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ほろ酔い気分で夜桜の下、宴は盛り上がってきております。
まずは座興を、と指名されたのは教頭先生。
生徒会長にセクハラするのが座興だそうですが、注目の的というヤツで。
ブルー 「えっと、ハーレイ…。まだかな、セクハラ?」
ハーレイ「そ、そのぅ…。わ、私にそういう趣味はだな…」
ブラウ 「おや、無いとでも言うのかい? ブルーを嫁に貰うんだろ?」
ゼル 「そうじゃ、そうじゃ! セクハラも出来んでどうするんじゃ」
そんなことでは夜が保たんぞ、とゼル先生は説教モード。
ゼル 「いいか、掴みが肝心なんじゃ。男なら攻めていかんかい!」
ブルー 「だよねえ、ぼくもゼルに賛成。結婚生活は熱くないとね」
ゼル 「ほれ、ブルーも同じ意見じゃぞ? セクハラも愛じゃ」
ブラウ 「好きだからこそ触りたい…ってね。頑張ってみなよ」
ハーレイ「だ、だが…。ブルーには嫁に来る気は無いのだし…」
ゼル 「その気になるかもしれんじゃろうが、セクハラで!」
ハーレイ「き、嫌われてしまうのがオチかと…」
ゼル 「嫌よ嫌よも好きの内、という有名な言葉を知らんのか!」
ヒルマン「本人がいいと言っているのだよ? いい機会だと思うがねえ」
ブラウ 「あんたの魅力を分からせてやりな、ブルーの身体に」
エラ 「結婚生活には身体の相性も大切ですよ? ここはお試しで」
ブルー 「うーん、そこまでは無理じゃないかと…。ハーレイだし」
ゼル 「いやいや、気分が乗ったら抜けるのもアリじゃ」
ブラウ 「そうそう、後は二人でしっぽりと! …ん?」
教頭先生、鼻を押さえておられます。
刺激的な話を聞かされる内に鼻血の危機に見舞われたらしく。
ブラウ 「情けないねえ、もう鼻血かい?」
ハーレイ「…い、いや…」
ブルー 「セクハラどころか鼻血ときたよ。…究極のヘタレ」
ゼル 「男のクズじゃのう…」
これでは結婚出来んわい、と溜息をつくゼル先生。
教頭先生は生徒会長に触れられもせずに鼻血の海に沈むのか…?