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シャングリラ学園つれづれ語り

☆供養塔は色々


キース君が住職の資格を捨てない限りは、御縁が続くスッポンタケ。
慰謝料の話から出た供養塔コース、それさえあれば供養は任せて安心。

Aブルー「供養塔は大いに魅力的だし、詳しい話を聞きたいね!」
サム  「お大師様の所の供養塔ってヤツは、半端ねえから」
ブルー 「どんな形にしてもオッケーらしいからねえ…」

お墓の縛りが厳しかった頃から何でもアリだ、という説明。

ブルー 「コーヒーを扱う店のヤツがさ、コーヒーカップの形とか…」
サム  「宇宙開発のトコのがロケットなのは有名だぜ?」
シロエ 「ロケットですか!?」
ブルー 「テレビで有名になった会社だと、テレビなんだよ」
サム  「しかもピカピカに磨いてあってよ、景色とがクリアに…」
ブルー 「映って見えるって仕様なんだな、テレビだけに!」

本物のテレビは置けないから、とピカピカの黒御影石だとか。

ブルー 「そういうノリでやってるんだよ、総本山でも」
サム  「俺たちとは宗派が違うんだけどよ、基本は基本で…」
Aブルー「供養塔なら形は何でもアリだと言うのかい?」
ブルー 「常識の範囲内ならね」

ロケットだろうがテレビだろうが、と銀青様。

ブルー 「スッポンタケの形は流石にマズイけどさ…」
Aブルー「あの形で建てたいと思ったのに!」
ブルー 「何処から見たって猥褻じゃないか、スッポンタケは!」

キノコならまだしも彫刻はマズイ、と厳しい意見。

ブルー 「別の何かと間違えられるのは確実だしね!」
Aブルー「其処がいいトコなんだけど…。スッポンタケの…」
ブルー 「建てたら強制撤去だろうね、苦情が来てさ」
シロエ 「警察沙汰かもしれませんねえ、ヤバイ形をしてますから」

事情を訊かれてしまうかもです、とシロエ君も。

シロエ 「控えた方がいいですよ。あの形は」
Aブルー「外にお堂を作るというのはどうだろう?」
キース 「お堂だと!?」

どれだけ偉い供養塔だ、と言ってますけど。
お堂の中ならオッケーかも?

2016/05/16 (Mon)

 

☆秘仏な供養塔


キース君が持っている住職の資格、お蔭でスッポンタケがストーカー。
それの供養塔を建てたいソルジャー、けれど形がマズイわけで…。

Aブルー「お堂の中に入れておいたら、どんな形でもいけそうだよ?」
キース 「供養塔がお堂の中というのは、偉すぎだぞ!」
Aブルー「でもさ、スッポンタケは偉いんだろう?」

凄い戒名だと言ったじゃないか、と取った揚げ足。

Aブルー「それに相応しい供養塔でさ、お堂もセットで!」
サム  「あー…。秘仏扱いでいくんだったら、多分オッケーだぜ」
Aブルー「本当かい!?」
サム  「デカイ声では言えねえ形の仏像も多いらしいしよ…」
Aブルー「それは素敵な形なのかな?」
サム  「そうなんでねえの、猥褻だって聞くからよ…」

モノが秘仏だから見えねえけどな、という話。

サム  「供養塔でも秘仏コースでいいと思うぜ、お堂の中で」
Aブルー「じゃあ、それでいこう!」

スッポンタケの供養塔とセットでお堂、と満面の笑み。

Aブルー「元老寺だって儲かるだろうしね、お堂つきだよ?」
ブルー 「喜ぶだろうねえ、アドス和尚も…」
キース 「ま、待ってくれ!」

親父に院殿号がバレる、と震え上がっている副住職。

キース 「俺が戒名を付けたというのを吐かされるぞ!」
Aブルー「別にいいじゃないか、そのための供養塔なんだから」
シロエ 「キース先輩に何かあっても、供養は出来るそうですし…」

バレて殺されても誰も困りはしませんが、と真っ当な意見。

シロエ 「気にしないで死んで来て下さい。キース先輩」
スウェナ「そうよね、慰謝料の件は宙に浮いちゃうけれど…」
ジョミー「どう転んだって、縁が切れそうにないもんね…」

スッポンタケとは、と諦めの境地。

ジョミー「いっそキースが死んだ方がさ…」
シロエ 「気分だけでもスッキリしますよ、ぼくたちは」
キース 「俺に死ねと!?」

親父に殺されて来いと言うのか、と真っ青な顔。
戒名の件は自業自得だと思いますけど?

2016/05/17 (Tue)

 

☆供養塔が駄目なら


キース君が住職の資格を持っている限り、御縁が続くスッポンタケ。
お堂つきの供養塔が欲しいソルジャー、アドス和尚に全てがバレそう。

キース 「俺が親父に殺された場合、何もかも終わると思うんだが!」
サム  「終わらねえよな、供養塔はちゃんと残るんだしよ」
Aブルー「供養塔があったら、誰でも法要をしてくれるんだよね?」
ブルー 「それはもちろん。…ぼくは嫌だけど、アドス和尚とかが」

それに朝晩、本堂で供養もしてくれるから、と話に拍車が。

ブルー 「キースが死んでも、スッポンタケの供養は大丈夫!」
Aブルー「素敵だよねえ、供養塔…。キース、いいのをお願いするよ」
キース 「…本気で俺を殺す気なのか?」
Aブルー「保険は大切だろうしねえ…。それとも、君が頑張ると?」

今まで以上に心をこめて法要をしてくれるのかい、という質問。

Aブルー「スッポンタケにきちんと仕えてくれるなら、考えるけど?」
キース 「法要だったら、頑張って勤めさせて貰うが!」
Aブルー「それだけじゃ押しが足りないねえ…。もっと、こう…」

何か旨味が欲しいんだけど、と考え込んでいる横から声が。

シロエ 「其処でお浄土ガイドです! キース先輩はプロですから!」
スウェナ「そうよね、キースに任せるって話だったわよね」
Aブルー「ああ、ぼくのための専属ガイド! そうだっけねえ!」

元はそういう話だった、と手をポンと。

Aブルー「供養塔とお堂を諦めるんなら、ガイドの方も心をこめて!」
キース 「しゅ、宿坊の方は勘弁して欲しいんだが…」
Aブルー「お勤めつきってヤツだろう? ぼくも嫌だよ!」

そんな嬉しくないホテル、とブツブツブツ。

Aブルー「何かないかな、キースのガイドが役立ちそうなの…」
シロエ 「ホテルが駄目なら、爆買いなんかはどうでしょう?」
Aブルー「爆買いねえ…」
キース 「その程度だったら付き合うが…」

何を買うんだ、と頭を切り替えた様子。
爆買いのお供はオッケーですか?

2016/05/18 (Wed) 

 

☆ガイドでいいけど


スッポンタケの供養塔を建てるという件、キース君には危険すぎ。
供養塔の代わりにガイドだそうで、爆買いのお供ならオッケーだとか。

Aブルー「爆買いだったら、キースが案内してくれるわけ?」
キース 「供養塔と違って、命の危険は無いからな」
シロエ 「初仕事ですね、頑張って下さい、キース先輩!」

お浄土ガイドのプロなんですから、とシロエ君のエール。

シロエ 「それに爆買いなら、ぼくたちは無関係ですし…」
ジョミー「だよねえ、キースが一人で案内するんだからさ」
サム  「俺たちものんびり出来そうだぜ、それ。…爆買いの日な」
キース 「…俺だけで行けと言うのか、貴様ら!」
シロエ 「当然だろうと思いますけど?」

ぼくたちは全員、無資格ですから、とキッパリと。

シロエ 「お浄土ガイドの資格は持っていません。会長以外は」
ブルー 「ぼくも資格はあるけれど…。ブルーに借りは無いからね」
Aブルー「残念だけれどキースだけだね、スッポンタケに関しては」

だからキースのガイドでいいや、と言うソルジャー。

Aブルー「よろしく頼むよ、買いたいものは山ほどあるから!」
シロエ 「まさに爆買いというわけですね!」
Aブルー「ガイドがいるなら心強いし…。一人じゃやっぱり…」

入りにくい店もあるからね、と妙な台詞が。

キース 「あんた、何処へ行くつもりなんだ?」
Aブルー「君は大学も出てるんだろう? 大人の世界の方だって…」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「大学はそういう場所だと聞いたよ、入れば大人!」

二十歳未満でもお酒が飲める所だよね、とニコニコと。

Aブルー「法律では駄目だと言っていたって、オッケーらしいし!」
キース 「そ、それはまあ…。しかし禁止なものは禁止で!」
Aブルー「建前だよねえ、それってさ…」
シロエ 「学内は禁止な所が多いですけど?」
Aブルー「でも、そこまでで!」

お酒も飲める世界にいたのがキースだから、という指摘。
さて、この先は?

2016/05/19 (Thu)

 

☆ガイドでカップル


キース君に再び降って湧いた話、ソルジャーのガイドをするという件。
爆買いのお供をするそうですけど、大学生だったのがどうこうと。

Aブルー「お酒も飲めるのが大学生でさ、もちろん大人の世界にも!」
キース 「その世界は酒と繋がってるのか?」
Aブルー「場合によるかな、お酒の方は…。メインはエッチ!」
一同  「「「えっ!?」」」

まさか、と目を剥く御一同様。

シロエ 「あ、あのですね…。その、大人の世界というのはですね…」
Aブルー「色々あるよね、エロいグッズとか、エロいサービスとか!」
キース 「あんた、そういうのを爆買いする気か!?」
Aブルー「駄目かな、楽しそうなんだけど…。それに一人じゃ…」

入りにくい店もあるからねえ、と。

Aブルー「玄人向けだと、やっぱりカップルで入る方がさ…」
キース 「俺にその手の店に入れと!?」
Aブルー「ガイドなんだし、問題無いと思うけど?」

品定めは君には無理そうだから、とニコニコニコ。

Aブルー「君は黙って見ててくれればいいんだよ!」
キース 「あんたには旦那がいるだろうが!」

ちゃんと本物の旦那の筈だ、と吊り上げる眉。

キース 「あっちを連れて行くべきだ! 俺は役に立たん!」
Aブルー「今、旦那って言ったかい?」
キース 「その通りだろうが!」
Aブルー「だったら訊くけど、ぼくは奥さんになるのかな?」

アレが旦那ならそうなるよね、と険しい瞳。

Aブルー「あんなヘタレの奥さんだって!?」
キース 「す、すまん! 今の失言は忘れてくれ!」
Aブルー「ごめんで済んだら、警察は要らないと聞いたけど?」

こっちの世界じゃそう言うらしいね、と許す気は全く無い模様。

Aブルー「君の考え方はよく分かったよ! ぼくを見る目も!」
キース 「だから、すまんと謝っている!」
Aブルー「それじゃ態度で示して欲しいね、そのお詫び!」

ぼくのガイドをよろしくお願い、と言ってますけど。
キース君、凄いピンチでは…?

2016/05/20 (Fri)

 

☆ガイドも楽しんで


キース君にガイドをしろと言うソルジャー、大人の世界がどうこうと。
そんな所で爆買いだなんて、と慌てた副住職の失言、それが墓穴で。

Aブルー「ぼくのハーレイが旦那というのは許せないしね!」
キース 「詫びよりガイドだと言いたいのか!?」
Aブルー「お詫びの気持ちは態度で示す! それが基本だよね?」

どう思う、とグルリと見回す先にシャン学メンバー。

シロエ 「そ、そうです…! 態度で示すのが基本かと…!」
サム  「何処の世界もそうだぜ、其処は」
キース 「貴様ら、俺を殺す気なのか!」
サム  「放っておいても、アドス和尚に殺されるじゃねえかよ」

ガイドしなかった時はスッポンタケの戒名絡みで、という指摘。

サム  「同じ死ぬなら、華々しく散ってなんぼだぜ、多分」
シロエ 「お盆にはきちんと供養しますから! 卒塔婆を頼んで」
キース 「まだ死にたくはないんだが…!」
Aブルー「大丈夫! 死ぬような所には行かないからね!」

ぼくは長生きしたいんだから、とニコニコと。

Aブルー「玄人さん向けの店でグッズを買いたかったんだけど…」
キース 「考え直してくれたのか?」
Aブルー「君も一緒に楽しめる店がいいのかな、と…」
キース 「是非、そうしてくれ!」

あんた好みの店は困る、と合掌を。

キース 「その点、俺も楽しめる店となったら安心だ」
Aブルー「やったね、それじゃお願い出来るかな?」

今度の土曜日でどうだろうか、と嬉しそうな笑み。

Aブルー「お洒落な服でキメて来てよね? 制服は駄目だよ」
キース 「安心してくれ、TPOは心得ている」
Aブルー「ありがとう! 一度入ってみたかったんだよね」

どんな感じか興味があって、と紅潮する頬。

Aブルー「君にもいい人が見付かるといいね!」
キース 「…は?」
Aブルー「いろんな兄貴が来るらしいから…」
一同  「「「兄貴?」」」

兄貴というのは、もしやアレでは…、と顔を見合わせる御一同様。
どんな店だと?

2016/05/21 (Sat)

 

☆こういう店です


今度の土曜日はキース君と二人でお出掛け、と言い出したソルジャー。
一緒に楽しめる店に行くそうで、いろんな兄貴が来るらしくて。

シロエ 「あ、あのですね…。その、兄貴というのは何ですか?」
Aブルー「兄貴は兄貴に決まっているじゃないか!」

他にどういう兄貴がいると、とソルジャー、指をチッチッと。

Aブルー「兄貴シリーズのDVDは知っているだろう?」
シロエ 「ぼくたちは見ていませんけど、やっぱりあの兄貴ですか?」
Aブルー「そうだよ、あれに出ている兄貴は流石に来ないだろうけど」

プロのAV男優は店に来なくてもモテるしね、と不穏な発言。

Aブルー「その代わり、いろんな兄貴に出会えるんだよ!」
キース 「あんた、どういう店に行く気だ!?」
Aブルー「あれも一種のハッテン場だよね、有名だから」
一同  「「「ハッテン場?」」」
Aブルー「その道の人たちの出会いの場所だよ、色々とあって…」

銭湯だとか、ビーチだとか…、と得意げに披露する知識。

Aブルー「ぼくが行きたいのは、一見、普通のバーなんだけど…」
キース 「実は普通じゃないんだな…?」
Aブルー「話が早くて嬉しいよ! 其処に行くとねえ…」
キース 「アヤシイ出会いがあると言うのか!?」
Aブルー「その通り! 意気投合したら、パートナーチェンジ!」

カップルの相手を取り替えるのだ、とニコニコニッコリ。

Aブルー「店の奥には部屋もあるから、其処で早速!」
キース 「な、何をすると…?」
Aブルー「決まってるじゃないか、エッチだよ!」

まずはお触り、気に入ったらそのまま本番だって、とグッと拳を。

Aブルー「一度は入ってみたいんだけどさ、ぼくのハーレイだと…」
シロエ 「何か問題があるんですか?」
Aブルー「ぼくの旦那ってわけじゃないけど、結婚してるし…」
キース 「それがどうした!」
Aブルー「嫉妬したくはないからね!」

他の誰かに譲りたくない、と天晴れな独占欲ですけれど。
それじゃ自分は…?

2016/05/22 (Sun)

 

☆二人で行きたい


ガイドなキース君と二人でお出掛け、それがソルジャーのお目当てで。
行きたいお店はバーなのだとかで、いろんな兄貴が集うという話。

Aブルー「ぼくが誰かとヤリたくっても、ハーレイの方が問題で…」
キース 「パートナーを取り替えるとかいうヤツか?」
Aブルー「そうなんだよ! 素敵な兄貴が見付かっちゃうと…」

ぼくのハーレイは兄貴のパートナーとヤることに、とブツブツと。

Aブルー「その辺は融通が利くらしいけど、ハーレイが暇だと…」
キース 「誰かが横から掻っ攫うんだな?」
Aブルー「そういうこと! それはとっても腹が立つから!」

だからハーレイと一緒に行くのは無理なのだ、という説明。

Aブルー「その点、キースなら安心だしね!」
キース 「待て、俺の立場はどうなるんだ!」
Aブルー「素敵な兄貴が見付かると思うよ、君のビジュアルなら!」

保証するよ、と言われましても。

キース 「俺にその手の趣味は無いんだが!」
Aブルー「知っているけど、モノは試しと言うからね!」

食わず嫌いは良くないよ、と指をビシィ! と。

Aブルー「とにかく一緒に行ってみようよ、その店へ!」
キース 「ま、待ってくれ…! 心の準備が…!」
Aブルー「じゃあ、28日の土曜日に!」

月末も近いし、心の準備も出来ている筈、と一方的に。

Aブルー「それじゃ28日はガイドをよろしく!」
キース 「お、おい!」

ちょっと待て、と叫んだ時には既に姿が消滅で。

キース 「逃げやがった…」
ブルー 「仕方ないねえ、相手はブルーなんだから」
サム  「28日、頑張れよな? 俺たちも応援しているからよ」

立派にガイドするんだぜ、とサム君、合掌。

サム  「骨は拾ってやるからよ…」
シロエ 「大丈夫ですよ、死にはしませんって!」
スウェナ「そうよね、いくら兄貴でも…」
ジョミー「取って食われはしないと思うよ」
キース 「そ、そんな…」

頑張って来い、と無責任なエール。
キース君、万事休すかも?

2016/05/23 (Mon)

 

☆レポをよろしく


ガイドなキース君とお出掛けだ、と勝手に決めてしまったソルジャー。
28日には二人でバーへ、よりにもよって兄貴が集うという場所。

キース 「俺はいったいどうなるんだ!?」
サム  「俺が知るかよ、そんな店とは縁がねえしよ」
シロエ 「此処の面子は全滅ですよね、そういうのとは…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルーは大人のお店も行くよ!」

シャングリラ・ジゴロ・ブルーだもんね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「いろんなお店に詳しいと思うよ、ね、ブルー?」
ブルー 「これが普通の店ならね…。生憎と、兄貴の世界の方は…」
キース 「まさか、あんたも知らんと言うのか!?」
ブルー 「流石に現場は知らないよ、ぼくも」

噂だったら耳に入ることもあるけれど、と振っている頭。

ブルー 「現場は君が初ってことだよ、潜入レポの方をよろしく」
キース 「潜入レポだと!?」
ブルー 「ハーレイやノルディがいるからねえ…。傾向と対策」

貴重な現地情報だから、とキース君に注がれる視線。

ブルー 「兄貴の世界はどんな感じか、しっかり見て来てくれたまえ」
キース 「俺は見たいとも思わんが!」
ブルー 「でも、入るしかないだろう? 今の流れだと」
シロエ 「そうですよ。28日って決まりましたよ?」
スウェナ「逃げられないと思うわよ? 相手はあの人なんだもの」

首に縄をつけても引き摺って行くわ、と嫌すぎる見解。

スウェナ「そんな姿で店に入ったら、おしまいよねえ?」
ブルー 「玄人さんだと思われるだろうね、SMの道の」
キース 「SMだと!?」
ブルー 「言葉くらいは知ってるだろう? 首に縄だとSMだよね」

縛られるのが好きな人に見られる筈だ、と深い溜息。

ブルー 「そっち系の兄貴を避けたいのならば、自発的にね!」
キース 「どうしろと言うんだ、自発的に!」
ブルー 「もちろん、普通に入店だよ」

縄は抜きで、と正論が。
確かに首に縄付きだったら、SMの世界の人ですよね?

2016/05/24 (Tue)

 

☆生還してレポを


28日はソルジャーと一緒にバーへお出掛け、キース君の今後の予定。
兄貴が集うと噂のお店で、生徒会長ですらも知らない世界で。

ブルー 「首に縄だけは避けたまえ。ぼくも普通のレポが欲しいし」
キース 「普通に入店しろと言ったな、自発的に?」
ブルー 「そうだよ、腕を組んだりするのがいいんじゃないかな」

仲良くしないとカップルに見えないだろうから、と。

ブルー 「ブルーの方でも、そういうのを希望してると思うよ」
キース 「なんだって!?」
ブルー 「ガイドをよろしくと言っていたしね、注文の方も…」

きっと細かく入るであろう、と唱えているのがお念仏。

ブルー 「サムも言ってたけど、骨は拾ってあげるから」
シロエ 「安心して成仏して下さい! ぼくたちは無資格ですけどね」
サム  「ブルーはプロの坊主なんだし、お浄土行きは完璧だぜ」

大船に乗った気分でいろよな、とサム君だって。

サム  「それに死んでも、卒塔婆は頼んでやるからよ…」
シロエ 「立派なのを書いて貰いますよ! アドス和尚に!」
マツカ 「費用の方は任せて下さい、キースの今後の供養の方は」
キース 「まだ死にたくはないんだが…!」
ブルー 「だったら、生還することだね。レポのためにも!」

兄貴の世界な現地レポを、という注文。

ブルー 「エールは任せておきたまえ。万一の時の供養の件もね」
キース 「どういうエールを寄越す気だ、あんた!」
ブルー 「素敵な兄貴が見付かるといいね、って感じかな?」
キース 「そんなモノは要らん!」

スッポンタケと同じで全く要らん、と喚いてますけど。

シロエ 「でもですね…。決まっちゃいましたから…」
ジョミー「だよねえ、28日って…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キースもカッコ良くデビューだね!」
ブルー 「そうなるようだね、ぼくも知らない大人の世界に」
キース 「俺は全力で避けたいんだが!」

デビューなんかはしたくない、とガクガクブルブル。
運命や如何に?

2016/05/25 (Wed)

 

☆ガイドするなら


28日はキース君がソルジャーを案内、大人の世界なバーへお出掛け。
色々な兄貴が集うお店で、生徒会長もレポを希望ですけど。

キース 「そういう店にデビューして無事で済むとでも?」
ブルー 「どうなんだろうね、好きな人は好きだと思うけどねえ?」
シロエ 「ですよね、行きたいからこそ先輩を指名なんですし…」
サム  「好奇心だけじゃねえと思うぜ、あれってよ…」

兄貴とやらに期待してやがる、とサム君にも分かるソルジャーの趣味。

サム  「もう諦めてデビューするしかねえだろ、キース」
キース 「デビューして兄貴が来たらどうするんだ!」
ブルー 「さあねえ…。いっそ衣で行ったらどうだろう?」
一同  「「「衣?」」」
ブルー 「法衣だってば、お坊さんだってバーに行くから」

そして自信に溢れた坊主は法衣で行く、とキッパリと。

ブルー 「あれが案外モテるんだよ。ぼくは着て行かないけれど!」
キース 「俺の衣が穢れるだろうが!」
シロエ 「待って下さい、その手はきっと使えますよ!」

キメて来いと言っていましたよ、とシロエ君の指摘。

シロエ 「キース先輩の最高の服って、法衣ですから」
サム  「あー…。スゲエお袈裟でキメるのな!」
シロエ 「そうです、そうです! それでこそお浄土ガイドです!」

この服装でガイドするのが正式だ、と言えばどうでしょう、と。

シロエ 「文句があるなら、ガイドは断るということで…」
キース 「そうか、そういう手があるか!」
スウェナ「お坊さんだと嫌がりそうねえ、あの人も…」
ブルー 「お坊さんとカップルで来店となれば、兄貴の方も…」

ちょっと引くかもしれないねえ、と生徒会長も納得の手段。

ブルー 「よし、28日は法衣でキメたまえ!」
キース 「それで兄貴も避けられそうか?」
ブルー 「いざとなったら法話をすればいいだろう?」
キース 「感謝する!」

その案で行く、と合掌している副住職。
お浄土ガイドなら、服装は法衣でOKですね?

2016/05/26 (Thu) 

 

☆ガイドな日です


やって来ました28日、キース君がソルジャーのガイドをする日。
大人の世界なバーへお出掛け、色々な兄貴が集うと噂の店ですけれど。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ そろそろキースが来るかな?」
ブルー 「ウチで着替えをするんだろうねえ、法衣なんだし」

アレで元老寺は出られないよ、と生徒会長。他の面々も待機中。

サム  「だよなあ、何処で法要がある日なんだ、と訊かれるしよ…」
シロエ 「アドス和尚なら訊きますよね、それ」
マツカ 「間違いなく確認するでしょうね。キースのスケジュールも」
スウェナ「行き先がバーとは言えないわよねえ…」
ジョミー「おまけに兄貴が集まる店だよ?」

普通じゃないよ、とヒソヒソする間にチャイムの音が。

ぶるぅ 「キースが来たよ!」
キース 「…不本意ながら来るしかなくてな…」
??? 「ぼくも来たけど、なに、その格好?」

ただの私服、と文句なソルジャー(会話表記はAブルー)。

Aブルー「キメて来てよと言っといたのに!」
キース 「出掛ける前には、ちゃんと着替える。夜だよな?」
Aブルー「何を言うのさ、店だったらもう開いてるよ!」

普通のバーとは違うんだから、とニコニコと。

Aブルー「土日は正午にオープンなんだよ、休みの兄貴も多いから!」
キース 「そ、そうなのか!?」
Aブルー「出会いのチャンスは多いほど喜ばれるからねえ!」

夕方からの開店なんかじゃ遅すぎるんだよ、という説明。

Aブルー「だから急いで着替えて来てよね、お洒落な服に!」
キース 「分かった。…ぶるぅ、部屋を借りるぞ」
ぶるぅ 「うんっ! こっち、こっちーっ!」

鏡も用意しといたからね、と跳ねてゆく「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

シロエ 「行っちゃいましたね…」
Aブルー「楽しみだよねえ、キースとお出掛け!」
シロエ 「本気で行く気なんですか?」
Aブルー「もちろんだよ! もう最高のお浄土へ!」

どんな兄貴に出会えるだろう、とワクワクな顔。
さて、キース君の運命は?

2016/05/27 (Fri)

 

☆お坊さんと行こう


今日はキース君がソルジャーのガイドでお出掛け、大人の世界へ。
兄貴が集うと噂のバーで、法衣で行こうと着替えの真っ最中でして…。

Aブルー「まだかな、キース…。カッコ良くキメて欲しいんだけど…」
シロエ 「大丈夫ですよ、もう最高の衣装ですから」
Aブルー「本当かい? ブランドもののスーツとかかな?」

キースだったら似合いそうだ、とソルジャー、期待。

Aブルー「高校生でも、キースは貫禄があるからねえ…」
サム  「ダテに副住職をやっていねえぜ、キースもよ」
スウェナ「そうよ、普通の高校生とは違うわよ。あっ、来たわ!」
キース 「待たせたな。…行くとしようか」

もうタクシーは呼んであるのか、と萌黄色の法衣で御登場。

キース 「この格好で路線バスはちょっと…。お袈裟が傷む」
Aブルー「なんでそういう服なのさ!?」
キース 「坊主としては、これがイケてる格好なんだが」

お袈裟は親父のを無断で借りた、と堂々と。

キース 「お袈裟だけでも値段が半端ないからな。…見る人が見れば」
ブルー 「だろうね、それは高そうだよ…。叱られないかい?」
キース 「大丈夫だ。親父も滅多に使わないからな」

クリーニングに出して戻しておいたらバレはしない、と絶大な自信。

キース 「さあ、行くぞ。…何か文句があるのか、あんた?」
Aブルー「お坊さんと一緒に行ったって…」
キース 「別に問題無いだろう?」

生臭坊主という言葉もあるし、と開き直り。

キース 「花街遊びは坊主の甲斐性だとも言うからな」
Aブルー「そういう店じゃないと思うけど!」
ブルー 「似たようなものだよ、その手の店は」

女性と遊ぶか、男と遊ぶかの違いだろう、というツッコミ。

ブルー 「きっとキースもモテる筈だよ、通な兄貴に!」
Aブルー「キースはそれでいいかもだけど…」
キース 「どうかしたか?」
Aブルー「ぼくの立場が無いんだよ!」

坊主と行ってもモテやしない、という叫び。
確かにそうなりそうですね?

2016/05/28 (Sat) 

 

☆お坊さんじゃ無理


キース君が引き受けたソルジャーのガイド、二人で大人の世界へと。
兄貴が集うと噂のバーへ出発ですけど、萌黄色の法衣に立派な袈裟で。

Aブルー「そんな格好、通な兄貴にしかウケないじゃないか!」
キース 「俺は一向に気にならないが?」

むしろウケない方が嬉しい、と袂からジャラリと出した数珠。

キース 「あんたに貰った桜の数珠だ。今もこうして使っているぞ」
シロエ 「そういえば…。副住職になったお祝いに貰ってましたね」
キース 「ミュウの供養をよろしく頼む、と言われたからな」

正式な法要に出掛ける時には常に袂に入れている、と大真面目。

キース 「今では俺のお守りでもあるし、今日も入れて来た」
サム  「兄貴よけかよ、来ねえようにと」
キース 「いざとなったら、こいつを出して読経と法話だ」
シロエ 「逃げの姿勢は完璧ですね!」
キース 「努力することも大切だからな、どんな場所でも」
Aブルー「ぼくだって、努力したいんだけど!」

素敵な兄貴と出会いたいのに、とソルジャー、不満たらたらで。

Aブルー「こんな抹香臭い男といたんじゃ、ぼくがモテないよ!」
ブルー 「通にはモテると思うけど?」
Aブルー「お坊さんな兄貴とかだろう! 通な人って!」

もっと普通の兄貴がいいんだ、という主張。

Aブルー「キースがコレだと、ぼくの好みはこのタイプって…」
ブルー 「そういうことになるだろうねえ、ディープな趣味だ、と」
キース 「SMよりはマシだと思うんだが…」
Aブルー「そっちの方がよっぽどマシだよ!」

坊主なんて、とブツブツブツ。

Aブルー「ぼくの趣味まで疑われるんだよ、坊主大好き、って!」
キース 「花街だと坊主はモテるんだが?」
Aブルー「それは女の人にだろう!」
ブルー 「あくまで兄貴にモテたいのかい?」
Aブルー「当然だってば、ぼくの目的は素敵な兄貴に出会うこと!」

一般論はどうでもいいのだ、と目当ては兄貴との出会い。
兄貴ゲットは無理かもですね…?

2016/05/29 (Sun)

 

☆お坊さんならコレ


兄貴が集うと噂のバーへ、ソルジャーとキース君が二人でお出掛け。
そういう予定が立っていたのに、お坊さんな法衣スタイルが問題な今。

Aブルー「こんなキースと一緒にいたんじゃ、素敵な兄貴が…」
キース 「来ないと言うなら、俺はガイドを遠慮するが?」

ガイドはお役に立ててこそだ、と謙虚な姿勢。

キース 「お客様にご迷惑をかけてはいかん。引き際も大切な心得だ」
Aブルー「その辺は分かっているってこと?」
キース 「坊主は一応、接客業だぞ? それにお浄土ガイドでもある」

ガイドの心得は任せてくれ、と副住職スマイル。

キース 「あんたに迷惑はかけられないから、例のバーはだ…」
Aブルー「ぼくに一人で行けってことかい?」
キース 「俺が一緒に行くと迷惑なんだろう?」

変な兄貴に付き纏われて、という質問。

キース 「あんたの好みとは違う兄貴がゾロゾロと…」
Aブルー「当たり前だよ、お坊さんなんかは通すぎるから!」

普通の兄貴はスルーの筈だ、とブツブツと。

Aブルー「だけど一人で行くのも嫌だし、今回は…」
一同  「「「今回は?」」」
Aブルー「兄貴なお店は諦めるよ! キースがコレだし!」
キース 「すまんな、役に立てなくて…」

本当にすまん、と言いつつ嬉しそうな顔。

キース 「申し訳ないから、良かったらお念仏をだな…」
Aブルー「お念仏が何の役に立つのさ!」
キース 「スッポンタケが喜んでくれると思うが…」
Aブルー「そうだった! アレはキースの直弟子だっけね!」

それじゃ法要を頼めるだろうか、とウキウキと。

Aブルー「兄貴なバーに払ったつもりで御布施するから!」
キース 「位牌も供え物の用意もしていないんだが?」
Aブルー「そこは気持ちでカバーだよ!」

面子は揃っているんだから、と。

Aブルー「簡単なのでいいから、法要お願い!」
キース 「分かった、ぶっつけ本番だな」

みんな座れ、という指示が。
また今月もスッポンタケの法要だと…?

2016/05/30 (Mon)

 

☆お袈裟で値打ちが


兄貴が集うと噂のバーへ行く筈だった、ソルジャーとキース君ですが。
法衣のガイドは問題だから、と予定変更、スッポンタケの法要を。

キース 「略式とはいえ、法要だから…。正座で頼むぞ」
シロエ 「なんで法要になるんです、ここで!?」
キース 「お客様の希望だ、兄貴なバーより法要だとな!」

いいから座れ、と正座させられたシャン学メンバー。

シロエ 「あのぅ…。正座じゃない人がいますけど?」
Aブルー「ぼくはいいんだよ、正座は好きじゃないからね!」

でも法要は大好きなのだ、とソファに寝そべっている太々しさ。

Aブルー「今日はこういうスタイルで! 兄貴なバーを諦めたから!」
キース 「分かっている。俺の法衣が迷惑をかけた」
Aブルー「バーの件ではそうだけど…。今日の法衣は凄いよね」

特にキンキラキンのソレが、と指差す袈裟。

Aブルー「親父のを無断で持ち出したからな。高級品だぞ」
サム  「法要の値打ちは、お袈裟で分かるものなんだぜ?」

坊主の世界の常識だから、と解説が。

サム  「こういうお袈裟で出て貰えたら、マジでスゲエから!」
ブルー 「そうだね、院殿号の仏様にはピッタリだよ」

普段のキースのお袈裟じゃとても…、と生徒会長、いや銀青様。

ブルー 「お袈裟だけでも値打ちがあるから、喜びたまえ」
Aブルー「ありがとう、キース! スッポンタケも漲るよね!」
キース 「それはまあ…。喜ぶだろうな、偉さを認めて貰えたと」
Aブルー「嬉しいねえ…。スッポンタケは素晴らしいからね!」

あれが漲ったら、ぼくのハーレイも漲るし、と満面の笑み。

Aブルー「兄貴なバーへ行けなかった分は、ハーレイとね!」
キース 「その辺は好きにやってくれ。では、始めるぞ」
シロエ 「結局、こうなるわけですか…」
サム  「いいんでねえの、兄貴なバーよりマシだと思うぜ」
キース 「南無阿弥陀仏…」

念仏三昧なコースで行くぞ、と法要開始。
抹香臭い雰囲気の中で、中継終了~。

2016/05/31 (Tue)




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