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ゼル先生のお手伝いをすれば長老主催のお花見会に出られるかも?
生徒の参加は前例が無いそうですけども、希望は持ちたくなりますよね。
シャン学メンバー、提灯の次は紅白の幕を張り巡らせております。
ゼル 「うむ、やはり若い者は元気がいいのう」
ブルー 「お蔭で楽が出来たって? だけど毎年一人でやってるだろ?」
ゼル 「わしにも色々こだわりがあるんじゃ。下手な助手は要らん」
ブルー 「そうかなぁ? ハーレイなんか役に立ちそうだけど」
ゼル 「提灯の取り付けにしか使えんわい。センスが無いでな」
電線張りにせよ、紅白幕にせよ、ゼル先生の美学があるようです。
言われたままに動いてくれるシャン学メンバーは最高の助手で。
ゼル 「恩には報いてやりたいんじゃが、他の連中がどう言うやら…」
ブルー 「長老は五人しかいないからねえ、ゲストの方が多いって?」
ゼル 「それはいいんじゃ、祭りじゃからな。ただな…」
予算の方が問題で、とメモを取り出すゼル先生。
ゲストを増やすと料理なども追加が必要です。
ゼル 「一人分をこれだけで作っておるから、こうなってじゃな…」
ブルー 「大人ならともかく、生徒にはキツイ会費になりそうだねえ」
ゼル 「そうじゃろう? まあ、マツカがおるから良しとするか?」
ブルー 「マツカか…。確かに払ってくれるだろうけど…」
もっといい手は無いものか、と考え込んでいる生徒会長。
長老主催のお花見会の費用は積立制で、ゲストの分までは無いのです。
だからといって生徒から会費を徴収するのは大人げないような…。
ブルー 「そうだ、ハーレイだ! ハーレイに貸しがあったんだっけ」
ゼル 「貸し?」
ブルー 「雛祭りの宴会に招待したのさ。その返礼に払って貰おう」
ゼル 「ハーレイを宴会に呼んだじゃと?」
何をしておるんじゃ、とゼル先生は苦い顔。
教頭先生が生徒会長に惚れているのは周知の事実。
わざわざ宴会に招待したと知れたら叱られますかねえ…?
今年もGWはシャングリラ号で宇宙へお出掛けの予定。
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新米のお坊さんとして特集記事を組まれてしまったジョミー君たち。
シャングリラ号でも読経の日々が待ち受けるのか…?
