キース君が住職の資格を持っている限りは、御縁が続くスッポンタケ。
辞めないのならば慰謝料を、と迫られる所へ来たのが助け舟で。
Aブルー「慰謝料を代わりに支払う以上は、お仏壇だって!」
キース 「し、しかし…! ウチの寺で仏壇を預かるとなると…」
Aブルー「何か問題でもあるのかい?」
キース 「檀家さんか、元老寺の墓地に墓があるというのが条件で…」
スッポンタケはどっちでもない、という話。
キース 「だから預かるのは無理なんだ!」
Aブルー「なんだ、それなら簡単だよ! この際、お墓も建てるから」
キース 「は、墓だって!?」
Aブルー「前から話が出ていたじゃないか、何回も!」
ぼくの記憶が確かならね、と爽やかな笑顔。
Aブルー「スッポンタケを漏れなく供養するなら、何だっけ…?」
サム 「供養塔かよ、墓とはちょっと違うけどよ…」
Aブルー「そう、それ、それ!」
供養塔だと費用も高いんだよね、とニッコリと。
Aブルー「悪い話じゃないと思うよ、元老寺にとっても」
サム 「だよなあ…。供養塔だと、管理費も高い筈だしよ…」
Aブルー「キース、其処の所はどうなんだい?」
キース 「た、確かに高いが…。供養塔だと場所も取るから…」
Aブルー「じゃあ、それで! 供養塔とかいうのをお願い!」
高いほど値打ちが出そうだからね、と嬉しそうな顔。
Aブルー「供養塔を建てれば、お仏壇も預かって貰えるだろう?」
キース 「そ、それは…」
サム 「供養塔コースなら、仏壇無しでもいけると思うぜ?」
Aブルー「本当かい?」
サム 「寺で毎日供養するのが基本になるしよ…」
専用の位牌を作る筈だぜ、と坊主な知識。
サム 「でもって、朝晩のお勤めの時には、こう、丁重に…」
Aブルー「キースが拝んでくれるわけ?」
サム 「アドス和尚も拝んでくれるぜ、本堂だから」
Aブルー「最高じゃないか!」
それでお願いしなくっちゃ、と突き上げる拳。
スッポンタケの供養塔…?
※ちょこっと私語。
アジサイの寄せ植えを頂いたんですけど、昨日は雨。
本物の雨もきっといいよね、と昨日はまるっと一日外へ。
今朝になって見たら萎れていたオチ、何事なのかと思ったら…。
ギュウギュウに植えすぎた花が遮る自然の恵み。ずぶ濡れで水切れ。
※ハレブル別館、更新しました!
←ハレブル別館は、こちらからv
転生ネタの第137弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
タイトルは 『金色の欠片』 です、よろしくです~。
※ちょこっと予告。
ハレブル別館は今週木曜、5月12日の更新です!
転生ネタの第138弾です、よろしくお願いいたします~。
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は来週月曜、5月16日の更新です!
よろしくお願いいたします~。