拍手ありがとうございました!
生徒会長の留守に部屋に入り込み、雛人形を飾り始めたシャン学メンバー。
鍵を開けてくれたソルジャーと一緒に雛段を組み立て、緋毛氈をかけて…。
キース 「おーい、そっちの具合はどうだ?」
ジョミー「バッチリだよ! ピンと張ったし、次は人形だね」
スウェナ「違うわよ、先に屏風を飾るのよ。それに畳も置かなくちゃ」
シロエ 「あ、そうか…。じゃあ、こっちの箱が一番ですね」
木箱を開けて屏風を取り出すシロエ君。
マツカ君が買った高級品だけに、本物の金箔が貼ってあります。
シロエ 「よいしょ、っと…。次が畳、と」
Aブルー「畳って床材なんだと思ってたけど、これは違うんだね」
キース 「俺だって似たようなヤツに座ることがあるぞ」
全員 「「「えぇっ!?」」」
お雛様の畳と言えばお内裏様が座るモノでございます。
昔の偉い人しか座れない物のミニチュアだとばかり思っていれば、なんと
キース君が同じようなヤツに座るんですって?
マツカ 「え、えっと…。キースって実は凄かったんですか?」
サム 「マツカも裸足で逃げ出す家柄とか? 知らなかったぜ」
シロエ 「そういえば名家の出身の人が住職ってお寺、多いですよね…」
Aブルー「へえ…。なるほど、これに座れる人は偉いのか…」
知らなかったよ、とソルジャーも感心しております。
しかしキース君が実は超絶お坊っちゃまとは、世の中分からないもので…。
シロエ 「キース先輩、長年失礼いたしました!」
ジョミー「ど、どうしよう…。ぼくも色々やっちゃった…」
キース 「お前たち、何を勘違いしてるんだ? 寺の備品だぞ」
何度も家に来たくせに、とキース君は呆れた顔で。
キース 「本堂に置いてあるだろう。上に座布団が敷かれているが」
ジョミー「え? そ、そうだっけ…」
キース 「読経の時に座るヤツだ! …主に親父だがな」
あれのことか、とシャン学メンバーは脱力中。
キース君の坊っちゃま騒動の意外な結末、ソルジャーも爆笑してますよ~!
生徒会長と教頭先生が、まさかのデート!
しかもテーマはバカップルごっこ。
本当に「ごっこ遊び」で終わるんでしょうか、この二人。
教頭先生に熱いエールをお願いしますv
