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シャングリラ学園つれづれ語り

☆連休と先生たち


さて、五月。月初めからゴールデンウィークでございます。
シャン学メンバー、今年はシャングリラ号に行って来たようで…。

ジョミー「楽しかったね、宇宙の旅! あれは最高!」
ブルー 「どういたしまして。明日から学校が始まるけどさ」
シロエ 「そうですね…。学校に行ってた生徒もいるんですよね」

平日も挟まっていましたから、とシロエ君。

シロエ 「ぼくたちは登校しなくても、何も言われませんけど…」
スウェナ「特別生の特権だものね、出席義務が無いっていうの」
サム  「成績も全く関係ねえしよ、気楽だよなあ…」

でもよ…、とサム君が傾げる首。

サム  「シャングリラ号に、教頭先生、来てたよな?」
シロエ 「おいででしたね、キャプテンですから」
ジョミー「シド先生も乗ってたよ? 主任操舵士だもんね」
サム  「来てたってことは、学校の方は休んだんだよな…?」

その間のことはどうなるんだろう、と素朴な疑問。

サム  「他の先生で埋めるにしたって、なんだかなあ…」
ブルー 「いい加減な学校だと言いたいのかい?」
サム  「え、えっと…。流石にそこまでは…」

でもいいのかな、と言われてみれば、けっこう休んでいた先生方。

ジョミー「ゼル先生とブラウ先生もいたよね…」
シロエ 「機関長と航海長ですからね…」
サム  「けど、いなくても船は動くよなあ…?」

普段は他のクルーだけで航行している筈で…、とサム君の指摘。

サム  「ニ十光年離れた宇宙だったか、その辺をよ…」
ブルー 「うん、其処が定位置になってるね」

熟練のクルーが揃っているから、安心だよ、と生徒会長。

ブルー 「キャプテン不在でも、何の問題も無いんだけどさ」
シロエ 「だったら、ゴールデンウィークは何だったんです?」
ブルー 「君たちと同じで、一種の娯楽って所かな」
一同  「「「娯楽?」」」
ブルー 「連休だしね!」

エンジョイして何が悪いのだ、とサラリ。
そんな理由で学校も休んだんですか?


2018/05/01 (Tue) 

 

☆ブラックな職業


ゴールデンウィークはシャングリラ号にいた、シャン学メンバー。
大型連休でも挟まる平日、なのに先生方まで乗っていたわけで…。

シロエ 「連休で娯楽で、先生方まで宇宙だったんですか!?」
ブルー 「ウチの学校らしいだろう? そういう所が」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ シャングリラ学園だもんね!」

先生だって楽しまなくちゃ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「夏休みとかだって、みんなホントにお休み!」
一同  「「「あー…」」」

そういえば丸ごと休んでいるな、と一同、納得。

キース 「他の高校の先生方とは違うようだな、勤務そのものが」
シロエ 「けっこうブラックらしいですしね、教師という職」
サム  「毎日部活で、土日も部活って、よく聞くぜ…」
スウェナ「残業時間も半端ないって話よね…」

夏休みとかも休めないんでしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「ウチの学校の先生たちが休んでるのが、変なのよね?」
ブルー 「世間一般の高校とは全く違うだろうねえ…」

元々、遊び半分で出来た学校だから…、と生徒会長の笑顔。

ブルー 「サイオンを持った仲間を集めて、その隠れ蓑で…」
ぶるぅ 「どうせだったら学校がいいね、って!」

普通の人とも仲良くするには学校だもん、と飛び跳ねるお子様。

ぶるぅ 「サイオン、ぼくしか持ってないことにしておけば…」
ブルー 「何もかも丸く収まるんだよ、御利益パワーで!」

そして今日までやって来たわけ、と解説が。

ブルー 「三百年以上も続けてくるには、楽しくないとね!」
ぶるぅ 「つまらなかったら、辞めちゃうでしょ?」

だから先生も楽しく遊ぶの、という話。

キース 「なるほどな…。休める時には休んで遊ぶ、と…」
シロエ 「お坊さんより楽な仕事かもしれませんねえ…」
ブルー 「坊主は年中無休な上に、飛び込みの仕事も多いから…」
ジョミー「もしかして、ブラック…?」

学校の先生よりもブラックだろうか、との疑問ですけど。
さて…?


2018/05/02 (Wed)

 

☆ハードなんです


ゴールデンウィークは宇宙で楽しく過ごした、シャン学メンバー。
シャングリラ号には先生たちも乗っていたわけで、そこが問題。

ジョミー「ウチの学校の先生じゃなくて、他の学校の先生だと…」
シロエ 「ブラックですけど、お坊さんの方もキツそうですよね」
スウェナ「確かに、学校の先生よりもブラックな職業かしら…?」

年中無休は間違いないし…、とスウェナちゃんも頷く勤務の実態。

スウェナ「それに法事は、最初から予定が入っているけど…」
サム  「枕経は待ったなしだぜ、お通夜と葬式もセットもので」

いきなりやって来るもんなあ…、と僧籍な人。

サム  「お願いします、って電話が来たら、もうガッツリと…」
ジョミー「仕事だよねえ、他に色々用事があっても」

月参りと被っても、両方こなすしかないんだよね、とフウと溜息。

ジョミー「もうフルタイムで働きまくって、休みも無いかも…」
ブルー 「無いね、そういう時の休みは!」

それに今どきはケータイがある、と生徒会長。

ブルー 「昔だったら、お寺に帰るまで枕経の依頼は無くて…」
キース 「寺に戻ってから出掛けたらしいが、今ではな…」

出先から直行になってしまう、と副住職も。

キース 「月参りの最中に着信があれば、それで終わりだ」
一同  「「「うわー…」」」

一息入れる暇も無いのか、と一同、仰天。

ジョミー「…帰れないわけ? お茶とかを飲みに」
キース 「そんな時間を取ってられると思うのか?」

枕経は急ぎの依頼なんだぞ、と副住職。

キース 「月参り先で出るお茶も断って、そのままダッシュだ」
サム  「マジでそういう流れかよ?」
キース 「俺に依頼は来ないがな」

枕経は親父の管轄だから、という返事。

キース 「つまり親父は、お茶も飲まずに檀家さんの家へ…」
ブルー 「急いで出掛けて、枕経が済んだら…」
キース 「後の段取りを決めて、準備だ」

月参りの時間の調整だとか…、と副住職の説明。
ハードそうですね?


2018/05/03 (Thu)

 

☆休めないんです


ゴールデンウィークの間の平日、先生方も休んでいたという事実。
一部の先生だけだとはいえ、気楽な話。けれど、お坊さんは…。

スウェナ「いきなり予定がギッシリ詰まってしまうのね?」
キース 「そういうことだな、詰まるどころか全てがパアだ」

ゴルフの予定があっても吹っ飛ぶ、と副住職。

キース 「親父は俺に投げたいらしいが、俺ではな…」
ブルー 「何処から見たって高校生だし、檀家さんはともかく…」

他の参列者に印象悪すぎ、と銀青様も。

ブルー 「もっと名前が知られてくれれば、いいんだけどね」
サム  「だよなあ、バイトの坊主にしたって若すぎだしよ…」
キース 「檀家さんを馬鹿にしているようにしか見えんしな…」

そうでなければ費用をケチって、バイトの小坊主、と深い溜息。

キース 「だから俺には投げられなくて、親父の機嫌が…」
シロエ 「悪くなるんですか?」
キース 「使えんヤツだ、と露骨に言われる」

流石に罰礼は食らわないが…、との元老寺の内情。

キース 「熟練の親父でも文句を言うんだ、それほどキツイ」
シロエ 「つまりブラックなんですね?」
ブルー 「まだ学校の先生の方が、マシだろうねえ…」

いざとなったら休職できる、と生徒会長の言。

ブルー 「休職したって復職できるし、その辺は…」
サム  「坊主よりかは恵まれてるよな」
シロエ 「えーっと…? お坊さんは休職できないんですか?」

認められてはいないんでしょうか、とシロエ君の問い。

シロエ 「過労で暫く休みますとか、そういうのは…?」
ブルー 「大きなお寺に勤めてるんなら、アリなんだけどね…」
キース 「自坊の場合は、絶対に無理だ!」

自坊は自分のお寺のことだ、という解説。

キース 「住職が休めば、どうなるんだ?」
シロエ 「何も出来なくなりますね…」
キース 「法事も葬儀も、出来るヤツがいなくなるんだからな!」

その状態で寺と言えるか、と副住職。
お寺とは呼べない感じですね…?


2018/05/04 (Fri)

 

☆アウトなんです


ゴールデンウィークの間の平日、休んだシャングリラ学園の先生。
普通の高校の先生よりも楽なんですけど、お坊さんとなれば…。

シロエ 「法事も何も出来ないんだったら、意味が無いですね…」
スウェナ「そういう時しか、縁が無いのがお寺だものね」
キース 「ああ。月参りも断る家が少なくないしな、昨今は」

なにしろ平日は仕事で家にいないから…、と副住職。

キース 「共働きで親が同居でなければ、自然とそうなる」
一同  「「「あー…」」」

留守だと月参りは頼めないな、と一同、納得。

キース 「これが激しく田舎だったら、また違うんだが…」
一同  「「「へ?」」」
キース 「外出の時も鍵をかけない場所だと、坊主が勝手に…」

家に入って拝んでゆく、というのが田舎の月参り。

シロエ 「その場合、お布施はどうなるんですか?」
キース 「仏壇の近くに置いてあるらしい。茶菓子とセットで」

お経を上げたら、お布施を貰って一休みだとか。

ジョミー「なんか凄いね、だけど都会じゃ無理だよね…」
キース 「坊主よりも前に、空巣が入って終わりだからな」

だから月参りはパスな家も多い、と副住職の言。

キース 「寺の方で拝んでおいてくれ、とお布施は届くが…」
シロエ 「それなら楽じゃないですか! 行かなくていいですし」
キース 「まあな。檀家さんと話す機会は減るんだが…」

楽だと言えば楽ではある、とは言うものの…。

キース 「そんな寺でも、遠慮なく来るのが枕経とかで…」
シロエ 「お坊さんが休んでいたんじゃ、駄目なんですね?」
キース 「急病で入院していたとしても、非常にマズイ」

住職不在はアウトなのだ、と深い溜息。

キース 「本山の方から指導が入って、場合によっては…」
シロエ 「どうなるんですか?」
キース 「本人どころか家族も含めて、寺から永久追放になる!」
一同  「「「ええっ!?」」」

お寺から永久追放なんて…、と誰もが絶句。
そんなことって、あるんですか…?


2018/05/05 (Sat)

 

☆追放だそうです


ゴールデンウィークの間の平日もシャングリラ号にいた、先生方。
なんとも楽な学校ですけど、普通の先生よりも更にキツイのが…。

シロエ 「永久追放って何なんですか、家族ごとって…!」
マツカ 「本山からの指導ってことは、正しいんですよね…?」

その方針は…、と御曹司の質問。

マツカ 「本山は法律とかにも詳しいでしょうし、間違いは…」
シロエ 「無いでしょうねえ、国がうるさいでしょうから」

それにしても…、とシロエ君が振っている首。

シロエ 「病気で働けない住職はともかく、家族も追放って…」
スウェナ「そんなことをしても、本当にいいの?」

ブラックどころじゃないじゃないの、とスウェナちゃん。

スウェナ「いくらブラック企業にしたって、家族までは…」
シロエ 「巻き込んだりはしないものですけどね?」
マツカ 「そうですよ。訴訟になったら負けますからね」

人権を無視じゃないですか、と言ってますけど。

キース 「坊主の世界は、また別なんだ。本山は正しい」
シロエ 「それじゃ、家族ごと永久追放してもいいんですか?」
キース 「そうなるな。住職が務めを果たせないなら」

寺の存続が一番大事な問題だから…、と副住職。

キース 「短期間なら、法類の助けで乗り切れるんだが…」
ジョミー「法類って、お寺の親戚みたいなヤツだっけ?」
キース 「ああ。色々と助け合う仲だ」

そっちに助けて貰うにしても、長期間は無理、と。

キース 「復帰するのは難しい、と判断されたら終わりだな」
シロエ 「家族ごと永久追放ですか?」
キース 「もちろんだ。家族は寺には、何の権利も無い!」

住職のお蔭で住ませて貰っているだけだ、という解説。

キース 「その住職が働けないなら、仕方なかろう」
シロエ 「ただでも病気で働けないのに、追放なんですか?」
キース 「寺の存続が大事だからな!」
一同  「「「うわー…」」」

ブラック企業より酷くないか、と一同、絶句。
家族ごと追放…。


2018/05/06 (Sun)

 

☆家財道具も駄目


ゴールデンウィークの間の平日、シャングリラ号にいた先生たち。
普通の学校の先生よりもずっとお気楽、けれど先生などよりも…。

シロエ 「お坊さんの世界は、教師よりもブラックなんですね?」
キース 「ブラックという認識自体が無いんだが?」

それで当然な世界だからな、と副住職。

キース 「家族が暮らしていけるというのも、寺のお蔭で…」
スウェナ「お寺の役に立てなくなったら、追い出されるのね?」
ブルー 「追い出すだとか、追放と言うと過激だけどね…」
キース 「退去して頂くという言い方をするな、穏便に」

ちゃんと事前に通告もある、と解説が。

キース 「それよりも前に会議もあるしな、本山の人が来て」
シロエ 「えーっと…? それはどういう会議なんです?」
キース 「乗り切る方法があるかどうかを、検討するんだ」

本山だって、惨いことはしたくないからな…、と。

キース 「法類で乗り切っていけるようなら、それもアリだが…」
ブルー 「まず無理だからね、大抵の場合…」

法類の人にも、自分のお寺のことがあるし、と銀青様。

ブルー 「住職不在のお寺もあるけど、それとは別でさ…」
キース 「それなりの数の檀家さんがいるなら、住職が要る」

そして住職が役目を果たせないなら終わり、とフウと溜息。

キース 「どんな切実な事情があろうと、問答無用で追放なんだ」
シロエ 「家ごと無くなっちゃうんですか?」
マツカ 「お寺に住んでたわけですしね…。そうなりますよね?」
キース 「もちろんだ。家財道具も、一部はアウトだ」

寺の物だと認定されたら持って行けない、という厳しい事情。

キース 「衣類は良くても、箪笥は駄目だといった具合で」
一同  「「「うわー…」」」

とんでもない話だ、と一同、愕然。

シロエ 「ブラック企業でも、そこまでしないと思いますが…!」
キース 「まあ、そうだろうな」

しかし、坊主の世界では昔からコレが常識なんだ、という答え。
酷すぎませんか…?


2018/05/07 (Mon)

 

☆訴訟しても無駄


ゴールデンウィークの間は、シャングリラ号で過ごした先生たち。
平日も休んだわけですけれど、そうはいかない普通の教師。

シロエ 「教師の仕事も、ブラックだと思ってましたけど…」
スウェナ「家を追い出されることはないわね、どう考えても」

休職だってあるじゃないの、とスウェナちゃん。

スウェナ「労災じゃなくても、長期間、休んでいいんでしょ?」
ブルー 「そうらしいねえ、一年間とか、多いらしいね」
シロエ 「もちろん、家は失くしませんよね?」
ブルー 「ローンがあったら、ヤバいかもだけど…」

休職中は無給だからね、と生徒会長が振っている首。

ブルー 「有給休暇と違うわけだし、給料は貰えないわけで…」
シロエ 「だったら、ローンが返せませんね…」
ブルー 「うん。ボーナスだって出ないから…」

行き詰まる人はあるかもしれない、という答え。

ブルー 「だけどお寺と違う所は、即、退去じゃない所かな」
キース 「ローンの方なら、打つ手が無くもないからな」

救済方法はゼロではない、と副住職。

キース 「しかし寺だと、そんな仕組みは無いものだから…」
ジョミー「住職が倒れたら、おしまいなわけ?」

家族ごとお寺を追放になってしまうわけ…、と確認が。

ジョミー「ただでも病気で大変なのに、住む家までパア?」
キース 「寺は住職の持ち物ではないし、そうなるな」

家族の持ち分だってゼロなんだから、とキッパリと。

キース 「さっき言った通り、家財道具も例外ではない」
シロエ 「箪笥も無理だというヤツですね?」
キース 「寺に昔からあるモノならな!」

自分で買ったわけではないなら、没収だ、という話。

キース 「問答無用で取り上げられて、寺からもだな…」
シロエ 「出て行けと言われるわけですか…」
キース 「住職がいてこそ、寺なんだからな。訴えても敗訴だ」
一同  「「「うわー…」」」

法律でも助けて貰えないのか、と誰もが絶句。
ブラック企業よりも酷いですね…?


2018/05/08 (Tue) 

 

☆ブラックな世界


ブラック企業よりも酷いらしいのが、お坊さんの世界というヤツ。
住職が働けなくなったら最後、家族ごとお寺を追放される運命。

シロエ 「訴訟しても敗訴って、そこまでですか…!」
キース 「本山を離脱するというなら、なんとか出来るが…」

そうなった場合は、檀家さんもついて来ないよな、と。

キース 「本山から離れてしまった寺だと、デメリットしか…」
ブルー 「無いんだよねえ、観光寺院なら別なんだけどさ」

拝観料で食べていけるから、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「でも、檀家さんからのお布施で暮らしているお寺は…」
キース 「本山離脱となってしまったら、檀家さんだって困る」

本山絡みの全ての行事が出来ないからな、と副住職の溜息。

キース 「援助も来ないし、第一、住職が働けないなら…」
シロエ 「お寺の行事は出来ないですね?」
ブルー 「そういうこと。だから退去になるんだよ」

たとえ本山の助けがあっても、行事が出来ないお寺はアウト、と。

ブルー 「新しい住職が入るとなったら、前の住人はさ…」
キース 「出て行くしかないということだ。家族も含めて」

見舞い金くらいは出るんだろうが…、という話。

キース 「だが、そこまでだ。後の面倒は見て貰えない」
スウェナ「家族ごと路頭に迷うわけなの?」
キース 「酷なようだが、それが坊主の世界の決まりだ」

そして国からの救済も無い、とトドメの一言。

キース 「国民としてなら、こう、色々と…」
ブルー 「助けて貰えはするんだけどね…」

それ以上のことは何も無いね、と銀青様も。

ブルー 「最低限度の生活の保障、たったそれだけ!」
一同  「「「うわー…」」」

なんという酷い世界なのだ、と一同、愕然。

シロエ 「坊主丸儲けじゃなかったんですか?」
キース 「順風満帆の場合だけだな」
ブルー 「脆いものだよ、世間一般の坊主の立場というヤツは」

ついでに定年退職も無い、と言ってますけど。
無さそうですね…?


2018/05/09 (Wed)

 

☆退職金も出ません


下手なブラック企業より酷い、お坊さんの世界の厳しすぎる現実。
住職が働けなくなってしまったら、家族ごとお寺を追放処分で…。

シロエ 「あのですね…。定年退職が無いなら、退職金は…?」
スウェナ「出して貰えるのかしら、退職していなくても…?」
ブルー 「そこは常識で考えたまえ。退職金は、何故出るのか」

どういう時に貰えるんだい、という質問。

スウェナ「会社を退職した時よね? 定年退職なら、定年で」
シロエ 「そうでない時でも貰えますよね、退職金?」

リストラでも貰えるんですから、とシロエ君。

シロエ 「早期退職に応じた場合は、多めに出ると聞きますが…」
サム  「そうらしいよな、それがリストラの飴と鞭でよ…」
ジョミー「解雇された時は駄目なんだっけ?」
ブルー 「そっちは事情によりけりだね。解雇の理由次第かな」

貰える時もあれば、一銭も出ない時だって…、と。

ブルー 「犯罪者だとか、会社に凄い迷惑をかけた時とか…」
キース 「貰えないケースも山とあるんだが、坊主の場合は…」

定年退職が無いからな…、と副住職。

キース 「死ぬまで住職だった場合は、出るわけがない」
シロエ 「思いっ切り年を取ってても…ですか?」
キース 「退職自体していないのに、貰えるわけがないだろう!」

それで貰おうと思う方がおかしい、とキッパリと。

キース 「ビタ一文も貰えはしないな、死んで退職では」
一同  「「「うーん…」」」

死んだら確かに退職ですけど、本人が死んでいるという事態。

シロエ 「だったら、お坊さんの世界に退職金は無いんですか?」
ブルー 「それも場合によるかな、うん」

お寺から給料が出るわけだから…、と銀青様。

ブルー 「住職の座を退いた時には、貰えることも…」
キース 「金銭に余裕がある寺でないと、まず出ないがな」
シロエ 「退職金さえ、出ない場合があるんですね…?」

必死にお寺の仕事をしても…、とシロエ君、絶句。
ブラックすぎですよね?


2018/05/10 (Thu)

 

☆見舞金だけです


ブラック企業より酷い感じな、お坊さんの世界の現実というヤツ。
住職が働けなくなってしまったら家族ごと追放、かてて加えて…。

シロエ 「退職金も危ういんだったら、追放される時もですか?」
スウェナ「それが気になるわね、働けなくなって退職だものね…」

だからこそお寺を追放されてしまうんでしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「そういう時には、いくらなんでも出るんでしょう?」
ブルー 「…ケースによるけど、基本は見舞金かな…」
シロエ 「出ないんですか、退職金!?」
キース 「しっかり働いていた住職で、収入も安定していたら…」

事情は違ってくるんだが…、と副住職の苦い顔。

キース 「ギリギリで回していたような寺は、まずアウトだな」
ジョミー「…ギリギリって?」
キース 「暮らしていくのが精一杯、といった感じで…」

住職が副業をしないと駄目な寺だと完全にアウト、と。

シロエ 「副業って…。幼稚園とか宿坊じゃないですよね?」
マツカ 「そっちの方だと、収入は安定する筈ですよ」
キース 「ああ。寺とは全く関係のない仕事だな」

会社員とか、そんな感じで…、と副住職の説明。

キース 「寺の赤字を自分の給料で埋めるってヤツだ」
シロエ 「そこまでやって頑張っていても、追放ですか…?」
スウェナ「見舞金だけで追い出されるの…?」

住む家も他に無いんでしょ、とスウェナちゃん、オロオロ。

スウェナ「他に家があるくらいだったら、お金に余裕も…」
シロエ 「充分にあるってことですよね…」
ジョミー「そんな人でも、退職金ゼロ? でもって、追放…?」
キース 「厳しいようだが、坊主の世界では常識だ」

住職は倒れられないのだ、と副住職。

キース 「代わりの坊主は、掃いて捨てるほどいるからな!」
シロエ 「訴訟しても負けるって言いましたよね?」
キース 「本人も承知の上だしな」
一同  「「「うわー…」」」

承知してても、あんまりな…、と誰もが呆然。
ブラックすぎでは…?


2018/05/11 (Fri) 

 

☆例外は無いです


ブラック企業も真っ青かもしれない、お坊さんの厳しすぎる世界。
住職が働けなくなった場合は家族ごと追放、退職金も出ないとか。

シロエ 「本人は承知の上って言っても…。でもですね…」
スウェナ「まさか自分がそうなるだなんて、思わないでしょ?」
マツカ 「自分に限って大丈夫だと考えるのが、人間ですしね…」

それでもルールは絶対ですか、と御曹司の問い。

マツカ 「裁判をしたら負けると言っても、温情判決とか…」
キース 「それだけは無い! それをやったら制度が崩れる」

本山の運営が根幹から揺らぐことになるしな…、と副住職。

キース 「例外は認められんのだ。覚悟して坊主になるわけで…」
ブルー 「宗派によっては、修行でコケたら死ねっていうのも…」
一同  「「「ええっ!?」」」

なんだそれは、と一同、仰天。

ジョミー「ちょ、ちょっと…! なんで死ななきゃダメなわけ?」
ブルー 「最初に誓いを立てるからだよ、死ぬ気でやります、と」
サム  「まさか、俺たちの宗派じゃねえよな…?」

だったら俺も考えないと…、と僧籍な人。

サム  「そんな決まりがあるんだったら、冗談じゃねえよ」
ジョミー「いくらサムでも、お坊さんの修行を捨てるよね?」
サム  「当然じゃねえか、命あっての物種だしよ…」

破門でいいぜ、と言ってますけど。

ブルー 「安心したまえ、恵須出井寺のヤツだから」
シロエ 「あれっ? 会長、そこでも修行をしてたんですよね?」
ジョミー「生きてるってことは、修行を無事に終えたんだよね?」

途中でコケたら死ななきゃ駄目なら…、とジョミー君。

ジョミー「どうせサイオンで誤魔化したんだろうけど…」
ブルー 「違うよ、その修行、ぼくは志願してない」
キース 「何年もかかる厳しい修行でな…。志願者だけだ」
ブルー 「志願したら最後、やり遂げるか死ぬかの二択なんだよ」
一同  「「「二択…」」」

どんな二択だ、と唖然呆然の御一同様。
強烈すぎませんか…?


2018/05/12 (Sat)

 

☆強烈すぎる二択


ブラック企業も裸足で逃げだしそうな、お坊さんの世界なるもの。
修行の途中でコケた場合は、死ぬしかないという宗派もあるとか。

シロエ 「やり遂げるか、死ぬかの二択…なんですか?」
スウェナ「つまり死ぬまでやれってことよね、過労死しても?」
キース 「いや、それ以上に厳しいんだが…。あそこのヤツは」
ブルー 「修行を投げ出すことは許されないからね…」

志願したら最後、やり遂げるか、死ぬかの二択なのだ、と銀青様。

ブルー 「もちろん過労死や病死もあるけど、それよりキツイよ」
キース 「逃げることは出来んし、逃げ道は死ぬことだけなんだ」
一同  「「「へ???」」」
ブルー 「逃げたかったら死ねってことだよ、自分でね」

それ以外に逃げる道は無いのだ、と語られる恐ろしい話。

ブルー 「修行に入ると決めた人は、短剣を貰うんだよ」
一同  「「「短剣?」」」
ブルー 「そう。それを使うのは、自殺する時!」

それで死ぬように渡されるのが短剣だとか。

ブルー 「首を吊ってもいいんだろうけど、とにかく、死ねと!」
シロエ 「そ、そんな…。脱走は許されないんですか?」
キース 「一応、命がかかっているしな、出来ないことは…」
ブルー 「無いと思うけど、お寺には二度と戻れないよね」

他の宗派にも移れないよ、とキッパリと。

ブルー 「指名手配犯みたいなものかな、ブラックリストで」
一同  「「「うーん…」」」

流石に厳しすぎないか、と誰もが思う究極の二択。

シロエ 「そこまでやって、やり遂げたら御褒美あるんですか?」
キース 「生き仏だと崇められるし、メリットはある」

修行自体も厳しいからな、と副住職。

キース 「毎日とんでもない距離を歩くのが修行で、だ…」
ブルー 「それを何年間も続けて、トドメが断食」
一同  「「「断食?」」」
ブルー 「不眠不休で九日間ほど」
一同  「「「九日間…」」」

それは普通に死ぬのでは、と一同、仰天。
死にそうですよね…?


2018/05/13 (Sun)  

 

☆過酷すぎる修行


ブラック企業も及ばないくらい、過酷すぎるのがお坊さんの世界。
やり遂げるか死ぬかの二択しかない、厳しい修行もあるそうで…。

シロエ 「あ、あのぅ…。断食な上に不眠不休で九日間ですか?」
スウェナ「不眠不休だけでも過労死しそうよ、なのに断食…?」
キース 「そういう決まりになっているからな、昔から」
ブルー 「不眠不休の間は、護摩を焚くんだよ。お堂の中で」

不動明王様の御真言を唱えながらね…、と銀青様。

ブルー 「お堂の中から出てもいいのは、水を汲む時だけ!」
ジョミー「それって、飲み水?」
ブルー 「違うね、不動明王様にお供えする水だってば」

それ以外の時間はずっと座って、延々と護摩を焚くのだとか。

シロエ 「なんだか普通に死にそうですけど! 三日くらいで!」
マツカ 「ですよね、護摩を焚くとなったら暑いですし…」
スウェナ「おまけに真言を唱えるんでしょ、消耗するわよ」

なのに不眠不休で断食だなんて…、とスウェナちゃん、ガクブル。

スウェナ「それで九日間も持つものなの…?」
ブルー 「途中から死臭が漂うらしいよ、生きているけど」
一同  「「「へ?」」」
ブルー 「水を汲みに行く時、外に出るから分かるんだよね…」

修行を見届けている人が感じる匂い、というのが死臭。

シロエ 「まだ生きてるのに死臭がするって、怖いんですけど!」
ブルー 「でも実際に、証言が幾つもあるからねえ…」
キース 「生き葬式と呼ばれているんだ、その堂入りは」

生きながら死んでいくわけだから…、と副住職。

キース 「修行の中でも一番キツイが、それを終えたら…」
ブルー 「生き仏だと崇められる段階!」

触れるだけでも御利益がある、と信者さんがつくらしく…。

ブルー 「命がけでやる価値はあるかな、うん」
シロエ 「でもですね…。途中で死んだら…」
キース 「元からそういう修行だろうが!」

やり遂げられなかったら死ねというヤツ、と言ってますけど。
生き葬式ですか…。


2018/05/14 (Mon)

 

☆労災じゃないです


ブラック企業も真っ青なほどに、激しすぎるのがお坊さんの世界。
家族ごとお寺を追放どころか、生き葬式な修行もあるという怖さ。

シロエ 「元からそういう修行でも、ですね…。酷すぎですよ」
スウェナ「生き葬式だなんて、即身成仏と何処が違うのよ!」

あっちは死ぬのが目的だけど…、とスウェナちゃんの指摘。

スウェナ「途中で死んだら変わらないじゃないの、その修行!」
シロエ 「そうですね…。即身成仏も、途中で失敗した人は…」
マツカ 「いた筈ですよ、全員が達成したわけじゃなくて」

修行の途中で死んだケースがあった筈で…、と御曹司。

マツカ 「あっちの修行も、半端なかったそうですから」
ブルー 「まあね…。五穀断ちとかをしながら、漆を飲んでさ…」
キース 「日々の修行も欠かさないから、死んでしまうことも…」

珍しくなかったと聞くが…、と副住職も。

キース 「生き葬式の方は、そこまでは酷くないんだが…」
ブルー 「漆を飲めとは言われないしね、それにゴールも…」

死ぬことじゃないし、と生徒会長、いえ、伝説の高僧、銀青様。

ブルー 「無事に修行を達成してこそ、生き仏だしね」
スウェナ「だけど死臭がするんでしょ? 死にそうじゃない!」
キース 「確かにギリギリの所らしいが…」

修行をしている本人は全て承知だから…、と言われましても。

シロエ 「昨今、過労死が問題ですけど、ブラック企業でも…」
サム  「死ぬ気でやれと言われはしてもよ、マジで死ねとは…」

言わねえよなあ…、とサム君が振っている首。

サム  「仕事で死んだら労災だけどよ、修行は労災扱いかよ?」
キース 「違うと思うが?」

あくまで本人の意向だからな、とキッパリと。

キース 「自分で志願して始めた以上は、労災も何も…」
ブルー 「第一、修行に保険は無いから!」
キース 「死んでも何の補償も無いな」
一同  「「「うわー…」」」

保険金さえ出ない世界か、と一同、ドン引き。
ブラックすぎ…。


2018/05/15 (Tue)









 

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