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エイプリルフールに生徒会長がついた大ウソ。
教頭先生がソルジャーを相手に脱童貞と聞いて、誰もが仰天しましたが。
生徒会長曰く、この日に備えて何も語らずに来たのだそうで…。
ブルー 「ふふ、見事に騙されてくれたよね。事実なわけがないだろう」
もしも本当に脱童貞なら教頭先生は無事では済まない、と生徒会長。
記憶を消去するだけでなく、相応の仕返しは確実だとか。
ジョミー「し、仕返しって…」
ブルー 「さあねえ、恥ずかしい服でも着せようかな」
キース 「コスプレか?」
ブルー 「ううん、裸の王様逆バージョン! 見えてないのは自分だけ」
シロエ 「えっと…。それって服を着てる自覚が無いんですか?」
ブルー 「違うよ。他の人には見えてる筈だ、問題無いって不安で一杯」
キース 「それは惨いな…。会う人の視線が気になるわけだな」
ブルー 「そういうこと! 見えるというのが嘘だったら…と怖いよね」
それに加えて身体に落書き、と生徒会長は笑っております。
背中一杯に「エロ教師」と書き、お尻に「スケベ」。
更に下腹部に「祝・脱童貞」の文字と矢印、矢印の先にはエロい分身。
そんな状態で裸の王様逆バージョンでは、出歩くこともキツイのでは?
ブルー 「決まってるじゃないか。でも、そのくらいはしないとね」
懲りて貰わないと自分の身が危ない、と生徒会長の目は本気。
ソルジャーが返しに来た着物が皺だらけだったのは本当らしく…。
ブルー 「いやもう、ホントに焦ったよ。ぼくもブルーに騙されたんだ」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「記憶に無いけどヤっちゃったらしい、って言われたし!」
実際の所は二人揃って酔っ払った末に着物のままで寝ていただけ。
なのにソルジャーが派手に脚色、生徒会長も騙されて。
ブルー 「ハーレイの家に殴り込もうとしたら嘘だと白状したってわけ」
本当に心臓に悪かったんだ、と生徒会長は深い溜息。
そんな体験のお裾分けをされても、貰った方が迷惑ですよね?
シャングリラ学園の世界は一足お先にGWことゴールデン・ウィーク。
今年も宇宙の旅をしようと誰もが夢見ているようです。
宇宙へ行くにはシャングリラ号。
しかし、同じシャングリラという名前でも愉快なモノがあるようで…。
本日4月2日で本編連載開始から4周年でございます。
完結の日までシャングリラ学園番外編を宜しくお願い申し上げます。
