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シャングリラ学園つれづれ語り

振袖も髪も思い切り派手にデコられてしまった男子たち。
女子会だけに姫スタイルでも仕方ない、と諦めてリビングに戻ってみれば、
待ち受けていた生徒会長は緋色の法衣でございます。
これでは全く普段通りなわけでして…。

ジョミー「ずるいよ、それ! 女子会だって言ったくせに!」
ブルー 「だから着替えておいたじゃないか。ほら、ぶるぅだって」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お供のお稚児さんだもん!」

いつの間にやら緋色の袴に金襴の衣を着ている「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
確かにお稚児さんの格好ですし、女児向けの衣装のようですが。

キース 「ぶるぅは分かった。だが、あんたのは反則だろうが!」
ブルー 「どの辺りが? これでも尼僧のつもりなんだけど」
キース 「緋色の衣の尼僧だと? 緋色は大僧正しか着られないんだぞ!」

ゴージャスな巻髪を揺らして激怒されても迫力は皆無。
生徒会長に突き付けた指はレースの手袋に包まれてますし…。

ブルー 「デコられたショックでボケたらしいね。大本願を忘れるとは」
全員  「「「大本願?」」」
ブルー 「ぼくたちの宗派の大本山の一つ。トップは代々、尼僧なんだよ」
キース 「…畜生、俺としたことが…。大本願は大僧正だな」

女性もアリか、と項垂れているキース君。
マツカ君の山の別荘の近くに、二つの宗派の大本山を兼ねる大きなお寺が
あるそうで。
璃慕恩院の系列が大本願、恵須出井寺の系列が大勧進と呼ばれるのだとか。

ブルー 「だから立派な女装だってば。君たちの衣装より格式が高い」
ジョミー「それってズルイ…」
ブルー 「嫌なら法衣を許すけど? お坊さんスタイルなら君も無問題」
ジョミー「えっ、ホント!?」
ブルー 「ただし頭は丸坊主でね。それが嫌なら姫スタイルで」
ジョミー「このままでいいよ、諦めたよ!」
Aブルー「へえ…。みんな、なんだかゴージャスだねえ?」

こんにちは、と現れたのはソルジャーです。
雛祭り女子会は無事に開催出来るんでしょうか…?

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