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お田植え祭でキース君に神楽舞を舞わせようという生徒会長。
舞の腕前を皆で確認するのも一興、と提案してきたのがエア散華とやら。
キース 「すまん、あんた今、なんと言った?」
ブルー 「エア散華だけど」
キース 「何なんだ、それは! 俺はそんなものは知らないぞ!」
ブルー 「そうかなぁ? 若くないねえ、エアと言ったらエアだろうに」
キース 「だから何だと聞いている!」
ブルー 「エアバンドとか、エアギターとか…。知らないわけ?」
キース 「………。ま、まさか…」
ブルー 「やっと分かった? エア散華の意味」
キース 「なんで散華がエアになるんだ!」
ブルー 「散華じゃピントがズレるからだよ、散華の方に目が行くから」
エアと言ったらエアなんだ、と生徒会長は主張しております。
早い話が散華に使う紙の花びらは抜きで散華をやれということで…。
ブルー 「簡単なことだろ、散華を作る手間も省けて楽勝だ」
キース 「あんた、本気で言ってるのか? 仏様に失礼だろうが!」
ブルー 「坊主の言葉とも思えないねえ、お経自体は普段のヤツだよ」
サム 「だよなぁ、俺も朝のお勤めで読むもんな」
読経するだけで散華は無いぜ、とサム君も生徒会長の肩を持ち。
キース 「くっそぉ、なんでこういうことになる…」
ブルー 「君がどれだけ優雅に舞えるか、それを確かめなくっちゃね」
よく見るように、と言われたシャン学メンバー、興味津々。
キース君は左手にお盆を乗せたようなポーズでスタンバイ中。
ブルー 「じゃあ、ぼくが唱えるから頑張って」
サム 「俺は?」
ブルー 「キースを見るのが最優先だよ。ぼくだけでいい」
せーの、と掛け声をかけた生徒会長、朗々と読経を始めました。
それに合わせてキース君が滑るように歩き始めて…。
ブルー 「じーとうちょーう、さんかーらーく…」
キース君の右手が見えないお盆から何かを摘み上げ、ゆったりと上へ。
その所作はまさに舞そのもの。
これが噂のエア散華?
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