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豆まきの鬼役にされた教頭先生が着替える間に、豆と枡を配った生徒会長。
これからルールの説明だそうで…。
ブルー 「いいかい、豆が切れたら此処で補給を」
ぶるぅ 「沢山あるから持ってってね! 下手な鉄砲も……なんだっけ?」
ブルー 「数撃ちゃ当たる、だよ。最終目標はストリーキングだ」
全員 「「「はぁ?」」」
ブルー 「鬼の服にサイオンで細工がしてある。豆が当たると透けるのさ」
キース 「透けるだと? どういう意味だ!?」
ブルー 「そのまんまだけど? 透明になってしまうんだよ」
豆が当たれば鬼の衣装が透けてゆくという仕掛けだとか。
教頭先生の身体に比べて豆のサイズは小さいですから、ストリーキングが
目標な以上、凄い数の豆が要るわけで。
ブルー 「だから大量に用意した。鬼は外で福は内なんだ」
キース 「念のために聞くが、そのフクは衣装を指しているのか?」
ブルー 「ダジャレだよ。福は置いてって貰わないとね」
ぶるぅ 「鬼さんを追い出して福を貰うのが豆まきでしょ?」
キース 「そ、それはそうだが、何も本当に奪わなくても…」
ブルー 「見えなくなるっていうだけだから! 遊びだよ、遊び」
ぶるぅ 「パンツは強度が三倍だもんね」
シロエ 「なんですか、それは?」
ブルー 「虎の皮のパンツの部分は三度当てないと透けない仕組みさ」
頑張って三度ぶつけたまえ、と生徒会長。
そんなこととは夢にも思わぬ教頭先生、着替えを終えて戻って来て。
ハーレイ「後はこの面を被ればいいのか?」
ブルー 「そうなんだけど、紅白縞は脱いだだろうね?」
ハーレイ「う、うむ…。履いたままだとキツイようだし、不本意ながら…」
なにやら頼りない気がするが、と教頭先生は虎のパンツを見ておられます。
肉襦袢の上にパンツを着用ですから、肉襦袢の下はスッポンポン。
これで衣装が透けてしまえばストリップならぬストリーキング!
何も知らない教頭先生、開運招福の脱衣豆まきで服を大盤振舞いですか…?
