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おかまスタイルの教頭先生に振袖のソルジャー、ジョミー君との三つ巴。
ひれ酒の土瓶は既に三つ目となり、大いに盛り上がっておりますが。
キース 「本当に大丈夫なのか、ジョミーは? 飲み過ぎだぞ」
シロエ 「モテ期のつもりですからねえ…。止めに入ったら怖いですよ」
サム 「逆ギレしそうな感じだもんなぁ…。放っておこうぜ」
マツカ 「でも、なんで教頭先生なんです? 前から憧れでしたっけ?」
スウェナ「さ、さあ…。私は一度も聞いてないわよ?」
キース 「俺も全く記憶にない。柔道部の見学にも来ないヤツだが…」
どうなったんだ、と悩むシャン学メンバー。
そこへクスクスと笑い声が…。
ブルー 「とっくの昔に酔ってたんだよ、ジョミーはね」
全員 「「「えぇっ!?」」」
ブルー 「キッチリ出来上がっていたのさ、ひれ酒の前に」
キース 「なんでそうなる? 普通に飲み食いしてただけだぞ」
サム 「俺たち、酔ってないもんな? 多分…」
ブルー 「さあ…。君たちも少しは酔っているかもね、ほろ酔い加減で」
シロエ 「お酒が入ってたんですか、この食事!?」
キース 「アサリのワイン蒸しだ、アルコールが飛んでいなかったんだ!」
ブルー 「残念でした。食事は全く無関係だよ」
これこれ、と生徒会長が示しているのは白酒の瓶。
そういえばジョミー君、ガンガン飲んでましたっけ…。
ブルー 「底の方が危ないのか、と訊かれたから違うと答えたけどさ」
キース 「白酒だろう、それで酔うのか?」
ブルー 「君も勘違いしているクチか…。白酒と甘酒は違うんだよ」
見た目は同じでも白酒の方は本物のお酒、と生徒会長。
アルコール度数は10度と、なんとビールより高いのだそうで。
ブルー 「面白いから放っておいたら絡み酒とはね。どうなるかな?」
キース 「あっちのブルーと、また揉めているみたいだな…」
教頭先生に御酌する役目を巡って争いになっているようです。
おかまを奪い合う女装の二人とは、世も末かも…。
