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長老主催の花見の宴会と聞いたジョミー君、自分も宴会したいのだとか。
もちろん花見の宴会ですけど、本当にそれでいいんでしょうか?
キース 「おい、まだ宴会に懲りてないのか?」
ジョミー「懲りるって、何さ?」
シロエ 「坊主宣言に決まっているじゃないですか。前科三犯です」
ブルー 「既に三犯っていうのがねえ…。まだ増やす気かい?」
ジョミー「誰も飲むって言っていないし!」
今度こそ酒には飲まれない、とジョミー君は強気でございます。
ジョミー「ぼくたちだけなら大丈夫だって! アルコール禁止!」
ブルー 「うーん…。確かにお酒が無ければ酔いはしないか…」
ジョミー「でしょ? アルコール持ち込み禁止にすればいいんだよ」
キース 「桜を見て弁当を食うだけの宴会か?」
つまらなくないか、と言うキース君は大学生活体験者。
もちろん花見で宴会なんかも経験済みというわけですが…。
ブルー 「アルコール禁止もいいんじゃないかな、場所が場所だし」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「花見は場所取りが命なんだよ。そうだよね、キース?」
キース 「ああ。大学だと新入生の役目なんだぞ」
前の晩からロープを張ったりシートを敷いたり、まず場所を確保。
更にキープした場所を奪われないよう、その場で番をしなければならず。
キース 「俺の時は良かったが、今年はキツイかもしれないな」
ブルー 「夜中に冷え込むと寝袋に毛布でも凍えちゃうよね」
シロエ 「それって飲まずにやってられない感じですけど?」
ブルー 「まあね。だから場所取りの苦労が無い場所がいいかと」
キース 「なるほど…。アルコール禁止が相応しいとなると……寺か?」
桜の名所がお寺の境内というのはよくあるパターン。
お寺の境内にお酒を持ち込んでドンチャン騒ぎは顰蹙かも…。
ブルー 「違うんだな、これが」
もっと身近で素敵な場所だよ、と微笑んでいる生徒会長。
アルコール禁止が相応しい桜の名所って、お寺の他にもありましたっけ?
