お浄土ガイドのプロなキース君、ソルジャー夫妻を引き受ける羽目に。
元老寺の宿坊に泊まりたいとかで、部屋食を希望だと我儘放題で。
Aブルー「ぼくがブルーのふりをすればさ、宿坊だって楽勝だよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 泊まっても何もしなくていいしね!」
お勤めの時だけ顔を出せば…、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
ぶるぅ 「それも座っているだけでいいし、楽チンだよ!」
Aブルー「えっと…。お勤めって?」
ブルー 「宿坊だからね、朝と夕方にはお勤めなんだよ、本堂で」
一般の人はスルーでいいけど、ぼくの場合は高僧だから、という解説。
ブルー 「アドス和尚だけじゃないしね、ぼくの正体を知ってる人は」
シロエ 「そういえば…。宿坊の職員さんも御存知ですよね」
ブルー 「大晦日には、毎年お世話になってるからね」
Aブルー「ちょ、ちょっと待ってよ! ぼくが君のふりをしたら…」
ブルー 「本堂に最高の席を用意して貰えるけれど?」
座ってるだけでいいんだけどね、とニコニコと。
ブルー 「三十分ほど正座してれば、それでオッケー!」
Aブルー「せ、正座って…。そのお勤めは必須なわけ?」
ブルー 「一般のお客さんなら、スルーしたって大丈夫だけど…」
キース 「銀青様のお越しとなったら、親父も大いに張り切るな」
まさか、あんただとは気が付くまい、とキース君もニヤリ。
キース 「是非、泊まってくれ! 手配するから」
シロエ 「ぼくも一緒に泊まりたいです、お願いします!」
サム 「おい、正気かよ? あんなのと泊まったら地獄だぜ?」
シロエ 「でもですね…。最高の部屋食がセットですよ?」
他のお客さんにもサービスだと言っていましたから…、と。
シロエ 「お勤めくらいは慣れてますしね、此処はグルメで!」
ジョミー「そっか、そういうことになるよね、同じ日に泊まれば!」
Aブルー「え、えっと…?」
朝晩のお勤めな上に、シロエも来るわけ、とソルジャー、丸い目。
さて、どうなる?
※ちょこっと私語。
前は絨毯があったダイニングの床。床暖房のお蔭でフローリングに。
それ以来、何故か増した気がする破壊力。何か落っことした時に。
家族全員が「まさか」と笑う中、本日、家族Aが落としたお煎餅。
見事に砕け散ったというオチ、絨毯の頃なら無事でしたけど?
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転生ネタの第134弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
タイトルは 『青いケシ』 です、よろしくです~。
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転生ネタの第135弾です、よろしくお願いいたします~。