
キース 「宿坊を何だと思ってるんだ!」
御本尊様を舐めているのか、と睨んでますけど。
その御本尊様が阿弥陀様ですよ?
※ちょこっと私語。
キッチンに置かれた金属製のミニボウル。中にたっぷり入った液体。
濃い赤色でされど透明、お赤飯でも染めるつもりかと思ったら。
「アイスティーを冷ましてるんだけど」と、西洋茶道に凝る家族A。
別のポットは出したくないとか、それ、ビジュアルに難アリだから!
※ハレブル別館、更新しました!
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転生ネタの第133弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
タイトルは 『独りの朝食』 です、よろしくです~。
※ちょこっと予告。
ハレブル別館は今週木曜、4月28日の更新です!
転生ネタの第134弾です、よろしくお願いいたします~。