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シャングリラ学園つれづれ語り

☆お釈迦様の人生


兄貴なバーに行こうとしたって、キース君が多忙で無理なソルジャー。
お盆を控えた今は卒塔婆書き、梵字がどうこうという話題で。

Aブルー「お釈迦様の国の言葉で書いたら、日常もお経なんだよね?」
キース 「間違えるなよ、お釈迦様に限定されるからな」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「当然だろうが、一般人の日常がお経になると思うのか!」

お釈迦様だからこそ、日常生活も有難いのだ、という説明。

キース 「柔らか豚をお召し上がりになった結果が食中毒でも!」
Aブルー「うーん…。でも、そればかりじゃないよね、お経」
キース 「それはまあ…。お釈迦様の弟子というのもアリだが…」
Aブルー「じゃあさ、君が言ってる阿弥陀様はどう?」

お釈迦様の弟子の一人だろうか、と質問が。

Aブルー「他にも色々、仏様がいるようだけど…。みんな弟子かい?」
キース 「其処の所は理解するのが難しくてだな…」

あんたに言っても分かるかどうか、と深い溜息。

キース 「とにかく、有難い人の日常だけだ! お経になるのは!」
シロエ 「食中毒でもいけるんですね?」
キース 「奥さんを捨てて家を出たって、お経になるが」
一同  「「「は?」」」
キース 「それもお釈迦様の人生なんだ!」

何不自由ない王子様な生活、それに妻子も捨てて歩んだ仏の道。

キース 「後には息子も弟子になるんだ、これは有名な話だぞ」
Aブルー「奥さんって…。それに息子って、そうなるとさ…」
キース 「どうかしたのか?」
Aブルー「お釈迦様だってしていたんだよね、セックスを!」

ぼくの世界じゃ自然出産は無いんだけどね、とSD体制な世界の人。

Aブルー「だけど子供が出来る仕組みは知ってるし…」
キース 「お釈迦様を愚弄する気か、あんた!?」
Aブルー「違うよ、お経の凄さが更にダイレクトに!」
キース 「なんだと?」
Aブルー「こう、魂にね!」

ビンビンと響いて来ちゃったんだよ、と恍惚と。
これってヤバくないですか?


2016/07/16 (Sat) 

 

☆梵字でよろしく


兄貴なバーを目指すつもりが、キース君が忙しくて無理なソルジャー。
お盆を控えて卒塔婆書きな季節、それに必須の梵字からお経の話へと。

Aブルー「お釈迦様だと、セックスもお経! そうなるんだよね?」
キース 「誰がそういう話をしている!」
Aブルー「妻子を捨てたと言ったじゃないか、捨てる前には…!」

セックスしないと捨てられないよ、というツッコミ。

Aブルー「でないと子供は生まれないしね、この世界では!」
キース 「そういう部分は、お経に書かれていないんだが!」
Aブルー「書かれてなくても、お釈迦様だってセックスだってば!」

だからこそ妻子を捨てられたんだ、と超展開なお経の解釈。

Aブルー「それで閃いたよ、スッポンタケの卒塔婆に書いて貰う字!」
キース 「何を書けと?」
Aブルー「ズバリ、漲りますように!」

お釈迦様の国の言葉でそう書いてくれ、と注文が。

Aブルー「死語でいいから、キッチリと! 御礼はうんとはずむから」
キース 「俺は知らんぞ、そんな言葉は!」
Aブルー「漲りますように、っていう言葉が何処にも無いとでも?」

言葉だけならありそうだよね、という指摘。

Aブルー「元気溌剌って言葉にしたって、元気が漲るわけだから!」
サム  「まるでねえとは言えねえか…。似たようなのがよ」
キース 「頼む、空気を読んでくれ!」

この状況で何を言うか、とアタフタと。

キース 「とにかく無いんだ、お経には! その表現は!」
Aブルー「うーん…。だったら、調べてくればいい?」
キース 「はあ?」
Aブルー「だからさ、お釈迦様の国の言葉が分かればいいんだろう?」

ちょっと現地で突撃レポを、と恐ろしすぎる台詞が炸裂。

Aブルー「お盆までに間に合えばいいわけだしね!」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「スッポンタケのためだし、頑張るよ! じゃあね~!」
キース 「こらあ、待たんか!」

馬鹿野郎、と叫べど消えていたソルジャー。
どうなりますか…?


2016/07/17 (Sun) 

 

☆聖地に行きたい


兄貴なバーに行こうとしたのに、キース君が多忙で諦めたソルジャー。
代わりにお盆な卒塔婆がどうとか、スッポンタケのを希望らしくて。

シロエ 「…消えちゃいましたよ、迷惑な人が」
ジョミー「現地で突撃レポとか言っていなかった…?」
マツカ 「ぼくにも現地と聞こえましたが…」

現地というのは現地でしょうか、と周りをキョロキョロ。

マツカ 「お釈迦様の国は今もありますからね。…変わりましたけど」
ブルー 「仏教の人は激減したよね、絶滅危惧種で」
キース 「あそこを目指しやがったのか!?」

あの馬鹿が土足でお釈迦様の聖地に…、とガクガクブルブル。

キース 「俺でさえ行けていないのに! 聖地巡礼には!」
スウェナ「聖地巡礼って、今の時代の最先端よね?」
シロエ 「そうです、そうです! 行ったらコラボグッズがあるとか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ コラボカフェも人気があるらしいよ!」

入ろうとしたら行列なの! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「限定品のアイスとかだと、凄い速さで完売だから!」
シロエ 「キース先輩にそういう趣味があっただなんて…」
スウェナ「ビックリしたわよ、何に萌えてるのよ?」

聖地巡礼したいだなんて、という質問。

スウェナ「ゲームなの、それともアニメか漫画?」
キース 「誰がそういう話をしている!」
シロエ 「えっ、でも…。聖地巡礼に行けていないんでしょう?」

学校と副住職の二足の草鞋ですもんねえ…、と気の毒そうに。

シロエ 「ぼくで良ければ代わりに行って来ますけど?」
マツカ 「流石ですね…。キースの代わりにグッズをゲットですね?」
シロエ 「タダとはいきませんけどね!」

足代とかは頂きますから、と大真面目。

シロエ 「それで、先輩の萌えは何なんです?」
キース 「聖地巡礼だと言っているだろう!」
シロエ 「ですから、何の聖地ですかと…」
キース 「お釈迦様だ!」

聖地巡礼の本家本元、という切り返し。
お釈迦様萌え?


2016/07/18 (Mon)

 

☆お釈迦様に萌え


キース君がお盆の卒塔婆書きで多忙と聞いたソルジャー、それに注目。
スッポンタケの卒塔婆に梵字がどうこう、現地で突撃レポだとか。

シロエ 「お釈迦様の聖地に巡礼って…。お釈迦様萌えですか?」
スウェナ「流石ね、プロのお坊さんになると違うわねえ…」
キース 「貴様ら、お釈迦様まで愚弄するか!」

何が萌えだ、と怒りの形相。

キース 「お釈迦様にゆかりの場所に行くのが、本物の聖地巡礼だ!」
マツカ 「そうでしょうか? 他にもあると思いますけど…」
シロエ 「ええ、ありますよね、色々な萌えが!」
ブルー 「あるだろうねえ、キリスト様に萌えとか、もう色々と」
キース 「あんたまで便乗するんじゃない!」

それでも伝説の高僧なのか、と歯軋りせんばかり。

キース 「どの宗教にも聖地巡礼があることは確かに認めるが…」
ブルー 「だからさ、君の場合はお釈迦様萌えになるんだよ」
キース 「その言い方はやめてくれ!」

萌えじゃないから、と激しく否定。

キース 「聖地に行ければいいな、と思っていただけで…!」
シロエ 「だったら、どうして行かないんです?」
キース 「行きそびれたんだ、俺の学年は!」
一同  「「「は?」」」
キース 「大学のヤツだ、専修コースのヤツらと行くんだ!」

二年に一度は聖地巡礼、それをやるのが専修コースという話。

キース 「そいつらの年と上手く重なれば募集があるが…」
シロエ 「キース先輩の学年には無かったんですね?」
キース 「実に不幸な巡り合わせでな!」

行けていたなら、現地でカレーの炊き出しだって…、と。

キース 「せっかくの聖地だ、美味いカレーを作るんだ!」
シロエ 「カレーの国に行くからですか?」
キース 「その通りだが、言葉の実践も兼ねている」
スウェナ「死語だって言ってたヤツを使うの、買い出しとかに?」
キース 「当然だろうが、そのための現地実習だ!」

現地の店で材料を買う所から…、と言ってますけど。
誰か行ったような?


2016/07/19 (Tue)

 

☆カレーの国なら


お盆を控えて卒塔婆書きなキース君、其処に注目したのがソルジャー。
スッポンタケのための梵字が欲しくて、現地で突撃レポがどうのと。

シロエ 「聖地でカレーってヤツですけど…。さっきの誰かが…」
マツカ 「突撃レポって言いましたよねえ、お釈迦様の国で」
キース 「だから頭に来てるんだ! 俺は聖地に行きそびれたのに!」
サム  「問題は其処じゃねえと思うぜ」

カレーの話じゃねえんだよ、というツッコミ。

サム  「多分、カレーの炊き出しなんかはしねえしよ…」
ジョミー「するわけないよね、食べる方なら好きそうだけどさ」
スウェナ「地球の食事は何でも美味しい、って言ってるものねえ…」
シロエ 「手づかみで食べるカレーでもOKなんでしょうか?」
ブルー 「どうなんだかねえ…。ブルーはけっこうタフだから…」

そういうのも平気じゃなかろうか、と冷静な分析。

ブルー 「現地情報ゲットのためなら、頑張って現地溶け込み派だよ」
シロエ 「そういえば、昔は海賊もやってたんでしたっけ?」
マツカ 「お世話になったと聞いてますよね、海賊のアジトで」
スウェナ「だったら、カレーの国でも楽勝よ、きっと」
サム  「普通に現地で飯じゃねえかと思うぜ、俺は」

しかも怪しげな雰囲気の店な、と注釈つき。

サム  「如何にもって感じの店でカレーを食うんじゃねえかと…」
シロエ 「カレーの国で兄貴なカレー屋ですか!?」
ジョミー「あるなら入りそうだよ、ソレ…」
ブルー 「一応、いないってことになってるけどねえ、表向きは…」

でも専門の兄貴がいるかも、と妙な台詞が。

一同  「「「専門の兄貴!?」」」
ブルー 「そう。社会的にも認められている兄貴な集団!」
キース 「おい、そんなのがいるのか、あそこは?」
ブルー 「いるんだよねえ、結婚式とかでは定番らしいよ」
一同  「「「結婚式?」」」
ブルー 「歌と踊りのプロだから…」

呼ばないと話にならないのだとか。
プロの兄貴な集団ですか?


2016/07/20 (Wed) 

 

☆兄貴なプロ集団


お盆を控えて卒塔婆書きが忙しいキース君。まさにリーチな季節が今。
そして卒塔婆を欲しがるソルジャー、現地でのレポに突撃だそうで。

シロエ 「歌と踊りのプロ集団って…。兄貴がですか?」
ブルー 「らしいよ、絶世の美女から、如何にも兄貴な人まで色々」
一同  「「「美女?」」」
ブルー 「そうなんだよねえ、女装がお約束らしくって…」

その集団はまさに美女と野獣といった雰囲気、という解説。

ブルー 「ガタイのいい兄貴が楽器を担当、美形は歌って踊るんだよ」
シロエ 「それってネタではないですよね?」
ブルー 「残念なことに、ネタじゃないんだよ」
キース 「あの国はそういう国だったのか!?」
ブルー 「そうらしいねえ、お釈迦様の時代はどうか知らないけれど」

今は結婚式にも、赤ちゃんが生まれたお祝いにも…、と。

ブルー 「プロの兄貴な集団を呼んで、踊って祝って貰うんだよ」
シロエ 「…呼ばないっていうのは無いんですか?」
ブルー 「呼ばないと人生終わるらしいよ」
一同  「「「え?」」」

何故、人生が終わるのだ、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「兄貴でしょう? そのプロ集団は」
キース 「どうして人生を兄貴に左右されねばならん!」
ブルー 「伝統だからねえ、呼んで御祝儀をはずむものでさ…」

呼ばなかったら呪われるのだ、と怖い話が。

ブルー 「本当に人生終わった人もあるって言うから…」
キース 「呪われないように呼ぶわけか…」
ブルー 「そう聞いているよ、伝統だよ」
シロエ 「プロ集団は何処に出没するんです?」
ブルー 「何処の町でも、普通に歩いているらしいけど?」

綺麗な民族衣装を纏って、お化粧もして、と説明が。

ブルー 「美形の場合は女性と間違えられるんだけど…」
キース 「ガタイのいい方が問題なんだな?」
ブルー 「何処から見たって兄貴だからね!」
シロエ 「じゃ、じゃあ…」

あの人も簡単に見付け出すんじゃないですか、と。
ヤバいかも…?


2016/07/21 (Thu)

 

☆覚悟はしておけ


お盆と言ったら卒塔婆書きな季節、キース君が多忙で華麗にリーチ。
スッポンタケにもと思ったソルジャー、現地でのレポに突撃だとかで。

シロエ 「一目で分かる兄貴だったら、楽勝ですよ!」
ブルー 「そうなるかもねえ、ブルーでなくても分かりそうだし…」
サム  「ヤバくねえか、それ? 何処に行ってもいるのかよ?」

兄貴なプロ集団ってヤツは、とブルブルと。

サム  「お釈迦様の聖地にも出るってことはねえよな?」
ブルー 「残念だけどさ…。あの国だと、もうお釈迦様はさ…」
キース 「影が薄すぎるとは聞いているが…。まさか聖地にまで…」

結婚式とかにプロ集団を呼ぶ伝統があるのか、と悪い顔色。

キース 「あの辺りには、仏教の寺も多いと聞くが…」
ブルー 「お寺は関係無いんだよ。ほら、呼ばないと呪われるから」
シロエ 「…つまり、いるってことですね?」
ブルー 「ごくごく普通に、結婚式とかには来るらしいねえ!」

そして毎日、街でもスタンバッている、という話。

ブルー 「お祝い事には出掛けるもの! 呼ばれるためには!」
シロエ 「マーケティングですか?」
ブルー 「そういうことだね、何処で結婚式があるとか…」
スウェナ「聞き込みするのね、次に行くべき会場を?」
ブルー 「らしいよ、だから歩けばプロ集団に出くわす仕組み!」

きっとカレー屋にもいるであろう、と合掌を。

ブルー 「ブルーが出掛けて行ったからには、会うと思うよ」
キース 「兄貴なプロの集団にか!?」
ブルー 「一応、覚悟はしておきたまえ」

卒塔婆に注文が入るかも、と銀青様の仰せ。

ブルー 「たまには珍しい卒塔婆もアリだよ、今風の」
キース 「どんな卒塔婆だ、今風というのは!」
ブルー 「お施主様の好みの梵字入りかな…。現地レポの成果で」
キース 「嫌すぎるんだが!」
ブルー 「でもねえ、ノリも大切なんだよ、坊主はね!」

お経もノリが大切だから、と締められた話。
卒塔婆書き、無事に済みますか…?


2016/07/22 (Fri)

 

☆怖すぎるカレー


お盆を控えて卒塔婆書きな季節、夏休みになっても多忙なキース君。
たまにはサボリたくなるのが人情、生徒会長宅へやって来たものの…。

シロエ 「あっ、キース先輩! お疲れ様です、卒塔婆書き!」
サム  「マジでお疲れ、柔道部の合宿から後は缶詰だしよ…」
マツカ 「山の別荘の時だけでしたね、休めたのは…」
キース 「いや、マツカのお蔭でゆっくりさせて貰ったが…」

帰ってからが真面目にリーチ、と疲れ果てた顔。

キース 「今年も親父が余計に押し付けて来やがって…」
スウェナ「またやられたわけ? たまにはキッパリ断りなさいよ!」
キース 「それが出来たら、とっくに俺が住職だ!」

副住職などやっていない、と超特大の溜息が。

キース 「とにかく、今日は休ませてくれ。抜けて来たんだから」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ゆっくりしていってね!」

夏はやっぱりスパイシーカレー! と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「元気が出るから、沢山食べてね!」
キース 「…カレーだと?」

嫌すぎる言葉を聞いたような気が…、と言われましても。

ぶるぅ 「あれっ、カレーは嫌いだった?」
サム  「好きだったんじゃねえのかよ? 家じゃ食えねえから」
シロエ 「ですよね、カレーの匂いは厳禁だとかで…」

法要の予定が無い時だけしか駄目なんじゃあ…、とシロエ君だって。

シロエ 「もう絶対に法要は無い、っていう日の前の晩だけじゃあ?」
キース 「その通りだが…。確かにカレーは好きなんだが…」
ジョミー「だったら問題ないと思うけど?」

どの辺がどう嫌なわけ、と入るツッコミ。

ジョミー「ぶるぅのカレーは本格派だから、美味しいのにさ」
ぶるぅ 「そだよ、ナンもきちんと焼いたから!」
シロエ 「いいですねえ! まさに本場の味って感じで」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ?」
キース 「本格的すぎて、怖すぎるんだが!」

どうして本場なカレーなんだ、と引けている腰。
カレーが怖いって、どういうわけで…?


2016/07/23 (Sat)  

 

☆カレーで元気に


夏休みに入れば更に近付くのがお盆、卒塔婆書きがリーチなキース君。
マツカ君の山の別荘行きも終わったというのに、今日はサボリで。

キース 「せっかく俺がサボリに来たのに、何故カレーなんだ!」
ぶるぅ 「えとえと…。夏はスパイシーなのがいいでしょ?」
シロエ 「キース先輩だって元気が出ますよ、ぶるぅのカレーで!」

卒塔婆書きの疲れを癒して下さい、とシロエ君も笑顔。

シロエ 「スタミナをつけて、続きを頑張って下さいよ!」
キース 「お前まで嫌な言葉を言うな!」
シロエ 「何か変なこと、言いましたか?」
サム  「言ってねえよな、カレーでパワーをつけろってだけで」
キース 「お前もだ、サム!」
一同  「「「へ?」」」

いったい何がNGワードなのだ、と首を傾げる御一同様。

スウェナ「キース、さっきから何だか変よ? カレーが怖いとか…」
ジョミー「シロエとサムが文句を言われたヤツもさ…」
マツカ 「カレーっぽいですよね、原因は」
シロエ 「どうしてカレーが駄目なんです? 夏はカレーですよ!」

辛さで暑さを吹き飛ばすのは王道なんじゃあ…、という意見。

シロエ 「中華な国の辛い火鍋も、夏がシーズンらしいですしね?」
キース 「火鍋だったら、何も問題無いんだが!」
サム  「やっぱりカレーが駄目なのかよ? 効きそうなのによ…」

夏バテ防止に、と言い終わらない内に…。

??? 「実に効くよね、カレーはね!」
キース 「うわぁぁぁっ!!!」

出やがった、と絶叫、ソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「ぼくもスパイシーカレーを希望! 効きそうだから!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 一杯食べてね、元気になれるよ!」
Aブルー「ありがとう! もうモリモリといきたいねえ…!」
シロエ 「カレーもお好きなんですか?」
Aブルー「そりゃね、本場の味となったら食べなくちゃ!」

本場のカレーは素敵だったよ、と瞳がキラキラ。
そういえば、現地突撃レポでしたか…?


2016/07/24 (Sun)

 

☆カレーの国では


夏休みに入ってお盆が近付き、キース君の卒塔婆書きも華麗にリーチ。
生徒会長宅でサボリな所へ、迷惑なソルジャー御登場で。

Aブルー「カレーの本場も素敵でねえ…! もう本当に!」
キース 「あんた、本気で行って来たのか!?」
Aブルー「当たり前だよ、現地レポだと言った筈だよ?」

スッポンタケの卒塔婆のためなら頑張れる、と笑顔全開。

Aブルー「もう完璧に現地溶け込み、毎日カレーだったから!」
シロエ 「…聖地巡礼したんですか?」
Aブルー「お釈迦様の方も気になるからねえ、あちこち回って…」

それに取材も抜かりなく、と本当に行って来た模様。

Aブルー「ぼくには言葉の壁も無いから、楽勝だってば!」
シロエ 「それじゃカレーも、現地の人と一緒にお店で?」
Aブルー「当然だってば、それが溶け込む基本だよ!」

だからカレーは手づかみで、と恐ろしすぎる順応ぶり。

Aブルー「そうやってカレーを食べているとさ、声が掛かるし…」
サム  「ぼったくり価格の土産物かよ?」
Aブルー「違うね、もっと素敵な客引きだよ!」
一同  「「「客引き?」」」
Aブルー「この国からの旅行客と分かれば、もう直々に!」

お声掛かりがあるものなのだ、と威張るソルジャー。

Aブルー「現地突撃レポをするなら、何処から来たかはハッキリと!」
シロエ 「この国の人だと主張したなら、ぼったくりでしょう?」
スウェナ「どう考えても、それしかないわよ?」
Aブルー「それが違うんだよ、直々だよ?」
シロエ 「直接アタックしてくるっていう意味でしょう?」

買って下さい、と土産物を山ほど抱えて…、という指摘。

シロエ 「絨毯か何か知りませんけど、凄い値段のを!」
Aブルー「分からないかな、直々はこの国の言葉らしいよ?」
シロエ 「それは間違ってはいませんね…」
Aブルー「ぼくは全く初耳だけどね、直々なんて」
キース 「普通だろうが!」

どう考えても普通に使う、とツッコミが。
死語になってはいませんね?


2016/07/25 (Mon)

 

☆お言葉なら直々


夏休みに入れば近付くのがお盆、卒塔婆書きに追われるキース君。
今日はサボリだと抜け出して来たら、ソルジャーもやって来たわけで。

Aブルー「直々って言葉は普通なのかい、この国ではさ?」
シロエ 「ぼくは使いませんけれど…。キース先輩は使いますよね?」
キース 「坊主の世界では普通に使うが…。偉い人たちも多いしな」

直々にお言葉を賜る機会もあったりするし、と副住職。

キース 「璃慕恩院の老師様なら、もう有難く押し頂くが…」
Aブルー「直々を?」
キース 「そうだ、直々にお言葉を賜れるとなれば、光栄で…」
Aブルー「なるほどねえ…。君にもそういう機会があるんだ?」
キース 「行事の時に出掛けてキッチリ奉仕すればな」

努力を認めて貰えた時には、お言葉だって…、と合掌を。

キース 「そういうチャンスを貰うためにも、日頃の行いが肝心だ」
Aブルー「日頃って…。何処で頑張ってるわけ?」
キース 「もちろん、璃慕恩院で行事と聞いたら駆け付けてだな…」
Aブルー「あそこはそういう所なのかい?」

直々を頑張る所なのか、とソルジャー、何故か唖然とした顔。

Aブルー「なんだか、イメージ違うんだけど…。お寺で直々…」
キース 「一般人より、機会は多いと思うがな?」
ブルー 「だよねえ、封建社会だからさ」
Aブルー「ああ、なるほど! ハーレムみたいな感じかな?」
一同  「「「ハーレム?」」」

どうしてお寺がハーレムなのだ、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「凄く縁遠い言葉が聞こえたように思いますけど…?」
キース 「まったくだ。あんた、璃慕恩院を愚弄する気か?」
Aブルー「していないってば、でも直々って…」

セックスっていう意味なんだってね、と斜めな台詞。

一同  「「「へ?」」」
Aブルー「セックスだってば、ジキジキといえば!」
キース 「何処の言葉だ!?」
Aブルー「この国だよ!」

ぼくも初めて聞いたんだけど、と言われましても。
ジキジキですか…?


2016/07/26 (Tue) 

 

☆習ったジキジキ


お盆を控えて卒塔婆書きなのが、キース君の夏休みに必須のイベント。
スッポンタケにも欲しいソルジャー、カレーの国まで突撃レポで。

Aブルー「この国から来たと分かった途端に、ジキジキだけどね?」
シロエ 「…そういう客引きなんですか?」
Aブルー「そうみたいだよ、ジキジキは好きかと来るんだけれど!」
キース 「ありがちだろうが、それは言葉が間違っている!」

いったい誰がそう言ったんだ、と吊り上げる眉。

キース 「それで老師のことを話したら、派手に勘違いしたわけか!」
Aブルー「え、だって…。お寺でジキジキだって言うしさ…」

君も入ってセックス三昧のイベントかと、と酷すぎる誤解。

Aブルー「ご奉仕するって話もあったし、意外だなあ、って…」
キース 「勝手に話を作り上げるな!」
Aブルー「でもさ、ジキジキなんだってば! セックスは!」

親切な人たちが教えてくれたよ、とニコニコと。

Aブルー「カレー屋で会った人たちでねえ…。兄貴が大勢!」
一同  「「「ひいぃっ!」」」

例の兄貴なプロ集団か、と誰もがドン引き。

Aブルー「あれっ、知ってた? 心当たりがありそうだけど…」
シロエ 「女装している人たちですか?」
Aブルー「そうそう! 凄い美形も、如何にもな人も!」

すっかり仲良くなっちゃって、と恐るべき現地溶け込み派。

Aブルー「あの人たちと一緒にいるとさ、客引きも逃げて行くんだよ」
一同  「「「あー…」」」

逃げるだろうな、と誰もが納得。

Aブルー「客引きがいなくなったお蔭で、ジキジキの意味も!」
シロエ 「教えて貰えたんですか?」
Aブルー「そうだよ、セックスって意味を知らないのか、って」

自分の国の言葉も知らないらしい、と親切に教えてくれたとか。

Aブルー「もちろん、他の言葉も色々!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「現地レポだよ、仲良くなったら習わないとね!」

キースに書いて貰うために、とグッと拳を。
本気で現地レポですか…。


2016/07/27 (Wed) 

 

☆プロ集団と友達


お盆を控えて卒塔婆を書くのが、副住職なキース君の夏休みの仕事。
スッポンタケにも欲しいソルジャー、カレーの国まで出掛けてレポで。

Aブルー「お釈迦様の国の言葉で書いたら、全部お経になるってね!」
キース 「何度も言ったが、誰の人生でもお経になるわけじゃない!」
Aブルー「でもさあ…。象が水を飲みに来たって、お経だよ?」

君が自分で言ったんだから、と痛い所をグッサリと。

Aブルー「お経を詳しく調べていけばね、きっと何処かに!」
シロエ 「…習った言葉があると言うんですか?」
Aブルー「あると思うね、色々な言葉を習って来たから!」

それっぽくない言い回しを…、と得意満面。

Aブルー「だって兄貴なプロ集団だよ、出来た友達!」
キース 「あんた、友達になったのか!?」
Aブルー「そうだよ、一緒に結婚式とかにも行ったしね!」

せっかく知り合いになれたんだから、と行動を共にしていた様子。

Aブルー「毎日通って仲良くなったし、ジキジキだって!」
シロエ 「ま、まさか、やったんじゃないでしょうね?」
Aブルー「誘われたけどさ、ぼくのハーレイに申し訳ないから…」

見学だけさせて貰ったのだ、と流石の厚顔無恥っぷり。

Aブルー「今のプレイはどういう名前、と訊いてみたりね!」
一同  「「「うわー…」」」

嫌すぎる、と誰もがガクガクブルブル。

サム  「そういう取材をして来たのかよ?」
Aブルー「決まってるじゃないか、現地突撃レポなんだから!」

プロの兄貴な集団と御縁が出来た以上は徹底的に、と。

Aブルー「キースに書いて貰うって話もしたんだけどさ…」
キース 「余計な話はしなくていい!」
Aブルー「でもねえ、それが大切だから!」

ギュッと濃縮した言葉が欲しい、と言ったのだとか。

Aブルー「そしたら、お勧めがジキジキなんだよ」
シロエ 「其処の言葉じゃないんでしょう?」

この国の言葉なんですよね、とツッコミが。
お釈迦様の国の言葉以外は駄目なのでは?


2016/07/28 (Thu)

 

☆お勧めはジキジキ


お盆を控えて卒塔婆書きなのがキース君ですけど、問題はソルジャー。
スッポンタケにも欲しいらしくて、カレーの国まで出掛けてレポを。

Aブルー「ジキジキはこの国の言葉ってことになってるけどさ…」
シロエ 「そう聞きましたよ、ぼくたちは知りませんけどね!」
Aブルー「ぼくも知らないから、あの人たちに訊いたんだよ!」

プロの兄貴な集団の人に、端から質問して回ったとか。

Aブルー「あの国だと常識らしいんだけど…。ジキジキは!」
ジョミー「でも、知らないよね?」
サム  「聞いたこともねえよな、キースが言ってた方の意味しか」
Aブルー「よく聞いてみたら、この国の人が教えたらしくて!」

旅行に出掛けたバックパッカー、そういう人たちが教えたジキジキ。

Aブルー「兄貴な人たちと推理した結果、ジョークだろうと!」
一同  「「「ジョーク?」」」
Aブルー「旅先で嘘八百を教える人間、多いらしいから!」

ジキジキもその一つであろう、というプロな兄貴の人たちの説。

Aブルー「だからジキジキがお勧めなんだよ! 卒塔婆に書くなら!」
キース 「なんでそうなる!?」
Aブルー「今や立派な現地語だから! この国の人に限定で!」

他の国の人には言わないらしい、ジキジキな客引きエトセトラ。

Aブルー「とても有難い言葉なんだよ、お釈迦様の国の!」
スウェナ「この国の言葉じゃないのは確かね、それって」
マツカ 「ええ…。お釈迦様の国の言葉になるんでしょうね」
シロエ 「新しく出来た言葉ですけどね…」

お釈迦様の国の言葉で合ってるでしょう、という見解。

シロエ 「それでジキジキがイチオシってことになるんですね?」
Aブルー「他にも色々習って来たけど、ジキジキだよねえ!」
キース 「俺にそれを書けと…?」
Aブルー「話が早くて助かるよ! これがジキジキ!」
キース 「うっ…!?」
Aブルー「ジキジキだよね?」

現地で書いて貰いましたーっ! と出て来たメモ。
思いっ切り梵字…。


2016/07/29 (Fri)

 

☆ジキジキでいける


お盆を控えて卒塔婆を書くのがキース君の仕事、出て来たソルジャー。
スッポンタケにも欲しいと言い出し、現地レポしたカレーの国。

Aブルー「卒塔婆に書く字は、こういうのだよね?」
サム  「俺は読めねえけど、それっぽいよな?」
ブルー 「何処から見たって梵字だねえ…。ペンで書いてるけど」

筆で書いたら立派に卒塔婆向きであろう、と生徒会長、いや銀青様。

ジョミー「これでホントにジキジキなわけ?」
ブルー 「君も将来は坊主なんだし、覚えたまえ。こういう字だよ」
シロエ 「有難い感じに見えますけれど…。そう読むんですね?」
ブルー 「ジキジキとしか読めないねえ…」

お経には出て来ないけどね、とキッパリと。

ブルー 「でも、梵字には違いないから…。素人さんが見たら…」
スウェナ「判別するのは無理なのね?」
ブルー 「梵字が多めに書いてあるな、っていう程度かな…」

ついでにアドス和尚にも意味は不明であろう、と嫌すぎる台詞。

ブルー 「書いてる所を目撃されても、普通に叱られて終わりだね!」
シロエ 「出鱈目なことを書くな、と言われるわけですね!」
ブルー 「例の戒名を書く前ならね!」

書いていたって安全かもね、と捻っている首。

ブルー 「梵字からして出鱈目なんだし、戒名の方も出鱈目ってね!」
サム  「キースの悪戯書きってことになるのかよ?」
ブルー 「卒塔婆書きでキレて、鬱憤晴らしっていう所かな…」

卒塔婆の代金を支払いさえすれば許される筈、と太鼓判。

ブルー 「なにしろ卒塔婆は一発書きだし、書き損じるよりは…」
シロエ 「悪戯書きでも、練習した方がマシですか…」
キース 「待て、貴様ら!」

俺を追い詰めて楽しいのか、と慌ててますけど。

Aブルー「なるほどねえ! 安心して書いて貰えそうだね、ジキジキ」
キース 「卒塔婆の数に余裕は無いが!」
サム  「でもよ、五十本単位だろ?」

端数の注文は無いんでねえの、という指摘。
何本か余りそうですね?


2016/07/30 (Sat)

 

☆ジキジキでお願い


お盆を控えて卒塔婆書きに追われるキース君ですけど、エライ災難が。
スッポンタケにも欲しいソルジャー、お釈迦様の国まで現地レポ。

Aブルー「卒塔婆の注文は五十本単位になるのかい?」
サム  「その筈だぜ、うん。ドッカンと束で届くわけでよ…」
ブルー 「今の時期だと、何処のお寺も戦場だよ」

卒塔婆書きで、と生徒会長も認めるリーチな時期。

Aブルー「端数の注文を受け付けないなら、余ってそうだね?」
キース 「余った卒塔婆は、次の法要に回すんだが…!」

年忌法要には卒塔婆が必須、と慌てまくりの副住職。

キース 「五十本単位でドカドカ頼むのは、今の時期だけで…!」
シロエ 「卒塔婆の管理は誰なんです?」
キース 「俺だ、あの親父がすると思うか!?」
Aブルー「それなら君が誤魔化しておけば済む話だろう?」

卒塔婆の数を、とニコニコニッコリ。

Aブルー「書いてる現場を押さえられた時は、代金を払うだけだしね」
シロエ 「そうなりますよね、特に問題なさそうな気が…」
キース 「頼むから、俺を追い詰めるな!」
Aブルー「もう遅いってね、ジキジキでよろしく!」

これが卒塔婆の代金で…、と出ました、札束。

Aブルー「御布施をすればオッケーだよねえ、お寺ってトコは」
ブルー 「まあ、間違ってはいないだろうね」
Aブルー「ほらね、ブルーのお許しも出たし! 今、直々に!」

だからジキジキな卒塔婆をお願い、と満面の笑顔。

Aブルー「それから、お盆は棚経もね!」
キース 「卒塔婆を書いて、棚経までか!?」
Aブルー「え、だって…。お盆はそういうものだろう?」

今年もよろしく、と迫るソルジャー。

Aブルー「楽しみだよねえ、ジキジキな卒塔婆!」
キース 「俺は背筋が寒いだけだが!」
Aブルー「涼しく卒塔婆が書けると思うよ、寒いなら!」
サム  「だよなあ、涼しさ抜群だぜ」
キース 「凍死しそうだ…!」

俺の気分は酷寒地獄、と騒いでますけど。
今月、これにて中継終了~。


2016/07/31 (Sun)





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