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ゴージャス姫スタイルにメガ盛りなんだ、と宣告された男子一同。
焦って逃げようと致しましたが、扉をサイオンで封じられているようで…。
ぶるぅ 「はい、一人ずつ順番だからね。届かないから座ってよ」
キース 「ジョミー、お前が一番だ。着付けも一番だったしな」
サム 「そうそう、喜んで譲ってやるぜ」
ジョミー「ちょ、なんで…!」
シロエ 「栄えある一番じゃないですか。グレイブ先生もお好きですよ」
ジョミー「あれは一位だって!」
キース 「そう喚くな。ぶるぅが目指すのは可愛さなんだぞ」
ガシッとジョミー君の肩を掴んで椅子に座らせるキース君。
早速「そるじゃぁ・ぶるぅ」が小さな椅子に乗って金髪のウイッグを…。
シロエ 「うわー、本気で結ってますよ、アレ」
スウェナ「メガ盛りだって言ってたでしょ? 盛り上げなくっちゃ」
キース 「し、しかしだな…。あんなに高く結い上げなくても…」
ぶるぅ 「キースは高いの好きじゃないんだね? じゃあ、クルクルかな」
キース 「クルクル?」
ぶるぅ 「低めに盛って巻髪がいいね、うんとゴージャスにしなくっちゃ!」
キラキラの簪を挿してリボンもつけて、と言われたキース君は顔面蒼白。
黒髪の男子は色とりどりのデコパーツ入りのスプレーも外せないそうで。
男子一同「「「人生、終わった…」」」
スウェナ「そんなことないわよ、素敵よ、ジョミー」
ジョミー「この頭の何処が素敵だなんて言えるのさ!」
鏡に映ったジョミー君の髪は高く盛られてデコられています。
しかもそれだけで終わりではなく、ベールを付けられ、襟元にレース。
姫スタイルというヤツでございます。他の男子も似たような運命を辿り…。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルー、みんなの用意が出来たよ!」
ブルー 「うん、いいね。それじゃ女子会を始めようか」
女同士で、と笑顔の生徒会長。
皆の視線は生徒会長の衣装に釘付けです。
御自慢の緋色の法衣に立派な袈裟。この格好で女子会だなんて、反則では?
