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シャングリラ学園つれづれ語り

☆夜がいいです


除夜の鐘を昼間に撞くというお寺が登場、とても好評なのだそうで。
参拝客も十倍に増えたらしいですけど、反対派なのがソルジャー。

Aブルー「いくら好評でも、昼は駄目だよ! 夜に撞かないと!」
キース 「坊主としては、あんたの意見に賛成だがな…」

昼間だと、どうマズイのだ、と副住職の疑問。

キース 「あんたの世界に除夜の鐘は無いし、昼でも良かろう」
Aブルー「さっきも言ったよ、煩悩の中身が変わってくると!」

そのお寺では夜は撞かないよね、とソルジャー、確認。

Aブルー「昼間の方が明るくていい、と夜は撞かないらしいよね?」
キース 「そのようだが…。昼の間に撞いて終わりだ」
Aブルー「そんなお寺が増えたら、ぼくは困るんだよ!」
キース 「坊主の俺も歓迎できんが、あんたは寺とは無縁だろうが」
Aブルー「そういうわけでもないってば! 色々な面で!」

極楽の蓮を予約するとか、スッポンタケの法要だとか…、と。

Aブルー「除夜の鐘も、大切なイベントだしね!」
シロエ 「昼間だと駄目な理由がイマイチ分かりませんが…?」
キース 「俺にも謎だ。昼でも夜でも、大して変わらんだろう」

煩悩を流すための鐘には変わりはない、と副住職。

キース 「ただ、新しい年を迎える前に、また溜まりそうだがな」
Aブルー「其処なんだよ! 新しい年は夜に迎えるわけでさ…」

夜と言ったら、やるべきことは一つ! と突き上げる拳。

Aブルー「除夜の鐘を撞きに行くなら、お預けになるけど…」
シロエ 「何がです?」
Aブルー「もちろん、セックス! 夜は大いに楽しんでこそ!」

ぼくは昼間でも気にしないけど、と恥じらいの無い人。

Aブルー「夜に除夜の鐘を撞きに行ったら、頭の中身は…」
キース 「待て、その先は言わなくていい!」
Aブルー「ダメダメ、これが大切だからね!」
シロエ 「もういいですから!」
Aブルー「良くないよ!」

除夜の鐘の存在意義を語らせてくれ、と言われましても。
迷惑な…。


2017/01/16 (Mon)

 

☆昼間じゃ困る


昼の間に除夜の鐘を撞くお寺が登場、参拝客が増えたそうですけど。
ソルジャーは昼に撞くのに反対、除夜の鐘の存在意義がどうのと。

Aブルー「いいかい、煩悩を流すのが除夜の鐘なんだからね!」
キース 「そんなくらい、誰でも承知している!」
Aブルー「でもねえ…。真っ昼間に煩悩を流しに鐘を撞いても…」

まるで雰囲気が無いじゃないか、と指差す窓の向こう側。

Aブルー「こんな具合に明るかったら、煩悩も健全になっちゃうよ」
一同  「「「へ?」」」

健全な煩悩とは何事なのだ、と誰もがキョトン。

シロエ 「あのですね…。煩悩は煩悩だと思うんですけど…」
サム  「うんうん、除夜の鐘で流すくらいに余計なモンだぜ」
スウェナ「そんなモノが健全なわけがないでしょ、最初っから!」
Aブルー「どうなんだか…。少なくとも、夜で暗い方がさ…」

アヤシイ気分になりやすいよね、とニコニコニコ。

Aブルー「除夜の鐘を撞いて、初詣が済んだら、帰って一発!」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「でもさ、絶対、いるってば! そういう人も!」

もう半端ない数でいる筈だ、とソルジャー、力説。

Aブルー「特にカップルで撞きに行く人! そっちは完璧!」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「元老寺にだって来ていた筈だよ、カップルは!」

鐘を撞いたら、仲良く帰って行った筈だ、という指摘。

Aブルー「そんなカップルの頭の中には、凄い煩悩が!」
キース 「それを流すのが除夜の鐘だろうが!」
Aブルー「そう、其処の所が大切なんだよ! 夜ってトコが!」

昼間じゃ、とても…、とブツブツと。

Aブルー「明るい内だと、これから食事に行く予定とか…」
シロエ 「それが健全な煩悩ですか?」
Aブルー「少なくとも、セックスの予定は無いと思うんだよ!」
ブルー 「まあ無いだろうね、普通はね!」
Aブルー「そうだろう? それじゃマズイよ」

煩悩ゲットの意味が無くなる、と苦情。
何処までも自分中心な人…。


2017/01/17 (Tue)

 

☆昼間よりも夜で


除夜の鐘を昼の間に撞くお寺が登場、それに反対なのがソルジャー。
健全な煩悩しか流れないから、と欲しいものはアヤシイ煩悩で。

Aブルー「今年はキースの五体投地で、濃いめの煩悩だったけど…」
ブルー 「それの中身は言わなくていいから!」
Aブルー「聞いて欲しいけど、今はさ、横に置いておいてさ…」

とにかく昼間の除夜の鐘は駄目だ、という文句。

Aブルー「濃いめの煩悩が流れるどころか、健全ではね!」
キース 「食欲も煩悩の一つではある。そういう面では正しいが…」
Aブルー「煩悩の質が大切なんだよ、夜だからこそ凄い煩悩!」

帰った後のセックスだとか、姫はじめに思いを馳せるとか…、と。

Aブルー「ありとあらゆるセックスの煩悩、てんこ盛りだよ!」
キース 「…誰もがそうとは限らんと思うが?」
シロエ 「そうですよ! 子供だって撞きに来るんですから!」
Aブルー「でもねえ…。圧倒的に大人だろう?」

若いカップルにも人気の筈だ、と譲らない人。

Aブルー「そういう人たちが流した煩悩が凄いわけでさ…」
キース 「あんたの勝手な思い込みだと思うがな?」
Aブルー「そんなことはないよ、現に今年も凄かったから!」

ハーレイと二人で励みまくって、煩悩ゲット、と満面の笑み。

Aブルー「あれでこそ除夜の鐘の効果もあるってもので…」
シロエ 「昼間の鐘だと駄目なんですね?」
Aブルー「食欲なんかを貰っても仕方ないじゃないか!」

ぼくは本来、食事が面倒なんだから、とブツブツブツ。

Aブルー「地球の食事は大好きだけどさ、ぼくの世界のは…」
ブルー 「栄養剤で済ませたいのが君だっけ?」
Aブルー「美味しいお菓子は別だけれどね!」

食べるよりかは、断然、セックス! とブチ上げる人。

Aブルー「食欲なんかは欲しくないから、除夜の鐘は夜!」
キース 「あんた、どういう発想なんだ!」
Aブルー「駄目なのかい?」

君は昼間の除夜の鐘の方に賛成かい、と質問が。
これはキツイですね?


2017/01/18 (Wed)

 

☆伝統は守るべき


昼間に除夜の鐘を撞くお寺が登場、それに大反対なのがソルジャー。
夜でないと健全な煩悩しか流れない、というのが言い分でして…。

Aブルー「除夜の鐘は絶対、夜に撞くべき! 君は昼間派かい?」
キース 「い、いや…。そうではないが…。俺も夜だと思うのだが」
Aブルー「だったら意見は同じじゃないか。何処が駄目だと?」
キース 「あんたの発想というヤツだ!」

除夜の鐘をとんでもないモノにしやがって、と副住職の怒りが炸裂。

キース 「除夜の鐘で一年の煩悩を流す、それが大切な点でだな!」
Aブルー「流れた煩悩を活用するのは、ぼくの勝手だろう!」

放っておいたら流れておしまい、とソルジャーの持論。

Aブルー「欲しい人がキッチリ回収するのが、姫はじめだよ!」
キース 「違うと言っているだろう! よくも勝手な解釈を!」
Aブルー「でもさ、毎年、きちんと回収できてるし…」

アレのお蔭で、年の初めから充実のセックスライフなのだ、と。

Aブルー「今年もハーレイと励みまくって、もう何発も!」
ブルー 「やめたまえ! 新年早々、下品な話は!」
Aブルー「キースが分かっていないからだよ、除夜の鐘の意味を!」

存在意義と言うべきだろうか…、と黙らない人。

Aブルー「流したい人が煩悩を流して、欲しい人は後で貰うんだよ」
キース 「その考え方が間違っていると、何度言えば分かる!」
Aブルー「ぼくが絶対、正しいってば! 君が知らないだけで!」

姫はじめに励む人の多くは、恩恵を被っている筈だ、という見解。

Aブルー「自覚の有無は別にしといて、煩悩ゲットの夜なんだよ!」
キース 「あんた以外に、そんな阿呆はいないと思うが!」

除夜の鐘は宗教行事なのだ、と喚いてますけど。

Aブルー「そういうことなら、やっぱり夜だよ! 夜にきちんと!」
キース 「何故、そうなる!」
Aブルー「宗教行事だと言ったじゃないか!」

伝統は守ってゆくべきだ、と溢れる自信。
そうかもしれませんけどね…。


2017/01/19 (Thu) 

 

☆宗教行事と伝統


除夜の鐘を昼に撞くお寺が登場、それに大反対しているソルジャー。
お目当ては煩悩ゲットなんですけれども、宗教行事がどうこうと。

Aブルー「宗教行事と言ったら、お盆とかのことになるんだろう?」
キース 「それで合っているが、なんであんたが其処にこだわる!」
Aブルー「もちろん、御利益があるからだよ!」

お盆の棚経も、春と秋とのお彼岸も…、とニコニコニッコリ。

Aブルー「スッポンタケの供養を任せて安心、そういうイベント!」
キース 「あんたが強引にやらせているんだろうが!」

スッポンタケの供養なんぞは…、と副住職の怒鳴り声。

キース 「お蔭で俺は、毎回、貧乏クジなんだ! アレのせいで!」
Aブルー「でもさ…。スッポンタケは君の一番弟子だよね?」

立派な戒名をつけてくれたんだから、とソルジャー、逆襲。

Aブルー「あの姿だけでも有難いのに、もう最高の戒名で!」
キース 「やかましい! 俺は後悔しているんだ!」
シロエ 「でも…。つけたのは先輩ですよ、その場のノリで」

おまけに鯨の戒名のパクリですよね、というツッコミ。

シロエ 「言いたくないですけれど…。倫王院殿法界善根大居士」
キース 「うっ…。た、確かに鯨の戒名をパクッてつけたが…」
Aブルー「戒名をつければ、君が師僧になるらしいしね!」

実にいい弟子を持ったじゃないか、と笑顔全開。

Aブルー「なんと言っても、学名からして凄いキノコで!」
ブルー 「その先は喋らなくていいから!」
Aブルー「えーっ!? 「恥知らずな男根」は学名じゃないか!」

学者が名付けたんだろう、と激しい攻撃。

Aブルー「其処へキースが、鯨並みに立派な戒名をね!」
キース 「頼むから、もう言わないでくれ!」
Aブルー「君にはいつも感謝してるよ、スッポンタケの法要で!」
キース 「俺は激しく後悔中だ!」
Aブルー「じゃあ、除夜の鐘に話を戻そうよ」

宗教行事は意義深いもので、伝統は守ってこそなのだ、と。
さて、説得力は…?


2017/01/20 (Fri)

 

☆撞かないのは駄目


昼間に除夜の鐘を撞くお寺が登場、それに大反対なのがソルジャー。
宗教行事は意義深いもので、伝統を守ってこそだと言葉だけは立派。

Aブルー「除夜の鐘は、絶対、夜でないとね! 今まで通りに!」
シロエ 「でもですね…。最近は撞かない所もあるそうですよ?」
Aブルー「なんだって!?」

そんなお寺まであるというのかい、とソルジャー、愕然。

Aブルー「昼間に撞くなら、まだ分かるけど…。撞かないなんて!」
キース 「音がうるさいと文句が来るんだ。仕方ないだろう!」
Aブルー「うるさいだなんて…。あの有難い除夜の鐘が…?」

有り得ないね、とソルジャー、腕を組みまして。

Aブルー「音に文句をつける人たちは、セックスしないのかい!?」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「セックスだってば! しないんだったらいいけどさ…」

うるさいと文句をつけるからには、夜が大切なんだろう、と。

Aブルー「ベッドインするのに、鐘の音が邪魔だというのは最悪!」
ブルー 「余計な話はしなくていいから!」
Aブルー「ぼくは除夜の鐘の存在意義を話してるんだよ!」

煩悩を流す鐘も撞かずにセックスなんて、とブツブツブツ。

Aブルー「自分は煩悩を流しもしないで、後で回収するなんてさ!」
キース 「それは、あんたも同じだろうが!」

一度でも撞いたことがあるのか、と副住職が怒る除夜の鐘。

キース 「勝手な説を唱えやがって、煩悩だけ持って行くだろう!」
Aブルー「ぼくの世界には、除夜の鐘そのものが無いからねえ…」

お寺も無くて、あるのは地球(テラ)だけ、と。

Aブルー「無い袖は振れぬ、と言うんだろう? ぼくは例外!」
キース 「しかしだな…!」

除夜の鐘の恩恵を被っているくせに、と罵倒してますけど。

Aブルー「其処だってば! 除夜の鐘は撞いてこそなんだよ!」
シロエ 「撞くべきですか?」
Aブルー「当たり前だよ!」

宗教行事はきちんとすべき、とソルジャーのこだわり。
撞いてこそ…?


2017/01/21 (Sat) 

 

☆坊主の味方です


除夜の鐘を昼間に撞くお寺が登場、それに反対しているソルジャー。
昼間どころか「撞かない」お寺もあると耳にし、ますます不機嫌。

Aブルー「宗教行事は、きちんとすべき! 除夜の鐘は撞く!」
キース 「あんたにだけは、言われたくない気がするが…」
Aブルー「でも大切なことじゃないか! 宗教行事というヤツは!」

お盆もしかり、春と秋とのお彼岸もしかり、と坊主さながら。

Aブルー「キッチリやってこそなんだよ! 法要も、除夜の鐘も!」
キース 「…あんた、いつから坊主の味方になったんだ?」
Aブルー「最初からだよ!」

スッポンタケを弟子にして貰った時から、坊主の味方だ、との話。

Aブルー「立派な戒名をつけて貰って、もう御利益が山ほどで…」
シロエ 「ぼくたちは、それのお蔭で厄まみれですけど!」
サム  「間違いねえよな、毎年、毎年、厄年でよ…」
Aブルー「そういえば、暮れにキースを流そうとしていたねえ…」

除夜の鐘で綺麗サッパリと、と思い出した人。

Aブルー「流さずにいたのは立派だけれどさ、除夜の鐘はさ…」
シロエ 「ぼくたちなら、ちゃんと撞きました!」
Aブルー「君たちなんかが流す煩悩は、意味が無いから!」

昼間の除夜の鐘と同レベルだろう、という指摘。

Aブルー「せいぜい食欲とか、物欲とかでさ…」
シロエ 「それは否定はしませんが…」
Aブルー「でも、その煩悩さえ流れないんだよ、鐘を撞かないと!」

だから除夜の鐘は絶対、撞くべき、と握り締める拳。

Aブルー「撞かないだなんて、ぼくは断固反対!」
キース 「しかしだな…。昼間に撞くのと同じで、世情に合わせて」
Aブルー「そんな所は、変えなくってもいいんだよ!」

祝日だけ変更すれば良かろう、との主張。

Aブルー「変えちゃいけない所は、変えない! それが大切!」
キース 「其処だけ聞くと立派なんだが…」
Aブルー「何か問題でも?」

ぼくは坊主とお寺の味方だ、と威張られましても。
その根拠がねえ…。


2017/01/22 (Sun)

 

☆お寺のためなら


昼間に除夜の鐘を撞くお寺が登場、それが気に入らないソルジャー。
撞かないお寺もあると聞いたら、たちまちお寺と坊主の味方に。

Aブルー「世情が変わろうとも、宗教行事は不変なんだよ!」
キース 「あんたの場合は、動機が不純すぎるんだが!」
Aブルー「動機はなんでもいいじゃないか! 結果が全てで!」

ぼくは全力でお寺を支持する、とソルジャー、完全にお寺の味方。

Aブルー「除夜の鐘をこれからも守るためには、何でもするよ!」
キース 「…寄進する気か、除夜の鐘を必ず撞くように、と」
Aブルー「そうすれば、撞いてくれるんならね!」

ノルディに頼んで、出資して貰う、とエロドクターの名前が。

Aブルー「夜に撞いてくれると言うんだったら、安いものだよ!」
キース 「…寺の周りで苦情を言ってるヤツらは、どうする?」
Aブルー「そっちも、お金で黙るじゃないか!」

うるさいのを少し我慢したなら、お年玉が…、とニッコリと。

Aブルー「こっちの世界じゃ、お正月はお年玉なんだろう?」
キース 「そういうことになってはいるが…」
Aブルー「だったら、お年玉を配るまでだよ!」

除夜の鐘さえ我慢してくれれば、お年玉をプレゼントだとか。

Aブルー「除夜の鐘を守るためなら、お年玉くらい安いものでさ!」
キース 「それはそうかもしれないが…」
Aブルー「ほらね、世の中、お金なんだよ!」

昼間に除夜の鐘なお寺も、寄進すれば夜に撞くであろう、と力説。

Aブルー「お寺が儲かればいいんだからさ! 世の中、お金!」
キース 「坊主丸儲けと言われている気がして来たが…」
Aブルー「儲けてくれればいいんだけど?」

除夜の鐘で、と満面の笑み。

Aブルー「お寺は儲かって、苦情を言ってた人もお年玉でさ…」
シロエ 「懐が潤うわけですか…」
サム  「確かにそれだと、文句はねえかもしれねえなあ…」
Aブルー「お年玉だからね!」

お正月から縁起がいいよ、と溢れる自信。
本気でお年玉を配ると…?


2017/01/23 (Mon)

 

☆お年玉を配るなら


除夜の鐘を昼間に撞くお寺が登場、それに反対しているソルジャー。
うるさいからと撞かないお寺は論外だとかで、撞かせる気満々。

Aブルー「除夜の鐘さえ我慢してくれれば、お年玉ゲット!」
キース 「正月から縁起のいい話ではあるが…。半端ないぞ?」

お年玉を配る範囲が、という冷静な指摘。

キース 「第一、線引きも大変だ。何処の範囲まで配るのかがな」
Aブルー「普通に円を描けばいいだろ、鐘のあるトコから!」

半径いくらで決めればいい、と真っ当な意見。

Aブルー「その範囲内で、苦情な人にはお年玉だよ!」
キース 「もれなく配るわけではないのか?」
Aブルー「苦情を言ってる人だけでいいと思うけど?」

除夜の鐘はあくまで宗教行事だ、と正論が。

Aブルー「やめてしまえ、と言うような人だけで充分だよ!」
サム  「だよなあ…。復活を喜ぶ人も多そうだしよ…」
シロエ 「ですよね、賑やかに撞きに行きたい人もいますよ」
キース 「しかしだな…。金には魔力があると思うぞ」

お年玉欲しさに、嘘をつく者も出るであろう、と。

キース 「文句だけ言って、除夜の鐘を撞きに行くようなヤツだ」
シロエ 「それって、最低じゃないですか!」
ジョミー「でも、いそうだよね、そういう人もさ…」
Aブルー「大丈夫! ぼくにかかれば、即バレだから!」

お年玉を配る時にはサイオンでチェック、とニコニコニッコリ。

Aブルー「ちょっと心を読ませて貰えば、嘘かどうかは…」
ブルー 「嘘発見器じゃあるまいし…。それは無理だよ」

君の能力をバラしてどうする、と生徒会長。

ブルー 「ぼくたちは、サイオンを伏せているんだからね!」
Aブルー「…そうだっけ?」
ブルー 「ド忘れしないでくれたまえ!」

年を取らない人間なだけ、と吊り上げる眉。

ブルー 「余計な力は秘密なんだよ!」
Aブルー「うーん…。それじゃ、お年玉は…」

うんと沢山要るんだろうか、と考え込む人。
まあ、要ることになるでしょうね…。


2017/01/24 (Tue) 

 

☆お年玉は誰にでも


昼間に除夜の鐘を撞くお寺が登場、それに大反対なのがソルジャー。
撞かないお寺はもう論外で、撞かせようとしているんですけど。

Aブルー「…お年玉目当てで、文句を言う人が出てくるだって?」
ブルー 「当然、いるんだろうけどねえ…。でも、サイオンは…」

使ったりしないでくれたまえ、と生徒会長、ガッツリ釘を。

ブルー 「もう気前よく配りまくるしかないと思うよ、お年玉を!」
Aブルー「除夜の鐘を歓迎している人にもかい?」
ブルー 「そうなるだろうね、嘘をついている人が分からないなら」

端から配って回るしかない、との指摘。

ブルー 「あけましておめでとうございます、と愛想よく!」
Aブルー「苦情を言ってる人はともかく、鐘を撞きたい人にまで?」

除夜の鐘だけで充分なのに、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「そうでなくても、除夜の鐘は有難いものだからね!」
キース 「あんたの場合は動機が変だと思うがな…」
Aブルー「御利益だったら、きっと誰にでもあるんだよ!」

うるさいと文句を言う人にだって、と不機嫌そうに。

Aブルー「鐘がうるさいと言っておきながら、絶対、セックス!」
ブルー 「そっちの話は、もういいから!」
Aブルー「ダメダメ、これが除夜の鐘の大事な所だから!」

夜に撞くから流れる煩悩、それをゲットで充実の一年間だから、と。

Aブルー「みんな煩悩を貰ってるんだよ、無意識の内に!」
キース 「それは違うと言ってるだろうが!」
Aブルー「そうじゃないってば、ぼくが正しい!」

現に今年も新年早々、抜かず六発、朝から二発、三発だとか。

Aブルー「その有難い除夜の鐘をさ、撞かないなんて最低だよ!」
シロエ 「ですから、撞いて貰えるように、お年玉ですよね?」
サム  「頑張って配りまくってくれよな、寺も喜ぶしよ…」
キース 「其処の所は間違いないな」
Aブルー「でも、問題は…」

お年玉目当ての嘘だろうか、と考え込む人。
ドカンと配ればいいですよねえ…?


2017/01/25 (Wed)

 

☆功徳を積んだら


除夜の鐘を昼間に撞くお寺が登場、大反対な立場なのがソルジャー。
撞かないお寺もあると耳にし、撞かせようとしているんですけど。

Aブルー「お年玉目当てで、嘘をつく人にまでお年玉はねえ…」
サム  「いいじゃねえかよ、配っちまえよ!」
ブルー 「どうせ、スポンサーはノルディだろう?」

君の懐が痛むわけじゃなし、と煽る生徒会長。

ブルー 「お寺の人たちが喜んでくれるよ、君の善行を!」
キース 「間違いないな。立派に功徳を積めると思うが」
Aブルー「功徳を積んだら、どうなるんだい?」
キース 「お浄土がグンと近くなるんだ。直行便かというくらいに」

四十九日をショートカットだ、と始まる副住職の法話。

キース 「普通は、お浄土に到着するまでに四十九日かかる所を…」
Aブルー「アッと言う間に着けるのかい?」
キース 「ああ。二十五菩薩がお迎えに来て下さってだな…」

直行便で飛んでゆけるのだ、という有難い話。

キース 「もちろん、お浄土の蓮も最高のが用意されている!」
Aブルー「えーっと…? それって、ぼくが予約をしてるヤツ?」
キース 「その通りだ。俺が毎日、あんたの代わりにお念仏で…」

どうぞよろしく、と頼んでいる、との極楽の蓮。

キース 「本当だったら、自分でお念仏を唱えるのものだが…」
Aブルー「ちょっと待ってよ、その蓮は阿弥陀様から遠いヤツで…」

うんと離れたヤツを予約中だよね、とソルジャーの質問。

キース 「そういう注文だからな! 阿弥陀様に近い方がいいのに」
Aブルー「其処なんだよ! もしも、最高の蓮を用意されたら…」

阿弥陀様に近くなるんだろうか、と。

Aブルー「極楽に直行便で行ったら、そうなるのかい?」
キース 「当然だろうな、下へも置かないおもてなしで…」

迦陵頻伽もセットものかもしれん、と。

キース 「迦陵頻伽は極楽の鳥で…」
Aブルー「鳥はいいけど…」

阿弥陀様に近いのが問題だよ、と考え込む人。
気に入らないとか…?


2017/01/26 (Thu)

 

☆好みじゃない蓮


昼間に除夜の鐘を撞くお寺が登場、それに大反対なのがソルジャー。
撞かないお寺は論外だとかで、撞かせようと計画したんですけど。

Aブルー「功徳を積むと、阿弥陀様に近い蓮の上に行くんだね?」
キース 「お浄土の特等席だからな! 最前列といった感じだろう」
Aブルー「…直行便で行ったら、そうなるんだ?」
キース 「直行便の方も凄いと思うぞ、ファーストクラスで!」

マツカの家の自家用ジェットも真っ青だろう、と副住職。

キース 「食事が出るなら選び放題、シートの方も快適な筈だ」
Aブルー「そっちはいいけど、到着した後が問題だよ!」
キース 「特等席の何処が悪いんだ? お浄土で最高級の蓮だぞ!」

もう素晴らしい蓮に違いない、と力説。

キース 「妙なる香りで、迦陵頻伽もいい声で鳴いて舞っていて…」
Aブルー「イイ声で啼くのはいいんだけどねえ…」

その場所はマズイ、とソルジャーが眉間に寄せる皺。

Aブルー「ぼくは何処でもイイ声で啼くけど、そうじゃない人が…」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「ぼくのハーレイだよ、見られていると意気消沈だから!」

阿弥陀様から近い蓮は駄目だ、と特等席に文句をつける人。

Aブルー「ハーレイが萎えてしまったんでは、ぼくも啼けないし!」
ブルー 「その手の話はやめたまえ!」
Aブルー「何を言うのさ、これが大事なことなんだから!」

極楽の蓮の上でもセックス! と突き上げる拳。

Aブルー「なのにハーレイが萎えるなんてね、最悪だってば!」
キース 「あんた、何をしにお浄土に行く気だ!」
Aブルー「もちろん、セックス三昧だよ!」

疲れ知らずでヤリまくれる筈、とワクワクワク。

Aブルー「そのために蓮を予約中でさ…。阿弥陀様から遠いのを!」
キース 「近い蓮ほど、素晴らしいんだが!」
Aブルー「ぼくは遠いほどいいんだよ! 近いのは駄目だね!」

功徳を積んだらヤバイじゃないか、と拒否るのが最高の蓮。
それじゃ功徳を積むお話は…?


2017/01/27 (Fri) 

 

☆視線が問題です


除夜の鐘を昼間に撞くお寺が登場、それは困ると文句なソルジャー。
撞かないお寺は論外だから、と撞かせる計画を立てていたくせに…。

Aブルー「ぼくが功徳を積んだばかりに、最悪だなんて最低だよ!」
キース 「最高の蓮を貰えるんだぞ、しかもお浄土直行便で!」
Aブルー「直行便は歓迎だけどさ、その後のことが困るんだよ!」

ぼくのハーレイが萎えてしまったら話にならない、と文句たらたら。

Aブルー「疲れ知らずでヤッて欲しいのに、役立たずなんて!」
ブルー 「下品な話はもういいから!」
Aブルー「良くないってば、大事なことだと言ってるだろう!」

極楽の蓮はセックスのために役立ててこそ、とブチ上げる自説。

Aブルー「使えない蓮は、まるで素敵じゃないからね!」
キース 「阿弥陀様のお姿が拝見できて、有難い話も聞けるんだが」
Aブルー「お姿はどうでもいいんだよ! エロイ人だけどね!」

背中に回して背負うくらいに凄いイチモツ、と勘違い継続中の光背。

Aブルー「でもねえ…。そんな人の視線があるとなったら…」
キース 「阿弥陀様のお姿を愚弄するな!」
Aブルー「褒めてるんだよ、凄い巨根だと! でもさ…」

ぼくのハーレイが萎えてしまうには充分だよね、と深い溜息。

Aブルー「ぶるぅの覗きでも萎えるほどだし…」
キース 「阿弥陀様は覗きはなさらないが!」
Aブルー「でも、直ぐ側で見てるんだろう? ぼくのハーレイを」

物凄く立派なイチモツを背負って…、と光背をアレだと勘違い中。

Aブルー「そんな凄いのを見せ付けられたら、死亡フラグだよ!」
シロエ 「…敗北すると言うわけですか?」
Aブルー「平たく言えば、そうなるね!」

自分のアソコと比べて、みじめになるであろう、と。

Aブルー「見られるだけでも意気消沈なのに、敗北だなんて…」
キース 「だから、阿弥陀様はそうではないと!」
Aブルー「エロイ人だよ!」

ハーレイの負けは目に見えている、と言われましても。
どうすると?


2017/01/28 (Sat) 

 

☆近いのは嫌です


昨今は撞かないお寺もあるのが除夜の鐘。大反対な人がソルジャー。
撞かせようと策を練ったんですけど、そうすると功徳を積むわけで。

Aブルー「エロイ人が側で見ているだなんて、良くないってば!」
キース 「阿弥陀様のお背中にあるのは、光背だ!」

有難い光を背負っておいでなのだ、と副住職が怒鳴るだけ無駄。

Aブルー「分かってるってば、燦然と光り輝くイチモツだよね!」
キース 「違うと何度言ったら分かる!」
Aブルー「君が分かっていないだけじゃないか、十八歳未満で!」

エロイ映画も観られないくせに、と決め付ける人。

Aブルー「だから君の目にはモザイクなんだよ、背中のイチモツ!」
キース 「貴様、阿弥陀様を徹底的に侮辱する気か!」
Aブルー「全力で褒めているだけだってば! あの巨根を!」

だけど巨根が問題で…、とブツブツブツ。

Aブルー「ハーレイの負けは明らかだしねえ、サイズだけでも」
ブルー 「君の勘違いだと思うけど? それに関しては」
Aブルー「何を言うかな、立派なイチモツをお持ちの阿弥陀様に!」

でも、そのせいで、ぼくのハーレイが…、と浮かない顔。

Aブルー「サイズで負ける上に、直ぐ側でガン見するんだろう?」
キース 「阿弥陀様は、そのような御方ではない!」
Aブルー「君も極楽に行けば分かるよ、モザイクの世界だと!」
ブルー 「ぼくも違うと言ってるけどね?」
Aブルー「どうなんだか…。君の場合は、嘘をつきかねないし」

ましてこの手の話題となれば、と勘違いMAX。

Aブルー「とにかく阿弥陀様はエロくて、巨根だからさ…」
キース 「近い蓮は困ると言うんだな!?」

ならば功徳を積んでくれるな、と副住職の怒りが炸裂。

キース 「あんたのようなヤツが功徳を積むなど、お断りだ!」
Aブルー「言われなくても、積まないよ!」
一同  「「「へ?」」」
Aブルー「特等席は要らないから!」

阿弥陀様から遠い蓮がいいのだ、という結論。
じゃあ、除夜の鐘は?


2017/01/29 (Sun)

 

☆功徳は積みません


除夜の鐘を撞かないお寺もあるのが、今の世の中なんですけれど。
それに反対するのがソルジャー、撞いて貰おうと頑張る結果が問題。

Aブルー「功徳を積むほど、阿弥陀様に近い特等席になるのなら…」
キース 「功徳を積まないと言うんだな?」
Aブルー「当たり前だよ、自分の首は絞めたくないからね!」

除夜の鐘を撞いて貰いたくても、お年玉などは配らない、との結論。

Aブルー「お年玉で除夜の鐘を復活させたら、特等席な蓮だしね!」
キース 「つまり放置で行くんだな? 撞かない寺は?」
Aブルー「もちろんだってば、せっかく煩悩を貰ってもさ…」

極楽に行ってから楽しめないのは困るから、とグッと拳を。

Aブルー「疲れ知らずでヤリまくってこその世界が、極楽!」
ブルー 「お浄土はセックス禁止って話もあるけれど?」
Aブルー「決まりがあるなら、破るだけだよ! 気にしないで!」

ぼくはそうやって生きて来たから、とニコニコと。

Aブルー「そもそもSD体制の世界じゃ、ミュウは排除だしね!」
キース 「…あんたは、のうのうと生きてるがな」
Aブルー「ぼくが存在していること自体が、ルール違反!」

だから極楽の決まりも破ればいい、と貫き通す自説。

Aブルー「阿弥陀様から遠い蓮の上で、ヤリ放題! ハーレイと!」
キース 「…なら、昼間に除夜の鐘を撞いている寺の方も放置か?」
Aブルー「夜にさせたいけど、それをやったら…」

やっぱり功徳を積むんだろう、と後ろ向きな人。

Aブルー「少しくらいの煩悩が何さ、今あるお寺で充分だよ!」
キース 「昼間に撞く寺が増えてもいいのか?」
サム  「撞かねえ寺も増えそうだぜ? 文句を言う人が多くてよ」
Aブルー「少数精鋭でいいんだってば!」

濃いめの煩悩が流れてくれればオッケーだから、と溢れる自信。

Aブルー「現に今年は凄かったしさ…」
ブルー 「もういいから!」
Aブルー「量より質!」

中身で勝負、と言ってますけど。
少数精鋭で行くと…?


2017/01/30 (Mon)

 

☆撞く人さえいれば


除夜の鐘を撞かないお寺や、昼間に撞くお寺があるのが今のご時世。
反対していたソルジャーですけど、功徳を積むのはお断りだとかで。

Aブルー「数は減っても、除夜の鐘を夜に撞くお寺さえあれば!」
キース 「璃慕恩院は夜を貫く筈だぞ、素人さんには無理だからな」
Aブルー「え?」

どういう意味さ、とソルジャー、キョトンと。

Aブルー「素人さんは撞いちゃいけない鐘なのかい?」
キース 「いや、梵鐘がデカすぎて…。撞き方がもう独特なんだ」
サム  「撞木に一人ぶら下がるんだぜ、でもって、綱をよ…」
ブルー 「十人くらいの坊主が、揃って引っ張るんだけど?」

それだけのパワーがないと鳴らない、という璃慕恩院の巨大な梵鐘。

ブルー 「プロ集団が撞いてるわけだし、君の求める煩悩は無いね」
キース 「せいぜい修行の悩みくらいだ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…! そんなお寺だけが残るわけ!?」
キース 「こればっかりは俺にも読めん。…そうは言っても…」

暮れのイベントには違いないから、残りそうだ、とも。

キース 「除夜の鐘を撞いたら、その流れで神社に初詣にだな…」
シロエ 「出掛ける人も多いですしね、近くに神社さえあれば」
ジョミー「それを狙って屋台も出るよね、人気の場所だと」
Aブルー「なるほどねえ…。一種の娯楽になってるんだね!」

だったら安心、と満面の笑み。

Aブルー「撞いてくれるお寺が減ったとしたって、大丈夫だよ!」
キース 「それはどういう理屈なんだ?」
Aブルー「娯楽のために撞くような人は、煩悩、山ほど!」

初詣の後のセックスだとか、姫はじめとか、と嬉しそうな顔。

Aブルー「撞けるお寺が減れば減るほど、盛り上がりそうだよ!」
キース 「そうなるのか?」
Aブルー「除夜の鐘と初詣のために、人が集中するからね!」
キース 「それで足りると?」
Aブルー「もう、思いっ切り!」

撞かせる努力をするより、お得、と。
あんまりですけど、今月、これにて中継終了~。


2017/01/31 (Tue) 






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