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白酒とひれ酒で出来上がってしまったジョミー君。
酔っ払った挙句に度胸と読経を聞き間違えて、お念仏を唱えております。
抹香臭くなった宴席に閉口気味のソルジャーは…。
Aブルー「よし、決めた。ハーレイ、ぼくの世界で飲み直そう!」
ハーレイ「し、しかし…。いきなりお邪魔するというのは…」
Aブルー「いいんだってば、ソルジャーはぼく! ぼくのシャングリラ」
遠慮は無用、とソルジャーは乗り気ですけど、振袖は?
教頭先生が無断借用中のおかまバーのママの高価な着物は?
ブルー 「ブルー、ハーレイを連れて退場してくれるのかい?」
Aブルー「お念仏は趣味じゃないんだよ。ハーレイもいい感じだしさ」
既に敬語じゃなくなってるし、と言われてみればその通り。
ソルジャー相手には常に敬語の教頭先生、タメ口になっておられます。
Aブルー「この機を逃してなんとする…ってね。飲まなきゃ損、損」
ハーレイ「うむ。せっかく美人と飲めるんだしな、行っていいか?」
ブルー 「どうぞお好きに。ついでに遊ばれてくるといい」
ハーレイ「は?」
ブルー 「ううん、ヘタレが直るといいね、って」
着物と振袖は明日にでも返してくれればいいよ、と生徒会長は上機嫌。
振袖は元々レンタルですし、おかまバーのママの意識は誤魔化すとか。
Aブルー「それじゃ遠慮なくお借りするよ。行こう、ハーレイ」
ハーレイ「うむ。別の世界の酒というのもいいが、手土産に何か…」
ブルー 「これはどう? ぼくの秘蔵の大吟醸! それとブルーにも」
Aブルー「えっ、ぼくにも何かくれるのかい?」
ブルー 「雛人形を譲ってあげるよ。君のシャングリラで飾りたまえ」
「えぇっ!?」と叫ぶシャン学メンバーを生徒会長、サックリと無視。
ソルジャーは雛人形を土産に教頭先生と手に手を取って、自分の世界へ。
ブルー 「さてと、雛人形と厄介な二人は片付いたし…」
問題はこのお念仏だ、と生徒会長。
ジョミー君はポクポクやってますけど、お坊さん志願?
