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やって来ました、3月10日。
生徒会長が予定していた雛祭り宴会の日でございます。
招待状を貰ったシャン学メンバー、生徒会長の家まで来たのはいいですが。
ジョミー「突っ立っていたって仕方ないよ。此処にいるのはバレバレだよ」
キース 「それは分かっているんだが…」
シロエ 「どうなったでしょう、雛人形。片付いてればいいんですけど…」
サム 「少なくとも昨日の朝にはあったぜ」
朝のお勤めに来た時は飾ってあった、という証言に誰もが真っ青。
キース 「やっぱり片付けられなかったか…」
シロエ 「ソルジャーが言ったとおりでしたね、どうします?」
キース 「どうするも何も、あれを飾ったのは俺たちだしな」
ジョミー「もしかして責任取らされるわけ? 雛人形の?」
シロエ 「会長、困ってましたしねえ…。教頭先生を呼んだのに、って」
スウェナ「でも宴会のお客様でしょ、教頭先生。何とかなるわよ」
キース 「客が俺たちだけならな。あいつも来ると言ってたじゃないか」
全員 「「「あー…」」」
おしまいだ、と頭を抱えるシャン学メンバー。
雛人形にシールドを張って逃げたソルジャーも宴会に来るんでしたっけ。
それとも既に到着済みで、生徒会長と喧嘩中?
どう転んでも連帯責任は免れない、と覚悟を決めてチャイムを押せば。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい! ブルーが待ってるよ!」
キース 「待ってくれなくてもいいんだが…。あいつはまだか?」
ぶるぅ 「あっちのブルー? まだ来てないけど?」
今日は楽しい雛祭り、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大はしゃぎです。
リビングに行けば雛人形がしっかり飾られておりまして…。
ブルー 「御覧のとおりさ。どう頑張っても撤去不可能」
キース 「す、すまん…。あいつの尻馬に乗ったばかりに…」
ブルー 「どういたしまして。女子会へようこそ」
全員 「「「女子会!?」」」
ニッコリ笑う生徒会長。
女子会だとか聞こえましたが、最近流行りのアレですか…?
