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シャングリラ学園つれづれ語り

長襦袢までは順調に進み、いざ振袖…という段階で躓いたらしい男子たち。
振袖の裾が半端に引き摺ってしまい、どうにもこうにもなりません。
半ばヤケクソ、そのまま帯を…と思った所へ。

ぶるぅ 「あのね、おはしょりが無いとダメなんだよ」
全員  「「「おはしょり?」」」
ぶるぅ 「えっと、見た方が早いかな? スウェナ~!」
スウェナ「なぁに? あ、あらら…。みんな凄いの着てるわねえ…」
ジョミー「こんな色しか無かったんだよ!」
サム  「これでもマシなの選んだんだぜ? 他はアレだし」
スウェナ「そうねえ、ちょっとはマシって感じ?」

あまり差は無いみたいだけれど、と笑うスウェナの振袖は紫でございます。
模様も華やかながらも上品、まさに理想の振袖で。

キース 「あっちの方が断然マシだな…」
シロエ 「モノは考えようですよ。あれだけが此処に混ざっていたら…」
サム  「流血沙汰になってたかもなぁ、俺、キースには勝てないけどさ」
ジョミー「確実に喧嘩になってたよねえ、勝てなくっても」
シロエ 「二人とも本気でそう言ってますか? 反則しないと?」
サム  「あー…。絶対とは言い切れねえなあ…」
ジョミー「手ごろな何かが転がっていたら一発くらい殴るかも…」
マツカ 「反則技は素人さんの方が強いと聞きますよね」
キース 「下手に武道の心得があると素人には手が出せないからな…」

あの振袖が無くて良かった、と誰もが納得。
柔道部三人組でも反則アリだと、素人二人に負けたかも。
つまり勝者が誰かは分からず、負けた四人はフルボッコで。

ジョミー「ボコボコの顔で振袖よりかは、この色でいいよ…」
キース 「同感だ。で、ぶるぅ。俺たちは何処で間違えたんだ?」
ぶるぅ 「ここ、ここ! 帯の下にエプロンみたいになっているでしょ?」

これが『おはしょり』、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
男性の着物に『おはしょり』は存在いたしません。
まして法衣にある筈も無く、間違えるのも無理ないですよね…。

 

※シャングリラ学園場外編を御贔屓下さってありがとうございます。
 正式に「場外編」としてスタートしてから本日で半年となりました。
 毎日更新、お蔭様で無欠席で今日まで来られましたです。
 半年の記念に過去編のスタートの日へのリンクを貼っておきますv

場外編への変身開始・2011年9月9日
既にソルジャーの影がチラついていたというのが…(笑)

運動会編・9月14日から

運動会編後日談・10月6日から

ハロウィン編・10月17日から

クリスマス編・11月28日から

年末年始編・12月30日から

節分編・2012年1月30日から

雛祭り編(現在連載中)・2月27日から

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